インド警察がパキスタンから帰還したギーターの両親の捜索のため科学的手法を採用
2020年08月23日付 The daily Jang紙

カラチ(ニュース・デスク):―インドールで、警察は,2015年にパキスタンからインドに送り届けられた29歳の聴覚障害の女性、ギーターの両親の捜索に奮闘する中,人相,文化,好物,様々な地方のお国の歌の好みから割り出しを付ける専門家に期待を託している。過去1カ月間ギーターの面倒を見てきたNGOの代表,モニカ・プローヒト女史はこう述べている、「ギーターの帰国に重要な役割を演じた故スシュマ・スワラージ元外務相が本来ギーターをインドールの聾唖者用の施設に入所させたのです。過去5年に亘りある地元のNGOと県の行政当局が彼女の両親の捜索に当たってきましたが,未だ発見に至っていません。多数の夫婦が,自らが彼女の両親であると名乗り出ましたが,いずれもDNAが一致しないため親子関係が証明できていません。」と。プローヒト女史は,ギーターとの会話では彼女の子供時代の記憶を知ることに努めたという。彼女の子共時代に関する幾つかの重要な情報を携えプローヒト女史はインドール警察に連絡し,警察は,彼女の両親の捜索に科学的手法を採用した。警察は,ギーターの故郷の可能性があるとしてテランガーナ,チャッティースガル,ジャールカンドの3州を絞り込んだが,彼女の返答からは今のところ彼女の故郷に関する確かな手掛かりは得られていない。インドール担当ミシュラー州警察副長官(マディヤ・プラデーシュ)は,こう述べている、「彼女はこれらの州のいずれかの出身の可能性があるという考えの下,これらの地域やその土地の映画,お国の歌,食べ物,伝統衣装などの写真を見聞かせました。ギーターは,水田や南インドの大スターを指さし,テルグ語やチャッティースガル語の音楽との馴染みも示したが,彼女の文化に関する記憶はジャールカンドのものに類似しています。」と。

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(翻訳者:藤井文美)
(記事ID:912)