病気に罹った及び痩せ細った動物用に違法な屠殺場が方々に立つ
2016年06月13日付 The daily Jang紙

公認のスタンプが押されて肉が販売
当局はサハーラ屠殺場の公認スタンプと偽スタンプの見分けもつかず、住宅地域にも悪臭が漂い始めた

ラーワルピンディー(本紙記者):―県当局と公営屠殺場高官との結託によりラーワルピンディー市内の至る所で違法な屠殺場が立ち、そこでは、病気であるか、痩せ細った動物が屠殺され、公営屠殺場当局との結託により公認スタンプが押された上販売され、食肉として市民の口に入っている。ラーワルピンディーのサハーラ屠殺場か、ラッター通りにある公営屠殺場で動物の屠殺を依頼する代わりに、ラーワルピンディーの肉屋たちは病気及び痩せ細った動物を自ら屠殺するためにラーワルピンディーの至る所に屠殺場を設けている。ドーク・ナッジョー橋からピール・ビダーイー橋まで、ライー川の両岸に数十の屠殺場が林立しており、そこからラーワルピンディー全域に食肉が供給されている。同様にアスガル・モールからホーリー・ファミリー通りに至る区間に加えて、グワールマンディー、サル・サイヤド・チョーク、アーリヤ・モハッラで肉屋たちが私設屠殺場を設けている。のみならず多数の地域で肉屋は自身の店舗の中に屠殺場を設けている。このため市民の暮らしは耐え難いものとなっているが、当局は見て見ぬふり、サハーラ屠殺場の公認のスタンプと偽のスタンプの見分けさえつかないかのご様子である。同様にサーディカーバードを流れる川の周辺の多くの家々には屠殺場が設けられ、屠殺された動物のくず一切合切がこの川に捨てられている。ドーク・ラッターとガンジマンディーでも違法な屠殺場はゴミをまき散らすのに余念がない有様である。ラーワルピンディー市民はラーワルピンディー管区行政長官アズマト・マフマド氏とラーワルピンディー県行政長官タラート・マフマド・ゴーンダル氏に、住宅地域に悪臭をまき散らしている人々に対して厳しい措置を取るよう、また動物の屑をライー川に捨てている連中を厳罰に処すよう訴えている。雨季近し、ところがライー川両岸では彼らはせっせと稼業を続けている。

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(翻訳者:渡邊すず花)
(記事ID:557)