国際的に高い評価を得たドール*奏者グーンガー・サーイーンがこの世を去る
2021年04月19日付 The daily Jang紙

ラーホール(芸能記者):―国際的に高い評価を得た著名なドール奏者で、イスラーム神秘主義的音楽の大家、グーンガー・サーイーンが、サブザザール(=ラホール市の地区の1つ)にてこの世を去った。告別礼拝は本日執り行われる予定。グーンガー・サーイーンはパッポー・サーイーンと共に、ヨーロッパではドイツ、スイス、イギリスのイスラーム神秘主義に理解のある各方面に彼一流の音楽と踊りを披露し、大成功を収めた。彼はほぼ全てのムスリム諸国とアメリカにおいて自身の芸のお披露目を果たしている。また、この度グーンガー・サーイーンとパッポー・サーイーンはBBCの国際音楽選手権で最優秀南アジア音楽賞を獲得した。グーンガー・サーイーンの人気の理由は、イスラーム神秘主義調のドールのリズムに合わせて恍惚となって踊り狂う踊りである。

*訳注:ドールとは、首から下げる両面太鼓である。

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(翻訳者:野田純)
(記事ID:944)