ラホールを含む全土で停電が進行中
2022年04月25日付 The daily Jang紙

ラホール(特別リポーター/本紙/モニター班):-ラホールを含め国中で停電が進行中。停電は都市部で9時間、農村部では12時間にも及んだ。市民は大弱り。厳しい暑さの中で断食前、断食解きの準備も儘ならない。パンジャーブ州の都市部は8~9時間、農村部では10~12時間停電である。カラチの無停電地域でも4~6時間の停電が発生し始めた。また同じカラチのその他の多数の地域で停電時間は8~15時間に及んでいる。
他方で電力省はラホール電力供給公社(=LESCO)に対する電力の割り当て量を削減した。そのためLESCOは送電線ロスのある地域で無差別に計画停電を開始し、農村部では計画停電により全ての変電所で3時間毎に1時間の停電が続いている。LESCOの供給範囲内では日曜日の電力需要は4300メガワットに対し供給量は3980メガワットであり、日中の電力不足は300メガワットを超えた。この事態に際しLESCOのスポークスマンは次のように語った。「断食前と断食解きの時間帯には滞りなく電力は供給されています。送電線ロスの多い地域限定で必要に応じて電力供給の調整が行われています。」と。
クエッタ、ナワーブシャー及びペシャーワルでも計画停電により民衆は更に難儀にあえいでいる。ハーフィザーバードとバハーワルプールでも絶えず停電は起こっており、都市部では4~5時間、農村部では8~10時間にまで停電が至っている。

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(翻訳者:中川雅茂)
(記事ID:1032)