アフガニスタン和平、互いに争い合うグループを話し合いの席に着かせよう──パキスタンと中国が一致
2017年06月25日付 The daily Jang紙

中国外相と外交顧問の間で代表団レベルの会談。アフガニスタン和平は地域全体にとって必要不可欠です──中国

イスラマバード(本紙):-パキスタンと中国はアフガニスタンにおける和平の樹立、対話の回復そして互いに争い合うグループを対話の席に着かせるための取り組みに一層の拍車をかけることで一致した。土曜日に当地イスラマバードで中国の王毅外相とサルタージ・アズィーズ外交顧問の間で使節団レベルの会談が行われた。その中で両国はアフガニスタンでの和平の樹立、対話の回復そして互いに争い合うグループを対話の席につかせるための取り組みに一層の拍車を掛けることで一致した。パキスタン外務局筋によれば、中国外相と共に9人のメンバーからなる使節団が会談に参加し、その中には孫衛東駐パキスタン中国大使そして鄧……*アフガニスタン担当特別代表等の顔ぶれが見られる一方、パキスタン側からはタヘミーナ・ジャンジューア外務省事務次官、マンスール・アフマド・ハーン・アフガニスタン・イラン・トルコ課長が参加した。中国外相はこう述べた。「中国はアフガニスタンの民衆主導の和平プロセスを支持します。4カ国調整グループ(QCG=Quadrilateral Coordination Group of Afghanistan)の各国(訳注:すなわち、アフガニスタン、パキスタン、中国、アメリカ)も和平の樹立を支持しています。アフガニスタンにおける和平は、地域全体の和平のために必要不可欠です。」と。サルタージ・アズィーズ氏は「アフガニスタン問題の解決は対話の席においてこそ、解決策を見出すことができます。」と述べた。同筋によると、会見においてはアフガニスタンでの和平樹立に対して4カ国調整グループ内でアメリカが自身の役割を果たすことを放棄した後の状況についても意見交換がなされた。会見では共通の関心事及び地域全体の状況についても意見交換がなされた。これより先、王毅外相は2日間のパキスタン訪問の予定でイスラマバードに到着したが、ヌール・ハーン空軍基地にてパンジャーブ州首相がこの賓客を出迎え、彼に花束を捧げた。中国外相は今回の訪問の間に、参謀総長カマル・ジャーヴェード・バージュワ将軍や他の政府高官たちとも会見の予定である。

*訳注:不詳

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(翻訳者:森田ひなの)
(記事ID:647)