首相解任後初の国会へイムラン
2022年05月29日付 Prothom Alo紙


プロトムアロ・デスク
公開:2022年4月11日

不信任決議で首相を解任されて間もない、パキスタン正義運動党(パキスタン・テヘリーク・エ・インサフPTI)の党首であるイムラン・カーンは本日月曜日に初めて国会に出席した。本日は、国会で同国の新首相を選出することになっている。GEO NEWSによる。

PTIの党首は国会に到着すると、同党所属の国会議員らが彼を支持するスローガンを叫んでいた。この時、昨夜日曜の夜大規模なデモを介しPTIの力を誇示したかと聞かれると、イムラン・カーンは「名誉を与える主はアッラー(神様)である」と述べた。

イムラン・カーンを解任したことに対し抗議するため彼の呼びかけに応じて、日曜夜に数千人ものPTI支持者たちが大規模なデモを行った。イムランは、彼を解任するべく国会に提出された不信任案は、外国の陰謀の一端だと主張している。

イムラン・カーンは、PTI所属国会議員らの会議で議長を務める。この会議では、首相選任選挙で党の戦略を決定する。PTIからはシャー・マフムド・コレシが首相に立候補した。その他、国会では党所属の議員たちの一斉辞職についても議論することになっている。この件については、党内には異論がある。

首相解任後、これが初の党所属国会議員らの会議である。この日イムラン・カーンは、多くの議員らより先に議会に到着して多くの人々を驚かせた。

一方、パキスタンの第23代首相を選任すべく、現地時間午後2時に国会が開会された。首相には、パキスタンムスリム連盟―ナワズ(PML-N)の党首シャーバズ・ショリフとPTIのシャー・マフムド・コレシが立候補した。専門家らによると、シャーバズの首相当選はほぼ確実で、後は正式な手続きだけが残っている。

土曜の深夜、野党連合が提出した不信任案決議に敗れパキスタンの第22代首相イムラン・カーンは辞任した。野党連合は、新たな総選挙を行われる前に、各党から成る政権を発足させようとしている。今後、半年から一年以内に新たな総選挙を行われることになっている。

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(翻訳者:辻出悠斗)
(記事ID:1035)