賄賂の金をポケットに入れた途端逮捕された鉄道技術者
2018年07月04日付 Prothom Alo紙


モウロビバジャル県のクラウラで、部下の従業員から賄賂を受け取った容疑で、エルファヌル・ロホマン(55)という鉄道技術者が逮捕された。

昨日火曜日(7月3日)の夜、クラウラ・ジョンション駅でエルファヌル・ロホマンは賄賂のお金と共にすぐさま汚職撲滅委員会(ドゥドク)の手によって逮捕された。この件でドゥドクはクラウラ鉄道警察署(GRP)に起訴した。その後エルファヌルは鉄道警察に引き渡された。

エルファヌルは国営鉄道のクラウラ区の上級準技術者で、ブランモンバリヤのアシュゴンジュ郡のナオガト地区の生まれである。

ドゥドクと鉄道警察関係者から得た情報によると、起訴状にはクラウラ区の技術部門所属の保線作業員、アブル・ホセンは体調不良のために先月エルファヌルに2ヶ月の休暇を申し出たことが述べられている。エルファヌルは2ヶ月の休暇を与える代わりに1万2千タカ(15,700円)の賄賂を要求した。アブルは6月に1万タカをエルファヌルに渡した。エルファヌルはさらに2千タカを要求した。その後アブルはこの件に関してドゥドクに相談した。昨夜9時頃、クラウラ駅の駅長室でアブルから7月分の賄賂として1万タカをエルファヌルは受け取って着ていたパンジャビ(シャツ)のポケットにしまった。その場にはホビゴンジュ県およびモウロビバジャル県を管轄するドゥドクの統合県事務所のモロエ・クマル・シャハ副所長に率いられた6人のチームが待機しており、ただちに賄賂とともにエルファヌルを拘束した。

モロエ・クマル・シャハ副所長によれば、エルファヌルがアブル・ホセンに賄賂を要求した件について、音声通話の複数の記録が残っている。

エルファヌルは夜になって鉄道警察に引き渡され、同夜のうちに起訴された。起訴者はドゥドクのホリゴンジュ・モウロビバジャル管轄県事務所のモハンマド・ヌルル・フダ準所長となっている。

クラウラ鉄道警察のアブドゥル・マレク署長(OC)は今日水曜日の朝にプロトムアロ紙に「エルファヌルに逮捕状を示したのち、モウロビバジャル裁判所に移送した」と述べた。

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(翻訳者:宗優樹)
(記事ID:751)