未払いの賃金を要求して縫製労働者らが座り込み
2020年11月18日付 Prothom Alo紙


(サバルより本紙記者 )

(ダカ郊外)サバルのアシュリヤ地区で、未払いの賃金と手当を要求し、ダカ輸出加工区(DEPZ)にある縫製工場の労働者らが座り込みデモを続けている。二日目となる今日水曜日(2020年11月18日)もデモは行われている。

縫製労働者や地元の人々に聞いたところ、A-One (BD) Ltd.という名の縫製工場の労働者らがDEPZ の前に集まり、未払いの賃金と手当の支払いを要求して火曜日から座り込みを開始したことがわかった。水曜日もデモは続き、一時はアシュリヤ・プレスクラブの前でも座り込みが行われた。

様々な労働組合の指導者や労働者がこのプログラムに連帯を表明し、要求が実現されない限り座り込みは続くだろうと述べた。

デモに参加している 労働者らは 、4 月に工場が閉鎖されたが、その 3 か月前から工場で働く 1100 人の労働者に賃金と手当が支払われていなかったと訴えている。また工場が閉鎖された後も従業員は解雇されなかったことから、規定により労働者たちは10か月分の賃金と手当を支払われる権利があり、労働者たちはその支払いを求めて座り込みデモを開始した。

バングラデシュ縫製品労働者連帯のタスリマ・アクタル委員長は、「労働者に正当な支払いをしないのは、経営側、DEPZ 当局、それに政府は甚だしい無責任さを示すものだ」とし、長期間にわたって賃金や手当の支払いを受けなかったことで労働者たちは非人道的な生活を送っていると述べた。

これについてDEPZ のアブドゥス・ショバハン・ゼネラルマネージャー(GM)は、労働者らへの未払金の支払いのために工場売却が検討されており、売却が実現しない限り支払いは不可能だと語った。

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(翻訳者:佐々木朱里)
(記事ID:933)