30年後フランスで女性首相の誕生
2022年07月10日付 Prothom Alo紙


フランス通信社(AFP)パリ
公開:2022年5月17日

フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、労働と雇用促進大臣であるエリザベット・ボルヌを新首相に任命した。これにより、当国では30年以上ぶりに女性が政府の長のポストに就くことになる。
フランス大統領府であるエリゼ宮殿は月曜日に出した声明の中で、エリザベット・ボルヌを首相に任命したと伝えた。61歳のこの女性政治家は現職の首相であるジャン・カステックスの後任になる。
マクロン大統領が4月に第二期目の勝利したあと、フランス政府内では大きく改造を行われるだろうという噂があった。その一環としてマクロン大統領は首相を代えたのである。
多くの専門家によると、来年6月に重要な議会選挙が行われる。その前、左翼同盟と極右派がマクロン大統領の前に立ちはだかる可能性はある。それに立ち向かうため彼は、女性を首相に任命した。これによりマクロン大統領は、社会改革の実現と女性の地位向上の公約を果たすようなメッセージを伝えようとしている。
フランスでは、エディット・クレッソンが最後に政府の長を務めた。彼女は、1991年5月から翌年の4月まで首相だった。

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(翻訳者:内藤海音)
(記事ID:1062)