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■ハーン・ユーニス市自治体:燃料供給の停止により120万人が水を得られず 【ガザ地区:アナトリア通信】 ガザ地区南部のハーン・ユーニス市自治体は土曜日(16日)、イスラエルによるジェノサイドが1年以上続くなか、燃料供給の停止により、120万人以上の市民がハーン・ユーニス市で水を入手できなくなると警告した。 さらに同自治体は声明で、「1週間前から続く供給の停止は、井戸や淡水化施設の稼働を含む必要不可欠なサービスの停止につながるだろう。またこれにより、ハーン・ユーニス市 全文をよむ
■国連報告書:ガザにおける戦争で六か月の間に殺害された者の約70%は女性と子供 【ジュネーブ:本紙】 金曜日、国連の報告書が、ガザ地区において2023年11月から2024年4月までの間にイスラエルとの戦争で死亡した者の約70%は女性たちと子供たちであったと明らかにした。これは、犠牲者の代表例の詳細な分析に基づいている。 国連人権高等弁務官事務所は、開戦後の6か月間で記録された3万4500人の死者の中から抽出された8119人の死者の約70%が「子供たちと女性たち」であ 全文をよむ
■アラブの街頭での犯罪の悪化とイスラエル警察による犯罪の加担に抗議するため、48年パレスチナ人が民衆デモに加わる 【ナザレ:本紙】 アラブ人街区での犯罪の蔓延とイスラエル警察の共謀に抗議するため、48年占領地(訳注:1948年にイスラエルが占領した旧パレスチナ領)内のバーカ・ガルビーヤ市で民衆デモが行われた。これは「アラブ系イスラエル人フォローアップ高等委員会」の決定に基づくものであり、同組織は同じ理由からパレスチナ人に対して、翌日曜日(10日)にゼネストを行うよう呼びかけた 全文をよむ
■「ラアス・ヒクマ」 プロジェクトが観光分野のために約13万室の宿泊部屋を新設 【本紙】 観光・遺跡省は、ロンドンで11月7日まで開催される第43回ワールド・トラベル・マーケットに参加した。 様々な観光市場からエジプトへの訪問者数は、今年の初めから現在に至るまで増加し続けている。 シャリーフ・ファトヒー観光・遺跡省大臣によると、エジプトへの訪問者数は年末にかけて、昨年に比べて5%ほど増加する見込みである。 イギリスの市場はエジプトの観光にとって、 全文をよむ
■FIFA、サウジアラビアの2034年ワールドカップ招致評価を終了 【リヤド:DPA】 リヤド市は2034年ワールドカップで8つのスタジアムを使用して最多となる数の試合が開催される予定である。なお、8つのスタジアムとは「ファハド国王スポーツシティスタジアム、サルマン国王国際スタジアム、サウード国王大学スタジアム、新ムラッバアスタジアム、ファイサル・ビン・ファハド王子スポーツシティスタジアム、ムハンマド・ビン・サルマーン王子スタジアム、ロシュンスタジアム、南リヤドスタジアム」で 全文をよむ
■FIFA、サウジアラビアの2034年ワールドカップ招致評価を終了 【リヤド:DPA】 サウジアラビアサッカー連盟のヤースィル・ミスハル会長は以前、サウジアラビアが140を超える国々からかつてない歴史的な支持を得ていることに触れ、大規模イベントの招致に関する国際社会からの絶大な信頼がこの支持に結びついたと述べている。 また、リヤドでの公式記者会見でミスハル会長は「サウジアラビアは単独で48カ国が参加する史上最大規模のワールドカップを開催する歴史的な瞬間を迎えている」 全文をよむ
■FIFA、サウジアラビアの2034年ワールドカップ招致評価を終了 【リヤド:DPA】 サウジアラビアの放送局「イフバーリーや」の情報筋は、国際サッカー連盟(FIFA)がサウジアラビアの2034年ワールドカップ開催に向けた招致評価を完了したと明らかにした。 同局は、「X」アカウントでFIFAが同国を訪問し、インフラや試合開催候補地、各国代表チームの受け入れ場所を視察し、サウジアラビアの2034年ワールドカップ招致に関する評価段階を終了したと報じた。 FIF 全文をよむ
■イスラエルメディア:イスラエル人87人が先月10月のレバノンとガザ地区で殺害 【エルサレム:アナトリア通信】 イスラエル軍ラジオ局は金曜日(1日)、「兵士および治安要員64人と民間人23人を含むイスラエル人87人が、10月の間に殺害された」と報じた。 同局は、「先月10月に兵士および治安要員64人と民間人23人を含むイスラエル人87人が、(イスラエル)南部のガザ地区から北部のレバノンの様々な戦線で殺害された」と伝えた。 さらに、「木曜日(31日)に自国北 全文をよむ
■中東におけるラクダレースの世界に女性が参入 【本紙】 これまで男性の専売特許だった中東のラクダレースの世界に、最近顕著に女性が参入するようになった。 サウジアラビア王国のタイフ市が、祭りの一環として多くの人々が待ちわびるラクダレースグランプリを主催している。このレースではラクダたちがトラックを約250周し、賞金総額1300万ドルを競い合う。 今年で6年目を迎えたラクダレースフェスティバルは、ムハンマド・ビン・サルマーン皇太子の後援で行われ、世界で最も賞金 全文をよむ
■英国の大学がパレスチナ支持者を懲罰、国連報告者が大学を反イスラム的と非難 【ロンドン:本紙】 ガーディアン紙はダニエル・ボッフェイ氏が作成した報告書を発表し、その中で、人権、結社の自由および平和的集会に関する国連報告者が、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)を、パレスチナ支持の抗議活動参加者に対して大学がとった措置を理由に批判したと伝えた。 (報告者の)ジーナ・ロメロ氏は、LSEが「7月に親パレスチナデモを企画した学生らは2005年7月7日のロンドンで 全文をよむ
◾️イスラエル:ガザでの入植地再建を求める声 【AFP通信】 月曜日、数百人の極右活動家たちがイスラエルとガザの境界付近に集まり、ガザ地区にユダヤ人入植地を建設するよう要求した。この集会には閣僚や国会議員も参加した。 ガザへの「帰還の準備」をスローガンに掲げたこの集会は、ベンヤミン・ネタニヤフ首相率いるリクード党の議員や、入植活動を支持する政党・団体の呼びかけで開催された。 イタマル・ベン・グビル国家安全保障大臣は、参加者が拍手する中、「我々が望めば、再び 全文をよむ
■戦争と「戯れる」ダーヒヤ地区の住民たち:がれきと隣り合わせの「通常の」生活 【本紙:ファラフ・マンスール】 マンシーヤ街区では、ムハンマドさんは「ムルーク・ハディーサ」(新たな王たち)という肉屋を所有しているが、破壊は街区全体だけでなくこの肉屋にもおよんでいる。しかし、ベイルート市およびその郊外部での家賃高騰の影響により、彼は肉屋を開け、顧客への配達サービスを始めるよう促された。彼は同紙に対し、「我々はこの地域に2店舗所有していますが、2週間にわたって完全に閉めており、ベイ 全文をよむ
■戦争と「戯れる」ダーヒヤ地区の住民たち:がれきと隣り合わせの「通常の」生活 【本紙:ファラフ・マンスール】 数日にわたって激しい空襲にさらされたマリージャ街区では、店主たちが地域の活性化を図り、そこに活力を広めようとしている。同街区で食糧協同組合の組合長を務めるアフマドさんは、ムドゥン紙による独占インタビューで次のように説明した。「我々は、商品を売るために自らの商店に戻ることを決めました。商店を閉め続けることはできないと思ったので、毎日8時間は店を開け始めました」。 全文をよむ
■戦争と「戯れる」ダーヒヤ地区の住民たち:がれきと隣り合わせの「通常の」生活 【本紙:ファラフ・マンスール】 シヤーフ街区ではサロン「Dido」の店主が開店を決めた。彼は『ムドゥン』に対し、「約2週間前にベイルートの都市部に向かってここを去りましたが、私たちは毎日お客さんと連絡を取っており、彼らには開店の準備ができたと伝えました」と語った。そして彼は、「毎日4人くらいのお客さんが訪れますが、ダーヒヤ地区での空爆が激しくなるにつれ、数が減っています。また例外的な状況 全文をよむ
■戦争と「戯れる」ダーヒヤ地区の住民たち:がれきと隣り合わせの「通常の」生活 【本紙:ファラフ・マンスール】 実際にはダーヒヤ地区から住民が完全に去ったわけではなく、同地区では漸進的な避難が起こってきた。イスラエルによる空襲が激しい夜が明けると、住民は自身の地域を訪れ、自宅や自身の商店、そして同国による直前の空襲が引き起こした破壊を観察する。そして彼らは、まるで戦争の影響を除去し、たとえ部分的にでも通常の生活を取り戻したいかのように、あたりに散らばったがれきを取り 全文をよむ
■戦争と「戯れる」ダーヒヤ地区の住民たち:がれきと隣り合わせの「通常の」生活 【本紙:ファラフ・マンスール】 ベイルート南部ダーヒヤ地区の住民たちに重くのしかかっている戦争の影は、彼らの生活のすべての側面を圧迫している。1か月弱前から渋々、不安のなかで「生業」についてきたこの住民たちは職を失い、なかなか見えない突破口を待っている。この突破口とは、彼らがそこから避難した地区や住宅、商業が戻ってくる兆しをもたらすものである。 今日では、商店の店主らの「休業」が3週間目に 全文をよむ
■祖国の「歴史的」地図が描かれたネックレスを身に付けたアマゾンのパレスチナ人女性マネージャーに対するキャンペーン(動画) 【ロンドン:本紙】 『デイリー・テレグラフ』紙は、サムエル・モントゴメリー氏の記事を掲載し、パレスチナの地図と国旗で飾られたネックレスを身に付けた同社の役員が登場する動画を、アマゾンが削除したと伝えた。 同社は、アマゾンウェブサービス(AWS)のワールドワイドチャネルおよびアライアンス担当副社長のルバ・ボルノ氏の出演は政治的な立場を示す意図はなか 全文をよむ
■イラク:戦争勃発から約7千人を受け入れるも、レバノン人難民に永住権は付与しない 【バグダード:本紙】 イラク移民難民省は、約7千人のレバノン人難民が継続中の戦争から逃れて、イラク領内に到着したと推定しているが、イラクには国内で「彼らを定住させる」意思はないと否定した。 移民難民省のアリー・アッバース・ジハーンキール報道官は『シャルク・アウサト』紙に対し、「イラクに到着したレバノン人の総数はまだ正確ではない。というのも、カーイム郡やナジャフ国際空港、バグダード国際空 全文をよむ
■「ただちに大統領を選出」…アウダ氏「国家だけが人々にとっての傘、安全な避難場所となりうる」 【本紙】 同氏は聖ジョージ大聖堂で行われた日曜ミサの説教で次のように述べた。「レバノン人は自らに差し迫った危険に対して、指導者らが歴史的な救済の姿勢を見せることを待っている。救済の方法について立場が一つにならないかぎり、我々の崩壊した国は長く耐えられないだろう。開かれた広場やレスリングのリングとして我々の国を放置しておくことはもはや許されない。我々はどう猛で容赦のない敵に直面している 全文をよむ
■「ただちに大統領を選出」…アウダ氏「国家だけが人々にとっての傘、安全な避難場所となりうる」 【本紙】 ギリシャ正教のベイルート府大主教であるイリヤース・アウダ氏は「我々の国が経験していることはすべての国民にとって、自らの良心へと回帰し、発生したことに思いを馳せ、自らの国を守るために自らの国家のもとに団結するための機会である。これは国会議員らがすみやかに会議を行い、大統領を選出し、発展を追求し続け、必要な措置を講じ、国境と国の治安を保護する責任を単独で負っているレバノン軍の支 全文をよむ
■パレスチナの苦しみを思い出させるために…モロッコ最大の労働組合が「15分間」のスタンディングを呼びかけ 【ラバト:諸通信社】 モロッコ労働組合(同国最大の労働組合)は各地域の労働組合本部前で来週月曜日に15分間のスタンディングを実施するように呼びかけた。これは国際社会に対して、パレスチナの労働者と人民の苦しみを思い出させるためのものである。 この呼びかけは同組合がディーセント・ワーク世界行動デーに際して、またジェノサイドから1年経過したことを機に、国際労働組合総連 全文をよむ
◾️エジプト俳優労働組合の代表アシュラフ・ザキーが、芸術家たちによるレバノンを支援する大規模な連帯デモを発表 【カイロ:本紙】 俳優の職業労働組合団長のアシュラフ・ザキー氏は、レバノン国民を支援するためにエジプトの芸術家による連帯デモの開催を発表した。 同氏は、「カイロと人民」チャンネルで放送された「カイロ・トーク」番組でジャーナリストのカリーマ・アワド氏との電話対談で次のように述べた。「私の名において、そしてエジプト芸術家たちの名において、私たちは兄弟であるレバノ 全文をよむ
■モロッコ…イスラエルの侵害行為に対し、レバノンとパレスチナと連帯するスタンディングデモ 【ラバト:アナトリア通信】 デモ参加者らは、先週金曜日にイスラエルがベイルート南郊を襲撃したことにより、ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長が「暗殺」されたことを批判した。 また、(NGO団体である)「支援と勝利のためのモロッコ委員会」をはじめとする民間団体が呼びかけたこのスタンディングデモの参加者らは、西側による継続的なイスラエル支援を非難した。 2023年10 全文をよむ
■モロッコ…イスラエルの侵害行為に対し、レバノンとパレスチナと連帯するスタンディングデモ 【ラバト:アナトリア通信】 イスラエルによるパレスチナ、レバノンへの爆撃が1年近く継続し、数万人の犠牲者を出したことを受け、日曜夜、数十人のモロッコ人がモロッコ北部のタンジェ市でパレスチナとレバノンへの支持を表明するスタンディングデモに参加した。 アナトリア通信特派員は、タンジェ市のデモ参加者らがパレスチナとレバノンの支援し国家の主権を「侵害する」イスラエルを阻止する必要性を求 全文をよむ
■ベニ・スエフ県知事:90万人以上が100日健康キャンペーンの恩恵を受ける 【ベニ・スエフ:ムスタファー・フアード】 ベニ・スエフ県のムハンマド・ハーニー・グナイム知事は、保健分野を支援するための大統領主導の取り組みとして、県内の市町村や保健センターで保健サービスを無料提供した、『100日健康』キャンペーンの実施結果に関する保健局の報告書について意見を交わした。同キャンペーンは、アブドゥルファッターフ・スィースィー大統領の後押しにより、保健分野における大統領主導の国家計画を実 全文をよむ
■イスラエルがレバノンの子供数十人を殺害したのち、UNICEFは「早急な鎮静化」を呼びかける 【イスタンブール:アナトリア通信】 国際連合児童基金(UNICEF)は、特にレバノンの子供数十人が死亡したという報告が伝えられたのを受けて、イスラエル・レバノン間の衝突激化に関して大きな懸念を表明するとともに、両者に対して「早急な鎮静化」を呼びかけた。 UNICEFのキャサリン・ラッセル事務局長は声明で、「私は、レバノン・イスラエル間の致命的な攻撃が激化し続け、その結果今日 全文をよむ
■仏語週刊誌が、深刻な危機への対応におけるアハヌーシュ政権の「重大な不在」を批判 【ラバト:本紙】 「経済社会環境審議会」の報告によると、このグループはモロッコに約150万人おり、同国の経済にとって大きな負担となっている。しかし同誌は、このグループを負担とみなすべきではなく、労働市場に適切に組み込まれれば、経済成長の大きなチャンスとなりうると述べた。また、このグループを無視した場合の影響についても、さまざまな機関が繰り返し警告を発しているにもかかわらず、政府はこの危機に対処す 全文をよむ
■スーダンの5つの州で、新たに401人がコレラに感染、うち6人が死亡 【ポート・スーダン:アナトリア通信】 スーダン当局は日曜午後、5つの州で新たに401人のコレラ感染者を記録し、うち6人が死亡し、8月以来の死者数は388人となったと発表した。 保健省は声明で、5つの州で新たに401人のコレラ感染者を記録し、うち6人が死亡したと発表した。 これらの症例はカッサラ、ガダーレフ、紅海(東部)、北部、ナイル川(北部)の各州で記録されたと説明した。また、18ある州 全文をよむ
■仏語週刊誌が、深刻な危機への対応におけるアハヌーシュ政権の「重大な不在」を批判 【ラバト:本紙】 同誌は次のように続けた:「この悲劇的な出来事が北部で起きている間、首相であるアハヌーシュは、独立国民連合(RNI)の代表として、アガディール市で開かれた政党の活動に出席していた。セウタで深刻化した不法移民の危機に対処する代わりに、アハヌーシュ首相は政敵を攻撃する政治演説を行うことを重視した。アハヌーシュのスピーチは若者に向けられたものであったにもかかわらず、彼は若者たち、なかで 全文をよむ
■仏語週刊誌が、深刻な危機への対応におけるアハヌーシュ政権の「重大な不在」を批判 【ラバト:本紙】 同誌は、こうした不法移民の試みは新しい現象ではないとしつつ、新たな波を特徴づけているのは、就労年齢の若者や学齢期の子どもまでもを含んだその人口構成であると指摘した。彼らのなかには9歳に満たない子どももおり、彼らをこのような危険な旅に出るに至らしめた状況について数々の疑問を呼んでいる。「テル・ケル」によれば、この移民の波は明らかに、モロッコが経験している根深い社会危機を反映してい 全文をよむ
■仏語週刊誌が、深刻な危機への対応におけるアハヌーシュ政権の「重大な不在」を批判 【ラバト:本紙】 モロッコのフランス語週刊誌「テル・ケル」はその最新号で、「アズィーズ・アハヌーシュ: 不在者」というタイトルで、失業率上昇、生活費高騰から不法移民、洪水にいたるまで、モロッコで増大する社会的・経済的課題に首相がどう対処しているかについての分析ファイルを掲載した。 同誌は、これらの危機はモロッコ人の日常生活に深刻な影響を与えていると伝えた。しかし、アハヌーシュ首相は具体 全文をよむ
■ガザ地区での保健状況:10月7日以降の死者数が計40,939人に増加 【ガザ地区:アナトリア通信】 ガザ地区保健省は土曜日(7日)、昨年10月7日以降続いているイスラエルのガザ地区に対する戦争によって「死者数が計40,939人、負傷者数は計94,616人」に増加したと発表した。 同省は戦争開始から337日目の統計報告書で、「イスラエルの攻撃により、10月7日以降の死者数が計40,939人、負傷者数は計94,616人に増加した」と述べた。 さらに同省は、「 全文をよむ
◾️囚人協会:パレスチナ人ジャーナリスト52人がイスラエルの刑務所に拘留される 【ラマッラ:アナトリア通信】 パレスチナ囚人協会は月曜日、イスラエルが昨年10月7日以降、約98人のパレスチナ人ジャーナリストを逮捕し、そのうち52人が依然として刑務所に拘留されていると発表した。 協会は声明の中で、「10月7日以降、占領当局はジャーナリスト98人を逮捕し、そのうち52人を引き続き拘留している」と付け加えた。 また、現在の拘留者の中には、「行政拘留されているジャーナリ 全文をよむ
◾️フーシー派:イエメン、フダイダでの洪水による死者数が84人に増加 【サナア:アナトリア通信】 フーシー派は金曜日、イエメン西部フダイダ県での洪水による死者数が今年8月初旬から84人に増加したと発表した。 これは、主にフーシー派が支配している同県の緊急委員会が発表した声明で、フーシー派が運営する「サバ通信社」によって報じられた。 声明は、「今年8月初旬からフダイダ県での洪水と集中豪雨による死者数が84人、負傷者数が25人に増加した」と述べた。 全文をよむ
■UNRWA:イスラエルの戦争を原因とした水不足がディール・バラフで85%に達する 【アナトリア通信】 国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は月曜日(26日)、水の供給がガザ地区中部のディール・バラフで85%減少したと発表し、11ヶ月続くイスラエルの戦争によって、18本の井戸のうち稼働しているのはわずか3本のみであると明かした。 UNRWAはプラットフォーム「X」上に投稿した声明で、「ディール・バラフで続いている軍事作戦の影響で、18あるうちの3つの井戸のみ 全文をよむ
■地方住民たちが各県に対して「渇きの行進」を組織する ■当局は水不足の解決方法を模索する 【ラバト:本紙】 モロッコ国営チャンネルで放送された国王演説のわずか1日後、アズィーズ・アフヌーシュ首相は「飲料水・灌漑用水供給のための国家プログラム2020-2027運営委員会」の会議を召集し、政府は水資源の結集・管理分野における投資ペースを上げる決意があることを強調した。多くの大臣が出席したその会議では、首相はさまざまな関係省庁に対し、水関連の投資の加速や、決められたスケジュール 全文をよむ
■地方住民たちが各県に対して「渇きの行進」を組織する ■当局は水不足の解決方法を模索する 【ラバト:本紙】 同決定は、カサブランカ市議会議長のナビーラ・ラミーリー氏が「市とその郊外の水事情は憂慮すべきであり、危機的である」と述べた声明の数日後に下された。また同氏は経済首都(カサブランカ)の状況が、昨年8月に創設されたモロッコ初の「水の高速道路」プロジェクトを通してアブー・ルグルグ川から引かれた水に完全に依存していることを指摘した。 カサブランカ市長は責任者らに対 全文をよむ
■地方住民たちが各県に対して「渇きの行進」を組織する ■当局は水不足の解決方法を模索する 【ラバト:本紙】 モロッコの辺境の村、特にモロッコ南東部と中部の村の住民たちは、時に20km以上にも及ぶ「渇きの行進」と呼ばれる徒歩行進を組織するのに慣れている。これは、さく井やダム水の活用、貯水地の建設により水不足問題の解決策を見出すべく、関連地域の知事たちに彼らの声を届けることを目的としている。地方当局者たちは平和的かつ文明的な方法で介入し、問題解決策を約束することで抗議者たちの 全文をよむ
社会連帯大臣と日本大使は、義肢と高齢者介護の分野での日本モデル活用について話し合う 【カイロ:本紙】 マーヤー・ムルスィー社会連帯大臣は、新行政首都にある社会連帯省庁舎で、岡浩駐エジプト大使と国際協力機構(JICA)の代表団と会合した。 話し合いの主題 会合には、アイマン・アブドゥルマウジュード社会連帯大臣市民社会組織担当補佐、同省のの実務責任者複数が出席し、共同事業を強化する方法を議論した。 「草の根」プロジェクト 会合では、日本政府イニシ 全文をよむ
■フースィー派:サナアとヨルダン間のフライトが毎日再開 【サナア:アナトリア通信】 イエメンのフースィー(フーシ)派は、国際的に承認されている政府との停戦合意に基づき、木曜日からサナア市とヨルダン間のフライトを再開すると発表した。 フースィー派が運営する『サバア』通信によると、これはサナアにあるイエメン航空局(フースィー派傘下)が発表した声明によって明らかにされた。 声明には「サナア国際空港からクイーン・アリア空港への航空便を今日木曜日から再開する」と記載 全文をよむ
■心理学専門家:スレブレニツァの虐殺のトラウマが今日のガザで再現されている 【アンカラ:アナトリア通信】 心理学専門家のメフメト・ヤセル・ジェベジ氏によると、スレブレニツァとガザの集団虐殺は同様のトラウマを生み出しており、ボスニアの人々は30年前に経験した戦争の後遺症とトラウマに苦しんでいる。 トルコの「パレスチナのための精神科医」グループコーディネーターであるジェベジ氏は「スレブレニツァで集団虐殺が発生し、それはすでに終わったとみなされているが、ボスニアでは今でも 全文をよむ
■アラブ首長国連邦で、クーフィーヤを被り「パレスチナ解放」を唱えた大学生を逮捕、国外退去に 【ワシントン:本紙】 アラブ首長国連邦当局は、5月にニューヨーク大学アブダビ校で行われた卒業式で、学生の一人がパレスチナのクーフィーヤを被り、ステージを横切りながら「パレスチナ解放」を唱えたことを受け、その数日後にその学生を国外へ退去させた。 アラブ首長国連邦は、表現の自由に厳しい制限を課す7つの首長国の連邦国家であり、政党の活動は違法で、アラブ世界を席巻したような、いかなる 全文をよむ
■カナダ裁判所は警察にトロント大学での親パレスチナキャンプの解散を許可 【トロント:ロイター通信】 一方トロント大学は声明のなかで裁判所の決定を歓迎した。 大学は「我々はキャンプにいる人々が裁判所の命令に従い、裁判所が設定した期限までにキャンプを退去することを確信している。 この期限以降にキャンプに留まることを選ぶ者は、大学の方針と法律に基づいた処罰を受けることになる」との声明を出した。 カナダ最大の大学であるトロント大学は、キャンプから人々を退去させる責 全文をよむ
■カナダ裁判所は警察にトロント大学での親パレスチナキャンプの解散を許可 【トロント:ロイター通信】 カナダのオンタリオ州の裁判官は、親パレスチナ派の抗議者らに対し、彼らがトロント大学に2か月間にわたって設置していたキャンプから水曜日の夕方までに退去するよう命じ、大学による司法令状発行の要求を認めた。 これにより警察は命令に従わない者を逮捕し、退去させる権限を持つことになったが、抗議者らは同決定が自らの要求のためのキャンペーンを妨げるものではないと述べた。 全文をよむ
■ガザ地区の女性557,000人が食糧不足に苦しんでいる 【ガザ:本紙】 国連女性機関(UN Women)はガザ地区の少なくとも557,000人の女性が深刻な食糧不足に直面していると発表した。さらに同機関はガザ地区の現状は、他人に食事を与えることを優先することで、食料を得るにあたって男性よりも困難に直面することが多い母親らや成人女性らにとって「特に懸念すべき」であると強調した。 同国連機関は今回の新たな報告書のなかで、ガザの現状は「多くの女性が、子供たちに食事を確実 全文をよむ
■サウジとエジプト間の空輸で抽選に選ばれた巡礼者840人が帰国開始 【メッカ:本紙】 エジプトの内務省行政担当次官兼ハッジ公式団長は、今日月曜日、同国とサウジアラビアの間で、抽選で選ばれた840人の巡礼者を帰国させるための特別航空路線の運用が開始したと発表した。 同次官は、抽選で選ばれた最初のグループにはミヌーフィーヤ県在住の計840人の巡礼者が該当することを明らかにし、彼らがジェッダ市のキング・アブドゥルアズィーズ国際空港を経由して、3便に分けて母国に帰国すること 全文をよむ
■フサイン・ジャスミー氏:危険とはいえ、私のガザ訪問は人道的義務である 【ガザ:本紙】 「特命親善大使」とのあだ名で知られるUAEのアーティスト、フサイン・ジャスミー氏がガザ地区のパレスチナ市民への人道支援キャラバンを率いた。 同氏はUAE赤新月社とともに、カイロからアリーシを経由し、ラファ検問所を通ってガザ地区に到着した。この訪問の目的は、「日々イスラエルによる攻撃と敵対行為にさらされているガザ地区のパレスチナ市民への支援」であった。 同氏は爆撃の被害を 全文をよむ
■ヘブライ語ニュースサイト:55万人のイスラエル人が戦争の最初の6か月間に自国を離れ、いまだ帰国せず 【エルサレム:アナトリア通信】 タイムズ・オブ・イスラエルは、戦争下でのイスラエル人の一時的な避難、また帰国にあたっての技術的な困難に起因するものであったと思われる現象が、今では恒常的な傾向(永続的移住)に変化したと述べている。 2024年4月時点でのイスラエル統計局の最新データによると、イスラエルの人口は約990万人で、そのなかには200万人以上のアラブ人(194 全文をよむ
■ヘブライ語ニュースサイト:55万人のイスラエル人が戦争の最初の6か月間に自国を離れ、いまだ帰国せず 【エルサレム:アナトリア通信】 ヘブライ語メディアが日曜日に報じたところによると、ガザ地区に対する昨年10月7日以来の戦争が続くなかで、過去6か月間で55万人以上のイスラエル人が自国を離れ、いまだに帰国していない。 イスラエルによる戦争により、そのほとんどが子供や女性である12万3千人以上のパレスチナ人が死傷したほか、甚大な被害と飢餓が発生するなかで1万人以上が行方 全文をよむ
■サウジアラビアは今年1,301人の巡礼者の死亡を発表…彼らの83%が「巡礼ビザなし」 【リヤド:諸通信社】 サウジアラビアは日曜日、1,300人以上の巡礼者が熱波の発生と重なったハッジの儀礼中に死亡したことを明らかにし、彼らの大多数が「ハッジの許可を受けていない人々であった」と指摘した。 国営サウジ通信『SPA』は、ファフド・ジャラージル保健大臣がテレビのインタビュー中に行った発言を次のように引用した。「死亡者数は1,301人に達した。神が彼ら全員に御慈悲をお与え 全文をよむ
■国連:2024年内に16,000人のシリア人難民が自国に帰還 【本紙】 同ネットワークは数十件の報告書のなかで「帰還した難民たちはシリア在住の人々が苦しんでいるものと同じパターンの侵害行為にさらされた。その主な理由は法の欠如、抑圧と専制の支配、権力の集中である」と述べ、「人権を尊重する民主主義体制への政治的移行の実現なしでは難民たちにとって自由で尊厳ある帰還はないだろう」と強調した。 同報告書は、「シリアで今も行われている侵害行為は数百万人のシリア人が国外逃亡した 全文をよむ
■国連:2024年内に16,000人のシリア人難民が自国に帰還 【本紙】 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、少なくとも16,000人のシリア人難民が2024年最初の5か月間に自国に帰還したと述べた。 UNHCRは7,693人のシリア人難民がトルコから、4,205人がレバノンから、2,320人がヨルダンから、1,048人がエジプトから、928人がイラクから帰還したと明らかにした。 同事務所はこれらの国から約9,000人のシリア人難民を第三国に再定住さ 全文をよむ
■モロッコ民族問題支援局がイード期間中にパレスチナ問題を意識するよう呼びかける 【ラバト:アナトリア通信】 モロッコ民族問題支援局は土曜日、イスラエルのガザ地区に対する戦争が継続している状況下で、イード期間中にもパレスチナ問題を念頭に置くよう呼びかけた。 同局(非政府系)は声明で「我々のイードをあなたたちの支援でさらに偉大に」というスローガンのもと、「ガザを支援するためにイード期間中に多くの活動を組織する」よう呼びかけた。 モロッコのワクフ・イスラーム問題 全文をよむ
■UNRWA:ガザの居住地区に33万トン以上の廃棄物が蓄積―(ブログ) 【ガザ:アナトリア通信】 国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は木曜日、ガザ地区全域の居住地区に33万トン以上の廃棄物が蓄積していると発表し、「壊滅的な」環境と健康のリスクを警告した。 「UNRWA」は「X」で、「ガザ地区全域の居住地区には33万トンを超える廃棄物が蓄積しており、壊滅的な環境と健康上のリスクをもたらしている」と述べた。 また、「子供たちは毎日ゴミを物色している」 全文をよむ
■バカロレア受験の間、パレスチナのクーフィーヤを身に纏うモロッコの学生たち 【ラバト:アナトリア通信】 モロッコの学生たちは月曜日(10日)、2023年10月7日以来イスラエルによる戦争にさらされているガザ地区(の人々)に連帯するために、一般中等教育修了試験を受ける際にパレスチナのクーフィーヤを身に纏った。 月曜日の早朝、モロッコ内の様々な教育機関で一般中等教育修了試験が開始した。 モロッコ国民教育省の情報によると、49万人を超える学生が、6月10日から1 全文をよむ
■「ナクサ」からガザ戦争まで…57年間の「殺戮と移住」 【ラマッラ:カイス・アブーサムラ】 水曜日(6月5日)はアラブで「ナクサ」、または1967年戦争として知られている事態から57周年に相当する。この「ナクサ」はイスラエルがアラブ軍に勝利し、パレスチナ、エジプト、シリアの広大な領土を占領することで終わった。 戦後長い年月が経ったにも関わらず、パレスチナ人たちは、2024年も、ガザ地区とヨルダン川西岸双方でイスラエルが開始した「殺戮戦争」の中を生きていると主張する。 全文をよむ
■カッバーグ社会連帯相:「マワッダ」は民間社会との協力によりターゲット層とのコンタクトに成功 【カイロ:本紙】 エジプトの家族(ウスラ)を維持し、尊厳ある生活の実現に向けて強い絆で結びついた家族を築くために必要な技能や情報を、結婚を控えた若者たちに教育することは、エジプトの最も重要な国家目標の一つである。それに関して、ネヴィーン・カッバーグ社会連帯大臣は、エジプトの家族を維持するための国家プロジェクト「マワッダ(真心/親密さ)」は、その基本的な目標である「エジプトの家族の保持 全文をよむ
■モロッコ経済社会評議会議長:未成年者の結婚が身体的、心理的、精神的健康に与える悪影響 【ラバト:本紙】 モロッコの児童婚に関する議論が再び最前線に戻ってきた。経済社会環境評議会のアフマド・リダー・シャーミー議長が「モロッコにおける少女たちの結婚」について公表し、この事態が「少女たちの身体的、心理的、精神的健康に悪影響を及ぼし、教育の機会を奪っている」と強調した。 同議長は、モロッコ議会第一議場の「司法、立法、人権」委員会で、モロッコの法律、特に未成年者の結婚に関す 全文をよむ
■紛争勃発から1年を経て、スーダンでは子ども世代全体が「壊滅」している。 【ポートスーダン:AFP】 ダルフールからの国内避難民であるアーミナ・イスハク氏は、彼女の子供たちに1日に1度しか、時には1度も食べ物を与えることができていない…。スーダンで戦争が勃発してから1年が経過し、国連は「全世代が壊滅しかねない」と警告し、また数百万人もの子供たちが国内避難民となり、飢えに苦しみ、戦闘や結婚を強いられているとした。 南ダルフールに20年前に設立されたオタシュ国内避難民キ 全文をよむ
また、大主教はエジプト国家がシナイ半島と聖カタリナ地域で取り組んでいる広範な開発運動と、観光客の移動を支援するために建設中の空港を称賛した。 修道院長は教皇とアポロ南シナイ司教の愛のつながりを示し、教皇と教会会議員を修道院訪問に招待した。 タワドロス教皇は、コプト教会と聖カタリナ修道院の共同事業を称賛し、主イエスが我らに期待しておられる協働と奉仕の価値を高く評価した。 また、教皇は社会的ケアの分野におけるコプト教会の貢献と、エジプト社会の利益に寄与するこの活動の重要 全文をよむ
■タワドロス教皇が聖カタリナ修道院長と面会 【カイロ:アミーラ・ヒシャーム】 アレクサンドリア教皇並びに聖マルコ管区総主教のタワドロス2世は、聖カタリナ修道院・ワーディー・フィーラーン及びエルトール大主教、並びにエジプトのアル=ウバイディーヤ学園財団理事長であるドミトリ・サマツィス・デミアノスと彼の代表団と面会した。 この会談は水曜、アッバースィーヤの聖マルコ大聖堂にあるコプト教皇公邸にて行われた。 タワドロス教皇は来賓を歓迎、面会への喜びを表明し、全ての 全文をよむ
■攻撃に立ち向かうため…「南レバノン水公社」が南部の町に貯水タンクを提供 南レバノン水公社の生産局は4月8日月曜日、水資源部門に対するイスラエルの攻撃の影響を軽減する取り組みの一環として、イスラエルの攻撃にさらされている町村に、赤十字国際委員会から提供された予備用公共タンクを提供・設置したと発表した。これらのタンクはそれぞれ1万リットルの容量を有しており、具体的にはアドシート、クサイル、ダイルスィルヤーン、ユフムルといった町村に設置されたという。 またこれに先立ち、南レバノン 全文をよむ
■カイロで違法な補助金付きベーカリーを閉鎖 【カイロ:アミーラ・シャルカーウィー】 カイロの供給庁は、パン屋を対象とした集中的なキャンペーンの中で、公定価格に上乗せした価格で違法にパンを販売したとして、補助金付きパン屋を閉鎖した。なお、このキャンペーンの結果、首都全域で様々な違反が報告された。 カイロ供給庁のナースィル・サービト長官は、違反を防ぎ、市場の安定を達成し、規格を満たしたパンを入手する市民の権利を保護するため、遅滞なくキャンペーンの強化を継続することを強調 全文をよむ
■クファルデビヤーン村が「2024年アラブ冬期観光地の首都」に選ばれたことを祝福…「レバノンをトップに」 【本紙】 一方でピエール・アシュカル観光組合会長兼国家観光評議会議長は、「クファルデビヤーン村が2024年アラブ冬期観光地の首都に選ばれたことは、観光全般における、また特に冬期の観光におけるレバノンの特徴的な長所を示している」と述べつつ、「このことはレバノンの観光に良い影響を与え、戦争が終わり、安定が広まった際に、旅行客の誘致に貢献する」と強調した。 アシュカル 全文をよむ
■クファルデビヤーン村が「2024年アラブ冬期観光地の首都」に選ばれたことを祝福…「レバノンをトップに」 【本紙】 「このイベントはアラブの兄弟たちがレバノンで再び集まる良い兆しであり、我々が見て取ったことは、戦争や分断は終わるべきだということです」。 サラーマ氏は、クファルデビヤーン村がアラブ観光の首都に選ばれた理由として、「雪、ゲレンデから首都ベイルートからの近さ、古代の城跡、石橋や様々な自然にいたるまで、主が我々にお与えくださった自然の要素に由来するもの」を挙 全文をよむ
■クファルデビヤーン村が「2024年アラブ冬期観光地の首都」に選ばれたことを祝福…「レバノンをトップに」 【本紙】 サラーマ氏は、「今日あなた方がいるということは明日のレバノンや、この国がアラブ諸国において果たしている先駆的な役割に対する信仰、そして愛の証左である。2024年冬季アラブ観光地の首都クファルデビヤーン村へようこそ」と付言し、「純白な雪がこの先数世紀にわたって残り続けるために、この村はアラブ冬期観光地の首都であり続けるだろう。この村がトップになったとき、レバノン全 全文をよむ
■クファルデビヤーン村が「2024年アラブ冬期観光地の首都」に選ばれたことを祝福…「レバノンをトップに」 【本紙】 アラブ観光協会は、(レバノンの)クファルデビヤーン村が旅行客を惹きつけている多くの要素に焦点をあて、同村が「2024年アラブ冬期観光地の首都」であると発表した。 クファルデビヤーン村はこの機に際した今日(24日)午後、ワーリド・ナッサール観光大臣とワーリド・ブハーリー駐レバノン・サウジアラビア大使の出席のもと祝典を開催した。この祝典では、アラブ諸国の大 全文をよむ
■イスラエルが95人を超える大学学長、大学教員を殺害 【ロンドン:本紙】 「欧州地中海人権モニター」は金曜日、「昨年10月7日から実行されている大量虐殺の裏で、イスラエル軍の組織的かつ広範囲に渡る大学や文化財に対する攻撃により、ガザの生活の最後の側面が破壊されている」と述べた。 同団体は、以下のことを明らかにした。「ガザ地区に対するイスラエル軍の継続的な攻撃の結果、あらゆる総合大学、ユニバーシティ・カレッジ、コミュニティ・カレッジにおける教育課程が中断されたが、悲惨 全文をよむ
■モロッコの大麻売人らがガザ侵攻を理由に「イスラエルの同業者をボイコット」 【n.p.:本紙】 この売人は、「モロッコの大麻」1kgがイスラエルでは30万シェケルで売られていることを明らかにした。また、「モロッコでの麻薬取引に関わるイスラエル人の多くはモロッコの最北部の場所に住んでおり、彼らは地元やイスラエル人の密売人らに助けを求め、海を超えてスペインに逃亡し、そこからヨーロッパに商品を流通させている」と語った。 チャンネル12はモロッコの売人の発言を次のように伝え 全文をよむ
■モロッコの大麻売人らがガザ侵攻を理由に「イスラエルの同業者をボイコット」 【n.p.:本紙】 イスラエルの「チャンネル12」は金曜日、モロッコの麻薬売人らがイスラエル人に対してボイコットを行っていることを明らかにした。 イスラエルの同チャンネルは、「モロッコの大麻売人らは、ガザに対するイスラエルの戦争を背景に、イスラエルの大麻売人らに麻薬を販売することを拒否している」と伝えた。 ウェブサイト「ジャルマク」によると、同チャンネルは「(イスラエルの)シャロン 全文をよむ
■レバノンでイスラエル製モバイルゲームのボイコットが呼びかけられる 【ベイルート:本紙】 声明はさらに「1つ目のゲームは2019年8月にリリースされて以降、1,000万回以上のダウンロード回数によって成功と拡散を実現し、また2つ目のゲームは2022年のリリース以降100万回以上ダウンロードされている」と付言した。 同運動は次のように表明した。「これらのゲームに特化した複数のアプリはイスラエル発祥であり、ゲーム中に流れる広告と追加機能の購入を通じて利益を実現してきた。 全文をよむ
■レバノンでイスラエル製モバイルゲームのボイコットが呼びかけられる 【ベイルート:本紙】 「レバノンのイスラエル支持者ボイコット運動」は、携帯電話で利用できるイスラエル製の2つのゲームのボイコットを目的とした新たな運動を立ち上げた。そのゲームとは「Dice Dreams」と「Domino Dreams」で、ゲームをプレイする手順中にシオニストの物語を含んでいる。 この運動が声明のなかで述べたところによると、この運動は特にパレスチナの大義を支持する全ての賛同者が「X」 全文をよむ
■アッカール県ブルジュ・アラブ町で激しい無差別銃撃が発生 【本紙】 アッカール県のブルジュ・アラブ町で軍用武器を用いた激しい無差別銃撃が発生し、地域の住民を恐怖の状態に陥れた。事態の重大性を理由に、運転手や住民に対してはSNSを通じて同町中心部の主要道路の通行を避けるように喚起するメールが送信された。住民からは軍や治安部隊、地域の活動家らに対し、事態を収束させ現状に歯止めをかけるせるための迅速な介入を求める声が上がった。 報じられた内容によると、流れ弾によって複数の 全文をよむ
■女性のための国民会議は、社会における家族の役割に関するシンポジウムを開催 【本紙】 シャーズリー博士は、女性はエジプトの家族の形成、子供の育成のための重要なパートナーであると強調した。 同シンポジウムには、アレキサンドリア大学の社会学のムハンマド・ビダイウィー博士、保健局の母子福祉部長のリーム・リファーイー博士のほか、関心を持つ人々やメディア関係者のなかから選抜された人々が参加した。 この文脈において、国家女性委員会アレキサンドリア支部のメンバーで技術者 全文をよむ
■女性のための国民会議は、社会における家族の役割に関するシンポジウムを開催 【本紙】 エジプトの国家女性委員会と創造の自由センターは、アレキサンドリアにある同センター内のタウフィーク・ハキーム・ホールで、「家族の形成における社会的責任と社会の役割」と題されたシンポジウムを開催した。 国家女性委員会アレキサンドリア支部に所属するパネリストのマージダ・シャーズリー博士は、「家族の役割は社会の核のようなものである」と述べたうえで、「家族が健全であれば社会も健全であり、家族 全文をよむ
■イスラエル人作家:これが「ジェノサイド」でないならば、何なのか? 【ナザレ:本紙】 イスラエル人作家ギデオン・レヴィ氏はイスラエルがガザ地区で始めた戦争を批判し続け、イスラエル紙「ハアレツ」のオピニオン面に掲載された記事の中で「これがガザ地区での大量虐殺(ジェノサイド)でないとしたら、何なのか?」と問いかけた。 自国イスラエルによるパレスチナ人の大量虐殺に批判的なスタンスを取る、イスラエルでは数少ない作家の一人である彼は、「今なお続く想像を絶する規模の無差別大量虐 全文をよむ
■ガザ地区のほとんどで通信・インターネットサービスが遮断される 【エルサレム:アナトリア通信】 ガザ地区で活動するパレスチナの通信会社2社が金曜日、同地区の大部分でインターネットと通信サービスが切断されたと発表した。これはガザ地区に対するイスラエル侵攻の間発生した9回目の切断である。 「ジャッワール・パレスチナ通信」社は声明で、「継続中の侵攻により、ガザ地区とのすべてのサービス(携帯電話、電流、インターネット)の完全な切断を発表することを遺憾に思います」と述べた。 全文をよむ
■ワーイル・ダハドゥーフ氏はパレスチナ人の抵抗と忍耐強さの象徴であり、アラブメディアのアイコンである。 【ベイルート:本紙】 イスラエルは、ガザでもレバノン南部でもジャーナリストを標的とし続けている。「アルジャジーラ」チャンネルの特派員でジャーナリストのワーイル・ダハドゥーフ氏は、悲哀、苦しみ、痛みという真の悲劇を体現している。イスラエルが犯している大量虐殺をはじめとするあらゆることがガザ地区で起こっている真っ只中で、同氏はニュース報道のために特派員としての使命を果たし続け、 全文をよむ
■シリア北部における国連支援の削減が人道組織および人々に与える影響とは? 【アルジャジーラ・ネット:シリア北部】 ザーヒル・ウバイドゥーさんは、10年以上にわたってシリア北西部で活動している人道組織内で公衆衛生の分野における新たな仕事の機会を探している。 ザーヒルさんはかつて同地域で活動する国際組織で働いていた。しかしシリア北部における国連食料計画(WFP)のプロジェクトが停止したことで、彼やそのほか100人以上の被雇用者が職を失った。 彼はアルジャジーラ 全文をよむ
■写真で見る―大洪水後…山間部と北部の村々で明らかになった「洪水」の被害 【n.p.:本紙】 「もし山間部が雪に覆われていたなら、激流がレバノンの複数の地域を飲み込むことはなかっただろうし、洪水や氾濫は発生しなかっただろう」。北方の山間部の老人は「昨日の洪水」についてこのようにコメントした。 さらに、「山間部が豪雨になればなるほど、沿岸部では激流となって轟音をたてる。冬にこのようになれば、さらなる災害が予期される」と付け加えた。昨日は高地と高い山頂にしか雪が降らず、 全文をよむ
■ベイルートへの新しい航空路線と1日18,000人の到着客 【本紙:経済】 空港情報筋が確認したところによると、ベイルート空港を経てレバノンに到着する客の数が過去数日間で記録的な数に達した。到着客数は1日18,000人を超え、クリスマスから正月の時期にかけて数がさらに増加することが予想されている。 これは、ガザでの紛争やレバノン南部での衝突によって運行が停止された後、多数の外資系企業がベイルート便を再開し、航空便が集中的に運行されたためである。 昨日、ベイ 全文をよむ
■レバノン南部の住民はイスラエルの爆撃下でも自らの仕事を続ける 【カフラキラー(レバノン):AFP通信】 マンスールさんは、「我々は自分たちの土地に残ります。現在の住民数は少なくなりましたが、収入がある人は残り続けるでしょう」と主張する。 隣接するアダイサ村では、アフマド・タッラーブさん(23歳)が働いており、先週まで住民にハンバーガーを提供するために開いていた小さなレストランが残った。 タッラーブさんはAFP通信に、「戦争の開始から今まで我々は去りません 全文をよむ
■レバノン南部の住民はイスラエルの爆撃下でも自らの仕事を続ける 【カフラキラー(レバノン):AFP通信】 ―我々は自分たちの土地に残る― イスラエルの爆撃が達し、12月11日には爆弾で村長が死亡したレバノン南部国境付近のタイバ村の入り口でガソリンスタンドを経営するアリー・マンスールさんもまた、日々の爆撃に抗って家から出てくる数少ない客を待っている。 それにもかかわらず彼は、「爆撃が遠い限り我々は収入を得るために働きます」と断言する。 50代のマン 全文をよむ
■レバノン南部の住民はイスラエルの爆撃下でも自らの仕事を続ける 【カフラキラー(レバノン):AFP通信】 レバノン南部の軍事的エスカレーションが原因でレバノンでは少なくとも、約100人のヒズブッラー戦闘員や、少なくとも3人のジャーナリストを含む民間人17人など計140人が死亡した。 レバノン南部の軍事エスカレーションによりレバノンでは少なくとも140人が死亡した一方で、イスラエル側では11人が死亡し、うち6人が軍人であった。 国際移住機関(IOM)によると 全文をよむ
■レバノン南部の住民はイスラエルの爆撃下でも自らの仕事を続ける 【カフラキラー(レバノン):AFP通信】 彼はAFP通信に、「我々は爆撃下にいても、働き店を閉めるつもりはありません。お金を持っている人にも持っていない人にも、空腹な人全員に食事を与えます。これも神のためのジハードなのです」と語った。 10月7日にハマースがイスラエル領内で未曾有の急襲攻撃を開始して以降、イスラエルはガザ地区で破壊的な爆撃と地上作戦でこれに反撃しており、レバノン南部国境付近の地域ではイス 全文をよむ
■レバノン南部の住民はイスラエルの爆撃下でも自らの仕事を続ける 【カフラキラー(レバノン):AFP通信】 レバノン南部に構える小さなファラーフェル屋で、フサイン・ムルタダーさんは数少ない客のためにサンドウィッチを準備している。そのようななかで、イスラエルの無人偵察機が国境付近でほぼ無人となったクファルキラー村上空を旋回する。 髪と髭がもう白くなった60歳のムルタダーさんは小さな店内でファラーフェルの種を入れる前の油を加熱しながら、「数日前ここから200メートル以内に 全文をよむ
■養蜂家: イスラエルによる爆撃と殺虫剤の散布により、スールの養蜂の環境は大きな打撃を受ける 【ベイルート:本紙】 新レバノン農家・養蜂家協会は声明で、「スールにおいて環境汚染が500以上に上る養蜂箱に打撃を与えている。毒性のある農作物用の殺虫剤が散布されたことが原因である」と明かした。 また同協会は次のように述べた。「我々は養蜂家として、戦争による危機を経験してきた。戦争による損失は、数多くの養蜂箱の焼失や、残った養蜂箱の放棄であり、これは敵意を持った継続的な爆撃 全文をよむ
■ハドラマウトのウラマー:シオニストである敵とは和平も正常化もない 【アデン:本紙】 ワーディー・ハドラマウト(イエメン東部)のウラマー、首長、布教者たちによるフォーラム(同涸谷のアル=アクサー協会主催)が声明を発表し、「シオニストである敵とは和平も正常化もない」と強調した。 土曜日、ガザ地区とその他の占領地のパレスチナ人を支援するために、寄進・指導省の事務所の後援によって開催されたフォーラムで、ウラマーや布教者たちは「パレスチナの土地を解放し聖地を解放するためのイ 全文をよむ
■スペイン人のスター、イツィアル・イトゥーニョがパレスチナ人に対する虐殺の停止を要求 【マドリード:本紙】 『ペーパー・ハウス』(La casa de papel)シリーズのヒロイン役で有名なスペイン人女優イツィアル・イトゥーニョ氏が、ゲルニカの町でイスラエルのパレスチナ人に対する攻撃を非難する何百人もの支持者とともにパレスチナ人を擁護する動画が拡散した。 イトゥーニョ氏はゲルニカの抗議集会に参加して以下のコメントを残した。「ゲルニカからパレスチナ、ゲルニカ 全文をよむ
■アスワンの教育における空前の成果…学校数が75%増加、「ハヤー・カリーマ」イニシアチブの対象村では学校数が410校に 【アスワン:イッズッディーン・アブドゥルアズィーズ】 1,500校…2014年以前から75%増加 アティーヤ氏は、スィースィー大統領の多大な関心のもと、各中心部・都市における教育施設の数は722棟内の1,500校に到達、それらには40万人の学生が通っており、学校数は2014年前後から75%増加したと説明した。さらにこの事実が、一般教育であれ技術教育 全文をよむ
■アスワンの教育における空前の成果…学校数が75%増加、「ハヤー・カリーマ」イニシアチブの対象村では学校数が410校に 【アスワン:イッズッディーン・アブドゥルアズィーズ】 アスワンの教育に対する大統領による無制限の支援 アスワン県知事のアシュラフ・アティーヤ少将は、エジプト国家がスィースィー大統領の率いる新共和国のもとで、それが「新しいもの全てを通じた祖国の進歩と発展における重要性」を有していることから、学術的な研究を最大限活用することに熱心であると強調した。また 全文をよむ
■アスワンの教育における空前の成果…学校数が75%増加、「ハヤー・カリーマ」イニシアチブの対象村では学校数が410校に 【アスワン:イッズッディーン・アブドゥルアズィーズ】 「南の魔女」アスワンとドゥッラト・マシャーティーは、「教育は次世代に繁栄の未来へと国家を導く資格を与える」との観点から、学問と学術研究が発展の過程において果たす重要な役割を信じるアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領以前には、大学教育と大学以前の教育の分野において実現された成果を想像することさえなかっ 全文をよむ
■ガザでの休戦の発効によるレバノン南部の穏やかな雰囲気と海岸線の平常通りの交通 【ベイルート:本紙】 レバノン南部は今日の午前7時以降、ガザでの休戦の発効により、顕著な静けさを経験し、国境の村や町は半ば平常な雰囲気に覆われ、スールからナークーラに続く海岸線では妥当な交通量が見られた。 南部の平穏は、イスラエル占領軍とヒズボラ(ヒズブッラー)両者による軍事作戦における前例のない激化の後にもたらされた。それは、南部の町への敵対的な激しい爆撃と、「抵抗への忠誠」ブロックの 全文をよむ
■シリアの反体制チャンネル「オリエント」の閉鎖が決定…労働者らが「衝撃的な知らせ」の影響を語る 【フッラ・ドットコム】 シリアのチャンネル「オリエント」の労働者らとトルコのイスタンブール市で働く人々は金曜日、いかなる兆候や事前の準備がないままに「衝撃のようなニュース」を受け取った。これによると、同チャンネルのオーナーであるシリア人ビジネスマンのガッサーン・アッブード氏は、今年の年末を越えない期限内に同チャンネルを完全かつ恒久的なかたちで閉鎖することを決定したとされている。 全文をよむ
【ナハール】 今年のオリーブの季節は不作だった。そして、南部の地域で治安事件が起きて、事態は悪化している。なぜなら、治安事件は境界地域の農民に今期の収穫をできなくしたし、全部、あるいは一部の収穫ができてそれを売った者には、それが売り手にオリーブやオイルやお金を損する原因になるかもしれず、彼に後悔しか残さないからだ。 なぜか? なぜなら、敵が投下した白リン弾が、これらの事件と同時期のオリーブの収穫期を含む自然の恵みや農業部門全体に影響したからだ。 ここ 全文をよむ
■ガザでのイスラエルによる虐殺を正当化する虚偽報道に抗議して、デモ参加者らがFOXニュースチャンネルの建物を襲撃 - (ビデオ) 【ニューヨーク:本紙】 金曜日の朝、デモ参加者らがニューヨーク市でFOXニュース・ネットワークの本社がある「ニュース・コープ」ビルを襲撃した。 チャンネル「NBCニュース」によると、デモ参加者らはエントランスホールで「FOXニュース、FOXニュース、隠れることはできない、あなたたちの嘘は大量虐殺を隠蔽している」と叫んでいたという。 全文をよむ
さらに、「12月22日から1月2日まで(約)10日間続くクリスマスシーズンは、観光業界やレバノンにとって重要だが、3か月ないし40日続く他の観光シーズンほどの重要性はない」と強調した。 また同氏は、「ネガティブな雰囲気はレバノンだけでなく、地域の国々に広がっていて、そのせいでクリスマスシーズンを再び盛り上げるが難しくなっている」と主張した。そして、「ヨルダン人旅行客がレバノンへ来られず、厳しい状況に悩まされている。一方で、エジプト人旅行客はエジプトポンドの下落に悩まされ、今日ではガザ地 全文をよむ
■南部の緊張が高まる中で...レバノンのクリスマスシーズンはどうなるのか 【本紙】 観光組合連合の会長で、全国観光評議会議長のピエール・アシュカル氏は今日(16日)声明で、「レバノン人および国内の観光業界が待ちわびているクリスマスシーズンは過去のものとなった」と明かにした。また、「ガザ地区での戦争とレバノンの南部戦線での緊張が終わるかもしれないという希望のもと、今からすべての観光業者は2024年の春と夏を待ちわびるようになった」と指摘した。 同氏は、「レバノン国境付 全文をよむ
■パレスチナの大臣:燃料切れのため、来週木曜にガザ地区で通信・インターネットサービスが完全に停止するだろう 【ラマッラ:本紙】 イツハク・シドル通信情報技術大臣は、燃料切れにより、来週木曜日にガザ地区での通信・インターネットサービスが完全に停止すると述べた。 同大臣はラマッラ市の記者会見において、市民が応急・救援・救助サービスと連絡を取ることができなくなるため、通信の停止は人道的大惨事の深刻化を助長するとみなしている。 また、この問題は市民防衛隊や赤新月社 全文をよむ
■スペイン、レアル・ソシエダのファンが赤く汚した服とパレスチナの旗でガザへの連帯を表明 【ロンドン:本紙】 スペインのサッカーチーム、レアル・ソシエダのファンは、バスクを本拠とする当チームがベンフィカに3対1の大勝利を収めたUEFAチャンピオンズリーグの試合にて、ガザへの連帯を表明しそこでの占領軍による虐殺を非難した。 試合開始前、多くのソシエダファンが白い服と白いマスクを着用し、ガザで犠牲になった殉教者たちにちなみ、それらを赤く染めた。ファンの数は11,000人を 全文をよむ
■「パレスチナ映画デー」フェスティバル開催:ガザ地区の苦々しい現実を取り上げた映画がレバノン北部で公開 【ベイルート:本紙】 イスラエルは(パレスチナ人の)心、夢、人生計画を壊しながらも、それらを集めた「パレスチナ映画デー」を壊すことはできなかった。このフェスティバルは世界中に拡がり、バルフォア宣言の記念日と同日に41カ国171のホールで上演された。フェスティバル開催の世界的キャンペーンの一環として、レバノン北部のクバイヤートで映画「ONE MORE JUMP」が上映された。 全文をよむ
【ナハール】 ガザ地区の住民と子供たちを支援するための西側メーカーボイコットキャンペーンが、アラブのくにぐにを席巻している。レバノンはこのできごとにどのようにかかわるのだろうか?また、レバノンは呼びかけに応じるのだろうか? 問いは明確だ。なぜなら、レバノンの分裂は、様々な提案、計画、考えに対して深刻だからだ。現在、ある考えの成功はそれを提案したり提案されたりする者の身許だけではなく、考えの背景にかかっている。 カリームは、スーパーマーケットでペプシやコカ・コー 全文をよむ
■ガザ地区の医療事情:小児腎不全患者38人が透析治療を拒否される 【ガザ:アナドル通信社】 カイラ保健相は先月10月24日の記者会見で、「誠に遺憾ながら、我々パレスチナ保健省はガザ地区の医療体制の崩壊を発表する。今後、ガザ地区の様々な医療施設で治療を受けているすべての患者や負傷者が命の危機に瀕することになる」と述べた。 「医療体制の崩壊で、これから子供、女性、高齢者を含むすべての傷病者は治療の機会を失い、がん患者は化学療法(抗がん剤療法)を受けられず、腎不全患者は透 全文をよむ
■ガザ地区の医療事情:小児腎不全患者38人が透析治療を拒否される 【ガザ:アナドル通信社】 ハマスが運営するガザ地区保健省のアシュラフ・キドラ報道官は木曜日、ガザ地区で唯一のこどもセンターでの小児腎不全患者38人の透析治療が難しくなったと発表した。 キドラ報道官は、「ランティシ小児病院が燃料不足のために機能停止に陥り、38人の小児腎不全患者がガザ地区で唯一のこどもセンターでの透析治療が難しくなった」と述べた。 同報道官は木曜日未明、「ランティシ小児病院とナ 全文をよむ
■ギャング行為との対立中..警察は235の刃物を取り押さえた 【エジプト:ムハンマド・ムフサブ】 内務省の諸機関は、ギャング行為に立ち向かい、法律違反者や銃器、ナイフの保持者を逮捕し、治安管理を強化するため、共和国全土の様々な治安局との連携のもとで大規模な治安キャンペーンを開始した。 麻薬、薬物事件の取り締まり分野における当該キャンペーンの奮闘により、235点の刃物が押収された。 必要な法的措置が講じられ、捜査を請け負った検察に送致された。 (後 全文をよむ
アフマド・アグバリー サナア 【クドゥス・アラビー】 低気圧に変わったサイクロンTEJの気象状況は、人的被害はなかったがイエメン東部のハドラマウト県東部の諸地区の社会基盤に大きな損害をもたらした。被害は、アラビア海からのこの熱帯低気圧の気象状況の影響下で火曜日の昼から大雨が続いたことによるものだ。この熱帯低気圧は、先にインド洋上のソコトラ島の南部と東部、イエメン最東端のマフラ県の低地、そしてオマーン・スルターン国の諸地域に被害を与えていた。 国際連合児童基金(UNICEF 全文をよむ
■国連、フランスがオリンピック大会中に女性アスリートのヒジャーブの着用を禁止することを批判 【パリ:クドゥス・アラビー】 フランスのアメリー・ウデア・カステラスポーツ相は、政教分離の名の下に2024年のパリオリンピック大会に出場する女性アスリートのヒジャーブ着用に関して発言した。それを受けて、国際連合は昨日火曜日、女性が何を着るべきで、何を着るべきではないかを押し付けることに原則的に反対であると改めて表明した。 人権高等弁務官事務所のマルタ・フルタド報道官は、ジュネ 全文をよむ
■地震被災地のモロッコ人学生たちが学校に戻る 【アミミズ(モロッコ):アナトリア通信】 モロッコの地震被災地の多くで月曜日、学校として用意されたテント内で授業が再開された。 授業の場所まで子供に付き添った保護者がいた一方で、自力で向かうことにした学生もいた。 授業が再開した地域には、アミミズ市(マラケシュ南部)、アニ村やタルーダントの村々(南部)が含まれている。 日曜日、アル=ホウズ州の教育局は声明で、「地震被災地の生徒たちが学習を続けられるよう 全文をよむ
■学校でのニカーブ着用の禁止…髪の覆いは選択的に…教育省は新年度に禁止される内容を決定…専門家ら「(教育省の)決定は適切」 【カイロ:イーマーン・フィクリー】 【ニカーブは義務ではなく、スンナでもない】 アズハル大学のフィクフ、イスラーム法の教授であるアフマド・カリーマ博士は、「教育機関内でのニカーブ禁止についての教育省の決定は適切なものであり、エジプトでその禁止命令が出されるのは非常に遅かった。ニカーブは義務でもスンナでもないが、義務なのは女性が髪の毛を覆うことで 全文をよむ
【ニカーブの禁止は社会を守るための手段】 保護者らは次のことを理解しなくてはならない。つまりニカーブやヒジャーブの着用は、少女が道徳や宗教を遵守していることを意味しない。むしろ衣服よりも重要なのは、振る舞いや人々との関わりにおいて宗教的・道徳的教育に従うことであり、優れた教育を行うともに少女年齢にふさわしい衣服を着用させることが、あらゆるものから彼女を守る最善の手段である。 【学校や病院でニカーブを禁止した国々】 公共の場やいくつかの機関、特定の場所でニカーブを禁止 全文をよむ
■学校でのニカーブ着用の禁止…髪の覆いは選択的に…教育省は新年度に禁止される内容を決定…専門家ら「(教育省の)決定は適切」 【カイロ:イーマーン・フィクリー】 【学校でのニカーブ着用禁止の重要性】 教育の専門家であるターミル・シャウキー博士は、「世界中の全ての国には、様々な機関において行動を統制する法律が存在する。そのような法律は、いかなる社会の道徳的、宗教的、社会的な価値観および伝統と矛盾しておらず、道徳や宗教に反しない限り、全員がこうした法律を遵守しなくてはなら 全文をよむ
■学校でのニカーブ着用の禁止…髪の覆いは選択的に…教育省は新年度に禁止される内容を決定…専門家ら「(教育省の)決定は適切」 【カイロ:イーマーン・フィクリー】 【髪の覆いは選択的】 女子らの髪の覆いに関しては、選択的なものとなる。すなわち女子生徒が自身の希望で選択した覆いで、顔を隠さないもの以外に規定され、こうした規定に反するものは、頭の覆いを表現するいかなるモデルやデザインも認められない。同時に管轄する教育局が指定する色が遵守されることにならび、保護者が娘の選択を 全文をよむ
■学校でのニカーブ着用の禁止…髪の覆いは選択的に…教育省は新年度に禁止される内容を決定…専門家ら「(教育省の)決定は適切」 【カイロ:イーマーン・フィクリー】 2023年から2024年にかけての新学期が近づくなかで、教育・技術教育省は、今月9月30日から始まることになっている次年度の間、学校内におけるニカーブの着用を禁止すること決定した。同省はまた、教育的取り組みに結びついた目標を継続させ、男女生徒らに対して、教育機関内での規律や秩序に関するルールや法律や規則の尊重を根付かせ 全文をよむ
■カッハーラ事件に際するレバノン軍の動きについて、いくつかの質問が投げかけられる 【ベイルート:本紙】 軍はどのように反応するのか? 中東研究センター所長のヒシャーム・ジャービル准将は次のように述べた。「軍は後れをとっておらず、むしろ事件の発生と目下の緊張を知ると、ただちに介入した。しかしカッハーラの曲がり角で起きたことを知ってから、巡察隊の準備をし、介入のために現場に到着するまでには20分から30分といった幾ばくかの時間がかかった。そしてその時、衝突は既に起こって 全文をよむ
■カッハーラ事件に際するレバノン軍の動きについて、いくつかの質問が投げかけられる 【ベイルート:本紙】 本紙によるインタビューのなかで、ジュマイイル氏は次のように続けた。「軍は動かなかった。カッハーラの現場でミスが生じたのち、軍はトラックを接収した。しかし軍は、トラックの積載物、出発地、所有者の身元について何も明らかにすることはなかった」。さらに同氏は、軍の介入が遅れた理由とヒズブッラーのトラックの行方について軍に質問を提起するよう促した。 さらにジュマイイル氏は、 全文をよむ
■カッハーラ事件に際するレバノン軍の動きについて、いくつかの質問が投げかけられる 【ベイルート:本紙】 レバノン軍は同様に、政治レベルでは実現できないことを負わされることを拒否している。また軍は、政治的なアクションがなされたのち、あるいは国内の政治的方程式が変化したのちに必ず変更が加えられる閣僚声明を常に遵守する存在なのである。またその声明によれば、市民の安全の保護は依然として軍の優先事項のひとつである。 ジュマイイル氏からナハールへ…「犯罪は起こったが、軍は動かな 全文をよむ
■カッハーラ事件に際するレバノン軍の動きについて、いくつかの質問が投げかけられる 【ベイルート:本紙】 ここで明確にしておきたいのは、限定的な衝突が発生し、(ヒズブッラーのメディア部門の声明によると)カッハーラ住民側から1人、ヒズブッラー側から1人の犠牲者が生じたとはいえ、軍は国民とヒズブッラー・メンバーらの間の血塗られた衝突は回避したという事実である。 おそらく軍はレバノン人の願望に完全には応えることはできなかったのだろうが、いくつかの例外が生じているとはいえ、依 全文をよむ
■カッハーラ事件に際するレバノン軍の動きについて、いくつかの質問が投げかけられる 【ベイルート:本紙】 ベイルート・カッハーラで発生した事件をきっかけに、レバノン軍は広範な批判を受けた。この事件は、「ヒズブッラー」に属する弾薬を積んだトラックが横転し、武力衝突を経て、人々の怒りと反応が巻き起こされるに至るまで、軍のパフォーマンスと犯罪への対処法についてクエスチョンマークをつけることとなった。 こうした流れのなかで、政党「カターイブ」は議員・指導者らの口を介して、軍を 全文をよむ
■エジプト..スィースィー大統領が始めた採用試験で過体重の人や妊婦を敬遠したため論争に 【カイロ:本紙】 さらに、議員は次のように続けた。「本決定は憲法違反であるという側面に加えて、過体重の人をことさらに取り上げて体育教師でもないのに敬遠することや、妊婦および最近出産した女性を敬遠することは、以前に教育省が発表した条件や、憲法が保障する家族の紐帯を守るという観点から減給なしに産前産後休業や育児休業を取得する権利を女性に与えた法律に反するものだ。」 同議員は、3万人の 全文をよむ
■エジプト..スィースィー大統領が始めた採用試験で過体重の人や妊婦を敬遠したため論争に 【カイロ:本紙】 エジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領は、教員不足に歯止めをかけ新たな教育システムに貢献するために、同国で年間3万人の教員を任命すると発表した。 しかし、過体重の人や妊婦、出産直後の女性全てがこのイニシアチブで敬遠されていた。このため、エジプト議会の議員の一人が大統領と教育大臣に議会質問を行った。 その議員は次のように述べた。「大臣の決定 全文をよむ
■「救済政府」教育省が学校内で遵守が求められる新たなシャリーア規定を発表 【イナブ・バラディー】 「救済政府」のイブラーヒーム・サラーマ元教育大臣が伝えたところによると、同政府が支配する地域の学生数は昨年、全ての教育課程の男女をあわせて約52万人に達した。 サラーマ氏は2022年10月、第1レベル(小学校1年生から4年生まで)に分類される学校が(当時)465校あると述べ、そのうち341校は補助金を受けており、124校は補助金を受けていないと説明した。 さら 全文をよむ
■「救済政府」教育省が学校内で遵守が求められる新たなシャリーア規定を発表 【イナブ・バラディー】 「救済政府」はこれまでにも、大学の男子学生らと女子学生らそれぞれに異なる登校日を規定することによって、彼らの分離を強いていた。また一部の大学に関しては、女性向けの学部と男性向けの学部が設置されていることもあった。 「救済政府」の教育省は複数の教育部門のほか、異なる任務にあたっている複数の教育局を監督している。今年5月末からは、ムハンマド・ナズィール・カードリー氏が同省大 全文をよむ
■「救済政府」教育省が学校内で遵守が求められる新たなシャリーア規定を発表 【イナブ・バラディー】 イドリブ市で活動する「救済政府」の教育省は、私立の教育機関に向け、複数のシャリーア規定を含み、それらの遵守を求める通達を発布した。 この通達は8月6日(日曜日)に発布され、本サイトによってその信憑性を確認することができた。通達に含まれる7つの条項は次のとおりである。 ・学校の壁に描かれた違法な絵や画像を消去すること。 ・初等教育課程と中等教育課程に属 全文をよむ
■ハサカ社会問題労働局が障がい者による発明品を展示 【シリア国営通信:ハサカ】 ハサカ市の文化センターは、ハサカ県にある障がい者発明家協会の会員による発明品の展示会を主催した。 同展示会は文化局および「シリア・ヤマーマ」財団の協力のもと、社会問題労働局が主催したものであり、そこでは産業、農業、建築、機械、技術などの複数の分野に関連するさまざまな種類の発明品が展示された。なお発明者らのなかには、特許を取得している人もいる。 社会問題労働局局長のイブラーヒーム 全文をよむ
■シリア開発信託の各チームは、ラタキア県の田園地帯で発生した火災の被災世帯のニーズに手を差し伸べ続けている 【シリア国営通信:ラタキア】 シリア開発信託の各チームは4日間連続で、火災が発生した土地に隣接する村々で被害を受けた世帯への対応を続けている。今回支援の対象となったのは、周辺地域で火災が続いたために、予防措置として自宅からの避難を余儀なくされた人々である。 同信託は自身の公式フェイスブックページ上で、「シリア開発信託の各チームは初期段階から、市民団体や政府機関 全文をよむ
■イドリブ県の田園地帯にある解放されたシンジャール市の住民らに乳児用粉ミルクを配給 【シリア国営通信:イドリブ】 「あなたたちの子供たちは私たちの信頼です」というスローガンのもと、イドリブ県のビッル社会福祉協会はシリア開発信託の協力を受けて、生後12か月から36か月までの乳児のために乳児用ミルク缶を提供した。この活動は、テロ組織から解放され、イドリブ県の田園地帯にあるスィンジャール市の住民らを対象としたものであった。 同協会の理事長であるハーリド・トゥルク氏は本紙特 全文をよむ
■ユネスコ国内委員会の会議で教育、文化、科学の分野における地域的・国際的な参加の活性化を議論 【シリア国営通信:ダマスカス】 イブラーヒーム氏は、大統領との会合で議論された高等教育評議会の戦略的ビジョン、なかでももっとも顕著なものとして大学受け入れ、教育政策、卒業生の将来像、彼らの分布、労働市場のニーズについて説明した。またユネスコ事務所との地域的・国際的規模でのパートナーシップの重要性を指摘した。一方で、ユネスコ国内委員会事務局長のニダール・ハサン博士は、活動や昨年の計画で 全文をよむ
■ユネスコ国内委員会の会議で教育、文化、科学の分野における地域的・国際的な参加の活性化を議論 【シリア国営通信:ダマスカス】 同委員会委員長である教育大臣のダーリム・タッバーア博士は演説のなかで、委員会活動の重要性や、教育、文化、科学の分野における地域的・国際的な参加を活性化させることにならび、それをコミュニティ活動やユネスコが発表した奨学金プログラムやコンテストに若手スタッフが参加する機会の改善に反映させる必要性を強調した。 さらにタッバーア氏は、バッシャール・ア 全文をよむ
■ユネスコ国内委員会の会議で教育、文化、科学の分野における地域的・国際的な参加の活性化を議論 【シリア国営通信:ダマスカス】 教育、文化、科学に関連する分野における地域的・国際的な参加の活性化や、これをコミュニティ活動の発展や、国際連合教育科学文化機関「ユネスコ」が発表した奨学金プログラムやコンテストに若手スタッフが参加するための機会の改善に反映させることは、ダマスカスにある教育省の施設内で今日開催された会議を通して、シリア・ユネスコ国内委員会のメンバーが焦点を当てたもっとも 全文をよむ
さらに、上述の「権限移譲に関する演説での目的は、エジプト近現代史において最も長期間の抑圧政権を築くために、国民の承認を確保するためことだったし、現に何万人もの人権侵害の犠牲者をもたらしている」と付け加えた。 「権限移譲演説」の記念日に、署名団体は「エジプトにおけるテロとの戦いの体制の徹底的な改革の必要性」を訴えた。また、「平和的な野党、メディア、市民社会を標的にすることを停止し、過去10年間にエジプト当局が犯し続けてきた拷問や免責、その他の重大な権利侵害に終止符を打つ」よう求めた。 全文をよむ
◾️人権団体:シーシー大統領は「テロとの戦い」を抑圧の権限移譲に変えた 【カイロ:本紙】 エジプトの7つの独立系人権団体が昨日、月曜日の声明で述べたように、過去10年間のエジプトは人権に関して最悪の状況だった。 声明に署名した組織の一覧は以下のとおり。「カイロ人権研究所」(Cairo Institute for Human Rights Studies)、「エジプト人権戦線」(The Egyptian Front for Human Rights)、「シナイ人権財団 全文をよむ
■プロジェクト「シャムル」がアレッポ県、ヒムス県、ハマー県、タルトゥース県で対話を再開 【シリア国営通信:各県】 バールキーヤ慈善協会会長でありエンジニアのアフマド・アッバース氏は、「このセッションは、地方の小規模(慈善)団体の活動を容易にさせるより柔軟な法律を考案するために、それらの活動を妨げている問題についての協議に向けた扉を開くものである」と述べた。 一方「スィンディヤーン協会」のエンジニアであるダラール・アッバース氏は、「このセッションは、他の協会と面会し、 全文をよむ
■プロジェクト「シャムル」がアレッポ県、ヒムス県、ハマー県、タルトゥース県で対話を再開 【シリア国営通信:各県】 ラッカ県にある「孤児ケアのためのイフサーン慈善協会」のボランティアであるアーイシャ・ムハンマド博士は、「私と私の同僚たちが参加したのは、ワークショップで取り上げられるアイデア、提案、経験を活用し、それらを市民活動や慈善活動の分野における実践現場で働くボランティアに伝えるためである」と強調した。 タルトゥース県では、社会問題労働局の青少年エンパワーメントセ 全文をよむ
■プロジェクト「シャムル」がアレッポ県、ヒムス県、ハマー県、タルトゥース県で対話を再開 【シリア国営通信:各県】 ハマー県社会問題労働局長のカーミル・ラマダーン氏は本紙特派員らへの声明のなかで、「このワークショップの目的は、市民社会の弱点と強みを分析し、NGOの財務問題や、そのほかハマー県、イドリブ県、ラッカ県の3県におけるNGOや市民組織の活動に関係するその他の軸を画定することである」と述べた。 一方ラッカ県社会問題労働局長のアフマド・マルシド氏は、「このワークシ 全文をよむ
■プロジェクト「シャムル」がアレッポ県、ヒムス県、ハマー県、タルトゥース県で対話を再開 【シリア国営通信:各県】 ヒムス県社会問題労働局長であるサマル・ムスタファー氏は、本紙特派員らへの声明のなかで、「プロジェクト『シャムル』は、社会問題労働省の活動における飛躍的な進歩である。またこれらのセッションは、同省がこうした傾向の強化を目指しているものとして、市民社会を彼らに関連するシステムや決定により深く関与させるための、社会的な取り組みやイニシアチブの集大成である」と述べた。さら 全文をよむ
■プロジェクト「シャムル」がアレッポ県、ヒムス県、ハマー県、タルトゥース県で対話を再開 【シリア国営通信:各県】 参加者のヤースィル・ハミーディー氏は、これらのワークショップが、シリアに生じた危機を要約・分析し、蓄積された経験を活用することを通じて、市民活動を活性化させ、シリア社会を可能化する環境を作り出すために持続可能な環境に向けて市民活動に投資するうえで重要な機会であると述べた。 ヒムス県では、同県内のNGO・市民組織の存在とそれら組織間のパートナーシップを強化 全文をよむ
■プロジェクト「シャムル」がアレッポ県、ヒムス県、ハマー県、タルトゥース県で対話を再開 【シリア国営通信:各県】 トレーナーのムハンマド・ガッバーシュ氏は、「ワークショップの議論では、強みと弱み、課題、機会、NGOの財務(資金調達、管理運営、現在の基準分類)、活動、専門性、現状、展望、認知拡大、評価、影響測定、対象集団、対象化メカニズムの分析といったいくつかの主要な話題に焦点が当てられた」と説明した。 一方トレーナーのファウズ・ジャフジャージュ氏は、「シャムルは、団 全文をよむ
■プロジェクト「シャムル」がアレッポ県、ヒムス県、ハマー県、タルトゥース県で対話を再開 【シリア国営通信:各県】 社会問題労働省が「シャムル」という題名のもとに立ち上げた協議・対話ワークショップの一環として、各県におけるNGOの参加型活動を強化するために今日、アレッポ県、ヒムス県、ハマー県、タルトゥース県でワークショップが開催された。 アレッポ市の生産市場にあるシリア開発信託の事務所で開催されたワークショップの最中、ルアイ・ムナッジド社会問題労働大臣は、本紙特派員ら 全文をよむ
■移民女性による野外出産がチュニジア国内のアフリカ系移民の扱いをめぐる議論を再燃させる 【チュニス:本紙】 海岸沿いの都市であるスファックスには、イタリア領土への渡航を夢見る移民たちがもっとも多く集まっている。しかし数週間前、彼らと市内の地元住民との間で暴力的衝突が勃発したために、子供や女性を含む彼らの多くが辺境の地へ避難し、灼熱のなかで立ち往生することとなった。 一方チュニジア人権監視団の代表であるムスタファー・アブドゥルカビール氏は、国境で取り残された移民に対す 全文をよむ
■移民女性による野外出産がチュニジア国内のアフリカ系移民の扱いをめぐる議論を再燃させる 【チュニス:本紙】 女性による野外での出産が、サハラ以南諸国からのアフリカ系移民に対するチュニジア当局の扱いをめぐる議論を再燃させた。チュニジア当局によると、この移民女性はサハラ以南の国出身であり、チュニジア西部でアルジェリアとの国境付近に位置するカスリーヌ県フェルナナ市のジャバル・ディルナーヤからブーシャブカにまたがる森林地帯で実施されていた掃討作戦の最中に発見された。この移民女性はその 全文をよむ
■シリア開発信託とシリア学生国民連合の間で学内の討論活動を実施するための協定 【シリア国営通信:ダマスカス】 同様の声明のなかで、シリア開発信託の討論責任者であるアーニー・クーシヤーン氏は、「この協定は、学生が情報や問題を調査し、それらに対処し精神的な判断を下す方法を知るためにそれらを深く分析し、言葉の暴力を否定し、他者に心を開き、多様性を尊重することを通じて、自己表現できるようにするための教育ツールとして、若者の間での意見表出、討論の内容の活発化、さらには彼らの可能性の開発 全文をよむ
■シリア開発信託とシリア学生国民連合の間で学内の討論活動を実施するための協定 【シリア国営通信:ダマスカス】 シリア学生国民連合のダーリーン・スライマーン会長は報道発表のなかで、「この協定は、組織間のパートナーシップを確立するものであり、さまざまな問題に対して深い分析的な方法で表現の幅を広げる学生の能力を強化し、議論や、大学生時代に形成される選択や立場を決定する際の正確かつ有益な情報へのアクセスに必要な柔軟性やツールを彼らに与えるものである。したがって国立・私立大学内でのこの 全文をよむ
■シリア開発信託とシリア学生国民連合の間で学内の討論活動を実施するための協定 【シリア国営通信:ダマスカス】 シリア開発信託とシリア学生国民連合は今日、若者の間で対話と批判的思考を発展させるために、ダマスカス県、アレッポ県、ラタキア県、スワイダー県にある大学で討論活動を実施するための協定に署名した。 この協定に基づいて、討論に関する活動を実施するための取り組みが、同信託が長年の経験を得てきた訓練コースや民衆討論大会の開催プロセスを通じて行われる予定である。またこの取 全文をよむ
■非政府組織(NGO)の参加活動を強化するための対話ワークショップ(シャムル)が開催 【シリア国営通信:ハマー】 ラタキア県社会労働局長のアンマール・アフマド氏は本紙特派員らへの声明のなかで、「シリア・コンピュータ協会の本部で開催されたこのセッションは、前向きな雰囲気と、課題の議論、アイデアの提示、経験の交換における透明性に特徴づけられた」と述べた。 「ファラフ小児がん患者協会」のサーミル・ミスリー理事長は、「シャムルは、NGOの活動を組織し、彼らが直面する問題の解 全文をよむ
■非政府組織(NGO)の参加活動を強化するための対話ワークショップ(シャムル)が開催 【シリア国営通信:ハマー】 ハーン・アルナバ市のゴラン障害者センターで始まった同ワークショップの参加者らは、慈善団体やNGOの活動の弱点に関して、現場にポジティブな影響をもたらさない数多くの団体の存在に加えて、組織運営の遅さ、財源の弱さ、不公平な地理的分布、彼らの本部の不在、あるいは彼らの業務の専門性を示すサービスマップの不在などに言及した。 同ワークショップの参加者らは、クナイト 全文をよむ
■非政府組織(NGO)の参加活動を強化するための対話ワークショップ(シャムル)が開催 【シリア国営通信:ハマー】 一方ダマスカス郊外県社会局長のファーティマ・ラシード氏は、「このワークショップの参加者は、NGO活動を強化しうるあらゆるアイデアや提案を提示し、ワークショップが提供するプロジェクトやプログラムの受益者に最大限アクセスすることができる」と説明した。 「リ・ビラーディー」(私の国のために)協会理事長のルバー・ミールザー博士は、特にコミュニティ活動が過去に大き 全文をよむ
■非政府組織(NGO)の参加活動を強化するための対話ワークショップ(シャムル)が開催 【シリア国営通信:ハマー】 さらにムナッジド氏は、「このワークショップの目的は、民間部門の代表者らが意見を表明し、次の段階でこれら組織の役割強化につながるアイデアを輩出する機会を、彼らに与えることにある」と指摘した。 次にダマスカス社会問題労働局長のダーリーン・ファフド氏は、民間部門の全ての労働者とのコミュニケーション・対話を構築・発展させ、現状と彼らの要件に合致するより良い成果を 全文をよむ
■非政府組織(NGO)の参加活動を強化するための対話ワークショップ(シャムル)が開催 【シリア国営通信:ハマー】 社会問題労働省は今日、ダマスカスにあるシリア・コンピュータ協会本部で、非政府組織(NGO)の参加活動を強化するための(シャムル)と題された対話・協議ワークショップを開催した。 各県が参加するこのワークショップの対話では、強み、弱み、課題、機会のほか、NGOの財務・資金調達、ガバナンス、現行の基準分類・活動、専門、現状、展望、定義、評価、影響測定、ターゲッ 全文をよむ
■ハマー県にあるシリア開発信託の本部でシンポジウム「力強く活発なコミュニティ」が開催 【シリア国営通信:ハマー】 さらに同氏は、家庭保護の名の下に適用される刑罰の種類を検討しつつ、暴力に関する法的および立法的な観点について言及した。また家族、子ども、女性を保護する立法に関して、シリアの法律およびこれに関する専門委員会に含まれている内容についての概要を説明した。 一方弁護士のサマーフ・ミスリー氏は対話への介入のなかで、法律第21条に基づく子どもの権利について言及し、同 全文をよむ
■ハマー県にあるシリア開発信託の本部でシンポジウム「力強く活発なコミュニティ」が開催 【シリア国営通信:ハマー】 ハマー県を管轄するシリア開発信託が、ビッル社会福祉協会およびシリア社会開発協会の協力のもとで、「力強く活発なコミュニティ」と題したシンポジウムを開催した。 このシンポジウムでは、家庭内暴力、サイバー犯罪、早婚、子どもの権利に焦点が当てられ、それぞれの軸について社会的、心理的、法的な観点から議論が行われた。 弁護士のイヤード・フィール氏は、正しい 全文をよむ
■社会問題労働省と市民社会のパートナーシップを強化する対話型ワークショップ 【アル=サウラ:ダマスカス】 ラタキア県では、同ワークショップは、リージャ・ジャディーダ地区の隣にあるアミールカーン地区にある「シリア情報科学協会」で開催される。 クナイトラ県では、ハーン・アルナバ市にある「ゴラン障がい者センター」で開催される。 同ワークショップのその他の日程は23日日曜日と24日月曜日の10時となる。アレッポ県では生産市場にあるシリア開発信託の「マナーラート」( 全文をよむ
■社会問題労働省と市民社会のパートナーシップを強化する対話型ワークショップ 【アル=サウラ:ダマスカス】 社会問題労働省の活動における参加型アプローチのプロセスや、この戦略の一環として、パートナーシップを構築し発展させ、社会のあらゆる層を惹きつけ、決定および規制に関与させるために、彼らとのコミュニケーションおよび対話の架け橋を築くことを目的として同省が設定した優先事項。さらに、現在の段階と要求に見合ったより良い結果を達成することを目的とした、市民社会の現状を復活させるための同 全文をよむ
■ビンとたばこの背後にある差別 【本紙:サイード・ハティービー】 ビンと同様に、たばこもまた社会的差別の要因のひとつとなっており、この考えは映画によっても助長されている。そこでは、貧困階級は安価な自家製のたばこの喫煙に限られ、一方富裕層はマルボロのたばこを吸うのである。この商標は裕福な人を名実ともに指し示す代名詞となったが、一方貧しい人は国内のたばこ・マッチ会社から売られている高いニコチンの煙草を所持することしかできない。また喫煙率は脆弱な階層で増加している。 問題 全文をよむ
■ビンとたばこの背後にある差別 【本紙:サイード・ハティービー】 中毒児童産業 アルジェリアでは禁煙キャンペーンについて耳にする。しかし実際はその効果はなく、喫煙者数は増加している。さらに悪いことに、未成年者の喫煙者たちは自らが欲するものをもっとも安い価格で手に入れることができるのである。つまりアルジェリアは、あらゆるブランドや銘柄のたばこを最小ロットで、一本一本ばら買いすることができる数少ない国のひとつである。 この商業的慣行により消費者の数が倍増し、人 全文をよむ
■ビンとたばこの背後にある差別 【本紙:サイード・ハティービー】 かつてビールは貧乏人向けの飲み物だったが、数年前からそれは金持ち向けのものともなった。貧乏人は「ズムブリート」と呼ばれる、薬用アルコールを水またはジュースとを混ぜたものを飲むようになり、さらに質の悪いものへと向かうこととなったのである。この飲み物は、富める者にとっては自らの健康を気にして口にすることなど考えられない代物であったが、貧乏人にはほかの選択肢はなかった。またこうした人種差別の対象は個人が消費する飲み物 全文をよむ
■ビンとたばこの背後にある差別 【本紙:サイード・ハティービー】 ブーテフリカ大統領が1999年に職に就いてから間もなく、偶然にも市場に新たな小サイズのビール瓶が生まれた。大統領の反対者たちは、彼が低身長であったことから、このビールを「ブーテフリカのビール」と呼ぶことにした。さらに彼らは、「ブーテフリカの支持者以外は誰もそれを買わない」との言説を広めた。この言説は話題になり、やがて政治問題へと発展した。その後、上層部の決定によりこのビールは市場から撤退することとなった。 全文をよむ
■ビンとたばこの背後にある差別 【本紙:サイード・ハティービー】 ライの遺産のなかにはよく知られた歌があり、それは半世紀にわたって繰り返し歌われてきた。またそれは、今日でももっとも人気のある歌の一つである。時代とともに離れられないものとなり、人々の舌はその歌を記憶するようになった。冒頭では、「ビーラ・アラビーヤ・ウイスキー・カーウリー」(「ビールはアラブのもの、ウイスキーは外国のもの」という意味)と歌われる。これは一見、単純かつ美学を持っておらず、あたかも教育水準が十分でない 全文をよむ
■サダーカ・イニシアチブとMake people Smile…日本のシリア・ファンによる被災者支援の取り組み 【東京:ルアー・ハリーファ】 2月6日にシリアを地震が襲った直後、東京外国語大学中東代表教員兼アラビア語代表教員の青山弘之博士は、被災者への義援金や支援を募るための「サダーカ」と銘打った取り組みを立ち上げた。 2月17日に発足したサダーカ・イニシアチブの発起人である青山博士は、SANAに対して、シリア和平ネットワークという日本のグループのメンバーの支援を受け 全文をよむ
■2023年内にエジプトの拘留施設で19人が死亡 【カイロ:本紙】 人権団体「コミティー・フォー・ジャスティス」(Committee for Justice) によると、エジプトの拘留施設や刑務所内での死亡者の数が19人に増加した。 同団体は、ブルジュ・アラブ刑務所に政治犯として収監されていた1名と、アレクサンドリア県の治安施設で拷問を受けた市民1名の計2件の死亡例を確認したことにより、死亡者の総数が増加したと述べた。 さらに同団体は、今回確認された1人目 全文をよむ
■「アラブ乾燥地帯研究センター」(アスカ―ド)のワークショップでサフランを販売 【シリア国営通信:ダマスカス郊外】 一方アラブ乾燥地域・干ばつ地研究センター事務局長のナスルッディーン・ウバイド博士は、「同センターが、農業・農業改革省、シリア開発信託、ならびにシリアに存在する生産連盟や生産団体からなるグループの協力のもとで、小規模かつサフランの栽培コストが安価な農業プロジェクトの設立を通じて、サフランの栽培、開発、生産の拡大に取り組んでいる」と指摘した。また、「同センターが数万 全文をよむ
■「アラブ乾燥地帯研究センター」(アスカ―ド)のワークショップでサフランを販売 【シリア国営通信:ダマスカス郊外】 同ワークショップの開催中、ムハンマド・ハッサーン・カトナー農業・農業改革大臣は、サフランを含む農作物に対する同センターの関心に言及し、これが農家に良い経済的利益をもたらす重要なプロジェクトの一つであると述べた。また、「このワークショップは、サフランの栽培方法、その品種および栽培基準の設定、国内外で販売可能な農作物を入手し、その栄養上の重要性を知らしめるためのその 全文をよむ
■「アラブ乾燥地帯研究センター」(アスカ―ド)のワークショップでサフランを販売 【シリア国営通信:ダマスカス郊外】 アラブ乾燥地域・干ばつ地研究センター(アクサード)は、農業・農業改革省の協力のもとで今日、ダマスカス郊外県にある同センター本部で、サフランの販売に関するワークショップを開催した。 同ワークショップでは、サフランの販売に関する国内外での経験の検討が行われたほか、シリアにおけるサフランの栽培および生産における同センターの役割、その栽培および生産の現状と展望 全文をよむ
■エジプト人の生活を脅かす医薬品市場の危機...慢性疾患の治療薬の消滅 【カイロ:本紙、ターミル・ヒンダーウィー】 エジプト人は毎日薬探しの過酷な旅に出ている。特に慢性疾患を有する人々が必要としている医薬品を探している。 必需品のほとんどを輸入に大きく依存している国では、経済危機と外貨不足が医薬品市場に影を落としている。種々の医薬品が消滅し、その他の商品は値上がりする中で、エジプト国民は健康に直結する危機に直面している。 甲状腺疾患を有するハイヤーム・ 全文をよむ
■シリア開発信託とダマスカス大学の間でインキュベーター「技術的成長」の設立が合意 【シリア国営通信:ダマスカス】 インキュベーター「技術的成長」の責任者であるガイス・ワールクー・ザーク氏は、その役割について「このインキュベーターは、この種の実験としては初のものであり、国内外の市場でプロモーションすることが可能な研究やプロジェクトを生み出すための財政的支援とともに、学生に刺激的な環境を保証する」ことを確認した。続けて「これに先立ちダマスカス大学とシリア開発信託が、卒業プロジェク 全文をよむ
■シリア開発信託とダマスカス大学の間でインキュベーター「技術的成長」の設立が合意 【シリア国営通信:ダマスカス】 インキュベーター「技術的成長」の責任者であるガイス・ワールクー・ザーク氏は、その役割について「このインキュベーターは、この種の実験としては初のものであり、国内外の市場でプロモーションすることが可能な研究やプロジェクトを生み出すための財政的支援とともに、学生に刺激的な環境を保証する」ことを確認した。続けて「これに先立ちダマスカス大学とシリア開発信託が、卒業プロジェク 全文をよむ
■シリア開発信託とダマスカス大学の間でインキュベーター「技術的成長」の設立が合意 【シリア国営通信:ダマスカス】 ダマスカス大学学長のムハンマド・ウサーマ・ジャバーン博士は、記者らへの声明のなかで、「このインキュベーターは、社会の進歩に向けて顕著な才能を持つ大学生らからなる大きなグループを訓練し支援する上で重要な役割を果たすほか、シリアのすべての大学生との将来的な協力の道を作るものである」と説明した。また、「この協定は当初、機械工学部、電気工学部、情報工学部、応用工学部の4年 全文をよむ
■シリア開発信託とダマスカス大学の間でインキュベーター「技術的成長」の設立が合意 【シリア国営通信:ダマスカス】 若者のアイデアを受け入れ、彼らのエネルギーを先駆的かつ技術的なプロジェクトに活かすために投資することを目的として、シリア開発信託は、ダマスカス大学の電子・機械工学部にインキュベーター「技術的成長」を設立・運営する協定を締結した。 今日ダマスカス大学で締結されたこの協定は、さまざまな当事者による集中的かつ参加型の取り組みのなかで、若者らが日常生活のなかで実 全文をよむ
■シリアの参加で…672の男女学生が日本での国際数学オリンピックで競う 【ダマスカス:ミーラーナ・ヒンディー】 シリアが、7月8日から12日にかけて日本で開催される第64回2023年国際数学オリンピック日本大会に参加する。同大会には、世界112ヵ国から男女学生672人が参加する。 優秀創造性委員会(DCC)は、SANAが今日入手した声明のなかで、シリアはこの大会において、「アレッポ県のライス・ナスリー・シャフトくんとアブドゥルワッハーブ・イブラーヒーム・ウー 全文をよむ
◾️諸派はジェニンのレジスタンスと勝利を称賛する ◾️ハニーヤ氏:敵に厳しい教訓を与えた ◾️ファタハ:戦いの展開におけるパラダイム・シフトだ 【ガザ:アシュラフ・ハウル、本紙】 パレスチナの諸派は、過去2日間続いたイスラエルによる軍事作戦中にジェニンキャンプでパレスチナ人のレジスタンスが達成した成果を称賛した。現場では、キャンプ内の様々な抵抗勢力間での調整と団結が見られた。 ≪応答オプション≫ 軍事作戦終了時、ハマースの政治局長イスマーイール・ハ 全文をよむ
■アレッポ旧市街の鍛冶屋市場の復旧工事が完了に近づく 【シリア国営通信:アレッポ】 このプロジェクトに資金を提供したスペインのレスカテ協会の代表者であるエンジニアのバイヤーン・ディバース氏は、「鍛冶工市場の修復・修繕工事の実施は、生計プロジェクトを支援するレスカテ組織の計画の一環である。また150におよぶ訓練の機会が、男女複数人からなる同プロジェクトのために実施され、瓦礫のリサイクルに取り組むための経験と技術が提供された」と述べた。さらに同組織が、「商店の店主らがあらたに店舗 全文をよむ
■アレッポ旧市街の鍛冶屋市場の復旧工事が完了に近づく 【シリア国営通信:アレッポ】 シハービー氏は「第2のプロジェクトはアレッポ市議会から資金提供を受け、市場の床のインフラを復旧し、石で再舗装するための契約が確立された。実際に上下水道、通信、電気が整備され、それらがすべての店舗に供給された」と加えた。さらに、「インフラ作業の終了に伴い、鉄筋コンクリートの建設および以前と同様の石タイルの再舗装が実施されることが予定されている。この復旧工事および設置は今月7月末までに完了し、サー 全文をよむ
■アレッポ旧市街の鍛冶屋市場の復旧工事が完了に近づく 【シリア国営通信:アレッポ】 アレッポ旧市街の鍛冶工市場の修復・修繕工事が完了に近づいている。同市場ではすでに、石造りのファサードが完成し、木造のドアと伝統的な軒天が取り付けられ、ナッツ類、菓子、銅製の食器を販売するために用いられていた38の石造り店舗を含む市場の床に石タイルを敷き詰めるための準備が完了した。 アレッポ市議会傘下の旧市街会長でありエンジニアのアフマド・シハービー氏は、本紙特派員らへの声明のなかで、 全文をよむ
■ヌスラ戦線がアリーハー市で女子学生ら5人を含む28人を拘束…「組織の威厳を毀損した容疑」 【ダマスカス:本紙】 イドリブ県南部アリーハー市の住民らが、テロ組織「ヌスラ戦線」、あるいはアブー・ムハンマド・ジャウラーニーと呼ばれるその指導者に対して批判的な落書きを壁や紙に書き続けていることを背景に、同組織は昨日早朝から、「組織の威厳を毀損した」容疑のもとで彼らに対する襲撃・逮捕キャンペーンを開始した。 クルド系通信社「ノース・プレス」がある消息筋の話として伝えたところ 全文をよむ
■カドムース町で「読書と情報学のフォーラム」がまもなく開催 【ワフダ:ラタキア】 カドムース慈善協会はアガーハーン財団の協力のもと、学習と読書に適したインフラを備えたホールを提供すること、ターゲット層(学生)に資する活動やイベントを組織することのほか、カドムース市の青少年のあらゆる教育ニーズに適応する安全な場所を確保することを主旨とする新たな奉仕プロジェクト「読書と情報学フォーラム」の実施を開始した。 さらに同プロジェクトの立案者らは、「このプロジェクトには、追って 全文をよむ
■過去2週間で、ナスィーブ国境通行所を通過してシリアに入国した人の数は3万5,000人…ほとんどが在外シリア人、次いでヨルダン人が多数を占める 【ダマスカス:本紙】 ナスィーブ国境通行所の消息筋が明らかにしたところによると、先月中旬から現在までのイード期間中に同通行所を介してシリアに入国した人の数は約3万5,000人に達した。彼らのほとんどは在外居住者のシリア人であり、そのほか7,000人のヨルダン人を含む9,000人のアラブ人、さまざまなアラブ諸国からやってきた人々、数百人 全文をよむ
■UAE‥高校・大学の首席レベルの卒業者にゴールデンビザを発給 【バッサーム・ラマダーン】 アラブ首長国連邦(UAE)の連邦身分証明・市民権・税関・港湾保安局 (ICP)は、2023年に高校や大学を首席レベルで卒業する学生にゴールデンビザを発給することを発表した。 このゴールデンビザは、当局の指示に従い、学生および卒業した者の努力や、知の探究において秀で、成功し、卓越することに対する意志の強さや粘り強さに報いる形で与えられる。 この5年間有効のビザは、高校 全文をよむ
■ベイルート女性評議会は首都の観光名所に光を当てる 【ベイルート:ザフラ・ミライー、本紙】 なぜ「一緒にベイルートの小道を歩こう」なのか、と私たちがシャンマース氏に尋ねると、彼女はこう述べた。「私たちはベイルートの忘れ去られた隠れた道に光を当てることを目指しています。私たちの最初のウォーキング・ツアーは、私たちの初の試みとなり、アザリア教会から始まり、マル・ミカエル鉄道で終わることから、「丘から道まで」と銘打つことになりました。私たちは秋の初めを待って持続可能な観光開発プロジ 全文をよむ
■ベイルート女性評議会は首都の観光名所に光を当てる 【ベイルート:ザフラ・ミライー、本紙】 「一緒にベイルートの小道を歩こう」。アザリア教会から始まりマル・ミカエルの鉄道まで至る3 時間のウォーキング・ツアー。レバノンの首都でのこの観光ウォーキング・ツアーへの招待状は、国民や観光客にとって訪れる価値のあるのに忘れ去られた、または知られていない市内のスポットに光を当てることを目的として、ベイルート女性評議会によって出された。 「丘から道まで」(と銘打った)ウォーキング・ツアーは 全文をよむ
「タブークらくだの王道フェスティバル」の最終判定委員会は、「幼い若らくだ」部門と「子らくだ明るい色」部門の入賞者の結果を発表した。一方、らくだ俱楽部は、フェスティバルの大衆をサウジのアーティストで「ムハーウィー・ライル」とあだ名されるハーリド・アブドゥッラフマーンの特別な伝統的な公演でもてなした。 「幼い子らくだ(バッカール・ハイラーン)」部門では、イブラーヒーム・アブー・シャーンマ氏が所有する若雌らくだの「ヒバ」が第1位を獲得した。第2位はファラーフ・ミッリー氏が所有する若雌らくだの 全文をよむ
■地震の被害を受けたアレッポ城塞入口の修復作業が開始 【シリア国営通信:アレッポ】 エンジニアのサーブーニー氏は、シリアの国家アイデンティティと文化的帰属を構成する有形・無形遺産を保存するために、アレッポ市内の全ての遺産の修復に対する同総局の熱意を確認した。 ディヤーリー社のアレッポ県プロジェクトマネージャーでありエンジニアのガイス・マカーンスィー氏は、「修復条件と建築基準に従って建設調査が実施され、入口にある損傷した地下室の解体と再建を含む復旧工事が開始された」と 全文をよむ
■地震の被害を受けたアレッポ城塞入口の修復作業が開始 【シリア国営通信:アレッポ】 スキーフ氏は続けて、「活動プロセスを構築し、アレッポ旧市街の損傷部分、特に倒壊の恐れに瀕している城塞のメインゲートを修復するにあたっての対応段階に移行すること目的として、さまざまな関連機関や地元コミュニティの人々にあらゆる活動提案が提示された」と指摘した。さらに「同時に、アレッポ城塞入口が世界人類遺産リストに登録されているために、修復条件や遵守されるべき建築基準を考慮しつつ、これを修復するため 全文をよむ
■地震の被害を受けたアレッポ城塞入口の修復作業が開始 【シリア国営通信:アレッポ】 シリア開発信託は、遺産・博物館総局および「ディヤーリー」社の協力のもと、2月6日にアレッポ市を襲った地震により被害を受けたアレッポ城塞入口の修復作業を開始した。 シリア開発信託の法的対応プログラムのアレッポ県責任者であるバッシャール・スキーフ氏は、本紙特派員らへの声明のなかで、「技術委員会への訪問やアレッポ市内の各区域の建物の評価活動の実施を通じて、地震によってアレッポ旧市街にもたら 全文をよむ
■シリア開発信託は、アレッポ旧市街の店舗運営者らに資金を提供するために、国立マイクロファイナンス銀行およびバラカ銀行とサービス契約を締結 【シリア国営通信:アレッポ】 ムガーミズ氏は加えて、アレッポ旧市街にあるマナーラート(コミュニティセンター)で働くシリア開発信託の職員らが、「金融商品を管理し、契約におけるその他の当事団体の代表者らが存在するためのスペースを確保することのほか、店舗の運営者らの計画の継続性を確保するため生産、宣伝、マーケティング体制を改善することを目的として 全文をよむ
■シリア開発信託は、アレッポ旧市街の店舗運営者らに資金を提供するために、国立マイクロファイナンス銀行およびバラカ銀行とサービス契約を締結 【シリア国営通信:アレッポ】 またこの成果が、「アスマー・アサド夫人が直線通り市場戦略的開発ワークショップの閉会セッションに出席中に立ち上げ、『アレッポ旧市街に生活を復帰させ続け、商人や職人が店舗を再開し、業務や生産に取り掛かるために必要な支援を彼らに提供するための取り組みの方向付け』を規定した活動ガイドラインに沿うものである」とした。さら 全文をよむ
■シリア開発信託は、アレッポ旧市街の店舗運営者らに資金を提供するために、国立マイクロファイナンス銀行およびバラカ銀行とサービス契約を締結 【シリア国営通信:アレッポ】 シリア開発信託は今日夜、国立マイクロファイナンス銀行およびバラカ銀行とサービス契約を締結した。この締結はアレッポ旧市街のサイフ・ダウラ地区のマナーラで行われ、同市街にある複数の市場(フバール、アフマディーヤ、ニスワーン)内の商業・専門職プロジェクトへの資金提供を目的としている。 これらの契約は、あらゆ 全文をよむ
「イブラ・ワ・スィンナーラ」:ガザ地区の女性たちによる繊維と皮革の廃棄物を復活させるプロジェクト 【アナトリア通信:ガザ】 この農業技術者は、このアイデアがガザ地区内のすべての地域に普及すれば、3 年以内にすべての繊維廃棄物をなくすのに十分であると考えている。このプロジェクトが環境に及ぼす影響について、グールさんは「土壌であれ、空気であれ、動物や人間などの要素であれ、環境は、リサイクルされることになる布地や革を燃やすプロセスから解放されます」と述べる。さらに彼女は「ガザ地区の 全文をよむ
「イブラ・ワ・スィンナーラ」:ガザ地区の女性たちによる繊維と皮革の廃棄物を復活させるプロジェクト 【アナトリア通信:ガザ】 「これまで廃棄物として処分していた着古された衣服を私たちに提供してくれる女性もいますが、今では彼女たちはそれらをリサイクルして家庭に役立つ製品を作っています」。グールさんはこう付け加えた。 グールさんは、これらの地域の女性たちを創造的で生産的な人々であると評している。しかし彼女によると、彼女たちは常に自分たちを見出してくれる人を必要としていると 全文をよむ
「イブラ・ワ・スィンナーラ」:ガザ地区の女性たちによる繊維と皮革の廃棄物を復活させるプロジェクト 【アナトリア通信:ガザ】 リサイクルされた廃棄物から作られた製品を購入するという考えの消費者への浸透に関して、グールさんは、当初人々を納得させるのに苦労したと語った。しかし、SNSや地域に住む女性たちを通じてこの文化が広まるにつれて、こうした製品を購入することが幅広く受容されるようになった。彼女は自身が、住民が持っていなかったリサイクルの考え方や文化を広めるためにさまざまな活動や 全文をよむ
「イブラ・ワ・スィンナーラ」:ガザ地区の女性たちによる繊維と皮革の廃棄物を復活させるプロジェクト 【アナトリア通信:ガザ】 作業段階は、これらの廃棄物のなかから「イブラ・ワ・スィンナーラ」プロジェクトに到着した材料を分別し、その後どのような商品になるかに合わせて、種類、サイズ、色に応じてそれらを分類することから始まる。グールさんによると、次にこれらの材料は洗浄とクリーニングの工程に送られ、その後プロジェクトに携わる女性たちが裁断と縫製を始めるという。 グールさんは自 全文をよむ
「イブラ・ワ・スィンナーラ」:ガザ地区の女性たちによる繊維と皮革の廃棄物を復活させるプロジェクト 【アナトリア通信:ガザ】 アイデアの始まり グールさんはこのアイデアの始まりについて、2020年にガザ地区南部のハーンユーニス市の農村部と過疎地域の中心から自身が出発したと述べた。そこには、都市部と比べて布や皮の廃棄物の割合が非常に高いという。彼女は、「家庭から出るその他の廃棄物も相まって、住民たちはこうした分量の廃棄物をゴミとして処分する以外に、どのように対処すればよ 全文をよむ
「イブラ・ワ・スィンナーラ」:ガザ地区の女性たちによる繊維と皮革の廃棄物を復活させるプロジェクト 【アナトリア通信:ガザ】 パレスチナ人の起業家イーナース・グールさんは、型破りで環境に優しいアイデアによって、布地、皮革、木材などの廃棄物をリサイクルし、衣服、バッグ、家庭用家具などのさまざまな製品を製造する活動を始めた。農村開発を専門とする農業技術者であるグールさんは、布や皮の廃棄物が多大に散乱しているガザ地区の農村地域からこのアイデアの着想を得た。グールさんは、科学的研究に依 全文をよむ
■アレッポ県民事局がテロ組織によって支配された地域から来た学生らにIDカードの発行を開始 【シリア国営通信:アレッポ】 またアレッポ県の北部および東部の郊外から来る学生らの将来を案じて、同信託の法的対応チームは、学生らがターイハ通行所に到着する際にそこで待ち受け、彼らの法的ニーズを把握することに専念した。その後同チームは、(ザバディーヤ地区、スライマーン・ハラビー地区、サーフール地区、ハイダリーヤ地区、カーディー・アスカル地区、バーブ・ナイラブ地区、ハルワーニーヤ地区)など学 全文をよむ
■アレッポ県民事局がテロ組織によって支配された地域から来た学生らにIDカードの発行を開始 【シリア国営通信:アレッポ】 アレッポ県教育局長のムスタファー・アブドゥルガーニー氏は、すべての政府機関が、学生らが自分たちの個人身分を取得するために必要な設備を提供し、試験プロセスを成功させるための適切な環境を確保するよう努めていると述べた。 アレッポ県民事局長のハムザ・ムハンマド氏は、内務省の指示に基づき、教育局およびシリア開発信託との調整のもとで今日、到着した学生向けにI 全文をよむ
■アレッポ県民事局がテロ組織によって支配された地域から来た学生らにIDカードの発行を開始 【シリア国営通信:アレッポ】 アレッポ県にある民事局は今日6月6日、複数のテロ組織によって支配される地域から来た、初等教育の学生らによるIDカード取得申請の受付を開始した。 アレッポ県を所轄する民事局執行部のメンバー、ハミード・クヌー博士は、本紙特派員らへの声明のなかで、初等教育を終え、アレッポ県の北部および東部から来た5,300人にのぼる学生らにIDカードを発行するプロセスが 全文をよむ
■一般認定試験の開始前に、コミュニティセンターが祖国の負傷者を受け入れ、彼らの知識を強化 【シリア国営通信:ダマスカス】 同プログラムは加えて、「ほとんどの県に設置された19のコミュニティセンターは、全般的障がいのある層からの希望者のほか、準全般的障がいや部分的障がいのある祖国の負傷者らのための、恒久的な教育パートナーとして活動している」と述べた。さらに、これらのセンターが、「すべての負傷者に向けた、カリキュラムの包括的・集中的な見直しセッション議を提供するために、教育省によ 全文をよむ
■一般認定試験の開始前に、コミュニティセンターが祖国の負傷者を受け入れ、彼らの知識を強化 【シリア国営通信:ダマスカス】 「祖国の負傷者」プログラムは、一般認定試験の開始前に、自らの教養を深め、基礎科目の集中講座を受けたいと望む祖国の負傷者をより多く受け入れるために、シリア開発信託のコミュニティセンターの門戸を開放したと発表した。 同プログラムは自身のフェイスブックページへの投稿で、負傷者は一年を通してコミュニティセンターで、中等教育および初等教育の認定を得た生徒全 全文をよむ
■ダルアー県で「シリア青少年マーク」財団が初期的法対応プログラムを開始 【シリア国営通信:ダルアー】 ダルアー県にある「シリア青少年マーク」財団のオフィスは、シリア開発信託の協力および国連難民高等弁務官事務所とのパートナーシップのもと、初期的法対応プログラムを開始すると発表した。 ダルアー県にある同財団のオフィス代表でありエンジニアのライス・ラフィーク氏は今日、本紙特派員らへの声明のなかで、「対応プログラムには、家族、女性、子供の権利に関する法的啓発セッションと、あ 全文をよむ
■フランスは自国民に観光目的のシリア訪問を許可したのか?…バアス党系ウェブサイトがニュースを掲載…ソースはどこに? 【スナック・シリアン・ドットコム】 『バアス』紙が5月2日付で報じたところによると、この使節団はフランスの知識人ら、学者らのほか、世界国民主権支援機関に所属する研究者らで構成されていた。彼らのなかには作家のフィリップ・クータ氏、退役将校のピエール・ルシアン・ブラス氏、ジャーナリストのアラン・ティズューリ氏などが含まれたという。 フランスの使節団がシリ 全文をよむ
■フランスは自国民に観光目的のシリア訪問を許可したのか?…バアス党系ウェブサイトがニュースを掲載…ソースはどこに? 【スナック・シリアン・ドットコム】 地元の複数のサイトが今日、フランスが今年6月1日以降の自国民による観光目的のシリア訪問を許可したとのニュースを流布した。 このニュースはSNSを通じて広く拡散したが、いずれも出典を明らかにすることはなかった。またバアス党に近い複数紙も、同様にこのニュースを掲載した。 本サイトが当該ニュースのソースを探すこ 全文をよむ
■ラタキア県がヨルダン国民と「世界中のムスリム」協会から提供された居住用プレハブ「キャラバン」10室を受領 【シリア国営通信:ラタキア】 ジャグビール氏は続けて、同協会が、ラタキア県の救援対策室との調整のもと、特定の場所に配置することで小さな村の代わりとなるよう、最低60台のキャラバンを確保し、そこに住む家庭への支援提供を継続できるよう取り組んでいると指摘した。 一方シリア開発信託のラタキア県代表であるサーミル・ハティーブ氏は、地震の被害被災者への救援提供にかかわる 全文をよむ
■ラタキア県がヨルダン国民と「世界中のムスリム」協会から提供された居住用プレハブ「キャラバン」10室を受領 【シリア国営通信:ラタキア】 シリア開発信託は今日、ヨルダン国民と「世界中のムスリム」協会から提供されたプレハブ部屋「キャラバン」10室を受領した。これらのプレハブ部屋は、地震被災者を支援するための取り組みの一環として、ラタキア県の救済小委員会および同委員会内の対策室の管理下におかれる予定である。 世界中のムスリム協会のメディアスポークスマンであるムハンマド・ 全文をよむ
■イスラエル外務省、ツイッターの所有者イーロン・マスク氏を「反ユダヤ主義」として非難 【エルサレム:本紙】 さらに「マスク氏のツイートはただちに、ツイッターにおける反ユダヤ主義的陰謀論の大量出現につながった」と加えた。 マスク氏によるソロス氏への攻撃は、ハンガリー系米国人の億万長者によって設立された持ち株会社が、マスク氏のテスラ社から16万米ドル相当の投資を引き上げたというニュースが報じられたわずか数日後に起こった。 米国のユダヤ人組織はこれまでにもマスク 全文をよむ
■イスラエル外務省、ツイッターの所有者イーロン・マスク氏を「反ユダヤ主義」として非難 【エルサレム:本紙】 イスラエル外務省は、ツイッターの所有者イーロン・マスク氏がホロコーストの生存者であるユダヤ人実業家ジョージ・ソロス氏を「人類を憎んでいる」として非難したことをうけ、マスク氏を「反ユダヤ主義」と非難した。 ヘブライ語紙『ハアレツ』によると、イスラエル外務省は、火曜日の夜にツイッターの公式アカウント上で投稿した一連のツイートのなかで、マスク氏を批判した。これは同日 全文をよむ
■イドリブ県が地震被災者への心理的支援に関するワークショップを開催 【シリア国営通信:イドリブ】 人民議会議員でシリア保健専門職組合の副代表であるムハンマド・ハーディー・マシュハディーヤ氏は、今回のワークショップを開催するというアイデアが、シリア戦争の状況を背景に生まれ、震災発生後にさらに強化されたと指摘した。またほとんどの人が、直面している困難な心理的状況から抜け出すために、心理的および行動的支援を必要としているとの見解を述べた。 ワークショップの参加者であるシリ 全文をよむ
■イドリブ県が地震被災者への心理的支援に関するワークショップを開催 【シリア国営通信:イドリブ】 イドリブ県がシリア開発信託の協力のもとで開催し、「精神の手当て」と題されたワークショップが、市民団体のボランティアらの参加を得て、被災者への心理的支援に注力した。特に今年2月に地震がシリアを襲ったなかで、被災者のケアし彼らの日常生活を再開させることを目的とした。 イドリブ県のサーイル・サルハブ知事は、本紙特派員らへの声明のなかで、同県に被害をもたらした地震の影響を抑える 全文をよむ
■教皇フランシスコはファッルーフ・バチカン大使にアサド大統領への挨拶を託す…「私の祈りと思いは親愛なるシリアの人々とともにある」 【ダマスカス:本紙】 ローマ教皇フランシスコは昨日、自身の祈りと思いが「シリアを襲った壊滅的な地震からいまだ立ち直りつつある、親愛なるシリアの人々とともにある」と述べた。 シリア外務在外居住者省が公式サイトで明らかにしたところによると、教皇フランシスコはルアイ・ファッルーフ氏に駐バチカン市国シリア・アラブ共和国特命全権大使としての信任状を 全文をよむ
■チュニジアの新聞2紙がストライキにより休刊に 【ロンドン:本紙】 チュニジアで2紙の新聞が先週木曜日、従業員が彼らの法的要求に対する政府の姿勢に抗議して水曜日に開始したストライキにより休刊となった。 両社の経営陣が発表したところによると、フランス語新聞『スィファーハ・ヤウム』『ラ・プレス』は木曜日、これらを発行している機関『スナイプ・ラ・プレス』において、水曜日に労働ストライキが開始されたため発行されなかった。 『スナイプ・ラ・プレス』の主要組合は月曜日 全文をよむ
バグダード【クドゥス・アラビー】 イラクのアウン・ズィヤーブ水資源相が、イラクはイランとトルコの両国から割り当て分の水を得るために国際的な支援が必要だと述べたのと同時期、人権センダーは南部の農民の多くが諸都市へ避難していることを明らかにした。同時にこのセンターは、ジー・カールとマイサーンの両県が最も干ばつの被害を受けたと指摘した。 「人権のための戦略センター代表」のファーディル・グラーウィー氏は、昨日のプレスリリースで以下の通り述べた。「トルコとイランという水源国での複数 全文をよむ
チュニス【クドゥス・アラビー】 チュニジアの説教師は、彼らカイス・サイード大統領は祝福された犠牲祭でチュニジア人たちに代わって生贄を捧げることができると述べた後、多くの批判にさらされた。 サイフッディーン・クーキー師は、以下の通り述べた。 サイード大統領には(預言者ムハンマドがしたことに倣って)雄羊1頭を全てのチュニジア人に代わって捧げることが許される。これは、生贄の価格が大幅に上昇していることと、多くのチュニジア人が生贄を買う能力がないことの解決としてのことだ。同師は、 全文をよむ
◾️チュニジアでジャーナリストを標的とした攻撃が1年で257件発生 【ロンドン:本紙】 チュニジアのジャーナリスト組合は、チュニジア人ジャーナリストに対する攻撃の数が前例のないほど増加し、「最低限の法的措置を尊重しなかった」という司法容疑で彼らが捜査センターや裁判所に連行されている中、今年の世界報道自由デーが来たと発表した。 「国境なき記者団」による報道の自由に関する年次報告書は、チュニジアがランキングで順位を落とした国の一つであることを示した。報告書によると、チュ 全文をよむ
■祖国の負傷者プログラムが、ダルアー県、クナイトラ県、スワイダー県の負傷者らに対し食品詰め合わせ箱の配給を継続 【シリア国営通信:ダマスカス】 「祖国の負傷者」プログラムは、同プログラムの各チームが、祖国の負傷者らおよびもっとも困窮している人々向けにシリア開発信託から提供された食品詰め合わせ箱の配給を継続していると発表した。ここでは、困難な状況下で対象者らの経済的負担を軽減することが目的とされている。 同プログラムは自身のフェイスブックページへの投稿で、傘下の各チー 全文をよむ
■カイロ大学学長、シナイ半島開放記念日に際し、スィースィー大統領を祝福 【カイロ:マフムード・サアド】 カイロ大学のムハンマド・オスマーン・ハシュト学長は、大学評議会、教職員、学生を代表して、シナイ半島の解放と祖国への返還から41周年を迎えるにあたり、国家元首で軍の最高司令官であるアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領、陸軍最高司令官兼国防・軍事生産大臣のムハンマド・ザキー将軍、ウサーマ・アスカル参謀総長をはじめ軍首脳陣および軍人たちを祝福した。 ムハンマド・ハ 全文をよむ
■シリア開発信託が解放されたイドリブ県郊外で地震被災者に食料詰め合わせ箱とイード用衣類を配給 【シリア国営通信:ダマスカス】 シリア開発信託の各チームはイード・フィトルの機会に際して、地震被災者の苦しみを軽減することを目的として、解放されたイドリブ県郊外の一部地域や避難所にいる子供たちに、食料詰め合わせ箱とイード用衣類を配布した。 同信託は自身のフェイスブックページへの投稿で、傘下の各チームがブシュラー・ガド開発協会の協力のもと、ハーン・シャイフーン市とマアラット・ 全文をよむ
■シリア開発信託が、負傷した多数のシリア・アラブ軍兵士をクナイトラ県で称える 【シリア国営通信:クナイトラ】 シリア開発信託は、イード・フィトルに際して、クナイトラ県の協力のもと、祖国を守るためのシリア・アラブ軍兵士たちの犠牲を顕彰しつつ、彼らのうち負傷を負った多くの人々を称えた。これは、祖国の負傷者プログラムの一環として行われた。 クナイトラ県知事でエンジニアのムウタッズ・アブー・ナスル・ジャムラーン氏は、「敬意を表することは愛国的義務であり、祖国のためにこれらの 全文をよむ
ガザ【クドゥス・アラビー】 諸般の祝祭でのムスリムの多くの習わしとして、ガザの住民たちも塩漬け魚の「ファシーフ」を、祝祭の衣類の購入と同様に望んでいる(訳注;ムスリムはイードに際し、服を新調する習わしがある)。これは、断食明けの祝祭の日々の最初のイフタールの食卓には、この味がなくてはならないとの考えによる。 祝祭に備えてガザの人びとは彼らが過去の数日の間中市場に出かけている間、彼らはその関心の多くを衣服の購入だけには向けなかった。買い物中の時間を質のいい「ファシーフ」探し 全文をよむ
■50,000箱を超える食料詰め合わせ箱がシリア開発信託の各チームによって地震被災者に配給される 【シリア国営通信:ダマスカス】 50,000箱を超える食料詰め合わせ箱が、ラマダーン中にシリア開発信託の各チームによって、地震被災者に配給された。 シリア開発信託の各チームは、アレッポ県、ラタキア県、ダマスカス県、ダマスカス郊外県、ハマー県、タルトゥース県で、基本的な食料品・食料物資を備えた食料詰め合わせ箱50,000箱以上を、地震被災家庭に配給した。 同信託 全文をよむ
■ラタキア県で地震被災者にイード用衣類を配布するイニシアチブ 【シリア国営通信:ラタキア】 ラタキア県のクタイリビーヤ町とファーフーラ村にあるコミュニティセンターは今日、多数の市民団体の参加を得て、同県で地震に被災した世帯にイード用衣類を配布するイニシアチブを開始した。この際、困難な経済状況に照らして、これらの世帯がイード用衣類の一部を確保できるよう支援するために、20以上の通行所が開放された。 シリア開発信託は、自身のFacebook ページの投稿で、同イニシアチ 全文をよむ
■シリア開発信託、地震に被災した45 世帯が滞在するアレッポ市内の避難所に太陽光発電パネルを設置 【シリア国営通信:アレッポ】 シリア開発信託の各チームは、ノルウェー難民評議会の協力のもと、地震に被災し避難所に滞在している45世帯のニーズを満たすために、アレッポ市ハナーヌー地区にあるスルターン・バーシャー・アトラシュ・スクールの避難所に太陽光発電パネルを設置した。 同信託は自身のFacebookページ上の投稿で、地震の影響を受けた世帯への対応の一環として、国際的なパ 全文をよむ
■チュニジアは夏、乾きに苦しむのか? 【チュニス:アーディル・サービティー】 必要最低量にも満たない水 チュニジア大学の研究者で、水源淡水化の専門家であるハムザ・フィール氏は「チュニジアの水に関する現状は、積年性のものである」と述べた。 フィール氏は加えて、「我々は20年以上にわたって、水の貧困基準値(一人当たり500立方メートル以下)を下回り続けている。チュニジアにおける数値は350立方メートルであり、今期に関しては、わずか300立方メートルになりうる」 全文をよむ
■チュニジアは夏、乾きに苦しむのか? 【チュニス:アーディル・サービティー】 専門家らが、チュニジアが来たる夏から大規模な水の危機を経験するであろうとの予測を行うなか、現行の季節におけるチュニジアの飲用可能水量の変動頻度が増加している。 今年の3月末、チュニジア農業省は初めて、飲用可能水が9月末まで定期的に分割配布されると発表した。 首都チュニスでは3月末から、さまざまな国家機関に計画的に水を配布し、総消費量を抑えるシステムのために、多くの地域で夜間の断水 全文をよむ
■ラマダーン期間に孤児たちに食事「イフタール」を配る歌手ドゥニヤー・バトマの別の姿(動画) 【ラバト:本紙】 モロッコの女性歌手ドゥニヤー・バトマは、モロッコ北部の都市タンジェでラマダーン期間中、毎日1,500人に「イフタール(ラマダーン中に行われる日没後の食事)」を提供する慈善活動の主賓として新たな一面を印象付けた。 慈善団体「ヤッラ ナターアーワヌー(さあ、お互いに助け合おう)」のメンバーたちは、ドゥニヤー・バトマを盛大に出迎えた。玄関からチャリティー会場の大ホ 全文をよむ
2023年4月12日 【ナハール】 SNS上の活動家たちは、レバノン(政府)のエジプトやヨルダンからスイカを輸入する意向についてのニュースを流布させた。輸入スイカの価格は、1kg20万ポンドに達する。このことは、平均的なスイカ一玉の値段が100万ポンドかそれ以上に達するということを意味する。 スイカの輸入でジャガイモの輸入の分野で起きたことと類似のことが起きた場合について説明しつつ、ベカーウの農民組合のイブラーヒーム・タルスィースィー会長は『ナハール』のサイトに対し以下の通り 全文をよむ
「地域の非団結」のためのイスラエルの勧告の籠と「壁の守護者(作戦)」によって繰り返される尊厳の蜂起 【ナザレ:本紙】 シオニスト戦略・国家安全保障研究所の所長であり、元国家安全保障顧問のメイア・ベン・シャバット氏は2021年5月の尊厳の蜂起のシナリオが繰り返されないよう、いくつかの勧告を提示して「レッドライン」の設置をイスラエルに訴えている。 同氏は、ヘブライ語チャンネル12のウェブサイトで報道された記事で、複数の面で同時に彼が直面した一連の安全保障に関する出来事 全文をよむ
■貧困と支援の欠如の結果として、人々が劣悪な労働条件と搾取に耐えていることが明らかに…「ヌスラ戦線」支配下のキャンプに住む女性たちは日々の食糧を確保することができていない 【ダマスカス:本紙】 フスナさんは、3人の子供を育てていて、貧困と人道支援の不足のために必要なものを買うことができていないと説明し、次のように付言した。「朝の食卓はほとんどの日で、アオイ、ニレ、スイバから集めたものに限定されています。少量の油とタマネギでそれを調理し、ガスボンベの価格は13.5米ドルに達する 全文をよむ
■貧困と支援の欠如の結果として、人々が劣悪な労働条件と搾取に耐えていることが明らかに…「ヌスラ戦線」支配下のキャンプに住む女性たちは日々の食糧を確保することができていない 【ダマスカス:本紙】 テロ組織「ヌスラ戦線」による、人々に使用料を課すことや彼らから財産を没収することから始まり、彼らに対する逮捕・拷問キャンペーンにいたるまでといった、住民への抑圧処置のために、イドリブ県内のキャンプに暮らす女性労働者たちは、特にラマダーン月の間に必需品を購入することができていない。また彼 全文をよむ
■シリア開発信託は、ナスィーブ国境通行所を通じて地震被災者のための援助トラックを受領 【シリア国営通信:ダルアー】 シリア開発信託は今日、地震被災者を支援するためにナスィーブ国境センター(ナスィーブ国境通行所)を経由して到着した、食料品、医薬品、子ども用品を積んだ援助トラック8台を受領した。 ナスィーブ国境センターの所長でありエンジニアのシャーディー・アバーズィード所長は、今回の援助は、在クウェート・シリア大使館から提供され、食料品、医薬品、牛乳、乳児用おむつなどの 全文をよむ
■「祖国の負傷者」プログラムは、完全なあるいは部分的な障がいのある負傷者たちにラマダーンの食料詰め合わせ箱の配給を開始 【シリア国営通信:ダマスカス】 「祖国の負傷者」プログラムは、各県で同プログラムに参加している完全なあるいは部分的な障がいのあるすべての負傷者に対し、傘下の各チームがラマダーンの食料詰め合わせ箱の配給を開始したと発表した。 同プログラムは自身のフェイスブックページへの投稿のなかで、シリア開発信託から提供されたこれらの箱には、基本的な食材が含まれてい 全文をよむ
■13万人…占領措置により、ラマダーン月第3金曜日のアル=アクサーへの礼拝者数が半数まで減少 【エルサレム:本紙】 ラマダーン月第3金曜日のアル=アクサー・モスクへのパレスチナ人礼拝者数は、抑圧的な占領措置により、同月の第2金曜日と比較して半数に減少した。 アル=アクサー・モスクや占領下エルサレムの旧市街の周辺に多くのバリケードや占領軍の集中的な展開があったにもかかわらず、約13万人の礼拝者たちが第3金曜日の礼拝を行った。一方第2金曜日には、同モスクに約25万の礼拝 全文をよむ
■サイフ・ダウラ地区のコミュニティセンターでアレッポ地震の緊急ワークショップ 【シリア国営通信:アレッポ】 シリア開発信託の法的対応ディレクターであるバシャール・スキーフ氏は、「独自の特性、遺跡、歴史を持つアレッポ旧市街にある、技師組合内の技術委員会によって実施された調査を通じて、このワークショップが実現した」と述べた。またこれには、古代建造物を襲った被害のリスト作成、地震によって被害を受けたアレッポの城塞や市場、古い隊商宿といったいくつかの議題が含まれていた。 同 全文をよむ
■サイフ・ダウラ地区のコミュニティセンターでアレッポ地震の緊急ワークショップ 【シリア国営通信:アレッポ】 さらに同知事は、「アレッポ社会の象徴性に加えて、世界遺産リストに登録されている古代学遺産的建造物が含まれていることから、旧市街には建築上の特性がある」と述べた。 ディヤーブ知事は、ユネスコの世界遺産リストに登録されている古代遺跡の市場を復活させるための免除・促進パッケージを規定する2022年政令第13号のほか、復旧作業に必要なあらゆる援助・促進を提供する特権・ 全文をよむ
■サイフ・ダウラ地区のコミュニティセンターでアレッポ地震の緊急ワークショップ 【シリア国営通信:アレッポ】 シリア開発信託は、アレッポ県と、生きている遺産や地域社会に関連する多くの機関の協力のもと、アレッポ旧市街のサイフ・ダウラ地区にあるコミュニティセンターで、アレッポ地震のための緊急ワークショップを開催した。 同ワークショップは、地震被害の影響を緩和し、大半が旧市街にある有形・無形の遺産を保護・保存するために、実行されるべき緊急支援介入や活動の優先順位を特定するこ 全文をよむ
■ハマー県のイフタール・イニシアチブが、地震被災者に毎日150食を準備 【シリア国営通信:ハマー】 ラマダーン月の初めに宗教関係省(ワクフ省)が開始したイフタール・イニシアチブの一環として、ハマー県ワクフ局はシリア開発信託とアマル協会の協力のもと、地震被災者へのイフタールを準備するための慈善調理場を設置した。 同調理場のコーディネーターであるアブドゥルムフスィン・シャイフ・アリー氏は本紙特派員への声明のなかで、食事やミールセットの準備に必要な基本的な材料は、断食月の 全文をよむ
■シリア開発信託がラタキア県で4,000箱の乳児用ミルクを配布 【シリア国営通信:ラタキア】 ラタキア県で活動するシリア開発信託の各チームは、子供用品とともに4,000箱以上のミルクを配布した。この活動は、災害時にもっとも脆弱な集団、特に自分の子供に授乳できない母親たちへの同信託の支援の一環として行われた。 同信託はフェイスブックページ上で、ラタキア市シャイフ・ダーヒル地区、同市スライバ地区、ラタキア県クタイリビーヤ町に点在するコミュニティセンター(マナーラート)が 全文をよむ
■シリア開発信託はシリア・アラブ赤新月社の協力のもと、ハマー県西部の農村地帯で255個の食料詰め合わせ箱を配給 【シリア国営通信:ハマー】 シリア開発信託の各チームは神聖なラマダーン月に際して、シリア・アラブ赤新月社の協力のもと、ハマー県西部の農村地帯に点在する複数の避難所で、地震被災者を支援するために、255個の食料詰め合わせ箱を配給した。 同信託はフェイスブック上の投稿で、配給が完了した村は、サルハブ村、ハンダク村、ナフル・バーリド村、ハウラート村、アイン・クル 全文をよむ
■シリア北西部で生活必需品が不足している一時避難所 【ダマスカス:本紙】 この地震と余震は同様に、地震による倒壊や同様の理由で家屋にひびが入り深刻な損傷を受けたことで数万世帯が自宅を追われたなかで、市民の苦難と悲劇を倍増させた。これらの家屋は、前例のない人道危機、気温の低下、生計を失った後の人々の莫大な需要が生じるなかで、人々の生命に対する大きな危険と、彼らと子供たちが家の中に留まることへの懸念のために、居住には適さなくなった。さらに多くの地域でインフラと上下水道が破壊された 全文をよむ
■シリア北西部で生活必需品が不足している一時避難所 【ダマスカス:本紙】 ホワイト・ヘルメットの報告によると、壊滅的な地震によって4万世帯以上が自宅を追われ、屋外もしくは非常事態下で急いで建てられた一時的な避難キャンプに残されている。避難キャンプはインフラおよび衛生設備の脆弱性に加え、多くの生活必需品と暖房設備の不足に脅かされている。暖房設備は、シリア北西部が経験している冬の天気と夜間の気温低下を鑑みると、被災者たちにとってもっとも重要な必需品のうちに数えられる。 全文をよむ
■シリア開発信託がラタキア県で地震の被害を受けた学生のための特別な勉強場所を確保 【シリア国営通信:ラタキア】 シリア開発信託の各チームは、教育分野のパートナーらの協力のもと、地震の被害を受けた学生のために特別な勉強場所を確保することのほか、ラタキア県内の公立幼稚園内で教育用品を配給することを目的とした活動を続けている。 同信託はフェイスブック上の投稿で、上記の内容に加え、子どもたちに及んだ地震の影響を緩和することを目的とした、レクリエーションおよび教育活動の開催を 全文をよむ
■シリア開発信託は、ジャブラ市近郊に住む1,000世帯に手を差し伸べ、彼らに基本的なニーズを提供 【シリア国営通信:ラタキア】 シリア開発信託のチームは、ジャブラ市近郊の各村で地震の影響を受けた1,000世帯に手を差し伸べ、高齢者や慢性疾患に苦しむ人々などもっとも必要としている集団にとって、必要不可欠な医薬用品といった基本的なニーズを彼らに提供した。 同信託はフェイスブック上の投稿で、地震により住宅に発生した被害の一部を記録し、同県の救援対策室との調整のもと、技術検 全文をよむ
■シリア開発信託がハマー県ガーブ郡で約300個の食糧詰め合わせ箱を配給 【シリア国営通信:ハマー】 シリア開発信託は、ハマー県ガーブ郡のヒヤーリーン町、カラーマ村、ブライディージュ村、ジャルニーヤ村、ラタール村で、地震被災者に約300個の食料詰め合わせ二重箱を配給した。今回の配給は、過去にすでに開始され、すでに1,000箱の配給を完了している既存の計画を補完するものであった。 さらに同信託はフェイスブック上の投稿で、法的対応チームが今回の食料配給を行ったチームに同行 全文をよむ
■アラブ首長国連邦(UAE)による「善良の架け橋」キャンペーンが、ラタキア県で地震被災者のための食料詰め合わせ箱の梱包を開始 【シリア国営通信:ラタキア】 一方UAE赤新月社の使節団代表であるムハンマド・ジュナイビー博士は、本紙特派員への声明のなかで、「先月2月6日に発生した地震によってもたらされた困難を乗り越えられるよう、シリアの人々に支援の手を差し伸べるためのUAEの取り組み」の一環として、「善良の架け橋キャンペーン・イニシアチブが今日、シリア開発信託とシリア・アラブ赤新 全文をよむ
■アラブ首長国連邦(UAE)による「善良の架け橋」キャンペーンが、ラタキア県で地震被災者のための食料詰め合わせ箱の梱包を開始 【シリア国営通信:ラタキア】 アラブ首長国連邦(UAE)による「善良の架け橋」キャンペーンが、UAE赤新月社およびラタキア県の救援作戦室の協力のもと、シリア開発信託とシリア赤新月社とともに同県で地震被災者のための食料詰め合わせ箱の梱包を開始した。 ラタキア県知事でエンジニアのアーミル・ヒラール氏は、UAEがシリアのために立ち上げた「善良の架け 全文をよむ
■シリア開発信託の協力のもと、イタリアの専門家グループがアレッポ市の地震被害を視察 【シリア国営通信:アレッポ】 建物に対する地震の影響への対応に際して専門家の経験を活用する取り組みの一環として、シリア開発信託は、アレッポ市でエンジニアや復旧の専門家を含むイタリア使節団に同行し、旧市街が直面している被害を視察した。 同信託の公式フェイスブックページによると、視察中、イタリアの専門家から意見およびアドバイスを得るために、被害を受けた数多くの住宅への訪問が実施された。ま 全文をよむ
■シリア開発信託が、ハマー県内の古代遺跡の被害を評価するため専門技術工学委員会に参加 【シリア国営通信:ハマー】 シリア開発信託の各チームが、複数の組織からなる専門技術工学委員会の枠組みで活動している。その活動は、国家遺産を保存し、2月6日に国が被った地震により発生した「亀裂・ひび割れ」による被害を受けた古代遺跡を保護することを目的としている。 同信託はまた、フェイスページ上の投稿のなかで、ハマー県およびその郊外にある古代遺跡が地震による損害から逃れられず、その石造 全文をよむ
■シリア開発信託は、ラタキアで住宅内にいる被災した負傷者に日々のニーズを提供 【シリア国営通信:ラタキア】 シリア開発信託の現場チームは、「祖国の負傷者プログラム」(Jarih Al-Watan Program)の協力のもと、ラタキア市とその郊外で、地震の被害を受け自身の住宅内に留まっている負傷者に日々のニーズを提供し続けている。 シリア開発信託はフェイスブック上の公式ページで、「現場チームはまた、専門の技師組合の協力のもと、住宅の状態に評価付けを行い、負傷者の基本 全文をよむ
地震の心理的影響を克服するために.. シリア開発信託が、ハマーの仮設避難所にいる子どもたちに有意義な活動を提供 【シリア国営通信:ハマー】 シリア開発信託の各チームは、ハマー市内の仮設避難所にいる子どもたちに、いくつかの有意義な活動の実践を通じて、彼らが地震の心理的影響を克服し、自分たちの感情を維持できるよう、支援を提供している。 同信託はフェイスブックページ上の投稿で、あらゆる年齢層の子どもたちに提供される活動のなかには、絵画、手工芸、娯楽といった様々なものが 全文をよむ
■アレッポ市内の13,000棟以上の建物が技術的調査を受ける 【シリア国営通信:アレッポ】 さらにスキーフ氏が付言したところによると、今回の調査によって住宅の評価にかかわる4つの基準があることが明らかとなった。そのうち2つは「健全な状態」および「住宅に対する軽度の修繕(の必要あり)」であり、これまでに調査された物件の数は9,000棟以上に達した。また3つ目の基準は、技術報告書および初期検討にかかわる諸委員会によると、「介入」、「検討」、「援助」にかかわるものである。また4つ目 全文をよむ
■アレッポ市内の13,000棟以上の建物が技術的調査を受ける 【シリア国営通信:アレッポ】 シリア開発信託はアレッポ市で、住民が自宅に安全に戻れることを保証するために、すべての住宅の評価を続けている。この作業は同市内に配分された計101の技術委員会を通じて、技師組合の協力のもとで行われ、同信託からこれまでに発表された技術報告書の数は13,000以上に達した。 同信託の初期対応部門の責任者であるバッシャール・スキーフ氏は本紙への声明のなかで、アレッポ市の技師組合の協力 全文をよむ
■燃料価格の上昇により、電気が失われた被災地ラタキア県スタームー村の生活環境がさらに悪化 【スナック・シリアン・ドットコム】 同ページはさらに「数十戸の住宅が倒壊し、数百人におよぶ住人が自宅を負われた被災地への支援は、このようなかたちで行われているのだろうか?」と続け、今日、スタームー村で単に暖房に用いるための燃料代として27万シリア・ポンドを支払うことができる家族が存在するのかどうかについて自問した。 ナーヒヤ・ファーフーラが行った問題提起は、この投稿に対してコメ 全文をよむ
■燃料価格の上昇により、電気が失われた被災地ラタキア県スタームー村の生活環境がさらに悪化 【スナック・シリアン・ドットコム】 現在シリアを襲っている寒波の只中で、ラタキア県の田園地帯にあるスタームー村の住民たちは、すべてのシリア人と同様に、純粋な暖房用燃料が到着するのを心待ちにしている。 地震という惨事ののち、そしてその価格が1リットルあたり5,400シリア・ポンドまで引き上げられるという惨事ののちに、もっとも困難な状況に置かれた彼らがそれを待っているのである。この 全文をよむ
■シリア民間防衛隊(ホワイト・ヘルメット)副代表:被災地に支援は入っていない…悲劇は拡大し、息詰まっいる 【本紙】 大惨事から3日が経ち、トルコ南部を襲った破壊的な地震による死者数は増加し続けている。地震の被害はシリア北西部のイドリブ県やアレッポ県、ハマー県やラタキア県、タルトゥース県まで広がった。シリア政府の保健省と、同国の反体制派支配地域で活動する民間防衛隊が発表した公式の統計によると、月曜日の早朝までには、シリア全土で約2,700人が亡くなり、約5,000人が負傷したこ 全文をよむ
■地震の犠牲者を次々に埋葬するシリア人たち…瓦礫の間で制裁の解除と支援の提供を切望 【スナック・シリアン・ドットコム】 シリア人たちは昨日夜、2023年2月6日に国を襲った壊滅的な地震の犠牲になった家族、友人、隣人、愛する人たちの埋葬を開始した。埋葬作業は引き続き行われており、瓦礫の下には、彼らの命が続くかどうかの懸念がもたれるなかで、いまだに多くの人々が取り残されている。 何百もの家族が路上に追われ、何百もの家屋が破壊されたなかで、物流設備や人道物資など、求められ 全文をよむ
■ソマリアの少女たちは学校不足の危機に直面する 【本紙:アブドゥルサマド・マーヒル】 「カイロ・ニュース」チャンネルはソマリアのボンベリー学校から「ソマリアの少女たちは学校不足の危機に直面している」と題したリポートを公表した。 この記事では「この学校は首都モガディシュで唯一の女子学校であり、女性への教育の提供とエンパワーメントを目的としているこの学校に約1300人の女子学生が通っている」と述べられている。そして同校は学生たちが勉学に励み、落第しないように、一部の生徒 全文をよむ
■国家による感謝として…物価が上昇するなかで、教師のための大幅割引 【カイロ:本紙】 エジプト教育省は「教師への恩返し」イニシアチブの立ち上げと教育部門の職員らのための「私は教師」イニシアチブの活性化に関して、各教育局に公式の書簡を送った。 同省はエジプト国家が、教員向けの「私は教師」イニシアチブを活性化することを通じて、「エジプトの教師への恩返し」イニシアチブを始動したことを明らかにした。前者イニシアチブは、教員に何百ものブランドを含む市場を提供し、彼らに商品の特 全文をよむ
■エジプト人の腕が記録を更新させる‥マドクール博士:私たちは3年ではなく16ヶ月で北シナイ県の変電所を完成させた 【n.p.:サラーフ・ザラト】 総合エンジニアリング企業マドクール・グループの取締役会長であるムスタファー・マドクール博士は本日、シャラーク変電所の竣工にあたり、記録的な早さで最高の国際基準を満たす本変電所を完成させたと述べた。そして、北シナイ県のマサーイード変電所とシャイフ・ズワイド変電所(シャラーク変電所)の建設にマドクール・グループがいかに貢献したかをアピー 全文をよむ
■スエズ県の家庭医療室・センターの一部で夜間診療を実施 【スエズ:本紙】 スエズの保健・人口省のイスマーイール・ヒフナーウィー次官は、通院患者の多い家庭医療室やセンターの一部で夜間診療を行うよう指示した。また、同次官は全ての通院患者に医療サービスを提供すると強調した。 これは、国民皆健康保険制度の適用、および全ての通院患者の家庭医療室・センターへの受け入れ準備ができていること、最良の保健サービスを提供するということ、また寄せられた不満の声に応えることを考慮して決定さ 全文をよむ
◾️孤立からの解放努力にも関わらず:モロッコの山岳地帯の住民は厳しい寒さと干ばつに苦しんでいる 【ラバト:本紙】 モロッコのアジラルやイミルシル、ディンジル、その他の山岳地地帯では、厳しい寒さや降雪、高山にある遠方の村や草原に通じる険しい道の分断によって、何千もの家族の苦しみが毎年繰り返されている。 モロッコ当局の努力にも関わらず、これらの地域の住民の苦しみは冬の間続いており、暖をとるための薪と家畜のための牧草の供給が彼らにとって最大の関心事であり続けていると、ムハ 全文をよむ
■親イスラエル団体が風刺画家のオサーマ・ハッジャージュ氏を最も反シオニストの画家であるとランク付けした。 【アンマン:本紙】 Honest Reportingが、世界で一番の反イスラエル・反シオニストとして、パレスチナ人風刺画家のオサーマ・ハッジャージュ氏(本紙寄稿者)を選んだ。Honest Reportingとは、世界中のメディアを監視している親イスラエル組織であり、最近、カタール・ワールドカップ中に同氏が描いた絵のひとつをHPに載せていた。 ハッジャージュ氏は本 全文をよむ
■ダマスカス郊外県で学校給食プログラム実施。学校保健局長は本紙に、「精神状態がよくない児童8,826人にセラピーを行う」と述べる 【n.p.:本紙】 教育省のハトゥーン・タワーシー学校保健局長は、今年度の初めより1,085校の534,000人以上の生徒に向けて、コレラの感染拡大防止キャンペーンを行なっていると発表した。 同局長は本紙に、保健省と協力し、6歳から12歳の児童の栄養状態を評価する目的で、全国の420校10,080人の生徒を対象に栄養調査キャンペーンを行う 全文をよむ
■シリア人難民の女性、トルコ人女性教師に苦情を申し立てたことを理由にシリア北部に送還すると脅される 【アンタキヤ:本紙】 シリア人難民であるイーマーン・ナースィーフさん(22歳)は、自身の妹が小学校で虐待行為や暴行を受けたとの苦情をトルコの女性教師に対して申し立てたことを理由に、同国の司法当局が彼女の拘留を決定したのち、シリアに送還されることを恐れている。 ナースィーフさんは本紙に対し、疲れた声で次のように語った。「2021-2022年の学期が終わる前に、虐待や暴行 全文をよむ
■教育大臣:アラビア語カリキュラムの包括的な開発…新人教員採用基準にアラビア語力 【n.p.:アフマド・ハーフィズ】 エジプトの教育大臣リダー・ヒガーズィー博士は、本日12月18日の世界アラビア語デーを記念して、教師や生徒たちに祝辞を送った。 ヒガーズィー大臣は、自身の公式ページで、「アラビア語は人類にとって文化的多様性を支える柱の1つであり、世界で最も広く使われている言語の1つでもある。世界では4億人以上が日常的にアラビア語を話している」と述べた。 大臣 全文をよむ
■イラクでがん患者が大きく増加 【バグダード:本紙】 イラクで何らかのがんを罹患しているがん患者の統計によると、財源が十分に確保できているのにも関わらず、がん治療専門病院を含む政府の病院で、医薬品や機器、及びケアが深刻に不足しているのと関連し、患者が年々大きく増加している傾向が示されている。 イラク保健省が数日前に発表したがん患者数の最新統計では、乳がん、肺がん、気管支がんの患者が患者数の1位を占めることが明らかになった。 同省のがん評議会のフディール・ 全文をよむ
国連報告書はイラクにおける「イスラーム国」による化学兵器使用を認定 【バグダード:本紙】 国連の専門家らは、討議のため安全保障理事会に最近提出された報告書の中で、イスラーム国が支配地域で「カリフ国家」を宣言していた期間に化学兵器を使用した証拠の存在を明言した。 イスラーム国が行った犯罪の説明責任を追及するための国連調査チームの報告書は、2014~2019年のイラクにおける「カリフ国家」時の化学兵器の使用に関して「目撃者の証言から得られた文書形式およびデジタル形式の証 全文をよむ
■サウジ巡礼省:5ヵ国からの小巡礼者用査証発行のための指紋登録条件化を開始 【リヤド:本紙】 サウジ巡礼・小巡礼省は、メッカ来訪の際に発行する電子査証「指紋」による生体認証の登録を開始すると発表した。対象国は英国、チュニジア、クウェート、バングラデシュ、マレーシアである。 当省は金曜日に登録方法を明らかにしながら、以下のことを確認した。目的は、巡礼者のデジタル体験を豊かにし、王国への複数の入国窓口で登録し、入国しやすくする為である。 この指紋登録はスマホの 全文をよむ
■移民を載せた船を沈めようとするチュニジア沿岸警備隊の映像が大きな批判を呼ぶ 【チュニス:本紙】 元国会議員で移民分野における活動家のマジュディー・カルバーイー氏は「チュニジアとEUによる『Big Wall』プロジェクトは、欧州側の条件を満たそうとしている現政権にとっては好機である。チュニジアは国境を守るためにイタリアから毎年900万ユーロを受け取っており、チュニジアの国境警備隊は欧州の国境を防衛することに専念している。また彼らは自国の子供たちさえ含む移民の命を、彼らを溺れさ 全文をよむ
■移民を載せた船を沈めようとするチュニジア沿岸警備隊の映像が大きな批判を呼ぶ 【チュニス:本紙】 チュニジア沿岸警備隊が不法移民らを載せた船を「沈めよう」としている映像に対して、SNS上で多くの非難の声が向けられている。 複数のSNSで、ある移民が携帯電話のカメラで撮影した映像が拡散された。そこでは警備隊の隊員が多くの移民を乗せたボートを長い棒で沈めようとしている様子が映っている。 活動家のザーフィル・ウタイ氏はこの映像に対するコメントで、「チュニジア当局 全文をよむ
■ヒューマン・ライツ・ウォッチ:エジプトでは、性暴力を受けた11名の難民女性が公正な機会を奪われている 【カイロ:本紙】 ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)は、「エジプト当局は、強姦や性暴力事件の適切な捜査を行わないなど、弱い立場の難民女性や庇護申請中の女性をまん延する性暴力から保護する対策を怠っている」と指摘した。そして、2016年から2022年の間にエジプトで起きた、女児1名を含む7名のスーダンおよびイエメンからの難民女性と庇護申請中の女性に対する11件の性暴力事件に 全文をよむ
■獣医サービス担当農業大臣補佐: 私達は家畜保険の重要性をブリーダー飼育者に啓発する取り組みをしている 【n.p.:本紙】 獣医サービス担当大臣補佐兼家畜保険基金理事長であるイーハーブ・サービル博士は、「家畜へのリフトバレー熱と口蹄疫のワクチン接種の第3回全国キャンペーンが開始された。サイイド・クサイル農業大臣がそれに関して指示し、細心の注意を払って作成された日程および場所の計画に沿った上で、当キャンペーンが役割を果たすことの必要性を説明している」と述べた。 全文をよむ
■エジプト人夫妻が積み重なる借金を苦に自殺 【カイロ:本紙】 エジプト人の夫妻が、積み重なる借金を理由に穀物保護用の有毒薬品を服用して自殺に至った。 夫妻の自殺は、ナイル川デルタ地帯にあるミヌーフィーヤ県シビーン・コーム市のダクマ村で発生した。 複数の目撃者によると、同村の住民たちが錠剤を服用して自宅から慌てて助けを求めて出てきた夫妻に遭遇した。その後夫妻は病院へと運ばれたが、到着前に死亡した。 目撃者らが明らかにしたところによると、夫は退職し 全文をよむ
■モロッコは学校改革のためのロードマップを採用。年間30万人の児童がドロップアウト 【ラバト:本紙】 モロッコの教育省は、小学生の77%が80語で構成されているアラビア語の文章をきちんと読めず、70%が15語で構成されている文章のフランス語を読むことができていないということを明らかにした。 シャキーブ・ベンムーサー大臣は木曜日の記者会見で、「全ての子どもに向けた質の高い公立学校のための2022年から2026年のロードマップ」のアウトラインを提示し、小学5年生の87 全文をよむ
■複数の部族による協力のもと野放しの武器を追跡するイラクの治安計画 【バグダード:本紙】 内務省の報道官であるハーリド・マフナー少将は、部族長らによる協力のもと行われる、国内全域における野放しの武器を追跡するための襲撃・捜索作戦を継続していくと述べた。 マフナー氏は国営放送で、「野放しの武器はイラク社会が直面している脅威の一つである。なぜならそれらは問題や事件を引き起こし、一部の地域において発生する多くの事件については、国家レベルでのパニックや恐怖、損害を引き起こす 全文をよむ
■中央動員統計局の調査により、エジプトの70%以上の世帯が食費を削減していることが明らかに 【ロンドン:本紙】 さらに、収入が減少した世帯の割合は、都市部よりも農村部で高かったことが示された。具体的には、農村部で収入が増加した世帯の割合は、都市部における1.2%という数値に対して、0.2%にとどまった。 当調査は、こうした収入の増加は年金の増額や副業の実践のほか、NGOによる支援の増加や慈善家からの援助に起因するものであることを明らかにした。 さらに経済危 全文をよむ
■中央動員統計局の調査により、エジプトの70%以上の世帯が食費を削減していることが明らかに 【ロンドン:本紙】 エジプト中央動員統計局が木曜日に新たな調査として発表したところによると、7月から8月にかけて、国内の74%の世帯で食費の削減が起こり、20%の世帯で収入が減少した。またこれらのケースのうち約半数は世帯内の稼ぎ手が職を失ったことに起因するものだという。 一万を超える世帯に対して実施された調査は、大卒以上の学位を有する人々のグループがもっとも影響を受けたグルー 全文をよむ
■モロッコで中絶という難問に女性に平等な解決策の検討を求める声 【ラバト:本紙、アブドゥルアジーズ・ベナウボー】 モロッコの主要野党「進歩社会主義党」議員で、代議院(モロッコ議会の第一院)司法・立法委員会のルブナ・サギーリ第一副議長は、中絶という難問に対して現実的かつ論理的な解決策を見出すように提案した。 そして、「中絶」は伝統的なスティグマを持つ「過激」な言葉である。生物医学的倫理と完全な調和した「医学的妊娠停止」という呼び名に変更する必要があると強調した。 全文をよむ
■イラクの宗教的礼拝所は無登録-如何にして神聖な地に変わったか 【n.p.:本紙】 この前の8月イラクのシーア派の礼拝所で8人の死者を出した地盤崩落事故は、組織化しようとする宗教当局監督外の同様な何百もの礼拝所に関しての議論を巻き起こした。なおも当局は信者の人達がその無責任さに怒りを覚えることを恐れている。 イラクではシーア派が多数を占め、10人のうち6人がその派にている。イマーム・アリー・ビン・アビー・ターリブを父とする人々に、特に捧げた多くの礼拝所がイラクには多 全文をよむ
■数千人のスーダン人が軍部との和解を拒否するデモ…治安当局による弾圧行為を告発 【ハルツーム:本紙】 スーダンの首都ハルツームほか諸都市で、何千人もの抗議者が非組織的なデモに参加した。デモは昨年10月25日のクーデターの指導部との和解を拒否し、民主的な文民政権を要求した。 スーダン中央医師委員会は、治安部隊が最新のデモの最中に再び銃弾を用いたことを非難した。また平和的な抗議者への弾圧の長期化に対して警告し、いかなる侵害行為の犯人も法の裁きからは逃れられないと強調した 全文をよむ
■エジプト:日曜に「第5回カイロ・ウォーターウィーク」開始 閣僚代表団や公的代表団が参加 【カイロ:中東通信社】 第5回カイロ・ウォーターウィークがアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領の監督下で明日、日曜日に開始される。この催しには、16の閣僚代表団、54の公式代表団および66の国際機関が参加し、のべ1000人を超える参加者が見込まれている。 第5回カイロ・ウォーターウィークが目標としているのは、水問題を気候活動の一環として捉えることや、現代テクノロジーを用い 全文をよむ
■スーダン:主要都市な町の市場で増税に抗議する新たなストライキ 【ハルツーム:本紙】 首都 ハルツームの南、白ナイル州に位置しているコスティの小売業者商人やガソリンスタンドのオーナーたちは、日曜日(=10月9日)、当局が1000%に達する増税を課したことという当局の指示に抗議して、ゼネ労働に関して公の場でストライキを始めた。一方で、スーダン東部のガダーレフ州では市場や商店は月曜日(10日)に再び閉鎖されることが予期されると、月曜日 (=10月10日)、州の商工会議所商業部門が 全文をよむ
■イスラエル軍が9月中に漁師に対して40件の違反を犯す 【ガザ:本紙】 アムスィー氏は、「漁船を押収し、漁師らへの発砲を行い、彼らが海で作業するうえでのコストを上げることで、彼らが海から離れた場所で働くよう仕向ける」ことを目的とした、「漁師に対する体系的かつ段階的なイスラエルの政策」に関して警告を発した。 さらに同氏は、ガザ労働組合の記録によると、漁師たちが年間を通してさらされている違反が月平均で30件におよぶと指摘したうえで、「これは高い割合であり、イスラエルが漁 全文をよむ
■イスラエル軍が9月中に漁師に対して40件の違反を犯す 【ガザ:本紙】 ガザ労働組合は、イスラエル海軍が先月9月中にパレスチナの漁師らに対し、40件におよぶ違反を犯したと発表した。 同組合の代表であるサーミー・アムスィー氏は、イスラエル軍が9月13日に4人の漁師を逮捕したことを明らかにした。彼らのうち一人はゴムでコーティングされた金属弾丸で目と大腿を負傷し、他の2人は手を負傷したという。 同氏は、イスラエルが先月中に2隻の漁船を押収し、同じく2隻の船に部分 全文をよむ
■シリアで数千人がコレラに感染 ■保健当局はコントロール不能となり地域がコレラの温床になっていると警告 【ダマスカス:本紙】 シリアの保健当局が一部の県でコレラの流行をコントロールできなくなっているとみられる中、シリア全土のコレラ感染者数は9000人にせまっている。これは、一般住民の間での流行を防ぐために必要な措置が取られなかった結果として、ここ最近感染者数が増加する状態となったためだ。 シリアの保健省は迅速試験によって524人の感染が確認されたと発表した。アレ 全文をよむ
◾︎カブールでの自爆テロで35名が死亡したことを受けて、アフガン女性たちがハザーラ人への「ジェノサイド」に反対してデモを行う 【カブール:AFP通信】 土曜日(1日)、数十人のハザーラ人のアフガン女性たちがカブールでデモを行った。これは、前日に起きた自爆テロによって35人が死亡し、その大半はこの少数派民族出身の女性たちだったことを受けての行動だ。 金曜日、カブールの教育施設で自爆テロが発生した。この時、ダシュト・バルチ地区では数百人の学生たちが大学入試の最中だった。 全文をよむ
■代表チームのユニフォーム・シャツのデザインをめぐりカタールはデンマークにルールに従うよう呼びかけ 【ドーハ:本紙】 カタールの公的機関や活動家らは、デンマークやワールドカップ2022に出場する複数の代表チームの姿勢に抗議した。W杯初開催となるアラブの国(であるカタール)に向けられたメッセージが原因だという。 この新たな姿勢は、カタールが中東諸国では初めて重要なサッカーイベントであるW杯を主催することに関する種々の反応のひとつだ。 また、デンマーク代表がカ 全文をよむ
■アルジェリア代表のユニフォーム・シャツのデザインをめぐりモロッコ文化省がアディダス社に警告 【アルジェ:本紙】 モロッコ文化省は、アディダス社に対する差し止め命令の発出を決定した。モロッコ当局の見解によると、背景にはアルジェリアにちなんだ模様としてモロッコの伝統模様を使用した、アルジェリア代表のユニフォーム・シャツのデザインがあるという。 カサブランカ弁護士会の会員であるムラード・アジューティー氏は、モロッコ文化省がドイツに本社を置くアディダス社に対して差し止め命 全文をよむ
【ムハンマド・サーミー・アル=カッヤール:本紙】 主権や対抗イデオロギーの意味をもつ、新たなヘゲモニー指標を形成しようとする行為は、この状況から脱するための欠かせない条件である。これは、個人主体に関するものであれ、文化・ジェンダー・人種上のアイデンティティー(女性としてのアイデンティティーもこれに含まれる)に関するものでもあれ、必然的にあらゆる形式の政治疎外に立ち向かうことを要請する。このとき、ヒジャーブの問題は一般的な政治的問題であるという回答は、変革のための方法、むしろ将来的に実際 全文をよむ
【ムハンマド・サーミー・アル=カッヤール:本紙】 もし衣服が一般的な政治的事柄であり、近い将来においてもそうであり続けるならば、衣服の反政治化を通じて「聖域から抜け出すこと」とでも呼べるものによって、女性たちがその事柄における中心的な参加者や、主権と決定権の持ち主になることができるだろう。個人の選択に干渉しないという議論が、流動的な修辞表現以上のものではないとすれば、バーチャル世界のリベラリズム的な自由社会の連合と共感に望みをかけはするが、変化を起こすことのできる主体を生み出すことはで 全文をよむ
【ムハンマド・サーミー・アル=カッヤール:本紙】 リベラリズム的個人主義の主流な形式に則って現代フェミニズムを作り上げることは、ジェンダー平等へと至る最善の道ではないかもしれない。ヒジャーブに関する「個人の選択」についての議論、そしてヒジャーブを女性だけに関連する純粋にフェミニズムの問題とすることは、彼女たちの問題を広範な文脈から引き離してしまい、ある種の政治上の「聖域」を作り上げるだろう。「聖域」とはつまり、女性たちの外側で起こっていることから彼女たちを覆い隠し、男性や聖域の文脈から 全文をよむ
【ムハンマド・サーミー・アル=カッヤール:本紙】 イスラーム統治への反対者たちが、イラン体制に反発する諸グループを統合できるという点で、ヒジャーブをとることをどれほど反ヘゲモニー指標にできるのかを問うてもよいだろう。また同様に、彼らが目指すウンマと国家アイデンティティーの代替概念について問うこともできる。しかし、ヒジャーブはあらゆる領域において、普遍的かつ総合的な問題であり続けている。この混乱の只中で自由に選択するという個人主体に関する議論は、形而上学的な想像以上のものではなく、フェミ 全文をよむ
【ムハンマド・サーミー・アル=カッヤール:本紙】 この意味において、ヒジャーブはイスラーム主義運動の「ヘゲモニー指標」とでも言えるようなものへと変容してしまった。つまり、様々な要求やグループを表し、多くの感傷的で文化的な意味にそれらを結び付けるような複合的な政治的プロジェクトを濃縮させた象徴になったのである。法律や暴力装置の力によってヒジャーブを義務とする諸国家―その代表格がイランである―は、そのプロジェクトを政治的な義務と為し、既存の権威を成立させる象徴のひとつと為したのである。これ 全文をよむ
【ムハンマド・サーミー・アル=カッヤール:本紙】 現代のヒジャーブは、少なくとも1950年代以降主流になっているフォルムにおいては、イデオロギーや政治の象徴である限りでは、イスラーム法学上の問題にはなっていないように思われる。前世紀の初頭に巻き起こった、当時主流だったヒジャーブの被り方や、女性/市民を育てる国民国家の役割にふさわしい被り方へと変更する必要性に関する長い議論を受けて、「イスラームの目覚め」としてのヒジャーブは、近代的なイスラーム・プロジェクトにふさわしい独立国家の再建設の 全文をよむ
【ムハンマド・サーミー・アル=カッヤール:本紙】 この(リベラリズム的な)回答が取り組むのを避けた根本的な問題は、きわめて複雑な政治/文化的論争におけるヒジャーブの地位に関わっている。さらにはこの論争には、全体主義体制、右派・左派集団、民族的・文化的アイデンティティーや国家建設にまつわる伝説をめぐる論争が関連している。これらすべてを考慮してもなお、ヒジャーブが純粋に個人主義的でフェミニズム的な問題であるとみなすことなど一体どうしてできるだろうか?女性たちはこれらの文脈から十分に離れたう 全文をよむ
【ムハンマド・サーミー・アル=カッヤール:本紙】 ここ数日のイランにおける民衆の抗議運動は、女性の人権をめぐるリベラリズム―左派の主要なアプローチに対して多くの問題を投げかけている。道徳警察の手によってマフサー・アミーニー氏が殺害されたことへの抗議として、騒乱がイランの諸都市に広がった。この騒乱においてヒジャーブは、着ようが脱ごうがすべての女性に選択の自由がある、個人的な事柄だとはみなされていない。そうではなく、ヒジャーブは燃やし粉砕されねばならないような権威主義的象徴だと考えられてい 全文をよむ
■EUがイランにデモ参加者への暴力をやめるよう呼びかけ 【ブリュッセル:アナトリア通信】 日曜日、EUはイランに、デモ参加者に対する暴力の行使を控え、国民のインターネットサービスへのアクセスを許可するよう呼びかけた。 ジョセップ・ボレルEU外務・安全保障政策上級代表は声明の中で、イランの治安部隊によるデモへの干渉は「過度」であったと表明し、デモ参加者の間で死者や負傷者が出たことを指摘した。 また、インターネットを遮断しメッセージング・プラットフォームをブロ 全文をよむ
■イラクの湿地帯を救え・・干ばつに立ち向かう幅広い運動 【バグダード:本紙】 干ばつがユーフラテスの地を恐怖に陥れ、人道上の大災難を警告 イラク南部の湿地帯で前代未聞の干ばつが記録され、その結果、数百の家族が新たに避難民となった。家畜や農産物の被害に加えて、懸念している多数のイラク人を運動に駆り立てたた。その中には、活動家やブロガーがSNS上で広範囲に「イラクの湿地帯を救え」の表題のもとに、運動を展開した。 国連の教育科学文化機関(UNESCO)は2016 全文をよむ
■エジプト公共事業大臣が相互協力強化の話し合いのために、サウジアラビアの駐エジプト大使をカイロに迎える 【カイロ:アブドゥルファッターフ・ヒジャーブ】 エンジニアでもあるエジプトのマフムード・イスマト公共事業大臣は、サウジアラビアのウサーマ・ビン・アフマド・ナクリー駐エジプト大使を迎え、兄弟国である2国間の協力関係を促進する方法について協議した。 会合の冒頭、イスマト大臣はサウジアラビア大使を歓迎した。大使は、イスマト氏の公共事業大臣就任に祝意を表明し、変わらぬ成功 全文をよむ
■パレスチナの治安機関がヘブロンにおいて土地の横流しを防止 ■イスラエル兵を攻撃したパレスチナ人の殺害 【ラマッラ、ヘブロン:本紙】 様々なパレスチナの治安機関が、ヘブロン旧市街において土地や建物を入植者に横流しを加速させることを目的とした新たな詐欺行為を摘発した。この詐欺行為は、イブラヒーミー・モスク(マクペラの洞穴)のような偉大なイスラーム建築を支配し、町をユダヤ化することを目的としている。 ヘブロンの地元住民であるワィサーム・クルド氏は建物の相続者の一人で 全文をよむ
■警察はダマスカスで裸の男を逮捕せず 【本紙:メディア】 SNSの複数の公開ページや地元の個人アカウントで、ある写真が拡散された。そこには公道で自転車を漕ぐ裸の男性が写っており、写真を拡散する人々は、その写真の男は56歳で、警察がダマスカスのメッゼ地区で逮捕したと主張している。男の主張によると、泳ぎに行くところだったという。 多くのウェブページが拡散に関わったことで、その写真及び先述の主張は広く拡散された。そして、公衆道徳や「シリア国家」の社会秩序維持における役割に 全文をよむ
■国営石油会社の運営をめぐる深刻な争いにUAEが強行介入、反応がエスカレート 【トリポリ:本紙】 リビア政府と、国民統一政府が先日解任した国営石油会社(NOC)社長との対立がエスカレートしており、長時間の会見でNOC社長が異議を唱えるに至った。同氏はダバイバ氏がUAEと協力していると非難し、多くの疑わしい取引が明るみに出たと述べた。 NOCのムスタファー・サヌアッラー社長は会見で、国民統一政府は任期を終えており、NOCをもてあそんでいると述べた。また、UAEではこの 全文をよむ
■モロッコはユダヤ教徒問題の統括を行う評議会の承認を決定 【ラバト:アナトリア通信】 同様に「在外モロッコ系ユダヤ教徒委員会」の設立も提案された。この委員会は、国外に居住するモロッコ系ユダヤ教徒と彼らの本来の出身国との結びつきの強化や、彼らの宗教的・文化的名声の拡大、そして王国の最善の国益の保護に取り組む。 また、この提案には「モロッコ人ユダヤ教公社」の設立も含まれている。この公社は、モロッコ人ユダヤ教徒の無形遺産の発展と保護、そして伝統や文化的特徴の保全に尽力する 全文をよむ
■モロッコはユダヤ教徒問題の統括を行う評議会の承認を決定 【ラバト:アナトリア通信】 モロッコは、国内外のユダヤ教徒の問題を統括する評議会の承認を決定した。 これは、水曜日、王宮のスポークスマンであるアブドゥルハック・ムリーニー氏によって発表された声明で言及された。この発表は、ムハンマド6世国王を議長として首都ラバトで行なわれた閣僚会議の直後になされた。 声明によれば、内務大臣であるアブドゥルワーフィー・ラフティートゥ氏は、国王の前でプレゼンテーションを行 全文をよむ
■ダマスカスで、困窮する家族に「イード」のお菓子を配る(市民)参加型の取組み 【ダマスカス:ムハンナド・スレイマーン】 シリアのNPO団体「サーイド」および「全シリア団結協会」は、イード・アドハー*を祝って、首都ダマスカスにあるメッゼ公園で、多くの貧しい家庭にイード(祝祭)のお菓子をふるまった。 「サーイド」のイサーム・ハバール理事長は、「この市民による取り組みは、貧困家庭の経済的負担を軽減することを目的としており、社会的連帯・組織的なボランティア活動・相互扶助と他 全文をよむ
■アルジェリアで、共和国大統領を侮辱したとして、女性大学教授の実刑判決が言い渡される 【アルジェ:本紙】 アルジェリア東部のアンナバ裁判所は、女性大学教授がソーシャルメディアに投稿した内容が共和国大統領を侮辱したとして、6ヶ月の実刑判決を言い渡した。 地域監視機関である被拘禁者釈放全国委員会(CNLD)は、ラティーファ・ルーニシ教授が日曜日に、6ヶ月の禁錮刑を言い渡されたと発表した。一方、検察側は6月1日の公判で、禁錮3年および罰金5万ディナールを求刑していた。ルー 全文をよむ
■イラクとローザンヌ条約失効の神話 【トルコ:本紙】 ひとたびローザンヌ条約の条項を参照してみれば、条約の期間についてのいかなる言及や、その有効期間を100年とする規定が存在していないことに気が付くだろう。だからといって上述した全ての文言は、地域諸国に対するトルコの介入を否定し得るのだろうか?もちろんそうではない。なぜならトルコは地域大国であるとみなされており、地域における独自の利益と政治的アジェンダをもっているからだ。それゆえトルコ人は経済的利益のために、正確には政府が渇望 全文をよむ
■イラクとローザンヌ条約失効の神話 【トルコ:本紙】 そして1924年4月30日、国際連盟は「モスル問題」に関する情報および勧告を提示し、同連盟がイラク・トルコ間の国際問題の解決に向けた決議を採択するうえでの手助けをする国際委員会の設置を決定した。真相究明のための国際委員会は、1925年1月27日にモスルに到着すると広範にわたる調査を開始、モスル州のあらゆる行政区画*で現地調査を行った。また地域の将来に関わる要望や意見を把握するために、住民らと多数の連絡を行った。1925年3 全文をよむ
■イラクとローザンヌ条約失効の神話 【トルコ:本紙】 ローザンヌ条約の交渉に入ったトルコであったが、セーブル条約と比べてなるほどよい結果で決着することになった。自国の領土の多くを回復し、ローザンヌ条約の条項に記載された内容に基づき、次に示す条項が言及するイラク国境を除く、全ての近隣諸国と国境の画定がなされた。 −トルコ・イラク間の国境は9ヶ月以内にトルコ・イギリス間で締結される友好的協定に基づき画定される。前述の期間内に両政府間が合意に至らない場合、紛争は国際連盟へ 全文をよむ
■イラクとローザンヌ条約失効の神話 【トルコ:本紙】 そしてオスマン帝国のスルタン、メフメト6世の治世に最後の内閣首相を務めたダーマト・メフメト・フェリト(ダーマト・フェリト・パシャ)政権は、1920年セーブル条約に合意、屈辱的な条約に調印することになった。イギリス・フランス・ギリシア軍は、のちにトルコ人たちが自身の国家を建設することとなるアナトリア高原のわずかな面積を残しつつ、オスマン帝国を首都イスタンブルに至るまでくまなく制圧した。 しかしその後の一連の出来事、 全文をよむ
■イラクとローザンヌ条約失効の神話 【トルコ:本紙】 それはトルコが行ったシリア・イラク・リビアへの介入の兆候によっても明らかであるように、侵略を介して行われるものとされる。これは現実に起こっている複数の事象に依拠しているとはいえ、実際は、それが陰謀論の流布というかたちにすぎないものだったとしても、メディアを通じた一種の(大衆)動員戦争ないし危険性の誇張にあたる。第2のグループは、オスマン帝国のスルタンにも増して、オスマン主義への熱意と傾倒を抱くようになったアラブ・イスラーム 全文をよむ
■イラクとローザンヌ条約失効の神話 【トルコ:本紙】 「ローザンヌ条約失効」神話のイラクに関する側面に目を向けてみれば、物事は歴史的に「モスル問題」として知られる問題を巡り展開していることがいえよう。「モスル問題」とは、イギリス委任統治のもとで成立後間もないイラク王国とトルコ共和国の間の法的紛争によって生じたものである。国境紛争は両国間の法的紛争へとかたちを変え、解決のために国際連盟の委員会へ付託された。また紛争の平和的解決を求めて、国際司法裁判所(ICJ)およびそれに属する 全文をよむ
■イラクとローザンヌ条約失効の神話 【トルコ:本紙】 2023年7月が近づくにつれ、トルコ共和国が第一次世界大戦後に連合国と締結したローザンヌ条約が失効するという神話や迷信が、様々なSNSやWhat's appのグループ上で盛んに流布している。同条約の有効期限が、1923年7月になされた調印から100年後とされているためである。この陰謀論はローザンヌ条約に関して、アラビア語を含む様々な言語でインターネット上に公開され、参照可能な同条約の各条項には含まれていないいくつかの点を取 全文をよむ
■シリアのイスラーム系委員会は外国で国籍を取得したシリア人が名前を変更することを禁止する声明を発表、「いくつかの特定の例外を除く」 【オリエント・ネット】 この点に関し、同委員会はさらに次のように詳述した。「禁忌や醜悪性といった正当な理由による名前の変更と、人々がお互いを知り、政府の各部門のなかで確立した安定的かつ安全な社会において、集団的な移住・避難を行ったのちに名前を変更することの間には大きな隔たりがある。特に後者の場合において、もともと保有していた身分証明書を喪失し、移 全文をよむ
■シリアのイスラーム系委員会は外国で国籍を取得したシリア人が名前を変更することを禁止する声明を発表、「いくつかの特定の例外を除く」 【オリエント・ネット】 シリア・ファトワー委員会は、イスラーム世界の国々、特にシリアにおける「宗派主義者ら」が目指している人口統計上の変化がもたらす危険性について警告した。さらにこれらの危険を引き起こしている手段として「スンナ派の人々の追放、彼らの財産および書類の破壊、外国人の定住および彼らへの国籍付与、外国人が出身国における元々の名前やクンヤに 全文をよむ
■シリアのイスラーム系委員会は外国で国籍を取得したシリア人が名前を変更することを禁止する声明を発表、「いくつかの特定の例外を除く」 【オリエント・ネット】 「しかし姓は多くの場合、家系よりも、それの由来や理由を考慮することなく、各人の特定を行う重要になってくるものである。それは祖国、職業、父系の祖父、ある教義、ある出来事、あるいはまた別のものに関連していることがあるだろう。しかし姓は各人を特定するうえでの基礎となったのであり、家系の証明、法的な権利・義務、相続、賠償金の支払い 全文をよむ
■シリアのイスラーム系委員会は外国で国籍を取得したシリア人が名前を変更することを禁止する声明を発表、「いくつかの特定の例外を除く」 【オリエント・ネット】 さらに同委員会は預言者ムハンマド(アッラーの祝福と平安あれ) について言及しつつ、彼が「複数の名前によって命名を行うことを奨励し、それを好み、そのうち最初のいくつかだけで自ら名乗ることを禁じた」ことを示した。さらに「これこそが、彼が同様の問題およびその取扱いに対していかに強い関心を持っていたかを示すものである」と続けた。 全文をよむ
■シリアのイスラーム系委員会は外国で国籍を取得したシリア人が名前を変更することを禁止する声明を発表、「いくつかの特定の例外を除く」 【オリエント・ネット】 シリア・ファトワー委員会はシリア人避難民に対し、「トルコを含む」避難先の国々で、国籍を取得するにあたって名前の変更を行わないよう求めた。さらに、こうした国籍所得者らが姓名を変更するための一連の法的条件を規定した。 同委員会は今日発表した詳細な声明のなかで、国籍を取得するにあたってシャリーアの範囲内で行われる名前変 全文をよむ
■エジプト重罪裁判所がアズハル大学講師に「自由シリア軍へ参加した疑い」による15年の厳格な懲役刑を下す 【カイロ:本紙】 「自由シリア軍は2013年3月26日にカタールの首都ドーハで開催されたアラブ連盟の会合に招待され、そこにはエジプトも参加した。 その際、アラブ連盟のもっとも重要な決定のひとつがシリアの反体制派を支持することであり、連盟からもどの加盟国からも、シリアの反体制派の支持を取り消す決定は出されなかった」。 エジプト当局が、シャアバーン氏がジャー 全文をよむ
■エジプト重罪裁判所がアズハル大学講師に「自由シリア軍へ参加した疑い」による15年の厳格な懲役刑を下す 【カイロ:本紙】 ≪「自由シリア軍への参加」の疑いによって≫ これに先立ちエジプト人権ネットワークは、検察庁が依拠している「自由シリア軍」を「テロ組織」あるいは「テログループ」とみなす告発に反論した。 同ネットワークは「エジプトおよびアラブ連盟は、自由シリア軍がそのもっとも重要な構成組織のひとつであるシリアの反体制派を、正当な代表者であり、バッシャール・ 全文をよむ
■エジプト重罪裁判所がアズハル大学講師に「自由シリア軍へ参加した疑い」による15年の厳格な懲役刑を下す 【カイロ:本紙】 エジプトでテロ犯罪を専門とする裁判所は木曜日、アズハル大学講師のマフムード・シャアバーン氏に、「自由シリア軍へ参加した疑い」で、15年の「厳格な懲役刑」を言い渡した。ザイトゥーン重罪裁判所における2022年度第1730号事件の起訴状では以下のように述べられている。「(シャアバーン氏は)2013年3月から一定の期間、自身がエジプト国籍であるにもかかわらず、国 全文をよむ
■テロ組織の支配下にある複数地域からアレッポ県へ、生徒たちからなる最初の波が到着 【シリア国営通信】 今日夕方、初等教育を修了した生徒たちからなる最初の波が、テロ組織によって支配される複数地域からターイハ通行所を通過してアレッポ県内に到着した。一般高校過程や初等・中等教育の修了試験を受けるためにやって来た彼らの数は男子生徒と女子生徒あわせて1,725人に達した。またこの動きは、アレッポ県内の多くの関係当局による協力のもとで行われた。 アレッポ県議会管轄執行事務局のデ 全文をよむ
■ターハー・フサインの墓が破壊の危機に…エジプトの歴史的墓地が橋建設のためのブルドーザーに直面 【本紙:ターミル・ヒンダーウィー】 マハー・アウン氏と時を同じくして、ユースフ・スィッディークの息子であるライリー・スィッディーク氏が声明を発表し、父親の墓の隣に重機が写っている写真を公開した。また、この写真に関して、「父とターハー・フサイン氏の墓地の前の写真です。現在まで政府からの注意喚起や警告は一切届いていません」とコメントした。 「エジプトの墓地を守れ」というスロー 全文をよむ
■ターハー・フサインの墓が破壊の危機に…エジプトの歴史的墓地が橋建設のためのブルドーザーに直面 【本紙:ターミル・ヒンダーウィー】 エジプト当局がカイロ発展のための計画の一環として、橋の建設のために歴史的に価値のある墓地や旧跡を破壊しようとしていることを巡って、エジプトで議論が続いている。これに対し、エジプト人考古学者や造形作家たちが、歴史的に価値のある墓地を守るためにキャンペーンを行なっている。 これらの墓に最後に入ったのはアラブ文学の大御所であるターハー・フサイ 全文をよむ
■レバノンで民事婚をめぐる議論…宗教指導者は挙手によってこれを支持したスンナ派議員を攻撃 【ベイルート:本紙】 一方ワリード・リーハーン氏はアブー・ザイド氏やサマーハ氏の意見に相対するかたちで、「このタイミングでの民事婚の問題提起を嘲笑したり、我々が取り組むべきより重要な問題があるという人もいるが、これは大きく間違っている」と記している。加えて「民事婚は、問題の核心でありその基盤である宗派制度を排除することに長期的に貢献する解決策の一つである」と述べ、「もちろんこの提案には、 全文をよむ
■レバノンで民事婚をめぐる議論…宗教指導者は挙手によってこれを支持したスンナ派議員を攻撃 【ベイルート:本紙】 SNS上では、民事婚(の是非)や聖職者によるスンナ派議員らへの見解をめぐる意見は多様であった。しかし一方で、現在この問題を取り上げることによる時間の無駄を避けるべきだと訴える人々もいた。 ジャーナリストのバッサーム・アブー・ザイド氏は「復活は、民事婚の話を基盤としている」と述べた。そして「兄弟よ、あなたが民事的であれ宗教的であれ結婚する前に、まず最初に結婚 全文をよむ
■レバノンで民事婚をめぐる議論…宗教指導者は挙手によってこれを支持したスンナ派議員を攻撃 【ベイルート:本紙】 レバノンでは数日前から、民事婚をめぐる議論と論争が巻き起こっている。この議論は、テレビ番組「時は来た」に起因するものであり、そこでは「変革」勢力内の当選した議員らに対し、自主的民事婚に関する意見を求めて質問が投げかけられた。その際、挙手によって支持を表明したイブラーヒーム・ムナイミナ氏、ハリーマ・カアクール氏、ワダーフ・サーディク氏を含む3人のスンナ派議員やマロン派 全文をよむ
■イラン-食料品の価格高騰に対する抗議が続く(ビデオ) 【アンカラ:アナトリア通信】 土曜日、イランの様々な都市で、食料品価格の全国的な高騰と、そのほかの一部食料品の急激な不足に対する抗議デモが続いた。 政府による支援の停止にともなう主要な食料品の価格高騰に対する抗議の範囲は、イラン国内の様々な州へと広がった。 価格高騰に対する抗議活動は、ロレスターン州のボルージェルド市とドルード市、チャハール=マハール・バフティヤーリー州のジューンカーン市とファールサー 全文をよむ
■エルサレムはシーリーン・アブー・アークラ氏の亡骸を抱きかかえる...彼女の葬儀は占領の残虐さを明らかにする 【本紙】 昨日金曜日、東エルサレムの数千人のパレスチナ人は、先週水曜日にイスラエル占領軍の銃弾によって殉教したジャーナリスト、シーリーン・アブー・アークラ氏の葬儀に参列した。一方イスラエル警察は参列者たちが複数の条件に従うことを拒否したため、彼らを攻撃した。 イスラエル軍は、「パレスチナ国旗を掲揚しないこと」、「遺体をシャイフ・ジャッラーフ地区のフランス病院 全文をよむ
■シーリーン・アブー・アークラ氏の葬儀…イスラエル占領軍は兵士1名が犯罪に関与したとして調査中 【ラーマッラー、エルサレム:諸通信社】 パレスチナは昨日木曜日、マフムード・アッバース大統領の出席のもと、ラーマッラーでシーリーン・アブー・アークラ氏を弔った。 ある米国紙はイスラエル軍事筋の話として、「アブー・アークラ氏を殺害した弾丸がイスラエル側から発射されたということを否定することはできない」と伝えた。一方別の新聞によると、イスラエル占領軍は、自軍兵士1名が(アーク 全文をよむ
■「エジプトの善は口先だけではない」国立銀行の発表がエジプト国民の高潔性を明らかに 【カイロ:本紙】 この発表は、一家全員の命を奪うところであった火災から隣人を救うために、命がけで壁を登った人の例など、数多くのエジプト国民のポジティブな側面を提示している。 今回の発表では、その行動が社会、特に若者社会に影響を与えた多くのエジプト人の事例も明らかにされた。そのなかには、人間の幸せのために生涯を捧げ、医学的な援助を行い、患者の診察や治療にかかる費用を負担し、「至高の医者 全文をよむ
■エジプトの独立系人権団体:当局がSNS上のデモ参加呼びかけに対応し、大規模な逮捕キャンペーンを実施 【カイロ:本紙】 独立系人権団体「エジプト人権ネットワーク」によると、過去数日間にわたり、エジプトの治安維持部隊が大規模な逮捕キャンペーンを実施し、同国内の様々な地域に暮らす何百人もの市民に影響を及ぼした。同人権団体は声明のなかで「内務省によって開始された一連の逮捕キャンペーンの影響は、ブハイラ県、カイロ県、ギーザ県といった東部の複数県におよんだ」ことを明らかにした。 全文をよむ
■数千人のパレスチナ人がアル=アクサーモスクでラマダーン月を迎えるための準備を行う(写真) 【エルサレム:アナトリア通信】 さらに同活動が、「祝福されたアル=アクサーモスクが、祝福されたラマダーン月に礼拝者たちを迎えるための準備と整備を行うこと」に加え、「エルサレム市とその住民たち、同市近隣のアラブ人諸地区を支援し、強化すること」を目的としていることも明らかにした。 同声明によると、キャンプの作業には、祝福されたアル・アクサーモスクとその礼拝堂、中庭、その周辺の整備 全文をよむ
■数千人のパレスチナ人がアル=アクサーモスクでラマダーン月を迎えるための準備を行う(写真) 【エルサレム:アナトリア通信】 今日土曜日、来たる4月から始まる祝福すべきラマダーン月を迎えるため、1948年以降もイスラエル占領地内に留まる数千人のパレスチナ人たちがアル=アクサーモスクとその中庭を清掃・整備する活動に参加した。 パレスチナ内部の「イスラーム運動」および、ワクフおよび聖域の保護を担当する非政府系の「アル=アクサー協会」は、「第13回:『エルサレムを第一に』キ 全文をよむ
■駐モスクワ・シリア大使が述べた「ウクライナが『大きなイドリブ』へと変化する可能性」に関する言説の裏にあるものとは 【アンタキヤ:本紙】 ウクライナ当局が外国人戦闘員らにロシアによる領土侵攻への抵抗に参加するよう呼びかけることで「多国籍軍団」を形成しつつあるなか、シリア政権のリヤード・ハッダード駐モスクワ・シリア大使が述べた「ウクライナが『ヨーロッパにおける大きなイドリブ』へと変化する可能性」に関する言説は、この混乱に乗じて同政権が目的としていることについての疑問を生じさせる 全文をよむ
■国際女性デー:女性の困難な状況と、女性に対するシステマティックな不正義の回想 【ロンドン:本紙】 イエメンに関して、駐イエメン欧州連合代表部のマリオン・ラリス副代表によると、同国は「女性にとって世界で最も困難な国の一つ」とされている。8日の国際女性デーの前日、ラリス氏は声明にて「女性と男性の参画は、イエメンの恒常的な平和と発展を実現するため必要なことである」と述べた。 モロッコに関して、「モロッコ女性の権利連盟」のサミーラ・ムーヒヤ代表は「モロッコでは複数の分野において 全文をよむ
■国際女性デー:女性の困難な状況と、女性に対するシステマティックな不正義の回想 【ロンドン:本紙】 イラクにおいて、国際連合イラク支援ミッション(UNAMI)は、2021年に行われた国民議会選挙の「ジェンダー」的観点から見た分析をしている。これによると、2018年に行われた選挙に比べて、10月の選挙におけるイラク人女性の活躍は大いに向上した。女性比率が前回の25%から29%に達したのである。 16の行政区で当選した女性候補者95名のうち、57名がクォーター制による優 全文をよむ
■国際女性デー:女性の困難な状況と、女性に対するシステマティックな不正義の回想 【ロンドン:本紙】 中央統計局から発行される報告書「持続可能な明日のための今日の男女平等」によると、パレスチナ社会における早婚率が低下しており、配偶者による女性に対する暴力のなかで最も多く見られたのは心理的暴力であった。 パレスチナの女性の人口は2022年半ばで、推計で263万人に達している。男女比は49%であり、これは女性100人に対し男性103人がいるということである。女性の約12%が世帯 全文をよむ
■国際女性デー:女性の困難な状況と、女性に対するシステマティックな不正義の回想 【ロンドン:本紙】 世界が困難な状況にあるなか、国際女性デー2022を迎える。軍事的、政治的対立が激化する一方で、二年以上続くコロナ禍を一因とする世界中の経済危機が深刻化している。これらの問題は全人類、特に世界の貧困層にとっての生活を困難にしている。ただし、とりわけアラブ世界の女性に対しては、さらに過酷な影響を残している。権力的、法的、社会的な局面における構造的な諸要因に起因する、様々な問題が混在してい 全文をよむ
■カイロ大学が火曜日にギザ県の村に包括的振興チームを派遣 【カイロ:マフムード・サアド】 そして、「包括的振興チームは、検診後の無料診察、外科手術の実施、医療品や医薬品の無料支給、重症患者のカイロ大学病院への搬送、獣医学的サービスの提供を目的としている。さらに健康的な食事、リプロダクティブ・ヘルス(性と生殖に関して良質な健康環境)、女性の健康と乳がんの早期発見、低識字率、薬物依存や乱用の危険性などへの関心を引き起こすため、様々な分野の(住民の)意識を向上させるプロジェクトも用 全文をよむ
■カイロ大学が火曜日にギザ県の村に包括的振興チームを派遣 【カイロ:マフムード・サアド】 来週火曜日、カイロ大学の包括的振興チームがギザ県サッフ市のアラブ・ヒサール村で活動を開始する。これは、アブドゥル・ファッターフ・スィースィー大統領によって開始された、エジプト農村部の開発と最貧困村および貧困層支援のための「ハヤート・カリーマ(尊厳ある生活)」推進戦略の一環であり、地域の発展に寄与するために大学が果たすべき役割と地域に根ざした社会貢献活動に基づくものだ。 カイロ大 全文をよむ
■アサド政権はウクライナ危機がもたらす「潜在的な影響に立ち向かう」ための新たな経済措置を実施すると決定 【ダマスカス:本紙】 市民たちは、特にロシアが世界最大の天然ガス輸出国であり、世界2番目の原油輸出国であることを鑑み、同国がウクライナに対して行っている戦争がシリア国内の生活状況に影響を与えうることを懸念している。実際に、この戦争によって、現行の石油価格は1バレルあたり117米ドルを越える高値を記録しているのである。 ロシアは同様に、シリア政権の支配下に置かれてい 全文をよむ
■アサド政権はウクライナ危機がもたらす「潜在的な影響に立ち向かう」ための新たな経済措置を実施すると決定 【ダマスカス:本紙】 同省は先日発表した声明のなかで、同省が「各市場に対し食料品の供給を行うとともに、独占を防止するためのキャンペーン、そして食料品の主要な独占者らに対する攻撃を引き続き実行する」意向であると述べた。 さらに同省は、ラタキア県およびタルトゥース県で(植物性)油を販売していた複数の店舗に対し取り締まりを行ったと発表しつつ、「食料品、なかでもナタネ油を 全文をよむ
■アサド政権はウクライナ危機がもたらす「潜在的な影響に立ち向かう」ための新たな経済措置を実施すると決定 【ダマスカス:本紙】 アサド政権は、国際舞台の進展が国内の経済状況にもたらす(同政権がそう主張するところの)「潜在的な影響に立ち向かう」ための、新たな経済諸措置の実施を決定した。 「閣僚委員会」による公式発表によると、アサド政権のフサイン・アルヌース首相は、各市場に食料関連の商品群を供給することにかかわる複数の措置を実施することに同意した。 同意された諸 全文をよむ
■イドリブ県で砂糖の流通量が顕著な減少、救済政府は要因を「供給元企業との契約終了」に帰する 【スーリーヤ・ネット】 同様の文脈のなかで、イドリブ県で活動する本サイト特派員は次のように述べた。「イドリブ県内の多くの市場では砂糖が売り切れており、住民らは同製品を入手するために長時間探し回らなければならない状態を余儀なくされている」。 さらに同特派員は、「砂糖を提供しているいくつかの商店は、一人あたり2kg未満という制限を設けながら、1kgあたり20トルコリラにいたる価格 全文をよむ
■イドリブ県で砂糖の流通量が顕著な減少、救済政府は要因を「供給元企業との契約終了」に帰する 【スーリーヤ・ネット】 砂糖の独占を防ぎ、発布元(救済政府経済省)が「市場における砂糖製品の窒息」と評したものに言及したこの決議は、同様の製品に対して体系的な価格設定を保つことの重要性を強調した。 「天候危機と契約の終了」 救済政府経済省の広報部門責任者であるハムドゥー・ジャースィム氏は、イドリブ県で砂糖の量が減少した原因について次のように述べた。「今回の砂糖危機は 全文をよむ
■イドリブ県で砂糖の流通量が顕著な減少、救済政府は要因を「供給元企業との契約終了」に帰する 【スーリーヤ・ネット】 イドリブ県内の各市場では過去2日間、販売されている砂糖の量が消失ないしは大幅な減少をみせた。いわゆる「救済政府」は、こうした現象の原因として「砂糖の供給元である諸企業と締結されていた契約が終了したこと」を挙げた。 イドリブ県で砂糖販売の中断が発生したのは過去2か月間で2度目となり、これは同地域における砂糖の供給体制に危機が生じていることを示している。 全文をよむ
■「ヌスラ戦線」がイドリブ県の住民たちの経済・商業活動の全てをコントロール…最終的には地域内の広告表示権利を独占するまでに 【ダマスカス:本紙】 さらに同氏は、クリエイティブ・シリアン社が設立後日が浅いにもかかわらず、多大な資金源を有していることについて、次のように述べた。「同社の資金源の豊富さは、同社がシリア北部で巨大なビジネスを展開していることからも明らかである。またこれは同社がヌスラ戦線から直接的に支援を受けていることを示すものであり、こうした支援の存在は、同社自身がそ 全文をよむ
■「ヌスラ戦線」がイドリブ県の住民たちの経済・商業活動の全てをコントロール…最終的には地域内の広告表示権利を独占するまでに 【ダマスカス:本紙】 ノース・プレスによると、救済政府は昨年7月7日、視覚上の汚染や道路標識が乱雑に配置されている状態に歯止めをかけるために、クリエイティブ・シリアン社に入札を行った。そして同社を、シリア北西部で複数のテロ組織の支配下にある地域で、唯一「道路標識を再配置しそれを維持する権利を付与された組織」として認めたのだという。 カルフス氏は 全文をよむ
■「ヌスラ戦線」がイドリブ県の住民たちの経済・商業活動の全てをコントロール…最終的には地域内の広告表示権利を独占するまでに 【ダマスカス:本紙】 テロ組織である「ヌスラ戦線」は、「クリエイティブ・シリアン」社とされる私企業を通じてイドリブ県内のメディア部門および路上広告を独占することによって、同県の経済活動、商業活動に加え、住民たちの生活がもつあらゆる側面に対する統制体制を強化した。また同社の独占的活動によって、同テロ組織参加のその他の「企業」にも損害がもたらされた。 全文をよむ
■戦争で負った傷に対する医療ケアの欠如に苦しむラッカ市の住民たち…「イスラーム国」の地雷で片足を失った少女が学校を中退 【ダマスカス:本紙】 さらに彼女は学校内で移動することも困難であったため、結局勉強を続けるのをやめてしまったのだという。 複数の反体制系メディアが伝えたところによると、戦争による負傷者らへの支援が存在しないなか、人工手足のアレンジや心理的ケアを専門とする地元の多くの非営利組織が、3年間にわたって自分たちにできることに関するイニシアチブを発揮してきた 全文をよむ
■戦争で負った傷に対する医療ケアの欠如に苦しむラッカ市の住民たち…「イスラーム国」の地雷で片足を失った少女が学校を中退 【ダマスカス:本紙】 アブー・イスマーイールと呼ばれる男性が語ったところによると、彼は3年前にラッカ市内のブスターン庭園地区にある自宅に戻った際、家屋の1部屋に敷設されていた地雷が爆発したことによって彼の息子が片足を失った。当時同地で活動する多くの国際組織の存在にもかかわらず、こうした障害を負った人々が必要とした支援処置はわずかになされただけだった。 全文をよむ
■戦争で負った傷に対する医療ケアの欠如に苦しむラッカ市の住民たち…「イスラーム国」の地雷で片足を失った少女が学校を中退 【ダマスカス:本紙】 テロ組織「イスラーム国」と、いわゆる「有志連合」および分離主義民兵組織「シリア民主軍」の間で繰り広げられた茶番によって、同テロ組織がラッカ市から放逐されて4年が経過したにもかかわらず、こうした戦争により傷を負った数百人の住民らは、医療アクセスやもっとも基本的な生活必需品の欠如について不満を抱いている。 複数の反体制系メディアが 全文をよむ
■ガザ:金属くずの収集は失業者や貧困者のライフライン 【本紙:イスマーイール・アブドゥルハーディ―】 サーリフ氏は「特に廃棄物を収集する労働者に危険があるとはいえ、この仕事は空腹を満たすための収入源 を提供している。困難な生活状況と就労機会の不足のなかで、一部の親たちは自分の子どもに、現金収入のためにこの仕事をするよう促していた」と付言した。 経済専門家のムイーン・ラジブ氏が強調するところによると、金属リサイクルというアイデアは、全世界で商売として実施されている。廃棄され 全文をよむ
■ガザ:金属くずの収集は失業者や貧困者のライフライン 【本紙:イスマーイール・アブドゥルハーディ―】 この仕事は、従事者が重い病気にかかる危険に身を晒すというリスクにもかかわらず、採算に合うものに見えない。廃棄物集積場のなかで金属類を探しても、会社への売却時には金属類1キロあたり3イスラエル・シェケルにしかならない。また、この仕事を通じた売上は毎週末に50シェケルを超えるが、その利益分は外国に金属類を輸出する業者に還元されている。 廃棄金属倉庫のオーナーのサーリフ・ワルシ 全文をよむ
■ガザ:金属くずの収集は失業者や貧困者のライフライン 【本紙:イスマーイール・アブドゥルハーディ―】 ガザ地区では多くの若者の失業者が、アルミニウムや銅といった金属やプラスチック容器類を収集する仕事に乗り出している。イスラエルによる十年以上に及ぶガザ地区包囲によって悪化した自分や家族の経済状況を、それらを売ることで改善するためである。とりわけ動物がひく荷車や燃料自動車が周回し、上記の種類の固形廃棄物を収集している。 ここでは銅や鉄、アルミニウムといった金属くずが収拾され、 全文をよむ
■イドリブ県の「保健局」がアレッポ県郊外およびイドリブ県郊外で「オミクロン」変異株が蔓延していることを明らかに 【スーリーヤ・ネット】 同チームは感染対策諸措置を遵守することに加え、新型コロナウイルス・ワクチンを接種する必要性を強調した。 同地域では、これまで医療セクターが感染者を受け入れられないという人道的危機発生していたのち、2か月前には新型コロナウイルス第2波が減退したことが確認されていた。 シリア・ワクチンチームのイドリブ県担当責任者であるリフアト 全文をよむ
■イドリブ県の「保健局」がアレッポ県郊外およびイドリブ県郊外で「オミクロン」変異株が蔓延していることを明らかに 【スーリーヤ・ネット】 イドリブ県の「保健局」は今日金曜日、アレッポ県郊外およびイドリブ県郊外で確認された新型コロナウイルス感染例のうち、「オミクロン」変異株によるものが大部分を占めることを明らかにした。 保健局は声明のなかで「シリア北西部で採集され、遺伝子検査にかけられたサンプルのうち約65%において、新たなオミクロン変異株が検出された」と明らかにした 全文をよむ
■シリア国内で1月中に記録された殺人事件は40件にのぼり、増加傾向にあることが指摘される 【スナック・シリアン・ドットコム】 法医学総局のザーヒル・ハッジュー局長は、シリアで今年1月中に、殺人事件の被害者40人と、13人(うち男性10人、女性3人)の自殺者が記録されたことを明らかにした。 『ワタン』紙が報じたところによると、ハッジュー氏は同月中に交通事故によって72人が死亡し、うち男性は59人、女性は13人であると付言した。 クナイトラ弁護士組合のバッサム 全文をよむ
■ドイツは難民を受け入れるための施設を新たに設置…キプロス内務大臣「トルコは我々の国への難民の殺到を引き起こした」「彼らの行動は残酷である」 【ダマスカス:本紙】 ディ・ヴェルト紙が報じたところによると、昨年の夏以来のドイツへの移住の動きは、初期申請の数にして月に約8,000件から約14,000件まで著しく増加している。また彼ら難民のなかには、ギリシャ、デンマークに加え、彼らが庇護を求めていることを承認したその他の国々で長きにわたる手続きを行ったのちにドイツにやってきた人々が 全文をよむ
■ドイツは難民を受け入れるための施設を新たに設置…キプロス内務大臣「トルコは我々の国への難民の殺到を引き起こした」「彼らの行動は残酷である」 【ダマスカス:本紙】 キプロスは欧州連合に対し、いわゆる「移民の安全な出身国(Safe Country of Origin)」のリストを拡大し、移民による祖国への帰還を促進するための取引を締結するように呼びかけた。 ヌリス大臣は、国内のパキスタン人グループを自発的にではなく強制的に帰国させるため、ドイツとの共同航空便の運行を3 全文をよむ
■ドイツは難民を受け入れるための施設を新たに設置…キプロス内務大臣「トルコは我々の国への難民の殺到を引き起こした」「彼らの行動は残酷である」 【ダマスカス:本紙】 同大臣はキプロスの総人口が85万人であるなかで、同国における難民申請は昨年から新たに13,000件以上にまで増加したと指摘しつつ、「我々に対してトルコが行っていることは残酷である」と述べた。 同大臣は、毎日60~80人の不法移民が密渡航業者の主導のもとで、キプロス島内の2領域を隔てている緩衝地帯(国連管理 全文をよむ
■ドイツは難民を受け入れるための施設を新たに設置…キプロス内務大臣「トルコは我々の国への難民の殺到を引き起こした」「彼らの行動は残酷である」 【ダマスカス:本紙】 キプロスは、シリア人難民とサハラ以南アフリカ諸国を出身とする難民の同国への殺到を引き起こしたのがトルコ政権であることを明らかにし、同政権の行動を「残酷なもの」と表現した。一方ドイツ国内の複数の州は、ドイツへの移住を希望する人の数が直近の波のなかで増加していることを鑑み、彼ら難民を再度受け入れるためのキャパシティの増 全文をよむ
■被害者たちが自身の経験を明らかに…ラタキア県でアサド政権の諜報機関が在外居住者による「委任取引」を妨害 【スーリーヤ・ネット】 ジャブラ市の「平和活動」家であるミフヤール・バドラさんは、政権当局、なかでも軍事治安局によって、所有していた家屋が没収されたことを明らかにした。彼によると、同家屋には彼の親戚の一人が居住していた。しかしその親戚はその後追い出され、彼は同家が「没収下」に置かれたことを知らされたという。 現在ドイツ在住のバドラさんは本サイトに対し、ジャブラ市 全文をよむ
■被害者たちが自身の経験を明らかに…ラタキア県でアサド政権の諜報機関が在外居住者による「委任取引」を妨害 【スーリーヤ・ネット】 ラタキア県出身である同氏は次のように付言した。「ここ2年間において、特に沿岸地域では、トルコに住むシリア人あるいは避難民一般に対して、極めて敵対的な動向が生じている。 彼らが自身の財産を売却し金銭を得ようとする取引に対し、大幅な制限がかかっているのが現状である」。 ザイン氏は続けた。「自身の財産をシリア国内で売却しようとする在外居住シ 全文をよむ
■被害者たちが自身の経験を明らかに…ラタキア県でアサド政権の諜報機関が在外居住者による「委任取引」を妨害 【スーリーヤ・ネット】 30代の若者であるハサンさんは、政権による同様の措置を「シリアの都市を去った全ての人々に対する集団的懲罰」ととらえ、自身の手によって処分する自由が奪われ、「のちに没収される」であろう財産を喪失することへの恐怖をあらわにした。 一方、ジャブラ市出身で現在トルコに暮らすアブー・ウスマーンさん(43歳)は、セキュリティ承認をめぐる自身の経験につ 全文をよむ
■被害者たちが自身の経験を明らかに…ラタキア県でアサド政権の諜報機関が在外居住者による「委任取引」を妨害 【スーリーヤ・ネット】 ジャブラーウィー氏が本サイトに説明したところによると、所有権の売却や移転に関連する政府系取引を行うには、県内の「政治治安機関」から承認を得る必要がある。またこうした承認は申請を行ってから取得できるために1か月かかり、また有効期限は1か月のみであるという。 同氏によると、セキュリティ認可は、国内取引に対しては車や家屋の売買、あるいは相続遺産 全文をよむ
■被害者たちが自身の経験を明らかに…ラタキア県でアサド政権の諜報機関が在外居住者による「委任取引」を妨害 【スーリーヤ・ネット】 ラタキア県内の複数の情報筋が明らかにしたところによると、同県の治安機関は在外居住者らによる委任取引へのセキュリティ認可に加え、これらの許可を通じて実施される売買業務を停止した。 同県内の複数の情報筋が本サイトに述べたところによると、これら国外委任取引に対するセキュリティ認可は、理由が明らかにされることがないままに数か月間にわたって拒否され 全文をよむ
■ガザ:青年団体は家庭ごみの収集とリサイクルのために「私たちの街のゴミ箱」イニシアチブを始める 【本紙:イスマーイール・アブドゥルハーディー】 一方で、ガザ市公衆衛生・環境局のアフマド・アブー・アブドゥ局長は、地域の様々な努力とイニシアチブすべてを支援する自治体の意欲を強調した。また、創造的なアイデアの企画と、若者と才能ある者たちの支援、及びそれらの利益を住民、社会、環境に還元することへの意欲も強調された。 同氏が本紙に語ったところによると、ガザ市は廃棄物を削減し、 全文をよむ
■ガザ:青年団体は家庭ごみの収集とリサイクルのために「私たちの街のゴミ箱」イニシアチブを始める 【本紙:イスマーイール・アブドゥルハーディー】 ザク―ト氏は、イニシアチブは若者の新たな就業機会の創出を目的としていることを明らかにした。さらに、廃棄物の定期的で継続的な分別体制を設けること、一般廃棄物の安全な管理及び有効利用の方法を実現すること、そして廃棄物の量を最小にまで減らすことも目的とされている。これらはリサイクルできる廃棄物のリサイクルと、リサイクルできない廃棄物の安全な 全文をよむ
■ガザ:青年団体は家庭ごみの収集とリサイクルのために「私たちの街のゴミ箱」イニシアチブを始める 【本紙:イスマーイール・アブドゥルハーディー】 サッラージュ市長は「青年たちが始めたイニシアチブの考えは、自治体の支援をもとにした、ごみの分別プロセスにおける団体・市民間の協働と参加のうえに成り立つものである。自治体はプロジェクトの実行を始めるにあたり団体を支援してきた」と述べた。そして、団体の精神とイニシアチブの成功のための献身を持って活動を行うことと、自治体と青年たちの努力によ 全文をよむ
■ガザ:青年団体は家庭ごみの収集とリサイクルのために「私たちの街のゴミ箱」イニシアチブを始める 【本紙:イスマーイール・アブドゥルハーディー】 実施者によると、イニシアチブは住民たちに応答して、ごみ集積場を特定の場所に配置することに適していた。イニシアチブを通じて、住民たちが伝染病や病気の蔓延防止や、ごみ処理目的の着火および結果的に生じる不快な匂いの防止による社会にとっての利益を見出したからである。 一方で、ガザ市は廃棄物の削減とそこに含まれるものの有効活用という目 全文をよむ
■ガザ:青年団体は家庭ごみの収集とリサイクルのために「私たちの街のゴミ箱」イニシアチブを始める 【本紙:イスマーイール・アブドゥルハーディー】 ガザの若者たちは「私たちの街のゴミ箱 (Our Society Basket)」イニシアチブを開始した。これは家庭ごみの回収と分別、ごみの有効利用のためのリサイクル、そして環境汚染防止活動に立脚した取り組みである。さらに失業者の収入源としてリサイクル思想の普及活動も運営している。 ガザ地区の複数の自治体が広大な土地を一般廃棄 全文をよむ
■キプロスの自治体長が、シリア人難民が集中的に居住している状態を「ゲットー」にたとえる…トルコ国民の66.1%がシリア人による自国への帰還を支持 【ダマスカス:本紙】 同町長は「我々は人口統計上の問題を抱えている」と前置きしつつ、シリア人たちが集中的に暮らしている状況を「ゲットー」にたとえ、それを解決する手段として「移住者たちを島全体に分散させる必要性」を強調した AFP通信によると、地中海にあるキプロス島の西部に位置する人口7,000人の小さな町では、ここ3年の間 全文をよむ
■キプロスの自治体長が、シリア人難民が集中的に居住している状態を「ゲットー」にたとえる…トルコ国民の66.1%がシリア人による自国への帰還を支持 【ダマスカス:本紙】 さらにニェザヴィーシマヤ・ガゼータ紙は、トルコで暮らすシリア人の数が300万人にのぼるとしつつ、これは同国への移民を希望した人々のなかでもっとも高い割合を構成していると指摘した。 同紙は、難民に対する不満が、トルコ大国民議会で代表となっている全ての政治勢力が共有している見解であるとみなした。またシリア 全文をよむ
■キプロスの自治体長が、シリア人難民が集中的に居住している状態を「ゲットー」にたとえる…トルコ国民の66.1%がシリア人による自国への帰還を支持 【ダマスカス:本紙】 トルコの社会民主主義機構(SODEV)は、トルコ国民の66.1%がシリア人による自国への帰還を支持していることを明らかにした。同時にギリシャ・キプロス島内の街の代表は、同島におけるシリア人難民の存在を非難し、彼らが地域内で集中的に集まっている状態を「ゲットー」にたとえた。 ロシアの『ニェザヴィーシマヤ 全文をよむ
■「イスラーム国」戦闘員の妻であったカザフ人女性がシリアから帰国したのちにインタビューにこたえる。「夫はシリアで天国を見つけられると約束した、しかし私が見つけたものは地獄だった…」 【ダマスカス:本紙】 一方イスラーム国戦闘員らやその家族の出身各国は、彼らが帰国することを拒否している。それらの国々がシリアにおいて彼らに支援を提供していたにもかかわらず、彼らが帰国したのちに、彼らの「テロ行為」にさらされる事態を恐れているためである。 これまでに、カザフスタン政府は同国 全文をよむ
■「イスラーム国」戦闘員の妻であったカザフ人女性がシリアから帰国したのちにインタビューにこたえる。「夫はシリアで天国を見つけられると約束した、しかし私が見つけたものは地獄だった…」 【ダマスカス:本紙】 彼女が語ったところによると、彼女は夫に「隷属した」のち、彼とベラルーシおよびトルコを経由してシリアへと到達した。最初はすべてがうまくいっていたが、数々の衝突が発生するようになってから「約束された天国」は短時間で終焉したのだという。彼女は自身らが住んでいた街がどこであったかを明 全文をよむ
■「イスラーム国」戦闘員の妻であったカザフ人女性がシリアから帰国したのちにインタビューにこたえる。「夫はシリアで天国を見つけられると約束した、しかし私が見つけたものは地獄だった…」 【ダマスカス:本紙】 彼女は、自身をシリアに引き付けた要因が、単に思想だけではなく自身に与えられうる経済的機会にあったことを認めた。彼女は「私たちは聖地で暮らすことになる、という事実に魅了されていました。お金やあらゆる略奪品は毎月のように分配され、解放された各市町にある家屋や財産が私たちのものにな 全文をよむ
■「イスラーム国」戦闘員の妻であったカザフ人女性がシリアから帰国したのちにインタビューにこたえる。「夫はシリアで天国を見つけられると約束した、しかし私が見つけたものは地獄だった…」 【ダマスカス:本紙】 ハサカ県東部で分離主義民兵組織「シリア民主軍」が管理する「ハウル・キャンプ」から自国に帰還したカザフ人女性は、「私はシリアで地獄を見つけた」と述べた。テロ組織「イスラーム国」に所属していた女性の夫は以前、彼女に対し、彼女が「聖地に行き、そこで天国を見つけることになる」と約束し 全文をよむ
■エジプト:新年初となる燃料価格の上昇 【カイロ:本紙】 同メカニズムのなかでは、首相の決定によって形成される委員会を通して、石油製品の価格が3か月ごとに改定されることが規定されている。この改定は世界的な石油価格の動向、すなわち「決定に先立つ3か月間におけるブレント原油の平均価格」およびエジプト・ポンドの対米ドル為替レートに基づいており、(価格の)増減幅が最大で10%を越えないことが条件となる。 燃料価格の自由化は、エジプト政府が実施している(同国が国際通貨基金から 全文をよむ
■エジプト:新年初となる燃料価格の上昇 【カイロ:本紙】 エジプト石油省は金曜日、全ての種類のガソリンに対して25ピアストルの値上げを発表し、軽油の価格を固定した。 同省の声明によると、石油製品の自動価格設定を実装するためのメカニズムのフォローアップおよび実施に携わっている「石油製品自動価格設定委員会」は、昨日の朝9時からガソリン製品3種類の販売価格を改定することを決定した。 同声明によると、それらの価格は次のようになった。ガソリン(オクタン価80)が1リ 全文をよむ
■世界中の大学をランク付けする「ウェブメトリクス」の2022年版でシリア国内の多くの大学が順位の変動を経験 【ダマスカス:本紙】 同様にダマスカス大学は、昨年7月に公開されたウェブメトリクスの2021年ランキングにおける順位から136順位を低下させたとの見解に対して、「実際は、ダマスカス大学は昨年のランキングから126順位向上している」と述べた。 同大学は本紙がそのコピーを入手した声明のなかで次のように述べた。「2021年7月に発表されたランキングは、2022年1月 全文をよむ
■世界中の大学をランク付けする「ウェブメトリクス」の2022年版でシリア国内の多くの大学が順位の変動を経験 【ダマスカス:本紙】 フーリー氏は次のように指摘した。「世界中の全ての大学がランキングと順位を上げるために競い合っており、実際に、アンダルシア大学といった多くの大学がランキングの改善あるいは進歩を経験している。したがってランキングの現状を改善するためには、さらなるステップを踏む必要がある」。また次のように付言した。「ダマスカス大学のランキングが大幅に好転することを期待し 全文をよむ
■世界中の大学をランク付けする「ウェブメトリクス」の2022年版でシリア国内の多くの大学が順位の変動を経験 【ダマスカス:本紙】 高等教育省の前大臣補佐の声明によると、同省がダマスカス大学の順位改善に対してよせていた以前の期待は、同大学のランキングが3,000位以下にとどまったことによって失望とともに終わった。しかし同省が今後目指しているのは、シリアが次期ラインキングで2,000位より上位の輪のなかに入ることである。 高等教育省の情報によると、大学が国外出版にかかる 全文をよむ
■世界中の大学をランク付けする「ウェブメトリクス」の2022年版でシリア国内の多くの大学が順位の変動を経験 【ダマスカス:本紙】 世界および域内レベルで各大学をランク付けするウェブサイト「ウェブメトリクス」の2022年版の最新更新のなかで、シリア国内の多くの大学が順位の変動を経験した。 ダマスカス大学は昨年の(世界)3,171位と比較して、シリアの大学としては首位となる3,309位を記録した。ティシュリーン大学は昨年の4,331位からシリア国内では2位となる4,53 全文をよむ
■女性教師たちが英語で歌っているビデオが拡散され批判の的に 【スナック・シリアン・ドットコム】 ほとんどの学校で相互的な教育活動がなされておらず、生徒たちのために素晴らしいイニシアチブを発揮した女性教師たちがこのような多量のいじめにさらされたという現状において、今後このような教育を行いたいと考えている教師たちはおそらくそれをやめてしまうだろう。こうしたイニシアチブが「いじめ」の取り組みによって中断させられてしまったのち、教育は一方向的かつルーティン的な通常通りのシステムに戻っ 全文をよむ
■女性教師たちが英語で歌っているビデオが拡散され批判の的に 【スナック・シリアン・ドットコム】 シリアの女性教師3人が、彼女らがSNS上で英語の歌を歌っているビデオ・クリップが拡散されたのち、大規模ないじめの波にさらされた。一方多くの活動家たちは、こうしたいじめが「個人の自由への侵害」と「教師に対する侮辱」であるとみなし、彼女たちとの連帯キャンペーンを始動した。 拡散された動画はのちに2019年に撮られたものであることが判明した。しかしそれはSNS上に突如として現れ 全文をよむ
■保健省は戦争中も中断なくワクチン接種キャンペーンを実施 【スナック・シリアン・ドットコム】 シリア保健大臣補佐のアフマド・ダミーリーヤ博士は、ワフダ機構のジャーナリストによって行われたインタビューのなかで次のように述べた。「複数の侵略国がシリアに課した不当な包囲および経済制裁は、医薬品や壊れた医療機器の交換用部品に加え、病院や医療機関に不可欠なその他の物品の確保に関して、保健部門に甚大な影響を与えている」。 同大臣補佐は、医療従事者の不足にもかかわらず、保健省が戦 全文をよむ
■アッバース・ヌーリー氏が「バアス党」と「軍事政権」を批判した2日前の発言について謝罪 【スーリーヤ・ネット】 ヌーリー氏は、今回のように軍事政権およびバアス党への批判を行う以前にも、1980年代に「(シリア)中央銀行の金を盗んだ」としてリフアト・アサド氏(元副大統領)に対する間接的な言及を行っていた。 その際同氏は次のように述べた。「人々のなかには、『中央銀行にあったものを全て持っていったが世界は沈黙している。我々のもとには素晴らしく有能で天才の弁護士や法曹がおり 全文をよむ
■アッバース・ヌーリー氏が「バアス党」と「軍事政権」を批判した2日前の発言について謝罪 【スーリーヤ・ネット】 さらにヌーリー氏は 「私の発言がSNSを通じて誤って捉えられたことで兵士たちが怒っているのであれば、私は彼らに帽子を傾けて謝罪をしたい。殉職した人々の血は私の恥よりもはるかに偉大だからだ」と付言し、彼は、「発言がシリア・アラブ軍への侮辱として理解されたのであれば、謝罪をしたい」と述べた。 これに先立ちヌーリー氏は、同じ放送局が2日前に行ったインタビューのな 全文をよむ
■アッバース・ヌーリー氏が「バアス党」と「軍事政権」を批判した2日前の発言について謝罪 【スーリーヤ・ネット】 シリアの俳優であるアッバース・ヌーリー氏が、自身が2日前に行った発言について謝罪した。同氏はそのなかで、約50年にわたってシリアの国家制度を支配してきたバアス党を批判したうえ、権力に対する「軍事支配」が発生した時からシリアにおける一般的な退行が始まったとの見解を述べた。さらに「(党が)中央銀行の金を盗んでいる」とも発言した。 ヌーリー氏は今週の日曜日の午後 全文をよむ
■エルドアン大統領が国内のメディアに対し新たな抑圧的措置を講じる 【通信各社】 トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、「トルコにおける愛国的文化の保護」という口実のもと、メディアに対して新たな抑圧的措置をとると脅迫した。 シリア国営通信は昨日土曜日、トルコ政府官報に掲載されたエルドアン大統領の声明を次のように引用した。「我々の愛国的・道徳的な価値規範を傷つけ、家族構造や社会構造に損害を与えることを目的として、メディアを通じてなされる公然あるいは秘密の活 全文をよむ
■イドリブ県内およびシリア北西部の「ヌスラ戦線支配下」地域でめざましいかたちで姿を現す「児童ギャング団」 【ダマスカス:本紙】 さらに国連児童基金(ユニセフ)は以前、シリア国内で学校に通っていない児童の数が約320万人におよぶとの推計を発表した。 これはた戦争が各校にもたらし破壊や損害、あるいは各校が避難民の居住用の避難所へと転用されたために、国内に存在する全学校の3分の1にあたる数が使用できなくなったことによるという。 テロ組織「ヌスラ戦線」の支配下に置 全文をよむ
■イドリブ県内およびシリア北西部の「ヌスラ戦線支配下」地域でめざましいかたちで姿を現す「児童ギャング団」 【ダマスカス:本紙】 カースィムさんは自身が窃盗事件に遭ったのち、同様の気配に対して以前よりも深く警戒するようになった。このように彼女は周りにいる全ての人々、これまでは無垢や素朴さの象徴であった児童らでさえも、信用することができなくなったのだという。 一方ソーシャルワーカーのアマル・ザアトゥールさん(35歳)によると、「児童ギャング団」の出現や彼らによる非行の横 全文をよむ
■イドリブ県内およびシリア北西部の「ヌスラ戦線支配下」地域でめざましいかたちで姿を現す「児童ギャング団」 【ダマスカス:本紙】 彼らは物価の高騰、貧困、労働機会の欠乏が生じるなかで、自身らおよび家族らを助けるために窃盗業に携わることを決定したのである。 彼女は次のように述べた。「児童グループは9歳から12歳までの児童3人によって構成されていました。私たちは幼い彼らがおかれた、こうした行動をとることを余儀なくさせた状況をかわいそうに思い、彼らを治安当局に引き渡すことは 全文をよむ
■イドリブ県内およびシリア北西部の「ヌスラ戦線支配下」地域でめざましいかたちで姿を現す「児童ギャング団」 【ダマスカス:本紙】 イドリブ県内およびシリア北西部で複数のテロ組織、なかでも「ヌスラ戦線」によって支配下に置かれている諸地域で最近、貧困および生活条件の悪化にともなう「児童ギャング団」がめざましいかたちで姿を現している。 複数の反体制系ウェブサイトはスィハーム・ナワーフさん(47歳)のエピソードを紹介した。ある日、彼女が暮らす集合住宅の屋上に設置されているソー 全文をよむ
■イフバーリーヤ・チャンネルがタクシーの腐敗をとりあげる:彼らはメーターを使用しない 【スナック・シリアン・ドットコム】 今度はハジャリーさんがシャーム・ジャディード地区まで行きたいと要求すると、ある運転手は彼女に8,000シリア・ポンドを要求した。また運転手は修理費の高騰に加え、石油1キロあたりの価格が18,000シリア・ポンドになったり、ガソリンやその他の価格が高騰しているにもかかわらず、メーターが改定されていないため、それを使用しないことを伝えた。一方他の運転手はハジャ 全文をよむ
■イフバーリーヤ・チャンネルがタクシーの腐敗をとりあげる:彼らはメーターを使用しない 【スナック・シリアン・ドットコム】 シリアのイフバーリーヤ・チャンネルは、アナウンサーであるルバー・ハジャリーさんが自身の番組「可能の芸術」のプログラムのなかで変装を試みる様子を放映した。そのなかでは、変装した彼女が何人かのタクシー運転手に話しかけ、いくつかの場所に行くための合意を得ようとした。 しかし彼らは、ハジャリーさんがメーター価格の2倍ないしは3倍を支払うことを提示したにもかかわらず 全文をよむ
■イスラエルがガザ地区への医療機材の搬入を禁止し、コロナの危機とともに患者たちの苦難が増大 【ガザ:本紙】 さらに同氏は、「ガザ地区内の患者たちに対する『体系的な殺害政策』を実施している」として占領政体を非難しつつ、同体制が同地区に「保健包囲」を課していると強調した。 さらに国際機関に対し、必要とされる当該の診察器具の搬入を許可するよう占領政体に圧力をかけることを要請した。また「患者たちの治療へのアクセスを可能にするため、保健省はあらゆる方法を尽くすだろう」と指摘し 全文をよむ
■経済危機によってレバノン市民は廃棄物のリサイクルを収入源とするように 【ベイルート:アナトリア通信】 経済危機はレバノンの人々の廃棄物に対する見方を変えた。廃棄物はコンテナに捨てられた単なるゴミだったが、多くの市民の収入源となったのだ。 この現実は、プラスチックや段ボール、金属を路上で収集する市民の増加の表れだ。市民はリサイクルに携わる企業に売却することを目的として、収集を行なっているのだ。 また、市民の多くが家庭内での消費から発生するこれらの資材を収集 全文をよむ
■ドイツに暮らす若者が自らの口座に誤って振り込まれた40万ユーロを返金、当局から感謝のフード・バスケット 【スーリーヤ・ネット】 ドイツに暮らすシリア人の若者が、自身の銀行口座に誤って送金された40万ユーロを返金した。彼はドイツ当局から謝意を受け、果物や蜂蜜、ジャムで満たされたバスケットを受けとった。 ドイツのウェブサイト「SWR」によると、クサイ・タージルさんは今年1月の始め、自身の銀行口座に3回にわたって不審な送金(総額40万ユーロ)がなされていることに気づき、 全文をよむ
■第2学期における調整…私立大学の入学資格について知る 【カイロ:本紙】 出願資格を満たしており、前学期内に出願を行っていない学生、または過去に私立大学が実施する認識能力試験を受験したことがない学生は、いかなるオープン・カリキュラムに出願することが可能である。 前学期中に受験したものの、いかなる私立大学に入学していない学生(意欲を失ったため、あるいは入学に必要な各書類を提出しなかったため)については、彼らが出願するカリキュラムが規定する名目最低点数を取得している場合 全文をよむ
■第2学期における調整…私立大学の入学資格について知る 【カイロ:本紙】 私立大学4学(キング・サルマーン、ガラーラ、アラマイン、マンスーラ・ガディーダ)は、各学の際立った学術カリキュラムの一環として、認識能力テストと批判的思考テストを2022年1月24日に実施することを明らかにした。これは1月11~22日までの各学への出願期間と、2022年2月中旬に予定されている第2学期の開始日の間の時期にあたる。 これら私立大学の入学者選抜制度は、高校の成績またはそれに準ずるも 全文をよむ
■UNHCRヨルダン事務所代表「シリア難民が直近のなかで帰国することは困難」 【スーリーヤ・ネット】 さらに、ヨルダンは自国領内に約130万人のシリア人が居住していると発表した。 バーチ氏によると、UNHCRヨルダン事務所は、同国とアサド政権との国境検問所が再開されたのちであっても、シリアに帰国する人々が増加したことは確認できなかったという。 シリアの体制は、同体制の政府が推進しているシリア難民の「尊厳ある」帰国を保証するための措置について盛んに宣伝してい 全文をよむ
■UNHCRヨルダン事務所代表「シリア難民が直近のなかで帰国することは困難」 【スーリーヤ・ネット】 同事務所は当該のプログラムを「極めて限定的な状況」あるいは「真に困難な庇護の事例」に対して適用しているという。 2021年には、ヨルダンから第三国に再定住した難民の数は4,000人となったが、これはシリア難民全体の1%の割合を占めるに過ぎない。 多くの欧州諸国、米国、カナダ、そして数か国の中産国が、国連の第三国再定住プログラムに関連しているもっとも顕著な国 全文をよむ
■UNHCRヨルダン事務所代表「シリア難民が直近のなかで帰国することは困難」 【スーリーヤ・ネット】 同レポートによると、彼らの一部は「シリア政府やそれに従う民兵集団から、拷問、超法規的殺人、強制失踪に代表される重大な人権侵害・迫害」を受けることとなった。 一方アムネスティ・インターナショナルは昨年9月に発表したレポートのなかで、シリアに帰国したのち、同国治安組織によって逮捕、拷問、強姦を受けた難民66人の存在を指摘した。彼らのなかには13人の児童が含まれていただけ 全文をよむ
■UNHCRヨルダン事務所代表「シリア難民が直近のなかで帰国することは困難」 【スーリーヤ・ネット】 国連難民高等弁務官(UNHCR)ヨルダン事務所のドミニク・バーチ代表は、シリア難民が直近のなかで帰国することが困難であると明らかにしつつ、「状況が許すまで待つ」ようを求めた。 バーチ氏は今日木曜日、トルコの「アナトリア通信」への声明のなかで「長年にわたる難民活動のマイナス面を考慮すると、彼ら難民が直近のなかで祖国に帰還することが可能であるとは思えない」との見解を明ら 全文をよむ
■スナック・シリアンがアンケートを実施、シリア人の多くが「宗教を国家から分離し自由を保護すること」を望んでいる 【本紙】 階級格差の広がりによって、一部の人々は富裕層の一部、特に戦争成金から財産を没収し、それを貧しい人々、労働者、勤勉に働く人々などに分配することを許可する法律について構想するようにもなった。シリアが貧困の国、困窮の国、哀れな国であり続けないために、である。 シリア人たちは、問題が法律の制定、成文化、承認といったプロセスにあるのではなく、むしろそれは十 全文をよむ
■スナック・シリアンがアンケートを実施、シリア人の多くが「宗教を国家から分離し自由を保護すること」を望んでいる 【本紙】 また他の人々は、「自由を妨げるあらゆる規則の撤廃」、「カリキュラムの変更」、「武器所持の禁止」、「法律違反者に対するより厳しい罰則」などに関する法律を回答として挙げた。このほかにも「避妊」、「民事結婚制の制定」、「免責の防止」、「養子縁組」、「安楽死」、「婚姻可能年齢の20歳までの引き上げ」などに関連する法律と答えた人々もいた。 回答者のムハンマ 全文をよむ
■スナック・シリアンがアンケートを実施、シリア人の多くが「宗教を国家から分離し自由を保護すること」を望んでいる 【本紙】 スナック・シリアンが火曜日に実施したアンケート「もしあなたが社会と国家に役立つ法律を制定することができるのであれば、どのようなものにしますか?」に対する回答のほとんどは、シリアにおける「個人的地位」、「電力」、あるいは「当局者の能率」に関連する法律との回答に並んで、「宗教を国家から分離し、それが教育に介入することを許さず、それが教育科目となってはならない」 全文をよむ
■エジプト人女性が夫から殴打され、Facebook配信を通じて助けを求める 【本紙】 若い新婚のエジプト人女性が夫から暴行を受けたのち、SNSのユーザーらに、自身への保護を提供するよう管轄当局に通報することによって、自身を危険から助け出すよう求めた。 ハヤーさん(21歳)は夫から激しい暴行を受けたのち、フェイスブックの配信機能を通じて泣きながら助けを求める動画を公開した。彼女はそのなかでSNSのプラットフォーム上での幅広い連帯運動を展開するよう求めた。 A 21 全文をよむ
■エジプトの状況は劇的な進歩を遂げる。 【シャルム・シェイフ:シャーディー・アブドゥッラー・ザラタ】 エジプトのスィースィー大統領は「過去7年間の多大な努力が実を結びエジプト社会全体にプラスの影響を与えた結果、エジプトの状況は劇的な進歩を遂げている」と強調した。 これは、世界青年フォーラム(WYF)の取り組みの一環として水曜日の夕方に行われた、アブドゥルファターフ・スィースィー大統領による記者会見での発言である。記者会見には、(事前に)登録された、すべての国際通信社 全文をよむ
■「科学は私たちを神の元まで近づける」…チュニジア人女性航空宇宙エンジニアの発言が大きな論争を引き起こす 【チュニス:本紙】 ここ数日、チュニジア人女性宇宙エンジニアのラーニヤ・トゥーカブリー氏はチュニジアで一躍時の人となった。科学と神への信仰に関する発言が、チュニジア国内で大きな分断を起こし、同氏は激しい攻撃に晒されたと同時に広く同情を集めた。 数日前、トゥーカブリー氏はチュニジアの民営チャンネル「アッタースィア」の番組「タフタッスール」にゲスト出演した際に次のよ 全文をよむ
■数千人の「身分を持たない子供」を生むイスラーム国の「シャリーア」 【ダマスカス:本紙】 彼女は国連傘下の諸組織を通じて、自国への帰還の保証を求めてチュニジア大使館に何度か要請を送ったにもかかわらず、何の反応も得られなかったという。 同様の文脈で、活動家とされるムーサー・ハルフ氏は次のように明らかにした。「両親がいない子供という現象の蔓延は、イスラーム国の立法者らによって発出されたファトワー、すなわち女性単独で居住することがイスラーム法に違反しているとの考えのもとで 全文をよむ
■数千人の「身分を持たない子供」を生むイスラーム国の「シャリーア」 【ダマスカス:本紙】 それらのウェブサイトは弁護士のファフド・カーディー氏の発言を次のように引用した。「(明確な)出自を持たない彼ら孤児たちの年齢の範囲は3歳から10歳までであり、特に彼らの国籍が多様であり身分証明書を持たないなかで、各組織が真に有効な物質的、社会的、心理的支援を提供することを忌避しているため、彼らは多大な無視にさらされている」。 同氏はさらに「慈善活動家らがイスラーム国の家族出身の 全文をよむ
■数千人の「身分を持たない子供」を生むイスラーム国の「シャリーア」 【ダマスカス:本紙】 公的な人口統計のなかに存在しない世代の存在は、テロリストがシリアに対して開始した戦争がもたらしたもっとも危険な影響のうちに数えられる。多くの地域では過去数年間、テロ組織「イスラーム国」に所属する多様な国籍の父親らから、特定の身分証明書を持たない子供たちが多く生まれた。彼らはその後殺害され、逮捕され、あるいは不明な場所に逃亡することによって姿を消した。 出自が失われるという現象は 全文をよむ
■シリアは凶悪犯罪によって年始を迎える…戦争の蓄積あるいは異常事態? 【スナック・シリアン・ドットコム】 異なる種類の犯罪 殺人や家庭内暴力の事件のほか、多くの窃盗事件も発生している。内務省が今月8日に明らかにしたところによると、タルトゥースで複数の車の窓を壊して車内物を盗んだごろつきが逮捕された。さらに同地の刑事治安部門は同月7日、タルトゥース県内の複数の家屋や店舗を略奪した容疑者2名を逮捕した。さらに同月6日には、同県内のセメント工場に付属する警備事務所の職員ら 全文をよむ
■シリアは凶悪犯罪によって年始を迎える…戦争の蓄積あるいは異常事態? 【スナック・シリアン・ドットコム】 泥棒が幼児を殺害! シリア中部に位置するハマー県で発生した生後6か月の幼児の殺害が全国を震撼させている。この事件の犯人は現在流通している言説によると泥棒だというが、これは内務省によっていまだ確認されていない。すなわち捜査がいまだ進行中であり、事件の顛末に関する情報はいまだ変更される余地がある。また被害者が死亡しているため、確定的な判断を下すこともできない現状であ 全文をよむ
■シリアは凶悪犯罪によって年始を迎える…戦争の蓄積あるいは異常事態? 【スナック・シリアン・ドットコム】 家庭内暴力および児童婚の犠牲者のストーリー 今年初めにダマスカスで発生した若い女性アーヤート・リファーイー氏の殺害は、過去数日のなかで全国を震撼させている。この事件は児童婚と家庭内暴力に関して強く警鐘を鳴らすものであった。 自身の家族と夫の家族の決定により未成年のうちに結婚したリファーイー氏は、過去数年間にわたって身体的暴力にさらされてきた。暴力は段階 全文をよむ
■シリアは凶悪犯罪によって年始を迎える…戦争の蓄積あるいは異常事態? 【スナック・シリアン・ドットコム】 シリアは世論を震撼させた同一家庭内での2人の殺害事件の発生によって、新年の血塗られた始まりを迎えた。また流血の多寡という観点から重要性がより少ないその他の犯罪が発生しているなか、国家機関は各犯人を逮捕するために奔走している。 新年の最初の9日間に確認された犯罪の性質やその多数は、シリアにおける暴力やその文化の水準が上昇していることへの明白な危険性を示唆している。 全文をよむ
■シリア人児童を悪用して物乞いビジネスに手を染めるトルコの「マフィア」たち 【ダマスカス:本紙】 ドイツで個別の住宅が見つからず、仲介人がぼったくりを行っている状況に起因する統合の困難は、シリア人難民に限定されているわけではない。 さらに言語学習の専門家であるハーズィム・ビータール氏が明らかにしたところによると、 難民たちによる言語習得は、今後数年にわたってドイツに付きまとうであろう最大の社会的・政治的課題であるという。同氏によると、難民たちの間での言語能力の欠如は 全文をよむ
■シリア人児童を悪用して物乞いビジネスに手を染めるトルコの「マフィア」たち 【ダマスカス:本紙】 さらにトルコ政権の治安部隊は昨年上旬、イスタンブールでシリアの子供たちを物乞いビジネスに参加させ金を稼いでいたギャングらを逮捕した。調査の結果、彼らギャングはイスタンブールでの物乞いビジネスを通して、9歳から15歳までの44人にのぼる子供たちを悪用していたことが判明した。 一方複数の反体制系ウェブサイトが報じたところによると、ドイツでは、シリア人難民が賃貸住宅を見つける 全文をよむ
■シリア人児童を悪用して物乞いビジネスに手を染めるトルコの「マフィア」たち 【ダマスカス:本紙】 彼らギャングたちは、物乞いビジネスのなかでシリアの子供たちを悪用している。貧しい家庭から子供たちを誘拐あるいは賃借し、違法な手段によってイスタンブールに移送したのち、彼らに物乞いを強制させる。彼らはこのようにして毎月数十万トルコ・リラを稼いでいるのである。 ギャングたちが、子供たちを、自分たちの許可を得ないままにそこを出ることが許されない閉鎖された空間に閉じ込めているこ 全文をよむ
■シリア人児童を悪用して物乞いビジネスに手を染めるトルコの「マフィア」たち 【ダマスカス:本紙】 いわゆる「乞食業」は、トルコにおける新機軸の源泉であり拠点となった。トルコの「マフィア」が物乞いビジネスにおける投資計画の材料として子供たちを利用し、同様のスキームのうちにシリアの子供たちを搾取しているためである。彼らは貧しい家庭から誘拐され、あるいは金銭と引き換えにレンタルされた子供たちであり、違法な手段によってイスタンブールに移送され、特定の地点に配分されたのちに物乞い活動を 全文をよむ
■モロッコで同性愛を認める教科書の記述が嵐を巻き起こした 【ラバト:本紙】 モロッコでは、モスクでの識字教育プログラムの教科書の記述が、同性愛を容認しかねないとして物議を醸している。 事態を重く見たワクフ・イスラーム省のアフマド・タウフィーク大臣は、ただちに当プログラムの責任者を解任する決定を下した。 ウェブサイトニュース「Akbarna」によると、この決定は同省の監察室が作成した同性愛の記述に関する報告書に基づいて行われた。そして当該記述は、教科書P.1 全文をよむ
■イドリブ県で電力価格が昨年から2倍の高騰 【スーリーヤ・ネット】 人々の激怒 新たな電力価格リストは人々の間で激怒を呼んだ。複数の市民は本サイトによるインタビューのなかで、「当該リストが人々の生活条件に配慮していない」との苦情を述べた。 イドリブ市で香水店を営むアブー・アフマド氏は次のように述べた。「燃料、水、食料品、パンの価格が全体的に上昇しているなか、電力価格のさらなる高騰が人々の生活上の危機を増大させることになった」。 アブー・アフマド氏 全文をよむ
■イドリブ県で電力価格が昨年から2倍の高騰 【スーリーヤ・ネット】 今日土曜日、イドリブ県で発生した電力料金の高騰が人々の怒りを呼んだ。 イドリブ県の本サイト特派員は今日土曜日、同地における家庭用電力のキロワットあたり料金が1.40(トルコ・)リラから1.98リラまで高騰し、業務用電力がキロワットあたり1.60リラから2.40リラまで高騰したと伝えた。 今回発生した高騰により、イドリブ県における電力価格は、同県に電力網が開通した際には80クルシュにすぎなか 全文をよむ
■エジプトの裁判所が非公認宗教信者のための墓地の割り当てを拒否 【カイロ:本紙】 エジプトの行政司法裁判所は、イスラーム教、キリスト教、ユダヤ教の3宗教の信者でない人々のために墓地用の土地を割り当てるというアレクサンドリア県が負うべき義務を拒否する判決を下した。これらの土地は、宗教的多様性のうち第4のグループとしてみなされ、公的書類の宗教欄が「-」(ハイフン)と登録されている市民が利用している。埋葬地は宗教的帰属に従って分割され割り当てられているため、イスラーム教徒、キリスト 全文をよむ
■シリアの今年の小麦生産量は過去50年で最低水準、人口の60%が飢餓状態に 【スナック・シリアン・コム】 一方シリアの元農業大臣であるヌールッディーン・ムナー氏は「(今回明らかになった)食糧安全保障の指標は、 政治的・経済的現状および資源コントロールの失敗を真に反映するものである」との見解を述べた。 ムナー氏はCNBCアラビアによるインタビューのなかで「アラブ諸国では不釣り合いな資源分配が発生している」しつつ、「問題は、持続可能な食糧安全保障へのアクセスを阻害するよ 全文をよむ
■シリアの今年の小麦生産量は過去50年で最低水準、人口の60%が飢餓状態に 【スナック・シリアン・コム】 国連食糧農業機関(FAO)は、シリアにおける今年の小麦生産量が過去50年のなかで最少であるとのレポートを発表した。 先週発表されたレポートによると、同国では1,240万人が食糧安全保障の欠如に苦しんでおり、総人口の90%が貧困のなかで生活しているという。また同国では小麦・大麦といった穀物の生産量が2020年における280万トンから105万トンまで減少することによ 全文をよむ
■ムスリム同胞団がエジプト当局に対し獄中の副監督者に完全な権利を与えるよう要求 【カイロ:アナトリア通信】 木曜日、日曜に行われた重罪裁判所の公判において発言したイッザト氏を写したビデオクリップがSNS上で拡散された。同氏はそのなかで自身が監禁されている状況に対し不平を唱えた。 日曜日、同裁判所は外国当局と共謀した罪によって同氏に有罪を宣告し、終身刑(25年)という控訴可能判決を下した。 これに先立ち、イッザト氏は2015年夏に同裁判所により同様の罪に関し 全文をよむ
■ムスリム同胞団がエジプト当局に監獄の副代表の権利を要求 【カイロ:アナトリア通信】 ムスリム同胞団は金曜日、エジプト政府に対し、投獄されているマフムード・イッザト副監督者に完全な権利を与えることを要求した。 これはエジプトで違法とされている同団体が、イッザト氏による初の発言に対しコメントするかたちで発表した声明のなかで言及された。イッザト氏の発言はSNS上に投稿され、そのなかで同氏は自身が置かれている監禁の状態に対する不平を唱えた。 エジプト内務省は15 全文をよむ
■スーダン…革命記念日に際する抗議運動の最中、数千人の女性たちが女性に対するレイプ被害を批判するデモ行進に参加 【ハルツーム:本紙】 これに関連して、カナダ、ノルウェー、スイスに加え、欧州連合、米国、英国は女性をデモから遠ざけ、沈黙させるための武器として性的暴力あるいはジェンダーに基づく暴力を行使することを非難した。 昨日出された共同声明によると、彼らは各当局に対し、これらの暴力の申し立てについて完全かつ独立した調査を実施し、加害者がその所属に関係なく責任を問われる 全文をよむ
■スーダン…革命記念日に際する抗議運動の最中、数千人の女性たちが女性に対するレイプ被害を批判するデモ行進に参加 【ハルツーム:本紙】 「私たちを打ち壊すことはできない。私たちの声はより高く。私たちを打ち負かすことはできない。私たちはより強く、さらに強くなる」。 女性たちは昨日木曜、女性に対する侵害・強姦を批判するデモ行進と抗議のなかでこのように声を上げた。この侵害・レイプ事件は、先週日曜日に実施されたデモ(革命三周年記念日)やその他の複数のデモに際して発生したもので 全文をよむ
■チュニジア首相、保険プロトコルの適用を厳格化する必要性を強調 【チュニジア:本紙】 チュニジアのナジュラー・ブーディン首相は今日火曜日、同国が学校の冬期休暇や行政年度の新年祝いに近づいており、特に関連当事者たちとの連携のもとで新型コロナウイルス対策のための保険プロトコルの適用を強化する必要があると強調した。 当該の発言は、ブーディン氏がカスバの政府宮殿で開催されたコロナウイルス対策をめぐる閣僚会議を主催しているなか、チュニジア大統領府が発した声明のなかでなされた。 全文をよむ
■「ヌスラ戦線」がイドリブ県内の燃料価格を米ドルで設定…トルコ・リラの過去に例をみないレート崩壊によって人々がさらされている苦難 【ダマスカス:本紙】 彼女は苦しい表情を浮かべながら次のように述べた。「私が夢見ているのは、子供たちが空腹で眠ってしまうことを避けるために、彼らを養うための1日当たり50リラを確保することである」。 さらに複数の反体制系ウェブサイトが報じたところによると、トルコ・リラの過去に例をみないレート崩壊によって、シリア北部でテロ組織の支配下に置か 全文をよむ
■「ヌスラ戦線」がイドリブ県内の燃料価格を米ドルで設定…トルコ・リラの過去に例をみないレート崩壊によって人々がさらされている苦難 【ダマスカス:本紙】 昨年8月末に国連機関が発表したレポートによると、「シリア北西部に暮らす労働者のうち91%にのぼる人々は極度の貧困状態に置かれており、域内の脆弱な経済を示している」という。 一方インターネット上の経済サイトである「シリア・レポート」は、先月発表した報告のなかで、同地域では、「パンやその他の商品が急速に値上がりした」のに 全文をよむ
■「ヌスラ戦線」がイドリブ県内の燃料価格を米ドルで設定…トルコ・リラの過去に例をみないレート崩壊によって人々がさらされている苦難 【ダマスカス:本紙】 トルコ・リラが急速に下落するなかで、ムハンマドさんと彼の同僚らは、バーブ市およびその周辺地区を管轄する「教育当局」に対し、給与の値上げを要求するメッセージを送り始めた。そして10月中旬には、ストライキを8日間にわたって敢行したのである。 その後ムハンマドさんらは、解決策が生じることを望みながら教育業務を再開したが、変 全文をよむ
■「ヌスラ戦線」がイドリブ県内の燃料価格を米ドルで設定…トルコ・リラの過去に例をみないレート崩壊によって人々がさらされている苦難 【ダマスカス:本紙】 ムハンマドさんはさらに、「トルコ通貨のレート崩壊は私に重大な悪影響を及ぼしたため、他の仕事に頼ることを余儀なくされた」と付言した。こうして彼は文房具や教科書を売る書店で働いており、40米ドル相当の給与を得ているという。 2020年6月中旬以降、シリア北部・北西部で活動しているテロ諸組織は、自身の支配下に置いている諸地 全文をよむ
■「ヌスラ戦線」がイドリブ県内の燃料価格を米ドルで設定…トルコ・リラの過去に例をみないレート崩壊によって人々がさらされている苦難 【ダマスカス:本紙】 トルコ・リラの過去に例をみないレート崩壊によって、シリア北部でテロ組織の支配下に置かれている諸地域に暮らす人々が苦しんでいる。それにもかかわらず、イドリブ県の燃料セクターを支配しているテロ組織「ヌスラ戦線」は、全ての石油派生品の価格を米ドルによって設定することによって火に油を注ぎ、彼らの苦しみを増大させた。 『AFP 全文をよむ
■教育分野の雇用年齢の規定に関してモロッコで議論が続いている ■政府高官は年齢規定を深い研究の結果だとみなす ■専門家は「両刃の剣」と指摘 【ラバト:本紙】 モロッコでソーシャルネットワークを通して教員雇用に関する闘争のボイコットが再三にわたり呼びかけられていたにも関わらず、教育省の複数の情報筋は土曜(11日)、闘争は概ね肯定的な雰囲気で行われ、多くの教職に就きたいと願う若者や地方公務員が参加したことを明らかにした。 教員の上限年齢を60歳と規定することに関 全文をよむ
■マリ共和国 古代遺跡から略奪された1000にもおよぶ骨董品を回収 【ヌアクショット:本紙】 米国政府は先週、略奪され博物館へ収容されていた1000品にもおよぶ歴史的な骨董品をマリ政府へ返還した。その内には数世紀前にマリを支配していたソンガイ王国やガーナ王国に起源を遡る彫刻が施された石々や数百の骨董品が含まれている。 返還された遺物のなかには900~1700年前の葬儀用陶器や、1100~1400年前の様々な色が施された壺が含まれている。 これに先立ち米国務 全文をよむ
■在モスクワ・シリア大使館が汚職対策をテーマとした会議に参加 【ダマスカス:本紙】 ハッダード大使は、これらのプロセスがシリアの法律あるいは立法体制の発展、経済・行政運営における自動作業の適用に加え、汚職者らに対する問責を通じて実施されたことを示した。さらに同国がこれらの一連の作業のなかで優れた結果を成し遂げたことを明らかにした。 外務省の公式ページによると、ハッダード大使はスピーチの終わりに、多くの国家における開発構造にリスクをもたらし、国民の未来を脅かしている汚 全文をよむ
■在モスクワ・シリア大使館が汚職対策をテーマとした会議に参加 【ダマスカス:本紙】 在モスクワ・シリア大使館が、ベルゴロド州立大学が汚職対策の手段について論議するために開催した集会に参加したことを発表した。 同大使館の公式ページによると、リヤード・ハッダード駐ロシア・シリア大使は同集会において、シリアが2000年以降に汚職との戦いにおいて積み重ねてきた優れた経験について説明した。このイニシアチブは、シリアのバッシャール・アサド大統領が始動し、「汚職との戦い」を含む全 全文をよむ
■イラクの農業を脅かす2つの問題…干ばつと対テロ戦争 ■戦略作物の農地面積縮小は、その不足分を補うための輸入につながる 【バグダード:本紙】 さらに、本紙上の声明において「農業省は元々縮小されていた従来の農地面積をさらに50パーセント縮小することを決定したが、それは国の農産物需要を満たし基礎的な生活必需品を供給するのには不十分な僅かな農地しか残らないことを意味する」と付け加えた。 さらに「3年前までは農業従事者の努力もあり、国の農業はイラクの最も重要な戦略作物で 全文をよむ
■「オミクロン」株によりモロッコ航空のイスラエル直航便の就航が延期 【ラバト:アナトリア通信】 新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン」の拡大により、今後二週間のうちに運航される予定であったモロッコ・イスラエル間の直航便の就航が延期された。 モロッコ航空(ロイヤル・エア・モロッコ)は月曜夜に発表した声明で、同社が12月12日に予定していたカサブランカ-テルアビブ便の就航が、オミクロン株の流行を原因として「無期限に」延期されたと述べた。 この決定は、モ 全文をよむ
■エジプト難民女性の性暴力被害者支援キャンペーン 【カイロ:本紙】 「私はスーダンを通ってエリトリアからエジプトに向かう途中で強姦されました」。 一人のエリトリア難民が、性的あるいは民族的なマイノリティーに属する女性擁護者たちの団体が始動した「壁の外へ」キャンペーンに対し自身の悲劇を語った。またこれと時を同じくし、国連によって「女性に対する暴力を終わらせるために団結する」と題されたキャンペーンが発足した。これは16日間続いたのち、12月10日の世界人権デーを記念しそ 全文をよむ
■ロシアは支援物資をダルアーへ、イラン政府は国連にシリアに対する制裁解除を要請 【通信各社】 イラン特別政治問題担当のアリー・アスガル・ハージー外務大臣上級補佐官は昨日、国連と国際社会が共同で努力することにより、シリアに対する一方的な制裁を解除し、人道状況の改善と避難民の帰郷に必要な措置が講じられることを期待すると表明した。そうした中、ロシア政府からはダルアー郊外のティブナ町の人々に対し、500食分の食事の配給が行われた。 『SANA(シリア国営通信)』によれば、ア 全文をよむ
■現在ベラルーシに取り残されている100人以上のイラク人移民を帰国させる臨時便 【バグダード:本紙】 イラク航空は水曜日、ベラルーシ・ポーランド国境で足止めされた100人以上のイラク人移民を帰還させるためにベラルーシへ出発する予定のフライトに関する新たな情報を明らかにした。同国境地帯では移民たちがヨーロッパへの侵入を試みていることで、彼らと治安部隊の間で対立・衝突が生じている。 同社のスポークスマンを務めるフサイン・ジャリール氏は、「これまでの登録者は300人である 全文をよむ
■本日、アズハル大学は専門性不一致軽減の門戸を閉ざす 【カイロ:シャイマーウ・アブドゥルハーディー】 アズハル大学のメディアセンターは、「本日、日曜日をもって、新入女子学生を対象とした専門性不一致の軽減の門戸を閉ざす」と発表した。 メディアセンターによると、専門性不一致軽減の門戸は、同一学区内で類似専攻の学部や学科への転学部・転学科には制限なく開かれる。さらに別の学区の異なる学科や学部への転学部・転学科も認められるが、居住地の証明書を添付しなければならない。 全文をよむ
■ワクフ:南シナイはモスクの募金箱を撤去した最初の県である 【南シナイ:本紙】 ワクフ省は、南シナイのワクフ部局は、モスクに募金箱を置いていない最初の部局であると述べた。ハーリド・ファウダ南シナイ県知事が、ワクフ省の計画と連携しつつ、県内のモスクの募金箱の撤去を指示したからである。 ワクフ省は声明の中で、同省と南シナイ県が、協力し、連携を続けながら、モスクや、その広場や敷地内にある募金箱に寄せられた寄付金に頼らずに、モスクのあらゆるニーズに対応し続けるとし、南シナイ 全文をよむ
■明日、水曜日に、アズハル大学が専門性不一致軽減のための門戸を開く 【カイロ:シャイマーウ・アブドゥルハーディー】 アズハル大学は、明日、11月10日(水曜日)から次の日曜日にあたる2021年11月14日まで、新入女子学生の専門性不一致の軽減のための門戸を開くと発表した。 同大学メディアセンターによると、専門性不一致の軽減の門戸は、同一学区内で類似専攻の学部や学科への転学部・転学科には制限なく開かれる。さらに別の学区の異なる学部や学科への転学部・転学科も認められるが 全文をよむ
■エジプト:食料価格上昇の波が「貧困層」に押し寄せる 【本紙:ターミル・ヒンダーウィー】 エジプトで食料品を中心に物価上昇が発生し、過去数週間の間で前例がない規模に値上がりしている。この影響は貧困層および中間層の日常食である豆料理にまで及んでおり、これを受けて、多数の代議院議員が説明要求を提出し、政府の市場管理体制の甘さを批判した。他方、政府は食料品価格の上昇は、エジプトが食料必需品の多くの割合を輸入していることから、世界市場を直撃しているインフレーションの影響であると釈明し 全文をよむ
■クッラ・ダーギー事務総長が、マアリブ市を守るための支援を求める:フーシー派が勝利すればあなた方の国は存命しなくなる 【イエメン:本紙】 国際ムスリム学者同盟(IUMS)のアリー・ムフイッディーン・クッラ・ダーギー事務総長は、マアリブ市をフーシー派から守るために、彼が『一陣の風』と呼ぶさまざまな支援を求めた。 クッラ・ダーギー事務総長は、自身のTwitterで「イエメンのマアリブ市を守るために、私達は正式な、メディアでの、そして現地の実情に即した『一陣の風』(支援) 全文をよむ
■アジア大陸の両端にある二か国...シリアと日本の懸け橋 【スプートニク・アラビー】 シリアに来られなかった人のもとへシリアが赴く アターッラー氏は、「東京外国語大学はダマスカスにある『非ネイティブスピーカーのためのアラビア語教育センター』で学んだ日本のアラビア語教育の責任者たちからの素晴らしい評判を聞き、同様のプログラムの協力相手としてシリアを選んだ」と指摘した。同氏はさらに以下のように付言した。「青山教授はシリアの人々がアラビア語を巧みに操ることを知り、そのため 全文をよむ
■レバノン・エネルギー資源相:エジプトとヨルダンからシリアを通じガスと電気の輸入を行う協議が進展中 【諸通信社】 レバノンのワリード・ファイヤード・エネルギー資源大臣は昨日、エジプトおよびヨルダンからシリアを通じてガス・電気を輸入する協定に関して「進展している」と強調した。 ファイヤード氏は同氏がカイロ訪問に際して発し、UAEのウェブサイト「スカイニュース」が掲載した声明の中で、「エジプトおよびヨルダンからのガス・電力の取得に関する議論は進行している」と述べ、レバノ 全文をよむ
■アジア大陸の両端にある二か国...シリアと日本の懸け橋 【スプートニク・アラビー】 アジア大陸の西端・東端の入り口に位置するシリアと日本は、ダマスカスと東京外国語大学を結ぶ教育の懸け橋を創り出すことに成功した。 関連しシリア教育省に属する「非ネイティブスピーカーのためのアラビア語教育センター」は在日シリア大使館による協力のもと、東京外国語大学アラビア語専攻の学生たちに対する遠隔アラビア語教育コースを初めて実施した。 このコースは上級レベルの学生向けのアラ 全文をよむ
■イラク保健省はコロナの新しい波に警鐘を鳴らす 【バグダード:本紙】 イラク保健省は月曜日、世界中で新型コロナウイルスに発生した変異の深刻さと、それらが同国に影響を与える可能性について警鐘を鳴らした。同省はまたワクチン接種の需要の低さと予防対策が順守され続けていないことを批判する一方で、感染者数の増大と医療制度に対する脅威に関する懸念を表明した。 同省は記者会見で次のように述べた。「保健省は複数の委員会と専門家たちを通じて、世界の感染状況を注意深く監視している。過去 全文をよむ
■新たに868人の新型コロナウイルス陽性者と、43人の死亡が記録される 【カイロ:本紙】 ムジャーヒド氏によると、昨日火曜の夕方までにエジプトで記録されたコロナウイルス患者の最新の総数は320,207人であり、そのうち270,193人が回復済み、18,058人が死亡したという。 保健・人口省は、国内のすべての県における準備態勢を強化し、新型コロナウイルスに関する状況を順次フォローし続けており、あらゆう感染症やウイルスに対して必要なすべての予防措置を引き続き講じている 全文をよむ
■新たに868人の新型コロナウイルス陽性者と、43人の死亡が記録される 【カイロ:本紙】 保健・人口省は、新型コロナウイルスから回復した711人が退院したことを発表した。彼らは必要な医療ケアと世界保健機関(WHO)のガイドラインに沿った完全な治療を受けたという。これにより火曜の時点で、新型コロナウイルスからの回復者の合計は270,193人に増加している。 保健・人口大臣補佐官(社会コミュニケーション・啓発担当)であり、同省の公式スポークスマンであるハーリド・ムジャー 全文をよむ
■トルコ傘下の諸派閥によって支配されたアアザーズ市に「一夫多妻制協会」が設立されたとの噂が広がる 【スナック・シリアン・ドットコム】 活動家たちはSNS上で、アレッポ県郊外に位置しトルコの支援を受ける諸派閥の支配下にあるアアザーズ市で、一夫多妻制協会が設立されたというニュースをシェアした。協会の本部を写した複数の写真を伴ったこれらの投稿には多くのコメントがなされており、「それは自然なことである」、「それは男の権利である」、あるいは「女性(特に未亡人)の保護である」といった数件 全文をよむ
■トルコへの密渡航ルートが開かれる。「軍事ルート」および「民間ルート」に数千ドルにおよぶ金額が付けられる 【スナック・シリアン・ドットコム】 密渡航業者たちは密渡航のプロセスとして、シリア国内のいずれかの都市からアレッポ、その後トルコへの輸送、あるいはアレッポ発で直接トルコ行きの輸送といったさまざまな業務を提供する。すなわち、密渡航を望む人はまずはアレッポに向かうのである。その後彼らは密渡航業者たち、あるいは彼らの妻とされる人々が提供する業務にしたがって、トルコへと移されるこ 全文をよむ
■トルコへの密渡航ルートが開かれる。「軍事ルート」および「民間ルート」に数千ドルにおよぶ金額が付けられる 【スナック・シリアン・ドットコム】 SNS上では、密渡航業者による数千ドルの広告を毎日のように目にすることができる。彼らは、さまざまな理由で国を去ることを望むシリア人に対し、ヨーロッパに向けての第一経由地として選ばれることが多いトルコへの密渡航を支援するサービスを有償で提供しているのである。 こうした広告は隠されているわけでもなく、見つけるために長い時間を要する 全文をよむ
■仏当局が新設モスクを閉鎖する措置を開始 【パリ:アナトリア通信】 ダルマナン内務大臣は9月29日の『ル・フィガロ』のインタビューで、2017年以降、公安当局が「イスラーム分離主義との戦いの一環として、24,000件の捜索任務と過激派が訪れる650か所の閉鎖任務」を実施したと述べていた。 ダルマナン氏は前述の礼拝場が「フランス国内の5つの自治体に分散している」と指摘しつつ、「政府はすでにそれらのうち6棟のモスクを閉鎖するために必要な措置を開始した」と述べた。 全文をよむ
■仏当局が新設モスクを閉鎖する措置を開始 【パリ:アナトリア通信】 フランスのサルト県当局はアロンヌ市内のモスクが「過激思想」を擁護しているという口実のもと、これを閉鎖するために必要な措置を開始したことを発表した。 同当局は水曜日の声明でモスクには約300人の礼拝者が訪れており、その中には「過激派イスラーム運動」と関係を持つ、あるいはそれに近い人々が含まれていると主張した。 同声明は前述のモスクがテロ行為、暴力、ヘイト、差別、および「殉教」や「シャリーア」 全文をよむ
エジプト:コプト教皇が神学校の新たな施設をお披露目 ■タワドロス2世による新たな神学校のお披露目について 【カイロ:アミーラ・ヒシャーム】 アレクサンドリア総主教聖マルコ管区総主教(コプト教皇)タワドロス2世は、日曜日(10日)、カイロにあるコプト正教会の神学校(聖ルイス神学校)の付属施設を複数披露した。披露に際して神学校が主催した式典には教会の多くの聖職者らが参加した。 式典では、タワドロス2世と、ハダーイク・クッバ、ワーイリー、アッバースィーヤ教区のマ 全文をよむ
■地方開発大臣:5県で緊急事態のための国内統一ネットワークの実施(2) 【アフマド・ハーミド:本紙】 少将マフムード・シャアラーウィー大臣は、さらに、同ネットワークの導入が、緊急時におけるサービスや設備の提供を管理したり、エジプト各県に何らかの危機が起きた際にこれを統制したりできるようネットワークを万全の状態にしておくというアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領からの指令の一環であると指摘した。また、地方開発省が国防省、内務省、情報・通信技術省、保健・人口省、石油・鉱物資 全文をよむ
■クウェート、在カイロ大使館において自国民女性との間で生じた対立を理由にエジプト人職員の追放を要求 【本紙】 クウェート国民は自国の内務大臣に、在カイロ・クウェート大使館に勤務するエジプト人職員を追放するよう求めた。これは、同職員と大使館内にサービスを受けに来た女性市民との間に対立が生じたことによる。 活動家たちはSNS上にビデオクリップをシェアしあった。これには大使館内で座っている男性が、「自国(クウェート)の大使館は自分を支援する権限が与えられている」と叫ぶクウ 全文をよむ
■地方開発大臣:5県で緊急事態のための国内統一ネットワークの実施(1) 【アフマド・ハーミド:本紙】 少将マフムード・シャアラーウィー地方開発大臣は、公共安全ネットワークがポート・サイド県で試験的に実施される可能性があり、さらに今後、全ての県での普及に向けて、イスマイリヤ県やスエズ県、ルクソール県、南シナイ県の各県で試験的に実施される予定であることを確認した。同ネットワークは緊急時のサービス及び設備の提供と危機の封じ込めを迅速に行い、最短で完全かつ高効率で管理するためのもので 全文をよむ
■国境なき医師団「シリア北部の水危機は壊滅的」 【ベイルート:本紙】 この事態は、主に同様の活動に対する資金提供の減少に起因するものである。現在、上下水サービス・衛生サービスの提供活動に費やされている資金は、シリア全土における人道支援予算のわずか4パーセントを占めるにすぎず、2020年に同活動に費やされた額の3分の1未満である。 シリア北西部におけるこの資金削減により、多数の組織が多くのキャンプでトラックによる給水活動を停止することを決定した。複数の地域は同様のサー 全文をよむ
■国境なき医師団「シリア北部の水危機は壊滅的」 【ベイルート:本紙】 国境なき医師団はシリア北部で発生している水危機について警告した。同組織によると、同地域ではここ数か月の間、清潔な水へのアクセス制限の度合いが危険な水準に達しているという。 同組織はシリア戦争が水・下水道インフラの破壊を引き起こしたとみなし、そのほとんどが避難民である300万人以上の人々が水不足の危機に苦しんでいることを明らかにした。 同組織のシリア北西部衛生啓発部長であるイブラーヒーム・ 全文をよむ
■スーダンは装甲車部隊の将校らによって行われた「クーデターの試み」を阻止 【n.p.:本紙】 スーダン軍の最高司令官の広報担当顧問は装甲車部隊の将校らによる権力掌握のためのクーデターの試みを阻止したことを発表した。一方、「アナトリア通信」は軍の情報筋の話として、40人の将校がクーデターの試みに関与したとして逮捕されたと伝えた。 スーダン国営通信(SUNA)は、「クーデターの試みに参加した全員が逮捕され、取り調べが始まった」と発表した。 SUNAは「治安当局 全文をよむ
■イラク保健当局はコロナの第4波を避けるため、ワクチンに頼る 【バグダード:本紙】 ファラーフ氏は国民に対して、「特に流行性・呼吸器系の病気が流行する冬に近づいている現在、予防対策、ソーシャルディスタンス、マスクの着用を遵守するよう」呼びかけ、「イラクでは過去数日間で、ワクチン接種者の増加に伴って感染者の数が減少しており、死者数と重症者数も少なくなっている」と示した。そして、「イラクが第3波のピークとその危険性から抜け出し、現行の感染状況が安定しているという状況において、我々 全文をよむ
■イラク保健当局はコロナの第4波を避けるため、ワクチンに頼る 【バグダード:本紙】 イラク保健省は月曜日、コロナの第4波による影響を避けるため、今年の終わりまでに2000万人にワクチン接種を完了させる計画を発表した。同省はまた、(計画の)対象となっているグループの中でワクチン接種を終えた人の割合は、現時点で18%に達していると指摘した。 イラク国営通信によると、保健・環境省の医療情報支援チームのメンバーであるルバー・ファラーフ氏は、「保健省が求める接種率の数字に達す 全文をよむ
■現在、イラン製重油は無料で配布されている。ガソリンは火曜日にガソリンスタンドで利用可能となる。 【本紙】 バアルベックにあるアマーナ・ガソリンスタンド社は、事前に決められた団体に対しイラン製重油の無料かつ独占的な配布を開始した。ビカーア(ベカー)燃料局の局長であるマーリク・ヤーギー氏は「政府系病院は、月に30,000リットル受け取り、それは週ごとの割り当て量に分割される。また水道公局は7,500リットルを受け取り、民間防衛消防隊は車両1台当たり600リットルを受け取ることが 全文をよむ
■ガソリン補助金継続、ディーゼル補助金解除、供給は金曜の朝に再開 【ベイルート:本紙】 9月17日(金)より石油輸入企業は、これまで石油総局の決定によって停止されていたガソリンスタンドへのディーゼルとガソリンの供給を再開する。石油総局は金曜の朝に配布される予定の新しい価格表に従い、供給を再開することを決定した。 石油総局は1ドル8,000リラの為替価格に基づいてガソリンの価格を設定する点で、レバノン銀行と合意したことを認めた。つまり、ガソリンは9月末まで補助を受け続 全文をよむ
■首都の通りや広場の交通渋滞が高速道路上の交通を停滞させる 【カイロ:本紙】 水曜日の朝、カイロの多くの通りや広場で大規模な交通渋滞が観測された。 カターミーヤからヒルワーンおよびサイーダ・アーイシャに続く高速道路では30分以上にわたって交通の停滞が起き、その結果多くの交通誘導員が配備される事態となった。交通渋滞はサラーフ・サーリムにおいて都心方面に向けて発生し、空港あるいはミスル・ジャディーダとナースィル(ナセル)・シティ方面に向けては流動性が確認された。 全文をよむ
■ガソリンスタンドの閉鎖に関する公式の決定は出されず。:しかしガソリン不足の現状はそれを自動的にもたらす 【ベイルート:本紙】 ガソリンスタンドの閉鎖はレバノンの日常風景に付随する特徴となった。今となってはガソリンを充填することのできるガソリンスタンドを探すことは不可能な作業となっている。 しかしこれがもたらす最悪の影響とは、医療従事者たちが病院や医療センターへ移動するうえでの障害となることである。 ガソリンスタンド所有者組合のメンバーであるジョージ・バラ 全文をよむ
■タイムズ紙:UAEは休日を金曜日・土曜日から土曜日・日曜日へと変更することを検討している 【ロンドン:本紙】 金曜日はイスラーム教徒にとって礼拝と家族団らんのための休日とみなされており、公務員は半日働く一方、民間企業の労働者は終日休みという考えがある。 ハビーブ・ムッラー弁護士は、一部の人々によってイスラーム的アイデンティティへの影響が懸念されるなか、「私はそうなるとは考えておらず、UAEは絶妙で良いバランスの形成を試みていると思う」と述べた。 しかしU 全文をよむ
■タイムズ紙:UAEは休日を金曜日・土曜日から土曜日・日曜日へと変更することを検討している 【ロンドン:本紙】 イギリスのタイムズ紙は、UAE(アラブ首長国連邦)が、世界市場と日付を一致させるために、法定休日を金曜日・土曜日から土曜日・日曜日へと移行させるよう検討していることをめぐり、SNS上で巻き起こった議論について報じた。同様に、一部の人々は同様の決定が同国のイスラーム的アイデンティティに影響を与えるのではないかと警戒しているという。 同紙によると、週の労働日を 全文をよむ
■パレスチナの囚人たちに向けられている容疑とは? 【本紙】 イスラエル警察は「破壊」作戦を計画したとして、15年におよぶ禁錮刑を言い渡され、その後再逮捕された囚人たちに対する起訴状を準備している。また彼らは、その他の囚人の脱走をほう助した罪に関して、禁錮20年の刑を言い渡されている。 ヘブライ語新聞であるハアレツ紙は「イスラエル警察の決定は、囚人たちが脱走後に作戦を実行しようとしていたという事実に基づいている」と報じた。 一方、再逮捕されたザカリヤー・ズバ 全文をよむ
■ユニセフ:イラクの児童の半数以上は十分な水を得られていない 【バグダード:本紙】 国際連合児童基金「ユニセフ」は発行した報告の中で、イラクの子どもの半数以上が十分に水を得ていないことを明らかにし、同国における多くの学校が水道サービスを欠いていることを記録した。 国連の報告によると「イラクでは約5人に3人の子どもが安全な水へのアクセスを得られていない」という。 同報告は「イラクでは半数以下の学校が水道サービスを得られているにすぎず、それにより児童たちの健康 全文をよむ
■エジプトで215,000人の学生が全国統一試験に関して不満を述べ、自殺者は7人に増加 【カイロ:本紙】 教育・技術教育省は、第1日程の試験で2科目以下の落第となった者のみに対し受験が許可され、これらの学生は第2日程においてのみ合格点に到達できることを明らかにした。 同省は加えて、正当な理由で第1日程の試験を見送った学生は第2日程での受験が許可されていると説明した。正当な、もしくは病気による原因で第1日程の試験における全科目の受験を見送ったグループの学生たちは、各科 全文をよむ
■エジプトで215,000人の学生が全国統一試験に関して不満を述べ、自殺者は7人に増加 【カイロ:本紙】 さらに昨朝、数十人の高校生たち、特に落第した学生たちが保護者とともに教育省の前に集まり、統一試験の結果に異議を唱えた。 学生たちは、落第した科目数に関係なく新たな日程の追試を実施することや再度採点を行うことなど、いくつかの要求を掲げた。またアブドゥルファッターフ・シーシー大統領に、新しい方式の試験の運用を中止するために介入するように求めた。 教育省では 全文をよむ
■エジプトで215,000人の学生が全国統一試験に関して不満を述べ、自殺者は7人に増加 【カイロ:本紙】 エジプトでは、学生たちが試験で獲得した平均成績の低下に加えて、前年と比べ合格率が低下し、高校の全国統一試験の結果に関する危機が依然として続いている。 新たな試験方式「バーバル・シート(マークシート)」が今学期から導入されるなか、試験結果、合格率の低下および前年と比較した学生たちによる得点率の低下が発表されたことにより、論争が広がった。 ターリク・シャウ 全文をよむ
■視覚障碍者への支援を目的としたヘルワン大学工学部の学生たちによるプロジェクト 【カイロ:アル・ワタン(エジプト)】 卒業プロジェクトチームによると、「メガネ」は、ある人に出会って認識した際、その人の写真を撮り、メガネをかけている人との距離を計測する。また25センチ以内の距離にあらゆる障害物が存在する際に警告を行うだけでなく、椅子やベッドなど、我々の身の回りに存在している90種類もの物品を認識することが可能なのだという。また「メガネ」によって、視力を失った人も本の写真を撮り、 全文をよむ
■視覚障碍者への支援を目的としたヘルワン大学工学部の学生たちによるプロジェクト 【カイロ:アル・ワタン(エジプト)】 ヘルワン大学工学部の学生たちは、アメリカのヘレン・ケラー夫人から着想を得た卒業プロジェクト「目が見えない人々のための眼鏡」を発表した。彼女は幼少期に視覚機能を失ったにもかかわらず、法律業や執筆業に携わることを望んだ。また視覚障碍者向けの眼鏡の開発に尽力することで、多くの人々にとっての礎を築いた。 その計画はマージド・ナジュム博士および工学部の学部長代 全文をよむ
■オマーンが全国水素同盟を設立する 【本紙】 同同盟はオマーンのエネルギー・鉱物省が指揮を執り、オマーン石油開発未来エネルギー部門によるサポートのもと、公共事業統制機構(APSR)、オマーン石油開発、オマーンエネルギー開発(EDO)、OQグループ、オマーン液化天然ガス(Oman LNG)、bpオマーン、オマーン・シェル、オマーン・トタル・エナジーズ、スルタン・カーブース大学、ドイツ工科大学(GUtech)、ソハール港、ドゥクム港が参加する。 エネルギー・鉱物省のサー 全文をよむ
■オマーンが全国水素同盟を設立する 【本紙】 オマーンは木曜(12日)、国内の水素エネルギー社会化を推し進めるため、全国水素同盟を設立すると発表した。 国営オマーン通信が報じたところによると今日、「HY-FLY(ハイ・フライ)」と名付けられた全国水素同盟を発足させるための合意が、オマーン石油開発(PDO)人材開発センターで結ばれた。この同盟は、クリーンな水素の生産および使用を発展させてゆくプランにおいてオマーンが確固たる地位を確立することを目的とし、同国のエネルギー 全文をよむ
■インサイド・アラビア:かくしてオマーンは地域内で独自のモデルを提示する 【ロンドン:本紙】 「ブリティッシュ・ペトロリアム(BP)」社が2021年に発行したレポートは、オマーンが15年以内に国内の石油供給量を、18年以内に液化天然ガスの供給量を使い果たすだろうと指摘している。 オマーンが残存している化石燃料の最大限の活用を実現するため尽力しているなか、オマーンLNG社が観光アピール地域としてのカルハットに融資を行うことは、経済の多角化に向けた新たなプロセスを示して 全文をよむ
■インサイド・アラビア:かくしてオマーンは地域内で独自のモデルを提示する 【ロンドン:本紙】 2018年にオマーンは、UNESCOからカルハットの歴史的重要性を公式に承認された。同年、UNESCOはこの都市を世界遺産リストに追加したのである。この決定の理由としては「カルハットがホルムズ王国に関する独自の証言を提供していること」と、「カルハットの都市計画と発掘された建造物がホルムズ王国に特有の特徴・特性を見せており、古代遺跡がその完璧な表現となっていること」が挙げられた。 全文をよむ
■インサイド・アラビア:かくしてオマーンは地域内で独自のモデルを提示する 【ロンドン:本紙】 過去には、カルハットの遺跡はオマーンLNG社の商業活動に対し魅力的な展望を持つ環境を提供してきた。しかし、オマーン遺産・観光省とオマーンLNG社の合意により、遺跡とそのもっとも裕福な借り手の間の関係性が再構成されることになる。 国営オマーン通信社の報道はこの合意を「遺産部門と民間部門の連携強化のモデル」と、オマーンLNG社とオマーン国の関係を過小評価する記述によって表現した 全文をよむ
■インサイド・アラビア:かくしてオマーンは地域内で独自のモデルを提示する 【ロンドン:本紙】 学者たちも1000年近く前からカルハットの重要性を認めている。アラブの地図学者、ムハンマド・イドリースィーは12世紀にカルハットを観察した。イブン・ムジャーウィルは13世紀に、頻繁に引用される自身の旅行記の中でカルハットの特徴的な要塞を描いた。著名なマグリブのベルベル人旅行家イブン・バットゥータでさえ、1331年にカルハットを訪問した後、著書「旅行記」の中で「素晴らしいカルハット市場 全文をよむ
■インサイド・アラビア:かくしてオマーンは地域内で独自のモデルを提示する 【ロンドン:本紙】 筆者によると、カルハット再生のスケジュールは明らかになっていないが、オマーン遺産・観光省は、これらプロジェクトの予算として311,000オマーンリヤル(800,000米ドル相当)を割り当てた。 カルハットはオマーン湾に面しつつスール市の北部に位置しており、オマーン遺産・観光省が出版した史跡に関する小冊子の表現によれば、いわば「オマーン・スルタン国にとって最初の伝説的な都」で 全文をよむ
■インサイド・アラビア:かくしてオマーンは地域内で独自のモデルを提示する 【ロンドン:本紙】 ウェブサイト「インサイド・アラビア」は、オースティン・ボデッティ氏による記事を通じて以下のように述べた。「大多数の湾岸諸国が国家予算の石油依存からの脱却に取り組むなか、オマーンは経済の多角化を達成するために独自の道を拓いている。その例として、同国は史跡の開発や観光誘致に向けた融資のために石油備蓄を活用する予定である」。 筆者によると、この戦略は、サウジアラビアやアラブ首長国 全文をよむ
■太陽光エネルギー...シリアの市場が戦争成金に新たな扉を開く 【本紙】 ラッイス氏は加えて、政府支配地域において「代替エネルギー」の分野で事業を行なっている会社は、依然としてほとんどが単純なものであると述べた。 一方代替エネルギーの発電装置が中国で製造されていることから、政府はあらゆる中国製品の輸入を奨励している。このことは去る7月半ばに中国の王毅外交部長がダマスカスを訪問して以降顕著となったが、中国政府がシリアに対する警戒を解き、複数の大規模プロジェクトに投資す 全文をよむ
■太陽光エネルギー...シリアの市場が戦争成金に新たな扉を開く 【本紙】 本紙の複数の情報筋は、利潤を生み出すのが常であるあらゆる商品のビジネスを行なうという観点から見ると、たとえそれが(とりわけ24時間常に電力を要する産業界にとっては)有益なものではなかったとしても、この決定が承認された場合、当該決定は代替エネルギーのビジネス・プロジェクトにおけるアサドの子分となっている戦争成金らの存在を暗示していることは否定できないという。 また、ダマスカスの複数の情報筋による 全文をよむ
■太陽光エネルギー...シリアの市場が戦争成金に新たな扉を開く 【本紙】 シリア政府は最近、代替エネルギー(太陽光)に価値を見出している。停電の結果として直面している様々な批判の圧力を軽減する解決策になり得、さらには輸入する発電装置へ課す税金によって国庫を潤す有望な機会になり得る、との思惑からである。 電力の状況が近いうちに改善することはないだろうという社会通念のもと、政府支配地域の可能な住民は(家庭内の電力を)代替エネルギーに頼っているが、収入水準や失われていく購 全文をよむ
■厳しい措置下で…アルジェリア人がモスクでのイード・アドハーの礼拝を再開する 【アルジェ:アナトリア通信】 アルジェリア人たちは昨年、特別な状況のなかでイード・アドハーを迎えた。 当局がコロナウイルス蔓延を理由にモスクでのイードの礼拝を禁じたため、礼拝は各自宅で行われた。一方、前回のイード・フィトルの礼拝はモスクで行われた。 市民のターヒル・ヒムスィー氏は「今年のイード・アドハーはコロナウイルスの蔓延により特別な状況でやってきた」と述べ、以下のように加えた 全文をよむ
■厳しい措置下で…アルジェリア人がモスクでのイード・アドハーの礼拝を再開する 【アルジェ:アナトリア通信】 モスクにおけるイード・アドハーの礼拝が火曜日に再開されたにもかかわらず、アルジェリアの礼拝者たちはコロナウイルスの蔓延を防ぐための厳しい暫定措置のなかで例外的な雰囲気を経験した。昨年と異なり、礼拝者たちは全国のモスクにおけるイード・アドハーの礼拝を認められていた。 アナトリア通信の特派員らは、礼拝者らがアルジェ市内でモスク巡礼を行う際、(社会的)距離の尊重、マ 全文をよむ
■欧州司法裁判所:職場でのスカーフ着用禁止は差別ではない 【ルクセンブルク:アナトリア通信】 ルクセンブルクに拠点をもつ欧州司法裁判所は「職場でイスラーム的スカーフ(ヒジャーブ)の着用を禁止することは差別ではない」との判決を下した。 同裁判所は金曜日の声明の中で、「反対に、スカーフの着用を禁止することは社会的衝突を防止しうる」と強調した。 同裁判所はまた、「政治的、哲学的、宗教的信念を見える形で表現するものの着用を禁止することは、顧客に対し中立的であるとい 全文をよむ
■スペインへのアルジェリア人不法移民はモロッコを経由しており、スペイン政府内ではこれが緊張の要因へ変化することへの懸念が生じる 【ロンドン:本紙】 スペインの海岸に向かうアルジェリア人移民はモロッコを経由し、マドリード政府の懸念材料へと転化した。またこのマグレブの国が目下経験している民衆運動を考慮すると、現象の深刻化が懸念される。 2021年上半期に記録された移民統計は、4,005人のアルジェリア人移民が移民ボートでスペイン南部、特に「アルメリア」地方の海岸に到着し 全文をよむ
■エジプトにおける高校のアラビア語試験:批判と噂と「牛乳」の複数形 【カイロ:本紙】 公立高校におけるアラビア語試験の設問の難易度と解答時間の不足は、エジプトで広い範囲にわたる論争を引き起こした。 エジプト教育省が高校の試験を記述式問題と選択式問題を組み合わせた従来の方法ではなく、選択式「マークシート」方式で実施したのは今回が初めてであった。 設問それ自体の内容、またメディアにおいて「タブレット」方式として知られている新しい教育方式が、暗記ではなくカリキュ 全文をよむ
■エジプトの元ムフティー(最高イスラーム法官)が物議を醸す声明のため国際ムスリム・ウラマー連盟から除名される 【カイロ:本紙】 国際ムスリム・ウラマー連盟理事会は、物議を醸す発言をしたとしてアリー・ゴマア元ムフティーを連盟から除名することを決定した。 同連盟理事会の役員ワスフィー・アブー・ザイド氏が昨日のテレビ声明において明らかにしたところによると、今年5月末に開かれた理事会の会合で、役員らはゴマア氏の除名を全会一致で決定したという。 同氏は、ゴマア氏が連 全文をよむ
■政府系夕刊紙が印刷を廃止し、エジプトで怒りをかき立てる 【カイロ:本紙】 同機構は2021年7月1日より、基本給とは別に175ポンドの財政援助のカテゴリーによる月次報酬金を国民報道機構の従業員に与えることを承認した。加えてサーリフ・アブドウッサミーウ・サーリヒー氏が、定年となるリフアト・ラシャート氏の代わりに記者からアフバール・ヤウムの選任理事のメンバーに昇任した。またアイマン・マフムード・カーディー氏が、死去したカースィム・ムハンマド・アワド氏の後任として、中東通信社編集 全文をよむ
■政府系夕刊紙が印刷を廃止し、エジプトで怒りをかき立てる 【カイロ:本紙】 エジプト政府系の複数夕刊紙は創刊から65年後、発行物の印刷を停止した。国民報道機構は、アフラーム発行の「夕刊アフラーム」紙、アフバール・ヤウム発行の「夕刊アフバール」紙、ダール・タフリール発行の「マサー」紙の電子版への切り替えの承認を発表し、報道関係者らの怒りをかき立てた。 マサー紙は政府系新聞であり、エジプト初の夕刊紙とみなされている。同紙はタフリール出版印刷協会に属しており、その創刊は1 全文をよむ
■複数の人権団体:エジプト国家は組織的に被拘留者を拷問している 【カイロ:本紙】 エジプトの複数の人権団体が、毎年6月26日にあたる「拷問の犠牲者を支援する国際デー」と連動して、エジプトで行われている拷問の慣行に焦点をあてた。 国連拷問禁止委員会の説明によると、エジプトの5つの人権団体は先週土曜日(6月26日)に出された共同声明のなかで、エジプトにおける拷問はエジプト国家が囚人に対して行っている組織的慣行であることを明らかにした。 同声明に署名した組織のリ 全文をよむ
■モロッコが世界民主主義指数においてマグリブ諸国で首位 【ラバト:本紙】 「ロンドン経済平和研究所」が発行した報告書によると、モロッコは世界民主主義指数でマグリブ諸国の首位に立ち、アラブ世界では第6位にランクインした。世界170カ国中第79位と評価され、「混合政治体制」に分類された。 チュニジアが世界第98位で、マグリブ諸国では第2位だった。モーリタニア(第118位)、アルジェリア(第120位)がそれに続き、リビアがマグリブ諸国の最下位で、世界第156位だった。 全文をよむ
■燃料危機のため…レバノンのエネルギー大臣が「車以外」の利用を呼びかけ、議論を引き起こす 【ベイルート:本紙】 暫定政府のレイモンド・ガジャルエネルギー大臣が「20万レバノン・ポンドのガソリン缶の代金を支払うことができない者は車の使用をやめ、他の物を使うだろう」と国会で発言したこと対して釈明を行ったが、レバノンの多くの活動家たちは納得しなかった。 また、エネルギー大臣が何なのか明言しなかったこの「他の物」という発言を受けて、人々は移動のための燃料を必要としない「ロバ 全文をよむ
■ガザ地区の子供たちは戦争のトラウマから抜け出し、お絵描きや夏の遊びによって夜の恐怖やパニックに立ち向かう 【ガザ:本紙】 カードゲーム、フェイスペイント、校庭での遊び、、、これらはガザに住み、サマーキャンプに参加した幼い数千人もの子どもたちが行っている遊びの例だ。このキャンプの目的は、昨今の(イスラエルによる)侵略によってもたらされた、彼らの苦難や精神的ストレスを緩和することである。こうしたストレスは、今なお彼らの行動を蝕んでいる。 子どもたちが受けた戦争の精神的 全文をよむ
■63の人権団体はエジプト政府に人権活動家と平和的抗議者の弾圧を止めるよう要求 【カイロ:本紙】 63の国内及び国際的人権団体は昨日火曜の声明において、アブドゥルファッターフ・シーシー大統領を含むエジプト当局に対し、独立人権団体と全ての平和的な抗議主体に当局が仕掛けている全面的な弾圧キャンペーンを終わらせるための早急な措置を講じることを要求した。声明に署名した団体の中にはアムネスティ・インターナショナル、ヒューマン・ライツ・ウォッチ、カイロ人権調査センター、エジプト人権・自由 全文をよむ
■ほとんどの参加者は傭兵…ハフタル司令官の部隊の軍事航空ショーで航空機が墜落、パイロット1人が死亡(写真) 【クドス・アラビー】 リビアの複数のメディア・レポートによると、本日土曜日にベンガジ市で行われたハリーファ・ハフタル司令官の部隊(正式名はリビア国民軍)の軍事航空ショーに同司令官が出席するなか、MiG-21戦闘機が墜落し、パイロット1名が死亡したと報じた。 ハフタル司令官の部隊のアフマド・ミスマーリー報道官は昨日金曜日の記者会見で、今日土曜日に「近年のリビアで 全文をよむ
■「ハアレツ紙」が、同国の戦闘機によって殺害されたガザ地区の67人の子どもの写真を掲載 【ナザレ:本紙】 ≪あるイスラエル人パイロットの告白≫ 「ハアレツ紙」は報道の中で、イスラエルの戦闘機パイロットの言葉として「ガザ地区への攻撃の中で行われた高層マンションの破壊は、同地区からのサイル発射阻止に失敗した後の『軍の鬱憤を晴らす方法』だった」と伝えた。これは、イスラエルの(放送局)「チャンネル12」が行なった、多数のイスラエル人パイロットとの対話の中での発言だ。彼らはガ 全文をよむ
■「ハアレツ紙」が、同国の戦闘機によって殺害されたガザ地区の67人の子どもの写真を掲載 【ナザレ:本紙】 「ハアレツ紙」のこの報道は、イスラエルの戦闘機によって殺害されたパレスチナの子どもたちの悲劇とはいかなるものか、その実例を提示している。ハマーダくん(13才)とアンマールくん(10才)は下校していた。ヤヒヤーくん(13才)はアイスクリームを買いに出かけていた。またアミーラちゃん(6才)、イスラームくん(8才)、ムハンマドくん(9ヶ月)の遺体は、自宅の瓦礫の下で発見された。 全文をよむ
■「ハアレツ紙」が、同国の戦闘機によって殺害されたガザ地区の67人の子どもの写真を掲載 【ナザレ:本紙】 イスラエルの「ハアレツ紙」は昨日水曜日(26日)、イスラエルのメディアとしては異例とも言える動きを見せた。直近のイスラエルによるガザ地区への攻撃で犠牲となったパレスチナの子どもたちの写真を掲載したのである。 同紙は、イスラエルの公式見解に与するいくつかの悪質な報道に関わっていたが、一面の見出しには「ガザで殺された67人の子どもたち...これが戦争の代償だ」と書か 全文をよむ
■アブー・トゥリーカ「パレスチナはアラブ民族の誉である..これを見捨てる者は神に見捨てられる」 【ロンドン:本紙】 アル・アフリー(アハリ)SCの英雄であるムハンマド・アブー・トゥリーカ氏は、イスラエル占領軍に対する歴史的闘争のなかで、パレスチナ人民への完全な支持を示すことにより、自身の勇敢な政治的スタンスを想起させた。これに先立ち占領軍は、アクサー・モスクにおいてエルサレム市民たちや礼拝者たちに対し攻撃を行い、「シェイフ・ジャッラーフ」地区から複数のパレスチナ人家庭を立ち退 全文をよむ
■アズハル観測所:2580人以上の入植者が4月に「アクサー・モスク」に侵入した 【本紙:シャイマー・アブドゥルハーディー】 アズハル対過激派観測所は、シオニストによる神聖なるアクサー・モスクへの侵入に関する月間報告を発表した。観測所は、占領警察による厳重な警備のもと2580人以上の入植者が4月に「アクサー・モスク」に侵入したことを確認した。 4月はシオニストによる数々の卑劣な襲撃があり、今年の初め以来、アクサー・モスクの神聖さへの冒涜が最多の月となった。侵害は、過越 全文をよむ
■シーシー大統領は「女性器割礼」に対するより厳しい罰則を承認する 【本紙】 エジプトのアブドゥルファッターフ・シーシー大統領は、女性器割礼の罪に対するより厳しい罰則に関する代議院の改正法案を承認した。 ウェブサイト「RT」が掲載した内容によると、新たな改正法は以下のように定めている。「外性器の部位を部分的に、または完全に切除することによって女性器割礼を行った者、あるいはこれらの器官に損害を与えた者は、5年以上の懲役に処せられる。この行為から恒久的な障害が生じた場合、 全文をよむ
■エルサレム、イスラエル占領軍との衝突において6名のパレスチナ人が負傷 【エルサレム:本紙】 6名のパレスチナ人青年が金曜夜、占領下のエルサレムにおけるイスラエル占領軍との衝突において負傷した。 パレスチナ赤新月社(非政府系)は声明の中で、エルサレム旧市街における占領軍との衝突により6名のパレスチナ人が負傷したと明らかにした。 また声明は詳細を述べず、「負傷者6人のうち2人は治療を受けるためマカースィド病院(エルサレムにある)に移送された」とした。 全文をよむ
■モースルの人々はヌーリー・モスクの新しい設計に対し慎重な姿勢を示す 【バグダード:本紙】 モースル市の住人は、モースルの西側の中央、旧市街に位置するヌーリー・モスクのハドバーウ(湾曲)・ミナレット建設のために「ユネスコ」が示した設計に対し怒りを表明した。 ユネスコは、同組織が開催した(ヌーリー・モスク再建の設計)コンテストにおいてエジプトのチームが優勝したことを発表し、そのことがモースルの人々の怒りをかき立てた。なぜなら、(優勝したエジプトチームの設計が)旧市街の 全文をよむ
■エコノミスト誌:ラマダーンの始まりと共に飢餓の亡霊が紛争地域から湾岸諸国に至るアラブ諸国に訪れている 【ロンドン:本紙】 ベイルート・アメリカン大学の推計によると、スープやサラダ、チキンを含む主食からなる簡素なイフタールを毎日提供するためには675,000レバノン・ポンドが必要になる。これは最低月給の2.5倍の額に相当する。レバノンの商店では、軍の警備のもとで店が配給していた食用油などの支援物資の入手をめぐって口論する様子も見受けられた。4月14日には食料の配給所で男性一名 全文をよむ
■エコノミスト誌:ラマダーンの始まりと共に飢餓の亡霊が紛争地域から湾岸諸国に至るアラブ諸国に訪れている 【ロンドン:本紙】 国連はイエメンに飢餓が近づいていると推測している。複数の国際支援団体も、限られた予算を理由に割当額の削減を決定した。また両国においては燃料も値上がりを見せている。肉は多くのシリア人にとって手に入らない贅沢品となり、やがてヨーグルトや果物もそうなるだろう。カロリーの源であるパンはもはや食事のお供ではない、なぜならパンそのものが食事となってしまったからだ。政 全文をよむ
■エコノミスト誌:ラマダーンの始まりと共に飢餓の亡霊が紛争地域から湾岸諸国に至るアラブ諸国に訪れている 【ロンドン:本紙】 「エコノミスト」誌に掲載された「イード、断食、そして飢饉:アラブ諸国の政府が食料安全保障を懸念」と題する記事のなかで、「昨年新型コロナウイルスによってラマダーン月の祝祭が縮小させられた。今年の複数のアラブ諸国における規制緩和に伴い、家族たちはラマダーンの雰囲気や儀式を楽しみにしている」と述べられた。しかし、彼らの多くは食卓上に食事を確保するのに苦心してい 全文をよむ
■イエメン:ラマダーンは過酷な戦争の状況下において、高額の必需品により大多数の人々に負担を負わせている 【タイズ:本紙】 イエメンにおける聖ラマダーン月は、2014年の終わりから続く内戦状態による物価高や給料の減額、また一年近くに渡る給料の未払いに苦しむ大多数の単純労働者の肩に重くのしかかっている。 火曜に始まったラマダーン月を迎えるに相応しい経済力や生活の能力の欠如は、イエメン人の苦難と嘆きを増大させた。ラマダーン月は、それに結びついたイエメンの習慣と伝統が根付く 全文をよむ
■モロッコ:政府がラマダン月中の夜間外出禁止を決定、国民の間に怒りの波紋広がる 【ラバト:本紙】 モロッコ当局が先日下した決定に対し、モロッコ国民からは「困難であり受け入れがたい」との声が上がっている。当局が、4月13日から5月13日までのラマダン月における夜間外出禁止の制限強化を承認したためである。 モロッコ政府はこの措置の背景で、「COVID-19」感染拡大に歯止めをかけることを目指している。公式の声明は「来るラマダン月の第一日目より、特例を除き全国レベルで毎日 全文をよむ
■初めて:湾岸諸国のユダヤ人団体がホロコーストの記念式典を挙行(2) 【ナザレ:本紙】 また、UAEユダヤ人委員会は一昨日、「文明の道博物館」と協賛で、(エジプト人医師)ムハンマド・ハルミー博士、故モロッコ国王ムハンマド6世、アルジェリア出身のイマームなど、ナチスの迫害からユダヤ人を救ったアラブの「戦士たち」の物語展を開催した。 i24チャンネルは、「アブダビ南部の「ザフラ」米空軍基地で昨日、基地周辺にホロコーストの犠牲者を追悼するためのランニングコースが設置され、 全文をよむ
■初めて:湾岸諸国のユダヤ人団体がホロコーストの記念式典を挙行(1) 【ナザレ:本紙】 在テルアビブUAE大使館は昨日、「殉教者と英雄の追悼の日(ヨムハショア)」と呼ばれる記念日に際して、イスラエルにホロコーストの犠牲者への哀悼の意を表した。 一方、UAEとバーレーンのユダヤ人団体も昨日、「湾岸ユダヤ人コミュニティー協会(AGJC)」が主催するプログラムの一環としてホロコーストを記念する式典を挙行した。AGJCは湾岸諸国のすべてのユダヤ人団体をまとめる協会で、プログ 全文をよむ
■バラーカ原子力発電所が商業運用を開始する 【諸紙】 アラブ首長国連邦原子力機構は昨年12月、バラーカ平和的原子力発電所の運用とメンテナンスを担当する傘下のナワー・エネルギー社の成功を発表した。それはバラーカの第一発電所が2021年初頭、商業運用に向けた準備を行っている段階で、その(電力)生産能力が100%に達したという新たな功績の実現に関するものだった。 この功績は、バラーカの第一原子力発電所が1400メガワットを生産することを意味し、これにより同発電所はアラブ首 全文をよむ
■バラーカ原子力発電所が商業運用を開始する 【諸紙】 アラブ首長国連邦軍副最高司令官を務めるムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーンアブダビ首長国皇太子が火曜日、平和的原子力エネルギーを用いた「バラーカ」発電所の初の商業運用を開始したと発表した。 ムハンマド・ビン・ザーイド皇太子は自身のツイートのなかで以下のように述べた。「神のおかげで、我々の功績は50周年を迎えるまで継続することができた。バラーカ平和的原子力発電所は本日、初の商業運用を開始する」。 全文をよむ
■ダマスカスの病院はコロナ患者であふれかえっており、長蛇の待機列によって数千人の命が脅かされている 【ダマスカス:本紙、諸通信社】 ダマスカスの医療関係者筋は昨日、本紙に対し、「病院の状況がますます悪化してきており、病院の収容能力が欠けている」ことを明らかにした。また「(この状態は)患者にとっての大惨事であり、医者たちが以前よりもキャパシティが低下していると述べている」と明らかにしたほか、「ここではとりわけ集中治療を必要とするコロナ患者について述べている」と付け加えた。 全文をよむ
■ダマスカスの病院はコロナ患者であふれかえっており、長蛇の待機列によって数千人の命が脅かされている 【ダマスカス:本紙、諸通信社】 ダマスカス最大の病院の一つでの救急外来の内部で、コロナウイルスによって疲弊した一人の年老いた女性が呻いている。昨今のコロナウイルス感染者の激増にともないシリア首都の諸病院が経験している前例のない圧力のなかで、集中治療室の病床が空くのを待っているのである。 医師のアスマー・スィブニー氏(26歳)は呼吸に困難をもつ同女性患者へ優先的な治療を 全文をよむ
■カイロ、「王のミイラパレード」へ向け装飾を行う 【カイロ】 古代エジプトの王や女王22体を移送する「王のミイラパレード」と題した前例のない荘厳な行進を迎え入れるため、土曜にカイロの通りに装飾が施された。このパレードは、ミイラが1世紀以上保管されていたタハリール広場の考古学博物館から大エジプト博物館へ至るものだ。 第17王朝から第20王朝時代の18体の王と4体の女王のミイラが、それぞれの名前が刻まれ、ファラオをイメージした装飾の車両で在位の年代順に移送されるという。 全文をよむ
■シーシー大統領、教育カリキュラムからコーランの聖句を削除することを要請... 宗教言説を更新するために 【ハアレツ紙からの転載】 一方で、元宗教財産省長官のサラーマ・アブドゥルカウィー氏は、シーシー大統領を過剰に批判した。アブドゥルカウィー氏は「アラビー21」で行われた同氏に対するインタビューのなかで「イスラーム的アイデンティティであるところのエジプトのアイデンティティを変えようとするアジェンダに注意しなければならない。大統領が反イスラームであることは、彼が宗教言説の発展と 全文をよむ
■シーシー大統領、教育カリキュラムからコーランの聖句を削除することを要請... 宗教言説を更新するために 【ハアレツ紙からの転載】 シーシー大統領は(宗教的に)敬虔な人物であるが、過激思想、特に(同氏の見解によれば)ムスリム同胞団が体現する過激思想を相手取る場合は、妥協の意図をもたない。さらに同大統領は必要に応じて、アズハルの長やその諸機関を攻撃することも辞さない。彼らが同大統領による教育改革通告に迎合しないからである。 今月、国会の国家防衛・安全保障委員会で、この 全文をよむ
■シーシー大統領、教育カリキュラムからコーランの聖句を削除することを要請... 宗教言説を更新するために 【ハアレツ紙からの転載】 今月、アブドゥルファッターフ・シーシー大統領によって打ち出された、コーランの聖句やハディースを教科書から削除する方針が、エジプトで大きな物議を醸している。何年にも渡り、「宗教言説を更新する」方針を推し進めてきている同大統領は、これらの聖句が教師らによって間違った形で解釈され、過激思想を促進する可能性があると述べた。また同大統領は、コーランやハディ 全文をよむ
■教育活動家はモロッコにおける教育の現状と未来に警鐘を鳴らす 【ラバート:サイード・ムラービト】 スハイミー氏は「状況は壊滅的だ。認定試験の実施日が近づくにつれて、状況の深刻さと悲惨さは増していくだろう。特に担当官庁が、教育部門が陥っているすべての曖昧さへの対処や、さらには関係する諸問題の解決に取り組む代わりに、SNSに頼ることで自身のイメージを粉飾し、自身の悲劇的な運営について虚偽の脚色を行っているという状況においてである」と続けた。 遠隔授業 コロナ禍 全文をよむ
■教育活動家はモロッコにおける教育の現状と未来に警鐘を鳴らす 【ラバート:サイード・ムラービト】 さらに同氏は「承認済みの交替制授業のもとで、年度の終了時に到達することができるのは、最大でも学習者に対し定められた(カリキュラムの)うちの半分である。教員の仕事と指針をまとめた手引きもないので、気が付けば教員全員が混乱しており、彼らの一人ひとりが独自の方法で働いている。順番通りに授業を進める者もいるが、授業(内容)を取捨選択する者もいる。つまりし意性と即興性が支配的なのであり、こ 全文をよむ
■教育活動家はモロッコにおける教育の現状と未来に警鐘を鳴らす 【ラバート:サイード・ムラービト】 本紙はスハイミー氏に対して、「(教育省は)コロナ禍にもかかわらず学習の継続を維持することができた」とする教育省の発言を投げかけた。これに対するスハイミー氏の回答は「我々の隣国であるリビアでは戦争が起きており、国家の崩壊が生じている。しかし、彼らの学習は継続している」というものであった。その意味するところに関連し、同氏は「重要なのは学習の継続の有無ではなく、その継続の方法と形態であ 全文をよむ
■教育活動家はモロッコにおける教育の現状と未来に警鐘を鳴らす 【ラバート:サイード・ムラービト】 教育について最悪の段階にあると述べた理由について、同氏は以下のように語った。「残念ながら、大臣はこの十年間、その部門の運営を一方的に独占しており、対話と傾聴を規定する憲法でさえ反故にされている。そして大臣は生徒800万人や学生約200万人の将来や、職業訓練や高等教育機関全般の枠組みについて、また教育に携わる男女合計30万人以上の枠組みについて、独断を講ずることを決定した」。 全文をよむ
■教育活動家はモロッコにおける教育の現状と未来に警鐘を鳴らす 【ラバート:サイード・ムラービト】 モロッコは国家予算の25パーセントを教育に割り当て、2015年から2030年までの間に「教育改善のための戦略的ビジョン」を進めているにもかかわらず、国連教育科学文化機関(ユネスコ)のデータによると、「教育に関する後発開発途上国25か国」のうちに含まれている。一方で、モロッコ会計院(モロッコの公的機関)は同国の教育体制における欠陥群が有するいくつかの側面に注目し続けている。こうした 全文をよむ
■「タラーブルスの若者の血は安いものではない」…抗議者らは市庁舎に戻り暴動を再開 【タラーブルス:本紙】 彼らはアブドゥルハミード・カラーミー広場と市庁舎を結ぶ道路をゴミ収集箱によって封鎖し、一部の抗議者は市庁舎の建物に投石する行為に訴え出た。 抗議者らは市中在住の政治家らの自宅に向かって行進を始めた。また複数の装甲車がこれに帯同し、軍の兵士らが暴動の発生阻止を試みた 。 同様に、 バッダーウィー高速道路は抗議者らによって双方向に向かって封鎖され、その一方 全文をよむ
■「タラーブルスの若者の血は安いものではない」…抗議者らは市庁舎に戻り暴動を再開 【タラーブルス:本紙】 タラーブルス(トリポリ)市で抗議活動が継続するなか、抗議者らは投石活動を行っていた同市庁舎前に再び戻った。 治安部隊はデモ参加者らを排除すべく、市庁舎の入り口に向かって複数の催涙弾を投入した。同様に複数の軍用車両がヌール広場に進入した。 市中の通りは抗議者と青年らの怒気を帯びていた。昨晩(1月27日)抗議者らと治安部隊間で発生した衝突によりウマル・タイ 全文をよむ
■「アムネスティ・インターナショナル」はエジプト人勾留者たちの釈放を要求するツイートキャンペーンを開始 【カイロ:本紙】 「アムネスティ・インターナショナル」は昨日水曜、エジプトで恣意的に勾留された活動家と人権擁護者たちの即時釈放を要求するツイートキャンペーンを開始した。 このキャンペーンは、フスニー・ムバーラク元大統領を追放したエジプトの1月25日革命10周年に際して行われた。 同組織はツイッターアカウントを通じて、「エジプトの1月25日革命から10年が 全文をよむ
■アサド大統領がオスマン家当主の遺体の埋葬に関して異例の決定を下す 【ドゥラル・シャーミーヤ】 トルコのメディアが報じたところによると、シリアのバッシャール・アサド政権は、3日前にダマスカスで逝去したオスマン家当主デュンダル・アブドュルカリム・オスマノグル王子の遺体の埋葬に関連し、予期せぬ驚くべき決定を下した。 「サバ―フ」紙が述べたところによると、シリア政府は、シリア・トルコ間の関係が緊張していることを理由とし、オスマン家当主デュンダル・オスマノグル氏の遺体を搬送 全文をよむ
■コロナによる医師の死亡者数がエジプトで327人に増加 【カイロ:本紙】 同キャンペーンは火曜日、声明の中で「この要望には様々な社会集団からの何百もの署名が集まった。その中にはフレディ・バイヤーディー議員やマハー・アブドゥンナーセル議員、アミーラ・サービル議員などの、議員の署名もある」と述べた。 また、代議院での演説では「コロナの大流行という状況で世界のあらゆる国が医療チームとその支援に大きな関心を向けており、コロナウイルスに対する戦いにおいて人類防衛の最前戦として 全文をよむ
■コロナによる医師の死亡者数がエジプトで327人に増加 【カイロ:本紙】 エジプトの医師組合は火曜日、「過去3日間のコロナウイルスの犠牲者のリストに13人の医師が加わった。これにより、同ウイルスによるエジプトの医師らの犠牲者の数は327人に増加した」と述べた。 続けて、「マスィールナー・ワーヒド(我々の運命はひとつ)」キャンペーンは、代議院が2018年法律第16号の改正議論を始めたのを機に、医療チームの感染者と「殉教者」たちをその対象者に加えるという要望を、顧問のハ 全文をよむ
■「オスマン家」からダマスカス在住のオスマン帝国最後の帝位継承者に関する緊急声明 【ドゥラル・シャーミーヤ】 オスマン家は本日火曜、シリアの首都であるダマスカスに居住していたオスマン帝国最後の帝位継承者に関する緊急声明を発表した。 オスマン家は、オスマン帝国の帝位継承者であるデュンダル・アブデュルカリム・オスマノグル氏(享年90歳)がダマスカスにおいて逝去したことを明らかにした。 オスマン家の一員であるオルハン・オスマノグル氏はツイートのなかで以下のように 全文をよむ
■エジプトのビジネスマンらは、コロナ対策のための寄付を通して自らのイメージ向上を試みる 【カイロ:本紙】 ムスタファー氏は「コロナウイルス流行は、そこから甚大な人的損害と多大な経済的被害が生じたという点で、現代において全世界が直面したもっとも重要な課題の一つである」と述べたうえで、エジプトがこの難しい課題に非常に専門的に対処できたのは、アブドゥルファッターフ・シーシー大統領が主導する「賢明な決定」のおかげであったと指摘した。 同氏は、レバノンの芸術家であったスーザン 全文をよむ
■エジプトのビジネスマンらは、コロナ対策のための寄付を通して自らのイメージ向上を試みる 【カイロ:本紙】 複数のエジプト人ビジネスマンらが、自身の疑惑を晴らす試みとして、(新型)コロナウイルス流行への対策に向けた寄付を行った。彼らのうちの一人はイスラエルとの正常化の疑いによって起訴されており、もう一人はレバノン人女優を殺害した罪で有罪判決を受けた後、大統領の恩赦により釈放されていた。また三人目は銀行の現金を強奪し、略奪した現金を返済するという合意に達したうえでエジプトから逃亡 全文をよむ
■二年以上続いた取り組みの末、メディア関係者のザーヒル・ビーラーウィー氏がワールド・チェック社に対して法的勝利を収める。 【ロンドン:本紙】 また、声明では法的勝利はワールド・チェック社の弁護士との裁判所外で行われた法的和解という形で実現したと語られていた。和解に至ったのは数日前で、テロリスト一覧からビーラーウィー氏の名前を削除すること、データベース上の同氏のファイルに含まれていた誤情報を削除すること、及び一覧に同氏の名前が掲載されたことによる損害に相当する賠償金および弁護士 全文をよむ
■二年以上続いた取り組みの末、メディア関係者のザーヒル・ビーラーウィー氏がワールド・チェック社に対して法的勝利を収める。 【ロンドン:本紙】 メディア関係者でヨーロッパ・パレスチナ交流フォーラム(EuroPal Forum)代表でもあるザーヒル・ビーラーウィー氏は、ワールド・チェック社に対して新たに法的勝利を収めた。約二年半続いた取り組みの末、ビーラーウィー氏の弁護団はワールド・チェック社に対し、「テロリスト」一覧からの同氏の名前の削除、および弁護士費用に加えて一覧への不当な 全文をよむ
■パレスチナ保健省はコロナにかかったパレスチナ人囚人の状態悪化について警告 【ラマッラ:DPA】 パレスチナのマイ・カイラ保健相は水曜日(13日)、イスラエルの刑務所にいるコロナウイルスに感染したパレスチナ人囚人の健康状態が悪化していると警告した。 同相は報道発表の中で、コロナウイルスに感染した囚人である西岸出身のバースィル・アジャージュ(45歳)の健康状態が悪化しており、「緊急の介入を要する」と述べた。 また、コロナウイルスの広まりを踏まえて、介入と、イ 全文をよむ
■今月最終週よりアルジェリアでは国民へコロナウィルスワクチンの接種を開始 【アルジェ:本紙】 コロナウィルス・フォローアップ委員会幹部の発表によると、アルジェリアはCOVID-19のワクチン接種を国民に対して開始するという。また、同幹部は近日中に到着するワクチンの受け入れ準備、およびワクチン接種会場の準備は既に完了していることを明らかにした。 コロナウィルスのモニタリング・フォローアップに関する科学委員会の委員であるリヤード・マフヤーウィー氏はラジオ・アルジェリアで 全文をよむ
■シリア:コロナが制御不能に…酸素と病床の不足 【シリア:本紙】 セーブ・ザ・チルドレン(国際NGO)は、「シリアでは、COVID-19のパンデミックが依然として制御不能状態で、特にシリア北西部は、水や酸素機器、特別病床数の深刻な慢性不足に陥っている」と警告した。 セーブ・ザ・チルドレンは、「シリア北西部の感染者数は、2ヶ月で約4倍に増加し、(COVID-19のパンデミックは)制御不能状態にある。にもかかわらず2020年3月以降、ICUに人口呼吸器はわずか4台、病床 全文をよむ
■アインシャムス大学がハイブリッド教育計画に沿ってテレコムエジプトと契約 【本紙:マフムード・サアド】 サウード氏はアインシャムス大学によってサポートされテレコムエジプト社が提供するサービスに関連し、もっとも困窮しており、大学の社会的扶助システムの対象である学生が利益を受けられると明らかにした。同学ではテレコムエジプト社との協力のもとで、もっとも困窮する学生層を代表する7200人もの学生にインターネット回線とモバイルパッケージが提供される。 「アインシャムス大学学生 全文をよむ
■アインシャムス大学がハイブリッド教育計画に沿ってテレコムエジプトと契約 【本紙:マフムード・サアド】 マフムード・マティーニー氏が学長を務めるアインシャムス大学はテレコムエジプト社との契約を締結したと発表した。これは同学が(エジプト)大学最高評議会によって承認されたハイブリッド教育計画に沿った高い教育サービスを提供することを目的としている。 同学の教育・学生問題担当副学長であるアブドゥルファッターフ・サウード氏は「アインシャムス大学は世界的な感染症の状況にあわせ 全文をよむ
■公式調査の結果、モロッコで女性への暴力が続いていることが明らかに 【ラバト:本紙】 昨日本紙が入手した調査結果によると、50歳未満の年齢層の少女および女性様々な形の暴力に最もさらされており、歳を取るにつれて、ジェンダーに起因する暴力のターゲットとなることが少なくなるという。というのも、50~54歳の女性の51.6%が暴力に苦しんでいるのに対し、55~59歳の者の中では46.8%、60~74歳の者の中では33.2%でああったのだ。また調査結果によって、教育は暴力から女性を守ら 全文をよむ
■公式調査の結果、モロッコで女性への暴力が続いていることが明らかに 【ラバト:本紙】 モロッコにおいて統計や計画策定を担う公的機関である「高等計画委員会」は昨日火曜、リモートで記者会見を催し、その中で、女性および男性に対する暴力を巡る同委員会が行った調査結果を発表した。調査は昨年2月から7月の間にUN Womenの支援を得て実施され、モロッコすべての地域を対象とした。また、対面でのインタビューによって、15歳から74歳までの国内の様々な社会階層や集団を代表する12000人の少 全文をよむ
■エジプトの正教会はコロナによる5人の司祭の死を受け一か月間活動を停止 【カイロ:本紙】 教会活動の中断を最初に発表したのは北シュブラー教会のアンゲロス総主教であり、同氏が活動の停止期間を2021年1月まで延長した。第二の活動停止の声明は南シュブラー教会のマカーリー総主教によって発された。主教らによる同様の決定に先立ち、様々な教区で多くの決定がなされていた。たとえば、アッバ・ビースィンティーは木曜の夜、対面での日曜学校を中断し、オンラインに切り替えることを発表した。 全文をよむ
■エジプトの正教会はコロナによる5人の司祭の死を受け一か月間活動を停止 【カイロ:本紙】 エジプトのコプト正教会は、カイロおよびアレキサンドリアの教会における日曜学校と教会活動、精神的な集会を中断すると発表した。この決定は新型コロナウイルスの拡大状況に関連し、一週間以内に5人の司祭が(同ウイルスに罹患したため)亡くなったという状況を鑑みてのものである。 同教会は昨日日曜に出された声明のなかで、「我々は新型コロナウイルスの蔓延に対応するため、カイロとアレキサンドリアの 全文をよむ
■エジプトの人権活動家らへの拷問の1週間:拘束とテロリスト認定 【カイロ:本紙】 検察は訴訟番号2020年第855号においてEIPRのメンバー3名の15日間の勾留を決定した。当該訴訟には多くの民主化活動家が含まれており、その起訴内容には、目的を知ったうえでテロ組織へ参加したことや、公共の安寧を乱したり公共の利益を損ねたりするような虚偽のニュースや声明を拡散したことがあげられている。 なお、ガースィル・アブドゥッラーズィク氏は拷問を受け、罪状にかかわらずあらゆる囚人に 全文をよむ
■エジプトの人権活動家らへの拷問の1週間:拘束とテロリスト認定 【カイロ:本紙】 エジプト当局がある独立系人権団体に対して開始した治安上の攻撃は、 国内外でエジプトの人権状況に対する批判の波を引き起こした。なお、この攻撃は多くのエジプト駐在の外交官や大使らが同団体の本部を訪問したことを受けたものだという。 人権活動家らに対するこの攻撃は、米大統領選で民主党候補ジョー・バイデン氏が勝利したことでエジプト当局は治安維持の手を緩めるだろう、とウォッチャーらが予想していた中 全文をよむ
■ユニセフ「イラク国内の児童の40%が貧困とコロナ感染に晒されている」 【バグダード:本紙】 ユニセフとその協力機関によって実施された最新の評価によると、「貧困に陥り、権利を失う危険性のある児童と青年の数は5人に1人から2人へと、すなわち国内児童の40%へと倍増した」ことが明らかになった。また、「その要因として、失業や家族に対する財政の圧力が増加していること、教育やヘルスケアへのアクセスの欠如が挙げられる」ことが指摘された。 ユニセフは報告書の中で以下のように述べた 全文をよむ
■ユニセフ「イラク国内の児童の40%が貧困とコロナ感染に晒されている」 【バグダード:本紙】 イラクのユニセフ事務所は、同国が児童の権利に関する条約を批准していることに言及しつつ、同国内児童の約40%が貧困とコロナウイルスの感染に晒されていると警告した。またした。この条約は全ての児童が健康や安全、自由、教育、清潔な水、遊び(へアクセスする)権利を含むあらゆる権利を行使できることを保証するものである。 同事務所が昨日金曜日に発行した報告書によると、世界が子どもの権利に 全文をよむ
■EUがスーダンのエチオピア人難民に緊急援助を送る 【ハルツーム:アナトリア通信】 EUは木曜、スーダン国内のエチオピア人難民に対する緊急資金援助の実施を発表し、ティグレ州の紛争当事者に人道的行為の円滑化を呼びかけた。 EUのスーダン支部はFacebookを通じて公表した声明のなかで「紛争を逃れたますます多くのエチオピア人難民がスーダンとの国境に到着し続けるなかで、我々は緊急支援として400万ユーロもの額を集めている」と述べた。 同声明は、発表された(援助 全文をよむ
■「暴力に抵抗する女性たち」と「メディアセンター」が、パレスチナの女性ジャーナリストたちの参加により女性を尊重する報道の強化キャンペーンを開始 【ナザレ:本紙】 48年地区内にあるパレスチナの都市や町における女性殺害の犯行が続いている。これを食い止めるため、NGO二団体が、メディアの報道に影響を与えることを目的とした啓蒙キャンペーンを開始した。 「メディアセンター」と「暴力に抵抗する女性たち」は昨日、(女性を尊重する)ジェンダー報道を強化する特別なキャンペーンを開始 全文をよむ
■スーダンはエチオピア難民の受け入れのため、閉鎖されたキャンプを再開 【ハルツーム:AFP】 スーダンは木曜(12日)、ガダーレフ州のウンム・ラクーバ難民キャンプを再開した。同キャンプは、1980年代に自国の飢餓から逃れたエチオピア人を受け入れている。その中にはイスラエルに移住する前のユダヤ人「ファラシャ*」もいたという。 スーダンの国営通信社(SUNA)は、ガダーレフ州のスライマーン・アリー・ムハンマド知事が「東ガラバト地区にウンム・ラコーバ難民キャンプが(エチオ 全文をよむ
2020年10月27日付 al-Quds al-Arabi紙 ◾フランスのアンジェ市、モスクの所有権をモロッコに贈与することに反対 【レンヌ:AFP通信】 また、市議会は上記の決定の中で「モスク予定地の所有権を放棄して外国に贈与することは、モスク建設および運営という目的を達成する際に求められる中立性を満たしていない」と述べた。 一方で、市議会は決定の中で「信仰を実践する自由を支持し、信者が信仰を実践できる威厳ある礼拝の場を持ちたいというムスリムコミュニティの願い 全文をよむ
◾フランスのアンジェ市、モスクの所有権をモロッコに贈与することに反対 【レンヌ:AFP通信】 アンジェ市議会(フランス西部)は、市内で建設中のモスクの所有権をモロッコに贈与することを拒否した。所有者は、資金不足によりこのモスクを完成させることができなかったため、モスクの所有権をモロッコに贈与し完成させてもらうことを決定したと月曜日(26日)、複数の情報筋が報じている。 完成するとおよそ2,500人の礼拝者を収容できるとされるアンジェの大モスクは、2014年から市北部 全文をよむ
■学校が再開...本紙カメラが捉えた教室内の様子は? 【ベイルート:本紙】 レバノンの新型コロナウイルス感染者は増加しており、今年二月から累計53,568人を超える感染者、459人の死者数を記録しているにも関わらず、ロックダウン対象外の地域に おいて新学年が始まった。首都ベイルートにある複数の学校に対する早朝取材の中で、本紙のカメラが捉えた ところによると、新学年の開始は「体温測定」「ソーシャルディスタンスの確保」「学生および教員のマスク着用」といった例外的措置の下で行われた 全文をよむ
■モロッコの女性は平等・差別撤廃委員会の設立に向けて動くよう要求 【ラバト:本紙】 モロッコの女性たちは土曜日(10日)、モロッコ女性の日を祝った。巷では2011年憲法で承認された男女平等原則を適用し、来年実施予定の選挙での女性のより一層の参加を保障するよう求める機運が高まっている。「あらゆる権利における女性のエンパワーメントとは、社会における地位向上やあらゆる計画を軌道に乗せることを保障するものだ」との声も聞かれた。 これに関して、(野党)民主勢力戦線党の女性部門 全文をよむ
レバノン:人権団体が家事労働者の待遇を裁判所に告発 ■エチオピア人女性メセレト氏の事件はレバノンの法廷へ…奴隷制と人身売買のレバノン 【n.p. 本紙】 人権問題を扱うリーガル・アクション・ワールドワイド(LAW)は、レバノンで家事労働に従事する女性たちのショッキングな隷属状態を明らかにした。 LAWは、エチオピアの家事労働者メセレト氏(38歳)の雇用主たちが同氏を7年間アパートに拘束し続け、給料も支払っていなかったことを明らかにした。彼女は2019年まで 全文をよむ
■和解の旗手、アラブの関係修復人…クウェートは首長に別れを告げ、国連にはクウェート国旗が掲揚される 【アナトリア通信】 クウェート第15代首長であるサバーフ・アフマド・ジャービル・サバーフ首長が、火曜日(29日)、91歳で亡くなった。14年を超える在位期間を通じて、政争に揺れる地域の「善き仲介役」であった。 クウェート首長府によれば、首長は今日治療を受けていたアメリカ合衆国で亡くなったという。 サバーフ・アフマド・ジャービル首長はクウェートの指導者として、 全文をよむ
■「アクサー・インティファーダ」勃発から20年… 歴史は繰り返され、現状はパレスチナ人を「新たなインティファーダ」に駆り立てる 【ガザ、ラマッラ:本紙】 (1)に戻る 「アクサー・インティファーダ」はシャロン元首相のアクサーモスク訪問を皮切りに勃発し、モスク内部で民衆による激しい衝突が起きた。その間、敬虔な人々は弾丸の雨を降らせてくるイスラエル軍に丸腰で立ち向かった。彼らの隊列の中には負傷する者もいたが、当時パレスチナ人たちは銃火火器の存在など歯牙にもかけなかった。 全文をよむ
■「アクサー・インティファーダ」勃発から20年… 歴史は繰り返され、現状はパレスチナ人を「新たなインティファーダ」に駆り立てる 【ガザ、ラマッラ:本紙】 パレスチナ地域で生じている現在の光景は、20年前の「ここ数日」に起きたあの現実と相違ない。20年前の9月末、つまり「アクサー・インティファーダ」の勃発だ。それどころか現地の状況、エスカレートする占領と入植の進捗具合は、以前のそれを超越している。そしてそれこそが、今、パレスチナの一体性の下で、拡大する占領計画への抵抗のため、以 全文をよむ
■エジプトにおける市民の経済的苦難と政府の財政規律 【イブラーヒーム・ヌンワール】 和解法がもたらしている現行の危機は法の条項そのものに関係しているのではなく、むしろ法外な手数料や和解申請に添付しなければならない書類のための長く複雑で費用のかかる手続きに関係している。和解金による収入の最終的な算出は今に至るまで出ていないが、その額は、年間平均100億エジプトポンドと3年間で計300億エジプトポンドにおよぶ可能性がある。実際、地方開発省の最初の算出によれば、和解法が成立して以来 全文をよむ
■エジプトにおける市民の経済的苦難と政府の財政規律 【イブラーヒーム・ヌンワール】 (2)に戻る 〇建築法違反による罰金 政府は突如、2019年に発布された建築違反に関する和解法、および今年行われた同法への最新の改正の中に念願のものを見いだした。同法は遡及効により、すべての無許可の住居、許可条件に対する違反、許可証に掲載された建築図面や有効な建設仕様書内の違反に適用される。同法は、(建築)許可権を持つ国家と、許可証における権利保有者、住居の所有者である市民 全文をよむ
■エジプトにおける市民の経済的苦難と政府の財政規律 【イブラーヒーム・ヌンワール】 (1)に戻る IMFは政府に対し融資の条件として国内での財源調達を課しているため、政府は徴税措置を拡大しはじめ、今や何百万人もの市民の生活が脅かされている。建築法違反を口実に住居が破壊されるか、居住地を合法化するために法外な罰金を払わされるのだ。現在のところ、「朝と夜の会話」は建築に際する和解金である。国が税収と国内外からの融資に頼って財政規律を確立しようとしているこの混乱した状況の 全文をよむ
■エジプトにおける市民の経済的苦難と政府の財政規律 【イブラーヒーム・ヌンワール】 エジプト政府は、2014年から現在までIMF(国際通貨基金)との連携のもとで実施してきた経済改革に対する評価を受け、IMFから際立った称号を得た。IMFはこれまで、(エジプトが)経済的損失を最小限に抑えつつ、新型コロナ危機に対応するのを支援してきた。そのため、新型コロナとの戦いやガス価格の崩落、ほとんどの観光業の停滞、そして外国人投資家による資本の大規模な流出といった困難にもかかわらず、エジプ 全文をよむ
■あなたの支援にあなたの手を:テロにより被害を受けた家族を支援するための開発計画 【ダマスカス:本紙:イーナース・サファーン】 ハティーブ氏は、これまでに研修に参加可能な職業ワークショップの調査が700ケースにわたって実施されたため、研修対象の職業は登録者の希望や市場の需要に従って選択されることを明らかにした。同時に、この種のプロジェクトは、研修が実施されるワークショップ内であれ他の場面であれ、参加者による労働市場への参入を容易にするものであると指摘した。 「あなた 全文をよむ
■あなたの支援にあなたの手を:テロにより被害を受けた家族を支援するための開発計画 【ダマスカス:本紙:イーナース・サファーン】 シリア国内の対テロ戦争で犠牲を被った家族を支援し、経済的に補強するため、児童権利協会が「あなたの支援にあなたの手を」プロジェクトの第二段階を始めた。このプロジェクトは18歳から40歳の若者らを対象にしており、ダマスカス郊外のカフル・バトナー地区での職業ワークショップを通じて、彼らの研修を実施する。 同プロジェクトの責任者であるハウラ・ハティ 全文をよむ
■国境なき医師団は検疫と外出禁止、貧困がヤズィーディー教徒たちの絶望を倍増させたと述べる Covid-19に加えて、トルコによるシンジャール郡への空爆、同国によるPKK(クルディスタン労働者党)とその小隊に対する継続的な攻撃が発生したが、これらはシンジャール郡の住民への圧力を増幅させた。彼らは自らの故郷が再び戦場となることを恐れている。 先述のアーイド氏はシンジャール山が攻撃に曝された際にスィノニ病院にいたが、最初のミサイルは彼を大いに怯えさせたという。同氏は当初イスラーム国 全文をよむ
■国境なき医師団は検疫と外出禁止、貧困がヤズィーディー教徒たちの絶望を倍増させたと述べる 「国境なき医師団」の医師であるシャナ・モーリス氏は、「外出禁止令が課される前は、特別な医療サービスを必要とする者たちはドホークの病院に送られていた。しかし、そうした人々がドホークに行けなくなり、彼らに残された唯一の目的地はモースルとなった。しかし、複数ある検問所は彼らに対し救急車以外でモースルに行くことを認めていないため、患者は同地に行くために救急車を必要とし、病院に着くまでに4時間を要する。さら 全文をよむ
■国境なき医師団は検疫と外出禁止、貧困がヤズィーディー教徒たちの絶望を倍増させたと述べる 家族を養えないことや失業、恐怖、将来に関する不安、クルディスタン地域に暮らす家族のもとへ帰る手立てがないこと、そしてその他の要因は、過去の恐ろしい経験を克服しようと努めるシンジャール郡の住人の多くにとっての絶望、プレッシャー、悪影響を倍増させる要因となった。 スィノニ病院での「国境なき医師団」プロジェクトにおいて、精神衛生を担当する部署の責任者であるフィビ・ユンキユ氏は「男性が家にいるこ 全文をよむ
■国境なき医師団は検疫と外出禁止、貧困がヤズィーディー教徒たちの絶望を倍増させたと述べる 恐怖と不安 同報告書は、スィノニ病院の看護士長として、2018年から国境なき医師団と共に働くアーイド・ナースィル氏の生活を例に挙げた。 既婚者で4人の子を持つ同氏はドホークのジャムシェコ難民キャンプで暮らしているが、ドホーク(市)への移動を妨げる外出禁止令のため、自身の家族に5ヶ月間会えていない。 この報告書の作成者はシンジャール郡の状況について、同群の住民の大多数は 全文をよむ
■国境なき医師団は検疫と外出禁止、貧困がヤズィーディー教徒たちの絶望を倍増させたと述べる 【バグダード:本紙】 「国境なき医師団」はシンジャール郡におけるヤズィーディー教徒たちの状況と、新型コロナウイルス感染症の流行を背景とした外出禁止令の施行による、彼らの苦難について検討した報告書を公表した。 この報告書は、コロナウイルスの蔓延を予防するためイラク全土において課された外出禁止令についてのものである。同報告書は、シンジャール郡の住民の大部分が失業者であり、貧困ライン 全文をよむ
■米ウェブサイト:投獄されたアルジェリア人実業家が1000万ドルを報酬としてトランプに近いサービス に助けを求める! 【ロンドン:本紙】 アメリカのウェブサイトは投獄中のアルジェリア人実業家アリー・ハッダード氏が、近しい人物に助けを求め、1000万ドルを報酬としてドナルド・トランプ大統領の顧問 を雇ったと報じた。これは同氏がアルジェリアで汚職容疑により懲役18年の判決を受けた数週間後の出来事であったという。 「ロビー活動」に精通した ウェブサイト、「Foreign 全文をよむ
■アヤソフィアをモスクに戻す決定はトルコの世俗主義者と保守主義者の間の対立を引き起こす 【イスタンブール:本紙】 数週間にわたって論争が激化した後、トルコにおける世俗主義者と保守主義者との論争は、アヤソフィアのモスクとしての再開およびそれに付随した説教、公式のコメント、注釈、使用された宗教的用語に関する非難によって頂点に達した。また、事態は、共和国建国者であるムスタファ・ケマル・アタテュルクが築いた世俗主義の原則に違反する容疑でトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領 全文をよむ
■ヨルダン:アンマンの検事総長が教員組合の活動停止を決定した 【アナトリア:本紙】 アンマン:ヨルダンの首都アンマンのハサン・アブドゥッラート検事総長が土曜日、司法判断にもとづいて、教員組合の活動停止と(今後)2年間の事務所の閉鎖を決定したとヨルダン国営通信(ペトラ通信)が報じた。 それによると、検事総長は、組合評議会の幹部を召喚し、尋問のために彼らを(事件の)主任検事へ引き渡すことも決定した。 アブドゥッラート検事総長は、「これらの決定は、組合評議会に対 全文をよむ
■アフラームの叫び:女性の抑圧とアラブにおける人間の尊厳の破壊についての考察 【サーミフ・マハーリーク:本紙】 ヨルダンは首都郊外の40代の女性が犠牲となった凶悪な犯罪によって目を覚ました。殺害したのはこの女性の父親で、女性の頭を石で殴り、殺害した。女性は死ぬ間際、悲痛な叫び声を上げていたが、父親は座ってお茶を飲みながらそれを見届けていた。 「血はお茶に非ず」というのが社会運動やキャンペーンが始まった際のスローガンだった。こうした運動はその殆どが叫びを上げることであ 全文をよむ
■アルジェリアの議員:アラブ各国政府のアヤソフィア問題に対する立場は「文明による棄教」だ 【アルジェ:アナトリア通信】 アルジェリア議会のイスラーム主義者の議員は水曜(22日)、イスタンブール市にあるアヤソフィアをモスクに戻す決定に対してアラブ各国政府が見せた反応は、「文明による棄教」であり「自らが昏睡状態であることを露骨に示す主張」だと評した。 これは、アルジェリア議会の議員であり、 (アルジェリア最大のイスラーム政党である) 「平和のための社会運動(MPS)」の 全文をよむ
■ナクバ以前の訪問とその後東方の星の愛称で再訪したことに対する表敬としてハイファ市の通り名にウンム・クルスームの名がつけられる 【ワディーウ・アワーウダ:本紙】 2週間前、ラムレ市でもウンム・クルスームとムハンマド・アブドゥルワッハーブの名を市内の通りの名にすることが承認されたことは注目に値する。このケースにおいても同様に、同様の決定に対するイスラエル人からの反発の声が上がった。 これについてジョニー・マンスール教授は、以下のように述べている。「我々の考えでは、この 全文をよむ
■ナクバ以前の訪問とその後東方の星の愛称で再訪したことに対する表敬としてハイファ市の通り名にウンム・クルスームの名がつけられる 【ワディーウ・アワーウダ:本紙】 ナジーブ・ナッサールとその妻サーディジュ・ナッサールの二人の編集者による「カルメル」紙は、ウンム・クルスームがハイファを訪れた際のハイファの熱狂ぶりについて描写している。これによれば、彼女のコンサートに参加するために、家庭で消費するために手に入れていた山ほどの小麦粉を売り払った市民さえいたという。 ハイファ 全文をよむ
■ナクバ以前の訪問とその後東方の星の愛称で再訪したことに対する表敬としてハイファ市の通り名にウンム・クルスームの名がつけられる 【ワディーウ・アワーウダ:本紙】 作家のハナー・アブー・ハナー氏を含むパレスチナ人知識人たちは、これはハイファで文学連盟クラブが主催したコンサートでの出来事だったと述べる。ウンム・クルスームが「彼が愛を保ってくれるのなら、彼にすべてをささげる」という歌を歌った際、同曲のファンと思われる地元の女性(ウンム・フアードと呼ばれていた)が「ウンム・クルスーム 全文をよむ
■ナクバ以前の訪問とその後東方の星の愛称で再訪したことに対する表敬としてハイファ市の通り名にウンム・クルスームの名がつけられる 【ワディーウ・アワーウダ:本紙】 近代パレスチナ史の専門家であるマンスール教授は、ウンム・クルスームは自身の多くの歌の中でエジプト人、アラブ人、そしてパレスチナ人の抱える苦悩を歌ったと述べている。中でも注目に値するのが「あぁ私の武器よ、お久しぶりね」である。詩人でアーティストのサラーフ・ジャーヒーンが作詞し、カマール・タウィールが作曲したこの曲は、1 全文をよむ
■ナクバ以前の訪問とその後東方の星の愛称で再訪したことに対する表敬としてハイファ市の通り名にウンム・クルスームの名がつけられる 【ワディーウ・アワーウダ:本紙】 「ウンム・クルスームはパレスチナを3回訪れ、ハイファ、ヤッファ、そしてエルサレムの3都市で公演を行った。彼女の卓越した歌唱により、公演は多くの観客、ファンを夢中にさせた」とマンスール教授は続けて話した。 マンスール教授によると、ウンム・クルスームが初めて同地を訪れたのは1929年のことであった。二度目の来訪 全文をよむ
■ナクバ以前の訪問とその後東方の星の愛称で再訪したことに対する表敬としてハイファ市の通り名にウンム・クルスームの名がつけられる 【ワディーウ・アワーウダ:本紙】 昨日(14日火曜日)、1948年にイスラエルによって占領された地域内に位置するハイファ市では、同市の命名委員会が最新の定例会議において、アラブ人有権者らの求めに応じて市内の通りの一つに「ウンム・クルスーム」の名を与えることを決定した。具体的には1930年代に、この「サイーダ・ギナー・アラビー」(ミス・アラブ音楽)を迎 全文をよむ
■フランスのアルジェリア人ブロガー、アミール・ディ・ザード氏の逮捕がインターネットに火をつける 【ロンドン:本紙】 また同氏に批判的な人々の一部はとうとう同氏を恐喝の罪で告発しようとしたが、同氏を(アルジェリアの)体制への対抗勢力だとみなす同氏の支持者らはこの疑念を否定している。このため、同氏を標的とするアルジェリア当局はフランス当局に対し同氏を逮捕するよう要請した。 実際に、ディ・ザード氏に近く反体制派に属する外交官のムハンマド・アラビー・ズィートゥート氏は、Fa 全文をよむ
■フランスのアルジェリア人ブロガー、アミール・ディ・ザード氏の逮捕がインターネットに火をつける 【ロンドン:本紙】 論争の的であるアルジェリア人ブロガー、アミール・ディ・ザード氏がパリでフランス警察に逮捕されたというニュースが広まった後、SNSはシェアや対立しあうコメントで活発になった。 フランス在住のアミール・ディ・ザード(本名: アミール・ブーハリス)氏は、議論の的であるSNS上の盛んな活動や、多数の当局者や軍人およびその財産に関する機密情報の公開で知られている 全文をよむ
■シリアにおける犯罪はここ数日の間に残忍になっている:強姦、刺殺、放火 【ダマスカス:カーミル・サクル】 再発性と暴力性において過去に前例のない流血事件が複数発生しているなか、犯罪、殺人、強姦のニュースが昨今におけるシリアの社会情勢を席巻した。 この犯罪の犠牲者のほとんどは子供であり、犯罪1件あたり3人が犠牲になっている。また、こうした殺人事件の一例では、犯人らが18歳未満の青年たちであったことも注目に値する。 沿岸部のタルトゥース県内の村では、15歳と1 全文をよむ
■シリア語を話すあのムスリムの町(3) 【レバノン:ムハンマド・ハッジーリー】 (2)の続き 我々が住民の語彙調査を行うために訪れたレアノンの町々では、多くの単語が、それこそ村の名前から発音方法、複数形の変形方法までもが、シリア語起源であったことを指摘しておこう。これは、シリア語の話者が減少する前は、この言語が域内で広く使われていたことを示している。 先ほどのシリア人労働者は、私に「俺らは子供のころから日常生活ではシリア語を話して、公教育ではアラビア語を習 全文をよむ
■シリア語を話すあのムスリムの町(2) 【レバノン:ムハンマド・ハッジーリー】 (1)の続き もちろん修道院や修道女、イコン画で有名なマアルーラではアラム語が話されていることは知っていた。しかし、シリアの町で住人がイスラームに属しシリア語を話していることには驚いた。そして、このことは以前我々が書いたトルコの「ムスリムのアルメニア人」を思い出させた。「ムスリムのアルメニア人」という矛盾のなかで、「ヘムシン*」が暮らす地域の住民の一部はムスリムであるにも関わらず、アルメ 全文をよむ
■シリア語を話すあのムスリムの町(1) 【レバノン:ムハンマド・ハッジーリー】 最近、私がベッカーのとある建築現場で出会った左官職人たちは、アルサール市周辺のシリア人国内避難民のキャンプからやってきた面々で、私が予想だにしないような言葉を話しているようであった。部族の言葉でもベドウィンの言葉でも、民族的な言葉でもない。私はこの言語や話していることに関する秘密を知りたい、そのような好奇心にかられた。それは、あたかも彼らのアイデンティティが皆目見当のつかないような瞬間であった。 全文をよむ
◾️エジプトは90日の閉鎖期間を経て、一部の活動の制限を段階的に解除し始める 【カイロ:ドイツ通信社】 本日土曜日(27日)、エジプトは、新型コロナウイルスと戦うための予防措置として90日以上続いた閉鎖期間を経て、一部の活動や施設の制限を段階的に解除し始めた。 首相府が本日SNSページで伝えたところによると、エジプトのマフムード・シャアラーウィー地方開発大臣は、政府から発出された規律や条件を守らせるため、常時綿密なフォローアップを行う必要性に直面しているという。これ 全文をよむ
■シリア保健省「レバノンから入国した学生123人のうち12名の新型コロナウイルス感染が記録された」 【ベイルート:本紙】 シリア保健省は、同国において試験を受けるためにレバノンから入国した123人の学生の中で、新型コロナウイルスの新たな感染者12人が記録されたと発表した。彼らはシリアに入国して以来検疫下に置かれており、検体の採取が行われていた。 同省は、レバノンから入国した学生たちは、適切な条件が整った検疫の中、試験を受けていると明らかにした。 同省は、シ 全文をよむ
■サウジアラビアは、今年の大巡礼を王国居住者のみに制限して実施することを決定 【リヤド:アナトリア通信】 サウジアラビア巡礼省は月曜、今年のハッジ(大巡礼)を王国に居住する様々な国籍の人でハッジ巡礼を希望する者を対象に、大幅な人数制限のもとで実施することを決定したと発表した。 これは国営サウジ通信が伝えた同省の声明の中で発表された。世界中のイスラーム教徒にとって最も重要な宗教儀式であるハッジの開始予定日の数週間前のことだった。 巡礼省は、この決定が「世界の 全文をよむ
■レバノン内務省の発表により複数業種の営業が再開される 【ベイルート:本紙】 レバノン内務省は、国内のナイトパブ、ナイトクラブ、社会交流センター・ホール、児童向け夏季野外キャンプ、大衆市場、ビデオゲーム・インターネットゲームセンター、公営公園の営業・運営が再開されることを発表した。 しかし遊園地、遊戯場、キッズゾーン、劇場、映画館は依然として休業したままである。 当該の布告は2020年6月21日から有効になる。 全文をよむ
■ヌビア人女性たちの手によるマスク 【アスワーン:本紙】 ヌビア人女性はなぜ自分たちの村からヌビア人連合の事務所にミシンを運び、無償で配布される医療用防護マスクを製造すると決めたのか。その答えは、神が我々から感染症を取り除くための、国民の義務と奉仕だからである。 コロナウイルス感染症の収束への呼びかけに手を挙げた善良な女性たちは、アブドゥルファターフ・アブドゥルハーフィズ氏率いるヌビア人連合が始動したイニシアチブにすぐに参加した。これはヌビア人たちの手でマスクを製造 全文をよむ
■子どもがセウタ市からモロッコまで泳いで帰国! 【ラバト:本紙】 モロッコ当局は、モロッコ人少年を拘束した。スペイン領セウタから泳いでモロッコへの帰国を試みていたところを逮捕された。この少年は(スペインの)マラガ市の学生だった。 あるモロッコの人権団体によると、少年はムハンマド・アラビー・リーニーといい、未だセウタ近くのフニデク市当局に身柄を拘束されているという。また、同団体はモロッコ保健省と内務省が、保健省の規定に従い少年に対して検査を行った後タンジェへの送還に関 全文をよむ
■ウォールストリートジャーナル:湾岸諸国間の対立を解消するための米国の新たな試み、カタール航空の飛行可能空域を拡大 【ロンドン:本紙】 サウジアラビアが主導する飛行禁止措置は、カタールの航空機に対し、サウジアラビアの空域を避け、イランの空域を飛行することを強制するものである。またこれは、米国が制限し圧力をかけることを望むイラン政府の財源を提供するものである。 ある米国当局者は「空域問題は早急に解決する必要がある」と述べた。また「これは我々にとっての悩みの種である。カ 全文をよむ
■ウォールストリートジャーナル:湾岸諸国間の対立を解消するための米国の新たな試み、カタール航空の飛行可能空域を拡大 【ロンドン:本紙】 米日刊紙ウォール・ストリート・ジャーナルは掲載した記事の中で、ドナルド・トランプ米大統領がサウジアラビア・カタール間の対立を解決するための新たな試みを行ったと報じた。 ディオン・ニスバウム氏およびステファン・カリン氏による記事の中では、米当局はカタールと三か国(サウジアラビア・バハレーン・アラブ首長国連邦)の間の対立を解消する新たな 全文をよむ
■ユダヤ人入植者らが再開後のアル=アクサー・モスクに突入 【エルサレム:アナトリア通信】 ユダヤ人入植者数十名が日曜日の朝、アル=アクサー・モスクが再開されてから数時間後、同モスクの広場内に突入した。 複数の目撃者によると、ユダヤ人入植者数十名はイスラエル警察の保護のもとでアル=アクサー・モスクを襲撃した。パレスチナ人の礼拝者たちは、入植者らの突入に直面し「アッラー・アクバル(神は偉大なり)」と叫んだ。また目撃者によれば、イスラエル警察はこの突入に際し、同モスクの広 全文をよむ
■フナイディー氏がラマダーン最終週にTwitterの「#善行のヒーローたち」キャンペーンに参加 【NP:本紙】 これに関して、中東・北アフリカ地域の公共政策、政府間関係、慈善活動の責任者であるジョルジュ・サラーマ氏はTwitter上で以下のように述べた。「ラマダーン月は善行と瞑想を意味し、どの年においてもその聖なる月の間、Twitter上では、とりわけ信仰や食べ物、慈善活動や娯楽を含む多くのトピックについて会話が行われる。現状世界中でなされている会話について、我々は世界的な感 全文をよむ
■フナイディー氏がラマダーン最終週にTwitterの「#善行のヒーローたち」キャンペーンに参加 【NP:本紙】 当該キャンペーンは、特に人々がこれまでと異なる方法でラマダーン月を祝っている中で、前向きで幸福に満ちた公共の会話を通して社会を支援し、中東・北アフリカ全域の人々を団結させることを目的とする。また人々は、ソーシャル・ディスタンシングの措置を理由として、家族や友人とヴァーチャルに連絡を取る新たな慣習を生み出している。同様に、彼らが渡航制限やその他課された制限の影響を受け 全文をよむ
■フナイディー氏がラマダーン最終週にTwitterの「#善行のヒーローたち」キャンペーンに参加 【NP:本紙】 アーティストのムハンマド・フナイディー、歌手のアミール・イード、ジャーナリストのアリー・ジャービルは、イード・アル=フィトル(ラマダーン月明けの祭)を前に打ち出されたTwitterキャンペーン「#善行のヒーローたち」における最も著名な参加者である。これは、善行によって社会に希望を広めた人々を祝福することを目的としたラマダーン・キャンペーンである。 当該キャ 全文をよむ
■シリアテル社の役員らが同社のラーミー・マフルーフ会長と決別 【ダマスカス:カーミル・サクル】 マフルーフ氏は「シリア電気通信電話規制委員会が文書の内容と逆の内容を公表したことは非難されるべきである」と述べた。 同様に、シリアテル社の最高経営責任者であるマージダ・サクル氏に加え、現取締役、情報部長、購買担当部長、技術部長を含む同社の役員4名は、シリア当局から要請があった場合、自身らの辞任を発表する用意ができていることを示した。 同役員たちは共同声明を発表し 全文をよむ
■シリアテル社の役員らが同社のラーミー・マフルーフ会長と決別 【ダマスカス:カーミル・サクル】 シリア電気通信電話規制委員会は、ラーミー・マフルーフ氏が会長を務めるシリアテル社が約1300億ポンドの支払いの猶予期限を超過したことを受け、同社に対し法的措置を行うと警告した。同委員会は、シリアテル社が負っている国家財産(追徴課税額)を返還することを拒否した結果として、同社に対しすべての法的および行政上の帰結を担わせると述べた。 同委員会は声明の中で、シリアテル社が法律上 全文をよむ
■ニューヨークタイムズ:石油とコロナはビン・サルマーン皇太子の輝かしい計画の足をすくい、サウジアラビア人は異なる未来に直面している 【ロンドン:本紙】 『ニューヨークタイムズ』紙は、ビビアン・リー特派員によるレポートを報じた。レポートによると、サウジアラビア最大の夢は壁にぶち当たったという。そして、コロナウイルス感染症と石油価格暴落がムハンマド・ビン・サルマーン皇太子の提案した開発計画の足をすくっていると指摘した。 リー特派員は、サウジアラビアは女性のレスラーチャン 全文をよむ
■ロシアから帰国したイラク人たちは旅費負担およびと検疫における劣悪な環境に不平を唱える 【本紙:バグダード】 同氏が指摘した内容によると、ホテル内で(検疫に)割り当てられた部屋は「普段は2人用のものだった」が、「ホテルの管理部は(一部屋の収容人数を)4、5人に増やすため、元々小さいそれらの部屋を改装した」という。 同氏によれば、その後3日が経過したのち「国家安全保障局の職員は帰国者の多くを故郷の県に帰した」が、「各県における2週間の検疫期間が終了してからパスポートと 全文をよむ
■ロシアから帰国したイラク人たちは旅費負担およびと検疫における劣悪な環境に不平を唱える 【本紙:バグダード】 帰国が決定された人の数は270人に達し、大多数は学生であった。しかし、情報筋によると「4月30日の帰国便の旅客数は約140人であった一方、チケットのうち60枚は同便の搭乗者リストに載っていない人に対し、仲介業者を通して倍の値段で販売された。これにより、数十人の学生による予約キャンセルが発生した」という。 3人目の学生は以下のように述べた。「飛行機の到着後、医 全文をよむ
■ロシアから帰国したイラク人たちは旅費負担およびと検疫における劣悪な環境に不平を唱える 【本紙:バグダード】 さらに同氏の話によると、彼らの多くは「首都や感染症流行地域の特徴に詳しくなかった」。 同学生はある種の「学生間の連帯意識や手ごろな価格でホテル宿泊を可能にする便宜」について話し、「私たちのほとんどは所持金を移動や食事、その他に関することに費やし、友人から借金をしたものも複数いた」と語った。彼と同様に個人名の非公開を望んだ別の学生は、本紙に対し以下のように説明 全文をよむ
■ロシアから帰国したイラク人たちは旅費負担およびと検疫における劣悪な環境に不平を唱える 【本紙:バグダード】 新型コロナウイルスのためロシアから帰国したイラク人学生の多くは、彼らが検疫期間中に置かれている劣悪な環境と、モスクワからバグダードまでの旅費の負担に関し不満を述べた。 あるロシアの大学の医学部に属する1年次の学生は、当局から尋問される恐れから自らの身元公開を拒否し、以下のように述べた。「イラクに住む私の家族が400米ドルの復路航空券の代金をバグダードの旅行代 全文をよむ
■ガザ:ラマダーン中の市民に対するコロナの影響(4) 【パレスチナ:本紙、イスマイール・アブドゥルハーディー】 同氏は続けて本紙に次のように述べた。ガザ地区およびヨルダン川西岸におけるパレスチナ自治政府は、たとえ象徴的であったとしても、産業および商業施設の閉鎖後に強制的に解雇された労働者へ補償することに加え、コロナによって損害を受けた事業主に対して補償金を迅速に支払うべきだ。困難な生活状況とイスラエルによる包囲の下で、ガザ市民の貧困率はひときわ上昇した。 ガザのビジ 全文をよむ
■ガザ:ラマダーン中の市民に対するコロナの影響(3) 【パレスチナ:本紙、イスマイール・アブドゥルハーディー】 ハリール・バアルーシャという青年の状況もまた、良くなかった。彼は、ガザ市中心部のナセル通りにある交差点で玩具の販売をしているが、市街の通りにはほとんど通行人は居なくなり、彼の商品を買う人はおらず、損害を受けた。彼は本紙に対し、コロナ対策措置とこれに付随する、市民に交通量を減らし自宅検疫を義務付けるといった措置が、販売率低下につながったと述べた。特に、ラマダーンの装飾 全文をよむ
■ガザ:ラマダーン中の市民に対するコロナの影響(2) 【パレスチナ:本紙、イスマイール・アブドゥルハーディー】 労働者層は、コロナ対策措置およびこの措置が市民生活にもたらした悪影響により最も大きな損害を受けたうちのひとつであるといえよう。労働者が収入源を失い、困難な状況の中での暮らしとなっても、誰も彼らの状況に目を向ける者はいない。ガザにあるレストランでウェイターとして働くサアディー・シャリーフという青年は、約1か月前から仕事がなく、深刻な経済状況に陥ったと述べた。生活必需品 全文をよむ
■ガザ:ラマダーン中の市民に対するコロナの影響(1) 【パレスチナ:本紙、イスマイール・アブドゥルハーディー】 今年のラマダーンは、世界中のイスラーム教徒に降りかかっている危機のために、過去のものとは様変わりしており、新型コロナウイルスに起因するこの危機は生活の様々な分野に及んでいる。コロナウイルスは世界中の国々を襲い、日々多くの犠牲者を出し続けている。従来の治療薬の使用により、一部の感染者にはわずかに改善が見られているものの、治療法発見に向けたすべての試みが失敗に終わ 全文をよむ
■ギュゼルベイ教授が在トルコ・シリア人の間で新型コロナウイルスによる死亡例がない理由を明かす 【ドゥラル・シャーミーヤ】 これに先立ちトルコ当局は、先月イスタンブール市でシリア人医師のムハンマド・シャンマーウ氏が新型コロナウイルスによって死亡したと発表していた。同氏は新型コロナウイルスの感染者1名を治療中に同ウイルスに感染していた。 在トルコのシリア人医師たちは、シリア難民とアラブ人社会全体に医療福祉を提供する上で大きな役割を果たしている。このためトルコ政府は、彼ら 全文をよむ
■ギュゼルベイ教授が在トルコ・シリア人の間で新型コロナウイルスによる死亡例がない理由を明かす 【ドゥラル・シャーミーヤ】 トルコの元当局者が本日土曜日、トルコに住むシリア人の間で新型コロナウイルスによる死亡例が存在しない理由を明らかにした。 ガズィアンテップ市の前市長であるアスム・ギュゼルベイ博士は、国境付近の諸地域に住むシリア人が新型コロナウイルスによって死亡しない理由が、彼らがいわゆる集団免疫を獲得したことにあると述べた。 ウェブサイト「Olay Medya 全文をよむ
■「ヘルワン大学観光・ホテルマネージメント学部」はコロナウイルスの影響を受けた家庭に50食のイフタール(ラマダン中の日没後の食事)を提供する「大学はあなたと共に」イニシアチブに参加する 【カイロ:本紙】 観光・ホテルマネージメント学部副学部長であるナジュワー・アラファ博士は以下のように明らかにした。「観光・ホテルマネージメント学部ソーシャルサービス・環境開発学科は国民たちにイフタールを提供する『大学はあなたと共に』イニシアチブに参加する。これはコロナウイルスによる経済的余波を 全文をよむ
■「ヘルワン大学観光・ホテルマネージメント学部」はコロナウイルスの影響を受けた家庭に50食のイフタール(ラマダン中の日没後の食事)を提供する「大学はあなたと共に」イニシアチブに参加する 【カイロ:本紙】 ヘルワーン大学観光・ホテルマネージメント学部のソーシャルサービス・環境開発部門は、同大学長であるマージド・ナジュム博士の賛助と観光・ホテルマネージメント学科担当副学長であるハースィム・リファーイー博士のリーダーシップのもと、新型コロナウイルスの拡大により被害を受けた人々を支援 全文をよむ
■アリーハー村…家の瓦礫の上でのイフタール 【ベイルート:本紙】 国連の統計によると、シリアにおける戦争により38万人以上が死亡し、国内・国外で合わせた人口の半数以上が放逐され、避難することとなった。一方国際連合世界食糧計画(WFP)によると、大多数のシリア人は貧困ライン以下で生活しており、わずか1年間で食料品の価格が107%の割合で上昇した。 しかし戦争と悲惨な状況は、被害を受けた地域においても、シリアの家族が集まってラマダーン月のイフタール(断食明けの食事)をと 全文をよむ
■ワシントンポスト:サウジ政府は「サウジのマンデラ」の静かなる死への責任がある 【ワシントン:本紙】 ハーミド氏とジャーナリストであるジャマール・ハーシュクジー氏による対談の中で、ハーシュクジー氏はハーミド氏を「サウジアラビアのマンデラ」と形容していた。またアウダ氏は以下のように付け加えた。イスタンブールにあるサウジアラビア領事館で殺害されたカーショギー氏は、ハーミド氏の投獄がそれに値する世界の関心を得られなかったことに対し遺憾を表明していた。 ハーミド氏は2003 全文をよむ
■ワシントンポスト:サウジ政府は「サウジのマンデラ」の静かなる死への責任がある 【ワシントン:本紙】 収監されているサウジアラビアのダーイー(説教師)サルマーン・アウダ氏の息子アブドゥッラー・アウダ氏は、米ワシントンポストの記事の中で、サウジアラビア政府は人権活動家アブドゥッラー・ハーミド氏の静かなる死に関する責任があると述べた。これによれば、ハーミド氏は亡くなる二週間前に監獄の中で昏睡状態に陥ったが、その後も長期間医療行為を受けることが許されなかったという。 アメ 全文をよむ
■取り調べ中の女子学生ハニーン・フッサームの勾留期間を15日間に更新 【本紙】 カイロ北部のアッバースィーヤで開かれた法廷で、反体制派の裁判官は取り調べを受けている女子学生ハニーン・フッサームの勾留期間を15日間に更新した。彼女は不道徳を扇動した容疑によって訴追されている。これに先立ちハマーダ・サーウィー検事総長は、取り調べのためハニーン・フッサーム・アブドゥルカーディム容疑者に対し4日間の勾留を行うよう命じていた。 「フッサーム」容疑者は短い動画や音楽を共有できる 全文をよむ
■ラーミー・マフルーフ氏は麻薬の密輸を否認し、実行者を明らかにするよう求める 【ダマスカス:本紙】 シリアのビジネスマン(実業家)であるラーミー・マフルーフ氏は治安当局に対し、麻薬を製造し販売している人々の捜査を開始するよう求めた。 同氏はFacebook上の自身の公式アカウントで以下のように投稿した。「我々は関連部局に対し、我々の精神を破壊し我々の子供たちに害をもたらす麻薬物質を製造し販売する人々を追跡し、国内のこうした慣行に終止符を打つよう求める」。 全文をよむ
■ユースフ・ザイダーン氏はコロナウイルスを理由にラマダーン月の断食を解くことを呼びかけ…前アズハル副総長は「イスラーム法に対する軽視の扉を開いた」と返答(2) 【カイロ:本紙】 アッバース氏は「フェイスブック」の個人ページに以下のように投稿した。「断食とコロナウイルスの関係性という問題について訓戒をもつのは、ウイルスや感染の専門家たちだ。またイスラーム研究アカデミー内で選出されたイスラーム法学研究委員会は二度会合を行い、喉の渇きはコロナウイルス感染と関係がないこと、多くの健康 全文をよむ
■ユースフ・ザイダーン氏はコロナウイルスを理由にラマダーン月の断食を解くことを呼びかけ…前アズハル副総長は「イスラーム法の規定に対する軽視の扉を開いた」と返答(1) 【カイロ:本紙】 エジプト人作家のユースフ・ザイダーン氏は、コロナウイルス流行が終息するまでは家に留まり、ラマダーン月断食について議論しないようイスラーム知識人や法学者らに呼びかけた。 同氏は、エジプト第一チャンネルの自身の番組「タースィア」で、「アラブ・イスラーム共同体の著名な医師たちは感染が流行して 全文をよむ
■シリアのコロナ:死者の埋葬のための合法ガイドライン 【ベイルート:本紙】 シリア政府は、自らの支配地域内で新たに4人のコロナウイルス感染者が確認されたことを発表し、これにより公表されている感染者数は29人に増加した。同政府に属する保健省はうち5人の感染者が回復したと語った。 一方、保健大臣のニザール・ヤーズジー氏は、ダマスカス内の「ダマスカス国際空港ホテル」と「ジャハーン・プラザ」ホテルにそれぞれ検疫所を設置したと発表した。同様に、生活必需品の確保がなされ、外国か 全文をよむ
■エジプトワクフ省はタラーウィーフの礼拝を一時停止…アズハルは「すべてのイスラム教徒に対する断食の義務」を強調(2) 【カイロ:本紙】 また同相は以下のように述べた。「我々の信仰は、モスク建設以前の信者の暮らしを我々に教え給うた。我々の預言者ムハンマドはカアバ神殿を見て言った。『あなた(カアバ)はなんと偉大で、あなたの神聖さはなんと偉大なことか。しかし神にとっては信者の血はあなたよりも素晴らしいものなのだ』と」。 続けて以下のように述べた。「現在の状況下での公共交通 全文をよむ
■エジプトワクフ省はタラーウィーフの礼拝を一時停止…アズハルは「すべてのイスラム教徒に対する断食の義務」を強調(1) 【カイロ:本紙】 エジプト宗教財産(ワクフ)省は昨日金曜、タラーウィーフの礼拝(注:ラマダーン月のイシャー礼拝後に行う自発的な礼拝)に関する適用はすべての集団礼拝に関しても適用となり、その再開は礼拝の一時停止の原因がなくなるか否かに基づいていると強調した。 同省はフェイスブックの公式ページを通じて以下のように付け加えた。「モスクを閉鎖し、モスクでの金 全文をよむ
■モロッコ:感染者数1141人、死者数88人まで増加 【ラバト:本紙】 保健省は、モロッコは感染者1000人の壁を越えて直近の感染者数が増加し、地域的なクラスターが特に家庭内で発生するほどだと説明した。また、全員あるいは過半数がコロナウイルスへの感染が確認されたような家族が多数存在していると指摘した。さらに、コロナウイルス感染者と接触した8000人のうち、一昨日までに230人の感染が明らかになったという。 感染者数の増加に立ち向かいウイルスの流行を抑え込むために、モ 全文をよむ
■モロッコ:感染者数1141人、死者数88人まで増加 【ラバト:本紙】 モロッコ国内でのコロナ感染者数は、一昨日月曜日(6日)夜9時以降新たに確認された21件の新型コロナウイルス感染例を受けて、昨日火曜日(7日)までに1141人に増加した。また、3件の新たな死亡例も確認され、死者の合計数は83人に達した。一方、直近では7件の回復例が確認され、回復者数の合計は88人に増加した。なお、国内におけるウイルスの感染拡大が始まって以来、陰性の検査結果を経て感染が否定された人数は4131 全文をよむ
■シリア当局はコロナウイルス治療薬「クロロキン」生産に必要な有効成分を中国から入手することを求める 【ダマスカス:本紙】 シリアはコロナウイルス感染の症例を治療するため国際的な治療プロトコルを採用した。またシリア保健当局は短期間のうちに多数のコロナウイルス患者が発生し、彼らが一度に病院へ押し寄せることで収容能力の限られたシリアの医療システムが極限まで困難な状況に置かれることを恐れている。特に集中治療室や人工呼吸器の供給量、さらには専門医やベッド、これ以外の治療要件の供給量がこ 全文をよむ
■シリア当局はコロナウイルス治療薬「クロロキン」生産に必要な有効成分を中国から入手することを求める 【ダマスカス:本紙】 これに関連し、同複数筋は本紙に対し、シリア当局が限られた量のヒドロキシクロロキンを入手し、これがコロナウイルス感染者のみに治療を提供する病院や医療センターに割り振られたこと、およびこれが市場には出回らなかったことを示した。 これら情報筋は、シリアの製薬会社はクロロキンを生産するための有効成分が中国から到着してから10日以内に適切な量のクロロキンを生産す 全文をよむ
■シリア当局はコロナウイルス治療薬「クロロキン」生産に必要な有効成分を中国から入手することを求める 【ダマスカス:本紙】 シリアの複数の医療筋は本紙に対し、シリア当局がコロナウイルスの治療用として最近認可され「ヒドロキシクロロキン」の名で知られている薬の生産において用いられる主要な化学物質の到着を待っていると明らかにした。同複数筋は、保健省に認可されたシリアにおける複数の製薬会社が、多くの国内都市(とりわけダマスカス、アレッポ)の研究所内でクロロキン錠剤の生産を開始し国内市場 全文をよむ
■シリアのコロナウイルス:体制側の支配地域で新たに3人の感染者 シリアの体制に属する健康省は日曜日、同体制の支配域内で新たに3人のコロナウイルス感染者が確認されたことを発表した。国内で発表された感染者数は計19人となり、うち2人が回復し、2人が死亡した。 これに先立ち、同省はシリア国内でコロナウイルスが発見されて以降、3月29日までに2人が死亡したことを発表していた。また土曜日には、国内で確認された感染者のうち2人がすでに回復していることを明らかにした。 ウイルスが 全文をよむ
◼︎チュニジアのムフティーがコロナ犠牲者の埋葬に関する論争に終止符:故人のための礼拝は1人が行い、遺体洗浄の必要はない 【チュニス:本紙】 今回の声明は、ザイトゥーナ大のシャイフたちがファトワー庁と競い合おうとしているとみなした一部の研究者からの批判を煽った。これらの研究者のうちの1人であるラジャー・ビン・スラーマ氏はフェイスブックに以下のように書き込んだ。「大学教授らはチュニジアのムフティーの代わりに(イスラーム法学的な)見解を表明しようとしている。ザイトゥーナ大学の教授グ 全文をよむ
◼︎チュニジアのムフティーがコロナ犠牲者の埋葬に関する論争に終止符:故人のための礼拝は1人が行い、遺体洗浄の必要はない 【チュニス:本紙】 チュニジアのムフティーであるウスマーン・バッティーフ師は、新型コロナウイルスの犠牲者の埋葬方法に関して続いていた論争に終止符を打った。師は、ウイルスへの感染を避けるため(通常葬儀の一環として行う)遺体の洗浄の必要はないと指摘した。 バッティーフ師は複数の地元メディアに対する発表の中で「コロナウイルスによる死者(の遺体)は、密封し 全文をよむ
■イスラエルはスパイウェアによって「コロナ」と戦う 【ベイルート:本紙】 国内での新型コロナウイルスの感染拡大およびウイルス流行に対する政府の抑止能力の欠如をうけて、イスラエル防衛省は「コロナメーター」と呼ばれるコンピュータープログラムの導入を決めた。同プログラムは携帯電話から収集した情報を分析することで、ウイルスの感染者が存在する可能性がある場所を特定し、住民を診察するための手助けとなる。 ナフタリ・ベネット防衛大臣は報道陣に対し、コロナメーターの導入には内閣の承 全文をよむ
■シリアのコロナ:1人死亡、9人感染…停戦のないまま悲劇は拡大する 【ベイルート:本紙】 シリアの政権に属する保険省は日曜、同政権の支配地域における新型コロナウイルスによる初の死亡例、および新たな4人の感染者を記録したと発表した。これにより、(同地域で確認された)症例の合計は感染者9人、死者1人へと増加した。 同省は、亡くなった女性は重篤の状態で病院に搬送された直後に死亡したと述べ、「検査後に、彼女はコロナウイルスの保菌者であったことが明らかになった」と加えた。一方 全文をよむ
■シリアの政権は新型コロナウイルスによる初の死亡例を記録 【イスタンブール:本紙】 シリアの政権に属する保健省は日曜日、新型コロナウイルスによる初の死亡者を記録したことを発表した。シリアの報道メディア(政府に所属)は、同国の保健省の発表を引用しつつ、以下のように報じた。「女性一名が重篤の状態で病院に入院した後、彼女が死亡したことが記録された。検査の結果、彼女が新型コロナウイルスに感染していたことが明らかになった」。今回の死亡例に関する追加の詳細、あるいは患者の死亡が記録された 全文をよむ
■アラブのコロナ:カタールで初の死亡者を記録..イラクは飢饉を懸念 【本紙】 アラブ諸国で、コロナウイルスの感染者数が拡大している。カタールでは初めて死亡例を記録し、一方イラクでは、政府が課した外出禁止令の結果引き起こされうる飢饉を懸念している。 イラクの保健省は、コロナウイルスによる死者2人と感染者48人の確認を受けて、死亡者が42人、感染者が506人に拡大したと発表した。 また、イラク議会人権委員会は、コロナウイルスの流行を受け直ちに全県に課された外出 全文をよむ
■パレスチナ人が対コロナ「家にいよう」運動に参加し、外出自粛下の日常を書き綴る(2) 【ガザ:本紙】 大半の家庭が完全に親戚や友人宅への訪問を絶ち、ウイルス流行の拡大を阻むために自主的に「外出自粛」に取り組んでいる。そして、この方法は日課として取り入れるなど思いもしなかったものだ。このような形で伝染病が世界を襲うなんて想像していなかった。 西岸地区では2週間以上前に「家にいよう」運動を始めてから、生活の記録を書き留めている家庭も数多い。ビルゼイト大学のメディアセンタ 全文をよむ
■パレスチナ人が対コロナ「家にいよう」運動に参加し、外出自粛下の日常を書き綴る(1) 【ガザ:本紙】 コロナウイルス流行を警戒し、パレスチナ各地の市街では人通りがまばらになっている。多くの住民が自宅に留まり、「家にいよう」運動を行っているためだ。この運動はコロナウイルスの感染者数が9人に達したガザ地区で広まっている。 西岸地区ではすでに多くの住人、特に都市中心部の住人が安全対策を遵守し、また当局による不要不急の外出自粛指示と夜10時以降の活動禁止指示に従っている。そ 全文をよむ
■G20は経済対策として5兆ドルを投じる。原油の需要減に由来するサウジアラビアの困難、エジプトでは医療班内にコロナが蔓延 【ロンドン:本紙】 同筋は、ロイヤルダッチシェル社および米国の石油精製会社が用いるサウジアラビア製原油量は今後減少するであろうということ、またフィンランドのネステ社は4月中にはこれを全く用いないであろうことを示した。 同様の文脈において、エジプト保険省は各病院においてコロナウイルス感染に対抗する手段の不足に由来する危機のために激しい批判にさらされ 全文をよむ
■G20は経済対策として5兆ドルを投じる。原油の需要減に由来するサウジアラビアの困難、エジプトでは医療班内にコロナが蔓延 【ロンドン:本紙】 G20(主要経済国20か国)の首脳たちは木曜、新型コロナウイルスの拡大に打ち勝つため「可能な限りのことをする」と誓い、対策費用として5兆米ドルを投じると述べた。また同時に石油部門の情報筋は、ウイルスの拡大に起因する需要の減少、また各国とりわけ米国における新たな死者数の記録によって、サウジアラビアが原油輸出先の新たな顧客を見つけるのが困難 全文をよむ
■マドブーリー首相はすべての県における外出禁止令を発表 【カイロ:本紙】 エジプトのムスタファー・マドブーリー首相は、新型コロナウイルスの拡大を抑えるため、国中のあらゆる場所における外出、および午後7時から午前6時までの市民の交通を禁止すると発表した。 マドブーリー首相は火曜日、内閣中央本部で開催された記者会見で、すべてのレストランの閉鎖、宅配サービスの許可、政府関係部局における業務停止を含む、コロナウイルス対策に関する決定措置の一連を発表した。決定された措置の中に 全文をよむ
■刑務所の収容者間で蔓延するコロナウイルス、すでに200名以上が死亡 【ダマスカス:本紙】 シリア政府がシリア国内におけるコロナウイルス拡散を否定する中、同政府に反対する複数のメディアサイトは、首都ダマスカスに存在する同政権治安当局内部からの治安情報のリークを報じた。複数の情報、統計、写真によって構成されたこのリークは、首都ダマスカスに存在する同政権の刑務所内において数百名の収容者が死亡したことを示すものである。 ウェブサイト「ソーシャル」で公開された治安情報リーク 全文をよむ
■保健省のワリード・アンマール局長が、新型コロナウイルスによる二例目の死亡例の詳細を語る 【ベイルート:本紙】 昨日急性肺炎によって亡くなったジャン・フーリー氏(享年56)の死は、レバノンにおけるコロナウイルスによる初の死亡例として記録された。ジャン・フーリー氏は、以前エジプトに渡航しており、昨月の2月20日に航空便によって同国からレバノンに入国していた。当時、エジプトではコロナウイルスの感染例は確認されておらず、WHO(世界保健機関)は同国を「ウイルス拡散が報告されている国 全文をよむ
■保健省のワリード・アンマール局長が、新型コロナウイルスによる二例目の死亡例の詳細を語る 【ベイルート:本紙】 レバノンは(新型)コロナウイルスによる二人目の死亡を記録した。次はどうなるだろうか。国内のコロナウイルス感染者の数は増加の一途をたどっているが、講じられる措置は災害規模に対していまだ小規模である。起きていることに関連し、いまだ疑問が残っている。レバノンが公に、高らかに非常事態を宣言するのはいつになるだろうか。レバノンは、コロナウイルス感染が確認されている国からやって 全文をよむ
■国内感染者は5名。コロナウイルス感染者一名が無断でチュニジアを出国。保険大臣「コロナウイルスを予防するため新たな措置を講じる」。 【チュニス:本紙】 保健省は、新型コロナウイルスの感染者数が増加しており、確定している感染者が5名に達したと発表した。(新型コロナウイルスは)イタリアから来たガフサ州出身の市民が国内初の感染例として確認された後、マーディア州で二例目の感染が記録されていた。その後コロナウイルスは、それぞれマーディア、チュニス、およびビゼルトに住む新たな3名に対し急 全文をよむ
■世界がコロナウィルスと戦う中、政府は予防措置を講じる。イラクとヨルダンへの訪問を1ヶ月間停止、サッカー活動の停止。保険省「もし感染事例が確認されれば隠すことなく発表する」 【ダマスカス:本紙】 同様に、トレーニングコースやその他の在外活動に関する公式代表団派遣の停止が決定された。閣僚議会はまた、すべての訪問者の安全を確保し、彼らのフォローアップを確実にするため、すべての関係当局に対し保健省の計画を厳密に実施するよう命じた。同様に保険省と運輸省に対して、現在の予防措置を強化す 全文をよむ
■世界がコロナウィルスと戦う中、政府は予防措置を講じる。イラクとヨルダンへの訪問を1ヶ月間停止、サッカー活動の停止。保険省「もし感染事例が確認されれば隠すことなく発表する」 【ダマスカス:本紙】 シリア人をコロナウィルスの到来からの保護するために必要な予防措置に関し、昨日開催された閣僚会議(イマード・ハミース議長)において、大臣らによる議論がもたれた。 閣僚議会は、シリア領内においていかなるコロナウィルス感染を生まないために、陸路、海路、空路によるすべての入国口・越 全文をよむ
■WHO(世界保健機関)が言及 イラク:新型コロナウイルスの収束段階まで2か月 イラクに防護具を供給 【バグダード:本紙】 WHOイラン代表アダム・イスマイール博士は日曜日(2020年2月23日)、気温の上昇に伴い新型コロナウイルスの伝搬力が弱まる可能性を指摘して、気温が高くなる前のイラク国内でのウイルス感染発生を(食い止めねばならないと)警告した。 イスマイール博士はテレビインタビューで次のように述べた。「まずイラク保健省の迅速な対応にお礼を申し上げる。中 全文をよむ
■検事総長は割礼事件で父親と他二名を起訴する 【本紙:シャリーフ・アブー・アル=ファドル】 検察は全ての父親と母親に対し、時代遅れの慣習と伝統によって受け継がれた危険な手術に娘たちを晒さないように求めている。こうした行為の見かけは貞節や純潔だが、その内実は害、苦痛、そして生命の破壊である。また娘たちの貞節や純潔が、彼女たちにとって良い育児、教育、抱擁や思想の啓蒙によってのみ実現すると認識し、どのように娘たちを作り出し、固有の性質や知識を植え付けたかに注目するよう呼びかけてい 全文をよむ
■検事総長は割礼事件で父親と他二名を起訴する 【本紙:シャリーフ・アブー・アル=ファドル】 同様に法医学局に属する化学研究所中央部門の専門家らは、死亡した女児の内臓にはいかなる薬剤の影響が発見されなかったと述べた。また解剖報告書は、女児の死が割礼手術に伴う激しい痛みによる神経性ショックに帰因し、これによって引き起こされた血液や呼吸の循環の低下が女児を死に至らしめたと結論づけた。 また裁判所は取り調べの過程で、容疑者アリー・アブドゥル・ファディールの勾留の延長を検討 全文をよむ
■検事総長は割礼事件で父親と他二名を起訴する 【本紙:シャリーフ・アブー・アル=ファドル】 検察が女児の両親を聴取したところ、両親は女児に割礼をさせたこと、また医師が女児に手術を行ったことを認めた。同様に検察は医師を聴取したが、医師は割礼手術を行ったことを否定した。医師は、女児が性器の外部腫瘍に苦しんでおり、レーザー機器によってこれを除去するための整形手術を施す必要があったと証言し、自身を擁護した。また、女児の死の原因は長期ペニシリンとセフォタックスといった両薬剤の注射であ 全文をよむ
■検事総長は割礼事件で父親と他二名を起訴する 【本紙:シャリーフ・アブー・アル=ファドル】 検事総長のハマーダ・エルサーウィー判事は、マンファルート(エジプト中部、アシュート県)での凶悪犯罪、2020年事件番号2216に関して、アリー・アブドゥルファディール・アヤート・ラシュワーンおよび二名を刑事起訴する決定を下した。容疑者はナダー・ハサン・アブドゥルマクスードちゃんに対して割礼罪を犯し、同女児を死亡させた。またこの犯罪には女児の両親も関与した。 検察の取り調べに 全文をよむ
■サウジアラビア軍が軍支局の必要に応じて女性の国民を招集する 【本紙】 同氏は「サウジアラビア人女性の軍事業務への参画は目新しいことではない。女性たちは昨年から、捜査や税関、治安警備などの業務に就いている」と述べ、「女性の国防省への進出は既知の手法からの逸脱ではない。これに先立ち、今まで女性に開かれていなかった複数の職域への進出がすでに実現されてきた」と強調した。 同氏は軍において女性がカバーできる地位について以下のように付け加えた。「この計画は治安部門における女性 全文をよむ
■サウジアラビア軍が軍支局の必要に応じて女性の国民を招集する 【本紙】 サウジアラビア国防省は女性の国民からなる部隊の必要性に応じつつそれを招致するため、国軍に初の女性部隊を設置することを発表した。サウジアラビア人女性は、数年前から国防省に付随した医学や文化、社会を専門とする非戦闘部門に就業していた。サウジアラビアの経済・ガバナンス開発コンサルタントであり「女性のエンパワメントコンサルタント」であるヌーフ・ガーマディー博士は以下のように述べた。「サウジアラビア政府の提供する支 全文をよむ
■イスラーム宗教学者の使節団、クリスマスに際してキリスト教の集団を祝福する。寄進大臣「テロはシリア人の団結を壊すことに失敗した」総主教「私たちは団結の固持を強めた」 【シリア:本紙】 ムハンマド・アブドゥル・サッタル・アル・サイード寄進大臣は昨日、全ての階層のシリア国民は協調しており、テロリズムはシリア人の団結を害することはできないと断言した。これは、同氏がイスラーム学者の代表団とともに、キリスト教徒の多くの集団に向けて行ったキリスト生誕の祝辞の中で述べられたものである。 全文をよむ
「結婚式で発砲、新郎新婦への挨拶のはずが彼らをあの世行きに 罰則はなし」 【カイロ:本紙】 最近、結婚式で銃の発砲を挨拶として用いる例が各県で流行している。しかし、誤射が原因で参加者を殺傷してしまい、結婚式が葬式になってしまうことも多々ある。 直近では、シャルキーヤ県の議員であるユーサイラ・イスマーイール氏が、娘の婚約を祝って、その喜びから自宅のバルコニーから発砲した。この事件は怒りの波紋を呼び、SNS上で物議を醸した。 去年の6月には、結婚式前夜に新郎が 全文をよむ
■ヨルダンにおける「キス」を禁止する「閣僚」決定と、「豚インフルエンザ」症例の増加が社会を不安に陥らせる 【アンマン:本紙】 ヨルダンの保健大臣サアド・ジャービル博士は、内閣において「キス」を交わすことの「禁止」を試みた。ある閣議の前に1人の閣僚が出張から帰ってきたので、他の閣僚たちは伝統的な方法で彼をハグし、キスをした。その際ジャービル大臣は叫び、公衆衛生の維持のため「キス」を交わさないよう閣僚らに要求した。これは、保健大臣と同省幹部が豚インフルエンザウイルスの封じ込めに熱 全文をよむ
■国民議会教育委員会:2020年予算で学生奨学金に3万ディナール 【バグダード:本紙】 国民議会教育委員会は、2020年の財政予算に学生奨学金を組み込むために尽力していることを明らかにした。 同委員会メンバーのアッバース・ザーミリー氏は、プレスリリースにおいて以下のように述べた。「2014年に承認された学生奨学金の法律は、現在まで施行されていない。教育大臣と同省高官らが開いた会合において、年内に学生のみを対象として同法律を適用することが協議された。これは、学生が(学 全文をよむ
◾️寄進財の売却取引に対する抗議 …クリスマスに総主教テオフィロス三世に対するボイコットをパレスチナの住民に呼びかける 【ナザレ:本誌】 「中央正教評議会」や「パレスチナ・アラブ正教徒の若者たち」は、クリスマスを間近に控え、イスラエル当局やその他の機関に対する教会の不動産や権利を売却する取引に抗議し、総主教テオフィロス三世に対するボイコットを呼びかけた。 両団体は、自身による声明の中で以下のように述べた。「昨今、我々には祝福されるべき栄光の記念が存在する。それはアラ 全文をよむ
■オランダのイスラーム学校の生徒数が61%増加 【ロッテルダム:アナトリア通信】 ここ10年でオランダのイスラーム学校の生徒数は61パーセント増加した。これは、オランダの『フォルクスクラント』紙が同国の教育・文化・科学省所管の教育サービス機関の回答として伝えた数字だ。 同紙は2008年から2018年の間の様々な学校の生徒数を知りたいという要望を教育サービス機関に提出していた。そして同紙に届いた情報によると、イスラーム学校に登録されている生徒の数は上記の期間で61パー 全文をよむ
■#イラク製品を買おう:イラン製品の不買運動、商人はイラン製品を破壊 【本紙】 イラン製品の不買運動を呼びかけるキャンペーンの開始から約1ヶ月が経過し、イラクの活動家は国産品の消費を促進するため新たなキャンペーンを開始した。デモが行われている広場でキャンペーンのスローガンを掲げる抗議者の写真がSNSを通して拡散された。 「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」や「アムネスティ・インターナショナル」を含む国内外の人権団体が指摘したところによると、今年10月に始まった抗議行動は 全文をよむ
■80人のジャーナリストとメディア関係者がスィースィー大統領管轄の刑務所にいる 【カイロ:本紙】 独立機関である「アラブ報道の自由監視団(Ikshef)」は、先月11月のエジプトにおける報道の自由に対する侵害は40件あったと確認した。その中には、公判前拘留や一時的拘束の事例が8件、公判前の再拘留の事例が16件含まれる。 同様に、Ikshefは月例報告書の中で、7件の刑務所での侵害の事例、2件の恣意的な行政判断、3件の出版規制における侵害、4件の暴行や襲撃の事例を確認 全文をよむ
■1週間に6件の自殺…アズハルがキャンペーン「あなたの命は守らなくてはならない預かりもの」を開始 【カイロ:ターミル・ヒンダーウィー、本紙】 カイロでは昨日(4日)木曜日、新たに2件の自殺が起きた。カイロ東部のヘルワン市で若者が10階から身を投げ、また1人の少女が同市の地下鉄ワディー・ハウフ駅へ入ってきた電車に身を投げた。 これにより、今週エジプトで起きた自殺の件数は6件に増加した。 工学部の学生が観光地であるカイロタワーから身を投げ、別の1人は地下鉄の下 全文をよむ
■2500人の鉄道労働者を麻薬使用で拘留し、彼らに治療プログラムを義務付ける 【カイロ:El Watan紙】 鉄道庁病院は昨日11月23日、昨年3月15日から実施していた当局とその関連会社の労働者の薬物検査で、3万3千人の労働者のうち2万3千人の分析を完了した。これを監督した医療委員会は社会連帯省と鉄道医療センターに付随する薬物依存防止基金によって形成されている。 鉄道の情報筋によると、ブロック、踏切、ポイント切り替え、転轍作業、列車運転手、列車運転手助手などといっ 全文をよむ
■エジプトは、人権理事会のUPRで300件以上の意見と勧告に直面する 【カイロ:本紙】 昨日(13日)水曜日、人権理事会でエジプトの人権状況を記録する為のUPR(普遍的・定期的レビュー)の会合が行われ、エジプトの代表団が提出した報告書に対して、130か国が300件を超える意見と勧告を提出した。 アメリカ合衆国は、エジプトにおいて超法規的な形で殺人犯罪の刑罰から逃れている事態を終わらせることや、人権活動家らの渡航禁止令と資産凍結を解除すること、市民社会活動のためのよ 全文をよむ
■9万人以上のモロッコ人子供が身元不明 【ラバト:本紙】 モロッコ人権担当相のムスタファー・ラミード氏が下院に提出した報告書によれば、出生証明書を持たないモロッコ人の子供の数は2018年末に91,747名に達した。 報告書によれば、この子供たちと家族らは、自身の身分証明書を持たないため、教育や衛生などの基本的な権利を享受できていない。 同氏は、これは違法な婚姻や未報告の出産、両親の責任感の欠如によるものだと述べた。 報告書によれば、ラバト=サレ= 全文をよむ
■結婚の舞台に上るモロッコの少女たち 【ラバト:本紙】 「権利と正義」協会会長のムラード・ファウズィー氏は以下のように述べる。「問題は単に法律にかかわるものではなく、社会的なものでもある。これは慣習的な根源を持つ現象で、貧困で知られる諸地域における慣例に基づいている」。農村という文脈において、伝統や文化的規範は常に、未成年者個人の確立に優先する。彼らは子供たちの少年時代を奪い、彼らが学校へ行くのを妨げ、早くから成人者の生活に置き、仕事や望ましくない結婚を強いる。このように、ウ 全文をよむ
■結婚の舞台に上るモロッコの少女たち 【ラバト:本紙】 2004年、未成年の婚姻に制限を設ける新しい家族法が制定されたにも関わらず、最新の数字は少女たちの婚姻を規制するためのフェミニズム団体の期待を裏切る結果になっている。毎年、結局は3万人以上の少女たちが婚姻の壇に上がっているのだ。 同国家庭法20条によれば、モロッコの家庭裁判所は「(児童婚が)利益にかない、医学報告書に基づいている場合は」未成年者の婚姻を許可できるとされている。 経済社会環境評議会に属す 全文をよむ
■結婚の舞台に上るモロッコの少女たち 【ラバト:本紙】 結婚したウマイマはまだ少女であった。20歳年上で、会ったこともなく、一度見たことすらなかった夫が、彼女に社会的尊厳を与えることはすでに定められていた。 ウマイマに対し、意見や感じていること、望んでいることが何かを聞くものは誰もいなかった。しかし、そんなことは重要ではない!15歳の彼女は家族全員の夢を叶えたのだ。結婚、それは貧困に苦しむ家族の食費から一人分の口が減ることを意味する。 彼女の家族は、彼女を 全文をよむ
■変遷と歴史:一般人の時代は終わったのか? 【シリア:ムハンマド・トゥルキー・ラビーウー】 特に、この流れ(アラブ革命の社会学と新しい問いに関するハーリド・アブー・ドゥーフの研究にさかのぼることができるだろう)におけるチャールズ・ティリーの思想である。アラブの民衆蜂起に関する西洋の論文の中でもっとも引用された名前は、サミュエル・ハンティントン、エドワード・サイード、チャールズ・ティリー、およびマニュエル・カステルだ。インターネット時代における社会運動に関するチャールズ・ティリ 全文をよむ
■変遷と歴史:一般人の時代は終わったのか? 【シリア:ムハンマド・トゥルキー・ラビーウー】 アラブの民衆蜂起の勃発とともに、人々を当惑させるある問題が現れてきた。すなわち「地域の抗議活動の背後についているのは誰なのか?」「誰がこれら民衆を導いているのか?」という問いだ。若者たちおよび彼らのコンピュータのナラティブが、何が起きているのかを分析する解釈の先鋒を担ってはいるものの、何が起きているか理解することにおける混乱は、研究者たち、とりわけ社会学や政治理論の学者にとって明らかな 全文をよむ
■レバノンは過熱状態にある 【ベイルート:本紙】 一方、ベイルート中心部にあるシュハダー広場には多くの若者が押し寄せ、昨今の抗議運動の開始時よりデモ参加者たちが設置していたテントを破壊した。これに対し、自由愛国運動(党)は山岳レバノン県ジュニエにおいて、ミシェル・アウン大統領とジュブラーン・バースィール外務大臣を支持するデモを行った。また複数の報道によって「ヒズボラ」と「アマル運動」のメンバーとされた人々は、ベイルート中心部のリヤード・スルフ広場とシュハダー広場で座り込みを行 全文をよむ
■レバノンは過熱状態にある 【ベイルート:本紙】 一方、レバノン政府の転覆と与党の政治階級の説明責任を求める抗議活動は、13日間途切れることなく続いた。抗議者たちは様々な地域の主要道路、とりわけベイルートと南北地域を繋ぐ幹線道路を封鎖した。レバノン交通管制室によれば、ベイルート市内のジャル・エル・ディブ、ジスル・リング、サイフィ、シャフルリーヤ、サースィーン広場で複数の道路が遮断された。また、南方からベイルート方向に遮断された道路はティルスとシドン、イリヤ・ジヤの交差点、バル 全文をよむ
■レバノンは過熱状態にある 【ベイルート:本紙】 昨日で13日目に入った民衆デモが続く中、レバノンのサアド・ハリーリー首相が辞任を表明した。一方抗議デモに反対するグループは、デモ参加者たちがベイルート中心部に設置したテントを攻撃し、放火した。ハリーリー首相に近い情報筋は、仮に政治勢力が譲歩せず、改革文書の実行を可能にする重大な閣僚交代の権限をハリーリー首相に与えない結果となれば、同氏が辞任する可能性は高いと推測していた。ハリーリー首相は会見の中で、今後共和国大統領に直接面会し 全文をよむ
■「レバノンの女性に対する暴力に反対する委員会」は、レバノンの女性に対する虐待行為を非難した。 【レバノン:本紙】 「レバノンの女性に対する暴力に反対する委員会」は声明の中で、「レバノンの女性に対する抑圧、脅し、脅迫、侮辱、身体的虐待といった、あらゆる形態の恥ずべき男性主義的な行動を通じた暴力の現出」を非難し、「女性が国民と国家の力の源であることが証明された今日において、彼女らを弱いものたらしめること」を拒絶した。 さらに、同委員会は次のように付言した。「女性たちが 全文をよむ
■ヌジュード・メランシー氏と、月に初の女性を、そして火星に宇宙飛行士を送るミッションからスポットライトを奪ったパレスチナ民族衣装の物語 【フロリダ: 本紙】 写真が公開された翌日、数千回シェアされたことを受けて彼女は以下のようにツイッター上で呟いた。「皆さん、私は(せいぜい)30人がその写真を気に入り、おそらく(ほんの)少しの人がそのジャケットを気に入るだろうと思っていました。このすべての愛が私を満たしてくれました。皆さんありがとうございます。」 彼女はまた以下のよ 全文をよむ
■ヌジュード・メランシー氏と、月に初の女性を、そして火星に宇宙飛行士を送るミッションからスポットライトを奪ったパレスチナ民族衣装の物語 【フロリダ: 本紙】 ヌジュード・メランシー氏は自身が働く米国宇宙機関「NASA」での仕事の関係で写真を撮るためカメラの前に立った時、彼女が着ていたパレスチナトーブ(民族衣装)が世界中の注目を得るであろうことなど全く思いもよらなかった。 メランシー氏は宇宙船「オリオン」計画の宇宙飛行士の一人である。なお、宇宙船オリオン計画は2024 全文をよむ
■近隣諸国からシリア難民の帰還が続く…シリア避難民に対する人種差別が激化 【諸通信社】 近隣諸国からのシリア避難民の帰還が続いている。また、これと時を同じくしてトルコやヨーロッパ諸国において難民に対する人種差別的行動が激化している。トルコの新聞は、トルコ社会にとってシリア難民問題が小さいものではないと認め、難民をトルコ社会へ同化するよう訴えたのだ! 『マナール』チャンネルのウェブサイトによると、シリアのロシア和解センターは昨日(8日)、声明で次のように述べたという。 全文をよむ
■レバノンでシャワルマを直接「串」から食べる猫 【ロンドン:本紙】 レバノンの活動家たちはSNS上で、山岳レバノン県のとあるレストランで「シャワルマの串」から直接肉を食べる猫の動画を拡散した。 「フェイスブック」上の「ウェネルダウラ」ページの投稿によると、これは山岳レバノン県シューフ郡のナバー・サファー村で起きた出来事だ。ある無認可レストランのオーナーが、猫をレストランに入れさせると、特に気にする様子もなく、「シャワルマの串」から肉を食べさせたのだ。 レバ 全文をよむ
■商売人らは、この2年で自分達の生活が変わったと述べる:今、状況は遥かに良くなっている ■制裁にも関わらず、アレッポの復興は本格始動 【諸通信社】 テロ組織の打倒から約3年が経過した今日、テロ組織の犯罪行為に苦しんだ産業都市アレッポは一部の工場の再開に伴って生産を本格的に再開し始めた。一方、ユネスコの世界遺産リストに登録されている旧市街の市場は、復興への取り組みのもう1つの象徴と見なされている。 AFP通信によると、「テロによって」破壊された建物の中、シリア・ア 全文をよむ
■3日間で95,000件におよぶ交通違反を記録 【カイロ:本紙】 総合交通局は、国内諸県の治安総局に付随する交通部門と連携し、今日までの三日間で95,000件におよぶさまざまな交通違反の取り締まりを行った。 また内務省発行の公式資料に基づく統計によれば、総合交通局の国内諸県における交通(違反防止)キャンペーン期間中、3,480件の多岐にわたるオートバイ関連の交通違反が記録されたことが明らかになった。 個々の事案については法的措置が講じられ、交通キャンペーン 全文をよむ
■『ハヤート』紙から明かりが消えた:サウジアラビア人共同責任者は取引の停止を企図していたのか? 【ベイルート:本紙】 最近中断した(ハヤート紙の)売却を巡る交渉では、売却総額は1億ドルから1億5千万ドルの間で推移していたとされている。また交渉の対立点の一つとして、どちらの当事者が現在の負債を担うことになることになるのかという点もあった。また、株式はサウジアラビアの機関とUAEのグループの間で分割される。UAE側はハヤート紙株の過半数である51%の所有を望んでおり、ハヤート紙の 全文をよむ
■『ハヤート』紙から明かりが消えた:サウジアラビア人共同責任者は取引の停止を企図していたのか? 【ベイルート:本紙】 ハヤート紙編集班の一部のライターとジャーナリストは、未払い給与の支払いをいまだ待ち続けているのにもかかわらず、他のメディア企業へと移籍した。そのうちハーズィム・サーギーヤ氏と、フサーム・イーターニー氏は、サウジアラビアのシャルクルアウサト紙に移籍した。同紙は、ムハンマド・シャキール氏や故サミール・サアダーウィー氏、カミール・アル=タウィール氏といったジャーナリ 全文をよむ
■『ハヤート』紙から明かりが消えた:サウジアラビア人共同責任者は取引の停止を企図していたのか? 【ベイルート:本紙】 作業班が給料を17か月もの間受け取っていないカイロ支局では、企業側に金銭的債務や補償の事前払いを課す法的措置が要求されているため、オフィスの閉鎖は今に至るまでなされていない。 リヤド支局に関しては、2018年の6月末、ロンドン、ベイルートの両支局と同時期に清算を行い、作業班の大半の人員を解雇した。残った少数のグループが、会社の登記を維持するために、会 全文をよむ
■戦争で死ななかった人は狂犬病で死んだ 【タイズ:本紙】 「戦争で死ななかった人は狂犬病で死んだ」。これがイエメンの状況である。2014年9月21日に反体制派のフーシ派勢力が首都サナアへ侵攻し始まり現在も続くイエメンの内戦の勃発より、今月で丸5年が経過した。報告によると、内戦に伴うヘルスケアサービスの低下と伝染病の広範な流行の結果、今年に入ってから55人が狂犬病で死亡したという。 公式の医療関係筋によると、1月から9月にかけ、人が犬に噛まれるケースがイエメン全国の各 全文をよむ
■サウジアラビア:権利侵害の状況下で、女性に友好的なサウジアラビア観光 【本紙】 英新聞社デイリー・テレグラフは、レイラ・モラーナ・アレン氏による「サウジアラビアは女性の権利を侵害しながら、女性に友好的な観光の支援を行っている」という題名の記事を発行した。同氏は記事の中で、サウジアラビア王国における「女性に友好的な観光」に言及した上で、同国に存在する女性の権利侵害に焦点を当てている。 記事によると、サウジアラビアは史上初となる女性に対する観光ビザ発行を行う予定であり 全文をよむ
■『ハヤート』紙から明かりが消えた:サウジアラビア人共同責任者は取引の停止を企図していたのか? 【ベイルート:本紙】 2019年9月25日水曜日、ドバイにある『ハヤート紙」の建物から明かりが消えた。同紙が何カ月にもわたり、未払い請求額分を徴収できなかったことが背景にある。この出来事は、ここ30年で最も重要なアラブ紙の一つが廃刊してしまったことを意味する。 同紙の電子版の更新停止から11日後、ドバイにある事務所は暗闇に包まれた。同紙がインターネット会社に対し、4000 全文をよむ
■カイロ大学の学生たちがエジプト海軍士官学校を訪問 【アレクサンドリア:マフムード・サアド】 カイロ大学は、学長のムハンマド・ウスマーン・アル=ハシュトゥ教授の後援のもと、人民防衛軍の協力を得つつ、学生たちの海軍士官学校訪問プログラムを実施した。これは、学生たちの意識を高め忠誠と帰属を育てる「リーダーシップ戦略」という枠組みの中で、国民としての価値、忠誠心、帰属意識を高める上での大学の教育的役割と社会的責任を促進することを目的としている。 学生たちは今回の訪問にあた 全文をよむ
■ソハーグ県の民家で遺掘中の遺跡が発見され、プトレマイオス朝の寺院の一部と特定 ソハーグ県観光古物警察調査警部官らは、同地域調査官のアフマド・リフアト警部補の監督のもと、施設センター局職員らを拘束、彼らが自宅地下で発掘中のプトレマイオス朝期に遡る寺院の一部を発見した。 観光古物警察総局局長兼大臣補のサーミー・グナイム警部補の情報によると、この職員は、息子と施設センター局のほかの職員の助けを借りて、遺跡の調査発掘を行っていたところを取り押さえた。 これを受け、古物調査 全文をよむ
■メディアセンターは僚友サミール・サアダーウィーの死を告げる 【ドバイ:本紙】 本紙のメディアセンターは本日(水曜)、僚友のジャーナリストであるサミール・サアダーウィーの死去を 報じた。数日間に渡る苦痛を伴う病の果てに、彼のジャーナリストとして活発な活動を行った拠点の一つとなっていたイギリスの首都ロンドンで息を引き取った。彼は1959年、同じく報道者としての拠点であったレバノン・ベイルートに生まれた。 サアダーウィーは二人の子を残して亡くなった。彼はミスラタ出身 全文をよむ
■「ナショナル・ジオグラフィック・アブダビ」がローマ教皇によるUAEへの歴史的訪問を記録 【アブダビ:本紙】 「アブダビ・メディア」社の「ナショナル・ジオグラフィック・アブダビ」は今日(9月4日)、ドキュメンタリー映画「平和の訪れ」の上映を発表した。この映画は今年2月に行われたフランシスコ教皇のUAE訪問を記録したもので、UAE時刻の明日(9月5日)20時に上映される。 初上映となる同ドキュメンタリー映画は、3日間にわたる湾岸地域への教皇の初訪問の重要性に加え、訪問 全文をよむ
住宅省:イスマイリーヤ県で上下水道整備プロジェクト進行中 【カイロ:アスマト・シャーミー】 住宅公益事業省は、イスマイリーヤ県で住民のための5つの上下水道整備プロジェクトが進行中であると伝えた。(その内訳は、)203,000人の住民に対する3つの上水道設備プロジェクト(予算総額3億3800万ポンド)と2つのイスマイリーヤ県の下水道処理設備プロジェクト(予算総額1億3500万ポンド)である。 さらに、3つの上水道設備プロジェクトは、以下であると付け加えた。 ・住民 全文をよむ
■ハラーム・モスクの女性訪問者に対しサービス満足度アンケートを実施 【メッカ:本紙】 ハラーム・モスクの計画・推進・品質部門は、女性のカーバ神殿巡礼者の満足度調査を目的とするアンケートを開始した。アンケートには提供されたサービスや様々なプログラムおよびイニシアチブ(に関する質問)が含まれている。 女性運営事務総局のムニーラ・ジュマイエ局長によると、 「あなたの満足が我々にとって重要です」と題したアンケートは、女性事務総局に付属する全運営事務局および部門から提供された 全文をよむ
■シリア人医師、病院の廊下で追手から逃げきれず 【ダマスカス:本紙】 シリアの首都、ダマスカスの「アルムタジュヒド」病院の(監視)カメラの(動画)ビデオがネット上に拡散した。「アルムタジュヒド」病院はアサド政権によって運営されている病院である。 ビデオは追手から逃げ回る一人の医者を映している。その医者は追手をかわそうと病院の廊下を走り回るも逃げおおせない。 病人の付き添い人たちが、何とか(彼らを)かわそうとストレッチャーの横に立っている医者に襲い掛かった。ビデオ 全文をよむ
■ダマスカスのお菓子の生産量150トン/日、17.000リラにまで価格高騰、ハティーブ氏「価格差の大きさ故、製造過程での違反が増加している」(3) 製菓業連盟のムハンマド・イマーム代表は、今年の犠牲祭の菓子類の購入量は過去の犠牲祭と比較して落ち込んでいると強調した。これに続けて、「良質な菓子類の価格が上昇したため売上が減少している。エクストラ等級のマブルーマ(菓子名)の価格は15,000リラになる。タワースィー等級のマブルーマの価格も高騰しており、13,000リラから17,000リラに 全文をよむ
■ダマスカスのお菓子の生産量150トン/日、17.000リラにまで価格高騰、ハティーブ氏「価格差の大きさ故、製造過程での違反が増加している」(2) ハティーブ部長は、品質基準に関する違反が最も重大な違反であると述べた。品質違反には非常に大きな不正行為があるからだという。同氏は原材料の品質基準に疑いがある場合、パトロール隊がサンプリングし、サンプルは検査のため研究所へ送られ、所定の基準が守られているか確認されると指摘した。 続けて以下の旨述べた。「残念なことに、販売価格に大きな 全文をよむ
■ダマスカスのお菓子の生産量150トン/日、17.000リラにまで価格高騰、ハティーブ氏「価格差の大きさ故、製造過程での違反が増加している」(1) 【マハムード・サーレフ】 ダマスカスの市場で犠牲祭に向けて購買意欲が増すなか、菓子類の価格が上昇している。 国内貿易・消費者保護省のアリー・ハティーブ消費者保護部部長は本紙に対する文書で、通常の監査対象である品物に加え、菓子類や洋服など特に犠牲祭に関係する物品をはじめとした商品全般の監視を目的に、消費者保護に係る巡回が準 全文をよむ
■サウジアラビア大使館は世界最大のクルアーン大会への参加をレバノン人に呼びかける 【ベイルート:本紙】 在レバノンサウジアラビア王国大使館は、以下のように発表を行った。「二大聖都を保有しイスラーム世界の指導者であるサウジアラビア王国が具現化する歴史的・イスラーム的深奥を実現し、イスラームとムスリム全体の利益の模索を継続するため、娯楽局は世界最大の聖クルアーン読誦大会への登録の門戸を開いた。本大会はアザーン朗誦の技能を競うサウジアラビア史上初めての大会でもあり、賞金の額は120 全文をよむ
■「ライオン・キング」の観客にディズニーランド旅行の抽選 【ドバイ:本紙】 リール・シネマは、フランスの首都にあるディズニーランドで格別の週末休暇を楽しむ機会を4人に提供する抽選の参加への門戸を開くと発表した。 当選者は、ディズニーランド・パリで2019年8月31日から9月2日まで開催される「キング&ジャングル」フェスティバルに参加できる。 このイベントへの無料招待旅行を獲得するための抽選に参加するには、最も有名なクラシックアニメの一つを実写化作品である公 全文をよむ
◾︎ガザ地区に全面的ストライキが発生、西岸地区では「マナーマ・ワークショップ」を拒否する民衆による怒りのデモ 【本紙:ガザ、ラーマッラー】 また、PLOの執行委員会メンバーであるサーリフ・ラファト氏は「バハレーン・ワークショップ」に参加するアラブ諸国に向け、約一か月前にメッカで開催された二つのサミット(訳注:アラブ連盟緊急会合およびイスラーム協力機構サミット)の決定に従うことを呼びかけた。このサミットは、国際法上の決議やアラブ平和イニシアチブに則り、二国間解決策とパレスチナ国 全文をよむ
◾︎ガザ地区に全面的ストライキが発生、西岸地区では「マナーマ・ワークショップ」を拒否する民衆による怒りのデモ 【本紙:ガザ、ラーマッラー】 ファタハのマフムード・アル=アールール副議長は、ナブルスで開かれたワークショップ批判を目的とした民衆集会において「エルサレムに関して譲歩する者は未だおらず、我々の戦いはこの人々の目的が達成されるまで続く。イスラエルによる占領とアメリカ当局に対する我々のメッセージとは、悪事は長続きせず、陰謀は通らないだろうということだ」と述べ、「パレスチナ 全文をよむ
◾︎ガザ地区に全面的ストライキが発生、西岸地区では「マナーマ・ワークショップ」を拒否する民衆の怒りのデモ 【本紙:ガザ、ラーマッラー】 また、アルビレの北部導入地点に加え、ベツレヘム、ヘブロンといった複数の地域において、民衆の衝突が勃発した。これに際し、ファタハのパレスチナ革命議会のメンバーであるムハンマド・アッラハーム氏も含む多くの国民が負傷したが、これらは占領軍による彼らを狙った銃弾や催涙弾によって引き起こされたものであった。また、これは彼らが「バハレーン・ワークショップ 全文をよむ
◾︎ガザ地区に全面的ストライキが発生、西岸地区では「マナーマ・ワークショップ」を拒否する民衆の怒りのデモ 【本紙:ガザ、ラーマッラー】 占領軍(イスラエル)の刑務所内部の捕虜らの司令部は「バハレーン・ワークショップ」を批判し、その声明の中で、ワークショップへの参加はいかなる面においても「パレスチナ人民と、その固有かつ歴史的な権利に対する敵対(行為)」と同義であったと述べ、これに起因する決定事項は全て「無効」と見なされるとした。また、同声明の中で「パレスチナはパレスチナ人のもの 全文をよむ
◾︎ガザ地区に全面的ストライキが発生、西岸地区では「マナーマ・ワークショップ」を拒否する民衆の怒りのデモ 【本紙:ガザ、ラーマッラー】 これに関し、ハマースの政治部のメンバーであるハリール・アル=ハイヤ氏は、パレスチナ人が「全ての手法と道具をもって」取引に立ち向かうことを強調しつつ、「世紀の取引は通過せず成功もしないだろう」と述べた。また、アルハイヤ氏は、ガザ市で行われた市民会議において、「我々人民がこれまでの取引や計画を阻止してきたように、我々の忍耐、抵抗、団結によって、今 全文をよむ
■アブダビに「キッザニア」新拠点(2) 【アブダビ:本紙】 また、ヤス・モールを所有・管理するアルダー・プロパティズ社のサウード・フーリー・ショッピングモール部最高責任者は次のように述べた。 「キッザニアは、子供たちに提供するエンターテイメント・教育性の高い水準を評価され、数々の賞を受賞しているユニークなコンセプトである。ヤス・モールにキッザニア・アブダビ拠点を新たにオープンすることで、小さな来園者たちは現実世界を模したユニークな職業的・社会的環境を体験し、大人たち 全文をよむ
■アブダビに「キッザニア」新拠点(1) 【アブダビ:本紙】 エマール・エンターテイメント社はドバイ・モールにおける大成功を受け、アブダビのヤス・モールにエンターテイメントと知育の街「キッザニア」の新たな拠点をオープンした。 「キッザニア・アブダビ」は55000平方フィートを超える面積で、子供たちに、楽しさと実益に満ちたそこにしかない体験を提供する。同施設は、最大限に安全でリアルな学習環境の中で、意思決定スキル、チームワーク、創造力を育む50以上の様々な職業を発見し、 全文をよむ
◾︎ガザ地区に全面的ストライキが発生、西岸地区では「マナーマ・ワークショップ」を拒否する民衆の怒りのデモ 【本紙:ガザ、ラーマッラー】 「バハレーン・ワークショップ」に反対する民衆の怒りと西岸地区の境界線周辺におけるデモ行進が継続する中、全面的なストライキが昨日(23日)ガザ地区において行われた。パレスチナの政治指導者らは「パレスチナ問題の清算」を目的としたアメリカの計画に反対することを発表し、これらに対抗するためのパレスチナの団結を呼びかけた。また、ガザ地区においては「バハ 全文をよむ
■ニーナワー:初等教育課程における合格者の割合低下により同県における教育状況の悪化が明らかに 【モースル:本紙】 ニーナワー県で初等教育課程の試験が行われた。その合格率は40%を切った一方で不合格の確率は60%に及び、この結果は深刻な兆候を与えている。そのことは、無知や非識字が蔓延すると警鐘を鳴らすものとなっている。また、学識者や専門家はイラク全体、特にニーナワーにおける教育の混迷の背景にある理由を本紙に指摘した。その理由の中で最も重要なのは、運営上の失敗や、教育分野が専門の管理職 全文をよむ
⬛︎イード・アルフィトル中に自治体が開催した991の催しに290万人が来場 【リヤド:本紙】 都市農村省はイード・アルフィトル(注:イスラームにおける断食明けの祝祭)を祝ってサウジアラビアのあらゆる地区や町で991の催しを行った。催しには290万人が来場し、13万6739個の贈り物が来場者、特に子どもたちに配布された。 同省は国民や住人を迎え入れるため、数千の公園、市や町の広場、海岸で準備を行い、7万2917本の街灯柱に装飾を施し、3万9238枚の旗を掲げ、16万4 全文をよむ
■ジェッダで5424人の清掃員が6486トンのイードのごみを収集 【ジェッダ:本紙】 ジェッダ市役所の清掃・集積場務局は、ラマダーン月とイードの期間中の市内における固形廃棄物量の増加に対処するため、取り組みを強化した。ごみの量はイード初日で6486トンに達し、1日当たり5400トンと推定されている平均ごみ排出量から17%増加した。 1日当たりの家庭ごみの量は5080トンを記録し、これは3300トンとされる1日当たりの平均ごみ排出量から64%増加した。一方、産業廃棄物 全文をよむ
■試験問題が「フェイスブック」に流出 英語の試験に関する高校1年生の意見は様々 【本紙:カイロ】 昨日、一部の高校で1年生の期末試験の最終科目、第一外国語がコンピューターと筆記による解答方法で実施された。この試験は、5月23日に実施予定だったが、気温上昇のために延期され昨日の実施になった。試験問題の難易度についての高校生たちの意見は様々だった。「非常に簡単だった」という生徒もいれば、「難しい問題が含まれていた」という生徒もいた。彼らは「難しいところがあって、時間をかけて 全文をよむ
2019年6月3日 米国:暴力的なゲームの悪影響がマインクラフトを用いた実験で判明 ■暴力的なテレビゲームは子供たちの実生活での危険な行為と関連性がある! 【本紙】 オハイオ州立大学の研究者らが実施した調査は、暴力的なテレビゲームをプレイする子供たちは実生活でも武器を扱う傾向がより強いことを明らかにした。 今回の調査では、8歳から12歳までの220人の子供たちを2つのグループに分け、彼らに「マインクラフト」の様々なモードをプレイするように命じた。 全文をよむ
■エジプトのコプト教総主教:宗教は卵に、政治は石にたとえられる、そして両者を混ぜ合わせることは、宗教を破壊し、政治を汚すことになる 【カイロ:本紙】 アレキサンドリア総主教タワドロス2世は、宗教を卵、政治を石とたとえ、両者を混ぜ合わせれば卵が割れるだろうと述べた。 これは、政治や地域情勢について語られた、中東ラジオとの長時間にわたる対談の中での発言だ。 さらにタワドロス2世は以下のように述べた。「宗教は神からもたらされ、政治は土地と人間からもたらされた。宗 全文をよむ
■レバノン:北部でサウジアラビアがラマダーン・バスケットを配布、アルサールではアラブ首長国連邦がイフタールを提供 【ベイルート:本紙】 レバノンにあるサルマン国王人道援助救援センターは木曜日(9日)、山岳レバノン県のザカート・ファンドの協力のもと、バッダーウィー難民キャンプとスィール・ダニエ町で暮らすシリア避難民やパレスチナ難民の1223家族に対して、各世帯にひとつずつラマダーンの食料バスケット(注:食料品の詰め合わせ)を配布した。 また、同センターは昨日金曜日(1 全文をよむ
■エジプトの放送局「ナハール」チャンネル網がラマダン中の番組を発表 【カイロ:本紙】 「ナハール」チャンネル網は同局のラマダン月の番組を発表し、全視聴者、そしてあらゆる階層の要望に十分に応えたドラマシリーズ、宗教番組、料理番組や子供向け番組といった多様な番組構成が明らかになった。また、最強のドラマシリーズの放送を通じて、エジプト人の大物俳優が出演する最も重要なドラマや番組を放送する。 大物女優のガーダ・アブドゥッラーズィクは『1度の物語』に出演する。なお、このドラマ 全文をよむ
イスラエル:アラブ系学校向けの教科書、用語のヘブライ語読みへ改訳(2) ■イスラエルのアラブ人学生向けの新しい教科書、パレスチナやエルサレムなど地名や歴史的用語の表記の改訳 以上のことは、ユーシフ・ジャバーリーン国会議員・国会教育委員会委員も強調しており、「イスラエル教育省は創設以来、アラブの学生用の公民と歴史教育の教材の内容を決定してきた。アラブ人の専門家による教材の内容の選定への実質的に参画は一切ない。ゆえに、イスラエルの教材はシオニスト的なユダヤ人のナラティブを反映し 全文をよむ
イスラエル:アラブ系学校向けの教科書、用語をヘブライ語読みへ改訳(1) ■イスラエルのアラブ人学生向けの新しい教科書、パレスチナやエルサレムなど地名や歴史的用語の表記の改訳 【ナザレ:ワディーウ・アワーウダ】 イスラエル教育省はさらなるイスラエル化、ユダヤ化を企図にまい進する中で、アラブ系学校向けの新しい公民科の教科書の改訳を承認した。教科書の名前は「イスラエルの統治体制と政治」で、著者はアブラハム・ディスキン氏だ。ユダヤ系右派で組織されるコヘレット・フォーラムが 全文をよむ
湾岸諸国:消失の危機に瀕する湾岸人的ライフスタイルを後世に継承していくために ■憂慮する湾岸人の世代 【本紙】 新しい世代と過去の世代との間には、深い亀裂が横たわっている。この亀裂は心理面・行動面・文化面における隔絶とほぼ等しく、私たちがバランスの取れた状態に至るまでには、長い時間が必要なようだ。かつての生活は艱難と辛苦に特徴づけられてはいたが、湾岸社会の伝統的なイメージは、より自然で自発的なものであった。そして働く人は、海の人であれ職人であれ農耕民であれ、湾岸社会 全文をよむ
■「小さなスターたち」に大きな夢を抱く才能あふれる子供たち 【ドバイ:本紙】 「リトルビッグスター―小さなスターたち」の第10回がMBC1とMBCエジプトで放送され、数々の才能が輝きを見せた。小さな出演者たち、学問、職業、スポーツなど分野において自身が抱く将来の大きな夢と志を発表した。これに対し(司会者の)アフマド・ヒルミー氏は「新しい世代は才能を披露しこれを伸ばすことのみに関心を抱くのにとどまらず、勉学や科学的探究を怠らないよう努めていることを証明した」と強調した。 全文をよむ
■エジプト児童オリンピックの立ち上げ:スブヒー大臣「スポーツに力を入れ、学校の必修教科に」 【ムハンマド・アブドゥルサーフィー】 アシュラフ・スブヒー青年・スポーツ相は、エジプトの人づくり戦略とエジプト児童オリンピックを通じて、また大統領の指示に基づき、スポーツに力を入れてこれを学校の必修教科とすることにより、様々な県で青少年の能力開発・投資に力を入れると述べた。なお、この人づくり戦略は、アブドゥルファッターフ・スィースィー大統領が立ち上げた戦略である。 スブヒー大 全文をよむ
■科学者らはサハラ砂漠を湿潤な草原や森に変える研究を行う 【ディヤーウ・ハージュリー】 サハラ砂漠は広大であり、その面積は中国とアメリカを合わせたものよりも大きい。また、世界最大の砂漠であり、不毛の地であり乾燥に苦しんでいるために世界で最も貧しい地域と見なされているサヘル地域が南に接している。その中で、コンピューターを使用したシミュレーション・モデルに基づく科学的研究が登場した。この研究は、サハラ砂漠を緑地へ変え、また降水量を増加させることが可能性であると示唆している。これは 全文をよむ
エジプト:中学校にタブレット端末を配付、導入 ■保護者の費用で欠陥を修理 学校のタブレットを破壊、紛失した際4500ポンドの賠償をする 【カイロ:ニヴィン・シャハータ】 教育・技術教育省は、2学期に中学校1年生の生徒に配付予定のタブレットに関して、生徒と保護者に決定書を発行した。決定書は、タブレットを破壊、紛失した場合に保護者が4500ポンドを払い、代替品を受け取ると告げている。また、なんらかの故障が生じた場合は保護者の出費で修理が行われるという。 ターリク 全文をよむ
二聖モスクの守護者杯で「国際耐久レース」開催 【ウラー:本紙】 遺跡、芸術、文化、スポーツにおける観光・投資先としてウラーの地位を高めるためのたゆまぬ努力の一環として、ウラー県王立委員会は昨日(9日、日曜日)、二聖モスクの守護者サルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ国王杯をかけて能力と忍耐力を競う国際的な選手権の開催日を発表した。同選手権は、「騎手たちの集い」というスローガンのもと、サウジアラビア騎手連盟の監督で来年2月2日に行われる予定で、ウラー県で距離120㎞のレースとし 全文をよむ
■教育の質はアイデンティティに勝る 【ハアレツ紙からの転載】 リーマー・アトゥラシュ(17歳)はダブリーヤ村で生まれ育った。彼女が七年生になった時、ナハラルのユダヤ系農業学校で学び始めた。彼女の父親であるムハンマド・アトゥラシュ氏は、「私たちはこの選択には代償が伴いますが、私たちにとっては最良の選択です」と述べた。学費の違いは家族と離れて暮らすことだけではない。ムハンマド氏は、最も難しい問題は転校によって支払う文化的な代償だと語る。「わたしたちは娘を見守ることや、彼女に何がお 全文をよむ
■サウジアラビアのロビイストはワシントンでトランプ氏が選挙戦勝利後、同氏所有のホテルに500泊分の宿泊料金の支払い 【ワシントン:本紙】 サウジアラビア系ロビー団体は、アメリカ大統領ドナルド・トランプ氏のホテルに、2016年大統領選挙の直後の昨年、多くの「ビジネス」をもたらした。というのも、ロビイストは、わずか3ヶ月間で500泊の宿泊料金をトランプ・インターナショナル・ホテルに支払ったのだ。 アメリカのとある情報筋は以下のことを明らかにした。「これらのロビー団体は、 全文をよむ
■教育省は、40校でアラビア語改善プロジェクトを始動 【ジェッダ:ウスマ―ン・ハ―ディー】 教育省は、アラビア語カリキュラムの改善プロジェクトに乗り出した。同プロジェクトは今年、初等学年で取り組まれる。サウジアラビア全土から男子校、女子高を合わせた40校が選ばれた。また、このプロジェクトはジェッダ、マハド・ザハブ、ズルフィー、アシルの教育局のみで運営される。 また、ナスィーム教育局を代表したジェッダ教育チームが、プロジェクトの視察のためにクルトゥビー小学校を訪問 全文をよむ
アズハル大学総長:テロリストへの対抗は宗教上の義務である 【カイロ:本紙】 ムハンマド・フサイン・マハルサーウィー・アズハル大学総長、アズハル大学が、中立的な学説の普及を望んでおり、テロへの対抗とその撲滅は宗教と国の義務であると強調した。さらに、啓示宗教と神のメッセージはテロリストと無関係だと強調した。マハルサーウィー総長はエジプト軍がアズハル大学で催した教育セミナーでこのように語った。 マハルサーウィー総長はテロリストたちが「時代からの逸脱者であり、世に蔓延る腐敗 全文をよむ
■カイロ:事故で警官2人を含む10人が死亡(2) 【カイロ:本紙】 さらに、ミヌーフィーヤ県(ナイルデルタ)からリヤーフ・タウフィーキー水路を通ってブハイラー県のある村へ到着する予定のフェリーが、ブハイラー県(エジプト北部)で転覆し、5人が溺死した。一方で海難救助隊が17人の乗客を救出した。主要レポートはフェリーの転覆は重量超過が原因だとした。 アレキサンドリア県(カイロ北)ではバルディーム・アレキサンドリア間の国際道路で重量物を配送していた車両が横転し、1人が死亡 全文をよむ
■カイロ:事故で警官2人を含む10人が死亡(1) 【カイロ:本紙】 昨日(25日)エジプト各地で起きた事故で10人が死亡した。そのうちギザ県(首都南)の地域道路上にある治安部隊の詰所にトラックが突入した事件では警官2人が死亡し、数十人が負傷した。なお、エジプトは交通事故率が高い国とみなされている。 警察は昨日未明詰所に突入したトラックの運転手を逮捕した。この事故で、通常の安全措置の一環として通行車両の運転手の自動車免許確認を行うために詰所にいた警部補と警部2人が死亡 全文をよむ
天候のせいで…サウジアラビアとエジプトで航空機が運休、港が封鎖 【アナトリア通信:諸特派員】 多くのアラブ諸国は一連の不安定な天候に見舞われており、航空機の一時的な運休や港湾と幹線道路の封鎖に追い込まれている。 エジプトでは金曜日(23日)に、カイロや(首都西部の)ギザで大雨に見舞われ、沿岸の県を超える降水量の大雨となった。 また天候の悪化によって、漁を控えた(北部)ラシード港の封鎖をもたらし、同様に(北部)マウディアのイドゥク港、(北部)ドゥミヤートのイ 全文をよむ
■複数の国の記者たちはパレスチナで、攻撃にさらされる中での活動を経験する 【ラマッラー:本紙】 国際ジャーナリスト連盟(IFJ)のフィリップ・レル総裁とIFJ執行委員会の複数のメンバーは一昨日(11月17日)、パレスチナで「攻撃にさらされる中での活動」を経験した。これはイスラエル占領軍の一部隊と対峙した際の出来事で、同部隊は彼らに占領地エルサレムに入ることを禁じ、多数の催涙ガス弾を投げつけた。 レル総裁と外国人やアラブ人のジャーナリスト複数は、パレスチナ人ジャーナリ 全文をよむ
■医薬品不足の危機、継続的な供給を 【エジプト:アフマド・イマーム】 エジプト市場は近頃、糖尿病患者のためのインスリンやペニシリン、乳児用ミルクが不足し、政府が市場や薬局の不足を補うまで長い間悩まされた。しかしこの事態はまだ収束しておらず、依然として多くの患者が苦しんでいる。そしてその苦しみは闇市場を活性化させ、「弱者」である患者が何倍もの価格で治療薬を購入するという困難を知らしめることとなった。なお、この「市場で不足している」医薬品とは具体的にはパーキンソン病、腫瘍、癌、腎 全文をよむ
■人権団体「人権は、2017年、2018年に、モロッコにおいて無視された」 【ラバト:本紙】 モロッコの諸法学者は以下のように述べた。「2017年と2018年上半期、平和的デモの自由、表現の自由、また報道の自由や経済的、社会的及び文化的権利に代表される人権が侵害された。」 モロッコ人権協会は、昨日(11月1日)木曜日の報道会見で、モロッコの人権侵害の状況に関する296ページに及ぶ報告書について説明する中で以下のように述べた。 「2017年と2018年における基本 全文をよむ
■マドブーリー首相:教室の過密状態を緩和するための計画、全県にモデル病院を設置、政府は衛生状態を改善するためゴミ問題に取り組むことを決意 【イサーム・ディーン・ラーディー:本紙】 さらに、同報道官は以下のように述べた。「シャウキー教育・技術訓練相はマドブーリー首相に、タブレット端末を用いて提供されるであろう教育内容や、特に学生に向けて用意されているカリキュラムについて報告した。また、同相は高校1年生の教員たちに向け、タブレット端末を用いた新しい教育システムについての研修を実施 全文をよむ
■マドブーリー首相:教室の過密状態を緩和するための計画、全県にモデル病院を設置、政府は衛生状態を改善するためゴミ問題に取り組むことを決意 【イサーム・ディーン・ラーディー:本紙】 ムスタファー・マドブーリー首相兼住宅・公共施設・都市相は20日、ターリク・シャウキー教育・技術訓練相と面会し、全国レベルで教室の過密状態を緩和するための解決策や、過密緩和に向けた現行のプロジェクトについて議論した。 シャウキー大臣は「需要を満たすために2021年末までに必要な教室数は25万 全文をよむ
■住宅供給当局は市民の遅延損害金を3か月免除 【カイロ:ハムディー・ザムザム】 新都市社会局ビジネス・不動産担当のターリク・スィバーイー副局長は、残りのプロジェクトを完成させるため、新市街の建設関プロジェクト全てに対して遅延損害金を請求しない1年間の猶予を与えた。ちなみに全プロジェクトの実行率は95%に達している。なお、プロジェクトが100%実行・完了するまでは最終的な売却契約による土地の登記は行われない。 また同副局長は、「新都市社会局が住宅、ビジネスオフィス、店 全文をよむ
■人権団体:エジプト治安機関が人権擁護者らを攻撃 【カイロ:本紙】 さらに「権利と自由のためのエジプト委員会」は、「バンナー氏と同席した弁護士らによると、バンナー氏は目隠しと手錠を掛けられた状態で現れ、その後目隠しを外され、部屋に一人で座らされ、弁護士らと離されたという。また同様に、同人には入浴や食事が許されなかった。それから見知らぬ場所に連れて行かれ、さらに検察庁代理人との面会も数時間延期されたと」と述べた。 また同委員会は以下のように付け加えた。「今現在でもワリ 全文をよむ
■人権団体:エジプト治安機関が人権擁護者らを攻撃 【カイロ:本紙】 「権利と自由のためのエジプト委員会」は昨日木曜日(10月18日)、人権派弁護士のサイード・バンナー氏とアフマド・アブー・イルム氏、さらに歯科医のワリード・シャウキー氏が逮捕されたこと、また彼らの訴訟が捏造されるために強制失踪にさらされていることを批難した。 非公式のエジプト法的機関である「権利と自由のためのエジプト委員会」は声明の中で、「エジプト治安機関は活動家や擁護者を新たに攻撃している」と述べた 全文をよむ
■良心を揺さぶる犯罪…泣きやまないことを理由に幼子に麻薬を与えた父 【ムハンマド・アブー・ザフラ : 本紙】 残酷な犯罪がエジプトを揺るがした。父親は、人としての感情や慈愛すべてを失い、一歳半に満たない彼の子供に大麻を与えたのだ。 事件はカイロ県のザイトゥーン警察署が、病院や薬物センターのひとつから大麻を摂取したことで生死をさまよっている一歳半の幼児が搬送されたとの通報を受けたことに遡る。 この出来事は大きな騒動を引き起こし、内務省が事情の調査を始めること 全文をよむ
■ガザ地区にて…人々は文盲と戦う 【ガザ:タグリード・アターッラー】 非識字とは文字の読み書きができないことに留まらず、思考的非識字にまで及ぶ。もし、人が集団的な思考の一部であるなら、彼は完全なる非識字者である。なぜなら、新しい物事を取り入れることができないからだ。この点において、思考的非識字は文字の読み書きができないことよりも危険であると考えられる。これは、社会問題評論家のナハラ・フスリーが強調することだ。他方、タラール・アブー・ラクバという研究者は、時代の進歩が新しいコン 全文をよむ
■来月にシャルム・エル・シェイクで開催される世界若者フォーラムの集中的な議事日程 【本紙:シャーディー・アブドゥッラー・ズィルタ】 ‐社会形成、世界経済、過激思想について3000人の若者が参加する20のセッションで議論 来月11月3日に、シャルム・エル・シェイクにおいて3日間の日程で世界の国々からおよそ3000人の若者が参加する世界青少年フォーラム(World Youth Forum)が始まる。 会期中は複数の集中セッションが行われる。11月3日にフォーラ 全文をよむ
■500トンの廃棄物を除去、6本の閉鎖されていた道が開通 ■カイロ県知事はナセルシティの第10区を埋め尽くしている物品を除去するキャンペーンを指揮 【カイロ:アブドゥル・ハーディー、ヒシャーム・ザキー】 ハーリド・アブドゥルアールカイロ県知事は昨日朝、(通りを)埋め尽くしてる物品・物件を除去し、違法なものやスラムを撤去するための広範囲にわたる抜き打ちのキャンペーンを指揮した。このキャンペーンは第10区と自動車市場の周辺から憲章通りとムスタファー・ナハース通りに至る地域にま 全文をよむ
イラク:ノーベル賞受賞はイラク女性の犠牲を広く知らしめる 【バグダード:本紙】 ■ムラード氏のノーベル賞受賞はイラク人女性の犠牲を明示する サーイルーン同盟(変革への行進)は、イラク国民でありヤズィーディー教徒であるナディア・ムラード氏のノーベル平和賞受賞を、「闇とテロの勢力に対する光と平和の勢力の勝利を表すものであるとともに、イラク人女性の犠牲を明示するものだ」と強調した。 サーイルーン同盟公式報道官であるファフターン・ジュブーリー氏は、本紙がコピーを入 全文をよむ
■2018年ミス・レバノンにマヤ・リアイディ 【ベイルート:本紙】 まず始めに出場者の水着でのランウェイ審査があり、その後審査員のひとりであるニコラー・ジュブラーンの名を冠したイブニングドレスを身にまとっての審査が行われた。なお、得点の50%はまず始めに予選を通過した10人の姿、もう50%は審査委員らからの質問に対する彼女たちの回答に依拠した。最終審査では、「人生における最大の失敗」は何かという統一された質問が審査を通過した5人に投げかけられた。彼女たちの答えはそのほとんどが 全文をよむ
■2018年ミス・レバノンにマヤ・リアイディ(1) 【ベイルート:本紙】 レバノン人のマヤ・リアイディがMTV放送局主催のパーティにおいて2018年のミス・レバノンの称号を勝ち取った。なお、MTVが数年前にLBCI放送局に買収されて以降のコンテスト史上初めて同局がこのパーティを開催した。 彼女がスクリーンに初めて映し出されてから、薬学部の学生(22歳)である彼女は、カメラの前でその天使のような美貌とレベルの高さを満場一致で認めさせた。彼女のすべてのランウェイは注目の 全文をよむ
2018年9月30日 ヨルダン:政府は男女の賃金格差の是正を約束 ■ヨルダンは男女の賃金格差是正を約束 【アンマン:ヌールマー・ナアマート】 ヨルダンのマーリー・カウワール計画・国際協力大臣は、同国が男女間の賃金格差の是正に力を尽くすことを約束すると明らかにした。これは教育や健康分野のような、女性が支配的である分野における賃金の電信送金を通して行われる。なお、この発表はニューヨークで開催された同一賃金国際連合(Equal Pay International Co 全文をよむ
■西アジア経済社会委員会(ESCWA)で翻訳の日…翻訳者を祝う 【ベイルート : 本紙】 アメリカ人作家のポール・オースター氏は、翻訳家は文明間での意思疎通を可能にする隠れた立役者であり、彼らによって、我々はどこから来たとしても皆一つの世界に属しているということを理解し、また理解してきたと語る。2018年8月1日、レバノンの専門機関や大学から翻訳や言語の分野の専門家や学生が、ベイルートの国連施設にある西アジア経済社会委員会(ESCWA)本部に集まった。9月30日に国連が挨拶す 全文をよむ
■ごみ集積場 カイロを包囲(3) 【取材:ニールミーン・クトゥブ】 「そこで我々は2016年2月に第90488号の訴状によって環境省を、第193号によってナセルシティ東部地区長を、そして第71990号によってカイロ県知事を提訴し、ごみ集積場が健康被害を引き起こしているので、許可取り消しとその撤去に向けた必要な措置を講じるよう要求した。」 「そして2017年7月9日の公判でカイロ県からごみ集積場に関する公式見解を示すよう求める裁定が裁判所から下された。これに対してカイ 全文をよむ
■ごみ集積場 カイロを包囲(2) 【取材:ニールミーン・クトゥブ】 「ギザからワーハ地域に引っ越して来てからの2年を除けば、私は胸の病気などかかったことがなかったわ。」ある住人の女性は我々にこのように話し始めながら、胸部のアレルギーの治療を受けていることを示す処方箋をたくさん見せた。「トゥーブ・ラムリー集積場から毎日出てくる臭いにはもう限界だし、煙で息が詰まって夜明けには起きてしまうんです。」 一方、同地区の住人のひとりで弁護士のムハンマド・マスリー氏は正式な措置を 全文をよむ
■ごみ集積場 カイロを包囲(1) 【取材:ニールミーン・クトゥブ】 ■訴状はトゥーブ・ラムリーのごみ集積場撤去を要求..当局は「集積場は我々に従わず、法律に違反している者もいる」と返答 ■マアーディーおよびカッターミーヤの住民:「政府のポータルサイトと環境省に苦情を送った。私たちは日常的に悪臭に苦しんでいる。」 ■美化清掃管理局長「違法に占拠して作られたごみ集積場は管理局に従っていない…正式なゴミ集積場は問題を起こしていない…違反者には厳罰を」 全文をよむ
■エジプトでインターネット犯罪法に対する非難「同法は禁止と検閲を合法化する」 法律専門家「同法は恐怖の国家の柱を完成する」 国会議員「同法を実施するための新たな司法部局」 【カイロ:本紙、ターミル・ヒンダーウィー】 インターネット犯罪取締法への非難が相次いだ。同法は、エジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領が数日前に承認した。国際組織「国境なき記者団」は、同法に対し警鐘を鳴らした。また、同法が禁止と検閲の行使を合法化し、同国の安全保障への危害が確認された場 全文をよむ
■シリア難民は困難な選択に直面(1) 【サーディク・ターイー:本紙】 ヨーロッパ諸国からシリア難民を退去させ、送還するよう要求する宣伝キャンペーンが増加している。これらの国々はシリアでの苦難の数年間に戦火や政府による迫害から逃れてきた人々に対し、一時的に安全な避難所を提供してきた。しかし、ヨーロッパ社会で嫌悪の波が高まるにつれ、複数の極右政党がシリア難民の送還を議題として挙げ、自国の政府に圧力をかけるカードとしてこの議題を用いるようになった。そして、そのことを以下のように述べ 全文をよむ
■シリア難民は困難な選択に直面(2) 【サーディク・ターイー:本紙】 しばしばトルコとの国境を通じて流入する難民にとりヨーロッパの最初の玄関口とみなされるギリシャでは、同国政府が難民に対して強硬な政策を策定しようとしていることが分かる。すなわち、2017年9月に政府は難民に関する措置を講じたが、これは行政裁判所が、ある危険な判例の中で、シリア難民の強制送還を決定したためだ。750人以上のシリア人が、アテネの「国務院」(最高行政裁判所)と裁判官が下した、ギリシャへと向かう際に通 全文をよむ
■エジプト:生後4ヶ月対象の新しいポリオワクチン。保健大臣はダール・シファー病院の「待機リスト患者」の健康状態を視察。 【本紙:サミール・サイイド】 ハーラ・ザーイド保健・人口相は、昨日と今日の2日続けて現場訪問を行い、病院に搬送された後に手術を受けた待機リスト患者の健康状態を視察した。ウェブサイトやホットラインを通じて、6ヶ月以内に手術と重要な医学的介入を要する患者の待機リストをゼロにするプロジェクトが、共和国大統領によって開始されたか、ザイード保健大臣はアッバースィーヤ 全文をよむ
■大統領、新しい都市はエジプトでの先進的な生活モデルになる 【エジプト:シャーディ・アブドゥッラー・ザルトゥ】 アブドゥルファッターフ=スィースィー大統領は昨日、共和国全土の諸地区に総合サービスエリアを設置するプロジェクトを徹底的に調査するよう指示を出した。また、人工密集地域に住む市民に統合的なサービスを提供していき、一つの場所で市民が様々なサービスを容易に得られるようになることが重要だと指摘した。 スィースィー大統領による上記の説明は、ムスタファー・マドゥブーリー 全文をよむ
■デモが続く中、サフワーンのクウェートとの国境で抗議活動が発生 【バグダード:本紙】 抗議がエスカレートするのに伴い、アバーディー首相は13日、ブリュッセルから帰国しバスラ県へ向かった。ブリュッセルでは対ダーイシュの有志国連合会議に参加していた。バスラ県では同県の軍事司令官やアスアド・エイダーニー知事、そして電力会社の代表と会合を開いたのち、部族の長老らとの面会も行った。 国家の安全に関する閣僚会議は13日金曜夜、治安状態について議論するためにアバーディー首相を議長 全文をよむ
■デモが続く中、サフワーンのクウェートとの国境で抗議活動が発生 【バグダード:本紙】 南部の県では、8日日曜に始まった失業に対する抗議デモが続いている。抗議はバスラ県で始まり、その後ジーカール県、マイサーン県、ナジャフ県、バービル県など他の南部の県に波及した。 数百人の人々が14日朝、マジュヌーン油田の前やクウェートとの国境に位置するサフワーン国境検問所の前でデモを行った。彼らの要求は雇用や公共サービスの改善である。 また、数百人のイラク人が13日金曜夜 全文をよむ
◼︎ 7月の暑さがイラク政府を圧迫、イランの電気が打ち切られる 【バグダード:本紙】 イラク政府は、例外的に気温が上昇する毎年7月に深刻化する民衆の怒りにさらされている。イラクの諸都市は世界トップクラスの暑さを誇っている。そして電力不足が続く中、イラン当局がイラクに販売していた電力の供給停止に取り掛かったため、人民の怒りが悪化している。 イラク電力省は、イラン当局がイラクに販売していた1000MWの電力を打ち切ったことで、南部の幾つかの都市、特にバスラ、ナーシリーヤ 全文をよむ
■レバノン:YASA「レバノンの交通事故の多くが麻薬の影響により発生」 【ベイルート:本紙】 YASA(レバノンの交通安全を推進する社会団体)は声明で、治安部隊や自治体警察、全ての関係機関に対して麻薬に対処すべくより一層の努力を求めた。ちなみに今年これまでにレバノンで発生した交通事故に関して、YASAはその多くが麻薬に起因するものであると明らかにしている。そして、YASAはとりわけ直近数か月間における麻薬取引に対処するための多岐にわたる努力と功績に対して、税関部門と治安部隊の 全文をよむ
■「英語の解答用紙のサンプル調査」結果は大いに満足できるものだった ■本日、受験生は物理と歴史の試験に挑む 【ニーフィーン・シャハータ】 本日の高校課程の修了認定試験(サーナウィーヤ・アーマ)で、理系学生は数学の試験と厄介な物理の試験に臨み、一方で文系学生は歴史の試験に挑む。毎年、物理と歴史は理系と文系それぞれの学生たちの間にいちばん論争や恐怖を引き起こす科目である。 教育省が、「試験は教科書を逸脱せず、授業で説明されたものであり、85%の設問が平均的な学生のレ 全文をよむ
■スラムの住人のマネジメントと住居提供のための企業設立へ 【バドゥワー・サイード・ナギーラ、ハムディー・ザムザム】 エジプト政府は、スラムの開発と対象地区の住人に対して安全で文化的な住居を供給する計画を続行している。そして、カイロの安全性に問題のあるスラムの住人を中心に新たな住居を供給するプロジェクトすべてをマネジメントする会社を設立することについて合意がなされた。なお、今回の合意にはプロジェクトの保全や調整、また対象地区における良質なサービスや文明的な景観の維持を保証するこ 全文をよむ
■エジプト:障がい者に24台のオートバイを配布 【アブドゥルハーディー・タンマーム、ヒシャーム・ザキー】 アーティフ・アブドゥルハミード・カイロ県知事は、市民社会が県の行政機関が所管する民間団体を代表し、開発・社会計画の実施、また中間層の世帯や特別支援を必要とする世帯への必要な支援の提供に参画することを強調した。同氏は、ここ最近で広く、特にカイロで成長しつつある社会的役割を称賛した。カイロでは昨年度、民間団体が約1億ポンドを慈善活動と首都開発プロジェクトに供与した。 全文をよむ
■ウェブサイトはイラク人の客を粗悪品で騙す 【バグダード:フルード・アーミリー】 イラクの数十のウェブサイトは、世界規模のショッピングが始まったとの宣伝を通じて様々な消費財の販売促進を図っている。しかし、そうした消費財の大部分は、別の異なる場所から来たもので、壊れていたり、客が元の広告で見たのと全く似ていない。 買い物は気晴らしになる。しかし、女性だけでなく、イラクの家族一般の買い物による気晴らしは、その比ではない。一般的に、家族は子供や家族の若い女性を連れだって買 全文をよむ
イラク:Facebookを通じた臓器売買が活発化(2) ■クルディスタンでFacebookを通じた臓器売買が活発化(2) 【バグダード:本紙】 こうした仲介人はFacebook経由で人と知り合い、経済状況や教養のレベルを調べ上げた後、取引を持ち掛ける。 被害者の一人はバグダード出身の若い女性だった。仲介人と知り合った夫から1100万ディナールで腎臓を一つ売るよう説得された。取り調べで夫は、facebookで仲介人と知り合い、腎臓を売るよう妻を説得したと述べ 全文をよむ
■クルディスタンでのFacebbokを通じた臓器売買が活発化(1) 【バグダード:本紙】 (イラクの)司法当局から発行されている「カダー(司法)」紙電子版が明らかにしたところ、クルディスタン地域は臓器売買の「中心地」へとその姿を変え、SNSのfacebookがこの商売の流通にとって重要な手段になった。 同紙によれば、バービル県においてイラク治安部隊が今年2月、facebook上で臓器売買を行なっていた集団の摘発に成功した。この集団は、金銭と引き換えに貧困者を利用して 全文をよむ
■運転免許を取得した初のサウジアラビア人女性による交通事故 【ロンドン:本紙】 6月9日土曜日、SNSユーザーたちはサウジアラビアで運転免許を取得した初の女性が運転する車の事故動画を拡散した。また、先週サウジアラビアのメディア各社は国際運転免許証と引き換えに国内の運転免許証を受け取っていたサウジアラビア人女性の写真を公表した。なお、当局から女性への運転免許交付は国内での女性の自動車運転解禁まで3週間を切った先週はじめから開始された。 2017年9月26日、サルマー 全文をよむ
アメリカ:新しいアプリの話 ■幼児とのコミュニケーションと泣きの「理解」を手助けする新アプリ 【本紙】 カルフォルニアの科学者たちが「Chatterbaby」というアプリを開発した。このアプリは父親や母親の乳児とのコミュニケーション、乳児が何が欲しいかを理解する手助けをするものだ。 当初、科学者たちはこのアプリを聴覚障害者への支援用に開発した。このアプリは、泣いたり、注意を引こうとする子供の声に聴覚に障害を持つ親が気付く手助けをした。 学者たちは 全文をよむ
ヨルダンのシリア難民はザアタリで懐かしい「ラマダンの夜」を探し求める 【アンマン:マーヒル・シャワービカ】 40代のシリア難民アフマド・ザアビー氏は貧しいザアタリの市場の中を歩き回り、カターイフやタマル・ヒンディ、アラクスース(注:いずれも代表的なラマダンの菓子や飲料)の匂いを嗅ぎ、子供時代から祖国のダルアーで慣れ親しんだラマダンの雰囲気を味わおうとしている。 彼は「ラマダン」を見つけられていないが、もしいくつかのラマダンの光景が見つかったとしても、その光景の大部分 全文をよむ
■エジプトが外国人排斥政策を推進、在留許可の手数料を12倍に引き上げる法案が提出される ■人権団体:25万人の難民が危機に瀕している 【カイロ:本紙】 エジプトで外国人の在留許可法を改正しその手数料を引き上げる法案は、祖国の戦火から逃れて同国に渡った難民たちの不安をかきたてた。というのも、この法案は彼らに経済的に厳しい条件を課しており、その条件の意図は難民を「守られた場所(注:カイロの愛称のひとつ)」から追放することのように思えるからだ。 NGO団体の「権利と自 全文をよむ
■ヨルダン諸組合、所得税法案撤回を求め政府に1週間の猶予 【アンマン:本紙】 職能組合の評議会はヨルダン政府に新たに来週水曜日までの猶予期間を与えた 。この猶予期間は、政府が最近承認した所得税法案を撤回するためのものである。また評議会は、昨日全国で起きたゼネラルストライキを受け、来週水曜日の新たなストライキを組合団体と民衆団体に改めて呼びかけた。 ストライキが全国に広がる一方で、首都の中心部にある職能組合合同施設の前には数千人が大挙し、政府・議会打倒を訴えた。それに先 全文をよむ
■10カ所の販売センターに、5カ所の郵便局でも…メトロ切符と定期券購入簡易化のための一連の取組み 【カイロ:ハーニー・イマーラ】 地下鉄「メトロ」の運営、運行、保守を担うカイロ地下鉄公団は、メトロの乗客が切符を入手しやすくするための一連の重要な措置を新たに実行すると発表した。この取り組みでは、切符の販売と定期券業務をまずは10か所のセンター(シュブラー・ミスル、アルフィー、バーブ・ルーク、ドッキ、ギーザ、クッバ、アイン・シャムス、ムニール、マアーディー、アッバースィーヤ)で行 全文をよむ
■農家「その決定は公平なものではなく、粘土性の土地は米以外に適さない」 【マンスーラ: イブラーヒム・イシュマーウィー】 ダカリーヤ県で違法に稲作をする農民は、必要な食べ物を得るための激しい農業需要と厳しい罰則、違反帳簿のはざまに置かれている。この文書と罰則は、水の消費量が多い農産物への対応として農業法の中で議会が最近採択したものだ。罰則には、6カ月の懲役や1ファッダーン当たり3000〜10000ポンドの罰金が含まれる。 バニー・エベードの農民ムハンマド・アブドゥッ 全文をよむ
■外務省:国際社会は占領者の罪への加担を黙認 ■保健省は外科手術の必需品不足を報告 【ガザ:アシュラフ・フール】 ■増大する医療ニーズ ガザ地区保健省は昨日(10日)、負傷者の治療に必要な医療用品の深刻な不足を発表した。医薬品部門のムニール・ブルシュ部局長は記者会見で、次のように述べた。「多数の犠牲者や負傷者が殺到し続けることで、医師団は困難な任務に直面している。医師団は今も莫大な量の医薬品や消耗品を、救急救命室や手術室、集中治療室(ICU)で消費している。」 全文をよむ
■外務省:国際社会は占領者の罪への加担を黙認 ■保健省は外科手術の必需品不足を報告 【ガザ:アシュラフ・フール】 ■行動、そして平和性の強調 これらの活動の一部として、若者たちは「占領者の旗を燃やす金曜日」と名付けられた金曜日(13日)に向けて、ここ2日間準備を行ってきた。占領軍の目前で多数のイスラエル国旗を燃やす者がいた一方、昨日(10日)には空中にバルーンをあげた人々もいた。バルーンにはパレスチナ国旗が付けられ、ガザ地区から占領地へと空を移動した。 全文をよむ
■外務省:国際社会は占領者の罪への加担を黙認 ■保健省は外科手術の必需品不足を報告 【ガザ:アシュラフ・フール】 「大帰還の行進」に参加した活動家たちが日々主導する大衆的かつ平和的な活動は、いまだ途切れない。「大帰還の行進」はガザ地区東部の境界線に位置する5つの地域で行われていた。「ナイト・キャンピング」では、新たな現実やガザ地区の人々が最近始めた大衆的な抵抗の方法について語られたほか、隔離フェンスの後方に見える占領地についても語られた。参加者たちは、その他にも活動を開始 全文をよむ
■ダーリウ県における緊張が対立を暗示 【アデン:本紙 】 昨日、ダーリウ県において政府の治安部隊の兵営 と「ヒザーム旅団/セキュリティベルト」所属の部隊の間で交戦があったことを受け 、同県に再度緊張が走った 。この交戦で双方に損害が生じた。イエメンの情報筋は 「情勢は県内での包括的な対立を暗示している」と発言した。 その一方で、アデンにいる軍と部族 の情報筋 は『本紙』 に対し「フーシーの集団 は多数の前線、とりわけサアダ県の前線においてイエメン軍の攻撃に対する対処 全文をよむ
■エジプト人キリスト教徒らの間でエルサレムへの巡礼旅行者数の急増 【カイロ:アフマド・ラヒーム】 こうした規制の緩和は過去二年間で一層進み、宗教的な旅行を企画する 旅行会社に対しここ数十年来初めて、エジプトの教会内でエルサレム巡礼旅行の宣伝が許可されるまでになった。 規制緩和に向けた動きの背景には 、2015年11月に教皇タワドロス2世が、当時の教会会議の最年長メンバーであった近東エルサレムのアッバ、アブラハム・マタラーン大司教の葬儀に出席するため7名の高名な教父、僧 全文をよむ
■エジプト人キリスト教徒らの間でエルサレムへの巡礼者数の急増 【カイロ:アフマド・ラヒーム】 今年、エジプト人キリスト教徒数千人に対しエルサレムへの巡礼が無制限で 許可された。1967年以来初めてのことだ。この許可を受けて、カイロ空港では多くのキリスト教徒が、民間旅行会社が企画 するフライト でテルアビブのベングリオン空港へと向かい、そこからエルサレム市街へと向かう動きが目立った 。先週金曜日、キリスト教徒らは身元 に関する厳密なセキュリティーチェック と 手続きを経て、エ 全文をよむ
【カイロ:アナドル通信社】 ディヤーブ・ラウフ駐カイロ・パレスチナ大使は「アメリカは、パレスチナ民衆に対する醜悪な犯罪を継続するようイスラエルを後押ししている」と述べ、この犯罪に対する国際的な犯罪捜査を求めた。 上記の発言は、アラブ連盟がカイロで開催した常駐大使級緊急会議での大使のスピーチの一部だ。本会合の目的は「パレスチナ人に対するイスラエルの占領犯罪に対抗する道を探る」ことだった。 ラウフ大使は「アメリカ政府は、イスラエルの極右政府に対し、パレスチナ民衆に対する 全文をよむ
■家族と祖国に適切な子供になるための投資としての子育て(2) 【ジェッダ:アーイシャ・ジャアファリー】 これに対してアーリヤの夫のハーリド・ナージーさんは、家族とコミュニケーションを持たない時、子供は別の手に頼ると考えている。その手とは、家族が子供に与えなければならない庇護があるにもかかわらず、子供が嘘をつき、自己防衛の類として自分の秘密を作ることだという。子供は守られていないと感じると、自分のために自分を守ろうとし、こうした自己防衛が、子供に嘘をつかせ、自分の秘密の箱を作ら 全文をよむ
■家族と祖国に適切な子供になるための投資としての子育て(1) 【ジェッダ:アーイシャ・ジャアファリー】 現代社会の発展により、家族関係のあり方は、かつてのそれと異なってしまった。ほとんどの父母が異なるレベルの教育と文化を受けてきたからだ。こうした文化は、子供たちの前に知識や平穏の灯となれる。また言うまでもなく、父親が子供たちの心理的な望みを年齢ごとに理解するきっかけにもなり、こうした理解によって誠実な父子関係の構築が可能となる。 子供たちの望みは「自由」ではない。「 全文をよむ
◼モロッコには若者の期待に応える成長モデルが必要である(3) 【アガディール;ムハンマド・シャルキー】 独立国民連合は、英語やフランス語などの外国語の利用、最新技術の利用、学校や大学でのコンピュータの普及、学術調査の奨励、国際的な実験や研究への門戸の解放、目覚ましい発展を遂げている人工知能の活用、若者の技能やベンチャー企業への支援を通じた教育カリキュラムの改善を呼びかけている。同党に属する閣僚らの説明によれば、テクノロジーによって、失業率や貧困率を低下させることができるという 全文をよむ
◼モロッコには若者の期待に応える成長モデルが必要である(2) 【アガディール;ムハンマド・シャルキー】 アフヌッシュ氏は、独立国民連合が商工業・投資大臣、農業大臣、経済・財政大臣、漁業大臣、伝統工業大臣、青年・スポーツ大臣として入閣している政府の行政能力を批判し、以下の旨述べた。「民間による投資を促進すること、投資家の信頼を取り戻すこと、労働環境を改善し、競争力を向上させること、中小企業を支援すること、事業融資を簡易化すること、税制改革や行政の刷新を行うことで投資家の信頼を得 全文をよむ
◼モロッコには若者と女性の期待に応える成長モデルが必要である(1) 【アガディール:ムハンマド・シャルキー】 モロッコは、若者と女性の期待に応える新しい成長モデルが必要としている。具体的には、失業者に職を与え、個人や地域間の格差を是正することである。また、主に地方や小都市における保健や医療サービスをめぐる社会的な不均衡に対処することや、社会的な連帯を強化し、教育の質を向上させ、経済系の資格や世界の技術革新を活用することである。 「独立国民連合」党首兼農業・海洋漁業・ 全文をよむ
■啓蒙キャンペーンと法令はヨルダンにおける早婚を縮小せず 【アンマン:マーヒル・シャワーバカ】 早婚で少女が被害を受け、これを防止する法令が発行されているにもかかわらず、この現象はヨルダンで緩やかな増加を記録している。公的な統計がこれを証明している。専門家らは、この増加に複数の要因があると見ており、娘の食費、医療費、大学の学費への継続的な支出を妨げる家庭の経済状況をその最たる要因として挙げている。(政府の部局である)統計局発行の統計レポートに記される数値は、ここ数年の間に少女 全文をよむ
◼女性は男性の半分の賃金を得ている...これがサウジ労働市場の効率性を脅かす 【ダンマーム:ムハンマド・シャハラー二ー】 サウジアラビアの女性の賃金は、サウジアラビアの労働市場において、男性の賃金よりも半分程低い。同じ仕事で、男性の給与は女性2人分の給与に等しい。ある経済学者は『本紙』に対し、サウジアラビアにこうした問題があることは、民間部門におけるサウジ人女性の低賃金に由来すると説明した。さらに、低賃金には幾つかの理由があるとし、その一つは女性が大多数を占めていることだと 全文をよむ
■節水と課題への対応を啓発する国民キャンペーン 【カイロ:ムハンマド・アブドゥル・シャーフィー、イスラーム・アフマド・ファラハート】 ムハンマド・アブドゥル・アーティー水資源・灌漑相は、各省と関係諸機関に対し、水不足と水質の低下に対応し、成長に係る全ての水需要に応えるために、水資源省との調整を増やし、協力を推進するよう要求した。また同相は、水と灌漑に関する諸法律を有効にし、これを厳格に適応する必要性を強調した。これらの発言は、中央政府の各部門・機構・管理局の指導部による昨日 全文をよむ
■保健省は医療サービスや患者の生命に対する「深刻な影響」に警鐘を鳴らす 【ガザ:本紙】 ガザ地区の病院で営業する複数の清掃会社は、政府からの給付金を受領できず、再び業務を停止した。業務停止は、保健部門を揺さぶる燃料危機が続く中、患者に及び得る甚大な健康面の危険に警鐘を鳴らすものである。燃料危機により、ここ数日間で19カ所の保健センターが業務停止に至った。 ガザ地区保健省は、同省の管轄下で営業中の清掃会社が、政府からの給付金を受領できなかったため、全保健施設での業務を 全文をよむ
◼︎ サウジアラビア市場における消費者行動の4つの調査 【リヤド:本紙】 Saudi Food & Drug Authority(SFDA)は、サウジアラビア市場での消費者の食料品及び消耗品の購買における消費者行動に関する4つの調査を行った。最初の調査は消費者が栄養価、生産日、消費期限や生産国などの各種情報をチェックしているかどうかに注目した。また、これらの情報と、消費者の健康状態や栄養状態との関連に着目した。 第二の調査は、果実飲料品や乳製品の食品表示に関するもの 全文をよむ
■ガーダのストーリー、パレスチナ人の前にイスラエル人に衝撃を与える(3) 【ガザ:ファトヒー・サッバーフ】 ガーダの叔父のカマル・イブラーヒーム氏は本紙に対し、彼の兄弟でガーダの父親のラーミー氏から連絡を受けたこと、そこでラーミー氏が彼に、イスラエル当局がガーダを「エレズ」検問所に強制移動させたと伝えたことを述べた。また、イブラーヒーム氏は昨日夕方、「ガーダは今ラーム町に向かっている途中だ」と確認した。 「ミーザーン」(人権)センターは、「イスラエルは、占領地パレス 全文をよむ
■ガーダのストーリー、パレスチナ人の前にイスラエル人に衝撃を与える(2) 【ガザ:ファトヒー・サッバーフ】 この「犯罪」は10日ほど前に起き、不気味な沈黙のもと行われた。少女は未成年である。また、少女はヨルダン川西岸地区の居住地からガザ地区へ強制退去させられたが、少女や彼女の両親がこれに同意することも、知ることさえなかった。ガザ地区で少女を待つ者がいないだけではない。少女はパレスチナ側の検問所の前に一人放置されているのだ。最悪なのは、イスラエルの「個人擁護センター」(「ハモケ 全文をよむ
■ガーダのストーリー、パレスチナ人の前にイスラエル人に衝撃を与える(1) 【ガザ:ファトヒー・サッバーフ】 2週間ほど前、厳密に言えば今年1月23日火曜日未明の5時頃、イスラエル人女性警察官は、占領地エルサレムにある刑務所の独房で眠っていた少女ガーダ・イブラーヒーム(14歳)を起こし、白色の小型バスまで少女を「引きずっていった」。その後、運転手はイスラエルのカランディア軍事検問所に向けて出発した。この検問所はエルサレムを分離し、ヨルダン川西岸地区にある周辺のパレスチナ地域から 全文をよむ
■戦争が生んだ、ベイルートのアラブ料理店 2017年10月19日付『ハヤート』 【ベイルート:ファーティマ・ナスルッラー】 40年間アレッポのレストランやホテルで歌手・ミュージシャンとして生活してきたカマール・アブールファドゥルはシリア内戦によって、彼が心から愛していた街から避難をし、ベイルートに移住して芸術家としての新たなキャリアを始めることを余儀なくされた。 午後1時から夜の9時の間、レバノンの首都のハムラ地区の〈アレッポの家〉というレストランで、ウー 全文をよむ
■エジプトの学校に棒・・・打ち、打たれ、住民たちは合意 【カイロ:アミーナ・ハイリー】 その光景は訪問者には不毛に映った。校長は学校の廊下を自信満々に歩く。校長は「あなたたち自身を尊重しなさい、さもないと・・・」と叫びながら、この教室のドアを開ける。脅迫じみた表現に続いて、しなる棒を一打、地面に打ち付けた。まるで馬を走らようと急き立てているかのようだ。それから校長は生徒たちを背後から驚かす。自分の前を走るよう、棒に当たるのを怖がる生徒を棒で駆り立てた「独創的な教育方法」に関す 全文をよむ
◼︎ジャザン上空で弾道ミサイルを撃墜 【リヤド、ジャザン、アデン:本紙】 サウジアラビア防空軍が昨日、フーシー派の民兵が発射した弾道ミサイルをジーザーン上空で迎撃、破壊した。人的被害は発生しなかった。 これに加えて、イスマイール・ウルド・シャイフ国連事務総長イエメン担当特使は昨日、リヤドにいるアブド・ラッボ・マンスール・ハーディー・イエメン大統領に対し、副特使のサナア訪問の結果を通知した。 イスマーイール特使は昨日、リヤドにてハーディー大統領と面会した。こ 全文をよむ
■エジプト:40億ポンドをかけて60日以内に開通 アラファート運輸相::私たちは環状道路の最後の段階の完了のための時間と競争している 【カイロ:ハナー・ウマーラ】 ヒシャーム・アラファート運輸相は、私たちは地域環状道路の完工にかかる時間と競争していると述べ、建設の最終段階の工事を行っている企業側の責任者と労働者に対し、作業を集約させ、プロジェクトの終了に関して予め定められたタイムスケジュールを守り、作業進捗度に関する日報、週報によって工事について伝達を行いよう要請した。 全文をよむ
■電子ビザに最初に取り組んだのは観光会社 【ムハンマド・シュラービー】 エジプト政府は一か月前、第1試験期間として46か国に対する電子ビザの適用を始めた。エジプト市場に流れるインバウンドを活発化にするためだ。46か国にはヨーロッパ連合諸国、アメリカ、オーストラリア、カナダ、日本、ロシアが含まれる。複数の観光会社は行政側に対し、ビザの発行は企業側で行い、無関係の組織からビザが発行されないよう求めた。これはこの分野においてエジプトに先行した国々の経験を踏まえてのことだという。特に 全文をよむ
■アンバール県にカタール赤新月社の野外病院 【ドーハ:本紙】 カタール赤新月社は、イラクの医療セクターを支援するために、カタール開発基金の融資のもとアンバール県に野外病院を開院したと発表した。国内各地で発生している事件を理由で罹患した者や負傷者に医療ケアを提供することが目的である。 アンバール県西部アナ区に開設された野外病院の医療職員は、ラーワ、ウバイディー、カーイムなど西部市街からの避難民に向けたあらゆる医療サービスの提供に専念している。野外病院は開設から現在まで 全文をよむ
■私立教師へ:善意は拒否され、法は帰るべき場所を嫌がった! 【本紙:ロゼット・ファーディル】 どこから始めていいか分からない。誰一人として、教育熱心な家族の構成員が前例のない混乱の状況下にあることを否定しない。それはカトリック学校の司教委員長であるハンナー・ラフマ大司教に始まり、私立教育学校の統合と、全ての教師と家長に至る。 誰一人として事態の収拾が失敗したことを否定しない。事態の収拾とはカトリック学校の主要組織と私立教育機関連合の一部が、ここ5年の間、昇給・昇格等 全文をよむ
■レバノンにおいて廃棄物が診断不可能な健康被害を引き起こす⑤ レバノン政府は2012年、廃棄物の処理を総合的に扱う法案に合意し、この法案を議会に付託した。法案に基づいて、環境省をトップに置いた廃棄物の処理に関する統一委員会が設置されることになっている。統一委員会が国内レベルでの対処と意思決定の主体となる一方で、廃棄物の収集は地方自治体に任せる予定だ。なお「SWEEP-Net」が2014年に実施した調査は、この法律だけではレバノンにおける廃棄物処理の制度をカバーするには十分ではないと指摘 全文をよむ
■レバノンにおいて廃棄物が診断不可能な健康被害を引き起こす④ レバノンは廃棄物の焼却に依存していることから、世界の環境に関する一部の法律や条約に違反していることは疑いようがない。だが知られていないことは多い。同国は国内の特定の法律にも違反しているのだ。本件につき「レバノン環境運動」の法律顧問ジョジヤーン・ヤズベク氏は以下のように説明する。「廃棄物の焼却はレバノンの環境保護法、つまりレバノン環境法第444号法の第3条に違反している。本条は安全な環境に関する人権を定めている。これに加えて第 全文をよむ
■レバノンにおいて廃棄物が診断不可能な健康被害を引き起こす③ ことはこうした症状はだけに留まらない。長期的にみれば肝臓、腎臓、神経系や免疫機能の障害、また内分泌腺、生育、ホルモン、生殖器の機能障害をもたらす。これに加えて心臓の健全性の欠陥にも至る。不整脈、心筋梗塞を引き起こすほか、クロルアクネなどの皮膚疾患なども引き起こす。例えば2004年のウクライナでは、大統領選挙立候補者が、廃棄物問題が理由で皮膚疾患に見舞われた。 カワース博士は子供や高齢者、胎児が最もリスクを受けやすい 全文をよむ
■レバノンにおいて廃棄物が診断不可能な健康被害を引き起こす② 家庭医学療法の専門医サーミ―・カワース博士が説明するには、廃棄物が堆積することでゴミは腐敗、分解される。これがチフス、コレラ、類鼻疽、A型肝炎、その他の感染症といった病気の媒介となるハエ、蚊、虫、ゴキブリ、ネズミ、大型のネズミを引き寄せるという。また博士は、基本的な構造は廃棄物が浸った汚染水が地表水と地下水に浸透することに起因すると説明する。これによって生態系が乱され、植物は汚染される。さらに陸・河・海・湖の生物を病気に感染 全文をよむ
■レバノンにおいて廃棄物が診断不可能な健康被害を引き起こす 【ベイルート:イーナース・シャリー】 「その匂いがすると、白い煙が私たちの建物を囲みながら昇っていき、いつも夜に焼却が始まります。そして夜明けまで続きます。だから私はバルコニーに走って洗濯ものをしまい、窓とドアを閉めます。しかしその匂いと煙は残ります。エアコンをつけることができず眠れません。朝まで起きたままで、まるで窒息しているようです。」 これは、今月初頭にヒューマン・ライツ・ウォッチが発行した報告書で紹介され 全文をよむ
■2018年第一四半期中にガソリンと航空燃料の価格を修正 【リヤド:本紙】 エネルギー・産業・鉱物資源省は声明を発出、その中で閣僚会議が昨日発行した決議が実施される旨明らかにした。これは(ヒジュラ暦1439/1440年)会計年度における電気、ガソリン、(工業・施設用の)ディーゼル、航空燃料の価格の修正に関する決議だ。同省は今後、求められる目標を実現するようなやり方で、これらの価格の管理と検討、また今次の決議を適用する際に必要な調整を行っていく。 同省は、一部の燃料( 全文をよむ
■サウジアラビアの映画産業…数十年の年月を経て夢が実現 【アハサー:アフマド・ルワイシド】 ムハンマドは、後に皆の間で語り継がれるようになった父アリーに関する笑い話を話してくれた。アリーは1940年代初頭、(サウジ国営石油会社)アラムコの従業員として勤務していた。彼は、アラムコの外国人従業員の家族のために野外で上映していた映画の巨大スクリーンを偶然目にし、壁に映し出された巨大な人々を見て衝撃を受けた。それから2日間、彼は眠ることができなかった。 ムハンマドは、「父は 全文をよむ
■アルジェリアは中国から通信と諜報対策として人工衛星を打ち上げ 【アルジェリア:アブドゥッラッザーク・ベン・アブドゥッラー】 アルジェリアは10日夕方、中国にある発射台から多目的衛星を打ち上げ、同衛星がインターネットサービスや通信、諜報対策を確保する予定だと発表した。 アルジェリア宇宙庁(政府機関)は声明で、「Alcomsat-1 」と呼ばれる人工衛星が四川省西昌市の西昌衛星発射センター(北京の南西)からイギリス時間16時に打ち上げられたと述べた。 同情報 全文をよむ
■組合責任者:チュニジアの青少年の半分が麻薬を使用している 【チュニス: 本紙】 組合の責任者は、チュニジアの青少年の半分が麻薬を使用していると述べ、その内の20%が中毒状態に達していると指摘した。 中等教育組合のリサアド・ヤアクービー総書記は、「チュニジアの青少年の50%が麻薬を使用しており、その内の20%が中毒状態に達している」と述べた。その上で、学校中退の現象が増加しており、適切な教育措置の欠如と、この現象を実際に有罪とする法の整備が為されていないことを指摘し 全文をよむ
■リヤド警察、なたで少年2人を襲った三人の容疑者を逮捕 【リヤド:本紙】 リヤド州の治安機関は木曜日、三人の容疑者を逮捕した。彼らのうち一人は最近SNSを上で出回ったビデオクリップに映っている。映像の中で同人は、首都リヤドの中心で刃物(なた)を用いて少年2人に襲い掛かろうとした後、逃走した。 同州警察署の報道官ファワーズ・ミーマーン大佐は今日付けの声明で、三人の容疑者(三十代と四十代の市民)に嫌疑がかけられ、綿密な張り込み捜査によって逮捕されたと述べた。というのも容 全文をよむ
■WHOはワクチンで予防可能なジフテリアでイエメンの小児が死亡していることは衝撃だと発表 【イエメン;アナドル通信社】 WHOの責任者は11月28日午後、2017年にイエメンでジフテリアに感染したことが理由で小児が死亡したことは「衝撃」だと表した。WHOイエメン代表のヌヴー・ザガリア氏は、簡潔な報告の中で「イエメンでは、古い感染症がここ数週間で再び蔓延している」と述べた。 また同代表は「ワクチンを接種することで感染を防ぐことができ、治療も容易なジフテリアで2017年 全文をよむ
■薬物濫用に関する調査の結果、パレスチナの街角に走る衝撃(2) 【ラマッラー:バディーア・ザイダーン】 一方、パレスチナ民族保健機関のリンド・サルマーン理事長は、まず薬物流布の現象を止めること、次にパレスチナの薬物中毒者に必要な治療を提供することが重要だと強調した。また、薬物使用者のデータや情報の収集を通じて、他の社会的な障害に加えて薬物をめぐり露呈している欠点が、同機関の調査チームにとって大きな課題を形成したと明言した。 また、薬物撲滅に取り組むNGOサディーク・ 全文をよむ
■薬物濫用に関する調査の結果、パレスチナの街角に走る衝撃(1) 【ラマッラー:バディーア・ザイダーン】 パレスチナ社会に衝撃が走った。ラマッラーにあるパレスチナ民族保健機関がパレスチナ自治政府保健庁、パレスチナ駐在のWHO、国連薬物犯罪事務所、韓国国際協力団と協同で調査を行った結果は、パレスチナにおける薬物服用に関する恐ろしい数字を含んでいた。パレスチナでは26,500人が薬物を服用、つまりハシシやフェネチリン、マリファナ等のより危険性の高い薬物を所持していることが判明した。 全文をよむ
■サウジアラビアは政府機関を狙った高度なサイバー攻撃について公表した。 【リヤド:アナドル通信社】 サウジアラビアのサイバー・セキュリティーセンターは、昨日火曜日、「本国を狙った新型のサイバー攻撃であるAPT攻撃を観測した」と述べた。 また、内務省所管の同センターは、「Twitter」上のツイートにて、「観測された攻撃はPowerShellによる高度なプログラミング制御を用いていた」と明らかにした。 同センターは「今回のような攻撃を防止するのに適した事前 全文をよむ
■私立学校の教員らがストライキへ 【本紙】 私立学校の教員らは、11月28日と29日にかけてストライキの実施を決心している。理事会がこれに係る承認をする予定だ。最近、議会は給料と等級の引き上げの義務化を可決したが、一部の学校の運営側がこれを放棄している。今次のストライキは、学校側の対応を受けた不公正に拒否を示すことが目的だ。 「中央集権性」に詳しい教育筋は、このストライキが座り込みストライキ、ないしは次のストライキの先駆けになると指摘した。さらに、マルワン・ハマード 全文をよむ
■サウジアラビア:サウジ人女性が未来の石油代替燃料を発明 【ジーザーン:アリー・ルグビー】 ジーザーン州サブヤー県のサウジアラビア人発明家アサーイル・ジュレイビー氏は、将来の自家発電用の燃料を製造するための電解水素電池の設計に成功した。そのプロジェクトは安全でクリーンかつ経済的により低コストの燃料の使用への移行を目的としている。 同氏は「本紙」とのインタビューで、科学と発展に対する情熱を持ち続けたことで、「発明オリンピアド」への参加、2016年の金メダル獲得、そ 全文をよむ
◼先月シリアで588件の恣意的拘留 【ドバイ:本紙】 シリア人権ネットワークが昨日(火曜日)発行した報告書は、10月中にシリア紛争の様々な当事者によって恣意的に拘留されたケースが588件あったことは確かであるとした。同組織は、拘留者426人(73%)はシリア政権によって拘留され、そのうち子供が26人、女性が54人であったと述べた。また、同報告書は、子供3人と女性2人を含む78人がクルド自治政府によって拘留され、子供4人及び女性3人を含む41人がイスラーム国(ダーイシュ)に捕ら 全文をよむ
■メッカで食堂と食品冷蔵庫の閉鎖 【メッカ:本紙】 メッカのシャウキーヤ市庁支部は、多くの冷蔵庫と食堂を閉鎖し、人の利用に適さない大量の食料品を押収した。これは市の検査官らが同地の市場や食堂に対して実施した現場巡視の際に行われた。 冷蔵庫や食堂の違反は多岐にわたって見られる。例えば、営業許可の期限切れ、劣悪な在庫管理、食料品の段ボール箱に虫やネズミの痕跡があることだ。一部の冷蔵庫は食料品を保存するための機能を果たしておらず、木製の床や錆びた鉄、換気不良、公衆衛生のレ 全文をよむ
■クウェートは国内でのサウジアラビア人女性に対する自動車運転教習を禁止(2) 【ダンマーム:ムニーラ・フダイブ】 ハシャーシュ准将が述べたところによると、交通法規では、3カ月以内であれば、第三国の運転免許証で男女共に自動車の運転が許可されているという。すなわち、例えばクウェート人女性はクウェートの免許でサウジアラビア国内を3カ月の間だけ運転できる。同様にサウジアラビア人女性も同様の期間、サウジアラビアの免許で、クウェート国内で運転可能だという。 ハシャーシュ准将は、 全文をよむ
■クウェートは国内でのサウジアラビア人女性に対する自動車運転教習を禁止(1) 【ダンマーム:ムニーラ・フダイブ】 サウジアラビアで女性の運転を許可する勅令が発出されたのに合わせて、バーレーンではサウジアラビア人女性に対する自動車運転教習学校の門戸が開かれた。その一方でクウェートは、クウェート人男性と結婚し、クウェート国内に居住するサウジアラビア人女性にのみ、この門戸を開いた。 クウェート内務省の広報・治安メディア局長のアーディル・ハシャーシュ准将は、クウェートにおい 全文をよむ
■ヘブロン:占領軍との抗争で複数名が負傷、旧市街の複数地区を入植者らが襲撃 【ヘブロン:クドゥス・ドットコム】 完全武装した入植者らが占領軍に守られながら、土曜夜遅く、ヘブロン市旧市街のタッル・ルマイダ、カルタナ、ジャバル・ラフマ地区の住民らの家屋複数を襲撃した。 地元情報筋は、ヘブロン旧市街の住民らの土地に建設されている小規模な植民地に住む入植者ら数百人が、石と空ビンを用いて住民らの家屋を襲撃し、住民らに人種差別的で不快な侮辱を浴びせ、さらなる暴力と侵略を行うと脅 全文をよむ
■今日、数年来に亘る女性限定の商店の議論が完結 【ダンマーム:ムハンマド・シャラーニー】 サウジアラビアの労働・社会発展省は「女性用の生活用品を販売する商業施設やショッピングセンターでの勤務を女性に限定する」という数年前に掲げた目標を実現した。 当時、この決定は物議を醸し、様々な反応が飛び交ったうえに一部から決議を退ける要求も出た。 今日からこの決定は3つの段階を経て実行に移される。これは失業率の大部分を構成する女性に対して就業機会の門戸が広く開かれる足が 全文をよむ
■カマール・ダーウドとアルジェリアにおけるアラビア語の問題 【イギリス:マウルード・ベン・ザーディー】 アラブ世界の悲嘆し動揺する視線と、フランスメディアの歓迎と支持の拍手喝采のもとで、カマール・ダーウド氏が今日行っているアラビア語への攻撃は、この国における言語とアイデンティティの対立に他ならない。ダーウド氏は、言及されるに値することを付言しなかった。近年彼が繰り返し主張していることは、アルジェリアでは挫折が証明されたフランス語圏を支持する社会の少数のグループによって、何十年 全文をよむ
■カマール・ダーウドとアルジェリアにおけるアラビア語の問題 【イギリス:マウルード・ベン・ザーディー】 要約すれば、アラビア語の問題に関するカマール・ダーウド氏の思想は、おおよそ粗雑で脆弱であり、曖昧さに満ちている。彼はフランスのメディアに次のように語っている。「私はアルジェリア人であり、アラブ人ではない。私はアルジェリア語を話し、アルジェリア・パスポートを所持している」。彼は言語と、民族的ないし国家的な帰属とを区別していないようである。さもなくば、アルジェリアのパスポートと 全文をよむ
■カマール・ダーウドとアルジェリアにおけるアラビア語の問題 【イギリス:マウルード・ベン・ザーディー】 矛盾はダーウド氏の「私の言語はアルジェリア語である」という発言にも露呈している。もしそうであるならば、彼はどうして小説作品を執筆するときにそのアルジェリア語を用いないのだろうか。1913年にノーベル文学賞を受賞したインドの文豪ラビンドラナート・タゴールは、英語という世界的言語の偉大さと、永らくイギリスの王冠に屈服してきたインド世界において英語が深い影響を持っていたにも拘わら 全文をよむ
■カマール・ダーウドとアルジェリアにおけるアラビア語の問題 【イギリス:マウルード・ベン・ザーディー】 西洋のメディアの前でダーウド氏がアラビア語を描くこれらの暗い色も、彼がアラブの大衆に向けて話しかける時には、なんと素早く輝かしい色に変わることであろうか。彼は次のように語っている。「アラビア語のフスハー(正則アラビア語)は、世界遺産の言語である。フスハーは文化の言語にして、世界中に問いかける言語である。フスハーは音楽と説法の言語である。フスハーは、その他の言語と同じく、世界 全文をよむ
■カマール・ダーウドとアルジェリアにおけるアラビア語の問題 【イギリス:マウルード・ベン・ザーディー】 アラビア語を支持する多数派とフランス語を支持する少数派との間で、未だに対立の炎が燃えている。フランス語は長い植民地時代にアルジェリアが受け継いだ言語である。今日ではフランス語の存在は薄れており、カビリ地域といくつかの大都市に限定されるようになった。 近頃、これらのフランス語話者の間から、文筆家にしてジャーナリスト、小説家でもあるカマール・ダーウド氏が登場した。ダー 全文をよむ
■危機に直面するナイル川 【ロンドン:各種報道】 危機が迫ると警鐘が鳴らされる中、英国放送公社(BBC)の報告書は、複数の気候的要因によってナイル川は疫病と衰退に苛まれており、こうした気候的要因が政治問題の発端の一因になったと発表した。また同報告書は、世界中で観測されている気候的変動がナイルの流水量を減少させていると明らかにした。 さらにこの報告書が指摘したところでは、エチオピアの降雨が8割以上の水量を成す世界最長の河川は、その水源から困難に陥っている。水源では、雨 全文をよむ
■水資源プロジェクトの完工に2億1450万ポンド 【イスラーム・アフマド・ファラハート】 ムハンマド・アブドゥルアーティー水資源・灌漑相は、同省がブハイラ県で実施されている水資源プロジェクトを完遂するために2億1450万ポンドを拠出したと明かした。また、カフル・ダッワール市とアブー・フムス市、カフル・ダッワール市アビス村の灌漑開発プロジェクトに6億1100万ポンドを拠出したと明かした。これらのプロジェクトは、ブハイラ県における灌漑・排水系の公共事業の一環であると述べた。 全文をよむ
■エジプトのヌビア人女性ら、「タンバリンの囚人たち」の釈放を求め、ハンガーストライキ 【カイロ:本紙、ターミル・ヒンダーウィー】 エジプト当局はヌビア人らの要求を無視している。また、彼らが自分たちの土地に帰還する権利を求めて実施した平和的なデモ参加者複数の勾留が続いている。これを受けて、ヌビア人少女からなるグループが、ハンガーストライキの開始を発表した。メディア上で「タンバリンの囚人たち」〔先月3日タンバリンを用い、デモ行進を行った〕として知られるヌビア人の囚人らの釈放を、エ 全文をよむ
シリア:紛争によるトラウマのケアに関心が高まる ■ヒムス県でメンタルヘルス週間の活動が閉幕 【ホムス:SANA】 ヒムス県の文化センター内にあるサミ・ドゥルービー講堂で9日、メンタルヘルス週間の活動が閉幕した。この活動はアンティオキア総主教庁所管キリスト教関係・開発部(GOPA-DERD)がヒムス県保健課やUNHCRと協力して実施した。 ヒムス県のタラール・バラーズィー知事は、様々な集団、とりわけ子どもたちについて、戦争の影響を緩和するために心理的な面から 全文をよむ
■ダーイシュの子どもたち:子どもがクマのぬいぐるみの首を切り始めるとき 【パリ:ナダー・アズハリー】 子どもたちは、小さな画面に映るこの幼い殺人者がほんの数か月前まで友達だったことを思いがけず見つけてしまう。2015年3月、母とその夫と共にシリアへ渡ったフランス人のライアン(12歳)は非常に残虐な動画に登場し、「ダーイシュ」の捕虜を処刑したのである!当時フランスはまだ『シャルリー・エブド』誌襲撃のショックの下にあったが、ここに至ってさらにフランスは自国の子どもたちが処刑人に変 全文をよむ
■平和を願う120名の女性サイクリストに囲まれるハリーリー首相 【ベイルート:本紙】 レバノン共和国サアド・ハリーリー首相は7日正午、アラブや世界各地の16か国から集まった約120名の女性らを首相邸宅に招待した。彼女らは、ロードバイクでレバノン国内の様々な地域を走るキャンペーン Pedal for Peace の参加者だ。平和を願うこのイベントは、ベイルートにある自転車店Beirut by Bike が組織し呼びかけたもので、Follow the WomenとCycle f 全文をよむ
■アメリカからの遠征巡礼者らがアズィーズィーヤの通りを掃除(2) 【メッカ:本紙】 同キャンペーンは、ソーシャル・メディア・サイトの活動家から、称賛とアメリカ人の巡礼者らが実施したこのボランティア活動への評価を受けた。ソーシャル・メディア・サイトの活動家らは、これをイスラーム教徒の役割の価値の具現であるとみなした。また、その価値は、とりわけ多様な文化や背景を持つ国のイスラーム教徒たちが、イスラームの善行の鑑と実践の教えを示すために関係機関が支援する点に体現されたとみなした。 全文をよむ
■アメリカからの巡礼者らがアズィーズィーヤの通りを掃除(1) 【メッカ:本紙】 多くのアメリカの巡礼者が「メッカは清潔」をスローガンに、ハッジ(巡礼)の季節終了後に滞在場所周辺の通りの清掃の取り組みを始めた。彼らは、聖地からアズィーズィーヤ地区のホテルにある通常の滞在場所に移った。これは、メッカの街の通りの美しさを、巡礼者たちの心の中にある聖地に見合うものへと回復させることを目的としている。それこそが巡礼者を動かし、このボランティア活動採択を後押しするものであった。 全文をよむ
■クウェートで二回目の石油流出を発見、一回目の油膜から60km北にて 【AFP】 クウェート当局は、大規模な石油流出を食い止めたことを確認した数日後に、クウェート沖合にて二か所目となる油膜を発見したと発表した。 クウェート国営石油公社スポークスマン、シャイフ・タラール・ハーリド・サバーフは自身のツイッターで、新しい油膜は首都沿岸の前、一か所目の油膜よりも60km北の地点で見つかったと述べた。クウェート民生庁によると、今回の流出はおよそ1.6kmに渡り、対応措置が取ら 全文をよむ
■第3回報道のための国民会議において サラーマ氏:イスラーム教徒とコプト教徒間の関係の理解に危機が存在 【ムハンマド・タルバ・シャーフィイー】 記者協会長でありアフラーム紙代表取締役社長であるアブドゥルムフスィン・サラーマ氏は、「イスラーム教徒とコプト教徒間の関係の理解において危機がある。この危機は、今に始まったことではない。アムル・ブン・アースの時代以来、歴史がそれを物語っている」と強調した。 同氏は、国民報道機構が呼びかけ、「アフバール・ヤウム(今日のニ 全文をよむ
■奨励金が2万ポンドに増額。また保護者は成績優秀者表彰式にてアズハル大学総長を歓声で迎える 【カイロ:マルワ・バシール】 ナセル・シティにあるアズハル会議ホールで昨日、アズハル学院高等部の成績優秀者の表彰式が行われた。保護者は自分たちの子供たちの成績が優秀であること、またアズハル大学総長が子供たちを祝うことへの喜びを示すべく歓声をあげ、会場は歓喜に包まれた。アズハル大学総長は、アズハル学院の学生に多大なる関心を払っており、生徒たちを心から理解している旨強調した。 ア 全文をよむ
⬛イランの兵士が同僚4人殺害、8人負傷させた 【テヘラン、ドバイ:AFP、ロイター】 軍の公式サイト上の声明によれば、テヘラン近くのカヒリザク基地においてイラン軍兵士が発砲、同僚4人を殺害、8人を負傷させたという。さらに同声明は、今回の事件の要因の一つに、同僚に突然発砲した兵士の精神的問題があるかもしれない旨明らかにした。また、事件は射撃場で発生しており、誤って発砲したかもしれない旨述べ、負傷者は医療センターに移送され事情聴取が行われたと指摘した。 イランの「Meh 全文をよむ
■カイロ交通事情、突然のバスチケット値上りが市民を襲う 【カイロ:本紙:ターミル・ヒンダーウィー】 昨日の金曜日、大カイロにある公共交通機構が、バスの全路線のチケット価格を突然、50キルシュ値上げしたことは市民を驚かせた。 カイロ県知事のアーティフ・アブドゥルハミードは、公共交通機構は今月初めから値上げの許可を得ており、昨日実施したと強調した。立て続けに起こる燃料価格の変動を受けてのことだという。 また県知事は記者会見で以下のように述べた。「公共交通機構は 全文をよむ
■ティーラーン島とサナーフィール島に関するフェイスブック上の書き込みにより、記者が解雇される(3) 「アラブ報道の自由監視団(Ikshef)」はある報告書の中で、「エジプトのメディアは、徹底的な弾圧や言論への抑圧、メディア統制にあって最悪の日々を過ごしている」とし、エジプトにおけるメディアと意見の自由を救い、言論を告発から救うことを世界に呼びかけた。同団は、こうした事態は、文民として選出されたムハンマド・モルスィー元大統領を失脚させた軍事クーデタから4年後の情勢と位置づけている。 全文をよむ
■ティーラーン島とサナーフィール島に関するフェイスブック上の書き込みにより、記者が解雇される(2) 大勢の記者が、同僚を擁護するために以下のような声明を発表した。「新聞の新たな所有者はアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領であり、彼は新聞業界であなた方を不要だと考えている。なぜならあなた方は、ティーラーン島とサナーフィール島はエジプトのものという声明に調印したからだ。だが、この主張は無責任である。大統領府はこの主張の妥当性を即刻調査すべきである。名高い歴史で知られたヤウム・サービウ 全文をよむ
■ティーラーン島とサナーフィール島に関するフェイスブック上の書き込みにより、記者が解雇される 【カイロ:本紙、ターミル・ヒンダーウィー】 アブドゥルファッターフ・シーシー政権寄りの新聞社が、同政府の政策に反対する記者たちから逃れようとする企図とされる手立てとして、エジプトの「ヤウム・サービウ」紙の編集局は、約20人の記者を出勤停止とした。このうちポストのある者は、1年間の無給休暇が与えられ、ポストの無い者は即時解雇された。この理由は、彼らがフェイスブック上でエジプトの島「ティ 全文をよむ
■モロッコの移民:2つの異なる現実に生きる 【ウジダ:スフヤーン・アルバーリー】 しかし移民の故郷への郷愁の思いは、これだけでは終わらない。移民は毎夏、スーツケースに郷愁の思いを詰め、休暇に故郷へと帰るのだ。彼らは2つの異なる現実を生きているが、そのどちらにも属していない。彼らは移住先の国でも、祖国の国民の間でも移民であり、全くの欧州人でもなければモロッコ人でもないのである。これによって自分の祖国を異質なものとする認識が、移民の中に固定化されてしまう。すなわち、実際に根付いて 全文をよむ
■シーア派民兵の駐屯地がモースル市民の不安を煽る 【モースル:本紙】 「イスラーム国」から解放されたモースルの住民は、「サイイド・シュハダー」が「ニーナワー防衛隊」に対してモースルから撤退するよう警告を発すると報道される中、シーア派民兵組織の駐留が市内の街区や街路に拡大することへの不安を表している。 「ニーナワー防衛隊」のズハイル・ジュブーリー報道官は本紙に対し、「市内の拠点に加え、特にモースル南部において、人民動員隊(PMU)に属する部隊の駐屯地が最近になって数多 全文をよむ
■トリポリにて……彼は待望のマフディーだと主張される 【トリポリ:ローラ・ハミード】 数日前、フェイスブック上である記事が掲載された。トリポリ市警察の警察官複数名が80歳を超える男性に対し暴力を振るったというのだ。警察官は「暴力団」と「強盗」を男性にけしかけ、同人に暴力をふるわせ、持っていた杖を破壊させたという。杖にはイスラーム教とキリスト教の宗教的なフレーズが書かれていた。フェイスブック上で記事を投稿した人物は、こうした男性への行為は、トリポリ市警察部長や市議会議長、 全文をよむ
■モースルの住民たちは、政府に対イスラーム「国」戦争の間の損失を補償するよう要求 【モースル:ウマル・ジュブーリー、本紙】 モースルでの軍事作戦により被害を受けた同市出身の一部の住民たちは、失った資産や財産を補償するよう訴えた。また、「市民の安全と財産の保持」は政府の義務であると強調した。 モースルの住民の一人アブー・ムハンマドは、「家屋と商店が破壊され、100万ドル相当の財産を失った。今は複数の慈善団体からの支援で生活しているが、金は一銭も持っていない」と本紙に述 全文をよむ
■イギリスで、最近のテロ攻撃後、イスラーム教徒たちに対するヘイトクライムが増加 【ウィジュダーン・ラビーイー】 イギリスでは、イスラームフォビア〔反イスラーム感情〕現象は後退の途にあるのではなく、その逆にあるようだ。この現象は、マンチェスターとロンドンを狙った昨今のテロ攻撃の後、顕著に増加している。テロ行為が発生する度に、イギリスのイスラーム教徒たちは急いで〔テロ〕攻撃を非難してきた。彼らは、テロ攻撃はイギリス社会全体を標的にしていて、自分たちもその社会の一部としてきた。だが 全文をよむ
■リヤド西部・南部の下水道網に関する1億4800万リヤル規模の4プロジェクトの実施 【リヤド:本紙】 国営水道会社のムハンマド・ビン・アフマド・ムークリーCEOは、リヤド市西部・南部地区での下水道網の建設を含む、1億4800万リヤル以上に達する4つの協定に署名した。請負業者に委ねられたこれらのプロジェクトは、水位上昇に苦しむ同地区の住民の環境被害改善を目的として行われている。 国営水道会社は、協定合意に際し、昨6月15日にプロジェクトの実施場所を正式に引き渡したと発 全文をよむ
■エミレーツ航空のイニシアチブ「Together」は、ドバイ国際空港の旅行客の顧客体験向上のため、独創的で実務的な解決に傾注。 【ドバイ:本紙】 エミレーツ航空は、イニシアチブ「Together」を開始した。これはエミレーツ航空の主要な共同事業者であるドバイ税関、居住外事総局、ドバイ警察、ドバイ各空港との協力によるものである。同イニシアチブは、ハブとしてのドバイ国際空港における顧客体験の向上と、スマートさ、速さ、節約、サービス、安心、安全の6つの要素に基づく独創的で実務的な解 全文をよむ
■ILOが児童労働世界反対デーを祝う サアファーン:新しいプロジェクトが若者に百万の労働機会を提供する 【アイマン・ハーティル、シャーディヤ・ユースフ】 ムハンマド・サアファーン労働力大臣とガーダ・ワーリー社会連帯大臣は今日、国際労働機関ILOカイロ事務所が児童労働世界反対デーに合わせて主催する式典に参加した。 ILOカイロ事務所長であり、ディーセント・ワーク技術チーム北アフリカ諸国支部長であるピーター・ヴァン・ロージは、この式典ではエジプトにおける児童労働キャ 全文をよむ
イエメンの17の県でコレラ蔓延:2万人が感染、222人が死亡 【2017年5月28日 サナア:アーディル・アブドゥッラー】 最近、イエメンのほぼ全ての県および都市において急速かつ深刻な形でコレラが再び蔓延した。それは2016年10月に広まっていた第1波の一部が衰退した約一ヶ月後のことだった。今回、より猛威をふるい、かつ拡大が急速であるようで、飲み水の前例のない汚染が原因である。それと同時に、清掃員への八ヶ月にわたる給料未払いが続いたことに起因するストライキにより、約3週 全文をよむ
モロッコ:国民人権評議会が男女間の平等について暗いイメージを描く 【ラバト:本紙】 モロッコ国民人権評議会(モロッコで人権状況の監視、評価、調査を行う合法組織)が発行したレポートは、モロッコ王国での男女平等や公平性の状況について、「暗いイメージ」を描いた。 統計から得られた分析や観測、平等に関する機関報告書に基づき、同評議会は、モロッコ女性が様々な場面で苦しむ差別の形態を調査した。その場面とは、政治、経済から、社会、文化まで多岐にわたる。また同評議会は、「モロッコにおける平等と公平性 全文をよむ
■カイロの地下鉄がラマダーン中に説教 【カイロ:リハーブ・アライワ】 昨年10月に開始された「駅のラジオ・ステーション」という「ラジオ・ケメット」の計画は、カイロの地下鉄の乗客向けの最初のラジオ局として、様々な啓発番組と間奏曲を放送した。その休止から数ヶ月後、アズハル宗教施設付属のイスラム研究アカデミーが、この放送局の経験に触発された。しかし、「イスラムの正しい理解を掲げ、宗教教育と人々の生活の中の道徳的側面に焦点をあてる」という宗教的色彩を帯びた番組を、ラマダーン月と同時に 全文をよむ
■マナール・ロスタム、最高峰の山々を制覇するエジプト人女性(2) 【カイロ:サファーウ・アザブ】 ロスタム氏の挑戦は、2012年、アフリカ最高峰とされるタンザニアのキリマンジャロ山(標高5,895m〕登頂から始まった。そして2013年、ケニア山(標高5,199m、ケニア最高峰であり、アフリカ大陸でタンザニアのキリマンジャロにつぎ、第2位〕に登り、2015年にはロシアのエルブルス山(標高5,642mで、ヨーロッパの最高峰であるほか、ロシア連邦自体の最高峰でもある〕を登った。その 全文をよむ
■マナール・ロスタム、最高峰の山々を制覇するエジプト人女性(1) 【カイロ:サファーウ・アザブ】 エジプト人女性薬剤師のマナール・ロスタム氏にとって、世界七大陸最高峰の登頂を目指そうと決意することは、容易でなかった。まずアラブ人の間では、若い女性たちの間で危険が付きまとう登山は広まっていない。また登山は言うに及ばず、女性の一人旅という発想すら簡単には受容しない保守的な社会にある彼女の家族は、彼女の進む道を拒絶した。にもかかわらずロスタム氏は、5年間を通し5つの山頂への登頂を達 全文をよむ
■赤十字社「イエメンでコレラが流行、死亡者180人に上る」 【アデン:本紙】 5月15日、赤十字国際委員会は、感染病のコレラがイエメンで流行し、4月27日以降180人が死亡したと発表した。 それに数時間先立ち、革命勢力フースィー派の「保健省」は、首都サヌアでコレラに感染し115人が死亡したと発表した。 赤十字社のドミニク・シュティルハルト事業総局長は、アデンで記者に対して、イエメン各地でコレラとみられる症状が他にも1万1千件見受けられると述べた。 全文をよむ
■サラーマ本紙主筆が環境賞を受賞、アスユート・ダムの年内落成とアレクサンドリア海岸の保全 【フィクリー・アブドゥッサラーム】 フサーム・ムガーズィー元水資源灌漑大臣は、毎年アレクサンドリアで3日間に渡って開催される会議「環境は生命に最も必要なものの一つ」第27回会合の議長を務めた。この会議は、ヨーロッパ・アラブ機構の協力を得て、サーミー・グンディー率いる国際科学者協会(ISA)が開催している。ムガーズィー氏は、「今年中のアスユート・ダムの落成で、ナイル川の水を合理的に利用する 全文をよむ
■60万人のサウジアラビア国民が支援プログラムを通じて家事代行職を求める 【リヤド:本紙】 労働・社会開発省は、60万人を超える国民が家事代行職を得るために「支援」プログラムに登録したと明らかにした。このプログラムに登録されている事務所や派遣会社は、605社に及ぶ。インターネット上でこのプログラムを利用する国内労働者は、61411人に上ったほか、家事代行業に応募された履歴書は、4万枚を超えたという。 同省は「支援」プログラムを「派遣サービスに対する肯定的な変化の意識 全文をよむ
■「大統領に頼め」が国民の要望を原点に戻す 【カイロ:アミーナ・ハイリー】 エジプト人が大統領との距離を随分と縮めている。だが、これは今に始まったことではない。現代史におけるエジプト国民の慣習とは、問題を解決し、難問に介入し、陳情に応えるべく行動するよう、大統領個人に頼るというものなのだ。学校での娘の落第であれ、国の費用による息子の治療であれ、奪われた財産の回復であれ、逃げた女房、放漫な事業運営であってもである。しかし、現在の接近は、もう一方の当事者たる大統領が行なっている措 全文をよむ
■エジプト人身売買容疑のアメリカ人アーヤ・ヒガーズィーさんらに無罪判決 【カイロ:本紙】 カイロの重罪裁判所は昨4月17日、NGO団体「ビラーディー(祖国)」事件に関与したとされる8名に無罪判決を下した。彼らは、人身売買のほか、児童の誘拐と名誉毀損、性的虐待のほか、金銭目的で児童を政治的デモに強制参加させた罪に問われていた。アメリカ国籍を持つエジプト人活動家アーヤ・ヒガーズィーさんも容疑者の一人である。 アメリカ政府高官は、エジプト側との以前の協議で、ヒガーズィーさ 全文をよむ
■2050年が到来するころには、世界人口の半分が栄養失調に苦しむ 【チュニス:アナトリア通信社】 あるオランダ人科学者は、「農業部門が発展されなければ、2050年が到来するころに、世界人口の半分が栄養失調で苦しむだろう」と述べた。 これは「農産物の貿易自由化と気候変動における2030年農業・食糧部門の地平線」と題された講演のなかで述べられた発言だ。同講演は、チュニジア農業省がおととい(5日)、「国際連合食糧農業機関」(FAO)との共催で開催された。 同科学 全文をよむ
■「ロケット」を製造し、「遺伝子」を設計し、数十億リヤルを投資するサウジ女性たち(2) 【リヤド:本紙】 〔ムタイリー氏と〕同じ分野では、ハウラ・クライウ教授の名が著名である。彼女は、アメリカ国立研究所からガン遺伝学の博士号を取得した。2007年にハーバード科学賞を獲得し、同賞を獲得した最初のアラブ女性となった。現在は、ファイサル国王専門病院・研究センター〔KFSH&RC〕のガン研究学者長を務める。 クライウ氏は、サウジ人のガン患者たちの遺伝子型について調査する研究 全文をよむ
■「ロケット」を製造し、「遺伝子」を設計し、数十億リヤルを投資するサウジ女性たち(1) 【リヤド:本紙】 外科手術を必要としない、光による人体内の医療手術を可能にする新しい方法を発明するサウジ女性。ガン治療のための遺伝子地図を作製するサウジ女性。ロケットを製造し、宇宙に打ち上げるサウジ女性。偉大なビジネスマンたちにその名を並べるサウジ女性――彼女たちは皆、数十億リヤルを、サウジアラビアのみならず世界中に投資している。 サウジ女性はここ数年、国内的のみならず世界的レベ 全文をよむ
■「ロケット」を製造し、「遺伝子」を設計し、数十億リヤルを投資するサウジ女性たち(3) 【リヤド:本紙】 サウジ女性たちが傑出しているのは、発明や医学、工学に限らない。経営や商業もまた、サウジ女性のパイオニアに恵まれている。中でも著名なのは、ルブナー・ウライヤーンである。彼女は、アメリカ・インディアナ大学の経営学分野で、修士号を取得している。現在、ウライヤーン・グループ〔彼女の父スライマーン・ウライヤーン氏が、1947年に設立したサウジアラビアの複合企業〕の最高経営責任者(C 全文をよむ
■独占取材:教員の給料見直しの「噂」 【リヤド:本紙】 教育省の高官が確認したところによると、教育省は教員の等級や昇級に関して、何ら規定を発行しておらず、給料体系についても同様であるという。一方、教員や教育省の職員たちの間では昨日、給料の引き下げを含む昇給体系の見直しの噂が広まった。同高官(匿名希望)が本紙に強調したところによれば、教員たちはみな、これまでと同じ給料であり、SNS上で広まっているような給料の引き下げはないという。 さらに同高官が明らかにしたところでは 全文をよむ
■男が女の乳児を窒息させる衝撃的な動画 【リヤド:本紙】 「こいつを告発して、死刑にしてしまえ」。これは、SNSで拡散されたある動画を見て、激怒したサウジ人たちの口調である。生後数か月にも満たない乳児を虐待する人間らしい感情の欠けた男が、その動画の中で乳児の首を絞め、窒息させようとするのである。 その動画は多くのSNSで、わらに着いた火のように拡散した。「お母さんは、娘を腕の中で抱きしめたい」と訴えるTwitterのアカウント上で動画がアップされた直後のことである。 全文をよむ
■スルタン皇太子基金は個人的かつ経済的な女性の「権利」のためのワークショップを提供 【ダンマーム:本紙】 「スルターン・ビン・アブドゥルアジーズ皇太子・女性の発展のための基金」は、サウジアラビア人権機構と協賛し、「女性の私的かつ経済的な権利」というワークショップを企画した。これは法学研究者で同基金の女性部長ナワール・ブールディー氏が提案した。 ワークショップは自由参加で、百人を超える多くの女性が訪れた。開催中、サウジ裁判所における結婚の問題や、制度とシャリーアにおけ 全文をよむ
■ベツレヘムの「夜半のミサ」は寛容と和解を呼びかける 【ベツレヘム:アナトリア通信】 ピエルバッチスタ・ピッザバッラ〔訳注:Pierbattista Pizzaballa, 1965-〕大司教は、土曜日の夜半(日曜日の朝)に西岸地区のベツレヘム市南部にある聖誕教会で行われた、西暦でのクリスマスを祝う夜半のミサでの説教の中で、人々に「お互いに対する寛容と和解」を呼びかけた。 ラテン教会〔訳注:ローマ・カトリック内部の独立教会〕のエルサレム教区長であるピッザバッラ氏はそ 全文をよむ
■アッバース大統領:全方位をイスラエル入植地に取り囲まれているベツレヘムはクリスマスを歓迎する 【ラーマッラー:アナドル通信社】 マフムード・アッバース大統領は23日、全方位をイスラエル入植地に取り囲まれているイエス・キリストの生誕地ベツレヘムは希望と平和のメッセージでクリスマスを歓迎すると述べた。大統領はクリスマスに際して向けたメッセージの中で以下のように言及した。 「パレスチナから、ベツレヘム(西岸)から、降誕教会にある降誕の洞窟から、キリストの平安、希望、平和メッセ 全文をよむ
■アレッポ東部と西部の間の「親善試合」 【ロンドン:本誌】 シリア政府は、広告やテキストメッセージを通じて、アレッポ東部の包囲された地区の住民に、アレッポ西部の政府軍支配地域にあるハムダニーヤ競技場でのサッカーの「親善試合」を観に来るよう呼びかけた。 広告の一つには以下のように書かれていた。「アレッポ東部地区住民の親愛なる皆様。私たちは木曜日(昨日)の正午12時にハムダニーヤ地区の競技場で行われるサッカーの試合に皆様が観戦し、参加することを呼びかけます。」その広告に 全文をよむ
■ドイツの闇労働市場における難民児童たち 【ベルリン:DW国際放送】 ベルリンの一部の難民家庭は収入を増やすためにドイツで義務とされる学校への登校の代わりに子供を働かせている。アラブDW国際放送はこの現象、そしてドイツ公的機関がこれにどのように対処しているかに焦点を当てた。 ムハンマド(仮名)は今年の春で14歳になったシリア人で、昨年の夏からドイツの首都ベルリンで母と弟と暮らしている。ベルリンに住む同世代の子供と違い、この黒髪のシリア人男児は学校には行かず、ア 全文をよむ
■イスラエル司法は、最高裁判所による「定住法」拒否に対し引き続き警鐘を鳴らす 【ナザレ:アスアド・タルハミー】 イスラエル国会(クネセト)の法律顧問であるエヤル・ヤノン(Eyal Yanon )弁護士は、政府法律顧問のアヴィハイ・マンデルブリト(Avichai Mandelblit)氏に加わるかたちで、 国会の関連委員会メンバーに警鐘を鳴らした。同委員会は、「定住法 」案を法制面でかたちにすることを付託されているが、最高裁判所が同法案を拒否、ないしはハーグの国際司法裁判所が法 全文をよむ
■内務大臣補佐官が本紙に語る:先手を打った治安取締りにより「テロ組織」のムスリム同胞団による陰謀を未然に防いだ 【カイロ:アフマド・イマーム】 内務省広報渉外部のターリク・アティヤ内務大臣補佐官は、エジプトの治安状況は一昨日〔11月11日〕もいつも通りに過ぎ、全国諸県のあらゆる通りと広場においていかなるデモも生じなかったことを強調した。 アティヤ氏は以下のように述べた。テロ組織のムスリム同胞団が11月11日に民衆に通りに出るよう呼びかけ、焚き付け、動員しようとした試 全文をよむ
■カイロでデモは起こらなかった……広場や大通りはきわめて静穏 【アラー・サーリム、ジャマール・アブー・ダハブ、ハイサム・ファウズィー・ラハー、ワジュディー・リズク】 大カイロの諸県では昨日〔11月11日の金曜日〕、デモは起こらなかった。首都カイロの大通りや広場は、金曜日としては珍しく、大変な静けさに包まれた。いつもの金曜日であれば、金曜礼拝後、一週間の必需品購入や商業販売のため、多くの人々が移動し、活動し、通りに殺到するのであるが。 カイロ中心部の大通りやフセイン広 全文をよむ
■『扉の無い家々』:アレッポでの殺戮から100年 【サミール・ファリード】 ターハ・フサイン(1889–1973)は、1930年代、まさに黄金の30年代と呼ばれる時代のイラクの人々について、彼らは皆詩人であり、「詩人と詩人の間には、うまくない詩人がいる」と言い表した。同じく、アルメニア人は皆芸術家だと言うことができるかもしれない。これが意味するのは、もちろんこの人々の多くについてのことである。とどのつまり、どの国の人々の中にも詩人と芸術家は存在するのだから。 そのア 全文をよむ
■1万5千人以上の女性被雇用者に対する職業訓練 【ムワエ:ムハンマド・ガームディー】 職業・技術訓練機構は、官民両部門の1万5千人以上の女性被雇用者と慈善団体の受益者多数をここ3年間に亘り訓練したと発表した。昨年は、過去2年間に比べ67.2パーセント上昇し、9260名が訓練を受けたという。 女性への継続的訓練・社会保障センター長のフダー・アブダリー氏は次のように述べた。「職業・技術訓練機構は社会プログラムを通じて、魅力的な訓練環境を提供することを常に意識している。 全文をよむ
■ パレスチナの大学、学生に歌わせた「民謡」を理由に教授を解任 【ラーマッラー:本紙】 ムウタスィム・ウスフールは、シンジルという村出身の27歳で、ジェニンにあるアラブ・アメリカン大学の教授だ。彼は、教授としての最初の1か月を終えないうちに、職務終了書ないし解雇通知書を受け取った。授業中、学生の一人に民謡を歌うよう求め、パレスチナの大学における教授と学生の間にあるお決まりのステレオタイプを壊してしまったからだ。 このニュースが広まった 全文をよむ
■アフガニスタン:「アフガニスタンのモナリザ」の逮捕 【ドバイ:本紙】 英国の『ザ・ガーディアン』紙によるとアフガニスタン当局は今日(水曜日)、一人のアフガニスタン人女性を、パキスタンの偽造身分証を持っていたとして逮捕した。彼女は1984年の『ナショナル・ジオグラフィック』誌の表紙に掲載された、美しい写真で有名である。 広範な名声を得てから30年の後、当局はシャルバート・グーラー氏を偽造の身分証明書を所持していたとして逮捕した。当局はグーラー氏が2014年4月、パキ 全文をよむ
■「移動型HRDF」は「東部」における通信部門の拡大に関する協定に調印 【ダンマーム:本紙】 人的資源開発基金「HRDF」の移動型支部〔訳注:大型バスを改造したようなものか〕は、東部地域の県と市への巡回の一環として、ダンマームの海岸通りにおいて一昨日から停泊しているその支部を通じて、男女の求職者に対し、通信部門におけるさまざまな職業訓練プログラムを提供している。また、同支部は、通信部門の中小企業オーナーを支援する諸協定に調印した。加えて、この町の求職者男女の幾人かは、労働市場 全文をよむ
■カイロ大学は同大学が発行する証明書や書類から宗教の欄を廃止 【カイロ:ヒバ・アリー・ハーフィズ】 今日(13日)、高等教育・科学研究省大臣であるアシュラフ・シャイヒー博士は複数の大臣とともに、ファイユーム大学の新設の学部や施設の視察を行った。これに先立って、ファイユーム大学で同大臣を議長に大学最高評議会による会議が開かれた。いくつかの議題が話し合われたが、そのうち最も主要な議題は教育プロセスの進展状況及び整備状況の追跡調査であった。 他方で、カイロ大学は、全ての学 全文をよむ
■《カスィーム州》洪水から住民を守るための計画について今週木曜日に議論 【カスィーム州:本紙】 昨年、物的被害や甚大な損害を伴った洪水がカスィーム州を襲い、同州を悩ませてきた。これを受けて、カスィーム州知事であるファイサル・ビン・ミシャールは、次の木曜日(13日)に洪水の危険を回避するための解決策を含んだ報告書を受け取る予定だ。 またカスィーム州知事は、関係諸機関と共に報告書と照らし合わせながら、同州の洪水の危険に対処する準備計画について協議する予定でもある。この協 全文をよむ
■シリア人グループが1週間にわたって商品の購買を中断するボイコット・キャンペーンを開始 【イナブ・バラディ】 シリア人からなるグループが、「ボイコット者たち」と題され、5月11日から17日までの1週間、食料品や消費財の購入を中断するキャンペーンを開始した。 同キャンペーンの発起人らはフェイスブック上のコメントで、同キャンペーンの目的が、過去2週間で対1米ドルレートが600にまで暴落した「シリア・ポンドを支援する」ことにあると述べた。またこの暴落により、シリア製品の価 全文をよむ
サウジアラビア:新年の挨拶に返礼しても問題なし ■「高位ウラマー評議会」:新年を祝う挨拶にイスラーム法上の根拠はないが、それを返礼すること自体には問題はない 【リヤド:ジャウハラ・ハミード】 サウジアラビアの高位ウラマー評議会は、ツイッターのアカウントを通じて、前会長であるアブドゥルアズィーズ・ビン・バーズ師のファトワーを引用、新年の挨拶に返礼することには問題はないとの見解を出した。 同評議会が発信した昨日のツイートの内容は以下の通りである。「新年の挨拶に 全文をよむ
■人権団体:チュニジアの刑務所で「制度外の」拷問が2年で400件 【チュニス:アナトリア通信】 チュニジア人権連盟(独立系)のアブドゥッサッタール・ベン・ムーサー会長は、「2013年10月から2015年10月までの間に400件以上の拷問が記録されている」と明かし、同国における公の自由に関する指標は改善しているが、望ましい水準までは上昇していないことを指摘した。 これは、水曜に首都チュニスで開催されたジャーナリスト会議の中で明らかにされた。同会議は、自由に関わる201 全文をよむ
■ヒジャーブを着けて輝こう 【リハーム・マフムード・アブドゥッサミーウ】 美しさとおしゃれは、すべての女性が追い求める基本だ。ヒジャーブ(ヴェール)を着用していてもおしゃれで魅力的にいられることはヒジャーブを着ける女性が証明しており、おしゃれはヒジャーブと全く矛盾しない。そしておしゃれは各々の顔に適したヒジャーブを選ぶことで完成される。老いも若きもすべての女性は外見のマンネリ化を防ごうとしているが、仕事のために日々外出しなければならない女性は特にそうだ。そうした女性たちは、自 全文をよむ
■ナジャット・ヴァロー=ベルカセム教育大臣:国内の学校に「危険集団」リストに載る生徒が600人いる (1からの続き) 教育大臣によるこの発表に先立ち、フランス当局は今週、15歳に満たない3人の未成年を逮捕した。そのうちの1人は、シリアのダーイシュ〔IS、「イスラーム国」〕の戦闘員と直接関係を持ち、治安当局に対し、パリでの武装攻撃を実行するつもりであったことを認めた。 ナジャット・ヴァロー=ベルカセム大臣は3週間前に、同省がすでに講師・教師職の中の数十人を「危険集団」 全文をよむ
■ナジャット・ヴァロー=ベルカセム教育大臣:国内の学校に「危険集団」リストに載る生徒が600人いる 【パリ:本紙】 フランスのナジャット・ヴァロー=ベルカセム教育大臣は、同省の統計を精査する中で、「諸教育機関における危険集団」リストに含まれる生徒による600件の過激主義の事例があることを見つけたと明らかにした。同大臣は、これら生徒たちは過激思想を受け入れる傾向を持っているが、「このことは彼らに確たる有罪判決を意味するものではなく」、むしろ、この問題は「注意と警戒、治安機関への 全文をよむ
■ドイツ企業がサウジ少女の提案に応じる 【ジェッダ:ウマル・バダウィー】 ここ数日、サウジ少女のラユーフ・ハミーディーの名が広く反響を呼んでいる。彼女は、ヒジャーブを着用した女性とシュマーグ〔訳注:アラブ人男性が頭に被る装身具、クーフィーヤの別名〕を着用した男性の「絵文字」を加えることを提案し、これが「Unicode」技術社の開発する絵文字リストに加わったのである。同社は、絵文字の監修、開発、配信を行うドイツ企業である。 ドイツに暮らす15歳のラユーフ・ハミーディー 全文をよむ
■サウジアラビア:メッカ巡礼シーズンに向けた作業を開始 【リヤド:本紙】 ハッジ・ウムラ省のムハンマド・ベンテン相は、次回(ヒジュラ歴1438年)のハッジ(大巡礼)とウムラ(小巡礼)のシーズンに向けた計画の準備を始めると発表した。同時に「今年の巡礼シーズンは、見事な成功と様々な国からやって来た巡礼者からの高い評価を受けて幕を閉じたが、作業は続いている。そのことは、まずはアッラーの恩寵であり、次に様々な公共機関の団結努力のおかげであると明らかにした。 昨日夜、巡礼者担当事務 全文をよむ
■「UNRWA」がガザの329世帯に住宅再建のための新たな経済支援を提供 【ガザ:本紙】 国連パレスチナ難民救済事業機関「UNRWA」は、ガザ地区における住宅再建の復興事業のために270万米ドルを超える金額を分配することを決定したと発表した。これは、パレスチナと関係を持つ多数の諸機関による後援を通じて、二年前の最後の対イスラエル戦争がもたらした被害からの再建事業が遅々として進まない中で行われる。同機関の声明によれば、分配される230万ドルは戦争で被災した住宅の再建のために分配 全文をよむ
■中東における暗号化に関する検証研究 【ドバイ:本紙】 国際的情報企業のタレス(Thales)社は、サイバー攻撃や機密情報の窃盗のような恐れが生じているにもかかわらず、中東の大多数の国家機関の書類がいまだ暗号化されていないとする報告書を発表した。 同地域の諸政府とその多くの部門の上級機関は、継続的な形でサイバー攻撃による甚大な被害を被ってきた。たとえば、中東のある2つの銀行はこのような攻撃にさらされ、それによる直接的な経済的損失は4500万ドルに上った。 全文をよむ
■ギリシャで難民立往生、難民キャンプの子どものためのリテラシーと教育のボランティア 【アテナ:シャーディー・アユービー】 アテナ西部にあるサカマルマンガスキャンプは、約57000人の難民を保護するためにギリシャ当局が設置した数十あるキャンプのひとつである。難民のほとんどはシリア、イラク、アフガニスタンからやって来た。 このキャンプは、ピレウス港に避難していた難民への住宅提供が動機となって、今年4月に開設された。現在のところ約3000人の難民が滞在しており、その半分は 全文をよむ
■「プリンセス・ヌーラ」大学の女性図書館にある1800冊の蔵書 【リヤド:本紙】 プリンセス・ヌーラ・ビント・アブドゥッラフマーン大学にある女性図書館は1800冊の蔵書を抱える。同図書館はアラブ固有の伝統を表現した建築様式を特徴とし、38,523平方メートルの敷地に建てられ、500万冊分の容量を持つ自動収容システムを備えている。 サウジアラビア王国の最初の〔女子〕大学である同大学の中央図書館における女性図書館は、大学の表現によれば、知恵と価値を求める女性の灯火である 全文をよむ
■モロッコの暴行被害者の自殺は女性保護の仕組みに疑いを投げかける 【ラバト:ファーティマ・アーシュール】 モロッコのベンガリール市における少女ハディージャ・スウェーディーの自殺問題は、アラーイシュ市の少女アーミナ・フィーラーリーの自殺から生じた考えに起因する。後者の事件は、アーミナが、彼女を強姦した犯人との結婚を強いられたために自殺したものであった。そしてハディージャの事件が新たに起き、街頭抗議の声に火をつけた。その声の反響は議会に届き、刑法第475条第2項の削除に向けて議会 全文をよむ
■入学申請の第3期間が明後日開始。 「大学最高評議会」は新学期の準備について明日審議 【ヒバ・アリー・ハーフィズ】 インターネット上の入学申請サイトで、明後日から3日間の日程で、大学、その他高等教育機関の入学受け入れ申請の受理が始まる。今回は第3回目であり、最後となる。申請者は65,182人に達した。そのうち理系が47,276名、文系は17,906名である。最低得点は50%にあたる205点である。第1、第2期間で入学申請が受理されなかった学生にも、同じ期間の間、入学を申請する 全文をよむ
■国際青少年デーにガザの若者は更なる貧困と失業に直面 【ガザ:アナトリア通信】 4年前、アンマール・ワーキド青年は大きな喜びと共にガザ地区にあるパレスチナのとある大学の卒業証書を受け取った。 しかしそれ以来、28歳になるこの青年は大学で学んだ教育分野の仕事に就き、小学生たちを前にして授業を行う機会を得られていない。 ワーキド青年がアナトリア通信の記者に対し語ったところによると、彼は職を得るために苦労を惜しまなかったという。青年は国際連合パレスチナ難民救事業 全文をよむ
■第3期間の定員は8万3000人 理系が6万5000人、文系は1万8000人 【ヒバ・アリー・ハーフィズ】 明日の午後7時、大学とその他高等教育機関への入学手続きのための第2期間が終了する。次の土曜日に、高等教育・学術調査大臣のアシュラフ・シェイヒー博士が、第2期間の結果と第3期間の開始日を発表する見通しである。 各大学が受理した来年度の出願数に基づく各指標が明らかにしたところによると、第3期間の大学の定員はおよそ8万3000人にとどまり、そのうち6万5000人が理 全文をよむ
■サウジ人男性はイエメン人女性、シリア人女性との結婚を好み…サウジ人女性はイエメン人男性、クウェート人男性との結婚を好む 【リヤド:サアーダ・シャマラーニー】 自国の女性との結婚を望まず、外国人女性と結婚したサウジ人男性の妻はイエメン人女性、シリア人女性という順で多く、また外国人男性と結婚したサウジ人女性の夫はイエメン人男性、そしてクウェート人男性が多いことがサウジアラビア法務省による統計から明らかになった。 ヒジュラ暦1436年にあたる去年(2015年)に実施され 全文をよむ
◼︎アブダビ国際空港の免税店、夏のイベントに備える 【アブダビ:本紙】 アブダビ・エアポート社は、アブダビ国際空港の免税店が夏に行われる数々のイベントを出迎えるため、必要な準備を整えていると公表した。同社は、大規模なキャンペーンや小売店でのセール、世界クラスの様々な食品の提供などを実施。アブダビ国際空港を夏の旅行者にとって注目のショッピングスポットにすることを目指している。 同社によると、アブダビ国際空港の免税店は旅行者が参加できる夏の「スクラッチ」キャンペーンを空 全文をよむ
UAE:ドバイでドイツ式の贅沢を! ■「シュタイゲンベルガー」…ドバイの地でドイツ式の贅沢 【ドバイ:本紙】 ドバイ首長国には五つ星に輝くホテルが数多くあるが、そのなかでもビジネスベイに構える「シュタイゲンベルガーホテル・ビジネスベイ(Steigenberger Hotel Business Bay)」は、丁寧な接客やドイツ式のサービスを利用客らに提供している。同ホテルは昨年四月以来、利用客の客足が後を絶たない。この新しいホテルは、ドバイのビジネスセンター街中心部に 全文をよむ
■本日より第一次入学手続きが始まる 指標:医学部98.1%、歯学部97.9%、薬学部96.9%、工学部93.1% 【ヒバ・アリー・ハーフィズ】 本日より大学とその他高等教育機関への入学手続きのための第一次期間が始まった。最低得点ラインとして、理学部は96.6%にあたる396点、数学学部には92.7%にあたる380点、文学部には80%にあたる328点が必要となる。第一次期間に含まれる学生数は、男女合計で12万7413人で、その内2万6970名が理系、1万9927名が工学系 全文をよむ
■世界の荒廃の上をカラスが飛び舞う 【アフマド・アリー・ザイン】 犯罪は、他のものを忘却に変え、あるいは、忘却に近づけようとする。犯罪を記憶するのは、恋人や家を失い、もはや安全ではなくなった土地や国以外に安全を求めて出国した人々のみだ。故国を安全にするための方策は全て失敗した。そうして、死からの逃避は、国外に行き着くこととなった。 ニースで犯罪が犯された。これに先立ちシリアやイラク、トルコ、リビアで数々の犯罪が犯された。そのすべてが、より多くの流血を伴ったにも拘わら 全文をよむ
■イタリアからのゴミの輸入に対し、モロッコの青年らが怒りのデジタル革命を起こす 【ラバト:ファーティマ・アーシュール】 モロッコ人の若者たちの一団が、ソーシャル・ネットワーキング・サイトを通じて、「モロッコ人はゴミの山を歩いている」という名のハッシュタグを付けることにより、怒りのデジタル革命を起こすことに成功した。彼らは、この運動を通じて、イタリアからモロッコへのゴミの輸入に対する抗議を呼びかけた。彼らによれば、ゴミの輸入は、国民の健康への危険と環境への直接的な脅威を体現して 全文をよむ
■イスラエルはユダヤ人とエルサレムの聖域(注)の結びつきを否定するユネスコ決議案への投票妨害に取り組む (訳者注:この記事では、エルサレム旧市街にある聖地、すなわち、神殿の丘/嘆きの壁/岩のドーム/アル=アクサー・モスクが集まる場所に対して、イスラーム側からの「エルサレムの聖域」と、ユダヤ側からの「神殿の丘」という言葉を使い分けて表現している。) 【ラーマッラー:ファーディー・アブー・サアディー】 イスラエル外務省は、世界中の同国大使館を通じて、パレスチナ・ヨルダンによる 全文をよむ
■67年を経て……「モガンマア」を解放する:13の省、3万人の職員の事務所が移転へ 〔訳者注:タフリールは解放のことで、政府総合庁舎「モガンマア」がある広場の名前でもある〕 【特集:ワジーフ・サッカール】 カイロ県では今月初めからタフリール広場のモガンマアの移転事業が始められ、67年にわたり続いてきた業務に幕を下した。その年月は、エジプトで最大の政府総合庁舎とみなされる建物の年齢である。 モガンマアには3万人の政府職員が勤務し、毎日約10万人の市民が訪れている。 全文をよむ
2016年07月10日付 al-Hayat紙 ■イードの最中に巨大な牢獄と化したパレスチナ [ラーマッラー:本紙] イスラエル当局はパレスチナ人に対する地域間移動およびイスラエル国内立ち入り制限の規則を、ムスリム住民に対してはイード・フィトル(断食明けの祝い)とイード・アドハー(犠牲祭)の間だけ、またキリスト教徒住民にはイード・ミーラード(クリスマス)に限って緩めるよう努めてきた。しかし、イスラエル当局の今年のイード・フィトルへの対応はいつもとは異なり、パレスチナ人の地域 全文をよむ
■アレクサンドリアでのイードの祝いの風景の一部としての馬 【アレクサンドリア:サーミル・スライマーン】 滑らかな革張りの椅子が付き、天蓋に魚や海馬、鋭い青い目など民俗風の銅の装飾が施され、馬が気取って歩む「幌馬車」は、アレクサンドリアでファンや訪問客を集め続けている。そしてまた幌馬車は、とりわけ〔避暑のため夏休みにアレクサンドリアを訪れる〕観光客の集団の間で、民俗遺産的な交通手段の中でも最も楽しまれているものであり続けている。 エジプトへの外国人観光客の割合を低下さ 全文をよむ
■爆発による犠牲者の追悼行列はバグダードの喜びを曇らせる 【バグダード:フルード・アーミリー】 泣き叫びながら自身の子どもを探している母親、あるいは、イード〔訳注:ラマダーン月終了後の祭日〕中に訪れる墓を作れるような遺留物を探している母親、そして近隣の病院で焼け焦げた遺体を調べる母親――。 いつもはよく知られたイードの光景が広がっているはずのカッラーダで、このような光景ばかりが見られる。カッラーダはバグダードの中で最も活気のある地区だが、普段とは全く異なった形でイー 全文をよむ
■カティーフ県庁が0.5tの腐敗した野菜と果物を廃棄 【カティーフ:本紙】 カティーフ県庁の市場食料監査部は、約650kgの腐敗した野菜と果物を廃棄した。これは、県内の青果市場に対する集中取締りの一環として、聖なるラマダーン月の前半に行われた。輸入された商品の管理と確認、そして消費者に対するこれら商品の品質の保証を目的とするものである。 カティーフ県知事のズィヤード・ムガルバル技師によれば、この取締りの結果、市場食料監査部職員らが品質の不適正を確認した約650kgの 全文をよむ
■ミシェル・オバマ、女子教育に光を当てるためモロッコに到着 【マラケシュ:アナトリア通信】 アメリカのミシェル・オバマ大統領夫人は、「女子の教育からの離脱防止の推進」を目的としたアフリカ諸国訪問の一環として、月曜日の夜、モロッコのマラケシュに到着した。 オバマ夫人はマラケシュ空港で、モロッコ国王夫人のサルマ妃と、マラケシュ地方のアフマド・アフシーシン知事などの責任者たちによって出迎えられた。オバマ夫人には、自身の娘であるサーシャとマリア、アメリカ人女優のメリル・スト 全文をよむ
■ボランティアがウムラ巡礼者向けに18の活動を行う 【メッカ:本紙】 メッカの青年ボランティアたちは、聖なるラマダーン月の間、ウムラ巡礼者に向けた18の自発的な活動を行っている。 これら活動の中には、「成長の助成」団体が実行する「スマート・メダル」がある。これは子ども用のカードのことで、本人の名前と同伴者の電話番号が書かれ、迷子の時には子どもについて知らせ、送り届けることを目的とする。また、「湖の青年」団体による「発明をもって組織する」活動では、空いている場所を指し 全文をよむ
■カイロは「リトル・ダマスカス」を受け入れる……ラマダーンは故郷を想うシリア人を不安にさせる 【マリア・ザーイド】 「今年のラマダーンは、私にとって、ここカイロでの4度目のラマダーンになる。カイロは〔私たち〕シリア人を受け入れ、私たちを“この国の人間”であるように感じさせてくれた。」こうした肯定的な言葉により、約4年前にシリアの戦争状況から出国を強いられたシリア人青年のアフマド・ファゥワール氏は、聖なる月を迎える不完全な喜びを表現した。 ダマスカス市に生まれ育ったフ 全文をよむ
■イエメン女性たちは戦争に志願し、学業も疎かにしない 【サナア:アリー・サーリム】 女子学生アブラール・マンスール(20歳)は、タイズ県(270キロメートル地点)の最も著名な人民抵抗軍事組織である第35旅団の女性部隊に参加している。一方、リハーム・バドル(27歳)は、抵抗組織の負傷者支援のための実地ボランティアとして働いているが、戦闘地域に移動したことにより自らの命を危険にさらすことになった。イエメン女性たちは、この国で起きている紛争の一部になりつつあるが、それにもかかわらず 全文をよむ
■アルジェリアはアイデンティティー無しで広がる都市の困難を味わう 【アルジェ:アミーン・ルー二ースィー】 「アルジェはスラムのないアフリカ第一の都市である」という数日前の発表は、建築様式という点において都市の不均衡さへの取り組みを伴うものではなかった。こうした建築様式は、アルジェやその他の都市から国民の都市的アイデンティティーを奪い、かつまともな生活条件を欠いたアルジェリア人の生活様式にそぐわない単なる「眠る場所」へと、都市を変えてしまった。 当局の発表は、メディア 全文をよむ
■「ラマダーン・バッグ」:変わらないエジプトの古き伝統 【カイロ:ヒバ・ヤースィーン】 ラマダーン月がエジプトで始まった。ラマダーンに伴う慣習には、何百年も前から継続するものもあれば、過去数十年で新たに変化したものもある。おそらく最も顕著な変化といえば、この恵み深き月に先立って行われ、ラマダーン月の間継続して行われ、いまや新たな慣習の一つとなりつつある「ラマダーン・バッグ」の配布である。バッグの中には油や砂糖、米のような家事に必須のものが入っていて、中身の量や内容は様々である 全文をよむ
■控えよう、改めよう:テレビの視聴は子どもにとって危険 【本紙】 ラマダーン月が始まり、衛星放送チャンネルは多くの番組を放送して、より多くの視聴者を惹き付けようと競い合っている。大変残念なことに、テレビを見ることは子どもたちに大きな悪影響を及ぼす可能性がある。アイン・シャムス大学医学部教授で言語障害を専門にしているマフムード・ユースフ・アブー・イラー博士の指摘によれば、韓国の子ども1778人を対象にした研究では、対象者の年齢は24ヶ月から30ヶ月〔2歳から2歳半〕で、一日当た 全文をよむ
■スマートフォンの近くで眠ること 【アンワル・ナアマ博士による寄稿】 スマートフォンはいまや、ベッドの中でさえ人間とともにある。ある研究によれば、スマートフォンを寝室に置くことはその持ち主に危険を及ぼす。それでは、スマートフォンとともに寝ることによって何がもたらされるのか。 コブレンツ=ランダウ大学の2人のドイツ人の研究者、ターニャ・ビアンカ・シュトループ氏とターニャ・アン=アリソン氏は心理学の専門家で、スマートフォン使用中毒を調査し、衝撃的な結果を導き出した。調査 全文をよむ
■モロッコの市民団体によるイスラエル産デーツボイコットキャンペーンが実を結ぶ 【ラバート:本紙=マフムード・マウルーフ特派員】 モロッコのイスラエル産デーツのボイコット・キャンペーンが影響力を発揮している。このキャンペーンは、イスラエル産品ボイコットにたずさわるモロッコの諸市民団体や活動家たちによって行われており、彼らによればキャンペーンは成功しているという。 パレスチナの諸団体はこのキャンペーンを称賛して、次のように述べた。「私たちはモロッコにおけるイスラエル産品 全文をよむ
■チュニジアのラマダーン:賑わう市場と慈善活動 【チュニジア:サーリフ・ムハンマド・スウィースィー】 観きれないほどのチュニジアとアラブのテレビドラマと、食べきれないほどのラマダーンのテーブルを満たす料理の数々の間で、多くのチュニジア人にとっての毎年の神聖な月の日々が過ぎていく。このことは今年も何も変わらない。チュニジア人たちは大きな市場や商業スペースになだれこみ、すべてのもの、あらゆるものに群がる。それは、イフタールの食卓に並ぶおいしい料理、あるいは、自宅やチュニジアの町や 全文をよむ
■「インスタグラム」への投稿が理由で学校脅迫の容疑にかけられたアメリカ人少女 【ドバイ:マナール・ラヒーミー】 表現の記号である「イームージー」〔訳者注:日本語の「絵文字」が外来語としてアラビア語に入っている〕は、何百万人ものインターネット・ユーザーにとって、自身の状態をコミカルに表現するための言語として、なくてはならないものになっている。しかし、ある12歳の少女は、自分が使った絵文字によって、警察が自宅に来ることになるとは思いもよらなかった。 彼女は「火曜日、図書 全文をよむ
■「ウカーズ市場」賞の受賞者をラマダーン月22日に発表 【ターイフ:本紙】 二聖都の管理者にしてメッカの首長であり、ウカーズ市場監督委員会の長を務めるハーリド・ファイサル氏は、昨夜(水曜日)、複数のサウジアラビア企業と提携契約を結び、今後5年間にわたるウカーズ市場の新部門の維持・運営を委託した。 ファイサル氏は、今月のラマダーン月22日に、第10回ウカーズ市場賞の受賞者の名前を発表する予定である。授賞式は35以上の関係者に対して行われ、今回で10回に達する同市場の過 全文をよむ
■「バーブ・ハーラ」……「風刺的模倣」は抑圧者であり被抑圧者でもある 【ベイルート:アミーン・ハマーダ】 今年のラマダーンに第八シーズンが放送され、放送開始から10年目となった連続ドラマ「バーブ・ハーラ」(スライマーン・アブドゥルアズィーズ脚本・会話構成、ナージー・トアマ監督)の人気について、意見を異にするものはいないだろう。物語は、イスラエル占領軍のスポークスマンであるアフィーハーイ・ダライーが悪意のある帰化措置を大衆に訴えるところまで進んでいる。 しかし、その人 全文をよむ
■イラク人の家族連れが夏休みの旅行先として東アジアに目をつける 【バグダード:フルード・アーミリー】 今年の夏休みを過ごすためにイラク人の家族連れに与えられた選択肢は多いとは言えないようである。先立ってトルコはイラク人観光客に対し国境を閉ざし、観光会社代表への入国ビザの発給を停止している。加えて、既に課されている厳しい規制もある。つまりビザ入手の条件は、ヨーロッパ諸国への入国の際に満たされるべきものとほぼ同じになり始めているのだ。 ここ数年、イラク人の家族連れは、優 全文をよむ
路上での児童殺人反対を世界中の言語を用いて訴えるパレスチナ人たち 【ラ-マッラー:バディ-ア・ザイダ-ン】 数日前、ラ-マッラー市中心部のマナ-ラ広場に子どもたちの集団が集まり、パレスチナ児童の殺害停止を世界の諸言語を用いて訴えたプラカードを掲げた。それは「パレスチナの子どもたちに希望を!」のスローガンのもとでパレスチナ青年グループが開始した企画の一環であり、数十人の子供たちが掲げたプラカードのメッセージは、世界中をほぼ網羅する諸言語―世界で最も広く使われている諸言語―によ 全文をよむ
■レバノン在住のシリア人女性は「帰還」にこだわる:ベイルートは一時的な滞在場所・・・ヨーロッパもカナダも望んでいない! 【ベイルート:本紙、ラーミド・アンターキー】 「仲間のほとんどが旅立った。彼らは現在トルコやヨーロッパ、カナダにいるが、ここに残りたいという私の望みは変わっていない。」こう話すのは若いシリア人女性のリナさんだ。彼女はダマスカス大学経済学部を卒業し、約2年前にベイルートへ移った。現在はベイルートにある会計監査事務所で働いている。 毎週、シリア人の子供 全文をよむ
■各モスクのに四つのスピーカーは4つまで…同意後条件に「断食者中のイフタール」への条件 【ダンマーム:ラフマ・ズディヤーブ】 イスラーム・宣教・導き担当省は聖なるラマダーン月が始まるのに先立ち の夜明け、各モスクのに四つのみ外部にスピーカーの設置をを4つまでとする設置することを決定を下した決めた。また他のモスクを何らかの形でのいかなる乱すことれやや、朗誦の重なりや混在を防止し混入を補填するために、また礼拝に集中できるよう対する従順さを具体化 するために音量を調節する必要性をの 全文をよむ
■国立学校、外国人学校の認可停止 【リヤド:サアド・ガシャーム】 教育省は初めて、教育目的で設計されていない賃借物件を所有する国立学校と外国人学校の認可停止を決定する。 アフマド・イーサー教育相は、教育の質の水準と、あらゆる分野で学生に供給されるサービスの向上を目的とする戦略的な計画を実行するという教育省の決意を発表した。 イーサー教育相は、教育用の建物の適正さ、その設計、設備、そして安全条件が適切であることの重要性と、魅力的かつ効果的な教育環境の確保の必 全文をよむ
■「買い出し」が始まる -ラマダーン中の休暇の終了まで 【ジェッダ:ムバーラカ・ズバイディー】 学期が終わり、小学校低学年の生徒たちの夏休みが始まるやいなや、サウジアラビアでは多くの家庭が買い出しを始める。買い出しでは、子供達と約束していた試験合格祝いのプレゼントなどを買う約束を守り、行事、特に早めの準備が求められる結婚式やイードに必要な物を購入する。更にはラマダーンの準備をして、生活必需品や贅沢品を購入する。 今年の状況は例年と異なり、休暇中にいくつかの行事が重な 全文をよむ
■「マドラサティ・パレスチナ」はエルサレムの学校を保護し、住民の抵抗力を高める 【ラマッラー:バディーア・ザイダーン】 パレスチナの学校教育の状況、とりわけエルサレムでパレスチナ人学生が学ぶ環境は、悲劇的と表現することができる。学校には決められた数より多くの数の学生があふれ、10万人近い男女の学生が劣悪なインフラの中で教育を受け、学校中退者の数も上昇傾向にあると言われる。加えて、教育課程の問題がある。エルサレムではイスラエル占領当局があらゆる面におけるユダヤ化を進めており、教 全文をよむ
■エジプト政府は食料品の充実によるラマダーン準備ができている 【〔エジプト〕:本紙記者】 シャリーフ・イスマーイール首相は明日、アブドゥルファッターフ・スィースィー大統領の後援のもと開催される「ようこそラマダーン」フェアを開始する。このフェアは市民のために食料品を割引価格で大売出しするためのものであり、商工会議所連合会と供給省の協力によって運営される。その費用はおよそ900万エジプトポンドに達するが、これは各県の商工会議所の融資によるものであり、フェアは商工会議所・軍・供給省 全文をよむ
■難民学校……アルジェリアの若者による非正規移民への援助活動 【アルジェ:リダー・シャヌーフ】 「天候の様子がどうであろうと、空が晴れていても、雪や雨が降ったとしても、学校は開いたままです」。このような文句が、フェイスブックに載せられた「難民学校」活動の実施者たちの出版物の表紙を飾っている。この活動は、アルジェリア首都の東に位置するティージー・ウズー市に誕生した。 一部の大学生の若者が始めたこの考えは、同市における非正規難民たちに授業の提供を中心とするものである。ア 全文をよむ
■カイロの小学校卒業試験、合格率89.4% カイロ県知事代理のアフマド・タイムール少将は、今年度の小学校卒業試験の結果を承認した。合格率は89.4%に達した。また同少将が明らかにしたところによると、160,212名の児童が出願し、受験した児童は155,603名、そのうち139,160名の児童が合格した。 少将は以下のように付け加えた。「聾(ろう)、難聴の児童の合格率は98.8%に達し、合格した児童数は83人だった。視覚障がいを持った児童の合格率は91.17%であり、インターナ 全文をよむ
■「私は本が欲しい」…本の交換を推進するための企画 【ラマッラー:バディーア・ザイダーン】 第10回パレスチナ国際ブックフェアで、アンサーフ・ジュブラーンさんという若い女性とその女友達が注目すべき企画を行っている。「私は本が欲しい」と題されたその企画は本を交換するというアイディアに基づいており、ブックフェアの来場者は誰でも、必要のなくなった本や何回も読んだ本を若者たちに提供することができる。このような本の寄付は専用のコーナーで一日中行われ、他の人が提供した本と交換される。ジュ 全文をよむ
■サウジアラビア人の若者たちが国外での支援活動の経験を語る 【リヤド:本紙】 あなたはあなたの日常生活の出来事の一部分であり、あなたが体験する全ての細かい事象の一部分である。車で混雑した通りにおける怒りの一部分でもある。毎日の経済的な負担や、小規模あるいは大規模な仕事上の問題の一部分でもある。あなたが共存する全てのものが、あなたの人格に反映する。あなたと共にあなたの家へ戻り、あなたの全人生に影響を与えるのである。しかし、厳しい寒さと貧しさに苦しむ国での支援活動の経験は、あ 全文をよむ
■「アラブ・メディア・フォーラム」は17人の受賞者を表彰 【ドバイ:ダラール・アブー・ガザーラ】 「アラブ・メディア・フォーラム」は17人の受賞者をアラブ・ジャーナリズム賞で称えた。そのうち、ベストコラムニスト賞には本紙の執筆者で評論家のイブラーヒーム・アリース氏が選ばれた。またこのフォーラムでは15度目の「メディア界のマンオブザイヤー」賞が作家でジャーナリストのアブドゥッラフマーン・ラーシド氏に与えられた。これは「アラブのメディアを発展させる努力や、実績豊富なキャリアの中で 全文をよむ
■レバノンで「アラブの王女」が高級車と大金の窃盗団を率いる 【ベイルート】 窃盗集団メンバー14名は様々な詐欺に熟練しており、多くの高級車や大金を小賢しく人を納得させる方法で手に入れることができた。その集団のリーダーたちが頼った主な手段の一つが女性である。しかしそれはごく普通の女性ではなく、イラクの王族の血を引くアラブの王女で高級車の中でも上等なものの購入を望んでいる〔という設定だった〕。 メンバーにはそれぞれ役割があった。リチャードとロミオは手配および標的の選択役 全文をよむ
■イエメンのエネルギー部門の損失が70億ドルを超える 【サナア:ジャマール・ムハンマド】 イエメン政府当局は、戦争に起因して、石油部門の直接・間接的損失が70億ドルを超えたと発表した。現職の石油鉱物大臣のヤフヤー・アアジャム氏は、製油所や貯蔵庫、タンクやパイプライン、ガソリンスタンドその他の石油関連施設が「イエメン経済と現行の経済設備の破壊を目的とした」被害にさらされていると指摘した。 石油鉱物省次官のアリー・サーニウ氏によれば、石油部門は、「戦争により1年以上にわ 全文をよむ
■エジプトの若者:公的な参入と法的な疎外の間で 【カイロ:アミーナ・ハイリー】 エジプトでは、若者をめぐる駆け引きや議論、第三者の意見からなる空虚な話し合いが繰り返されてきた。若者はエジプトの人口の半数以上を占め、あるときには「希望や未来」、多くの場合には「時限爆弾」と称される。 歴代の諸政府は、行動計画や実施機関を発表し、そのすべての実行を進めようとしてきた。これらは公的な世界への「若者の参入」あるいは「包摂」「統合」「編入」「一体化」、または、これに類する掛け声 全文をよむ
■シャリーア法廷:インターネット・Facebookの悪用はガザでは離婚のケースの原因となっている 【ガザ:本紙】 ガザ地区に住む夫婦の離婚や不仲の件数が増加していることについて、Facebookをめぐる口論が原因であるという説が、SNS上で広く物議を醸した。一方、結婚と離婚の状況把握の責任者であるシャリーア法廷最高委員会は、こうした議論を否定した。 記者会見の中で、同委員会の委員長であるハサン・ジュージュー師は、Facebookをめぐる口論を原因とする離婚がガザ地区 全文をよむ
■「またエジプトに行こう」キャンペーン……facebookのページの写真とエピソード 【ドバイ:本紙】 その男性は以前より、映画ではなく現実で猛獣を見るのが夢だった。そして1970年代初頭にカイロを訪れた時、彼の夢は叶った。彼はギザ動物園で、人生で初めて熊を見たのだった。数十年後、彼の息子は「またエジプトに行こう」と題するfacebookのページにこの写真を載せた。 このページは、アラブ人に対して「世界の母」〔訳者注:エジプトの別称〕の人類的観光遺産を宣伝し、彼らを 全文をよむ
■「サウジアラビアの診療所」がザアタリー難民キャンプでシリア難民1762人に医療支援を提供 【アンマン:本紙】 サウジアラビアの特別診療所〔訳者注:シリア難民支援のためサウジアラビアがザアタリー難民キャンプに設置した13の診療所〕は先週1週間だけで、ザアタリー難民キャンプにおいてシリア難民1762人分の処方箋を発行し、様々な年齢層の人々のために数十種類の医薬品と医療用品を提供した。 特別診療所の代表であるハーミド・マフアラーニー医師は昨日(23日土曜日)、診療所の薬 全文をよむ
■ボランティアのサウジ人ら、レストランで残った食べ物を持ち帰るキャンペーンを実施 【カフジ:本紙】 サウジアラビア人ボランティア30名が来週日曜日、レストランの客に対し、注文した料理のうち残ったものを持ち帰るよう呼びかけるキャンペーンを行なう。 カフジ市当局が参加するこのキャンペーンのオーガナイザーらは、「数々のボランティア活動や広報活動を通じて、食べ物の恵みや残り物を大切に扱うことの重要性を啓発すること」を目標に「残りは持ち帰ろう」という名称を選んだ。 全文をよむ
■イラク、父親たちの趣味が原因で子供の教育水準が低下 【バグダード:フルード・アーミリー】 イラクの母親は子供が学校から帰宅すると何時間もかけて勉強を教えるが、〔彼らが学校にいる時間は〕1日4時間を超えることはない。というのもこの国では学校が交代制になっており、二つないし三つの学校が一つの建物に組み入れられ、それぞれ最長で1日3~4時間が割り当てられているからである。 サーミル・アフマド(9歳)は学校ではいかなる宿題もすることができない。そのため全面的に母親を頼っ 全文をよむ
■シリア難民の子供たち、学校を避け、人との交わりを拒む 【アンマン:マーヒル・シャワービカ】 シリアから脱出するまで破壊、殺戮、そして強奪の光景とともに生きてきた多くのシリア難民の子供たちは今、移住先で疎外感に苦しんでおり、とりわけ児童たちは学校に通うことを拒否している。シリア危機が5年以上の長きに及ぶ今日、読み書きができない世代が生まれつつある。 国際連合児童基金(ユニセフ)ヨルダン事務所の情報・連絡部長であるサミール・バドラーン氏によると、40,000人のシリア 全文をよむ
■政府の声明から読み解く中間層の侵食 【ワグディー・リズク】 中間層は社会の中で大きな重要性を持つ。なぜなら中間層は、どの国にとっても推進力であり、強固な中核であり、その内部に国民のあらゆる職業集団を含んでいるからである。中間層は、「困窮の状態」から抜け出すための開発の牽引車であり、社会運動の基本的かつ主要な中心である。中間層は、独立、地位と協調の確立、国家建設における責任、そして政府を監査する役割を担うものとなる。 この階層は抵抗の最前線に位置し、国際的な経済状況 全文をよむ
■「ガルフ・デザイナーズ」:3日間で100人のアーティストと7000人の来場者 【ジェッダ:ハヤート】 ジェッダのヒルトン・ホテルで開催された「ガルフ・デザイナーズ2016」ショーのプログラムが閉幕した。「団結とリーダーシップ」の掛け声のもと、3日間の展示期間中に100人の服飾デザイナーが参加し、7000人の来場者が訪れ、その売り上げは100万サウジ・リヤルを超えた。 ショーの責任者であるアビール・アーリフ氏は、デザイナーたちの独創性と彼らが新たに示した美を称賛し、 全文をよむ
■視覚障がい者たち、「ツイッター」のアップデートに反応 【リヤド:ジャウハラ・ハミード】 サウジアラビアの視覚障がい者たちは、SNSの「ツイッター」が追加した画像の説明などの新たな機能を歓迎した。このサービスは弱視者や全盲者が「ツイッター」の機能とコンテンツを自由に楽しみ、他の参加者たちとより広く交流できるよう支援する。 この新たなアップデートにより弱視者、全盲者、そして一般のユーザーは、iosデバイスまたは「アンドロイド」を使用し、240文字以内で画像に説明を加え 全文をよむ
■ムンシャー郡の地方単位責任者数名と水道会社を取調べへ 【ソハーグ:ムハンマド・マターウィウ】 ソハーグ県知事のアイマン・アブドゥルムヌイム博士は、ムンシャー郡の地方組合責任者数名と水道会社を取調べのために送致することを決定した。これは下アブドゥルムヌイム・リヤード道路の水道管の修理作業の遅れと、周辺道路の作業物とゴミの撤去の遅れによるものである。 同知事は、西ナグウ・ハマーディー水路に面した排水溝の一つの下水管の周りに柵を建てることの調査を求めた。それは住民からの 全文をよむ
◼クルディスタンで「ノウルーズ」の祭日を覆う戦争の空気 【スライマーニーヤ:本紙】 「ダーイシュ」(イスラーム国)との戦争の空気が、イラクのクルド人の祭日「ノウルーズ」を覆っている。同地では、公式の祝典は控えられ、祭日の空気は、山岳地帯での家族訪問に限られたものとなっている。しかし、その一方で、クルドの伝統的な衣装にさえも「ペシュメルガ」の闘員が着る服の色合いが現れているほどである。 「ノウルーズ」とは、ペルシャやクルドの暦における元日で、その言葉の語源は「新しい日 全文をよむ
■悲しみにくれ母の日を過ごすシリアの母たち 【ダマスカス、ロンドン:本紙】 多くの国が昨日(21日)、母の日を祝った。だが、シリア人の母の多くがこの特別な日を悲しく過ごした。母の日をまったく祝わない母もいた。彼女たちは、夫や息子、あるいは息子たちを失ったこと、そのなかの誰かが逮捕されたこと、あるいは娘が暴行されたことなど、家族を襲った悲劇を思い出すために、この日を過ごした。 ウンム・サーリフさん(60代)の境遇は言葉では表せない。彼女はホムス市内の地区に及んだ砲撃で 全文をよむ
■ごみ危機が解決した後、市民運動はどこへ向かうのか? 【ベイルート:アッバース・サッバーグ】 昨年7月にごみ問題が危機的状況に陥ると市民は路上に繰り出し、ごみ危機の解決のために政府が承認していた入札を阻止することに成功した。この市民運動は、レバノン市民を8ヶ月にわたり悩ませていた危機に対する政府の取り組み方を批判する数千人の抗議者を動員し、それなりの成果を収めた。 だが、この危機が解決され始め、埋立計画が再開してナーアマ埋立地が再び営業を始めてからは市民運動は鳴りを 全文をよむ
■「パレスチナから来た女性」の迷路 【マーズィン・マアルーフ】 リーム・リファアト・ニムル氏はその著書『パレスチナから来た女性 戦争と戦線の迷路』(ダール・リヤード・ライス)の中で彼女の人生と、彼女の夫でありパレスチナ人指導者のムハンマド・ザイダーン(アブー・アッバース)の人生を隔てるロープの上に立つ。ムハンマド・ザイダーンは国際的危機を背景としたイタリア旅客船アキレ・ラウロ号乗っ取り事件により西側で「主要なテロリスト」として知られるようになり、最後はアメリカによるイラク占領 全文をよむ
■イスラエル、パレスチナ人らに対し危険性が高いタイプのスポンジ弾を使用 【ドバイ:本紙】 イスラエルの『ハアレツ』紙は本日(13日)、イスラエル警察はパレスチナ人に対し、危険性が高い新しいタイプのスポンジ弾を2011年から使用していると記事で明らかにした。同紙は、このタイプのスポンジ弾により、失明、肝臓やひ臓などの内蔵や脳の損傷に至るケースがほとんどだと指摘。パレスチナのウェブサイト『アラブ48』によると、スポンジ弾により負傷したパレスチナ人数十名は、これらの症状に苦しんでい 全文をよむ
■彼らの保護は義務である...「人身取引」の犠牲者たち 【アビール・ダマラーニー(調査・報告)】 強制労働、奴隷化、売春やわいせつ、児童の酷使、未成年女児の結婚、臓器売買、これらは全て売買された人々の一場面である。 取引は人々を集め、運び、隠し、受け入れることで行われる。この一連の流れは、脅迫を伴う力ずくか、何かしら強制的な形で行われる。誘拐や詐欺、利益や金銭を与えることでも行われる。これは犯罪を通して利益を搾取すべく取引を管理するためである。人身取引という犯罪は既 全文をよむ
■ダーイシュに拉致された兵士の家族がカジノの近くに詰めかける:政府は怠慢だ 【レバノン国営通信】 本日(2月26日)午後、ダーイシュに拉致された兵士らの家族が、高速道路からカジノ・ドゥ・リバンの中に至る道路の正門に詰めかけた。国内治安部隊は、デモ隊がカジノ構内に向かって侵入するのを防ぐべく警棒と盾によってブロックを強化した。 多数の家族が代わる代わる以下のように明らかにした。「私たちには高速道路を封鎖する意図もなければ、人々を混乱させたり破壊や騒乱活動を行う意図もな 全文をよむ
■映画『メーキング・オフ』:長い痛みの道と終わらないシリア人の移民生活 【ダマスカス:本紙】 現在制作準備中のシリアのドキュメンタリー映画『メーキング・オフ』は、制作スタッフ自身の移民経験を扱った映画だ。作品では、入国ビザや渡航禁止、国外退去など国と国を移動する際に直面するさまざまな困難について触れられている。 ムハンマド・ヒジャーズィー氏が監督を務める『メーキング・オフ』では、移民が直面している状況が制作スタッフの創造的な制作活動に与えるインパクトや、移民先の国で 全文をよむ
■ニューバレー県のアシュート大学複数学部に2億6,000万ポンドの援助 【ニューバレー:ハーリド・クライシュ】 財務省と計画省はアシュート大学ニューバレー校の複数の学部に対して2億6,000万ポンドに及ぶ支援に合意し、学部の新施設と、動物病院の建設を完了させることで同意した。 アシュート大学のアフマド・ジャイース学長は昨日(17日)、2日間に渡るニューバレー県訪問の際にこの合意について発表。学長は、この資金援助が今後5年間で分割して支給され、今年は理学部、文学部の新 全文をよむ
■この夫婦は刑務所でどのようにバレンタインを祝ったか? 女性がバレンタインに夫からバラの花束をもらうことは珍しくない。しかし、カップルが別々の刑務所で数か月過ごした後、法廷拘置所で女性がバラをもらうというのはそうあることではない。 この夫妻は、ムハンマド・ハサナインさんとアーヤ・ヒガーズィーさんで、NGO組織「ビラーディー(祖国)」の創設者だ。「ビラーディー」は、カイロのストリートチルドレンを更生させ、教育することに取り組んでいる。この2人は中東で最も有名な囚人夫妻のうちの1 全文をよむ
■クウェートの金曜礼拝で説教師が節制を呼びかけ 【クウェート市:アナトリア通信】 原油価格の下落が進み、原油収入を国庫の主要財源とするクウェートでは、政府による決定の準備に向け、高官らの発言を通して、財政の引き締めと緊縮を目標に個々人が「節制」するための取り組みを進めている。 先週のアナス・サーリフ財相による発表後、次年度予算における援助が約100億ドル削減されたことを受け、宗教寄進財省は昨日、モスクでの金曜礼拝に対して、人々に「節制を呼びかけ、浪費しないよう促す」 全文をよむ
■巡礼省は「ウムラ」における国内外巡礼者のコントロールを強調 【ダンマーム:ラフマ・ズィヤーブ】 本紙が聞き及んだところによれば、サウジアラビアの巡礼省は、在外公館との調整を行い、海外からのウムラ(※ハッジ期間以外のマッカ巡礼)巡礼者用の査証発給にかかわる新しい手続きを採用した模様である。同手続きは次の巡礼期間から開始予定であり、これによってウムラ査証申請数の増加が見込まれている。なお、昨年の最初の8ヶ月、在外公館でのウムラ用査証の発給数は550万件であった。 巡礼 全文をよむ
■大学理事会が大統領に新校舎開校を要求、 軍はソハーグの崩壊した橋の修復に取り組む 【ソハーグ:ムハンマド・ムターウィウ、ニーフィーン・ムスタファー】 軍の技術委員会は、先週水曜日に一部が崩壊した、新ソハーグ市を通る橋本体の検査を開始した。その後建設会社が訪れ、アブドゥルファッターフ・スィースィー大統領による修復の指示を受けて、住民にとってより高い水準の安全性を確保する同橋の修復方法を決定する。 一方、ソハーグ大学理事会は、ナビール・ヌールッディーン学長主催の臨時会 全文をよむ
■新市街6都市で学校、グラウンド、電気系統を含めた住宅建設の入札実施 【バダウィー・サイード・ナジーラ、ハムディー・ザムザム】 新都市コミュニティ庁は、新市街における福祉プロジェクト実施に向けて多数の入札を開始した。シュルーク市では同市東部の3地区で、中低電力網の配備と街灯の設置が間も無く完了する。 また新アスィユート市では、同市の南東部への拡大に伴い、公共住宅建設地域の福祉センターによって3つのグラウンドが建設予定である。同様に、南東部への拡大に伴い、隣接する2地 全文をよむ
■上エジプトに3,000戸の賃貸物件用意、マドブーリー大臣は6都市で33,352戸の公共住宅設置を発表 【バダウィー・サイード・ナジーラ、ハムディー・ザムザム】 ムスタファー・マドブーリー住宅・施設・都市計画相は、新市街6都市での3L(3部屋+リビング)型の公共住宅33,352戸の建設と落札を発表した。また、公共住宅プロジェクトの責任者に、いくつかの県での2L型プロジェクトで別の住宅30,000戸の建設が委任されたと指摘した。同プロジェクトは低所得者の入居に対応するための各県 全文をよむ
■アフサー県で軽度知的障がい者を対象とした農業研修プロジェクトを開始 【アフサー:本紙】 アフサー県障がい者協会はおととい(木曜日)、リヤドバンクの地域社会貢献事業部とアフサー県灌漑排水局の協力のもと、通算して5年目になる軽度知的障がい者を対象とした6か月間の農業研修プロジェクトを開始した。 シューラー議会議員で同協会理事長のサアドゥーン・サアドゥーン氏は、国営サウジアラビア通信(SPA)に対する発言のなかで「当協会は毎年、地域との連携を通して、障がい者たちが尊厳あ 全文をよむ
■行政裁判所、顔をベールで覆った女性がエジプトの大学で教鞭をとることを禁止 【ドバイ:イマード・ユスリー】 エジプト国務院の行政裁判所は、以前カイロ大学長が下した決定を支持し、ベールで顔を覆った女性が大学で働くことを禁止することを承認した。 裁判所はカイロ大学学長ジャービル•ナッサールの、ニカーブ着用を禁止する決定を支持した。これは、教員組合メンバーや大学院生の教員助手が、研究室や大学院生のための学術研修センターでのニカーブ着用を禁止したものである。 これ 全文をよむ
■「教育省」が同省関係者への総合医療保障付与の意向、コンサルタントは解雇 【リヤド:サアド・グシャーム】 本紙が教育省の高官筋から知り得たところでは、「アフマド・イーサー教育相は、教員全員の現場での努力への感謝を表し、彼らへの適切な総合医療保障付与にかかわる調査委員会を立ち上げる予定である」。また別の高官筋は、同省に勤務するも業務を任命されておらず、省の業務に貢献もしていないコンサルタントを解任する意向であると強調した。 昨日(17日日曜日)朝、(休暇が終わり、)国 全文をよむ
■シリア人はこのように戦争での自分の写真を見る 【カイス・カースィム】 ギリシャのレスボス島海岸で、アイルランド人写真家のイヴォール・ブリケットのレンズは遠くのゴム製ボートを捉えた。水の中央は波立ち、甲板にはシリア難民と思われる多くの人がいる。彼らは陸に向かう途中だった。ブリケット氏の隣には「メディアと戦争」という番組を取材中の2人の同僚記者がいた。 記者らは人道的観点から、溺れた人と陸に打ち上げられた死体の写真を報道する妥当性がいか程かについて話し始めた!1人は、 全文をよむ
■エジプト人を拷問で殺害した容疑で警官13人への裁判が開始 【カイロ:本紙】 エジプト南部キナー県の刑事裁判所は本日、13人の警官に対する初公判を開く。彼らのうち4名は士官、他9名は警察官僚および警察官で、11月にルクソール警察署内で職員に拷問を行い死亡させた容疑がかかっている。 裁判は「治安上の理由」、つまり被告らと被害者遺族との衝突を懸念してキナー刑事裁判所で行われることとなった。公判は厳重な警備の中で行われ、裁判所付近を取り囲むために兵士が集結した。これは被告 全文をよむ
■エジプト:コプト教徒のクリスマス警護のため治安部隊を動員 【カイロ:アフマド・ムスタファー】 6日夕方にアレクサンドリア教皇タワドロス2世が執り行い、多くの要人が出席した礼拝と、7日に行われたコプト正教会のクリスマスを祝う式典の警護のため、エジプトの治安部隊が動員された。 警察のテロ対策部隊が教会警護の任務を遂行する間、主要な道路や広場には多くの軍隊、特に特殊急襲部隊(RDF)が広範囲に配置された。アブドゥルファッターフ・スィースィー大統領はコプト教徒の祭日を祝福 全文をよむ
■結婚の名のもとに「売られる」未成年のシリア難民少女たち 【アンマン:マーヒル・シャワービカ】 祖国でいまだに続く混沌が引き起こした残虐な惨劇によって、シリア人の家族らはヨルダンへの避難を余儀なくされた。彼らが直面している出来事のうちもっとも凄惨なことは、「結婚とそれによって得られる保護」の名のもと、未成年の娘たちを富裕層に「売り」、多くの女性が性的いやがらせや強姦の被害に遭っている難民キャンプ(アンマン北70キロに位置するザアタリー・キャンプ)での生活から娘たちを遠ざけるこ 全文をよむ
■12の新しい都市で25,000棟のアパートの入居抽選開始 【バダウィー・サイード・ナジーラ、ハムディー・ザムザム著】 新都市共同体開発機構(NUCA)は、住宅開発銀行の協力の下、「エジプト住宅」計画の一環として、25,000軒の中規模住宅の公募抽選を開始した。12の新しい都市で今月1月21日木曜日まで、48,000区画が出展される。 住宅開発銀行のユスラー・サーリフ事務局長兼広報顧問は、新ディムヤート市の抽選が昨日終了し、明後日には新ブルジュ・アラブ市と新ミニヤー 全文をよむ
■「犬の飼育」という新しい文化がガザの若者に普及 【ガザ:アナトリア通信】 速い低気圧が去ったのを受けて、ガザの海岸には穏やかな空気が漂い始め、波は既に静まっていた。一方、日没時には太陽の光が水面に反射したが、この静けさは長くは続かなかった。間もなくして、波がぶつかるほのかな音が、多種多用な数十匹の犬の力強い咆哮と混ざった。そこにはガザ地区では見慣れない光景があり、犬の飼育を愛するパレスチナの若者数十名が、娯楽の時間を過ごし、動物の美しさと才能を見るために集まった。 全文をよむ
■若者間のハラスメントと薬物乱用…教育の危機 【ヒバ・アリー・ハーフィズ】 大学というドームの下(構内)で、そしてそのキャンパス内で最近「セクハラや薬物乱用」のような好ましからざる現象が広がっている。これは、エジプト社会の成長と発展の土台と見なされる大学生の思考が崩壊したことを示す危険な兆候である。こうした現象が広がっている原因は何か、そしてこれらの悪しき現象を取り除くための有効で可能な方策は何か? 大学生から見たハラスメントの原因とそれをどう取り除くかについて、カ 全文をよむ
■サウジアラビアの研究によると、プレッシャーは学生の達成能力を低下させる 【ハーイル:ムハンムド・ハムアリ―(ハヤート学校)】 最新の研究によれば、サウジアラビアでは、中学校で生徒に与えられる(学業の)プレッシャーと、生徒の学習意欲とのその成果には逆の関係が見られる。同研究では、生徒及び評価方法と、学習達成意欲との間には関係がないことが示され、その原因は中学生に対する学習意欲への動機付け促進を目的とした指導カリキュラムの欠如にあるとする。 ハヤート学校(訳注:ハヤー 全文をよむ
■アズハル、キリスト教系衛星チャンネル確認のための介入を教会に要請 【カイロ:本紙】 アズハル機構は昨日、イスラームに対する疑念を唱えたキリスト教系衛星チャンネルを非難し、コプト教会による介入を要請した。その後アズハル機構は、「混乱や敵意の火を駆り立てる論争への(事態)突入は望んでいない」と強調した。急いで教会は、アズハルが声明で言及したコプト系の「ハヤート」チャンネルの報じた内容と自身との関係を否定した。 コプト教会は、「当該衛星チャンネルはコプト教会系列ではなく 全文をよむ
■イスラエルでは、『かなわぬ恋』 【ナザレ:アスアド・タルハミー】 イスラエル右派を席巻している「ユダヤ性(ユダヤ人アイデンティティ)という妄想」が、また新たな「創造的発想」をもたらした。それは、高校修了試験の準備をしているユダヤ人学生に、ユダヤ人作家ドリト・ラビニヤンの小説を教材として教えることを禁止するというものである。ラビニヤン氏による『生きている壁』または『かなわぬ恋』と題されたこの小説は、ユダヤ人女性とパレスチナ人青年のラブストーリーであり、その関係性から見いだされ 全文をよむ
■イエメン、苦しい生活危機の1年を振り返る 【サナア:ジャマール・ムハンマド】 残すところ数日となった2015年を、多くのイエメン人は以下のように捉えている。ここ数年で最悪の年で、治安・政治情勢の悪化が戦争、暴力、混沌、そして未曽有の経済・生活危機を生んだことで、生活費の上昇や貧困、失業の蔓延を引き起こした。 この1年、人々を苦しめて壊滅的レベルに達した困難な人道状況にもかかわらず、彼らは新しい年が今以上に悪くならないよう望んでいる。そして国内での9か月にわたる戦争 全文をよむ
■イスラエルに逮捕されたパレスチナ人6名の遺体を埋葬 【ラマッラー:アナトリア通信】 27日夕方、ベツレヘム、ヘブロン(西岸地区南部)、サルフィート(同北部)、アルビーラ(同中部)で、数千名のパレスチナ人が、数週間前にイスラエル軍によって逮捕された6名の犠牲者の遺体の埋葬に参列した。一方、アナトリア通信の記者および目撃者によると、ジェニン(北部)の7人目の犠牲者の遺族は、27日夕方に遺体を受け取り、葬儀を28日に延期することを決定した。 (中略) ベツレヘ 全文をよむ
■教育省がアラブ人に「イスラエルのユダヤ性」を強調した教科書を強制 【ナザレ:アスアド・タルハミー】 イスラエル教育省は、アラブ人高校生向けの「市民権」をテーマとする新しい教科書に対し、アラブ人コミュニティにおける教育問題フォロー委員会、並びに大学教員らによる広範な抗議の壁が立ちはだかっているにもかかわらず、その教科書をヘブライ語からアラビア語に翻訳し、アラブ人学校に対してその使用を義務付けることを公式に発表した。また教科書とともに、教師用に民主主義の専門用語が解説された特別 全文をよむ
■モロッコ人女性への暴力の年間件数が1万5千以上を記録、ラバトで女性権利民主連盟がシンポジウムを開催 【ラバト:本紙】 モロッコ女性への暴力に抗議する活動家らによれば、暴力被害を受けたモロッコ女性の数は年間で1万5千件以上を記録した。暴力のタイプは特に家族の一員による殴打や強姦に及ぶ。 「女性権利民主連盟(FLDDF)によれば、「救援」連盟のネットワークセンターは、2014〜15年の間で4,338人以上の女性を保護、1万5,006件の暴力被害とそれ以外の1,284 全文をよむ
■エジプト:インターネットを利用した既婚女性の合法的「売春」 【カイロ:本紙】 エジプトの道徳活動局は、裕福な男性に女性を提供しているオンライン売春サイトの摘発を実行した。女性は一時間につき2,000エジプト・ポンドの報酬で、不道徳な取引を「非公式婚」、「ミシャー(旅人)婚」または「一時婚」という形で行っていた。合意と条件の調整はオンラインで行い、カイロのムハンディスィーン地区にある「アラブ連盟通り」で客と会っていた。 道徳調査員はSNSの監視を通して同サイトを発見 全文をよむ
■政権メンバーとその民兵を除いて、ダマスカスの街路や各機関から若者が消える 【ロンドン、ダマスカス:本紙】 現在、ダマスカスの各地区やメインストリートから若者たちが逃避するという動きが加速している。これは、政権が若者を正規軍に義務兵役および予備兵役の招集を行うためのキャンペーンを張った後に顕著になった。この招集キャンペーンは約5年前のシリアでの革命勃発以来最大規模で行われている。これに加えて若者たちが就労機会を求めて移住を行うという動きも加速している。若者の中で唯一ダマスカス 全文をよむ
■悲しみのパレスチナはクリスマスに喪に服す 【ラマッラー:ムハンマド・ユーヌス】 パレスチナ人は毎年生活に喜びと変化を取り入れるためにクリスマスを心待ちにしている。公共の広場や家々やレストランや喫茶店ではクリスマスツリーに明かりが灯され、パーティーや市場が開かれる。しかし、今年のクリスマスはキリスト生誕の地に多くの喜びをもたらさない。人々に降りかかった最たるものは百人以上の死者と、数千人の負傷者と逮捕者だったのだ。 パレスチナ自治区の首都ラマッラーのキリスト教会評議 全文をよむ
■アブー・フダイル少年殺害で2人のイスラエル人未成年者に判決、主犯格の判決は先送り 【ナザレ:アスアド・タルハミー】 パレスチナ人らは昨日(11月30日)、占領下エルサレムにあるイスラエル中央裁判所が同日発表した、少年焼殺事件の判決に抗議した。同事件は、昨年、エルサレム出身のムハンマド・アブー・フダイル少年が誘拐され、生きたまま焼殺されたというものである。パレスチナ人らは裁判所の決定を、司法機関がアラブ人に対しては過激、ユダヤ人に対しては寛容という二重基準で量刑している証拠と 全文をよむ
■イスラエル政府、パレスチナ人児童の拘留を可能にする法案を審議 【エルサレム:アナトリア通信】 イスラエル政府の立法委員会は日曜(22日)、パレスチナ人児童がイスラエルに対する攻撃を実行した場合、攻撃を行ったパレスチナ人児童の拘留を可能にする法案の審議を行うことを決定した。 日曜(22日)、イスラエル公共放送は以下のように伝えた。「本日、立法委員会は過激なナショナリズムを背景とした犯罪を犯した14歳以下の未成年者に対し、実効的な懲役罰を課すことを許可する法案を審議す 全文をよむ
■エジプト人が危機を募らせる「シェンゲン」ビザと出稼ぎ労働 【カイロ:アミーナ・ハイリー】 1ヶ月以上前から準備された議会は静かなものだ。数週間前にサポーターが準備した試合は盛り上がらなかった。閣僚の怠慢や県知事の対応の遅さ、また役人の無能さについての傷つけ合いも沈静化した。物価急騰への不満や市民の扇動、怒りを抱えた人々への戦いの呼びかけすらなくなった。解決の理論や娯楽への志向、また変化への期待がエジプトの人々を覆っている。しかしそれらは全て、心配の塊と不安の集まりによるもの 全文をよむ
■選挙を管理する警察への敵意 【カイロ:アフマド・ムスタファー】 カイロ東部、マトリーヤ地区にあるマトゥラーウィー通りの中心部では、「怒りの金曜日」の名で知られる2011年1月28に起こった警察署の建物への放火以降、同様の事件が後をたたず、警察と貧困地域の住民の対立が続いていることを明らかに示している。 「怒りの金曜日」は、フスニー・ムバーラク元大統領の退陣という革命のターニングポイントにつながり、同地区では数十名の死傷者が発生した。そこに過去2年間で起こった治安当 全文をよむ
■マラソンで人だかり、様々な市民運動がベイルートの通りに 【ベイルート:ワディーウ・アブドンヌール】 ベイルートでは昨日、多くの人々が第13回ベイルート・マラソンを讃えるべく集まった。この数字を不吉と捉え、この日を避けようと考えた人がいるかもしれないが、実際にはそれは、主催者と84カ国からの約4万人の参加者にとって「幸運」であった。参加者は各々の方法で大会を祝い、喜び、自らを奮い立たせて挑戦し、「平和、愛、ランニング」のスローガンの下、ベイルートを「閉鎖」した。 ベ 全文をよむ
■イスラエル、パレスチナの象徴であり、文化遺産であるクーフィーヤを横奪 【ロンドン:リマー・シャリー(本紙)】 イスラエルは、パレスチナ文化遺産やパレスチナの伝統に基づく装飾品などの横奪行為を続け、経済的・文化的利益のための宣伝を行っており、それらをイスラエルのものとしてマーケティングしている。 最近では、このパレスチナの文化遺産の横奪行為は、今週の「テルアビブ・モード・ウィーク」で、イスラエルのファッションモデルが登場した際に明らかになった。モデルたちは白と赤、ま 全文をよむ
■レバノン:移住の犠牲となった7名の遺体、トルコから帰還 【ベイルート:本紙】 レバノンのサフワーン家は、違法な移住を通じてでもより良い生活へたどり着こうとした一族メンバーの野心に対して大きな対価を支払うこととなった。同家の12名は、ギリシャ、次いでドイツへ移動することを期待してトルコへと旅立ったが、死が待ち構えていたのである。彼らの内2名は依然行方不明であるが、昨日正午、7名の遺体がトルコ航空に運ばれラフィーク・ハリーリー国際空港へ到着した。帰還した死亡者は以下の通りである 全文をよむ
■シリア人は、近隣諸国での居住より欧州への地獄の道を選ぶ 【ベイルート:ラーミズ・アンターキー】 シリア人の若者ハサン・ムキームは、友人でドイツにいる難民のザーヒルと連絡を取り合いながら、レバノンで毎日多くの時間を過ごしている。彼は、インターネットを通してテキストメッセージや通話をすることで、レバノンからトルコ、ギリシャへ行きドイツに至る旅程を詳細に渡り全て把握しようとしている。 加えて彼は、定期的に「行き場のない者のステーション」というFacebook上のシリアの 全文をよむ
■「正しいヒジャーブ」の規則に違反した女性労働者に1,000リヤルの罰金 【ジッダ:マナー・マンジューミー】 サウジアラビア労働省は、新たな法に従い、職場での勤務時間中に女性労働者が慎ましく正しいヒジャーブを着用することを義務づけ、違反者に1,000リヤルの罰金を課すことを定めた。また、女性を雇用する職場は「正しいヒジャーブ」の着用を義務づけるための詳細な指示を明記する必要があり、これを怠れば違反になると警告した。怠った場合、職場には5,000リヤルの罰金が課される。 全文をよむ
◼︎アズハル大学総長、フランス人イマームの育成を提案 【カイロ:本紙】 昨日、アズハル大学のアフマド・タイイブ総長は、マニュエル・ヴァルス仏首相と会談し、同仏首相はカイロ訪問を終えた。同訪問では、エジプト・フランス間での治安、軍事上の協力を目的とした宣言に署名がなされ、経済上の合意に加え、エジプトは「ミストラル」級の戦闘機2機の購入契約を済ませた。 同総長は、祖国とフランスとの間に結ばれた関係を称賛し、エジプトとその軍への支援におけるフランスの役割に謝意を表した。ま 全文をよむ
■学生、労働者、難民キャンプの人々が民衆の蜂起をかき立てる 【アブー・ディース(西岸地区):ムハンマド・ユーニス】 エルサレム大学の学生らは強い誇りを感じている。なぜなら、民衆蜂起の最初の殉教者であるムハンナド・ハラビー氏(19歳)が同大学の学生だったからだ。彼らの多くは、ハラビー氏に代わって彼と同様のことをしたいという願望を隠さない。 法学部の学生だったハラビー氏は、入植者2人を刺殺、3人を負傷させた。彼の死の翌日、何百人もの大学生が街路に出て軍隊と衝突した。ここ 全文をよむ
■公共サービスのための閣僚グループと社会開発のための閣僚委員会設立、即効性を持った公共サービス計画と安定実現のための社会政策の枠組み 【サハル・ザフラーン】 エジプトのシャリーフ・イスマーイール首相は、公共サービスのための閣僚グループ設立の決定を発表した。首相自身がこの議長を務め、住宅・公共施設・スラム街省、供給・国内貿易省、電気・再生エネルギー省、地方開発省(委員会報告者)、高等教育・科学研究省、保健・人口省、環境省、教育・技術教育省、運輸省、石油・鉱物資源省の各大臣がメン 全文をよむ
■イラク人避難民キャンプに犠牲祭なし 【アンバール:ウスマーン・シュルシュ】 クルド人自治区アルビール県郊外にある「ヒルシャンム」キャンプに犠牲祭を祝う雰囲気はない。同キャンプでは避難民約299世帯が生活を営み、そのほとんどはニーナワー県から逃れてきた。「ダーイシュ(IS)」が同県を掌握した後、犠牲祭を迎えるのはこれが2回目であり、以前の状態に戻るのは絶望的である。避難しなかった人々については、同組織により、犠牲祭を祝うことや、何百年も前から犠牲祭の慣習となっている墓の参詣が 全文をよむ
■240万人の巡礼者が「タルウィーヤ(水汲み)の日」をミナーで過ごす 【メッカ、ミナーの谷:本紙】 サウジアラビア国外から140万以上、国内からは約100万人のハッジ巡礼者が、今日(22日)、「タルウィーヤの日」を過ごすためにミナーの谷へ登り始めた。この間、サウジアラビアはメッカからの登頂の流れの安全を確保し、ミナーの谷での群衆をまとめるために完璧な準備を行っている。 巡礼者らが個々に昼、午後、日没、夜の礼拝を手短に行うため、朝から正午前まではミナーの谷に向か人の流 全文をよむ
■占領下エルサレム:8千人がアクサー・モスクで金曜礼拝を行う 【エルサレム:アナトリア通信】 アクサー・モスクの管理者であるウマル・キスワーニー師は、金曜日(18日)、8千人の礼拝者がアクサー・モスクで礼拝を行うことができ、数百人のパレスチナ青年は路上での礼拝を余儀なくされた、と述べた。 キスワーニー師によると、アクサー・モスクを訪れた者の内、礼拝した者だけでその数は約8千人に達した。一方、数百人のパレスチナ人青年は、アクサー・モスク内での礼拝をイスラエル警察に禁止 全文をよむ
■アズハル次官、警察学校の学生に対し、我々のイスラーム法には宗教言説の刷新が必要と発言 【マルワ・バシール】 アズハル機構の次官であるアッバース・シャウマーン博士は、我々のイスラーム法には宗教言説の刷新が必要だと述べた。また、その刷新にあたっては、法学的判断に沿った現実の維持のため、常に監視が必要だとした。また付言して、宗教言説の刷新には、使徒(彼にアッラーの祝福と平安あれ)が実践し、以後、教友たち(彼らにアッラーの喜びあれ)によって彼の方法(※正しいイスラームのあり方)とな 全文をよむ
■ハイエナ「ベラ」の物語とは何か? 【ラムズィー・ムシャラフィーヤ(本紙)】 司法当局や環境団体を駆り立て、多くの獣医を動員させたハイエナ「ベラ」の物語。それはベラがアーリヤ郡にある「野生動物調査センター」に、負傷して危険な状態で運ばれる前、マルジャユーン地区のブラート村で住民が仕掛けた罠にかかり、「窒息させる首輪」として知られる、野生の豚を捕獲するために使われる輪っかを臀部にはめられたところから始まる。ベラの苦難はそこから続いた。 物語の始まりは、団体「緑の南部者 全文をよむ
■「パレスチナという名のものは存在しない」 【ナザレ:本紙】 「占領?…そんなものはでたらめだ」、「パレスチナという名のものは存在しない」。これらの文句は、「ユダヤ・サマリア地区(西岸・エルサレム)入植者評議会」が特別なパンフレットの中に載せた「指導」の一部である。同パンフレットは近々、新学期開始のタイミングに合わせて、数万人の生徒や入植地の文化センター、またイスラエル各地の青年センターや大学に配布される予定だ。 同パンフレットには、「左翼団体の主張への対抗に役立つ 全文をよむ
■ライフラインの危機に直面するシリアの人々…迫りくる冬 【ムスタファー・アルーシュ】 シリアの人々は困難な日々を生きている。紛争に加え、ほとんどのライフラインが完全に不通になっていることに伴い物価が上昇しているのだ。それに含まれるのは電気、水、消耗品の値上げである。四児を抱える父であり、ハマーの教育部局職員として働く、サラミーヤ在住のハーリド氏は以下の通り話した。「水は十二日間止まり、十三日目に来た。電気に関していえば、配給制下にあり、二時間流れた後四時間止まった。時折日中に 全文をよむ
■ハンストの囚人数増加 【ガザ:ファトヒー・サッバーフ】 ヘブロン市出身の囚人スライマーン・イスカーフィー氏(30歳)は、一昨日(1日)当局による拘置に抗議して公開ハンガーストライキを開始した。パレスチナ囚人組合によると、同氏は2014年11月12日から拘置されており、それ以前には複数のイスラエル刑務所で6年間を過ごした。同氏に対してはこれまで何度も当局により逮捕状が発行されている。 イスカーフィー氏を含め、ハンストを行っている囚人は7人に上る。その中には、ベツレヘ 全文をよむ
■デモ参加者のレバノン人女性の写真…「閲覧数獲得に一苦労!」 【ベイルート:ラナー・ナッジャール】 デモに参加する「レバノン人美女たち」、あるいは「レバノンの魅惑」の写真やニュースが炎上した。これらはエジプトのウェブサイトで「魅力的」などの見出しと共に報じられ、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)上での冷笑や論争、また賛否両論の反応を巻き起こしている。すでに、両国民間での口論となり、マスキュリズムだ、セクハラだ、男性らしさが欠如している、モラルがないなどと批判し合 全文をよむ
■ガザで給料未払いに抗議するゼネラルストライキ 【ガザ:本紙】 昨日(25日)救急部隊と病院の集中治療を除く、ガザ地区の省庁・政府機関複数でゼネラルストライキが行われた。これは公務員への給料の支払いがパレスチナ統一政府から行われていないことに抗議するものである。職員らは自宅にひかえていたため、省庁、公立学校、裁判所および政府機関は市民を前に閉鎖することになった。 ガザ地区の公務員権利保護のための労働組合委員会は、昨日すでに4万人の公務員に対して「統一政府の行為と前『 全文をよむ
■「ダーイシュ」の宗教警察、男性の「体形を露わにする服」着用を禁止 【ロンドン:本紙】 「シリア人権監視団」が昨日(26日)に伝えたところによると、ダーイシュに属する「ヒスバ」(宗教警察)は「ユーフラテス州」(ブーカマール市とカーイム市の間のシリア・イラク国境地帯)において、男性がいわゆる「体形を露わにする服」を着用することを禁じた。そして、この種の衣服を販売する店主らに、商品の押収処置までに20日間の猶予を与えた。 同監視団は、「ユーフラテス州におけるヒスバの印が 全文をよむ
◼︎クウェート人が稲栽培に成功 【クウェート:国営クウェート通信】 クウェート人農業家ユースフ・カリーバーニー氏が、ワフラ地方にある同氏所有の農場でバスマティ米の栽培に成功した。厳しい気候、稲栽培の経験がまったくないなかでの成功だった。 カリーバーニー氏は今日水曜日(26日)国営クウェート通信に対し、保湿性の高い土壌を要する稲栽培に適した土地がないため幾度も失敗したが、栽培は成功にたどり着いた、と語った。 同氏はまた「稲は育成のために豊富な水を要するため、 全文をよむ
■イスラエルのキリスト教学校が政府援助の削減に抗議 【ナザレ:アスアド・タルハミー】 イスラエルでは、新学期が始まる5日前だというのに、「家族学校」(キリスト教学校)に通う50,000人以上のアラブ人学生が、来月初日に学校が開くのかどうか未だに知らない。というのも、教育省がこれらの学校に対して、活動を停滞させるための政府経費削減を決定したことに抗議して、「キリスト教学校事務総局」が学校を開けないと脅迫しているからである。 これらの学校は国内で最も歴史が古いとされ、そ 全文をよむ
■ハーファ市場は観光地サラーラのシンボル…乳香の香りと波の音に囲まれて 【サラーラ(オマーン):ムハンマド・サイフ・ラフビー】 ハーファ市場を、マスカット南部にある町サラーラの魂と言い表しても過言ではないかもしれない。観光客だけでなく住民をも引き付け、特に住民が秋と呼ぶ6月21日から3か月続く季節はとても魅力的である。 このスークはフスン宮殿付近に位置している。フスン宮殿は歴代スルタンのもっとも重要な宮殿とされ、カーブース現国王が無血クーデターにより父から政権を掌握 全文をよむ
■サウジアラビア:活況を呈するブライダのデーツ祭り 【ブライダ:マンスール・ファリーディー】 ブライダの街では水曜(5日)の早朝より「ブライダはデーツの首都」と銘打ったイベントが始まった。その初日となった昨日は、実に35種類を超える多種多様なデーツを積んだ多くの車両が市場へと押し寄せ、販売は活況を呈した。市場はデーツの生産者、消費者、そして貿易商でごった返し、様々なイベントが開催された。 このイベントの実行委員長であるアブドゥルアズィーズ・マフワス氏によれば、これま 全文をよむ
教皇タワドロス、高校生の成績優秀者たちを表彰 【アシュラフ・サーディク】 コプト正教会教皇はアレクサンドリアの教皇立劇場で、アレクサンドリアの聖マルコ学校の開催した成績優秀者たちの表彰式に出席した。この表彰式では、同校の男女生徒による演芸などが披露されたが、その中には聖マルコ・アサド合唱団による愛国的な曲目「もし『あなたはエジプト人か』と質問したら」などがあった。また、学校の運営陣による学校の活動を説明するドキュメンタリー映画の上映その他も行われた。 式典の終了時に 全文をよむ
■薔薇売りは……愛の言葉を振りまく物乞い 【リヤド:イーサー・シャーマーニー】 薔薇売りがその手を伸ばし、客に商品を見せる。薔薇売りは客が喜んで商品を受け取るまで決して諦めない。だが、この薔薇はもしかしたら棘(イバラ)へと変化して薔薇売りに襲いかかり、彼を牢へと道連れにするかもしれない。 これは首都リヤドの路上で薔薇売りと称して物乞いを行っている人々のひとりが証言した話である。 イエメン国籍のサイードという名の証言者によれば、彼は日に13時間を、首都リヤド 全文をよむ
■リーフィー、障害者向けの競技会開催を表明:トリポリ市は生活を慈しむ リーフィー法務大臣はミラーマール・リゾートで開かれた記者会見に出席し、来る10月4日に特別支援を必要とする人々向けの競技会を開くことを明らかにした。「ナアム・ナスタティーウ(yes, we can.)」協会会長のリヤード・アビード氏、広報部長バースィマ・ナーヒー氏、リーフィー大臣事務室長であるラシャード・リーフィー氏、ミラーマールの理事会長であるムハンマド・アディーブ氏、さらにボランティアの人々やこの案件に関心を持つ 全文をよむ
■ベイルートでの間に合わせ的なゴミ処理 【ベイルート:アマンダー・バラーダイー】 ベイルートの路地や街路、そしてその近郊を10日前までは埋めつくしていたゴミの袋が、昨日(30日)、驚くべく程に減少した。これは、ベイルート県知事ズィヤード・シャビーブ氏が一昨日午後に表明した緊急計画を実行し始めたことによる。 ハンダク・グミーク、ハムラー、コルニーシュ・マナーラ沿いからアイン・マリーサ にかけては、ホテルや観光施設などがあり、レストランやカフェなどに近い地区であるが、そ 全文をよむ
■「フェイスブック」への依存は中毒を引き起こす…回復への道は「患者」の欲求に隠れてしまっている 【カイロ:アミーナ・ハイリー】 フェイスブックに熱中している彼は、存在しているようで存在していない。彼の感覚は自然な状態であるが、実際は麻痺している。彼の生活は通常通りのあり方に見え、朝仕事に行き、夕方帰宅する。しかしそうではない。彼は家でも通常通りに見えるが、そうではないのだ。友人との関係も継続しているようだが、現実は中断している。安全運転を心がけている最中、携帯電話で話さない( 全文をよむ
■「人気の」モールで失踪した少女を発見 【ジッダ:アルワー・フシャイファーティー】 昨夜未明、マッカ州警察は、ジッダで人気のショッピングモールで失踪し、この二日間行方が分からなかった少女ハニーナさんを発見したと発表した。同州警察報道官のアーティー・クラシー大佐は、昨日の記者会見で以下のとおり明らかにした。「夜通しの警備パトロールによって、両親とはぐれていた少女を発見した。これに先立ち、少女失踪の通報直後より懸命な捜索が行われた」。 一方、少女の父親が本紙に語ったとこ 全文をよむ
■レバノンのごみ…「あなたのところに忍び寄る」危機と無視される科学的解決 【ベイルート:ベロニク・アブー・ガザーラ】 これはレバノンにおける「永遠の」危機である。年々深刻さを増しており、レバノン人に及ぼす健康面や環境面での危険性は次第に増大している。一方、多くの計画が提案されているにもかかわらず、その解決はデシジョンメーカー(意思決定者)の心を動かしていないようだ。 これは、レバノンにおけるごみの危機である。この問題は長年進展が見られず、論争や地域問題、座り込み、継 全文をよむ
■パレスチナ:パレスチナ人はカドルの夜にエルサレムを取り戻す 【エルサレム:本紙】 子供や高齢者、そして若い女性を除くヨルダン川西岸の住民たちは、月曜(13日)の夜から火曜(14日)にかけて、それぞれの村や町、キャンプを後にし、カドルの夜[訳注:預言者ムハンマドが初めてアッラーの啓示を受けたとされる夜。一般的にラマダーン月の26日から27日にかけての夜に祝われる]を祝賀するために、通常は当局から立ち入りを許可されていないエルサレムに向かった。 イスラーム・ワクフ局 全文をよむ
■アズハルは自らの名を騙るウェブページを無関係だと宣言 【マルワ・バシール】 アズハルのメディアセンターはアズハルの名を自称するページについて警告を発した。その中の「今日のアズハル(アズハル・アルヤウム)」という疑わしい名称のページは、エジプトの国営機関を挑発し、国家の様々な象徴を侮辱し、宗派的なヘイトスピーチを用いてエジプトの国民各層間の不和を煽る活動を行っている。 アズハルのメディアセンターは昨日(11日)の声明で、「テロリストグループのウェブ部門によって運営さ 全文をよむ
■パレスチナ:戦争から一年、未だ恐怖の悪夢の中で生活し、死の瞬間を記憶するガザ住民 【ガザ:アシュラフ・フール】 昨年の7月7日、イスラエルの爆撃機はガザ地区の各地を標的に血みどろの空爆を始めた。空爆は子ども、女性、若者の数十もの体を引き裂いた。テルアビブ政府は新しい戦争が始まったことを発表し、それを「境界防衛作戦」と名づけた。戦闘は51日間続き、その間ガザの住民は繰り返される攻撃の恐ろしさと死傷者や負傷者の増加のため、本当の休息や眠りを得ることができなかった。 昨 全文をよむ
■流行は追いたいが。治安状況がイラクの女性たちをヒジャーブ着用へと駆り立てる 【バグダード:フルード・アームリー】 21歳のサーラ・ハーミドさんは、試験の初日、ヒジャーブを着けて来て友人たちを驚かせた。学生たちの間でその美しさが評判の彼女は、試験期間中、長く魅力的な髪を手入れする時間はなく、そのため一時的にヒジャーブを着用し、その後元の状態に戻すのだろうと、皆考えた。しかし、彼らは彼女が他の理由でヒジャーブの着用を決めたことを知った。 サーラさんは、何年も前からバグ 全文をよむ
■オマーンのラマダーン…伝統的な食事と労働者への慈善の食事提供 【マスカト:ムハンマド・サイフ・ラフビー】 日没後の礼拝を呼びかけるアザーンの時刻に先立って、オマーンのモスクの多くの中庭は、国内にいる150万人を超えるアジア人労働者の為に解放される。彼らはこの数年間に広まった、「断食後のイフタール*」という行事の恩恵を受けている。また、通りでは、通行人に近くのモスクでのイフタールを知らせる横断幕を見ることができる。しかし、オマーン市民はどうしても必要な時を除いてはこの食事の集 全文をよむ
■クウェートのラマダーン、社会の一体性と「カルキーアーン」 【クウェート:アブドゥ・ハミード・アフマド】 クウェート人は、聖なるラマダーン月に、先祖から受け継いだ伝統や慣習の復興に熱心になる。この月は、特別な社会一体性の下、独特の香りと霊的な雰囲気に包まれる。 数十年前から、クウェート人の食卓は様々な料理で彩られているが、最も有名な料理の一つ「ハリッサ」は、ラマダーン月の間では有名なクウェート料理の一つで、主要かつ基本的な料理となっている。この料理は、肉と小麦のピュ 全文をよむ
■ラマダン月最初の金曜日:数万人がアル=アクサー・モスクで礼拝 【ラーマッラー:ファーディー・アブー・サアダー】 イスラエル警察は「神殿の丘」や旧市街周辺、さらに他の占領地エルサレム各地区に警官や特別部隊、国境警備隊数千人を配置した。これはラマダン月最初の金曜礼拝をアル=アクサー・モスクで行うために流れ込む西岸地区各地からの数万にも及ぶ参拝者を制御する試みの一環である。そしてイスラエル警察はパレスチナ人に法律と秩序の維持と忍耐を要求した。また、ドライバーに対しては、エルサレム 全文をよむ
■イエメン:ラマダーン月の継続的な停電を懸念 【本紙:ジャマール・ムハンマド】 イエメンの人々は、ラマダーン月の間の継続的な停電を懸念している。現地では、電気・石油製品・家庭用ガスの危機と価格上昇が原因で、元々悪化していた生活がより困難になっている。 イエメン公共電気局は、341メガワットを供給する主な電気の供給源であるマアリブのガス発電所の運転に備え、マアリブ―サナア間の送電線の修理を開始したと発表した。イエメンの人々はこの発表を大いに歓迎したが、電線の修理はまだ 全文をよむ
■トルコ:シリア難民、貧困から反政府勢力の軍事訓練プログラムに志願 【ガズィアンテプ:本紙】 特別な情報筋が本紙に語ったところによると、米国が多くの国で組織した反政府武装勢力訓練プログラムに、難民キャンプのシリア人たちが参加し始めた。そこでは、難民が経済的な問題やイデオロギーといったいくつかの要因から軍事組織の訓練に参加している。 情報筋は以下のように述べた。「反政府武装勢力に属する軍事組織はトルコにある難民キャンプの若者たちを、年齢が20歳から35歳の間であること 全文をよむ
ヨルダン:シリア避難民支援の削減により子供たちの暴力増加 【アンマン、マーヒル・シャワーブカ】 パンのかけらを少しと、賞味期限切れ間近で、ドナー国がそれを始末しようと送ったレンズマメのスープで シリア人避難民の少年、アフマド・アサルは飢えで弱った体をなんとか保っている。彼は現在ヨルダン北東部マフラク県に在住している。この状況は、国連世界食糧計画(WFP)が難民キャンプ外で暮らすシリア人避難民への支援の削減を決定したことをうけている。 母親が肉抜きで作った食事を兄弟が 全文をよむ
■「エミレーツ航空」、南アフリカ、セイシェル、モーリシャスの観光機関との協定更新 【ドバイ:本紙】 「エミレーツ航空」は南アフリカ、セイシェル、モーリシャスという三国の観光機関と世界的な市場に関する協定を更新した。 インド洋の国々、中でもセイシェル諸島やモーリシャス、南アフリカへの観光旅行のプロモーションを行うにおいて、これらの三つの契約は、成長しつつあるエミレーツ航空のフライトネットワークを活用することを目指している。 2015年度のアラブの旅行市場見本 全文をよむ
■教皇タワドロス二世、本紙に対して:エジプトの未来に希望をもっている。教会にとって政治は不得手であるが、祖国への役割は実行する。 【ウィーンでの対談:ムスタファー・アブドゥッラー】 2012年11月に教皇位に就任以来、アレクサンドリアの教皇・聖マルコ総主教の教皇タワドロス2世は、静かで穏やかに、討議の喧騒を離れ、エジプトのための祈りに専念していた。しかし、今回オーストリアへの訪問に際して、本紙に対し、コプト問題、現在のエジプトの状況、来る国会選挙での教会の立場、外国訪問とその 全文をよむ
■最高ムフティーがカティーフでの爆破事件を、暴動を煽り、国民を分裂させる重大な犯罪と非難 【リヤド:本紙】 サウジアラビアの最高イスラーム法学者委員長兼イスラーム法裁定局長、アブドゥルアズィーズ・アールッシャイフ最高ムフティー(法裁定官)は、本日(22日)、カティーフのモスクで起こった爆発事件を、国内での暴動を煽り、国民を分裂させることを意図した重大な犯罪だと非難した。 最高ムフティーは、国内のニュース・チャンネル「アフバーリーヤ・アル=ヤウム」で、次のとおり述べた 全文をよむ
■数十年の「反対」を経て、イマーム大学が女性ジャーナリストを輩出 【リヤド:ムスタファー・アンサーリー】 数十年の「反対」を経て、リヤドのイマーム・ムハンマド・ビン・サウード・イスラーム大学では、約120人の女子学生が、メディア学の初級を通過した。これまで、リヤド州の関係者は、女子学生へのメディア学の教育は、国内の宗教系最高学府であるイマーム大学の権威を損ねると見ていると信じられてきた。 高等教育司法評議会による決定に基づき、2013年、イマーム大学に情報コミュニケ 全文をよむ
■本紙記者が政治ジャーナリズム賞受賞、マンオブザイヤーはワリード・イブラーヒーム氏 【ドバイ:シャフィーク・アサディー】 木曜夜、ドバイのジュマイラで行われた盛大な式典で、第14回アラブ・ジャーナリズム賞が発表され、多くのアラブ人ジャーナリストが受賞した。同パーティーには、アラブ首長国連邦(UAE)首相であるムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム・ドバイ首長が出席し、約2,000人のアラブ人ジャーナリストが参加した。 式典で、本紙のフィラース・キーラーニー 全文をよむ
■リヤド教育事務局は、国内の教師派遣プログラムの延長を決定 【リヤド:サアド・ガシャーム】 リヤド州の教育事務局は、実施中の教師の国内派遣プログラムについて、一昨日に派遣期間が終了を迎えたことを受け、同期間を来週木曜まで延長すると発表した。ハーリド・シュナイビル学校担当事務局長補佐官は、この決定が教師や州庁側からの要望に基づいたもので、特に派遣活動中の電子セキュリティ門の不都合から、彼らは可能な限り長期間の派遣を求めている。 同補佐官は、本紙に次のように語った。「教 全文をよむ
■宗派主義に陥るイエメンの大学 【サナア:アリー・サーリム】 イエメンの大学は地域的、地域狂信主義や宗派主義の台頭をかき立て、大学教育を民主主義へのプロセスのもう一つの障害とするような伝統的な文化的価値の確立に専念している。サナア大学の学生アイマン・サイード(24歳)は彼の大学教授たちを嘲るとともにいぶかった。「これは大学なのか、それとも兵舎なのか、それとも狂信主義者養成所か?」 アイマンの大学や教授に対する嘲笑というのは、彼らの一部が、クーデターを起こしたフーシ派 全文をよむ
■地中海に沈む前にシリア人が残した「胸を打つ」別れのメッセージ 【ダマスカス:アナトリア通信】 シリアの活動家らは、ソーシャルネットワーク上である手紙の文面を配信した。それは、数百人の不法移民を乗せた船が地中海に沈没した後に回収されたシリア難民の亡骸のうち、一人のポケットから見つかったとされるものである。移民らは今週初めにヨーロッパの海岸に到着することを目指して、航行中だった。 活動家らは、自分が乗っている船がもうすぐ沈むと気づいた時に書かれたであろう、この最後の別 全文をよむ
■パレスチナ:ガザ地区の戦争被災者のための「仮設住宅」地域、「想定外」大雨により浸水 【ガザ:アシュラフ・フール】 大雨により、ガザ地区で破壊された家屋および学校の代わりに建てられた同地区の「仮設住宅」数十棟が浸水した。 年間のこの時期としては想定外の大雨が降り続いたことにより、ガザ地区の複数の地域で浸水が起こった。これに対して、民間防衛隊が出動し、雨水で身動きが取れなくなった住民を避難させた。 民間防衛隊長であるサイード・サウーディー准将は記者発表で、い 全文をよむ
■ユニセフ、イエメンの子どもたちに対する懸念 【サナア:ジャマール・ムハンマド】 ユニセフ・イエメン事務所のジュリアン・ハーネス代表は、「イエメンの子どもたちは現在の紛争のために過大な代償を支払っている。というのは、彼らは殺害され、傷つけられ、自分たちの家を追われているからである。同様に、彼らの健康も脅かされ始めており、教育の道も閉ざされてしまっている。」と述べた。 同代表は、ヨルダンの首都アンマンでの記者声明の中で、この紛争の全ての当事者たちに、「国際人道法に則し 全文をよむ
■エジプト:住宅大臣は数日以内に新首都建設の契約にサイン、施工会社が全費用を負担 【バダウィー・サイイド・ナギーラ、ハムディー・ザムザム】 ムスタファー・マドゥブーリー住宅・施設・都市共同体大臣は、アラブ首長国連邦(UAE)の企業と、契約の枠組みと条項について、双方の法律家および専門家を通して交渉を進めていることを明らかにした。この交渉は数日以内に終わる予定であり、その後、相互協力への署名と、計画に携わる法人組織について発表が行われ、新首都の名前の選出および土地配分に関する共 全文をよむ
■ヨルダン:郵便事業の改革案 【アンマン:ヌールマー・ナアマート】 ヨルダンのマジド・シュワイケ通信情報技術大臣は、従来型の郵便事業のサービス向上させ、郵便部門を支援し、その発展を助け、市場の要求に応えるような新規の先進的サービス創出のための取組みが必要であることを強調した。 さらにヨルダン政府の国営郵便会社に関する事業契約更新に際して、修正を経た後、この契約は、「ヨルダン国営郵便会社」が年間事業計画作成をすべきことを規定していると述べた。この年間事業計画の目指すと 全文をよむ
■ヒジャーブに関するカナダとイスラームの対話 【モントリオール:本紙】 カナダでは、ヒジャーブとニカーブに関する白熱した議論が起こっている。それは世論に深い亀裂を走らせ、仏語圏と英語圏の政界及び法曹界にも初めて浸透した。 ヒジャーブとニカーブの処置に関するかつての解決は、依然として政党や政治家の誇張、また公的機関の責任者の気質次第であったように思われる。例えば、ケベック州のアリアーノ・マレンゴ裁判官は、ラーニア・ウルール氏(モロッコ系カナダ人)のヒジャーブ着用での陳 全文をよむ
◼︎イスラエルのメディアはヨルダン部族によるダーイシュ支援に戦々恐々 【イスラエル:アナトリア通信】 イスラエルの公営ラジオによれば、同国の軍事筋は、同国南部国境において、隣接するヨルダンの諸部族が、ダーイシュのイスラエル攻撃開始を徐々に支援していると警戒した。 公営ラジオによれば、「イスラエル軍の南部司令部の高官らは、ヨルダン南部の遊牧民の部族らの間で、ダーイシュへの支援が増加していることを警戒している」。これは、「地域における新たなテロ細胞の誕生を促す恐れがあり 全文をよむ
■教育大臣が女学校における託児所設置を近々決定 【リヤド:ハリール・バクミー】 昨日、サウジアラビアのアッザーム・ダヒール教育大臣は、サウジ国内の公立、私立、外国人向けのあらゆる女学校に対する託児所設置の決定を予定していると明らかにした。この決定はサウジ人女性から広く歓迎されている。同大臣はこれによって、女性の労働効率が上がり、労働時間中の子供に関する不安が軽減することが期待されると述べた。 ダヒール大臣は自身のツイッター・アカウントを通して、「労働効率の上昇と子供 全文をよむ
■子供の国籍に関する母親の権利を求める抗議活動 【ベイルート:本紙】 「私と家族の権利に関する国籍キャンペーン」団体が昨日(22日)ベイルートで同時に二つの抗議行動を行なった。これは、「私の国籍、私の尊厳」という題目のもとで行なわれ、レバノン人の母親がその子供達に国籍を与える権利を求めた。これは、身分関係登録を抑止されているレバノン人女性と、これらレバノン人女性の母と外国人の父との間の子供にとって大きな問題となっている。 リヤード・スルフ広場にて、キャンペーンの地 全文をよむ
◼︎レバノンのムフティー、過激主義は弱体化し、改革によって我々の宗教は正される 【ベイルート:ワリード・シャキール】 レバノンのアブドゥッラティーフ・ドゥライヤーン最高ムフティー(イスラーム法裁定官)は、「我々は、あらゆるテロあるいは犯罪行為に対して、批判声明を出すだけで満足してはならない」と述べた。そして、「本当の問題は、乱発するタクフィール(他のムスリムを背教者と宣告すること)と誤った理解にある」と諭し、イスラームについての「誤った理解を正す」ことを呼びかけた。 全文をよむ
◼︎アラブにおけるSNS先駆者らの国際会議はネット中毒を警告 【ドバイ:本紙】 先にドバイで開かれたSNS(ソーシャルネットワーキング・サービス)についての会議「アラブのSNSパイオニア国際会議」の報告書、『アラブ世界におけるSNS(ソーシャルネットワーキング・サービス)』は、SNSに関して、経験と知識の交換やアイデア共有のための方法、また慣習や伝統への理解のための重要性を議論している。これらは、7,000人以上におよぶアラブ諸国からの参加者が例示したSNSの利点である。 全文をよむ
■トゥルキー准将、サウジ人2,284人の戦闘参加と同645人の帰還を発表 【リヤド:ハヤート・ガームディー】 サウジ内務省は、紛争地帯でサウジ人が殺害されたことを示す十分な証拠はないものの、過去四年間で紛争地帯に渡航したサウジ人の数は2,284人であること、またその内645人が帰国していると明らかにした。また同省が、本件にかかわる情報を注意深くフォローしており、当該地域におけるサウジ人殺害情報についてやり取りしていることを加えた。 内務省の報道担当官であるマンスール 全文をよむ
■北部国境が侵入を許す確率は「0%」 【リヤド:ハヤート・ガームディー】 サウジアラビアの国境警備隊は、隊員が、周辺諸国の不安定な状況の「影響を遮断する」ための十分な技術、知識を備えていることを断言した。彼らは、不法侵入者の企てを防ぐ役割を担っている。同警備隊によれば、各国境の警備にあたり、レーダー、赤外線カメラ、その他の不法侵入を防ぐための最新の技術が導入されており、イラクと接する北部国境が侵入を許す確率は「0%」である。 国境警備隊事務局の報道官であるムハンマド 全文をよむ
■5,835千人の難民の85%は女性と子供 【イスタンブール:アナトリア通信】 シリア人権ネットワークが発表した年間報告書によれば、シリア人難民の数は5,835千人を超え、その50%以上が子供、35%が女性であり、残り15%は大人の男性である。 シリアが騒乱に突入して5年目になるタイミングで発表された同報告書は、国連難民高等弁務官事務所が難民の正確な数を把握しておらず、統計にも記していないことに注意を払った。その理由は、難民の多くが近隣国に入国を拒否されることを恐れ 全文をよむ
◾︎国内危機を受けて路上風刺画キャンペーンが再開 【サナア:アリー・サーリム】 イエメン国内が政治・治安上の危機を迎えたことで、落書き芸術「路上風刺画」の動きが再燃した。これは、昨年8月に若い画家、ズィー・ヤザン・アラウィーが起こしたキャンペーンで、現在のイエメンとアラブの問題を定期的に批判するものである。 親イランのフースィー派によるクーデター以降、イエメンは政治的危機に直面している。これを反映して、ズィー・ヤザン・アラウィー、ヌールッディーン・ヤマニー、マージド 全文をよむ
■イスラーム法学評議会は、ムスリム男性と「啓典の民」の女性との結婚を「宣教」の促進と理解 【ジッダ:アブドゥッラー・ジュライダーン】 先に本紙が掲載した、サウジ司法省の機関誌に掲載されたイスラーム法学調査が反響を呼んだ。その調査は、ムスリム男性と「啓典の民(ユダヤ教徒、キリスト教徒)」女性との結婚に、その合法性を根拠づける効果や有効性を認めないという見解を支持するものであった。これは、法学者間の見解では広く議論される問題である。イスラーム法の専門家は、本紙へのインタビューの中 全文をよむ
■「ダーイシュの殺戮者」の父、たとえ謝罪してもクウェートではペルソナ・ノン・グラータ 【ドバイ:本紙】 クウェートの議員らは、「ダーイシュの殺戮者」の父親ジャースィム・イムワーズィー氏に、息子ムハンマドの所業について公式に謝罪するかクウェートを去るかの二者択一を要請した。 クウェート国民議会で国防委員長を務めるアブドゥッラー・マウユーフ議員は、「事件は家族の過ちではないが、彼らは、謝罪して自分たちの息子が犯したことに不賛成の意を公式に示さなくてはならない。さもなけれ 全文をよむ
■内務省が薬物犯罪の容疑者928名を拘束、内318名はサウジ人 【リヤド:本紙】 本日(8日)、サウジアラビアの内務省は、ヒジュラ暦本年の最初の四ヶ月の活動報告を発表した。その中で、多数の薬物密輸者及び販売者を拘束したこと、また多数の武器を押収したことに言及した。 内務省の治安担当報道官、マンスール・トゥルキー少将は、「治安当局は過去四ヶ月間で928名の容疑者を拘束した。内318名はサウジ国籍であり、残り660名は33カ国からなる外国籍であった。彼らは薬物を密輸、流 全文をよむ
■写真は「一神教」として「違法」だが科学として「合法」 【リヤド:ウマル・ドゥビーバーン】 サウジアラビアの教育カリキュラムについて議論が続く中、サウジ人生徒の思考に矛盾をきたす「写真」の捉え方が注目を浴びている。中学3年で用いる「一神教」の教科書が写真を宗教的に違法と教える一方、科学の教科書では説明補足のために人間や動物の写真が多く掲載されているからだ。本紙は、世界が、日用品となった「カメラ」が映す変化のただ中にある一方で、本件が解決していないことについて尋ねるため、教育省 全文をよむ
■最高ムフティーが国境管理官らに、薬物使用の自爆攻撃者に慈悲を示さないよう警告 【リヤド:ハヤート・ガームディー】 サウジアラビアの宗教権威、アブドゥルアズィーズ・アールッシャイフ最高ムフティーは、国境の管理官や反逆者を取り締まる役人らに対する警告を発した。彼は以下のように述べた。「国境を管理する役人諸君!神を畏れ、自らの誠実さを学びなさい。そして、実直にこれらの違法薬物が諸君らの管理する国境から入り込まないよう、それを幇助しないよう気をつけなさい。また反逆者に気をつけなさい 全文をよむ
■サウジアラビア:全世界から7年間で3,200万人の巡礼者 【ジェッダ:本紙】 イスラーム通信社(INA)が伝えたところによると、7年間で最初の国勢調査は、2008年から2015年2月の間、サウジアラビアを訪れてウムラ(小巡礼)[訳注:ウムラとは年間を通じて行われる巡礼のことで、巡礼月に行われるハッジとは区別される]を行った人の数が、3,381万2,145人に達したことを明らかにした。3610万6,449のビザが、ウムラの実践を希望する世界各国の人たちに発行された。 全文をよむ
■アズハルはダーイシュのテロリストを殺し、磔にし、手足を切断するよう呼びかけ 【アンマン、ドバイ、カイロ、ニューヨーク:ハヤート、AFP、ロイター】 昨日、「ダーイシュ(イスラーム国)」がヨルダン人パイロットのムアーッズ・カサースバ中尉を生きたまま死刑したことを非難、拒絶する反応が伝えられたが、多くのウラマー(イスラーム学者)もこの犯罪を非難した。アズハル学院(訳注:宗教教育機関であると共に、その総長はスンナ派イスラームの最高権威とみなされる)のアフマド・タイイブ総長は、この 全文をよむ
■180万人のサウジアラビア人が「健康上の不都合」を理由に結婚手続きを行わず 【リヤド:本紙】 保健省は、健康的な結婚プログラムにおける医療カウンセリングの受診者の割合が60%に達したと明らかにした。一方、結婚前に健康診断を受けた人の総数は、プログラムの実施以来300万人にのぼった。慢性及び遺伝性疾患管理局のムハンマド・サイーディー事務局長は、昨日(1月28日)の声明のなかで、医療カウンセリングの受診者で、不適合があるために結婚の契約手続きをしなかった者の割合は、9.2%から 全文をよむ
■マタリーヤで2人死亡、各地で爆発…外務省は暴力行為への非難声明を受付けず 【カイロ:本紙】 エジプト革命から4年を迎えるのに伴い国内では暴力行為が続き、カイロでは警察との衝突により二人が死亡、またアレクサンドリアでは簡易爆発装置の爆発により一人が死亡した。国内各地で即席爆発装置が爆発しされ、民間防衛(消防隊)がそれらの撤去にあたっている。軍の発表によると、シナイ半島において武装集団を殺害し、武器や弾薬を押収したという。 一昨日夜、マタリーヤ地区(カイロ東部)で治安 全文をよむ
■パレスチナの報道現場、2014年は最悪な年に 【ガザ:本紙】 2014年度の報告によると、2014年は、パレスチナにおいて報道の自由が最も深刻で最悪な形で侵害された年であった。特にガザ地区では、17名のパレスチナ人ジャーナリストが死亡、その他110名の負傷したほか、42名のジャーナリストが逮捕や拘留措置、尋問を受けた。 パレスチナでの報道・表現の自由に関しての報告発表のため、昨日(15日)、ガザ市内の「自由メディアドーハセンター(DCMF)」本部で開かれた記者会見 全文をよむ
■シリア:ハマーで商店7軒が閉鎖、数十件の違反 【ハマー:ムハンマド・アフマド・フバーズィー】 昨年(2014年)12月に、ハマーの商人らの不正を捕える機会があった。彼らは経営する店で、市民とその健康を犠牲にしても、私利私欲のため、検査に違反した商品を在庫一掃セールにかけた。複数の消費者保護監視隊はこれに目をつけており、彼らは複数の市場を歩き回ってそれらの違反をつかみ、違反者らに関して必要な議事報告書を作成した。 ハーリド・ファーディル消費者保護局長は、「食料供給に 全文をよむ
■サウジアラビア:諮問評議会での論争を経て、今日からアバーヤとヴェールが女性アナウンサーの「制服」に 【リヤド:ハーリド・アムリー】 「ラジオ・テレビ協会」は、一昨日(12月30日)と昨日、サウジの女性テレビアナウンサーの「民族衣装」の決定に誰が責任を負うかについて、シューラー評議会において激しく議論が交わされることを見越した。そして女性アナウンサーの「民族衣装」を「アバーヤとヴェール」と定める決定が発表され、今日(木曜日)から報道局で適用されることが決定した。女性アナウンサ 全文をよむ
■アルジェリア:数十人のジャーナリストが同僚の釈放を求めて抗議活動を組織 【アルジェ:カマール・ザーイト(本紙)】 数十人のアルジェリア人ジャーナリストが首都アルジェのプレスセンターの入口前で抗議活動を組織した。彼らの同僚のアブドゥッサミーウ・アブドゥルハイ氏の釈放要求のためだ。彼は裁判や証拠に裏付けられた容疑が示されることなしに、16ヶ月の間一時勾留されている。彼の容疑はジャーナリストのヒシャーム・アッブードゥ氏がアルジェリアから出国するのを、それが禁止されていた当時に援 全文をよむ
■バグダードにて極悪誘拐団の逮捕 【バグダード:ジャウダト・カーズィム】 イラクの内務大臣は、バグダードで市民の誘拐を行なっていた誘拐団を逮捕したことを発表した。一方、首都県議会の治安・防衛委員会は、犯罪関係者訴追委員会の設立後、盗みの犯罪は減少したことを強調した。 また、バグダードの作戦部局室のサアド・マアン氏は、本紙が受けとった声明の中で、「国家治安機関と、誘拐阻止組織、国内諜報機関の共同部隊はバラディヤート地区で11名の容疑者を逮捕することが出来た。この集団は 全文をよむ
■西岸地区で青少年の自殺が増加…警察が警戒を促す 【ラーマッラー:バディーア・ズィーダーン】 西岸地区における自殺件数は、2012年は5件だったのが、2013年には19件、2014年には今月初めまでで27件と増加の一途を辿った。今月発生した別の2件はこの記録からは除かれており、現段階ではまだ自殺であったか否かが疑れている状況で、事件が確認されてからしばらくした後も公式の記録には含まれなかった。 「自殺未遂」件数もまた高い数字を記録したが、パレスチナ警察による最新の統計によると、 全文をよむ
■エジプト、太陽光発電事業に10億ドルの投資を計画 【カイロ:マールスィール・ナスル】 エジプト政府は、中東・アフリカ地域のクリーンエネルギー部門で伸長する投資機会について討議するため、来年1月19日から22日にかけてアブダビにて開催が予定されている、世界未来エネルギーサミットに参加する。両地域は、再生可能エネルギーについて世界的に期待されている最重要市場である。 同サミットには、再生可能エネルギーおよびクリーン・テクノロジー両分野での新たな事業機会の創出を目的とし 全文をよむ
■2年を経てついに…ダマスカス・アレッポ道路を介した人道支援 【アレッポ:本紙】 「シリア赤新月社」アレッポ支局は昨日(24日)、初の試みとして、ダマスカス・アレッポ国道を通り、アレッポ北部・西部郊外に支援物資を積んだ車列を送ることに成功した。同国道は、ハーン・アサル市付近にて武装勢力が道路の入口を占拠していたため、約2年前から交通が遮断されていた。 「赤新月社」の情報筋は本紙に対し、アレッポ西部ハーン・アサル市近郊のウルーム支局の苦心の末、この試みは成功したと述べ 全文をよむ
■「豪族」による死の商売 【バーゼル(スイス):イブラーヒーム:ハミーディー】 戦争によりシリアは分裂し、アサド政権が支配する地域であれ反体制派が獲得した地域であれ、シリア全土またがって「豪族」が居座るようになった。そうした中、同国では「誘拐業」や「遺体取引」といった生業(なりわい)が主流になり、彼ら「豪族」は死であれ何であれ商売の対象にしてしまう。ただし、平和を除いては。なぜなら、彼らにとって平和とは「忌避の対象」でしかないのだから。 ダマスカスを出た人々は、「グ 全文をよむ
■人権団体はレストランに対し、身内の男性同行者がいない女性の出入り禁止をやめるよう要求 【ダンマーム:アブドゥッラー・ドゥハイラーン】 人権団体は、ハーリド・ファーフリー事務局長兼報道官を通して、マハラム(身内の男性の同行者)がいない女性の入店を拒否するとの看板を店先に出しているレストランに対し、その看板を撤去するよう要求した。看板の設置はレストランのオーナーの「個人的な行為」であり、違法だと表明した。 これは、が女性の入店を完全に拒否するか、あるいは入店するにはマ 全文をよむ
■カタールで赤新月社と慈善団体が戦略的枠組みに合意 【ドーハ:本紙】 土曜日(11月22日)、カタール赤新月社は、共同戦略・構想・計画実施本部において、慈善団体「カタール・チャリティー」との戦略的枠組み合意に署名をした。署名は、カタール赤新月社側はサーリフ・ビン・アリー・ムハンディー事務局長、カタール・チャリティー側はユースフ・ビン・アフマド・クワーリー最高経営責任者(COE)によって署名された。 この合意は、様々な機会やプロジェクトにおいて両機関を結び付ける優れた 全文をよむ
■シリア人難民の間で子供が労働に従事 【イスタンブール:ラナー・イブラーヒーム】 10歳のシリア人、イスマーイール少年の父は、息子をイスタンブールにあるシリア人の学校に通わせることができなかった。学費を分納できなかったためである(学期ごとに平均100ドル)。そして、イスマーイール君を、貧困地区にある自宅近くの縫製工場で働かせる方を好んだ。彼の両親の生活費用を工面し、また、トルコでの生活の苦労を助けるためである。イスマーイール君は、朝9時から夜6時まで働き、月々400トルコ・リ 全文をよむ
■エジプト:公立大学から退学処分になった学生の私立大学への受け入れ禁止 【ハッジャージュ・フサイニー、ヒバ・アラー・ハーフィズ、ムハンマド・アティーヤ】 私立・民営大学委員会は議長のサイード・アブドゥルハーリク高等教育大臣の下、昨日開催された議会で、「10月6日大学」本部で専門学校や公立大学で懲戒処分のため退学になった学生の私立大学への受け入れをしないことを確認した。 また同委員会はシナイ大学への合格点数を最低限10%引き下げることを承認した。これは就学期間中シナイ 全文をよむ
■パレスチナ:イスラエル軍が青春まっただ中のパレスチナ青年らに対し、殺人兵器を使用 【シルワード(ヨルダン川西岸):ムハンマド・ユーニス】 オルワ・ハンマード青年(14歳)は、米国のルイジアナ州ニューオリンズ市出身のパレスチナ系米国人の家庭に産まれ育った。家族は彼に、必要としているものをすべて与えたが、彼は持っていたそれらすべてを手放した。そしてラマッラー市の東に位置するシルワード村の同世代のパレスチナ青年たちと共に、先週起きたイスラエル占領軍との衝突に参加し、おととい(24 全文をよむ
■アルジェリアで女性初の検事総長 【アルジェ:アナトリア通信】 アルジェリアで日曜(12日)、1962年の独立以来男性が独占してきた検事総長の地位に女性が初めて任命された。アルジェリア国営ラジオ放送が本日発表したところによると、タイイブ・ルーフ司法相が首都アルジェ東部のブーメルダース司法評議会検事総長にズィーガ・ジャミーラ判事を独立以来女性として初めて任命した。 大統領府声明によると、この女性裁判官の任命はアブドゥルアズィーズ・ブーテフリカ大統領が司法界に対して実施 全文をよむ
■「ダーイシュの犠牲者」ヤズィード派住民殺害の証言 【カイス・カースィム】 スウェーデンの第四チャンネルが、ダーイシュによるヤズィード派住民の犠牲者に関するドキュメンタリーを放映した。同番組はスウェーデン在住のクルド人カメラマン、フジール・ヒルーリーにより制作された。同氏は、ストックホルムから当該地域や、複数のキャンプヘと急きょ赴いた。これらのキャンプは「ダーイシュ」による暴力から逃れ、他のクルド系の都市へと移るまでの間一時的に滞在する人々を収容しているが、収容可能な人数は極 全文をよむ
■パレスチナ人拘留者たちの病状はイスラエルがしかるべき治療を放棄する中で悪化の一途をたどる 【ラマッラ:本紙】 パレスチナ人拘留者支援協会は昨日(6日)の声明において、アシュケロン刑務所当局が、7回にわたり終身刑判決を言い渡して拘留中のムハンマド・ハミース・バラーシュ氏の病状が急変したために氏を急遽救急車でバルジライ病院へ移送したことを明らかにした。 カリーム・アジュワ協会顧問弁護士によれば、バラーシュ氏は呼吸困難と心臓疾患の問題を抱えており、耳は聞こえにくく、目も 全文をよむ
■「イスラーム国」がシリア国内の支配地域において学習カリキュラムから「音楽」と「歴史」を廃止 【アラーウ・ワリード(アナトリア通信)】 「イスラーム国」は木曜(28日)、シリア国内の支配地域における教育機関を統率するとして、アサド政権から以前配布されていた複数の教材のカリキュラムにある音楽や歴史、イスラームに関する内容を廃止するとした。同様に、イスラーム国のカリキュラムに適しない概念や事項は、削除または他のものに置き換えられた。 イスラーム国のいわゆる「教育委員会」 全文をよむ
■イスラエル、「ソーシャルメディア」での対決に敗れる 【ベイルート:スハイブ・アイユーブ】 今に始まったことではないが、欧米メディアはガザの住民たちをテロリストとして扱い続けている。欧米の各紙やテレビは、イスラエルの軍事機器が行う殺戮(さつりく)や忌まわしい破壊について「虚偽の」話を伝えている。 欧米メディアの特派員や編集者らは、ガザ地区を人種差別的かつ侮辱的に描写している。もしある特派員がメディアで「お決まりの」表現とは異なることを言ってしまったとすれば、事前警告 全文をよむ
■ イードに向けて、アレクサンドリアと海浜地域は準備万端 【フィクリー・アブドゥッサラーム】 イード休暇中の北西海岸やアレクサンドリアの海岸は、首相がイード休暇を週末まで延長するとの決定を下したことを受けて、1月25日革命以来見られなかった大混雑が予想されている。現在市民は、この三年間味わえなかった道中や、避暑地、行楽地での治安そして安全を感じているのである。 この兆しは、先週の金曜日に何千もの自家用車が、さまざまな地域からアレクサンドリアや北部の海岸に向かった事に 全文をよむ
■イエメンの栄養不良率が世界最悪に 【サヌア:ジャマール・ムハンマド】 国連世界食糧計画(WFP)と国際連合児童基金(ユニセフ)が共同で実施した調査の結果、イエメンで5歳未満の幼児の慢性的栄養不良の割合が最も高くなっていることが示された。通常2年ごとに行われる包括的食糧確保調査で、イエメンにおける深刻な栄養不良の割合がほとんどの地域で危機的なレベルまで達しており、一部の地域では即座の介入が必要なレベルにまで上昇したことが指摘された。また、イエメン中央統計局の協力とアメリカ政府 全文をよむ
■ハマースが唱歌『イスラエルの安寧を揺さぶれ』をヘブライ語で公開 【被占領地エルサレム:AFP】 ハマースは彼らの中で広く歌われる曲『イスラエルの安寧を揺さぶれ』のヘブライ語版を心理的かつプロパガンダ・キャンペーンの一環として公開した。キャンペーンは、ガザ地区に対するイスラエルの空爆と、イスラエルに対する(ガザ地区からの)ミサイル攻撃が行われるのと並行して、パレスチナ人とイスラエル人が実施している。 ヘブライ語版は木曜日(10日)にYoutubeで公開され、この歌は 全文をよむ
■交通省はアレクサンドリアに通じる砂漠道の拡張を開始、4,400キロメートルの道をつくる国家プロジェクトに着手 【本紙:ハーナー・ウマーラ】 ハーニー・ダーヒー交通大臣は、全国で進行中の開発計画の一環として、国際基準に沿った400キロメートルに及ぶ高速道路建設の国家プロジェクトに着手したことを述べた。そして現在、カイロ・バンハー道の最前部、また並行してエジプト・アレクサンドリア農道において、新計画のために割り当てられた土地の区画・収用に取りかかっていると指摘した。 全文をよむ
■シリア国民間の和解と調和を実現するための市民活動 【ダマスカス:ヤヒヤー・アウス】 シリア国民の社会構造はもはや以前と同じではない。深刻な危機がシリア人同士の関係性を打ち砕き、分裂は明白で無視し得ないものとなっている。復讐心や相手を打ち負かしたいとの感情、そして報復への欲求までもが多くの人々の心を占めている。そこから明らかな爆発を通して現れるものは、時に暴力的で痛ましいものとなることもあり、人々の心の中に潜み清算の時を待つその感情こそ、最も深刻である。 (人道)活 全文をよむ
■来週、最大規模の風力発電所を稼働 ■シャーキル氏:停電危機が苦悩の種、危機解決を希求 【本紙:サイード・ヒジャーズィー】 新エネルギーそして電力エネルギー担当大臣であるムハンマド・シャーキル氏は、停電危機が同氏を苦悩させていることを強調し、消エネという重要な役割による市民の支援でこの危機の解決を試みていると述べた。また、同省はできうる範囲内で行うものではあるが停電の危機に対応するためのあらゆる措置を講じており、現在の停電の危機に立ち向かうことは、同省の当面の最重要課題で 全文をよむ
■サウジアラビア:ハーリド・ビン・スルタン王子、「慈善基金の2億リヤルで6千人の患者を治療」 【ジッダ:イナード・ウタイビー】 スルターン・ビン・アブドゥルアジーズ・アール・サウード慈善財団理事長及びスルターン・ビン・アブドゥルアズィーズ市病人治療のための人道サービス慈善基金取締役会長を務めるハーリド・ビン・スルターン・ビン・アブドゥルアズィーズ王子は、基金のサービスの受益者数が6千人を超え、そのために費やされた額は2億リヤルを上回ったと強調した。 王子はおととい 全文をよむ
■サウジアラビア:「フライナス」、ロンドン行の2便を就航 【リヤド:本紙】 サウジアラビアの国営航空社「フライナス」は、新たにリヤドの「キング・ハーリド国際空港」とロンドン・ガトウィック空港間の便を就航させることで国際線航空としてのプレゼンスを高めた。就航開始は7月27日で、(ラマダーン月終了後の祝日である)イードルフィトルと同日である。旅行者は低価格での英国旅行が可能となり、片道わずか999リヤル(270ドル)、往復1999リヤルである。 「フライナス」はリヤド発 全文をよむ
■ラマダーンと祝日に際しての帰省ラッシュの準備として、税関当局は在外エジプト人労働者の事前確認を済ます 【アフマド・マスウード】 エジプトで夏期休暇やラマダーン、そしてラマダーン後の祝日であるイードルフィトルを過ごそうと、海外で働くエジプト人やその家族が続々とカイロ国際空港を訪れ、現在同空港の到着エリアは大変な混雑にあり、その過密度は75パーセントを超えている。カイロ国際空港当局は、エジプト人の入国手続の円滑化に必要な全ての準備を終え、聖地を往復する巡礼者との同時混雑を防いだ 全文をよむ
■イラク:カルバラーで無料のワールドカップ観戦 【カルバラー:フルード・アーミリー】 街角の巨大スクリーンを設置し、ワールドカップの試合を無料で観戦できるように受信費用を負担するという決定を市長が行うことを、カルバラーの若者たちは予想していなかった。 若者は応援するチームのゲームを観戦するために街路に集まり歩道に座っているが、その光景はイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ・ISIS)と戦うための ボランティアセンターに集まる若者の光景に類似している。しかし、唯 全文をよむ
■国の失策のおかげで自宅でワールドカップが見られない! 【本紙】 この画像のインパクトをわれわれは無視することはできないだろう。これは、ここ2日間、SNSサイトで頻繁にシェアされ、大きな不満を引き起こしていたものだ。 その画像は、ワールドカップ初日にジャミール・ナフラー氏が撮影したもので、アマーラ・シャルフーブ近くの街路の一角で、ブラジル・クロアチア戦をカフェのスクリーンに見入っている、多くの若者の様子を写している。そして、写真の撮影者はFacebookに投稿する際に「 全文をよむ
■エルサレム:人口の75%が貧困線以下の生活 【被占領地エルサレム:アーマール・シハーダ】 「市民の権利」協会および「人民の都市」協会の報告書により、差別的分離壁の背後でのエルサレム市民10万人の生活が明らかとなった。この数はエルサレムの人口の3分の1にのぼる。 東エルサレムの状況について取り上げたこの報告書では、エルサレムのパレスチナ人の状況は今年、イスラエルが継続的に無関心な態度を決め込む中、非常に困難なものであったと説明されている。 同報告書の著者に 全文をよむ
■イスラエル:イスラエル警察がエルサレムに監視カメラ500台設置を決定 【被占領地エルサレム:アナトリア通信】 イスラエル警察が東エルサレムに追加で500台の監視カメラを設置することを決めた。イスラエル警察は数年前に、旧市街の諸街区に数十台のカメラを設置していた。 イスラエル公共ラジオはイスラエル警察が「これらのカメラの設置には3年間かかる予定で、最大1億シェケル(2,900万ドル)の費用がかかることになるだろう」と発表したと報じた。 イスラエル警察による 全文をよむ
■歴史的パレスチナにおけるパレスチナ人の人口がユダヤ人の人口に接近、2020年には逆転か 【ラマラ:ムハンマド・ユーニス】 パレスチナ統計局は、ナクバから66年を経たことを機に、歴史的パレスチナ(紅海とヨルダン川に挟まれた地域)におけるパレスチナ人の人口を調査した報告書を発表した。報告書によると、同地域におけるパレスチナ人の人口がユダヤ人の人口に接近しており、2020年には両者の数字の大小関係が逆転すると予測された。 報告書は昨日(14日)発表され、歴史的パレスチナ 全文をよむ
■20件の幼児暴行事件、シャルキーヤとカイロで最悪 【アマル・ウードッラー】 5月1日から昨日までの間に、20人の子供が命や身の安全や平和を脅かすような危険に晒された。 この数字の内訳は10件の身体的な暴力事件、4件の精神的暴力の被害、5件の性的暴力事件と1件の強制結婚であった。この恐ろしい数字は、母と子供のための国民評議会の事務局長であるアッザ・アシュマーウィー氏により、同評議会が準備した分析報告に関する子供ヘルプライン定期報告書において明らかにされた。この中でも最も 全文をよむ
■シリア:自身の現実に立ち向かうために努力するシリアの女性たち…なかには武器をとる女性たちも 【ダマスカス:ヤヒヤー・アウス】 シリアの労働状況には著しい悪化が見られ、男女とわず労働者を打ちのめしている。しかし、男性より女性の方が常に、治安状況の混乱に大きく影響される。そして、数千人のシリアの女性は辞職を余儀なくされた。また、別の数百人はより安定した地域へ職場を移すことを強いられた。特に、教育や保健分野のような政府機関で働く女性の間でこの動きは顕著だ。 (シリアで) 全文をよむ
■最大級のシリア難民キャンプ、ヨルダン砂漠に新設 【アズラク(ヨルダン東部):ターミル・サマーディー】 シリア難民のための新たなキャンプが昨日(4月30日)、ヨルダンの対シリア国境に近いアズラク地区で開設された。これに関して、国連は「世界的レベルでも最大級の難民キャンプだが、北の隣国(シリア)での暴動から逃亡する人々が流入し続けている」と述べた。 政府と国連の高官らによると、キャンプは、ザアタリー・キャンプ(不毛地帯に約2年前に開設)に次ぐ2番目のキャンプで、建設に 全文をよむ
■南スーダン:衝突激化、死傷者は数十人、石油生産が危機に瀕す 【ハルツーム:ヌール・アフマド・ヌール】 南スーダンで流血の惨事となっている衝突は国北部にまで拡大し、リエック・マチャル前副大統領を支持する反政府反乱軍が40万人以上の人々が住む都市レンクに爆撃を開始したことで、数十人の市民が死傷した。 レンク地方のクール・シュアイ知事は「マチャル派の反乱軍は駐留していた西部郊外の地点、とりわけワッド・アクーナ地域からレンクに爆撃を行った。これにより数十人が犠牲者となり、 全文をよむ
■マハ・ムニーフ氏は本紙に対して:保健分野での対応を通じて危機に立ち向かうことを学んだ 【リヤード:アブドゥッラー・シャフリー】 サウジ人女医のマハ・ムニーフ氏は、最近のバラク・オバマ米大統領のリヤード訪問中に「最も勇敢な女性」賞を受けたことにより、世界に知られるようになった。この受賞は家庭内暴力との戦いに関する彼女の努力を評価してのことである。 過去10年間にわたりサウジアラビアの家庭内の平和安全に関して不安を抱いてきた彼女は、1960年に生まれた。この年は、サウ 全文をよむ
■エジプトの大学でスィースィー氏出馬に抗議するデモ 【カイロ:アナトリア】 解任されたムハンマド・ムルスィー前大統領を支持する学生らは、エジプトの大学8校でデモ行進を行った。学生らは、5月に予定されている大統領選挙にアブドルファッターフ・スィースィー前国防相が出馬したことに反対し、また運動仲間に対する「人権侵害行為」に抗議した。 「正当性を支持しクーデターに反対する国民同盟」は、先週金曜日(11日)からの1週間の抗議運動を呼びかけた。そこでは「クーデターは破滅の源」 全文をよむ
■1500リヤル以下…サウジアラビア人女性の70%の月収 【リヤード;ムハンマド・ムシーティー】 ハーリド国王基金機構の調査「サウジアラビア社会における女性の貧困、その特徴と特性」によると、サウジアラビア人女性の70%は、月収が1500リヤル以下であることがわかった。一方、サウジアラビア人女性の23%が月収平均1500~3000リヤル、4.5%が月収3000~4500リヤルである。また、月収4500リヤル以上のサウジアラビア人女性の割合は1.4%に達する。 サウジア 全文をよむ
■レバノン:民間防衛隊員たちによる座り込み 【ベイルート:本紙】 昨日(7日)民間防衛隊員問題に関する様々な要求が見られた。明日(9日)の立法議会に先がけて、隊員たちは複数の地域で彼らの安定における権利を要求しながら座り込みを行った。また、昨日彼らが明らかにしたところによれば、自由参加の座り込みはベイルートの・ラムラ・バイダー海岸で行われ、テントが設営されたという。彼らは、この行動は「挑戦ではないとし、座り込みではなく「活動」だ。」とみなしている。そして、[ボランティアとして 全文をよむ
■シリア:350万人の子どもが教育現場から遠ざかる 【イスタンブール:ラナー・イブラーヒーム】 シリア人の子どもたちの問題は、戦争による子どもたちへの影響や、彼らが犠牲者や殉教者、負傷者になってしまうといったテーマをすでに通りすぎた。政権の支配が及ばない地域では学校が破壊されてきた結果、その問題は、子どもたちが教育[機会]を失い、教育現場から遠ざかるというところにまで達した。 避難先の国々での教育の可能性も失われていくにつれて、この問題はエスカレートしている。それら 全文をよむ
■モロッコ:交通安全啓発キャンペーン…実践を待つ政府計画 【ラバト:ファーティマ・アーシュール】 マグレブ諸国では交通事故により、毎年およそ1万人が亡くなり、数万人の負傷者が出ている。統計資料によると、マグレブ諸国では若者がほとんどの場合交通事故の第一の犠牲者であり、60%を占める。 交通安全の分野で活動している諸団体は、啓発プログラムを通じて新たに意識を植え付けることを目指している。その中に、国連で承認されたモロッコ青年連盟があり、交通事故削減に特化したキャンペー 全文をよむ
サウジアラビア:一月半の間に127人のサウジアラビア人女性が離婚を要求、理由は愛情の欠如 【リヤード:本紙】 裁判所では、離婚を求める女性たちの声が高まっている。女性からの離婚訴訟および確定は先月から今月半ばまでの一ヶ月半の間で127件に上る。一方で、93人の男性が妻に対して「従順に」元の家庭に戻るようにとの訴訟を起こしている。 対立する両親に挟まれて、子供たちは困惑している。彼らは何の関係もない家族間の争いの渦中にいるのだ。この中では、子供たちとの面会に関する訴訟 全文をよむ
■ハーリド・サイード殺害容疑の警官2名に懲役10年 【アレキサンドリア:ラーミー・ヤースィーン】 アレキサンドリア刑事裁判所は、ハーリド・サイード殺害事件で、スィーディー・ガービル警察署に勤務する警察官であるムハンマド・サラーフとアワド・スライマーン被告に対して、懲役10年の判決を下し、これ以前の民事訴訟の判決を棄却した。 この判決は、同裁判所長官アワド・ハリーファ氏、および陪審員のマムドゥーフ・アブドゥッダーイム、ムスタファー・ラシャード、事務局員イブラーヒーム・ 全文をよむ
■写真の中のヤルムーク…キャンプ内の「最後の審判の日」 【ベイルート:本紙】 AFP通信が配信した写真は、多くのSNSの利用者たちの間での論議を引き起こした。それは、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)が封鎖されたヤルムーク・キャンプ内で支援提供を行った際の写真だった。その写真は、3年近く封鎖が続いているキャンプ内の光景を伝えるものである。 この写真には、静寂なデモにも似た隊列に並ぶ数千人の人々や壊された建物の入り口を覆うかかの如く群衆が映しだされている。彼 全文をよむ
■UAE:火星への旅は「自殺」に相当するとイスラーム・ワクフ庁が警告 【ドバイ:本紙】 アラブ首長国連邦のイスラーム・ワクフ庁は先日、火星の地表における居住は全くイスラーム的ではない、というファトワーを発行した。このファトワーに先立ち「マーズ・ワン」(訳注:オランダの非営利団体)が声明を発表し、火星に恒久的な人類の居住地を設立することをめざすと述べていた。UAEの同庁は、火星に住もうとする試みは非常に危険であり、イスラームが禁じている自殺と見なすことができるほどである、と説 全文をよむ
■エジプト人女性、同国人夫婦によって奴隷にされた自身の物語をアメリカで出版した本の中で語る 【カイロ:本紙】 シャイマ、それはアメリカで出版された本の著者の名前である。シャイマは今、「ホール」という通称を持っている。「ホール」は彼女の本名ではなく、彼女自身が選んだアメリカ風の通称だ。シャイマは現在24歳のエジプト人女性である。彼女は自身の著書『見えない少女:我らの時代における奴隷売買の真実の物語』で、どのようにしてエジプト人一家に「自分の家族によって売られ、その後アメリカに移 全文をよむ
■パレスチナ:「ハマース」とUNRWAは人権をテーマにした教育を行わないことで合意 【パレスチナ:AFP】 ハマース政府教育省は、国際連合パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)と、ガザ地区におけるUNRWAの運営する学校での人権教育を凍結することで合意したと発表した。これは、パレスチナ問題やパレスチナ及びイスラーム文化に影響を及ぼす重大な意見の相違があるためである。 ガザ地区の教育省責任者ムウタスィム・ミーナーウィー氏は、この合意はUNRWAと同省からなる合同委員 全文をよむ
■ アッカール県のシリア人生徒ら「ヌール小学校への生徒受け入れのための補助金支給が保証されなければ公道を封鎖する」と警告 【本紙、国営通信】 アッカール県ビーラ村にあるアフマド・アブドゥルワーヒド師が設立したヌール・イスラーム教育学校のシリア人教師と生徒らが座り込みを行い、レバノンやアラブ諸国及び国際的な救援機関に対して、シリア人難民の生徒の受け入れを可能とする資金繰りを保証するよう求めた。 座り込みには、ヌール・イスラーム教育協会のアラー・アブドゥルワーヒド師や学 全文をよむ
■「ダーイシュ」は「ターリバーン」と同じ偶像破壊の道へ 【ロンドン:本紙】 英「インディペンデント」紙は、シリアの「イスラーム原理主義勢力」が、ビザンツのモザイク画や古代ギリシア・ローマ時代の彫像といった考古学上重要な遺物を破壊する動きを見せ始めたと報じた。同紙のパトリック・コックバーン特派員が述べたところによると、それらが「人間を具現化している」からであるという。コックバーン特派員は「偶像破壊」と題した記事の中で、この破壊行為は2001年に「ターリバーン」が同様のイデオロギ 全文をよむ
■アレッポで政府による樽型爆弾、700人の遺体が1カ月経った今でも瓦礫の下に残る 【アレッポ:アナトリア通信社】 アレッポにおいて、反体制派が支配する地区へのシリア政府による攻撃が続くなか、700人の遺体が未だに瓦礫の下に埋もれていると考えられる。犠牲者は過去1カ月の間に行われた諸般の攻撃によって命を落とした。 樽型爆弾による度重なる攻撃にさらされた、アレッポ東部マイサル地区で活動する消防・救急隊の一員であるカリーム・アブー・アブドゥッラフマーン氏によると、乏 全文をよむ
■サウジアラビア司法評議会が裁判所に女性の「ID」への依拠を義務づける 【リヤド:アフマド・ガッラーブ】 サウジアラビアの最高司法評議会は「すべての裁判所に対して、女性の身分証明に際し、これまでのように男性知人の出廷を求めるのではなく、女性のもつ国民IDに依拠するよう十分に指導を行うこと」を定めた決定を最近発表した。情報筋が本紙に対して語ったところによれば、「一部の女性にとっては男性知人の出廷が不可能であり、彼女たちが身分証明における国家文書への依拠義務を主張していることから 全文をよむ
パレスチナ:オンブズマン事務局、ヨルダン川西岸、ガザ地区における不自然な死亡例と拘束者への虐待の継続 【ラマラ:本紙】 「人権のための独立委員会」(オンブズマン事務局)は、ヨルダン川西岸やガザにおいての10件の不自然な死亡例の発生、また拘束者に対する拷問や虐待が継続して行われているということを発表した。 委員会は昨日(6日)発行された先月1月の人権侵害に関する報告書において、武器の無秩序かつ不適正な使用、治安の無秩序状態、また家族の復讐、その他の原因による、ガザ地区 全文をよむ
■ガザ地区における「がん」発症率が大きく増加 【ガザ:本紙】 ガン患者支援機構はガザ地区において、がん患者の割合が前年度の2012年に20%増加したと伝えた。 ガザ市の「がん患者治療の援助と希望のプログラム」は、昨日(4日)の世界対がんデーに際して発表した声明の中で、「患者の増加、劣悪な生活状況、薬品の著しい不足の深刻さ」について指摘し、「2011年から20%の増加を記録したと報告された2012年の新しいがんの症例」について説明した。そして2012年の8月から、最低 全文をよむ
■ヨルダン保守派勢力はパレスチナ人の帰化を危惧して(パレスチナ人と結婚した)ヨルダン人女性の子供たちに市民権を付与する決定を骨抜きにする 【アンマン:ターミル・サマーディー】 過去2日間、ヨルダンで公式な保守潮流と目される政治勢力は、パレスチナ人と結婚したヨルダン人女性の子どもたちに市民権を与えるという政府の方針を弱体化させることに成功した。保守勢力は、この決定がパレスチナ難民のヨルダン領への帰化に至ることを危惧していた。また保守勢力の努力は、アメリカのジョン・ケリー国務長官 全文をよむ
■パレスチナ人の囚人たちは、イスラエル当局が彼らが公然と大学に所属することをに禁止したことを受け、ひそかに大学に所属 【チューバ:ムハンマド・ユーヌス】 ジャマール・アブー・ムフスィンは大学の最初の学年の学生であった。これは、彼が1991年に19歳で逮捕され、終身刑を宣告された時のことである。しかし、彼が数週間前に刑務所から出所した時、彼は二つの大学で学士号と修士号の学位記を取得しており、ヘブライ語と英語の2つの外国語を習得している。また彼は、博士号を取得するため、大学での職 全文をよむ
■ヨルダン:児童労働対策を議論する会議を開催 【アンマン:ヌールマー・ナアマート】 ヨルダン労働省は、国際労働機関と協力し、児童労働対策の国家的枠組みの適用と職業上の安全と健康の手引における、労働省の行政・管理上の役割についてのワークショップを開催した。 ワークショップは児童労働対策の国家的枠組みを拡大すること、労働検査官が直面する課題を確定すること、児童労働に関する調査を強化するため検査官が必要としていることを特定すること、そして健康衛生面で危険・有害な職業の検査 全文をよむ
■アッバース大統領が出席し、パレスチナ男女300人の「合同結婚式」 【エリコ:アナトリア通信社】 ヨルダン川西岸地区のパレスチナ難民行政局(パレスチナ解放機構(PLO)の管轄)は今日(火曜日)、大統領府の後援・資金援助により、マフマド・アッバース大統領出席のもと、東エルサレムやヨルダン川西岸地区各地の難民キャンプから来たおよそ300人のパレスチナ人カップルのために合同結婚式を開催した。 またパレスチナ大統領府はそれぞれのカップルに4,000ドルを贈呈、エリコシナイの 全文をよむ
■「ナーイマ埋立地閉鎖キャンペーン」:抗議行動は継続しており、現場での諸措置について発表する予定 【本紙、国営通信】 少し前、指導者の一人であるアジュワド・アイヤーシュ氏は、「ナーイマ埋立地閉鎖キャンペーン」を立ち上げ、デモ参加者達はその要求を実現させるため平和的な活動を続けている。 「ファラフ・アター」協会のマルハム・ハルフ会長は、デモ参加者の声明をいかの通り読み上げた。「金曜の午前6時5分、デモの現場に治安部隊が大勢押し寄せてきて、活動家達が眠っているテントを破 全文をよむ
■レバノンの日々を、爆発の恐怖が覆う 【ベイルート:本紙】 昨日(22日)、自動車爆弾の恐怖がいくつかのレバノンの地区を覆った。特にベイルート南部のダーヒヤ地域でこれらの懸念があった。ダーヒヤでは、現在に至るまで5つの爆弾テロに見舞われており、これにより複数の犠牲者を出している。この5つの爆発のうち、最後に起こった爆発はおととい(21日)のものであり、1月2日に無実の民間人の中で自爆犯が爆発した事件が起こった通りと同じ通りで起きた。そして、ひげを蓄えているだけで一部の人々への 全文をよむ
■エジプト国民の62%が肥満に悩む 【カイロ:フサーム・ザーイド】 マハー・リバート保健相によると、エジプトは、感染症の拡大とその慢性化という二重の負担に苦しんでいる。また人口の3分の2に当たる62.2%が体重の増加に悩み、3分の1に当たる31.3%が肥満に悩んでいる。 さらに、人口の42.4%が喫煙者であることに加え、40%が高血圧、37%がコレステロール値の上昇に悩まされているという。最新の統計によれば、医療費の総額は610億ポンドに上るという。 同相 全文をよむ
■イラク:ヌジャイフィは警告する「陰謀がイスラームをシンボルにした」 【バグダード:ウマル・サッタール】 アンバール県議会は15日、治安部隊がダーイシュとの戦闘を行う区域を縮小したと発表した。この措置はファッルージャとサクラーウィーヤに戦闘の範囲を限定するためである。 これに関して、ウサーマ・ヌジャイフィ国会議長は警告を発した。それは、地域や世界にテロを広めるためにイスラームを隠れみのにしている「陰謀」に警戒せよ、という内容であった。 アンバール県議会議員 全文をよむ
■パレスチナ:ガザ地区北部でイスラエル軍によって殺害された子どもを弔うパレスチナの人々 【ガザ地区:アナトリア通信】 数百人のパレスチナ人が金曜日(3日)の夜、パレスチナ人の子どもの遺体に別れを告げた。子どもの年齢は16歳で、ガザ地区の北部でイスラエル占領軍の銃弾により殺害された。弔いに訪れた人々は、ガザ地区北部のジャバーリーヤ地区で、アドナーン・アブー・ハーティルという名の子どもの遺体を携えて、道々を練り歩いた。イスラエルを非難し、イスラエルへのキサース(訳注:イスラーム刑 全文をよむ
■ヤーズィジー総司教、ダマスカスでの新年祝賀ミサの中で「レバノン国家は諸国外交団に操縦されるために創られたのではない」と述べる 【国営通信】 本日ダマスカスの聖マリア・カトリック教会において、全東方カトリック教会代表でアンタキーア教区総司教のヤーズィジー・ヨハネ10世が主宰する新年祝賀ミサが、カトリック司教・司祭団と大聖堂聖歌隊の協力のもとに行われた。 ヤーズィジー総司教はミサにおける説教において「シリアを危機から救いだす道は、無条件の話し合いと他者を認めることに基 全文をよむ
■イスラエル:「貧しい子供たち」の数が10倍に増加 【エルサレム被占領地:アーマール・シャハーダ】 イスラエルの子供安全委員会が作成した報告書は、イスラエルの貧しい子供たちの数は1998年から2012年の間に10倍に増えたと発表した。 同様に、子供たちの虐待によって開かれた犯罪数が増えた。その報告書によると、2012年の貧しい子供の数は約88万5千人に達し、イスラエルの全ての子供の3分の1の割合で貧困に苦しんでいる。また同報告書は、アラブの子供の67.9%が貧困に苦 全文をよむ
■シリア、イラク、エジプト:ジャーナリストにとって最も凄惨な場所 【ベイルート:本紙】 ジャーナリスト保護委員会が行った調査の最新報告によると、エジプトやイラクでも死に到る暴力はエスカレートしているものの、シリアは2013年も、当地で活動を行なうジャーナリストにとって、最も危険な国となった。 2012年には殺害されたジャーナリストは74人に上ったが、2013年は現地での取材活動中に少なくとも70人以上が殺害された。2013年には、ジャーナリスト殺害事件は三分の二が中 全文をよむ
■サウジアラビアにおける女性の進出:諮問評議会に加わった女性たち 【ジッダ:スルターン・ビン・バンダル】 サウジアラビアの女性たちは、忘れることのない記憶とともに一年に別れを告げようとしている。2013年は彼女たちに、長く待ち望んできた権利が与えられるという、良い知らせをもたらした年だった。ある女性たちは、男性による(完全な)支配に終わりを告げた諮問評議会のドームの下でカレンダーの最後のページをめくり、また、ある女性たちは、サウジアラビアの法廷で、あらゆる種類の訴訟において弁 全文をよむ
■イラク:イマーム・フセインのアルバイーン記念行事、バチカンからの使節団 【ナーシリーヤ:AFP】 イラクを訪問したバチカン使節団のメンバーは、イマーム・フセインのアルバイーンの儀式(フセイン殉教の四十日後の喪明けの儀礼)を祝するため、ナーシリーヤの町からカルバラと向かう徒歩での行進に参加した。 バチカン付属巡礼機関代表のモンシニョール(高位の司祭)リビリオ・アンドレアッタ氏率いる使節団のメンバーは、ナーシリーヤ(バグダッド南部)に住むシーア派巡礼者に混じって、イ 全文をよむ
■アブー・ファウール社会問題相、火傷を負った四人のシリアの子供達を国費で治療するよう求める 【国営通信】 テント内でストーブの点火に失敗して大やけどを負った子供達4人や霜除けのベッド・シーツをかぶせたテントの中にいる体が不自由な病人の男性。昨日、それらのシリア難民たちが暮らすマルジュ・ベカー地方のラジャブ・キャンプをワーエル・アブー・ファウール社会問題相が同省職員を同行して訪問したことが、難民救助につながり、彼らはその求めに応じて即ちに病院へ搬送された。大臣はそこへ行く前にマ 全文をよむ
■2013年優秀作品に選ばれたアラブを写した写真 【ベイルート:本紙】 今年(2013年)、多くのアラブ諸国で事態が激化する中、「ロイター」や「AFP」その他の報道通信社のカメラマンたちは、特にシリアの悲劇やエジプトの危機を写真に収めることに尽力してきた。 2013年の優秀作品として選ばれた多くの写真が、アラブ世界への慰めと哀悼の意をつづった写真リストとして収められた。カメラマンの中には、アラブ世界は未来に向かう過程で「アラブの春の陣痛」を経験しており、(その先には 全文をよむ
■「イスラーム団」:トリポリの殉教者と軍の血はリファアト・イードの逮捕に値するか? 【国営通信】 「イスラーム団」は、声明で「市民複数が負傷した災害についての非難の応酬合戦」を非難した。同団体は「道路関連の社会資本の維持管理における怠慢と無関心は、危うく数十名の市民の命を奪うところだった。彼等は、降雨で道路が湖のようになったため車に閉じ込められた。こうした怠慢は、国家の堕落の規模を明らかにした。また、責任をはっきりさせ、責任者を問責するための真剣な調査が必要である。問責を抜 全文をよむ
■ガザの若者は独自の方法でヴァン・ダムに応答する! 【本紙:マフムード・ガザイヤル】 アラブ世界を揺さぶる政治的・経済的危機の下で、市民は2つの選択肢の前に立っている:起こっていることに対し沈黙するか、それとも行動し、「反応」するか。 パレスチナのガザ地区の若者は、経済封鎖による深刻な電力・ガソリン危機に直面し、世界に彼らの声を届けるべく、「反応」することを決めた。 自らを「タシュウィーシュ」(電波妨害)(http://www.youtube.com/us 全文をよむ
■ドゥルーズ派、イスラエルでの兵役義務に抵抗:オマル・サアド氏の事件 【ロンドン:ファーティナ・ダジャーニー、ナザレ:本紙】 働き盛りの青年で、パレスチナのアラブであるという身元に何の迷いもないドゥルーズ信徒で、敏感な音楽家であるウマル・サアド氏が、イスラエルで彼の宗派に義務付けられた兵役を拒否した。彼はこの拒否の代償を理解していた。彼は昨日(4日)、ティベリアの徴兵局の前に「プラワー計画(訳注:ネゲブ砂漠でのベドウィン村落の撤去・集団移住についての法律)は続かない」と書かれ 全文をよむ
■モロッコ:年間2,000トンが生産され、うち1,500トンが欧州に輸出:大麻の医療的使用の合法化について議会が前例のない議論 【ラバト:AFP】 ある野党団体の支援を受ける市民連合の要求に基づき、モロッコ議会は水曜日(4日)、「薬用植物」(インド麻)の医療的及び産業的使用の合法化の可能性について、前例のない研究会を開催する。 「薬物の医療的及び産業的使用のためのモロッコ連合」の企画推進者であるシャキーブ・ハヤーリー氏からAFPが入手した研究会のプログラムによれば、 全文をよむ
■サウジアラビア:ムフティーは社会に対して、「女性の運転」を関心事にさせないよう呼びかけ、運転を禁止することは悪からの保護であると主張した。 【メディナ:ムスリフ・マタル】 サウジアラビアの大ムフティー、アブドゥルアズィーズ・ビン・アブドゥッラー・アール・シャイフは、若い男女に対して、国家がイスラームとムスリムに対して提供する役務を標的とする偏向したメディアチャンネルの悪を警告した。それらメディアのあり方は罪であり、演壇を堕落のために乱用し、詭弁(きべん)と誤りを広めていると 全文をよむ
■アルジェリア:啓発キャンペーンにもかかわらず女性への暴力の件数は増加 【アルジェリア:カマール・ザーイト】 女性を擁護し、女性への暴力の撤廃を目指す政府機関や民間団体が行っている啓発キャンペーンにも関わらず、公式統計によればアルジェリアにおける女性への暴力の件数は増加している。(11月25日の)「女性に対する暴力撤廃の国際デー」を直前に控え、今年9カ月間に暴力を受けたと報告のあった女性の数は、7,000名に達した。しかし、関係団体によると、実際の数はそれを大きく上回っており 全文をよむ
■レバノン:「私の国籍は私と私の家族の権利」運動が国籍制度と法における男女同権を要求する座り込みのデモを実施 【ベイルート:本紙】 ベイルート市中央のリヤード・スルフ広場で、市民団体や組合団体の代表者グループに加え、各地から集まった「私の国籍は私と私の家族の権利」運動の女性及び男性の活動家数百名が座り込みのデモを行い「国籍制度における男女同権と女性を暴力から保護する法律の権利」を改めて要求した。 同運動のコーディネーターであるリナ・アブー・ハビーブさんは政治家及び責 全文をよむ
■毎年アルジェリアの数十万人の子供たちが学校を去る…犯罪の方へ 【アルジェ:本紙】 健康促進・研究発展アルジェリア国民協会(FOREM)の会長であるムスタファ・ハイヤーティー教授は昨日、次のように打ち明けた。毎年38万2千人のアルジェリアの子供たちが学校を去り、そのうちの1万5千人は自分が犯した軽犯罪が原因で起訴されている。この数字はアルジェリアの諸都市における軽犯罪の増加の一つの原因を表している。 ハイヤーティー氏は以下のように述べた。「学校からのエスケープはアル 全文をよむ
■ メッカの中規模製パン業者の半数が休業 【ジッダ:アブドゥッラー・ジャリーダーン】 サウジアラビアにおける外国人労働者の身分確認実施期間が終了して当局の民間企業への立ち入り調査が開始されることへの不安が、製パン業界に広がった。メッカ地域にある中規模製パン業者全体の50%が休業しており、「ジッダ商工会議所・製パン部会」のメンバーが匿名を条件に本紙に語ったところによれば、これらの業者は雇用労働者の身分確認を行っておらず、当局の立入調査を怖れて開店しないのだという。 こ 全文をよむ
■ダルフールのスーダン軍と反乱分子の激しい対立 【ハルツーム:ヌール・アフマド・ヌール】 5日、スーダン西部のダルフール地域での紛争の当事者間で対立が深まった。3つの反体制派集団がスーダン軍勢力を襲撃し、200名を殺害、車両や武器、最新の装備を奪取したと発表したからである。しかし軍側はこれを否定し、反乱分子が敗北して、そのうち20名の死者を出したと言い切った。 ミンニ・アルコ・ミンナウィが指導する「スーダン解放運動」の報道官アダム・サーリフ・アブカルは声明の中で、ム 全文をよむ
■エジプト:警察、アズハル大学に突入し、アルヤーン同胞団代表を拘束 【カイロ:ムハンマド・サラーフ】 追放されたムハンマドムルスィー元大統領、その施政を支えた多くの幹部および同胞団の指導者たち──「自由・公正党」副代表で同胞団政治中枢部を占めるイサーム・アルヤーンも含まれている──の裁判の第一回審議開始を5日後に控えて、暫定政府とムスリム同胞団とのあいだに武力衝突がもちあがり、警察はアルヤーン氏を逮捕した。 昨日アズハル大学において、新学期開始から2週間で最も激しい 全文をよむ
■1年間で新たに474万人のエジプト人インターネット利用者 【カイロ:アナトリア通信】 2013年の第2四半期末に、エジプトでインターネットの総利用者数は3,595万人に増加した。2012年の第2四半期末の約3,121万人と比べ、年間の増加は474万人で、年間成長率は15.2%だった。 エジプト通信情報技術省が発表した政府報告書は「ブロードバンドインターネットの利用者は、前年同時期の約90.13%と比較して、全インターネット利用者中の91.45%に達する」と伝えた。 全文をよむ
■イエメン:再建と社会的保護に50億ドルの費用 【サナア:本紙】 イエメン政府報告書は、今年から2014年にかけての再建プロジェクトやプログラム、ならびに急を要する人道的プロジェクトのトータル費用をおよそ35億ドルと見積もり「社会的保護と若者の願望実現と貧困緩和」プログラムの費用をおよそ15億ドルと推定した。 企画・国際協力省が発行した報告書は、急を要する人道的及び物質的な要請に応じるための作業計画や特別政策について言及しており、インフラの再建と回復、2011年にイ 全文をよむ
■「統計」:今年のメッカ巡礼者は190万人に 【リヤド:本紙】 サウジアラビアの中央情報統計局は、今年(ヒジュラ暦1434年)のメッカ巡礼者数を発表した。それによると、巡礼者総数は1,980,249人に達し、その内1,379,531人が国外から、そして残りの600,718人が国内からであり、巡礼者の大多数はサウジアラビア以外の居住者であると発表した。 そして同局は声明で、今年の巡礼者数の合計は昨年1433年と比較して37.4%の減少を記録したと明らかにした。 全文をよむ
■ヨルダン:ザアタリ・キャンプのシリア人花嫁たち‥難民としての痛みの中に埋もれる喜び 【アンマン:ライス・ジュナイーディー、ザハラー・ヤーマーン】 ロウ人形の花嫁のように鏡の前に彼女は腰を下ろす…そしていくつもの痛みを負った自分のからだを包む白いウェディングドレスを見る。純白のドレスと白い経帷子の間の違いは消え失せていた。彼女には、かの地でなくした愛しい人の体を経帷子(きょうかたびら)で包む機会すらなかったのだ…。彼女は顔に紅や、シャドウをつけるために自身を美容師に委ねる。彼 全文をよむ
■今日ブルグ・アラブ空港から巡礼団の第一陣が出発 【本紙】 今日(22日)、聖地への巡礼者を運ぶ最初の飛行機が、アレクサンドリアにあるブルグ・アラブ空港を出発する。アレクサンドリア県とマトルーフ県の抽選で選ばれた260人が巡礼の旅に赴く。一方、明日(23日)には520人の巡礼者を乗せた2便が、あさって(24日)には2県からの745人を乗せた3便が出発し、すべての便がメディナ行きである。 エジプト航空社長のパイロット、フサーム・カマール氏は、カイロ空港発の便は次の水曜 全文をよむ
■オックスファム:パレスチナ人の生活は現在オスロ合意以降最悪の状態にある 【ロンドン:本紙】 国際的な貧困根絶支援組織である「オックスファム」は、次のように語った。1993年のオスロ合意調印後の20年間、ユダヤ人入植地の拡大、パレスチナ人家屋の破壊、パレスチナ人の移動制限等々の政策が変わることなく続いたことによって、平和実現の機会は再三にわたり失われてきた。再開されたパレスチナ人とイスラエル人の交渉は、20年にわたるこのような事態を変えなければならない。 昨日(14 全文をよむ
■農業省は今年の農民祭開催を取り消し。大臣の演説のみに。 【本紙:イサーム・バダウィー】 農業・土地開拓省は、明日月曜に開催が決まっていた農民祭の延期を決定した。それは革命の犠牲者に敬意を表し、かつ現在の国内で起きている一連の事件および不安定な状況を鑑みてのことである。 今日、土曜に発表された当省の声明によると、当日は農業相の演説だけが行なわれる。その演説では、大統領からすべての農民に向けられたメッセージが伝えられる。また農業相は、その演説のなかで、関係諸機関との調 全文をよむ
■一連の暴力事件により、各地で3.3億エジプトポンドの損失。治安当局はテロ行為や破壊工作の煽動者を追跡 【シャリーフ・ガーブッラー、イスマーイール・グムア、ハーズィム・アブードゥーマ】 アーディル・ラビーブ地方開発相は、各県が被った最近の暴力事件の損失額は、およそ3.3億エジプトポンド(約46億円)になると発表した。また、14の県で政府施設が放火や破壊行為や故意の破損行為にあったと明らかにした。さらに(それらの施設の)破壊状況のリストアップは最終段階に近づいていると指摘した。 全文をよむ
■「偽り」産業…ネット上での世論の誤誘導 【ハーリド・ガマリー】 世界中で何十億人もがソーシャルネットワークサイトを利用するなか、メディアの影響力をめぐる大規模で影響力のある再分配の動きが始まった。これは、一般市民と、かつて世論の醸成を独占してきた政府や諸機関、諸企業といった従来的なメディアの守護者の間での再分配である。代替メディアや大衆メディア、市民ジャーナリズムとして知られているものが出現して以来、近年こういった種類のメディアの役割が増大しているが、それは従来型のメディア 全文をよむ
■エジプト:若者の60%が心的外傷後ストレス障害に苦しむ 【カイロ:アミーナ・ハイリー】 「苦悩を感じているか?」「しっかりしろ!」「おちこんでいる。そしてあなたは皆から離れてひとりになりたいと望んでいるか?」「ひとりになればいい。つまらないことで私たちを悩ませないでくれ」「あなたはこの時代のこの国に生まれなければよかったと思うか?」「生きていることを神様に感謝しないといけない。あんたと同じでみんな、ここでの暴力行為あそこでの平和的デモのなかで生まれて、死ぬ」 エジ 全文をよむ
■アブー・ナスル(教育相)は語る。教育は予定通り、新年度の準備に向け教育現場に非常事態を宣言 【本紙:ナイフィーン・シャッハータ】 マフムード・アブー・ナスル教育相は、学校は予定通り、来月、9月21日に始まること、インターナショナル・スクールは9月14日以降に始まることを確認した。また生徒の生活を守るために、治安関係筋と調整を行っていることについても指摘した。 大臣は(学校での)教育が、最初の日から33週間、つまり5月の終りまで、完全な形で一学年という秩序を維持する 全文をよむ
■ヨルダンは研究と訓練のために原子炉建設を決定 【アンマン:ヌールマー・ナアマート】 ヨルダン原子力規制委員会は、研究と訓練を専門にした最初の原子炉を王国北部にあるヨルダン科学技術大学に建設すると声明で発表した。原子炉の発電能力は5メガワットであり、費用は約1億3000万ドルに上る。 原子力規制委員会のマジド・イブラヒーム・ハワーリー総局長は、「委員会は原子力安全の研究に2年間という月日を費やした。これは韓国のDaewoo Engineering & Const 全文をよむ
■ヨルダンの新たな会社に1億7200万ドルの投資 2013年8月12日『アル=ハヤ―ト』 【アンマン:アナトリア通信】 今年前半のヨルダンで新たに登録された会社の数が昨年2012年の同時期に比べて0.8%増加した。 新たに登録された会社数はおよそ4229社に上った。新たに登録された諸企業の資本金は1億7200万ドルに達した。 ヨルダンの諸企業の総監査官であるブルハーン・アクルーシュ氏は、アナトリア通信に対して「今年前半に登録された資本金の額は昨年 全文をよむ
■断食明けの祭2日目、イスマイーリーヤではビーチとカフェテリアは大混雑 2013年8月9日『アハラーム』 【イスマイーリーヤ:ハーリド・ルトゥフィー】 今日、金曜の夜、イスマイーリーヤでは、断食明けの祭2日目ということで、多くの観光地で大変な混雑となった。とりわけ海岸にある社交スポーツクラブやブラージャート通りおよびファーイド地区にあるカフェテリアでは記録的な人出となった。 イスマイーリーヤ県内からだけでなく隣接する他の県からもやってきた数千人の人々が、日 全文をよむ
■サウジアラビアでは今日、シャッワール月の新月を目視できず。明日水曜はラマダーン月29日。 2013年8月6日『アハラーム』 【本紙】 サウジアラビア王国の高等裁判所は、本日、2013年8月6日火曜に、会議を開いたことを明らかにした。それは、この火曜の日没のあと、イスラム暦1434年のシャッワール月の新月が目視されたという証言がなされた場合、それについて検討するためである。 アラビーヤ・ネットのサイトで伝えられたところによると、この件に関して寄せられた情報 全文をよむ
■サウジアラビア:男女間の摩擦を防ぐため、メッカのアル=ハラム・モスクに900人の女性監理員 2013年7月30日『アル=ハヤート』 【メッカ:本紙】 ラマダーン月の間、900人以上の季節を限った公認女性監理員によって女性用礼拝堂関係の一般管理部の計画が実行された。これはモスク内での振る舞いをフォローアップするためのものである。それと同時に、女性用礼拝堂の女性監理者関係ユニット事務局は、男性の監理員との競合に配慮して、ヒジャーブの着用を必須とする注意を行なっている 全文をよむ
■300トンのゴミ ■カイロ清掃美化機構がデモ実施地区でゴミ拾い 2013年7月28日『アハラーム』 【アブドゥルハーディー・タンマーム】 カイロ公共清掃美化機構は、民衆による金曜日のデモ行動の終了後に大規模キャンペーンを実施し、デモ隊によっていたるところに残された約300トンのゴミを拾った。デモは、前大統領支持派と革命および7月(訳注:原文まま、6月の間違いか)30日後の体制支持派の両陣営により行われ、前者は「判定の金曜日」、後者は「委任と反テロリズムの金曜日 全文をよむ
■エジプト:ラマダーンの到来とともにナツメヤシとカルカデの値段が高騰 2013年7月25日『アハラーム』 ナツメヤシとカルカデの街アスワンでもラマダーン月の到来とともに、全国レベルで食料品や作物の価格が高騰したように、物価の狂騰に直面している。アスワン産乾燥ナツメヤシとカルカデ飲料とドームヤシはラマダーン月の食卓を占める最も重要なものであり、それらは家庭では欠かせない。不当な価格高騰の理由は何なのか。 住民のハムディー・ガーウィーシュ次のように述べている。「道理に合 全文をよむ
■エジプト:7月23日革命を祝うべく、明日は有給での休日に 2013年7月22日『アハラーム』 【本紙】 明日の火曜を、私的部門で働く人々に関し、有給での休日とすることが決定した。それは(1952年の)7月23日の革命記念日だからである。 カマール・アブーアイタ労働力相は、業務上の必要がある場合、事業主は二倍の賃金を支払うことで労働者を業務に就けることができることを確認した。 全文をよむ
■22チームと36台の車で、デモ隊の残した150トンのごみ処理 2013年7月17日『アハラーム』 【本紙、アブドゥルハーディー・タンマーム、ジャマール・アブーザイド】 おととい、多くの地域で行なわれたデモおよび衝突の結果出た150トン以上に及ぶごみを処理すべく、カイロ清掃美化機構は22の作業チームと36台の清掃車を出動させた。 同機構の代表であるハーフィズ・サイード氏は、次のように語った。10のチームがサラーフ・サーリム地区および共和国防衛艇司令部周辺で 全文をよむ
■エジプト:「軍と民衆の団結!」という叫び声のなかで、ムルスィー解任後最初の集団イフタール(日没後の断食を解く食事)がタハリール広場で 2013年7月13日『アハラーム』 【本紙、アミーラ・ヒシャーム】 金曜日、ムハンマド・ムルスィー博士の辞任を祝う雰囲気のなかで、複数の政治勢力が呼びかけた集団イフタールに数千人のエジプト人が出席した。 なかには「ムルシド(同胞団の指導者)の政権打倒!軍と民衆の団結!」という叫びを繰り返し、エジプト国旗を翻しながら、イフタ 全文をよむ
■パレスチナ人シンガー、ムハンマド・アッサーフを支援する国民的キャンペーンが始動 2013年6月16日『アル=ハヤート』 【ガザ:ファトヒー・サッバーフ】 昨日(15日)、パレスチナのガザ地区において、ジャーナリスト、著述家、作家、文化人、活動家、人権家、芸術家たちが「パレスチナ人シンガー、ムハンマド・アッサーフを支援する国民的キャンペーン」を始動させた。ムハンマド・アッサーフは、毎週金・土曜日にMBC衛星テレビで放映されているベスト・シンガーを目ざして競い合う番組 全文をよむ
■大学職員の抗議活動は続く ■大臣の娘の抜てき問題でSUMEDの港湾作業が停止 2013年6月17日『アル=アハラーム』 昨日、スエズ県アイン・スフナの「スエズ地中海石油パイプライン会社(SUMED)」の雇用労働者250人は同社通用門を封鎖して多くの場所で抗議の座り込みデモを続け,一方同社専用の石油積み下ろし埠頭(ふとう)での作業も止まった。アイン・スフナの労働者200人がストライキに加わったことで、イラクからの重油をSUMEDの貯蔵タンクに移し換える作業は停止に追い込ま 全文をよむ
遺跡相:もし無秩序の状態が続くなら、ピラミッド地区を閉鎖するだろう 2013年6月14日『アル=アハラーム』 【マニー・アッ=サイイド、ラナー・ジャウハル】 アフマド・イーサー遺跡相は、エジプトの観光業を脅かす無秩序な行いが、ピラミッドの遺跡地区で続くのであれば、ピラミッドの遺跡地区は閉鎖されるだろうと警告した。同相は「ひとつの遺跡地区の閉鎖は、エジプトの観光業の崩壊よりはましだ」と述べて、その理由を明かした。 またギーザ県のアリー・アブドゥッラフマーン知 全文をよむ
■アラブの春の若者たちはメディアを信じていない 2013年6月12日『アル=アハラーム』 【本紙】 エジプト、リビア、チュニジアといったアラブの春の当事国の若者らに対して実施された最近の調査は、彼らを強い挫折という状況が支配していることは言うまでもなく、彼らのメディアに対する信用が危険なほどまでに低下していると明らかにした。このことが若者たちと他の社会集団とのギャップを深めたという。 革命の公約に関する調査「エジプトとリビアとチュニジアの若者たちの理念の変 全文をよむ
■カンディール首相が電力系統管理センターを夜間に抜き打ち訪問 ■危機脱却のため重要施設の停電回避と代替燃料の調達への対処 2013年6月8日『アル=アハラーム』 【アッ=サイイド・ヒジャーズィー、サハル・ザハラーン】 おとといの真夜中にカンディール首相が国営共和国電力系統管理センターを緊急訪問し、査察を行った。査察の目的は電力系統の状況とその運営・稼働方法を確認するためである。 電力供給負担軽減から来る停電の影響に起因する国民の苦しみを和らげるためにこ 全文をよむ
■エジプト:グランド・ルネサンス・ダムによる危機をアフリカの水資源相らに示す 2013年6月6日『アル=アハラーム』 【イスラーム・ファラハート】 エチオピアのグランド・ルネサンス・ダムが抱える負の遺産を抑制するためエジプトが努力する中で、明日(7日)ナイル川流域の9カ国の水資源相らがエジプトの首都カイロに一堂に会する。 エジプトは会議の中でダム建設の負の副産物について明らかにする予定。またナイル川を通じてビクトリア湖と地中海をつなぐ航路の建設計画の実行に 全文をよむ
■カイロをはじめ全国的に停電と渇水が続く…危機対応のために政府の集中審議を開催し、行政サービスの向上を緊急決定 2013年6月5日『アル=アハラーム』 【n.p.:スアード・タンタウィー、アッ=サイイド・ヒジャーズィー、イスラーム・ファラハート、アラー・アブドゥッラ―】 ヒシャーム・カンディール内閣は48時間前から、河川断流、水路の水量や飲料水の減少など、内閣が直面する「夏の危機」を議論するため、複数の会合を継続的に行い、カイロ県をはじめとする全国の県では停電と渇水 全文をよむ
■エジプト:各県での水危機の悪化 ■ケナー県の渇水、カフル・アッ=シャイフ県の休閑、ダカハリーヤ県は抗議 2013年5月29日『アル=アハラーム』 【エジプト複数県:アティーヤ・アブドゥルハミード、ウマル・ガニーマ、ウサーマ・アル=ハワーリー、アラー・アブドゥッラー、ムスタファー・フワード、ハサン・サアド】 農家にとって、夏季は暑さをもたらすだけでなく、アスワンハイダム建設前の下水や灌漑(かんがい)用水路が乾いた時期や数万フェッダーン(訳注:エジプトの面積単位。 全文をよむ
■エジプト:盗難、汚染、逃亡、怠慢 2013年5月28日『アル=アハラーム』 【本紙、撮影:ムスタファー・アミーラ】 現在、エジプトの市街では目に余る光景が見られる。混沌、無秩序、そして地方行政や清掃活動の欠如の結果だ。本紙のレンズがそれらの写真を捉えた。 第1の写真は、無秩序の状況が現れている。結果的には、ある一人の盗人がイッズ・アッ=ズフルにあるアッ=リームーン橋基地にある電車の車両のブレーキを盗難するに至った。この盗人は盗難物品を集めて袋 全文をよむ
■エジプト:国内貧困者の割合15% 2013年5月22日『アル=アハラーム』 【本紙】 最近の報告書が明らかにしたところによれば、2009年の14%と比較し、2011年はおよそ1,370万人(約17%)のエジプト人が食の安全保障の欠如により困窮しているという。また同報告書は、過去3年間の間の貧困の割合の増加、食の安全保障の欠如、エジプトの栄養供給が目に見えて悪いことを指摘した。 これは「エジプトにおける貧困と食の安全保障の状況:現状分析と意思決定者への訓戒 全文をよむ
■エジプト:汚染水が市場を埋め尽くす、偽装は60%に上る 2013年5月19日『アル=アハラーム』 【レポート、ウサームッディーン・ラーディー】 前年度の食糧市場は、基準を満たさない多くの製品が流通する主な温床となった。その中には、水源が不明のミネラルウオーターがある。それは、さまざまな名前で富裕層居住区から下町まで大規模に拡散した。 これらの企業の経営者らはエジプトの治安上の混沌や仕様を満たさない製品の流通の監視体制の欠如を利用した。それらの製品は、最初 全文をよむ
■「アンタ・アッ=ターリー」次は君だ:イラクの若者たちが始めた反暴力運動 2013年5月17日『サバーフ・ジャディード』 【バグダード:本紙】 「『アンタ・アッ=ターリー(「次は君だ」の意)』のスローガンは、恐怖を与えるためのものではなく、待ち受けている悲劇的な運命に注意を呼びかけるためのものです。もしずっと口を閉ざしたままだったら、死というものが、毎日イラク人が受け入れねばならぬ運命となるのです。つまり、鶏のように相争う政治家たちは私たちの血でもってその運命を潤わ 全文をよむ
■イエメン:当国の人口増加率、世界最高平均の間で 2013年4月28日『アル=ハヤート』 【サナア:イブラヒーム・マフムード】 イエメンの政府報告書は、1988年から1994年にかけてのイエメンにおける人口増加率の年次平均3.5%が、1994年から2004年の期間で3%に減少したことが指摘された。イエメンの計画・国際協力省は国連開発計画と連携して発行した第四次国別人間開発報告書の中で「人口増加率が世界的に見て高い増加率と比べて依然として僅かしか減少していないのは、 全文をよむ
シリアのバレンタイン:血とバラの間で失われる赤 2013年2月13日『アル=ハヤート』 【ダマスカス:AFP】 2年前から続くシリアでの争乱は、多くの人から喜びと幸福を奪いとったが、にもかかわらず、ナワールは明日木曜日(14日)のバレンタインデー祝うと強調する。そして彼は「愛は少しの間、悲劇から僕達の気を紛らわせてくれる」と話した。その悲劇は、彼の国で2年前から続いているのだ。 35歳のサラリーマンであるナワールは「愛は対話を導く」と語り、更に「愛なしには 全文をよむ
イエメン:タワックル・カルマーンが女性用靴下のトレードマークに 2013年2月11日『アル=ハヤート』 【サナア:アリー・サーリム】 ノーベル平和賞を受賞したイエメン人活動家タワックル・カルマーンが、イエメンで生産され現地のマーケットで売られている女性用靴下の商業マークになっている。その商品は「プリンセス・タワックル・カルマーン」という名を持ち、商品のフロント部分は同氏の写真で覆われている。 商業マークによる宣伝分野において、労働者以外で有名なイエメン人女 全文をよむ
■チュニジア:イスラーム主義者が街頭で示威行為 2013年2月10日『アル=ハヤート』 【チュニス:ムハンマド・ヤースィーン・アル=ジャラースィー】 イスラーム主義者たちはチュニジアの街頭で、自らの統治の「正当性」の擁護「フランスの内政干渉」の非難を目的に示威行為を行った。それは、フランスのある大臣が、チュニジアの世俗主義者を支持し、卓越した左派反体制派のシュクリー・バルイード氏の暗殺を受けて「イスラーム主義的ファシズム」勢力の拡大と形容し非難する声明を発表した直後 全文をよむ
■チュニジア:バルイードの告別式がアン=ナフダ運動に対する蜂起へと変化 2013年2月9日『アル=ハヤート』 【チュニス:本紙】 先週水曜日に武装した何者かによって殺された、チュニジア人左派反体制派シュクリー・バルイード氏の葬儀は、与党イスラーム主義政党のアン=ナフダ運動に反対する大規模抗議運動へと変わった。葬儀に参列した何万人もの人が同運動に対して抗議の声を上げ、そのうち複数人が警察と衝突した。 メディアの推測によると、バルイード(享年48歳)の告別式参 全文をよむ
■チュニスでバルイード氏の葬儀に3,000人が参列 2013年2月8日『アン=ナハール』 【チュニス:本紙】 チュニジアの首都でゼネラル・ストライキが始まり、その最中、反体制活動家のシュクリー・バルイード氏の葬儀のために多くの人が集まった。バルイード氏のチュニスでの暗殺により、深刻な政治的危機が生じている。 寒く、雨が降る中、およそ3,000人もの会葬者が、バルイード氏の遺体が安置されている首都チュニスの文化センターの外で待機し、亡くなった政治家の肖像を掲 全文をよむ
■「革命.net」…エジプトの「革命青年」サイト 2013年2月7日『アル=ハヤート』 【カイロ:本紙】 1月25日革命の発生2周年記念に合わせて「革命青年」が活動家青年と青年諸連合組織を広報する声となるため「革命.net:エジプト革命ネットワーク」と称するニュース・サイトを立ち上げた。 「革命サイト」は困難な時期に立ち上げられたが、サイト発足者によると、未来の基礎となるサイトでもある、という。 「革命サイト」は、何が起こっているのかを配信する報 全文をよむ
アラブの革命にもたらされた二つの結果:政治が行われる余地を与えたが…イスラーム主義者が台頭した 2013年2月3日『アル=ハヤート』 【ヴィキン・シティリアン】 アラブの春が始まってから2年の月日が経過した今日、アラブの春に関して二つの解釈が表れている。一つは肯定的なもので、一連の革命が、今は亡き腐敗した独裁体制打倒への一歩だったとする見方である。もう一つは悲観的なもので、アラブ的独裁政権にとって代わるかたちで西洋型の民主主義はもたらされないことで、無秩序状態が広ま 全文をよむ
■サウジアラビア:候補者選びと身辺調査…人生の伴侶の同意のために! 2013年1月31日『アル=ハヤート』 【リヤード:ハヤート・アル=ガーミディー】 今やある家族に名誉ある婚約申し込みをする者についての質問は、出自や物質的条件に限定されない。彼らの娘に求婚する男性の妥当性までもが、決定の基準になっている。またサウジアラビア人家庭の一部では、経歴書と市民登録番号という2点が、結婚相手を探す男性に求められる事項となった。 調査員による新しい方法とその普及は、 全文をよむ
シリア:アッ=スワイダーで13の飲用井戸が使用不可能に 2013年1月27日『アル=ワタン』 【アッ=スワイダー:アビール・サイムーア】 アル=マジーリーブ地区からアッ=スワェイダー市へ水を送る配水場が、ダルアー県の東部郊外におけるテロ行為により打撃を受け、稼働を停止した。さらにアッ=サアラ地区の複数の井戸への襲撃もあり、その被害の規模は13の掘り抜き井戸に及んでいる。これらの井戸は、内部に埋設されたポンプに電気を供給するケーブルの盗難により、使用不可能となっている 全文をよむ
■エジプト:革命の金曜日をめぐって対立が顕在化、救国戦線はデモを呼び掛けるがサラフィー主義者らは拒否 2013年1月23日『アル=アハラーム』 1月25日革命2周年記念日の48時間前にして、諸政党、政治勢力、革命勢力らの間で革命祝賀の対応に違いが顕在化した。そうした違いは、タハリール広場や各県の主な広場で革命の目標実現というスローガンのもと抗議デモへ参加すること、ムスリム同胞団やサラフィー主義者側からのデモの拒否、デモの代わりに開発のための実質的な措置を開始することに現れてい 全文をよむ
■休暇中の大学生のための文化的・娯楽的活動とプログラム 2013年1月21日『アル=アハラーム』 【ハッバ・アリー・ハーフィズ】 諸大学は、学年半ばの休暇を開始する準備と、文化的な側面と娯楽の側面への関心や、休暇から学生たちが最大限受益するためのプログラムの準備を終えた。これらの計画は、エジプトの各県、特にアル=ガルダカ(ハルガダ)シャルムアルシェイク、ルクソル、アスワンへの様々なツアーを通じて行われる。これは国内観光の活性化と支援のため行われるのだが、国内観光は最 全文をよむ
■『アラブはどこへ向かうのか?』 2013年1月21日『アル=ハヤート』 【ベイルート:本紙】 アラブ諸国を東西に股にかけて、アラブ人思想家30人が、「アラブはどこに向かうのか?: アラブ革命の将来に関する思想家30人の意見」で集結した。本書は刻々と変化し相反しあうアラブの最重要問題について、それぞれの著者が考察をを提供することが目的で、出版はアラブ思想財団だ。 そうした考察は、もちろん一考察ではあるものの、今までのアラブ史上最も危険な局面に関する複雑で詳密な 全文をよむ
■エジプト:ナポレオン・ボナパルトがスフィンクスの鼻を破壊したのか 2013年1月19日『アン=ナハール』 【本紙】 今日、あるエジプト市民が、スフィンクスの鼻を破壊し、アズハルを冒涜したとして、フランスの故ナポレオン・ボナパルト将軍の告訴を要求した。 司法関係筋によると、カイロ北西のアル=ガルビーヤ県の市民はサーリフ・タウフィーク・イブラーヒームといい、タラアト・アブドゥッラー検事総長に次のように求める通知を提出した。「フランスの将軍ナポレオン・ボナパル 全文をよむ
■エジプト:イスラーム主義者たちがフランス大使館前でマリ攻撃への抗議デモを行う 2013年1月19日『アル=ハヤート』 【本紙】 昨日(18日)数百人ものイスラーム主義者たちが、ギーザ県(カイロ南部)のフランス大使館前で、フランスのマリへの軍事介入に対して抗議デモを行った。デモ隊は、フランスに対して敵意あるシュプレヒコールを繰り返し、ムハンマド・ムルスィー大統領にフランスのニコラ・ガレ駐エジプト大使の国外追放を要求した。また抗議者たちは、ジハードの開始を呼びかけた。 全文をよむ
■エジプト:アメリカのマケイン上院議員が政府、野党の双方と会談。ムルスィー大統領は「シオニスト」についての発言問題の鎮静化に努める 2013年1月18日 『アル=ハヤート』 【カイロ:アミーナ・ハイリー、アフマド・ムスタファー】 ジョン・マケイン議員を団長とする米国の上院議員団は昨日(16日)エジプトのムハンマド・ムルスィー大統領と主要反対勢力の代表に面会した。その会合では、移行期間の準備段階について大きな違いがあることが明らかになった。一方で、ムルスィー大統領はア 全文をよむ
■電気・エネルギー省:ウラン鉱石採掘の入札 2013年1月15日『アル=アハラーム』 【アッ=サイイド・ヒジャーズィー】 電気・エネルギー省は、エジプトのウラン鉱石の採掘と利用における直接発注制度を廃止し、このことに関する完全な透明性を保証するために入札制度を導入することを決定した。 核燃料機構は、二つの世界的な企業からのオファーを受けていた。そのうちの一つはアメリカの会社、もう一つはイギリスの会社で、双方この分野を専門とする。近いうちに内閣は核燃料機構の 全文をよむ
■レバノン:猛吹雪のためレバノン全国の学校閉鎖へ 2013年1月7日『アル=ハヤート』 【レバノン:UPI】 レバノン当局は月曜日(7日)吹雪がレバノンを襲うことを予想して火曜日(8日)と水曜日(9日)の全国の学校の閉鎖を決定した。 ハッサーン=ディヤーブ教育大臣は、嵐のために火曜日と水曜日にレバノン全体のすべての学校の閉鎖を求める通達を出した。 アシュラフ=リーフィー国内治安部隊総局長は、彼の管轄として、嵐の間の治安保全員の国民への支援対応体制 全文をよむ
■エジプト―もしくは革命の時代の愛 2013年1月7日 『アル=ハヤート』 【カイロ:アミーナ・ハイリー】 いつものようにあなたはカイロのナイル川沿いの道路上の彼らを見る。何百、いやおそらく何千という彼らの数は、毎朝のことである。中学校や高校の学生たち。学校の壁を乗り越え授業から逃避した後、少年少女は教科書の残りを抱えている。彼等は、手っ取り早いラブストーリーを探してやってきた。夜には様相が変わり、、(集まる人々の)年齢層が変わっている。年齢層はより高く、昼とは異な 全文をよむ
■航空各社、エジプト便を週1万8千席キャンセル 2012年12月30日『アル=アハラーム』 【ラシャー・アブールマジド】 2012年11月までにエジプトを訪れた観光客は約1,050万人で、約90億ドルをエジプトにもたらしたが、特に最近の一連の政治的な事件を受けて、今年はさらにその落ち込みが継続すると思われる。 これらは、エジプト観光会議所連合のイルハーミー・アッ=ズィヤート氏が明らかにしたものであるが、憲法宣言の発布に端を発する一連のデモの結果として、エジ 全文をよむ
■レバノンの政治家たちはクリスマス・イブをどこで過ごす? 2012年12月24日『アン=ナハール』 【本紙】 レバノン市民は、彼らが直面している惨事や困難にもかかわらず、小さな喜びと幸福の場を自身と家族に提供しようと、祝祭の季節の訪れを待ちかねている。とりわけ、クリスマス・イブには、人々の心は願いや希望で満ち溢れる。これは一般市民のみに限った話ではない。政治家たちもまた、何かと疲れる政界からほんの少しの間抜け出すために、この期間を待ち望んでいるのである。レバノンの政 全文をよむ
■イラク:10万人ものシリア人・イラク人難民・移民がクルディスタンに 2012年12月19日『サバーフ・ジャディード』 【バグダード:本紙】 国連難民高等弁務官事務所は火曜日(18日)シリア人難民約5万7000人とイラク人移民4万人以上がクルディスタン地域にいると発表した。 組織の北部支部の担当者ブシュラー・ハレポタ氏は、エルビルでのクルディスタン地域自治政府のディーンダール・ゼバーリー渉外担当補佐との共同記者会見で「イラクに移住してきたシリア人の総数は6 全文をよむ
■エミレーツ航空、2012年最優秀キャリア賞獲得 2012年12月17日『アル=ハヤート』 【ドバイ:本紙】 世界で最も急成長しているキャリア(航空会社)のひとつとみなされているエミレーツ航空が、CAPAから2012年の最優秀キャリア賞を受賞し、世界レベルでの主導的地位を定着させた。これはエミレーツ航空にとって、3つ目となる名誉ある賞の受賞である。 CAPAからの2012年最優秀キャリア賞は、毎年、航空産業の発展に大きな影響をもたらし得るキャリアに授与する 全文をよむ
■保健省が病院における集中治療用ベッド464床と、未熟児用保育器661台を支援 2012年12月14日『アル= アハラーム』 【フサーム・ザーイド】 保健省所轄の病院に関する監査報告書で、緊急治療用ベッドと未熟児用保育器の深刻な不足への恒常的な不満があることを明らかにした。保健省の見積では、緊急治療ベッドは1,500床、保育器は1,303台しかないという。 世界平均が1,000人の新生児につき、保育器8台、ないしはそれ以下であることを特に鑑み、ムハンマド・ 全文をよむ
■タハリールの女性を性被害から守るためのエジプトの運動 2012年12月2日『アル=ハヤート』 数千、数万人が集まるデモが、エジプトの首都カイロの中心部で広がっている。しかし、このようなデモでの性被害がエジプトで大きな問題となっている。通報される数は増加したにもかかわらず性被害にあった事例の数は明らかではなく、その結果、この事例は広く、増加の方向に向かっている。 2008年のエジプトの人権報告書では、80%を超えるエジプトの女性が性被害に遭っており、多くの男性が日常 全文をよむ
■Facebook上でのアラブ世界の女性の地位 2012年11月27日『アル=アハラーム』 【カイロ:本紙】 ソーシャル・ネットワーク・サイトのFacebookやTwitter上で起きた、アラブ世界の女性によるインティファーダ(蜂起)のさなかにて、キャンペーンの一か月が過ぎた。キャンペーンは現在、メンバーが55,000人以上に到達した後を目指している。 キャンペーン用の写真を全ての町に広めるために、キャンペーン用のスローガンの型紙をデザインすることによって 全文をよむ
■シリア人学生約4,000人の受け入れが可能な教育施設がアッ=ザアタリーに開設 2012年11月26日『アル=ハヤート』 【アンマン:AFP】 ヨルダンの公式発表によると、シリアとの国境に程近いヨルダン北部のアル=マフラク市に位置するシリア避難民キャンプ、アッ=ザアタリーに昨日(25日)4,000人ほどのシリア人学生を受け入れが可能な教育複合施設が開設した。 バーレーン王国がシリア避難民救済として200万ドルに達する費用を提供したこの教育施設の開所式は、バ 全文をよむ
■エジプト:タワドロス2世就任式典、ムルスィー大統領欠席に対する批判 2012年11月17日『アル=ハヤート』 【カイロ:本紙】 明日(18日)行われる予定のコプトの新総主教であるタワドロス2世の就任式典に関して、ムハンマド・ムルスィー大統領が同式典を欠席するとの発表により、特にコプトの活動家らの間から批判が巻き起こっている。 教会の祝賀行事の監督を担当するボーラー主教は、昨日(16日)行われた記者会見で、ムルスィー大統領が教皇の就任式典に参加せず、代わり 全文をよむ
チュニジアにおける慣習婚:イスラーム主義者の祝福によって定着する過去の遺物 2012年11月15日『アル=ハヤート』 【チュニス:サーリフ・スウィーシー】 チュニジアで慣習婚(ウルフィー婚)という現象が深刻化しているのは、ベン・アリー元大統領の失脚後に行われた最初の多党選挙後、イスラーム主義運動が台頭したことの当然の結果であると、多くの人々が考えている。そういう人々が引き合いに出すのが、イスラーム主義集団、その中でも特に人定法を認めないサラフィー派、もしくはジハード 全文をよむ
■2013年末までに22の病院で、新しい死亡者からの臓器移植法を適用 2012年11月11日『アル=アハラーム』 【ホサーム・ザーイド】 来年、22の病院で死亡者からの臓器移植法の適用が始まることが決定された。政治問題担当厚生大臣補佐官で、内閣臓器移植委員会委員長のアブドゥルハミード・アバーザ氏は、移植技術事務局は死亡した新生児からの臓器移植の決定しなかったが、2013年末までには新生児からの臓器移植がなされるように努力する、ということを発表した。またアバーザ氏は、 全文をよむ
■タワドロス2世、初インタビューにて「イスラーム主義者を恐れる兄弟たちへ、エジプトは世界でも他に比類するものがない祖国である」と述べる 【インタビュアー:アシュラフ・サーディク】 2012年11月6日『アル=アハラーム』 タワドロス2世がコプト正教会第118代教皇に選出されてから5時間も経過しないうちに、彼が礼拝のために籠っていたワーディー・アル=ナトゥルーンの修道院で本紙との初インタビューが行われた。 教皇就任を祝いに来た人々や新教皇から祝福を得ようとす 全文をよむ
■エジプト:タワドロス新総主教、日曜のミサから教皇の座へ 2012年11月5日『アル=アハラーム』 コプト正教会の新総主教に就任したタワドロス2世を知る人は皆、彼が明快かつ的確であり、全ての手順に科学的な見方を適用すると証言する。彼の元の名はワギーフ・ソブヒー・バーキーといい、1952年11月4日生まれである。 彼を愛する人々は、くじ引きの日が昨日、すなわち彼の誕生日と同じ日である2012年11月4日日曜日に決定されたことは、彼がアレクサンドリア教皇および聖マルコ大 全文をよむ
エジプト:タワドロス主教、コプト正教会118代総主教に選出 2012年11月4日『アル=アハラーム』 【カイロ:本紙】 ボヘイラ地区を担当するタワドロス主教が、コプト正教会の歴史の中で第118代にあたる教皇の座を獲得した。これは、くじ引きの少年役を務めたビショイ・ギルギス・ムスアド少年が、3名の候補者の名前が書かれた3枚の紙が入っているガラスの容器から同主教の名前が書かれた紙を取り出したことにより決定された。 ビショイ少年は、高い演台の上でバホミユース主教 全文をよむ
■イラクの宗教指導者らによるヒジャーブ強制の訴えは、自由剥奪の恐れを引き起こす 2012年11月4日『アル=ハヤート』 【バグダード:ウダイ・ハーティム】 活動家らとイラク議会の文化情報委員会は、宗教指導者らに対し、女性へのヒジャーブ強制と公私の場における女性の自由に対する制限について、これらの措置は「憲法および法令に違反する」と警告した。またイラク憲法が公私の場における自由を保障しているにもかかわらず、イラクの宗教指導者やイスラーム諸政党及び部族長らは、女性旅行者 全文をよむ
■200万人の巡礼者がアラファート山登頂とナフラの達成の後、儀式を続ける 2012年10月26日 金曜日 『アル=ハヤート』 【アラファート、ミナー、メッカ:ムナー・アル=マンジューミー、アブドゥッラー・ザウィード、アブドゥッラフマーン・バーワジール、ムアーズ・アル=ウマリー】 「二聖地の守護者」アブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズ国王は昨日(25日)、ミナーへ到着した。メッカへの巡礼者たちの休息と、彼らが儀式を快適かつ安全に行うためのサービスや施設を提供する 全文をよむ
■メッカで大雨と嵐による死者11人に上る、ワクフ相と記者団との間に対立勃発 2012年10月22日 月曜日 『アル=アハラーム』 【メッカ、メディナ:ムハンマド・アル=ミスリー、ナスル・ザアルーク、ムハンマド・アブドゥッシャーフィー、アイマン・ファールーク、アッ=サイイド・ヒガーズィー】 メッカおよび聖地群とアラファト山の二都市は昨日(21日)、豪雨と雷を伴う嵐に見舞われた。この事態によりサウジアラビア当局は、巡礼者の安全確保のために警戒態勢に入った。 メ 全文をよむ
パレスチナ:分断 ■ヨルダン川西岸とガザ;結婚さえ禁じられ 【ラーマッラー:ムハンマド・ユーヌス】 2012年10月19日『アル=ハヤート』 ヨルダン川西岸出身のアリー・バタハとガザ地区出身のリハーブ・アブー・ハシーシュは、2000年に、ヨルダン川西岸にあるビール・ゼイト大学で出会い、2人は結婚を見据えて交際した。しかし、その若い男女はその当時、イスラエルの政策がガザ地区をヨルダン川西岸から完全に分断し、ガザと西岸のいかなる接触を禁じ、それは結婚すらを含ん 全文をよむ
■リビア:武器回収が民兵を当惑させる 2012年10月16日『サバーフ・ジャディード』 【トリポリ:複数通信社】 ベンガジの広場のひとつは、民兵武器回収計画の一環として市民がコマンド部隊に引き渡した武器で混雑した。民兵は大きな武器庫を持っており、ムアンマル・アル=カッザーフィー体制崩壊直後の時期に、これにより何度も衝突を起こしていた。 暫定的な見積りによると、コマンド部隊は火曜朝までに、ライフルやピストルを1100挺、RPG200基、ロケット砲400発、 全文をよむ
■イスラエル軍におけるハレディームの徴兵阻止に向けた民衆抗議キャンペーン 2012年10月15日月曜日『アル=ハヤート』 【占領下エルサレム:アーマール・シャハーダ】 イスラエルの宗教系諸政党はイスラエル軍による宗教的な若者[ハレディーム]の徴兵を阻止するため、民衆抗議キャンペーンを準備している。エフード・バラク国防相が最高裁判所の決定を考慮に入れた新たな動員計画を準備するよう軍に指示し、それを受けて軍は宗教的な若者1万5千人の招集命令を実施するための実質的な手続き 全文をよむ
■セント・カトリーナでの緑の黄金の枯渇 2012年10月13日 『アル=アハラーム』 【南シナイ ハーニー・アル=アスマル】 前政権から続く経済危機からの脱却ために、すべての国家機関が抜本的な解決策を模索している時、我々はいくつもの莫大な国家財産を発見した。その顕著なものは、全能の神が白羽の矢を立てた南シナイのセント・カトリーナにある天然の薬草で、絶滅から保護するために悪用する人の捜索を続けている。 はじめに、シューラー議会と人間開発委員会と地方省のメン 全文をよむ
エジプトのマザーテレサ「ノーベル賞よりも子どもの笑顔が大事」 2012年10月9日 『アル=アハラーム』 【取材:アシュラフ・サーディク】 数日後にはノーベル平和賞の発表が行われる予定である。「エジプトのマザーテレサ」として、またノーベル賞の候補者として知られるママ・マギーが受賞しようと、他の候補者の誰かが受賞しようと、本当にこのエジプト人女性は、崇高かつ偉大、最も良いものを勝ち取った、つまり愛と平安と創造主たる神の充足を勝ち得たのである。 本紙の訪問中、彼女は 全文をよむ
■学校の無秩序! 2012年10月3日 『アル=アハラーム』 【調査:マナール・アル=グムリー】 革命以来社会を席巻している暴力現象から、学校は安全でいられなかった。国中に蔓延した治安の弛緩は厳しさを増した。本報告の始まりは、アル=マアーディーにある教育行政機関に隣接している女生徒の実習学校である。 ある女性教師は、少女たちへの嫌がらせが発端となって学校の壁の外で発生した、女子高と実習学校の生徒の間の諍いについて「教師たちが迅速に介入し、喧嘩をやめさせなけ 全文をよむ
■エジプト:水道水はミネラルウォーターよりも良い 2012年9月22日 土曜日 『アル=アハラーム』 【本紙:フサーム・ザーイド、フィクリィー・アブドゥッサラーム】 保健省は、昨日公式声明にて、「エジプト人は、商標規格に準拠しない汚染された水製品の使用をやめる必要がある。商業的なボトルウォーターも同様である。それらの水はアル=ハディール、シワーイ、アクア・デルタ、タイイバ、アクア・ミーナー、アクア・スチール、アクア・ストリームなどの商標名を持つものだ。」と発表した。 全文をよむ
■教室の深刻な不足、公有地で学校建設の代わりにユダヤ的計画と入植計画を奨励 ■生徒の逃亡率の高さと予算や人材における顕著な差別 ■東エルサレムの教育に関する包括的報告書:エルサレムの生徒2万4千人が占領者の記録から消滅。イスラエルの犯罪的政策。 2012年9月17日『クドゥス・アラビー』 【ナザレ:ザヒール・アンドラーウス】 新学期の始まりと同時にイスラエルの市民権団体とイール・アミーム(=諸民族の都市)[エルサレムの紛争解決を目指すNPO]は、東エルサレム 全文をよむ
サウジアラビア:宗教者「女性のインターネットへのアクセスは同伴者なしで許可される」 2012年9月16日 (日曜日) 『クドゥス・アラビー』 【リヤード:UPI】 サウジアラビアの宗教者は、国内のインターネット上での「女性のインターネット利用は同伴者を伴わなければならない」という標題の下での最近の議論を非難した。 (訳者注:サウジアラビアの)アル=アフサー県にあるイマーム・ムハンマド・ビン・サウード大学のイスラーム法学教授であるムハンマド・アル=アリー博士は、日 全文をよむ
■内閣府前で教員による危機が激化。抗議行動と新学期にあわせストライキを開始するとの脅し 2012年9月14日『アル=アハラーム』 【ヒンド・アッ=サイード】 一部の教員が彼らの提示した要求に対し政府から回答がなかった後、4日間続けて内閣府前で座り込みを行っていることを発端とする現在の危機が、激化した。彼らの嘆願とは、国家予算の教育予算を25%増やすこと、教師に対し3000エジプトポンドの最低賃金を設定すること、契約教員の身分安定、教育学部卒業者の任用再開、年金を最終 全文をよむ
■エジプト:飲用水処理会社は営業不能の状態 2012年9月9日 日曜日 『アル=アハラーム』 【アッ=シャルキーヤ:ウスマーン・シャハータ】 水道の飲用水の汚染が原因で、アッ=シャルキーヤ県の住民が腎不全、肝不全、癌などの病気に見舞われているにも関わらず、アッ=ザカージーク市の飲用水処理会社は営業不能な状態にある。というのは、同社の微生物・有機物検査室の業務が10日以上前から停止しているからだ。 その業務が停止したのは、一部の機器が盗難されたことによる 全文をよむ
■ナースィル湖でのハイダム新設に関する巨大プロジェクトは意思決定者を待つ 2012年9月1日 土曜日 『アル=アハラーム』 【アハラーム主催シンポジウム:マフムード・ムラード】 本プロジェクトはとてつもなく巨大なものである、発案者は、今も昔もエジプト人の生活の根幹を成しているナイル川の水問題を専門にしているエジプト人学者だ。彼は、自身の構想を関連のある他分野の学者仲間に提示した。そこで彼らが構想を具体化し、完遂するために調査や研究を行った結果、プロジェクトは明確なも 全文をよむ
■スエズ運河の東側地域の農業は、輪番制と水不足が原因の渇水と闘う。 2012年8月24日 金曜日 『アル=アハラーム』 【イスマーイーリーヤ:サイイド・イブラヒーム】 農薬の粗悪さ、肥料不足、いくつかの状況に対する立法問題に疲弊したスエズ運河東部地域の農民たちは、“渇水との闘い”という、新たな段階の難問に入った。それは作物を乾燥の被害にあわせた、新しい灌漑輪番制が引き起こしたものだ。 灌漑水不足と輪番制はスエズ運河東部地域の農民らの不満の対象となったさ 全文をよむ
■イスラエル諸大学、入植地「アリエル」の単科大学に「総合大学」の資格を与えることに反対し最高裁に請願 2012年8月21日 火曜日 『アル=ハヤート』 【ナザレ:本紙】 イスラエル大学学長委員会は昨日、「ユダヤ・サマリア地区(ヨルダン川西岸)高等教育最高評議会」の決定に反対し、最高裁判所に請願書を提出した。同評議会は軍中部管轄の将校、国防相、財務相、教育相と共同で、ヨルダン川西岸地区の中心に位置する入植地アリエルの単科大学に政府からの公的支援を受けられる「総合大学」 全文をよむ
■30歳以下のエジプト人、2000万人が貧困と失業にあえぐ 2012年8月20日『アル=ハヤート』 【カイロ:アミーナ・ハイリー】 エジプト人の多くは最近、自分たちがエジプト国民の年齢別構成に関する比率や統計を、これまで表面的にしか見てこなかったと認めている。エジプト国民の半数が若者であるということの意味を、深くはわかっていなかったのだ。彼らは遠い県や村の若者達が乗り込んだ違法移民船が地中海の真ん中で沈没したとのニュースを、労働者の殺害や乗客の水難、公務員の賄賂の 全文をよむ
■モロッコ:成長率と失業が共に減少 2012年08月03日 金曜日 『アル=ハヤート』 【ラバト:本紙】 モロッコの経済成長率は、今年(2012年)第2四半期は第1四半期の2.8%から2.6%へと後退した。これは、降水不足による農業生産の減少と、経済・金融危機によるEU市場への輸出の減速の影響である。 計画担当高等弁務団の四半期報告書には、モロッコ経済は「世界経済の減速と隣接するユーロ圏のビジネス環境の悪化により被害を受けた。」と記された。また報告書は、「 全文をよむ
■サヌア:部族らは、彼らの招集の約束の不履行に対し抗議し、内務省を占拠 2012年7月30日 月曜日『アル=ハヤート』 【サヌア:ファイサル・マクラム】 昨日(29日)、数十人の部族武装勢力が、首都サヌアの北、アル=ハスバ地区にある、イエメン内務省の建物を初めて襲撃した。同部族らは、昨年の政府軍とサーディク・アル=アフマル指導者率いるハーシド部族との戦闘以来、同省の建物を警備していた。サーディク・アル=アフマル指導者は、前大統領アリー・アブドゥッラー・サーリフ政権打 全文をよむ
■ヤースィル・アリー博士:祖国清掃キャンペーンでゴミと廃棄物を取り除き堕落を防ぐ 【2012年07月29日:イブラーヒーム・アル=バヒー】 大統領府の臨時代理公式報道官であるヤースィル・アリー博士は「現行の祖国清掃キャンペーンは『清潔な祖国はエジプトの愛の叙事詩』というスローガンのもと一昨日(27日)はじめられた。また清潔な祖国にいたるまでこのキャンペーンは長期にわたって継続されるだろう。」強調した。 彼は「このキャンペーンはゴミや廃棄物の撤去のみに関するものではな 全文をよむ
■本日、第一次試験の結果出る。第二次試験の基準は最低ラインが理系は79%以上の得点、文系は72%以上の得点 2012年7月29日 『アル=アハラーム』 【ヒバ・アリー・ハーフィズ】 本日、大学入試の第一次(選考)の結果が公表され、それぞれの学部への合格最低ラインが設定された。高等教育大臣ムハンマド・アン=ナシャール氏は第二次での合格点の最低ラインと合格者定員数を告知した。 第二次試験の基準によると、第二次の理系、文系の学生に対して、まだ18万1190人分の国立大 全文をよむ
■イスラエル司法はミグロン入植地の引き揚げ命令を再び延長 (アメリカの)ロムニー氏は「他の選択肢が失敗した場合」イランに対する軍事的選択肢を支持する 2012年07月28日 土曜日 『アン=ナハール』 【ラーマッラー:ムハンマド・ハワーシュ、各種通信社】 イスラエル高等裁判所は昨日(27日)、ミグロン入植地の引き上げを8月21日までに終わらせるという、新たな猶予期限をイスラエル当局に付与することを承認した。ミグロン入植地は、ヨルダン川西岸の占領地の中で最大で、か 全文をよむ
■75の電車が平均2時間遅れ、2万8千人の乗客が切符を返金 2012年7月22日『アル=アハラーム』 【マフムード・ダーウド】 鉄道では、ラマダーン月の最初の数日に一部の運転手によるストライキの影響で、運行予定に大きな混乱があった。多くの乗客は列車の発車を阻止し、まず自分たちの列車を発車させるようにと要求して、運転席のガラスを破壊した。 エジプト鉄道総裁であるハーニー・ヒガーブ技師は、一昨日の金曜日、75もの電車がすべて平均2時間ほど遅れ、結果としてラ 全文をよむ
バハレーン、輸出振興センターの設立を計画 2012年07月20日『アル=ハヤート』 【アル=マナーマ:アフマド・アル=ウバイダリー】 バハレーンの商工大臣ハサン・ファフルーは、バハレーン商工会議所所長イサーム・ファフルーの出席した同会議所と同省の合同経済委員会の定例会議の中で、「会議所の一貫性や、会議所があらゆる政治的交流を除外することは、会議所の統一性や一貫性に影響するかもしれない。会議所は、社会の中の伝統ある、活動的な組織として存在し、また全てのための拠点や庇護 全文をよむ
■イラク:ラマダーン月の到来と共に食料価格が高騰 2012年07月17日 火曜日 『アル=ハヤート』 【ナジャフ:ファーディル・ラシャード】 イラクの諸都市、特にナジャフとカルバラにおいて、食料の価格がラマダーン月の接近と共に急激な高騰を記録した。 宗教家達は、商人達と政府に対し価格の高騰を抑制し国民に十分に食料を供給するため共に行動することを要請した。 また、カルバラ県議会のターリク・アル=ハイカーニー経済委員長は、ラマダーン月を前に食料価格が 全文をよむ
イエメン:アメリカの爆撃によりアル=カーイダの指導者殺害 また最重要人物2人の逮捕、 2人のうち1人はチュニジア人 ■イエメン:アメリカの爆撃によりアル=カーイダの指導者殺害 また最重要人物2人の逮捕、2人のうち1人はチュニジア人 2012年6月21日『アル=ハヤート』 【サナア:ファイサル・マクラム】 イエメンで火曜日午後、アル=カーイダの最も力のあるリーダーであるサラーフ・ジャウハリーと彼の数多くの護衛が、乗っている車にたいするアメリカの無人飛 全文をよむ
■「新しいメディア」、葬儀と悲しみを見守る 2012年6月19日 火曜日 『アル=ハヤート』 【ジッダ:アブドゥッラフマーン・バーワジール;メッカ:イーマーン・アッ=サーリム】 一昨日(17日)の故ナーイフ・ビン・アブドゥルアズィーズ皇太子の葬儀の際、「ツイッターやフェイスブック」という2つのSNS著名サイトが、参列者の表情に刻まれた悲しみや悼みの気持ちを広く知らせた上、葬儀を観察した。 サウジアラビア人ブロガーのイムラーン・サーリム氏は一昨日、マッカの聖 全文をよむ
■サナアは安保理の決定を歓迎 アル=カーイダは長期のゲリラ戦を誓う 2012年6月20日『アン=ナハール』 【サナア:アブーバクル・アブドゥッラー】 ワシントンと欧州諸国は、安保理の2051号決議を歓迎した。この決定は、外交筋いわく、アリー・アブドゥッラー・サーリフ前イエメン大統領及びその政権幹部は、湾岸の提案した解決案合意の妨害を継続した場合、国際的な制裁の脅威の下に置かれるとしたものである。これと併行して、イエメン暫定政府も、前政権への反感を強める中、イエメ 全文をよむ
フェリックス航空 イエメン国内線の路線拡大 2012年5月31日 『アル=ハヤート』 【サナア:イブラーヒーム・マフムード】 サナアに拠点のある格安航空会社フェリックス航空は、増加しているサービス要求に応え新しい市場を開拓するために、航空機を近代化する計画があると発表した。 総裁ムハンマド・アル=アラーシャは、フェリックス航空は年末までに、事業計画の一環として2台の「エアバス」を所有航空機に加え、同様に旅客機を50人定員から74人定員のものに変えることで、 全文をよむ
オマーン:学生たちによるデザイン「緑の家」 政府が建設を約束 2012年5月28日『アル=ハヤート』 【マスカト:ムハンマド・サイフ・アッ=ラハビー】 環境に優しい家のデザイン・国内コンペティションで、工科大のオマーンの若者グループが優勝した。学生たちは緑の家として知られる、環境に優しい家の建設を目的とするプロジェクトを考案した。これは、電気の消費を減らすことに貢献するもので、とりわけ空調に太陽光エネルギーを使用したり、家の内部の温度を保つために、ガラスの断熱 全文をよむ
■北イエメンで統一を祝い南部では分離記念日を祝う ハーディー大統領、軍事パレードに出席『我々の祭典はテロに対する回答である』 2012年05月23日『アン=ナハール』 【サヌア:アブー・バクル・アブドゥッラー】 サヌアのサブイーン広場の軍事パレード会場で発生した、兵士らを狙った月曜日の流血の攻撃に対し、前例のない地域的・国際的非難が起きている。イエメンの人々はこの悲しみを乗り越え、軍の代表部隊が参加したカーニバルの祭典を行った。この祭典は、アブドゥ・ラッビヒ・マ 全文をよむ
■ナクバ記念日にヨルダン川西岸地区とガザ地区でデモ行進 ラーマッラーでのイスラエル軍との衝突により数十名の負傷者 2010年 05月16日『アン=ナハール』 【ラーマッラー:ムハンマド・ハワーシュ】 ヨルダン川西岸地区とガザ地区、イスラエル国内のアラブ人の多い街や村のパレスチナ人、そしてディアスポラのパレスチナ人は昨日、ナクバ64周年を迎えた。ガザ地区の諸都市、ラーマッラー、ヘブロン、ナブルス、ジェニン、その他の街では、数千人が参加するデモ行進が行われた。デモ参 全文をよむ
封鎖下のガザ地区、世界最大のパレスチナの地図を保持 2012年5月9日 『クドゥス・アラビー』 【ガザ:本紙:アシュラフ・アル=ハウル】 封鎖下にあるガザ市は、記録的な数字を掲載している『ギネス・ブック』に掲載された。それは、同市で世界最大のパレスチナの地図が作成されたからである。 ガザ市西部のカティーバ広場で行われた式典の間、幕として使用された巨大なパレスチナの旗があげられると、大きな建物の外壁に設置された世界最大の地図が姿を現した。 歴史的パレスチ 全文をよむ
エジプト農業委員会、ナイル川の水汚染に対する罰則強化を要求 2012年4月29日『アル=アハラーム』 アブドゥルラフマーン・シュクリー(委員会代表)を議長として昨日、人民議会で農業・灌漑委員会が開かれた。それは、ナイル川の水が飲用水および灌漑用水の主な水源であることに鑑み、ナイル川の水と岸に対する侵害行為からナイル川を保護するため、そして汚染からの保護と人の健康の保護のための国家的計画の一環として行われたものである。 この問題を検討するための最初の公聴会では、 全文をよむ
■灌漑・水資源相と電力相は日曜日にアスユート県の新しい灌漑ダムに礎石を据える予定 2012年4月27日『アル・アハラーム』 【記載なし】 ヒシャーム・キンディール灌漑・水資源相は、ハサン・ユーニス電力相とアスユート県知事と同伴して、明後日日曜日(29日)の朝にアシユートの新しい灌漑ダムと付属の発電所の礎石を設置する予定である。定礎式は、この事業の現場での大規模な式典の中で行われ、その式典には、人民の指導者、行政の指導者、アスユート県のさまざまな政党・政治勢力も参加す 全文をよむ
■軟骨魚類の保護のための地域討議 2012年4月24日 『アル=ハヤート』 【ジェッダ:アブドゥルラフマーン・バーウズィール】 昨日(23日)、紅海とアデン湾の危機に脅かされている軟骨魚類の現状について、紅海とアデン湾沿岸諸国の代表者による、地域会議が始まった。この会議は、この地域での乱獲や違法行為からこの種を保護するための可能な方法を提案するためのもので、ジェッダの紅海とアデン湾の環境保護のための地域委員会本部で開かれた。 この会議には、ヨルダン、ジブ 全文をよむ
■国連:モロッコは5歳未満の子どもの死亡率で69位に 2012年4月24日付『クドゥス・アラビー』 【ラバト:本紙】 ユニセフの2012年のレポートは、モロッコにおける5歳未満の子どもの死亡者数の平均が2010年には1000人あたり約36人に達したことを明らかにした。世界195ヶ国中69位であり、アラブ諸国内では、モーリタニア、スーダン、ジブチ、イラクに続き5位である。同位には隣国のアルジェリアがきた。 モロッコの与党である公正発展 全文をよむ
■エジプト:エジプト裁判所はアーディル・イマーム氏を宗教侮辱罪で懲役3ヶ月の実刑判決を支持、知識人、芸術家たちが非難 2012年4月24日 火曜日 『クドゥス・アラビー』 【カイロ:本紙】 アル=ハラム軽罪裁判所は火曜日[訳注:24日]、芸術家アーディル・イマーム氏の3カ月間の禁固刑と、控訴審が決定するまでの間、判決の執行を停止するために100エジプトポンドを保釈金として定めた判決を支持した。同氏は、彼の芸術活動のなかでイスラームを侮辱した罪に問われてい 全文をよむ
■マルサー・マトルーフと北海岸に飲料水が戻ってきた 2012年4月20日 金曜日 『アル=アハラーム』 【マトルーフ:アーティフ・アル=ムジュアーウィー】 エル・アラメイン浄水所は、北西海岸とマルサー・マトルーフ市に対して、両地域の向けの通常量の送水を開始した。過去48時間の間にマルサー・マトルーフへ送水された水量の合計は7万立方メートル、日量3万5000立方メートルとなった。 マトルゥーフ市の水備蓄率は、灌漑省がボルグ・アル=アラブ浄水所からハマーム送水 全文をよむ
■ICPOサウジアラビア支部、国内でネット犯罪が増加していると警告 2012年04月15日『アル=ハヤート』 【リヤド:本紙】 国際刑事警察機構(ICPO)サウジアラビア支部は、インターネットや架空の企業を通した売買行為において、ネット詐欺事件が増加していると警告した。昨日(14日)にはネットを利用する国民および滞在者に向けて発表した声明で、「詐欺被害を防止するために、インターネットの利用中には注意を払い、商業広告や偽の商取引に騙されることのないように」と喚起した。 全文をよむ
■独立後初のアルジェリア大統領、ベン・ベッラ氏死去 2012年4月12日『アル=ハヤート』 【アルジェリア:本紙・ロイター・AFP】 アルジェリアは1962年フランスからの独立後初の大統領を務めたベン・ベッラ氏が、数週間前から体調不良に陥り、死去したと発表した。国営アルジェリア通信が、前大統領(96歳)の親族の発言として、昨日夜にアルジェリアの首都にある自宅にて息を引き取ったと報じた。 農家の息子として生まれ、モロッコ国境に近い西部で育ったベン・ベッラ氏は 全文をよむ
■「100万のベール(ヒジャーブ)」キャンペーン:人種犯罪で殺害されたイラク人女性を偲んで 2012年4月6日 金曜日 『クドゥス・アラビー』 【ロンドン:本紙】 イスラーム教徒のアラブ人という出自が理由となり、アメリカで殺害されたイラク人女性の魂のために、そして宗教・人種差別に対する闘争のために、世界中で女性活動家が「100万のベール」キャンペーンを開始した。 女性たちは、人種的・宗教的差別に対する世界的キャンペーンとして、ベールを纏った自分たちの写真を 全文をよむ
2012年03月13日付 Al-Ahram紙 人民議会、革命犠牲者の遺族に対する補償を増額 ■人民議会は、革命犠牲者の遺族に対する補償を3万エジプト・ポンドから10万ポンドに増額することに同意 2012年03月13日『アフラーム』 【:アフマド・ガムリー、イサーム・アウフ】 サアド・カタートニーが議長を務める人民議会は12日午前の会議の中で、予算計画委員会が提出した法案を巡り予算計画委員会と憲法立法問題委員会からなる共同委員会が行った報告事項に同意した 全文をよむ
■イラク:国営工業諸企業での低賃金に苦情 2012年3月3日土曜 『アル=ハヤート』 【バグダード:ヌサイル・アル=ハスーン】 イラクの国営工業諸企業の専門家らは、賃金問題での政府の職員に対する対応の仕方に反発を示した。国営工業企業の賃金は、月間400ドルに満たない。専門家らは、国内の専門家が外国からの求人や誘いを受けて国を離れていると指摘した。技術技師であるハイダル・ジャアファル技師は本紙との会見で、「政府は曖昧さでもって我々に応対している。ある時は賃金制度の第3段階 全文をよむ
■抵抗運動諸派:アドナーン氏とその他の囚人の釈放へ、すべての手段が正当である 2012年2月21日 『アル=ハヤート』 【ガザ:ファトヒー・サッバーヒー】 パレスチナ人権諸団体は国際社会に対し、「イスラーム聖戦」運動の指導者であるハディル・アドナーン師の即時釈放のためにイスラエルに圧力をかけるよう要求した。同時に、抵抗運動諸派は、同師との身柄交換のため複数のイスラエル兵士を拉致するという可能性を示唆した。 「アル=ミーザーン人権センター」事務局長イサーム 全文をよむ
アル=アズハルは「アメリカからの支援拒否」提案を採択する ■アル=アズハルは「アメリカからの支援拒否」提案を採択する ■名誉と尊厳の基金を設立 ■5千億エジプトポンドを集めるため国民へ呼び掛け 2012年02月17日『アハラーム』 【カイロ:ムハンマド・アブドゥルハーリク】 アル=アズハルのシャイフであるアフマド・アッ=タイイブ博士は昨日(16日)、国家の経済を支える特別基金の設立と、USAIDは、エジプトにとって容認しがたい圧力を加える機関である 全文をよむ
■アレッポではバレンタインデーはなし 2012年02月14日『アル=ワタン』 【アレッポ:ハーリド・ザナクルー】 今日[14日に]訪れるバレンタインデーを祝う光景はアレッポの町では消えた。先週金曜日[10日]に町を狙った2件の爆弾テロで亡くなった犠牲者たちや、国内のいくつかの地域で起きた暴力行為によって犠牲となった、軍人、市民のシリア人犠牲者を悼んでのことである。この時期を祝う場所の責任者たちは、かれらの一部はすでにバレンタインに向けて準備して、通りの看板や新聞に広 全文をよむ
■ダマスカス大学では、263人が一時雇用承認の救済を待っている。 ■同大の学生たちは教科書の価格の高さに不満をもらす。 ■同大学長、本紙に語る「我々は中央財政監察機関と社会・労働省の間に挟まれ、責任を負えない。」 2012年02月14日『アル=ワタン』 【本紙:ムハンマド・マナール】 ダマスカス大学のアーミル・マールディーニー学長は、「同大学の一時雇用の労働者たちの承認が遅れていることに対し責任は負えない。」と述べた。同学長は、大学は法令の条項を適用しており 全文をよむ
■アンマン競技場でシリア人サポーターが日本代表を応援。アサド大統領支持者は応援を中断して大統領を賞賛するシュプレヒコール 2012年02月05日 『クドゥス・アラビー』 【アンマン:マナール・シャミラ】 シリア国民が抱えている矛盾がヨルダンの首都アンマンのサッカー競技場に伝染したことは、奇妙であると同時に非常に注目を集めた。 反政府派のシリア人らは日曜日〔5日〕の昼、自国の公式なサッカー連盟に属する代表チームと対戦した日本オリンピック代表チームの方に声援を送った。数 全文をよむ
エジプト:ヘルワーン大学に医学部新設 2012年1月30日『アル=アハラーム』 【ワジュディ・リヤード】 ヘルワーン郊外の市民社会とビジネスマン、重工業企業はNGOと共に強力なイニシアチブを発揮して、ヘルワーン大学に対し医学部と同大附属病院の設立計画の再始動を要請した。 2年前、ヘルワーン大学はこの計画を提案し、前学長のマフムード・アッ=タイイブ博士が同計画に献身した。アル=マフディー・アリー博士は、画期的で卓越しており、他の医学部 全文をよむ
■2050年には1500億立方メートルの水が中東地域で不足の見込み 2012年1月30日『アル=ハヤート』 【アブダビ:シャフィーク・アル=アサディー】 アブダビに本部を置く「アラブ水アカデミー」は報告書の中で、アラブ諸国の大半が水不足に悩まされるであろうと確認した。同報告書は、現在の水不足は、17のアラブ諸国で発生しており、不足量は300億立方メートルと推定しており、それが2030年までには3倍に増加し、また、2050年までには不足量が1500億万立方メートルを上回るものと予 全文をよむ
■サウジアラビア:女性のサッカースタジアム入場許可を否定 2011年01月29日『クドゥス・アラビー』 【リヤド:UPI】 サウジアラビアは、男女の混在を禁止しているサウジアラビア王国内でのサウジ女性のサッカースタジアム入場の許可を否定した。 ジッダ市の青年福祉庁のアフマド・ムハンマド・ルーズィー長官は、日曜日[29日]の晩の声明の中で、今まで、女性が競技場へ入場したり試合を観戦したりすることの許可に関して、いかなる公式決定も発表していないと述べた。 全文をよむ
■サウジアラビア:「ムフティー」は、「ツイッター」を「告発と嘘による中傷合戦の場」とみなす 1月28日(土)『アル=ハヤート』 【リヤド:本紙】 サウジアラビアの総ムフティー(訳注:ムフティーはイスラーム法上の解釈や適用を示す人。)アブドゥルアズィーズ・アール・アッ=シャイフは、ソーシャルネットワーキングサイト(SNS)の「ツイッター」について警告を発した。その理由は、「ツイッター」上には根拠の無い嘘が含まれていたり、証拠のない非学術的なファトワーを出す者がいたり、 全文をよむ
■イスラエルで世俗的なユダヤ人の割合が低下 2012年1月28日『アル=ハヤート』 【ナザレ:本紙】 イスラエルの新たな世論調査は、自身を世俗的だと定義するユダヤ人の割合が過去10年間でわずか43%にまで減少したことを示した(10年前は46%)。その一方で、ユダヤ教の宗教性や習慣にこだわるようになったユダヤ人の割合は増加している。 32%が自身を「宗教的に伝統的かつ保守的である」とみなしているのに対して、22%が「敬虔である」とみなしている。また、80%の 全文をよむ
2012年1月26日付『クドゥス・アラビー』 【リヤド:UPI】 サウジアラビアの専門家は、倫理上の犯罪を犯した同国女性受刑者の86%は「愛情の欠如」が原因であると明らかにし、結婚文化に関して5歳児からの教育を呼びかけた。また、同国で6分に1組の離婚が成立していると指摘した。 「シャルク」紙電子版は、家族アドバイザーのファハド・アル=ハーズィミー氏の発言として、倫理上の犯罪により同国の刑務所に収監されている女性受刑者の内86%は「愛情の欠如」が原因だとする見方を伝え 全文をよむ
■リビア:アル=カッザーフィー政権は、化学兵器を所有していた 2012年1月21日(土曜日)『アル=ハヤート』 【ハーグ:AFP通信】 化学兵器禁止機関は昨日(20日)、ムアンマル・アル=カッザーフィー大佐による体制の打倒後、リビア国民移行評議会が発見したある数量の化学兵器は、申告されたものではなかったと発表した。 機関は声明において「査察官のチームは、以前申告された兵器を確認するため2012年1月17日から19日までリビアを訪問した。」と述べ、これがリビ 全文をよむ
■カート6トンの密輸を摘発、関与者に8万リヤルの罰金 2012年1月20日『アル=ハヤート』 【リヤド:アブカル・アッ=シャリーフ】 イエメンとの国境に位置するタワール検問所の税関職員は、1ヶ月の間で6トンものカート〔訳注:高揚感、多幸感が得られる葉っぱ。イエメンや東アフリカで需要があるがサウジアラビアでは非合法〕の密輸を摘発した。市民やサウジ滞在者は車でサウジアラビアへカートを密輸しようとしていたが、関与者には全体で8万リヤル〔約160万円〕の罰金が科された。 全文をよむ
■バハレーン:シーア派、拷問で死亡した青年の国際的調査を求める 2011年01月15日『クドゥス・アラビー』 【ドバイ:ロイター】 バハレーンのシーア派最大の反政府グループは土曜日、抗議を行なっていた青年の遺体に拷問の痕跡があったと人権団体が発言したことをうけて、彼の死についての国際的な調査を行うよう要求した。 また、バハレーン人権センターは、亡くなった青年のおじの発言を引用し、「24歳の若者であった甥の遺体には明白な拷問の跡があった。しかし、司法解剖の報 全文をよむ
■カタール首長、シリアへのアラブ軍派遣を提案 2011年01月14日『クドゥス・アラビー』 【ベイルート:ロイター】 カタールのシャイフ・ハマド・ビン・ハリーファ・アール・サーニー首長は、アメリカのテレビ・チャンネル(CBS)の番組(60分)で放送予定のインタビューの中で、シリアでの流血を止めるためにアラブ軍の派遣を提案した。アラブの指導者でシリアへの軍の派遣を提案したのは、同首長が初めてである。 これは、アラブ諸国がシリアに介入すべきかどうかという質問に 全文をよむ
■イエメン:アデンでのデモ鎮圧中ハラーク支持者2人と警官が死亡 2012年1月14日(土曜日)『アル=ハヤート』 【サヌア:本紙】 南部の分離を訴える『アル=ハラーク・アル=ジャヌービー(南部運動)』の支持者2名と警官1名が殺害され、3人の警官を含む18人が怪我をした。彼らは、アデンでの治安部隊とデモ隊との銃撃戦により死傷した。 地元の治安関係の情報筋によると『アル=ハラーク』の支持者のうち2人が死亡、他15人が負傷し、又、警官一人が死亡、3人が負傷した。 全文をよむ
■シリアのムフティー、事務所所長の離反を否定:倫理的逸脱でイスラーム法学校から除名された人物 2012年1月14日 『アル=ハヤート』 【ロンドン・ダマスカス:本紙】 シリアのムフティーのアフマド・バドルッディーン・ハッスーン師は昨日(13日)、アブドゥルジャリール・アッ=サイード師はワクフ省およびファトワー機構の職員ではないと述べ、アラブ連盟監視団に法務省が所有する彼の記録を調査するよう訴えた。アッ=サイード師は、シリアの宗教機構からの離反と辞職を宣言した人物であ 全文をよむ
「ベールをかぶった女性たちの性的スキャンダル」の調査を掲載したモロッコの雑誌に対する批判 2012年1月12日 『クドゥス・アラビー』 【ロンドン:本紙】 モロッコの週刊紙「アル=ビラード・アル=ジャディーダ」紙の最新号が「フェイスブック」や「ツイッター」上で様々な反響を巻き起こしている。「ベールをかぶった女性たちのスキャンダル」と題した記事を表紙に主要掲載したためだ。 同紙は第3号に、そのほとんどがインターネット上で得られた一連の写真を載せた。写真には、良序公 全文をよむ
■カルバラへシーア派巡礼者1500万人の予想 2012年1月12日『アル=ハヤート』 【カルバラ:AFP】 イラク当局は昨日、イマーム・フサインの死の追悼のため、1500万人のシーア派巡礼者がカルバラを訪れることを予測した。追悼は次の土曜日にピークに達し、35000人の治安要員が警護に当たる。 カルバラ県知事のアマール・ディーヌルハッルは次のように述べた。「イマーム・フセインの死の追悼のため、1500万に達する巡礼者がカルバラにやってくることが予想される。そのう 全文をよむ
■ パレスチナ人人口、1100万人を超える 2011年12月27日『アル=ハヤート』 【ラーマッラー:ロイター】 パレスチナ統計局は昨日[26日]、パレスチナ自治区、イスラエル、各地に分散したパレスチナ人の人口が2011年末に1100万人を超えたと述べた。 同局が発表した声明は、「世界各地のパレスチナ人の数は推計で約1122万人に達した。そのうち423万人はパレスチナ自治区に、約137万人はイスラエルに、約499万人はアラブ諸国に、63万6千人はそれ以外の 全文をよむ
■広場の子供たちは加害者か被害者か? ■子供たち:「タハリール広場には、飲み食いしたり、革命家を手助けしたりするため来た」 2011年12月23日 『アル=アハラーム』 【ドゥアー・ハリーファ】 未成年者が、広場での暴力や放火や乱闘を起こしていると非難されている。時には革命のイメージを損ねているとして、会議やシンポジウムが批判をしている。意見は同情的なものから攻撃的なものまで様々だが、広場の未成年者たちは何者だろうか、というのが問題だ。 なぜ彼らは行き 全文をよむ
サウジアラビア王女:「女子の婚姻年齢の下限を設定する法律がまもなく公布される」 2011年12月10日 『クドゥス・アラビー』 【リヤード:UPI】 サウジアラビア国王の娘であるアーディラ・ビント・アブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズ王女は、サウジアラビア王国における女子の婚姻年齢の下限を設定する法律を数人の専門家が現在制定しようとしていると明かした。同法案に対しては、「イスラーム法に違反する」とする多数の反対意見が存在する。 『リヤード』紙は土曜日 全文をよむ
■サウジアラビアのジェッダで、キャビンアテンダント専門の売春ネットワークを摘発 2011年12月4日 『クドゥス・アラビー』 【ジェッダ:本紙】 ジェッダ県の勧善懲悪委員会(訳者注:サウジアラビアの宗教警察)のラウダ地区の委員会は、ある航空会社のキャビンアテンダント(CA)を専門とする売春ネットワークを壊滅させた。 「サバク」紙電子版が得た情報によると、ジェッダの委員会がネットワークのリーダーの活動についての情報を入手し、およそ4ヶ月に亘り、同人を拘束する 全文をよむ
■シリア:デモ参加者弾圧のためにiPhoneの使用を禁止 2011年12月02日『クドゥス・アラビー』 【ベイルート:DPA】 レバノンのインターネット・ニュースサイトである“Nashra”が金曜日(2日)伝えたところによると、シリア当局は、民主主義を要求するデモ参加者に対して、政府の暴力行使を暴露するためにスマート・フォンを使用している活動家たちへの締め付けを強化する目的で、新たに、iPhoneの使用を禁止した。 ベイルートに住んでいるシリア人活動家たち 全文をよむ
■女性に対する性的嫌がらせで、宗教警察のメンバーに対し鞭打ちと投獄の刑が下る 2011年11月24日 『クドゥス・アラビー』 【リヤド:UPI】 サウジアラビア西部マディーナ[メディナ]市の裁判所は、市の勧善懲悪委員会(宗教警察)のメンバーが女性市民に電話で嫌がらせをしたとの有罪判決を受けて、158回の鞭打ち刑と50日間の入獄を命じた。 ウカーズ紙は「女性市民(サウジアラビア人)から委員会メンバーに対する訴えが起こされ、免職になった」とのマディーナ市勧善懲 全文をよむ
■さらば、腐った肉の季節よ 2011年11月8日 『アル=アハラーム』 過去数年間にわたって犠牲祭は、良心が荒廃した者にとって、人間の食用に適さない腐敗した肉で市場を溢れさせるのに適した時期であり、また一部の商人にとっては、様々な病に冒された仔牛や仔羊を売却して処分する、よい機会であった。大半の市民が公営の屠畜場ではなく自宅の前で、検疫も受けさせずに犠牲獣を屠ることにつけいってきたのである。同様に犠牲祭には新鮮な肉の供給が減り、また肉屋もその状況を利用することから、価格の高騰 全文をよむ
■リビアでの仕事を求めるガザのパレスチナ人 2011年10月26日『アル=ハヤート』 【ガザ:ロイター】 パレスチナ人労働組合の幹部たちによれば、ここ1週間で約5千名のパレスチナ人失業者が、ムアンマル・アル=カッザーフィー政権崩壊後のリビアで就労機会を得るために、パレスチナ労働組合連合の事務局で希望者名簿に登録を行った。国連は、ガザ地区の失業率を45%と推計している。農民のアシュラフ・アブー・フルーブさん(25歳)はパレスチナ労働組合連合の事務局で次のように語った。 全文をよむ
■ 駐シリア米大使、安全上の理由でダマスカスを離れ無期限休暇 2011年10月24日付『クドゥス・アラビー』 【ダマスカス:DPA】 駐ダマスカス米大使館の関係者は、ロバート・フォード大使が無期限の休暇のためワシントンに帰国する予定であると語った。 同関係者はドイツ通信社(DPA)に対し、フォード大使が現状において「地元メディアで彼に対する過剰な煽動キャンペーンが、政府当局の監視のもとで続けられているため」自らの安全がもはや保証されないため任地を離れたと説 全文をよむ
■“寵愛”されてきたシルトは代価を支払う 2011年10月21日『アル=ハヤート』 【ロンドン:本紙】 ムアンマル・アル=カッザーフィーがシルトの町にどれだけ特権を与えてきたのであれ、シルトの町はその代価を払った。シルトは現在、広範に破壊され、戦闘の痕跡をとどめていない建物は、もはやシルトにはひとつもない。 シルトの町は父親に一番甘やかされた子供に似ていた。父親がいなくなった今や、他の子どもたちが彼に復讐する番がきたのだ。 イギリス国営放送(BB 全文をよむ
■人権センター、ハンガーストライキ中の捕虜たちの状態は「深刻な危険」にあると明言 2011年10月14日『クドゥス・アラビー』 【ガザ:本紙アシュラフ・アル=ハウル記者】 占領者(イスラエル)の刑務所に収監されている捕虜(囚人)たちの状況に関する活動を行っている人権センターは昨日[13日]、ハンガーストライキを行っている捕虜たちの健康状態は悪化の一途をたどっていると明言した。 捕虜調査センターのラアファト・ハムドゥーナ所長は記者会見で「多くの捕虜が医療機関 全文をよむ
■捕虜交換取引に夫が含まれず失望するパレスチナ女性たち 2011年10月12日『クドゥス・アラビー』 【エルサレム:AFP】 今回のハマースによる[イスラエル兵]ギラード・シャーリートとの捕虜交換取引では解放されないことになったパレスチナ解放人民戦線(PFLP)の指導者アフマド・サアダートの妻であるアブラ・サアダートは、取引に含まれる捕虜たち[=イスラエルの刑務所に収監されているパレスチナ人服役囚]の母親や妻、家族の喜びについては自分も幸せであると表明しつつも、期待 全文をよむ
■「エルサレムとアル=アクサーの日」の記念日に際し、今日ガラリヤでデモ集会を組織 2011年10月1日付『アル=ハヤート』 【エルサレム:AFP通信】 イスラエルのアラブ系市民の問題に取り組むフォローアップ委員会は今日[1日]、イスラエル警察の発砲により13人のアラブ人が死亡した「エルサレムとアル=アクサーの日」から丸11年となることを機に、ガラリア地方の町サフニーンを中心としてデモ集会を組織すると発表した。 同委員会は声明の中で「無情に殺され、未だ殺 全文をよむ
■サウジでのエジプト労働者の投獄に抗議して、カイロの大使館前でデモ 2011年9月18日『クドゥス・アラビー』 【カイロ:本紙】 サウジアラビアで拘束されたエジプト人たちの家族が多数、在カイロ同国大使館の前でデモ行進し、釈放を求めた。デモ隊は政府が在外エジプト人の尊厳の保護を怠ったことを批判し、軍評議会にサウジアラビアで拘束されている人たちの釈放に向けて介入するよう求めた。デモ隊は逮捕された息子たちの写真を掲げ、その上には「拘束され、苦しんでいる、エジプト政府は 全文をよむ
■エジプト、アルジャズィーラの生中継を放送停止に 2011年09月12日『アル=ハヤート』 【カイロ:本紙】 エジプト当局は昨日(11日)、カイロ発の「アル=ジャズィーラ・エジプト生中継」チャンネルの放送を停止し、中継用機材を没収した。生中継の認可を得ていないことや、人が頻繁に出入りすることで迷惑を被ったとの住民からの苦情や通報が多く寄せられていることを理由に、治安部隊が同局の事務所を家宅捜索したのである。エジプト当局は数日前、エジプトの衛星「ナイルサット」を利用し 全文をよむ
■歴史の証人 エジプト・ムスリマ「姉妹団」の母ファーティマ・アブドゥルハーディー 2011年09月11日『アル=ハヤート』 【ハーシム・タマーム】 ファーティマ・アブドゥルハーディー氏はムスリマ姉妹団(ムスリム同胞団の女性団体)の創始者の一人であり、著名な指導者である。この女性たちの活動は、アル=イスマーイーリーヤでムスリム同胞団が結成されて数年後に、1932年にカイロに移るまで慎ましやかに始まった。姉妹団の活動の一部は、ルビーバ・アハマド氏によって知られる 全文をよむ
■エジプト:人権団体ら、同団体を狙う組織的中傷を非難 2011年8月25日 【カイロ:アル=ハヤート】 36の人権団体は、市民グループ団体、人権団体、また多くの独立した政治団体の権利に対してエスカレートする組織的中傷を非難し、この中傷は市民グループ団体が金銭や寄付を国外から違法に受け取っているという嫌疑に基づいて国防相代理が調査を行う間続くだろうと述べた。 またエジプト人権機構のハーフィズ・アブー・サアダ議長は昨日(24日)記者会見で、「人権団体を制するために、国家治 全文をよむ
■エジプト:多くの住居が倒壊の危険にさらされているとアムネスティが発表 2011年8月23日 アハラーム紙 アムネスティ・インターナショナルの報告によると、エジプトにおける1万8千件の住宅が倒壊の危険にさらされている。 アハラーム紙はアムネスティ・インターナショナルの報告から重要な情報を得た。それは二年間にわたって行なわれた調査に基づくものである。また、当局は安全ではない地域に生活する住人と住環境を改善する計画に関して話し合うことを避けてきたことを証拠づけるものであ 全文をよむ
サウジアラビア・インターネット大学の設立 2011年8月14日『アル=ハヤート』 【リヤド:本紙】 サウジアラビア高等教育大臣は、首相であり、高等教育評議会議長でもあるアブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズ国王がサウジアラビア・インターネット大学の設立に同意したことを発表した。 ハーリド・ビン・ムハンマド・アル=アンカリー大臣は、高等教育省が発表した記者発表の中で、評議会はリヤドを大学本部に定めたと明らかにした。また、大学は国営の教育機関として設立され 全文をよむ
■レバノン:女性の不当な扱いを撤廃するための3つの提案 2011年7月27日『アル=ナハール』 女性の不当な扱いを撤廃し、平等を確保することを目指す3つの法律に関する提案が、女性問題国家委員会メンバーの協力の下、人権委員会委員長のミシェル・ムーサー議員と女性子供委員会委員長ジルベール・ズワイン議員によって出された。 ムーサー議員は、「私たちはズワイン議員と共に、女性の不当な扱いを撤廃するために法律に関する3つの提案を行った。これは、労働法や社会保険法に関する法律の一 全文をよむ
■石油保護を委任されたイラク警察、最新の設備と人員増強を要求 2011年07月25日『アル=ハヤート』 【バスラ:アフマド・ワヒード】 イラク南部の油田保護を委任されているイラク警察の長官が、必要な設備を保持していないために、かろうじて油田の保護が出来ている状態だと発表した。 ムーサー・アブドゥルハサン警察長官は本紙に対して「イラクはなんとか生命線である石油インフラを保護できてはいるが、近いうちに人員と最先端のセキュリティ設備が手に入らなければ、油田保護に 全文をよむ
■サウジの対テロ新法、合法的な反政府政治活動にも罰則 2011年07月23日『アル=アハラーム』 【各国の首都:通信各社】 アムネスティ・インターナショナルは、現在サウジアラビア政府が準備している新法案は、合法的な反政府政治活動に対しても罰則を加えようとするものだと発表し、この法案は、法的弁護を頼る道を狭め、死刑の適用を拡大するとも述べた。 アムネスティはこの法案について、テロの名にかこつけたサウジ国内における表現の自由への危険な脅しであり、この法が採用さ 全文をよむ
■アムル・ヒルミー保健相、アグーザ病院を革命による負傷者専用に指定 2011年07月23日『アル=アハラーム』 【フサーム・ザーイド】 アムル・ヒルミー保健・住宅大臣は、慈善組織であるアグーザの病院を、革命での負傷者のみを治療する専用病院とすると決定した。一般患者は他の病院に移されることになる。 また大臣は、あらゆる病院やクリニック、医療センター、政府と保健省の付属機関を近いうちに「エジプト病院機構」という名称のもとに統合することに重点を置くと指摘した。そ 全文をよむ
■初の直接世論調査で驚きの結果:ウマル・スライマーンが大統領候補一位に、二位がムーサー、三位がシャフィーク、エルバラダイとガンズ-リーがその後に続く 2011年7月23日『アル=アハラーム』 【ムハンマド・ガーニム】 来る大統領選挙への立候補予定者について、エジプト人権協会が初となる直接世論調査を実施したところ、ウマル・スライマーン少将(元副大統領)が33%を得票して、ライバル候補者達のトップに躍り出た。 この重量級の驚きの以前にも、フェイスブック上の軍の 全文をよむ
■メッカのハラム・モスクで天使を撮影したとのビデオを巡る騒動 2011年7月22日『クドゥス・アラビー』 【ロンドン】 アラブ地域のユーチューブとフェイスブックのユーザー達が、高貴なるカアバ神殿で礼拝する人々の元に降臨した天使たちを撮影したと撮影者が主張しているビデオをやりとりしている。騒動のもとになったビデオを調べたアズハルの学者は、「天使が人間の姿をとって現れることはあるが、その外観を目で見ることはできない。なぜならその像は、正しい行いと美徳の体現を通して心の内 全文をよむ
■エジプト:革命後のコプト教徒に再婚の機会 2011年7月21日付『アル=アハラーム』 【カイロ アシュラフ・サーディク】 1月25日にエジプトで起こった革命は、大きな風を起こしたが、同時に多くの議論となる問題を提起した。その一つにコプト教徒に再婚の機会を与えることが問題として挙がっている。 現在も約3000人のコプト教徒が離婚と再婚を求めているが、シェヌーダ3世はこれを断固拒否している。一部の怒った者たちは、総主教御座所内にあるこの問題の責任 全文をよむ
■イラク: 平均寿命が58歳に 2011 年 07 月 20 日『サバーフ・ジャディード』 【バグダード:アリー・ズバイディー】 保健省は、イラク人の平均寿命が58歳に達したと発表した。また同省の統計で、25~65歳の40%が高血圧を患い、10%が糖尿病を病んでいることが明らかとなったと強調した。 同省のアーディル・ムフシン監察総監は、「当省は、イラクの人々が慢性的な病気にかかることを未然に防ぐための長期的な戦略の第一歩となる措置を定めた。イラク人の平 全文をよむ
■エジプト:アスワンで革命後初めて36組の新郎新婦による合同結婚式 2011年7月18日付『アル=アハラーム』 【アスワン:ムワッファク・アブーニール】 リサーラ慈善協会は、アスワン県のムスタファー・サイイド知事の後援のもと、アスワン(南部エジプトの都市)の夏用ステージで、地元出身者カップル36組の合同結婚式を行った。式には5千人を超える市民が参列した。 アスワン県のムハンマド・ムスタファー事務長はこの合同結婚式について、若者が婚期を逃すなどの多くの問題に 全文をよむ
■ 警備の廃止を求めてエンジニア組合で公開の座り込み 2011年7月18日『アル=アハラーム』 【マフムード・ファルマーウィー】 「警備に反対するエンジニア連合」の一団が、今月1日に開催された総会での決定を履行するよう求めて、組合内で公開の座り込みを行った。その決定とは、即座に警備を廃止することや、選挙を実施するために立候補を受け付けることなどである。立候補の受け付けは昨日と定められていたのだが、選挙委員長は立候補の申請を受け付けに組合にやって来なかった。これは委員 全文をよむ
■エジプト 自由イスラーム連合、タハリール広場で抗議行動を実施して合意から離脱 2010年07月17日『アル=アハラーム』 自由イスラーム連合はタハリール広場で抗議行動を行っている。同連合は、この抗議行動によりタハリール広場での抗議行動を否定したイスラーム潮流の間の合意状況から離脱した。自由イスラーム連合の政治と対話委員会の裁定役であるファルジュ弁護士は、抗議行動の考え方についてイスラーム潮流間での合意は存在せず、合意は存在しないと強調した。 同弁護士は、広場には髭をたく 全文をよむ
■カイロおよびヘルワーンで5475人がハッジに当選 2011年7月14日 「アル=アハラーム」 (カイロ郊外にある)ハッバーニーヤ青年スポーツクラブで行なわれた公開抽選会(*)で今年のハッジの権利をカイロおよびヘルワーンの市民5475人が獲得した。応募者の数は、28万74人であった。 カイロおよびヘルワーン地区担当の内務省第一副大臣であるムフシン・ムラード氏は、カイロおよびヘルワーン警察の管轄で5475人が巡礼に当選したことを明らかにしたが、これには(高齢者特別枠の 全文をよむ
■サウジアラビアで花婿が花嫁を婚礼の席から引きずり出した挙げ句、わっと泣き出す 2011年07月12日『クドゥス・アラビー』 【リャド:DPA】 サウジアラビア西部マディーナ〔メディナ〕市で行われた祝宴会場で、新郎が新婦を婚礼の席から外に引きずり出し、気が触れたかのようなやり方で彼女を地面に投げ飛ばした。 「マディーナ」紙によると、新郎が新婦を投げ飛ばすという行動は、新郎新婦と共に幻のような婚礼と夢のようにロマンティックな雰囲気を楽しみながら参列していた女 全文をよむ
■エジプト:次の日曜にエジプト博物館の調査が開始される 2011年7月7日 「アル=アハラーム」 エジプト博物館の考古学調査委員会の委員長であるアマール・アムリー博士は、次の日曜に所蔵品の調査が始まることを確認した。この作業では、博物館のすべての部門と倉庫が対象になる。そして博物館の所蔵品のすべてを対象にしたこの調査には長い時間がかかると予想されるが、当委員会の作業が博物館を訪れる人々に迷惑となることはないだろうと語った。 また昨日開催された第一回の会合の後、アムリ 全文をよむ
■エジプト:メッカ巡礼シーズンに向け、就労応募者の選定が始まる 2011年7月2日付『アル=アハラーム』 【カイロ:本紙 ムハンマド・アグラウィー】 労働力・移民省は今週、10日間と設定していた郵便での応募期間が終了したことを受け、巡礼シーズンに現地での就労を希望する応募者の選定を始めた。 これは、エジプト人労働者に与えられた就労機会のうち、同省に割り当てられている20%分の候補者を選ぶもので、同省は全ての書類を審査した上で、就労希望者の推薦を行う。残り8 全文をよむ
■数時間の間に5千件もの交通違反を取り締まり。砂漠道路で暴力行為、麻薬、偽造免許 2011年6月30日『アル=アハラーム』 多くの地域で交通に関し無秩序や混乱が拡大しているなかで、ラマダーン月になり混雑や麻痺が起きる前に、公安局では最初の一斉検挙を行なった。それは多くの県や市の道路およびロータリーに規律を取り戻すためである。 カイロとアレキサンドリアをつなぐ砂漠道路では集中的な一斉検挙が始まった。55人以上の将校および交通局、交通警察の人間が参加したが、これはさまざ 全文をよむ
■エジプトの文明的価値に見合う新しい国旗の作成への呼び掛け 2011年6月25日『アル=アハラーム』 【ワジーフ・アッ=サカール】 最近、時代超えたこの国の価値と、今回の革命の真のシンボルになるように、エジプト国旗を変更する呼び掛けが増加している。とりわけ、近代の始まり以来およそ200年間、すべての国旗は文明的・歴史的なエジプトの役割を示すものをデザインとして使用してこなかったからである。 そこでアフマド・アブドゥル=ワッハーブ地球環境学教授は、新しいエジ 全文をよむ
■エジプトのイスラーム集団:「ヒジャーブ着用の女性アナウンサー以外と我々はテレビ番組に出演しない。女性は統治権を握るのに適さない。」 2011年06月22日 『クドゥス アラビー』 【カイロ】 エジプトのイスラーム集団のスポークスマンであるアースィム・アブドゥル=マージドは、「イスラーム集団の布教者らは、ムスリム女性の服装規定(イスラーム法に適合した服装)を守らない女性アナウンサーと共にテレビ出演しないことを決定し、テレビ出演は男性アナウンサーあるいはヒジャーブを着 全文をよむ
■2万3千エジプト・ポンドで多忙な人たちのための短期間かつ高級な巡礼の旅 2011年6月20日『アル=アハラーム』HP1面 【ファウキーヤ・アル=クーリー】 社会連帯省は、市民団体のメンバーのうち通常のハッジの時間が取れない人々たちのために短期間かつ高級なハッジ(巡礼)の旅を、3万2千エジプト・ポンドに及ぶ費用で編成することを初めて決めた。 アジーザ・ユースフ中央運営委員長によると、これは他のツアーのクラスに加えて編成されるものであり、他のツアーの値段は1万7千 全文をよむ
■高校共通試験において英語の結果が95.4点という過去三位の成績 2011年6月17日 『アル=アハラーム』 (エジプト)教育相のアフマド・ガマールッディーン博士は、(大学入学資格に関わる)高校共通試験の(3年生用の)第二期における英語科に関し、無作為抽出したサンプルの成績は95.4点であったことを確認した。なお同科目の昨年の結果は84.5点、一昨年は96.2点である。 高校終了試験の(2年生用の)第一期を受験する生徒は、フランス語であれ、ドイツ語であれ、イタリア語 全文をよむ
■航空サービス基金がエジプト航空に5500万エジプト・ポンドの援助 【アフマド・マスウード、ライラ・アブドゥルハミード】 イブラーヒム・マナーア民間航空相は、エジプト航空を始めとする同省に帰属するすべての航空会社に対して、航空サービス基金が援助を提供すると確認した。エジプト航空は、現段階で5500万エジプト・ポンドの援助を受けている。また、同相は、基金がエジプトの監督当局による監視下にあり、航空大臣直属の組織であり、いかなる誤魔化しもなく、同基金からの支出あるいは収入はすべて 全文をよむ
■イラク政府はスウェーデン政府と「合意」した…イラク人難民問題 2011年06月07日『アル=ハヤート』 【ストックホルム:リーナー・スィヤーウィシュ】 スウェーデンへの難民申請を拒否された数千人のイラク人らが終局的に辿り着いた運命を巡り、いよいよ議論が過熱している。この背景には、スウェーデン警察がイラク人らをバグダードへ強制的に送還しようとする継続的試みがある。 スウェーデン政府高官らは、追放措置が2008年2月18日にイラク・スウェーデン間で調印された 全文をよむ
■来週土曜にインバーバ地区の聖処女教会の補修が完了 2011年05月30日『アル=アハラーム』 【ムハムマド・ガマール・アブーザイド】 来週土曜にインバーバ地区にある聖処女教会の、火災によって傷んだ部分の補修と改修が完了する。損傷の原因となったのは、同地区で今月5月8日に起きた宗教対立だった。 そこでギザ県は、修復や移転、リノベーション、建設のための費用全額を負担したのに加えて、死亡者の遺族にはそれぞれ5000エジプトポンド、負傷者には1000~2000 全文をよむ
■ カイロ:100㎞にわたる廃棄物の山を除去 【アブドゥルハーディ・タマーム/ムハンマド・アブドゥッサラーム】 カイロ市中心部に商店や高速道路を密集化させるという整備作業が進められる中、同市の南北を走る街路や幹線道路に100㎞にわたって積み上げられていた廃棄物の山が取り除かれた。 さらに今週、樹木やトンネルの出入口及び橋の出入口を清掃するために用意された4台の車の編成が始まった。 清掃・美化局のアフマド・アリー代表は、「これらの車は国産で、清掃作業を円滑に 全文をよむ
■髪を引っ張り、歯を調べ、歩き方をチェック:花嫁が希望通りか審査するヨルダンの習慣 2011年05月26日『クドゥス・アラビー』 【アンマン:本紙:マナール・アッ=シャムラ】 伝統的な訪問…微に入り細に穿つように検査とチェックを受ける娘…一人が花嫁の髪を引っ張り、天然かどうかを尋ね、もう一人が胡桃の実を渡して歯で割らせる…2人は自分たちの目で詳細に調査し、体つきを調べ、歩き方や目の形を検査する。これらはヨルダンの首都アンマンで、ハッターバ[=結婚の仲立ちをする女性] 全文をよむ
■タンターウィ元帥、アリーシュで失踪した警察将校3人の捜索を指示 2011年5月26日『アル=アハラーム』 【カイロ:本紙】 軍最高評議会議長であるフセイン・タンターウィ元帥は、担当の治安機関に対して、北シナイ県アリーシュ市で不可解な失踪を遂げた警察将校3人の捜索を行い、彼らを無事家族の元に戻すべく迅速に必要な措置を取るよう指示を出した。 同評議会は26日夜にフェイスブックを通して発表したメッセージの中で、「偉大なエジプト国民や革命青年達と意思疎通を取り続 全文をよむ
■サウジアラビアの女性喫煙者、110万人に上る 2011年5月22日『クドゥス・アラビー』 【リヤード:UPI】 メッカの慈善団体によって作成された、喫煙の危険性を啓発するレポートで、サウジアラビアの女性喫煙者の数は同国の女性人口全体の5.7%を超える約110万人に達しており、女性喫煙者の数という点では湾岸地域で2位、世界で5位を占めていることが明らかになった。 電子版の新聞各紙で報じられたこのレポートでは、サウジアラビア国民が毎年120億リヤル以上もの金 全文をよむ
■フセイン・タンターウィー軍最高評議会議長、ナセルシティーで国軍外来病院の開所式に出席 2011年5月22日『アル=アハラーム』 【カイロ:本紙】 軍最高評議会議長で軍司令官であるフセイン・タンターウィー元帥は、国軍がナセルシティー地区のタウフィークシティーに設立した外来病院の開所式を執り行った。病院には様々な医療部門や、先進医療を可能にする設備が備わっており、国軍職員とその家族、また地区の住人に向けた、高レベルな医療サービス提供に貢献する。 この病院には 全文をよむ
■アインシャムス住民、「教会にNO」とのプラカードを掲げる 2011年5月22日『アル=アハラーム』 【カイロ:アシュラフ・サーディク】 昨日(21日)、何十人もの市民がアインシャムスの聖母マリア教会を取り囲み、「教会にNO」というプラカードを掲げて、コプト教徒が教会に入ることを拒否した。 本紙の独占取材に対し、同教会の司祭であるマルコス・バルキー神父は、今までのところ教会ではいかなるミサも行われていないと話しており、その地区に居住するコプト教徒たちは教会 全文をよむ
■アズハル総長:「ムバーラク前大統領には法の前に慈悲を」 2011年5月21日『クドゥス・アラビー』 【カイロ・ベルリン:DPA】 アズハル総長である大イマーム、アフマド・アッ=タイイブ師が、エジプトのホスニー・ムバーラク前大統領に寛大な措置を求めた。 明日日曜[5月22日]刊行のドイツ紙、フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング紙とのインタビューでタイイブ師は、「ムバーラク前大統領は長期にわたりエジプトのためにたくさんのことをした。しかも今や高齢で 全文をよむ
■議会前で宗派主義反対キャンペーン、「政権は怠慢。逃げている場合ではない」 2011年5月20日『アル=ハヤート』 【ベイルート:本紙】 「宗派主義体制打倒キャンペーン」は昨日〔19日〕、ビシャーラ・アル=フーリー広場からベイルート中心部のリヤード・アッ=スルフ広場に至るデモ行進を組織した。デモ行進では、宗派主義体制の打倒や個人身分法の改正を求めるスローガンと共に、労働者の要求や改革事項が書かれたプラカードが掲げられた。 座り込みを行うデモ参加者らは、国会 全文をよむ
■ヨルダンでパレスチナ侵略63周年のデモ行進 2011年05月13日『クドゥス・アラビー』 【アンマン:UPI】 ヨルダン国民は金曜日[12日] 、パレスチナ侵略から63周年を想起するデモ行進を行った。デモ行進には、各政党や労働組合、政治・社会勢力の呼びかけにより数千人が参加した。 首都のアンマンでは金曜礼拝の後、中心部にあるアル=フサイン・モスク前から数百人がデモ行進を行い、多数の治安部隊が展開する中、ラアス・アル=アイン地区のアマーナ広場に到着した。 全文をよむ
■ サウジアラビアでアメリカ人教授、シマーグを着けた犬の写真が理由で講義を中断させられ国外に退去 【リヤド:UPI】 サウジアラビアの大学でアメリカ人教授が講義の最中に使用した、犬が「シマーグ[※アラブ式スカーフ]」を着けている写真が原因で、出席者が怒ってホールから退席した。このことにより講義を最後まで行うことは妨げられ、教授は同日中に王国を立ち去らざるを得なくなった。 米オハイオ州立大学のジョゼフ・ウィリアムズ教授は、サウジアラビア西部のターイフ大学の講堂で、気候 全文をよむ
■学歴が低いヨルダン女性ほどより多くの虐待と暴力を受けている 2011年5月3日『クドゥス・アラビー』 【アンマン:本紙】 ヨルダン公安局の家族保護局は、昨年親戚や隣人から暴行を受けた836人について調査した。そのうちの319人は女児で、237人は成人女性だった。 家族保護局のムハンマド・ズアビー局長が提出した調査報告書によれば、家族保護局は設立された1998年から2010年までに、7842件の男女に対する性的虐待に対処した。うち4583件が女性に対するも 全文をよむ
■ネット活動家が「シリア革命」を世界に発信 2011年04月29日『クドゥス・アラビー』 【ベイルート:AFP】 5年ほど前までラーミー・ナフラ青年は、シリアのバッシャール・アル=アサド大統領を熱烈に信奉していた。だが今や彼は、政権打倒を求める「シリア革命」の、最も知られたネット活動家の一人となった。 「マラーッズ・ウムラーン」という仮名で、ラーミー・ナフラは一群の活動家たちと共に、ツイッターやフェイスブックといったSNSサイトを通じて、携帯電話で撮影され 全文をよむ
■イラクの小麦生産量は国内需要の半分 2011年4月28日付『アル=ハヤート』 【バグダード:アーディル・マフディー】 イラク農業省のカリーム・タミーミー報道官は「水不足に加え多くの農業従事者が農村部から都市部へ移住したことでイラクの小麦生産量は国内需要の50%にあたる200万トンにとどまっており、」「農業省は来期のスプリンクラー利用のための計画に取り組んでいる」と述べた。 またイラク政府付属の「農業イニシアティブ最高委員会」は農作物の自給自足達成 全文をよむ
■『1月25日革命の若者』勢力、バルイー労働力相辞任を求める100万人デモへの呼びかけを拒否 2011年4月27日『アル=アハラーム』 【カイロ:ムハンマド・アル=アグルーディ、サミーラ・アル=サイイド】 『1月25日革命の若者』勢力は、労働力相の辞任を求めて来週日曜日に100万人デモを組織しようとのエジプト労働組合総連合による呼びかけを拒否した。同大臣が総連合を打倒しようと企んでいると、総連合側が非難していることがその背景にある。 『1月25日革命の若者 全文をよむ
■健康上および安全上の理由から、ムバーラク氏の病院からの移送は困難 2011年4月27日『アル=アハラーム』 【カイロ:ムハンマド・イヤード、ナーギー・アル=ギルガーウィー、ムハンマド・アブドゥッラティーフ】 アブドゥルマギード・マフムード検事総長は、ホスニー・ムバーラク元大統領をシャルム・シェイフ病院から移動させる措置は、健康上及び安全上の理由から現状困難であると明言した。 検察の公式報道官を務めるアーデル・アル=サイード検事総長補佐官は、健康状態の推移 全文をよむ
■国民は…いまだ警察に期待している 2011年04月25日付 Al-Ahram紙 2011年04月25日『アル=アハラーム』紙 【調査:シーリーン・ウマル】 ほとんどの警官がエジプトの街に戻ってきたにもかかわらず、治安状態はいまだ安定しない。しかし、警官らの公務への完全復帰や法律違反者・逸脱者への断固たる 対処を妨げる心理的な障害があるようである。こうした違反者たちは多くが逮捕され、法的手続きが滞ることなく軍事法廷で判決が出ているにもかからず、社会を危機に曝して 全文をよむ
■ 二カーブ禁止初日に反発、フランス当局は同法適用の難しさを認める 2011年04月12日付『アル=ハヤート』紙 【パリ:アルレット・フーリー】 フランスで公の場所での二カーブ及びブルカの着用を禁止する法律の適用が昨日始まり、同国はこのような法律を施行するヨーロッパ諸国の中で初めての国となった。クロード・ゲヤン内相は同法適用の難しさを認めたものの、適用初日に直面した多くの反発に拘わらず同法が「尊重されるだろう」と強調した。 昨年10月11日に可決されたニカ 全文をよむ
■イラク旧政権崩壊記念日にアアザミーヤでデモ 2011年04月08日付『クドゥス・アラビー』紙 【バグダード】 バグダード市アアザミーヤ地区で金曜礼拝の後、およそ2000人がデモを行い、2003年4月9日のサダーム・フサイン政権崩壊の記念日に合わせて、米軍の撤退を求めた。 デモ隊は礼拝後に、バグダード北部のスンナ派アラブ人の拠点、アアザミーヤ地区にある、イマーム・ハニーファ・ヌウマーンモスク前に集結し、米軍の撤退を求め、占領に反対した。 デモを組 全文をよむ
■ワクフ省、軍にサラフィー主義者の阻止を要求、大物教宣師たちは暴力行使を否定 ■エジプトのサラフィー主義者、「聖廟破壊」から「ファラオ像の顔に覆い」にいたるまで、数々の嫌疑でショックを与える 2011年04月07日付『クドゥス・アラビー』紙 【ロンドン:本紙ハーリド・アル=シャーミー】記者 サラフィー主義者[=イスラーム復古主義者]が墓廟の破壊キャンペーンを始めたとか、ヒジャーブ[=髪を覆い隠すベール]をしていない女性たちを脅している、あるいは一部の県でハッド刑 全文をよむ
■エジプト:市民の力を思い起こさせるデモ、改革の加速を要求 2011年04月02日付『アル=ハヤート』紙 【カイロ:本紙】 複数の県で行われたデモに数万人のエジプト人が参加し、ホスニー・ムバーラク前大統領を打倒した民衆蜂起が求めた改革や、旧政権の中心人物たちの裁判の実施を迅速化するよう求めた。ムスリム同胞団の支持者の不参加にもかかわらず、市民の力を思い起こさせる試みとなった。 ムバーラク前大統領辞任の祝典以来最大となったこのデモでは、ムバーラク前大統領とそ 全文をよむ
■アズハルでデモ行進、聖廟破壊をスーフィー教団が非難 2011年04月02日付『アル=アハラーム』紙 【カイロ:イスマーイール・アル=ファフラーニー、ムハンマド・アブドゥルハーリク】 昨日の金曜礼拝の後、アズハル・モスクで大規模なデモ行進が行われた。イスラーム研究アカデミーのメンバーやスーフィー教団のシャイフおよび団員達、そして礼拝に参加した数千人が、サラフィー主義者[=イスラーム復古主義者]によるエジプト各地での墓廟や聖者廟の破壊を非難した。 行進はアズ 全文をよむ
■ムスリム同胞団、ケナの司教座を訪問 2011年04月02日付『アル=アハラーム』紙 【ケナ:ウサーマ・アル=フワーリー】 「昨日と今日では大違い」。こんな言葉でムスリム同胞団の代表団は、[エジプト南部]ケナのコプト司教座への訪問を、数分前に終わらせた。この集まりには複数の司祭やキリスト教宗教者、教会の若者たちが出席した。 これはムスリム同胞団とコプト・キリスト教徒間で行われた、初の対話を行うための集まりだった。集まりは全体に友愛の情に溢れていたと、どち 全文をよむ
■エジプト:警察官がデモを行い内務省を襲撃、放火 2011年3月22日『アル=クドゥス・アル=アラビー』 【カイロ:通信社、本紙、アフマド・アル=カーウード】 昨日火曜、エジプトで18,000人以上の警察官が、カイロ中心部にある内務省本庁舎前で、給与引き上げと軍事法廷の廃止を要求する行進を行った。 デモ参加者は本庁舎に駐在する治安部隊と衝突した後、内務省を襲撃した。同省のビルの入り口からは、濃い煙柱が昇っていく様子が見られ、デモ参加者が電気通信省の建物に放 全文をよむ
■事実調査:革命に関与した重要人物たち 2011年03月22日付『アル=アハラーム』紙 【カイロ:ムハンマド・ヒガーブ】 人権評議会の事実調査委員会が、1月25日革命の最中にデモ参加者たちに向けられた治安機関側からの侵害や逸脱行為に関する調査報告書をまとめた。 報告書はフサイン・タンターウィー元帥が議長を務める軍最高評議会と、首相および検事総長に提出された。 調査委員会のムハンマド・ファーイク委員長は報告書の中身について、デモの犠牲者は68 全文をよむ
■カイロ:パレスチナ人男性と結婚したエジプト人女性らが子供にエジプト国籍付与を求める集会 2011年3月21日『アル=ハヤート』 【カイロ:ジーハーン・アル=フサイニー】 パレスチナ人男性を夫に持つエジプト人の母親数百人が今日〔21日〕、エジプトの母の日に合わせて抗議表明を行うために、子供らを伴ってカイロのタハリール広場に集まっている。この抗議集会で母親らは、自分の子供達にはエジプト国籍が付与される権利があると訴えている。 エジプト人の母とパレスチナ人の父 全文をよむ
■カサブランカで警察が強制的にデモを解散 2011年03月14日付『アル=ハヤート』紙 【ラバト:AFP通信】 モロッコ警察は昨日、カサブランカでデモ隊約100人を解散させた。デモ隊の大部分はイスラーム主義者で、警察は彼らによる「政治改革」の実行を求めての座り込み実施を阻止した。 イスラーム主義の「公正と慈善」運動の活動家、およそ100人がムハンマド5世広場に到着するのを、治安部隊は妨害した。目撃者によると、「警察がデモ隊を解散させた際、15人が負傷し、そ 全文をよむ
■アトフィーフのムスリムとキリスト教徒が国の団結を確かめるために大衆的集会を開催 2011年03月11日『アハラーム』 ヘルワーン県アトフィーフの中心部にあるスール村に平穏が戻った。最近同村で起こったムスリムとキリスト教徒の間の紛争に、民間ならびに行政指導者や著名人らが介入し、危機鎮静化に努めた結果である。 本日村民たちは、村で一番大きいアリー・ブン・ターリブ・モスクでの金曜礼拝の後、大衆集会を開いた。「ムスリムとキリスト教徒は一つ。宗派対立にNo。スール村民は一つ 全文をよむ
■「宗教分裂にNO!」というスローガンの下:タハリール広場からアトゥフィーフまでの百万人行進を呼びかけ 2011年3月10日 『アル=アハラーム』紙 サミール・アッサイイド エジプトの諸政治勢力および政党は、現在エジプトが置かれている繊細な状況のなかで、社会の平安を脅かすような宗教的なおごりが現れることを糾弾した。そして明日、「宗教分裂にNO!」というスローガンを掲げ、タハリール広場からアトゥフィーフのスール村(*イスラム教徒によるコプト教会襲撃事件の起きた場所)ま 全文をよむ
■ムバーラク、シャリーフ、スルールのギャングたちが“反革命”を主導:暴力と混乱と宗教間対立 ■「民衆は女どもの打倒と大統領の顕彰を望んでいる」のシュプレヒコール…カイロ近郊の教会放火事件後の死者、13人に 2011年03月09日付『クドゥス・アラビー』紙 【ロンドン:本紙ハーリド・アル=シャーミー記者】 昨日、エジプト政府は初めて「反革命の計画」の存在を認め、フスニー・ムバーラク元大統領の側近の支持者たちが宗教間暴力を企てたと非難した。 カイロの南、 全文をよむ
■アトフィーフの教会、再建へ 2011年03月09日付『アル=アハラーム』紙 ヘルワーン県アトフィーフ郡、スール村の教会問題解決に向けた努力が続けられる中、アズハル総長のアフマド・アル=タイイブ師は村の同じ場所に教会を再建し、国の安全を脅かす内乱の危機を遠ざけねばならないと明言した。同師はスール村で教会が破壊されたことに遺憾の意を表し、アラブ・イスラーム史上に前例のない、イスラームの教えとは無縁の異様な出来事であると指摘した。そして複数の教会への襲撃が起きていることは、イスラ 全文をよむ
■カイロ大学学長および教授陣が学生デモを先導 2011年3月7日 『アル=アハラーム』紙 カイロ大学の数百人の学生が昨日、大学キャンパスで行ったデモで、学生であるか教授陣を問わず、すべての表現の自由を与えることの必要性を訴えた。それは大学行政及び教育に関するすべて問題に関する大学の伝統の枠組みにおける問題である。また学生たちは学部長および副学部長を選挙で選出すること、そして公安が学生の問題に介入しないこと、教授陣にアクセスしないことの必要性を持訴えた。同様に学問の自由と1月2 全文をよむ
■外出禁止令に抗し、イラクで改革と変化を求めるデモ 2011年03月04日付『クドゥス・アラビー』紙 【バグダード】 数千人のイラク人が外出禁止令に抗して首都バグダードその他の都市で「尊厳の金曜日」デモを行った。これは先週金曜日に行われたデモの犠牲者を顕彰し、改革と変化、汚職撲滅、公共サービス悪化の根本的解決、失業者への雇用創出といった要求を訴え続けるためのデモだった。 金曜朝、バグダードのデモ隊は市中心部のタハリール広場に向かって行進した。それぞれイ 全文をよむ
■タハリール広場での金曜礼拝で「エジプトのために闘いぬく者たち」という計画を説教師が呼びかける コプト・キリスト教徒の活動家は団結を、そして革命の成果を守ることを訴える 2011年3月4日 『アル=アハラーム』紙 オマル・マクラム・モスクのイマームであるマズハル・シャーヒーン師は、タハリール広場で行われたアスルの礼拝を兼ねた集団礼拝で、数万人のエジプト人を前に導師の役割を務めたのだが、その際、「エジプトのために闘いぬく者たち」という作戦を打ち上げた。この作戦はそうすること 全文をよむ
■アレキサンドリア大学評議会は革命の犠牲者の家族に対し、無償で開放講座を提供 2011年3月3日 『アル=アハラーム』紙 アレキサンドリア大学評議会は大学の警備を直ちに取りやめることを決定した。学長のヒンド・ヒフニー博士はそれを発表し、また雇用者の奨励金を125%から150%に上げることも決まったと語った。それは雇用者の生活を改善したいという大学の願いによるという。 また評議会は、当大学の学生のなかで1月25日の(革命の)犠牲者となった者の家族に対しては、当大学の開 全文をよむ
■バスラ県庁舎がデモ隊の手に、死傷者も 2011年02月26日『クドゥス・アラビー』 【バグダード】 目撃証言によれば、バスラ県庁舎が数千名のデモ隊の手に落ち、アル=マウシル(モースル)市では死傷者が出た。アル=アンバール県でのデモも負傷者がでており、バグダードのタハリール広場には改革と汚職追放を求めて数千人が集まった。 バスラ出身の国会議員ジャウワード・アル=バズィーニーによれば、バスラ県知事シャルターグ・アル=マヤーフは辞表を提出し県庁舎を去った。 全文をよむ
■エジプト革命、イスラム教徒とキリスト教徒を一つに 2011年02月19日『クドゥス・アラビー』 【カイロ】 先週金曜(11日)ムバーラク(前)大統領を辞任に追い込んだ統一という精神は、同国のイスラム教徒とコプト教徒間の緊張を鎮めるとともに、両者の恒久的な協調への希望を後押しした。カイロ中心部のタハリール広場での抗議活動中、ムスリムとキリスト教徒は礼拝の間、手を取り合って、治安部隊からお互いを守る人間の盾を作って立っていたのである。 デモ参加者らは、ムバラ 全文をよむ
■サウジ情報筋と親族の友人、ベン・アリーは危篤状態 2011年02月18日『クドゥス・アラビー』 【ドバイ、チュニス】 追放されたチュニジア大統領ザイヌルアービディーン・ベン・アリー(71歳)の親族に近い人物とサウジアラビア情報筋によれば、1月14日に人々の圧力により国外逃亡したベン・アリーは、2日前、サウジアラビア、ジェッダの病院で脳卒中の後「意識不明」に陥った。 元大統領一族と親しい人物は、湾岸某国のAFP通信社との電話取材で、「ジェッダの病院で、2日 全文をよむ
■ダミエッタで家具造りが息を吹き返す 2011年02月17日付『アル=アハラーム』紙 【ダミエッタ:ハサン・サアド】 若者たちの革命が勝利し、政治が安定を取り戻した。ダミエッタ市民も宗派を超えてこの勝利を文明的に祝い、市内の時計広場で数千人を集めた大規模な祝典を開催した。そしてようやくダミエッタ市民は新たな気持ちで職場に戻ったのである。 二週間閉鎖されていた家具工房が再開され、近隣県から家具を購入しにくる顧客が戻り始めたと共に、ショールームでの家具販売の 全文をよむ
■コプト教徒の活動家たち、ムスリム同胞団を含んだ改憲委員会の人選に反対 2011年02月15日付『クドゥス・アラビー』 【カイロ】 コプト教徒の活動家たちは火曜日、軍が任命を発表した改憲委員会にコプト教徒を代表する人物は入っていないのに、ムスリム同胞団の意見を代表するメンバーが含まれていることへの反対を表明した。 エジプトのコプト教徒たちのNGO「人権のためのエジプト連合」のナギーブ・ギブラーイール代表は声明を出し、「軍最高評議会が任命した委員会の人選 全文をよむ
■殉教者カリーム、母親にムバーラク辞任の吉報を伝える 2011年02月14日付『アル=アハラーム』 【イブラーヒーム・アッ=サハーウィー】 フワイダー・ムハンマド・ハッサーナイニさんは大切な息子、そしてこの国すべての息子であるカリーム・ミドハト・ムハンマド・ワハバさんを、至高なる神の御許へと送ったが、驚くべき気丈さで語り、我々を涙ぐませた。 1月29日土曜日、彼女の息子は警官が放った3発の銃弾に倒れた。そして2月10日の夜、彼は母親と双子の妹の夢の中に現れ 全文をよむ
■エジプト警察、「革命への参加」を求める 2011年02月14日『アル=ハヤート』 【カイロ:本紙】 エジプト警察の振る舞いが「ナイル革命」勃発の最大要因であったが、その警察が今度はフスニー・ムバーラク政権を打倒したデモ隊への参加を求めている。先月25、28日に警察軍が鎮圧に務めたはずの「怒り」が、昨日警察内部で爆発したのだ。道路に繰り出した何百万ものエジプト人達のように、警官たちは恐怖のバリヤーを打ち壊し、デモ運動に随行した。 革命の鎮圧を任じられていた 全文をよむ
■アブドゥッラー・ハサン、軍に付き添われて事務所を去る 2011年02月13日付『アル・アハラーム』 中東通信(MENA)のアブドゥッラー・ハサン取締役兼編集長は土曜夜、エジプト軍に護衛されてカイロ中心部にある中東通信の建物を出た。 ハサン氏は国営メディアの一つとみなされている同通信社の記者と職員への恐怖心から、護衛のために特別部隊を送ってほしいと軍に要請していた。ハサン氏は彼らが破壊行為を行っていると訴えていたが、到着した軍部隊からは、いかなる破壊行為も認められな 全文をよむ
■アハラーム紙が…変化を生みだす神に称えあれ! 2011年02月13日付『アル=アハラーム』 【マフムード・マッカーウィ】 昨日本紙が発行した歴史的な号の見出しには、手書きのルクア書体で3つの単語だけが書かれていた。「国民が 政権を 倒した」。このことは街頭の群衆の関心を引き、タハリール広場その他の地区で行われた祝賀では、本紙を掲げる人々の姿があった。 だが、1月25日革命指導部のフェイスブック、特に「僕たちはみなハーレド・サイードだ(We are all 全文をよむ
■労働者数千人がエジプト各地で賃上げを求めるデモ 2011年02月09日『クドゥス・アラビー』 【カイロ】 エジプト各地で水曜日〔9日〕、数千人の労働者が賃金引き上げや労働条件の改善を要求する抗議活動を行い、フスニー・ムバーラク大統領の辞任を求めるデモへの支持を表明した。 労働組合筋と目撃者の証言によれば、ヘルワーン県にあるコークスと基礎化学品を取り扱う会社では、水曜日に約4000人の労働者がストライキや労働争議を表明したという。同県はカイロ南部に位置し、 全文をよむ
■ワーイル・グナイム、普通の青年がエジプト革命の星になった 2011年02月09日付『クドゥス・アラビー』 【カイロ】 グーグル社の中東・北アフリカ地域マーケティング責任者のワーイル・グナイム氏は、フェイスブック上のページを通じてムバーラク大統領に反対する数十万人を集めることに成功したことで、エジプトの多くの若者に崇拝される存在になった。 ワーイル(37歳)は浅黒くハンサムな若者で、そのまなざしは眼鏡越しに知性の輝きを放っており、彼に知識人の風貌を与えてい 全文をよむ
■ワーイル・グナイム、デモ隊に死者が出た責任は政府にあると語る 2011年02月08日付『クドゥス・アラビー』 【カイロ】 釈放からわずか数時間後に行われた最初のインタビュー番組で、エジプト人活動家でグーグル社の中東・北アフリカ地域責任者のワーイル・グナイム氏は、エジプト人デモ隊に複数の死者が出たことについて政府の責任を問い質した。 ここ2週間の衝突で亡くなった若者たちの写真を見せられたグナイム氏は、過ちを犯したのは自分の方ではないと泣きながら誓い、「[犠 全文をよむ
■ サウジアラビア:シーア派法学者が更なる改革を訴え 2011年02月07日『アル=ナハール』 サウジ・シーア派の重鎮である著名なハサン・アブドゥルハーディー・ブーハムシーン師が、アラブ諸国の政府に対し、チュニジアやエジプトで起きている光景と同様の状況に直面しないために、政治・経済改革を速やかに実行するようにと要請した。 同師は、サウジアラビア東部の町ホフーフにあるイマーム・アル=バーキル・モスクにおいて礼拝に参加した大勢を前にして、サウジアラビアには政治・経済・社 全文をよむ
■ヨルダン下院副議長、パレスチナ系ヨルダン人からの国籍剥奪を再び非難 ■アッバース大統領やクレイ元首相らパレスチナ指導部にはヨルダン国籍が付与されていると明かす 2011年02月07日『クドゥス・アラビー』紙 【アンマン:バッサーム・アル=バダーリーン】 ヨルダン下院のナンバー2であるアーティフ・アル=タラーウナ氏は、パレスチナ人としての国民性の強化とパレスチナ国家樹立を可能にさせるという口実により[パレスチナ系]ヨルダン国民から国籍が剥奪されている一方で、パレ 全文をよむ
■ サウジアラビアの大ムフティー、アラブ・イスラーム諸国を分割する陰謀を警戒 2011年02月06日『ナハール』 【ジェッダ:ロイター・UPI通信】 昨日(5日)のサウジアラビア各紙によれば、同国の大ムフティー、アブドゥルアズィーズ・アールッシャイフ師は、エジプトやチュニジアその他の場所で起きている反政府抗議行動を批判し、混沌を流布するための反イスラーム主義者らの陰謀に他ならないと評した。 また、エジプトやチュニジア、その他のアラブ諸国で続いている抗議行動 全文をよむ
■電気代請求、政情安定まで延期へ 2010年02月05日『アル=アハラーム』 【アッサイイド・ヒジャーズィー】 9つの送電会社は共和国レベルで、顧客からの消費電力料金の支払い請求作業を延期する決定を下した。期間は日常生活が自然な状態に回復するまでの間であり、これは[エジプト]国内で起きている一連の出来事を受けてのことである。 労働者の賃金支払いは遅れており、一部の国民が収入を補うために依存しているフリーランス契約の仕事の中には停止中のものもある状態である。 全文をよむ
■ソハーグ県でデモが消え、安定を呼びかける声 2011年2月5日『アル=アハラーム』 [ソハーグ:ムハンマド・ムターウィウ] ソハーグ県下の各市町村にある7千以上のモスクで数十万人の礼拝者たちが、昨日〔4日〕の金曜礼拝の中で、悪意や敵意に満ちた者たち、腐敗した者たち、偽善者たちから神がエジプトを守り給うよう祈りを捧げた。 また、神が悪しき騒乱から同国を保護し、国民や若者たちをあらゆる災難から守るよう願った。さらに、流血が停止し、万人の財産である公共の 全文をよむ
■タハリール広場ではコプトもムスリムもムバーラクに立ち向かう 2011年02月05日付『クドゥス・アラビー』 【カイロ】 エジプトで起きた前例のない抗議運動の拠点となっているカイロ中心部、タハリール広場には、ムスリム市民と並んでデモに参加し、共にムバーラク退陣を求めるコプト・キリスト教徒たちの姿があった。 コプトの青年ナーディルさん(23歳)は、英語で「ムバーラク時代に多くのコプトの血が流された。エジプトから出ていけ」と書いたプラカードを持っていた。ナーデ 全文をよむ
■エジプトで拘束されたアル=ジャズィーラ記者の釈放 2011年02月04日付『クドゥス・アラビー』紙(イギリス)HPアラブ面 【ドバイ】 アル=ジャズィーラ衛星放送は、木曜(3日)、エジプト当局が街頭で抗議集会の取材中に拘束された同局記者3名を解放したとニュース速報で述べた。四番目の記者について詳細は報じられていない。 ジャズィーラのエジプト事務局は当局により閉鎖され記者3名が逮捕されていた。もう1名は行方不明とされている。 月曜(1月31日)ジ 全文をよむ
■エジプト:カイロ東部から大行進…ムバーラクの決定を支持して 2011年02月03日「アル=アハラーム」 【ナギー・アルガルガーウィ】 カイロで、1日夜にムバーラク大統領がエジプト国民に向けて行った演説を支持するデモ行進に数千人が参加した。改革のステップ、変革、そして次期大統領選に自身が立候補しないことを述べた演説に対し、デモ隊はエジプト万歳、生きよムバーラク、改革にイエス、ムバーラクにイエスといった横断幕を掲げていた。 このデモ行進には、ムバーラク大統領 全文をよむ
■エジプト大衆蜂起にかんし、アル=ジャズィーラに連帯しアル=アラビーヤを批判するレバノン人たち 2011年2月02日付『クドゥス・アラビー』紙(イギリス)HPアラブ面 【ベイルート】 水曜(2日)午前、ベイルートのアル=ジャズィーラ・チャンネル事務所付近に活動家多数が集まり、エジプトでの活動を禁じられた同局への支援を表明した。彼らは、次いで向かいのアル=アラビーヤ・チャンネルへ移動し、参加者が言うところの「エジプトの蜂起に関する偏った」報道姿勢を非難した。FP通信記 全文をよむ
■2010年ガザ:死産率低下の一方で新生児6万人が誕生 2011年1月23日付『アル=ハヤート紙』(イギリス) アラブ諸国面 【ガザ:アル=ハヤート】 ハマースが率いるガザ地区の「被解任政府」の報道官は、同地区では2010年に死産数3,976人に対して約6万人の新生児が登録されたと発表し、2009年より死産率が低下したと指摘した。 同政府の内務省内にある民生局のリヤード・アル=ゼイトゥーニーヤ局長は、「同省市民課の登録では、男児出生率が女児出生率を約2.5 全文をよむ
■ヨルダンで内閣退陣を求めるデモ行進 2011年01月21日付『クドゥス・アラビー』紙(イギリス)HP1面 【アンマン】 ヨルダンの複数の都市で金曜日[21日]の昼の礼拝後、民衆によるデモ行進が行われた。内閣の退陣と政治・経済改革の実施を求めるデモとしては2度目となる。 デモ行進は首都アンマンの中心部にあるアル=フサイン・モスク前から始まり、数百人の市民が参加した。彼らを率いたのは、労働組合の指導者らに加え、野党、中でもイスラーム勢力の指導者たちであった 全文をよむ
2011年01月15日付『アル=アハラーム』紙(エジプト)HPアラブ諸国面 ■ヨルダンの各地で物価高騰に抗議して大規模なデモが行われる 【アンマン:諸通信社】 ヨルダンの首都アンマンやその他の幾つかの都市で、約8千人の人々が燃料や食料品の価格高騰に抗議するデモを行い、政府に対して就労機会の保障および国内の物価高騰の抑制を求めた。 昨日[14日]の金曜礼拝の後、アンマンや幾つかの県で多数の平和的なデモ集会が始まった。このデモには数千人の市民が参加し、生活 全文をよむ
■自動車市場の移転を検討 2011年1月11日付『アル=アハラーム』紙(エジプト)HP1面 【アブドゥルハーディー・タマームおよびムハンマド・アブドゥルサラーム】 ナスル市東部地区、特に新カイロ市に向かう主要幹線道路であるザーキル・フセイン通りにおける、自動車市場に起因する問題について、緊急調査が求められている。 カイロ県知事のアブドゥルアズィーム・ワズィール氏は、同県東部地区担当副知事であるムフタール・アル=ハマラウィー氏に上記の調査を求めた。これは 全文をよむ
■エジプト航空、メディナへのフライト再開 2011年01月08日付『アル=アハラーム』紙(エジプト)HP1面 エジプト航空は、巡礼客の移送をめぐって双方間に反目が生じて以来、9ヶ月間中断されていたメディナへのフライトを、1月20日から再開する。 エジプト航空のフサイン・マスウード社長は、カイロ発の7便とアレキサンドリア発の水曜日と木曜日と日曜日の3便、あわせて週10便のフライトが就航すると発表した。また、エジプト―サウジアラビア間の関係の強固さが、メディナ行きフライ 全文をよむ
■サーナウィーヤ・アーンマ制度の抜本的改革 12月18日付『アル=アハラーム』紙(エジプト)HP1面 【カイロ:ネヴィーン・シャハータ】 エジプト教育省は高等教育省の協力の下、高校教育レベル引き上げ法案の最終版を起草し終えた。これは、国民議会に議決を移行する前に、閣僚会議に提出される。 ほぼ最終版となった新法案の中には、サーナウィーヤ・アーンマ[高校卒業資格認定試験、高校在学中に行われる]の学習制度の抜本的改革が含まれる。現行制度では高校2年次と3年次 全文をよむ
■クウェイト、「内政干渉」を理由にアル=ジャズィーラの事務所閉鎖 2010年12月14日付『アル=ハヤート』紙(イギリス)HP1面 【クウェイト:ジャムド・アル=ジャースィル】 昨日クウェイト議会の野党勢力が、先週の水曜日にある議員が開いた会合で生じた暴力行為の背後関係についてナーセル・ムハンマド・アル=アハマド首相の証人喚問を要請すると決定したことを受けて、クウェイト政府は衛星テレビ局「アル=ジャズィーラ」の事務所閉鎖と、同局に勤める全職員の許可書剥奪を決定した。 全文をよむ
■ナジャフ市がキリスト教徒に同都市での定住と就職を呼びかけ 2010年11月30日付『アル=ハヤート』紙(イギリス)HPアラブ国際面 【ナジャフ:ファーディル・ラシャード】 ナジャフ市(バグダードから160km南に位置する)の政府機関および住民は、キリスト教徒コミュニティにイラクから移住しないよう呼びかけ、ナジャフに定住して働くよう促した。 ナジャフ県議会のファーイド・アル=シャムリー議長は、「本県議会は、キリスト教徒のイラク国民にナジャフ県内に定住し 全文をよむ
■コプト教会のシェヌーダ3世総主教がエジプト当局に暴力行為の鎮静化を要請 2010年11月25日付『クドゥス・アラビ―』紙(イギリス) 【カイロ】 エジプトにおけるコプト正教徒の精神指導者であるシェヌーダ3世総主教は、政府高官と治安関係者に対し、カイロ西部でコプト教徒が教会建設停止に対して行った抗議行動から生じた一連の暴力事件を鎮静化するよう求めた。同国のメディアが木曜[25日]に伝えたところによると、シェヌーダ3世は毎週行われている説教において、騒動が生じたギザ 全文をよむ
■警察との衝突でコプト教徒のデモ参加者が死亡―ギザ県 2010年11月25日付『サバーフ・ジャディード』紙(イラク)HPアラブ諸国面 【カイロ:AFP通信】 昨日水曜[24日]、カイロ南部・ターレビーヤ地区で起きた警察当局とキリスト教徒住民との衝突によりコプト教徒のデモ参加者1人が死亡、15人近くが負傷した。また20名あまりの警察隊員も負傷した。警察側の情報によると、キリスト教徒らは地元当局が教会の拡張工事の中止を決定したことに抗議していたという。 A 全文をよむ
■ 在ロンドン・サウジ大使館は関与を否定、英政府は監視を検討 ■ イギリスのイスラーム学校でユダヤ人嫌悪扇動、窃盗犯の手の切断、同性愛者殺害を教育しているとの疑い 2010年11月22日付『クドゥス・アラビー』紙(イギリス)HP1面 【ロンドン:本紙】 英国放送協会(BBC)の番組『パノラマ』で、イスラーム教徒の子弟のために開かれる一部の土曜・日曜学校で採用されているカリキュラムについて取り上げられた。同番組の調査レポートによると、これらのイスラーム教学校では生 全文をよむ
■イラクの「アル=カーイダの子供達」、犠牲者はその家族 2010年11月19日付『アル=ハヤート』紙(イギリス)HP1面 【バグダード:本紙】 イラクで子供達による自爆テロという現象が一時的に減少したことが、最近の研究で指摘された。だが本紙に今日掲載されているリポートでは、むしろこの現象はすそ野を広げ、アル=カーイダが徴兵した子供達の家族が標的となったり、知的障害のある子供、さらにはアル=カーイダの構成員や幹部の子供までリクルートされたりしている実態が明らかにされ 全文をよむ
■アラブ環境・開発フォーラム(AFED)の2010年度報告書:減少する水資源に持続的な管理を 2010年11月6日付『アル=ハヤート』紙(イギリス)HP環境面 アラブ世界は、水資源枯渇に対処するための迅速かつ効果的なステップを採らなければ、水・食糧危機に直面するであろう。利用可能な淡水資源をすべて使っても、アラブ諸国は全体として水不足地域に分類されることになる。アラブ環境・開発フォーラム2010年度報告書は、2015年の初めには1人当たりの水の配分が500立方メートル未満に 全文をよむ
■ムスリム同胞団とイスラーム集団、アル=カーイダのコプト教徒への脅迫を非難 2010年11月03日付『クドゥス・アラビー』紙HP1面 【カイロ】 エジプトのムスリム同胞団は昨日火曜日、イラクのアル=カーイダがエジプトのコプト教徒を脅したことを非難し、アル=カーイダの行為は「馬鹿げた脅迫」であり、「イスラーム教徒の側にも害を及ぼす」、また「礼拝堂を守ることは多数派であるイスラーム教徒の使命である」と述べた。 ムスリム同胞団は昨日発表した公式声明で、「ムス 全文をよむ
■ アラブ女性機構議長、女性の間で非識字が広がっていると批判 2010年10月29日付『クドゥス・アラビー』紙HP1面 【チュニス】 アラブ女性機構のライラ・ベン・アリー議長は木曜日[28日]、アラブ人女性の間で非識字が広まっていることが、各国の持続可能な発展を脅かす原因になっていると注意を喚起し、この事態を避けるために、女性に対する教育や訓練に力を注ぐよう呼びかけた。 チュニジアのザイヌル=アービディーン・ベン・アリー大統領夫人であるライラ・ベン・アリ 全文をよむ
■ オリーブの木が入植者の標的に 2010年10月24日付『アル=ハヤート』紙(イギリス)HPアラブ世界面(東アラブ) 西岸地区北部の東ルッバン村(ナブルス県)で、入植者が根こそぎにしたオリーブの木の間に座り込むパレスチナ人女性。同村のパレスチナ人たちは、エリ入植地の入植者たち が一昨日の夜に村の農地で木を切り倒して行ったと主張している。農地の所有者であるラジャー・ワズワズ氏は、自分の農園のオリーブの木が完全に破壊されている光景に「ショックを受けた」と述べた。同村に出向いた警 全文をよむ
■中東のための特別シノドス開幕:中東でカトリック系キリスト教徒の割合が激減 2010年10月12日付『アル=ナハール』紙(レバノン)HP1面 教皇ベネディクト16世が主宰する「中東のための特別シノドス(代表司教会議)」が昨日(11日)より、バチカンを会場に開幕した。第一日目には、中東におけるキリスト教の展開や、中東のカトリック系キリスト教徒の割合が激減して1.6%にまで落ち込んでいるという統計といった事務総局からの報告が、参加司教らに示された。 教皇は開会式での講演 全文をよむ
■サウジアラビア人男性、ショッピングモールの放送を通じて離婚を言い渡す 2010年10月10日付『クドゥス・アラビー』紙(イギリス)HPアラブ面 【リヤド】 あるサウジ人男性は、三度のタラーク[離婚宣告※]を行うのに、妻が買い物をしたばかりのショッピングモールのマイクという最適の手段を見つけた。 シャムス紙が伝えたところによると、メディナ(サウジ西部)のショッピングモールの外で妻を待っていたその男性は、出てきた妻に若者が紙切れを渡すのを見た。妻はそれをかば 全文をよむ
■アルジェリア:政府系メディアの様相が「大統領の指示により」変化、テレビ放送が突然、行方不明者や非常事態令に関する話題を取り上げるように 2010年10月09日付『アル=ハヤート紙』(イギリス)HP1面 【アルジェ:アーティフ・カダーダラ(本紙)】 複数政党制やメディアの多元性への道を切り開いた激しい民衆革命 [注: 国民解放戦線(FLN)による一党支配が終わり複数政党制に移行するきっかけとなった抗議運動] が起きた10月5日の22周年記念日に、国営テレビが「この国 全文をよむ
■ バグダード県、失業者向けのタクシー登録規則を発表 2010年10月06日『サバーフ・ジャディード』紙(イラク)HPイラク国内面 【バグダード:アウラース・フサーム】 バグダード県は、失業者を対象としたタクシーの登録に関する規則及び通達事項を発表した。登録は明日から、15日間受け付けるという。 バグダード県のサラーフ・アブドゥッラッザーク知事は、同知事の広報事務所が昨日火曜日に発表した声明の中で、「バグダード県の車両売却管理中央委員会は、失業者向けのタク 全文をよむ
■アレキサンドリアの補習センターは満杯 2010年10月2日付『アル=アハラーム』紙(エジプト)HPエジプト国内面 【アレキサンドリア:サーミー=ハイラッラー】 新学年度の開始と共に、アレキサンドリアでは保護者たちが多くの危機に直面している。第一の危機は、公立私立含め補習センターが定員一杯になったことである。 アレキサンドリアの補習センターはことごとく保護者達に門戸を閉ざし、満員の表示を出している。政府高官らにマフィアとさえ形容され、常々「補習センターとい 全文をよむ
■ イスラエル領内のアラブ系町村、2000年の民衆蜂起から10周年のゼネスト決行 2010年10月02日付『アル=ハヤート』紙アラブ世界面 【ナザレ:本紙】 昨日、イスラエル領内のアラブ系の町村では、1948年パレスチナ人[=イスラエル国内のアラブ系市民]の民衆蜂起から10年を記念したゼネラルストライキが広範に行われた。この民衆蜂起は、2000年9月下旬に当時の野党党首アリエル・シャロンがアル=アクサーモスクの敷地内に踏み入ったことに抗議して、東エルサレムと西岸地 全文をよむ
■ ガザ:スウェーデン国籍旅券偽造グループ摘発 2010年09月30日付『アル=ハヤート』紙(イギリス)アラブ国際面 【ガザ:ファトヒー・サッバーフ】 ガザ地区とエジプトの境界線上にあるラファハ通行所警察のイヤード・アル=ハウラーニー署長は、スウェーデン国籍のパスポートを偽造するガザ住民のグループを警察が摘発したと明らかにした。また同署長が本紙に語ったところによると、警官らは「複数のガザ地区住民はヨルダン川西岸地区[のパレスチナ自治]政府の内務省で発行されたパスポー 全文をよむ
■ イスラーム研究アカデミー、聖コーランへの中傷を拒否 2010年09月26日付『アル=アハラーム』紙(エジプト)HP国内面 【アラー・ムスタファー・アーミル】 アズハルのイスラーム研究アカデミーは最近伝えられたエジプト東方正教会の高位聖職者によるものとされる聖コーランへの中傷を拒否するとの立場を表明した。また同時に国内の統一を堅持する姿勢を強調し、これらの行為がエジプト内外のイスラーム教徒大衆の怒りを買うことを警告した。 イスラーム研究アカデミーは、アズ 全文をよむ
■ ガザで収監者に連帯を示す座り込み 2010年09月26日付『アル=ハヤート』(イギリス)HPアラブ世界面(東アラブ) 【ガザ:ファトヒー・サッバーフ(本紙)】 昨日(25日)、ガザ地区で数百人のパレスチナ人たちが、イスラエルの獄中にあるパレスチナ人収監者や勾留者に対するイスラエルの犯罪を非難し、長期に亘って収監されているパレスチナ囚人数百人が釈放されない場合、捕虜となったイスラエル軍兵士ギラード・シャリートを解放しないよう求めた。 数百人のパレスチ 全文をよむ
■ 仏のイスラーム教指導者らがニカーブ禁止法を順守へ 2010年09月25日付『アル=アハラーム』紙(エジプト)HP1面 【パリ:ハーズィム・フーダ 、諸通信社】 フランスのイスラーム教徒社会の指導者らは、同国のイスラーム教徒に仏政府が制定したニカーブ禁止法を尊重するよう働きかけた。 しかし同時に彼らは仏政府に対して、同法をイスラーム教徒への圧力に利用しないことを要求した。この立場は、イスラーム教徒社会の指導者らがサルコジ大統領とエリゼ宮で会談を行っ 全文をよむ
■バハレーン政府、近隣諸国の人権活動家達を「好ましくない人物」とみなす 2010年09月24日付『クドゥス・アラビー』紙(イギリス)HP1面 【マナーマ】 バハレーンの政府高官は木曜日[23日]、「アラブ系の人権活動家グループが、国内の人権団体『バハレーン人権協会』によって開かれた未認可の研修や研究会を受講したことから、彼らは我が国にとって『好ましくない人物』となった」と発表した。 バハレーン内務省は、「内務省は、バハレーン人権協会によって同国内で秘密 全文をよむ
■ファラジュッラー村の少女たちが、女子割礼に反対 2010年09月24日付『アル=アハラーム』紙(エジプト)HP家庭面 【ナハーダ・サーリフ】 マドンナはミニヤ県のファラジュッラー村の人々に対し、「あらゆる宗教は女子割礼に反対している。教会やモスク、医療協会、学校も割礼反対を支持しているのだから」と確信を持って言葉を贈り、同村のある少女に対する支持を表明した。 [この言葉により]、この少女を含めた村の少女達は、自らの権利と正しい宗教とは何かを理解した。女子割 全文をよむ
■カイロ水道会社が住宅に水道メーターを60万個提供、設置も行う 2010年09月18日付『アル=アハラーム』紙(エジプト)HPエジプト国内面 【アブドゥルハーディー・タンマーム】 カイロ県のアブドゥルアズィーム・ワズィール知事は、飲料用水道水の消費を適切に監督するため、住居に水道メーターを設置する計画を早急に実施し、一括概算請求[制度]を撤廃するよう要請した。これによって、[カイロ]県民と水道会社の争いは終結し、住宅地新築の際には区画内に水道メーターの場所を確保す 全文をよむ
■エジプト、数百万の国民が公園やピクニック場でイードを祝う 2010年09月11日付『アル=アハラーム』紙(エジプト)HP1面 昨日、多数の国民が各地域でイード・アル=フィトル[ラマダーン月明けを祝う祭]の初日を祝った。多くの家族が、このめでたい日を好んで公園、ピクニック場、遊園地、遺跡地、海岸などで過ごした。 イードの祝い方は多様化し、子ども向けアトラクション企画が多い地域もあれば、先祖から受け継いだ[祝いの]慣習を踏襲する地域もあった。また、多くの地域で観光客が 全文をよむ
■バースィール大臣「9月・10月の水不足が迫っている。政府と国民は水の使用への意識を持て」 2010年09月09日付『アル=ナハール』紙(レバノン)HP1面 【ダマスカス:本紙】 水資源エネルギー大臣ジュブラーン・バースィールは「レバノンは困難な時期に水不足を迎えることになるだろう。危機のピークは9月と10月だ」と述べ、「今年起きた事態は水資源の利用法についての政府と国民の意識に対する真の警鐘だと言えよう。8月に停電問題に直面したのと同じように、我が国が直面してい 全文をよむ
■ 西岸地区で道路や石や小区画をめぐってパレスチナとイスラエルの係争 2010年09月05日付『アル=ハヤート』紙(イギリス)HPアラブ世界面(東アラブ) 【カラーワト・バニー・ハッサーン村:ムハンマド・ユーニス(本紙)】 ヨルダン川西岸地区北部のサルフィート県に位置するカラーワト・バニー・ハッサーン村の泉を入植者が占拠することを阻止すべく、パレスチナ暫定自治政府は村から泉まで17キロメートルにおよぶ道路の舗装工事に乗り出した。これは村人が泉の周囲の農地にアクセスし 全文をよむ
■ 昔のお値段、食肉と乳製品の製造販売農場で 2010年9月4日付『アル=アハラーム』紙(エジプト)HPエジプト国内面 【ベニスエフ:ムスタファー・フワード】 ベニスエフ大学学長ムハンマド・ユースフは、大学が設立した低価格の赤身肉と乳製品製造のためのモデル農場は、大学周辺地域の開発と社会奉仕に貢献する役割を担っていると述べた。 さらにこの農場には、ベニスエフ県で最大の乳製品と食肉と加工食品を生産する一画があり、他に類を見ない同大学のこの試みは、なにより 全文をよむ
■ヒジャーブはラマダーン中のみの義務ではない 2010年9月2日『アル=アハラーム』HP1面 【ムハンマド・ファトヒー・アブドゥルアール】 ラマダーン月において、女性たちの間で奇妙なことが広まっている。というのも、その聖なる月が来るのと同時にヒジャーブを身につけ、翌月にははずしてしまう女性がいるのである。そうすることによって彼女たちは、神に従い、断食の義務を完ぺきに果たしたことになると信じている。 このような最近の風潮についてアズハル大学の信仰と哲学の教授 全文をよむ
■ ファラオ時代の女性はなぜ平等を要求しなかったのか? 2010年08月27日付『アル・アハラーム』紙(エジプト)HP家庭面 【サウサン・アル=グンディー】 古代エジプトの女性は、法律においていかなる差別も受けなかったし、また権利を要求し、NGO団体を通じて平等を訴える必要もなかった。 同様に、古代エジプト女性は平等の基準が適用されているかどうかを確認したり、ジェンダー問題を定義したりする部会も必要なかった。古代エジプト女性は、職業であれ結婚であれ、選 全文をよむ
■ サウジアラビアのイスラーム法学者、サウジ人女子選手のオリンピック出場を禁忌とする法判断 2010年08月24日付『クドゥス・アラビー』紙(イギリス)HP1面 【リヤド】 サウジアラビアのサウード・アル=フナイサーン師は、馬術の障害飛越競技のサウジ人女子選手がオリンピック競技会に出場することを禁じるファトワー(法判断)を下し、「馬術はイスラーム教では男性に限られるものであり、女性のスポーツは女性のみのいる場所でしか行ってはいけない。なぜなら女性は、ヴェールで身を 全文をよむ
■貧しい人々が援助のパンに列をなす 2010年8月21日付『アル=アハラーム』紙(エジプト)HPコラム 面 【ヒバ・ハッサン】 世界的に小麦価格が高騰しているという悪いニュースが流れると、各地で[政府から補助金が出ている]援助パンの価格高騰や軽量化が噂となった。 巷の状況を調べるためにナイルの川岸を歩きまわって驚いた。人々は援助パン(1つ5クルシュ)を得るために早朝からパン屋に列をなしている。我々が主婦サニヤ・ムルシーにこの混雑の理由を尋ねると、パンを 全文をよむ
■ パレスチナ側、人権に関する法案可決に微妙な反応:「今回の法律は最低限の要求も満たしておらず、差別が撤廃されていない」 2010年08月19日付『アル=ハヤート』紙(イギリス)HPアラブ国際面 【ベイルート:本紙】 レバノン国民議会は国内のパレスチナ難民に社会権や人道的権利を与える法案を可決した。しかし[不動産の]所有権は与えられず、難民らの間では歓迎する動きもあれば不満も表明され、様々な反応が見られた。国際労働機関(ILO)と国連パレスチナ難民救済事業機関(UN 全文をよむ
■ エジプトにミネラルウォーターは存在しない 2010年08月16日付『アル=アハラーム紙』(エジプト)HP国内面 【イスラーム・アフマド・ファルハート】 エジプトにはミネラルウォーターの水源はない。驚くべきことに地下水の専門家がそう暴露した。専門家たちはペットボトルで流通している水は何の変哲もない地下水にすぎないと断言した。その一部は汚染されて処置をしなければ飲用に不適な地区に深堀りされた井戸の水であり、専門家たちは一例として、工業や化学、繊維や皮革の企業に 全文をよむ
■ エジプトのラマダーン、電飾も省エネ 2010年08月11日付『アル=ハヤート』紙(イギリス)HP1面 【カイロ:アミーナ・ハイリー本紙記者】 亡きムハンマド・アブドゥルムッタリブに、半世紀以上前に彼が歌った有名な曲『嬉しいラマダーンがやってきた(ラマダーン・ガー・ナー)』をまた歌ってくれと手紙を書いたら、きっと「歌詞を変えるべきだ」と言い張ることだろう。「ラマダーンがやってきた ようこそラマダーン 嬉しいな いろんな形と色の 飾りを飾ろう」などと言って、市民を 全文をよむ
■ イスラエル、パレスチナのサッカー選手に対モーリタニア戦遠征を禁止 2010年08月10日付『クドゥス・アラビー』紙(イギリス)HPコラム面 【ヌアクショット】 パレスチナサッカー連盟の役員で、代表チーム運営部長のムハンマド・ハリール・アブーハルサム氏は、モーリタニアの首都で水曜日に行われる予定のパレスチナ対モーリタニア親善試合への遠征について、イスラエルが数名のパレスチナ選手の渡航を禁止したと明かした。 同氏は月曜日に声明を発表し、「9月24日から 全文をよむ
■ 停電によりガザ住民は憤慨 ■ ハマース政府はファイヤード自治政府を非難 2010年08月08日付『アル=ハヤート』(イギリス)HPアラブ世界面(東アラブ) 【ガザ:ファトヒー・サッバーフ(本紙)】 昨日〔7日〕朝から、150万人を超えるガザ住民の約半数の世帯で停電が発生した。これは、ガザ地区で唯一の発電所が操業に必要な燃料を使い果たした結果、朝に稼働を停止したことを受けてのことである。停電は、ラマダーン月の訪れ〔8月11日前後〕を数日後に控え、先例のない熱 全文をよむ
■シリア・アラブ通信社、国内ニュースを重視して国民に身近な存在を目指す 2010年08月08日付『アル=ハヤート』紙(イギリス)HPメディア面 【ダマスカス:ザイナ・イルヒーム(本紙)】 「プロ精神、編集力、多様性およびシリア社会に身近という点で、20年前のシリア・アラブ国営通信社(SANA)と今日のそれでは『天文学的な距離』がある」と1970年代から政府系新聞『ティシュリーン』紙の政治編集部に勤めるイサーム・ダーリー記者は語る。 同記者は、1970年 全文をよむ
■ 古代エジプト時代のミイラを納めた棺を没収 2010年08月06日付『アル=アハラーム』紙(エジプト)HP1面 【アレクサンドリア:アマル・アル=ガイヤール】 最高考古学評議会は、ファラオ時代後期の第26あるいは27王朝にまで遡る重要人物のものと推測されるミイラを納めた巨大な木製の棺を没収するという、前例のない措置を決定した。 このミイラはアレクサンドリア市中心部の商店経営者の女性が所有していたが、棺の展示・保管状態が悪かったため没収されることになっ 全文をよむ
■ラマダーン月中貧しい人々に食料品5万箱を配給 2010年08月05日付『アル=アハラーム』紙(エジプト)HP1面 【ハーラ・サイイド】 アリー・アル=ムサイラヒー社会連帯大臣は昨日、保存食品を準備するための中東地域最大の工場をオープンした。これはエジプト食料銀行の傘下におかれ、1200の地域NGOとの協力のもと、ラマダーン月中貧しい人々に1日当たりおよそ5万箱の食料品を配給するためのものである。 エジプト食料銀行専務取締役のラダー・サクル氏は、ラマダーン 全文をよむ
■ メディアの陰謀:ドイツ人著述家ブローダー、イスラーム教に入信してはいなかった 2010年07月30日付『アル=アハラーム』紙(エジプト)HP1面 【ベルリン:マーズィン・ハッサーン】 イスラーム嫌いで知られるドイツのユダヤ人著述家ヘンリク・ブローダーが、イスラーム教に入信したというニュースを報じた時、多くの通信社、新聞およびアラブのウェブサイトは深刻な間違いを犯していた。 複数のアラブ紙がドイツの『ディ・ヴェルト』紙に基づいてニュースを掲載したのだ 全文をよむ
■ガザ:難民の子どもたちが紙飛行機の新記録に挑戦 2010年07月29日付『アル=ハヤート』紙(イギリス)HPアラブ世界面 【ガザ:本紙】 難民の子どもたちが今日、新記録を達成する可能性が高い。ガザの空に一斉に史上最多の紙飛行機を飛ばし、ギネスに記録が登録されることを目指すのだ。学校が夏休み中の今、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)主催でサマーキャンプが行われており、それに参加している難民の子どもたち7500人がガザ地域北部で紙飛行機を飛ばそうというのであ 全文をよむ
■ セウタのイスラム協会、ポルトガルの占領600周年を記念する祝典を非難 2010年7月27日付『クドゥス・アラビー』紙(イギリス)HPコラム面 【ラバト:本紙】 モロッコの地にありながらスペイン領となっているセウタ市のイスラム協会は、「2015年財団」への支援を募るために行われている活動を非難した。同財団は、同市がポルトガルに占領された600周年記念式典を開催することを望んでいるという。 モロッコの「ヘスプレス」紙電子版は、同協会のムハンマド・アフマ 全文をよむ
■ヨルダンで今年5件目の名誉殺人―30発の銃弾を浴びたラワーンさん、2重の犠牲に 2010年07月25日付『アル=ハヤート』(イギリス)HP1面 【アンマン:ナビール・ギーシャーン】 昨日ラワーンさん(16歳)が父方のおじに殺害されたことで、今年に入ってからヨルダンで起きた名誉殺人の件数は5件に増えた。ひと月半前に強姦の被害にあったこの少女は、2重の被害を受ける結果になった。 医療関係者によれば、性的暴行の被害にあったラワーンさんは、父方のいとこと結婚させ 全文をよむ
■バグダード県知事が本紙と対談:「多くの事業を計画しているが、省庁からの協力が得られない」 2010年07月22日付『サバーフ・ジャディード』紙(イラク)HP1面 バグダード県のサバーフ・アブドゥッラッザーク知事は、県には建築・投資分野で様々な事業計画があり、海外企業との開発プロジェクト契約の締結や、アラブサミット開催に向けてバグダード市内に5つ星ホテルを建築し、老朽化したホテルを改修することなども決まっているのだが、これらの事業に関していくつかの省庁の協力を得られていないと 全文をよむ
■ サウジアラビアが国外の学校および学術機関での宗教「カリキュラム」改正を表明 2010年07月21日付『アル=ハヤート』紙(イギリス)HP1面 【ジェッダ:ハサン・アル=スハイミー】 サウジアラビア教育省高官は、国外の同国統括下の教育機関における宗教教育のカリキュラムを大幅に改正したと発表した。 教育省のカリキュラム担当のサーリフ・アル=シャーイウ局長によると、改正の対象になったカリキュラムには「忠誠と否認」の項目が含まれる。また、国外のサウジアラビ 全文をよむ
■ 政府は商店を早い時刻に閉店させることを検討 2010年07月19日『アル=アハラーム』紙(エジプト)HP1面 【カイロ:ウサーマ・アブドゥルアズィーズ】 暑さはまるで燃えるようで機械は動き続け、電力の消費はだんだん上昇している。それは特に夏のピーク時には、国内の電力網の能力に大きく影響し始めた。 エジプト政府はこの現象に対処するための案を検討している。その代替案の中には商店の閉店時刻を早め、夜の7時には閉店させるというものもあるのだ!!マジュディー 全文をよむ
■ 体重増加=知性の欠如 2010年07月16日付『アル=アハラーム』紙(エジプト)HPニューデイ面 アメリカでの最新の研究によって、肥満と思惟・思考・記憶能力減退との密接な相関関係が指摘された。 シカゴのノースウェスタン大学のダイアナ・カーウィン助教授は、肥満度を表す体格指数が1段階増加するごとに、思考・記憶力、その他の知的能力が低下することを明らかにした。カーウィン氏は認識能力の低下に関して、肥満は実質的にそれ自体が、独立した危険要因となると述べた。研究によ 全文をよむ
■ ヨルダンのファトワー「フェイスブック悪用した場合は禁忌」 2010年07月15日付〔クドゥス・アラビー』紙(イギリス)HP1面 【アンマン】 ヨルダンの元総ムフティーであるヌーフ・アリー・サルマーン師は、SNSサイト「フェイスブック」の利用に関して、同サイトが腐敗した目的に悪用された場合にはその利用を禁忌とするイスラーム法的見解(ファトワー)を示した。 ファトワーはヨルダンの各紙に木曜日に掲載された。その中でサルマーン師は、フェイスブックはその他の 全文をよむ
■ 遺跡がアラブ建設事件の引き金に 2010年07月09日付『アル=アハラーム』紙(エジプト)HP一面 【カイロ:ハナーン・バクリー、ムハンマド・シューマーン】 アラブ建設の社員12名が死傷した事件に関する検察の捜査によって、マフムード・ターハ・スウェイラム被告が犠牲者のうち3名に対する復讐心にかられて事件を起こしたことが明らかになった。 この3名は、5月15日市[都市名]のガ二―ム農場地区にある被告の住居下で発掘を行う人々と自分たちの間に関係があるか 全文をよむ
■ シュヌーダ総主教:「女性は学業成就が修道生活の条件」 2010年07月02日付『アル=アハラーム』紙(エジプト)HP国内面 アレキサンドリア主教ならびに聖マルコ大主教管区総主教であるシュヌーダ三世総主教は、学業終了の前に修道生活を行わせてほしいという複数の女性による要求を拒否し、修道院は学業に失敗した者を受け入れないと強調した。 アッバーセーヤ地区の聖マルコ大聖堂で毎週行われる説教において、総主教は、学業成就が、修道生活の成功のための序奏であると付け加えた。 全文をよむ
2010年06月30日付 『アル=アハラーム』(エジプト) HP ■2つのキャンプの間で戸惑うガザの子どもたち 【ガザレポート:ダアーウ・ハリーファ記者-ナーディル・マフムード・タマーン記者】 ガザの子どもたちは、イスラエルの爆撃による犠牲者であるだけでなく、自らの国の中でとらわれの身となっている。しかし、これらのことにより、UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)が実施する子ども向けのサマーキャンプでの活動を楽しむひとときが妨げられるわけではない。 全文をよむ
■ヨルダン人の兄、家族に無断で結婚した妹を殺害 2010年06月14日付『クドゥス・アラビー』紙(イギリス)HP1面 【アンマン:UPI通信社】 ヨルダン人の青年が、二発の弾丸で妹を殺害した。家族に無断で結婚した夫の家から車で連れ戻す途中だった。 治安筋によると、この女性(19歳)はマダバ県(ヨルダン北西部)にある生家から3日間失踪し、関係を持った青年と一緒にいるところを発見された後、治安当局によって引き渡された行政裁判所で、その青年と結婚の手続きを行 全文をよむ
■ 2つの川に挟まれた国が渇いている 2010年06月14日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面 【バグダード:ロイター】 バグダードの暑い夏の日、カースィム・ダヒール・アル=クルフサーウ氏は自宅の中庭に座ってホースをじっと見つめている。そこから水がほとばしるのを待ち望みながら。 ダヒール氏が住む貧しい街区では、赤十字国際委員会が毎日140,000リットルの水を配っている。7,500世帯の喉の渇きを潤すためだ。 ダヒール氏の家族は 全文をよむ
■ シュヌーダ総主教「ムバーラク大統領はコプト教徒を見捨てない」 2010年06月11日付『アル=アハラーム』紙(エジプト)HP一面 【ファウズィー・ナーシド、アシュラフ・サーディク】 アレキサンドリア主教ならびに聖マルコ大主教管区総主教であるシュヌーダ三世総主教は、聖マルコ大聖堂で毎週行われる説教を聞きに来た数千人のコプト教徒に囲まれる中、信徒の再婚問題(※)の解決については、自分はフスニー・ムバーラク大統領に絶対の信頼を置いていると強調した。 同総 全文をよむ
■レバノンの高校教師が抗議行動、採点作業を妨害 ■「学生への悪影響が出てはいけない」と閣僚たち 2010年06月09日付『アル=ハヤート』(イギリス)HP1面 【ベイルート:本紙】 レバノンで昨日、高校教員連合が教育省の建物前で抗議行動を行い、先日の閣議で4段階にすると決定された給料を7段階にするよう要求した。 連合のメンバーたちが課程修了試験の採点基準を作成する作業にあてられていたホールに侵入し、この作業に参加していた教師たちに、この場を立ち去って 全文をよむ
■ コプト教会への離婚申し立ては4000件 2010年06月04日付『アル=アハラーム』(エジプト)HP面 アレキサンドリア主教ならびに聖マルコ大主教管区総主教であるシュヌーダ三世総主教は、聖職者評議会での審議が待たれている離婚申し立て件数は、現時点で4000件を下回っており、一部で主張されているような数十万件あるいは数百万件などではないと断言した。 シュヌーダ三世総主教は本紙の独占インタビューにおいて、次のように指摘した。「教会は司法とその裁定を尊重はするが、 全文をよむ
■ 国連:2010年に7000人のイラク人が死傷 2010年05月31日付『サバーフ・ジャディード』(イラク)HP 【バグダード:『シュメール・ニューズ』】 在イラク国連代表部は、イラクでは2010年初めから暴力行為で7000人以上が死傷したと発表した。同時に、秘密収容所で拷問が行われていることを示す報告書に関して懸念を表明した。 アド・メルケルト在イラク国連代表は5月25日に国連安保理へ提出したイラク最新情勢の調査報告書の中で、「イラクの治安は難しい 全文をよむ
■社会連帯省、来たる巡礼シーズンの準備について協議 2010年05月24日『アル=アハラーム』(エジプト)HP1面 【カイロ:中東通信社(MENA)】 今日、アリー・アル=ムサイラヒー社会連帯相を議長とする巡礼・小巡礼国家協会の理事会が開かれ、来たる2010年(イスラーム暦1431年)の巡礼シーズンに向けた協会の準備について協議した。 聖地巡礼の期間中、エジプト国民に最良のサービスと保護を提供することを前提に、巡礼の費用に関する議論が行われたのに併せて、メ 全文をよむ
■ ガザ:ナクバの日がパレスチナ人を一つに ■ 多数のデモ行進、帰還と統一を要求 2010年05月16日付『アル=ハヤート』(イギリス)HPアラブ世界面(東アラブ) 【ガザ:ファトヒー・サッバーフ(本紙)】 2007年半ばパレスチナで分裂状態が始まって以降、初めてファタハとハマースを含むすべてのパレスチナ諸派が集まり、ナクバ62周年の式典が行われた。 昨日(5月15日)の正午、生活のすべてが1分間完全に停止した。これは、パレスチナの人々が経験した最大の 全文をよむ
■ シュヌーダ総主教、エルサレム総主教がコプト正教会の「背任」を非難したことを受けて、中東教会評議会から脱退へ 2010年05月11日付『クドゥス・アラビー』(イギリス)HP1面 【カイロ:本紙:フサーム・アブーターリブ】 昨日カイロ中心部に位置する大聖堂[=コプト正教会の総主教座]から、アレキサンドリア主教ならびに聖マルコ大主教管区総主教であるシュヌーダ三世総主教[=エジプトのコプト正教会のトップ]が中東教会評議会(Middle East Council of 全文をよむ
■ムバーラク大統領は閣議で交通量の過密を緩和させる方策について検討 2010年05月10日『アル=アハラーム』紙(エジプト)HP1面 【ムハンマド・アミーン・アル=ミスリー】 ムバーラク大統領は9日に閣議を主宰し、大カイロ都市圏において交通渋滞緩和のために対策措置を講じる重要性があると強調した。対策案の中には、カイロ市外周を走る環状道路(リングロード)と、カイロ-地方間を結ぶ幹線道路とを繋ぐ軸となる道路の整備を検討することが含まれている。 また同大統領は、地下鉄 全文をよむ
■ アレクサンドリアでのロバ肉販売の噂の陰にライオンあり 2010年04月30日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【アレクサンドリア:ナースィル・ジュウェイダ】 一部の肉屋が挽肉、ソーセージ、パストラミといった様々な形でロバ肉を販売しているという噂が独立系新聞で報道され、衛星放送でも取り上げられて、アレクサンドリア市民の間に不満と憤りを引き起こしていた件で、アーディル・ラビーブ知事はアレクサンドリア獣医局のマフムード・ファラグ局長に対し、畜産場と肉の販売所 全文をよむ
■大半のアラブ諸国の報道記者が、表現の自由の制限に苦しんでいる 2010年04月27日アル・アハラーム紙(エジプト)アラブ諸国面 【チュニス:ロイター】 昨日チュニスで[アル・アハラーム紙の元編集長]イブラヒーム・ナーフィウ氏が議長を務めた会合を閉幕するにあたり、アラブ報道記者総連は、大半のアラブ諸国では未だに報道記者が禁錮刑を含む表現の自由に対する制約に苦しめられていることを確認した。 今回の会合ではアラブ諸国における民主化の進展ぶり、中でも報道と表 全文をよむ
■すみません、肉料理はご遠慮ください 2010年04月26日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【カイロ:アビール・アッ=ダムラーニー】 肉の値段があり得ないほど高騰したことを受けて、観光施設会議所は今日、同会議所の管轄下にある1300箇所のレストランや施設で各種の肉の提供を禁止すると決定した。 会議所のワグディー・アル=ケルダーニー会頭は、「今日、観光ホテルやレストランに来る客は、食材に肉が含まれているいかなる料理も注文できなくなる。これは常軌 全文をよむ
■ 米政府、シリアのアメリカン・スクール再開承認を歓迎 2010年04月19日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面 【ダマスカス:本紙】 在ダマスカス米大使館の報道官は、数日前にシリア政府が米政府に対し、約2年間から閉鎖されていたダマスカスのアメリカン・スクールの再開が可能であることを通達してきたと述べ、米国が「シリアの姿勢を歓迎しており、次学年度にスクールを再開できるか検討する」と説明した。 欧米外交筋が本紙に語ったところによれば、イマード 全文をよむ
■ ガザ地区で「捕虜の日」にパレスチナ人団結、内部和解への呼びかけ 2010年04月18日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面(東アラブ) 【ガザ:ファトヒー・サッバーフ(本紙)】 喜びと悲しみの入り混じった感情で、パレスチナ人たちは各派こぞって昨日「捕虜の日」を記念する行事を行った。これは彼らの1年の記念日の中でも最も大切な日の1つであり、「あなた方は今なお我々の心の中にいる」、「我々はあなた方とともにあり、あなた方全員の釈放なしには引き下がらない」と 全文をよむ
■ 調査結果「エジプトの宗派間衝突は増加しているが、政府の反応は鈍い」 2010年04月13日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HPコラム面 【カイロ:ディーナ・ザーイド】 人権団体は日曜日、調査結果を発表し、エジプトは増加しつつある宗派間衝突に対策を講じ、攻撃がさらに増加する危険を回避するために、犯人を司法の場で裁くべきであると論じた。 この調査結果を公表した記者会見の場で「個人の権利のためのエジプト・イニシアティブ(EIPR)」代表のフサーム・バフ 全文をよむ
■ エジプト:シナイ半島でのアフリカ人移民の拘束が増加 2010年04月11日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面(東アラブ) 【ラファハ(エジプト側):(本紙)】 シナイ半島でエジプト治安部隊がアフリカ人不法移民を拘束する事態が増加している。イスラエルへの密入国を試みたエチオピア人6人が拘束された数時間後に、エジプト当局は昨日、ラファハ南部の国際標識12号からイスラエルへと密入国しようと試みていた不法移民6人を拘束した。 治安当局筋は、「拘 全文をよむ
■モスク・教会の修復・維持に許可は必要なし 2010年04月02日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 [カイロ市内]ショブラ地区の軽犯罪控訴審裁判所[日本の高裁に相当]は、重要な法的原則について、今週2度目となる判決を下し、モスクと教会の修復・維持に関しては、地区・市・郡から許可を受ける必要はないことを確認した。 モスクや教会の修復や維持については、礼拝をおこなうために礼拝堂に足を運ぶムスリムあるいはキリスト教徒市民の心の安寧を図るため、即時にこれを行うべきで 全文をよむ
■支持派が未成年女性の保護を求める一方、反対派は西洋的計画の実行だとの認識を示す ■イエメン:婚姻年齢を定める法律を巡り、国会前で女性によるデモ闘争 2010年03月22日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【サナア:本紙】 昨日、首都サナアの国会前で数百人のイエメン人女性が婚姻年齢を18歳と定める法律の制定を求め、デモを行った。一方で、保守的潮流に属するその他の女性らは、この法律がイスラーム法に反するものであるとして、法制化しないよう訴えた。 全文をよむ
■ バチカン、アズハル総長の逝去に対する哀悼の意をムバーラク大統領に伝える 2010年03月12日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 各国首脳および国際諸機関、イスラーム諸機構の長から、アズハル総長ムハンマド・サイイド・タンターウィー師の逝去をいたむ弔電が、昨日もホスニー・ムバーラク大統領に続々と届けられた。 ムバーラク大統領はホワイトハウス、米国務長官、バチカン、フランス外務省から弔電を受け取ったほか、UAE首長、モロッコ国王、スーダン大統領、イスラーム会 全文をよむ
■ ヨルダン・メディアに女性のリーダーシップ 2010年03月09日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HPコラム面 【アンマン】 ヨルダンでは、女性が報道機関の編集長に就任するのが毎年の恒例のようになった。これはちょうど8日の月曜日にあたる「世界女性の日」を祝うにふさわしいことである。 日刊紙「ガド」は同紙の女性編集者、モナ・シュクリー氏の、ヨルダン最大の日刊紙である「ラアイ」はハラー・アル=ウドワーン氏の、「ドストール」紙はアマーン・アル=サーイフ氏 全文をよむ
■ 352人の殺害にともない、2月のイラク国内の犠牲者数が増加 2010年03月01日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【バグダード】 イラクの内務省、防衛省、厚生省の情報筋は月曜日、2月中に起きた事件で一般市民211人を含む352人のイラク人が殺害されたと発表した。犠牲者のうち211人が一般市民、45人が兵士、96人が警察官という内訳だ。また集計によると684人のイラク人が負傷し、その内訳は市民414人、警察官155人、兵士115人となっている。 全文をよむ
■ サウジアラビアの人権委員会、12歳少女の80歳男性からの離婚を要求 2010年02月09日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ジッダ:アスマー・シャリーフ】 スルターン・ビン・ザーヒム弁護士は、12歳の少女を80歳の夫から離婚させる業務をサウジアラビア人権委員会に依頼されたと語った。活動家たちはこれが子どもの結婚禁止への一歩となるよう期待している。 サウジアラビアには結婚最低年齢の制限はなく、父親が後見人として娘の結婚相手や結婚時期を決定 全文をよむ
■シリア国境からの密入国者550人を逮捕 2010年02月02日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【アンバル:シュメール・ニューズ】 イラク・シリア国境の保全に当たっている国境警備隊本部は昨日月曜、同隊は2009年に550人の密入国者の逮捕に成功したと発表した。 ハッキー・イスマーイール・ファフダーウィ隊長は、シリアからイラクに向かう密入国者や密貿易業者の数はここのところ目覚ましく増加しており、その原因はシリア政府が非公式に入国した全イラク 全文をよむ
■ 1000人の法定年齢に満たない少女を結婚させたとして、60人の公証人を逮捕 2010年01月29日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP国内面 【ファーティマ・アル=ドゥスーキー】 市民課 担当内務相首席補佐官のムスタファー・ラーディー少将は、この三ヶ月の間に全国の複数の県において、1000人の法定年齢に満たない少女を結婚させたとして、60人の結婚公証人[マアズゥーン]を逮捕したことを明らかにした。 ラーディー少将によれば、容疑者たちは少女の出生証明書を 全文をよむ
■ ヨルダンで新しい家族法 ■ 法学派を選択制に ■ 妻からの離婚請求は初夜までの期間に限定 2010年01月27日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【アンマン:本紙マナール・アル=シャムラ】 ヨルダンのイスラーム司法局が首相に対し、新しい家族法案の公表を検討するよう要請した。この法案ではイスラーム法の規定への依拠が著しく拡大されているものの、1つの法学派の原則を採用するのではなく、4つのイスラーム法学派の中から選択できるようにすることで、公共の 全文をよむ
■エジプトにおけるニカーブとその罰則化 2010年01月26日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 ニカーブ[=目以外をすっぽりと覆うタイプのベール]着用をめぐる問題が特にエジプトと、フランスを筆頭とするヨーロッパ諸国で、法的・社会的論争の種になっている。エジプトとフランスは、ニカーブ着用という現象を禁じる法をいかに制定するかという前提を共有しているのだ。 先日、[エジプトの]最高行政裁判所は、本人確認を担当する大学の委員会で顔を露わにすることを受け入れる 全文をよむ
■ナグウ・ハンマーディー事件に法律を適用 2010年01月25日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 国家人権評議会のアフマド・カマール・アブルマギド副議長は、エジプトはナグウ・ハンマーディー事件への対処において例外なく法律を適用するとともに、宗教間紛争に関連する犯罪への対策において、法の権限を行き渡らせると強調した。 また副議長は、米・宗教自由委員会のメンバーたちが、評議会が作成したナグウ・ハンマーディー事件の報告書のコピーを入手したいと要求してきたのに対し 全文をよむ
■ ナグウ・ハンマーディー事件の被告を早期に裁判へ 2010年01月15日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ケナ:アブドゥルガワード・アリー、ウサーマ・アル=ハワーリー】 醜悪なナグウ・ハンマーディー事件の収拾を強く求める政府内や民間の声が高まるなか、ケナ県検察総局は3人の容疑者を早急な裁判にかけるべく、調書と起訴状の準備を開始した。 検察は容疑者たち、特に三番目の容疑者の自白と調書、目撃証言に基づく証拠書類の作成 を実質的に終え、昨日には検 全文をよむ
■ イエメンの宗教人ら、外国軍が入ればジハードを呼び掛ける 2010年01月15日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HPアラブ情勢面 【サナア:本紙】 木曜(14日)、イエメンの宗教関係者グループは、外国軍が同国に入った場合にはジハードを認めるとの声明を出した。 首都の宗教関係者150名が署名した同声明は、他国がイエメンに対し敵対的軍事行動を起こした場合、もしくは攻撃した場合、あるいは軍事的治安的に同国に介入した場合、イスラームに則り全信者にジハードを呼び 全文をよむ
■国家の団結へのあらゆる脅威を抑止する緊急の措置 2010年01月14日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【カイロ:イマード・ヒガーブ】 国家人権評議会は、宗教的・宗派的狂信といった国家団結 への脅威につながるものに対して鉄拳を下し、再発を防ぐ方向で最近起きた犯罪に早急に対処することで、これまでに起きた犯罪への再犯防止策が弱いとするコプト教徒たちの不満を解消するよう求めた。 ナグウ・ハンマーディー事件の影響への対処に関する勧告を出した同評議会は 全文をよむ
■ムバーラク大統領、シュヌーダ総主教とコプト教徒へクリスマスの祝辞を述べる 2010年01月07日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 昨日の電話連絡においてホスニー・ムバーラク大統領は、アレキサンドリア主教ならびに聖マルコ大主教管区総主教であるシュヌーダ3世総主教にクリスマスの祝辞を述べた。 電話でムバーラク大統領はこの良き日に際し、総主教とエジプトのコプト教徒達へ心からの祈りを述べた。 シュヌーダ総主教は、昨晩から今朝にかけて アッバースィーヤにあ 全文をよむ
■エジプト警察とコプト教徒が衝突、教会が 与党議員の関与を非難 2010年01月07日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【カイロ】 クリスマス・イブ [訳注:コプト暦で1月6日]に起きた武装した人物たちによる攻撃で、6人のコプト教徒と警察官1人が死亡した事件から一夜明けた 木曜日の昼前、上エジプトのナグウ・ハンマーディー市で警察と3千人以上のコプト教徒が衝突した。同市の司教は与党国民民主党の有力 議員たちがコプトへの襲撃に関与しているのではないかと非難して 全文をよむ
■エジプト保健相、新型インフルエンザの死者数増加を予測 2010年01月06日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【カイロ:フサーム・ザイード】 エジプトのハーティム・ガバリー保険相は、1月中の新型インフルエンザによる死亡者数は約200人にのぼると予想した。ただし、2月と3月にはその数は減少し始めるだろう という。 1月5日までのエジプト国内の新型インフルエンザによる死者数は合計して159人にのぼるが、ガバリー大臣によれば、この数字は深刻な問題が存在 全文をよむ
■ワインボトルやネクタイから現金まで ■祝祭シーズンの政治家から記者たちへのプレゼントの狙いは様々 ■中には躊躇を感じない者も 2009年12月30日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ベイルート:サアド・イリヤース(本紙)】 クリスタル、銀製のお盆、現金、ネクタイ、チョコレート、ワイン、ウィスキー、キューバ製の葉巻。これらは祝祭シーズンに報道関係者に贈られるプレゼントの一例である。政治抗争や街頭でのデモ、座り込みが昨年より多かった今年、政治家たち 全文をよむ
■神聖な言葉がロバの背中に書かれたことが原因で、上エジプトで宗教間紛争の危機 2009年12月29日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HPコラム面 【カイロ】 上エジプト、アスユート県のある村で、ロバの背中に神聖な言葉が書かれていたことから、イスラーム教徒とキリスト教徒の間で宗教紛争が勃発する危機となった。 独立系新聞「アル=ヤウム・アル=サービウ」のインターネット版が報じたところによると、宗教間の緊張状態のために、アスユート市内 のシャトブ村では治安 全文をよむ
■ エジプトの大学、ニカーブ着用学生の学生寮への入場を認めよとの司法判決に控訴 2009年12月22日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【カイロ】 カイロ最大の大学の一つであるアインシャムス大学は、ニカーブ〔目以外を覆い隠すタイプのベール〕着用女子学生の学生寮への入場を許可せよとの司法判決に対し上告すると決定し、同判決の執行停止願いを提出することにした。大学当局の公式情報筋が月曜日に伝えた。 同じ情報筋によると、大学当局は判決の執行停止を求め 全文をよむ
■ マクラム・ムハンマド・アフマド氏、ジャーナリスト組合長に当選 ■ 4000人のジャーナリストが組合長選挙に参加 2009年12月14日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 著名な新聞記者であるマクラム・ムハンマド・アフマド氏がジャーナリスト組合長のポストに再選された。昨日行われたディヤーウ・ラシュワーン氏との再投票で勝利したマクラム氏は2418票を得た。ラシュワーン氏の得票数は1560票だった。 朝早くからジャーナリスト組合の総会には前例がないほどの人出 全文をよむ
■ カイロ大学、ニカーブ着用者の受験資格剥奪を決定 ■ 学長:「ニカーブは時代遅れ。人々はあなたたちのことを笑っている」 ■ ニカーブ着用者たちがカイロ大学でデモ、ムフティーとアズハル総長を告訴へ 2009年12月09日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【カイロ:フサーム・アブーターリブ】 昨日、カイロ大学で大規模なデモが組織され、ムスリム同胞団の女子学生やニカーブ[目以外をすっぽりと覆うタイプのベール]着用者たちがアピールを行なった。デモは大学構 全文をよむ
■世界イスラーム唱導連盟がムスリムにスイスの銀行から預金を引き出すよう呼びかけ 2009年12月03日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【トリポリ】 世界イスラーム唱導連盟がムスリムたちに、スイスの銀行から預金を引き出し、経済関係をボイコットするよう呼びかけた。 木曜日にリビアのメディアが報じた連盟の声明は、ミナレットを国内に 建てることを禁じたスイスの措置は前例がない危険な一歩であり、排外主義や人種差別の証左であるばかりか、宗教間や文化間の関係 全文をよむ
■ 〔俳優〕ムハンマド・スブヒーは全面ボイコットを求め、〔アルジェリア出身の歌手〕ワルダはカイロからの強制退去を否定 ■ アルジェリアとエジプトの巡礼者たちは両国間の政治・大衆レベルでの緊張にもかかわらず、犠牲祭の祝辞を交換 【カイロ:本紙フサーム・アブー・ターリブ記者】 2010年開催のFIFAワールドカップへの予選出場をかけた戦いと、それに続いた暴力事件の影響で、エジプトとアルジェリアの両政府が関係断絶状態にある中、 今年のメッカ巡礼では苦難〔注:集中豪雨による水害〕 全文をよむ
■ アルジェリア在住エジプト人労働者の状況はようやく安定 ■ サッカー協会代表団、FIFAに対し今回の試合に関する最終報告書を提出 2009年11月20日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 サミール・ザーヒル会長率いるサッカー協会代表団は、ワールドカップ最終予選におけるエジプトとアルジェリアの3試合で起きた事件に関するエジプト側の報告書を提出し、本日チューリッヒを発ってカイロに帰国する。 国際サッカー連盟(FIFA)の事務局長に昨日公式に提出した報告書に 全文をよむ
■300万の巡礼者たち、今日アラファート山へ ■タルウィーヤの日、聖地は豪雨に見舞われる ■48時間雨の予報 2009年11月26日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【メッカ:本紙特派員団】 7万8千人を超すエジプト人巡礼者たちは、メッカからアラファート山へ直接登頂することに成功し、何のトラブルも報告されなかった。公式巡礼団の団長を務めるアリー・ムサイラヒー大臣は、派遣された専門家達 が用意した措置を見て回り、巡礼中もっとも重要な儀式を行うためにアラ 全文をよむ
■ ガザ:イスラエル軍の麻薬取締法に代えてエジプトの法律を適用へ 2009年11月26日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面 【ガザ:本紙】 ガザ地区の解任された[ハマース主導の]内閣は、同地区で適用されていたイスラエルの麻薬取締法を撤廃し、代わりに麻薬関連犯罪の一部については死刑を課すエジプトの法律を採用した。 ガザのムハンマド・アービド検事総長は、「(解任された内閣は)現行のイスラエル軍麻薬取締法を撤廃し、エジプトで1962年に制定された 全文をよむ
■アルジェリア大使館前で怒りのデモ ■エジプト人サポーターへの暴行に抗議 2009年11月20日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【カイロ:ムハンマド・アル=シャーズィリー】 アルジェリア人によるエジプトのサポーターや施設に対する暴行に抗議して、数十人がカイロのアルジェリア大使館の前でデモを行った〔注:アルジェリアとエジプトのサッカー代表によるワールドカップ予選での争いがエスカレート、14日の予選最終戦ではエジプト人ファンがアルジェリア代表の乗ったバス 全文をよむ
■ アムネスティ・インターナショナル:「カイロの貧しい人々はいまだに危険の中で生きている」 2009年11月17日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HPコラム面 【カイロ】 アムネスティ・インターナショナルは火曜日、エジプトでは安全でない場所に住む貧しい人々を移転させ、昨年カイロのスラム地区で100人以上の死者を出した岩盤崩落事故のような災害の再発を避けるための目ぼしい変革は起こっていない、と報告した。 ロンドンに本部のある人権保護団体であるアムネステ 全文をよむ
■ スペインで判事がモロッコ系の女性弁護士を法廷から追い出す ■ 理由は彼女がベールをつけていたから 2009年11月12日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【マドリード:本紙フセイン・マジュドゥービー】 最近、ヒジャーブ〔イスラーム教徒の女性が被るベール〕の話題がスペインのマスコミを賑わしている。騒ぎはある判事がモロッコ系のスペイン人女性弁護士を、ヒジャーブをつけていたことを理由に法廷から追い出したことから始まった。また同じ頃、複数のモロッコ系男性 全文をよむ
■モロッコで新聞や記者への訴追に対する抗議続く 2009年11月05日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ラバト:マフムード・マアルーフ】 モロッコで、報道メディアへの訴追や判決に対する抗議が続いている。記者や人権活動家らは厳しすぎる判決だとして、独立メディアを黙らせようとしていると当局を非難している。 抗議行動の一環としてモロッコ人権協会は木曜の午後、「記者や人権活動家の逮捕・裁判はもうたくさん!思想と表現の自由にYES!」を旗印に、法務省前で 全文をよむ
■ 医者が主な原因 2009年10月30日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP家庭面 【サーミヤ・アブンナスル】 女子割礼は法によって禁止され、かつそれが心身に与えるダメージについての啓蒙活動が行われているにもかかわらず、いまだそれに固執し続け、女子割礼を行えば成人後に女性の性的衝動が抑えられると正当化する家族がいる。そしてこの慣習の継続に大きな役割を担っているのは医師たちなのだ! このことはカイロ家族計画・開発協会が、WHOとの協力のもとで実施した調査 全文をよむ
■ 夫の同意がなくとも妻に旅券発行を許可 2009年10月23日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP国内面 【ホサーム・アル=ガダーウィー】 行政裁判所は、夫の同意がなくても妻に旅券を発給するよう内務大臣に命じる判決を下した。 行政裁判所は、旅券はエジプト国民としての証明であり、さらに憲法が認める個人の自由という観点からも、旅券の発給・携行に関する市民の権利を認めるとの最高憲法裁判所による多数の判例を、その根拠としてあげた。最高憲法裁判所はこれまでに、妻へ 全文をよむ
■ 日本とアラブ! 2009年10月16日付アル・アハラーム紙(エジプト)HPオピニオン面 【ターリク・ムガーヒド】 聖ラマダーン月に、私が評価しているある衛星放送の宗教チャンネルの番組を、他の視聴者と同じく私も観てみた。その番組は、簡単にいうと、日本とアラブ世界の良い面と悪い面を比較する内容だった。私が覚えている所では、番組は日本を“ひとつの惑星”として描き出し、国民の振る舞いがよろしくないアラブ世界をそれとは別の惑星とみなしていた。番組スタッフは、日本国民のきり 全文をよむ
■ついにエジプトにも女性専用タクシーが 2009年10月09日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP 家庭面 【アマル・アワドッラー】 裁判官からボディーガード、理髪師にいたるまで、ここ数年、女性がこれまで男性に独占されていた職業、つまり男性のものだと見なされてきた職業に進出するようになって来ているが、その最新の分野が女性専用タクシーのドライバーである。 すでにこの種のタクシーは数多くのアラブ諸国、特にアラブ首長国連邦およびレバノンで現れており、その目的は、 全文をよむ
■ イスラエル、アラブ人住居が崩落する危険があると知りながら、スィルワーン地区での発掘作業を実行 【テルアビブ】 イスラエルのハアレツ紙は月曜日、イルアード入植協会がエルサレム旧市街の向かいにあるスィルワーン地区で、アラブ住民の住居を危険にさらし、崩落を引き起こす恐れがあると知っているにもかかわらず、占領当局の援助のもと発掘作業を行っていることを確証するビデオテープの内容をスクープした。 同紙は、1年前のスルワーン地区での見学ツアーの様子を記録したビデオテープに収 全文をよむ
■ 消費期限を見ていますか? 2009年10月02日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP生活面 主婦は家庭で供される食品の安全に対して大きな責任をその肩に担っていることが、食品安全機構の最新調査で確認された。この調査は食品安全についての消費者意識を探ることを目的に、2009年1月から6月にかけて、都市部・国境部・上エジプト・海岸部を代表するカイロ県、シャルキーヤ県、ガルビーヤ県、ムヌーフィーヤ県、ソハーグ県、エルミニヤ県、北シナイ県の計8県で行われた。 同機構のフ 全文をよむ
■ 通常の犯罪で服役している2人の囚人がレバノンの囚人治療病院から脱走 2009年09月22日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HPコラム面 【ベイルート】 治安筋は月曜日、イスラーム原理主義勢力ともテロとも関係のない二人のレバノン人の囚人が、ベイルートにある囚人専用の病院からの脱走に成功したことを確認し、担当機関が彼らを追跡していると明らかにした。 この情報筋はAFPに対し、通常の犯罪で刑を宣告され、ベイルート北東部にあるルーミーヤ中央刑務所に収監さ 全文をよむ
■少額紙幣、3年後に引退へ 2009年9月13日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 1/4ポンド、1/2ポンド、1ポンド紙幣にいたるまで、3年のうちに少額紙幣が引退する。これらの紙幣は長年、人間関係やイード〔祭礼〕において最大公約数として役立ってきた。多くの人達がこうした少額紙幣をイードのプレゼントに望んだからだ。 ユーセフ・ブトルス・ガーリー金融相は、1ポンド以下の補助紙幣を廃止する方向性を明らかにした。同額の硬貨で十分であるとし、市場から漸次、少額紙幣 全文をよむ
■ヨルダンの職能組合、メディア代表団のエルサレム訪問を“正常化”とみなす 2009年09月10日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【アンマン:本紙】 ヨルダン外務省が組織したメディア関係者の代表団が火曜日からエルサレムを訪問中だが、イスラエルとの関係正常化に反対する人々によるこの訪問への反対キャンペーンが、昨日水曜日にも続けられた。職能組合はこの訪問を“正常化”だとみなしている。 昨日水曜日に組合評議会の臨時会合が開かれ、14の組合の代表者とジャ 全文をよむ
■ ヌール王妃、ヨルダンでの「名誉殺人」の根絶を呼び掛け 2009年09月08日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HPコラム面 【アンマン】 ヨルダンのフセイン・ビン・タラール故国王の妃であるヌール王妃は月曜日、自身が会長を務めるキング・フセイン財団は、家族の名誉の保護を口実とした、王国内で行われている女性に対する犯罪を根絶するために尽力していくと明言した。 ヌール王妃はAFP通信とのインタビューの中で、キング・フセイン財団の目的の一つはいわゆる「名誉 全文をよむ
■ ラマダーン月には夫婦喧嘩が減少することを研究で確認 2009年08月28日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP家庭面 【マナール・バイユーミー】 最新の心理学研究によって、ラマダーン月に夫婦喧嘩が減少することが明らかにされた。通常の月では一ヶ月に七件発生するのに対し、ラマダーン月には二件しか発生しないとのことである。 アズハル大学神学部が1000組の夫婦に対して行ったフィールド調査で明らかになった所によれば、ラマダーン月における精神的・心理的要因が 全文をよむ
■ ラマダーン月の間、エジプトのエアコン付きモスクは暑さから逃れる「断食者たちのホテル」と化す ■ 礼拝する人よりも多い、モスクで寝ている人々 2009年08月25日付クドゥス・アラビー紙(エジプト)HPコラム面 【カイロ:本紙フサーム・アブーターリブ】 気温が摂氏40度近い炎天下で、エジプト人は断食時間が1日に18時間〔訳注:おそらく“12時間”の誤り〕を越えるという難関となった今年のラマダーン・シーズンを迎えた。 殺人的な熱気に直面した断食者た 全文をよむ
■ ラマダーン中のエジプト人は一日10億ポンド食べる! 2009年08月21日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 あなたはご存じだろうか。エジプト人の83パーセントはラマダーン中に食習慣を変化させるということを。一年の残りの月に比して23パーセント増加する宴会と訪問による交歓の結果、お菓子の消費量は66.5パーセントの割合で上昇し、肉や鶏の消費量はおよそ63パーセント、ナッツ類は25パーセントの割合で増加するのだ。 社会・犯罪研究所と公共動員・統計機構の行った 全文をよむ
■ 天文学的計算によりラマダーン月の開始日を土曜日と推定 ■ 赤新月社からパレスチナに食糧のプレゼント 2009年08月19日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【カイロ:ワグディー・リヤード】 例年通り、ファトワー局〔ダール・アル=イフター〕は、断食開始の初日を確定するために、ラマダーン月の新月を明日の晩に観測する。天文学的計算では明後日にシャアバーン月が終わり、断食は土曜日から始まることが確認されている。 同じく天文学的計算では、ラマダーン 全文をよむ
■大学入学資格証明書を本日から交付、登録は日曜から ■海外での成績証明書を持つ学生1万4000人を受け入れへ、大学入学者の5%に相当する人数 2009年08月10日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 大学入学書類担当局は、アラブ諸国や外国で〔エジプト国内の大学入学に必要な成績証明書に〕相当する成績表を取得したエジプト人学生に対し、今日から証明書の交付を開始する。これは8月21日(金)まで続けられ、学生はデータの登録と記入を来週の日曜から、ホームページで行うことになる 全文をよむ
■モロッコでル・モンド紙が発行停止処分、仏政府が遺憾の意 ■ムハンマド6世国王の統治について世論調査した二つの週刊誌、発禁処分を免れず 2009年08月06日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ラバト:マフムード・マアルーフ】 モロッコでアラビア語とフランス語で発行されている雑誌2誌が、ムハンマド6世国王の統治期間に関する世論調査の結果を掲載した号を発行停止処分とした内務大臣決定を覆す判決を得ることに失敗した。モロッコ当局は同じ世論調査の結果を掲載 全文をよむ
■イスラエル、パレスチナの家族再統合を禁止する法律を6度目の延長 2009年07月30日付クドゥス・アラビー紙HP1面 【ナザレ:本紙ズヘイル・アンドラウス】 クネセット〔イスラエル国会〕は一昨日の夜遅く、47対12で、グリーンライン〔1967年戦争の停戦ライン。パレスチナ自治区との境界線〕を跨いでのパレスチナ人家族の再統合を禁止する法律として知られる市民権法の施行 について、2010年の7月までの延長を決定した。延長はこれで6回連続となる。 市民権法は 全文をよむ
■ 8万人の助教諭に対する能力審査 を8月に開始 2009年07月24日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP国内面 【ネヴィーン・シャハータ】 ユスリー・アル=ガマル教育相は、教員の職階 のうち“教諭”にあたるおよそ100万人に対し、第二段階の能力審査を実施したことを明らかにした。また、5月の試験に合格しなかった者、あるいは出向先や特別休暇から復帰した者および、社会監督官と活動監督官のうち国家評議会で教員の職階に含めることが同意された人たちを対象にした審査が、来た 全文をよむ
■ カイロのWHO事務所でアラブ5カ国の厚生大臣が会合 ■ 今年のウムラとハッジの時期に関して、延期も中止も見送り 2009年07月23日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【カイロ:ムハンマド・アル・アジュルーディー、ナディーン・ハマーマ】 地方委員会の豚インフルエンザに関する臨時会合で出席者たちは、今年のウムラ(小巡礼)とハッジ(巡礼)の時期について、延期・中止無しで対応することを決定した。 この決定は、WHOのカイロ支部での会合でなされ 全文をよむ
■ イスラエルがレバノン人と接触、数百万ドルと引き換えにイスラエル兵の情報を要求 ■ 複数のレバノン人がイスラエルへ逃亡、うち一人は軍の士官 2009年07月09日クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ベイルート:本紙サアド・イリヤース記者】 レバノン軍士官のイスラエルへの逃亡は、レバノン国内のイスラエル諜報ネットワークの存在に再び光を当てた。議会選があったために注目が薄れ、治安機関も選挙の安全対策と、その後のベイルートなどでの緊張状態に忙殺されて、諜報ネ 全文をよむ
■ マーリキー首相、訪問者増加のため故サッダーム・フサイン元大統領の墓参りを禁止 2009年07月07日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【バグダード:本紙ディヤーウ・サーマッラーイー】 イラク当局は、故サッダーム・フサイン元大統領の出生地であるティクリート市南のアウジャ村にある、彼の墓への訪問を禁ずる命令を出した。 声明の内容は以下の通り。「内閣官房は教育省、サラーフッディーン県、県議会に対し、故サッダーム・フサイン元大統領の墓参りの禁止に 全文をよむ
■ 大ムフティー「ウムラ(小巡礼)の延期についてのファトワーは、病気の危険性を見極める専門家の意見に基づいて行われる」 2009年06月19日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【アムル・ガマール】 エジプトの大ムフティー、アリー・グムア師は、「豚インフルエンザ」として知られる新たな感染症の流行を警戒してウムラ(小巡礼)延期を認めるファトワーを出すかどうかは、この病の脅威レベルに関するWHOや国内あるいは地域内の保健省といった管轄当局の専門的見解しだいである 全文をよむ
■豚インフルエンザ拡大を懸念、各県の保健センターの対策レベル引き上げ ■鉄道、地下鉄の本数増加、車両内の換気に留意 ■カナダ、スウェーデン、アメリカからの渡航者3名が新たに感染 2009年06月13日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 エジプト保健省は豚インフルエンザ拡大を警戒し、各県の保健センターの対策レベルを引き上げた。そして、世界的流行を世界保健機関(WHO)が宣言したこの感染症への対策として、タミフルを熱病・肺疾患専門の病院に供給し、医師の監督のもとで 全文をよむ
■ オバマ米大統領、発展における女子教育の重要性を強調 ■ 「女子教育は必要であって、贅沢ではない」 2009年06月12日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP家庭面 【ヘバ・ローザ】 オバマ米大統領がカイロ大学で行った歴史的演説の中で、女子教育の重要性に関して発した言葉は、単に演説の流れの中で出てきたその場限りの発言ではない。そうではなく、先進諸国が信奉し、制度と社会をあげて追及してきた意見と考え方を実際に反映したものだったのだ。それゆえ我々はこう言い切るこ 全文をよむ
■ 学界関係者ら、ニカーブ着用女性のカイロ・アメリカン大学入構許可へオバマ大統領の介入を呼びかけ 2009年06月10日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【カイロ:フサーム・アブー・ターリブ(本紙)】 カイロ・アメリカン大学のサラフ主義者の教授や学生達は、ニカーブ[※顔を覆うヴェール]を着用した女性大学教授が大学に入構し構内を移動することを許可し、ニカーブを取るよう要求もしないことを認めるギザ県行政裁判所の判決に対して、大学指導部が異議申し立てを決定した 全文をよむ
■ ディヤーラ県で困窮世帯に援助の手 2009年06月06日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【ディヤーラ:本紙】 赤新月社と移住・避難民局とは、ディヤーラ作戦司令部と連携し、バアクーバ中心部にある同司令部の本部において、何十人もの寡婦、孤児、貧しい避難家族に対し、人道支援物資を配布した。 赤新月社のディヤーラ県支部代表を務めるカリーム・ラッザーク氏は本紙に対し、「支援物資の配布は、被害を受け困窮した家族に出来る限り多くの支援を行き渡らせる 全文をよむ
■ 麻薬業者を殺害した巡査に終身刑 2009年05月29日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【アレキサンドリア:ラーミー・ヤースィーン】 アレクサンドリア刑事裁判所は、紅海管区警察の巡査部長ムハンマド・アル=サイイド・アル=バダウィーに対し、終身刑を言い渡した。またフサイン・アフマド・フサイン、ムハンマド・アブドゥルカーディル(ソーシャルワーク学士)、マルワーン・ムハンマド・リダー(弁護士)に対し、麻薬業者の殺害幇助により、それぞれ10年の懲役刑を言い渡し 全文をよむ
■死刑判決後、ヒシャーム被告人生で最悪の夜を過ごす ■一人泣きながら繰り返し訴える:「不当だ」 ■アル=スッカリー被告、アッラーが苦しみを晴らすことを確信し、発言を拒否 2009年05月23日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【カイロ:ハーリド・アブルイッズ】 レバノン人歌手スーザン・タミームさん殺害事件での死刑判決を受けてヒシャーム・タラアト・ムスタファー被告が過ごした最初の晩は、被告の人生において最悪の一夜であった。被告は悲しみに打ちひしがれ、独 全文をよむ
■サウジの女性活動家、通りや学校に女性の名前を付けるように要求 2009年05月22日付クドゥス・アラビー(イギリス)HP1面 【リヤド:DPA】 サウジアラビアの女性活動家が、女性の人権に不正と損害をもたらす、社会のデリケートな多くの問題を再検討するように求めた。同様に、幾つかの地域で学校や通りに女性の名前を付けるよう訴えた。 昨日木曜日に発行された号でこのニュースを取り上げたサウジアラビアのアル=ワタン紙によれば、この女性活動家はサウジで女性が直面 全文をよむ
■ ヒシャーム・タラアト・ムスタファーとスッカリーの記録書類を大ムフティーに送致 ■ スーザン・タミームさん殺害事件で来る6月25日に死刑を宣告 【カイロ:ハーリド・アブルイッザ、サミーラ・アリー・アイヤード】 2009年05月22日付アハラーム紙(エジプト)HP1面 昨日朝、わずか数分という短い審理の後、カイロ地裁はレバノン人歌手スーザン・タミームさん殺害事件に関して、著名な実業家ヒシャーム・タラアト・ムスタファーと元警察将校ムフスィン・アル=スッカリーの記録 全文をよむ
■カイロでの豚の処分が月曜日に完了 ■養豚業者には補償金 2009年05月21日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 カイロ県での豚の殺処分が来週の月曜日に完了する。家内飼育の70%が処分され、飼い主には補償金が支払われる。飼育所が撤去されて以来、散布・清掃チームが継続して活動している。 一方、カイロ空港の検疫当局は、カイロ空港到着後に発熱したドイツ人女児とその母親を、女児が豚インフルエンザに感染している疑いがあるとして隔離した。この女児は検査と健康確認のた 全文をよむ
■サーナウィーヤ・アーンマの試験問題を電子的に封緘し、自動車と飛行機で輸送 ■病院用の試験会場を廃止、試験を受けられなかった学生たちは全点数を追試に持ち越しできることに 2009年05月16日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【カイロ:サハル・ズフラーン、ネヴィーン・シャハータ】 試験委員会はサーナウィーヤ・アーンマ〔訳注:高校課程修了認定試験〕の今年度の問題作成を終了し、今週、非公表の印刷所で印刷を始める。また国立試験・教育評価センターの専門家たちは 全文をよむ
■ エジプト農相:「補償金の支払い業務は県知事が担当」「養豚業者には食肉処理か殺処分かを選ぶ自由がある」 2009年05月15日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP国内面 【ムハンマド・ガーネム】 養豚業者に対する補償金支払い 業務を県知事の担当とする閣議決定を実施に移すべく、昨日アミーン・アバーザ農業・土地改良相は、豚の群れがいまだ残っているカイロ、カリユービーヤ、ブヘイラ、ギザ、6thオクトーバー、ヘルワーンの各県に、補償金全額分の小切手を送るよう指示 を出した 全文をよむ
■若い女性に人道的な仕事のチャンス 2009年05月10日付アル・アハラーム紙(エジプト)生活面 【サーミヤ・アブドゥッサラーム】 仕事を探す若い女性に、「愛のある介護」協会が求人を出している。一ヶ月の収入が600エジプト・ポンドから1000エジプト・ポンドにもなる、病人介護や高齢者介護の分野の仕事だ。 この求人は学歴は一切問わず、向上心と技能修得・コミュニケーション能力と身体能力、感染症に罹患していないこと以外には、応募に条件を課していない。個人面接によ 全文をよむ
■ 豚1万1000頭を処分、カラジュとムニーブに処分場 を準備 2009年05月08日付アハラーム紙(エジプト)HP1面 ガマール・ムバーラク国民民主党幹事長補佐兼政治局長は、〔エジプト国内で〕豚インフルエンザの症例は未だ発見されていないものの、引き続き警戒・監視を続け、党と政府の緊密な協力体制をとりつつ、どのような事態が起こっても対応できるようにするべきだと強調した。 一方、獣医学公機構のハーミド・サマーハ理事長は、カラジュとムニーブに処分場を用意するための予算 全文をよむ
■サフワト議長:「豚インフルエンザ問題は国家安全保障上の問題であり、宗教問題ではない」 ■タミフルの戦略的備蓄を倍増、各県に配布 ■ナズィーフ首相:「住宅地の外にモデル養豚場を設立する」 2009年05月05日付 アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 サフワト・シャリーフ諮問議会議長は、豚インフルエンザへの対処は国家安全保障上の問題であり、イスラーム教徒であれキリスト教徒であれ、エジプト人全体の健康にかかわる問題で、宗教問題ではないと明言した。豚インフルエンザ予防の 全文をよむ
■ エジプト政府、豚の処分に軍隊用の処分場を借用 2009年05月01日付クドゥス・アラビー(ロンドン)HP1面 【カイロ:アシュラフ・バドル、シンシア・ジョンストン】 エジプトのアミーン・アバーザ農業・土地改良相は昨日、「エジプトが豚インフルエンザの危険性に警戒して処分を決めた豚を殺処分するためには、民間の処分場 では足りないため、当局は軍用の処分場に応援を要請する」と述べた。 エジプトは水曜日に国内のすべての豚の処分を決定し、国連にその措置 は「真の過 全文をよむ
■非識字者にイラクを築くことはできない 2009年05月01日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)見解面 【筆者:サーディク・バーハーン】 国を建設する人々は、全ての分野において最高の知識と教育を得た人々である。日本では第二次世界大戦での敗戦後、裕仁天皇が国民の前で「敗戦したということは、我々に勝利した側は我々よりも知識で勝っていたということである。武器を捨て、知識獲得に向かいなさい」と述べたのだ。 日本人は知識の獲得へまい進し、選挙を経て自由民主党が政 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、一部の実業家を指して発言:「派手な暮らしぶりを見せつけて 国民の神経を逆撫でするのはもう十分だ…困窮者を支援しろ」 2009年04月30日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 メーデーの式典での演説で、実業家 の役割について演説していたムバーラク大統領が、原稿になかった次の言葉を即興で差し挟んだ。「新聞や衛星テレビ局 などで実業家への攻撃がなされているのを見かける が、この機会に、実業家を擁護するためではなく、国民を守るためにひとこと言っておきたい 全文をよむ
■ 鳥インフルエンザ拡大の警告を受け、エジプト国内が恐怖に包まれる ■ 豚インフルエンザ:アメリカが緊急事態宣言、致死的な伝染病への発展に世界中で不安高まる 2009年04月27日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【カイロ、ロンドン:本紙】 世界中が昨日、豚インフルエンザ拡散への不安に包まれ、各地で緊急態勢がとられた。アメリカは国内で致死的でない感染者20人が確認され、カナダで5人、その他世界各国で感染の疑いのある患者複数が発見されたことを受けて、緊 全文をよむ
■シナイ半島では相変わらず女性の労働が受け入れられず 2009年04月26日付アル・アハラーム紙(エジプト)家庭面 【アミーラ・サラーフ・ヒラール】 シナイ半島北部のビイル・アブドとシャイフ・ズウェイドの町 では、糧を得るための手段として、都市部で売られる刺繍服や絨毯の商売に携わる女性たちが一部見られるものの、シナイ社会はいまだ、役所や民間企業で女性が働くことを拒否し続けている。そして女性が他人から給料をもらって働くことを、その賃金や収入がいくらであれ、恥だとみて 全文をよむ
■ 貧困のために食事の量を減らさざるを得ないガザ住民 ■ 「隠れた飢餓」への懸念が広がる 2年前から続くイスラエルによる封鎖が生活のあらゆる面で強化され、貧困ライン以下の生活を強いられるようになったために、人口が密集するガザ地区では、ほんの僅かな肉が入った“こってりした食事”を手に入れることは、大多数の家庭にとって不可能となった。 ガザ地区では人口が増加し、封鎖によって大部分の産業施設が停止して労働者が解雇されたため、貧困と失業が広がっており、“生きる糧”を手に入れること 全文をよむ
■ヨルダン:男女平等をめぐってイスラーム法学者と人権活動家が論争 2009年04年24日付クドゥス・アラビー紙(ロンドン)HP1面 【アンマン:本紙:ターレク・アル=ファーイド】 ヨルダンでCEDAW〔=女子に対するあらゆる形態の差別の撤廃に関する条約。略称:女子差別撤廃条約。1979年の第34回国連総会で採択された多国間条約〕をめぐる論争が最高潮に達している。 始まりはヨルダンの諸大学のイスラーム法学者62人が署名した3通の覚書を、世界中道派フォーラム〔 全文をよむ
■ 家族・人口問題省がアズハル総長の見解を支持 ■ 家族計画に法を介在させる必要なし 2009年04月24日付アハラーム紙(エジプト)HP国内面 【ムハンマド・ガマール・アブーザイド】 ムシーラ・ハッターブ家族・人口問題担当相は、「家族計画は法律が対処するものではない。一部でこの問題がないがしろにされているのは、宗教的規定に対する正しい理解の欠如と、子供に対する責任感の軽視が原因だ」と強調した。 この発言は、「この件〔=家族計画〕に関する夫婦の決定は 全文をよむ
■ コプト教の信徒団体、教会に対するアズハルと同等の財政支援を要求 2009年04月22日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【カイロ:フサーム・アブーターリブ本紙記者】 コプト信徒協会は、エジプトのキリスト教徒の多数派を占めるコプト正教会に対する財政上の平等を求めて、行政裁判所に提訴した。 信徒団体のメンバーは、「国の年間予算において、公式な宗教的組織であるアズハルが得る年間支援は、毎年3億エジプトポンドであるのに対して、コプト教会は何ら財政 全文をよむ
■上級対策委員会、鳥インフルエンザ対策で明日会合 ■獣医学公機構が受け取った対策費は3億7600万ポンドのうち6300万ポンドだけ ■財務省、対策キャンペーン用の獣医、労務者、運転手4120名との契約を拒否 2009年04月21日付 アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【カイロ:ムハンマド・ガーニム】 一昨日、66番目となる鳥インフルエンザのヒト感染例が公式に発表された。 最近の鳥インフルエンザによる人的被害の増大を受けて、鳥インフルエンザ対策 全文をよむ
■ 「国家の両翼の間に事を起こそうとする企てを許さない…そのようなことをする者には法の力で裁きを加える」 ■ エジプト人コプト教徒に向けたムバーラク大統領のメッセージ:「エジプトはあらゆる国民にとって差別の存在を少しでも疑わせることのない、安全な祖国であり続ける」 ■ シュヌーダ総主教がムバーラク政権下エジプトの賢明な政策を支持 2009年04月20日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 コプト・キリスト教会の復活祭に際し、ホスニー・ムバーラク大統領は在外エジプト 全文をよむ
■ムバーラク大統領、閣議にて通信部門の発展計画を検討 ■カーミル大臣:「政府は近々GPSシステムを導入することに同意」 ■国内では4400万人が携帯電話を使用し、1300万人がインターネットに加入 2009年04月08日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【カイロ:ムフタール・シャイーブ】 昨日午前、ホスニー・ムバーラク大統領はヘリオポリスの大統領官邸で行われた拡大閣議で、国内の通信サービスの発展計画と、GPS(Global Positioning S 全文をよむ
■イラク油田地帯に数百万の地雷 2009年04月06日付サバーフ・ジャディード(イラク)HP1面 【バグダード:本紙】 イラク政府と国連の報告によると、およそ2000万もの地雷と600万ものクラスター爆弾が油田地帯や耕作地帯に残されており、戦争に引き裂かれたイラクの経済復興を妨げている。 世界地雷啓発デー〔4月4日〕にあわせて発表されたこの報告には、「イラク政府と国連は、地雷除去と、地雷に汚染された土地のさらなる解放、地雷の危険からの市民保護を急ぐことを 全文をよむ
■予約申込者にタクシー50台を水曜日に引渡し ■自動車会社、毎月350台の引渡しを約束 2009年04月05日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【カイロ:ヒシャーム・アル=ザイニー】 本紙記者が得た情報によると、予約申込者に対する第一回目のタクシー引渡しが決定した。これは銀行との協力のもと中古車の新車への交換を進める国家プロジェクトの一環として、手持ちの自動車を廃車にするサービスの利用者向けに行われるものだ。水曜日に開かれる盛大な引き渡し式には、ブトル 全文をよむ
■サナー、ライラ、バヒーガの3人が模範的な母に 2008年03月22日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 アリー・アル=ムサイラヒー社会連帯相は昨日、スザンヌ・ムバーラク大統領夫人の後援の下、同省がオペラハウスで明後日に行うセレモニーで表彰するため、今年の最優秀受賞者である3人の母親と父親の名前を発表した。 社会連帯相は、エジプトにおける最も模範的な母親は、ガルビーヤ県のサナー・アル=シャルビーニーであると発表した。社会連帯相は彼女が自身の青春を犠牲にして、父 全文をよむ
■ 官僚主義がレバノン在住エジプト人1万人を投獄と強制送還の危機に! ■アブドゥルハーディー大臣:「エジプトは協定を遵守し、その利点を生かして 両国における労働者の権利を守る」 【 ベイルート:マーヒル・ムカッリド】 レバノンで働く1万人のエジプト人が、官僚主義によって投獄とエジプトへの強制送還の危機にさらされている! 昨年10月に両国の合同最高委員会が調印した協定により、レバノン国内のエジプト人労働者は滞在手続き更新時にかかる年間600ドルにも達する税金が免除 全文をよむ
■ラムセス通りのビルで大火事 ■交通は混乱、車は代替ルートへ 2009年03月15日付アル・アハラーム紙(エジプト)1面 昨日午後4時、カイロ中心部のラムセス通りと7月26日通りが合わさる最高裁判所前のビルで、激しい火災が起きた。消火活動は4時間続き、建物内で発生した煙を吸い込んだ9人が負傷した。消防車が消火のため急行した。火災発生当時の目撃者は、火事は自動車用ギアベルトを貯蔵していた4階の2部屋から始まったと証言している。 火災発生初期から同地区を完全に麻 全文をよむ
■ 妻の24%が局長 2009年3月8日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【カイロ:サファー・ガマール・アルディーン】 男達よ、気をつけよ。長い間男性が独占していた指導的な地位に就くため、女性が自信を持ち、力強く前進している。 大衆動員・統計中央局の統計は、局長職に占める女性の割合が24%に上昇していることを明らかにし、大学教員では40%、大使への任命では32%、労働組合では28%に上昇していることが明らかになった。 アブーバクル・ア 全文をよむ
■メディナでの衝突を受け 、サウジアラビアのシーア派が憤激 2009年02月25日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ロンドン:本紙】 ここ3日間、サウジアラビアでは、シーア派巡礼者たちとメディナの勧善懲悪委員会(訳注:イスラームの教義に反する行為を取り締まる政府機関、いわゆる「宗教警察」)との間で衝突が起きている。 シーア派のサウジアラビア人 数百人が先週金曜日の晩、サウジアラビア西部に位置する聖都メディナの預言者モスク入り口付近で、「シーア派 全文をよむ
■ エジプト人はおしゃべりとタバコに1日6200万エジプトポンドを費やしている 2009年02月20日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP国内面 エジプト人は好きこのんで 、毎朝6200万エジプトポンドもの金を費やしていると、数字が語っている 。そのうち2200万ポンドは1200万人の喫煙者によって煙と消え、残りの4000万ポンドは、固定・携帯電話ネットワークの血管に流れ込む。すなわち、4200万人の利用者によって、通信会社の懐 に行き着くのだ!! この驚くべき数字 全文をよむ
■ 経済危機と内戦後の未亡人増加により「通い婚」は広まるとの予測 ■ 大論争に終止符を打つべくスーダン・ウラマー協会が介入、「通い婚」は適正な婚姻であり禁止は大きな害をもたらすとの声明を発表 2009年02月07日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ハルツーム:本紙カマール・バヒート】 このところスーダン社会では、スーダン・ファトワ評議会が最近認めた通い婚の話題で持ちきりである。この結婚形式についてスーダン社会は賛成派と反対派に分かれており、スーダン 全文をよむ
■ カイロ控訴院、エル=バウシーとバドルッディーンの口座開示を支持 2009年02月06日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP国内面 昨日、カイロ控訴院〔=日本の高裁に相当〕は、アブドゥルマギード・マフムード検察官の決定を支持し、オプティマ・グローバル社のナビール・エル=バウシー社長、オプティマ・エジプト社のフィクリー・バドルッディーン取締役、両名の妻および子供達の口座情報 を開示するよう求めた。これは、彼らが証券取引に投資するというふれこみで、48人から現時点で3700 全文をよむ
■ 366人のパレスチナ人負傷者がエジプトで治療を受けるものの22名は死亡 ■ 厚生・人口大臣、燃料不足によるガザ地区での伝染病拡大を警戒 2009年01月16日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP国内面 【フサーム・ザーイド】 ハーティム・アル=ガバリー厚生・人口大臣は、ガザ地区での燃料不足による伝染病拡大を警戒している。伝染病が増加すれば、特にガザ地区の人口の70%にあたる子供達の健康が直接的におびやかされることになる。大臣はガザの人々の悲劇を軽減するため 全文をよむ
■ イスラエル占領軍による空爆音のために恐怖と不安に囚われたガザの子どもたち 2009年01月16日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ガザ:本紙アシュラフ・アルハウル記者】 主婦や子どもたちは闇に沈むガザに夜が訪れるのを嫌がっている。この20日間激しく続くイスラエルの砲撃音が伝わってくるからだ。これまでに多くのガザ住民の命が奪われ、その大半が市民や子どもであった。ガザの女性たちは少しでも子ども達に安心感を与えようと、女も子どもも区別しないイスラエルの空 全文をよむ
■ 慈善家がミート・アッタールの土地価格と同じ額を寄付、危機は終わった 2008年12月21日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【カイロ:サイード・ハルワー】 4年近く続いた激しい議論といくつかのグループ間の駆け引きの後、カリユビーヤ県のミート・アッタール村で争われていたワクフ地の危機解決に女性慈善家が成功した。故アフマド・ベー・アリー・ユーセフとハサン・エフェンディー・スレイマーンのワクフ地だった26キラート〔=4550㎡〕の土地価格、70万8000エジ 全文をよむ
■ ムンタザルとザイド、シリアで新生児の名に。イエメンの出版者、アル=ザイディ靴の像を計画中。 2008年12月17日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ダマスカス、サナア】 シリアでは、イラクの記者ムンタザル・アル=ザイディの名がブームになっている。この二日間、市役所や病院では新生児に「ムンタザル」あるいは「ザイド」とつけるケースが多数報告されている。 商店や靴製造所の間では、「アル=ザイディ・シューズ」という名称が瞬く間に好まれるようになった 全文をよむ
■ 成功する父親像 2008年12月28日付アル・アハラーム紙(エジプト)生活面 【フダー・アル=マフディー】 家族の幸せのために父親がとりうる戦略はあるのだろうか。ヘルワーン大学の臨床心理学教授であるビビヤン ・アフマド・フワード博士は、その戦略を以下に要約できると話す。 ・ 成功する父親は、家族ひとりひとりに対し平等に眼を配る父親である。そして第一に配慮すべきは彼の妻であり、幸せの暖かさと夫の包容力を妻に感じさせなければならない。 ・ 子ども達を 全文をよむ
■ 巡礼者たち、ミナでタシュリーク(犠牲祭後の3日間)第一日目を過ごす ■ 抽選枠の巡礼者、帰国の第1便は今週金曜日に 2008年12月10日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ミナ:アフマド・ムーサー】 聖地巡礼者たちは預言者のスンナ〔=慣行〕に従い、ミナでの儀式を行ってタシュリークの第1日目を過ごしている。ミナでは小中大の石柱に順に小石を投げるが、中には石投げを正午以降にまわす者も数千人いる。一帯が拡張されたことにより、儀式はやりやすくなった。 全文をよむ
■ 巡礼者、ミナーで石投げの儀式 ■ アラファートでの説教:「安全は全ての社会にとって寛容の基礎であり、人生で最も重要なもの」 2008年12月08日付アル・ アハラーム紙(エジプト)HP1面 【アフマド・ムーサー】 聖地巡礼者たちは昨日、アラファートの地で巡礼の最も重要な行為であるウクーフをした後、今日の明け方にミナーで石投げの儀式を始めた。 神の客人 たち〔=巡礼者〕は昨日の日の出とともにアラファートの地に到着し、「ラーイラーハイッラッラー〔= 全文をよむ
■ 現在と過去のイードの光景 2008年12月07日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP家庭面 【アマル・アワドゥッラー】 ムアッジン〔=礼拝の呼びかけを行う人〕がイード〔=イスラームの祭礼、犠牲祭〕の礼拝を呼びかけると、人々は各自の家から礼拝をするために集まってくる。礼拝の後、人々は通りに繰り出して祝福を述べあい、「良いイードを」と声を掛け合う。それから祖父や年長のおじは兄弟を訪ねてその子ども達を起こし、イードのお小遣いを配る。すると子供たちは、たいていは派手な 全文をよむ
■ 本日、抽選枠の巡礼者の最終グループが、エジプト航空便で聖地に到着 2008年11月28日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP国内面 【アムル・ガニーマ、フサイン・アル=ザナーティー、アブドフ・アル=タナーギー】 聖地巡礼者の抽選枠の最後のグループが本日聖地に到着する。今年の抽選枠の人数は2万6300人にのぼり 、10日前に巡礼旅行が開始されて以降、エジプト航空が運航する125の国際便で現地入りしている。 また昨日、エジプト航空はメディナとジッダにむけ 全文をよむ
■アバーザ農相、ウルグアイ産食肉の安全性を強調 ■農相、噂を流布したと競合会社を非難 2008年11月23日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 アミーン・アバーザ農業・土地改良相は、ウルグアイから輸入している食肉が病気に汚染されているとの噂 をすべて否定した。 農相は、輸入会社の伝票が動物検疫公社の完全で厳密な監査を受けていた点を強調し、エジプトには食肉の輸入に際して厳しい規定と条件が設けられていると説明した。そして同じ業界の競合企業がライバルを潰して市 全文をよむ
■ 明後日スエズでアズハル総長と3閣僚が、海路での巡礼者の第一グループを見送り 2008年11月14日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【スエズ:アムル・ガニーマ】 明後日、アズハルのムハンマド・サイイド・タンターウィー総長は、共和国ムフティーおよび石油相・運輸相・ワクフ相とともに、海路での巡礼者の第一グループの歓送会に出席する。第一グループは1204人乗りのフェリー、「マワッダ(友愛)号」で、スエズのポート・タウフィーク港より出発する。 スエ 全文をよむ
■ ジブラルタル海峡で1万8000人の犠牲者 ■ ナージーの物語は犠牲者全員を代弁する ■ “死のボート”現象は今年で20年目に ■ 犠牲者は数字にすぎない 2008年11月03日付クドゥス・アラビー(イギリス)HP1面 【マドリード:フセイン・マジドゥービー本紙記者】 ジブラルタル海峡で不法移民の「死のボート」現象が出現してから、今月で20年になる。不法移民船は社会的・政治的現象となり、そこから様々な国際問題・危機が生じてきた。しかしヨーロッパという 全文をよむ
■ 保護者たちよ…母親が13人の女子生徒を殴り、衣服を引き裂くとは! 2008年10月31日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【カイロ:アマーニー・マーギド】 学校における殴打の悪弊が、ついに教師から保護者に感染したらしい。しかも殴打に加えて罵詈雑言や衣服の引き裂きまであったというのだ! これはナセルシティの大きな学校の一つで起こった事件である。小学校4年生クラスの女子生徒数名が、ある同級生の女子と遊ぶのを拒否した。その女子が母親に不満を訴えたところ、母親 全文をよむ
■ 下水管、今冬最初のテストに落第 2008年10月26日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 初降雨の試練に見舞われた下水網が機能不全に陥り、一昨日、首都カイロを混乱と交通麻痺が襲った。 カイロ県のアブドゥルアズィーム・ワズィール県知事は、下水網が広範囲に機能不全をおこしたことと、住宅省がゲジーラのオルーバ通りで行っているプロジェクトが未完だったことが原因だと語った。首都カイロの全下水管の数は1万6千を超えるが、その80%は十分に機能しており、いぜん封鎖され 全文をよむ
■ イエメン、モロッコ、レバノンの洪水で死者が数十人に 2006年10月25日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ロンドン:本紙】 イエメン、モロッコ、レバノンで木曜日夜、洪水が発生し各地に被害を与えた。負傷者と物的被害に加え、金曜日の夜までに死者数は30人に達した。 3ヶ国の当局は物的・人的被害の最終的な報告を出していないが、死者は数十人に達し、物的被害も大きくなると予測されている。 イエメンでは、南東部を洪水が襲い、死者数は1 全文をよむ
■ 暴力と生活苦に苛まれるモースルからのキリスト教徒避難民 2008年10月25日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HPレポート・インタビュー面 【カラ・カウシュ(ニネヴェ):イラクの声通信】 モースル市でキリスト教徒に対する脅迫行為が増加した結果、数十の家族が住居を捨て、困難な生活環境のカラ・カウシュ地区の親戚を頼らざるをえなくなっている。住まいを出るにあたって、ほとんどの人々が最低限の身の回り品のみを携行する事しかできない。 70近い高齢の婦人、ウン 全文をよむ
■ ナーセル大統領が寄付し、ハリーリー首相が完成させたモスクが開館 2008年10月19日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ベイルート:マーヒル・ムカッリド】 アズハル総長のムハンマド・サイイド・タンターウィー師を先頭に、イスラームとキリスト教、双方の宗教界の重鎮たちが盛大な式典に集う中、レバノンの首都、ベイルートの中心部にムハンマド・アル=アミーンモスクが開館した。 エジプトの故ガマール・アブドゥンナーセル大統領が半世紀前、建設への大衆参加を 全文をよむ
■移動式工場で殺人炭酸水を製造! 2008年10月13日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 自動車の交換部品や子どものお菓子、靴墨、食品といった少なからぬ製品の偽装が広がっていることについてマスコミが報じるのは珍しくもない。しかし、偽の商品を製造するための専門の工場が作られて、しかもそれが肝臓や腎臓の不全などの危険な病気を引き起こしかねない炭酸水だったとは、今まで誰も聞いたことがないような珍奇な話だ。 シャルキーヤ県のミニヤ・アル=カムハで発見された工場で 全文をよむ
■ エジプトの6つの県で、国連ミレニウム開発目標を達成 2008年10月05日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【カイロ:ムハンマド・ガマール・アブーゼイド】 幼児に対する医療・社会福祉の努力が実り、エジプトの6つの県で5歳以下の乳幼児死亡率削減に成功した。5歳以下の死亡率削減は、国連が定めたミレニウム目標のうち、8つの最重要開発目標の1つに数えられる。 死亡率は1990年の1/3にまで削減された。削減を実現した県のうち4県は下エジプトのカリユビ 全文をよむ
■エジプトでキリスト教徒が妹とその夫に発砲、イスラーム改宗への報復で ■「教会の情報相」と呼ばれる人物が、イスラーム教徒のキリスト教への改宗を許可するよう国に要求 2008年10月08日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【カイロ:本紙】 エジプト治安筋は昨日、「妹がイスラームに改宗し、イスラーム教徒と結婚したことに怒ったキリスト教徒がカイロにある夫婦の住居を襲撃、家族に銃を乱射して夫を殺害し、妻のマリヤム・アーティフ・ハッラと二人の娘ノーラに重傷を負わ 全文をよむ
■6thOctober橋の第11期工事が完成 ■ナズィーフ首相:「政府は交通円滑化の実現と、渋滞緩和を重視」 2008年10月08日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 6thOctober橋の新たな出口の開通式後、アフマド・ナズィーフ首相は「政府はカイロにおける交通の円滑化の実現と、渋滞の激しさの緩和、市民の移動を容易とすることに関心を払っている」と述べた。首相は昨日、6thOctober橋の第11期拡張工事の落成式を執り行った。ナセル・シティ、マンシアト・ナーセ 全文をよむ
■ 彼は神以外の何ものも恐れない! 2008年10月06日付アル=ナハール紙(レバノン)HP世界の話題面 フランス通信社(AFP)は、レバノンの麻薬商人で指名手配中のヌーフ・ズアイティルについて、レバノン北部のアルズ地区とベカー地方を隔てるレバノン山脈のふもとにある彼の村クナイサで取材を行った。このルポルタージュはおそらく今日、世界中の多くの新聞に、写真と共に掲載されると見られる。(写真:AFP通信) AFPによるとズアイティル (37歳)は、ハシシの原料となる 全文をよむ
■ イードの二日目、ピラミッドやカイロ・タワー、ナイル川に繰り出す市民 2008年10月03日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 イード・アル=フィトル〔=断食明けの祭〕の2日目、今日も市民たちは家族や若者連れで外出し、カイロの観光・遺跡スポット、特にピラミッド地区や国際公園をはじめとする公園を訪れたり、ナイル川遊覧やカナートル・ハイリーヤ〔=堰〕公園へのピクニックを楽しんだ。 同じく、およそ2200万エジプトポンドの費用をかけ、初の全面改装を終えたカイロ・タ 全文をよむ
■ 今年もイードの日付をめぐってイスラーム教徒が分裂 2008年10月01日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 世界各国で数百万人のイスラーム教徒が昨日、神聖なイード・アル=フィトル〔=断食月明けの祭り〕を祝った。例年通り、この重要な宗教行事の日付について、様々な観測方法によるシャワール月の新月の観測や天文学的な計算をめぐり、イスラーム教徒の意見が分かれた。多くの協議や会議が行われたが、この問題に関する共通見解に至ることはなかった。 アラブ諸国もこの行事をめぐ 全文をよむ
■ サウジアラビア他アラブ10カ国で今日、ラマダーン明けの祝祭 ■ エジプトでは明日がイード・アル=フィトルの初日 2008年09月30日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 エジプト・ファトワー局は、2008年9月30日火曜日がヒジュラ暦1429年のラマダーン月最終日にあたり、明日10月1日がイード・アル=フィトル〔=断食月明けの祭り〕の初日になると発表した。 ファトワー局が昨日月曜日の日没後、共和国各所でシャワール月〔=ラマダーン月の翌月〕の新月を観測 全文をよむ
■ イブラヒーム・イーサー氏への懲役2ヶ月判決に対し、エジプトのジャーナリストたちに怒りが広がる 2008年09月29日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【カイロ:本紙】 〔エジプトの独立系日刊紙〕“ドゥストゥール紙”のイブラヒーム・イーサー編集長が「ホスニー・ムバーラク大統領の健康状態に関する噂を広めた」とされる事件で、二ヶ月の懲役刑判決が控訴院〔=日本の高裁に相当〕で下されたことを受け、昨日、エジプトのジャーナリストたちの間には怒りが広がった。 全文をよむ
■ カイロ大学教職員の手当を基本給の125%にアップ ■ 賞与も15日分から30日分に 2008年09月26日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP国内面 【ムハンマド・ハビーブ】 カイロ大学評議会は今学期から、教職員の手当を基本給の100%から125%に増額することを決定した。また学期始め、断食明けの祭、犠牲祭、預言者生誕祭の年に四回、大学の財源から支給されている職員の賞与についても、基本給15日分から30日分に増やす。また教員にも同じ比率で支払われる。 全文をよむ
■ エジプト、旅行者の解放と武力行使回避のため、ドイツ、イタリア、ルーマニアと協力 2008年09月25日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【カイロ:アフマド・ムーサー】 エジプト高官筋は、外国人旅行者の誘拐犯がエジプト人であることを否定した。また同筋は外国人旅行者とエジプト人アテンダントの解放に向けて、スーダン政府との調整と尽力を継続すると明言した。誘拐犯たちはチャドあるいはスーダンから来たことを、あらゆる証拠が示している。 誘拐された観光会 全文をよむ
■イラクのアル=カーイダ、女性自爆志願者を徴用:「娘よ、アッラーはあなたをお呼びである」 2008年09月26日付クドゥス・アラビー(イギリス)HP1面 市場に配備されていた警察官たちは、ラニヤ・イブラヒーム・アンバキーが自分たちに新たな生をもたらしに来たとは思ってもいなかった。15歳半になるこの少女は、警察官の傍らを重たそうに体をふらつかせながら通り過ぎた。彼らは彼女の行動を不審だと疑い、立ち止まらせて職務質問した。 彼女が体に巻きつけた重さ10キログラムを超 全文をよむ
■ イスラエルの厳しい措置にもかかわらず、20万人がアクサー・モスクでラマダーン月第3金曜日の礼拝 2008年09月20日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ナザレ:ズハイル・アンドラウス本紙記者】 アクサー寄進財・遺産機構が金曜礼拝後に発表した声明によれば、20万人の礼拝者がラマダーン月第3金曜日の礼拝をアクサー・モスクで行った。大半はエルサレムや近郊の人々、パレスチナ内地[※イスラエル領内]の人々である。 また、ヨルダン川西岸地区の人々も 全文をよむ
■ ドゥウェイカの被災者、289家族に住居を提供 ■ 社会基金がローンと雇用機会を提供 2008年9月15日付アル・アハラーム(エジプト)HP1面 カイロ県のアブドゥルアズィーム県知事は昨日、ドゥウェイカで起きたがけ崩れの被災者である289家族への住居提供が完了したと発表した。これまでに収容された遺体は85にのぼり、犠牲者が埋まっている場所の情報を得るにあたっては生存者数人の協力も得たという。 県知事は、「住民の命に危険が及ぶ家屋の撤去作業が継続されているた 全文をよむ
■ ドゥウェイカの岩盤崩落事故被災者に対し、960軒の住居を60エジプト・ポンドの家賃で提供 ■ そのほかに電気と水道設備が整った住居1000件を今日から提供へ 2008年09月11日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【カイロ:アブドゥルハーディー・タマーム、サハル・ズフラーン】 ドゥウェイカ〔訳注:当初はマンシアト・ナーセルとも報じられていた被災地の地名はその後ドゥウェイカでほぼ統一されている。崩落現場はカイロ郊外の非正規居住地域である両地区の境界部 全文をよむ
■ イエメンのユダヤ教徒は断食を除くラマダーン月の慣行をイスラーム教徒と共有 ■ 日中のカート使用は閉ざされた場所でのみ 【サヌア:本紙ハーリド・アル=ハマーディー】 イエメンのユダヤ教徒は同国のイスラーム教徒が宗教的義務として行う断食以外は、同じ慣習とラマダーンの雰囲気とを共有し、両宗教の民は互いの宗教的違いがほとんど問題にならないほど自然な形で共生している。 日中は昼頃まで寝て、夜は明け方近くまで夜更かしし、街中では人前で飲食せず、汚い言葉を口にしないと 全文をよむ
■ ムカッタム丘陵のマンシアト・ナーセル地区で悲惨な事故 ■ 100トンの岩石の塊が住宅35軒の上に崩落、市民26名が死亡、39人が負傷 ■ ムバーラク大統領、被災者への仮設住居と遺族への補償金の提供を政府に即座に指示 ■ ナズィーフ首相:「遺族には1万エジプト・ポンド、負傷者には4千ポンド、誰ひとり野宿させたりはしない」と約束 ■ 軍が救出活動に参加、避難場所を緊急に建設 ■ 被害者数はさらに増える見込み ■ 同地域から全住民を退避、建物の間が狭いために救援隊の到着が難 全文をよむ
■ ヒシャーム・タラアト・ムスタファーは収監後、極度の鬱状態に ■ 検察、実業家と元警察将校との会話の録音テープを聞く 2008年09月05日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【カイロ:アフマド・ムーサー、ハーリド・アブルイッズ、ドバイ:ザービト・アウワード】 実業家ヒシャーム・タラアト・ムスタファー〔訳注:エジプトの不動産大手タラアト・ムスタファー・グループの社長で諮問議会議員。レバノン人女性歌手殺害教唆の容疑で逮捕・起訴された〕はマズラア・トゥラ刑務 全文をよむ
■ インバーバとカイロ空港を結ぶ地下鉄第3号線が着工 ■ 新路線の利用客は一日200万人に ■ 6thオクトーバー市行きの第4号線も建設調査へ 2008年09月04日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 アフマド・ナズィーフ首相はカイロ地下鉄第3号線について、ムバーラク大統領時代の様々な巨大国家プロジェクトに付け加えられた、新たな巨大プロジェクトであることを強調し、カイロに大地下鉄網を建設するとの政権発足初日からの取り組みによって、先の二本の路線に続き、第3路線が 全文をよむ
■ ヒシャーム・タラアト・ムスタファー、スーザン・タミーム殺害教唆の容疑で刑事裁判所へ送致 ■ 実業家、ドバイでの犯行実行のため、元警察将校に200万ドル払う 2008年09月03日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【カイロ:アフマド・ムーサー】 アブドゥルマギード・マフムード検事総長は、去る7月28日にレバノン人歌手スーザン・タミームさんをドバイの彼女のマンションで殺害した容疑で、実業家ヒシャーム・タラアト・ムスタファーと元警察将校ムフスィン・アル=ス 全文をよむ
■ 世界中の言語で「ラマダーンおめでとう」 2008年09月01日付アル・アハラーム(エジプト)HP1面 【アンカラ:ウサーマ・アブドゥルアズィーズ、パリ:ナジャー・アブドゥンナイーム】 神聖なラマダーン月の到来に伴い、世界中のイスラーム諸国ではそれぞれのやり方でラマダーン月を迎える準備が見受けられた。 トルコではイスタンブール市役所が、市内の全町村に段ボール箱145万個分の食事を配給すると発表した。市民団体がイフタール〔=日没後の最初の食事〕用のテン 全文をよむ
■昨年のカルバーラ事件首謀者に死刑判決 2008年08月31日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【カルバラー:イラクの声通信】 カルバラー控訴院長は、裁判所が昨日土曜(30日)、武装グループリーダーの一人に死刑を求刑したと述べた。被告は昨年カルバラー市内の聖者廟で起きた事件の首謀者である。 アブド・ヌール・アル=フィトラーウィー裁判官が明らかにしたところによれば、「2007年の市内聖者廟での武装グループ対立事件において、アリー・シャリーアが主 全文をよむ
■ 議事堂内の視察で人民議会の収蔵品の無事と火災による影響のなかったことが確認される ■ 1866年から現在までの議事録のオリジナルは図書室に保存 2008年08月24日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 諮問議会のサーミー・ムフラーン事務局長は、議会活動に関する歴史的文書とエジプトが結んだ条約文書は全て無事であり、〔19日に諮問議会の建物で起きた〕火事の被害はなかったことを確認した。 本紙記者が同行した議事堂内と議会活動ミュージアムの視察において事務局長 全文をよむ
■ 県知事の約束 2008年08月22日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP地方面 【ケナ:ウサーマ・アル=ハワーリー】 ザイナブ・アブドゥルワッハーブには、マグディー・アイユーブ県知事が彼女と昨年かわした約束をまだ覚えていようとは信じられなかった。ザイナブは昨年の聖クルアーン暗記コンテストで一位を獲得した学生、ムハンマド・アラファト・イードの母であり、知事は彼女に社会連帯省が費用を負担して、巡礼(ハッジ)に行けるよう計らうと約束していたのである。彼女は自分が巡礼者 全文をよむ
■ 初期報告書、建物を支えている壁の安全性を確認 2008年08月21日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 エジプト諮問議会のサフワト・アッ=シャリーフ議長によると、諮問議会によって組織された技術委員会による最初の検査報告書で、議会の建物を支えている壁は安全であり、大会議場の修復は可能であることが確認された。 シャリーフ議長は、火災の影響を受けたのは大会議場の“装飾的な”釣り天井であり、支えとなる部分ではないと語っている。 全文をよむ
■少なくとも5人が負傷、議会の公文書と歴史ある建物に深刻な被害 ■カイロで火災が諮問議会に損害を与える ■消火のため軍が出動 2008年08月20日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【カイロ:本紙】 昨日、エジプト諮問議会の歴史ある建物から、大規模な火災が発生した。これにより煙を吸い込んで窒息した5人が治療のため病院へ搬送された。隣接する灌漑省への延焼を食い止めるために軍が出動を命じられる事態となり、数十台の消防車と共に、人民議会もある敷地内に広範 全文をよむ
■ アメリカ・イギリス、女性観光客らに対しエジプト人男性らの間に広まるハラスメントについて警告 ■ エジプトでの研究、ヒジャーブを被った女性が最も多くのセクシャル・ハラスメントに遭っていることを示す 2008年08月18日付クドゥス・アラビー紙(英国)HP1面 【ロンドン:本紙】 昨年、アバーヤ〔=湾岸諸国などで女性が外出する際に着用する全身を覆う外衣〕を着た湾岸諸国のアラブ女性たちが、青年グループに取り囲まれ、彼らからハラスメントを受ける様子を写した短い映像が 全文をよむ
■ ハッジ(メッカ大巡礼)の第一グループ、11月25日に飛行機で出発 ■ 公開抽選でカイロ、ヘルワーンから5,159人が巡礼に当選 2008年08月17日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 アッラーに近づき、聖地を訪れたいという神聖な雰囲気の中、ダルブ・アル=アフマルにあるハッバーニーヤ青年センターでカイロ、ヘルワーン両県からの巡礼希望者の公開抽選会が行われ、応募者総数58,495人の中から5,159人が今年の巡礼者に選ばれたと、イスマーイール・アル=シャーイル内務 全文をよむ
■ ラマダーン月が終わるまでの間、カイロ空港ではウムラ用航空便の増加に備えて準備が進む 2008年08月12日付アル・アハラーム紙(エジプト)エジプト国内面 【タハーニー・アブドゥッラヒーム】 カイロ国際空港の関係諸当局は、今週金曜からウムラ*用航空便の増発が始まるのに備えて準備を開始した。*〔巡礼月以外に行われる聖地メッカへの小巡礼。ラマダーン月のウムラは巡礼月のハッジ(大巡礼)に匹敵するとされる〕 カイロ空港会社のファトヒー・ファタハッラー社長は、「旧 全文をよむ
■ 交通法適用から一週間 ■ ウブードでは混乱…ポート・サイードでは歩道にしゃがみ込み ■ イスマイリーヤとマンスーラでは高官たちが交通違反 2008年08月08日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 交通法の適用から一週間が過ぎた。いくつかの県では状況の改善が現れた一方、ポート・サイードでは市民達が、新興住宅地の住民たち相手に暴利をむさぼる悪徳タクシー業者たちの支配下に置かれている。今では歩道に座り込んで交通手段を待つ光景が日々繰り返される光景になった。 全文をよむ
■ ハラブジャ市の市民が広島原爆投下63周年を記念 2008年08月07日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【スレイマニヤ:イラクの声通信】 〔クルディスタン自治区〕スレイマニヤ県ハラブジャ市*の市民や高官たちが、日本の広島原爆投下63周年を記念した。1945年にアメリカによって投下されたこの原子爆弾により、広島では14万人の犠牲者が出た。*〔旧フセイン政権によって1988年に化学兵器が投下されたハラブジャではヒロシマ・ナガサキへの関心が高い〕 全文をよむ
■ 交通法でカイロの乗り物事情に変化 ■ 大カイロ圏からマイクロバスが、シャルキーヤ県からはトゥクトゥク姿を消す ■ ソハーグでは15人の検察官が免許を剥奪される 2008年08月06日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 交通法導入から5日目、カイロや各県の道路で見慣れてきた乗り物事情に変化が起きている。 カイロやその他の県の通りからマイクロバスが姿を消し、利用者たちは途方に暮れている。同様にシャルキーヤ県ではトゥクトゥク(三輪タクシー)が消えた。交通 全文をよむ
■ 国有地の占有に終わりは来るか? 【カイロ:イサーム・アブドゥルカリーム】 国有地の占有に終わりは来るのか? 国有地利用センターのオマル・シャワードフィー所長は終わりは来ると明言し、国有地をあらゆる種類の侵犯や非合法的な所有から守ることを専門とする警察の設立を呼びかけた。 国有地利用センターの運営委員会は昨日、野放しになっている国有地の状況や、いくつかの国有地に対する違法な占拠状態について検討した。シャワードフィー所長は「〔違法に占拠した〕土地の所有権を主張する 全文をよむ
■ 今日から全ての車両が法の下で平等に 2008年08月01日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【カイロ:アイマン・ファールーク】 新交通法の適用開始にともない、内務省は本日から交通状況の改善および安全化をはかるため、新プロジェクトを実施する。 明日からエジプトの主要な通りでは新しいナンバープレートが見られるようになるだろう。これは近代的な国際システムにならったものであり、古いプレートの多くの欠点を一掃することを目的としている。それらの欠点とは 全文をよむ
■ 120万人の教員が上級職への昇任審査に出願 ■ 合格者たちの給与を25億ポンド分増加 ■ 出願期限を明日まで延長 2008年07月26日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【カイロ:ネヴィーン・シャハータ】 新しい教員給与体系での上級職を目指す教員達の昇任審査への出願期限が明日まで延長されることになった。これまでに120万人の教師が出願の手続きを済ませているが、まだ登録を済ませていない20万人の教師たちに出願の機会が与えられることになる。 全文をよむ
■ 今月頭から配給を開始…価格上昇は押さえられるか!? ■ 新たに国民1900万人を二ヶ月間、配給カードに追加 ■ 配給品の受け取りに出向く人が増加 ■ 申し込みが遅れた人たちからの受付を継続 2008年07月21日付アル・アハラーム(エジプト)HP特集面 【ナーディヤ・アル=マッラーフ】 1988年から2005年の間に生まれた青少年について、2月1日から5月末までに追加申請を提出した父親や祖父たちの配給カードに彼らの分の配給物資を追加する制度が、この 全文をよむ
■ マルサ・マトルーフで悲惨な事故 ■ サーラは死体の中に消え、父は病床でうわごと 2008年07月19日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 〔踏切待ちの車列にトラックが突っ込み、列車と複数の車が衝突、数十名の死者を出した〕マルサ・マトルーフでの悲惨な事故から3日、この惨事の新たな詳細が明らかになった。砂の上に死体や血が散乱する忘れようのない光景が広がる中、住民たちはこのような事故を引き起こした人命軽視に怒りをあらわにした。 事故によって生じた人道的悲劇 全文をよむ
■ 続く封鎖によりガザの人々の婚礼やパーティーの慣習に変化 ■ ガザの結婚式:宴会では子牛の替わりに鶏肉で節約、新郎新婦の車1台だけのパレード、招待客へのお土産もなし 2008年07月18日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ガザ:アシュラフ・アル=ハウル本紙記者】 昨年来続いているイスラエルによる厳しいガザ封鎖と、憎むべき貧困状態によって、結婚シーズンである夏に行われる結婚の伝統に新しい慣習が持ちこまれるようになった。ガザ地区の諸都市や難民キャンプ 全文をよむ
■マトルーフ近郊で起きた恐ろしい悲劇的な事故で死者40人・負傷者40人 ■フーカ踏み切りでトレーラーが観光バス・乗用車3台・列車に衝突 ■ムバーラク大統領、遺族に弔意を示し、負傷者へのできる限りの治療を命令 2008年07月17日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【マトルーフ:アーティフ・マガアーウィー】 トレーラーが列車の車両と観光バスと3台の乗用車に衝突した悲劇的な事故で40人が死亡し、40人が負傷した。事故はマトルーフ市から75km離れたフーカ 全文をよむ
■32名の生徒たちがサーナウィーヤ・アーンマの成績上位者に ■数学専攻のトップはムスタファー・ナビール、科学専攻はヘバトゥッラー、文系ではディーナ・サラーフッディーンが第1位に 2008年07月15日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ユスリー・ガマル教育相は今年のサーナウィーヤ・アーンマ(訳注:高校課程修了認定試験)の全国上位者の氏名を公表した。その人数は32名にのぼり、そのうち10名が文系、10名が理系(科学専攻)、11名が理系(数学専攻)、さらに視覚障害者のト 全文をよむ
■ スーパーマーケットは消費期限切れ! 【カイロ:マフムード・ディヤーブ】 スーパーマーケットの中にいるあなた、ピカピカの商品や照明、鮮やかな色彩に騙されてはいけない。そうした店の多くは、全く衛生基準を満たしていないのだ! このことは、エジプト消費者保護センターが行った重要な調査によって明らかにされた。同調査はムスタファー・カマール・タラバ博士の主導で行われ、ランダムにサンプル選び、カイロ、ギザ両県の91のスーパーマーケットを対象に行われた。 その結果 全文をよむ
■ 世論調査:ハマースのイスラエルとの交渉に60%が賛成、89%が停戦の合意に賛成 ■ 45%がファタハ、13%がハマースを支持 2008年06月30日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ガザ:本紙アシュラフ・アル=ハウル】 新たにパレスチナ人の世論調査が行われ、昨日その結果が発表された。それによると、回答者の60%はガザ地区を支配しているハマースがイスラエルとの直接交渉を行うことに賛成し、40%は反対、また89%はハマースが停戦合意を締結したことに 全文をよむ
■ サウジアラビアでエジプト人労働者とシリア人労働者が喧嘩 ■ 友好的解決で終結 2008年06月29日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ジッダ:ハサン・アーシュール】 先週木曜、エジプト人労働者とシリア人労働者の間で喧嘩が起きた。〔サウジアラビア北西部〕タブーク地域のある会社が経営する農場のジャガイモ収穫現場で、20人のエジプト人耕作労働者と90人のシリア人耕作労働者が喧嘩となり、その同日、宿舎でエジプト人80人とシリア人100人の間で2度目の喧嘩が 全文をよむ
■ ロバ肉を販売した者が報いを受ける! 2008年06月27日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【カイロ:サミーラ・アリー・アイヤード】 ギザ市民にロバ肉を販売した事件でケルダーサ地方裁判所は有罪判決を下し、不正な肉が押収された店の店主、ワスフィー・サウィルスと肉屋のムハンマド・ハリーファの両被告に対し、重労働をともなう5年の懲役および3万ポンドの罰金を科した。また3人目の被告である肉屋のファーリス・サービトに対しては、1年1ヶ月の業務停止の他、重労働をと 全文をよむ
■ レバノンで14年間の運送人生活、200万ドルという幸運がファラハートに微笑む 2008年06月22日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ベイルート:マーヒル・ムカッラド】 ブハイラ県出身のエジプト人運送人が、200万ドルに相当するレバノンの宝くじに当選した。運送人の名前は、ブハイラ県の中心都市、アブーヒムス市出身のファラハート・アブドゥルマギード。彼はレバノンの運搬会社で14年間働き、そのうち13年間は一度も帰国しなかった。ようやく数ヶ月前に帰国した彼 全文をよむ
■ 農民と国境地域の住民たち、平穏な暮らしの再開を待ち望む ■ 停戦発効から数時間でガザの闇市場は価格暴落 2008年06月20日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ガザ:アシュラフ・アル=ハウル本紙記者】 昨日木曜日の朝から、エジプトの後援によりハマース・イスラエル間で締結された停戦合意が発効した。この停戦合意により、[イスラエルによる封鎖の]間にガザ地区に広まっていた闇市場が大きな打撃を受ける一方、国境地域に住むガザ農民たちには安全な暮らしへの希 全文をよむ
■ 一家族のパンの割当量は一日5枚以下 ■ バスユーン市とその周辺でパン危機が深刻化 2008年06月20日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP地方面 【タンタ:アフマド・アブー・シャナブ】 バスユーン市の主要製パン工場の前で、激しい混雑が原因で市民同士の喧嘩沙汰が生じたことで、価格補助を受けたパンが不足しているためにバスユーン市とその周辺の村々では深刻なパン危機が続いていることが明らかになった。「価格補助を受けている小麦粉の割当量は1日12袋、つまり1家族全体 全文をよむ
■ 乗客救出のため、マタイ出身の二人の青年が燃えさかるスーダン機に引き返す! 2008年06月13日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 数日前、ハルトゥーム国際空港の滑走路に接触した途端、機体を火災に包まれたスーダン航空機の通路を、地獄から逃れるための非常口を探して人々が足早に逃げまどう中、たまたま機内に居合わせた二人のエジプト人青年が取ったのはまったく別の行動だった。 上エジプト、エル・ミニヤ県、マタイ出身のムンジー・アブドゥッラフマーン・シャフィーク 全文をよむ
■ 微分積分の問題が難しかったと全県から苦情 2008年06月11日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 昨日行われたサーナウィーヤ・アーンマ(訳注:高校課程修了認定試験)の二次試験2日目で、微分積分の設問が難しかったという苦情が全県の窓口に寄せられた。 数千人の学生がとても答えられない設問だったと口を揃えて言う一方で、多くの教師たちも設問が難しく長大な上に多くの点が曖昧で、専門の教師でも制限時間内に解答することはできないと断言した。本紙の電話取材に回答した教 全文をよむ
■ バグダード水道局長:濾過水の最大生産量を大幅増加 2008年06月11日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【バグダード:イラクの声通信】 バグダード水道局長によれば、この夏の初め、首都における濾過水生産量の上限は一日に260万立方メートルに達し、これまでの175万立方メートルから大幅に増大する見込みである。また、世界的基準に即した汚染解消も保証されている。 一昨日の声明でバグダード水道局長サービル・アル=イーサーウィーは、次のように述べた。 全文をよむ
■ 出生率低下にもかかわらず…一日に4000人の赤ちゃんが誕生 2008年06月06日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【カイロ:ナハール・シャクリー】 あなたはエジプトで一日に新たに4000人の赤ちゃんが生まれているということを信じるだろうか。 これは最近の統計によって裏付けられた事実であり、この統計で家族計画の分野で払われてきた努力が重要な成果を生んでいることが明らかになった。中でも女性一人当たりの出産数は1981年の5.3人から3.3人に減 全文をよむ
■ 人口密集と今にも崩れそうな建物、生者にも死者にも及ぶ攻撃 ■ 日中はイスラエルによる嫌がらせ、夜間はねずみの襲来に悩むエルサレム旧市街 2008年06月04日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【エルサレム:ワリード・アワド本紙記者】 エルサレム旧市街の住民が非常に厳しい生活状況におかれている。イスラエル占領当局の標的にされているこの地区では、住居の改修も人口の自然増に合わせての増築も禁じられていることがその背景にある。 旧市街を巡ってみる 全文をよむ
■ イラクの子どもたち:切迫した危険と長引く苦しみ、より良い未来への展望 2008年06月02日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 今年もイラクの子どもたちに国際子どもデーが訪れたが、彼らは治安状態の悪化がもたらした終わりなき苦しみと大きな危険の中で生活している。イラクにおける治安状況の悪化は孤児や学校からドロップアウトする子供たちの率を増加させ、身体的・性的虐待などのあらゆる脅威にさらされる子どもが増え続けている。 こうしたことは公的または非公的な諸機関 全文をよむ
■ エジプト南部の宗教間衝突で死傷者 ■ コプト教徒数百人が保護を求めてデモ 2008年06月02日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【エジプト、マッラーウィー:本紙】 エジプト警察とコプト・キリスト教徒のデモ隊との衝突で、昨日の日曜に少なくとも7人のキリスト教徒が負傷した。この前日には上エジプトの町エル=ミニヤ近郊の村で銃撃戦が繰り広げられ、イスラーム教徒1人が死亡、4人の修道士が負傷している。原因となったのはカイロの南方280キロメートルの位置に 全文をよむ
■ 50年代には洗濯物、今では鉄が盗品リスト入り 2008年06月01日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 鉄が高価な貴重品のリスト入りを果たし、泥棒たちに狙われるようになった。泥棒たちも経済状態に伴って盗品リストを更新しているらしい。1950年代には洗濯物と鶏が盗まれるという現象が目に付いたものだが、現在では鉄が盗品リストのトップに立ち、泥棒たちは道路標識から鉄道のレール、電線、室内器具、大カイロ圏の配電函、マンホールの蓋にいたるまで、あらゆる金属製品を盗み始めてい 全文をよむ
■ 市民に必要なのは電気供給時間で、“メガワット”じゃない! 2008年05月19日付サバーフ・ジャディード紙(イラク) このところ、電力システムのメガワット数増強に関するニュースをしょっちゅう耳にする。その最後ではないが最新の一つが、すでに我々をじりじりと焦がし始めたこの夏に、新たに500MWの電力を増加するという吉報を伝えるニュースだ。 だが実際のところ、現実の生活に関していえば、この増加の成果を市民はいっこうに感じていない。どの市民も“メガワット”などという 全文をよむ
■ アスワンの宗教指導者たち、女子割礼を犯罪行為とみなす方針に支持を表明 2008年05月12日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP国内面 【ジーハーン・ムスタファー】 国家母子評議会はアスワンで行われた二つの会合に参加した。第一の会合ではワクフ局とコプト正教会とが女子割礼を犯罪行為とみなす方針を支持する旨の声明を発表し、第二の会合ではアスワン弁護士組合が、女子割礼という有害行為を拒絶する声明を発表した。 ワクフ省アスワン担当次官を務めるマドブーリー・ 全文をよむ
■ 夏の観光客を待つアレキサンドリア、全部門で集中的な準備 ■ 20箇所の無料ビーチ、11箇所の観光用高級ビーチ、32のパン製造ライン 2008年05月12日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP特集面 【ハサン・イマーム】 夏のシーズンに向けてアレキサンドリアでは準備の真っ盛りだ。無料ビーチの数が増やされ、交通の流れをスムースにするための計画が用意されたほか、パンの製造ラインもフル稼働を始めた。同様に、夏の観光客を受け入れるための準備や、娯楽施設の整備が進めら 全文をよむ
■労働と勤勉がストの呼びかけに打ち勝つ 2008年05月05日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 何もかもがいつも通り輝かしい一日だ。サラリーマンたちはオフィスに、労働者たちは工場に、学生たちは学校や大学に出かけ、庶民は自分と子ども達のためにいつものように稼ぎを求める。煮豆売りの屋台を朝から客が取り囲む様子までもが日々見慣れているままだ。 我々には無駄にする時間などもうない。エジプトの各県の状況はこのように物語っていた。街で出会う全ての人の表情に勤勉さのし 全文をよむ
■ 燃料・食用油が枯渇、乗客輸送のためにパトカーが通りへ出動 2008年05月02日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ガザ:アシュラフ・アル=ハウル本紙記者】 かつて青い色をしたパトカーに乗るガザ市民は、法律に違反したか、あるいは警察の一員だと相場が決まっていた。ところがイスラエルによる封鎖で自動車燃料の搬入が妨げられた結果、タクシーのほとんどが営業を停止した今では、パトカーが市民を運ぶための乗り物にもなっている。 ガザを支配している旧ハマ 全文をよむ
■ハーン・ユーニスで燃料不足のため蚊の駆除にボラを利用 2008年04月30日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ガザ:アシュラフ・アル=ハウル】 海に面し、封鎖に苦しむガザ地区を燃料危機が襲う以前には、害虫対策チームは殺虫剤や油を蚊やその他の害虫の発生源とみなされる場所に散布していた。しかし今日では散布用の車両を動かすための燃料が不足している上に、イスラエルが殺虫剤そのものの搬入を禁じているため、地方当局は魚に同じ役割を期待している。 魚の中に 全文をよむ
■ マドリード当局が「不法居住」だとして住居の解体作業を再開 ■ 在留モロッコ人に不安が広まる 2008年04月28日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HPアラブ国際面 【マドリード:フセイン・マジドゥービー本紙記者】 スペインの首都マドリードの行政当局が主に移民が所有する数十件の住居を解体すると決定したことを受け、マドリード郊外に住む在留モロッコ人の間に恐怖と不安が再び広がっている。解体作業は月曜にも再開される可能性があり、以前と同じような衝突が起きかねない。 全文をよむ
アルジェリア人、パスポートやIDカードの写真でヴェールとあご髭を禁止する法律に激怒 2008年04月23日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【アルジェリア:マウルード・モルシェディー本紙記者】 パスポートや身分証明書の発行を希望する人に対して、ヒマール〔訳注:女性が髪と首筋を覆うベール〕やあご髭の無い状態での写真をアルジェリア政府が条件付けたことをめぐる議論に、アルジェリア・ムスリム・ウラマー協会が一石を投じた。協会は政府の決定を、一般のアルジェリア人 全文をよむ
■電気障害がカイロの交通を麻痺 2008年04月23日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【カイロ:マフムード・ダーウード】 昨日、アズハル・トンネルでの14時間以上にわたった停電を受け、カイロの大半の通りが渋滞に見舞われた。一方、マルグ駅でも電気網の障害があり、4時間以上にわたって地下鉄1号線の運行が停止した。これによって市民の移動は混乱をきたし、厳しい暑さを記録したこの日中、多くの人々の活動を停滞させた。 アズハル・トンネルの配電盤での障害は、カ 全文をよむ
■イラクの治安情勢がヤジード派の祭礼から喜びを奪う 2008年04月16日付サバーフジャディード紙(イラク)HP1面 「今回の祭礼(イード)は味気ない」。ヤジード派の青年、サミール・ハーリド・ラシューは苦々しく言った。これまでの祭礼ではヤジード派の祭りにつきものの太鼓のリズムに合わせて踊るのが常だった。「去年の8月のように武装グループが私たちを狙うのではないかとの不安が祭りの喜びを台無しにしている」。ラシュー(23歳)は独立系通信社「イラクの声」に対し、こう発言した。「新年の 全文をよむ
■ ヨルダンでマンサフを手で食べる習慣を禁止 ■ 新郎新婦への祝い金(ヌクート)は廃止、埋葬時に墓で参列者と接吻を交わすこと、病人への見舞いも禁止 ■ サルト市で指導層や諸部族長が論議を呼ぶ内容の住民憲章を公表、最近の困難な経済状況を反映 2008年04月14日付クドゥスアラビー紙(イギリス)HP1面 【アンマン:本紙】 マンサフ〔ヨーグルト煮込みの羊肉を載せた米料理〕やいくつかの社会的慣行が民衆の重荷になっているとして、ヨルダンの首都アンマンの西に位置する 全文をよむ
■ カイロ中心部からパレスチナ人患者の声 ■ ナーセル医院でガザ出身の患者135人が治療 2008年04月14日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP特集記事 【ジーハーン・アブドゥッサラーム・アワド】 エジプト国民とパレスチナ国民の友好関係は、困難な状態においてこそ真価を発揮する。イスラエルがガザ地区への封鎖を強化し、住民を爆撃した際、ナーセル医院その他の大きな医療センターで治療を受けようと、何十人もの患者がカイロに流入し、エジプト人道救援組織がパレスチナ人患 全文をよむ
■ カイロ県知事、夜間の抜き打ち巡回 ■ 食料配給調査官を捜査のために身柄送致 ■ 美観整備機構の部局長を職務停止 2008年04月04日付アル・アハラーム紙(エジプト)HPエジプト国内面 【アブドゥルハーディー・タマーム】 カイロ県のアブドゥルアズィーム・ワズィール県知事は、オールドカイロ地区にある大カイロ圏製パン会社傘下のある官営製パン所の監督を担当していた食料配給調査官について、持ち場を離れ、職務を放棄したとしてその捜査を命じると共に、15グラムも規定 全文をよむ
■ ブッシュ大統領がムバーラク大統領に電話、スエズ運河事件でのエジプト市民死亡に対し遺憾の意を表明 ■ アメリカ大統領、犠牲者及び負傷者の家族に対し哀悼の意を表し、事件の状況調査をペンタゴンに指示 ■ ホワイトハウス、エジプト・アメリカの友好関係重視を確認 ■ アメリカ第五艦隊、犠牲者遺族の支援を誓約 2008年03月28日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン:アースィム・アブドゥルハーリク、諸通信社】 今週月曜日にスエズ運河でアメリ 全文をよむ
■ポートサイドの“バンブーティー”船への発砲で1人が死亡、3人が負傷 ■事件後政府は国民の保護をおろそかにしないことを確認 ■アメリカ海軍はこの事件に対して遺憾の意を表明 ■捜査はこの事件が双方の過失の結果生じたという方向に傾く 2008年03月26日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【スエズ:アムル・ガニーマ、サイイド・イブラーヒーム】 一昨日にスエズ運河を航行中のアメリカ船舶からの発砲により、27歳のエジプト人“バンブーティー”〔訳注:スエズ 全文をよむ
■ 大学、専門学校卒業生向け特別貸与の発足 2008年03月23日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【バグダード:本紙】 大蔵省筋によれば、アル=ラーフィディーンとアル=ラシードの二銀行は、小規模事業を立ち上げる意向のある大学卒業者に対し、2%の利子で一定の貸付を行う予定である。労働社会問題省が定めるこの種のローンの利子は本来6%であるところ、残りの4%は政府が負担する。これらの起業を支援し、失業率の減少、雇用促進に貢献させるためである。労働社会問題省、 全文をよむ
■ 中央治安部隊兵士の死亡事故について検察が捜査を開始 ■ 負傷者の中には精密手術が必要な者も ■ 殉死者の昇級と遺族への2000ポンドの緊急援助を決定 2008年03月18日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ハビーブ・アル=アーディリー内務大臣は、カイロ―アレキサンドリア間を結ぶ砂漠ロートで一昨晩に発生した悲劇的な事故での殉死者に対し、一等級の昇進と軍隊葬、さらには遺族および負傷者の家族に倍額の援助金を即時に支払うとの決定を下した。中央治安部隊からはすでに2 全文をよむ
■ ハッジ(大巡礼)とウムラ(小巡礼)のためのフェリー点検が3月中旬に開始 2008年02月29日付アル・アハラーム紙(エジプト)国内面 【サラーフ・アブドゥルアズィーズ】 ウムラ(小巡礼)の儀礼に参加する乗客のために、エジプトとサウジアラビアの港の間で移送にあたるフェリーの点検作業が、3月中旬に開始される。ムハンマド・マンスール運輸大臣は、「ハッジ(大巡礼)とウムラ(小巡礼)に赴く巡礼者が、エジプトとサウジアラビアの港の間を安全に行き来できるよう、航海の最高度の 全文をよむ
■ アラブ諸国情報相、衛星放送局に対する戦争を画策 2008年02月11日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【カイロ:本紙、諸通信社】 アラブ諸国の情報相は今日カイロで始まる会議において、アラブ諸国で運営中の衛星チャンネルの活動を規制するガイドラインを検討する。これについてアナリストらは、「いくつかのチャンネルで放映されている政治討論番組における言論の自由を制限することを目標としている」と述べている。 アラブ連盟が「アラブ地域における衛星放送 全文をよむ
■ 保険料を滞納していても全国民に基礎年金を支給 ■ 財務相:「大統領、政府、国庫がすべての年金支払いを保証する」 2006年02月11日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 エジプトのユースフ・ブトルス・ガーリー財務相は、「国が年金を流用したり没収したり、国庫に入れたりしたことはない。年金の所有権やその支払い制度、年金受給者に約束されている保障メリットが変更されたこともない。なぜならこれらは憲法裁判所が確認したとおり、受給者の権利だからだ」と強調した。また同相は人 全文をよむ
■ バグダードの治安再び悪化、二箇所の自殺攻撃により死者64名 ■ サドル派は休戦延長 ■ ファッルージャの通行再開 2008年02月02日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【バグダード:ハーニー・アーシュール(本紙)】 バグダードでは、昨年の治安計画(法の執行)開始以来最も深刻な爆破事件が発生した。モースルで始まった軍事作戦にもかかわらず治安情勢は悪化している。 「法の執行」報道官、カーシム・アル=ムーサウィー中尉の発表によれば、二箇所 全文をよむ
■ モースルの軍事作戦、近々始動 ■ シリアとの国境閉鎖の可能性 2008年01月29日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【バグダード:イラクの声通信】 防衛省報道官は、ニネヴェ県における対アル=カーイダ軍事作戦開始の用意が整ったと発表した。同県南西地区では、軍備増強を示す戦車および航空機の到着が目撃されている。ムハンマド・アル=アスカリー准将によれば、日曜(27日)にイラク治安部隊前衛をモースルに派遣しており、来る数日間にさらに増員される。戦車部隊 全文をよむ
■ リヤドのイスラエル人女性ジャーナリスト:ローターナーがサウジの変革を導く 2008年01月19日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ロンドン:本紙】 サウジの巨大映画制作会社の1つ、カーディルはリヤドをハリウッドに変えたいと思っている。サウジ映画のプロデューサーでビジネスマンのアフマド・イブラーヒームは、イスラエル人女性記者オーリー・アズラーイによるインタビュー中、そのように述べた。インタビューはサウジの首都で行われ、同記者はブッシュ米大統領のサウジ王 全文をよむ
■ ウェブサイト文化の拡大に伴いネットカフェで過ごすことが多数の若者たちの習慣に ■ ヨルダン:反抗的なウェブページ作成に必要なものはノートパソコンと水タバコのみ 2008年01月12日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【アンマン:本紙バッサーム・アル=バダーリーン】 ヨルダンで新しいオンライン新聞の立ち上げを宣言するには、ノートパソコンとネットカフェの座席があって、ジャーナリストたちを水タバコに誘えば十分だ。 ヨルダンでは現在2つのブー 全文をよむ
■シドニーとドバイで新年を祝う花火の打ち上げ競争 2008年01月01日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【各国主要都市:諸通信社】 2008年がより良い年となることを願う新年の祝典を昨日、各国が競い合った。花火の打ち上げ競争が繰り広げられる一方で、ベルギーのように安全面の懸念から祝典の開催を断念せざるを得ない国もあった。 レースで一歩先んじたオーストラリアは、シドニーに100万人を超える人々を集め、世界でも有数の大規模な花火ショーで新年を祝っ 全文をよむ
■ 人民議会、安全面の検討を廃止して、即座に違法建築物の立ち退きと撤去を実行するよう要求 ■ 新たに6名の遺体を回収、マンション・ロランの倒壊事故で犠牲者の数が36名に増加 ■ 隣接するビルの壁と柱にも亀裂、新たな悲劇が起こる危険 2007年12月30日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 アフマド・ファトヒー・スルール議長の下で開会された昨日のエジプト人民議会では、アレキサンドリアのマンション・ロラン倒壊事故に関する詳細が議論された。議員らは国民の生命を守るた 全文をよむ
■ モースル、アルーカーイダの弱体化、資金提供者らが逃亡 2007年12月29日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【ニネヴェ:本紙】 ニネヴェ県の治安情勢は過去に比して改善されており、モースルのアル=カーイダ系組織はその活動を鈍らせている。アル=カーイダが最早同県においては大きな脅威ではないとさえ言われるようになった背景には、彼らへの資金提供者が手を引き、あるいは逃亡したため作戦行動に要する資金を得られなくなった、組織内部の序列に乱れが生じている等の事情 全文をよむ
■マンション・ロランの瓦礫の下から新たに8体の遺体を発見 ■瓦礫の中から助けを求める生存者の声…行方不明者15人を捜索中 ■区長を保釈、土木課長を含む4人の身柄を拘束 2007年12月27日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【アレキサンドリア:ナースィル・グワイダ、ラーミー・ヤースィーン】 アレキサンドリアで不運にも倒壊したマンション・ロランで、瓦礫に埋もれた被害者の救出作業が救急隊および都市治安部隊によって懸命に続けられており、新たに8体の遺体が見 全文をよむ
■観光枠および団体枠での巡礼者5000人が飛行機24機で帰国 2007年12月24日付アハラーム紙(エジプト)HP1面 昨日、観光枠および団体枠、あるいは個人での巡礼者およそ5000人が、ジェッダ空港より24機の飛行機でカイロ空港に到着した。エジプト航空は巡礼者の帰国用に、増便を始めていた。 特認港湾局長のターハ・アワド・アッラー氏によれば、ソハーグ、紅海、ケナ、アスワン、ポートサイド、ルクソールの各県からの社会保障枠での巡礼者と、ブヘイラ、ダミエッタ、ポートサ 全文をよむ
■ エル=ミニヤのナイル川でイードの度に繰り返される惨事 ■ デール・マワースでフェリーから落下した乗客16人が川で溺れる ■ 老朽化したフェリー普及の原因はナイル川に架かる橋の不足 2007年12月23日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【エル=ミニヤ:ハッガーグ・アル=フサイニー】 怠慢と整備不良が原因で、今年のイード・アル=アドハー(犠牲祭)でも、エル=ミニヤの住民複数がナイルの川底に投げ出されるという例年通りの事故が繰り返された。 全文をよむ
■ 400万人の巡礼者が本日アラファート山へ ■ 一行は日没と共にムズダリファへ、その後ミナへと移動 2007年12月18日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ミナ:巡礼団】 格差も階級も消え、共通の目的や行動、時や場所で人々が一つに結ばれる、類まれなる信仰の機会が訪れた。本日、巡礼の義務を呼びかける神の声に応じて世界各地から聖地にやって来たおよそ400万人の巡礼者たちが、聖なるアラファート山に集結する。今日は終日、巡礼者たちの称名や祈祷、神への賞賛や賛 全文をよむ
■ 西岸地区では犠牲祭の羊の購入が進む一方、ガザ地区住民は冷凍肉で代用 2007年12月18日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HPアラブ・世界面 【ラーマッラー:本紙ワリード・アワド記者】 ここ数日、多くのパレスチナ人はイスラームの犠牲祭用の羊を購入するのに懸命になっている。特にヨルダン川西岸地区では、ハマースがガザ地区を制圧した後にサラーム・ファイヤード政権が発足して以来、経済的好況が訪れている。政府職員の給与が保障されるようになったうえ、2006年にハニーヤ 全文をよむ
■ 白、黒、赤、緑といった色でパレスチナの学生の政治的傾向が判る ■ 新しく入学した「原石」たちは政治的帰属と授業料の支払い元を模索 2007年12月15日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ラーマッラー:本紙ワリード・アウド】 もしあなたがパレスチナの大学を訪れることがあったならば、様々な色彩のショーを観ているかのような気分になるかも知れない。選挙や政治的事件などの際にはさらに顕著である。またもし学生の構内や教室にまで足を伸ばしたならば、あなたはま 全文をよむ
■ イスラエルでユダヤ人のアラブ人に対する嫌悪感、民族差別が増大 2007年12月10日付アル=ナハール紙(レバノン)HPアラブ国際面 【UPI、MENA】 イスラエル市民権協会が人権週間を機に発表した報告書は、イスラエルにおけるユダヤ人のアラブ人に対する嫌悪感やアラブ人に対する民族差別の現象が増えていることを明らかにした。クネセト(イスラエル国会)が可決した民族差別的な諸法律や、空港でのアラブ人国民に対する侮辱的な待遇、言論の自由の制限、アラブ人が居住する自治体 全文をよむ
■ ザカリヤ・アズミー官房長官、不法移民問題を政府の最優先課題にするよう要請 2007年12月10日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【マフムード・ムスリム】 エジプトのザカリヤ・アズミー官房長官は、若者の不法移民問題と、職を求めてヨーロッパへ渡航しようとする若者を騙す犯罪組織への処罰とを、政府の最優先課題に据えるよう要請した。 昨日の立法委員会の会合に出席したアズミー官房長官は、若者達は失業状態から抜け出す出口を移住以外に見出せないのだと指摘 全文をよむ
■ エジプト警察がイスラエルとの国境を通過しようとした移民を逮捕 2007年12月08日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ラファハ(エジプト):ロイター】 治安関係筋によればエジプト国境警備隊は金曜日、違法なルートで国境を通過してイスラエルに入国しようとしたコートジボワール出身の移民6人を逮捕した。 同筋によると、国境警備隊は国境線に沿って設置されている有刺鉄線つきの柵を乗り越えようとして重傷を負った2人を病院に搬送した。この2人の若者は警 全文をよむ
■ モースル「覚醒」とアル=カーイダ交戦 ■ ティクリート、イッザト・アル=ドゥーリー捕縛を免れる 2007年12月08日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【モースル、ティクリート:本紙・諸通信社】 土曜(8日)、サラーフッディーン県副知事アブドッラー・フサイン・ジャッバーラは、サッダーム元大統領補佐官イッザト・アル=ドゥーリーをティクリート近郊の村で拘束しようとしたが逃がしたと発表した。 同副知事によれば、金曜(7日)夕、ティクリート東の 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、ギリシア沖で遭難したエジプト人不法移民204名の救助活動を注視 2007年12月07日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【アテネ:ムハンマド・アミーン・アル=ミスリー、アブドゥッサッタール・バラカート】 エジプトのホスニー・ムバーラク大統領は、ギリシアに不法入国するため危うく命を代償にしかけたエジプト人不法移民、204名の救助活動を注視している。彼らが乗った船は地中海のクレタ島南方で沈没した。 駐ギリシアのエジプト大使、ハ 全文をよむ
■カイロ県、ムカッタム地区の土地売却益として開発会社に5億エジプト・ポンドを要求 ■開発会社は1㎡あたり90ポンドで買収した土地を8000ポンドで転売 2007年11月29日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 カイロ県のアブドゥル・アズィーム知事は、ムカッタム地区の広大な土地を1㎡当たり90エジプト・ポンドで開発会社に売却する件をめぐって白熱した議論のなされた昨日の地域人民議会で、「これは最高行政裁判所の判決を実施するものであり、カイロ県には400万平方メートルの土 全文をよむ
■ アズハル総長、共和国ムフティー、ワクフ相がスエズで巡礼者を送別 ■ 海路での巡礼の旅が火曜に開始、帰還は12月25日 2007年11月23日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP国内面 【スエズ:アムル・グナイマ】 巡礼の諸儀式を行うために海路で聖地へ向かう、抽選で選ばれた巡礼者の第一グループが、来週の火曜日にフェリー「マワッダ(友愛)」号でスエズのポート・タウフィーク港を出発する。彼らの帰還は12月25日の火曜日以降となる。 アズハル総長、共和国 全文をよむ
■ 賄賂を受け取る国境警備兵の協力により密輸 ■ 軍筋:バスラ県民は武装グループにこれ以上耐えられない 2007年11月20日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【軍関係筋:本紙】 軍高官によれば、バスラ県で複数の武装グループが危険な動きを見せており、それらの中には、イラン革命防衛隊によりイランで軍事訓練を受けた要員が含まれる。同筋は、本紙に対し以下のように述べた。 これらの武装グループは、各々分隊を持ち、ロケット砲などの重火器からダイナマイ 全文をよむ
■ スリランカ人女性に関するヒューマン・ライツ・ウォッチの報告:「レバノンで人権侵害」 ■ ホーリー氏、本紙に:「レバノン人だけの問題ではなく法整備こそが肝要と考えている」 2007年11月15日付アル=ナハール紙(レバノン)HP社会面 【ジャナー・ナスルッラー】 アラブ世界における外国人家政婦の問題は、従来から国際人権団体の関心事の中で重要な地位を占め続けている。アラブ諸国で働く家政婦たちの劣悪な状況がさらに悪化しているため、「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」 全文をよむ
■ マーリキー:大学の機能、学術レベル向上のための新たなプログラムを起案 2007年11月10日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【バグダード:諸通信社】 木曜(8日)の首相府声明によれば、マーリキー首相は、国内の大学教員、学長らとの会見中、学術並びに機能の面で各大学のレベルを向上させるべく、政府は新たなプログラムを起案中であると述べた。また、教員らによる、先進国の大学機関と競合できるようにとの要請に、政府は応じる用意があるとした。声明によれば首相は、「 全文をよむ
■ サウジアラビア外相「女性にも車を運転する権利を認めるべき」 2007年11月03日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ロンドン:ロイター】 サウジアラビア外相サウード・アル=ファイサル王子は木曜日、サウジアラビアの女性に車の運転許可を与えるべきだと述べたが、同時に政府がそうした変革を社会に課すべきではないと指摘した。サウジアラビアでは女性の車の運転は認められていない。 今週サウジアラビアのアブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズ国王がロ 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、国際的な要人300名が集まる中、アレクサンドリア図書館設立5周年を祝う式典に出席 ■ 大統領、式典でのスピーチで:「我々は後退することなく、改革の歩みを続ける」 ■ ゲストのために迎賓館にて夕食会を主催 ■ 「自由とは、中傷や暴露を意味するのではなく、否定的な側面を明らかにし代替を示すこと」 ■ 図書館では会議、セミナー、展示、活動を満載したプログラム 2007年10月24日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【アレクサンドリア:ム 全文をよむ
■ イード(断食月明けの祭)を祝って何百万人もが公園、海岸、遺跡に繰り出す ■ ムバーラク大統領、シャルム・シェイフに新設されたモスクでイードの礼拝を行い、シナイの部族長たちと会見 2007年10月14日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 歓喜と幸福のムードの中、いつものお祝いの時と同様、昨日もエジプト人の心が一つになった。何千万人もの人々が公園、海岸、遺跡やスポーツクラブへ繰り出し、イード・アル・フィトゥル(断食月明けの祭)の初日を祝った。 まず人々が向 全文をよむ
■ 本日、イードの礼拝が行われる広場や行楽地、公園には何百万人もの人出が予想 ■ 臨時列車、治安対策、市場監視、公共サービス機関に緊急対策室 2007年10月13日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 今日、エジプトは断食明けのイード(祭り)の初日を祝う。全県の2125ヶ所の広場では、イードの礼拝を行う何百万人もの人々と、礼拝者の前で説教を行う大物宗教指導者たちを迎え入れる態勢が整えられた。同様に行楽地や公園、娯楽場、映画館などでも、イードを楽しむ人々を受け入れる準備 全文をよむ
■ サウジをはじめとするアラブ各国が今日イード・アル=フィトルの開始を発表、エジプト、オマーン、シリアは土曜日開始 2007年10月12日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ロンドン:本紙】 サウジアラビア王国、アラブ首長国連邦、レバノン、ヨルダン、カタール、リビア、パレスチナ、イエメン、クウェイト、バーレーンの各国は今日金曜日が断食月ラマダーン明けの祭日であるイード・アル=フィトルの初日であると発表した。 一方エジプト、シリア、オマーンの各 全文をよむ
■ 「ビン・ラーディン」、「ハイファー・ワフビー」、「ナンシー・アジュラム」という名前の爆竹がサウジの空を照らし出す 2007年10月11日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【リヤド、カイロ:クドゥス・アラビー、AFP】 ウサーマ・ビン・ラーディン、ハイファー・ワフビー、ナンシー・アジュラム。これらは断食明けの祭りに際してサウジアラビアの空を照らし出す爆竹の名称である。しかし、当局や各紙によると、これらは非合法に王国内に持ち込まれたものである。 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、文化省主催の十月戦争勝利34周年記念式典に出席 2007年10月11日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ホスニー・ムバーラク大統領は昨夕、文化省がエジプト・オペラハウスで開催した十月戦争勝利34周年記念式典に出席した。式典はオペラハウス開館20周年記念式典を兼ねて行われた。 オペラハウスに到着したムバーラク大統領を、軍総指揮者であるムハンマド・フサイン・タンターウィー国防相、ファールーク・ホスニー文化相、オペラハウスのアブドゥルムヌ 全文をよむ
■ マハッラ・クブラーの紡績会社、業務をフル稼働で再開 ■ 損失補てんのため生産を倍増すると労働者たちが約束 2007年10月02日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 8日間続いた座り込みが終結し、マハッラ・クブラーにあるエジプト紡績・織物会社が昨日、業務をフル稼働で再開した。 1番シフトで出勤した1万2千人の労働者たちは座り込みの間に生じた会社の損失を補うために、生産を倍増させると約束した。 シフトの欠勤表に記された名前は見当たらず、全員 全文をよむ
■ アズハル大学がファトワー専門の衛星チャンネル設立を要請 2007年09月29日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【カイロ:ロイター】 エジプトのマスコミ各社は金曜、アズハル大学学長がファトワーの無秩序な乱発を防ぐため、ファトワー専門の衛星チャンネルを設立するよう求めたと報じた。 エジプトの中東通信社(MENA)によると、アズハル大学のアハマド・アル=タイイブ学長は、アズハルに特化した衛星チャンネルを設立し、富や名声を望むことのない真のウラマー 全文をよむ
■ある不法移民:「生活が苦しくてこれまで4回失敗したが諦めない!」 2007年09月13日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【トリポリ:サイード・アル=ガリーブ】 危険で保証もなく、たいていは悲劇的な結末を迎えることになる旅路にもかかわらず、富への夢と希望を捨てきれなかった235人のエジプト人不法移民が犯罪組織の餌食にされた。地中海を越えてのイタリア行きを組織にそそのかされた彼らは、一連の不法移民対策を実行中のリビア当局によって逮捕されたのである。 全文をよむ
■スーダン政府、最高レベルの洪水警戒態勢を宣言 ■9万6千世帯が避難、9万3千戸が倒壊、72名が死亡 2007年08月19日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ハルツーム:諸通信社】 スーダン政府は今後スーダン各州への被害が懸念される最大級の洪水への対策として、最高レベルの警戒態勢を取ると発表した。現在、ナイル川州および北部州の島嶼部が洪水の危険に晒されている。 他方、スーダンの灌漑・水資源省所属の洪水対策最高委員会が昨日発した声明によれば 全文をよむ
■ 暴走車、アルカディア・モールにつっこむ 2007年08月17日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 驚くべき光景だった。暴走車がコルニーシュ・エルニール通りにあるアルカディア・モールの正面玄関に突っ込み、ホテルを訪れていた人々を恐怖に落とし入れたのだ。 車は突然、通行フェンスと正面玄関のガラスを破壊し、ホテルの階段に乗り上げて、母親と二人の子どもに軽傷を負わせた。運転者のハムディー・アフマド・アリーは、運転を急ぐあまりハンドルを切り損ねてホテルに突っ込み、 全文をよむ
■ メディア制作都市事件でアブドゥッラフマーン氏と被告全員に無罪判決 ■ 「テレビ・放送協会はイーハーブ・タルアト氏に対し、広告規約修正について承認していた」との判決 2007年08月14日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【カイロ‐サミーラ・イヤード】 刑事裁判所はメディア制作都市の前社長、アブドゥッラフマーン・ハーフェズと、同社の商業・マーケティング部長のハーミド・ムハンマド・バスユーニーほか2名に無罪判決を下した。彼らはエジプト・アラブメディア社 全文をよむ
■ 警察に拘留された少年、翌週に死亡 2007年08月13日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【カイロ:ロイター】 検察関係筋が明かしたところによれば、13歳のエジプト人少年が警察の勾留から釈放されて3日後の昨日、デルタ地方の町マンスーラで死亡した。少年の体には激しく殴打されたことを示す痕跡が複数あったという。ムハンマド・マムドゥーフ・アブドゥルアズィーズという名のこの少年は、10日ほど前に万引きの容疑で実兄と共に逮捕されていた。 また同筋によれ 全文をよむ
■ ナズィーフ首相、土地改良計画による耕作面積をあらかじめ申告させることを検討 ■ 土地の分割はせず、水は農業にのみに利用するとの誓約を投資家に義務づけ ■ 過剰消費により地下水位が8メートルも低下 2007年08月11日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【カイロ:ウサーマ・アブドゥルカリーム】 カイロ-アレキサンドリア間の砂漠ロード全域にわたって複数の会社が土地改良計画を実施する際に犯した違反を正すべく、国土利用計画センターが用意した報告書をアフ 全文をよむ
■ イエメン:報道の自由を侵害した高官のブラックリストをジャーナリストらが公表 ■ リストには国家治安局、政治治安局、内務省、情報省幹部らを記載、行状を改めるよう要請 2007年08月08日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【サナア:ハーリド・アル=ハマーディー本紙記者】 イエメンのジャーナリスト諸団体は昨日、イエメンの治安機関、諜報機関、情報省の高官らを記載した「ブラックリスト」を公表し、彼らに変革の手が及ぶ前にこの高官らの職務状況が正されるよう求 全文をよむ
■ イラクのキリスト教徒、帰り道のない亡命へ 2007年08月03日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【ベイルート:各国通信社】 最終的な帰国をあきらめた数千のイラクのキリスト教徒が、国境を密かに通り抜けレバノンに避難し、生活のために違法な形で労働に従事している。 例えば、三人の娘を持つ父、ダリール・ヌーリー・スレイマーンは言う。「私達は平和に暮らしていました。少なくとも尊厳を維持するに相応しい暮らしでした。」現在彼は、ベイルート郊外のクリスチ 全文をよむ
■ 学生の入力ミスの少なさと電子手続きシステムの迅速さのため、大学入学申請者第一陣の合格結果を一日はやめて本日発表することに ■ 希望学部に入れなかったケースは4件のみ ■ 第二陣に残された定員数は14万5千人分 2007年07月29日アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ハーニー・ヒラール高等教育相兼科学研究担当国務相は記者会見の中で、学生の入力ミスの少なさと電子手続きシステムが実現した迅速さのために、入学申請第一陣の結果発表を明日ではなく今日に早めることにした 全文をよむ
■あさって大学入学合格発表 ■第二陣の登録は来週土曜から ■合格者数は1万4千人増加の見込み ■登録期間に遅れた者には国立大学に入学するチャンスを与えず 2007年07月28日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 サ-ナウィーヤ・アーンマ(訳注:高校過程修了認定試験)合格者第一陣の大学合格発表がいよいよ明後日にせまり、本日午後3時をもって第一陣の入学申請が締め切られる。高等教育省の主席次官であり入学担当課の監督官を務めるイブラーヒーム・ウライワ氏は、最低得点ラ 全文をよむ
■第一陣学生たち、220学部に入学を申請 ■医学部、歯学部、石油工学学部、資源工学学部、経済学部、情報学部が人気 2007年07月25日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 大学入学申請の初期段階での指標によれば、今年のサーナウィーヤ・アーンマ(訳注:高校課程修了認定試験)合格者は入学を受け付けている理系の105学部、文系の115学部、計220学部の全定員を満たすことになると見られる。 責任ある筋は本紙のムハンマド・ハビーブ記者の取材に対し、「これまでに登録 全文をよむ
■ 個人のPCから学生が電子登録サイトに毎日24時間アクセスすることを許可 ■ 医学系学部入学の最低ラインは得点率にして96.9%、工学系学部は92.9% 2007年07月23日付 アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 今年のサーナウィーヤ・アーンマ(訳注:高校課程修了認定試験)合格者の大学入学申請の初期段階での指数によれば、医学系学部(医学、歯学、薬学、自然療法学)入学の最低ラインは得点率にして96.9%、工学系学部(工学、石油工学、資源工学、コンピュータ・情報、美 全文をよむ
■5万人の学生が手続き初日に押しかける ■「申請期間に間に合わなかった学生には入学を認めず、いかなる言い訳も受けつけない」 2007年07月22日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 入学担当課が発表した得点層ごとの登録順が守られなかった結果、サーナウィーヤ・アーンマ(訳注:高校課程修了認定試験)の合格者第一陣による入学手続き期間の初日となった昨日、5万人以上の学生が各地のコンピューター・センターや各大学の情報ルームに押しかけた。理系の場合は入学最低ラインの382点( 全文をよむ
■ 理系の大学入学最低ライン382点、文系は340点 2007年07月19日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 今年のサーナウィーヤ・アーンマ(訳注:高校課程修了認定試験)に合格した学生たちの第一陣が大学入学を申請する電子手続きが明日朝から始まり、今月28日土曜日の夜まで続けられる。入学の最低ラインは理系(科学・数学)が382点、文系が340点となっている。 取材にあたった本紙のムハンマド・ハビーブ記者によると、昨日開かれた記者会見でハーニー・ヒラール高等 全文をよむ
■ アター:首都への出入管理用IDカードをバグダード住人に 2007年07月18日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【バグダード:イラクの声通信】 火曜(17日)、バグダードの「法の執行」プロジェクト報道官は、首都への出入を管理し、武装分子や民兵の侵入を防ぐため、バグダード住民に専用のIDカードを配布すると述べた。 報道官、カーシム・アター少佐は、住民からの詳細な情報提供に基づきテロ組織の一掃を図る軍事治安計画が存在し、バグダード市内のダウラ、 全文をよむ
■ 航空学部の卒業生、心を奪うほどにすばらしく卓越した実技発表を行う ■ ムバーラク大統領、航空学部と軍事科学学部74回生の卒業式典に参列 ■ 学部長:「航空学部はその歴史の最も重要な段階における師として、また指揮官としてのムバーラク大統領の役割を決して忘れない」 2007年07月17日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 軍最高指揮官でもあるホスニー・ムバーラク大統領は、航空学部と軍事科学学部の74回生の卒業式典に参列した。式典ではさまざまな航空技術の実演が行 全文をよむ
■ 英国警察、アシュラフ・マルワーン死亡事件を再捜査へ 2007年07月13日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ロンドン:アブドゥッラフマーン・アル=サイイド】 ロンドン警視庁は殺人・重大犯罪課にアシュラフ・マルワーン氏死亡事件の再捜査を任じた。本紙特派員が得た情報では、初動捜査の結果は自殺との見方に傾いているという。 本紙特派員は警察の大物捜査官が在英エジプト人協会会長に対し、先月27日の昼過ぎにアシュラフ・マルワーン氏が自宅マンションのベ 全文をよむ
■ サーナウィーヤ・アーンマで90%以上の得点者数が増加 ■ 能力調査票の配布開始 ■ 入学手続きの電子化を本日発表 2007年07月08日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 サーナウィーヤ・アーンマ(訳注:高校課程修了認定試験。バカロレアに相当)の80%以上の答案採点が終わった時点で、得点率90~100%の学生数が大幅に増加したことが明らかになった。教育省の担当筋は本紙のナヴィーン・シャッハータ記者に対し、採点と確認作業は次の水曜日には終わるであろうと述べた。 全文をよむ
■ 全国民に健康保険の対象を広げ、低所得層の加入については国が負担 ■ 新健康保険法案では6000万エジプトポンドを国庫から供出することに ■ 公務員、手工業者、自営業者は年間保険料を納付 ■ 健康保険の財源増加のため、タバコとセメント販売、運転免許交付料に課税 2007年07月06日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 新健康保険法の最終草案は、設置予定の新たな保険機構のための7つの基本的な財源を定めた。草案によれば、財源と病人に対するサービス面とが切り離 全文をよむ
■ 閣議決定:バグダード及び各県に計15の病院建設 2007年07月06日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【バグダード:本紙】 木曜(5日)、サラーマ・アル=カファージー副首相顧問によれば、内閣は、2007年度予算で予定されていた、バグダード並びに各県での病院建設の数を10件から15件に増やした。これは、バフラム・サーレハ副首相の事務局と保健省代表らで形成する委員会の勧告に、内閣が合意したものである。同委員会は、(各地の)住民と公共サービスの実態、荒廃 全文をよむ
■ サーミー・アブドッラフマーン公園、北イラク最大の軍営地からアルビル随一の憩いの場へ 2007年07月01日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP国内レポート面 【アルビル:シャード・アブドッラフマーン】 前政権による専制時代のイラクでは、多くの街が武器庫と化し、国全体が巨大な軍営地のようであった。中でもアルビルは、クルディスタン、モースル、ティクリートも含めた北イラクで最大の軍事拠点であり、前政権は常に内外で戦争状態にあったため、この街の住民は心の 全文をよむ
■ 英国の医療刑事裁判所が本紙に談話:「マルワーン氏の転落死に関する最終報告までには4週間必要…遺体は今日午後にも引き渡される可能性」 ■ 親しい友人ら:「最後に会ったとき故人は元気だった…回顧録の執筆を決意していた」 2007年06月29日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ロンドン:アブドゥッラフマーン・アル=サイイド】 ロンドンの高級住宅街の例に漏れず、カールトン・ハウス・テラス24番地に立つビルは住人とその訪問客以外は出入りできないよう戸締りさ 全文をよむ
■ スザンヌ・ムバーラク大統領夫人、緊急集会で女子割礼を罰する法律と、女子をその危険から守るための国民的な運動の必要性を訴え 2007年06月29日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 エジプトのスザンヌ・ムバーラク大統領夫人はいかなる例外をも認めずに女子割礼を処罰する法律の必要性を明言したが、これはいくつかの例外が規定されていた1996年公布の保健・住民省決定を修正する発言である。 さらにスザンヌ夫人は、次段階での運動は「終わりの始まり」をスローガンに掲げ 全文をよむ
■ イスラエル紙:「アシュラフ・マルワーンは73年の戦争でイスラエルを失敗に追い込んだ二重スパイだった」 ■ マルワーン氏とモサドとの関係を暴露した政府高官の裁きを求める声がイスラエルで上がる 【ナザレ:本紙ズハイル・アンドレウス記者】 昨日金曜に発行されたヘブライ語各紙は、アシュラフ・マルワーン氏〔訳注:エジプトの故ナセル大統領の娘婿で故サダト大統領の情報顧問を務めた〕がロンドンで変死した事件で持ちきりだった。新聞その他のメディアはマルワーン事件を、建国以来イスラエル 全文をよむ
■ マーリキー首相、報道記者に住宅地を割り当て「彼らの犠牲を高く評価」 2007年06月25日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 首相代理は日曜日、ヌーリー・アル=マーリキー首相が「報道記者らが払ってきた犠牲と、彼らの困難に立ち向かう姿勢に尊敬の意を表して」住宅地4,000区画を記者および殉職者の遺族に割り当てることに合意したと発表した。 マーリキー首相は、イラク報道の日にあたって今日バクダードで開催された式典においてヤースィーン・アル=マジード情報顧 全文をよむ
■ サイクロン「ゴヌ」、勢力減退にもかかわらずマスカトを直撃 ■ イランでは海岸地方の住民数千人が避難、UAEはフジャイラ港を閉鎖 2007年06月07日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【世界各国の首都:アハラーム特派員、通信各社】 サイクロン「ゴヌ」が昨日オマーンの首都マスカトを直撃し、オマーンとイラン政府は海岸地方の住民数万人を避難させた。天気予報レポートは、サイクロンはアラビア海を横断したのち時速170kmに減速し、ホルムズ海峡に向かっていると 全文をよむ
■ 政治から独立した宗教組織の設置、イラクの流血阻止と宗派間の緊張緩和を目指す 2007年06月06日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【バグダード:イラクの声】 火曜(5日)、イスラーム宗教学者、指導者(ウラマー)らは、イラクにおける流血と宗派争いを阻止するため、いかなる政治勢力にも従わない独立した宗教組織の設立を宣言した。スンニー派、シーア派、クルドの宗教人も含め130名強の出席を得、「ウラマーの団結がイラク国民団結の象徴となる」とのスローガンの下バ 全文をよむ
■ サウジアラビアの医師がイスラエルと医療の“関係正常化” ■ イスラエルとユダヤ人を賞賛 2007年06月03日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ナザレ:ズハイル・アンドレアス】 「サウジから射した光」―イスラエルの『マアリブ』紙は、一人のイスラエル女性の人生を救う外科手術を行うため、あらゆる障壁を打ち破ってテルアビブに到着したサウジアラビアのムハンマド・アンワル医師の話題をこんな見出しで報じた。(訳注:医師の名前「アンワル」が光を意味することと 全文をよむ
■ イラクの民間人死亡件数、5月は30%増加。 2007年06月02日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【バグダード:AFP】 イラクにおいて、暴力事件により死亡した民間人の数が、5月は前月に比べ30%増えた。特にバグダードでは暴力行為に歯止めをかけるべく大規模な治安部隊が展開されているにもかかわらず、全国で総計2000名近くが死亡している。AFPが内務省、防衛省並びに保健省から入手した情報によれば、イラク全土での5月の死亡者数は1951名、負傷者が20 全文をよむ
■ エジプト、ILOに反論:「ムスリムとキリスト教徒は平等であり差別は存在しない」 ■ 「コプト教徒は国富の三分の一と複数の大企業を所有している」 2007年05月30日付アハラーム紙(エジプト)HP1面 コプト教徒への差別が存在するという主張が国際労働機関(ILO)の事務局長報告で取り上げられたことに対してエジプトは断固として反論し、イスラーム教徒とキリスト教徒の国民間に差別は存在せず、そのような差別を規定した法律は存在しないこと、また最近改正された憲法第1条は宗教を 全文をよむ
■アルビル交通局、新たな運転免許証の発行を開始、韓国・日本の優れた技術で試験 2007年05月26日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【アルビル:ナーディヤ・ジャッバール】 アルビル交通局が、新免許証発行手続きに必要な技術的下地を整えた。中には、韓国や日本で適用されている技術も含まれている。 交通局免許発行課の責任者、アーザード・アハマド・ムハンマド中佐が本紙に明らかにしたところによれば、旧免許証を所持する者も含め、市民に対して発行される新しい 全文をよむ
■ バムハ村民が和解、内乱に終止符 アヤート市スポーツクラブで開かれた和解のための会合では、ムスリムもキリスト教徒も共に一つの国の民、というエジプト人の真実の思いを形に表わしたかのような光景が見られた。これによって悪意ある噂の流布のためにバムハ村〔訳注:報道機関によっては「バフマ」と報じているが、ここでは原文のままとする〕で燃え上がる寸前だった内乱に終止符が打たれた。 ワクフ省から50人のムスリム指導者、コプト正教会から同数の司祭、加えてワクフ相のマフムード・イスマーイー 全文をよむ
■ エジプト、宗教間の衝突で10人負傷 2007年05月13日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【カイロ:UPI】 金曜にカイロ南方の村で発生したムスリムとキリスト教徒間の衝突により、少なくとも10人が負傷した。 UPIに対しある治安当局者は、バフマ村〔訳注:報道機関によって「バフマ村」と報じているところと「バムハ村」としているところがあるが、ここでは記事原文のままとする〕での宗教間衝突は、キリスト教徒たちが政府の許可を得ないままに教会の建設を決 全文をよむ
■ 3年間でエジプトを住血吸虫症の無い地域にすることを宣言 2007年05月05日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 エジプトは数十万人ものエジプト人の肝臓を長年にわたり破壊してきた住血吸虫症を、この3年間で追放すると宣言した。 ハーティム・アル=ガバリー保健・人口相は世界保健機構(WHO)のマーガレット・チャン事務局長との会合の直後、エジプト人の生産能力を約半分に減少させる要因となってきた住血吸虫症問題に、WHOと共同で取り組むことに合意したことを明らかに 全文をよむ
■カイロ東部の水道復旧は本日早朝と水道会社社長が保証 2007年04月22日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 東部の諸地区を潤すメインの水道管が破裂し、カイロ東部の10以上の地区の住人が一昨日から水なしで生活している。水道の復旧日時に関する責任者の発表は錯綜しており、当初は昨日夜8時に水道管の修理が終了しているはずであったが、その後上下水道会社のアブドゥルカウィー・ハリーファ社長はヘリオポリス、ザイトゥーン、キバーウ、マタリーヤの各地区に水が戻るのは今日の早朝だと発表 全文をよむ
■ カザフスタンの基地からエジプトの人工衛星を成功裏に発射 ■ 科学調査と都市計画・開発を目的とする衛星「Egyptsat-1」 2007年04月18日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 昨日、科学調査と画像撮影を旨とするエジプトの衛星「Egyptsat-1」が、カザフタンのコスモドローム基地から成功裏に発射された。同衛星はカイロ時間午前9時2分に軌道に達し、二度交信を行って完全に作動することが確認された。 ハーニー・ヒラール高等教育相兼科学研究担当国務相 全文をよむ
■ スザンヌ・ムバーラク大統領夫人:「新しい小児腫瘍病院は、世界レベルの健康サービスを無償で提供する」 2007年04月16日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 スザンヌ・ムバーラク大統領夫人はエジプト国民の献身を称え、「我々は目標を信じるときには、その実現のために協力を惜しまない」と述べた。 新設される小児腫瘍病院は世界最高レベルの健康サービスを無償で提供すると、昨日アルメニア大統領夫人の病院視察に同行した際に明らかにしたスザンヌ大統領夫人は、この偉大な 全文をよむ
■ フランス企業、検察に告発される ■ 使用に適さない乳児用粉ミルク60万缶を廃棄処分 ■ インターフェロン薬の国内生産開始、480エジプト・ポンドへ値下げ 2007年04月10日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 昨日、投資省傘下の製薬会社が、人体への使用に適さない乳児用ミルク60万缶を売ったとして、フランスの企業を検察に告発した。また同製薬会社は、そのフランス企業をブラックリストに載せて取引を禁じると共に、損害賠償を請求すると決定した。 製薬会 全文をよむ
■ エジプト内外のコプト・キリスト教徒、復活祭を祝う ■ 国家の団結への侵害行為に対するムバーラク大統領の警告に大きな関心 2007年04月09日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 愛と平和に満たされた雰囲気の中、エジプトや各国に住むコプト・キリスト教徒たちは昨日、輝かしい復活祭の日を迎え、各国駐在のエジプト大使たちはこぞってホスニー・ムバーラク大統領からコプト教徒宛の書簡を届けた。 その書簡の中で大統領は、歴史ある団結したエジプト社会を共に構成し、平等に 全文をよむ
■ 女性に対する暴力という文化について 2007年04月07日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)1面 【アーザー・ハシーブ・カルダーギー】 クルド自治政府人権省が公表した報告書によれば、自治区内の女性の死因について、自殺が2005年の22%から2006年の23.88%と、割合にして4%増加し、殺人が2005年の4%から6.34%へと上昇した。自殺、または殺害された女性の総数は、2005年の289人から06年は533人と増加した。 報告書は、暴力に晒される 全文をよむ
■ 交通事故で年間に40億エジプト・ポンドの損失 2007年03月21日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 内閣情報局の調査よって、交通事故によるエジプト経済の損失は年間で40億エジプト・ポンドにも上ることが明らかになった[訳注:1エジプト・ポンドはおよそ20円]。 同局によれば、昨年一年間でエジプトでの交通事故は前例の無い増加を見せ、2005年に比べて200パーセント増を記録したという。 全文をよむ
■ アメリカの人権報告書「レバノンに多くの問題点」 2007年03月07日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ワシントン:本紙、諸通信社】 世界の人権の状況に関する米国務省の年次報告書が公表され、それによると昨夏のヒズブッラーとイスラエル間の戦闘以前のレバノンにおける人権状況に起こった改善にもかかわらず、また「集会の自由拡大のために政府がとった重要な措置」、デモや政党および団体の許可、「認可を得ていない盗聴を禁ずるために着手された具体的な措置の実施」にもかか 全文をよむ
■ アハリー、ヨハネスブルグ空港で間一髪 2007年03月02日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 昨日早朝、エジプト・サッカーのNO.1クラブチーム、アハリーの命を神のご加護が救った。南アフリカのヨハネスブルグ空港で、チームをのせたエジプトの航空機があやうく他の飛行機と衝突しそうになり、エジプト人操縦士の機転で回避された。 この災難は、操縦士がヨハネスブルグ空港への着陸を許可する信号を受け取った後、滑走路に別の飛行機があることに気づき、飛行機と乗客を守り 全文をよむ
■ 治安情勢:キルクークで車爆弾、バスラで民兵3名負傷 2007年02月27日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP治安情報面 バグダード:テロリスト拘束 イラク国軍部隊の作戦行動により、バグダード南部、ザアファリーヤ地区で爆発物、銃器33点を所持していた49名が拘束、バグダード南部、ウルワトッラシードでの爆発に関わったテロリスト3名が逮捕された。 また、国軍は、ラティーフィーヤ、マハムーディーヤ、ユースフィーヤ、ラドワーニーヤで計15個の爆発物を解除、 全文をよむ
■ 議会にてスルール議長:フェリー「サラーム98」の沈没に関する事実が明らかになるまで、人民議会は目をつぶらない 2007年02月26日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 アフマド・ファトヒー・スルール人民議会議長は、フェリー「サラーム98」の沈没に関する完全な事実が明らかになり、いくつかの不明点が解明された上で出来るだけ近いうちに公表されるまで、議会は目をつぶらないと強調した。この事件については現在、特別部会で調査が行われている。議会は事件の最終報告が提出される際には 全文をよむ
■ スザンヌ・ムバーラク大統領夫人、庶民街にある学校100校の改善状況を協議 2007年02月21日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 「新しいエジプト公共サービス推進委員会」の委員長を務めるスザンヌ・ムバーラク大統領夫人は昨日、自身が議長を務める同委員会の運営会議において、民間や市民社会の参加も得つつ庶民街の学校100校を改善するという計画の、これまでの達成について説明を受けた。 全文をよむ
■ カリーム・ワヒード博士:「電気系統の整備に問題多数、経験豊富な技術施設のトップ13人以上が避難」 2007年02月20日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【バグダード:マハムード・ハイドゥーン】 電力相カリーム・ワヒード博士は、報道関係者との会見で、電力省が現在様々なレベルで困難に直面していると述べた。中でも、発電、配電の分野で長い歴史と経験を持つ技術指揮系統の施設から人員が避難しているのが深刻である。発電所に近い彼らの業務管轄内での治安情勢悪化に伴 全文をよむ
■ ナディヤさん死亡…エジプトで鳥インフルエンザによる死者が13人に 2007年02月17日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 昨日、エジプト保健省は、ファイユームのマルカズ・エトゥサに住むナディヤ・ムハンマドさん(37歳)が、鳥インフルエンザ罹患により死亡したと発表した。エジプトでのウィルス出現以来の犠牲者数はこれで13人にのぼる。 一方、マンシヤ・アル=バクリー病院にも昨日、シャルキーヤ県のマシュトール・スークから5歳の幼児がこの病気に罹患した疑いで担 全文をよむ
■ ディヤーラ大学講師たち、殺害と処刑の被害に苦しむ 2007年02月12日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【バアクーバ:本紙】 最近ディヤーラ大学の講師を標的とした暗殺や処刑が続発している。特に優れた能力や適性を持つ人材が多数犠牲になっており、今月1日には同大学のスポーツ教育学部長であったワルハーン・ハミード教授が殺害されたばかりである。その日、武装した集団がスポーツ教育学部に突入し、ワルハーン博士と彼の息子に発砲、2人は即死であった。 ま 全文をよむ
■ ダマスカスの「ファッルージャ」「アンバール」 ■ 100万人のイラク人がシリアに避難 2007年02月06日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ダマスカス:シャアバーン・アッブード】 シリア政府がとったイラク人難民数の制限とシリアにおける彼らの滞在形態の組織化のための最新の措置が彼らの大多数に衝撃を与える一方で、多くのシリア人からは安堵の声が聞こえた。特に彼らの存在があらゆる日用品をとりまく波のような物価上昇に直結していたからである。とりわけ、それが 全文をよむ
■ 移民・避難民担当省がシリア・ヨルダン・エジプトで暮らすイラク人の問題解決を呼びかけ 2007年02月04日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【バグダード:ナジュラー・サラーフッディーン】 移民・避難民担当省は、ヨルダン、シリア、エジプトの各国で暮らすイラク人のさまざまな問題を解決するため高官レベルの委員会を設置し、人数その他の必要な情報を網羅した正確なデータベースを作成するよう、内閣に提案した。 またその委員会は移民・避難民担当省によって統 全文をよむ
■ アイセル・トゥールクとヤシャル・ケマル 2007年02月03日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【フィラクッディーン・カーカ・ナイ、クルド自治区文化大臣】 2007年1月13日14日に行われたクルド・トルコ和平のためのアンカラ会議に際し、作家、ヤシャル・ケマルの言葉を前回(の記事で)紹介したが、彼が得た栄誉について書き漏らした。作家の言葉が終わると同時に白髪のクルド人女性が進み出て、その肩に大きな白いショールを羽織らせ、彼を熱く抱擁したのである。 全文をよむ
■ キリスト教徒の私の娘はイスラーム系の学校に通っている 2007年01月30日付アル=ナハール紙(レバノン)HP教育面 同胞たちが再び殺し合いを始めた暗黒の時代に、ランダ・ファルハさんは本紙に対し、慈善団体マバッラート協会の学校に通う娘のスィータさんとの暮らしの体験について投稿した。この団体はイスラーム系であり、スィータさんはキリスト教徒だ。共に生きる可能性は今なお確かにある。 慈善団体マバッラート協会付属の「カウサル」高校で学ぶキリスト教徒の少女に起こってい 全文をよむ
■ 2017年には1家族につき子ども2.1人にまで出生率が低下 【ファールーク・アブドゥルマジード記者】 女性一人あたりが出産する子どもの数は、2012年末には2.4人に、2017年始めには2.1人にまで減少することが期待されている。この数字は保健・人口省が立てた2007~2012年人口・家族計画国家戦略に基づくものだ。 国家人口戦略計画および2005-2006年度の評議会の活動について議論するため国家人口評議会に出席したハーティム・アル=ガバリー保健・人口相は 全文をよむ
■ スザンヌ・ムバーラク大統領夫人、教育発展のため民間の参入を奨励 2007年01月12日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 エジプトのスザンヌ・ムバーラク大統領夫人は、担当省庁の財源ではカバーしきれない分を埋め合わせるためにも、非政府組織や民間部門が自発的に参入して教育を前向きに発展させることの重要性を強調した。 夫人は、「2007年は、あらゆる分野や計画において、特に国家と市民社会との協同の先駆的な模範となるような収穫や成果がもたらされる年となるでしょう」と語った。 全文をよむ
■ バスラで遺跡が破壊や侵犯行為に直面 2007年01月11日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【バスラ:イラクの声】 バスラの遺跡局長であるハーシム・ムハンマド・アル=イザーム氏は火曜、「バスラ県にあるいくつかの遺跡は住民による大規模な破壊や侵犯行為にさらされている」と述べ、こうした行為を停止させるよう地域の警察に要請した。 さらに同氏は独立系通信社である“イラクの声”通信に対し一昨日、「ズバイル地区にある遺跡は、採石場かごみの埋立地のような有様で、さらに遺 全文をよむ
■ 「おめでとうレバノン」ビヤール広場と殉教者広場の間で 2007年01月03日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 麻痺状態の政治状況にもかかわらず、レバノン人たちは様々な形で2007年の年明けの瞬間の訪れを祝った。芸能の催し物がレストラン、ホテル、クラブで開かれた。会場の周辺や高速道路や脇道沿いには厳重な警備体制が敷かれ、国軍や治安部隊が集中的に配備されるなかで、音楽や歓声が響きわたった。 ■ ベイルート 首都の広場は現在の政治情勢を反映して、ベイルート中心街は 全文をよむ
■ 「エジプト人巡礼者たちは無事だ」「約束の期日に帰国できるだろう」 ■ シハーブ大臣:「イスラームは人権と平等と他者の尊重を認めた」 2007年01月01日付けアハラーム紙(エジプト)HP1面 昨日、ミナーの地での儀礼に際し、二聖都の守護者であるサウジアラビアのアブドゥッラー・ブン・アブドゥルアズィーズ国王ならびに彼の賓客である各国の巡礼団長を前に行ったスピーチで、エジプト巡礼団長を務めたシハーブ法律問題・議会担当大臣は、「イスラームは正義と人間相互の尊重を保証すると同様に市民権 全文をよむ
■ アッラーよ、貴方のもとに参りました・・・本日、アラファートで400万人の巡礼者の祈り 2006年12月29日付けアル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【聖地:アフマド・ムーサー、ジャミール・アフィーフィー】 心が揺り動かされる荘厳な光景の中、「アッラーよ、貴方のもとに参りました・・・貴方にはいかなる共同者もいない、貴方のもとに参りました」との呼びかけの声が響く。400万人の巡礼者は、厳かな信仰の隊列を組み、巡礼の中でも最も偉大な行である「ワクファ・クブラー(アラファートに 全文をよむ
■ パレスチナのギリシャ正教会指導者ら、総主教への承認の撤回を要求 2006年12月22日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【アンマン:アル=ナハール】 パレスチナとイスラエルのアラブ人からなるギリシア正教会の指導者55名は、ヨルダンとパレスチナの両政府に対して、ギリシャ正教会のエルサレムおよび全聖地の総主教であるテオフィロス3世への承認の撤回を求めた。「総主教が約束に違反して、ヤッフォ門での土地売買取引の阻止を放棄したこと」が理由だという。 ヨルダン政府はテオ 全文をよむ
■ 日本のNGO「NICCO」が「ナバティーヤ県における教育環境整備」プログラムを完了 2006年12月08日付アル=ナハール紙(レバノン)HP教育面 日本の国際社会事業団体「NICCO」[※(社)日本国際民間協力会]は、「ナバティーヤ県における教育環境整備」に関するプログラムの完了にあたり、教育省との協力の下、公立ルメイシュ中学校で式典を行った。式典には日本大使館員や「NICCO」のレバノン駐在スタッフ、ナバティーヤ県教育区の代表者、プログラムの対象となっている公立学校の校長や教 全文をよむ
■ ムハンマド・サーディク・アル=サドル氏と2人の息子の8回忌を記念し各地で式典やパレード 2006年12月01日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【ナジャフ、ミーサーン:イラクの声】 1999年2月19日(ヒジュラ暦1419年ズールカアダ月4日)に暗殺されたムハンマド・ムハンマド・サーディク・アル=サドル氏と彼の二人の息子の8回忌を記念したパレードが日曜の朝、ナジャフで行われ、サドル派の支持者数百人が参加した。またミーサーンにおいてもこの忌日を記念したセレモニーや 全文をよむ
■祭りの初日、大勢の人が沿岸部の町や公園に集う 好天に恵まれたこともあり、何千もの市民が公園や行楽地に繰り出し、沿岸部の町の海岸は訪れた人々で埋めつくされた。一方、各県の知事たちは大モスクで断食明けの礼拝を行ったり、病院にいる患者を訪問したり、プレゼントの品やお祭りのクッキーをあげるため孤児院を訪れたりした。 知事の中にはいくつかの公共サービス計画を公表したり、市民へのプレゼントとして低所得者用集合住宅の契約書を分配したり、孤児院の建設を発表したりした者もいた。 さらには祭りの 全文をよむ
■ サウジアラビアと9つのアラブ諸国で今日、エジプトでは明日、断食月開けの祭り(イード)を迎える ■ エジプト各県で1974箇所の広場を礼拝用に割り当て、運賃を値下げ 10月23日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 サウジアラビア王国と9つのアラブ諸国、および多くのイスラーム諸国は昨日、ヒジュラ暦1427年シャッワール月の新月が見えたことを確認したと発表し、それによってこれらの国では今日が祝福すべきイード・アル=フィトゥル[断食明けの祭り]の第一日目となった。同時にエジプトの 全文をよむ
■ ムバーラク大統領:「新たな宗教的メッセージを出す時が来た。イスラームは知性に高い価値を置いている」 ■ 大統領、カドルの夜での式典で演説:「イスラームは人種主義や排外主義を拒否しており、イスラーム世界はファシズムにもナチズムにも無縁だった」 ■大統領、聖典クルアーンの世界大会の上位入賞者を表彰 昨夜、カドルの夜(訳注:ラマダーン月の終盤10日のうち奇数日の一夜にあたる特別な夜。27日頃が多い。預言者ムハンマドに初めて啓示が下されたとされ、ムスリムにとって特別な意味をもつ)を祝う式 全文をよむ
■ イード期間中の小麦粉の追加配給と公共設備の監視を決定 ■ ナズィーフ首相が知事会議にて「国民の生活水準の向上が国家の第一の義務」と発言 2006年10月19日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 昨日、アフマド・ナズィーフ首相を議長とする知事会議が開かれた。その中でイード(断食明けの祭り)に向けて各県のなすべき準備について話し合われた。 具体的には物資、特に食肉や鳥肉、魚の十分な供給と、小麦粉の追加配給、またパン屋の監督の徹底、公共設備やサービス、市場の随時監視、県 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、上エジプトを中心に全ての村への発展した青少年センターの設立を求める ■ 青少年センターを文化やスポーツの交流の場に転換し、その発展のために軍の経験を活用 2006年10月9日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ホスニー・ムバーラク大統領は、共和国全土における青少年センターの発展と、新しいセンターの増設を要請した。特に上エジプトに重点を置きつつ、住民が5000人を超える全ての村に青少年センターを設立することの必要性を確認した。中でもこれまで長らく放置されて 全文をよむ
■ ナジャフで武装強盗団を逮捕 2006年10月05日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 ナジャフ県の情報筋が一昨日の火曜日、ナジャフで国家防衛隊の制服を着て殺人や強盗をしていたグループを警察が月曜日に逮捕したと発表した。 県の広報責任者であるアフマド・ドゥアイビル氏はイラクの声通信に対し、「ナジャフの犯罪対策部が月曜日に、国家防衛隊の制服を着て犯罪を繰り返していたグループのメンバー3人を逮捕した」と述べた。 同グループにはナジャフ証券取引所で働く3人を殺 全文をよむ
■ 「レバノンは元通り」と題したフェスティバルが開催 ■ サッカーの試合・音楽コンサートに大観衆が参加 06年10月04日付アハラーム紙(エジプト)HP1面 昨日、カイロではレバノン・デーが持たれ、ナスルシティーのスタジアムでは「レバノンは元通り(ルブナーン・カマー・カーン)」と題したフェスティバルが開催されて、大観衆が訪れた。 同フェスティバルはスーザン・ムバーラク大統領夫人後援、国家スポーツ評議会とサッカー連盟の共催で行われ、ギザ広場、タハリール広場、アッバースィーヤ広場から 全文をよむ
■ 石油省関係筋:「現在の燃料危機は一時的なもの」 2006年10月02日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【バグダード:アリー・ジャースィム】 ガソリンと燃料の危機が再び頭をもたげ、ガソリンスタンドへと続く車の列が戻ってきた。運転手達がガソリンを求めての新たな“回遊”に備える一方、危機の可能性が再び囁かれ始めた。 一時はガソリンの価格が1リットル当たり2000ディナールにまで上がり、燃料価格の高騰が疲弊した家計を苦しめたが、その危機的状況はあっという間に過ぎ去り 全文をよむ
■ アル=アラビーヤのバグダード支局が閉鎖 2006年09月10日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【バグダード:ロイター、諸通信社】 7日木曜、イラク政府からの命令により衛星テレビ局アル=アラビーヤのバグダード支局が閉鎖された。同局には宗派間対立の煽動や、「職業倫理に反するような」報道の仕方をしたとの嫌疑がかけられていた。 アル=アラビーヤ側はこれらの非難を否定し、事件に関して客観的で正確な報道をするよう努めていると明かした。 内閣から出された声明によ 全文をよむ
■ ラマダーン期間中、2万キロの冷凍肉を1キロ当たり21エジプト・ポンドで提供 2006年9月8日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 消費者組合は、来るラマダーン月中、冷凍骨なし肉2万キロをエチオピアから輸入し、1キロ当たり21エジプト・ポンドで提供する、とアリー・ムサイリヒー社会連帯相が明らかにした。 また同大臣は、アブドゥル・アズィーム・アル=バーシィル別冊編集員との会見で、ラマダーン中の消費増大に対応して、3千万エジプト・ポンドに相当する政府からの支援策として、 全文をよむ
■シェビーン・アル=カナーティルで旅客列車と貨物列車が新たな衝突事故 ■両列車の運転手と乗客3人が死亡、30人が負傷し、車両一台が農地に転落 2006年09月05日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 カリユーブでの列車事故から3週間も経たないうちに、カリユービーヤ県のシェビーン・アル=カナーティルに位置するテッル・アル=ヤフーディーヤ地区で旅客列車と貨物列車が衝突、新たな痛ましい事故が発生した。 警察当局はこの事故での死者は5名、負傷者は旅客列車に乗っていた30名である 全文をよむ
2006年09月03日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 イスラーム主義組織「ガマーア・イスラーミーヤ」の歴史的幹部達は、世界的な文学者、ナギーブ・マフフーズを狙った1994年の暗殺事件は個人の犯行であり、組織の一員とみなされる何人かが指導部に相談せずに実行したもので、世界的な思想家に対する誤った行為だったと明言した。 ガマーア・イスラーミーヤは声明を発し、「我々は現在では思想と見解の徒としての立場を採っている。ペンに対抗するにはペンと意見、思想を持ってしかありえず、ペンに 全文をよむ
■ 大統領主導の軍隊葬によるマフフーズ氏への厳粛な告別 2006年09月01日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 昨日正午、ホスニー・ムバーラク大統領の主導する厳粛な葬列によって、エジプトは偉大な作家ナギーブ・マフフーズを終の住処へと送り出した。軍の葬列はカイロ・ナスルシティのアール・ラシュダーン国軍付モスクから出発し、国家高官らに加えて多くの市民、作家、文学者、芸術家、アラブおよび諸外国の大使たちが、ノーベル賞作家の告別に参加することを望んだ。 昨日朝、葬列の場には 全文をよむ
■ ナースィリーヤ郡部に赤新月社の新たなオフィス 2006年08月30日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HPローカル面 【ナースィリーヤ:本紙記者】 イラク赤新月社はナースィリーヤ県のリファーイー、シャトラ、スーク・アル=シュユーフ、ジャバーイシュの各郡に新たに4つの事務所を開設し、将来的には他の地域も網羅し、全ての市町村にボランティア基地を広げていくことを決定した。新たなセンターの任務は、赤新月社の責任者筋によれば、被災家族や避難民への救援業務を遂行し、また適宜実施され 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、犠牲者すべての家族に対する3万エジプト・ポンドの追加支援金支給を命じる ■ 運輸大臣に鉄道制度の全面再建が課せられる ■ 鉄道施設で働く労働者たちへのインセンティブと経済状況改善のため5%の奨励金 2006年8月25日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ホスニー・ムバーラク大統領は、カリユーブの列車事故でのすべての犠牲者の家族に3万エジプト・ポンドの追加支援金の支払いをするよう命じた。 これは社会連帯省、カリユーブ県からの犠牲者・負傷者家族給付金へ 全文をよむ
■ 聖なるカアバの清めが来る土曜日に 2006年08月23日付アル・アハラーム紙(エジプト)HPアラブ世界面 【聖都メッカ:本紙特派員】 二聖地の守護者であるサウジアラビアのアブドゥッラー・ブン・アブドゥルアズィーズ国王の代理として、内務副大臣を務めるアフマド・ブン・アブドゥルアズィーズ王子が来る土曜日に、例年通り、聖なるカアバの清掃を執り行う。 カアバの壁は、聖モスクおよび預言者モスクの管理機構によって早い時刻より準備されるザムザムの泉の水にバラ水を混ぜたものに浸し 全文をよむ
■カリユーブでの列車衝突事故で死者58人、負傷者143人…ムバーラク大統領は緊急事態としての対応を指示 ■事故原因は制御装置の故障と信号無視 ■鉄の塊を切断し遺体を搬出するため、軍に協力要請 ■負傷者を6つの病院で受け入れ、ゼインホムの遺体安置所に遺体の断片を収容 2006年08月22日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 昨日朝7時15分、カリユーブ市の住宅地近くで死者58人、重軽傷者143人を出した列車の痛ましい事故があり、マンスーラからカイロに向かっていた808号列車 全文をよむ
■ 本日、サーナウィーヤ・アーンマの成績上位者発表、合格者の割合は84%を超える ■ 上エジプトの学生が理系の上位を占める ■ カイロと下エジプトの女子学生が文系で上位に ■ 理系の最高点は409点、第二位は408.5点 ■ 正答率90~95%の成績優秀層の数が2%増加 2006年07月15日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 本紙が入手した情報によると、サーナウィーヤ・アーンマ(訳注:高校課程修了認定試験。バカロレアに相当)の合格者の割合が、昨年度より2%増加し、8 全文をよむ
■ 明日、サーナウィーヤ・アーンマの成績上位者が発表、試験結果は明後日 ■ 技術学校修了者の大学出願機会は2回に 2006年07月14日付アル・アハラーム紙(エジプト) ユスリー・アル=ジャマル教育相は明日、サーナウィーヤ・アーンマ(訳注:高校課程修了認定試験。バカロレアに相当)成績上位者名を発表する。試験結果の公表は明後日、日曜日の朝に行われ、その後成績上位者たちの栄誉をたたえ、賞状が授与される。 採点が行われた300件から得られた指標によると、女子の成績が男子を上回っ 全文をよむ
■ムバーラク大統領、シュヌーダ三世総主教の帰国を祝福 ■総主教:「米政府はマックス・ミッシェルを支持していない・・危機の背後にいるのは独立派教会だ」 ■追放処分を受けた分派主義者の電話による司教への任命および彼の婚姻はキリスト教の教義に反する 2006年07月11日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 アレキサンドリア司教にしてコプト教会総主教のシュヌーダ三世は、コプト教会から分離・追放され、自らをマクシムス主教として任命したマックス・ミシェルが引き起こした危機について、その 全文をよむ
■ サーナウィーヤ・アーンマの今年の採点指標によれば、歴史で合格者の割合が増加、化学では低下 2006年07月01日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 今年のサーナウィーヤ・アーンマ(訳注:高校課程修了認定試験。バカロレアに相当)で、無作為に抽出したサンプルから得た初期段階での指標が示すところによれば、歴史教科における合格者の割合が昨年よりおよそ5パーセントから6パーセント上昇し、95パーセント以上にまで増えることが明らかになった。文部省首席次官でサーナウィーヤ・アーンマの責 全文をよむ
■ 100万人の教師がこの計画の受益者に。追加技能への奨励金も ■ 新任教師の給料を500エジプト・ポンド、昇級を5段階に ホスニー・ムバーラク大統領の選挙公約実現に向けた真剣で重要な動向の中、政府は来る7月1日から教員のための新しい組織の導入を開始することに合意した。新組織の対象には教員組合のメンバーである100万人以上の教員が含まれる。 この決定は昨日、金融相と教育相、そしてムスタファー・カマール・ヘルミー博士をリーダーとする教員組合執行部の代表団との間で行われた重要な会議の中 全文をよむ
2006年06月20日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 ■ワールドカップと気温上昇で民間発電施設の料金が高騰 【バグダード:アリー・ジャースィム】 灯油リッターあたりの値段が上がり、供給量も減っていることに加え、停電が時には18時間にも及ぶほどに増していることが、民間発電施設の電力1アンペア辺りの値段上昇に影響している。このことは市民にはよく知られており、バクダードの多くの地区では民間発電施設の値段が上がり、稼働時間も縮小され、さらにはこれらの発電施設の持ち主たち 全文をよむ
■ 死を掘り当てるパレスチナの子どもたち 2006年06月18日付アル・アハラーム紙(エジプト)特派員報告 【ヘバ・ハサン記者】 日々、何十人もの市民が殺されてもなお、パレスチナ人たちはイスラエル軍から占領地を取り戻し、エルサレムをパレスチナ国家の首都として認めされるために、闘争を続けている。 無垢な子どもたちが石をイスラエル兵に投げつける光景は、テレビで、あるいは現場で、我々にとって見慣れたものとなっていたが、最近になって新たな事態が起きている。学校に通うこれらの子 全文をよむ
■ ヒブヒブの学生たち、広範囲な拘束が続き恐怖が充満するなかで学年末試験に向かう 2006年06月10日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【バアクーバ:「イラクの声」通信社】 ディヤーラ県ヒブヒブ地区の住民らが土曜日に語ってくれた目撃証言によれば、米軍によって完全に包囲された地区の上空を米軍のヘリコプターが早朝から旋回し、恐怖が一帯に広がる中、ヒブヒブの学生達が学年末試験に向かった。 「イラクの声」通信社の女性記者がディヤーラ県高官のひとりにこうした治安措 全文をよむ
■ イラク教育省:バグダードの住宅用地622区画を教育機構メンバーに分配 2006年06月07日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP経済面 【バグダード:ハナーウ・アル=サーイディー】 ホダイル・アル=フザーイー教育相は昨日、教育省がバグダードの住宅用地622区画以上の分配について手続上必要な承認を得たことを発表した。 フザーイー教育相によれば、すでに全県の教育省支部に対し、住宅用地を教師へ分配する準備として土地の入手手続を容易にするため、県議会との連絡窓口を確立 全文をよむ
■ 米国務省報告書「レバノンは人身売買対策のため重要な努力をした」 2006年06月06日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ワシントン:アル=ナハール紙】 アメリカ国務省が発表した世界の「人身売買」に関する年次報告書で、レバノン政府は昨年、人身売買対策や強制売春、使用人への虐待、児童就労を含む人権侵害を阻止するために「重要な努力」をしたと記載されている。しかし同報告書はレバノンが「人身売買廃絶につながる最低限の基準」を完全には満たしていないことを今一度強調している。そ 全文をよむ
■ アラブ・ジャーナリスト連盟、域内の報道状況に関する初のレポートを発表 ■ 報道の自由を観測するネットワークの設立と、諸外国のレポートへの依存からの脱却を呼びかけ 2006年06年04日付アル・アハラーム紙(エジプト)HPアラブ世界面 【ファールーク・アブドゥルマギード】 昨日、アラブ・ジャーナリスト連盟はイブラヒーム・ナーフィウ会長を主筆とするアラブの報道状況に関するレポートを発表した。これは誇張が多く、科学的な根拠に乏しい国際的あるいは諸外国によるこれまでのレポートに 全文をよむ
■保健当局、スタッフが殺害、拉致の対象となっている事態に違和感を表明 2006年06月04日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【バクダード:ナジュラー・アル=ハーリディー】 保健省筋の発表によると、この3日間でバグダードや他県の各地での事件により11人の職員が殉職し、20人が負傷した。 殉職者と負傷者の多くは省内の技術作業部門に属する救急救命科で働くスタッフであり、同筋は国民にサービスを提供している医療・技術系の人材までもが殺害、拉致の対象となっていることへの 全文をよむ
■ ベニ・スウェイフの劇場火災問題でムスタファー・アラウィ他7名が禁固10年、保釈金1万エジプトポンド ■ 被告人と文化相に遺族および被災者への民事賠償金支払いを命令 2006年05月23日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ベニ・スウェイフの犯罪法廷は、50名の評論家や俳優、ジャーナリストや演出家が死亡したベニ・スウェイフの文化センター「文化の城」火災において職務怠慢があったとして、ムスタファー・アラウィ元文化の城公団長ほか7名に禁固10年、保釈金1万エジプトポンドを命ずる 全文をよむ
■ 16年後のカイロの道路では自転車が車を追い抜くだろう! 2006年05月22日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 今から子供に自転車の乗り方を教え、今後16年の間に自動車を手放す準備を始めよう…日本から大カイロ首都圏住民に向けられた忠告によると、自動車は普通の自転車に追いつけなくなるという。その理由は自転車技術の発展にあるのではなく、日に日に増え続け、2022年にピークを迎える交通渋滞にある。2022年にはカイロ市、ギザ市、カリユベイヤ市からなる大カイロ首都圏の道路における 全文をよむ
■議会委員会、シナイ半島のベドウィンに農地と住宅を供与するよう要求 2006年05月10日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【シャルム・シェイフ-イサーム・オウフ】 エジプト人民議会の住宅・公共施設・開発委員会は、シナイ半島のベドウィンの定住と農地の供与、彼らの生活地域にその伝統にふさわしい住宅を建設する許可を求めた。また昨日、シナイ半島南部の住宅・開発計画を視察した委員会メンバーは、トゥールに淡水化プラントを建設する重要性を確認した。 一方、シナイ開発機関は 全文をよむ
■ 治安の悪化でディヤーラ県の野菜・果物の値段が高騰 2006年04月26日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【バアクーバ-本紙】 ディヤーラ県では悪化した治安状況が人々の生活に日々悪影響を及ぼし、困難を増幅させているが、そのひとつに野菜と果物、特にジャガイモ・トマト・ナスといった、イラクの食卓に欠かせない食品の値段の高騰がある。 そこで本紙はバアクーバの卸売市場を訪れ、商人や買い物客らから食料品がこれまでに比べて不足し、価格も高くなっている理由についてた 全文をよむ
■ エジプトで復活祭の式典 ■ タンターウィー総長:国家への貢献がムスリムとキリスト教徒の共通の目標 ■ シュヌーダ総大司教:指導者間の良好な関係を若者たちにも波及させることが必要 2006年04月24日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 アズハル大学のムハンマド・サイイド・タンターウィー総長は、ムスリムとキリスト教徒は人間として兄弟であり、国家においてはパートナーであり、エジプトの国益のため我々は共に善行と篤信に努めなければならない、と強調した。また「我々の間には権利と義 全文をよむ
■ 人民議会、アレキサンドリアの教会に対する襲撃事件を激しく非難 ■ 真相究明委員会を組織、1ヶ月以内に報告書を作成し議会に提出 ■ スルール国会議長:コプト教徒は少数派ではなくエジプトの一部であり、彼らへの侵害は受け入れられない ■ 容疑者の留置を45日間延長…悲しむべき事件は1人のムスリムの死と31人の負傷者をもたらした 2006年04月17日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 アレキサンドリアの複数の教会に対して精神障害者が起こした襲撃事件をめぐる論議が、昨日の人 全文をよむ
■ レバノン海軍、フェニキア沈没船を引き上げようとする海賊行為の企てを未然に阻止 2006年04月16日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 レバノン海軍は昨日、ベイルートのラウシャ地区付近に沈没したフェニキアのものと一部の人々によって考えられている船を引き上げようとするレバノン領海内での海賊行為を阻止した。 関係筋に対して本紙が行った取材によれば、容疑のかけられているアメリカの汽船(船名「オデュッセイ・エクスプローラ」号)がキプロスからレバノンに寄航し、その後出航の許可 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、世界の発展に目を開き、現代科学の恩恵を得るよう、ムスリムに要請 ■ 大統領:「互いの平等と尊重に立脚した新たな文明間の対話が必要である」 2006年04月12日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ホスニー・ムバーラク大統領は、イスラームのウンマ[※訳注:共同体]は世界から孤立しているわけにはいかない、また世界中に波及しつつあるかつてない発展を無視することも、目の前の挑戦に対応せず身を引いていることもできない、と述べた。 ムバーラク大統領は昨日の 全文をよむ
■ ムバーラク大統領は今日、預言者生誕祭の祝典に出席、ウラマーらを顕彰 ■ 「真の信仰は共同体の発展と向上、生産力の増加に寄与するものだ」 2006年04月11日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ホスニー・ムバーラク大統領は今夜、毎年ワクフ省が主催する預言者聖誕祭の祝典に出席し、アラブ・イスラームのウンマ(共同体)の現状と、ウンマが直面しつつある挑戦およびそれを克服する方法といった内容を含む、重要な演説を述べる。 ムバーラク大統領は8人のウラマーおよび、インドネシア人 全文をよむ
■エジプト運輸相「捜査はフェリーの沈没に会社と船長、乗組員の責任があることを示している」 2006年4月10日アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【アレキサンドリア-サラーフ・アブドゥルアズィーズ】 ムハンマド・ルトゥフィー・マンスール運輸相は、千人を超す犠牲者を出した沈没事故発生において、フェリー「サラーム98」の船長と乗組員およびマムドゥーフ・イスマーイール氏が所有・経営する同船の運行会社に過失があったことが、現在進められている捜査によって指摘されていると確言した。 全文をよむ
■ 日食の瞬間、イッサロームの空に真昼の星が輝く ■ ムバーラク大統領はじめ7万人の観光客が稀有な光景を目撃 2006年03月30日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 昨日12時38分、部分日食から皆既日食に移行した瞬間、世界はイッサロームの真昼の空に輝く星を目撃した。この地域では今後200年間見ることのできないこの歴史的な天体現象を、ホスニー・ムバーラク大統領夫妻も目撃した。皆既日食になった瞬間には肉眼で水星や金星を見ることができ、空が暗くなるとその場にいた人々からは祈り 全文をよむ
■ 21世紀4回目の日食に世界中が熱狂 ■ 夜の影が日中に現われるすばらしい天体のショー 2006年03月30日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 (前略) ■ 日食の礼拝がレバノン中のモスクで行われる ■ カッバーニー師「日食も月食も世界で起こる事件とは関係ない」 昨日午後一時から、レバノンの各モスクではイスラーム寄進財局の呼びかけを受けて日食の礼拝が行われた。 ファトワー局は「一般に言われているように日食や月食が世界で起きる諸事件と関係しているなどと 全文をよむ
■ ファトワー会議、流血の禁止と寛容の精神の普及を求めるファトワーを発行 2006年03月21日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【バグダード‐イラク国民通信社(NINA)】 先週水曜日、カーズィミーヤでイラク・ファトワー会議が開かれた。会議にはイスラームの宗教者たちがイラク国民の数々の宗派を代表して出席し、正当な理由なしに人の血を流すことを絶対的に禁じるファトワー(宗教上の見解)を下した。 この会議に際して出された正統なファトワーでは、ムスリムの血を流す 全文をよむ
■ アブルアイナイニ社長は会社と密輸バイアグラの関係を否定 ■ 検察庁は積荷の押収とエジプト=ルーマニア銀行責任者らの召喚を指示 2006年03月13日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 カイロ空港で大量のバイアグラが摘発された事件が急速な展開を見せている。密輸の疑いがもたれている会社のオーナーが捜査に応じるため検事総長に上申書を提出する一方、検事総長はこの件を検察庁に送致する事を決定し、管轄の検察は今朝、捜査を万全にする為この会社宛の積荷の押収を命じ、さらに荷札に印のあっ 全文をよむ
■ 鉛が多いほど、エジプト児童の知的能力は低くなる 2006年03月12日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 工業地域に居住する児童の知能や認知力に血液中の鉛含有レベルが与える影響に関する最新の科学研究によって、厳しい警告が発せられた。 研究は工業地域の調査対象としてヘルワーンの小学児童40名を、鉛汚染の認められないファイユームの小学児童同数と比較して行われた その結果は、血液中に含まれる鉛の量は児童の知能の低さと比例しており、鉛の割合が低くなるほど知能は増す 全文をよむ
■ナズィーフ首相:「店頭での生きた鶏の売買および屋上での家禽飼育を禁止する決定は取り下げない」 ■県知事評議会の会合で重大決定:小規模養鶏場を救済する新ローン、借金返済の4ヶ月停止、社会基金ローンの返済計画8か月分を見直し 2006年03月02日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 アフマド・ナズィーフ首相は、公衆衛生の維持こそが鳥インフィルエンザ撲滅に向けた政府の最優先課題であると強調し、政府が行っている一連の措置は国際機関の推奨と、この問題を解決するために組織された最高委員 全文をよむ
■ 鳥インフルエンザ感染の報告を受けるため、チーム設置 ■ 感染した家禽のサンプル収集のため、軍の車両出動 2006年02月20付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 内閣の公式報道官マグディー・ラーディー博士は、政府が鳥インフルエンザを封じ込め、エジプト諸県への拡散を防止するための迅速な措置と予防的な対策を継続することを確認した。 また、人間であろうと家禽であろうと鳥インフルエンザ感染の疑いのあるものについてのいかなる報告をも受けるため、また、これらの報告の信憑性の 全文をよむ
■ 国を挙げての鳥インフルエンザ包囲網 ■ 6県で発症が確認、56ヶ所の衛生処分所を準備 ■ ナズィーフ首相、国民に安全を強調。内閣は養鶏業者の負担軽減を決定 ■ 屋上に設置された鳥小屋および鳩舎を撤去、被害を受けた貧困者には補償金 ■ 数日中に250万セットの治療薬を政府系病院に配備 2006年02月19日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 鳥インフルエンザの感染が確認されてから二日目、国を挙げての拡大防止策が講じられた。鳥インフルエンザの打撃を受けた県は6県に上っ 全文をよむ
■ 犠牲者の364家族に計253万ポンドがひとまず支払われる ■ 犠牲者の遺族には今後補償金全額が支払われ、近々遺産の申告もはじまる見通し ■ 被災フェリーのブラックボックスの位置特定、数日のうちに引き上げか 2006年02月16日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 国家機関によりフェリー「サラーム98」沈没事故の犠牲者遺族への補償金支払いが開始され、9つの県でこれまでに364家族に対し、総額253万ポンドが支払われた。また生存者に対してはそれぞれ1万5千ポンドが、また遺 全文をよむ
■ 元「南レバノン軍」メンバーらが恩赦を要請 ■ ラハド元司令官「帰還のための環境は未だ熟しておらず」 2006年2月9日付アル=ナハール紙(レバノン)HP社会面 ユナイテッド・プレス・インターナショナル(UPI)通信社の伝えるところによれば、イスラエルにいる「南レバノン軍」の元メンバーたちが、自分たちの帰還を可能にするよう恩赦を発令することをレバノン国家に求めた。 ナハリヤのレバノン人問題調整役を務めるユースフ・カリーム・アル=ハーッジ氏は同通信社に対して、レバノン人が 全文をよむ
■ムバーラク大統領:「フェリー事故の犠牲者の命は無駄にしない。責任者は惨事の責任を免れないだろう」 ■閣議後にスライマーン・アウワード報道官:「大統領は予断なき捜査を急ぐよう求めた」 ■ナズィーフ首相、海運関連の法規の見直しを命じられる ■ 紅海港湾機構はサラーム社のフェリーの航行を無期限で停止 2006年02月08日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ホスニー・ムバーラク大統領は、彼を含めエジプト国民全員の感情を揺るがしたフェリー「サラーム98」の犠牲者の命は決して無 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、ハルガダの病院に入院している生存者の容態に安堵 ■ 事故発生に関する詳細な説明を聞く ■ 緊急会計から犠牲者の家族と生存者に見舞金を支出 2006年02月05日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ホスニー・ムバーラク大統領は国立ハルガダ病院およびムバーラク軍事病院に入院している生存者を見舞い、フェリー沈没事故の生存者の容態に安堵した。大統領は彼らの生還に対し祝辞を述べ、彼らが受けている治療についての説明を受けた。生存者らは必要な治療を受けた後で退院す 全文をよむ
■ 1千億ポンドにのぼる補助支給額をさらに増額させ、受益世帯のデータベースも作成 ■ 新たに30万世帯を加えて生活保護対象家庭を100万世帯にまで増加させる 2006年01月23日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 国家が国民に提供する補助のあり方を検討していたアリー・ムサイラヒー社会保障相は最終的な回答として補助金の増額を示唆し、「政府は1千億ポンドに達する現在の補助支給額を減額することはない」と発表した。また現在、補助を受ける権利がある世帯を把握する為のデータベースを同 全文をよむ
■爆弾テロの標的になることを恐れて弔問の集まりを控える動きがイラクで広がる 2006年01月16日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP国内面 【バグダード‐AFP】 アブドゥッラー・ハーリド・アル=ハサンは、ジャミール族の族長のひとりであった亡き父ハーリド・アル=ハサンの魂のために、イラクの習慣に従って弔問の集まりを行うことをあきらめた。弔問客が集まる機会に乗じてテロリストたちが無辜の民を襲うのを避けるためである。 各地で起きている爆破は米兵やイラク兵だけを狙った 全文をよむ
■ 93年までに高校第一学年を修了した生徒に対し、決められた受験回数を超えていないことを条件に、大学入学資格試験の受験を許可 2006年01月12日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 教育省は今年の大学入学資格試験の受験資格に関し、特例措置を決定した。これにより、93年以前に高校第一学年を修了した生徒は、法律で定められた3回という受験回数を超えていないことを条件に、大学入学資格試験を受けられるようになる。生徒は過去に2回以上資格試験を受験しておらず、またこれまでに資格を取得し 全文をよむ
■ 巡礼者ら、アラファート山を出発し、石投げの儀式を開始 2006年01月10日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【アラファート、ミナー‐本紙特派員団】 毎年1回生起する厳粛なる光景の中で昨日、イスラーム共同体は聖なるアラファートの広場で、その統一と連帯を新たにした。 昨日、約300万人のイスラーム教徒が世界各地から集結した。同じ場所で、同じ時に、同じ装束で、同じ呼びかけのもとに、イスラームの信仰上最も偉大な集まりに参加し、平和、人間の尊厳の尊重、身体・知性・ 全文をよむ
■ メッカ巡礼者は今日、アラファート山での巡礼最大の行に向かう 2006年01月09日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【メッカ‐本紙特派員団】 メッカ巡礼者たちは今日、神聖なるアラファート山に登り、巡礼中もっとも重要な行を行う。 その後、日没とともにムズダリファの野へ急ぎ、そこで一夜を過ごす。その場所で小石を集め、石投げの儀式のためミナーへと向かう。 エジプト公式巡礼団長サーミフ・ファフミー技師は、「エジプト人巡礼者をアラファート山へ移送するため、サウジ警備 全文をよむ
■ 巡礼者ら、今日ミナーに滞在 ■ 混雑回避のため、エジプト人巡礼者は直接アラファート山へ 2006年01月08日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【メッカ-本紙特派員団】 メッカ巡礼者らは“熟慮の日”にあたる今日、預言者の慣行に倣ってミナーの地で過ごし、明日の日の出までの一夜を明かす。その後アラファート山に登り、巡礼のなかでも最も重要な行に向かう。 エジプト公式巡礼団の団長を務めるサーミフ・ファフミー石油相は、エジプト人巡礼者は今日、ミナーで夜を過ごすこと 全文をよむ
■ モロッコで犠牲祭の羊をインターネット販売 2006年1月7日付サバーフ・ジャディード紙(イラク) 【ラバト:諸通信社】 犠牲祭の行事を数日後にひかえて、モロッコでは初めて、犠牲の羊をインターネットを通して購入し、受け取ることができるようになった。 このプロジェクトの運営者であるナビール・アル=アラミー氏によれば、「家畜ドットネット」のサイト上で飼育場から直接羊を購入することができる。アラミー氏は経営学の準学士号をもつ31歳のモロッコ人である。 ナビール・ア 全文をよむ
■ 世論調査:戦前より暮らしは悪化したが、将来は楽観 2005年12月13日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【バグダード-諸通信社】 BBCをはじめとする諸報道機関が行った世論調査の結果、イラク国民の半数以上が2003年の外国軍によるイラク侵攻以前よりも国内状況が悪化したと考えていることが明らかになった。 調査対象となった1万7000人のイラク人の大半が掃討作戦に反対しており、3分の1がイラクの地に外国軍が駐留することに反対している。しかし多くの人々が治安維 全文をよむ
■ レバノン国内諸勢力の青年組織が会合 外国の内政干渉反対キャンペーンに関する合意に到らず 2005年12月2日付アル=ナハール紙(レバノン)HP教育面 イスラム集団教育局の呼びかけにより、レバノン内政への外国勢力の干渉に反対する青年や学生たちによるキャンペーンの実施について協議するため、複数の青年組織や学生組織の会合が行われた。 はじめにウマル・アル=ミスリー(イスラム集団)が出席者を歓迎し、今回の会合はさまざまな宗派や政治的立場の違いを超えて学生組織が集まり、3・14集 全文をよむ
■ ルワイザ・ノートルダム大学でピエール・アル=ジュマイエル工業相の講演中に ■ 自由国民潮流とレバノン軍団の学生同士が揉み合い、椅子の投げ合い 2005年11月1日付アル=ナハール紙(レバノン)HP教育面 ズーク・ムスビフ市のルワイザ・ノートルダム大学でピエール・アル=ジュマイエル工業相が行った「レバノンのための69年間」という題目の講演は、彼と「自由国民潮流」[訳注:国会議員のミシェル・アウン元将軍が率いる政治組織]の学生たちとの間での激しい口論で幕を閉じた。口論は、自由国民 全文をよむ
■ヌエバアとサファーガ両港からの巡礼者の出航ラッシュが危機を脱する 2005年10月24日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ヌエバアとサファーガ両港に殺到していた巡礼者たちの危機的な混雑状況は昨日終わり、ヌエバア港からは全巡礼者15,000人のうち、7,000人以上が聖地メッカに向けて出発した。現在、同航路上では、4隻の連絡船が絶え間なく旅客の移送にあたっている。 またエジプト航空は、船の座席が足りないためにサファーガ港に足止めされていた400人の巡礼者を、ハルガダ 全文をよむ
■ エチオピア人女性が少女を殺害、おばを殺害未遂 検察は死刑を求刑 2005年10月19日付アル=ナハール紙(レバノン)HP社会面 レバノン山地地方検察局は、エチオピア人のメイド、バルトゥ・ナディ・ブダニ・ズィニチを起訴した。彼女はファラハ・サアブという少女をシューフ地方の町ビクアーターにある少女の父親の家で、故意に頭と首を何度もナイフで刺したうえ頚動脈を切って殺害し、また被害者のおばであるリンダ・ブー・アースィーさんがバルトゥをファラハさんから引き離そうと割って入ったところ、刺し 全文をよむ
■スエズ湾で衝突した二船の最大の救助活動 ■二つの船体の分離前の乗客解放が1459名を沈没から救った ■ムバーラク大統領は国家費用で負傷者の治療と救助された人々を各人の県に帰す手配を命じる ■特別議会は調査終了次第、沈んだ乗客の荷物の費用を補償 スエズ湾南部地区で、海上救助大活動の分刻みの追跡が継続される中、ホスニー・ムバーラク大統領はサラーム95号船とキプロス船(それは7万5千トンの軍兵器を運んでいた)との衝突事故において国費で負傷者の治療をすること、治療の可能性と医療ケアを最大 全文をよむ
■ 強硬派集団がトリポリで野外劇の上演を妨害 ■ トリポリ市当局が抗議「暗黒の時代を思い起こさせる民兵のごとき振る舞い」 2005年10月11日付アル=ナハール紙(レバノン)HP市民面 【トリポリ:アル=ナハール紙】 北の都トリポリで日曜日に、イタリアの劇団が旧市街の市場にある大衆的なカフェ「ムーサー」の前の広場で大衆芸術の公演を行っていたところ、強硬派の集団がこれを妨害した。 イタリアの劇団は無言劇、いわゆる「パントマイム」を愛好者たちの前で上演していたのだが、そ 全文をよむ
■ ファタハ・アル=インティファーダ、武器輸送トラック2台をレバノンに侵入させたことをダマスカスで否定 2005年10月3日付アル・ナハール紙(レバノン)HP地方面 AFP通信社が伝えたところによると、「ファタハ・アル=インティファーダ」運動の「アブー・ハーリド」・アル=イムラ事務局長はダマスカスで昨日、同組織が武器弾薬を積んだトラック2台をレバノンへ密入国させたというレバノン治安当局や目撃者の情報を否定した。 イムラ氏はダマスカスでAFP通信社に対して行った会見の中で、「 全文をよむ
■ 「虚偽の警報」…怯える首都で 2005年9月23日付アル・ナハール紙(レバノン)HP1面 昨日午後アシュラフィーヤ地区の「センター・ソフィール」ビルで恐怖を巻き起こした「虚偽の警告」は、レバノン人が日々体験している何十という例のひとつにすぎなかった。 隣接する高速道路では自動車や歩行者が混み合い、この大きなビルの中でも人々の往来が最高潮の賑わいをみせる最中、突然治安部隊がなだれ込んできて建物の周辺を封鎖し、住民を退去させ、その後に精密機器や爆発物探知の訓練を受けた警察犬 全文をよむ
■サハラ周辺16村落の建設を開始 うち6村は上エジプトの県に、10村は下エジプト サハラ周辺村落のうち16村の建設開始が決定した。各県の村落の割合は6村が上エジプトの県、10村が下エジプトとなっている。これはプロジェクトの最初の段階として行われる。このプロジェクトでは期間設定プログラムに従って1年で20の町に400の村落を建設し、400〜500万人の居住を可能にすることが目標である。プロジェクトの優先事項が置かれているのは、県の責任者と測量・住宅計画の両機構とが協力して各県の内で県と 全文をよむ
■ サブラー・シャティーラ虐殺記念デモ 欧米の代表団が参加 2005年9月17日付アル・ナハール紙(レバノン)HP社会面 レバノン人とパレスチナ人に欧米からの代表団が加わって、サブラー・シャティーラ虐殺23周年を記念するデモ行進が行われた。 デモ隊はクウェート大使館前を出発して殉教者墓地に向かった。デモには、マルワーン・ファーリス議員、アラーッディーン・タッルー議員、「忘れないために」とのスローガンの下に集まったイタリア、イギリス、デンマークの欧州各国の代表団、レバノンおよ 全文をよむ
■バヌー・スウィーフ(ベニスエフ)での死亡者全員の家族を全面支援、1万5千エジプトポンドを支給 バヌー・スウィーフ(ベニスエフ)文化ホール火災の犠牲者家族に起きた悲劇を軽減するための努力として、ホスニー・ムバーラク大統領は負傷者に対する全面的な支援を実施し、重傷者を治療のためカイロに搬送するよう命じた。また大統領はバヌー・サウイーフ(ベニスエフ)の県知事ムハンマド・アニス・ジャアファリ博士と電話で連絡をとった際、犠牲者の家族に心からのお悔やみを述べた。これに先立ちスーザン・ムバーラク大統 全文をよむ
■アル=アインマ橋の惨事でシーア派議員らが内務相・国防相への質疑を要求 【バグダード ムハンマド・アル=アンワル】 バグダードのアル=アインマ橋上でシーア派住民数千人が押しつぶされた惨事で、犠牲者は死者953人・負傷者815人に上り、イラク国民議会のシーア派議員らは国防相サアドゥーン・アル=ディッリーミーおよび内務相バヤーン・バーキル・サウラージュへの質疑と捜査を要求した。サドル派のバハー・アル=アゥラジー議員は、国会の場でこの二人の大臣の質疑を行い、何が起きたのか、そして二人にど 全文をよむ
■イラクで戦争以来最大の人的大災害 バグダードで、テロ攻撃の噂でアル=アインマ橋に人が押し寄せ死者816人 衛生相、事故の責任を取って内相と国防相の辞任を要求 【バグダード:ムハンマド・アル=アンワル】 自爆しようとしている者がいるという流言によって引き起こされた恐慌状態から、チグリス川に掛かるアル=アインマ橋に数百人のシーア派信者が押し寄せたために起きたイラクの恐るべき人的大災害で、少なくとも965人が死亡し、その数は少なくとも千人まで増えるとみられている。死者の多くは女 全文をよむ
■シャルム・エル=シェイフの爆破事件を実行したテロ細胞を捜索 3人逮捕、残りは捜索中 シャルム・エル=シェイフの爆破現場では3人死亡 エジプト治安機関は7月23日にシャルム・エル=シェイフで起きた爆破事件を実行したテロ細胞を捜索し、3人の被疑者を逮捕した。また、事件の計画、準備に関わった残りの人物ついても捜査を行っている。警察は数ヶ所のアジトを急襲しアリーシュ(シナイ半島北部)の農場において1t近い強力な爆発物を発見、爆破のあった3ヶ所で使われたものとの照合が行われている。 (後略 全文をよむ
パイナップルを迎えるエジプトの大地・・・フルーツ、治療薬、飼料として 【署名;ハサン・アブデルムヌイム】 エジプトにおいて初めてパイナップルの栽培が成功を収めた。農業研究センター熱帯果物研究部門の研究者であるナーディー・ハサン博士はこれまで繰り返し実験を続けてきたが、これにより果物として利用する他、葉のエキスを多くの疾病に対する治療薬として、また様々な部位を優れた飼料として活用できるようになりそうだ。 農業省に付属するセンターで果樹園研究所長を務めるイブラーヒーム・サイード博士 全文をよむ
国内観光促進と対テロ姿勢の支持のため シャルム・エル=シェイフ行スーパージェットのチケットを半額に 【サラーフ・アブデルアズィーズ】 運輸相のイサーム・シャラフ博士は、スーパージェット(*)のチケットを半額にすることを決定した。これは国民に対テロ姿勢におけるシャルム・エル=シェイフ市民との連帯を表明する機会を与え、国内観光を促進するためのもので、昨日以降2週間にわたって実施される。 タラアト・ハッターブ運輸省第一次官/アラブ陸上運送機構長が明らかにしたところでは、この決定は先 全文をよむ
金曜晩のディスコパーティーが外国人観光客を救う 【シャルム・エル=シェイフ―ファトヒー・アブデルアール】 砂漠で毎週金曜晩に開かれているディスコパーティーがシャルム・エル=シェイフテロ事件での犠牲者倍増を回避した。同市では観光会社が毎週金曜日の夜9時から明け方まで盛大なダンスパーティーを開催し観光客らをバスで送迎するのが常となっていた。同市の観光専門業者はもし事件が別の日に起こっていれば犠牲者の数が倍増していただろうと指摘。そしてテロでは市の外れに借りていた住まいへと帰宅する途中 全文をよむ
テロが平和の街シャルム・エル=シェイフを襲う ムバーラク、事故現場を視察 テロ追撃に向けたエジプトの決意を強調 自動車爆弾と爆弾による爆破3件で63人死亡、110人が負傷 大半はエジプト人 標的はオールドスーク、ガザーラ・ホテル、ナアマベイバス停 【(署名なし)】 ホスニー・ムバーラク大統領がエジプトのテロ追撃に対する決意を確言すると共に「闘いは続くであろう」と表明し、世界そしてアラブ地域で政府だけでなく国民からもテロへの非難が続いていたこの時期に、テロという背教の手が平和と美 全文をよむ
治安幹部がアル=アハラームに語る: エル=ナッシャールがロンドン爆破実行で役割を果たしていなかったことを英国が確認 英当局は捜査官らをエジプトに送らず 透明性あるエジプトの捜査 【(署名なし)】 英国当局は、ロンドン爆破との関係が疑われている大学研究者マグディー・エル=ナッシャールの捜査継続のためカイロに捜査官らを送ることはしないとの決定を出した。 アル=アハラーム紙記者であるアフマド・ムーサーに対し治安当局幹部が語るところによれば、英国当局はエル=ナッシャール逮捕後 全文をよむ
エル=ナッシャール、ロンドン爆破との関係や関与を否定 逮捕・捜査に関し英国大使館より問い合わせ 【(署名なし)】 治安当局の関係者筋は、ロンドン爆破事件との関連で木曜夕方に逮捕された大学研究者マグディー・エル=ナッシャール博士が爆破実行犯のうち1人との関係について明かしたとの発表を行った。これはパキスタン人のフサイン・ナスィーブのことであるが、大学のモスクに度々足を運ぶ中で知り合い、後にイラク人医師が所有するリーズの自宅を貸すことになったという。エル=ナッシャールは自分は事件と 全文をよむ
英国からの正式な起訴は未だなし・・・用心イコール有罪判定とはならず 捜査はエル=ナッシャールとロンドン攻撃実行犯らとの関係に焦点 【(署名なし)】 治安当局は化学者のマグディー・エル=ナッシャールの捜査を続けており、彼を容疑者とした上で7月7日にロンドンで発生した爆破事件実行犯との関係について尋問を行っている。英国のロンドン警視庁からは数日内にチームが到着、エル=ナッシャールの容疑に関する証拠をエジプト警察に提示する予定である。しかし英国側チームは捜査の流れを追い監察者として見守る 全文をよむ
ロンドン爆破実行犯との関係容疑でエジプト人研究者を逮捕 容疑者は1週間前にエジプトに帰国・・・ 近日中にロンドン警視庁がカイロ入り 【(署名なし)】 治安当局は一昨日、バサーティーン地区の自宅にいたマグディー・ムスタファー・エル=ナッシャール博士を逮捕した。ロンドン警視庁の報告によれば彼はロンドン爆破実行犯らとの間に関係を持っているとされているだけではなく、同計画で使用された爆弾の製造を行った人物であるとの推測がなされている。 英国による報告について情報を得たエジプト警察は 全文をよむ
帰属意識を我々が感じるのは大きくなってからのことで、我々がその本当の意味を理解し意識するようになる後だと考える人もいるだろう。しかし心理学の学者たちは別の見解を持っており、人が祖国に対して帰属意識を感じることは子供時代に始まると言っている。つまり子供は帰属意識を家族に感じ、それから学校に、その後社会に対して帰属意識を感じるようになるである。 祖国への帰属意識を信じる世代を成長させるために、彼らが持っている権利と、彼らがせねばならない義務について、その各個人に教える必要がある。また自由と 全文をよむ
目下閣議において討議中: 政府-民間セクター協力によるカイロ開発・汚染抑止計画 【イサーム・アブデルカリーム】 民間セクターとの協力による数々のカイロ開発、汚染・人口密集・交通問題抑止計画を通じて首都の文化的な姿を回復するという意欲的プロジェクトを実施するための手法に関する検討を政府が進めている。これは環境保護を含めたミレニアム包括的開発目標の一環として行われるもので、プロジェクトを通じて8億6300万ポンドをかけたエル=マダービグ、アブー・エル=サウード両地区開発計画、政府施設再 全文をよむ
上エジプトの我々の子供たち。どのように暮らしているのか。どんな問題を抱えているのか。現地の青少年の状態はどんなであろうか?これらの疑問あるいはそれ以外の疑問が、内閣及び一般流通統計局の管轄下にある、決議採択支援情報センターとユネスコとの協力でなされた研究の中心であった。その目的は、上エジプトの子供たちの状態について、報告書を出すことだった。 その研究には、上エジプトの最も貧しい地域にある多くのセンターが参加した。それらは、アシユート県のアブーティーグとマンフルート、ソハーグのダーレッサラー 全文をよむ
社会保障制度拡大の実像がはっきりとした姿を見せ始めた。約100万世帯、400万人を対象にするという決定がなされた。これにより55年前にこの制度ができて以来はじめて、初等、中等教育レベルの子供にも奨学金が支給されることになる。有資格者となるのに必要なのは何だろうか。10億ポンドにいたる割り当て増加が実際の有資格者に届くよう、社会問題省が定めたもろもろの保障とはなにか。はたして奨学金は家族の経済的な球状を理由に子供たちが学校から去ることを止める保障となるのだろうか。 社会問題大臣によれば、社会 全文をよむ
「働く女性の日」祭典にて スーザン・ムバーラク 「来たる選挙は、女性が政治的権利を求める闘いにとって挑戦である」 「女性のための国民会議」議長であるスーザン・ムバーラク女史は、より高度な福祉の時代・より安心な明日を建設するために、エジプトは国民=国家間また男性=女性間の実質的協力という新たな段階を迎えていると強調した。 大統領夫人は、「働く女性の日」祭典中の発言において、来たる大統領選挙・議会選挙は、投票および立候補という政治的権利を闘う女性にとって、新しい挑戦であると述べた 全文をよむ
航空管制の遅さにより諸空港に激しい混乱 シャフィーク氏は速やかな調査と、混乱を生じさせた者たちの解雇を命ずる 航空管制官たちは昨日(13日)、カイロ空港を始めとする諸空港で航空管制を再び遅らせ始め[訳注:10日(火)にも管制塔のサボタージュがあった]、それにより空港に激しい混乱が生じた。全空港合わせて45機の飛行機の離陸が2時間から5時間遅れ、11機のエジプト航空機が乗客を乗せたまま3時間以上も滑走路上で待たされた。 パイロットであり民間航空大臣であるアハマド・シャフィーク氏は、 全文をよむ