新記録:在外パキスタン人が4月に28億ドルも送金してくれたのです──首相
2021年05月19日付 The daily Jang紙

会計年度10ヶ月で労働者送金額は29%増の242億4000万ドルなり──国立銀行
カラチ、イスラマバード発(モニター班、本紙):―イムラーン・ハーン首相は、在外パキスタン人が4月に史上最高額の28億ドルもの送金をしたことを述べた。一方、パキスタン国立銀行は、今会計年度10ヶ月間で労働者送金が29%増の242億4000万ドルであったと発表した。詳細によると、国立銀行によれば、本会計年度10ヶ月間で労働者送金は、29%増の242億4000万ドルであったという。同中央銀行によれば、在外パキスタン人は11ヶ月連続で20億ドルを超える額を本国に送金したという。同筋によれば、4月に労働者送金は27億7820万ドルにも上り、サウジアラビアから6億6000万ドル、アラブ首長国連邦(UAE)からは5億4000万ドル、イギリスから4億3000万ドル、米国から3億1000万ドル、湾岸諸国から2億9000億ドル、そしてEUからは2億5000万ドルが送金されたという。
 本会計年度10ヶ月間での労働者送金は、29%増の242億4000万ドルであるが、同期間アラブ首長国連邦(UAE)からは50億ドル、イギリスから33億3000万ドル、湾岸諸国から27億5000万ドル、米国から22億1000万ドル、EUからは21億9000万ドルの送金があった。国立銀行によれば、4月の27億7000万ドルの送金は新記録であり、[ちなみに]本会計年度7月にも27億6000万ドル送金があったという。
ところで、イムラーン・ハーン首相は国外からの送金が増加していることに対し在外パキスタン人に謝意を表した。ある発言の中で首相は、「在外パキスタン人は我々の最も偉大な資産であると私は常に確信していました。4月には、あなたがた(在外パキスタン人)の送金額が史上最高の28億ドルに達し、2021年会計年度10ヶ月で242億ドルを送金し、2020年会計年度1年分の記録を破ってくれました。新生パキスタンへの信頼に感謝します。」と述べた。

Tweet
シェア


原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


(翻訳者:保本祐希)
(記事ID:955)