オーカーラではミール・チャーカル・アーザム・リンド廟を元の状態に復元するために資金を提供しました──ブズダール・パンジャーブ州首相、サルダール・ヤール・モハンマド・リンド氏の感謝
2020年06月24日付 The daily Jang紙

サトガラーを観光地として開発します、パンジャーブ州では日々1万2千件のコロナ検査が実施されています、麦の価格の安定のために対策を講じます──ウスマーン・ブズダール州首相
ラホール(特別記者):-サルダール・ウスマーン・ブズダール・パンジャーブ州首相は、連邦首相の特別顧問であり、同時にバローチスターン州教育相でもあるサルダール・ヤール・モハンマド・リンド氏と会見した。パンジャーブ州首相府で行われたこの会見では、州レベルでの調和及び州同士の連携を強化するために相互の接触の機会を促進するということで両者とも合意した。
ウスマーン・ブズダール・パンジャーブ州首相はこう述べた、「オーカーラではミール・チャーカル・アーザム・リンド廟*を元の状態に復元するために資金を提供しており、修復作業は既に始まっています。オーカーラ近郊のサトガラーを最先端の観光地として開発します。サトガラー城塞、ミチェルズ・ファーム(訳注:ミチェルズはパキスタンの大手食品メーカーです)、そしてサー・ガンガー・ラーム(訳注:英領期のヒンドゥー教徒慈善家)が建設した水力発電所は同地を訪れる旅行者の関心の的となるでしょう。デーラー・ガーズィー・ハーンにはミール・チャーカル・アーザム・リンド工科大学もございます。」と。ウスマーン・ブズダール州首相は、「パンジャーブ州は兄としてバローチスターンを含む各州に対しできる限りの愛情を尽くしております。」と述べた。サルダール・ヤール・モハメド・リンド・バローチスターン州教育相は、「バローチ族のために廟の忠実な復元に対しパンジャーブ州政府や同州の人々に感謝します。」と述べた。ウスマーン・ブズダール・州首相はサルダール・ヤール・モハメド・リンド氏によるバローチスターン訪問の招待を受諾した。州首相は、「イードゥル・アズハー(犠牲祭)に際し市街地では山羊市は立ちません。」と述べ、ラホールの幾つかの地域の封鎖の件で早急に最終的な計画が提出するように指示した。

*訳注:ミール・チャーカル・リンド(1468-1565)は、バローチ族の首長で、同族の英雄。ムガル皇帝フマーユーンのインド奪還を援けたことでも知られる。

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(翻訳者:鈴木絢子)
(記事ID:899)