イスラエル軍、ラマダーン月一日にエルサレム包囲(アハラーム紙)
2005年10月05日付 Al-Ahram 紙

■イスラエル軍、ラマダーン月(断食月)一日にエルサレム包囲
 マウファーズ:ガザでの出来事はハマースに対する当局の態度の急進的な変化を指すものではない

【ナブロス―諸通信社 ワシントン―ホダー・タウフィーク】
 イスラエル軍は、ラマダーン月一日目に、パレスチナ人がアル=アクサーモスクに向かうのを禁止する為、厳戒保安包囲をしいた。占領されたエルサレムで、イスラエル防衛大臣シャーウール・マウファーズは次のように述べた:パレスチナ当局とハマースの間で起こったガザでの最近の出来事は、ハマースに対する当局の政策における急進的な変化を指すものではない。

 一方、イスラエルの女性召集兵がナイフで刺された後、ナブロス近郊の西岸地区のイスラエル軍のバリケードの前で、パレスチナ人女性が占領軍の弾丸で命を落とした。

 同じとき、パレスチナ当局がロードマップ実行のための政治的行動の開始に重点を置くつもりであるとパレスチナ代表団が発表したときに、アメリカ(合衆国)国務省が述べたところによると、ジョージ・ブッシュ大統領とアブー・マーゼン(パレスチナ大統領マフムード・アッバース)の話し合いスケジュールは、パレスチナ経済の活性化、治安機構の改善、いわゆるテロリズムとの戦い、そして支配責任の発展に重きを置いているとのことである。

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( 翻訳者:田中裕子 )
( 記事ID:1048 )