著名な劇作家にして教師且つ文化人、ショエイブ・ハーシュミー氏この世を去る。

2023年05月16日付 The daily Jang 紙
ラホール(芸能記者、特別代表):-著名な知識人にして教師且つ劇作家、ショエイブ・ハーシュミー氏が、長い闘病生活の末この世を去った。享年85歳、長年に亘り脳血管障害の後遺症のため寝たきりとなっていた。彼は名高い詩人ファイズ・アフマド・ファイズ氏の息女サリーマー・ハーシュミー女史の夫君であった。ショエイブ・ハーシュミー氏は在ラホール・ガヴァメント・カレッジにおいて教鞭を執る。氏は在ラホール・ガヴァメント・カレッジで学士を修めた後、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで修士を修めた。彼が脚本を務めた風刺番組は人気という点では記録を塗り替えた。彼が担当した有名なテレビ番組には「バーウ・トレイン」、「アッカル・バッカル」、「サッチ・ガップ」そして「タール・マトール」が含まれる。1995年8月14日、パキスタン政府は彼にその功労を讃える大統領勲章を授与した。シャハバーズ・シャリーフ首相はショエイブ・ハーシュミー氏の死に哀悼の意を表明しつつ、ムニーザ・ハーシュミー、サリーマ・ハーシュミー両女史及びその他の遺族一同に対し、ショエイブ・ハーシュミー氏の死に労りの言葉をかけた。首相は、「ショエイブ・ハーシュミー氏はPTV(パキスタン国営テレビ)の黄金の時代、重要な役割を果たされました。彼はコメディー番組に新基軸を導入し、また記念的且つ不朽の名脚本を執筆されました。彼の死は社会、芸術そして文学における大きな痛手であります。」と述べた。首相は至高なる神に対し故人の冥福を祈るとともに、及び遺族のために忍耐を授けよとの祈りを捧げた。一方マリヤム・オーラングゼーブ連邦情報放送担当相もまた、ファイズ・アフマド・ファイズの娘婿、ショエイブ・ハーシュミー氏の死に対し深い哀悼の意を表した。同相は遺族に弔意を述べた上でこう祈りを捧げた、「至高なる神が故人にご自身の慈悲深き傍らにおいて冥福を授けられんことを。そして遺族にこの衝撃に耐える気力を授けられんことを。」と。


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翻訳者:神山登輝
記事ID:1116