アフガニスタン和平協定の再開にパキスタンとターリバーンが意見の一致
2019年10月04日付 The daily Jang紙

ターリバーンを正式の外交儀礼によって遇することは国家間の外交的原則に違背することなり──アフガニスタン政府

戦争が如何なる問題の解決でもなく、話し合いこそがポジティブで、唯一の方法です──シャー・マへムード外務大臣、ターリバーンの首相との会見、参謀総長及び三軍統合情報局長官も臨席

イスラマバード/カーブル(通信各社):-パキスタンとターリバーンはアフガニスタンの和平協議の再開で意見が一致した。「戦争は如何なる問題の解決にもあらず。アフガニスタンにおける平和実現のために、話し合いこそがポジティブで、唯一の方法であるとパキスタンは心から理解しています。」とマフドゥーム・シャー・マへムード・クレイシー外務大臣は述べた。加えて、ターリバーン使節団は、参謀総長、カマル・ジャーヴェード・バージュワ将軍や三軍統合情報局長官、ファイズ・ハミード中将の臨席の下、イムラーン・ハーン首相とも会見した。一方、シッディーク・シッディーキー・アフガニスタン大統領府広報官は、ターリーバンは過激派組織の1つであり、彼らを歓待し、彼らを正式の外交儀礼によって遇することは国家間の外交的原則に違背していると述べた。
詳細によれば、パキスタンとアフガニスタン・ターリバーン双方の使節団によって協議が行われ、双方はアフガニスタン和平協議の早期再開の必要性で意見が一致したという。マフドゥーム・シャー・マへムード・クレイシー外務大臣は次のように述べた。「パキスタンはアフガニスタンの和平プロセスを成功に導くための調停役を誠意をもって果たし続けます。戦争が如何なる問題の解決でもなく、話し合いこそがポジティブで、唯一の方法であることをパキスタンは深く理解しております。またアフガニスタンの平和が地域全体の安定と平和のために不可欠です。双方が協議の早期再開に前向きとなることを望ます。そうすれば永続的な平和と安定の道の地ならしとなります。また、パキスタンとアフガニスタン間の友好関係は、宗教的、文化的、歴史的な基礎の上に確立されています。」と。

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(翻訳者:古屋さくら)
(記事ID:855)