目下、パキスタンは試練の時です。
2020年02月01日付 The daily Jang紙

700万の恵まれない女性たちに経済活動への参加を促すために牛や水牛を支給します。カファーラト・カードによってユーティリティー・ストアで食料の配給も貰えます──首相

エヘサース・プログラムでは基金泥棒の抜け穴を塞ぎました。2000億ルピーが直接恵まれない人々の手許に届きます。女性たちも潤おいます。給付金は月に2,000ルピーです──イムラーン・ハーン氏

貧困世帯の児童に奨学金が支給されます。農村の中に変化が起こりつつあります。2週間以内にエへサース・プログラムの前半部が開始されるとの発表

600万世帯への保険証の支給は政府の大きな手柄。責任追及、透明性、そして改革は大きな優先事項です。政府機関はかつてなかったほどに強化します──式典での演説や会見での発言

イスラーマーバード(ジャング特派員、APP通信):-イムラーン・ハーン首相は次のように言った、「目下、パキスタンは試練の時であります。政府は困難な状況にもかかわらず、虐げられた階層に救済を図る旨の決意を固めており、虐げられ、恵まれない女性たちのために2,000億ルピーの予算でパキスタン史上最大規模の福祉プログラムを開始しました。それは直接恵まれない人たちに届けられる予定です。過去には恵まれない人たちの基金は掠め取られ続けました。エヘサース(思いやり)・プログラムにおいては基金泥棒の抜け穴は塞がれています。700万の恵まれない女性に経済活動への参加を促すため牛や水牛を支給します。カファーラト・カード(訳注:カファーラトは扶養の意)によってユーティリティー・ストアで食料の配給も貰えます。給付金は1千ルピーが増額され、四半期につき1人当たり6千ルピーとし、月毎に支給されます。貧困世帯の児童にも奨学金が支給されます。農村の中に変化が起きつつあります。青年のための融資計画は彼らの福祉にとって鍵となる役割を果たすでしょう。我が政府の最大の手柄は600万世帯への保険証の支給です。2週間以内にエヘサース・プログラムの前半部が開始されます。責任追及、透明性、そして改革は大なる優先事項であり、政府機関はかつてなかったほどに強化します。腐敗した大物たちが国富を奪おうとするのなら逮捕もされます。」と。このような考えを首相は金曜にエヘサース・カファーラト・プログラムの正式な開始を告げる式典での演説及び上院議員バーバル・アーワーン博士、シャー・ザイン・ブグティー氏との会見の席で表明した。コンベンション・センターで首相は恵まれない女性にカファーラト・カードを渡して、プログラムの開始を告げました。式典で演説しつつ、イムラーン・ハーン首相は次のように言った。「サーニヤ・ニシュタル博士に賛辞を贈ります。彼女にはプログラムの完成に向けて多大な重圧が掛かっていました。彼女は一心に制度の構築を行いました。これに基づいて遺漏なく下層の人々にお金が届くでしょう。政府高官や公務員を含むおよそ80万人をエヘサース・カファーラト・プログラムの対象から除外しました。パキスタン史上初めて約2000億ルピーを貧困層のために計上しました。」と。首相曰く、「貧しい女性たちのために銀行口座を開設すること(?)、カファーラト・カードは極めて重要です。女性たちにはスマート・フォンも支給されます。」と。彼は言った。「農村の中で変化が起こりつつあります。2週間以内にエヘサース・プログラムの前半部が開始されます。それに基づき貧しい女性たちに牛や水牛が供給されます。それにより革命が起こります。鶏も支給します。そしてその第3プログラムは奨学金に関するものです。これに基づき貧困世帯の児童に奨学金が支給されます。その目的はパキスタンを福祉国家にすることです。預言者ムハンマドはメディナの国家で証明して見せてくれました。そして福祉国家を作り上げたのです。その当時ムスリムたちは貧しかったが、ムスリムたちは数年で偉大な信徒集団となりました。」と。イムラーン・ハーン首相はこの話をバーバル・アーワーン元法務相との会見の席で述べた。会見では国家の重要事について意見交換が為された。バーバル・アーワーン氏は首相に憲法や法律、そして政治に絡む問題でブリーフィングを行った。首相は次のように言った、「腐敗した大物たちが国富を奪うなら、逮捕もされます。責任追及と同時に国民の福祉が政府の優先事項です。エヘサース・プログラムに基づいて下層階級を底上げします。バーバル・アーワーン氏は次のように言った。「責任追及と改革のアジェンダは政府の向かうべき正しい方向を決定し得ます。」と。話変わって、バローチスターン州選出の国民議会議員であるシャー・ザイン・ブグティー氏もイムラーン・ハーン首相と会見した。その中で彼は自分の選挙区の諸問題と総体的な政治状況について意見交換を行った。マリク・ムハンマド・アーミル・ドーガル国民議会院内幹事長もこの会見に同席した。

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(翻訳者:近悠矢)
(記事ID:890)