2300本の木が伐採される
2018年01月06日付 Prothom Alo紙


(西部の都市)ジョショルと(インドとの国境の町)ベナポルを結ぶ主要国道の整備のために、道路の両側にある2300本の木が伐採されることが決まった。今日土曜日(1月6日)、ジョショル県行政長官(県知事にあたるが、中央政府から任命される)事務所の会議室で実施された意見交換会でこのことが決まった。意見交換会ではジョショル県行政長官のモハンマド・アシュラフ・ウディン氏が議長を務め、カジ・ナビル・アハメッド、シェーク・アフィル・ウディン、モニルル・イスラムの3国会議員、道路運輸・幹線道路庁のベラエト・ホセン、アブドゥル・マレク両次官補、地方行政局クルナ事務所のホセン・アリ・コンドカル所長、ジョショル県議会のサイフッザマン議長、ジョショル県アワミ連盟のショヒドゥル・イスラム議長、ジョショル県プレスクラブのジャヒド・ハサン委員長、ジョショル県行政長官補(総務)のホサイン・ショオコト氏、同県行政官補マムヌッジャマン氏、道路・幹線道庁ジョショル事務所のジャハンギル・アロム技師長らが出席した。
会議の後で道路・幹線道庁ジョショル事務所のジャハンギル・アラム技師長は、ジョショルとベナポル間の幹線道路を相応しい広さに拡張するため、道路の両側にある2300本の木を伐採することが決まったと述べた。会議の全出席者が発展のために伐採を行い、道路を拡張することに賛成したという。その結果、木を切ることが本決まりとなった。
ベナポル国境で業務を行っている各団体からはこれまで長い間にわたって、この幹線道路の4レーン化への要望が寄せられているが、それが決まったわけではない。32億8千万タカ(43億3千万円)を投じて行われるこの建設工事では、ジョショル市のドラタナ交差点からベナポル国境まで32キロの道路が整備される。計画では道路幅は24フィート(7.3メートル)に拡大され、さらに道路両側の木を伐採することでそれぞれ5フィート、計10フィート(3.3メートル)広がる。
この点についてジャハンギル・アラム技師長は、この部分を4レーンにする決定は一度も行われたことはなく、今もそうしたことが決まったわけではないと述べた。ではなぜ気を伐採する必要があるかとの問いに対しジャハンギル・アラム技師長は「「計画実施のために伐採が必要なのだ。もともと道路整備がきまった時点で、木を切って道路を拡張することが決まっていた。しかし各方面からの要求により、木を残したままで道路が拡張されることになっていた」と答えた。その後道路・幹線道庁が異議を唱えたことで、今回伐採して道路を拡張することになったのだという。
意見交換会では、この幹線道整備のための入札手続きはすでに進められていて、工事は近々に始まる見通しであることが報告された。しかし現在道路の両側には新旧様々な木が植わっており、それらの木をそのままにしての4レーン化は不可能であるため、伐採が決まったという。
意見交換会の関係者によると、政府高官ら会議出席者たちから木の伐採に関しての反対はなかったという。また、工事完成後、道路の両側に新たに木を植えることも決まったという。その際には、道路を害することがないような木が選ばれることになる。

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(翻訳者:酒井美和)
(記事ID:727)