国家再建のため米国の協力を求めたモハマド・ユヌス博士
2024年11月30日付 Prothom Alo紙


BSS
アップデート:2024年9月15日
 暫定政府の首席顧問であるモハマド・ユヌス教授は、国家再建、重要な改革計画の実行、そして海外に持ち逃げされた資金を取り戻すため、米国に協力を求めた。今日は日曜日に、ダッカにある迎賓館ジャムナで、首席顧問が米上級代表団との会談を行った際、この協力を求めた。
2006年にノーベル平和賞を受賞したモハマド・ユヌス教授は暫定政権の課題について言及し、彼の政権の迅速に経済再構築、改革と再起動することと同時に金融分野の改革、そして司法と警察のような機関の効果的な制度設計を率先して行おうとしていることを取り上げた。
 この会談において、首席顧問はまた、「現在のこの時間は、我々にとって非常に重要であり、そして我々の歴史の中でも非常に重要な瞬間である」と述べた。彼は、学生が起こした革命についてこの革命は新しいバングラデシュの希望の新時代の到来を告げたであると述べた。
 首席顧問は米国代表団に暫定政権の改革の概要を説明し、彼の政権が発足して、わずか数週間の間に不正投票を防ぐための選挙委員会の改革、そして司法、警察、行政、汚職防止と憲法改正を目指した6つの委員会を立ち上げたことを伝えた。
彼は、政府は、独裁政府に近い腐敗した人々を介して、横領され、海外に持ち逃げされた資金を取り戻すことにコミットしていると述べた。
 暫定政府についてユヌス氏は、汚職のような大きな問題への挑戦に取り組まなければならないと言及し、「私たちは腐敗という深い海に沈んでいた」と述べた。
 米国財務省の国際金融・開発担当ブレント・ネイマン財務次官補が率いる米国代表団はユヌス氏のリーダーシップを評価した。米国代表団のメンバーは、バングラデシュの暫定政府による改革計画の実行に協力することができれば、ワシントンも喜ぶだろうと述べた。
 今回の会談で米国高官らは、ユヌス政権が実施している改革計画には技術と金融支援を率先して行うと伝えた。
 およそ一時間の会談で、金融分野の改革、投資、労働状況、ロヒンギャ危機と国連総会に首席顧問が参加するための今後のニューヨーク訪問について議論された。
 ブレント・ニーマン率いる米国代表団には他に米国の中南アジア局のドナルド・ルー氏国務次官補、ブレンドン・リンチ氏米国商務次官補そしてジュード・メション米国財務省の理事が帯同していた。
 会談では首席顧問の国際問題担当ルトフェ・シディキ特使、首席顧問執務室のSDGs担当首席調整官(上級次官)ラミア・モルシェド、外務次官ムハンマド・ジョシム・ウディン、そして経済関係局のムハンマド・シャハリアル・カデル・シディキ次官が出席していた。

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(翻訳者:西唯我 )
(記事ID:1171)