ドローンによる森林監視
2021年10月16日付 The daily Jang紙

我が国では植林と森林の保護・拡大の様々な方法が取り沙汰される一方で、森林に関係する事柄の管理の最新の方法が導入されようとしている。この関連で、世界銀行の協力の下、レッドプラス(REDD+)・パキスタン・プログラムが立ち上げられた。同プログラムの運営委員会は同計画の様々な側面を検討に付してきた。同運営委員会はイスラマバードで開催された第11回会議においてプログラムを最終的な形に鍛え上げた。こうして、我が国の森林の上を近くドローンが監視のために飛ぶ姿が見られることが期待される。当該責任者に森林の拡大状況や樹木の状態、そしてそこで行われる様々な活動が逐一報告されることになろう。この関連で連邦及び各州にはスイス製のドローンが既に配備されている。我が国において森林の違法な伐採及び密輸は昔からある問題であり、森林の中には反社会的勢力の逃げ場となっていたものもある。一方で全土において大規模に植林が進行中である現在の状況において、パキスタンは単に地球温暖化によって生じた諸問題の対処において効果的な役割を果たしているのみならず、木材と医療に使用される薬草の生産拡大に加え、旅行者に向けて様々な地点をより魅力的なものにしようと試みている。森林の拡大とそれらの保護は我が一国経済の必須要件でもあり、旅行者をこれに駆り立てるよすがでもある。旅行者が訪れれば、場所場所で経済活動も活気づくものである。ドローンによる監視によって森林地帯のみならず、他の場所であっても植林のプロセスを満足できる速度で進捗させること、森林の保護、そしてそれらを窃盗から守ることに十分役立つであろう。

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(翻訳者:萩原萌夏)
(記事ID:987)