検索結果 2342件

検索条件 メディア アラビア語メディア全て 
ジャンル 国際記事 
特集ジャンル 全て
期間
キーワード
2023-05-31 UAE:行き場を失ったロシア産金の輸入受け皿となるアラブ首長国連邦(4) (al-Quds al-Arabi紙)

■アラブ首長国連邦がロシア産金流入に向けた主要な門戸となる      【ロンドン:ロイター通信】      ロンドン市場はロシアに依存していないため、ロシア産金のロンドン以外の場所への移行は大きな打撃とはならない。しかし英国貿易統計によると2021年、ロシア産金はロンドンの総金輸入額のうち29%を占めた。一方2018年には、これはわずか2%であった。      UAEといえば、長きにわたって繁栄している金セクターを有している。通関統計によると、同国は2016年から2012の間に、毎年平均750ト 全文をよむ

2023-05-31 UAE:行き場を失ったロシア産金の輸入受け皿となるアラブ首長国連邦(3) (al-Quds al-Arabi紙)

■アラブ首長国連邦がロシア産金流入に向けた主要な門戸となる      【ロンドン:ロイター通信】      しかしロイター通信が入手した情報では、この2か国が米国の制裁の対象であるかどうかについては明言されていない。      米国財務省は、傘下の外国資産管理局が制裁を適用しているにもかかわらず、ロイター通信のコメント要請に対して反応しなかった。      ロイター通信が貿易業者から得た通関統計によると、2022年2月24日から今年の3月3日の間にロシアから輸出された金の総額は116.3トンであ 全文をよむ

2023-05-31 UAE:行き場を失ったロシア産金の輸入受け皿となるアラブ首長国連邦(2) (al-Quds al-Arabi紙)

■アラブ首長国連邦がロシア産金流入に向けた主要な門戸となる      【ロンドン:ロイター通信】      経済開発協力機構の金源専門家のルイス・マーシャル氏によると、ロシア産の金は溶解・再鋳造されたうえで、原産国や源を隠しながら欧州や米国での市場を見つけることが可能だという。      さらに同氏は続けて、「ロシア産の金がやって来れば、これを現地の鋳造所で再鋳造し、現地の銀行や貿易業者を通じて原産国を特定したうえで、市場で売却することが可能である。ここにリスクが潜んでいるのである…。このために 全文をよむ

2023-05-31 UAE:行き場を失ったロシア産金の輸入受け皿となるアラブ首長国連邦(1) (al-Quds al-Arabi紙)

■アラブ首長国連邦がロシア産金流入に向けた主要な門戸となる      【ロンドン:ロイター通信】      ロシア税関の記録によると、ウクライナにおける戦争を要因とした西側の制裁によってロシアにとっての伝統的な輸出経路が断たれて以来、ロシア産金にとってアラブ首長国連邦(UAE)が主要な貿易拠点となっている。      ウクライナ戦争の開始以来の1年間に出荷された約1000回の金出荷の詳細を含むこの記録は、UAEが、2021年にはわずか1.3トンであった輸出量から増加した75.7トン(43億ドル相 全文をよむ

2023-04-30 エジプト:日本の岸田首相がエジプト・日本ビジネスフォーラムの会合でスピーチ(3) (Al-Ahram紙)

■エジプト:日本の岸田文雄首相「エジプトは、その資本と特権によってさらなる投資を受ける準備が出来ている」      【カイロ:本紙】      岸田首相はまた、エジプト国内で活動する日本企業のプロジェクトが、アフリカ大陸や中東全体の水準にまでそれらの範囲を拡大するために日本政府が行っている支援について明らかにした。      さらに岸田首相は、エジプトにおける投資環境の改善のための努力を継続し、日本の官民部門が有している能力を活用するために、ビジネス環境の発展の枠組みにおける日本企業の提案に耳を 全文をよむ

2023-04-30 エジプト:日本の岸田首相がエジプト・日本ビジネスフォーラムの会合でスピーチ(2) (Al-Ahram紙)

■エジプト:日本の岸田文雄首相「エジプトは、その資本と特権によってさらなる投資を受ける準備が出来ている」      【カイロ:本紙】      岸田首相は日本の諸企業が、特に風力エネルギーなどの再生可能エネルギーの産出の分野や自動車産業などの産業部門において、エジプトのプロジェクトとインフラの発展に大きく貢献していると強調した。同首相はさらに、自国がエジプトで行っているサムライ債の発行、エジプトの全国民を対象とする包括的医療保険制度への支援のほか、エジプト日本科学技術大学といった日本系教育機関に 全文をよむ

2023-04-30 エジプト:日本の岸田首相がエジプト・日本ビジネスフォーラムの会合でスピーチ(1) (Al-Ahram紙)

■エジプト:日本の岸田文雄首相「エジプトは、その資本と特権によってさらなる投資を受ける準備が出来ている」      【カイロ:本紙】      日本の岸田文雄首相は今夜、ムスタファー・マドブーリー首相と議長を務めるエジプト・日本ビジネスフォーラムの会合で演説を行った。      岸田首相はスピーチの始めに、ムスタファー・マドブーリー首相に対する歓迎の意を表明し、日本商工会会長のほか、フォーラムに出席した日本とエジプトの大臣らと関係者らに向けて挨拶を行った。      岸田首相はエジプトの国家およ 全文をよむ

2023-04-23 ヨルダン:ヨルダン・イスラエル関係は複雑さと緊張の度合いを増している(2) (al-Quds al-Arabi紙)

■ヨルダン・イスラエル関係はその複雑さと緊張の度合いを増している。      【アンマン:本紙】      「100キログラムの金」      言い換えれば、「戦いは続いており」、ヨルダン外交は、「政治と安全保障」の状況に対してヨルダンのアイマン・サファディー外務大臣が過去も現在も頭を悩ませ努力しているにも拘らず、「まだその成果をあげていない」のだ。そして、この「政治と安全保障の」状況がいわゆる「沈静化」への対抗はまだ終わっていないと示唆している。      その対立軸の中で、イスラエルはマスメ 全文をよむ

2023-04-23 ヨルダン:ヨルダン・イスラエル関係は複雑さと緊張の度合いを増している(1) (al-Quds al-Arabi紙)

■ヨルダン・イスラエル関係はその複雑さと緊張の度合いを増している      【アンマン:本紙】      ヨルダン・イスラエル情勢は「そもそも複雑」でもつれており、手持ちのカードで体制を整えるには舞台裏での精力的な努力が必要である。しかし、そのもつれ具合はイード・フィトル休暇のわずか2日間で何倍にも増した。      ヨルダンの議員が所有する車を用いた「大規模な密輸」の試みがあったと主張するイスラエルの公式発表があってからわずか数時間後、イスラエルはアクサー・モスクの最も重要な礼拝所の一つである 全文をよむ

2023-04-22 ロシア:米国および国連加盟45か国がロシアによるメディア脅迫を非難(2) (al-Quds al-Arabi紙)

■米国および国連加盟45か国がロシアによるメディア脅迫を非難      【ロンドン:本紙】      ロシア諜報機関は3月30日、『ウォール・ストリート・ジャーナル』のモスクワ特派員らのほか、エカテリンブルクで活動していた『AFP』の元ジャーナリストであるイヴァン・ゲルシュコビッチ氏を勤務中に拘束したと発表した。      ロシア当局は、ゲルシュコビッチ氏が特に、ファイル全体が機密に分類されている防衛産業部門に関する情報を収集していたとして同氏を非難した。一方ゲルシュコビッチ氏のほか、ウォール・ 全文をよむ

2023-04-22 ロシア:米国および国連加盟45か国がロシアによるメディア脅迫を非難(1) (al-Quds al-Arabi紙)

■米国および国連加盟45か国がロシアによるメディア脅迫を非難      【ロンドン:本紙】      米国とその他国連加盟国45か国はマスメディアを脅迫したことに関してロシアを非難し、同国政府に対して「政治的理由によって拘束されている」全てのジャーナリストを解放することを要求した。      米国のリンダ・トマス・グリーンフィールド大使は、英国、フランス、ドイツ、日本、韓国、ウクライナ、スイスを含む45か国が支持する声明を次のように読み上げた。「我々はロシアがウォール・ストリート・ジャーナルのジ 全文をよむ

2023-04-04 ラバト:スウェーデンでモロッコ人家族から子供が引き離される(2) (al-Quds al-Arabi紙)

モロッコ外務省はさらに続けて、「問題の根源は、近年スウェーデンに移住したかなりの数の人々が、子育ての根本的違いやカルチャーギャップに加えて、スウェーデンの法律や同国が重要視する子どもの権利を理解していないことにあるのは明らかである」と述べた。      また、「スウェーデン外務省は、政府が故意にアラブ人やムスリムのコミュニティーの子供を家族から引き離しているとするすべての告発を否定した。そして、引き離しは移民の家族に限られたことではなく、子供への虐待が認められたスウェーデン社会のすべての家族に行 全文をよむ

2023-04-04 ラバト:スウェーデンでモロッコ人家族から子供が引き離される(1) (al-Quds al-Arabi紙)

■ラバト:スウェーデンでモロッコ人の子供2人がそれぞれの家族から引き離される      【ラバト:アナドル通信社】      モロッコ外務省は火曜日、スウェーデンで、モロッコ人の子供2人がそれぞれの家族から社会福祉局によって引き離されたことを確認した。      これは、野党の公正発展党の議員団が提出した、「スウェーデンのモロッコ人コミュニティーが受ける法の名のもとに行われる差別、子供の誘拐とキリスト教徒や同性カップルの家族への預け入れという苦しみ」について、また、それらの外交活動への影響につい 全文をよむ

2023-03-22 ラマダーン:グテーレス事務総長が語る、国連と共通するイスラームのメッセージ(3) (Al-Ahram紙)

■国連事務総長、より公正な世界の確立にむけてラマダーン月の価値観にインスピレーションを得るよう呼びかけ      【np:本紙】      同氏はこの寛大さは高貴なるクルアーンが悔悟の章のなかで次のように語ったことの現代的な表出であると付言した。「多神教徒のなかにあなたに保護を求める者があれば、その者がアッラーの御言葉を聞けるよう保護し、安全な場所に送り届けてやりなさい。これは彼らが、(神の教えを)知らない民であるため」。      同氏は「この保護は信者にもそうでない者にも同様に与えられるもの 全文をよむ

2023-03-22 イスラーム:グテーレス事務総長が語る、国連と共通するイスラームのメッセージ(2) (Al-Ahram紙)

■国連事務総長、より公正な世界の確立にむけてラマダーン月の価値観にインスピレーションを得るよう呼びかけ      【np:本紙】      今月、国連総会は「イスラム恐怖症(イスラモフォビア)と闘う国際デー」の制定1周年を記念するハイレベルイベントを開催した。グテーレス氏はイベントのスピーチのなかで、イスラーム恐怖症を「毒」であると表現した。さらに同氏は、世界で約20億人にのぼるイスラーム教徒が、「そのあらゆる多様性において人類を具現化する存在」であるとし、彼らは世界の隅々にルーツを持つものの、 全文をよむ

2023-03-22 国連:グテーレス事務総長が語る、国連と共通するイスラームのメッセージ(1) (Al-Ahram紙)

■国連事務総長、より公正な世界の確立にむけてラマダーン月の価値観にインスピレーションを得るよう呼びかけ      【np:本紙】      アントニオ・グテーレス国連事務総長は、より公正な世界の確立に向けて、ラマダーン月の価値観にインスピレーションを得るよう呼びかけた。グテーレス氏は聖なるラマダーン月の開始に際して世界中のイスラーム教徒に心からの祈願を送り、国連のメッセージも同じように対話の促進と団結、平和を目的としていると強調した。      国連情報センターによると、同氏は今回の特別メッセー 全文をよむ

2023-02-17 シリア:オーストラリアの慈善団体からラタキア県にトラック4台分の支援物資が到着 (その他 - シリア国営通信紙)

■オーストラリアの慈善団体「世界中のイスラーム教徒」からラタキア県に、トラック4台分の支援物資が到着…代表者は「今後も複数回にわたる支援の計画がある」と表明      【シリア国営通信】      今日、オーストラリアの慈善団体である「世界中のイスラーム教徒」(MATWプロジェクト)から、シリアの地震に被災した人々のために提供された救援物資を載せたトラック4台がラタキア県に到着した。      同団体の組織代表を務めるマフムード・イスマーイール氏が本紙の特派員に伝えたところによると、同団体のボラ 全文をよむ

2023-01-25 米国:Twitter社が英米で家主から家賃滞納で訴えられる(2) (その他 - al-Watan (SA)紙)

■家賃滞納がTwitter社を裁判沙汰にさらす      【サンフランシスコ:諸通信社】      金曜日にカリフォルニア州の最高裁判所に提出された訴状によると、サンフランシスコのTwitter本社が入居しているビルの家主は、同社を1月分の賃料未払いで訴訟を起こした。      ビルのオーナー会社(SRI Nine Market Square、以下SRI)は、「Twitter社が1月の月額賃料と追加賃料合わせて340万ドルを支払わず、賃貸契約に違反した」と述べた。      2011年からSRI 全文をよむ

2023-01-25 米国:Twitter社が英米で家主から家賃滞納で訴えられる(1) (その他 - al-Watan (SA)紙)

■家賃滞納がTwitter社を裁判沙汰にさらす      【サンフランシスコ:諸通信社】      Twitter社がサンフランシスコの本社と英国オフィスの家賃未払いで、それぞれの家主から訴訟を起こされた。      今回の訴訟はSNSプラットフォームのオーナーで、現在極端なコスト削減に取り組んでいる富豪イーロン・マスク氏にとって新たな法的問題である。カリフォルニア州の裁判所に提出された訴状によると、Twitter社はサンフランシスコの本社の賃料を滞納しているとして提訴されている。      一 全文をよむ

2023-01-17 エジプト:COP27にて新たなスタートを切った (Al-Ahram紙)

■オマーン持続可能会議出席中の環境庁CEO:COP27は次のサミットへのロードマップの新しい始まりである。      【n.p.:本紙】      アリー・アブー・スンナ環境庁最高執行官(CEO)は、ヤーサミーン・フアード環境大臣の代理として、オマーンで開かれている環境の持続可能性に関する会議に出席した。会議は、今月1月16日から19日にマスカットにて行われている。オマーンのヤザン・ビン・ハイサム・ビン・ターリク・アール・サイード文化・スポーツ・青年大臣が開会を宣言し、アラブ世界から環境問題に関 全文をよむ

2023-01-13 ウクライナ:ロシアがソレダル制圧を宣言 ウクライナ側は抵抗中と主張 (al-Quds al-Arabi紙)

■ウクライナ:ソレダル近郊で激しい戦いが続く…ロシア側は捕虜交換の合意を否定する      【ロンドン:本紙、諸通信社】      ウクライナ東部の町ソレダル近郊では、昨日も激しい戦いが続き、ウクライナ軍は状況を「困難」と表現した。      ウクライナ国防省ハンナ・マリャル国防次官は記者会見で、「ウクライナ軍は東部ソレダルで戦いを続けているが、ロシア軍との激しい戦闘で状況は困難である」と認めた。そのうえで「ソレダルでは今日(木曜日)も依然として熾烈な戦いが続いている。厳しい状況だがウクライナ軍 全文をよむ

2023-01-12 アルジェリア:マクロン仏大統領、アルジェリアとの関係について言及(2) (al-Quds al-Arabi紙)

■マクロン大統領、フランスの植民地支配に対する「許し」をアルジェリアに求めることを拒否      【パリ:本紙】      「この事柄は常に難しい。このように言い表して構わないのであれば、これはまさに綱引きである。アルジェリアについて話すことはリスクが非常に大きいが必要なことである。それが難しい理由は、これがすべての人にとって身近なテーマであるからである。今もなおフランス国内の多くの人々にとってこれは内的な問題であり、しかし同時にアルジェリアや歴史に向けた外的な問題でもあり続けている。アルジェリ 全文をよむ

2023-01-12 アルジェリア:マクロン仏大統領、アルジェリアとの関係について言及(1) (al-Quds al-Arabi紙)

■マクロン大統領、フランスの植民地支配に対する「許し」をアルジェリアに求めることを拒否      【パリ:本紙】      フランスの「ル・ポワン」誌は、エマニュエル・マクロン大統領との長時間にわたる対談の記事を掲載した。マクロン大統領は対談中、アルジェリア人で同誌のコラムニストであるカマール・ダーウド氏の質問に答えた。対談は過去の記憶、認識、許し・寛容、国外避難の権利、フランコフォニー、ヒジャーブの着用、イスラーム主義といったテーマを軸に展開された。これらのテーマはしばしばフランス政府・アルジ 全文をよむ

2023-01-08 過激派:「過激派」の第6次ネタニヤフ政権がもたらす危機と国際社会の反応(6) (al-Quds al-Arabi紙)

■イスラエルの歴史上最も過激な政権がもたらす危機!      【アブドゥッラー・ハリーファ・シャーイジー:本紙】      過激主義の暴走を阻止し抑制する立場をとることを求める、国際社会や、米国をはじめとする影響力のある国々の真摯かつ抑止的な態度がなければ、未来はパレスチナ問題や中東地域全体における安全保障状態にとってより悪いものとなり、より危険性の高いものとなるだろう。      特にネタニヤフ首相の過激派政権は仮面を脱ぎ捨て、イスラエルの醜く過激な素顔を露わにした。そして絶え間ない緊張化や鉄 全文をよむ

2023-01-08 ネタニヤフ:「過激派」の第6次ネタニヤフ政権がもたらす危機と国際社会の反応(5) (al-Quds al-Arabi紙)

■イスラエルの歴史上最も過激な政権がもたらす危機!      【アブドゥッラー・ハリーファ・シャーイジー:本紙】      パレスチナの領土に対するイスラエルの占領に関して国際司法裁判所に法的意見の提示を求めるパレスチナ国連大使の決議案に対し、国連総会の193か国のうち87か国が支持を表明した。これを受けてイスラエルはパレスチナ当局に対し、報復措置をもって応じた。この決議案には87か国が賛成したが、占領の確立および支援に対して最も支持的な二か国である、米国とイギリスをはじめとする26か国が反対し 全文をよむ

2022-12-12 パレスチナ:ひと月あたり平均5人の子供たちが殺害されている (al-Quds al-Arabi紙)

■ユニセフ:シリアとイエメンの出来事で約4万人の子供の命が失われた   ■中東では10人以上の子供たちが毎週殺されている。      【ガザ、諸首都:本紙】      年の瀬になってもなおパレスチナの子供達の殉教や負傷が続いている。今年の初めから61人のパレスチナの子供たちが殉教しており、これは1ヶ月あたり5人の割合となる。      直近で亡くなったのはジャナー・ザカールナという女の子だった。彼女は昨日(11日)両親の家の屋上にいたところをイスラエル軍に狙撃され殉教した。なお、これは子供と紛争 全文をよむ

2022-12-10 エジプト:アレキサンドリア県で国際障害者デーのイベントが開催される (Al-Ahram紙)

■アレキサンドリア県が国際障害者デーを祝して例年のイベントを開催      【エジプト:本紙】      アレキサンドリア県のムハンマド・シャリーフ知事(少将)は土曜日、2022年の国際障害者デーを祝して例年のイベントを開催した。これはアレキサンドリア国際競技スタジアム内で、「市民社会と障害者法の成果」という題目のもとで行われた。      同イベントは社会連帯省およびアレキサンドリア県による後援に加え、市民社会組織による協力のもとで実施された。      シャリーフ氏は「障害者のためにアレキサ 全文をよむ

2022-12-06 モロッコ:アラブ諸国とイスラエルが共存に向けた会議に参加 (al-Quds al-Arabi紙)

■アラブ諸国とイスラエルがモロッコでの共存のための大会に参加      教育と共存のための大会の議事が月曜日、アラブ諸国とイスラエルが参加するなか、「地域の市民に国交回復の利点を示すことを目指して」、モロッコで開幕した。      この大会は、N7の主催で、大西洋評議会とジェフリン・M・タルピンス基金が協力、首都ラバトで12月5日から7日にかけて議事が続けられる。大会には、サウジアラビア、ヨルダン、エジプト、バハレーン、アラブ首長国連邦、アメリカ、イスラエルがそれぞれ参加している。      N 全文をよむ

2022-12-04 バーレーン:イスラエル大統領初の公式訪問とバーレーン国民の抗議(2) (al-Quds al-Arabi紙)

■イスラエル大統領のバーレーン訪問に対する国民の拒絶と公式レセプション      【ナザレ:本紙】      「イスラエル政体との国交正常化に抗議する全バーレーンイニシアチブ」は、ヘルツォグ大統領のマナーマ訪問について以下のように述べた。「アラブ・イスラエル紛争の『壁』の新たな亀裂であり、我々バーレーン国民、すなわち敵との正常化を拒否し、この敵をパレスチナの地の強奪者であり、パレスチナ人民の殺人者とみなす者にとっての侮辱である。」また同イニシアチブは以下のように強調した。「バーレーン国民は、74 全文をよむ

2022-12-04 バーレーン:イスラエル大統領初の公式訪問とバーレーン国民の抗議(1) (al-Quds al-Arabi紙)

■イスラエル大統領のバーレーン訪問に対する国民の拒絶と公式レセプション      【ナザレ:本紙】      国民の抗議と並行して、抱擁やレッドカーペット、イスラエル国歌「ハティクヴァ(希望)」で出迎える公式レセプションが行われるなか、イスラエルのイツハク・ヘルツォグ大統領が日曜日(4日)、バーレーンの首都マナーマに到着した。イスラエルの大統領が湾岸諸国に訪問するのはこれが初めてである。      また、経済関係の推進と強化のための試みとして、月曜日(5日)の朝にはアラブ首長国連邦に移動し、ムハ 全文をよむ

2022-11-23 シリア:トルコの連立与党党首がシリアとの首脳会談を呼びかける (al-Quds al-Arabi紙)

■スィースィー大統領との対談を受け…、公正発展党の同盟者であるバフチェリ氏はエルドアン大統領にアサド大統領との会談するよう呼びかける      【アンタキヤ:ワーイル・イサーム、本紙】      トルコの与党の公正発展党(AKP)の同盟者である民族主義者行動党のデヴレト・バフチェリ党首は、注目すべき声明のなかで、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領とシリア政府のバッシャール・アサド大統領の対談を呼びかけた。バフチェリ党首によるこの呼びかけは、カタールで開催されている2022 FIFA 全文をよむ

2022-11-15 エジプト:エネルギー危機と気候変動への適応計画にはつながりが不可欠 (Al-Ahram紙)

■COP27に関して—フアード:エネルギー危機と気候変動への適応計画の間にはつながりがなくてはならない      【シャルム・エル・シェイク:ディナー・マラーギー】      エジプトの環境大臣ヤスミン・フアード博士は以下のように述べた。エネルギー危機の状況下において、変化する外的要素に適応する計画の実行を保証しなくてはならない。エジプトでは国家エネルギー戦略と持続可能な開発のための特定の国家貢献計画と国家戦略との間に包括的なつながりを強く求めており、エネルギー・ミックスの設定と二酸化炭素の排出 全文をよむ

2022-11-13 気候変動による損害を被る発展途上国 (al-Quds al-Arabi紙)

■気候変動がもたらした損害への補償…発展途上国だけが犠牲となる      【イスタンブール:アナトリア通信】      90年代以来、発展途上国は、自国の経済や生物多様性に影響を及ぼした気候変動への対策に貢献するよう、豊かな工業国に対し支援を要求してきた。      多くの国々が砂漠化や気候変動対策、ぜい弱な経済の強化のために資金援助を提供したにも関わらず、それらは依然として狭い範囲にとどまり、途上国の需要に対して十分なものとはならなかった。      2015年にフランスで開催された国連気候変 全文をよむ

2022-11-06 シリア:ウクライナから再び避難したシリア人の複雑な未知の運命 (al-Mudun紙)

■ウクライナでの戦争から逃れるシリア人たち…知られざる避難の物語      【n.p.:本紙】      2月24日のロシアによる侵攻に先立って、自国での戦争を理由として、ウクライナで一端は一時保護を得たものの、再び同国からの避難を余儀なくされたシリア人たちは、生活を再開する安全な場所を見つけるために欧州連合(EU)内の第三国に向かうになかで、複雑な未知の運命に直面している。      国連難民高等弁務官(UNHCR)によると、ロシアの侵攻で、700万人以上がウクライナから逃れた。その大多数は、 全文をよむ

2022-10-23 モロッコ:フランスとの対立が深刻化、フランスの展覧会で「モロッコのない世界地図」が公開 (al-Quds al-Arabi紙)

■ラバトとパリの危機に並行して…フランスの展覧会で「モロッコのない世界地図」を公開      【ロンドン:本紙、フセイン・マジドゥビー】      モロッコとフランスの関係は、想像以上に深刻な局面を迎えている。復讐の性質を持つ行為が起こることもあれば、およそあり得ない行動が起こることもある。最近モンペリエ市で開催された展示会では、「モロッコのない世界地図」が公開された。      この点からも、モロッコとフランスの関係が危機的状況であることは、もはや秘密ではなく公然に事実だ。両国の関連当局からは 全文をよむ

2022-10-17 米バイデン政権が国家安全保障戦略において対中東外交指針を表明 (al-Quds al-Arabi紙)

■これらが米国の中東に関する国家安全保障戦略の要項である      【ワシントン:本紙】      米国の国家安全保障戦略は、中東における緊張拡大の停止と同地域における経済統合を呼びかけ、また米国の外交政策が武力行使に依存することに異議を唱えた。      ジョー・バイデン米大統領の政権が国家安全保障に関して提示したこの戦略は、以下の点において同国の政策の後進性を認めた。すなわち、同政策は米軍を中心として展開され、非現実的な武力と体制転換に対する信仰や意図しない結果に基づいており、持続的な成果を 全文をよむ

2022-10-15 エジプト:エジプト大使はCOP27への準備についてモーリタニア環境大臣と協議 (Al-Ahram紙)

■エジプト大使がモーリタニアの環境大臣とヌアクショットでシャルム・エル・シェイクサミットの準備について協議      【中東通信社】      ハーリド・ユースフ駐モーリタニアエジプト大使とモーリタニアのラリヤ・カマラ環境大臣はヌアクショットでの会談し、気候変動枠組条約締約国会議(COP27)への準備について再確認した。      ハーリド・ユースフ大使は、会議で、エジプトは気候変動問題を非常に重要視しており、この(気候変動という)現象に立ち向かうため先進国が技術移転と資金提供、発展途上国の能力 全文をよむ

2022-10-14 チュニジア:外務大臣がイタリアとの協力関係の強化を保証 (Al-Ahram紙)

■チュニジアの外務大臣、イタリアとの協力強化の用意があると断言      【チュニジア:中東通信社】      チュニジアのオスマン・ジュランディ外務・移民・在外チュニジア人大臣は、チュニジアとイタリアの古くからの強固で深い信頼関係を強調した。ジュランディ大臣がイタリアのファブリツィオ・サッジョ新大使から信任状の写しを捧呈された時の発言である。      ジュランディ大臣は改めて、イタリアとの協力関係強化の用意があると表明した。そして、国家間の連帯、統合、相互利益に基づく包括的な戦略の枠組みで、 全文をよむ

2022-10-05 アラブ諸国:西側諸国からの武器・弾薬購入が困難になる中で増すトルコの存在感(2) (al-Quds al-Arabi紙)

■ウクライナ戦争が原因でアラブ諸国は西側諸国からの弾薬の入手に頭を悩ませる…トルコが代替先に      【ロンドン:本紙】      フランスの『ル・モンド』紙やスペインの『エル・パイス』紙のような欧州の論壇では、欧州の軍隊が現在頭を悩ませている大きな困難について指摘されている。それは、爆弾やミサイルといった軍需品の在庫が限られていることだ。そのため、複数の欧州諸国がウクライナに対して出し惜しみをして、限られた軍事支援のみを提供しているのだ。      EUの報告書は、既に欧州諸国における軍事物 全文をよむ

2022-10-05 アラブ諸国:西側諸国からの武器・弾薬購入が困難になる中で増すトルコの存在感(1) (al-Quds al-Arabi紙)

■ウクライナ戦争が原因でアラブ諸国は西側諸国からの弾薬の入手に頭を悩ませる…トルコが代替先に      【ロンドン:本紙】      世界中の多くの国、特にアラブ諸国は、数年前に結んだ武器契約の履行が遅れていることに頭を悩ませている。また、ロシア・ウクライナ戦争の戦況が悪化し、各国が自国の軍事物資の保護を決定する中で、新たな契約を結ぶのは非常に難しくなるだろう。例外的なのはトルコで、武器輸出国としての地位を確保したいと願っている。      UAEやサウジアラビア、アルジェリア、モロッコ、エジプ 全文をよむ

2022-09-28 パレスチナ:大統領府が昨今激化するイスラエル側の攻撃に関する公式声明を発表 (al-Quds al-Arabi紙)

■パレスチナ大統領府「イスラエルはパレスチナ人の生命を軽視している」      【ラーマッラー:DPA通信】      パレスチナ大統領府の公式スポークスマンであるナビール・アブー・ルディーナ氏は水曜日、イスラエルが「パレスチナの人々の生命を軽視しており、激化政策を継続することで治安と平穏を犯している」と述べた。      同氏は今日の報道発表で、「このイスラエルの危険なエスカレーションは、イスラームとキリスト教の聖地、ジェニン、あるいはパレスチナのその他の被占領地といったいずれの場所でなされる 全文をよむ

2022-09-19 レバノン:イスラエルとの領海画定交渉が最終段階に突入 (al-Quds al-Arabi紙)

■レバノン大統領がイスラエルとの領海画定の交渉が最終段階に入ったことを伝えた。      【ベイルート:本紙】      レバノンのミシェル・アウン大統領は、レバノン南部の領海を画定する交渉が最終段階に入ったことを伝えた。そしてこの画定により、レバノンの排他的経済水域内における指定された鉱区でガスや石油を採掘する権利が確保されると明らかにした。      アウン大統領は、「アメリカの仲介役であるアモス・ホシュタイン氏と、境界画定プロセスに関連する技術的な詳細部分をめぐってやりとりを続けている」と 全文をよむ

2022-09-18 イスラエル:イスラエルの首脳陣はトルコとバーレーンの首脳と会合へ(2) (al-Quds al-Arabi紙)

■ラピド首相は国連にてエルドアン大統領と会談   ■ヘルツォーク大統領とバーレーン国王の会合はマナーマでの開催で調整      【ガザ:本紙】      また先週末、占領下のエルサレムにてアラブ首長国連邦のアブドゥッラー・ビン・ザーイド外相と面会した際、ヘルツォーク大統領は「世界はアブラハム合意を畏怖と敬意の念を持って見ており、その中で新たな中東が作られ、前進するのだと考えている」と述べた。      パレスチナ人からの怒りに直面したそれらの合意を強化するため、外務・国際協力省のドバイ事務所長は 全文をよむ

2022-09-18 イスラエル:イスラエルの首脳陣はトルコとバーレーンの首脳と会合へ(1) (al-Quds al-Arabi紙)

■ラピド首相は国連にてエルドアン大統領と会談   ■ヘルツォーク大統領とバーレーン国王の会合はマナーマでの開催で調整      【ガザ:本紙】      イスラエルは、ヤイル・ラピド首相とトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領の会合を次の火曜日(20日)に開くと発表した。また同時に、イツハク・ヘルツォーク大統領によるバーレーン訪問の調整が行われているとした。その訪問が行われれば、2020年に結ばれたアブラハム合意によって二国間関係が正常化して以降初めて、イスラエルの元首がマナーマを訪れ 全文をよむ

2022-09-14 カタール:タミーム首長とスィースィー大統領が3つの了解覚書に署名 (al-Quds al-Arabi紙)

■タミーム首長とスィースィー大統領の会談は3つの二国間了解覚書に署名して終了      【カイロ:本紙】      カタールのタミーム・ビン・ハマド・アール・サーニー首長はエジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領と水曜日(14日)、二国間関係や共通の関心事である現状の地域・国際問題について協議した。      本協議は、タミーム首長がスィースィー大統領とドーハの首長府で会談した際に行われた。エジプト大統領府によると、エジプトとカタールは3つの了解覚書に署名し、そのうちのひとつはエジプ 全文をよむ

2022-09-13 イラク:韓国がイラク南部の水不足・塩害対策に向けた財政支援(2) (al-Quds al-Arabi紙)

■韓国がイラク南部の水不足・塩害問題に対処するためWFPに100万米ドル相当の支援      【バグダード:本紙】      ソン・スチェ駐イラク・韓国大使は記者会見で次のように述べた。「韓国政府は、過去数十年にわたり、イラクとその国民を支援してきた。また、イラクの南部地域でもっとも支援を必要としている人々に支援を届けてきた経験を持つ世界食糧計画とパートナーシップを結ぶことは、私にとって光栄であり、喜びだ。我々のパートナーシップは同様に、必要なインフラを整備することで社会を支援することにも貢献し 全文をよむ

2022-09-13 イラク:韓国がイラク南部の水不足・塩害対策に向けた財政支援(1) (al-Quds al-Arabi紙)

■韓国がイラク南部の水不足・塩害問題に対処するためWFPに100万米ドル相当の支援      【バグダード:本紙】      国連世界食料計画(WFP)は、韓国政府から100万米ドルの支援を受けた。この支援は、イラク南部で塩害の影響を受ける地域において、持続可能な農業生産を促進することを目的とした回復力構築活動の実施支援に貢献することを目指したものである。      この金額は、各地域社会が水不足および土壌塩分に対応するのを助けるメカニズムを通じて、約4,000人の小規模農業従事者に加え、彼らの 全文をよむ

2022-09-11 アルバニア:イランによる再びのサイバー攻撃を非難 (al-Quds al-Arabi紙)

■アルバニアはイランが新たなサイバー攻撃を行ったと非難      【ベオグラード:アナトリア通信】      アルバニアのエディ・ラマ首相は土曜日(10日)、同国に対してイランが新たなサイバー攻撃を行ったと非難した。同首相はSNSを通して、「イランがアルバニアの総合情報管理システム(TIMS)を標的に、サイバー攻撃を実行した。」と語った。      そして、「今回サイバー攻撃を行った者は今年7月にサイバー攻撃を実行した人物と同一人物である」とし、「アルバニアの友好国や同盟国はこの人物は既に特定し 全文をよむ

2022-09-08 パレスチナ:西岸でイスラエル軍の発砲により18人の死傷者が発生 (al-Quds al-Arabi紙)

■ヨルダン川西岸地区での占領軍の銃撃によりパレスチナ人1人が死亡、17人がけがを負う      【ラマッラ:本紙、諸通信社】      パレスチナ保健相は木曜(8日)、ヨルダン川西岸地区中央部に位置するラマッラ・ビーレ県バイティーン村でイスラエル占領軍の銃撃により市民1人が殺害されたと発表した。また、犠牲者の身元は未だ不明であると続けた。      一方、イスラエル軍はパレスチナ人が兵士をハンマーで襲撃したことを受けて、その人物を殺害したと主張した。さらに、(ラマッラ北部)バイティーン村の近くで 全文をよむ

2022-09-06 アルジェリア:「暖かい冬」を求めて欧州の要人が続々とアルジェリアを訪問(2) (al-Quds al-Arabi紙)

■ロシアによる「凍結」に対して…「暖かい冬を求めて」欧州はアルジェリアに「上陸」      【アルジェ:本紙】      さらに、8月の最終週にはルクセンブルクのジャン・アセルボーン外相がアルジェリアを訪問した。ルクセンブルクは、国土は小さいもののEUで活発に活動する国だ。外務省の声明によると、外相はテブン大統領およびラマムラ外相と会談を行い、今後の地域的・国際的な出来事を見据え、二国間協力や現在の問題についての対話・調整の強化といった優先分野について確認し合ったという。      一方、スペイ 全文をよむ

2022-09-06 アルジェリア:「暖かい冬」を求めて欧州の要人が続々とアルジェリアを訪問(1) (al-Quds al-Arabi紙)

■ロシアによる「凍結」に対して…「暖かい冬を求めて」欧州はアルジェリアに「上陸」      【アルジェ:本紙】      天然ガス危機によってアルジェリアは欧州諸国の大きな関心の的となった。ロシアと西側からの支援を受けたウクライナとの激しい戦争が続き、ロシア政府は自国と欧州とをつなぐ天然ガスパイプライン「ノルド・ストリーム」を完全に閉鎖することで実質的に輸出の「凍結」延長を決定する中で、欧州諸国はあらゆる方法でロシア依存からの脱却を模索しているからだ。      ここ数日、欧州の政府高官らが(ア 全文をよむ

2022-09-05 ヨルダン: 敬虔なヨルダン王子、ジュエリーデザイナーと結婚 (al-Quds al-Arabi紙)

■ヨルダン:ハーシム家の"敬虔な"王子 、"ブルガリアのジュエリーデザイナー"ミリアム・ガーズィー妃と結ばれる。      【ロンドン:本紙】      ヨルダンのガーズィー・ビン・ムハンマド王子が、婚約者であった新しい妃と結婚したとの発表から数時間後、世間で流布している情報によると、彼女は歴史と地理に精通しており、厳密には、スペインの大学を卒業した、貴石の選別と評価、貴石の宝飾品製造の専門家とのことである。      ガーズィー王子は王宮で最も傑出した顧問で、アブドゥッラー2世に個人的に最も近 全文をよむ

2022-09-04 エジプト:コプト正教会の総主教、エチオピア正教会の使節団を歓迎 (Al-Ahram紙)

■タワドロス2世総主教がエチオピア正教会の使節団を迎える。      【アミーラ・ヒシャーム】      タワドロス2世・アレクサンドリア総主教・聖マルコ管区総主教は、本日日曜日、カイロの総主教座で、エチオピア・テワヒド正教会のバリ府主教であるアブネ・ユースフ府主教を迎えた。      府主教には、数名のエチオピア正教の修道院長や輔祭、およびエジプトの歴史的、宗教的な観光地を巡っている多くの修道士や修道女が同行した。      〈コプト正教会とエチオピア正教会との関係〉      会合の冒頭、タ 全文をよむ

2022-09-01 シリア:シリア人がドイツ国籍を取得した外国人の首位を占める (3) (al-Mudun紙)

■シリア人はドイツ国籍を取得した外国人の首位を占める…帰化の資格をもつ人々は50万人に      【本紙】      「統合と移住のためのドイツ諮問委員会」の上席研究員であるジャン・シュナイダー氏は「ドイツに帰化する資格を持つシリア人の数は449,000人に達した」としつつ、その要因として「彼らの良好な経済的統合、彼らの言語学習、国籍獲得に向けた彼ら自身の極めて強い意欲」を挙げた。      ネルボイエ記者によると、ドイツのウラフ・シュルツ政権下で、国籍の取得に関する法律の変更が計画されているこ 全文をよむ

2022-09-01 シリア:シリア人がドイツ国籍を取得した外国人の首位を占める (2) (al-Mudun紙)

■シリア人はドイツ国籍を取得した外国人の首位を占める…帰化の資格をもつ人々は50万人に      【本紙】      同紙のデルフィーヌ・ネルボイエ記者は「ドイツのアンゲラ・メルケル首相が、シリア人に対して自国への入国を許可する決定を行ってから7年後、ドイツ国籍を取得したシリア人の数は増加した」としつつ、「シリア人の間で統合にかかわる良好な兆候が増加するにつれ、この数にはさらなる上昇が見込まれる」と述べた。さらに「ドイツ国籍を取得したシリア人は2021年に19,100人に達し、その数は2020年 全文をよむ

2022-09-01 シリア:シリア人がドイツ国籍を取得した外国人の首位を占める (1) (al-Mudun紙)

■シリア人はドイツ国籍を取得した外国人の首位を占める…帰化の資格をもつ人々は50万人に      【本紙】      ドイツのアンゲラ・メルケル首相によって、数十万人のシリア人がドイツへ入国することを許可するとの決定がなされてから7年後、シリア人はドイツ国籍を持つ外国人移民のリストの首位を占めるようになった。      フランスの『ラ・クロワ』紙によると、帰化シリア人の数は記録的な上昇をみせ、トルコ人やポーランド人の数を超えるまでになった。同紙によると、今日では、シリア人こそがドイツ国籍を取得で 全文をよむ

2022-08-31 ラバト:モロッコのメディアが2026年W杯開催地決定問題を《再び》取り上げる (al-Quds al-Arabi紙)

■クシュナー氏は回顧録で、2026年W杯開催地を決める投票でアラブ諸国がモロッコに投票しなかったと語る      【ラバト:アブドゥルアジーズ・ベナッボウ】      モロッコで最も読まれているスポーツ新聞『ムンタカブ』紙をはじめ、各メディアが、2026年FIFAワールドカップの開催地を決める最終投票で、多くのアラブ諸国がモロッコに反対票を投じた問題を再び話題にした。      ドナルド・トランプ前米大統領の娘婿で、最高顧問を務めたジャレッド・クシュナー氏の回顧録でこのことが言及されたためである 全文をよむ

2022-08-23 エジプト:5か国サミットの開催と対外債務問題(3) (al-Quds al-Arabi紙)

■ビン・ザーイド大統領はエジプトでワッラーク島とナセルシティの行き詰っている協定について協議      【カイロ:本紙】      ≪行き詰った契約≫      火曜(23日)、エジプト大統領は日曜日に到着したUAEのムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン大統領とヨルダン国王、バハレーン国王、そしてカーズィミー首相をエジプト北西部のエル・アラメイン空港で迎えた。      ムハンマド・ビン・ザーイド大統領にとって、今年5月に大統領職へ正式に就任してから初のエジプト公式訪問であり、エジプト 全文をよむ

2022-08-23 エジプト:5か国サミットの開催と対外債務問題(2) (al-Quds al-Arabi紙)

■ビン・ザーイド大統領はエジプトでワッラーク島とナセルシティの行き詰っている協定について協議      【カイロ:本紙】      ≪協力≫      エジプト大統領府の報道官は、エジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領は「火曜(23日)、バハレーンのハマド・ビン・イーサー・アール・ハリーファ国王、ヨルダンのアブドゥッラー2世国王、UAEのムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン大統領を、ニュー・エル・アラメインにある大統領宮殿に迎えた」と伝えた。      そして、エル・アラ 全文をよむ

2022-08-23 エジプト:5か国サミットの開催と対外債務問題(1) (al-Quds al-Arabi紙)

■ビン・ザーイド大統領はエジプトでワッラーク島とナセルシティの行き詰っている協定について協議      【カイロ:本紙】      経済危機と未曾有のレベルにまで膨れ上がった対外債務のため、エジプト当局は経済セクターから撤退し、UAEおよびサウジアラビアの所有するファンドを筆頭とする外国企業に、エジプト政府が保有している株式を売却する方向に進んでいる。これは、債務の返済や利払いを行うための現金を調達するためだ。      エジプトがエル・アラメイン市で主催した5か国サミットは、エジプト政府が同国 全文をよむ

2022-08-22 モロッコ:フランスとイスラエルに対し西サハラの主権について立場を明確にするよう求める(2) (al-Quds al-Arabi紙)

■ムハンマド6世国王はフランスとイスラエルに対し、西サハラがモロッコ領だとする明確な立場を取るよう要求      【ロンドン、アルジェ:本紙】      新たなパートナー、つまりイスラエルとの関係について、モロッコは同国との一連の関係正常化を行ったが、それらは西サハラがモロッコ領であることを承認することを必要条件としている。しかしながら、イスラエルは現在に至るまで一切の明確な立場を取っていない。モロッコ駐在のイスラエル外交官デビット・ゴブリン氏は去年10月のスペインの通信社EFEとの対談の中で、 全文をよむ

2022-08-22 モロッコ:フランスとイスラエルに対し西サハラの主権について立場を明確にするよう求める(1) (al-Quds al-Arabi紙)

■ムハンマド6世国王はフランスとイスラエルに対し、西サハラがモロッコ領だとする明確な立場を取るよう要求      【ロンドン、アルジェ:本紙】      モロッコのムハンマド6世国王は「国王と国民の革命記念日」に際して国民へ向けた演説を行い、モロッコの新旧のパートナーに対して西サハラにおけるモロッコの主権について明確な立場を取るよう要求した。これは、この件に関して曖昧な立場を取るようになったフランスと、新たなパートナーとして分類されたものの、一連の関係正常化を経てもなお西サハラがモロッコ領だと承 全文をよむ

2022-08-22 シリア:アサド政権が観光客誘致のために外国人ユーチューバーを動員していると報じられる (al-Quds al-Arabi紙)

■シリア体制は観光客を誘致し国の復興を示すために外国人ユーチューバーを集める      【ワーイル・イサーム:本紙】      フランスの『リベラシオン』紙はレポートのなかで、シリア体制が、シリアが安全な国であると示すために外国人ユーチューバーらを雇用していると報じた。同紙はさらに、国境が再び開かれて以来、バッシャール・アサドによる「独裁的」体制のレトリックが隠されているシリアに渡航するユーチューバーが増加していることを明らかにした。      同レポートは、アサド体制がカメラを手にした観光客に 全文をよむ

2022-07-16 エジプト:アメリカとイギリスの議員団がエジプトの「広範囲な抑圧」を非難(2) (al-Quds al-Arabi紙)

■イギリスとアメリカの複数の議員がエジプトの「広範囲な抑圧」を非難      【ニコシア:AFP】      現在、2人の人物が注目の的となっている。一人は政治活動家であり、エジプトとイギリス双方の国籍を持つ著名ブロガー、アラー・アブゥドルファッターフ氏である。彼は100日間以上にわたるハンガーストライキを行い、2011年に故ホスニー・ムバーラク元大統領を追放した「革命」で最も著名な人物の一人である。もう一人はカリーム・イナーラ氏である。彼は、イギリス人ジャーナリストのジェス・ケリー氏の夫で、「 全文をよむ

2022-07-16 エジプト:アメリカとイギリスの議員団がエジプトの「広範囲な抑圧」を非難 (1) (al-Quds al-Arabi紙)

■イギリスとアメリカの複数の議員がエジプトの「広範囲な抑圧」を非難      【ニコシア:AFP】      イギリスとアメリカの議員約50名は、アメリカのジョー・バイデン大統領へ宛てた書簡の中で、エジプトのアブゥドルファッターフ・スィースィー大統領と土曜日(16日)にエジプトにおける「広範囲の抑圧」の問題について議論するよう呼び掛けた。      バイデン大統領は、土曜日にサウジアラビアで開かれる湾岸諸国との首脳会議に参加するが、そこに当該地域におけるアメリカの最大の同盟国の一つと見なされるエ 全文をよむ

2022-06-14 パレスチナ:UNRWAの金融セキュリティ・ネットワーク強化を訴えるデモ (al-Quds al-Arabi紙)

■パレスチナ人は国際社会に対して、UNRWAに「金融セキュリティ」を拡充するよう呼びかけました。      【ガザ地区:アナトリア通信】      ガザ地区のパレスチナ人は火曜日、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の「金融セキュリティ・ネットワーク」を充実させることで、対象者に対するサービス提供を保証するよう国際社会に求めた。      これは、国連機関諮問委員会の会議が始まるのに合わせて、合同難民委員会(諸派、人民委員会、組合団体が参加)がガザ市のUNRWA本部の前で組織したデモで要 全文をよむ

2022-06-13 トルコでのイスラエル人を標的としたイランの攻撃計画をイスラエルとトルコの治安当局が阻止 (al-Quds al-Arabi紙)

■ヘブライ語メディア: イスラエル治安当局は、イスラエルに対するイランの攻撃を阻止するようトルコ当局に要請      【ロンドン:本紙、諸通信社】      「イラン国営メディアによると、イラン革命防衛隊(IRGC)は、昨日、日曜日、任務中に空軍の将校が自動車事故で死亡したと発表した」と『アルジャジーラ』は伝えた。      この12年間、イランでは、多くの著名な科学者、軍人、政治家が暗殺されている。そして、この一連の暗殺にイスラエルが関与していると非難してきた。      一方、ヘブライ語メデ 全文をよむ

2022-06-07 インド:預言者ムハンマドを侮辱した与党幹部へのアラブ・イスラーム諸国からの非難続く (その他 - ِAljazeera紙)

■預言者ムハンマドへの侮辱…アラブ・イスラーム諸国の非難が続くなか、インドは侮辱を不当とみなし、イスラーム教徒青年を拷問した警官2人を逮捕      【n.p.:ジャズィーラ】      インドの与党インド人民党(BJP)の高官2人によるイスラームの預言者ムハンマドに対する侮辱的なコメントを批判するアラブ諸国および国際社会の反応が続いている。      パキスタンのシャバズ・シャリーフ首相は、自身のツイッター・アカウントでのツイートで、インドのイスラーム教徒に対する宗派主義的な暴力とヘイトの激化 全文をよむ

2022-06-04 オマーン:新油田発見で石油・ガス産業に明るい展望 (Al-Ahram紙)

■オマーンが新油田の発見を発表      【中東通信社】      オマーンのムハンマド・ビン・ハマド・ルムヒーエネルギー・鉱物大臣は、オマーン国内で操業する複数の石油会社が新たな油田を発見したと発表した。そして、これにより2、3年以内に、5万~10万バレル/日の生産量増加が見込まれると述べた。      ルムヒー大臣は、土曜日にオマーン通信社が出した公式発表で、「オマーンの原油およびコンデンセート(超軽質原油)の生産量を維持、あるいは今後の市場のニーズに応じて増加させるために、エネルギー・鉱物 全文をよむ

2022-05-17 シリア:アメリカはウクライナでの戦闘に参加させるためダーイシュ戦闘員を教練 (その他 - Al Mayadeen紙)

■ロシア:クルド民族主義勢力の刑務所からウクライナへ移送のため60名のダーイシュ戦闘員釈放      【n.p.:各出版社】      ロシア対外情報庁は、米国がウクライナでの軍事作戦に参加させるため、テロ組織のメンバーを傭兵として徴兵する取り組みを行っていることを明らかにした。そのうえで、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員をウクライナへ移送するため、シリアでクルド民族主義勢力が掌握する刑務所から、ロシアで禁止されているダーイシュの戦闘員約60名が釈放されたと指摘した。      ロシア対外情報省 全文をよむ

2022-05-12 カタール:イエメン西部沖の「セイファー」の整備に200万ドルを拠出 (al-Quds al-Arabi紙)

■カタールがイエメン沖に係留されている石油貯蔵積出施設「セイファー」の整備に200万ドルを拠出      【ドーハ:アナトリア通信】      カタールは、イエメン西部の沖合に係留されている浮体式石油貯蔵積出設備「セイファー」がもたらす脅威に対応するため、200万ドルを拠出すると発表した。      カタール通信社にとるよ、これは浮体式石油貯蔵積出設備「セイファー」整備のため、イエメンのドナー国らによるプレッジ会合においてナースィル・ビン・イブラヒーム・ランガーウィー駐オランダ・カタール大使が行 全文をよむ

2022-05-10 シリア:ブリュッセル会議で誓約されたシリア国民支援金の額が現在までに60億米ドル以上に達する (al-Quds al-Arabi紙)

■ブリュッセル会議:シリア国民支援に向けた60億米ドル以上の暫定誓約…復興支援のための資金提供はなし      【ダマスカス:本紙】      ベルギーの首都ブリュッセルで行われた「シリアおよび地域の将来の支援に関するブリュッセル会議」に参加した支援者たちは火曜日、「安全保障理事会と国連決議にのっとった政治的解決が達成されない限り」シリアの復興とインフラに対するいかなる資金提供の実施を拒否しながらも、シリア国民の支援のために60億米ドル以上を提示した。      欧州連合のジョセップ・ボレル外交 全文をよむ

2022-05-04 イスラエル:ロシアのラヴロフ外務大臣のユダヤ人に関する発言は嘘であり、謝罪を要求する (その他 - Alarabia紙)

■イスラエル:ラヴロフ外務大臣のユダヤ人に関する発言は嘘であり、謝罪を要求する      【ドバイ:アルアラビーヤ】      イスラエルのアイザック・ヘルツォーク大統領は、ナチスの指導者アドルフ・ヒトラーがユダヤ人にルーツを持ち、ネオナチが現在キーウを支配しているとするロシアのセルゲイ・ラヴロフ外務大臣の発言は「嘘」だと述べたうえで、ロシアの外務大臣に対して発言の撤回と謝罪を要求した。      イスラエルの『ハアレツ』紙が伝えたところによると、ヘルツォーク大統領は、「ロシアの外務大臣がそのよ 全文をよむ

2022-05-03 オマーン:第31回国際ジャーナリスト連盟(IFJ)の総会を開催 (Al-Ahram紙)

■オマーンは5月末に国際ジャーナリスト連盟(IFJ)の世界大会を開催する      【n.p.:本紙】      オマーン政府は、今月末に予定されている第31回国際ジャーナリスト連盟(IFJ)の「総会」を主催する。本会議には世界156カ国以上から約400人の代表者が参加する。      オマーンジャーナリスト協会(OJA)のムハンマド・ビン・ムバーラク・アリーミー会長は、火曜日の公式発表で、「中東で初めて開催されるこの会議は、オマーンの首都マスカットのオマーン・国際会議展示センターで、5月31日 全文をよむ

2022-05-02 ウクライナ:ウクライナ軍の音楽隊がイスラーム教徒たちを祝福する楽曲を演奏(2) (その他 - Step News (Syria)紙)

■ウクライナ軍の音楽隊がイード・フィトルに際してイスラーム教徒を祝福する楽曲を演奏      【ステップ・ニュース・シリア】      ウクライナ軍は今日月曜日にあたるイード・フィトルに際して、聖歌「ああ、我々の長ムハンマドを祝福したまえ」を歌唱することによって数百万人のイスラーム教徒を祝福した。一方モスクワの大モスクでは、数千人のイスラーム教徒がイードの礼拝をおこなった。   Ukrayna Silahlı Kuvvetleri, Salavat-ı Şerif ile İslam alemi 全文をよむ

2022-05-02 ウクライナ:ウクライナ軍の音楽隊がイスラーム教徒たちを祝福する楽曲を演奏(1) (その他 - Step News (Syria)紙)

■ウクライナ軍の音楽隊がイード・フィトルに際してイスラーム教徒を祝福する楽曲を演奏      【ステップ・ニュース・シリア】      ウクライナ軍は今日月曜日にあたるイード・フィトルに際して、聖歌「ああ、我々の長ムハンマドを祝福したまえ」を歌唱することによって数百万人のイスラーム教徒を祝福した。一方モスクワの大モスクでは、数千人のイスラーム教徒がイードの礼拝をおこなった。   Ukrayna Silahlı Kuvvetleri, Salavat-ı Şerif ile İslam alemi 全文をよむ

2022-04-24 エルサレム:イスラエルが復活祭「聖火の奇跡」儀式への参列者らを妨害(4) (al-Watan紙)

■ハンナー大司教:占領部隊は武器を持って聖墳墓教会に入った…ラマッラ:キリスト教徒の感情の軽視...数千人のパレスチナ人らが、敵の弾圧にもかかわらず、聖墳墓教会内で「聖火の奇跡」を祝った。      【諸通信社】      (3)に戻る      ワファー通信の報道によれば、パレスチナ外務庁は米国政権に対し、エルサレムおよび同地に存在するキリスト教・イスラム教両宗教の聖域への侵犯を停止するようイスラエル占領当局に圧力をかけることを要求したほか、礼拝者らを妨げる制限および障害を直ちに除去させるよう 全文をよむ

2022-04-24 エルサレム:イスラエルが復活祭「聖火の奇跡」儀式への参列者らを妨害(3) (al-Watan紙)

■ハンナー大司教:占領部隊は武器を持って聖墳墓教会に入った…ラマッラ:キリスト教徒の感情の軽視...数千人のパレスチナ人らが、敵の弾圧にもかかわらず、聖墳墓教会内で「聖火の奇跡」を祝った。      【諸通信社】      (2)に戻る      大司教はまた、占領軍が武器を持って聖墳墓教会に入りキリスト教徒および礼拝者を挑発したと指摘し、同軍の兵士らはキリスト教のもっとも重要な祝祭日に前代未聞の有様で礼拝者らを攻撃したと語った。      一方『フィラスティーン・ヤウム通信』は昨日土曜日、ハン 全文をよむ

2022-04-24 エルサレム:イスラエルが復活祭「聖火の奇跡」儀式への参列者らを妨害(2) (al-Watan紙)

■ハンナー大司教:占領部隊は武器を持って聖墳墓教会に入った…ラマッラ:キリスト教徒の感情の軽視...数千人のパレスチナ人らが、敵の弾圧にもかかわらず、聖墳墓教会内で「聖火の奇跡」を祝った。      【諸通信社】      (1)に戻る      一方「マヤーディーン・チャンネル」は、占領軍がキリスト教徒らの聖墳墓教会への自由なアクセスを妨げたと報じたうえで、1人の司祭が同教会へ向かう途中に攻撃されたと伝えた。また同チャンネルによれば、占領軍はエルサレムの広範囲に展開し、聖墳墓教会に向かうキリス 全文をよむ

2022-04-24 エルサレム:イスラエルが復活祭「聖火の奇跡」儀式への参列者らを妨害(1) (al-Watan紙)

■ハンナー大司教:占領部隊は武器を持って聖墳墓教会に入った…ラマッラ:キリスト教徒の感情の軽視...数千人のパレスチナ人らが、敵の弾圧にもかかわらず、聖墳墓教会内で「聖火の奇跡」を祝った。      【諸通信社】      国際社会の耳目の前で、陰謀さえ溶けこむ完全な沈黙のなか、イスラエル占領軍は昨日、「光の土曜日」に、礼拝者らが被占領地エルサレムにある聖墳墓教会に自由にアクセスすることを妨害した。同軍はバリケードの強化に取り組み、隊員らが広範囲に展開した。一方パレスチナ外務庁はこれらの行為を、 全文をよむ

2022-04-18 パレスチナ:占領軍がアル=アクサー・モスクに突入し、礼拝者たちを包囲 (al-Quds al-Arabi紙)

■占領軍がアル=アクサー・モスクに突入し、礼拝者たちを包囲する…パレスチナ人の抵抗は次のように警告:全面的な対立が近づいている      【ガザ―エルサレム:本紙】      イスラエル占領軍は昨日の早朝、ここ2日間のなかで2回目となる、アル=アクサー・モスクへの突入を敢行した。さらに同軍は礼拝者たちを襲撃し、彼らのうちキブリー・モスクの内部に多くの人々を数時間にわたって包囲した。      一方パレスチナの諸派閥は、占領政体の誓約への信頼が欠如していることから、総動員の状態は継続されるだろう 全文をよむ

2022-04-17 ロシア:刑務所がウクライナの外国人傭兵らを待っている (その他 - Sada al-Balad紙)

ロシアは日曜日、ウクライナにいる傭兵戦闘員らの行方を明らかにしたうえで、彼らを待っている最善の場は刑務所だと述べた。      ロシア国防省報道官のイゴール・コナシェンコフ少将は「ウクライナにやって来た傭兵らは、自身が戦闘員であることを立証していなくとも、待っているもっともふさわしい末路は長期間の禁固である」と述べた。      コナシェンコフ少将はまた、外国人傭兵が国際人道法に該当せず、適用されないとしたうえで、「彼らは、人を殺してカネを稼ごうとしてウクライナにやって来た。だから彼らを待ってい 全文をよむ

2022-04-13 シリア:教育省傘下のアラビア語教育センターが東京外国語大学の学生向けに2期目となるアラビア語コースを始動 (その他 - シリア国営通信紙)

■「非母語話者のためのアラビア語教育学院」が東京外国語大学アラビア語専攻の学生向けに2期目となるアラビア語コースを始動      【シリア国営通信】      シリア教育省が運営する「非母語話者のためのアラビア語教育学院」は今日、在日本シリア大使館による協力のもと、東京外国語大学アラビア語専攻の学生向けのアラビア語中級コース(2期目)のリモート授業を開始した。      非母語話者のためのアラビア語教育学院のヌジュード・アターッラー所長によると、同学院はこれに先立つ昨年10月6日から今年の1月中 全文をよむ

2022-04-10 モロッコ:ポリサリオ戦線が西サハラ自治計画を支持したスペインとの関係断絶を発表 (al-Quds al-Arabi紙)

■ポリサリオ戦線:スペインとの関係を断絶      【マドリード:ロイター通信】      西サハラの分離を要求しているポリサリオ戦線は今日日曜日、スペイン政府がかつての同国植民地に自治権を与えるというモロッコの計画を支持したため、スペインとの関係を断絶したと発表した。      スペインは、モロッコにとって不可分な領土の一部である西サハラをめぐって長期間にわたって続いている紛争を解決する方法として、自治計画への支持を表明した。      しかしアルジェリアから支援を受けているポリサリオ戦線は、 全文をよむ

2022-04-05 エジプト:エジプト内でひそかに起こる小麦をめぐる争い(2) (al-Quds al-Arabi紙)

■在カイロ・ウクライナ大使館:ロシアは小麦を積んだ船のエジプトへの移動を妨害している      【カイロ:本紙】      さらに「ロシア海軍艦隊は商船による移動の自由を保障しているが、ウクライナ当局はそれらの出向を禁止している」と続けた。      エジプトは世界最大の小麦輸入国であり、エジプト中央公共動員統計局のデータによると、2020年には政府と民間部門、併せて約1,290万トンを32億米ドルの対価で輸入している。      ロシアは2021年の最初の11か月間にエジプトが小麦を輸入した相 全文をよむ

2022-04-05 エジプト:エジプト内でひそかに起こる小麦をめぐる争い(1) (al-Quds al-Arabi紙)

■在カイロ・ウクライナ大使館:ロシアは小麦を積んだ船のエジプトへの移動を妨害している      【カイロ:本紙】      在カイロ・ウクライナ大使館は「ロシアが、カイロがキエフから購入した小麦を載せており、エジプトの港へ向かっている各船の動きを妨害している」と述べた。      同大使館は続けて、船舶「EMMAKRIS III」のウェブサイトへのリンクを公開した。同船はパナマの国旗を掲げ、ウクライナからエジプトへ小麦を輸送している。      一方在カイロ・ロシア大使館は、「(ロシアが、)小麦 全文をよむ

2022-04-05 フランス:控訴院が「イスラーム軍」元報道官による控訴申請を却下(1) (その他 - Snack Syrian.com紙)

■フランス司法当局がマジュディー・ニウマ被告による控訴を棄却      【スナック・シリアン・ドットコム】      パリ控訴院は、「イスラーム軍」の元報道官であり、「イスラーム・アッルーシュ」として知られるマジュディー・ニウマ氏による控訴を棄却し、拷問、戦争犯罪、誘拐といった罪状によって起訴されていた同氏への第一審判決を支持した。      パリ検事総長であるレミー・ハイツ氏はプレスリリースのなかで次のように述べた。「今日出された判決が定めるところによって、捜査本部は(検事総長の命令によって) 全文をよむ

2022-03-29 エジプト:不当な扱いを受けるスーダン人難民 (al-Quds al-Arabi紙)

■ヒューマン・ライツ・ウォッチ:エジプトで30人以上のスーダン人難民・亡命希望者が逮捕されたのちに強制労働にさらされる      【カイロ:本紙】      ヒューマン・ライツ・ウォッチは「エジプト警察は直近の12月、1月を通して、少なくとも30人以上のスーダン人難民・亡命希望者を恣意的に逮捕しており、彼らの一部は身体的暴力や強制労働にさらされている」ことを明らかにした。      同組織は声明のなかで、逮捕された全ての人々が「難民または亡命希望者としてUNHCRに登録され、起訴されることなくの 全文をよむ

2022-03-26 パレスチナ:イシュタイヤ首相、カタール首長にパレスチナ問題の展開について報告(2) (al-Quds al-Arabi紙)

■イシュタイヤ首相はカタール首長にパレスチナ問題の展開について報告      【ラマッラ:アナトリア通信】      一方、カタール首長は、占領を終わらせ独立国家を樹立するというパレスチナとその国民の願望を実現するために自国が継続的に支援すること、およびパレスチナの立場を支持すること、「すなわちパレスチナ人が受け入れることをカタールも受け入れる」ことを確認した。      なお、同日、これに先んじて第20回ドーハ・フォーラムが2日間の日程で開幕した。      ドーハ・フォーラムは、世界中のオピ 全文をよむ

2022-03-26 パレスチナ:イシュタイヤ首相、カタール首長にパレスチナ問題の展開について報告(1) (al-Quds al-Arabi紙)

■イシュタイヤ首相はカタール首長にパレスチナ問題の展開について報告      【ラマッラ:アナトリア通信】      パレスチナ自治政府のムハンマド・イシュタイヤ首相は、土曜日、カタールのタミーム・ビン・ハマド・アール・サーニー首長に、最新のパレスチナ問題の展開について報告した。      パレスチナ首相府の声明によると、これは土曜日から2日間の日程で始まったドーハ・フォーラムの折に行われたという。      そして、イシュタイヤ首相が、パレスチナ問題の直面している困難と国際的な変化による影響に 全文をよむ

2022-03-14 エジプト:ウクライナ帰国留学生の編入申請の受付を開始 (Al-Ahram紙)

■ウクライナ帰国留学生のエジプト国内大学への編入に必要な書類の受付を開始      【ハーイディー・アイマン】      移民・在外エジプト人問題担当省は、高等教育・科学研究省の協力の下、閣議で承認された諸条件に則り、エジプトでの学業の修了や、エジプト国内の大学への編入を希望するウクライナからの帰国エジプト人学生に対する必要書類の受付を、月曜日(14日)から開始すると発表した。      これは、ウクライナ国内の大学で学ぶエジプト人学生の状況を調査し、エジプト国内大学への編入を希望する学生を支援 全文をよむ

2022-03-10 ウクライナ:カタール首長がウクライナ大統領との電話会談のなかで「平和的・外交的な手段」による問題解決を呼びかけ (al-Quds al-Arabi紙)

■タミーム首長とゼレンスキー大統領がウクライナ地域における最新の動向について電話協議      【ドーハ:アナトリア通信】      カタールのタミーム・ビン・ハマド・アール・サーニー首長は水曜日、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領とウクライナにおける最新の動向について協議した。      この議論は、カタール首長が、先月2月24日以来ロシアによる軍事作戦が続いているウクライナの大統領から受けた(電話)連絡のなかで行われた。      カタール首長府は声明のなかで「協議のなかでは、ウ 全文をよむ

2022-01-14 エジプト:ポルトガルから80万回分の新型コロナワクチンが提供される (Al-Ahram紙)

■エジプトが、ポルトガル政府が提供するアストラゼネカ製ワクチン80万回分を受領      【カイロ:本紙】      エジプトは、アストラゼネカ製ワクチン80万回分の提供を受けた。このワクチンは、EU市民保護メカニズムのもと、ポルトガル政府から供給されたものである。      これは新型コロナウイルスに対抗するべく必要とされるワクチンを調達するために、全ての国家と協働しようとする国家的取り組みの成果である。      ワーイル・ナッジャール駐ポルトガル・エジプト大使は、今回の最終出荷分が到着した 全文をよむ

2022-01-05 米国の有効求人数が1,056万件まで減少 (al-Quds al-Arabi紙)

■米国で利用可能な仕事の数は1,056万人に減少      【ワシントン:DPA】      今日火曜日に発表された経済データによると、米国における有効求人数は前月の1,091万件から52万9,000件減少し、1056万2000件に減少した。一方ブルームバーグ通信が取材した多くのアナリストは、その数は1,108万件まで減少するだけであると予測していた。      さらにブルームバーグ通信は、米国においてすでに占有されたポスト数と合わせた総ポスト数に対する有効求人数の割合が、昨年10月の7%から、 全文をよむ

2021-12-10 アフガニスタン:アフガニスタン軍の崩壊を防ぐための米軍の試みの失敗 (al-Quds al-Arabi紙)

■ワシントン・ポスト:米国の空爆に関する新たな詳細とアフガニスタン軍の崩壊を防ぐための試みの失敗      【ワシントン:本紙】      金曜日に明らかになった複数のデータによると、ターリバーンの動きに対する米国の空爆は8月に過去に例を見ないほどのエスカレートを見せていた。これらの空爆は、武装勢力がアフガニスタンを制圧するとともに、同国軍が崩壊することを防ぐための米国による直近の試みの一環である。      ワシントン・ポスト紙によると、襲撃の波はターリバーン運動によってアフガニスタン国内の複 全文をよむ

2021-12-03 ドイツ:DWは反セム主義的発言を行ったアラビア語部門の記者の業務を停止(1) (al-Quds al-Arabi紙)

■「ドイチェ・ヴェレ」がSNS上でイスラエルを批判したコメントをしたとして、アビア語部門に務める4人の記者の業務を停止      【本紙、ハージル・ハルブ】      ドイツの複数のメディアは金曜(3日)、ドイツのラジオ局「ドイチェ・ヴェレ(DW)」に勤務する4人の記者が、「反セム主義」の疑いを調査する準備のために業務を停止された、と伝えた。      DWは、ドイツ紙の記事に含まれている非難について、独立した第三者による調査を行うと発表した。そして、ドイツ国外でDWと協力関係にある記者に加えて 全文をよむ

2021-11-12 UAE:2023年に国連気候変動枠組条約締約国会議(COP28)を開催(2) (Al-Ahram紙)

■アラブ首長国連邦が2023年に国連気候変動枠組条約締約国会議(COP28)を開催することが公式に発表      【UAE:本紙】      同国のアブドゥッラー・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン外務大臣兼国際協力大臣は、2023年に開催される国連気候変動枠組条約締約国会議の主催国に自国が選抜されたことに喜びを表した。特に、この選抜がなされた年度が同国にとってのゴールデン・ジュビリー(建国50周年)と一致したことは特筆に値する。      同大臣はさらに、気候変動の影響とそれによって引き起こさ 全文をよむ

2021-11-12 UAE:2023年に国連気候変動枠組条約締約国会議(COP28)を主催(1) (Al-Ahram紙)

■アラブ首長国連邦が2023年に国連気候変動枠組条約締約国会議(COP28)を開催することが公式に発表      【UAE:本紙】      国連気候変動枠組条約(UNFCCC)事務局は、アラブ首長国連邦が2023年に開催される第28回国連気候変動枠組条約締約国会議(COP28)を主催することを公式に発表した。      同会議は世界中の指導者やリーダーが参加し気候変動対策を議題とする最重要かつ最大の国際会議とみなされている。      UAE国営エミレーツ通信社は、この発表が2週間にわたって継 全文をよむ

2021-11-07 シリア:シリア軍がトルコ軍の侵攻に備えてシリア北部における兵力を強化 (al-Watan紙)

■「ワタン紙」の消息筋:今後に向けての慎重な楽観主義は「シリア民主軍」の行動に依拠している…シリア軍はロシアとの演習地に選出された地域であるアイン・イーサーとサージュール―マンビジュ・ラインに沿って兵力を強化      【ダマスカス:本紙】      ユーフラテス川東西域というシリアの地理的範囲は、紛争当事者たちが実施する「動員政策」を通して徐々に戦場の様相を呈している。更なるシリア領土を占領するためのトルコの口実および軍事的手段を除去することを目的とした交渉によって暴きだされる政治的カバーへの 全文をよむ

2021-10-12 モロッコ:スペインに対するイメージが他国と比べ最悪の水準に低下 (al-Quds al-Arabi紙)

■国際調査:モロッコにおけるスペインのイメージは世界のほかの国と比べてもっとも悪い      【マドリード:本紙】      スペインの公式戦略思考研究機関が実施した世論調査によると、同国はモロッコ人から否定的な評価を受けており、それは世界のほかの国(からの評価)と比べてもっとも悪い数値であった。それはジブラルタル海峡の両岸の人々がもつ世論の亀裂が深刻化していることを示している。      戦略思考研究機関「レアル・エルカノ」は昨今、世界の持つスペインへのイメージに関する研究を発表した。すなわち 全文をよむ

2021-10-08 イエメン:アラブ連合軍がフーシー派の拠点を爆撃 (al-Quds al-Arabi紙)

■イエメン…アラブ連合軍がマアリブでフーシー派の武器庫を破壊      【イエメン:アナトリア通信】      イエメン軍は、アラブ連合軍の航空機が木曜日、同国中央部マアリブ県にあるフーシー派の武器庫を爆撃したと発表した。      イエメン軍は声明の中で、「正統支持連合(アラブ連合軍を指す)がマアリブ県西部のスィルワーフ地区にあるフーシー派民兵の武器庫および増援部隊を爆撃した」と述べたが、これ以上の詳細を明かすことはなかった。      この攻撃に関し、フーシー派とアラブ連合軍からのコメントは 全文をよむ

2021-10-06 シリア:政府軍がイドリブへ増援部隊を送る (al-Watan紙)

■シリア軍がイドゥリブへ追加の増援部隊を送る   ■国連の代表団はトルコ政府がリビアの戦闘にシリア人傭兵を送っていることを確認      【ハマー:ムハンマド・アフマド・フッバーズィー/ダマスカス:本紙、諸通信社】      シリア軍は昨日(5日)、イドリブ県へ追加の応援部隊を送った。これは、近日中に行われるとされる同地域における大規模軍事作戦の準備の一環である。      シリア軍は兵員と装備を整えた追加の応援部隊をイドリブ南部郊外へ派遣しており、これは同地域で近日中に行われる大規模軍事作戦の 全文をよむ

2021-10-05 パレスチナ:イスラエル軍がジャーナリストを釈放、同時に若者2人を逮捕 (Al-Ahram紙)

■イスラエル占領軍がパレスチナ人ジャーナリストを釈放、バイト・ラフムとエルサレムで若者2人を逮捕      【中東通信社】      占領政体イスラエルは火曜日の夕方、11か月間にわたって拘留していたパレスチナ人女性ジャーナリストを釈放した。また同時期、バイト・ラフム(ベツレヘム)県で少年1人とシャイフ・ジャッラーフ地区で青年1人を逮捕した。      ジャニーン囚人クラブのムンタスィル・サンムール会長は記者会見のなかで、ビーラ(アルビーラ)市出身のジャーナリスト、ブシュラー・タウィール氏が「ダ 全文をよむ

2021-09-24 シリア:独立国際調査委員会「避難民たちがシリアに戻るのは時期尚早である」 (al-Mudun紙)

■国際調査:避難民たちがシリアに戻るのは時期尚早である      【本紙】      シリアに関する独立国際調査委員会は、シリアにおいて現政権による民間人に対する弾圧は続いており、避難民たちが帰還するにはいまだ適切な時ではないとした。同委員会のメンバーであるカレン・カニング・アブザイド氏は、ジュネーブの国連人権理事会に提出したシリアの人権状況に関する46ページの報告書の中で「いかなる人にとっても、シリアが避難民の帰還に適した国であると考えるには適切な時ではない。シリアの民間人に対する戦争はいまだ 全文をよむ

2021-09-24 イラク:シリア・イラク国境地帯における人民動員隊の駐留が米国に与える影響 (al-Watan紙)

■イラク・シリア国境付近に駐留するPMF(人民動員隊)が米国政府を悩ませる      【本紙】      イラクのリヤール・バヤーティー議員は昨日、イラクとシリアの国境に滞在しているPMF(人民動員隊)軍の存在により、米国が非常に困惑していることを強調した。一方でチェコのパヴェル・イェリネク代議員議員は、米国による違法な介入がシリアやイラクを含む多くの国々を不安定化させていると発言した。      「ファトフ同盟」の代表者であるバヤティ氏は「マアルーマ通信」が引用した声明の中で「犯罪組織であるイ 全文をよむ

2021-09-21 アフガニスタン:ジャララバード攻撃によって深まるターリバーンとイスラーム国の対立 (al-Quds al-Arabi紙)

■カタールの飛行機が米国人をカーブルから輸送。ターリバーンはジャララバード攻撃の実行者を追跡      【ロンドン:本紙】      イスラーム国が実行したと主張する、アフガニスタン東部ナンガルハル州のジャララバード市に対する一連の攻撃の後、ターリバーンは昨日月曜日に爆破の実行者らの追跡を始めたと発表した。一方米国は、カタール航空の飛行機が、21人の米国人および同国に永住権を持つ48人の外国人をカーブルから輸送したのち、カタール政府に対し感謝の意を示した。      ターリバーン暫定政府のザビフ 全文をよむ

2021-09-19 リビア:100万人のエジプト人労働者が来月初旬に入国開始 (al-Quds al-Arabi紙)

■リビアの労働大臣:100万人のエジプト人労働者が来月初旬に入国を開始      【タラーブルス(トリポリ):アナトリア通信】      リビアのアリー・アービド労働大臣は、10月初旬から同国に100万人のエジプト人労働者が入国し始める予定であると発表した。      アービド労働大臣による発表は、政府代表団の一員としてエジプトを訪問したのちに帰国した同氏に向けられたインタビューの中でなされたものである。また同氏は「我々はエジプトと190億リビア・ディナール(4.24億ドル)相当の契約を結んだ」 全文をよむ

2021-09-16 アフガニスタン:アフガニスタン国内のテロリスト集団に「不審な貨物」が輸送される(2) (al-Quds al-Arabi紙)

■FOXニュース:UAEがアフガニスタンのテロリスト集団に「不審な貨物」を輸送      【ワシントン:本紙】      「(自国が)アフガニスタンにおける安定を呼びかけている」というUAEの主張にもかかわらず、「ウィキリークス」が発したアメリカの電信は、ターリバーンとハッカーニー・ネットワークがUAEを拠点とする複数の経済機関から資金を稼いでいることを明らかにした。      FOXニュースは、ハリール・ハッカーニー氏がUAEのドバイに渡航し、同氏がパキスタン、イランと中国で行った手法と同様に 全文をよむ

2021-09-16 UAE:アフガニスタン国内のテロリスト集団に「不審な貨物」が輸送される(1) (al-Quds al-Arabi紙)

■FOXニュース:UAEがアフガニスタンのテロリスト集団に「不審な貨物」を輸送      【ワシントン:本紙】      「FOXニュース」によると、米国の専門家たちはUAE(アラブ首長国連邦)が米軍の撤退後に「不明で極めて不審な貨物」をアフガニスタンに輸送したことを明らかにした。同局はまた、この貨物が同国内のテロリスト集団の手に渡ったことについても言及した。      FOXニュースの報告によると、米国はUAEからアフガニスタンに向かう不明瞭な航空便に関する報告を懸念していたという。同局はまた 全文をよむ

2021-09-15 シリア、パキスタン:二国家間協力に向けた会議を実施 (al-Watan紙)

■シリア、パキスタンが両国間での協力強化に向けた会議を実施      【n.p.:本紙】      パキスタンのシャイフ・ラシード・アフマド内務大臣は昨日、在イスラマバード・シリア大使館のマーザン・アビード臨時代理大使と協議を行った。「SANA(シリア国営放送)」が報じたところによれば、友好国同士であるシリアとパキスタンの二国間協力を様々な分野において強化する方法について協議した。      アフマド大臣はシリア全土の治安や安全を維持するための内務省やそのほかの機関の職員の努力を称賛した。そして 全文をよむ

2021-08-23 避難の混乱が拡大、「タリバン」はパンジシールへ戦闘員を派遣 (al-Quds al-Arabi紙)

■避難の混乱が拡大、「タリバン」はパンジシールへ戦闘員を派遣      【ロンドン:本紙、諸通信社】      アフガニスタンにおけるタリバンの権力掌握から1週間が経ち、危険な状況下で諸外国の避難活動は続いており、また、大きな混乱が市民たちの殺害を引き起こしている。      「タリバン」はパンジシール渓谷を制圧すべく「数百人の」戦闘員を同地に送っている。「パンジシールの抵抗勢力」のアフマド・マスウード指揮官は、タリバンとの平和的対話を望んでいると述べたが、戦闘を行う準備はできているとも強調した 全文をよむ

2021-08-16 モーリタニア:チェス選手がイスラエル人選手との対戦を拒否 (al-Quds al-Arabi紙)

■モーリタニアのチェス選手が世界ジュニア選手権でイスラエル選手との対戦を拒否      【ヌアクショット:本紙】      モーリタニアのチェス選手であるアブドゥッラヒーム・ターリブ・ムハンマド選手(14歳)はイスラエル人選手との対戦を拒否した。同選手は、抽選によって占領者であるイスラエル政体を代表する選手と最終戦で対戦することになった後、、タイトルをかけて競っていた世界ジュニア選手権を棄権することを決定した。      同選手は「実在しない架空の国の代表と対戦することを拒否して、私は棄権するこ 全文をよむ

2021-08-16 アフガニスタン:アフガニスタン大統領が辞任を表明 (al-Watan紙)

■アフガニスタン大統領がタジキスタンへ亡命。「戦闘行為」の回避に努める。「ターリバーン」は抵抗を受けずにカーブルへ入り、「寛大の新たな章を開く」よう呼びかける。      【カーブル:本紙】      アフガニスタンの首都が不安にさいなまれるなか、昨日の日曜にターリバーン勢力があらゆる方向からカーブル市への侵攻を始めると、アフガニスタンにおける事態は劇的にかつ断続的に加速した。それと同時に、アフガニスタン問題の専門家・ウォッチャーたちは、従来の兵器しか持たず適切な近代的戦闘訓練を受けていない約6 全文をよむ

2021-08-09 バーレーン:水面下の関係正常化 (al-Quds al-Arabi紙)

■「水面下の関係正常化」…バーレーンとイスラエルの高官がダイビング・ツアーに(写真、ビデオ)      【n.p. : アナトリア通信】      バーレーンのアブドゥッラー·ビン·アフマド·アール·ハリーファ外務次官は月曜日、イスラエルのアロン·ウシュピズ外務次官とともに地中海に面した浜辺でダイビング・ツアーを行った。      日曜日に、アール·ハリーファ次官は両国間の関係正常化のための集中プロセスの一部として4日間に渡るテルアビブへの公式訪問を開始した。      ウシュピズ次官はアール· 全文をよむ

2021-08-01 アルジェリア:アフリカ連合からのイスラエル追放に13の加盟国とともに合意 (al-Quds al-Arabi紙)

■アルジェリア、イスラエルからアフリカ連合のオブザーバー資格をはく奪することに13の加盟国とともに合意      【アルジェ:本紙】      アルジェリア柔道代表のフェトヒー・ヌーリーン選手が、東京2020オリンピックでイスラエルの選手との対戦を拒否した。彼の弁によると、「握手によって自分の手をイスラエル化されたくない」ためだという。その後、アルジェリア政府はアフリカ連合からイスラエルを追放するキャンペーンを主導している。地元メディアによると、同国は13の加盟国とイスラエルを追放することに合意 全文をよむ

2021-07-27 モロッコ:モロッコとスペイン間で和解に向けた秘密交渉が実施される (al-Quds al-Arabi紙)

■和解のためのモロッコとスペイン間の秘密交渉…障壁となり続ける西サハラ問題      【マドリード:本紙】      モロッコ・スペイン間の凍結した関係性を回復する試みとして、両国の間で非公開交渉がもたれている。両国は将来的な危機を回避することを目的としつつ、儀礼的論理から離れた関係についての包括的な評価を欲している。しかしスペイン政府が国連を支援する立場に固執しているため、西サハラ問題は引き続き和解への障壁となっている。      これに関して、エル・パイス紙は本日火曜日(7月27日)、現在の 全文をよむ

2021-07-27 パレスチナ:国際人権団体がイスラエル・パレスチナ双方による「戦争犯罪」を報告 (al-Quds al-Arabi紙)

■パレスチナ:ヒューマン・ライツ・ウォッチ「イスラエルがガザ地区の複数の世帯を完全に破壊」      【エルサレム:本紙】      国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチは火曜、イスラエルが昨年5月にガザ地区で「戦争犯罪」に相当する可能性のある攻撃を行ったと述べた。      同団体は報告書の中で、「62人のパレスチナの民間人を殺害した3回のイスラエルの襲撃を調査したが、近くの地域に明確な軍事標的はなかった」と述べた。      同団体は一方、「パレスチナの武装集団」が「イスラエルの人口集中 全文をよむ

2021-07-18 パレスチナ:国連はガザ包囲終了の必要性を強調 (al-Quds al-Arabi紙)

■国連はガザ包囲終了の必要性を強調し警告…西岸地区の家屋の破壊は22%増加      【ガザ:本紙】      国連の複数の人道組織は、様々な占領政策によるパレスチナ自治区の情勢不安に対する懸念を表明し続けている。昨今、ガザ包囲による規制は強化され、西岸地区では家屋の破壊が続いており、今年は昨年と比べて家屋破壊が22%増加した。      リン・ヘイスティングス国連人道調整官はイスラエル当局に対し、国連安全保障理事会決議に沿ってガザ内外への物資や人の移動に対して課している制限を緩和し最終的には 全文をよむ

2021-07-15 モロッコ:モロッコはスペインにとって「文明的結び目」を形成する(2) (al-Quds al-Arabi紙)

■「モロッコ議会」議長:我々の国はスペインにとって「文明の結び目」を形成する      【ラバト:アナトリア通信】      マーリキー氏は、モロッコは「(ガーリーの受け入れに関して)厳しい立場を取っている。我々は国土の統一性に関わる全てにおいて(妥協の)余地を持たないため、最後まで厳格な姿勢を貫くことが必要である」と強調した。      昨年4月21日から6月初旬にかけて、スペイン政府はポリサリオ戦線の指導者であるイブラーヒーム・ガーリーをコロナウイルスの治療という口実のもと、「偽りの身分」に 全文をよむ

2021-07-15 モロッコ:モロッコはスペインにとって「文明的結び目」を形成する(1) (al-Quds al-Arabi紙)

■「モロッコ議会」議長:我々の国はスペインにとって「文明の結び目」を形成する      【ラバト:アナトリア通信】      モロッコ衆議院議長のハビーブ・マーリキー氏は木曜日、モロッコがスペインにとっての「文明的結び目」を形成しているとの考えを述べた。      マーリキー氏の発言は、議会(代議員)における立法会議の終了後に同氏が開いた記者会見の中でなされたものである。      同氏は、スペインは「モロッコ王国に対する文明の結び目に悩まされており、今日に至るまでそれを解決することができなかっ 全文をよむ

2021-07-12 イスラエル:占領地のパレスチナ人に市民権や居住権を許可しない理由 (al-Quds al-Arabi紙)

■ヘブライ語新聞:なぜイスラエルはアラブ少数派の権利を拒否しなければならないのか?      【N.P.:イラン・カッツ】      イスラエルの市民権法は、1952年にクネセト(イスラエル国会)で制定され、そこにはイスラエルの市民権を得るための条件が列挙されている。いわゆる失敗に終わった「第二次インティファーダ」の最中、2003年の「市民権およびイスラエル入国法」(臨時令)が制定された。それはガザ地区とヨルダン川西岸地区の住民には、たとえ配偶者がイスラエル市民であっても、市民権や居住権の取得を 全文をよむ

2021-06-13 エジプト:大エチオピア・ルネッサンスダム2回目の貯水が近づく:関連各国の動き(1) (al-Quds al-Arabi紙)

■エジプト:大エチオピア・ルネッサンスダムがもたらすエジプト農業への壊滅的な被害... 一方スーダンのハムドゥーク首相は法的拘束力のある合意に固執する      【カイロ:本紙】      時は流れ、来る7月、8月に予定されている大エチオピア・ルネッサンスダム(GERD)への2回目の貯水期日が迫り来る。その最中、水の安全保障への影響を被りうるこの危機に際し、エジプトとスーダンが太刀打ちできる選択肢はそれほど残されていない。昨日日曜日(13日)、スーダンのアブドゥッラー・ハムドゥーク首相は、ダムの 全文をよむ

2021-06-12 モロッコ:アラブ議会、セウタの移民危機に際しモロッコと連帯(2) (al-Quds al-Arabi紙)

■モロッコとの連帯のために…アラブ議会は緊急会合を要求      【ラバト:本紙】      この声明では、アラブ議会のアーディル ・ビン・アブドゥッラフマーン・アル=アスーミー議長の発言を引用し、「アラブの大義に対して挑発的な姿勢を堅持する欧州議会の執着と、徹底的に却下されるべきこの決定の発布には、アラブの真摯な姿勢が必要になる」と伝えた。      加えて同声明は、此度の緊急会合の招集は、アラブ議会が「モロッコ王国との連帯と、いかなる正当な理由もなく欧州議会が介入したこの危機への直面に際し、 全文をよむ

2021-06-12 モロッコ:アラブ議会、セウタの移民危機に際しモロッコと連帯(1) (al-Quds al-Arabi紙)

■モロッコとの連帯のために…アラブ議会は緊急会合を要求      【ラバト:本紙】      アラブ議会は金曜日、モロッコがスペインに対して未成年問題を「利用」したことで非難した欧州議会の決議に反対するかたちで、モロッコと連帯するべく、来たる6月26日に会合を開催するよう呼びかけた。また、湾岸協力会議は、欧州議会の決議に対する拒否の意を明らかにした。      欧州議会は木曜日(6月10日)、議員397人の賛成により、「セウタの移民危機におけるモロッコの未成年問題の利用」と認定したものを拒否する 全文をよむ

2021-06-06 難民:デンマークが国内のシリア難民に対する滞在許可凍結などの措置を正当化(2) (al-Mudun紙)

■デンマークは13000人のシリア人が既に自国に帰還したとしてシリア難民への対応を正当化      【本紙】      「シリア人権ネットワーク」代表のファダル・アブドゥルガーニー氏はデータ内の数字が正確だとしつつ、本紙に対し以下のように述べた。「デンマーク政府の数値は正確で大きい数である、政府はそこからデンマークのシリア難民問題の再評価するための口実を見つけたのだ。」      しかしアブドゥルガーニー氏によると、以上の事実はシリア難民に対する集団的懲罰政策の採用を正当化するものではないという 全文をよむ

2021-06-06 シリア:デンマークが国内のシリア難民に対する滞在許可凍結などの措置を正当化(1) (al-Mudun紙)

■デンマークは13000人のシリア人が既に自国に帰還したとしてシリア難民への対応を正当化      【本紙】      デンマークのメディア筋は、メッテ・フレデリクセン首相率いる政府が、数千人の難民がコペンハーゲン空港を経由しシリアを訪れたことに関するデータをUNHCRに提出したと明らかにした。これはデンマークにおけるシリア難民の滞在許可を凍結し、彼らに対しシリアへの帰還を要求するという政府の決定を正当化する枠組みの一環である。      デンマーク政府のデータは、2018年から2021年までの 全文をよむ

2021-05-21 国連総会議長:平和的な戦いが「二国家解決策」の実現を加速(3) (al-Quds al-Arabi紙)

■国連総会議長が『クドス・アラビー』紙に:平和的な戦いの効果は二国家解決をより強く推進する(3)      【ニューヨーク(国際連合):本紙】      ボズクル議長は、緊急会議の冒頭で、数十年にわたりこの紛争が続いていることに言及し「現在中東で起こっていることは、新しいことではない。残念ながら、我々はこれまで何度もこの局面を経験してきた。パレスチナ問題は最も長く国連の平和及び安全保障のアジェンダに挙げられている問題で、国連の創設当初から存続しているものだ」と述べた。      議長は、占領地で 全文をよむ

2021-05-21 国連総会議長:平和的な戦いが「二国家解決策」の実現を加速(2) (al-Quds al-Arabi紙)

■国連総会議長が『クドス・アラビー』紙に:平和的な戦いの効果は二国家解決をより強く推進する(2)      【ニューヨーク(国際連合):本紙】      総会の重要性についてボズクル議長は、特にガザ地区での深刻な状況悪化を受けて、総会が緊急会合を召集したことを挙げた。そして「私は平和を達成するために5つの点を訴えた:第一に停戦、これは安保理がしばしば指示してきたものである。第二に占領国イスラエルは国際法と国際人道法の規則を遵守しなければならない。第三にパレスチナ人は緊急の人道支援を必要としている 全文をよむ

2021-05-21 国連総会議長:平和的な戦いが「二国家解決策」の実現を加速(1) (al-Quds al-Arabi紙)

■国連総会議長が『クドス・アラビー』紙に:平和的な戦いの効果は二国家解決をより強く推進する(1)      【ニューヨーク(国際連合):本紙】      国連総会のヴォルカン・ボズクル議長は、パレスチナ人の抵抗する権利についての本紙の質問に対し「世界各地で行われているパレスチナを支援するための平和的な戦いと市民によるデモ行動は、罪なき人々を傷つけかねない懲罰よりはるかに効果的である」と答えた。      また「イスラエルが国連憲章、国連決議、国際法に違反しているにもかかわらずなぜ何の制裁・処罰も 全文をよむ

2021-05-20 イスラエルへの武器売却で米国民主党内の亀裂が深刻化 (al-Quds al-Arabi紙)

■米国民主党議員が議会で、イスラエルへの武器の売却を阻止するための努力に取り組む。      【本紙:ワシントン】      オカシオ・コルテス下院議員率いる米国民主党進歩派グループが水曜日、イスラエル政権に対する7億3500万ドル相当の武器売却を阻止する決議を提案した。      この決議は(民主党内の対立を)象徴している。武器売却を支持している民主党幹部が、二日間で売却取引阻止に転じ、この決議案に賛成票を投じる可能性は低いが、決議の提案によって、ガザ地区に対して侵略行為を継続するイスラエルの 全文をよむ

2021-05-16 イスラエル:世界の航空会社がイスラエル行きの運航を一時見合わせる(2) (al-Quds al-Arabi紙)

■パレスチナ抵抗運動:世界の航空会社がイスラエル行きの運航を一時見合わせる       【ラーマッラー:アナトリア通信】      運航計画によると、今日出発が予定されている最初の運航は「イズレール航空」(イスラエル)のドバイ行きの便で、その後「エル・アル航空」(イスラエル)のアメリカ行きの便の出発が予定されている。      アラブ首長国連邦(UAE)の複数の航空会社は土曜、イスラエルの侵攻とそれに対する(抵抗運動による)ミサイル攻撃が続いていることを受け、テルアビブ行きの複数便を欠航すると発 全文をよむ

2021-05-16 パレスチナ:世界の航空会社がイスラエル行きの運航を一時見合わせる(1) (al-Quds al-Arabi紙)

■パレスチナ抵抗運動:世界の航空会社がイスラエル行きの運航を一時見合わせる       【ラーマッラー:アナトリア通信】      世界の複数の航空会社が、イスラエルのテルアビブにある「ベン・グリオン国際空港」行きの運航を停止した。同空港は、ガザ地区で展開されているパレスチナ抵抗運動のミサイルが到達可能な標的となっていた。      抵抗運動のミサイルは1週間足らずのうちに3度同空港付近に着弾しており、最後の着弾は土曜の夜だった。      イスラエルの「カルカリスト」紙は土曜、世界の航空会社に 全文をよむ

2021-05-15 モロッコ:パレスチナ市民に対する緊急人道支援 (al-Quds al-Arabi紙)

■モロッコはガザとヨルダン川西岸に対し緊急人道支援を行う      【ラバト:ターハル・タウィール、本紙】      モロッコ外務省は、アル・コッズ(エルサレム)委員会の委員長を務めるムハンマド6世が、ヨルダン川西岸とガザ地区に住むパレスチナ市民に対する緊急人道支援を送るよう指示を与えたと伝えた。      外務省の発表によると、今回の人道支援は40トンで、基本的な食料や応急処置のための医薬品、毛布が含まれており、これらの支援物資はモロッコ軍の航空機によって輸送されるという。      なお同省 全文をよむ

2021-05-11 イスラエル:UAEの宣教師がイスラエルのガザ攻撃を支持、SNSでは怒りの嵐(2) (al-Quds al-Arabi紙)

■ワスィーム・ユースフ氏がイスラエルのガザ攻撃を支持、ハマースによるロケット弾を批判…活動家たちの反応      【ロンドン:本紙】      イスラエル軍スポークスマンのアヴィーチャーイ・アドライー氏は、自身のTwitterアカウント上でユースフ氏のツイートをシェアし、その内容が「真実の叫び」であると表現した。また同氏はユースフ氏のツイートに対するコメントとして次のように述べた。「真実の叫びである。もっとも醜いタイプの搾取に毎日さらされている、ガザのムスリムの兄弟であるムスリムはどこにいるのか 全文をよむ

2021-05-11 パレスチナ:UAEの宣教師がイスラエルのガザ攻撃を支持、SNSでは怒りの嵐(1) (al-Quds al-Arabi紙)

■ワスィーム・ユースフ氏がイスラエルのガザ攻撃を支持、ハマースによるロケット弾を批判…活動家たちの反応      【ロンドン:本紙】      UAEのダーイー(イスラーム教宣教師)であるワスィーム・ユースフ氏が火曜日、イスラエルによるガザ地区の市民への攻撃を支持したことにより、SNS上で大きな怒りの波を引き起こした。同氏はまた、人々の住居からロケット弾を発射したうえ、この攻撃によってガザを「無実の人々の墓場」に変えたとして、ハマースを非難していた。      「ハマースは、自身が発射したロケッ 全文をよむ

2021-04-16 エジプト:トルコ代表団がエジプトを5月初めに訪問予定 (al-Quds al-Arabi紙)

■エジプト:チャヴシュオール氏:5月初めにトルコ代表団がエジプトを訪問      【イスタンブール:本紙】      トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は、昨日木曜日、トルコ代表団が5月初めにエジプトを訪問し、長年の緊張の末に改善し始めた両国関係の「正常化」について議論すると発表した。      同氏はn-tv(ドイツのテレビ局)の会見で、「エジプトからのトルコへの招待の後に、5月初めに代表団がエジプトを訪問する」と述べ、「我々は両国の関係を正常化する方法を議論する。私たちは関係を改善 全文をよむ

2021-04-08 UAE:イスラエルとサイバー関係の機密情報を交換 (al-Quds al-Arabi紙)

■UAEはイスラエルとのヒズブッラーに関する機密情報の交換を明らかに      【ロンドン:本紙】      UAE政府とイスラエルの間の協力分野、特に安全保障分野に関して、ことわざのように「企みは白日の下にさらされる」ようになった。それはもはや秘密とはみなされず、また、以前と同様にイスラエル側がそれについて明らかにしたのではなく、むしろUAE政府高官らがそれを明らかにしたのだ。      UAEのサイバーセキュリティ責任者ムハンマド・ハムド・クワイティ氏は、ヘブライ語紙『ハアレツ』の特別インタ 全文をよむ

2021-04-07 UAE:イスラエルとの定期便を就航 (al-Quds al-Arabi紙)

■UAE:イスラエルに到着する初のUAE旅客機      【n.p.:本紙】      UAEの旅客機は火曜、イスラエルに到着し、これがテルアビブに着陸した初の直行商用便となった。      同機には駐イスラエルUAE大使、駐UAEイスラエル使節団長、及びエティハド・グループのCEOが搭乗した。      UAEの国営航空会社であるエティハド航空は火曜、アブダビ-テルアビブ間に初の定期便を就航した。      同社の発表によると「この新サービスは2020年9月に署名されたアブラハム平和協定を受け 全文をよむ

2021-04-07 パレスチナ:外務庁長官がメキシコにパレスチナの国家承認を要請、東エルサレムでのパレスチナ国会議員選挙の実施なるか (al-Quds al-Arabi紙)

パレスチナ:外務庁長官がメキシコにパレスチナの国家承認を要請、東エルサレムでのパレスチナ国会議員選挙の実施なるか      【ラーマッラー(占領下パレスチナ:アナトリア通信)】      パレスチナのリヤード・マーリキー外務・移民庁長官は水曜、パレスチナを国家として承認するようメキシコに要請した。      パレスチナ自治政府外務庁の声明によると、この要請はマーリキー長官とメキシコのマルセロ・エブラルド・カサウボン外務大臣とのテレビ会談を通じて行われたという。      長官は「承認のステップは 全文をよむ

2021-03-08 イラク:教皇の訪問を歓迎するカラクーシュの町(2) (Al-Nahar紙)

■棕櫚の葉とオリーブの枝の下で、傷ついたカラコーシュの町は教皇を熱烈に歓迎する(2)      何世紀もの歴史をもつこの町でキリスト教徒が存在していた痕跡を消そうとする過激派組織の試みにも関わらず、今日町へ帰還した人の数は2万6000人にものぼる。そのうち数千人ものキリスト教徒は日曜(3月7日)、大きな喜びとともに、無原罪の聖母大教会付近や教会の中で教皇を待った。      シリア語の楽曲演奏とバラの花に囲まれながら、教皇は無原罪の聖母大教会に入った。      教会内部には、特別な招待状を持つ 全文をよむ

2021-03-08 イラク:教皇の訪問を歓迎するカラクーシュの町(1) (Al-Nahar紙)

■棕櫚の葉とオリーブの枝の下で、傷ついたカラクーシュの町は教皇を熱烈に歓迎する(1)      【n.p.:本紙】      7年前、ムニール・ジブラーイール氏は町や教会を破壊する黒服のジハード主義者から逃れるべくカラクーシュの町からの避難を余儀無くされた。しかし、イラク北部から来たこのキリスト教徒は、今日、その教会に立ち、白い法衣を身に纏った男性を待っていた。その男性とは、フランシスコ教皇のことである。      61歳となった数学教師は「AFP通信」に対し、「この町の状況は(以前より)安全に 全文をよむ

2021-01-27 モロッコ:過激思想を持つアメリカ人兵士の逮捕に貢献 (al-Quds al-Arabi紙)

■モロッコ諜報機関は、FBIによる過激派アメリカ人兵士の無力化に貢献した      【ラバト:本紙】      モロッコ諜報機関は、ニューヨーク市で血なまぐさいテロ攻撃の実行を計画していた過激派のアメリカ人兵士を無力化することに貢献した。      モロッコの通信社は火曜(26日)夜、(諜報機関である)国土監視総局とアメリカの治安機関の協力によって、兵士であるコール・ブリッジズが先週末逮捕されたと報じた。彼はニューヨーク・マンハッタンの9.11記念館を狙ったテロ攻撃を計画していたという。彼はまた 全文をよむ

2021-01-26 ヨルダン:サウジアラビア大使の奇妙な言動(3) (al-Quds al-Arabi紙)

■「シーア派の三日月」と「パレスチナの先鋒」としてのヨルダン・・・サウジアラビア大使は、曖昧さを「ふるいで振りかけ」たり、「マンサフとクナーファ」を気にかけたりしている      【ロンドン:本紙】      (2)に戻る      政治評論家たちを困惑させた表現は、スダイリー大使が発した、ヨルダンを「パレスチナ問題の先鋒」と評した部分だ。そして、大使はその注目すべき表現を、アブドゥッラー二世国王陛下への「シーア派の三日月」に対する大っぴらな警告を繰り返すことで締めくくっている。また、ヨルダン・ 全文をよむ

2021-01-26 ヨルダン:サウジアラビア大使の奇妙な言動(2) (al-Quds al-Arabi紙)

■「シーア派の三日月」と「パレスチナの先鋒」としてのヨルダン・・・サウジアラビア大使は、曖昧さを「ふるいで振りかけ」たり、「マンサフとクナーファ」を気にかけたりしている      【ロンドン:本紙】      (1)に戻る      火曜日(26日)の午後、メディアのウェブサイトが報じた、その熱心な大使の話の数々をヨルダンで読んだり聞いたりした者は驚いた。特に、ヨルダンへの愛で満ち溢れた興味深いコメントを彼が発表したことは驚きであった。なお、このコメントはヨルダン大学戦略研究センターのための、二 全文をよむ

2021-01-26 ヨルダン:サウジアラビア大使の奇妙な言動(1) (al-Quds al-Arabi紙)

■「シーア派の三日月」と「パレスチナの先鋒」としてのヨルダン・・・サウジアラビア大使は、曖昧さを「ふるいで振りかけ」たり、「マンサフとクナーファ」を気にかけたりしている      【ロンドン:本紙】      サウジアラビアの外交車両が、ヨルダン首都東部の地区の一つにある、とある商店の前に止まっている。数分後、サウジアラビア大使館はヨルダン工業商業省に連絡を入れる。「she・タガウ」という店名に対する不満を伝えるためだ。その意見が受け入れられると、、担当スタッフたちが動き、その店名は取り消され、 全文をよむ

2021-01-13 レバノン:イスラエルの攻撃を国連に提訴 (al-Quds al-Arabi紙)

■レバノンはイスラエルの攻撃を国連に提訴      【ベイルート:アナトリア通信】      レバノンは、同国の主権に対するイスラエルの攻撃について、国連と国連安全保障理事会に提訴した。      国営通信社は「レバノン外務省は火曜日(12日)の夜、ミシェル・アウン大統領の指示に基づき、アントニオ・グテーレス国連事務総長と国連安全保障理事会に提訴を行った」と伝えた。      訴状には、「数日間にわたる継続的かつ深刻な領空侵犯を通じたレバノンの国家主権に対するイスラエルの攻撃は、安保理決議170 全文をよむ

2020-11-30 レバノン:マロン派総主教がローマ教皇を訪問 (Al-Nahar紙)

■マロン派総主教ライ枢機卿がローマ教皇を訪問。改めてレバノン訪問を要請。      【レバノン:本紙】      バチカンからのニュースによると、土曜日フランシスコ教皇は、マロン派総主教であるべカラ・ブトロース・ライ枢機卿と接見した。ライ枢機卿は、レバノンおよびその地域の状況に関する詳細な報告書を教皇に提出し、改めて、レバノン国民とりわけキリスト教徒にとって非常に重要な意味を持つ教皇のレバノン訪問を要請した。      ライ枢機卿は会談で、地域の変化や特に組閣をはじめとする国内の政治危機の状況下 全文をよむ

2020-11-28 サウジアラビア:ネタニヤフ首相との極秘会談を否定 (al-Mudun紙)

ビン・サルマーン皇太子とネタニヤフ首相:国交正常化よりもバイデン政権による圧力の回避を優先      【N P:本紙】      ロイター通信は、サウジアラビアの消息筋からの情報として、サウジアラビアのサルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ国王は、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相の同国への極秘訪問について知らされていなかったと報じた。      サウジアラビアの消息筋とリヤドの外国人外交官は、「国王はサウジ側が否定している今回の訪問について知らされていなかった」と述べた。そして「サルマーン 全文をよむ

2020-11-25 UAE:イスラーム諸国からの入国ビザの発給を停止 (al-Quds al-Arabi紙)

■UAEがアルジェリア人やトルコ人を筆頭に複数のイスラーム諸国からの入国を禁止      【ドーハ:スライマーン・イブラヒーム、本紙】      アラブ首長国連邦(UAE)当局はアルジェリア、チュニジア、トルコ、シリア、ソマリア、イランを筆頭に、ムスリムが大多数を占める多くの国の国民に対し、ビザの発給を一時停止することを決定した。      この処置は先述したイスラーム諸国の政府に圧力をかけることを目的とする措置の一つとして行われ、UAE政府と複数のアラブ・イスラーム諸国政府との冷戦状態を背景と 全文をよむ

2020-11-20 イラン:バイデン氏陣営との接触の報道を否定 (al-Mudun紙)

■イラン:我々はバイデン氏と接触していない      【NP:本紙】      イラン外務省は、同国のアッバース・アラーグチー外務大臣政務補佐官が、米国の核合意復帰をめぐって米大統領選の民主党候補であるジョー・バイデン氏の顧問らと接触したことを否定した。      サイード・ハティーブ・ザーダ外務省報道官は、この報道についてのニューヨークタイムズ紙の記事が「完全に捏造されたものである」としたうえで、在ニューヨークのイラン代表団が(同内容が報じられた)即日「バイデン氏陣営との直接または間接的接触は 全文をよむ

2020-11-20 スーダン:米代表団訪問キャンセルの原因はロシアの軍事基地問題か (al-Quds al-Arabi紙)

■米国代表団がスーダン訪問をキャンセル、ロシアの軍事基地に関係した対応か      【ハルツーム:アンマール・アウドゥ、本紙】      米国国家安全保障会議の代表団によるハルツーム訪問キャンセルが一昨日木曜(19日)に決まったことに関して、様々な解釈が出てきている。複数の情報筋が今回の訪問キャンセルは大統領選直後の米国国内の混乱に起因するものだとする一方で、元米国駐在の外交官は本紙に対し「今回の訪問キャンセルは、ロシアに対して紅海沿いの海軍基地建設を再び許可することを受けての、スーダン政府に対 全文をよむ

2020-11-19 スーダン:紅海沿岸にロシアの軍事拠点建設を認める (al-Quds al-Arabi紙)

■スーダンにロシアの軍事拠点を建設、政府は沈黙、目的は不透明      【ハルツーム:バフラーム・アブドゥルムネイム、アナトリア通信】      ロシア政府は、ロシア海軍の補給拠点をスーダン領内の紅海沿岸に建設するという合意の発表によって、事実上スーダンや東アフリカ地域に介入し始めた。      このスーダンに対するロシアの動きは、米政府がスーダンのテロ支援国家指定解除の意向を伝えてから短期間の間に行われた。というのも、米国の決定は広範囲にわたる門戸開放につながった結果、スーダン領内にロシアの拠 全文をよむ

2020-11-18 イスラエル:シリアにあるイランとシリア政府軍の軍事目標を攻撃 (al-Quds al-Arabi紙)

■イスラエルがシリアでイランとシリアの8つの軍事目標を攻撃      【ナザレ:本紙】      水曜(18日)の夜、イスラエルの戦闘機はイランのコッズ部隊とシリア政権軍の軍事目標に対する攻撃を仕掛けた。地対空ミサイルの発射台に加えて倉庫、司令部、軍事施設が標的となり、死傷者が出た。      イスラエル軍の声明によると、この襲撃はイランの指導のもとで活動するシリア部隊が被占領地ゴラン地域にあるシリアとの国境フェンスの近くに即席爆発装置(IED)を埋めたことに対抗したものだという。      イ 全文をよむ

2020-11-10 クウェート:イスラエルと協力するアラブ企業のボイコットを呼びかけ (al-Quds al-Arabi紙)

■スワイダーン氏はイスラエルと協力するアラブ企業のボイコットを呼びかけ      【クウェート:本紙】      クウェートのイスラーム思想家ターリク・スワイダーン氏は、「シオニストたちとの正常化の結果として損失を被る」よう、イスラエルと協力しているアラブ企業をボイコットすることを呼びかけた。      これは月曜晩、正常化に反対するUAE協会が「シオニストたちとその支持者の製品へのボイコットの必要性」と題して主催したシンポジウムにおいて行われた。      スワイダーン氏は、「正常化が彼らの破 全文をよむ

2020-11-10 イスラエル:トランプ政権下で入植増加(2) (al-Quds al-Arabi紙)

■ピース・ナウ:トランプの時代における入植の倍増      【エルサレム:アナトリア通信】      同団体は「2013-2016年の10331軒に対して、最近4年(2017-2020)で、入植地では26331軒の住戸建設への合意が行われた」と述べ、「それまでの4年間における住戸1164軒に対して、2425軒が競売に出されたことにより、入植地における(居住)入札の数は倍増した」と付け加えた。      「ピース・ナウ」は、それ以前の四年間の中でスィルワーンにおいて発生した一件に対して、トランプ政 全文をよむ

2020-11-10 イスラエル:トランプ政権下で入植倍増(1) (al-Quds al-Arabi紙)

■ピース・ナウ:トランプの時代における入植の倍増      【エルサレム:アナトリア通信】      イスラエルのNGO「ピース・ナウ」は月曜、イスラエル人による占領下パレスチナ領土への入植がドナルド・トランプ米大統領の任期中である過去四年間で倍増していると述べた。      「ピース・ナウ」はレポートのなかで、「ドナルド・トランプ大統領が過ごした四年を通して、イスラエルの入植地をめぐる米国の立場に広範な変化があった。またそれは併合(計画)を促した」と述べた。またパレスチナ領への入植活動を観測し 全文をよむ

2020-10-24 ロシア:ロシアの最新小型ドローン(2) (al-Quds al-Arabi紙)

■重さ180グラムで前代未聞の性能を有する軍用「ドローン」      【ロンドン:本紙】      同サイトはレポートの中で、このドローンは手動で操作することができ、コンピューター上にプリインストールされた内蔵プログラムによって自律的に動作することも可能であると記した。      「クロンシュタット」社の特別プロジェクトのチーフデザイナーであるパヴェル・ロズコフ氏は、このドローンは兵士を取り巻く環境を偵察し、ターゲットおよび兵士の所在地の座標を特定することができると明かした。      第三世代 全文をよむ

2020-10-24 ロシア:ロシアの最新小型ドローン(1) (al-Quds al-Arabi紙)

■重さ180グラムで前代未聞の性能を有する軍用「ドローン」      【ロンドン:本紙】      ロシアの企業が前代未聞の性能、極小サイズ、かつ重量わずか180グラムの無人機(ドローン」の製造に成功した。同社は、将来このドローンが兵士の個人用装備とともに持ち運ばれることを意図しているとし、これは戦場において兵士に強力な追加能力を与えるであろうと述べた。      ロシアの「クロンシュタット」社がサンクトペテルブルクから発信した内容によると、同社は「未来の兵士」に装備される小型ドローンを開発した 全文をよむ

2020-10-21 イスラエルとUAE:相互ビザ免除で合意、米と3国で「アブラハム基金」の設立(3) (al-Quds al-Arabi紙)

■米国、イスラエル、UAEの3国間「アブラハム基金」の設立… 一方、ネタニヤフ首相:両国間のビザ免除へ      【ナザレ:本紙】      ヘブライ公共放送は昨日、同基金が投資する最初の二つのプロジェクトは、エイラト・アシュケロン石油パイプラインプロジェクトとイスラエル・パレスチナ国境検問所やキング・フセイン橋(アレンビー橋)の近代化プロジェクトだと報じた。   また、UAEが紅海沿岸の都市エイラトでイスラエル原油輸送企業に石油を販売し、そこから(エイラト・アシュケロン)パイプラインによりアシ 全文をよむ

2020-10-21 イスラエルとUAE:相互ビザ免除で合意、米と3国で「アブラハム基金」の設立(2) (al-Quds al-Arabi紙)

■米国、イスラエル、UAEの3国間「アブラハム基金」の設立… 一方、ネタニヤフ首相:両国間のビザ免除へ      【ナザレ:本紙】      ネタニヤフ首相は「今日、私たちは何世代にも語り継がれる歴史を作る。これはUAEからの最初の公式訪問だ」と述べた。また「私たちは、経済、科学技術、そして民間航空分野に関する4つの協定に署名した」と続けた。さらに「私たちは両国間のビザ取得を免除し、様々な点でイスラエルとUAEのつながりを強化する」と述べた。そして「将来の世代にとって最も重要である」と表明したヨ 全文をよむ

2020-10-21 イスラエルとUAE:相互ビザ免除で合意、米と3国で「アブラハム基金」の設立(1) (al-Quds al-Arabi紙)

■米国、イスラエル、UAEの3国間「アブラハム基金」の設立… 一方、ネタニヤフ首相:両国間のビザ免除へ      【ナザレ:本紙】      アブダビ政府と占領国との関係は、米国の仲介で、これまでのどの協定にも見られないほど急速に深まっている。昨日、UAEの公式代表団が初めてテルアビブを訪問し、温かい歓迎を受けた。この訪問にはスティーブン・ムニューシン米国財務長官らも同行した。      一方、(同行した)米国国際開発金融公社(DFC)のアダム・ボーラー最高経営責任者(CEO)は、米国とUAEと 全文をよむ

2020-08-21 レバノン:レバノンに対して改革の強制を企図する米国 (al-Mudun紙)

■米国によるヒズブッラーの首を絞めるための計画:腐敗組織の駆逐      【ムニール・ラビーア】      レバノンは、米国の態度に関する多くの言説で喧々囂々としている。レバノン人は自らの希望と願望に基づいて自分たちのスタンスを形成している。      レバノンと米国の態度      親ヒズブッラー派は、米国人らは後退の歩みを始めており、新たな解決策が準備段階にあるとみなしている。こうした見解はデイヴィッド・ヘイル米国務省中東局次官の態度に依拠しており、彼らは「かつてワシントンは、ヒズブッラーが 全文をよむ

2020-08-09 レバノン:爆破事件の調査と政府の汚職(1) (al-Mudun紙)

■ベイルートの爆発に関する調査:ディヤーブ首相の殺人狂とアウン大統領の無関心      【n.p.:本紙】      ベイルート港の爆発事件に関連し複数名が逮捕された後も、レバノン人たちはさらに、この忌むべき犯罪へと導いた政治上・行政上の責任のありかを全面的に特定することを待望している。経営者や従業員の逮捕が、人々の復讐心の沈静化にはつながらないことはもはや明白になった。むしろ明らかな責任は、歴代の支配者や政府、「致死量のトン数」に対応することを怠ってきた人々、議会あるいはメディアにおいてもそれ 全文をよむ

2020-07-26 モロッコ:輸出肥料に米国が関税をかける可能性はわずか!? (al-Quds al-Arabi紙)

◼ モロッコの経済学者は、輸出肥料にかける米国の関税の可能性は少ないと予測している。      【ラバト:アナドル通信社】      モロッコの経済学者は、モロッコ産輸出肥料にかける米国の関税の可能性は低いとし、この問題(関税の設定や廃止など)は、本来、国家の主権にかかわるものであり、貿易取引の側面はその次であると強調した。      経済学者マフディー・ファキール氏のこの発言は、「米国商務省が自国の市場を守るために保護関税をかけたら、米国へのモロッコ産肥料の輸出が停止される可能性がある」という 全文をよむ

2020-07-21 米大統領選の民主党候補バイデン氏がバーチャルサミットで演説 (al-Quds al-Arabi紙)

▪バイデン氏がアラブ諸国に対する入国禁止令の停止、アメリカにおけるイスラーム教育の充実、パレスチナ人の保護の意向を表明      【ワシントン:本紙】      アメリカ大統領選の民主党候補、ジョー・バイデン氏は、アメリカの(小・中・高)校がより充実したイスラーム教育を行うべきだと述べた。      バイデン氏は、アメリカのイスラーム団体が開催した「100万のムスリム票」サミットで、ドナルド・トランプ大統領が就任初日にアラブ・イスラーム諸国に対して出した入国禁止令を終わらせると宣言した。   そ 全文をよむ

2020-07-18 パレスチナ:地図表記をめぐりグーグルとアップルを非難 (al-Quds al-Arabi紙)

■パレスチナは同国の地図をめぐってアメリカのグーグル、アップル二社を批判      【ラマッラー、ガザ:ドイツ通信社】      パレスチナ人は土曜(18日)、アメリカのグーグル、アップル二社が同社の地図からパレスチナの地図を削除したことについて批判し、イスラエルにおもねっているとして二社を非難した。      パレスチナ通信社(WAFA)は、グーグルとアップルがパレスチナ問題の明文化された歴史的事実を無視していることに対して、ツイッターユーザーが#FreePalestineと題する二社への反対 全文をよむ

2020-07-08 国連人権理事会:UAE・イスラエルの人権侵害とソーシャルメディアの責任(2) (al-Quds al-Arabi紙)

■「インパクト」は国連人権理事会において、UAEとイスラエルの人権侵害を指摘、ソーシャルメディア企業の責任を問う(動画)      2015年には、UAEの経済学者ビン・ガイス氏が批判的なツイートをしていたためにアブダビで逮捕された。同氏はその後、不明の場所へと移送され、弁護士と連絡をとったり治療を受ける権利を奪われたうえ、10年の懲役刑に処され、今もなお服役中である。      インパクトとIRDGは、ソーシャル・メディア企業が、利益への関心と同様に人権規範の適用に注意を払うことの必要性を強調 全文をよむ

2020-07-08 国連人権理事会:UAE・イスラエルの人権侵害とソーシャルメディアの責任(1) (al-Quds al-Arabi紙)

■「インパクト」は国連人権理事会において、UAEとイスラエルの人権侵害を指摘、ソーシャル・メディア企業の責任を問う(動画)      【ロンドン:本紙】      人権政策のためのインパクト・インターナショナルは、今日水曜日、ジュネーブの人権理事会において、権利と発展のための国際機関(IRDG)との共同声明を発表し、「FacebookやTwitterなどのソーシャル・メディア大手企業には、利用者の権利とプライバシーを保護する義務がある」と述べた。またアラブ首長国連邦とイスラエルにも名指しで言及し 全文をよむ

2020-07-05 イスラエル:外相がパレスチナ一部併合による欧州との関係悪化を懸念 (al-Mudun紙)

■併合が一か月延期される...ヨーロッパ諸国による制裁は深刻なものに      【N.P:本紙】      イスラエルのガビ・アシュケナジ外相は日曜、同国が占領地パレスチナの複数部分を併合する計画を実行した場合、同国とヨーロッパ諸国との関係が損なわれると警告した。      アシュケナジ氏はイスラエルのマアリヴ紙が開いた会見の中で「いかなる決定にも先んじて、まず法的、政治的および安全保障の状況を把握すること」を勧告した。 また「治安状況が悪化し、ヨルダンとの関係が冷え込んでおり、そのためにおそら 全文をよむ

2020-07-02 イエメン:タイズでのデモはハーディー大統領の自宅軟禁を解くよう求める (al-Quds al-Arabi紙)

■イエメン:タイズでのデモはサウジアラビア政府に対し、ハーディー大統領の自宅軟禁を解くよう求める      【タイズ:本紙】      イエメン中部のタイズ市で昨日(1日)水曜日に大規模なデモが発生した。デモ参加者は、サウジアラビア当局に対し、彼らが「自宅軟禁」状態だと評するイエメンのアブド・ラッボ・マンスール・ハーディー大統領の解放、および2015年始めのイエメン内戦勃発以降サウジアラビアに留まっている正統政府のメンバーの解放を求めた。これに加え、UAEによる南部のいくつかの県とイエメン領ソコ 全文をよむ

2020-06-29 レバノン:駐レバノン・米大使への取材禁止決定をめぐり、レバノンが米大使を召喚 (al-Quds al-Arabi紙)

■レバノン外務大臣、ワシントンの大使を召喚 「恋人たちの逢瀬」は終わり、大使館同士での声明の応酬に      【ベイルート:サアド・ヤース】      ブストロス宮殿(レバノン外務省)にて行われた「恋人たちの逢瀬」は、「ヒズブッラー」に近い人物である在スール・緊急問題担当裁判官のムハンマド・マーズィフ氏の決定が引き起こした、レバノン・米国間問題を含んでいた。その決定は、あらゆるメディアに対し1年間ドロシー・シアー駐レバノン米国大使へのインタビューを禁じるものであり、これに違反した場合は20万ドル 全文をよむ

2020-06-28 レバノン:アメリカの異常なほど執拗な介入がレバノン情勢に影を落としている (al-Mudun紙)

アメリカはヒズブッラーに対峙する:ISIS、暗殺、黒シャツ集団*の「再来」か!?       【ムニール・ラビーウ】       剣は鞘から抜かれ、隠されていたものは白日の下にさらされた。レバノン情勢に関するアメリカの立場が多岐にわたるあまりこのような熱狂的なレベルに達するなど、あり得ないことだ。      ≪アメリカの4つの立場≫      未だかつてアメリカの複数の高官がヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長に名指しで返答したことはなかった。デイビッド・シェンカー国務次官補に続いて駐ベイ 全文をよむ

2020-06-27 イエメン:国連がサウジアラビア主導の有志連合をブラックリストから削除したことが非難を呼ぶ (al-Quds al-Arabi紙)

■『In These Times』誌:イエメンにおけるサウジアラビアの自作自演…爆撃せよ、殺害せよ、だがその後はわざとらしい支援提供      【ワシントン:本紙】      国際連合は、国連憲章において、自機関を「戦禍から後世を救う」ために作られた国際的な倫理機関だと定義している。しかし、アメリカによるイエメン戦争への支援を終わらせようと試みている活動家らは、次のように述べた。「国際機関はアメリカ・サウジアラビアの有志連合軍についての批判を控え、人道支援を危うくするのを回避するために、自身の指 全文をよむ

2020-06-20 中国:中国がウイグル人の「ハラール臓器」をサウジアラビアで売り込み(3) (al-Quds al-Arabi紙)

■中国は被収監イスラーム教徒の「ハラール臓器」を販売しており、サウジアラビアで宣伝を行っている      【パリ:本紙】      同誌によれば、購入者はイスラームの少数民族ウイグル人たちやそれ以外の人々から摘出された臓器の移植を受けるため、世界中からやって来ている。こうした臓器は、一部は中国国内における需要を満たすために用いられ、その後臓器の購入にあたっての物理的(経済的)な余力を持つ海外の人々のために使われているという。      彼らの多くはイスラーム教徒であり、彼らの臓器は今までに豚肉や 全文をよむ

2020-06-20 中国:中国がウイグル人の「ハラール臓器」をサウジアラビアで売り込み(2) (al-Quds al-Arabi紙)

■中国は被収監イスラーム教徒の「ハラール臓器」を販売しており、サウジアラビアで宣伝を行っている      【パリ:本紙】      同誌は、中国はこうした収容施設の存在を長年否定してきたが、2018年10月にようやく「教育を通じた更生収容所」(収容者の一部は二度とここから出ることはない)という名でこれが存在することを認めたと指摘した。多くの調査員によると、同収容所内で人々が消息を絶っているのは、収監されたウイグル人たちが臓器売買のために殺害されているからであるという。      同誌は続けて、中 全文をよむ

2020-06-20 中国:中国がウイグル人の「ハラール臓器」をサウジアラビアで売り込み(1) (al-Quds al-Arabi紙)

■中国は被収監イスラーム教徒の「ハラール臓器」を販売しており、サウジアラビアで宣伝を行っている      【パリ:本紙】      カナダのVICE誌は、中国の強制収容所にいるイスラーム教徒少数民族ウイグルの人々のいわゆる「ハラール臓器」が強制的に摘出され、湾岸諸国において高額で販売されていると報じた。      同誌はフランス語版のウェブサイトで、以下のように明らかにした。中国の宗教的マイノリティの人々は収容所に監禁され長年弾圧に苦しんでいる。少数民族であるウイグルの人々のうちおよそ百万人が弾 全文をよむ

2020-06-02 ガザ:UNRWAは深刻な財政難により、一部スタッフとの契約を終了 (その他紙)

■財政危機で…UNRWAはガザでスタッフ数十人の雇用契約を終了   ■UNRWAのアドナーン・アブー・ハスナ報道官は「終了する契約は臨時雇用のもので、障がい者のケアをする団体を含む現地のコミュニティ組織のスタッフの契約だ」と述べる      【ガザ:ヌール・アブ・アイシャ、アナトリア通信】      国際連合パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)が苦しんでいる大規模な財政危機の結果、ガザ地区にUNRWAスタッフ106人の「臨時」雇用契約は終了となった。      ガザのアドナーン・アブー・ハス 全文をよむ

2020-05-30 シリア:ロシア・トルコ両軍がM4高速道路で13回目の合同パトロールを実施 (al-Quds al-Arabi紙)

■イドリブの静かな空気の中で:ロシア・トルコの合同パトロール隊がM4高速道路の3分の1の通行を妨害      【本紙、マンハル・バーリーシュ】      先週の木曜日(28日)、ロシア・トルコ両軍は13回目のパトロールを完了した。このパトロールは、ラタキアとアレッポを結ぶM4高速道路上にあるタルナバ村付近から始まり、アリーハー市西部のアウラム・ジャウズ村に至るまで行われた。同村は、新旧の高速道路の合流地点である。ちなみに新道路は建設途中であり、クウェートのカラフィー社が道路および橋梁の建設を監督 全文をよむ

2020-05-21 パレスチナ:パレスチナはUAEからイスラエル経由で輸送された医療物資の受け取りを拒否する (al-Quds al-Arabi紙)

■パレスチナ自治政府はUAEがイスラエル経由で輸送した医療物資の受け取りを拒否      【ラーマッラー:本紙】      パレスチナ自治政府は木曜日、UAE(アラブ首長国連邦)がイスラエルのベン・グリオン空港に着陸した飛行機に載せて輸送した医療物資の受け取りを拒否した。またパレスチナのムハンマド・イシュティーヤ首相は今日、UAEがイスラエルの空港を経由して輸送した医療支援物資に関連し、UAEからパレスチナのいかなる公的機関に対する調整がなされていなかったと述べた。      イシュティーヤ首相 全文をよむ

2020-05-14 パレスチナ:国連大使「イスラエルによる併合拡大に対抗しあらゆる方面へ働きかけている」(2) (al-Quds al-Arabi紙)

■パレスチナのリヤード・マンスール国連大使が本紙向けにコメント:イスラエルによる併合決定に対しあらゆる方面へ動いている      【ニューヨーク(国連):本紙】      マンスール大使は「パレスチナのムハンマド・イシュティーヤ首相は来週月曜日のパレスチナ人権委員会の会合において声明を発表する予定である」と述べた。また国連安保理について、「今月5月20日にパレスチナ問題を含めた中東問題について議論する通常会合を開く予定であり、我々はそこでイスラエルによる決定の危険性と、彼らが国際法をどれほど侵害 全文をよむ

2020-05-14 パレスチナ:国連大使「イスラエルによる併合拡大に対抗しあらゆる方面へ働きかけている」(1) (al-Quds al-Arabi紙)

■パレスチナのリヤード・マンスール国連大使が本紙向けにコメント:イスラエルによる併合決定に対しあらゆる方面へ動いている      【ニューヨーク(国連):本紙】      パレスチナのリヤード・マンスール国連大使は、本紙向けの独占的声明の中で「国際組織のパレスチナ代表団は、占領下のパレスチナ領土でのイスラエルによる違法な併合計画に対抗する人員を動員するため、アラブ連盟の支持を受けたイニシアチブグループの立ち上げに取りかかった」と述べた。      これに先立ち、同グループは、今月6日にアントニオ 全文をよむ

2020-04-13 レバノン:パレスチナ難民のグループがUNRWAの「コロナ援助」先延ばしを非難 (al-Quds al-Arabi紙)

■レバノンのパレスチナ難民:UNRWAは「コロナ援助」を先送りしている      【ベイルート:アナトリア通信】      レバノンのパレスチナ人グループは日曜日(12日)、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)にコロナ危機における難民キャンプの生活環境悪化の責任があるとした。これは、レバノン南部のパレスチナ難民が暮らすアイン・ヒルウェ難民キャンプにある「住民委員会」というグループが発表した声明のなかで語られたことだと、本紙は確認した。      また同グループは、難民への援助提供を「遅ら 全文をよむ

2020-04-11 イエメン:サウジアラビアが停戦を宣言するもフースィー派は攻撃を激化 (al-Quds al-Arabi紙)

■リヤドによる停戦宣言には疑問符が付き、イエメン政府に対する陰謀論との見方が強まる      【タイズ:ハーリド・ハンマーディー】      サウジアラビア率いるアラブ有志連合によって発表されたイエメンでの停戦宣言は、支持者と敵対者の間で様々な反応と数々の注目を集めた。ジャウフ県とマアリブ県とバイダー県において、(有志連合の)実戦部隊はイエメン政府軍の目ざましい展開を目撃している。こうした緊迫した状況において発表されたことを鑑みれば、同宣言はその意図と目的が疑問視される。イエメン問題を注視してい 全文をよむ

2020-04-01 コロナウイルスは中東の「時限爆弾」(3) (al-Sabah al-Jadid紙)

しかし、中東地域のすべての緊張回避のチャンスは極めて少ない。イエメン内乱では、様々な勢力が包括的な停戦に合意したかのように見えたが、数日前にサウジアラビアを標的にミサイル攻撃が行われるなどまだ遵守されていない。      対イラン制裁として米国が行った「最大限の圧力」作戦は、弱まる兆しがない。実際、多くのアメリカの専門家は、トランプ政権の主張はそれとは反対であるが、この制裁が、イランが緊急に必要な医療機器や生活必需品を海外から購入することを非常に困難にしていると考えている。      感染拡大は 全文をよむ

2020-04-01 コロナウイルスは中東の「時限爆弾」(2) (al-Sabah al-Jadid紙)

国際難民団体は、世界中の避難民の窮状についての詳細な報告書を発表し、国際緊急援助活動を求めた。同団体の支援プログラム・政策担当副代表ハーディン・ラング氏は、「世界的に感染が拡大している今、世界で最も被害を受けている人びとを見過ごしてはならない」と言及した。      国際難民機関によれば、少なくとも1200万人の難民と国内避難民がイラク、シリア、レバノン、トルコに住んでいる。中東全域では、容易に国境を行き来することができるので、難民や経済移民などは非合法な手段で移動している。      中東の脆 全文をよむ

2020-04-01 コロナウイルスは中東の「時限爆弾」(1) (al-Sabah al-Jadid紙)

■国際機関:コロナウイルスは中東の「時限爆弾」      【本紙】      中東で新型コロナウイルスの感染が出現し、それが生活や政治に及ぼす影響は破壊的なものになりかねない。      西洋式の発達した医療システムを備え、資源を調達する十分な能力がある国、イスラエルでも感染拡大による影響に苦しみ始めている。そして西欧諸国や合衆国が経験したのと同じ問題に直面している。同じことはイランにも言える。甚大な被害を受け、死者数は急増している。そして公式発表の死亡数が正しいと信じる専門家はほとんどいない。 全文をよむ

2020-03-28 シリア:トルコ軍は北部で部隊を展開 (al-Quds al-Arabi紙)

■トルコ軍はシリア北部で部隊を増強、シリア政府軍はイドリブ周辺で動員を続ける      【ダマスカス:本紙】      トルコ軍は、イドリブにおける停戦の中、(シリア)北部に新たな観測点を設置し、同地域における部隊の展開および駐留の増強を実施した。この停戦協定は、今月の3月5日にもたれたモスクワ会議の中で締結され、今日まで21日間にわたって履行されていた。この背景には、シリア北西部における緊張を持った静寂、また緊張緩和地域内部における砲撃といったシリア政権軍による複数の違反が存在する。      全文をよむ

2020-02-18 ドイツ:モスク襲撃を計画していた極右グループ所属の12名を逮捕(2) (al-Sabah al-Jadid紙)

■モスク襲撃をしかける計画が発覚、ドイツ国内にショック      先週金曜日、ドイツの複数の地域で12名が逮捕された。彼らはいずれも極右の小グループに所属しており、捜査の結果、襲撃を計画した疑いにより逮捕に至った。      日曜日にドイツのメディアが報じたところによると、容疑者らには少なくとも6つのモスクを礼拝中に襲撃とすることを計画した容疑がかけられている。2019年3月にニュージーランド・クライストチャーチで起きた事件を模倣することが目的であったとされ、当時(クライストチャーチの)犯人は2 全文をよむ

2020-02-18 ドイツ:モスク襲撃を計画していた極右グループ所属の12名を逮捕(1) (al-Sabah al-Jadid紙)

■モスク襲撃をしかける計画が発覚、ドイツ国内にショック      ニュージーランド・クライストチャーチでの虐殺を模倣する狙いだった      【ドイツ:本紙】      ドイツ政府は一昨日月曜日、今回発覚した、同国内の複数のモスクへの襲撃を企てる「恐ろしい」計画を非難した。計画を首謀していたのは極右グループの一つで、昨年起きたニュージーランド・クライストチャーチでの虐殺事件を模倣することが狙いだった。      ドイツ連邦内務省のビョルン・グルネフェルダー報道官はベルリンでの記者会見において「今 全文をよむ

2020-02-12 シリア:シリア政府軍とトルコ軍の戦闘に伴い避難民の数は激増 (al-Quds al-Arabi紙)

■エルドアン氏「たとえどこにいようと、我々はシリア政府軍を攻撃し、その戦闘機がイドリブ上空で活動することを阻止する」      【本紙の複数本部・支部:ヒバ・ムハンマド】      トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、一週間以内に13名のトルコ人兵士がシリア政府軍によって殺害されたことを受け、シリア政府に対する最終警告ともとれる発表を行った。エルドアン大統領は、「イドリブで市民を爆撃している(シリア政府軍の)戦闘機は、これまでのようには自由に活動できないであろう」と発言した。   全文をよむ

2020-01-29 『世紀のディール』のシナリオはパレスチナ人に向けた降伏条件の宣告 (al-Quds al-Arabi紙)

■ワシントンポスト:新たな和平案は、『世紀のディール』ではなくパレスチナ人に向けた降伏条件の宣告      【ロンドン:本紙】      ワシントンポストのコメンテーターであるイシャーン・ターラー氏は、「ドナルド・トランプ大統領の中東和平案は決して『世紀のディール』ではない」と述べた。      「トランプ大統領は就任後の早い段階で中東地域における困難な結び目を解くことができたはずだ。しかし、パレスチナとイスラエルの間の深い亀裂をいかにして埋めるかが数十年にわたって (米国の) 政策立案者の頭を 全文をよむ

2020-01-27 中国:世界第2位の兵器製造国へ (al-Quds al-Arabi紙)

■中国は兵器製造においてアメリカに次ぐ世界第2位に      【ストックホルム:ドイツ通信社】      ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)は月曜日(27日)、中国がアメリカに次いで世界第2位の兵器の製造国であり、少なくとも4社の中国の軍事企業が世界の兵器売上高上位20社に入るのに十分な売り上げを記録したと語った。      スウェーデンに本部を置く同研究所の新たな評価報告書によれば、中国最大の航空機製造会社である「中国航空工業集団」(AVIC)を含む4社は、2017年に541億ドル規模 全文をよむ

2020-01-16 イラン政府「欧州は『いじめっ子』トランプ大統領に屈した」 (al-Mudun紙)

◾︎テヘラン「ヨーロッパは『いじめっ子』トランプ大統領に屈した」      【本紙】      イランのハサン・ロウハーニー大統領は、木曜日の演説で、現在イランは核合意に至る前と比べてより多くの量のウラン濃縮を行っていると述べた。また「我々は合意に至る前と比べてより多量のウランを濃縮している…。イランへの圧力が増しているが、我々は進歩を続ける」と付け加えた。      イラン政府は、2018年にアメリカ政府が核合意から離脱しイラン経済を圧迫する(経済)制裁を再度課したことに対抗し、核合意に基づく 全文をよむ

2020-01-15 パレスチナ:大使が西岸地区併合計画の停止を求める(2) (al-Quds al-Arabi紙)

■パレスチナ大使、西岸地区を併合する占領計画を停止するための法的措置を取るよう国連に呼びかける      【ラーマッラー・ガザ:本紙】      同氏は書簡において、当該行動が「ジュネーブ諸条約第4条を含む国際法や、東エルサレムを含む占領下パレスチナ領土におけるすべての入植活動の即時かつ完全な停止を要求する安保理決議2334(2016)を含む無数の国連決議に対する重大な違反」とみなされると指摘した。      同氏はさらに、パレスチナの領土を併合し、住民の強制移住を行うとするイスラエルによる脅迫 全文をよむ

2020-01-15 パレスチナ:大使が西岸地区併合計画の停止を求める(1) (al-Quds al-Arabi紙)

■パレスチナ大使、西岸地区を併合する占領計画を停止するための法的措置を取るよう国連に呼びかける      【ラーマッラー・ガザ:本紙】      国連のパレスチナ国家監察官であるリヤード・マンスール大使は、国際社会に対し、西岸地区の併合計画の実施を妨げるよう「強く立ち向かい」、あらゆる法的措置を講じるよう求めた。また、占領政府(イスラエル)がそのような計画を実施し続ける危険性に対し注意を促した。      以上の言及は、1月の安全保障理事会議長(ベトナム)、国連事務総長、総会議長らに送られた3つ 全文をよむ

2020-01-13 アメリカ特殊部隊員がカルロス・ゴーン氏の逃亡を手助けか (Al-Ahram紙)

■かくしてアメリカ特殊部隊員はカルロス・ゴーン氏を日本から逃した      【本紙】      英国のBBCは詳細な報告書の中で、カルロス・ゴーン氏がレバノンに到着する以前に日本からトルコへ逃亡するにあたり、アメリカの特殊部隊の男が作戦を手配したと述べた。ゴーン氏がベイルートへ逃亡したとの声明がなされて以来、同氏の逃亡方法や同氏のレバノンの首都への到着を手助けした人物を巡る噂が広がっていた。      BBCがメディアの話として報じたところによると、(同氏の)トルコへの逃亡においては2人の人間が 全文をよむ

2020-01-11 トランプ氏がエチオピア関連の2つの合意を混同 (al-Quds al-Arabi紙)

◾️ワシントン・ポスト:トランプ大統領は、エリトリア・エチオピア間の和平合意と、エチオピア・エジプト間の合意の違いがわからない      【ワシントン:本紙】      ワシントン・ポスト紙は、ドナルド・トランプ米大統領がエチオピア・エリトリア間の和平合意とエチオピア・エジプト間の合意到達(に向けての努力)を混同しており、下院外交委員会が明確化の必要性を訴えたと報じた。トランプ大統領は、木曜日の夜にオハイオ州トレドで行われた選挙集会で大勢の支持者を前に、自身が取引を交わしてと国を救ったと語ったが 全文をよむ

2019-12-29 イスラエル:ハマースとの停戦に合意か (al-Quds al-Arabi紙)

■イスラエルはハマースとの停戦に合意する方針を発表する一方で、アッバース議長に対する黙殺を継続      【ナザレ:本紙】      厳しいイスラエル批判とベンヤミン・ネタニヤフ政権が(ハマースに)服従し降伏したという非難の中、イスラエルは近くエジプトの仲介によりガザにおけるハマースとの長期停戦協定の草案について決定を下すとみられる。他方、被占領地エルサレムでの大統領選挙および国政選挙の実施許可を求めるパレスチナ自治政府の要求を無視し続けている。      ガザで捕虜となったイスラエル軍兵士ハダ 全文をよむ

2019-12-18 ヨルダン:「カタール建国記念日」が原因で渋滞が発生 (al-Quds al-Arabi紙)

■祭典か「国民投票」か?「カタール建国記念日」が原因で渋滞、ヨルダンの高官たちの手がカタール大使の腕に絡まる      【アンマン:本紙】      それは見事なまでに「政治的なメッセージ」に他ならない。このメッセージにおいて新しい点は、それがヨルダン「国民の」ものであり、「公式的な」ものではないということだ。首都アンマンのカタール大使館で火曜日の夜に行われたカタール建国記念日式典を欠席したのは政府だけだった。式典にはヨルダン軍事組織の代表や国民代表、議会代表、王室の高官が出席したが、政府機関の 全文をよむ

2019-12-17 シリア:難民の帰還が続く中、トルコの侵略が悲劇を悪化させる (al-Watan紙)

■900人の新たな難民がシリアへ帰還した…    北部の難民キャンプにおいてトルコの侵略が難民の悲劇を悪化させている      【本紙】      約900人のシリア難民が隣国の領土からシリアへ帰還した一方、国際組織と特に国際連合による沈黙と不干渉のなか、トルコの政権の侵略によってシリア北部における難民の苦難は続き、深刻化している。      ロシアの通信社「スプートニク」によると、ロシア難民受入移送移住センターが昨日、広報発表において以下のように述べた。「直近24時間の間に882人の難民が複数 全文をよむ

2019-12-12 国連:2020年パレスチナ人道対応計画を開始 (al-Quds al-Arabi紙)

■国連が3.48億ドルに値するパレスチナ人道対応計画を開始      【ニューヨーク:アナトリア通信】      国連は、水曜日(12月11日)に総額3.48億ドルに達する2020年パレスチナ人道(問題)対処計画に着手した。これは今日(12月11日)、ニューヨークの国連本部における記者会見で、事務総長のサブスポークスマンであるファルハーン・ハック氏によって発表された。2020年計画には、43の非政府組織、32の国家機関、10の国連機関を含む、85の組織によって実施される約199のプロジェクトが含 全文をよむ

2019-12-11 シリア:ミクダード外務在外居住者副大臣がインドネシア政府高官と面会 (al-Watan紙)

■インドネシアの(外交関連)政治・法務・治安担当調整大臣補佐官がミクダード外務在外居住者副大臣と面会   ――シリアはテロとの戦いを続け、国家の主権をシリア全領土に課す      【本紙】      ファイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣は、シリアがあらゆる形態・組織のテロと戦い続け、これらの完全な殲滅作戦を継続し、国家主権をシリア全土に及ばせ、シリア領土に存在する全ての違法な外国軍を退去させると強調した。また以上がシリアの主権と領土の統一、地域の安全の確保に繋がるとしつつ、様々な領域におい 全文をよむ

2019-12-11 モロッコ:EUは非正規移民対策としてモロッコに支援を行う (al-Quds al-Arabi紙)

■EUは非正規移民への対策としてモロッコに1億170万ユーロの支援を行う      【ラバト:本紙】      欧州高等弁務官事務所は水曜日、EUが非正規移民や人身売買への対策としてモロッコに1億170万ユーロの支援を行う予定だと述べた。      この支援は、移民に対する戦いの地として知られるようになった北アフリカの複数の国々への支援に関する新たな計画群を公表した。4つの措置を含んでいる新たな計画群には、アフリカ緊急信託基金から1億4770万ユーロが割り当てられたが、これは該当地域におけるヨー 全文をよむ

2019-11-11 シリア:シリア軍対トルコの占領軍とテロリストの激しい衝突 (al-Watan紙)

■シリア北東部でシリア軍対トルコの占領軍とテロリストの激しい衝突      【本紙:諸通信社】      昨日(10日)、北部の田園地帯ハサカ県のタッル・タムルとアブー・ラアースィーンの間に位置する複数の地域で、シリア・アラブ軍対トルコの占領軍とテロリストの激しい衝突があった。同時に、トルコの占領軍と傭兵が占領した村や町の住民への攻撃を続けた。      SANA通信は以下のように報じた。「トルコの占領軍が所有するドローンが発射した砲弾は、ラアス・アイン市の田園地帯に位置するダラダーラ村を目標と 全文をよむ

2019-10-29 シリア:バヤーダ地区へ1200組の家族が帰還、知事による視察 (al-Watan紙)

■過去数ヵ月で1200組の家族がバヤーダ地区へ帰還   ■市民は電力、輸送バス、学校を要求…知事は可能な限り応じると約束      【ホムス:ニバール・イブラヒーム】      ホムス県の作業計画の一環として住民が帰還してきた地区に基本的サービスを保証するため、ホムス県知事バラーズィー・タラール氏は県警本部長とホムス市議会議長、および(公共)サービス機関のマネージャーらと共に昨日月曜日(28日)、バヤーダ地区で間近からサービスの現状を調査するための視察を行った。視察の間、知事はワーディー・イラン 全文をよむ

2019-10-27 レバノン:米世論、レバノンへの介入の機運高まる (al-Watan紙)

■レバノン人はトランプ大統領を扇動し抗議運動に介入するよう要求する      【本紙】      方法、内容、政治的状況、内的、地域的、および国際的な側面において、レバノンの民衆運動は国境を越えた注目を集めている。また、デモの要求に対して支援を表明し、民衆の要求を満たすためレバノン政府を支援する用意があるとしたドナルド・トランプ政権をはじめとするアメリカ社会において、同運動はとりわけ関心を集めているといえよう。これらの事実は、一部の議員やトランプ大統領の顧問、そのうち特に昨今SNSで活発に活動し 全文をよむ

2019-10-25 シリア:米、シリア北東部に兵士500人の残留を検討 (al-Quds al-Arabi紙)

■シリア:ホワイトハウスはシリア北東部に兵士500人を残留させる複数の選択肢を検討      【ワシントン:本紙】      ホワイトハウスはシリア北東部に兵士約500人を残留させ、彼らを守るためさらなる戦車を派遣する複数の選択肢を検討している。      『ウォール・ストリート・ジャーナル』によると、軍の複数の高官は木曜日(24日)、複数の選択肢を提示した。一連の計画では、シリア国内の油田防衛に焦点を当てること、さらに油田が「イスラーム国」に復活するかもしれないあらゆる機会を排除することに米国 全文をよむ

2019-10-22 シリア:トランプ大統領、シリアにおける米部隊を再展開へ (al-Quds al-Arabi紙)

■トランプ大統領、シリアのヨルダン国境における米部隊の再展開を命じる      【ワシントン:本紙】      米国のドナルド・トランプ大統領は、イスラエルとヨルダンが一定数の部隊をシリアに残留させるよう要求したと明らかにした。      トランプ大統領は、ヨルダンとイスラエルがヨルダン国境と「イスラエル」の近くに少数の部隊を残留させるよう要求したと述べ、その要求に前向きに応じたと明言した。   また、トランプ大統領はこう述べた。「このことは(これまでとは)完全に異なる。我々はそこに小規模な部隊 全文をよむ

2019-10-16 シリアで繰り返される国際法違反行為は最悪の見本 (al-Watan紙)

■人民議会代表団は列国議会同盟(IPU)の会合に参加    アンズール:シリアで起こっている国際法への違反行為は最悪の見本である         【シリア:本紙】      シリア人民議会ナジダット・アンズール副議長は、シリアでの度重なる国際法や一般原則への違反行為が、すべての国際規範や国際法への違法行為を覆い隠す最悪の見本となっていると見なした。最近の違反行為はトルコによる攻撃とシリアの一部占領である。   外交移民委員会ブトロス・モルジャナ委員長も(その行為を)「国土侵略」と主張した。これは 全文をよむ

2019-10-10 エジプト:人権委員会委員長が各国にテロ行為の教唆を違法化すよう要請(2) (Al-Ahram紙)

■エジプト人権委員会の委員長は、各国の政府と議会にテロ行為の教唆を禁止する措置を講じるよう要請      【ガーダ・アブーターリブ】      さらにアービド委員長は、社会の団結および市民権の精神の強化、テロ行為の非合法化、過激派組織の資金源の枯渇、そしてテロ思想の訴追を可能にする立法を行うことを強く主張した。特に政府の関係機関に対して監視役として議会が果たす役割の重要性を強調し、それとともにテロや過激主義の防波堤としてのガバナンスを含む、社会経済発展についての計画と戦略を策定するという。また 全文をよむ

2019-10-10 エジプト:人権委員会委員長が各国にテロ行為の教唆を違法化すよう要請(1) (Al-Ahram紙)

■エジプト人権委員会の委員長は、各国の政府と議会にテロ行為の教唆を禁止する措置を講じるよう要請      【ガーダ・アブーターリブ】      エジプト議会のアラー・アービド人権委員会委員長兼アラブ議会議員は、フランスで行われた地中海議員会議および欧州議会のハイレベル合同議会の場で、テロとの戦いと、国家および国際レベルでの(テロの)予防から訴追に至るまでの最新技術について語った。      アービド委員長は、テロや過激主義に向き合い戦うために議会の協力を強化し、地域・国際レベルでの取り組みを 全文をよむ

2019-10-04 UAE:フェイスブック 社が「偽アカウント」を削除 (al-Quds al-Arabi紙)

■フェイスブックはカタールとトルコを非難していたUAEとエジプトの「偽」アカウントを削除、      【ワシントン:本紙】      フェイスブックは374件のアカウントに加え、数十件のページやグループを削除した。削除されたのはエジプト、UAE、ナイジェリアを発信源としたもので、SNS規約に違反していたという。      今次の削除は、木曜日夜、同社のウェブ上で公開された声明で発表された。      フェイスブックの発表によると、今回の削除は2種類のグループに対して行われた。最初のグループでは2 全文をよむ

2019-09-28 イエメン:人権団体がUAEに対し複数の政治的暗殺事件の責任を追及 (al-Quds al-Arabi紙)

■アラブ地域の人権監視団体はアデンでの政治的暗殺に関するアラブ首長国の責任を追及      【タイズ:本紙】      アムステルダムに本拠地を置くアラブ世界の人権機関「ライツ・ラダー」は、イエメン南部のアデン県で起きた政治的暗殺がアラブ首長国連邦による犯行であるとした。問題とされているイエメン国内における一連の暗殺事件は過去4年間にさかのぼり、その総数はおよそ451件と推定されている。      関連し、同機関は昨日(金曜日)報告書を発行したが、本紙はその一部を入手することが出来た。その中で同 全文をよむ

2019-09-19 サウジアラビア:フーシー派によるアラムコ攻撃直後、サウジ軍はイスラエルとともにシリア領内のイラン・イスラーム革命防衛隊施設に対する爆撃に参加?! (その他 - Syria Arab Spring.info紙)

■ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから477人、ヨルダンから732人の難民が帰国、避難民0人が帰宅(2019年9月18日)   ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(9月18日付)を公開し、9月18日に難民1,209人が新たに帰国したと発表した。 このうちレバノンから帰国したのは477人(うち女性143人、子供2 ... → 記事      ■シリア軍ヘリコプターがアル=カーイダ系組織の支配下にあるラタキア県北東部に対する「樽爆弾」での爆撃を再開するも、死 全文をよむ

2019-09-04 スーダン:サウジアラビアによる洪水被災者支援 (al-Hayat紙)

■サウジアラビア、スーダンの洪水被災者に救援物資を配布      【ハルツーム:本紙】      サルマーン国王人道援助救援センターは昨日(3日、火曜日)、スーダンの首都ハルツームの北にあるワド・ラムリー地区で洪水の被災者に救援物資を支給した。物資の支給にはムハンマド・トゥルキー駐ハルツームサウジアラビア副大使とナースィル・スバイイー緊急救援管理副マネージャー率いる同センターのチームが参加した。      トゥルキー副大使は、被災者に支援を提供できたことは喜ばしいことだと表明した。また、今回のワ 全文をよむ

2019-09-04 スーダン:サウジアラビアがスーダンの洪水被災者に救援物資 (al-Hayat紙)

サウジアラビアがスーダンの洪水被災者へ救援物資を配布      【ハルツーム:本紙】      サウジアラビアのサルマン国王人道支援救助センター(KSrelief)は昨日火曜日、スーダンの首都ハルツーム北部ワド=ラムリ地区の大雨と洪水の被災者に救援物資を配布した。(その配布セレモニーには)在スーダンサウジアラビア大使館大使代理ムハンマド=トゥルキー氏、(KSreliefの)救急援助部副部長ナセル=スバイエ氏が率いるチーム、慈善活動家たちのグループが出席した。      トゥルキー氏は(セレモニー 全文をよむ

2019-08-26 トルコ:トルコで増大する反シリア感情 (al-Sabah al-Jadid紙)

■トルコで増大する反シリア感情      【ソーナー・チャガプタイ】      6月22日、イスタンブル県のアリー・イェルリカヤ知事の事務所は、イスタンブルに登録されていないシリア人は8月20日までに同県から強制的に退去させるだろうと発表した。その時既に未登録のシリア人の追加登録申し込みは一切受け付けていなかった一方で、イスタンブルだけでそのような未登録のシリア人は50万人も居住していた。この発表は、中央政府により任命された高官の事務所から発出されており、難民問題をめぐる国家の政治的緊張の高まり 全文をよむ

2019-07-11 エジプト:エジプトのスターたちが国際移住機関(IOM)の親善大使に (al-Hayat紙)

【カイロ:本紙】      ■ネリー・カリームとアーセル・ヤースィーンが国際移住機関(IOM)の親善大使に      国際移住機関(IOM)は、視聴覚メディアにおいて大きな存在感を発揮するエジプトのスターであるネリー・カリームとアーセル・ヤースィーンの2人を同機関の親善大使に選出したと発表した。IOMは、移民の権利保護、組織的移民の好影響と不法移住の危険に関する認識向上、安全で秩序ある移民の促進に彼らが貢献するだろうと考えている。      IOMエジプト事務所のローラン・デ・ビュイック代表は、 全文をよむ

2019-04-05 レバノン:ロシアは発電所建設を通じてレバノンの電力問題解決に協力する用意がある (al-Hayat紙)

レバノン:ロシアは発電所建設を通じてレバノンの電力問題解決に協力する用意がある      ■ロシア大使は、レバノンでの発電所の建設を提案   ■ロシアのシリア駐留部隊はイスラエルではなくテロと戦うため      【ベイルート:本紙】      アレクサンドル・ザスプキン駐ベイルート・ロシア大使は「我が国は、新たな発電所の建設を通して、レバノンにおける電力問題の解決に協力する用意がある」と述べた。また、「この地域で起きていることに対するレバノン・ロシア間の共通のビジョン」を指摘するとともに、「ロ 全文をよむ

2019-03-30 モロッコ:国王とバチカン教皇はエルサレムをめぐりアピール (al-Quds al-Arabi紙)

■モロッコ国王とバチカン教皇は、エルサレムの「唯一性と聖性」を確認      【ラバト:アナトリア通信】      モロッコのムハンマド6世国王とバチカンのフランシスコ教皇は土曜日(3月30日)の晩、エルサレムの唯一性と聖性を確認した。      上記の確認は、「エルサレム」に関する声明の中で言及された。この声明は、モロッコの首都ラバトの王宮で署名され、アラビア語とイタリア語で読み上げられた。      また両者は、人類の共同遺産としてエルサレムを保護することを訴えた。さらに、3つの一神教の信者 全文をよむ

2019-03-29 ニュージーランド:イスラーム協力機構(OIC)が葬儀に参列 (al-Hayat紙)

■イスラーム協力機構使節団がニュージーランドの事件の犠牲者の葬儀に参列      【ジェッダ:本紙】      イスラーム協力機構(OIC)事務局の高官級使節団が今日(29日)、クライストチャーチ市の2つのモスクで起きたテロ事件の犠牲者を悼むためにニュージーランド政府が主催した国葬に参加した。      OIC使節団は、ユースフ・ウサイミーン事務局長に代わって弔意を示し、ニュージーランド政府ならびに困難な日々を贈る遺族に寄り添うと表明した。      使節団はまた、大群衆、59ヵ国の公式使節団、 全文をよむ

2019-03-04 ヨルダン:アラブ議会はイスラエルとの関係正常化拒否を堅持(4) (al-Quds al-Arabi紙)

■サウジアラビアとエジプトの反対にもかかわらず、アラブ議会はイスラエルとの正常化拒否を堅持(4)      【アンマン:本紙】      第8条:   パレスチナの土地接収と(イスラエル)国家のユダヤ性を押し付ける試みを通じた入植計画の拡張に代表されるイスラエルの一方的な措置は、既成事実を押し付けることを目的とした計画であり、このような重大な侵害に終止符を打つアラブの努力を要請するものだ。また、エルサレムやその他の場所におけるイスラームとキリスト教の権利は、永遠、歴史的かつ永続する権利であり、こ 全文をよむ

2019-03-04 ヨルダン:アラブ議会はイスラエルとの関係正常化拒否を堅持(3) (al-Quds al-Arabi紙)

■サウジアラビアとエジプトの反対にもかかわらず、アラブ議会はイスラエルとの正常化拒否を堅持(3)      【アンマン:本紙】      第1条:   アラブ議会は我々の抱える諸問題の筆頭に来る優先課題として、パレスチナ問題の中心性を確認する。そして、国際的な正統性のある決定によって規定された、あるいはアラブ和平イニシアティブの中で同意に至ったパレスチナの諸権利を逸脱するあらゆる解決策は、実行不可能な解決策であることを確認する。      第2条:   パレスチナの同胞らの歴史的な闘争における彼 全文をよむ

2019-03-04 ヨルダン:アラブ議会はイスラエルとの関係正常化拒否を堅持(2) (al-Quds al-Arabi紙)

■サウジアラビアとエジプトの反対にもかかわらず、アラブ議会はイスラエルとの関係正常化拒否を堅持(2)      【アンマン:本紙】      タラーウィナ下院議長は様々な代表団と合意に至り、レバノンのナビーフ・ビッリー国民議会議長、パレスチナ代表団、シリアのハムーダ・サッバーグ人民議会議長がタラーウィナ議長への支持の言葉を表明した。      アラブ議会の会議は日曜日(3日)、ヨルダンの首都アンマンで「エルサレムはパレスチナ国家の永遠の首都である」というスローガンのもと始まり、16のアラブ諸国の 全文をよむ

2019-03-04 ヨルダン:アラブ議会はイスラエルとの関係正常化拒否を堅持(1) (al-Quds al-Arabi紙)

■サウジアラビアとエジプトの反対にもかかわらず、アラブ議会はイスラエルとの関係正常化拒否を堅持(1)      【アンマン:本紙】      月曜日(4日)、ヨルダンで開催された第29回アラブ議会(注:アラブ連盟の立法議会)の会議は終日白熱したものとなり、イスラエルとの関係正常化拒否問題に関する議論に終始した。      会議は、最終宣言の最終的な信任の前に同宣言の条項案の議論を集中的に行った。なお、同宣言の前文には、イスラエルとの関係正常化停止に関する13の条項が明記された。      条文は 全文をよむ

2019-01-05 イラク:米軍撤退の決定を受け、イラク政府はシリアでの新たな役割を模索(2) (al-Quds al-Arabi紙)

イラク:米軍撤退の決定を受け、イラク政府はシリアでの新たな役割を模索(2)      ■米軍撤退後のシリアにおけるイラクとその新たな役割      【バグダード:本紙、ムスタファ・アビーディー】      イラクはイラン、ロシア、シリアとの4ヵ国連合の動きと協調する形で行動している。この連合を通じて共同作戦室内における連絡調整が継続的に行われ、情報交換および「ダーイシュ」とシリアの反体制派集団に対する作戦運用が行われている。      一方、イラク国家安全保障議会は最近、アーディル・アブドゥルマ 全文をよむ

2019-01-05 イラク:米軍撤退の決定を受け、イラク政府はシリアでの新たな役割を模索(1) (al-Quds al-Arabi紙)

■米軍撤退後のシリアにおけるイラクとその新たな役割      【バグダード:本紙、ムスタファ・アビーディー】      米軍のシリアからの撤退とイラクでの残留というドナルド・トランプ大統領の決定を受け、イラク政府はこの決定による影響に本格的に対処することについて大きな関心を抱いているようだ。イラクでは、シリアとの国境沿いに存在する「ダーイシュ」の脅威や、2014年6月に「ダーイシュ」が突如モースルに出現した際のシナリオが繰り返されることに対する不安が増大している。こうした中、イラク市民の間ではシ 全文をよむ

2018-12-26 レバノン:シリア難民の未だ困難な状況が報告される (al-Hayat紙)

■UNHCRとUNICEFによる報告書:レバノンにおける難民の借金が過去最大に      【ベイルート:本紙】      国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のレバノン事務所は、国連の年間調査の概要について報告書を発行した。報告書は2018年を通じてレバノンにいるシリア難民の借金がかつてないまでに積み上がったことをとりまとめて伝えた。      報告書は国連に属する3つの機関、UNHCR、国連世界食糧計画(WFP)、国連児童基金「UNICEF」が共同で編集し、昨日(25日)発行された。     全文をよむ

2018-11-15 エリトリア:国連安保理、エリトリアへの制裁解除 (al-Hayat紙)

■国連安保理、エリトリアへの制裁を解除      【アブダビ:シャフィーク・アサディー】      国連安保理は昨日(14日)エリトリア対して10年近く課されていた武器禁輸措置と特定の制裁を解除することで合意した。これはエリトリアとエチオピアとが接近していることと、同国とジブチとの関係の「雪融け」がみられることを受けての措置だ。また、この決議はエルトリアとジブチに対して関係正常化と国境紛争の終結に向けて取り組むよう呼びかけた。      さらに、アントニオ・グテーレス国連事務総長は来年2月15日 全文をよむ

2018-10-24 サウジアラビア:投資会議を開催 (al-Hayat紙)

■サウジアラビア皇太子「私は力強く偉大な国民とともに生きている。中東は『新たなヨーロッパ』となるだろう。」      【リヤド:本紙】      サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマーン皇太子は、同国は過激主義に対する戦争を継続していると確認した。また、「我々の改革は継続しており、だれも我々を止めることはできない」と強調した。      同皇太子は、本日(10月24日)水曜日に、リヤドで開催されている投資イニシアチブ会議の席で、「私は力強く偉大な国民とともに生きている」と述べた。また、「中 全文をよむ

2018-10-24 エジプト:アラブ連盟事務総長のアブルゲイト氏がアラブ情勢の現状を語る (Al-Ahram紙)

■アブルゲイト氏:アラブ情勢は悲劇的な局面を辿っている      【カイロ:ムハンマド・シャーズリー】      アフマド・アブルゲイト・アラブ連盟事務総長は、アラブ情勢が悲劇的な局面に直面していることは遺憾であると表明し、エジプト外務評議会で行った講演の中で「アラブ情勢は不揃いで細分化された状態に苦しんでいる。こうした状態は、将来の世界情勢が課す困難な障害に対する実質的な対処をアラブ情勢に不可能にさせるだろう」と述べた。      また同氏は、「依然として「アラブ連盟」はアラブが自らの諸問題を 全文をよむ

2018-10-08 トルコ: 行方不明のハーシュクジー氏をめぐり新たな情報が明らかに (al-Quds al-Arabi紙)

■ハーシュクジー氏が消息を絶った日にイスタンブールに到着したサウジアラビアの航空機2機に関する新しい情報が判明      【イスタンブール: 本紙、イスマイール・ジャマール】      トルコの報道筋は、サウジアラビア人作家・ジャーナリストのジャマール・ハーシュクジー氏が行方不明となった時間帯に、トルコのイスタンブールへ到着したサウジアラビアの航空機2機に関する新しい情報を明かした。なお、同氏は先週火曜日(10月2日)にイスタンブールにあるサウジアラビアの領事館に入った直後に消息を絶った。   全文をよむ

2018-10-07 リビア:混乱と分裂の終結を訴えた会議 (Al-Ahram紙)

■カイロでリビア関連の会議が開催、混乱と分裂の終結および国家機関の統合を呼びかける      【本紙:アスマー・フサイニー】      「リビア民主統一(Libyan Democratic Unity)」が昨日(6日)カイロで開催した会議で、リビアの分裂と混乱の終結および国家機関の統合が呼びかけられた。この会議には、リビアの部族長や名士、市民社会団体の代表者らが多数出席した。      会議の最終声明では、リビアで起きている暴力や破壊の停止、および国家機関の再建が呼びかけられるとともに、リビア国 全文をよむ

2018-07-25  サウジアラビア:バブ・エル・マンデブ海峡を通じた原油の輸送を停止 (al-Hayat紙)

サウジアラビア:バブ・エル・マンデブ海峡を通じた全ての原油積荷の輸送を停止      ■サウジアラビアはバブ・エル・マンデブ海峡を通じた全ての原油積荷の輸送停止を発表      【リヤド:本紙】      サウジアラビアのハーリド・ファーリフ・エネルギー・産業・鉱物資源大臣は25日夜、バブ・エル・マンデブ海峡を通過する全ての原油の積荷の輸送を、同海峡の航行が即時かつ一時的に安全になるまで停止すると発表した。      国営サウジ通信(SPA)によると、トゥルキー・マーリキー・イエメンにおける正統 全文をよむ

2018-07-21 モロッコ:EUとの漁業協定の更新 (al-Hayat紙)

■モロッコ・EU間の海洋漁業協定の更新      【ラバト:ムハンマド・シャルキー】      4か月にわたる困難で骨の折れる交渉の末、欧州連合(EU)とモロッコは海洋漁業協定を更新した。この協定は、その額はまだ明らかになっていないが、金銭的な補償と引き換えに、欧州の数十隻の船舶がサハラ地域を含むモロッコ領海での漁業の再開を許可するものである。      モロッコ外務省と欧州委員会が昨日(20日)発表した声明によると、双方は漁業分野における協力プロトコルを交わした。プロトコルは、当該地域の住民が 全文をよむ

2018-07-07 イラク:イランがイラクのエネルギー不足の危機を悪化させる (al-Quds al-Arabi紙)

イラク:エネルギー不足      ■イラク:イランがイラクのエネルギー不足の危機を悪化させる      【バグダード:アナドル通信社】      イラン電力省は6日金曜日、イラン側がイラクが負債を積み重ねていることを受けて、1000メガワットの電力の供給を止め、これによってイラクのエネルギー不足の危機が深刻化したと述べた。      また、ムスアブ・ムダッリス電力省報道官は「イランは6日、イラクへの電力供給をやめた。これにより、イラク南部のジーカール県、マイサーン県、バスラ県で停電の時間が増加し 全文をよむ

2018-07-05 UAE:UAE軍事使節がイスラエルを訪問 (al-Quds al-Arabi紙)

■イスラエルのTVチャンネル: イスラエル空軍を訪れた湾岸の軍事使節はUAEから      【ナザレ: 本紙】      イスラエルのTVチャンネル「i24News」(アラビア語放送)に対し湾岸の情報筋は、最近イスラエルを訪れた湾岸の軍事使節は、UAEからのものであり、アメリカの高官が随行していたと明らかにした。      同チャンネルは同湾岸の情報筋の発言として、UAEの軍事使節は同国空軍に所属しており、イスラエル空軍が所有するアメリカの最新戦闘機F35をモデルに製造された戦闘機の性能を視察す 全文をよむ

2018-06-09 シリア:イドリブ県の虐殺は「緊張緩和地帯」合意存続の試金石 (al-Hayat紙)

■イドリブ県の虐殺は「緊張緩和地帯」合意存続の試金石      【ベイルート:本紙】      シリア北部イドリブ県のザルダナー村で昨日、怒りに包まれ、破壊された光景が広がる中で新たな虐殺の犠牲者たちの追悼が行われた。反体制派はロシアの戦闘員が虐殺を実行したと非難したが、ロシア政府は即座にそれを否定した。しかし、今回の出来事はロシアのソチの保養地で今月開催された会合に先立ち、アスタナ・プロセスにおいて(ロシア・トルコ・イランの)3つの保証国が署名した「緊張緩和地帯合意」に逆らう「挑戦」だといえる 全文をよむ

2018-05-20 イエメン:軍と人民委員会がサウジアラビアの軍事拠点へ侵攻 (al-Watan紙)

■イエメン:イエメン軍と人民委員会がジーザーン州にあるサウジアラビアの軍事拠点「MBC」へ侵攻      【本紙】      イエメンの軍事メディアは、イエメン軍と人民委員会がサウジアラビアの軍事拠点である「MBC」へ侵攻して完全に制圧し、ジーザーン州に駐屯するサウジアラビア軍の大量の武器を奪取したと伝えた。      一方サウジアラビアメディアは、ナジュラーン州とジーザーン州でイエメン軍と人民委員会に応戦する中で5人のサウジアラビア兵士が死亡したと発表した。また(イエメンの)サアダ県では、国境 全文をよむ

2018-05-11 ラッセンEU大使:レバノンは混乱の最中、驚くべき適応能力を発揮(1)  (al-Hayat紙)

■ラッセンEU大使:レバノンは混乱の中で特筆すべき適応能力を発揮      【ベイルート:本紙】       クリスティーナ・ラッセン在レバノンEU大使は、レバノンは地域の混乱の中、選挙実施を通して改めて特筆すべき適応能力を発揮した、と述べた。またこの2ヵ月に開催され、レバノンの様々な側面を取り上げた国際会議は、我々皆が誇りに思うこの国の安定に貢献したと考えている。      同大使は、「欧州統合プロセスの先駆けとなり、EUを生み出した1950年のシューマン宣言」への署名(ヨーロッパの日)を記念 全文をよむ

2018-05-11  ラッセンEU大使:レバノンは混乱の中で特筆すべき適応能力を発揮(2) (al-Hayat紙)

■ラッセンEU大使:レバノンは混乱の中で特筆すべき適応能力を発揮      【ベイルート:本紙】      同大使は次のように述べた。「レバノンの正当な治安機関を支援するための国際グループ会合がローマで開かれた。また、国際社会はパリにおいてレバノン政府の経済会合を支援した。さらにシリア危機の被害を最も受けた国々、とりわけレバノンを難民らが祖国に帰還できるまで支援するため、世界各地から80の代表団がブリュッセルに集った。この3つの会議において最大の支援がヨーロッパやEU、そしてその加盟国からのもの 全文をよむ

2018-04-22 パレスチナ:占領者による犯罪は続く (al-Watan紙)

■イスラエルはガザ地区との境界線にて子供に対する犯罪を続け、米国はそれを正当化   ■シャアスパレスチナ大統領顧問:「我々は占領者の司令官を国際刑事裁判所に訴追する」      【被占領地パレスチナ:ムハンマド・アブーシャバーブ】      ガザ東部の分離フェンス付近でパレスチナ人の血が大量に流されつづけている。これは拡散弾頭をはじめとする国際法で禁止されている武器の使用を躊躇わず、当事者たちの分断を引き起こす占領者(イスラエルのこと)の銃弾によって流される血だ。そしてこれらの犯罪と国際的正義の 全文をよむ

2018-04-04 アラブ連盟会議は「土地の日」デモでのイスラエルの犯罪に対し捜査を要求 (al-Hayat紙)

■アラブ連盟会議は「ガザの犯罪」への国際的捜査を要求      【カイロ:本紙】       アラブ連盟会議は昨日(3日) 、サウジアラビアが議長国となりカイロで開催された常駐代表級緊急会議において、パレスチナ人らの要求を全会一致で支持した。要求内容は、先週金曜日(3月30日)の「土地の日」のデモに参加したパレスチナ民間人に対する「戦争犯罪」と「人権に対する犯罪」への緊急捜査を国際刑事裁判所に付託することだ。同会議は同様に国連総会に対し、パレスチナ民衆の保護を要請する構えを示した。国連安保理は本 全文をよむ

2018-04-03 モロッコ:ポリサリオ戦線が西サハラ問題でモロッコを牽制 (al-Hayat紙)

■「ポリサリオ」戦線 モロッコの苦情に対し「戦争」で脅迫      【ラバト:本紙】      (モロッコからの)分離を主張し、アルジェリアの支援を受けるポリサリオ戦線は、モロッコ側の公表に反発した。モロッコは、西サハラにおける分離地帯に同戦線が度々侵入しており「非常に危険」で、国際(条約の)諸条項に違反していると安全保障理事会に報告したという。また同戦線は、モロッコのナースィル・ブーリータ外務大臣が、自身の国は「責任を持ち、当該地域において起こり得るいかなる変化も容認しない」と強調したこと 全文をよむ

2018-03-27 国連:中東和平プロセス特別調整官、イスラエルによる入植活動を改めて非難 (al-Quds al-Arabi紙)

■ムラデノフ中東和平プロセス特別調整官:国連は1967年国境線にいかなる変更も認めない      【ニューヨーク(国連):本紙、アブドゥル・ハミード・スィヤーム】      国連のニコライ・ムラデノフ中東和平プロセス特別調整官は、国連安保理決議第2334号(2016年採択)に関する3ヶ月毎の報告会で、イスラエルが同決議を遵守していないと述べた。同決議は、イスラエルに対し1967年に占領したパレスチナの土地における入植活動や入植地拡大を停止するよう求めるものである。またムラデノフ調整官は国連パレス 全文をよむ

2018-03-01 サウジアラビア:証券取引所は「アラムコ」との対話を継続 (al-Hayat紙)

■香港の証券取引所CEO:「アラムコ」との株式提供に向けた良き対話を進めている      [ダーラン:本紙]      香港証券取引所CEOのチャールズ・リー氏は昨日、世界の証券取引市場において予定されるサウジアラビア「アラムコ」の莫大な株式の公開に関して、香港証券取引所が同社と「良き対話」を「活発に」続けていると強調した。今回の発言は、「アラムコ」が国内で鋼鉄生産の統合工場を建設する意思を明らかにしたことを受けたものだ。アラムコは最近、サウジアラビア東部ラアス=ハイル地域で同工場建設の実行可能 全文をよむ

2018-02-19 シリア:6万人がラッカへ帰還 (al-Watan紙)

◾「シリア民主軍」が「定住」を目標にラッカの収拾を続け、「内部」組織と連携....国連は6万1千人がラッカへ帰還と発表。      【本紙:諸通信社]      国連は6万人以上の民間人が、アメリカが主導する有志連合によって破壊されたラッカ市街に帰還したと発表した。その一方でシリア民主軍は、自派の諸計画とアメリカが支援する諸計画を実行し続けている。後者の計画は、「再建」という名目で、ダマスカスと調整しない国際機関と協力し、ラッカの再整備を行う計画だ。      シリア民主軍は昨年10月20日にラ 全文をよむ

2018-01-18 パレスチナ:アズハル世界会議 (al-Watan紙)

■UNRWAはパレスチナのために国際寄付キャンベルを実施:アズハル会議にてアッバース氏、「我々はパレスチナ国家と首都東エルサレムを樹立するまで戦いを決して止めないだろう」      【RT、AFP、SANA、WAFA】      パレスチナのマフムード・アッバース大統領は、エルサレムはパレスチナ国家の永久の首都であり、パレスチナの民衆は自らの土地を解放するべく戦いを止めないと強調した。      アッバース大統領は昨日、カイロで開催中のエルサレム支援のためのアズハル世界会議にて「エルサレムはあな 全文をよむ

2018-01-15 UAE:カタールの戦闘機が民間機の進路を妨害 (al-Hayat紙)

■カタールの複数の戦闘機がUAEの民間機を妨害      【ドバイ:本紙、AFP】      アラブ首長国連邦民間航空総局(UAE GCAA) は昨日、2機目の民間航空機がマナマの国際バハレーン空港への着陸段階に入ったところ、カタールの複数の戦闘機がこれを妨害したと報じた。民間機は定期便で、フライトスケジュールは組まれていた。航路は既知の通常ルート、この定期便の運航に際して必要な認可は受けており、国際的な承認を得ていたという。今般の妨害は、民間機の安全に対する度重なる脅迫と国際条約及び国際法への 全文をよむ

2018-01-09 シリア:イスラエルがダマスカス郊外県にあるシリア軍基地を爆撃 (al-Hayat紙)

■イスラエルがダマスカス郊外県にあるシリア軍基地を爆撃      【ドバイ:本紙】      シリア軍武装部隊総司令部は9日(火曜)、夜明け頃イスラエル戦闘機がシリアのダマスカス郊外県クタイファ市にある複数の軍事拠点をミサイルで爆撃したと発表した。また、シリア防空軍はミサイル3機を撃墜、攻撃してきたイスラエルの戦闘機一機を破損させたと発表した。      「SANA」が報じた軍の声明によると「早朝、イスラエルは航空機と地対地ミサイルを用いてダマスクス近郊を爆撃した。さらに午前2時40分頃、複数の 全文をよむ

2018-01-02 パレスチナ: イスラエルがガザ地区を空爆 (Al-Nahar紙)

パレスチナ: イスラエルはガザ地区を空爆      ■ガザからのロケット発射を受けてイスラエルがハマース拠点を空爆      【AFP】      イスラエルの飛行機が火曜日の朝、ガザ地区にあるハマースの複数の拠点を空爆した。ガザ地区からイスラエル南部に向けたロケット発射対する反撃だ。イスラエル軍とパレスチナ消息筋がこれを伝えた。負傷者については言及されていない。      イスラエル軍は声明の中で、飛行機は「テロ組織ハマースの部隊を標的にした」と発表した。      パレスチナ治安筋は「空爆は 全文をよむ

2017-12-31 サウジ:フィールドキャンペーンによる違反者の摘発 (al-Hayat紙)

⬛ フィールドキャンペーンで30100人の違反者を摘発      【リヤド:本紙】      合同フィールドキャンペーンは、2月末から先の金曜日までに301000件以上の在留、労働、国境警備の 各種法律の違反者を摘発した。      在留法に違反した者の数は167598人に上った 。これに加え、労働法の違反者は96889人、国境警備の法律に違反した者は36827人に及んだ。      国境を越えてサウジアラビア国内に入ろうとして 捕まった者は合計 4043人に上った 。75%はイエメン国籍、23 全文をよむ

2017-12-08 エジプト:米国のエルサレムに関する決定を受け抗議デモ (al-Quds al-Arabi紙)

■エジプト:エルサレムのための怒りのデモ、イスラエル大使追放の訴え      【カイロ:本紙、ターミル・ヒンダ―ウィー】      アメリカのドナルド・トランプ大統領が同国大使館をエルサレムに移転すると決定したことに対し、エジプトでは民衆からの怒りの反応が相次いだ。またおなじみのカイロにある記者組合の階段ではデモ参加者を迎える動きも続いている。最後のデモから一年以上が経過していた。一方、複数の政党と組合は声明を発表し、その中でエジプト政権にイスラエル大使を追放するよう要求、アメリカ製品のボイコッ 全文をよむ

2017-11-21 シリア:ミクダード副外相「我々はパレスチナ問題における正義に対する信念と支持から目を背けたことはない」 (al-Watan紙)

■ミクダード副外相:我々はパレスチナ問題における正義に対する信念と支持から目を背けたことはない      【シリア:諸通信社】      ファイサル・ミクダード副外相は、今なお続くあらゆる圧力にかかわらず、シリアは一日たりともシリア人とパレスチナ人を区別したことはなく、またパレスチナ問題の公正さに対する信念と支持を絶やしたことはないと強調した。      ミクダード副外相は昨日、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のピエール・クレヘンビュール事務局長とその随行団と会談した。      通 全文をよむ

2017-11-20 サウジアラビア:パレスチナ市民の恒久主権のための国連決議に賛成票を (al-Hayat紙)

■サウジアラビア、パレスチナ市民の恒久的な主権への賛成を強調      【リヤド:ヤースィル・シャーズィリー】      サウジアラビア王国は、東エルサレムを含む占領下のパレスチナ市民と、シリアのゴラン高原のアラブ人の天然資源に対する恒久主権決議に賛成票を投じることを強調した。サウジは、国連加盟国に対し、人道的な価値観と理念に従うこと、パレスチナ市民が奪われた土地に戻り、全ての人々に明白な人的災害が引き起こされ、長く続く苦労を終わらせる支援をする決議に賛成するよう呼びかけた。      同国は、 全文をよむ

2017-11-15 パレスチナ: UNRWA事務局長は予算における赤字の埋め合わせを呼びかけ、難民へのサービス提供が不可能となることに警鐘を鳴らす (al-Quds al-Arabi紙)

■UNRWA事務局長は予算における赤字の埋め合わせを呼びかけ、難民へのサービス提供が不可能となることに警鐘を鳴らす(2)      【ガザ:本紙】      クレヘンビュール事務局長は、UNRWA保健局が活動地域内の様々な地点にある143のクリニックと保健センターにおいて「家庭医」の概念を先駆的に導入したと述べた。またガザ地区では2014年の紛争以降、8万5000世帯以上を対象にした住宅の建設を監督したと述べた。      同事務局長は、「国連総会のさらなる強力な参与」と表現されるところに称賛を 全文をよむ

2017-11-15 パレスチナ: UNRWA事務局長は予算における赤字の埋め合わせを呼びかけ、難民へのサービス提供が不可能となることに警鐘を鳴らす (al-Quds al-Arabi紙)

■UNRWA事務局長は予算における赤字の埋め合わせを呼びかけ、難民へのサービス提供が不可能となることに警鐘を鳴らす(1)      【ガザ:本紙】      国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のピエール・クレヘンビュール事務局長は、5つの活動地域でサービスの提供を可能にすることを目的として、UNRWAの予算赤字を埋め合わせるために喫緊の資金援助を呼びかけた。同事務局長は、難民受け入れ国の政府やUNRWAの主要な支援国から成る諮問委員会に出席した大使らに対し、UNRWAの予算における赤字 全文をよむ

2017-11-13 アラブ首長国連邦:エミレーツ航空がボーイング787-10型機を40機購入 (Al-Nahar紙)

■エミレーツが「ボーイング」の飛行機40機を151億ドルで購入      【本紙】      エミレーツ航空のアフマド・ビン・サイード・アール・マクトゥーム社長は、同社が、価格表に基づいて、151億ドルで40機のボーイング787-10型機「ドリームライナー」を購入する契約を結んだと発表した。      ドバイに本社を置くエミレーツ航空は、ボーイング777型機の最大の顧客で、同型機を165機保有しており、更に164機の発注を確定している。      ドバイ民間航空庁長官とエミレーツグループのトップ 全文をよむ

2017-11-13 レバノン:在レバノン・サウジ臨時代理大使が「バットマン」を使って、ハリーリー首相が「拘束された」と言う人にビンタ。 (al-Quds al-Arabi紙)

■在レバノン・サウジ臨時代理大使が「バットマン」を使って、ハリーリー首相が「拘束された」と言う人にビンタをする。      【本紙】      サウジアラビアは、サアド・ハリーリー首相がリヤドから辞任表明をした直後から、レバノン人による広い批判にさらされ、ハリーリー首相拘束の嫌疑をかけられている。ハリーリー首相は、未だレバノンに帰国していない。これに対し、ワリード・ブハーリー在レバノン・サウジ臨時代理大使は11月13日の月曜日、ツイッター上で、男に平手打ちする「バットマン」の有名な絵を使用する皮 全文をよむ

2017-11-11 レバノン:サウジ人が誘拐され、湾岸諸国民はレバノンから退去 (al-Quds al-Arabi紙)

■サウジ人の誘拐、湾岸諸国民はレバノンから退去      【ベイルート、リヤド:本紙】      レバノンのノハード・マシュヌーク内務大臣は、政局を乱すために政治危機を利用することは許されないと強調した上で、レバノン政府はサウジ国民1名が誘拐された問題に取り組んでいると強調した。また、「サウジ国民の安全と平和、全てのアラブ及び外国の市民はレバノン政府とその諸機関にとり優先事項である。安定と平和の侵害は、超えることの禁じられたレッドラインである。関係諸機関が動員されている」と語った。      高 全文をよむ

2017-11-09 トルコ:ダーイシュと関係が疑われる111人を逮捕 (al-Hayat紙)

■トルコが「ダーイシュ」に属している容疑で111人を逮捕する      【ドバイ:本紙】      「アナドル通信社」が報じたところによると、トルコ当局は11月9日(木曜日)、首都アンカラの郊外における大規模作戦の一環として、「イスラム国」(ダーイシュ)に属すると疑われている111人のメンバーを逮捕した。      同通信社によると、当局はダーイシュに属すると疑われた245人に対する逮捕状を発行し、そのうち111人を逮捕した。一方で、作戦の一環として残りのメンバーに関する捜索は引き続き行われてお 全文をよむ

2017-11-05 アブダビ:カタール危機の議論のためアブダビで四カ国が会合を開催  (al-Hayat紙)

■カタール危機の議論のため、アブダビで四カ国会合      【アブダビ:本紙】      サウジアラビア、エジプト、アラブ首長国連邦、バーレーン、四カ国の外相が、シルバニヤス・フォーラムに際し、カタール危機問題をめぐりアブダビで協議した。エジプト外務省のアフマド・アブー・ゼイド報道官はこの協議について「四カ国の外相の間で、いくつかの共通の基準が反映された友好的な対話であった」と話した。      カタールは、危機を終結するために、同国と断交する4カ国と同じ席に着くという希望を表明した。カタールの 全文をよむ

2017-11-04 レバノン:レバノンにおける難民や出生率、国際援助の額を詳述 (al-Quds al-Arabi紙)

■本紙がレバノンにおける難民や出生率、国際援助の数字を詳述。   UNHCRの報道官:シリア難民の内90%が帰還を望んでいる。      【ベイルート:本紙、サアド・イルヤース】      レバノン人は、シリア難民問題や彼らの帰国の実施方法につき見解をまとめる政府計画が決定されることを未だに待ち続けている。だが、これらの問題をめぐり意見は割れている。帰還の方法は自発的なのか、それとも強制なのかは、こうした政府計画を内閣の議題に挙げることへの相互理解を妨げている。      もし、ミシェル・アウン 全文をよむ

2017-11-02 パレスチナ:バルフォア宣言100周年、批難相次ぐ (al-Quds al-Arabi紙)

◼ファタハは「Twitter」を通じイギリス首相を攻撃し、「バルフォア宣言」を拒否。ハマースは同首相に政治的災害に対する謝罪を要求。「呪われた宣言」100周年の批判行動への参加に向けた準備が内外で広くされる。      【ガザ:本紙】      ファタハはSNS上で、イギリスのテリーザ・メイ首相と同国外務大臣に対するメディア・キャンペーンを開始した。両者が「バルフォア宣言」を支持したことがその背景にある。本日(2017年11月2日〕は、バルフォア宣言がユダヤ人たちに付与され、それに続いてパレスチ 全文をよむ

2017-10-21 エジプト:砂漠で治安部隊とテロリストが戦闘 (al-Hayat紙)

▪️軍高官を含むエジプト軍兵士が死亡      【カイロ:ムハンマド・サラーフ】      エジプト西部砂漠に位置するバハリーヤ・オアシス地方にて、警察部隊とテロリストの間での大きな戦闘が起こり、エジプト人兵士が16人以上が殺害された。死亡者には軍高官が含まれ、うち1人は准将だった。テロリストも被害を被った。ギザ県、ワーディー・ゲディード県、ファイユム県の治安部隊と軍の指導部は、 大規模な援軍を送る一方、ヘリコプターで武装勢力排除のため同地域を捜索した。      治安部隊は武装集団が首都から南 全文をよむ

2017-10-11 シリア:トルコ軍はイドリブに留まると表明 (al-Hayat紙)

■トルコはクルド人の「脅威」を排除するためイドリブに留まる      【ロンドン・本紙】      トルコのヌレッティン・ジャニクリ国防相は、トルコがさらされている脅威が消滅するまで、トルコはシリア北部のイドリブ県に留まるべきであると語った。専門家は、トルコ政府がトルコ軍とシリアの反体制勢力のうちトルコ寄りの武装勢力の一部をイドリブに派遣した主な目的は、シリア北部のクルド地域で自治政府が樹立される可能性を阻止することであった、と分析している。ジャニクリ国防相の声明と同時に、ロシア政府は米国の指揮 全文をよむ

2017-10-07 シリア:正規軍がマヤーディーンに進入 (al-Hayat紙)

■正規軍がマヤーディーンに入る      【ロンドン:本紙(ベイルート)、AFP、ロイター】      シリア正規軍は昨日、ロシアの航空支援を受けてマヤーディーン市内西部に進行した。「シリア人権監視団」が報じたところによると、同市はシリア東部における「ダーイシュ」の最大の拠点の一つであるという。人権監視団のラーミー・アブドゥルラフマーン代表は「AFP」通信社に以下のように語った。「正規軍はロシア空軍の援助を受け、シリア砂漠の方角から進み、マヤーディーン市内に入ることができた。そして市の西側の地区 全文をよむ

2017-10-06 国連は更なるロヒンギャの逃亡に準備 (al-Hayat紙)

【ジュネーブ:ロイター】      国連人道問題担当事務次長マーク・ローコック氏は、6日ジュネーブでの記者会見にて、ムスリムであるロヒンギャの人々がミャンマーからバングラデシュへの逃亡を続けていると述べた。また同機関は、新しい波の流出の可能性に備えていることを確認した。      さらにローコック氏は、「このミャンマーからの人の流出はまだやんでいない。問題は、未だミャンマーに残る数十万のロヒンギャの人々である。更なる流出が発生した場合に準備ができているようにしたい」と語り、50万人が思慮に欠ける 全文をよむ

2017-10-06 イラン:核合意を遵守せず (al-Hayat紙)

■トランプ大統領「イランは核合意の理念を尊重していない」      【ワシントン:AFP、ロイター】      ドナルド・トランプ大統領は昨日(木曜日)、イランが核合意の「精神」を尊重していないとし、この局面は「嵐の前の静けさ」だと強調した。これは、ホワイトハウスでのアメリカ軍幹部との会合での発言である。      トランプ大統領は、テヘランについて語る中で、イラン側は2015年にイランと6大国(米・中・露・仏・英・独)の間で調印された合意の精神を尊重していないと表明した。この合意は、イランの核 全文をよむ

2017-09-17 シリア:ロシア軍艦が地中海へ入る (al-Watan紙)

◼︎ロシアの「ヤマル」がトルコの海峡を渡りシリアへ      【本紙】      メディアは、ロシア黒海艦隊所属の大型揚陸艦「ヤマル」がトルコの海峡を渡り、地中海に入ったと報じた。同艦は、シリアへの積荷を積載している。      複数のウェブサイトが、ボスポラス海峡を渡っている軍艦の写真を公表した。これらのサイトの一部はイスタンブールから、言及された戦艦がシリアのタルトゥースへ向かうものであると確認した。タルトゥースには、ロシア海軍所属の支援・技術供給所が設置されている。これらのサイトは、同艦の 全文をよむ

2017-09-11 エジプト:埃米合同軍事演習「明るい星」が始動 (Al-Ahram紙)

■エジプト・アメリカ軍事実弾演習「ブライトスター」が始動      【ライラ・ムスタファ】      エジプト・アメリカ合同演習演習「ブライトスター2017」の作業が始まった。これは北部軍事地域にあるムハンマド・ナギーブ軍事基地の戦闘訓練場において、9月10日から20日にかけて行われる。      今年の軍事演習演習「ブライトスター2017」の作業内容には、エジプトとアメリカの機械化歩兵と装甲車による実弾を使用した戦術プロジェクトが含まれ、エジプト空軍と海軍が空と海上での活動を伴う。また、この機 全文をよむ

2017-09-08 UAE;アラブ首長国連邦はクウェートの対応を賞賛 (al-Watan紙)

■アラブ首長国連邦はクウェートによるカタール危機解決のための努力を評価:13の要求は放棄せず      【本紙:アクラム・サーミー】      アラブ首長国連邦のアンワル・ガルガーシュ外務大臣は、クウェートのシャイフ・サバーハ・アフマド・ジャービル・サバーハ首長のカタール危機への対応に謝意を表明した。同時に、中東4カ国の要求は、危機解決のための基本的な原則であることを確認した。      また、ガルガーシュ大臣はツイッターで「クウェートとその首長による、カタールと周辺の湾岸諸国間における危機対応 全文をよむ

2017-09-07 シリア:イスラエルがシリア国内の工場を爆撃 (al-Hayat紙)

■イスラエルがシリアの化学兵器とミサイル工場を爆撃      【ドバイ:本誌】      シリア軍は以下のように発表した。イスラエルの戦闘機が今日(木曜日)明朝、ハマー県のマスヤーフ近郊にある軍事地の一つを爆撃した。その結果、2人の兵士が死亡したという。一方で、イスラエルとレバノンの報道機関は、今次の爆撃はミサイルと化学兵器の生産工場を狙ったものだったと報じた。      「シリア・アラブ通信社」(SANA)は「軍・陸軍最高司令部」が声明で述べた言として、以下の旨報じた。。「宿敵イスラエルの航空 全文をよむ

2017-08-07 レバノン:ヘイリー米国連大使がヒズブッラーを非難 (Al-Nahar紙)

■ワシントン:ヒズブッラーの武器は地域の安定と平和を脅かす      【ニューヨーク:アリー・バラディー】      アントニオ・グテーレス国連事務総長は、国連レバノン暫定駐留軍(UNIFIL)の駐留を更に1年延長することを国連安保理に求めた。UNIFIL現在の任期は8月31日に終了する予定。一方、ニッキー・ヘイリー米国連大使は、レバノン南部での「ヒズブッラーのテロリストどもの手」による違法な武器の散が、地域の「安定と平和への脅威」をなしているとの見方を示した。      ヘイリー大使は、ベイル 全文をよむ

2017-08-05 シリア、イエメン、リビア:アラブ世界の再植民地化のための革命が起こったのか?(2) (al-Quds al-Arabi紙)

一方イエメンは、UAE、サウジアラビア、イラン、アメリカの支配地となった。入り組み、ぶつかり合う多くの勢力の間での権力分配が存在する。イエメン国民自身も、UAEが港や空港を含むイエメンの多くの地域を支配するようになったと非難している。それだけでなく、UAEは過去にアデンの空港において、イエメン大統領機に着陸を禁じた。イエメンがUAEの植民地に変貌したのは過去のことだが、国内の戦場から遠くにあるソコトラ島の保護区にまで及んでいる。現在行われているイエメンの南北分割の試みも見逃せない。いずれは、いく 全文をよむ

2017-08-05 シリア、イエメン、リビア:アラブ世界の再植民地化のための革命が起こったのか?(1) (al-Quds al-Arabi紙)

【本紙:ファイサル・カースィム博士】      我々は死ぬまでに、アラブ世界は千の革命を必要とすると言い続けるのだろう。この本質は、我々がアラブの春の問題に回帰するたびに確認しなければならないものである。一部の人が一連の革命によって、我々が希望を失ったと思いこまないためにだ。しかし、シリア、イエメン、リビアに限り、革命の状況が帰着したものに光を当てるならば、我々には以下の事柄を問う権利があるのではないか。これらの国の国民は、悪魔から解放されるために立ち上がったのか。それとも、同地域の再植民地化の 全文をよむ

2017-07-29 モロッコ:2つの現実を生きるモロッコ系移民(1) (al-Quds al-Arabi紙)

■モロッコの移民:2つの異なる現実を生きる      【ウジダ:スフヤーン・アルバーリー】         夏季を通じてモロッコの国境検問所は人で溢れ返る。この時期は厳戒態勢が敷かれ、移住先のモロッコ人居住区から検問所を渡ってくる国外在留者や外国人在留者を迎える様子が全国的にみられる。2014年、世界各地からの帰国者数は約450万人に上った。そのうち70%は45歳以下の青年である。モロッコ人居住区は西欧諸国、特にフランス、スペイン、ベルギー、イタリア、ドイツに集中して存在している。      6 全文をよむ

2017-05-23 パレスチナ:トランプ大統領は和平合意到達を楽観視3 (al-Hayat紙)

■トランプ大統領は和平合意到達に対して楽観的(3)      一方ネタニヤフ首相は、イランに対するトランプ大統領の「決然かつ明らかな」立場や、それが六か国とイランの核合意に反対するイスラエルの立場と一致すること、そしてトランプ大統領がイスラエル・パレスチナ間の和解のために尽力していることに敬意を表した。トランプ大統領は、アメリカの前政権がイランに与えたのは「尋常ではない取引であり、これは正しいことではない。我々は、彼らにテロの続行を許してしまった。しかし、私を信じて欲しい。イランは、一度たりとも 全文をよむ

2017-05-23 パレスチナ:トランプ大統領は和平合意到達を楽観視2 (al-Hayat紙)

■トランプ大統領は和平合意到達に対して楽観的(2)      イスラエル筋は、トランプ大統領の最も重要な発言は、今日5月23日のイスラエル博物館での演説の中の述べられるだろうと述べた。一方、アメリカのレックス・ティラーソン国務長官は、昨5月22日、大統領専用機の機内で記者団に対し、「トランプ大統領、ネタニヤフ首相、アッバース大統領の三者会談は、今回の訪問中ではなく、次の日程の中で設定されるだろう」と発表した。      イスラエルの人々は、トランプ大統領がイスラエルに到着して数時間のうちに、同氏 全文をよむ

2017-05-23 パレスチナ:トランプ大統領は和平合意到達を楽観視 (al-Hayat紙)

■トランプ大統領は和平合意達成に楽観的(1)      【ナザレ:アスアド・タルハミー、ラーマッラー:本紙】      マフムード・アッバース大統領は、今日5月23日、ベツレヘム市でイスラエルから来るドナルド・トランプ大統領を迎える。トランプ大統領は昨日5月22日の晩、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相との非公式会談の直後、パレスチナ・イスラエル間の和平合意到達に対して楽観的な見方を表明していた。      トランプ大統領は、西エルサレムのダビデ王ホテルで開催され、二時間にわたって続いた会談 全文をよむ

2017-03-11 パレスチナ:アッバース大統領がトランプ大統領と電話会談 (al-Quds al-Arabi紙)

■アブー・ラディーナ氏:トランプ大統領はアッバース大統領に70年続いた苦難が終わるときが来たと伝えた      クドゥス紙にトランプ大統領がパレスチナ大統領を「ホワイトハウスの客人」として招いたことを明かした      【ロンドン:本紙、アリー・サーリフ】      パレスチナ大統領マフムード・アッバース氏は昨夜〔10日〕、49日前に就任したアメリカ大統領ドナルド・トランプ氏から電話を受けた。パレスチナ自治政府の公式大統領府報道官のナビル・アブー・ラディーナによると、その会談は「素晴らしく、穏や 全文をよむ

2017-02-16 国境なき医師団、シリアでの病院砲撃に関してロシアとシリアを非難 (al-Hayat紙)

■シリアでの病院爆撃に関して、ロシアおよびシリア政府が非難を受ける      【パリ:AFP】      国際NGO「国境なき医師団」(MSF)は昨日新しい情報を発表した。その情報に基づきMSFは、2016年2月に起きたシリア北西部の2つの病院への攻撃は、ロシア軍とシリア軍が行ったとして非難した。攻撃された病院の一つは、MSFが支援する施設だった。      イギリスの調査研究機関「フォレンジック・アーキテクチャー」の広報担当者によると、インターネット上で公開されたビデオ記録が、「ロシア軍とシリ 全文をよむ

2017-01-21 パレスチナ:パレスチナ人はトランプ大統領就任に抗議する (al-Hayat紙)

■パレスチナ人はトランプ氏の就任を抗議で迎える      【ラーマッラー:ムハンマド・ユーニス】      パレスチナ人は昨日〔20日〕、ドナルド・トランプ米大統領の就任をデモで迎え、入植地建設活動とトランプ大統領がアメリカ大使館をエルサレムへ移転する決定を下したことに抗議した。また東エルサレムの「マアレ・アドゥミーム」という入植地として象徴的な村では、民衆抵抗運動の活動家たちが、アメリカ大使館をエルサレムに移転する決定に対し抗議した。さらにイスラエルのクネセト〔立法府〕に提出されたパレスチナの 全文をよむ

2017-01-18 エルサレム:シリア反体制派の派遣団が支援を求めてイスラエルへ (al-Hayat紙)

■「シリア反体制派」の派遣団が支援を求めてイスラエルへ      【占領下エルサレム:本紙】      シリア反体制派の派遣団が昨日(火曜日)から、エルサレムの「ヘブライ大学」所属機関「トルーマン研究所」の招待を受けてイスラエルを訪問している。この種の滅多にない訪問は、派遣団はシリア反体制派を「代表していない」、また訪問を「一種のイスラエル容認」と考えるアラブ人学生たちの怒りをかき立てた。      またイスラエルの『エルサレム・ポスト』によると、二人の反体制派、ウサーム・ザイトゥーンとシル 全文をよむ

2016-12-24 パレスチナ:国連安保理はイスラエルにパレスチナにおける入植地建設停止を求める歴史的決定を行う(1) (al-Quds al-Arabi紙)

■パレスチナにとっての歴史的決議:国連安保理はイスラエルに入植停止を求める      アッバス議長はこれを占領政策への痛打とみなす…。イスラエルはアメリカが投票を棄権したことでアメリカはイスラエルを見捨てたと非難      【ニューヨーク:本紙】      歴史的かつ注目すべき出来事である。国連の安全保障理事会は昨夜[23日]、アメリカが棄権したものの、過半数である14カ国の賛成を以て、イスラエルに対しパレスチナの占領地における入植地建設活動の即時かつ完全なる停止を要求する決議案を採択した。本決 全文をよむ

2016-12-16 シリア:アレッポ東部から「大規模脱出」 (al-Hayat紙)

■アレッポ東部からの「大脱出」      【モスクワ、ロンドン、ニューヨーク、ジュネーヴ、ベイルート、本紙、ロイター、AFP:ラーイド・ジャブル】      昨日、数万人の民間人とシリアの戦闘勢力によるアレッポ東部からの「大脱出」作戦が始まった。これはシリアとイランとの合意を経て、トルコから履行の約束を取り付け、ロシアがその実施を保証した合意に従うものである。昨日、負傷者と民間人を含む第一群がアレッポ西部郊外にある反体制派の占拠地域に到着した。血塗られたの戦いが始まって4年以上経過したが、今回の 全文をよむ

2016-12-13 イスラエル:イスラエルは直接交渉を重視 (Al-Ahram紙)

■駐イスラエル・フランス新大使:パリ和平会議はパレスチナ問題が諸危機の中に埋もれるのを防ぐ狙い      【カイロ:MENA】      エレーヌ・ル・ガル〔Hélène Le Gal〕駐イスラエル・フランス新大使は、今月中に行われる予定のパレスチナ・イスラエル紛争に関する和平会議が、他の世界的な諸危機の中にこの問題が埋もれてしまうのを防ぐことを基本的な狙いとしていることを明らかにした。      加えて、『Times of Israel』紙が火曜日〔13日〕に掲載した発言によれば、同大使は以下 全文をよむ

2016-11-25 パレスチナ:大統領府が日本の天皇誕生日に際し演説 (al-Quds al-Arabi紙)

パレスチナ:大統領府が日本の天皇誕生日に際し演説      2016年11月25日付 al-Quds al-Arabi紙      ■タッイブ・アブドゥッラヒーム:我々は和平合意の達成を提唱するトランプ氏に応じる準備ができている      【ラマッラー発:本紙】      日本の天皇誕生日に際し、ラマッラーの大統領府で日本のパレスチナ訪問団を招いて行われたレセプションの席上、パレスチナ大統領府事務局長のタッイブ・アブドゥッラヒーム氏がマフムード・アッバース大統領に代わって、次のように述べた。「次 全文をよむ

2016-10-24 パレスチナ:イスラエルがガザを爆撃 (al-Hayat紙)

■ロケット弾の発射に応えたイスラエルのガザ爆撃      【ドバイ、ガザ(占領地パレスチナ):本紙、AFP】      イスラエルの複数の航空機は今日(月曜日)、今朝、ガザ地区北部ベイトハヌーンから発射されたロケット弾がネゲブ西部に落ちたことへの報復として、同町への爆撃を開始した。      イスラエル軍は声明の中で、ガザ地区北部からイスラエル南部に向けてミサイルが発射されたと主張し、イスラエル軍の航空機がガザ地区北部にあるハマースが管理している施設およびガザ地区の他の場所に対する爆撃を開始した 全文をよむ

2016-10-24 パレスチナ:ユネスコ世界遺産委員会がエルサレムについて投票 (al-Quds al-Arabi紙)

■「ユネスコ」が明後日エルサレムに関する決議案に投票      【ラーマッラー:本紙】      ユネスコが明後日〔10月26日〕、パレスチナが起草したエルサレムに関する決議案を投票することが予想されている。      世界遺産委員会の枠組みの中で提示される今回の決議案は、1週間半前に承認された決議よりは軽いものとなるだろう。ただし、この決議案もまたユダヤ人が神殿の丘と呼ぶエルサレムの神域とユダヤ人の間の結びつきを無視し、アルアクサー・モスク/エルサレムの神域をムスリムだけの崇拝の場とみなしてい 全文をよむ

2016-07-09 国連:レバノン問題の解決のためイランとサウジアラビアの協力を訴える (al-Quds al-Arabi紙)

■レバノン駐在国連特別調整官:イランとサウジアラビアはレバノンの政治危機の解決に対して協力しなければならない      【ニューヨーク:アブドゥルハミード・スィヤーム】      レバノン駐在国連特別調整官であるスィグリッド・カーグ氏は、サウジアラビアとイランの両国に対し、2年以上にわたってレバノンで起きている政治危機の解決に関する合意を訴えた。      カーグ氏はレバノンの状況に関して、非公開の協議委員会において国連安保理に状況報告を行い、このような争いの局面においては、レバノン国家の統一と 全文をよむ

2016-06-28 パレスチナ:イスラエルによる拷問や拷問執行者が野放しにされていることを非難、国際刑事裁判所に報告書を提出 (al-Quds al-Arabi紙)

2016年06月28日付 al-Quds al-Arabi紙   ■パレスチナ人抑留・釈放者支援協会会長のカラ-キウ氏、「イスラエルは拷問を合法化している唯一の国家であり、パレスチナ自治政府情報省は6月26日の「拷問の犠牲者を支援する国際デー」に際して、同国の占領について提訴する」と表明      【ラ-マッラ―:本紙】      パレスチナ人抑留・釈放者支援協会会長のイ-サ-・カラ-キウ氏は、「イスラエルは拷問を合法化し、拷問のための法律を備えている世界で唯一の国であり、拷問はパレスチナ人抑 全文をよむ

2016-06-21 国連:ヨルダン大使が難民支援を訴える (al-Quds al-Arabi紙)

■国連世界難民の日:世界の難民は6500万人を超え、その大多数はアラブ人とイスラーム教徒である      【ニューヨーク:アブドゥルハミード・サイヤーム】      月曜日(20日)の午後、毎年6月20日にあたる世界難民の日に合わせ、国際連合本部で新規難民に関する文化イベントが開かれた。同イベントは国連事務総長の潘基文氏とヨルダン国連常任大使のディマ・カアワール氏、国連人道問題担当事務次長のスティーヴン・オブライアン氏、そして多くの外交関係者および各国職員によって開かれた。同イベントは国連難民高 全文をよむ

2016-06-07 モロッコ:オランダへの移民労働者の権利を守る協定に署名 (al-Quds al-Arabi紙)

■モロッコはオランダへの移民労働者の権利の保護協定に署名      【ラバト:本紙】      モロッコは、同国の沙漠の民に対するオランダの補償金問題を乗り越え、オランダへのモロッコ人移民労働者の権利の保護のため、新たな社会保障協定に署名した。      モロッコ雇用・社会問題省の発表によれば、モロッコとオランダは、1972年2月14日に締結された社会保障のための一般協定の改正プロトコルについて、2013年から開始された一連の交渉の結果として、ラバトにおいて署名した。交渉の中では、この問題のさま 全文をよむ

2016-06-06 サウジアラビア:イエメン難民のために1000万ドルの支援 (al-Hayat紙)

■イエメン難民2万人のためにサウジアラビアから1000万ドルの支援      【サナア:ジャマール・ムハンマド】      サウジアラビア政府は、「人道支援・措置のためのサルマーン国王センター」を通じて、「国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)」や「国際移住機関(IOM)」と共に、共同実行プログラムに署名した。このプログラムは、安全を求めてイエメンからソマリアに避難したソマリア人帰還者やイエメン難民約2万名に対する1000万ドルの支援を目的としている。      政府の情報筋は本紙に対し、UNH 全文をよむ

2016-05-14 FAO:中東で3300万人が飢餓 (al-Hayat紙)

■中東で3300万人が飢えに苦しむ      【ドバイ:ダラール・アブー・ガザーラ】      食糧浪費の問題は世界規模で関心と活動を高めている。政府や国際的組織、研究機関、生産者、流通業者、小売業者、消費者のもとには、この問題について、可能な解決策や変化を引き起こす力の創出などさまざまな意見が出されている。      「国際連合食糧農業機関」(FAO)はローマ本部で食糧安全保障に関する閣僚級会議を開催し、次のように述べた。近東および北アフリカの諸政府は、「食糧の不足と浪費の問題を認め、その防止 全文をよむ

2016-04-27 エジプト:観光大臣がドバイで観光アピール (al-Hayat紙)

■エジプトは「アラブ・トラベル・マーケット・エキシビション」で観光部門を宣伝する      【ドバイ:ダラール・アブー・ガザーラ】       エジプト観光大臣のヤフヤー・ラーシド氏が、昨日ドバイではじまった「アラブ・トラベル・マーケット・エキシビション」(開催中)において宣伝・広告キャンペーンを行っている。これは、昨年10月に発生したシャルム・エル・シェイクからロシアに向かうロシア機の爆破事件や、先月ルクソールからキプロスに向かう飛行機のハイジャック事件後の数ヶ月間にエジプト観光業が失った観光 全文をよむ

2016-04-04 イエメン:アラブ有志連合の戦闘機がアル=カーイダを追跡 (al-Hayat紙)

■アラブ有志連合の戦闘機がムカッラーにおいて「アル=カーイダ」を追跡      【サナア、アデン:本紙】      アラブ有志連合の戦闘機は昨日(3日)、タイズ県西部のワーズィイーヤ地区においてフースィー派武装集団およびアリー・サーリフ前大統領の部隊の拠点複数に対し集中的な爆撃を行った。これは、(フースィー派武装集団ならびにアリー・サーリフ前大統領部隊ら)反乱分子によって同地区が制圧された翌日のことだった。また、ハドラマウト(イエメン東部)の県都であるムカッラーの武装組織「アル=カーイダ」の 全文をよむ

2016-03-22 イラク:ダーイシュによる化学兵器使用 (al-Hayat紙)

■イラク政府:国際機関に「化学兵器」への注意を呼びかけ      【バグダード:本紙】      イラク外務省は昨日、「ダーイシュ」(「イスラーム国」)による、サラーフッディーン県のトルクメン人の町ターザに対する化学兵器を用いた攻撃を重大視するよう国際機関に呼びかけた。      同省のアハマド・ジャマール報道官が昨日の声明で述べたところによると、「我々は本件に関して積極的な外交行動を開始した。外務大臣は、本件を専門機関である化学兵器禁止機関(OPCW)、国連機関および安全保障理事会に通達しただ 全文をよむ

2016-03-21 シリア:政府代表団は政治的移行を無視、ゴラン高原「返還」を要求 (al-Hayat紙)

■シリア政府代表団は政治的移行を無視し、ゴラン高原の「返還」を要求      【ロンドン:イブラーヒーム・フマイディー】      本紙は昨日、ジュネーブでシリア政府代表団が訴えた文書の内容を入手した。それは、「1967年6月4日の境界線までのゴラン高原返還」、「テロとの戦い」におけるシリア政府軍への支援義務、そして近隣諸国による「武装兵」、つまり反体制派への支援停止といった一般原則を含むものである。      一方、同代表団は「政治的移行」に関する議論や米露が主導した国連安保理決議第2254号 全文をよむ

2016-03-15 シリア:プーチン露大統領が駐留ロシア空軍の主力部隊の撤退を決定 (al-Hayat紙)

■プーチン大統領は今日、シリア駐留部隊の「大部分」の撤退を命令      【モスクワ:ラーイド・ジャバル、ロンドン:本紙】      ロシアのヴラジミール・プーチン大統領は今日、シリアで任務にあたってきた駐留部隊の「大部分」の撤退を命令、ロシアの軍事介入が「かなりの程度目標に到達した」と述べた。プーチン大統領はまた、クレムリンでの国防大臣、外務大臣との会議で「撤退は本日火曜日から始める」と述べた。さらに、クレムリンのドミトリー・ペスコフ広報官は、プーチン大統領がロシアの決定を伝えるため、シリアの 全文をよむ

2016-03-11 アラブ連盟:ムバーラク時代の外務大臣が新事務総長に (al-Hayat紙)

■アブー・ガイト氏が連盟事務総長に      【カイロ:ムハンマド・シャーズィリー】      アラブ連盟諸国外相はカイロで招集された臨時会で、エジプトのアフマド・アブー・ガイト元外務大臣を5年の任期で第8代事務総長に選出した。アブー・ガイト氏任命に対するカタールの異議申し立てを解消するため、昨晩まで三度にわたり続けられた協議会を経た人事である。      アブー・ガイト氏はアラブ諸国から広範な支持を得ていたにもかかわらず、人事は、アブー・ガイト氏が競争相手のいない唯一の候補だという状況下でエジ 全文をよむ

2016-03-10 サウジ:20カ国参加の合同軍事演習「北の雷」終了 (al-Hayat紙)

■サウジアラビア:20カ国のアラブ・イスラーム諸国軍による「北の雷」が終了      【ハファル・バーティン:本紙】      サウジ領内で15日間にわたって実施されていたアラブ・イスラーム諸国20カ国の軍隊による軍事演習「北の雷」が、本日(木曜日)終了した。これに続けて明日金曜日は、全参加国による軍事パレードが実施される予定だ。      サウジのサルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ国王は、22カ国の首脳、高官らとともに、ハファル・バーティンの北部地域に位置するキング・ハリド軍事都市で、演習 全文をよむ

2016-03-06 モロッコ:EUとの農産品規制にかかわる交渉を再開 (al-Hayat紙)

■ヨーロッパとモロッコ政府が交渉再開      【ラバト:ムハンマド・アシュハブ】      昨日ラバトで、モロッコとEUの間の交渉再開が発表された。この交渉はサハラ諸県で生産された農作物の輸入を禁じる欧州司法裁判所の決定を受けて一週間前から中断されていた。一方、潘基文国連事務総長は、モーリタニア難民を収容しているアルジェリア南部のサハラ・キャンプを訪問した。これは西サハラ問題におけるポリサリオ戦線とモロッコとの間の紛争終結に向けた交渉再開への取り組みの一環である。      EUのフェデリカ・ 全文をよむ

2016-03-06 UAE:バイデン米副大統領、中東歴訪をUAEより開始 (al-Hayat紙)

■UAE:バイデン米副大統領、中東歴訪をUAEより開始。イスラエルへ新たな和平イニシアチブは提案しない。      【アブダビ:シャフィーク・アサディー】      ジョー・バイデン米副大統領は6日午後、中東歴訪の一つとしてアラブ首長国連邦(UAE)への公式訪問を行う。これはイランやシリアに関する安全保障問題に加えて、米国が関心を向けている経済やエネルギー関連の事項について議論するための訪問である。同時にワシントン政府は、今回のイスラエルとラマッラー訪問では、新たな和平交渉に関して、いかなるイニ 全文をよむ

2016-03-03 エジプト:スィースィー大統領訪日、経産省の支援を多とする (Al-Ahram紙)

■大統領、日本政府がエジプト企業の能力を高めるために力を注いでいることを称讃する   日本の経済産業省副大臣:我々は皆さんに先進技術を提供することに関心を寄せている      【東京:アフマド・サーミ―・ムタワッリー】      アブドゥル・ファッターフ・スィースィー大統領は、「日本の経済産業省が、日本・エジプト両国の通商・経済関係を強化する領域において力を注いでいること、産業・貿易分野で活躍するエジプト企業の能力を高めるために支援をしていることを評価している」と表明した。      この表明は 全文をよむ

2016-02-28 モロッコ:事務総長の西サハラ訪問を懸念 (al-Quds al-Arabi紙)

■潘基文氏のマグレブ訪問がモロッコの懸念を引き起こす      【ラバト:本紙、マフムード・マアルーフ】      3月に行われる国連事務総長のマグレブ地域訪問はモロッコによる多くの懸念を引き起こした。これは同訪問に、ポリサリオ前線の支配の下、解放されたとされる一方、国連がそれを非合法な支配と見なすサハラ諸地域が含まれるとの発表を受けたものである。      モロッコは潘基文事務総長氏が西サハラの東方前線に位置し、アルジェリアとの国境に近いビル・ラフルー地域を訪問し、現地でポリサリオ戦線の指揮官 全文をよむ

2016-02-26 クウェート:首相がイランに外交政策を改めるよう呼びかけ (al-Hayat紙)

■クウェートがイランに政策の修正を呼びかけ      【クウェート市:ハマド・ジャースィル】      クウェートのジャービル・ムバーラク・ハマド・サバーフ首相はイランに対して、「東アラブ各地における緊張を鎮めるため、多くの政策や行動を改めるよう」呼びかけ、地域におけるいかなる新たな戦争も促さないとの姿勢を示した。同首相は、「イラン国内には異なる政策のせめぎ合いや潮流があり、強硬派もいれば穏健派もいる。我々は、善隣外交に則ってイランとそのアラブの隣国が互恵関係を築き、全ての湾岸諸国の主権が尊重さ 全文をよむ

2016-02-24 シリア:米露が停戦合意に向け各勢力に呼びかけ (al-Hayat紙)

■米露は停戦合意の実行に向けそれぞれの協力者を動員      【モスクワ:ラーイド・ジャバル;リヤド、アンカラ、ベイルート、パリ、ワシントン、ニューヨーク:本紙、ロイター、AFP】      アメリカとロシアは、シリアでの「敵対行為の停止」についての合意に向けた支援を得るため、国際社会・地域・シリア国内のそれぞれの協力者との連携を強化した。これは、紛争当事者が合意に対する立場を表明する期限が明日(25日)正午に、また合意の採択が金曜(26日)から土曜(27日)にかけての夜に迫っているのを受けての 全文をよむ

2016-02-18 パレスチナ:国連がハンスト中の囚人釈放をイスラエルに要求 (al-Hayat紙)

■国連、キーク氏の釈放を要求      【ガザ:ファトヒー・サッバーフ】      国連のニコライ・ムラデノフ中東和平プロセス特別調整官は、行政拘禁を科せられ85日間に及ぶハンガーストライキを継続中のジャーナリスト、ムハンマド・キーク氏の生命救助活動を要求した。また、国際機関はパレスチナ和解とパレスチナ解放機構(PLO)の計画に従って統一政府樹立を支援すると述べた。      同特別調査官は、昨日(17日)ガザ市にある「報道の館」機関の建物で開かれた記者会見の中で、国連は行政拘禁を拒否し、これに 全文をよむ

2016-02-18 モロッコ:イスティクラール党、アルジェリアは「占領国」 (al-Hayat紙)

■モロッコの政党党首、アルジェリアに対し強硬姿勢、「占領国」とみなす      【ラバト:ムハンマド・アシュハブ】       「イスティクラール(独立)」党のハミード・シャバート党首は、アルジェリアを「占領国」と表現した。同党首はモロッコの東の隣国が「モロッコの主権下にあった土地を占領した」との訴えを新たにし、モロッコとサハラ諸県の支配を争うポリサリオ前線の避難民キャンプがあるティンドゥフ地域、そして「東サハラ」として知られる地域の中の土地などを例にあげた。      イスティクラール党党首は 全文をよむ

2016-02-11 モロッコ:地域連携にかかわるサウジ外相との会談 (al-Quds al-Arabi紙)

モロッコ:シリアでの地上戦参加については議論を継続      【ラバト:ムハンマド・マアルーフ】      モロッコは、サウジアラビアが提案したシリアでの地上戦へのモロッコ軍の参加に関する立場について説明した。モロッコのサラーフッディーン・ミズワール外相は一昨日水曜日、サウジアラビアのアーディル・ジュベイル外相とのラバトでの会談後、本件は「目下俎上に載っていない」と述べた。      ミズワール外相は、2時間続いたジュベイル外相との会談の中で「シリアでの地上介入の件には触れられなかった」とし、今 全文をよむ

2016-02-08 UAE:サウジ、バハレーンに続き、対ダーイシュ戦への地上部隊派遣の意思を表明 (al-Hayat紙)

■UAEは「ダーイシュ」を負かすため米国が主導する地上部隊介入への支援をおしまない      【アブダビ:シャフィーク・アサディー】      UAEのアンワル・カルカーシュ外務担当国務大臣は、「ダーイシュ」(イスラーム国)と戦う有志連合を同国政府が支援していると強調する一方、イラク軍が対ダーイシュ戦で進軍を続けていると指摘、またイラク政府に対してダーイシュに対抗するために、さらなる努力と協力を行うよう要請した。      カルカーシュ大臣は、アブダビ皇太子のムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ 全文をよむ

2016-02-06 パレスチナ:フランスのイニシアティブに期待 (al-Hayat紙)

■パレスチナはフランスのイニシアティブの中に、イラン、シリア問題と同様の国際化の機会を見る      【ラマッラー:ムハンマド・ユーニス】      パレスチナは、国際和平会議の開催を視野に入れたフランスのイニシアティブを歓迎した。アメリカをはじめとする影響力のある諸勢力による控えめな(和平の)試みが行き詰ったことを認識しながらも、パレスチナは、今回のフランスのイニシアティブの中に、イランの核問題やシリア問題について実現したのと同様の国際的枠組が形成されるための道筋を見ている。      マフム 全文をよむ

2016-02-03 シリア:ロシア外相がジュネーブ会合でのロシアの立場について説明 (al-Hayat紙)

■ラブロフ外相、「イスラーム軍」と「アフラール・シャーム」はテロ組織      【アブダビ:シャフーク・アサディー】      ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は昨日火曜、ロシアは「イスラーム軍」と「アフラール・シャーム」のジュネーブでのシリア会合への参加に単独であることを条件に合意するが、このことは二つの組織の「正当」性を意味しないと述べた。      同相は昨日、アブダビでのアブドゥッラー・ビン・ザーイド・アール・ナフヤーンUAE外相との会談終了直後に開かれた記者会見で、単独であることを条件に 全文をよむ

2016-02-03 ヨルダン:国王はヨルダンがシリア難民受け入れの限界を迎えたと警告 (al-Hayat紙)

■ヨルダン:アブドゥッラー2世国王、ヨルダン人は「沸点」に達したと警告      【ロンドン:本紙、ロイター】      ヨルダンのアブドゥッラー2世国王は昨日(2日)、同国への数十万人のシリア難民移住による困難をうけ、ヨルダン国民が「沸点(我慢の限界)に達した」と警告した。      同国王は昨日(2日)、明日木曜日(4日)に開催されるシリア支援国会合に参加するためロンドンに到着する前に、英国放送協会(BBC)に対して、この大移住はヨルダンの社会サービス、インフラ、経済を強く圧迫し、中東地域の 全文をよむ

2016-01-31 ヨーロッパ:欧州警察は1万人以上の難民の子どもが消息不明と発表 (al-Quds al-Arabi紙)

■欧州警察は1万人以上の難民の子どもが消息不明と発表、彼らの多くは売春・奴隷マフィアの支配下に      【マドリード:本紙、フサイン・マジュドゥービー】      シリア国内の悲劇的状況に注意が向けられ続ける一方、難民問題への取り組みの違いが原因で欧州連合(EU)でも政治的緊張が続いている。そして欧州警察「ユーロポール」は、また別の悲劇を明らかにした。1万人以上のシリア及び他の国籍の難民の子どもがヨーロッパの海岸にたどり着いてすぐに消えたというのだ。      難民の子どもに関する欧州警察の報 全文をよむ

2016-01-30 サウジアラビア:ジュネーブ3交渉に参加するシリア反体制派の決定を支持 (al-Hayat紙)

■リヤドはジュネーブでの交渉に参加するシリア反体制派の決定を支持する      【ドバイ:本紙】      サウジアラビア外務省高官筋は今日(金曜日)、リヤドの「シリア革命反体制派諸組織」からなる「最高交渉委員会」が行った決定を支持すると表明した。この決定は、同委員会が国連とISSG(国際シリア支援グループ)の大多数の国々から得た確約に基づき、国連安保理決議第2254号の条項を完全に適用するために、ジュネーブ会議での交渉に参加するというものである。      サウジアラビア通信(SPA)が同消息 全文をよむ

2016-01-30 エジプト:当局はエジプト航空従業員のロシア機爆破への関与を否定 (al-Hayat紙)

■エジプト航空は従業員のロシア機爆破への関与を否定      【カイロ:ムハンマド・サラーフ】      エジプト当局は、ロシア旅客機爆破への関与の疑いでエジプト航空職員複数人を拘束したとの情報を否定した。同機は、ダーイシュ(イスラーム国)のエジプト支部が、昨年10月終わりにシナイ半島上空で爆破したと発表していた。ロイター通信が航空機墜落に関する捜査内容をよく知る複数の消息筋の話として伝えたところによると、エジプト航空の技術者1人が爆破を仕掛けた疑いがあるという。      (後略) 全文をよむ

2016-01-29 イラン:サウジとの関係改善を最優先 (al-Quds al-Arabi紙)

■ロウハーニー大統領:イラン・サウジ関係の修復が最優先      【テヘラン:DPA】      イランのハサン・ロウハーニー大統領は、イランとサウジアラビアの外交関係の修復は最優先事項であるとしたが、二国間関係修復に向けて最初のステップを取るべきはサウジだと述べた。      ロウハーニー大統領は、イラン国営通信(IRNA)が金曜日に報じたフランスのTVチャンネル、カナル24でのインタビューの中で、サウジがとったイランとの国交断絶という措置は、起こった事件と釣り合わないものだと述べた。その事件 全文をよむ

2016-01-29 スーダン:スーダン・南スーダン国境開放を決定 (al-Hayat紙)

■バシール大統領、南スーダンとの国境開放を命じる。      【ハルツーム:ヌール・アフマド・ヌール】      スーダンのウマル・バシール大統領はおよそ4か月前から封鎖されている南スーダンとの国境開放の決定を発表した。南スーダン政府はこの決定を歓迎し、両国の経済的連携の強化のための一つのステップと見なした。      南スーダン政府の報道官のマイケル・マーキー・ロイス報道官は「これは正しい道筋の中での前向きな決定である。なぜならこれはスーダンとの関係を正常化に導くであろうものだからだ」と述べた 全文をよむ

2016-01-27 シリア:「ロシア・リスト」の反体制派への交渉参加呼びかけ (al-Hayat紙)

■ローザンヌの「ロシア・リスト」とジュネーブ交渉      【ロンドン:イブラーヒーム・ハミーディー;ニューヨーク、モスクワ、ベイルート:本紙、AFP】      「ロシア・リスト」のシリアの反体制派が、スタファン・デミストゥラ国連シリア特使による、来たる金曜日のジュネーブ交渉への「アドバイザー」としての参加呼び掛けに応じるべく殺到した。これに先立ち、昨日の長時間に及ぶ会合で、リヤド会議で組織された反体制派のための最高交渉委員会がその立場を固めた。      国連とスイス政府との合意調整により、 全文をよむ

2016-01-26 エジプト:サウジ主導の下、アラブ諸国による大規模な軍事演習に参加 (al-Hayat紙)

■「北の雷」訓練…アラブ国家の治安保護のための軍事的メッセージ      【リヤド:ヤースィル・シャーズィリー】      駐サウジアラビア・エジプト大使館武官のムハンマド・アブー・バクル参謀准将は、「北の雷(ラアド・シャマール)」訓練のためのサウジアラビアの支援について強調した。同作戦は合同アラブ治安維持の一環で、ヨルダンの部隊に加えてエジプトが参加し、数日以内に開始される。      同武官は月曜日の本紙との電話の中で、「訓練への参加はサウジアラビアとエジプトとの関係強化の一環である」と述べ 全文をよむ

2016-01-24 クウェート:イラン国会議長の発言をサウジへの内政干渉と批判 (al-Hayat紙)

■クウェート国民議会議長、サウジアラビアへの内政干渉に抗議      【バグダード:本紙】      クウェート国民議会のマルズーク・ガーニム議長は、イランのアリー・ラーリージャーニー国会議長が語ったサウジアラビアへの内政干渉ととられる発言内容に抗議を表明した。      ガーニム議長は、本日(日曜日)イラクの首都バグダードで開催されるイスラーム協力機構加盟国議会同盟の首脳会議へ参加するにあたって「私がはっきりと伝えておきたいことは、われわれがこの会議に出席するのは、協力し合って互いの意見を近づ 全文をよむ

2016-01-23 シリア:反体制派代表団の構成をめぐり意見が対立 (al-Hayat紙)

■ケリー米国務長官、本日武装集団とクルドの「代表問題」を解決するため、ヒジャーブ元首相に圧力      【ロンドン:イブラーヒーム・ハミーディー】      ジュネーブ会合でのクルド人代表「問題」が起こる中、反体制派の代表使節団長アスアド・ザアビー准将と、交渉責任者二名のうち年長の「イスラーム軍」幹部の1人で交渉の重要人物であるムハンマド・ムスタファー・アッルーシュが交渉メンバーから除外、2人の市民に変更され、さらに「ロシア・リスト」(※ジュネーブ3会議への出席を求めている反体制派代表者のリスト 全文をよむ

2016-01-22 サウジアラビア: 港湾局がイラン船を入港禁止 (al-Hayat紙)

■「サウジアラビア港湾局」が「テヘランの船」を禁止      【ジェッダ:ムナー・マンジューミー】      サウジアラビアがイランと国交断絶して約2週間後、経済関係機関は地域と世界全体を動かしたその政治的決定の適用に乗り出した。本紙が情報筋から入手した情報では、イランの旗を携えた商船に対してサウジ港湾局は「望ましくない」と通達した。      サウジ港湾局は、今後の(変更の)指示が出るまで、イランとの断交にかかわる公式決定に倣い、すべての関連当局に対し、「イラン国旗を掲げた」同国商船の入港を 全文をよむ

2016-01-22 エジプト:外務省が対トルコ関係の危機に言及 (Al-Ahram紙)

■外務省:対トルコ関係が危機に直面      【ムハンマド・アジュルーディー】      外務省の報道官であるアフマド・アブー・ザイイド参事官が強調したところによると、エジプト・イラン関係には原則と枠組みがあり、周知の歴史背景により25年間以上大使レベルの外交関係は存在しない。このため、背景が変わり質的展開が起これらない限り、両国間関係に変化や進展が起きることは期待できない。      同じ参事官は、トルコとの溝を埋めるための仲介に向けてなされた取り組みに関する外交問題編集者との拡大会談で、本件 全文をよむ

2016-01-22 ワシントン:クリントン氏がシリア人活動家と会談 (al-Hayat紙)

■クリントン氏:シリア活動家と会い「アサド抜き」のより良い未来を約束      【ワシントン:ジョイス・カラム】      シリア危機に対する自己の立場を反映し、またシリア危機に大きく関与することを示すというステップとして、民主党の大統領候補ヒラリー・クリントン前国務長官は水曜日(20日)の夜から木曜日(21日)にかけて、アメリカの首都、ワシントンでシリア活動家らと会談した。この会談では、シリア紛争の進捗や、元ファースト・レディーが大統領に就任した場合の飛行禁止区域設定計画などが話し合われた。  全文をよむ

2016-01-22 シリア:ジュネーブ会合延期の内幕 (al-Hayat紙)

■ジュネーブ会合の「限定的延期」      【パリ:アールリート・フーリー;ニューヨーク:本紙】       月曜日に予定されていたシリア国内勢力間のジュネーブ会合の延期が、数日ではあるが、ほぼ確定したようだ。延期は、国際社会と国連が会議の期間内の開催への反対という障害を乗り越えられるまでである。現在、直前のリヤド会議に基づいて形成された武装勢力と民間人を含む、皆がシリア危機の政治的解決に同意するグループとは別の反体制代表団とシリア政権との交渉を設けようとする、ロシアの思惑が見られる。      全文をよむ

2016-01-21 イスラエル:クルド人国家の樹立を煽る (al-Watan紙)

■イスラエル法相, クルド人国家の樹立及び「シリアとイラクの再編」を煽る      【ダマスカス:本紙】      イスラエル法務相アイレット・シャーキドは自らを倫理の伝達者と称し、域内でのクルド人国家の樹立を呼びかけた。イスラエル国家安全保障研究所がテルアビブ大学で開催した会議でのスピーチで、同相は以下の通り述べた。「イスラエルはイランやトルコから独立したクルド人国家の樹立を公に呼びかけなければならない。この国家は、域内でより穏健な当事者ら立場を強化するものである。」これはイラクとシリアの再編 全文をよむ

2016-01-20 サウジアラビア:イラン高官、外相会議参加のためサウジへ (al-Hayat紙)

■サウジアラビア:イラン高官、ジッダへ      【ジッダ:ムナー・マンジューミー】      イスラーム協力機構(OIC)加盟国の外相らは明日(木曜日)、イランでの在テヘラン・サウジ大使館、在マシュハド・サウジ領事館への襲撃事件について話し合うため、同機構の本部で緊急会議を開催する。OICの消息筋は本紙対し、イランは加盟国の一員として会議に参加する予定だと明らかにした。これに先立って、OIC事務局長はサウジのアーディル・ジュバイル外相から会議開催を要請する書簡を受け取っており、加盟国のほとんど 全文をよむ

2016-01-14 シリア:ジュネーブ交渉を前に反体制派が態度を硬化 (al-Hayat紙)

■デミストゥラ特使、シリア交渉を前に「硬化」に直面      【ニューヨーク、ロンドン、パリ:本紙】      スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当特使がシリア体制側、反体制双方から聞いたところでは、両者ともこれまでの姿勢を緩和することはないとする中、昨日の電話会談により、両者間のジュネーブ交渉ラウンドの準備が加速した。基本武装勢力は昨日、体制側が封鎖地域への人道支援到着を許可し、市民を狙った爆撃を直ちに停止するまで、反体制派の代表が体制側と交渉の席につくことを拒んだ。      この間に、 全文をよむ

2016-01-14 エジプト:ドイツの経済・政治的支援への期待 (Al-Ahram紙)

■ドイツがエジプトに政治・経済的支援、シュクリー外相は本紙に対し、様々な分野での二国間協力の強化を述べる      2016年1月14日   【ベルリン:マーズィン・ヒサーン;カイロ:ムハンマド・アジュルーディー】      現在ベルリン訪問中のサーミフ・シュクリー・エジプト外相は昨日、ドイツのジグマール・ガブリエル副首相兼経済・エネルギー相とフランク=ヴァルター・シュタインマイヤー外相と会見した。      アフマド・アブー・ザイード外務省公式報道官は、この会見がエジプト・ドイツ二国間関係の強 全文をよむ

2016-01-10 シリア:周辺国の難民受け入れ状況 (al-Hayat紙)

■シリア難民、厳しい冬に直面      【ドバイ:フセイン・ヤーズィジー(本紙調査部)】      約500万人のシリア難民が厳しい冬を迎えようとしている。彼らの大多数はレバノン、ヨルダン、トルコ、エジプト、イラクの難民キャンプに住んでおり、深刻な食糧・医療不足に多くが苦しむ中、気温低下と積雪が続くと予想されている。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、特に冬季、シリア人の約19万5千世帯が重大な危機にさらされると警告し、関係機関に支援の提供を呼びかけた。      約200万人のシリア難民 全文をよむ

2016-01-09 GCC:サウジ大使館襲撃の影響を議論 (al-Hayat紙)

■湾岸協力会議、テヘランのサウジ大使館襲撃の影響を議論      【テヘラン:ムハンマド・サーリフ・スィドゥキヤーン、クウェート:ハマド・ジャースィル、リヤード:本紙】      湾岸協力会議(GCC)加盟国外相はリヤードで今日(9日)、サウジアラビア外相兼GCC閣僚評議会現議長のアーディル・ジュバイル氏が議長を務める会議を開催する。GCC事務局長アブドゥッラティーフ・ザイヤーニー博士は、会議について「テヘランのサウジ大使館およびイラン、マシュハドのサウジ領事館襲撃の影響を検討するために」行われ 全文をよむ

2016-01-07 ヨルダン:政府はシリア難民の受入継続を強調 (al-Hayat紙)

■ヨルダン:シリア難民に国境は開かれている      【ドバイ:アフナーン・サマーディー】      ヨルダン政府のムハンマド・ムーマニー公式報道官は先週、シリアとヨルダンの外交関係がまだ開かれており、ヨルダンは引き続きシリア難民の受け入れ政策に取り組むと述べた。      ヨルダン通信(ぺトラ)によれば、イルビド市(ヨルダン北部)で行なわれた「ヨルダン対話・思考・発展協会」の講演でムーマニー報道官は、「ダマスカスのヨルダン大使館職員は今も業務をしている、アンマンのシリア大使館の扉は開かれており 全文をよむ

2016-01-05 サウジアラビア:エジプト外相と協議、イランへの非難強める (al-Hayat紙)

■サウジのジュバイル外相がエジプト外相と両国関係を議論      【リヤード:本紙】      サウジアラビアのアーディル・ジュバイル外相は月曜日(4日)午前、エジプトのサーミフ・シュクリー外相と、数々の両国共通の関心事項や両国関係に関する協議を行った。、      サウジ国営通信(SPA)が伝えたところによると、ジュバイル氏はシュクリー氏との会談後に行われた記者会見で以下のように述べた。「今回の会談は、サウジ・エジプト間の調整会議に合わせて、 両国間の継続的な協議、調整の枠組みのもとに行われた 全文をよむ

2016-01-05 安全保障アナリストたちはイランのホルムズ海峡への威嚇を否定 (al-Hayat紙)

■ホルムズ海峡・・・「西側」の赤線      【リヤド:アブドゥルハーディー・ハブトゥール他】      安全保障アナリスト及びストラテジストたちは、周辺アラブ諸国との緊張関係下においてもイランが航海上戦略性の高いホルムズ海峡に対し威嚇を行う可能性を否定した。イランは既にサウジアラビアを筆頭に数か国のアラブ諸国と国交を断絶し、アメリカやフランスやドイツなどの大国は中東における情勢の沈静化を試みようとしている。      退役した参謀大佐で軍事・戦略アナリストのイブラーヒーム・マルイー氏は本紙に対 全文をよむ

2016-01-04 サウジアラビア:イランとの国交断絶を発表 (al-Hayat紙)

■サウジアラビアがイランと断交…イラン外交官は退去      【リヤド:本紙】      サウジアラビアのアーディル・ジュベイル外相は昨日(3日)夜、イランとの外交関係の断絶とイランの外交官の国外退去を発表した。同決定は、テヘランのサウジ大使館とマシュハドの同領事館への襲撃の状況を説明するために同外相が開いた記者会見で発表された。      ジュベイル外相は、「サウジアラビア大使館への襲撃は国際条約における明らかな違反」であり、以前にもアメリカとイギリスの大使館を襲撃したことから、イランの現体制 全文をよむ

2016-01-04 イラク:アメリカ特殊部隊がモースルにてダーイシュを内偵 (al-Hayat紙)

■アメリカ特殊部隊がモースルにてダーイシュを内偵      【バグダード:マシュリク・アッバース】      「インギマースィーン」(訳注:「投げ込まれる者」の意。敵陣に身を投じ可能な限りのダメージを与えた後自爆する任務を与えられている)と名付けられたダーイシュの特攻隊員がティクリート、サーマッラー、ラマーディーで攻撃を行う中、アメリカのコマンド部隊に属する特殊部隊が空からの着陸を繰り返しダーイシュの勢力調査に当たっている。これは「内偵作戦」の一環で、昨日(3日)はモースル付近で実行された。   全文をよむ

2016-01-03 イラン:レバノンへの内政不干渉に言及 (al-Hayat紙)

■ファタフアリー大使、「イランはレバノンに干渉しない」      【ベイルート:本紙】      ムハンマド・ファトフアリー駐レバノン・イラン大使は、「レバノンと地域全体にとって、この新年が善と祝福、また安定と繁栄の年になること」を期待しつつ、「平和と安定に関し、全ての地域諸国及び関係当局に、テロとの戦いのために努力を統一すること」を呼びかけた。そして、「昨年はシオニストのテロから生まれたタクフィール主義者によるテロがあり、地域に多くの災いをもたらした」と述べた。      同大使は、祭日を祝う 全文をよむ

2016-01-03 リビア:トリポリ政府責任者が国連特使を「追放」 (al-Hayat紙)

■トリポリ政府の責任者、記者会見を無断で開催したとしてコブラー氏を「追放」      【トリポリ:本紙】      リビアの認可を受けた情報筋は、マルティン・コブラー国連リビア特使の訪問が非常にネガティブな形で終了したと述べた。これは、国際的な承認なしにトリポリを支配する「国民救済政府」の対外報道機関のトップであるジャマール・ズービーヤ氏が一昨日(1日)の夕方、責任者との会談の後開催されたコブラー氏の記者会見に押し入ったことを受けてのことである。      (トブルクに拠点を置く議会が率いる)国 全文をよむ

2015-12-28 イエメン:サーリフ元大統領がサウジアラビアとの対話を要求 (al-Quds al-Arabi紙)

■イエメンの元大統領、「戦争はまだ始まっていない」と述べた手紙の後、サウジアラビアとの直接対話を要求      【タイズ:本紙、ハーリド・ハマーディー】      自身に忠誠を誓う部隊がフースィー派の反体制勢力側に付いて戦争に参加した、イエメンのアリー・アブドゥッラー・サーリフ元大統領は、アブドゥラッボ・マンスール・ハーディー現大統領を支援する有志連合率いるサウジアラビアとの直接対話を要求した。      日曜夕方、サーリフ元大統領は、自身が主催する国民全体会議の委員会の場における発言の中で声明 全文をよむ

2015-12-27 サウジアラビア:フースィー派が発射したミサイルを迎撃 (al-Quds al-Arabi紙)

■フースィー派がナジュラーンに向けて発射したミサイルをサウジアラビアが迎撃      【リヤド:アナトリア通信】      サウジアラビアの航空防衛隊は土曜夜、フースィー派が同国南部ナジュラーンに向けて発射したスカッド型ミサイルを迎撃した。      サウジアラビアの国営ニュース・チャンネルによると、「イエメンからナジュラーンに向けて発射されたスカッド型ミサイルを、サウジアラビアの航空防衛が破壊した」。また、ミサイルはナジュラーンに到達する前に破壊された」。      フースィー派の「マスィーラ 全文をよむ

2015-12-27 イラン:対サウジアラビア関係の改善に意欲 (al-Hayat紙)

■イランは対サウジアラビア関係の変化を望んでいる!      【テヘラン:ムハンマド・サーリフ・サドゥキヤーン】      サウジアラビアとの関係改善をイラン政府が国民に告げようとする中で、イラン外務省のジャービル・アンサーリー報道官は声明を通して、「イランとサウジアラビアを取り巻く地域情勢に鑑み、二国間関係において重要なのは、緊急の案件や様々な問題について相互に取り組み、地域問題を共通のアジェンダに乗せることだ」と述べた。さらに同報道官は、「イランの確固たる政策は、すべての隣国との関係と積極的 全文をよむ

2015-12-25 シリア:外相が北京で反体制派との交渉への参加への意思表明 (al-Hayat紙)

■ ムアッリム外相はダマスカスがジュネーブでの交渉に臨む用意があると述べる:18ヶ月以内での「挙国一致政府」…そして国会選挙      【ロンドン、北京:本紙、ロイター】      シリアのワリード・ムアッリム外務大臣は北京で昨日の木曜日、ダマスカスが来たる1月末にジュネーブで国連が主催する 予定のシリアに関する会談に「参加する用意がある」と発表するとともに、国連が「挙国一致政府」発足への努力を支援することを願っていると述べた。なお、反体制派は、シリア政府との会談の相手だが、移行統治機関(移行政 全文をよむ

2015-12-23 ロシア:シリアでの対テロ戦争でイスラエルと協調 (al-Hayat紙)

■ロシアとイスラエルがシリアにおける「対テロ」で協調      【モスクワ:ラーイド・ジャバル;テヘラン:ムハンマド・サーリフ・サドゥキヤーン】      ロシア空軍が昨日(22日)、シリア各地で空爆を継続した一方、アレッポ南部郊外では反体制派が、シリア軍及びイランから支援を受けた「シーア派民兵」による激しい攻撃を退けたと発表した。      これと時を同じくして、ロシア政府は「対テロ協調行動」の必要性についてイスラエル政府と合意したと発表した。「ヒズブッラー」の幹部サミール・クンタール氏がダマ 全文をよむ

2015-12-22 イラク:米軍が近くラマーディー解放作戦を実施 (al-Hayat紙)

■アメリカが数日中に「ラマーディー」解放を計画      【バグダード:本紙】      政治、軍事、部族の情報筋から本紙が入手した一致情報によると、ラマーディー解放計画がまとまり、米軍による地元部族及び警察の志願部隊の武装を終えた後、年内には同計画が実行される。志願部隊の任務は、先月中頃のスィンジャール解放の最中に行われたものと全く同様、領土の掌握である。      アンバール(ラマーディーとファッルージャ)の解放作戦に「人民動員部隊(PMU)」は参加せず、ラマーディーの領土掌握には部族志願兵 全文をよむ

2015-12-19 レバノン:ヒズブッラーがナイジェリアのシーア派指導者拘束に抗議 (al-Quds al-Arabi紙)

■ヒズブッラーがザクザキー氏への攻撃を非難し、ベイルートのナイジェリア大使館前で抗議行動      【ベイルート:アナトリア通信】      今週の土曜日(19日)、ヒズブッラーの支持者数十人が集まり、シーア派のシャイフ、イブラーヒーム・ザクザキー氏とその支持者たちへの、ナイジェリア軍による先週の「攻撃」を非難して、レバノンの首都ベイルートのナイジェリア大使館前で座り込みを行い、同氏の解放を要求した。      ヒズブッラーの呼びかけに答えたデモ参加者らは、レバノン国旗とともに、中央にザクザキー 全文をよむ

2015-12-16 サウジアラビア:湾岸特別部隊のシリア派兵を議論 (al-Hayat紙)

◼シリアへの湾岸特別部隊派遣についての議論      【リヤード:ムスタファー・アンサーリー、ハリール・バクミー、ヤースィル・シャーズリー;ダンマーム:バドル・シャハリー、ムニール・ハディーブ】      サウジアラビアは昨日(15日)、対テロ戦争において、現在までのところ35カ国が参加している広域アラブ及びイスラーム連合内で、新たな前線を開いた。同連合にはさらに9カ国が加わることが予想されている。イラン、イラク、オマーン、シリアはこの連合に参加しない。      サウジアラビアのアーディル・ジ 全文をよむ

2015-12-16 バグダード:サウジアラビア大使館再開 (al-Hayat紙)

■バグダード:50人の大使館員を擁してグリーンゾーンのサウジアラビア大使館は業務再開      【リヤード:ウマル・ダビーバーン】      サウジアラビアは25年にわたる閉鎖のあと、バグダードの大使館を開く。サウジアラビア王国大使のサーミル・スブハーン氏は、大使館はグリーンゾーンに位置しており、危険地域や紛争地域からは比較的遠いことを示しつつ、その権利の範囲において全ての方法により大使館の保護を行うと強調した。また、同大使は本紙への声明で「イラク政府は危険を避けるための治安面での方策をとってお 全文をよむ

2015-12-16 エジプト:サウジと「イスラーム連合」設立について協議 (al-Hayat紙)

■スィースィー氏とムハンマド・ビン・サルマーン氏が「イスラーム連合」について協議      【カイロ:本紙】      アブドゥルファッターフ・スィースィーエジプト大統領は昨日、サウジアラビアの第2副首相兼防衛大臣のムハンマド・ビン・サルマーン副皇太子とカイロで会談し、サウジアラビアが設立を表明したエジプトなど34か国を含む、テロとの戦いのためのイスラーム連合について協議した。      同大統領報道官のアラー・ユースフ氏は会見で、「テロや過激思想との戦いのための国際努力を強化することを目的とし 全文をよむ

2015-12-11 エジプト:キプロス大統領がエジプトとの関係強化に言及 (Al-Ahram紙)

■エジプト:3カ国首脳会談の後、キプロス大統領がアハラーム紙編集長のインタビューに応じる「エジプトはテロに対する強固な要塞、我々はエジプトとヨーロッパの関係をサポートしていく」      【アテネ:ムハンマド・アブドゥルハーディー・アラーム】      エジプトのスィースィー大統領は、イスラーム協力機構におけるキプロスの否定的な姿勢を変えることに成功した。キプロス共和国のニコス・アナスタシアディス大統領は、一昨日にギリシャの首都アテネで開催されたエジプト・ギリシャ・キプロスの3カ国首脳会談につい 全文をよむ

2015-12-11 湾岸協力会議(GCC):治安・防衛システム構築、イエメン、シリアでの紛争解決に向けた取り組みをめざす (al-Hayat紙)

■GCCサミットは治安・防衛システム構築を急ぐ      【リヤド:本紙】      湾岸協力会議(GCC)加盟国首脳は、リヤドで開催された第36回首脳会議の閉幕に際して、協力のありようと治安軍事面での連携にかかる措置の策定を加速化させ、加盟国間の治安・防衛システムを完成させることに合意した。      これはアブドゥッラティーフ・ザイヤーニーGCC事務局長が読み上げた「リヤド宣言」で述べられたもので、同氏はこの宣言で以下のように指摘した。「各国首脳がした承認した聖モスクの守護者サルマーン・ビン 全文をよむ

2015-12-11 サウジアラビア:反体制派がダマスカス帰還にあたりロシアに支援求める (al-Hayat紙)

■サウジアラビア:シリア国内の反体制派がダマスカス帰還のための「ロシアの保証」求める      【リヤド:イブラーヒーム・フマイディー、パリ:リンダ・タキーッディーン】      サウジアラビアでの首都リヤドでの会合によって、シリア反体制派合同会合の最高委員会は、来週木曜(17日)、交渉相手として、3分の1が武装集団の代表者である15人のメンバーを選ぶことを決定した。交渉相手らは、来月半ばに体制側代表団と(交渉を)開始することを提案している。これと同時に、シリア国内の反体制派が、昨日(10日)、 全文をよむ

2015-12-05 ヨルダン:シリア人難民の苦しい生活 (al-Hayat紙)

■シリア人難民、WPFの支援停止後、その日暮らしの生活に苦しむ      【アンマン:マーヒラ・シャワービカ】      ヨルダンの難民キャンプの外で暮らすシリア人難民家族らへの食料援助が、二カ月間にわたって停止したことで、一部の難民家族は、この新たな現実に適応するために難しい選択を迫られることとなった。      国際連合世界食糧計画(WFP)が89世帯のシリア難民家族に対して今年の9月に行った簡易調査によると、難民キャンプの外に暮らし、WFPのフードクーポンをいまだ利用したことのない家族のう 全文をよむ

2015-12-01 ロシア:トルコとの会談拒否 (al-Hayat紙)

■トルコに対するロシアの3つの措置      【モスクワ:ラーイド・ジャバル;パリ、ロンドン、ベイルート:本紙、AFP】      ロシア政府は昨日、トルコに対して3つの拡大措置をとった。1つ目は、ウラジーミル・プーチン大統領の、レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領による、気候変動会議の際に会談を設けることの提案拒否。2つ目は、ロシア政府によるトルコへの長期間にわたる制裁の決定。3つ目は、シリア領空での空対空ミサイルを備えた爆撃機配備の通達である。これは、トルコが改めてロシア戦闘機撃墜への謝 全文をよむ

2015-12-01 レバノン:英国大使、レバノンの治安強化支援を確約 (al-Hayat紙)

■ショーター在レバノン英国大使、レバノンの更なる治安保証に向けた支援をバースィール・レバノン外務大臣に確約      【本紙:ベイルート】      昨日(日)、ベイルートのバストロス宮(外務大臣邸)では、レバノン支援に関する外交的会合が行われた。ジュブラーン・バースィール外務大臣は、ヒューゴ・ショーター在レバノン英国大使と会談した。同大使は以下のように述べた。「我々はバースィール外相と非常に建設的な会談を行った。会談では特に、国際及び地域情勢や、深刻な影響をもたらしているシリア情勢の打開に向け 全文をよむ

2015-11-29 シリア:ロシアはトルコによるロシア機撃墜を「狂気」と非難 (al-Hayat紙)

■クレムリンは「トルコの狂気」とシリアの政治的解決に反対      【モスクワ:ラーイド・ジャバル;テヘラン:ムハンマド・サーリフ・サドゥキヤーン;ロンドン、ベイルート:本紙、ロイター、AFP】      モスクワがシリアにおける政治的展開を軍事作戦の実施に結びつける兆候が見られる中、クレムリンはアンカラに対し「言葉の戦い」を挑み、トルコ空軍の行動を「狂気」と表現した。      これに対しトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、ロシアのスホーイ機撃墜について遺憾の意を表明し、二度と 全文をよむ

2015-11-28 シリア:トルコ軍によるロシア機墜落は「アサドに資する」 (al-Hayat紙)

■専門家はロシア機墜落が「アサドに資する」と考える      【ダマスカス:AFP】      シリアの複数の高官と専門家は、トルコによるロシア戦闘機撃墜が、不本意にもシリアのバッシャール・アサド大統領に多大な貢献をしたとの見解を示している。その理由として、ロシア政府が、シリアの反体制派を支持するトルコ政府と正面切って対決できるようになったことを挙げている。      シリア当局に近い某シリア人政治家は「バッシャール・アサド大統領は(トルコの)レジェプ・タイイプ・エルドアーン大統領に祝電を送らね 全文をよむ

2015-11-27 エジプト:ロシア航空機の運航禁止解除を期待 (al-Hayat紙)

■エジプトはロシアによる航空機の運航禁止が近く解除されることを期待      【カイロ:アフマド・ムスタファ―】      エジプト政府は昨日、ロシア政府が両国間の航空機の運航禁止を命じた決定が「近く」解除されることに期待の意を示した。この決定は、「ダーイシュ」のエジプト支部によるシナイ半島上空でのロシア旅客機の爆破を受けたものだ。      エジプトのムハンマド・バドリー駐露大使は「現在エジプト、ロシア両国の高官の間で、ロシア航空機のエジプトへの運航禁止解除に向け連絡を取り合っている」と述べ、 全文をよむ

2015-11-27 欧州人権裁判所:フランスの公務員ヒジャーブ着用禁止令を支持 (al-Quds al-Arabi紙)

■欧州人権裁判所は、フランスの女性公務員のヒジャーブ着用禁止令を支持      【パリ:DPA】      欧州人権裁判所は昨日(木曜日)、ヒジャーブを脱ぐことを拒んだ女性政府職員に対し個人労働契約を更新しないとするフランスの決定を、欧州人権条約に基づくという考えで支持した。      これに先立ちフランスの複数の裁判所は、とある病院のひとつで医療ソーシャルワーカーが身に付けていたヒジャーブについて「宗教を誇示する表現であり、公務員の職務遂行のために求められている中立性の条件と合致しない」との判 全文をよむ

2015-11-25 パレスチナ:ケリー国務長官の提案にアッバース議長は疑念 (al-Hayat紙)

■パレスチナは信頼構築の一歩を提案するケリーと疑念の対面      【ラマッラー:本紙】      パレスチナは昨日、疑念とともにジョン・ケリー米国務長官を出迎えた。彼の訪問に対する抗議デモが、ラマッラーやナーブルスをはじめとした多くの地域で組織された。多くのパレスチナ高官は、ケリー長官が過去にできなかったことは、今回も達成できないと表明した。      パレスチナの高官たちは、ケリー長官が提案した、パレスチナとイスラエルの間での信頼構築に向けた一歩の重要性を評価せず、暮らしを容易にするよりも政 全文をよむ

2015-11-18 フランス:EUに国外での軍事作戦の支援を要請 (al-Hayat紙)

■フランスがヨーロッパに国外での作戦への支援を要求      【パリ、ベルギー、ロンドン:本紙】      パリ襲撃事件幹部の捜査・追跡範囲の拡大を受けて、フランスはヨーロッパ諸国に対し、防衛協定を理由に、イラク、シリアから西アフリカまでのテロとの戦いにおけるフランスへの支援を求めた。パリ襲撃事件に関与した容疑者の追跡はドイツのアーヘンに及び、警察がドイツ人2人と、女2人と男1人からなる外国人3人のメンバーを逮捕した。一方、ベルギー・フランス当局は、ベルギー出身のフランス人であるサラーフ・アブド 全文をよむ

2015-11-16 サウジアラビア:G20を評価し、テロ撲滅を主張 (al-Hayat紙)

■サウジアラビア、ベイルートとパリのテロ事件を非難      【リヤド:本紙】      16日月曜日、サウジアラビアの諮問評議会はフランスとレバノンの2つの都市で発生したテロ事件を非難し、断固としてテロリズムと戦っていくと表明した。また、議会を主宰したムハンマド・ビン・ナーイフ・ビン・アブドゥルアズィーズ皇太子は世界で発生している危機的状況についてG20首脳会議を開催したことの重要性を強調した。      ムハンマド・ビン・ナーイフ皇太子は、先日の第4回首脳会議を共に執り行ったアラブ諸国と南米 全文をよむ

2015-11-16 シリア:露機による子供の殺戮、ダーイシュ幹部殺害 (al-Hayat紙)

■イドリブ郊外で子供たちが殺戮される・・・ジャウラーン地区で「ダーイシュ」幹部殺害       【ロンドン:本紙】      昨日(15日)、シリア北西部イドリブ郊外の学校へのロシア機の空爆により20人が死傷したと報じられた。犠牲者の大部分は子供である。一方、「ヌスラ戦線」は被占領地のシリアのジャウラーン地区に近い村でダーイシュに属する組織の幹部の殺害を祝った。これと併行して、北部アレッポの郊外では政府軍と反政府戦闘員らの戦闘が続いている。      「シリア人権監視団」によると、ジョラーン地区 全文をよむ

2015-11-14 シリア:パリ攻撃がシリアの未来について協議するウィーン会合に影響 (al-Hayat紙)

■シリア:パリ攻撃がウィーン会合に影響      【ロンドン、ウィーン:本紙、ロイター、AFP】      金曜夜から土曜にかけて発生したパリでのテロ攻撃は、昨日(13日)行われた、地域・国際「連絡会合」のためのウィーン閣僚会議に陰を落とした。会議では、政治プロセスに代わって、「ダーイシュ」及びテロ組織と戦い、また戦場の状況に焦点が当てられた。      ウィーンでの新しい協議ラウンドでは、シリアでの選挙実施に向けた政治プロセスの詳細に関する意見の隔たり埋めることが中心になる予定だったが、現在は 全文をよむ

2015-11-14 エジプト:ロシアによるエジプト航空の受け入れ停止決定に不快感 (Al-Ahram紙)

■ロシアがエジプト航空の受け入れ停止、会社社長「受け入れがたい措置」      【アシュラフ・ハディーディー、ヒシャーム・アブドゥルアズィーズ、ヒンド・サイード・ハーニー】      エジプトのフサーム・カマール民間航空大臣は、エジプト航空のロシア行きの便が本日から中止される旨の公式通知をエジプトが受けとったことを強調した。同大臣は、昨日の声明の中で、エジプトの航空当局がロシア側と今回の措置の趣旨を確認するべく連絡を取っていると指摘しつつ、エジプト航空が本日のフライトと乗客の再予約の保留を決定し 全文をよむ

2015-11-12 イラク:クルド自治政府による国境閉鎖後、シリア難民数が激減 (al-Hayat紙)

■国境閉鎖後、イラクのシリア難民の数は減少      【ドバイ:サバア・アブドゥッラー・アリー】      国際連合によって、難民数千人がイラク北部に流れ込んだと発表された後、今年5月にクルド自治政府はシリア国境を閉鎖した。これを受けて、イラクのシリア難民の数は昨年と比べて激減した。      国連難民救済事業機関の統計によると、イラクのシリア難民は 254,000人以上で、大多数はダフークとアルビールの2地域に分布している。イラク北部のダフークには9,5000人のシリア難民がおり、彼らのうち、 全文をよむ

2015-11-11 エジプト:サウジ及びラテンアメリカ諸国との関係強化に向けた協議 (Al-Ahram紙)

■本日「エジプト・サウジアラビア」サミット、スィースィー大統領はリヤドでアラブ・ラテンアメリカ諸国の会合に参加      【リヤド:マフムード・ヌービー】       アブドゥルファッターフ・スィースィー大統領は、サウジアラビアの首都リヤドで開催されるアラブ・ラテンアメリカ諸国の第4回サミットに出席する。サミットには、21か国のアラブ諸国と12か国のラテンアメリカ諸国が出席である。スィースィー大統領とエジプト代表団は昨日の昼にリヤドに到着した。       スィースィー大統領は、キング・ハーリド 全文をよむ

2015-11-10 アルジェリア:シリアのテロとの闘いを支援 (al-Watan紙)

■アルジェリア:テロとの闘いにおいてシリアを支援する意向を表明      【シリア:本紙】      駐シリア・アルジェリア大使サーリフ・ブーシュフ氏は、シリア・アラブ通信社(SANA)との会見において以下の通り断言した。「シリアはその弱体化、国家的及び民族的地位の低下、そして中東地域に於ける役割の希薄化を狙った攻撃に曝されている。何故ならシリアの弱体化は即ち中東地域全体の弱体化を意味するからだ。」また同氏はアルジェリアが、シリアのアラブ連盟加盟権停止に関する全ての決議と、同国を非難する一切の政 全文をよむ

2015-11-08 イラン:シリア問題をアサド個人に結びつけるのは間違い (al-Hayat紙)

■ラーリージャーニー議長:シリア危機をアサド個人に結び付けるのは戦略的誤り      【テヘラン:ムハンマド・サーリフ・サドゥキヤーン】      イランのアリー・ラーリージャーニー国会議長は、シリア危機は特定個人に起因する問題ではなく、同地域で起こっている諸々の危機をバッシャール・アサド個人に結び付けるのは戦略的に誤りだとの見解を示した。さらに、他の国々に求められているのは、問題解決のための事態の円滑化であり、シリア国民の声の代弁者になることはできないと説明した。      また同議長は、マル 全文をよむ

2015-11-08 エジプト:航空機の墜落原因についての疑問 (al-Hayat紙)

■エジプトから空路で8万人のロシア人が脱出      【カイロ:ムハンマド・サラーフ、モスクワ:本紙】       ロシア当局は昨日、エジプトのロシア人観光客約8万人を避難させるため、2日間で93便のフライトを準備すると発表した。一方、イギリスは、エジプト観光業が大打撃を受ける中、シャルムッシェイクから10日間で自国民2万人の避難が完了することを望むと強調した。      エジプト政府は昨日、224人の死者が出た先週のシナイ半島におけるロシアのメトロジェット航空機の墜落理由について、十分な証拠は 全文をよむ

2015-11-02 リビア:リビアに関するエジプト、アルジェリア、イタリアの三ヶ国会談 (Al-Ahram紙)

■シュクリー大臣がアルジェリアでリビアに関する三ヶ国閣僚級会談に出席      【カイロ:ムハンマド・アジュルーディー、トリポリ:サイード・ガリーブ】      サーミフ・シュクリー外務大臣はリビア情勢についての三ヶ国会談に出席するため昨日(1日)アルジェリアに到着した。      外務省のスポークスマンであるアハマド・アブー・ザイド参事官が発表したところによると、外相はリビア危機の進捗、また同国の統一政府の樹立に向けた動きへの支援方法について協議するため、エジプト、アルジェリア、イタリアの外相 全文をよむ

2015-11-01 シリア:米支援のもと「民主シリア部隊」が軍事作戦 (al-Hayat紙)

■対ダーイシュのアラブとクルドの初めての共同作戦、米国は追加支援の用意      【ロンドン、ベイルート、バシュキーク(キルギスタン):本紙、ロイター、AFP】      米国から支援を受けている、アラブ人、クルド人戦闘員を含む民主シリア部隊はシリア北東部のダーイシュに対する軍事作戦を開始した。これと併行して、米政府は同軍を支援するためのさらなる軍事顧問を派遣する用意があると表明した。一方、ロシア政府軍とシリアの戦闘機はシリアの様々な地域への空爆を続けている。      同部隊系列の「ユーフラテ 全文をよむ

2015-11-01 エジプト:シナイでのロシア機墜落惨事の犯罪捜査 (al-Hayat紙)

■エジプト:シナイ上空でのロシア機墜落の惨事の犯罪捜査      【カイロ:ムハンマド・サラーフ、モスクワ:ラーイド・ジュブル】      昨日(10月31日)未明、シャルムッシェイクからサンクトペテルブルクへ向かっていた旅客機「エアバス321」号の墜落の惨事で、ほとんどがロシア人観光客である乗客224人が死亡、エジプトの「イスラーム国(ダーイシュ)」支部が直ちに犯行声明を発表した。犯行声明は、シリア政権軍を支援したロシアの軍事介入への報復として、シナイ半島上空で「十字軍」が搭乗する航空機を墜落 全文をよむ

2015-10-28 レバノン:ドイツ代表がシリア難民の状況を調査 (al-Hayat紙)

■ドイツ代表「レバノンが安定しない限り、欧州への難民流出を止めることできない」      【ベイルート:本紙】      ドイツキリスト教民主同盟の州支部長であるマイク・モーリング議員は「シリア難民の流入問題はレバノンの協力なくして解決することはできず、それは同国の安定性の維持にもつながることである。レバノンが安定しなければ、欧州への難民流入を止めることはできない」と述べた。      またモーリング議員は、バールベック・ヘルメル郡のバシール・フドル知事を伴い、随行団と共にバールベックの古代神殿 全文をよむ

2015-10-26 サウジアラビア:外相、シリア危機解決に向けて「いくらか前進」 (al-Hayat紙)

■サウジアラビア、シリア危機解決に向けての「いくらかの前進」に言及      【ロンドン、カイロ、リヤド、ベイルート:本紙、ロイター、AFP】      昨日(25日)、アメリカのジョン・ケリー国務大臣とロシアのセルゲイ・ラブロフ外相との会談が続き、来週金曜日にもたれる2度目のウィーン外相会合に向けた準備が進められている。      一方、サウジアラビアのアーディル・ジュベイル外相は、シリア危機に関する共通した国際的立場に向けて「いくらかの前進」が見られたと述べた。他方、バッシャール・アサド大統 全文をよむ

2015-10-23 イエメン:諸部族がフースィー派に対して蜂起 (al-Hayat紙)

■イエメン:イエメンの諸部族がフースィー派に対して蜂起、フースィー派はタイズの戦いで大きな痛手      【ムカラー:アブドゥッラフマーン・ビン・アティーヤ;ジャーザーン:ヤフヤー・ハルダリー;サナア、アデン:本紙】         昨日(22日)、イエメンでの戦闘は激化した。イエメンでは、タイズ、ジャウフ、マーリブ、イッブにおいて、正当イエメン政府支持の軍部隊、連合軍、「人民抵抗」勢力とフースィー派戦闘員及びその支持者部隊戸の間で戦闘が行われている。そして抵抗勢力側が前進する中、衝突と連合軍の 全文をよむ

2015-10-22 エジプト:ラファフ検問所を「例外的に」解放 (al-Quds al-Arabi紙)

■アンカラの爆発で殺されたパレスチナ人の遺体を運ぶため、ラファフ検問所を「例外的に」解放      【ガザ:アナトリア通信】      パレスチナ情報筋によると、エジプト当局は木曜日、エジプト・ガザ地区間のラファフ陸上検問所を「例外的に」解放した。これは、2週間前にトルコの首都アンカラで起き、数十人の死者を出した爆発事件で亡くなったパレスチナ人青年の遺体を運ぶためである。      ガザ地区、内務省管理下の国境検問所委員会の情報筋は、エジプト当局がラファフ検問所を例外的に開放し、パレスチナ人青年 全文をよむ

2015-10-19 イエメン:政府が月末にジュネーブでフースィー派、前大統領と協議 (al-Quds al-Arabi紙)

■イエメン:ジュネーブにてフースィー派およびサーレハ前大統領との交渉、サウジアラビアは歓迎   ■エチオピア、「危機を解決する」ために前大統領受け入れを歓迎      【ロンドン:ムハンマド・ジャミーフ(本紙)】      イエメンの公式情報筋は、今月末に予定されている政府とフースィー派反体制勢力間の協議がジュネーブにて開催されるということを伝えた。      匿名を希望しているその情報提供者は、国際電話で本紙に以下のように述べた。「イエメン政府の代表者らは、フースィー派や前大統領の代表者と安全 全文をよむ

2015-10-17 エジプト:考古学大臣、東京での古代エジプト展開催を祝う (Al-Ahram紙)

■東京で「古代エジプト」展開催      【ムハンマド・アブドゥルムウティー、ラナー・ジャウハル】      200万ドルの収入達成が見込まれる中、マムドゥーフ・ダマーティー考古学大臣は昨晩、日本の首都の東京でエジプト考古学の最初となる展覧会「黄金のファラオと大ピラミッド」展覧を開催した。      開会式には、イスマーイール・ハイラト駐日エジプト大使や日本の著名人団体、また展覧会の学術・美術監修者である吉村作治氏が出席した。この展覧会は、来年1月3日まで東京の森アーツセンターギャラリーで催され 全文をよむ

2015-10-13 レバノン:国際社会がシリア難民受入負担の支援を承認 (al-Hayat紙)

■レバノン、シリア難民受入負担の支援にかかわる国際的承認を取りつけ      【リマ:ダニエル・ダーヒル】      国際社会はついに、レバノンに対して、シリア難民受入負担を継続するための資金援助を得る権利を承認した。      レバノンが受け入れた難民の数は、150万人まで増大しているとされ、これは住民の数に対する収容能力を越えている(レバノン人口約400万人の3分の1以上)。また、(難民受入による負担は)元々脆弱な財政能力を超えており、低調な民間経済活動のポテンシャルに加えて、そもそもレバノ 全文をよむ

2015-10-09 イスラエル:ネタニヤフ首相、米国との協議に備え入植地拡大に慎重 (al-Hayat紙)

■エルサレム:イスラエル、アメリカの「治安対策」に関心      【占領下エルサレム:本紙、AFP、SAMA通信】      昨日(8日)、パレスチナ人民の突風が、さらなるデモや衝突を伴って吹き続いた。これらは、ナイフによる4回の攻撃を含み、内一件はイスラエルの中心、テル・アビブ市で起きた。これに際し、マフムード・アッバース大統領は、「パレスチナ当局は、デモや衝突を暴力の舞台に持ち込むことを認めない」と発表した。      一方、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、パレスチナ人沈静化のため 全文をよむ

2015-10-09 イエメン:戦闘機がサウジアラビア国境付近のフースィー派拠点を破壊 (al-Hayat紙)

イエメン:戦闘機がサウジアラビア国境付近のフースィー派拠点を破壊      【リヤード:ハリール・バクミー;ジャーザーン:ヤフヤー・ハルダリー;ムカッラ:アブドゥッラフマーン・ビン・アティーヤ;サナア、アデン:本紙】      サウジアラビア陸軍は昨日(8日)、数十人のフースィー派武装集団とその同盟部隊によるイエメン国境フーバ近郊への攻撃を退け、フーシ派とアリー・アブドゥッラー・サーリフ前大統領の民兵を排除した。これは、これら民兵が国境付近の村に向けて迫撃砲及びカチューシャ砲などを撃ち込んだこと 全文をよむ

2015-10-08 レバノン:潘国連事務総長がヒズブッラーのシリア紛争介入に警告 (al-Hayat紙)

■潘基文国連事務総長がイエメンおよびイラクへのヒズボッラー介入を警告      【ニューヨーク:本紙】      潘基文国連事務総長は、初めてヒズブッラーおよびレバノン国内の他の因子がイラク・イエメンでの戦闘に介入することの危険性を警告した。加えて、あらゆるレバノン勢力に対して、自ら距離を保つ政策(self- distancing policy)をとる必要性と、シリア紛争への不介入について、繰り返しとなる呼びかけを行った。       同事務総長は、国連安全保障理事会に対し、「これらの報告にかか 全文をよむ

2015-10-08 アフガニスタン: 米軍による病院爆撃 国際的な調査求める (al-Watan紙)

■米軍によるアフガニスタンの病院爆撃、調査へ      【シリア:シリア・アラブ通信社】      国境なき医師団は、米軍による病院爆撃の真相を究明すべく、国際調査委員会の設立を求めた。同団は、アフガニスタンのコンドゥーズにあるこの病院に対する爆撃は「ジュネーブ条約を侵害するものである」としている。      フランス通信社によると、国境なき医師団のジョアン・リュー会長は昨日の発言の中で「軍内部の調査は信用できない」とした上で、人道に基づく国際調査委員会を設立し、戦時における国際人道法を定めたジ 全文をよむ

2015-10-07 リビア:難民100名が溺死、ドイツでは難民受け入れ反対デモ (Al-Ahram紙)

■リビア沖で100名の避難民100名が溺死…ドイツでは難民への抗議デモ      【ジュネーブ:諸通信社】      地中海沿岸における避難民の悲劇の拡大に伴い、国際移住機関(IOM)、この2日間で避難民約100名がリビア沿岸で死亡したと発表した。      同機関は、リビア赤新月社の報告に基づいた声明の中で、本報告は遺体があったリビア海岸近くの生の光景に基づくもので、死者数の信ぴょう性は確認できなかったと加えた。また、55万7千人の移民と避難民が海を渡ってヨーロッパにたどり着いたが、数万人はそ 全文をよむ

2015-10-06 モロッコ:モロッコ政党代表団のスウェーデン訪問 (al-Quds al-Arabi紙)

■モロッコ:スウェーデン首相はモロッコ政党代表団との面会を拒否      【ラバト:マフムード・マアルーフ】      モロッコの左派政党代表団によるスウェーデン訪問は、その任務の難しさを明らかにした。このことの背景には、ポリサリオ戦線が形成するサハラ共和国をスウェーデン政府が承認する兆候を見せていることに対するモロッコの反応、そしてそれに対するスウェーデンの更なる反応がある。ただし、スウェーデン政府はこれを否定している。      スウェーデンでは、(自身が)提起していない問題に対しモロッコが 全文をよむ

2015-10-06 イラク:ダーイシュを巡り交錯する各国の思惑 (al-Hayat紙)

■イラン:中国はダーイシュとの戦いへの参加を望んでいる      【テヘラン:ムハンマド・サーリフ・サディキヤーン;バグダード:本紙】      本紙がイランのとある筋から得た情報によれば、中国が4カ国有志連合(ロシア、イラン、イラク、シリア)への参加を望んでいるという。      また、バグダードに設置された『情報センター』は司令室へと格上げされ、人民動員部隊はロシアの介入を歓迎しているという。しかし、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、イラクは「いかなる国にも領土内におけるダーイシュへの攻撃を 全文をよむ

2015-10-05 イギリス:キャメロン首相、サウジアラビアとの関係の重要性に言及 (al-Hayat紙)

■キャメロン首相、サウジアラビアへの敵意についての激しい議論の中、「サウジアラビアはイギリス人2名の命を救った」      【ロンドン:本紙】      サウジアラビアの武装中止を要求する、右翼及び左翼の圧力団体から激しい攻勢と敵意に満ちた宣伝が行われる中、イギリスのデービッド・キャメロン首相は、昨日(水曜日)、様々な分野においてサウジアラビアと良好な関係にあり、与党の保守党政権の立場の擁護に乗り出した。      キャメロン首相はチャンネル4のインタビューで、イギリスはサウジアラビアと根強い関 全文をよむ

2015-09-28 イエメン:戦争により教育がストップ (al-Hayat紙)

■イエメン:イエメン戦争で教育分野の継続を妨害      【サナア:ジャマール・ムハンマド】      イエメンでの戦争は、教育分野全体、基礎教育である初等及び中等、特に中高一貫教育にマイナスな影響をもたらしている。この状況は紛争地域のみならず、比較的安全と思われる地域にも広がっている。      本紙の政府筋は以下のように伝えた。「現在イエメンで起こっている危機が公教育にもたらした影響は顕著である。学校に通っていない子供の割合は、紛争以前の27.5%に比して47%、290万人に増加している」。 全文をよむ

2015-09-25 シリア:ロシアがドローンを使用 (al-Sabah al-Jadid紙)

■ロシアがシリアでドローンを使用      【本紙:諸通信社】       昨日月曜日(21日)、アメリカの高官2名は、ロシアがシリアでの最初の空軍演習中に、ドローンを使った偵察ミッションを始めたと発表した。現地の空港での援軍が急がれているとみられる。匿名希望でロイター通信に語った2名の高官は、偵察ミッションに参加したドローンの機数については断定できず、アメリカ国防省(ペンタゴン)はコメントを控えた。       一方、バッシャール・アサド大統領の部隊に大きな被害を与えた反体制派の戦闘員らは、同 全文をよむ

2015-09-20 ヨルダン:議員がイスラエル大使の追放を要求 (al-Quds al-Arabi紙)

■ヨルダン:45議員がイスラエル大使追放を求める文書に署名      【アンマン:ターリク・ファーイド(本紙)】      45人の議員が、政府に対しイスラエル大使の追放を求める文書に署名した。これは、エルサレムにおけるイスラーム教の聖地に侵攻するイスラエルに対し、ヨルダンの反対の立場を示すための文書である。      アリー・スナイド議員が作成したこの文書は、イスラエルがアクサー・モスクを連続して侵攻したことを理由として、イスラエル大使の追放、ヨルダン大使のイスラエルからの召還、そしてワーディ 全文をよむ

2015-09-20 エジプト:アクサー・モスクへの侵害行為、スィースィー大統領の警告 (al-Hayat紙)

■エジプト:アクサー・モスクにおけるイスラエルの侵害行為をうけ、スィースィー大統領は世界への「深刻な影響」を警告      【カイロ:アフマド・ラヒーム】      エジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領は、神殿の丘で起こった「残念な事件」を非難し、エルサレムでの緊張の高まりは世界全体に深刻な影響を与える可能性があると警告した。      スィースィー大統領は昨日(19日)、欧州理事会のドナルド・トゥスク議長と中東地域情勢、テロ問題、シリア難民の問題について議論した。スィースィー大 全文をよむ

2015-09-18 チュニジア:パリのホロコースト記念碑の前でナチス式敬礼をした青年に禁固刑 (al-Quds al-Arabi紙)

■チュニジア:パリのホロコースト記念碑の前でナチス式敬礼をした青年に禁固刑      【チュニス:ハサン・サルマーン】      フランスの裁判所は木曜日(17日)、パリ近郊にあるユダヤ人ホロコースト記念碑の前でナチス式敬礼をしたチュニジア人の青年に対し有罪判決を下した。同裁判所は青年に3ヶ月の禁固刑を言い渡すとともに、「反セム主義への対抗を呼びかける国立事務局」と和解するための500ユーロの罰金を課した。青年は人種差別を扇動した罪で同事務局によって告訴されていた。      フランスのメディア 全文をよむ

2015-09-17 ハンガリーとトルコにおける難民問題への対処 (al-Hayat紙)

■ハンガリーとトルコにおける難民問題への対処      【ロンドン:本紙】      西ヨーロッパ到着を目指す難民/移民の前に立ちはだかる困難が増している。ハンガリーは有刺鉄線を用いて国境を閉ざし、それを越える者には重い刑罰を科すとしている。一方トルコ警察はギリシャ方面へ国境を越えようとする数千人に厳しい対応をとった。ドイツやオーストリアへの移動を続けるため力ずくでハンガリーへの国境を越えようと試みた者たちの間で昨日、衝突が起こった。ハンガリー警察は放水や催涙ガスによって、石や空のペットボトルを 全文をよむ

2015-09-16 チュニジア:シリア人難民支援の会議を開催 (al-Quds al-Arabi紙)

■チュニジア:シリア人難民支援のための会議      【チュニス:ヤスリー・ワンナース】      チュニジア政府は昨日(15日)、国際機関と協力して、国内のシリア人難民を支援するための会議を開催すると発表した。昨日、チュニジア外務省が発表した声明によれば、タイイブ・バックーシュ外務大臣は、チュニジアには「安全を求めて国内にやって来た同胞であるシリア人を保護する義務がある」と強調した。また、「国連機関や他の人道支援団体との協力と調整によって、シリア人難民に対する保護と援助の提供を保障する実践的な 全文をよむ

2015-09-16 シリア:プーチン大統領、アサド政権への軍事支援を継続 (al-Hayat紙)

■プーチン大統領:我々は「テロ」と戦うシリアを支援し、その支援を軍事的に継続する      【ドゥシャンベ、ロンドン:本紙、AFP、ロイター】      ロシアのウラジミール・プーチン大統領は火曜(15日)、同国政府がシリア北部において軍需品及び部隊を展開していることへのアメリカ政府の非難に対し、シリアのバッシャール・アサド政権を支援するとの彼の決定的戦略を固守した。      プーチン大統領はタジキスタンで行われた集団安全保障条約機構首脳会談を通して「我々はテロ攻撃との戦いにおいてシリア政府を 全文をよむ

2015-09-15 レバノン:スィニューラ前首相、UAEのレバノン支援とアラブの連帯に言及 (al-Hayat紙)

■スィニューラ首相、アラブ首長国連邦のレバノン主権への支援に言及      【ベイルート:本紙】      レバノンの議会ブロック「ムスタクバル(未来)潮流」代表のフアード・スィニューラ前首相は、ハマド・サイード・シャームスィー在レバノン・アラブ首長国連邦(UAE)大使に対して、レバノン・UAE関係の重要性と、UAEがアラブ国家として担う以下の役割の重要性を強調した。その役割とは、レバノンの独立、主権、及び自由への支援に対する役割、また立法機関の機能と有効性の回復を可能にすることに対する役割であ 全文をよむ

2015-09-10 サウジアラビア:シリア難民50万人を歓迎、現地の学校は10万人受け入れ (al-Hayat紙)

■サウジアラビア:シリア難民50万人を受け入れ、現地の学校は10万人受け入れ      【リヤド:イーサー・シャーマーニー】      シリア政府が落とす樽爆弾の地獄、武装原理主義グループらによる数多の犯罪から逃げ出してきたシリア難民の危機が増すに伴い、湾岸諸国に対して、可能な限り多くのシリア人難民へ門戸を開放するよう求める声が高まった。逃げ道を断たれ、欧州を目指して海へ逃げ込んだシリア難民の中には、助かる者も助からない者もいる。特に溺死したシリア難民男児、アイラン・クルディー君が溺死した写真は 全文をよむ

2015-09-10 欧州:難民受け入れに関する葛藤 (al-Hayat紙)

■難民受け入れと難民阻止の国際的決議のせめぎ合い      【ロンドン、ニューヨーク:本紙】      欧州委員会のジャン・クロード・ユンカー委員長とアンゲラ・メルケル独首相は昨日(9日)、欧州連合に対し16万人にのぼる難民の分割受け入れに向けて圧力を加えようと試みた。これは移民危機の解決策を見出すことを期待したものである。      しかし、移民受け入れに名乗り出ている西ヨーロッパ諸国と移民の目の前で受け入れの扉を閉ざす東ヨーロッパ諸国の間には、移民への対応に関して大きな温度差が存在し、後者で 全文をよむ

2015-09-09 バーレーン:ハマド国王、オランド仏大統領と対テロ戦争について協議 (al-Hayat紙)

■バーレーン:ハマド・ビン・イーサー国王とオランド仏大統領がテロとの戦いとその資金源について議論      【パリ:本紙】      フランスのフランソワ・オランド大統領は、バーレーンのハマド・ビン・イーサー・アール・ハリーファ国王を迎え、地域の諸問題とテロとの戦い、及びその資金源について会談を行った。      フランス大統領府の声明によると、オランド大統領は「会談を通して、中東における文化・宗教的多様性の問題と、とるべき措置について提起した」。これは、昨日(8日)パリで閉幕した、人種及び宗派 全文をよむ

2015-09-07 欧州:難民危機の対応で混乱するEU (al-Hayat紙)

■難民危機がヨーロッパ連合を引き裂く      【ロンドン・ベルリン・パリ:本紙、AFP、ロイター】      中東、アフリカ、アジアからの難民の洪水の受け入れを巡る各国の深い溝が、EUを分裂の危機に晒している。10万人が殺到したことが国の社会構造を脅かしているためではなく、各国の政策に混乱と差異が起こっているためだ。この危機に対する集団行動は乱れており、ユーロ圏の見直しやギリシャの負債問題のような重要案件からは注意が離れている。      ドイツが難民の波を歓迎する一方、イギリスがさらなる難民 全文をよむ

2015-09-04 サウジ:サルマーン国王とオバマ大統領の会談 (al-Hayat紙)

■二聖モスクの守護者サルマーン国王とオバマ大統領は両国関係の「戦略的基礎」を据える      【ワシントン:ジョイス・カラム】      アメリカのバラク・オバマ大統領は今日(4日)、国王就任後初のアメリカ公式訪問中の二聖モスクの守護者(サウジアラビアの)サルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ国王をホワイトハウスに迎えた。      サルマーン国王は昨日(3日)アメリカの首都(ワシントン)に到着した。ムハンマド・ビン・サルマーン副皇太子およびアーディル・ジュバイル外相、アーディル・トライフィー文 全文をよむ

2015-09-02 アルジェリア:イランのザリーフ外務大臣の訪問 (al-Hayat紙)

■アルジェリアにおけるザリーフ大臣の協議は「アサドの運命」を含むかもしれない      【アルジェ:アーティフ・カダーディラ】      イランのムハンマド・ジャワード・ザリーフ外務大臣は昨日(1日)、チュニジアに続いてアルジェリアに到着した。同大臣は高官からなる訪問団の代表を務める。アルジェリア外務省の発表によれば、同大臣はイランのハサン・ロウハーニー大統領からアブドゥルアズィーズ・ブーテフリカ大統領への親書を携えている。地元紙が伝えた報告によると、シリアのバッシャール・アサド大統領の運命が、 全文をよむ

2015-08-31 イエメン:軍と人民諸委員会がサウジ軍を攻撃 (al-Watan紙)

■イエメン軍、サウジの軍事拠点を攻撃する。民間人に対する連合軍の爆撃続く      【2015年8月30日:AFP、シリア・アラブ通信(SANA)、ロイター、各種通信社】      イエメン軍と人民諸委員会はジーザーン、ナジュラーン、ザフラーン・アシスィールの各地方のサウジ体制の軍事拠点複数をロケット数十発と重火器で砲撃した。      イエメンのSABA通信社はサアダにいる軍事筋の話として以下のように報じた。「軍隊は本日(昨日=29日)、ザフラーン・アスィールのタルア、スワイラの両拠点を複数の 全文をよむ

2015-08-26 サウジアラビア:イエメン領土内から発射されたミサイルを迎撃 (al-Hayat紙)

◼︎サウジアラビア:イエメン領土内から発射されたスカッドミサイルを迎撃       【リヤド:本紙】       サウジアラビア軍は、防空軍が今日水曜日(26日)朝、イエメン領土内からサウジアラビアのジャーザーン地区に向けて発射されたスキャッド型弾道ミサイルを迎撃、破壊したと発表した。       国営サウジアラビア通信(SPA)は「防空軍は本日午前6時半、ジャーザーン地区にてスキャッド型弾道ミサイルを迎撃、被害を受けることなくミサイルを破壊した」とするサウジ軍の声明を報じた。       また 全文をよむ

2015-08-22 イスラエル:ゴラン高原を巡るシリアとの交戦 (al-Hayat紙)

■ゴラン高原で交戦規則の試験的な空爆      【ロンドン、占領下エルサレム:本紙、AFP】      昨日(21日)、イスラエルの部隊は、おととい夜にシリア側から発射されたミサイル数発が同国北部に落下した直後、ゴラン高原のクナイトラ県にあるシリア政権とその支持者らの複数の拠点に空爆を行った。      両国間の緊張は、1973年の10月戦争以来、最も高まっている。観察者らは、この緊張の高まりを、イスラエルとシリア政権およびその支持者らとの間の新しい交戦規則の試験的対処であると見なした。一方で、 全文をよむ

2015-08-21 英仏:「密入国斡旋業者」に対処するための英仏治安協定 (al-Hayat紙)

■「密入国斡旋業者」に対処するための英仏治安協定      【ロンドン:ジャアファル・アフマル】      イギリスとフランスは、フランスのカレー港を経由してイギリスへ到来する難民の波に対処するため、両国の治安機関の協力の下「指揮統制センター」を設立することで合意した。協定では、「ダーイシュ」と関わりがあるとみられる一部のヨーロッパ人の監視を項目に含むことについて繰り返し言及された。      イギリスのテレサ・メイ内相は昨日(20日)カレーにて、フランスのベルナール・カズヌーブ内相と共に治安協 全文をよむ

2015-08-20 シリア:ロシアに軍事基地建設を呼びかけ (al-Quds al-Arabi紙)

■アサド大統領、ロシアに対しシリア国内での新たな軍事基地建設を呼びかける   ■反体制派が戦闘機を撃墜…ムアッリム外相、エジプトとの「治安面での連携」を語る      【各国首都:カーミル・サクル(本紙)、諸通信社】      シリア外相はエジプトとの関係正常化への希望を表明し「治安面での連携がその導入部となるであろう」と述べた。一方、本紙が観測筋から得た情報によれば、シリアは、ロシアに対しシリア国内で二つ目となる軍事基地の建設を要請した。既存のタルトゥース海軍基地に続き、沿岸都市のジャブラがそ 全文をよむ

2015-07-29 イスラエル:アメリカがユダヤ系アメリカ人のスパイ釈放 (al-Quds al-Arabi紙)

■イスラエル情報筋は、アメリカ当局が11月にスパイのポラードを釈放すると発表      【ナザレ:ワディーウ・アワーウダ(本紙)】      イスラエルの情報筋は、ユダヤ人のスパイであるジョナサン・ポラードを11月に釈放するというアメリカ連邦刑務所の決定を引用した。ポラードは30年間服役していた。      ユダヤ系アメリカ人であるポラードは、イスラエルのためにアメリカでスパイ活動を行ったとして有罪判決を受けた。彼の弁護士は、彼が11月20日か21日に釈放されるだろうと述べた。      ポラー 全文をよむ

2015-07-22 カタール:米軍施設乱射犯の入国を否定 (al-Quds al-Arabi紙)

■カタール、アメリカでの乱射事件容疑者の入国を否定      【ドーハ:スライマーン・ハーッジ・イブラーヒーム(本紙)】      カタール国は、米軍基地乱射事件の容疑者、ヨルダン人青年ムハンマド・アブドゥルアズィーズの入国歴を否定した。同容疑者がカタールに入国したとの情報は国際メディアによって流されている。ドーハは素早くその疑いを打ち消す対応をとり、多くの国際メディアに瞬時に広まったこのニュースに反論した。      政府広報室の声明によれば、カタール国は「アメリカのテネシー州での乱射事件容疑 全文をよむ

2015-07-18 サウジアラビア:ジュバイル外相がオバマ大統領と会談 (al-Hayat紙)

■サウジアラビア:オバマ大統領とジュバイル外相の会談は安全保障面での協力に集中      【ワシントン:ジョイス・カラム】      サウジアラビアのアーディル・ジュバイル外務大臣は昨日(17日)、バラク・オバマ大統領と会談し、ワシントン訪問を終えた。本紙が知り得たところによれば、会談は一時間以上続いた。      ホワイトハウスのスポークスマンであるジョッシュ・アーネスト氏は、両者が会談で二国間の「強い連携」と「安全保障面での協力の強化」に言及し、また両国の連携は「アメリカの国家安全保障の利益 全文をよむ

2015-07-08 イラク:アメリカからのF16戦闘機の引渡しを待つ (al-Hayat紙)

■ワシントンは、所定日時にイラクにF16戦闘機を引き渡す      【バグダード:ジャウダト・カーズィム】      バグダードのアメリカ大使館は今夏の所定日時にF16戦闘機がイラクに届けられ、まずはバラド軍事基地で使用されると発表した。一方、アンバール県の部族議会は、可能な限り早く同地域を解放するため、ワシントンに地域住民の武装化を急ぐよう要求した。      本紙が入手したバクダードのアメリカ大使館のジェフリー・ロリー報道官の発表は、以下のように述べた。「ワシントンはイラク政府と協力し、F1 全文をよむ

2015-07-08 エジプト:インドとの相互協力強化に向けて (Al-Ahram紙)

■エジプト・インド相互協力のための絶好の機会―スィースィー大統領をインド・アフリカ・フォーラムに招待      【アフマド・サーミー・ムトゥーリー】      アブドゥルファッターフ・スィースィー大統領は、エジプトが様々な分野において、インドとの相互関係の成長・発展を待ち望んでいると発表した。大統領はインドの政治的・経済的発展の実現に対する試みを称賛し、それにより、インドが急速かつ高い成長率を実現し、新興国の中での強いポジションを得るに至った、とした。      この発言は昨日(7日)、国会およ 全文をよむ

2015-07-08 フランス:パレスチナに関する国連決議案提出を取り下げる (al-Hayat紙)

◼フランスは、交渉再開・イスラエルの占領終止に向けた国連決議案の提出を取り下げる      【ラーマッラー:本紙】      パレスチナ自治政府のリヤード・マーリキー外相は昨日、「フランスは、イスラエルによるパレスチナ占領終止や、パレスチナ・イスラエル間の政治的プロセス再開のため、安全保障理事会に決議案を提出することを目的とした政治的主導権から身を引いた」と述べ、これはアメリカやイスラエルの圧力によるものであると推測した。      ラーマッラーでのニコス・コジアス ギリシャ外相との会談の締めく 全文をよむ

2015-07-04 イラク:首相が米国副大統領と電話会談 (al-Hayat紙)

◼︎アバーディー首相、テロリストのイラク侵入阻止のために国際的な協力訴える      【バグダード:本紙】       イラクのハイダル・アバーディー首相は昨日、「国境地帯の管理とテロリストの侵入阻止」を目的とした国際的な協力の必要性を強調した。また、「ダーイシュ(イスラム国)」に対する軍事作戦は継続的に進展していると述べた。       サリーム・ジュブーリー国会議長は「重要」問題の調査担当委員会に対して贔屓や甘言を禁じ、また結論を急がないよう警告した。       また、同首相は声明で「ジョ 全文をよむ

2015-07-02 シリア:資金難により国連WFPはシリア避難民への支援を削減 (al-Hayat紙)

■資金難により国連WFPはシリア避難民への支援削減を余儀なくされる      【ドバイ:ダラール・アブー・ガザーラ】      「世界食糧計画(WFP)」は、深刻な資金不足により、レバノン及びヨルダンにおけるシリア避難民への食糧支援を大幅に削減せざるを得ない恐れがあることを発表した。WFPの中東・北アフリカ・中央アジア・東欧地域局長であるムハンナド・ハーディー氏は、「財政状況はこれ以上ないほどに悪化しており、再び大幅な削減をしなくてはならなくなった」と述べた。また、「避難民たちは現実に、我々が供 全文をよむ

2015-07-02 クルド:トルコの軍事計画に警告 (al-Hayat紙)

■クルド、軍事計画に対してトルコ政府に警告      【ロンドン:本紙】      クルド人部隊は昨日(1日)、シリアとトルコの国境にある町、タッル・アブヤドの奪還に成功した。これは「ダーイシュ」が同町を奇襲してからほんの数時間後のことだった。これと併行して、「ダーイシュ」のメンバーを国境から一掃することを目的としてトルコ軍がシリア領土に侵入し、同時にクルド人が国境のシリア領内に特別領域を設立するのを阻止するとされる計画に関して、クルドとトルコの間での論争が起こった。昨日、シリアのクルド人政党の 全文をよむ

2015-07-02 レバノン:エジプト・クゥエートへのテロ攻撃を批判 (al-Hayat紙)

■サラーム首相、ハリーリー氏、ジュンブラート氏、ディリヤーン最高ムフティーがエジプト・クゥエートでの攻撃を非難      【ベイルート:本紙】      レバノンの公的、政治的、精神的指導者らがクウェート、エジプト、チュニジアで起こったテロ攻撃を批判し続ける一方、昨日シナイで、白昼にテロリスト攻撃が行われた。レバノンのタマーム・サラーム首相はシナイでエジプト軍に対して行われた攻撃を非難した。      同首相は声明の中で、「カイロ中心地でのヒシャーム・バラカート検事総長を狙ったテロ行為の翌日、テ 全文をよむ

2015-07-01 シリア:米国務省、シリア領内でのセーフゾーン不要 (al-Quds al-Arabi紙)

■米国務省:シリアでセーフゾーンの設定は不要      【ワシントン:アナトリア通信】      米国務省のジョン・カービー公式報道官は、米国防総省や米軍、有志連合軍は、現在、シリアでセーフゾーンの設置は必要ないと見ていると述べた。      また、カービー報道官は、火曜日、ワシントンでの日例報道概要で、「そのような地帯を設けることには大きな困難が伴い、有志連合も現在はセーフゾーンの設定を支持していない」と説明した。      さらに同報道官は、セーフゾーンの設定について、「トルコが以前から明確 全文をよむ

2015-06-24 エジプト:シュクリー外相と米ケリー国務長官の電話会談 (al-Hayat紙)

■シュクリー外相、ケリー米国務長官及びラブロフ露外相と、地域情勢とテロ対策について協議      【カイロ:本紙】      一昨日(22日)夜、エジプトのサーミフ・シュクリー外相は、カウンターパートであるアメリカのジョン・ケリー国務長官とロシアのセルゲイ・ラブロフ外相との電話会談を行った。会談では地域における最新の情勢、とりわけシリア問題や対テロ問題、パレスチナ問題について協議がなされた。      エジプト外務省の発表によると、シュクリー外相は一昨日夜にケリー国務長官から電話を受け、「会談を 全文をよむ

2015-06-22 GCC諸国、人権理事会に行動規範の尊重を求める (al-Hayat紙)

■湾岸協力会議(GCC)諸国、人権理事会に行動規範の尊重を求める      【ジュネーブ:本紙】      湾岸協力会議(GCC)諸国は今日、人権理事会への共同声明の中で、人権理事会のシステムを遵守し、尊重することを強調した。その中には特別措置も含まれる。特にGCC諸国に対して国連特別報告者らが現地調査を行ったが、これにより人権の強化と保護の約束がなされるとし、GCC各国政府はこれを歓迎した。      在ジュネーブの国連カタール大使のファイサル・ハンザーブ氏は声明の中で、GCC諸国が、国連の手 全文をよむ

2015-06-16 リビア:チュニジア人外交官3人の解放を発表 (al-Quds al-Arabi紙)

■リビア:チュニジア人外交官3人の解放を発表      【トリポリ:サイフッディーン・タラーブルスィー】      リビア外交公安局のファラジュ・スワイヒリー代表は月曜(15日)、首都トリポリのチュニジア領事館から前々日(13日)に誘拐された10人のチュニジア人外交官の内、3人が解放されたと伝えた。      発表の中では、チュニジア領事館が先週金曜(12日)武装集団の攻撃に遭い、その後施設から10人のチュニジア人外交官が誘拐されたことが言及されたものの、3人の外交官がどのように解放されたのかに 全文をよむ

2015-06-16 イラン:イラクとシリアのシーア派民兵に資金提供 (al-Hayat紙)

■「シーア派のダワーイシュ」…イランがイラクとシリアの100以上の党派に資金提供      【リヤド:サウード・ライス、アブドゥルワーヒド・アンサーリー】      中東地域と世界における研究と現実は、「ダーイシュ」がスンナ派である一方で、イランがシリアとイラクにおいて100党派以上に及ぶシーア派の民兵と組織を支援しており、その侵害行為と犯罪は、悪質さにおいて「ダーイシュ」の行いに勝るとも劣らないことを裏付けた。      イランはイラクにおいて民兵に資金提供と武装を施し、これら民兵の力はイラク 全文をよむ

2015-06-13 イエメン:フースィー派の攻撃によりサウジ領内に被害 (al-Hayat紙)

■フースィー派「足元おぼつかず」‥ジュネーヴ協議はシャトル外交に      【ジャーラーン:ヤフヤー・ハルダリー;リヤド、サナア、アデン:本紙】      アラブ諸国有志連合の報道官アフマド・アスィーリー准将の発表によると、フースィー派がイエメン領土から発射した「カチューシャ」ロケット弾によって金曜礼拝時にジャーラーンにある礼拝所が被害を受け、これにより市民が一人殉死した。同准将は、歴史的価値があると見なされているサナア中心部の旧市街を有志連合の戦闘機が空爆したという可能性を否定し、それは同地で 全文をよむ

2015-06-09 パレスチナ:ハマースは「子どもの権利侵害リスト」に関して国連を非難 (al-Quds al-Arabi紙)

■ハマースは、国連がイスラエルを子どもの権利侵害リストに含めなかったことを非難      【ガザ:アナトリア通信】      イスラーム抵抗運動(ハマース)は潘基文国連事務総長の決定を非難した。月曜日 (8日)に発表されたこの同総長の決定では、子供の権利侵害のブラックリストにイスラエルが含まれていない。      ハマースは火曜日(9日)の声明で以下のように述べた。子供の権利侵害のブラックリストにイスラエルが含まれていないことは、「イスラエルの犯罪」に対する報酬とみなされ、そのことは「非難される 全文をよむ

2015-06-08 エジプト:26のアフリカ諸国と貿易自由化協定に署名 (al-Hayat紙)

■エジプト:26のアフリカ諸国と貿易自由化協定に署名      【カイロ:マールスィール・ナスル】      昨日(7日)、シャルム・アッシャイフにて、アフリカの三つの経済ブロックであるCOMESA、SADC、EACの間で貿易協定が結ばれた。協定の署名には、これらブロックのメンバー国である26のアフリカ諸国の首脳及び商業大臣が立ち会った。      また、特別報告書を準備するための各国高官と専門家による最初の会合が幕を開けた。この報告書は各国首脳に提示される予定であり、ブルンジの首都ブジュンブラ 全文をよむ

2015-06-01 国連:シリア軍の無差別砲撃を強く非難 (al-Hayat紙)

■無差別爆撃に対する世界の非難      【ジュネーヴ、ロンドン、テヘラン:本紙、AFP】      国連シリア担当事務総長特使ステファン・デ・ミストゥーラ氏は、最新の血生臭い攻撃について非難した。これはシリア政府がアレッポ県に対して行ったもので、シリア人権監視団によると、民間人71名以上の死者を出した。      同特使は、声明書の中で、「シリア軍のヘリコプターによる、アレッポのシャアール地区にあるシャアビーヤ市場への空爆を、国際社会はより強く非難しなければならない」と述べた。また、「シリア空 全文をよむ

2015-05-28 イエメン:サウジアラビアなどがホデイダの海軍基地を越境空爆し、破壊 (al-Hayat紙)

■有志連合はホデイダの海軍基地を破壊      【サナア、アデン:本紙】      有志連合の航空機は昨日、フースィー派が制圧する軍営地や、サナア、ハッジャ、ダマル、ホデイダ、タイズ、マアリブ、アデンの軍事拠点や弾薬庫への攻撃を続行した。この攻撃により、サナアに拠点を置く特殊治安軍司令本部とホデイダの海軍基地が破壊された。公安筋と医療筋によると、この攻撃により、武装集団メンバー100人以上が殺され、数十人が負傷した。      フースィー派武装集団、親フースィー派部隊と、部族民からなる抵抗勢力の 全文をよむ

2015-05-27 イスラエル:アムネスティがハマースを告発 (al-Hayat紙)

■アムネスティがハマースを戦争犯罪で告発      【ロンドン:本紙】      アムネスティ・インターナショナルは、ハマースを凶悪な犯罪行為を働いたとして告発した。その行為の中には、2014年7〜8月のイスラエルによるガザ地区への戦争の間に行われた、イスラエルの協力に対する拷問や処刑が含まれている。      本日水曜日(5月27日)に発行予定のアムネスティの報告書によると、ハマースの部隊は、2014年のイスラエルとガザの抗争において、パレスチナ人を誘拐、拷問し、公開処刑した。これは、23人の 全文をよむ

2015-05-23 エジプト:大統領がイエメンの統一を切望 (al-Quds al-Arabi紙)

■エジプト大統領:我々はイエメンの統一と領土の保全を切望する      【カイロ:DPA】       土曜日(23日)、アブドゥルファッターフ・スィースィー大統領は、エジプトはイエメン人の希望や願望の実現に寄与する治安と安全性の基盤の確立を通して、イエメン国家が統一を保持し、領土の保全、及びその機能維持がなされることを切望している、と述べた。      アラー・ユーセフ大統領府公式報道官によると、この発言は土曜日(23日)、スィースィー大統領がイエメン大統領アブドゥラッブフ・マンスール・ハーデ 全文をよむ

2015-05-22 イスラエル:オバマ大統領の発言を非難 (al-Hayat紙)

■イスラエル閣僚はオバマ大統領の発言を、緊張の高まりと内政干渉と見なして非難      【ナザレ:アスアド・タルハミー】      イスラエルの観察者は、バラク・オバマ大統領が、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相による、「投票箱にアラブ人たちが押し寄せる」との選挙当日の発言を、アメリカの『The Atlantic』誌で取り上げたことに触れ、オバマ大統領は近くネタニヤフ首相とは会談しないつもりだが、これは「アメリカ対外政策の影響」であり、両者の緊張関係が再び高め、信頼を損なう新たな兆候を生み出 全文をよむ

2015-05-22 エジプト:西洋に対して地域への見方を変えるよう要求 (al-Hayat紙)

■スィースィー大統領、西洋社会に中東地域への見方を変えるよう要求      【カイロ:ムハンマド・シャーズィリー】      エジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領は、「西洋社会は、我々の地域を西洋的な見方とは異なる方法で見る必要がある。そして、この地域が持っている政治・経済・社会状況の性質、加えて文明・文化的な差異に注意を払わなければならない」と述べた。      同大統領によるこの声明は、昨日、サーミフ・シュクリー・エジプト外務大臣の出席の下、オーストリアのセバスチャン・クルツ 全文をよむ

2015-05-15 シリア:イランによる体制派支持変わらず (al-Hayat紙)

◼︎イランがシリア体制派支持を再表明      【ロンドン:本紙】      昨日、イランはシリアのアサド政権に対する支持を改めて表明した。諮問評議会のアラーウッディーン・ブルージェルディー国家安全保障外交政策委員長は、「シリア国民は、彼らの意思と軍の抵抗によって侵略を打ち破ることができる」と表明した。      シリア国営通信SANAは、昨日ダマスカスで行われた記者会見における同委員長の発言を以下のように伝えた。「我々がシリアに来たのは、我々がシリアの政府及び国民を支援すること、それは確固たる 全文をよむ

2015-05-14 サウジアラビア:「国境」に軍を展開 (al-Hayat紙)

■サウジアラビア軍は「国境」に展開、高性能の重火器といかなる環境にも対応する部隊      【サウジ・イエメン国境:イナード・ウタイビー】      国家警備隊の砲兵隊は、高レベルの精密さ、技術、訓練の結果、フーシ派の民兵に莫大な損害を及ぼすことに成功した。国家警備隊の諸部隊がフーシ派の国境線での動きを封じるために国境地域のナジュラーンに展開したが、この際に、国家警備隊の砲兵隊の持つ高い技術が、標的であるフーシ派を何百人も負傷させることになり、フーシ派による執拗な侵入作戦を失敗に終わらせた。   全文をよむ

2015-05-12 サウジアラビア:計算上、イエメン人へのステータス付与には11年が必要 (al-Hayat紙)

■サウジアラビア:計算上、イエメン人へのステータス付与には11年が必要      【リヤド:アフマド・ジュルワーン】      非公式な統計によると、サウジアラビア国内には約50万人のイエメン人不法滞在者が存在している。一方、彼らへのステータス付与(※訳註)のための期間は二ヶ月間(60日)と設定されている。      ステータス付与手続き初日、パスポート局は46箇所あるすべての窓口合計で121名のイエメン人不法滞在者のための手続きを完了することしかできなかった。平均すれば各窓口3人以下の手続きし 全文をよむ

2015-05-11 サウジアラビア:イエメン人不法滞在者に「訪問者」ステータス付与 (al-Hayat紙)

■サウジアラビア:イエメン人不法滞在者に「労働者」「訪問者」のステータス付与      【リヤド:アフマド・ジュルワーン】      サウジアラビア国内に不法滞在しているイエメン人たちが昨日(10日)、パスポート局の「訪問者証明カード」発行窓口に押し寄せ始めた。      イエメン人たちはステータス付与のために必要な手続きを完了し、料金を支払い、ホストを登録する。また、他のイエメン人たちは、手続きを電子プログラム「アジール」(訳註:「労働者」の意)を通して行っている。      また、パスポート 全文をよむ

2015-05-10 エジプト:ロシアとの首脳会談で二国間関係の強化を協議 (al-Hayat紙)

■ロシア・エジプト首脳会談:二国間関係の強化を協議      【カイロ:本紙】      昨日(9日)クレムリン宮にてウラディミール・プーチンロシア大統領とアブドゥルファッターフ・スィースィーエジプト大統領の会談が開かれた。これはロシアのドイツ戦勝70周年記念日の祝典を機会に行われたもので、二国間の関係の増強や、テロとの戦いへの努力、多くの地域問題、特にイエメン、シリア、リビアの問題に焦点が絞られた。      スィースィー大統領は一昨日(8日)モスクワに到着し、ミハエル・ボグダノフ副外務相 兼 全文をよむ

2015-05-05 イエメン:同盟国はイエメンでの「安全地帯」設置を検討する (al-Hayat紙)

■イエメン:同盟国はイエメンでの「安全地帯」設置を検討する      【サナア、アデン、リヤード:本紙】      サウジアラビアのアーディル・ジュベイル外相は、同国が同盟国と共に、イエメンにおける安全地帯の設置を検討していると述べた。安全地帯では安保理決議2216に基づき、支援物資到達のため、特定の時間に全ての空爆が停止される。      ジュベイル外相はフースィー派民兵とこれに忠誠を誓う各部隊に対し、同地帯での空爆停止を悪用したり、同地帯への支援物資の到達を妨害したりしないよう警告し、サウジ 全文をよむ

2015-05-04 サウジアラビア:サウジ・モロッコ首脳サミット開催 (al-Hayat紙)

■地域発展に向けてサウジアラビア・モロッコ間でサミット開催      【リヤド:本紙】      昨日、二聖都の守護者・サウジアラビアのサルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ国王は、モロッコのムハンマド6世国王と、リヤドの宮殿で公式会談を開いた。      サウジ国営通信は、今般のサミットは、二国間関係と協力のあり方、また地域及び国レベルでの発展を探るものであったと報じた。      会談には、サウジアラビア側から、ムハンマド・ビン・ナーイフ・ビン・アブドゥルアズィーズ皇太子兼副首相兼内務大臣と 全文をよむ

2015-05-03 イラク:アバーディー首相、ダーイシュの駆逐に向けてカナダ首相と会談 (al-Hayat紙)

■アバーディー首相はイラクが「ダーイシュ」を駆逐できることを強調、カナダ首相は「ペシュメルカ」を訪問      【バグダード:本紙】      昨日、カナダのスティーヴン・ハーパー首相はバグダードを訪問し、イラクのアバーディー首相と会談した。その際、アバーディー首相は、イラク部隊が「ダーイシュ」を駆逐する能力があることを強調した。ハーパー首相は、その後アルビールへ移動して、同市西部のハーズィル戦線にいる「ペシュメルカ」軍を訪問した。      首相府から出された声明は、「カナダのスティーヴン・ハ 全文をよむ

2015-04-24 イラク:7月にアメリカから戦闘機の引き取り (al-Hayat紙)

■イラクは7月にF-16戦闘機の引き取り      【バグダード:ブシュラー・ムザッファル】      イラク空軍司令部は、今年の7月に、アメリカ政府から複数のF-16戦闘機を引き取る予定であることを明らかにした。一方、イラク国防省は、ファルージャ東部カルマ郊外の旧道、及び同北部郊外の3つの村が解放されたことを発表した。      イラク国防省の声明によると、イラク空軍司令部戦闘機部隊のアンワル・ハマド・アミーン中将は、「国家の防衛とテロリスト集団の掃討を指揮し、進行中の様々な作戦の中で多くの義 全文をよむ

2015-04-21 レバノン:サウジアラビアの資金提供によりフランスから武器受け取り (al-Hayat紙)

■レバノンがミサイルと軍事機器を受領、費用はサウジアラビアがフランスに支払い      【ベイルート:本紙】      20日午前、フランスの武器でレバノン軍を武装するという、サウジアラビアによる前例のない贈り物は、対戦車ミサイル「ミラン」と、監視強化及び国境防衛のための軍事機器と装置の最後の一式をレバノン側が受け取って、有言実行される形となった。ラフィーク・ハリーリー国際空港での大規模な式典で、サウジアラビアのアリー・アワード・アスィーリー在レバノン大使は次のように述べた。「レバノンには安定維 全文をよむ

2015-04-18 パスポートパワーのランキング (al-Hayat紙)

■パスポートの効力の強い国と弱い国      【ドバイ:本紙】      新たな千年紀の開始と共に世界各国の旅行者に広範な制限が課せられる中、国民にとってのパスポートの価値が増幅した。それゆえ、世界的にパスポートの効力の強弱を示したリストが多くの人々の関心を集めている。      ビジネスマン向けの居住権や国籍のサービスを提供している「アートン・キャピタル」社のリストによると、アメリカとイギリスのパスポートが第一位の座を占めている。入国の際、入国査証(ビザ)を必要としない国の数というただ一つの基 全文をよむ

2015-04-17 国連:シリア政府軍による塩素ガス使用を非難 (al-Quds al-Arabi紙)

■国連:シリア政府軍による塩素ガス使用を非難      【国連:アブドゥルハミード・スィヤーム】      国連安全保障理事会の会議において、シリア人医師たちが、先月の塩素ガスによる攻撃に見舞われた3人の子供の命を助けようとして、叶わなかった様子を写したカメラ映像を提示し、大使らは涙で瞳を濡らした。      1-3歳の子供たちが搬送された病院の院長であるムハンマド・タナーリー医師は、「シリア北西部のイドリブ県にあるサルミーンの村で3月13日に起きた攻撃によって、3人の兄弟と彼らの両親、祖母が殺 全文をよむ

2015-04-11 モロッコ:米国がサハラ地域の自治を支援 (al-Hayat紙)

■サハラ地域の「自治」におけるモロッコへの米国支援      【ラバト:ムハンマド・アシュハブ】       米国政府は、モロッコの提案が「真剣かつ現実的で信憑性がある」ことを強調しつつ、サハラ地域での自治計画について自国の「明確な」立場を再確認した。両国政府の戦略的対話の第3セッション終了直後に発表された共同声明で、米国は自国の立場が「数年前から一貫している」と主張した。      米国は、「サハラ地域での自治に関するモロッコの計画が真剣かつ現実的で信憑性があると確信している。また、その計画は 全文をよむ

2015-04-06 イエメン:フースィー派を狙った集中攻撃、同派のアデン港侵攻を阻止 (al-Hayat紙)

■イエメン:フースィー派を狙った集中攻撃、同派のアデン港侵攻を阻止      【リヤード:ハーリド・ウマリー、サウジ・イエメン国境:イナード・ウタイビー、ダンマーム:ナースィル・ビン・フサイン、ジャーザーン:ヤフヤー・ハルダリー】      「断固たる嵐」同盟軍の司令部は、同盟軍がイエメンからの各国民の退避に対する責任と、人道的活動の重要性を認識していると強調した。サナア国際空港を制圧しているフースィー派の民兵がスーダン人の退避のため同盟軍の許可を得て飛行していたスーダンの航空機の着陸を拒否した 全文をよむ

2015-04-03 モロッコ:国連で対テロ連盟の適用を宣言 (al-Hayat紙)

■モロッコは国連で対テロ連盟の適用を発表      【ラバト:本紙】      ウマル・ヒラール国連モロッコ政府代表は、ニューヨークの国連本部にて、安保理常任理事国5カ国を含む30カ国で構成される「対テロ友好連盟」の適用を発表した。      この連盟はモロッコがイニシアティブとなり設立されたもので、国連主導で実施中のイニシアティブとの協調を果たし、過激主義との闘いにおける国家間での連携を強化することを目的とする。      ヒラール大使は水曜日に、本連盟が「国家間の平和と安全への断続的な脅威に 全文をよむ

2015-03-30 ヨルダン:国連とシリア難民のための基金を設立 (al-Hayat紙)

■ヨルダン、国連とシリア難民のための基金を設立      【アンマン:ヌールマー・ナアマート】      ヨルダンのイマード・ナジーブ・ファーフーリー計画・国際協力相と国連のエドワード・カロン在ヨルダン人道問題調整官は、ヨルダンの人道問題への対応能力を強化するための基金設立合意に署名した。この基金には、シリア危機への対応における共同努力をサポートすることを通じて、援助の効果的な協調を促進し、ヨルダンの負担を軽減する狙いがある。同基金は今年度のヨルダンのシリア難民対応計画を含む諸プロジェクトに資金 全文をよむ

2015-03-29 カタール:駐エジプト大使が復帰 (al-Quds al-Arabi紙)

◼︎カタールの駐エジプト大使が任国復帰      【カイロ:本紙】      カタールのムハンマド・サイフ・ブー・アイナイン駐エジプト大使が、カタールのタミーム・ビン・ハマド・ビン・ハリーファ・アール・サーニー首長とともにエジプトに帰還した。同首長は土曜(28日)の朝にエジプトのシャルムッシャイフに到着し、第26回アラブ・サミットに参加した後、同日午後にエジプトを去った。情報筋によれば、これによってムハンマド大使はエジプトに再赴任、公務に復帰する。      カタールは2月18日に、アラブ連盟の 全文をよむ

2015-03-26 イエメン:フースィー派拠点への空爆、早くも制空権確保 (al-Hayat紙)

◼︎「断固たる嵐」作戦の報道官、最初の15分で制空権を確保      【リヤド:本紙】      サウジアラビアが呼びかけたイエメンのフースィー派拠点への有志国による空爆作戦「断固たる嵐」の報道担当官、ラカン・アフマド・アスィーリー准将は、作戦初日の概要を述べる中で、フースィー派の対空防衛に圧力をかけることで優位に立ち、空軍基地への攻撃、戦闘機、司令塔及びミサイルの破壊によって、有志国が最初の目的を達成したと強調した。また、作戦開始最初の15分で制空権を完全に確保したと加えた。      木曜日 全文をよむ

2015-03-26 イエメン:ヨルダン、スーダン、モロッコ、エジプト、パキスタンがサウジ主導の空爆作戦への参加を発表 (al-Hayat紙)

■ヨルダン、スーダン、モロッコ、エジプト、パキスタンが「ハズムの嵐」作戦参加の意向を表明      【リヤド:本紙】      ヨルダン、スーダン、モロッコ、エジプト、パキスタンは、サウジアラビア及び湾岸諸国からの打診、また正統なるイエメン政府からの直接の要請を受けて、サウジ主導のイエメン空爆作戦「ハズムの嵐」に参加する意向を表明した。      アーディル・ビン・アフマド駐米サウジアラビア大使は、水曜(25日)深夜、イエメンの正統な政府の要請をうけて、サウジアラビアは同日、10以上の有志国とと 全文をよむ

2015-03-26 イエメン:外相、アラブ諸国に介入を要請 (al-Hayat紙)

■イエメン外相、アラブ諸国に「イランによる支配からイエメンを救う」ことを要請      【シャルム・アッ=シャイフ:ムハンマド・サラーハ】      エジプト・シナイ半島のシャルム・アッ=シャイフで土曜(28日)と日曜(29日)の二日間にわたり開催されるアラブ諸国サミットでは、イエメン問題が議論の焦点となる。(その準備会合として)本日(26日)、アラブ諸国外相が、アラブ諸国によるイエメンへの軍事介入を求める同国の要請を議論する予定である。      イエメンのリヤード・ヤースィーン外相は、本紙へ 全文をよむ

2015-03-22 モロッコ:外相、チュニジア大統領及び外相と会談 (al-Quds al-Arabi紙)

■モロッコ外相、チュニジア大統領に哀悼の意を示し、同国外相と会談      【ラバト:本紙】      モロッコ当局筋によると、モロッコ外相サラーフッディーン・メズワール氏は、チュニジア大統領バージー・カーイド・スィブスィー氏にチュニスの大統領官邸で面会し、3月18日にチュニスのバルドー博物館で起こった、観光客を狙い数十人もの死傷者を出したテロ攻撃について哀悼の意を示した。      モロッコ外務省によると、メズワール外相は、モロッコ国王ムハンマド6世の書簡をスィブスィー大統領に手渡した。書簡に 全文をよむ

2015-03-22 湾岸諸国、イエメン問題解決を急ぐための会合 (al-Hayat紙)

■湾岸諸国、イエメン問題解決を急ぐための会合      【リヤド:本紙】      サウジアラビアのサルマーン国王は、昨日(21日)、リヤド・ディルイーヤのアウジャー宮殿にバーレーンのサルマーン・ビン・ハマド・ハリーファ皇太子、アブダビのムハンマド・ビン・ザーイド・ナヒヤーン皇太子、カタールのアブドゥッラー・ビン・ナースィル・サーニー首相、そしてクウェートのムハンマド・ハーリド・サバーハ副首相を迎えた。      これら王族のサウジアラビア訪問は、湾岸の兄弟諸国間で国民の幸福と地域の諸問題につい 全文をよむ

2015-03-19 UAE:駐スウェーデン大使を召還 (al-Hayat紙)

■UAE、駐スウェーデン大使を召還。クウェート、オマーンもスウェーデン外相声明を非難。      【アブダビ:シャフィーク・アサディー;リヤド:本紙】      UAEは昨日(18日)、スウェーデンのマルゴット・ヴァルストローム外相がサウジアラビアを批判したことを理由に、同国のスルターン・ラーシド・カイトゥーブ駐スウェーデン大使を召還した(※訳註)。また、UAE外務省は、スウェーデンのジャン・テスレフ駐UAE大使に出頭を命じ、「サウジアラビアの名誉を傷つける」同国外相の声明に対する抗議の意を伝え 全文をよむ

2015-03-18 ヨルダン:シリア危機に対処するための資金援助を国際社会に要請 (al-Hayat紙)

■ヨルダン、シリア危機に対処するための資金援助を国際社会に要請      【アンマン:ヌールマー・ナアマート】      ヨルダンのアブドゥッラー・ヌスール首相は、同国が取り組む「シリア危機の平和的・包括的解決を見出す」努力を強調した。ヨルダンは現在、シリア社会のすべてのグループに国家再建への参加の機会を与える形での調停を模索している。      同首相は、自身が議長を務めるシリア危機についての会合で、「(我々が直面する)挑戦は前例のないものである」、と述べた。各国の閣僚・大使が参加したこの会合 全文をよむ

2015-03-16 サウジアラビア:ミャンマーでのムスリム差別を懸念 (al-Hayat紙)

■サウジアラビアはミャンマー政府に対し少数派のムスリムへの差別を止めるよう要請      【ジュネーブ:本紙】      月曜日(17日)、サウジアラビアは、国連の人権委員会に対して、ミャンマーのムスリムである、少数派民族「ロヒンギャ」への制度的な暴力が継続していることへの遺憾の意を表明した。人権委員会のヤンギー・ミー・ミャンマー担当特別報道官による報告が、これらの暴力を裏付けた。      国連人権委員会の同評議会会合に参加しているサウジ代表団のメンバーで、同委員会のメンバーであるアブドゥルア 全文をよむ

2015-03-12 国連:イエメン人1,600万人を支援する計画の立ち上げ (al-Hayat紙)

■国連:イエメン人1,600万人を支援する計画の立ち上げ      【サナア:本紙】      国連は、イエメンのための新たな人道支援計画を正式に立ち上げた。支援額は7億4,750万ドルで、そのうち2億8,460万ドル(38%)が人命にかかわる支援、また、特に保護が必要とされる者への支援のためのプログラムの実行に使われる。国連のイエメン人道支援コーディネーター、ヨハネス・ファン・デル・クラーウ(Johannes Van Der Klaauw)氏は、本紙への談話において、以下のように述べた。   全文をよむ

2015-03-09 レバノン・エジプト:ハリーリー氏、スィースィー大統領と会談 (al-Hayat紙)

■ハリーリー氏、スィースィー大統領と会談「イランに反対しているわけではないが、我々の見解がある」      【カイロ:本紙】      レバノンの元首相であり「ムスタクバル潮流」党首であるサアド・ハリーリーは昨日(8日)、エジプトのアブドルファッターフ・スィースィー大統領とカイロの大統領府で会談した。会談には、バースィム・サブア元大臣とガッタース・ホーリー元議員が出席し、1時間に渡りアラブや域内情勢について協議が行われた。      エジプト大統領府のスポークスマンであるアラー・ユースフ大使は、 全文をよむ

2015-03-02 サウジアラビア・エジプト:サルマーン国王とスィースィー大統領の首脳会談 (al-Hayat紙)

■サルマーン国王とスィースィー大統領の首脳会談:サウジ・エジプト関係は戦略的      【リヤド:本紙、カイロ:ヤースィル・シャーズィリー】      サウジアラビアの「二聖モスクの守護者」サルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ国王とエジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領は昨日、リヤドでの会談で、二国間の戦略的関係を深化し、あらゆる分野において関係を強化する意向を確認した。      国営サウジアラビア通信(SPA)は、サルマーン国王とスィースィー大統領が「最高レベルの協力の意思を 全文をよむ

2015-02-27 シリア:英仏外相がアサド政権の存続を改めて拒否 (al-Hayat紙)

■アサドはシリアの未来とはなり得ない      【フィリップ・ハモンド、ローラン・ファビウス】      フィリップ・ハモンド英外相とローラン・ファビウス仏外相は、『ハヤート』紙にアラビア語版での掲載のため、共同論説を寄稿した。以下がその全文である。      バッシャール・アサドは、自らが閉じこもっている宮殿から自国民に対して戦争を仕掛ける事だけで満足せず、世界での自らのイメージを改善しようとしている。また、西側メディアを通じて、過激派の残虐行為を利用し、自分はシリアの混乱に立ち向かう我々(欧 全文をよむ

2015-02-18 イラク:EUが対「テロ」戦争における支援継続を表明 (al-Hayat紙)

■EUは「テロ」との戦いにおいてイラクへの支援継続を表明      【ブリュッセル:アナトリア通信】      EUは「テロ」との戦いにおいて、引き続きイラクと同じ立場をとり、テロ組織「イスラーム国」(ダーイシュ)の脅威に立ち向かうことを表明した。      欧州連合外務・安全保障政策上級代表のフェデリカ・モゲリーニ氏は声明内で次のように述べた。「イラク西部バグダーディーの町で住民多数が殺された。これはダーイシュが人間の命と尊厳を否定しているという更なる証拠である。」      同氏はさらに以下 全文をよむ

2015-02-16 トルコ:ヌスラ戦線などシリアの反体制派を支援、シリア政府高官とCIAがイラクで密談か? (al-Hayat紙)

■トルコは「ヌスラ戦線」を支援し、シリア軍陣地を砲撃      【アンカラ:ユースフ・シャリーフ;ロンドン、ベイルート:本紙、ロイター、AFP】      複数のメディア筋は、トルコ政府が「シャームの民のヌスラ戦線」を支援し、シリア軍陣地を砲撃、トルコ領がシリアの反体制派の武器売買の市場と化していたことを明らかにした。一方、シリア人権監視団は、悪天候が回復して以降シリア軍戦闘機が空爆を再開するなか、イラン革命防衛隊クドス軍団のカーセム・スレイマーニー司令官とヒズブッラー軍事部門代表のムスタファー 全文をよむ

2015-02-11 仏・アルジェリア:仏大統領、マリの和平に向けてのアルジェリアの努力を賞賛 (al-Hayat紙)

■オランド大統領、マリの和平に向けてのアルジェリアの努力を賞賛      【アルジェ:アーティフ・カダーディラ】      フランスのフランソワ・オランド大統領は、マリの武装集団間の対話を成功に導くアルジェリアの努力を賞賛した。同氏は、フランスはマリにおける紛争解決のためのアルジェリアの仲裁を「全面的に」支援すると述べ、またフランスとアルジェリアは、多くの分野、とくに域内問題に関わる分野の前進のために、強い意志を持って、前向きに取り組んでいくと強調した。オランド大統領のこの発言と時を同じくして、 全文をよむ

2015-02-10 シリア:アサド大統領「イラクから米国の空爆に関する情報を得ている」 (al-Hayat紙)

■アサド大統領:我々はイラクから米国の空爆に関する情報を得ている      【ベイルート:ロイター】      シリアのバッシャール・アサド大統領は、イラクをはじめとする第三者が、米国によって主導されているシリアでのダーイシュ(イスラーム国)空爆に関する情報をダマスカスに伝えている、と述べた。      アサド大統領はBBCとのインタビューで今日(火曜日)、昨年9月以降、シリアでダーイシュに対する空爆を行う米国と直接の協力は行われていないと述べた。      間接的な協力は行われているかとの問い 全文をよむ

2015-02-10 エジプト:露・エジプト両大統領、軍事・経済協定に署名 (al-Hayat紙)

■エジプト:露・エジプト両大統領、軍事・経済協定に署名      【カイロ:ムハンマド・サラーフ】      ウラジミール・プーチン露大統領は昨日(9日)、二日間に渡る訪問の為カイロに到着した。訪問中、同大統領はアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領との首脳会談を行い、いくつかの経済・軍事協定の署名を完了させる。一方、サッカーの試合を観戦しようとしていたファンに警察がガス爆弾を発砲した直後の混乱により、22人が死亡するという事件が発生した。      スィースィー大統領は、昨日プーチン大統領 全文をよむ

2015-02-09 有志連合:「ダーイシュ(ISIL)」に対する地上攻撃を近く実施 (al-Hayat紙)

■有志連合、「ダーイシュ」に対する広範な地上攻撃を近く支援      【ワシントン:ジョイス・カラム;アンマン:ターミル・サマーディー;アブダビ:シャフィーク・アサディー】      対ダーイシュ有志連合は昨日(8日)夜、同組織に対し近々広範な地上攻撃を仕掛けると発表した。      有志連合の作戦調整を担当するジョン・アレン米大統領特使は、ヨルダンの国営ぺトラ通信社に向けて声明を発表し、「有志連合の援助を受け、イラク軍主導の下、ダーイシュに対する広範な地上攻撃が行われる予定だ」と述べた。   全文をよむ

2015-02-09 レバノン:4月にサウジアラビアが出資した武器が到着 (al-Hayat紙)

■レバノン:4月にサウジアラビアが出資した武器が到着      【ベイルート:本紙】      フランスは、サウジアラビアによるレバノン軍への武器資金出資の真偽に関する論争に終止符を打った。これは、(訳注:先月亡くなった)二聖モスクの守護者、故アブドゥッラー・ビン・アブドゥルアジース・サウジアラビア国王が、テロリスト集団やタクフィール主義者と戦う武器と装備のための資金を、軍事部門に支出するよう命じていたものである。第51会ミュンヘン安全保障会議のセッションで、レバノンのタンマーム・サラーム首相は 全文をよむ

2015-02-09 サウジアラビア:サルマーン国王はアラブにおける課題全てを支援することを保証 (al-Hayat紙)

■サウジアラビア:サルマーン国王はアラブにおける問題全ての支援を確約      【リヤド:ハーリド・アムリー】      二聖モスクの守護者、サウジアラビアのサルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ国王は、昨日リヤドで、潘基文国連事務総長と地域及び国際問題について検討した。そして、潘事務総長に対して、「全てのアラブの問題」に対し支援することを確約した。      潘事務総長は、会談終了後の記者会見の中で、「時間の制約があり、人権問題について議論することは出来なかった」と述べたが、「サルマーン国王の 全文をよむ

2015-02-08 イスラエル:元モサド局長、イスラエル政府に対し和平イニシアティブをとるよう求める (al-Hayat紙)

■元モサド局長、イスラエル政府に対して和平イニシアティブをとるよう求める      【被占領地エルサレム:アーマール・シャハーダ】      元モサド(イスラエル秘密諜報局)局長のダニー・ヤトゥーム将軍は、イスラエル政府に対して「イスラエルが先手を切るべきだ」として、イスラエルは政治的イニシアティブを発揮して中東諸国間会議を開催し、会議の中心議題をアラブ和平提案の討議とすることによってそれとイスラエル和平提案とのすり合わせをするよう求めた。      同氏は、今はかつてないほどに和平実現の機会が 全文をよむ

2015-02-08 イエメン:アラブ連盟、フースィー派のいわゆる憲法発布は、正当性に対するクーデター (al-Quds al-Arabi紙)

■イエメン:アラブ連盟、フースィー派のいわゆる憲法発布は、正当性に対するクーデターとみなす。   ■「シバ」州の部族指導者はクーデターが継続した場合、石油資源を自己管理下に置くと警告      【各都市:各通信社】      アラブ連盟は、イエメンのフースィー派勢力に対して「一方的で急進的な歩みを続けること」への警告を発した。そしていわゆる「憲法宣言」は「憲法の正当性に対するクーデター」であると表現した。      アラブ連盟はナビール・アラビー事務局長名によるウェブサイトにて以下のように声明を 全文をよむ

2015-02-07 ヨルダン:「ダーイシュ(ISIL)」拠点をさらに爆撃 (al-Hayat紙)

■ヨルダン軍の空爆は「ダーイシュ」首謀者たちを追い詰める      【アンマン:ターミル・サマーディー】      昨日(6日)ヨルダン軍の戦闘機は「ダーイシュ」の複数の拠点に対してさらなる攻撃を行った。これは、ダーイシュが生きたまま焼殺したヨルダン人飛行士のムアーッズ・カサースバ中尉の復讐としてヨルダン政府が一昨日に実行を開始した大規模な空爆作戦の一環である。同作戦には「ダーイシュ」首謀者らを標的とすることも含まれている。この攻撃と時を同じくして、金曜礼拝後、アンマンでは激しい民衆デモが行なわ 全文をよむ

2015-02-06 イスラエル:参謀総長、ヒズブッラーならびにイエメン・フースィー派勢力を懸念 (al-Quds al-Arabi紙)

■イスラエル軍司令官はイエメンのフースィー派勢力伸展を懸念      【ナザレ:ワディーウ・アワーウィダ(本紙)】      占領軍司令官ベニー・ガンツ参謀総長は、その任期が終了する10日前、自身の軍隊に満足していると述べたが、その置かれている状況には懸念を表明した。参謀総長は、ガザ地区や北部のレバノン国境付近の戦線において戦火が上がること、ならびに米国と(イスラエルと)の関係が現在経験している「危機」により治安的な影響がでることを危惧している。同氏は、もしシャブアー農場での(ヒズブッラーによる 全文をよむ

2015-02-06 ヨルダン:ラッカに複数の空爆 (al-Hayat紙)

■ヨルダン:ラッカに複数の空爆、イラク国境への増員派遣も      【アンマン:ターミル・サマーディー】      ヨルダン国王アブドゥッラー2世は昨日(5日)、「ヨルダン人パイロットのムアーッズ・カサースバ氏が生きたまま火刑に処されたことに対する報復として、ヨルダン王国空軍は、シリアのラッカにある「ダーイシュ」の複数の拠点に空爆を行なった」と述べた。一方、信頼できる情報筋は「ヨルダン軍の複数の部隊がイラク国境に向かった」と発表した。      空爆の発表と同じ頃、アブドゥッラー2世国王は、カサ 全文をよむ

2015-02-05 ヨルダン:パイロット殺害に激しい怒り (al-Hayat紙)

■ヨルダンは戦争と復讐の雰囲気を孕んでいる      【アンマン:ターミル・サマーディー】      「ダーイシュ」(イスラーム国)によるヨルダン人パイロット、ムアーッズ・カサースバ氏焼殺は、ヨルダン国内に衝撃と激怒をもたらした。ヨルダン政府はその過激派組織(ダーイシュ)を「震撼させる報復」を行うと述べ、対「ダーイシュ」連合軍への参加支持を強調した。一方、ヨルダンのアブドゥッラー2世国王は同組織に対する「厳しい報復」を誓い、ヨルダン人パイロットの血は「無駄に流されることはない」と強調した。これら 全文をよむ

2015-02-01 エジプト:「アル=ジャズィーラ」のオーストラリア人記者を本国へ送還 (al-Quds al-Arabi紙)

■エジプト当局、「アル=ジャズィーラ」のオーストラリア人記者を本国へ送還      【カイロ:本紙】      公営シャルクルアウサト通信によれば、アブドゥルファッターフ・スィースィー大統領の承認を経て、エジプト当局は昨日(1日)日曜日、衛星テレビ局「アル=ジャズィーラ」のオーストラリア人記者、ピーター・グレスト氏を本国へ送還した。同氏はメディアで「マリオット・セル(細胞)」として知られる事件の容疑者であり、彼の釈放・送還の措置は数か月前から期待されていた。      治安筋によると、エジプト当 全文をよむ

2015-02-01 パレスチナ:イスラエル入植問題を国際刑事裁判所に付託 (al-Quds al-Arabi紙)

■パレスチナ外務省:イスラエルの入植継続を受けて、本件を国際刑事裁判所に付託予定      【ラーマッラー:アナトリア通信】      パレスチナ領土におけるイスラエル入植地建設の継続を受け、パレスチナ外務省は、国際刑事裁判所へ本件を付託するだろうと述べた。これは、イスラエル政府が新たに450世帯以上の建設に向け入札を行うと発表したことを受けて、記者会見でなされた声明である。      パレスチナ外務省は、イスラエルのこの行為を「国際社会・国際的正当性に対する露骨な挑発、占領という犯罪に対する世 全文をよむ

2015-02-01 エジプト:首相のクウェート訪問 (Al-Ahram紙)

■首相、クウェートへの重要な訪問今日開始      【クウェート:サハル・ザフラーン】      イブラーヒーム・マフラブ首相は、本日クウェートへ重要な訪問を行う。滞在は3日に渡り、期間中クウェート首長(アミール)サバーフ・アフマド・サバーフ陛下を筆頭としたクウェート首脳らと経済、政治協議を行う。      アブドゥルカリーム・スライマーン駐クウェート・エジプト大使は、クウェート政府がテロとの戦いにおいてエジプトを強く支持していると述べ、最近のテロ事件はこれからもこれまでもエジプト経済会議に対す 全文をよむ

2015-01-31 レバノン:ヒズブッラー議長、イスラエルとの交戦規則の崩壊を宣言 (al-Hayat紙)

■ヒズブッラー:ナスルッラー議長、イスラエルとの交戦規則の崩壊を宣言      【ベイルート:本紙】      「ヒズブッラー」のハサン・ナスルッラー書記長は、イスラエルとの交戦規則の崩壊を宣言した。彼は、「我々は(交戦規則)を気にせず、非戦場と戦場とを区別もしない。(イスラエルによる)攻撃への抵抗として、何をいつ、どこでどう起こそうと、それは国際法下での我々の権利である」と強調した。また昨日、ベイルートでは、アメリカのデイビッド・ヘイル大使とフランスのパトリス・パオリ大使が、ジュブラーン・バー 全文をよむ

2015-01-31 イエメン:「アラビア半島のアル=カーイダ」がフランス攻撃を教唆 (al-Hayat紙)

■「イエメンのアル=カーイダ」はフランスを攻撃する      【アンマン:ターミル・サマーディー】      サナアならびにオタワのAFPおよびロイター通信によると、イエメンを拠点とする組織「アラビア半島のアル=カーイダ」(AQAP)諮問議会の一員であるイブラーヒーム・ルバイシュ氏が、「YouTube」の音声録音の中で、フランスへの攻撃を続けるよう扇動した。フランスは、今月7日から9日にかけて、「アラビア半島のアル=カーイダ」による血なまぐさい攻撃の標的となり、17名の死者を出した。ルバイシュ氏 全文をよむ

2015-01-30 レバノン:南部の沈静化を求める諸外国の接触 (al-Hayat紙)

■レバノン南部の沈静化を求める諸外国の接触      【ベイルート:本紙】      昨日、レバノン南部の戦闘地帯が警戒の静寂に包まれた。これは「ヒズブッラー」が、イスラエルが占領しているシャブアー農場への(攻撃)作戦を行った24時間後のことであった。この作戦によって、イスラエル兵士2名が死亡、7名が負傷したのに加え、(これに対する)イスラエルの(報復)爆撃により、国際連合レバノン暫定駐留軍(UNFIL)所属のスペイン人兵士1名が死亡した。イスラエル戦闘機は、南部からベカーア高原までベイルートと 全文をよむ

2015-01-30 ヨルダン:カサースバ氏の生存確認を優先、「自爆テロ犯」の引渡はその後 (al-Hayat紙)

■ヨルダン政府はカサースバ氏の生存を確認できない以上「自爆テロ犯」の引渡は行わない意向      【アンマン:ターミル・サマーディー;ロンドン、東京:本紙、AFP】      ヨルダンのムハンマド・マウムニー情報相兼政府報道官は昨日(29日)、同国は現在「イスラーム国」の下で捕虜となっているムアーッズ・カサースバ操縦士の身の安全を保証することを求めた。同情報相は、ヨルダン人操縦士の身柄と引き換えでなければ、イラク人自爆テロ犯のサージダ・リーシャーウィー死刑囚の身柄は引き渡さないとし、「イスラーム 全文をよむ

2015-01-29 ヨルダン:ヨルダンは捕虜交換の準備ができている (al-Hayat紙)

■アンマン当局は捕虜交換を提案:リーシャーウィー死刑囚と引き換えに捕虜とされているパイロットの解放を      【アンマン:ターミル・サマーディー;東京:AFP】      ヨルダンは昨日(28日)、イラク人のサージダ・リーシャーウィー氏を釈放する準備ができていると発表した。同氏は、2005年にアンマンのホテルで自爆攻撃を試みたとの容疑で死刑判決を受けている。ヨルダン政府は、リーシャーウィー死刑囚釈放は「ダーイシュ」(イスラーム国)がパイロットのムアーッズ・カサースバ氏を解放するのと引き換えに行 全文をよむ

2015-01-26 イスラエル:大統領、米大統領との会談を拒否 (al-Quds al-Arabi紙)

■ネタニヤフ首相との会談を拒否したオバマ大統領に対し、イスラエル大統領が会談を断る   ■テルアビブはベツレヘムを見下ろす丘陵地帯のインフラ計画を策定      【ラーマッラー:ファーディー・アブー・スアダー(本紙)】      アメリカのバラク・オバマ大統領はイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相との会談を拒否したが、それへの返答のような動きがあった。アメリカ連邦議会はホワイトハウスに相談することなく、イランの核問題を討議する議会で演説を行うためにネタニヤフ首相を招待し、同首相がこれを受け入れ 全文をよむ

2015-01-26 サウジアラビア:国連人権理事会に宗教蔑視問題の討議要請 (al-Hayat紙)

■サウジアラビアは「国連人権理事会」に宗教蔑視問題の議論を求める      【ジュネーブ:本紙】      国連人権理事会は、「シャルリー・エブド」誌が預言者ムハンマドの風刺画を再掲載したことに続いて、宗教蔑視の問題を議論し、これに関する決議案を票決することを決めた。これは、ファイサル・トラード在ジュネーブ国連サウジアラビア常駐代表から国連人権高等弁務官ザイド・フサイン王子*への要請により、三月の(同理事会の)次期会合で行われる。      国連人権理事会で採決にかけられる決議案では、表現・報道 全文をよむ

2015-01-25 日本:政府は人質処刑を強く非難 (al-Hayat紙)

■日本政府はテロへの屈服を拒否      【東京、マドリード:ロイター、AFP】      日本は、インターネット上に投稿された動画を強く非難した。この動画では、シリアで「イスラーム国」(ダーイシュ)に拘束されている後藤健二さんが、もう1人の日本人人質である湯川遥菜さんが処刑されたと述べている。新たな動画の投稿は、人質2人の解放のために日本政府が2億ドルの身代金を払うようダーイシュによって設定されていた72時間の猶予期間が過ぎたのを受けたもので、この金額は、ダーイシュと戦っている国々に対し、2週 全文をよむ

2015-01-23 エジプト・シリア:カイロでシリア反体制派が対話 (al-Hayat紙)

■カイロでのシリア人の対話は論争に没頭      【カイロ:ムハンマド・シャーディリー、ロンドン:本紙】      シリア反体制派とバッシャール・アサド大統領政権の代表者らが一堂に会することを提唱する「モスクワ・フォーラム」開催を数日後に控える中、カイロでは昨日、様々な反体制派潮流を代表するシリア人らが集まり、会合が行われた。この会合が成功すれば、シリアの将来に向けた「ロードマップ」に関する反体制派の考えを含めた文書が準備されると予想されている。      「国民連立」のメンバーは「公式に」ある 全文をよむ

2015-01-22 シリア:「シリアの友連絡グループ」会合、ロンドンで開催 (al-Hayat紙)

■「シリアの友連絡グループ」代表者がロンドンで会合      【ロンドン:本紙】      イギリスの外交筋は、昨日(21日)、本紙に対し、「イスラーム国(ダーイシュ)」に対抗する国際・アラブ有志連合によるロンドンでの外相級会合に合わせ、本日(22日)、「シリアの友連絡グループ」の「中核」をなす高官レベルの会合が開かれる、と伝えた。      「中核」は、「シリアの友連絡グループ」の11か国から成る。参加国の協議は、ロシアのイニシアチブに関する現状の進展についての議論と、ステファン・デ・ミストゥ 全文をよむ

2015-01-21 シリア:「イスラーム国」が日本人人質二人の解放に2億ドルを要求 (al-Hayat紙)

■シリア:「イスラーム国」が日本人人質二人の解放に2億ドルを要求      【東京、パリ、ベルリン:本紙、AFP、ロイター】      「イスラーム国」は、ジハード系ウェブサイトに流した動画の中で、72時間以内に日本政府が2億ドルの身代金を支払わない場合、日本人の人質2名を処刑すると脅迫した。これに対し、日本の安倍内閣総理大臣は占領地エルサレムから返答、日本が「テロ」に屈することはないと強調した。一方、菅義偉内閣官房長官からは、「陣頭指揮を執る」人物として中山泰秀外務副大臣をヨルダンの首都アンマ 全文をよむ

2015-01-20 イラク:アメリカとイラン合意の方向へ (al-Hayat紙)

■アバーディー首相、アメリカとイランが合意の方向へ進んでいるとの情報      【バグダード:ガッサーン・シャルビル】      イラクのハイダル・アバーディー首相は、アメリカ側とイラン側から得られた情報は、両者が合意の方向へ進んでいることを示している、と述べた。また、以下のように加えた。私は、バラク・オバマ大統領が、「イランと完全な形で決着をつけることを熱望していると感じた。そして不思議なことに、イラン側も同じ状況を受け入れることを望んでいると感じた。この状況は、3、4か月前にはなかった。今イ 全文をよむ

2015-01-18 エジプト・日本:安倍首相はエジプトを支援することを約束 (al-Hayat紙)

■日本はエジプトの安定を支援すると誓約、対「ダーイシュ」(イスラーム国)攻撃参加諸国への支援提供も発表      【カイロ:アフマド・ムスタファー、マルセル・ナスル】      カイロ当局は昨日、日本の支援を獲得し、国内を安定させる努力を強化、経済状況を向上させる。エジプトの経済状況は、過去3年間の混乱により後退していた。アブドゥルファッターフ・スィースィー大統領と日本の安倍晋三内閣総理大臣の協議では、主に経済とテロの問題が扱われ、中東でのテロとの戦いにおける協力関係を確立するという結論に達した 全文をよむ

2015-01-17 シリア:ロシアが反体制派への警戒を緩和 (al-Hayat紙)

■モスクワはシリア反体制派への警戒を緩和      【ロンドン・ベイルート:本紙・AFP】      アメリカ軍は、「イスラーム国」(ダーイシュ)との戦闘に向け、穏健なシリア反体制派の戦闘員を訓練するため、軍事専門家400名の派遣の時期を早めた。また「イスラーム国」は、シリア北東部で自軍の幹部複数名と対立していた17名を、虐殺の報復として処刑した。一方、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、反体制派政治勢力に対する警戒を緩和した。これは今月末にモスクワで行われる協議会に彼らが参加しない現状を踏ま 全文をよむ

2015-01-17 シリア:一時合意を受け、ヒムス市ワアル地区への食糧支援物資の搬入開始 (al-Hayat紙)

■一時合意を受け、ワアル地区への食糧支援物資の搬入開始      【ロンドン、ジュネーブ:本紙、ロイター】      国連職員が政府軍に包囲されたシリア中部のヒムス市ワアル地区への食糧支援物資の搬入を開始する一方、複数の反体制活動家は、終始停戦合意は恒久的ではないと述べた。      国連の複数の高官は昨日、交戦し合う当事者間の交渉の末、シリアのヒムス市内の包囲された地区に住む住民数万人に対し、国連救援部門職員が食糧支援物資の搬入を始めたと発表した。      シリア全土での平和合意が困難ななか 全文をよむ

2015-01-16 エジプト:外務大臣、緊張緩和のためにモロッコ訪問 (al-Hayat紙)

エジプト外務大臣、緊張緩和のためにモロッコ訪問      【カイロ:本紙】      エジプトのサーミフ・シュクリー外務大臣は昨日、両国の関係を悪化させる緊張の緩和を目的とした訪問で、モロッコへと向かった。これはモロッコのテレビ局がラジオ放送で、エジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領を、一方で「クーデターの大統領」と呼び、また一方でエジプトとアルジェリアの関係改善の使者と伝えたことを背景とする。      シュクリー大臣は、短い訪問の中で、スィースィー大統領からの書簡を渡すためにモ 全文をよむ

2015-01-16 エジプト:カナダ外相のカイロ訪問 (al-Hayat紙)

■カナダ外務大臣、カイロでの会見後「ジャズィーラ」記者問題は早急には解決しないと予想      【カイロ:ムハンマド・シャーザリー】      カナダのジョン・ベアード外務大臣は、昨日(15日)カイロで行った各種会見の後、「テロリストらへの支援」を行った容疑によりエジプトで再審を受けるジャズィーラの記者たちの問題について、早急な解決は期待できないと述べた。ここでのテロリストとは「ムスリム同胞団」を指す。      また、カナダ外相は「この事案に関しエジプト政府とオープンかつ率直な対談」を実施し、 全文をよむ

2015-01-16 シリア: 国連が戦闘「凍結」を呼びかけ (al-Hayat紙)

■ホムスにおける「人道的停戦」      【ロンドン:本紙】      昨日、ステファン・デ・ミストゥーラ国連シリア担当特使は、ジュネーブで、アレッポにおける戦闘の「凍結」計画を自身が支持していることを繰り返し、同計画がシリア危機解決の足掛かりとなりうると述べた。また全ての当事者に、戦闘を中止する必要性への合意を呼びかけ、今年中に紛争の政治的解決に至らなければならないと指摘した。同様に、「イスラーム国」(ダーイシュ)が、アレッポから35キロの地点に宿営したことを警告した。      反体制派の「 全文をよむ

2015-01-16 イラク:有志連合の努力を不十分とみなす (al-Hayat紙)

■バグダード、有志連合への批判を強める      【バグダード:本紙】      イラクの複数の高官は、「ダーイシュ」との戦闘における国際社会の支援への批判を強め、同組織に対する真摯な活動と調整を同盟国に求めた。      一方、イスラム協力機構のイヤード・マダニー・マダニー事務局長は、昨日イブラーヒーム・ジャアファリー外務大臣との会談後「(各国の)見解を接近させ、行き過ぎを減らすため、メッカないしはそれ以外の場所で会議」を開催するべきだとイラク高官に対し提案したと発表した。      またサリ 全文をよむ

2015-01-15 リビア:解決策を模索するリビア和平交渉、ジュネーヴで開始 (al-Hayat紙)

■リビア:解決策を模索するリビア和平交渉、ジュネーヴで開始      【パリ:ランダ・タキーッディーン;トリポリ:アリー・シャイーブ;ニューヨーク:本紙】      今日(15日)まで、ジュネーヴではリビア担当国連事務総長特別代表および国際連合リビア支援団(UNSMIL)団長のベルナルディノ・レオン氏の仲介のもと、多くの「穏健派」らが出席して、和平交渉のセッションが開始された。本紙はこの件に関連する情報を得たが、それによると、レオン氏が交渉後にロンドンへ向かい、関係する西欧諸国政府 に、参加者ら 全文をよむ

2015-01-15 エジプト:スィースィー大統領、アッバース大統領と会談 (al-Hayat紙)

■マフムード・アッバース大統領が本日、アラブ外相会合に参加      【カイロ:本紙】      エジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領は、パレスチナのマフムード・アッバース大統領とパレスチナ問題の進展について議論を交わした。また、アッバース大統領は、本日(木曜日)、モーリタニアのアフマド・ウルド・タクディー外相を議長とするアラブ緊急外相会合に参加し、最近のパレスチナ動向、またパレスチナ政府と国際社会の取り組みを討議する。      同パレスチナ大統領は、火曜日夕方カイロに到着し、 全文をよむ

2015-01-14 サウジアラビア:パレスチナ自治政府予算に6000万ドルを支援 (al-Hayat紙)

■サウジアラビア:パレスチナ自治政府予算に6000万ドルを支援      【カイロ:ヤースィル・シャーズリー】      昨日(13日)サウジアラビアは、2014年の第四半期のパレスチナ自治政府予算の支援のうち6000万ドルにのぼる同国分担分の支払いに関して発表した。      在エジプトのパレスチナ大使、ジャマール・シャウバキ氏は本紙に対しての声明において以下のように説明した。「サウジアラビアは、パレスチナ自治政府に対するアラブ首脳会議の決定を履行する唯一の国家である。」      また同大使 全文をよむ

2015-01-09 チュニジア:アメリカ製軍用機受領、ヘリコプター8機購入 (al-Hayat紙)

■チュニジア、アメリカ製軍用機を受領、ヘリコプター8機を購入      【チュニス:ムハンマド・ヤースィーン・ジャラースィー】      チュニジアは昨日、アメリカ合衆国と締結された軍備取引枠内で、テロとの戦いにおいてチュニジア軍の戦力を強化するための兵站や軍事装備と共に、軍事輸送機を受け取った。また、ハビーブ・サイド新首相は第二共和政時初となる政府樹立に向け、政治的諸勢力との協議を続けた。      チュニジアのガーズィー・ジャリービー国防大臣は、昨日の記者会見で「多目的武装軍用ヘリコプター8 全文をよむ

2014-12-30 パレスチナ:安保理、イスラエルの占領政策終結に向け今日明日中に決議案の票決へ (al-Hayat紙)

■安保理、「占領終結」に向け二日以内に決議案票決      【ラーマッラー:ムハンマド・ユーニス】      安全保障理事会(以下「安保理」)は今日明日(30,31日)中に、最長3年以内にイスラエルの占領政策を終わらせるとしてパレスチナ側の提出した決議案を票決する。こうした流れは、パレスチナ側が決意を固め、ヨルダンを通して安保理に対し最終案を提出したことを受けてのことだ。これと並行して、パレスチナ政府代表団はガザを訪問し、省庁の統一と市民の苦しみの軽減について協議する。      マフムード・ア 全文をよむ

2014-12-26 ヨルダン:「イスラーム国」が捕捉したパイロット解放に向け、「苦渋の選択肢」さえも検討 (al-Hayat紙)

■ヨルダンはパイロット解放のため、「苦渋の選択肢」さえも検討      【アンマン:ターミル・サマーディー、ロンドン、ベイルート:本紙、AFP】      ヨルダン政府は昨日、「イスラーム国」(ダーイシュ)の捕虜となったヨルダン人パイロット、マァーッズ・カサースィバ氏解放のため、諸国および地域の当事者に非公式の連絡を行った。ヨルダン当局は、「ダーイシュ」に対する国際・アラブ有志連合からの脱退が「不可能」であることを確認しつつも、「苦渋の」選択を含めたあらゆる選択肢の考慮を始めた。その一方で、過去 全文をよむ

2014-12-18 イスラエル:ヨーロッパの転換に衝撃 (al-Hayat紙)

■ヨーロッパの転換に、イスラエルが衝撃      【ラーマッラー、ナザレ、ガザ、ニューヨーク:本紙】       イスラエルは、自国を窮地に追い込み、打撃を与えた「国際政治の津波」を受けて、ヨーロッパに対する激しい攻撃を開始した。政界は、この津波のようなうねりをパレスチナ・イスラエルの「抗争に対するヨーロッパの立場の転換」を反映している、とみなした。       外交関係筋が「暗黒の水曜日」と形容する日に、欧州議会とルクセンブルクの国会がパレスチナ国家を承認し、それと並行して、欧州司法裁判所の判 全文をよむ

2014-12-11 シリア:ロシア副外相がアサド大統領と会談 (al-Hayat紙)

■ボグダノフ露副外相、ダマスカスでアサド大統領と会談      【ダマスカス:AFP】      ロシアのミハエル・ボクダノフ外務副大臣は、シリア反体制派をモスクワに集めるというロシアの案について、ダマスカスでシリア高官と協議した。      バッシャール・アサド大統領との会談も行われた訪問に先立ち、ボグダノフ副大臣は、2日間にわたりトルコで反体制派の「シリア国民連合」の高官や多くの武装反体制武装勢力グループの代表者との間でボグダノフ副外相が開催した会談、またベイルートでも民主的変革諸勢力国民調 全文をよむ

2014-12-09 エジプト:スィースィー大統領、シナイ半島の外出禁止令を緩和 (al-Hayat紙)

エジプト:スィースィー大統領、シナイ半島の外出禁止令を緩和      【カイロ:本紙】      エジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領は火曜日、シナイ半島北部における夜間外出禁止令の適用時間を3時間短縮し、午後7時から午前6時までにすると発表した。       「エジプト・ラジオ・テレビ連合」は以下のように指摘した。「シナイ半島の人々への対応を緩和し、彼らの生計と仕事を支援するため、午後5時から午前7時までの外出禁止令の緩和が敷かれた」。この発表は、大統領とシナイ半島の諸部族長と 全文をよむ

2014-12-07 イエメン:「コマンド作戦」失敗の結果、人質2人が死亡 (al-Hayat紙)

■イエメン:「コマンド作戦」失敗の結果、人質2人が死亡      【サナア:本紙】      米国の「コマンド部隊」がイエメンの特殊部隊と協力し、シャブワ県で人質解放作戦を実行したが、作戦は明確な結果を残さないまま失敗、「アル=カーイダ」に誘拐されていた米国人の人質ルーク・サマーズ氏は昨日(6日)、同じく人質であった南アフリカ人のピエール・コルキー氏とともに殺害された。詳細に関しては情報が錯綜しているが、米政府は公式に自国民1名と南アフリカ人1名の死亡を発表し、イエメン当局は空爆および誘拐犯(武 全文をよむ

2014-12-06 ヨルダン:空爆による「イスラーム国」の撲滅は困難 (al-Hayat紙)

■ヨルダン国王:空爆のみで「ダーイシュ」は撲滅されない      【ベイルート:本紙】      ヨルダン国王アブドゥッラー2世は「イスラーム国」(ダーイシュ)が国際的脅威になっていると見なした。そして、多くがイラクとシリアにおいて「イスラーム国」と対処することが優先事項だと考えているにも関わらず、実際はシナイ半島やリビア、ソマリア、マリ、ナイジェリアの状況に注目する必要性があると考えている。国王はまた、いかなる名称を持とうが「イスラーム国」の思想に賛同する全てのテロ組織に対処するための統合的戦 全文をよむ

2014-12-06 シリア:400万人のシリア人が飢餓に苦しむ (al-Hayat紙)

■シリア:400万人のシリア人が飢餓に苦しむ      【ロンドン、ジュネーヴ:本紙、AFP】      国連世界食料計画(WFP)の発表によれば、約400万人の国内のシリア人が今月、食料供給を受けるだろう。それらは既に利用可能であり、購入も済んでいる。しかしもし必要な資金が得られなければ、来年2月初頭には供給の受け取りが停止されてしまうだろう。WFPの報道官は昨日(5日)、「一時的にシリア人難民への支援を継続することは可能であろう。過去24時間に2,150万ドルの寄付を受けたシリア難民の数は、 全文をよむ

2014-12-05 リビア・トルコ:リビアの「アル=カーイダ」の指導者、トルコで拘束後アメリカに引き渡し (al-Hayat紙)

■リビアの「アル=カーイダ」指導者、トルコで拘束後アメリカへ引き渡し      【トリポリ、ワシントン、ハルツーム:本紙、AFP】      複数のトルコ当局は昨日(4日)、リビアの「アル=カーイダ」指導者であるアブドゥルバースィト・アズーズ氏を拘束し、その後アメリカ中央情報局(CIA)に引き渡した。CIAは、同氏がベンガジにおいて2012年にアメリカのクリス・スティーブンス大使殺害事件に関与したとの嫌疑をかけている。一方、米中央軍アフリカ課の司令官を務めるデイビッド・ロドリゲス氏は、アメリカは 全文をよむ

2014-12-02 シリア:対トルコ国境地域で反体制派に「安全保障地帯」設置 (al-Hayat紙)

■対トルコ国境地域で反体制派に「安全保障地帯」設置      【ワシントン:ジョイス・カラム;モスクワ、ロンドン:本紙】      シリア政府軍と反体制派諸集団はさまざまな戦線で衝突を継続、米国の情報によると、同国とトルコの間で穏健な反体制派の戦闘員に訓練を施し、シリア国内で「安全保障地帯」を設置してこれを反体制派に提供する合意が急遽形成されつつある。また、同合意が形成されれば、トルコは米国に対し、シリア国内の「イスラーム国」(ダーイシュ、IS)の拠点を攻撃するためにトルコ軍基地を使用することを 全文をよむ

2014-11-30 アラブ連盟:パレスチナ占領の終結に向けた計画を決定 (al-Hayat紙)

■アラブ連盟:アラブ諸国の外相は、時間枠に沿ったパレスチナ占領終結のための行動計画を決定      【カイロ:ムハンマド・シャーズィリー】      アラブ連盟は昨日(29日)、イスラエルによるパレスチナ占領終結のためのアラブ諸国の行動計画について決定した。このなかには、アラブ諸国による、国連安保理の正式枠組みでの占領終結に向けた特別決議草案の提出、また本件についての安保理諸国及び地域・大陸・国際的枠組みにおける議論の継続が含まれている。      連盟議会は、モーリタニアを議長国として開催され 全文をよむ

2014-11-27 ヨルダン:環境と開発のためのアラブフォーラム開催 (Al-Nahar紙)

■首都アンマンで年次会議開催、シャフシール環境大臣「食糧の自給自足には地域協力が必要」      【アンマン:パスカル・アーザール】      今日、現代を生きるわれわれの今日が、治安を脅かすテロ行為による不安や警戒の波にさらされている中、多くの意志決定者らや政府、また人々は、「ソフト」テロと例えられる別の、より恐ろしいテロの存在を見落としている。それは静かに人々の生活や国家に忍び込み、徐々に複雑な事態を引き起こし、大騒動をもたらす。それはまさに気候変動だ。環境と開発のためのアラブフォーラム(A 全文をよむ

2014-11-26 シリア:対テロ国際会議開催 (al-Watan紙)

■シリアでの対テロ会議、最終調整進行中      【ムハンマド・マナール・ハミージュ】      シリアの法務省は昨日、同省が反テロリズム・宗教的過激派の会議開催を準備しており、その会議には、80以上のアラブ諸国や米国を筆頭とする諸外国から、自国の国家権力に影響を受けない人々が参加すると明らかにした。また、その会議は今月29日に開催され、3日間にわたり行われるとした。      またこの会議のオーガナイザーの一人であるマーヒル・アッタール氏は、本紙への発言の中で、この会議には米国議会議員や、欧州 全文をよむ

2014-11-22 ヨルダン:ムスリム同胞団の副団長を逮捕 (al-Hayat紙)

■「同胞団」の副団長をヨルダンの刑務所に収監      【アンマン:本紙】      ヨルダン政府と国内最大野党勢力の関係の決裂状態を示すように、ヨルダン当局は木曜から金曜日の深夜、ムスリム同胞団副団長のザキー・バニー・イルシード氏を逮捕した。      それと同時に、ムスリム同胞団の「タカ派」を率いるバニー・イルシド氏の逮捕、ヨルダン技術者組合メンバーで現在イスラエルに拘束されているアブドゥッラー・ジーターウィー氏の家宅捜査、それに続いて技術者組合のメンバーでムスリム同胞団青年部幹部の一人ハム 全文をよむ

2014-11-21 イラク:ダーイシュとの戦いでトルコと協力 (al-Hayat紙)

■トルコとイラク、ダーイシュとの戦いで協力      【バグダード:本紙】      ハイダル・アバーディー・イラク首相は、バグダードで行われた、アフメト・ダウトオール・トルコ首相との記者会見において、両国が「ダーイシュ」との戦いにかかわる情報交換を行うことで合意したと明らかにした。その間、ダウトオール首相は、シリアに治安上の真空状況があることを指摘しつつ、トルコ政府は「ダーイシュ」を支援したことも、支援してもいないとした。      一方、チャック・ヘーゲル米国防長官は、「ダーイシュは中東と米 全文をよむ

2014-11-14 シリア:米政府、空爆強化…「自由シリア軍」の訓練を準備 (al-Hayat紙)

■米政府、空爆強化…「自由シリア軍」の訓練を準備      【ワシントン:ジョイス・カラム;ベイルート、バグダード:本紙、AFP、ロイター、AP】      チャック・ヘーゲル米国防長官およびマーティン・デンプシー参謀総長は、「ダーイシュ(イスラーム国)に対する空爆は、イラク国軍の軍事力増強と並行して強化する予定だ」と述べた。デンプシー参謀総長はまた、イラク政府が国家の統一という協議事項の調整に失敗した際には、米国政府は部族勢力の掌握および「ダーイシュ」と闘うための現地勢力の確立に向け、「代替案 全文をよむ

2014-11-11 シリア:米政府は停戦を支持、シリア国内の「ダーイシュの成長」はアサド政権の責任と主張 (al-Quds al-Arabi紙)

■米政府は停戦を支持、シリア国内の「ダーイシュの成長」の責任はアサド大統領にあると主張      【ワシントン:アナトリア通信】      米政府はアレッポ(シリア北部)における休戦を支持すると表明し、「シリア国内のダーイシュの成長」を助長させているのは同国のバッシャール・アサド政権であると指摘した。      米国務省のジェニファー・サキ報道官は月曜(10日)、ワシントンで同省の記者団に対するブリーフィングにおいて、「われわれは、シリア国民の真の安寧をもたらすものとして、休戦を全面的に支持する 全文をよむ

2014-11-09 エジプト:軍がテロリスト19人の殺害を宣言 (al-Hayat紙)

エジプト軍はテロリスト19人の殺害を宣言      【カイロ:本紙】      エジプト軍は、先月10月24日からおととい(7日)までの期間中に、シナイ半島およびその他の県でのテロリストグループの温床をターゲットとした取り締まりを通して、「テロリスト」19人を殺害、数百人を逮捕したと公表した。      また武装組織は、10月24日にシナイ半島アリーシュ市東の軍の検問所「カラム・カワーディース」にある待ち伏せ地点を攻撃し、兵士30人を殺害した。この出来事の後、軍の最高評議会は、シナイ半島での軍事 全文をよむ

2014-11-08 サウジアラビア:G20サミットに参加 (al-Hayat紙)

サウジアラビア:G20サミットに参加、自国の経済的役割を強調      【リヤド:本紙】      駐豪サウジアラビア大使のナビール・アール・サーリフ閣下は、副首相兼国防大臣であるサルマン・ビン・アブドゥルアズィーズ皇太子が、王国使節団の長として、G20サミットに参加することは、「わが国のグローバルな地位確立への貢献およびグローバルなレベルでのリーダーシップにつながり、さらに世界経済の政策決定におけるわが国の役割の体現である」と強調した。      アール・サーリフ大使はおととい(6日)の 全文をよむ

2014-11-07 シリア:最後の化学兵器関連施設の破壊は間もなく開始 (al-Hayat紙)

■国連:最後の化学兵器関連施設の破壊は間もなく開始      【ニューヨーク:AFP、ロイター】      スィグリッド・カーグ国連事務次長補は国連安全保障理事会で、シリアにおける最後の化学兵器関連施設の破壊作業は今月に始まり、来年には終了するだろうと、発表した。      今月の国連安保理議長を務めるオーストラリア(国連)大使が伝えたところによると、「化学兵器禁止機関・国連合同派遣団特別調査官」を務めているカーグ氏はまた、安保理理事国15カ国に対して、13の製造ユニットが破壊されることになるだ 全文をよむ

2014-11-05 パレスチナ:米、パレスチナ高官の会談は成果なし (al-Hayat紙)

■ケリー、ウライカート会談は成果なし      【ワシントン:本紙】      パレスチナのサーイブ・ウライカート交渉団長とジョン・ケリー米国務長官の会合は、月曜日(3日)夜から火曜日(4日)にかけて3時間半にも及んだ。しかし、交渉復帰や、国際的な正当性の獲得を目指して国連に赴こうとするパレスチナ側の動きを留まらせるという点に関して、具体的に現状を打破するには至らなかった。この会談では、(パレスチナ側の)一方的な措置を回避するために複数の課題を協議し、交渉復帰に向けて被占領地エルサレムでの入植停 全文をよむ

2014-11-03 レバノン:レバノン軍への武装援助、サウジ・フランス間で協定調印 (al-Hayat紙)

■レバノン軍への武装援助、サウジ・フランス間で協定調印      【パリ:ランダ・タキーッディーン】      本紙が得た情報によると、レバノン軍への武装援助についてサウジアラビア・フランス間で協定が調印される。その額は3億ドルとされており、二聖モスクの守護者アブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズ国王がこの命を下し、サウジ訪問中のフランスのフランソワ・オーランド大統領にその旨を伝えた。明日(4日)火曜日の朝、首都リヤードにある王宮で調印されるようだ。      調印は、サウジ側はイブラーヒー 全文をよむ

2014-11-02 クウェート:グアンタナモのクウェート人捕虜の一人が本国送還へ (al-Quds al-Arabi紙)

■クウェート:グアンタナモのクウェート人捕虜の一人が水曜日に本国送還へ、残る180人の捕虜はいまだ収容中      【クウェート:本紙、ムナー・ヤースィル】      クウェート政府筋は本紙の取材に対して、「グアンタナモ刑務所に収容されているファウズィー・アウダ氏が11月5日水曜日に釈放され、遅くとも木曜日には本国に送還されるだろう」と明らかにした。      ファウズィー氏は収容されて12年以上経過してからの釈放となる。これに先立つ今年7月、米国の調査委員会は、グアンタナモのクウェート人捕虜で 全文をよむ

2014-10-29 シリア・イラク:「ペシュメルガ」がトルコ経由でアイン・アラブへ (al-Hayat紙)

■「ペシュメルガ」が空白を埋めるべく…アイン・アラブへ      【ロンドン、アルビール、イスタンブール、ベルリン:本紙、AFP、ロイター】      イラクのクルド人民兵組織「ペシュメルガ」は昨日(28日)、シリア・トルコ国境を越え、クルドの町アイン・アラブ市に向かった。トルコから包囲されている同市への兵站路をイスラーム国(ダーイシュ)が遮断しようとするなか、その攻撃から同市を防衛するクルド人戦闘員への支援に参加するためである。トルコ政府は、自らが「テロリスト」と非難するクルド人政党「民主連合 全文をよむ

2014-10-28 レバノン:首相、シリア人に自国領内の安全な地域への避難を呼びかけ (al-Hayat紙)

■サラーム首相、シリア領内の安全な地域への避難を呼びかけ      【ベイルート:本紙】      レバノンのタンマーム・サラーム首相は、「レバノンの前には、大きな挑戦と問題が立ちはだかっている。中でも、我々がベルリンで取り組んでいる最も大きな課題は、シリア避難民問題や、それに関してレバノンが被る大きな負担といったテーマである。そして今、レバノンを支援するとの立場が実践に移されるためにも、具体的な支援策を検討すべき時が来た」と強調した。      サラーム首相はジブラーン・バーシール外相、ラシー 全文をよむ

2014-10-27 ヨルダン:米国、英国と軍事演習を実施 (al-Hayat紙)

■ヨルダン:「備えの獅子」演習の準備として海軍演習を実施      【ベイルート:本紙】      ヨルダン公式筋によると、ヨルダン、米国、英国各国の海軍は月曜日、ヨルダンで来年初頭に実施される予定の「備えの獅子」国籍軍事演習に先駆けて、共同演習を行った。      ヨルダン公式通信社「ぺトラ」は「ヨルダン王国海軍は米海軍と英海軍と共に潜水訓練を実施した」と伝えた。      同通信社は「演習には、参加した各軍の潜水士部隊の任務と装備についての説明・展示が含まれていた」と述べた。      同通 全文をよむ

2014-10-27 イラク:ダーイシュに対抗するため部族軍の結成 (al-Hayat紙)

イラクで「ダーイシュ」に対抗するため近く「部族軍」が結成      【バクダード:本紙】      イラクのフアード・マアスーム大統領は、本紙を含めた多数の新聞・メディアの代表者とのインタビューで、国民の和解の重要性を強調した。また、全ての人々が賛成するような統合文章を発表すると加えた。      その間、ハイダル・アバーディー首相は、アンバールで各部族長との会議を行い、先行してその何人かとアンマンで会談した。その内一つの部族がバグダードでの記者会見で、ダーイシュとの戦い及び軍を支援することで 全文をよむ

2014-10-26 エジプト:シナイ北部攻撃により緊急を宣言 (al-Hayat紙)

◼︎シナイ侵略によりガザとの緩衝地帯設置へ      【カイロ:ムハンマド・サラーフ】      エジプトは昨日(25日)、シャイフ・ズワイド市(シナイ北部)南部の軍部拠点をターゲットとしたおととい(24日)のテロ攻撃による犠牲者の葬儀で悲しみに暮れた。これにより、兵士数十名が死傷した。      これを受け、エジプト政府は、シナイ北部に3カ月の緊急事態を宣言した。また本紙は、同政府がシナイの武装集団を追い詰めるための軍事作戦を強化し、緊急事態宣言の出ている国境地区に補強部隊を送る予定であるとの 全文をよむ

2014-10-25 シリア:欧米・アラブ連合軍による新たな対「イスラーム国」攻撃 (al-Hayat紙)

■トルコ国境における「イスラーム国」への新たな攻撃      【ミュルシトプナル(トルコ):AFP】      「イスラーム国」の戦闘員たちは、土曜日未明、シリア領のアイン・アラブ、クルド名コバーニー北部のトルコ国境に向けて発砲した。クルド人はアイン・アラブを懸命に防衛しつつ、イラク領クルド人自治区からの援軍の到着を待っている。      しかし、シリア領内のクルド人指揮官らが、トルコ国境方面への派兵についていかなる合意にも至っていないと述べたため、トルコ政府による派兵の発表後も、シリアの反体制 全文をよむ

2014-10-21 イスラエル:「イスラーム国」戦闘員のヨルダンへの潜入を懸念 (al-Hayat紙)

■イスラエル政府高官:「イスラーム国」戦闘員のヨルダンへの潜入を懸念      【被占領地エルサレム:アーマール・シハーダ】      イスラエル治安機関は「イスラーム国」のヨルダン領内への潜入を懸念している。      イスラエルメディア筋は「ヨルダンは現在、北部からは「アル=カーイダ」、東部からは「イスラーム国」に取り囲まれている形だ。しかしシリアとは異なり、アブドゥッラー国王やヨルダン政府高官はそれぞれの国境地域において各部族の利益の保護する方策の実行に成功している」という行政高官の言を伝 全文をよむ

2014-10-16 レバノン:国連安保理が「ダーイシュ」、「ヌスラ戦線」の勢力伸長に警鐘 (al-Hayat紙)

■国連安保理は、レバノンへの「ダーイシュ」の危険に警鐘      【ニューヨーク:本紙】      国連安保理決議第1559号履行監視担当事務総長特使のテリー・ロード・ラーセン氏は「イスラーム国」(ダーイシュ)と「ヌスラ戦線」のレバノンへの勢力の拡大の危険性に警鐘を鳴らした。同氏はまた、昨日の安全保障理事会で、サイクス・ピコ協定の地図を提示し、「国境が脅かるようになった地域と切り離して、レバノンの現状に対して対処すべきでない」と安保理に訴えた。      ラーセン氏は昨日の非公式会議で、安全保障 全文をよむ

2014-10-08 シリア:仏とトルコ、緩衝地帯の設置を主張。米は拒否 (al-Quds al-Arabi紙)

■フランスとトルコ、緩衝地帯の設置を支持。米国は拒否      【各国首都:通信各社】      シリア・トルコ間の国境に緩衝地帯を設置するというトルコの提案をめぐり、欧米諸国の声明に立場の食い違いがみられる。フランスのフランソワ・オランド大統領は、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領と電話会談を行い、シリア北部での住民虐殺を回避する必要性を強調すると同時に、避難を余儀なくされた人々を受け入れ保護するためにシリアとトルコの国境付近に緩衝地帯を設けるとの考えを支持した。      今週 全文をよむ

2014-10-02 シリア・トルコ:エルドアン大統領、アサド政権の転覆を求める (al-Hayat紙)

■エルドアン大統領、アサド政権の転覆を求める      【アンカラ:ユースフ・シャリーフ、ロンドン、ベイルート:本紙、AFP】      トルコのレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、ワシントンによるシリアのバッシャール・アサド政権打倒の承認を条件に、「イスラーム国」(ダーイシュ)に対する国際・アラブ有志連合に参加するとの姿勢を示した。これに先立ち、トルコ国会では、シリアとイラクにおける作戦遂行のため軍に対する権限付与を採決した。一方、有志連合の戦闘機はダーイシュによるクルドのアイン・アラブ市 全文をよむ

2014-09-23 米国および有志連合各国がシリアで初の空爆を実施 (al-Hayat紙)

■米国および有志連合各国がシリアで初の空爆を実施      【ワシントン:ロイター、AFP、本紙】      米国および同国と連合を組む各国は、火曜(23日)、シリアで初の空爆を実施した。これにより、地域の過激派戦闘員に対する作戦が遂行される中、「イスラーム国(IS)」およびアル=カーイダ系組織「ヌスラ戦線」の戦闘員数十名が殺害された。      シリア人権監視団は、米国がアレッポ県とイドリブ県の間にある「ヌスラ戦線」の拠点複数を空爆したことにより、同組織のメンバー50名が殺害されたと報告した。 全文をよむ

2014-09-22 リビア:国連リビア支援団が危機収束に向けた案を提示予定 (al-Hayat紙)

■国連リビア支援団が危機収束に向けた案を提示予定      【ベイルート:本紙】      国連リビア支援団は、9月29日に予定されている、リビア紛争における種々の当事者間の対話を通じて、リビア国内の危機収束に向けた案を近日中に提示する決意を明らかにした。      支援団は公式ウェブサイトで声明を発表し、「この2週間を通して、ベルナルディノ・レオン国連事務総長特別代表は、国会議員や政治的指導者、市民社会に生きる多くの人々など、リビア全土で多数の当事者と協議した」と表明した。      リビア国 全文をよむ

2014-09-18 シリア:米国、シリア国内のISを叩く準備へ (al-Hayat紙)

■対「ダーイシュ」に向けシリア国内で「近く」米国の計画が始動準備に      【ワシントン:ジョイス・カラム】   【ロンドン、ニューヨーク、ベイルート、デン・ハーグ:本紙、AFP、ロイター】      バラク・オバマ米大統領は、(対「イスラーム国」)連合の参加国数が40カ国に達したことから、対「イスラーム国」の動きに向けて自国の軍および議会への呼びかけを加速させた。また、オバマ大統領は、サウジアラビアがシリアの穏健とされる武装した反体制派に訓練を施す計画に同意したと述べた。情報筋が伝えたところ 全文をよむ

2014-09-17 シリア:米国が「イスラーム国」に対する攻撃を検討 (al-Hayat紙)

■シリアで「ダーイシュ」に対する攻撃…イラクでは「軍事顧問団」が戦闘中      【ワシントン:ジョイス・カラム;ロンドン、ニューヨーク:本紙】      アメリカのチャック・ヘーゲル国防長官とマーティン・デンプシー米軍参謀本部議長は、米国議会に対し、木曜日(18日)までに、シリア反体制派に対する武器供与および訓練指導を可能にする法案の可決を急がせた。両名はさらに、現在のイラク同様、シリア国内の「イスラーム国」(ダーイシュ)の拠点に対しても空爆を行う準備について言及した。また、米軍中央司令部は、 全文をよむ

2014-09-17 エジプト:ル・ドリアン仏国防大臣、スィースィー大統領と会談 (al-Hayat紙)

■エジプト外務大臣、ワシントンへ      【カイロ:本紙】      エジプトのサーミフ・シュクリー外務大臣が、ニューヨークで開かれる国連総会に先立ちワシントンへと向かうことが先程伝えられた。一方、フランスのジャン=イブ・ル・ドリアン国防大臣は、昨日(16日)、アブドゥルファッターフ・スィースィー大統領との会談をもって、カイロ訪問を終えた。      ル・ドリアン国防大臣はスィースィー大統領との会談後に行われた発表において、カイロでの会談を戦略及び政治レベルで「建設的」だったと評価した。同国防 全文をよむ

2014-09-16 パリで対「イスラーム国」会議、決議にシリア問題への言及はなし (al-Hayat紙)

■パリ会議、「ダーイシュ」との闘いに備える…シリアは決議に含まれず      【パリ:ランダ・タキーッディーン、アーレット・フーリー;テヘラン:ムハンマド・サーリフ・スィドゥキーヤーン;バグダード:本紙】      パリで開かれた「イラクの平和と安全保障に関する会議」は昨日(15日)閉会した。閉幕時の声明では、「ダーイシュ」との戦争におけるイラク政府への政治的および軍事的支援が確認された。同会議では、安全保障と安定の確保に取り組むイラク新政府の姿勢に称賛が送られた。閉幕時の声明ではシリア問題に対 全文をよむ

2014-09-15 シリア:米国とアラブ諸国が「イスラーム国」に対する攻撃を準備 (al-Hayat紙)

■アラブ諸国は「ダーイシュ」を攻撃するため、軍と戦闘機を準備      【ロンドン、パリ、ワシントン、ベイルート:本紙、AFP、ロイター】      米国のホワイトハウスは、シリア反体制派に資金を提供し訓練を施すことに合意する件について、米国議会の説得に一歩前進した。一方、米国のジョン・ケリー国務長官は、「イスラーム国」(ダーイシュ、IS)に対する空爆に関して米国政府はシリア政府と協力態勢はとらないとし、シリア政府に対し「後悔を招くようないかなる行為も取るべきでない」と警告した。同時に、同国務長 全文をよむ

2014-09-12 アラブ諸国およびトルコが米国の計画を支持、「ダーイシュ」の暴力から「世界を守る」 (al-Hayat紙)

■アラブ諸国およびトルコが米国の計画を支持、「ダーイシュ」の暴力から「世界を守る」      【ジェッダ:イナード・ウタイビー、ムアーズ・ウムリー】      イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ、ISIS)との対決に向けてジェッダで開かれた特別会談の参加国は、イスラーム国に戦争を仕掛け同組織への資金流入を食い止めるための米国の計画を支持するとともに、アラブ諸国の団結と自律性を強調した。一方、ジョン・ケリー米国務長官は、同会談に出席したアラブ諸国が「共同声明を作成した」と述べ、「これらすべ 全文をよむ

2014-09-11 イラク:米政府、アバーディー首相の軍再建および行政改革を支持 (al-Hayat紙)

■米政府、アバーディー首相の軍再建を支持      【バグダード:本紙】      イラクのアバーディー首相は昨日(10日)、米のジョン・ケリー国務長官と会談した。同国務長官は、「ダーイシュ(ISIS)」との戦いに向けて国際的な連合を形成するべく、バグダードを出発地に中東歴訪を開始した。両者の話合いは、イラク国軍再建・再生の重要性、および種々の集団に国家機関への参加を可能とする改革の開始に重点が置かれた。アバーディー首相は、テロ撲滅に向けて今月(9月)15日にパリで開かれる国際会議への参加を促す 全文をよむ

2014-09-11 米国が「ダーイシュ」との「戦争」を宣言 (al-Hayat紙)

■オバマ大統領、9月11日の記念日に「ダーイシュ」との「戦争」を宣言      【ワシントン:ジョイス・カラム;ロンドン、カイロ、バクダード:本紙】      ホワイトハウスは、バラク・オバマ大統領が二聖モスクの守護者、サウジアラビアのアブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズ国王と電話連絡をとったと発表した。これは大統領が国家安全保障会議のメンバーとの会談、9・11同時多発テロの13周年記念前日の演説を行う直前のことであった。オバマ大統領は今日未明、米国が「イスラーム国」(ダーイシュ)とテロ組 全文をよむ

2014-09-10 米、対IS連合の形成に努力、40カ国以上が参加 (al-Hayat紙)

■米国は「ダーイシュ」と対峙する国際的な連合の形成に向け努力を重ねる      【ベイルート:本紙】      米国は、シリアとイラクで勢力を伸ばしている「イスラーム国」(ダーイシュ)を攻撃するために、世界各国から成る国際的な連合の形成を目指して努力している。その中で、ホワイトハウスは水曜日の今日(10日)、イスラーム国を「解体し、壊滅させる包括的な戦略」を取ると発表した。      声明では、バラク・オバマ米大統領は「イスラーム国を樹立させようとしている過激派組織への措置を講ずるために必要な権 全文をよむ

2014-09-09 対「ダーイシュ」同盟に参加する国はどこか? (al-Hayat紙)

■各国のイラクにおける対「ダーイシュ」の動き      【ワシントン:AFP】      米政府は、40カ国以上が対「イスラーム国(ダーイシュ)」同盟に何らかの形で加わるだろうと発表した。そのうち25カ国は、米国国務省の見積もりに入れられている。また他の各当局は、外交、諜報活動、軍事援助、および「ダーイシュ」の人員や資金の出所調査といったさまざまな分野に秘密裏に参加する予定だという。      イランに関してはどうか。イラン政権は、イラクのクルド人に対して「ダーイシュ」武装組織と対決するための支 全文をよむ

2014-09-09 アラブ連盟:事務局長、アラブ諸国が過激派組織に対抗することを確認 (al-Hayat紙)

■アラビー事務局長:過激派組織との戦いの決定は思想的テロリズムの源の廃絶を含む      【カイロ:本紙】      アラブ連盟のナビール・アラビー事務局長は、日曜晩の早い時間に終了した第142回アラブ外相会合の最も重要な成果を、アラブ諸国の安全保障の問題にかかわる決定とし、現時点でアラブ世界が前例のない課題に直面していると強調した。      閉会直後に同事務局長は、アラブ諸国の安全保障体制を形成し、「ダーイシュ」(イスラーム国)を含む、アラブ諸国を脅かす過激派組織に対処するという各国の意向を 全文をよむ

2014-09-09 イラク・シリア:米国のIS打倒計画、完遂までに3年を要する (al-Hayat紙)

■オバマ大統領の打倒「ダーイシュ」計画は3年の月日を要する      【ワシントン:ジョイス・カラム;ニューヨーク:本紙】      ジョン・ケリー米国務長官は今日(8日)、アンマンを訪れて中東歴訪を開始し、その後「イスラーム国(ダーイシュ)」打倒計画の支持を得るためにジェッダに飛んだ。「ニューヨーク・タイムズ」紙が明らかにしたところによると、バラク・オバマ米大統領が明日水曜日(10日)に発表する予定の対「イスラーム国」行動計画は、三段階からなる。中でもシリア国内の「ダーイシュ」を討つのが最も困 全文をよむ

2014-09-08 アラブ連盟、「ダーイシュ」と対峙するべく国際社会と協力して対策を講ずる (al-Hayat紙)

■アラブ連盟、「ダーイシュ」と対峙するべく国際社会の取組みとの協力を支持      【カイロ:ムハンマド・シャザーリー;ワシントン:ジョイス・カラム】      アラブ連盟は昨日(7日)、カイロで外相級会合を開き、イラクとシリアで勢力を伸ばす「イスラーム国」に対峙するためあらゆる必要な措置を執り、「国際的・地域的および現地でのあらゆる取り組み」と協力することで一致した。      一方、米軍戦闘機はイラクのアンバール県における空爆を拡大し、ハディーサ・ダム付近の「ダーイシュ」の拠点複数を攻撃した 全文をよむ

2014-09-04 イスラエル:「ダーイシュ」を警戒しつつも恐れることなく監視 (al-Hayat紙)

■イスラエル、「イスラーム国」の拡大を「警戒しつつも恐れることなく」監視      【ナザレ:アスアド・タルハミー】      イスラエルは、「新たな隣人」の拡大を受けて、シリアとの国境における展開を「警戒しながらも恐れることなく」監視している。一方でイスラエルのメディアは、国境線から数メートルの地点に「ヌスラ戦線」の支配が及んでいると伝えた。またユダヤ人ジャーナリストのスティーブン・ジョエル・ソトロフ氏が「ダーイシュ」によって処刑されたことを受けて、初めて「ダーイシュ」の名がメディアの見出しに 全文をよむ

2014-09-03 シリア:ISにより処刑されたソトロフ記者はイスラエル人だったと判明 (al-Quds al-Arabi紙)

■ネット上のソトロフ記者の身元に関する詳細が安保上の理由により削除      「ダーイシュ」により処刑された二番目の米国人記者は、アラビア語に精通したイスラエル人だった…過去にリビア、イエメン、ガザ地区で活動していた模様      【ナザレ:本紙】      シリアでダーイシュにより処刑されたスティーヴン・ソトロフ米国人記者が、ユダヤ・イスラエル人であったことがイスラエルで明らかにされた。同記者はイスラエル市民であり、数年前に米国からイスラエルに移住したという。安保上の理由から、彼がイスラエル人 全文をよむ

2014-09-03 シリア・イラク:「イスラーム国」が二人目の米国人記者を殺害、次は英国人記者か (al-Hayat紙)

■「ダーイシュ」が米国人記者を殺害、英国人記者も殺害すると脅迫      【ワシントン、ロンドン、ベイルート、スバ(フィジー):本紙、AFP】      「イスラーム国」(ダーイシュ、IS)は昨日(2日)、米国人記者スティーブン・ソトロフ氏殺害するという脅迫を実行に移した。この数日前には、アメリカの戦闘機がイラクにある同組織の拠点を空爆したことに対抗して、彼の同僚であったジェイムズ・フォーリーが殺害された。また、ジハーディストのウェブサイトを監視する米監視団体「SITE Intelligence 全文をよむ

2014-09-01 シリア:「ダーイシュ」がサイクス・ピコ協定で定められた国境を廃止 (al-Hayat紙)

■シリア:「ダーイシュ」がサイクス・ピコ協定で定められた国境を廃止      【ロンドン・ワシントン・ベイルート:本紙、ロイター、AFP】      「イスラーム国」(ダーイシュ、IS)は、シリア・イラク国境上を「ユーフラテス県」と宣言することにより、1916年のサイクス・ピコ協定が定めた同国境を撤廃するためのさらなる手段を取った。一方米国では、ホワイトハウスが数日以内にバラク・オバマ大統領によるシリアの「イスラーム国」への対応戦略を発表すると報道されている中、米国の議員複数名が同大統領のシリア 全文をよむ

2014-08-30 パレスチナ:アッバース大統領の解決案を携えた代表団がワシントンを訪問 (al-Hayat紙)

■パレスチナ:パレスチナ代表団、アッバース大統領の解決案をケリー米国務長官に示すため数日中にワシントンを訪問      【ラーマッラ―:ムハンマド・ユーニス】      パレスチナ自治政府のマフムード・アッバース大統領は木曜(8月28日)から金曜(29日)にかけての深夜に行われた「パレスチナ」テレビとのインタビューのなかで、「パレスチナ代表団は近日中にワシントンへ向かい、ジョン・ケリー米国務長官と会談して政治的解決に関する大統領の主張を伝えるであろう」と述べた。アッバース大統領の政治的解決に関す 全文をよむ

2014-08-29 イラク:米政府、イラクの「ダーイシュ」に対して新たに5回の空爆を実施 (al-Quds al-Arabi紙)

■米政府、イラクの「ダーイシュ」に対して新たに5回の空爆を実施      【アナトリア通信】      米国戦闘機は木曜(28日)、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の構成員を標的として、モースル・ダムとアルビール市付近に対し、新たに5回の空爆を実施した。      木曜夜に米中央軍司令部から発せられた声明では、戦闘機が5回の空爆によりイスラーム国のハンヴィー1台と戦車1台および装甲車両4台を破壊したと発表された。      また声明では、米国戦闘機が「ダーイシュ」に対して実施した空爆 全文をよむ

2014-08-29 シリア:ゴラン高原で「ヌスラ戦線」がPKO要員43名を拘束 (al-Hayat紙)

■ゴラン高原で「ヌスラ戦線」がPKO要員43名を拘束      【パリ:ランダ・タキーッディーン;ワシントン:ジョイス・カラム】   【ニューヨーク、ロンドン、ベイルート:本紙、AFP、ロイター】      国連は、昨日(28日)武装集団に拘束された平和維持軍(PKF)要員43名の解放に向けて力を尽した。一方、バラク・オバマ米大統領は、シリア東部にある「イスラーム国(ダーイシュ)」の拠点に対する空爆実施について、国家安全保障チームと協議を行った。また、フランソワ・オランド仏大統領は、シリアのバッ 全文をよむ

2014-08-27 ガザ:人道支援に7,000万ドル (al-Quds al-Arabi紙)

■国連世界食糧計画(WFP)、ガザの人道支援実施に7,000万ドル必要と発表      【ガザ:アナトリア通信】      国際連合世界食糧計画(WFP)は、水曜日(27日)、今後3カ月にわたるガザ地区への人道支援の実施継続のために7,000万ドル必要であると発表した。      パレスチナとイスラエルの両者は、火曜日(26日)、エジプトの仲介の下で長期停戦に至った。パレスチナ抵抗組織はその声明の中で、この停戦を「勝利」と、そして「イスラエルとの戦闘での要求の大部分が実現した」と述べ、国際社会と 全文をよむ

2014-08-25 シリア:「テロ」との戦いのため地域・国際協力の用意 (al-Hayat紙)

■ムアッリム氏:シリアは「テロ」との戦いのための地域協力と国際協力の準備ができている      【ベイルート:本紙】      シリアの副首相で暫定政府外務大臣のワリード・ムアッリム氏は、シリアはテロとの戦いに関する国連安保理決議第2170号を、遅きに失した感があるとはいえ、歓迎すると述べた。      ムアッリム氏は記者会見で次のように語った。「安全保障理事会のテロとの戦いに関する合意はシリアが呼びかけてきたことを確認するものである。シリアはテロの源泉の枯渇や、テロが近隣諸国及びそれを越える国 全文をよむ

2014-08-23 1,000人以上のフランス人ジハーディストが「ダーイシュ」の隊列に加わる (al-Quds al-Arabi紙)

■1,000人以上のフランス人が「ダーイシュ」の隊列に…フランス人の15%が彼らを支持      【パリ:本紙】      フランス外務省の統計によると、「ダーイシュ」の名で知られるイラク・シャーム・イスラーム国の隊列に加わり戦闘に参加しているフランス人「ジハーディスト」の数は、1,000人を上回ったことが分かった。このことは、フランス政府が当該現象を食い止めるため国籍剥奪に至るまでの強硬な治安・司法措置を執ったにもかかわらず、フランス人ジハーディストの数が増加し続けていることを意味している。  全文をよむ

2014-08-22 シリア:「ダーイシュ」が誘拐したアメリカ人ジャーナリストを斬首 (al-Watan紙)

■シリアにおいて「ダーイシュ」が誘拐した米国人ジャーナリストを虐殺      【各国通信社】      かつて「ダーイシュ」として知られた「イスラーム国(IS)」のテロリストは、おととい(20日)、シリアで拉致された米国人ジャーナリスト、ジェームズ・フォーリー氏の斬首を示すビデオクリップを公開した。これは、イラクでの「イスラーム国」に対するアメリカの空襲への報復である。      「米国へのメッセージ」というタイトルで発表されたそのビデオはスティーブン・ストローフという別の名前の米国人ジャーナリ 全文をよむ

2014-08-16 パレスチナ・イスラエル:エジプトによる最終停戦案を検討 (al-Hayat紙)

■パレスチナ・イスラエル双方は、エジプト提案の最終的改定停戦案の検討に入った      【ガザ:本紙】      本紙の取材によれば、エジプトが、パレスチナ側の停戦交渉当事者はパレスチナ政治権力およびその政府であると位置づけて提示した最終的停戦案を、パレスチナ・イスラエル双方は検討に入った。カイロでの交渉に赴く「ハマース」代表団はエジプト提案を同組織指導部と協議するためドーハに向かい、「イスラーム聖戦」代表団も同じ目的からベイルートに向かった。      パレスチナ当局に近いパレスチナ情報筋は本 全文をよむ

2014-07-12 イラク:エジプトが和解会合を提案 (al-Hayat紙)

■イラク危機の諸派会合をエジプトが提案      【テヘラン:ムハンマド・サーリフ・シドゥキーヤーン;バグダード:本紙】      昨日(11日)バグダードに到着したサーミフ・シュクリー・エジプト外務大臣は、イラク危機に関わる各派が出席する会議をアラブと世界の後援で開催することを提案した。      また、連邦政府とクルディスターン自治区の対立が深まり続ける一方、「ペシュメルガ」の軍隊はキルクークにある油田を「バグダードの命令による破壊行為から守るために」占領した。イラン情報筋が明らかにしたとこ 全文をよむ

2014-07-08 ヨルダン:シリア難民の現状 (al-Hayat紙)

■グテーレス高等弁務官:ヨルダンにおけるシリア難民の現状を追跡      【アンマン:アナトリア通信】      アントニオ・グテーレス国連難民高等弁務官は本日(8日)ヨルダンを訪れる。地方の情報筋によると、グテーレス高等弁務官は、ヨルダン政府高官らと会合し、両国の戦略的関係や地域の最新の情勢について議論する予定だ。      グテーレス高等弁務官は、アンマンで記者会見を開き、ヨルダンに拡散しているシリア難民の現状について焦点を当てる。      ヨルダンはシリアの隣国の中でレバノンに次ぎ、20 全文をよむ

2014-07-07 アッバース議長、国連に調査委員会設置を要求 (al-Hayat紙)

■アッバース大統領、国際連合に国際調査委員会の設立を要求、ハーグ国際司法裁判所に訴えることを示唆      【ラマッラー:ムハンマド・ユーニス】      マフムード・アッバース大統領は昨日潘基文国連事務総長に対して書簡を送った。その書簡の中で同大統領はパレスチナ人民の権利を蹂躙(じゅうりん)する「数々のテロ犯罪」、特にモハンマド・アブー・フダイル少年を生きたまま焼き殺した犯罪に関しての調査を行なうための国際調査委員会の設立を要求した。同様にアッバース議長はパレスチナ人に対する犯罪の加害者を起訴 全文をよむ

2014-07-05 サウジアラビア・イエメン:国境で「アル=カーイダ」と衝突、両国の兵士2人死亡 (al-Hayat紙)

■サウジアラビアとイエメンの国境で「アル=カーイダ」と衝突、両国の兵士2人死亡      【リヤド、サナア:本紙】      サウジアラビア・イエメン国境付近のワディーア地区にて、両国の治安パトロール隊と「アル=カーイダ」の武装集団との間で衝突が起きた。これにより、サウジアラビア人とイエメン人の軍人2名、「アル=カーイダ」の構成員3名が死亡した。      サウジアラビア内務省の治安担当報道官であるマンスール・トゥルキー少将は、この衝突について以下のように述べた。「午前11時45分頃、ワディーア 全文をよむ

2014-07-05 アルジェリア:米政府、アルジェリアにおける自国民と国益に対するテロを警戒 (al-Hayat紙)

■米政府、アルジェリア内の自国の国民・国益に対するテロ作戦を警戒      【アルジェリア:アーティフ・カダーディラ】      駐アルジェリア米大使館は大使館職員に対し、米国の会社が所有・経営するホテルから退避するよう指示し、米国とアルジェリア双方の独立記念日の間にこれらの場所が「テロ」攻撃にさらされる可能性についての情報を指摘した。      米当局がこのような警告を発したことはこれまでなかった。「宣教と戦闘のためのサラフィスト・グループ(GSPC)」が「アル=カーイダ」系組織に合流し、「イ 全文をよむ

2014-07-04 チュニジア:ケフ県での武装勢力掃討 (al-Hayat紙)

■チュニジア軍の大砲、ケフの武装勢力の拠点を揺るがす      【チュニス:ムハンマド・ヤースィーン・ジラースィー】      チュニジアの軍隊は、おととい(2日)夜、チュニジア西部のケフ県内の山岳地域を重砲で砲撃した。これは、アルジェリア国境に位置するワルガ地域内の「カッサール・カラーリ」山で発生した軍人4人の命を奪った地雷爆発を受けたものである。      チュニジアのムンスィフ・マルズーキー大統領は昨日、爆発犠牲者への追悼の席でのスピーチにおいて武装勢力に裁きを下すことを約束した。彼はその 全文をよむ

2014-07-01 チュニジア:リビアで誘拐された外交官が解放される (al-Hayat紙)

■チュニジア:リビアで誘拐された外交官が解放される      【チュニス:ムハンマド・ヤースィーン・ジラースィー】      おととい(6月29日)の夜、リビアの武装組織は「解放のための静かな交渉」(チュニジア外務大臣ムンジー・ハーミディー氏談)の後、三か月以上にわたって誘拐していたチュニジアの外交官たちを解放した。一方、北西部のジェンドゥーバ県で地雷の爆発により国家警備隊員が負傷した。      ムンスィフ・マルズーキー大統領やムスタファー・ベン・ジャアファル国会議長、マハディー・ジュムア首相 全文をよむ

2014-06-26 エジプト:スィースィー大統領、アルジェリアで外遊開始 (al-Hayat紙)

■スィースィー大統領、アルジェリアで外遊開始:天然ガス購入契約とリビア情勢に関する議論      【アルジェ:アーティフ・カダーディラ;カイロ:ムハンマド・シャーズリー】      アブドゥルファッターフ・スィースィーエジプト大統領は昨日初の外遊をアルジェリアで開始した。そこでアブドゥルアジズ・ブーテフリカ大統領と会見しリビア情勢、テロ対策について議論した。それに加えて液化天然ガス購入契約について合意した。      スィースィー大統領は昨日の朝アルジェリアに到着し、首都のアルジェ市の西郊外にあ 全文をよむ

2014-06-25 イラク:クルド自治政府バルザーニー議長がケリー国務長官と会談、「我々は新たなイラクに直面している」 (al-Hayat紙)

■バルザーニー議長、ケリー国務長官と会談:最近の出来事により新たなイラクの像が浮かび上がる      【バグダード:本紙】      クルド人自治政府のトップであるマスウード・バルザーニー議長は昨日(24日)、イラクのヌーリー・マーリキー首相の首相続投を容認するいかなる政治的合意も拒否する意志を改めて示し、最近の出来事により「新たなイラクおよび新たな現実」が浮かび上がったと述べた。一方、ジョン・ケリー米国務長官は、「イラクが抱える最大の課題は、新政府の発足である」と強調した。ケリー国務長官とバル 全文をよむ

2014-06-25 シリア:軍がイラク領内を空爆…西部でも交戦 (al-Hayat紙)

■シリア、イラク国境を襲撃...西部でも交戦      【ロンドン:本紙】      シリア軍機がイラクのカーイム市内の諸地域を空爆し、これにより20人以上が死亡した。一方、政府軍の兵士23人がダマスカス南部での交戦で死亡し、加えてシリア北部の政府軍拠点に戦闘機が行った誤爆によって20人が死亡した。また、シリア西部のラタキア農村に対し爆撃が行われるとともに、タルトゥースでも交戦が勃発した。      一方、シリア東部の複数の活動家は「シリア軍機によるカーイム市の市場への爆撃によって、45人が死傷 全文をよむ

2014-06-24 シリア・イスラエル:イスラエルがゴラン高原のシリア軍拠点を空爆 (al-Hayat紙)

■イスラエルがゴラン高原のシリア政府の拠点を空爆      【ロンドン、ベイルート:本紙、AFP】      ゴラン高原にあるシリア政府軍の拠点に対してイスラエルが空爆、兵士10名が殺害された。一方、シリア軍の戦闘機がダマスカス東部と北部のアレッポ各地、および国土の他の地域を空爆した。      化学兵器禁止機関(OPCW)は、シリア政府の武器庫から国外への最後の化学兵器搬出を完了したと発表、安保理決議で設定された期限よりも数日早く完了した。      「シリア人権監視団」は、イスラエル軍戦闘機 全文をよむ

2014-06-24 イラク・シリア:イラク国境警備隊が国境地帯でシリア人30名を殺害 (al-Hayat紙)

■イラク政府軍がシリア人30名を殺害、「ダーイシュ」はデリゾール県を軍事地区に指定      【ロンドン:本紙】      イラク政府軍は昨日(23日)、シリアの対イラク国境付近で拘束した、民間人を含むシリア人30名を殺害した。一方、「イラク・シャーム・イスラーム国」(ダーイシュ、ISIS)は、シリア北東の村々を「軍事地区」に指定したことを発表した。      「シリア人権監視団」は昨日、シリアの対イラク国境で、ブー・カマール市と同市郊外に向かう「住民の大規模な移動」が見られたと報告した。これは 全文をよむ

2014-06-23 ヨルダン:シリア南部に人道的支援 (al-Hayat紙)

■ヨルダンからシリア南部に人道的支援      【ロンドン:本紙】      国際連合難民高等弁務事務所(UNHCR)は救済物資の輸送車列がヨルダン国境を越えて、シリア南部のスワイダー市の倉庫に到達したと発表した。      シリアのインターネットサイト「シリアニュース」は、UNHCRのターリク・クルディー・シリア代表が以下のように発表したと報道した。「UNHCRは毛布25,000枚、10,000枚のマット、台所用品2,500式、プラスチック・カバー2,000枚、飲料水5,000箱の輸送を行った 全文をよむ

2014-06-22 イラク:米軍の攻撃対象想定図 (al-Hayat紙)

■イラクにおける米軍の攻撃対象想定図       【ベイルート:本紙】      イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)勢力がシリア・イラク間の国境各地点の完全制圧を目指し、カイム検問所の掌握を強化しつつあるなか、この「テロリスト」組織の複数拠点への米空軍の「限定」攻撃の兆しが現れている。これは、ダーイシュは主要な石油関連施設を包囲していることで脅威となっており、また複数の武装勢力が首都・バグダードに到達することも危惧されているためである。      またこれより前、バラク・オバマ米大統領 全文をよむ

2014-06-20 パレスチナ:「ジハード作戦」中に5人が殉死、イスラエルの6度に及ぶ空爆で負傷者 (al-Hayat紙)

■ガザ:「ジハード作戦」中に5人が殉死、イスラエルの6度に及ぶ空爆で負傷者      【ガザ:本紙】      水曜日から木曜日にかけての深夜、イスラエル軍の米国製戦闘機がガザ中部と北部において農地および民間施設を6度にわたり空爆し、3名のパレスチナ人が軽傷を負った。      またパレスチナ諸情報筋は、「ハマース」の軍事部門である「カッサーム軍団」の戦士5名が木曜日の朝、ガザ市北東シャアフ地区における「ジハード作戦」中に殉死したと発表した。地元の情報筋によると、不可解な爆発-何らかの技術的故障 全文をよむ

2014-06-02 パレスチナ:人権団体がパレスチナ人収監者救済をアシュトン代表に訴え (al-Hayat紙)

■パレスチナ:人権団体がパレスチナ人収監者の命を救うためアシュトン代表に介入を求める      【被占領地エルサレム:アーマール・シハーダ】      パレスチナとイスラエルの複数の人権関係団体はキャサリン・アシュトン欧州連合外務・安全保障政策上級代表に、5週間前からハンガーストライキを行う行政収監者危機に対する介入を呼びかけた。裁判なしにイスラエルが拘留した収監者の合計は125人である。      「パレスチナ収監者クラブ」はそのうち約70人をイスラエルにある11の刑務所に移動した後の収監者の 全文をよむ

2014-05-31 レバノン:ノルウェー外相「最後までレバノンへの支援を約する」 (Al-Nahar紙)

■ノルウェー外相、レバノンのサラーム首相とバースィール外相と会談、最後までレバノンへの支援を約する      ノルウェーのボルゲ・ブレンデ外相は、同国がシリア難民危機を抱えるレバノンを「最後まで」支援して行くことを表明し、「人道的苦難や避難民の危機に終止符を打つ早期的解決策を見つける」ことを希望した。      これより前外相はノルウェーのスヴェイン・アース大使と外交使節団と共に、サラーヤにおいてタンマーム・サラーム首相と、ボストロス宮殿にてジュブラーン・バースィール外務・移民大臣と会談していた 全文をよむ

2014-05-29 ヨルダン:選択肢拡大のためにシリア大使を追放 (al-Hayat紙)

■ヨルダン、シリア大使を追放…選択肢を広げるため      【イブラーヒーム・ハミーディー】      ヨルダン政府は過去3年間を通して、二つの選択肢をうまく調整するのに成功している。この選択肢は「アラブの春」やシリアの抵抗運動の影響の計算する上で、ヨルダン内政と、域内そしてアラブ諸国との連盟、国際関係の間の均衡をもとにしており、「甘い」選択肢でさえも「苦い」ものとなっている。      ヨルダンは、シリア南部や、「革命発祥地」であるダルアーの反対派勢力への支援に向けて、トルコがシリア北部にいる 全文をよむ

2014-05-25 ファッルージャ市の武装組織、イラク軍への反撃を開始  (al-Hayat紙)

■ファッルージャ市の武装組織、イラク軍への反撃を開始      【バグダード:本紙】      昨日(24日)明け方、ファッルージャの武装組織は、軍への反撃を開始した。軍は激しい爆撃で応戦し、それによってファッルージャの主要な給水所が破壊された。また治安部隊は民兵組織「覚醒委員会」の助けを借りて、ラマーディー南部に武装組織が展開した後、同地で軍事作戦を行った。      昨日、ファッルージャの情報筋は本紙に対して以下のように述べた。「武装組織は今日(昨日)明け方、同市南部境界に展開した軍に対して 全文をよむ

2014-05-14 レバノン・シリア:日本によるシリア避難民支援 (al-Hayat紙)

■日本、シリア難民の飲料水確保のために4,300万ドルを寄付      【ベイルート:本紙】      ユニセフは声明で、日本政府がおよそ4,300万ドルを同機関の計画のために寄付したと発表した。この計画とはシリア難民の子供とその家族に向けた飲料水や下水設備、公共医療と基本的保護サービスなどの提供だ。この計画はレバノンのホストコミュニティーも対象だ。      日本に加え、ユニセフと大塚聖一駐レバノン日本国大使がベカーウ県にある非合法難民キャンプを共同訪問した際、ユニセフのアンナマリア・ローレン 全文をよむ

2014-05-07 パレスチナ:PLOがシリア政府と難民の処遇をめぐって交渉 (al-Quds al-Arabi紙)

■パレスチナ解放機構:シリア情報機関長官がパレスチナ人捕虜の解放を約束   ■レバノンによる避難民流入阻止決定を断念させるべく連絡      【ガザ:アシュラフ・フール(本紙)】      パレスチナ解放機構(PLO)は、パレスチナ人逮捕者の待遇改善や、避難生活を送るパレスチナ難民のキャンプへの帰還の保証に関して、シリア政府側と約束したことを明らかにした。      PLO代表団長であるザカリアー・アーガー博士は、シリアのアリー・マムルーク国民安全保障会議議長との会談直後に、難民保護の保証、逮捕 全文をよむ

2014-05-04 エジプト:米国ローラ・バッカー議員「米国はスィースィー氏の大統領就任に問題なし」 (al-Hayat紙)

■エジプト:米国ローラバッカー議員「米国はスィースィー氏の大統領就任に問題なし」      【イスタンブール:アナトリア通信】      米国下院議員ローラバッカーは、民主的選挙により選ばれるのであれば、アブドゥルファッターフ・スィースィー前国防相の大統領就任に対し、米国は異議がないと述べた。      米国の外交委員会メンバーのダナ・ローラバッカー議員は、国内で現政権により人権侵害が起こっていることが判明した場合は、エジプトに「悲惨な結果」としてはね返ると警告した。      5月26日、27 全文をよむ

2014-05-01 エジプト:外相のワシントン訪問終了 (al-Hayat紙)

■米・エジプト関係の「試験段階」      【ワシントン:ジョイス・カラム;カイロ:ムハンマド・サラーフ】      エジプトのナビール・ファフミー外務大臣は、昨日、チャック・ヘーゲル国防長官とスーザン・ライス国家安全保障担当補佐官との会談をもってワシントン訪問を終えた。複数の外交筋が本紙に述べたところによれば、今回の訪問は、アメリカの最終的決定をもたらすには至らなかった。また米・エジプト関係のより大きな枠組みについては、米国政府が安定にとって基本的であると考える民主主義の基準をエジプト政府がど 全文をよむ

2014-04-17 パレスチナ:第四回捕虜解放が争点、イスラエル・パレスチナ各交渉班と米特使の会見 (al-Hayat紙)

■アッバース氏、イスラエル人たちへ:下級将校を一人送れ、そうすれば彼に鍵をゆだねよう      【被占領地エルサレム:アーマール・シハーダ】      本日木曜日、アメリカの和平プロセス特使マーティン・インディク氏がイスラエルに到着する。これは、交渉を軌道に戻す新しい試みの一環である。しかしながら、イスラエルとパレスチナ双方が、特に1948年パレスチナ人の治安捕虜たちに関することにおいて各々の立場に固執している下では、いかなる前進も得られるとは期待されていない。      インディク氏は、ツィッ 全文をよむ

2014-04-16 サウジ:「アサド政権は国際社会を挑発している」 (al-Hayat紙)

■リヤード:アサド政権は国際社会を挑発している      【リヤード:アフマド・ガラーブ】   【ロンドン、ベイルート、ニューヨーク、ダマスカス:本紙、AFP】      サウジアラビアは昨日(15日)、バッシャール・アサド政権が自国の真ん中で毒ガス兵器を使用し、「国際秩序を挑発し」続けることに対して「決定的措置」を執るよう国際社会に要求した。また、サウジアラビアは(シリアでの)大統領選実施の発表について、「政権の思い上がり」だと見なした。一方、シリア政府軍は昨日、包囲下にあるヒムス市の諸地区を 全文をよむ

2014-04-16 シリア:政府軍がカラムーン地方制圧、EU外相理事会は声明で政権を批判 (al-Hayat紙)

■反体制派がアレッポに進軍、政府軍はカラムーン地方を制圧      【ルクセンブルク:ヌールッディーン・ファリーディー】   【ロンドン、ニューヨーク、ベイルート、ダマスカス:本紙、AFP】      シリアの反体制派戦闘員はアレッポ市において北上を続け、昨日(14日)政府軍の北部における拠点である空軍情報部の建物付近において、政府軍の拠点複数を制圧した。一方、政府軍とそれを支持する「ヒズブッラー」の戦闘員は、カラムーン地方をほぼ完全に制圧した。同地方はダマスカスとヒムスおよび西部海岸地帯をつな 全文をよむ

2014-04-10 パレスチナ:アラブ連盟でイスラエルとの和平交渉の困難に関して協議 (al-Hayat紙)

■モロッコ外務大臣、和平を放棄したとイスラエルを非難      【カイロ:ムハンマド・シャーズリー】      パレスチナ暫定政府大統領マフムード・アッバース氏は昨日、エジプト暫定大統領アドリー・マンスールと、最近のパレスチナ問題の状況、困難を極めている和平プロセス及びパレスチナ国家和解の展望について討議した。      アッバース氏は昨日、カイロのアラブ連盟本部で行われたアラブ外務大臣緊急会議に参加した。この会議は、アメリカの後押しのもとに行なわれている現在のイスラエルとの交渉の失敗について討 全文をよむ

2014-04-10 中東和平:イスラエル、パレスチナ自治政府をボイコット (al-Hayat紙)

■パレスチナ自治政府(PA)、ネタニヤフ首相のボイコット決定を重視せず      【ラマラ:ムハンマド・ユーヌス】      イスラエルはパレスチナ自治政府に対し、自治政府の一方的な手段の採択、および14の国際機構・条約への加盟申請に対し制裁を科すとの脅迫を実行し始めた。すなわち、ベンヤミン・ネタニヤフ首相は、パレスチナ自治政府と関係のある各省庁に対し、閣僚・局長級の接触を制限すると通達した。ただし治安調整と和平交渉に関する連絡はこの限りではなく、またその他諸問題についての双方の会合は下級現場職 全文をよむ

2014-04-08 『ハアレツ』紙:アサドが再び化学兵器を使用 (al-Quds al-Arabi紙)

■アサド、再び化学兵器を使用――ヘブライ語紙より      (イスラエル『ハアレツ』紙、アモス・ハルイールとギリー・コーヘンの記事から)      イスラエル治安筋の高官は月曜日(7日)、アサド政権が二週間前にダマスカス東部地区のひとつで、反体制派組織に対し再び化学兵器を使用したとみなした。またこれまでの場合とは異なり、今回は致死性ではない有害な化学物質を使用したようだ。イスラエルのこの件に関する認証は、国内の反体制派組織が発した主張に対して、シリア国外からもたらされた初めての諜報的な傍証だ。  全文をよむ

2014-04-08 パレスチナ:アッバース氏、アラビー、ファフミー両氏とカイロで会談 (al-Hayat紙)

■パレスチナ:アッバース氏和平交渉のためアラビー氏、ファフミー氏とカイロで会談      【カイロ:アナトリア通信】      パレスチナ自治政府大統領マフムード・アッバース氏は今日(8日)、カイロでアラブ連盟事務局長のナビール・アラビー氏およびエジプト外相のナビール・ファフミー氏と、それぞれ個別にイスラエルとの和平交渉の進展を協議した。これは、アッバース氏が要求したアラブ外相緊急会議の前夜のことである。      複数のパレスチナ情報筋がアナトリア通信に伝えた所では、アッバース氏は滞在中のカイ 全文をよむ

2014-04-08 国連事務総長:「シリア政府軍が継続的に町を破壊、市民は瓦礫の下に」 (al-Quds al-Arabi紙)

■潘基文氏:シリア政府軍、継続的に多くの地区を破壊、多くの家庭は瓦礫の下に      【ニューヨーク:アナトリア通信】      潘基文国連事務総長は火曜日、シリアの現状について「政府軍が見境なく多くの地区全体を破壊し、多くの家庭全体を瓦礫の下に埋もれさせている」と語った。      同事務総長による声明は次のように述べている。「シリアを崩壊へと導く残忍な紛争における残虐行為を懸念した新たなレポートを読み、潘事務総長は紛争当事者とその支援者らに宗教やコミュニティ、民族に関係なく民間人保護の保障を 全文をよむ

2014-04-08 シリア:イスラエルがシリア政府の「化学兵器」使用を確認 (al-Hayat紙)

■イスラエルがダマスカス近郊におけるシリア政権の「化学兵器」使用を確認      【ロンドン、ニューヨーク、エルサレム、モスクワ:本紙、ロイター、AFP】      イスラエルは昨日(7日)、シリア政府軍が先月末(3月末)にダマスカス近郊で化学兵器を用いて二度の攻撃を行ったと発表した。同様に、反体制派は、シリア西部のラタキアで戦線が激化する中、新しい武器が同国北部及びダマスカス近郊にいる反体制派の戦闘員らのもとに届いたこと、そして反体制派がゴラン高原の拠点を制圧したことを明らかにした。      全文をよむ

2014-04-07 サウジアラビア:化学兵器破壊のためアサド政権に圧力をかけるよう訴える (al-Hayat紙)

■サウジアラビア:化学兵器破壊のためアサド政権に圧力をかけるよう訴える      【リヤド:アフマド・ガラーブ】      サウジアラビア王国は昨日(6日)、バッシャール・アサド政権が所持している化学兵器破壊のため同政権に圧力をかけるよう国際社会に改めて訴えた。またサウジアラビア王国は「化学物質や(その他の)危険な物質がテロリストやアル=カーイダの手に渡ることを阻止する」と強調した。化学兵器および生物兵器禁止合意実施のためのサウジアラビア国家機関事務局長のファハド・ルワイリー特命担当大臣は、昨日 全文をよむ

2014-04-06 イスラエル:和平交渉におけるケリー国務長官の働きに対し米国内から批判 (al-Hayat紙)

■和平プロセスおよび出口の模索への取組におけるケリー国務長官の行動に米国内で批判      【ワシントン:ジョイス・カラム、カイロ:ジャイハーン・フサイニー】      難航する和平プロセスの救済にむけた米国の取組が継続する中、パレスチナ‐イスラエル間の交渉に詳しい政府高官らは昨日(5日)、マーティン・インディク中東和平特使も参加する三度目の会議が今日(6日)開催されると発表した。インディク特使は一昨日(4日)、パレスチナ側の交渉団の高官を務めるサーイブ・ウライカート代表、およびイスラエルの使節 全文をよむ

2014-04-06 シリア:「ジュネーブ3」開催に向けた取り組みは前途多難 (al-Hayat紙)

■「ジュネーブ3」開催に向けた取り組みは前途多難      【パリ:ランダ・タキー・アッディーン、ロンドン:本紙】      シリア危機に対する政治的解決の取組が次々に頓挫していく中、同国はますます戦況激化に向かいつつあるように思われる。西側諸国の情報筋は、ジュネーブでの第3回目となる会議の開催準備に向け、アメリカとロシアの両者およびアフダル・ブラヒミ(イブラーヒーミー)共同特使の間で行われる予定であった会談について、(シリア)政権側がジュネーブ1(2012年)の声明に則した暫定統治機構(の創設 全文をよむ

2014-03-29 国連はエジプトとイスラエルにガザ封鎖の軽減を要求 (al-Hayat紙)

■国連はエジプトとイスラエルにガザ封鎖の軽減を要求      【ニューヨーク:アナトリア通信】      国連は金曜(28日)、エジプト及びイスラエルにガザ地区のパレスチナ人に課されている封鎖を軽減するべきだと改めて要求した。      国連のファルハーン・ハック副報道官は今日(28日)、ニューヨークの国連本部で行われた記者会見において「国連はエジプトとイスラエルにガザ地区へつながる通行所に課されている(封鎖)措置を軽減するよう要求し続けている」と述べた。      ハック報道官は、数日前にエジ 全文をよむ

2014-03-29 シリア:アメリカが反体制派への軍事的援助を計画 (al-Hayat紙)

■アメリカ、シリア反体制派への軍事的援助を計画      【ワシントン:ジョイス・カラム】   【ロンドン、ニューヨーク、ベイルート:本紙、AFP】      昨日(28日)シリア政府軍とそれを支持する民兵の150名が、ラタキア県郊外での反体制派戦闘員との衝突で殺害されたことが報告された。衝突は今月の21日から続いている。また、反体制派は政権側がダマスカス付近で毒ガス兵器を使用したと非難した。      一方、「ワシントン・ポスト」紙は、バラク・オバマ大統領が主導する行政府が、シリア反体制派に対 全文をよむ

2014-03-26 「アル=カーイダ」:シリアで欧米戦闘員育成を計画か (al-Hayat紙)

■ニューヨークタイムズ紙:「アル=カーイダ」は西洋人らに訓練を施すための細胞をシリアに植え付けようと計画、標的はヨーロッパとアメリカ      【ニューヨーク:中東通信】      アメリカ中央情報局が作成した複数の報告書は、「アル=カーイダ」がシリア国内に細胞を植え付け、西洋出身のメンバーらに訓練を施すことを目指す長期的な計画を立てていると警告している。この訓練の目的は、西洋諸国の標的に対する作戦を実行することだという。米「ニューヨークタイムズ」紙が報じた。      同紙はウェブサイト上の記 全文をよむ

2014-03-26 アッバース大統領:シリア危機についてジャルバー氏と討議 (al-Quds al-Arabi紙)

■アッバース氏、シリア危機についてジャルバー氏と討議、ムアッリム氏には「バラの花束」を送る      【アラー・ワリード:アナトリア通信】      パレスチナのマフムード・アッバース大統領は、クウェートで開催された第25回アラブ首脳会議の際、シリア国民連合のアフマド・ジャルバー議長とシリア危機の動向について討議をした。      ソーシャルネットワークサイト(フェイスブック)の公式ページの記事として、シリア国民連合は次のように投稿している。アッバース氏が火曜日のクウェートでのアラブ首脳会議の際 全文をよむ

2014-03-26 イスラエル:キャンプ・デーヴィッド合意から35年、合意前に行われた秘密会談とは (al-Hayat紙)

■キャンプ・デーヴィッド合意から35年…合意前に行われた秘密会談      【占領地エルサレム、ベイルート:アンマール・シャハーダ、本紙】      イスラエルは、「キャンプ・デーヴィッド」合意調印から35年目の節目として、同合意の前にエジプトとイスラエルの間で交わされた連絡調整や、イスラエル側の決議採択の行程を記した文書を公開した。      同文書は和平プロセスに対するイスラエル側の視点を示している。また、文書にはイスラエル内での話合いの内容や、当時イスラエルの首相だったメナヘム・ベギン元首 全文をよむ

2014-03-26 クウェート・サミットが閉会 (al-Hayat紙)

■クウェート:クウェート・サミットはシリアを大惨事から救うことを訴え、今日閉会      【クウェート:ハマド・ジャースィル、ムハンマド・マッキー・アフマド】      クウェートで昨日(25日)開催された第25回アラブ連盟首脳会議において、アラブ諸国の首脳らは4年にわたって長引く「大惨事」からシリアを救うことが彼らにとっての急務であることに合意した。しかしこの合意は詳細に触れるものではなく、一部国家の懸念のために反体制派の「シリア国民連合」はシリア代表のポストに着くことができなかったが、「シリ 全文をよむ

2014-03-24 シリア:トルコがシリアの戦闘機を撃墜 (al-Hayat紙)

■シリアの戦闘機を撃墜、エルドアン首相がアサド大統領に警告      【リヤド:アフマド・ガラーブ;ロンドン、アンカラ、ベイルート:本紙、AFP】      トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン首相は、アサド大統領の軍がトルコの領空を侵犯した際には「厳しい仕打ち(が待っている)」と警告した。これは、トルコ軍が昨日(23日)シリアの戦闘機を同国北西部で撃墜したことを受けて発せられた警告だ。また、反体制派の戦闘員は政府軍との激しい衝突の中、ラタキア県郊外に進軍を果たした。      一方で、反 全文をよむ

2014-03-20 リビア:安全保障理事会はリビアからの不法な石油の輸出を禁止する決議を発表 (al-Hayat紙)

■安全保障理事会は、リビアの石油を盗難から守るための決議を発表する      【トリポリ:本紙】      安全保障理事会は昨日、「リビアの領域主権と資源に関する主権への国際的な支援を確証し、リビアの石油を不法に輸出しようとする企みを厳しく非難する」決議を全会一致で発表した。この決議は、リビア東部の自治政府支持者グループが原油を積んだタンカーを秘密裡にリビア領海へと航行させ、密輸を企てた事件の直後になされた。このタンカーはその後アメリカ海軍により捕らえられ、リビアに戻された。      リビアの 全文をよむ

2014-03-19 イスラエル:占領下ゴラン高原でイスラエル軍士官1人が爆死、兵士複数が負傷 (al-Hayat紙)

■イスラエル兵を標的とした過去40年で最も危険な爆発がゴラン高原で発生      【ニューヨーク、エルサレム、ベイルート:本紙、AFP】      イスラエルが占領するシリア領ゴラン高原で昨日、仕掛け爆弾によってイスラエル軍士官1人が死亡、兵士数名が負傷した。40年前にシリア・イスラエル間で兵力引き離し協定が結ばれて以降、最も「危険な」事態の展開である。一方、アメリカ政府は在ワシントン・シリア大使館の業務の一時停止と職員追放を発表した。また中東問題を担当するヒュー・ロビンソン外務英連邦大臣は本紙 全文をよむ

2014-03-18 国連:サウジアラビアにブラーヒーミー特別代表との会談を要請 (al-Hayat紙)

■国連は、アフダル・ブラーヒーミー特別代表の訪問受け入れをリヤドに求める      【ニューヨーク、ロンドン:本紙】      国連事務局は、サウジアラビアに対し、テヘラン(イラン)訪問中のアフダル・ブラーヒーミー国連アラブ連盟共同特別代表の訪問を受け入れるよう求めた。国連事務局の複数の情報筋によると、共同特別代表が高官らとの会談のためリヤドへ行くかどうかを分からない。だが、同消息筋によると、国連事務局はこれに先だって、「共同特別代表を迎える可能性に向けた門戸は開かれた…もし彼が(事務局の)訪問 全文をよむ

2014-03-13 アラブ連盟:シリア国内の避難民は600万人 (al-Hayat紙)

■アラブ連盟:シリア国内の避難民は600万人      【カイロ:アナトリア通信】      アラブ連盟のナビール・アラビー事務局長は、シリア国内の避難民の数が近隣諸国への難民を除いて600万人に達したと述べ、シリアの人道状況と衛生状況が3年におよぶ暴力行為の結果「悲惨で危機的である」と表した。      木曜日(13日)、第41回アラブ諸国保健相会議がカイロのアラブ連盟本部で一日の日程で開かれ、アラビー事務局長は会議冒頭の演説の中で「シリアの国内避難民や近隣諸国へ逃れた難民の状況は悲劇的であ 全文をよむ

2014-03-13 サウジアラビア:諮問評議会における女性への議席割り当てを国連が評価 (al-Hayat紙)

■国連:サウジアラビア諮問評議会における女性への議席割り当ては、世界的な女性議員数の増加に貢献      【ニューヨーク:本紙】      UNウィメン(ジェンダー平等と女性のエンパワーメントのための国連機関)と列国議会同盟は一昨日(11日)、世界の女性議員数は昨年1.5パーセント増加し、21.8パーセントにまで記録的な形で到達したと発表した。また、列国議会同盟のアンダース・ジョンソン事務局長は、「世界各国における女性議員の増加はいくつかの要因によって実現された。その最たるものは、サウジアラビア 全文をよむ

2014-03-12 ヨルダン:イスラエルによるズアイティル判事殺害に抗議のデモ (al-Hayat紙)

■ヨルダン:イスラエルに対する怒りがエスカレートし、ズアイティル判事殺害に抗議      【アンマン:ターミル・サマーディー】      イスラエル兵が一昨日(10日)、アンマンとヨルダン西岸を結ぶキング・フサイン・ブリッジに発砲し、ヨルダン人のラーイド・ズアイティル判事が殺害されたことに抗議して、ヨルダン国民の怒りは激しさを増した。      複数のデモが、国会、裁判所、職員組合前、首都アンマン西部のイスラエル大使館の周囲で発生した。暴動鎮圧のための装備を身につけた警官隊と、大使館の敷地に侵入 全文をよむ

2014-03-08 ヨルダン:国王と米国務長官、パレスチナ・イスラエル交渉最新情勢について討議 (al-Hayat紙)

■ヨルダン:ヨルダン国王アブドゥッラー2世とケリー米国務長官がパレスチナ・イスラエル交渉の最新情勢について討議      【アンマン:本紙】      ヨルダン国王アブドゥッラー2世は、昨日ヨルダン南部のアカバで急遽行われたジョン・ケリー米国務長官との会談の中で、イスラエル・パレスチナ間で今後行われるいかなる交渉も「ヨルダンにとって最重要事項である」と改めて明言した。      ヨルダン王室庁は短い声明を発表し、「ヨルダン王国短期間訪問中のケリー米国務長官と国王は、現在行われているパレスチナ・イ 全文をよむ

2014-03-07 エジプト:カタールからのアラブ諸国大使召還を支持、カタールを非難 (al-Hayat紙)

■エジプト:カタールからのアラブ諸国大使召還を支持、「アラブ民族の安全を乱している」としてカタールを非難      【クウェート:ハムド・ジャーシル、カイロ:本紙】      エジプト政府は、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、バハレーンによるドーハ(カタール)からの大使召還の決定を支持するとともに、「アラブ民族全体の安全を脅かしている」としてカタール政府を非難した。これに対して、クウェート政府国務大臣のシャイフ・ムハンマド・アブドゥッラー・ムバーラクは昨日(6日)、カタールからのクウェート大使召 全文をよむ

2014-03-06 イスラエル:シリア領ゴラン高原で「ヒズブッラー・メンバー」に向けて軍が発砲 (al-Hayat紙)

■イスラエル軍がゴラン高原でヒズブッラー・メンバーに発砲      【エルサレム:AFP】      イスラエル軍は昨日(5日)、「イスラエル・シリア国境」(訳注:実際は国境ではなく、シリア領内の兵力引き離しライン)付近で爆弾を設置していたレバノンのヒズブッラーのメンバー2人に向けて発砲、負傷させたと発表した。これに対し、シリア政府は1974年のシリア・イスラエル間の「兵力引き離し協定」違反だと非難した。      イスラエル軍は声明で「今日(5日)の早朝、ヒズブッラーのテロリスト2人が、ゴラン 全文をよむ

2014-03-05 カタール:サウジ、UAE、バハレーンの大使召還に遺憾の意 (al-Hayat紙)

■カタール:サウジ、UAE、バハレーンの大使召還に遺憾の意…決定はGCC外の事項における意見の相違による      【ドーハ:本紙】      カタール内閣は声明を発表した。その中で、サウジアラビア王国、アラブ首長国連邦、バハレーンのカタールからの大使召還の声明(http://alhayat.com/Articles/908799/)に対して、政府は遺憾と驚きを表明した。そして、その決定の理由は湾岸協力会議(GCC)外の事案における対立に起因すると述べた。      カタール内閣は声明の中で「サ 全文をよむ

2014-02-25 イスラエル:国連がイスラエルにパレスチナ人住居破壊の停止を要求 (al-Hayat紙)

■国連がイスラエルに対してパレスチナ人住居破壊の停止を要求      【ニューヨーク:アナトリア通信】      ジェフリー・フェルトマン国連事務次長(政治問題担当)は本日(25日)、「C」地区におけるパレスチナ人住居破壊政策の即時停止をイスラエルに要求した。「C」地区は、1993年パレスチナ民族代表部(PLO)とイスラエル政府の間で締結されたオスロ合意にもとづきイスラエルの完全な支配下にあるとされた諸地域からなり、ヨルダン川西岸地区総面積の61%を占めている。      フェルトマン氏は「パレ 全文をよむ

2014-02-25 レバノン:イスラエルによる空爆をめぐり情報錯綜 (al-Hayat紙)

■イスラエルによるレバノン領ベカーア高原への空爆をめぐり情報が錯綜      【ベイルート:本紙】      イスラエルがレバノンのベカーア高原の北部地域を狙った(空爆を行った)ことについて、情報が錯綜した。「ロイター通信」は「イスラエルの戦闘機がブリータール地区、ハリーバ地区を標的に空爆を行っている」と伝え他のに対し、「AFP通信」は、レバノンの治安情報筋が「イスラエルはレバノンとシリア国境地帯にいる「ヒズブッラー」を標的にしている」と述べたことを伝えた。これに関して、ヒズブッラー系衛星チャン 全文をよむ

2014-02-22 国連:シリア人道支援のための安保理決議を採択 (al-Hayat紙)

■全会一致でシリアへの人道支援導入の国際的決定…実施への脅威も      【ニューヨーク、ロンドン:本紙】      安全保障理事会は昨日(21日)、シリアに対して、近隣諸国との国境を越え、戦闘地域を通る「最短ルートで」、人道支援を続けることを全会一致で決定した。これは、この決議に、ロシアと中国が合意したことを受けている。この決定には、シリア政権の樽爆弾を使った民間人への爆撃の停止要求も含む。しかしながら、昨日さらなる樽爆弾が複数の地域に落とされ、その中にはアレッポのインザリーヤ地区も含まれ、同 全文をよむ

2014-02-22 エジプト:外相「ナイル川は協力の源」 (al-Hayat紙)

■エジプト:タンザニア訪問中のエジプト外相「ナイル川は紛争の源ではなく協力の源」      【カイロ:本紙】      エジプトのナビール・ファフミー外務大臣は昨日、ナイル川は「協力と繁栄の源であり紛争と緊張の源ではない」と訴えた。これは、以前の交渉ラウンドが暗礁に乗り上げたにもかかわらず、エジプト政府はナイル川流域諸国との交渉を継続する考えであること示すものである。以前の交渉ラウンドにおいては、エジプトの高官がエチオピアを「グランド・ルネサンス・ダム(ナフダ・ダム)」計画への協力のためエジプト 全文をよむ

2014-02-21 キエフでシリア革命の旗がはためく (al-Hayat紙)

■キエフでシリア革命の旗がはためく      【ベイルート:本紙】      ウクライナのデモ参加者はシリア革命の旗を意図的に掲げた。それは、シリアで起こっている殺戮(さつりく)を示唆するとともに、それとウクライナでの最近の出来事との、ある意味での関連を示唆したものだ。      ロシアは今日、ウェブサイト上にビデオを公開した。このビデオは瞬く間にSNS上で拡散され、これがシリア政権を支持している一部のSNSの活動家の怒りを呼び起こした。彼らは、ウクライナで起こっている革命は、アメリカのロシアの 全文をよむ

2014-02-20 サウジアラビア:サルマーン皇太子は日本政府との関係発展への関心を強調 (al-Hayat紙)

■サウジアラビア:サルマーン皇太子は日本政府との関係発展への関心を強調      【東京:本紙】      日本の明仁天皇は昨日(19日)、東京の皇居にサウジアラビア副首相兼国防相のサルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ皇太子を迎えた。天皇は皇太子を歓迎して午餐会を開催し、サウジアラビア代表団のメンバーと日本の高官らが出席した。      その後サルマーン皇太子は日本の安倍晋三首相と会談し、共に両国関係と地域問題および共通の関心事について協議した。皇太子はアブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィー 全文をよむ

2014-02-19 エジプト:スィースィー氏、露・米両代表団と会談 (al-Hayat紙)

■スィースィー氏が露軍事代表団と会談、一方で米代表団とも会談      エジプトの国防相アブドゥルファッターフ・スィースィー元帥は、マイク・ロジャース情報委員長率いる米議会代表団との会談の数時間後、空軍司令官ヴィクトル・ボンダレフ将軍を代表とする露軍事代表団と会談した。エジプト高官によると、露軍事代表団は昨日(18日)、カイロでスィースィー氏を含む軍高官らと会談を行い、そこでは「特に先週のスィースィー氏のモスクワへの歴史的訪問をうけて、空軍に関わる協力関係強化方法」について議論された。この訪問に 全文をよむ

2014-02-19 エジプト外相、ロシアとの戦略的協力を語る (Al-Ahram紙)

■エジプト・ロシアの政治・経済・軍事分野における戦略的協力   ■ナビール・ファフミー外相、本紙に語る      【ムハンマド・アブドゥルハーディー・アラーム(本紙)】      たとえ障害がいかなるものであろうとも、われわれは自分たちがエジプト人であることに誇りをもち、やればできるという全幅の信念をもって臨むべきである。エジプト外交の指揮者のナビール・イスマーイール・ファフミー外相との会見において、様々な重要テーマが取り上げられた中でもっとも強調されたのはこのことだった。エジプトは国家安全保障 全文をよむ

2014-02-18 ジュネーブ2:会議失敗についての各国の見解 (al-Hayat紙)

■アメリカ政府とロシア政府の間で「シリア戦争」が勃発      【モスクワ:ラーイド・ジャバル;リヤード、テヘラン、ロンドン:本紙】      アメリカ―ロシア間の戦線において昨日(17日)「シリア戦争」が勃発した。ジョン・ケリー米国務長官がロシア政府を激しく批判し、ジュネーヴでの交渉におけるバッシャール・アサド政権の「頑迷さ」はロシアの責任であると批判した。これに対し、セルゲイ・ラブロフ露外相は昨日、同様にアメリカの立場に激しく反論した。ラブロフ外相は、ロシアは安全保障理事会が人道状況を口実に 全文をよむ

2014-02-16 パレスチナ:ガザ政府はケリー案の枠組み合意に拘束されない (al-Hayat紙)

■ハニーヤ首相:ケリー国務長官の提案する枠組みでの合意に拘束されず      【ガザ:本紙】      ハマースが率いるガザ政府のイスマーイール・ハニーヤ首相は、ハマースは、パレスチナ問題解決のため、アメリカの後ろ盾のもとでなされるパレスチナ・イスラエル両当局間の「和平交渉におけるいかなる枠組み合意にも拘束されない」とし、パレスチナ国民のいかなる権利も決して断念及び放棄はしないと強調した。同時にハマースは、将来のパレスチナ国家に国際部隊を受け入れないことを明らかにし、国際部隊介入の際にはイスラエ 全文をよむ

2014-02-16 シリア:ジュネーブ2進展見られず、ブラヒミ特使シリア国民に謝罪 (al-Hayat紙)

■ブラヒミ特使、ジュネーブでの失敗を受けシリア国民に謝罪      【ジュネーブ、ダマスカス、ロンドン:本紙、ロイター、AFP】      アフダル・ブラヒミ国連・アラブ連盟共同特使は昨日(15日)、シリア国民に対しジュネーブでの和平交渉に何の進展も見られないことについて謝罪した。この謝罪は、交渉の第2ラウンドが次の会談を開くという合意以外、何の成果も得られないまま終わったことを受けてのものだ。反体制派の「シリア国民連合」代表団は、交渉のゴールが移行期統治機関の設置に関する議論に設定されない限り 全文をよむ

2014-02-15 モロッコ:国王はギニアからアフリカ訪問を開始 (al-Hayat紙)

■モロッコ:国王はギニアからアフリカ訪問を開始      【ラバト:ムハンマド・アシュハブ】      モロッコのムハンマド6世国王は昨日(14日)、ギニア、コートジボワール、マリを訪れるアフリカ訪問を開始した。そこでは、中央アフリカとサーヒル(サヘル)地域の情勢と政治的・経済的パートナーシップの活性化に関して、アフリカの諸指導者との会談が行われる。      この訪問に1年弱先立ち、モロッコ国王はセネガル、ガボン、またコートジボワールへの同種の歴訪をしていた。その際に、南側諸国との対話というス 全文をよむ

2014-02-14 エジプト:外務省「トルコ首相の発言は注目するに値しない」 (al-Hayat紙)

■エジプト外務省、「トルコ首相の発言は注目するに値しない」と反発      【カイロ:本紙】      トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン首相の「トルコは次期大統領選で選出されたいかなるエジプト大統領をも承認しない」との新たな発言は、エジプト政府高官や政治家らから広く怒りを買うこととなった。      エジプト外務省のバドゥル・アブドゥルアーター公式報道官は「あちこちで出されている、6月30日革命を『クーデター』と評するような声明は、応じたり注目したりするに値しない」と答え、「エジプト国 全文をよむ

2014-02-14 プーチン大統領、スィースィー氏を支持 (al-Hayat紙)

■プーチン大統領スィースィー氏の立候補を支持:責任ある決断      【モスクワ:ラーイド・ジャバル;カイロ:本紙】      ロシアのウラディミール・プーチン大統領は昨日(13日)、エジプト国防相のアブドゥルファッターフ・スィースィー氏が大統領に立候補したことを「責任ある決断」として支持を表明し「ロシア国民はあなたがたの成功を期待している」と述べた。スィースィー氏はモスクワ訪問を通じて「強いロシアの支持」を得るだろうと見込まれていたため昨日のプーチン氏とスィースィー氏の会見は政界やメディアに驚 全文をよむ

2014-02-13 イラク:暴力事件の増加に伴い米国による支援が求められる (al-Hayat紙)

■イラク:共通の敵に立ち向かうため、米国はイラクを支援する「義務」がある      【ロンドン:本紙】      米雑誌「フォーリン・ポリシー」が発表した最新の報告書は、イラクでの暴力事件が米軍撤退のもかかわらず増え続けており、そのペースは過去に例を見ないほど早くなっていると伝えた。別の報告書では、現在の情勢や「アル=カーイダ」の脅威に鑑みて、米国のイラクに対する支援継続の重要性を取り扱った。      これは「フォーリン・ポリシー」がイラクで起こっていることをフォローアップするためにウェブサイ 全文をよむ

2014-02-13 米仏大統領「シリアにおける解決の糸口はロシアとイランの消極的役割の是正にある」 (al-Hayat紙)

■オバマ大統領とオランド大統領、「シリアにおける解決の糸口は、ロシアとイランの消極的役割を正すことにある」      【ワシントン:ランダ・タキーッディーン】      アメリカのバラク・オバマ大統領とフランスのフランソワ・オランド大統領はホワイトハウスにおける首脳会談や過去2日間(11、12日)におけるさまざまな会合で多くの国際問題について協議を行った。その中で、中東地域に関連する諸問題も話し合われたが、特にシリア問題は大きな位置を占めた。またレバノン、イラン、エジプト、リビアも議題に上った。 全文をよむ

2014-02-12 エジプト:ナイル川の水危機問題が複雑化 (al-Hayat紙)

■新たな交渉ラウンドの失敗で、ナイル川水危機の複雑化が浮きぼり      【カイロ:アフマド・ムスターファー】      エジプト政府は昨日、「ナフダ・ダム(グランド・ルネサンス・ダム)」問題に関して、エチオピアとの交渉ラウンドが失敗したことを発表した。「ナフダ・ダム」は、エチオピア政府がその建設を計画する一方、エジプト政府はナイル川からの水の割り当てに対する影響を懸念していた。そしてこの事により、4年前から深刻化する危機の複雑さを浮きぼりにしている。      灌漑大臣は声明で、「エジプトとエ 全文をよむ

2014-02-11 モーリタニア:ムスリム同胞団がエジプト文化相スピーチを妨害 (Al-Ahram紙)

■モーリタニアのムスリム同胞団、サービル・アラブを攻撃      【アスマー・フサイニー、アラー・ザムル】      ムスリム同胞団の国際組織に加盟するモーリタニアの若者数十名は一昨日(9日)、ヌアクショット(モーリタニア・イスラム共和国首都)において、エジプト文化相ムハンマド・サービル・アラブのスピーチの際に妨害行為をはたらいた。これは、在モーリタニア・エジプト文化センター創立50周年を祝う一週間プログラム開会式での出来事である。モーリタニアのムスリム同胞団は、エジプト使節団の滞在を批判し、解 全文をよむ

2014-02-11 エジプト:ジハード主義者の指導者らはカタル、トルコに逃走する (al-Hayat紙)

■エジプト:ジハード主義者の指導者らはカタル、トルコに逃走する      【カイロ:アハマド・ラヒーム】      本紙は、エジプトの複数のジハード主義団体の幹部らが海外へ逃亡し、また別の幹部らはドーハへ出発する機会を待って潜伏しているとの情報を得た。      治安筋およびエジプトのジハード主義者筋は本紙に次のように語った。「『ジハード団』と『イスラーム集団』の両組織の多くの幹部がエジプトの刑務所で服役中である。その中には解任されたムハンマド・ムルスィー前大統領の任期中に釈放され、2013年8 全文をよむ

2014-02-09 チュニジア・アルジェリアの関係改善 (al-Hayat紙)

■チュニジア・アルジェリアの治安協力と(両国の)倦怠期に終止符を打つパートナーシップ合意      【チュニス:ムハンマド・ヤースィーン・ジラースィー】      昨日、チュニジアのマフディー・ジュムア首相とアルジェリアのアブドゥルマーリク・セラール首相の指導の下、チュニジア・アルジェリア合同委員会が開かれた。また昨日は「サーキヤ・スィーディー・ユースフ」事件56周年記念日であった。「サーキヤ・スィーディー・ユースフ」事件とは、植民地からの解放戦争における、チュニジアとアルジェリアとの協力の一場 全文をよむ

2014-02-06 パレスチナ:ヨルダンのヌスール首相、和平交渉への懸念 (al-Hayat紙)

■パレスチナ:ヨルダンのヌスール首相、和平交渉への懸念:われわれに知らされない解決策が出され、問題の当事者ではない局面への恐れ      【アンマン:ターミル・サマーディー】      ヨルダンのアブドゥッラー・ヌスール首相はパレスチナ自治政府とイスラエルの間の秘密交渉について驚愕し、また1993年に調印されたオスロ合意における密約を発見したことに対して、ヨルダンは恐れを抱いていると表明した。同首相は下院に対する希な声明のなかで「ヨルダンは、ヨルダン川西岸地区と死海において、いかなるヨルダン軍の 全文をよむ

2014-02-05 イスラエル:シリアのヨーロッパ人ムジャーヒディーンについての情報を収集 (al-Hayat紙)

■イスラエルはシリアのヨーロッパ人ムジャーヒディーンについての情報を収集      【被占領地エルサレム:アーマール・シャハーダ】      イスラエルは、諜報能力を高めるキャンペーンの一環として、政府高官らがいくつかのヨーロッパの国々の高官との密接な通信を行い、ヨーロッパの国際ジハード戦士についてのデータやレポートを提供したことを明らかにした。ジハード戦士らはバッシャール・アサド大統領政権との戦闘に参加するためにシリアに入国している。      イスラエル情報筋によると、イスラエルが伝えた諜報 全文をよむ

2014-01-28 チュニジア:アラブ諸国でホロコーストに言及した初の国に (al-Hayat紙)

■ホロコーストの記憶:イランはホロコーストを再承認、チュニジアはアラブ諸国でホロコーストに言及した最初の国に      【ベイルート:本紙】      毎年この時期になると、ユダヤ人、特にイスラエル国内に住むユダヤ人たちは、「ホロコースト」の名で世界的に知られるようになったユダヤ人の大量虐殺の記憶をふりかえる。      「ホロコースト」というこの言葉は、ナチスが第二次大戦期にアドルフ・ヒットラーの治世下で行った、ユダヤ人に対する虐殺行為を指して用いられる。いくつかのデータによれば、その虐殺の犠 全文をよむ

2014-01-26 イラク:6月に「F-16」戦闘機入手 (al-Hayat紙)

■イラク:6月に「F-16」戦闘機入手      【バグダード:ブシュラー・ムザッファル】      ヌーリー・マーリキー首相の側近は、イラク政府は米国製「F-16」戦闘機などの最初の導入を行い、来月には攻撃ヘリコプター「アパッチ」が到着すると発表した。イラク・リストの一員であるハーミド・ムトラク氏は「軍の装備を改め防衛を強化発展させることは必要だが、国の政治的な問題に関与しないことが条件である」と述べた。      国会安全保障・国防委員会のメンバーであるアッバース・バヤーティ氏は「F-16」 全文をよむ

2014-01-18 シリア問題:露外相、反体制派を攻撃 (al-Hayat紙)

■ラヴロフ氏はシリア反体制派を激しく攻撃し、ムアッレム氏はアレッポ「治安計画」を提示      【モスクワ:ラーイド・ジャブル】      ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外相は、シリア反体制派を「シリアの将来を決める会議の準備に携わる者としてはきわめて無責任である」と激しく攻撃し、またヤルムーク・パレスチナ難民キャンプやその他シリア諸地域の住民における人道にもとる惨状について直接言及する代わりに、惨状を口実にした外国軍事介入を一切許してはならないと述べた。一方、アレッポ市の惨状を打開するための「治安 全文をよむ

2014-01-15 クウェート会合:シリアへ24億ドルの拠出を発表 (al-Hayat紙)

■クウェートでのドナー会議、シリアの人々のため24億ドルを拠出すると発表      【クウェート:APF通信】      国連の後援のもとクウェートが主催したドナー会議は、シリア国民救済のため、24億ドル以上の拠出を誓約して(本日)水曜に閉会した。      潘基文国連事務総長は、65億ドルを集めることを目的としていたその会議の閉会演説で「会議を通して24億ドル以上の誓約が出された」と述べた。      5つの主要ドナー国は、本日に先だち会議(期間)中にすでに、シリア国民へ11.64億ドル相当の 全文をよむ

2014-01-09 ヨルダン:シリア難民帰還計画に関するフォーラムの開催 (al-Hayat紙)

■ヨルダン:シリア難民の安全な帰還計画      【アンマン:ヌールマー・ナアマート】      ヨルダンにおいて「政治経済開発フォーラム」はパネルディスカッションを開催した。これは「タラール・アブー・ガザーラ会社」が行った調査に関しての議論を行い、シリア難民の安全で尊厳に留意した帰還への戦略的計画を描くものであった。また現時点で何が難民に必要とされるかも話し合われた。      フォーラム終了後には「シリア避難民の帰還支援の宣言」が発表された。また国連を含むすべての国際機関や政府機関が合意した 全文をよむ

2014-01-06 イスラエル:テルアビブでアフリカ移民3万人超がデモ (al-Hayat紙)

■テルアビブでアフリカ移民3万人超がデモ      【エルサレム:AFP】      イスラエルに不法入国を行った3万人超のアフリカ人難民申請希望者が日曜日(5日)にテルアビブの中心でデモを行った。それはイスラエル当局が難民の地位を認めず、何百もの難民を拘留センターに留置することを非難するデモであった。      警察の報道官ルーバー・シマリーによると、この国でのこの類いのものでは最大の集結となったが「3万人を超えるデモはテルアビブを静かに行進した」と言う。      デモ隊はラビン広場に集結し 全文をよむ

2013-12-31 シリア:凄惨な「人道的惨禍」への対処における国際社会の失敗 (al-Hayat紙)

■凄惨な「人道的惨禍」への対処における国際社会の失敗      【ロンドン:本紙】      2013年、国際社会はこの1年間で凄惨さを増した、シリアの人道的危機の対処に失敗した。複数の国際機関は、2200万人に上るシリア国民の約半数が「迅速な援助を要する」状態にあると報告し、また、死者数の合計は12万人以上に増加し、負傷者も約50万人にのぼったと発表した。同様に、約700万人の人々が故郷を離れることを強いられ、そのうち300万人が難民になり、400万人が国内避難民になっている。      シリ 全文をよむ

2013-12-27 シリア:バルカン半島からシリアへの戦闘員の流入 (al-Hayat紙)

■国際治安機関の監視下で、ボスニアから「ダーイシュ(イラクとシャームのイスラーム国)」へと開かれた道      【ムハンマド・M・アルナーウート】      シリアをめぐるジュネーヴ会議開催へのカウントダウンが始まるとともに、「ヨーロッパ人ジハーディスト」の役割は終わりに到達したようだ。というのは、国際的な治安関係及びイスラーム関係の公的機関が最近になって、「ジハード」の名目でのシリア立入を禁ずるという統一的立場をとるようになったからである。こうした動きは今月(12月)5日以降、欧州連合(EU) 全文をよむ

2013-12-13 エジプト:スィースィーが「パーソン・オブ・ザ・イヤー」の候補から外されたことに怒り (Al-Ahram紙)

■ウォール・ストリート・ジャーナル:エジプト国民はスィースィーが「パーソン・オブ・ザ・イヤー」の候補から外されたことに怒り      【ワシントン:各国通信社】      ウォール・ストリート・ジャーナルの調査によれば、多くのエジプト国民がエジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー国防相が米タイム誌の「パーソン・オブ・ザ・イヤー」の候補者から外されたことに憤慨している。      同米紙(WSJ)は昨日(12日)の記事の中で、タイム誌が行ったウェブサイト上での読者アンケートによれば、スィース 全文をよむ

2013-12-09 ブリュッセルでシリアへの志願兵を募集していたイスラーム伝道者を逮捕 (al-Hayat紙)

■ブリュッセルでシリアでの戦闘への志願兵を募集していたイスラーム伝道者を逮捕      【ブリュッセル:AFP】       ベルギーの司法当局は月曜日、シリアのバッシャール・アサド大統領政権に対するシリアでの戦闘への志願兵募集の計画の疑いで、周知のイスラーム伝道者と彼の親族4人をブリュッセルで逮捕したことを公表した。       連邦検察当局は声明において、司法警察のテロ対応局はブリュッセルと首都北部のルーンドルズィールで未明、6件の家宅捜索を行い、5人を逮捕した。       連邦警察当局は 全文をよむ

2013-12-07 南アフリカ:マンデラ元大統領の死が世界中で弔われる (al-Hayat紙)

■南アフリカ:マンデラ元大統領の死が世界中で弔われる      【ロンドン:本紙】      95歳でこの世を去った南アフリカ共和国のネルソン・マンデラ元大統領の功績が世界中で称えられた。マンデラ氏はその人生のほとんどを、アパルトヘイトを撤廃し、国を統合するための戦いの中で過ごした。自由のための戦いのシンボルとなったマンデラ氏死去のニュースは、ワシントンからロンドン、パリを通ってモスクワ、北京へと駆け巡った。パリではフランス・アフリカサミットの開会が重なり、マンデラ氏の追悼式が執り行われた。マン 全文をよむ

2013-12-07 アルジェリア:マリの外交官拉致事件に関しイスラーム組織に支援要請 (al-Hayat紙)

■アルジェリア:マリにおける外交官の解放に関しイスラミスト指導者の援助を求める      【アルジェ:アーティフ・カダーダラ】      アルジェリアは、アル=カーイダと結びつきのある組織「西アフリカ統一聖戦運動」によって1年半以上前から誘拐されている外交官3名の解放に関し、マリ北部で活動するイスラーム主義者の組織「アンサール・ディーン」の指導者イヤード・アグ・ガーリー氏に援助を求めた。      アルジェリアは、1500万ユーロにのぼる身代金の支払い、あるいは同武装組織(西アフリカ統一聖戦運動 全文をよむ

2013-12-02 サウジアラビア:サウード外相、エジプト支援を同国外相に対し強調 (al-Hayat紙)

■サウード・ファイサル、ファフミー外相にエジプト支援を強調      【リヤド:アフマド・ガッラーブ】      駐サウジアラビア・エジプト大使アフィーフィー・アブドゥルワッハーブ氏によると、サウジ外相サウード・ファイサル王子は、同国を訪問したエジプト外相ナビール・ファフミー氏との会談において、「エジプトの安全と安定に対するサウジの立場と、現在エジプト政府が行っている努力の支援」を改めて強調した。       エジプト外相は昨日午後リヤドに到着し、2時間にも満たない訪問の中、サウード外相と会談を 全文をよむ

2013-12-01 イラク:政府はクルド・トルコ間石油協定に関する公式文書を受け取っていない (al-Hayat紙)

■バグダードはクルディスタン地域との協定締結を示すいかなる公式文書もトルコから受け取っていない      【バグダード:ブシュラー・ムザッファル】      イラク政府は、クルド地域政府首相ネチルヴァン・バルザーニー氏の先週のアンカラ訪問を通じて、トルコとクルド地域が石油協定を締結したという公式の情報は双方から出ていないと発表した。       アリー・ムーサウィー首相付広報顧問は本紙の取材の中で「今までバルザーニー氏がトルコと石油協定を結んだという公式の情報は存在していない」と述べた。     全文をよむ

2013-12-01 シリア:化学兵器廃棄は米船舶上で (al-Hayat紙)

■ワシントン「化学兵器庫」の中で最も危険な兵器を海上で破壊する見通し…他は民間企業へ委託      【ロンドン、ハーグ:本紙、AFP】      化学兵器禁止機関は昨日、米国が地中海において、シリアの化学兵器を米船舶上で処理する予定であると伝えた。      ハーグに本部を置く化学兵器禁止機関は、声明の中で「化学兵器処理作戦は、加水分解技術が用いられ、米船舶上で行われる」と述べた。さらに「現在、海軍が持つ作戦に適した船舶は作戦実行に向け調整下にあり、(その後)確認のため化学兵器禁止機関にゆだねら 全文をよむ

2013-11-29 シリア:ジュネーブ2、反体制派代表団の結成に先立つ問題 (al-Hayat紙)

■反体制派代表団の結成に先立つ問題―フォード前提条件の排除を呼びかけ      【ロンドン:イブラーヒーム・ハミーディー】      米露合意に含まれる項目の一つに、米政府が反体制派戦線に働きかけ、かつ「シリア国民連合」が反体制派代表団を形成した上で、ロシア政府がアサド政権のジュネーブ2会合への出席を説得するというものがある。これは、同連合を反体制派の中の主流勢力とみなし、交渉プロセスを主導するという考えに立っている。しかし、イスタンブールでの在シリア米大使ロバート・フォード氏と「シリア国民連合 全文をよむ

2013-11-27 イスラエル:EUとの学術的パートナーシップ継続において問題に直面 (al-Hayat紙)

■イスラエル、EUとの学術的パートナーシップに関するEUの提示条件で問題に直面      【ナザレ:アスアド・テルハミー】      イスラエルの高位の政界関係者は、欧州連合(EU)はイスラエルがある文書に調印することに固執していることを明らかにした。その文書は同国のEUとの学術的パートナーシップ合意に関するものであるが、EUは1967年の占領地において活動しているイスラエルの各機関を除外することを条件としている。そしてその事がイスラエルの意志決定者にとって実際的なジレンマとなっているのである。 全文をよむ

2013-11-27 スーダン:米国大統領特使へのビザ発給を拒否 (al-Hayat紙)

■スーダン:米国大統領特使へのビザ発給を拒否      【ハルツーム:アフマド・ヌール】      スーダン政府は、スーダン・南スーダン担当の米国大統領特使であるドナルド・ブース氏へ入国ビザを付与することを拒否した。そして、スーダン政府はアメリカのスーダンに対する役割は二国間の関係正常化関連付けた。      米国大使がエチオピアの首都アディスアベバとカイロを訪れた旅には、もともとハルツームとユバへの訪問も含まれていた。しかしその訪問で協議する議題や、ブース氏が面会を求めた政府要人のことでスーダ 全文をよむ

2013-11-25 スーダン:エリトリア大統領の訪問、反体制派はバシール逮捕を要請 (al-Hayat紙)

■アフェウェルキ大統領とバシール大統領が東スーダンで共同プロジェクト開始      【ハルツーム:ヌール・アフマド・ヌール】      24日、エリトリア大統領イサイアス・アフェウェルキとスーダン大統領オマル・バシールは、東スーダンの紅海州州都の港湾都市ポートスーダンで会談を行った。アフェウェルキ大統領は陸路でスーダンに入ったが、車両が故障した後、車列が道に迷ったという。      アフェウェルキ大統領は土曜日(23日)夜から日曜日(24日)にかけ、外交儀礼抜きで紅海州知事ムハンマド・ターヒル・ 全文をよむ

2013-11-24 サウジアラビア:クウェート、カタール首長と緊急会談 (al-Hayat紙)

■サウジ・クウェート・カタール緊急首脳会談、地域の諸問題について協議      【本紙:リヤド】      二聖都の守護者であるアブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズ国王は昨日(23日)、リヤドにある自身の宮殿で、クウェートのサバーフ・アフマド・ジャービル・サバーフ首長とカタールのタミーム・ビン・ハマド・アール・サーニー首長と会談した。同国王は、クウェートおよびカタールの首長らと緊急の会議を開いた。アブドゥッラー国王は、会議の始めにあたり、サバーフ・ハマド首長とタミーム・アール・サーニー首長 全文をよむ

2013-11-21 サウジアラビア:安保理にシリア危機解決のための団結を迫る (al-Hayat紙)

■サウジアラビア、安保理にシリア危機解決のための団結を迫る         【クウェート:本紙】      サウジアラビアのアブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズ国王は昨日、シリア危機解決へ至るための団結を国連安保理に迫った。そして、クウェートにおける第3回アラブ・アフリカ首脳会議を前に、同国の外務大臣サウード・ファイサル王子が国王の代理で発表した声明において、アラブとアフリカの関係、及びその前進と発展の妨害を試みる者に対し警告を発した。      そして「このレベルの会議はシリア危機、そし 全文をよむ

2013-11-21 サウジアラビア:パレスチナのアッバース大統領の来訪 (al-Hayat紙)

■サルマーン皇太子:アッバース大統領に対し入植は明白な国際法違反と述べる      【リヤド:本紙】      サウジアラビアの皇太子、副首相兼国防相のサルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ王子は、昨日リヤドで、マフムード・アッバス議長一行との会談中、「イスラエルのあらゆる入植地建設計画」に対する王国の非難を確認し、次のことを強調した。「それらの計画は和平の前に障害を形づくり、国際的な諸決議に著しく反する。その上、それらの計画は、パレスチナ人民の正当で確固たる権利の侵害である」。また、サルマーン 全文をよむ

2013-11-18 シリア:パレスチナ難民キャンプ、戦場と化す (al-Hayat紙)

■国連担当者、シリアでのパレスチナ難民キャンプは戦場になったと語る      【アンマン:UPI】      国連パレスチナ難民救援事業機関(UNRWA)のシリア担当局長マイケル・キンズリー氏は月曜日、シリアのパレスチナ難民キャンプは「戦場となってしまった」と述べた。      キンズリー氏はヨルダンの首都アンマン南部の死海の地で開催されたドナー国とUNRWAコンサルティング委員会との会合への参加中、「この国に平和的解決が存在しない状態では、シリアの来るべき将来を予測することは誰もできません」と 全文をよむ

2013-11-15 国連、シリア難民のヨーロッパ諸国からの強制送還を懸念 (al-Hayat紙)

■国連、シリア難民のヨーロッパ諸国からの強制送還を懸念      【ジュネーブ:AFP】      国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は15日金曜日、欧州連合(EU)加盟国、特にギリシャとブルガリアからのシリア難民の強制送還を批判した。UNHCRのエイドリアン・エドワーズ報道官は記者会見で「強制送還や入国の阻止は、亡命希望者をより多くの危険やショックにさらすことになる」と述べた。      エドワーズ報道官は特に、12日火曜日にトルコからエブロスを経由してギリシャへの入国を試みた子供連れの家 全文をよむ

2013-11-12 サウジアラビア:安保理でアラブに常任理事国議席を要求 (al-Hayat紙)

■サウジアラビアは安全保障理事会でのアラブに常任理事国議席1議席を要求      【ニューヨーク:本紙】       サウジアラビア王国は、安全保障理事会でアラブ諸国には常任理事国議席を1議席もつ権利があると強調した。そして、パレスチナ問題の公正な解決の達成と、シリア危機にシリア人民の期待に応えるよう対処することについての安保理の失敗を強く批判した。      サウジのアブドゥッラー・ムアッリミー国連大使は国連総会演説において「安全保障理事会がもはや存在しない過去の世界しか反映しておらず、安保理 全文をよむ

2013-11-11 駐ナイジェリア・エジプト大使:エジプト航空は両国関係の深化に貢献した (al-Hayat紙)

■駐ナイジェリア・エジプト大使:エジプト航空は両国関係の深化に貢献した      【アブジャ:中東通信社】      駐アブジャ・エジプト大使のアシュラフ・アブドゥルカーディル・サラーマ氏は、エジプト航空が担っているエジプトとナイジェリアの国民の友好関係を深化させる役割の重要性を強調した。      サラーマ大使は、昨夜、エジプト航空アブジャ支店長ムハッラム・アブドゥッラフマーン氏のナイジェリアの首都アブジャにおける任期終了に際して、同氏のためにレセプションを開催した。そのレセプションの場におい 全文をよむ

2013-11-06 モロッコ:アルジェリアとのサハラ紛争解決への悲観論 (al-Hayat紙)

■アルジェリアとのサハラ紛争の解決についてのモロッコの悲観論      【ラバト:ムハンマド・アシュハブ】      モロッコとアルジェリア間の西サハラ問題における対立が再燃したことを受け、全当事者が満足する解決に到達するためのプロセスを取り巻く悲観的な雰囲気の中で、モロッコのムハンマド6世国王は今日、モロッコ国民に向けて演説を行う。これは、1975年の同日に35万人の志願者が参加し、サハラ砂漠に向かって行進した「緑の行進」の記念日に際して行われる。      複数の情報筋に予測によると、国王は 全文をよむ

2013-11-02 エジプト:米国務長官訪問予定、同胞団デモでは逮捕者 (al-Hayat紙)

■「同胞団」のデモ行進での暴力と複数件の逮捕      【カイロ:ムハンマド・サラーフ】      カイロ当局は、アメリカのジョン・ケリー国務長官が明日(3日)同地を訪れ、複数のエジプトの高官と数時間の会談を行うと発表した。しかしながらワシントンが発表した同長官の中東歴訪の日程にはエジプトは含まれていない。一方「ムスリム同胞団」は昨日(1日)、その同盟者らとともに、「国民の意志による審理」のスローガンを掲げデモ行進を行った。これにより複数の衝突が起こり、負傷者が発生し数十名が逮捕された。     全文をよむ

2013-10-20 シリア:人権監視団、内戦への国際社会の対応を批判 (al-Hayat紙)

■シリア:人権監視団は化学兵器に焦点を当てる国際社会を批判      【ロンドン:AFP】      シリア人権監視団の創立者であるラーミー・アブドゥッラフマーンは、化学兵器に焦点を当て、シリアでの断続的な大虐殺を無視する国際社会の「偽善」を批判した。      ラーミー・アブドゥッラフマーンと彼のボランティアスタッフは、2011年3月の騒乱開始以来イギリスの中心部に位置するコヴェントリー市から毎日死傷者数を公表してきた。      アブドゥッラフマーンは、ロンドンでのフランス通信社(AFP)と 全文をよむ

2013-10-18 シリア:英外相、シリアの友人たち閣僚級会議の開催を発表 (al-Hayat紙)

■ヘイグ、ロンドンでのシリアの友人たち外相級会議の開催を発表      【ロンドン:UPI】      イギリスのウィリアム・ヘイグ外務大臣は、今月22日ロンドンにて、シリアの友人たちグループの主要11カ国の外相が会談を行い、シリア情勢ならびに「ジュネーブ2」会議について討議すると発表した。      ヘイグ外相は「安保理は先月の国連総会の会議で、シリアに関し、ジュネーブ声明適用のための国際会議開催を呼びかける決議2018(原文のまま。決議2118号を指すと思われる)を採択した。同声明では、シリ 全文をよむ

2013-10-07 サウジ国王、エジプト暫定大統領と会談 (al-Hayat紙)

■二聖地の守護者、エジプト暫定大統領アドリー・マンスールと会談      【ジッダ:本紙】      二聖地の守護者アブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズ・アール・サウード国王は今日午後、ジッダにある彼の宮殿で、エジプト・アラブ共和国暫定大統領アドリー・マンスールと会談した。会談の初めに、二聖地の守護者は、エジプト暫定大統領とその付添い人たちを、彼らの第二の故郷であるサウジアラビア王国での滞在が良いものとなるよう願い、彼らを歓迎した。そしてアドリー・マンスールは今度は彼のほうから、二聖地の守 全文をよむ

2013-10-02 エジプト:12カ国がエジプト観光禁止を解除 (Al-Ahram紙)

エジプト:12カ国がエジプト観光禁止を解除      【ラシャー・アブー・マジド:MENA】      ヒシャーム・ザアズーウ観光大臣は、昨日(1日)朝に加わったアイルランドを含めた欧州12カ国がエジプト観光禁止を解除したと述べた。これは、8月半ばの事件直後からこの件に関して観光省が行ってきた、欧州諸国に対する説得の成果である。      観光大臣は財政金融会議(GTM)の席上で「観光省は次の段階の計画を持っている。その計画は、外国で広まっているエジプトに対する心理的な不安定のイメージを取り去る 全文をよむ

2013-09-20 チュニジア:ALESCO、ヨルダンのシリア難民学生への支援を要請 (al-Hayat紙)

■ALESCO、アラブ諸国に対してヨルダンにいるシリア難民学生への教育支援を呼びかける      【チュニス:AFP】      アラブ連盟教育文化科学機関(ALESCO)は、アラブ諸国に対してヨルダンに避難している7万人以上のシリア人学生の需要を満たすため必要な教育支援を呼びかけた。      ALESCOは声明において「ALESCOは国民、政府、関係省庁、機関、組織、民間団体(NGO)などを含むすべてのアラブ人に、教育省を代表とするヨルダン政府への援助を要請する。7万人を超えるアラブ・シリア 全文をよむ

2013-09-20 パレスチナ:ガザ政府、エジプトに対し漁師5名への判決見直し要請 (al-Hayat紙)

■ガザ政府はエジプトに対し、「ガザの」漁師5人に対する懲役判決の見直しを要請      【ガザ:本紙】      ガザ地区で「ハマース」が主導する政府のイーハーブ・グッスィーン報道官は、エジプト当局に対し、(ガザの)漁師5人に対する判決の見直しを要求した。これらの漁師5名は、数日前エジプトの領海に侵入したことから、エジプト海軍により逮捕された。      グッスィーン報道官は昨日(19日)声明で「この判決に関して、ガザとエジプトの姉妹間の緊張と(関係の)行き詰まりを助長することになる」との見解を 全文をよむ

2013-09-16 ジュネーブ合意:シリア危機解決へ向けた一歩 (al-Hayat紙)

■ジュネーブ合意:シリア危機解決へ向けた一歩      【ロンドン、エルサレム、北京、ダマスカス:本紙、ロイター、AFP】      昨日(15日)、ジョン・ケリー米国務長官とセルゲイ・ラブロフ露外相の「ジュネーブの取り引き」の結果が明らかにされた。この合意はシリア危機解決のための一歩に過ぎないもので、米国政府はバッシャール・アサド大統領政権に対する武力行使の脅威を「実際には」引き下げてはいない。      ローラン・ファビウス仏外相参加の下、フランソワ・オランド仏大統領は今日、ウィリアム・ヘイ 全文をよむ

2013-08-29 エジプト:マラウィ博物館修復に向けた国際的取り組み (al-Hayat紙)

■エジプト:マラウィ博物館修復に向けた国際的取り組み      【カイロ:サーミル・スライマーン】      国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)は、考古遺物の損傷修繕のエキスパートや専門家を含む派遣団を送り、上エジプト・ミニア市のマラウィ博物館で破壊されたエジプトの考古遺産修復の支援をすると発表した。博物館の襲撃と破壊は、解任されたエジプト大統領ムハンマド・ムルスィー支持者たちによるラービアならびにナフダ広場での座り込みを治安部隊が強制排除した直後に起こった。      派遣団は、博物館の収蔵 全文をよむ

2013-08-28 ヨルダン:シリア国境地帯にパトリオット・ミサイル、ヨルダン軍は「厳重緊急令」下に (al-Hayat紙)

■ヨルダン:シリア国境地帯にパトリオット・ミサイルが配備され、ヨルダン軍は「厳重緊急令」下に置かれた      【アンマン:ターミル・サマーディー】      ヨルダンの複数の高官筋は昨日(27日)、本紙に対して、バッシャール・アサド体制への軍事攻撃の時期が迫っている一方、シリア国内におけるさまざまな事態の進展に応じて、ヨルダン南部砂漠地帯の一隅にあった欧米の軍事部隊がここ数日間のうちにヨルダン・シリア国境地帯へ移動していると語った。      いずれも匿名を条件とするこれら情報筋が明らかにした 全文をよむ

2013-08-28 エジプト:大イマームに対するエルドアンの声明への広範な非難 (Al-Ahram紙)

■大イマームに対するエルドアンの声明への広範な非難      【本紙:ムハンマド・アンズ、アマーニー・マージド、イサーム・ハーシム、シャーディア・ユースフ】      エルドアン・トルコ首相が(アズハルは軍事クーデターを支援していると、)アズハル総長であるアフマド・タイイブ博士を中傷するような声明を出したことに対し、エジプト政府、諸政治勢力、政党、および国民的、宗教的な著名人が激しく抗議した。      複数の勢力、政党、および国民的、宗教的な著名人が政府に対し、大イマームに対するエルドアンの中 全文をよむ

2013-08-22 エジプト:EUはエジプトに対して弾圧のための装備輸出一時停止 (al-Hayat紙)

■ヨーロッパ連合(EU)は支援を継続、「国内の弾圧に使われる装備」の輸出を一時停止      【パリ:ランダ・タキーッディーン;ブリュッセル:本紙】      ヨーロッパ連合(EU)の外相は昨日(21日)、エジプトに対し「国内の弾圧」行為に使われる可能性のある軍事上、治安上の装備の輸出を一時停止すると発表した。しかし同国に対する支援はこれまで通り継続する。EUの決定はエジプトにおける事態の進捗状況を考慮して発表され、EUは治安部隊による「不適切な暴力」を強く非難した。また警察官や政府の建物、教会 全文をよむ

2013-08-22 イスラエル:ベン・エリエゼル「アサドは一線を越えた」 (al-Hayat紙)

■ベン・エリエゼル:アサドはオバマ大統領と国際社会が定めた最後の一線を越えた      【エルサレム:アーマール・シハーダ】      イスラエル指導部はシリアのバッシャール・アサド大統領による化学兵器使用に関する報告の直後、同大統領への挑発を強めた。この時点で、イスラエルの専門家は写真や被災者の証言から化学兵器使用は確証できないとした。      しかし諜報機関の推測を理由に、治安指導部および政治家たちは、このような化学兵器がレバノンのヒズブッラーの手に渡るのを防止するために必要な措置をとるこ 全文をよむ

2013-08-17 イラク:ヨルダン囚人を解放 (al-Hayat紙)

■イラクは同地にいる多くのヨルダン囚人を解放する見込み      【アンマン:AFP】      昨日金曜(16日)ヨルダン外務省は、イラク政府が大統領命令に基づき同国で投獄されているヨルダン人多数を釈放すると発表した。第一リストには8人の投獄者が含まれている。      ヨルダン国営通信社「ぺトラ」が外務省報道官サバーフ・ラーフィイーの発言として伝えたところによれば「駐イラク・ヨルダン大使は、イラク大統領官房長官を通じ、第一リストにある8人のヨルダン人受刑者を釈放せよとの大統領命令にフダイル・ 全文をよむ

2013-07-13 ヨルダン:シリア難民、貧窮と離郷の厳しさの中で過ごすラマダーン (al-Hayat紙)

■ヨルダンのシリア難民:涙と貧窮と離郷の厳しさの中でラマダーン月の断食      2013年7月13日『ハヤート』      【マフラク(ヨルダン東部):ターミル・サマーディー】      シリア難民ラドワ・アフマド(32才)は両目に涙を浮かべ、故郷ヒムスから遠く離れて過ごすラマダーン月について話す。彼女は家族の半分をそこへ残したままで「殺人行為と大量の流血」が彼女たちを引き離したという。      ラドワは数日前、シリアと隣接する国境の町マフラク(ヨルダン東部)に到着した。彼女は気持ちを落ち着 全文をよむ

2013-06-04 トルコ:反政府デモにより、エルドアン首相のマグリブ諸国訪問日程短縮 (al-Hayat紙)

■トルコでの抗議運動により、エルドアン首相はマグリブ諸国歴訪の期間短縮を余儀なくされる      2013年6月4日『アル=ハヤート』      【ラバト:ムハンマド・アル=アシュハブ】      複数の外交筋によると、トルコのレジェップ・タイイプ・エルドアン首相が、マグリブ諸国歴訪の日程を短縮する模様である。この歴訪はラバトを皮切りとし、アルジェリア、チュニジアへの訪問が決まっていた。日程は各3カ国(モロッコ・アルジェリア・チュニジアの)でそれぞれ1日ずつ短縮される見込みで、トルコでの抗議活動 全文をよむ

2013-05-29 エジプト:外務省、エチオピア大使とコンタクトを取る (Al-Ahram紙)

■エジプト:外務省、エチオピア大使に対してグランド・ルネッサンス・ダムへの対処で調整する必要性を強調      2013年5月29日『アル=アハラーム』      【本紙】      アフリカ担当副外務相のアリー・アル=ハフニー氏は、在カイロ・エチオピア大使のムハンマド・ダリール氏に対して、木曜日に外務省本部会合を行うことを呼びかけた。      同氏は、エジプトがグランド・ルネッサンス・ダムのアセスメント担当国際専門家委員会に関する報告書の発行を待っていると言及した。当委員会には、エジプト、ス 全文をよむ

2013-05-29 エジプト:エチオピア、青ナイル川の水流の切り替えを始める (Al-Ahram紙)

■エジプト:エチオピア、青ナイル川の水流切り替えを始める。   ■政治勢力:明確な返答と強固な外交活動を要求。      2013年5月29日『アル=アハラーム』      【本紙、ムハンマド・ヒジャーブ、アビール・アル=ムルスィー、フスニー・カマール、ハーズィム・アブードゥーマ】      エチオピア政府による青ナイル川(ナイル川の支流のひとつ)の水流の変更は、政治の場に驚愕、緊急の解決措置を取る要求を引き起こした。それは、人民勢力や政治勢力が、エジプトの水の安全保障に対してエチオピアのグラン 全文をよむ

2013-05-28 エジプト:大統領府、青ナイル川水流の変更は、エジプトの割当水量に悪影響は与えない (Al-Ahram紙)

■エジプト:大統領府、青ナイル川の水流の変更は、エジプトの割当水量に悪影響は与えない。      2013年5月28日『アル=アハラーム』      【カイロ:中東通信社】      大統領府の公式スポークスマンであるウマル・アーミル氏は、エチオピアが発表した青ナイル川の水流変更に関する決定は、エジプトに流入する水量になんら悪影響を及ぼさない、と述べた。そして、その変更は工学技術的な措置であり、単に水流の切り替え、もしくはその乾燥が行われるだけだと指摘した。      アーミル氏は、火曜日に大統 全文をよむ

2013-05-28 エジプト:エチオピア国務大臣、グランド・ルネッサンス・ダムの目的は発電 (Al-Ahram紙)

■エジプト:エチオピア国務大臣、グランド・ルネッサンス・ダムの目的は電力生産のみ、エジプトの割当水量に影響を与えることは不可能      2013年5月28日『アル=アハラーム』      【アディスアベバ、ムハンマド・フワード】      エジプトメディアの代表者らは、アディスアベバで開催されている第21回アフリカ連合サミットを機に、エチオピアの海外担当国務大臣であるブルハーン・ジャバル・クリストゥス氏に対してインタビューを行った。同氏は、エチオピア政府で大統領に次ぎ重要な人物だ。      全文をよむ

2013-05-26 エジプト:ナイル川流域諸国間での協調、すべての当事国の利益原則の実現を望む (Al-Ahram紙)

■エジプト:ナイル川流域諸国間での協調、すべての当事国の利益原則の実現を望む         2013年5月26日『アル=アハラーム』      【本紙】      ムハンマド・ムルスィー大統領は日曜日(26日)エジプトが、ナイル川流域諸国間での協調、すべての当事国の利益原則の実現、そして、あらゆる流域諸国に対して損害を被ること抜きに、開発プロジェクトや取り組み強化を行うことを望むと確証した。      そのことは、ムルスィー大統領が日曜日午後、ケニアのウフル・ケニヤッタ大統領と会談を行った際に 全文をよむ

2013-05-24 エジプト:イスラエル系企業とグランド・ルネッサンス・ダムの関係 (Al-Ahram紙)

■イスラエル系企業、グランド・ルネッサンス・ダム(エチオピア)の電力販売と送電を受注、ムルスィー大統領のアディスアベバ到着より数時間前      2013年5月24日『アル=アハラーム』      【本紙、ムハンマド・アル=アジュルーディー、イスラーム・ファラハート】      本紙に対して信用に値する情報筋が昨日(23日)明らかにしたところによれば、エチオピア政府は、エチオピアでの送電・電力供給・運営の業務をイスラエル系企業に委託したという。その中には、現在第1段階の実施が行われているグランド 全文をよむ

2013-05-24 エジプト:ムルスィー大統領、アフリカ・サミットに参加 (Al-Ahram紙)

■エジプト:ムルスィー大統領、アディスアベバでのアフリカサミットに参加      2013年5月24日『アル=アハラーム』      【本紙】      ムハンマド・ムルスィー大統領は、今日(24日)の夜アディスアベバに到着した。アフリカ連合加盟国の首長らとの例外サミットに参加するためだ。今回のサミットは、現在アフリカ連合へとその名を変えたアフリカ統一機構設立50周年を記念して開催される。      ムルスィー大統領は、あさって(26日)には、第21回アフリカ連合首長会議に参加する予定だ。本会議 全文をよむ

2013-05-17 アッバース大統領とムルスィー大統領、国際社会にエルサレムのイスラームの聖地の保護を求める (al-Hayat紙)

■エジプト:アッバース大統領とムルスィー大統領、国際社会にエルサレムのイスラームの聖地の保護を求める      2013年5月17日『アル=ハヤート』      【カイロ:ジーハーン・アル=フサイニー】      ムハンマド・ムルスィー大統領は昨日(16日)カイロでマフムード・アッバース大統領(アブー・マーズィン)を接見し、彼とパレスチナの和平と和平プロセスの再開のための取り組みについて話し合う会談を行なった。またこの会談では、シリアの危機の進展についても話し合われた。この会談の後、エジプト大 全文をよむ

2013-05-07 アルジェリアとチュニジア両国の「ジハード主義者」の会合開催の情報をうけ、アルジェリアがチュニジア国境に軍を展開 (al-Hayat紙)

■アルジェリア:同国とチュニジアの「ジハード主義者」の会合開催の情報をうけチュニジア国境に軍を展開       2013年5月7日 『アル=ハヤート』      【アルジェリア: アーティフ・カダーダラ】      アルジェリア・チュニジア間の国境付近の消息筋によると、アルジェリア軍の強化が大きく、チュニジア国境付近の森林地帯へと向かわざるを得なくなったという。その一方で、治安筋は(アルジェリアとチュニジア)両国間の「ジハード主義者」の幹部会合について語った。このことは、チュニジア西部の武装勢力 全文をよむ

2012-12-12 EU代表:エルサレム周辺の入植地建設は「大きな懸念」ヨルダン川西岸地区を2分する (al-Hayat紙)

EU代表:エルサレム周辺の入植地建設は「大きな懸念」ヨルダン川西岸地区を2分する      【ロンドン:カミール・アッ=タウィール】      2012年12月12日『アル=ハヤート』      EUの中東和平プロセス担当アンドレア・ライニコフ特使は、EUの占領パレスチナの領土におけるイスラエルの入植地建設問題に対する立場は変わっておらず、エルサレム周辺に新たな入植地を建設することは「大きな懸念」であり「受け入れられない」と述べた。      また本紙に対し「中東地域の人々のために、我々は平和に 全文をよむ

2012-12-11 ワシントン:アン=ヌスラ戦線の登録は自由シリア軍に対抗するものではない (al-Hayat紙)

■ワシントン:「アン=ヌスラ戦線」をテロ組織に指定することは自由シリア軍に対抗するものではない      2012年12月11日 火曜日 『アル=ハヤート』      【ワシントン、ジュワイス・カルム、ロンドン:本紙】      アメリカ政府関係者高官は昨日(10日)アン=ヌスラ戦線をテロ組織として指定することは自由シリア軍に対抗するものではないと強調し、反対派の武装勢力がアンタルヤ共同指導部の下で統合化しようとする努力を歓迎した。      また、アメリカ高官は本紙に対して、オバマ政権は今日( 全文をよむ

2012-12-11 ミシュアル氏を擁護するアッバース大統領に対するイスラエルの国際広報活動 (al-Hayat紙)

■ミシュアル氏を擁護するアッバース大統領に対するイスラエルの国際広報活動      【占領地エルサレム:アーマール・シャハーダ】      2012年12月11日 火曜日 『アル=ハヤート』      イスラエルは、パレスチナ当局のマフムード・アッバース大統領とハマースの政治局長に対する国際的なキャンペーンを作り上げた。その目的は、この二人を、イスラエルの殲滅を呼び掛ける態度を持ち、和平を拒む人物として示すことである。ヨーロッパ諸国において、同キャンペーンに関して様々なイメージが掛けられているが 全文をよむ

2012-12-11 イスラエルへ6,900個の高性能爆弾を支援 (al-Hayat紙)

■アメリカ:イスラエル支援のための誘導爆弾6,900発      2012年12月11日 火曜日 『アル=ハヤート』      【占領地エルサレム:アーマール・シャハーダ】      イスラエルの新聞記者の情報筋によれば、アメリカが650万ドルに及ぶ誘導爆弾6,900発をイスラエルに対して供給することを決定した。それは、ガザ地区に対する最近の「雲の柱作戦」でイスラエル軍が被った損害を補償するためだという。      イスラエル国民によると「雲の柱作戦」後、ロケット弾、ミサイル、爆弾などの武器の備 全文をよむ

2012-12-01 パレスチナ自治政府のオブザーバー国家資格獲得に対する各国の反応 (Al-Ahram紙)

■アブー・マージン(マフムード・アッバース):パレスチナ自治政府がオブザーバー国家資格を得ることをやめさせるための強い圧力があった      2012年12月1日『アル=アハラーム』      【カイロ:アル=アザブ・アッ=タイイブ・アッ=ターヒル、ハーラ・アフマド・ザキー、バースィル・ユスリー ベルリン:マージン・ハサーン ロンドン:アーミル・スルターン アンマン:サリーム・アル=マアーニー ウィーン:ムスタファー・アブドゥッラー アンカラ:サイード・アブドゥルマジード】      パレスチナ 全文をよむ

2012-11-21 イエメン:「エミレーツ航空」サナアに毎日就航 (al-Hayat紙)

■「エミレーツ航空」サナアに毎日就航      2012年11月21日『アル=ハヤート』      【サナア:本紙】      「エミレーツ航空」は、イエメンでの操業開始から16年が経過したことに合わせて、サナア・ドバイ便を週1便から1日1便へと増加した。      1996年、「エミレーツ航空」はイエメンに第1便を就航させ、1996年11月28日サナア国際空港に最初の便が着陸した。(現在)既に週3便の運航が開始されており、本日、週7便へと至った。またイエメン便には、3クラスに分けられたエアバス 全文をよむ

2012-11-14 イスラエル、パレスチナの国連加盟申請に対抗してオスロ合意の破棄を警告 (al-Hayat紙)

■イスラエル、パレスチナの国連加盟申請に対抗してオスロ合意の破棄を警告      2012年11月14日『アル=ハヤート』      【占領下エルサレム:アーマール・シャハーダ】      イスラエルは、国連でパレスチナをオブザーバー国家として承認するよう求めるパレスチナ自治政府の動きを阻止するために国際的な働きかけを強化している。イスラエル外務省は、パレスチナの要求を拒否するとの同国の立場を説得するよう各国連加盟国に駐在する大使や外交使節団に指示を出した。同国大使らは各国代表に対して、「このよ 全文をよむ

2012-11-03 イスラエル:エジプトの政権に対する評価 (al-Hayat紙)

■エフード・バラク国防相、エジプトの体制が独裁であるとの発言に抗議し、エジプトの内政に対する不干渉を強調      2012年11月3日『アル=ハヤート』      【占領下エルサレム:アーマール・シャハーダ】      ムハンマド・ムルスィー大統領率いる(エジプトの)統治体制は「恐怖の独裁」であるとした国防省のアモス・ギルアド政治・治安局長の発言が、エジプトとの良好な関係を望む国防省内で相違を惹起した。エフード・バラク国防相は声明を発表し、ギルアド局長の発言に反対の意を表明した。また同局長の発 全文をよむ

2012-11-02 イスラエルが初めて「アブー・ジハード」氏の暗殺への関与を認める (al-Hayat紙)

■イスラエルが初めて「アブー・ジハード」氏の暗殺関与を認める。動機不明の措置、イスラエルを法的に追及するための道を開く可能性      2012年11月2日『アル=ハヤート』      【ナザレ:アスアド・タルハミー、 ラーマッラー:本紙】      たくさんの疑問符が付く措置の中で、イスラエル軍検閲局は(イスラエルの)「イディオット=アハロノット」新聞社に対し次の報道を公開することを許可した。その内容というのは「イスラエル軍が1987年4月15日に、当時のPLOナンバーツーであったカリール・ア 全文をよむ

2012-10-28 エジプト: アル=カーイダのリーダー、アッ=ザワーヒリー氏の声明に対する反応 (al-Hayat紙)

■エジプト: イスラーム主義者たちがアッ=ザワーヒリー氏がムルスィー大統領を“煽動している”とみなす一方で大統領府はアッ=ザワーヒリー氏の批判を無視      2012年10月28日(日)『アル=ハヤート』   【カイロ:本紙】      「アル=カーイダ」の指導者のアイマン・アッ=ザワーヒリー氏はエジプトのムハンマド・ムルスィー大統領の統治に対し、厳しい批判を述べた。アッ=ザワーヒリー氏はエジプト人に対し“イスラーム法を施行するための新たな革命”を呼びかけた。一方でエジプト共和国大統領府は、ア 全文をよむ

2012-10-12 イスラエル 中東戦争時のエジプト人捕虜への拷問・侮辱が明らかに (al-Quds al-Arabi紙)

■イスラエルのビデオ映像 中東戦争時のエジプト人捕虜への拷問・侮辱が明らかに   ■軍服を脱がされた上での、残酷な暴力に晒されたことが明るみに出る      2012年10月12日『クドゥス・アラビー』      【ガザ:本紙、アシュラフ・アル=ハウル】      イスラエルのとあるインターネットサイトが、古いビデオ映像を伝えた。映像では、1967年の中東戦争時に、イスラエル軍兵士が、エジプト人兵士捕虜に対し屈辱的な拷問を行う様子が撮影されている。また軍服を脱がせ、下着だけにさせて、暴力的に殴っ 全文をよむ

2012-09-20 イスラエル:ゴラン高原での大規模軍事演習 (al-Hayat紙)

■イスラエル、急襲の準備をしているのではないとシリアに保証      2012年9月20日木曜日『アル=ハヤート電子版』      【占領下エルサレム:アーマール・シャハーダ】      イスラエルは国連を通じてシリアに保証のメッセージを送り、シリアに対する奇襲戦争や北部地域での戦争の準備をしているのではないと伝えた。また、昨日ゴラン高原でイスラエル軍が開始した軍事演習は挑戦や警告ではなく、あらゆる緊急事態に備えるために行っている訓練計画の一環であるとした。      しかしこうした保証のメッセ 全文をよむ

2012-09-10 イスラエル:シリア、ヒズブッラー、ハマースなどのミサイル戦力に懸念 (al-Hayat紙)

■イスラエル、エジプトとの軍用潜水艦契約を破棄するようドイツに圧力      2012年9月10日月曜日『アル=ハヤート電子版』      【占領下エルサレム:アマール・シャハーダ】      イスラエルがエジプト海軍への2隻の軍用潜水艦売却契約の発効を阻止しようと、ドイツに圧力をかけている。イスラエルはこの契約が地域のパワー・バランス損なうものであると見做している。ドイツがイスラエルに対し、イスラエルの国益を擁護することを保証することを確認する諸般のメッセージを送る一方、イスラエル側はヒズブッ 全文をよむ

2012-09-07 イスラエル、「帰還権」に反論:アラブ系ユダヤ人の財産回収計画 (al-Hayat紙)

■イスラエル、「帰還権」に反論:アラブ系ユダヤ人の財産回収計画      2012年9月7日金曜日『アル=ハヤート』      【占領下エルサレム:アーマール:シャハーダ】      イスラエル外務省が「私はユダヤ人難民」キャンペーンを発表して以後、幾つもの疑問が浮上した。このキャンペーンは、1948年とその後数年間の期間にユダヤ国家建設のため、特に複数のシオニスト機構による作戦でアラブ諸国からイスラエルへ移住したユダヤ人に対してアラブ諸国からの補償を求める計画の準備を目指すものだ。      全文をよむ

2012-08-28 捕虜交換に向けたエジプト・イスラエル間協議 (al-Hayat紙)

■エジプト人捕虜83人とイスラエル人スパイ1人の交換に向けたエジプト・イスラエル間協議      2012年8月28日火曜日『アル=ハヤート』      【占領下エルサレム:アル=ハヤート電子版、アマール・シャハーダ】      イスラエル政治筋は、イスラエル当局にはエジプトで拘束されているスパイ、アウダ・タラービーン氏の釈放と引き換えにイスラエルのエジプト人捕虜83人全員を釈放する用意があると公表した。同氏はイスラエルに寄与したスパイ行為の容疑で拘束されている。      最近、両国の政府高官 全文をよむ

2012-08-21 イスラエル・レバノン情勢 (al-Hayat紙)

■イスラエル軍、入植者のための逃げ道を掘る      2012年8月21日 火曜日 『アル=ハヤート』   【エルサレム被占領地:アーマル・シャハーダ】      イスラエル軍はレバノン国境沿いのアル=ミトラ地区に入植地に住むイスラエル人たちが、ヒズブッラーの要員が国境を越えミトラ地区に侵入し、制圧するというシナリオに備えて、逃げることができる道を掘る作業を始めた。このシナリオは、イスラエル人らが予想し、イスラエル軍がそのための訓練をしているシナリオである。      軍事筋は、(掘削作業のため 全文をよむ

2012-08-19 ドイツの『イスラーム教徒の危険性』に起因し分裂:ベルリンでのデモと反抗議行動 (al-Hayat紙)

■ドイツの『イスラーム教徒の危険性』に起因し分裂:ベルリンでのデモと反抗議行動      2012年8月19日 日曜日 『アル=ハヤート』      【ベルリン、イスカンディル・アッ=ディーク】      ラマダーン明けの祭りの前夜、ドイツや世界中でイスラーム教徒の感情への明らかな挑発の中、約200名の急進的右派ドイツ人が、昨日、ベルリンの各所に集まり3つのモスクの前で、ドイツ国旗や「イスラーム教及びイスラーム教徒の危険性」を警告したプラカードを掲げデモを行った。      それに対し、ほぼ同数 全文をよむ

2012-07-27 パレスチナ:ハマース政府のハニーヤ首相一行のエジプト訪問 (al-Hayat紙)

■エジプトはハニーヤ氏にラファフ検問所の新たな仕組みの運営を約束      2012年7月27日 金曜日 『アル=ハヤート』      【カイロ:ジーハーン・アル=フサイニー】       昨日、ムハンマド・ムルシー氏は「ハマース」政府の首相イスマーイール・ハニーヤ氏、彼に同行する代表団と会談し、エジプト大統領主催の歓迎イフタールの食事会の席でも協議が続けられた。また同日、ハニーヤ首相はエジプト大統領との面会前に、エジプト情報長官ムラード・マワーフィー少将と対面した。       パレスチナの代 全文をよむ

2012-07-23 アラブ連盟:ドーハでの緊急外相会合 (Al-Ahram紙)

■アラブ諸国の外相は、ドーハにてシリア情勢とパレスチナの国連加盟問題を協議      2012年7月23日『アル=アハラーム』      【ドーハ、ラーマッラー:通信各社】      パレスチ情勢の激化と、シリア自由軍とバッシャール・アル=アサド大統領の軍と間の武力衝突の継続を中心に      アラブ諸国の外務大臣らは昨日(22日)ドーハでアラブ和平提案委員会とシリア危機調査委員会それぞれの緊急会議を開催した。会議にはアラブ連盟事務総長のナビール・アル=アラビーと外務大臣ムハンマド・カーミル・ア 全文をよむ

2012-07-22 イラン:テヘラン原子炉により多くの濃縮度20%ウランの供給を発表 (al-Hayat紙)

■イラン:テヘラン原子炉により多くの濃縮度20%ウランの供給を発表      2012年7月22日 日曜日 『アル=ハヤート』      【UPI】      イラン・イスラーム共和国のフェレイドゥーン ・アッバースィー副大統領兼イラン原子力エネルギー機構長官は日曜日(22日)、イラン国内で 製造された濃縮度20%核燃料第4弾がテヘランの研究用原子炉へ供給された と発表した。      「エルナ」通信が伝えたところによると、アッバースィー副大統領はイランの燃料開発に携わった研究者ダーリユーシュ・ 全文をよむ

2012-07-03 プランブリー特別調整官:どんな状況下にあっても、シリアの違反は正当化できない。 (al-Hayat紙)

■プランブリー国連特別調整官:どんな状況下にあっても、シリアの違反は正当化できない。      2012年7月3日 『アル=ハヤート』      レバノン駐在国連特別調整官のデレク・プランブリー氏は、「境界が明確でないとしても、シリア側はレバノン国境を尊重する」必要があることを強調し、「侵略や人々の拉致は、どんな状況であっても正当化されるものではない。」と述べた。      プランブリー氏は昨日、レバノンのアドナーン・マンスール外相を訪問し、訪問の後の声明のなかで、「国連事務総長が二日前に安保理 全文をよむ

2012-06-29  スウェーデンはパレスチナの外交部を大使館相当に格上げ (al-Quds al-Arabi紙)

■ スウェーデンはパレスチナの外交部を大使館相当に格上げ      2012年06月29日『クドゥス・アラビー』      【ガザ:アシュラフ・アル=ハウル】       金曜日、パレスチナ当局はスウェーデン王国がパレスチナ駐スウェーデン代表部の扱いをスウェーデンにおける大使館相当に引き上げることを決定したと明らかにした。       パレスチナ駐スウェーデン大使ハーラ・フスニー・ファリーズによればストックホルムの省本部でスウェーデン政府との間の「受入国」協定に、スウェーデンのカールビルト外務大 全文をよむ

2012-05-28 イエメン:国連特使の協議不調 (Al-Nahar紙)

■国連特使は手ぶらでサナアを離れる。安全保障理事会は明日制裁を課すかもしれない      2012年05月28日 月曜日 『アン=ナハール』      【サナア:アブーバクル・アブドゥッラー】      安保理は明日、イエメン情勢進展についての協議会合が開催される。この会議は、ジャマール・ビン・ウマル国連事務総長特使が提出する報告書に基づいて行われる。同特使は、イエメンで3日間続いた協議に参加し、昨日成果なくサナアを後にした。イエメンの政治家達は、協議はアリー・アブドゥッラー・サーリフ前大統領の 全文をよむ

2012-04-30 エジプト・サウジ間の危機にアラブ連盟事務局長は「一過性」との認識 (al-Hayat紙)

■サウジ政府との危機収拾に向けたエジプト側の努力、アラビー事務局長は「一過性」の出来事との認識      2012年4月30日 『アル=ハヤ―ト』      【ジッダ:アフマド・アル=ヒラーリー、リヤド、カイロ:本紙】      サウジアラビアの外交使節団が一連の襲撃を受け、サウジアラビア政府が大使館と領事館の閉鎖を決定して協議のために同国大使を召還したことに起因する、サウジアラビア王国との間で再燃した危機を受けて、エジプトは昨日も尽力と連絡協議を継続した。その頃アラブ連盟のナビール・アル=アラ 全文をよむ

2012-04-15 UAE:イランとの領土問題 (al-Hayat紙)

■湾岸諸国協力会議(GCC)、国連でイランに抗議      2012年4月15日 日曜日 『アル=ハヤート』      【ニューヨーク:本紙】       GCC諸国は、国連にてイランに抗議した。抗議の原因は、イランのマフムード・アフマディーネジャード大統領がUAE領のアブー・ムーサー島を訪問したことである。この訪問は、1971年にイランが同島を占領して以来、最初のイラン大統領の訪問である。       GCC諸国は、国連のパン・ギムン事務総長と安保理に宛てた書簡で、今般の訪問は「国連憲章の諸原 全文をよむ

2012-04-09 途上国が加工食品の需要をけん引 (al-Hayat紙)

■途上国が加工食品の需要をけん引      2012年4月9日月曜日『アル=ハヤート』      数十年前の、大勢がピラミッドからジュースを飲んでいるという漫画を覚えてない人がいるだろうか。初めて牛乳の紙パック包装を発明した、今年で創立60周年を迎えたスウェーデンの「テトラパック」社製の「ルーベン・ラウジング」である。その後同社は次々と食品包装を行なっていった。食の安全に対する恒常的な懸念がある中、本紙は、ドイツのケルンにて「アヌーガ・フードッテック2012年」が開催された折、「テトラパック」の 全文をよむ

2012-04-08 イラク:バグダードでイランの核問題についての協議を開催 (al-Hayat紙)

■イラン、自国の核兵器生産能力を認める      2012年4月8日『アル=ハヤート』      【テヘラン:ムハンマド・サラーフ・スィドキーヤーン;バグダード:本紙】      イラク政府の情報筋は、イランと同国の核計画に関心を持つ6カ国の一団との間に協議を設ける準備を開始したことを明らかにした。イラクは国連常任理事国5カ国とドイツがイラクでの協議開催に同意するのを待っている。また、テヘランはトルコでの協議開催を拒否すると強調した。これは、トルコの立場が「中立的でない」ことに抗議してのことであ 全文をよむ

2012-03-30 アラブサミット:シリアにアナンの提案を即時全面的に実行することを要求 (al-Hayat紙)

■アラブサミット:シリアにアナンの提案を即時全面的に実行することを要求      2012年3月30日 『アル=ハヤート』      【バグダード: ムハンマド・シャーズリー】      バグダードでのアラブサミットは、アラブ・国際共同特使コフィー・アナンの任務支援を決定した。アラブ連盟事務総長ナビール・アル=アラビーは、シリアがアナンの計画を受け入れたことは「良好な一歩」であるとみなしたが、即時実行が必要であるともした。また、バッシャール・アル=アサド大統領への要求も再度確認した。この要求とは 全文をよむ

2012-03-23 アルジェリア、マリでのクーデーターを受け隣接する国境閉鎖・両国間の協力凍結 (al-Hayat紙)

アルジェリア、マリでのクーデターを受け隣接する国境閉鎖・両国間の協力凍結      ■アルジェリア、マリでのクーデターを受け国境閉鎖   ■両国間の協力凍結      2012年3月23日『アル=ハヤート』      【アルジェリア:アーティフ・カダーディラ】      アルジェリアは、マリとの軍事協力を凍結した。また、マリ北部のダメージに苦しむ地域に数日前から運ばれていた人道支援物資[の輸送を]中断した。アルジェリア外務省は危機対応部局を組織し、即時、陸路の通関地を閉鎖することを決めた。また、 全文をよむ

2012-03-21 イスラエル政府、カイロ駐在大使館の移転についてエジプト側と合意 (al-Quds al-Arabi紙)

■ イスラエル、大使館の新しい場所の決定に関してエジプトと合意したことを発表   ■ 人民議会は大使の追放を要求し、イスラエルは友好国にも同盟国にもならないと強調      2012年3月21日『クドゥス・アラビー』      【ガザ:本紙アシュラフ・アル=ハウル記者】      イスラエルは昨日[20日]、怒りに駆られたデモ隊の襲撃を受けたカイロ駐在大使館の古い場所に代わる新しい場所の決定に関して、エジプトと合意に達したことを明らかにした。また別の報道によると、イスラエル政府がエジプト当局に大 全文をよむ

2012-03-21 アナン特使を支援するための議長声明をめぐり安保理では難しい議論。ロシアは警告の形をとることを拒否。 (al-Watan紙)

2012年03月21日      アナン特使を支援するための議長声明をめぐり安保理では難しい議論。ロシアは警告の形をとることを拒否。      ■ロシアは警告の形をとることを拒否   ■自国の軍事協定に責任を負うと明言   ■アナン特使を支援するための議長声明をめぐり安保理では難しい議論      2012年03月21日『アル=ワタン』      外交官は以下のように語った。「安保理の15か国はフランスの提出した議長声明草案をめぐり、困難な議論に入った。議長声明はシリアへのコフィー・アナン国連特 全文をよむ

2012-03-19 ダマスカスとアレッポの爆破事件--西側・アラブ湾岸諸国のテロ環境 (al-Watan紙)

■ダマスカスとアレッポの爆発--西側・アラブ湾岸諸国のテロ環境に関する解釈      2012年03月19日『アル=ワタン』      【本紙:マアーン・ハミーヤ】      ダマスカスとアレッポを標的にし、数十人の犠牲者と負傷者をだしたテロ爆破事件は、テロリズムの予定内の事件ではなく、むしろ過激テロ集団が実行する組織的なテロの手口や野蛮さを表わす行動である。欧米諸国やアラブ湾岸諸国はこのテロ集団に金銭や武器を提供し、メディアやその立場の表明によって支援している。      爆弾テロは犠牲者や破 全文をよむ

2012-03-18 コフィー・アナン特使代表団、19日にシリアへ (al-Watan紙)

2012年03月18日付 al-Watan紙      ■コフィー・アナン特使代表団、19日にシリアへ      2012年03月18日『アル=ワタン』      シリア問題担当特使を務めるコフィー・アナン前国連事務総長代表団の報道官は昨日[17日]、代表団のメンバーが月曜日[19日]にダマスカスに向かう予定であると述べた。      AFPによると、報道官は、代表団のメンバーがジュネーブとニューヨークから同時にシリアの首都に向けて出発する予定だと明らかにした。      アナン特使はジュネーブ 全文をよむ

2012-03-16 スペイン元首相、サウジアラビアにはアラブの春をイスラーム化させる戦略的計画があると明言 (al-Quds al-Arabi紙)

■スペイン元首相、サウジアラビアにはアラブの春をイスラーム化させる戦略的計画があると明言する。      2012年03月16日『クドゥス・アラビー』      【マドリード(本紙):フサイン・マジュドゥービー】      スペインのフェリーペ・ゴンサーレス元首相は、EUがアラブの春において、いかなる民主化支援での役割も果たしていないと述べた。同氏は、アラブの春をイスラーム化させることを意図してサラフィー運動に資金提供し、強化させようというサウジアラビアが果たしている地政学的役割について警告した 全文をよむ

2012-03-16 ガザ地区からネゲブ地方にロケット弾5発、イスラエル空軍が報復爆撃 (al-Quds al-Arabi紙)

■ ガザ地区の活動家らがネゲブ砂漠西部にロケット弾5発を発射、イスラエルは空爆で報復      2012年3月16日『クドゥス・アラビー』      【ガザ:本紙アシュラフ・アル=ハウル記者】      パレスチナ・イスラエル双方の間で停戦が発表されているにも拘わらず、イスラエル軍機はガザ地区に対して数回の爆撃を行い、パレスチナ側の活動家らはイスラエル南部に地元製のロケット弾を発射した。イスラエル軍報道官によると、活動家らがイスラエル南部にロケット弾を発射し続けていることへの報復として、イスラエ 全文をよむ

2012-02-27 トルコ:シリアの外交問題に関して考察、ダウトオール外相がシリア国民評議会メンバーと会合 (al-Hayat紙)

■トルコ:シリアの外交代表問題に関して考察、ダウトオール外相がシリア国民評議会メンバーと会合      2012年2月27日『アル=ハヤート』      【アンカラ:本紙】      トルコのアフマド・ダウトオール外相は、反バッシャール・アル=アサド体制の最も周知の組織であるシリア国民評議会のメンバーと会合を行う予定があることを明らかにした。これは、三週間後にイスタンブールで開催予定の『シリアの友人』会議の次回会合の前に行われる予定である。同時に、ダウトオールは、シリアにおいて暴力が継続している 全文をよむ

2012-02-16 イスラエルの大半の専門家、反撃能力があるイスラエルをイランは攻撃しないとの見方 (al-Quds al-Arabi紙)

■イスラエルの大半の専門家、巡航ミサイルを保持しているイスラエルには反撃能力があるため、イランはイスラエル攻撃のリスクを冒さないと主張      2012年2月16日『クドゥス・アラビー』      【ナザレ:本紙・ズハイル・アンドラーウス】      イスラエルのメディアは昨日、イスラエル軍参謀幕僚長ベニー・ガンツの「イランは軍拡競争の頂点にある」との発言を報じた。ガンツ参謀幕僚長は、イスラエルにはあらゆる脅威に立ち向かう備えがあると強調し、「現イランのアーヤトッラー体制は軍拡競争の頂点にあり 全文をよむ

2012-02-16 イスラエル報道:大衆のためのウラニウム (al-Quds al-Arabi紙)

■イスラエル報道:大衆のためのウラニウム      2012年02月16日『クドゥス・アラビー』      【同日付:マアリヴ紙より訳出】      テヘランの小さな原子炉で、イラン社会の消えゆく炎を前に国力を鼓舞するために、テレビ制作が行われた。      イランは、銀行からお金を引き出す市民の長蛇の列がみられたり、数週間で通貨の価値が50パーセント下がるなどの、破たんした経済の国家である。このようなひどい状況下で、イランは、国内の国民の共感を巻き起こすことを狙った画像を制作した。原子炉の壇上 全文をよむ

2012-02-16 シリア:アサド政権を支持する人々の活動 (al-Watan紙)

■ダマスカスの若者たちがロシア大使館に同国の立場に感謝して長さ50メートルの旗を手渡す   ■改革計画を支持してアル=ハサカに市民多数集結      2012年02月16日『アル=ワタン』      【アル=ハサカ:本紙、SANA】      シリア人は改革と発展の歩みを保持することを示し、シリアに陰謀をしかけるアラブの役割への非難を示そうと、国土の中で彼らの活動を続けている。      ダマスカスでは、昨日[15日]、国内の市民グループの多数が、シリアとロシア連邦の国旗を携えて、ロシア大使館前 全文をよむ

2012-02-15 シリアで若者が中国大使館に長さ50メートルの巨大国旗を贈呈 (al-Watan紙)

■ダマスカスの若者たちが中国の立場に感謝して同国大使館に長さ50メートルの旗を贈呈   ■ラタキアで改革計画を支持して市民が多数集結      2012年02月15日『アル=ワタン』      【SANA】      ダマスカスの中国大使館前で、市民グループがシリアと中国の国旗を手に集結した。これは、内政問題への外国の介入に対抗してシリア国民を支援する中国の立場に感謝して行動である。市民らは、シリアを傷つけて安全と安定を揺るがすことを狙う陰謀に対して手を携えて対峙する重要性を強調した。      全文をよむ

2012-02-13 シリア:アル=カーイダがジハードを呼びかけ (al-Hayat紙)

■アッ=ザワーヒリー、シリア人に「ジハード」とアラブ、トルコ、西洋をあてにしないことを呼びかけ      2012年2月13日水曜 『アル=ハヤート』      【バグダード:本紙】       「アル=カーイダ」指導者のアイマン・アッ=ザワーヒリーは、新しい動画演説でシリアにおける「蜂起」を宣言し、「シャームの獅子たち」に「ジハード」とアラブ、西洋、トルコをあてにしないことを呼びかけた。       アッ=ザワーヒリーは、複数のジハード・サイトや米国でイスラーム・サイトを監視する「サイト」で流 全文をよむ

2012-02-12 国連、ハンストを続けるハディル・アドナーン囚人問題の解決をイスラエルに要求 (al-Hayat紙)

■国連、イスラエルにハディル・アドナーン囚人問題解決を要求      2012年2月12日『アル=ハヤート』       【ガザ:本紙】      中東和平プロセス特別調整官でパレスチナ自治区担当国連事務総長特別代理であるロバート・セリーはイスラエル政府に対し、イスラーム聖戦運動指導者ハディル・アドナーン囚人問題に関する早期解決策を見出し、法的および国際的にイスラエルが果たすべき義務の範囲内で同氏の健康を維持するよう要求した。      セリー氏は昨日(11日)の記者発表で、去年12月17日に逮 全文をよむ

2012-02-10 サウジアラビア:イランの核武装への対抗策 (al-Quds al-Arabi紙)

■サウジアラビアはイランの核爆弾開発成功から数週間以内に核兵器を手にするだろう      2012年02月10日『クドゥス・アラビー』      【ロンドン:本紙】      サウジアラビアは、イランが最初の核爆発を成功させた場合には数週間以内に核兵器を保有すると脅した。      タイムズ紙は、サウジアラビアの高官の発言を引用して「サウジアラビアはイランに核兵器があるという状況を受け入れないだろう。」と報じた。同紙によると、イランが核兵器を保有した場合にはサウジアラビアも核兵器を保持すると決定 全文をよむ

2012-02-08 シリア:ロシアのラブロフ外相一行の来訪 (al-Watan紙)

■アル=アサド大統領、ロシアの外相と会談し安保理でのロシアの立場に謝意を表明。アル=アサド大統領:シリアは政府・野党・無所属の者が参加する対話を行う決意である。      2012年2月8日水曜 『アル=ワタン』      【ズィヤード・ハイダル】      バッシャール・アル=アサド大統領、シリア指導部が野党や無所属の者が参加する国民対話を成功させる決意であると強調。シリアは同国の安定を支援するあらゆる方面と協力する用意があると表明。       昨日(7日)、アル=アサド大統領はロシアのセル 全文をよむ

2012-01-30 ハマース政治局長、追放の11年間を経てヨルダン再訪 (Al-Nahar紙)

■ マシュアル政治局長、ヨルダンから追放された歳月に幕   ■ 「ヨルダンが代替の祖国になることを我々は拒否する」      2012年1月30日『アン=ナハール』      【アンマン:本紙】      それはドーハに追放されダマスカスに移転してから11年以上を経て実現した、謎をはらんだヨルダンへの帰還だ。イスラーム抵抗運動「ハマース」のハーリド・ミシュアル政治局長は、パレスチナの指導者としてアンマンに戻ったのだろうか。それとも憲法に反して祖国から追放されたヨルダンの一国民として戻ったのだろう 全文をよむ

2012-01-30 シリア:ハッダーム前副大統領が各国首脳に書簡送付 (al-Quds al-Arabi紙)

■ハッダーム氏シリアの分裂を警告 シリアを救済するための国際軍事同盟を呼びかける      2012年1月30日『クドゥス・アラビー』      【ロンドン・UPI】      シリア前副大統領で体制から離反したアブドゥルハリーム・ハッダーム氏は、シリアの分裂とその中で宗派戦争の爆発が地域全体での宗派戦争を招くと警告し、シリア救済のための国際軍事同盟の形成を呼びかけた。      ハッダーム氏は月曜日(30日)、アメリカのバラク・オバマ大統領、フランスのニコラス・サルコジ大統領、イギリスのディビ 全文をよむ

2012-01-28 アルジェリア、サハラ砂漠でのアル=カーイダ掃討のための西欧の軍事作戦参加を拒否 (al-Quds al-Arabi紙)

■アルジェリア、サハラ砂漠でのアル=カーイダ掃討のための西欧の軍事作戦参加を拒否      2011年01月28日『クドゥス・アラビー』      【アルジェ:DPA】      アルジェリアは、アフリカ・サヘルでのアル=カーイダに対する軍事作戦への準備を行なっている、フランス・イギリス特殊部隊に対しての兵站施設の提供を拒否した。土曜日(27日)に発行されたアルジェリア版『アル=ハバル』紙によると、アルジェリアは、サヘルでアル=カーイダ支部の指導者たちを追跡する、フランスのヘリコプターと特殊部隊 全文をよむ

2012-01-28 アメリカ国防省、中東地域への海上基地派遣を急ぐ (al-Quds al-Arabi紙)

アメリカ国防省、中東地域への海上基地派遣を急ぐ      2012年1月28日      【ワシントン:UPI】      アメリカ国防省は、コマンド部隊のための海上基地の、中東地域への派遣を急いでいる。その背景は、イランやイエメンのアル=カーイダ、ソマリアの海賊、そして他の脅威によって緊迫が高まっていることである。       アメリカの『ワシントン・ポスト』紙によると、海上基地の派遣を急いでいることはアメリカ中央軍の要請に応じたものである。中央軍は中東における軍事作戦を監督している。米国海軍 全文をよむ

2012-01-26 シリア:駐レバノン・ロシア大使、シリアの国民対話をロシアで開催の用意ありと表明 (al-Hayat紙)

■シリア:サスピキン氏、ロシアはシリアの対話を主催する準備があると伝える      2012年1月26日(木曜日)『アル=ハヤート』      【ベイルート:本紙】      ロシアのアレクサンドル・サスピキン駐レバノンに大使は、「ロシアのシリアの動向に対する態度は統一されている」と強調し、「外務省はドミートリー・メドヴェージェフ大統領が打ち出した外交政策の原則を実践している」と述べた。また、「ロシアの主張は、暴力の停止には(訳注:シリアの体制側、反体制派側)双方が等しく行動することが必要だとい 全文をよむ

2012-01-25 サウジアラビア空軍の参加を得て、「レッドフラッグ5」演習が開始 (al-Hayat紙)

■サウジアラビア空軍の参加を得て、「レッドフラッグ5」演習が開始      2012年1月25日 『アル=ハヤート』      【リヤード:本紙】      昨日(24日)、「レッドフラッグ5」演習活動が米国ネバダ州の空軍基地で始まった。この演習は10日間続く予定で、複数の友好国の空軍と並び、サウジアラビア王国空軍が、戦闘機だけでなく、パイロット、技術者、支援要員からなるスタッフ総員とともに参加している。      演習のオペレーションセンターは、「訓練活動が、前線戦闘オペレーションの共同計画実 全文をよむ

2012-01-24 サウジアラビア:湾岸戦争の影響を受けている地域の環境回復のための会議を開催 (al-Hayat紙)

■リヤード、湾岸戦争の影響を受けている地域の復興のための会議を開催      1月24日『アル=ハヤート』      【ジッダ:本紙】      ジッダ市は本日24日、湾岸戦争の影響を受けた国々のための第5回会議(地域の環境改善のための諮問会合)を開催する。会議には、国連の代表団に加え、ヨルダン王国、イラク、クウェート、イランからの代表団が参加する。      会議の議長は、気象観測と環境保護のための総代表であるトゥルキー・ビン・ナースィル王子が務める予定である。彼のアシスタントであるサアド・ア 全文をよむ

2012-01-23 湾岸フォーラム、自然災害への対処方法を提示 (al-Hayat紙)

湾岸フォーラム、自然災害への対処方法を提示      ■湾岸フォーラム、自然災害への対処方法を提示      2012年1月23日『アル=ハヤート』      【ジェッダ:本紙】      ジェッダの知事マシャアル・ビン・マージド・ビン・アブドゥルアズィーズ王子は昨日(22日)、マッカ州の知事ハーリド・アル=ファイサル王子に代わって第7回地震に関する湾岸フォーラムを開催した。このフォーラムはサウジアラビア地質調査所主催で行われ、石油鉱物資源大臣であり、調査所理事会議長であるアリー・アン=ヌアイミ 全文をよむ

2012-01-22 エジプト:和解合意実行不履行により、ガザ地区とヨルダン川西岸地区の治安使節団派遣を延期 (al-Hayat紙)

■エジプト:和解合意実行不履行により、ガザ地区とヨルダン川西岸地区の治安使節団派遣を延期      2012年1月22日(日曜日)『アル=ハヤート』      【カイロ:ジーハーン・アル=フサイニー】      『アル=ハヤート』紙によると、エジプトがガザ地区とヨルダン川西岸地区のそれぞれの、地域における和解合意項目実施を現地において確認するための治安使節団派遣を、ファタハとハマース双方誓約不履行を理由に、延期することを決定した。      エジプトは今月の後半にハイレベルの治安使節団を派遣する 全文をよむ

2012-01-21 バハレーン:マナマと香港間で貿易協力 (al-Hayat紙)

■マナマと香港間で貿易協力      2012年1月21日『アル=ハヤート』紙         【マナマ:本紙】         『バーレーン商工会議所』の第一副会頭であるイブラーヒーム・ザイナル氏とマナマの香港名誉領事であるウェイ・チャオ氏が経済と貿易関係の強化や両国の交易代表団の交換の方法について検討した。マナマで行われた会談では経済政策、投資政策、投資家に向けた投資奨励策を話し合い、貿易発展の最も顕著な障壁や二国間関係発展のための考えに焦点をあてた。         『バハレーン商工会議所 全文をよむ

2012-01-20 エジプト:イーサー氏、この先6ヶ月間のエジプト経済支援のためアメリカの行動計画を開始 (Al-Ahram紙)

■イーサー氏、来る6ヶ月間のエジプト経済支援のためアメリカの行動計画に着手         2012年1月20日付『アル=アハラーム』紙         【イブティサーム・サアド】         マフムード・イーサー通産大臣は、今後6ヶ月間のエジプト経済支援のための緊急行動計画に関し米政府担当者との合意に達した。         この計画は、二国間貿易の増加、投資倍増の分野とともに、中小企業の分野を含む。米通商代表団は計画実施のための予定表への合意のため、この先2週間のあいだにカイロを訪問する 全文をよむ

2012-01-19 NATOはシリア介入の意思も計画ももたず (al-Quds al-Arabi紙)

■NATOはシリア介入の意思も計画ももたず      2012年1月19日『クドゥス・アラビー』      【ブリュッセル:AFP】       NATOの新しい軍事委員会議長クヌード・バルティルス氏は木曜日(19日)、NATOは、シリアにおいては、2011年にリビア起こったような軍事介入の意思も計画も持たず、最近ロシアの高官が言及したこととは相容れない、と非難を表明した。    バルティルス大将はパリにおいて、記者団に、ブリュッセルのNATO本部で行われた28のNATO加盟国の軍事指導者による 全文をよむ

2012-01-19 ドイツ:ロシアは国連のシリア政権への反対措置阻止に責任を負う (al-Quds al-Arabi紙)

■ドイツ:ロシアは国連のシリア政権への反対措置阻止に責任を負う      2012年1月19日『クドゥス・アラビー』      【ワシントン:AFP】        ドイツは水曜日(18日)、ロシアが、シリアにおける抵抗運動への残忍な弾圧に反対する国連の断固とした行動を阻止していると糾弾した。    ドイツの国連大使ペーター・ヴィティヒ氏は、ワシントンのウッドロー・ウィルソンセンターにおける演説の中で、「安保理は責任を負っていない。」とし、これは、ヨーロッパ諸国の用意した決議案にロシアが反対した 全文をよむ

2012-01-16 サウジ国王と中国首相 2国間の関係と地域開発について会談 (al-Hayat紙)

■サウジ国王と中国首相 2国間の関係と地域開発について会談      2012年1月16日『アル=ハヤ―ト』      【リヤド:本紙】      サウジアラビアのアブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズ国王と中国の温家宝首相は総合的な事柄や地域開発や国際的開発について議論し、様々な分野における両国およびその国民の利益に資する、両国間の協力とその支援や強化の方法の見通しも検討された。      訪問の中で両国は数々の協定や両国間協力プログラムに調印した。その中には、原子力エネルギーの平和利用の 全文をよむ

2012-01-15 ムーサー氏、アラブ連盟に対しシリアへのアラブ諸国軍派遣案の検討を呼びかけ (al-Quds al-Arabi紙)

■ムーサー氏、アラブ連盟に対しシリアへのアラブ諸国軍派遣案の検討を呼びかけ         2012年1月15日『クドゥス・アラビー』紙         【ベイルート:AFP】         アラブ連盟前事務総長であり、エジプト大統領選挙の候補者であるアマル・ムーサー氏が、日曜日[15日]にアラブ連盟に対し、アラブ諸国軍のシリア派遣に関して協議することを呼びかけた。シリアでは、去る3月中旬から大規模な抗議運動が起きている。   同氏は記者団に対し、ベイルートにおける改革と民主主義への移行に関す 全文をよむ

2012-01-14 エジプトはエチオピアに工業都市を建設 (al-Hayat紙)

■エジプトはエチオピアに工業都市を建設      2012年1月14日『アル=ハヤート』      【カイロ:本紙】       エチオピアのティグレ州知事アバイ・ウルドゥはは新たに百平方メートルの自国の土地をエジプトの投資家に配分し、総合工業都市を建設することを決定した。これは1 メートル当たり1.5エチオピアブル(7セント)で99年間投資家に利権が与えられるというものである。これは、17人のエジプトの企業家代表団との会合の際に決定された。この代表団は、「バドル市企業家、投資家連合」の理事会長 全文をよむ

2012-01-12 ホワイトハウスでオバマ大統領とサウード・アル=ファイサル外相が会談 (al-Hayat紙)

■ホワイトハウスでオバマ大統領とサウード・アル=ファイサル外相が会談    「会談は実り多く、戦略的関係の深さを反映」      2012年01月12日『アル=ハヤ―ト』   【ワシントン:ジョイス・カラム】      オバマ米大統領が一昨日の晩、スケジュールにはなかったサウード・アル=ファイサル・サウジ外相との会談を行ったことは、サウジと米との大きな戦略的関係の深さを反映しており、今日中東が直面するいくつもの危機の重大さを顕著なものとしている。      「両者は会談でいくつもの中東問題を協議 全文をよむ

2012-01-11 リビア紙報道:アル=カッザーフィーがモロッコの首都でサウジのスルターン・ビン・アブドゥルアズィーズ王子(当時)暗殺を計画していたと暴露 (al-Quds al-Arabi紙)

■リビア紙:アル=カッザーフィーがモロッコの首都ラバトでサウジアラビアのスルターン・ビン・アブドゥルアズィーズ王子(当時)暗殺を計画していたと暴露      2012年1月11日『クドゥス・アラビー』      【ロンドン:本紙】       リビアの故ムアンマル・アル=カッザーフィー大佐が、4、5年前に、モロッコの首都ラバトで、同国に訪問中の王子時代のサウジアラビアのアブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズ国王を暗殺しようと企てていたと、高位の治安筋が暴露した。      匿名希望の情報筋は 全文をよむ

2012-01-11 イスラエル、アッバース大統領とパレスチナ高官に制裁措置 (al-Hayat紙)

■イスラエル、アッバース大統領とパレスチナ高官に制裁措置      2012年1月11日『アル=ハヤート』      【ガザ:ファトヒー・サッバーフ】       パレスチナの情報筋が本紙に明らかにしたところによると、ベンヤミン・ネタニヤフ率いるイスラエル政府はパレスチナ当局を脅し、彼らによる「挑戦」に警告を発して、マフムード・アッバース大統領や複数のPLO執行委員会メンバー、ファタハ中央委員会メンバー、閣僚たちに一連の制裁を科した。      その情報筋によれば、制裁が科された背景には、PLO 全文をよむ

2012-01-11 サウジ外相、クリントン長官と会談 (al-Hayat紙)

■サウジ外相、クリントン長官と会談      2012年01月11日『アル=ハヤート』      【ワシントン:ジョイス・カラム】      サウジアラビア外務大臣サウード・アル=ファイサルとアメリカ国務長官ヒラリー・クリントンとの間で昨日ワシントンで行われた会談は、込み入った地域問題と湾岸地域の安全保障問題一色の様相を呈した。      米高官が本紙に述べたところによると、この会談は両国の「強力で前向きな関係」を強調するものであり、「広範囲な2国間および地域の問題が取り上げられた」という。   全文をよむ

2012-01-08 PLO、ハマース政治局長がシリア体制とアラブ連盟の仲介を行ったことを非難 (Al-Nahar紙)

■ PLO、ミシュアル氏がシリア体制とアラブ連盟の仲介を行ったことを非難      2012年1月8日付『アン=ナハール』      【AFP、UPI】      パレスチナ解放機構(PLO)はイスラーム抵抗運動「ハマース」のハーリド・ミシュアル政治局長がシリア体制のためにアラブ連盟との仲介を実行する「権利はない」との見解を示した。ハマースはこの見解に不審の念を示し反発した。      PLOのヤースィル・アブドゥラッボ事務局長は「ハマースの指導者ハーリド・ミシュアルには、シリアであれその他の国 全文をよむ

2012-01-05 市民団体への取り締まりの件で協議するためアメリカとドイツが特使をカイロに派遣 (Al-Ahram紙)

■市民団体への取り締まりの件で協議するためアメリカとドイツが特使をカイロに派遣      2012年1月5日『アル=アハラーム』      【ワシントン、ベルリン:通信各社】      ジェフリー・フェルトマン米国務次官補が二国間関係について協議するため、昨日カイロに到着した。このところ米国は、民主主義を支援する人権団体の事務所が家宅捜索された件に対する批判を強めており、このたびの一斉捜査は中止されたとのエジプト高官らの発言は「虚言」だとして、フスニー・ムバーラク前大統領体制の生き残りである政府 全文をよむ

2011-12-27 ヒズブッラー、イスラエルの「エルサレムをユダヤ民族の首都とする」法案を非難 (al-Quds al-Arabi紙)

■ ヒズブッラー、エルサレムがユダヤ人の統一された首都であると宣言することを目的にするイスラエルの法案を非難      2011年12月27日『クドゥス・アラビー』      【ベイルート:DPA】      レバノンのヒズブッラーは、イスラエル国会が検討している法案を非難した。この法案はエルサレムがユダヤ人民にとっての「永遠で統一された」首都だと宣言することを目的にしており、ヒズブッラーは「人種差別的な法律」だとしている。      ヒズブッラーは月曜[26日]夜の声明で、「シオニストによる新 全文をよむ

2011-12-21 アラブ連盟事務局長はシリア政府に対し市民の保護に関する責任を負うことを要求 (al-Quds al-Arabi紙)

■アラブ連盟事務局長はシリア政府に対し市民の保護に関する責任を負うことを要求      2011年12月21日『クドゥス・アラビー』      【カイロ:UPI】      アラブ連盟事務局長のナビール・アル=アラビー氏は、シリア政府に対し、シリア市民の保護対策に関してシリア政府が責任を負うことを要求した。アラブのアクション・プランのもとの誓約実行に向けての要求である。      同局長は、昨日水曜日[21日]に出した声明の中で、シリア政府はアラブのアクション・プランのもと様々な責任を負うことを 全文をよむ

2011-12-21 レバノン:シリア情勢への対応 (al-Hayat紙)

■レバノンの国防相、アル=ベカーアに「アル=カーイダ」がいると述べる      2011年12月21日 『アル=ハヤート』      【ベイルート:本紙】       昨日(20日)、レバノンのファーイズ・グスン国防相は「シリアへの武器密輸と、アル=カーイダ要員が同国に潜入しているとの情報がある。彼らは、シリアの反体制派であると装い、国境地域のアルサール郡をはじめとするアル=ベカーア地域の違法な通過地点を経由してシリアに潜入している。」と述べた。同国防相は、「こうした活動を取り締まり、潜入を阻止 全文をよむ

2011-12-19 リビア:「アル=カッザーフィー財宝」の捜索 (al-Quds al-Arabi紙)

■欧米の治安企業がアル=カッザーフィーの財宝をリビアの砂漠で捜索      2011年12月19日『クドゥス・アラビー』      【各国首都:通信各社】      報道によると、欧米の複数の治安会社が数トンの金塊や希少な宝石、数億のドルやユーロ[の現金]を探すという熱狂的なキャンペーンを展開し始めたという。それらは、殺害されたムアンマル・アル=カッザーフィー大佐に近い者たちが、移行評議会の軍勢によりトリポリが陥落したのちに砂漠に埋めたと信じられているものである。      昨日月曜日[19日] 全文をよむ

2011-12-18 パネッタ米国防長官がリビアを初訪問 (Al-Nahar紙)

■ パネッタ米国防長官がリビアを初訪問:「リビア政府は国軍建設に様々の課題」      2011年12月18日付『アン=ナハール』      【AFP、ロイター、AP】      レオン・パネッタ米国防長官は昨日[17日]、同職として初めてリビアの地を踏んだ。米国と国連がリビアの前指導者、故ムアンマル・アル=カッザーフィー大佐の時代に同国に科されていた制裁措置の大部分を解除すると発表してから数時間後のことだった。パネッタ国防長官はアンカラに次いでトリポリを訪問し、アル=カッザーフィー氏の逮捕と殺 全文をよむ

2011-12-18 イスラエル国防相:イスラエルとアメリカはイランの核兵器所有阻止の決意 (al-Quds al-Arabi紙)

■イスラエル国防相:イスラエルとアメリカはイランの核兵器所有阻止の決意      バラク:イスラエルとアメリカはイランの核兵器所有阻止の決意      2011年12月18日『クドゥス・アラビー』         【エルサレム:AFP】       イスラエル国防相エフード・バラクは、日曜日(18日)、イスラエルとアメリカはイランの核兵器所有阻止に対して決意を持っており、この目的にいたる如何なるオプションも辞さないことを、表明した。この表明は、ワシントンにおけるアメリカ大統領バラク・オバマとの会 全文をよむ

2011-12-17 イラク:米軍の撤退 (al-Hayat紙)

■米軍、イラクでの最後の基地から退去      2011年12月17日 『アル=ハヤート』      【バグダード:ジャウダト・カーズィム】       昨日(16日)、イラク当局はアン=ナースィリーヤ西方にある「イマーム・アリー空軍基地」の引き渡しを受けた。この基地は、イラクにおける最後の米軍基地である。報道機関にリークされた情報によると、ヌーリー・アル=マーリキー首相は防空司令部の編成を命令したが、これは米軍撤退後の空白を埋めるための措置である。       イラク政府のアリー・アッ=ダッバ 全文をよむ

2011-12-14 アーイシャ・アル=カッザーフィー:国際刑事裁判所に、父の殺戮に関する調査を要求 (al-Quds al-Arabi紙)

■アーイシャ・アル=カッザーフィー:国際刑事裁判所に、父の殺戮に関する調査を要求      2011年12月14日『クドゥス・アラビー』      【アルジェ:ロイター】       アーイシャ・アル=カッザーフィーの弁護士は、水曜日(14日)、国際刑事裁判所の検察官宛に文書を作成し、その中で、彼女の父、ムアンマル・アル=カッザーフィーと、兄弟のアル=ムアタシムの殺戮に関する捜査を行うかどうかを問うた。       ロイターの確認したこの文書によると、ムアンマル・アル=カッザーフィと彼の息子アル 全文をよむ

2011-12-14 アラン・ジュペ外相:フランス、リビア凍結資産2億3千万ユーロを拠出へ (al-Quds al-Arabi紙)

■アラン・ジュペ:フランス、リビア凍結資産2億3千万ユーロを拠出へ      2011年12月14日『クドゥス・アラビー』      【トリポリ:通信社】       フランスの外相、アラン・ジュペ氏は水曜日(14日)、フランスはリビア資産2億3千万ユーロ(3億ドル)の凍結を解除し、数日以内にリビアの新政権に引き渡す、と述べた。    ジュペ氏は訪問中のリビアの首都での記者会見で、「我々は凍結されたリビア資産はリビア国民のものであると信ずる。数日以内にフランスは2億3千万ユーロを凍結解除し、残り 全文をよむ

2011-12-12 イスラエル当局、アル=アクサー・モスクに通じる糞門の橋を閉鎖 (al-Quds al-Arabi紙)

■ イスラエル当局、アル=アクサー・モスクに通じる糞門の橋を閉鎖      2011年12月12日『クドゥス・アラビー』      【占領地エルサレム:AFP】      イスラエルは月曜日、エルサレム旧市街のアル=アクサー・モスクに通じる糞門の橋を閉鎖した。イスラエル警察報道官の発表によれば、今回の措置は公共の安全を懸念して行われたものだという。      ルバ・アッ=サマリー報道官はAFP通信社に「橋の閉鎖は市当局の命令に基づいて行われた」と語り、この場所の管理責任を負っている「ブラークの壁 全文をよむ

2011-12-11 エルドアン首相:無辜の人々への攻撃が継続する限り平和はない (al-Quds al-Arabi紙)

■エルドアン首相:無辜の人々への攻撃が継続する限り平和はない    文明間連帯フォーラムにて      2011年12月11日『クドゥス・アラビー』      【ドーハ:DPA】       カタールの首都ドーハでの国連の「文明間連帯フォーラム」、第四回年次フォーラムにおいて、トルコ首相レジェップ・タイイップ・エルドアン氏は中東の平和実現の必要性に焦点を合わせた演説を行った。演説は日曜日、フォーラムに向けてのビデオによって行われたが、この中で、タイイップ・エルドアン氏は、全世界に平和を広めるため 全文をよむ

2011-12-11 カナダ人女性、アル=サーアディー・アル=カッザーフィーの密入国関与で拘束、弁護士は無罪を主張 (al-Quds al-Arabi紙)

■カナダ人女性、アル=サアディーの密入国関与で拘束、弁護士は無罪を主張      2011年12月11日『クドゥス・アラビー』      【モントリオール:AFP】       メキシコ当局に拘束されたカナダ国籍女性の弁護士は、AFPに対して、彼女は前リビア指導者の子息と全く関係がない」と強調した。この女性は、11月にアル=サーアディー・アル=カッザーフィーのメキシコへの密入国を目的とした一連の動きへの関与の疑いで、メキシコ当局に拘束された。       弁護士ポール・コープランド氏はシンティア 全文をよむ

2011-12-10 アメリカ:ヒムスへの攻撃の危険性を憂慮 (al-Quds al-Arabi紙)

■アメリカ:ホムスへの攻撃の危険性を憂慮      2011年12月10日『クドゥス・アラビー』      【ワシントン:AFP】       アメリカは金曜日、シリア大統領、バッシャール・アル=アサド政権がヒムス市の範囲を対象にした大規模な攻撃を行う用意のあることを伝えるシリア反体制派からの情報を受け、「深い憂慮」表明し、アル=アサド政権に対して中立的な監視団の入国許可を要請した。       アメリカ外務省報道官、ビクトリア・ヌーランドは、バッシャール・アル=アサド大統領は、9ヶ月以来のシリ 全文をよむ

2011-12-08 アボタバード文書:ビン・ラーディン、殺害前はアル=カーイダの作戦に関わらず (al-Quds al-Arabi紙)

アボタバード文書:ビン・ラーディン、殺害前はアル=カーイダの作戦に関わらず      2011年12月8日『クドゥス・アラビー』      【ワシントン:AFP】       アメリカ当局担当者は、水曜日(7日)、パキスタン、アボタバードのビン・ラーディンの住居から見つかった文書から、殺害以前の一定期間、ビン・ラーディンはアル=カーイダの作戦のいかなる指揮も執っていなかったことが明らかになった、と報じた。        この文書の調査を許可された当局担当者は、絶対的に匿名を希望し、「ビン・ラーデ 全文をよむ

2011-12-02 国連、シリア内戦での死者4千人超と発表 (al-Hayat紙)

■国際連合:シリア内戦での死者4千人超      2011年12月2日『アル=ハヤート』      【ニューヨーク:ラーギダ・ディルガーム、ブリュッセル:ヌールッディーン・アル=ファリーディー、ワシントン:ジュワイス・カラム、ダマスカス、ジュネーブ、ワシントン:本紙、AFP、AP】      ナバネセム・ピレイ国連人権高等弁務官は昨日、3月の危機勃発以来、死者数が4千人を超えていることから、今やシリアは内戦状態にある、と述べた。また、「入ってくる情報によると、死傷者数はもっと多い」ため、[4千人 全文をよむ

2011-12-01 シリアとロシア:機関の間のハイレベル調整。リビア戦闘員やトルコの動きの情報の付与 (al-Quds al-Arabi紙)

■シリアとロシア:機関の間のハイレベル調整。リビア戦闘員やトルコの動きの情報の付与      2011年12月1日『クドゥス・アラビー』      【ダマスカス:クドゥス・アラビ-カーミル・サカル】       シリアがその戦略的、基本的要因から来る同国危機に対するアラブ当局とのやりとりにおいてみせる「冷淡さ」は、ロシアの、シリア政治的指導権への絶対的な支援から来るものである。ダマスカスの外交筋が本誌に述べるところによれば、「シリア危機の勃発数週間後にロシアの上級代表団がダマスカスにはいり、シリ 全文をよむ

2011-11-30 アメリカ副大統領、バグダッドで「アメリカの犠牲」のリマインドと戦略的枠組み合意の活性化 (Al-Nahar紙)

■バイデン、バグダッドにて「アメリカの犠牲」のリマインドと戦略的枠組み合意の活性化      2011年11月30日『アン=ナハール』       アメリカ副大統領、ジョー・バイデンは、2日間にわたる突然の訪問で、昨日(29日)バグダッドに到着した。この訪問の目的は、二カ国間の将来的な協力の基礎を制定し、また9年前にアメリカがイラクに侵攻させ、本年末直前に引き上げることになったアメリカ軍の、駐留の終結を祝うためである。       バグダッド国際空港で、在イラク・アメリカ大使、ジェームズ・ジェフ 全文をよむ

2011-11-29 シリア情勢:ロシアがシリア沖を含む地中海に艦隊を派遣 (al-Hayat紙)

■ロシア、地中海へ艦隊を派遣。タルトゥースを含む諸港に寄港      2011年11月29日 『アル=ハヤート』      【モスクワ:ラーイド・ジャブル、エルサレム被占領地:アーマール・シャハーダ】          ロシア筋は、空母を含む艦隊が近々地中海に向かう予定であり、艦隊はタルトゥース港を含む複数の港に停泊予定であると発表した。ロシア艦隊参謀本部はこの措置を確認、「今般の艦隊派遣措置は訓練航海であり、昨年(2010年)から計画されていたものである。シリアについての情勢推移とは無関係であ 全文をよむ

2011-11-23 湾岸諸国エネルギー相、「緊急」戦略を検討 (al-Hayat紙)

■湾岸諸国エネルギー相、「緊急」戦略を検討      2011年11月23日『アル=ハヤート』      【アブダビ:シャフィーク・アル=アスディー】       湾岸諸国協力会議の石油協力委員会は、来週アブダビで開催される会議の会期中に、GCC諸国の石油戦略や石油製品に関する緊急計画のシナリオについて議論する。       各国のエネルギー・石油大臣は、今回GCCで議長国を務めるアラブ首長国連邦のムハンマド・ブン・ダーイン・アル=ハーミリー・エネルギー相を議長として、来月リヤドで開かれる湾岸諸 全文をよむ

2011-11-23 カナダがイラク難民2万人認定、合計10万人に (al-Hayat紙)

■ カナダがイラク難民10万人を受け入れ      2011年11月23日『アル=ハヤート』      【バグダード:ナスィール・アル=ハッスーン】      マーク・グオズデキー ・バグダード駐在カナダ大使は、カナダがアラブおよびヨーロッパ諸国に居住していたイラク難民2万人を難民として認定したことを明らかにした。これによって、カナダ国内のイラク難民の数は10万人に増加した。      グオズデキー大使は、イラクからのキリスト教徒避難民の問題に関するイラクのディーンダール・ナジュマーン移民相との 全文をよむ

2011-11-14 イスラーム協力機構と国連、人道活動における協力の合意文書に署名 (al-Hayat紙)

■イスラーム協力機構と国連は14日、人道活動の合意文書に署名      2011年11月14日『アル=ハヤート』      【ジッダ:本紙】      今日月曜日[14日]、イスラーム協力機構と国連の間で、世界の被災地における人道活動の協調と協力のための合意文書が締結される。調印式はジッダのイスラーム協力機構事務局本部で行われる。      イスラーム協力機構は声明を出し、同機構の側からはエクメレッディン・イフサオール事務局長、国連側からは人道活動担当のヴァレリー・アモス事務局長補佐が代表して文 全文をよむ

2011-11-03 情報筋:アル=カッザーフィー殺害はスパイがNATOに提供した情報の産物 (Al-Ahram紙)

■情報筋:アル=カッザーフィー殺害はスパイがNATOに提供した情報の産物      2011年11月03日『アハラーム』      ロシアの[軍機関紙]「クラスナヤ・ズヴェズダ」は、リビアのムアンマル・アル=カッザーフィー大佐殺害はアフリカ南部へ同大佐の移送を計画していた傭兵の集団に放たれたスパイが提供した情報の産物であると明らかにした。      また、同紙は、アル=カッザーフィーの護衛団がシルトを出発してすぐに、NATOのスパイがそのことを伝え、そして、護衛団は決定的な攻撃にさらされたとも伝 全文をよむ

2011-10-30 アッ=シャバーブ:ソマリア系アメリカ人がソマリアで自爆攻撃 (al-Quds al-Arabi紙)

■アッ=シャバーブ:ソマリア系アメリカ人がソマリアで自爆攻撃      2011年10月30日『クドゥス・アラビー』      【モガデシュ:AFP】      日曜日[30日]、アッ=シャバーブ・アル=イスラーミーヤは、土曜日[29日]にモガデシュの親政府の軍事基地に自爆攻撃をした二人のうちの一人はソマリア系アメリカ人であると述べた。   ソマリアのアッ=シャバーブの親イスラーム主義者の複数の放送局が日曜日、アブドゥッ=サラーム・アル=ムハージルという異名をもった襲撃者の遺言を放送した。それに 全文をよむ

2011-10-30 NATO、リビアでの活動終了を承認 (Al-Ahram紙)

■NATO、リビアでの活動終了を承認      2011年10月30日『アハラーム』      【トリポリ:サイード・アル=ガリーブ(AFP)】      国際刑事裁判所(ICC)のルイス・モレノ・オカンポ主任検事は、ムアンマル・アル=カッザーフィーの息子であるサイフ・アル=イスラームが人道に対する罪を犯したとの容疑に対し、自身の無実を強調したと述べた。      英国放送協会(BBC)はオカンポ主任検事の発言を引用して、サイフ・アル=イスラーム氏と仲介人を通して接触があったこと、また同氏が無実 全文をよむ

2011-10-28 ICC、サイフ・アル=イスラームとの非公式の接触を明かす (al-Quds al-Arabi紙)

■ICC(国際刑事裁判所)、サイフ・アル=イスラームとの非公式の接触を明かす      2011年10月28日『クドゥス・アラビー』      【ハーグ:AFP】      国際刑事裁判所(ICC)のルイス・モレノ・オカンポ主任検察官は金曜日〔28日〕、ICCがリビアの故ムアンマル・アル=カッザーフィー大佐の息子サイフ・アル=イスラームとICCに自首する可能性に関して非公式に接触したと述べた。ICCは、人道に対する罪を犯した容疑で同氏の行方を追っている。      オカンポ主任検察官は声明で、「 全文をよむ

2011-10-27 ケニア警察:ケニアでの手りゅう弾による攻撃で8人死亡 (al-Quds al-Arabi紙)

2011年10月27日      ケニア警察:ケニアで手りゅう弾による攻撃で8人死亡      ■ケニア警察:ケニアで手りゅう弾による攻撃で8人死亡      2011年10月27日『クドゥス・アラビー』      【ヨハネスブルグ:DPA】      木曜日(27日)、ケニア北東部で複数の学校のテスト用紙を運んでいた車両を狙った手りゅう弾による攻撃で8人が死亡した。警察の発表に基づいてKTN[ケニア・テレビジョン・ネットワーク]局が報じた。      ケニア赤十字社は、攻撃の間に発砲音も聞こえ 全文をよむ

2011-10-23 リビア:リビア全土解放宣言 (al-Quds al-Arabi紙)

■アル=カッザーフィー殺害から三日、リビア全土解放宣言   ■アブドゥルジャリール移行国民評議会議長、イスラームが法源となることを誓約   ■サイフ・アル=イスラーム「ねずみども、NATOよ、地獄に堕ちろ」      2011年10月23日『クドゥス・アラビー』      【世界各国の首都:通信各社】      リビアの移行国民評議会のムスタファー・アブドゥルジャリール議長は、イスラーム法を尊重することを誓約した。この誓約は、昨日日曜(23日)のリビア解放宣言式典の際になされた。リビアは、 全文をよむ

2011-10-21 国連・UNHCR声明:イエメンへのソマリアからの避難民さらに増加 (al-Quds al-Arabi紙)

■国連:イエメンへのソマリアからの避難民さらに増加      2011年10月21日『クドゥス・アラビー』      【ヨハネスブルグ:DPA】      国連は、金曜日[21日]ソマリアでの悪化する人道的状況から逃れようと大きな危険を冒し、海路でイエメンへと非難しようとするソマリア人の数がますます増加していると発表した。      去る一月以降にソマリアから逃れてきた31万8千人の避難民のうちアデン湾を経由してイエメンへと避難したのは2万人に上る。      ほとんどのソマリアの避難民は、隣 全文をよむ

2011-10-21 駐クウェート英大使館、「テロの脅威」のため一時的に閉鎖 (al-Hayat紙)

■ クウェート駐在イギリス大使館、「テロの脅威」のため一時的に閉鎖      2011年10月21日『アル=ハヤート』      【クウェート、ロンドン:ハヤート、AFP、ロイター】      クウェート駐在イギリス大使館は昨日、「テロの脅威の増大」を理由に一時的に閉鎖することを発表した。同大使館は、他のイギリス関連機関も危険に晒される可能性があると警告した。      同大使館が水曜日[19日]、ウェブサイトに掲載した声明によると、「脅迫は大使館自体を狙ったものであるが、クウェートにおけるその 全文をよむ

2011-10-18 アッ=シャバーブ、ケニアのソマリア侵攻を受けて報復を脅迫 (al-Hayat紙)

■ソマリア:アッ=シャバーブ、ケニアに攻撃を仕掛けると威嚇      2011年10月18日付『アル=ハヤート』紙      【モガディシュ:AFP、AP】      アル=カーイダと関係を有するアッ=シャバーブは、ケニア軍が同組織の戦闘員を追って火曜[17日]にソマリア領土内に侵入したことへの報復として、ケニアに対して攻撃を仕掛けると威嚇した。なおケニア政府は、域内の緊張を高める恐れのある先例のない動きの中で、アッ=シャバーブが最近の外国人誘拐事件の責任を負っていると主張してきた。      全文をよむ

2011-10-09 EU:タンムー氏暗殺を≪最も強い言葉で≫非難 (al-Hayat紙)

■EU:タンムー氏暗殺を≪最も強い言葉で≫非難      2011年10月9日『アル=ハヤート』紙      【AFP:ブリュッセル】      EUは昨日、シリアの反体制派勢力のリーダーで、一昨日シリア北東部アル=カーミシュリーで殺されたクルド人のミシュアル・タンムー氏の暗殺を≪最も厳しい言葉で≫非難し、ダマスカスにおける反体制派勢力の元議員のリヤード・サイフ氏への暴行に対しても同様に異議を唱え、シリアで続いている弾圧に強い不安を示した。   EU外務大臣のキャサリン・アシュトン氏は声明で、タ 全文をよむ

2011-10-09 スーダン・サウジアラビア関係:アル=バシール大統領からアブドゥッラー国王への親書 (al-Hayat紙)

■アル=バシール大統領からアブドゥッラー国王宛の親書      2011年10月09日『アル=ハヤート』      【リヤド:本紙】      サウジアラビアのサウード・アル=ファイサル外相は昨日(8日)、スーダン大統領の顧問であるムスタファー・ウスマーン・イスマーイール博士と会談した。同顧問は、ウマル・ハサン・バシール大統領から二聖地の守護者であるアブドゥッラー王に宛てた親書をサウード外相に手交した。会談では、両国共通の関心事について討論が行われた。      サウード外相とイスマーイ 全文をよむ

2011-10-08 エジプト:サウジとの電力連結事業始動 (Al-Ahram紙)

エジプト:サウジとの電力連結事業始動      ■ エジプト:サウジとの電力連結事業始動      2011年10月8日『アル=アハラーム』      エジプトとサウジアラビアは、二国間の電力を連結して3千メガワットを交換する事業の実施を来月開始することを決めた。事業の技術的規格の整備、協定草案の作成の完了、推計約15億ドルの財源に関する特別調査を経ての開始となる。カナダのある企業が実施権を得た。      ハサン・ユーニス電力エネルギー相はファトフッラー・シャラビー氏をはじめとするエジプトの送 全文をよむ

2011-10-07 ドイツ政府、独批判のシリア大使を呼び出し (al-Hayat紙)

■ ドイツ政府、独批判のシリア大使を呼び出し      2011年10月7日『アル=ハヤート』      【ベルリン:イスカンダル・アッ=ディーク】      ドイツ外務省の報道官が昨日発表したところによると、同省は一昨日、 ラドワーン・ルトフィー在独シリア大使をベルリンの庁舎に呼び出し、シリアのバッシャール・アル=ジャアファリー国連大使の国連安保理におけるドイツに関する発言を断固拒否することを伝え、シリアの反体制派に対するスパイ行為や圧力の行使を続けることに警告を発した。      同報道官は 全文をよむ

2011-10-05 トルコ首相が対シリア制裁の意向、トルコ軍は国境地帯で軍事演習 (Al-Nahar紙)

■ エルドアン首相、対シリア制裁の意向を表明   ■ トルコ軍、国境地帯で軍事演習      2011年10月5日付『アル=ナハール』      【AFP、ロイター、UPI、MENA】      トルコのレジェプ・タイイプ・エルドアン首相は昨日[4日]、[滞在中の南アフリカの首都]プレトリアで、シリアでのデモ弾圧を非難する国連安保理決議の採択を支持し、シリア体制に制裁を科す意向であることを明らかにした。一方、トルコ軍は南部ハタイ県で軍事演習を実施すると発表した。シリア軍部隊はバッシャール・アル= 全文をよむ

2011-09-26 アメリカ大使館が自国民にシナイ半島での移動を警告 (al-Hayat紙)

■アメリカ大使館が自国民にシナイ半島での移動を警告      2011年9月26日『アル=ハヤート』      【カイロ:本紙】      在カイロ・アメリカ大使館は、自国の国民と外交使節団員に対し、シナイ半島での移動について警戒するよう呼び掛けた。この警告は、「アカバ湾付近の周辺地域や国境地帯のイスラエル側でテロ活動の脅威が増している」ことを理由に出された。      同じ頃、エジプト政府はエジプト軍が複数の重火器を発見したと発表した。重火器はイスマイリーヤとポート・サイードを結ぶスエズ運河の 全文をよむ

2011-09-24 パレスチナ大統領、国連への正式加盟を申請し総会で演説 (al-Hayat紙)

■アッバース大統領、圧力に抗し、パレスチナ国家の春を始動      2011年9月24日『アル=ハヤート』      【ニューヨーク:ラーギダ・ダルガーム】      パレスチナのマフムード・アッバース大統領は圧力に抗し、国連総会の壇上からパレスチナ国家の春を始動させた。この演説でアッバース大統領は、1967年ラインを国境とするパレスチナ国家の国連への正式加盟を潘基文事務総長に申請したことを確認した。米国がアッバース大統領に「直接交渉」への復帰を急いで求め、イスラエルがこの申請に対する「遺憾の意 全文をよむ

2011-09-20 国連:「レバノンにシリア難民3500人以上」 (al-Hayat紙)

■ 国連:「レバノンにシリア難民3500人以上」      2011年9月20日『アル=ハヤート』      【ベイルート:ロイター】      国連の報告によると、シリアの民主化を支持する抗議デモ参加者らに対する軍事攻撃から逃げてきたシリア難民3500人以上がレバノンで難民登録を行った。ここ2週間では600人以上の難民がレバノンに到達している。      国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の報告書によると、3月に政権打倒を訴える街頭行動が初めて行われて以来、レバノン北部でシリア避難民358 全文をよむ

2011-09-17 EUバローゾ委員長:「NATOのリビア介入は“道義的義務”だった」 (al-Hayat紙)

■EUバローゾ委員長:「NATOのリビア介入は“道義的義務”だった」      2011年9月17日『アル=ハヤート』      【ヨハネスブルク:AFP】      欧州委員会のジョゼ・マヌエル・バローゾ委員長は、NATOのリビア介入を「道義上の義務」とみなして介入を擁護した。これは、昨日(16日)ヨハネスブルグで行われたネルソン・マンデラ財団での会合で同委員長に向けられた批判に反論する中でなされた発言である。      バローゾ委員長は、南アフリカ共和国のフレデリック・デクラーク元大統領およ 全文をよむ

2011-09-12 トルコのエルドアン首相、革命後初のエジプト公式訪問へ (al-Hayat紙)

■エルドアン首相は12日からカイロを訪れ、アラブ閣僚を前に演説を行う      2011年9月12日『アル=ハヤート』      【カイロ:ムハンマド・アッ=シャーズリー】      トルコのレジェプ・タイイプ・エルドアン首相は今日(12日)から2日間、チュニジアとリビアを含むアラブ訪問の一環として、エジプトを公式訪問する。1月25日革命後、初の公式訪問となる。      エジプト高官らとの協議に加えて、明日火曜日(13日)にエルドアン首相はアラブ連盟の外相級会合で演説を行う。また同じく外相級会 全文をよむ

2011-09-10 イスラエル、在エジプト大使館の保護への助力を米に要請 (Al-Ahram紙)

■イスラエルがアメリカに対し在エジプト・イスラエル大使館の保護への助力を要請   ■オバマ大統領、エジプトに対し国際社会の義務を尊重しイスラエル大使館を保護するよう呼びかけ      2011年9月10日『アル=アハラーム』      エジプト人デモ隊がイスラエル大使館の入居している建物に突入したことを受け、イスラエルはアメリカに対し、カイロにある在エジプト・イスラエル大使館の警護への助力を求めた。      イスラエルのエフード・バラク防衛大臣の声明によると、アメリカのレオン・パネッタ国防長官 全文をよむ

2011-09-06 中国企業がカッザーフィー部隊に武器売買を提示したとの報道 (al-Hayat紙)

■中国企業がカッザーフィー部隊に武器売買を提示      2011年9月6日『アル=ハヤート』      【北京:ロイター】      中国の武器製造企業が、7月に政権を追われたリビアの指導者ムアンマル・アル=カッザーフィーの部隊に、2億ドル相当の武器の販売を申し出たと2紙が報じた。これによってアル=カッザーフィー政権を転覆した暫定国民評議会と中国政府とのぜい弱な関係に対する圧力が強まっている。      先般、グローブ紙とメール紙に記事が掲載されたのに続けてニューヨークタイムズ紙が一昨日(4日 全文をよむ

2011-09-06 ソマリアの飢饉、依然拡大 (al-Hayat紙)

■ソマリアの飢饉、依然拡大      2011年09月06日付『アル=ハヤート』      【ナイロビ:AFP】      昨日(9月5日)国連が発表したところによると、アフリカの角での記録的な干ばつの波を受けて、飢饉がソマリア(南部)バーイ地方へ広がった。〔飢饉が宣言された〕6番目の地域となる。      国連の食料安全保障・栄養分析ユニットの声明では、「現在の(人道危機への)対応水準が続けば、この先4ヶ月の間に飢饉が拡大することが予想される」と述べられた。また、「ソマリアでは400万人が危機 全文をよむ

2011-09-04 ヨルダンのムスリム同胞団、ヨルダンとエジプト両政府にイスラエル大使の追放を要請 (al-Quds al-Arabi紙)

■ ヨルダンのムスリム同胞団、ヨルダンとエジプト両政府に対し「トルコの姿勢を見習い」イスラエル大使を追放するよう呼びかけ      2011年09月04日『クドゥス・アラビー』      【カイロ、アンマン:DPA】      ヨルダンのムスリム同胞団は、トルコ政府がイスラエル大使の国外追放を決定したことに言及し、ヨルダンとエジプトの両政府に対して「崇高なトルコの姿勢を見習って」イスラエル大使をアンマンとカイロからそれぞれ追放するよう呼びかけた。      同胞団のハンマーム・サイード総監督官は 全文をよむ

2011-09-03 EUはシリアの石油輸入を禁止 (al-Hayat紙)

■EUはシリアの石油輸入を禁止      2011年9月3日『アル=ハヤート』      【ブリュッセル:ヌール・アッ=ディーン・アル=ファリーディー】      欧州連合はバッシャール・アル=アサド政権に対する制裁を強めた。政権への抗議活動に対する激しい弾圧が続いていることを理由に、土曜日(3日)からシリアの石油輸入の禁止を義務づけると発表した。ヨーロッパの高位の外交官は「アル=アサド政権には、十分な代替品がないこと」に注目し、シリア人の流血を止められる唯一の平和的な解決策は「バッシャール・ア 全文をよむ

2011-08-21 シリア情勢:英国の閣僚が石油分野への制裁に慎重姿勢 (al-Hayat紙)

イギリスの国務大臣はシリアの石油についての制裁に関して注意するよう要求      2011年8月21日『アル=ハヤート』      【ロンドン:ロイター】      イギリス外務省の国務大臣アリステア・バートは昨日、英国は欧州連合が提案したシリアの石油分野への制裁を支持するかどうかまだ決めていないと発表した。同大臣は、英国は石油分野への制裁がバッシャール・アル=アサド大統領に損害を与える以上にシリア人民に害を与えることを懸念していると説明した。      先週木曜日(18日)、アメリカ合 全文をよむ

2011-08-20 イスラエル軍が国境地帯でエジプト兵を殺傷、ガザを空爆で高まる緊張 (Al-Ahram紙)

■イスラエルに公式抗議、激しい大衆的怒り   ■エジプト国境内で軍に死傷者が出たことに早急な調査を要求      2011年8月20日付『アル=アハラーム』      【カイロ:アブドゥルガワード・タウフィーク、通信各社】      昨日、エジプトはイスラエルに対し、一昨日(19日)にエジプト国境内でエジプト治安部隊の3人が死亡、7人が負傷するに至った理由と事実関係を早急に調査するよう求めた。軍の高官筋によれば、エジプト軍は現在、死傷者が出た理由を把握し、再発を防ぐに必要な措置を講じるべく、エジ 全文をよむ

2011-08-15 中国総参謀長イスラエルに (al-Hayat紙)

■中国総参謀長イスラエルに      【占領地エルサレム:AFP】      中国の陳炳徳総参謀長は、昨日(14日)イスラエルに到着した。イスラエル軍によると、総参謀長は上級セキュリティ関係者複数人との面会、戦略とセキュリティに関する諸会議への出席、国防軍の町にある戦闘訓練所の訪問、国防軍の訓練ショーの視察を予定している。しかし陳総参謀長がイスラエルで過ごす期間は明らかにされていない。      イスラエル軍ラジオはこの訪問を「歴史的である」と表現した。また陳総参謀長はエフード・バラク国防相と日 全文をよむ

2011-08-12 USAID、ハマース政府の監視に抗議してガザでの事業停止を警告 (al-Hayat紙)

■国際機関、ガザでの事業を停止すると警告      2011年8月12日『アル=ハヤート』      【ガザ:ファトヒー・サッバーフ】      パレスチナの情報筋は本紙に対し、ハマース政府がアメリカ国際開発庁(USAID)やその他の国際的非政府組織への干渉を止めなかった場合、アメリカ国際開発庁はガザ地区で実施している事業を停止すると警告しているとの事実を明らかにした。      情報筋は次のように語った。「ハマース政府の内務省がアメリカ国際開発庁に属する国際機関の監視に固執していることから生じ 全文をよむ

2011-08-09 ヨルダンのイスラーム主義者、シリアでの「国家テロ」を改めて非難 (al-Quds al-Arabi紙)

■ヨルダンのイスラーム主義者がシリアでの「国家テロ」を改めて非難      2011年08月09日『クドゥス・アラビー』      【アンマン:UPI】      ヨルダンのイスラーム主義者らは火曜日[9日]、シリアでの「国家テロ」や残忍な弾圧を改めて非難した。      ヨルダンのムスリム同胞団の政治部門であるイスラーム行動戦線党は、報道声明の中で、シリアの治安部隊が自由と尊厳を求める国民に対して行っている「国家テロ」を非難し、「これらの犯罪行為の全責任は体制側にある」と指摘した。      全文をよむ

2011-08-08 湾岸諸国と欧州、原子力利用における安全確保のため協力 (al-Hayat紙)

■ GCCとEUが原子力利用にあたっての放射能対策で協力      2011年8月8日『アル=ハヤート』      【リヤド:本紙】       湾岸協力会議(GCC)諸国の原子力平和利用のための詳細な調査を委任された委員会は今日(8日)、リヤドのGCC事務局本部で第18回目の会議を開き、加盟各国の代表が出席した。       会議では委員会作成の覚書に関わる諸課題について協議が行われ、戦略的研究の成果と閣僚会議への勧告、原子力平和利用開発に向けたGCC加盟国の協力関係を強化するうえでの戦略的な 全文をよむ

2011-08-08  ローマ法王シリアでの対話を至急要請 (al-Hayat紙)

■ ローマ法王シリアでの対話を至急要請      2011年8月8日 火曜日 『アル=ハヤート』      【カステル・ガンドルフォ(イタリア):AFP】      ローマ法王ベネディクト16世は昨日(7日)、礼拝の最中にシリア当局に対して住民と国際社会の「正当な希望に応える」ことを至急要請し、またリビアの和平の見通しのための協議を再開するよう至急要請した。      ローマ法王はローマ近くにあるカステル・ガンドルフォの別荘で、「私はとても不安を感じながら、シリアで起きた悲劇的で深刻な暴力事件を 全文をよむ

2011-08-03 イスラエル;EU、カランディヤでのパレスチナ人銃殺に関する調査を呼びかけ (al-Hayat紙)

■EU、カランディヤでのパレスチナ人2名銃殺の調査を呼びかけ      2011年8月3日水曜日『アル=ハヤート』      【ガザ:ブリュッセル:AFP】      EUはイスラエルに、一昨日(1日)のヨルダン川西岸地区にあるカランディヤ難民キャンプでイスラエル兵士らが二人のパレスチナ人青年を銃殺したことについて、調査を行うよう呼びかけた。      キャサリン・アシュトンEU上級代表の報道官は 「EUは二人の青年殺人に関して悲しみと不安を感じています。」と述べ、さらにイスラエル当局に 全文をよむ

2011-08-03 レバノン・イスラエル:境界付近での緊張 (al-Hayat紙)

■イスラエル、テクニカルラインを侵犯、レバノンを安保理に提訴      2011年8月3日『アル=ハヤート』      【ベイルート、ニューヨーク:本紙】      イスラエルは昨日(2日)、レバノンとの国境に隔たるテクニカルライン侵害を繰り返した。この侵入は、ワッザーニーでの事件から24時間後だった。午後1時30分、10人の兵士からなるイスラエルの徒歩パトロール部隊が、30メートルの距離に渡ってハラージュ・ミース山のマハッラ・クルーム・アッ=シュルーキーへと進んだ。同地は、レバノン・イスラエル 全文をよむ

2011-08-02 エジプト:アリーシュで武装集団が警察を襲撃、「シナイ半島のアル=カーイダ」名で声明配布 (Al-Ahram紙)

■北シナイ県知事、アル=カーイダの存在を否定   ■イスラーム主義組織が声明を配布      2011年08月02日『アル=アハラーム』      北シナイ県のアブドゥルワッハーブ・マブルーク知事は火曜日(2日)、シナイ半島におけるアル=カーイダの存在を全面的に否定し、「シナイ半島にアル=カーイダの組織は全く存在しない」と述べた。しかし同時に知事は「シナイ半島のアル=カーイダ」と名乗る正体不明の組織が出した声明文が配布されたことは認め、「声明は、シナイ半島に存在するタクフィール主義の武装集団によ 全文をよむ

2011-08-02 パレスチナ:PA、イスラエルによる攻撃を非難 (al-Hayat紙)

■PA、イスラエルの9月を目前にした攻撃を非難:ラマダーン前夜のカランディヤ・キャンプへの突入で 2名が殉教。      2011年8月2日『アル=ハヤート』      【ラーマッラー:AFP】      神聖なラマダーン月開始前夜の昨日(1日)の明け方、イスラエル兵によるヨルダン川西岸地区にあるエルサレム市街近くのカランディヤ難民キャンプへの攻撃の最中にパレスチナ人の二人の若者が銃殺され、また3人が負傷した。複数の医療関係筋によると、殉教したのはムウタシム・アドゥワーン(22歳)とアリー・ 全文をよむ

2011-07-29 サウジアラビア国王と皇太子、モロッコ国王に軍用機墜落事故の犠牲者への哀悼の意を表明 (al-Hayat紙)

■サウジアラビア国王と皇太子、モロッコ国王に軍用機墜落事故の犠牲者への哀悼の意を表明      2011年07月29日『アル=ハヤート』      【ジェッダ:本紙】      サウジアラビアのアブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズ国王は、モロッコのムハンマド6世国王に対し、軍用機墜落事故の犠牲者弔電を送った。      以下が国王の電報の内容である。「我々はモロッコで起こった軍用機墜落事故により死者が出たというニュースに深い悲しみを受けた。我々はここでサウジアラビア王国民、サウジアラビア王 全文をよむ

2011-07-29 クウェート:イラクから330億米ドル以上の賠償金受け取る (al-Hayat紙)

■クウェート、イラクから330億米ドル以上の賠償金受け取る      2011年07月29日『アル=ハヤート』      【ジュネーブ:AFP】      国連はクウェートに、イラクのクウェート侵攻に対する補償金である10億6000万米ドルを渡したが、この賠償金は1994年に受取が開始した。以上のことが国連賠償金委員会によって声明で発表された。      今般の支払いまでに、クウェートは333億米ドルの戦争賠償金を受け取っている。イラク政府は未だにおよそ190億米ドルを支払う義務がある。昨日(2 全文をよむ

2011-07-26 仏のブルカ禁止を受けて、裕福なアラブ人の買い物の場所がイギリスへ移動 (al-Quds al-Arabi紙)

■仏のブルカ禁止を受けて裕福なアラブ人がパリを去り、イギリスに殺到      2011年07月26日『クドゥス・アラビー』      【ロンドン:UPI】      7月26日付の英紙「デイリースター」によると、フランス政府が公共の場でイスラーム教徒女性のブルカ着用を禁止したことを受けて、裕福なイスラーム教徒のアラブ人がパリを離れ、デパートで買い物をするためにイギリスに殺到している。      同紙によると、デパート「セルフリッジ」のロンドン、マンチェスター、バーミンガムにある各店舗ではイスラー 全文をよむ

2011-07-22 ソマリアの海賊が近隣諸国の経済危機も招く (al-Quds al-Arabi紙)

■ソマリアの海賊が近隣諸国の経済危機を招く      2011年07月22日『クドゥス・アラビー』      【ベルベラ(ソマリア)、ナイロビ:DPA、ロイター】      アフリカの角[とよばれているアフリカ東部]の海域に入ると船の乗組員は非常に緊張した状態になる。      それは現在約600人がその地域で活動する海賊に誘拐されている状況を鑑みれば、驚くことではない。拿捕されなかった幸運の持ち主ですら、次は自分の番だと脅えている状況なのだから。      インド船籍の「サーフィーバ 全文をよむ

2011-07-19 イラン国会副議長、シリアに対するアメリカとイスラエルの「陰謀」を非難 (al-Quds al-Arabi紙)

■イラン国会副議長、シリアに対するアメリカとイスラエルの「陰謀」を非難      2011年7月19日『クドゥス・アラビー』      【ベイルート:UPI】      イランのモハンマド・レザー・バーホナル国会副議長は、アメリカとイスラエルがシリアに対して「陰謀」を図り、シリアが騒乱に喘いでいるような印象を広めようとしていると非難した。      バーホナル副議長は火曜日[19日]、イラン・レバノン議会友好委員会の代表団を率いてレバノンのナジーブ・ミーカーティー首相と会合を行った後、「現在シリ 全文をよむ

2011-07-19 GCC諸国、バハレーンに対する「イランの干渉」を非難 (al-Hayat紙)

■ 湾岸諸国、「イランの挑発」とバハレーン内政に対する「あからさまな干渉」を拒否      2011年7月19日『アル=ハヤート』      【リヤド、ロンドン:本紙】      湾岸協力会議(GCC)諸国は昨日[18日]の公式声明で、イランのアフマド・ジャンナティー護憲評議会書記がバハレーン王国とその指導部および国民に向けて行った金曜日の演説について「演説の中で行われた挑発的な発言や誤った主張を全面的に拒否する」と表明し、ジャンナティー師の発言は「バハレーン内政に対する受け入れがたい干渉であり 全文をよむ

2011-07-17 ユニセフ、アフリカ東部の干ばつ悪化を予測 (al-Quds al-Arabi紙)

■国連機関、アフリカ東部の干ばつ悪化を予測   ■数百万人が飢餓、50万人の子供が死ぬ恐れ      2011年07月17日『クドゥス・アラビー』      【ケニア(Lodwar):AFP】      国連の高官が、アフリカ東部を襲っている深刻な干ばつに苦しむ数百万人の今後の状況について、収穫が遅れ、雨が数か月先まで降らないと見られることから、さらに悪化すると予測した。      ここ数年の雨不足によって、数千人のソマリア人が自国から移住せざるを得なくなり、ケニアやエチオピア、ジブチでは数百万 全文をよむ

2011-07-15 ポーランド上院議長:「エジプト民主化を支援」 (Al-Ahram紙)

■ ポーランド上院議長:「エジプト民主化を支援」      2011年7月15日『アル=アハラーム』      ポーランド国内で大統領、下院議長に次いで3番目の地位に当たる上院議長のボグダン・ボルセヴィッチ氏は現在訪問中のエジプトで、EUとポーランドは現在エジプトで起きている民主化の動きを支持すると言明した。ポーランドは現在、EU議長国を務めている。      ボルセヴィッチ議長はポーランドとエジプトの革命には大きな類似点があると述べ、ポーランドでもエジプトの革命と同様に、治安の混乱した段階があ 全文をよむ

2011-06-27 サウジアラビア:アブドゥッラー国王、首相府を宮廷府に併合 (al-Hayat紙)

アブドゥッラー国王、首相府を宮廷府に併合      ■アブドゥッラー国王、首相府を宮廷府併合      2011年06月27日『アル=ハヤート』      【リヤード:本紙】      アブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズ国王は昨日、2つの王令を発布した。第1の王令は、首相府長官であったアブドゥルアズィーズ・ビン・ファハド・ビン・アブドゥルアズィーズ王子を、本人からの求めに応じてその職から解くことを命じたもので、一方、同王子の国務大臣および内閣のメンバーとしての地位は継続される。第2の王令 全文をよむ

2011-06-26 国連安保理、イエメン問題でGCC提案を支持し包括的対話を呼びかけ (al-Hayat紙)

■ 国連安保理、イエメン問題でGCC提案を支持し包括的対話を呼びかけ      2011年06月26日『アル=ハヤート』      【ニューヨーク:本紙】       国連安全保障理事会は、イエメン問題の全ての当事者に対して「最大限自制に努め、包括的な政治対話に入るように」呼びかけた。また、4月にロシアと中国が反対を表明して以来初めて、イエメン情勢に関する声明を発表することで合意に漕ぎつけた。       中国の外交官は本紙に対して「イエメン情勢の最近の展開は、安保理による何らかの立場の表明を要 全文をよむ

2011-06-22 シリア情勢に対するフランスとロシアの立場 (Al-Nahar紙)

■シリアをめぐるフランスとロシアの見解の相違   ■プーチン氏:「デモ参加者の目的を知っているか?」      2011年6月22日『アル=ナハール』紙      【AFP、中東通信】      フランス政府とロシア政府の間で昨日〔21日〕、シリア問題をめぐる立場の相違が再び現れた。フランスのフランソワ・フィヨン首相はロシアのウラジミール・プーチン首相をパリで迎えた直後に、「国連安保理は、シリアで起こっていることに対してこれ以上黙っていることはできない」という見解を示した。それに対してプーチン首 全文をよむ

2011-06-21 イエメン大統領は今週末リヤードからサヌアへ帰国予定 (al-Quds al-Arabi紙)

2011年06月21日      イエメン大統領、今週末リヤードからサヌアへ帰国予定      ■今週末サヌアに帰国するためイエメン大統領機がサウジアラビアに到着      2011年06月21日『クドゥス・アラビー』      【リヤード:UPI】      イエメンのアリー・アブドゥッラー・サーリフ大統領とその同行者らを今週末にサヌアへ移送する役割を担うイエメン航空の飛行機が、月曜日[20日]にリヤードのキング・ハーリド国際空港に到着したとサウジアラビアの新聞が火曜日[21日]に報じた。   全文をよむ

2011-06-16 バハレーンの反体制派拘束にアメリカ政府が懸念、対話を呼びかけ (al-Quds al-Arabi紙)

■ バハレーン政府、国連事務所で平和的抗議運動を行って拘束された女性3人を釈放   ■ アメリカはバハレーンの反体制派拘束に対して懸念を表明、対話を呼びかけ      2011年6月16日『クドゥス・アラビー』      【マナーマ:諸通信社】      アメリカ政府は水曜[15日]、数週間にわたって続いた民主化を求める抗議運動を経て現在予定されている国民対話を前にバハレーンは激しい緊張状態に包まれているとの見解を示し、バハレーン政府に対して国民に意見を出させるよう呼びかけた。      バハレ 全文をよむ

2011-06-14 欧州議会議長がガザ訪問、ハマースとの対話開始とガザ地区封鎖解除を呼びかけ (al-Hayat紙)

■ 欧州議会議長がガザを訪問、ハマースとの対話開始とガザ地区封鎖解除を呼びかけ      2011年06月14日『アル=ハヤート』      【ガザ:本紙】      イェジ・ブゼク欧州議会議長はハマースとの対話再開を訴え、長年のイスラエルによるガザ地区封鎖に終止符を打つよう求めた。ブゼク議長は昨日ガザで国連パレスチナ難民救済機関(UNRWA)のフィリッポ・グランディ事務局長と共同記者会見を開き、ガザ地区のパレスチナ人民が「世界の諸国民と同様に安全と平安と快適」のもとで生活する必要性を強調した。 全文をよむ

2011-06-12 エジプト外相、シリアの危機打開に向けて欧米諸国に働きかけていると言明 (al-Hayat紙)

■ アラビー・エジプト外相:「シリアの真剣かつ速やかな改革を願い、閉塞状況を避けるため欧米諸国に働きかける」      2011年06月12日『アル=ハヤート』      【カイロ:本紙】       エジプトのナビール・アル=アラビー外相は、「シリアの安定はアラブ民族の 安全保障の問題であり、シリア政府が民主主義と改革と変化を掲げる人々の要望に沿ったイニシアティヴを打ち出すことを願う」との見解を語った。       アラビー外相は本紙の単独インタビューで、エジプトが欧米主要国にシリアへ外相など 全文をよむ

2011-06-09 オバマ米大統領、バハレーン政府と国民の「妥協」を支持する立場を表明 (al-Hayat紙)

■ オバマ米大統領、バハレーン政府と国民の「妥協案」への到達を支持      2011年6月9日『アル=ハヤート』      【ワシントン:本紙、BNA、AP】      バラク・オバマ米大統領はバハレーン政府による国民安寧法(非常事態法) の撤廃と、ハマド・ビン・イーサー国王が7月初めに包括的国民対話を開始するよう呼びかけたことを歓迎した。また、バハレーンとの良好な関係を保ち、同国の治安と安定の確保を支援し続ける立場をあらためて表明した。      ホワイトハウスの声明によると、オバマ大統領は 全文をよむ

2011-06-07 アル=カッザーフィー大佐、「生死に関わらずトリポリに残る」と誓う (al-Quds al-Arabi紙)

■ アル=カッザーフィー氏、「生きようと死のうと」トリポリに残ることを誓う      2011年6月7日『クドゥス・アラビー』      【トリポリ、カイロ:DPA】      リビアの指導者ムアンマル・アル=カッザーフィー氏は火曜日(7日)、リビアの民衆はNATO軍の攻撃よりも強いと述べ、たとえどんな結末になろうとも首都トリポリに残ると誓った。アル=カッザーフィー氏(69歳)は生きようと死のうとトリポリに残ると語った。      リビアのテレビで放送された録画メッセージの中でアル=カッザーフィ 全文をよむ

2011-06-06 クウェートの上訴裁判所、イランの諜報問題で拷問疑惑に関する調査を開始 (al-Quds al-Arabi紙)

■クウェートの上訴裁判所、イランを利する諜報活動に関する問題で拷問が行われたとする主張についての調査を開始      2011年6月6日付『クドゥス・アラビー』      【クウェート:AFP】      クウェートの上訴裁判所は、月曜にあたる昨日、イランを利する諜報行為で有罪判決を受けた諜報細胞の要員が刑務所で拷問を受けたと訴えている件に関して、確認のため、調査を開始するよう命令した。   裁判所長のアンワル・アル=アンズィー氏は検事に対し、これらの有罪判決を受けた者たちが取り調べ中に実際に拷 全文をよむ

2011-06-05 リビアでNATO軍の攻撃続く。日本政府はカッザーフィー氏の資産を凍結 (Al-Ahram紙)

■日本政府、カッザーフィー氏や側近の資産44億ドルを凍結   ■NATO軍、戦闘機でリビアの攻撃目標を爆撃      2011年6月5日『アル=アハラーム』      【トリポリ、ブリュッセル、パリ、通信各社】      北大西洋条約機構(NATO)は、リビアでカッザーフィー部隊に対する軍事作戦を開始して以降初めて、同国内の攻撃目標を爆撃するために攻撃ヘリコプターを使用したと声明で発表した。同声明によれば、爆撃された標的には軍用車の車列や軍事機材、戦地の部隊が含まれているというが、攻撃地点につい 全文をよむ

2011-05-29 インド訪問中のナビール・アル=アラビー外相「革命後のエジプトは世界に新しいページを開く」 (Al-Ahram紙)

■インド訪問中のナビール・アル=アラビー外相「革命後のエジプトは世界に新しいページを開く」      2011年05月29日『アル=アハラーム』      【ニューデリー:中東通信社(MENA)】      エジプトのナビール・アル=アラビー外務大臣は昨日、次のように述べた。「革命後のエジプトは世界各国と協力して新しいページを開くだろう。特にインドとは、両国の歴史的役割を回復するために、国際および二国間レベル、また非同盟運動のレベルでも、共に活動していく」。      アラビー外相は続けて「今回 全文をよむ

2011-05-29 アラブ法相会議、汚職撲滅などを協議 (Al-Ahram紙)

■ アラブ諸国の法務大臣、汚職撲滅の方法を協議      2011年05月29日付『アル=アハラーム』      【ナイマット・イーサウィー】      アラブ法相会議の執行部は今日、カイロで会合を開き、汚職、テロ、組織犯罪や反国家的な犯罪への対策に関するアラブ合同協定の有効化を筆頭に、いくつかの事項について協議した。      また、イスラエルの許にあるアラブ人犠牲者の遺体を引き渡すよう要求するにあたって、アラブ諸国として統一された立場を取る問題についても、始めて議論された。加えて、マネーロン 全文をよむ

2011-05-27 レバノン南部で国連レバノン暫定軍の兵士6名が負傷 (al-Quds al-Arabi紙)

■レバノンでの攻撃で国連軍の兵士6名が負傷      2011年05月27日『クドゥス・アラビー』      【ロイター:ベイルート】      イタリア軍の参謀長は、金曜日[27日]レバノン南部の都市サイダ市(シドン)近くで国連軍の車両に爆弾が爆発し平和維持軍のイタリア兵6名が負傷した発表した。この種の攻撃は三年ぶりのことである。      この発表に先立ち、レバノン治安筋は、平和維持軍の要員の一人がこの攻撃で死亡したと述べていた。この攻撃は、サイド市に向かう混雑した高速道路で発生し、道で灰色 全文をよむ

2011-05-22 パレスチナ自治政府:「イスラエルがオバマ演説に合意すれば交渉再開」 (al-Hayat紙)

■ パレスチナ自治政府:「イスラエルがオバマ演説の原則に合意すれば、交渉を再開する。合意がなければ、9月の国連総会でパレスチナ国家承認を目指す」      2011年05月22日『アル=ハヤート』      【ラーマッラー、ガザ:AFP、ロイター】      パレスチナ大統領府のナビール・アブー・ルダイナ報道官は、国連でのパレスチナ国家承認を目指すよりもイスラエルとの和平へ向けて尽力する方が好ましいとするパレスチナ側の考えを明らかにした。一方、ファタハ中央委員会のナビール・シャアス氏は、米国の仲 全文をよむ

2011-05-18 アル=カッザーフィーの家族の一部のチュニジアへの出国は、カッザーフィー本人の最終的出国の端緒になるかもしれない (al-Quds al-Arabi紙)

■アル=カッザーフィーの家族の一部のチュニジアへの出国は、アル=カッザーフィー本人の最終的出国の端緒になるかもしれない      2011年05月18日『クドゥス・アラビー』      【本紙:マドリード】       フランコ・フラティニ外相をはじめとするイタリアの高官や、報道機関が伝えたことには、衝撃が感じられる。それらは、リビアの独裁者ムアンマル・アル=カッザーフィーが行き詰まりに直面し、リビア出国を計画し始めたかもしれない、という内容である。これまで無名だった者も含むアル=カッザーフィー 全文をよむ

2011-05-03 ビン・ラーディン第一夫人がシリアを出発しドーハへ移動 (al-Quds al-Arabi紙)

■ 消息筋、本紙に:「ビン・ラーディンの妻と子供たち、シリアを発ちドーハへ」      2011年5月3日付『クドゥス=アラビー』      【ダマスカス:本紙カーミル・サクル】      アル=カーイダの指導者ウサーマ・ビン・ラーディンの第一夫人であるナジュワー・ガーニム夫人は、シリア海岸地域の都市ラタキアで息子たちと共に住んでいる邸宅に隣接する家屋を25万米ドルを超える価格で購入しようとしていたが数ヶ月前、カタールの首都ドーハに向けて出発していた。      事情に詳しい情報筋が本紙に対して 全文をよむ

2011-04-30 スーダン人1万5000人、エジプト国境経由でリビアから退去完了 (Al-Ahram紙)

■ スーダン人1万5000人、サッルーム通行所経由でリビアから退去完了      2011年4月30日『アル=アハラーム』      【ジーハーン・アブドゥッサラーム・アワド】      アブドゥッラフマーン・スィッル・アル=ハティム・エジプト駐在スーダン大使は、現在エジプト・リビア国境地帯のサッルーム通行所に拠点を置く国連機関に対し、リビアからのスーダン人帰還者全員を退去させる用意があると通達した。武装組織に所属する者についてもスーダン国内で訴追しないことを全面的に保証し、国費負担で元の居住地 全文をよむ

2011-04-22 イラク首相「イラク軍には治安維持の責任を担う能力がある」 (al-Quds al-Arabi紙)

■ イラクのマーリキー首相、マレン米統合参謀本部議長に「イラク軍には治安維持の責任を担う能力がある」      2011年4月22日付『クドゥス・アラビー』      【バグダード:AFP】      イラクのヌーリー・アル=マーリキー首相は木曜日、米軍最高司令官との会談で、アメリカ政府が今年末イラク駐留部隊撤退を予定する中、「イラク軍部隊には国内の治安維持責任を担う能力がある」と述べた。      マーリキー首相のこの発言はアメリカ軍統合参謀本部のマイケル・マレン議長に向けられたもので、数日前 全文をよむ

2011-04-21 イスラエル大統領、革命後のイスラエル・エジプト関係が変容することに警告 (Al-Ahram紙)

■ ペレス大統領、革命後のエジプト・イスラエル関係が変容することに警告       2010年04月21日『アル=アハラーム』紙      【テルアビブ、ロンドン:諸通信社】      イスラエルのシモン・ペレス大統領は昨日、イスラエルとエジプトを結ぶ歴史的関係が1月25日の革命を受けて変化することに警告を発した。      イスラエル軍ラジオによると、ペレス大統領は両国を結ぶ歴史的関係の継続を希望すると明言し、イスラエルがアラブ世界における民主的変革を無視しようと努めているという国際的な非難 全文をよむ

2011-04-20 リビアの秩序崩壊とアルジェリア国内のテロ事件との関係 (al-Quds al-Arabi紙)

■ベルハーディム内相、アルジェリアでのテロ行為再発とリビア情勢悪化を関連づける      2011年4月20日『クドゥス・アラビー』      【アルジェ:UPI通信】      アルジェリアのアブドゥルアズィーズ・ブーテフリカ大統領の個人代表を務めるアブドゥルアズィーズ・ベルハーディム国務大臣は、15名の軍人が犠牲になった最近の武装集団による武力行為をリビアの危機的な情勢と関係付け、「こうした武力行為が再発したのはリビア軍がアルジェリア国境から撤退したために、武器の密輸行為の前に露骨に晒されて 全文をよむ

2011-04-20 イエメンでデモと衝突がつづくなか、湾岸諸国の調停努力を国連安保理も支持 (al-Hayat紙)

■ 国連安保理、イエメン情勢を協議   ■ 湾岸諸国外相はイエメン政府代表団と会談      2011年04月20日付『アル=ハヤート』紙      【サヌア:ファイサル・ムカッラム、ニューヨーク:ラーギダ・ドゥルガーム】       イエメンの首都サヌアでは昨日、アリー・アブドゥラー・サーリフ大統領の即時退任を要求するデモ隊がメインストリートに到達するのを防ぐために治安部隊と警察が実弾と催涙ガス弾を使用し、2人の死者と数百人の負傷者が出た。同じころイエメン問題が初めて国連安全保障理事会で取り上 全文をよむ

2011-04-18 イスラエル当局、イスラーム運動の指導者ラーイド・サラーフ師を逮捕 (al-Quds al-Arabi紙)

■イスラエル当局、ラーイド・サラーフ師を小巡礼からの帰国後、逮捕      2010年04月18日『クドゥス・アラビー』      【テルアビブ:UPI】      イスラエル占領当局は日曜[17日]夜、イスラエルのアラブ人の間でイスラーム運動[訳注:イスラエル・アラブ人のイスラーム主義組織]を率いるラーイド・サラーフ師を逮捕した。同師はウムラ[小巡礼]から戻ったところアレンビー(カラーマ)国境で拘束された。逮捕容疑は出入国審査場での保安官に対する公務執行妨害である。      パレスチナの国内 全文をよむ

2011-04-18 サウジ国防航空相補佐官、イランの威嚇に対する理性的な対応を呼びかけ (al-Hayat紙)

■ サウジのハーリド・ビン・スルターン国防航空相補佐官、イランによる湾岸諸国への威嚇に対する理性的な対応を呼びかける      2011年04月18日付『アル=ハヤート』紙      【ジェッダ:アフマド・アル=ヒラーリー、アブドゥッラー・アル=ズバイディ】      サウジアラビア国防航空相補佐官であるハーリド・ビン・スルターン・ビン・アブドゥルアズィーズ王子は、イラン政府高官らの湾岸地域情勢に関する声明がもたらした状況に対して、理性的に対応する必要性を訴えた。ハーリド・ビン・スルターン王子は 全文をよむ

2011-04-17 イエメン:湾岸諸国提案のロードマップを基に野党勢力と調整 (al-Hayat紙)

■イエメン:野党勢力が今日リヤドでの会合に出席   ■大統領の辞任、家族も含めた国外退去に向けたタイムテーブル      2011年4月17日『ハヤート』      【サヌア:ファイサル・マクラム】      政党ブロック「共同会合」リーダーのヤースィーン・サイード・ナウマーン氏は、野党代表団が「対話と湾岸諸国イニシアティブ検討のため」今日リヤドで開かれる会合に出席すると述べた。またサヌアからの情報によれば、アメリカ、欧州、湾岸諸国の外交努力が功を奏し、この危機の当事者双方がロードマップを受け入 全文をよむ

2011-04-10 カウフマン英下院議員の発言をめぐる騒動の背景 (al-Quds al-Arabi紙)

■カウフマン議員の発言がシオニストロビー団体の攻勢に火をつけた   ■「またユダヤ人か!」。この発言は英国の政治家に高い代償を求めるのかもしれない      2010年04月10日『クドゥス・アラビー』      【ロンドン(本紙):ハヤーム・ヒサーン】      イギリスのベテラン議員ジェラルド・カウフマンは、一般の人々が見向きもされることなく日々口にするかもしれない言葉を英国下院の議事堂の中で呟いたことで、自分の政治生命がいかなる方向に向かうのかを知る由もない。同議員は、約二週間前のある会合 全文をよむ

2011-04-04 イスラエル政府、ガザ攻撃に関するゴールドストーン報告書の撤回図る (al-Hayat紙)

■ イスラエルは見解を後退させたゴールドストーンを攻撃、「虚偽」に対する謝罪を求め報告書の無効化を図る      2011年4月4日付『アル=ハヤート』紙      【ナザレ:アスアド・タルハミー】       南アフリカのユダヤ人リチャード・ゴールドストーン判事が2年少し前のイスラエルによる対ガザ戦争についての報告書の中で、イスラエルが戦争犯罪を犯したと疑う結論に達したことについて「遺憾の念」を表明したことを受けて、イスラエルは「イスラエルの信用性と兵士のモラル」を称讃し快哉を叫んだ。イスラエ 全文をよむ

2011-04-02 EU、19名の不正蓄財は自動的にエジプトに返還されるわけではない (Al-Ahram紙)

■19名の資産、自動的にエジプトに返還されるわけではない      2011年04月02日『アル=アハラーム』      【ロンドン:アブドゥッラフマーン・サイイド】      イギリス政府によれば、EUは、今月[4月、原文のまま]22日以前にEU加盟国からその他の場所に移された資産をエジプトが取り戻す手助けはできない見通しである。      イギリス外務省のスポークスマンが本紙に明かしたところによれば、エジプト前体制の高官19名が所有していたとされる資産の内、イギリスの企業や銀行から、追及を免 全文をよむ

2011-04-01 イスラエル報道:シリア大統領が“惨劇”を繰り返すと脅迫 (al-Quds al-Arabi紙)

■イスラエル報道:バッシャール・アル=アサドが1982年のハマー市での父親の”偉業”を繰り返すと脅迫      2011年04月01日『クドゥス・アラビー』      西欧諸国の外務省は、今週ダマスカスで起こっている出来事に大きな関心と警戒を寄せた。実際のところ、NATOはリビアでの戦闘に忙殺されているが、世界の視線はここ最近シリアに対して注がれている。というのも、シリアは間違いなく2011年の”アラブ諸国民の春”において鍵となる国だからだ。      2000年代初頭には、不当ながらもアラブの 全文をよむ

2011-04-01 レバノン:ジュンブラート議員「我々はシリアおよびシリア国民と連帯する」 (al-Hayat紙)

■ ジュンブラート議員「我々はシリアおよびシリア国民と連帯する」      2011年4月1日『アル=ハヤート』紙      【ベイルート:本紙】      レバノンのミシェル・スライマーン大統領は昨日、バアブダー宮殿で議会会派「国民闘争戦線」のワリード・ジュンブラート代表と会談した。共和国宮殿広報室によると、「国内の支配的な政治状況」を中心に協議が行われた。      ジュンブラート議員は進歩社会主義党が配布した声明の中で、「シリアは他のアラブ地域と同様に、政治的展開や継続的な変化への冷静な読 全文をよむ

2011-03-31 カタール:リビアの人々のみが彼らの将来を決定できる (al-Quds al-Arabi紙)

■カタール:リビアの人々のみが彼らの将来を決定できる      2011年3月31日『アル=クドゥス・アル=アラビー』      【ドーハ:ロイター】      アラブ諸国の中で唯一、リビアの武装反政府勢力をリビア国民の正当な代表として承認したカタールのシャイフ・ハマド・ブン・ハリーファ・アール・サーニー首長は、リビアでの軍事作戦には民間人保護以外の目的はなく、リビアの人々の将来を決定するのは彼ら自身であると述べた。      首長は、昨日木曜[3月31日]アル=ジャズィーラで放映された声明の中 全文をよむ

2011-03-24 バハレーン外相:「情勢は大変深刻な局面に」 (al-Hayat紙)

■ バハレーン外相:「情勢は大変深刻な局面に」      2011年03月24日付『アル=ハヤート』紙      【マナーマ、イスタンブール:AFP、ロイター】      バハレーンのハーリド・ブン・アフマド・アール・ハリーファ外相は、バハレーン情勢が「大変深刻な局面」に達したと述べた。また同外相は昨日、トルコのテレビ局NTVのインタビューで「バハレーンでの出来事はきわめて深刻な局面を生み出しており、安定した状況は見られるが、我々が何よりも恐れるのは、宗教集団間の分裂という事態だ」と述べた。   全文をよむ

2011-03-24 ゲーツ米国防長官、エジプトのシャラフ首相と会談 (Al-Ahram紙)

■ ゲーツ米国防長官、シャラフ首相と会談:「アメリカ政府はエジプトを支援するために全力を尽くす」      2011年03月24日『アル=アハラーム』紙      アメリカのロバート・ゲーツ国防長官は、「エジプトが現在進めている民主主義の実現と進歩に向けた営みを成功させ、将来に向けて確固たる足どりで歩み始めるまで、アメリカ政府は独自に、或いは連邦議会を通して、エジプトを政治的・経済的に支援するため全力を尽くす」と言明するとともに、エジプトが1月25日革命以来成し遂げてきた成果を米国が評価している 全文をよむ

2011-03-23 アラブ連盟、リビアとバハレーン問題で緊急会合 (Al-Ahram紙)

■リビアとバハレーンがアラブ連盟緊急会合の議題に      2011年03月23日『アル=アハラーム』      【ムハンマド・マブルーク】       アラブ連盟は昨日[22日]、リビアの情勢を協議するため、連盟のアムル・ムーサー事務局長も出席する中、常任代表級の緊急会合を開いた。      会合では、リビア上空に飛行制限区域を課すとの国連安保理決議第1973号に基づく、ムアンマル・カッザーフィ-(カダフィ)の部隊に対する国際的武力行使問題の影響が協議されたほか、目下アラブ諸国で起こっている事 全文をよむ

2011-03-20 カッザーフィーはアラブの同情を得られない (al-Quds al-Arabi紙)

■欧米の攻撃開始、カッザーフィーはアラブの同情を得られない      2011年03月20日『クドゥス・アラビー』      【ベイルート】      土曜、アラブ人大多数はリビアに対する欧米の軍事行動を歓迎し、それを世界が抑圧と不正を許容しないことの指標であるとみなしていた。しかし彼らの支持は、アラブ世界に対する外国のさらなる介入への懸念に取って代わりつつある。      カッザーフィー(カダフィ)軍から民間人を守る軍事介入の第一撃では、仏空軍が戦車や装甲車を破壊した。続いて合衆国は、艦上から 全文をよむ

2011-03-20 リビア:決議1973は効力を失った (al-Quds al-Arabi紙)

■リビア:決議1973は有効期間が終了、安保理緊急会合を呼びかけ      2011年03月20日『クドゥス・アラビー』      【トリポリ】      土曜[19日]の夜、リビアは、連合軍機がムアンマル・カッザーフィー(カダフィ)大佐の軍を爆撃した後、停戦を訴え飛行制限区域を設けた安保理決議1973について「その有効期間は終了した」として、安保理緊急会合の開催を呼びかけた。      リビア外務省声明は次のように述べた。      「飛行制限地域を課した決議1973号はの有効期限は終了した。 全文をよむ

2011-03-04 イスラエル報道:リビア系イスラエル人に秘密裏に資金提供の試み (al-Quds al-Arabi紙)

■報道:アル=カッザーフィはリビア系イスラエル人に政党組織のため資金提供を試みた      2011年03月04日『クドゥス・アラビー』      【テルアビブ】      イスラエル紙『エルサレム・ポスト』は、リビアのムアンマル・アル=カッザーフィー(カダフィ)元首がリビア系イスラエル人に対し政党結成のため資金提供を試みていたと報じた。      リビア系ユダヤ人世界連盟会長メイア・カハローン氏が同紙に語ったところによると、リビアは秘密裏に、リビア系政党結成のため、金額は明らかにされていないが 全文をよむ

2011-03-03 リビアの化学兵器庫をめぐる疑惑 (al-Quds al-Arabi紙)

■カッザーフィの化学兵器庫をめぐる疑惑      2010年3月3日『クドゥス・アラビー』      【ワシントン】      アメリカの諜報機関の報告によれば、リビアのムアンマル・アル=カッザーフィー(カダフィ)指導者に忠実な部隊が、化学兵器に利用するために国内で貯蔵されている主要な化学物質に対する警備を強化したという。しかし、同機関の幹部らは、同機関がリビア国内の化学兵器庫の場所を全て把握しているわけではないとしている。      国際的な専門家らは、「軍が軍事作戦の際に化学物質の拡散に使用 全文をよむ

2011-03-02 パレスチナ代表団、国連人権理事会の会合から退席 (Al-Ahram紙)

■ パレスチナ代表団、国連人権理事会の会合から退席      2011年03月02日付『アル=アハラーム』紙      【ラーマッラー:ハーリド・アル=アスマイー、占領下エルサレム:諸通信社】       ジュネーブの国連人権理事会のパレスチナ代表であるイブラーヒーム・ハリーシャ氏は、パレスチナ代表団が会合から退席したのは、アメリカのヒラリー・クリントン国務長官が演説の中で、パレスチナやその他のアラブ被占領地における人権状況に関して、国連人権理事会が取り上げ続ける必要はないと発言したことに抗議す 全文をよむ

2011-03-01 国際刑事裁判所、リビアでの人権侵害に対し訴追する姿勢 (al-Hayat紙)

■国際刑事裁判所:リビアで行われている犯罪は処罰を免れない      2011年03月01日 『アル=ハヤート』      【ニューヨーク:ラーギダ・ディルガーム】      国際刑事裁判所(ICC)のルイス・モレノ・オカンポ主任検察官は昨日[2月28日]、ICC検察局の声明の中で、「ムアンマル・カッザーフィー(カダフィ)大佐の部隊がリビア市民を攻撃しているとの情報がある」、「これらの攻撃は人道に対する罪である可能性があり、阻止せねばならない」と述べた。そして、検察局が「迅速かつ公正な」措置をと 全文をよむ

2011-02-26 アズハル総長:リビアの体制は合法性を喪失した。その支配は今や不当な強奪者のものにすぎない (Al-Ahram紙)

■アズハル総長:リビアの体制は合法性を喪失した。その支配は今や不当な強奪者のものにすぎない。      2011年2月26日 『アル=アハラーム』紙      アズハル総長の大イマームであるアフマド・アッタイイブ師は次のように断言した。リビアの支配は今や民衆の血を流し、抑圧と攻撃により人々に牙を剥く、不当な強奪者による支配となっており、その体制は合法性を喪失した。それははかない権力を守ろうとするがゆえ、また権力者およびその支援者がなす民衆に対する忌まわしい犯罪のゆえであると。      アズハル 全文をよむ

2011-02-19 アル=カーイダのナンバー2、エジプト国民へボイスメッセージ (al-Quds al-Arabi紙)

■アル=ザワーヒリー、エジプト国民へボイスメッセージ、ムバーラクに汚職疑惑を向ける      2011年02月19日『クドゥス・アラビー』      【カイロ】      アル=カーイダのナンバー2でエジプト生まれのアイマン・アル=ザワーヒリーは、金曜(18日)公表されたボイス・メッセージでエジプトの世俗政体を攻撃した。しかしこのメッセージは、先週のムバーラク辞任以前に録音されたものとみられる。      専門家らは、チュニジアのベン・アリーならびにエジプトのムバーラク両大統領を放逐した現象につ 全文をよむ

2011-02-19 エジプト、ガザ出身のパレスチナ人収監者14人を釈放 (al-Quds al-Arabi紙)

■エジプト、ガザ出身の収監者14人を釈放      2011年02月19日付『クドゥス・アラビー』      【ガザ】      パレスチナの情報筋によれば、エジプトの刑務所に収監されていたガザ地区のパレスチナ人14人をエジプト治安当局が釈放した。      エジプト刑務所収監者家族の会のイマード・アッ=サイイド広報担当者は、エジプト当局が昨晩、パレスチナ人14人を釈放したと語った。14人はパレスチナとエジプトとの国境沿いに点在する地下トンネルでの活動に関わっていたとの理由で拘束されていた。今の 全文をよむ

2011-02-16 モロッコ政府「マグリブ連合が機能していれば、チュニジアの事態は起きなかった」 (al-Hayat紙)

■ モロッコ:「マグリブ連合が機能していれば、チュニジアの事態は起きなかった」      2011年02月16日付『アル=ハヤート』紙(イギリス)      【ラバト:ムハンマド・アル=アシュハブ】       モロッコのアル=タイイブ・アル=ファースィー・アル=ファフリー外相は、チュニジアのザイヌルアービディーン・ベン・アリー前大統領の体制を崩壊させた出来事について、マグリブ連合が機能していないことに原因があったと述べ、同連合は(混乱を食い止める)安全弁になり得た筈だと語った。同外相は「我々は 全文をよむ

2011-02-13 イスラエル:ムバーラク辞任による動揺と条約への懸念 (Al-Ahram紙)

■イスラエルはムバーラク辞任に打撃を受け両国関係と条約を懸念している      2011年2月13日『アル=アハラーム』      【テルアビブ:ハーリド・アスマーイ】      イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、政府関係者たちに向け、ムバーラク大統領辞任後のエジプトの現状に関連するいかなるコメントの公表も差し控えるようにという指示を出した。イスラエル高官多数が、ムバーラク辞任とそのエジプト・イスラエル関係への影響を懸念する発言をしたためとみられる。      クネセット[イスラエル国会 全文をよむ

2011-02-09 米仏、エジプトの民主的政権移行を改めてよびかけ (al-Quds al-Arabi紙)

■ 米仏、エジプトの民主的政権移行を改めてよびかけ      2011年02月09日『クドゥス・アラビー』      【ワシントン:本紙】       火曜(8日)、フランスとアメリカ合衆国は改めてエジプトの民主的政権移行を要請した。ロバート・ゲーツ米国防長官は、移行を“基本的なこと”と表した。一方、フランスのアラン・ジュペ国防大臣はエジプトに民主的な勢力が出現することを求めた。      ゲーツ長官は、ムバーラク大統領退陣を求めるデモ開始当初からのオバマ大統領の立場を繰り返し、この民主的政権移 全文をよむ

2011-02-07 リーベルマン:アラブ世界弱体化、中東で力を持つのはイラン・トルコ・イスラエルだ (al-Quds al-Arabi紙)

■リーベルマン:アラブ世界弱体化、中東で力を持つのはイラン、トルコ、イスラエル      2011年02月07日『クドゥス=アラビー』      【テルアビブ】      イスラエル外務大臣アヴィグドール・リーベルマンは、月曜日に開催されたイスラエルを支持するヨーロッパ外交団の会合において「アラブ世界は後退し、3つの国が中東で存在感を示している。そしてその3国はいずれもアラブ諸国ではない」というスピーチを行った。      イスラエルメディアが伝えるところによると、リーベルマンは同会合で「今日ア 全文をよむ

2011-01-25 イエメンの混乱に展開、政府がデモの逮捕者ら釈放 (Al-Nahar紙)

■イエメン政府、「改革」デモでの逮捕者らを釈放   ■野党勢力、政府が国を「危機に陥れた」と非難      2011年1月25日付アル=ナハール紙(レバノン)HPアラブと世界面      【サヌア:アブー・バクル・アブドゥッラー】       学生や人権活動家らが、民主化とアリー・アブドゥッラー・サーレフ大統領の退陣を求めて組織した一連のデモが終わった昨日[24日]、サヌア大学は一転して静寂に包まれた。イエメン政府は、活動家でジャーナリストのトゥワックル・ケルマーン女史、ならびにこのデモ集会中に 全文をよむ

2011-01-25 PLO、アル=ジャズィーラの政治的キャンペーンを主導したとしてカタールを批判 (al-Hayat紙)

■パレスチナ当局:「アル=ジャズィーラ・キャンペーン」の責任はカタールに      2011年01月25日付『アル=ハヤート』紙(イギリス)HPアラブ国際面      【ラーマッラー:本紙】      パレスチナ解放機構(PLO)は、反PLO政治キャンペーンだと同機構が主張するアル=ジャズィーラ特集番組の背後にカタールがいるとして非難した。      PLO執行委員会のヤースィル・アブドラッボ事務局長は昨日(24日)、PLOの拠点ラーマッラーで記者会見を開き次のように述べた。      「この政 全文をよむ

2011-01-18 ウルグアイ下院議員団が、初めてレバノンを訪問 (Al-Nahar紙)

■ウルグアイ下院議長がベイルートを訪問      2011年1月18日付アル=ナハール紙(レバノン)HP政治面      ウルグアイのイボンヌ・パサーダ下院議長が明日(19日)、ベイルートを訪問する。ウルグアイ大使館は訪問について、声明で「ナビーフ・ビッリー・レバノン国会議長の招待に応じ、パサーダ議長率いる議会代表らが1月19日から22日にかけてベイルートを訪問する。ウルグアイの議員がベイルートを訪問するのは今回が初めてで、両国議会の親善をはかるために行われる」と発表した。      議会代表は 全文をよむ

2011-01-18 イラク政府、チュニジア国民の憲法に則っての政権選択を尊重する立場を確認 (al-Sabah al-Jadid紙)

■イラク政府:「我々はチュニジアでの流血の事態を強い関心を持って見守っており、人民の選択を尊重する」      2011年01月18日付『サバーフ・ジャディード』紙(イラク)HPイラク面      【バグダード:イラクの声通信】      イラク政府は昨日、「チュニジアでの流血の事態」という表現を用いつつ、それを強い関心を持って見守っていると述べ、チュニジア国民による憲法に則っての政権選択を尊重すると表明した。      イラク政府報道官が次のように発表した。「イラク政府はチュニジア共和国で起き 全文をよむ

2010-12-21 南部スーダンの独立を問う住民投票を控えてアラブ諸国が連携 (al-Hayat紙)

■ムバーラク大統領とカッザーフィー大佐、今日ハルツームで会談:「国益のネットワーク」で戦争再発を防止      2010年12月21日付『アル=ハヤート』紙(イギリス)HP1面      【ハルツーム:アル=ヌール・アフマド・アル=ヌール】      エジプトのフスニー・ムバーラク大統領とリビアのムアンマル・カッザーフィー大佐が今日ハルツームに入り、スーダン大統領およびサルヴァ・キール・マヤルディ南部スーダン大統領と協議する。20日後に控えた南部スーダンの自決権を問う住民投票の手続きについて話し 全文をよむ

2010-12-11 アサド大統領のフランス訪問終了、フランスとの関係強化図る (al-Hayat紙)

■アサド大統領「イスラエルのために和平が実現されないことで地域にさらなる緊張がもたらされる危険がある」      2010年12月11日付『アル=ハヤート』紙      【パリ:イブラヒーム・ハミーディー】       シリアのバッシャール・アル=アサド大統領は、和平イニシアティブに敵対するイスラエルの政策および行動は「本来の持ち主にその権利を返還するようないかなる和平もイスラエルが望んでいないことの裏付けである」と述べ、さらに「イスラエルのために和平が実現されないことで地域にさらなる緊張と不安 全文をよむ

2010-12-10 イラン・イラク戦争時のイラク人捕虜5万3千人の安否が未だ不明 (al-Sabah al-Jadid紙)

■ イラク人捕虜5万3千人の安否が未だ不明      2010年12月10日付『サバーフ・ジャディード』紙(イラク)HPイラク面      【バグダード:本紙】      イラク人権省は、イラン・イラク戦争時のイラク人捕虜5万3千人がいまだに行方不明であることを明らかにした。       人権省のカーズィム・アル=アンズィー捕虜・行方不明者担当部長 は本紙に対し、「人権省がこの案件に責任を持っており、同省は捕虜や行方不明者、戦争犠牲者の遺体に関わる事項の解決を円滑化することの重要性を確認している 全文をよむ

2010-12-07 米議員がシリアの核開発に関し査察を要求 (Al-Nahar紙)

■米議員ら、シリアでの核査察の即時実施を要求      2010年12月7日『アル=ナハール』紙(レバノン)HPアラブと世界面       米議会議員らは昨日〔6日〕、バラク・オバマ大統領に対し、密かに核開発を行われていると疑われるシリア国内の諸施設を国際原子力機関(IAEA)が査察できるように圧力をかけるよう要請した。       複数の議員が署名をした大統領宛の書簡には、「我々は大統領に対し、IAEAがシリアで特別査察を即時に実施するよう呼びかけて頂くことを強く求めます」と記され、議員らはシ 全文をよむ

2010-12-07 スーダンの南北分離により、エジプトがナイル川水資源の利権保持に危機感 (al-Hayat紙)

■エジプト、南部スーダン分離後もナイル川水資源のシェアを保障するよう要求      2010年12月07日付『アル=ハヤート』紙(イギリス)アラブ国際面      【ハルツーム:アル=ヌール・アフマド・アル=ヌール】      現在スーダンを訪問しているエジプトの情報機関代表団は、南部スーダンの分離がエジプトのナイル川水資源利用量に影響を与える恐れについて注意喚起している。南部スーダン分離は、1ヶ月と少し先に実施される住民投票によって決定される。同代表団は、スーダン北部と南部両サイドに対し、スー 全文をよむ

2010-12-04 収監者支援の国際会議にイスラエル国内から参加予定だったパレスチナ人代表団、イスラエル旅券所持を理由にアルジェリアが入国拒否 (al-Hayat紙)

■収監者フォーラム準備委員長、本紙に談話:「イスラエルのパスポート所持を理由に48年パレスチナ人11人の来訪を拒否した」      2010年12月04日付『アル=ハヤート』紙(イギリス)アラブ国際面      【アルジェ:アーティフ・カダーディラ】      この日曜日と月曜日にアルジェリアの首都アルジェで開催予定の「占領刑務所のパレスチナ人収監者支援のための国際フォーラム」の主催者が、イスラエルのパスポート所持を理由に48年領土[=イスラエル領]からの参加予定者11人の参加が拒否されたと述べ 全文をよむ

2010-12-03 クウェート副首相、ウィキリークス問題への真摯な取り組みの重要性を強調 (al-Quds al-Arabi紙)

■クウェート副首相、ウィキリークス問題に米が真摯に取り組むことの重要性を強調      2010年12月03日付『クドゥス・アラビー』紙(イギリス)HP1面      【クウェート】      クウェートのムハンマド・サバーフ・アル=サーリム・アル=サバーフ副首相兼外相は木曜日[2日]、ウィキリークスによる文書漏えい問題が特に多くの懸念を孕んでいることから、アメリカが同問題に真摯に取り組むことの重要性を強調した。       クウェート国営通信社(KUNA)によれば、同外相は「マナーマ対話会議」 全文をよむ

2010-12-02 ウィキリークス公開文書でアフガン大統領がNATOとの連携を絶つ可能性 (al-Quds al-Arabi紙)

■ ウィキリークスの漏洩情報が原因で、カルザイ大統領がNATOとの連携を絶つ可能性      2010年12月02日付『クドゥス・アラビー紙』(イギリス)HP1面      【オタワ】      カナダ紙が水曜日に伝えたところによると、在カブールのカナダ人外交官は、アフガニスタンのハーミド・カルザイ大統領が最近公表された米外交機密文書が原因で北大西洋条約機構との連絡を絶ち切る可能性があると警告した。      同紙によると、カブール駐在のウィリアム・クロスビー・カナダ大使は、カール・アイケンベリ 全文をよむ

2010-11-30 ケリー上院議員、ゴラン高原のシリア返還を主張 (al-Quds al-Arabi紙)

■ ケリー米上院議員、カタール首長に「ゴラン高原はシリアに返還されねばならない」      2010年11月30日付『クドゥス・アラビー』紙(イギリス)HP1面      【ロンドン:本紙】      ウェブサイト「ウィキリークス」を通じ漏えいされたアメリカの外交公電により、アメリカ合衆国上院外交委員会委員長のジョン・ケリー議員がカタール政府高官らに対して、ゴラン高原はシリアに返還すべきであり、東エルサレムをパレスチナ国家の首都とするべきであると発言したことが明らかになった。      『イディ 全文をよむ

2010-11-30 ハリーリー首相のイラン訪問、同国で高く評価 (Al-Nahar紙)

■イラン最高指導者との会談は「深く、包括的だった」   ■ハリーリー氏とアフマディーネジャード氏の間で交わされた「秘密」の結果近く明らかに      2010年11月30日付『アル=ナハール』紙(レバノン)HP政治面      【テヘラン:サミール・マンスール】       サアド・アル=ハリーリー首相がイランを公式訪問した直後、イランとレバノン双方の担当者らはこの訪問について「すべての面で非常に成功した」との意見で一致した。イラン側の首相に対する評価は訪問の最後の瞬間まで好意的で、最終声明では 全文をよむ

2010-11-29 イスラエルの嘘、ウィキリークスが暴露 (al-Quds al-Arabi紙)

■モサド長官がシリアのデリゾールを攻撃しないとアメリカに嘘をついていたことが明らかに      2010年11月29日付『クドゥス・アラビー』紙(イギリス)HP1面      【テルアビブ】       ウィキリークスを通じ漏えいしたアメリカの公文書が暴露したところによれば、モサド長官メイル・ダガン[訳注:記事時点では長官だが同日更迭]は、2007年7月にフランシス・タウンゼント米大統領補佐官(国土安全保障担当)に対し、イスラエルは[核施設の疑いのあった]デリゾールの施設を爆撃しないと伝えながら 全文をよむ

2010-11-26 イラク水資源省がイランに対し、領内への度重なる塩水排出をやめるよう要請 (al-Sabah al-Jadid紙)

■ イラク水資源省がイランに対し、領内への度重なる塩水排出をやめるよう要請      2010年11月26日付『サバーフ・ジャディード』紙(イラク)HP1面      【バグダード:本紙】      イラク水資源省はイランに対し、塩分濃度の高い排水をイラク領土に向けて繰り返し放出するのを禁止するよう求めた。       水資源省の声明は、イラクは良好な二国間関係を確保するために、イランが両国共通の水資源に関して起きている事態をイラク側に報告し、それに害を及ぼすような行為を禁じるよう望んでいると伝 全文をよむ

2010-11-03 パレスチナとアラブ諸国、入植凍結に関するアメリカからの回答待ち (Al-Ahram紙)

■ 次回のアラブ・フォローアップ委員会で入植地をめぐるアメリカ側の回答を協議      2010年11月03日付『アル=アハラーム』紙(エジプト)アラブ面      【ラーマッラー:ハーリド・アル=アスマイー記者】   【ガザ:各通信社】       パレスチナ大統領府のナビール・アブールダイナ報道官は、「次回のアラブ・フォローアップ委員会は、入植凍結問題に関してイスラエルに対して行われているアメリカの尽力についてのアメリカ側からの回答を話し合うために、来週水曜日に開催される可能性がある」と述べ 全文をよむ

2010-11-02 英、イエメン発貨物航空機の入港を禁止 (Al-Nahar紙)

■イエメンから高性能爆薬が仕掛けられた小包2点。更に13点を同時に発送。   ■イギリスがイエメン、ソマリア発の航空貨物便入港禁止措置。      2010年11月2日付『アル=ナハール』紙(レバノン)アラブ国際面      【サナア:アブー=バクル・アブドゥッラー、各通信社】   【他都市:各通信社】      イエメン発の貨物2点から300~400グラムの爆発物が見つかった件で、イギリスはイエメンおよびソマリア発の航空貨物便の入港を禁止、ドイツもサナア発の旅客機受け入れ停止を決定するなど、イ 全文をよむ

2010-10-26 米軍撤退後のキルクーク地区でのアラブとクルドの軍事衝突を懸念する報告書がウィキリークス上に漏洩 (al-Sabah al-Jadid紙)

■ウィキリークスの文書がアメリカの懸念を証明…“係争”地域での緊張関係が軍事衝突に転じる可能性あり      2010年10月26日付『サバーフ・ジャディード』紙(イラク)HP1面      【本紙】      イラク北部におけるアラブとクルドの緊張関係の長い歴史を記した漏洩文書がウィキリークスのサイト上で公開され、2011年末の米軍撤退後に起こりうる事態に対する現地の米作戦部隊の不安が明らかにされた。2009年9月に提出された現場報告書が、「強い立場の第三者によるコントロールと監視がなければ、 全文をよむ

2010-10-19 ユネスコ、パレスチナの文化財保護を求めるアラブ諸国提出の決議を採択、米とイスラエルは反発 (al-Hayat紙)

■ユネスコ、パレスチナ文化財の保護を決定      2010年10月19日付『アル=ハヤート』紙(イギリス)HP1面      【パリ:タラール・アール・アル=シャイフ】      国連教育科学文化機関(UNESCO)は昨日、次の5点に関する決議を採択した。占領下エルサレムの文化財保護、世界遺産リストへのビラール・ブン・ラバーフ・モスクとイブラヒーム・モスクの追加、アル=アクサー・モスクのマグリブ門周辺での発掘作業、シリアからの占領地であるゴラン高原を含む占領地での教育機関の状況、ガザ地区の人権 全文をよむ

2010-10-17 パレスチナ大統領、ユダヤ国家としてのイスラエル承認をあらためて拒否 (Al-Ahram紙)

■ アッバース大統領、ユダヤ国家承認を改めて拒否      2010年10月17日付『アル=アハラーム』紙(エジプト)HP1面      【ラーマッラー:ハーリド・アル=アスマイー、占領下エルサレム:諸通信社】      パレスチナ自治政府のマフムード・アッバース大統領(通称アブー・マーズィン)は、イスラエルが同国をユダヤ国家として承認するよう要求していることに対して、あらためて拒否を表明した。アッバース氏は一昨夜、ラーマッラーでクネセト(イスラエル国会)のアラブ人議員と会合を行った際、パレスチ 全文をよむ

2010-10-15 「イラクの3つのテロ組織がイランから武器を支援されている」とイラク駐留米軍 (al-Sabah al-Jadid紙)

■イラク駐留米軍、「イラクの3つのテロ組織がイランから武器を支援されている」と発言      2010年10月15日付『サバーフ・ジャディード』紙(イラク)HP1面      【バグダード:本紙】      バグダッド県とアンバール県に駐留する米軍を代表してラルフ・ベイカー准将は、「アルカーイダは依然として強力で、イラク国内で大規模な作戦を実行すべく活動している」と述べつつ、「同組織がイラク近隣の過激な国々から、資金提供や支援を受けている」と強調した。       同准将は木曜日[14日]、 全文をよむ

2010-10-10 アラブ首脳会議、アラブ諸国の新協働体制と「近隣諸国同盟」について協議し閉幕 (Al-Ahram紙)

■ ムバーラク大統領、アラブ連盟の枠組み維持の立場を堅持      2010年10月10日付『アル=アハラーム』紙(エジプト)HP1面      【シルト:アティーヤ・イーサウィー、マスウード・アル=ハンナ―ウィー、サリー・ワファーイー】      リビアの都市シルトで開かれていた臨時アラブ首脳会議が昨日閉幕した。今回の首脳会議では、アラブ諸国協働体制の発展と、「アラブ近隣諸国同盟」政策について協議が行われ、これら2つの議題とその他の議題に関していくつかの決議が採択された。      決議の中に 全文をよむ

2010-10-09 米国の対イスラエル軍事協力にかんするレバノンの立場 (Al-Nahar紙)

■レバノン・イラン間の武器取引を警戒する声が各国から相次ぐ      2010年10月9日付『アル=ナハール』紙HP1面      【ハリール・フライハーン(本紙)】       政府情報筋は、米国製の最新型戦闘機「F35」20機がイスラエルに売却されたことについて驚きを示した。中東地域にはこのF35型戦闘機を保有している国はない。シリアのワリード・アル=ムアッリム外務大臣は、この取引について「中東地域の安全保障と安定において紛れもない不均衡を生み出すものだ」と批判した。この[政府情報筋が示した 全文をよむ

2010-10-05 イスラエル軍諜報部長官、イラン・シリア・ヒズブッラーのミサイルに警戒示す (al-Quds al-Arabi紙)

■ イスラエル軍諜報部長官:「イラン、シリア、ヒズブッラーのミサイルは、イスラエル国家中枢やテルアビブを射程に入れている」      2010年10月05日付『クドゥス・アラビー』紙(イギリス)HP1面      【ナザレ:ズハイル・アンドラウス(本紙)】       イスラエル軍諜報部(アマン)長官の任期を終えたアモス・ヤドゥリン将軍は、「イスラエル中部のグッシュ・ダン[※テルアビブ地区と中央地区を含む都市圏]が、戦争が勃発した場合にイスラエルの敵であるイラン、シリア、レバノンのヒズブッラーが 全文をよむ

2010-10-01 「マグリブのアル=カーイダ」、フランス人人質の写真を公開 (al-Hayat紙)

■「マグリブのアル=カーイダ」、仏政府との交渉促進のため人質の写真を公開      2010年10月01日付アル=ハヤート紙(イギリス)HP1面      【アルジェ:アーティフ・ケダードゥラ】      「イスラーム的マグリブのアル=カーイダ」は、ニジェール東部のウラン鉱山側で誘拐された仏人の人質5人の写真を公開した。アフリカ人の人質2人も共に写っている。仏人人質らが武装組織メンバーにより尋問されている姿[音声]が、生存の証拠として示されており、仏政府との交渉開始の前触れとみられる。      全文をよむ

2010-09-30 デンマーク、ムハンマド風刺画を再発行 (al-Quds al-Arabi紙)

■デンマークで預言者ムハンマドの風刺画再発行      2010年9月30日付『クドゥス・アラビー』紙(イギリス)HP国際面      【コペンハーゲン】       木曜[30日]、デンマークで、預言者ムハンマド(彼に平安あれ)に対して侮辱的とされムスリム世界を怒らせた風刺画12枚を再発行する書籍が出版された。出版日は、ユランズ・ポステン新にそれらの風刺画が初めて掲載されてからちょうど5年目にあたる。       コペンハーゲンのアーノルド・ブスケ書店の店員はAFP通信に対し、フレミング・ロー 全文をよむ

2010-09-25 ハマースとファタハが和解協議再開、来週第2回目の会合へ (al-Quds al-Arabi紙)

■ 二者間相互理解の詳細について検討のため、ファタハとハマースが来週会合の見込み      2010年09月25日付『クドゥス・アラビー』紙(イギリス)HP1面      【ガザ】       ハマースの有力幹部は土曜日、ファタハとの二者間相互理解の詳細に関して検討するため、2回目の会合が開かれる予定だと述べた。会合は(パレスチナ内部の)和解プロセスの前段階として両組織間で相互理解を達成し、これを謳った文書及びエジプト和解提案文書に調印することを目的として行われる。       UPI通信がコピ 全文をよむ

2010-09-22 国際社会がイスラエルに入植活動凍結の延長を呼びかけ (al-Hayat紙)

■ 潘基文国連事務総長、中東和平カルテット、EUがイスラエルに入植活動凍結措置の延長を呼びかけ      2010年09月22日付『アル=ハヤート』紙(イギリス)HP1面      【ニューヨーク:ラーギダ・ダルガーム、ナザレ:本紙】       パレスチナ・イスラエル和平交渉の継続を妨げる様々な障害を克服するため、国際的な努力が続けられているが、双方が各々の立場を堅持する中、交渉成功の可能性を悲観する見方が双方の間で強まっている。入植地問題によって新たな試みが台無しになることへの危惧が強まる中 全文をよむ

2010-09-17 南スーダンの国歌として英語の歌詞が採用 (Al-Ahram紙)

■英語による南スーダン国歌      2010年09月17日付『アル=アハラーム』紙(エジプト)HP1面      南スーダンの国歌として選ばれたのは英語による歌詞だった。これは南スーダンの北部からの分離独立が避けがたいことを示す一歩である。       この分離独立は〔住民投票の実施が予定されている〕来る1月9日に行なわれるとの見通しがあり、そこでジュバを首都とする南スーダン政府は、一ヶ月以上前から同地の詩人らに対し公募を行い、人々から寄せられた94作品の中のひとつが国歌として選ばれたこと 全文をよむ

2010-09-15 中東和平交渉、入植地問題で難航 (al-Hayat紙)

■ シャルム・シェイフ交渉に入植地問題の暗雲      2010年09月15日付『アル=ハヤート』紙(イギリス)HP1面      【シャルム・シェイフ:ジーハーン・アル=フスニー】       パレスチナ・イスラエル直接交渉の第二ラウンドが昨日、シャルム・シェイフで始まったが、実のある結果を出すのは容易ではなさそうだ。イスラエルが同日、今月末までの入植凍結の延長を拒否するという声明を発表している一方で、パレスチナ側は入植を続けるならこれ以上交渉の席にはつかないと警告しているためだ。昨日シャルム 全文をよむ

2010-09-13 リビア、ダルフール武装グループのための会合を準備 (Al-Ahram紙)

■ダルフールの武装グループ、交渉に向けた見解統一のためトリポリで会合      2010年09月13日付『アル=アハラーム紙』(エジプト)HPアラブ諸国面      【トリポリ:サイード・アル=ガリーブ】      スーダンの情報筋によれば、リビアの首都トリポリで、今月末に行われるダルフール武装グループ統一会合の開催準備が進められている。この会合は、ドーハでの交渉に向け、統一前線的活動をしている全グループの立場や見解統合のために行われる。スーダン政府は、最高指導者ムアンマル・カッザーフィー大佐の 全文をよむ

2010-09-12 9・11から9年、分裂を乗り越えようとする米国 (al-Hayat紙)

■ 米国民、分裂を乗り越えようと模索      2010年09月12日付『アル=ハヤート』(イギリス)HP第1面      【ワシントン:ジュウィース・カラム(本紙)】       例年と異なり、2001年9月11日の同時多発テロから9周年を迎えた追悼式典は、米国社会の一部の集団の間で緊張した面持ちが示されるものとなった。というのも、中止とはなったもの無名の教会がコーランを燃やす計画や、世界貿易センタービルの跡地(グランド・ゼロ)の近くにモスクを建設する計画を巡り白熱した議論が繰広げられたから 全文をよむ

2010-09-10 米牧師のコーラン焼却発言に対してレバノンのキリスト教指導者らが非難 (al-Hayat紙)

■ コーラン焼却呼びかけに対してレバノンで非難   ■ マロン派のスファイル総大司教、コーラン焼却は分裂を助長するとの見解      2010年09月10日付『アル=ハヤート』紙(イギリス)HPアラブ世界面      【ベイルート:本紙】      米フロリダ州にあるプロテスタント教会のテリー・ジョーンズ牧師が9.11事件9周年記念日に聖コーランの焼却を呼びかけたことを受け、レバノンでは9日、広く反発の波が湧き起った。キリスト教マロン派のナスルッラー・スファイル総大司教は「この呼びかけは糾弾され 全文をよむ

2010-09-09 聖クルアーンの啓示1400年を記念した国際会議、トルコで開催 (Al-Ahram紙)

■ クルアーン本の統一をエジプトが提案      2010年09月09日付『アル=アハラーム紙』(エジプト)HP1面      【イスタンブール:ハーラ・アフマド・ザキー】      エジプトは、聖クルアーンが啓示されてから1400年を祝う国際会議の最終セッションで、あらゆるアラブ・イスラーム国家で聖クルアーン本の統一を行うことを提案した。      イスラーム歴史・芸術・文化研究センター長で同会議を後援したハーリド・アラナ博士は、ムスリム間の統一問題は最重要課題であると発言し、トルコ宗務庁長官 全文をよむ

2010-09-08 アメリカの教会がコーランを燃やすと宣言、非難が巻き起こる (al-Quds al-Arabi紙)

■ホワイトハウスは懸念を表明、ぺトレイアス司令官はアフガン駐留米軍にとって深刻な脅威となるとの認識、アラブ世界や国際社会からの批判が起こる   ■アメリカ政府は、アメリカの教会がコーランを燃やすと決意したことを受けて、同国施設への攻撃を懸念      2010年09月08日付『クドゥス・アラビー』紙HP1面      【世界各国の首都:通信各社】       アメリカのあるバプテスト教会が次の土曜日にコーラン本を燃やす決意であると発表したことに対して、イスラーム諸国でも西洋諸国でも等しく非難が巻 全文をよむ

2010-09-05 オーストリア首相、極右の反イスラーム・キャンペーンを強く非難 (Al-Ahram紙)

■オーストリア、イスラームへの中傷行為を強く否定      2010年09月05日付『アル=アハラーム』紙(エジプト)HP1面      【ウイーン:ムスタファ・アブドゥッラー】      ヨーロッパの極右がイスラームやムスリムに対して仕掛けている数々の問題はまだ終わっていないようだ。      ヨーロッパ諸国に在住するイスラーム教徒コミュニティと、ここのところ声高になっている右派の支持者たちとの間で持ち上がっている最新の対立を鎮火しようと、オーストリアのヴェルナー・ファイマン首相・社会党党首が 全文をよむ

2010-09-01 イラク駐留米軍戦闘部隊が撤退、今後の情勢に不安の声 (al-Sabah al-Jadid紙)

■ 依然として危険に晒されるイラク駐留米軍兵士数万人      2010年09月01日『サバーフ・ジャディード』紙(イラク)HP1面      アメリカのオバマ大統領が米軍のイラクにおける戦闘任務の終了と、「新たな夜明け」作戦の開始を公式に発表したことを受けて、米国内外では(専門家の)分析と世論調査に基づいてオバマ大統領の演説を批判し、イラク戦争がもたらした新たな状況に疑念を示す声が高まっている。      AP通信社のウッドワード・カルヴィン氏は、オバマ大統領が戦闘任務は終了したと述べのに対し 全文をよむ

2010-08-27 「自由船団」事件の国際調査委員会がトルコでの任務終了後アンマンへ (al-Hayat紙)

■ 「自由船団」事件の国際調査委員会がトルコでの任務終了、日曜にはアンマンへ      2010年08月27日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面      【アンマン:ナビール・ギーシャーン】      「自由船団」の船上で発生した[イスラエル軍による攻撃]事件の真相究明を目指す独立国際調査団は、船団に参加したヨルダン人証言者らやヨルダン政府高官らとの面会のため、明後日同国への訪問を開始する。アンマンの国連筋が本紙に語ったところによると、調査団の任務は8月29日から9月4日まで続く予 全文をよむ

2010-08-23 イラク駐留米軍司令官、米軍が再び戦闘作戦を担う可能性を示唆 (al-Sabah al-Jadid紙)

■ ブレマー[元イラク文民行政官]:イラクでの任務で理想的な成功を修めることはできなかった   ■ オディエルノ[イラク駐留米軍司令官]:必要があればイラクで戦闘作戦を再開することもある      2010年08月23日『サバーフ・ジャディード』紙(イラク)HP1面      【ワシントン:本紙】       イラク駐留米軍のレイモンド・オディエルノ司令官は、「イラク治安部隊は来年の米軍撤退後に残される空白を埋める準備を整えるだろう」と述べたが、同時に、「必要があれば米国は戦闘作戦を再開する可能 全文をよむ

2010-08-23 パレスチナ人収監者に手錠をつけたままイフタールの食事をとることを強制 (al-Quds al-Arabi紙)

■ 占領軍、パレスチナ人収監者に手錠をつけたままイフタールの食事をとることを強制      2010年08月23日『クドゥス・アラビー』紙(イギリス)HP1面      【ラーマッラー:ワリード・アワド(本紙)】      パレスチナ消息筋は日曜日、イスラエル占領軍がパレスチナ人収監者にラマダーン月のイフタール(断食明けの夕食)の食事を手錠をつけたままで食べることを強制していると証言した。同筋が明かしたところによると、パレスチナ人収監者の刑務所および占領収容所の間での移動を担当する「ナフション部 全文をよむ

2010-08-22 ソマリアの海賊、スエズ号解放に400万ドル要求 (Al-Ahram紙)

■海賊、スエズ号の解放に400万ドルを要求      2010年8月22日付『アル=アハラーム』紙(エジプト)HP国内面      【ハーニー・ウマーラ】      責任ある情報筋は、ソマリアの海賊が、今月初め以来乗っ取られているスエズ号解放と引き換えに400万ドルを要求したことを明らかにした。その船は現在ソマリア北部の紅海沿岸にあるガールード地区[ソマリランド]に停泊している。      情報筋が本紙に述べたところによると、紅海船舶リース運航社は、同船の市場価格が300万ドルを超えないことを考 全文をよむ

2010-08-19 ペレス、ラマダーンが終わる前に直接交渉を (Al-Ahram紙)

■ペレス、ラマダーンの終わりまでに直接交渉を行うことを期待   ■ペレス、ラマダーン終了以前の直接交渉を期待      2010年8月19日付『アル=アハラーム』紙(エジプト)HP1面      【エルサレム:諸通信社】       イスラエルのシモン・ペレス大統領は、イスラエルのラジオ放送において、ベンヤミン・ネタニヤフ首相とマフムード・アッバース大統領が和平実現を真に望んでおり、和平プロセスを前に進めることができると確信している旨断言し、ラマダーン月が終わる前に当事者間の直接交渉が始まること 全文をよむ

2010-08-18 直接交渉の場所に関する話は時期尚早 (Al-Ahram紙)

■直接交渉開始の場所に関する話は時期尚早である      2010年08月18日付『アル=アハラーム』HP1面      エジプト外務省公式報道官のフサーム・ザキー氏は、パレスチナ・イスラエル間の直接交渉を開始する場所について話すには今は時期尚早である、と明言した。      またザキー報道官は、カイロで直接交渉を開始するのでは、といくつかのメディアで取り沙汰されている件に関してコメントして、「直接交渉を開始するのであれば、アメリカ合衆国か中東地域であるかにかかわらず、交渉を始める場所が必要とな 全文をよむ

2010-08-13 コーランの焚書を呼びかけたアメリカの牧師をアズハルが非難 (Al-Ahram紙)

■ アズハル、コーランの焚書を呼びかけた牧師を非難      2010年08月13日付『アル=アハラーム』紙(エジプト)HP1面      【カイロ:アラー・ムスタファー・アーミル】       アズハル最高評議会は、来る9月11日を「世界コーラン焚書デー」にしようとのアメリカの牧師の呼びかけを疑わしいものだとした。       評議会は「世紀を超えて保持されてきた聖コーランは審判の日まで失われることはない」と述べ、牧師の発言を強く非難し、その呼びかけはイスラーム教とその価値観についての無知、宗 全文をよむ

2010-08-11 パレスチナ大統領と米中東特使の会談、成果なく終了 (al-Quds al-Arabi紙)

■ パレスチナ側、和平交渉の拠りどころ の明確化と入植活動停止を求める立場を堅持    ■ アッバース大統領とミッチェル米中東和平担当特使の会談、成果が得られないまま終了      2010年8月11日付『クドゥス・アラビー』紙(イギリス)HP1面      【ラーマッラー:UPI通信】       パレスチナ解放機構(PLO)のサーイブ・ウライカート交渉局長は、ラーマッラーで行われたマフムード・アッバース大統領とジョージ・ミッチェル米中東和平担当特使の会談の後、「直接和平交渉開始の鍵はイスラエ 全文をよむ

2010-08-08 ミッチェル特使のイスラエル訪問延期、ならびにガザ電力問題 (Al-Ahram紙)

■ミッチェル氏の訪問が遅れていることに関するイスラエルのニュース      2010年08月08日付『アル=アハラーム』紙(エジプト)HPアラブ諸国面      【エルサレム、パリ:通信各社】         イスラエルの政治情報筋は、アメリカのジョージ・ミッチェル中東和平担当特使が、パレスチナ路線での和平交渉を進めるために予定していた訪問を延期するだろうとの見方を表明した。      同筋を引用したイスラエルの報道は、その[延期の]理由は、パレスチナ側による直接交渉再開拒否であると伝えた。   全文をよむ

2010-08-01 ガザでハマース軍事部門幹部暗殺、ハマースは報復を宣言 (al-Hayat紙)

■ ガザ:治安施設を狙ったイスラエルの爆撃により「カッサーム部隊」幹部が殉教、葬儀に数千人が参加      2010年08月01日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面(東アラブ)      【ガザ:(本紙)】      ハマース軍事部門「カッサーム部隊」幹部の1人であるイーサー・アル=バトラーン氏の葬儀が行われ、ハマース支持者数百人が参加した 。「カッサーム部隊」はバトラーン氏のための復讐を警告した。バトラーン氏は昨日(7月31日)早朝、ガザ地区の民間の標的を狙ったイスラエル軍機による 全文をよむ

2010-07-25 米政府、パレスチナ自治政府の直接和平交渉受け入れ説得に困難 (al-Hayat紙)

■ アメリカ政府、パレスチナ側の直接交渉移行説得で大きな困難に直面      2010年07月25日付『アル=ハヤート』紙(イギリス)HPアラブ世界面(東アラブ)      【ラーマッラー:ムハンマド・ユーニス(本紙)】       パレスチナ側の直接和平交渉移行の説得工作で、アメリカ政府が大きな困難に直面している。イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相に入植活動を凍結させるか、今年の5月に開始された間接交渉で国境問題に進展をもたらすべく、1年半前から続いているアメリカの努力は失敗に終わっている 全文をよむ

2010-07-18 アッバース大統領とミッチェル特使の会談、進展なく終了 (al-Hayat紙)

■ アッバース・ミッチェル会談、進展なく終了      2010年07月18日付『アル=ハヤート』(イギリス)HPアラブ世界面(東アラブ)      【ラーマッラー:ムハンマド・ユーニス/カイロ(本紙)】       パレスチナのマフムード・アッバース大統領とアメリカの中東和平特使ジョージ・ミッチェル(George Mitchell)氏との昨日の会談は、パレスチナ・イスラエルの直接交渉再開に向けた道のりを容易にするようないかなる進展もなく終了した。エジプトのフスニー・ムバーラク大統領がカイロでミ 全文をよむ

2010-07-12 イスラエル当局、リビアの支援船「アマル」号のガザ入港を阻止する方針 (Al-Nahar紙)

■ 「アマル[希望]」号の針路は不明、イスラエルはエジプトへ変更させるべく圧力      2010年07月12日付『アル=ナハール』紙(レバノン)HP1面      【ロイター、AFP、MENA】       イスラエルは昨日、ガザ地区海上封鎖を打破しようとするいかなる新たな試みに対しても、外交的手段により、あるいは武力を用いてでも阻止する方針を表明した。現在、リビアのカッザーフィー開発財団がチャーターした支援船「アマル[希望]」号がガザ地区への航行を試みている最中である。       モルドヴ 全文をよむ

2010-07-11 ミッチェル特使が来週中東地域再訪、一部パレスチナ側に直接交渉への反発 (al-Hayat紙)

■ ミッチェル特使、直接交渉開始の条件を協議するため来週中東地域再訪      2010年07月11日付『アル=ハヤート』(イギリス)HPアラブ世界面(東アラブ)      【ラーマッラー:ムハンマド・ユーニス(本紙)】       来週、アメリカの中東和平担当ジョージ・ミッチェル(George Mitchell)特使が中東地域を再訪し、直接交渉へと移行する条件を巡ってパレスチナおよびイスラエル双方と協議を行う。これは、本年5月から行われている現在の間接交渉が進展に行き詰まっていることを受けての 全文をよむ

2010-07-08 イスラエルは米国との首脳会談に満足、パレスチナ側は「合図」待ち。 (al-Hayat紙)

■イスラエル、米国との首脳会談に満足感   ■アッバース議長、国境と安全保障の問題について「合図」待ち      2010年07月08日付『アル=ハヤート』紙(イギリス)HP1面      【ワシントン、ナザレ、ラーマッラー:本紙】       一昨日ホワイトハウスで行われたバラク・オバマ米大統領とイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相との首脳会談は、パレスチナ人との直接和平交渉への道筋を示し、イスラエルの「核のあいまい政策」を支持するものとなったことから、イスラエル側を満足させるものとなったが 全文をよむ

2010-07-05 国連世界食糧計画によるシリアのイラク難民支援 (al-Quds al-Arabi紙)

■ 世界食糧計画がシリアのイラク人に3200万ドルの援助を提供      2010年07月05日『クドゥス・アラビー』紙(イギリス)HP1面      【ダマスカス】       国連世界食糧計画はシリアのイラク人に3200万ドル相当の援助を提供すると公式発表した。国連難民高等弁務官事務所に登録されている約15万人のイラク人がこれを受益することとなる。       公的報道機関(シリアアラブ通信社、SANA)によれば、この支援は非常事態プログラム合意文書を履行する形で行われる。       同通 全文をよむ

2010-07-01 ドレスデン、「ヒジャーブの殉教者」追悼 (al-Quds al-Arabi紙)

■ドレスデンで「ヒジャーブの殉教者」の追悼写真が公開      2010年07月01日付『クドゥス・アラビー』紙(イギリス)HP1面      【ドレスデン】       木曜(7月1日)、2009年7月1日ドレスデン法廷内で殺害されたエジプト人女性マルワ・シャラビーニーの追悼写真が公開された。       ドレスデンを州都とするザクセン州の法務大臣ユルゲン・マルテンスは、この写真が31歳の若さで亡くなった彼女を記憶にとどめ、人種主義と外国人排斥に対する闘いにおける訓戒となるだろうと述べた。   全文をよむ

2010-06-30 アブドゥッラー・サウジ国王、オバマ米大統領と首脳会談 (al-Hayat紙)

■サウジ国王と米大統領の首脳会談により、中東地域の安定に向けた共通の見通しが定着      2010年06月30日付『アル=ハヤート』紙(イギリス)HP1面      【ワシントン:ジューイス・カリム本紙記者】       二聖都の守護者たるサウジアラビアのアブドゥッラー・ブン・アブドゥルアズィーズ国王は昨日(29日)、ホワイトハウスでアメリカのバラク・オバマ大統領と首脳会談を行った。米政府高官筋は本紙に対し、「会談で両者は、サウジアラビアと米国の極めて堅固で強力な両国関係を主題として包括的に話 全文をよむ

2010-06-23 レバノンのアウン議員が3度目のシリア訪問、アサド大統領と会談 (al-Hayat紙)

■ アサド大統領、レバノンのアウン議員と両国関係の前向きな側面について協議      2010年06月23日付『アル=ハヤート』紙(イギリス)HP1面      【ダマスカス、ベイルート:本紙】       シリアのバッシャール・アル=アサド大統領は昨日、レバノン議会の会派「変化・改革」ブロックのミシェル・アウン代表およびジュブラーン・バースィール電力水資源相と会談した。大統領声明によると会談では、「シリア・レバノン関係の前途有望な進展や、今後様々な分野において両国の協力を強化することによって両 全文をよむ

2010-06-17 ガザ封鎖緩和の決議に対し、ハマース「無意味」 (al-Quds al-Arabi紙)

■イスラエル政府がガザ封鎖緩和を決定。ハマースは決議を無意味と発表。      2010年6月17日付『クドゥス・アラビー』(イギリス)HP1面      【テルアビブ】          イスラエル政府は木曜日、治安のためガザ地区に課していた陸路の封鎖を緩和するいくつかの方策を決定した。一方、海域封鎖は今まで通り継続する。イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相を議長とする治安と政治に関する縮小閣議で、ガザ地区への搬入を許可する生活必需品のリストを拡大することを決定した。この中には国際機関の監督 全文をよむ

2010-06-16 エジプトとパレスチナの両大統領、ガザの封鎖解除等を協議 (Al-Ahram紙)

■ムバーラク大統領、アッバース大統領とガザの封鎖解除を協議      2010年06月16日付『アル=アハラーム』(エジプト)HP1面      【シャルム・シェイフ:ムフタール・シャイーブ】      エジプトのフスニー・ムバーラク大統領とパレスチナのマフムード・アッバース大統領は政策協議を行い、アッバース大統領のトルコ、米国、スペイン、フランス歴訪の成果を話し合ったほか、ガザに課された封鎖とその終結を目指すアラブ諸国および国際社会の尽力や、自由船団へのイスラエルの攻撃の最新情勢について議論し 全文をよむ

2010-06-16 レバノン大統領がダマスカス訪問、シリア大統領も近くベイルート訪問へ (al-Hayat紙)

■ シリア政府、レバノン大統領の支援を明言   ■ シリア大統領、近くベイルート訪問へ      2010年06月16日付『アル=ハヤート』紙(イギリス)HP1面      【ダマスカス、ベイルート:本紙】       ダマスカスで開かれたレバノン・シリア首脳会談は昨日、レバノンのミシェル・スライマーン大統領とシリアのバッシャール・アル=アサド大統領が「できるだけ早期に両国の国境を画定するため、水資源に関する両国の権利を調査し、双方が情報やデータの収集を続けることや、両国の歴史的な兄弟関係に即し 全文をよむ

2010-06-09 国連安保理、イランに対する追加制裁決議案を採択へ (Al-Ahram紙)

■ 安保理、イランに対する制裁を準備      2010年06月09日付アル=アハラーム紙(エジプト)HP1面      【ニューヨーク:イッザト・イブラヒーム、各国首都:本紙特派員、諸通信社】       国連安全保障理事会で今日、イラン政府に新たな一連の厳しい制裁措置を課すことを求める圧力が高まった。       ロシアのウラジミール・プーチン首相は昨日イスタンブールで、議論を呼んでいるイランの核開発問題をめぐって、イランに制裁を課す国際決議案が実質的な合意に達したと述べた。安保理は、非常任 全文をよむ

2010-06-07 「自由船団」虐殺事件の国際的な調査 (Al-Ahram紙)

■「自由船団」虐殺事件の国際的な調査      2010年06月07日『アル=アハラーム』紙(エジプト)HP1面      【各国首都:本紙・通信各社】    イスラエルに対する国際的な圧力が強まる中、同国の置かれている立場に変化が生じていることを受けて、ベンヤミン・ネタニヤフ政権は、ガザ地区の住民に支援物資を運んでいた「自由船団」攻撃事件に関する国際調査委員会の設置を受け入れる用意があると表明した。また、事前の合意を得た上で、先にイスラエルのアシュドッド港で積荷の検査を受けてハマース向けの武器 全文をよむ

2010-06-06 イスラエル、第二のガザ支援船レイチェル・コリー号を拿捕 (al-Hayat紙)

■ イスラエル、レイチェル・コリー号を公海上で拿捕   ■ ネタニヤフ首相、犠牲者がないことに喜びを表明      2010年06月06日付『アル=ハヤート』(イギリス)HPアラブ世界面(東アラブ)      【ガザ:ファトヒー・サッバーフ(本紙)】       昨日の日中、イスラエル軍はアイルランド船籍の貨物船レイチェル・コリー号(Rachel Corrie)をガザ地区の領海を前にした公海上で拿捕し、イスラエルのアシュドット港に向かわせた。これは1週間と経たぬうちに行われた2件目の海賊的作戦で 全文をよむ

2010-06-05 パレスチナ自治政府、イスラエルの占領終結を米国に訴え (Al-Ahram紙)

■ パレスチナがアメリカ合衆国政府にイスラエルによる占領の終結を要求      2010年06月05日付『アル=アハラーム』紙(エジプト)HPアラブ世界面      【ラーマッラー、エルサレム占領地:諸通信社】       パレスチナ自治政府はアメリカ合衆国のバラク・オバマ大統領に対して、1967年6月4日以来イスラエルの占領下にあるアラブ諸国の土地全ての占領終結に向けて迅速かつ断固たる方策を採るよう要求した。       [原文中の写真:占領43周年の日にイスラエル軍の支配するゲート前でデモを 全文をよむ

2010-06-03 アラブ諸国外相会議でガザ封鎖解除を呼びかけ (Al-Ahram紙)

■アラブ諸国外相、ガザ封鎖解除を呼びかける      2010年06月03日『アル=アハラーム』(エジプト)HP1面      【マスウード・アル=ヘンナーウィー、ナスル・ザアルーク、ムハンマド・シャイール】       昨日のアラブ外相会議終了後に出された声明は、あらゆる手段でガザに課された封鎖を解除し全ての検問所を開くよう呼びかけた。アラブ連盟事務局で行われたその緊急会合で、外相らはイスラエルによるガザ地区封鎖を非難するため安全保障理事会に訴える必要があることで一致した。       アラブ 全文をよむ

2010-06-02 エジプトがラファハ通行所を開放 (Al-Ahram紙)

■ ムバーラク大統領、ガザの封鎖を緩和するためにラファハの開放を指示      2010年06月02日付『アル=アハラーム』(エジプト)HP1面       イスラエルが国際支援船団に対して非難すべき犯罪を行ったことを受けて、エジプトがパレスチナ住民の苦しみを緩和するために迅速に対応するなか、フスニー・ムバーラク大統領は昨日、ガザに緊急の人道・医療支援物資を搬入し、人道的配慮が必要な人々や傷病者を受け入れるために、ラファハ通行所を開放するよう指令を出した。       治安当局のハイレベルの情報 全文をよむ

2010-06-02 イスラエルのガザ救援船攻撃、各国の反応は (al-Hayat紙)

■エジプトがラファハ通行所を開放   ■イスラエルではバラク国防相辞任を求める声      2010年06月02日付『アル=ハヤート』(イギリス)HP1面      【ナザレ、ガザ、カイロ、アンカラ:本紙】       「自由船団」への攻撃という犯罪行為をイスラエルは認めていないものの、昨日からその政治的、外交的損失のつけを払わされ始めている。軍では今回の「失敗」の責任を押し付け合い非難するさまが見られる一方で、大臣たちは同僚のイフード・バラク国防大臣の辞職を求めた。国連安保理は襲撃を非難する声 全文をよむ

2010-05-30 ガザを目指す「自由船団」に新たな障害 (al-Hayat紙)

■ 「自由船団」の前に立ちはだかる新たな障害、ガザ到着は5月31日に延期      2010年05月30日付『アル=ハヤート』(イギリス)HPアラブ世界面(東アラブ)      【ガザ:ファトヒー・サッバーフ(本紙)】    新たな障害が「自由船団」のガザ地区への到着をさらに一日遅らせることとなり、同船団の到着予定は明日月曜日(5月31日)の午前となった。一方イスラエルは、船団を阻止しガザ沿岸には近寄らせないとの脅迫を繰り返し、船団の妨害に向かわせる予定の軍用艦にミサイルを配備した。他方、解任さ 全文をよむ

2010-05-25 イスラエル・パレスチナ間接交渉開始、イスラエル側が懸念示す (Al-Ahram紙)

■ ネタニヤフ氏、「ミッチェル氏はまだ調停を開始していない」と発言      2010年05月25日付『アル=アハラーム』(エジプト)アラブ諸国面      【ラーマッラー:ハーリド・アル=アスマイー、諸通信社】       イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、アメリカ中東特使のジョージ・ミッチェル上院議員はまだ双方の調停を開始していないと発言した。       同時にイスラエルのアヴィグドゥール・リーベルマン外相は、パレスチナ側が交渉を決裂させようとしていると非難した。またハアレツ紙によ 全文をよむ

2010-05-19 エジプト、ナイル川水資源問題への対処に諜報機関を活用へ (al-Quds al-Arabi紙)

■ アメリカとイスラエルの技術がエチオピア初のダム建設に貢献   ■ エジプト、ナイル川水源でのダム建設を妨害するため“秘密の戦争”に打って出る      2010年5月19日付『クドゥス・アラビー』(イギリス)HP1面      【ロンドン:本紙ハーリド・アル=シャーミー記者】       エジプトがナイルの水資源に対する同国の“歴史的な取り分”を守るために、“秘密の戦争”に打って出た。アフリカ諸国による集中的な外交調停に加えて、エジプトのコプト正教会もエチオピア政府やエチオピア正教会*との仲 全文をよむ

2010-05-19 レバノン首相が2度目のシリア訪問、ベイルートではアラブ経済フォーラムが明日開催 (Al-Ahram紙)

■バッシャール・アル=アサド大統領がシリアでハリーリー首相と会談      2010年05月19日付 『アル=アハラーム』(エジプト) HP1面      【ベイルート:ムハンマド・アブドゥルハーディー】【ダマスカス:中東通信社(MENA)】      昨日18日、レバノンのサアド・アル=ハリーリー首相がシリアの首都ダマスカスを訪問し、シリアのバッシャール・アル=アサド大統領と会談した。ハリーリー首相がシリアを訪問するのは、これで就任後2回目となる。       またハリーリー首相はこの前日には 全文をよむ

2010-05-18 アッバース大統領とミッチェル米中東特使が19日に会談 (Al-Ahram紙)

■ 明日のアッバース・ミッチェル会談の主要テーマは入植問題      2010年05月18日付『アル=アハラーム』(エジプト)アラブ諸国面      【ラーマッラー:ハーリド・アル=アスマイー】       アメリカ中東特使のジョージ・ミッチェル上院議員とパレスチナのマフムード・アッバース大統領(アブー・マーズィン)が明日会談を行う。パレスチナのサーイブ・ウライカート交渉団長は、今回の会談ではイスラエルとの最終的地位交渉に関して話し合われると表明した。       しかしウライカート氏は、「当面 全文をよむ

2010-05-17 エジプト大統領、イタリア大統領と明日会談 (Al-Ahram紙)

■ムバーラクとナポリターノが明日、地域情勢について協議      2010年05月17日付『アル=アハラーム』(エジプト)HP1面      【ローマ:ムフタール・シァイーブ】      エジプト大統領フスニー・ムバーラクとイタリア首相シルヴィオ・ベルルスコーニーは明後日、2008年にローマで始動した両国間の戦略的パートナーシップの一環として、第3回となる首脳会談を行う。第2回目の首脳会談は昨年開催されている。      両国の閣僚も複数参加する今回の会談では、さまざまな分野で24の合意が調印さ 全文をよむ

2010-05-14 エジプト・スーダンを除くナイル川水源7ヶ国で水資源共有条約が締結 (Al-Ahram紙)

■エジプト、スーダンを除く形でナイル川の水を共有する条約が締結      2010年05月14日付『アル=アハラーム』(エジプト)HP1面      【エンテベ:諸通信社、カイロ:マルワ・タウフィーク、イスラーム・ファラハート】       エジプトとスーダンによる反対にもかかわらず、ナイル川水源7ヶ国はウガンダのエンテベで今日、ナイル川の水資源を共有する新条約に調印すると決定した。エジプト政府とスーダン政府も加盟を希望する場合に備えて、両国には一年の猶予が与えられる。       条約に署名す 全文をよむ

2010-05-13 UNRWA、財政状況を理由に事業中止のおそれ (al-Quds al-Arabi紙)

■ UNRWA、財政状況を理由に事業中止のおそれ      2010年05月13日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面      【ガザ】      国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のフィリッポ・グランディ事務局長は水曜日、UNRWAが厳しい財政状況にあることを明らかにし、必要とされる財政支援が行われなければ事業を中止せざるを得ないと危惧を示した。      グランディ氏はガザ地区北部のバイト・ラーヒヤーにあるパレスチナ難民のための学校において記者会見を開き、UNRWAの財政状 全文をよむ

2010-05-11 シリア・ロシア首脳会談、中東和平プロセスの促進を訴え (al-Quds al-Arabi紙)

■ アサド、メドベージェフ両大統領が公正な和平の必要性を主張、危険な緊張状態に警告      2010年05月11日付『クドゥス・アラビー』(イギリス)HP1面      【ダマスカス】       シリアのバッシャール・アル=アサド大統領とロシアのドミトリー・メドベージェフ大統領は火曜日、中東における公正で包括的な和平実現の必要性を強調し、地域の危険な緊張状態について警告しつつ、イランには平和的な核エネルギー開発の権利があると強調した。       シリアの首都ダマスカスを月曜日から訪問してい 全文をよむ

2010-05-05 大統領再選を果たしたスーダンの与党国民会議、米の姿勢は矛盾していると苦言 (Al-Ahram紙)

■スーダン国民会議、米政府の姿勢は矛盾しているとの認識を示す      2010年05月05日付『アル=アハラーム』(エジプト)HPアラブ世界面      【ハルツーム:アブドゥルワーヒド・ラビーニー記者】      スーダンの与党、国民会議は、スーダン政府に対するアメリカ政府の態度はいまだに矛盾しており、米国の政策決定者たちは今にいたるまで、スーダンにおける政治プロセスに関して明確な態度をとることができていないと述べた。      国民会議のファトヒー・シェーラ情報局長は昨日、スーダン・メディ 全文をよむ

2010-05-05 米政府、シリアに対する制裁措置を1年延長 (al-Quds al-Arabi紙)

■ オバマ大統領、シリアに対する制裁措置を1年延長   ■ イスラエル、シリア政府がヒズブッラーへの武器供給を強化していることは確かだと述べる      2010年05月05日『クドゥス・アラビー』(イギリス)HP1面      【ナザレ:ズハイル・アンドラウス】       アメリカのバラク・オバマ大統領はシリア政府がテロ支援を続けているとして、シリアに対して課せられている制裁措置を1年間延長した。現地時間の月曜日にホワイトハウスが公表したオバマ大統領の議会に対する書簡では、シリア政府は「イラ 全文をよむ

2010-04-28 レバノンのハリーリー首相、欧州・エジプト訪問で各国首脳と会談 (Al-Nahar紙)

■レバノンのハリーリー首相、欧州・エジプト訪問で各国首脳と会談      2010年04月28日付『アル=ナハール』      ヒズブッラーに対する武器供与、またこれを巡ってイスラエルがレバノンとシリアに対して脅迫的な発言を行っている問題は、再び内外の関心を呼ぶこととなった。27日、レバノンのハリーリー首相がシャルム・エル・シェイクを足早に訪問した際にムバーラク大統領から得た発言を記者団に伝えたことで、エジプトがレバノンの動きと並行して働きかけを行っていること が明らかとなった。ハリーリー首相は 全文をよむ

2010-04-28 スーダン大統領が再選後初となる外国訪問でエジプト大統領と会談、両国間の緊密な協力関係を確認 (Al-Ahram紙)

■ムバーラク大統領、アル=バシール大統領に対して:「エジプトはスーダンの安定化を望んでいる」      2010年4月28日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面      【シャルム・アル=シャイフ:ムハンマド・アミーン・アル=ミスリー記者】      昨日シャルム・アル=シャイフ市において、エジプトのフスニー・ムバーラク大統領は集中的に外交活動を行い、スーダンのウマル・アル=バシール大統領、レバノンのサアド・アル=ハリーリー首相、そしてオマーンのカーブース・ビン・サイード国王の特別顧問であ 全文をよむ

2010-04-26 前イスラエル大使「ムバーラクは健康上の理由で次期大統領選には出馬しない」と発言、シナイ半島ではイスラエル人2人が拘束 (al-Quds al-Arabi紙)

■前カイロ駐在イスラエル大使:「ムバーラクは健康上の理由から次の選挙には立候補しないだろう」   ■エジプト、シナイ半島で異例の厳戒配備   ■この二日間でエジプト領内に侵入したイスラエル人二人が拘束      2010年4月26日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面      【カイロ:本紙】【エジプト領ラファハ:DPA】      エジプト警察がシナイ半島における治安体制を強化した。装甲車や治安部隊用の車両がシナイ半島へ通じる主要道、特にスエズ運河に架けられたサラーム橋や、運河の下を通 全文をよむ

2010-04-24 エジプト外相、レバノンにスカッド・ミサイルとの情報を否定 (al-Quds al-Arabi紙)

■ アブルゲイト外相、レバノンにスカッド・ミサイルがあるとの情報を「虚偽」と表現      2010年04月24日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面      【ベイルート】       エジプトのアフマド・アブルゲイト外相は土曜日、レバノンのサアド・アル=ハリーリー首相との会談後、「レバノンにスカッド・ミサイルがあるという情報は虚偽のものであり、嘲笑に値する」との声明を発表した。また、シリアのバッシャール・アル=アサド大統領をいつでもエジプトに迎えると述べた。イスラエルが「シリアはレバ 全文をよむ

2010-04-23  エジプト、アカバへのロケット砲発射を否定 (Al-Ahram紙)

■ エジプト、自国領土からアカバに向けて砲弾が発射されたことを否定      2010年04月23日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面      昨日の朝、エジプト国境の東側、アカバの方角から2発の爆発音が聞こえたと一部のメディアが報じた件へのコメントとして、ある高官筋は「エジプト側ではいかなる爆発音も検知されなかった」と明言した。また、エジプトの領土からアカバに向けて砲弾が発射されたとの目撃情報もないことを確認した。      イスラエルの複数のメディアが、エジプト、あるいはヨルダンから 全文をよむ

2010-04-21 サミットボイコットの代償としてワシントンが5億ドルを提示 (Al-Ahram紙)

■ ウライカート:ワシントンがダマスカスサミットのボイコットに5億ドルを提示      2010年04月21日付 アル=アハラーム紙 HPアラブ面      【ワシントン:ハーリド・アル=アスマイー記者】       パレスチナ情報筋は、来月シャルム・シェイフで4カ国サミットを開くというアメリカとイスラエルの提案をエジプトとパレスチナ政府が拒否した事を明らかにした。サミットには、イスラエル首相ベンヤミン・ネタニエフに加え、アッバース大統領、ヨルダン国王アブドゥッラー2世、そして米国務長官ヒラリー 全文をよむ

2010-04-15 ナイル川流域諸国会議、水資源再分配で合意に到らず (al-Quds al-Arabi紙)

■ ナイル川流域諸国会議、水資源再分配の合意に到らず      2010年04月15日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面      【カイロ】       ナイル川流域諸国は、上流域と下流域双方の諸国が満足するような水資源再分配の枠組み合意を目指して協議を行っていたが水曜日、話し合いは決裂した。上流域の諸国はエジプトとスーダン抜きで協定の調印を行うことを主張し、エジプト政府はナイル川水資源の自国の取り分を侵害しないよう主張した。       上流域諸国(ブルンジ、コンゴ民主共和国、エチオ 全文をよむ