イムラーン・ハーン、ナレンドラ・モーディー両首相が共通の願い
2019年05月27日付 The daily Jang紙

両者の繁栄と信頼関係醸成、暴力とは無縁の環境実現への決意──イムラーン・ハーン首相のインド首相への電話
民衆、平和、進歩、繁栄のために共に力を合わせて働く必要がある──イムラーン・ハーン首相の下院総選挙の勝利でモーディー首相に祝辞。信頼関係の構築が必要である──モーディー首相
イスラマバード、ニューデリー(本紙、通信各社):-イムラーン・ハーン首相はナレンドラ・モーディー・インド首相に、電話で総選挙勝利の祝辞を捧げた。その際、イムラーン・ハーン、モーディー両首相からは地域の繁栄と信頼関係醸成、暴力のない環境実現の決意が表明された。イムラーン・ハーン首相が民衆、平和、進歩、繁栄のために共に力を合わせて働く必要があると述べると、これに対してモーディー首相は暴力とは無縁の環境と信頼関係の構築が必要であると答えた。パキスタン外務省の発表した声明によるとイムラーン・ハーン首相はナレンドラ・モーディー首相に総選挙勝利の祝辞を捧げた他に、地域の人々の福祉の為に共同で取り組もうという希望を表明した。イムラン・ハーン首相は地域の平和、繁栄、そして進歩に関する自身の考えと願いを繰り返しつつ、これらの目標を達成するためにインドと共に取り組む用意があると述べた。この電話で行われた会話についてインド外務省が発表した声明によると、新選出のナレンドラ・モーディー首相は南アジアにおける平和、繁栄、進歩の目標を達成するために信頼関係の構築とテロのない環境を実現する必要性を強調したという。ちなみに、このイムラーン・ハーン、モーディー両首相の間で最後に話し合いが持たれたのは2018年7月のことであり、この時モーディー首相はイムラーン・ハーン首相率いる政党、パキスタン正義運動の総選挙での勝利に対しての祝辞を捧げたのであった。ただ、インド側被占領カシュミールで起こったテロ攻撃で40人のインド兵が亡くなる事件の起きた本年2月には戦争の雲行きが生まれた。インドはこのテロ攻撃の責任をパキスタンに擦り付け、パキスタン領内への空からの攻撃を敢行したのであった。これに対してパキスタン空軍は存分の反撃を行い、インド空軍のミグ21バイソン戦闘機を撃墜し、パイロット1人も捕らえたのであった。

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(翻訳者:檜物樹)
(記事ID:820)