ランジート・シングの命日祭に参列するために284名のスィク教徒巡礼団がラホールに到着
2018年06月22日付 The daily Jang紙

インドとパキスタンの関係が改善されるよう、そしてビザの条件も撤廃あれ──スィク教徒巡礼団

ラホール (本紙特派員):-パンジャーブのスィク教徒の政治的英雄マハーラージャ・ランジート・スィングの命日祭の式典に参列するために、284名のスィク教徒巡礼団がラホールに到着した。疎開者信託財産委員会の主事であるムハンマド・ターリク・ワズィール氏、パキスタン・スィク教寺院運営委員会前委員長サルダール・ビシャン・シング氏、疎開者信託財産委員会副主事イムラーン・ゴーンダル氏、アーミル・フセイン・ハーシュミー氏、カリアーン・シング教授、ファズル・ラッビー氏、信託財産管理官アズハル・シャー氏、アティーク・ギーラーニー氏その他の高官たちが彼らを歓迎した。
ワーガー国境でムハンマド・ターリク・ワズィール同委員会主事は会話の中でこう言った、「インド高等弁務官事務所にはその存分な支援に感謝をしております。パキスタンはマイノリティーに手厚い国であります。私たちは巡礼団のもてなしを宗教的な義務と見做し、その務めを果たしております。これより先、ジョール・メーラーの式典のために訪れたシク教徒巡礼者はパキスタンにおいて受けた愛情や我々の手厚いもてなしに満足して帰途に就かれました。」と。
一行の団長のサルダール・バルヴィーンダル・シングは報道陣に対して「我々はインドとパキスタンの関係が改善されることを、またビザの条件が撤廃されることを願います。」と言い、また、副団長のサルダール・ジャグモーハン・シングは会話の中で、「両国は平和が樹立され、南アジア地域にも繁栄が招来されるような方針を打ち立てる必要があります。」と言った。
カールラー・ミッションのダルシャン・シング博士、サルダール・ヴィーナンダル・シング、サルダール・グルムク・シングは彼らの意見を表明しつつ、「パキスタン国土は我々にとって聖なる大地です。」と述べた。ターリク・ワズィール疎開者信託財産委員会主事が言うことには、マハーラージャ ランジート・シングの命日祭の中心的な式典は、6月29日、在ラホール・グルドワラー・デーラー・サーヒブで執り行われる予定であり、主賓はシャイフ・ムハンマド・ユースフ連邦宗教問題担当相、また、インドに加えて世界各地から訪れるシク教徒の他地元スィク教徒たち及びパキスタン・シク寺院運営委員会の幹部らが参列する予定とのことである。巡礼者団はワーガー国境から特別列車を使い、ハッサン・アブダールにあるグルドワラー・パンジャ・サーヒブに向かった。

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(翻訳者:宮ノ腰友希)
(記事ID:765)