パキスタンで15万を超える人々がAIDSの犠牲者となっている事実が発覚
2019年05月27日付 The daily Jang紙

AIDS専門家のチームは2日のうちにカラチに到着します。保険部門を全て海外の資金提供機関に委ねることはできません──国民保健担当特別補佐官
イスラマバード(ジャング特派員):- 国民保健担当の首相付特別補佐官、ザファル・ミルザー博士は次のように事実を公表した、「パキスタンでは163,000人の人々がHIVあるいはエイズに感染しています。登録者数は数千人に過ぎません。保健部門では早急に改革が着手される予定です。保健という重要な部門を全て海外の資金提供機関に委ねることなどできません。イムラーン・ハーン首相は今後2週間を目途に保健部門に関して大きな発表を致します。スィンド州でのHIV、AIDS拡大の原因を突き止めるために、世界保健機関(WHO)の10人の専門家から成るチームが2日のうちにカラチに到着します。数週間のうちにこの症例拡大の原因が突き止められるでしょう。」と。日曜日にザファル・ミルザー博士は記者会見でこう述べた、「エイズ・スクリーニング検査用キット5万セットとエイズ予防の薬品を追加で取り寄せています。国際的な専門家チームはスィンド州政府の保健相の助言により招きました。アズラー・ペーチョーホー・スィンド州保健相とは連絡を取り合っています。5月23日にはラールカーナーも訪ねました。スィンド州政府には薬品が提供されつつあるところです。スィンド州政府には長期的な計画策定の必要性があります。連邦政府は州政府への協力を続けます。安全性が確認されていない輸血はHIV拡大の大きな原因です。」と。同特別補佐官曰く、「ラットーデーローでのHIV陽性者数の増加は憂慮に値します。21,375人がスクリーニング検査を受けました。AIDS患者の内2歳から12歳の児童が537人含まれています。」と。曰く、「国内でHIV陽性者として登録されている患者数は25,000人です。しかしながら、実際の数はある推測によると163,000人です。」APPによると彼は次のように述べたという、「国内全域に存在する病院に自立性を与えることを含めてプライマリー・ヘルス・ケアの強化のために諸改革が導入されるところです。健康保険と政治の関係を断ち切ります。ラールカーナーでAIDSの症例拡大が顕在化した後、スィンド州政府は自身の余力に応じて措置を講じております。使用済みの注射器の[再出荷に向けて]再包装の事実に関する情報が入ってきています。これに対処するために重要な措置を講じましょう。注射器製造業者を集めた会合を招集しましょう。輸入注射器を規制するという観点でも措置を講じましょう。病院から使用済みの注射器を集め、再梱包するマフィアの存在も表面化しております。彼らに対して法を適用する必要があります。病院では院内感染を防ぐ如何なる措置も講じられていません。児童は注射が原因でこの症例に罹りました。今のところHIV、AIDS拡大の原因にまで辿り着いていません。我々の病院の感染予防システムは不完全です。」と。

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(翻訳者:岩田悠里)
(記事ID:818)