ポルノスターのストーミー・ダニエルズがトランプ大統領と法廷で直接対峙
2024年07月07日付 Prothom Alo紙


AFP
ワシントン
公開:2024年4月11日
米国前大統領ドナルド・トランプとポルノスターのストーミー・ダニエルズが2006年7月にタホ湖である名門ゴルフトーナメントに出席していた。
それだけではなく、トランプがそのトーナメントでプレーをしている時、ストーミーはポルノスタジオ「ウィーケッド・ピクチャーズ」のブースからトーナメント参加者に挨拶する仕事をしていた。
ドナルド・トランプとストーミー・ダニエルズは一緒に写真も撮っていた。この時、トランプは頭にトランプ・ナショナル・ゴルフ・クラブの赤い帽子を被り、黄色のポロシャツを着ていた。ダニエルズは黒色の服を着ていた。
ダニエルズの本名はステファニー・クリフォードである。彼女は、トランプが所有するホテルのペントハウスのスイートルームに招待されたと語った。そこで、性行為が行われた。
しかし、トランプはダニエルズとそのようなことは起きていないと主張した。
2024年4月になればトランプとダニエルズは再び対決することとなる。彼らは、マンハッタンの法廷で顔を合わせる予定だ。そこで、トランプに対する初めての刑事訴訟が始まることになっている。
トランプは、2006年にストーミー・ダニエルズと性的関係を持ったとして告発された。その後2016年の大統領選挙の前に、この出来事を公表しないようにとトランプから13万ドルの賄賂がストーミーに渡されていた。今回は、この事件の裁判が始まろうとしている。陪審員を選出して、来週の月曜日からこの裁判が始まる。ストーミー・ダニエルズはそこで証言をする予定である。
2018年には彼女の著書である「フル・ディスクロージャー」とピーコックチャンネルのため制作された「ストーミー」というドキュメンタリーの中でストーミー・ダニエルズは、ネバダ州のゴルフリゾートでトランプに会った時の「不幸な」記憶を語っている。
ダニエルズが初めてトランプに会った時、彼女は27歳だったことが分かった。そしてトランプは60歳だった。さらにそのわずか4ヶ月前、トランプの三番目の妻であるメラニアは息子のバロンを出産していた。
ダニエルズは、トランプのボディーガードの1人にトランプのホテルの部屋での夕食に招かれたと語った。
ドキュメンタリーのため行われたインタビューでストーミー・ダニエルズは、2人の間で良い会話があったと述べている。性的なことは話題にあがらず、トランプは特にポルノ産業のビジネス面に興味を示していた。
ストーミーは、「トランプは私を見ると娘を思い出すと話した。私たちには、相互尊重の余地があると思った。」と語った。
しかし、ストーミーは、その後トランプに性行為を強要されたと言及した。
ストーミーは翌年にもトランプに連絡を取り合っていたと語っている。なぜなら、トランプがストーミーを彼のテレビ番組に出演させると約束していたからである。この番組名は、「セレブリティ・アプレンティス」「セレブ見習い」だった。しかし、それは実現しなかった。その後ストーミー・ダニエルズは、トランプの電話に出るのをやめた。

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(翻訳者:福手望々美)
(記事ID:1165)