ベテラン・ジャーナリストにしてパキスタン電子メディア監督局(PEMRA)元長官アブサール・アーラム氏が凶行に遭い負傷
2021年04月21日付 The daily Jang紙

弾丸は腹部右側に命中、命に別状なし、シェイフ・ラシード内務相はこれに注意を払い、捜査を命令
ビラーワル、ナワーズ・シャリーフ、マリアム、ファッワード、イスファンドゥディヤール、ウスマーン・ブズダーリー、ハーリド・マクブールの各氏及びジャーナリスト団体が非難を表明
イスラマバード、ラホール、カラチ(ジャング特派員・スタッフリポーター):-ベテラン・ジャーナリストにしてPEMRA元長官アブサール・アーラム氏凶行に遭い、負傷した。弾丸が腹部右側に命中したが、命に別状ない。シェイフ・ラシード連邦内務相は、事件に注意を払い、捜査を命じた。一方パキスタン・ムスリム連盟ナワーズ派の指導者ナワーズ・シャリーフ氏、ビラーワル・ブットー・ザルダーリー・パキスタン人民党党首、マリヤム・ナワーズ・パキスタン・ムスリム連盟ナワーズ派副党首、イスファンディヤール・ワリー・ハーン・アワーミー国民党(ANP)代表、ウスマーン・ブズダール・パンジャーブ州首相、MQM(統一民族運動)パキスタン派議長ハーリド・マクブール・スィッディーキー博士、ファッワード・チョウドリー連邦情報相やその他の政治的・宗教的指導者、PFUJ(パキスタン連邦ジャーナリスト連合)、KUJ(カラチ・ジャーナリスト連合)、AEMAND(電子メディア編集者及びニュース・ディレクター協会)、カラチ記者クラブ、ラホール記者クラブ等ジャーナリスト諸団体がアブサール・アーラム氏に対する凶行を厳しく非難しながら、犯人を即刻逮捕するよう政府に要求した。詳細によれば、イスラマバードのシャーリーマール警察署管内のF/11パークでベテラン・ジャーナリストにしてPEMRA元長官アブサール・アーラム氏を武装した正体不明の何者かが銃を発砲の上負傷させた。警察によると、アブサール・アーラムは自宅近くのF/11パークで散歩をしていたところ、28歳の正体不明の何者かが彼に銃を発砲した。弾丸が腹部右側に命中し、パキスタン医科大学(PIMS)病院に搬送されたが、命には別条がないとのことである。初期報告書によると、アブサール・アーラム氏の供述は、以下の通りである。すなわち、「私が普段通りに散歩をしていたところ、何者かが自分の方に向かって来るのが感じられたが、その人物は私に発砲して、逃げ去った。」と。シェイフ・ラシード・アフマド内務相は、この発砲事件に注意を払いながら、捜査を命じた。同相は首都イスラマバード警察長官に電話し、発砲した犯人をできる限り早急に逮捕するよう指示した。同相は述べた、「アブサール・アーラム氏に発砲した犯人は、法の手から逃れることはできません。犯人は程なく法網に掛かることでございましょう。捜査チームを組織しましたが、このチームは、あらゆる角度からこの事件を捜査します。」と。シャーリーマール警察署の当直であったナワーブ・ハーン警部補が、病院でアブサール・アーラム氏の証言を記録した。アブサール・アーラム氏は病院に向かう途中、「私は直ぐに弱音を吐くような者ではございません。」と述べた。警察は殺人未遂としてこの一件を立件した。一方、ビラーワル・ブットー・ザルダーリー、マリヤム・ナワーズ、ファッワード・チョウドリー連邦情報相、イスファンドヤールワリー、シェーリー・ラフマーン上院議員、アスラム・ゴーリー、マリヤム・オウラングゼーブ、ラフマーン・マリク、イルファーン・スィッディーキー、エンジニア・アミール・マカーム、アリー・ナワーズ・アーワーンの各氏及びイスラマバード高等裁判所担当ジャーナリスト協会やその他のジャーナリスト団体が事件を非難しつつ、政府に犯人の早急な逮捕を要求した。パキスタン連邦ジャーナリスト協会会長シェヘザーダー・ズルフィカール氏と同事務局長ナースィル・ザェディー氏は犯行を非難しつつ、自身の発言の中で政府に、犯人たちを即刻逮捕するよう要求した。パキスタン連邦ジャーナリスト協会(PFUJ)の会長G.M・ジャマーリー氏と事務局長ラーナー・ムハンマド・アズィーム氏、カラチ・ジャーナリスト連合(KUJ)会長エージャーズ・アフマド氏、ラブナー・ジャラールとナースィル・シャリーフ両副会長、アズィーズ・ジャマーリー事務局長、タルハー・ハーシュミー、ラフィーク・バローチ、ハーズィン・ヤーシル・マフムードの事務局長補各氏、MQMパキスタン派議長ハーリド・マクブール・スィッディーキー博士、高等裁判所担当ジャーナリスト協会会長サーキブ・バシール氏、エヘティシャーム・キヤーニー事務局長……パキスタン・ムスリム連盟ナワーズ派指導者にして元首相ナワーズ・シャリーフ氏、サルダール・ウスマーン・ブズダール・パンジャーブ州首相、ファーズィル・ジャミーリー・カラチ記者クラブ会長、ムハンマド・リズワーン・バッティー同事務局長や他の役員及びラホール記者クラブ役員、国民議会の情報及び放送常任委員会委員長兼にしてムスリム連盟指導者ミヤーン・ジャーヴェード・ラティーフ氏、パキスタン人民党中部パンジャーブ支部長カマル・ザマーン・カーイラ氏、同事務局長チョウドリー・マンズール氏、同情報担当ハサン・ムルタザー氏、パンジャーブ弁護士フォーラム会長ラーナー・ザファル・イクバール弁護士、ラホール記者クラブ会長アルシャド・アンサーリー氏、同上級副会長ジャベード・ファールーキー氏、同副会長サルマーン・クレイシー氏、書記局長ザーヒド・チョウドリー氏、書記局長補ハージャ・ナスィール氏、同財務担当ザーヒド・シェールワーニー氏や理事会メンバーは、アブサール・アーラムへの凶行を厳しく非難しつつ、これをジャーナリズムの自由に反するものと断定しつつ、こう述べた、「現在の状況では、国民は誰もテロリストから安全ではありません。連邦首都においてこのように公然とジャーナリストがテロの標的となるということは、政府に対し大いに疑問符が付きます。」と。AEMANDは事件を非難しつつ、犯人をできる限り早急に逮捕し、彼らに懲罰を下すように政府に要求した。AEMANDは言論の自由に賛成して全ジャーナリストと立場を同じくしていると述べた。

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(翻訳者:田中葵)
(記事ID:945)