インド、イスラーム学者モウラーナー・ワヒードゥッディーン・ハーン、コロナでこの世を去る
2021年04月22日付 The daily Jang紙

ラーホール(スペシャルリポーター):―インドの有名なイスラーム学者で著述家、また聖クルアーンの翻訳者であるモウラーナー・ワヒードゥッディーン・ハーンがデリーでこの世を去った。享年96歳であり、この一週間はコロナのため酷く病床に伏せっていたが、水曜日の夜に容態が急変した。モウラーナー・ワヒードゥッディーン・ハーンは、「タズキールルクルアーン(クルアーン手引き)」という題名で、聖クルアーンを翻訳した。ウルドゥー語、英語、アラビア語で200冊を超える著書を執筆し、世界の様々な言語に翻訳された。バーブリー・マスジドの破壊事件の後、ヒンドゥー・ムスリム大騒動の間、彼は治安回復ため存分に役割を果たし、世界中に「平和大使」として名をとどろかせた。彼はイスラーム教の伝道活動の一環でパキスタンも訪れた。パキスタンにおける彼の代理であるターリク・バダルは、「モウラーナー・ワヒードゥッディーンはコロナと肺炎を患っていたため、この一週間は病院で治療を受けていました。」と述べた。彼の葬送儀礼は本日デリーで執り行われる予定である。

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(翻訳者:野田純)
(記事ID:942)