人気歌手アユブ・バッチュ死去
2018年10月18日付 Prothom Alo紙
人気のミュージシャン、アユブ・バッチュが今日木曜日午前(10月18日)亡くなった。
遺族によると、今朝アユブ・バッチュは自宅で心臓発作に襲われ、9時15分ごろダカのスクエア病院に搬送されたが、医師により死亡が確認された。
スクエア病院のミルジャ・ナジム医師はプロトムアロの取材に次のように語った。
「午前9時15分頃にアユブ・バッチュ氏は病院に搬送されてきたが、すでに死亡していた。心臓発作で亡くなったと言うのが当面の診断だ」
アユブ・バッチュの死去で、家族・親族、アーティスト仲間や同僚、熱心なファンは悲しみに包まれている。
バングラデシュの人気バンド、LRBのリーダーだったアユブ・バッチュは60年代に、チョットグラム(チッタゴン)の名門の家に生まれた。90年代からバンド活動を始め、およそ30年間にわたる音楽生活では、歌唱とともに卓越したギター演奏でファンを魅了した。ステージでバングラデシュきってのこの歌手兼音楽プロデューサーのギター演奏に魅せられなかった音楽ファンを探すのは困難である。
今年の8月16日は、バンド音楽のスター、アユブ・バッチュの最後の誕生日となった。その日、「今まで作ったことのないような歌を作りたいんだ。自分で詞を書き、曲を作り、歌いたいと思っている」と語っていた。
アユブ・バッチュはほとんどの場合、自作の曲を歌っていたが、他の作曲家による曲を歌うこともあった。
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(翻訳者:是松イサム)
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