イクバールは絶望の闇を光に変えた、彼のヴィジョンは今日も我々の導きである──大統領、首相

2016年11月09日付 The daily Jang 紙
イクバール思想の導きを得て愛しき祖国やこの世をより良くすることに万全を期す構えである──マムヌーン・フセイン大統領
イクバール思想に基づく導きを域内和平の基礎とすることができる──ナワーズ・シャリーフ
イクバールの教えの中にあらゆる問題の解決の糸口がある──アヤーズ・サーディク

イスラマバード(特別記者、ニュースリポーター):-マムヌーン・フセイン大統領及びナワーズ・シャリーフ首相曰く、「イクバールの教えは我々の時代の諸問題の解決の糸口をも与えている」と。東洋の詩人アッラーマ・ムハンマド・イクバールの生誕の日に際しマムヌーン・フセイン大統領は自身のメッセージの中でこう述べた。「イクバールの生きていた時代は波乱に満ちていた。インド亜大陸が屈従の暗黒の中に沈んでいた一方、イスラーム世界の状況も喜べるものではなかった。このような込み入った状況下で唯一イクバールのみがインド亜大陸を含めた全世界の諸問題[の解決の糸口を与え]、絶望の暗黒を正しい分析と自身の詩作を介して希望の光へと変えた。」と。イクバールの貢献は単にムスリム社会でのみで重んじられているのではなく、西洋でも彼の思想は受容されている。イクバールには諸国民に新たな息吹を与えた詩人の位に列せられている。近頃我々が直面している過激主義の難問はイクバール思想が最上の処方箋を提案している。のみならず私が理解するところでは、もしこの種の諸問題に対処するにもイクバールを師とするならば、その結果としてムスリムに敵対的なネガティブなプロパガンダも無意味になるだろう。」と。さらに曰く、「我々は、イクバール思想の導きを得て愛しい祖国やこの世界をより良くすることに万全を期す構えであると誓うべきである。」と。ナワーズ・シャリーフ首相は自身のメッセージの中でこう述べた。「イクバールは自身の詩作を通じて我々の中にそれを支えに絶望を乗り越え、目標を達成したところのあの行動力を生み出した。彼が遥か何十年も前に我々が今日直面している問題予言したことは、あの秘儀を知る者(=イクバール)の先見の明のなせる業であった。コミュナリズム、イデオロギー的過激主義や新たな集団的な結社の結成のような事柄に対してはイクバールのヴィジョンは今日も我々にとって師である。彼らはイクバールの思想から導きを得て、国家建設の中で各々の役割を果たすことは政府と国民双方の責任である。もし南アジアというレベルでイクバールの思想から導きを得たならば、それを域内平和の基礎とすることができる。」と。サルダール・アヤーズ・サーディク国民議会議長は自身のメッセージの中で以下のように述べた。「イクバールの教えの中にすべての身近に迫る問題解決の糸口がある。アッラーマ・イクバールは詩作を通してイスラーム共同体の衰退の原因、そして失われた栄光を挽回する策を示した。アッラーマ・イクバールはイスラーム共同体の偉大なる伝道師であり、彼はムスリムに自身の持てる能力と意思の力を恃みとすることを教えてくれた。」と。


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翻訳者:川上紗季
記事ID:609