イードに際し清掃業務に不備、ラホール旧市街は最悪の状況
2018年06月19日付 The daily Jang紙

後進地域ではインフラストラクチャーに大きな問題がある。作戦は存分に実施された──ラホール廃棄物管理会社(=LWMC)

ラホール(特別記者):-イードゥル・フィトゥルに際して、その3日間都市全域において清掃業務は不備を露呈した。ラホール旧市街、バンド・ロードやGTロードに面する沿道の地域を含めて市内の後進地域では清掃業務はひどいままであった。市内の大通りや高級住宅街を除いて後進地域では2日おきにごみが撤去された。
消息筋によると、ベーガムコートやシャフダラー、ラスール・パーク、ビラール・ガンジ、サーンダ、イスラームプラ、ガンダー・インジャン、バンド・ロードからラームガルにかけての地域、タウンシップの奥まった地域、ドーランワール、チュンギー・アマルスィッドゥー、ガリヤーン、バッティーコロニー他の地域ではごみは2日おきに撤去され、路地裏でも町内清掃システムは基準に届いていなかった。
消息筋によると、市内の主要な大通り、マール・ロードやキャナル・ロード、ジェイル・ロード、メイン・ブルヴァード、グルバルグ、フェーローズプル・ロードを含め主要な大通りについては清掃状態が良好であったが、後進地域ではそうではなかったということである。
この点で、LWMC幹部たちの言うことには、LWMCの管理職たちは総出でイードの3日間、街頭で清掃作業の監督にあたり、またラホール市長と共に市内各所で清掃作戦の陣頭指揮を執ったという。
LWMCの専門家たちはこう述べる。すなわち、後進地域ではインフラストラクチャーが大問題であり、下水道の状況が劣悪なため、多くの地域で汚水が地上で水たまりを作り、清掃作業は大きな悪影響を受けている。下水道の破損によって生まれた不衛生の責任はWASA(=水資源及び衛生庁)に掛けられるものだが、代わりにLWMCに掛けられてしまっている、と。
LWMCの確かな情報筋によると、ラマザーン月の最終日にこそ、ラホール全市のごみは一旦一掃された上、イードの3日間清掃作戦が存分に実施されたということである。

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(翻訳者:太田志穂)
(記事ID:768)