試験が終了後、世界保健機関の承認を得た場合にデング熱ワクチンを使用する:厚生大臣
2023年10月31日付 Prothom Alo紙
マニックゴンジョ特派員
公開:2023年9月30日
バングラデシュ国際下痢症研究所 (ICDDRB)と米国のバーモント大学(UVS)のラーナー医科大学の研究者らは、デング熱を予防するワクチンの試験に成功した。二つの機関は最近、TV–005というワクチンの2回目の試験を成功したと発表した。
厚生大臣は、現在そのワクチンは試験段階であると知らせた。機関の言い分として、このワクチンは非常に効果的であると厚生大臣は述べた。しかし、より多くの試験をしなければならない。必要であれば、世界保健機関から承認を得て、多くの試験をする必要があるだろう。試験を終え、世界保健機関が承認すれば、国内での使用が可能になる。
土曜日の正午、モニクゴンジ地区のチャンドイル村にある自宅で、記者団と意見交換をしていた際に、厚生大臣がこれらのことを述べた。
アメリカ国立衛生研究所(NIH)がTV–005ワクチンを開発した。
現時点において、世界のどの国にもデング熱予防する有効なワクチンはないと厚生大臣は述べた。ワクチンについて世界中で研究が行われている。すでに二つのワクチンが作られた。しかし、それらはまだ使用されていない。なぜなら、そのワクチンに少し問題がある。デング熱には四種類ある。ワクチン摂取後、一部のウイルスは阻止できるが、全てではない。そして、一度デングワクチンを受けると、他のウイルスに感染した場合、より深刻な状況に陥る。以上の理由から、今日に至るまでデング熱ワクチンは世界中で使用されていない。
ジャヒド・マレック氏は、デング熱の感染状況について、ダッカ内でデング熱の感染状況が安定していても、ダッカ外において感染は多いと述べた。国内の病院で、現在約9千人の患者が治療を受けている。デング熱感染者の治療に点滴の不足はない。厚生省は、70万個の点滴の輸入を承認した。すでに30万個の点滴が届いた、残りの40万個は直に届く。毎日4万から5万もの点滴が届き、病院に送られている。これ以外にも、現在、民間の薬品会社は点滴の生産を何倍も増やしている。これらの薬品会社は、月に530万個の点滴を生産できる。現在、デング熱用に1ヶ月で必要な点滴は200万個である。デング感染がより拡大すれば、300万個の点滴が必要になる。
厚生大臣は、国民に注意を喚起し毎日デング熱の検査をするように呼びかけている。多くの場合、患者は遅れて入院するため、患者を治療して完治させることは難しくなり、時々死に至ることもある。そのため早いうちにデング熱の検査と治療をする必要がある。
ジャヒド・マレックは以下のように述べた。この10年で国は驚異的な発展を遂げ、国内のメガー・プロジェクトを実現することができた。アワミ・リーグ政権がした約束を実現させた。コロナ禍において、政府は国民に無料で治療を提供した。様々な災害時に国民を支えたのは政府である。家々に電気を届け、食料も不足していない。
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(翻訳者:滝本祝)
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