2500万人の喫煙者
2023年11月12日付 The daily Jang紙

最新の研究レポートで極度に懸念されるべき事実が暴露されている。すなわち、パキスタンでは日々およそ2500万人が喫煙をし、1500万人以上が嗅ぎタバコを嗜んでいるというのである。あたかも総人口の6分の1が自らを好んで喉や肺、腎臓の疾患晒しているというかのようである。そうした疾患は医療の専門家によると今後それらの器官の癌の発生要因になる可能性があるという。その一方、国内で毎年総数30万に近い人々が直接または間接的に喫煙のせいでこの世を去っている。パキスタンは人口の点では世界の中でも上位を占めている。若年層の人口に占める割合がより多いため人口におけるこの年齢層はそれだけ喫煙とドラッグの方に急速になびいている。また、教育機関も含め喫煙が法律的に禁止されている公共の場所でも、関連法執行機関による取り締まりが極めて不十分である。また、法律は「教育機関内及びその周囲50メートルの範囲内でのたばこの販売を禁止する」とも謳っている。厳しい政府の政策のおかげで、ローカル・レベルではたばこの製造は鈍化したといえども、一山当て込む便乗者たちが輸入たばこを市場に持ち込み、全ての努力が台無しとなっている。輸入たばこは至る所で公然とあるいは人目を避けつつも店頭に並んでいる。経済の専門家たちはこの違法な、あるいはこれと並行するビジネスの規模を年間3000億ルピーと見積もっている。連邦及び各州政府は現状を認識しつつ、厳しく目を光らせつつ(?)喫煙やその他の薬物の撲滅に向けて自身の政策を見直さなければならない。そして法律を効果的で実施可能なものにする上で遅れは一切許されない。すると、その明らかで、励みになるような結果も伴ってこよう。

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(翻訳者:倉科杏奈)
(記事ID:1143)