アリーの日を厳かに開催。ラホールやカラチでメイン・パレードが閉幕
2020年05月16日付 The daily Jang紙

ラホール(特別事件記者 ザ・ニュース記者):-全土で、第四代正統カリフ、ハズラト・アリーの殉教の日(アリーの日)がラマザーン月21日金曜日、厳かに祝われた。ラホールやカラチではメイン・パレードの巡行が挙行された。ラホールでは山車を伴ったメイン・パレードが夜明け前にモーチー門を出発し、定番のルート、すなわち、モーチー門内域、チョウハッター・ムフティー・バーキル、コートワーリー・チョーク、ラング・マヘル、パーニーワーラー・ターラーブ、ティッビー・シティー、バーザーレ・ハキ―マーンを練り歩き、午後3時にカルバラー・ガーメー・シャーに到着して行程を終えた。
パンジャーブ州政府はアリーの日に際しあらゆる種類のパレードを禁じていた。ところが、未明に新しい命令書が出され、これを受けて、条件付きでパレードの許可が出された。夜明け時に前後して、デモ隊と警察の間で小競り合いが打ち続いた後、パンジャーブ州政府及びラホール県行政当局はメイン・パレードの禁止解除の方向に追い込まれた。こうしてパレードをムバーラク・ハヴェーリーから晴れて繰り出す許可が出された。金曜の朝モーチー門で女性や若者たちから成る複数のグループが投石を行い、ドルフィン隊(パンジャーブ州警察の精鋭治安部隊)の隊員を含めて、多数の警察官が負傷する一方、警察のこん棒攻撃によってデモ隊にも多数のケガ人が出た。ズルフィカール・ハイダル氏は述べた、「様々な宗教団体が過去1ヶ月間パレードの関連で政府と交渉してきました。そして政府は暫定的に新型コロナウィルス感染予防対策の履行を条件にパレードの許可を出すことに同意していたのです。」と。
カラチではアリーの日の絡みでは金曜の朝7時にニシュタル・パークで中心的マジュリス(=宗教集会)が開催され、一方メイン・パレードは8時にパーク・ハイダリー・スカウトとブー・トゥラーブ・スカウトに守られ、ニシュタル・パークを出て、伝統的なルートを練り歩いた後、カーラーダルのフサイニヤーン・イーラーニヤーン・イマーム・バールガーに到着して行程を終えた。

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(翻訳者:田中未桜)
(記事ID:873)