霧で列車遅延
2018年01月12日付 Prothom Alo紙


厚い霧の影響で鉄道の運行に乱れが生じている。大半の列車が1時間から3時間の遅れで出発している。北部では出発時間にさらに遅れが出ている。
 きょう1月12日金曜日午前9時には、(北部の)ロングプル行き急行列車がダカのコムラプル中央駅を発車するはずだったが、鉄道当局によると、その列車がロングプルからダカに到着するのが午後1時頃の見込みで、出発までにはさらに30分ほどかかるために、結局ロングプル・エクスプレスの発車時刻は1時半ごろになる見込みとのことだ。
 (西部の)ラジシャヒに向かうドゥムケトゥ(彗星)・エクスプレスは、朝6時に折り返し列車がダカを出発するはずだったが、10時半の時点でその列車はまだダカに到着していなかった。
 また、コムラプル駅午前10時発予定の(北部の)ディナジプル行きエコタ(統一)・エクスプレスは、駅の掲示板では11時10分出発に変更となっており、ニルファマリのチラハティ行きニルシャゴル(青い海)・エクスプレスの場合は午前8時ダカ発のはずが、10時半になってもコムラプルに到着しておらず、鉄道当局も出発見込み時間についてはわからないとのことだった。
 コムラプル駅のシタンシュ・チョクロボルティ駅長は、濃い霧が鉄道ダイヤのこうした乱れの原因となっていると語った。同駅長によると、大半の列車が1時間から3時間遅れで出発しているとのことだ。霧が原因で事故がことを防止するために各列車はスピードを落として走行しており、霧が晴れればダイヤの遅れは大分軽減されるだろうとチョクロボルティ駅長は見ている。
 ラジシャヒに向かうドゥムケトゥ・エクスプレスを待っていた、民間企業勤務のオバエドゥル・ゴニさんは、6時発の列車に乗るために子どもと奥さんを連れて早朝5時頃にコムラプル駅にやってきてずっと待ち続けており、冬の寒い時期にかなりつらい思いをしていると語っていた。
 ロングプル行きの列車を待っていたゴラム・ラッバニさんは、同じ列車でここ2週間、3度にわたってダカとロングプル間を往復している。列車の出発時間が毎回4時間から5時間遅れていることを、当局者に自覚してもらいたいとラッバニさんは訴えていた。

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(翻訳者:牧野未来)
(記事ID:721)