北欧の大使ら、ロビンギャの状況調査でコックスバジャル訪問
2017年01月24日付 Prothom Alo紙
(1月17日付)ミャンマーのラカイン州から、新たにバングラデシュへやって来たロビンギャの人々の状況に関して調査をしに、ダカ駐在の北欧諸国の大使らがコックスバジャルを訪れた。昨日月曜日、大使らはこの問題についてコックスバジャル県のモハンマド・アリー・ホセイン知事と話し合った。
在ダカのスウェーデン大使館とダカ駐在のマイケル・ウィンター・デンマーク大使がツイッターへの投稿でこのことを明らかにした。この日コックスバジャルを訪れた代表団には、デンマーク大使の他に、スウェーデンのヨハン・フリーゼル大使、ノルウエーのシセル・グリケン大使も加わっていた。ロビンギャの人々は大使らに、ラカインで受けた弾圧や迫害について語ったと伝えられた。
一方、国連人道問題調整事務所(OCHA)はきのう、昨年の8月から今年1月12日までにミャンマーのラカイン州から6万6千人のロビンギャの人々がバングラデシュへ入国して来たことをツイッターで明らかにした。治安維持部隊による迫害により、逃亡を余儀なくされたということだ。バングラデシュ以外の他の地域に難を逃れた人も多いという。
今週木曜日には、マレーシアのクアラルンプールで、ロビンギャの状況について話し合うため、イスラム協力機構(OIC)の特別外相会議が開かれる。会議終了後にはOI諸国により共同声明が出される見通しだ。この会議にはモハンマド・シャハリアル・アラム外務副大臣がバングラデシュ代表として参加することになっている。
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(翻訳者:鈴木タリタ)
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