サハラ周辺16村落の建設を開始(アル・アハラーム紙)
2005年09月21日付 Al-Ahram 紙

■サハラ周辺16村落の建設を開始
 うち6村は上エジプトの県に、10村は下エジプト

 サハラ周辺村落のうち16村の建設開始が決定した。各県の村落の割合は6村が上エジプトの県、10村が下エジプトとなっている。これはプロジェクトの最初の段階として行われる。このプロジェクトでは期間設定プログラムに従って1年で20の町に400の村落を建設し、400〜500万人の居住を可能にすることが目標である。プロジェクトの優先事項が置かれているのは、県の責任者と測量・住宅計画の両機構とが協力して各県の内で県と村とによって開始することである。

 サハラ周辺村落開発国家プロジェクト準備閣僚委員会の会議直後、住宅・施設・コミュニティー相ムハンマド・イブラヒーム・スライマーン博士はアハラーム紙マーイサ・アル=サルカーウィー記者に対し、各村落の面積を150〜200フェッダン[※約63〜84ヘクタール]とし、最大10フェッダン[※約4.2ヘクタール]の耕地を提供して1万〜1万5000人の居住を可能とすることが決まったと明らかにした。

 移住活動を促進するため、基本施設へのアクセス確保や公共サービス提供のほか、村落の住宅計画や融資の様々な選択肢提案を国家が担うことが委員会で決定された、と大臣は言及している。

 また大臣はサハラ周辺村落開発の戦略の準備を来年7月末に終える必要があると強調した。

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( 翻訳者:森本詩子 )
( 記事ID:1047 )