預言者生誕祭にあたり市内で行列の数々、21発の祝砲
2016年12月14日付 The daily Jang紙

ボーイスカウト、シヴィル・ディフェンスや他のボランティアたちの行進、サルワリー・ジャマートもラリー(=行進)

ラホール(本紙記者、普通記者):-預言者生誕祭にあたり他の地域に劣らずこのパンジャーブ州都(=ラホール)においても多彩な行列やラリーが繰り出された。ラホール駅からは「預言者生誕祭式典中央委員会」の主催により主役の大行列が繰り出された。オープニングは同行列の創始者であるアルハージ・マリク・アーフターブ・ラッバーニー氏とビラール・ヤーシン・パンジャーブ州大臣が共同で行い、指揮は元判事のムニール・ムガル博士、国旗の掲揚はアーザード・カシュミールの大臣、ナースィル・ダール氏が執り行った。特別ゲストはグラーム・ムヒーウッディーン・ディーワーンその他の指導者の面々であった。式典は暁の礼拝の後、国家安泰と国民団結の祈りと101発の祝砲で始まった。ラホール・ガレージョン(=ラホール新市街軍管区の一画)では21発の祝砲が発射された。
沿道は色とりどりの小旗やイルミネーションで飾られた。行列に先立ちラホール駅で大きな開幕式が開催され、そこではコウミー・ラザーカール、シヴィル・ディフェンス、鉄道及び他の学校のボーイスカウト、レスキュー1122(=パキスタンの緊急救助隊)の救急車、警察、刑務所の楽隊、レイバー・ディフェンス・フォース、また全土から駆けつけてきたスポーツ選手が「アッラー・フー」の掛け声に合わせて素晴らしい行進を披露した。シヴィル・ディフェンスのボランティアたちはカーリー・シェール・アーラムの指揮の下特別ゲストに対し栄誉礼を捧げた。この際に7日に亘る「預言者生誕祭スポーツ・フェスティバル」で行われる綱引き、ボクシング、ウェイト・リフティングや柔道や空手の演武も披露された。アター・バットの音頭でジャーヴェード・バットの体の上を重量のある車を通過させる芸が披露されたり、パキスタンの塔の足下では預言者生誕祭にちなむパフォーマンスが繰り広げられた。
その後、何千人もで膨れ上がった行列は、駅を出るとチョーク・オーストラリア経由で、ブランドレス・ロード、チョーク・アッダー・クラウン・バス、ヒル・ロード、ガワールマンディー、メイヨー病院、バーンサーンワーラー・バーザールというコースを辿り、サーキュラー・ロード(=環状道路)に出るやシャー・アーラミー・チョーク、アフバール・マーケット、アナールカリーそしてローハーリー、モーリー、バーティーの各ゲート前を抜けて、終着点はダーター・ガンジ・バフシュ廟であった。そこでは同廟の監督官が指導者たちの頭にターバン結びの儀を執り行った。行列にはラクダ乗り、騎乗者、預言者への頌詩詠みたち、飾られたトラック、トローリー、牛車が随行した。沿道100か所に歓迎のステージ、無料のミルクやチャーエの置き場が設けられ、各所でランガル(=宗教的な無料の食事)が配られた。
サルワリー・ジャマートの主催で「預言者生誕ラリー(=行進)」が起ち上げられた。指揮したのはサルワリー派一統の精神的指導者サヒー・スルターン・バーバー・ジャーニー・サルカールであった。同ラリーの参加者たちはサダル・ゴール・チャッカルに所在するサルワリー・ジャマーアトの廟から朝10時に出発した。サダル・バザール、ムガルプーラ・チョーク、シャーリーマール・リンクロード、チョーク・シャーリーマール、バーグバーンプーラ、シングプーラを経て、ガリー・シャーフー経由で在シムラ・パハーリー・ラホール記者クラブに到着した。マールロードのチャーリング・クロスでバーバー・ジャーニー・サルカールは締めの祈りの導師を務めた。

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(翻訳者:高塚恵)
(記事ID:611)