ハズラト・ダーター・ガンジ・バクシュ廟のウルスが閉幕、国家安泰の感動的な祈願
2017年11月11日付 The daily Jang紙

ウルスの三日間参詣者たちは覆いを廟にお供えする列は絶えることがなかった、ナアト(=預言者を讃える頌詩)朗読とサマー(=カッワーリー)の数々の宴

ラホール(ジャング特派員、事件記者により):-ハズラト・ダーター・ガンジ・バクシュ廟の三日間に亘るウルス(=命日祭)の催しは幕を閉じた。昨夜国家安泰とイスラーム・ウンマ(=共同体)の成功を願う感動的な祈願がなされた。三日間続いたウルスの催しに参加するため、国内はおろか国外からも大勢の信者が詰めかけた。サイヤド・ザイーム・フセイン・カードリー・パンジャーブ州オウカーフ相、アウカーフ及び宗教問題担当局長官ターヒル・ラザー・ブハーリー博士、廟の世話人ヌール・ムハンマド・アーワーン博士がウルスの開始を行った。ウルスの三日間、何十何百万人もの参詣者や信奉者が廟に参拝し、ファーティハ・ハーニー(=冥福祈願)を行った。パキスタン全土から太鼓のリズムに歩調を合わせて美しく装飾された覆いを廟に供える信者の列は絶えることなく続いた。廟の地下に設けられたサマー・ホールでは三日間我が国の名高いカッワールたちが美声を響かせた。ナアト詠みらも預言者に崇敬の思いを捧げた。ダーター・ダルバール・モスク(=同廟併設モスク)では崇高なるウラマーとコーラン読誦者らが三日間参詣者を魅了し続けた。参詣者のあまりの多さのために、廟から遠く離れた様々な建物や敷地に駐車場が設けられ、参詣者はそこから徒歩で廟まで向かった。サビール(=ミルク無料配給所)のオープニングの後、三日間昼夜問わず24時間参詣に訪れた老若男女は列をなしてサビールからミルクに与った。ハズラト・ダーター・ガンジ・バクシュの廟及び併設モスクは美しいイルミネーションで飾られた。ウルスは閉幕したが、参詣者の廟への参拝とお下がりの貧者への分配は引き続き何日先までも絶えることはなかろう。

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(翻訳者:加藤菜瑠)
(記事ID:705)