トルハム国境検問所付近でパーキスターン・アフガーニスターン両軍小競り合い パーキスターン軍兵士1名負傷
2016年06月13日付 The daily Jang紙
パーキスターン軍も存分に応戦、アフガーニスターン軍の銃声は鳴り止んだ──ISPRの発表、アフガーニスターン政府は一刻も早く事件の調査を──首相官邸
イスラーマーバード(本紙):-トルハム国境検問所付近でのアフガーニスターン軍のいわれのない発砲でパーキスターンの兵士の1名が負傷し、パーキスターン軍も存分に応戦。ISPR(三軍統合広報部)によればパーキスターン・アフガーニスターン国境トルハム国境検問所付近でアフガーニスターン軍がいわれのない発砲を行った。この事件でパーキスターン軍兵士1名が負傷した。ISPRによれば、パーキスターン軍も存分に応戦を行ない、その後アフガーニスターン軍の銃声は鳴り止んだという。ちなみにトルハム国境検問所はパーキスターン・アフガーニスターン間の越境のために最もよく使われており、昨今多数のテロリストたちがトルハム国境検問所を通過した。テロリストの越境を阻止するためにパーキスターンは自国側にゲートを建設中である。その目的は不要あるいは違法な国境横断を食い止めることである。さて、パーキスターン政府はパーキスターン・アフガーニスターン国境付近でのパーキスターン軍の兵士たちの安全性について深い懸念を表明した。首相官邸スポークスマンは曰く、「一刻も早くアフガーニスターン政府が事件の調査に乗り出すであろうと見込まれます。いわれのない攻撃はパーキスターン・アフガーニスターン関係にはプラスにはなりません。」と。
原文をPDFファイルで見る
(翻訳者:高塚恵)
(記事ID:559)