国旗の類似性からの強い絆:日本の首相
2021年03月18日付 Prothom Alo紙


日本の菅義偉首相は、ボンゴボンドゥー(ベンガルの友)の生誕記念とバングラデシュの独立五十周年記念式典に参加し、両国の国旗の類似性と強い絆について語った。
国旗の類似性を取り上げ首相は、「私が聞いたところによるとバングラデシュの国旗のデザインと日本の国旗が似ているのはボンゴボンドゥーのアイディアだったそうだ」と述べた。そして、それは我々の兄弟のような絆の表れでもある。」
ボンゴボンドゥーの生誕記念とバングラデシュの独立五十周年を記念してダッカの国立パレード広場で10日間かけて行われる式典の開会式に、日本の菅義偉首相がビデオメッセージでお祝いの言葉を述べた。モルディブの大統領イブラヒム・モハマド・ソリオは、式典に直接参加した。
日本とバングラデシュの外交関係は2022年で50周年となる。この特別な年を前にして日本の首相は、二国間関係をより強化するために、バングラデシュと緊密に連携していくと述べた。ビデオメッセージで首相は、「ボンゴボンドゥー・シェイク・ムジブル・ラハマンは、日本を訪問した際、日本の遠隔地まで足を運んだ。そのことでボンゴボンドゥーは一般市民に近づくことが出来た。」後にボンゴボンドゥーは、二国間の友好関係を築くことに貢献した。
菅首相は、バングラデシュを独立国家として承認した国の中で日本は最前列に名を連ねていたと語った。首相は、黄金のベンガルを築くために独立後から日本の継続的な支援について言及した。
菅首相は、地理的位置と近年の経済的発展により、日本のビジネスマンをバングラデシュへの投資に引き付けていると述べ、今後両国関係がよりいっそう強くなると希望を語った。途上国から先進国へバングラデシュの旅立ちに引き続き協力していくことも約束した。
日本の首相は、バングラデシュ独立後ショナルガオ・ホテル建設、ボンゴボンドゥー橋建設、そして現在ダッカ・メトロ鉄道、マタルバリ深海港、ベンガル湾経済成長ベルト・イニシアティブを含む様々な協力について述べた。
一方菅首相は、10年前の震災におけるバングラデシュからの支援についても思い起こした。そのおかげで、バングラデシュと日本の関係はより強くなったと語った。今後、インド太平洋地域における平和と安全保障を確立するためバングラデシュと協力していくと述べた。演説では、Covid-19パンデミックを共に戦っていくとも語った。
菅首相は、最後にベンガル語でありがとう「ドンオバード」と言って演説を終えた。

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(翻訳者:内藤海音・佐藤花和)
(記事ID:964)