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■アラブ評議会:ネタニヤフ首相とガラント国防相に対する逮捕状発行は、国際正義の実現に向けた大切な一歩である 【チュニジア:本紙】 アラブ評議会は、国際刑事裁判所(ICC)が占領政体の首相と前国防相に対して逮捕状を発行したことを、国際正義の実現に向けた重要な一歩であると述べた。 ICCは木曜日(21日)、2023年10月7日以降ガザ地区で続いている戦争において、戦争犯罪や人道に対する罪を犯した容疑で、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相とヨアヴ・ガラント前国防相に対 全文をよむ
■イスラエル占領軍は「東方」から飛来した無人機2機を迎撃したと発表 【エルサレム:諸通信社】 イスラエル占領軍は日曜日(10日)、東方から飛来した無人機2機が自国領空に侵入する前に、これらを迎撃したと発表した。 同軍は声明で、「空軍が先ほど、東方から飛来した無人機2機を迎撃したため、これらの無人機が自国領空に侵入することはなかった」と述べた。 さらに同軍は、「現行の方針に基づき、死海地域で警報が作動した」と付言した。 しかし同軍は、無人機の発射元 全文をよむ
■「ヒズブッラー」がテルアビブとハイファ近郊のイスラエル軍基地複数か所を攻撃したと発表 【ベイルート:諸通信社】 「ヒズブッラー」は水曜日(6日)、イスラエル国内の標的に対する一連の攻撃を発表し、主な標的には、同国中部にあるテルアビブ近郊の軍事基地2か所と、北部ハイファ近郊の海軍基地2か所が含まれると述べた。 さらにヒズブッラーは、1年以上前にエスカレーションが始まって以来、自身がベン・グリオン空港周辺で行った初めての攻撃として、テルアビブ南部のベン・グリオン国際空 全文をよむ
■ロシア政府はダマスカスのロシア正教会に5つの鐘を引き渡した 【ダマスカス:本紙】 シリアにおけるロシア(政府)のコーディネーションセンターは、5つの教会の鐘をダマスカスのロシア正教会代表部に引き渡した。これらはモスクワ総主教庁から提供されたものである。 また、同センターは正教会教区の信徒たちに50の食糧パックを含む人道支援を提供した。その中には米、小麦粉、油、紅茶、砂糖、牛乳缶が含まれている。このことについて「サナ」通信社は、アンティオキアおよび全東方総主教におい 全文をよむ
■国連:ガザ北部でパレスチナ人は言葉では言い表せない恐怖に苦しんでいる 【AFP通信】 国連の人道問題担当調整官は土曜日、包囲されたガザ地区北部で、パレスチナ人は「言葉で言い表せない恐怖」に苦しんでいると断言した。 10月6日、イスラエル軍はガザ北部でのハマースの再編成阻止を宣言し、(同地区への)大規模な空爆と地上攻撃を開始した。戦争で荒廃した地域への包囲をさらに強化し、数万人が避難を余儀なくされた。 「イスラエル軍による包囲の下で、パレスチナ人が言葉に言 全文をよむ
■ヨルダンの「同胞団」のメンバー2人による前例のない作戦・・・同胞団は殉教者アブー・ガザ―ラとカウワースの2人を哀悼する 【複数の首都:本紙‐諸通信社】 ヨルダンの「ムスリム同胞団」のメンバー2人が実行し、その祝福を得て行われた、今回の戦争での前例のない作戦中、死海南部でイスラエル軍との交戦があり、イスラエル兵士2人が負傷した。イスラエル占領軍の声明によると、「テロリスト2人が、死海南部でヨルダンからイスラエル領への国境を通過し、(イスラエル軍)兵士に対して発砲したこと受け、 全文をよむ
◾️15の衝突地点…ヒズブッラーとイスラエルがレバノン南部で地上衝突 【ベイルート:アナトリア通信】 イスラエル軍がレバノン南部への地上侵攻の開始を発表して以来、イスラエル軍とヒズブッラー戦闘員との間で激しい衝突が勃発している。なお、ヒズブッラーは、両当事者間の3つの戦闘軸にわたる15の国境沿いの地点への侵攻の試みに対抗すると複数回発表した。 これら3つの軸には、クーザフに向かうラーミヤの町近くの中部地区軸に加えて、ロシュ・ハニクラ地域の西部地区、東部地区のカフル 全文をよむ
■イランが数十発のミサイルでイスラエルを攻撃し、数百万人がシェルターに避難する(画像と動画) 【本紙、諸通信社】 イランは火曜の夜、イスラエルに対して大規模なミサイル攻撃を開始した。これにより、イスラエル全土にサイレンが鳴り響き、数百万人がシェルターに避難した。 イスラエル軍のラジオ局は、先の推定ではイランがこれまでに少なくとも200発のミサイルを発射したとしていたが、発射されたミサイルは180発であると発表した。 ヨルダン川西岸の上空で、数十発のミサイル 全文をよむ
■王毅外相:我々は、アジアの緊張を煽り軍事衝突に突き進むあらゆる勢力に反対する 【諸通信社】 『ノーボスチ』通信によると、同氏はニューヨークでの第79回国連総会の傍らで、「アジアには域内協力を通して情勢を安定させ、対話によって不和を解決する知恵と能力がある」と指摘しつつ、アジアでの緊張を煽り、この地域での軍事衝突の激化を推進するあらゆる勢力に立ち向かう自国の立場を再確認した。さらに同氏は「中国はアジア地域が持続可能な発展を必要としていることをよく理解しており、分断や紛争に反対 全文をよむ
■王毅外相:我々は、アジアの緊張を煽り軍事衝突に突き進むあらゆる勢力に反対する 【諸通信社】 中国の王毅外務大臣は世界各国に対し、覇権主義と強権政治に抵抗し、国際関係における民主主義の体現に取り組むよう呼び掛けた。 中国外務省のウェブサイトは、昨日の国連総会における王氏の発言を次のように伝えた。「我々は平等かつ秩序だった多極性を守り、すべての国が、その規模にかかわらず多極化した世界において地位と役割を有しているという事実を認めなければならない」。 王氏はさ 全文をよむ
■カービー氏:国務省はレバノンからの米国人を避難させる必要性を感じていない 【ワシントン:本紙】 ホワイトハウスのジョン・カービー国家安全保障会議戦略広報調整官は日曜日の会見で、「国務省は米国人をレバノンやイスラエルから避難させる必要性を感じていない」と述べた。 カービー氏はABCの『This Week』のインタビューで次のように語った。「我々は、世界のほとんど全ての場所に緊急時避難計画を有しており、我々は行っていること、また国防省で(ロイド・)オースティン国防長官 全文をよむ
■欧州委員会とEASAは航空会社に対しレバノンとイスラエルの領空を避けるよう勧告 【パリ:AFP通信】 欧州各国の政府は土曜日、空爆の激化と安全保障状況の悪化のため、各航空会社にレバノンとイスラエルの領空を避けるよう勧告したことを明らかにした。 欧州委員会と欧州航空安全機関(EASA)は声明で、「全ての航空機に対して、レバノンとイスラエルの領空内の飛行を避けるよう勧告する」と発表した。またEASAはこの勧告が現段階で10月31日まで有効であるとした。 EA 全文をよむ
■レバノンでのイスラエルによる攻撃で亡くなった23人のシリア人殉教者のための集団墓地 【ダマスカス:本紙】 レバノンの多くの地域に及んだイスラエルによる攻撃の犠牲者のための集団墓地に、シリア難民20人以上が殉教者として埋葬された。なお、そのほとんどがある一家族であった。地元情報筋は本紙に対し、「イスラエルによる木曜日(26日)の襲撃はバールベック県にあるシリア人労働者とその家族が住む建物を標的にした」と語った。同情報筋によると、賃貸物件に対するイスラエルの攻撃で23人のシリア 全文をよむ
イスラエルがベイルート空港の爆撃で脅迫。未明に運航は停止したのか? 【本紙】 ベイルート空港のファーディー・ハサン民間航空局長は本紙の取材で、ベイルート空港での運航が完全に停止し、複数の滑走路上の照明がすべて消えたとする情報を否定した。 本紙記者が独自に撮った写真には、今朝4時頃の時点でベイルート空港の滑走路上では普段通りに灯っている照明が写っている。 今朝6時15分前には、ショイファットの「ココディ」や「ティロ」といった郊外や空港に隣接する地域を動揺させ 全文をよむ
■イスラエル軍がレバノン国境における予備役2個旅団の徴兵完了を発表 【エルサレム:アナトリア通信】 イスラエル軍は金曜日、「ヒズブッラーの軍事力に打撃を与え、北部の住民(入植者)が居住地に戻れる状況を作り出す」ための警戒強化の枠組みの中で、レバノン国境における予備役2個旅団と追加部隊の徴兵完了を発表した。 声明の中で、「ここ数日間の北部地域における準備強化の一環として、北部戦線での戦闘に参加する予備役2個旅団の徴兵が行われた」と述べた。 さらに、「戦時中の 全文をよむ
■アルジェリア、モロッコパスポート所持者にビザ取得を課すことを発表 【アルジェリア:本紙】 同声明は、「このような行為は、アルジェリアの国家安全保障に対する直接的な脅威であり、我々はすべての越境地点で、国土への入国・滞在に対する厳しい監視を課している」と続けた。またアルジェリア外務省は、「モロッコ政権は、アルジェリアに対する敵対的かつ攻撃的な行動により、現在の二国間関係の悪化に単独で責任を負っている」と説明した。 この決定が、アルジェリアのアブドゥルマジード・タブー 全文をよむ
■アルジェリア、モロッコパスポート所持者にビザ取得を課すことを発表 【アルジェリア:本紙】 アルジェリア政府は、モロッコのパスポートを所持するすべての外国人に対して、アルジェリアに入国する際に入国ビザを取得することを義務付ける即時手続きを再開すると発表した。 アルジェリア外務省は声明で、「アルジェリアとモロッコの兄弟たる両国民を結びつける連帯の価値観と人間的・家族的絆を常に重んじてきたアルジェリアは、2021年にモロッコ王国との外交関係を断絶するという決定を発表して 全文をよむ
■エジプトのメディア統制最高評議会議長が王立オペラハウスと国立博物館を訪問 【マスカット:本紙】 さらに同氏は国立博物館も訪れ、その館内を視察した。そして博物館について、また「海事の歴史展示室」、「文明の産物展示室」、「ファラジ(訳注:灌漑システムの一種)展示室」、「年表展示室」、「先史時代・古代展示室」、「ルネサンス期展示室」、「無形遺産展示室」を筆頭とする、(博物館の説明によると)オマーンの歴史と文明がもつ重要な側面を強調する複数の展示室に関する十分な説明を聞いた。 全文をよむ
■エジプトのメディア統制最高評議会議長が王立オペラハウスと国立博物館を訪問 【マスカット:本紙】 兄弟国であるエジプト・アラブ共和国のメディア統制最高評議会(SMRC)であるカラム・ジャバル議長は今日(26日)、現在行っているオマーン国への訪問の一環として、マスカットにある王立オペラハウスを訪れた。 ジャバル氏はオペラハウス内を視察し、部屋や設備、上演する演目の特徴、1年を通した同館のシーズンやプログラム、さらに館内にある設備や世界の音楽を上演する際に使われる最新の 全文をよむ
■ブラジル大統領が国連にて:ガザ戦争はレバノンにまで危険なほどに拡大している 【ニューヨーク:ロイター通信】 ブラジルのルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ大統領は火曜日、ガザ地区で進行中の戦争がレバノンに拡大する危険について警告した。また、ロシアとウクライナが紛争終結に向けた協議を開始するための6項目の計画をブラジルと中国が提案したと述べた。 同氏はこの提案についてロシアのプーチン大統領と電話会談を行ったが、国連総会の開会式の演説ではブラジルと中国が合意した内容 全文をよむ
■モロッコの団体がガザと連帯して106回のデモを実施(写真) 【ラバト:アナトリア通信】 モロッコの非政府組織「国民問題支援機関」は、金曜日(20日)に106件のデモを50の都市で行ったと発表した。これは、約1年前から続くガザ地区に対するイスラエルの戦争に抗議し、パレスチナ人民との連帯を表明するものである。 国民問題支援機関は声明の中で、「ガザ住民に対する絶え間ないイスラエルの犯罪を非難し、機関の呼びかけに応じて、モロッコ国民は50都市で106件のデモに参加した。」と述べ 全文をよむ
◾︎トロイの木馬作戦…モサドはハンガリーに架空の会社を設立し、爆弾を仕掛けた「ポケベル」機器を製造し、ヒズブッラーに送った 【ロンドン:本紙】 「ニューヨーク・タイムズ」紙は、シーラ・フランケル氏、ローネン・バーグマン氏、フワイダ・サード氏が執筆した報告者を掲載し、その中で、イスラエルはヒズブッラーが使用していた「ポケベル」機器を改ざんしたのではなく、巧妙な罠としてそれを製造したと報じた。 火曜日午後3時30分、レバノンで「ポケベル」機器が警報音を鳴らし始め、ヒズブッラー 全文をよむ
■占領下セウタへの集団移民の試みに対する反応続く、人権協会が介入 【ラバト:本紙】 モロッコ人権協会は、「移民問題への対応における安全保障アプローチは、陸海路において様々な手段で日々繰り返される(移民の)試みや、多数の犠牲者、溺死者の発生を決して防ぐことができなかった」と強調した。また、「外出禁止令や転居の自由の制限に対するいかなる法的枠組みも存在しないなかで逮捕や継続的な強制送還が行われたことにより、虐待や不法送還の扉が開かれ、国民身分証明書を持っていないことを理由として、 全文をよむ
■占領下セウタへの集団移民の試みに対する反応続く、人権協会が介入 【ラバト:本紙】 「教育制度の失敗」 本紙が確認した声明のなかで、モロッコ人権協会は以下のように付け加えた。「こうした試みにおいて待ち受けている試練に対処するには幼すぎる者を含む、保護者をもたない何百人もの未成年者の存在は、『教育制度の失敗、不登校という現象の横行、すべての人が質の高い公立学校に入る平等な機会を得ていないことを示す顕著な事象である』。」 さらに同協会は声明のなかで、「移住に挑 全文をよむ
■占領下セウタへの集団移民の試みに対する反応続く、人権協会が介入 【ラバト:本紙】 被占領セウタ市への国境検問所を襲撃し、非正規の集団移民を試みたことによる人道的悲劇に対する反響と反応は続いており、SNS上での呼びかけを受けて、何千人もの若者や未成年者らがこれに応えた。1週間にわたって講じられていた厳重な治安措置にもかかわらず、これは大規模な逃亡作戦と化した。 モロッコの政府と首相に対する怒りと厳しい批判、さらにモロッコ政府が「国内の若者の現状に対する第一の責任を負 全文をよむ
■スペイン国王、初代パレスチナ大使の信任状を受け取る(写真) 【マドリード:諸通信社】 スペイン国王フェリペ6世は月曜日、同国に赴任する初のパレスチナ大使であるフスニー・アブドゥルワーヒド大使の信任状を受け取った。スペインは今年5月にパレスチナを国家承認したばかりである。 スペイン王室がX上で公開した複数の写真によると、フェリペ6世はマドリードの王宮でアブドゥルワーヒド大使を迎え、そこで信任状捧呈式が行われた。 アブドゥルワーヒド氏は、2022年より駐スペ 全文をよむ
◾️イエメンの「極超音速」ミサイルが初めてイスラエルに到達し、2度目の防衛システム突破を果たす 【サナア:本紙】 イエメン人による預言者生誕記念日の祝典が、サナアや「アンサール・アッラー(フーシー派)」の支配地域の主要都市において数千人規模で行われる中、フーシー派が初めてイスラエル中央部のテルアビブを標的にしたと発表した。この攻撃には「極超音速」弾道ミサイルが使用され、このミサイルは約12分間でおよそ2000キロメートルを飛行し、複数の防空システムを突破した。ミサイルが複数のルート 全文をよむ
◾️イスラエルの警察官がエルサレムで刺される、攻撃の実行者は射殺される 【エルサレム:諸通信社】 占領当局によると日曜日の夜、襲撃者1人がエルサレム旧市街の入口で国境警察の隊員1人を刺し軽傷を負わせたのち、イスラエル占領警察により射殺された。 占領警察は複数の医療関係筋の話として、この攻撃がダマスカス門(アームード門)の近くで発生し、警察官は治療を受けるために搬送されたことを明らかにした。 占領警察の声明は、「刺された警察官は軽傷を負い、彼は治療を受けるた 全文をよむ
■湾岸協力理事会のブダイウィー事務局長は二国家間解決の実施に関する合同会議が出した声明を歓迎 【リヤド:本紙】 湾岸協力理事会(GCC)のジャースィム・ムハンマド・ブダイウィー事務局長は、二国家間解決の実施に関する合同会議が出した声明を歓迎した。この会議はアラブ連盟、イスラーム協力機構(OIC)、欧州各国合同の閣僚級コンタクトグループのメンバーらが参加するなか、スペインの首都マドリードで開催された。 ブダイウィー事務局長は、第161回閣僚級会合の声明内で言及された内 全文をよむ
■シリア政府がダマスカスでの少量の麻薬押収でサウジアラビアに「求愛」 【本紙】 複数の発表を通じて、密輸用荷物の行き先についての政府見解に疑問を呈すことができる。というのもサウジアラビア当局が大量と発表した荷物(の内訳)は、5万や10万錠ではなく、カプタゴンの錠剤数千万錠と推定されるからだ。さらに麻薬は通常、背景に専門的なグループに属するギャングらが存在することを示す方法で隠されている。またこうしたケースでは例外なく、通称「シャキーア」として知られる小規模の承認ら 全文をよむ
■シリア政府がダマスカスでの少量の麻薬押収でサウジアラビアに「求愛」 【本紙】 これら2つの作戦や類似する作戦の発表からは、シリア政府が常にサウジアラビアの名前を、麻薬荷物の確定的な行き先として、他の湾岸諸国をさておいて前面に出しているということが見て取れる。一方これは、湾岸諸国が総じてシリアからの自国に対するカプタゴン密輸に影響を受け続けているなかで、シリア政府からサウジアラビアに向けた明らかな求愛行為のように見える。 これらの作戦はおそらく、両国間で 全文をよむ
■シリア政府がダマスカスでの少量の麻薬押収でサウジアラビアに「求愛」 【本紙】 ダルウィーシュ長官はこの発表の数日前にも、類似する声明のなかで、ダマスカス中心部のシャーグール地区で「楽器に芸術的な方法で隠され、サウジアラビアへの密輸の準備ができていたカプタゴンの錠剤10万錠を押収することに成功した」と述べており、送り主がヒムス県で「人目に隠れていた」人物だと指摘していた。 公式発表はこれら2作戦に関するもの留まらなかった。実際2024年初頭以降、複数の県にまたがるシ 全文をよむ
■シリア政府がダマスカスでの少量の麻薬押収でサウジアラビアに「求愛」 【本紙】 シリア政府は、支配地域内での実施を公表しているすべての麻薬密輸対策作戦にサウジアラブの名を巻き込み続けているが、こうした動きはサウジアラビアへの明らかな求愛行為であるようだ。しかしその一方でシリア政府は、ヨルダンとの国境を介して大量の麻薬がサウジアラビアに流出することを許している。 ダマスカスにある麻薬対策局のサーミー・ダルウィーシュ長官は日曜日(1日)の声明で、自局が、ダマ 全文をよむ
■国連:イスラエルはガザ地区の病院への燃料の供給を1週間で5回にわたり拒否 【国連:アナトリア通信】 国連は、イスラエルが先週5回にわたりガザ地区北部で稼働している病院への燃料供給要請を拒んだと伝えた。 このことは、国連事務局のステファン・デジャリック報道官が火曜日(29日)に行った記者会見で伝えられた。この記者会見で、デジャリック報道官はガザ地区北部の一部の病院で10日間以上にわたって新たな燃料の供給がされていないと説明した。 デジャリック報道官は、イス 全文をよむ
■米国防総省:イランやその同盟勢力がイスラエルに攻撃を仕掛けるという脅威はまだ存在している 【ワシントン:諸通信社】 ライダー氏は、米国は先制攻撃やロケット弾迎撃に参加してはいないが、「ヒズブッラーによる次の攻撃を追跡できるように、諜報や観測、偵察に関していくつかの支援を提供した」と述べた。 さらに同氏は、ロイド・オースティン米国防長官がイスラエル支援の一環として、「2つの空母団に対して域内に留まるよう命じた」と付言した。 ペンタゴンは先週、空母「USSエ 全文をよむ
■米国防総省:イランやその同盟勢力がイスラエルに攻撃を仕掛けるという脅威はまだ存在している 【ワシントン:諸通信社】 米国防総省(ペンタゴン)は月曜日(26日)、米国はイランやその同盟勢力がイスラエルに対して攻撃を仕掛けるという脅威がいまだ存在していると考えていると述べた。この発言は、ヒズブッラーが自身の高位幹部が死亡した報復としてイスラエルに数百発のロケット弾と無人機を発射したのちに述べられた。 ペンタゴンの報道官であるパトリック・ライダー少将は記者団に対し、「イ 全文をよむ
■イスラエル..一時的な閉鎖ののちベン・グリオン空港の運用が再開 【エルサレム:アナトリア通信】 テルアビブにあるベン・グリオン国際空港は、イスラエル軍がレバノン南部のヒズブッラーに属するとされる諸目標を攻撃したことを受けて一時的に運用を停止した後、日曜日(25日)未明に運用を再開した。 この情報はイスラエル公共放送局(カン)が伝えたもので、カンは同空港が一時的に運用を停止した後に再開したこと、そして一部の便を近隣の空港に振り替えたことを指摘したが、詳細は明らかにし 全文をよむ
■スィースィー大統領:我々はソマリアの独立を熱望しており、エジプトが両国にとって協力・発展のプラス要因であることを切望している 【ウィサーム・アブドゥルアリーム】 アブドゥルファッターフ・スィースィー大統領は「私たちはソマリアとエジプトの協力・発展にとってプラス要因となることを切望している」と述べた。 記者会見の中でスィースィー大統領は、制裁解除に関連する事態の対処における成功についてソマリア大統領とソマリアに祝意を表した。 大統領はこう続けた。「あなたた 全文をよむ
■イスラエルがイランによる大規模な攻撃に備えるなか、ネタニヤフ首相はその攻撃までを「運命的な日々」とみなす 【エルサレム:アナトリア通信】 イスラエル公共放送局(カン)によると、イスラエルはイランによる昨4月の攻撃よりも大規模な攻撃に備えており、ベンヤミン・ネタニヤフ首相は今後数日が「運命を左右する」と評した。 ネタニヤフ首相が自国の関与を示唆した昨7月末のテヘランでのハマース政治局長イスマーイール・ハニーヤ氏の暗殺に対する報復として、イスラエルは約2週間前からイラ 全文をよむ
■駐エジプト米大使、ラファ検問所とアリーシの倉庫を視察…占領軍は支援物資を積んだトラックのガザ地区への搬入を2日連続で阻止 【カイロ:本紙】 一方、ムスタファー米国大使は、中東地域や今般のガザ危機においてエジプトが果たしている役割や、地域の安定回復に向けた、米国をはじめとする様々なパートナーとの取り組み、アリーシのエジプト赤新月社を通じて、人道支援物資を受け取って保管し、それらの物資をガザ市民へ届けることを請け合っているエジプトの尽力を挙げ、これらを賞賛した。 他 全文をよむ
■駐エジプト米大使、ラファ検問所とアリーシの倉庫を視察…占領軍は支援物資を積んだトラックのガザ地区への搬入を2日連続で阻止 【カイロ:本紙】 ヒーロー・ムスタファー駐エジプト米国大使とショーン・ジョーンズ米国国際開発庁(USAID)派遣団団長は今日(30日)、エジプトの北シナイ県を訪問し、ラファ検問所とアリーシ市内にある支援物資を保管する倉庫を視察した。 北シナイ県のムハンマド・サリーム・サラーム報道官によると、米大使一行は、アリーシ市内にあるエジプト赤新月社の物 全文をよむ
■イタリアの歴史家フランコ・カルディーニ氏が本紙に独白:10月の攻撃に対抗したイスラエルの「民族浄化」の採用は「正当化できない」 【チュニス:本紙】 そして「無差別虐殺や人間を盾として使用することに対する粗雑な正当化を行わないままに、攻撃に関与したハマースのリーダーを特定し、射殺することは可能だった。そのかわりに何か月もかけて、冷血にも民族浄化戦略が選択された。今日、ガザの破壊された砂漠では、パレスチナの人々が日常生活に戻ることは難しくなるだろう」と続けた。 カルデ 全文をよむ
■イタリアの歴史家フランコ・カルディーニ氏が本紙に独白:10月の攻撃に対抗したイスラエルの「民族浄化」の採用は「正当化できない」 【チュニス:本紙】 フランコ・カルディーニ氏は十字軍、キリスト教徒・イスラーム教徒の関係や両者間に生じた争いを専門としており、国際的に有名な歴史家の一人としてみなされている。同氏はこれまで半世紀にわたって、「ガザ…何も元のようには戻らない」というタイトルの最新著作を含む200冊以上の本を執筆してきた。 同氏は本紙に対し、イスラエル軍が、ド 全文をよむ
■イタリアの歴史家フランコ・カルディーニ氏が本紙に独白:10月の攻撃に対抗したイスラエルの「民族浄化」の採用は「正当化できない」 【チュニス:本紙】 イタリアの歴史家であるフランコ・カルディーニ氏は、「10月7日の一連の事件は、イスラエルがガザ地区に対して課してきた長期にわたる包囲ののちに起こった」と述べ、同国がパレスチナの抵抗勢力の攻撃に対抗するために採用した「民族浄化」作戦は「正当化できない」と指摘した。 カルディーニ氏は本紙への独自声明のなかで、「2023年1 全文をよむ
■巡礼者らがアラファト山に登りガザの民衆のために祈る(写真・ビデオ付き) 【アラファト山(サウジアラビア):諸通信社】 今年のハッジには150万人以上のムスリムが参加しており、これは世界最大の宗教的集会の1つとみなされている。 巡礼者らはアラファト山に登ったあと、日没とともにムズダリファへ向かい、そこでミナーにあるジャムラ(石投げ儀式用の石塔)を投げるための小石を集める。 メッカへの巡礼(ハッジ)は、世界最大の原油輸出国であり特に宗教的観光の発展を通じて石 全文をよむ
■巡礼者らがアラファト山に登りガザの民衆のために祈る(写真・ビデオ付き) 【アラファト山(サウジアラビア):諸通信社】 一方宗教的儀式の間は男性が帽子をかぶることが禁止されているため、彼らの多くが傘を携帯している。また場所内で数少ない日陰、あるいは巨大なスプリンクラーの下で回復しようとしている人々もいる。 特に高齢者の間で熱射病を予防するために、サウジアラビア当局は緊急医療用電話番号を新設した。そして同当局は、緊迫した症例のために280床以上のベッドを割り当てたと述 全文をよむ
■巡礼者らがアラファト山に登りガザの民衆のために祈る(写真・ビデオ付き) 【アラファト山(サウジアラビア):諸通信社】 イスラエルは国際司法裁判所(ICJ)で、2023年10月7日の戦争勃発以降ガザの民衆に対してジェノサイドの罪を犯しているとの容疑で起訴されており、エジプト、アラブ諸国、国連からは「検問所を閉ざし支援物資の搬入を制限している」との告発を受けている。 夜明けには一部の巡礼者が白い巡礼服をまとって現れ、彼らのなかにはムハンマド・アースィルさんがいた。彼は 全文をよむ
■巡礼者らがアラファト山に登りガザの民衆のために祈る(写真・ビデオ付き) 【アラファト山(サウジアラビア):諸通信社】 イスラエルは国際司法裁判所(ICJ)で、2023年10月7日の戦争勃発以降ガザの民衆に対してジェノサイドの罪を犯しているとの容疑で起訴されており、エジプト、アラブ諸国、国連からは「検問所を閉ざし支援物資の搬入を制限している」との告発を受けている。 夜明けには一部の巡礼者が白い巡礼服をまとって現れ、彼らのなかにはムハンマド・アースィルさんがいた。彼は 全文をよむ
■巡礼者らがアラファト山に登りガザの民衆のために祈る(写真・ビデオ付き) 【アラファト山(サウジアラビア):諸通信社】 「ハッジ」儀礼が最高潮に達するとともに、150万人以上のムスリム巡礼者らが土曜日(15日)、アラファト山の高温のなかでコーランを読誦しながら、ガザ地区のパレスチナ人らへ祈りを捧げた。 世界各地からやってきた参拝者らが、聖地メッカから約20km先に位置するこの丘へ向かった。 アラファトの日の説教師であるメッカの大モスクのイマーム、マーヒル・ 全文をよむ
■イスラエルがガザのアパートを爆撃、子供と女性を含む7人が犠牲に 【ガザ:アナトリア通信】 木曜日、イスラエル軍機がガザ市のアパートを爆撃し、子供と女性を含むパレスチナ人7人が死亡、他に負傷者が出た。 ガザ地区の民間防衛隊によると、同隊の隊員は7名の遺体を回収した。死者は子供3名、女性3名、男性1名であった。また、ナファク通り地区のタービイーン・シャリーア・スクールの隣にあるイスラエルが軍が標的としたアパートで多数の負傷者に対応したと述べた。 同隊は負傷の 全文をよむ
◼️「一帯一路」構想における共同開発計画と技術革新、エジプトと中国の合意のハイライト 【ウィサーム・アブド・アリーム】 エジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー(シーシー )大統領と中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席は、公式歓迎式典の後、複数の二国間協力協定を締結した。その中には一帯一路構想の共同開発計画、技術革新や通信技術の分野での協力関係強化など様々な分野が含まれる。 これらは、スィースィー大統領が中国を国賓として訪問し、中国の首都北京で実施された習国 全文をよむ
■アルジェリアとフランスの両「記憶委員会」が「記憶の問題」に関する合同協定に署名 【アルジェ:本紙】 アルジェリアは、フランスに対して4つの主要な問題へ取り組むよう主張した。それらの問題とは、資料の完全な返還、レジスタンス兵士たちの遺体や頭蓋骨の返還、核実験の犠牲者への賠償と放射能で汚染された土地の除染、行方不明者の追跡調査に関するものである。 歴史学者のみによって構成された両国の各合同委員会は、2022年8月のエマニュエル・マクロン仏大統領によるアルジェリア訪問中 全文をよむ
■アルジェリアとフランスの両「記憶委員会」が「記憶の問題」に関する合同協定に署名 【アルジェ:本紙】 木曜日、アルジェリアとフランスは「記憶の問題」とフランス植民地時代(1830~1962年)のアルジェリアの資料の返還を求める合同協定に署名した。 「アルジェリア国際ラジオ」によると、歴史学者のラフサン・ザギーディー氏が代表を務める「アルジェリア歴史記憶委員会」は、歴史学者のベンジャミン・ストーラー氏が代表を務める「フランス事実と記憶委員会」とともに合同協定および覚書 全文をよむ
■駐アイルランド・パレスチナ大使、本紙に対し「現在までアイルランドによる5月21日のパレスチナ国家承認に関する公式発表は出ていない」と述べる 【ダブリン:本紙】 大使は「この国家承認が実現したとしたら、それは名目的なものなどではなく、現在143の国連加盟国によって承認されている既存の国家がようやく承認されることを意味する。そしてこれは、パレスチナの人々が独立国家を樹立する権利を承認し、彼らが国連やあらゆる国際的な場面で発言権を持つことにもなる」と指摘した。 同大使は 全文をよむ
■駐アイルランド・パレスチナ大使、本紙に対し「現在までアイルランドによる5月21日のパレスチナ国家承認に関する公式発表は出ていない」と述べる 【ダブリン:本紙】 駐アイルランド・パレスチナ大使であるジーラーン・アブドゥルマジード氏は「アイルランド外務省は、パレスチナ国家承認が『近づいている』と強調しているが、現在までこれについて発表の日は決まっていない。これは今月21日にスペインやスロベニアとともにアイルランドが承認をする意向であるという話があがっているにも関わらずである。」 全文をよむ
■米下院議員が「ハマース派」デモ参加者らをガザへ派遣することを提案 【アナトリア通信:本紙】 一方ダンカン氏は、「我々の法を破り、若者らにアメリカ合衆国と自由を憎むよう説得するハマース派は米国の土地には必要ない」と述べた。 さらに「あなたたちはテロ組織の名のもとに反乱を起こしている。よってあなたたちのビザにはさようならだ」と付け加えた。 4月以来、米国、カナダ、イギリス、フランス、インドの大学でガザに対するイスラエルの戦争を拒否する抗議活動が起こっており、 全文をよむ
■米下院議員が「ハマース派」デモ参加者らをガザへ派遣することを提案 【アナトリア通信:本紙】 米国の下院議員であるアンドリュー・オグルズ氏は、パレスチナへの連帯を示している大学生らをガザ地区へ派遣することを提案した。 FOXニュースが木曜日に伝えたところによると、同氏は下院議会に対し、米国の大学に所属しており「有罪判決を受けた」親パレスチナデモ参加者らを最低6か月間ガザへ派遣する法案を提出した。 また同氏は法案を提出した理由について、デモを組織した学生らが 全文をよむ
■イスラマバード・・数千人がパレスチナと連帯してデモを行う 【カラチ:アナトリア通信】 月曜日、ガザ地区の人々に対する新たな支援表明としてパレスチナ人との連帯を示すため、パキスタンの首都イスラマバード近郊に数千人が集まった。 女性と子供に加え、レバノン、イラン、サウジアラビア、ロシアから訪問していた多くのビジネスマンや議員がイスラマバード郊外の高級地区ブルー・ワールド・シティに集った。 そのデモでは、パレスチナで進行中の闘争を想起させる、アル=アクサ―・モ 全文をよむ
■イタリア内務大臣「チュニジアに難民キャンプを設置するつもりはない」 【チュニス:本紙】 イタリアの内務大臣マッテオ・ピアンテドージは、欧州への渡航や国外退去を希望する非正規移民を収容するためのキャンプをチュニジア領土内に設置するよう、同国がチュニジアを説得しようとしているとの噂を否定した。 AKI通信によると、同氏はイタリア紙『ラ・スタンパ』に対し、チュニジアに移民を受け入れるホットスポットを設置するという考えについて「不必要であるため、完全に排除されるべき」と述 全文をよむ
■EUがエジプトに10億ユーロの財政支援を約束 【ブリュッセル:ロイター通信】 EUは昨日金曜日、エジプトに対し、同国の経済安定のための短期の財政支援として、10億ユーロ(10億7千万ドル)を拠出すると発表した。 エジプトは先月、国際通貨基金と80億ドルに拡大した融資を、そしてEUとは、協力強化および国外移住抑制のために、数十億ドルの支援を受けることで合意している。エジプトは現在、長引く外貨不足のために経済危機に苦しんでいる。EUは声明で、短期支援の10億ユーロは、 全文をよむ
■シリア人宇宙飛行士ムハンマド・ファーリス氏が死亡 【本紙】 ファーリス氏が最後に姿を現したのは数日前に撮られた病院内からのビデオテープの中であり、同氏は直近で行われたトルコでのシリアの反体制派の会議への参加を希望していた。同氏は以前のトルコのアナトリア通信との対談にて、「シリアにいた時、私の講演は決まりきったものでした。しかし、トルコでは自分の講演によって、私は解き放たれたので、私は自分が持っていた人道的で友愛的な義務を果たすことができると感じ、幸せです。」と述べた。 全文をよむ
■シリア人宇宙飛行士ムハンマド・ファーリス氏が死亡 【本紙】 シリア人の宇宙飛行士であるムハンマド・ファーリス氏が長い闘病の末、金曜日(19日)にトルコのガズィアンテプ市内にある民間療養施設で亡くなった。 反体制派の政治家や活動家たちがファーリス氏を悼んだが、同氏は2011年にシリア国内で起きた革命後において、最も傑出した反アサド政権派の一人であった。反体制派である「シリア国民連合」は、声明にてファーリス氏を「シリアがその死を悼む人物」と称し、彼は2011年のシリア 全文をよむ
■ユナイテッド航空、安全上の理由により5月2日までテルアビブ行の便を欠航に 【ロイター通信】 ユナイテッド航空はイスラエルによってイランに対して行われたと思われる攻撃に起因する安全上の理由から、ニュージャージー州ニューアーク発、イスラエル・テルアビブ行の毎日便を5月2日まで欠航とした。 同航空会社は予定されていたニューアーク発テルアビブ行の第二便も5月18日まで欠航すると発表した。同様にドイツのルフトハンザ航空もアルビール行およびテルアビブ行の全ての便を、明日土曜ま 全文をよむ
■ヨルダンがイスラエル・イラン間での相互の「報復」を終結させるよう訴える 【アンマン:アナトリア通信】 金曜日(19日)早朝、ヨルダンは中東地域における情勢緊迫化を警告した。これは、イスラエルが関与しているイランへの攻撃が明らかになったことを受けてのもので、両国間での報復の応酬を終結させるよう訴えた。 外務大臣のアイマン・サファディー氏は、自身の公式Xアカウント上で「我々は地域の情勢緊迫化がもつ危険性を警告するとともに、地域を戦争へと引きずり込むあらゆる行為を非難す 全文をよむ
■ガザ地区で24時間以内に89人のパレスチナ人が殺害される 【アナトリア通信】 パレスチナ保健省はイード・フィトルの3日目にあたる金曜日、イスラエル戦争による犠牲者数が死者33,634人、負傷者76,214人に達したと発表した。 この数値は、同省がガザ地区で189日間続いているイスラエル戦争による死傷者数に関して発表している日次統計報告書によって明らかにされた。 同省は以下のように述べた。「イスラエル占領軍は、ガザ地区の家族に対して8件の殺戮を犯し、これに 全文をよむ
■二聖モスクの守護者、パレスチナ人への攻撃を止める必要性を強調 【n.p.:中東通信社】 二聖モスクの守護者サルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ・アール・サウード・サウジアラビア王国国王は、パレスチナ人への攻撃を停止する必要性を強調し、安全な人道・救援回廊を提供し、パレスチナ独立国家の樹立や安全な生活を含むすべての正当な権利を保証してパレスチナ人の苦しみを終わらせねばならないと述べた。 サルマーン国王は火曜日のイード・フィトルの演説で「至高なるアッラーは、わが王国 全文をよむ
■イスラエル占領軍は再度、レバノン南部でヒズブッラーを標的として攻撃 【テルアビブ:アナトリア通信】 イスラエル占領軍は月曜日(11日)夕方、空軍が再度、レバノン南部でイランに近しいシーア派のヒズブッラーを標的として攻撃したと述べた。 また同軍はテレグラム上の声明で、「イスラエル軍の複数の戦闘機が、レバノン領土の深部に位置するベカー渓谷にあるヒズブッラーの拠点2か所を空爆した」と述べ、「それらの拠点は、イスラエルに対する様々な攻撃を計画し、実行した組織(ヒズブッラー 全文をよむ
■米国中央軍(CENTCOM):紅海でフーシー派の攻撃用無人機5機を撃墜 【ワシントン・サナア:諸通信社】 月曜日(26日)、フーシー派は米英による5度の攻撃が国の西部フダイダ県を標的としていたことを明かした。 米国国務省の発表によると、今月2月16日、紅海でのフーシー派の攻撃をうけ、米国による同組織の「特別指定国際テロリスト」への指定が効力を発した。 2024年初頭以降、米国政府が主導する連合軍は、イエメン国内の「フーシー派の拠点」を狙っていると主張する 全文をよむ
■米国中央軍(CENTCOM):紅海でフーシー派の攻撃用無人機5機を撃墜 【ワシントン・サナア:諸通信社】 米国中央軍(CENTCOM)は、同国の複数の戦闘機と同盟国の戦艦が、イエメンのフーシー派地域から火曜日(27日)に発射された複数の攻撃用無人機を撃墜したと発表した。 また、CENTCOMは水曜日(28日)の声明で、これらの無人機が紅海で「商船や米海軍、同盟国の船舶にとって差し迫った脅威を作り出していた」と付け加えた。 「フーシー派」は水曜日の夕方、米 全文をよむ
■エジプト治安情報筋がイスラエル航空機による領空侵犯を「否定」 【カイロ:アナトリア通信】 エジプト治安情報筋は土曜、地元メディアが報じた、イスラエル航空機による領空侵犯を否定した。 これは、「カイロニュース」チャンネルが、匿名の治安情報筋からとして伝えたもので、パレスチナのラファとエジプトとの国境が緊張し、そのほとんどが避難民である150万人以上のパレスチナ人であふれている同市に対して、イスラエルによる侵攻の恐怖がある中、報じられた。 治安情報筋は「イス 全文をよむ
UNRWAは避難民に安心を与える ラファに逃れたもう一人の避難民アリー・バドリーは、欧米諸国がUNRWAへの支援停止を決定したことを非難した。「我々は屈辱を経験した国民であり、UNRWAは我々に頼れる援助をもたらしてくれる存在だが、現在ドイツなどの欧米諸国は、ガザにUNRWAの居場所は無い、と主張し、同機関の活動停止の必要性を訴えている」と述べ、「UNRWAの後に誰が我々に援助してくれるのでしょうか?我々は神の慈悲とUNRWAの支援のもとに生きる民なのです」と問いかけた。 そ 全文をよむ
代替手段を探せ ラファ(ラファフ)に避難したバドル・ムザインは、「ガザ地区であれ、ヨルダン川西岸であれ、ヨルダンであれ、シリアであれ、レバノンであれ、パレスチナ人がいる前でUNRWAを閉鎖することは認められない。アラブ諸国の指導者たちとアラブ連盟は、パレスチナ人民に対するUNRWAの援助停止に全責任を負っている」と考えている。 ヤズィード・ムザイン(70歳)は、彼の父と祖父が追い出された国へと戻る希望を以下のように語った。「ポーランド出身のネタニヤフが彼の祖国に帰る。その瞬間 全文をよむ
UNRWAスポークスパーソンのアドナーン・アブー・ハサナ氏は、資金拠出停止の決定は「非常に危険である」と述べた。支援の停止を決めた16カ国は2023年にUNRWAに対し8億4,700万ドルを拠出したが、それは全寄付金の約3分の2であり、同機関が様々な事業に財政支出するために受け取った資金である。同氏は本紙に対し、「UNRWAへの資金拠出が再開されなければ、(パレスチナ難民らは)大惨事に直面するだろう。なぜなら、今ある資金では今年2月末までしか賄うことができないからである」と強調した。 全文をよむ
■「UNRWA」の財政が破綻する...避難民は同機関への資金拠出を停止中の国々への圧力を要求 【ガザ:本紙】 ガザ地区の人口230万人の半数以上がUNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)の支援に依存しているが、数カ国が同機関への資金拠出停止を決定した後、同機関は財政の危機に直面している。 同機関のフィリップ・ラザリーニ事務局長は、「今年3月の初めには支出が収入を上回るだろう」と述べた。 また、同氏は、「3月時点でUNRWAのキャッシュフローはマイナスに 全文をよむ
■アズハルがイスラエルのラファフ侵略を非難、起こりうる「未曽有の災害」について警告 【カイロ:アナトリア通信】 アズハルは、避難民で混雑するラファフ市の人々を標的とすることで、その半数以上が児童であった100人以上の犠牲をもたらしたイスラエルの侵略を非難した。 アズハルは火曜日の声明で、「安全な避難場所を求めてガザの北部、中部、南部に自宅や土地を残してきた150万人の避難民を保護しているラファフへの侵攻、という危険な犯罪計画に対して沈黙を守った場合」に訪れる「未曽有 全文をよむ
■ダマスカス南部のマッザ軍用飛行場でイラン人航空専門家集団を標的とするイスラエルの攻撃 【ダマスカス:ヒバ・ムハンマド、本紙】 ダマスカス西部にあるマッザ軍用飛行場で激しい爆発音がし、その音をマッザ地区とムアダミーヤ・シャーム地区の住民らが聞いた。これに対し、シリア国営通信『SANA』は、「シリア防空部隊は占領下にあるシリア領のゴラン方面から侵入した無人航空機2機を撃墜した」と述べた。 事情を知る軍の情報筋は本紙とのやりとりの中で、「イスラエルは、マッザ軍用飛行場内 全文をよむ
■イスラエルがシャイラト空軍基地とホムス周辺を攻撃 【ダマスカス:諸通信社】 シリア人権監視団体の発表によると、火曜深夜から未明にかけてのシリア中部のホムス地域を標的としたイスラエルの空爆により、民間人2名を含む4名が殺されたという。また、シリア政府は、その爆撃で多くの民間人死傷者が発生したと発表した。 人権監視団体のラーミー・アブドゥッラフマーン代表は「イスラエルのホムス市攻撃により民間人2名を含む4名が殺された」と述べた。 一方、シリア政府国防省は声明 全文をよむ
■カッサーム旅団:数日間で43台の車両を破壊、15人のイスラエル兵士が死亡 【イスタンブール:諸通信社】 ハマースの軍事部門カッサーム旅団のアブー・ウバイダ報道官は日曜日、過去数日間に43台のイスラエル軍用車両を部分的あるいは完全に破壊し、多くのイスラエル兵士を死傷させ、テルアビブ市に向けロケット弾を発射したと発表した。 アブー・ウバイダ報道官は声明を出し、「この数日間(日数は明示せず)でわれわれは、43台の軍用車両を完全または部分的に破壊し、15人のシオニスト兵士 全文をよむ
■フーシー派はイスラエルに向かっていた米国の商船を狙撃したと発表 【サナア:諸通信社】 海上警備会社のAmbrey社が木曜日未明(1日)に報じたところによると、イエメンから発射されたミサイルが同国沿岸付近にいた米国の商船を直撃した。 また同社は、「商船はイエメンのアデン湾南西を航海中にミサイルで狙われたとの情報が入っている」と述べたうえで、「その船から爆発の報告が入った」と付け加えた。 そして同社は、イエメンの「タイズ県からミサイルが発射されたことを確認し 全文をよむ
■国連におけるスーダン代表、UAEを「多元的勢力による侵略を支援」と非難 【アディスアベバ:本紙】 複数の通信社が報じたところによれば、国連におけるスーダン代表のハーリス・イドゥリース氏が、「即応支援部隊(RSF)はUAEを通して傭兵や武器を入手している」と述べた。 また、イドゥリース氏は火曜日の国連安全保障理事会での演説の中で、「スーダン軍は未だ多元的な勢力による攻撃や侵略を阻止するための防衛戦争を続けている。攻撃には多くの国が参加しており、UAEは金銭面およびウ 全文をよむ
■米政権はフーシ派を「テロ組織」に再指定することを検討 【ワシントン:ラーイド・サーリハ、本紙】 複数の米メディアは、「イエメンの親イラン武装組織フーシ派がイスラエルへの攻撃を激化させているのを受け、ジョー・バイデン米政権が近く同派を『国際テロ組織』に指定する見通しとなった」と報じた。 この措置によりバイデン政権は、ドナルド・トランプ前政権が任期終了間際に実施し、物議を醸した政策に関する方針を戻すことになりそうだ。 バイデン大統領は2021年2月、フーシ派 全文をよむ
■フーシ派国防大臣:我々は抑止の準備ができており、紅海とアラビア海において優位に立っているのはイエメンだ。 【サナア:本紙】 「アンサールッラー(フーシ派)」政府のムハンマド・ナースィル・アーティフィー国防大臣は、「我々は抑止の準備ができており、紅海とアラビア海において優位に立っているのはイエメンだ」と述べた。 これは、金曜日(12日)に同氏がフダイダの位置する第5軍管区を訪れた際のことである。 フーシ派傘下のイエメン通信社(SABA)によると同氏は、「ガ 全文をよむ
■イスラエル新外相:我々はイランに対する第三次世界大戦のさなかにある 【エルサレム:アナトリア通信】 イスラエルの新外相イスラエル・カッツは、同国がイランに対する「第三次世界大戦」のさなかにあるとみなしており、イランの核兵器開発を非難した。 ニュースサイト「イスラエル24」の火曜の報道によると、カッツ氏の発言は、現在はエネルギー大臣に就任しているエリ・コーヘン前外相から職務を引き継いだ際に出された。 カッツ氏は「我々はイランとイスラーム過激派に対する世界大 全文をよむ
■反正常化監視団体会長:シオニストの計画がモロッコとアルジェリアの対立に火をつける 【ラバト:本紙】 ワイヒマン氏によると、彼は「フォーラムの参加者へのスピーチで、モロッコ国民は国交正常化を拒否しており、イスラエル政府と締結した協定を見直し、破棄する必要性を強く促している」と明らかにした。彼はまた、「モロッコやシオニスト政体が存在する他の国々において、シオニスト政体が象徴する危険の本質を警告した。」また、マグリブ諸国におけるシオニスト政体の 「破壊的プロジェクト」と、同諸国間 全文をよむ
■反正常化監視団体会長:シオニストの計画がモロッコとアルジェリアの対立に火をつける 【ラバト:本紙】 モロッコ反正常化監視団体のアハメド・ワイヒマン会長は、南アフリカが最近主催した第5回パレスチナ連帯国際フォーラムに参加した。 ワイヒマン氏は、パレスチナ帰還国際キャンペーン、南アフリカ議会、指導者ネルソン・マンデラの孫の計三者から招待を受け、モロッコの唯一の代表として参加したと述べた。 モロッコの人権活動家は報道発表で、「南アフリカは、パレスチナの最新情勢 全文をよむ
■ガザ:ジャーナリストの犠牲者数が101人に増加 【ガザ:アナトリア通信】 ガザ地区の政府メディア事務所は日曜、ガザ地区北部でのイスラエルによる爆撃でパレスチナ人ジャーナリスト、アフマド・マドフーン氏が殉職し、イスラエル戦争開始以来、殉職したジャーナリストの数は101人となったと発表した。 同事務所は声明において「ラアイ通信社(ガザ地区政府傘下)の副長官であるジャーナリスト、アフマド・ジャマール・マドフーン氏が、ガザ地区北部におけるイスラエルの犯罪行為によって殉教 全文をよむ
■スペインの首相は、イスラエルのガザへの残忍な攻撃について、明確かつ声を1つにして話すよう欧州に呼びかけている。 【マドリード:諸通信社】 スペインのペドロ・サンチェス首相は水曜日、「欧州人がガザ地区でのイスラエルの残忍な攻撃について明確かつ声を1つにして話す時が来た」と述べた。 サンチェス首相はスペイン議会での演説で次のように付け加えた。「私は欧州人に対し、ガザに対するイスラエルによる残忍な攻撃について、明確かつ声を1つにして語るよう求める。それは、世界が私達 全文をよむ
■UNICEF:「日本はシリアの子供たちのために700万ドル貢献した」 【各通信社】 UNICEF(国際連合児童基金)は、日本政府が最近、トルコ・シリア大地震(2月6日)の被災地の子どもたちとその家族に、浄水、衛生設備、衛生用品、教育サービスを提供するために約700万米ドルを拠出したことを明らかにした。 複数の反体制派のサイトが伝えたところによると、駐シリア日本大使館の三宅浩史臨時代理大使は、「日本はシリアの紛争と地震で被害を受けた子供たちへの支援に引き続き尽力する 全文をよむ
■スペインで1万人以上の芸術家、思想家、ジャーナリストがガザ地区の「テロと集団虐殺」の停止を求める 【マドリード:諸通信社】 1万人以上の芸術家、思想家、ジャーナリストらが「戦争は止めなければならない、テロも集団虐殺も許さない」とする声明に署名し、ガザ地区に対する占領軍による継続的な侵略の停止を求めた。 スペイン紙『エル・パイス』によると当該の声明は、ガザでの戦争の終結を求める国際キャンペーンの一環として、今年の10月17日から12月17日までの期間に署名が可能とな 全文をよむ
■ヒズブッラー:イスラエル軍との戦闘で構成員2人が死亡したと発表 【アナトリア通信】 日曜日(17日)ヒズブッラーは、レバノン南部国境付近でのイスラエル軍との戦闘で2人の構成員が死亡したと発表した。また、これにより今年10月8日からの戦闘での同組織の合計死者数は110人に増加した。 ヒズブッラーは声明で、「ベイト・リーフ村(南部)出身のムーサー・ムハンマド・ムスタファー氏」を悼んだ。 またそのなかで、詳細を詳らかにはしなかったが、ムスタファー氏は「エルサレ 全文をよむ
■エジプト外務省:ガザからの帰還を望むエジプト国民を登録する新しい電子ツールを考案 【カイロ:DPA】 エジプト外務省は、ガザからの帰還を希望するエジプト国民のデータを迅速かつ効果的に受け取るための新しい電子ツールを考案したと発表した。具体的には、登録ツールが限定されていることを保証するためのウェブリンクを作成した。これは、エジプト国民とその家族のガザから祖国への帰還を円滑にするためにエジプト側が行っている取り組みの一環である。 同省のアフマド・アブー・ザイド報道官 全文をよむ
◼️「強硬」なヨルダン、国際法を「イスラエルに遵守させる」ための対立が外交面で始まった 【アンマン:バッサーム・バダーリーン】 ヨルダンの優先事項においては、これまでと同様の見解が改めて強調されている。ヨルダンは侵攻に立ち向かい、ガザ地区の人々に対する人道援助の範囲を拡大することに注力すると決断した。ヨルダン政府は強固な立場を採り始め、ガザ地区の人々に対する残忍な犯罪行為のために、イスラエルに制裁を課すよう暗に呼びかけるメッセージを国際社会に送った。 イスラエルに対 全文をよむ
◼️「強硬」なヨルダン、国際法を「イスラエルに遵守させる」ための対立が外交面で始まった 【アンマン:バッサーム・バダーリーン】 ヨルダンのアイマン・サファディー外務大臣は、ヨルダン政府が外交面・政治面でイスラエルとは反対の立場をとり続けることを決定したとする証拠を新たに提示した。 同氏は土曜日(25日)、欧州の外相2人と共に記者会見を開いた。会見中に彼は、「イスラエル政府は自らの政策に同意しない者全員を攻撃している」と述べ、ヨルダンの怒りを示した。さらに同氏は、イス 全文をよむ
◼️「強硬」なヨルダン、国際法を「イスラエルに遵守させる」ための対立が外交面で始まった 【アンマン:バッサーム・バダーリーン】 しかし、彼らは皆、サファディー氏が気まぐれで話しているわけではないことは知っているし、現に同氏は少なくとも3回は本紙に対して直接個人的にそのように語っている。彼は、自身の発言や発表が自国の立場や政策を代表していると主張することに固執しているのである。 いずれにせよサファディー氏は、10月7日に発生したアル・アクサー洪水作戦によって生じた余波 全文をよむ
■世界食料計画(WFP):ガザ地区のほぼ全住民にあたる220万人が緊急食料支援を必要としている 【イスタンブール:アナトリア通信】 WFPは「我々が協力していた最後のパン工房が燃料やガスの枯渇により閉業し、ガザ地区の食料システムは崩壊している」と述べ声明を締めくくった。 10月7日から、イスラエル占領軍はガザ地区に対して破壊的な戦争を仕掛けている。ガザ地区の公式の複数筋によると、この戦争により6千人以上の子供と4千人以上の女性を含む14,532人以上のパレスチナ人が 全文をよむ
■カタール政府は金曜午前7時にガザでの戦闘休止協定が発効すると発表 【本紙】 さらに、カタールのムハンマド・ビン・アブドゥッラフマン・アール・サーニー首相兼外相は、アントニー・ブリンケン米国務長官との電話会談で、ガザ紛争を止めるための継続的な努力の必要性を確認した。 同氏は、中東における持続可能な和平を実現させるための唯一の保証は、パレスチナ問題の公正かつ包括的な解決策に到達することであると強調した。 一方でブリンケン米国務長官は、協定履行に向けた断固とし 全文をよむ
■カタール政府は金曜午前7時にガザでの戦闘休止協定が発効すると発表 【本紙】 カタール外務省のマージド・アンサーリー報道官は、ガザ地区の戦闘休止は金曜日(24日)の現地時間午前7時に始まると述べた。 報道官は、すべての当事者および調停者とのやり取りが終了し、解放される人々の名簿が引き渡されたことを強調した。また人質となっていた民間人の最初のグループの引き渡しは、金曜日の午後4時頃に行われると述べた。 そして同氏は、解放される最初のグループの中には13人の女 全文をよむ
■世界食料計画(WFP):ガザ地区のほぼ全住民にあたる220万人が緊急食料支援を必要としている 【イスタンブール:アナトリア通信】 世界食料計画(WFP)は木曜日、220万人にあたるガザ地区のほぼ全住民が緊急食料援助を必要としていると述べた。 国連傘下のWFPは声明で、「ガザ地区の数十万人の避難民は過密状態で食料や水が枯渇する避難所や病院に押し込められている。これらはイスラエルが48年前からガザ地区に対し仕掛けてきた破壊的な戦争の結果である」と加えた。 声 全文をよむ
■サミール・ファラジュ氏:船の拿捕は世界海運に影響を与える 【エジプト:本紙】 戦略思想家で専門家のサミール・ファラジュ少将は、フーシー派による紅海での船の拿捕事件と、イスラエルが自国の船ではないと否定したことにコメントし、この事件は世界海運に大きな影響を与えるだろうと述べた。 同氏は、サダー・バラド(国の反響)局で放送中の番組「私の責任で」の中で、ジャーナリストのアフマド・ムーサー氏の電話インタビューに答え、「イランはこの地域に4本の腕を持っている。すなわちレバノ 全文をよむ
■チュニジア政府がガザに新たな救援物資を積んだ飛行機を送る…救国戦線の指導者は社会への「シオニストの侵入」を警告 【チュニス:本紙】 月曜、エジプトのアリーシ空港に向けて、ガザ地区に輸送する支援物資が積まれたチュニジアの2番目の救援飛行機が離陸した。 チュニジア赤新月社の女性スポークスマン、ブサイナ・カラーキバ氏は、モザイク放送に「今日の貨物輸送は2度目にあたり、パレスチナ人の支援という国家の責務の枠組みの中で行われている。1万皿以上のインスタント食料、大量の局部・ 全文をよむ
■殴打と侮辱…パレスチナ人捕虜が語るメギド刑務所の拷問方法 【ラマッラー:アナトリア通信】 パレスチナ捕虜協会は木曜日、イスラエルのメギド刑務所の捕虜たちが身体的、精神的拷問を受け、生活必需品を奪われていると発表した。 最近メギド刑務所から釈放された捕虜の一人の証言によりこのことが明らかになったと捕虜協会は報じた。 協会の発表によると、釈放された捕虜は「イスラエル兵は捕虜(の服)を引きずり、占領軍の旗にキスするよう要求した。もし従わなければ、激しく殴られる 全文をよむ
■イスマーイール・ハニヤ氏:ガザへの侵攻をしている国は、国民の声に耳を傾けるべきだ 【ガザ:アナトリア通信】 イスラーム抵抗運動(ハマース)の政治局長であるイスマーイール・ハニヤ氏は、アメリカ政府およびガザの戦争を擁護している国々に対し、「そこで起きているせん滅戦争の終結を求める国民の声に耳を傾けるべきだ」と呼びかけた。 これは、土曜日(4日)深夜、日付をまたいで発出されたハニヤ氏の報道声明によるもので、「世界中の人々は自らの言葉で自由はパレスチナのためにあり、抵抗 全文をよむ
≪外国人の退避のためにラファ検問所を開放する≫ 悪化し続けるガザ地区での人道的状況に対して行なっているエジプトの努力の一環として、ラファ検問所を経由したガザからの外国人市民の受け入れ避難に便宜を図るべく、エジプトのすべての関係機関による準備が順調に進んでいる。なお、外国人の数はおよそ7000人、国籍は60カ国以上にのぼる。 関係当局は、指示やエジプトの準拠法に基づいてガザ地区にいる外国人の受け入れおよび退避計画と、ラファ検問所から出てくる外国籍市民の受け入れにおいて全ての外国 全文をよむ
≪イスラエルは支援介入に妨害を続ける≫ しかしながら、イスラエル側は人権侵害や国際法違反の悪事を続けている。ガザでの危機的な人権状況にも関わらず日々ガザ地区へ人道物資を搬入するのを遅らせ、エジプト側に支援車両が滞留している。これに対し、エジプト外務省は、同国が人道支援や救援物資を迅速に届けることを保証するための努力をこれまでもこれからも惜しまないこと、またイスラエルの妨害こそが人道支援へのアクセスを妨げていることを明らかにした。 また外務省は声明の中で、ガザ地区への人道支援へ 全文をよむ
■ガザ地区での危機に対するエジプトの立場の一貫性…エジプトは自身の望みを推し進め、人道の側に立つ 【サマル・ナスル】 イスラエルは攻撃を直ちに止めるべきであること、人道支援を届けるのが最優先事項であること、退避させるのではなく占領を終わらせること、パレスチナ独立国家の建設こそが解決策であること。これらは、エジプト外務省が今日エジプトの公式の立場と題して策定した4つの軸であり、どのようにアラブ・イスラエル紛争全般の、特にガザ地区でエスカレートする危機の解決に至るかに関する立場で 全文をよむ
■ヒズブッラーはナバティーエで構成員3人に別れを告げる。 ■ラアド氏:我々はイスラエル人のイメージが虚構であることを暴露した。 【本紙】 ヒズブッラーは、ナバティーエ市で今日(27日)午後に行われた厳粛な葬列で3人の構成員の死を惜しんだ。その3人とは、フセイン・ムハンマド・アリー・ハリーリー氏(サルマーン)、ムハンマド・アフマド・ダルウィーシュ氏(アブー・アフマド)、タハ・フセイン・タハ氏(アブー・アリー・ハーディー)である。 参列者はナバティーエの福音派学校付 全文をよむ
■カタル首相がイスラエルの声明を非難:人質の解放を頓挫させる 【レバノン:本紙】 カタルのシャイフ・ムハンマド・ビン・アブドゥッラフマーン・アール・サーニー首相兼外相は水曜、カタルは国際法の決議の範囲内で、ガザ地区の危機の解決実現のためにトルコと協力し合うと表明し、イスラエルの声明は人質解放の努力を損なう挑発であると非難した。 ドーハで行われたトルコのハカン・フィダン外相との記者会見で同氏は、民間人を標的にする集団虐殺政策をカタルは非難すると改めて表明し、ガザ危機に 全文をよむ
■レバノン南部国境地帯で戦闘激化..ヒズボラ:我々は戦闘の中心にいる 【ベイルート:本紙、サアド・イルヤース】 レバノン南部の国境付近で日曜日、戦闘がエスカレートした。アルマー・シャアブ村とダヒーラ村周辺は早朝からイスラエルの激しい砲撃に曝されている。折しもイスラエル占領軍は、イスラエル北部アヴィヴィム近郊で対戦車ミサイルの発射を試みた(ヒズボラの)セルを標的にしたと発表していた。一方、ヒズボラは、技術装置を狙って(イスラエルの)アバード軍事拠点にミサイルを発射し、さらにカフ 全文をよむ
180以上のアラブおよび外国の人権団体がガザに対するイスラエルの攻撃の即時停止を要求 【ガザ:本紙】 アラブおよび外国の181の人権団体が、ガザに対する攻撃の即時停止、国連の「平和のための結集結」決議に基づく緊急総会の招集、この件での国際犯罪法廷の設置を要求している。 これらの団体は、ラマッラ、ジュネーヴ、アンマンで声明を出し、その中で「占領国家およびアパルトヘイト国家は、法的・道徳的な規範や制限なしに戦争を始め、その中でさまざまな種類の国際犯罪を犯し、国際的に禁止 全文をよむ
ハガリ氏はガザ地区について、「依然として戦闘地域に分類され、まだガザ周辺地区の掃討は終わっていない。昨日ガザに至る経路にて疲弊した武装した人物を捕らえ、その者について調査中である」と報じた。 また、近く地上侵攻する兆しが強まるなかで、戦いの次の段階については「我々は(現在のところ)兵站、防御、個々人の装備といった戦争のための部隊の準備の完了していることを保障する」と言及した。 そして、「戦闘に加わる者は完全な装備で参加し、あらゆる新しい装備品が戦場の戦闘部隊に支給されるだろう 全文をよむ
■イスラエル軍:誘拐された人々に関する情報を集めるためにガザ内部への襲撃を実行 【エルサレム:アナトリア通信】 イスラエル軍の報道官は木曜日(19日)、ガザ地区内への「襲撃を実行した」と述べた。これはハマースのもとにいるイスラエル人捕虜に関する情報を集めるためであった。 今月10月7日、ハマースの戦闘員らは数十人に及ぶイスラエル人を捕らえたが、ハマース側は、その数が軍高官を含む200人から250人にのぼると発言し、その捕虜とイスラエルの刑務所内の子供と女性を含む60 全文をよむ
ヨルダン国王とエジプト大統領、ガザにおける戦闘の「即時」停止を訴え、パレスチナ人を強制移住させるあらゆる試みを拒否 【カイロ:本紙】 ヨルダンのアブドゥッラー二世国王とエジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領は、ガザでの戦闘の即時停止を呼びかけた。また両首脳は、パレスチナ市民をエジプト、ヨルダン両国へ「強制的」に移住させようとするいかなる試みも拒否する姿勢を表明した。 この声明は、ヨルダン国王が木曜日、カイロへの短い公式訪問中に行った会合で述べられた。ヨ 全文をよむ
■国立アラブ病院を狙ったイスラエルの爆撃は「規模において前例がない」 【ブリュッセル:ロイター】 世界保健機関(WHO)は火曜日、ガザ地区北部に位置する国立アラブ病院で数百人の命を奪った攻撃は「規模において前例がない」と述べ、これを非難した。 この攻撃は、イスラエルが人口密度の高い地区に対して爆撃を開始して以来、ガザでもっとも多くの死者を出した事件となった。 WHOの西岸地区とガザ地区代表であるリチャード・ピーパーコーン氏は、「今回の攻撃はその規模において 全文をよむ
ガザ地区の状況悪化と同時に、ヨルダン川西岸地区ではパレスチナ人とイスラエル軍間の緊張の波と現地での衝突が起きている。 保健省によると、イスラエル軍は10日連続でガザ地区に対する攻撃を行っており、これによりパレスチナ人2670人が死亡、9600人が負傷している。 一方、イスラエルの政府情報筋によると、ハマースはイスラエル人1300人以上を殺害し、3715人にけがを負わせ、そして100人以上を捕虜にとっている。 ハマースが2006年のパレスチナ立法議会選挙で勝利して以来 全文をよむ
■ヨルダン川西岸北部でパレスチナ人がイスラエル軍の銃撃を受けた影響で死亡 【ラマッラ:アナトリア通信】 月曜日(16日)、ヨルダン川西岸地区北部でパレスチナ人がイスラエル軍の銃撃を受けて負傷した影響で死亡した。 パレスチナ保健省は、声明で「ラーミー・ビラール・ハッサーン青年(33歳)がトゥールカリムで数日前にイスラエル軍に首を銃撃された影響で死亡した。」と述べた。 パレスチナ保健省のデータによると、ハッサーン青年の死で、ヨルダン川西岸地区で亡くなったパレス 全文をよむ
■アラブの知識人たちはシオニストによる、ガザの罪のない人々に対する残虐な侵攻を非難し、占領との戦いにおける自然権を確認する 【ロンドン:本紙】 我々は世界のこの場所で、最も平和を切望している。しかし、我々が平和を切望しているのと同程度に自由のない平和、正義のない平和、真実のない平和など存在しないことをあまりにもよく知っている。これらの日々は、シオニスト集団が、自由、正義、真実に敵対するものと敵対しないということを証明してきた。 以上 この声明はガザの危機的な状 全文をよむ
■アラブの知識人はシオニストによる、ガザの罪のない人々に対する残虐な侵攻を非難し、占領との戦いにおける自然権を確認する(5) 【ロンドン:本紙】 そして我々は、全世界の自由な人々、特に植民地主義や人種主義、ジェノサイド政策、占領の痛みを経験したすべての地域の人々へと向かう。我々はこの瞬間、この明白な不義に対し、ひとつになり、植民地政府の戦車とその犠牲者たちとの間に堅固に立ちはだかる必要に迫っている。もし抑圧者らが互いを呼び合ってひとつの共同体を築こうとするのなら、彼らの犠牲者 全文をよむ
■アラブの知識人はシオニストによる、ガザの罪のない人々に対する残虐な侵攻を非難し、占領との戦いにおける自然権を確認する(4) 【ロンドン:本紙】 我々はこの声明に署名し、それによってガザ地区の同胞たち、そしてパレスチナ全体に向けて、自らの土地に対する歴史的権利を守る彼らの戦い、および植民地主義、ファシズム、人種差別の最前線に対抗する彼らの文明的かつ勇敢な姿勢に敬意を表する。彼らを占領する者らとの戦いにおける自然権を保証するとき、我々はこの立場から新たな表明は行わない。この権利 全文をよむ
■アラブの知識人はシオニストによる、ガザの罪のない人々に対する残虐な侵攻を非難し、占領との戦いにおける自然権を確認する(3) 【ロンドン:本紙】 無実を嫌って子どもたちを殺し、真実を嫌ってジャーナリストたちを殺し、自然を嫌ってオリーブの木々を根こそぎにするシオニスト集団は、侵略の長い過程の、こうした拡大とともに最終段階に達している。この侵略は、すべての国際決議の拒否や、入植のガンの拡大、ヨルダン川西岸地区のパレスチナ人と48年アラブ(パレスチナ系イスラエル人)への迫害と高速、 全文をよむ
■アラブの知識人はシオニストによる、ガザの罪のない人々に対する残虐な侵攻を非難し、占領との戦いにおける自然権を確認する(2) 【ロンドン:本紙】 署名者らは「(シオニスト政体は)ガザ地区住民に対する残虐な集団虐殺が、少しの羞恥心も、世界の良心として残っている価値観の遵守もなしに、直接的に伝播に乗って広がっていくことを望んだ」と述べた。 アラブ民族の声明は各国政府、組織、民衆、個人に対し、この明白な侵略に対するパレスチナ人同胞の支援に関して歴史的役割を果たし、精神的、 全文をよむ
■アラブの知識人はシオニストによる、ガザの罪のない人々に対する残虐な侵攻を非難し、占領との戦いにおける自然権を確認する(1) 【ロンドン:本紙】 数百人におよぶアラブ人知識人らは日曜日に発表された声明のなかで、ガザ住民による合法的な抵抗への無制限の支援を表明し、無実の人々に対し残虐かつ野蛮な侵略を行っているシオニスト集団への無制限の非難を確認した。 声明にはクウェート人詩人サアード・サバーフ、パレスチナ人小説家イブラーヒーム・ナスルッラー、モロッコ人文学者ズフール・ 全文をよむ
◼️公人100人がエジプト当局に対し「ラファフ検問所」の開放とイスラエル大使の追放を要求 【カイロ:本紙】 月曜日(9日)、作家や政治家などエジプトの公人100人以上が、自国の当局に対し、「テルアビブ大使」の追放と「占領国家」(イスラエル)との関係断絶を求めた。 声明の中で知識人や政治家らは「勇敢なパレスチナ人民と、比類のない『アル=アクサーの洪水』作戦でイスラエルによる占領の棘を打ち破ったレジスタンスに敬意を表する」と述べ、パレスチナ人民の占領に対するあらゆる手段 全文をよむ
ラファフ検問所は、イスラエルが直接管理していない、ガザ地区の唯一の検問所であり出入り口である。同検問所は基本的に人の出入りに使われている。 月曜日(9日)、カイロ・アメリカン大学の学生数十人がパレスチナ人民との連帯を示すデモを実施し、イスラエルの諸行為を非難した。 デモ隊は、イスラエルによるパレスチナへの侵略の停止を要求し、イスラエルによるパレスチナ人民の権利の蹂躙を非難するプラカードを掲げた。 また、デモ隊は以下のようなシュプレヒコールを繰り返した。「パレスチナよ 全文をよむ
■欧州委員会、パレスチナへの開発援助の即刻停止を発表。オランダは支援継続へ。 【ブリュッセル:諸通信社】 オリベール・バ―ルヘイ欧州委員(近隣政策・拡大交渉担当)が月曜、「ハマースによるイスラエルへの攻撃を受け、欧州委員会はパレスチナへの全ての開発援助をただちに停止すると発表した。」と述べた。 同委員はソーシャル・メディア「X」への投稿で、「6億9100万ユーロ(7億2860万ドル)相当の援助プロジェクトが見直し中である」と明かした。 同委員は続けて、「イ 全文をよむ
■ロイター通信:カタールは、パレスチナ人女性捕虜の解放に向けてイスラエルとハマースの交換取引のための協議を主導 【ドーハ、ガザ:ロイター通信】 関係者に語ったところによれば、カタールの仲介人はイスラエルの刑務所にいるパレスチナ人の子供や女性36人の釈放の見返りとして、ガザで人質にとられているイスラエル人の女性や子供の捕虜解放の交渉を試みるため、ハマースの指導部と緊急に接触しているという。 協議の成り行きをよく知るこの関係者よれば、土曜の夕方以降アメリカと連携して進め 全文をよむ
■在ダマスカス・日本大使館がヒムス市でのテロ攻撃の犠牲者らに対する哀悼の意を表明 【シリア国営通信】 在ダマスカス・日本大使館は、ヒムス市内の陸軍士官学校を標的としたテロ攻撃の犠牲者らに対する哀悼の意を表した。 同大使館はウェブプラットフォーム「X」上の公式アカウントを通じて次のように述べた。「我々は、ヒムス市で民間人や児童を含む数十人の犠牲者を出したドローン攻撃に関して、深い驚きと悲しみを感じている」。さらに「民間人への攻撃はいかなる理由によるものであっても容認さ 全文をよむ
■イスラエル占領軍がヨルダン川西岸地区中部にEUの支援で建設されたパレスチナ人の学校を取り壊す(動画) 【ラーマッラー:アナトリア通信】 複数の目撃者が「アナトリア通信」に「イスラエル軍がアイン・サーミヤ集落を襲撃し、ブリキ作りの学校を解体し始めた」と証言した。 (パレスチナ)人権センターは、「この学校はアイン・サーミヤのベドウィン集落で暮らす約300人の生徒たちを対象に教育を提供している。 治安、行政ともにイスラエルの管理下にあり、(原則として)建物を 全文をよむ
■イスラエル占領軍がヨルダン川西岸地区中部にEUの支援で建設されたパレスチナ人の学校を取り壊す(動画) 【ラーマッラー:アナトリア通信】 イスラエル占領軍は木曜日、(パレスチナ自治区の)C地区に無許可で建築されたことを口実に、ヨルダン川西岸地区中部にあるラーマッラー市東部のパレスチナ人の学校を取り壊した。 パレスチナ教育省は、アナトリア通信が入手した声明の中で、「イスラエル当局は、ベドウィン集落に住む多くの生徒たちにいろいろな教育サービスを提供しているラーマッラーお 全文をよむ
■米国がアルジェリアのBRICSへの加盟に関してコメントする 【アルジェ:本紙】 アルジェリアはBRICSへの加盟を強く望んでおり、ロシアと中国から加盟への支援を受けている。アルジェリア大統領のアブドゥルマジード・テブーン氏は最近、同国がBRICS加盟への意向を強調するため、15億ドルをBRICS銀行(新開発銀行、NDB)に拠出する提案を行ったと述べた。 なお、2022年11月、アルジェリア外務省は、アブドゥルマジード・テブーン氏が先行してBRICS加盟の意向を発表 全文をよむ
■米国がアルジェリアのBRICSへの加盟に関してコメントする 【アルジェ:本紙】 米国当局はアルジェリアやエジプトなどのパートナー国が、中国やロシアをはじめとする5か国で構成されたBRICSに加盟する件について懸念はないと強調した。 ホワイトハウス報道官のカリーヌ・ジャン=ピエール氏は、記者会見で、BRICSに関して、米国はパートナー国に米国か他国かを選ぶことを求めはしないと述べた。 記者会見では次のような質問への応答が行われた。「米国のパートナー国であり 全文をよむ
一方、同新聞によると、イスラエル外務省はヨルダン治安部隊の行いを、故意にユダヤ人の特徴を隠すことで「ユダヤ人の感情を逆撫でする行為」だとみなした。 イスラエルのエリ・コーヘン外務大臣は在イスラエルヨルダン大使館に抗議文書を送り、ヨルダン当局による行いによって彼が受けた「衝撃」を訴え、繰り返されることがないよう呼びかけた。 同大臣は、「150人の敬虔なユダヤ教徒を含んだその集団は、ヨルダン当局の要請に基づき彼らの一部のもみあげを切るまで、ヨルダンとの国境通行所で48時間拘留され 全文をよむ
イスラエル:ヨルダン治安部隊によりユダヤ人観光客が拘束され、イスラエル・ヨルダン間で緊張が高まる ■150人のユダヤ人観光客を国境通行所で拘束し、彼らの一部の「もみあげ」を切ったことによるイスラエル・ヨルダン間の緊張 【イスラエル:同紙】 ヨルダン・イスラエル国境通行所のひとつで、ヨルダン兵士がイスラエルのユダヤ系観光客グループの「もみあげ(長髪)*¹」を切断した事件が、ヨルダンとイスラエル間の緊張に繋がっている。 あるヘブライ語メディアによると、ここ数日 全文をよむ
≪もうひとつの目的≫ さらにロン・ベン・イシャイ氏は、ナスルッラー師の目的は、イスラエルがレバノンとの国境沿いすべてに建設している、将来の大規模な対立の際にヒズブッラーの特殊部隊がイスラエル領内への侵入するのを防いだり遅らせたりするための「連結石」プロジェクトを妨害し、中断させることだと言う。同氏はこの行為のここでの意味を説明し、ヒズブッラーとナスルッラー師が何度か公言しているこの行為の意図は、レバノンとの国境フェンスに近い入植地や、北部の軍事拠点や主要道路の交差点を支配する目的で、ラ 全文をよむ
■北部の緊張をイスラエルが読み解く:これこそが明かされていないヒズブッラーの目的だ 【ナザレ:本紙】 ≪政治的挑発、軍事的目的、内部分裂の悪用≫ イェディオト・アハロノト紙のウェブサイト(Yネット)上で軍事アナリストのロン・ベン・イシャイ氏は、最近のヒズブッラーによる一連の挑発行為は、イスラエルの政治的危機による抑止力の喪失だけが原因ではないようだと語った。同氏は続けて、ヒズブッラーは最近のイスラエルの行動を弱腰と解釈する傾向があり、だからこそ最近増加しているヒズブ 全文をよむ
■北部の緊張をイスラエルが読み解く:これこそが明かされていないヒズブッラーの目的だ 【ナザレ:本紙】 イスラエルの情報筋によると、イスラエルはヒズブッラーにメッセージを送り、エスカレーションは望まないが、同時に、国境のフェンスに触れることも越えることも容認しないことを強調したという。 イスラエルの国営チャンネルは、レバノンとの国境地帯にあるイスラエル側のフェンスで爆発が起きてから数時間後に、イスラエルからこのメッセージが送られたと伝えた。同チャンネルは続けて、以下の 全文をよむ
クドゥス・アラビー】 カタールとUAEは、両国の首都にある大使館と領事業務を同時に開設し、両国間の外国関係を正常化した。 『クドゥス・アラビー』紙によるカタールの首都の外交地区のUAE大使館周辺の取材は、UAE政府の大使館庁舎の周辺で動きがあることを明らかにした。 カタール当局は、UAE当局と同時に発表した共同声明で月曜日(6月19日)より外交関係を完全に復活させると表明した。また、カタール通信社(QNA)あての声明は、これはウラー合意と、二国間関係強化への両国の希 全文をよむ
■ブルハーン将軍の副官:スーダンの状況は「壊滅的」であり、ハルツームは「完全に破壊」されている 【n.p.:アナトリア通信】 スーダン主権評議会のマリク・アガー副議長は土曜日、スーダン国内の状況は「壊滅的」で、首都ハルツームは「完全に破壊」されていると述べた。 エジプトの首都カイロにあるエジプト戦略研究センターで行われた討論会での発言として、複数の衛星チャンネルが報じた。 アガー副議長は、「現在のスーダンの状況は壊滅的だが、スーダン国軍(SAF)は勝利する 全文をよむ
■「当機はまもなくパレスチナに到着します。」イスラエル人搭乗客はテルアビブ行きの飛行機で衝撃を受ける(ツイート) 【ロンドン:本紙】 「当機はまもなくパレスチナに到着します」。イタリアのボローニャ発ライアンエアーの乗務員の1人は、このようにアナウンスした。アイルランド紙「アイリッシュ・ミラー」が報じたところによると、同機はベン・グリオン空港に着陸準備をしているところだった。 このハプニングはSNSで反響があったため、同紙はアイルランドの格安航空会社であるライアンエア 全文をよむ
【アンマン:本紙】 最近、表立って明らかになった一部の合意にも関わらず、「狭い橋」はヨルダン‐イスラエルの微妙な関係に関連した新たな体験をする機会を完全に得たようだ。 ヨルダンは、ヨルダン渓谷のアレンビー橋を経由して武器の取引を行っていた容疑で逮捕された元国会議員の釈放をイスラエルに求めていたが、それに対するイスラエルの右翼政権の反応がヨルダンのすべてのウォッチャーたちに明らかにしたのは、イスラエルは右翼連立政権の維持という名目のもとに行ってきた強硬政策の代償を、エルサレ 全文をよむ
■アラブ首長国連邦がロシア産金流入に向けた主要な門戸となる 【ロンドン:ロイター通信】 ロンドン市場はロシアに依存していないため、ロシア産金のロンドン以外の場所への移行は大きな打撃とはならない。しかし英国貿易統計によると2021年、ロシア産金はロンドンの総金輸入額のうち29%を占めた。一方2018年には、これはわずか2%であった。 UAEといえば、長きにわたって繁栄している金セクターを有している。通関統計によると、同国は2016年から2012の間に、毎年平均750ト 全文をよむ
■アラブ首長国連邦がロシア産金流入に向けた主要な門戸となる 【ロンドン:ロイター通信】 しかしロイター通信が入手した情報では、この2か国が米国の制裁の対象であるかどうかについては明言されていない。 米国財務省は、傘下の外国資産管理局が制裁を適用しているにもかかわらず、ロイター通信のコメント要請に対して反応しなかった。 ロイター通信が貿易業者から得た通関統計によると、2022年2月24日から今年の3月3日の間にロシアから輸出された金の総額は116.3トンであ 全文をよむ
■アラブ首長国連邦がロシア産金流入に向けた主要な門戸となる 【ロンドン:ロイター通信】 経済開発協力機構の金源専門家のルイス・マーシャル氏によると、ロシア産の金は溶解・再鋳造されたうえで、原産国や源を隠しながら欧州や米国での市場を見つけることが可能だという。 さらに同氏は続けて、「ロシア産の金がやって来れば、これを現地の鋳造所で再鋳造し、現地の銀行や貿易業者を通じて原産国を特定したうえで、市場で売却することが可能である。ここにリスクが潜んでいるのである…。このために 全文をよむ
■アラブ首長国連邦がロシア産金流入に向けた主要な門戸となる 【ロンドン:ロイター通信】 ロシア税関の記録によると、ウクライナにおける戦争を要因とした西側の制裁によってロシアにとっての伝統的な輸出経路が断たれて以来、ロシア産金にとってアラブ首長国連邦(UAE)が主要な貿易拠点となっている。 ウクライナ戦争の開始以来の1年間に出荷された約1000回の金出荷の詳細を含むこの記録は、UAEが、2021年にはわずか1.3トンであった輸出量から増加した75.7トン(43億ドル相 全文をよむ
■エジプト:日本の岸田文雄首相「エジプトは、その資本と特権によってさらなる投資を受ける準備が出来ている」 【カイロ:本紙】 岸田首相はまた、エジプト国内で活動する日本企業のプロジェクトが、アフリカ大陸や中東全体の水準にまでそれらの範囲を拡大するために日本政府が行っている支援について明らかにした。 さらに岸田首相は、エジプトにおける投資環境の改善のための努力を継続し、日本の官民部門が有している能力を活用するために、ビジネス環境の発展の枠組みにおける日本企業の提案に耳を 全文をよむ
■エジプト:日本の岸田文雄首相「エジプトは、その資本と特権によってさらなる投資を受ける準備が出来ている」 【カイロ:本紙】 岸田首相は日本の諸企業が、特に風力エネルギーなどの再生可能エネルギーの産出の分野や自動車産業などの産業部門において、エジプトのプロジェクトとインフラの発展に大きく貢献していると強調した。同首相はさらに、自国がエジプトで行っているサムライ債の発行、エジプトの全国民を対象とする包括的医療保険制度への支援のほか、エジプト日本科学技術大学といった日本系教育機関に 全文をよむ
■エジプト:日本の岸田文雄首相「エジプトは、その資本と特権によってさらなる投資を受ける準備が出来ている」 【カイロ:本紙】 日本の岸田文雄首相は今夜、ムスタファー・マドブーリー首相と議長を務めるエジプト・日本ビジネスフォーラムの会合で演説を行った。 岸田首相はスピーチの始めに、ムスタファー・マドブーリー首相に対する歓迎の意を表明し、日本商工会会長のほか、フォーラムに出席した日本とエジプトの大臣らと関係者らに向けて挨拶を行った。 岸田首相はエジプトの国家およ 全文をよむ
■ヨルダン・イスラエル関係はその複雑さと緊張の度合いを増している。 【アンマン:本紙】 「100キログラムの金」 言い換えれば、「戦いは続いており」、ヨルダン外交は、「政治と安全保障」の状況に対してヨルダンのアイマン・サファディー外務大臣が過去も現在も頭を悩ませ努力しているにも拘らず、「まだその成果をあげていない」のだ。そして、この「政治と安全保障の」状況がいわゆる「沈静化」への対抗はまだ終わっていないと示唆している。 その対立軸の中で、イスラエルはマスメ 全文をよむ
■ヨルダン・イスラエル関係はその複雑さと緊張の度合いを増している 【アンマン:本紙】 ヨルダン・イスラエル情勢は「そもそも複雑」でもつれており、手持ちのカードで体制を整えるには舞台裏での精力的な努力が必要である。しかし、そのもつれ具合はイード・フィトル休暇のわずか2日間で何倍にも増した。 ヨルダンの議員が所有する車を用いた「大規模な密輸」の試みがあったと主張するイスラエルの公式発表があってからわずか数時間後、イスラエルはアクサー・モスクの最も重要な礼拝所の一つである 全文をよむ
■米国および国連加盟45か国がロシアによるメディア脅迫を非難 【ロンドン:本紙】 ロシア諜報機関は3月30日、『ウォール・ストリート・ジャーナル』のモスクワ特派員らのほか、エカテリンブルクで活動していた『AFP』の元ジャーナリストであるイヴァン・ゲルシュコビッチ氏を勤務中に拘束したと発表した。 ロシア当局は、ゲルシュコビッチ氏が特に、ファイル全体が機密に分類されている防衛産業部門に関する情報を収集していたとして同氏を非難した。一方ゲルシュコビッチ氏のほか、ウォール・ 全文をよむ
■米国および国連加盟45か国がロシアによるメディア脅迫を非難 【ロンドン:本紙】 米国とその他国連加盟国45か国はマスメディアを脅迫したことに関してロシアを非難し、同国政府に対して「政治的理由によって拘束されている」全てのジャーナリストを解放することを要求した。 米国のリンダ・トマス・グリーンフィールド大使は、英国、フランス、ドイツ、日本、韓国、ウクライナ、スイスを含む45か国が支持する声明を次のように読み上げた。「我々はロシアがウォール・ストリート・ジャーナルのジ 全文をよむ
モロッコ外務省はさらに続けて、「問題の根源は、近年スウェーデンに移住したかなりの数の人々が、子育ての根本的違いやカルチャーギャップに加えて、スウェーデンの法律や同国が重要視する子どもの権利を理解していないことにあるのは明らかである」と述べた。 また、「スウェーデン外務省は、政府が故意にアラブ人やムスリムのコミュニティーの子供を家族から引き離しているとするすべての告発を否定した。そして、引き離しは移民の家族に限られたことではなく、子供への虐待が認められたスウェーデン社会のすべての家族に行 全文をよむ
■ラバト:スウェーデンでモロッコ人の子供2人がそれぞれの家族から引き離される 【ラバト:アナドル通信社】 モロッコ外務省は火曜日、スウェーデンで、モロッコ人の子供2人がそれぞれの家族から社会福祉局によって引き離されたことを確認した。 これは、野党の公正発展党の議員団が提出した、「スウェーデンのモロッコ人コミュニティーが受ける法の名のもとに行われる差別、子供の誘拐とキリスト教徒や同性カップルの家族への預け入れという苦しみ」について、また、それらの外交活動への影響につい 全文をよむ
■国連事務総長、より公正な世界の確立にむけてラマダーン月の価値観にインスピレーションを得るよう呼びかけ 【np:本紙】 同氏はこの寛大さは高貴なるクルアーンが悔悟の章のなかで次のように語ったことの現代的な表出であると付言した。「多神教徒のなかにあなたに保護を求める者があれば、その者がアッラーの御言葉を聞けるよう保護し、安全な場所に送り届けてやりなさい。これは彼らが、(神の教えを)知らない民であるため」。 同氏は「この保護は信者にもそうでない者にも同様に与えられるもの 全文をよむ
■国連事務総長、より公正な世界の確立にむけてラマダーン月の価値観にインスピレーションを得るよう呼びかけ 【np:本紙】 今月、国連総会は「イスラム恐怖症(イスラモフォビア)と闘う国際デー」の制定1周年を記念するハイレベルイベントを開催した。グテーレス氏はイベントのスピーチのなかで、イスラーム恐怖症を「毒」であると表現した。さらに同氏は、世界で約20億人にのぼるイスラーム教徒が、「そのあらゆる多様性において人類を具現化する存在」であるとし、彼らは世界の隅々にルーツを持つものの、 全文をよむ
■国連事務総長、より公正な世界の確立にむけてラマダーン月の価値観にインスピレーションを得るよう呼びかけ 【np:本紙】 アントニオ・グテーレス国連事務総長は、より公正な世界の確立に向けて、ラマダーン月の価値観にインスピレーションを得るよう呼びかけた。グテーレス氏は聖なるラマダーン月の開始に際して世界中のイスラーム教徒に心からの祈願を送り、国連のメッセージも同じように対話の促進と団結、平和を目的としていると強調した。 国連情報センターによると、同氏は今回の特別メッセー 全文をよむ
■オーストラリアの慈善団体「世界中のイスラーム教徒」からラタキア県に、トラック4台分の支援物資が到着…代表者は「今後も複数回にわたる支援の計画がある」と表明 【シリア国営通信】 今日、オーストラリアの慈善団体である「世界中のイスラーム教徒」(MATWプロジェクト)から、シリアの地震に被災した人々のために提供された救援物資を載せたトラック4台がラタキア県に到着した。 同団体の組織代表を務めるマフムード・イスマーイール氏が本紙の特派員に伝えたところによると、同団体のボラ 全文をよむ
■家賃滞納がTwitter社を裁判沙汰にさらす 【サンフランシスコ:諸通信社】 金曜日にカリフォルニア州の最高裁判所に提出された訴状によると、サンフランシスコのTwitter本社が入居しているビルの家主は、同社を1月分の賃料未払いで訴訟を起こした。 ビルのオーナー会社(SRI Nine Market Square、以下SRI)は、「Twitter社が1月の月額賃料と追加賃料合わせて340万ドルを支払わず、賃貸契約に違反した」と述べた。 2011年からSRI 全文をよむ
■家賃滞納がTwitter社を裁判沙汰にさらす 【サンフランシスコ:諸通信社】 Twitter社がサンフランシスコの本社と英国オフィスの家賃未払いで、それぞれの家主から訴訟を起こされた。 今回の訴訟はSNSプラットフォームのオーナーで、現在極端なコスト削減に取り組んでいる富豪イーロン・マスク氏にとって新たな法的問題である。カリフォルニア州の裁判所に提出された訴状によると、Twitter社はサンフランシスコの本社の賃料を滞納しているとして提訴されている。 一 全文をよむ
■オマーン持続可能会議出席中の環境庁CEO:COP27は次のサミットへのロードマップの新しい始まりである。 【n.p.:本紙】 アリー・アブー・スンナ環境庁最高執行官(CEO)は、ヤーサミーン・フアード環境大臣の代理として、オマーンで開かれている環境の持続可能性に関する会議に出席した。会議は、今月1月16日から19日にマスカットにて行われている。オマーンのヤザン・ビン・ハイサム・ビン・ターリク・アール・サイード文化・スポーツ・青年大臣が開会を宣言し、アラブ世界から環境問題に関 全文をよむ
■ウクライナ:ソレダル近郊で激しい戦いが続く…ロシア側は捕虜交換の合意を否定する 【ロンドン:本紙、諸通信社】 ウクライナ東部の町ソレダル近郊では、昨日も激しい戦いが続き、ウクライナ軍は状況を「困難」と表現した。 ウクライナ国防省ハンナ・マリャル国防次官は記者会見で、「ウクライナ軍は東部ソレダルで戦いを続けているが、ロシア軍との激しい戦闘で状況は困難である」と認めた。そのうえで「ソレダルでは今日(木曜日)も依然として熾烈な戦いが続いている。厳しい状況だがウクライナ軍 全文をよむ
■マクロン大統領、フランスの植民地支配に対する「許し」をアルジェリアに求めることを拒否 【パリ:本紙】 「この事柄は常に難しい。このように言い表して構わないのであれば、これはまさに綱引きである。アルジェリアについて話すことはリスクが非常に大きいが必要なことである。それが難しい理由は、これがすべての人にとって身近なテーマであるからである。今もなおフランス国内の多くの人々にとってこれは内的な問題であり、しかし同時にアルジェリアや歴史に向けた外的な問題でもあり続けている。アルジェリ 全文をよむ
■マクロン大統領、フランスの植民地支配に対する「許し」をアルジェリアに求めることを拒否 【パリ:本紙】 フランスの「ル・ポワン」誌は、エマニュエル・マクロン大統領との長時間にわたる対談の記事を掲載した。マクロン大統領は対談中、アルジェリア人で同誌のコラムニストであるカマール・ダーウド氏の質問に答えた。対談は過去の記憶、認識、許し・寛容、国外避難の権利、フランコフォニー、ヒジャーブの着用、イスラーム主義といったテーマを軸に展開された。これらのテーマはしばしばフランス政府・アルジ 全文をよむ
■イスラエルの歴史上最も過激な政権がもたらす危機! 【アブドゥッラー・ハリーファ・シャーイジー:本紙】 過激主義の暴走を阻止し抑制する立場をとることを求める、国際社会や、米国をはじめとする影響力のある国々の真摯かつ抑止的な態度がなければ、未来はパレスチナ問題や中東地域全体における安全保障状態にとってより悪いものとなり、より危険性の高いものとなるだろう。 特にネタニヤフ首相の過激派政権は仮面を脱ぎ捨て、イスラエルの醜く過激な素顔を露わにした。そして絶え間ない緊張化や鉄 全文をよむ
■イスラエルの歴史上最も過激な政権がもたらす危機! 【アブドゥッラー・ハリーファ・シャーイジー:本紙】 パレスチナの領土に対するイスラエルの占領に関して国際司法裁判所に法的意見の提示を求めるパレスチナ国連大使の決議案に対し、国連総会の193か国のうち87か国が支持を表明した。これを受けてイスラエルはパレスチナ当局に対し、報復措置をもって応じた。この決議案には87か国が賛成したが、占領の確立および支援に対して最も支持的な二か国である、米国とイギリスをはじめとする26か国が反対し 全文をよむ
■ユニセフ:シリアとイエメンの出来事で約4万人の子供の命が失われた ■中東では10人以上の子供たちが毎週殺されている。 【ガザ、諸首都:本紙】 年の瀬になってもなおパレスチナの子供達の殉教や負傷が続いている。今年の初めから61人のパレスチナの子供たちが殉教しており、これは1ヶ月あたり5人の割合となる。 直近で亡くなったのはジャナー・ザカールナという女の子だった。彼女は昨日(11日)両親の家の屋上にいたところをイスラエル軍に狙撃され殉教した。なお、これは子供と紛争 全文をよむ
■アレキサンドリア県が国際障害者デーを祝して例年のイベントを開催 【エジプト:本紙】 アレキサンドリア県のムハンマド・シャリーフ知事(少将)は土曜日、2022年の国際障害者デーを祝して例年のイベントを開催した。これはアレキサンドリア国際競技スタジアム内で、「市民社会と障害者法の成果」という題目のもとで行われた。 同イベントは社会連帯省およびアレキサンドリア県による後援に加え、市民社会組織による協力のもとで実施された。 シャリーフ氏は「障害者のためにアレキサ 全文をよむ
■アラブ諸国とイスラエルがモロッコでの共存のための大会に参加 教育と共存のための大会の議事が月曜日、アラブ諸国とイスラエルが参加するなか、「地域の市民に国交回復の利点を示すことを目指して」、モロッコで開幕した。 この大会は、N7の主催で、大西洋評議会とジェフリン・M・タルピンス基金が協力、首都ラバトで12月5日から7日にかけて議事が続けられる。大会には、サウジアラビア、ヨルダン、エジプト、バハレーン、アラブ首長国連邦、アメリカ、イスラエルがそれぞれ参加している。 N 全文をよむ
■イスラエル大統領のバーレーン訪問に対する国民の拒絶と公式レセプション 【ナザレ:本紙】 「イスラエル政体との国交正常化に抗議する全バーレーンイニシアチブ」は、ヘルツォグ大統領のマナーマ訪問について以下のように述べた。「アラブ・イスラエル紛争の『壁』の新たな亀裂であり、我々バーレーン国民、すなわち敵との正常化を拒否し、この敵をパレスチナの地の強奪者であり、パレスチナ人民の殺人者とみなす者にとっての侮辱である。」また同イニシアチブは以下のように強調した。「バーレーン国民は、74 全文をよむ
■イスラエル大統領のバーレーン訪問に対する国民の拒絶と公式レセプション 【ナザレ:本紙】 国民の抗議と並行して、抱擁やレッドカーペット、イスラエル国歌「ハティクヴァ(希望)」で出迎える公式レセプションが行われるなか、イスラエルのイツハク・ヘルツォグ大統領が日曜日(4日)、バーレーンの首都マナーマに到着した。イスラエルの大統領が湾岸諸国に訪問するのはこれが初めてである。 また、経済関係の推進と強化のための試みとして、月曜日(5日)の朝にはアラブ首長国連邦に移動し、ムハ 全文をよむ
■スィースィー大統領との対談を受け…、公正発展党の同盟者であるバフチェリ氏はエルドアン大統領にアサド大統領との会談するよう呼びかける 【アンタキヤ:ワーイル・イサーム、本紙】 トルコの与党の公正発展党(AKP)の同盟者である民族主義者行動党のデヴレト・バフチェリ党首は、注目すべき声明のなかで、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領とシリア政府のバッシャール・アサド大統領の対談を呼びかけた。バフチェリ党首によるこの呼びかけは、カタールで開催されている2022 FIFA 全文をよむ
■COP27に関して—フアード:エネルギー危機と気候変動への適応計画の間にはつながりがなくてはならない 【シャルム・エル・シェイク:ディナー・マラーギー】 エジプトの環境大臣ヤスミン・フアード博士は以下のように述べた。エネルギー危機の状況下において、変化する外的要素に適応する計画の実行を保証しなくてはならない。エジプトでは国家エネルギー戦略と持続可能な開発のための特定の国家貢献計画と国家戦略との間に包括的なつながりを強く求めており、エネルギー・ミックスの設定と二酸化炭素の排出 全文をよむ
■気候変動がもたらした損害への補償…発展途上国だけが犠牲となる 【イスタンブール:アナトリア通信】 90年代以来、発展途上国は、自国の経済や生物多様性に影響を及ぼした気候変動への対策に貢献するよう、豊かな工業国に対し支援を要求してきた。 多くの国々が砂漠化や気候変動対策、ぜい弱な経済の強化のために資金援助を提供したにも関わらず、それらは依然として狭い範囲にとどまり、途上国の需要に対して十分なものとはならなかった。 2015年にフランスで開催された国連気候変 全文をよむ
■ウクライナでの戦争から逃れるシリア人たち…知られざる避難の物語 【n.p.:本紙】 2月24日のロシアによる侵攻に先立って、自国での戦争を理由として、ウクライナで一端は一時保護を得たものの、再び同国からの避難を余儀なくされたシリア人たちは、生活を再開する安全な場所を見つけるために欧州連合(EU)内の第三国に向かうになかで、複雑な未知の運命に直面している。 国連難民高等弁務官(UNHCR)によると、ロシアの侵攻で、700万人以上がウクライナから逃れた。その大多数は、 全文をよむ
■ラバトとパリの危機に並行して…フランスの展覧会で「モロッコのない世界地図」を公開 【ロンドン:本紙、フセイン・マジドゥビー】 モロッコとフランスの関係は、想像以上に深刻な局面を迎えている。復讐の性質を持つ行為が起こることもあれば、およそあり得ない行動が起こることもある。最近モンペリエ市で開催された展示会では、「モロッコのない世界地図」が公開された。 この点からも、モロッコとフランスの関係が危機的状況であることは、もはや秘密ではなく公然に事実だ。両国の関連当局からは 全文をよむ
■これらが米国の中東に関する国家安全保障戦略の要項である 【ワシントン:本紙】 米国の国家安全保障戦略は、中東における緊張拡大の停止と同地域における経済統合を呼びかけ、また米国の外交政策が武力行使に依存することに異議を唱えた。 ジョー・バイデン米大統領の政権が国家安全保障に関して提示したこの戦略は、以下の点において同国の政策の後進性を認めた。すなわち、同政策は米軍を中心として展開され、非現実的な武力と体制転換に対する信仰や意図しない結果に基づいており、持続的な成果を 全文をよむ
■エジプト大使がモーリタニアの環境大臣とヌアクショットでシャルム・エル・シェイクサミットの準備について協議 【中東通信社】 ハーリド・ユースフ駐モーリタニアエジプト大使とモーリタニアのラリヤ・カマラ環境大臣はヌアクショットでの会談し、気候変動枠組条約締約国会議(COP27)への準備について再確認した。 ハーリド・ユースフ大使は、会議で、エジプトは気候変動問題を非常に重要視しており、この(気候変動という)現象に立ち向かうため先進国が技術移転と資金提供、発展途上国の能力 全文をよむ
■チュニジアの外務大臣、イタリアとの協力強化の用意があると断言 【チュニジア:中東通信社】 チュニジアのオスマン・ジュランディ外務・移民・在外チュニジア人大臣は、チュニジアとイタリアの古くからの強固で深い信頼関係を強調した。ジュランディ大臣がイタリアのファブリツィオ・サッジョ新大使から信任状の写しを捧呈された時の発言である。 ジュランディ大臣は改めて、イタリアとの協力関係強化の用意があると表明した。そして、国家間の連帯、統合、相互利益に基づく包括的な戦略の枠組みで、 全文をよむ
■ウクライナ戦争が原因でアラブ諸国は西側諸国からの弾薬の入手に頭を悩ませる…トルコが代替先に 【ロンドン:本紙】 フランスの『ル・モンド』紙やスペインの『エル・パイス』紙のような欧州の論壇では、欧州の軍隊が現在頭を悩ませている大きな困難について指摘されている。それは、爆弾やミサイルといった軍需品の在庫が限られていることだ。そのため、複数の欧州諸国がウクライナに対して出し惜しみをして、限られた軍事支援のみを提供しているのだ。 EUの報告書は、既に欧州諸国における軍事物 全文をよむ
■ウクライナ戦争が原因でアラブ諸国は西側諸国からの弾薬の入手に頭を悩ませる…トルコが代替先に 【ロンドン:本紙】 世界中の多くの国、特にアラブ諸国は、数年前に結んだ武器契約の履行が遅れていることに頭を悩ませている。また、ロシア・ウクライナ戦争の戦況が悪化し、各国が自国の軍事物資の保護を決定する中で、新たな契約を結ぶのは非常に難しくなるだろう。例外的なのはトルコで、武器輸出国としての地位を確保したいと願っている。 UAEやサウジアラビア、アルジェリア、モロッコ、エジプ 全文をよむ
■パレスチナ大統領府「イスラエルはパレスチナ人の生命を軽視している」 【ラーマッラー:DPA通信】 パレスチナ大統領府の公式スポークスマンであるナビール・アブー・ルディーナ氏は水曜日、イスラエルが「パレスチナの人々の生命を軽視しており、激化政策を継続することで治安と平穏を犯している」と述べた。 同氏は今日の報道発表で、「このイスラエルの危険なエスカレーションは、イスラームとキリスト教の聖地、ジェニン、あるいはパレスチナのその他の被占領地といったいずれの場所でなされる 全文をよむ
■レバノン大統領がイスラエルとの領海画定の交渉が最終段階に入ったことを伝えた。 【ベイルート:本紙】 レバノンのミシェル・アウン大統領は、レバノン南部の領海を画定する交渉が最終段階に入ったことを伝えた。そしてこの画定により、レバノンの排他的経済水域内における指定された鉱区でガスや石油を採掘する権利が確保されると明らかにした。 アウン大統領は、「アメリカの仲介役であるアモス・ホシュタイン氏と、境界画定プロセスに関連する技術的な詳細部分をめぐってやりとりを続けている」と 全文をよむ
■ラピド首相は国連にてエルドアン大統領と会談 ■ヘルツォーク大統領とバーレーン国王の会合はマナーマでの開催で調整 【ガザ:本紙】 また先週末、占領下のエルサレムにてアラブ首長国連邦のアブドゥッラー・ビン・ザーイド外相と面会した際、ヘルツォーク大統領は「世界はアブラハム合意を畏怖と敬意の念を持って見ており、その中で新たな中東が作られ、前進するのだと考えている」と述べた。 パレスチナ人からの怒りに直面したそれらの合意を強化するため、外務・国際協力省のドバイ事務所長は 全文をよむ
■ラピド首相は国連にてエルドアン大統領と会談 ■ヘルツォーク大統領とバーレーン国王の会合はマナーマでの開催で調整 【ガザ:本紙】 イスラエルは、ヤイル・ラピド首相とトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領の会合を次の火曜日(20日)に開くと発表した。また同時に、イツハク・ヘルツォーク大統領によるバーレーン訪問の調整が行われているとした。その訪問が行われれば、2020年に結ばれたアブラハム合意によって二国間関係が正常化して以降初めて、イスラエルの元首がマナーマを訪れ 全文をよむ
■タミーム首長とスィースィー大統領の会談は3つの二国間了解覚書に署名して終了 【カイロ:本紙】 カタールのタミーム・ビン・ハマド・アール・サーニー首長はエジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領と水曜日(14日)、二国間関係や共通の関心事である現状の地域・国際問題について協議した。 本協議は、タミーム首長がスィースィー大統領とドーハの首長府で会談した際に行われた。エジプト大統領府によると、エジプトとカタールは3つの了解覚書に署名し、そのうちのひとつはエジプ 全文をよむ
■韓国がイラク南部の水不足・塩害問題に対処するためWFPに100万米ドル相当の支援 【バグダード:本紙】 ソン・スチェ駐イラク・韓国大使は記者会見で次のように述べた。「韓国政府は、過去数十年にわたり、イラクとその国民を支援してきた。また、イラクの南部地域でもっとも支援を必要としている人々に支援を届けてきた経験を持つ世界食糧計画とパートナーシップを結ぶことは、私にとって光栄であり、喜びだ。我々のパートナーシップは同様に、必要なインフラを整備することで社会を支援することにも貢献し 全文をよむ
■韓国がイラク南部の水不足・塩害問題に対処するためWFPに100万米ドル相当の支援 【バグダード:本紙】 国連世界食料計画(WFP)は、韓国政府から100万米ドルの支援を受けた。この支援は、イラク南部で塩害の影響を受ける地域において、持続可能な農業生産を促進することを目的とした回復力構築活動の実施支援に貢献することを目指したものである。 この金額は、各地域社会が水不足および土壌塩分に対応するのを助けるメカニズムを通じて、約4,000人の小規模農業従事者に加え、彼らの 全文をよむ
■アルバニアはイランが新たなサイバー攻撃を行ったと非難 【ベオグラード:アナトリア通信】 アルバニアのエディ・ラマ首相は土曜日(10日)、同国に対してイランが新たなサイバー攻撃を行ったと非難した。同首相はSNSを通して、「イランがアルバニアの総合情報管理システム(TIMS)を標的に、サイバー攻撃を実行した。」と語った。 そして、「今回サイバー攻撃を行った者は今年7月にサイバー攻撃を実行した人物と同一人物である」とし、「アルバニアの友好国や同盟国はこの人物は既に特定し 全文をよむ
■ヨルダン川西岸地区での占領軍の銃撃によりパレスチナ人1人が死亡、17人がけがを負う 【ラマッラ:本紙、諸通信社】 パレスチナ保健相は木曜(8日)、ヨルダン川西岸地区中央部に位置するラマッラ・ビーレ県バイティーン村でイスラエル占領軍の銃撃により市民1人が殺害されたと発表した。また、犠牲者の身元は未だ不明であると続けた。 一方、イスラエル軍はパレスチナ人が兵士をハンマーで襲撃したことを受けて、その人物を殺害したと主張した。さらに、(ラマッラ北部)バイティーン村の近くで 全文をよむ
■ロシアによる「凍結」に対して…「暖かい冬を求めて」欧州はアルジェリアに「上陸」 【アルジェ:本紙】 さらに、8月の最終週にはルクセンブルクのジャン・アセルボーン外相がアルジェリアを訪問した。ルクセンブルクは、国土は小さいもののEUで活発に活動する国だ。外務省の声明によると、外相はテブン大統領およびラマムラ外相と会談を行い、今後の地域的・国際的な出来事を見据え、二国間協力や現在の問題についての対話・調整の強化といった優先分野について確認し合ったという。 一方、スペイ 全文をよむ
■ロシアによる「凍結」に対して…「暖かい冬を求めて」欧州はアルジェリアに「上陸」 【アルジェ:本紙】 天然ガス危機によってアルジェリアは欧州諸国の大きな関心の的となった。ロシアと西側からの支援を受けたウクライナとの激しい戦争が続き、ロシア政府は自国と欧州とをつなぐ天然ガスパイプライン「ノルド・ストリーム」を完全に閉鎖することで実質的に輸出の「凍結」延長を決定する中で、欧州諸国はあらゆる方法でロシア依存からの脱却を模索しているからだ。 ここ数日、欧州の政府高官らが(ア 全文をよむ
■ヨルダン:ハーシム家の"敬虔な"王子 、"ブルガリアのジュエリーデザイナー"ミリアム・ガーズィー妃と結ばれる。 【ロンドン:本紙】 ヨルダンのガーズィー・ビン・ムハンマド王子が、婚約者であった新しい妃と結婚したとの発表から数時間後、世間で流布している情報によると、彼女は歴史と地理に精通しており、厳密には、スペインの大学を卒業した、貴石の選別と評価、貴石の宝飾品製造の専門家とのことである。 ガーズィー王子は王宮で最も傑出した顧問で、アブドゥッラー2世に個人的に最も近 全文をよむ
■タワドロス2世総主教がエチオピア正教会の使節団を迎える。 【アミーラ・ヒシャーム】 タワドロス2世・アレクサンドリア総主教・聖マルコ管区総主教は、本日日曜日、カイロの総主教座で、エチオピア・テワヒド正教会のバリ府主教であるアブネ・ユースフ府主教を迎えた。 府主教には、数名のエチオピア正教の修道院長や輔祭、およびエジプトの歴史的、宗教的な観光地を巡っている多くの修道士や修道女が同行した。 〈コプト正教会とエチオピア正教会との関係〉 会合の冒頭、タ 全文をよむ
■シリア人はドイツ国籍を取得した外国人の首位を占める…帰化の資格をもつ人々は50万人に 【本紙】 「統合と移住のためのドイツ諮問委員会」の上席研究員であるジャン・シュナイダー氏は「ドイツに帰化する資格を持つシリア人の数は449,000人に達した」としつつ、その要因として「彼らの良好な経済的統合、彼らの言語学習、国籍獲得に向けた彼ら自身の極めて強い意欲」を挙げた。 ネルボイエ記者によると、ドイツのウラフ・シュルツ政権下で、国籍の取得に関する法律の変更が計画されているこ 全文をよむ
■シリア人はドイツ国籍を取得した外国人の首位を占める…帰化の資格をもつ人々は50万人に 【本紙】 同紙のデルフィーヌ・ネルボイエ記者は「ドイツのアンゲラ・メルケル首相が、シリア人に対して自国への入国を許可する決定を行ってから7年後、ドイツ国籍を取得したシリア人の数は増加した」としつつ、「シリア人の間で統合にかかわる良好な兆候が増加するにつれ、この数にはさらなる上昇が見込まれる」と述べた。さらに「ドイツ国籍を取得したシリア人は2021年に19,100人に達し、その数は2020年 全文をよむ
■シリア人はドイツ国籍を取得した外国人の首位を占める…帰化の資格をもつ人々は50万人に 【本紙】 ドイツのアンゲラ・メルケル首相によって、数十万人のシリア人がドイツへ入国することを許可するとの決定がなされてから7年後、シリア人はドイツ国籍を持つ外国人移民のリストの首位を占めるようになった。 フランスの『ラ・クロワ』紙によると、帰化シリア人の数は記録的な上昇をみせ、トルコ人やポーランド人の数を超えるまでになった。同紙によると、今日では、シリア人こそがドイツ国籍を取得で 全文をよむ
■クシュナー氏は回顧録で、2026年W杯開催地を決める投票でアラブ諸国がモロッコに投票しなかったと語る 【ラバト:アブドゥルアジーズ・ベナッボウ】 モロッコで最も読まれているスポーツ新聞『ムンタカブ』紙をはじめ、各メディアが、2026年FIFAワールドカップの開催地を決める最終投票で、多くのアラブ諸国がモロッコに反対票を投じた問題を再び話題にした。 ドナルド・トランプ前米大統領の娘婿で、最高顧問を務めたジャレッド・クシュナー氏の回顧録でこのことが言及されたためである 全文をよむ
■ビン・ザーイド大統領はエジプトでワッラーク島とナセルシティの行き詰っている協定について協議 【カイロ:本紙】 ≪行き詰った契約≫ 火曜(23日)、エジプト大統領は日曜日に到着したUAEのムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン大統領とヨルダン国王、バハレーン国王、そしてカーズィミー首相をエジプト北西部のエル・アラメイン空港で迎えた。 ムハンマド・ビン・ザーイド大統領にとって、今年5月に大統領職へ正式に就任してから初のエジプト公式訪問であり、エジプト 全文をよむ
■ビン・ザーイド大統領はエジプトでワッラーク島とナセルシティの行き詰っている協定について協議 【カイロ:本紙】 ≪協力≫ エジプト大統領府の報道官は、エジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領は「火曜(23日)、バハレーンのハマド・ビン・イーサー・アール・ハリーファ国王、ヨルダンのアブドゥッラー2世国王、UAEのムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン大統領を、ニュー・エル・アラメインにある大統領宮殿に迎えた」と伝えた。 そして、エル・アラ 全文をよむ
■ビン・ザーイド大統領はエジプトでワッラーク島とナセルシティの行き詰っている協定について協議 【カイロ:本紙】 経済危機と未曾有のレベルにまで膨れ上がった対外債務のため、エジプト当局は経済セクターから撤退し、UAEおよびサウジアラビアの所有するファンドを筆頭とする外国企業に、エジプト政府が保有している株式を売却する方向に進んでいる。これは、債務の返済や利払いを行うための現金を調達するためだ。 エジプトがエル・アラメイン市で主催した5か国サミットは、エジプト政府が同国 全文をよむ
■ムハンマド6世国王はフランスとイスラエルに対し、西サハラがモロッコ領だとする明確な立場を取るよう要求 【ロンドン、アルジェ:本紙】 新たなパートナー、つまりイスラエルとの関係について、モロッコは同国との一連の関係正常化を行ったが、それらは西サハラがモロッコ領であることを承認することを必要条件としている。しかしながら、イスラエルは現在に至るまで一切の明確な立場を取っていない。モロッコ駐在のイスラエル外交官デビット・ゴブリン氏は去年10月のスペインの通信社EFEとの対談の中で、 全文をよむ
■ムハンマド6世国王はフランスとイスラエルに対し、西サハラがモロッコ領だとする明確な立場を取るよう要求 【ロンドン、アルジェ:本紙】 モロッコのムハンマド6世国王は「国王と国民の革命記念日」に際して国民へ向けた演説を行い、モロッコの新旧のパートナーに対して西サハラにおけるモロッコの主権について明確な立場を取るよう要求した。これは、この件に関して曖昧な立場を取るようになったフランスと、新たなパートナーとして分類されたものの、一連の関係正常化を経てもなお西サハラがモロッコ領だと承 全文をよむ
■シリア体制は観光客を誘致し国の復興を示すために外国人ユーチューバーを集める 【ワーイル・イサーム:本紙】 フランスの『リベラシオン』紙はレポートのなかで、シリア体制が、シリアが安全な国であると示すために外国人ユーチューバーらを雇用していると報じた。同紙はさらに、国境が再び開かれて以来、バッシャール・アサドによる「独裁的」体制のレトリックが隠されているシリアに渡航するユーチューバーが増加していることを明らかにした。 同レポートは、アサド体制がカメラを手にした観光客に 全文をよむ
■イギリスとアメリカの複数の議員がエジプトの「広範囲な抑圧」を非難 【ニコシア:AFP】 現在、2人の人物が注目の的となっている。一人は政治活動家であり、エジプトとイギリス双方の国籍を持つ著名ブロガー、アラー・アブゥドルファッターフ氏である。彼は100日間以上にわたるハンガーストライキを行い、2011年に故ホスニー・ムバーラク元大統領を追放した「革命」で最も著名な人物の一人である。もう一人はカリーム・イナーラ氏である。彼は、イギリス人ジャーナリストのジェス・ケリー氏の夫で、「 全文をよむ
■イギリスとアメリカの複数の議員がエジプトの「広範囲な抑圧」を非難 【ニコシア:AFP】 イギリスとアメリカの議員約50名は、アメリカのジョー・バイデン大統領へ宛てた書簡の中で、エジプトのアブゥドルファッターフ・スィースィー大統領と土曜日(16日)にエジプトにおける「広範囲の抑圧」の問題について議論するよう呼び掛けた。 バイデン大統領は、土曜日にサウジアラビアで開かれる湾岸諸国との首脳会議に参加するが、そこに当該地域におけるアメリカの最大の同盟国の一つと見なされるエ 全文をよむ
■パレスチナ人は国際社会に対して、UNRWAに「金融セキュリティ」を拡充するよう呼びかけました。 【ガザ地区:アナトリア通信】 ガザ地区のパレスチナ人は火曜日、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の「金融セキュリティ・ネットワーク」を充実させることで、対象者に対するサービス提供を保証するよう国際社会に求めた。 これは、国連機関諮問委員会の会議が始まるのに合わせて、合同難民委員会(諸派、人民委員会、組合団体が参加)がガザ市のUNRWA本部の前で組織したデモで要 全文をよむ
■ヘブライ語メディア: イスラエル治安当局は、イスラエルに対するイランの攻撃を阻止するようトルコ当局に要請 【ロンドン:本紙、諸通信社】 「イラン国営メディアによると、イラン革命防衛隊(IRGC)は、昨日、日曜日、任務中に空軍の将校が自動車事故で死亡したと発表した」と『アルジャジーラ』は伝えた。 この12年間、イランでは、多くの著名な科学者、軍人、政治家が暗殺されている。そして、この一連の暗殺にイスラエルが関与していると非難してきた。 一方、ヘブライ語メデ 全文をよむ
■預言者ムハンマドへの侮辱…アラブ・イスラーム諸国の非難が続くなか、インドは侮辱を不当とみなし、イスラーム教徒青年を拷問した警官2人を逮捕 【n.p.:ジャズィーラ】 インドの与党インド人民党(BJP)の高官2人によるイスラームの預言者ムハンマドに対する侮辱的なコメントを批判するアラブ諸国および国際社会の反応が続いている。 パキスタンのシャバズ・シャリーフ首相は、自身のツイッター・アカウントでのツイートで、インドのイスラーム教徒に対する宗派主義的な暴力とヘイトの激化 全文をよむ
■オマーンが新油田の発見を発表 【中東通信社】 オマーンのムハンマド・ビン・ハマド・ルムヒーエネルギー・鉱物大臣は、オマーン国内で操業する複数の石油会社が新たな油田を発見したと発表した。そして、これにより2、3年以内に、5万~10万バレル/日の生産量増加が見込まれると述べた。 ルムヒー大臣は、土曜日にオマーン通信社が出した公式発表で、「オマーンの原油およびコンデンセート(超軽質原油)の生産量を維持、あるいは今後の市場のニーズに応じて増加させるために、エネルギー・鉱物 全文をよむ
■ロシア:クルド民族主義勢力の刑務所からウクライナへ移送のため60名のダーイシュ戦闘員釈放 【n.p.:各出版社】 ロシア対外情報庁は、米国がウクライナでの軍事作戦に参加させるため、テロ組織のメンバーを傭兵として徴兵する取り組みを行っていることを明らかにした。そのうえで、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員をウクライナへ移送するため、シリアでクルド民族主義勢力が掌握する刑務所から、ロシアで禁止されているダーイシュの戦闘員約60名が釈放されたと指摘した。 ロシア対外情報省 全文をよむ
■カタールがイエメン沖に係留されている石油貯蔵積出施設「セイファー」の整備に200万ドルを拠出 【ドーハ:アナトリア通信】 カタールは、イエメン西部の沖合に係留されている浮体式石油貯蔵積出設備「セイファー」がもたらす脅威に対応するため、200万ドルを拠出すると発表した。 カタール通信社にとるよ、これは浮体式石油貯蔵積出設備「セイファー」整備のため、イエメンのドナー国らによるプレッジ会合においてナースィル・ビン・イブラヒーム・ランガーウィー駐オランダ・カタール大使が行 全文をよむ
■ブリュッセル会議:シリア国民支援に向けた60億米ドル以上の暫定誓約…復興支援のための資金提供はなし 【ダマスカス:本紙】 ベルギーの首都ブリュッセルで行われた「シリアおよび地域の将来の支援に関するブリュッセル会議」に参加した支援者たちは火曜日、「安全保障理事会と国連決議にのっとった政治的解決が達成されない限り」シリアの復興とインフラに対するいかなる資金提供の実施を拒否しながらも、シリア国民の支援のために60億米ドル以上を提示した。 欧州連合のジョセップ・ボレル外交 全文をよむ
■イスラエル:ラヴロフ外務大臣のユダヤ人に関する発言は嘘であり、謝罪を要求する 【ドバイ:アルアラビーヤ】 イスラエルのアイザック・ヘルツォーク大統領は、ナチスの指導者アドルフ・ヒトラーがユダヤ人にルーツを持ち、ネオナチが現在キーウを支配しているとするロシアのセルゲイ・ラヴロフ外務大臣の発言は「嘘」だと述べたうえで、ロシアの外務大臣に対して発言の撤回と謝罪を要求した。 イスラエルの『ハアレツ』紙が伝えたところによると、ヘルツォーク大統領は、「ロシアの外務大臣がそのよ 全文をよむ
■オマーンは5月末に国際ジャーナリスト連盟(IFJ)の世界大会を開催する 【n.p.:本紙】 オマーン政府は、今月末に予定されている第31回国際ジャーナリスト連盟(IFJ)の「総会」を主催する。本会議には世界156カ国以上から約400人の代表者が参加する。 オマーンジャーナリスト協会(OJA)のムハンマド・ビン・ムバーラク・アリーミー会長は、火曜日の公式発表で、「中東で初めて開催されるこの会議は、オマーンの首都マスカットのオマーン・国際会議展示センターで、5月31日 全文をよむ
■ウクライナ軍の音楽隊がイード・フィトルに際してイスラーム教徒を祝福する楽曲を演奏 【ステップ・ニュース・シリア】 ウクライナ軍は今日月曜日にあたるイード・フィトルに際して、聖歌「ああ、我々の長ムハンマドを祝福したまえ」を歌唱することによって数百万人のイスラーム教徒を祝福した。一方モスクワの大モスクでは、数千人のイスラーム教徒がイードの礼拝をおこなった。 Ukrayna Silahlı Kuvvetleri, Salavat-ı Şerif ile İslam alemi 全文をよむ
■ウクライナ軍の音楽隊がイード・フィトルに際してイスラーム教徒を祝福する楽曲を演奏 【ステップ・ニュース・シリア】 ウクライナ軍は今日月曜日にあたるイード・フィトルに際して、聖歌「ああ、我々の長ムハンマドを祝福したまえ」を歌唱することによって数百万人のイスラーム教徒を祝福した。一方モスクワの大モスクでは、数千人のイスラーム教徒がイードの礼拝をおこなった。 Ukrayna Silahlı Kuvvetleri, Salavat-ı Şerif ile İslam alemi 全文をよむ
■ハンナー大司教:占領部隊は武器を持って聖墳墓教会に入った…ラマッラ:キリスト教徒の感情の軽視...数千人のパレスチナ人らが、敵の弾圧にもかかわらず、聖墳墓教会内で「聖火の奇跡」を祝った。 【諸通信社】 (3)に戻る ワファー通信の報道によれば、パレスチナ外務庁は米国政権に対し、エルサレムおよび同地に存在するキリスト教・イスラム教両宗教の聖域への侵犯を停止するようイスラエル占領当局に圧力をかけることを要求したほか、礼拝者らを妨げる制限および障害を直ちに除去させるよう 全文をよむ
■ハンナー大司教:占領部隊は武器を持って聖墳墓教会に入った…ラマッラ:キリスト教徒の感情の軽視...数千人のパレスチナ人らが、敵の弾圧にもかかわらず、聖墳墓教会内で「聖火の奇跡」を祝った。 【諸通信社】 (2)に戻る 大司教はまた、占領軍が武器を持って聖墳墓教会に入りキリスト教徒および礼拝者を挑発したと指摘し、同軍の兵士らはキリスト教のもっとも重要な祝祭日に前代未聞の有様で礼拝者らを攻撃したと語った。 一方『フィラスティーン・ヤウム通信』は昨日土曜日、ハン 全文をよむ
■ハンナー大司教:占領部隊は武器を持って聖墳墓教会に入った…ラマッラ:キリスト教徒の感情の軽視...数千人のパレスチナ人らが、敵の弾圧にもかかわらず、聖墳墓教会内で「聖火の奇跡」を祝った。 【諸通信社】 (1)に戻る 一方「マヤーディーン・チャンネル」は、占領軍がキリスト教徒らの聖墳墓教会への自由なアクセスを妨げたと報じたうえで、1人の司祭が同教会へ向かう途中に攻撃されたと伝えた。また同チャンネルによれば、占領軍はエルサレムの広範囲に展開し、聖墳墓教会に向かうキリス 全文をよむ
■ハンナー大司教:占領部隊は武器を持って聖墳墓教会に入った…ラマッラ:キリスト教徒の感情の軽視...数千人のパレスチナ人らが、敵の弾圧にもかかわらず、聖墳墓教会内で「聖火の奇跡」を祝った。 【諸通信社】 国際社会の耳目の前で、陰謀さえ溶けこむ完全な沈黙のなか、イスラエル占領軍は昨日、「光の土曜日」に、礼拝者らが被占領地エルサレムにある聖墳墓教会に自由にアクセスすることを妨害した。同軍はバリケードの強化に取り組み、隊員らが広範囲に展開した。一方パレスチナ外務庁はこれらの行為を、 全文をよむ
■占領軍がアル=アクサー・モスクに突入し、礼拝者たちを包囲する…パレスチナ人の抵抗は次のように警告:全面的な対立が近づいている 【ガザ―エルサレム:本紙】 イスラエル占領軍は昨日の早朝、ここ2日間のなかで2回目となる、アル=アクサー・モスクへの突入を敢行した。さらに同軍は礼拝者たちを襲撃し、彼らのうちキブリー・モスクの内部に多くの人々を数時間にわたって包囲した。 一方パレスチナの諸派閥は、占領政体の誓約への信頼が欠如していることから、総動員の状態は継続されるだろう 全文をよむ
ロシアは日曜日、ウクライナにいる傭兵戦闘員らの行方を明らかにしたうえで、彼らを待っている最善の場は刑務所だと述べた。 ロシア国防省報道官のイゴール・コナシェンコフ少将は「ウクライナにやって来た傭兵らは、自身が戦闘員であることを立証していなくとも、待っているもっともふさわしい末路は長期間の禁固である」と述べた。 コナシェンコフ少将はまた、外国人傭兵が国際人道法に該当せず、適用されないとしたうえで、「彼らは、人を殺してカネを稼ごうとしてウクライナにやって来た。だから彼らを待ってい 全文をよむ
■「非母語話者のためのアラビア語教育学院」が東京外国語大学アラビア語専攻の学生向けに2期目となるアラビア語コースを始動 【シリア国営通信】 シリア教育省が運営する「非母語話者のためのアラビア語教育学院」は今日、在日本シリア大使館による協力のもと、東京外国語大学アラビア語専攻の学生向けのアラビア語中級コース(2期目)のリモート授業を開始した。 非母語話者のためのアラビア語教育学院のヌジュード・アターッラー所長によると、同学院はこれに先立つ昨年10月6日から今年の1月中 全文をよむ
■ポリサリオ戦線:スペインとの関係を断絶 【マドリード:ロイター通信】 西サハラの分離を要求しているポリサリオ戦線は今日日曜日、スペイン政府がかつての同国植民地に自治権を与えるというモロッコの計画を支持したため、スペインとの関係を断絶したと発表した。 スペインは、モロッコにとって不可分な領土の一部である西サハラをめぐって長期間にわたって続いている紛争を解決する方法として、自治計画への支持を表明した。 しかしアルジェリアから支援を受けているポリサリオ戦線は、 全文をよむ
■在カイロ・ウクライナ大使館:ロシアは小麦を積んだ船のエジプトへの移動を妨害している 【カイロ:本紙】 さらに「ロシア海軍艦隊は商船による移動の自由を保障しているが、ウクライナ当局はそれらの出向を禁止している」と続けた。 エジプトは世界最大の小麦輸入国であり、エジプト中央公共動員統計局のデータによると、2020年には政府と民間部門、併せて約1,290万トンを32億米ドルの対価で輸入している。 ロシアは2021年の最初の11か月間にエジプトが小麦を輸入した相 全文をよむ
■在カイロ・ウクライナ大使館:ロシアは小麦を積んだ船のエジプトへの移動を妨害している 【カイロ:本紙】 在カイロ・ウクライナ大使館は「ロシアが、カイロがキエフから購入した小麦を載せており、エジプトの港へ向かっている各船の動きを妨害している」と述べた。 同大使館は続けて、船舶「EMMAKRIS III」のウェブサイトへのリンクを公開した。同船はパナマの国旗を掲げ、ウクライナからエジプトへ小麦を輸送している。 一方在カイロ・ロシア大使館は、「(ロシアが、)小麦 全文をよむ
■フランス司法当局がマジュディー・ニウマ被告による控訴を棄却 【スナック・シリアン・ドットコム】 パリ控訴院は、「イスラーム軍」の元報道官であり、「イスラーム・アッルーシュ」として知られるマジュディー・ニウマ氏による控訴を棄却し、拷問、戦争犯罪、誘拐といった罪状によって起訴されていた同氏への第一審判決を支持した。 パリ検事総長であるレミー・ハイツ氏はプレスリリースのなかで次のように述べた。「今日出された判決が定めるところによって、捜査本部は(検事総長の命令によって) 全文をよむ
■ヒューマン・ライツ・ウォッチ:エジプトで30人以上のスーダン人難民・亡命希望者が逮捕されたのちに強制労働にさらされる 【カイロ:本紙】 ヒューマン・ライツ・ウォッチは「エジプト警察は直近の12月、1月を通して、少なくとも30人以上のスーダン人難民・亡命希望者を恣意的に逮捕しており、彼らの一部は身体的暴力や強制労働にさらされている」ことを明らかにした。 同組織は声明のなかで、逮捕された全ての人々が「難民または亡命希望者としてUNHCRに登録され、起訴されることなくの 全文をよむ
■イシュタイヤ首相はカタール首長にパレスチナ問題の展開について報告 【ラマッラ:アナトリア通信】 一方、カタール首長は、占領を終わらせ独立国家を樹立するというパレスチナとその国民の願望を実現するために自国が継続的に支援すること、およびパレスチナの立場を支持すること、「すなわちパレスチナ人が受け入れることをカタールも受け入れる」ことを確認した。 なお、同日、これに先んじて第20回ドーハ・フォーラムが2日間の日程で開幕した。 ドーハ・フォーラムは、世界中のオピ 全文をよむ
■イシュタイヤ首相はカタール首長にパレスチナ問題の展開について報告 【ラマッラ:アナトリア通信】 パレスチナ自治政府のムハンマド・イシュタイヤ首相は、土曜日、カタールのタミーム・ビン・ハマド・アール・サーニー首長に、最新のパレスチナ問題の展開について報告した。 パレスチナ首相府の声明によると、これは土曜日から2日間の日程で始まったドーハ・フォーラムの折に行われたという。 そして、イシュタイヤ首相が、パレスチナ問題の直面している困難と国際的な変化による影響に 全文をよむ
■ウクライナ帰国留学生のエジプト国内大学への編入に必要な書類の受付を開始 【ハーイディー・アイマン】 移民・在外エジプト人問題担当省は、高等教育・科学研究省の協力の下、閣議で承認された諸条件に則り、エジプトでの学業の修了や、エジプト国内の大学への編入を希望するウクライナからの帰国エジプト人学生に対する必要書類の受付を、月曜日(14日)から開始すると発表した。 これは、ウクライナ国内の大学で学ぶエジプト人学生の状況を調査し、エジプト国内大学への編入を希望する学生を支援 全文をよむ
■タミーム首長とゼレンスキー大統領がウクライナ地域における最新の動向について電話協議 【ドーハ:アナトリア通信】 カタールのタミーム・ビン・ハマド・アール・サーニー首長は水曜日、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領とウクライナにおける最新の動向について協議した。 この議論は、カタール首長が、先月2月24日以来ロシアによる軍事作戦が続いているウクライナの大統領から受けた(電話)連絡のなかで行われた。 カタール首長府は声明のなかで「協議のなかでは、ウ 全文をよむ
■エジプトが、ポルトガル政府が提供するアストラゼネカ製ワクチン80万回分を受領 【カイロ:本紙】 エジプトは、アストラゼネカ製ワクチン80万回分の提供を受けた。このワクチンは、EU市民保護メカニズムのもと、ポルトガル政府から供給されたものである。 これは新型コロナウイルスに対抗するべく必要とされるワクチンを調達するために、全ての国家と協働しようとする国家的取り組みの成果である。 ワーイル・ナッジャール駐ポルトガル・エジプト大使は、今回の最終出荷分が到着した 全文をよむ
■米国で利用可能な仕事の数は1,056万人に減少 【ワシントン:DPA】 今日火曜日に発表された経済データによると、米国における有効求人数は前月の1,091万件から52万9,000件減少し、1056万2000件に減少した。一方ブルームバーグ通信が取材した多くのアナリストは、その数は1,108万件まで減少するだけであると予測していた。 さらにブルームバーグ通信は、米国においてすでに占有されたポスト数と合わせた総ポスト数に対する有効求人数の割合が、昨年10月の7%から、 全文をよむ
■ワシントン・ポスト:米国の空爆に関する新たな詳細とアフガニスタン軍の崩壊を防ぐための試みの失敗 【ワシントン:本紙】 金曜日に明らかになった複数のデータによると、ターリバーンの動きに対する米国の空爆は8月に過去に例を見ないほどのエスカレートを見せていた。これらの空爆は、武装勢力がアフガニスタンを制圧するとともに、同国軍が崩壊することを防ぐための米国による直近の試みの一環である。 ワシントン・ポスト紙によると、襲撃の波はターリバーン運動によってアフガニスタン国内の複 全文をよむ
■「ドイチェ・ヴェレ」がSNS上でイスラエルを批判したコメントをしたとして、アビア語部門に務める4人の記者の業務を停止 【本紙、ハージル・ハルブ】 ドイツの複数のメディアは金曜(3日)、ドイツのラジオ局「ドイチェ・ヴェレ(DW)」に勤務する4人の記者が、「反セム主義」の疑いを調査する準備のために業務を停止された、と伝えた。 DWは、ドイツ紙の記事に含まれている非難について、独立した第三者による調査を行うと発表した。そして、ドイツ国外でDWと協力関係にある記者に加えて 全文をよむ
■アラブ首長国連邦が2023年に国連気候変動枠組条約締約国会議(COP28)を開催することが公式に発表 【UAE:本紙】 同国のアブドゥッラー・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン外務大臣兼国際協力大臣は、2023年に開催される国連気候変動枠組条約締約国会議の主催国に自国が選抜されたことに喜びを表した。特に、この選抜がなされた年度が同国にとってのゴールデン・ジュビリー(建国50周年)と一致したことは特筆に値する。 同大臣はさらに、気候変動の影響とそれによって引き起こさ 全文をよむ
■アラブ首長国連邦が2023年に国連気候変動枠組条約締約国会議(COP28)を開催することが公式に発表 【UAE:本紙】 国連気候変動枠組条約(UNFCCC)事務局は、アラブ首長国連邦が2023年に開催される第28回国連気候変動枠組条約締約国会議(COP28)を主催することを公式に発表した。 同会議は世界中の指導者やリーダーが参加し気候変動対策を議題とする最重要かつ最大の国際会議とみなされている。 UAE国営エミレーツ通信社は、この発表が2週間にわたって継 全文をよむ
■「ワタン紙」の消息筋:今後に向けての慎重な楽観主義は「シリア民主軍」の行動に依拠している…シリア軍はロシアとの演習地に選出された地域であるアイン・イーサーとサージュール―マンビジュ・ラインに沿って兵力を強化 【ダマスカス:本紙】 ユーフラテス川東西域というシリアの地理的範囲は、紛争当事者たちが実施する「動員政策」を通して徐々に戦場の様相を呈している。更なるシリア領土を占領するためのトルコの口実および軍事的手段を除去することを目的とした交渉によって暴きだされる政治的カバーへの 全文をよむ
■国際調査:モロッコにおけるスペインのイメージは世界のほかの国と比べてもっとも悪い 【マドリード:本紙】 スペインの公式戦略思考研究機関が実施した世論調査によると、同国はモロッコ人から否定的な評価を受けており、それは世界のほかの国(からの評価)と比べてもっとも悪い数値であった。それはジブラルタル海峡の両岸の人々がもつ世論の亀裂が深刻化していることを示している。 戦略思考研究機関「レアル・エルカノ」は昨今、世界の持つスペインへのイメージに関する研究を発表した。すなわち 全文をよむ
■イエメン…アラブ連合軍がマアリブでフーシー派の武器庫を破壊 【イエメン:アナトリア通信】 イエメン軍は、アラブ連合軍の航空機が木曜日、同国中央部マアリブ県にあるフーシー派の武器庫を爆撃したと発表した。 イエメン軍は声明の中で、「正統支持連合(アラブ連合軍を指す)がマアリブ県西部のスィルワーフ地区にあるフーシー派民兵の武器庫および増援部隊を爆撃した」と述べたが、これ以上の詳細を明かすことはなかった。 この攻撃に関し、フーシー派とアラブ連合軍からのコメントは 全文をよむ
■シリア軍がイドゥリブへ追加の増援部隊を送る ■国連の代表団はトルコ政府がリビアの戦闘にシリア人傭兵を送っていることを確認 【ハマー:ムハンマド・アフマド・フッバーズィー/ダマスカス:本紙、諸通信社】 シリア軍は昨日(5日)、イドリブ県へ追加の応援部隊を送った。これは、近日中に行われるとされる同地域における大規模軍事作戦の準備の一環である。 シリア軍は兵員と装備を整えた追加の応援部隊をイドリブ南部郊外へ派遣しており、これは同地域で近日中に行われる大規模軍事作戦の 全文をよむ
■イスラエル占領軍がパレスチナ人ジャーナリストを釈放、バイト・ラフムとエルサレムで若者2人を逮捕 【中東通信社】 占領政体イスラエルは火曜日の夕方、11か月間にわたって拘留していたパレスチナ人女性ジャーナリストを釈放した。また同時期、バイト・ラフム(ベツレヘム)県で少年1人とシャイフ・ジャッラーフ地区で青年1人を逮捕した。 ジャニーン囚人クラブのムンタスィル・サンムール会長は記者会見のなかで、ビーラ(アルビーラ)市出身のジャーナリスト、ブシュラー・タウィール氏が「ダ 全文をよむ
■国際調査:避難民たちがシリアに戻るのは時期尚早である 【本紙】 シリアに関する独立国際調査委員会は、シリアにおいて現政権による民間人に対する弾圧は続いており、避難民たちが帰還するにはいまだ適切な時ではないとした。同委員会のメンバーであるカレン・カニング・アブザイド氏は、ジュネーブの国連人権理事会に提出したシリアの人権状況に関する46ページの報告書の中で「いかなる人にとっても、シリアが避難民の帰還に適した国であると考えるには適切な時ではない。シリアの民間人に対する戦争はいまだ 全文をよむ
■イラク・シリア国境付近に駐留するPMF(人民動員隊)が米国政府を悩ませる 【本紙】 イラクのリヤール・バヤーティー議員は昨日、イラクとシリアの国境に滞在しているPMF(人民動員隊)軍の存在により、米国が非常に困惑していることを強調した。一方でチェコのパヴェル・イェリネク代議員議員は、米国による違法な介入がシリアやイラクを含む多くの国々を不安定化させていると発言した。 「ファトフ同盟」の代表者であるバヤティ氏は「マアルーマ通信」が引用した声明の中で「犯罪組織であるイ 全文をよむ
■カタールの飛行機が米国人をカーブルから輸送。ターリバーンはジャララバード攻撃の実行者を追跡 【ロンドン:本紙】 イスラーム国が実行したと主張する、アフガニスタン東部ナンガルハル州のジャララバード市に対する一連の攻撃の後、ターリバーンは昨日月曜日に爆破の実行者らの追跡を始めたと発表した。一方米国は、カタール航空の飛行機が、21人の米国人および同国に永住権を持つ48人の外国人をカーブルから輸送したのち、カタール政府に対し感謝の意を示した。 ターリバーン暫定政府のザビフ 全文をよむ
■リビアの労働大臣:100万人のエジプト人労働者が来月初旬に入国を開始 【タラーブルス(トリポリ):アナトリア通信】 リビアのアリー・アービド労働大臣は、10月初旬から同国に100万人のエジプト人労働者が入国し始める予定であると発表した。 アービド労働大臣による発表は、政府代表団の一員としてエジプトを訪問したのちに帰国した同氏に向けられたインタビューの中でなされたものである。また同氏は「我々はエジプトと190億リビア・ディナール(4.24億ドル)相当の契約を結んだ」 全文をよむ
■FOXニュース:UAEがアフガニスタンのテロリスト集団に「不審な貨物」を輸送 【ワシントン:本紙】 「(自国が)アフガニスタンにおける安定を呼びかけている」というUAEの主張にもかかわらず、「ウィキリークス」が発したアメリカの電信は、ターリバーンとハッカーニー・ネットワークがUAEを拠点とする複数の経済機関から資金を稼いでいることを明らかにした。 FOXニュースは、ハリール・ハッカーニー氏がUAEのドバイに渡航し、同氏がパキスタン、イランと中国で行った手法と同様に 全文をよむ
■FOXニュース:UAEがアフガニスタンのテロリスト集団に「不審な貨物」を輸送 【ワシントン:本紙】 「FOXニュース」によると、米国の専門家たちはUAE(アラブ首長国連邦)が米軍の撤退後に「不明で極めて不審な貨物」をアフガニスタンに輸送したことを明らかにした。同局はまた、この貨物が同国内のテロリスト集団の手に渡ったことについても言及した。 FOXニュースの報告によると、米国はUAEからアフガニスタンに向かう不明瞭な航空便に関する報告を懸念していたという。同局はまた 全文をよむ
■シリア、パキスタンが両国間での協力強化に向けた会議を実施 【n.p.:本紙】 パキスタンのシャイフ・ラシード・アフマド内務大臣は昨日、在イスラマバード・シリア大使館のマーザン・アビード臨時代理大使と協議を行った。「SANA(シリア国営放送)」が報じたところによれば、友好国同士であるシリアとパキスタンの二国間協力を様々な分野において強化する方法について協議した。 アフマド大臣はシリア全土の治安や安全を維持するための内務省やそのほかの機関の職員の努力を称賛した。そして 全文をよむ
■避難の混乱が拡大、「タリバン」はパンジシールへ戦闘員を派遣 【ロンドン:本紙、諸通信社】 アフガニスタンにおけるタリバンの権力掌握から1週間が経ち、危険な状況下で諸外国の避難活動は続いており、また、大きな混乱が市民たちの殺害を引き起こしている。 「タリバン」はパンジシール渓谷を制圧すべく「数百人の」戦闘員を同地に送っている。「パンジシールの抵抗勢力」のアフマド・マスウード指揮官は、タリバンとの平和的対話を望んでいると述べたが、戦闘を行う準備はできているとも強調した 全文をよむ
■モーリタニアのチェス選手が世界ジュニア選手権でイスラエル選手との対戦を拒否 【ヌアクショット:本紙】 モーリタニアのチェス選手であるアブドゥッラヒーム・ターリブ・ムハンマド選手(14歳)はイスラエル人選手との対戦を拒否した。同選手は、抽選によって占領者であるイスラエル政体を代表する選手と最終戦で対戦することになった後、、タイトルをかけて競っていた世界ジュニア選手権を棄権することを決定した。 同選手は「実在しない架空の国の代表と対戦することを拒否して、私は棄権するこ 全文をよむ
■アフガニスタン大統領がタジキスタンへ亡命。「戦闘行為」の回避に努める。「ターリバーン」は抵抗を受けずにカーブルへ入り、「寛大の新たな章を開く」よう呼びかける。 【カーブル:本紙】 アフガニスタンの首都が不安にさいなまれるなか、昨日の日曜にターリバーン勢力があらゆる方向からカーブル市への侵攻を始めると、アフガニスタンにおける事態は劇的にかつ断続的に加速した。それと同時に、アフガニスタン問題の専門家・ウォッチャーたちは、従来の兵器しか持たず適切な近代的戦闘訓練を受けていない約6 全文をよむ
■「水面下の関係正常化」…バーレーンとイスラエルの高官がダイビング・ツアーに(写真、ビデオ) 【n.p. : アナトリア通信】 バーレーンのアブドゥッラー·ビン·アフマド·アール·ハリーファ外務次官は月曜日、イスラエルのアロン·ウシュピズ外務次官とともに地中海に面した浜辺でダイビング・ツアーを行った。 日曜日に、アール·ハリーファ次官は両国間の関係正常化のための集中プロセスの一部として4日間に渡るテルアビブへの公式訪問を開始した。 ウシュピズ次官はアール· 全文をよむ
■アルジェリア、イスラエルからアフリカ連合のオブザーバー資格をはく奪することに13の加盟国とともに合意 【アルジェ:本紙】 アルジェリア柔道代表のフェトヒー・ヌーリーン選手が、東京2020オリンピックでイスラエルの選手との対戦を拒否した。彼の弁によると、「握手によって自分の手をイスラエル化されたくない」ためだという。その後、アルジェリア政府はアフリカ連合からイスラエルを追放するキャンペーンを主導している。地元メディアによると、同国は13の加盟国とイスラエルを追放することに合意 全文をよむ
■和解のためのモロッコとスペイン間の秘密交渉…障壁となり続ける西サハラ問題 【マドリード:本紙】 モロッコ・スペイン間の凍結した関係性を回復する試みとして、両国の間で非公開交渉がもたれている。両国は将来的な危機を回避することを目的としつつ、儀礼的論理から離れた関係についての包括的な評価を欲している。しかしスペイン政府が国連を支援する立場に固執しているため、西サハラ問題は引き続き和解への障壁となっている。 これに関して、エル・パイス紙は本日火曜日(7月27日)、現在の 全文をよむ
■パレスチナ:ヒューマン・ライツ・ウォッチ「イスラエルがガザ地区の複数の世帯を完全に破壊」 【エルサレム:本紙】 国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチは火曜、イスラエルが昨年5月にガザ地区で「戦争犯罪」に相当する可能性のある攻撃を行ったと述べた。 同団体は報告書の中で、「62人のパレスチナの民間人を殺害した3回のイスラエルの襲撃を調査したが、近くの地域に明確な軍事標的はなかった」と述べた。 同団体は一方、「パレスチナの武装集団」が「イスラエルの人口集中 全文をよむ
■国連はガザ包囲終了の必要性を強調し警告…西岸地区の家屋の破壊は22%増加 【ガザ:本紙】 国連の複数の人道組織は、様々な占領政策によるパレスチナ自治区の情勢不安に対する懸念を表明し続けている。昨今、ガザ包囲による規制は強化され、西岸地区では家屋の破壊が続いており、今年は昨年と比べて家屋破壊が22%増加した。 リン・ヘイスティングス国連人道調整官はイスラエル当局に対し、国連安全保障理事会決議に沿ってガザ内外への物資や人の移動に対して課している制限を緩和し最終的には 全文をよむ
■「モロッコ議会」議長:我々の国はスペインにとって「文明の結び目」を形成する 【ラバト:アナトリア通信】 マーリキー氏は、モロッコは「(ガーリーの受け入れに関して)厳しい立場を取っている。我々は国土の統一性に関わる全てにおいて(妥協の)余地を持たないため、最後まで厳格な姿勢を貫くことが必要である」と強調した。 昨年4月21日から6月初旬にかけて、スペイン政府はポリサリオ戦線の指導者であるイブラーヒーム・ガーリーをコロナウイルスの治療という口実のもと、「偽りの身分」に 全文をよむ
■「モロッコ議会」議長:我々の国はスペインにとって「文明の結び目」を形成する 【ラバト:アナトリア通信】 モロッコ衆議院議長のハビーブ・マーリキー氏は木曜日、モロッコがスペインにとっての「文明的結び目」を形成しているとの考えを述べた。 マーリキー氏の発言は、議会(代議員)における立法会議の終了後に同氏が開いた記者会見の中でなされたものである。 同氏は、スペインは「モロッコ王国に対する文明の結び目に悩まされており、今日に至るまでそれを解決することができなかっ 全文をよむ
■ヘブライ語新聞:なぜイスラエルはアラブ少数派の権利を拒否しなければならないのか? 【N.P.:イラン・カッツ】 イスラエルの市民権法は、1952年にクネセト(イスラエル国会)で制定され、そこにはイスラエルの市民権を得るための条件が列挙されている。いわゆる失敗に終わった「第二次インティファーダ」の最中、2003年の「市民権およびイスラエル入国法」(臨時令)が制定された。それはガザ地区とヨルダン川西岸地区の住民には、たとえ配偶者がイスラエル市民であっても、市民権や居住権の取得を 全文をよむ
■エジプト:大エチオピア・ルネッサンスダムがもたらすエジプト農業への壊滅的な被害... 一方スーダンのハムドゥーク首相は法的拘束力のある合意に固執する 【カイロ:本紙】 時は流れ、来る7月、8月に予定されている大エチオピア・ルネッサンスダム(GERD)への2回目の貯水期日が迫り来る。その最中、水の安全保障への影響を被りうるこの危機に際し、エジプトとスーダンが太刀打ちできる選択肢はそれほど残されていない。昨日日曜日(13日)、スーダンのアブドゥッラー・ハムドゥーク首相は、ダムの 全文をよむ
■モロッコとの連帯のために…アラブ議会は緊急会合を要求 【ラバト:本紙】 この声明では、アラブ議会のアーディル ・ビン・アブドゥッラフマーン・アル=アスーミー議長の発言を引用し、「アラブの大義に対して挑発的な姿勢を堅持する欧州議会の執着と、徹底的に却下されるべきこの決定の発布には、アラブの真摯な姿勢が必要になる」と伝えた。 加えて同声明は、此度の緊急会合の招集は、アラブ議会が「モロッコ王国との連帯と、いかなる正当な理由もなく欧州議会が介入したこの危機への直面に際し、 全文をよむ
■モロッコとの連帯のために…アラブ議会は緊急会合を要求 【ラバト:本紙】 アラブ議会は金曜日、モロッコがスペインに対して未成年問題を「利用」したことで非難した欧州議会の決議に反対するかたちで、モロッコと連帯するべく、来たる6月26日に会合を開催するよう呼びかけた。また、湾岸協力会議は、欧州議会の決議に対する拒否の意を明らかにした。 欧州議会は木曜日(6月10日)、議員397人の賛成により、「セウタの移民危機におけるモロッコの未成年問題の利用」と認定したものを拒否する 全文をよむ
■デンマークは13000人のシリア人が既に自国に帰還したとしてシリア難民への対応を正当化 【本紙】 「シリア人権ネットワーク」代表のファダル・アブドゥルガーニー氏はデータ内の数字が正確だとしつつ、本紙に対し以下のように述べた。「デンマーク政府の数値は正確で大きい数である、政府はそこからデンマークのシリア難民問題の再評価するための口実を見つけたのだ。」 しかしアブドゥルガーニー氏によると、以上の事実はシリア難民に対する集団的懲罰政策の採用を正当化するものではないという 全文をよむ
■デンマークは13000人のシリア人が既に自国に帰還したとしてシリア難民への対応を正当化 【本紙】 デンマークのメディア筋は、メッテ・フレデリクセン首相率いる政府が、数千人の難民がコペンハーゲン空港を経由しシリアを訪れたことに関するデータをUNHCRに提出したと明らかにした。これはデンマークにおけるシリア難民の滞在許可を凍結し、彼らに対しシリアへの帰還を要求するという政府の決定を正当化する枠組みの一環である。 デンマーク政府のデータは、2018年から2021年までの 全文をよむ
■国連総会議長が『クドス・アラビー』紙に:平和的な戦いの効果は二国家解決をより強く推進する(3) 【ニューヨーク(国際連合):本紙】 ボズクル議長は、緊急会議の冒頭で、数十年にわたりこの紛争が続いていることに言及し「現在中東で起こっていることは、新しいことではない。残念ながら、我々はこれまで何度もこの局面を経験してきた。パレスチナ問題は最も長く国連の平和及び安全保障のアジェンダに挙げられている問題で、国連の創設当初から存続しているものだ」と述べた。 議長は、占領地で 全文をよむ
■国連総会議長が『クドス・アラビー』紙に:平和的な戦いの効果は二国家解決をより強く推進する(2) 【ニューヨーク(国際連合):本紙】 総会の重要性についてボズクル議長は、特にガザ地区での深刻な状況悪化を受けて、総会が緊急会合を召集したことを挙げた。そして「私は平和を達成するために5つの点を訴えた:第一に停戦、これは安保理がしばしば指示してきたものである。第二に占領国イスラエルは国際法と国際人道法の規則を遵守しなければならない。第三にパレスチナ人は緊急の人道支援を必要としている 全文をよむ
■国連総会議長が『クドス・アラビー』紙に:平和的な戦いの効果は二国家解決をより強く推進する(1) 【ニューヨーク(国際連合):本紙】 国連総会のヴォルカン・ボズクル議長は、パレスチナ人の抵抗する権利についての本紙の質問に対し「世界各地で行われているパレスチナを支援するための平和的な戦いと市民によるデモ行動は、罪なき人々を傷つけかねない懲罰よりはるかに効果的である」と答えた。 また「イスラエルが国連憲章、国連決議、国際法に違反しているにもかかわらずなぜ何の制裁・処罰も 全文をよむ
■米国民主党議員が議会で、イスラエルへの武器の売却を阻止するための努力に取り組む。 【本紙:ワシントン】 オカシオ・コルテス下院議員率いる米国民主党進歩派グループが水曜日、イスラエル政権に対する7億3500万ドル相当の武器売却を阻止する決議を提案した。 この決議は(民主党内の対立を)象徴している。武器売却を支持している民主党幹部が、二日間で売却取引阻止に転じ、この決議案に賛成票を投じる可能性は低いが、決議の提案によって、ガザ地区に対して侵略行為を継続するイスラエルの 全文をよむ
■パレスチナ抵抗運動:世界の航空会社がイスラエル行きの運航を一時見合わせる 【ラーマッラー:アナトリア通信】 運航計画によると、今日出発が予定されている最初の運航は「イズレール航空」(イスラエル)のドバイ行きの便で、その後「エル・アル航空」(イスラエル)のアメリカ行きの便の出発が予定されている。 アラブ首長国連邦(UAE)の複数の航空会社は土曜、イスラエルの侵攻とそれに対する(抵抗運動による)ミサイル攻撃が続いていることを受け、テルアビブ行きの複数便を欠航すると発 全文をよむ
■パレスチナ抵抗運動:世界の航空会社がイスラエル行きの運航を一時見合わせる 【ラーマッラー:アナトリア通信】 世界の複数の航空会社が、イスラエルのテルアビブにある「ベン・グリオン国際空港」行きの運航を停止した。同空港は、ガザ地区で展開されているパレスチナ抵抗運動のミサイルが到達可能な標的となっていた。 抵抗運動のミサイルは1週間足らずのうちに3度同空港付近に着弾しており、最後の着弾は土曜の夜だった。 イスラエルの「カルカリスト」紙は土曜、世界の航空会社に 全文をよむ
■モロッコはガザとヨルダン川西岸に対し緊急人道支援を行う 【ラバト:ターハル・タウィール、本紙】 モロッコ外務省は、アル・コッズ(エルサレム)委員会の委員長を務めるムハンマド6世が、ヨルダン川西岸とガザ地区に住むパレスチナ市民に対する緊急人道支援を送るよう指示を与えたと伝えた。 外務省の発表によると、今回の人道支援は40トンで、基本的な食料や応急処置のための医薬品、毛布が含まれており、これらの支援物資はモロッコ軍の航空機によって輸送されるという。 なお同省 全文をよむ
■ワスィーム・ユースフ氏がイスラエルのガザ攻撃を支持、ハマースによるロケット弾を批判…活動家たちの反応 【ロンドン:本紙】 イスラエル軍スポークスマンのアヴィハイ・アドライ氏は、自身のTwitterアカウント上でユースフ氏のツイートをシェアし、その内容が「真実の叫び」であると表現した。また同氏はユースフ氏のツイートに対するコメントとして次のように述べた。「真実の叫びである。もっとも醜いタイプの搾取に毎日さらされている、ガザのムスリムの兄弟であるムスリムはどこにいるのか。ガザの 全文をよむ
■ワスィーム・ユースフ氏がイスラエルのガザ攻撃を支持、ハマースによるロケット弾を批判…活動家たちの反応 【ロンドン:本紙】 UAEのダーイー(イスラーム教宣教師)であるワスィーム・ユースフ氏が火曜日、イスラエルによるガザ地区の市民への攻撃を支持したことにより、SNS上で大きな怒りの波を引き起こした。同氏はまた、人々の住居からロケット弾を発射したうえ、この攻撃によってガザを「無実の人々の墓場」に変えたとして、ハマースを非難していた。 「ハマースは、自身が発射したロケッ 全文をよむ
■エジプト:チャヴシュオール氏:5月初めにトルコ代表団がエジプトを訪問 【イスタンブール:本紙】 トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は、昨日木曜日、トルコ代表団が5月初めにエジプトを訪問し、長年の緊張の末に改善し始めた両国関係の「正常化」について議論すると発表した。 同氏はn-tv(ドイツのテレビ局)の会見で、「エジプトからのトルコへの招待の後に、5月初めに代表団がエジプトを訪問する」と述べ、「我々は両国の関係を正常化する方法を議論する。私たちは関係を改善 全文をよむ
■UAEはイスラエルとのヒズブッラーに関する機密情報の交換を明らかに 【ロンドン:本紙】 UAE政府とイスラエルの間の協力分野、特に安全保障分野に関して、ことわざのように「企みは白日の下にさらされる」ようになった。それはもはや秘密とはみなされず、また、以前と同様にイスラエル側がそれについて明らかにしたのではなく、むしろUAE政府高官らがそれを明らかにしたのだ。 UAEのサイバーセキュリティ責任者ムハンマド・ハムド・クワイティ氏は、ヘブライ語紙『ハアレツ』の特別インタ 全文をよむ
■UAE:イスラエルに到着する初のUAE旅客機 【n.p.:本紙】 UAEの旅客機は火曜、イスラエルに到着し、これがテルアビブに着陸した初の直行商用便となった。 同機には駐イスラエルUAE大使、駐UAEイスラエル使節団長、及びエティハド・グループのCEOが搭乗した。 UAEの国営航空会社であるエティハド航空は火曜、アブダビ-テルアビブ間に初の定期便を就航した。 同社の発表によると「この新サービスは2020年9月に署名されたアブラハム平和協定を受け 全文をよむ
パレスチナ:外務庁長官がメキシコにパレスチナの国家承認を要請、東エルサレムでのパレスチナ国会議員選挙の実施なるか 【ラーマッラー(占領下パレスチナ:アナトリア通信)】 パレスチナのリヤード・マーリキー外務・移民庁長官は水曜、パレスチナを国家として承認するようメキシコに要請した。 パレスチナ自治政府外務庁の声明によると、この要請はマーリキー長官とメキシコのマルセロ・エブラルド・カサウボン外務大臣とのテレビ会談を通じて行われたという。 長官は「承認のステップは 全文をよむ
■棕櫚の葉とオリーブの枝の下で、傷ついたカラコーシュの町は教皇を熱烈に歓迎する(2) 何世紀もの歴史をもつこの町でキリスト教徒が存在していた痕跡を消そうとする過激派組織の試みにも関わらず、今日町へ帰還した人の数は2万6000人にものぼる。そのうち数千人ものキリスト教徒は日曜(3月7日)、大きな喜びとともに、無原罪の聖母大教会付近や教会の中で教皇を待った。 シリア語の楽曲演奏とバラの花に囲まれながら、教皇は無原罪の聖母大教会に入った。 教会内部には、特別な招待状を持つ 全文をよむ
■棕櫚の葉とオリーブの枝の下で、傷ついたカラクーシュの町は教皇を熱烈に歓迎する(1) 【n.p.:本紙】 7年前、ムニール・ジブラーイール氏は町や教会を破壊する黒服のジハード主義者から逃れるべくカラクーシュの町からの避難を余儀無くされた。しかし、イラク北部から来たこのキリスト教徒は、今日、その教会に立ち、白い法衣を身に纏った男性を待っていた。その男性とは、フランシスコ教皇のことである。 61歳となった数学教師は「AFP通信」に対し、「この町の状況は(以前より)安全に 全文をよむ
■モロッコ諜報機関は、FBIによる過激派アメリカ人兵士の無力化に貢献した 【ラバト:本紙】 モロッコ諜報機関は、ニューヨーク市で血なまぐさいテロ攻撃の実行を計画していた過激派のアメリカ人兵士を無力化することに貢献した。 モロッコの通信社は火曜(26日)夜、(諜報機関である)国土監視総局とアメリカの治安機関の協力によって、兵士であるコール・ブリッジズが先週末逮捕されたと報じた。彼はニューヨーク・マンハッタンの9.11記念館を狙ったテロ攻撃を計画していたという。彼はまた 全文をよむ
■「シーア派の三日月」と「パレスチナの先鋒」としてのヨルダン・・・サウジアラビア大使は、曖昧さを「ふるいで振りかけ」たり、「マンサフとクナーファ」を気にかけたりしている 【ロンドン:本紙】 (2)に戻る 政治評論家たちを困惑させた表現は、スダイリー大使が発した、ヨルダンを「パレスチナ問題の先鋒」と評した部分だ。そして、大使はその注目すべき表現を、アブドゥッラー二世国王陛下への「シーア派の三日月」に対する大っぴらな警告を繰り返すことで締めくくっている。また、ヨルダン・ 全文をよむ
■「シーア派の三日月」と「パレスチナの先鋒」としてのヨルダン・・・サウジアラビア大使は、曖昧さを「ふるいで振りかけ」たり、「マンサフとクナーファ」を気にかけたりしている 【ロンドン:本紙】 (1)に戻る 火曜日(26日)の午後、メディアのウェブサイトが報じた、その熱心な大使の話の数々をヨルダンで読んだり聞いたりした者は驚いた。特に、ヨルダンへの愛で満ち溢れた興味深いコメントを彼が発表したことは驚きであった。なお、このコメントはヨルダン大学戦略研究センターのための、二 全文をよむ
■「シーア派の三日月」と「パレスチナの先鋒」としてのヨルダン・・・サウジアラビア大使は、曖昧さを「ふるいで振りかけ」たり、「マンサフとクナーファ」を気にかけたりしている 【ロンドン:本紙】 サウジアラビアの外交車両が、ヨルダン首都東部の地区の一つにある、とある商店の前に止まっている。数分後、サウジアラビア大使館はヨルダン工業商業省に連絡を入れる。「she・タガウ」という店名に対する不満を伝えるためだ。その意見が受け入れられると、、担当スタッフたちが動き、その店名は取り消され、 全文をよむ
■レバノンはイスラエルの攻撃を国連に提訴 【ベイルート:アナトリア通信】 レバノンは、同国の主権に対するイスラエルの攻撃について、国連と国連安全保障理事会に提訴した。 国営通信社は「レバノン外務省は火曜日(12日)の夜、ミシェル・アウン大統領の指示に基づき、アントニオ・グテーレス国連事務総長と国連安全保障理事会に提訴を行った」と伝えた。 訴状には、「数日間にわたる継続的かつ深刻な領空侵犯を通じたレバノンの国家主権に対するイスラエルの攻撃は、安保理決議170 全文をよむ
■マロン派総主教ライ枢機卿がローマ教皇を訪問。改めてレバノン訪問を要請。 【レバノン:本紙】 バチカンからのニュースによると、土曜日フランシスコ教皇は、マロン派総主教であるべカラ・ブトロース・ライ枢機卿と接見した。ライ枢機卿は、レバノンおよびその地域の状況に関する詳細な報告書を教皇に提出し、改めて、レバノン国民とりわけキリスト教徒にとって非常に重要な意味を持つ教皇のレバノン訪問を要請した。 ライ枢機卿は会談で、地域の変化や特に組閣をはじめとする国内の政治危機の状況下 全文をよむ
ビン・サルマーン皇太子とネタニヤフ首相:国交正常化よりもバイデン政権による圧力の回避を優先 【N P:本紙】 ロイター通信は、サウジアラビアの消息筋からの情報として、サウジアラビアのサルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ国王は、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相の同国への極秘訪問について知らされていなかったと報じた。 サウジアラビアの消息筋とリヤドの外国人外交官は、「国王はサウジ側が否定している今回の訪問について知らされていなかった」と述べた。そして「サルマーン 全文をよむ
■UAEがアルジェリア人やトルコ人を筆頭に複数のイスラーム諸国からの入国を禁止 【ドーハ:スライマーン・イブラヒーム、本紙】 アラブ首長国連邦(UAE)当局はアルジェリア、チュニジア、トルコ、シリア、ソマリア、イランを筆頭に、ムスリムが大多数を占める多くの国の国民に対し、ビザの発給を一時停止することを決定した。 この処置は先述したイスラーム諸国の政府に圧力をかけることを目的とする措置の一つとして行われ、UAE政府と複数のアラブ・イスラーム諸国政府との冷戦状態を背景と 全文をよむ
■イラン:我々はバイデン氏と接触していない 【NP:本紙】 イラン外務省は、同国のアッバース・アラーグチー外務大臣政務補佐官が、米国の核合意復帰をめぐって米大統領選の民主党候補であるジョー・バイデン氏の顧問らと接触したことを否定した。 サイード・ハティーブ・ザーダ外務省報道官は、この報道についてのニューヨークタイムズ紙の記事が「完全に捏造されたものである」としたうえで、在ニューヨークのイラン代表団が(同内容が報じられた)即日「バイデン氏陣営との直接または間接的接触は 全文をよむ
■米国代表団がスーダン訪問をキャンセル、ロシアの軍事基地に関係した対応か 【ハルツーム:アンマール・アウドゥ、本紙】 米国国家安全保障会議の代表団によるハルツーム訪問キャンセルが一昨日木曜(19日)に決まったことに関して、様々な解釈が出てきている。複数の情報筋が今回の訪問キャンセルは大統領選直後の米国国内の混乱に起因するものだとする一方で、元米国駐在の外交官は本紙に対し「今回の訪問キャンセルは、ロシアに対して紅海沿いの海軍基地建設を再び許可することを受けての、スーダン政府に対 全文をよむ
■スーダンにロシアの軍事拠点を建設、政府は沈黙、目的は不透明 【ハルツーム:バフラーム・アブドゥルムネイム、アナトリア通信】 ロシア政府は、ロシア海軍の補給拠点をスーダン領内の紅海沿岸に建設するという合意の発表によって、事実上スーダンや東アフリカ地域に介入し始めた。 このスーダンに対するロシアの動きは、米政府がスーダンのテロ支援国家指定解除の意向を伝えてから短期間の間に行われた。というのも、米国の決定は広範囲にわたる門戸開放につながった結果、スーダン領内にロシアの拠 全文をよむ
■イスラエルがシリアでイランとシリアの8つの軍事目標を攻撃 【ナザレ:本紙】 水曜(18日)の夜、イスラエルの戦闘機はイランのコッズ部隊とシリア政権軍の軍事目標に対する攻撃を仕掛けた。地対空ミサイルの発射台に加えて倉庫、司令部、軍事施設が標的となり、死傷者が出た。 イスラエル軍の声明によると、この襲撃はイランの指導のもとで活動するシリア部隊が被占領地ゴラン地域にあるシリアとの国境フェンスの近くに即席爆発装置(IED)を埋めたことに対抗したものだという。 イ 全文をよむ
■スワイダーン氏はイスラエルと協力するアラブ企業のボイコットを呼びかけ 【クウェート:本紙】 クウェートのイスラーム思想家ターリク・スワイダーン氏は、「シオニストたちとの正常化の結果として損失を被る」よう、イスラエルと協力しているアラブ企業をボイコットすることを呼びかけた。 これは月曜晩、正常化に反対するUAE協会が「シオニストたちとその支持者の製品へのボイコットの必要性」と題して主催したシンポジウムにおいて行われた。 スワイダーン氏は、「正常化が彼らの破 全文をよむ
■ピース・ナウ:トランプの時代における入植の倍増 【エルサレム:アナトリア通信】 同団体は「2013-2016年の10331軒に対して、最近4年(2017-2020)で、入植地では26331軒の住戸建設への合意が行われた」と述べ、「それまでの4年間における住戸1164軒に対して、2425軒が競売に出されたことにより、入植地における(居住)入札の数は倍増した」と付け加えた。 「ピース・ナウ」は、それ以前の四年間の中でスィルワーンにおいて発生した一件に対して、トランプ政 全文をよむ
■ピース・ナウ:トランプの時代における入植の倍増 【エルサレム:アナトリア通信】 イスラエルのNGO「ピース・ナウ」は月曜、イスラエル人による占領下パレスチナ領土への入植がドナルド・トランプ米大統領の任期中である過去四年間で倍増していると述べた。 「ピース・ナウ」はレポートのなかで、「ドナルド・トランプ大統領が過ごした四年を通して、イスラエルの入植地をめぐる米国の立場に広範な変化があった。またそれは併合(計画)を促した」と述べた。またパレスチナ領への入植活動を観測し 全文をよむ
■重さ180グラムで前代未聞の性能を有する軍用「ドローン」 【ロンドン:本紙】 同サイトはレポートの中で、このドローンは手動で操作することができ、コンピューター上にプリインストールされた内蔵プログラムによって自律的に動作することも可能であると記した。 「クロンシュタット」社の特別プロジェクトのチーフデザイナーであるパヴェル・ロズコフ氏は、このドローンは兵士を取り巻く環境を偵察し、ターゲットおよび兵士の所在地の座標を特定することができると明かした。 第三世代 全文をよむ
■重さ180グラムで前代未聞の性能を有する軍用「ドローン」 【ロンドン:本紙】 ロシアの企業が前代未聞の性能、極小サイズ、かつ重量わずか180グラムの無人機(ドローン」の製造に成功した。同社は、将来このドローンが兵士の個人用装備とともに持ち運ばれることを意図しているとし、これは戦場において兵士に強力な追加能力を与えるであろうと述べた。 ロシアの「クロンシュタット」社がサンクトペテルブルクから発信した内容によると、同社は「未来の兵士」に装備される小型ドローンを開発した 全文をよむ
■米国、イスラエル、UAEの3国間「アブラハム基金」の設立… 一方、ネタニヤフ首相:両国間のビザ免除へ 【ナザレ:本紙】 ヘブライ公共放送は昨日、同基金が投資する最初の二つのプロジェクトは、エイラト・アシュケロン石油パイプラインプロジェクトとイスラエル・パレスチナ国境検問所やキング・フセイン橋(アレンビー橋)の近代化プロジェクトだと報じた。 また、UAEが紅海沿岸の都市エイラトでイスラエル原油輸送企業に石油を販売し、そこから(エイラト・アシュケロン)パイプラインによりアシ 全文をよむ
■米国、イスラエル、UAEの3国間「アブラハム基金」の設立… 一方、ネタニヤフ首相:両国間のビザ免除へ 【ナザレ:本紙】 ネタニヤフ首相は「今日、私たちは何世代にも語り継がれる歴史を作る。これはUAEからの最初の公式訪問だ」と述べた。また「私たちは、経済、科学技術、そして民間航空分野に関する4つの協定に署名した」と続けた。さらに「私たちは両国間のビザ取得を免除し、様々な点でイスラエルとUAEのつながりを強化する」と述べた。そして「将来の世代にとって最も重要である」と表明したヨ 全文をよむ
■米国、イスラエル、UAEの3国間「アブラハム基金」の設立… 一方、ネタニヤフ首相:両国間のビザ免除へ 【ナザレ:本紙】 アブダビ政府と占領国との関係は、米国の仲介で、これまでのどの協定にも見られないほど急速に深まっている。昨日、UAEの公式代表団が初めてテルアビブを訪問し、温かい歓迎を受けた。この訪問にはスティーブン・ムニューシン米国財務長官らも同行した。 一方、(同行した)米国国際開発金融公社(DFC)のアダム・ボーラー最高経営責任者(CEO)は、米国とUAEと 全文をよむ
■米国によるヒズブッラーの首を絞めるための計画:腐敗組織の駆逐 【ムニール・ラビーア】 レバノンは、米国の態度に関する多くの言説で喧々囂々としている。レバノン人は自らの希望と願望に基づいて自分たちのスタンスを形成している。 レバノンと米国の態度 親ヒズブッラー派は、米国人らは後退の歩みを始めており、新たな解決策が準備段階にあるとみなしている。こうした見解はデイヴィッド・ヘイル米国務省中東局次官の態度に依拠しており、彼らは「かつてワシントンは、ヒズブッラーが 全文をよむ
■ベイルートの爆発に関する調査:ディヤーブ首相の殺人狂とアウン大統領の無関心 【n.p.:本紙】 ベイルート港の爆発事件に関連し複数名が逮捕された後も、レバノン人たちはさらに、この忌むべき犯罪へと導いた政治上・行政上の責任のありかを全面的に特定することを待望している。経営者や従業員の逮捕が、人々の復讐心の沈静化にはつながらないことはもはや明白になった。むしろ明らかな責任は、歴代の支配者や政府、「致死量のトン数」に対応することを怠ってきた人々、議会あるいはメディアにおいてもそれ 全文をよむ
◼ モロッコの経済学者は、輸出肥料にかける米国の関税の可能性は少ないと予測している。 【ラバト:アナドル通信社】 モロッコの経済学者は、モロッコ産輸出肥料にかける米国の関税の可能性は低いとし、この問題(関税の設定や廃止など)は、本来、国家の主権にかかわるものであり、貿易取引の側面はその次であると強調した。 経済学者マフディー・ファキール氏のこの発言は、「米国商務省が自国の市場を守るために保護関税をかけたら、米国へのモロッコ産肥料の輸出が停止される可能性がある」という 全文をよむ
▪バイデン氏がアラブ諸国に対する入国禁止令の停止、アメリカにおけるイスラーム教育の充実、パレスチナ人の保護の意向を表明 【ワシントン:本紙】 アメリカ大統領選の民主党候補、ジョー・バイデン氏は、アメリカの(小・中・高)校がより充実したイスラーム教育を行うべきだと述べた。 バイデン氏は、アメリカのイスラーム団体が開催した「100万のムスリム票」サミットで、ドナルド・トランプ大統領が就任初日にアラブ・イスラーム諸国に対して出した入国禁止令を終わらせると宣言した。 そ 全文をよむ
■パレスチナは同国の地図をめぐってアメリカのグーグル、アップル二社を批判 【ラマッラー、ガザ:ドイツ通信社】 パレスチナ人は土曜(18日)、アメリカのグーグル、アップル二社が同社の地図からパレスチナの地図を削除したことについて批判し、イスラエルにおもねっているとして二社を非難した。 パレスチナ通信社(WAFA)は、グーグルとアップルがパレスチナ問題の明文化された歴史的事実を無視していることに対して、ツイッターユーザーが#FreePalestineと題する二社への反対 全文をよむ
■「インパクト」は国連人権理事会において、UAEとイスラエルの人権侵害を指摘、ソーシャルメディア企業の責任を問う(動画) 2015年には、UAEの経済学者ビン・ガイス氏が批判的なツイートをしていたためにアブダビで逮捕された。同氏はその後、不明の場所へと移送され、弁護士と連絡をとったり治療を受ける権利を奪われたうえ、10年の懲役刑に処され、今もなお服役中である。 インパクトとIRDGは、ソーシャル・メディア企業が、利益への関心と同様に人権規範の適用に注意を払うことの必要性を強調 全文をよむ
■「インパクト」は国連人権理事会において、UAEとイスラエルの人権侵害を指摘、ソーシャル・メディア企業の責任を問う(動画) 【ロンドン:本紙】 人権政策のためのインパクト・インターナショナルは、今日水曜日、ジュネーブの人権理事会において、権利と発展のための国際機関(IRDG)との共同声明を発表し、「FacebookやTwitterなどのソーシャル・メディア大手企業には、利用者の権利とプライバシーを保護する義務がある」と述べた。またアラブ首長国連邦とイスラエルにも名指しで言及し 全文をよむ
■併合が一か月延期される...ヨーロッパ諸国による制裁は深刻なものに 【N.P:本紙】 イスラエルのガビ・アシュケナジ外相は日曜、同国が占領地パレスチナの複数部分を併合する計画を実行した場合、同国とヨーロッパ諸国との関係が損なわれると警告した。 アシュケナジ氏はイスラエルのマアリヴ紙が開いた会見の中で「いかなる決定にも先んじて、まず法的、政治的および安全保障の状況を把握すること」を勧告した。 また「治安状況が悪化し、ヨルダンとの関係が冷え込んでおり、そのためにおそら 全文をよむ
■イエメン:タイズでのデモはサウジアラビア政府に対し、ハーディー大統領の自宅軟禁を解くよう求める 【タイズ:本紙】 イエメン中部のタイズ市で昨日(1日)水曜日に大規模なデモが発生した。デモ参加者は、サウジアラビア当局に対し、彼らが「自宅軟禁」状態だと評するイエメンのアブド・ラッボ・マンスール・ハーディー大統領の解放、および2015年始めのイエメン内戦勃発以降サウジアラビアに留まっている正統政府のメンバーの解放を求めた。これに加え、UAEによる南部のいくつかの県とイエメン領ソコ 全文をよむ
■レバノン外務大臣、ワシントンの大使を召喚 「恋人たちの逢瀬」は終わり、大使館同士での声明の応酬に 【ベイルート:サアド・ヤース】 ブストロス宮殿(レバノン外務省)にて行われた「恋人たちの逢瀬」は、「ヒズブッラー」に近い人物である在スール・緊急問題担当裁判官のムハンマド・マーズィフ氏の決定が引き起こした、レバノン・米国間問題を含んでいた。その決定は、あらゆるメディアに対し1年間ドロシー・シアー駐レバノン米国大使へのインタビューを禁じるものであり、これに違反した場合は20万ドル 全文をよむ
アメリカはヒズブッラーに対峙する:ISIS、暗殺、黒シャツ集団*の「再来」か!? 【ムニール・ラビーウ】 剣は鞘から抜かれ、隠されていたものは白日の下にさらされた。レバノン情勢に関するアメリカの立場が多岐にわたるあまりこのような熱狂的なレベルに達するなど、あり得ないことだ。 ≪アメリカの4つの立場≫ 未だかつてアメリカの複数の高官がヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長に名指しで返答したことはなかった。デイビッド・シェンカー国務次官補に続いて駐ベイ 全文をよむ
■『In These Times』誌:イエメンにおけるサウジアラビアの自作自演…爆撃せよ、殺害せよ、だがその後はわざとらしい支援提供 【ワシントン:本紙】 国際連合は、国連憲章において、自機関を「戦禍から後世を救う」ために作られた国際的な倫理機関だと定義している。しかし、アメリカによるイエメン戦争への支援を終わらせようと試みている活動家らは、次のように述べた。「国際機関はアメリカ・サウジアラビアの有志連合軍についての批判を控え、人道支援を危うくするのを回避するために、自身の指 全文をよむ
■中国は被収監イスラーム教徒の「ハラール臓器」を販売しており、サウジアラビアで宣伝を行っている 【パリ:本紙】 同誌によれば、購入者はイスラームの少数民族ウイグル人たちやそれ以外の人々から摘出された臓器の移植を受けるため、世界中からやって来ている。こうした臓器は、一部は中国国内における需要を満たすために用いられ、その後臓器の購入にあたっての物理的(経済的)な余力を持つ海外の人々のために使われているという。 彼らの多くはイスラーム教徒であり、彼らの臓器は今までに豚肉や 全文をよむ
■中国は被収監イスラーム教徒の「ハラール臓器」を販売しており、サウジアラビアで宣伝を行っている 【パリ:本紙】 同誌は、中国はこうした収容施設の存在を長年否定してきたが、2018年10月にようやく「教育を通じた更生収容所」(収容者の一部は二度とここから出ることはない)という名でこれが存在することを認めたと指摘した。多くの調査員によると、同収容所内で人々が消息を絶っているのは、収監されたウイグル人たちが臓器売買のために殺害されているからであるという。 同誌は続けて、中 全文をよむ
■中国は被収監イスラーム教徒の「ハラール臓器」を販売しており、サウジアラビアで宣伝を行っている 【パリ:本紙】 カナダのVICE誌は、中国の強制収容所にいるイスラーム教徒少数民族ウイグルの人々のいわゆる「ハラール臓器」が強制的に摘出され、湾岸諸国において高額で販売されていると報じた。 同誌はフランス語版のウェブサイトで、以下のように明らかにした。中国の宗教的マイノリティの人々は収容所に監禁され長年弾圧に苦しんでいる。少数民族であるウイグルの人々のうちおよそ百万人が弾 全文をよむ
■財政危機で…UNRWAはガザでスタッフ数十人の雇用契約を終了 ■UNRWAのアドナーン・アブー・ハスナ報道官は「終了する契約は臨時雇用のもので、障がい者のケアをする団体を含む現地のコミュニティ組織のスタッフの契約だ」と述べる 【ガザ:ヌール・アブ・アイシャ、アナトリア通信】 国際連合パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)が苦しんでいる大規模な財政危機の結果、ガザ地区にUNRWAスタッフ106人の「臨時」雇用契約は終了となった。 ガザのアドナーン・アブー・ハス 全文をよむ
■イドリブの静かな空気の中で:ロシア・トルコの合同パトロール隊がM4高速道路の3分の1の通行を妨害 【本紙、マンハル・バーリーシュ】 先週の木曜日(28日)、ロシア・トルコ両軍は13回目のパトロールを完了した。このパトロールは、ラタキアとアレッポを結ぶM4高速道路上にあるタルナバ村付近から始まり、アリーハー市西部のアウラム・ジャウズ村に至るまで行われた。同村は、新旧の高速道路の合流地点である。ちなみに新道路は建設途中であり、クウェートのカラフィー社が道路および橋梁の建設を監督 全文をよむ
■パレスチナ自治政府はUAEがイスラエル経由で輸送した医療物資の受け取りを拒否 【ラーマッラー:本紙】 パレスチナ自治政府は木曜日、UAE(アラブ首長国連邦)がイスラエルのベン・グリオン空港に着陸した飛行機に載せて輸送した医療物資の受け取りを拒否した。またパレスチナのムハンマド・イシュティーヤ首相は今日、UAEがイスラエルの空港を経由して輸送した医療支援物資に関連し、UAEからパレスチナのいかなる公的機関に対する調整がなされていなかったと述べた。 イシュティーヤ首相 全文をよむ
■パレスチナのリヤード・マンスール国連大使が本紙向けにコメント:イスラエルによる併合決定に対しあらゆる方面へ動いている 【ニューヨーク(国連):本紙】 マンスール大使は「パレスチナのムハンマド・イシュティーヤ首相は来週月曜日のパレスチナ人権委員会の会合において声明を発表する予定である」と述べた。また国連安保理について、「今月5月20日にパレスチナ問題を含めた中東問題について議論する通常会合を開く予定であり、我々はそこでイスラエルによる決定の危険性と、彼らが国際法をどれほど侵害 全文をよむ
■パレスチナのリヤード・マンスール国連大使が本紙向けにコメント:イスラエルによる併合決定に対しあらゆる方面へ動いている 【ニューヨーク(国連):本紙】 パレスチナのリヤード・マンスール国連大使は、本紙向けの独占的声明の中で「国際組織のパレスチナ代表団は、占領下のパレスチナ領土でのイスラエルによる違法な併合計画に対抗する人員を動員するため、アラブ連盟の支持を受けたイニシアチブグループの立ち上げに取りかかった」と述べた。 これに先立ち、同グループは、今月6日にアントニオ 全文をよむ
■レバノンのパレスチナ難民:UNRWAは「コロナ援助」を先送りしている 【ベイルート:アナトリア通信】 レバノンのパレスチナ人グループは日曜日(12日)、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)にコロナ危機における難民キャンプの生活環境悪化の責任があるとした。これは、レバノン南部のパレスチナ難民が暮らすアイン・ヒルウェ難民キャンプにある「住民委員会」というグループが発表した声明のなかで語られたことだと、本紙は確認した。 また同グループは、難民への援助提供を「遅ら 全文をよむ
■リヤドによる停戦宣言には疑問符が付き、イエメン政府に対する陰謀論との見方が強まる 【タイズ:ハーリド・ハンマーディー】 サウジアラビア率いるアラブ有志連合によって発表されたイエメンでの停戦宣言は、支持者と敵対者の間で様々な反応と数々の注目を集めた。ジャウフ県とマアリブ県とバイダー県において、(有志連合の)実戦部隊はイエメン政府軍の目ざましい展開を目撃している。こうした緊迫した状況において発表されたことを鑑みれば、同宣言はその意図と目的が疑問視される。イエメン問題を注視してい 全文をよむ
しかし、中東地域のすべての緊張回避のチャンスは極めて少ない。イエメン内乱では、様々な勢力が包括的な停戦に合意したかのように見えたが、数日前にサウジアラビアを標的にミサイル攻撃が行われるなどまだ遵守されていない。 対イラン制裁として米国が行った「最大限の圧力」作戦は、弱まる兆しがない。実際、多くのアメリカの専門家は、トランプ政権の主張はそれとは反対であるが、この制裁が、イランが緊急に必要な医療機器や生活必需品を海外から購入することを非常に困難にしていると考えている。 感染拡大は 全文をよむ
国際難民団体は、世界中の避難民の窮状についての詳細な報告書を発表し、国際緊急援助活動を求めた。同団体の支援プログラム・政策担当副代表ハーディン・ラング氏は、「世界的に感染が拡大している今、世界で最も被害を受けている人びとを見過ごしてはならない」と言及した。 国際難民機関によれば、少なくとも1200万人の難民と国内避難民がイラク、シリア、レバノン、トルコに住んでいる。中東全域では、容易に国境を行き来することができるので、難民や経済移民などは非合法な手段で移動している。 中東の脆 全文をよむ
■国際機関:コロナウイルスは中東の「時限爆弾」 【本紙】 中東で新型コロナウイルスの感染が出現し、それが生活や政治に及ぼす影響は破壊的なものになりかねない。 西洋式の発達した医療システムを備え、資源を調達する十分な能力がある国、イスラエルでも感染拡大による影響に苦しみ始めている。そして西欧諸国や合衆国が経験したのと同じ問題に直面している。同じことはイランにも言える。甚大な被害を受け、死者数は急増している。そして公式発表の死亡数が正しいと信じる専門家はほとんどいない。 全文をよむ
■トルコ軍はシリア北部で部隊を増強、シリア政府軍はイドリブ周辺で動員を続ける 【ダマスカス:本紙】 トルコ軍は、イドリブにおける停戦の中、(シリア)北部に新たな観測点を設置し、同地域における部隊の展開および駐留の増強を実施した。この停戦協定は、今月の3月5日にもたれたモスクワ会議の中で締結され、今日まで21日間にわたって履行されていた。この背景には、シリア北西部における緊張を持った静寂、また緊張緩和地域内部における砲撃といったシリア政権軍による複数の違反が存在する。 全文をよむ
■モスク襲撃をしかける計画が発覚、ドイツ国内にショック 先週金曜日、ドイツの複数の地域で12名が逮捕された。彼らはいずれも極右の小グループに所属しており、捜査の結果、襲撃を計画した疑いにより逮捕に至った。 日曜日にドイツのメディアが報じたところによると、容疑者らには少なくとも6つのモスクを礼拝中に襲撃とすることを計画した容疑がかけられている。2019年3月にニュージーランド・クライストチャーチで起きた事件を模倣することが目的であったとされ、当時(クライストチャーチの)犯人は2 全文をよむ
■モスク襲撃をしかける計画が発覚、ドイツ国内にショック ニュージーランド・クライストチャーチでの虐殺を模倣する狙いだった 【ドイツ:本紙】 ドイツ政府は一昨日月曜日、今回発覚した、同国内の複数のモスクへの襲撃を企てる「恐ろしい」計画を非難した。計画を首謀していたのは極右グループの一つで、昨年起きたニュージーランド・クライストチャーチでの虐殺事件を模倣することが狙いだった。 ドイツ連邦内務省のビョルン・グルネフェルダー報道官はベルリンでの記者会見において「今 全文をよむ
■エルドアン氏「たとえどこにいようと、我々はシリア政府軍を攻撃し、その戦闘機がイドリブ上空で活動することを阻止する」 【本紙の複数本部・支部:ヒバ・ムハンマド】 トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、一週間以内に13名のトルコ人兵士がシリア政府軍によって殺害されたことを受け、シリア政府に対する最終警告ともとれる発表を行った。エルドアン大統領は、「イドリブで市民を爆撃している(シリア政府軍の)戦闘機は、これまでのようには自由に活動できないであろう」と発言した。 全文をよむ
■ワシントンポスト:新たな和平案は、『世紀のディール』ではなくパレスチナ人に向けた降伏条件の宣告 【ロンドン:本紙】 ワシントンポストのコメンテーターであるイシャーン・ターラー氏は、「ドナルド・トランプ大統領の中東和平案は決して『世紀のディール』ではない」と述べた。 「トランプ大統領は就任後の早い段階で中東地域における困難な結び目を解くことができたはずだ。しかし、パレスチナとイスラエルの間の深い亀裂をいかにして埋めるかが数十年にわたって (米国の) 政策立案者の頭を 全文をよむ
■中国は兵器製造においてアメリカに次ぐ世界第2位に 【ストックホルム:ドイツ通信社】 ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)は月曜日(27日)、中国がアメリカに次いで世界第2位の兵器の製造国であり、少なくとも4社の中国の軍事企業が世界の兵器売上高上位20社に入るのに十分な売り上げを記録したと語った。 スウェーデンに本部を置く同研究所の新たな評価報告書によれば、中国最大の航空機製造会社である「中国航空工業集団」(AVIC)を含む4社は、2017年に541億ドル規模 全文をよむ
◾︎テヘラン「ヨーロッパは『いじめっ子』トランプ大統領に屈した」 【本紙】 イランのハサン・ロウハーニー大統領は、木曜日の演説で、現在イランは核合意に至る前と比べてより多くの量のウラン濃縮を行っていると述べた。また「我々は合意に至る前と比べてより多量のウランを濃縮している…。イランへの圧力が増しているが、我々は進歩を続ける」と付け加えた。 イラン政府は、2018年にアメリカ政府が核合意から離脱しイラン経済を圧迫する(経済)制裁を再度課したことに対抗し、核合意に基づく 全文をよむ
■パレスチナ大使、西岸地区を併合する占領計画を停止するための法的措置を取るよう国連に呼びかける 【ラーマッラー・ガザ:本紙】 同氏は書簡において、当該行動が「ジュネーブ諸条約第4条を含む国際法や、東エルサレムを含む占領下パレスチナ領土におけるすべての入植活動の即時かつ完全な停止を要求する安保理決議2334(2016)を含む無数の国連決議に対する重大な違反」とみなされると指摘した。 同氏はさらに、パレスチナの領土を併合し、住民の強制移住を行うとするイスラエルによる脅迫 全文をよむ
■パレスチナ大使、西岸地区を併合する占領計画を停止するための法的措置を取るよう国連に呼びかける 【ラーマッラー・ガザ:本紙】 国連のパレスチナ国家監察官であるリヤード・マンスール大使は、国際社会に対し、西岸地区の併合計画の実施を妨げるよう「強く立ち向かい」、あらゆる法的措置を講じるよう求めた。また、占領政府(イスラエル)がそのような計画を実施し続ける危険性に対し注意を促した。 以上の言及は、1月の安全保障理事会議長(ベトナム)、国連事務総長、総会議長らに送られた3つ 全文をよむ
■かくしてアメリカ特殊部隊員はカルロス・ゴーン氏を日本から逃した 【本紙】 英国のBBCは詳細な報告書の中で、カルロス・ゴーン氏がレバノンに到着する以前に日本からトルコへ逃亡するにあたり、アメリカの特殊部隊の男が作戦を手配したと述べた。ゴーン氏がベイルートへ逃亡したとの声明がなされて以来、同氏の逃亡方法や同氏のレバノンの首都への到着を手助けした人物を巡る噂が広がっていた。 BBCがメディアの話として報じたところによると、(同氏の)トルコへの逃亡においては2人の人間が 全文をよむ
◾️ワシントン・ポスト:トランプ大統領は、エリトリア・エチオピア間の和平合意と、エチオピア・エジプト間の合意の違いがわからない 【ワシントン:本紙】 ワシントン・ポスト紙は、ドナルド・トランプ米大統領がエチオピア・エリトリア間の和平合意とエチオピア・エジプト間の合意到達(に向けての努力)を混同しており、下院外交委員会が明確化の必要性を訴えたと報じた。トランプ大統領は、木曜日の夜にオハイオ州トレドで行われた選挙集会で大勢の支持者を前に、自身が取引を交わしてと国を救ったと語ったが 全文をよむ
■イスラエルはハマースとの停戦に合意する方針を発表する一方で、アッバース議長に対する黙殺を継続 【ナザレ:本紙】 厳しいイスラエル批判とベンヤミン・ネタニヤフ政権が(ハマースに)服従し降伏したという非難の中、イスラエルは近くエジプトの仲介によりガザにおけるハマースとの長期停戦協定の草案について決定を下すとみられる。他方、被占領地エルサレムでの大統領選挙および国政選挙の実施許可を求めるパレスチナ自治政府の要求を無視し続けている。 ガザで捕虜となったイスラエル軍兵士ハダ 全文をよむ
■祭典か「国民投票」か?「カタール建国記念日」が原因で渋滞、ヨルダンの高官たちの手がカタール大使の腕に絡まる 【アンマン:本紙】 それは見事なまでに「政治的なメッセージ」に他ならない。このメッセージにおいて新しい点は、それがヨルダン「国民の」ものであり、「公式的な」ものではないということだ。首都アンマンのカタール大使館で火曜日の夜に行われたカタール建国記念日式典を欠席したのは政府だけだった。式典にはヨルダン軍事組織の代表や国民代表、議会代表、王室の高官が出席したが、政府機関の 全文をよむ
■900人の新たな難民がシリアへ帰還した… 北部の難民キャンプにおいてトルコの侵略が難民の悲劇を悪化させている 【本紙】 約900人のシリア難民が隣国の領土からシリアへ帰還した一方、国際組織と特に国際連合による沈黙と不干渉のなか、トルコの政権の侵略によってシリア北部における難民の苦難は続き、深刻化している。 ロシアの通信社「スプートニク」によると、ロシア難民受入移送移住センターが昨日、広報発表において以下のように述べた。「直近24時間の間に882人の難民が複数 全文をよむ
■国連が3.48億ドルに値するパレスチナ人道対応計画を開始 【ニューヨーク:アナトリア通信】 国連は、水曜日(12月11日)に総額3.48億ドルに達する2020年パレスチナ人道(問題)対処計画に着手した。これは今日(12月11日)、ニューヨークの国連本部における記者会見で、事務総長のサブスポークスマンであるファルハーン・ハック氏によって発表された。2020年計画には、43の非政府組織、32の国家機関、10の国連機関を含む、85の組織によって実施される約199のプロジェクトが含 全文をよむ
■インドネシアの(外交関連)政治・法務・治安担当調整大臣補佐官がミクダード外務在外居住者副大臣と面会 ――シリアはテロとの戦いを続け、国家の主権をシリア全領土に課す 【本紙】 ファイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣は、シリアがあらゆる形態・組織のテロと戦い続け、これらの完全な殲滅作戦を継続し、国家主権をシリア全土に及ばせ、シリア領土に存在する全ての違法な外国軍を退去させると強調した。また以上がシリアの主権と領土の統一、地域の安全の確保に繋がるとしつつ、様々な領域におい 全文をよむ
■EUは非正規移民への対策としてモロッコに1億170万ユーロの支援を行う 【ラバト:本紙】 欧州高等弁務官事務所は水曜日、EUが非正規移民や人身売買への対策としてモロッコに1億170万ユーロの支援を行う予定だと述べた。 この支援は、移民に対する戦いの地として知られるようになった北アフリカの複数の国々への支援に関する新たな計画群を公表した。4つの措置を含んでいる新たな計画群には、アフリカ緊急信託基金から1億4770万ユーロが割り当てられたが、これは該当地域におけるヨー 全文をよむ
■シリア北東部でシリア軍対トルコの占領軍とテロリストの激しい衝突 【本紙:諸通信社】 昨日(10日)、北部の田園地帯ハサカ県のタッル・タムルとアブー・ラアースィーンの間に位置する複数の地域で、シリア・アラブ軍対トルコの占領軍とテロリストの激しい衝突があった。同時に、トルコの占領軍と傭兵が占領した村や町の住民への攻撃を続けた。 SANA通信は以下のように報じた。「トルコの占領軍が所有するドローンが発射した砲弾は、ラアス・アイン市の田園地帯に位置するダラダーラ村を目標と 全文をよむ
■過去数ヵ月で1200組の家族がバヤーダ地区へ帰還 ■市民は電力、輸送バス、学校を要求…知事は可能な限り応じると約束 【ホムス:ニバール・イブラヒーム】 ホムス県の作業計画の一環として住民が帰還してきた地区に基本的サービスを保証するため、ホムス県知事バラーズィー・タラール氏は県警本部長とホムス市議会議長、および(公共)サービス機関のマネージャーらと共に昨日月曜日(28日)、バヤーダ地区で間近からサービスの現状を調査するための視察を行った。視察の間、知事はワーディー・イラン 全文をよむ
■レバノン人はトランプ大統領を扇動し抗議運動に介入するよう要求する 【本紙】 方法、内容、政治的状況、内的、地域的、および国際的な側面において、レバノンの民衆運動は国境を越えた注目を集めている。また、デモの要求に対して支援を表明し、民衆の要求を満たすためレバノン政府を支援する用意があるとしたドナルド・トランプ政権をはじめとするアメリカ社会において、同運動はとりわけ関心を集めているといえよう。これらの事実は、一部の議員やトランプ大統領の顧問、そのうち特に昨今SNSで活発に活動し 全文をよむ
■シリア:ホワイトハウスはシリア北東部に兵士500人を残留させる複数の選択肢を検討 【ワシントン:本紙】 ホワイトハウスはシリア北東部に兵士約500人を残留させ、彼らを守るためさらなる戦車を派遣する複数の選択肢を検討している。 『ウォール・ストリート・ジャーナル』によると、軍の複数の高官は木曜日(24日)、複数の選択肢を提示した。一連の計画では、シリア国内の油田防衛に焦点を当てること、さらに油田が「イスラーム国」に復活するかもしれないあらゆる機会を排除することに米国 全文をよむ
■トランプ大統領、シリアのヨルダン国境における米部隊の再展開を命じる 【ワシントン:本紙】 米国のドナルド・トランプ大統領は、イスラエルとヨルダンが一定数の部隊をシリアに残留させるよう要求したと明らかにした。 トランプ大統領は、ヨルダンとイスラエルがヨルダン国境と「イスラエル」の近くに少数の部隊を残留させるよう要求したと述べ、その要求に前向きに応じたと明言した。 また、トランプ大統領はこう述べた。「このことは(これまでとは)完全に異なる。我々はそこに小規模な部隊 全文をよむ
■人民議会代表団は列国議会同盟(IPU)の会合に参加 アンズール:シリアで起こっている国際法への違反行為は最悪の見本である 【シリア:本紙】 シリア人民議会ナジダット・アンズール副議長は、シリアでの度重なる国際法や一般原則への違反行為が、すべての国際規範や国際法への違法行為を覆い隠す最悪の見本となっていると見なした。最近の違反行為はトルコによる攻撃とシリアの一部占領である。 外交移民委員会ブトロス・モルジャナ委員長も(その行為を)「国土侵略」と主張した。これは 全文をよむ
■エジプト人権委員会の委員長は、各国の政府と議会にテロ行為の教唆を禁止する措置を講じるよう要請 【ガーダ・アブーターリブ】 さらにアービド委員長は、社会の団結および市民権の精神の強化、テロ行為の非合法化、過激派組織の資金源の枯渇、そしてテロ思想の訴追を可能にする立法を行うことを強く主張した。特に政府の関係機関に対して監視役として議会が果たす役割の重要性を強調し、それとともにテロや過激主義の防波堤としてのガバナンスを含む、社会経済発展についての計画と戦略を策定するという。また 全文をよむ
■エジプト人権委員会の委員長は、各国の政府と議会にテロ行為の教唆を禁止する措置を講じるよう要請 【ガーダ・アブーターリブ】 エジプト議会のアラー・アービド人権委員会委員長兼アラブ議会議員は、フランスで行われた地中海議員会議および欧州議会のハイレベル合同議会の場で、テロとの戦いと、国家および国際レベルでの(テロの)予防から訴追に至るまでの最新技術について語った。 アービド委員長は、テロや過激主義に向き合い戦うために議会の協力を強化し、地域・国際レベルでの取り組みを 全文をよむ
■フェイスブックはカタールとトルコを非難していたUAEとエジプトの「偽」アカウントを削除、 【ワシントン:本紙】 フェイスブックは374件のアカウントに加え、数十件のページやグループを削除した。削除されたのはエジプト、UAE、ナイジェリアを発信源としたもので、SNS規約に違反していたという。 今次の削除は、木曜日夜、同社のウェブ上で公開された声明で発表された。 フェイスブックの発表によると、今回の削除は2種類のグループに対して行われた。最初のグループでは2 全文をよむ
■アラブ地域の人権監視団体はアデンでの政治的暗殺に関するアラブ首長国の責任を追及 【タイズ:本紙】 アムステルダムに本拠地を置くアラブ世界の人権機関「ライツ・ラダー」は、イエメン南部のアデン県で起きた政治的暗殺がアラブ首長国連邦による犯行であるとした。問題とされているイエメン国内における一連の暗殺事件は過去4年間にさかのぼり、その総数はおよそ451件と推定されている。 関連し、同機関は昨日(金曜日)報告書を発行したが、本紙はその一部を入手することが出来た。その中で同 全文をよむ
■ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから477人、ヨルダンから732人の難民が帰国、避難民0人が帰宅(2019年9月18日) ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(9月18日付)を公開し、9月18日に難民1,209人が新たに帰国したと発表した。 このうちレバノンから帰国したのは477人(うち女性143人、子供2 ... → 記事 ■シリア軍ヘリコプターがアル=カーイダ系組織の支配下にあるラタキア県北東部に対する「樽爆弾」での爆撃を再開するも、死 全文をよむ
■サウジアラビア、スーダンの洪水被災者に救援物資を配布 【ハルツーム:本紙】 サルマーン国王人道援助救援センターは昨日(3日、火曜日)、スーダンの首都ハルツームの北にあるワド・ラムリー地区で洪水の被災者に救援物資を支給した。物資の支給にはムハンマド・トゥルキー駐ハルツームサウジアラビア副大使とナースィル・スバイイー緊急救援管理副マネージャー率いる同センターのチームが参加した。 トゥルキー副大使は、被災者に支援を提供できたことは喜ばしいことだと表明した。また、今回のワ 全文をよむ
サウジアラビアがスーダンの洪水被災者へ救援物資を配布 【ハルツーム:本紙】 サウジアラビアのサルマン国王人道支援救助センター(KSrelief)は昨日火曜日、スーダンの首都ハルツーム北部ワド=ラムリ地区の大雨と洪水の被災者に救援物資を配布した。(その配布セレモニーには)在スーダンサウジアラビア大使館大使代理ムハンマド=トゥルキー氏、(KSreliefの)救急援助部副部長ナセル=スバイエ氏が率いるチーム、慈善活動家たちのグループが出席した。 トゥルキー氏は(セレモニー 全文をよむ
■トルコで増大する反シリア感情 【ソーナー・チャガプタイ】 6月22日、イスタンブル県のアリー・イェルリカヤ知事の事務所は、イスタンブルに登録されていないシリア人は8月20日までに同県から強制的に退去させるだろうと発表した。その時既に未登録のシリア人の追加登録申し込みは一切受け付けていなかった一方で、イスタンブルだけでそのような未登録のシリア人は50万人も居住していた。この発表は、中央政府により任命された高官の事務所から発出されており、難民問題をめぐる国家の政治的緊張の高まり 全文をよむ
【カイロ:本紙】 ■ネリー・カリームとアーセル・ヤースィーンが国際移住機関(IOM)の親善大使に 国際移住機関(IOM)は、視聴覚メディアにおいて大きな存在感を発揮するエジプトのスターであるネリー・カリームとアーセル・ヤースィーンの2人を同機関の親善大使に選出したと発表した。IOMは、移民の権利保護、組織的移民の好影響と不法移住の危険に関する認識向上、安全で秩序ある移民の促進に彼らが貢献するだろうと考えている。 IOMエジプト事務所のローラン・デ・ビュイック代表は、 全文をよむ
レバノン:ロシアは発電所建設を通じてレバノンの電力問題解決に協力する用意がある ■ロシア大使は、レバノンでの発電所の建設を提案 ■ロシアのシリア駐留部隊はイスラエルではなくテロと戦うため 【ベイルート:本紙】 アレクサンドル・ザスプキン駐ベイルート・ロシア大使は「我が国は、新たな発電所の建設を通して、レバノンにおける電力問題の解決に協力する用意がある」と述べた。また、「この地域で起きていることに対するレバノン・ロシア間の共通のビジョン」を指摘するとともに、「ロ 全文をよむ
■モロッコ国王とバチカン教皇は、エルサレムの「唯一性と聖性」を確認 【ラバト:アナトリア通信】 モロッコのムハンマド6世国王とバチカンのフランシスコ教皇は土曜日(3月30日)の晩、エルサレムの唯一性と聖性を確認した。 上記の確認は、「エルサレム」に関する声明の中で言及された。この声明は、モロッコの首都ラバトの王宮で署名され、アラビア語とイタリア語で読み上げられた。 また両者は、人類の共同遺産としてエルサレムを保護することを訴えた。さらに、3つの一神教の信者 全文をよむ
■イスラーム協力機構使節団がニュージーランドの事件の犠牲者の葬儀に参列 【ジェッダ:本紙】 イスラーム協力機構(OIC)事務局の高官級使節団が今日(29日)、クライストチャーチ市の2つのモスクで起きたテロ事件の犠牲者を悼むためにニュージーランド政府が主催した国葬に参加した。 OIC使節団は、ユースフ・ウサイミーン事務局長に代わって弔意を示し、ニュージーランド政府ならびに困難な日々を贈る遺族に寄り添うと表明した。 使節団はまた、大群衆、59ヵ国の公式使節団、 全文をよむ
■サウジアラビアとエジプトの反対にもかかわらず、アラブ議会はイスラエルとの正常化拒否を堅持(4) 【アンマン:本紙】 第8条: パレスチナの土地接収と(イスラエル)国家のユダヤ性を押し付ける試みを通じた入植計画の拡張に代表されるイスラエルの一方的な措置は、既成事実を押し付けることを目的とした計画であり、このような重大な侵害に終止符を打つアラブの努力を要請するものだ。また、エルサレムやその他の場所におけるイスラームとキリスト教の権利は、永遠、歴史的かつ永続する権利であり、こ 全文をよむ
■サウジアラビアとエジプトの反対にもかかわらず、アラブ議会はイスラエルとの正常化拒否を堅持(3) 【アンマン:本紙】 第1条: アラブ議会は我々の抱える諸問題の筆頭に来る優先課題として、パレスチナ問題の中心性を確認する。そして、国際的な正統性のある決定によって規定された、あるいはアラブ和平イニシアティブの中で同意に至ったパレスチナの諸権利を逸脱するあらゆる解決策は、実行不可能な解決策であることを確認する。 第2条: パレスチナの同胞らの歴史的な闘争における彼 全文をよむ
■サウジアラビアとエジプトの反対にもかかわらず、アラブ議会はイスラエルとの関係正常化拒否を堅持(2) 【アンマン:本紙】 タラーウィナ下院議長は様々な代表団と合意に至り、レバノンのナビーフ・ビッリー国民議会議長、パレスチナ代表団、シリアのハムーダ・サッバーグ人民議会議長がタラーウィナ議長への支持の言葉を表明した。 アラブ議会の会議は日曜日(3日)、ヨルダンの首都アンマンで「エルサレムはパレスチナ国家の永遠の首都である」というスローガンのもと始まり、16のアラブ諸国の 全文をよむ
■サウジアラビアとエジプトの反対にもかかわらず、アラブ議会はイスラエルとの関係正常化拒否を堅持(1) 【アンマン:本紙】 月曜日(4日)、ヨルダンで開催された第29回アラブ議会(注:アラブ連盟の立法議会)の会議は終日白熱したものとなり、イスラエルとの関係正常化拒否問題に関する議論に終始した。 会議は、最終宣言の最終的な信任の前に同宣言の条項案の議論を集中的に行った。なお、同宣言の前文には、イスラエルとの関係正常化停止に関する13の条項が明記された。 条文は 全文をよむ
イラク:米軍撤退の決定を受け、イラク政府はシリアでの新たな役割を模索(2) ■米軍撤退後のシリアにおけるイラクとその新たな役割 【バグダード:本紙、ムスタファ・アビーディー】 イラクはイラン、ロシア、シリアとの4ヵ国連合の動きと協調する形で行動している。この連合を通じて共同作戦室内における連絡調整が継続的に行われ、情報交換および「ダーイシュ」とシリアの反体制派集団に対する作戦運用が行われている。 一方、イラク国家安全保障議会は最近、アーディル・アブドゥルマ 全文をよむ
■米軍撤退後のシリアにおけるイラクとその新たな役割 【バグダード:本紙、ムスタファ・アビーディー】 米軍のシリアからの撤退とイラクでの残留というドナルド・トランプ大統領の決定を受け、イラク政府はこの決定による影響に本格的に対処することについて大きな関心を抱いているようだ。イラクでは、シリアとの国境沿いに存在する「ダーイシュ」の脅威や、2014年6月に「ダーイシュ」が突如モースルに出現した際のシナリオが繰り返されることに対する不安が増大している。こうした中、イラク市民の間ではシ 全文をよむ
■UNHCRとUNICEFによる報告書:レバノンにおける難民の借金が過去最大に 【ベイルート:本紙】 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のレバノン事務所は、国連の年間調査の概要について報告書を発行した。報告書は2018年を通じてレバノンにいるシリア難民の借金がかつてないまでに積み上がったことをとりまとめて伝えた。 報告書は国連に属する3つの機関、UNHCR、国連世界食糧計画(WFP)、国連児童基金「UNICEF」が共同で編集し、昨日(25日)発行された。 全文をよむ
■国連安保理、エリトリアへの制裁を解除 【アブダビ:シャフィーク・アサディー】 国連安保理は昨日(14日)エリトリア対して10年近く課されていた武器禁輸措置と特定の制裁を解除することで合意した。これはエリトリアとエチオピアとが接近していることと、同国とジブチとの関係の「雪融け」がみられることを受けての措置だ。また、この決議はエルトリアとジブチに対して関係正常化と国境紛争の終結に向けて取り組むよう呼びかけた。 さらに、アントニオ・グテーレス国連事務総長は来年2月15日 全文をよむ
■サウジアラビア皇太子「私は力強く偉大な国民とともに生きている。中東は『新たなヨーロッパ』となるだろう。」 【リヤド:本紙】 サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマーン皇太子は、同国は過激主義に対する戦争を継続していると確認した。また、「我々の改革は継続しており、だれも我々を止めることはできない」と強調した。 同皇太子は、本日(10月24日)水曜日に、リヤドで開催されている投資イニシアチブ会議の席で、「私は力強く偉大な国民とともに生きている」と述べた。また、「中 全文をよむ
■アブルゲイト氏:アラブ情勢は悲劇的な局面を辿っている 【カイロ:ムハンマド・シャーズリー】 アフマド・アブルゲイト・アラブ連盟事務総長は、アラブ情勢が悲劇的な局面に直面していることは遺憾であると表明し、エジプト外務評議会で行った講演の中で「アラブ情勢は不揃いで細分化された状態に苦しんでいる。こうした状態は、将来の世界情勢が課す困難な障害に対する実質的な対処をアラブ情勢に不可能にさせるだろう」と述べた。 また同氏は、「依然として「アラブ連盟」はアラブが自らの諸問題を 全文をよむ
■ハーシュクジー氏が消息を絶った日にイスタンブールに到着したサウジアラビアの航空機2機に関する新しい情報が判明 【イスタンブール: 本紙、イスマイール・ジャマール】 トルコの報道筋は、サウジアラビア人作家・ジャーナリストのジャマール・ハーシュクジー氏が行方不明となった時間帯に、トルコのイスタンブールへ到着したサウジアラビアの航空機2機に関する新しい情報を明かした。なお、同氏は先週火曜日(10月2日)にイスタンブールにあるサウジアラビアの領事館に入った直後に消息を絶った。 全文をよむ
■カイロでリビア関連の会議が開催、混乱と分裂の終結および国家機関の統合を呼びかける 【本紙:アスマー・フサイニー】 「リビア民主統一(Libyan Democratic Unity)」が昨日(6日)カイロで開催した会議で、リビアの分裂と混乱の終結および国家機関の統合が呼びかけられた。この会議には、リビアの部族長や名士、市民社会団体の代表者らが多数出席した。 会議の最終声明では、リビアで起きている暴力や破壊の停止、および国家機関の再建が呼びかけられるとともに、リビア国 全文をよむ
サウジアラビア:バブ・エル・マンデブ海峡を通じた全ての原油積荷の輸送を停止 ■サウジアラビアはバブ・エル・マンデブ海峡を通じた全ての原油積荷の輸送停止を発表 【リヤド:本紙】 サウジアラビアのハーリド・ファーリフ・エネルギー・産業・鉱物資源大臣は25日夜、バブ・エル・マンデブ海峡を通過する全ての原油の積荷の輸送を、同海峡の航行が即時かつ一時的に安全になるまで停止すると発表した。 国営サウジ通信(SPA)によると、トゥルキー・マーリキー・イエメンにおける正統 全文をよむ
■モロッコ・EU間の海洋漁業協定の更新 【ラバト:ムハンマド・シャルキー】 4か月にわたる困難で骨の折れる交渉の末、欧州連合(EU)とモロッコは海洋漁業協定を更新した。この協定は、その額はまだ明らかになっていないが、金銭的な補償と引き換えに、欧州の数十隻の船舶がサハラ地域を含むモロッコ領海での漁業の再開を許可するものである。 モロッコ外務省と欧州委員会が昨日(20日)発表した声明によると、双方は漁業分野における協力プロトコルを交わした。プロトコルは、当該地域の住民が 全文をよむ
イラク:エネルギー不足 ■イラク:イランがイラクのエネルギー不足の危機を悪化させる 【バグダード:アナドル通信社】 イラン電力省は6日金曜日、イラン側がイラクが負債を積み重ねていることを受けて、1000メガワットの電力の供給を止め、これによってイラクのエネルギー不足の危機が深刻化したと述べた。 また、ムスアブ・ムダッリス電力省報道官は「イランは6日、イラクへの電力供給をやめた。これにより、イラク南部のジーカール県、マイサーン県、バスラ県で停電の時間が増加し 全文をよむ
■イスラエルのTVチャンネル: イスラエル空軍を訪れた湾岸の軍事使節はUAEから 【ナザレ: 本紙】 イスラエルのTVチャンネル「i24News」(アラビア語放送)に対し湾岸の情報筋は、最近イスラエルを訪れた湾岸の軍事使節は、UAEからのものであり、アメリカの高官が随行していたと明らかにした。 同チャンネルは同湾岸の情報筋の発言として、UAEの軍事使節は同国空軍に所属しており、イスラエル空軍が所有するアメリカの最新戦闘機F35をモデルに製造された戦闘機の性能を視察す 全文をよむ
■イドリブ県の虐殺は「緊張緩和地帯」合意存続の試金石 【ベイルート:本紙】 シリア北部イドリブ県のザルダナー村で昨日、怒りに包まれ、破壊された光景が広がる中で新たな虐殺の犠牲者たちの追悼が行われた。反体制派はロシアの戦闘員が虐殺を実行したと非難したが、ロシア政府は即座にそれを否定した。しかし、今回の出来事はロシアのソチの保養地で今月開催された会合に先立ち、アスタナ・プロセスにおいて(ロシア・トルコ・イランの)3つの保証国が署名した「緊張緩和地帯合意」に逆らう「挑戦」だといえる 全文をよむ
■イエメン:イエメン軍と人民委員会がジーザーン州にあるサウジアラビアの軍事拠点「MBC」へ侵攻 【本紙】 イエメンの軍事メディアは、イエメン軍と人民委員会がサウジアラビアの軍事拠点である「MBC」へ侵攻して完全に制圧し、ジーザーン州に駐屯するサウジアラビア軍の大量の武器を奪取したと伝えた。 一方サウジアラビアメディアは、ナジュラーン州とジーザーン州でイエメン軍と人民委員会に応戦する中で5人のサウジアラビア兵士が死亡したと発表した。また(イエメンの)サアダ県では、国境 全文をよむ
■ラッセンEU大使:レバノンは混乱の中で特筆すべき適応能力を発揮 【ベイルート:本紙】 クリスティーナ・ラッセン在レバノンEU大使は、レバノンは地域の混乱の中、選挙実施を通して改めて特筆すべき適応能力を発揮した、と述べた。またこの2ヵ月に開催され、レバノンの様々な側面を取り上げた国際会議は、我々皆が誇りに思うこの国の安定に貢献したと考えている。 同大使は、「欧州統合プロセスの先駆けとなり、EUを生み出した1950年のシューマン宣言」への署名(ヨーロッパの日)を記念 全文をよむ
■ラッセンEU大使:レバノンは混乱の中で特筆すべき適応能力を発揮 【ベイルート:本紙】 同大使は次のように述べた。「レバノンの正当な治安機関を支援するための国際グループ会合がローマで開かれた。また、国際社会はパリにおいてレバノン政府の経済会合を支援した。さらにシリア危機の被害を最も受けた国々、とりわけレバノンを難民らが祖国に帰還できるまで支援するため、世界各地から80の代表団がブリュッセルに集った。この3つの会議において最大の支援がヨーロッパやEU、そしてその加盟国からのもの 全文をよむ
■イスラエルはガザ地区との境界線にて子供に対する犯罪を続け、米国はそれを正当化 ■シャアスパレスチナ大統領顧問:「我々は占領者の司令官を国際刑事裁判所に訴追する」 【被占領地パレスチナ:ムハンマド・アブーシャバーブ】 ガザ東部の分離フェンス付近でパレスチナ人の血が大量に流されつづけている。これは拡散弾頭をはじめとする国際法で禁止されている武器の使用を躊躇わず、当事者たちの分断を引き起こす占領者(イスラエルのこと)の銃弾によって流される血だ。そしてこれらの犯罪と国際的正義の 全文をよむ
■アラブ連盟会議は「ガザの犯罪」への国際的捜査を要求 【カイロ:本紙】 アラブ連盟会議は昨日(3日) 、サウジアラビアが議長国となりカイロで開催された常駐代表級緊急会議において、パレスチナ人らの要求を全会一致で支持した。要求内容は、先週金曜日(3月30日)の「土地の日」のデモに参加したパレスチナ民間人に対する「戦争犯罪」と「人権に対する犯罪」への緊急捜査を国際刑事裁判所に付託することだ。同会議は同様に国連総会に対し、パレスチナ民衆の保護を要請する構えを示した。国連安保理は本 全文をよむ
■「ポリサリオ」戦線 モロッコの苦情に対し「戦争」で脅迫 【ラバト:本紙】 (モロッコからの)分離を主張し、アルジェリアの支援を受けるポリサリオ戦線は、モロッコ側の公表に反発した。モロッコは、西サハラにおける分離地帯に同戦線が度々侵入しており「非常に危険」で、国際(条約の)諸条項に違反していると安全保障理事会に報告したという。また同戦線は、モロッコのナースィル・ブーリータ外務大臣が、自身の国は「責任を持ち、当該地域において起こり得るいかなる変化も容認しない」と強調したこと 全文をよむ
■ムラデノフ中東和平プロセス特別調整官:国連は1967年国境線にいかなる変更も認めない 【ニューヨーク(国連):本紙、アブドゥル・ハミード・スィヤーム】 国連のニコライ・ムラデノフ中東和平プロセス特別調整官は、国連安保理決議第2334号(2016年採択)に関する3ヶ月毎の報告会で、イスラエルが同決議を遵守していないと述べた。同決議は、イスラエルに対し1967年に占領したパレスチナの土地における入植活動や入植地拡大を停止するよう求めるものである。またムラデノフ調整官は国連パレス 全文をよむ
■香港の証券取引所CEO:「アラムコ」との株式提供に向けた良き対話を進めている [ダーラン:本紙] 香港証券取引所CEOのチャールズ・リー氏は昨日、世界の証券取引市場において予定されるサウジアラビア「アラムコ」の莫大な株式の公開に関して、香港証券取引所が同社と「良き対話」を「活発に」続けていると強調した。今回の発言は、「アラムコ」が国内で鋼鉄生産の統合工場を建設する意思を明らかにしたことを受けたものだ。アラムコは最近、サウジアラビア東部ラアス=ハイル地域で同工場建設の実行可能 全文をよむ
◾「シリア民主軍」が「定住」を目標にラッカの収拾を続け、「内部」組織と連携....国連は6万1千人がラッカへ帰還と発表。 【本紙:諸通信社] 国連は6万人以上の民間人が、アメリカが主導する有志連合によって破壊されたラッカ市街に帰還したと発表した。その一方でシリア民主軍は、自派の諸計画とアメリカが支援する諸計画を実行し続けている。後者の計画は、「再建」という名目で、ダマスカスと調整しない国際機関と協力し、ラッカの再整備を行う計画だ。 シリア民主軍は昨年10月20日にラ 全文をよむ
■UNRWAはパレスチナのために国際寄付キャンベルを実施:アズハル会議にてアッバース氏、「我々はパレスチナ国家と首都東エルサレムを樹立するまで戦いを決して止めないだろう」 【RT、AFP、SANA、WAFA】 パレスチナのマフムード・アッバース大統領は、エルサレムはパレスチナ国家の永久の首都であり、パレスチナの民衆は自らの土地を解放するべく戦いを止めないと強調した。 アッバース大統領は昨日、カイロで開催中のエルサレム支援のためのアズハル世界会議にて「エルサレムはあな 全文をよむ
■カタールの複数の戦闘機がUAEの民間機を妨害 【ドバイ:本紙、AFP】 アラブ首長国連邦民間航空総局(UAE GCAA) は昨日、2機目の民間航空機がマナマの国際バハレーン空港への着陸段階に入ったところ、カタールの複数の戦闘機がこれを妨害したと報じた。民間機は定期便で、フライトスケジュールは組まれていた。航路は既知の通常ルート、この定期便の運航に際して必要な認可は受けており、国際的な承認を得ていたという。今般の妨害は、民間機の安全に対する度重なる脅迫と国際条約及び国際法への 全文をよむ
■イスラエルがダマスカス郊外県にあるシリア軍基地を爆撃 【ドバイ:本紙】 シリア軍武装部隊総司令部は9日(火曜)、夜明け頃イスラエル戦闘機がシリアのダマスカス郊外県クタイファ市にある複数の軍事拠点をミサイルで爆撃したと発表した。また、シリア防空軍はミサイル3機を撃墜、攻撃してきたイスラエルの戦闘機一機を破損させたと発表した。 「SANA」が報じた軍の声明によると「早朝、イスラエルは航空機と地対地ミサイルを用いてダマスクス近郊を爆撃した。さらに午前2時40分頃、複数の 全文をよむ
パレスチナ: イスラエルはガザ地区を空爆 ■ガザからのロケット発射を受けてイスラエルがハマース拠点を空爆 【AFP】 イスラエルの飛行機が火曜日の朝、ガザ地区にあるハマースの複数の拠点を空爆した。ガザ地区からイスラエル南部に向けたロケット発射対する反撃だ。イスラエル軍とパレスチナ消息筋がこれを伝えた。負傷者については言及されていない。 イスラエル軍は声明の中で、飛行機は「テロ組織ハマースの部隊を標的にした」と発表した。 パレスチナ治安筋は「空爆は 全文をよむ
⬛ フィールドキャンペーンで30100人の違反者を摘発 【リヤド:本紙】 合同フィールドキャンペーンは、2月末から先の金曜日までに301000件以上の在留、労働、国境警備の 各種法律の違反者を摘発した。 在留法に違反した者の数は167598人に上った 。これに加え、労働法の違反者は96889人、国境警備の法律に違反した者は36827人に及んだ。 国境を越えてサウジアラビア国内に入ろうとして 捕まった者は合計 4043人に上った 。75%はイエメン国籍、23 全文をよむ
■エジプト:エルサレムのための怒りのデモ、イスラエル大使追放の訴え 【カイロ:本紙、ターミル・ヒンダ―ウィー】 アメリカのドナルド・トランプ大統領が同国大使館をエルサレムに移転すると決定したことに対し、エジプトでは民衆からの怒りの反応が相次いだ。またおなじみのカイロにある記者組合の階段ではデモ参加者を迎える動きも続いている。最後のデモから一年以上が経過していた。一方、複数の政党と組合は声明を発表し、その中でエジプト政権にイスラエル大使を追放するよう要求、アメリカ製品のボイコッ 全文をよむ
■ミクダード副外相:我々はパレスチナ問題における正義に対する信念と支持から目を背けたことはない 【シリア:諸通信社】 ファイサル・ミクダード副外相は、今なお続くあらゆる圧力にかかわらず、シリアは一日たりともシリア人とパレスチナ人を区別したことはなく、またパレスチナ問題の公正さに対する信念と支持を絶やしたことはないと強調した。 ミクダード副外相は昨日、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のピエール・クレヘンビュール事務局長とその随行団と会談した。 通 全文をよむ
■サウジアラビア、パレスチナ市民の恒久的な主権への賛成を強調 【リヤド:ヤースィル・シャーズィリー】 サウジアラビア王国は、東エルサレムを含む占領下のパレスチナ市民と、シリアのゴラン高原のアラブ人の天然資源に対する恒久主権決議に賛成票を投じることを強調した。サウジは、国連加盟国に対し、人道的な価値観と理念に従うこと、パレスチナ市民が奪われた土地に戻り、全ての人々に明白な人的災害が引き起こされ、長く続く苦労を終わらせる支援をする決議に賛成するよう呼びかけた。 同国は、 全文をよむ
■UNRWA事務局長は予算における赤字の埋め合わせを呼びかけ、難民へのサービス提供が不可能となることに警鐘を鳴らす(2) 【ガザ:本紙】 クレヘンビュール事務局長は、UNRWA保健局が活動地域内の様々な地点にある143のクリニックと保健センターにおいて「家庭医」の概念を先駆的に導入したと述べた。またガザ地区では2014年の紛争以降、8万5000世帯以上を対象にした住宅の建設を監督したと述べた。 同事務局長は、「国連総会のさらなる強力な参与」と表現されるところに称賛を 全文をよむ
■UNRWA事務局長は予算における赤字の埋め合わせを呼びかけ、難民へのサービス提供が不可能となることに警鐘を鳴らす(1) 【ガザ:本紙】 国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のピエール・クレヘンビュール事務局長は、5つの活動地域でサービスの提供を可能にすることを目的として、UNRWAの予算赤字を埋め合わせるために喫緊の資金援助を呼びかけた。同事務局長は、難民受け入れ国の政府やUNRWAの主要な支援国から成る諮問委員会に出席した大使らに対し、UNRWAの予算における赤字 全文をよむ
■エミレーツが「ボーイング」の飛行機40機を151億ドルで購入 【本紙】 エミレーツ航空のアフマド・ビン・サイード・アール・マクトゥーム社長は、同社が、価格表に基づいて、151億ドルで40機のボーイング787-10型機「ドリームライナー」を購入する契約を結んだと発表した。 ドバイに本社を置くエミレーツ航空は、ボーイング777型機の最大の顧客で、同型機を165機保有しており、更に164機の発注を確定している。 ドバイ民間航空庁長官とエミレーツグループのトップ 全文をよむ
■在レバノン・サウジ臨時代理大使が「バットマン」を使って、ハリーリー首相が「拘束された」と言う人にビンタをする。 【本紙】 サウジアラビアは、サアド・ハリーリー首相がリヤドから辞任表明をした直後から、レバノン人による広い批判にさらされ、ハリーリー首相拘束の嫌疑をかけられている。ハリーリー首相は、未だレバノンに帰国していない。これに対し、ワリード・ブハーリー在レバノン・サウジ臨時代理大使は11月13日の月曜日、ツイッター上で、男に平手打ちする「バットマン」の有名な絵を使用する皮 全文をよむ
■サウジ人の誘拐、湾岸諸国民はレバノンから退去 【ベイルート、リヤド:本紙】 レバノンのノハード・マシュヌーク内務大臣は、政局を乱すために政治危機を利用することは許されないと強調した上で、レバノン政府はサウジ国民1名が誘拐された問題に取り組んでいると強調した。また、「サウジ国民の安全と平和、全てのアラブ及び外国の市民はレバノン政府とその諸機関にとり優先事項である。安定と平和の侵害は、超えることの禁じられたレッドラインである。関係諸機関が動員されている」と語った。 高 全文をよむ
■トルコが「ダーイシュ」に属している容疑で111人を逮捕する 【ドバイ:本紙】 「アナドル通信社」が報じたところによると、トルコ当局は11月9日(木曜日)、首都アンカラの郊外における大規模作戦の一環として、「イスラム国」(ダーイシュ)に属すると疑われている111人のメンバーを逮捕した。 同通信社によると、当局はダーイシュに属すると疑われた245人に対する逮捕状を発行し、そのうち111人を逮捕した。一方で、作戦の一環として残りのメンバーに関する捜索は引き続き行われてお 全文をよむ
■カタール危機の議論のため、アブダビで四カ国会合 【アブダビ:本紙】 サウジアラビア、エジプト、アラブ首長国連邦、バーレーン、四カ国の外相が、シルバニヤス・フォーラムに際し、カタール危機問題をめぐりアブダビで協議した。エジプト外務省のアフマド・アブー・ゼイド報道官はこの協議について「四カ国の外相の間で、いくつかの共通の基準が反映された友好的な対話であった」と話した。 カタールは、危機を終結するために、同国と断交する4カ国と同じ席に着くという希望を表明した。カタールの 全文をよむ
■本紙がレバノンにおける難民や出生率、国際援助の数字を詳述。 UNHCRの報道官:シリア難民の内90%が帰還を望んでいる。 【ベイルート:本紙、サアド・イルヤース】 レバノン人は、シリア難民問題や彼らの帰国の実施方法につき見解をまとめる政府計画が決定されることを未だに待ち続けている。だが、これらの問題をめぐり意見は割れている。帰還の方法は自発的なのか、それとも強制なのかは、こうした政府計画を内閣の議題に挙げることへの相互理解を妨げている。 もし、ミシェル・アウン 全文をよむ
◼ファタハは「Twitter」を通じイギリス首相を攻撃し、「バルフォア宣言」を拒否。ハマースは同首相に政治的災害に対する謝罪を要求。「呪われた宣言」100周年の批判行動への参加に向けた準備が内外で広くされる。 【ガザ:本紙】 ファタハはSNS上で、イギリスのテリーザ・メイ首相と同国外務大臣に対するメディア・キャンペーンを開始した。両者が「バルフォア宣言」を支持したことがその背景にある。本日(2017年11月2日〕は、バルフォア宣言がユダヤ人たちに付与され、それに続いてパレスチ 全文をよむ
▪️軍高官を含むエジプト軍兵士が死亡 【カイロ:ムハンマド・サラーフ】 エジプト西部砂漠に位置するバハリーヤ・オアシス地方にて、警察部隊とテロリストの間での大きな戦闘が起こり、エジプト人兵士が16人以上が殺害された。死亡者には軍高官が含まれ、うち1人は准将だった。テロリストも被害を被った。ギザ県、ワーディー・ゲディード県、ファイユム県の治安部隊と軍の指導部は、 大規模な援軍を送る一方、ヘリコプターで武装勢力排除のため同地域を捜索した。 治安部隊は武装集団が首都から南 全文をよむ
■トルコはクルド人の「脅威」を排除するためイドリブに留まる 【ロンドン・本紙】 トルコのヌレッティン・ジャニクリ国防相は、トルコがさらされている脅威が消滅するまで、トルコはシリア北部のイドリブ県に留まるべきであると語った。専門家は、トルコ政府がトルコ軍とシリアの反体制勢力のうちトルコ寄りの武装勢力の一部をイドリブに派遣した主な目的は、シリア北部のクルド地域で自治政府が樹立される可能性を阻止することであった、と分析している。ジャニクリ国防相の声明と同時に、ロシア政府は米国の指揮 全文をよむ
■正規軍がマヤーディーンに入る 【ロンドン:本紙(ベイルート)、AFP、ロイター】 シリア正規軍は昨日、ロシアの航空支援を受けてマヤーディーン市内西部に進行した。「シリア人権監視団」が報じたところによると、同市はシリア東部における「ダーイシュ」の最大の拠点の一つであるという。人権監視団のラーミー・アブドゥルラフマーン代表は「AFP」通信社に以下のように語った。「正規軍はロシア空軍の援助を受け、シリア砂漠の方角から進み、マヤーディーン市内に入ることができた。そして市の西側の地区 全文をよむ
【ジュネーブ:ロイター】 国連人道問題担当事務次長マーク・ローコック氏は、6日ジュネーブでの記者会見にて、ムスリムであるロヒンギャの人々がミャンマーからバングラデシュへの逃亡を続けていると述べた。また同機関は、新しい波の流出の可能性に備えていることを確認した。 さらにローコック氏は、「このミャンマーからの人の流出はまだやんでいない。問題は、未だミャンマーに残る数十万のロヒンギャの人々である。更なる流出が発生した場合に準備ができているようにしたい」と語り、50万人が思慮に欠ける 全文をよむ
■トランプ大統領「イランは核合意の理念を尊重していない」 【ワシントン:AFP、ロイター】 ドナルド・トランプ大統領は昨日(木曜日)、イランが核合意の「精神」を尊重していないとし、この局面は「嵐の前の静けさ」だと強調した。これは、ホワイトハウスでのアメリカ軍幹部との会合での発言である。 トランプ大統領は、テヘランについて語る中で、イラン側は2015年にイランと6大国(米・中・露・仏・英・独)の間で調印された合意の精神を尊重していないと表明した。この合意は、イランの核 全文をよむ
◼︎ロシアの「ヤマル」がトルコの海峡を渡りシリアへ 【本紙】 メディアは、ロシア黒海艦隊所属の大型揚陸艦「ヤマル」がトルコの海峡を渡り、地中海に入ったと報じた。同艦は、シリアへの積荷を積載している。 複数のウェブサイトが、ボスポラス海峡を渡っている軍艦の写真を公表した。これらのサイトの一部はイスタンブールから、言及された戦艦がシリアのタルトゥースへ向かうものであると確認した。タルトゥースには、ロシア海軍所属の支援・技術供給所が設置されている。これらのサイトは、同艦の 全文をよむ
■エジプト・アメリカ軍事実弾演習「ブライトスター」が始動 【ライラ・ムスタファ】 エジプト・アメリカ合同演習演習「ブライトスター2017」の作業が始まった。これは北部軍事地域にあるムハンマド・ナギーブ軍事基地の戦闘訓練場において、9月10日から20日にかけて行われる。 今年の軍事演習演習「ブライトスター2017」の作業内容には、エジプトとアメリカの機械化歩兵と装甲車による実弾を使用した戦術プロジェクトが含まれ、エジプト空軍と海軍が空と海上での活動を伴う。また、この機 全文をよむ
■アラブ首長国連邦はクウェートによるカタール危機解決のための努力を評価:13の要求は放棄せず 【本紙:アクラム・サーミー】 アラブ首長国連邦のアンワル・ガルガーシュ外務大臣は、クウェートのシャイフ・サバーハ・アフマド・ジャービル・サバーハ首長のカタール危機への対応に謝意を表明した。同時に、中東4カ国の要求は、危機解決のための基本的な原則であることを確認した。 また、ガルガーシュ大臣はツイッターで「クウェートとその首長による、カタールと周辺の湾岸諸国間における危機対応 全文をよむ
■イスラエルがシリアの化学兵器とミサイル工場を爆撃 【ドバイ:本誌】 シリア軍は以下のように発表した。イスラエルの戦闘機が今日(木曜日)明朝、ハマー県のマスヤーフ近郊にある軍事地の一つを爆撃した。その結果、2人の兵士が死亡したという。一方で、イスラエルとレバノンの報道機関は、今次の爆撃はミサイルと化学兵器の生産工場を狙ったものだったと報じた。 「シリア・アラブ通信社」(SANA)は「軍・陸軍最高司令部」が声明で述べた言として、以下の旨報じた。。「宿敵イスラエルの航空 全文をよむ
■ワシントン:ヒズブッラーの武器は地域の安定と平和を脅かす 【ニューヨーク:アリー・バラディー】 アントニオ・グテーレス国連事務総長は、国連レバノン暫定駐留軍(UNIFIL)の駐留を更に1年延長することを国連安保理に求めた。UNIFIL現在の任期は8月31日に終了する予定。一方、ニッキー・ヘイリー米国連大使は、レバノン南部での「ヒズブッラーのテロリストどもの手」による違法な武器の散が、地域の「安定と平和への脅威」をなしているとの見方を示した。 ヘイリー大使は、ベイル 全文をよむ
一方イエメンは、UAE、サウジアラビア、イラン、アメリカの支配地となった。入り組み、ぶつかり合う多くの勢力の間での権力分配が存在する。イエメン国民自身も、UAEが港や空港を含むイエメンの多くの地域を支配するようになったと非難している。それだけでなく、UAEは過去にアデンの空港において、イエメン大統領機に着陸を禁じた。イエメンがUAEの植民地に変貌したのは過去のことだが、国内の戦場から遠くにあるソコトラ島の保護区にまで及んでいる。現在行われているイエメンの南北分割の試みも見逃せない。いずれは、いく 全文をよむ
【本紙:ファイサル・カースィム博士】 我々は死ぬまでに、アラブ世界は千の革命を必要とすると言い続けるのだろう。この本質は、我々がアラブの春の問題に回帰するたびに確認しなければならないものである。一部の人が一連の革命によって、我々が希望を失ったと思いこまないためにだ。しかし、シリア、イエメン、リビアに限り、革命の状況が帰着したものに光を当てるならば、我々には以下の事柄を問う権利があるのではないか。これらの国の国民は、悪魔から解放されるために立ち上がったのか。それとも、同地域の再植民地化の 全文をよむ
■モロッコの移民:2つの異なる現実を生きる 【ウジダ:スフヤーン・アルバーリー】 夏季を通じてモロッコの国境検問所は人で溢れ返る。この時期は厳戒態勢が敷かれ、移住先のモロッコ人居住区から検問所を渡ってくる国外在留者や外国人在留者を迎える様子が全国的にみられる。2014年、世界各地からの帰国者数は約450万人に上った。そのうち70%は45歳以下の青年である。モロッコ人居住区は西欧諸国、特にフランス、スペイン、ベルギー、イタリア、ドイツに集中して存在している。 6 全文をよむ
■トランプ大統領は和平合意到達に対して楽観的(3) 一方ネタニヤフ首相は、イランに対するトランプ大統領の「決然かつ明らかな」立場や、それが六か国とイランの核合意に反対するイスラエルの立場と一致すること、そしてトランプ大統領がイスラエル・パレスチナ間の和解のために尽力していることに敬意を表した。トランプ大統領は、アメリカの前政権がイランに与えたのは「尋常ではない取引であり、これは正しいことではない。我々は、彼らにテロの続行を許してしまった。しかし、私を信じて欲しい。イランは、一度たりとも 全文をよむ
■トランプ大統領は和平合意到達に対して楽観的(2) イスラエル筋は、トランプ大統領の最も重要な発言は、今日5月23日のイスラエル博物館での演説の中の述べられるだろうと述べた。一方、アメリカのレックス・ティラーソン国務長官は、昨5月22日、大統領専用機の機内で記者団に対し、「トランプ大統領、ネタニヤフ首相、アッバース大統領の三者会談は、今回の訪問中ではなく、次の日程の中で設定されるだろう」と発表した。 イスラエルの人々は、トランプ大統領がイスラエルに到着して数時間のうちに、同氏 全文をよむ
■トランプ大統領は和平合意達成に楽観的(1) 【ナザレ:アスアド・タルハミー、ラーマッラー:本紙】 マフムード・アッバース大統領は、今日5月23日、ベツレヘム市でイスラエルから来るドナルド・トランプ大統領を迎える。トランプ大統領は昨日5月22日の晩、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相との非公式会談の直後、パレスチナ・イスラエル間の和平合意到達に対して楽観的な見方を表明していた。 トランプ大統領は、西エルサレムのダビデ王ホテルで開催され、二時間にわたって続いた会談 全文をよむ
■アブー・ラディーナ氏:トランプ大統領はアッバース大統領に70年続いた苦難が終わるときが来たと伝えた クドゥス紙にトランプ大統領がパレスチナ大統領を「ホワイトハウスの客人」として招いたことを明かした 【ロンドン:本紙、アリー・サーリフ】 パレスチナ大統領マフムード・アッバース氏は昨夜〔10日〕、49日前に就任したアメリカ大統領ドナルド・トランプ氏から電話を受けた。パレスチナ自治政府の公式大統領府報道官のナビル・アブー・ラディーナによると、その会談は「素晴らしく、穏や 全文をよむ
■シリアでの病院爆撃に関して、ロシアおよびシリア政府が非難を受ける 【パリ:AFP】 国際NGO「国境なき医師団」(MSF)は昨日新しい情報を発表した。その情報に基づきMSFは、2016年2月に起きたシリア北西部の2つの病院への攻撃は、ロシア軍とシリア軍が行ったとして非難した。攻撃された病院の一つは、MSFが支援する施設だった。 イギリスの調査研究機関「フォレンジック・アーキテクチャー」の広報担当者によると、インターネット上で公開されたビデオ記録が、「ロシア軍とシリ 全文をよむ
■パレスチナ人はトランプ氏の就任を抗議で迎える 【ラーマッラー:ムハンマド・ユーニス】 パレスチナ人は昨日〔20日〕、ドナルド・トランプ米大統領の就任をデモで迎え、入植地建設活動とトランプ大統領がアメリカ大使館をエルサレムへ移転する決定を下したことに抗議した。また東エルサレムの「マアレ・アドゥミーム」という入植地として象徴的な村では、民衆抵抗運動の活動家たちが、アメリカ大使館をエルサレムに移転する決定に対し抗議した。さらにイスラエルのクネセト〔立法府〕に提出されたパレスチナの 全文をよむ
■「シリア反体制派」の派遣団が支援を求めてイスラエルへ 【占領下エルサレム:本紙】 シリア反体制派の派遣団が昨日(火曜日)から、エルサレムの「ヘブライ大学」所属機関「トルーマン研究所」の招待を受けてイスラエルを訪問している。この種の滅多にない訪問は、派遣団はシリア反体制派を「代表していない」、また訪問を「一種のイスラエル容認」と考えるアラブ人学生たちの怒りをかき立てた。 またイスラエルの『エルサレム・ポスト』によると、二人の反体制派、ウサーム・ザイトゥーンとシル 全文をよむ
■パレスチナにとっての歴史的決議:国連安保理はイスラエルに入植停止を求める アッバス議長はこれを占領政策への痛打とみなす…。イスラエルはアメリカが投票を棄権したことでアメリカはイスラエルを見捨てたと非難 【ニューヨーク:本紙】 歴史的かつ注目すべき出来事である。国連の安全保障理事会は昨夜[23日]、アメリカが棄権したものの、過半数である14カ国の賛成を以て、イスラエルに対しパレスチナの占領地における入植地建設活動の即時かつ完全なる停止を要求する決議案を採択した。本決 全文をよむ
■アレッポ東部からの「大脱出」 【モスクワ、ロンドン、ニューヨーク、ジュネーヴ、ベイルート、本紙、ロイター、AFP:ラーイド・ジャブル】 昨日、数万人の民間人とシリアの戦闘勢力によるアレッポ東部からの「大脱出」作戦が始まった。これはシリアとイランとの合意を経て、トルコから履行の約束を取り付け、ロシアがその実施を保証した合意に従うものである。昨日、負傷者と民間人を含む第一群がアレッポ西部郊外にある反体制派の占拠地域に到着した。血塗られたの戦いが始まって4年以上経過したが、今回の 全文をよむ
■駐イスラエル・フランス新大使:パリ和平会議はパレスチナ問題が諸危機の中に埋もれるのを防ぐ狙い 【カイロ:MENA】 エレーヌ・ル・ガル〔Hélène Le Gal〕駐イスラエル・フランス新大使は、今月中に行われる予定のパレスチナ・イスラエル紛争に関する和平会議が、他の世界的な諸危機の中にこの問題が埋もれてしまうのを防ぐことを基本的な狙いとしていることを明らかにした。 加えて、『Times of Israel』紙が火曜日〔13日〕に掲載した発言によれば、同大使は以下 全文をよむ
パレスチナ:大統領府が日本の天皇誕生日に際し演説 2016年11月25日付 al-Quds al-Arabi紙 ■タッイブ・アブドゥッラヒーム:我々は和平合意の達成を提唱するトランプ氏に応じる準備ができている 【ラマッラー発:本紙】 日本の天皇誕生日に際し、ラマッラーの大統領府で日本のパレスチナ訪問団を招いて行われたレセプションの席上、パレスチナ大統領府事務局長のタッイブ・アブドゥッラヒーム氏がマフムード・アッバース大統領に代わって、次のように述べた。「次 全文をよむ
■ロケット弾の発射に応えたイスラエルのガザ爆撃 【ドバイ、ガザ(占領地パレスチナ):本紙、AFP】 イスラエルの複数の航空機は今日(月曜日)、今朝、ガザ地区北部ベイトハヌーンから発射されたロケット弾がネゲブ西部に落ちたことへの報復として、同町への爆撃を開始した。 イスラエル軍は声明の中で、ガザ地区北部からイスラエル南部に向けてミサイルが発射されたと主張し、イスラエル軍の航空機がガザ地区北部にあるハマースが管理している施設およびガザ地区の他の場所に対する爆撃を開始した 全文をよむ
■「ユネスコ」が明後日エルサレムに関する決議案に投票 【ラーマッラー:本紙】 ユネスコが明後日〔10月26日〕、パレスチナが起草したエルサレムに関する決議案を投票することが予想されている。 世界遺産委員会の枠組みの中で提示される今回の決議案は、1週間半前に承認された決議よりは軽いものとなるだろう。ただし、この決議案もまたユダヤ人が神殿の丘と呼ぶエルサレムの神域とユダヤ人の間の結びつきを無視し、アルアクサー・モスク/エルサレムの神域をムスリムだけの崇拝の場とみなしてい 全文をよむ
■レバノン駐在国連特別調整官:イランとサウジアラビアはレバノンの政治危機の解決に対して協力しなければならない 【ニューヨーク:アブドゥルハミード・スィヤーム】 レバノン駐在国連特別調整官であるスィグリッド・カーグ氏は、サウジアラビアとイランの両国に対し、2年以上にわたってレバノンで起きている政治危機の解決に関する合意を訴えた。 カーグ氏はレバノンの状況に関して、非公開の協議委員会において国連安保理に状況報告を行い、このような争いの局面においては、レバノン国家の統一と 全文をよむ
2016年06月28日付 al-Quds al-Arabi紙 ■パレスチナ人抑留・釈放者支援協会会長のカラ-キウ氏、「イスラエルは拷問を合法化している唯一の国家であり、パレスチナ自治政府情報省は6月26日の「拷問の犠牲者を支援する国際デー」に際して、同国の占領について提訴する」と表明 【ラ-マッラ―:本紙】 パレスチナ人抑留・釈放者支援協会会長のイ-サ-・カラ-キウ氏は、「イスラエルは拷問を合法化し、拷問のための法律を備えている世界で唯一の国であり、拷問はパレスチナ人抑 全文をよむ
■国連世界難民の日:世界の難民は6500万人を超え、その大多数はアラブ人とイスラーム教徒である 【ニューヨーク:アブドゥルハミード・サイヤーム】 月曜日(20日)の午後、毎年6月20日にあたる世界難民の日に合わせ、国際連合本部で新規難民に関する文化イベントが開かれた。同イベントは国連事務総長の潘基文氏とヨルダン国連常任大使のディマ・カアワール氏、国連人道問題担当事務次長のスティーヴン・オブライアン氏、そして多くの外交関係者および各国職員によって開かれた。同イベントは国連難民高 全文をよむ
■モロッコはオランダへの移民労働者の権利の保護協定に署名 【ラバト:本紙】 モロッコは、同国の沙漠の民に対するオランダの補償金問題を乗り越え、オランダへのモロッコ人移民労働者の権利の保護のため、新たな社会保障協定に署名した。 モロッコ雇用・社会問題省の発表によれば、モロッコとオランダは、1972年2月14日に締結された社会保障のための一般協定の改正プロトコルについて、2013年から開始された一連の交渉の結果として、ラバトにおいて署名した。交渉の中では、この問題のさま 全文をよむ
■イエメン難民2万人のためにサウジアラビアから1000万ドルの支援 【サナア:ジャマール・ムハンマド】 サウジアラビア政府は、「人道支援・措置のためのサルマーン国王センター」を通じて、「国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)」や「国際移住機関(IOM)」と共に、共同実行プログラムに署名した。このプログラムは、安全を求めてイエメンからソマリアに避難したソマリア人帰還者やイエメン難民約2万名に対する1000万ドルの支援を目的としている。 政府の情報筋は本紙に対し、UNH 全文をよむ
■中東で3300万人が飢えに苦しむ 【ドバイ:ダラール・アブー・ガザーラ】 食糧浪費の問題は世界規模で関心と活動を高めている。政府や国際的組織、研究機関、生産者、流通業者、小売業者、消費者のもとには、この問題について、可能な解決策や変化を引き起こす力の創出などさまざまな意見が出されている。 「国際連合食糧農業機関」(FAO)はローマ本部で食糧安全保障に関する閣僚級会議を開催し、次のように述べた。近東および北アフリカの諸政府は、「食糧の不足と浪費の問題を認め、その防止 全文をよむ
■エジプトは「アラブ・トラベル・マーケット・エキシビション」で観光部門を宣伝する 【ドバイ:ダラール・アブー・ガザーラ】 エジプト観光大臣のヤフヤー・ラーシド氏が、昨日ドバイではじまった「アラブ・トラベル・マーケット・エキシビション」(開催中)において宣伝・広告キャンペーンを行っている。これは、昨年10月に発生したシャルム・エル・シェイクからロシアに向かうロシア機の爆破事件や、先月ルクソールからキプロスに向かう飛行機のハイジャック事件後の数ヶ月間にエジプト観光業が失った観光 全文をよむ
■アラブ有志連合の戦闘機がムカッラーにおいて「アル=カーイダ」を追跡 【サナア、アデン:本紙】 アラブ有志連合の戦闘機は昨日(3日)、タイズ県西部のワーズィイーヤ地区においてフースィー派武装集団およびアリー・サーリフ前大統領の部隊の拠点複数に対し集中的な爆撃を行った。これは、(フースィー派武装集団ならびにアリー・サーリフ前大統領部隊ら)反乱分子によって同地区が制圧された翌日のことだった。また、ハドラマウト(イエメン東部)の県都であるムカッラーの武装組織「アル=カーイダ」の 全文をよむ
■イラク政府:国際機関に「化学兵器」への注意を呼びかけ 【バグダード:本紙】 イラク外務省は昨日、「ダーイシュ」(「イスラーム国」)による、サラーフッディーン県のトルクメン人の町ターザに対する化学兵器を用いた攻撃を重大視するよう国際機関に呼びかけた。 同省のアハマド・ジャマール報道官が昨日の声明で述べたところによると、「我々は本件に関して積極的な外交行動を開始した。外務大臣は、本件を専門機関である化学兵器禁止機関(OPCW)、国連機関および安全保障理事会に通達しただ 全文をよむ
■シリア政府代表団は政治的移行を無視し、ゴラン高原の「返還」を要求 【ロンドン:イブラーヒーム・フマイディー】 本紙は昨日、ジュネーブでシリア政府代表団が訴えた文書の内容を入手した。それは、「1967年6月4日の境界線までのゴラン高原返還」、「テロとの戦い」におけるシリア政府軍への支援義務、そして近隣諸国による「武装兵」、つまり反体制派への支援停止といった一般原則を含むものである。 一方、同代表団は「政治的移行」に関する議論や米露が主導した国連安保理決議第2254号 全文をよむ
■プーチン大統領は今日、シリア駐留部隊の「大部分」の撤退を命令 【モスクワ:ラーイド・ジャバル、ロンドン:本紙】 ロシアのヴラジミール・プーチン大統領は今日、シリアで任務にあたってきた駐留部隊の「大部分」の撤退を命令、ロシアの軍事介入が「かなりの程度目標に到達した」と述べた。プーチン大統領はまた、クレムリンでの国防大臣、外務大臣との会議で「撤退は本日火曜日から始める」と述べた。さらに、クレムリンのドミトリー・ペスコフ広報官は、プーチン大統領がロシアの決定を伝えるため、シリアの 全文をよむ
■アブー・ガイト氏が連盟事務総長に 【カイロ:ムハンマド・シャーズィリー】 アラブ連盟諸国外相はカイロで招集された臨時会で、エジプトのアフマド・アブー・ガイト元外務大臣を5年の任期で第8代事務総長に選出した。アブー・ガイト氏任命に対するカタールの異議申し立てを解消するため、昨晩まで三度にわたり続けられた協議会を経た人事である。 アブー・ガイト氏はアラブ諸国から広範な支持を得ていたにもかかわらず、人事は、アブー・ガイト氏が競争相手のいない唯一の候補だという状況下でエジ 全文をよむ
■サウジアラビア:20カ国のアラブ・イスラーム諸国軍による「北の雷」が終了 【ハファル・バーティン:本紙】 サウジ領内で15日間にわたって実施されていたアラブ・イスラーム諸国20カ国の軍隊による軍事演習「北の雷」が、本日(木曜日)終了した。これに続けて明日金曜日は、全参加国による軍事パレードが実施される予定だ。 サウジのサルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ国王は、22カ国の首脳、高官らとともに、ハファル・バーティンの北部地域に位置するキング・ハリド軍事都市で、演習 全文をよむ
■ヨーロッパとモロッコ政府が交渉再開 【ラバト:ムハンマド・アシュハブ】 昨日ラバトで、モロッコとEUの間の交渉再開が発表された。この交渉はサハラ諸県で生産された農作物の輸入を禁じる欧州司法裁判所の決定を受けて一週間前から中断されていた。一方、潘基文国連事務総長は、モーリタニア難民を収容しているアルジェリア南部のサハラ・キャンプを訪問した。これは西サハラ問題におけるポリサリオ戦線とモロッコとの間の紛争終結に向けた交渉再開への取り組みの一環である。 EUのフェデリカ・ 全文をよむ
■UAE:バイデン米副大統領、中東歴訪をUAEより開始。イスラエルへ新たな和平イニシアチブは提案しない。 【アブダビ:シャフィーク・アサディー】 ジョー・バイデン米副大統領は6日午後、中東歴訪の一つとしてアラブ首長国連邦(UAE)への公式訪問を行う。これはイランやシリアに関する安全保障問題に加えて、米国が関心を向けている経済やエネルギー関連の事項について議論するための訪問である。同時にワシントン政府は、今回のイスラエルとラマッラー訪問では、新たな和平交渉に関して、いかなるイニ 全文をよむ
■大統領、日本政府がエジプト企業の能力を高めるために力を注いでいることを称讃する 日本の経済産業省副大臣:我々は皆さんに先進技術を提供することに関心を寄せている 【東京:アフマド・サーミ―・ムタワッリー】 アブドゥル・ファッターフ・スィースィー大統領は、「日本の経済産業省が、日本・エジプト両国の通商・経済関係を強化する領域において力を注いでいること、産業・貿易分野で活躍するエジプト企業の能力を高めるために支援をしていることを評価している」と表明した。 この表明は 全文をよむ
■潘基文氏のマグレブ訪問がモロッコの懸念を引き起こす 【ラバト:本紙、マフムード・マアルーフ】 3月に行われる国連事務総長のマグレブ地域訪問はモロッコによる多くの懸念を引き起こした。これは同訪問に、ポリサリオ前線の支配の下、解放されたとされる一方、国連がそれを非合法な支配と見なすサハラ諸地域が含まれるとの発表を受けたものである。 モロッコは潘基文事務総長氏が西サハラの東方前線に位置し、アルジェリアとの国境に近いビル・ラフルー地域を訪問し、現地でポリサリオ戦線の指揮官 全文をよむ
■クウェートがイランに政策の修正を呼びかけ 【クウェート市:ハマド・ジャースィル】 クウェートのジャービル・ムバーラク・ハマド・サバーフ首相はイランに対して、「東アラブ各地における緊張を鎮めるため、多くの政策や行動を改めるよう」呼びかけ、地域におけるいかなる新たな戦争も促さないとの姿勢を示した。同首相は、「イラン国内には異なる政策のせめぎ合いや潮流があり、強硬派もいれば穏健派もいる。我々は、善隣外交に則ってイランとそのアラブの隣国が互恵関係を築き、全ての湾岸諸国の主権が尊重さ 全文をよむ
■米露は停戦合意の実行に向けそれぞれの協力者を動員 【モスクワ:ラーイド・ジャバル;リヤド、アンカラ、ベイルート、パリ、ワシントン、ニューヨーク:本紙、ロイター、AFP】 アメリカとロシアは、シリアでの「敵対行為の停止」についての合意に向けた支援を得るため、国際社会・地域・シリア国内のそれぞれの協力者との連携を強化した。これは、紛争当事者が合意に対する立場を表明する期限が明日(25日)正午に、また合意の採択が金曜(26日)から土曜(27日)にかけての夜に迫っているのを受けての 全文をよむ
■国連、キーク氏の釈放を要求 【ガザ:ファトヒー・サッバーフ】 国連のニコライ・ムラデノフ中東和平プロセス特別調整官は、行政拘禁を科せられ85日間に及ぶハンガーストライキを継続中のジャーナリスト、ムハンマド・キーク氏の生命救助活動を要求した。また、国際機関はパレスチナ和解とパレスチナ解放機構(PLO)の計画に従って統一政府樹立を支援すると述べた。 同特別調査官は、昨日(17日)ガザ市にある「報道の館」機関の建物で開かれた記者会見の中で、国連は行政拘禁を拒否し、これに 全文をよむ
■モロッコの政党党首、アルジェリアに対し強硬姿勢、「占領国」とみなす 【ラバト:ムハンマド・アシュハブ】 「イスティクラール(独立)」党のハミード・シャバート党首は、アルジェリアを「占領国」と表現した。同党首はモロッコの東の隣国が「モロッコの主権下にあった土地を占領した」との訴えを新たにし、モロッコとサハラ諸県の支配を争うポリサリオ前線の避難民キャンプがあるティンドゥフ地域、そして「東サハラ」として知られる地域の中の土地などを例にあげた。 イスティクラール党党首は 全文をよむ
モロッコ:シリアでの地上戦参加については議論を継続 【ラバト:ムハンマド・マアルーフ】 モロッコは、サウジアラビアが提案したシリアでの地上戦へのモロッコ軍の参加に関する立場について説明した。モロッコのサラーフッディーン・ミズワール外相は一昨日水曜日、サウジアラビアのアーディル・ジュベイル外相とのラバトでの会談後、本件は「目下俎上に載っていない」と述べた。 ミズワール外相は、2時間続いたジュベイル外相との会談の中で「シリアでの地上介入の件には触れられなかった」とし、今 全文をよむ
■UAEは「ダーイシュ」を負かすため米国が主導する地上部隊介入への支援をおしまない 【アブダビ:シャフィーク・アサディー】 UAEのアンワル・カルカーシュ外務担当国務大臣は、「ダーイシュ」(イスラーム国)と戦う有志連合を同国政府が支援していると強調する一方、イラク軍が対ダーイシュ戦で進軍を続けていると指摘、またイラク政府に対してダーイシュに対抗するために、さらなる努力と協力を行うよう要請した。 カルカーシュ大臣は、アブダビ皇太子のムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ 全文をよむ
■パレスチナはフランスのイニシアティブの中に、イラン、シリア問題と同様の国際化の機会を見る 【ラマッラー:ムハンマド・ユーニス】 パレスチナは、国際和平会議の開催を視野に入れたフランスのイニシアティブを歓迎した。アメリカをはじめとする影響力のある諸勢力による控えめな(和平の)試みが行き詰ったことを認識しながらも、パレスチナは、今回のフランスのイニシアティブの中に、イランの核問題やシリア問題について実現したのと同様の国際的枠組が形成されるための道筋を見ている。 マフム 全文をよむ
■ラブロフ外相、「イスラーム軍」と「アフラール・シャーム」はテロ組織 【アブダビ:シャフーク・アサディー】 ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は昨日火曜、ロシアは「イスラーム軍」と「アフラール・シャーム」のジュネーブでのシリア会合への参加に単独であることを条件に合意するが、このことは二つの組織の「正当」性を意味しないと述べた。 同相は昨日、アブダビでのアブドゥッラー・ビン・ザーイド・アール・ナフヤーンUAE外相との会談終了直後に開かれた記者会見で、単独であることを条件に 全文をよむ
■ヨルダン:アブドゥッラー2世国王、ヨルダン人は「沸点」に達したと警告 【ロンドン:本紙、ロイター】 ヨルダンのアブドゥッラー2世国王は昨日(2日)、同国への数十万人のシリア難民移住による困難をうけ、ヨルダン国民が「沸点(我慢の限界)に達した」と警告した。 同国王は昨日(2日)、明日木曜日(4日)に開催されるシリア支援国会合に参加するためロンドンに到着する前に、英国放送協会(BBC)に対して、この大移住はヨルダンの社会サービス、インフラ、経済を強く圧迫し、中東地域の 全文をよむ
■欧州警察は1万人以上の難民の子どもが消息不明と発表、彼らの多くは売春・奴隷マフィアの支配下に 【マドリード:本紙、フサイン・マジュドゥービー】 シリア国内の悲劇的状況に注意が向けられ続ける一方、難民問題への取り組みの違いが原因で欧州連合(EU)でも政治的緊張が続いている。そして欧州警察「ユーロポール」は、また別の悲劇を明らかにした。1万人以上のシリア及び他の国籍の難民の子どもがヨーロッパの海岸にたどり着いてすぐに消えたというのだ。 難民の子どもに関する欧州警察の報 全文をよむ
■リヤドはジュネーブでの交渉に参加するシリア反体制派の決定を支持する 【ドバイ:本紙】 サウジアラビア外務省高官筋は今日(金曜日)、リヤドの「シリア革命反体制派諸組織」からなる「最高交渉委員会」が行った決定を支持すると表明した。この決定は、同委員会が国連とISSG(国際シリア支援グループ)の大多数の国々から得た確約に基づき、国連安保理決議第2254号の条項を完全に適用するために、ジュネーブ会議での交渉に参加するというものである。 サウジアラビア通信(SPA)が同消息 全文をよむ
■エジプト航空は従業員のロシア機爆破への関与を否定 【カイロ:ムハンマド・サラーフ】 エジプト当局は、ロシア旅客機爆破への関与の疑いでエジプト航空職員複数人を拘束したとの情報を否定した。同機は、ダーイシュ(イスラーム国)のエジプト支部が、昨年10月終わりにシナイ半島上空で爆破したと発表していた。ロイター通信が航空機墜落に関する捜査内容をよく知る複数の消息筋の話として伝えたところによると、エジプト航空の技術者1人が爆破を仕掛けた疑いがあるという。 (後略) 全文をよむ
■ロウハーニー大統領:イラン・サウジ関係の修復が最優先 【テヘラン:DPA】 イランのハサン・ロウハーニー大統領は、イランとサウジアラビアの外交関係の修復は最優先事項であるとしたが、二国間関係修復に向けて最初のステップを取るべきはサウジだと述べた。 ロウハーニー大統領は、イラン国営通信(IRNA)が金曜日に報じたフランスのTVチャンネル、カナル24でのインタビューの中で、サウジがとったイランとの国交断絶という措置は、起こった事件と釣り合わないものだと述べた。その事件 全文をよむ
■バシール大統領、南スーダンとの国境開放を命じる。 【ハルツーム:ヌール・アフマド・ヌール】 スーダンのウマル・バシール大統領はおよそ4か月前から封鎖されている南スーダンとの国境開放の決定を発表した。南スーダン政府はこの決定を歓迎し、両国の経済的連携の強化のための一つのステップと見なした。 南スーダン政府の報道官のマイケル・マーキー・ロイス報道官は「これは正しい道筋の中での前向きな決定である。なぜならこれはスーダンとの関係を正常化に導くであろうものだからだ」と述べた 全文をよむ
■ローザンヌの「ロシア・リスト」とジュネーブ交渉 【ロンドン:イブラーヒーム・ハミーディー;ニューヨーク、モスクワ、ベイルート:本紙、AFP】 「ロシア・リスト」のシリアの反体制派が、スタファン・デミストゥラ国連シリア特使による、来たる金曜日のジュネーブ交渉への「アドバイザー」としての参加呼び掛けに応じるべく殺到した。これに先立ち、昨日の長時間に及ぶ会合で、リヤド会議で組織された反体制派のための最高交渉委員会がその立場を固めた。 国連とスイス政府との合意調整により、 全文をよむ
■「北の雷」訓練…アラブ国家の治安保護のための軍事的メッセージ 【リヤド:ヤースィル・シャーズィリー】 駐サウジアラビア・エジプト大使館武官のムハンマド・アブー・バクル参謀准将は、「北の雷(ラアド・シャマール)」訓練のためのサウジアラビアの支援について強調した。同作戦は合同アラブ治安維持の一環で、ヨルダンの部隊に加えてエジプトが参加し、数日以内に開始される。 同武官は月曜日の本紙との電話の中で、「訓練への参加はサウジアラビアとエジプトとの関係強化の一環である」と述べ 全文をよむ
■クウェート国民議会議長、サウジアラビアへの内政干渉に抗議 【バグダード:本紙】 クウェート国民議会のマルズーク・ガーニム議長は、イランのアリー・ラーリージャーニー国会議長が語ったサウジアラビアへの内政干渉ととられる発言内容に抗議を表明した。 ガーニム議長は、本日(日曜日)イラクの首都バグダードで開催されるイスラーム協力機構加盟国議会同盟の首脳会議へ参加するにあたって「私がはっきりと伝えておきたいことは、われわれがこの会議に出席するのは、協力し合って互いの意見を近づ 全文をよむ
■ケリー米国務長官、本日武装集団とクルドの「代表問題」を解決するため、ヒジャーブ元首相に圧力 【ロンドン:イブラーヒーム・ハミーディー】 ジュネーブ会合でのクルド人代表「問題」が起こる中、反体制派の代表使節団長アスアド・ザアビー准将と、交渉責任者二名のうち年長の「イスラーム軍」幹部の1人で交渉の重要人物であるムハンマド・ムスタファー・アッルーシュが交渉メンバーから除外、2人の市民に変更され、さらに「ロシア・リスト」(※ジュネーブ3会議への出席を求めている反体制派代表者のリスト 全文をよむ
■「サウジアラビア港湾局」が「テヘランの船」を禁止 【ジェッダ:ムナー・マンジューミー】 サウジアラビアがイランと国交断絶して約2週間後、経済関係機関は地域と世界全体を動かしたその政治的決定の適用に乗り出した。本紙が情報筋から入手した情報では、イランの旗を携えた商船に対してサウジ港湾局は「望ましくない」と通達した。 サウジ港湾局は、今後の(変更の)指示が出るまで、イランとの断交にかかわる公式決定に倣い、すべての関連当局に対し、「イラン国旗を掲げた」同国商船の入港を 全文をよむ
■外務省:対トルコ関係が危機に直面 【ムハンマド・アジュルーディー】 外務省の報道官であるアフマド・アブー・ザイイド参事官が強調したところによると、エジプト・イラン関係には原則と枠組みがあり、周知の歴史背景により25年間以上大使レベルの外交関係は存在しない。このため、背景が変わり質的展開が起これらない限り、両国間関係に変化や進展が起きることは期待できない。 同じ参事官は、トルコとの溝を埋めるための仲介に向けてなされた取り組みに関する外交問題編集者との拡大会談で、本件 全文をよむ
■クリントン氏:シリア活動家と会い「アサド抜き」のより良い未来を約束 【ワシントン:ジョイス・カラム】 シリア危機に対する自己の立場を反映し、またシリア危機に大きく関与することを示すというステップとして、民主党の大統領候補ヒラリー・クリントン前国務長官は水曜日(20日)の夜から木曜日(21日)にかけて、アメリカの首都、ワシントンでシリア活動家らと会談した。この会談では、シリア紛争の進捗や、元ファースト・レディーが大統領に就任した場合の飛行禁止区域設定計画などが話し合われた。 全文をよむ
■ジュネーブ会合の「限定的延期」 【パリ:アールリート・フーリー;ニューヨーク:本紙】 月曜日に予定されていたシリア国内勢力間のジュネーブ会合の延期が、数日ではあるが、ほぼ確定したようだ。延期は、国際社会と国連が会議の期間内の開催への反対という障害を乗り越えられるまでである。現在、直前のリヤド会議に基づいて形成された武装勢力と民間人を含む、皆がシリア危機の政治的解決に同意するグループとは別の反体制代表団とシリア政権との交渉を設けようとする、ロシアの思惑が見られる。 全文をよむ
■イスラエル法相, クルド人国家の樹立及び「シリアとイラクの再編」を煽る 【ダマスカス:本紙】 イスラエル法務相アイレット・シャーキドは自らを倫理の伝達者と称し、域内でのクルド人国家の樹立を呼びかけた。イスラエル国家安全保障研究所がテルアビブ大学で開催した会議でのスピーチで、同相は以下の通り述べた。「イスラエルはイランやトルコから独立したクルド人国家の樹立を公に呼びかけなければならない。この国家は、域内でより穏健な当事者ら立場を強化するものである。」これはイラクとシリアの再編 全文をよむ
■サウジアラビア:イラン高官、ジッダへ 【ジッダ:ムナー・マンジューミー】 イスラーム協力機構(OIC)加盟国の外相らは明日(木曜日)、イランでの在テヘラン・サウジ大使館、在マシュハド・サウジ領事館への襲撃事件について話し合うため、同機構の本部で緊急会議を開催する。OICの消息筋は本紙対し、イランは加盟国の一員として会議に参加する予定だと明らかにした。これに先立って、OIC事務局長はサウジのアーディル・ジュバイル外相から会議開催を要請する書簡を受け取っており、加盟国のほとんど 全文をよむ
■デミストゥラ特使、シリア交渉を前に「硬化」に直面 【ニューヨーク、ロンドン、パリ:本紙】 スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当特使がシリア体制側、反体制双方から聞いたところでは、両者ともこれまでの姿勢を緩和することはないとする中、昨日の電話会談により、両者間のジュネーブ交渉ラウンドの準備が加速した。基本武装勢力は昨日、体制側が封鎖地域への人道支援到着を許可し、市民を狙った爆撃を直ちに停止するまで、反体制派の代表が体制側と交渉の席につくことを拒んだ。 この間に、 全文をよむ
■ドイツがエジプトに政治・経済的支援、シュクリー外相は本紙に対し、様々な分野での二国間協力の強化を述べる 2016年1月14日 【ベルリン:マーズィン・ヒサーン;カイロ:ムハンマド・アジュルーディー】 現在ベルリン訪問中のサーミフ・シュクリー・エジプト外相は昨日、ドイツのジグマール・ガブリエル副首相兼経済・エネルギー相とフランク=ヴァルター・シュタインマイヤー外相と会見した。 アフマド・アブー・ザイード外務省公式報道官は、この会見がエジプト・ドイツ二国間関係の強 全文をよむ
■シリア難民、厳しい冬に直面 【ドバイ:フセイン・ヤーズィジー(本紙調査部)】 約500万人のシリア難民が厳しい冬を迎えようとしている。彼らの大多数はレバノン、ヨルダン、トルコ、エジプト、イラクの難民キャンプに住んでおり、深刻な食糧・医療不足に多くが苦しむ中、気温低下と積雪が続くと予想されている。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、特に冬季、シリア人の約19万5千世帯が重大な危機にさらされると警告し、関係機関に支援の提供を呼びかけた。 約200万人のシリア難民 全文をよむ
■湾岸協力会議、テヘランのサウジ大使館襲撃の影響を議論 【テヘラン:ムハンマド・サーリフ・スィドゥキヤーン、クウェート:ハマド・ジャースィル、リヤード:本紙】 湾岸協力会議(GCC)加盟国外相はリヤードで今日(9日)、サウジアラビア外相兼GCC閣僚評議会現議長のアーディル・ジュバイル氏が議長を務める会議を開催する。GCC事務局長アブドゥッラティーフ・ザイヤーニー博士は、会議について「テヘランのサウジ大使館およびイラン、マシュハドのサウジ領事館襲撃の影響を検討するために」行われ 全文をよむ
■ヨルダン:シリア難民に国境は開かれている 【ドバイ:アフナーン・サマーディー】 ヨルダン政府のムハンマド・ムーマニー公式報道官は先週、シリアとヨルダンの外交関係がまだ開かれており、ヨルダンは引き続きシリア難民の受け入れ政策に取り組むと述べた。 ヨルダン通信(ぺトラ)によれば、イルビド市(ヨルダン北部)で行なわれた「ヨルダン対話・思考・発展協会」の講演でムーマニー報道官は、「ダマスカスのヨルダン大使館職員は今も業務をしている、アンマンのシリア大使館の扉は開かれており 全文をよむ
■サウジのジュバイル外相がエジプト外相と両国関係を議論 【リヤード:本紙】 サウジアラビアのアーディル・ジュバイル外相は月曜日(4日)午前、エジプトのサーミフ・シュクリー外相と、数々の両国共通の関心事項や両国関係に関する協議を行った。、 サウジ国営通信(SPA)が伝えたところによると、ジュバイル氏はシュクリー氏との会談後に行われた記者会見で以下のように述べた。「今回の会談は、サウジ・エジプト間の調整会議に合わせて、 両国間の継続的な協議、調整の枠組みのもとに行われた 全文をよむ
■ホルムズ海峡・・・「西側」の赤線 【リヤド:アブドゥルハーディー・ハブトゥール他】 安全保障アナリスト及びストラテジストたちは、周辺アラブ諸国との緊張関係下においてもイランが航海上戦略性の高いホルムズ海峡に対し威嚇を行う可能性を否定した。イランは既にサウジアラビアを筆頭に数か国のアラブ諸国と国交を断絶し、アメリカやフランスやドイツなどの大国は中東における情勢の沈静化を試みようとしている。 退役した参謀大佐で軍事・戦略アナリストのイブラーヒーム・マルイー氏は本紙に対 全文をよむ
■サウジアラビアがイランと断交…イラン外交官は退去 【リヤド:本紙】 サウジアラビアのアーディル・ジュベイル外相は昨日(3日)夜、イランとの外交関係の断絶とイランの外交官の国外退去を発表した。同決定は、テヘランのサウジ大使館とマシュハドの同領事館への襲撃の状況を説明するために同外相が開いた記者会見で発表された。 ジュベイル外相は、「サウジアラビア大使館への襲撃は国際条約における明らかな違反」であり、以前にもアメリカとイギリスの大使館を襲撃したことから、イランの現体制 全文をよむ
■アメリカ特殊部隊がモースルにてダーイシュを内偵 【バグダード:マシュリク・アッバース】 「インギマースィーン」(訳注:「投げ込まれる者」の意。敵陣に身を投じ可能な限りのダメージを与えた後自爆する任務を与えられている)と名付けられたダーイシュの特攻隊員がティクリート、サーマッラー、ラマーディーで攻撃を行う中、アメリカのコマンド部隊に属する特殊部隊が空からの着陸を繰り返しダーイシュの勢力調査に当たっている。これは「内偵作戦」の一環で、昨日(3日)はモースル付近で実行された。 全文をよむ
■ファタフアリー大使、「イランはレバノンに干渉しない」 【ベイルート:本紙】 ムハンマド・ファトフアリー駐レバノン・イラン大使は、「レバノンと地域全体にとって、この新年が善と祝福、また安定と繁栄の年になること」を期待しつつ、「平和と安定に関し、全ての地域諸国及び関係当局に、テロとの戦いのために努力を統一すること」を呼びかけた。そして、「昨年はシオニストのテロから生まれたタクフィール主義者によるテロがあり、地域に多くの災いをもたらした」と述べた。 同大使は、祭日を祝う 全文をよむ
■トリポリ政府の責任者、記者会見を無断で開催したとしてコブラー氏を「追放」 【トリポリ:本紙】 リビアの認可を受けた情報筋は、マルティン・コブラー国連リビア特使の訪問が非常にネガティブな形で終了したと述べた。これは、国際的な承認なしにトリポリを支配する「国民救済政府」の対外報道機関のトップであるジャマール・ズービーヤ氏が一昨日(1日)の夕方、責任者との会談の後開催されたコブラー氏の記者会見に押し入ったことを受けてのことである。 (トブルクに拠点を置く議会が率いる)国 全文をよむ
■イエメンの元大統領、「戦争はまだ始まっていない」と述べた手紙の後、サウジアラビアとの直接対話を要求 【タイズ:本紙、ハーリド・ハマーディー】 自身に忠誠を誓う部隊がフースィー派の反体制勢力側に付いて戦争に参加した、イエメンのアリー・アブドゥッラー・サーリフ元大統領は、アブドゥラッボ・マンスール・ハーディー現大統領を支援する有志連合率いるサウジアラビアとの直接対話を要求した。 日曜夕方、サーリフ元大統領は、自身が主催する国民全体会議の委員会の場における発言の中で声明 全文をよむ
■フースィー派がナジュラーンに向けて発射したミサイルをサウジアラビアが迎撃 【リヤド:アナトリア通信】 サウジアラビアの航空防衛隊は土曜夜、フースィー派が同国南部ナジュラーンに向けて発射したスカッド型ミサイルを迎撃した。 サウジアラビアの国営ニュース・チャンネルによると、「イエメンからナジュラーンに向けて発射されたスカッド型ミサイルを、サウジアラビアの航空防衛が破壊した」。また、ミサイルはナジュラーンに到達する前に破壊された」。 フースィー派の「マスィーラ 全文をよむ
■イランは対サウジアラビア関係の変化を望んでいる! 【テヘラン:ムハンマド・サーリフ・サドゥキヤーン】 サウジアラビアとの関係改善をイラン政府が国民に告げようとする中で、イラン外務省のジャービル・アンサーリー報道官は声明を通して、「イランとサウジアラビアを取り巻く地域情勢に鑑み、二国間関係において重要なのは、緊急の案件や様々な問題について相互に取り組み、地域問題を共通のアジェンダに乗せることだ」と述べた。さらに同報道官は、「イランの確固たる政策は、すべての隣国との関係と積極的 全文をよむ
■ ムアッリム外相はダマスカスがジュネーブでの交渉に臨む用意があると述べる:18ヶ月以内での「挙国一致政府」…そして国会選挙 【ロンドン、北京:本紙、ロイター】 シリアのワリード・ムアッリム外務大臣は北京で昨日の木曜日、ダマスカスが来たる1月末にジュネーブで国連が主催する 予定のシリアに関する会談に「参加する用意がある」と発表するとともに、国連が「挙国一致政府」発足への努力を支援することを願っていると述べた。なお、反体制派は、シリア政府との会談の相手だが、移行統治機関(移行政 全文をよむ
■ロシアとイスラエルがシリアにおける「対テロ」で協調 【モスクワ:ラーイド・ジャバル;テヘラン:ムハンマド・サーリフ・サドゥキヤーン】 ロシア空軍が昨日(22日)、シリア各地で空爆を継続した一方、アレッポ南部郊外では反体制派が、シリア軍及びイランから支援を受けた「シーア派民兵」による激しい攻撃を退けたと発表した。 これと時を同じくして、ロシア政府は「対テロ協調行動」の必要性についてイスラエル政府と合意したと発表した。「ヒズブッラー」の幹部サミール・クンタール氏がダマ 全文をよむ
■アメリカが数日中に「ラマーディー」解放を計画 【バグダード:本紙】 政治、軍事、部族の情報筋から本紙が入手した一致情報によると、ラマーディー解放計画がまとまり、米軍による地元部族及び警察の志願部隊の武装を終えた後、年内には同計画が実行される。志願部隊の任務は、先月中頃のスィンジャール解放の最中に行われたものと全く同様、領土の掌握である。 アンバール(ラマーディーとファッルージャ)の解放作戦に「人民動員部隊(PMU)」は参加せず、ラマーディーの領土掌握には部族志願兵 全文をよむ
■ヒズブッラーがザクザキー氏への攻撃を非難し、ベイルートのナイジェリア大使館前で抗議行動 【ベイルート:アナトリア通信】 今週の土曜日(19日)、ヒズブッラーの支持者数十人が集まり、シーア派のシャイフ、イブラーヒーム・ザクザキー氏とその支持者たちへの、ナイジェリア軍による先週の「攻撃」を非難して、レバノンの首都ベイルートのナイジェリア大使館前で座り込みを行い、同氏の解放を要求した。 ヒズブッラーの呼びかけに答えたデモ参加者らは、レバノン国旗とともに、中央にザクザキー 全文をよむ
◼シリアへの湾岸特別部隊派遣についての議論 【リヤード:ムスタファー・アンサーリー、ハリール・バクミー、ヤースィル・シャーズリー;ダンマーム:バドル・シャハリー、ムニール・ハディーブ】 サウジアラビアは昨日(15日)、対テロ戦争において、現在までのところ35カ国が参加している広域アラブ及びイスラーム連合内で、新たな前線を開いた。同連合にはさらに9カ国が加わることが予想されている。イラン、イラク、オマーン、シリアはこの連合に参加しない。 サウジアラビアのアーディル・ジ 全文をよむ
■バグダード:50人の大使館員を擁してグリーンゾーンのサウジアラビア大使館は業務再開 【リヤード:ウマル・ダビーバーン】 サウジアラビアは25年にわたる閉鎖のあと、バグダードの大使館を開く。サウジアラビア王国大使のサーミル・スブハーン氏は、大使館はグリーンゾーンに位置しており、危険地域や紛争地域からは比較的遠いことを示しつつ、その権利の範囲において全ての方法により大使館の保護を行うと強調した。また、同大使は本紙への声明で「イラク政府は危険を避けるための治安面での方策をとってお 全文をよむ
■スィースィー氏とムハンマド・ビン・サルマーン氏が「イスラーム連合」について協議 【カイロ:本紙】 アブドゥルファッターフ・スィースィーエジプト大統領は昨日、サウジアラビアの第2副首相兼防衛大臣のムハンマド・ビン・サルマーン副皇太子とカイロで会談し、サウジアラビアが設立を表明したエジプトなど34か国を含む、テロとの戦いのためのイスラーム連合について協議した。 同大統領報道官のアラー・ユースフ氏は会見で、「テロや過激思想との戦いのための国際努力を強化することを目的とし 全文をよむ
■エジプト:3カ国首脳会談の後、キプロス大統領がアハラーム紙編集長のインタビューに応じる「エジプトはテロに対する強固な要塞、我々はエジプトとヨーロッパの関係をサポートしていく」 【アテネ:ムハンマド・アブドゥルハーディー・アラーム】 エジプトのスィースィー大統領は、イスラーム協力機構におけるキプロスの否定的な姿勢を変えることに成功した。キプロス共和国のニコス・アナスタシアディス大統領は、一昨日にギリシャの首都アテネで開催されたエジプト・ギリシャ・キプロスの3カ国首脳会談につい 全文をよむ
■GCCサミットは治安・防衛システム構築を急ぐ 【リヤド:本紙】 湾岸協力会議(GCC)加盟国首脳は、リヤドで開催された第36回首脳会議の閉幕に際して、協力のありようと治安軍事面での連携にかかる措置の策定を加速化させ、加盟国間の治安・防衛システムを完成させることに合意した。 これはアブドゥッラティーフ・ザイヤーニーGCC事務局長が読み上げた「リヤド宣言」で述べられたもので、同氏はこの宣言で以下のように指摘した。「各国首脳がした承認した聖モスクの守護者サルマーン・ビン 全文をよむ
■サウジアラビア:シリア国内の反体制派がダマスカス帰還のための「ロシアの保証」求める 【リヤド:イブラーヒーム・フマイディー、パリ:リンダ・タキーッディーン】 サウジアラビアでの首都リヤドでの会合によって、シリア反体制派合同会合の最高委員会は、来週木曜(17日)、交渉相手として、3分の1が武装集団の代表者である15人のメンバーを選ぶことを決定した。交渉相手らは、来月半ばに体制側代表団と(交渉を)開始することを提案している。これと同時に、シリア国内の反体制派が、昨日(10日)、 全文をよむ
■シリア人難民、WPFの支援停止後、その日暮らしの生活に苦しむ 【アンマン:マーヒラ・シャワービカ】 ヨルダンの難民キャンプの外で暮らすシリア人難民家族らへの食料援助が、二カ月間にわたって停止したことで、一部の難民家族は、この新たな現実に適応するために難しい選択を迫られることとなった。 国際連合世界食糧計画(WFP)が89世帯のシリア難民家族に対して今年の9月に行った簡易調査によると、難民キャンプの外に暮らし、WFPのフードクーポンをいまだ利用したことのない家族のう 全文をよむ
■トルコに対するロシアの3つの措置 【モスクワ:ラーイド・ジャバル;パリ、ロンドン、ベイルート:本紙、AFP】 ロシア政府は昨日、トルコに対して3つの拡大措置をとった。1つ目は、ウラジーミル・プーチン大統領の、レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領による、気候変動会議の際に会談を設けることの提案拒否。2つ目は、ロシア政府によるトルコへの長期間にわたる制裁の決定。3つ目は、シリア領空での空対空ミサイルを備えた爆撃機配備の通達である。これは、トルコが改めてロシア戦闘機撃墜への謝 全文をよむ
■ショーター在レバノン英国大使、レバノンの更なる治安保証に向けた支援をバースィール・レバノン外務大臣に確約 【本紙:ベイルート】 昨日(日)、ベイルートのバストロス宮(外務大臣邸)では、レバノン支援に関する外交的会合が行われた。ジュブラーン・バースィール外務大臣は、ヒューゴ・ショーター在レバノン英国大使と会談した。同大使は以下のように述べた。「我々はバースィール外相と非常に建設的な会談を行った。会談では特に、国際及び地域情勢や、深刻な影響をもたらしているシリア情勢の打開に向け 全文をよむ
■クレムリンは「トルコの狂気」とシリアの政治的解決に反対 【モスクワ:ラーイド・ジャバル;テヘラン:ムハンマド・サーリフ・サドゥキヤーン;ロンドン、ベイルート:本紙、ロイター、AFP】 モスクワがシリアにおける政治的展開を軍事作戦の実施に結びつける兆候が見られる中、クレムリンはアンカラに対し「言葉の戦い」を挑み、トルコ空軍の行動を「狂気」と表現した。 これに対しトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、ロシアのスホーイ機撃墜について遺憾の意を表明し、二度と 全文をよむ
■専門家はロシア機墜落が「アサドに資する」と考える 【ダマスカス:AFP】 シリアの複数の高官と専門家は、トルコによるロシア戦闘機撃墜が、不本意にもシリアのバッシャール・アサド大統領に多大な貢献をしたとの見解を示している。その理由として、ロシア政府が、シリアの反体制派を支持するトルコ政府と正面切って対決できるようになったことを挙げている。 シリア当局に近い某シリア人政治家は「バッシャール・アサド大統領は(トルコの)レジェプ・タイイプ・エルドアーン大統領に祝電を送らね 全文をよむ
■エジプトはロシアによる航空機の運航禁止が近く解除されることを期待 【カイロ:アフマド・ムスタファ―】 エジプト政府は昨日、ロシア政府が両国間の航空機の運航禁止を命じた決定が「近く」解除されることに期待の意を示した。この決定は、「ダーイシュ」のエジプト支部によるシナイ半島上空でのロシア旅客機の爆破を受けたものだ。 エジプトのムハンマド・バドリー駐露大使は「現在エジプト、ロシア両国の高官の間で、ロシア航空機のエジプトへの運航禁止解除に向け連絡を取り合っている」と述べ、 全文をよむ
■欧州人権裁判所は、フランスの女性公務員のヒジャーブ着用禁止令を支持 【パリ:DPA】 欧州人権裁判所は昨日(木曜日)、ヒジャーブを脱ぐことを拒んだ女性政府職員に対し個人労働契約を更新しないとするフランスの決定を、欧州人権条約に基づくという考えで支持した。 これに先立ちフランスの複数の裁判所は、とある病院のひとつで医療ソーシャルワーカーが身に付けていたヒジャーブについて「宗教を誇示する表現であり、公務員の職務遂行のために求められている中立性の条件と合致しない」との判 全文をよむ
■パレスチナは信頼構築の一歩を提案するケリーと疑念の対面 【ラマッラー:本紙】 パレスチナは昨日、疑念とともにジョン・ケリー米国務長官を出迎えた。彼の訪問に対する抗議デモが、ラマッラーやナーブルスをはじめとした多くの地域で組織された。多くのパレスチナ高官は、ケリー長官が過去にできなかったことは、今回も達成できないと表明した。 パレスチナの高官たちは、ケリー長官が提案した、パレスチナとイスラエルの間での信頼構築に向けた一歩の重要性を評価せず、暮らしを容易にするよりも政 全文をよむ
■フランスがヨーロッパに国外での作戦への支援を要求 【パリ、ベルギー、ロンドン:本紙】 パリ襲撃事件幹部の捜査・追跡範囲の拡大を受けて、フランスはヨーロッパ諸国に対し、防衛協定を理由に、イラク、シリアから西アフリカまでのテロとの戦いにおけるフランスへの支援を求めた。パリ襲撃事件に関与した容疑者の追跡はドイツのアーヘンに及び、警察がドイツ人2人と、女2人と男1人からなる外国人3人のメンバーを逮捕した。一方、ベルギー・フランス当局は、ベルギー出身のフランス人であるサラーフ・アブド 全文をよむ
■サウジアラビア、ベイルートとパリのテロ事件を非難 【リヤド:本紙】 16日月曜日、サウジアラビアの諮問評議会はフランスとレバノンの2つの都市で発生したテロ事件を非難し、断固としてテロリズムと戦っていくと表明した。また、議会を主宰したムハンマド・ビン・ナーイフ・ビン・アブドゥルアズィーズ皇太子は世界で発生している危機的状況についてG20首脳会議を開催したことの重要性を強調した。 ムハンマド・ビン・ナーイフ皇太子は、先日の第4回首脳会議を共に執り行ったアラブ諸国と南米 全文をよむ
■イドリブ郊外で子供たちが殺戮される・・・ジャウラーン地区で「ダーイシュ」幹部殺害 【ロンドン:本紙】 昨日(15日)、シリア北西部イドリブ郊外の学校へのロシア機の空爆により20人が死傷したと報じられた。犠牲者の大部分は子供である。一方、「ヌスラ戦線」は被占領地のシリアのジャウラーン地区に近い村でダーイシュに属する組織の幹部の殺害を祝った。これと併行して、北部アレッポの郊外では政府軍と反政府戦闘員らの戦闘が続いている。 「シリア人権監視団」によると、ジョラーン地区 全文をよむ
■シリア:パリ攻撃がウィーン会合に影響 【ロンドン、ウィーン:本紙、ロイター、AFP】 金曜夜から土曜にかけて発生したパリでのテロ攻撃は、昨日(13日)行われた、地域・国際「連絡会合」のためのウィーン閣僚会議に陰を落とした。会議では、政治プロセスに代わって、「ダーイシュ」及びテロ組織と戦い、また戦場の状況に焦点が当てられた。 ウィーンでの新しい協議ラウンドでは、シリアでの選挙実施に向けた政治プロセスの詳細に関する意見の隔たり埋めることが中心になる予定だったが、現在は 全文をよむ
■ロシアがエジプト航空の受け入れ停止、会社社長「受け入れがたい措置」 【アシュラフ・ハディーディー、ヒシャーム・アブドゥルアズィーズ、ヒンド・サイード・ハーニー】 エジプトのフサーム・カマール民間航空大臣は、エジプト航空のロシア行きの便が本日から中止される旨の公式通知をエジプトが受けとったことを強調した。同大臣は、昨日の声明の中で、エジプトの航空当局がロシア側と今回の措置の趣旨を確認するべく連絡を取っていると指摘しつつ、エジプト航空が本日のフライトと乗客の再予約の保留を決定し 全文をよむ
■国境閉鎖後、イラクのシリア難民の数は減少 【ドバイ:サバア・アブドゥッラー・アリー】 国際連合によって、難民数千人がイラク北部に流れ込んだと発表された後、今年5月にクルド自治政府はシリア国境を閉鎖した。これを受けて、イラクのシリア難民の数は昨年と比べて激減した。 国連難民救済事業機関の統計によると、イラクのシリア難民は 254,000人以上で、大多数はダフークとアルビールの2地域に分布している。イラク北部のダフークには9,5000人のシリア難民がおり、彼らのうち、 全文をよむ
■本日「エジプト・サウジアラビア」サミット、スィースィー大統領はリヤドでアラブ・ラテンアメリカ諸国の会合に参加 【リヤド:マフムード・ヌービー】 アブドゥルファッターフ・スィースィー大統領は、サウジアラビアの首都リヤドで開催されるアラブ・ラテンアメリカ諸国の第4回サミットに出席する。サミットには、21か国のアラブ諸国と12か国のラテンアメリカ諸国が出席である。スィースィー大統領とエジプト代表団は昨日の昼にリヤドに到着した。 スィースィー大統領は、キング・ハーリド 全文をよむ
■アルジェリア:テロとの闘いにおいてシリアを支援する意向を表明 【シリア:本紙】 駐シリア・アルジェリア大使サーリフ・ブーシュフ氏は、シリア・アラブ通信社(SANA)との会見において以下の通り断言した。「シリアはその弱体化、国家的及び民族的地位の低下、そして中東地域に於ける役割の希薄化を狙った攻撃に曝されている。何故ならシリアの弱体化は即ち中東地域全体の弱体化を意味するからだ。」また同氏はアルジェリアが、シリアのアラブ連盟加盟権停止に関する全ての決議と、同国を非難する一切の政 全文をよむ
■ラーリージャーニー議長:シリア危機をアサド個人に結び付けるのは戦略的誤り 【テヘラン:ムハンマド・サーリフ・サドゥキヤーン】 イランのアリー・ラーリージャーニー国会議長は、シリア危機は特定個人に起因する問題ではなく、同地域で起こっている諸々の危機をバッシャール・アサド個人に結び付けるのは戦略的に誤りだとの見解を示した。さらに、他の国々に求められているのは、問題解決のための事態の円滑化であり、シリア国民の声の代弁者になることはできないと説明した。 また同議長は、マル 全文をよむ
■エジプトから空路で8万人のロシア人が脱出 【カイロ:ムハンマド・サラーフ、モスクワ:本紙】 ロシア当局は昨日、エジプトのロシア人観光客約8万人を避難させるため、2日間で93便のフライトを準備すると発表した。一方、イギリスは、エジプト観光業が大打撃を受ける中、シャルムッシェイクから10日間で自国民2万人の避難が完了することを望むと強調した。 エジプト政府は昨日、224人の死者が出た先週のシナイ半島におけるロシアのメトロジェット航空機の墜落理由について、十分な証拠は 全文をよむ
■シュクリー大臣がアルジェリアでリビアに関する三ヶ国閣僚級会談に出席 【カイロ:ムハンマド・アジュルーディー、トリポリ:サイード・ガリーブ】 サーミフ・シュクリー外務大臣はリビア情勢についての三ヶ国会談に出席するため昨日(1日)アルジェリアに到着した。 外務省のスポークスマンであるアハマド・アブー・ザイド参事官が発表したところによると、外相はリビア危機の進捗、また同国の統一政府の樹立に向けた動きへの支援方法について協議するため、エジプト、アルジェリア、イタリアの外相 全文をよむ
■対ダーイシュのアラブとクルドの初めての共同作戦、米国は追加支援の用意 【ロンドン、ベイルート、バシュキーク(キルギスタン):本紙、ロイター、AFP】 米国から支援を受けている、アラブ人、クルド人戦闘員を含む民主シリア部隊はシリア北東部のダーイシュに対する軍事作戦を開始した。これと併行して、米政府は同軍を支援するためのさらなる軍事顧問を派遣する用意があると表明した。一方、ロシア政府軍とシリアの戦闘機はシリアの様々な地域への空爆を続けている。 同部隊系列の「ユーフラテ 全文をよむ
■エジプト:シナイ上空でのロシア機墜落の惨事の犯罪捜査 【カイロ:ムハンマド・サラーフ、モスクワ:ラーイド・ジュブル】 昨日(10月31日)未明、シャルムッシェイクからサンクトペテルブルクへ向かっていた旅客機「エアバス321」号の墜落の惨事で、ほとんどがロシア人観光客である乗客224人が死亡、エジプトの「イスラーム国(ダーイシュ)」支部が直ちに犯行声明を発表した。犯行声明は、シリア政権軍を支援したロシアの軍事介入への報復として、シナイ半島上空で「十字軍」が搭乗する航空機を墜落 全文をよむ
■ドイツ代表「レバノンが安定しない限り、欧州への難民流出を止めることできない」 【ベイルート:本紙】 ドイツキリスト教民主同盟の州支部長であるマイク・モーリング議員は「シリア難民の流入問題はレバノンの協力なくして解決することはできず、それは同国の安定性の維持にもつながることである。レバノンが安定しなければ、欧州への難民流入を止めることはできない」と述べた。 またモーリング議員は、バールベック・ヘルメル郡のバシール・フドル知事を伴い、随行団と共にバールベックの古代神殿 全文をよむ
■サウジアラビア、シリア危機解決に向けての「いくらかの前進」に言及 【ロンドン、カイロ、リヤド、ベイルート:本紙、ロイター、AFP】 昨日(25日)、アメリカのジョン・ケリー国務大臣とロシアのセルゲイ・ラブロフ外相との会談が続き、来週金曜日にもたれる2度目のウィーン外相会合に向けた準備が進められている。 一方、サウジアラビアのアーディル・ジュベイル外相は、シリア危機に関する共通した国際的立場に向けて「いくらかの前進」が見られたと述べた。他方、バッシャール・アサド大統 全文をよむ
■イエメン:イエメンの諸部族がフースィー派に対して蜂起、フースィー派はタイズの戦いで大きな痛手 【ムカラー:アブドゥッラフマーン・ビン・アティーヤ;ジャーザーン:ヤフヤー・ハルダリー;サナア、アデン:本紙】 昨日(22日)、イエメンでの戦闘は激化した。イエメンでは、タイズ、ジャウフ、マーリブ、イッブにおいて、正当イエメン政府支持の軍部隊、連合軍、「人民抵抗」勢力とフースィー派戦闘員及びその支持者部隊戸の間で戦闘が行われている。そして抵抗勢力側が前進する中、衝突と連合軍の 全文をよむ
■アンカラの爆発で殺されたパレスチナ人の遺体を運ぶため、ラファフ検問所を「例外的に」解放 【ガザ:アナトリア通信】 パレスチナ情報筋によると、エジプト当局は木曜日、エジプト・ガザ地区間のラファフ陸上検問所を「例外的に」解放した。これは、2週間前にトルコの首都アンカラで起き、数十人の死者を出した爆発事件で亡くなったパレスチナ人青年の遺体を運ぶためである。 ガザ地区、内務省管理下の国境検問所委員会の情報筋は、エジプト当局がラファフ検問所を例外的に開放し、パレスチナ人青年 全文をよむ
■イエメン:ジュネーブにてフースィー派およびサーレハ前大統領との交渉、サウジアラビアは歓迎 ■エチオピア、「危機を解決する」ために前大統領受け入れを歓迎 【ロンドン:ムハンマド・ジャミーフ(本紙)】 イエメンの公式情報筋は、今月末に予定されている政府とフースィー派反体制勢力間の協議がジュネーブにて開催されるということを伝えた。 匿名を希望しているその情報提供者は、国際電話で本紙に以下のように述べた。「イエメン政府の代表者らは、フースィー派や前大統領の代表者と安全 全文をよむ
■東京で「古代エジプト」展開催 【ムハンマド・アブドゥルムウティー、ラナー・ジャウハル】 200万ドルの収入達成が見込まれる中、マムドゥーフ・ダマーティー考古学大臣は昨晩、日本の首都の東京でエジプト考古学の最初となる展覧会「黄金のファラオと大ピラミッド」展覧を開催した。 開会式には、イスマーイール・ハイラト駐日エジプト大使や日本の著名人団体、また展覧会の学術・美術監修者である吉村作治氏が出席した。この展覧会は、来年1月3日まで東京の森アーツセンターギャラリーで催され 全文をよむ
■レバノン、シリア難民受入負担の支援にかかわる国際的承認を取りつけ 【リマ:ダニエル・ダーヒル】 国際社会はついに、レバノンに対して、シリア難民受入負担を継続するための資金援助を得る権利を承認した。 レバノンが受け入れた難民の数は、150万人まで増大しているとされ、これは住民の数に対する収容能力を越えている(レバノン人口約400万人の3分の1以上)。また、(難民受入による負担は)元々脆弱な財政能力を超えており、低調な民間経済活動のポテンシャルに加えて、そもそもレバノ 全文をよむ
■エルサレム:イスラエル、アメリカの「治安対策」に関心 【占領下エルサレム:本紙、AFP、SAMA通信】 昨日(8日)、パレスチナ人民の突風が、さらなるデモや衝突を伴って吹き続いた。これらは、ナイフによる4回の攻撃を含み、内一件はイスラエルの中心、テル・アビブ市で起きた。これに際し、マフムード・アッバース大統領は、「パレスチナ当局は、デモや衝突を暴力の舞台に持ち込むことを認めない」と発表した。 一方、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、パレスチナ人沈静化のため 全文をよむ
イエメン:戦闘機がサウジアラビア国境付近のフースィー派拠点を破壊 【リヤード:ハリール・バクミー;ジャーザーン:ヤフヤー・ハルダリー;ムカッラ:アブドゥッラフマーン・ビン・アティーヤ;サナア、アデン:本紙】 サウジアラビア陸軍は昨日(8日)、数十人のフースィー派武装集団とその同盟部隊によるイエメン国境フーバ近郊への攻撃を退け、フーシ派とアリー・アブドゥッラー・サーリフ前大統領の民兵を排除した。これは、これら民兵が国境付近の村に向けて迫撃砲及びカチューシャ砲などを撃ち込んだこと 全文をよむ
■潘基文国連事務総長がイエメンおよびイラクへのヒズボッラー介入を警告 【ニューヨーク:本紙】 潘基文国連事務総長は、初めてヒズブッラーおよびレバノン国内の他の因子がイラク・イエメンでの戦闘に介入することの危険性を警告した。加えて、あらゆるレバノン勢力に対して、自ら距離を保つ政策(self- distancing policy)をとる必要性と、シリア紛争への不介入について、繰り返しとなる呼びかけを行った。 同事務総長は、国連安全保障理事会に対し、「これらの報告にかか 全文をよむ
■米軍によるアフガニスタンの病院爆撃、調査へ 【シリア:シリア・アラブ通信社】 国境なき医師団は、米軍による病院爆撃の真相を究明すべく、国際調査委員会の設立を求めた。同団は、アフガニスタンのコンドゥーズにあるこの病院に対する爆撃は「ジュネーブ条約を侵害するものである」としている。 フランス通信社によると、国境なき医師団のジョアン・リュー会長は昨日の発言の中で「軍内部の調査は信用できない」とした上で、人道に基づく国際調査委員会を設立し、戦時における国際人道法を定めたジ 全文をよむ
■リビア沖で100名の避難民100名が溺死…ドイツでは難民への抗議デモ 【ジュネーブ:諸通信社】 地中海沿岸における避難民の悲劇の拡大に伴い、国際移住機関(IOM)、この2日間で避難民約100名がリビア沿岸で死亡したと発表した。 同機関は、リビア赤新月社の報告に基づいた声明の中で、本報告は遺体があったリビア海岸近くの生の光景に基づくもので、死者数の信ぴょう性は確認できなかったと加えた。また、55万7千人の移民と避難民が海を渡ってヨーロッパにたどり着いたが、数万人はそ 全文をよむ
■モロッコ:スウェーデン首相はモロッコ政党代表団との面会を拒否 【ラバト:マフムード・マアルーフ】 モロッコの左派政党代表団によるスウェーデン訪問は、その任務の難しさを明らかにした。このことの背景には、ポリサリオ戦線が形成するサハラ共和国をスウェーデン政府が承認する兆候を見せていることに対するモロッコの反応、そしてそれに対するスウェーデンの更なる反応がある。ただし、スウェーデン政府はこれを否定している。 スウェーデンでは、(自身が)提起していない問題に対しモロッコが 全文をよむ
■イラン:中国はダーイシュとの戦いへの参加を望んでいる 【テヘラン:ムハンマド・サーリフ・サディキヤーン;バグダード:本紙】 本紙がイランのとある筋から得た情報によれば、中国が4カ国有志連合(ロシア、イラン、イラク、シリア)への参加を望んでいるという。 また、バグダードに設置された『情報センター』は司令室へと格上げされ、人民動員部隊はロシアの介入を歓迎しているという。しかし、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、イラクは「いかなる国にも領土内におけるダーイシュへの攻撃を 全文をよむ
■キャメロン首相、サウジアラビアへの敵意についての激しい議論の中、「サウジアラビアはイギリス人2名の命を救った」 【ロンドン:本紙】 サウジアラビアの武装中止を要求する、右翼及び左翼の圧力団体から激しい攻勢と敵意に満ちた宣伝が行われる中、イギリスのデービッド・キャメロン首相は、昨日(水曜日)、様々な分野においてサウジアラビアと良好な関係にあり、与党の保守党政権の立場の擁護に乗り出した。 キャメロン首相はチャンネル4のインタビューで、イギリスはサウジアラビアと根強い関 全文をよむ
■イエメン:イエメン戦争で教育分野の継続を妨害 【サナア:ジャマール・ムハンマド】 イエメンでの戦争は、教育分野全体、基礎教育である初等及び中等、特に中高一貫教育にマイナスな影響をもたらしている。この状況は紛争地域のみならず、比較的安全と思われる地域にも広がっている。 本紙の政府筋は以下のように伝えた。「現在イエメンで起こっている危機が公教育にもたらした影響は顕著である。学校に通っていない子供の割合は、紛争以前の27.5%に比して47%、290万人に増加している」。 全文をよむ
■ロシアがシリアでドローンを使用 【本紙:諸通信社】 昨日月曜日(21日)、アメリカの高官2名は、ロシアがシリアでの最初の空軍演習中に、ドローンを使った偵察ミッションを始めたと発表した。現地の空港での援軍が急がれているとみられる。匿名希望でロイター通信に語った2名の高官は、偵察ミッションに参加したドローンの機数については断定できず、アメリカ国防省(ペンタゴン)はコメントを控えた。 一方、バッシャール・アサド大統領の部隊に大きな被害を与えた反体制派の戦闘員らは、同 全文をよむ
■ヨルダン:45議員がイスラエル大使追放を求める文書に署名 【アンマン:ターリク・ファーイド(本紙)】 45人の議員が、政府に対しイスラエル大使の追放を求める文書に署名した。これは、エルサレムにおけるイスラーム教の聖地に侵攻するイスラエルに対し、ヨルダンの反対の立場を示すための文書である。 アリー・スナイド議員が作成したこの文書は、イスラエルがアクサー・モスクを連続して侵攻したことを理由として、イスラエル大使の追放、ヨルダン大使のイスラエルからの召還、そしてワーディ 全文をよむ
■エジプト:アクサー・モスクにおけるイスラエルの侵害行為をうけ、スィースィー大統領は世界への「深刻な影響」を警告 【カイロ:アフマド・ラヒーム】 エジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領は、神殿の丘で起こった「残念な事件」を非難し、エルサレムでの緊張の高まりは世界全体に深刻な影響を与える可能性があると警告した。 スィースィー大統領は昨日(19日)、欧州理事会のドナルド・トゥスク議長と中東地域情勢、テロ問題、シリア難民の問題について議論した。スィースィー大 全文をよむ
■チュニジア:パリのホロコースト記念碑の前でナチス式敬礼をした青年に禁固刑 【チュニス:ハサン・サルマーン】 フランスの裁判所は木曜日(17日)、パリ近郊にあるユダヤ人ホロコースト記念碑の前でナチス式敬礼をしたチュニジア人の青年に対し有罪判決を下した。同裁判所は青年に3ヶ月の禁固刑を言い渡すとともに、「反セム主義への対抗を呼びかける国立事務局」と和解するための500ユーロの罰金を課した。青年は人種差別を扇動した罪で同事務局によって告訴されていた。 フランスのメディア 全文をよむ
■ハンガリーとトルコにおける難民問題への対処 【ロンドン:本紙】 西ヨーロッパ到着を目指す難民/移民の前に立ちはだかる困難が増している。ハンガリーは有刺鉄線を用いて国境を閉ざし、それを越える者には重い刑罰を科すとしている。一方トルコ警察はギリシャ方面へ国境を越えようとする数千人に厳しい対応をとった。ドイツやオーストリアへの移動を続けるため力ずくでハンガリーへの国境を越えようと試みた者たちの間で昨日、衝突が起こった。ハンガリー警察は放水や催涙ガスによって、石や空のペットボトルを 全文をよむ
■チュニジア:シリア人難民支援のための会議 【チュニス:ヤスリー・ワンナース】 チュニジア政府は昨日(15日)、国際機関と協力して、国内のシリア人難民を支援するための会議を開催すると発表した。昨日、チュニジア外務省が発表した声明によれば、タイイブ・バックーシュ外務大臣は、チュニジアには「安全を求めて国内にやって来た同胞であるシリア人を保護する義務がある」と強調した。また、「国連機関や他の人道支援団体との協力と調整によって、シリア人難民に対する保護と援助の提供を保障する実践的な 全文をよむ
■プーチン大統領:我々は「テロ」と戦うシリアを支援し、その支援を軍事的に継続する 【ドゥシャンベ、ロンドン:本紙、AFP、ロイター】 ロシアのウラジミール・プーチン大統領は火曜(15日)、同国政府がシリア北部において軍需品及び部隊を展開していることへのアメリカ政府の非難に対し、シリアのバッシャール・アサド政権を支援するとの彼の決定的戦略を固守した。 プーチン大統領はタジキスタンで行われた集団安全保障条約機構首脳会談を通して「我々はテロ攻撃との戦いにおいてシリア政府を 全文をよむ
■スィニューラ首相、アラブ首長国連邦のレバノン主権への支援に言及 【ベイルート:本紙】 レバノンの議会ブロック「ムスタクバル(未来)潮流」代表のフアード・スィニューラ前首相は、ハマド・サイード・シャームスィー在レバノン・アラブ首長国連邦(UAE)大使に対して、レバノン・UAE関係の重要性と、UAEがアラブ国家として担う以下の役割の重要性を強調した。その役割とは、レバノンの独立、主権、及び自由への支援に対する役割、また立法機関の機能と有効性の回復を可能にすることに対する役割であ 全文をよむ
■サウジアラビア:シリア難民50万人を受け入れ、現地の学校は10万人受け入れ 【リヤド:イーサー・シャーマーニー】 シリア政府が落とす樽爆弾の地獄、武装原理主義グループらによる数多の犯罪から逃げ出してきたシリア難民の危機が増すに伴い、湾岸諸国に対して、可能な限り多くのシリア人難民へ門戸を開放するよう求める声が高まった。逃げ道を断たれ、欧州を目指して海へ逃げ込んだシリア難民の中には、助かる者も助からない者もいる。特に溺死したシリア難民男児、アイラン・クルディー君が溺死した写真は 全文をよむ
■難民受け入れと難民阻止の国際的決議のせめぎ合い 【ロンドン、ニューヨーク:本紙】 欧州委員会のジャン・クロード・ユンカー委員長とアンゲラ・メルケル独首相は昨日(9日)、欧州連合に対し16万人にのぼる難民の分割受け入れに向けて圧力を加えようと試みた。これは移民危機の解決策を見出すことを期待したものである。 しかし、移民受け入れに名乗り出ている西ヨーロッパ諸国と移民の目の前で受け入れの扉を閉ざす東ヨーロッパ諸国の間には、移民への対応に関して大きな温度差が存在し、後者で 全文をよむ
■バーレーン:ハマド・ビン・イーサー国王とオランド仏大統領がテロとの戦いとその資金源について議論 【パリ:本紙】 フランスのフランソワ・オランド大統領は、バーレーンのハマド・ビン・イーサー・アール・ハリーファ国王を迎え、地域の諸問題とテロとの戦い、及びその資金源について会談を行った。 フランス大統領府の声明によると、オランド大統領は「会談を通して、中東における文化・宗教的多様性の問題と、とるべき措置について提起した」。これは、昨日(8日)パリで閉幕した、人種及び宗派 全文をよむ
■難民危機がヨーロッパ連合を引き裂く 【ロンドン・ベルリン・パリ:本紙、AFP、ロイター】 中東、アフリカ、アジアからの難民の洪水の受け入れを巡る各国の深い溝が、EUを分裂の危機に晒している。10万人が殺到したことが国の社会構造を脅かしているためではなく、各国の政策に混乱と差異が起こっているためだ。この危機に対する集団行動は乱れており、ユーロ圏の見直しやギリシャの負債問題のような重要案件からは注意が離れている。 ドイツが難民の波を歓迎する一方、イギリスがさらなる難民 全文をよむ
■二聖モスクの守護者サルマーン国王とオバマ大統領は両国関係の「戦略的基礎」を据える 【ワシントン:ジョイス・カラム】 アメリカのバラク・オバマ大統領は今日(4日)、国王就任後初のアメリカ公式訪問中の二聖モスクの守護者(サウジアラビアの)サルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ国王をホワイトハウスに迎えた。 サルマーン国王は昨日(3日)アメリカの首都(ワシントン)に到着した。ムハンマド・ビン・サルマーン副皇太子およびアーディル・ジュバイル外相、アーディル・トライフィー文 全文をよむ
■アルジェリアにおけるザリーフ大臣の協議は「アサドの運命」を含むかもしれない 【アルジェ:アーティフ・カダーディラ】 イランのムハンマド・ジャワード・ザリーフ外務大臣は昨日(1日)、チュニジアに続いてアルジェリアに到着した。同大臣は高官からなる訪問団の代表を務める。アルジェリア外務省の発表によれば、同大臣はイランのハサン・ロウハーニー大統領からアブドゥルアズィーズ・ブーテフリカ大統領への親書を携えている。地元紙が伝えた報告によると、シリアのバッシャール・アサド大統領の運命が、 全文をよむ
■イエメン軍、サウジの軍事拠点を攻撃する。民間人に対する連合軍の爆撃続く 【2015年8月30日:AFP、シリア・アラブ通信(SANA)、ロイター、各種通信社】 イエメン軍と人民諸委員会はジーザーン、ナジュラーン、ザフラーン・アシスィールの各地方のサウジ体制の軍事拠点複数をロケット数十発と重火器で砲撃した。 イエメンのSABA通信社はサアダにいる軍事筋の話として以下のように報じた。「軍隊は本日(昨日=29日)、ザフラーン・アスィールのタルア、スワイラの両拠点を複数の 全文をよむ
◼︎サウジアラビア:イエメン領土内から発射されたスカッドミサイルを迎撃 【リヤド:本紙】 サウジアラビア軍は、防空軍が今日水曜日(26日)朝、イエメン領土内からサウジアラビアのジャーザーン地区に向けて発射されたスキャッド型弾道ミサイルを迎撃、破壊したと発表した。 国営サウジアラビア通信(SPA)は「防空軍は本日午前6時半、ジャーザーン地区にてスキャッド型弾道ミサイルを迎撃、被害を受けることなくミサイルを破壊した」とするサウジ軍の声明を報じた。 また 全文をよむ
■ゴラン高原で交戦規則の試験的な空爆 【ロンドン、占領下エルサレム:本紙、AFP】 昨日(21日)、イスラエルの部隊は、おととい夜にシリア側から発射されたミサイル数発が同国北部に落下した直後、ゴラン高原のクナイトラ県にあるシリア政権とその支持者らの複数の拠点に空爆を行った。 両国間の緊張は、1973年の10月戦争以来、最も高まっている。観察者らは、この緊張の高まりを、イスラエルとシリア政権およびその支持者らとの間の新しい交戦規則の試験的対処であると見なした。一方で、 全文をよむ
■「密入国斡旋業者」に対処するための英仏治安協定 【ロンドン:ジャアファル・アフマル】 イギリスとフランスは、フランスのカレー港を経由してイギリスへ到来する難民の波に対処するため、両国の治安機関の協力の下「指揮統制センター」を設立することで合意した。協定では、「ダーイシュ」と関わりがあるとみられる一部のヨーロッパ人の監視を項目に含むことについて繰り返し言及された。 イギリスのテレサ・メイ内相は昨日(20日)カレーにて、フランスのベルナール・カズヌーブ内相と共に治安協 全文をよむ
■アサド大統領、ロシアに対しシリア国内での新たな軍事基地建設を呼びかける ■反体制派が戦闘機を撃墜…ムアッリム外相、エジプトとの「治安面での連携」を語る 【各国首都:カーミル・サクル(本紙)、諸通信社】 シリア外相はエジプトとの関係正常化への希望を表明し「治安面での連携がその導入部となるであろう」と述べた。一方、本紙が観測筋から得た情報によれば、シリアは、ロシアに対しシリア国内で二つ目となる軍事基地の建設を要請した。既存のタルトゥース海軍基地に続き、沿岸都市のジャブラがそ 全文をよむ
■イスラエル情報筋は、アメリカ当局が11月にスパイのポラードを釈放すると発表 【ナザレ:ワディーウ・アワーウダ(本紙)】 イスラエルの情報筋は、ユダヤ人のスパイであるジョナサン・ポラードを11月に釈放するというアメリカ連邦刑務所の決定を引用した。ポラードは30年間服役していた。 ユダヤ系アメリカ人であるポラードは、イスラエルのためにアメリカでスパイ活動を行ったとして有罪判決を受けた。彼の弁護士は、彼が11月20日か21日に釈放されるだろうと述べた。 ポラー 全文をよむ
■カタール、アメリカでの乱射事件容疑者の入国を否定 【ドーハ:スライマーン・ハーッジ・イブラーヒーム(本紙)】 カタール国は、米軍基地乱射事件の容疑者、ヨルダン人青年ムハンマド・アブドゥルアズィーズの入国歴を否定した。同容疑者がカタールに入国したとの情報は国際メディアによって流されている。ドーハは素早くその疑いを打ち消す対応をとり、多くの国際メディアに瞬時に広まったこのニュースに反論した。 政府広報室の声明によれば、カタール国は「アメリカのテネシー州での乱射事件容疑 全文をよむ
■サウジアラビア:オバマ大統領とジュバイル外相の会談は安全保障面での協力に集中 【ワシントン:ジョイス・カラム】 サウジアラビアのアーディル・ジュバイル外務大臣は昨日(17日)、バラク・オバマ大統領と会談し、ワシントン訪問を終えた。本紙が知り得たところによれば、会談は一時間以上続いた。 ホワイトハウスのスポークスマンであるジョッシュ・アーネスト氏は、両者が会談で二国間の「強い連携」と「安全保障面での協力の強化」に言及し、また両国の連携は「アメリカの国家安全保障の利益 全文をよむ
■ワシントンは、所定日時にイラクにF16戦闘機を引き渡す 【バグダード:ジャウダト・カーズィム】 バグダードのアメリカ大使館は今夏の所定日時にF16戦闘機がイラクに届けられ、まずはバラド軍事基地で使用されると発表した。一方、アンバール県の部族議会は、可能な限り早く同地域を解放するため、ワシントンに地域住民の武装化を急ぐよう要求した。 本紙が入手したバクダードのアメリカ大使館のジェフリー・ロリー報道官の発表は、以下のように述べた。「ワシントンはイラク政府と協力し、F1 全文をよむ
■エジプト・インド相互協力のための絶好の機会―スィースィー大統領をインド・アフリカ・フォーラムに招待 【アフマド・サーミー・ムトゥーリー】 アブドゥルファッターフ・スィースィー大統領は、エジプトが様々な分野において、インドとの相互関係の成長・発展を待ち望んでいると発表した。大統領はインドの政治的・経済的発展の実現に対する試みを称賛し、それにより、インドが急速かつ高い成長率を実現し、新興国の中での強いポジションを得るに至った、とした。 この発言は昨日(7日)、国会およ 全文をよむ
◼フランスは、交渉再開・イスラエルの占領終止に向けた国連決議案の提出を取り下げる 【ラーマッラー:本紙】 パレスチナ自治政府のリヤード・マーリキー外相は昨日、「フランスは、イスラエルによるパレスチナ占領終止や、パレスチナ・イスラエル間の政治的プロセス再開のため、安全保障理事会に決議案を提出することを目的とした政治的主導権から身を引いた」と述べ、これはアメリカやイスラエルの圧力によるものであると推測した。 ラーマッラーでのニコス・コジアス ギリシャ外相との会談の締めく 全文をよむ
◼︎アバーディー首相、テロリストのイラク侵入阻止のために国際的な協力訴える 【バグダード:本紙】 イラクのハイダル・アバーディー首相は昨日、「国境地帯の管理とテロリストの侵入阻止」を目的とした国際的な協力の必要性を強調した。また、「ダーイシュ(イスラム国)」に対する軍事作戦は継続的に進展していると述べた。 サリーム・ジュブーリー国会議長は「重要」問題の調査担当委員会に対して贔屓や甘言を禁じ、また結論を急がないよう警告した。 また、同首相は声明で「ジョ 全文をよむ
■資金難により国連WFPはシリア避難民への支援削減を余儀なくされる 【ドバイ:ダラール・アブー・ガザーラ】 「世界食糧計画(WFP)」は、深刻な資金不足により、レバノン及びヨルダンにおけるシリア避難民への食糧支援を大幅に削減せざるを得ない恐れがあることを発表した。WFPの中東・北アフリカ・中央アジア・東欧地域局長であるムハンナド・ハーディー氏は、「財政状況はこれ以上ないほどに悪化しており、再び大幅な削減をしなくてはならなくなった」と述べた。また、「避難民たちは現実に、我々が供 全文をよむ
■クルド、軍事計画に対してトルコ政府に警告 【ロンドン:本紙】 クルド人部隊は昨日(1日)、シリアとトルコの国境にある町、タッル・アブヤドの奪還に成功した。これは「ダーイシュ」が同町を奇襲してからほんの数時間後のことだった。これと併行して、「ダーイシュ」のメンバーを国境から一掃することを目的としてトルコ軍がシリア領土に侵入し、同時にクルド人が国境のシリア領内に特別領域を設立するのを阻止するとされる計画に関して、クルドとトルコの間での論争が起こった。昨日、シリアのクルド人政党の 全文をよむ
■サラーム首相、ハリーリー氏、ジュンブラート氏、ディリヤーン最高ムフティーがエジプト・クゥエートでの攻撃を非難 【ベイルート:本紙】 レバノンの公的、政治的、精神的指導者らがクウェート、エジプト、チュニジアで起こったテロ攻撃を批判し続ける一方、昨日シナイで、白昼にテロリスト攻撃が行われた。レバノンのタマーム・サラーム首相はシナイでエジプト軍に対して行われた攻撃を非難した。 同首相は声明の中で、「カイロ中心地でのヒシャーム・バラカート検事総長を狙ったテロ行為の翌日、テ 全文をよむ
■米国務省:シリアでセーフゾーンの設定は不要 【ワシントン:アナトリア通信】 米国務省のジョン・カービー公式報道官は、米国防総省や米軍、有志連合軍は、現在、シリアでセーフゾーンの設置は必要ないと見ていると述べた。 また、カービー報道官は、火曜日、ワシントンでの日例報道概要で、「そのような地帯を設けることには大きな困難が伴い、有志連合も現在はセーフゾーンの設定を支持していない」と説明した。 さらに同報道官は、セーフゾーンの設定について、「トルコが以前から明確 全文をよむ
■シュクリー外相、ケリー米国務長官及びラブロフ露外相と、地域情勢とテロ対策について協議 【カイロ:本紙】 一昨日(22日)夜、エジプトのサーミフ・シュクリー外相は、カウンターパートであるアメリカのジョン・ケリー国務長官とロシアのセルゲイ・ラブロフ外相との電話会談を行った。会談では地域における最新の情勢、とりわけシリア問題や対テロ問題、パレスチナ問題について協議がなされた。 エジプト外務省の発表によると、シュクリー外相は一昨日夜にケリー国務長官から電話を受け、「会談を 全文をよむ
■湾岸協力会議(GCC)諸国、人権理事会に行動規範の尊重を求める 【ジュネーブ:本紙】 湾岸協力会議(GCC)諸国は今日、人権理事会への共同声明の中で、人権理事会のシステムを遵守し、尊重することを強調した。その中には特別措置も含まれる。特にGCC諸国に対して国連特別報告者らが現地調査を行ったが、これにより人権の強化と保護の約束がなされるとし、GCC各国政府はこれを歓迎した。 在ジュネーブの国連カタール大使のファイサル・ハンザーブ氏は声明の中で、GCC諸国が、国連の手 全文をよむ
■リビア:チュニジア人外交官3人の解放を発表 【トリポリ:サイフッディーン・タラーブルスィー】 リビア外交公安局のファラジュ・スワイヒリー代表は月曜(15日)、首都トリポリのチュニジア領事館から前々日(13日)に誘拐された10人のチュニジア人外交官の内、3人が解放されたと伝えた。 発表の中では、チュニジア領事館が先週金曜(12日)武装集団の攻撃に遭い、その後施設から10人のチュニジア人外交官が誘拐されたことが言及されたものの、3人の外交官がどのように解放されたのかに 全文をよむ
■「シーア派のダワーイシュ」…イランがイラクとシリアの100以上の党派に資金提供 【リヤド:サウード・ライス、アブドゥルワーヒド・アンサーリー】 中東地域と世界における研究と現実は、「ダーイシュ」がスンナ派である一方で、イランがシリアとイラクにおいて100党派以上に及ぶシーア派の民兵と組織を支援しており、その侵害行為と犯罪は、悪質さにおいて「ダーイシュ」の行いに勝るとも劣らないことを裏付けた。 イランはイラクにおいて民兵に資金提供と武装を施し、これら民兵の力はイラク 全文をよむ
■フースィー派「足元おぼつかず」‥ジュネーヴ協議はシャトル外交に 【ジャーラーン:ヤフヤー・ハルダリー;リヤド、サナア、アデン:本紙】 アラブ諸国有志連合の報道官アフマド・アスィーリー准将の発表によると、フースィー派がイエメン領土から発射した「カチューシャ」ロケット弾によって金曜礼拝時にジャーラーンにある礼拝所が被害を受け、これにより市民が一人殉死した。同准将は、歴史的価値があると見なされているサナア中心部の旧市街を有志連合の戦闘機が空爆したという可能性を否定し、それは同地で 全文をよむ
■ハマースは、国連がイスラエルを子どもの権利侵害リストに含めなかったことを非難 【ガザ:アナトリア通信】 イスラーム抵抗運動(ハマース)は潘基文国連事務総長の決定を非難した。月曜日 (8日)に発表されたこの同総長の決定では、子供の権利侵害のブラックリストにイスラエルが含まれていない。 ハマースは火曜日(9日)の声明で以下のように述べた。子供の権利侵害のブラックリストにイスラエルが含まれていないことは、「イスラエルの犯罪」に対する報酬とみなされ、そのことは「非難される 全文をよむ
■エジプト:26のアフリカ諸国と貿易自由化協定に署名 【カイロ:マールスィール・ナスル】 昨日(7日)、シャルム・アッシャイフにて、アフリカの三つの経済ブロックであるCOMESA、SADC、EACの間で貿易協定が結ばれた。協定の署名には、これらブロックのメンバー国である26のアフリカ諸国の首脳及び商業大臣が立ち会った。 また、特別報告書を準備するための各国高官と専門家による最初の会合が幕を開けた。この報告書は各国首脳に提示される予定であり、ブルンジの首都ブジュンブラ 全文をよむ
■無差別爆撃に対する世界の非難 【ジュネーヴ、ロンドン、テヘラン:本紙、AFP】 国連シリア担当事務総長特使ステファン・デ・ミストゥーラ氏は、最新の血生臭い攻撃について非難した。これはシリア政府がアレッポ県に対して行ったもので、シリア人権監視団によると、民間人71名以上の死者を出した。 同特使は、声明書の中で、「シリア軍のヘリコプターによる、アレッポのシャアール地区にあるシャアビーヤ市場への空爆を、国際社会はより強く非難しなければならない」と述べた。また、「シリア空 全文をよむ
■有志連合はホデイダの海軍基地を破壊 【サナア、アデン:本紙】 有志連合の航空機は昨日、フースィー派が制圧する軍営地や、サナア、ハッジャ、ダマル、ホデイダ、タイズ、マアリブ、アデンの軍事拠点や弾薬庫への攻撃を続行した。この攻撃により、サナアに拠点を置く特殊治安軍司令本部とホデイダの海軍基地が破壊された。公安筋と医療筋によると、この攻撃により、武装集団メンバー100人以上が殺され、数十人が負傷した。 フースィー派武装集団、親フースィー派部隊と、部族民からなる抵抗勢力の 全文をよむ
■アムネスティがハマースを戦争犯罪で告発 【ロンドン:本紙】 アムネスティ・インターナショナルは、ハマースを凶悪な犯罪行為を働いたとして告発した。その行為の中には、2014年7〜8月のイスラエルによるガザ地区への戦争の間に行われた、イスラエルの協力に対する拷問や処刑が含まれている。 本日水曜日(5月27日)に発行予定のアムネスティの報告書によると、ハマースの部隊は、2014年のイスラエルとガザの抗争において、パレスチナ人を誘拐、拷問し、公開処刑した。これは、23人の 全文をよむ
■エジプト大統領:我々はイエメンの統一と領土の保全を切望する 【カイロ:DPA】 土曜日(23日)、アブドゥルファッターフ・スィースィー大統領は、エジプトはイエメン人の希望や願望の実現に寄与する治安と安全性の基盤の確立を通して、イエメン国家が統一を保持し、領土の保全、及びその機能維持がなされることを切望している、と述べた。 アラー・ユーセフ大統領府公式報道官によると、この発言は土曜日(23日)、スィースィー大統領がイエメン大統領アブドゥラッブフ・マンスール・ハーデ 全文をよむ
■イスラエル閣僚はオバマ大統領の発言を、緊張の高まりと内政干渉と見なして非難 【ナザレ:アスアド・タルハミー】 イスラエルの観察者は、バラク・オバマ大統領が、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相による、「投票箱にアラブ人たちが押し寄せる」との選挙当日の発言を、アメリカの『The Atlantic』誌で取り上げたことに触れ、オバマ大統領は近くネタニヤフ首相とは会談しないつもりだが、これは「アメリカ対外政策の影響」であり、両者の緊張関係が再び高め、信頼を損なう新たな兆候を生み出 全文をよむ
■スィースィー大統領、西洋社会に中東地域への見方を変えるよう要求 【カイロ:ムハンマド・シャーズィリー】 エジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領は、「西洋社会は、我々の地域を西洋的な見方とは異なる方法で見る必要がある。そして、この地域が持っている政治・経済・社会状況の性質、加えて文明・文化的な差異に注意を払わなければならない」と述べた。 同大統領によるこの声明は、昨日、サーミフ・シュクリー・エジプト外務大臣の出席の下、オーストリアのセバスチャン・クルツ 全文をよむ
◼︎イランがシリア体制派支持を再表明 【ロンドン:本紙】 昨日、イランはシリアのアサド政権に対する支持を改めて表明した。諮問評議会のアラーウッディーン・ブルージェルディー国家安全保障外交政策委員長は、「シリア国民は、彼らの意思と軍の抵抗によって侵略を打ち破ることができる」と表明した。 シリア国営通信SANAは、昨日ダマスカスで行われた記者会見における同委員長の発言を以下のように伝えた。「我々がシリアに来たのは、我々がシリアの政府及び国民を支援すること、それは確固たる 全文をよむ
■サウジアラビア軍は「国境」に展開、高性能の重火器といかなる環境にも対応する部隊 【サウジ・イエメン国境:イナード・ウタイビー】 国家警備隊の砲兵隊は、高レベルの精密さ、技術、訓練の結果、フーシ派の民兵に莫大な損害を及ぼすことに成功した。国家警備隊の諸部隊がフーシ派の国境線での動きを封じるために国境地域のナジュラーンに展開したが、この際に、国家警備隊の砲兵隊の持つ高い技術が、標的であるフーシ派を何百人も負傷させることになり、フーシ派による執拗な侵入作戦を失敗に終わらせた。 全文をよむ
■サウジアラビア:計算上、イエメン人へのステータス付与には11年が必要 【リヤド:アフマド・ジュルワーン】 非公式な統計によると、サウジアラビア国内には約50万人のイエメン人不法滞在者が存在している。一方、彼らへのステータス付与(※訳註)のための期間は二ヶ月間(60日)と設定されている。 ステータス付与手続き初日、パスポート局は46箇所あるすべての窓口合計で121名のイエメン人不法滞在者のための手続きを完了することしかできなかった。平均すれば各窓口3人以下の手続きし 全文をよむ
■サウジアラビア:イエメン人不法滞在者に「労働者」「訪問者」のステータス付与 【リヤド:アフマド・ジュルワーン】 サウジアラビア国内に不法滞在しているイエメン人たちが昨日(10日)、パスポート局の「訪問者証明カード」発行窓口に押し寄せ始めた。 イエメン人たちはステータス付与のために必要な手続きを完了し、料金を支払い、ホストを登録する。また、他のイエメン人たちは、手続きを電子プログラム「アジール」(訳註:「労働者」の意)を通して行っている。 また、パスポート 全文をよむ
■ロシア・エジプト首脳会談:二国間関係の強化を協議 【カイロ:本紙】 昨日(9日)クレムリン宮にてウラディミール・プーチンロシア大統領とアブドゥルファッターフ・スィースィーエジプト大統領の会談が開かれた。これはロシアのドイツ戦勝70周年記念日の祝典を機会に行われたもので、二国間の関係の増強や、テロとの戦いへの努力、多くの地域問題、特にイエメン、シリア、リビアの問題に焦点が絞られた。 スィースィー大統領は一昨日(8日)モスクワに到着し、ミハエル・ボグダノフ副外務相 兼 全文をよむ
■イエメン:同盟国はイエメンでの「安全地帯」設置を検討する 【サナア、アデン、リヤード:本紙】 サウジアラビアのアーディル・ジュベイル外相は、同国が同盟国と共に、イエメンにおける安全地帯の設置を検討していると述べた。安全地帯では安保理決議2216に基づき、支援物資到達のため、特定の時間に全ての空爆が停止される。 ジュベイル外相はフースィー派民兵とこれに忠誠を誓う各部隊に対し、同地帯での空爆停止を悪用したり、同地帯への支援物資の到達を妨害したりしないよう警告し、サウジ 全文をよむ
■地域発展に向けてサウジアラビア・モロッコ間でサミット開催 【リヤド:本紙】 昨日、二聖都の守護者・サウジアラビアのサルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ国王は、モロッコのムハンマド6世国王と、リヤドの宮殿で公式会談を開いた。 サウジ国営通信は、今般のサミットは、二国間関係と協力のあり方、また地域及び国レベルでの発展を探るものであったと報じた。 会談には、サウジアラビア側から、ムハンマド・ビン・ナーイフ・ビン・アブドゥルアズィーズ皇太子兼副首相兼内務大臣と 全文をよむ
■アバーディー首相はイラクが「ダーイシュ」を駆逐できることを強調、カナダ首相は「ペシュメルカ」を訪問 【バグダード:本紙】 昨日、カナダのスティーヴン・ハーパー首相はバグダードを訪問し、イラクのアバーディー首相と会談した。その際、アバーディー首相は、イラク部隊が「ダーイシュ」を駆逐する能力があることを強調した。ハーパー首相は、その後アルビールへ移動して、同市西部のハーズィル戦線にいる「ペシュメルカ」軍を訪問した。 首相府から出された声明は、「カナダのスティーヴン・ハ 全文をよむ
■イラクは7月にF-16戦闘機の引き取り 【バグダード:ブシュラー・ムザッファル】 イラク空軍司令部は、今年の7月に、アメリカ政府から複数のF-16戦闘機を引き取る予定であることを明らかにした。一方、イラク国防省は、ファルージャ東部カルマ郊外の旧道、及び同北部郊外の3つの村が解放されたことを発表した。 イラク国防省の声明によると、イラク空軍司令部戦闘機部隊のアンワル・ハマド・アミーン中将は、「国家の防衛とテロリスト集団の掃討を指揮し、進行中の様々な作戦の中で多くの義 全文をよむ
■レバノンがミサイルと軍事機器を受領、費用はサウジアラビアがフランスに支払い 【ベイルート:本紙】 20日午前、フランスの武器でレバノン軍を武装するという、サウジアラビアによる前例のない贈り物は、対戦車ミサイル「ミラン」と、監視強化及び国境防衛のための軍事機器と装置の最後の一式をレバノン側が受け取って、有言実行される形となった。ラフィーク・ハリーリー国際空港での大規模な式典で、サウジアラビアのアリー・アワード・アスィーリー在レバノン大使は次のように述べた。「レバノンには安定維 全文をよむ
■パスポートの効力の強い国と弱い国 【ドバイ:本紙】 新たな千年紀の開始と共に世界各国の旅行者に広範な制限が課せられる中、国民にとってのパスポートの価値が増幅した。それゆえ、世界的にパスポートの効力の強弱を示したリストが多くの人々の関心を集めている。 ビジネスマン向けの居住権や国籍のサービスを提供している「アートン・キャピタル」社のリストによると、アメリカとイギリスのパスポートが第一位の座を占めている。入国の際、入国査証(ビザ)を必要としない国の数というただ一つの基 全文をよむ
■国連:シリア政府軍による塩素ガス使用を非難 【国連:アブドゥルハミード・スィヤーム】 国連安全保障理事会の会議において、シリア人医師たちが、先月の塩素ガスによる攻撃に見舞われた3人の子供の命を助けようとして、叶わなかった様子を写したカメラ映像を提示し、大使らは涙で瞳を濡らした。 1-3歳の子供たちが搬送された病院の院長であるムハンマド・タナーリー医師は、「シリア北西部のイドリブ県にあるサルミーンの村で3月13日に起きた攻撃によって、3人の兄弟と彼らの両親、祖母が殺 全文をよむ
■サハラ地域の「自治」におけるモロッコへの米国支援 【ラバト:ムハンマド・アシュハブ】 米国政府は、モロッコの提案が「真剣かつ現実的で信憑性がある」ことを強調しつつ、サハラ地域での自治計画について自国の「明確な」立場を再確認した。両国政府の戦略的対話の第3セッション終了直後に発表された共同声明で、米国は自国の立場が「数年前から一貫している」と主張した。 米国は、「サハラ地域での自治に関するモロッコの計画が真剣かつ現実的で信憑性があると確信している。また、その計画は 全文をよむ
■イエメン:フースィー派を狙った集中攻撃、同派のアデン港侵攻を阻止 【リヤード:ハーリド・ウマリー、サウジ・イエメン国境:イナード・ウタイビー、ダンマーム:ナースィル・ビン・フサイン、ジャーザーン:ヤフヤー・ハルダリー】 「断固たる嵐」同盟軍の司令部は、同盟軍がイエメンからの各国民の退避に対する責任と、人道的活動の重要性を認識していると強調した。サナア国際空港を制圧しているフースィー派の民兵がスーダン人の退避のため同盟軍の許可を得て飛行していたスーダンの航空機の着陸を拒否した 全文をよむ
■モロッコは国連で対テロ連盟の適用を発表 【ラバト:本紙】 ウマル・ヒラール国連モロッコ政府代表は、ニューヨークの国連本部にて、安保理常任理事国5カ国を含む30カ国で構成される「対テロ友好連盟」の適用を発表した。 この連盟はモロッコがイニシアティブとなり設立されたもので、国連主導で実施中のイニシアティブとの協調を果たし、過激主義との闘いにおける国家間での連携を強化することを目的とする。 ヒラール大使は水曜日に、本連盟が「国家間の平和と安全への断続的な脅威に 全文をよむ
■ヨルダン、国連とシリア難民のための基金を設立 【アンマン:ヌールマー・ナアマート】 ヨルダンのイマード・ナジーブ・ファーフーリー計画・国際協力相と国連のエドワード・カロン在ヨルダン人道問題調整官は、ヨルダンの人道問題への対応能力を強化するための基金設立合意に署名した。この基金には、シリア危機への対応における共同努力をサポートすることを通じて、援助の効果的な協調を促進し、ヨルダンの負担を軽減する狙いがある。同基金は今年度のヨルダンのシリア難民対応計画を含む諸プロジェクトに資金 全文をよむ
◼︎カタールの駐エジプト大使が任国復帰 【カイロ:本紙】 カタールのムハンマド・サイフ・ブー・アイナイン駐エジプト大使が、カタールのタミーム・ビン・ハマド・ビン・ハリーファ・アール・サーニー首長とともにエジプトに帰還した。同首長は土曜(28日)の朝にエジプトのシャルムッシャイフに到着し、第26回アラブ・サミットに参加した後、同日午後にエジプトを去った。情報筋によれば、これによってムハンマド大使はエジプトに再赴任、公務に復帰する。 カタールは2月18日に、アラブ連盟の 全文をよむ
◼︎「断固たる嵐」作戦の報道官、最初の15分で制空権を確保 【リヤド:本紙】 サウジアラビアが呼びかけたイエメンのフースィー派拠点への有志国による空爆作戦「断固たる嵐」の報道担当官、ラカン・アフマド・アスィーリー准将は、作戦初日の概要を述べる中で、フースィー派の対空防衛に圧力をかけることで優位に立ち、空軍基地への攻撃、戦闘機、司令塔及びミサイルの破壊によって、有志国が最初の目的を達成したと強調した。また、作戦開始最初の15分で制空権を完全に確保したと加えた。 木曜日 全文をよむ
■ヨルダン、スーダン、モロッコ、エジプト、パキスタンが「ハズムの嵐」作戦参加の意向を表明 【リヤド:本紙】 ヨルダン、スーダン、モロッコ、エジプト、パキスタンは、サウジアラビア及び湾岸諸国からの打診、また正統なるイエメン政府からの直接の要請を受けて、サウジ主導のイエメン空爆作戦「ハズムの嵐」に参加する意向を表明した。 アーディル・ビン・アフマド駐米サウジアラビア大使は、水曜(25日)深夜、イエメンの正統な政府の要請をうけて、サウジアラビアは同日、10以上の有志国とと 全文をよむ
■イエメン外相、アラブ諸国に「イランによる支配からイエメンを救う」ことを要請 【シャルム・アッ=シャイフ:ムハンマド・サラーハ】 エジプト・シナイ半島のシャルム・アッ=シャイフで土曜(28日)と日曜(29日)の二日間にわたり開催されるアラブ諸国サミットでは、イエメン問題が議論の焦点となる。(その準備会合として)本日(26日)、アラブ諸国外相が、アラブ諸国によるイエメンへの軍事介入を求める同国の要請を議論する予定である。 イエメンのリヤード・ヤースィーン外相は、本紙へ 全文をよむ
■モロッコ外相、チュニジア大統領に哀悼の意を示し、同国外相と会談 【ラバト:本紙】 モロッコ当局筋によると、モロッコ外相サラーフッディーン・メズワール氏は、チュニジア大統領バージー・カーイド・スィブスィー氏にチュニスの大統領官邸で面会し、3月18日にチュニスのバルドー博物館で起こった、観光客を狙い数十人もの死傷者を出したテロ攻撃について哀悼の意を示した。 モロッコ外務省によると、メズワール外相は、モロッコ国王ムハンマド6世の書簡をスィブスィー大統領に手渡した。書簡に 全文をよむ
■湾岸諸国、イエメン問題解決を急ぐための会合 【リヤド:本紙】 サウジアラビアのサルマーン国王は、昨日(21日)、リヤド・ディルイーヤのアウジャー宮殿にバーレーンのサルマーン・ビン・ハマド・ハリーファ皇太子、アブダビのムハンマド・ビン・ザーイド・ナヒヤーン皇太子、カタールのアブドゥッラー・ビン・ナースィル・サーニー首相、そしてクウェートのムハンマド・ハーリド・サバーハ副首相を迎えた。 これら王族のサウジアラビア訪問は、湾岸の兄弟諸国間で国民の幸福と地域の諸問題につい 全文をよむ
■UAE、駐スウェーデン大使を召還。クウェート、オマーンもスウェーデン外相声明を非難。 【アブダビ:シャフィーク・アサディー;リヤド:本紙】 UAEは昨日(18日)、スウェーデンのマルゴット・ヴァルストローム外相がサウジアラビアを批判したことを理由に、同国のスルターン・ラーシド・カイトゥーブ駐スウェーデン大使を召還した(※訳註)。また、UAE外務省は、スウェーデンのジャン・テスレフ駐UAE大使に出頭を命じ、「サウジアラビアの名誉を傷つける」同国外相の声明に対する抗議の意を伝え 全文をよむ
■ヨルダン、シリア危機に対処するための資金援助を国際社会に要請 【アンマン:ヌールマー・ナアマート】 ヨルダンのアブドゥッラー・ヌスール首相は、同国が取り組む「シリア危機の平和的・包括的解決を見出す」努力を強調した。ヨルダンは現在、シリア社会のすべてのグループに国家再建への参加の機会を与える形での調停を模索している。 同首相は、自身が議長を務めるシリア危機についての会合で、「(我々が直面する)挑戦は前例のないものである」、と述べた。各国の閣僚・大使が参加したこの会合 全文をよむ
■サウジアラビアはミャンマー政府に対し少数派のムスリムへの差別を止めるよう要請 【ジュネーブ:本紙】 月曜日(17日)、サウジアラビアは、国連の人権委員会に対して、ミャンマーのムスリムである、少数派民族「ロヒンギャ」への制度的な暴力が継続していることへの遺憾の意を表明した。人権委員会のヤンギー・ミー・ミャンマー担当特別報道官による報告が、これらの暴力を裏付けた。 国連人権委員会の同評議会会合に参加しているサウジ代表団のメンバーで、同委員会のメンバーであるアブドゥルア 全文をよむ
■国連:イエメン人1,600万人を支援する計画の立ち上げ 【サナア:本紙】 国連は、イエメンのための新たな人道支援計画を正式に立ち上げた。支援額は7億4,750万ドルで、そのうち2億8,460万ドル(38%)が人命にかかわる支援、また、特に保護が必要とされる者への支援のためのプログラムの実行に使われる。国連のイエメン人道支援コーディネーター、ヨハネス・ファン・デル・クラーウ(Johannes Van Der Klaauw)氏は、本紙への談話において、以下のように述べた。 全文をよむ
■ハリーリー氏、スィースィー大統領と会談「イランに反対しているわけではないが、我々の見解がある」 【カイロ:本紙】 レバノンの元首相であり「ムスタクバル潮流」党首であるサアド・ハリーリーは昨日(8日)、エジプトのアブドルファッターフ・スィースィー大統領とカイロの大統領府で会談した。会談には、バースィム・サブア元大臣とガッタース・ホーリー元議員が出席し、1時間に渡りアラブや域内情勢について協議が行われた。 エジプト大統領府のスポークスマンであるアラー・ユースフ大使は、 全文をよむ
■サルマーン国王とスィースィー大統領の首脳会談:サウジ・エジプト関係は戦略的 【リヤド:本紙、カイロ:ヤースィル・シャーズィリー】 サウジアラビアの「二聖モスクの守護者」サルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ国王とエジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領は昨日、リヤドでの会談で、二国間の戦略的関係を深化し、あらゆる分野において関係を強化する意向を確認した。 国営サウジアラビア通信(SPA)は、サルマーン国王とスィースィー大統領が「最高レベルの協力の意思を 全文をよむ
■アサドはシリアの未来とはなり得ない 【フィリップ・ハモンド、ローラン・ファビウス】 フィリップ・ハモンド英外相とローラン・ファビウス仏外相は、『ハヤート』紙にアラビア語版での掲載のため、共同論説を寄稿した。以下がその全文である。 バッシャール・アサドは、自らが閉じこもっている宮殿から自国民に対して戦争を仕掛ける事だけで満足せず、世界での自らのイメージを改善しようとしている。また、西側メディアを通じて、過激派の残虐行為を利用し、自分はシリアの混乱に立ち向かう我々(欧 全文をよむ
■EUは「テロ」との戦いにおいてイラクへの支援継続を表明 【ブリュッセル:アナトリア通信】 EUは「テロ」との戦いにおいて、引き続きイラクと同じ立場をとり、テロ組織「イスラーム国」(ダーイシュ)の脅威に立ち向かうことを表明した。 欧州連合外務・安全保障政策上級代表のフェデリカ・モゲリーニ氏は声明内で次のように述べた。「イラク西部バグダーディーの町で住民多数が殺された。これはダーイシュが人間の命と尊厳を否定しているという更なる証拠である。」 同氏はさらに以下 全文をよむ
■トルコは「ヌスラ戦線」を支援し、シリア軍陣地を砲撃 【アンカラ:ユースフ・シャリーフ;ロンドン、ベイルート:本紙、ロイター、AFP】 複数のメディア筋は、トルコ政府が「シャームの民のヌスラ戦線」を支援し、シリア軍陣地を砲撃、トルコ領がシリアの反体制派の武器売買の市場と化していたことを明らかにした。一方、シリア人権監視団は、悪天候が回復して以降シリア軍戦闘機が空爆を再開するなか、イラン革命防衛隊クドス軍団のカーセム・スレイマーニー司令官とヒズブッラー軍事部門代表のムスタファー 全文をよむ
■オランド大統領、マリの和平に向けてのアルジェリアの努力を賞賛 【アルジェ:アーティフ・カダーディラ】 フランスのフランソワ・オランド大統領は、マリの武装集団間の対話を成功に導くアルジェリアの努力を賞賛した。同氏は、フランスはマリにおける紛争解決のためのアルジェリアの仲裁を「全面的に」支援すると述べ、またフランスとアルジェリアは、多くの分野、とくに域内問題に関わる分野の前進のために、強い意志を持って、前向きに取り組んでいくと強調した。オランド大統領のこの発言と時を同じくして、 全文をよむ
■アサド大統領:我々はイラクから米国の空爆に関する情報を得ている 【ベイルート:ロイター】 シリアのバッシャール・アサド大統領は、イラクをはじめとする第三者が、米国によって主導されているシリアでのダーイシュ(イスラーム国)空爆に関する情報をダマスカスに伝えている、と述べた。 アサド大統領はBBCとのインタビューで今日(火曜日)、昨年9月以降、シリアでダーイシュに対する空爆を行う米国と直接の協力は行われていないと述べた。 間接的な協力は行われているかとの問い 全文をよむ
■エジプト:露・エジプト両大統領、軍事・経済協定に署名 【カイロ:ムハンマド・サラーフ】 ウラジミール・プーチン露大統領は昨日(9日)、二日間に渡る訪問の為カイロに到着した。訪問中、同大統領はアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領との首脳会談を行い、いくつかの経済・軍事協定の署名を完了させる。一方、サッカーの試合を観戦しようとしていたファンに警察がガス爆弾を発砲した直後の混乱により、22人が死亡するという事件が発生した。 スィースィー大統領は、昨日プーチン大統領 全文をよむ
■有志連合、「ダーイシュ」に対する広範な地上攻撃を近く支援 【ワシントン:ジョイス・カラム;アンマン:ターミル・サマーディー;アブダビ:シャフィーク・アサディー】 対ダーイシュ有志連合は昨日(8日)夜、同組織に対し近々広範な地上攻撃を仕掛けると発表した。 有志連合の作戦調整を担当するジョン・アレン米大統領特使は、ヨルダンの国営ぺトラ通信社に向けて声明を発表し、「有志連合の援助を受け、イラク軍主導の下、ダーイシュに対する広範な地上攻撃が行われる予定だ」と述べた。 全文をよむ
■レバノン:4月にサウジアラビアが出資した武器が到着 【ベイルート:本紙】 フランスは、サウジアラビアによるレバノン軍への武器資金出資の真偽に関する論争に終止符を打った。これは、(訳注:先月亡くなった)二聖モスクの守護者、故アブドゥッラー・ビン・アブドゥルアジース・サウジアラビア国王が、テロリスト集団やタクフィール主義者と戦う武器と装備のための資金を、軍事部門に支出するよう命じていたものである。第51会ミュンヘン安全保障会議のセッションで、レバノンのタンマーム・サラーム首相は 全文をよむ
■サウジアラビア:サルマーン国王はアラブにおける問題全ての支援を確約 【リヤド:ハーリド・アムリー】 二聖モスクの守護者、サウジアラビアのサルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ国王は、昨日リヤドで、潘基文国連事務総長と地域及び国際問題について検討した。そして、潘事務総長に対して、「全てのアラブの問題」に対し支援することを確約した。 潘事務総長は、会談終了後の記者会見の中で、「時間の制約があり、人権問題について議論することは出来なかった」と述べたが、「サルマーン国王の 全文をよむ
■元モサド局長、イスラエル政府に対して和平イニシアティブをとるよう求める 【被占領地エルサレム:アーマール・シャハーダ】 元モサド(イスラエル秘密諜報局)局長のダニー・ヤトゥーム将軍は、イスラエル政府に対して「イスラエルが先手を切るべきだ」として、イスラエルは政治的イニシアティブを発揮して中東諸国間会議を開催し、会議の中心議題をアラブ和平提案の討議とすることによってそれとイスラエル和平提案とのすり合わせをするよう求めた。 同氏は、今はかつてないほどに和平実現の機会が 全文をよむ
■イエメン:アラブ連盟、フースィー派のいわゆる憲法発布は、正当性に対するクーデターとみなす。 ■「シバ」州の部族指導者はクーデターが継続した場合、石油資源を自己管理下に置くと警告 【各都市:各通信社】 アラブ連盟は、イエメンのフースィー派勢力に対して「一方的で急進的な歩みを続けること」への警告を発した。そしていわゆる「憲法宣言」は「憲法の正当性に対するクーデター」であると表現した。 アラブ連盟はナビール・アラビー事務局長名によるウェブサイトにて以下のように声明を 全文をよむ
■ヨルダン軍の空爆は「ダーイシュ」首謀者たちを追い詰める 【アンマン:ターミル・サマーディー】 昨日(6日)ヨルダン軍の戦闘機は「ダーイシュ」の複数の拠点に対してさらなる攻撃を行った。これは、ダーイシュが生きたまま焼殺したヨルダン人飛行士のムアーッズ・カサースバ中尉の復讐としてヨルダン政府が一昨日に実行を開始した大規模な空爆作戦の一環である。同作戦には「ダーイシュ」首謀者らを標的とすることも含まれている。この攻撃と時を同じくして、金曜礼拝後、アンマンでは激しい民衆デモが行なわ 全文をよむ
■イスラエル軍司令官はイエメンのフースィー派勢力伸展を懸念 【ナザレ:ワディーウ・アワーウィダ(本紙)】 占領軍司令官ベニー・ガンツ参謀総長は、その任期が終了する10日前、自身の軍隊に満足していると述べたが、その置かれている状況には懸念を表明した。参謀総長は、ガザ地区や北部のレバノン国境付近の戦線において戦火が上がること、ならびに米国と(イスラエルと)の関係が現在経験している「危機」により治安的な影響がでることを危惧している。同氏は、もしシャブアー農場での(ヒズブッラーによる 全文をよむ
■ヨルダン:ラッカに複数の空爆、イラク国境への増員派遣も 【アンマン:ターミル・サマーディー】 ヨルダン国王アブドゥッラー2世は昨日(5日)、「ヨルダン人パイロットのムアーッズ・カサースバ氏が生きたまま火刑に処されたことに対する報復として、ヨルダン王国空軍は、シリアのラッカにある「ダーイシュ」の複数の拠点に空爆を行なった」と述べた。一方、信頼できる情報筋は「ヨルダン軍の複数の部隊がイラク国境に向かった」と発表した。 空爆の発表と同じ頃、アブドゥッラー2世国王は、カサ 全文をよむ
■ヨルダンは戦争と復讐の雰囲気を孕んでいる 【アンマン:ターミル・サマーディー】 「ダーイシュ」(イスラーム国)によるヨルダン人パイロット、ムアーッズ・カサースバ氏焼殺は、ヨルダン国内に衝撃と激怒をもたらした。ヨルダン政府はその過激派組織(ダーイシュ)を「震撼させる報復」を行うと述べ、対「ダーイシュ」連合軍への参加支持を強調した。一方、ヨルダンのアブドゥッラー2世国王は同組織に対する「厳しい報復」を誓い、ヨルダン人パイロットの血は「無駄に流されることはない」と強調した。これら 全文をよむ
■エジプト当局、「アル=ジャズィーラ」のオーストラリア人記者を本国へ送還 【カイロ:本紙】 公営シャルクルアウサト通信によれば、アブドゥルファッターフ・スィースィー大統領の承認を経て、エジプト当局は昨日(1日)日曜日、衛星テレビ局「アル=ジャズィーラ」のオーストラリア人記者、ピーター・グレスト氏を本国へ送還した。同氏はメディアで「マリオット・セル(細胞)」として知られる事件の容疑者であり、彼の釈放・送還の措置は数か月前から期待されていた。 治安筋によると、エジプト当 全文をよむ
■パレスチナ外務省:イスラエルの入植継続を受けて、本件を国際刑事裁判所に付託予定 【ラーマッラー:アナトリア通信】 パレスチナ領土におけるイスラエル入植地建設の継続を受け、パレスチナ外務省は、国際刑事裁判所へ本件を付託するだろうと述べた。これは、イスラエル政府が新たに450世帯以上の建設に向け入札を行うと発表したことを受けて、記者会見でなされた声明である。 パレスチナ外務省は、イスラエルのこの行為を「国際社会・国際的正当性に対する露骨な挑発、占領という犯罪に対する世 全文をよむ
■首相、クウェートへの重要な訪問今日開始 【クウェート:サハル・ザフラーン】 イブラーヒーム・マフラブ首相は、本日クウェートへ重要な訪問を行う。滞在は3日に渡り、期間中クウェート首長(アミール)サバーフ・アフマド・サバーフ陛下を筆頭としたクウェート首脳らと経済、政治協議を行う。 アブドゥルカリーム・スライマーン駐クウェート・エジプト大使は、クウェート政府がテロとの戦いにおいてエジプトを強く支持していると述べ、最近のテロ事件はこれからもこれまでもエジプト経済会議に対す 全文をよむ
■ヒズブッラー:ナスルッラー議長、イスラエルとの交戦規則の崩壊を宣言 【ベイルート:本紙】 「ヒズブッラー」のハサン・ナスルッラー書記長は、イスラエルとの交戦規則の崩壊を宣言した。彼は、「我々は(交戦規則)を気にせず、非戦場と戦場とを区別もしない。(イスラエルによる)攻撃への抵抗として、何をいつ、どこでどう起こそうと、それは国際法下での我々の権利である」と強調した。また昨日、ベイルートでは、アメリカのデイビッド・ヘイル大使とフランスのパトリス・パオリ大使が、ジュブラーン・バー 全文をよむ
■「イエメンのアル=カーイダ」はフランスを攻撃する 【アンマン:ターミル・サマーディー】 サナアならびにオタワのAFPおよびロイター通信によると、イエメンを拠点とする組織「アラビア半島のアル=カーイダ」(AQAP)諮問議会の一員であるイブラーヒーム・ルバイシュ氏が、「YouTube」の音声録音の中で、フランスへの攻撃を続けるよう扇動した。フランスは、今月7日から9日にかけて、「アラビア半島のアル=カーイダ」による血なまぐさい攻撃の標的となり、17名の死者を出した。ルバイシュ氏 全文をよむ
■レバノン南部の沈静化を求める諸外国の接触 【ベイルート:本紙】 昨日、レバノン南部の戦闘地帯が警戒の静寂に包まれた。これは「ヒズブッラー」が、イスラエルが占領しているシャブアー農場への(攻撃)作戦を行った24時間後のことであった。この作戦によって、イスラエル兵士2名が死亡、7名が負傷したのに加え、(これに対する)イスラエルの(報復)爆撃により、国際連合レバノン暫定駐留軍(UNFIL)所属のスペイン人兵士1名が死亡した。イスラエル戦闘機は、南部からベカーア高原までベイルートと 全文をよむ
■ヨルダン政府はカサースバ氏の生存を確認できない以上「自爆テロ犯」の引渡は行わない意向 【アンマン:ターミル・サマーディー;ロンドン、東京:本紙、AFP】 ヨルダンのムハンマド・マウムニー情報相兼政府報道官は昨日(29日)、同国は現在「イスラーム国」の下で捕虜となっているムアーッズ・カサースバ操縦士の身の安全を保証することを求めた。同情報相は、ヨルダン人操縦士の身柄と引き換えでなければ、イラク人自爆テロ犯のサージダ・リーシャーウィー死刑囚の身柄は引き渡さないとし、「イスラーム 全文をよむ
■アンマン当局は捕虜交換を提案:リーシャーウィー死刑囚と引き換えに捕虜とされているパイロットの解放を 【アンマン:ターミル・サマーディー;東京:AFP】 ヨルダンは昨日(28日)、イラク人のサージダ・リーシャーウィー氏を釈放する準備ができていると発表した。同氏は、2005年にアンマンのホテルで自爆攻撃を試みたとの容疑で死刑判決を受けている。ヨルダン政府は、リーシャーウィー死刑囚釈放は「ダーイシュ」(イスラーム国)がパイロットのムアーッズ・カサースバ氏を解放するのと引き換えに行 全文をよむ
■ネタニヤフ首相との会談を拒否したオバマ大統領に対し、イスラエル大統領が会談を断る ■テルアビブはベツレヘムを見下ろす丘陵地帯のインフラ計画を策定 【ラーマッラー:ファーディー・アブー・スアダー(本紙)】 アメリカのバラク・オバマ大統領はイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相との会談を拒否したが、それへの返答のような動きがあった。アメリカ連邦議会はホワイトハウスに相談することなく、イランの核問題を討議する議会で演説を行うためにネタニヤフ首相を招待し、同首相がこれを受け入れ 全文をよむ
■サウジアラビアは「国連人権理事会」に宗教蔑視問題の議論を求める 【ジュネーブ:本紙】 国連人権理事会は、「シャルリー・エブド」誌が預言者ムハンマドの風刺画を再掲載したことに続いて、宗教蔑視の問題を議論し、これに関する決議案を票決することを決めた。これは、ファイサル・トラード在ジュネーブ国連サウジアラビア常駐代表から国連人権高等弁務官ザイド・フサイン王子*への要請により、三月の(同理事会の)次期会合で行われる。 国連人権理事会で採決にかけられる決議案では、表現・報道 全文をよむ
■日本政府はテロへの屈服を拒否 【東京、マドリード:ロイター、AFP】 日本は、インターネット上に投稿された動画を強く非難した。この動画では、シリアで「イスラーム国」(ダーイシュ)に拘束されている後藤健二さんが、もう1人の日本人人質である湯川遥菜さんが処刑されたと述べている。新たな動画の投稿は、人質2人の解放のために日本政府が2億ドルの身代金を払うようダーイシュによって設定されていた72時間の猶予期間が過ぎたのを受けたもので、この金額は、ダーイシュと戦っている国々に対し、2週 全文をよむ
■カイロでのシリア人の対話は論争に没頭 【カイロ:ムハンマド・シャーディリー、ロンドン:本紙】 シリア反体制派とバッシャール・アサド大統領政権の代表者らが一堂に会することを提唱する「モスクワ・フォーラム」開催を数日後に控える中、カイロでは昨日、様々な反体制派潮流を代表するシリア人らが集まり、会合が行われた。この会合が成功すれば、シリアの将来に向けた「ロードマップ」に関する反体制派の考えを含めた文書が準備されると予想されている。 「国民連立」のメンバーは「公式に」ある 全文をよむ
■「シリアの友連絡グループ」代表者がロンドンで会合 【ロンドン:本紙】 イギリスの外交筋は、昨日(21日)、本紙に対し、「イスラーム国(ダーイシュ)」に対抗する国際・アラブ有志連合によるロンドンでの外相級会合に合わせ、本日(22日)、「シリアの友連絡グループ」の「中核」をなす高官レベルの会合が開かれる、と伝えた。 「中核」は、「シリアの友連絡グループ」の11か国から成る。参加国の協議は、ロシアのイニシアチブに関する現状の進展についての議論と、ステファン・デ・ミストゥ 全文をよむ
■シリア:「イスラーム国」が日本人人質二人の解放に2億ドルを要求 【東京、パリ、ベルリン:本紙、AFP、ロイター】 「イスラーム国」は、ジハード系ウェブサイトに流した動画の中で、72時間以内に日本政府が2億ドルの身代金を支払わない場合、日本人の人質2名を処刑すると脅迫した。これに対し、日本の安倍内閣総理大臣は占領地エルサレムから返答、日本が「テロ」に屈することはないと強調した。一方、菅義偉内閣官房長官からは、「陣頭指揮を執る」人物として中山泰秀外務副大臣をヨルダンの首都アンマ 全文をよむ
■アバーディー首相、アメリカとイランが合意の方向へ進んでいるとの情報 【バグダード:ガッサーン・シャルビル】 イラクのハイダル・アバーディー首相は、アメリカ側とイラン側から得られた情報は、両者が合意の方向へ進んでいることを示している、と述べた。また、以下のように加えた。私は、バラク・オバマ大統領が、「イランと完全な形で決着をつけることを熱望していると感じた。そして不思議なことに、イラン側も同じ状況を受け入れることを望んでいると感じた。この状況は、3、4か月前にはなかった。今イ 全文をよむ
■日本はエジプトの安定を支援すると誓約、対「ダーイシュ」(イスラーム国)攻撃参加諸国への支援提供も発表 【カイロ:アフマド・ムスタファー、マルセル・ナスル】 カイロ当局は昨日、日本の支援を獲得し、国内を安定させる努力を強化、経済状況を向上させる。エジプトの経済状況は、過去3年間の混乱により後退していた。アブドゥルファッターフ・スィースィー大統領と日本の安倍晋三内閣総理大臣の協議では、主に経済とテロの問題が扱われ、中東でのテロとの戦いにおける協力関係を確立するという結論に達した 全文をよむ
■モスクワはシリア反体制派への警戒を緩和 【ロンドン・ベイルート:本紙・AFP】 アメリカ軍は、「イスラーム国」(ダーイシュ)との戦闘に向け、穏健なシリア反体制派の戦闘員を訓練するため、軍事専門家400名の派遣の時期を早めた。また「イスラーム国」は、シリア北東部で自軍の幹部複数名と対立していた17名を、虐殺の報復として処刑した。一方、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、反体制派政治勢力に対する警戒を緩和した。これは今月末にモスクワで行われる協議会に彼らが参加しない現状を踏ま 全文をよむ
■一時合意を受け、ワアル地区への食糧支援物資の搬入開始 【ロンドン、ジュネーブ:本紙、ロイター】 国連職員が政府軍に包囲されたシリア中部のヒムス市ワアル地区への食糧支援物資の搬入を開始する一方、複数の反体制活動家は、終始停戦合意は恒久的ではないと述べた。 国連の複数の高官は昨日、交戦し合う当事者間の交渉の末、シリアのヒムス市内の包囲された地区に住む住民数万人に対し、国連救援部門職員が食糧支援物資の搬入を始めたと発表した。 シリア全土での平和合意が困難ななか 全文をよむ
エジプト外務大臣、緊張緩和のためにモロッコ訪問 【カイロ:本紙】 エジプトのサーミフ・シュクリー外務大臣は昨日、両国の関係を悪化させる緊張の緩和を目的とした訪問で、モロッコへと向かった。これはモロッコのテレビ局がラジオ放送で、エジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領を、一方で「クーデターの大統領」と呼び、また一方でエジプトとアルジェリアの関係改善の使者と伝えたことを背景とする。 シュクリー大臣は、短い訪問の中で、スィースィー大統領からの書簡を渡すためにモ 全文をよむ
■カナダ外務大臣、カイロでの会見後「ジャズィーラ」記者問題は早急には解決しないと予想 【カイロ:ムハンマド・シャーザリー】 カナダのジョン・ベアード外務大臣は、昨日(15日)カイロで行った各種会見の後、「テロリストらへの支援」を行った容疑によりエジプトで再審を受けるジャズィーラの記者たちの問題について、早急な解決は期待できないと述べた。ここでのテロリストとは「ムスリム同胞団」を指す。 また、カナダ外相は「この事案に関しエジプト政府とオープンかつ率直な対談」を実施し、 全文をよむ
■ホムスにおける「人道的停戦」 【ロンドン:本紙】 昨日、ステファン・デ・ミストゥーラ国連シリア担当特使は、ジュネーブで、アレッポにおける戦闘の「凍結」計画を自身が支持していることを繰り返し、同計画がシリア危機解決の足掛かりとなりうると述べた。また全ての当事者に、戦闘を中止する必要性への合意を呼びかけ、今年中に紛争の政治的解決に至らなければならないと指摘した。同様に、「イスラーム国」(ダーイシュ)が、アレッポから35キロの地点に宿営したことを警告した。 反体制派の「 全文をよむ
■バグダード、有志連合への批判を強める 【バグダード:本紙】 イラクの複数の高官は、「ダーイシュ」との戦闘における国際社会の支援への批判を強め、同組織に対する真摯な活動と調整を同盟国に求めた。 一方、イスラム協力機構のイヤード・マダニー・マダニー事務局長は、昨日イブラーヒーム・ジャアファリー外務大臣との会談後「(各国の)見解を接近させ、行き過ぎを減らすため、メッカないしはそれ以外の場所で会議」を開催するべきだとイラク高官に対し提案したと発表した。 またサリ 全文をよむ
■リビア:解決策を模索するリビア和平交渉、ジュネーヴで開始 【パリ:ランダ・タキーッディーン;トリポリ:アリー・シャイーブ;ニューヨーク:本紙】 今日(15日)まで、ジュネーヴではリビア担当国連事務総長特別代表および国際連合リビア支援団(UNSMIL)団長のベルナルディノ・レオン氏の仲介のもと、多くの「穏健派」らが出席して、和平交渉のセッションが開始された。本紙はこの件に関連する情報を得たが、それによると、レオン氏が交渉後にロンドンへ向かい、関係する西欧諸国政府 に、参加者ら 全文をよむ
■マフムード・アッバース大統領が本日、アラブ外相会合に参加 【カイロ:本紙】 エジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領は、パレスチナのマフムード・アッバース大統領とパレスチナ問題の進展について議論を交わした。また、アッバース大統領は、本日(木曜日)、モーリタニアのアフマド・ウルド・タクディー外相を議長とするアラブ緊急外相会合に参加し、最近のパレスチナ動向、またパレスチナ政府と国際社会の取り組みを討議する。 同パレスチナ大統領は、火曜日夕方カイロに到着し、 全文をよむ
■サウジアラビア:パレスチナ自治政府予算に6000万ドルを支援 【カイロ:ヤースィル・シャーズリー】 昨日(13日)サウジアラビアは、2014年の第四半期のパレスチナ自治政府予算の支援のうち6000万ドルにのぼる同国分担分の支払いに関して発表した。 在エジプトのパレスチナ大使、ジャマール・シャウバキ氏は本紙に対しての声明において以下のように説明した。「サウジアラビアは、パレスチナ自治政府に対するアラブ首脳会議の決定を履行する唯一の国家である。」 また同大使 全文をよむ
■チュニジア、アメリカ製軍用機を受領、ヘリコプター8機を購入 【チュニス:ムハンマド・ヤースィーン・ジャラースィー】 チュニジアは昨日、アメリカ合衆国と締結された軍備取引枠内で、テロとの戦いにおいてチュニジア軍の戦力を強化するための兵站や軍事装備と共に、軍事輸送機を受け取った。また、ハビーブ・サイド新首相は第二共和政時初となる政府樹立に向け、政治的諸勢力との協議を続けた。 チュニジアのガーズィー・ジャリービー国防大臣は、昨日の記者会見で「多目的武装軍用ヘリコプター8 全文をよむ
■安保理、「占領終結」に向け二日以内に決議案票決 【ラーマッラー:ムハンマド・ユーニス】 安全保障理事会(以下「安保理」)は今日明日(30,31日)中に、最長3年以内にイスラエルの占領政策を終わらせるとしてパレスチナ側の提出した決議案を票決する。こうした流れは、パレスチナ側が決意を固め、ヨルダンを通して安保理に対し最終案を提出したことを受けてのことだ。これと並行して、パレスチナ政府代表団はガザを訪問し、省庁の統一と市民の苦しみの軽減について協議する。 マフムード・ア 全文をよむ
■ヨルダンはパイロット解放のため、「苦渋の選択肢」さえも検討 【アンマン:ターミル・サマーディー、ロンドン、ベイルート:本紙、AFP】 ヨルダン政府は昨日、「イスラーム国」(ダーイシュ)の捕虜となったヨルダン人パイロット、マァーッズ・カサースィバ氏解放のため、諸国および地域の当事者に非公式の連絡を行った。ヨルダン当局は、「ダーイシュ」に対する国際・アラブ有志連合からの脱退が「不可能」であることを確認しつつも、「苦渋の」選択を含めたあらゆる選択肢の考慮を始めた。その一方で、過去 全文をよむ
■ヨーロッパの転換に、イスラエルが衝撃 【ラーマッラー、ナザレ、ガザ、ニューヨーク:本紙】 イスラエルは、自国を窮地に追い込み、打撃を与えた「国際政治の津波」を受けて、ヨーロッパに対する激しい攻撃を開始した。政界は、この津波のようなうねりをパレスチナ・イスラエルの「抗争に対するヨーロッパの立場の転換」を反映している、とみなした。 外交関係筋が「暗黒の水曜日」と形容する日に、欧州議会とルクセンブルクの国会がパレスチナ国家を承認し、それと並行して、欧州司法裁判所の判 全文をよむ
■ボグダノフ露副外相、ダマスカスでアサド大統領と会談 【ダマスカス:AFP】 ロシアのミハエル・ボクダノフ外務副大臣は、シリア反体制派をモスクワに集めるというロシアの案について、ダマスカスでシリア高官と協議した。 バッシャール・アサド大統領との会談も行われた訪問に先立ち、ボグダノフ副大臣は、2日間にわたりトルコで反体制派の「シリア国民連合」の高官や多くの武装反体制武装勢力グループの代表者との間でボグダノフ副外相が開催した会談、またベイルートでも民主的変革諸勢力国民調 全文をよむ
エジプト:スィースィー大統領、シナイ半島の外出禁止令を緩和 【カイロ:本紙】 エジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領は火曜日、シナイ半島北部における夜間外出禁止令の適用時間を3時間短縮し、午後7時から午前6時までにすると発表した。 「エジプト・ラジオ・テレビ連合」は以下のように指摘した。「シナイ半島の人々への対応を緩和し、彼らの生計と仕事を支援するため、午後5時から午前7時までの外出禁止令の緩和が敷かれた」。この発表は、大統領とシナイ半島の諸部族長と 全文をよむ
■イエメン:「コマンド作戦」失敗の結果、人質2人が死亡 【サナア:本紙】 米国の「コマンド部隊」がイエメンの特殊部隊と協力し、シャブワ県で人質解放作戦を実行したが、作戦は明確な結果を残さないまま失敗、「アル=カーイダ」に誘拐されていた米国人の人質ルーク・サマーズ氏は昨日(6日)、同じく人質であった南アフリカ人のピエール・コルキー氏とともに殺害された。詳細に関しては情報が錯綜しているが、米政府は公式に自国民1名と南アフリカ人1名の死亡を発表し、イエメン当局は空爆および誘拐犯(武 全文をよむ
■ヨルダン国王:空爆のみで「ダーイシュ」は撲滅されない 【ベイルート:本紙】 ヨルダン国王アブドゥッラー2世は「イスラーム国」(ダーイシュ)が国際的脅威になっていると見なした。そして、多くがイラクとシリアにおいて「イスラーム国」と対処することが優先事項だと考えているにも関わらず、実際はシナイ半島やリビア、ソマリア、マリ、ナイジェリアの状況に注目する必要性があると考えている。国王はまた、いかなる名称を持とうが「イスラーム国」の思想に賛同する全てのテロ組織に対処するための統合的戦 全文をよむ
■シリア:400万人のシリア人が飢餓に苦しむ 【ロンドン、ジュネーヴ:本紙、AFP】 国連世界食料計画(WFP)の発表によれば、約400万人の国内のシリア人が今月、食料供給を受けるだろう。それらは既に利用可能であり、購入も済んでいる。しかしもし必要な資金が得られなければ、来年2月初頭には供給の受け取りが停止されてしまうだろう。WFPの報道官は昨日(5日)、「一時的にシリア人難民への支援を継続することは可能であろう。過去24時間に2,150万ドルの寄付を受けたシリア難民の数は、 全文をよむ
■リビアの「アル=カーイダ」指導者、トルコで拘束後アメリカへ引き渡し 【トリポリ、ワシントン、ハルツーム:本紙、AFP】 複数のトルコ当局は昨日(4日)、リビアの「アル=カーイダ」指導者であるアブドゥルバースィト・アズーズ氏を拘束し、その後アメリカ中央情報局(CIA)に引き渡した。CIAは、同氏がベンガジにおいて2012年にアメリカのクリス・スティーブンス大使殺害事件に関与したとの嫌疑をかけている。一方、米中央軍アフリカ課の司令官を務めるデイビッド・ロドリゲス氏は、アメリカは 全文をよむ
■対トルコ国境地域で反体制派に「安全保障地帯」設置 【ワシントン:ジョイス・カラム;モスクワ、ロンドン:本紙】 シリア政府軍と反体制派諸集団はさまざまな戦線で衝突を継続、米国の情報によると、同国とトルコの間で穏健な反体制派の戦闘員に訓練を施し、シリア国内で「安全保障地帯」を設置してこれを反体制派に提供する合意が急遽形成されつつある。また、同合意が形成されれば、トルコは米国に対し、シリア国内の「イスラーム国」(ダーイシュ、IS)の拠点を攻撃するためにトルコ軍基地を使用することを 全文をよむ
■アラブ連盟:アラブ諸国の外相は、時間枠に沿ったパレスチナ占領終結のための行動計画を決定 【カイロ:ムハンマド・シャーズィリー】 アラブ連盟は昨日(29日)、イスラエルによるパレスチナ占領終結のためのアラブ諸国の行動計画について決定した。このなかには、アラブ諸国による、国連安保理の正式枠組みでの占領終結に向けた特別決議草案の提出、また本件についての安保理諸国及び地域・大陸・国際的枠組みにおける議論の継続が含まれている。 連盟議会は、モーリタニアを議長国として開催され 全文をよむ
■首都アンマンで年次会議開催、シャフシール環境大臣「食糧の自給自足には地域協力が必要」 【アンマン:パスカル・アーザール】 今日、現代を生きるわれわれの今日が、治安を脅かすテロ行為による不安や警戒の波にさらされている中、多くの意志決定者らや政府、また人々は、「ソフト」テロと例えられる別の、より恐ろしいテロの存在を見落としている。それは静かに人々の生活や国家に忍び込み、徐々に複雑な事態を引き起こし、大騒動をもたらす。それはまさに気候変動だ。環境と開発のためのアラブフォーラム(A 全文をよむ
■シリアでの対テロ会議、最終調整進行中 【ムハンマド・マナール・ハミージュ】 シリアの法務省は昨日、同省が反テロリズム・宗教的過激派の会議開催を準備しており、その会議には、80以上のアラブ諸国や米国を筆頭とする諸外国から、自国の国家権力に影響を受けない人々が参加すると明らかにした。また、その会議は今月29日に開催され、3日間にわたり行われるとした。 またこの会議のオーガナイザーの一人であるマーヒル・アッタール氏は、本紙への発言の中で、この会議には米国議会議員や、欧州 全文をよむ
■「同胞団」の副団長をヨルダンの刑務所に収監 【アンマン:本紙】 ヨルダン政府と国内最大野党勢力の関係の決裂状態を示すように、ヨルダン当局は木曜から金曜日の深夜、ムスリム同胞団副団長のザキー・バニー・イルシード氏を逮捕した。 それと同時に、ムスリム同胞団の「タカ派」を率いるバニー・イルシド氏の逮捕、ヨルダン技術者組合メンバーで現在イスラエルに拘束されているアブドゥッラー・ジーターウィー氏の家宅捜査、それに続いて技術者組合のメンバーでムスリム同胞団青年部幹部の一人ハム 全文をよむ
■トルコとイラク、ダーイシュとの戦いで協力 【バグダード:本紙】 ハイダル・アバーディー・イラク首相は、バグダードで行われた、アフメト・ダウトオール・トルコ首相との記者会見において、両国が「ダーイシュ」との戦いにかかわる情報交換を行うことで合意したと明らかにした。その間、ダウトオール首相は、シリアに治安上の真空状況があることを指摘しつつ、トルコ政府は「ダーイシュ」を支援したことも、支援してもいないとした。 一方、チャック・ヘーゲル米国防長官は、「ダーイシュは中東と米 全文をよむ
■米政府、空爆強化…「自由シリア軍」の訓練を準備 【ワシントン:ジョイス・カラム;ベイルート、バグダード:本紙、AFP、ロイター、AP】 チャック・ヘーゲル米国防長官およびマーティン・デンプシー参謀総長は、「ダーイシュ(イスラーム国)に対する空爆は、イラク国軍の軍事力増強と並行して強化する予定だ」と述べた。デンプシー参謀総長はまた、イラク政府が国家の統一という協議事項の調整に失敗した際には、米国政府は部族勢力の掌握および「ダーイシュ」と闘うための現地勢力の確立に向け、「代替案 全文をよむ
■米政府は停戦を支持、シリア国内の「ダーイシュの成長」の責任はアサド大統領にあると主張 【ワシントン:アナトリア通信】 米政府はアレッポ(シリア北部)における休戦を支持すると表明し、「シリア国内のダーイシュの成長」を助長させているのは同国のバッシャール・アサド政権であると指摘した。 米国務省のジェニファー・サキ報道官は月曜(10日)、ワシントンで同省の記者団に対するブリーフィングにおいて、「われわれは、シリア国民の真の安寧をもたらすものとして、休戦を全面的に支持する 全文をよむ
エジプト軍はテロリスト19人の殺害を宣言 【カイロ:本紙】 エジプト軍は、先月10月24日からおととい(7日)までの期間中に、シナイ半島およびその他の県でのテロリストグループの温床をターゲットとした取り締まりを通して、「テロリスト」19人を殺害、数百人を逮捕したと公表した。 また武装組織は、10月24日にシナイ半島アリーシュ市東の軍の検問所「カラム・カワーディース」にある待ち伏せ地点を攻撃し、兵士30人を殺害した。この出来事の後、軍の最高評議会は、シナイ半島での軍事 全文をよむ
サウジアラビア:G20サミットに参加、自国の経済的役割を強調 【リヤド:本紙】 駐豪サウジアラビア大使のナビール・アール・サーリフ閣下は、副首相兼国防大臣であるサルマン・ビン・アブドゥルアズィーズ皇太子が、王国使節団の長として、G20サミットに参加することは、「わが国のグローバルな地位確立への貢献およびグローバルなレベルでのリーダーシップにつながり、さらに世界経済の政策決定におけるわが国の役割の体現である」と強調した。 アール・サーリフ大使はおととい(6日)の 全文をよむ
■国連:最後の化学兵器関連施設の破壊は間もなく開始 【ニューヨーク:AFP、ロイター】 スィグリッド・カーグ国連事務次長補は国連安全保障理事会で、シリアにおける最後の化学兵器関連施設の破壊作業は今月に始まり、来年には終了するだろうと、発表した。 今月の国連安保理議長を務めるオーストラリア(国連)大使が伝えたところによると、「化学兵器禁止機関・国連合同派遣団特別調査官」を務めているカーグ氏はまた、安保理理事国15カ国に対して、13の製造ユニットが破壊されることになるだ 全文をよむ
■ケリー、ウライカート会談は成果なし 【ワシントン:本紙】 パレスチナのサーイブ・ウライカート交渉団長とジョン・ケリー米国務長官の会合は、月曜日(3日)夜から火曜日(4日)にかけて3時間半にも及んだ。しかし、交渉復帰や、国際的な正当性の獲得を目指して国連に赴こうとするパレスチナ側の動きを留まらせるという点に関して、具体的に現状を打破するには至らなかった。この会談では、(パレスチナ側の)一方的な措置を回避するために複数の課題を協議し、交渉復帰に向けて被占領地エルサレムでの入植停 全文をよむ
■レバノン軍への武装援助、サウジ・フランス間で協定調印 【パリ:ランダ・タキーッディーン】 本紙が得た情報によると、レバノン軍への武装援助についてサウジアラビア・フランス間で協定が調印される。その額は3億ドルとされており、二聖モスクの守護者アブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズ国王がこの命を下し、サウジ訪問中のフランスのフランソワ・オーランド大統領にその旨を伝えた。明日(4日)火曜日の朝、首都リヤードにある王宮で調印されるようだ。 調印は、サウジ側はイブラーヒー 全文をよむ
■クウェート:グアンタナモのクウェート人捕虜の一人が水曜日に本国送還へ、残る180人の捕虜はいまだ収容中 【クウェート:本紙、ムナー・ヤースィル】 クウェート政府筋は本紙の取材に対して、「グアンタナモ刑務所に収容されているファウズィー・アウダ氏が11月5日水曜日に釈放され、遅くとも木曜日には本国に送還されるだろう」と明らかにした。 ファウズィー氏は収容されて12年以上経過してからの釈放となる。これに先立つ今年7月、米国の調査委員会は、グアンタナモのクウェート人捕虜で 全文をよむ
■「ペシュメルガ」が空白を埋めるべく…アイン・アラブへ 【ロンドン、アルビール、イスタンブール、ベルリン:本紙、AFP、ロイター】 イラクのクルド人民兵組織「ペシュメルガ」は昨日(28日)、シリア・トルコ国境を越え、クルドの町アイン・アラブ市に向かった。トルコから包囲されている同市への兵站路をイスラーム国(ダーイシュ)が遮断しようとするなか、その攻撃から同市を防衛するクルド人戦闘員への支援に参加するためである。トルコ政府は、自らが「テロリスト」と非難するクルド人政党「民主連合 全文をよむ
■サラーム首相、シリア領内の安全な地域への避難を呼びかけ 【ベイルート:本紙】 レバノンのタンマーム・サラーム首相は、「レバノンの前には、大きな挑戦と問題が立ちはだかっている。中でも、我々がベルリンで取り組んでいる最も大きな課題は、シリア避難民問題や、それに関してレバノンが被る大きな負担といったテーマである。そして今、レバノンを支援するとの立場が実践に移されるためにも、具体的な支援策を検討すべき時が来た」と強調した。 サラーム首相はジブラーン・バーシール外相、ラシー 全文をよむ
■ヨルダン:「備えの獅子」演習の準備として海軍演習を実施 【ベイルート:本紙】 ヨルダン公式筋によると、ヨルダン、米国、英国各国の海軍は月曜日、ヨルダンで来年初頭に実施される予定の「備えの獅子」国籍軍事演習に先駆けて、共同演習を行った。 ヨルダン公式通信社「ぺトラ」は「ヨルダン王国海軍は米海軍と英海軍と共に潜水訓練を実施した」と伝えた。 同通信社は「演習には、参加した各軍の潜水士部隊の任務と装備についての説明・展示が含まれていた」と述べた。 同通 全文をよむ
イラクで「ダーイシュ」に対抗するため近く「部族軍」が結成 【バクダード:本紙】 イラクのフアード・マアスーム大統領は、本紙を含めた多数の新聞・メディアの代表者とのインタビューで、国民の和解の重要性を強調した。また、全ての人々が賛成するような統合文章を発表すると加えた。 その間、ハイダル・アバーディー首相は、アンバールで各部族長との会議を行い、先行してその何人かとアンマンで会談した。その内一つの部族がバグダードでの記者会見で、ダーイシュとの戦い及び軍を支援することで 全文をよむ
◼︎シナイ侵略によりガザとの緩衝地帯設置へ 【カイロ:ムハンマド・サラーフ】 エジプトは昨日(25日)、シャイフ・ズワイド市(シナイ北部)南部の軍部拠点をターゲットとしたおととい(24日)のテロ攻撃による犠牲者の葬儀で悲しみに暮れた。これにより、兵士数十名が死傷した。 これを受け、エジプト政府は、シナイ北部に3カ月の緊急事態を宣言した。また本紙は、同政府がシナイの武装集団を追い詰めるための軍事作戦を強化し、緊急事態宣言の出ている国境地区に補強部隊を送る予定であるとの 全文をよむ
■トルコ国境における「イスラーム国」への新たな攻撃 【ミュルシトプナル(トルコ):AFP】 「イスラーム国」の戦闘員たちは、土曜日未明、シリア領のアイン・アラブ、クルド名コバーニー北部のトルコ国境に向けて発砲した。クルド人はアイン・アラブを懸命に防衛しつつ、イラク領クルド人自治区からの援軍の到着を待っている。 しかし、シリア領内のクルド人指揮官らが、トルコ国境方面への派兵についていかなる合意にも至っていないと述べたため、トルコ政府による派兵の発表後も、シリアの反体制 全文をよむ
■イスラエル政府高官:「イスラーム国」戦闘員のヨルダンへの潜入を懸念 【被占領地エルサレム:アーマール・シハーダ】 イスラエル治安機関は「イスラーム国」のヨルダン領内への潜入を懸念している。 イスラエルメディア筋は「ヨルダンは現在、北部からは「アル=カーイダ」、東部からは「イスラーム国」に取り囲まれている形だ。しかしシリアとは異なり、アブドゥッラー国王やヨルダン政府高官はそれぞれの国境地域において各部族の利益の保護する方策の実行に成功している」という行政高官の言を伝 全文をよむ
■国連安保理は、レバノンへの「ダーイシュ」の危険に警鐘 【ニューヨーク:本紙】 国連安保理決議第1559号履行監視担当事務総長特使のテリー・ロード・ラーセン氏は「イスラーム国」(ダーイシュ)と「ヌスラ戦線」のレバノンへの勢力の拡大の危険性に警鐘を鳴らした。同氏はまた、昨日の安全保障理事会で、サイクス・ピコ協定の地図を提示し、「国境が脅かるようになった地域と切り離して、レバノンの現状に対して対処すべきでない」と安保理に訴えた。 ラーセン氏は昨日の非公式会議で、安全保障 全文をよむ
■フランスとトルコ、緩衝地帯の設置を支持。米国は拒否 【各国首都:通信各社】 シリア・トルコ間の国境に緩衝地帯を設置するというトルコの提案をめぐり、欧米諸国の声明に立場の食い違いがみられる。フランスのフランソワ・オランド大統領は、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領と電話会談を行い、シリア北部での住民虐殺を回避する必要性を強調すると同時に、避難を余儀なくされた人々を受け入れ保護するためにシリアとトルコの国境付近に緩衝地帯を設けるとの考えを支持した。 今週 全文をよむ
■エルドアン大統領、アサド政権の転覆を求める 【アンカラ:ユースフ・シャリーフ、ロンドン、ベイルート:本紙、AFP】 トルコのレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、ワシントンによるシリアのバッシャール・アサド政権打倒の承認を条件に、「イスラーム国」(ダーイシュ)に対する国際・アラブ有志連合に参加するとの姿勢を示した。これに先立ち、トルコ国会では、シリアとイラクにおける作戦遂行のため軍に対する権限付与を採決した。一方、有志連合の戦闘機はダーイシュによるクルドのアイン・アラブ市 全文をよむ
■米国および有志連合各国がシリアで初の空爆を実施 【ワシントン:ロイター、AFP、本紙】 米国および同国と連合を組む各国は、火曜(23日)、シリアで初の空爆を実施した。これにより、地域の過激派戦闘員に対する作戦が遂行される中、「イスラーム国(IS)」およびアル=カーイダ系組織「ヌスラ戦線」の戦闘員数十名が殺害された。 シリア人権監視団は、米国がアレッポ県とイドリブ県の間にある「ヌスラ戦線」の拠点複数を空爆したことにより、同組織のメンバー50名が殺害されたと報告した。 全文をよむ
■国連リビア支援団が危機収束に向けた案を提示予定 【ベイルート:本紙】 国連リビア支援団は、9月29日に予定されている、リビア紛争における種々の当事者間の対話を通じて、リビア国内の危機収束に向けた案を近日中に提示する決意を明らかにした。 支援団は公式ウェブサイトで声明を発表し、「この2週間を通して、ベルナルディノ・レオン国連事務総長特別代表は、国会議員や政治的指導者、市民社会に生きる多くの人々など、リビア全土で多数の当事者と協議した」と表明した。 リビア国 全文をよむ
■対「ダーイシュ」に向けシリア国内で「近く」米国の計画が始動準備に 【ワシントン:ジョイス・カラム】 【ロンドン、ニューヨーク、ベイルート、デン・ハーグ:本紙、AFP、ロイター】 バラク・オバマ米大統領は、(対「イスラーム国」)連合の参加国数が40カ国に達したことから、対「イスラーム国」の動きに向けて自国の軍および議会への呼びかけを加速させた。また、オバマ大統領は、サウジアラビアがシリアの穏健とされる武装した反体制派に訓練を施す計画に同意したと述べた。情報筋が伝えたところ 全文をよむ
■シリアで「ダーイシュ」に対する攻撃…イラクでは「軍事顧問団」が戦闘中 【ワシントン:ジョイス・カラム;ロンドン、ニューヨーク:本紙】 アメリカのチャック・ヘーゲル国防長官とマーティン・デンプシー米軍参謀本部議長は、米国議会に対し、木曜日(18日)までに、シリア反体制派に対する武器供与および訓練指導を可能にする法案の可決を急がせた。両名はさらに、現在のイラク同様、シリア国内の「イスラーム国」(ダーイシュ)の拠点に対しても空爆を行う準備について言及した。また、米軍中央司令部は、 全文をよむ
■エジプト外務大臣、ワシントンへ 【カイロ:本紙】 エジプトのサーミフ・シュクリー外務大臣が、ニューヨークで開かれる国連総会に先立ちワシントンへと向かうことが先程伝えられた。一方、フランスのジャン=イブ・ル・ドリアン国防大臣は、昨日(16日)、アブドゥルファッターフ・スィースィー大統領との会談をもって、カイロ訪問を終えた。 ル・ドリアン国防大臣はスィースィー大統領との会談後に行われた発表において、カイロでの会談を戦略及び政治レベルで「建設的」だったと評価した。同国防 全文をよむ
■パリ会議、「ダーイシュ」との闘いに備える…シリアは決議に含まれず 【パリ:ランダ・タキーッディーン、アーレット・フーリー;テヘラン:ムハンマド・サーリフ・スィドゥキーヤーン;バグダード:本紙】 パリで開かれた「イラクの平和と安全保障に関する会議」は昨日(15日)閉会した。閉幕時の声明では、「ダーイシュ」との戦争におけるイラク政府への政治的および軍事的支援が確認された。同会議では、安全保障と安定の確保に取り組むイラク新政府の姿勢に称賛が送られた。閉幕時の声明ではシリア問題に対 全文をよむ
■アラブ諸国は「ダーイシュ」を攻撃するため、軍と戦闘機を準備 【ロンドン、パリ、ワシントン、ベイルート:本紙、AFP、ロイター】 米国のホワイトハウスは、シリア反体制派に資金を提供し訓練を施すことに合意する件について、米国議会の説得に一歩前進した。一方、米国のジョン・ケリー国務長官は、「イスラーム国」(ダーイシュ、IS)に対する空爆に関して米国政府はシリア政府と協力態勢はとらないとし、シリア政府に対し「後悔を招くようないかなる行為も取るべきでない」と警告した。同時に、同国務長 全文をよむ
■アラブ諸国およびトルコが米国の計画を支持、「ダーイシュ」の暴力から「世界を守る」 【ジェッダ:イナード・ウタイビー、ムアーズ・ウムリー】 イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ、ISIS)との対決に向けてジェッダで開かれた特別会談の参加国は、イスラーム国に戦争を仕掛け同組織への資金流入を食い止めるための米国の計画を支持するとともに、アラブ諸国の団結と自律性を強調した。一方、ジョン・ケリー米国務長官は、同会談に出席したアラブ諸国が「共同声明を作成した」と述べ、「これらすべ 全文をよむ
■米政府、アバーディー首相の軍再建を支持 【バグダード:本紙】 イラクのアバーディー首相は昨日(10日)、米のジョン・ケリー国務長官と会談した。同国務長官は、「ダーイシュ(ISIS)」との戦いに向けて国際的な連合を形成するべく、バグダードを出発地に中東歴訪を開始した。両者の話合いは、イラク国軍再建・再生の重要性、および種々の集団に国家機関への参加を可能とする改革の開始に重点が置かれた。アバーディー首相は、テロ撲滅に向けて今月(9月)15日にパリで開かれる国際会議への参加を促す 全文をよむ
■オバマ大統領、9月11日の記念日に「ダーイシュ」との「戦争」を宣言 【ワシントン:ジョイス・カラム;ロンドン、カイロ、バクダード:本紙】 ホワイトハウスは、バラク・オバマ大統領が二聖モスクの守護者、サウジアラビアのアブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズ国王と電話連絡をとったと発表した。これは大統領が国家安全保障会議のメンバーとの会談、9・11同時多発テロの13周年記念前日の演説を行う直前のことであった。オバマ大統領は今日未明、米国が「イスラーム国」(ダーイシュ)とテロ組 全文をよむ
■米国は「ダーイシュ」と対峙する国際的な連合の形成に向け努力を重ねる 【ベイルート:本紙】 米国は、シリアとイラクで勢力を伸ばしている「イスラーム国」(ダーイシュ)を攻撃するために、世界各国から成る国際的な連合の形成を目指して努力している。その中で、ホワイトハウスは水曜日の今日(10日)、イスラーム国を「解体し、壊滅させる包括的な戦略」を取ると発表した。 声明では、バラク・オバマ米大統領は「イスラーム国を樹立させようとしている過激派組織への措置を講ずるために必要な権 全文をよむ
■各国のイラクにおける対「ダーイシュ」の動き 【ワシントン:AFP】 米政府は、40カ国以上が対「イスラーム国(ダーイシュ)」同盟に何らかの形で加わるだろうと発表した。そのうち25カ国は、米国国務省の見積もりに入れられている。また他の各当局は、外交、諜報活動、軍事援助、および「ダーイシュ」の人員や資金の出所調査といったさまざまな分野に秘密裏に参加する予定だという。 イランに関してはどうか。イラン政権は、イラクのクルド人に対して「ダーイシュ」武装組織と対決するための支 全文をよむ
■アラビー事務局長:過激派組織との戦いの決定は思想的テロリズムの源の廃絶を含む 【カイロ:本紙】 アラブ連盟のナビール・アラビー事務局長は、日曜晩の早い時間に終了した第142回アラブ外相会合の最も重要な成果を、アラブ諸国の安全保障の問題にかかわる決定とし、現時点でアラブ世界が前例のない課題に直面していると強調した。 閉会直後に同事務局長は、アラブ諸国の安全保障体制を形成し、「ダーイシュ」(イスラーム国)を含む、アラブ諸国を脅かす過激派組織に対処するという各国の意向を 全文をよむ
■オバマ大統領の打倒「ダーイシュ」計画は3年の月日を要する 【ワシントン:ジョイス・カラム;ニューヨーク:本紙】 ジョン・ケリー米国務長官は今日(8日)、アンマンを訪れて中東歴訪を開始し、その後「イスラーム国(ダーイシュ)」打倒計画の支持を得るためにジェッダに飛んだ。「ニューヨーク・タイムズ」紙が明らかにしたところによると、バラク・オバマ米大統領が明日水曜日(10日)に発表する予定の対「イスラーム国」行動計画は、三段階からなる。中でもシリア国内の「ダーイシュ」を討つのが最も困 全文をよむ
■アラブ連盟、「ダーイシュ」と対峙するべく国際社会の取組みとの協力を支持 【カイロ:ムハンマド・シャザーリー;ワシントン:ジョイス・カラム】 アラブ連盟は昨日(7日)、カイロで外相級会合を開き、イラクとシリアで勢力を伸ばす「イスラーム国」に対峙するためあらゆる必要な措置を執り、「国際的・地域的および現地でのあらゆる取り組み」と協力することで一致した。 一方、米軍戦闘機はイラクのアンバール県における空爆を拡大し、ハディーサ・ダム付近の「ダーイシュ」の拠点複数を攻撃した 全文をよむ
■イスラエル、「イスラーム国」の拡大を「警戒しつつも恐れることなく」監視 【ナザレ:アスアド・タルハミー】 イスラエルは、「新たな隣人」の拡大を受けて、シリアとの国境における展開を「警戒しながらも恐れることなく」監視している。一方でイスラエルのメディアは、国境線から数メートルの地点に「ヌスラ戦線」の支配が及んでいると伝えた。またユダヤ人ジャーナリストのスティーブン・ジョエル・ソトロフ氏が「ダーイシュ」によって処刑されたことを受けて、初めて「ダーイシュ」の名がメディアの見出しに 全文をよむ
■ネット上のソトロフ記者の身元に関する詳細が安保上の理由により削除 「ダーイシュ」により処刑された二番目の米国人記者は、アラビア語に精通したイスラエル人だった…過去にリビア、イエメン、ガザ地区で活動していた模様 【ナザレ:本紙】 シリアでダーイシュにより処刑されたスティーヴン・ソトロフ米国人記者が、ユダヤ・イスラエル人であったことがイスラエルで明らかにされた。同記者はイスラエル市民であり、数年前に米国からイスラエルに移住したという。安保上の理由から、彼がイスラエル人 全文をよむ
■「ダーイシュ」が米国人記者を殺害、英国人記者も殺害すると脅迫 【ワシントン、ロンドン、ベイルート、スバ(フィジー):本紙、AFP】 「イスラーム国」(ダーイシュ、IS)は昨日(2日)、米国人記者スティーブン・ソトロフ氏殺害するという脅迫を実行に移した。この数日前には、アメリカの戦闘機がイラクにある同組織の拠点を空爆したことに対抗して、彼の同僚であったジェイムズ・フォーリーが殺害された。また、ジハーディストのウェブサイトを監視する米監視団体「SITE Intelligence 全文をよむ
■シリア:「ダーイシュ」がサイクス・ピコ協定で定められた国境を廃止 【ロンドン・ワシントン・ベイルート:本紙、ロイター、AFP】 「イスラーム国」(ダーイシュ、IS)は、シリア・イラク国境上を「ユーフラテス県」と宣言することにより、1916年のサイクス・ピコ協定が定めた同国境を撤廃するためのさらなる手段を取った。一方米国では、ホワイトハウスが数日以内にバラク・オバマ大統領によるシリアの「イスラーム国」への対応戦略を発表すると報道されている中、米国の議員複数名が同大統領のシリア 全文をよむ
■パレスチナ:パレスチナ代表団、アッバース大統領の解決案をケリー米国務長官に示すため数日中にワシントンを訪問 【ラーマッラ―:ムハンマド・ユーニス】 パレスチナ自治政府のマフムード・アッバース大統領は木曜(8月28日)から金曜(29日)にかけての深夜に行われた「パレスチナ」テレビとのインタビューのなかで、「パレスチナ代表団は近日中にワシントンへ向かい、ジョン・ケリー米国務長官と会談して政治的解決に関する大統領の主張を伝えるであろう」と述べた。アッバース大統領の政治的解決に関す 全文をよむ
■米政府、イラクの「ダーイシュ」に対して新たに5回の空爆を実施 【アナトリア通信】 米国戦闘機は木曜(28日)、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の構成員を標的として、モースル・ダムとアルビール市付近に対し、新たに5回の空爆を実施した。 木曜夜に米中央軍司令部から発せられた声明では、戦闘機が5回の空爆によりイスラーム国のハンヴィー1台と戦車1台および装甲車両4台を破壊したと発表された。 また声明では、米国戦闘機が「ダーイシュ」に対して実施した空爆 全文をよむ
■ゴラン高原で「ヌスラ戦線」がPKO要員43名を拘束 【パリ:ランダ・タキーッディーン;ワシントン:ジョイス・カラム】 【ニューヨーク、ロンドン、ベイルート:本紙、AFP、ロイター】 国連は、昨日(28日)武装集団に拘束された平和維持軍(PKF)要員43名の解放に向けて力を尽した。一方、バラク・オバマ米大統領は、シリア東部にある「イスラーム国(ダーイシュ)」の拠点に対する空爆実施について、国家安全保障チームと協議を行った。また、フランソワ・オランド仏大統領は、シリアのバッ 全文をよむ
■国連世界食糧計画(WFP)、ガザの人道支援実施に7,000万ドル必要と発表 【ガザ:アナトリア通信】 国際連合世界食糧計画(WFP)は、水曜日(27日)、今後3カ月にわたるガザ地区への人道支援の実施継続のために7,000万ドル必要であると発表した。 パレスチナとイスラエルの両者は、火曜日(26日)、エジプトの仲介の下で長期停戦に至った。パレスチナ抵抗組織はその声明の中で、この停戦を「勝利」と、そして「イスラエルとの戦闘での要求の大部分が実現した」と述べ、国際社会と 全文をよむ
■ムアッリム氏:シリアは「テロ」との戦いのための地域協力と国際協力の準備ができている 【ベイルート:本紙】 シリアの副首相で暫定政府外務大臣のワリード・ムアッリム氏は、シリアはテロとの戦いに関する国連安保理決議第2170号を、遅きに失した感があるとはいえ、歓迎すると述べた。 ムアッリム氏は記者会見で次のように語った。「安全保障理事会のテロとの戦いに関する合意はシリアが呼びかけてきたことを確認するものである。シリアはテロの源泉の枯渇や、テロが近隣諸国及びそれを越える国 全文をよむ
■1,000人以上のフランス人が「ダーイシュ」の隊列に…フランス人の15%が彼らを支持 【パリ:本紙】 フランス外務省の統計によると、「ダーイシュ」の名で知られるイラク・シャーム・イスラーム国の隊列に加わり戦闘に参加しているフランス人「ジハーディスト」の数は、1,000人を上回ったことが分かった。このことは、フランス政府が当該現象を食い止めるため国籍剥奪に至るまでの強硬な治安・司法措置を執ったにもかかわらず、フランス人ジハーディストの数が増加し続けていることを意味している。 全文をよむ
■シリアにおいて「ダーイシュ」が誘拐した米国人ジャーナリストを虐殺 【各国通信社】 かつて「ダーイシュ」として知られた「イスラーム国(IS)」のテロリストは、おととい(20日)、シリアで拉致された米国人ジャーナリスト、ジェームズ・フォーリー氏の斬首を示すビデオクリップを公開した。これは、イラクでの「イスラーム国」に対するアメリカの空襲への報復である。 「米国へのメッセージ」というタイトルで発表されたそのビデオはスティーブン・ストローフという別の名前の米国人ジャーナリ 全文をよむ
■パレスチナ・イスラエル双方は、エジプト提案の最終的改定停戦案の検討に入った 【ガザ:本紙】 本紙の取材によれば、エジプトが、パレスチナ側の停戦交渉当事者はパレスチナ政治権力およびその政府であると位置づけて提示した最終的停戦案を、パレスチナ・イスラエル双方は検討に入った。カイロでの交渉に赴く「ハマース」代表団はエジプト提案を同組織指導部と協議するためドーハに向かい、「イスラーム聖戦」代表団も同じ目的からベイルートに向かった。 パレスチナ当局に近いパレスチナ情報筋は本 全文をよむ
■イラク危機の諸派会合をエジプトが提案 【テヘラン:ムハンマド・サーリフ・シドゥキーヤーン;バグダード:本紙】 昨日(11日)バグダードに到着したサーミフ・シュクリー・エジプト外務大臣は、イラク危機に関わる各派が出席する会議をアラブと世界の後援で開催することを提案した。 また、連邦政府とクルディスターン自治区の対立が深まり続ける一方、「ペシュメルガ」の軍隊はキルクークにある油田を「バグダードの命令による破壊行為から守るために」占領した。イラン情報筋が明らかにしたとこ 全文をよむ
■グテーレス高等弁務官:ヨルダンにおけるシリア難民の現状を追跡 【アンマン:アナトリア通信】 アントニオ・グテーレス国連難民高等弁務官は本日(8日)ヨルダンを訪れる。地方の情報筋によると、グテーレス高等弁務官は、ヨルダン政府高官らと会合し、両国の戦略的関係や地域の最新の情勢について議論する予定だ。 グテーレス高等弁務官は、アンマンで記者会見を開き、ヨルダンに拡散しているシリア難民の現状について焦点を当てる。 ヨルダンはシリアの隣国の中でレバノンに次ぎ、20 全文をよむ
■アッバース大統領、国際連合に国際調査委員会の設立を要求、ハーグ国際司法裁判所に訴えることを示唆 【ラマッラー:ムハンマド・ユーニス】 マフムード・アッバース大統領は昨日潘基文国連事務総長に対して書簡を送った。その書簡の中で同大統領はパレスチナ人民の権利を蹂躙(じゅうりん)する「数々のテロ犯罪」、特にモハンマド・アブー・フダイル少年を生きたまま焼き殺した犯罪に関しての調査を行なうための国際調査委員会の設立を要求した。同様にアッバース議長はパレスチナ人に対する犯罪の加害者を起訴 全文をよむ
■サウジアラビアとイエメンの国境で「アル=カーイダ」と衝突、両国の兵士2人死亡 【リヤド、サナア:本紙】 サウジアラビア・イエメン国境付近のワディーア地区にて、両国の治安パトロール隊と「アル=カーイダ」の武装集団との間で衝突が起きた。これにより、サウジアラビア人とイエメン人の軍人2名、「アル=カーイダ」の構成員3名が死亡した。 サウジアラビア内務省の治安担当報道官であるマンスール・トゥルキー少将は、この衝突について以下のように述べた。「午前11時45分頃、ワディーア 全文をよむ
■米政府、アルジェリア内の自国の国民・国益に対するテロ作戦を警戒 【アルジェリア:アーティフ・カダーディラ】 駐アルジェリア米大使館は大使館職員に対し、米国の会社が所有・経営するホテルから退避するよう指示し、米国とアルジェリア双方の独立記念日の間にこれらの場所が「テロ」攻撃にさらされる可能性についての情報を指摘した。 米当局がこのような警告を発したことはこれまでなかった。「宣教と戦闘のためのサラフィスト・グループ(GSPC)」が「アル=カーイダ」系組織に合流し、「イ 全文をよむ
■チュニジア軍の大砲、ケフの武装勢力の拠点を揺るがす 【チュニス:ムハンマド・ヤースィーン・ジラースィー】 チュニジアの軍隊は、おととい(2日)夜、チュニジア西部のケフ県内の山岳地域を重砲で砲撃した。これは、アルジェリア国境に位置するワルガ地域内の「カッサール・カラーリ」山で発生した軍人4人の命を奪った地雷爆発を受けたものである。 チュニジアのムンスィフ・マルズーキー大統領は昨日、爆発犠牲者への追悼の席でのスピーチにおいて武装勢力に裁きを下すことを約束した。彼はその 全文をよむ
■チュニジア:リビアで誘拐された外交官が解放される 【チュニス:ムハンマド・ヤースィーン・ジラースィー】 おととい(6月29日)の夜、リビアの武装組織は「解放のための静かな交渉」(チュニジア外務大臣ムンジー・ハーミディー氏談)の後、三か月以上にわたって誘拐していたチュニジアの外交官たちを解放した。一方、北西部のジェンドゥーバ県で地雷の爆発により国家警備隊員が負傷した。 ムンスィフ・マルズーキー大統領やムスタファー・ベン・ジャアファル国会議長、マハディー・ジュムア首相 全文をよむ
■スィースィー大統領、アルジェリアで外遊開始:天然ガス購入契約とリビア情勢に関する議論 【アルジェ:アーティフ・カダーディラ;カイロ:ムハンマド・シャーズリー】 アブドゥルファッターフ・スィースィーエジプト大統領は昨日初の外遊をアルジェリアで開始した。そこでアブドゥルアジズ・ブーテフリカ大統領と会見しリビア情勢、テロ対策について議論した。それに加えて液化天然ガス購入契約について合意した。 スィースィー大統領は昨日の朝アルジェリアに到着し、首都のアルジェ市の西郊外にあ 全文をよむ
■バルザーニー議長、ケリー国務長官と会談:最近の出来事により新たなイラクの像が浮かび上がる 【バグダード:本紙】 クルド人自治政府のトップであるマスウード・バルザーニー議長は昨日(24日)、イラクのヌーリー・マーリキー首相の首相続投を容認するいかなる政治的合意も拒否する意志を改めて示し、最近の出来事により「新たなイラクおよび新たな現実」が浮かび上がったと述べた。一方、ジョン・ケリー米国務長官は、「イラクが抱える最大の課題は、新政府の発足である」と強調した。ケリー国務長官とバル 全文をよむ
■シリア、イラク国境を襲撃...西部でも交戦 【ロンドン:本紙】 シリア軍機がイラクのカーイム市内の諸地域を空爆し、これにより20人以上が死亡した。一方、政府軍の兵士23人がダマスカス南部での交戦で死亡し、加えてシリア北部の政府軍拠点に戦闘機が行った誤爆によって20人が死亡した。また、シリア西部のラタキア農村に対し爆撃が行われるとともに、タルトゥースでも交戦が勃発した。 一方、シリア東部の複数の活動家は「シリア軍機によるカーイム市の市場への爆撃によって、45人が死傷 全文をよむ
■イスラエルがゴラン高原のシリア政府の拠点を空爆 【ロンドン、ベイルート:本紙、AFP】 ゴラン高原にあるシリア政府軍の拠点に対してイスラエルが空爆、兵士10名が殺害された。一方、シリア軍の戦闘機がダマスカス東部と北部のアレッポ各地、および国土の他の地域を空爆した。 化学兵器禁止機関(OPCW)は、シリア政府の武器庫から国外への最後の化学兵器搬出を完了したと発表、安保理決議で設定された期限よりも数日早く完了した。 「シリア人権監視団」は、イスラエル軍戦闘機 全文をよむ
■イラク政府軍がシリア人30名を殺害、「ダーイシュ」はデリゾール県を軍事地区に指定 【ロンドン:本紙】 イラク政府軍は昨日(23日)、シリアの対イラク国境付近で拘束した、民間人を含むシリア人30名を殺害した。一方、「イラク・シャーム・イスラーム国」(ダーイシュ、ISIS)は、シリア北東の村々を「軍事地区」に指定したことを発表した。 「シリア人権監視団」は昨日、シリアの対イラク国境で、ブー・カマール市と同市郊外に向かう「住民の大規模な移動」が見られたと報告した。これは 全文をよむ
■ヨルダンからシリア南部に人道的支援 【ロンドン:本紙】 国際連合難民高等弁務事務所(UNHCR)は救済物資の輸送車列がヨルダン国境を越えて、シリア南部のスワイダー市の倉庫に到達したと発表した。 シリアのインターネットサイト「シリアニュース」は、UNHCRのターリク・クルディー・シリア代表が以下のように発表したと報道した。「UNHCRは毛布25,000枚、10,000枚のマット、台所用品2,500式、プラスチック・カバー2,000枚、飲料水5,000箱の輸送を行った 全文をよむ
■イラクにおける米軍の攻撃対象想定図 【ベイルート:本紙】 イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)勢力がシリア・イラク間の国境各地点の完全制圧を目指し、カイム検問所の掌握を強化しつつあるなか、この「テロリスト」組織の複数拠点への米空軍の「限定」攻撃の兆しが現れている。これは、ダーイシュは主要な石油関連施設を包囲していることで脅威となっており、また複数の武装勢力が首都・バグダードに到達することも危惧されているためである。 またこれより前、バラク・オバマ米大統領 全文をよむ
■ガザ:「ジハード作戦」中に5人が殉死、イスラエルの6度に及ぶ空爆で負傷者 【ガザ:本紙】 水曜日から木曜日にかけての深夜、イスラエル軍の米国製戦闘機がガザ中部と北部において農地および民間施設を6度にわたり空爆し、3名のパレスチナ人が軽傷を負った。 またパレスチナ諸情報筋は、「ハマース」の軍事部門である「カッサーム軍団」の戦士5名が木曜日の朝、ガザ市北東シャアフ地区における「ジハード作戦」中に殉死したと発表した。地元の情報筋によると、不可解な爆発-何らかの技術的故障 全文をよむ
■パレスチナ:人権団体がパレスチナ人収監者の命を救うためアシュトン代表に介入を求める 【被占領地エルサレム:アーマール・シハーダ】 パレスチナとイスラエルの複数の人権関係団体はキャサリン・アシュトン欧州連合外務・安全保障政策上級代表に、5週間前からハンガーストライキを行う行政収監者危機に対する介入を呼びかけた。裁判なしにイスラエルが拘留した収監者の合計は125人である。 「パレスチナ収監者クラブ」はそのうち約70人をイスラエルにある11の刑務所に移動した後の収監者の 全文をよむ
■ノルウェー外相、レバノンのサラーム首相とバースィール外相と会談、最後までレバノンへの支援を約する ノルウェーのボルゲ・ブレンデ外相は、同国がシリア難民危機を抱えるレバノンを「最後まで」支援して行くことを表明し、「人道的苦難や避難民の危機に終止符を打つ早期的解決策を見つける」ことを希望した。 これより前外相はノルウェーのスヴェイン・アース大使と外交使節団と共に、サラーヤにおいてタンマーム・サラーム首相と、ボストロス宮殿にてジュブラーン・バースィール外務・移民大臣と会談していた 全文をよむ
■ヨルダン、シリア大使を追放…選択肢を広げるため 【イブラーヒーム・ハミーディー】 ヨルダン政府は過去3年間を通して、二つの選択肢をうまく調整するのに成功している。この選択肢は「アラブの春」やシリアの抵抗運動の影響の計算する上で、ヨルダン内政と、域内そしてアラブ諸国との連盟、国際関係の間の均衡をもとにしており、「甘い」選択肢でさえも「苦い」ものとなっている。 ヨルダンは、シリア南部や、「革命発祥地」であるダルアーの反対派勢力への支援に向けて、トルコがシリア北部にいる 全文をよむ
■ファッルージャ市の武装組織、イラク軍への反撃を開始 【バグダード:本紙】 昨日(24日)明け方、ファッルージャの武装組織は、軍への反撃を開始した。軍は激しい爆撃で応戦し、それによってファッルージャの主要な給水所が破壊された。また治安部隊は民兵組織「覚醒委員会」の助けを借りて、ラマーディー南部に武装組織が展開した後、同地で軍事作戦を行った。 昨日、ファッルージャの情報筋は本紙に対して以下のように述べた。「武装組織は今日(昨日)明け方、同市南部境界に展開した軍に対して 全文をよむ
■日本、シリア難民の飲料水確保のために4,300万ドルを寄付 【ベイルート:本紙】 ユニセフは声明で、日本政府がおよそ4,300万ドルを同機関の計画のために寄付したと発表した。この計画とはシリア難民の子供とその家族に向けた飲料水や下水設備、公共医療と基本的保護サービスなどの提供だ。この計画はレバノンのホストコミュニティーも対象だ。 日本に加え、ユニセフと大塚聖一駐レバノン日本国大使がベカーウ県にある非合法難民キャンプを共同訪問した際、ユニセフのアンナマリア・ローレン 全文をよむ
■パレスチナ解放機構:シリア情報機関長官がパレスチナ人捕虜の解放を約束 ■レバノンによる避難民流入阻止決定を断念させるべく連絡 【ガザ:アシュラフ・フール(本紙)】 パレスチナ解放機構(PLO)は、パレスチナ人逮捕者の待遇改善や、避難生活を送るパレスチナ難民のキャンプへの帰還の保証に関して、シリア政府側と約束したことを明らかにした。 PLO代表団長であるザカリアー・アーガー博士は、シリアのアリー・マムルーク国民安全保障会議議長との会談直後に、難民保護の保証、逮捕 全文をよむ
■エジプト:米国ローラバッカー議員「米国はスィースィー氏の大統領就任に問題なし」 【イスタンブール:アナトリア通信】 米国下院議員ローラバッカーは、民主的選挙により選ばれるのであれば、アブドゥルファッターフ・スィースィー前国防相の大統領就任に対し、米国は異議がないと述べた。 米国の外交委員会メンバーのダナ・ローラバッカー議員は、国内で現政権により人権侵害が起こっていることが判明した場合は、エジプトに「悲惨な結果」としてはね返ると警告した。 5月26日、27 全文をよむ
■米・エジプト関係の「試験段階」 【ワシントン:ジョイス・カラム;カイロ:ムハンマド・サラーフ】 エジプトのナビール・ファフミー外務大臣は、昨日、チャック・ヘーゲル国防長官とスーザン・ライス国家安全保障担当補佐官との会談をもってワシントン訪問を終えた。複数の外交筋が本紙に述べたところによれば、今回の訪問は、アメリカの最終的決定をもたらすには至らなかった。また米・エジプト関係のより大きな枠組みについては、米国政府が安定にとって基本的であると考える民主主義の基準をエジプト政府がど 全文をよむ
■アッバース氏、イスラエル人たちへ:下級将校を一人送れ、そうすれば彼に鍵をゆだねよう 【被占領地エルサレム:アーマール・シハーダ】 本日木曜日、アメリカの和平プロセス特使マーティン・インディク氏がイスラエルに到着する。これは、交渉を軌道に戻す新しい試みの一環である。しかしながら、イスラエルとパレスチナ双方が、特に1948年パレスチナ人の治安捕虜たちに関することにおいて各々の立場に固執している下では、いかなる前進も得られるとは期待されていない。 インディク氏は、ツィッ 全文をよむ
■リヤード:アサド政権は国際社会を挑発している 【リヤード:アフマド・ガラーブ】 【ロンドン、ベイルート、ニューヨーク、ダマスカス:本紙、AFP】 サウジアラビアは昨日(15日)、バッシャール・アサド政権が自国の真ん中で毒ガス兵器を使用し、「国際秩序を挑発し」続けることに対して「決定的措置」を執るよう国際社会に要求した。また、サウジアラビアは(シリアでの)大統領選実施の発表について、「政権の思い上がり」だと見なした。一方、シリア政府軍は昨日、包囲下にあるヒムス市の諸地区を 全文をよむ
■反体制派がアレッポに進軍、政府軍はカラムーン地方を制圧 【ルクセンブルク:ヌールッディーン・ファリーディー】 【ロンドン、ニューヨーク、ベイルート、ダマスカス:本紙、AFP】 シリアの反体制派戦闘員はアレッポ市において北上を続け、昨日(14日)政府軍の北部における拠点である空軍情報部の建物付近において、政府軍の拠点複数を制圧した。一方、政府軍とそれを支持する「ヒズブッラー」の戦闘員は、カラムーン地方をほぼ完全に制圧した。同地方はダマスカスとヒムスおよび西部海岸地帯をつな 全文をよむ
■モロッコ外務大臣、和平を放棄したとイスラエルを非難 【カイロ:ムハンマド・シャーズリー】 パレスチナ暫定政府大統領マフムード・アッバース氏は昨日、エジプト暫定大統領アドリー・マンスールと、最近のパレスチナ問題の状況、困難を極めている和平プロセス及びパレスチナ国家和解の展望について討議した。 アッバース氏は昨日、カイロのアラブ連盟本部で行われたアラブ外務大臣緊急会議に参加した。この会議は、アメリカの後押しのもとに行なわれている現在のイスラエルとの交渉の失敗について討 全文をよむ
■パレスチナ自治政府(PA)、ネタニヤフ首相のボイコット決定を重視せず 【ラマラ:ムハンマド・ユーヌス】 イスラエルはパレスチナ自治政府に対し、自治政府の一方的な手段の採択、および14の国際機構・条約への加盟申請に対し制裁を科すとの脅迫を実行し始めた。すなわち、ベンヤミン・ネタニヤフ首相は、パレスチナ自治政府と関係のある各省庁に対し、閣僚・局長級の接触を制限すると通達した。ただし治安調整と和平交渉に関する連絡はこの限りではなく、またその他諸問題についての双方の会合は下級現場職 全文をよむ
■アサド、再び化学兵器を使用――ヘブライ語紙より (イスラエル『ハアレツ』紙、アモス・ハルイールとギリー・コーヘンの記事から) イスラエル治安筋の高官は月曜日(7日)、アサド政権が二週間前にダマスカス東部地区のひとつで、反体制派組織に対し再び化学兵器を使用したとみなした。またこれまでの場合とは異なり、今回は致死性ではない有害な化学物質を使用したようだ。イスラエルのこの件に関する認証は、国内の反体制派組織が発した主張に対して、シリア国外からもたらされた初めての諜報的な傍証だ。 全文をよむ
■パレスチナ:アッバース氏和平交渉のためアラビー氏、ファフミー氏とカイロで会談 【カイロ:アナトリア通信】 パレスチナ自治政府大統領マフムード・アッバース氏は今日(8日)、カイロでアラブ連盟事務局長のナビール・アラビー氏およびエジプト外相のナビール・ファフミー氏と、それぞれ個別にイスラエルとの和平交渉の進展を協議した。これは、アッバース氏が要求したアラブ外相緊急会議の前夜のことである。 複数のパレスチナ情報筋がアナトリア通信に伝えた所では、アッバース氏は滞在中のカイ 全文をよむ
■潘基文氏:シリア政府軍、継続的に多くの地区を破壊、多くの家庭は瓦礫の下に 【ニューヨーク:アナトリア通信】 潘基文国連事務総長は火曜日、シリアの現状について「政府軍が見境なく多くの地区全体を破壊し、多くの家庭全体を瓦礫の下に埋もれさせている」と語った。 同事務総長による声明は次のように述べている。「シリアを崩壊へと導く残忍な紛争における残虐行為を懸念した新たなレポートを読み、潘事務総長は紛争当事者とその支援者らに宗教やコミュニティ、民族に関係なく民間人保護の保障を 全文をよむ
■イスラエルがダマスカス近郊におけるシリア政権の「化学兵器」使用を確認 【ロンドン、ニューヨーク、エルサレム、モスクワ:本紙、ロイター、AFP】 イスラエルは昨日(7日)、シリア政府軍が先月末(3月末)にダマスカス近郊で化学兵器を用いて二度の攻撃を行ったと発表した。同様に、反体制派は、シリア西部のラタキアで戦線が激化する中、新しい武器が同国北部及びダマスカス近郊にいる反体制派の戦闘員らのもとに届いたこと、そして反体制派がゴラン高原の拠点を制圧したことを明らかにした。 全文をよむ
■サウジアラビア:化学兵器破壊のためアサド政権に圧力をかけるよう訴える 【リヤド:アフマド・ガラーブ】 サウジアラビア王国は昨日(6日)、バッシャール・アサド政権が所持している化学兵器破壊のため同政権に圧力をかけるよう国際社会に改めて訴えた。またサウジアラビア王国は「化学物質や(その他の)危険な物質がテロリストやアル=カーイダの手に渡ることを阻止する」と強調した。化学兵器および生物兵器禁止合意実施のためのサウジアラビア国家機関事務局長のファハド・ルワイリー特命担当大臣は、昨日 全文をよむ
■和平プロセスおよび出口の模索への取組におけるケリー国務長官の行動に米国内で批判 【ワシントン:ジョイス・カラム、カイロ:ジャイハーン・フサイニー】 難航する和平プロセスの救済にむけた米国の取組が継続する中、パレスチナ‐イスラエル間の交渉に詳しい政府高官らは昨日(5日)、マーティン・インディク中東和平特使も参加する三度目の会議が今日(6日)開催されると発表した。インディク特使は一昨日(4日)、パレスチナ側の交渉団の高官を務めるサーイブ・ウライカート代表、およびイスラエルの使節 全文をよむ
■「ジュネーブ3」開催に向けた取り組みは前途多難 【パリ:ランダ・タキー・アッディーン、ロンドン:本紙】 シリア危機に対する政治的解決の取組が次々に頓挫していく中、同国はますます戦況激化に向かいつつあるように思われる。西側諸国の情報筋は、ジュネーブでの第3回目となる会議の開催準備に向け、アメリカとロシアの両者およびアフダル・ブラヒミ(イブラーヒーミー)共同特使の間で行われる予定であった会談について、(シリア)政権側がジュネーブ1(2012年)の声明に則した暫定統治機構(の創設 全文をよむ
■国連はエジプトとイスラエルにガザ封鎖の軽減を要求 【ニューヨーク:アナトリア通信】 国連は金曜(28日)、エジプト及びイスラエルにガザ地区のパレスチナ人に課されている封鎖を軽減するべきだと改めて要求した。 国連のファルハーン・ハック副報道官は今日(28日)、ニューヨークの国連本部で行われた記者会見において「国連はエジプトとイスラエルにガザ地区へつながる通行所に課されている(封鎖)措置を軽減するよう要求し続けている」と述べた。 ハック報道官は、数日前にエジ 全文をよむ
■アメリカ、シリア反体制派への軍事的援助を計画 【ワシントン:ジョイス・カラム】 【ロンドン、ニューヨーク、ベイルート:本紙、AFP】 昨日(28日)シリア政府軍とそれを支持する民兵の150名が、ラタキア県郊外での反体制派戦闘員との衝突で殺害されたことが報告された。衝突は今月の21日から続いている。また、反体制派は政権側がダマスカス付近で毒ガス兵器を使用したと非難した。 一方、「ワシントン・ポスト」紙は、バラク・オバマ大統領が主導する行政府が、シリア反体制派に対 全文をよむ
■ニューヨークタイムズ紙:「アル=カーイダ」は西洋人らに訓練を施すための細胞をシリアに植え付けようと計画、標的はヨーロッパとアメリカ 【ニューヨーク:中東通信】 アメリカ中央情報局が作成した複数の報告書は、「アル=カーイダ」がシリア国内に細胞を植え付け、西洋出身のメンバーらに訓練を施すことを目指す長期的な計画を立てていると警告している。この訓練の目的は、西洋諸国の標的に対する作戦を実行することだという。米「ニューヨークタイムズ」紙が報じた。 同紙はウェブサイト上の記 全文をよむ
■アッバース氏、シリア危機についてジャルバー氏と討議、ムアッリム氏には「バラの花束」を送る 【アラー・ワリード:アナトリア通信】 パレスチナのマフムード・アッバース大統領は、クウェートで開催された第25回アラブ首脳会議の際、シリア国民連合のアフマド・ジャルバー議長とシリア危機の動向について討議をした。 ソーシャルネットワークサイト(フェイスブック)の公式ページの記事として、シリア国民連合は次のように投稿している。アッバース氏が火曜日のクウェートでのアラブ首脳会議の際 全文をよむ
■キャンプ・デーヴィッド合意から35年…合意前に行われた秘密会談 【占領地エルサレム、ベイルート:アンマール・シャハーダ、本紙】 イスラエルは、「キャンプ・デーヴィッド」合意調印から35年目の節目として、同合意の前にエジプトとイスラエルの間で交わされた連絡調整や、イスラエル側の決議採択の行程を記した文書を公開した。 同文書は和平プロセスに対するイスラエル側の視点を示している。また、文書にはイスラエル内での話合いの内容や、当時イスラエルの首相だったメナヘム・ベギン元首 全文をよむ
■クウェート:クウェート・サミットはシリアを大惨事から救うことを訴え、今日閉会 【クウェート:ハマド・ジャースィル、ムハンマド・マッキー・アフマド】 クウェートで昨日(25日)開催された第25回アラブ連盟首脳会議において、アラブ諸国の首脳らは4年にわたって長引く「大惨事」からシリアを救うことが彼らにとっての急務であることに合意した。しかしこの合意は詳細に触れるものではなく、一部国家の懸念のために反体制派の「シリア国民連合」はシリア代表のポストに着くことができなかったが、「シリ 全文をよむ
■シリアの戦闘機を撃墜、エルドアン首相がアサド大統領に警告 【リヤド:アフマド・ガラーブ;ロンドン、アンカラ、ベイルート:本紙、AFP】 トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン首相は、アサド大統領の軍がトルコの領空を侵犯した際には「厳しい仕打ち(が待っている)」と警告した。これは、トルコ軍が昨日(23日)シリアの戦闘機を同国北西部で撃墜したことを受けて発せられた警告だ。また、反体制派の戦闘員は政府軍との激しい衝突の中、ラタキア県郊外に進軍を果たした。 一方で、反 全文をよむ
■安全保障理事会は、リビアの石油を盗難から守るための決議を発表する 【トリポリ:本紙】 安全保障理事会は昨日、「リビアの領域主権と資源に関する主権への国際的な支援を確証し、リビアの石油を不法に輸出しようとする企みを厳しく非難する」決議を全会一致で発表した。この決議は、リビア東部の自治政府支持者グループが原油を積んだタンカーを秘密裡にリビア領海へと航行させ、密輸を企てた事件の直後になされた。このタンカーはその後アメリカ海軍により捕らえられ、リビアに戻された。 リビアの 全文をよむ
■イスラエル兵を標的とした過去40年で最も危険な爆発がゴラン高原で発生 【ニューヨーク、エルサレム、ベイルート:本紙、AFP】 イスラエルが占領するシリア領ゴラン高原で昨日、仕掛け爆弾によってイスラエル軍士官1人が死亡、兵士数名が負傷した。40年前にシリア・イスラエル間で兵力引き離し協定が結ばれて以降、最も「危険な」事態の展開である。一方、アメリカ政府は在ワシントン・シリア大使館の業務の一時停止と職員追放を発表した。また中東問題を担当するヒュー・ロビンソン外務英連邦大臣は本紙 全文をよむ
■国連は、アフダル・ブラーヒーミー特別代表の訪問受け入れをリヤドに求める 【ニューヨーク、ロンドン:本紙】 国連事務局は、サウジアラビアに対し、テヘラン(イラン)訪問中のアフダル・ブラーヒーミー国連アラブ連盟共同特別代表の訪問を受け入れるよう求めた。国連事務局の複数の情報筋によると、共同特別代表が高官らとの会談のためリヤドへ行くかどうかを分からない。だが、同消息筋によると、国連事務局はこれに先だって、「共同特別代表を迎える可能性に向けた門戸は開かれた…もし彼が(事務局の)訪問 全文をよむ
■アラブ連盟:シリア国内の避難民は600万人 【カイロ:アナトリア通信】 アラブ連盟のナビール・アラビー事務局長は、シリア国内の避難民の数が近隣諸国への難民を除いて600万人に達したと述べ、シリアの人道状況と衛生状況が3年におよぶ暴力行為の結果「悲惨で危機的である」と表した。 木曜日(13日)、第41回アラブ諸国保健相会議がカイロのアラブ連盟本部で一日の日程で開かれ、アラビー事務局長は会議冒頭の演説の中で「シリアの国内避難民や近隣諸国へ逃れた難民の状況は悲劇的であ 全文をよむ
■国連:サウジアラビア諮問評議会における女性への議席割り当ては、世界的な女性議員数の増加に貢献 【ニューヨーク:本紙】 UNウィメン(ジェンダー平等と女性のエンパワーメントのための国連機関)と列国議会同盟は一昨日(11日)、世界の女性議員数は昨年1.5パーセント増加し、21.8パーセントにまで記録的な形で到達したと発表した。また、列国議会同盟のアンダース・ジョンソン事務局長は、「世界各国における女性議員の増加はいくつかの要因によって実現された。その最たるものは、サウジアラビア 全文をよむ
■ヨルダン:イスラエルに対する怒りがエスカレートし、ズアイティル判事殺害に抗議 【アンマン:ターミル・サマーディー】 イスラエル兵が一昨日(10日)、アンマンとヨルダン西岸を結ぶキング・フサイン・ブリッジに発砲し、ヨルダン人のラーイド・ズアイティル判事が殺害されたことに抗議して、ヨルダン国民の怒りは激しさを増した。 複数のデモが、国会、裁判所、職員組合前、首都アンマン西部のイスラエル大使館の周囲で発生した。暴動鎮圧のための装備を身につけた警官隊と、大使館の敷地に侵入 全文をよむ
■ヨルダン:ヨルダン国王アブドゥッラー2世とケリー米国務長官がパレスチナ・イスラエル交渉の最新情勢について討議 【アンマン:本紙】 ヨルダン国王アブドゥッラー2世は、昨日ヨルダン南部のアカバで急遽行われたジョン・ケリー米国務長官との会談の中で、イスラエル・パレスチナ間で今後行われるいかなる交渉も「ヨルダンにとって最重要事項である」と改めて明言した。 ヨルダン王室庁は短い声明を発表し、「ヨルダン王国短期間訪問中のケリー米国務長官と国王は、現在行われているパレスチナ・イ 全文をよむ
■エジプト:カタールからのアラブ諸国大使召還を支持、「アラブ民族の安全を乱している」としてカタールを非難 【クウェート:ハムド・ジャーシル、カイロ:本紙】 エジプト政府は、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、バハレーンによるドーハ(カタール)からの大使召還の決定を支持するとともに、「アラブ民族全体の安全を脅かしている」としてカタール政府を非難した。これに対して、クウェート政府国務大臣のシャイフ・ムハンマド・アブドゥッラー・ムバーラクは昨日(6日)、カタールからのクウェート大使召 全文をよむ
■イスラエル軍がゴラン高原でヒズブッラー・メンバーに発砲 【エルサレム:AFP】 イスラエル軍は昨日(5日)、「イスラエル・シリア国境」(訳注:実際は国境ではなく、シリア領内の兵力引き離しライン)付近で爆弾を設置していたレバノンのヒズブッラーのメンバー2人に向けて発砲、負傷させたと発表した。これに対し、シリア政府は1974年のシリア・イスラエル間の「兵力引き離し協定」違反だと非難した。 イスラエル軍は声明で「今日(5日)の早朝、ヒズブッラーのテロリスト2人が、ゴラン 全文をよむ
■カタール:サウジ、UAE、バハレーンの大使召還に遺憾の意…決定はGCC外の事項における意見の相違による 【ドーハ:本紙】 カタール内閣は声明を発表した。その中で、サウジアラビア王国、アラブ首長国連邦、バハレーンのカタールからの大使召還の声明(http://alhayat.com/Articles/908799/)に対して、政府は遺憾と驚きを表明した。そして、その決定の理由は湾岸協力会議(GCC)外の事案における対立に起因すると述べた。 カタール内閣は声明の中で「サ 全文をよむ
■国連がイスラエルに対してパレスチナ人住居破壊の停止を要求 【ニューヨーク:アナトリア通信】 ジェフリー・フェルトマン国連事務次長(政治問題担当)は本日(25日)、「C」地区におけるパレスチナ人住居破壊政策の即時停止をイスラエルに要求した。「C」地区は、1993年パレスチナ民族代表部(PLO)とイスラエル政府の間で締結されたオスロ合意にもとづきイスラエルの完全な支配下にあるとされた諸地域からなり、ヨルダン川西岸地区総面積の61%を占めている。 フェルトマン氏は「パレ 全文をよむ
■イスラエルによるレバノン領ベカーア高原への空爆をめぐり情報が錯綜 【ベイルート:本紙】 イスラエルがレバノンのベカーア高原の北部地域を狙った(空爆を行った)ことについて、情報が錯綜した。「ロイター通信」は「イスラエルの戦闘機がブリータール地区、ハリーバ地区を標的に空爆を行っている」と伝え他のに対し、「AFP通信」は、レバノンの治安情報筋が「イスラエルはレバノンとシリア国境地帯にいる「ヒズブッラー」を標的にしている」と述べたことを伝えた。これに関して、ヒズブッラー系衛星チャン 全文をよむ
■全会一致でシリアへの人道支援導入の国際的決定…実施への脅威も 【ニューヨーク、ロンドン:本紙】 安全保障理事会は昨日(21日)、シリアに対して、近隣諸国との国境を越え、戦闘地域を通る「最短ルートで」、人道支援を続けることを全会一致で決定した。これは、この決議に、ロシアと中国が合意したことを受けている。この決定には、シリア政権の樽爆弾を使った民間人への爆撃の停止要求も含む。しかしながら、昨日さらなる樽爆弾が複数の地域に落とされ、その中にはアレッポのインザリーヤ地区も含まれ、同 全文をよむ
■エジプト:タンザニア訪問中のエジプト外相「ナイル川は紛争の源ではなく協力の源」 【カイロ:本紙】 エジプトのナビール・ファフミー外務大臣は昨日、ナイル川は「協力と繁栄の源であり紛争と緊張の源ではない」と訴えた。これは、以前の交渉ラウンドが暗礁に乗り上げたにもかかわらず、エジプト政府はナイル川流域諸国との交渉を継続する考えであること示すものである。以前の交渉ラウンドにおいては、エジプトの高官がエチオピアを「グランド・ルネサンス・ダム(ナフダ・ダム)」計画への協力のためエジプト 全文をよむ
■キエフでシリア革命の旗がはためく 【ベイルート:本紙】 ウクライナのデモ参加者はシリア革命の旗を意図的に掲げた。それは、シリアで起こっている殺戮(さつりく)を示唆するとともに、それとウクライナでの最近の出来事との、ある意味での関連を示唆したものだ。 ロシアは今日、ウェブサイト上にビデオを公開した。このビデオは瞬く間にSNS上で拡散され、これがシリア政権を支持している一部のSNSの活動家の怒りを呼び起こした。彼らは、ウクライナで起こっている革命は、アメリカのロシアの 全文をよむ
■サウジアラビア:サルマーン皇太子は日本政府との関係発展への関心を強調 【東京:本紙】 日本の明仁天皇は昨日(19日)、東京の皇居にサウジアラビア副首相兼国防相のサルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ皇太子を迎えた。天皇は皇太子を歓迎して午餐会を開催し、サウジアラビア代表団のメンバーと日本の高官らが出席した。 その後サルマーン皇太子は日本の安倍晋三首相と会談し、共に両国関係と地域問題および共通の関心事について協議した。皇太子はアブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィー 全文をよむ
■スィースィー氏が露軍事代表団と会談、一方で米代表団とも会談 エジプトの国防相アブドゥルファッターフ・スィースィー元帥は、マイク・ロジャース情報委員長率いる米議会代表団との会談の数時間後、空軍司令官ヴィクトル・ボンダレフ将軍を代表とする露軍事代表団と会談した。エジプト高官によると、露軍事代表団は昨日(18日)、カイロでスィースィー氏を含む軍高官らと会談を行い、そこでは「特に先週のスィースィー氏のモスクワへの歴史的訪問をうけて、空軍に関わる協力関係強化方法」について議論された。この訪問に 全文をよむ
■エジプト・ロシアの政治・経済・軍事分野における戦略的協力 ■ナビール・ファフミー外相、本紙に語る 【ムハンマド・アブドゥルハーディー・アラーム(本紙)】 たとえ障害がいかなるものであろうとも、われわれは自分たちがエジプト人であることに誇りをもち、やればできるという全幅の信念をもって臨むべきである。エジプト外交の指揮者のナビール・イスマーイール・ファフミー外相との会見において、様々な重要テーマが取り上げられた中でもっとも強調されたのはこのことだった。エジプトは国家安全保障 全文をよむ
■アメリカ政府とロシア政府の間で「シリア戦争」が勃発 【モスクワ:ラーイド・ジャバル;リヤード、テヘラン、ロンドン:本紙】 アメリカ―ロシア間の戦線において昨日(17日)「シリア戦争」が勃発した。ジョン・ケリー米国務長官がロシア政府を激しく批判し、ジュネーヴでの交渉におけるバッシャール・アサド政権の「頑迷さ」はロシアの責任であると批判した。これに対し、セルゲイ・ラブロフ露外相は昨日、同様にアメリカの立場に激しく反論した。ラブロフ外相は、ロシアは安全保障理事会が人道状況を口実に 全文をよむ
■ハニーヤ首相:ケリー国務長官の提案する枠組みでの合意に拘束されず 【ガザ:本紙】 ハマースが率いるガザ政府のイスマーイール・ハニーヤ首相は、ハマースは、パレスチナ問題解決のため、アメリカの後ろ盾のもとでなされるパレスチナ・イスラエル両当局間の「和平交渉におけるいかなる枠組み合意にも拘束されない」とし、パレスチナ国民のいかなる権利も決して断念及び放棄はしないと強調した。同時にハマースは、将来のパレスチナ国家に国際部隊を受け入れないことを明らかにし、国際部隊介入の際にはイスラエ 全文をよむ
■ブラヒミ特使、ジュネーブでの失敗を受けシリア国民に謝罪 【ジュネーブ、ダマスカス、ロンドン:本紙、ロイター、AFP】 アフダル・ブラヒミ国連・アラブ連盟共同特使は昨日(15日)、シリア国民に対しジュネーブでの和平交渉に何の進展も見られないことについて謝罪した。この謝罪は、交渉の第2ラウンドが次の会談を開くという合意以外、何の成果も得られないまま終わったことを受けてのものだ。反体制派の「シリア国民連合」代表団は、交渉のゴールが移行期統治機関の設置に関する議論に設定されない限り 全文をよむ
■モロッコ:国王はギニアからアフリカ訪問を開始 【ラバト:ムハンマド・アシュハブ】 モロッコのムハンマド6世国王は昨日(14日)、ギニア、コートジボワール、マリを訪れるアフリカ訪問を開始した。そこでは、中央アフリカとサーヒル(サヘル)地域の情勢と政治的・経済的パートナーシップの活性化に関して、アフリカの諸指導者との会談が行われる。 この訪問に1年弱先立ち、モロッコ国王はセネガル、ガボン、またコートジボワールへの同種の歴訪をしていた。その際に、南側諸国との対話というス 全文をよむ
■エジプト外務省、「トルコ首相の発言は注目するに値しない」と反発 【カイロ:本紙】 トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン首相の「トルコは次期大統領選で選出されたいかなるエジプト大統領をも承認しない」との新たな発言は、エジプト政府高官や政治家らから広く怒りを買うこととなった。 エジプト外務省のバドゥル・アブドゥルアーター公式報道官は「あちこちで出されている、6月30日革命を『クーデター』と評するような声明は、応じたり注目したりするに値しない」と答え、「エジプト国 全文をよむ
■プーチン大統領スィースィー氏の立候補を支持:責任ある決断 【モスクワ:ラーイド・ジャバル;カイロ:本紙】 ロシアのウラディミール・プーチン大統領は昨日(13日)、エジプト国防相のアブドゥルファッターフ・スィースィー氏が大統領に立候補したことを「責任ある決断」として支持を表明し「ロシア国民はあなたがたの成功を期待している」と述べた。スィースィー氏はモスクワ訪問を通じて「強いロシアの支持」を得るだろうと見込まれていたため昨日のプーチン氏とスィースィー氏の会見は政界やメディアに驚 全文をよむ
■イラク:共通の敵に立ち向かうため、米国はイラクを支援する「義務」がある 【ロンドン:本紙】 米雑誌「フォーリン・ポリシー」が発表した最新の報告書は、イラクでの暴力事件が米軍撤退のもかかわらず増え続けており、そのペースは過去に例を見ないほど早くなっていると伝えた。別の報告書では、現在の情勢や「アル=カーイダ」の脅威に鑑みて、米国のイラクに対する支援継続の重要性を取り扱った。 これは「フォーリン・ポリシー」がイラクで起こっていることをフォローアップするためにウェブサイ 全文をよむ
■オバマ大統領とオランド大統領、「シリアにおける解決の糸口は、ロシアとイランの消極的役割を正すことにある」 【ワシントン:ランダ・タキーッディーン】 アメリカのバラク・オバマ大統領とフランスのフランソワ・オランド大統領はホワイトハウスにおける首脳会談や過去2日間(11、12日)におけるさまざまな会合で多くの国際問題について協議を行った。その中で、中東地域に関連する諸問題も話し合われたが、特にシリア問題は大きな位置を占めた。またレバノン、イラン、エジプト、リビアも議題に上った。 全文をよむ
■新たな交渉ラウンドの失敗で、ナイル川水危機の複雑化が浮きぼり 【カイロ:アフマド・ムスターファー】 エジプト政府は昨日、「ナフダ・ダム(グランド・ルネサンス・ダム)」問題に関して、エチオピアとの交渉ラウンドが失敗したことを発表した。「ナフダ・ダム」は、エチオピア政府がその建設を計画する一方、エジプト政府はナイル川からの水の割り当てに対する影響を懸念していた。そしてこの事により、4年前から深刻化する危機の複雑さを浮きぼりにしている。 灌漑大臣は声明で、「エジプトとエ 全文をよむ
■モーリタニアのムスリム同胞団、サービル・アラブを攻撃 【アスマー・フサイニー、アラー・ザムル】 ムスリム同胞団の国際組織に加盟するモーリタニアの若者数十名は一昨日(9日)、ヌアクショット(モーリタニア・イスラム共和国首都)において、エジプト文化相ムハンマド・サービル・アラブのスピーチの際に妨害行為をはたらいた。これは、在モーリタニア・エジプト文化センター創立50周年を祝う一週間プログラム開会式での出来事である。モーリタニアのムスリム同胞団は、エジプト使節団の滞在を批判し、解 全文をよむ
■エジプト:ジハード主義者の指導者らはカタル、トルコに逃走する 【カイロ:アハマド・ラヒーム】 本紙は、エジプトの複数のジハード主義団体の幹部らが海外へ逃亡し、また別の幹部らはドーハへ出発する機会を待って潜伏しているとの情報を得た。 治安筋およびエジプトのジハード主義者筋は本紙に次のように語った。「『ジハード団』と『イスラーム集団』の両組織の多くの幹部がエジプトの刑務所で服役中である。その中には解任されたムハンマド・ムルスィー前大統領の任期中に釈放され、2013年8 全文をよむ
■チュニジア・アルジェリアの治安協力と(両国の)倦怠期に終止符を打つパートナーシップ合意 【チュニス:ムハンマド・ヤースィーン・ジラースィー】 昨日、チュニジアのマフディー・ジュムア首相とアルジェリアのアブドゥルマーリク・セラール首相の指導の下、チュニジア・アルジェリア合同委員会が開かれた。また昨日は「サーキヤ・スィーディー・ユースフ」事件56周年記念日であった。「サーキヤ・スィーディー・ユースフ」事件とは、植民地からの解放戦争における、チュニジアとアルジェリアとの協力の一場 全文をよむ
■パレスチナ:ヨルダンのヌスール首相、和平交渉への懸念:われわれに知らされない解決策が出され、問題の当事者ではない局面への恐れ 【アンマン:ターミル・サマーディー】 ヨルダンのアブドゥッラー・ヌスール首相はパレスチナ自治政府とイスラエルの間の秘密交渉について驚愕し、また1993年に調印されたオスロ合意における密約を発見したことに対して、ヨルダンは恐れを抱いていると表明した。同首相は下院に対する希な声明のなかで「ヨルダンは、ヨルダン川西岸地区と死海において、いかなるヨルダン軍の 全文をよむ
■イスラエルはシリアのヨーロッパ人ムジャーヒディーンについての情報を収集 【被占領地エルサレム:アーマール・シャハーダ】 イスラエルは、諜報能力を高めるキャンペーンの一環として、政府高官らがいくつかのヨーロッパの国々の高官との密接な通信を行い、ヨーロッパの国際ジハード戦士についてのデータやレポートを提供したことを明らかにした。ジハード戦士らはバッシャール・アサド大統領政権との戦闘に参加するためにシリアに入国している。 イスラエル情報筋によると、イスラエルが伝えた諜報 全文をよむ
■ホロコーストの記憶:イランはホロコーストを再承認、チュニジアはアラブ諸国でホロコーストに言及した最初の国に 【ベイルート:本紙】 毎年この時期になると、ユダヤ人、特にイスラエル国内に住むユダヤ人たちは、「ホロコースト」の名で世界的に知られるようになったユダヤ人の大量虐殺の記憶をふりかえる。 「ホロコースト」というこの言葉は、ナチスが第二次大戦期にアドルフ・ヒットラーの治世下で行った、ユダヤ人に対する虐殺行為を指して用いられる。いくつかのデータによれば、その虐殺の犠 全文をよむ
■イラク:6月に「F-16」戦闘機入手 【バグダード:ブシュラー・ムザッファル】 ヌーリー・マーリキー首相の側近は、イラク政府は米国製「F-16」戦闘機などの最初の導入を行い、来月には攻撃ヘリコプター「アパッチ」が到着すると発表した。イラク・リストの一員であるハーミド・ムトラク氏は「軍の装備を改め防衛を強化発展させることは必要だが、国の政治的な問題に関与しないことが条件である」と述べた。 国会安全保障・国防委員会のメンバーであるアッバース・バヤーティ氏は「F-16」 全文をよむ
■ラヴロフ氏はシリア反体制派を激しく攻撃し、ムアッレム氏はアレッポ「治安計画」を提示 【モスクワ:ラーイド・ジャブル】 ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外相は、シリア反体制派を「シリアの将来を決める会議の準備に携わる者としてはきわめて無責任である」と激しく攻撃し、またヤルムーク・パレスチナ難民キャンプやその他シリア諸地域の住民における人道にもとる惨状について直接言及する代わりに、惨状を口実にした外国軍事介入を一切許してはならないと述べた。一方、アレッポ市の惨状を打開するための「治安 全文をよむ
■クウェートでのドナー会議、シリアの人々のため24億ドルを拠出すると発表 【クウェート:APF通信】 国連の後援のもとクウェートが主催したドナー会議は、シリア国民救済のため、24億ドル以上の拠出を誓約して(本日)水曜に閉会した。 潘基文国連事務総長は、65億ドルを集めることを目的としていたその会議の閉会演説で「会議を通して24億ドル以上の誓約が出された」と述べた。 5つの主要ドナー国は、本日に先だち会議(期間)中にすでに、シリア国民へ11.64億ドル相当の 全文をよむ
■ヨルダン:シリア難民の安全な帰還計画 【アンマン:ヌールマー・ナアマート】 ヨルダンにおいて「政治経済開発フォーラム」はパネルディスカッションを開催した。これは「タラール・アブー・ガザーラ会社」が行った調査に関しての議論を行い、シリア難民の安全で尊厳に留意した帰還への戦略的計画を描くものであった。また現時点で何が難民に必要とされるかも話し合われた。 フォーラム終了後には「シリア避難民の帰還支援の宣言」が発表された。また国連を含むすべての国際機関や政府機関が合意した 全文をよむ
■テルアビブでアフリカ移民3万人超がデモ 【エルサレム:AFP】 イスラエルに不法入国を行った3万人超のアフリカ人難民申請希望者が日曜日(5日)にテルアビブの中心でデモを行った。それはイスラエル当局が難民の地位を認めず、何百もの難民を拘留センターに留置することを非難するデモであった。 警察の報道官ルーバー・シマリーによると、この国でのこの類いのものでは最大の集結となったが「3万人を超えるデモはテルアビブを静かに行進した」と言う。 デモ隊はラビン広場に集結し 全文をよむ
■凄惨な「人道的惨禍」への対処における国際社会の失敗 【ロンドン:本紙】 2013年、国際社会はこの1年間で凄惨さを増した、シリアの人道的危機の対処に失敗した。複数の国際機関は、2200万人に上るシリア国民の約半数が「迅速な援助を要する」状態にあると報告し、また、死者数の合計は12万人以上に増加し、負傷者も約50万人にのぼったと発表した。同様に、約700万人の人々が故郷を離れることを強いられ、そのうち300万人が難民になり、400万人が国内避難民になっている。 シリ 全文をよむ
■国際治安機関の監視下で、ボスニアから「ダーイシュ(イラクとシャームのイスラーム国)」へと開かれた道 【ムハンマド・M・アルナーウート】 シリアをめぐるジュネーヴ会議開催へのカウントダウンが始まるとともに、「ヨーロッパ人ジハーディスト」の役割は終わりに到達したようだ。というのは、国際的な治安関係及びイスラーム関係の公的機関が最近になって、「ジハード」の名目でのシリア立入を禁ずるという統一的立場をとるようになったからである。こうした動きは今月(12月)5日以降、欧州連合(EU) 全文をよむ
■ウォール・ストリート・ジャーナル:エジプト国民はスィースィーが「パーソン・オブ・ザ・イヤー」の候補から外されたことに怒り 【ワシントン:各国通信社】 ウォール・ストリート・ジャーナルの調査によれば、多くのエジプト国民がエジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー国防相が米タイム誌の「パーソン・オブ・ザ・イヤー」の候補者から外されたことに憤慨している。 同米紙(WSJ)は昨日(12日)の記事の中で、タイム誌が行ったウェブサイト上での読者アンケートによれば、スィース 全文をよむ
■ブリュッセルでシリアでの戦闘への志願兵を募集していたイスラーム伝道者を逮捕 【ブリュッセル:AFP】 ベルギーの司法当局は月曜日、シリアのバッシャール・アサド大統領政権に対するシリアでの戦闘への志願兵募集の計画の疑いで、周知のイスラーム伝道者と彼の親族4人をブリュッセルで逮捕したことを公表した。 連邦検察当局は声明において、司法警察のテロ対応局はブリュッセルと首都北部のルーンドルズィールで未明、6件の家宅捜索を行い、5人を逮捕した。 連邦警察当局は 全文をよむ
■南アフリカ:マンデラ元大統領の死が世界中で弔われる 【ロンドン:本紙】 95歳でこの世を去った南アフリカ共和国のネルソン・マンデラ元大統領の功績が世界中で称えられた。マンデラ氏はその人生のほとんどを、アパルトヘイトを撤廃し、国を統合するための戦いの中で過ごした。自由のための戦いのシンボルとなったマンデラ氏死去のニュースは、ワシントンからロンドン、パリを通ってモスクワ、北京へと駆け巡った。パリではフランス・アフリカサミットの開会が重なり、マンデラ氏の追悼式が執り行われた。マン 全文をよむ
■アルジェリア:マリにおける外交官の解放に関しイスラミスト指導者の援助を求める 【アルジェ:アーティフ・カダーダラ】 アルジェリアは、アル=カーイダと結びつきのある組織「西アフリカ統一聖戦運動」によって1年半以上前から誘拐されている外交官3名の解放に関し、マリ北部で活動するイスラーム主義者の組織「アンサール・ディーン」の指導者イヤード・アグ・ガーリー氏に援助を求めた。 アルジェリアは、1500万ユーロにのぼる身代金の支払い、あるいは同武装組織(西アフリカ統一聖戦運動 全文をよむ
■サウード・ファイサル、ファフミー外相にエジプト支援を強調 【リヤド:アフマド・ガッラーブ】 駐サウジアラビア・エジプト大使アフィーフィー・アブドゥルワッハーブ氏によると、サウジ外相サウード・ファイサル王子は、同国を訪問したエジプト外相ナビール・ファフミー氏との会談において、「エジプトの安全と安定に対するサウジの立場と、現在エジプト政府が行っている努力の支援」を改めて強調した。 エジプト外相は昨日午後リヤドに到着し、2時間にも満たない訪問の中、サウード外相と会談を 全文をよむ
■バグダードはクルディスタン地域との協定締結を示すいかなる公式文書もトルコから受け取っていない 【バグダード:ブシュラー・ムザッファル】 イラク政府は、クルド地域政府首相ネチルヴァン・バルザーニー氏の先週のアンカラ訪問を通じて、トルコとクルド地域が石油協定を締結したという公式の情報は双方から出ていないと発表した。 アリー・ムーサウィー首相付広報顧問は本紙の取材の中で「今までバルザーニー氏がトルコと石油協定を結んだという公式の情報は存在していない」と述べた。 全文をよむ
■ワシントン「化学兵器庫」の中で最も危険な兵器を海上で破壊する見通し…他は民間企業へ委託 【ロンドン、ハーグ:本紙、AFP】 化学兵器禁止機関は昨日、米国が地中海において、シリアの化学兵器を米船舶上で処理する予定であると伝えた。 ハーグに本部を置く化学兵器禁止機関は、声明の中で「化学兵器処理作戦は、加水分解技術が用いられ、米船舶上で行われる」と述べた。さらに「現在、海軍が持つ作戦に適した船舶は作戦実行に向け調整下にあり、(その後)確認のため化学兵器禁止機関にゆだねら 全文をよむ
■反体制派代表団の結成に先立つ問題―フォード前提条件の排除を呼びかけ 【ロンドン:イブラーヒーム・ハミーディー】 米露合意に含まれる項目の一つに、米政府が反体制派戦線に働きかけ、かつ「シリア国民連合」が反体制派代表団を形成した上で、ロシア政府がアサド政権のジュネーブ2会合への出席を説得するというものがある。これは、同連合を反体制派の中の主流勢力とみなし、交渉プロセスを主導するという考えに立っている。しかし、イスタンブールでの在シリア米大使ロバート・フォード氏と「シリア国民連合 全文をよむ
■イスラエル、EUとの学術的パートナーシップに関するEUの提示条件で問題に直面 【ナザレ:アスアド・テルハミー】 イスラエルの高位の政界関係者は、欧州連合(EU)はイスラエルがある文書に調印することに固執していることを明らかにした。その文書は同国のEUとの学術的パートナーシップ合意に関するものであるが、EUは1967年の占領地において活動しているイスラエルの各機関を除外することを条件としている。そしてその事がイスラエルの意志決定者にとって実際的なジレンマとなっているのである。 全文をよむ
■スーダン:米国大統領特使へのビザ発給を拒否 【ハルツーム:アフマド・ヌール】 スーダン政府は、スーダン・南スーダン担当の米国大統領特使であるドナルド・ブース氏へ入国ビザを付与することを拒否した。そして、スーダン政府はアメリカのスーダンに対する役割は二国間の関係正常化関連付けた。 米国大使がエチオピアの首都アディスアベバとカイロを訪れた旅には、もともとハルツームとユバへの訪問も含まれていた。しかしその訪問で協議する議題や、ブース氏が面会を求めた政府要人のことでスーダ 全文をよむ
■アフェウェルキ大統領とバシール大統領が東スーダンで共同プロジェクト開始 【ハルツーム:ヌール・アフマド・ヌール】 24日、エリトリア大統領イサイアス・アフェウェルキとスーダン大統領オマル・バシールは、東スーダンの紅海州州都の港湾都市ポートスーダンで会談を行った。アフェウェルキ大統領は陸路でスーダンに入ったが、車両が故障した後、車列が道に迷ったという。 アフェウェルキ大統領は土曜日(23日)夜から日曜日(24日)にかけ、外交儀礼抜きで紅海州知事ムハンマド・ターヒル・ 全文をよむ
■サウジ・クウェート・カタール緊急首脳会談、地域の諸問題について協議 【本紙:リヤド】 二聖都の守護者であるアブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズ国王は昨日(23日)、リヤドにある自身の宮殿で、クウェートのサバーフ・アフマド・ジャービル・サバーフ首長とカタールのタミーム・ビン・ハマド・アール・サーニー首長と会談した。同国王は、クウェートおよびカタールの首長らと緊急の会議を開いた。アブドゥッラー国王は、会議の始めにあたり、サバーフ・ハマド首長とタミーム・アール・サーニー首長 全文をよむ
■サウジアラビア、安保理にシリア危機解決のための団結を迫る 【クウェート:本紙】 サウジアラビアのアブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズ国王は昨日、シリア危機解決へ至るための団結を国連安保理に迫った。そして、クウェートにおける第3回アラブ・アフリカ首脳会議を前に、同国の外務大臣サウード・ファイサル王子が国王の代理で発表した声明において、アラブとアフリカの関係、及びその前進と発展の妨害を試みる者に対し警告を発した。 そして「このレベルの会議はシリア危機、そし 全文をよむ
■サルマーン皇太子:アッバース大統領に対し入植は明白な国際法違反と述べる 【リヤド:本紙】 サウジアラビアの皇太子、副首相兼国防相のサルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ王子は、昨日リヤドで、マフムード・アッバス議長一行との会談中、「イスラエルのあらゆる入植地建設計画」に対する王国の非難を確認し、次のことを強調した。「それらの計画は和平の前に障害を形づくり、国際的な諸決議に著しく反する。その上、それらの計画は、パレスチナ人民の正当で確固たる権利の侵害である」。また、サルマーン 全文をよむ
■国連担当者、シリアでのパレスチナ難民キャンプは戦場になったと語る 【アンマン:UPI】 国連パレスチナ難民救援事業機関(UNRWA)のシリア担当局長マイケル・キンズリー氏は月曜日、シリアのパレスチナ難民キャンプは「戦場となってしまった」と述べた。 キンズリー氏はヨルダンの首都アンマン南部の死海の地で開催されたドナー国とUNRWAコンサルティング委員会との会合への参加中、「この国に平和的解決が存在しない状態では、シリアの来るべき将来を予測することは誰もできません」と 全文をよむ
■国連、シリア難民のヨーロッパ諸国からの強制送還を懸念 【ジュネーブ:AFP】 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は15日金曜日、欧州連合(EU)加盟国、特にギリシャとブルガリアからのシリア難民の強制送還を批判した。UNHCRのエイドリアン・エドワーズ報道官は記者会見で「強制送還や入国の阻止は、亡命希望者をより多くの危険やショックにさらすことになる」と述べた。 エドワーズ報道官は特に、12日火曜日にトルコからエブロスを経由してギリシャへの入国を試みた子供連れの家 全文をよむ
■サウジアラビアは安全保障理事会でのアラブに常任理事国議席1議席を要求 【ニューヨーク:本紙】 サウジアラビア王国は、安全保障理事会でアラブ諸国には常任理事国議席を1議席もつ権利があると強調した。そして、パレスチナ問題の公正な解決の達成と、シリア危機にシリア人民の期待に応えるよう対処することについての安保理の失敗を強く批判した。 サウジのアブドゥッラー・ムアッリミー国連大使は国連総会演説において「安全保障理事会がもはや存在しない過去の世界しか反映しておらず、安保理 全文をよむ
■駐ナイジェリア・エジプト大使:エジプト航空は両国関係の深化に貢献した 【アブジャ:中東通信社】 駐アブジャ・エジプト大使のアシュラフ・アブドゥルカーディル・サラーマ氏は、エジプト航空が担っているエジプトとナイジェリアの国民の友好関係を深化させる役割の重要性を強調した。 サラーマ大使は、昨夜、エジプト航空アブジャ支店長ムハッラム・アブドゥッラフマーン氏のナイジェリアの首都アブジャにおける任期終了に際して、同氏のためにレセプションを開催した。そのレセプションの場におい 全文をよむ
■アルジェリアとのサハラ紛争の解決についてのモロッコの悲観論 【ラバト:ムハンマド・アシュハブ】 モロッコとアルジェリア間の西サハラ問題における対立が再燃したことを受け、全当事者が満足する解決に到達するためのプロセスを取り巻く悲観的な雰囲気の中で、モロッコのムハンマド6世国王は今日、モロッコ国民に向けて演説を行う。これは、1975年の同日に35万人の志願者が参加し、サハラ砂漠に向かって行進した「緑の行進」の記念日に際して行われる。 複数の情報筋に予測によると、国王は 全文をよむ
■「同胞団」のデモ行進での暴力と複数件の逮捕 【カイロ:ムハンマド・サラーフ】 カイロ当局は、アメリカのジョン・ケリー国務長官が明日(3日)同地を訪れ、複数のエジプトの高官と数時間の会談を行うと発表した。しかしながらワシントンが発表した同長官の中東歴訪の日程にはエジプトは含まれていない。一方「ムスリム同胞団」は昨日(1日)、その同盟者らとともに、「国民の意志による審理」のスローガンを掲げデモ行進を行った。これにより複数の衝突が起こり、負傷者が発生し数十名が逮捕された。 全文をよむ
■シリア:人権監視団は化学兵器に焦点を当てる国際社会を批判 【ロンドン:AFP】 シリア人権監視団の創立者であるラーミー・アブドゥッラフマーンは、化学兵器に焦点を当て、シリアでの断続的な大虐殺を無視する国際社会の「偽善」を批判した。 ラーミー・アブドゥッラフマーンと彼のボランティアスタッフは、2011年3月の騒乱開始以来イギリスの中心部に位置するコヴェントリー市から毎日死傷者数を公表してきた。 アブドゥッラフマーンは、ロンドンでのフランス通信社(AFP)と 全文をよむ
■ヘイグ、ロンドンでのシリアの友人たち外相級会議の開催を発表 【ロンドン:UPI】 イギリスのウィリアム・ヘイグ外務大臣は、今月22日ロンドンにて、シリアの友人たちグループの主要11カ国の外相が会談を行い、シリア情勢ならびに「ジュネーブ2」会議について討議すると発表した。 ヘイグ外相は「安保理は先月の国連総会の会議で、シリアに関し、ジュネーブ声明適用のための国際会議開催を呼びかける決議2018(原文のまま。決議2118号を指すと思われる)を採択した。同声明では、シリ 全文をよむ
■二聖地の守護者、エジプト暫定大統領アドリー・マンスールと会談 【ジッダ:本紙】 二聖地の守護者アブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズ・アール・サウード国王は今日午後、ジッダにある彼の宮殿で、エジプト・アラブ共和国暫定大統領アドリー・マンスールと会談した。会談の初めに、二聖地の守護者は、エジプト暫定大統領とその付添い人たちを、彼らの第二の故郷であるサウジアラビア王国での滞在が良いものとなるよう願い、彼らを歓迎した。そしてアドリー・マンスールは今度は彼のほうから、二聖地の守 全文をよむ
エジプト:12カ国がエジプト観光禁止を解除 【ラシャー・アブー・マジド:MENA】 ヒシャーム・ザアズーウ観光大臣は、昨日(1日)朝に加わったアイルランドを含めた欧州12カ国がエジプト観光禁止を解除したと述べた。これは、8月半ばの事件直後からこの件に関して観光省が行ってきた、欧州諸国に対する説得の成果である。 観光大臣は財政金融会議(GTM)の席上で「観光省は次の段階の計画を持っている。その計画は、外国で広まっているエジプトに対する心理的な不安定のイメージを取り去る 全文をよむ
■ALESCO、アラブ諸国に対してヨルダンにいるシリア難民学生への教育支援を呼びかける 【チュニス:AFP】 アラブ連盟教育文化科学機関(ALESCO)は、アラブ諸国に対してヨルダンに避難している7万人以上のシリア人学生の需要を満たすため必要な教育支援を呼びかけた。 ALESCOは声明において「ALESCOは国民、政府、関係省庁、機関、組織、民間団体(NGO)などを含むすべてのアラブ人に、教育省を代表とするヨルダン政府への援助を要請する。7万人を超えるアラブ・シリア 全文をよむ
■ガザ政府はエジプトに対し、「ガザの」漁師5人に対する懲役判決の見直しを要請 【ガザ:本紙】 ガザ地区で「ハマース」が主導する政府のイーハーブ・グッスィーン報道官は、エジプト当局に対し、(ガザの)漁師5人に対する判決の見直しを要求した。これらの漁師5名は、数日前エジプトの領海に侵入したことから、エジプト海軍により逮捕された。 グッスィーン報道官は昨日(19日)声明で「この判決に関して、ガザとエジプトの姉妹間の緊張と(関係の)行き詰まりを助長することになる」との見解を 全文をよむ
■ジュネーブ合意:シリア危機解決へ向けた一歩 【ロンドン、エルサレム、北京、ダマスカス:本紙、ロイター、AFP】 昨日(15日)、ジョン・ケリー米国務長官とセルゲイ・ラブロフ露外相の「ジュネーブの取り引き」の結果が明らかにされた。この合意はシリア危機解決のための一歩に過ぎないもので、米国政府はバッシャール・アサド大統領政権に対する武力行使の脅威を「実際には」引き下げてはいない。 ローラン・ファビウス仏外相参加の下、フランソワ・オランド仏大統領は今日、ウィリアム・ヘイ 全文をよむ
■エジプト:マラウィ博物館修復に向けた国際的取り組み 【カイロ:サーミル・スライマーン】 国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)は、考古遺物の損傷修繕のエキスパートや専門家を含む派遣団を送り、上エジプト・ミニア市のマラウィ博物館で破壊されたエジプトの考古遺産修復の支援をすると発表した。博物館の襲撃と破壊は、解任されたエジプト大統領ムハンマド・ムルスィー支持者たちによるラービアならびにナフダ広場での座り込みを治安部隊が強制排除した直後に起こった。 派遣団は、博物館の収蔵 全文をよむ
■ヨルダン:シリア国境地帯にパトリオット・ミサイルが配備され、ヨルダン軍は「厳重緊急令」下に置かれた 【アンマン:ターミル・サマーディー】 ヨルダンの複数の高官筋は昨日(27日)、本紙に対して、バッシャール・アサド体制への軍事攻撃の時期が迫っている一方、シリア国内におけるさまざまな事態の進展に応じて、ヨルダン南部砂漠地帯の一隅にあった欧米の軍事部隊がここ数日間のうちにヨルダン・シリア国境地帯へ移動していると語った。 いずれも匿名を条件とするこれら情報筋が明らかにした 全文をよむ
■大イマームに対するエルドアンの声明への広範な非難 【本紙:ムハンマド・アンズ、アマーニー・マージド、イサーム・ハーシム、シャーディア・ユースフ】 エルドアン・トルコ首相が(アズハルは軍事クーデターを支援していると、)アズハル総長であるアフマド・タイイブ博士を中傷するような声明を出したことに対し、エジプト政府、諸政治勢力、政党、および国民的、宗教的な著名人が激しく抗議した。 複数の勢力、政党、および国民的、宗教的な著名人が政府に対し、大イマームに対するエルドアンの中 全文をよむ
■ヨーロッパ連合(EU)は支援を継続、「国内の弾圧に使われる装備」の輸出を一時停止 【パリ:ランダ・タキーッディーン;ブリュッセル:本紙】 ヨーロッパ連合(EU)の外相は昨日(21日)、エジプトに対し「国内の弾圧」行為に使われる可能性のある軍事上、治安上の装備の輸出を一時停止すると発表した。しかし同国に対する支援はこれまで通り継続する。EUの決定はエジプトにおける事態の進捗状況を考慮して発表され、EUは治安部隊による「不適切な暴力」を強く非難した。また警察官や政府の建物、教会 全文をよむ
■ベン・エリエゼル:アサドはオバマ大統領と国際社会が定めた最後の一線を越えた 【エルサレム:アーマール・シハーダ】 イスラエル指導部はシリアのバッシャール・アサド大統領による化学兵器使用に関する報告の直後、同大統領への挑発を強めた。この時点で、イスラエルの専門家は写真や被災者の証言から化学兵器使用は確証できないとした。 しかし諜報機関の推測を理由に、治安指導部および政治家たちは、このような化学兵器がレバノンのヒズブッラーの手に渡るのを防止するために必要な措置をとるこ 全文をよむ
■イラクは同地にいる多くのヨルダン囚人を解放する見込み 【アンマン:AFP】 昨日金曜(16日)ヨルダン外務省は、イラク政府が大統領命令に基づき同国で投獄されているヨルダン人多数を釈放すると発表した。第一リストには8人の投獄者が含まれている。 ヨルダン国営通信社「ぺトラ」が外務省報道官サバーフ・ラーフィイーの発言として伝えたところによれば「駐イラク・ヨルダン大使は、イラク大統領官房長官を通じ、第一リストにある8人のヨルダン人受刑者を釈放せよとの大統領命令にフダイル・ 全文をよむ
■ヨルダンのシリア難民:涙と貧窮と離郷の厳しさの中でラマダーン月の断食 2013年7月13日『ハヤート』 【マフラク(ヨルダン東部):ターミル・サマーディー】 シリア難民ラドワ・アフマド(32才)は両目に涙を浮かべ、故郷ヒムスから遠く離れて過ごすラマダーン月について話す。彼女は家族の半分をそこへ残したままで「殺人行為と大量の流血」が彼女たちを引き離したという。 ラドワは数日前、シリアと隣接する国境の町マフラク(ヨルダン東部)に到着した。彼女は気持ちを落ち着 全文をよむ
■トルコでの抗議運動により、エルドアン首相はマグリブ諸国歴訪の期間短縮を余儀なくされる 2013年6月4日『アル=ハヤート』 【ラバト:ムハンマド・アル=アシュハブ】 複数の外交筋によると、トルコのレジェップ・タイイプ・エルドアン首相が、マグリブ諸国歴訪の日程を短縮する模様である。この歴訪はラバトを皮切りとし、アルジェリア、チュニジアへの訪問が決まっていた。日程は各3カ国(モロッコ・アルジェリア・チュニジアの)でそれぞれ1日ずつ短縮される見込みで、トルコでの抗議活動 全文をよむ
■エジプト:外務省、エチオピア大使に対してグランド・ルネッサンス・ダムへの対処で調整する必要性を強調 2013年5月29日『アル=アハラーム』 【本紙】 アフリカ担当副外務相のアリー・アル=ハフニー氏は、在カイロ・エチオピア大使のムハンマド・ダリール氏に対して、木曜日に外務省本部会合を行うことを呼びかけた。 同氏は、エジプトがグランド・ルネッサンス・ダムのアセスメント担当国際専門家委員会に関する報告書の発行を待っていると言及した。当委員会には、エジプト、ス 全文をよむ
■エジプト:エチオピア、青ナイル川の水流切り替えを始める。 ■政治勢力:明確な返答と強固な外交活動を要求。 2013年5月29日『アル=アハラーム』 【本紙、ムハンマド・ヒジャーブ、アビール・アル=ムルスィー、フスニー・カマール、ハーズィム・アブードゥーマ】 エチオピア政府による青ナイル川(ナイル川の支流のひとつ)の水流の変更は、政治の場に驚愕、緊急の解決措置を取る要求を引き起こした。それは、人民勢力や政治勢力が、エジプトの水の安全保障に対してエチオピアのグラン 全文をよむ
■エジプト:大統領府、青ナイル川の水流の変更は、エジプトの割当水量に悪影響は与えない。 2013年5月28日『アル=アハラーム』 【カイロ:中東通信社】 大統領府の公式スポークスマンであるウマル・アーミル氏は、エチオピアが発表した青ナイル川の水流変更に関する決定は、エジプトに流入する水量になんら悪影響を及ぼさない、と述べた。そして、その変更は工学技術的な措置であり、単に水流の切り替え、もしくはその乾燥が行われるだけだと指摘した。 アーミル氏は、火曜日に大統 全文をよむ
■エジプト:エチオピア国務大臣、グランド・ルネッサンス・ダムの目的は電力生産のみ、エジプトの割当水量に影響を与えることは不可能 2013年5月28日『アル=アハラーム』 【アディスアベバ、ムハンマド・フワード】 エジプトメディアの代表者らは、アディスアベバで開催されている第21回アフリカ連合サミットを機に、エチオピアの海外担当国務大臣であるブルハーン・ジャバル・クリストゥス氏に対してインタビューを行った。同氏は、エチオピア政府で大統領に次ぎ重要な人物だ。 全文をよむ
■エジプト:ナイル川流域諸国間での協調、すべての当事国の利益原則の実現を望む 2013年5月26日『アル=アハラーム』 【本紙】 ムハンマド・ムルスィー大統領は日曜日(26日)エジプトが、ナイル川流域諸国間での協調、すべての当事国の利益原則の実現、そして、あらゆる流域諸国に対して損害を被ること抜きに、開発プロジェクトや取り組み強化を行うことを望むと確証した。 そのことは、ムルスィー大統領が日曜日午後、ケニアのウフル・ケニヤッタ大統領と会談を行った際に 全文をよむ
■イスラエル系企業、グランド・ルネッサンス・ダム(エチオピア)の電力販売と送電を受注、ムルスィー大統領のアディスアベバ到着より数時間前 2013年5月24日『アル=アハラーム』 【本紙、ムハンマド・アル=アジュルーディー、イスラーム・ファラハート】 本紙に対して信用に値する情報筋が昨日(23日)明らかにしたところによれば、エチオピア政府は、エチオピアでの送電・電力供給・運営の業務をイスラエル系企業に委託したという。その中には、現在第1段階の実施が行われているグランド 全文をよむ
■エジプト:ムルスィー大統領、アディスアベバでのアフリカサミットに参加 2013年5月24日『アル=アハラーム』 【本紙】 ムハンマド・ムルスィー大統領は、今日(24日)の夜アディスアベバに到着した。アフリカ連合加盟国の首長らとの例外サミットに参加するためだ。今回のサミットは、現在アフリカ連合へとその名を変えたアフリカ統一機構設立50周年を記念して開催される。 ムルスィー大統領は、あさって(26日)には、第21回アフリカ連合首長会議に参加する予定だ。本会議 全文をよむ
■エジプト:アッバース大統領とムルスィー大統領、国際社会にエルサレムのイスラームの聖地の保護を求める 2013年5月17日『アル=ハヤート』 【カイロ:ジーハーン・アル=フサイニー】 ムハンマド・ムルスィー大統領は昨日(16日)カイロでマフムード・アッバース大統領(アブー・マーズィン)を接見し、彼とパレスチナの和平と和平プロセスの再開のための取り組みについて話し合う会談を行なった。またこの会談では、シリアの危機の進展についても話し合われた。この会談の後、エジプト大 全文をよむ
■アルジェリア:同国とチュニジアの「ジハード主義者」の会合開催の情報をうけチュニジア国境に軍を展開 2013年5月7日 『アル=ハヤート』 【アルジェリア: アーティフ・カダーダラ】 アルジェリア・チュニジア間の国境付近の消息筋によると、アルジェリア軍の強化が大きく、チュニジア国境付近の森林地帯へと向かわざるを得なくなったという。その一方で、治安筋は(アルジェリアとチュニジア)両国間の「ジハード主義者」の幹部会合について語った。このことは、チュニジア西部の武装勢力 全文をよむ
EU代表:エルサレム周辺の入植地建設は「大きな懸念」ヨルダン川西岸地区を2分する 【ロンドン:カミール・アッ=タウィール】 2012年12月12日『アル=ハヤート』 EUの中東和平プロセス担当アンドレア・ライニコフ特使は、EUの占領パレスチナの領土におけるイスラエルの入植地建設問題に対する立場は変わっておらず、エルサレム周辺に新たな入植地を建設することは「大きな懸念」であり「受け入れられない」と述べた。 また本紙に対し「中東地域の人々のために、我々は平和に 全文をよむ
■ワシントン:「アン=ヌスラ戦線」をテロ組織に指定することは自由シリア軍に対抗するものではない 2012年12月11日 火曜日 『アル=ハヤート』 【ワシントン、ジュワイス・カルム、ロンドン:本紙】 アメリカ政府関係者高官は昨日(10日)アン=ヌスラ戦線をテロ組織として指定することは自由シリア軍に対抗するものではないと強調し、反対派の武装勢力がアンタルヤ共同指導部の下で統合化しようとする努力を歓迎した。 また、アメリカ高官は本紙に対して、オバマ政権は今日( 全文をよむ
■ミシュアル氏を擁護するアッバース大統領に対するイスラエルの国際広報活動 【占領地エルサレム:アーマール・シャハーダ】 2012年12月11日 火曜日 『アル=ハヤート』 イスラエルは、パレスチナ当局のマフムード・アッバース大統領とハマースの政治局長に対する国際的なキャンペーンを作り上げた。その目的は、この二人を、イスラエルの殲滅を呼び掛ける態度を持ち、和平を拒む人物として示すことである。ヨーロッパ諸国において、同キャンペーンに関して様々なイメージが掛けられているが 全文をよむ
■アメリカ:イスラエル支援のための誘導爆弾6,900発 2012年12月11日 火曜日 『アル=ハヤート』 【占領地エルサレム:アーマール・シャハーダ】 イスラエルの新聞記者の情報筋によれば、アメリカが650万ドルに及ぶ誘導爆弾6,900発をイスラエルに対して供給することを決定した。それは、ガザ地区に対する最近の「雲の柱作戦」でイスラエル軍が被った損害を補償するためだという。 イスラエル国民によると「雲の柱作戦」後、ロケット弾、ミサイル、爆弾などの武器の備 全文をよむ
■アブー・マージン(マフムード・アッバース):パレスチナ自治政府がオブザーバー国家資格を得ることをやめさせるための強い圧力があった 2012年12月1日『アル=アハラーム』 【カイロ:アル=アザブ・アッ=タイイブ・アッ=ターヒル、ハーラ・アフマド・ザキー、バースィル・ユスリー ベルリン:マージン・ハサーン ロンドン:アーミル・スルターン アンマン:サリーム・アル=マアーニー ウィーン:ムスタファー・アブドゥッラー アンカラ:サイード・アブドゥルマジード】 パレスチナ 全文をよむ
■「エミレーツ航空」サナアに毎日就航 2012年11月21日『アル=ハヤート』 【サナア:本紙】 「エミレーツ航空」は、イエメンでの操業開始から16年が経過したことに合わせて、サナア・ドバイ便を週1便から1日1便へと増加した。 1996年、「エミレーツ航空」はイエメンに第1便を就航させ、1996年11月28日サナア国際空港に最初の便が着陸した。(現在)既に週3便の運航が開始されており、本日、週7便へと至った。またイエメン便には、3クラスに分けられたエアバス 全文をよむ
■イスラエル、パレスチナの国連加盟申請に対抗してオスロ合意の破棄を警告 2012年11月14日『アル=ハヤート』 【占領下エルサレム:アーマール・シャハーダ】 イスラエルは、国連でパレスチナをオブザーバー国家として承認するよう求めるパレスチナ自治政府の動きを阻止するために国際的な働きかけを強化している。イスラエル外務省は、パレスチナの要求を拒否するとの同国の立場を説得するよう各国連加盟国に駐在する大使や外交使節団に指示を出した。同国大使らは各国代表に対して、「このよ 全文をよむ
■エフード・バラク国防相、エジプトの体制が独裁であるとの発言に抗議し、エジプトの内政に対する不干渉を強調 2012年11月3日『アル=ハヤート』 【占領下エルサレム:アーマール・シャハーダ】 ムハンマド・ムルスィー大統領率いる(エジプトの)統治体制は「恐怖の独裁」であるとした国防省のアモス・ギルアド政治・治安局長の発言が、エジプトとの良好な関係を望む国防省内で相違を惹起した。エフード・バラク国防相は声明を発表し、ギルアド局長の発言に反対の意を表明した。また同局長の発 全文をよむ
■イスラエルが初めて「アブー・ジハード」氏の暗殺関与を認める。動機不明の措置、イスラエルを法的に追及するための道を開く可能性 2012年11月2日『アル=ハヤート』 【ナザレ:アスアド・タルハミー、 ラーマッラー:本紙】 たくさんの疑問符が付く措置の中で、イスラエル軍検閲局は(イスラエルの)「イディオット=アハロノット」新聞社に対し次の報道を公開することを許可した。その内容というのは「イスラエル軍が1987年4月15日に、当時のPLOナンバーツーであったカリール・ア 全文をよむ
■エジプト: イスラーム主義者たちがアッ=ザワーヒリー氏がムルスィー大統領を“煽動している”とみなす一方で大統領府はアッ=ザワーヒリー氏の批判を無視 2012年10月28日(日)『アル=ハヤート』 【カイロ:本紙】 「アル=カーイダ」の指導者のアイマン・アッ=ザワーヒリー氏はエジプトのムハンマド・ムルスィー大統領の統治に対し、厳しい批判を述べた。アッ=ザワーヒリー氏はエジプト人に対し“イスラーム法を施行するための新たな革命”を呼びかけた。一方でエジプト共和国大統領府は、ア 全文をよむ
■イスラエルのビデオ映像 中東戦争時のエジプト人捕虜への拷問・侮辱が明らかに ■軍服を脱がされた上での、残酷な暴力に晒されたことが明るみに出る 2012年10月12日『クドゥス・アラビー』 【ガザ:本紙、アシュラフ・アル=ハウル】 イスラエルのとあるインターネットサイトが、古いビデオ映像を伝えた。映像では、1967年の中東戦争時に、イスラエル軍兵士が、エジプト人兵士捕虜に対し屈辱的な拷問を行う様子が撮影されている。また軍服を脱がせ、下着だけにさせて、暴力的に殴っ 全文をよむ
■イスラエル、急襲の準備をしているのではないとシリアに保証 2012年9月20日木曜日『アル=ハヤート電子版』 【占領下エルサレム:アーマール・シャハーダ】 イスラエルは国連を通じてシリアに保証のメッセージを送り、シリアに対する奇襲戦争や北部地域での戦争の準備をしているのではないと伝えた。また、昨日ゴラン高原でイスラエル軍が開始した軍事演習は挑戦や警告ではなく、あらゆる緊急事態に備えるために行っている訓練計画の一環であるとした。 しかしこうした保証のメッセ 全文をよむ
■イスラエル、エジプトとの軍用潜水艦契約を破棄するようドイツに圧力 2012年9月10日月曜日『アル=ハヤート電子版』 【占領下エルサレム:アマール・シャハーダ】 イスラエルがエジプト海軍への2隻の軍用潜水艦売却契約の発効を阻止しようと、ドイツに圧力をかけている。イスラエルはこの契約が地域のパワー・バランス損なうものであると見做している。ドイツがイスラエルに対し、イスラエルの国益を擁護することを保証することを確認する諸般のメッセージを送る一方、イスラエル側はヒズブッ 全文をよむ
■イスラエル、「帰還権」に反論:アラブ系ユダヤ人の財産回収計画 2012年9月7日金曜日『アル=ハヤート』 【占領下エルサレム:アーマール:シャハーダ】 イスラエル外務省が「私はユダヤ人難民」キャンペーンを発表して以後、幾つもの疑問が浮上した。このキャンペーンは、1948年とその後数年間の期間にユダヤ国家建設のため、特に複数のシオニスト機構による作戦でアラブ諸国からイスラエルへ移住したユダヤ人に対してアラブ諸国からの補償を求める計画の準備を目指すものだ。 全文をよむ
■エジプト人捕虜83人とイスラエル人スパイ1人の交換に向けたエジプト・イスラエル間協議 2012年8月28日火曜日『アル=ハヤート』 【占領下エルサレム:アル=ハヤート電子版、アマール・シャハーダ】 イスラエル政治筋は、イスラエル当局にはエジプトで拘束されているスパイ、アウダ・タラービーン氏の釈放と引き換えにイスラエルのエジプト人捕虜83人全員を釈放する用意があると公表した。同氏はイスラエルに寄与したスパイ行為の容疑で拘束されている。 最近、両国の政府高官 全文をよむ
■イスラエル軍、入植者のための逃げ道を掘る 2012年8月21日 火曜日 『アル=ハヤート』 【エルサレム被占領地:アーマル・シャハーダ】 イスラエル軍はレバノン国境沿いのアル=ミトラ地区に入植地に住むイスラエル人たちが、ヒズブッラーの要員が国境を越えミトラ地区に侵入し、制圧するというシナリオに備えて、逃げることができる道を掘る作業を始めた。このシナリオは、イスラエル人らが予想し、イスラエル軍がそのための訓練をしているシナリオである。 軍事筋は、(掘削作業のため 全文をよむ
■ドイツの『イスラーム教徒の危険性』に起因し分裂:ベルリンでのデモと反抗議行動 2012年8月19日 日曜日 『アル=ハヤート』 【ベルリン、イスカンディル・アッ=ディーク】 ラマダーン明けの祭りの前夜、ドイツや世界中でイスラーム教徒の感情への明らかな挑発の中、約200名の急進的右派ドイツ人が、昨日、ベルリンの各所に集まり3つのモスクの前で、ドイツ国旗や「イスラーム教及びイスラーム教徒の危険性」を警告したプラカードを掲げデモを行った。 それに対し、ほぼ同数 全文をよむ
■エジプトはハニーヤ氏にラファフ検問所の新たな仕組みの運営を約束 2012年7月27日 金曜日 『アル=ハヤート』 【カイロ:ジーハーン・アル=フサイニー】 昨日、ムハンマド・ムルシー氏は「ハマース」政府の首相イスマーイール・ハニーヤ氏、彼に同行する代表団と会談し、エジプト大統領主催の歓迎イフタールの食事会の席でも協議が続けられた。また同日、ハニーヤ首相はエジプト大統領との面会前に、エジプト情報長官ムラード・マワーフィー少将と対面した。 パレスチナの代 全文をよむ
■アラブ諸国の外相は、ドーハにてシリア情勢とパレスチナの国連加盟問題を協議 2012年7月23日『アル=アハラーム』 【ドーハ、ラーマッラー:通信各社】 パレスチ情勢の激化と、シリア自由軍とバッシャール・アル=アサド大統領の軍と間の武力衝突の継続を中心に アラブ諸国の外務大臣らは昨日(22日)ドーハでアラブ和平提案委員会とシリア危機調査委員会それぞれの緊急会議を開催した。会議にはアラブ連盟事務総長のナビール・アル=アラビーと外務大臣ムハンマド・カーミル・ア 全文をよむ
■イラン:テヘラン原子炉により多くの濃縮度20%ウランの供給を発表 2012年7月22日 日曜日 『アル=ハヤート』 【UPI】 イラン・イスラーム共和国のフェレイドゥーン ・アッバースィー副大統領兼イラン原子力エネルギー機構長官は日曜日(22日)、イラン国内で 製造された濃縮度20%核燃料第4弾がテヘランの研究用原子炉へ供給された と発表した。 「エルナ」通信が伝えたところによると、アッバースィー副大統領はイランの燃料開発に携わった研究者ダーリユーシュ・ 全文をよむ
■プランブリー国連特別調整官:どんな状況下にあっても、シリアの違反は正当化できない。 2012年7月3日 『アル=ハヤート』 レバノン駐在国連特別調整官のデレク・プランブリー氏は、「境界が明確でないとしても、シリア側はレバノン国境を尊重する」必要があることを強調し、「侵略や人々の拉致は、どんな状況であっても正当化されるものではない。」と述べた。 プランブリー氏は昨日、レバノンのアドナーン・マンスール外相を訪問し、訪問の後の声明のなかで、「国連事務総長が二日前に安保理 全文をよむ
■ スウェーデンはパレスチナの外交部を大使館相当に格上げ 2012年06月29日『クドゥス・アラビー』 【ガザ:アシュラフ・アル=ハウル】 金曜日、パレスチナ当局はスウェーデン王国がパレスチナ駐スウェーデン代表部の扱いをスウェーデンにおける大使館相当に引き上げることを決定したと明らかにした。 パレスチナ駐スウェーデン大使ハーラ・フスニー・ファリーズによればストックホルムの省本部でスウェーデン政府との間の「受入国」協定に、スウェーデンのカールビルト外務大 全文をよむ
■国連特使は手ぶらでサナアを離れる。安全保障理事会は明日制裁を課すかもしれない 2012年05月28日 月曜日 『アン=ナハール』 【サナア:アブーバクル・アブドゥッラー】 安保理は明日、イエメン情勢進展についての協議会合が開催される。この会議は、ジャマール・ビン・ウマル国連事務総長特使が提出する報告書に基づいて行われる。同特使は、イエメンで3日間続いた協議に参加し、昨日成果なくサナアを後にした。イエメンの政治家達は、協議はアリー・アブドゥッラー・サーリフ前大統領の 全文をよむ
■サウジ政府との危機収拾に向けたエジプト側の努力、アラビー事務局長は「一過性」の出来事との認識 2012年4月30日 『アル=ハヤ―ト』 【ジッダ:アフマド・アル=ヒラーリー、リヤド、カイロ:本紙】 サウジアラビアの外交使節団が一連の襲撃を受け、サウジアラビア政府が大使館と領事館の閉鎖を決定して協議のために同国大使を召還したことに起因する、サウジアラビア王国との間で再燃した危機を受けて、エジプトは昨日も尽力と連絡協議を継続した。その頃アラブ連盟のナビール・アル=アラ 全文をよむ
■湾岸諸国協力会議(GCC)、国連でイランに抗議 2012年4月15日 日曜日 『アル=ハヤート』 【ニューヨーク:本紙】 GCC諸国は、国連にてイランに抗議した。抗議の原因は、イランのマフムード・アフマディーネジャード大統領がUAE領のアブー・ムーサー島を訪問したことである。この訪問は、1971年にイランが同島を占領して以来、最初のイラン大統領の訪問である。 GCC諸国は、国連のパン・ギムン事務総長と安保理に宛てた書簡で、今般の訪問は「国連憲章の諸原 全文をよむ
■途上国が加工食品の需要をけん引 2012年4月9日月曜日『アル=ハヤート』 数十年前の、大勢がピラミッドからジュースを飲んでいるという漫画を覚えてない人がいるだろうか。初めて牛乳の紙パック包装を発明した、今年で創立60周年を迎えたスウェーデンの「テトラパック」社製の「ルーベン・ラウジング」である。その後同社は次々と食品包装を行なっていった。食の安全に対する恒常的な懸念がある中、本紙は、ドイツのケルンにて「アヌーガ・フードッテック2012年」が開催された折、「テトラパック」の 全文をよむ
■イラン、自国の核兵器生産能力を認める 2012年4月8日『アル=ハヤート』 【テヘラン:ムハンマド・サラーフ・スィドキーヤーン;バグダード:本紙】 イラク政府の情報筋は、イランと同国の核計画に関心を持つ6カ国の一団との間に協議を設ける準備を開始したことを明らかにした。イラクは国連常任理事国5カ国とドイツがイラクでの協議開催に同意するのを待っている。また、テヘランはトルコでの協議開催を拒否すると強調した。これは、トルコの立場が「中立的でない」ことに抗議してのことであ 全文をよむ
■アラブサミット:シリアにアナンの提案を即時全面的に実行することを要求 2012年3月30日 『アル=ハヤート』 【バグダード: ムハンマド・シャーズリー】 バグダードでのアラブサミットは、アラブ・国際共同特使コフィー・アナンの任務支援を決定した。アラブ連盟事務総長ナビール・アル=アラビーは、シリアがアナンの計画を受け入れたことは「良好な一歩」であるとみなしたが、即時実行が必要であるともした。また、バッシャール・アル=アサド大統領への要求も再度確認した。この要求とは 全文をよむ
アルジェリア、マリでのクーデターを受け隣接する国境閉鎖・両国間の協力凍結 ■アルジェリア、マリでのクーデターを受け国境閉鎖 ■両国間の協力凍結 2012年3月23日『アル=ハヤート』 【アルジェリア:アーティフ・カダーディラ】 アルジェリアは、マリとの軍事協力を凍結した。また、マリ北部のダメージに苦しむ地域に数日前から運ばれていた人道支援物資[の輸送を]中断した。アルジェリア外務省は危機対応部局を組織し、即時、陸路の通関地を閉鎖することを決めた。また、 全文をよむ
■ イスラエル、大使館の新しい場所の決定に関してエジプトと合意したことを発表 ■ 人民議会は大使の追放を要求し、イスラエルは友好国にも同盟国にもならないと強調 2012年3月21日『クドゥス・アラビー』 【ガザ:本紙アシュラフ・アル=ハウル記者】 イスラエルは昨日[20日]、怒りに駆られたデモ隊の襲撃を受けたカイロ駐在大使館の古い場所に代わる新しい場所の決定に関して、エジプトと合意に達したことを明らかにした。また別の報道によると、イスラエル政府がエジプト当局に大 全文をよむ
2012年03月21日 アナン特使を支援するための議長声明をめぐり安保理では難しい議論。ロシアは警告の形をとることを拒否。 ■ロシアは警告の形をとることを拒否 ■自国の軍事協定に責任を負うと明言 ■アナン特使を支援するための議長声明をめぐり安保理では難しい議論 2012年03月21日『アル=ワタン』 外交官は以下のように語った。「安保理の15か国はフランスの提出した議長声明草案をめぐり、困難な議論に入った。議長声明はシリアへのコフィー・アナン国連特 全文をよむ
■ダマスカスとアレッポの爆発--西側・アラブ湾岸諸国のテロ環境に関する解釈 2012年03月19日『アル=ワタン』 【本紙:マアーン・ハミーヤ】 ダマスカスとアレッポを標的にし、数十人の犠牲者と負傷者をだしたテロ爆破事件は、テロリズムの予定内の事件ではなく、むしろ過激テロ集団が実行する組織的なテロの手口や野蛮さを表わす行動である。欧米諸国やアラブ湾岸諸国はこのテロ集団に金銭や武器を提供し、メディアやその立場の表明によって支援している。 爆弾テロは犠牲者や破 全文をよむ
2012年03月18日付 al-Watan紙 ■コフィー・アナン特使代表団、19日にシリアへ 2012年03月18日『アル=ワタン』 シリア問題担当特使を務めるコフィー・アナン前国連事務総長代表団の報道官は昨日[17日]、代表団のメンバーが月曜日[19日]にダマスカスに向かう予定であると述べた。 AFPによると、報道官は、代表団のメンバーがジュネーブとニューヨークから同時にシリアの首都に向けて出発する予定だと明らかにした。 アナン特使はジュネーブ 全文をよむ
■スペイン元首相、サウジアラビアにはアラブの春をイスラーム化させる戦略的計画があると明言する。 2012年03月16日『クドゥス・アラビー』 【マドリード(本紙):フサイン・マジュドゥービー】 スペインのフェリーペ・ゴンサーレス元首相は、EUがアラブの春において、いかなる民主化支援での役割も果たしていないと述べた。同氏は、アラブの春をイスラーム化させることを意図してサラフィー運動に資金提供し、強化させようというサウジアラビアが果たしている地政学的役割について警告した 全文をよむ
■ ガザ地区の活動家らがネゲブ砂漠西部にロケット弾5発を発射、イスラエルは空爆で報復 2012年3月16日『クドゥス・アラビー』 【ガザ:本紙アシュラフ・アル=ハウル記者】 パレスチナ・イスラエル双方の間で停戦が発表されているにも拘わらず、イスラエル軍機はガザ地区に対して数回の爆撃を行い、パレスチナ側の活動家らはイスラエル南部に地元製のロケット弾を発射した。イスラエル軍報道官によると、活動家らがイスラエル南部にロケット弾を発射し続けていることへの報復として、イスラエ 全文をよむ
■トルコ:シリアの外交代表問題に関して考察、ダウトオール外相がシリア国民評議会メンバーと会合 2012年2月27日『アル=ハヤート』 【アンカラ:本紙】 トルコのアフマド・ダウトオール外相は、反バッシャール・アル=アサド体制の最も周知の組織であるシリア国民評議会のメンバーと会合を行う予定があることを明らかにした。これは、三週間後にイスタンブールで開催予定の『シリアの友人』会議の次回会合の前に行われる予定である。同時に、ダウトオールは、シリアにおいて暴力が継続している 全文をよむ
■イスラエルの大半の専門家、巡航ミサイルを保持しているイスラエルには反撃能力があるため、イランはイスラエル攻撃のリスクを冒さないと主張 2012年2月16日『クドゥス・アラビー』 【ナザレ:本紙・ズハイル・アンドラーウス】 イスラエルのメディアは昨日、イスラエル軍参謀幕僚長ベニー・ガンツの「イランは軍拡競争の頂点にある」との発言を報じた。ガンツ参謀幕僚長は、イスラエルにはあらゆる脅威に立ち向かう備えがあると強調し、「現イランのアーヤトッラー体制は軍拡競争の頂点にあり 全文をよむ
■イスラエル報道:大衆のためのウラニウム 2012年02月16日『クドゥス・アラビー』 【同日付:マアリヴ紙より訳出】 テヘランの小さな原子炉で、イラン社会の消えゆく炎を前に国力を鼓舞するために、テレビ制作が行われた。 イランは、銀行からお金を引き出す市民の長蛇の列がみられたり、数週間で通貨の価値が50パーセント下がるなどの、破たんした経済の国家である。このようなひどい状況下で、イランは、国内の国民の共感を巻き起こすことを狙った画像を制作した。原子炉の壇上 全文をよむ
■ダマスカスの若者たちがロシア大使館に同国の立場に感謝して長さ50メートルの旗を手渡す ■改革計画を支持してアル=ハサカに市民多数集結 2012年02月16日『アル=ワタン』 【アル=ハサカ:本紙、SANA】 シリア人は改革と発展の歩みを保持することを示し、シリアに陰謀をしかけるアラブの役割への非難を示そうと、国土の中で彼らの活動を続けている。 ダマスカスでは、昨日[15日]、国内の市民グループの多数が、シリアとロシア連邦の国旗を携えて、ロシア大使館前 全文をよむ
■ダマスカスの若者たちが中国の立場に感謝して同国大使館に長さ50メートルの旗を贈呈 ■ラタキアで改革計画を支持して市民が多数集結 2012年02月15日『アル=ワタン』 【SANA】 ダマスカスの中国大使館前で、市民グループがシリアと中国の国旗を手に集結した。これは、内政問題への外国の介入に対抗してシリア国民を支援する中国の立場に感謝して行動である。市民らは、シリアを傷つけて安全と安定を揺るがすことを狙う陰謀に対して手を携えて対峙する重要性を強調した。 全文をよむ
■アッ=ザワーヒリー、シリア人に「ジハード」とアラブ、トルコ、西洋をあてにしないことを呼びかけ 2012年2月13日水曜 『アル=ハヤート』 【バグダード:本紙】 「アル=カーイダ」指導者のアイマン・アッ=ザワーヒリーは、新しい動画演説でシリアにおける「蜂起」を宣言し、「シャームの獅子たち」に「ジハード」とアラブ、西洋、トルコをあてにしないことを呼びかけた。 アッ=ザワーヒリーは、複数のジハード・サイトや米国でイスラーム・サイトを監視する「サイト」で流 全文をよむ
■国連、イスラエルにハディル・アドナーン囚人問題解決を要求 2012年2月12日『アル=ハヤート』 【ガザ:本紙】 中東和平プロセス特別調整官でパレスチナ自治区担当国連事務総長特別代理であるロバート・セリーはイスラエル政府に対し、イスラーム聖戦運動指導者ハディル・アドナーン囚人問題に関する早期解決策を見出し、法的および国際的にイスラエルが果たすべき義務の範囲内で同氏の健康を維持するよう要求した。 セリー氏は昨日(11日)の記者発表で、去年12月17日に逮 全文をよむ
■サウジアラビアはイランの核爆弾開発成功から数週間以内に核兵器を手にするだろう 2012年02月10日『クドゥス・アラビー』 【ロンドン:本紙】 サウジアラビアは、イランが最初の核爆発を成功させた場合には数週間以内に核兵器を保有すると脅した。 タイムズ紙は、サウジアラビアの高官の発言を引用して「サウジアラビアはイランに核兵器があるという状況を受け入れないだろう。」と報じた。同紙によると、イランが核兵器を保有した場合にはサウジアラビアも核兵器を保持すると決定 全文をよむ
■アル=アサド大統領、ロシアの外相と会談し安保理でのロシアの立場に謝意を表明。アル=アサド大統領:シリアは政府・野党・無所属の者が参加する対話を行う決意である。 2012年2月8日水曜 『アル=ワタン』 【ズィヤード・ハイダル】 バッシャール・アル=アサド大統領、シリア指導部が野党や無所属の者が参加する国民対話を成功させる決意であると強調。シリアは同国の安定を支援するあらゆる方面と協力する用意があると表明。 昨日(7日)、アル=アサド大統領はロシアのセル 全文をよむ
■ マシュアル政治局長、ヨルダンから追放された歳月に幕 ■ 「ヨルダンが代替の祖国になることを我々は拒否する」 2012年1月30日『アン=ナハール』 【アンマン:本紙】 それはドーハに追放されダマスカスに移転してから11年以上を経て実現した、謎をはらんだヨルダンへの帰還だ。イスラーム抵抗運動「ハマース」のハーリド・ミシュアル政治局長は、パレスチナの指導者としてアンマンに戻ったのだろうか。それとも憲法に反して祖国から追放されたヨルダンの一国民として戻ったのだろう 全文をよむ
■ハッダーム氏シリアの分裂を警告 シリアを救済するための国際軍事同盟を呼びかける 2012年1月30日『クドゥス・アラビー』 【ロンドン・UPI】 シリア前副大統領で体制から離反したアブドゥルハリーム・ハッダーム氏は、シリアの分裂とその中で宗派戦争の爆発が地域全体での宗派戦争を招くと警告し、シリア救済のための国際軍事同盟の形成を呼びかけた。 ハッダーム氏は月曜日(30日)、アメリカのバラク・オバマ大統領、フランスのニコラス・サルコジ大統領、イギリスのディビ 全文をよむ
■アルジェリア、サハラ砂漠でのアル=カーイダ掃討のための西欧の軍事作戦参加を拒否 2011年01月28日『クドゥス・アラビー』 【アルジェ:DPA】 アルジェリアは、アフリカ・サヘルでのアル=カーイダに対する軍事作戦への準備を行なっている、フランス・イギリス特殊部隊に対しての兵站施設の提供を拒否した。土曜日(27日)に発行されたアルジェリア版『アル=ハバル』紙によると、アルジェリアは、サヘルでアル=カーイダ支部の指導者たちを追跡する、フランスのヘリコプターと特殊部隊 全文をよむ
アメリカ国防省、中東地域への海上基地派遣を急ぐ 2012年1月28日 【ワシントン:UPI】 アメリカ国防省は、コマンド部隊のための海上基地の、中東地域への派遣を急いでいる。その背景は、イランやイエメンのアル=カーイダ、ソマリアの海賊、そして他の脅威によって緊迫が高まっていることである。 アメリカの『ワシントン・ポスト』紙によると、海上基地の派遣を急いでいることはアメリカ中央軍の要請に応じたものである。中央軍は中東における軍事作戦を監督している。米国海軍 全文をよむ
■シリア:サスピキン氏、ロシアはシリアの対話を主催する準備があると伝える 2012年1月26日(木曜日)『アル=ハヤート』 【ベイルート:本紙】 ロシアのアレクサンドル・サスピキン駐レバノンに大使は、「ロシアのシリアの動向に対する態度は統一されている」と強調し、「外務省はドミートリー・メドヴェージェフ大統領が打ち出した外交政策の原則を実践している」と述べた。また、「ロシアの主張は、暴力の停止には(訳注:シリアの体制側、反体制派側)双方が等しく行動することが必要だとい 全文をよむ
■サウジアラビア空軍の参加を得て、「レッドフラッグ5」演習が開始 2012年1月25日 『アル=ハヤート』 【リヤード:本紙】 昨日(24日)、「レッドフラッグ5」演習活動が米国ネバダ州の空軍基地で始まった。この演習は10日間続く予定で、複数の友好国の空軍と並び、サウジアラビア王国空軍が、戦闘機だけでなく、パイロット、技術者、支援要員からなるスタッフ総員とともに参加している。 演習のオペレーションセンターは、「訓練活動が、前線戦闘オペレーションの共同計画実 全文をよむ
■リヤード、湾岸戦争の影響を受けている地域の復興のための会議を開催 1月24日『アル=ハヤート』 【ジッダ:本紙】 ジッダ市は本日24日、湾岸戦争の影響を受けた国々のための第5回会議(地域の環境改善のための諮問会合)を開催する。会議には、国連の代表団に加え、ヨルダン王国、イラク、クウェート、イランからの代表団が参加する。 会議の議長は、気象観測と環境保護のための総代表であるトゥルキー・ビン・ナースィル王子が務める予定である。彼のアシスタントであるサアド・ア 全文をよむ
湾岸フォーラム、自然災害への対処方法を提示 ■湾岸フォーラム、自然災害への対処方法を提示 2012年1月23日『アル=ハヤート』 【ジェッダ:本紙】 ジェッダの知事マシャアル・ビン・マージド・ビン・アブドゥルアズィーズ王子は昨日(22日)、マッカ州の知事ハーリド・アル=ファイサル王子に代わって第7回地震に関する湾岸フォーラムを開催した。このフォーラムはサウジアラビア地質調査所主催で行われ、石油鉱物資源大臣であり、調査所理事会議長であるアリー・アン=ヌアイミ 全文をよむ
■エジプト:和解合意実行不履行により、ガザ地区とヨルダン川西岸地区の治安使節団派遣を延期 2012年1月22日(日曜日)『アル=ハヤート』 【カイロ:ジーハーン・アル=フサイニー】 『アル=ハヤート』紙によると、エジプトがガザ地区とヨルダン川西岸地区のそれぞれの、地域における和解合意項目実施を現地において確認するための治安使節団派遣を、ファタハとハマース双方誓約不履行を理由に、延期することを決定した。 エジプトは今月の後半にハイレベルの治安使節団を派遣する 全文をよむ
■マナマと香港間で貿易協力 2012年1月21日『アル=ハヤート』紙 【マナマ:本紙】 『バーレーン商工会議所』の第一副会頭であるイブラーヒーム・ザイナル氏とマナマの香港名誉領事であるウェイ・チャオ氏が経済と貿易関係の強化や両国の交易代表団の交換の方法について検討した。マナマで行われた会談では経済政策、投資政策、投資家に向けた投資奨励策を話し合い、貿易発展の最も顕著な障壁や二国間関係発展のための考えに焦点をあてた。 『バハレーン商工会議所 全文をよむ
■イーサー氏、来る6ヶ月間のエジプト経済支援のためアメリカの行動計画に着手 2012年1月20日付『アル=アハラーム』紙 【イブティサーム・サアド】 マフムード・イーサー通産大臣は、今後6ヶ月間のエジプト経済支援のための緊急行動計画に関し米政府担当者との合意に達した。 この計画は、二国間貿易の増加、投資倍増の分野とともに、中小企業の分野を含む。米通商代表団は計画実施のための予定表への合意のため、この先2週間のあいだにカイロを訪問する 全文をよむ
■NATOはシリア介入の意思も計画ももたず 2012年1月19日『クドゥス・アラビー』 【ブリュッセル:AFP】 NATOの新しい軍事委員会議長クヌード・バルティルス氏は木曜日(19日)、NATOは、シリアにおいては、2011年にリビア起こったような軍事介入の意思も計画も持たず、最近ロシアの高官が言及したこととは相容れない、と非難を表明した。 バルティルス大将はパリにおいて、記者団に、ブリュッセルのNATO本部で行われた28のNATO加盟国の軍事指導者による 全文をよむ
■ドイツ:ロシアは国連のシリア政権への反対措置阻止に責任を負う 2012年1月19日『クドゥス・アラビー』 【ワシントン:AFP】 ドイツは水曜日(18日)、ロシアが、シリアにおける抵抗運動への残忍な弾圧に反対する国連の断固とした行動を阻止していると糾弾した。 ドイツの国連大使ペーター・ヴィティヒ氏は、ワシントンのウッドロー・ウィルソンセンターにおける演説の中で、「安保理は責任を負っていない。」とし、これは、ヨーロッパ諸国の用意した決議案にロシアが反対した 全文をよむ
■サウジ国王と中国首相 2国間の関係と地域開発について会談 2012年1月16日『アル=ハヤ―ト』 【リヤド:本紙】 サウジアラビアのアブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズ国王と中国の温家宝首相は総合的な事柄や地域開発や国際的開発について議論し、様々な分野における両国およびその国民の利益に資する、両国間の協力とその支援や強化の方法の見通しも検討された。 訪問の中で両国は数々の協定や両国間協力プログラムに調印した。その中には、原子力エネルギーの平和利用の 全文をよむ
■ムーサー氏、アラブ連盟に対しシリアへのアラブ諸国軍派遣案の検討を呼びかけ 2012年1月15日『クドゥス・アラビー』紙 【ベイルート:AFP】 アラブ連盟前事務総長であり、エジプト大統領選挙の候補者であるアマル・ムーサー氏が、日曜日[15日]にアラブ連盟に対し、アラブ諸国軍のシリア派遣に関して協議することを呼びかけた。シリアでは、去る3月中旬から大規模な抗議運動が起きている。 同氏は記者団に対し、ベイルートにおける改革と民主主義への移行に関す 全文をよむ
■エジプトはエチオピアに工業都市を建設 2012年1月14日『アル=ハヤート』 【カイロ:本紙】 エチオピアのティグレ州知事アバイ・ウルドゥはは新たに百平方メートルの自国の土地をエジプトの投資家に配分し、総合工業都市を建設することを決定した。これは1 メートル当たり1.5エチオピアブル(7セント)で99年間投資家に利権が与えられるというものである。これは、17人のエジプトの企業家代表団との会合の際に決定された。この代表団は、「バドル市企業家、投資家連合」の理事会長 全文をよむ
■ホワイトハウスでオバマ大統領とサウード・アル=ファイサル外相が会談 「会談は実り多く、戦略的関係の深さを反映」 2012年01月12日『アル=ハヤ―ト』 【ワシントン:ジョイス・カラム】 オバマ米大統領が一昨日の晩、スケジュールにはなかったサウード・アル=ファイサル・サウジ外相との会談を行ったことは、サウジと米との大きな戦略的関係の深さを反映しており、今日中東が直面するいくつもの危機の重大さを顕著なものとしている。 「両者は会談でいくつもの中東問題を協議 全文をよむ
■リビア紙:アル=カッザーフィーがモロッコの首都ラバトでサウジアラビアのスルターン・ビン・アブドゥルアズィーズ王子(当時)暗殺を計画していたと暴露 2012年1月11日『クドゥス・アラビー』 【ロンドン:本紙】 リビアの故ムアンマル・アル=カッザーフィー大佐が、4、5年前に、モロッコの首都ラバトで、同国に訪問中の王子時代のサウジアラビアのアブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズ国王を暗殺しようと企てていたと、高位の治安筋が暴露した。 匿名希望の情報筋は 全文をよむ
■イスラエル、アッバース大統領とパレスチナ高官に制裁措置 2012年1月11日『アル=ハヤート』 【ガザ:ファトヒー・サッバーフ】 パレスチナの情報筋が本紙に明らかにしたところによると、ベンヤミン・ネタニヤフ率いるイスラエル政府はパレスチナ当局を脅し、彼らによる「挑戦」に警告を発して、マフムード・アッバース大統領や複数のPLO執行委員会メンバー、ファタハ中央委員会メンバー、閣僚たちに一連の制裁を科した。 その情報筋によれば、制裁が科された背景には、PLO 全文をよむ
■サウジ外相、クリントン長官と会談 2012年01月11日『アル=ハヤート』 【ワシントン:ジョイス・カラム】 サウジアラビア外務大臣サウード・アル=ファイサルとアメリカ国務長官ヒラリー・クリントンとの間で昨日ワシントンで行われた会談は、込み入った地域問題と湾岸地域の安全保障問題一色の様相を呈した。 米高官が本紙に述べたところによると、この会談は両国の「強力で前向きな関係」を強調するものであり、「広範囲な2国間および地域の問題が取り上げられた」という。 全文をよむ
■ PLO、ミシュアル氏がシリア体制とアラブ連盟の仲介を行ったことを非難 2012年1月8日付『アン=ナハール』 【AFP、UPI】 パレスチナ解放機構(PLO)はイスラーム抵抗運動「ハマース」のハーリド・ミシュアル政治局長がシリア体制のためにアラブ連盟との仲介を実行する「権利はない」との見解を示した。ハマースはこの見解に不審の念を示し反発した。 PLOのヤースィル・アブドゥラッボ事務局長は「ハマースの指導者ハーリド・ミシュアルには、シリアであれその他の国 全文をよむ
■市民団体への取り締まりの件で協議するためアメリカとドイツが特使をカイロに派遣 2012年1月5日『アル=アハラーム』 【ワシントン、ベルリン:通信各社】 ジェフリー・フェルトマン米国務次官補が二国間関係について協議するため、昨日カイロに到着した。このところ米国は、民主主義を支援する人権団体の事務所が家宅捜索された件に対する批判を強めており、このたびの一斉捜査は中止されたとのエジプト高官らの発言は「虚言」だとして、フスニー・ムバーラク前大統領体制の生き残りである政府 全文をよむ
■ ヒズブッラー、エルサレムがユダヤ人の統一された首都であると宣言することを目的にするイスラエルの法案を非難 2011年12月27日『クドゥス・アラビー』 【ベイルート:DPA】 レバノンのヒズブッラーは、イスラエル国会が検討している法案を非難した。この法案はエルサレムがユダヤ人民にとっての「永遠で統一された」首都だと宣言することを目的にしており、ヒズブッラーは「人種差別的な法律」だとしている。 ヒズブッラーは月曜[26日]夜の声明で、「シオニストによる新 全文をよむ
■アラブ連盟事務局長はシリア政府に対し市民の保護に関する責任を負うことを要求 2011年12月21日『クドゥス・アラビー』 【カイロ:UPI】 アラブ連盟事務局長のナビール・アル=アラビー氏は、シリア政府に対し、シリア市民の保護対策に関してシリア政府が責任を負うことを要求した。アラブのアクション・プランのもとの誓約実行に向けての要求である。 同局長は、昨日水曜日[21日]に出した声明の中で、シリア政府はアラブのアクション・プランのもと様々な責任を負うことを 全文をよむ
■レバノンの国防相、アル=ベカーアに「アル=カーイダ」がいると述べる 2011年12月21日 『アル=ハヤート』 【ベイルート:本紙】 昨日(20日)、レバノンのファーイズ・グスン国防相は「シリアへの武器密輸と、アル=カーイダ要員が同国に潜入しているとの情報がある。彼らは、シリアの反体制派であると装い、国境地域のアルサール郡をはじめとするアル=ベカーア地域の違法な通過地点を経由してシリアに潜入している。」と述べた。同国防相は、「こうした活動を取り締まり、潜入を阻止 全文をよむ
■欧米の治安企業がアル=カッザーフィーの財宝をリビアの砂漠で捜索 2011年12月19日『クドゥス・アラビー』 【各国首都:通信各社】 報道によると、欧米の複数の治安会社が数トンの金塊や希少な宝石、数億のドルやユーロ[の現金]を探すという熱狂的なキャンペーンを展開し始めたという。それらは、殺害されたムアンマル・アル=カッザーフィー大佐に近い者たちが、移行評議会の軍勢によりトリポリが陥落したのちに砂漠に埋めたと信じられているものである。 昨日月曜日[19日] 全文をよむ
■ パネッタ米国防長官がリビアを初訪問:「リビア政府は国軍建設に様々の課題」 2011年12月18日付『アン=ナハール』 【AFP、ロイター、AP】 レオン・パネッタ米国防長官は昨日[17日]、同職として初めてリビアの地を踏んだ。米国と国連がリビアの前指導者、故ムアンマル・アル=カッザーフィー大佐の時代に同国に科されていた制裁措置の大部分を解除すると発表してから数時間後のことだった。パネッタ国防長官はアンカラに次いでトリポリを訪問し、アル=カッザーフィー氏の逮捕と殺 全文をよむ
■イスラエル国防相:イスラエルとアメリカはイランの核兵器所有阻止の決意 バラク:イスラエルとアメリカはイランの核兵器所有阻止の決意 2011年12月18日『クドゥス・アラビー』 【エルサレム:AFP】 イスラエル国防相エフード・バラクは、日曜日(18日)、イスラエルとアメリカはイランの核兵器所有阻止に対して決意を持っており、この目的にいたる如何なるオプションも辞さないことを、表明した。この表明は、ワシントンにおけるアメリカ大統領バラク・オバマとの会 全文をよむ
■米軍、イラクでの最後の基地から退去 2011年12月17日 『アル=ハヤート』 【バグダード:ジャウダト・カーズィム】 昨日(16日)、イラク当局はアン=ナースィリーヤ西方にある「イマーム・アリー空軍基地」の引き渡しを受けた。この基地は、イラクにおける最後の米軍基地である。報道機関にリークされた情報によると、ヌーリー・アル=マーリキー首相は防空司令部の編成を命令したが、これは米軍撤退後の空白を埋めるための措置である。 イラク政府のアリー・アッ=ダッバ 全文をよむ
■アーイシャ・アル=カッザーフィー:国際刑事裁判所に、父の殺戮に関する調査を要求 2011年12月14日『クドゥス・アラビー』 【アルジェ:ロイター】 アーイシャ・アル=カッザーフィーの弁護士は、水曜日(14日)、国際刑事裁判所の検察官宛に文書を作成し、その中で、彼女の父、ムアンマル・アル=カッザーフィーと、兄弟のアル=ムアタシムの殺戮に関する捜査を行うかどうかを問うた。 ロイターの確認したこの文書によると、ムアンマル・アル=カッザーフィと彼の息子アル 全文をよむ
■アラン・ジュペ:フランス、リビア凍結資産2億3千万ユーロを拠出へ 2011年12月14日『クドゥス・アラビー』 【トリポリ:通信社】 フランスの外相、アラン・ジュペ氏は水曜日(14日)、フランスはリビア資産2億3千万ユーロ(3億ドル)の凍結を解除し、数日以内にリビアの新政権に引き渡す、と述べた。 ジュペ氏は訪問中のリビアの首都での記者会見で、「我々は凍結されたリビア資産はリビア国民のものであると信ずる。数日以内にフランスは2億3千万ユーロを凍結解除し、残り 全文をよむ
■ イスラエル当局、アル=アクサー・モスクに通じる糞門の橋を閉鎖 2011年12月12日『クドゥス・アラビー』 【占領地エルサレム:AFP】 イスラエルは月曜日、エルサレム旧市街のアル=アクサー・モスクに通じる糞門の橋を閉鎖した。イスラエル警察報道官の発表によれば、今回の措置は公共の安全を懸念して行われたものだという。 ルバ・アッ=サマリー報道官はAFP通信社に「橋の閉鎖は市当局の命令に基づいて行われた」と語り、この場所の管理責任を負っている「ブラークの壁 全文をよむ
■エルドアン首相:無辜の人々への攻撃が継続する限り平和はない 文明間連帯フォーラムにて 2011年12月11日『クドゥス・アラビー』 【ドーハ:DPA】 カタールの首都ドーハでの国連の「文明間連帯フォーラム」、第四回年次フォーラムにおいて、トルコ首相レジェップ・タイイップ・エルドアン氏は中東の平和実現の必要性に焦点を合わせた演説を行った。演説は日曜日、フォーラムに向けてのビデオによって行われたが、この中で、タイイップ・エルドアン氏は、全世界に平和を広めるため 全文をよむ
■カナダ人女性、アル=サアディーの密入国関与で拘束、弁護士は無罪を主張 2011年12月11日『クドゥス・アラビー』 【モントリオール:AFP】 メキシコ当局に拘束されたカナダ国籍女性の弁護士は、AFPに対して、彼女は前リビア指導者の子息と全く関係がない」と強調した。この女性は、11月にアル=サーアディー・アル=カッザーフィーのメキシコへの密入国を目的とした一連の動きへの関与の疑いで、メキシコ当局に拘束された。 弁護士ポール・コープランド氏はシンティア 全文をよむ
■アメリカ:ホムスへの攻撃の危険性を憂慮 2011年12月10日『クドゥス・アラビー』 【ワシントン:AFP】 アメリカは金曜日、シリア大統領、バッシャール・アル=アサド政権がヒムス市の範囲を対象にした大規模な攻撃を行う用意のあることを伝えるシリア反体制派からの情報を受け、「深い憂慮」表明し、アル=アサド政権に対して中立的な監視団の入国許可を要請した。 アメリカ外務省報道官、ビクトリア・ヌーランドは、バッシャール・アル=アサド大統領は、9ヶ月以来のシリ 全文をよむ
アボタバード文書:ビン・ラーディン、殺害前はアル=カーイダの作戦に関わらず 2011年12月8日『クドゥス・アラビー』 【ワシントン:AFP】 アメリカ当局担当者は、水曜日(7日)、パキスタン、アボタバードのビン・ラーディンの住居から見つかった文書から、殺害以前の一定期間、ビン・ラーディンはアル=カーイダの作戦のいかなる指揮も執っていなかったことが明らかになった、と報じた。 この文書の調査を許可された当局担当者は、絶対的に匿名を希望し、「ビン・ラーデ 全文をよむ
■国際連合:シリア内戦での死者4千人超 2011年12月2日『アル=ハヤート』 【ニューヨーク:ラーギダ・ディルガーム、ブリュッセル:ヌールッディーン・アル=ファリーディー、ワシントン:ジュワイス・カラム、ダマスカス、ジュネーブ、ワシントン:本紙、AFP、AP】 ナバネセム・ピレイ国連人権高等弁務官は昨日、3月の危機勃発以来、死者数が4千人を超えていることから、今やシリアは内戦状態にある、と述べた。また、「入ってくる情報によると、死傷者数はもっと多い」ため、[4千人 全文をよむ
■シリアとロシア:機関の間のハイレベル調整。リビア戦闘員やトルコの動きの情報の付与 2011年12月1日『クドゥス・アラビー』 【ダマスカス:クドゥス・アラビ-カーミル・サカル】 シリアがその戦略的、基本的要因から来る同国危機に対するアラブ当局とのやりとりにおいてみせる「冷淡さ」は、ロシアの、シリア政治的指導権への絶対的な支援から来るものである。ダマスカスの外交筋が本誌に述べるところによれば、「シリア危機の勃発数週間後にロシアの上級代表団がダマスカスにはいり、シリ 全文をよむ
■バイデン、バグダッドにて「アメリカの犠牲」のリマインドと戦略的枠組み合意の活性化 2011年11月30日『アン=ナハール』 アメリカ副大統領、ジョー・バイデンは、2日間にわたる突然の訪問で、昨日(29日)バグダッドに到着した。この訪問の目的は、二カ国間の将来的な協力の基礎を制定し、また9年前にアメリカがイラクに侵攻させ、本年末直前に引き上げることになったアメリカ軍の、駐留の終結を祝うためである。 バグダッド国際空港で、在イラク・アメリカ大使、ジェームズ・ジェフ 全文をよむ
■ロシア、地中海へ艦隊を派遣。タルトゥースを含む諸港に寄港 2011年11月29日 『アル=ハヤート』 【モスクワ:ラーイド・ジャブル、エルサレム被占領地:アーマール・シャハーダ】 ロシア筋は、空母を含む艦隊が近々地中海に向かう予定であり、艦隊はタルトゥース港を含む複数の港に停泊予定であると発表した。ロシア艦隊参謀本部はこの措置を確認、「今般の艦隊派遣措置は訓練航海であり、昨年(2010年)から計画されていたものである。シリアについての情勢推移とは無関係であ 全文をよむ
■湾岸諸国エネルギー相、「緊急」戦略を検討 2011年11月23日『アル=ハヤート』 【アブダビ:シャフィーク・アル=アスディー】 湾岸諸国協力会議の石油協力委員会は、来週アブダビで開催される会議の会期中に、GCC諸国の石油戦略や石油製品に関する緊急計画のシナリオについて議論する。 各国のエネルギー・石油大臣は、今回GCCで議長国を務めるアラブ首長国連邦のムハンマド・ブン・ダーイン・アル=ハーミリー・エネルギー相を議長として、来月リヤドで開かれる湾岸諸 全文をよむ
■ カナダがイラク難民10万人を受け入れ 2011年11月23日『アル=ハヤート』 【バグダード:ナスィール・アル=ハッスーン】 マーク・グオズデキー ・バグダード駐在カナダ大使は、カナダがアラブおよびヨーロッパ諸国に居住していたイラク難民2万人を難民として認定したことを明らかにした。これによって、カナダ国内のイラク難民の数は10万人に増加した。 グオズデキー大使は、イラクからのキリスト教徒避難民の問題に関するイラクのディーンダール・ナジュマーン移民相との 全文をよむ
■イスラーム協力機構と国連は14日、人道活動の合意文書に署名 2011年11月14日『アル=ハヤート』 【ジッダ:本紙】 今日月曜日[14日]、イスラーム協力機構と国連の間で、世界の被災地における人道活動の協調と協力のための合意文書が締結される。調印式はジッダのイスラーム協力機構事務局本部で行われる。 イスラーム協力機構は声明を出し、同機構の側からはエクメレッディン・イフサオール事務局長、国連側からは人道活動担当のヴァレリー・アモス事務局長補佐が代表して文 全文をよむ
■情報筋:アル=カッザーフィー殺害はスパイがNATOに提供した情報の産物 2011年11月03日『アハラーム』 ロシアの[軍機関紙]「クラスナヤ・ズヴェズダ」は、リビアのムアンマル・アル=カッザーフィー大佐殺害はアフリカ南部へ同大佐の移送を計画していた傭兵の集団に放たれたスパイが提供した情報の産物であると明らかにした。 また、同紙は、アル=カッザーフィーの護衛団がシルトを出発してすぐに、NATOのスパイがそのことを伝え、そして、護衛団は決定的な攻撃にさらされたとも伝 全文をよむ
■アッ=シャバーブ:ソマリア系アメリカ人がソマリアで自爆攻撃 2011年10月30日『クドゥス・アラビー』 【モガデシュ:AFP】 日曜日[30日]、アッ=シャバーブ・アル=イスラーミーヤは、土曜日[29日]にモガデシュの親政府の軍事基地に自爆攻撃をした二人のうちの一人はソマリア系アメリカ人であると述べた。 ソマリアのアッ=シャバーブの親イスラーム主義者の複数の放送局が日曜日、アブドゥッ=サラーム・アル=ムハージルという異名をもった襲撃者の遺言を放送した。それに 全文をよむ
■NATO、リビアでの活動終了を承認 2011年10月30日『アハラーム』 【トリポリ:サイード・アル=ガリーブ(AFP)】 国際刑事裁判所(ICC)のルイス・モレノ・オカンポ主任検事は、ムアンマル・アル=カッザーフィーの息子であるサイフ・アル=イスラームが人道に対する罪を犯したとの容疑に対し、自身の無実を強調したと述べた。 英国放送協会(BBC)はオカンポ主任検事の発言を引用して、サイフ・アル=イスラーム氏と仲介人を通して接触があったこと、また同氏が無実 全文をよむ
■ICC(国際刑事裁判所)、サイフ・アル=イスラームとの非公式の接触を明かす 2011年10月28日『クドゥス・アラビー』 【ハーグ:AFP】 国際刑事裁判所(ICC)のルイス・モレノ・オカンポ主任検察官は金曜日〔28日〕、ICCがリビアの故ムアンマル・アル=カッザーフィー大佐の息子サイフ・アル=イスラームとICCに自首する可能性に関して非公式に接触したと述べた。ICCは、人道に対する罪を犯した容疑で同氏の行方を追っている。 オカンポ主任検察官は声明で、「 全文をよむ
2011年10月27日 ケニア警察:ケニアで手りゅう弾による攻撃で8人死亡 ■ケニア警察:ケニアで手りゅう弾による攻撃で8人死亡 2011年10月27日『クドゥス・アラビー』 【ヨハネスブルグ:DPA】 木曜日(27日)、ケニア北東部で複数の学校のテスト用紙を運んでいた車両を狙った手りゅう弾による攻撃で8人が死亡した。警察の発表に基づいてKTN[ケニア・テレビジョン・ネットワーク]局が報じた。 ケニア赤十字社は、攻撃の間に発砲音も聞こえ 全文をよむ
■アル=カッザーフィー殺害から三日、リビア全土解放宣言 ■アブドゥルジャリール移行国民評議会議長、イスラームが法源となることを誓約 ■サイフ・アル=イスラーム「ねずみども、NATOよ、地獄に堕ちろ」 2011年10月23日『クドゥス・アラビー』 【世界各国の首都:通信各社】 リビアの移行国民評議会のムスタファー・アブドゥルジャリール議長は、イスラーム法を尊重することを誓約した。この誓約は、昨日日曜(23日)のリビア解放宣言式典の際になされた。リビアは、 全文をよむ
■国連:イエメンへのソマリアからの避難民さらに増加 2011年10月21日『クドゥス・アラビー』 【ヨハネスブルグ:DPA】 国連は、金曜日[21日]ソマリアでの悪化する人道的状況から逃れようと大きな危険を冒し、海路でイエメンへと非難しようとするソマリア人の数がますます増加していると発表した。 去る一月以降にソマリアから逃れてきた31万8千人の避難民のうちアデン湾を経由してイエメンへと避難したのは2万人に上る。 ほとんどのソマリアの避難民は、隣 全文をよむ
■ クウェート駐在イギリス大使館、「テロの脅威」のため一時的に閉鎖 2011年10月21日『アル=ハヤート』 【クウェート、ロンドン:ハヤート、AFP、ロイター】 クウェート駐在イギリス大使館は昨日、「テロの脅威の増大」を理由に一時的に閉鎖することを発表した。同大使館は、他のイギリス関連機関も危険に晒される可能性があると警告した。 同大使館が水曜日[19日]、ウェブサイトに掲載した声明によると、「脅迫は大使館自体を狙ったものであるが、クウェートにおけるその 全文をよむ
■ソマリア:アッ=シャバーブ、ケニアに攻撃を仕掛けると威嚇 2011年10月18日付『アル=ハヤート』紙 【モガディシュ:AFP、AP】 アル=カーイダと関係を有するアッ=シャバーブは、ケニア軍が同組織の戦闘員を追って火曜[17日]にソマリア領土内に侵入したことへの報復として、ケニアに対して攻撃を仕掛けると威嚇した。なおケニア政府は、域内の緊張を高める恐れのある先例のない動きの中で、アッ=シャバーブが最近の外国人誘拐事件の責任を負っていると主張してきた。 全文をよむ
■EU:タンムー氏暗殺を≪最も強い言葉で≫非難 2011年10月9日『アル=ハヤート』紙 【AFP:ブリュッセル】 EUは昨日、シリアの反体制派勢力のリーダーで、一昨日シリア北東部アル=カーミシュリーで殺されたクルド人のミシュアル・タンムー氏の暗殺を≪最も厳しい言葉で≫非難し、ダマスカスにおける反体制派勢力の元議員のリヤード・サイフ氏への暴行に対しても同様に異議を唱え、シリアで続いている弾圧に強い不安を示した。 EU外務大臣のキャサリン・アシュトン氏は声明で、タ 全文をよむ
■アル=バシール大統領からアブドゥッラー国王宛の親書 2011年10月09日『アル=ハヤート』 【リヤド:本紙】 サウジアラビアのサウード・アル=ファイサル外相は昨日(8日)、スーダン大統領の顧問であるムスタファー・ウスマーン・イスマーイール博士と会談した。同顧問は、ウマル・ハサン・バシール大統領から二聖地の守護者であるアブドゥッラー王に宛てた親書をサウード外相に手交した。会談では、両国共通の関心事について討論が行われた。 サウード外相とイスマーイ 全文をよむ
エジプト:サウジとの電力連結事業始動 ■ エジプト:サウジとの電力連結事業始動 2011年10月8日『アル=アハラーム』 エジプトとサウジアラビアは、二国間の電力を連結して3千メガワットを交換する事業の実施を来月開始することを決めた。事業の技術的規格の整備、協定草案の作成の完了、推計約15億ドルの財源に関する特別調査を経ての開始となる。カナダのある企業が実施権を得た。 ハサン・ユーニス電力エネルギー相はファトフッラー・シャラビー氏をはじめとするエジプトの送 全文をよむ
■ ドイツ政府、独批判のシリア大使を呼び出し 2011年10月7日『アル=ハヤート』 【ベルリン:イスカンダル・アッ=ディーク】 ドイツ外務省の報道官が昨日発表したところによると、同省は一昨日、 ラドワーン・ルトフィー在独シリア大使をベルリンの庁舎に呼び出し、シリアのバッシャール・アル=ジャアファリー国連大使の国連安保理におけるドイツに関する発言を断固拒否することを伝え、シリアの反体制派に対するスパイ行為や圧力の行使を続けることに警告を発した。 同報道官は 全文をよむ
■ エルドアン首相、対シリア制裁の意向を表明 ■ トルコ軍、国境地帯で軍事演習 2011年10月5日付『アル=ナハール』 【AFP、ロイター、UPI、MENA】 トルコのレジェプ・タイイプ・エルドアン首相は昨日[4日]、[滞在中の南アフリカの首都]プレトリアで、シリアでのデモ弾圧を非難する国連安保理決議の採択を支持し、シリア体制に制裁を科す意向であることを明らかにした。一方、トルコ軍は南部ハタイ県で軍事演習を実施すると発表した。シリア軍部隊はバッシャール・アル= 全文をよむ
■アメリカ大使館が自国民にシナイ半島での移動を警告 2011年9月26日『アル=ハヤート』 【カイロ:本紙】 在カイロ・アメリカ大使館は、自国の国民と外交使節団員に対し、シナイ半島での移動について警戒するよう呼び掛けた。この警告は、「アカバ湾付近の周辺地域や国境地帯のイスラエル側でテロ活動の脅威が増している」ことを理由に出された。 同じ頃、エジプト政府はエジプト軍が複数の重火器を発見したと発表した。重火器はイスマイリーヤとポート・サイードを結ぶスエズ運河の 全文をよむ
■アッバース大統領、圧力に抗し、パレスチナ国家の春を始動 2011年9月24日『アル=ハヤート』 【ニューヨーク:ラーギダ・ダルガーム】 パレスチナのマフムード・アッバース大統領は圧力に抗し、国連総会の壇上からパレスチナ国家の春を始動させた。この演説でアッバース大統領は、1967年ラインを国境とするパレスチナ国家の国連への正式加盟を潘基文事務総長に申請したことを確認した。米国がアッバース大統領に「直接交渉」への復帰を急いで求め、イスラエルがこの申請に対する「遺憾の意 全文をよむ
■ 国連:「レバノンにシリア難民3500人以上」 2011年9月20日『アル=ハヤート』 【ベイルート:ロイター】 国連の報告によると、シリアの民主化を支持する抗議デモ参加者らに対する軍事攻撃から逃げてきたシリア難民3500人以上がレバノンで難民登録を行った。ここ2週間では600人以上の難民がレバノンに到達している。 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の報告書によると、3月に政権打倒を訴える街頭行動が初めて行われて以来、レバノン北部でシリア避難民358 全文をよむ
■EUバローゾ委員長:「NATOのリビア介入は“道義的義務”だった」 2011年9月17日『アル=ハヤート』 【ヨハネスブルク:AFP】 欧州委員会のジョゼ・マヌエル・バローゾ委員長は、NATOのリビア介入を「道義上の義務」とみなして介入を擁護した。これは、昨日(16日)ヨハネスブルグで行われたネルソン・マンデラ財団での会合で同委員長に向けられた批判に反論する中でなされた発言である。 バローゾ委員長は、南アフリカ共和国のフレデリック・デクラーク元大統領およ 全文をよむ
■エルドアン首相は12日からカイロを訪れ、アラブ閣僚を前に演説を行う 2011年9月12日『アル=ハヤート』 【カイロ:ムハンマド・アッ=シャーズリー】 トルコのレジェプ・タイイプ・エルドアン首相は今日(12日)から2日間、チュニジアとリビアを含むアラブ訪問の一環として、エジプトを公式訪問する。1月25日革命後、初の公式訪問となる。 エジプト高官らとの協議に加えて、明日火曜日(13日)にエルドアン首相はアラブ連盟の外相級会合で演説を行う。また同じく外相級会 全文をよむ
■イスラエルがアメリカに対し在エジプト・イスラエル大使館の保護への助力を要請 ■オバマ大統領、エジプトに対し国際社会の義務を尊重しイスラエル大使館を保護するよう呼びかけ 2011年9月10日『アル=アハラーム』 エジプト人デモ隊がイスラエル大使館の入居している建物に突入したことを受け、イスラエルはアメリカに対し、カイロにある在エジプト・イスラエル大使館の警護への助力を求めた。 イスラエルのエフード・バラク防衛大臣の声明によると、アメリカのレオン・パネッタ国防長官 全文をよむ
■中国企業がカッザーフィー部隊に武器売買を提示 2011年9月6日『アル=ハヤート』 【北京:ロイター】 中国の武器製造企業が、7月に政権を追われたリビアの指導者ムアンマル・アル=カッザーフィーの部隊に、2億ドル相当の武器の販売を申し出たと2紙が報じた。これによってアル=カッザーフィー政権を転覆した暫定国民評議会と中国政府とのぜい弱な関係に対する圧力が強まっている。 先般、グローブ紙とメール紙に記事が掲載されたのに続けてニューヨークタイムズ紙が一昨日(4日 全文をよむ
■ソマリアの飢饉、依然拡大 2011年09月06日付『アル=ハヤート』 【ナイロビ:AFP】 昨日(9月5日)国連が発表したところによると、アフリカの角での記録的な干ばつの波を受けて、飢饉がソマリア(南部)バーイ地方へ広がった。〔飢饉が宣言された〕6番目の地域となる。 国連の食料安全保障・栄養分析ユニットの声明では、「現在の(人道危機への)対応水準が続けば、この先4ヶ月の間に飢饉が拡大することが予想される」と述べられた。また、「ソマリアでは400万人が危機 全文をよむ
■ ヨルダンのムスリム同胞団、ヨルダンとエジプト両政府に対し「トルコの姿勢を見習い」イスラエル大使を追放するよう呼びかけ 2011年09月04日『クドゥス・アラビー』 【カイロ、アンマン:DPA】 ヨルダンのムスリム同胞団は、トルコ政府がイスラエル大使の国外追放を決定したことに言及し、ヨルダンとエジプトの両政府に対して「崇高なトルコの姿勢を見習って」イスラエル大使をアンマンとカイロからそれぞれ追放するよう呼びかけた。 同胞団のハンマーム・サイード総監督官は 全文をよむ
■EUはシリアの石油輸入を禁止 2011年9月3日『アル=ハヤート』 【ブリュッセル:ヌール・アッ=ディーン・アル=ファリーディー】 欧州連合はバッシャール・アル=アサド政権に対する制裁を強めた。政権への抗議活動に対する激しい弾圧が続いていることを理由に、土曜日(3日)からシリアの石油輸入の禁止を義務づけると発表した。ヨーロッパの高位の外交官は「アル=アサド政権には、十分な代替品がないこと」に注目し、シリア人の流血を止められる唯一の平和的な解決策は「バッシャール・ア 全文をよむ
イギリスの国務大臣はシリアの石油についての制裁に関して注意するよう要求 2011年8月21日『アル=ハヤート』 【ロンドン:ロイター】 イギリス外務省の国務大臣アリステア・バートは昨日、英国は欧州連合が提案したシリアの石油分野への制裁を支持するかどうかまだ決めていないと発表した。同大臣は、英国は石油分野への制裁がバッシャール・アル=アサド大統領に損害を与える以上にシリア人民に害を与えることを懸念していると説明した。 先週木曜日(18日)、アメリカ合 全文をよむ
■イスラエルに公式抗議、激しい大衆的怒り ■エジプト国境内で軍に死傷者が出たことに早急な調査を要求 2011年8月20日付『アル=アハラーム』 【カイロ:アブドゥルガワード・タウフィーク、通信各社】 昨日、エジプトはイスラエルに対し、一昨日(19日)にエジプト国境内でエジプト治安部隊の3人が死亡、7人が負傷するに至った理由と事実関係を早急に調査するよう求めた。軍の高官筋によれば、エジプト軍は現在、死傷者が出た理由を把握し、再発を防ぐに必要な措置を講じるべく、エジ 全文をよむ
■中国総参謀長イスラエルに 【占領地エルサレム:AFP】 中国の陳炳徳総参謀長は、昨日(14日)イスラエルに到着した。イスラエル軍によると、総参謀長は上級セキュリティ関係者複数人との面会、戦略とセキュリティに関する諸会議への出席、国防軍の町にある戦闘訓練所の訪問、国防軍の訓練ショーの視察を予定している。しかし陳総参謀長がイスラエルで過ごす期間は明らかにされていない。 イスラエル軍ラジオはこの訪問を「歴史的である」と表現した。また陳総参謀長はエフード・バラク国防相と日 全文をよむ
■国際機関、ガザでの事業を停止すると警告 2011年8月12日『アル=ハヤート』 【ガザ:ファトヒー・サッバーフ】 パレスチナの情報筋は本紙に対し、ハマース政府がアメリカ国際開発庁(USAID)やその他の国際的非政府組織への干渉を止めなかった場合、アメリカ国際開発庁はガザ地区で実施している事業を停止すると警告しているとの事実を明らかにした。 情報筋は次のように語った。「ハマース政府の内務省がアメリカ国際開発庁に属する国際機関の監視に固執していることから生じ 全文をよむ
■ヨルダンのイスラーム主義者がシリアでの「国家テロ」を改めて非難 2011年08月09日『クドゥス・アラビー』 【アンマン:UPI】 ヨルダンのイスラーム主義者らは火曜日[9日]、シリアでの「国家テロ」や残忍な弾圧を改めて非難した。 ヨルダンのムスリム同胞団の政治部門であるイスラーム行動戦線党は、報道声明の中で、シリアの治安部隊が自由と尊厳を求める国民に対して行っている「国家テロ」を非難し、「これらの犯罪行為の全責任は体制側にある」と指摘した。 全文をよむ
■ GCCとEUが原子力利用にあたっての放射能対策で協力 2011年8月8日『アル=ハヤート』 【リヤド:本紙】 湾岸協力会議(GCC)諸国の原子力平和利用のための詳細な調査を委任された委員会は今日(8日)、リヤドのGCC事務局本部で第18回目の会議を開き、加盟各国の代表が出席した。 会議では委員会作成の覚書に関わる諸課題について協議が行われ、戦略的研究の成果と閣僚会議への勧告、原子力平和利用開発に向けたGCC加盟国の協力関係を強化するうえでの戦略的な 全文をよむ
■ ローマ法王シリアでの対話を至急要請 2011年8月8日 火曜日 『アル=ハヤート』 【カステル・ガンドルフォ(イタリア):AFP】 ローマ法王ベネディクト16世は昨日(7日)、礼拝の最中にシリア当局に対して住民と国際社会の「正当な希望に応える」ことを至急要請し、またリビアの和平の見通しのための協議を再開するよう至急要請した。 ローマ法王はローマ近くにあるカステル・ガンドルフォの別荘で、「私はとても不安を感じながら、シリアで起きた悲劇的で深刻な暴力事件を 全文をよむ
■EU、カランディヤでのパレスチナ人2名銃殺の調査を呼びかけ 2011年8月3日水曜日『アル=ハヤート』 【ガザ:ブリュッセル:AFP】 EUはイスラエルに、一昨日(1日)のヨルダン川西岸地区にあるカランディヤ難民キャンプでイスラエル兵士らが二人のパレスチナ人青年を銃殺したことについて、調査を行うよう呼びかけた。 キャサリン・アシュトンEU上級代表の報道官は 「EUは二人の青年殺人に関して悲しみと不安を感じています。」と述べ、さらにイスラエル当局に 全文をよむ
■イスラエル、テクニカルラインを侵犯、レバノンを安保理に提訴 2011年8月3日『アル=ハヤート』 【ベイルート、ニューヨーク:本紙】 イスラエルは昨日(2日)、レバノンとの国境に隔たるテクニカルライン侵害を繰り返した。この侵入は、ワッザーニーでの事件から24時間後だった。午後1時30分、10人の兵士からなるイスラエルの徒歩パトロール部隊が、30メートルの距離に渡ってハラージュ・ミース山のマハッラ・クルーム・アッ=シュルーキーへと進んだ。同地は、レバノン・イスラエル 全文をよむ
■北シナイ県知事、アル=カーイダの存在を否定 ■イスラーム主義組織が声明を配布 2011年08月02日『アル=アハラーム』 北シナイ県のアブドゥルワッハーブ・マブルーク知事は火曜日(2日)、シナイ半島におけるアル=カーイダの存在を全面的に否定し、「シナイ半島にアル=カーイダの組織は全く存在しない」と述べた。しかし同時に知事は「シナイ半島のアル=カーイダ」と名乗る正体不明の組織が出した声明文が配布されたことは認め、「声明は、シナイ半島に存在するタクフィール主義の武装集団によ 全文をよむ
■PA、イスラエルの9月を目前にした攻撃を非難:ラマダーン前夜のカランディヤ・キャンプへの突入で 2名が殉教。 2011年8月2日『アル=ハヤート』 【ラーマッラー:AFP】 神聖なラマダーン月開始前夜の昨日(1日)の明け方、イスラエル兵によるヨルダン川西岸地区にあるエルサレム市街近くのカランディヤ難民キャンプへの攻撃の最中にパレスチナ人の二人の若者が銃殺され、また3人が負傷した。複数の医療関係筋によると、殉教したのはムウタシム・アドゥワーン(22歳)とアリー・ 全文をよむ
■サウジアラビア国王と皇太子、モロッコ国王に軍用機墜落事故の犠牲者への哀悼の意を表明 2011年07月29日『アル=ハヤート』 【ジェッダ:本紙】 サウジアラビアのアブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズ国王は、モロッコのムハンマド6世国王に対し、軍用機墜落事故の犠牲者弔電を送った。 以下が国王の電報の内容である。「我々はモロッコで起こった軍用機墜落事故により死者が出たというニュースに深い悲しみを受けた。我々はここでサウジアラビア王国民、サウジアラビア王 全文をよむ
■クウェート、イラクから330億米ドル以上の賠償金受け取る 2011年07月29日『アル=ハヤート』 【ジュネーブ:AFP】 国連はクウェートに、イラクのクウェート侵攻に対する補償金である10億6000万米ドルを渡したが、この賠償金は1994年に受取が開始した。以上のことが国連賠償金委員会によって声明で発表された。 今般の支払いまでに、クウェートは333億米ドルの戦争賠償金を受け取っている。イラク政府は未だにおよそ190億米ドルを支払う義務がある。昨日(2 全文をよむ
■仏のブルカ禁止を受けて裕福なアラブ人がパリを去り、イギリスに殺到 2011年07月26日『クドゥス・アラビー』 【ロンドン:UPI】 7月26日付の英紙「デイリースター」によると、フランス政府が公共の場でイスラーム教徒女性のブルカ着用を禁止したことを受けて、裕福なイスラーム教徒のアラブ人がパリを離れ、デパートで買い物をするためにイギリスに殺到している。 同紙によると、デパート「セルフリッジ」のロンドン、マンチェスター、バーミンガムにある各店舗ではイスラー 全文をよむ
■ソマリアの海賊が近隣諸国の経済危機を招く 2011年07月22日『クドゥス・アラビー』 【ベルベラ(ソマリア)、ナイロビ:DPA、ロイター】 アフリカの角[とよばれているアフリカ東部]の海域に入ると船の乗組員は非常に緊張した状態になる。 それは現在約600人がその地域で活動する海賊に誘拐されている状況を鑑みれば、驚くことではない。拿捕されなかった幸運の持ち主ですら、次は自分の番だと脅えている状況なのだから。 インド船籍の「サーフィーバ 全文をよむ
■イラン国会副議長、シリアに対するアメリカとイスラエルの「陰謀」を非難 2011年7月19日『クドゥス・アラビー』 【ベイルート:UPI】 イランのモハンマド・レザー・バーホナル国会副議長は、アメリカとイスラエルがシリアに対して「陰謀」を図り、シリアが騒乱に喘いでいるような印象を広めようとしていると非難した。 バーホナル副議長は火曜日[19日]、イラン・レバノン議会友好委員会の代表団を率いてレバノンのナジーブ・ミーカーティー首相と会合を行った後、「現在シリ 全文をよむ
■ 湾岸諸国、「イランの挑発」とバハレーン内政に対する「あからさまな干渉」を拒否 2011年7月19日『アル=ハヤート』 【リヤド、ロンドン:本紙】 湾岸協力会議(GCC)諸国は昨日[18日]の公式声明で、イランのアフマド・ジャンナティー護憲評議会書記がバハレーン王国とその指導部および国民に向けて行った金曜日の演説について「演説の中で行われた挑発的な発言や誤った主張を全面的に拒否する」と表明し、ジャンナティー師の発言は「バハレーン内政に対する受け入れがたい干渉であり 全文をよむ
■国連機関、アフリカ東部の干ばつ悪化を予測 ■数百万人が飢餓、50万人の子供が死ぬ恐れ 2011年07月17日『クドゥス・アラビー』 【ケニア(Lodwar):AFP】 国連の高官が、アフリカ東部を襲っている深刻な干ばつに苦しむ数百万人の今後の状況について、収穫が遅れ、雨が数か月先まで降らないと見られることから、さらに悪化すると予測した。 ここ数年の雨不足によって、数千人のソマリア人が自国から移住せざるを得なくなり、ケニアやエチオピア、ジブチでは数百万 全文をよむ
■ ポーランド上院議長:「エジプト民主化を支援」 2011年7月15日『アル=アハラーム』 ポーランド国内で大統領、下院議長に次いで3番目の地位に当たる上院議長のボグダン・ボルセヴィッチ氏は現在訪問中のエジプトで、EUとポーランドは現在エジプトで起きている民主化の動きを支持すると言明した。ポーランドは現在、EU議長国を務めている。 ボルセヴィッチ議長はポーランドとエジプトの革命には大きな類似点があると述べ、ポーランドでもエジプトの革命と同様に、治安の混乱した段階があ 全文をよむ
アブドゥッラー国王、首相府を宮廷府に併合 ■アブドゥッラー国王、首相府を宮廷府併合 2011年06月27日『アル=ハヤート』 【リヤード:本紙】 アブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズ国王は昨日、2つの王令を発布した。第1の王令は、首相府長官であったアブドゥルアズィーズ・ビン・ファハド・ビン・アブドゥルアズィーズ王子を、本人からの求めに応じてその職から解くことを命じたもので、一方、同王子の国務大臣および内閣のメンバーとしての地位は継続される。第2の王令 全文をよむ
■ 国連安保理、イエメン問題でGCC提案を支持し包括的対話を呼びかけ 2011年06月26日『アル=ハヤート』 【ニューヨーク:本紙】 国連安全保障理事会は、イエメン問題の全ての当事者に対して「最大限自制に努め、包括的な政治対話に入るように」呼びかけた。また、4月にロシアと中国が反対を表明して以来初めて、イエメン情勢に関する声明を発表することで合意に漕ぎつけた。 中国の外交官は本紙に対して「イエメン情勢の最近の展開は、安保理による何らかの立場の表明を要 全文をよむ
■シリアをめぐるフランスとロシアの見解の相違 ■プーチン氏:「デモ参加者の目的を知っているか?」 2011年6月22日『アル=ナハール』紙 【AFP、中東通信】 フランス政府とロシア政府の間で昨日〔21日〕、シリア問題をめぐる立場の相違が再び現れた。フランスのフランソワ・フィヨン首相はロシアのウラジミール・プーチン首相をパリで迎えた直後に、「国連安保理は、シリアで起こっていることに対してこれ以上黙っていることはできない」という見解を示した。それに対してプーチン首 全文をよむ
2011年06月21日 イエメン大統領、今週末リヤードからサヌアへ帰国予定 ■今週末サヌアに帰国するためイエメン大統領機がサウジアラビアに到着 2011年06月21日『クドゥス・アラビー』 【リヤード:UPI】 イエメンのアリー・アブドゥッラー・サーリフ大統領とその同行者らを今週末にサヌアへ移送する役割を担うイエメン航空の飛行機が、月曜日[20日]にリヤードのキング・ハーリド国際空港に到着したとサウジアラビアの新聞が火曜日[21日]に報じた。 全文をよむ
■ バハレーン政府、国連事務所で平和的抗議運動を行って拘束された女性3人を釈放 ■ アメリカはバハレーンの反体制派拘束に対して懸念を表明、対話を呼びかけ 2011年6月16日『クドゥス・アラビー』 【マナーマ:諸通信社】 アメリカ政府は水曜[15日]、数週間にわたって続いた民主化を求める抗議運動を経て現在予定されている国民対話を前にバハレーンは激しい緊張状態に包まれているとの見解を示し、バハレーン政府に対して国民に意見を出させるよう呼びかけた。 バハレ 全文をよむ
■ 欧州議会議長がガザを訪問、ハマースとの対話開始とガザ地区封鎖解除を呼びかけ 2011年06月14日『アル=ハヤート』 【ガザ:本紙】 イェジ・ブゼク欧州議会議長はハマースとの対話再開を訴え、長年のイスラエルによるガザ地区封鎖に終止符を打つよう求めた。ブゼク議長は昨日ガザで国連パレスチナ難民救済機関(UNRWA)のフィリッポ・グランディ事務局長と共同記者会見を開き、ガザ地区のパレスチナ人民が「世界の諸国民と同様に安全と平安と快適」のもとで生活する必要性を強調した。 全文をよむ
■ アラビー・エジプト外相:「シリアの真剣かつ速やかな改革を願い、閉塞状況を避けるため欧米諸国に働きかける」 2011年06月12日『アル=ハヤート』 【カイロ:本紙】 エジプトのナビール・アル=アラビー外相は、「シリアの安定はアラブ民族の 安全保障の問題であり、シリア政府が民主主義と改革と変化を掲げる人々の要望に沿ったイニシアティヴを打ち出すことを願う」との見解を語った。 アラビー外相は本紙の単独インタビューで、エジプトが欧米主要国にシリアへ外相など 全文をよむ
■ オバマ米大統領、バハレーン政府と国民の「妥協案」への到達を支持 2011年6月9日『アル=ハヤート』 【ワシントン:本紙、BNA、AP】 バラク・オバマ米大統領はバハレーン政府による国民安寧法(非常事態法) の撤廃と、ハマド・ビン・イーサー国王が7月初めに包括的国民対話を開始するよう呼びかけたことを歓迎した。また、バハレーンとの良好な関係を保ち、同国の治安と安定の確保を支援し続ける立場をあらためて表明した。 ホワイトハウスの声明によると、オバマ大統領は 全文をよむ
■ アル=カッザーフィー氏、「生きようと死のうと」トリポリに残ることを誓う 2011年6月7日『クドゥス・アラビー』 【トリポリ、カイロ:DPA】 リビアの指導者ムアンマル・アル=カッザーフィー氏は火曜日(7日)、リビアの民衆はNATO軍の攻撃よりも強いと述べ、たとえどんな結末になろうとも首都トリポリに残ると誓った。アル=カッザーフィー氏(69歳)は生きようと死のうとトリポリに残ると語った。 リビアのテレビで放送された録画メッセージの中でアル=カッザーフィ 全文をよむ
■クウェートの上訴裁判所、イランを利する諜報活動に関する問題で拷問が行われたとする主張についての調査を開始 2011年6月6日付『クドゥス・アラビー』 【クウェート:AFP】 クウェートの上訴裁判所は、月曜にあたる昨日、イランを利する諜報行為で有罪判決を受けた諜報細胞の要員が刑務所で拷問を受けたと訴えている件に関して、確認のため、調査を開始するよう命令した。 裁判所長のアンワル・アル=アンズィー氏は検事に対し、これらの有罪判決を受けた者たちが取り調べ中に実際に拷 全文をよむ
■日本政府、カッザーフィー氏や側近の資産44億ドルを凍結 ■NATO軍、戦闘機でリビアの攻撃目標を爆撃 2011年6月5日『アル=アハラーム』 【トリポリ、ブリュッセル、パリ、通信各社】 北大西洋条約機構(NATO)は、リビアでカッザーフィー部隊に対する軍事作戦を開始して以降初めて、同国内の攻撃目標を爆撃するために攻撃ヘリコプターを使用したと声明で発表した。同声明によれば、爆撃された標的には軍用車の車列や軍事機材、戦地の部隊が含まれているというが、攻撃地点につい 全文をよむ
■インド訪問中のナビール・アル=アラビー外相「革命後のエジプトは世界に新しいページを開く」 2011年05月29日『アル=アハラーム』 【ニューデリー:中東通信社(MENA)】 エジプトのナビール・アル=アラビー外務大臣は昨日、次のように述べた。「革命後のエジプトは世界各国と協力して新しいページを開くだろう。特にインドとは、両国の歴史的役割を回復するために、国際および二国間レベル、また非同盟運動のレベルでも、共に活動していく」。 アラビー外相は続けて「今回 全文をよむ
■ アラブ諸国の法務大臣、汚職撲滅の方法を協議 2011年05月29日付『アル=アハラーム』 【ナイマット・イーサウィー】 アラブ法相会議の執行部は今日、カイロで会合を開き、汚職、テロ、組織犯罪や反国家的な犯罪への対策に関するアラブ合同協定の有効化を筆頭に、いくつかの事項について協議した。 また、イスラエルの許にあるアラブ人犠牲者の遺体を引き渡すよう要求するにあたって、アラブ諸国として統一された立場を取る問題についても、始めて議論された。加えて、マネーロン 全文をよむ
■レバノンでの攻撃で国連軍の兵士6名が負傷 2011年05月27日『クドゥス・アラビー』 【ロイター:ベイルート】 イタリア軍の参謀長は、金曜日[27日]レバノン南部の都市サイダ市(シドン)近くで国連軍の車両に爆弾が爆発し平和維持軍のイタリア兵6名が負傷した発表した。この種の攻撃は三年ぶりのことである。 この発表に先立ち、レバノン治安筋は、平和維持軍の要員の一人がこの攻撃で死亡したと述べていた。この攻撃は、サイド市に向かう混雑した高速道路で発生し、道で灰色 全文をよむ
■ パレスチナ自治政府:「イスラエルがオバマ演説の原則に合意すれば、交渉を再開する。合意がなければ、9月の国連総会でパレスチナ国家承認を目指す」 2011年05月22日『アル=ハヤート』 【ラーマッラー、ガザ:AFP、ロイター】 パレスチナ大統領府のナビール・アブー・ルダイナ報道官は、国連でのパレスチナ国家承認を目指すよりもイスラエルとの和平へ向けて尽力する方が好ましいとするパレスチナ側の考えを明らかにした。一方、ファタハ中央委員会のナビール・シャアス氏は、米国の仲 全文をよむ
■アル=カッザーフィーの家族の一部のチュニジアへの出国は、アル=カッザーフィー本人の最終的出国の端緒になるかもしれない 2011年05月18日『クドゥス・アラビー』 【本紙:マドリード】 フランコ・フラティニ外相をはじめとするイタリアの高官や、報道機関が伝えたことには、衝撃が感じられる。それらは、リビアの独裁者ムアンマル・アル=カッザーフィーが行き詰まりに直面し、リビア出国を計画し始めたかもしれない、という内容である。これまで無名だった者も含むアル=カッザーフィー 全文をよむ
■ 消息筋、本紙に:「ビン・ラーディンの妻と子供たち、シリアを発ちドーハへ」 2011年5月3日付『クドゥス=アラビー』 【ダマスカス:本紙カーミル・サクル】 アル=カーイダの指導者ウサーマ・ビン・ラーディンの第一夫人であるナジュワー・ガーニム夫人は、シリア海岸地域の都市ラタキアで息子たちと共に住んでいる邸宅に隣接する家屋を25万米ドルを超える価格で購入しようとしていたが数ヶ月前、カタールの首都ドーハに向けて出発していた。 事情に詳しい情報筋が本紙に対して 全文をよむ
■ スーダン人1万5000人、サッルーム通行所経由でリビアから退去完了 2011年4月30日『アル=アハラーム』 【ジーハーン・アブドゥッサラーム・アワド】 アブドゥッラフマーン・スィッル・アル=ハティム・エジプト駐在スーダン大使は、現在エジプト・リビア国境地帯のサッルーム通行所に拠点を置く国連機関に対し、リビアからのスーダン人帰還者全員を退去させる用意があると通達した。武装組織に所属する者についてもスーダン国内で訴追しないことを全面的に保証し、国費負担で元の居住地 全文をよむ
■ イラクのマーリキー首相、マレン米統合参謀本部議長に「イラク軍には治安維持の責任を担う能力がある」 2011年4月22日付『クドゥス・アラビー』 【バグダード:AFP】 イラクのヌーリー・アル=マーリキー首相は木曜日、米軍最高司令官との会談で、アメリカ政府が今年末イラク駐留部隊撤退を予定する中、「イラク軍部隊には国内の治安維持責任を担う能力がある」と述べた。 マーリキー首相のこの発言はアメリカ軍統合参謀本部のマイケル・マレン議長に向けられたもので、数日前 全文をよむ
■ ペレス大統領、革命後のエジプト・イスラエル関係が変容することに警告 2010年04月21日『アル=アハラーム』紙 【テルアビブ、ロンドン:諸通信社】 イスラエルのシモン・ペレス大統領は昨日、イスラエルとエジプトを結ぶ歴史的関係が1月25日の革命を受けて変化することに警告を発した。 イスラエル軍ラジオによると、ペレス大統領は両国を結ぶ歴史的関係の継続を希望すると明言し、イスラエルがアラブ世界における民主的変革を無視しようと努めているという国際的な非難 全文をよむ
■ベルハーディム内相、アルジェリアでのテロ行為再発とリビア情勢悪化を関連づける 2011年4月20日『クドゥス・アラビー』 【アルジェ:UPI通信】 アルジェリアのアブドゥルアズィーズ・ブーテフリカ大統領の個人代表を務めるアブドゥルアズィーズ・ベルハーディム国務大臣は、15名の軍人が犠牲になった最近の武装集団による武力行為をリビアの危機的な情勢と関係付け、「こうした武力行為が再発したのはリビア軍がアルジェリア国境から撤退したために、武器の密輸行為の前に露骨に晒されて 全文をよむ
■ 国連安保理、イエメン情勢を協議 ■ 湾岸諸国外相はイエメン政府代表団と会談 2011年04月20日付『アル=ハヤート』紙 【サヌア:ファイサル・ムカッラム、ニューヨーク:ラーギダ・ドゥルガーム】 イエメンの首都サヌアでは昨日、アリー・アブドゥラー・サーリフ大統領の即時退任を要求するデモ隊がメインストリートに到達するのを防ぐために治安部隊と警察が実弾と催涙ガス弾を使用し、2人の死者と数百人の負傷者が出た。同じころイエメン問題が初めて国連安全保障理事会で取り上 全文をよむ
■イスラエル当局、ラーイド・サラーフ師を小巡礼からの帰国後、逮捕 2010年04月18日『クドゥス・アラビー』 【テルアビブ:UPI】 イスラエル占領当局は日曜[17日]夜、イスラエルのアラブ人の間でイスラーム運動[訳注:イスラエル・アラブ人のイスラーム主義組織]を率いるラーイド・サラーフ師を逮捕した。同師はウムラ[小巡礼]から戻ったところアレンビー(カラーマ)国境で拘束された。逮捕容疑は出入国審査場での保安官に対する公務執行妨害である。 パレスチナの国内 全文をよむ
■ サウジのハーリド・ビン・スルターン国防航空相補佐官、イランによる湾岸諸国への威嚇に対する理性的な対応を呼びかける 2011年04月18日付『アル=ハヤート』紙 【ジェッダ:アフマド・アル=ヒラーリー、アブドゥッラー・アル=ズバイディ】 サウジアラビア国防航空相補佐官であるハーリド・ビン・スルターン・ビン・アブドゥルアズィーズ王子は、イラン政府高官らの湾岸地域情勢に関する声明がもたらした状況に対して、理性的に対応する必要性を訴えた。ハーリド・ビン・スルターン王子は 全文をよむ
■イエメン:野党勢力が今日リヤドでの会合に出席 ■大統領の辞任、家族も含めた国外退去に向けたタイムテーブル 2011年4月17日『ハヤート』 【サヌア:ファイサル・マクラム】 政党ブロック「共同会合」リーダーのヤースィーン・サイード・ナウマーン氏は、野党代表団が「対話と湾岸諸国イニシアティブ検討のため」今日リヤドで開かれる会合に出席すると述べた。またサヌアからの情報によれば、アメリカ、欧州、湾岸諸国の外交努力が功を奏し、この危機の当事者双方がロードマップを受け入 全文をよむ
■カウフマン議員の発言がシオニストロビー団体の攻勢に火をつけた ■「またユダヤ人か!」。この発言は英国の政治家に高い代償を求めるのかもしれない 2010年04月10日『クドゥス・アラビー』 【ロンドン(本紙):ハヤーム・ヒサーン】 イギリスのベテラン議員ジェラルド・カウフマンは、一般の人々が見向きもされることなく日々口にするかもしれない言葉を英国下院の議事堂の中で呟いたことで、自分の政治生命がいかなる方向に向かうのかを知る由もない。同議員は、約二週間前のある会合 全文をよむ
■ イスラエルは見解を後退させたゴールドストーンを攻撃、「虚偽」に対する謝罪を求め報告書の無効化を図る 2011年4月4日付『アル=ハヤート』紙 【ナザレ:アスアド・タルハミー】 南アフリカのユダヤ人リチャード・ゴールドストーン判事が2年少し前のイスラエルによる対ガザ戦争についての報告書の中で、イスラエルが戦争犯罪を犯したと疑う結論に達したことについて「遺憾の念」を表明したことを受けて、イスラエルは「イスラエルの信用性と兵士のモラル」を称讃し快哉を叫んだ。イスラエ 全文をよむ
■19名の資産、自動的にエジプトに返還されるわけではない 2011年04月02日『アル=アハラーム』 【ロンドン:アブドゥッラフマーン・サイイド】 イギリス政府によれば、EUは、今月[4月、原文のまま]22日以前にEU加盟国からその他の場所に移された資産をエジプトが取り戻す手助けはできない見通しである。 イギリス外務省のスポークスマンが本紙に明かしたところによれば、エジプト前体制の高官19名が所有していたとされる資産の内、イギリスの企業や銀行から、追及を免 全文をよむ
■イスラエル報道:バッシャール・アル=アサドが1982年のハマー市での父親の”偉業”を繰り返すと脅迫 2011年04月01日『クドゥス・アラビー』 西欧諸国の外務省は、今週ダマスカスで起こっている出来事に大きな関心と警戒を寄せた。実際のところ、NATOはリビアでの戦闘に忙殺されているが、世界の視線はここ最近シリアに対して注がれている。というのも、シリアは間違いなく2011年の”アラブ諸国民の春”において鍵となる国だからだ。 2000年代初頭には、不当ながらもアラブの 全文をよむ
■ ジュンブラート議員「我々はシリアおよびシリア国民と連帯する」 2011年4月1日『アル=ハヤート』紙 【ベイルート:本紙】 レバノンのミシェル・スライマーン大統領は昨日、バアブダー宮殿で議会会派「国民闘争戦線」のワリード・ジュンブラート代表と会談した。共和国宮殿広報室によると、「国内の支配的な政治状況」を中心に協議が行われた。 ジュンブラート議員は進歩社会主義党が配布した声明の中で、「シリアは他のアラブ地域と同様に、政治的展開や継続的な変化への冷静な読 全文をよむ
■カタール:リビアの人々のみが彼らの将来を決定できる 2011年3月31日『アル=クドゥス・アル=アラビー』 【ドーハ:ロイター】 アラブ諸国の中で唯一、リビアの武装反政府勢力をリビア国民の正当な代表として承認したカタールのシャイフ・ハマド・ブン・ハリーファ・アール・サーニー首長は、リビアでの軍事作戦には民間人保護以外の目的はなく、リビアの人々の将来を決定するのは彼ら自身であると述べた。 首長は、昨日木曜[3月31日]アル=ジャズィーラで放映された声明の中 全文をよむ
■ バハレーン外相:「情勢は大変深刻な局面に」 2011年03月24日付『アル=ハヤート』紙 【マナーマ、イスタンブール:AFP、ロイター】 バハレーンのハーリド・ブン・アフマド・アール・ハリーファ外相は、バハレーン情勢が「大変深刻な局面」に達したと述べた。また同外相は昨日、トルコのテレビ局NTVのインタビューで「バハレーンでの出来事はきわめて深刻な局面を生み出しており、安定した状況は見られるが、我々が何よりも恐れるのは、宗教集団間の分裂という事態だ」と述べた。 全文をよむ
■ ゲーツ米国防長官、シャラフ首相と会談:「アメリカ政府はエジプトを支援するために全力を尽くす」 2011年03月24日『アル=アハラーム』紙 アメリカのロバート・ゲーツ国防長官は、「エジプトが現在進めている民主主義の実現と進歩に向けた営みを成功させ、将来に向けて確固たる足どりで歩み始めるまで、アメリカ政府は独自に、或いは連邦議会を通して、エジプトを政治的・経済的に支援するため全力を尽くす」と言明するとともに、エジプトが1月25日革命以来成し遂げてきた成果を米国が評価している 全文をよむ
■リビアとバハレーンがアラブ連盟緊急会合の議題に 2011年03月23日『アル=アハラーム』 【ムハンマド・マブルーク】 アラブ連盟は昨日[22日]、リビアの情勢を協議するため、連盟のアムル・ムーサー事務局長も出席する中、常任代表級の緊急会合を開いた。 会合では、リビア上空に飛行制限区域を課すとの国連安保理決議第1973号に基づく、ムアンマル・カッザーフィ-(カダフィ)の部隊に対する国際的武力行使問題の影響が協議されたほか、目下アラブ諸国で起こっている事 全文をよむ
■欧米の攻撃開始、カッザーフィーはアラブの同情を得られない 2011年03月20日『クドゥス・アラビー』 【ベイルート】 土曜、アラブ人大多数はリビアに対する欧米の軍事行動を歓迎し、それを世界が抑圧と不正を許容しないことの指標であるとみなしていた。しかし彼らの支持は、アラブ世界に対する外国のさらなる介入への懸念に取って代わりつつある。 カッザーフィー(カダフィ)軍から民間人を守る軍事介入の第一撃では、仏空軍が戦車や装甲車を破壊した。続いて合衆国は、艦上から 全文をよむ
■リビア:決議1973は有効期間が終了、安保理緊急会合を呼びかけ 2011年03月20日『クドゥス・アラビー』 【トリポリ】 土曜[19日]の夜、リビアは、連合軍機がムアンマル・カッザーフィー(カダフィ)大佐の軍を爆撃した後、停戦を訴え飛行制限区域を設けた安保理決議1973について「その有効期間は終了した」として、安保理緊急会合の開催を呼びかけた。 リビア外務省声明は次のように述べた。 「飛行制限地域を課した決議1973号はの有効期限は終了した。 全文をよむ
■報道:アル=カッザーフィはリビア系イスラエル人に政党組織のため資金提供を試みた 2011年03月04日『クドゥス・アラビー』 【テルアビブ】 イスラエル紙『エルサレム・ポスト』は、リビアのムアンマル・アル=カッザーフィー(カダフィ)元首がリビア系イスラエル人に対し政党結成のため資金提供を試みていたと報じた。 リビア系ユダヤ人世界連盟会長メイア・カハローン氏が同紙に語ったところによると、リビアは秘密裏に、リビア系政党結成のため、金額は明らかにされていないが 全文をよむ
■カッザーフィの化学兵器庫をめぐる疑惑 2010年3月3日『クドゥス・アラビー』 【ワシントン】 アメリカの諜報機関の報告によれば、リビアのムアンマル・アル=カッザーフィー(カダフィ)指導者に忠実な部隊が、化学兵器に利用するために国内で貯蔵されている主要な化学物質に対する警備を強化したという。しかし、同機関の幹部らは、同機関がリビア国内の化学兵器庫の場所を全て把握しているわけではないとしている。 国際的な専門家らは、「軍が軍事作戦の際に化学物質の拡散に使用 全文をよむ
■ パレスチナ代表団、国連人権理事会の会合から退席 2011年03月02日付『アル=アハラーム』紙 【ラーマッラー:ハーリド・アル=アスマイー、占領下エルサレム:諸通信社】 ジュネーブの国連人権理事会のパレスチナ代表であるイブラーヒーム・ハリーシャ氏は、パレスチナ代表団が会合から退席したのは、アメリカのヒラリー・クリントン国務長官が演説の中で、パレスチナやその他のアラブ被占領地における人権状況に関して、国連人権理事会が取り上げ続ける必要はないと発言したことに抗議す 全文をよむ
■国際刑事裁判所:リビアで行われている犯罪は処罰を免れない 2011年03月01日 『アル=ハヤート』 【ニューヨーク:ラーギダ・ディルガーム】 国際刑事裁判所(ICC)のルイス・モレノ・オカンポ主任検察官は昨日[2月28日]、ICC検察局の声明の中で、「ムアンマル・カッザーフィー(カダフィ)大佐の部隊がリビア市民を攻撃しているとの情報がある」、「これらの攻撃は人道に対する罪である可能性があり、阻止せねばならない」と述べた。そして、検察局が「迅速かつ公正な」措置をと 全文をよむ
■アズハル総長:リビアの体制は合法性を喪失した。その支配は今や不当な強奪者のものにすぎない。 2011年2月26日 『アル=アハラーム』紙 アズハル総長の大イマームであるアフマド・アッタイイブ師は次のように断言した。リビアの支配は今や民衆の血を流し、抑圧と攻撃により人々に牙を剥く、不当な強奪者による支配となっており、その体制は合法性を喪失した。それははかない権力を守ろうとするがゆえ、また権力者およびその支援者がなす民衆に対する忌まわしい犯罪のゆえであると。 アズハル 全文をよむ
■アル=ザワーヒリー、エジプト国民へボイスメッセージ、ムバーラクに汚職疑惑を向ける 2011年02月19日『クドゥス・アラビー』 【カイロ】 アル=カーイダのナンバー2でエジプト生まれのアイマン・アル=ザワーヒリーは、金曜(18日)公表されたボイス・メッセージでエジプトの世俗政体を攻撃した。しかしこのメッセージは、先週のムバーラク辞任以前に録音されたものとみられる。 専門家らは、チュニジアのベン・アリーならびにエジプトのムバーラク両大統領を放逐した現象につ 全文をよむ
■エジプト、ガザ出身の収監者14人を釈放 2011年02月19日付『クドゥス・アラビー』 【ガザ】 パレスチナの情報筋によれば、エジプトの刑務所に収監されていたガザ地区のパレスチナ人14人をエジプト治安当局が釈放した。 エジプト刑務所収監者家族の会のイマード・アッ=サイイド広報担当者は、エジプト当局が昨晩、パレスチナ人14人を釈放したと語った。14人はパレスチナとエジプトとの国境沿いに点在する地下トンネルでの活動に関わっていたとの理由で拘束されていた。今の 全文をよむ
■ モロッコ:「マグリブ連合が機能していれば、チュニジアの事態は起きなかった」 2011年02月16日付『アル=ハヤート』紙(イギリス) 【ラバト:ムハンマド・アル=アシュハブ】 モロッコのアル=タイイブ・アル=ファースィー・アル=ファフリー外相は、チュニジアのザイヌルアービディーン・ベン・アリー前大統領の体制を崩壊させた出来事について、マグリブ連合が機能していないことに原因があったと述べ、同連合は(混乱を食い止める)安全弁になり得た筈だと語った。同外相は「我々は 全文をよむ
■イスラエルはムバーラク辞任に打撃を受け両国関係と条約を懸念している 2011年2月13日『アル=アハラーム』 【テルアビブ:ハーリド・アスマーイ】 イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、政府関係者たちに向け、ムバーラク大統領辞任後のエジプトの現状に関連するいかなるコメントの公表も差し控えるようにという指示を出した。イスラエル高官多数が、ムバーラク辞任とそのエジプト・イスラエル関係への影響を懸念する発言をしたためとみられる。 クネセット[イスラエル国会 全文をよむ
■ 米仏、エジプトの民主的政権移行を改めてよびかけ 2011年02月09日『クドゥス・アラビー』 【ワシントン:本紙】 火曜(8日)、フランスとアメリカ合衆国は改めてエジプトの民主的政権移行を要請した。ロバート・ゲーツ米国防長官は、移行を“基本的なこと”と表した。一方、フランスのアラン・ジュペ国防大臣はエジプトに民主的な勢力が出現することを求めた。 ゲーツ長官は、ムバーラク大統領退陣を求めるデモ開始当初からのオバマ大統領の立場を繰り返し、この民主的政権移 全文をよむ
■リーベルマン:アラブ世界弱体化、中東で力を持つのはイラン、トルコ、イスラエル 2011年02月07日『クドゥス=アラビー』 【テルアビブ】 イスラエル外務大臣アヴィグドール・リーベルマンは、月曜日に開催されたイスラエルを支持するヨーロッパ外交団の会合において「アラブ世界は後退し、3つの国が中東で存在感を示している。そしてその3国はいずれもアラブ諸国ではない」というスピーチを行った。 イスラエルメディアが伝えるところによると、リーベルマンは同会合で「今日ア 全文をよむ
■イエメン政府、「改革」デモでの逮捕者らを釈放 ■野党勢力、政府が国を「危機に陥れた」と非難 2011年1月25日付アル=ナハール紙(レバノン)HPアラブと世界面 【サヌア:アブー・バクル・アブドゥッラー】 学生や人権活動家らが、民主化とアリー・アブドゥッラー・サーレフ大統領の退陣を求めて組織した一連のデモが終わった昨日[24日]、サヌア大学は一転して静寂に包まれた。イエメン政府は、活動家でジャーナリストのトゥワックル・ケルマーン女史、ならびにこのデモ集会中に 全文をよむ
■パレスチナ当局:「アル=ジャズィーラ・キャンペーン」の責任はカタールに 2011年01月25日付『アル=ハヤート』紙(イギリス)HPアラブ国際面 【ラーマッラー:本紙】 パレスチナ解放機構(PLO)は、反PLO政治キャンペーンだと同機構が主張するアル=ジャズィーラ特集番組の背後にカタールがいるとして非難した。 PLO執行委員会のヤースィル・アブドラッボ事務局長は昨日(24日)、PLOの拠点ラーマッラーで記者会見を開き次のように述べた。 「この政 全文をよむ
■ウルグアイ下院議長がベイルートを訪問 2011年1月18日付アル=ナハール紙(レバノン)HP政治面 ウルグアイのイボンヌ・パサーダ下院議長が明日(19日)、ベイルートを訪問する。ウルグアイ大使館は訪問について、声明で「ナビーフ・ビッリー・レバノン国会議長の招待に応じ、パサーダ議長率いる議会代表らが1月19日から22日にかけてベイルートを訪問する。ウルグアイの議員がベイルートを訪問するのは今回が初めてで、両国議会の親善をはかるために行われる」と発表した。 議会代表は 全文をよむ
■イラク政府:「我々はチュニジアでの流血の事態を強い関心を持って見守っており、人民の選択を尊重する」 2011年01月18日付『サバーフ・ジャディード』紙(イラク)HPイラク面 【バグダード:イラクの声通信】 イラク政府は昨日、「チュニジアでの流血の事態」という表現を用いつつ、それを強い関心を持って見守っていると述べ、チュニジア国民による憲法に則っての政権選択を尊重すると表明した。 イラク政府報道官が次のように発表した。「イラク政府はチュニジア共和国で起き 全文をよむ
■ムバーラク大統領とカッザーフィー大佐、今日ハルツームで会談:「国益のネットワーク」で戦争再発を防止 2010年12月21日付『アル=ハヤート』紙(イギリス)HP1面 【ハルツーム:アル=ヌール・アフマド・アル=ヌール】 エジプトのフスニー・ムバーラク大統領とリビアのムアンマル・カッザーフィー大佐が今日ハルツームに入り、スーダン大統領およびサルヴァ・キール・マヤルディ南部スーダン大統領と協議する。20日後に控えた南部スーダンの自決権を問う住民投票の手続きについて話し 全文をよむ
■アサド大統領「イスラエルのために和平が実現されないことで地域にさらなる緊張がもたらされる危険がある」 2010年12月11日付『アル=ハヤート』紙 【パリ:イブラヒーム・ハミーディー】 シリアのバッシャール・アル=アサド大統領は、和平イニシアティブに敵対するイスラエルの政策および行動は「本来の持ち主にその権利を返還するようないかなる和平もイスラエルが望んでいないことの裏付けである」と述べ、さらに「イスラエルのために和平が実現されないことで地域にさらなる緊張と不安 全文をよむ
■ イラク人捕虜5万3千人の安否が未だ不明 2010年12月10日付『サバーフ・ジャディード』紙(イラク)HPイラク面 【バグダード:本紙】 イラク人権省は、イラン・イラク戦争時のイラク人捕虜5万3千人がいまだに行方不明であることを明らかにした。 人権省のカーズィム・アル=アンズィー捕虜・行方不明者担当部長 は本紙に対し、「人権省がこの案件に責任を持っており、同省は捕虜や行方不明者、戦争犠牲者の遺体に関わる事項の解決を円滑化することの重要性を確認している 全文をよむ
■米議員ら、シリアでの核査察の即時実施を要求 2010年12月7日『アル=ナハール』紙(レバノン)HPアラブと世界面 米議会議員らは昨日〔6日〕、バラク・オバマ大統領に対し、密かに核開発を行われていると疑われるシリア国内の諸施設を国際原子力機関(IAEA)が査察できるように圧力をかけるよう要請した。 複数の議員が署名をした大統領宛の書簡には、「我々は大統領に対し、IAEAがシリアで特別査察を即時に実施するよう呼びかけて頂くことを強く求めます」と記され、議員らはシ 全文をよむ
■エジプト、南部スーダン分離後もナイル川水資源のシェアを保障するよう要求 2010年12月07日付『アル=ハヤート』紙(イギリス)アラブ国際面 【ハルツーム:アル=ヌール・アフマド・アル=ヌール】 現在スーダンを訪問しているエジプトの情報機関代表団は、南部スーダンの分離がエジプトのナイル川水資源利用量に影響を与える恐れについて注意喚起している。南部スーダン分離は、1ヶ月と少し先に実施される住民投票によって決定される。同代表団は、スーダン北部と南部両サイドに対し、スー 全文をよむ
■収監者フォーラム準備委員長、本紙に談話:「イスラエルのパスポート所持を理由に48年パレスチナ人11人の来訪を拒否した」 2010年12月04日付『アル=ハヤート』紙(イギリス)アラブ国際面 【アルジェ:アーティフ・カダーディラ】 この日曜日と月曜日にアルジェリアの首都アルジェで開催予定の「占領刑務所のパレスチナ人収監者支援のための国際フォーラム」の主催者が、イスラエルのパスポート所持を理由に48年領土[=イスラエル領]からの参加予定者11人の参加が拒否されたと述べ 全文をよむ
■クウェート副首相、ウィキリークス問題に米が真摯に取り組むことの重要性を強調 2010年12月03日付『クドゥス・アラビー』紙(イギリス)HP1面 【クウェート】 クウェートのムハンマド・サバーフ・アル=サーリム・アル=サバーフ副首相兼外相は木曜日[2日]、ウィキリークスによる文書漏えい問題が特に多くの懸念を孕んでいることから、アメリカが同問題に真摯に取り組むことの重要性を強調した。 クウェート国営通信社(KUNA)によれば、同外相は「マナーマ対話会議」 全文をよむ
■ ウィキリークスの漏洩情報が原因で、カルザイ大統領がNATOとの連携を絶つ可能性 2010年12月02日付『クドゥス・アラビー紙』(イギリス)HP1面 【オタワ】 カナダ紙が水曜日に伝えたところによると、在カブールのカナダ人外交官は、アフガニスタンのハーミド・カルザイ大統領が最近公表された米外交機密文書が原因で北大西洋条約機構との連絡を絶ち切る可能性があると警告した。 同紙によると、カブール駐在のウィリアム・クロスビー・カナダ大使は、カール・アイケンベリ 全文をよむ
■ ケリー米上院議員、カタール首長に「ゴラン高原はシリアに返還されねばならない」 2010年11月30日付『クドゥス・アラビー』紙(イギリス)HP1面 【ロンドン:本紙】 ウェブサイト「ウィキリークス」を通じ漏えいされたアメリカの外交公電により、アメリカ合衆国上院外交委員会委員長のジョン・ケリー議員がカタール政府高官らに対して、ゴラン高原はシリアに返還すべきであり、東エルサレムをパレスチナ国家の首都とするべきであると発言したことが明らかになった。 『イディ 全文をよむ
■イラン最高指導者との会談は「深く、包括的だった」 ■ハリーリー氏とアフマディーネジャード氏の間で交わされた「秘密」の結果近く明らかに 2010年11月30日付『アル=ナハール』紙(レバノン)HP政治面 【テヘラン:サミール・マンスール】 サアド・アル=ハリーリー首相がイランを公式訪問した直後、イランとレバノン双方の担当者らはこの訪問について「すべての面で非常に成功した」との意見で一致した。イラン側の首相に対する評価は訪問の最後の瞬間まで好意的で、最終声明では 全文をよむ
■モサド長官がシリアのデリゾールを攻撃しないとアメリカに嘘をついていたことが明らかに 2010年11月29日付『クドゥス・アラビー』紙(イギリス)HP1面 【テルアビブ】 ウィキリークスを通じ漏えいしたアメリカの公文書が暴露したところによれば、モサド長官メイル・ダガン[訳注:記事時点では長官だが同日更迭]は、2007年7月にフランシス・タウンゼント米大統領補佐官(国土安全保障担当)に対し、イスラエルは[核施設の疑いのあった]デリゾールの施設を爆撃しないと伝えながら 全文をよむ
■ イラク水資源省がイランに対し、領内への度重なる塩水排出をやめるよう要請 2010年11月26日付『サバーフ・ジャディード』紙(イラク)HP1面 【バグダード:本紙】 イラク水資源省はイランに対し、塩分濃度の高い排水をイラク領土に向けて繰り返し放出するのを禁止するよう求めた。 水資源省の声明は、イラクは良好な二国間関係を確保するために、イランが両国共通の水資源に関して起きている事態をイラク側に報告し、それに害を及ぼすような行為を禁じるよう望んでいると伝 全文をよむ
■ 次回のアラブ・フォローアップ委員会で入植地をめぐるアメリカ側の回答を協議 2010年11月03日付『アル=アハラーム』紙(エジプト)アラブ面 【ラーマッラー:ハーリド・アル=アスマイー記者】 【ガザ:各通信社】 パレスチナ大統領府のナビール・アブールダイナ報道官は、「次回のアラブ・フォローアップ委員会は、入植凍結問題に関してイスラエルに対して行われているアメリカの尽力についてのアメリカ側からの回答を話し合うために、来週水曜日に開催される可能性がある」と述べ 全文をよむ
■イエメンから高性能爆薬が仕掛けられた小包2点。更に13点を同時に発送。 ■イギリスがイエメン、ソマリア発の航空貨物便入港禁止措置。 2010年11月2日付『アル=ナハール』紙(レバノン)アラブ国際面 【サナア:アブー=バクル・アブドゥッラー、各通信社】 【他都市:各通信社】 イエメン発の貨物2点から300~400グラムの爆発物が見つかった件で、イギリスはイエメンおよびソマリア発の航空貨物便の入港を禁止、ドイツもサナア発の旅客機受け入れ停止を決定するなど、イ 全文をよむ
■ウィキリークスの文書がアメリカの懸念を証明…“係争”地域での緊張関係が軍事衝突に転じる可能性あり 2010年10月26日付『サバーフ・ジャディード』紙(イラク)HP1面 【本紙】 イラク北部におけるアラブとクルドの緊張関係の長い歴史を記した漏洩文書がウィキリークスのサイト上で公開され、2011年末の米軍撤退後に起こりうる事態に対する現地の米作戦部隊の不安が明らかにされた。2009年9月に提出された現場報告書が、「強い立場の第三者によるコントロールと監視がなければ、 全文をよむ
■ユネスコ、パレスチナ文化財の保護を決定 2010年10月19日付『アル=ハヤート』紙(イギリス)HP1面 【パリ:タラール・アール・アル=シャイフ】 国連教育科学文化機関(UNESCO)は昨日、次の5点に関する決議を採択した。占領下エルサレムの文化財保護、世界遺産リストへのビラール・ブン・ラバーフ・モスクとイブラヒーム・モスクの追加、アル=アクサー・モスクのマグリブ門周辺での発掘作業、シリアからの占領地であるゴラン高原を含む占領地での教育機関の状況、ガザ地区の人権 全文をよむ
■ アッバース大統領、ユダヤ国家承認を改めて拒否 2010年10月17日付『アル=アハラーム』紙(エジプト)HP1面 【ラーマッラー:ハーリド・アル=アスマイー、占領下エルサレム:諸通信社】 パレスチナ自治政府のマフムード・アッバース大統領(通称アブー・マーズィン)は、イスラエルが同国をユダヤ国家として承認するよう要求していることに対して、あらためて拒否を表明した。アッバース氏は一昨夜、ラーマッラーでクネセト(イスラエル国会)のアラブ人議員と会合を行った際、パレスチ 全文をよむ
■イラク駐留米軍、「イラクの3つのテロ組織がイランから武器を支援されている」と発言 2010年10月15日付『サバーフ・ジャディード』紙(イラク)HP1面 【バグダード:本紙】 バグダッド県とアンバール県に駐留する米軍を代表してラルフ・ベイカー准将は、「アルカーイダは依然として強力で、イラク国内で大規模な作戦を実行すべく活動している」と述べつつ、「同組織がイラク近隣の過激な国々から、資金提供や支援を受けている」と強調した。 同准将は木曜日[14日]、 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、アラブ連盟の枠組み維持の立場を堅持 2010年10月10日付『アル=アハラーム』紙(エジプト)HP1面 【シルト:アティーヤ・イーサウィー、マスウード・アル=ハンナ―ウィー、サリー・ワファーイー】 リビアの都市シルトで開かれていた臨時アラブ首脳会議が昨日閉幕した。今回の首脳会議では、アラブ諸国協働体制の発展と、「アラブ近隣諸国同盟」政策について協議が行われ、これら2つの議題とその他の議題に関していくつかの決議が採択された。 決議の中に 全文をよむ
■レバノン・イラン間の武器取引を警戒する声が各国から相次ぐ 2010年10月9日付『アル=ナハール』紙HP1面 【ハリール・フライハーン(本紙)】 政府情報筋は、米国製の最新型戦闘機「F35」20機がイスラエルに売却されたことについて驚きを示した。中東地域にはこのF35型戦闘機を保有している国はない。シリアのワリード・アル=ムアッリム外務大臣は、この取引について「中東地域の安全保障と安定において紛れもない不均衡を生み出すものだ」と批判した。この[政府情報筋が示した 全文をよむ
■ イスラエル軍諜報部長官:「イラン、シリア、ヒズブッラーのミサイルは、イスラエル国家中枢やテルアビブを射程に入れている」 2010年10月05日付『クドゥス・アラビー』紙(イギリス)HP1面 【ナザレ:ズハイル・アンドラウス(本紙)】 イスラエル軍諜報部(アマン)長官の任期を終えたアモス・ヤドゥリン将軍は、「イスラエル中部のグッシュ・ダン[※テルアビブ地区と中央地区を含む都市圏]が、戦争が勃発した場合にイスラエルの敵であるイラン、シリア、レバノンのヒズブッラーが 全文をよむ
■「マグリブのアル=カーイダ」、仏政府との交渉促進のため人質の写真を公開 2010年10月01日付アル=ハヤート紙(イギリス)HP1面 【アルジェ:アーティフ・ケダードゥラ】 「イスラーム的マグリブのアル=カーイダ」は、ニジェール東部のウラン鉱山側で誘拐された仏人の人質5人の写真を公開した。アフリカ人の人質2人も共に写っている。仏人人質らが武装組織メンバーにより尋問されている姿[音声]が、生存の証拠として示されており、仏政府との交渉開始の前触れとみられる。 全文をよむ
■デンマークで預言者ムハンマドの風刺画再発行 2010年9月30日付『クドゥス・アラビー』紙(イギリス)HP国際面 【コペンハーゲン】 木曜[30日]、デンマークで、預言者ムハンマド(彼に平安あれ)に対して侮辱的とされムスリム世界を怒らせた風刺画12枚を再発行する書籍が出版された。出版日は、ユランズ・ポステン新にそれらの風刺画が初めて掲載されてからちょうど5年目にあたる。 コペンハーゲンのアーノルド・ブスケ書店の店員はAFP通信に対し、フレミング・ロー 全文をよむ
■ 二者間相互理解の詳細について検討のため、ファタハとハマースが来週会合の見込み 2010年09月25日付『クドゥス・アラビー』紙(イギリス)HP1面 【ガザ】 ハマースの有力幹部は土曜日、ファタハとの二者間相互理解の詳細に関して検討するため、2回目の会合が開かれる予定だと述べた。会合は(パレスチナ内部の)和解プロセスの前段階として両組織間で相互理解を達成し、これを謳った文書及びエジプト和解提案文書に調印することを目的として行われる。 UPI通信がコピ 全文をよむ
■ 潘基文国連事務総長、中東和平カルテット、EUがイスラエルに入植活動凍結措置の延長を呼びかけ 2010年09月22日付『アル=ハヤート』紙(イギリス)HP1面 【ニューヨーク:ラーギダ・ダルガーム、ナザレ:本紙】 パレスチナ・イスラエル和平交渉の継続を妨げる様々な障害を克服するため、国際的な努力が続けられているが、双方が各々の立場を堅持する中、交渉成功の可能性を悲観する見方が双方の間で強まっている。入植地問題によって新たな試みが台無しになることへの危惧が強まる中 全文をよむ
■英語による南スーダン国歌 2010年09月17日付『アル=アハラーム』紙(エジプト)HP1面 南スーダンの国歌として選ばれたのは英語による歌詞だった。これは南スーダンの北部からの分離独立が避けがたいことを示す一歩である。 この分離独立は〔住民投票の実施が予定されている〕来る1月9日に行なわれるとの見通しがあり、そこでジュバを首都とする南スーダン政府は、一ヶ月以上前から同地の詩人らに対し公募を行い、人々から寄せられた94作品の中のひとつが国歌として選ばれたこと 全文をよむ
■ シャルム・シェイフ交渉に入植地問題の暗雲 2010年09月15日付『アル=ハヤート』紙(イギリス)HP1面 【シャルム・シェイフ:ジーハーン・アル=フスニー】 パレスチナ・イスラエル直接交渉の第二ラウンドが昨日、シャルム・シェイフで始まったが、実のある結果を出すのは容易ではなさそうだ。イスラエルが同日、今月末までの入植凍結の延長を拒否するという声明を発表している一方で、パレスチナ側は入植を続けるならこれ以上交渉の席にはつかないと警告しているためだ。昨日シャルム 全文をよむ
■ダルフールの武装グループ、交渉に向けた見解統一のためトリポリで会合 2010年09月13日付『アル=アハラーム紙』(エジプト)HPアラブ諸国面 【トリポリ:サイード・アル=ガリーブ】 スーダンの情報筋によれば、リビアの首都トリポリで、今月末に行われるダルフール武装グループ統一会合の開催準備が進められている。この会合は、ドーハでの交渉に向け、統一前線的活動をしている全グループの立場や見解統合のために行われる。スーダン政府は、最高指導者ムアンマル・カッザーフィー大佐の 全文をよむ
■ 米国民、分裂を乗り越えようと模索 2010年09月12日付『アル=ハヤート』(イギリス)HP第1面 【ワシントン:ジュウィース・カラム(本紙)】 例年と異なり、2001年9月11日の同時多発テロから9周年を迎えた追悼式典は、米国社会の一部の集団の間で緊張した面持ちが示されるものとなった。というのも、中止とはなったもの無名の教会がコーランを燃やす計画や、世界貿易センタービルの跡地(グランド・ゼロ)の近くにモスクを建設する計画を巡り白熱した議論が繰広げられたから 全文をよむ
■ コーラン焼却呼びかけに対してレバノンで非難 ■ マロン派のスファイル総大司教、コーラン焼却は分裂を助長するとの見解 2010年09月10日付『アル=ハヤート』紙(イギリス)HPアラブ世界面 【ベイルート:本紙】 米フロリダ州にあるプロテスタント教会のテリー・ジョーンズ牧師が9.11事件9周年記念日に聖コーランの焼却を呼びかけたことを受け、レバノンでは9日、広く反発の波が湧き起った。キリスト教マロン派のナスルッラー・スファイル総大司教は「この呼びかけは糾弾され 全文をよむ
■ クルアーン本の統一をエジプトが提案 2010年09月09日付『アル=アハラーム紙』(エジプト)HP1面 【イスタンブール:ハーラ・アフマド・ザキー】 エジプトは、聖クルアーンが啓示されてから1400年を祝う国際会議の最終セッションで、あらゆるアラブ・イスラーム国家で聖クルアーン本の統一を行うことを提案した。 イスラーム歴史・芸術・文化研究センター長で同会議を後援したハーリド・アラナ博士は、ムスリム間の統一問題は最重要課題であると発言し、トルコ宗務庁長官 全文をよむ
■ホワイトハウスは懸念を表明、ぺトレイアス司令官はアフガン駐留米軍にとって深刻な脅威となるとの認識、アラブ世界や国際社会からの批判が起こる ■アメリカ政府は、アメリカの教会がコーランを燃やすと決意したことを受けて、同国施設への攻撃を懸念 2010年09月08日付『クドゥス・アラビー』紙HP1面 【世界各国の首都:通信各社】 アメリカのあるバプテスト教会が次の土曜日にコーラン本を燃やす決意であると発表したことに対して、イスラーム諸国でも西洋諸国でも等しく非難が巻 全文をよむ
■オーストリア、イスラームへの中傷行為を強く否定 2010年09月05日付『アル=アハラーム』紙(エジプト)HP1面 【ウイーン:ムスタファ・アブドゥッラー】 ヨーロッパの極右がイスラームやムスリムに対して仕掛けている数々の問題はまだ終わっていないようだ。 ヨーロッパ諸国に在住するイスラーム教徒コミュニティと、ここのところ声高になっている右派の支持者たちとの間で持ち上がっている最新の対立を鎮火しようと、オーストリアのヴェルナー・ファイマン首相・社会党党首が 全文をよむ
■ 依然として危険に晒されるイラク駐留米軍兵士数万人 2010年09月01日『サバーフ・ジャディード』紙(イラク)HP1面 アメリカのオバマ大統領が米軍のイラクにおける戦闘任務の終了と、「新たな夜明け」作戦の開始を公式に発表したことを受けて、米国内外では(専門家の)分析と世論調査に基づいてオバマ大統領の演説を批判し、イラク戦争がもたらした新たな状況に疑念を示す声が高まっている。 AP通信社のウッドワード・カルヴィン氏は、オバマ大統領が戦闘任務は終了したと述べのに対し 全文をよむ
■ 「自由船団」事件の国際調査委員会がトルコでの任務終了、日曜にはアンマンへ 2010年08月27日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面 【アンマン:ナビール・ギーシャーン】 「自由船団」の船上で発生した[イスラエル軍による攻撃]事件の真相究明を目指す独立国際調査団は、船団に参加したヨルダン人証言者らやヨルダン政府高官らとの面会のため、明後日同国への訪問を開始する。アンマンの国連筋が本紙に語ったところによると、調査団の任務は8月29日から9月4日まで続く予 全文をよむ
■ ブレマー[元イラク文民行政官]:イラクでの任務で理想的な成功を修めることはできなかった ■ オディエルノ[イラク駐留米軍司令官]:必要があればイラクで戦闘作戦を再開することもある 2010年08月23日『サバーフ・ジャディード』紙(イラク)HP1面 【ワシントン:本紙】 イラク駐留米軍のレイモンド・オディエルノ司令官は、「イラク治安部隊は来年の米軍撤退後に残される空白を埋める準備を整えるだろう」と述べたが、同時に、「必要があれば米国は戦闘作戦を再開する可能 全文をよむ
■ 占領軍、パレスチナ人収監者に手錠をつけたままイフタールの食事をとることを強制 2010年08月23日『クドゥス・アラビー』紙(イギリス)HP1面 【ラーマッラー:ワリード・アワド(本紙)】 パレスチナ消息筋は日曜日、イスラエル占領軍がパレスチナ人収監者にラマダーン月のイフタール(断食明けの夕食)の食事を手錠をつけたままで食べることを強制していると証言した。同筋が明かしたところによると、パレスチナ人収監者の刑務所および占領収容所の間での移動を担当する「ナフション部 全文をよむ
■海賊、スエズ号の解放に400万ドルを要求 2010年8月22日付『アル=アハラーム』紙(エジプト)HP国内面 【ハーニー・ウマーラ】 責任ある情報筋は、ソマリアの海賊が、今月初め以来乗っ取られているスエズ号解放と引き換えに400万ドルを要求したことを明らかにした。その船は現在ソマリア北部の紅海沿岸にあるガールード地区[ソマリランド]に停泊している。 情報筋が本紙に述べたところによると、紅海船舶リース運航社は、同船の市場価格が300万ドルを超えないことを考 全文をよむ
■ペレス、ラマダーンの終わりまでに直接交渉を行うことを期待 ■ペレス、ラマダーン終了以前の直接交渉を期待 2010年8月19日付『アル=アハラーム』紙(エジプト)HP1面 【エルサレム:諸通信社】 イスラエルのシモン・ペレス大統領は、イスラエルのラジオ放送において、ベンヤミン・ネタニヤフ首相とマフムード・アッバース大統領が和平実現を真に望んでおり、和平プロセスを前に進めることができると確信している旨断言し、ラマダーン月が終わる前に当事者間の直接交渉が始まること 全文をよむ
■直接交渉開始の場所に関する話は時期尚早である 2010年08月18日付『アル=アハラーム』HP1面 エジプト外務省公式報道官のフサーム・ザキー氏は、パレスチナ・イスラエル間の直接交渉を開始する場所について話すには今は時期尚早である、と明言した。 またザキー報道官は、カイロで直接交渉を開始するのでは、といくつかのメディアで取り沙汰されている件に関してコメントして、「直接交渉を開始するのであれば、アメリカ合衆国か中東地域であるかにかかわらず、交渉を始める場所が必要とな 全文をよむ
■ アズハル、コーランの焚書を呼びかけた牧師を非難 2010年08月13日付『アル=アハラーム』紙(エジプト)HP1面 【カイロ:アラー・ムスタファー・アーミル】 アズハル最高評議会は、来る9月11日を「世界コーラン焚書デー」にしようとのアメリカの牧師の呼びかけを疑わしいものだとした。 評議会は「世紀を超えて保持されてきた聖コーランは審判の日まで失われることはない」と述べ、牧師の発言を強く非難し、その呼びかけはイスラーム教とその価値観についての無知、宗 全文をよむ
■ パレスチナ側、和平交渉の拠りどころ の明確化と入植活動停止を求める立場を堅持 ■ アッバース大統領とミッチェル米中東和平担当特使の会談、成果が得られないまま終了 2010年8月11日付『クドゥス・アラビー』紙(イギリス)HP1面 【ラーマッラー:UPI通信】 パレスチナ解放機構(PLO)のサーイブ・ウライカート交渉局長は、ラーマッラーで行われたマフムード・アッバース大統領とジョージ・ミッチェル米中東和平担当特使の会談の後、「直接和平交渉開始の鍵はイスラエ 全文をよむ
■ミッチェル氏の訪問が遅れていることに関するイスラエルのニュース 2010年08月08日付『アル=アハラーム』紙(エジプト)HPアラブ諸国面 【エルサレム、パリ:通信各社】 イスラエルの政治情報筋は、アメリカのジョージ・ミッチェル中東和平担当特使が、パレスチナ路線での和平交渉を進めるために予定していた訪問を延期するだろうとの見方を表明した。 同筋を引用したイスラエルの報道は、その[延期の]理由は、パレスチナ側による直接交渉再開拒否であると伝えた。 全文をよむ
■ ガザ:治安施設を狙ったイスラエルの爆撃により「カッサーム部隊」幹部が殉教、葬儀に数千人が参加 2010年08月01日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面(東アラブ) 【ガザ:(本紙)】 ハマース軍事部門「カッサーム部隊」幹部の1人であるイーサー・アル=バトラーン氏の葬儀が行われ、ハマース支持者数百人が参加した 。「カッサーム部隊」はバトラーン氏のための復讐を警告した。バトラーン氏は昨日(7月31日)早朝、ガザ地区の民間の標的を狙ったイスラエル軍機による 全文をよむ
■ アメリカ政府、パレスチナ側の直接交渉移行説得で大きな困難に直面 2010年07月25日付『アル=ハヤート』紙(イギリス)HPアラブ世界面(東アラブ) 【ラーマッラー:ムハンマド・ユーニス(本紙)】 パレスチナ側の直接和平交渉移行の説得工作で、アメリカ政府が大きな困難に直面している。イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相に入植活動を凍結させるか、今年の5月に開始された間接交渉で国境問題に進展をもたらすべく、1年半前から続いているアメリカの努力は失敗に終わっている 全文をよむ
■ アッバース・ミッチェル会談、進展なく終了 2010年07月18日付『アル=ハヤート』(イギリス)HPアラブ世界面(東アラブ) 【ラーマッラー:ムハンマド・ユーニス/カイロ(本紙)】 パレスチナのマフムード・アッバース大統領とアメリカの中東和平特使ジョージ・ミッチェル(George Mitchell)氏との昨日の会談は、パレスチナ・イスラエルの直接交渉再開に向けた道のりを容易にするようないかなる進展もなく終了した。エジプトのフスニー・ムバーラク大統領がカイロでミ 全文をよむ
■ 「アマル[希望]」号の針路は不明、イスラエルはエジプトへ変更させるべく圧力 2010年07月12日付『アル=ナハール』紙(レバノン)HP1面 【ロイター、AFP、MENA】 イスラエルは昨日、ガザ地区海上封鎖を打破しようとするいかなる新たな試みに対しても、外交的手段により、あるいは武力を用いてでも阻止する方針を表明した。現在、リビアのカッザーフィー開発財団がチャーターした支援船「アマル[希望]」号がガザ地区への航行を試みている最中である。 モルドヴ 全文をよむ
■ ミッチェル特使、直接交渉開始の条件を協議するため来週中東地域再訪 2010年07月11日付『アル=ハヤート』(イギリス)HPアラブ世界面(東アラブ) 【ラーマッラー:ムハンマド・ユーニス(本紙)】 来週、アメリカの中東和平担当ジョージ・ミッチェル(George Mitchell)特使が中東地域を再訪し、直接交渉へと移行する条件を巡ってパレスチナおよびイスラエル双方と協議を行う。これは、本年5月から行われている現在の間接交渉が進展に行き詰まっていることを受けての 全文をよむ
■イスラエル、米国との首脳会談に満足感 ■アッバース議長、国境と安全保障の問題について「合図」待ち 2010年07月08日付『アル=ハヤート』紙(イギリス)HP1面 【ワシントン、ナザレ、ラーマッラー:本紙】 一昨日ホワイトハウスで行われたバラク・オバマ米大統領とイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相との首脳会談は、パレスチナ人との直接和平交渉への道筋を示し、イスラエルの「核のあいまい政策」を支持するものとなったことから、イスラエル側を満足させるものとなったが 全文をよむ
■ 世界食糧計画がシリアのイラク人に3200万ドルの援助を提供 2010年07月05日『クドゥス・アラビー』紙(イギリス)HP1面 【ダマスカス】 国連世界食糧計画はシリアのイラク人に3200万ドル相当の援助を提供すると公式発表した。国連難民高等弁務官事務所に登録されている約15万人のイラク人がこれを受益することとなる。 公的報道機関(シリアアラブ通信社、SANA)によれば、この支援は非常事態プログラム合意文書を履行する形で行われる。 同通 全文をよむ
■ドレスデンで「ヒジャーブの殉教者」の追悼写真が公開 2010年07月01日付『クドゥス・アラビー』紙(イギリス)HP1面 【ドレスデン】 木曜(7月1日)、2009年7月1日ドレスデン法廷内で殺害されたエジプト人女性マルワ・シャラビーニーの追悼写真が公開された。 ドレスデンを州都とするザクセン州の法務大臣ユルゲン・マルテンスは、この写真が31歳の若さで亡くなった彼女を記憶にとどめ、人種主義と外国人排斥に対する闘いにおける訓戒となるだろうと述べた。 全文をよむ
■サウジ国王と米大統領の首脳会談により、中東地域の安定に向けた共通の見通しが定着 2010年06月30日付『アル=ハヤート』紙(イギリス)HP1面 【ワシントン:ジューイス・カリム本紙記者】 二聖都の守護者たるサウジアラビアのアブドゥッラー・ブン・アブドゥルアズィーズ国王は昨日(29日)、ホワイトハウスでアメリカのバラク・オバマ大統領と首脳会談を行った。米政府高官筋は本紙に対し、「会談で両者は、サウジアラビアと米国の極めて堅固で強力な両国関係を主題として包括的に話 全文をよむ
■ アサド大統領、レバノンのアウン議員と両国関係の前向きな側面について協議 2010年06月23日付『アル=ハヤート』紙(イギリス)HP1面 【ダマスカス、ベイルート:本紙】 シリアのバッシャール・アル=アサド大統領は昨日、レバノン議会の会派「変化・改革」ブロックのミシェル・アウン代表およびジュブラーン・バースィール電力水資源相と会談した。大統領声明によると会談では、「シリア・レバノン関係の前途有望な進展や、今後様々な分野において両国の協力を強化することによって両 全文をよむ
■イスラエル政府がガザ封鎖緩和を決定。ハマースは決議を無意味と発表。 2010年6月17日付『クドゥス・アラビー』(イギリス)HP1面 【テルアビブ】 イスラエル政府は木曜日、治安のためガザ地区に課していた陸路の封鎖を緩和するいくつかの方策を決定した。一方、海域封鎖は今まで通り継続する。イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相を議長とする治安と政治に関する縮小閣議で、ガザ地区への搬入を許可する生活必需品のリストを拡大することを決定した。この中には国際機関の監督 全文をよむ
■ムバーラク大統領、アッバース大統領とガザの封鎖解除を協議 2010年06月16日付『アル=アハラーム』(エジプト)HP1面 【シャルム・シェイフ:ムフタール・シャイーブ】 エジプトのフスニー・ムバーラク大統領とパレスチナのマフムード・アッバース大統領は政策協議を行い、アッバース大統領のトルコ、米国、スペイン、フランス歴訪の成果を話し合ったほか、ガザに課された封鎖とその終結を目指すアラブ諸国および国際社会の尽力や、自由船団へのイスラエルの攻撃の最新情勢について議論し 全文をよむ
■ シリア政府、レバノン大統領の支援を明言 ■ シリア大統領、近くベイルート訪問へ 2010年06月16日付『アル=ハヤート』紙(イギリス)HP1面 【ダマスカス、ベイルート:本紙】 ダマスカスで開かれたレバノン・シリア首脳会談は昨日、レバノンのミシェル・スライマーン大統領とシリアのバッシャール・アル=アサド大統領が「できるだけ早期に両国の国境を画定するため、水資源に関する両国の権利を調査し、双方が情報やデータの収集を続けることや、両国の歴史的な兄弟関係に即し 全文をよむ
■ 安保理、イランに対する制裁を準備 2010年06月09日付アル=アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ニューヨーク:イッザト・イブラヒーム、各国首都:本紙特派員、諸通信社】 国連安全保障理事会で今日、イラン政府に新たな一連の厳しい制裁措置を課すことを求める圧力が高まった。 ロシアのウラジミール・プーチン首相は昨日イスタンブールで、議論を呼んでいるイランの核開発問題をめぐって、イランに制裁を課す国際決議案が実質的な合意に達したと述べた。安保理は、非常任 全文をよむ
■「自由船団」虐殺事件の国際的な調査 2010年06月07日『アル=アハラーム』紙(エジプト)HP1面 【各国首都:本紙・通信各社】 イスラエルに対する国際的な圧力が強まる中、同国の置かれている立場に変化が生じていることを受けて、ベンヤミン・ネタニヤフ政権は、ガザ地区の住民に支援物資を運んでいた「自由船団」攻撃事件に関する国際調査委員会の設置を受け入れる用意があると表明した。また、事前の合意を得た上で、先にイスラエルのアシュドッド港で積荷の検査を受けてハマース向けの武器 全文をよむ
■ イスラエル、レイチェル・コリー号を公海上で拿捕 ■ ネタニヤフ首相、犠牲者がないことに喜びを表明 2010年06月06日付『アル=ハヤート』(イギリス)HPアラブ世界面(東アラブ) 【ガザ:ファトヒー・サッバーフ(本紙)】 昨日の日中、イスラエル軍はアイルランド船籍の貨物船レイチェル・コリー号(Rachel Corrie)をガザ地区の領海を前にした公海上で拿捕し、イスラエルのアシュドット港に向かわせた。これは1週間と経たぬうちに行われた2件目の海賊的作戦で 全文をよむ
■ パレスチナがアメリカ合衆国政府にイスラエルによる占領の終結を要求 2010年06月05日付『アル=アハラーム』紙(エジプト)HPアラブ世界面 【ラーマッラー、エルサレム占領地:諸通信社】 パレスチナ自治政府はアメリカ合衆国のバラク・オバマ大統領に対して、1967年6月4日以来イスラエルの占領下にあるアラブ諸国の土地全ての占領終結に向けて迅速かつ断固たる方策を採るよう要求した。 [原文中の写真:占領43周年の日にイスラエル軍の支配するゲート前でデモを 全文をよむ
■アラブ諸国外相、ガザ封鎖解除を呼びかける 2010年06月03日『アル=アハラーム』(エジプト)HP1面 【マスウード・アル=ヘンナーウィー、ナスル・ザアルーク、ムハンマド・シャイール】 昨日のアラブ外相会議終了後に出された声明は、あらゆる手段でガザに課された封鎖を解除し全ての検問所を開くよう呼びかけた。アラブ連盟事務局で行われたその緊急会合で、外相らはイスラエルによるガザ地区封鎖を非難するため安全保障理事会に訴える必要があることで一致した。 アラブ 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、ガザの封鎖を緩和するためにラファハの開放を指示 2010年06月02日付『アル=アハラーム』(エジプト)HP1面 イスラエルが国際支援船団に対して非難すべき犯罪を行ったことを受けて、エジプトがパレスチナ住民の苦しみを緩和するために迅速に対応するなか、フスニー・ムバーラク大統領は昨日、ガザに緊急の人道・医療支援物資を搬入し、人道的配慮が必要な人々や傷病者を受け入れるために、ラファハ通行所を開放するよう指令を出した。 治安当局のハイレベルの情報 全文をよむ
■エジプトがラファハ通行所を開放 ■イスラエルではバラク国防相辞任を求める声 2010年06月02日付『アル=ハヤート』(イギリス)HP1面 【ナザレ、ガザ、カイロ、アンカラ:本紙】 「自由船団」への攻撃という犯罪行為をイスラエルは認めていないものの、昨日からその政治的、外交的損失のつけを払わされ始めている。軍では今回の「失敗」の責任を押し付け合い非難するさまが見られる一方で、大臣たちは同僚のイフード・バラク国防大臣の辞職を求めた。国連安保理は襲撃を非難する声 全文をよむ
■ 「自由船団」の前に立ちはだかる新たな障害、ガザ到着は5月31日に延期 2010年05月30日付『アル=ハヤート』(イギリス)HPアラブ世界面(東アラブ) 【ガザ:ファトヒー・サッバーフ(本紙)】 新たな障害が「自由船団」のガザ地区への到着をさらに一日遅らせることとなり、同船団の到着予定は明日月曜日(5月31日)の午前となった。一方イスラエルは、船団を阻止しガザ沿岸には近寄らせないとの脅迫を繰り返し、船団の妨害に向かわせる予定の軍用艦にミサイルを配備した。他方、解任さ 全文をよむ
■ ネタニヤフ氏、「ミッチェル氏はまだ調停を開始していない」と発言 2010年05月25日付『アル=アハラーム』(エジプト)アラブ諸国面 【ラーマッラー:ハーリド・アル=アスマイー、諸通信社】 イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、アメリカ中東特使のジョージ・ミッチェル上院議員はまだ双方の調停を開始していないと発言した。 同時にイスラエルのアヴィグドゥール・リーベルマン外相は、パレスチナ側が交渉を決裂させようとしていると非難した。またハアレツ紙によ 全文をよむ
■ アメリカとイスラエルの技術がエチオピア初のダム建設に貢献 ■ エジプト、ナイル川水源でのダム建設を妨害するため“秘密の戦争”に打って出る 2010年5月19日付『クドゥス・アラビー』(イギリス)HP1面 【ロンドン:本紙ハーリド・アル=シャーミー記者】 エジプトがナイルの水資源に対する同国の“歴史的な取り分”を守るために、“秘密の戦争”に打って出た。アフリカ諸国による集中的な外交調停に加えて、エジプトのコプト正教会もエチオピア政府やエチオピア正教会*との仲 全文をよむ
■バッシャール・アル=アサド大統領がシリアでハリーリー首相と会談 2010年05月19日付 『アル=アハラーム』(エジプト) HP1面 【ベイルート:ムハンマド・アブドゥルハーディー】【ダマスカス:中東通信社(MENA)】 昨日18日、レバノンのサアド・アル=ハリーリー首相がシリアの首都ダマスカスを訪問し、シリアのバッシャール・アル=アサド大統領と会談した。ハリーリー首相がシリアを訪問するのは、これで就任後2回目となる。 またハリーリー首相はこの前日には 全文をよむ
■ 明日のアッバース・ミッチェル会談の主要テーマは入植問題 2010年05月18日付『アル=アハラーム』(エジプト)アラブ諸国面 【ラーマッラー:ハーリド・アル=アスマイー】 アメリカ中東特使のジョージ・ミッチェル上院議員とパレスチナのマフムード・アッバース大統領(アブー・マーズィン)が明日会談を行う。パレスチナのサーイブ・ウライカート交渉団長は、今回の会談ではイスラエルとの最終的地位交渉に関して話し合われると表明した。 しかしウライカート氏は、「当面 全文をよむ
■ムバーラクとナポリターノが明日、地域情勢について協議 2010年05月17日付『アル=アハラーム』(エジプト)HP1面 【ローマ:ムフタール・シァイーブ】 エジプト大統領フスニー・ムバーラクとイタリア首相シルヴィオ・ベルルスコーニーは明後日、2008年にローマで始動した両国間の戦略的パートナーシップの一環として、第3回となる首脳会談を行う。第2回目の首脳会談は昨年開催されている。 両国の閣僚も複数参加する今回の会談では、さまざまな分野で24の合意が調印さ 全文をよむ
■エジプト、スーダンを除く形でナイル川の水を共有する条約が締結 2010年05月14日付『アル=アハラーム』(エジプト)HP1面 【エンテベ:諸通信社、カイロ:マルワ・タウフィーク、イスラーム・ファラハート】 エジプトとスーダンによる反対にもかかわらず、ナイル川水源7ヶ国はウガンダのエンテベで今日、ナイル川の水資源を共有する新条約に調印すると決定した。エジプト政府とスーダン政府も加盟を希望する場合に備えて、両国には一年の猶予が与えられる。 条約に署名す 全文をよむ
■ UNRWA、財政状況を理由に事業中止のおそれ 2010年05月13日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ガザ】 国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のフィリッポ・グランディ事務局長は水曜日、UNRWAが厳しい財政状況にあることを明らかにし、必要とされる財政支援が行われなければ事業を中止せざるを得ないと危惧を示した。 グランディ氏はガザ地区北部のバイト・ラーヒヤーにあるパレスチナ難民のための学校において記者会見を開き、UNRWAの財政状 全文をよむ
■ アサド、メドベージェフ両大統領が公正な和平の必要性を主張、危険な緊張状態に警告 2010年05月11日付『クドゥス・アラビー』(イギリス)HP1面 【ダマスカス】 シリアのバッシャール・アル=アサド大統領とロシアのドミトリー・メドベージェフ大統領は火曜日、中東における公正で包括的な和平実現の必要性を強調し、地域の危険な緊張状態について警告しつつ、イランには平和的な核エネルギー開発の権利があると強調した。 シリアの首都ダマスカスを月曜日から訪問してい 全文をよむ
■スーダン国民会議、米政府の姿勢は矛盾しているとの認識を示す 2010年05月05日付『アル=アハラーム』(エジプト)HPアラブ世界面 【ハルツーム:アブドゥルワーヒド・ラビーニー記者】 スーダンの与党、国民会議は、スーダン政府に対するアメリカ政府の態度はいまだに矛盾しており、米国の政策決定者たちは今にいたるまで、スーダンにおける政治プロセスに関して明確な態度をとることができていないと述べた。 国民会議のファトヒー・シェーラ情報局長は昨日、スーダン・メディ 全文をよむ
■ オバマ大統領、シリアに対する制裁措置を1年延長 ■ イスラエル、シリア政府がヒズブッラーへの武器供給を強化していることは確かだと述べる 2010年05月05日『クドゥス・アラビー』(イギリス)HP1面 【ナザレ:ズハイル・アンドラウス】 アメリカのバラク・オバマ大統領はシリア政府がテロ支援を続けているとして、シリアに対して課せられている制裁措置を1年間延長した。現地時間の月曜日にホワイトハウスが公表したオバマ大統領の議会に対する書簡では、シリア政府は「イラ 全文をよむ
■レバノンのハリーリー首相、欧州・エジプト訪問で各国首脳と会談 2010年04月28日付『アル=ナハール』 ヒズブッラーに対する武器供与、またこれを巡ってイスラエルがレバノンとシリアに対して脅迫的な発言を行っている問題は、再び内外の関心を呼ぶこととなった。27日、レバノンのハリーリー首相がシャルム・エル・シェイクを足早に訪問した際にムバーラク大統領から得た発言を記者団に伝えたことで、エジプトがレバノンの動きと並行して働きかけを行っていること が明らかとなった。ハリーリー首相は 全文をよむ
■ムバーラク大統領、アル=バシール大統領に対して:「エジプトはスーダンの安定化を望んでいる」 2010年4月28日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【シャルム・アル=シャイフ:ムハンマド・アミーン・アル=ミスリー記者】 昨日シャルム・アル=シャイフ市において、エジプトのフスニー・ムバーラク大統領は集中的に外交活動を行い、スーダンのウマル・アル=バシール大統領、レバノンのサアド・アル=ハリーリー首相、そしてオマーンのカーブース・ビン・サイード国王の特別顧問であ 全文をよむ
■前カイロ駐在イスラエル大使:「ムバーラクは健康上の理由から次の選挙には立候補しないだろう」 ■エジプト、シナイ半島で異例の厳戒配備 ■この二日間でエジプト領内に侵入したイスラエル人二人が拘束 2010年4月26日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【カイロ:本紙】【エジプト領ラファハ:DPA】 エジプト警察がシナイ半島における治安体制を強化した。装甲車や治安部隊用の車両がシナイ半島へ通じる主要道、特にスエズ運河に架けられたサラーム橋や、運河の下を通 全文をよむ
■ アブルゲイト外相、レバノンにスカッド・ミサイルがあるとの情報を「虚偽」と表現 2010年04月24日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ベイルート】 エジプトのアフマド・アブルゲイト外相は土曜日、レバノンのサアド・アル=ハリーリー首相との会談後、「レバノンにスカッド・ミサイルがあるという情報は虚偽のものであり、嘲笑に値する」との声明を発表した。また、シリアのバッシャール・アル=アサド大統領をいつでもエジプトに迎えると述べた。イスラエルが「シリアはレバ 全文をよむ
■ エジプト、自国領土からアカバに向けて砲弾が発射されたことを否定 2010年04月23日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 昨日の朝、エジプト国境の東側、アカバの方角から2発の爆発音が聞こえたと一部のメディアが報じた件へのコメントとして、ある高官筋は「エジプト側ではいかなる爆発音も検知されなかった」と明言した。また、エジプトの領土からアカバに向けて砲弾が発射されたとの目撃情報もないことを確認した。 イスラエルの複数のメディアが、エジプト、あるいはヨルダンから 全文をよむ
■ ウライカート:ワシントンがダマスカスサミットのボイコットに5億ドルを提示 2010年04月21日付 アル=アハラーム紙 HPアラブ面 【ワシントン:ハーリド・アル=アスマイー記者】 パレスチナ情報筋は、来月シャルム・シェイフで4カ国サミットを開くというアメリカとイスラエルの提案をエジプトとパレスチナ政府が拒否した事を明らかにした。サミットには、イスラエル首相ベンヤミン・ネタニエフに加え、アッバース大統領、ヨルダン国王アブドゥッラー2世、そして米国務長官ヒラリー 全文をよむ
■ ナイル川流域諸国会議、水資源再分配の合意に到らず 2010年04月15日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【カイロ】 ナイル川流域諸国は、上流域と下流域双方の諸国が満足するような水資源再分配の枠組み合意を目指して協議を行っていたが水曜日、話し合いは決裂した。上流域の諸国はエジプトとスーダン抜きで協定の調印を行うことを主張し、エジプト政府はナイル川水資源の自国の取り分を侵害しないよう主張した。 上流域諸国(ブルンジ、コンゴ民主共和国、エチオ 全文をよむ
■ サルマーン王子 「サウジアラビア王国は同胞愛のポリシーにのっとり、テロとの戦いに取り組む」 2010年4月14日付アル=ハヤート紙(イギリス)HP1面 【デリー:本紙】 リヤド州知事のサルマーン・ブン・アブドゥルアジーズ王子は昨日、インドの首都デリーで行われたクリシュナ外相との会談で、両国が共有する問題について話し合った。皇子と外相は、サウジアラビア王国とインドの友好・相互協力関係を振り返り、それをいっそう発展させる方途を検討した。インド外相は「テロとの闘争は 全文をよむ
■エジプト、中東からの大量破壊兵器廃絶を訴え 2010年04月12日アル・アハラーム (エジプト)HP1面 【ワシントン:ホダ・タウフィーク、アースィム・アブドゥルハーリク】 今日アメリカの首都ワシントンで核安全保障サミットの作業が始まる。このサミットにはエジプトを含む47カ国が参加し、アフマド・アブルゲイト外務大臣がエジプトを代表して出席する。 エジプトのサーミフ・シュクリー駐米大使は、「エジプトは大量破壊兵器を中東から廃絶する提言を再び行うことになろう 全文をよむ
■ネタニヤフ首相がエジプト、トルコを理由に核安全保障サミットを欠席 2010年04月10日付けアル=アハラーム紙(エジプト)HP1面 イスラエル政府関係者が明らかにしたところによれば、ネタニヤフ首相は合衆国主催の核安全保障サミットへの出席を取り消した。エジプトならびにトルコがイスラエルの核兵器保有問題を提起する予定と知ったためである。 匿名希望のイスラエル政府筋によれば、国家元首47人が出席するこのサミットへの参加をネタニヤフ首相が断念したのは、エジプトとトルコ 全文をよむ
■エジプトの医師たちが1200人のチャド人の視力を回復 2010年04月08日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【同行取材:アスマーウ・アル=フサイニー記者】 地理的にはエジプトとチャドは近いにもかかわらず、チャドへの道のりは長かった。まず私は数千マイル離れたエチオピアの首都アディスアベバへ向かわねばならなかった。そこに一日滞在した後、エジプトの眼科医チームに同伴してようやくチャドへ出発した。この眼科医チームはチャドでの失明撲滅プロジェクトの一環で組まれたも 全文をよむ
■リビア国籍保有者、アメリカ入国治安措置リストから削除 2010年4月6日付アル=アハラーム紙(エジプト)アラブ諸国面 【トリポリ:サイード・アル=ガリーブ】 リビア外務省が明らかにしたところによれば、米当局はリビアを含む14カ国の国籍保有者に対し米空港での追加治安検査を義務付けるとの決定を取り消した。 リビア外務省ウェブサイトが米筋の発言を引用し伝えるところによれば、新たに実施される[治安]措置とは、国籍ではなく諜報機関の情報に基づき、合衆国を目的地 全文をよむ
■イスラエル、西岸を48時間閉鎖 2010年03月13日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ラーマッラー:ハーレド・アスマイー】【占領下エルサレム:諸通信社】 イスラエル当局は昨日、ヨルダン川西岸地区を48時間完全に閉鎖すると決定した。イスラエル内務省が東エルサレムのユダヤ人入植地の一つで1600の住居ユニットを建設することに青信号を出したことに抗議して、[パレスチナ人による]暴力行為がエスカレートするのを警戒しての措置である。 さらにイスラエ 全文をよむ
■ イスラエル軍のアル=アクサー・モスク突入で、パレスチナ人71人が負傷 2010年03月06日付アル・アハラーム紙(エジプト)HPアラブ諸国面 【ラーマッラー:ハーリド・アル=アスマイー】【エルサレム:通信各社】 アメリカのジョージ・ミッチェル中東和平担当特使の訪問が間近に迫る中、イスラエル軍が金曜礼拝直後に起こったパレスチナ人たちのデモを受けて東エルサレムのアル=アクサー・モスクの敷地内に突入した。 エルサレムのアドナーン・アル=フサイニー知事は、 全文をよむ
■ヨーロッパとアメリカ、イランへの新しい制裁を準備 ■ファイサル外相、今日中国へ。石油を安価に提供との報道 ■アサド大統領:「我々とテヘランやヒズブッラーとの関係に交渉の余地はない」 2010年03月04日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ロンドン、ナザレ:本紙ズヘイル・アンドラウス記者】 サウジアラビアのサウード・ファイサル外相が木曜日に北京を訪問し、中東 情勢とイラン核問題に関するサウジアラビアのアブドゥッラー・ビン・アブドゥルアジーズ国王 全文をよむ
■パレスチナ人への緩和措置として 、ラファハ国境 を3日間開放 2010年付03月02日アル・アハラーム紙(エジプト)アラブ諸国面 【ラファハ:アフマド・サリーム】 エジプトは昨日、個人の出入国に対して〔エジプト側の〕ラファハ国境ゲートを開放し、併せてパレスチナ側のラファハ通行所も3日間開放することとした。 昨日の午後までにパレスチナ側から5台のバスで総計350人のパレスチナ人が国境を通過し、残りの約10台のバスも入国を認められた。また90人のパレスチナ人 全文をよむ
■ イブラヒーム・モスクの登録に抗議の声が続く 2010年02月26日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ウィーン・ムスタファー・アブドゥッラー】【ラーマッラー・占領下エルサレム:諸通信社】 イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が、ユダヤ遺跡リストにイブラヒーム・モスクの聖域とビラール・モスクを登録する決定を下したことについて、国際社会からこれを非難する反応が昨日も続いた。一方、西岸地区のヘブロン市では、パレスチナ人と占領軍との間で新たな衝突が発生した。 全文をよむ
■ 『ハアレツ』紙:「ハマース有力幹部の息子は西岸地区におけるイスラエルの最も重要な協力者だった」 2010年02月25日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面 【ナザレ:アスアド・タルハミー、ラーマッラー:ムハンマド・ユーニス】 イスラエル『ハアレツ』紙の本日(25日)付1面トップ記事によると、ハマースの西岸地区の有力幹部ハサン・ユースフの長男であるムスアブ・ハサン・ユースフが10年間(1997-2007)にわたって、イスラエルの公安機関「シンベト」の西 全文をよむ
■ヨーロッパ諸国、マブフーフ暗殺事件で偽造パスポートが使用されたことを非難 2010年02月23日付アル・アハラーム紙(エジプト)アラブ諸国面 【ウィーン:ムスタファ=アブドゥッラー】【エルサレム・ブリュッセル:通信各社】 EU諸国外相が共同声明を発表し、先月ドバイでハマース幹部マフムード・マブフーフ氏が暗殺された事件で、実行に当たった戦闘員たちによって ヨーロッパの偽造パスポートが使用されたことを「強く」非難した。 ブリュッセルでの外相会議で承認された 全文をよむ
■独デア・シュピーゲル紙:「使用されたドイツのパスポートは本物」 ■ネタニヤフ首相がモサドの部隊と会い、マブフーフ暗殺の決定に署名 ■ドバイ当局、ハマース幹部のひとりが暗殺に関与したと明言、ハマースはこれを否定 2010年02月22日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ドバイ、ロンドン、ベルリン:本紙記者】 先月発生したハマース幹部のマフムード・アル=マブフーフ暗殺事件について、昨日も各方面からの情報が飛び交った。ドバイ警察のダーヒー・ハルファーン 全文をよむ
■シリア、デリゾールの施設で核開発の疑い 2010年02月20日付アル・アハラーム紙(エジプト)HPアラブ世界面 【ウィーン:ムスタファー・アブドゥッラー】 IAEA(国際原子力機関)の公式スポークスマンは、イスラエルが2007年に破壊したシリア、デリゾールの施設で見つかったウランの痕跡は、その施設が初期段階の原子炉であったことを指し示していると述べた。 この施設は北朝鮮の設計で、兵器製造に使用されるレベルのプルトニウムを製造するためのものである可能性 全文をよむ
■ マブフーフ氏暗殺にモサド関与の証拠 2010年02月19日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ラーマッラー:ハーリド・アル=アスマイー、世界各地の首都:諸通信社】 ドバイ警察のダーヒー・ハルファーン署長は、パレスチナの指導的人物マフムード・マブフーフがドバイで殺害された事件について、99%の確率でイスラエルの諜報機関モサドが関与したことを示す証拠が存在することを確認した。 署長は、ドバイ警察が握っている証拠から、容疑者たちとイスラエルと密接 全文をよむ
■ ハマース、パレスチナ人容疑者らの身元を本紙に明かす 2010年02月18日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面 【カイロ:ジーハーン・アル=フサイニー】 ハマースの有力幹部は本紙に対して、先月ドバイのホテルでハマース幹部マフムード・アル=マブフーフ氏が暗殺されたことに関する取り調べのために先日ヨルダンからドバイ警察に引き渡されたパレスチナ人2人の身元を明らかにした。同幹部によると、そのうちの一人は「アフマド・H」、もう一人は「アンワル・SH」という名 全文をよむ
■ 自国兵士の遺体捜索を目的としたイスラエルによる学校での発掘作業にエジプトで怒り 2010年02月16日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HPコラム面 【カイロ】 イスラエルの調査団がカイロ東方のイスマイリーヤ県にある学校の校庭で行っている発掘作業について、議員たちの間に憤りが広がったとの報道が月曜日にあった。 独立系新聞「アル=ミスリー・アル=ヤウム」が月曜日に伝えたところによると、イスラエルの調査団は、イスラエル兵の遺体捜索のために、アブーオトゥ 全文をよむ
■ ファイヤード首相、占領に対する平和的抗議行動へのイスラエルの行動エスカレートを警告 2010年02月14日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面(東アラブ) 【ガザ:(本紙)】 パレスチナ自治政府のサラーム・ファイヤード首相は、ヨルダン川西岸地区のヘブロンでイスラエル占領軍の銃撃によってパレスチナ人1人が殺害されたことに抗議し、占領軍や過激派入植者たちの西岸地区における行為に対する民衆の抗議活動へのイスラエルの軍事的行動がエスカレートする危険性を警告し 全文をよむ
■ パレスチナ自治政府の「汚職」問題に関してイスラエルがキャンペーン、パレスチナ側はこれをアッバース大統領とファイヤード首相を標的としたものと認識 2010年02月11日付アル=ハヤート紙(イギリス)HP1面 【ラーマッラー:ムハンマド・ユーニス、ナザレ:アスアド・タルハミー】 パレスチナ自治政府は昨日(10日)、イスラエルとの新しい種類の対決に入った。その舞台はメディアであり、対象はパレスチナ自治政府情報機関の元幹部が収集した文書や写真に基づく汚職やスキャンダル 全文をよむ
■パレスチナ大統領、和平プロセスを停滞させているとしてオバマ大統領の姿勢を非難 2010年02月09日付アル・アハラーム紙(エジプト)HPアラブ諸国面 【ラーマッラー:ハーリド=アスマイー】【東京・モスクワ:通信各社】 パレスチナのマフムード・アッバース大統領は、アメリカのバラク・オバマ大統領の働きぶり に対して失望を表明し、イスラエルにヨルダン川西岸地区での入植活動凍結を決然と要求しないことで、長く頓挫したままの和平プロセスをさらに遅滞させているとして、オバマ氏の 全文をよむ
■エジプトがイスラエルに戦争を示唆する発言をやめるよう要求 2010年02月06日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【カイロ:サーリー・ワファーイー】【ラーマッラー:ハーレド・アスマイー】【ダマスカス:諸通信社】 イスラエルがアラブのいかなる国に対してであれ、戦争を仄めかす口調をエスカレートさせることをエジプトは受けつけないとして、アフマド・アブ 全文をよむ
■ペトレイアス司令官:「イランへの攻撃はナショナリズムを高め、アフマディーネジャード大統領の人気を上げるだろう」 ■米政府、湾岸地域での大規模軍事演習を準備 ■テヘラン、3度目となる宇宙ロケットの発射実験 2010年02月04日クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【テヘラン、ロンドン、タンパ(フロリダ):本紙、通信各社】 3日水曜日、イランのメディアはイランが人工衛星搭載ロケットの打ち上げ実験に成功したと伝えた。イランが核爆弾を製造しているのではないか 全文をよむ
■パレスチナ大統領、アメリカの仲介によるイスラエルとの交渉に用意 2010年02月02日付アル・アハラーム紙(エジプト)アラブ諸国面 【ラーマッラー:ハーリド=アスマイー】【ロンドン:通信各社】 パレスチナのマフムード・アッバース大統領 は、アメリカの仲介でイスラエルとの距離を縮めるための協議をするとのアメリカからの提案を、この数日のうちに受け入れる可能性を明言した。また、イスラエルが入植活動を3ヶ月間凍結し、1967年停戦ラインを解決のための基礎として承認すると 全文をよむ
■ ファイヤード首相、本紙に「間接交渉は2者交渉の礎石を築くために有益」 2010年01月31日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面(東アラブ) 【ダボス:ラーギダ・ダルガーム(本紙)】 パレスチナのサラーム・ファイヤード首相は本紙とのインタビューで、アメリカのジョージ・ミッチェル中東和平特使が提案した「間接交渉」を中心に言及し、「必要なのはイスラエルが違反行為に固執する姿勢こそが障害なのだと認めることである。交渉の場にパレスチナ側が不在であることをイス 全文をよむ
■ 米政府がロバート・フォード氏を新シリア駐在大使に任命 2010年01月30日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ワシントン:ヒシャーム・ムルヒム】 アメリカの消息筋が本紙に述べたところによると、ジョージ・ミッチェル中東特使は、ダマスカスへの先日の訪問の際、シリアのバッシャール・アル=アサド大統領に対して、バラク・オバマ米大統領がロバート・スティーヴン・フォード氏をダマスカス駐在アメリカ合衆国大使に任命することを決定したと通達した。 ホワイトハ 全文をよむ
■ パレスチナの解任された政府、殉教者の臓器窃盗容疑でイスラエルを訴えるべく証拠と目撃証言を収集 2010年01月28日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面 【ガザ:本紙】 ガザ地区の解任された[ハマース主導の]パレスチナ政府は、イスラエルがパレスチナ人殉教者の遺体の臓器を窃盗したという嫌疑について世界数ヶ国で訴訟を行う意向を表明した。解任されたパレスチナ政府のムハンマド・ファラジュ・アル=グール司法相は「訴訟のために、占領当局に遺体の臓器を窃盗されたパ 全文をよむ
■ パレスチナ側、ミッチェル特使の9回目の訪問後に悲観的見方強める 2010年01月24日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面(東アラブ) 【ラーマッラー:(本紙)】 アメリカの中東和平特使ジョージ・ミッチェル元上院議員が9回目の訪問を終えた昨日、パレスチナ側はイスラエルとの交渉再開についてより悲観的になったようだ。本紙に対してパレスチナの消息筋は、「ミッチェル特使はマフムード・アッバース大統領に、あらゆる前提条件なしで交渉を再開するよう要請し、『バラク 全文をよむ
■ イスラエル、ミッチェル米中東特使を迎えることに無関心。ネタニヤフ首相、ヨルダン国境での部隊展開に固執 2010年01月22日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面 【ナザレ:アスアド・ティルハミー】 アメリカのジョージ・ミッチェル中東特使の訪問は、昨日のマスコミの見出しには掲載されず、主要な関心の対象とはならずに2面以降のページに退けられた。この傾向は、今回の訪問が今までと同様、パレスチナ・イスラエル間の連絡協議で1年以上前から生じている膠着状態の打開 全文をよむ
■ ミッチェル米中東特使が明日(22日)イスラエルの後にラーマッラー訪問、アッバース大統領は「代理交渉」を要請へ 2010年01月21日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面 【ラーマッラー:ムハンマド・ユーニス、ナザレ:本紙】 ジョージ・ミッチェル米中東和平特使は明日(22日)、マフムード・アッバース大統領と会談するためラーマッラーに到着する。パレスチナ自治政府高官らは、「アッバース大統領は、交渉再開のためにミッチェル特使に対して2つの選択肢を提示する。 全文をよむ
■サウジアラビアがイエメンに約20億ドルを支援、欧州もロンドン会議で相当の支援を約束へ ■イエメン:「アル=カーイダの勢力増大が、統治システム崩壊への世界的不安を引き起こしている」 2010年01月20日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【サヌア:ハーリド・アル=ハマーディー(本紙)】 イエメンを拠点とした「アラビア半島のアル=カーイダ」の亡霊は、政府がその構成員に軍事攻撃を加えるたびに強大さを増していくと、複数のイエメン筋が語った。世界がイエメン当局 全文をよむ
■ パレスチナの諸組織、アッバース大統領とハニーヤ首相にゴールドストーン勧告に基づいたガザ戦争についての調査を行うよう要請 2010年01月17日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面(東アラブ) 【ガザ:本紙】 パレスチナの複数の人権団体は、マフムード・アッバース大統領、およびガザ地区の解任された(ハマース)内閣のイスマーイール・ハニーヤ首相に対しそれぞれ書簡を送り、ガザ地区に対するイスラエルの戦争に関する内部調査を直ちに始めるように両者に働きかけた。こ 全文をよむ
■ FBI:「1986年に航空機乗っ取り」「おそらくレバノン国籍を所持していた」 ■ 「アブー・ニダール・グループ」のパレスチナ人ジャマール・アブドゥッラヒーム、北ワジリスタン地区での米軍の空爆により死亡 2010年01月16日付アル=ナハール紙(レバノン)HPアラブ国際面 【AFP、ロイター、AP、MENA】 「パキスタンのターリバーン」運動(TTP)指導者ハキームッラー・マフスードは録音声明の中で、自らが死亡したという報道を否定した。しかし声明では、木曜日 全文をよむ
■ ヨルダン:イスラエル大使の車を標的とした爆破 2010年01月15日付アル=ハヤート紙(イギリス)HP1面 【アンマン:ナビール・ガイシャーン・アン=ナーシラ、アスアド・ティルハミー】 イスラエルとヨルダンの公式消息筋によると、イスラエル大使館の車を狙った爆発は、国境のキング・フセイン橋を通ってヨルダンからイスラエルへ戻る途中に起きたが、負傷者その他の被害は出なかった。爆破への関与に関する声明は出ておらず、ヨルダン当局は事件の捜査を開始した。 イス 全文をよむ
■ イスラエル政府、トルコ大使侮辱に関して公式に謝罪 2010年01月14日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面 【ナザレ:アスアド・タルハミー】 トルコのオーウズ・チェリッコル在テルアビブ大使に対するイスラエルの侮辱に関して、トルコ政府がイスラエルの公式謝罪を受けるために決定していた猶予期限が近づくなか、イスラエル政府高官らは「トルコに対して公式謝罪文書を送った」と発表した。イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相はダニー・アヤロン副外相とともに書簡を作 全文をよむ
■ 渡航手続きの強化措置とマナールTVの放映禁止、厄介な外交戦争に火をつける 2010年01月11日アル=ナハール紙(レバノン)HP内政面 【ハリール・フライハーン】 レバノンのミシェル・スライマーン大統領が昨年12月19日に行い成功裡に終わったワシントン公式訪問の結果をかき乱す新年早々のアメリカ政府の2つの措置に、レバノン人の多くが政府レベルにおいても国民レベルにおいても拒否を示している。 1つ目は、米議会下院が採択した決議に基づくメディア関連の措置 全文をよむ
■ アサド大統領、マシュアル氏率いるハマース代表団と会談:「我々はパレスチナ内部和解達成に向けたあらゆる努力を支持する」 2010年01月10日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面(東アラブ) 【ダマスカス:イブラヒーム・ハミーディー】 シリアのバッシャール・アル=アサド大統領は、シリアが「パレスチナ諸派の団結や、パレスチナの[ファタハ・ハマース間を中心とする諸派の]和解と分裂の終結に寄与するあらゆる努力を支持する」意向であると言明し、「和解の実現は、パ 全文をよむ
■ 「生命の動脈3」キャラバンがようやくガザ地区に到着 2010年01月08日付アル=ハヤート紙(イギリス)HP1面 【ガザ:本紙】 ガザ地区に到着した「生命の動脈3」キャラバンのメンバーらは昨日、救援物資を同地区の保健機関や、慈善団体、救援団体に手渡した。連帯活動家およそ500人が参加したキャラバンは救急車、トラック、小型バスなど300台の自動車から成り、患者の治療のための医療機器や、ガザ地区に対するイスラエルの攻撃で手足を失った人々のための車椅子も多数含まれて 全文をよむ
■国際和平サミットにネタニヤフも出席 ■アッバース大統領は入植凍結に固執 ■アラブ諸国、パレスチナに協議復帰の圧力 2010年01月06日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ガザ:アシュラフ・アル=ハウル】 アラブ諸国を舞台に、イスラエルとの和平交渉再開に向けた情勢作りのための緊密な連絡が行われている。エジプト代表団は交渉の土台作りと、和平プロセスを再開させる地域サミット準備のため、今週金曜日にワシントンを訪問する。 一方、ドーハでは火 全文をよむ
■ヨルダン人将校がアフガンで死亡したことで、ヨルダン情報部とCIAの協力関係が露見 ■ヨルダン側は拘束者の尋問と情報提供者の動員を担当 2010年01月05日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ロンドン:本紙】 アフガニスタンで先週水曜日に殺害されたヨルダン人将校の葬送の先頭に立ったのは、ヨルダンのアブドゥッラー2世国王と王族メンバーたちであった。 同日にヨルダン軍はアッシャリーフ・アリー・ブン・ザイド軍曹の死亡を発表した。彼は国王の親族 全文をよむ
■エチオピア、エジプトからの投資を大歓迎 【アディスアベバ:シャリーフ・ガーバッラー】 2009年12月31日付アル・アハラーム紙(エジプト) HP1面 エチオピア政府は、エジプトのアフマド・ナズィーフ首相と5人の大臣、および70人の実業家と銀行家から成る使節団を迎えた。 エチオピア政府はエジプトによる対エチオピア投資と、両国の貿易支援への要望を明らかにし、メレス・ゼナウィ首相はエジプト使節団の訪問を重要な出来事と位置付けた。また、ナイルの水資源が両国民の 全文をよむ
■ネタニヤフ、明日カイロにて和平交渉進展に向けた協議 【カイロ:マフムード・アル=ヌービー】 アフマド・アブルゲイト外務大臣は、明日カイロで行われるイスラエル首相との協議について、和平努力を進展させる方法を中心としたものになるだろうと明言した。 続けてアブルゲイト外相は以下のように指摘した。「エジプトはこの問題およびパレスチナ、イスラエル間の和平達成への取り組みを続ける 」「しかしながら、1967年に占領された全領土の上に樹立されるパレスチナ国家という、国際社会で合 全文をよむ
■ ハマース、イスラエルの提案に不満 ■ 自治区外への追放の代わりにガザ地区への追放受け入れを検討 2009年12月24日付アル=ハヤート紙(イギリス)HP1面 【ラーマッラー:ムハンマド・ユーニス、カイロ:ジーハーン・アル=フサイニー】 ハマースの消息筋が明らかにしたところによると、ハマースは昨日(23日)ドイツの仲介担当者から公式に伝えられた捕虜交換取引に関するイスラエルの提案に満足していないが、決定は数日間検討した後、政治局において下されると付け加えた。 全文をよむ
■ 占領地の刑務所で死亡したパレスチナ人囚の角膜と腎臓が盗まれていたことが判明 ■ パレスチナ人殉教者の遺体から臓器を盗んだ件についてイスラエルを非難するよう、アラブ諸国とパレスチナが国連と安保理に働きかけ 2009年12月23日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ラーマッラー:本紙ワリード・アワド】 ラーマッラーのパレスチナ自治政府のイーサー・カラーキウ収監者問題担当相は火曜日、パレスチナ人殉教者の遺体から臓器を盗んだとしてイスラエルを非難するよう、 全文をよむ
■「ガザ国境での壁建設は、ハマースへの懲罰を意図していない」 2009年12月23日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【カイロ:サーリー・ワファーイー】 エジプト外務省のフサーム・ザキー報道官は、エジプトがガザ地区との国境線に建造物を設置しようとしているのは、エジプト国家の 安全を脅かす恐れがあるためであると述べた。 また同報道官は、この建設の目的はハマースがエジプト側が提案した調停案を拒否したことへの懲罰ではないかとの見方を否定して、「この話は事 全文をよむ
■ イエメン国境でのサウジアラビアと反乱戦力との戦闘が長引く 2009年12月23日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【リヤド】 外交官やアナリストたちによれば、サウジアラビア王国とイエメンの反乱勢力との戦争は長期化しており、隣国イエメンに拠点を構えるアル=カーイダ過激派の侵入を防ごうとする努力は複雑化している。 サウジは先月、シーア派を信仰するホースィー派反乱勢力が国境を侵犯したことを受けて攻撃を開始した。軍事専門家によると、サウジはF1 全文をよむ
■ イランの冒険的行為を前にイラク人が団結 2009年12月23日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【マイサーン:アムジャド・ナースィル・ジャフール】 イラク・マイサーン県議会の報道官は昨日火曜日、国防省と外務省の高官および国会議員と県議会議員、マイサーン石油会社からなる危機対策チームが結成されたと公表した。このチームはイランの部隊がイラク国境を侵犯し、ファッカ油田を占領したことの影響に対応するためのものである。 危機対策チームは1975年 全文をよむ
■ ホースィー派:「サウジアラビアによる空爆で54人の民間人が死亡」 2009年12月21日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【サナア:アブーバクル・アブドゥッラー】 ホースィー派武装勢力は、サウジ軍が国境地帯のラーズィフ郡ナズィール地区で「集団虐殺」を行ったと非難している。サウジ軍戦闘機が国境の村へ行った空爆で民間人54人の命が失われ、数十人が負傷したという。 ホースィー派は声明で空爆の犠牲者複数の名前を発表し、その殆どが女性と子供であると述べ 全文をよむ
■ダマスカスへ歴史的な訪問 ■ ハリーリー首相、アサド大統領とレバノン・シリア関係の将来を協議 2009年12月20日付アル・アハラーム紙(エジプト)HPアラブ世界面 【ベイルート:マーヒル・ムカッラド、通信各社】 2005年2月にベイルート中心部で起きた爆破により、父〔故ラフィーク・ハリーリー元首相〕が暗殺されて以来5年間、シリア政府との関係を絶っていたレバノンのサアド・ハリーリー首相が、シリアの首都ダマスカスに歴史的な訪問を行った。 この訪問に 全文をよむ
■ファッカ油田が世界の原油価格を押し上げ 2009年12月20日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 イラク政府のアリー・ダッバーグ報道官はイラクとイランの双方に対し、冷静さを保つよう呼びかけた。その頃イランは同国の部隊がイラク領に侵入したとの報道を否定した。 イランは去る10月、国産の戦闘機「サーイカ」を同国の艦船に配備したと発表し、イラクとの戦争記念日に開催される予定の軍事パレードに参加させると述べていた。イラン政府はその記念日を「聖なる防衛記念日」 全文をよむ
■スーダン、フランス・アフリカサミットの開催地変更を批判 2009年12月17日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ハルツーム】 スーダンは水曜日、ウマル・アル=バシール大統領の参加を妨害するためにフランスがフランス・アフリカサミットの開催場所をエジプトではない場所に移したことを批判し、仏は植民地主義的立場をとっていると非難した。 スーダン外務省のムアーウィヤ・ウスマーン報道官がフランス通信社(AFP)に対し、「仏は古い植民地主義的考えで行動して 全文をよむ
■リブニ外相の逮捕を阻むために英諜報部が協力する可能性? ■リブニに逮捕状が出されたことを受け、イスラエルがイギリスに警告、英国大使に抗議、戦犯法の修正を要求 2009年12月16日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ロンドン、ナザレ:ハヤーム・ヒサーン、ズハイル・アンドラウス(本紙)】 イギリス司法によるイスラエル人高官たちの訴追を防ぐ措置をとらないなら、イギリスは中東和平プロセスで有効な役割を演じることはできないと、イスラエルは昨日イギリスに警告し 全文をよむ
■ アッバース大統領、ムバーラク大統領との会談後:「今のところ捕虜交換の取り決めはない」 2009年12月10日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面 【シャルム・シェイフ(エジプト):本紙】 パレスチナのマフムード・アッバース大統領は「イスラエルとハマースの間で、捕虜交換の取り決めは今のところ行われていない」と述べ、「両者は、(ガザ地区のイスラエル兵捕虜ギラード・シャリットと引き換えに解放する)パレスチナ人捕虜を何人にするか、誰にするかという詳細をめぐっ 全文をよむ
■シリア、イスラエルがゴラン高原から撤退しないかぎり交渉の可能性はないと表明 2009年12月10日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ダマスカス】 シリアは木曜日、イスラエルがゴラン高原からの完全撤退を実行しないかぎり、同国との間接和平交渉の再開はないと表明した。また、東エルサレムとゴラン高原からの撤退前に投票の実施が必須だとする法案をクネセット〔イスラエル議会〕が採決をしたことを非難した。 シリア外務省高官筋が発表し、フランス通信社(AFP) 全文をよむ
■ アルジェリア、サハラ人民の自決権をあくまで支持する姿勢をあらためてアメリカ政府に表明 2009年12月09日アル=ハヤート紙(イギリス)HP1面 【アルジェ:本紙】 アルジェリア政府とアメリカ政府は、ムラード・メデルスィー外相とダニエル・ベンジャミン米国務省テロ対策調整官の拡大会談において、両国の軍事および治安面での協力拡大を決定した。アルジェリア政府高官筋が本紙に伝えたところによれば、メデルスィー外相はアントニー・ブリンケン米国家安全保障問題担当副大統領補佐 全文をよむ
■ エジプト政府、イスラエルがハマースとの捕虜交換を阻害していると非難 2009年12月07日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【カイロ:AFP】 エジプトは昨日、イスラエルがイスラーム抵抗運動ハマースとの間接交渉を「阻害」しているために、拘束されているパレスチナ人らと2006年にハマースを含むパレスチナ諸組織によって捕虜となったイスラエル軍兵士ギラード・シャリットの交換取引が進まなくなっている、とイスラエルを非難した。 エジプトのアフマド・アブ 全文をよむ
■ エルサレム問題についてのスウェーデン提案をイスラエルが修正させたことにパレスチナ側は失望 【ラーマッラー:本紙:ワリード・アワド記者】 月曜日に予定されているEU外相会議で東エルサレムをパレスチナ国家の首都とするスウェーデン提案を承認するかどうかをめぐり行われている協議について、昨日ある高官がパレスチナ側は不満であると表明した。 PLO執行委員会メンバーであるアフマド・マジュダラーニー氏によると、スウェーデン案に本質的な修正を加えようとするイスラエルのキャンペー 全文をよむ
■ EU会合前にヨルダンとパレスチナが調整 2009年12月06日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面(東アラブ) 【アンマン:ナビール・ガイシャーン(本紙)】 ヨルダンのナースィル・ジャウダ外相は昨日、ラーマッラーで行われたパレスチナのマフムード・アッバース大統領との会談で、ヨルダン国王アブドゥッラー2世のメッセージを口頭で伝えた。このメッセージは、ヨルダンがパレスチナ自治政府とアッバース大統領を支持し、また現在中東地域における和平努力が陥っている停滞 全文をよむ
■ 米議会議員31人がヒズブッラーの武装解除を要求 2009年12月05日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ワシントン:ヒシャーム・ムルヒム】 アメリカ合衆国下院の議員31人はヒラリー・クリントン国務長官に対して、レバノン政府と国連に、イランがイスラエルへの軍事的攻勢にヒズブッラーを利用することを止めさせ、ヒズブッラーを武装解除し、「国連決議第1701号違反」を止めさせるべく圧力をかけるよう促した。 議員らはクリントン氏に宛てた書簡の中で、米政 全文をよむ
■ エジプトと日本が投資促進と留学生増加を約束 2009年12月04日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP国内面 【東京:アフマド・キンディール】 11月29日と30日に東京で「エジプト・日本フォーラム」が開催され、最終セッションで参加者たちはフォーラムの閉会宣言を採択した。その内容は、1999年にムハンマド・ホスニー・ムバーラク大統領が日本を訪問した際の成果を実行に移すものとなった。 このフォーラムは「2009日本におけるエジプト観光振興年」の最後を飾る 全文をよむ
■ 住宅を占拠したイスラエル人入植者とパレスチナ人が衝突 ■ イスラエル、東エルサレムをパレスチナの首都として承認しようとする欧州連合の動きを警戒 2009年12月02日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ブリュッセル、ナザレ:ズハイル・アンドラウス(本紙)、諸通信社】 イスラエルとの平和的な協議を経た解決によって建設される将来のパレスチナの首都を東エルサレムとする主張が欧州内で強くなっていることに関して、火曜日、イスラエルとEU(欧州連合)との間で論 全文をよむ
■ ファイヤード首相「国際社会はイスラエルに入植活動を停止させる義務を負う」 2009年11月29日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面(東アラブ) 【ラーマッラー:(本紙)】 パレスチナのサラーム・ファイヤード首相は昨日、「国際社会には、エルサレムやその周辺も含み込んだパレスチナの土地における入植活動の完全停止など、ロードマップ案に従った要求をイスラエルに実行させる義務がある」と強調した。 ファイヤード首相は昨日、ヨルダン川西岸地区のベツレ 全文をよむ
■ パレスチナ自治区内のハマース指導部、ダマスカスで捕虜交換取引について協議 ■ イスラエル政府閣僚らは楽観的な見方、ネタヤニフ首相は断言を避ける 2009年11月25日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ラーマッラー:ムハンマド・ハウワーシュ、各通信社】 イスラーム抵抗運動ハマースのパレスチナ自治区内指導部の代表団は、イスラエルとの捕虜交換取引に関する仲介者との協議を続けるため再びカイロへ向かう前に、ダマスカスで同地在住の幹部らとの協議を行っているが、 全文をよむ
■ サーリフ大統領、ホースィー派危機解決に向けたスーダン提案に同意 ■ イエメン軍、サアダとスフヤーンに進軍、反乱勢力の攻撃を鎮圧 2009年11月24日付アル・アハラーム紙(エジプト)アラブ世界面 【ジッダ:イブラヒーム・アル=バヒー】【サヌア:イブラヒーム・アル=アシュマーウィー】 イエメン政府とホースィー派反乱勢力との危機解決に向け、スーダンのウマル・アル=バシール大統領が和平案を提起したとスーダン筋が明らかにした。一方でイエメン政府は昨日もサアダ県の戦 全文をよむ
■ ハンマード氏「合意の下でなければ抵抗を禁ずることはない。トンネルを管轄するための境界線機構を組織した」 2009年11月22日付アル=ハヤート紙(ロンドン)HP アラブ世界面(東アラブ) 【ガザ:(本紙)】 解任された[ガザ地区のハマース]政権のファトヒー・ハンマード内相は昨日、「ガザ地区のパレスチナ人諸勢力との間で、イスラエルに対してロケット弾発射を行わない旨、イスラエル軍の侵攻に対しては自由な応戦が可能である旨につき、合意が成立した」と述べた。またハンマー 全文をよむ
■ イスラエル、ブルドーザーによって交渉再開の道閉ざす ■ エルサレムで入植地建設 2009年11月19日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面 【ラーマッラー:ムハンマド・ユーニス】 イスラエル政府が東エルサレムにおいて新たに入植住宅900戸の建設を行うとの決定を下したことに対してパレスチナ側は、エルサレムに関する交渉再開の道を最終的に閉ざすものだとの見解を示した。 イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は今年初め、首相就任直後に「エルサ 全文をよむ
■ アメリカの入植地拡張中止要求にもかかわらず、イスラエルがギロ入植地に新しい住宅900戸建設を承認 2009年11月18日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HPアラブ・世界情勢面 【ナザレ:本紙ズハイル・アンドラウス】 アメリカが入植地の拡張を目的とした建設作業の即時中止をイスラエルに要求しているにもかかわらず、昨日火曜日、エルサレム地区建設委員会は、東エルサレム南のギロ植民地に、新たに住宅900戸を建設することを承認した。 イェディオット・アハロノット 全文をよむ
■ イエメンでの戦闘拡大、双方向へ避難民 ■ ジャンナティー師、サウジアラビアが「シーア派の殺害」を企てていると非難 2009年11月14日付アル=ナハール紙(レバノン)HPアラブ国際面 【サヌア:アブー・バクル・アブドゥッラー】 【リヤド:各通信社】 サウジアラビアとイエメン国内のシーア派反乱勢力の間の緊張が最高潮に高まる中、イラン護憲評議会議長である有力な宗教権威のアーヤトゥッラー、アフマド・ジャンナティー師はサウジアラビアの「指導の下で」一部の国々が 全文をよむ
■ シリアのアサド大統領、パリでサルコジ仏大統領と中東和平プロセスやイランの核問題を協議 ■ アサド大統領、トルコの仲介による専門家レベルでのシリア・イスラエル和平会談を要請 2009年11月14日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【パリ:本紙、カーミル・サクル】 金曜日、パリのエリゼ宮でシリアのバッシャール・アル=アサド大統領とフランスのニコラ・サルコジ大統領の間で政治協議が持たれた。アル=アサド大統領が会談の後に行った記者会見によれば、両者は国際 全文をよむ
■ サウジアラビア、空爆と砲撃による侵入者の「撃退」を継続 2009年11月13日付アル=ハヤート紙(イギリス)HP1面 【ジャーザーン:アフマド・ガッラーブ】 【サヌア:ファイサル・マクラム】 サウジアラビア軍は昨日、南部のイエメン国境を侵犯した侵入者複数をさらに逮捕し、武装集団の拠点数ヶ所への爆撃を継続した。サウジの消息筋によると、サウジ軍は侵入者をサウジ領から遠ざけるため国境に10km幅の緩衝地帯を設けるべく、戦闘機と大砲を使用している。またサウジ軍は昨 全文をよむ
■エジプトが農業、エネルギー、公共施設の専門家派遣でブルンジを支援へ 2009年11月11日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【カイロ:ムハンマド・アミーン・アル=ミスリー】 アフリカとエジプトの関係強化に向けて、エジプトのホスニー・ムバーラク大統領はブルンジへの支援を決定した。エネルギー、農業、観光といった分野での専門家を派遣し、ブルンジの意欲的な経済発展事業の遂行と、内戦によって荒廃したインフラ施設の近代化を支援してゆく考えである。 この大統 全文をよむ
■ 反乱勢力は民間人に犠牲が出ていると主張、イエメン政府は否定 ■ 陸上攻撃の可能性も ■ サウジアラビア、イエメン領内のホースィー派拠点を空爆し戦争に突入 【ロンドン、イエメン側国境:本紙】 サウジアラビアは昨日、イエメン北部で続くイエメン政府とホースィー派の戦争に参入した。サウジの戦闘機がイエメン領内のホースィー派拠点数箇所を空爆し、一昨日にサウジ兵2名が殺害された襲撃に報復したのである。 昨日木曜日にサウジ政府高官筋は、サウジ政府はイエメン北部のホ 全文をよむ
■ パレスチナ自治政府、初めて二民族一国家での解決策に訴えることを示唆 2009年11月05日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面 【ラーマッラー:ムハンマド・ユーニス】 パレスチナ自治政府高官は昨日(4日)、入植活動が続行される中では二国家共存案による解決という選択肢はあり得ず、パレスチナ人の前に残された唯一の解決策はパレスチナ人とユダヤ人が共存する二民族国家の樹立となるかも知れないとの見解を表明した。 パレスチナ解放機構(PLO)のサーイ 全文をよむ
■ クリントン米国務長官、西サハラにおける自治政府樹立に関するアメリカの立場は「変わらない」と言明 2009年11月04日付アル=ハヤート紙(イギリス)HP1面 【ラバト:ムハンマド・アル=アシュハブ】 アメリカのヒラリー・クリントン国務長官は西サハラ問題に関して「アメリカ政府の政策は変わらない」と言明した。ヒラリー氏はマラケシュでの記者会見で「たしかに、我々の政策には変わりがない」と述べ、「ここモロッコで、西サハラに自治政府を樹立するというモロッコの提案に対する 全文をよむ
■ 嫌疑の矛先は「アル=カーイダ」に ■ 拘束中のイラン籍船はアラブの複数の港に寄港していた ■ イエメン:「奇襲でハドラマウト県治安・情報局長とハドラマウト渓谷情報局長が殺害され、同行者7名も死亡」 2009年11月04日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【サヌア:本紙ハーリド・ハンマーディー】 複数の報道筋が昨日伝えたところによると、火曜日の午後、イエメン東部のハドラマウト渓谷で、正体不明の武装集団が治安当局の公式代表団が乗った車列を奇襲し、治 全文をよむ
■ アメリカ政府、グァンタナモ収容所のクウェート人収容者を国外移送へ 2009年11月3日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HPコラム面 【ワシントン】 アメリカ法務省が月曜日、オバマ政権はキューバのグァンタナモ湾基地にある米軍刑務所に収容されているクウェート人受刑者の国外移送を決定し、彼を釈放するとの判決に控訴しないと発表した。 去る9月、アメリカ地方裁判所の判事が、フアード・ラビーアの釈放を命じた。彼はクウェート航空のエンジニアであった。判事は無期 全文をよむ
■ ファドルッラー師、エジプトがイラン、トルコ、シリアの運動に合流することを期待 2009年11月02日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面 【ベイルート:本紙】 ムハンマド・フサイン・ファドルッラー師[※イスラーム教シーア派の宗教権威でヒズブッラーの精神的指導者]は、「トルコとイランは中東地域および世界レベルで台頭する大望ある国家として、自国の利益のために行動する権利がある」と述べつつ、「両国はイスラーム世界の抱える問題を引き受け、イスラーム世界が直面 全文をよむ
■ エジプト・ヨルダン首脳会談、和平プロセスの障害克服に焦点 2009年11月02日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 昨日、エジプトとヨルダンの首脳会談がカイロで行われ、ホスニー・ムバーラク大統領とアブドゥッラー2世国王は、和平プロセスの障害を乗り越える必要に焦点を当てた。 会談終了後に行われたヨルダンのナースィル・ジューダ外務大臣との合同記者会見で、エジプトのアフマド・アブルゲイト外務大臣はこう述べた。「エジプトはアメリカと国際社会からの保証を望む。また、 全文をよむ
■サウジアラビアの巡礼相がハーメネイー師とアフマディーネジャード大統領に反論、「ハッジを政治化してはいけない」 2009年10月29日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【リヤド】 サウジアラビア巡礼省のフワード・ブン・アブドゥッサラーム・アル=ファーリスィー大臣が、メッカ巡礼を政治目的に利用することに警告を発した。 イラン指導部、特にイラン・イスラーム共和国の最高指導者アリー・ハーメネイー師とムハンマド・アフマディーネジャード大統領が、サウジアラ 全文をよむ
■トルコ開催の会議へのリーバーマン外相の参加が原因でエジプトとイスラエルに外交危機 2009年10月27日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【カイロ:UPI】 イスタンブールで開催予定のヨーロッパ・中東諸国外相会議にイスラエルのアビグドル・リーバーマン外相が参加する件をめぐり、参加反対のエジプトとイスラエルの間に外交的危機が訪れている。イスラエルの関係筋は、エジプトは「マイナス要素」であるとしている。 昨日のイスラエル各紙の報道によると、イスタン 全文をよむ
■ イスラエル、米軍との軍事演習終了後も最新鋭システム維持を切望 2009年10月22日付アル=ハヤート紙(イギリス)HP1面 【ナザレ:アスアド・タルハミー】 イスラエル軍と米軍が昨日(21日)最大の合同防空演習を開始する中、イスラエルの治安機関高官は、米軍が2週間後の演習終了後も対ミサイル最新鋭システムをイスラエル軍に保持させてほしいとの希望を表明した。イスラエルの『マアリブ』紙によると、同高官が意図しているのはパトリオットミサイル最新型のPAC-3である。 全文をよむ
■ 「イスラーム集団」、アル=アクサー・モスクへの連帯を表明 2009年10月18日付アル=ナハール紙(レバノン)HP第1面 ハッルーブ地区の「イスラーム集団」は(レバノン中部)シュヒームの文化クラブにおいて、アル=アクサー・モスクやエルサレム住民との連帯集会を開催した。 アラーウッディーン・タルゥー議員とムハンマド・アル=ハッジャール議員、ワリード・ジュンブラート議員の代理としてドゥレイド・ヤーギー進歩社会主義党副党首および多くの政治家や党関係者、宗教関係者が 全文をよむ
■ アサド・シリア大統領、アメリカに加えて和平におけるヨーロッパの役割を強調 2009年10月16日付アル=ハヤート紙(イギリス)アラブ世界面 【ダマスカス:イブラヒーム・ハミーディー】 シリアのバッシャール・アル=アサド大統領は、中東における「公正で包括的な和平の基礎を確立するにあたって、アメリカに加えてヨーロッパが担うべき役割」の重要性を強調し、「イスラエル側に真剣さが欠如しているため」和平プロセスが停止していることを指摘した。 シリア大統領報道官 全文をよむ
■エジプト警察、ガザへの大量の密輸品を事前に押収 2009年10月15日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ラファハ】 エジプトの公安筋は、シナイ半島北部の治安部隊が水曜の夜から木曜の朝にかけて、ガザ地区への大量の密輸品を事前に押収したと発表した。 同筋によると、エジプト国境付近のラファハの農園内で大量の食品、電気製品、日用品、機械部品、家具などを密輸に備えて保管していた倉庫が摘発された。密輸犯らが逃亡した後、これらの製品は13台の小型トラックで 全文をよむ
■ ハニーヤ氏、今日[15日]ハマースの立場を宣言 2009年10月15日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面 【ガザ:ファトヒー・サッバーフ】 本紙の得た情報によると、解任された[ハマース主導の]パレスチナ内閣首相であるハマース幹部イスマーイール・ハニーヤ氏は今日[15日]、ガザで包括的演説を行い、パレスチナ国民和解に関するエジプトの提案文書に対するハマースの立場を宣言する。また、マフムード・アッバース大統領からハマース幹部へ向けられた非難、特に国民和 全文をよむ
■イスラエル、悪い結果になるとパレスチナ自治政府を威嚇 ■ゴールドストーン報告書が今日安保理、明日人権理事会で採決へ ■ネタニヤフ首相は否決させると豪語 【ラーマッラー:ハーリド・アル=アスマイー】【ニューヨーク:ターリク・ファトヒー】【占領下エルサレム:通信各社】 PLOのサーイブ・ウレイカート交渉担当官の声明によれば、イスラエルの対ガザ戦争に関し、〔イスラエルの戦争犯罪を指摘した〕ゴールドストーン判事を委員長とした国際委員会がまとめた報告書を議論するため、国連安保 全文をよむ
■ イスラエルとの国境に関する交渉開始を求めるアメリカの要求をパレスチナ側が拒否 2009年10月11日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面(東アラブ) 【ラーマッラー:ムハンマド・ユーニス(本紙)】 パレスチナのマフムード・アッバース大統領は、パレスチナ国家の国境についてイスラエルとの即時交渉開始を求めるアメリカの要請を拒否し、交渉開始の条件として入植活動の停止、最終的地位に関する全ての問題についてオルメルト前政権の時代に到達した点から交渉を再開するこ 全文をよむ
■ 欧州とシリアのパートナーシップ、10月26日に調印予定 2009年10月09日付アル=ナハール(レバノン)HP1面 【AFP】 ブリュッセルの外交筋が伝えたところによると、欧州連合(EU)各国の代表は昨日、来る10月26日にシリアとのパートナーシップ協定に調印することで合意した。シリアにおける人権の状況を理由に保留が数年間続いた後のことである。 同外交筋は、「シリアとの協定の調印は10月26日にルクセンブルクで行われる予定だ」と述べた。 全文をよむ
■ ガザ地区でゴールドストーン報告書についての検討延期に対し大規模な非難 2009年10月04日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面(東アラブ) 【ガザ、カイロ:ファトヒー・サッバーフ、本紙】 南アフリカの検事であるリチャード・ゴールドストーン氏が率いる(ガザ攻撃に関する)国連真相究明委員会の報告書について検討の先送りが決定されたことに対する非難の動きが相次いでいる。複数の声明が出され、決定を非難する怒りの記者会見が開かれ、パレスチナ自治政府がこの決定の 全文をよむ
■ ガザ地区出身の女性収監者2人を歓迎する盛大な準備、ハマースは捕虜交換取引を人気改善に利用 2009年10月02日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面 【ガザ:ファトヒー・サッバーフ】 ガザ地区のパレスチナ人は昨日、長年無縁であった喜びの雰囲気の中で過ごした。イスラエル占領当局がガザ地区出身の女性収監者2人を解放したという情報が伝えられたのだ。この情報は後に噂だったということが明らかになったが、当局は2人の解放を今日金曜日に決定していた。占領当局は、2 全文をよむ
■ ファタハ中央委員会、入植活動が停止され和平プロセスの依拠する原則が明確化されるまでは交渉を拒否 2009年10月01日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面 【ラーマッラー:ムハンマド・ユーニス】 ファタハ中央委員会のメンバーであるムハンマド・ダフラーンは、委員会がイスラエルとの交渉再開に対して「二つの譲れない条件を提示した」と明らかにした。ダフラーン氏が本紙に昨日明らかにしたところによると、同委員会は一昨夜の会議で、「イスラエルのベンヤミン・ネタニヤ 全文をよむ
■ ズィバーリー外相:「シリアとの話し合いでは危機への対処における『真剣さの欠如』が明らかになった」 2009年09月30日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【バグダッド:本紙】 イラクのホーシヤール・ズィバーリー外相は昨日、シリア側との話し合いで、去る8月にバグダッドで起きた流血の爆発事件以降の両国間の懸案問題への対処における「真剣さの欠如」が露わになったと述べた。 国家情報センター発表の声明はズィバーリー外相の発言をこう引用している。「先日 全文をよむ
■ パレスチナ自治政府外務省の報告書:「入植活動によりエルサレムに18万5千人以上のユダヤ人」 2009年09月26日付アル=ハヤート(イギリス)HPアラブ世界面 【カイロ:アフマド・ラヒーム】 パレスチナ自治政府外務省の公式報告書は、エルサレムで続いている入植政策の結果として同市が危険な状況に陥っていることを明らかにしている。この入植政策によって、東エルサレムで1967年にはユダヤ人人口数十人であったところ、推定18万5千人のユダヤ人住民のブロックが生み出された 全文をよむ
■ ファールーク・ホスニーの落選に、ヨーロッパ諸国から広範囲な反応 ■ ル・フィガロ紙:「ユネスコ選挙は文明の衝突の傷を呼び覚ました」 2009年09月25日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【パリ:中東通信社(MENA)】【ローマ:ヒンド・アル=サイイド・ハーニー】 ユネスコ事務局長を選出する第5次の投票結果により、(エジプトの)ファールーク・ホスニー文化相が落選したことは、広範なヨーロッパの反応を引き起こすこととなった。フランスの『ル・フィガロ』紙は 全文をよむ
■ 三首脳会談にイスラエル満足:ネタニヤフ首相にとっての勝利、交渉と並行して入植活動継続にゴーサイン 2009年09月24日アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面 【ナザレ:アスアド・タルハミー】 イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相の側近筋が明らかにしたところによると、ネタニヤフ首相は、一昨日(22日)ニューヨークで行われたバラク・オバマ米大統領とパレスチナ自治政府のマフムード・アッバース大統領との三首脳会談の結果に満足している。イスラエル首相府のニール 全文をよむ
■ アッバース本紙に語る:ネタニヤフの政府は問題、交渉の土台がない 2009年09月24日付アル・ハヤート紙(イギリス)HP1面 【ニューヨーク:ラーギダ・ダルガーム】 アッバース・パレスチナ大統領は、ネタニヤフ政府を「問題」であると評し、「その政府と話し合う共通の土台が存在しない」と述べた。本紙とのインタビューで大統領は、入植の部分的停止とは、「つまり入植は継続されるという意味なので」、それを受け入れるつもりはないことを示した。また、米政権が、入植の停止から「制限 全文をよむ
■ アッバース大統領がムバーラク大統領およびアブドゥッラー国王と協議:「今は和平の行く手が塞がれている」 2009年09月21日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター、MENA】 ジョージ・ミッチェル米中東特使の最近の調停努力が失敗したことを受け、パレスチナのマフムード・アッバース大統領は昨日、和平プロセスについて「行く手が塞がれている」と述べた。イスラエルはこれに対して、失敗の責任はアッバース大統領にあると主張している。 アッバー 全文をよむ
■ニューヨークにて明日、和平プロセスを救うための三者首脳会談 ■国連総会の合間を縫って、エジプト外交が活発化 【世界各国の首都:通信各社】 米の中東和平特使の最近の任務失敗後、パレスチナ自治政府とイスラエル政府は三者首脳会談を開催するとの米政権の呼びかけを受け入れると発表した。バラク・オバマ米大統領、パレスチナのマフムード・アッバース大統領、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は明日、ニューヨークで、国連の年次総会が始まる前に会談することになった。 パレスチナ 全文をよむ
■ 国連報告:「今年初めから入植住宅666戸建設」 2009年09月20日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面(東アラブ) 【カイロ:(本紙)】 パレスチナ被占領地の国際連合人道問題調整事務所(OCHA)は報告書の中で、「イスラエル中央統計局が入植活動について『今年の初め以来、新たな居住ユニット666戸の建設がヨルダン川西岸地区で開始されており、これは新規の居住ユニットの数が1014戸に達した2008年の上半期に比べ34%少ない』と発表した」と述べた。 全文をよむ
■ サウジアラビア、パレスチナのユネスコ加盟承認を要求 2009年09月18日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面 【リヤド:本紙】 サウジアラビアは、パレスチナが要請している国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)への加盟を承認するよう求めた。パレスチナの加盟要請は、20年前から理事会や総会で議論されてきたが、理事会のメンバーであるファイサル・ビン・アブドゥッラフマーン・ビン・ムアンマル副教育相が、パリのユネスコ本部で来週水曜日まで開催されている理事会で承 全文をよむ
■ ミッチェル米中東特使の努力、イスラエルとの相互理解に達せず。明日入植地問題決着へネタニヤフ首相と再会談 2009年09月17日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面 【ナザレ:アスアド・タルハミー】 イスラエル政界筋によると、イスラエルとパレスチナ自治政府の交渉再開に関するイスラエルとアメリカの連絡協議は昨日(16日)、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相とジョージ・ミッチェル米中東特使がエルサレムの首相官邸で行った会合の後、袋小路に入った。占領下の 全文をよむ
■ アラブ首長国連邦、ブルジュ・ドバイ爆破計画阻止をめぐるイスラエルの報道を否定 ■ マアリブ紙:「パレスチナ人やシリア人などを含む分子がイランかアル=カーイダのために活動」 2009年09月16日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ドバイ、ナザレ:ジャマール・アル=ムジャーイダ、ズハイル・アンドラウス(本紙)】 ドバイ政府筋は、アラブ首長国連邦(UAE)諜報機関によるブルジュ・ドバイ(ドバイタワー)爆破テロ計画阻止に関するイスラエルの報道を否定した。 全文をよむ
■ トンネル2ヶ所崩壊でパレスチナ人2人が死亡、3人が負傷 2009年09月13日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面(東アラブ) 【ガザ、ラファハ:(本紙)】 ガザ地区とエジプトを隔てる境界線の下にある密輸用トンネル2ヶ所の崩壊によって昨日、密輸に従事していたパレスチナ人2人が死亡、3人が負傷した。 ガザ地区のムアーウィヤ・ハサナイン救急・非常事態対策局長は、「最初のトンネルの崩壊は昨日の朝、ラファハ氏南東部のブラジル地区で発生し、これによ 全文をよむ
■ ネタニヤフ首相が1998年に原則としてゴラン高原撤退に合意していたことを明かす文書 2009年09月11日付アル=ハヤート紙(イギリス)HP1面 【ナザレ:アスアド・タルハミー】 イェディオット・アハロノート紙は昨日のトップの見出しで、「ベンヤミン・ネタニヤフ首相は1度目の任期(1996~1999年)の際、イスラエルがシリアとの平和条約の見返りとして、シリアのゴラン高原の占領地から1967年のラインまで撤退することに合意した」と明言する文書を明らかにした。同紙 全文をよむ
■ アラブ外相会議:アラブ和平提案の条件を堅持、「無償の国交正常化」を拒否、「ユダヤ人移住」に警告 2009年09月10日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面 【カイロ:アフマド・ラヒーム】 アラブ諸国外相は、和平プロセスは包括的なプロセスであって分断し得るものではなく、アラブ和平提案はいつまでも交渉の前提として有効なわけではないと強調した。また、占領下パレスチナの入植地は違法であることを強調し、イスラエルへの移民を送り出している国に対し、ユダヤ人移民は 全文をよむ
■カイロで断食明けにパレスチナ和解合意にサイン ■ウマル・スライマーン情報局長官、分裂問題と捕虜問題の終結策をマシュアル氏と協議 ■ハイヤ氏:「エジプトは数日内に未解決問題を終結させる提案を出す」 2009年09月07日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【カイロ:アシュラフ・アブルホウル】【占領下エルサレム:通信各社】 エジプトのウマル・スライマーン情報局長官はハーリド・マシュアル政治局長率いるハマース代表団と共に、パレスチナの分裂状況と、残る3つの 全文をよむ
■ アッバース大統領、「入植活動の急速化が続くならばネタニヤフ首相との会談は無駄である」 2009年09月06日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面(東アラブ) 【カイロ:ジーハーン・アル=フサイニー(本紙)】 パレスチナのマフムード・アッバース大統領は、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相との会談開催の条件は、ロードマップ案に従って入植地建設停止の義務を順守することであると述べた。また、パレスチナ諸派の対話の再開時期についてアッバース大統領は、この1 全文をよむ
■サウジアラビア指名手配者85人のうちの1人が語る:「アフガニスタンの戦闘指揮官たちは、アラブ人だろうがそれ以外だろうが、戦闘員には困っていない」 2009年09年03日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【リヤード】 「アフガニスタンで駐留外国軍と戦う戦闘員たちは、アラブ人だろうがそれ以外だろうが、助っ人の義勇兵を必要としていない」。アル=カーイダとの関係が疑われてサウジアラビアで指名手配された85人のうちの1人である、ファッワーズ・アル=フマイディー・ハ 全文をよむ
■ オバマ政権、ニューヨークでのアッバース大統領とネタニヤフ首相の会談へ尽力 2009年09月03日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面 【ラーマッラー:ムハンマド・ユーニス、ガザ:ファトヒー・サッバーフ】 パレスチナのバースィム・フーリー経済相とイスラエルのシルヴァン・シャローム経済相は昨日会談を行った。イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ内閣発足以来、パレスチナとイスラエルの閣僚が会談するのは初めてである。同時に、アメリカや国際社会はイスラエルとパレス 全文をよむ
■ イエメン政府、サアダ県で反乱を起こしているホースィー派をイランが支援していることへの不快感をイラン大使に通達 2009年09月01日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【サヌア:ハーリド・アル=ハマーディー】 イエメンの公式筋は、「イエメン外務省が駐サヌアのイラン大使を呼び、サアダ県のシーア派反乱勢力ホースィー派をイランが援助していることに対するイエメン政府の不快感を通達した」と発表した。 同筋は、「イエメンのアブー・バクル・アル=カルビー外相 全文をよむ
■ ハーリド・マシュアル氏、アンマンで父親の葬儀 2009年08月30日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面(東アラブ) 【アンマン:AFP】 イスラーム抵抗運動ハマースのハーリド・マシュアル政治局長をはじめとする数百人の人々が土曜日、マシュアル氏の父親であるアブドゥッラヒーム・マシュアル氏の葬儀に参列した。同氏はアンマンで昨日金曜日に91歳で他界した。葬儀は正午の礼拝の直後にヨルダン大学付属モスクからアブドゥッラヒーム氏の埋葬場所であるスワイリフ墓地( 全文をよむ
■チュニジア大統領、エジプト船4隻の解放を決定 2009年08月30日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 チュニジアのザイヌルアービディーン・ビン・アリー大統領はラマダーンの機会に、チュニジア沿岸で拘束していたエジプト船4隻の解放を決めた。船には75名のエジプト人漁師が乗っている。 これは領事問題担当のアフマド・リズク外務大臣補佐官が発表したもので、同補佐官は「チュニジア大統領によるこの措置は、両国の際立った関係と、エジプト国民とチュニジア国民との同胞意識のつ 全文をよむ
■ イラク、シリアとの対立の国際化を示唆 2009年08月28日付アル=ハヤート紙(イギリス)HP1面 【バグダード:ムシュリク・アッバース】 イラクは昨日、シリアとの対立の国際問題化に向けて努力することを強調した。国際社会に対して、「近隣諸国からの犯罪を阻止するために」支援を求め、「シリア政府がイラクとの良好な関係を望むのであれば、水曜日の攻撃の首謀者ら」をイラクに引き渡すことを条件として提示した。 一方、イラク国民は今日、国民から政府関係者まで幅広 全文をよむ
■ハマースはドイツによる捕虜交換の仲介を信頼、イスラエルからの返答を待つ 2009年08月27日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ダマスカス】 イスラーム抵抗運動ハマースの外交担当ウサーマ・ハムダーン氏は、ハマースがドイツによる仲介に信頼を寄せていることを明らかにした。仲介はハマースとイスラエルとの捕虜交換のために行われており、3~5人からなる治安派遣団が両者間を行き来している。 ダマスカスにある自身の事務所でドイツ通信社と会談したハムダーン氏 全文をよむ
■イスラエル、厳しい対イラン政策と引き換えに入植地の凍結をオバマ米大統領に約束 ■サルコジ仏大統領:「入植停止後すぐに、地中海のための連合サミットをエジプトとの合意の下で開催する」 2009年08月27日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ロンドン:本紙記者団】【ベルリン:マージン・ハッサーン】 複数の政治筋が明らかにしたところによると、イランの核開発問題に米政府がより強硬な政策を採ることと引き換えに、入植地建設計画を凍結するとの約束をイスラエルから引き 全文をよむ
■ アッバース大統領とネタニヤフ首相、ニューヨークで会談へ連絡協議 2009年08月27日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面 【ラーマッラー:ムハンマド・ユーニス】 情報筋によると、マフムード・アッバース大統領とイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が来月9月の国連総会に合わせて会談を行うためパレスチナ・イスラエル間で連絡協議が行われている。各筋の情報によると、アッバース大統領とネタニヤフ首相の会談は来月26日に行われる見通しである。パレスチナ自治政府 全文をよむ
■ ウライカート氏、「イスラエル政府は到達点から交渉を再開することを拒否した」 2009年08月23日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面(東アラブ) 【ラーマッラー:ムハンマド・ユーニス(本紙)】 パレスチナ解放機構(PLO)のサーイブ・ウライカート交渉局長は昨日、「イスラエル政府が、これまでに合意されている到達点から最終地位交渉を再開することを拒否している」と述べた。日本の山本英明対パレスチナ自治政府代表事務所長代行との会談直後の談話でウライカート氏 全文をよむ
■スーダン民主統一党:「南部分離はエジプトの国内治安にも危険」 2009年08月22日付アル・アハラーム紙(エジプト)HPアラブ諸国面 【アスマーウ・アル=フサイニー】 スーダン民主統一党のカイロ代表であるアフマド・サンジャク氏は、南部分離がエジプトとその国内治安にもたらす影響について警告した。 アハラーム政治・戦略研究所で、スーダン・ナイル流域研究部長ハーニー・ラスラーン氏によって企画された『エジプト・スーダン関係の新たな地平」というタイトルの討論会に参 全文をよむ
■イスラエルがラマダーン期間中、アル=アクサー・モスクでの集団礼拝に壮年 男性が参加することを禁止 ■モスク放火事件から40周年の記念日がラマダーン月の開始と重なる 2009年08月21日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ラーマッラー:ワリード・アワド】 イスラエル占領当局は、ラマダーン期間中にアル=アクサー・モスクで集団礼拝を行なおうとするパレスチナ人の立ち入りに制限を課した。 パレスチナにおけるイスラエル軍連絡事務所責任者のウリ・メ 全文をよむ
■アカバを経由してハイファとサウジアラビアを結ぶヒジャーズ鉄道再建について、イスラエルがヨルダンと協議 2009年08月20付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ラーマッラー:ワリード・アワド】 イスラエル情報筋は水曜日、ベンヤミン・ネタニヤフ政府内の担当者がヨルダン政府を訪問し、地中海に面したパレスチナ〔訳注:現在ではイスラエル領内〕の都市ハイファとサウジアラビアを結ぶ鉄道路線の再開について協議したことを明らかにした。 イスラエル国営放送によると 全文をよむ
■ ファタハ、国民評議会の緊急会合のため対話会議を1ヶ月延期するよう要請 2009年08月20日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面 【ガザ:ファトヒー・サッバーフ】 信頼の置けるパレスチナ諸派筋と別の独立の消息筋が本紙に明らかにしたところによると、ファタハは今月25日に予定されていた次回の対話会議の延期をエジプトに要請した。同筋によると、ファタハはパレスチナ国民評議会(PNC)の緊急会合が今月26~27日の2日間にわたって行われる予定であり、対話会議は 全文をよむ
■ サアドゥッディーン・イブラヒーム:「ガマール[・ムバーラク]がワシントンに滞在中なのは、父親がアメリカの国家機関に彼を紹介するため」 ■ ムバーラク大統領、オバマ大統領に対して:「エジプトの改革を進めるため私にはまだ2年間ある」 ■ 「アラブ諸国民は、パレスチナ問題の長期化にうんざりしている」 2009年08月19日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ロンドン:ハーリド・アル=シャーミー(本紙)】 エジプトのホスニー・ムバーラク大統領は、ホワ 全文をよむ
■ ムバーラク大統領とオバマ大統領、帰還権を欠落させた「賢人イニシアティヴ」について協議 ■ ムバーラク大統領、ワシントンでシオニスト・ロビーの指導者らと会合 2009年08月18日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ロンドン:ハーリド・アル=シャーミー】 消息筋によると、エジプトのホスニー・ムバーラク大統領とアメリカのバラク・オバマ大統領は今日、ホワイトハウスで会談し、アラブ・イスラエル紛争の解決に向けた「賢人イニシアティヴ」について協議する。同案 全文をよむ
■ イスラエル政府、ヨルダンを安心させるため安全保障担当の代表団を派遣 ■ カタールとオマーン、入植活動の停止を条件にイスラエルとの国交を再開する意向を表明 2009年08月15日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ラーマッラー:ワリード・アウド(本紙)】 イスラエル当局筋は一昨日の夜、「カタールとオマーンは1967年以来占領されているパレスチナの土地における入植活動の停止を条件にイスラエルとの国交を再開することに同意した」と米政府から通知があったこ 全文をよむ
■ 奇跡ではなく、安定へ向けた明確な進路 2009年08月14日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【マイケル・ウィリアムズ(国連レバノン特別調整官)】 3年前の今週、国連安全保障理事会は、イスラエルとレバノンの33日間に及ぶ戦争に歯止めをかけた第1701号決議を採択した。この決議は暴力と流血と破壊と苦難を終わらせただけではなく、四半世紀ぶりに、レバノン・イスラエルの国境に最長の安定期間をもたらした。それに加えてこの決議は、レバノンがその全土における主権を確立 全文をよむ
■米国議会:「ムバーラク大統領の訪問は戦略的パートナーシップの新たな1ページ」「中東問題解決のためにエジプトには決定的に重要 な役割がある」 2009年08月13日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン:ホダー・タウフィーク】 ワシントンでの米・エジプト首脳会談を数日後にひかえ 、米国議会はホスニー・ムバーラク大統領とその随行団による米国訪問に関する レポートを作成した。今回の訪問は、バラク・オバマ政権が中東和平プロセスの再生と、待望される2国家解決 全文をよむ
■ 米政府、和平交渉を台無しにする措置をやめるようイスラエルに要求 ■ 米上院はイスラエル政府との関係を正常化するようアラブ諸国に圧力をかけることをオバマ大統領に要請 ■ アムル・ムーサー事務局長、本紙に語る:「入植活動の停止はパレスチナ問題の解決に不可欠」 2009年08月12日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン:本紙支局】 ワシントンで開かれる予定のエジプト・米首脳会談を数日後に控え、バラク・オバマ政権はイスラエル・パレスチナ双方に 全文をよむ
■ アメリカ政府、オバマ大統領のダマスカス訪問を否定 2009年08月07日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ワシントン:ヒシャーム・ムルヒム】 アメリカ政府高官筋は、イマード・ムスタファー駐米シリア大使のメディアでの発言を強く否定した。ムスタファー大使はバラク・オバマ米大統領が秋にダマスカスを訪問するかも知れないという印象を与える発言をしたが、同筋は「完全に想像上の話だ」、「まったく根拠がない」と評し、「シリア大使が誇張した発言をし、シリアに対する制裁の 全文をよむ
■汚職容疑のリーバーマン外相への包囲網が狭まる ■テルアビブで同性愛者のクラブ襲撃、死亡者および重軽傷者14名 2009年08月03日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【占領下エルサレム:諸通信社】 覆面姿の男がテルアビブで同性愛者らのクラブを襲撃し、3名を殺害した他11名を負傷させた事件で、イスラエル人の同性愛者ら数千名が市中心部で事件を非難するデモを行った。デモ隊は、性的マイノリティに反対する方針で知られる極右政党、シャス党を非難するプラカードを掲げ 全文をよむ
■ ファイヤード首相「2国家共存案は崩壊しつつあり、イスラエルは入植活動のもたらす結末に気付くべき」 2009年08月02日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面(東アラブ) 【ラーマッラー:ムハンマド・ユーニス(本紙)】 パレスチナのサラーム・ファイヤード首相は昨日、1967年の境界線に基づく2国家共存案について、「入植活動の圧迫と、イスラエルが入植活動継続に固執する状況の下で、2国家共存案は揺らぎ、崩壊の危機に晒されている」と述べ、「イスラエル政府当局 全文をよむ
■最高指導者の命に従わなければ アフマディーネジャードを解任する と警告 ■米軍司令官は過去にないほど イランがイラクに介入していると非難 2009年07月30日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【テヘラン、バグダード:諸通信社】 イラン体制の指導者間での闘争が激化する中、保守強硬派の聖職者アフマド・ハータミー師 はマフムード・アフマディーネジャード大統領に対し、「イスラーム共和国の最高指導者ハーメネイー師の命に従順でないとどうなるかわからない」と警告し 全文をよむ
■「エジプトは訓練や援助といったナイル川流域諸国からの要求に応える用意がある」 ■アレキサンドリアで行われた灌漑相会合の閉会にあたりナズィーフ首相:「地域住民の発展のために資源利用は重要」 2009年07月29日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【アレキサンドリア:イスラーム・ファラハート】 昨日、アレキサンドリアで行われていたナイル川流域諸国の水資源・灌漑担当大臣会合の閉会にあたり、エジプトのアフマド・ナズィーフ首相は、「エジプトは技術的、財政的な援助 全文をよむ
■ アメリカ、中東の安定に向けたシリアの役割の重要性を強調 ■ ミッチェル特使、アサド大統領にイスラエル・パレスチナ間協議への協力を求める ■ イスラエル政府、ミッチェル特使の訪問を前に西岸地区で入植地拡大 2009年07月27日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ダマスカス、エルサレム:諸通信社、カーミル・サクル(本紙)】 アメリカのジョージ・ミッチェル中東和平担当特使は昨日日曜の夜、中東歴訪の一環としてカイロに到着した。今日にはホスニー・ムバ 全文をよむ
■ 米政府がネタニヤフ首相に警告:「エルサレムでのいかなる建設も西岸地区南北の地理的つながりを分断する」 ■ イスラエルと パレスチナ、治安合意文書について交渉 ■ パレスチナ国家は戦闘機、戦車、ミサイルを保持しない予定 2009年07月25日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ナザレ:本紙ズヘイル・アンドレウス】 イスラエルとパレスチナ双方の非公式代表者たちが、過去18ヶ月間にわたり、イスラエルと将来のパレスチナ国家との治安態勢を詳細に定めた文書 全文をよむ
■ ネタニヤフ首相、分離壁の解体を拒否:「治安上の目的で建設され、平穏を実現した」 2009年07月23日アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面 【ナザレ:アスアド・タルハミー】 イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は昨日(22日)、「治安上の目的で建設された分離壁を残すことが平穏をもたらすのであり、その逆ではない」との理由で、パレスチナ占領地の奥深くに入り込んで建設された分離壁の解体を行わないと宣言した。さらに、占領軍の活動と「パレスチナ治安機関の機能の 全文をよむ
■ クファルシューバの住民らがイスラエル軍の設置したフェンスや阻塞を撤去 2009年07月18日付アル=ハヤート紙(イギリス)アラブ世界面 【ベイルート:本紙】 レバノンと占領下パレスチナの境界地域では、ビルカ・バアサーイール村の周囲にイスラエル軍によって設置されたフェンスを住民らが撤去し、緊張した空気が張りつめた。住民らはイスラエル軍が築いた阻塞も除去した。そうした中で昨日、レバノン南部で活動中の国連部隊UNIFILのクラウディオ・グラツィアーノ司令官がレバノン 全文をよむ
■シャルム・シェイフで非同盟運動を再生へ ■ムバーラク大統領、ダブルスタンダードを排しあらゆる人々に利益をもたらす新国際秩序の設立を訴え ■第15回非同盟諸国会議でのスピーチで大統領:「我々は平等と平和を求め、次世代によりよい暮らしを望む」「パレスチナ問題を筆頭とする安全と平和への脅威に打ち勝つ必要がある」「社会正義の基盤拡張と、女性・青少年の地位向上を求める」 2009年07月16日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【シャルム・シェイフ:本紙特派員団】 全文をよむ
■ 対ガザ地区戦争に関するイスラエル兵の新たな証言:「パレスチナ人は『人間の盾』、軍指導部は市民標的を正当化」 2009年07月16日付アル=ハヤート紙(イギリス)アラブ世界面 【ナザレ:アスアド・タルハミー】 今年初めの対ガザ地区戦争に参加したイスラエル軍兵士の新たな証言が文書やビデオ記録などのかたちで公開された。これらの証言では、イスラエル軍がパレスチナの非武装の市民に対して無差別に人権侵害行為を行い、理由もなく何百戸もの家屋を爆撃した犯罪にさらに焦点が当てら 全文をよむ
■ アブルゲイト外相:「コンスタンティノープル条約によれば、イスラエル軍艦艇にはスエズ運河を『無害に』通航する権利がある」 2009年07月15日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【カイロ:フサーム・アブー・ターリブ(本紙)】 エジプトのアフマド・アブルゲイト外相は昨日、「イスラエル軍艦艇には、コンスタンティノープル条約[※スエズ運河の自由航行に関する条約]に基づいてスエズ運河を通航する権利がある」と述べた。 アブルゲイト外相は、非同盟諸国首 全文をよむ
■非同盟諸国外相会議始まる ■ムバーラク首相:「南半球諸国支援のための政策立案を」 2009年07月14日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【シャルム・シェイフ:本紙特派員団】 ホスニー・ムバーラク首相はエジプトが非同盟諸国の議長を務める今後3年間に、南半球の非同盟諸国が21世紀において直面している政治・経済・社会・人道問題に適応した政策立案のために行動するとの約束 を確認した。 明日から二日にわたりシャルム・シェイフで第15回非同盟諸国首 全文をよむ
■ バルザーニー大統領、1万3000人のパレスチナ難民をクルディスタン自治区に移住させることに合意 2009年07月14日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ラーマッラー:本紙:ワリード・アワド】 パレスチナの公式情報筋は月曜日、1万3000人のパレスチナ難民を今後 、イラクのクルディスタン自治区に移住させることになると明言した。 駐イラクのパレスチナ大使ダリール・クスーシー氏は、「クルディスタン自治区のマスウード・バルザーニー大統領が、イラ 全文をよむ
■ アサド大統領、クシュネル仏外相と国際的な「前向きな雰囲気を活かす」必要性について協議 2009年07月13日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面 【ダマスカス:イブラヒーム・ハミーディー】 シリアのバッシャール・アル=アサド大統領は昨日、フランスのベルナール・クシュネル外相と会談し、二国間関係やレバノン、イラク情勢、和平プロセスについて協議し、地域の諸問題への解決策を見出すため、世界における「前向きな雰囲気を活かす」重要性について話し合った。 全文をよむ
■ アフガニスタンで戦闘が激化、米兵4人と英兵8人が死亡 2009年07月13日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ロンドン:本紙】 アフガニスタンにおける軍事作戦が開始されて以来最も激しい流血の事態が続く中、24時間でアメリカ兵4人とイギリス兵8人が死亡し、負傷したイギリス兵30人以上が戦場からバスチオン軍事キャンプに空輸された。 米軍は昨日日曜日、アフガニスタン南部の道路脇に埋め込まれた爆弾2発の爆発により 兵士4人が死亡したと発表した。 全文をよむ
■エジプト、アフリカの負債返済を一時凍結するようG8に呼びかける ■ムバーラク大統領がイタリアサミットの3日目に発言:「アフリカに有利な条件の借款を提供し、安全と平和の実現を」「包括的な視点から食の安全保障問題に取り組む共通ビジョンの具体化を期待する」 2009年07月11日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ラクイラ:ムハンマド・アミーン・アル=ミスリー】 イタリアのラクイアで開かれているG8サミットの三日目、ホスニー・ムバーラク大統領は先進諸国に対 全文をよむ
■ハマース:「エジプトは我々にイスラエルへの譲歩を要求した」 【ラマッラー、ロンドン:本紙アフマド・マスリー、ワリード・アワド】 ハマース指導者の一人が、次回のパレスチナ対話会議は非常に難しいものとなり、誰も事態がどこに向かうか分からないだろうと本紙に明かした。その背景には、エジプト側がハマースに対し、イスラエルのエフード・バラク国防相に “何か”を提示する、すなわち一定の譲歩を示すよう要求したために、前回の対話会議が延期されたという事情があるためだ。 この指導者は 全文をよむ
■ エジプト国内でテロ細胞を摘発 ■ パレスチナ人に率いられた25名にゼイトゥーンの宝石商を殺害した容疑 ■ スエズ運河を航行する船舶と石油パイプラインを爆破目的で下見 2009年07月10日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【カイロ:アフマド・ムーサー】 内務省所属の治安機関が新たなテロ細胞を摘発した。メンバー25名は、タクフィール〔注:背教宣告をすること〕とジハードを信奉するパレスチナ人、ターミル・ムハンマド・ムーサーなる人物に率いられていたと 全文をよむ
■ バラク国防相、入植地問題の進展実現を「実感」、米政府との間で解決策の具体化が進みつつあると発言 2009年07月09日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面 【ナザレ:アスアド・タルハミー】 イスラエルのメディアが昨日明らかにしたところによると、エフード・バラク国防相は「6者フォーラム」(ベンヤミン・ネタニヤフ首相、アヴィグドール・リーバーマン外相、モシェ・ヤアロン戦略担当相、ダン・メリドール諜報担当相、ベニー・ベギン国務相、バラク国防相)において、「 全文をよむ
■ サウジ国王、月曜日にダマスカス訪問しアサド大統領とレバノン問題について協議へ 2009年07月03日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【MENA】 エジプトの中東通信社(MENA)は、「サウジアラビアのアブドゥッラー・ブン・アブドゥルアズィーズ国王が来週の初めにシリアの首都を数年ぶりに訪問する」とダマスカスから伝えた。 アラブ外交筋によると、訪問は月曜日に始まる見込みで、シリアのバッシャール・アル=アサド大統領との会談が行われる。アラブ諸国関 全文をよむ
■ アフリカ諸国はバシール大統領に対する刑事告訴に協力せず 2009年07月03日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【カイロ:サラ・ワファーイー】【シルト:ムフタール・シャイーブ、サイード・アル=ガリーブ、ロイター】 アフリカ連合の決議草案が、スーダンのウマル・アル=バシール大統領に対する告訴状に関して、アフリカ連合は国際刑事裁判所に協力しないとする内容であることがわかった 。 他方でエジプトのアフマド・アブルゲイト外相は、ホスニー・ムバーラク 全文をよむ
■ 日本のアマノ、エルバラダイの後任としてIAEAトップに 2009年07月03日付アル・ハヤート紙(イギリス)HP1面 【ウィーン:ウルヤー・アル=アターシー】 数週間にわたる作業を経て国際原子力機関理事会は、エジプトのムハンマド・エルバラダイ事務局長の後任を選出した。次期事務局長は、日本の外交官で、軍縮と核拡散防止問題を専門とするユキヤ・アマノである。 昨日(2日)ウィーンのIAEA本部で開催された臨時理事会では、次期事務局長選出のための投票が3回行わ 全文をよむ
■イラク国防相、有事に米軍部隊をイラク諸都市に呼び戻す可能性を示唆 2009年07月02日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【バグダード】 イラクのアブドゥルカーディル・アル=ウバイディー国防相は、治安状況がイラク軍にコントロールできないようになった場合、政府がイラク諸都市に米軍部隊を再度呼び戻すことは起こり得るとの考えを示した。 ウバイディー国防相は、「治安状況がイラク軍のコントロールから外れた場合には、イラク政府がアメリカ軍をイラクの諸都 全文をよむ
■ ファタハ幹部、本紙に対し対話会議の詳細を語る:「スライマーン長官の介入で拘束者問題による協議の停滞打開、文言に関する対立が合意を阻害」 2009年07月02日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面 【カイロ:ジーハーン・アル=フサイニー】 3日間にわたって行われ、一昨日(6月30日)に終了したパレスチナ国民対話会議の第6ラウンドに参加したあるファタハ幹部は、「ハマース代表団は1日目と2日目の2日間、出席者に対して拘束者問題以外の問題について協議しないこ 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、シルトAUサミットでの演説で:「我々は世界経済改革に、声を大にして参加すべきである」 ■ ナズィーフ首相:「エジプトはAUの権限に関するリビアの提案を支持する」 2009年07月02日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ホスニー・ムバーラク大統領は、世界経済システムと既存の国際金融機関の改革をめぐる対話に、アフリカ大陸が大きな聞こえる声で参加することの重要性を強調した。 この発言はシルトで開催中のAUサミットに向けた演説の中で出された 全文をよむ
■ イスラエル海軍がガザ地区支援船を攻撃、乗船者をアシュドッドに拘束 2009年07月01日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ガザ:本紙】 イスラエル海軍が昨日、活動家21人と医療支援物資を乗せてガザ市の港に向かっていた船を襲撃した。この船はガザ地区沿岸海域に向かっていたところを拿捕され、イスラエル国内の港に連行された。 ガザ地区封鎖の解除を求める国際運動によると、明け方に海軍艦船5隻が「人道の精神」という名前がついた支援船を包囲し、出発し 全文をよむ
■ぺトレイアス米軍司令官:エジプトはアメリカにとって重要な戦略的パートナー ■両国間の軍事協力強化を継続 2009年06月30日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【カイロ:ムハンマド・アミーン・アル=ミスリー】 ホスニー・ムバーラク大統領 は昨日、米中央軍のデービッド・ぺトレイアス司令官と会談した。会談では現在の地域安全保障問題及び、イラク、アフガニスタン、パキスタン、イランの情勢や、海賊対策や武器密輸問題などを含む 、双方に共通する関心事が取り上げられ 全文をよむ
■ 米軍、郊外の基地へ撤退 2009年06月30日アル・ハヤート紙(イギリス)HP1面 【バグダード:本紙】 マーリキー首相によれば「主権の日」、6年間の占領の果てに米軍は都市部から撤退した。バグダード並びに各県で人々は祝い、政府は軍事パレードを行った。同時に、米軍が郊外の「暫定的」基地へと去った後の空白を埋めるべく、百万の国軍、警察部隊、情報関係要員が配備された。 しかし、そのお祭りムードにも関わらず、「主権の日」は、「覚醒部隊」責任者たち、そしてキルク 全文をよむ
■ ファタハとハマース、委員会と治安に関する見解の相違の中、きょう対話を再開 2009年06月28日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面(東アラブ) 【カイロ:本紙ジーハーン・アル=フサイニー】 ファタハとハマースの両組織は今日(27日)パレスチナ国民対話会議を再開する。両組織の代表団がカイロに昨夜遅くに到着したことを受け、エジプト政府がパレスチナ国民対話の第7ラウンドを主催することになった。今回の会合は最終的なものとなり、来月7日には和解合意が成立する 全文をよむ
■ イスラエル国内報道:「アメリカがゴラン高原の自然保護区化を計画」 2009年06月26日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、MENA】 イスラエルのハアレツ紙は昨日、「アメリカ政府は、ゴラン高原の一部をシリア人とイスラエル人の双方が利用できる自然保護区にするという和平プランの具体化に取り組んでいる」と報じた。 この提案には、ゴラン高原からのイスラエルの撤退と入植地の解体が含まれているが、数年間かかるものとされ、同時にシリア側も、パレス 全文をよむ
■アラブ諸国、オバマ大統領の立場を歓迎 ■“見返りなし の関係正常化 ”というネタニヤフ首相の提案は拒否 ■パレスチナ内部の対立を収束させ、ゼロ地点に戻ることなく交渉を再開させるとのエジプトの立場に支持 ■米政府、入植地建設の継続を理由に、ミッチェル中東特使とイスラエル首相との会談をキャンセル 2009年06月25日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【マスウード・アル=ヘンナーウィー、ナスル・ザアルーク】 アラブ諸国の外相達は、たった10人の 全文をよむ
■ アサド大統領、ギリシャ大統領と会合後:「和平実現にはイスラエル側のパートナーが必要」 2009年06月25日付アル=ハヤート紙(イギリス)アラブ世界面 【ダマスカス:イブラーヒーム・ホマイディー】 シリアのバッシャール・アル=アサド大統領は昨日(24日)、ダマスカスでギリシャのカロロス・パプーリアス大統領と会談し、中東和平の実現には「イスラエル側のパートナーが必要であり、イスラエルが国際法の理念や関連する国連決議、土地と和平の交換の原則を遵守することが必要であ 全文をよむ
■ アサド大統領とアッバース大統領、ネタニヤフ政権に対抗するためアラブとパレスチナの姿勢の「統一」を強調 2009年06月21日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面(東アラブ) 【ダマスカス:イブラヒーム・ハミーディー(本紙)】 シリアのバッシャール・アル=アサド大統領とパレスチナのマフムード・アッバース大統領(通称アブー・マーズィン)は、入植地建設を続け、パレスチナ主権国家樹立を「妨害」し続けるイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ政権に「対抗する」ために 全文をよむ
■ ハマース、捕虜交換に向けて新しい名簿を準備 ■ バラク国防相は密輸問題を協議するためエジプトへ 2009年06月20日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ナザレ:本紙ズヘイル・アンドラウス】 パレスチナおよびエジプト筋の予想では、イスラーム抵抗運動ハマースが〔ガザで拉致されたイスラエル兵〕 ギラード・シャレットとの捕虜交換取引を行うために、新たな名簿を提示する可能性を検討中であると、金曜日朝のイディオット・アハロノート紙電子版が報じた。今後数日内に 全文をよむ
■ムバーラク、カッザーフィ、ブーテフリーカが3者会談 ■3首脳、シルトとシャルム・シェイフで開催されるサミットでの議事日程をカイロで協議 2009年06月18日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【カイロ:ムフタール・シャイーブ 】 ホスニー・ムバーラク大統領、リビア革命の指導者ムアンマル・アル=カッザーフィ、アルジェリアのアブドゥルアズィーズ・ブーテフリーカ大統領は昨晩、エジプト大統領官邸で重要な政治会談を行った。 リビアの指導者とアルジェリア 全文をよむ
■ エジプト:国際連帯グループが座り込み、オーストラリア人グループがラファハ到着を阻止される 2009年06月18日付アル=ハヤート紙(イギリス)アラブ世界面 【ラファハ:本紙】 フランス人4人、アメリカ人3人、イタリア人1人からなる米欧の活動家計8人が昨日、エジプト人やパレスチナ人の活動家らとともにラファハ通行所付近で座り込みをつづけて4日目に入り、ラファハ通行所を常時開通し、ガザ地区との人やモノの往来を可能にするよう要求した。 この活動家グループの 全文をよむ
■ シリアが、トルコ・アルメニアの仲介役に。 ■ シリア各紙、国内アルメニア人の生活を詳細に報道 2009年06月18日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HPアラブ情勢面 【ダマスカス:カーミル・サクル(本紙)】 欧米並びに高位のシリア筋が本紙に述べたところによれば、ダマスカスは、トルコ・アルメニア間の歴史的不和解決のために仲介役を演じる予定である。1920年代にトルコ軍がアルメニア住民に対して行ったとされるアルメニア虐殺が両国間紛糾の原因であり、アルメニア側は 全文をよむ
■ カーター氏、ガザ地区封鎖解除を要求 ■ ハニーヤ氏、ハマースが6月4日境界線での国家樹立に合意と発表 2009年06月17日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ガザ:アシュラフ・アル=ハウル(本紙)】 アメリカのジミー・カーター元大統領は、ハマースの支配を受けているガザ地区到着直後の昨日火曜日、内部分裂を終結させるようパレスチナ人たちに要求し、パレスチナ・イスラエル間の紛争と暴力の連鎖の終結の必要性を強調した。そして、ガザ地区をめぐる国際社会とイ 全文をよむ
■ムーサヴィー氏、テヘラン中心部で何十万人にも及ぶ抗議デモを率いる ■アフマディーネジャード派と改革派の衝突で、デモ参加者1名が死亡 2009年06月16日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【テヘラン:通信各社】 イランの街頭での状況が無秩序化することへの不安と国際的な批判の中、昨日、イランの通りでは大規模な デモが巻き起こり、マフムード・アフマディーネジャード支持派と反対派が衝突した。今回落選した改革派のミール・ホセイン・ムーサヴィー候補の支持者数十万 全文をよむ
■ イエメン当局はホースィー派を非難、ドイツはアル=カーイダの可能性を示唆 ■ イエメンで3人の外国人女性が殺害、子ども2人が生きて発見される 2009年06月16日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【サナア、ベルリン:本紙ハーリド・ハマーディー、アラー・ジュムア】 イエメンの治安情報筋は昨日月曜日、3人の女性の遺体が発見されたと発表した。2人はドイツ人、1人は韓国人で、先週金曜日にイエメン北部のサアダ市で誘拐された9人の外国人に含まれていた。 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、レバノンのセニョーラ首相とレバノン情勢について、EU代表のソラナ氏と和平に向けた努力についてそれぞれ協議 ■ セニョーラ首相:「新政府の組閣は“拒否” ではなく“参加”の原則に基づく」 ■ ソラナ氏:「オバマ大統領のカイロ訪問によって 中東和平プロセスを推し進める前向きな雰囲気が生まれている」 2009年06月15日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 昨日、ホスニー・ムバーラク大統領はヘリオポリスの大統領官邸でレバノンのフアード・アル=セニ 全文をよむ
■EU法廷、アブー・カターダ師の資産凍結決定を解除 ■イギリス当局はアブー・カターダ師を“懲罰房”に収容 2009年06月12日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ロンドン:本紙】 イギリス当局が“アブー・カターダ師”として知られているヨルダン人イスラーム主義者 のウマル・マフムード・ウスマーン(アブー・ウマル)囚人を刑務所内の懲罰房へと移送したという情報を本紙は入手した。 ヤースィル・スィッリー氏が代表を務めるイスラーム・オブザベーション・ 全文をよむ
■ 湾岸通貨統合評議会を背景にアブダビ・リヤド関係が緊張 ■ サウジ国境で足止めされるUAEトラック数千台 2009年06月12日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HPニュース面 【ロンドン:本紙】 観測者の目には、サウジの覇権に抵抗し湾岸通貨統合を拒否したUAEへの罰則とも見えるだろう。サウジは、通貨統合評議会の本部となる湾岸銀行のリヤド設置を主張し、それに反対するUAEが通貨統合計画からの脱退を表明した。そして、過去数週間、サウジ・UAE国境での手続き、特に 全文をよむ
■ ミッチェル特使、パレスチナ側に対して「二国家解決案を遵守」と保証。アッバース大統領、入植地拡大計画の実態を報告 2009年06月11日付アル・ハヤート紙(イギリス)アラブ世界面 【ラーマッラー:ムハンマド・ユーニス】 アメリカのジョージ・ミッチェル中東和平担当特使は3度目の中東歴訪において、パレスチナとイスラエルの交渉再開に失敗した。というのも、イスラエル側が入植地拡大計画の凍結と二国家解決の原則受け入れを拒否したからである。 マフムード・アッバー 全文をよむ
■ ワシントンとテルアビブ間で入植地に関する意見の相違が増幅 ■ イスラエルは入植地建設を継続、米高官 がネタニヤフの過ちに警告 2009年06月08日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ、占領下エルサレム:通信各社】 入植地問題 に関し、アメリカ合衆国・イスラエル間の政治的意見の相違が増幅している。イスラエルのイェディオット・アハロノート紙は、「ヒラリー・クリントン米国務長官が出した明確な諸条件にもかかわらず、イスラエルは大規模入植地や分離壁に隣 全文をよむ
■ オバマ大統領がアラブ諸国にイスラエルに対する積極的な歩み寄りを要求 【ドイツ:諸通信社】 アメリカのバラク・オバマ大統領はパレスチナとアラブ各国に対し、イスラエルに向けて歩み寄るよう呼びかけた。 オバマ大統領はパレスチナに対し、イスラエルへの嫌悪感を煽るような声明を出すことを止めるよう期待していると語り、もしイスラエルが和平を守ったならば、アラブはイスラエルとの外交的・商業的交流を樹立する用意をするように求めた。 ドイツからの発言でオバマ大統領は、西岸 全文をよむ
■ オバマ大統領、二国家設立のための困難な譲歩をイスラエルとパレスチナに要求 ■ 「米政府は単独で平和を実現することはできない」「中東地域における核開発競争の回避は必須」 ■ エジプト政府、オバマ大統領の考えを行動計画 に練り直し、関係各方面に義務付けるよう訴え 2009年06月06日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ドレスデン:諸通信社、ワシントン:アースィム・アブドゥルハーリク】 カイロ大学からイスラーム世界へ向けた歴史的演説を行った翌日、バ 全文をよむ
■ オバマ米大統領、カイロ大学での「劇的な」演説で、アラブ人およびイスラーム教徒に和解を呼びかけ ■ 「パレスチナ人は存在する権利をもつ」「マロン派教徒とコプト教徒は保護されなければならない」 2009年06月05日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【カイロ:ジャマール・ファフミー】 オバマ米大統領が昨日、カイロ大学からアラブ人とイスラーム教徒に向けて行った、和解の精神に満ちた「劇的な」演説は、カイロでの前例のない非常警備措置の重圧を緩和するものであった 全文をよむ
■ アズハル総長「アメリカ大統領の演説はムスリムの琴線に触れた」 2009年06月05日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 アズハル総長のムハンマド・サイイド・タンターウィー師は、アメリカ大統領の演説がムスリムの琴線に触れ、彼らの知性と心に大きく近づくことに成功したと明言し、ムスリムとそれ以外の人々との間に望まれる相互理解と協力の実現を妨げているあらゆる緊張・障害に取り組もうとするアメリカ大統領の熱意を賞賛した。 アメリカ大統領を迎えたカイロ大学を後にした 全文をよむ
■エジプト‐アメリカ会談今日開催 ■ムバーラク、オバマ両大統領は一連の会見で二国間関係、パレスチナ問題、イラン問題、過激派の問題を議論 ■ホワイトハウス:「大統領はイスラーム社会と共通の利益に基づく関係をとりもつことを個人として誓っている 」 2009年06月04日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 カイロ大学でイスラーム世界に対する歴史的な演説を行うためにエジプトを訪問したオバマ大統領は、手始めに 今日、ホスニー・ムバーラク大統領とエジプト‐アメリカ会談を開催 全文をよむ
■ カイロでのオバマの演説に対するイスラエルの懸念 2009年06月04日付アル=ハヤート紙HP1面 【ナザレ:アスアド・タルハミー】 イスラエル各紙では昨日(6月3日)、カイロでオバマ大統領が今日(6月4日)行う演説に対するイスラエルの不安を反映する見出しが躍った。また、オバマ大統領が歴代の大統領と異なり、イスラエルに立ち寄ることなく中東を訪問する「勇気があった」という事実を指摘することを忘れなかった。また各紙は、イスラエルのエフード・バラク国防相が一昨日、ジェ 全文をよむ
■オバマ大統領:「ムバーラク大統領は地域平和のための安定の要 」 ■「カイロ演説は西洋とイスラーム世界の誤解を解く対話の扉を開く」 ■「米国はグァンタナモ収容所閉鎖によってよき手本を示すことができる」 2009年06月03日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ロンドン:アブドゥッラフマーン・アッ=サイイド】【ワシントン:アースィム・アブドゥルハーリク】 歴史的なカイロ訪問の前夜 、バラク・オバマ米大統領は「ムバーラク大統領は平和のための中東安定の要で 全文をよむ
■ オディエルノ司令官:「アメリカ軍戦闘部隊は、月末までにイラクの全都市から撤退する」 2009年06月03日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【サーマッラー(イラク):本紙】 イラク駐留アメリカ軍司令官は昨日、「アメリカ軍戦闘部隊は、今月末に予定通り、武力勢力の拠点であるモスルを含めたイラクの全都市から撤退する」と発表した。 1月に発効した安全保障協定では、アメリカ軍戦闘部隊は、6月30日までにイラクの町や都市から撤退し、市外の基地に再展開 全文をよむ
■ アッバース大統領、ムバーラク大統領にオバマ大統領との会談の結果を報告 ■ 交渉再開に向けたアメリカの決意 2009年05月31日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面(東アラブ) 【カイロ:本紙】 パレスチナのマフムード・アッバース大統領は、アメリカ合衆国に和平交渉再開の意思があることを確認した。しかし、イスラエルは見解をまだ具体的に明らかにしていない。アッバース大統領は、「集中的な連絡と協議が、数ヶ月ではなく数週間以内に再開されるだろう。来る7月 全文をよむ
■ ムバーラク大統領:「サヘル・サハラ諸国の連帯はアフリカが抱える危機に向き合うために必須」 ■ 「ソマリア情勢の改善を歓迎する」「新政権の支援を約束する」 2006年05月30日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ムバーラク大統領は昨日リビアの遺跡都市サブラータで開かれた「サヘル・サハラ諸国共同体 (CEN-SAD)」で演説し、国・地域・大陸レベルで補完しあう戦略を具体化することで、アフリカが抱える諸危機に対処するため、サヘル・サハラ諸国共同体の加盟国同士の連帯 全文をよむ
■ 米議会のAIPAC支持議員400名がイスラエルに圧力をかけないようオバマ大統領に請願 2009年05月30日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ワシントン:ヒシャーム・ムルヒム記者】 イスラエル支援ロビー団体「アメリカ・イスラエル公共問題委員会」(AIPAC)の奨励と主導により、米議会上下両院の圧倒的多数の議員がバラク・オバマ大統領に対し、イスラエルとパレスチナ人の間の和平実現に向けた後押しを継続し、この方面において「あらゆる努力」を尽くすこと、しかし 全文をよむ
■ エジプト政府がオバマ大統領訪問の前夜、数十名のアズハル大学の学生を拘束 【モスクワ:AFP】 ロシア外務省は金曜日、35名以上のロシア人学生が水曜日にカイロで拘束されたと発表し、エジプト政府に拘束の理由に関する情報の提供を求めた。 ロシア外交筋によると、エジプト特殊機関の複数のメンバーがアズハル大学に留学中の学生らの家に押し入り、30名以上を連行した。連行先は不明であり、外交筋は「学生らにはいかなる容疑もかけられていない」と述べている。 ロシア外務省の 全文をよむ
■ バラク国防相、アウトポストを撤去すると見せかけて入植地に数千軒の住宅を建設 ■ オバマ米大統領は入植地の建設を例外なく止めるよう求める ■ ハマース:「アッバースには民の名のもとに交渉する権限はない」 2009年05月28日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ワシントン、ガザ:本紙アシュラフ・アル=ハウル】 昨日水曜日、アメリカのヒラリー・クリントン国務長官が公表したところによると、バラク・オバマ米大統領はイスラエルに対し「人口の自然増を理由と 全文をよむ
■ ネタニヤフ首相、和平への「新たなアプローチ」を宣言、「機会到来」との見解示す 2009年05月28日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面 【ナザレ:アスアド・タルハミー】 イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は昨日、アラブ・イスラエル紛争を解決するため新たなアプローチを採用すると宣言した。そのアプローチは「アラブ諸国の参加、パレスチナ自治政府の経済開発計画の促進、パレスチナ側との政治プロセスの促進」という3つの柱から成るものであるとしつつ、ネタニヤ 全文をよむ
■ 湾岸初のフランス軍事基地、イランとの緊張と軍拡競争に拍車 ■ サルコジ大統領がアブダビでの開設式典に参加、収穫は武器および原子炉に関する取引 2009年05月27日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【アブダビ、ロンドン:本紙】 フランスのニコラ・サルコジ大統領は火曜日、アブダビに仏軍の常設基地を開設した。湾岸におけるアメリカおよびイランの影響力と明らかに競合するかたちで、中東地域におけるフランスの戦略的なプレゼンスを確立することになる。 全文をよむ
■ ラブロフ露外相がアサド大統領およびマシュアル政治局長と会談:「和平国際会議の主催を希望」 2009年05月25日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、UPI、MENA】 シリアのバッシャール・アル=アサド大統領は昨日、ダマスカスを訪問したロシアのセルゲイ・ラブロフ外相と会談を行い、中東に関する国際会議開催のために「十分な準備」が必要であることを強調した。 シリア・アラブ通信社「サナ」が報じたところによると、ラブロフ外相は、「中東和平プロ 全文をよむ
■ アッバース大統領、オバマ大統領に示すアラブ諸国の統一姿勢についてドーハでカタール首長と協議 2009年05月24日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面(東アラブ) 【ドーハ:ムハンマド・アル=マッキー・アフマド(本紙)】 ドーハを訪問中のパレスチナのマフムード・アッバース大統領は昨日、カタールのハマド・ビン・ハリーファ・アール・サーニー首長と「重要」と評された協議を行った。この協議は、「特にパレスチナの現状やパレスチナ問題などアラブ地域の喫緊の問題に 全文をよむ
■ 仏政府、6月の訪問受入れを前にネタニヤフ首相の「統一エルサレム」に関する発言を批判 2009年05月23日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、MENA】 仏政府は、6月3日に予定されているイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相の訪問を前に、同首相がエルサレムは「イスラエルの統一された永久の首都であり続ける」と再度繰り返した発言について批判した。 ニコラ・サルコジ仏大統領とネタニヤフ首相の会見は、ネタニヤフ氏が2月20日に首相に就任して 全文をよむ
■ オバマ大統領、イランが核計画をめぐる協議に真剣に応じるまでの猶予期間を2009年末までに ■ 入植停止を要求し、二国家解決案をあらためて呼びかけ ■ ネタニヤフ首相はこれを拒否、イスラエルをユダヤ人国家と認めるよう要求 2009年05月19日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ワシントン、ロンドン:本紙】 アメリカのバラク・オバマ大統領は昨日月曜日、ホワイトハウスにてイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相との重要 会談を終えた後、二国家案を 全文をよむ
■ ウマル・スライマーン情報長官:「エジプトはパレスチナ内部対話が合意をもって終結することを強く望む」 ■ 「分裂状態の解消なしに復興や停戦の議論はあり得ない」 2009年05月18日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【カイロ:アシュラフ・アブルハウル、中東通信社】 エジプトのウマル・スライマーン情報長官は、パレスチナ国民対話第5ラウンドの最中、ハマースとファタハの両代表団に向けて、「エジプトは今回の対話がパレスチナの分裂状態を終わらせる合意をもって終 全文をよむ
■ ファタハとハマース間でカイロ対話再開 ■ クレイウ・ファタハ代表団長とアブー・マルズーク・ハマース代表団長が会談 ■ 両代表団の口論についての報道を否定 2009年05月17日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面(東アラブ) 【カイロ:ジャイハーン・アル=フサイニー(本紙)】 ファタハとハマース間におけるパレスチナ国民対話会議の第5ラウンドが昨日(16日)、エジプトの後援のもと再開された。両組織の代表団は、エジプト側も出席する中、エジプト情報 全文をよむ
■ バルザーニーがレバノン訪問団と双方の関係強化について協議 2009年05月16日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)クルディスタン地域面 【アルビル:本紙】 クルディスタン自治区大統領マスウード・バルザーニーは木曜日、サラーフッディーンにレバノンの社会主義進歩党副党首ドゥライド・ヤーギー氏を迎えた。 歓迎の後に開かれた会談では、クルディスタン自治区とイラクにおける現状に光が当てられ、また7月25日に実施が決定されている議会選挙に参加するためのクルデ 全文をよむ
■イラク議会、「シーア派は不信仰者」とのメッカ・聖モスクのイマーム発言についてサウジアラビアに謝罪を要求 2009年05年15日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ロンドン:本紙:アフマド・アル=ミスリー】 あるイラク人議員によると、メッカの聖モスクのイマームによる発言はイラクのシーア派に対する「中傷」だとして謝罪するよう、イラク議会がサウジアラビア当局に求めた。 サドル派のイラク議会議員、ナスィール・アル=イーサーウィー議員が、イタリアの通 全文をよむ
■ ラーリージャーニー、イエメンとの関係改善のためサヌアを訪問 2009年05月15日付アル・アハラーム紙(エジプト)HPアラブ世界面 【サヌア:イブラヒーム・アル=アシュマーウィー】 イランのアリー・ラーリージャーニー国会議長が昨日、サヌアへの公式訪問を開始し、両国関係の発展と共通の関心事についてイラン指導部からイエメンのアリー・アブドゥッラー・サーリフ大統領に宛てた書簡を手渡す。 サヌアの政治筋によれば、今回のラーリージャーニー議長の訪問は、イエメ 全文をよむ
■ ホワイトハウス:「和平はアメリカ・パレスチナ・イスラエルにとって利益になる」 ■ オバマ大統領、ムバーラク大統領・アッバース大統領 ・ネタニヤフ首相に対し、和平実現への関与を確約 へ ■ ライス米国連大使:「パレスチナ国家実現の夢は、暴力を放棄し過去の協定を承認する政府を作れるかどうかにかかっている」 2006年05月14日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン・ニューヨーク:アーシム・アブドゥルハーリク、ターリク・ファトヒー】 ホワイ 全文をよむ
■ 教皇、故郷への帰還を切望するパレスチナ人との連帯を表明 ■ 分離壁の撤去を希望し、帰還権への支持をほのめかす 2009年05月14日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ベツレヘム:本紙ワリード・アワド】 昨日水曜日、ローマ教皇ベネディクト16世は、パレスチナ・イスラエル紛争を解決するための外交努力は、両国民が憎しみの連鎖から抜け出すことを望まない限り成就しないだろうと語った。 教皇はヨルダン川西岸地区のアーイダ難民キャンプを訪れた際のスピ 全文をよむ
■ ネタニヤフ首相、米政府に対しガザ地区への食糧物資搬入許可の遵守を伝える 2009年05月14日付アル=ハヤート紙(イギリス)アラブ世界面 【ナザレ:アスアド・タルハミー】 イスラエルの「ハアレツ」紙が昨日報じたところによると、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は月曜日(11日)にホワイトハウスでバラク・オバマ大統領と会談する際、「イスラエル当局がガザ地区への食糧物資搬入に課しているあらゆる制限を撤廃する」との約束を伝えるという。 同紙は、イスラ 全文をよむ
■ エジプトのイスラーム集団、イランと同様にオバマ氏と交渉するよう「アル=カーイダ」に要求 2009年05月13日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【カイロ:フサーム・アブー・ターリブ(本紙)】 イスラーム集団(ガマーア・イスラーミーヤ)がアル=カーイダに対してアメリカ政府との古い対立を乗り越えるよう呼びかける声明を発表し、政界を驚かせている。同声明はまた、アメリカのオバマ新大統領の登場という機会を活かして緊張緩和の端緒とし、正義と寛容と、権利を有する人 全文をよむ
■ ヨルダンでローマ法王の訪問中に金曜礼拝の放送をしなかった 理由について、国営テレビ局への調査要求 2009年05月12日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【アンマン:本紙ターレク・アル=ファーイド】 昨日月曜日、ヨルダン国会の大物 議員たちが、ナーディル・アル=ザハビー首相に対し、ヨルダン国営テレビが先週金曜日の正午礼拝のアザーンや礼拝の中継をしなかったことについて真相解明を求めた。 ヨルダン下院議長補佐のアブドゥルハミード・ズナイバート 全文をよむ
■ リクード党首、本日エジプト訪問。ゴラン高原からの撤退なしと公約 ■ イスラエル・ヨルダン・エジプト3ヶ国首脳会談開催へ連絡協議 ■ ヨルダン・ムスリム同胞団とハマース、ネタニヤフ首相の訪問を非難 2009年05月11日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ナザレ:ズハイル・アンドゥラウス】 イスラエル情報筋は昨日日曜、「来月のベンヤミン・ネタニヤフ首相の訪米をひかえて、今週末にアンマンでイスラエル・エジプト・ヨルダン3ヶ国首脳会談を開催するため 全文をよむ
■ ハマース、オバマ大統領への政治書簡で、停戦と国家建設支援の用意を表明 2009年05月10日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面(東アラブ) 【ダマスカス、ガザ:ヌールッディーン・アル=アウサル、ファトヒー・サッバーフ(本紙)】 ハマースは、アメリカのオバマ大統領に対して、停戦と和平プロセスについて柔軟に対応する意向を間接的に示す政治的なメッセージを発した。ハマースのハーリド・マシュアル政治局長は、ハマースと抵抗諸組織は「1967年の境界線に基づくパ 全文をよむ
■ 法王がヨルダン入り、和平の使者としてイスラーム教徒への深い敬意を表明 2009年05月09日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【アンマン:モナリザ・フライハ、ウマル・アッサーフ】 はっきりとした情熱をもって、法王ベネディクト16世は昨日ヨルダンで最初の数歩を踏み出した。和平のための巡礼の旅はヨルダンを最初の訪問地としてイスラエルやパレスチナ各地を巡り、来週の金曜日まで続く。「歴史豊かな...ユダヤ教徒、キリスト教徒、イスラーム教徒にとって宗教的意味に満 全文をよむ
■オバマ米大統領、6月4日に訪問先のエジプトからイスラーム世界へ向けて重要な演説をすることに ■米大統領がムバーラク大統領と会談へ ■アラブ世界の中核をなす国としてエジプトを訪問先に選択 2009年05月09日付アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン:諸通信社】 米大統領官邸は昨夜、バラク・オバマ米大統領が来月上旬にエジプトを訪問し、ホスニー・ムバーラク大統領と重要な地域的および国際的問題の数々を協議すると発表した。 昨夜、大統領官邸のロバ 全文をよむ
■米政権 シリアへの制裁を延長 2009年05月09日付アル・ハヤート紙(イギリス)国際-南北アメリカ面 【ワシントン:本紙ジュウェイス・カラム】 対シリア政策において一方では段階的に外交チャンネルを開き、他方では圧力手段を保つという、慎重な方針を反映する措置として、バラク・オバマ米大統領政権は、ダマスカスに対する制裁を延長した。この措置は経済・金融部門における制裁と、〔シリア政府〕高官を対象とした制裁 からなる。 中近東担当のジェフリー・フェルトマ 全文をよむ
■フェルトマン米国務次官補代理、和平プロセスを遵守するとのオバマ大統領の約束をシリア側に伝える ■「米政権はシリア側との共同作業が可能になりつつあるとの感触を得た」 【ダマスカス:本紙:カーミル・サクル】 ジェフリー・フェルトマン中東担当米国務次官補代理は昨日木曜日、米政権はシリア側との共同作業が可能になりつつあるとの認識を得たと語った。 アメリカ大使館が記者向けに発表した声明には、「約2カ月前にシリアを訪問して以来のワリード・アル=ムアッリム・シリア外相との 全文をよむ
■エジプト、領内で濃縮ウランが発見されたことを否定 2009年05月08日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 エジプト外務省のフサーム・ザキー公式報道官は、国際原子力機構(IAEA)がエジプト国内で濃縮ウランの痕跡を発見したとメディアでさかんに報じられている内容を否定し、それらの記事は「間違いだらけの古い情報だ」との見方を示した。 同報道官は、「本件は2007年にさかのぼり、エジプトはすでに当時、IAEAに対して事実関係を説明している。IAEAの当局者たち 全文をよむ
■ 大幅な内閣改造を発表へ ■ 外交担当者の交代についても協議 ■ アッバース大統領、ムバーラク大統領と総合的なアラブ和平プランを協議 ■ ブレア元首相、交渉の新しい枠組みを米政府が準備中だと明かす 2009年05月07日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 [ラーマッラー:本紙] パレスチナのマフムード・アッバース大統領は、アラブ諸国による総合的な中東和平プランがバラク・オバマ米大統領に手渡されるであろうと述べた。その一方で 、中東和平カルテッ 全文をよむ
■アメリカがイスラエルに核不拡散条約加盟を呼びかけるも、イスラエルは拒否 ■エジプト:「アメリカの立場は重要な進展を遂げた」「イスラエルに条約加盟を呼びかけたことは前向きな動きだ」 2009年05月07日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【世界各国の首都:諸通信社、カイロ:サラ・ワファイー】 アメリカは昨日イスラエルに対し、初めて核不拡散条約(NPT)への加盟を呼びかけた。米国務省のローズ・ゴットミューラー次官補 が「核不拡散条約の国際的遵守は、米国にと 全文をよむ
■ イスラエル、ナスルッラー暗殺に失敗するも彼を標的とする方針...モサドの前レバノン支部長:「イランとシリアの影響ゆえにモサド諜報員のリクルートを促進している」 2009年05月07日付アル=ハヤート紙(イギリス)HP1面 【占領下エルサレム:アーマール・シハーダ(本紙)】 レバノン人諜報員ネットワークの摘発についてイスラエルが沈黙を守っているのは、モサドをはじめとする同国の諜報機関が国外、特にアラブ諸国での活動に対してとっている政策を物語る姿勢である。この諜報 全文をよむ
■ シリア・イラン両首脳、抵抗運動支援を強調 ■ アフマディーネジャード大統領、ダマスカスでパレスチナ各派幹部らと会合 2009年05月06日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ダマスカス:カーミル・サクル(本紙)】 イランとシリアの関係が強固なものであり、諸々の国際情勢の変化を経た今なお両国の立場が確固たるものであるとの明確なメッセージを両国の首脳が発した。シリアのバッシャール・アル=アサド大統領は、ダマスカスで昨日、イランのマフムード・アフマディ 全文をよむ
■ イスラーム聖戦、ロケット弾発射を再開すると威嚇 ■ ハマースは包囲解除へのアラブの弱腰を非難 2009年05月05日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ガザ:本紙アシュラフ・アル=ハウル】 パレスチナの〔抵抗運動〕イスラーム聖戦は昨日月曜日、ガザ地区からイスラエルの町村に向けて発射されるいかなるロケット弾・迫撃砲にも反撃すると最近、イスラエルが威嚇したことを真剣に受け止め、イスラエルの軍事行動がエスカレートすれば反撃すると脅した。またハマースは昨 全文をよむ
■ ムバーラク大統領がフィリピン大統領、日本の外務大臣、サルコジ大統領顧問と会談 ■ 会談直後に大統領府報道官:「グロリア・アロヨ大統領は自国がイスラーム諸国会議機構でオブザーバーの地位を得るための支援をエジプトに求めた」 2009年05月04日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 昨日ホスニー・ムバーラク大統領は一連の重要な会談を行い、地域問題や国際問題のほか 、フィリピン、日本、フランスの各国とエジプトとの二国間関係について協議した。 ヘリオポリスの大 全文をよむ
■海賊に誘拐された漁師33人の家族、息子達の運命の行方を見守る 2009年05月03日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【クフル・シャイフ:アラー・アブドゥッラー】 サマーラ号で航海中、ひと月以上前にソマリア海賊の手によって誘拐されたボルグ・ブルロス村出身の漁師16名の家族が怯える中、エジプト外務省に500万ドルの身代金を支払うよう海賊のリーダーが設定していた36時間の猶予期間が終わった。 海賊のリーダーは身代金を払わなければ、サマーラ号とムンター 全文をよむ
■ ガザ:攻撃2日目に死者2人、緊張つづく ■ ハマースは諸組織に停戦順守を要請 2009年05月03日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面(東アラブ) 【ガザ:ファトヒー・サッバーフ(本紙)】 ガザ地区を緊張と不安が覆っている。ガザ地区では昨日、2日連続でラファハ地区の国境トンネルを狙ったイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人2人が死亡し、治安状況が悪化している。この爆撃と連動して、イスラエル軍によるガザ地区北部への限定的な侵攻が行われ、加えて南部の 全文をよむ
■ ペルシア、それともアラビア…湾岸は名称で混乱! 2009年05月01日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 イランはアラビア湾をペルシア湾と呼ぶことにこだわり、アラブ人はその反対にこだわるという、古くて新しい対立が再び浮上している。 イラン・イスラーム共和国のアリー・アクバル・ヴェラーヤティー国際問題担当最高指導者顧問は、ペルシア湾フォーラムでのスピーチで、「問題の背景には、この湾をとり囲む国々の住民がアラビア語の話者であるということを利用した英国の陰謀があ 全文をよむ
■ イスラエル、「ヒズブッラーがイスラエルを麻薬に溺れさせようとしている」と非難 2009年04月27日付アル=ナハール紙(レバノン)HPアラブ国際面 【テルアビブ:UPI】 イスラエル軍北部戦線司令部の幹部らは、ヒズブッラーがレバノン国境での密輸行為を通してイスラエルを麻薬の海に沈めようと目論んでいると非難した。 インターネット上のイディオット・アハロノート紙のサイトによれば、軍責任者らは「1年半の間、私たちは、レバノンからイスラエルへの大量の麻薬密 全文をよむ
■ ファタハ、協議のための「構想」を携えてカイロへ ■ ハマースはエジプト提案への「代替案」を提示 2009年04月26日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面(東アラブ) 【カイロ、ダマスカス:本紙】 ファタハとハマースの両代表団は今日(26日)カイロに到着し、明日から再開されるパレスチナ国民対話の第4ラウンドに参加する。ファタハ情報筋によると、ファタハ代表団は協議に向けた「構想」を携えてカイロに向かうとのことだが、その一方でダマスカスのパレスチナ消 全文をよむ
■ 「作家達の世界的首都ベイルート」、活動開始 ■ レバノン:イスラエルのために動くネットワークを摘発 2009年04月26日付アル・ハヤート紙(イギリス)HP1面 【ベイルート:本紙】 国会選挙ムード一色と思われた昨日(25日)のレバノンで、二つの事件が起きた。第一として、国内治安軍情報局が、イスラエルと通じている疑いのある新たなネットワークを摘発、昨日午前、そのメンバー3名を南部で拘束した。一年以上もの捜査の成果とされる。第二は、「作家達の世界的首都ベイルー 全文をよむ
■ヒラリー国務長官:「パレスチナとの和平を実現しなければ、イスラエルはイランに対抗するにあたってのアラブ諸国の支援を失うだろう」 ■リーバーマン外務大臣:「パレスチナ問題の解決はイランの核問題の解決にかかっている」 2009年04月25日付アル・アハラ―ム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン:アースィム・アブドゥルハーリク】 【占領下エルサレム:諸通信社】 ヒラリー・クリントン米国務長官は、イスラエルがパレスチナとの和平プロセスを前進させなければ、イランに対 全文をよむ
■ウワイス:アフリカ連合軍の「バクテリア」が撤退するまでアフマド政権との対話はない 2009年04月25日付アル・ハヤート紙(イギリス)アラブ世界・北アフリカ面 【モガディシュ:本紙】 著名なイスラーム主義指導者のハサン・ダーヘル・ウワイス師は、元は同盟関係にあったソマリア大統領のシャイフ・シャリーフ・シャイフ・アフマド政権に対する糾弾を激化させた。そして2年間にわたった追放の後にモガディシュに帰還した翌日、アフリカ連合の平和維持部隊(UNSOM)の撤退前には政府 全文をよむ
■ マシュアル、英国議会で先例のない「遠隔」審問 ■ 捕虜交換に動き、スライマーン、本件と停戦問題の切り離しを主張 2009年04月23日付アル=ハヤート紙(イギリス)HP1面 【カイロ、ニューヨーク、ナザレ:ジーハーン・アル=フサイニー、ラーギダ・ダルガーム(本紙)】 捕虜交換問題は、ゆっくりとではあるが確実に進展している。エジプトのウマル・スライマーン情報局長官による昨日のイスラエル訪問は、その指標の第一としてあげられる。これと平行して、英下院では、「 全文をよむ
■ リビア、エジプトの国家安全保障に対する侵害を認めないと公言 2009年04月23日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【イスマイーリーヤ:DPA 】 昨日、リビア・エジプト関係調整官 のアフマド・カッザーフ・ダム氏が、リビアはエジプトの国家安全保障への侵害を拒否すると公表した。 カッザーフ・ダム氏は昨日午後、カイロの北東140㎞に位置するイスマイーリーヤ県でリビア企業が所有しているおよそ6000フェッダーン〔=2万5200k㎡〕の農地で、麦 全文をよむ
■ イスラエル訪問中のスライマーン情報局長官がリーバーマン外相とも会談、エジプト訪問へ公式招聘 2009年04月23日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 エジプトのウマル・スライマーン情報局長官が昨日、イスラエルを訪問した。今回の訪問において唯一予想外だったのは、スライマーン氏がイスラエルのアヴィグドル・リーバーマン外相と会談を行い、ベンヤミン・ネタニヤフ首相、エフード・バラク国防相と同様にカイロ訪問へ招待したことである。 リーバーマン氏は、数年前にアスワン 全文をよむ
■エジプト、ヒズブッラー問題に関するイランの声明を完全に拒絶すると明言 ■イラン使節団長 を呼び、強い語調の抗議文を手渡す 2009年04月22日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 エジプト政府は、最近エジプトの治安機関が摘発に成功したヒズブッラー細胞問題に関し、複数のイラン高官が発表した声明を強く非難した。 エジプト外務省は昨日、在カイロ・イラン利益代表部のホセイン・ラジュビー代表を召喚し、イランのいくかの声明に対する抗議文を手渡した。それらの声明の中に 全文をよむ
■ パレスチナ人やヒズブッラー細胞メンバーによる攻撃を警戒して、シナイ半島に緊急治安措置 2009年04月21日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【カイロ:本紙】 エジプトは昨日未明から、14.7kmに及ぶガザ地区との国境全域にわたり、治安措置の強化と警察官の増強を開始した。200km以上に及ぶイスラエルとの国境についても同様の措置を取った。観光施設の近辺や、〔シナイ半島北部〕シェイフ・ズウェイドのシャラーク村にある、イスラエル向けに天然ガスを送り出して 全文をよむ
■ イスラエル軍のスーダンでの武器密輸車列爆撃はエリトリアが拠点 ■ アサブ港はイランとの「情報戦争の舞台」 2009年04月20日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ロンドン:本紙】 サンデータイムズ紙がイスラエル治安機関関係者の話として伝えたところによると、貧困国エリトリアがイランとイスラエルの情報戦争の場になっている。同関係者は、「イスラエルは、イラン革命防衛隊がエリトリアに入り込み、ガザのイスラーム抵抗運動ハマースにスーダン・エジプト経由で兵 全文をよむ
■ ソマリア大統領が明日からカイロを訪問 2009年04月20日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 明日、ソマリア共和国のシャイフ・シャリーフ・アフマド大統領が、3日間のカイロ訪問を開始する。訪問ではエジプト側の高官たちと、ソマリア情勢について協議する。 アフリカ担当外務大臣補佐官のモナー・ウマル氏は、ソマリアにおける国民和解の努力を支援し、成長と安定を実現するとのエジプトの意欲を確認し、次の木曜日にブリュッセルで開催予定のソマリア支援国会議にエジプトも出 全文をよむ
■ シナイ半島で包囲されているレバノン人がいるとの情報を否定 ■ ムバーラク大統領はナビーフ・ビッリー氏との会見を拒否 ■ ヒズブッラーはエジプト政府がナスルッラー氏を訴追することに警告 ■ エジプト政府、複数筋からの仲裁があるにもかかわらず、司法の埒外での解決を拒否 2009年04月18日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ベイルート、カイロ:本紙サアド・イリヤース、フサーム・アブーターリブ】 ヒズブッラーの責任ある筋は、「ヒズブッラーは最適 全文をよむ
■ ハニーヤ氏、戦争以降初めて公式の場に現われ、エジプトとヒズブッラーの問題の解決を呼びかけ 2009年04月18日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 解任されたパレスチナ内閣のイスマーイール・ハニーヤ首相は、イスラエルによるガザ攻撃の終了から初めて公式の場に姿を現し、シャーティ(ビーチ)難民キャンプの自宅から近いカルビー・モスクで金曜日の説教を行った際、「メディアで取り上げられているエジプトとヒズブッラーの危機問題を大変関心深く大きな懸念をもって見守っている」と述べ 全文をよむ
■大ムフティー:「エジプトを攻撃しようとするヒズブッラーの行動は、シャリーア上、許されない」 2009年04月17日付アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ケナ:ウサーマ・アル=ハワーリー】 エジプトの大ムフティーであるアリー・グムア師は、「エジプトを攻撃しようとするヒズブッラーの執拗な欲求は、シャリーア上、許されない ものだ」と明言し、「エジプトの治安とエジプト国民の安全を脅かそうとするレバノンのヒズブッラー書記長のふるまいは愚かである。なぜならそれは破壊するだけ 全文をよむ
■アブルゲイト外相が今日、ロシアに対し発言:「ナスルッラーの組織の監視にあたったのはエジプトの治安機関」「他国から情報を得てはいない」 2009年04月16日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 アフマド・アブルゲイト外務大臣は、ヒズブッラーの監視にあたったのはエジプトの治安機関であると強調し、この件に関する情報を他国から得たことを否定した。 ロシアのテレビ局との今日の会見で外相は、ヒズブッラーが関与した今回の事件は、ヒズブッラーの規模をはるかに越えている 全文をよむ
■ヒズブッラー:「エジプトの告発はガザ戦争時にヒズブッラーが取った立場に対する報復だ」 2009年04月15日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)アラブ世界面 【ベイルート:AFP】 ヒズブッラー副書記長のナイーム・カースィム氏は、昨日水曜日、フランス通信社に向けた談話で、ヒズブッラーに対するエジプトの告発は、先の〔イスラエルによる対〕ガザ戦争時にヒズブッラーが取った立場に対する政治的かつ報復的な告発であり、根拠がないものであると強調した。 カースィム 全文をよむ
■ イスラエルはエジプトとヒズブッラーの不和を歓迎 ■ ペレス大統領はスンナ派とシーア派の衝突を期待 2009年04月14日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ナザレ:本紙ズヘイル・アンドラウス】 レバノンの政治組織ヒズブッラーに対するエジプトの告発 について、イスラエルの最初の公式コメントが出された。イスラエルのシモン・ペレス大統領が昨日月曜日、ヒズブッラーとエジプトがイスラエルと関係のないところで 互いに争うのは大変よいことであると発言したのだ。 全文をよむ
■ ファタハ総会日程は未決定、エジプトは国内での会議開催を謝絶 2009年04月13日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ラーマッラー:本紙】 ファタハは昨日日曜日、「ファタハ中央委員会会合において参加資格が特定され、総会の日時および開催場所が決定されるまでは、第6回総会の最終日程は明らかにされない」と発表した。 ファタハのファフミー・アル=ザアーリール報道官は記者会見で、「準備委員会と参加資格委員会は日夜会議の準備に取り組んでいるが、まだ完 全文をよむ
■ アブドラッボ氏、モスクワ和平会議開催の条件としてネタニヤフ政権が2国家解決案と入植活動停止に合意することを提示 2009年04月12日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面(東アラブ) 【ラーマッラー:本紙ムハンマド・ユーニス】 パレスチナ解放機構(PLO)執行委員会のヤーセル・アブドラッボ事務局長は昨日(11日)、「ベンヤミン・ネタニヤフ政権がこれまでに調印された合意、入植活動の停止、2国家解決案を遵守すると表明すれば、モスクワ和平会議は今後数ヶ月の 全文をよむ
■ソマリア:急進派のシャバーブ運動が外国船舶を襲う海賊の権利を支持 2009年04月12日付アル・ハヤート紙(イギリス)アフリカ面 【バイドア(ソマリア)、ナイロビ、ブリュッセル:本紙】 ソマリアの急進的イスラーム主義運動「シャバーブ(青年たち)」 のシャイフ・ムフタール・ルーゴー報道官は、昨日土曜日、「ソマリア海賊が外国船舶を攻撃することは正しい。なぜならこれらの船舶はソマリア海域と関係がないからだ」と述べた。海賊が10人のイタリア人乗組員の乗った米国船舶を襲い 全文をよむ
■エジプト政府、イスラエルの入植活動とエルサレムのユダヤ化に対抗して国際社会を動員する考え ■アラブ6カ国の外相、今日ヨルダンでオバマ政権への共同書簡の提出を議論 ■パレスチナ国家建設に反対するネタニヤフ政権とアメリカ政府との対決が差し迫る 2009年04月11日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【カイロ:サーリー・ワファーイー】 【アンマン:諸通信社】 今日、エジプト・ヨルダン・サウジアラビア・パレスチナ・レバノン・カタールの6カ国の外務大臣 全文をよむ
■ ナスルッラー氏:「エジプトで拘束された中の一人はヒズブッラーのメンバー」 ■ そのメンバーは物資輸送でガザ地区を支援していたと説明 2009年04月11日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長は昨日「アル=マナール」テレビで放映された演説の中で、ヒズブッラーはエジプトの安定を揺るがす活動を行っていないと否定した。しかし、エジプト当局に拘束されているレバノン人サーミー・シハーブが同党の党員であること、また、彼がガザ地区への 全文をよむ
■ オバマ:アメリカはイスラームと戦っていない 2009年04 月07日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1 面 【アンカラ:ウサーマ・アブドゥルアジーズ】 バラク・オバマ米大統領は、彼の前任者である共和党のジョージ・ブッシュ政権 によって冷却化していたイスラーム世界との関係修復に向け、昨日も引き続き努力を行った。 オバマ氏はアメリカと戦略的な同盟を構成するトルコに秋波を送り 、イスラーム諸国初の訪問先となった同国で、「アメリカはイスラームと戦っていない 全文をよむ
■ イスラエル、イランがハマース向け兵器密輸を再開と非難 ■ スーダン経由、シリアとヒズブッラーの協力で 2009年04月06日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ナザレ:本紙ズハイル・アンドラウス】 イスラエル国内では昨日日曜、「イラン・イスラム共和国は、スーダンを通してイスラーム抵抗運動ハマースへの密輸を再開した」との報道がなされた。「今回の密輸は同盟国シリアや、アフリカ諸国及びイエメンで活動するヒズブッラーのメンバーの協力で行われている」という 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、スーダンと中東の問題をアメリカ議会の2つの使節団と協議 ■ マコーネル団長:「エジプトへの経済・軍事援助は保全されており、二国間関係は強固だ」 ■ カルナハン団長:「リーバーマンの声明はパレスチナとの和平実現の助けにならない」 2009年04月06日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【カイロ:ムハンマド・アミーン・アル=ミスリー】 昨日ホスニー・ムバーラク大統領は、ヘリオポリスの大統領官邸で、アメリカ議会からの2つの使節団と会 全文をよむ
■ ガザから「潜入しようとした」パレスチナ人2人殺害 ■ イスラエル国内でパレスチナ人女性が軍の基地を攻撃 2009年04月05日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面(東アラブ) 【ガザ:本紙ファトヒー・サッバーフ】 ベンヤミン・ネタニヤフ右派政権が発足してから2つめの事件が発生した。パレスチナ人の若い女性1人が、イスラエル国内の軍事基地に拳銃で攻撃をし、殺害された。この事件は、イスラエル軍が「ガザ北部の境界からの『潜入の試み』を阻止し、武装したパレ 全文をよむ
■米ユダヤ人がリーバーマン外相の解任を求め活動 ■米国務省、イスラエル外相のワシントン訪問日程が確定したことを否定 ■リブニ前外相:「リーバーマンは長年の和平努力を20分間で無駄にした」 2009年04月04日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン:アースィム・アブドゥルハーリク】【占領下エルサレム:諸通信社】 イスラエルの新外相アヴィグドール・リーバーマンが、アナポリス会議で決定された二国家原則に基づくパレスチナ・イスラエル紛争の解決を拒否 全文をよむ
■ 南アフリカ人判事率いるチーム、ガザにおける「全ての人権侵害」を調査へ 2009年04月04日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター】 国連人権理事会は昨日、ガザにおける調査の範囲を拡大し、イスラエルが行ったものだけではなく「全ての人権侵害」を含める調査とした。実施には旧ユーゴスラビアおよびルワンダの国際刑事法廷のリチャード・ゴールドストーン元検察官が任命されている。 人権理事会の議長であるナイジェリア人外交官マルティン・イホジ 全文をよむ
■ リーバーマン外相のアナポリス合意否定に対し、アメリカはパレスチナ・イスラエル紛争解決のため二国家建設案を 遵守すると強調 ■ イスラエルが和平協定の履行に失敗した場合、EUはイスラエルとの関係発展の凍結を検討 2009年04月03日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP国際面 【ワシントン:諸通信社】 アナポリス和平合意を批判したイスラエルのアヴィグドル・リーバーマン新外相の声明に対する迅速な対応として米合衆国は、イスラエルとパレスチナの二国家建設という基本ラ 全文をよむ
■ ネタニヤフ新政権、発足早々に パレスチナ国家を否定 ■ リーバーマン外相:「エジプトは重要なパートナー…イスラエルはゴラン高原から撤退しない」 2009年04月02日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【占領地エルサレム:通信各社】 イスラエル新政権の強行路線を反映した初声明でアヴィグドル・リーバーマン外相は、2007年11月のアナポリス和平会議での、パレスチナ国家樹立に関する合意を守る義務はイスラエルにはない、と発言した。 前外相ツィピ・ 全文をよむ
■ 国際社会、リーバーマン外相のアナポリス和平合意拒否に対抗して二国家解決案を固持 2009年04年02日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面 【ナザレ、ラーマッラー、ロンドン:本紙】 イスラエルのアヴィグドル・リーバーマン新外相は、昨日発足した新政府はアナポリス和平合意を遵守しないと宣言した。これに対して国際社会は、パレスチナとイスラエルの二国家樹立を基盤とした解決案を堅持する必要性を強調する立場を示している。 ホワイトハウスは昨日、「バラ 全文をよむ
■ アラブ南米首脳会議がドーハで閉幕 ■ チャベス大統領、人道に対する罪でバシール氏でなくブッシュ氏を裁くよう呼びかけ 2009年04月01日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ドーハ:本紙】 カタールの首都ドーハで行われていた第2回アラブ南米首脳会議は昨日火曜日の夜、政治・経済・社会・文化など、様々な分野でアラブ諸国と南米諸国の協力を密にしていくことを呼びかけて閉幕した。 首脳会議では、「土地と和平の交換」の原則と1967年に占領された 全文をよむ
■ カッザーフィー大佐の不規則発言の後、サウジアラビア・リビア間の和解が成立 ■ イスラエルの行った犯罪への処罰と、ペルシア湾上の島嶼の帰属問題へのイランの回答を要求、バシール大統領に対する逮捕状を拒否 ■ 次のサミット会場はトリポリ、イラクは2011年サミットの招致を希望、ムバーラク大統領はサミットを欠席して存在感を示す 2009年03月31日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ドーハ:本紙、バッサーム・アル=バダーリーン】 カタールで行われて 全文をよむ
■ サウジ・リビアの和解 ■ アサド、バシール逮捕を断固拒むよう呼びかけ 2009年03月30日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ドーハ:本紙】 ドーハ・サミット開会式でリビアのムアンマル・カッザーフィー大佐が、数年ぶりの対面を果たしたアブドッラー・サウジ国王に訪問を求めた。サミットを機にサウジ・リビアの和解を目指した主催国カタルの尽力が報われた形である。 一方アサド・シリア大統領は、バシール・スーダン大統領の逮捕状につき、根本からそれを拒 全文をよむ
■ カタールのハマド・ビン・ジャースィム外相、「私たちの関係樹立に誰からも許可を得る必要はない」 ■ スーダン問題の「ハンマー」と、エジプト欠席決定の「台」の間に挟まったドーハ首脳会議 2009年03月29日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ドーハ:本紙アミーン・カンムーリーヤ】 ドーハで明日から始まる第21回アラブ諸国首脳会議をホスニー・ムバーラク大統領が欠席するとのエジプトの決定は、この会合がアラブ諸国の和解を確立する会議となることを妨げることにな 全文をよむ
■ ヌーリー・アル=マーリキー首相とムハンマド6世国王は参加へ ■ ドーハ首脳会議、エジプト代表レベル低く、サウジアラビアの和解実現努力が失敗する可能性高まる 2009年03月28日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【カイロ、ロンドン:本紙】 エジプト外務省のフサーム・ザキー報道官は金曜日、来週月曜日にカタールの首都ドーハで開催されるアラブ首脳会議におけるエジプトの代表レベルをまだ決定していないと述べた。 ザキー報道官はドーハでエジプト代 全文をよむ
■ リブニ・イスラエル外相とライス米前国務長官によるガザ地区への武器密輸防止のための安全保障合意の最初の成果か ? ■ イスラエル、スーダンで車列を爆撃した可能性を示唆、どこへでも同様の爆撃を行うと警告 2009年03月27日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ハルツーム、ナザレ:本紙:ズハイル・アンドゥラウス、カマール・ハサン・バヒート】 複数の情報筋が一致するところによると、イスラエルはアメリカとの情報面での協力の下、ガザ地区へ向かう途中の武器を 全文をよむ
■ エルサレムに2つの居住区建設計画、リーバーマン氏と「マアレ・アドミム入植地」の拡大で合意...ネタニヤフ氏、和平へ尽力...入植地拡大へ 2009年03月26日付アル=ハヤート紙(イギリス)HP1面 【ナザレ:本紙アスアド・タルハミー】 次期イスラエル政府の組閣を委任されたリクード党のベンヤミン・ネタニヤフ党首は「和平のための行動を継続する」と宣言したが、同時に占領下エルサレムのマアレ・アドミム入植地の建設を再開するという口頭での合意が「イスラエル我が家」のア 全文をよむ
■ オバマ大統領:「パレスチナ・イスラエルの現状はこのままではいけない」 ■ 2国家樹立へ向けた米政府の取り組みの真剣さをネタニヤフに警告 2009年03月26日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン:ホダ・タウフィーク、アースィム・アブドゥルハーリク】 米国のバラク・オバマ大統領は、パレスチナ・イスラエルの現状はこのままではいけないと述べ、米国がパレスチナとイスラエルの2国家解決案の実現に向けて、両国を後押しすることの重要性を強調した。またオバ 全文をよむ
■ エジプト当局の姿勢にインターネット上で広く非難 ■ エジプト:宗教者たちが、ガザに向かう途中に押収された羊の購入を禁止するファトワー 2009年03月25日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【カイロ:フサーム・アブー・ターリブ】 エジプトの著名な宗教者や宣教者たちは民衆に対して、エジプトとパレスチナの境界線上にある秘密トンネルを経由してガザ地区に密輸する途中に押収された羊を購入しないよう警告を発した。この[押収された羊の売却の]問題は、本紙ウェブ 全文をよむ
■ 一般市民への爆撃は戦争犯罪だと認定 ■ エジプト外務省、パレスチナに好意的なフォーク報告書を歓迎 ■ 米政府は国連報告官を反イスラエルだと非難 2009年03月25日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 エジプト外務省は昨日の声明で、国連のリチャード・フォーク人権問題特別報告官が提出したパレスチナ報告を歓迎した。報告書には、イスラエルがガザへの不当な攻撃の際に行った侵犯行為は、「戦争犯罪」だと表現されていた。 外務省のフサーム・ザキー報道官は、 全文をよむ
■ アッバース・パレスチナ大統領、「テロ犯罪」との見解 ■ レバノン各方面から非難、非難の矛先はイスラエルに ■ [在レバノンPLO]大使の車列が通過後、爆発物によりパレスチナの在レバノン幹部が暗殺される 2009年03月24日付アル・ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面 【ベイルート:本紙】 パレスチナ解放機構(PLO)在レバノン副代表であるカマール・ミドハト少将の暗殺によって、PLOとファタハ運動はレバノンで痛撃を受けた。ミドハト副代表は昨日午後、レ 全文をよむ
■バシール大統領、国際刑事裁判所に挑戦し、エリトリアを訪問 ■スーダン政府 :「大統領の身は安全だ。国際刑事裁判所の威嚇は脅迫であり海賊行為である」 2009年03 月24日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【カイロ:アスマーウ ・アル=フサイニー】 【アスマラ、ハルツーム:諸通信社】 国際刑事裁判所からの逮捕状へのあからさまな挑戦として、スーダンのウマル・ハサン・バシール大統領がエリトリアのアスマラへの訪問を行った。外遊を行ったのはおよそひと月前に 全文をよむ
■ 大統領補佐官:「大統領は他のアフリカの国へも向かうだろう」 ■ バシール大統領、逮捕状を無視してエリトリア訪問、ドーハでのアラブ・サミットへの出欠は不透明 2009年03月24日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ハルトゥーム:本紙】 スーダンのウマル・ハサン・アル=バシール大統領は、昨日月曜日、エリトリアへの短期訪問を行った。これは国際刑事裁判所でダルフールでの戦争犯罪容疑をかけられて以来、初めての外国行きである。 ハーグにある国際 全文をよむ
■ イスラエル、カタール特使を乗せた航空機のラーマッラー上空進入を拒否 ■ アッバース大統領、首脳会議に安心して参加できるようカタールとエジプト、サウジの対立の解決を希望 2009年03月23日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ラーマッラー:ワリード・アウド】 パレスチナのアッバース大統領は一昨日、側近らに対して「他のアラブ諸国首脳と同様に、今月末に開催されるドーハでのアラブ諸国首脳会議への公式な招待状を受け取った」と伝え、「カタール政府は招待状を 全文をよむ
■ エジプト、ラファハ通行所を3日間開通した後に閉鎖 2009年03月22日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面(東アラブ) 【ラファハ:本紙】 エジプトは今日[22日]、ラファハ通行所の自国側を閉鎖し、ガザ地区に帰ろうとする病人ら足止めになったパレスチナ人の通行を禁止した。エジプト側の情報筋によると、ラファハ通行所は金曜日の夕方まで3日間にわたって開かれ、カイロで治療を受けた病人たちや強制追放されていた人々など、ガザ地区に帰る途中に足止めになっていた全 全文をよむ
■ワシントン:「ハマースがイスラエルを認めることが挙国一致内閣承認の条件」 2009年03月21日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン、パリ:諸通信社】 アメリカ合衆国は、ハマースがイスラエルを承認し、イスラエルとパレスチナの間でこれまでに調印された諸合意を遵守しない限り、ハマースが参加するパレスチナ挙国一致政府を承認しないと改めて主張した。 米国務省は一昨晩に声明を出し、昨日帰国したエジプトのウマル・スレイマーン情報長官が先週ワシント 全文をよむ
■ エジプト・ガザ国境で3本のトンネルが摘発 ■ エジプト警察がラファハ市で武器の隠し倉庫を発見 2009年03月21日付クドゥス・アラビー紙(エジプト)HP1面 【アリーシュ:DPA、UPI】 エジプト治安当局と目撃者の話では、金曜日にエジプト警察が、エジプト・ガザ国境の町ラファハ市内のある地区で、武器や爆発物の隠し倉庫を摘発した。 警察はアフラーシュ地区の倉庫内部で500キログラムの強力なTNT爆薬、複数のロケット弾、戦闘の廃棄物、自動火器を発見し 全文をよむ
■ ガザ攻撃における戦争犯罪、イスラエル兵による告白、彼らはこれを宗教戦争とみなしていた 2009年03月20日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP報道面 【ナザレ:ズハイル・アンドラーウス(本紙)】 ガザ戦争中のイスラエル兵による犯罪行為が明らかになりつつある。イスラエル軍部が、作戦に参加した兵員による証言の掲載を「ハアレツ」、「マアリブ」の二紙に対して許可したところ、彼らが如何に醜悪な罪を犯したかが明るみに出た。冷血な殺人、財産の破壊、戦争犯罪、人権に対する犯 全文をよむ
■ アラブ全面和解と和平プロセス再開についてムバーラク大統領とカーブース国王が協議 ■ マスカトでのムバーラク大統領に対する大衆的かつ公式な歓迎ぶりは、両国関係の深さを反映 2009年03月19日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【マスカト:中東通信社(MENA)】 アラブ諸国の首脳と行っている継続協議の一環として、ホスニー・ムバーラク大統領は昨日、オマーンを公式訪問した。二日間にわたってオマーンのスルタン、カーブース・ブン・サイードと、アラブ世界と地 全文をよむ
■ ムーサー・アラブ連盟事務局長、ドーハでのアラブ・サミットへのアフマディーネジャード大統領の出席を否定 ■ シリアはイランとの良好な関係を維持 ■ エジプト・カタール、リビア・サウジ間で和解の努力 2009年03月17日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ダマスカス:本紙】 シリアのワリード・アル=ムアッリム外相は、昨日月曜日、パレスチナ各派が合意した政府をアラブ諸国は支持するだろうと述べた。また、シリア政府とイラン政府間の関係は不変であり、様 全文をよむ
■ パレスチナ新政府がPLOの締結した諸協定を「尊重する」か「遵守する」かをめぐり ハマースとファタハの間に意見の相違 ■ エジプト、捕虜交換取引問題決着のため、マシュアル氏のエジプト訪問を即時要請 ■ 2010年初めのパレスチナ選挙実施で原則合意 2009年03月16日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【カイロ:アシュラフ・アル=ハウル】 カイロでは昨日、集中的な交渉が行われた。イスラエルとの捕虜交換問題では進展が見られたものの、パレスチナ内部 全文をよむ
■ パレスチナ国民対話会議が今日終了、政権と選挙めぐる障害を克服できず 2009年3月14日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ロイター、中東通信社(MENA)、UPI】 火曜日からカイロで会議を行っているパレスチナ諸派は、挙国一致内閣の樹立と大統領選挙および立法議会選挙の日程における合意を妨げている障害に打ち勝つことはできなかった。対話のための[5つの]委員会は今日作業を終えたが、最高監督指導委員会は諸々の課題、特に組閣と選挙の件を解決し対話を完了させる 全文をよむ
■ ナーシリー:滞在の口実はもはやなく、去らねばならない ■ モロッコ:外交関係断絶に伴いイラン大使国外退去の見込み 2009年03月09日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HPニュース面 【ラバト:マフムード・マアルーフ(本紙)】 モロッコ政府は、イランの立場と動きを両国関係にとり有害と見なし外交断絶を表明した。それを受け、ワヒード・アフマディー駐モロッコ・イラン大使は数日中に同国を去る予定である。 モロッコ政府スポークスパーソン、ハーリド・アル=ナ 全文をよむ
■ バシール大統領、国際刑事裁判所の決定に対して挑戦 ■ スーダンは扇動だとして国連を非難、人道支援10団体に国外退去を命ず ■ エジプトは決定実施の延期を求め、そのネガティブな影響を警戒 2009年03月06日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ニューヨーク:ターリク・ファトヒー、ハルトゥーム:諸通信社】 国際刑事裁判所による逮捕決定に対して公然と挑戦すべく、スーダンのウマル・アル=バシール大統領は昨日行われたデモに参加した。決定を批判し、バシー 全文をよむ
■アッバース大統領、イスラエルに2国家解決案の遵守を要求 ■クリントン国務長官、米政府は和平実現に本気で取り組むと強調 ■クレイウ氏はアッバースとの軋轢のために会談から外される 2009年03月05日付クドゥス・アラビー(イギリス)HP1面 【ラーマッラー:本紙、ワリード・アワド】 昨日水曜日(4日)にパレスチナのアッバース大統領はイスラエルに対し、2国家解決案と入植活動および家屋破壊の停止の約束を遵守するよう呼びかけた。またイランに対しては、パレスチナ問 全文をよむ
■ワシントン・ダマスカス関係改善の兆し ■クリントン国務長官、シリアへ高官2名の派遣を発表 ■イスラエル、アサド大統領には単独和平合意の用意があると断言 2009年03月04日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ナザレ: 本紙ザヒール・アンドレウス】 アメリカのヒラリー・クリントン国務長官は昨日火曜日(3日)に、バラク・オバマ政権が今週、シリアに高官2名を派遣し、2カ国関係を協議する予定であると発表した。両国関係の改善を示す新たな動き となる。 全文をよむ
■ シャルム・シェイフ会議の成果と長期停戦に向けたエジプトの努力をアラブ諸国外相が称賛 ■ バシール大統領の国際刑事裁判所訴追に関する決議の危険性を警告 ■ バハレーンをめぐるイランの声明を非難 ■ 関係正常化と和解実現に向け、エジプト・サウジアラビア・シリアの外相が三者会議 2009年03月04日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【カイロ:マスウード・アル=ヘンナーウィー】 カイロで行われていたアラブ外相会議が昨日閉幕するにあたり、アラブ諸国の 全文をよむ
■サウード・アル=ファイサル外相、3年ぶりにダマスカスを訪問 2009年03月04日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 サウジアラビアのサウード・アル=ファイサル外相が、昨日水曜日にダマスカスに到着した。双方の和解に向けた努力の枠組みのもとでの3年ぶりのシリアの首都訪問となった。 サウジ外相のダマスカス訪問は、アブドゥッラー・ブン・アブドゥルアズィーズ国王へのアサド大統領の書簡を携えた、シリアのワリード・アル=ムアッレム外相のリヤード訪問から、10日も経た 全文をよむ
■ アフマディーネジャード大統領がイラン・イラク・トルコ・シリアの相互協力を呼びかけ 2009年2月28日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター、MENA、UP、AP】 昨日テヘランでは外交面で活発な動きが見られた。バハレーンのハーリド・ブン・アフマド・ブン・ムハンマド・アール・ハリーファ外相が同国のハマド・ブン・イーサー・アール・ハリーファ国王からの両国間の友好を確認する書簡を携えてテヘランを訪問したのである。この数日前にはイランのサーディ 全文をよむ
■ 警察がラホールでシャリーフ元首相派の議員らを逮捕 ■ パキスタンがスワット地区でのアル=カーイダ追跡を誓約 ■ 米国によるパキスタン領内での攻撃中止を要請 2009年02月27日付アル=ナハール紙(レバノン)HPアラブ国際面 【AFP、ロイター、AP】 パキスタン政府は、米軍無人戦闘機によるパキスタン領攻撃の終結に関する協議を呼びかけるとともに、論争の的になってるイスラーム主義指導者らとの和平協定が結ばれたスワット渓谷でアル=カーイダ組織に対して妥協す 全文をよむ
■ムバーラク大統領とムハンマド・ブン・ラーシド副大統領、アラブ情勢や二国間関係について協議 ■ムバーラク大統領はクウェート首長から書簡を受け取り、イギリス外相とも会見 ■アブルゲイト外相、協議後の記者会見で:「パレスチナとイスラエルの長期停戦は事実上、実施されている。近日中には捕虜問題も解決されるだろう」 2009年02月26日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 中東地域での情勢が刻々と進展する中、エジプトは中心的な役割を果たしている。ヘリオポリス にある大統 全文をよむ
■本日、アッバース大統領が和平交渉をめぐる協議のためスウェーデンに 2009年02月25日付アル・アハラーム紙(エジプト)HPアラブ諸国面 【ストックホルム:アブドゥッラフマーン・アル=サイイド】 本日、パレスチナのマフムード・アッバース大統領はスウェーデンの要人たちと会談を行う。スウェーデンのカール・グスタフ国王がアッバース大統領を出迎えることが予定されており、アッバース大統領はフレデリック・ラインフェルト首相およびカール・ビルト外相と、イスラエルとの和平交渉に 全文をよむ
■アサド大統領、 米議会から2代表団を受け入れ:対話に基づき、指図を受けることのない関係構築のために 2009年02月22日付アル・ハヤート紙(イギリス)アラブ世界マシュリク地域面 【ダマスカス:本紙】 バッシャール・アル=アサド大統領は、無益と証明された(他国を)指図する政策をワシントンが避けることの必要性を強調した。そして、アメリカとシリアの関係は「地域の問題と共通利益のよき理解」に基づかなければならないと述べ、中東における和平の実現は、和平を信じる当事者の存 全文をよむ
■ サーイブ・ウライカート氏の仲介により、ドーハでアル=ジャジーラ幹部と白熱した対話 ■ アル=ジャジーラTV局とパレスチナのアッバース大統領、「率直な意見交換」の会合を開くも「和解」実現には失敗 2009年02月21日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ラーマッラー:本紙】 アル=ジャジーラTV局とパレスチナのマフムード・アッバース大統領の関係は当初から良好でなかったが、過去2年間に増々悪化した。アッバース大統領がアル=ジャジーラTVをハマースに偏 全文をよむ
■エジプト政府、停戦行き詰まりを受けてパレスチナ対話会議延期を宣言 ■ギラード交渉担当官、「オルメルト首相はエジプトを侮辱し、イスラエルの安全を侵害している」と非難 2009年02月19日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ガザ:本紙、アシュラフ・アル=ハウル】 ハマースとの長期停戦 に関し、エジプトとの交渉にあたっているイスラエルの大物担当官アモス・ギラード氏が、ハマースとの捕虜交換およびガザ地区停戦をめぐるエジプトとの交渉戦略を変更したとして、エ 全文をよむ
■ムバーラク大統領、レバノン国防相と米上院議員を迎える ■ムッル国防相:「ムバーラク大統領はレバノン国軍への支援は無制限 だと明言」 ■リーバーマン上院議員:「エジプト・アメリカ2国間関係は現在、最高の状態にある」 2009年02月19日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【カイロ:ムフタール・シャイーブ】 昨日、ホスニー・ムバーラク大統領とヘリオポリスの大統領官邸で会見 した後、レバノンのイリヤース・アル=ムッル国防相は、「ムバーラク大統領はレバノン 全文をよむ
■ 昨日のムバーラク大統領との会談後にサアド・ハリーリー氏:「エジプトは現在も将来もレバノン国軍の支援者だ」 ■ 「故ハリーリー元首相の暗殺者は罰せられるだろう」 2009年02月18日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 エジプトがレバノンの維持と国土保全 のための取り組みに対する支援を続ける中、ホスニー・ムバーラク大統領は昨日、レバノン国会多数派グループのリーダーであるサアド・ハリーリー議員を大統領府に迎えた。会談では現在のアラブ情勢や、サウジアラビアのアブドゥッ 全文をよむ
■ 治安協定発効以来、米軍の攻撃で15名が犠牲に 2009年02月18日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【バグダード:本紙】 「憲法による権利と自由を見守る会」マルサド(観測所の意)の統計によれば、米軍によるイラク市民の権利侵害事例が増加している。昨日同会が発した声明によれば、2009年1月1日から2月15日までの間で、犠牲者が死亡したケースが15、負傷したケースが6件にのぼり、その多くが女性や子供も含む民間人である。事件発生の場所は、バグダード、ニネ 全文をよむ
■ エジプト、パレスチナ国家樹立の約束を果たすよう米国に要請 ■ アブルゲイト外務大臣:「18ヶ月間の休戦協定が近く実現」「 国境へのアメリカの監視団派遣はない」「われわれはワシントンとテルアビブ間の合意に拘束されない」 2009年02 月14日付アル・アハラーム紙(エジプト) HP1 面 【ワシントン:フダー・タウフィーク、アースィム・アブドゥルハーリク】 エジプトは昨日、イスラエルによるパレスチナの土地への入植活動を阻止し、パレスチナ国家樹立の約束を本年中に 全文をよむ
■ 停戦宣言はイスラエル側「障害」が克服されるのを待っている ■ ファタハとハマースがメディア・キャンペーン停止に合意 2009年2月14日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【カイロ:ジャマール・ファフミー】 エジプトからの圧力や、右派・極右の圧勝に終わったイスラエルの選挙結果が上手く作用し、カイロでは「ファタハ」とイスラーム抵抗運動「ハマース」の高官級交渉団による会合が木曜日の夜遅くまで行われ、元パレスチナ首相でファタハの動員・組織担当官であるアフ 全文をよむ
■ 「イスラエルにいかなる政府が成立しようと、エジプトの立場はパレスチナ人の利益と不可分」 ■ ウマル・スライマーン長官、各紙編集長向け声明で:「目下の最優先課題は長期停戦の全面合意と和平交渉の再開に達すること」「合意を阻害しているのはロケット攻撃、緩衝地帯、武器密輸、停戦遵守の4つの問題」 ■ アメリカ国務省:「合衆国はエジプトでのガザ支援会議にハイレベルの代表団を派遣」 2009年02月13日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ウマル・スライマーン情報長官は 全文をよむ
■イスラエル選挙、決着がつかない結果に:右派65議席、中道左派55議席獲得 ■リブニ外相が組閣の権利を主張、ネタニヤフ氏は自分が次期首相だと明言 2009年02月12日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【占領下エルサレム:諸通信社】 イスラエルで行われた選挙は、ベンヤミン・ネタニヤフ党首率いる右派リクード党とツィピ・リブニ外相率いる中道右派カディマ党の政治争いを決着させるに至らず、イスラエル政界を覆う先の見えない状況を深めることとなった。 全文をよむ
■ ケリー米上院議員、シリア・イスラエル和平交渉促進へダマスカス訪問 2009年02月12日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ワシントン:ヒシャーム・ムルヒム】 ジョン・ケリー米上院外交委員会議長が今週末、中東歴訪を開始する。イスラーム抵抗運動「ハマース」とイスラエルの停戦の強化に寄与するとともに、トルコの主導によって進められていたもののイスラエルのガザ地区侵攻後に停止していたシリア・イスラエル和平交渉の再開の可能性を探るためだ。 イスラエル議 全文をよむ
■ガザでのパレスチナ人に対するイスラエルの犯罪の証拠を収集するため、アラブ連盟が特別調査団を結成へ 2009年02月11日付アル・アハラーム紙(エジプト)HPアラブ諸国面 【ナセル・ザアルーク】 ガザ攻撃でのパレスチナ人に対する侵害行為について、イスラエルの戦争犯罪人たちを裁判にかけることを目指し、アラブ連盟は国際法廷にかけるための情報や証拠、データの収集を始めた。 アラブ連盟のマフムード・ラーシド・ガーリブ人権局長は本紙に対し、「こうした努力は、イス 全文をよむ
■ NATO加盟10ヶ国代表がデンマークでガザへの武器密輸禁止の方策に合意 2009年02月06日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ロイター】 各国の専門家は昨日、ガザへの非合法な手段による武器密輸を禁止するための方策に合意し、「政治的行動に向けた基礎を定めるために、1ヶ月以内に改めて集まる」と述べた。 デンマークのマイケル・ゼルマー・ジョーンズ外務次官は記者会見で、「専門家による提言は、武器密輸禁止の方法に関する会議に代表者を参加させた10ヶ 全文をよむ
■パレスチナ抵抗運動は封鎖下での合意署名を拒否する 2009年02月05日クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【カイロ】 ハマース指導者のひとりが「パレスチナの抵抗諸勢力は、イスラエルの封鎖の下での停戦合意署名は行わないだろう」と明言し、エジプトが自ら設定した期限である木曜日までに 合意に達する可能性に疑問を呈した。 ハマースの交渉担当官であるムハンマド・ナスル氏 は、水曜(4日)の深夜にカタールのアル=ジャジーラ放送に向けて、合意に達するまでに 全文をよむ
■ ウマル・スレイマーン、停戦案への回答についてハマースと協議 ■ エジプト、ガザ境界のトンネル3つを破壊 ■ イスラエル、緩衝地帯設定を要求 2009年02月04日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【カイロ:アシュラフ・アブルハウル、サミール・アル=サイイド】 エジプトのウマル・スレイマーン情報長官は昨日正午、イスラエルとの長期停戦 をめぐる協議を、ハマース政治局メンバーのイマード・アル=イルミー率いるハマース代表団と再開した。 協議の状 全文をよむ
■アル=ジャジーラ取材班のガザ入りをエジプトが妨害 2009年02月04日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ロンドン: 本紙】 エジプト当局は昨日火曜日、アハマド・マンスールとガッサーン・ブン・ジャッドゥを含む衛星テレビ局アル=ジャジーラの取材班がラファハ通行所を経由してガザ入りしようとしたところを、なんの理由も示さず〔通過〕を拒否した。 マンスール氏はアル=ジャジーラとの電話インタビューで、「エジプト当局は各国の記者たちに通過の許可を出し 全文をよむ
■ エジプトがナスルッラー氏を激しく攻撃:「我々は一握りの無謀な者たちには同調しない」 2009年01月31日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP】 昨日エジプト政府はヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長を激しく攻撃し、同氏がイランの「手先」であると非難した。これはナスルッラー氏が木曜日の記者会見で、エジプトの体制が「ラファハ通行所を開放したとイスラーム・アラブ世界に嘘をつき、同通行所を未だに閉鎖している」と発言したことに対する反論である。 全文をよむ
■アブルゲイト首相:「我々はドーハ・サミットを阻止しようとした」 2009年01月29日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【カイロ、ロンドン:本紙】 エジプトがイランとハマースとヒズブッラーに対し、「この3者はガザ攻撃の際、中東戦争に火をつけようとした」と攻撃した。 エジプトのアフマド・アブルゲイト外相は昨日水曜、テレビ局「オービット」のインタビューで、「彼らは核開発問題における欧米からの圧力から逃れるためのカードを切ろうとしているイランの利益に 全文をよむ
■ハマース、イスラエル偵察隊に対し再び3発の砲弾を発射 2009年01月29日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ、占領下エルサレム、諸通信社】 昨日(28日)、ハマースの軍事部門であるイッズッディーン・カッサーム軍団は、ガザ地区中部のマガーズィー地区東方へ侵攻しているイスラエル偵察隊に対し、迫撃砲3発を発射したと発表した。 これは、新たにアメリカから派遣されたジョージ・ミッチェル中東特使が、イスラエル高官らと停戦の定着に焦点を当てた協議を行 全文をよむ
■ 大学、メディア関係者ら、BBCにガザからの退去を要請 2009年01月29日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ガザ:アシュラフ・アル=ハウル(本紙)】 大学、メディア関係者、外国人活動家、市民団体メンバーなどは、英BBC放送にガザからの即時退去を要請、(BBCの)外国人特派員らに同地から出るよう呼びかけた。 木曜、ガザのBBC事務所前で抗議行動を組織した大学関係者らは、イスラエルによる占領とガザで犯された犯罪行為について、英国放送協会が偏向 全文をよむ
■エジプトでの治療を終え、29人のパレスチナ人負傷者たちがラファハ検問所経由でガザに帰還 2009年01月28日付アル・アハラーム紙(エジプト)HPアラブ諸国面 【ラファハ、アリーシュ(シナイ半島北部):アフマド・サリーム アンマン:諸通信社】 エジプトの病院での治療を終え、カイロからガザ地区への帰路についた29人のパレスチナ人負傷者とその同伴者29人が、昨日ラファハ通行所を通過した。これらの負傷者たちは、ガザ地区へのイスラエルによる攻撃の直後、エジプトの病院で治 全文をよむ
■ エジプト、ガザ地区での停戦定着と和解の実現、通行所の開放、再建に向けた尽力を続ける ■ アブルゲイト外相は今日、ブリュッセルでヨーロッパ各国外相に向けエジプトのビジョンを説明 2009年01月26日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【カイロ、ガザ:通信各社】 エジプトはガザ地区におけるパレスチナとイスラエル間の恒久的な停戦と、パレスチナの全党派間の和解を目的とした提案を実現するため、外交努力を強めている。アムル・スレイマーン情報長官 は昨日、カイロを 全文をよむ
■ トゥルキー・アル=ファイサル王子:「サウジアラビアの忍耐は切れた。イスラエル偏向が変わらなければワシントンの立場への支持を放棄する可能性がある」 2009年01月24日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ロンドン:本紙】 サウジアラビアの前情報局長官トゥルキー・アル=ファイサル王子は、アメリカのオバマ・バラク政権に対し、アラブ・イスラエル紛争に関してアメリカの方向性に目覚ましい変化が起きなければ、サウジアラビアとワシントンの間の特別な関係は脅かされ、 全文をよむ
■ エジプトが2月にガザ復興会議を開催 ■ ハマースが「殉教者遺族」に1,000ユーロ支給、負傷者には500ユーロ 2009年01月23日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター、AP、MENA】 ガザ地区の平穏が続く中で、主要な政治的問題として前面に出てきたのは、イスラエルとイスラーム抵抗運動「ハマース」の停戦確定、エジプトとガザ地区の境界のトンネルを修復・再開する努力がつづく中でのガザ地区への武器流入や密輸の防止策、またイスラエル兵捕虜 全文をよむ
■ パレスチナ人に対する武器密輸は、イスラエル国内から行われている証拠がある 2009年01月23日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 国家人権評議会のムフリス・クトゥブ事務局長は、イスラエル占領下のパレスチナ人にもたらされている武器の大部分は、イスラエル国籍を持つ人々によって持ち込まれていることを示す証拠や文書、自白をエジプトは有していると強調した。武器の売買や秘密取引といったあらゆる行為はイスラエル国内で行われており、さらにはイスラエル占領軍の武器庫からの横流しも行 全文をよむ
■オバマ大統領、ムバーラク大統領とアッバース大統領に中東和平実現への熱意を示す ■ムバーラク大統領:「パレスチナ問題は中東の危機解決の鍵」 2009年01月22日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 アメリカのバラク・オバマ新大統領は、エジプトのホスニー・ムバーラク大統領とパレスチナのマフムード・アッバース大統領とそれぞれ電話会談し、中東和平実現にむけた取り組みにかける自身の熱意を明確にした。 これについてスレイマーン・アウワード大統領府報道官は、「ムバーラ 全文をよむ
■ エフード・バラク国防相、イスラエルの軍事力に依拠した地域和平プランを提示 ■ サウジアラビアの和平案を改めて拒否 2009年01月22日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1 面 【ナザレ:本紙、ズヘイル・アンドラウス】 昨日水曜日(21日)の晩、イスラエル労働党党首でもあるエフード・バラク国防相が、「イスラエルはパレスチナやシリアを含む隣国アラブ諸国との和平プランを準備している。そのプランは基本的に、二国間解決ではなく地域的解決 に依拠する」と明らかに 全文をよむ
■国連事務総長、破壊の光景を前にショックと怒りを表明 ■ガザでの劣化ウラン弾使用について、国際原子力機関(IAEA)が調査へ ■潘基文事務総長、ガザにたいする野蛮な攻撃を批判し、責任者の処分を求める 2009年01月21日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ガザ: 本紙アシュラフ・アル=ハウル】 昨日、火曜日(20日)に国連の潘基文事務総長がガザを訪問し、破壊の光景を前にショックと怒りを表明した。彼はその光景を「心から血がにじむほどだ」と述べ、1 全文をよむ
■ アメリカ、ブッシュのページを閉じ、初のアフリカ系大統領を迎える ■ オバマ、歴史的式典で宣誓 ■ 新大統領、イスラーム世界との相互の敬意に基づく関係建設を約束 2009年01月21日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン:アースィム・アブドゥルハーリク】 バラク・オバマ氏は昨日の歴史的な就任式で、アメリカ合衆国初の黒人大統領として憲法で定められた宣誓を行った。就任式はアメリカ史上最大かつ、最も経費がかかった式典となり、あらゆる年齢の人びと 全文をよむ
■ サウジアラビア国王、ムバーラク・エジプト大統領、アサド・シリア大統領、カタール首長が会談 ■ 非難合戦の停止、相互訪問と2国間対立への対応で合意 ■ クウェート:「ガザの災厄はアラブ諸国首脳の関係を修復した」 2009年01月20日付アル・ナハール紙(レバノン)HP1面 【クウェート:アリー・ハマーダ、サビン・オワイシュ記者】 ガザに対するイスラエルの戦争やその間に発生したアラブ諸国の分裂を背景にこの数日間取り沙汰された予想に反し、昨日クウェートで開始 全文をよむ
■ エジプト、停戦実現に成功、沈静化と封鎖解除の努力を継続 2009年01月19日付アル・アハラーム紙(エジプト)HPアラブ世界面 【サミール・アル=サイイド】 イスラエル政府が一方的な停戦を決定した直後からの数時間に、ガザでの停戦を定着させるべくエジプトが行った努力によって、昨日、パレスチナの諸勢力も一週間の停戦を宣言するという、確実な成果がもたらされた。その一週間の間に人道および救援目的での通行所の開放と、ガザ地区からのイスラエル占領軍撤退が行われることになる 全文をよむ
■ エジプト政府、武器密輸防止合意に不快感 ■ ヨーロッパ諸国は同合意の実施支援をイスラエルに約束 ■ エジプトの「顔を立てる」ためのシャルム・シェイフ会議、イスラエルの撤退と封鎖の解除を呼びかけ 2009年01月19日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ロンドン、シャルム・シェイフ:本紙】 昨日シャルム・シェイフでアラブ、ヨーロッパ各国が参加した突然の協議会合が開催され、イスラエルにガザからの撤退、封鎖の解除、確実な停戦、通行所の開放、ガザ地区へ 全文をよむ
■ 米政府がイスラエルの措置を歓迎、ハマースはイスラエル軍がガザ地区内にいる限り「抵抗を続ける」と表明 ■ イスラエル、シャルム・シェイフ首脳「協議」会合に先んじて一方的停戦を宣言 ■ ムバーラク大統領はエジプト提案への無視を黙認、「演説やスローガンの輩」を非難 2009年01月18日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ラーマッラー:ムハンマド・ハウワーシュ】 ガザ地区に対するイスラエルの戦争が22日間にわたって続き、パレスチナ人1,203人が死亡( 全文をよむ
■ 「ロシアがシリア、イエメン、リビアに海軍基地建設の方針」とロシア国内報道 2009年01月17日付アル=ナハール紙(レバノン)HPアラブ国際面 【ロイター、UPI】 ロシアの複数の通信社は昨日、ロシアが今後数年のあいだにリビア、シリア、イエメンに海軍基地を建設することを決定したと伝えた。 ロシアの国営「イタル・タス」通信社は軍幹部の情報として「これらの諸国に我が国の艦隊の基地を建設するのに要する時間を特定することは難しい。しかし近年中には間違いなく 全文をよむ
■ アッバース大統領:「ドーハ会合欠席は内政干渉が原因」 2009年01月17日付アル=ナハール紙(レバノン)HPアラブ国際面 【ラーマッラー】 パレスチナ消息筋が本紙に語ったところによると、パレスチナのマフムード・アッバース大統領はアラブ連盟のアムル・ムーサー事務局長に対して、カタール政府が開催を呼びかけた首脳会議に出席する意向を伝えていたという。アッバース氏はダマスカスから招聘されたパレスチナ諸組織の指導者らの到着予定について説明を求め、パレスチナ諸組織が招聘 全文をよむ
■ カタールとモーリタニア、イスラエルとの関係凍結と代表部の閉鎖を決定 ■ アサド大統領は間接和平交渉の停止を言明 ■ 「ガザ緊急首脳会議」、クウェート首脳会議に向けてアラブ和平提案の一時停止を提言。レバノンは反対 2009年01月17日付アル=ナハール紙(レバノン)アラブ国際面 【ドーハ】 ドーハで昨日開催されたアラブ諸国拡大会合において、カタールとモーリタニアはイスラエルとの関係凍結を発表し、シリアのバッシャール・アル=アサド大統領はシリアとイスラエル 全文をよむ
■「出たい者だけが出る」緊急ドーハサミットが開催 2009年1月17日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP政治面 【ドバイ:ロイター】 シリアのバッシャール・アル=アサド大統領は昨日(16日)金曜日、イスラエルとのアラブ和平提案は死んだと述べ、すべてのアラブ諸国に対し「ユダヤ人国家との全ての関係を断絶する」よう求めた。 昨日ドーハで開催されたガザ問題緊急会合は、予定より数時間遅れて開催され、開会に際しアサド大統領は上記のように発言した。アサド大統領 全文をよむ
■ザッハール氏自宅に戦車接近 ■UNRWAにも爆撃 2009年1月16日付 アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ、占領下エルサレム:通信各社】 イスラエルのガザ侵攻は20日目に入り、軍事行動が激化、イスラエルの戦車部隊はハマースの主要メンバーの一人であるマフムード・ザッハール氏の自宅と国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の本部に近いバルセロナ公園付近に集結するため、タッル・ハワー地区の住宅地に深く侵攻した。その間、ガザの最北端から最南端ま 全文をよむ
■ハマース、パレスチナ人の被害を食い止めるためエジプトの停戦案に応じる 2009年01月15日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 エジプトの高官筋は「ハマースがここ3日間行われた協議で、パレスチナ人の被害を食い止めるためのエジプトの動きに応じた」と公表した。 同筋は中東通信社(MENA)宛ての声明で、「ここ3日間ハマースと集中協議が行われ、ハマースはパレスチナ人の被害を食い止めるためのエジプトの動きに応じた」と発表した。またエジプトは可能な限り早く停戦を実 全文をよむ
■占領軍がガザで犯した犯罪行為 ■白リン弾や燃料気化爆弾はすべて国際的に禁止されている ■3種の新たな爆弾やミサイルが初めて使用 2009年01月14日付アル・アハラーム紙(エジプト)HPアラブ諸国面 【ハーリド・アスマイー】 イスラエル軍によるガザでの地上攻撃が始まると共に、複数の病院で戦争開始まで見られなかった新たな負傷の症状が現れた。その症状はヒステリー状態に似ており、痙攣と呼吸困難、筋肉の硬直と負傷者の体に広がる異様な火傷が見られ、火傷の部分は骨に 全文をよむ
■ イスラエル政府はハマースの戦闘能力とロケット貯蔵量に驚愕 ■ ハマース、ガザ攻撃についてイスラエルと調整したとエジプトを非難 2009年1月14日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ナザレ:本紙ザヒール・アンドラウス】 昨日(13日)火曜日、ハマース指導部筋は本紙に対し、「エジプトとイスラエル間でのガザ攻撃をめぐる調整は最も進んだ最高レベルに到達した」と語り、昨年12月27日にガザ攻撃が始まる直前に、エジプトがイスラエルと攻撃に関して調整を行ってい 全文をよむ
■ クウェートのワリード・アル=タブタバーイー議員、アラブ連盟本部のカラカス移転を提案 2009年01月10日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ロンドン:アフマド・アル=ミスリー本紙記者】 クウェート国会でサラフ主義ブロックに所属するワリード・アル=タブタバーイー議員は、アラブ連盟本部をエジプトの首都カイロからベネズエラの首都カラカスへ移転することを提案した。 これは先日イスラエルの対ガザ戦争に抗議して自国駐在のイスラエル大使を追放したベネ 全文をよむ
■ 山岳レバノン県のムフティー:「ナスルッラーのエジプト非難は、イランの疑わしいキャンペーンだ」 2009年01月09日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ベイルート:マーヘル・マクリド】 山岳レバノン県のムフティー、ムハンマド・アリー・ジョーズー師は、ヒズブッラーのナスルッラー書記長によるエジプト非難は、イランの非常に危険で意図が疑わしいキャンペーンであると強調し、「ナスルッラーの発言にはアラブ人民とイラン人民との間の火種となるような、セクト主義とリージョ 全文をよむ
■ガザ攻撃停止を求めるエジプト停戦案、国際的に歓迎される ■米政府は支持、ハマースは検討 ■バラク国防相の政治顧問が詳細協議のためエジプト訪問 ■アラブ連盟ムーサー事務局長:「本日の安保理決議投票に向けてアラブ諸国は努力」 ■潘基文国連事務総長は来週、イスラエルとパレスチナを訪問へ 2009年01月08日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ニューヨーク:ターリク・ファトヒー】【ワシントン、占領地エルサレム:諸通信社】 一昨日にエジプトのホスニ 全文をよむ
■ イスラエル、エジプト境界付近への砲撃継続、ラファハ市民に対し家を破壊するため退去を要求 ■ サウジアラビア、石油禁輸という武器を使えとのイランの提案を拒否 2009年01月08日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ガザ:本紙アシュラフ・アル=ハウル】 水曜(7日)、パレスチナ保健省のムアーウィヤ・ハサネイン救急局長は、「先月27日のイスラエルによる攻撃開始以来、死者数は702人、負傷者は約3100人に上る」と発表、死者の3分の1は16歳以下の子供 全文をよむ
■ ガザ攻撃をめぐり、24時間で2度目となるエジプト・フランス首脳会談 ■ シャルム・シェイフでのムバーラク・サルコジ会談で1.戦闘の即時停止、2. 停戦実現、3. 支援物資搬入の保証、4. 和平プロセスの再開が話し合われる 2009年01月07日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【シャルム・シェイフ:ムフタール・シャイーブ】 ガザ地区のパレスチナ人に対するイスラエルの攻撃停止に向けたエジプトの迅速な取り組みの一環として、ホスニー・ムバーラク大統領とフラ 全文をよむ
■散乱した四肢、ちぎれ焼け焦げた遺体、そして血 ■ガザ市民が避難していた学校でのイスラエルによる虐殺 ■イスラエル兵5人を殺害、ロケット弾がテルアビブに迫る 2009年01月07日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ガザ:本紙アシュラフ・アル=ハウル】 散乱した四肢、血、ちぎれ焼け焦げた遺体、崩れ落ちた壁、そして悲鳴。火曜日(6日)の晩、イスラエルの戦闘機によってガザ北部のジャバリヤ難民キャンプにあるファーフーラ学校にミサイル数発が撃ち込まれた後 全文をよむ
■アル=ガバリー保健相:「パレスチナ負傷者110名がエジプトの病院で集中治療」 ■重篤患者にはラファハ通行所の現場で外科手術 【フサーム・ザーイド】 2009年01月05日付アル・アハラーム(エジプト)HP国内面 ハーティム・アル=ガバリー保健相は、昨日(4日)の朝までにパレスチナ人負傷者110人がエジプト各地の病院に運ばれ、集中治療を受けていることを確認するとともに、10を超える病院で怪我の程度に応じて負傷者を受け入れる計画が導入され、それらの病院に対しては 全文をよむ
■ アラブの人々はガザへの対応を理由に政府に怒りの矢を向ける 2009年01月05日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ベイルート:ロイター 】 イスラエルのガザ攻撃は、攻撃停止のためにほとんど何もしていないように見えるアラブ諸国政府に対する国民の感情を刺激した。批判的な人たちの中にはさらに踏み込んで、いくつかのアラブ諸国はパレスチナへの攻撃に協力しているとまで非難している。今回のガザ攻撃はカイロからリヤドまで、アラブ諸国の統治者達の政策とその国民感情との 全文をよむ
■ 死傷者がガザの通りや家屋に ■ 救急車は到達できず 2009年01月05日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ラーマッラー:本紙ワリード・アワド】 ガザ市民が昨日、電話でパレスチナ国営放送に証言したところによると、ガザ地区の通りには多くの死体が横たわり、負傷者たちは家にとり残されているが、道路の破壊とイスラエルによる激しい砲撃のため、救急車が到達できずにいるという。 中でもガザ南部、ミグラーカ地区、サラーフッディーン広場の遺体を搬送す 全文をよむ
■ガザでイスラエルによる地上戦が始まる ■空軍の援護の下、三方向で大砲と戦車による砲撃 ■ハマース:「ガザをイスラエル軍の墓地にする」と強調 ■パレスチナ人の子供が地上戦の最初の犠牲者に ■イスラエル軍兵士に複数の死者 ■アッバース大統領、安全保障理事会の開催を呼び掛ける ■エジプト、攻撃停止を要求 2009年01月02日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ、エルサレム、諸通信社】 昨晩遅く、イスラエル軍が占領下ガザ地区への地上戦 全文をよむ
■ ガザへの地上攻撃開始、イスラエル兵に死者 ■ ガザ戦争、現地からの報道 2009年01月04日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ガザ:アシュラフ・アル=ハウル(本紙)】 土曜(3日)夕、イスラエル戦車隊によるガザ侵攻作戦中、北東戦線でイスラエル側に死者がでた。辺りは闇に沈み国境地帯では銃声が聞こえた。アル=ムンタール通行地点付近の目撃者は、戦車の音と銃声を聞いたと伝えた。 パレスチナ人目撃者によれば、土曜、戦闘ヘリに支援されたメルカ 全文をよむ
■ 400トンのエジプトの援助物資がガザ地区に到着 2009年01月02日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 昨日、ラファハ通行所経由で8度目となるエジプトおよびアラブ諸国からの援助物資がガザ地区に搬入された。赤新月社のアフマド・オラービー北シナイ地区長は、エジプトの合法団体からの10台のトラックがガザ地区に入り、これによってこの数日間に搬入されたエジプトの援助物資は400トン以上に達したと発表した。さらにエジプトからの援助物資250トンが搬入予定であるという。 全文をよむ
■ ガザでの虐殺停止と封鎖解除のため、アラブ閣僚級代表団を安保理に派遣 ■ アラブサミットは延期…エジプトが人道支援のためにラファハ通行所を開通したことを歓迎 ■ ファイサル・サウジ外相:「アラブ諸国の外相はエジプトの役割への行き過ぎた攻撃を拒絶する」 ■ ムバーラク大統領、今回の危機について協議するため、今日トルコ首相と会談 2009年01月01日アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 昨日、イスラエルは停戦の受け入れを拒否し、エフード・オルメルト首相が「現在の 全文をよむ
■カッサーム・ロケットがベエル・シェバを砲撃 ■ムバーラク大統領はラファハ閉鎖に固執 ■死者数は約400人、負傷者は2000人に ■イスラエル、2日間の和平受け入れをほのめかす 2008年12月31日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ガザ、ラーマッラー:アシュラフ・アル=ハウル、ワリード・アワド】 イスラエルのエフード・バラク国防相は火曜日(30日)晩の遅い時刻、エフード・オルメルト首相およびツィピ・リブニ外相との三者会談を終えた後、フランス 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、イランとヒズブッラーを非難 ■ 「アッバース大統領指揮下の治安部隊の復帰が通行所開通の条件」 2008年12月31日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【カイロ:ジャマール・ファフミー】 エジプトのホスニー・ムバーラク大統領は昨日、間接的にではあったがイランとヒズブッラーを激しく非難した。またエジプト外務省は、ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長がベイルートおよびアラブ数ヶ国の首都駐在のエジプト大使館に対するデモを煽動したと非難し 全文をよむ
■イスラエルの攻撃による犠牲が死者345人、負傷者1500人に ■イスラエル、ジャーナリストらにガザ地区国境に近付かないよう警告、ガザ地区周辺への戦車の配備を継続 2008年12月30日付アル・アハラーム紙(エジプト)HPアラブ世界面 【ガザ、ラーマッラー、占領下エルサレム:諸通信社】 ガザ地区への「Cast Lead(鋳造された鉛)」作戦が昨日で3日目に入り、引き続く同地区への空爆の犠牲者数はパレスチナ厚生省の確認によると死者345人、負傷者1500人以上に増 全文をよむ
■ ジャバリヤ難民キャンプへのイスラエルによる空爆で殺された5人姉妹の葬儀が行われる 2008年12月30日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ジャバリヤ(ガザ地区)】 月曜日(30日)未明、ガザ地区北部のジャバリヤ難民キャンプにあるモスクを標的としたイスラエルの砲撃で犠牲となった5人の娘たちの葬儀の場で、父親のアンワル・バアルーシャさんはイスラエルによる市民への砲撃は「戦争犯罪だ」と怒りに満ちた言葉で語り、「娘たちの死に責任ある者たちの裁きを望む」と痛 全文をよむ
■ ガザ空爆、二日目に ■ エジプト、イスラエルに殺戮の停止を要求 ■ ムバーラク大統領とアッバース大統領、流血の危機を議論 ■ 援助物資を積んだエジプトのトラック17台がガザ入り ■ アブルゲイト外相:「攻撃停止と停戦への復帰、通行所の開放が優先事項」 2008年12月29日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 イスラエルの爆撃機は2日目に入った昨日もガザ地区への空爆を続行し、解任されたイスマーイール・ハニーヤ・ハマース政府首相の避難所や本拠地、ハマース 全文をよむ
■ ガザでイスラエルが虐殺 ■ イスラエルの空爆でパレスチナ人225人が死亡、403人が負傷 ■ 児童の下校時と時間帯が重なる ■ エジプト大統領府が攻撃を非難、「死傷者を出した責任はイスラエル占領軍にある」 ■ ムバーラク大統領、ラファハ通行所を通じて全負傷者を受け入れるよう指示 ■ カイロでイスラエルによる虐殺を話し合う緊急アラブ外相会議を開催へ ■ エジプト外務省がイスラエル大使を呼び、攻撃を即時停止するよう通達 ■ 攻撃停止に向け、国連、安保理、EUに電話連絡 全文をよむ
■ エジプト外相、攻撃停止の瞬間までエジプトは努力を続けると明言 ■ エジプトがイスラエルの意図についてハマースに誤情報を与えたことを否定 2008年12月28日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP国際面 【ムハンマド・アブドゥルハーディー、マフムード・アル=ヌービー、サーリー・ワファーイー】 エジプトのアフマド・アブルゲイト外相は、イスラエルのガザ攻撃にエジプトが理解を示したとの噂を全面的に否定し、エジプト政府がハマースに現時点でイスラエルにはガザ攻撃の意図は 全文をよむ
■ エジプト、負傷者受け入れのためラファハ通行所を開放 2008年12月28日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP世界面 【ラファハ:アフマド・サリーム、ラーマッラー:通信各社】 エジプトのホスニー・ムバーラク大統領は、イスラエルの攻撃による全負傷者をラファハ通行所を通して受け入れ、エジプト国内の病院で必要な治療を提供するよう命じた。 エジプトは通行所を開放して数十台の救急車と緊急医療チームを送り出し、国境近くのいくつかの病院の病床を空けて、(パレスチ 全文をよむ
■ リブニ、エジプト情報長官にガザ攻撃を通知 ■ 西岸市民、アラブの沈黙とハマースを欺いた可能性のあるエジプトを非難 2008年12月28日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ラーマッラー:ワリード・アワド(本紙)】 信頼できるアラブ外交筋から本紙が得た情報によれば、エジプト情報長官ウマル・スライマーンは、ハマースに無条件停戦を受諾させる圧力をかけるためイスラエルがガザに決定的攻撃を加えるとアラブ各国政府に通知していた。 同筋によれば、スライ 全文をよむ
■ムバーラク大統領とカッザーフィー大佐、世界金融危機・開発プロジェクトについて協議 ■アレキサンドリアに石油精製プラント、自由通商地帯を建設 ■会談後にアウワード報道官:「両首脳はクウェートでの経済サミットの準備について協議した」 ■マフドゥーディー人民委員会議長:「我々はエジプト人労働者を歓迎する。その数は増しつつある」 2008年12月25日付アル・アハラーム(エジプト)HP1面 【トリポリ:サイード・アル=ガリーブ】 リビアの重要性に鑑みてホスニー 全文をよむ
■ イスラエル、ヒズブッラーへ対戦闘機ミサイルを提供するなら軍事作戦を仕掛けるとシリアを威嚇 2008年12月25日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ナザレ:本紙ズヘイル・アンドラウス】 昨日水曜(24日)夜、テルアビブのハイレベルの政治筋が明らかにしたところによると、イスラエルはシリアに対し「シリア政府がレバノンのヒズブッラーにロシア製の対戦闘機ミサイルを提供するならば、手をこまねいてはいない」という厳しい表現の書簡を送った。イスラエルの民放テレビ第 全文をよむ
■パン危機がガザを直撃 ■半日分の食糧を得ようと列を成す市民 2008年12月24日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ガザ: 本紙アシュラフ・アル=ハウル】 火曜日(23日)、ガザ地区では多くのパン屋が小麦粉不足のため操業を停止した。未だ営業している数少ないパン屋の前には、「パン袋」1つを手に入れようと待つ市民の長い列が見られた。 パン製造組合のアブドゥンナーセル・アル=アジュラミー組合長が明らかにしたところでは、もともとガザにあった4 全文をよむ
■ アサド・シリア大統領、イスラエルとの直接交渉への移行を予測 ■ オルメルト・イスラエル首相、エルドアン・トルコ首相とゴラン高原からの撤退に関するシリアの提案文書を議論 2008年12月23日付アル・ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター、AP、MENA、UPI】 地域レベルで活発化する外交の動きは昨日、シリアとイスラエルが間接交渉から直接交渉への移行に乗り出していることを示唆するものであった。イスラエルのエフード・オルメルト首相が間接交渉の仲介 全文をよむ
■ イスラエル、ヘリコプターでガザを砲撃 ■ リブニ外相、ハマース政権の終焉を約束 ■ 赤新月社、ガザに800万エジプト・ポンドの支援 【ラファハ、アフマド・サリーム:ガザ、エルサレム:諸通信社】 2008年12月22日付アル・アハラーム(エジプト)HP1面 パレスチナ諸派がイスラエルとの停戦終了を宣言してから2日たった昨日、イスラエルのヘリコプターがガザ地区北部のタッラ・クレイボ地区を爆撃し、ベイト・ハーヌーンの北と東でもイスラエルの軍事行動が行われた。 全文をよむ
■ 停戦協定が期限切れ、ハマースとイスラエルは警戒態勢 ■ エジプトはラファハ通行所の閉鎖を弁明、ライス米国務長官は暴力の使用に警告 2008年12月20日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ラーマッラー:ムハンマド・ハウワーシュ記者、諸通信社】 ガザ地区および周辺地域におけるイスラエルとイスラーム抵抗運動「ハマース」との停戦協定は昨日期限切れを迎え、いずれの側も軍事行動を激化させてはいないが、双方とも部隊を警戒態勢に置いている。一方、パレスチナのマフム 全文をよむ
■ アンマンでエジプト・ヨルダン最高委員会が会合、投資・産業・運輸・労働者管理分野での23の協定に調印 ■ ナズィーフ首相:「エジプトとヨルダンは両国間の通商・経済の円滑化に熱意」 2008年12月18日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【アンマン:イサーム・アブドゥルカリーム】 昨日(17日)、エジプトとヨルダンは投資・産業・運輸・若者・スポーツおよびヨルダンのアカバ経済特区へのエジプト人労働者の移送管理といった分野において、両国間の協力を促進するた 全文をよむ
■アメリカを除く外国軍をイラクから撤退させる法案、7月に承認へ ■ザイディ記者、拷問のため重傷を負う ■イラク政府はマーリキー首相への侮辱罪で起訴の方針 2008年12月17日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【バグダッド:本紙ハーニー・アーシュール、ディヤーウ・アル=サーマッラーイー】 イラク人記者、ムンタザル・アル=ザイディの親族が語ったところによると、彼は2日前にジョージ・ブッシュ大統領に靴を投げつけたことで逮捕された後に受けた拷問により、肋 全文をよむ
■ イスラエル、ガザ地区で広範囲な軍事作戦を行うと威嚇 ■ ロケット弾を避けるため、自国の戦闘機にガザ地区上空を回避するよう命令 2008年12月11日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ナザレ:本紙ズヘイル・アンドラウス、アシュラフ・アル=ハウル】 昨日水曜(10日)夜、イスラエル国防省がイスラエル空軍所属の戦闘機に対し、イスラーム抵抗勢力ハマースが戦闘機を撃ち落すことを憂慮し、イスラエル南部での空路を変更するよう命令したことが明らかになった。 全文をよむ
■ スーダン、アビエイで合同部隊の兵士1人が殺害、8人負傷 ■ 国連は事件を非難、当事者たちに平静を維持するよう呼びかけ 【ハルツーム:カマール・バヒート本紙記者】 2008年12月15日付クドゥス・アラビー(イギリス)HP1面 地域責任者や国連部隊の将校たちは昨日の日曜日、兵士達がスーダンのアビエイで戦闘に巻き込まれ、緊張を緩和させるために同市からの撤退に同意したことを明らかにした。 同じ頃ある高官は、帰属が争われている産油地帯にあるアビエイで衝突 全文をよむ
■ 米議会の代表団、エジプト大統領との会談後に談話 ■ 「オバマ次期大統領は和平プロセス推進のため、ムバーラク大統領との協議を望んでいる」 ■ 「エジプトとアメリカとの関係は強固で相互の敬意の上に成り立っている」 2008年12月15日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 アメリカ議会代表団長バイロン・ドーガン上院議員は昨日のホスニー・ムバーラク大統領との会見後、「次期アメリカ大統領のバラク・オバマ氏は和平プロセス推進のため、ムバーラク大統領との協議を望んでいる」 全文をよむ
■ 首相府筋:数時間内にブッシュ大統領がバグダード到着 2008年12月14日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HPイラク情勢面 【バグダード:イラクの声通信】 日曜、首相府筋によれば、来る数時間以内にブッシュ米大統領のバグダード到着が予想される。 イラクから外国軍を撤退させる協定は、2009年1月1日を持って発効するので、これは、撤退実施17日前の訪問となる。先月27日イラク国会は、同協定を35対144の多数で承認した。反対票の中にはサドル派29名が含 全文をよむ
■イスラエルに国際的非難、ガザ包囲の解除を呼びかける声が高まる ■中東和平4者、数日内に和平プロセス促進策を協議 ■イスラエル指導部はパレスチナ人への強硬策を検討 2008年12月11日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ニューヨーク、ガザ:ターレク・ファトヒー、諸通信社】 中東和平4者〔=米・国連・EU・露〕は、パレスチナ・イスラエル間和平プロセス促進の方法を協議するため、ここ数日のうちに重要な会合を開催する。会合は各方面から合意が得られた後、国連 全文をよむ
■イスラエルによる封鎖を破るため、ガザに4回目の上陸 2008年12月10日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ガザ: 本紙アシュラフ・アル=ハウル】 火曜日(9日)にイスラエルは、パレスチナ人に連帯する活動家たちを乗せた船がガザの海岸に入ることを許可した。これはイスラエルによるガザ封鎖に抗議するための4回目の渡航となる。 船舶ディグニティー号は、月曜日の夕方にキプロスのラルナカ港を出港した。ガザ港に入港したこの船には、イギリス人の記者や大学 全文をよむ
■ スレイマーン・レバノン大統領にとり第4のアラブ友好国であるヨルダン ■ レバノンとの相互協力と主要な課題が目立つ 2008年12月8日付アル・ナハール紙(レバノン)HP国内政治面 【ハリール・フレイハーン記者】 ヨルダンのレバノン諸問題への対応は、レバノンの国内問題に関してどの政治勢力とも直接の交渉を行わず、ヨルダン政府高官らが治安問題や選挙法、ドーハ合意の履行状況について(ごく一部の友好的な人物を除いては)国会内会派や各勢力の代表らとの協議を行うこともな 全文をよむ
■ サウジアラビア政府が政治活動を禁止しているにもかかわらず、イラン人たちがハッジ中にデモを強行 ■ 200万人以上のムスリムがアラファートでウクーフの行を行った後、犠牲祭を迎えるためにムズダリファへと向かう 【世界各国の首都:通信各社】 昨日、「ラッバイカ・アッラーフンマ・ラッバイカ〔=神よ、あなたの御許に参りました〕」と唱えつつメッカ東郊のアラファート山に立った200万人以上の巡礼者たちからは、祈りの声と自らの罪および全ムスリムの罪に許しを請う声が上がった。何千ものテ 全文をよむ
■ ブッシュ大統領:「不成功や失望」もあったが中東の将来は明るい、と見解示す 2008年12月06日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ワシントン:ヒシャーム・ムルヒム記者】 ジョージ・ブッシュ米大統領は、この8年間の中東に関する自身の政策や決定、すなわちサッダーム・フセイン体制の打倒、テロとの戦い、アラブ世界の民主化プロセスの支援、イランの核計画の阻止、イスラエルとパレスチナ人の間の和平「構想」実現の追求などにより、「不成功や失望」もあったものの、中東地域 全文をよむ
■ ヘブロン入植者の暴力にパレスチナ市民が抗議 2008年12月06日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ヘブロン、アンマン:本紙】 金曜(5日)、アンマンの中心部で、ヨルダンのイスラム運動により組織されたガザ封鎖への抗議とハマース支持のための行進に2500名以上が参加した。金曜礼拝の後、大フサイニー・モスクを出発した行進は約1キロ離れたアマーナ・ビルディングへ向かい、参加者たちは、「ガザは陥落しない、封鎖を破るだろう」というプラカードやヨルダン国旗、緑の 全文をよむ
■ エジプト:「ラファハ通行所はいつでもパレスチナ人巡礼者を迎えられる」 2008年12月05日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP国内面 【ラファハ:アフマド・サリーム、ガザ:諸通信社】 エジプトは、ビザを携行したパレスチナ人巡礼者が到着した際にはいつでもラファハ通行所を開放すると決定した。 ラファハ通行所のエジプト側責任者によれば、エジプトはパレスチナ人巡礼者のために通行所の開放を継続しており、現場にはカイロ空港へと巡礼者を運ぶバスが数多く到着して 全文をよむ
■ハマースに対する外交・メディア攻撃キャンペーンが強まる中、「エジプトはガザ地区にイスラーム国家を樹立することは許さない」との発言 2008年12月04日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【カイロ、ロンドン:本紙】 エジプト議会・外交委員会のムスタファ・アル=ファキー委員長は昨日(3日)水曜、エジプトはハマースがガザ地区にイスラーム国家を設立することを認めないと警告した。 エジプト の国営通信社MENA(中東通信社)が主催した会合でファキー委員長 全文をよむ
■ ハマース、サウジアラビア国王にサウジへの入国ビザをガザ住民に給付するよう懇願 2008年12月03日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【アリーシュ(エジプト):アフマド・サリーム】 エジプト側からラファハ通行所が開放されて4日目となった昨日も、パレスチナ人巡礼者は誰一人として姿を見せなかった〔訳注:現在はイスラーム暦の巡礼月にあたり、サウジアラビアにある二大聖地メッカ、メディナへ多くのイスラーム教徒が巡礼に向かう〕。 ラファハ国境 の当局筋は、 全文をよむ
■ユダヤ人入植者たちがヘブロン住民を攻撃、西岸地区のモスクを汚す ■預言者を冒涜・・・軍は「傍観」 2008年12月03日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ラーマッラー:本紙ワリード・アワド】 ユダヤ人入植者たちが火曜日(2日)、ヨルダン川西岸地区のパレスチナの村々にあるモスクを故意に汚した。彼らは預言者ムハンマドを侮辱する言葉を書き、壁にはダビデの星を描いた。またヘブロンでは入植者によるパレスチナ人への襲撃が続いているが、パレスチナ当局と目撃者によ 全文をよむ
■ リヤドの危機感がフランスの努力を促す 2008年12月02日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【パリ:サミール・トゥワイニー本紙記者】 パリの外交筋によると、フランスの使節団は先週の日曜日にダマスカスを訪問し、シリアのバッシャール・アル=アサド大統領と共に、両国の基本的な課題の現状について話し合った。内容はレバノン問題、シリアとフランスおよびヨーロッパ連合(EU)の関係、中東和平プロセスなどである。 同筋によると、フランス政府はシリア政府に対 全文をよむ
■ 海運が危機に! ■ 国際法で処罰の対象から抜け落ちている海賊行為 2008年12月02日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP特集面 【報告:アイマン・アッ=スィースィー】 海の安全が海賊行為のため危険に瀕している中、国際法および国内法は海賊行為を取り締まり、裁判にかけることが出来ずにいる! 最近ではサウジアラビア船、その前にはエジプト船がソマリアの海賊に襲撃されるなど、数々の海賊行為が行われているにもかかわらず、海賊たちには法の手が及ばず、国際海運 全文をよむ
■ アブドゥッラー2世国王がハマースとイスラエルを仲介、攻撃の激化を阻止 ■ エジプトの仲介努力に代わる動きとの見解も 2008年11月29日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ラーマッラー:ワリード・アウド本紙記者】 昨日金曜日にもたらされた情報によれば、最近ガザ地区で激化していた攻撃が停止される1週間以上前に、ヨルダンのアブドゥッラー2世国王がハマースとイスラエルの間で仲介努力を行っていたという。一方、イスラエルのエフード・オルメルト首相は数日前 全文をよむ
■ ガザへの援助物資搬入のため、イスラエルがカラム・アブーサーリム検問所を開放 ■ ブッシュとオルメルトが会談:「和平努力は今後も継続」 【占領下エルサレム、ガザ:諸通信社】 イスラエル当局はパレスチナ側および国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)に対し、ガザ地区の東南部に位置するカラム・アブーサーリム検問所を数時間のうちに部分的に開放し、ガザ地区住民への人道支援物資を積んだトラックを通すことにしたと通達 した。 同じく昨日、クネセト(イスラエル国会) 全文をよむ
■ シリア:「キバルの施設は軍事用だった。再度の査察訪問は許可しない」 2008年11月22日付アル=ナハール紙(レバノン)HPアラブ・国際面 【AFP、ロイター、AP】 シリア核エネルギー機構のイブラヒーム・ウスマーン長官は、[2007年9月にイスラエル軍の空爆を受けた]キバルの施設に関する国際原子力機関(IAEA)の報告書に反論し、シリアは国連の査察官に1回の訪問を許可するとの書面による合意を遵守するが、「再度の査察は許可しない」と述べた。 ウィー 全文をよむ
■ 安全保障理事会がソマリアの海賊行為を非難 ■ アラブ諸国は米欧諸国が対策にあたってアラブ諸国を無視していると批判 2008年11月21日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【国連(ニューヨーク):アリー・バルディー、カイロ:ジャマール・ファフミー、その他各国首都:諸通信社】 安全保障理事会は昨日、ソマリア沖で広範囲にはびこっている海賊行為を停止させるためソマリアに対する新たな制裁措置を全会一致で採択した。制裁はソマリア国内の暴力や不安定状態を助長する全 全文をよむ
■ 世界金融危機とその影響への対応が、アブダビでのムバーラク・ハリーファ会談の議題のトップに ■ アウワード報道官:「エジプトとUAEの二国間関係が両大統領の最大の関心を集める」 ■ ラシード通商・産業相、二国間関係の質的飛躍と共同出資支援のための新たなメカニズムに言及 ■ アブルゲイト外相:「インドはエジプトの拡大G8参加を歓迎している」 ■ 投資分野における実施枠組み構築のため、インドから4代表団が近日エジプトを訪問 2008 年11月20日付アル・ アハラーム紙( 全文をよむ
■オバマ政権はエジプトとの戦略的関係の強化を期待している 2008年11月19日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン:ホダ・タウフィーク、アースィム・アブドゥルハーリク】 エジプトのサーミフ・シュクリー駐ワシントン大使は、次期アメリカ大統領に当選したバラク・オバマ氏の政権はエジプトとの協力に関心があり、以前と同じ強度にまでエジプトとの関係を回復させて、中東和平交渉の前進のため、この戦略的関係を頼りにしようと考えていると強調した。 シュ 全文をよむ
■ ダマスカスでのアラブ情報・通信相合同会議にて、アラブ連盟のムーサー事務局長 :「アラブ世界はその存続にかかわり、対処に努力の傾注を要するような様々な諸問題に直面している」 2008年11月18日付アル・ アハラーム紙(エジプト)HP アラブ世界面 【ダマスカス:マスウード・アル=ヘンナーウィー、アイマン・アル=マフディー】 昨日、ダマスカスで開催された情報相および通信相の二つの会合の開会式で 、アラブ連盟のアムル ・ムーサー事務局長は、「アラブ世界には民族共同体 全文をよむ
■ ムーサー事務局長:「パレスチナ間対話は終着点に至ってはいない」 2008年11月17日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ダマスカス:マスウード・ヘンナーウィー、アイマン・マフディー】 シリアのバッシャール・アル=アサド大統領は、ダマスカスを訪れたアラブ連盟のアムル・ムーサー事務局長 と会談し、地域・国際問題、特にパレスチナ情勢 や、イラクやレバノンに関わる問題について協議した。 ムーサー事務局長はアラブサミットの現議長であるアサド大統領に対し 全文をよむ
■ ガザで再停戦が実現しなければ全面戦争勃発の恐れがあるとエジプト政府が懸念 ■ スレイマーン情報長官、対話をボイコットしたマシュアル政治局長に対し、高価な代償を払うことになると警告 ■ オルメルト元首相はハマース抹消計画を希望、バラク国防相は元首相に今後の帰結を警告 【ナザレ:本紙ズヘイル・アンドラウス】 エジプトの政策決定者とハマースとの間で、かつてない緊張関係が続いている。パレスチナの観測筋が先日日曜、本紙に明かしたところによれば、パレスチナ国民対話に参加する 全文をよむ
■ インドが工業、石油、情報技術の分野でエジプトに350億ドルの投資を計画 ■ ムバーラク大統領、両国間の戦略的パートナーシップの基礎作りのため、今日インドを公式訪問 ■ ムバーラク大統領、インド大統領、副大統領、首相、与野党の党首と会合 ■ エジプト・インド首脳会談、国連改革と食糧危機への対処方法を協議 2008年11月16日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ニューデリー:ムフタール・シャイーブ】 今日ホスニー・ムバーラク大統領夫妻は、就任 全文をよむ
■石油・天然ガス・鉄道・空港および港湾開発の分野でエジプトとロシアが協力 ■モスクワでのエジプト・ロシア間フォーラムの閉幕にあたり、2つの協定に調印 ■ナズィーフ首相、ロシア人実業家にエジプトでの共同投資拡大を呼びかけ 2008年11月13日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【モスクワ:ウサーマ・アブドゥルカリーム】 エジプトとロシアは昨日、天然ガスと鉱物資源分野での協力に関する二つの協定に調印した。1つ目の協定は、天然ガスの採掘・生産・流通・マーケ 全文をよむ
■ オルメルト、ガザ地区からのロケット弾発射をうけてガザ地区への電力供給切断の提案を検討 ■ ガザ地区でイスラエル軍兵士との衝突によりパレスチナ人活動家4人が死亡 2008年11月13日付クドゥス・アラビー(イギリス)紙HP1面 【ガザ:本紙アシュラフ・アル=ハウル】 昨日水曜日、ガザ地区南部のアル=カラーラ地区に侵攻したイスラエル軍特殊部隊との衝突により、パレスチナ人活動家4人が死亡した。これによってパレスチナ諸派とイスラエルとの6月19日以来の脆い停戦が脅 全文をよむ
■ 両国間関係についてムバーラク大統領からメドヴェージェフ大統領、プーチン首相へ書簡 ■ ナズィーフ首相:「観光、エネルギー、運輸、商工業分野で協力拡大」 2008年11月12日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【モスクワ:イサーム・アブドゥルカリーム】 昨日モスクワにてアフマド・ナズィーフ首相と行った会談で、ロシアのウラジーミル・プーチン首相は、ホスニー・ムバーラク大統領が中東における平和と安定実現のために行っている尽力を称え、ムバーラク大統領はロシア 全文をよむ
■ ハマース、対話のボイコットを内部対立と結びつける見方を拒否 ■ エジプトは自身が用意した“ペーパー”にこだわり、対話会議開催に向けた尽力を継続 2008年11月10日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ガザ、ラーマッラー:本紙アシュラフ・アル=ハウル、ワリード・アワド】 ファタハ高官は9日日曜日、この2週間のうちにパレスチナ内部対話を開催できるよう、エジプトは尽力を続けていると語った。 同じく 昨日、中東和平の仲介役を務める4者委員会〔米 全文をよむ
■雇用機会の増大、成長と開発、人的資源の活用のための計画作りに向けた戦略を、地中海諸国で策定へ 2008年11月10日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【マラケシュ;マフムド・アル=アジュルーディー】 エジプトは、雇用機会の増大や、人的資源のより良い活用と雇用状況の改善に基づく成長・開発計画を策定するために、「地中海のための連合」諸国間で戦略をたてる地域政策を採用するべきだと強調した。 アーイシャ・アブドゥルハーディー労働力・移民相は、地中海連合 全文をよむ
■ 開放最終日を迎えたラファハ通行所で大混雑 ■ 明日シャルム・シェイフで中東和平4者協議 2008年11月07日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ラファハ:アフマド・サリーム、占領下エルサレム:諸通信社】 病人、学生、海外での居住権を持つ人々にガザ地区への出入りを認めた開放の3日目にして最終日にあたる今日、ラファハ通行所では大混雑が見られた。通行者の数は最終日にあたる今日だけでも1300人に達すると見られる。 また、パレスチナ・イスラエ 全文をよむ
■ペレス大統領、宗教対話会議でサウジ国王の後に演説予定 2008年11月06日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ナザレ:ズヘイル・アンドラウス】 イスラエル政府は昨日水曜、サウジアラビアのアブドゥッラー・ブン・アブドゥルアジーズ国王の提案で11月11~13日にニューヨークで行われる国連宗教間対話会議にシモン・ペレス大統領が参加すると発表した。ペレス大統領にはツィピ・リブニ外相が同行するという。 フランス通信社(AFP)が報じたイスラエル政府の声 全文をよむ
■ パレスチナ人3130 人がラファハ通行所を通過…イスラエルに向けてロケット弾50発を発射 2008年11月06日付アル・ アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ラファハ:アフマド・サリーム、ガザ:諸通信社】 昨日ラファハ通行所を通過したパレスチナ人は合計1500人に上り、一昨日に通行所が再開されてからの人数は3130人に増加した。今日、通行所が再閉鎖される前に、さらに1500人が通過すると予想される。通行者の大半は学生や病人、海外に居住権 を持つ人々である。 全文をよむ
■ スコービー駐エジプト米国大使:「エジプト=アメリカ関係は大統領選の結果にかかわらず強固であり続けるだろう」 2008年11月4日付アル・アハラーム紙(エジプト)HPエジプト国内面 【本紙:ヤヒヤ・ガーニム】 マーガレット・スコービー駐エジプト米国大使は、「エジプト国民が米大統領選挙の行方を高い関心を持って見守っていること は、この選挙自体の重要性と、アフリカ系米国人が初めて大統領の座につくことになるかもしれないという選挙結果が持つ重要性の反映であり、加えて世界が 全文をよむ
■ バルザーニー、イラク・クルディスタンでの米軍基地設置を歓迎 ■ ディヤーラ、「覚醒」部隊指導者とその家族が死亡 2008年11月03日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【バアクーバ(イラク):ディヤー・アッ=サーマッラーイー(本紙)】 イラク治安筋の発表によれば、昨日日曜(2日)、騒乱の続くバグダード東北のディヤーラ州で起きた爆発により、「覚醒」部隊リーダーとその夫人並びに子供4人が死亡した。爆発は、南バハルズ(バアクーバ南部)において、その地区の 全文をよむ
■ イスラエルのアラブ系諸政党が選挙の統一選挙会派の結成を目指す動き 2008年11月02日付アル=ナハール紙(レバノン)HPアラブ・国際面 【AFP】 イスラエル・アラブの政治家と議員たちは、イスラエル議会総選挙で右派勢力の伸張に対抗し、アラブ人の投票率を上昇させるためには、アラブ人議員候補の統一リストを作成することが緊要だと考えている。 民主祖国同盟(バラド)党所属のクネセト[イスラエル議会]議員であるジャマール・ザハーリカは、「世論調査で85%の 全文をよむ
■ オルメルト首相がシリアとの協議再開、直接交渉への転換を公表、イスラエル政界に動揺 2008年11月01日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ナザレ:ズハイル・アンドラウス本紙記者】 イスラエル政界は来年2月10日に行われる総選挙に掛かり切りであるが、エフード・オルメルト首相が再び政治動向の主役となっている。シリアとの間接交渉を継続するというオルメルト首相の意向について首相府がイスラエルのメディアに情報を漏らしたため、ベンヤミン・ネタニヤフ氏率いる野党 全文をよむ
■ムバーラクとサルコジが首脳会談、経済危機・地中海連合・G8拡大について協議 ■会談後の記者会見でムバーラク大統領:「エジプトは最後までレバノン問題から手を引かない」「経済危機は輸出・観光・スエズ運河に影響を与えるだろう」 ■フランス大統領官邸筋:「フランスはエジプトのG8参加を支持する」 2008年10月30日付アル・アハラーム(エジプト)HP1面 【パリ:ムハンマド・アミーン・アル=ミスリー、ナジャー・アブドゥンナイーム】 昨日(29日)エリゼ宮にてホス 全文をよむ
■ イスラエル、ニューヨークでの宗教対話会議にサウジアラビアから歴史的な招待 ■ リブニ外相とペレス大統領が参加を検討 2008年10月30日付クドゥス・アラビー(イギリス)HP1面 【ナザレ:ズヘイル・アンドラウス】 昨日(29日)水曜日にイスラエルの公式筋が明らかにしたところによると、サウジアラビアのアブドゥッラー・ブン・アブドゥルアズィーズ国王が、11月12日に米ニューヨークで開催される宗教会議にイスラエルを招待することにゴーサインを出した。 全文をよむ
■エジプトの軍事演習でエジプト・イスラエル関係が緊張 2008年10月29日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ナザレ:本紙ズヘイル・アンドラウス】 エジプト軍が最近行った軍事演習を受けて、イスラエルとエジプトの関係が緊張している。テルアビブの複数の政府筋によると、イスラエルは激しい口調の抗議をカイロの政策決定者に提出し、エジプトはイスラエルが敵国であるかのような対応をしていると主張したという。 昨日火曜日のマアリブ紙はトップの見出しで、イス 全文をよむ
■ ムーサー事務局長:「国民和解ためのエジプトの努力を無にしないようパレスチナ人に警告する」 2008年10月24日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【カイロ:マスウード・アル=ヘンナーウィ】 アラブ連盟のアムル・ムーサー事務局長はパレスチナの諸党派に対し、国民和解実現のためにエジプトが行っている仲介を無にしないよう警告し、これが最後の仲介になるべきだと強調した。また事務局長は、これまでにサウジアラビア・イエメン・エジプトがそれぞれ仲介役を買って出たにもか 全文をよむ
■シャレット問題の交渉に進展が見込めないため、イスラエル政府とハマースはエジプトの仲裁から中立的なヨーロッパ特使への鞍替えを希望 2008年10月23日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP 【ナザレ:ズヘイル・アンドラウス】 昨日水曜、拉致されているイスラエル人兵士ギラード・シャレット問題で、イスラエル政府がエジプトの仲裁に見切りをつける意向であることが明らかになった。 イスラエル・テレビ第2チャンネルは、エジプトがハマースにかけた圧力には何の効果も無か 全文をよむ
■ ハマース代表団、カイロでの協議を終え、ガザ地区に戻る ■ 占領当局、次の通告までガザとの境界に位置する通行所を一時閉鎖 2008年10月23日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ラファハ:アフマド・サリーム、ガザ・占領下エルサレム:諸通信社】 昨日22日の朝、解任されたパレスチナ政府〔=ハマース政府〕のサイード・スィヤーム内相率いるハマース代表団がカイロからガザ地区に戻った。カイロ訪問は10日間に及び、その間エジプトの治安責任者たちと会合を行い、パ 全文をよむ
■アメリカがマーリキーに警告:「治安協定に調印しなければ、甚大な損害と深刻な結果を被る」 2008年10月22日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【バグダード:本紙ディヤーウ・アル=サーマッラーイー、ワシントン:AFP】 アメリカ参謀総長は昨日火曜日、アメリカ軍のイラク駐留に法的根拠を与える治安協定を承認しなければ、治安面において深刻な結果となるとイラク人たちに警告した。 イラク政府のアリー・ダッバーグ報道官は昨日火曜日に出した声明で、「内閣は定 全文をよむ
■ バラク国防相:「イスラエルはサウジアラビアの和平プランの交渉を検討している」「ペレス大統領はパレスチナ・シリアとの協議よりサウジ・プランに期待している」 2008年10月20日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【エルサレム:本紙】 エフード・バラク・イスラエル国防相は昨日(19日)日曜日、イスラエル指導部はサウジアラビアが提案したアラブ諸国との包括和平協定案を検討しており、どう回答するか議論中だと述べた。 「エルサレム・ポスト」紙はイスラ 全文をよむ
■ 和平提案の活性化を目指しオックスフォードでアラブ・イスラエル会議、サウジアラビアが専門家レベルで初参加 ■ サウジアラビアのトゥルキー・アル=ファイサル王子は個人としての参加を強調、自国の不変の立場を堅持 2008年10月18日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ロンドン:本紙】 一昨日の木曜日、イスラエル人とアラブ人の「専門家」らが参加して、アラブ和平提案を活性化するための前例のない会議がオックスフォードで開かれた。サウジアラビア情報機関の長で 全文をよむ
■イード・アル=フィトル〔=断食月明けの祭日)にシリアに観光旅行に行った6人のヘブロン出身の若者が失踪 2008年10月15日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ラーマッラー:本紙ワリード・アウダ】 ヨルダン川西岸地区南部の街ヘブロンの複数の地元情報筋が昨日明らかにしたところでは、イード・アル=フィトルの休暇中にシリアへ観光旅行に行っていた6人のヘブロン出身の青年が失踪した。 青年たちの家族はシリアの治安機関に彼らの失踪と、連絡が途絶えた状況 全文をよむ
■ ジュネーブの列国議会同盟会議でスルール人民議会議長:「イスラエルの核兵器保有は平和を脅かしている」 ■ アズミー官房長官:「表現の自由は市民の基本的権利」 2008年10月15日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 アフマド・ファトヒー・スルール人民議会議長は「イスラエルの核兵器所有に対する国際社会の沈黙は、中東の平和への深刻な脅威となっている」と語った。 昨日ジュネーブで行われた列国議会同盟の会議でのスピーチでスルール議長は、「イスラエルによるこうした 全文をよむ
■ イラク政府、1990年以来初となるエジプト外相訪問を歓迎 ■ エジプト、“新生イラク”との関係を正常化、大使館再開を検討 ■ トルコ軍はイラクのクルド人がトルコ軍兵士を殺害したと非難 2008年10月6日付クドゥス・アラビー(イギリス)HP1面 【バグダード:本紙】 エジプトのアフマド・アブルゲイト外相は昨日5日、1990年以来初となるバグダード訪問を急遽実施し、新生イラクとの関係を正常化すると公表した。またアブルゲイト外相は、イーハーブ・シャリーフ元 全文をよむ
■ 英紙報道:「サウジアラビアがターリバーンの脅威を終わらせることができる」 ■ カルザイ大統領がオマル師にアフガニスタンへの帰還を呼びかけ、アメリカはアル=カーイダ、パキスタン・ターリバーンへの攻撃を拡大 2008年10月04日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ロンドン、イスラマバード:本紙】 アフガニスタンのハミード・カルザイ大統領は金曜日、アフガニスタンのターリバーンの元指導者オマル師に対してアフガニスタンへ帰還するよう提言し、大統領として同 全文をよむ
■ スーダン:誘拐犯らは逃亡した。カイロ:その半数の粛清を確認 ■ エジプト人並びに外国人観光客解放につき、錯綜する情報 2008年09月30日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【カイロ:ムハンマド・アブドッラー、アシュラフ・バドル(本紙)】 昨日(9月29日)、エジプト特殊部隊は、10日前国境地帯で武装グループに拉致されたヨーロッパ人観光客11名とエジプト人8名を救出した。カイロ東の軍用空港に到着した拉致被害者達の健康状態は良好な模様である。 全文をよむ
■ パレスチナ対話会議、カイロで11月4日に開催へ ■ ハマース、一方的な見解の押しつけに警告 2008年09月29日付アル=ナハール紙(レバノン)HPアラブ国際面 【AFP、ロイター】 ファタハ中央委員会のナビール・シャアス委員は昨日、パレスチナにおける分裂状態を終結させるためのエジプト提案について合意すべく、11月にカイロでパレスチナ内部対話会議が1日の予定で行われると明らかにした。一方、イスラーム抵抗運動「ハマース」は、この対話会議についてエジプトの運営 全文をよむ
■ シリア、この30年来で最悪のテロ攻撃 ■ ダマスカス空港道路で爆発物を搭載した自動車が爆発、17名死亡、50人が負傷 2008年09月28日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ダマスカス:アイマン・アル=マフディー、諸通信社】 シリアで起きたここ30年以上で最悪のテロ攻撃で、17名が死亡、50名が負傷した。昨日の朝、ダマスカス空港道路からサイイダ・ザイナブ廟に向かう交差点に位置する治安本部付近で、爆発物を搭載した自動車が爆発したのだ。シリア国営テレ 全文をよむ
■ モサド運営ウェブサイトがサミール・クンタール暗殺に懸賞金 2008年09月24日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ラーマッラー:本紙ワリード・アワド】 レバノンのヒズブッラーとの捕虜交換取引により最近、イスラエルの刑務所から解放されたサミール・クンタールへの追跡をイスラエルは続けており、モサドが出資するイスラエルのウェブサイトがクンタール暗殺に懸賞金を懸けた。 パレスチナ情報筋は「こうした脅迫は30年前に選んだ生き様を完遂させるという自分の 全文をよむ
■サウジアラビア、国連安保理に入植地問題を調査するための臨時会合を求める ■アブルゲイト外相とライス長官が望ましい決着にいたるための交渉の後押しで合意 2008年09月24日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ニューヨーク:ターリク・ファトヒー、諸通信社】 サウジアラビアは一昨日(22日)、パレスチナ領内でのイスラエルの入植継続を調査するため、安全保障理事会に閣僚レベルでの臨時会合の招集を公式に求めた。サウジアラビアのアブドゥッラティーフ・サッラーム国連 全文をよむ
■ パレスチナ人小巡礼者、病人、学生にラファハ通行所を開放 ■ オルメルト、今日イスラエル首相を辞任 2008年09月21日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ラファハ:アフマド・サリーム、ガザ、占領下エルサレム、諸通信社】 エジプトは昨日、ガザ地区からエジプトへ小巡礼(ウムラ)への参加者や病人を入国させるため、ラファハ通行所を再開した。再開は二日間だけの一時的なものである。 再開開始からの数時間、旅客たちはこれといった困難もなく、バスで通行 全文をよむ
■ イスラエル人ビジネスマン、湾岸油田防衛プロジェクト数億ドルを落札 ■ 元シャバク、モサド幹部らがアラブ・イスラム諸国で活動 2008年09月20日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ナーシラ:ザヒール・アンドラーウス(本紙)】 イスラエル人ビジネスマン所有のスイス企業が、某湾岸国の国内セキュリティに関わる、価格数億ドルのプロジェクトを落札したことが明らかにされた。どの湾岸国かは現時点で不明、スイス企業は米系イスラエル人ビジネスマン、マーティ・クハー 全文をよむ
■ アメリカ大使、アレキサンドリアの国際商業拠点への転換を賞賛 2008年09月18日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP国内面 【アレキサンドリア:イサーム・アリー・リフアトゥ】 マーガレット・スコビー駐エジプト米国大使は、アレキサンドリアをアフリカ諸国や西アジア諸国に向けた国際商業拠点へと転換するために〔エジプトの〕実業家たちが果たしている役割を賞賛した。これまでに800人近いエジプト人実業家たちが、エジプトと米国の実業家同士の通商関係実現に向けて交流し、協力 全文をよむ
■ エジプト・バハレーン首脳会談でパレスチナ国民融和実現の重要性を確認 ■ アウワード報道官:「ムバーラク大統領は誹謗や誇張を意に介さず、現在の分派状態を終わらせるよう努めている」 ■ 「エジプトが果たしている役割は疑いようがない」「エジプトは賞賛を追い求めているわけではない」 2008年09月16日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ホスニー・ムバーラク大統領とバハレーンのハマド・ブン・イーサー国王は昨晩、ヘリオポリスの大統領府で二者会談を行い、パレスチナの様 全文をよむ
■国際検察官、少なくとも一年以内に国際刑事裁判所からバシール大統領に対し逮捕状が発行される可能性を退ける 2008年09月14日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ニューヨーク:ターリク・ファトゥヒー、ハルツーム:アブドゥルワーヒド・ラビーニー】 昨日、国際刑事裁判所のルイス・モレノ・オカンポ検察官は、スーダンのオマル=アルバシール大統領に来月逮捕状が発行される可能性を退け、「同案件はまだ一年以上の期間を必要としている」と述べた。 オカンポ検察官 全文をよむ
■ イスラエル戦闘用ヘリコプターが墜落、パイロット二人が死亡。 2008年09月11日付クドゥス・アラビー(英)HP1面 【UPI】 10日(水)の夜、イスラエル北部のマルジュ・ブン・アーミル〔=イズレエル平野〕にあるイスラエル空軍基地「ラマット・デービッド」の近くで、イスラエル軍のヘリコプター「コブラ」が墜落、パイロット二人が死亡した。 イスラエル軍筋によると、二人のパイロットは墜落の後炎上した機内にとり残され、死亡した。このヘリコプターと並んで飛行して 全文をよむ
■シャリット解放の見返りとして釈放するパレスチナ囚450人のリストをイスラエルが作成 ■アッバース大統領に議会を解散する意向があることを当局は否定 2008年09月10日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【占領地エルサレム・ガザ:諸通信社】 パレスチナ人囚問題担当のイスラエル閣僚チームが、拉致されたイスラエル兵ギラード・シャリット解放の見返りとして釈放する用意のあるパレスチナ人囚のリストの準備作業を終えた。新しいリストにはおよそ450人のパレスチナ囚が記 全文をよむ
■ ハマースが用意したリストを無視して釈放者リストを準備 ■ イスラエル、シャリットを解放させるために通行所を閉鎖し地区に侵攻するとハマースに脅し 2008年09月10日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ナザレ:ズハイル・アンドラウス本紙記者】 テルアビブの政府高官筋は昨日(9日)火曜日、「ハイム・ラモン副首相が代表を務める捕虜・行方不明者問題閣僚委員会が日曜日に会議を行い、イスラエル治安機関の各長官も出席した。委員たちは〔拉致されたイスラエル兵〕シ 全文をよむ
■ アラブ連盟、イスラエルのレバノンに対する威嚇を非難 ■ パレスチナ各派対話のフォローアップへ[違反者への]制裁規定の提案 2008年09月09日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【カイロ:ジャマール・ファフミー】 アラブ諸国外相は昨日、アラブ連盟評議会の第130回定例会合を開いて、イスラエル政府高官が最近「レバノンの民間用施設とインフラ」に対する攻撃を警告したことについて非難し、「国際法に対するあからさまで重大な違反行為だ」と表現した。また、「(ラフ 全文をよむ
■ アメリカはリビア政府のアル=カーイダとの闘いを賞賛、リビアとの相互協力協定を締結 ■ コンドリーザ・ライス長官がカッザーフィー大佐と歴史的会談 2008年09月06日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【トリポリ、ワシントン:本紙、ロイター、AFP】 コンドリーザ・ライス米国務長官は、つい最近までアメリカの宿敵であったリビアの指導者ムアンマル・アル=カッザーフィー大佐と会見を行った。 米国務長官のリビア訪問は[※リビアの独立以来およそ] 全文をよむ
■ 「第二次レバノン戦争後に戦力と戦場地図が向上」 ■ イスラエル:「ヒズブッラーの細胞がエル・アル航空を監視、ムグニーヤ暗殺への復讐のためイスラエル高官の殺害を計画」 2008年09月04日付クドゥス・アラビー(イギリス)紙HP1面 【ナザレ、本紙:ズハイル・アンドラウス】 昨日(3日)水曜の晩、カナダの諜報機関と協力したイスラエルの治安機関がカナダ・トロント市で、イスラエル人を標的としたレバノンのヒズブッラーのゲリラ作戦を未然に防いでいたことが明るみに出た 全文をよむ
■アフマド・クレイウ:「パレスチナ指導部はエルサレムを首都として含まない合意には署名しない」 ■イスラエルとの交渉が失敗した場合には一方的にパレスチナ国家樹立を宣言すると警告 2008年09月03日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ラーマッラー:本紙ワリード・アワド】 パレスチナ和平交渉団のリーダーを務めるアフマド・クレイウ氏は昨日、「1967年に占領した土地の占領終結をだらだらと先送りにするイスラエルとの和平交渉が失敗した場合、それに対抗するための 全文をよむ
■イスラエル首相、アッバース大統領との会見に不満を表明 ■和平交渉の前進に失敗 2008年09月01日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ナザレ:本紙記者ズハイル・アンドラウス】 イスラエルのエフード・オルメルト首相とパレスチナのマフムード・アッバース大統領は昨日日曜日、オルメルト首相率いるカディマ党が後継党首を選ぶ来月までに米政府へ提出するための文書に関する協議で、展望を開くことができなかった。オルメルト首相はアッバース大統領とのエルサレムでの会談 全文をよむ
■ イスラエルがパレスチナ人収監者の釈放基準緩和を決定 ■ イスラエル政府、シャリット解放の見返りとしてハマースの要求に応じることを検討 ■ ファタハ:「パレスチナの分裂状況終結をエジプトに賭けるのは正しい」 2008年08月29日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ:アシュラフ・アブルホウル】 イスラエル政府はエフード・オルメルト首相、エフード・バラク国防相、ツィピ・リブニ外相による会合後、手を血に染めた〔=イスラエル人を死傷させた〕容疑がかけ 全文をよむ
■ BBCなどの放送局に否定的な番組や記事を流させる ■アル=カーイダの印象を歪めるため、英国が秘密裏に宣伝の準備 2008年08月27日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ロンドン:本紙】 昨日火曜日に発売された英国の「ガーディアン」紙が明らかにしたところでは、イギリス政府のテロ対策部局が英国放送協会(BBC)などの英国メディアを標的に、ウサーマ・ビン・ラーディン率いるアル=カーイダに対する新たなプロパガンダ戦争を行なうという。 同紙による 全文をよむ
■ クシュネル仏外相、アサド大統領との会談後会見:「レバノンとシリアの正式外交関係は2008年中に樹立へ」 2008年08月26日付アル=ナハール紙(レバノン)HP一面 【AFP、ロイター、AP、UPI、SANA】 フランスのベルナール・クシュネル外相は、昨日行われたシリアのバッシャール・アル=アサド大統領との会談の後、「シリア・フランス関係の新しい時代の幕開け」について語った。また、シリアとレバノンが2008年末までに相互に大使を派遣することを明らかにした。一方 全文をよむ
■ 米政府、ロシア製兵器がシリア政府へ売り渡される可能性を懸念 ■ オルメルト首相が警告:「[ロシア製ミサイルが配備されれば]シリア領内で掃滅する」 2008年08月23日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ナザレ:本紙記者ズハイル・アンドラーウス】 米国務省報道官は金曜日、ロシア製兵器がシリアに売り渡される可能性が出ている件について合衆国が「強い懸念」を抱いていることを発表した。一方でイスラエルは、ロシア製ミサイルがシリア領内に配備されればこれを掃 全文をよむ
■ ロシア政府、シリア政府への新兵器売却を検討へ ■ イスラエル、「世界の平和に対する脅威」と警告 2008年08月22日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター、UPI、MENA】 ロシアのドミトリー・メドベージェフ大統領とシリアのバッシャール・アル=アサド大統領は昨日、黒海を望むリゾート地ソチで会談を行った。ロシア・グルジア危機はこの会談にも影響を及ぼし、アサド大統領は、グルジアの「挑発」に対するロシアの軍事的報復に理解を示した。こうした 全文をよむ
■ アッバース大統領はブッシュ政権に失望、ライス長官をしぶしぶ迎える予定 ■ 「包括合意に達成するのでなければ、ブッシュ大統領任期中の合意はない」 2008年08月21日付クドゥス・アラビー(イギリス)紙HP1面 【ラーマッラー:本紙、ワリード・アワド】 コンドリーザ・ライス米国務長官が来週パレスチナに別れの訪問を行う準備を進める一方、パレスチナの確かな情報筋によると、マフムード・アッバース大統領はライス長官をしぶしぶ迎え入れる構えのようだ。 という 全文をよむ
■ イスタンブールで開かれたアフリカ・トルコ首脳会議での演説でムバーラク大統領、エネルギーおよび食糧の輸出国と輸入国間の建設的対話を呼びかけ 2008年08月20日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【アンカラ:ウサーマ・アブドゥルアズィーズ】 世界経済が直面している現在の危機を根本的に解決し、また食糧およびエネルギー価格の大幅な上昇と、それが途上国全般、特にアフリカ諸国に与えている負の影響を根本的に解決するためにも、先進国および途上国の食糧・エネルギー輸出国 全文をよむ
■ エジプト、パレスチナ諸派を二者会談に招待 2008年08月19日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 情報筋によると、パレスチナ諸派の代表団が来週カイロに到着し、エジプト側の代表者たちと二者会談を開始して、現在の危機からの脱却を図るために統一された立場を具現するとともに分裂状態を終結させ、パレスチナ人を一つにすることを目指すことになった。 さらに、エジプトは各派との二者会談に続いて、カイロでの全体会談を呼びかけるという。 一方、カイロ駐在パレ 全文をよむ
■ イスラエル、パレスチナ人収監者200人の釈放を決定 ■ アメリカの最新鋭レーダー・システムがネゲブに設置されることでイスラエルの監視能力が3倍に ■ 最終的治安措置へのイスラエル側の条件は、「非武装・非軍事同盟のパレスチナ国家」 2008年08月18日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ:アシュラフ・アブルハウル、イスラエル:諸通信社】 イスラエル政府は昨日(17日)、和平の推進を目的に、パレスチナ人収監者およそ200名の釈放を決定した。し 全文をよむ
■ UNIFIL(国連レバノン暫定軍)がイスラエルに反論:「リタニ川北部への武器の密輸は我々の権限外である」 ■ [シリアとの]外交代表交換に関する大統領令は木曜日に調印へ ■ セニョーラ首相、エジプトからの電気・ガス供給に関して「嬉しい知らせ」をもたらす 2008年08月17日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【本紙、中東通信社(MENA)】 [レバノンの]フアード・アル=セニョーラ首相が昨日エジプトのアレクサンドリアで発表した「喜ばしいニュース」 全文をよむ
■ リビアと米国、両国間の全懸案事項を終わらせる合意に調印 【トリポリ:サイイド・アル=ガリーブ】 昨日、リビアとアメリカ合衆国は、両国間の全懸案事項を解決し、両国の過去を精算して新しい関係を構築する包括的合意文書に調印した。 調印を行ったのはリビアのアフマド・フィトゥーリー米担当補佐官と、米側のデイヴィッド・ウェルチ米国務次官補(近東担当)。デイヴィッド・ウェルチ次官補は、「この合意はひとつの段階を終わらせ、治安の安定化とテロとの戦いにおける国際協力のため、共 全文をよむ
■ 多くの危機の後でアサド大統領とスレイマーン大統領が首脳会談 ■ レバノンとシリア、外交関係を結ぶことで合意 2008年08月14日付クドゥス・アラビー紙(英)HP1面 【ダマスカス、ベイルート:本紙】 シリア高官が水曜(13日)の晩に明らかにしたところによると、レバノンのミシェル・スレイマーン大統領とシリアのバッシャール・アル=アサド大統領との間で会談が行われ、大使レベルでの外交関係を結ぶことで合意、“即日”実施手続きの検討を始めることになった。 全文をよむ
■ トリポリでのバス爆破により63人のレバノン人が死傷、そのうち9人は軍人 ■ アサド大統領とスレイマーン大統領、シリアとレバノン間の外交関係樹立で合意 2008年08月14日付アル・アハラーム(エジプト)紙HP1面 【ベイルート:マーヒル・ムカッラド、ダマスカス:通信各社】 シリア大統領バッシャール・アル=アサドとレバノン大統領ミシェル・スレイマーンは昨日、両国間で大使レベルの外交関係を築くことに合意した。シリア大統領の政治顧問ブサイナ・シャアバーンが、ダマス 全文をよむ
■ラファハ通行所を再開させる圧力として人権カードを利用することをエジプトは拒否 ■スデロットへの2発のロケット弾着弾後、イスラエルはガザの諸通行所を封鎖 【カイロ:マフムード・アル=ヌービー、ガザ:アシュラフ・アル=ハウル】 エジプトはパレスチナの交渉担当者への支援をあらためて公表するとともに、パレスチナ自治政府の和平交渉に対する立場の正しさと強固さへの満足の意を表明した。 外務省のフサーム・ザキー公式報道官は昨日(12日)の記者会見で以上のように述べ、「パレス 全文をよむ
■ パレスチナ大統領府とハマース、原則合意を拒否 ■ オルメルト提案はエルサレムを無視し、帰還権を拒否する内容 2008年08月13日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ナザレ、ラーマッラー、ガザ:本紙ワリード・アワド】 パレスチナ大統領府とハマースは、イスラエルのエフード・オルメルト首相がパレスチナのマフムード・アッバース大統領に提示した合意案を拒絶した。この合意案はエルサレム問題と帰還権を無視する内容となっており、安全保障ラインで結ばれたガザ地区と 全文をよむ
■ ハマースがラファハ通行所閉鎖継続を批判、エジプトに対しイスラエルとのシャリット解放取引の前に3人の司令官を釈放するよう要求 2008年08月07日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ナザレ、ガザ、本紙:アシュラフ・アル=ハウル、ズハイル・アンドラウス】 エジプトとハマースとの関係が、両者間で言葉の応酬があった後、厳しい緊張状態に逆戻りしている。 ハマースの副政治局長ムーサー・アブーマルズーク率いるハマース代表団がカイロを訪問し、イスラエル兵 全文をよむ
■アサド大統領とエルドアン首相、和平プロセスを協議 ■イスラエルのバラク国防相:「ダマスカスとの交渉はシリアが‘敵国サークル’から抜け出る用意があるかどうかを検討するためのもの」 2008年08月06日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【エルサレム・アンカラ:本紙・通信各社】 昨日、シリアのバッシャール・アル=アサド大統領はトルコを訪れ、同国の仲介によりシリアとイスラエルの間で行われている間接交渉について、昼食を取りつつトルコのレジェップ・タイイプ・エ 全文をよむ
■シリア、イスラエルとの和平合意間近と英紙が報じる 2008年08月04日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ロンドン:UPI】 英サンデータイムズ紙は昨日日曜日、イスラエルのエフード・オルメルト首相が今年の9月とされている自身の辞任の前にシリアと和平合意を結ぶべく、時間との競争をしていると報じた。 同紙によればシリアは遠からずイスラエルと関係を正常化し、イランとの関係を絶つという。その見返りとしてシリアは、トルコを仲介とした両国間交渉の最終ラ 全文をよむ
■ リブニ外相、オルメルト首相の後継者争いでモファズ運輸相をリードするも、疑問視する声もあり首相への道は多難 2008年08月02日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター、中東通信社(MENA)】 イスラエルのエフード・オルメルト首相の後継として、ツィピ・リブニ外相がカディマ党党首の座をかけた争いでは明白な差をつけてリードしていることが昨日世論調査で明らかになったが、リブニ外相が連立政権を樹立して首相に就任できるかどうかについては、関係者も疑問 全文をよむ
■エジプト・ウガンダ間の農業共同プロジェクトで世界的な食糧価格上昇の危機に対抗 ■ムバーラク大統領:「小麦栽培・電力・道路整備・インフラの各分野において2国間協力を拡大させる絶好の機会だ」 ■ムセベニ大統領:「我々はエジプトの食品輸出会社を歓迎し、最大限エジプトと協力する準備ができている」 2008年07月31日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【カンパラ:ウサーマ・サラーヤー】 昨日、ウガンダの首都カンパラの大統領宮で行われたユウェリ・ムセベニ大統 全文をよむ
■ エジプトの後援で直ちに前提条件なしのパレスチナ内部対話を開始 ■ ムバーラク大統領、パレスチナ大統領とスーダン第二副大統領と会談し、パレスチナの動向とスーダン危機について協議 ■ ムバーラク大統領は今日、南アフリカ共和国とウガンダへの重要訪問へ 2008年07月28日付アル・アハラーム(エジプト)HP1面 ホスニー・ムバーラク大統領は28日午後、南アフリカ共和国の首都プレトリアに到着し、29日朝にはムベキ大統領との重要な首脳会談を行う。この会談では、アフリカの大国 全文をよむ
■ アズハル総長、テヘランの通りの名称からサーダート大統領暗殺犯の名前を外すよう要請 2008年07月25日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【アラー・ムスタファー・アーミル】 アズハル総長のムハンマド・サイイド・タンターウィー師は、故アンワル・アル=サーダート大統領暗殺犯の名前が付けられているイランのある街路から、暗殺犯の肖像と名前を撤去するよう求めた。 タンターウィー師は戦争と平和を指揮したサーダート大統領に対するあらゆる侮辱を断固拒絶すると表 全文をよむ
■ スーダンのバシール大統領、あらゆる当事者を含めたダルフールでの和平プロセスを約束 ■ バシール大統領の演説で国際刑事裁判所と関係づけて罵られた米政府が不快感を示す 2008年07月25日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ハルツーム:カマール・バヒート本紙記者】 昨日木曜日、スーダンのウマル・アル=バシール大統領はダルフール訪問を締めくくるにあたり、同地方最西部の町ジュナイナで群集を前に演説を行った。バシール大統領は全ての武装勢力に対し、ダルフー 全文をよむ
■イスラエルがパレスチナ自治政府の弱体化を続けるのであれば、治安プランを停止するとファイヤード首相が警告 ■「イスラエルとの交渉の成果は住民投票にかけられるだろう」とアッバース大統領が発言 2008年07月23日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ラーマッラー:ワリード・アワド】 パレスチナがイスラエル側との困難で骨の折れる交渉に乗り出していることを、マフムード・アッバース大統領が昨日火曜日に確認し、この交渉の成果はパレスチナ民衆の住民投票にかけられる 全文をよむ
■ 祝祭で殉教者を迎えるレバノン…テルアビブ、ナスラッラーの無事は保証しない ■ アル=クンタール、イスラエルによる暗殺の脅威を嘲笑、ナハリヤ作戦への参加は後悔せず 2008年07月18日クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ナーシラ:ズハイル・アンドラーウス(本紙)】 レバノン人捕虜の代表格サミール・アル=クンタールは、イスラエルによる暗殺の脅威を嘲笑し、30年間の捕囚の原因となったナハリヤ作戦に参加したことを後悔していないと述べた。 イスラエ 全文をよむ
■ イスラエル政府、ヒズブッラーとの捕虜交換に過半数で合意 2008年07月16日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【占領下エルサレム:報道各社】 昨日イスラエル政府は、レバノンのヒズブッラーとの間で捕虜と遺体の交換取引を実施することに過半数で合意した。本日、赤十字を通じてレバノン・イスラエル国境で実現する予定。 イスラエル政府のデビッド・ベーカー報道官は、閣議で投票が行われ、捕虜交換への最終的な承認に過半数の22票が投じられたと発表した。エフード 全文をよむ
■ パリで開かれた地中海連合会議の開会式でムバーラク大統領とサルコジ大統領がスピーチ ■ ムバーラク大統領は地中海南北の格差是正を呼びかけ ■ 「連合の成功は現状にどう対応するかにかかっている」「最優先課題は投資の更なる誘致と就業機会の増加、食料の安定供給」 ■ サルコジ大統領:「私たちはただの隣人ではなく、相互理解に基づくパートナーになりたい。権力の共有と他者への敬意なしには、より良い未来は築けない」 2008年07月14日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 全文をよむ
■ 副首相、ドイツ企業のイラクへの投資を呼びかける 2008年07月14日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HPイラク情勢面 【バグダード:イラクの声通信】 内閣プレスセンターの声明が伝えるところによれば、バルハム・サーリフ副首相は、イラクの復興再建への投資をドイツ企業に呼びかけた。 声明によれば、副首相はマイケル・クラウズ独経済技術相とバグダードで会見した際、同国企業のイラクにおけるプレゼンスを求め、エネルギー、石油、製造、工場の復旧、製薬、医療機器製 全文をよむ
■ 今日パリにてムバーラク・サルコジ両首脳が会談 ■ 地中海両岸の協力強化にむけエジプトが新しいビジョンを提示 ■ スレイマーン・アウワード報道官:「地中海連合はイスラエルとの関係正常化の手段にはならない」 2008年07月12日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【パリ:本紙取材班】 フランスの首都で今日、ホスニー・ムバーラク、ニコラ・サルコジ両大統領の首脳会談が始まる。議事日程にはエジプト・フランス両国関係の強化と中東和平の進展振り、イラク情勢、 全文をよむ
■ バグダード訪問中のエルドアン首相、戦略的相互協力のため上級委員会結成を発表 2008年07月11日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【バグダード:本紙】 トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン首相は、木曜日にバグダードでイラクのヌーリー・アル=マーリキー首相と会談を行った後、苦難を乗り越えようとしているイラクへの支援強化を呼びかけ、トルコの政府と国民はイラクの味方である、と強調した。 エルドアン首相はマーリキー首相との共同記者会見の際 全文をよむ
■ ガザ地区住民に対し、エジプトの食糧券配布が開始 ■ ウマル・スライマーン長官がハマース代表団と停戦の定着について話し合い 2008年07月11日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 一昨晩、ウマル・スライマーン情報長官は、現在カイロを訪問中のハマース運動の代表団と会合を開き、ガザ地区における停戦の定着およびパレスチナ間対話について話し合った。また昨日ガザ地区では、地区の境界地域で繰り返される〔イスラエル軍の〕侵攻によって被災した世帯と大家族を対象に、エジプトから提 全文をよむ
■ G8サミットの閉会にあたり、石油・食糧価格の高騰やアフリカ支援への取り組みを約束 ■ ロシア、アメリカのミサイル防衛への対抗路線を検討 2008年07月10日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP国際面 【洞爺湖:諸通信社】 日本の洞爺湖におけるG8(主要8ヵ国)首脳会議の閉会にあたり、G8諸国の指導者らは声明を発表し、石油・食糧価格高騰とインフレ増大への対処の必要性で合意した。また産油国と消費国間の対話の後押しを通したいわゆる「石油市場における透明性と均衡の 全文をよむ
■ イランがミサイルの発射実験を実施、一部はイスラエルに到達可能 ■ 米政府、「懸念」するも近いうちの衝突はないと判断 2008年07月10日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 イランがイスラエルに到達可能なものを含む9発の中長距離ミサイルの発射実験を行い、米国やイスラエルのあらゆる攻撃に対処できることを劇的な形で見せつけたが、ロバート・ゲイツ米国防長官は「アメリカとイランが近いうちに衝突することはない」と言明し、CIA(中央情報局)のマイケル・ヘイデン長官は、紛争 全文をよむ
■ 複数の攻撃で12人死亡、うち一つは女性が実行した自爆 ■ イスラーム合意戦線が崩壊の恐れ ■ 米国防総省、ウラニウムをイラクからカナダへ移送 ■ マーリキー首相、米撤退の日程を示す 2008年07月08日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【バクダッド:ハーニー・アーシュール】 米国防総省は月曜日、アメリカ軍がイラクからの要請に基づいて、数百トンのウラン精鉱をイラクからカナダに移送したと発表した。数週間かけたこの極秘作業については、カナダ情報 全文をよむ
■G8会合、世界的食糧危機問題で持ちきりに ■EUは飢餓撲滅のため、10億ユーロの基金設立イニシアチブを発表 ■主要国に対し、アフリカ支援増額の約束に及び腰だとの非難 2008年07月08日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【東京:諸通信社】 主要8カ国首脳会議(G8サミット)が昨日、日本北部の洞爺湖で始まった。サミットでは世界食糧危機と、それに付随する諸脅威が各国リーダーたちの議論の中心を占め、これらの問題に対するいくつものイニシアチブが提案され 全文をよむ
■ イスラエル、捕虜交換を前にヒズブッラー兵士の遺体を収集 2008年07月07日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【占領下エルサレム:AFP】 防衛省高官によるとイスラエル軍は6日日曜、捕虜交換への準備段階として、ヒズブッラー兵士の遺体収集を始めた。レバノンのシーア派組織、ヒズブッラーとの捕虜交換は、2006年にヒズブッラーが捕らえたイスラエル軍兵士二人の解放と引き換えに行われる。 同高官によると、軍はイスラエル北部にある敵兵専用の墓地を閉鎖し 全文をよむ
■ ムアッリム外相、サルコジ大統領と会談:「レバノンとの外交関係は組閣の後に」 2008年07月05日付アル=ナハール紙(レバノン)HP一面 【パリ:サミール・トゥワイニー、諸通信社】 シリアのワリード・アル=ムアッリム外相は、エリゼ宮で昨日フランスのニコラ・サルコジ大統領と会談し、シリア・フランス両国政府は二国間関係において「新たなページ」を開くことを決定したと言明し、シリアはレバノンの挙国一致内閣が成立した後、レバノンとの外交関係について検討する準備があると述 全文をよむ
■ ハニーヤ政府、パレスチナ民衆にラファハ通行所を攻撃しないよう要求 ■ ハマースがロケット弾発射を非難、パレスチナ諸勢力へ停戦遵守を呼びかける 2008年07月05日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ:アシュラフ・アブルハウル、エルサレム:諸通信社】 イスマーイール・ハニーヤ元首相率いる解任されたパレスチナ政府〔=ハマース政権〕は、ガザ地区のパレスチナ民衆に対し、ラファハ通行所の施設や備品、エジプトとパレスチナの強固な同胞関係を完全に保全するよう 全文をよむ
■ エジプト・リビア首脳会談、二国間およびアラブ・アフリカ諸国間の相互協力について話し合い ■ ムバーラクとカッザーフィーの両首脳、リビアの対エジプト投資額を100億ドルに引き上げる協定に調印 ■ カッザーフィー、シナイ半島の部族長たちに:「エジプトはアラブの中心地、カイロは全アラブ人の首都」と語る 2008年07月04日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 昨日午後、大統領宮においてホスニー・ムバーラク大統領は、リビア革命の指導者マアンマル・アル=カッザーフィ 全文をよむ
■ラファハ通行所が開放 ■イスラエル、ガザ各地の物資用通行所を封鎖 2008年07月02日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP国内面 【ラファハ、ガザ:アハマド・サリーム記者、世界各国の首都:報道各社】 エジプトが昨日、ラファハ通行所を開放した。通行所のパレスチナ側も併せて開放され、3日間の期限で双方からパレスチナ人市民が往来できるようになった。特に病人、けが人、人道的な扱いが求められる者、エジプトその他のアラブ諸国に滞在している学生が対象とされる。開放から数時 全文をよむ
■ 「エジプトがシャリットの解放を仲介しつつ我々の幹部を逮捕するとは筋が通らない」 ■ ハマース、シャリット問題に新しい条件を提示:イスラエル政府は通行所を開放し、封鎖を解除するとの約束を履行すること、エジプトはカッサーム軍団の幹部3人を解放すること 2008年07月01日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ナザレ:本紙 ズヘイル・アンドラウス】 エジプト政府とハマース指導部の関係が、エジプト当局がイッズッディーン・アル=カッサーム軍団(ハマースの軍 全文をよむ
■ イスラエル、ソーファ通行所を再開 ■ ヒズブッラーとの捕虜交換に合意 2008年06月30日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 イスラエル当局は29日の朝8時頃、トラックの通行のため交易用のソーファ通行所を再開し、同時に燃料供給のためナハル・オズ通行所を、旅行者の通行のためベイト・ハヌーン通行所をそれぞれ開放した。また、現在再開が協議されているミンタール-カルニ通行所の開放も期待されている。 占領下エルサレムでは、29日に行われたイスラエル政府の毎週の 全文をよむ
■ AU外相、食糧・水危機と大陸における紛争について議論 ■ 午前の外相会議でジンバブエ危機をめぐり意見対立、サミットに持ち越しへ 2008年06月28日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【シャルム・シェイフ:本紙取材班】 エジプトのアフマド・アブルゲイト外相が、アラブとアフリカの歩み寄りを実現すべく1977年にカイロで始めて開催されたアラブ―アフリカ・サミットの再活性化を要請した。 アブルゲイト外相は昨日開かれたアフリカ連合(AU)外相ら 全文をよむ
■ 来週火曜アンマンで、イラク・日本経済フォーラム開始 2008年06月28日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【バグダード:イラクの声通信】 来週火曜、ヨルダンの首都アンマンで開催されるイラク日本経済フォーラムにターリク・アル=ハーシミー副大統領が出席する予定である。 バグダードの副大統領事務局声明によれば、一昨日の木曜(26日)、甘利明日本経済産業相並びに門司健次郎駐イラク日本大使と会見した際の流れでそのようになった。 声明によれ 全文をよむ
■ジェニーンで活動家暗殺 ■エルサレム軍団がスデロットへのロケット弾発射の犯行声明 ■イスラエル:「ムバーラク大統領はオルメルト首相に拘束兵士の解放とラファハ通行所の開放はセットだと明言した」 2008年06月25日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【シャルム・シェイフ、ナザレ:ズヘイル・アンドラウス、アシュラフ・アル=ハウル】 「エジプトのホスニー・ムバーラク大統領は火曜日、イスラエルのオルメルト首相に対し、ラファハ通行所の開放とイスラエルとの捕 全文をよむ
■ アフリカ・サミット準備のため、常駐代表者会合始まる ■ シャルム・シェイフサミットで食糧危機、物価高騰、開発をめぐるエジプト提案を議論 2008年06月25日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP国際面 【シャルム・シェイフ:アティーヤ・イーサウィー、マフムード・アル=ヌービー、サーリー・ワファーイー】 来週月曜に始まるアフリカ・サミットの準備会合が昨日、シャルム・シェイフで始まった。アフリカ連合(AU)加盟国の常駐代表者が集まり、サミットの作業計画について事 全文をよむ
■ヴィーゼンタール・センター:「パリでのユダヤ人暴行事件は政治問題」 2008年06月24日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【パリ:AFP】 サイモン・ヴィーゼンタール・センターは月曜日、パリで若いユダヤ人が土曜日に暴行され、昏睡状態になった事件は政治的問題であり、フランスの中東政策と結びついているとの考えを示した。 センターは声明で、この暴行事件を非難してフランス首相フランソワ・フィヨン宛てに激しい抗議の手紙を送ったと公表した。 こ 全文をよむ
■ 今日のムバーラク大統領とオルメルト首相の会談を前にサルコジ大統領、「入植活動停止なしの和平合意は不可能」と発言 ■ パレスチナとイスラエルの両交渉団、ライス長官出席のもとベルリンで会合 2008年06月24日付アル・アラハーム紙(エジプト)HP1面 【ベルリン:マーズィン・ハッサーン、ガザ:アシュラフ・アブルハウル、エルサレム:諸通信社】 ガザ地区の情勢沈静化、及びハマース・イスラエル間の捕虜交換取引におけるエジプトの仲裁努力というテーマについてホスニー・ 全文をよむ
■ 停戦から4日目、イスラエルがガザへの経済封鎖の緩和を開始 ■ シャレット兵士の家族は合意を実施しないよう要求 ■ イスラエル軍がパレスチナ人収監者を虐待しているとの非難 2008年06月23日付アル・アハラーム(エジプト)HPアラブ世界面 【ガザ:アシュラフ・アブルハウル、エルサレム:諸通信社】 先週木曜日に発効したハマースとイスラエルの停戦は、今日で実施4日目に入った。イスラエルは昨日、エジプトの仲介によるイスラエルとハマースとの停戦に基づき、ガザ 全文をよむ
■ 電力相、サマーワの発電所に関し日本政府を批判 2008年06月21日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【アル=ムサンナー:イラクの声通信】 金曜(20日)、電力相は、日本が出資したサマーワの発電所プロジェクトにつき日本政府が事業を監督していないとして批判、95%まで完成している同発電所を稼動させるために日本の技術者の立会いを呼びかけた。 金曜、ムサンナー県を訪問したカリーム・ワヒード電力相は、発電所を速やかに理想的な形で完成させるため日本側 全文をよむ
■ガザ地区の楽観的な雰囲気のなかイスラエルが停戦合意に同意 ■ラファハ通行所再開、エジプトの仲裁によるイスラエル兵シャリット問題の交渉は10日後に開始 2008年06月19日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ:アシュラフ・アブルホウル】 【エルサレム:諸通信社】 イスラエルは昨日、エジプトの仲裁によるガザ地区での停戦合意を発表し、今朝6時に合意に基づく措置が開始された。停戦合意の発表によりガザ地区は再び活気を取り戻し、喜びと希望の中でパレスチナ 全文をよむ
■ シリアとイスラエル、和平実現後の「新たな諸事実の発生」を否定せず 2008年06月19日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター、UPI、MENA】 シリア・イスラエル和平交渉において今後数週間にある程度の進展が得られることを示唆する立場が昨日、相次いで表明された。 先週日曜日にダマスカスを訪問したニコラ・サルコジ仏大統領の補佐官は、7月13日にパリで行われる「地中海のための連合首脳会議」に際してシリアのバッシャール・アル=アサド 全文をよむ
■イラク合意戦線、長期協定への署名同意に10の条件 ■バグダッドの治安が再び悪化、車爆弾で死者 2008年06月18日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【バグダッド:ディヤーウ・アル=サーマッラーイー本誌記者】 警察筋の情報によると火曜日にバグダッド北部で、爆弾を搭載した自動車による攻撃により少なくとも51人が死亡し、75人が負傷した。爆発が起きたのはシーア派住民が暮らすバグダッド北部のフッリーヤ地区のバス停付近。これまでの推計では死者10人、負傷者4 全文をよむ
■ハマースとイスラエル間の停戦合意が間近に ■合意は二段階から成り、今週末に実施へ 2008年06月18日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ:アシュラフ・アブルホウル、報道各社】 イスラエルとの停戦交渉にあたるハマースの代表団が、ダマスカスから数時間のうちにカイロに到着する。カイロではエジプトが先週受け取ったイスラエルの提案へのハマースの最終的な立場の表明があると予測されている。 ハマースのサーミー・アブーズフリー報道官が確認したところで 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、米ニューメキシコ州知事と二国間関係および中東情勢について協議 ■ リチャードソン知事:「二国間の戦略的関係は次期大統領が誰になろうとも継続する」 2008年06月17日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 昨日、ホスニー・ムバーラク大統領は現在エジプトを訪問中の米ニューメキシコ州知事、ビル・リチャードソン氏を迎えた。会談ではエジプト・アメリカ関係に加え、アラブ地域の現在の情勢や、中東和平プロセス活性化の方法、スーダン情勢などが取り上げられた。 全文をよむ
■ イギリスが「テロの脅威度が高まっている」と発表、アル=カーイダを暗に警戒 ■ UAEでのテロ攻撃を警告、経済的繁栄への影響に懸念 2008年06月17日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ロンドン:本紙】 数百万人の外国人が居留するアラブ首長国連邦(UAE)でテロ攻撃が行われる危険性が増大し、脅威レベルが高まったとイギリスが発表した。UAE在住イギリス人および旅行者に向けに、イギリス大使館のサイトに先週の土曜日付けで発表された声明で、テロの脅威が 全文をよむ
■ アル=バシール大統領からムバーラク大統領へメッセージ ■ ダルフール平和維持部隊およびスーダン農業開発へのエジプトの参加に関する内容 2008年06月16日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ホスニー・ムバーラク大統領はスーダンのオマル・アル=バシール大統領からメッセージを口頭で受け取った。その内容は、ダルフール平和維持部隊へのエジプトの参加、エジプトおよびアラブ諸国によるスーダン農業への投資、また北部と南部の両政府間でアビエイ合意が成立した後の状況や、スーダン 全文をよむ
■ガザ東部でのイスラエル軍の砲撃で3人の活動家が死亡 ■オルメルト首相、バラク国防相、リヴニ外相、政府治安担当官たちがガザ掃討を提言 2008年06月11日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ガザ、ナザレ:本紙アシュラフ・アル=ハウル記者、ズヘイル・アンドラウス記者】 イスラエルは昨日、ガザに対する攻撃を激化させ、ガザ市東部の国境地帯に武装活動家を標的とした砲撃を加えた。3人の活動家が殺害され、その他5人が負傷した。その頃、イスラエルのエフード・オルメ 全文をよむ
■ クラスター爆弾の製造・取引禁止のための国際会議にイラクが参加 2008年06月07日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【アルビル:ナーディヤ・ジャッバール】 先日、アイルランドの首都ダブリンで行われていたクラスター爆弾の使用禁止をめぐる国際会議が閉幕した。会議には122カ国以上が出席し、2週間にわたって行われていた。 イラクはオブザーバー参加した20カ国中の一国で、ムワッファク・アル=ハファージー氏を代表として会議に送った。ハファージー 全文をよむ
■ ラファハ通行所におけるエジプトの治安体制を強化 ■ オルメルト首相、ガザ地区への大規模な軍事作戦を示唆 2008年06月07日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ナザレ、ガザ:本紙ズヘイル・アンドラウス、アシュラフ・アル=ハウル記者】 イスラエルのエフード・オルメルト首相は金曜日(6日)に、ガザ地区で厳しい軍事作戦を行うことを示唆した。これはガザ地区から北側のイスラエルに向けたミサイル攻撃が続いていることに痺れを切らした世論の圧力に従ったものである 全文をよむ
■ムバーラク大統領とベルルスコーニ首相、通商・投資・観光・職業訓練の協定に調印 ■両首脳、パレスチナ・イスラエル間の事態鎮静化を重視 ■国連、世界各国に団結して食糧危機に対処するよう呼びかけ ■ムバーラク大統領、イタリアの大企業幹部30人と面会 ■バイオ燃料の食料品価格高騰への影響をめぐり激しい分裂 2008年06月05日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ローマ:ウサーマ・サラーヤー】 イタリアの首都ローマの中心部にあるマダマ宮で、エジプト 全文をよむ
■ ウレイカート:「アッバース・オルメルト協議で根深い対立」 ■ イスラエルのエルサレム入植計画にアラブ・国際社会から非難の声 2008年06月03日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ラーマッラー:本紙ワリード・アワド】 サーイブ・ウレイカートPLO和平交渉局長は、入植活動に関するパレスチナ・イスラエル双方の対立は根深く、この件をめぐる問題は困難だと述べた。 西岸地区ラーマッラーの大統領府で開いた記者会見でウレイカート氏は、「昨日エルサレ 全文をよむ
■ ジェッダでエジプト・サウジ首脳会談 ■ 地域の諸問題およびアラブ世界内の雰囲気を改善する策をめぐり協議 ■ ムバーラク大統領とサウジ国王との協議会合ではレバノン、パレスチナ、イラク、スーダンの各情勢が話し合われる 2008年06月02日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ジェッダ:ハサン・アーシュール】 アラブ地域が直面する諸問題に対処すべく払われている努力の一環として、昨日の午後、ジェッダでエジプト・サウジアラビア首脳会談が開かれた。ホスニー 全文をよむ
■ アッバース大統領、イスラエル国内の政治的危機が和平交渉に影響することを恐れてオルメルト首相との会合を月曜日に急ぎ開催へ 2008年05月31日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 パレスチナのマフムード・アッバース大統領とイスラエルのエフード・オルメルト首相は2日(月曜日)、オルメルト首相のワシントン訪問を同日夜にひかえて会談を行う。 この会談の実施は、「イスラエルにおける現在の政治的危機が、現在行われている2国間の和平交渉に害をもたらすのではないか」という懸 全文をよむ
■ クウェートとサウジアラビアの両国はイラク再建会議に高官を送らず、債権放棄への消極的姿勢を示す ■ スウェーデンでマーリキー首相が治安成果を誇る一方、イラクでは警察と覚醒部隊の28人が殺害される 2008年05月30日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【バグダード:本紙】 昨日のイラクの治安状況は、同日スウェーデンで開催されたイラク再建会議でヌーリー・アル=マーリキー首相が提示しようとした状況とは相反するように見えた。マーリキー首相が治安面での勝利 全文をよむ
■ オルメルト首相、バラク国防相に反論:「リブニ外相には首相の座を譲らない」 2008年05月29日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ラーマッラー:ムハンマド・ハウワーシュ、諸通信社】 イスラエルの労働党党首であるエフード・バラク国防相はオルメルト首相に、「国内行政と日常業務の停止」を求めた。これによってイスラエルの政治情勢とパレスチナ・イスラエル間交渉は、再び混迷に陥りかねない状況になってきた。バラク国防相の発言は、アメリカの実業家モリス・タランスキーが 全文をよむ
■ ムバーラク大統領の指示により、軍用機で中国に支援物資を運搬 2008年05月29日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP国内面 友好関係の強化と国民間の交流、苦境や危機に瀕した友好国の支援のためにエジプトが果たす役割の一環として、国軍最高司令官であるホスニー・ムバーラク大統領の指示により、中華人民共和国に人道支援と緊急災害援助が提供されることになった。 フセイン・タンターウィー国軍総司令官兼国防・軍需生産相は、数トンの食糧・医療支援物資、テント、毛布を積んだ国軍の 全文をよむ
■ 日本・アフリカ間協力強化のため、TICADでエジプトが7つのイニシアティブを提案 2008年05月28日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【横浜:マルワ・タウフィーク】 今日から日本の横浜で始まった第4回アフリカ・日本サミット(TICAD)で、エジプト・日本・アフリカの三者協力を強化することを目的としてエジプトが提出した7つのイニシアティブが検討される。 3日間続く会議には、エジプトから、アフマド・アブルゲイト外相率いる代表団が参加し、イブラヒ 全文をよむ
■24時間で2人のアメリカ兵が殺される 2008年05月27日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【バグダード:AFP】 アメリカ軍の発表では、月曜日にバクダッドの南と北で、24時間の間にイラク駐留アメリカ兵2名が殺害された。一つ目の声明によると、兵士一人がサラーフッディーン県で起きた爆発で受けた傷が元で死亡し、さらに別の兵士二名が同じ攻撃によって負傷したが、それ以上の詳細は明かされていない。 もうひとつの声明では日曜日の午後、バグダッドから180 全文をよむ
■アフリカ・デー 2008年05月26日付アル・アハラーム(エジプト)HP国際通信面 アフリカ諸国は毎年5月25日をアフリカ・デーとして祝うが、今年は〔アフリカ連合(AU)の前身にあたる〕アフリカ統一機構(OAU)の設立45周年と重なるため、「1000の開発目標の実現」をスローガンに祝典が開かれる。同じスローガンは、来月末にシャルム・シェイフで開催予定のアフリカ・サミットでも掲げられる。 エジプトはこの機会に大きな関心を寄せており、ファールーク・ホスニー文化相は今 全文をよむ
■イスラエルの慈善団体、イラクの病気の子供たちの同国への輸送を支援 2008年05月26日付クドゥス・アラビー(ロンドン)HP1面 イスラエル子供支援基金はキリスト教団体と共同して、イラク人児童のイスラエルへの輸送に乗り出した。これは2003年のアメリカによるイラク侵攻で医療が後退して以来、同国では十分な治療を受けられなくなった奇形その他の心臓病の治療のためである。アラブ諸国で心臓手術を行うことは多くのイラク人家族にとって負担であり、一回の手術費用は1万5000イギリスポンド 全文をよむ
■ 風力発電でベルギーと合同プロジェクト 2008年05月26日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 「エジプトとベルギーとの関係は発展し、近年、大きな飛躍を見た。これは通商と相互投資の規模拡大、特にすでに発効したエジプト・EUパートナーシップ協定の枠内での拡大を可能にするものだ」とアフマド・ナズィーフ首相は断言した。 ベルギーはエネルギー、石油、石油化学の各分野でエジプトに協力すると提案したが、とりわけ発電量の20パーセントを非従来型のエネルギー、すなわち 全文をよむ
■ ガザ地区の事態鎮静化、未だ成立に到らず ■ イスラエル軍の攻撃でパレスチナ人5人死亡 2008年05月24日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【MENA】 ガザ地区における事態鎮静化宣言に向けてエジプトが仲介努力を行っているにもかかわらず昨日、イスラエル軍はガザ地区南部ブレイジュ難民キャンプの東部に侵攻し、パレスチナ人活動家5人が殺害された。 パレスチナ高官筋は本紙に対して、「イスラエルは条件付き停戦合意に対しても、停戦の見返りに停戦を実 全文をよむ
■ ヨルダン:イラク人への入国ビザ発給の条件を新設 ■ ブッシュ大統領:イラク早期撤退は悲惨な結果となるとの見解を示す 2008年05月23日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【バグダード:本紙】 イラク外務省は昨日、ヨルダンへの入国を希望するイラク人へのビザ発給について、ヨルダン外務省が定めた規則と手続を公表した。[※これまでイラク人がヨルダンへ入国する場合にビザは不要であったが、イラク避難民の大量流入に伴い、国境で入国を拒否されるケースが増加した 全文をよむ
■ イスラエル、シリアがイランと距離を置くことを和平協定締結の条件に ■ 米政府はシリア・イスラエル間交渉を消極的に受け止め、「パレスチナとの交渉ルートの代替にはならない」と発言 ■ ゴラン高原からの撤退には議員80人の承認が必要だとする法案、イスラエル議会に提出へ 2008年05 月23日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ダマスカス:アイマン・アル=マフディー、占領下エルサレム:諸通信社】 イスラエルは米政府との合意により、シリアがイランから距 全文をよむ
■ パレスチナ人は難民の帰還権を堅持…イスラエルはブッシュ米大統領のシオニストぶりを賞賛 ■ ナクバ60周年記念日にアラブ諸都市ではデモが展開 ■ イスラエル外相は「ナクバ」の語を辞書から抹消するよう要求 2008年05月16日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ラーマッラー、ガザ、ナザレ:本紙記者ワリード・アワド、アシュラフ・アル=ハウル、ザヒール・アンドラウス】 内部分裂と怒りの状況下、昨日パレスチナ人は抗議行動を行いサイレンを鳴らし、黒い風 全文をよむ
■ 安保理、対策はアラブ連盟の調停の結果を待ってから ■ 米政府、早急なレバノン軍支援を決定 2008年05月15日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ニューヨーク:シルヴィヤン・ザヒール】 【ワシントン、諸通信社】 アメリカの要求に従って、国連安全保障理事会の理事国はレバノンの最近の情勢について協議を行った。しかし安保理は、対策を講ずる前にアラブ連盟閣僚級委員会による調停の結果を待つ様子であり、アメリカ政府はレバノン軍への軍事支援物資を早急に輸送す 全文をよむ
■イラン、カタールでの宗教フォーラムに不参加へ 2008年05月13日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【テヘラン:UBI】 イラン関係筋は昨日の火曜日、カタールで開催される宗教対話のための国際フォーラムに参加しないことを明らかにした。理由はフォーラムにユダヤ人シオニストのラビ達が参加するためだという。 イラン国営通信IRNAは、文化革命最高評議会のメンバーで文化・イスラム思想アカデミーの会長でもあるアリー・アクバル・サーデキー・ラシャード氏が参 全文をよむ
■ スーダン大統領、反政府勢力のハルツームへの攻撃を受けてチャドと国交断絶 2008年05月12日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ハルツーム:本紙】 ダルフールの反政府勢力がスーダンの首都ハルツームに対して行った攻撃を受けて、スーダンは昨日チャドとの国交を断絶した。スーダン政府は「チャドのイドリース・デビ大統領が攻撃を支援した」と主張する。 反政府勢力は土曜にハルツームのウンム・ディルマーン地区で政権を奪取しようとスーダン国軍と交戦、スーダン 全文をよむ
■ オルメルト首相、辞任間近か ■ カディマ党、オルメルト氏抜きでの党運営に備える 2008年05月10日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ラーマッラー:ムハンマド・ハウワーシュ】 イスラエルのエフード・オルメルト首相に対する警察の取調べの一部が8日深夜に公開され、オルメルト首相が起訴された場合には辞表を提出する用意があることを表明したことによって、イスラエル国内と政界では、情勢の不安定化に対する懸念や早期選挙、政界および党派間の地図が書き換えられる可 全文をよむ
■ ブッシュ大統領、シリアに対する制裁を延長 ■ シリア政府、重油価格引き上げを撤回 2008年05月09日付アル・アハラーム紙(エジプト)HPアラブ世界面 【ダマスカス:アイマン・アル=マフディー、ワシントン:諸通信社】 私営製パン所が燃料として使用している重油の値上げ決定を政府が撤回したことを受けて、シリアではパン不足が解消し始めた。 一方、ジョージ・ブッシュ米大統領はシリアに対する経済制裁をもう一年間延長すると発表した。ブッシュ大統領は「私が 全文をよむ
■ アメリカ軍:「ヒズブッラーがイランでイラク人を訓練している」 2008年05月06日アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター】 バグダッド駐留アメリカ軍のドナルド・ベーコン報道官が明らかにしたところによると、アメリカ軍が拘留している「複数の」人々が、「レバノンのヒズブッラーはイランの軍事キャンプでイラク人武装勢力を訓練している」と証言しているという。 ベーコン報道官によると、拘留者の尋問に関する報告書は最近、イラク政府に提出されたと 全文をよむ
■ ライス国務長官、シリアに対しレバノンとの国境画定を行うよう要求 2008年05月03日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ワシントン:本紙】 コンドリーザ・ライス米国務長官はロンドンに同行した記者たちとの対談において昨日、レバノンとの国境画定と2国間の外交団設置をシリアに要求した。また、アメリカ合衆国は中東和平プロセスに関して起こっていることが何であれ、レバノンの問題を隅に追いやることはしないと強調した。和平プロセスに関してはライス長官は、パレスチナ・イ 全文をよむ
■ エジプト内務省、不法移民対策のためイタリアより小型船の提供を受ける 2008年05月01日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP国内面 【ナースィル・グウェイダ、アイマン・ファールーク】 ハビーブ・アル=アーディリー内務大臣は2艘目となる海上用小型船舶の無償供与をイタリア内務省から受け取ることに合意した。これは不法移民対策と、海の出入口を掌握すべく港湾当局が行っている取り組みの支援を目的として贈られるもので、エジプト内務省がアレキサンドリア港で開催した式典で授与 全文をよむ
■ パレスチナ諸勢力、エジプト後援の包括的国民対話と事態沈静化を同時に受け入れ ■ カイロ協議の参加者たちは危機終焉に向けたエジプトの役割を賞賛 ■ ウマル・スレイマーン情報長官、パレスチナ人への攻撃中止要求のためイスラエルを訪問 2008年04月30日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【カイロ:サミール・アル=サイイド記者】 エジプトは昨日から始まったイスラエルとの講和に向けた共同合意の締結を目的とする12のパレスチナ勢力との個別協議を今日、再開 全文をよむ
■日本のテレビ報道:「イスラエルのシリア空爆で10人の北朝鮮人が殺された」 2008年04月29日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【東京:AFP】 昨年9月にイスラエルが核施設とされるシリアのプラントに仕掛けた空爆で10人の北朝鮮人が殺害されていたと日本の公共テレビ局が昨日月曜に報じた。 同局は匿名の韓国情報機関筋の発言として、北朝鮮がシリアとの秘密協定に基づいて核施設の建設に協力していたと伝えた。彼らは北朝鮮を統治する労働党の軍事生産局の要員 全文をよむ
■サウジアラビア政府、イラクでのテロ行為を教唆された自国民について遺憾の意を表明 2008年04月29日サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【リヤード、諸通信社】 サウジアラビアの副内務大臣は、一部のサウジ青年が扇動の犠牲となり、熱意を胸にイラクを目指していることについて遺憾の意を表明し、「イラクの人々の役に立つと考えての行動ではあるが、実際には彼らは何の役にも立たないことに参加している」と語った。 そして、「我々は常にいかなるサウジ国民もサウジ 全文をよむ
■ イスラエルのハ・アレツ紙:「イスラエルはハマース提案に応えるため、カイロで行われているパレスチナ諸派間協議の結果を待っている」 ■ オルメルト首相:「イスラエルの安全保障のために全力を尽くす」 ■ ハマースのマシュアル政治局長:「テルアビブが事態沈静化に応じなければ戦争しかない」 2008年04月28日付アル・アハラーム(エジプト)HPアラブ世界面 【ガザ:アシュラフ・アブルホウル、エルサレム:諸通信社】 イスラエルのエフード・オルメルト首相は、「わが 全文をよむ
■ フサーム・ザキー報道官:「エジプトはパレスチナ人とイスラエル人の間の事態沈静化という目標を実現するために努力する」 ■ アッバース大統領、和平合意に至ることなくブッシュ大統領の任期が切れれば深刻な事態になると警告 【ワシントン:ホダー・タウフィーク、カイロ:マフムード・アル=ナウビー、占領下エルサレム:諸通信社】 外務省のフサーム・ザキー報道官は、事態沈静化の問題についてパレスチナ側の統一した立場が結実する寸前まで来ていると明言し、イスラエル側にその立場を提示し、そ 全文をよむ
■ ガザ地区関連の声明採択を阻止するため、国連安保理の議場から西洋諸国の代表が退席 ■ 国連は暴力の増加に警告、アッバース大統領はイスラエルとの深い溝について言及 2008年04月25日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン:ホダー・タウフィーク、アースィム・アブドゥルハーリク、ニューヨーク:ターリク・ファトヒー】 一昨晩、国連安保理はガザ地区の状況に関する声明の採択に再び失敗した。リビア次席大使がガザ地区におけるパレスチナ人の苦難を、ヒトラー 全文をよむ
■ムバーラク大統領とメルケル独首相、世界経済危機、食品とガソリンの価格高騰について協議 ■ムバーラク大統領:「ビッリー国会議長がレバノン危機はサウジ・シリア間対立が原因と伝えてきた」 ■メルケル首相:「食糧危機問題をG8と国連食糧農業機関(FAO)会合の議題に」 ■ムバーラク大統領、ドイツ会談の重要な成果について:「パレスチナ人の苦痛解消とレバノン危機終結で合意」 ■イラン核問題の受け入れ可能な解決の必要性 ■通商、投資、観光業分野でさらなる協力 2008年04月2 全文をよむ
■ アブドゥッラー2世国王がブッシュ大統領およびアッバース大統領と会談:「和平プロセスには具体的な日程が必要」 2008年04月22日付アル=ナハール紙(レバノン)HP一面 【AFP、ロイター、AP】 ヨルダン国王アブドゥッラー2世は昨日、ホワイトハウスでジョージ・ブッシュ米大統領と会談し、パレスチナ・イスラエル間の和平プロセスは明確な基礎と具体的な日程に基づいて行われなければならないと述べた。アメリカ政府は来年1月までに中東和平合意を成立させることを目指している 全文をよむ
■ カーター元大統領:「ハマースは条件付きで和平を受け入れた」 ■ マシュアル政治局長:「67年の境界線に基づく国家樹立に同意する」 2008年04月22日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター、MENA】 ジミー・カーター米元大統領は昨日、イスラーム抵抗運動「ハマース」の立場に注目すべき進展が見られたと語った。カーター元大統領はここ数日間ハマースの幹部たちと会談しており、ハマースが元大統領に対して、和平合意に国民投票でパレスチナ人の合意が 全文をよむ
■ イスラエルのガザ攻撃により24時間で12名のパレスチナ人が犠牲に ■ その大半がハマース活動家、2人は重傷のため死亡 ■ PFLPがイスラエル町村へのロケット弾攻撃の実行声明を発表 2008年04月21日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ガザ:本紙アシュラフ・アル=ハウル】 イスラエル占領軍がガザ地区への攻撃を強め、24時間で12名の犠牲者が出た。その大半がハマース活動家だった。 パレスチナ保健省救急局のムアーウィヤ・ハサネイン 全文をよむ
■カラム・アブーサーリム通行所への攻撃で、イスラエル兵士13人負傷 ■カーター元大統領とマシュアル氏、二日にわたり事態沈静化と捕虜交換を協議 2008年04月20日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ:アシュラフ・アブルホウル、エルサレム・諸通信社・ダマスカス:アイマン・アル=マフディー】 先々週にジハード運動と他の二つの武装勢力がナハル・オズ通行所への軍事作戦を決行してから10日、ガザ・イスラエル間の国境通行所を標的とした二度目の攻撃が行われた。 全文をよむ
■ エジプトの努力が結実間近、数日のうちに緊張緩和か ■ ハマースがパレスチナ人の労苦軽減のための努力をエジプトに感謝 ■ アル=ザッハール氏:「エジプトの治安を脅かしたり内政に干渉したりすることは認めない」 2008年04月19日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【カイロ:ターリク・ハサン(本紙)】 ハマース運動の指導者であり、前パレスチナ外相であるマフムード・アル=ザッハール氏が、エジプトがパレスチナの人々の苦労を軽減するために弛まぬ努力をしてき 全文をよむ
■ ハマース、あらゆる場所・手段で報復すると威嚇 ■ パレスチナ人、怒りに満ちた葬儀で犠牲者らを葬送、イスラエルは人員を招集 2008年04月18日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ラーマッラー、ガザ:ワリード・アワド、アシュラフ・アル=ハウル】 ガザ地区でここ2日間に子ども7人を含む25人のパレスチナ人が犠牲になったことを受けて、ハマースとイスラエル指導部は互いに復讐を行うと脅しあい、さらなる暴力行為の発生が予測される。 ハマースはガ 全文をよむ
■ ホワイトハウス、ローマ法王を盛大に歓迎 ■ レバノンの主権と独立に共同で支持を表明 2008年04月17日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ワシントン:ヒシャーム・ムルヒム】 理想的な春の日、大聖堂や教会の鐘と軍隊のラッパや祝砲が鳴り響き、主の祈りが捧げられるなか、ジョージ・ブッシュ大統領は昨日、ローマ法王ベネディクト16世をホワイトハウスでの式典に迎えた。この式典は、ホワイトハウスの歴史の中で最大のものとなり、9000人以上の人々が参加した。ブッ 全文をよむ
■ハマース政府の前閣僚と会談、アラファートの墓所に献花 ■イスラエルはカーターにガザ訪問を禁じる ■ハマース議員たち、ラファハ検問所前で座り込み 2008年04月16日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ラーマッラー:本紙ワリード・アワド記者】 アメリカのジミー・カーター元大統領が、アナポリス和平会議後にイスラエルは入植地をさらに拡張し、いかなる軍事検問所も撤去せず、会議での約束を果たしていないと語った。 カーター元大統領は西岸地区の町ビ 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、シリアに解決のための具体的なイニシアチブを期待 2008年04月15日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【MENA、UPI】 エジプトのホスニー・ムバーラク大統領は、レバノン次期大統領選出をめぐる危機の解決の方策についてニコラ・サルコジ・フランス大統領と協議を行うためにパリを訪問する前に昨日、「レバノンの各勢力には合意の実現における基本的な責任がある」と強調しつつ、シリア政府が解決に便宜を図るための「具体的な」イニシアチブをとるよう促し 全文をよむ
■エジプト・ブルガリア首脳会議で両国の通商活性化を協議 2008年04月15日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 昨日ホスニー・ムバーラク大統領は、現在エジプトを訪問中のパルヴァノフ・ブルガリア大統領と会談し、和平プロセス支援の努力やイラク、レバノン、ダルフール情勢を筆頭に、地域および国際情勢の進展について話し合った。 共和国大統領府のスレイマーン・アウワード報道官の発表では、協議の内容は中東情勢全般に及び、ムバーラク大統領はパレスチナ問題に関する状況の 全文をよむ
■ヨルダンがイラク人への入国ビザ発給を開始 2008年04月14日付サバーフジャディード紙(イラク)HP1面 イラク外務省の次官は一昨日に同省がヨルダン政府から通達を受け取ったと発表した。その通達の内容は、今月4月の半ばからヨルダン政府が同国への入国を希望するイラク人に対し、入国ビザの発給を開始するというものであった。 ムハンマド・アル=ハーッジ・ハンムード次官によれば、ヨルダン政府は今月4月半ば以降、ヨルダン領への入国を希望するイラク人へのビザ発給を開始し、ビ 全文をよむ
■ ガザ南部へのイスラエル侵攻により、子供1人を含む8人のパレスチナ人が殺害 ■ 抵抗勢力と占領軍の間で衝突、ナハル・オズ通行所の封鎖続く 2008年04月12日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ:アシュラフ・アブルホウル、占領下エルサレム:諸通信社】 ガザ地区南部のブレイジ難民キャンプにイスラエル軍が侵攻し、パレスチナ側の戦闘員と衝突、10歳の子供1人を含む8人のパレスチナ人が死亡し、子供5人を含む12人が負傷した。 先週木曜日のパレ 全文をよむ
■ 国境地帯の状況は沈静化、エジプトはガザ地区への支援を続行 ■ 4000トンの食糧援助 ■ 治療を終えた負傷者がガザ地区に帰還 ■ 国境侵入阻止のため、治安措置を強化 ■ アウワード報道官:「エジプトはパレスチナ人民の苦難を除去する努力を続ける」「ハマースが相反する声明を出すことは受け入れがたい」 2008年04月11日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【カイロ:ターリク・ハサン、アリーシュ:アフマド・サリーム】 エジプト・ガザ国境の情勢 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、アブドゥッラー国王:「レバノン問題の解決はシリアとの関係改善の条件」 2008年04月10日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【カイロ:ジャマール・ファフミー】 リヤドで行われたレバノンのフアード・アル=セニョーラ首相との会談の24時間弱後の9日夜、サウジアラビアのアブドッラー・ビン・アブドゥルアズィーズ国王はシャルム・エルシェイクでエジプトのホスニー・ムバーラク大統領と会談を行った。 首脳会談はワーキング・ディナーまで続き 全文をよむ
■ 食料品価格の狂ったような上昇に国際的警告 2008年04月09日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ニューヨーク:ターリク・ファトヒー】 国連のジョン・ホルムズ人道問題担当事務次長は、高率での食料品価格上昇の継続は世界の安全を脅かす混乱と政治的不安定を引き起こすだろうと警告を発し、2007年中頃以降の価格上昇率は40%にものぼると指摘した。 同じく潘基文国連事務総長も世界レベルでの食料品価格上昇のマイナス影響を強い懸念を持って注視している。 全文をよむ
■エジプト・チェコ会談、地域情勢の展開と二国間の投資活性化を協議 ■アウワード報道官:「エジプトは東寄りでも西寄りでもない」「ムバーラク大統領の動向は国益を追求したものだ」 2008年04月08日付アハラーム紙(エジプト)HP1面 エジプトのホスニー・ムバーラク大統領は昨日、大統領府にチェコのヴァーツラフ・クラウス大統領を迎えた。クラウス大統領は昨日の昼カイロに到着し、二日間滞在する予定。両大統領は拡大会合を開催し、チェコからエジプトへの観光振興、多くの経済・投資・貿易分 全文をよむ
■ 「イスラエルは1948年領土への難民帰還を一人たりとも認めない」 ■ 「シリアはゴラン高原の返還よりもイランとヒズブッラーを選んだ」 2008年04月04日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ナザレ:ザヒール・アンドラウス本紙記者】 昨日木曜、イスラエルのエフード・オルメルト首相の第一副首相であるハイイム・ラモンは、「レバノンの組織ヒズブッラーは規模の大小を問わず、ヘブライ国家(イスラエル)内外のイスラエルもしくはユダヤの標的に対する軍事作戦を実 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、アブドゥッラー国王、アッバース大統領による三ヶ国首脳会談で、アラブの団結とアラブ和平提案の実現について協議 ■ 「エジプトはイスラエルによるシリアとレバノンへの武力行使ならびにガザ侵攻の脅しを拒絶する」 ■ アウワード報道官:「入植地は和平合意の可能性を失わせる」 ■ アブルゲイト外相:「アラブ首脳間の協議はまだ提案段階」「パレスチナ人とイスラエル人、ファタハとハマースの関係鎮静化のために働きかけている」 ■ アッバース大統領:「今年中の最終的和平合意を望ん 全文をよむ
■ エジプト、アラブ諸国間の緊張緩和はレバノン危機の解決次第と強調 2008年04月03日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【カイロ:ジャマール・ファフミー】 ダマスカス首脳会議に対してサウジアラビアとともに否定的態度を示したエジプト政府が実際に先週以来、シリアが議長国を務めるアラブ首脳会議の機構を1年間にわたって分裂させ、2~3ヶ国もしくはそれ以上の諸国による協議のための首脳会談を開催してゆく方向で活動中であることが昨日明らかになった。エジプトのホスニー・ 全文をよむ
■エジプト・サウジ合同空軍演習が終了 2008年04月03日付アハラーム紙(エジプト)HPエジプト国内面 エジプトとサウジアラビアの合同空軍演習「ファイサル8」が終了した。演習では様々な飛行訓練が行われ、F‐16機とF‐15機による特定目標物への日中および夜間の攻撃と防御の訓練では、高い能力と記録的な平均時間をもって作戦が遂行された。この訓練では様々な近代的編隊で模擬空中射撃を行い、目標物をきわめて正確に捉えて破壊する技術を見せつけると共に、エジプト側・サウジ側が合同で夜間 全文をよむ
■バラク国防相が警告:「イスラエルは地域最強の国家であり、挑発はお勧めしない」 ■シリアが大規模演習、イスラエルからのあらゆる攻撃を想定し、予備役部隊を招集 2008年04月02日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ダマスカス:本紙】 シリアの高官筋が本紙に明かしたところでは、ヒズブッラーに加えてシリアをも標的にする可能性のあるイスラエル軍による大規模攻撃への対応をシリア当局が準備している。 この匿名の情報筋によれば、シリアは国境でのイスラエ 全文をよむ
■ イスラエルはライス米国務長官の批判を無視し、エルサレムと西岸の入植地を拡大 2008年04月01日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ラーマッラー:ムハンマド・ハウワーシュ】 【アンマン:ウマル・アッサーフ】 イスラエル政府高官らは昨日、入植活動に対するコンドリーザ・ライス米国務長官の批判を無視して、西岸地区とエルサレムの入植地に住宅1400戸を建設する新たな計画を発表した。これのため、今年中にパレスチナ・イスラエル間の和平協定が達成される可能性への 全文をよむ
■ ムバーラク大統領とブーテフリーカ大統領、ダマスカス・サミットの成果とアラブ諸国の結束強化への努力を協議 ■ エジプト・アルジェリア首脳会議で和平問題、レバノン問題、ダルフール問題、二国間関係促進を話し合う ■ 二国間共同プロジェクトの創設と関税免除協定の実施を民間に奨励 2008年03月31日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【カイロ;ムハンマド・アミーン・アル=ミスリー】 ホスニー・ムバーラク大統領とアルジェリアのアブドゥルアズィーズ・ブーテ 全文をよむ
■ ムバーラク大統領:「アラブ間の関係は改善のために努力の倍増を必要としている」 ■ 「我々は開催前にダマスカス・サミットの成功を約束する要素が十分に揃うことを望んでいた」 ■ ダマスカスでのアラブ・サミットに向けた演説で大統領:「アナポリス会議の精神は後退し、パレスチナ問題は危険な曲がり角に差し掛かっている」 2008年03月30日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ダマスカス:本紙特派員】 ホスニー・ムバーラク大統領は、「我々の国民が期待する前向 全文をよむ
■ アラブ諸国間関係を協議した非公開外相会議で白熱の議論 ■ シリア政府:首脳会議へのアメリカの介入を非難、サウジアラビア政府に3・14勢力への圧力を要請 ■ アラブ諸国分裂が確実になり不安広まる、ハマース・ファタハ間のサナア合意にアラブ諸国の支持 2008年03月28日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ダマスカス:本紙記者バッサーム・アル=バダーリーン、ラッズーク・アル=ガーウィー】 シリアの首都ダマスカスで昨日、アラブ首脳会議の外相級の最初 全文をよむ
■国連が中東における暴力停止に向けたエジプトの努力を支援すると確認 ■潘基文事務総長:「年内の和平合意到達という約束を守る」 ■ブッシュ大統領、アッバース大統領に訪米を呼びかけ 2008年03月27日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ニューヨーク:ターリク・ファトヒー】 国連は中東、中でもガザ地区における暴力行為の停止と段階的な通行所再開、パレスチナ人とイスラエル人の協調に向けたエジプトの努力を支援することを確認した。 リーン・パスコ国連 全文をよむ
■ イスラエルがシリア、イランとの大規模戦争へ準備 2008年03月25日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ラーマッラー:ムハンマド・ハウワーシュ、諸通信社】 ヒズブッラーのイマード・ムグニーヤ幹部の暗殺から40日が経ち、イスラエルでは最高度の警戒態勢が発表され、エフード・バラク国防相は、ヒズブッラーの相次ぐ警告に懸念を表明し、あらゆる攻撃の可能性に対応する用意があることを強調した。このところの報道によると、テルアビブへの攻撃の可能性、シリアとイランが参戦 全文をよむ
■ エジプト・パレスチナ会談で、停戦と通行所問題を協議 ■ ハマースとジハード運動、イスラエルの攻撃停止と引き換えにロケット発射停止を示唆 ■ サナアでのハマース、ファタハ間の交渉ラウンド、合意に至ることなしに終結 2008年03月23日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ:アシュラフ・アブルホウル、サナア:イブラヒーム・アル=アシュマーウィー、エルサレム:諸通信社】 停戦合意が近いとのこれまでになく楽観的な雰囲気の中、ハマースとジハード運動の代 全文をよむ
■ ライス国務長官、ラブロフ外相にシリア政府への圧力を要求 ■ イスラエル、ラブロフ外相とヒズブッラーの武器について協議 2008年03月22日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 ダマスカス、西エルサレム、ラーマッラーの各地においてロシアのセルゲイ・ラブロフ外相がこの2日間に行った会談では、レバノン情勢をめぐる様々な問題が協議の大半を占めた。 アメリカ国務省のショーン・マコーマック報道官は、「コンドリーザ・ライス国務長官はラブロフ外相が中東歴訪を開始する 全文をよむ
■ ファタハ、ハマース双方の代表は交渉のため一つのテーブルに着くことを拒否 ■ ファタハ、ハマースとも強硬な立場を固持 イエメンの和解案が行き詰まり 2008年3月21日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【サナア、ガザ:本紙記者ハーリド・アル=ハマーディー、アシュラフ・アル=ハウル】 サナア[イエメン共和国首都]で行われているハマースとの交渉においてファタハ代表団のメンバーであるアッザーム・アル=アフマドは、ファタハ代表団は交渉から撤退する決定を撤回 全文をよむ
■ ブッシュ大統領、イラク戦争5周年にあたって回顧:「サッダーム・フセインの打倒は適切な決定だった」 2008年03月20日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ワシントン:ヒシャーム・ムルヒム】 ジョージ・ブッシュ米大統領はイラク侵攻5周年にあたって、「イラクでの戦いは崇高で不可欠な正義の戦いだ。そして、勝利に終わるだろう」と述べた。一方、大統領選挙の民主党候補の座を目指すバラク・オバマ上院議員は、「この戦争は、第一次および第二次世界大戦よりも、南北戦争より 全文をよむ
■エジプトとロシア、核エネルギーの平和利用合意の文案を作成 2008年03月20日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ロシアの産業エネルギー相で、エジプト・ロシア通商経済協力委員会のロシア側委員長を務めるヴィクトル・フリスチェンコ大臣は、エジプトとロシアの専門家が、核エネルギーの平和的利用の分野における両国間協力に関する合意文書の準備を終えたと発表した。合意分野には、原子力発電所の制御や施工、原子力の治療や保健分野での活用を行える人材の訓練が含まれ、またこれらの分野は 全文をよむ
■ チェイニー副大統領がバグダード訪問、駐留米軍の任務遂行を堅持 ■ 「アラブ諸国の大使派遣によってイランの影響力拡大に対抗を」 2008年03月18日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 アメリカが指揮したイラク侵攻から5年目になる日の3日前、ディック・チェイニー米副大統領は突然のイラク訪問を行い、首都バグダードから遠く離れた軍事基地で夜を過ごした。今日にはアメリカ兵たちの前で演説をする予定である。 チェイニー副大統領がイラクを訪れる一方で、大統領選挙の 全文をよむ
■ イスラエル、ハマースのロケット弾によるヘリコプターの損傷を初めて認める ■ 上級将校:「パレスチナ武装勢力は高性能な地対空ミサイルと対装甲車砲を所持している」 ■ ハマースはイスラエル戦闘機を標的にし続けることを確認、イランからの技術取得については否定 2008年03月16日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ、エルサレム:諸通信社】 ガザ上空を飛行中にハマースの発射したロケット弾でヘリコプター1機が損傷を受けたことをイスラエル軍が認めた。 全文をよむ
■ ダカールで開催されたイスラーム諸国会議機構(OIC)首脳会議、新憲章を採択 ■ レバノン問題解決のためのアラブ諸国提案への支持を表明 ■ デンマークに風刺画に対する非難を訴える ■ パレスチナ人に対するイスラエルの攻撃を非難 2008年03月15日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ダカール:ハサン・アル=ファキーフ、AFP】 ダカールで金曜日に閉会したイスラーム諸国首脳会議は、同機構(OIC)の新しい憲章案を採択し、閉会声明の中で、ガザ 全文をよむ
■ プローディ首相、UNIFILのイタリア軍部隊撤退呼びかけを非難 2008年03月15日付アル=ナハール紙(レバノン)HP一面 【ローマ:ロイター】 イタリアのロマーノ・プローディ首相は、ブリュッセルで開かれているEU首脳会議にあたって14日、イタリアのアントニオ・マルティーノ前国防相が国連レバノン暫定軍(UNIFIL)からイタリア軍を撤退させ、代わりにイラクへ送るよう呼びかけたことを批判した。 プローディ首相はこの発言について「無責任だ」と表現し、 全文をよむ
■ 「イラク攻撃から5年間の収穫は、1121人の自爆者とその犠牲となった1万3000人の死者および1万6000人の負傷者だ」 2008年03月15日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ロンドン、諸通信社】 著名なイギリス人記者ロバート・フィスクが、アメリカとイギリスのイラク攻撃から5年間の収穫は何だったのかを問う記事をまとめた。昨日のイギリスの新聞「インディペンデント」に掲載された詳細な記事においてフィスクは、「ジョージ・ブッシュ米大統領がイラク人にもたらし 全文をよむ
■ エジプト、2011年のイスラーム・サミット開催国に決定 ■ ムバーラク大統領、ダカール・サミットで「エルサレムを首都としたパレスチナ独立国家を切望する」 2008年03月14日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ダカール:ハーラ・アフマド・ザキー】 ホスニー・ムバーラク大統領はダカールで開催されているイスラーム・サミットでの演説において、「エジプトは人的資源の開発と個の確立こそ、我らがイスラーム社会に成長と前進をもたらす土台を形作ると確信している」 全文をよむ
■ シリア、「適切な時期に」レバノンを招待し、公式代表団がセニョーラ首相との会談に向けベイルートを訪問する見通し 2008年03月13日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、MENA、UPI】 シリア外務省筋は、ダマスカスにおけるアラブ首脳会議へのレバノンの招待は「適切な時期に、適切な方法で」行われると述べた。一方、エジプトの新聞によるとカイロ駐在のユースフ・アフマド・シリア大使は、「フアード・アル=セニョーラ・レバノン首相を首脳会議に招待するため、シ 全文をよむ
■ イスラエル、ガザ地区の虐殺報道を理由にアル=ジャジーラTVをボイコット 2008年03月12日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ラーマッラー、ナザレ:本紙ワリード・アワド、ズハイル・アンドゥラウス】 イスラエル政府は昨日、衛星テレビ局「アル=ジャジーラ」がイスラエル占領軍による1週間少し前の虐殺行為について「偏向した報道を行った」との口実の下に、同局をボイコットすることを決定した。この虐殺ではパレスチナ人120人以上が死亡している。 イ 全文をよむ
■パキスタンで2件の自爆事件、200人を越える死傷者 2008年03月12日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【イスラマバード- 諸通信社】 パキスタン東部ラホールの連邦警察署と広告代理店を狙った2件の同時自爆事件で、少なくとも26人が死亡、その他175人が負傷した。来るべき連立政府への新たな挑戦と見られる。 事件発生時にパキスタンのパルヴェーズ・ムシャラフ大統領は、先月行われた選挙を受けた第1会期開始を宣言し、次の月曜日に第一回会合を開くよう議会 全文をよむ
■ キルクークからトルコに石油の新パイプライン 2008年03月12日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【アルビル:本紙】 イラクからの原油輸出を増加するようにとの要請の応え、キルクークからトルコのジハーン港に延びる新たな石油パイプラインを建設することでイラクがトルコと合意した。このパイプラインはアルビルを経由する可能性がある。 イラク石油省のアースィム・ジハード報道官はこの報道内容を認め、「わが省はキルクークからトルコ向けの石油輸出を日量 全文をよむ
■ ポーランドのレフ・カチンスキー大統領、ウサーマ・サラーヤー本紙編集長と対談 ■ 「我々はエジプトでの企業建設を望んでいる」「ポーランドの経済改革の経験は、エジプトにとっても有益であろう」 2008年03月10日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ポーランドのレフ・カチンスキー大統領は、ホスニー・ムバーラク大統領のポーランド訪問があらゆる分野、特にエネルギーと観光分野において、両国間の関係強化における重要な弾みとなるであろうと述べた。同大統領は「エジプトはポーラ 全文をよむ
■4年ぶりとなる西エルサレムでの軍事作戦をうけ、西岸全域が封鎖 ■攻撃実行犯がエルサレム市民であった点をイスラエル側は危惧 ■イスラエルでは「アラブ人に死を!」の呼び声 ■リビアが安保理での非難決議採択を阻止 2008年03月08日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【占領下エルサレム:諸通信社、ガザ:アシュラフ・アブルホウル、ニューヨーク:ターリク・ファトヒー】 イスラエル中が戦慄に覆われ、治安要員が緊急招集される中、イスラエル軍はヨルダン川西岸 全文をよむ
■ タラバーニー大統領、戦略的関係を目指してトルコ訪問開始 2008年03月08日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AP、AFP、ロイター】 イラクのジャラール・タラバーニー大統領は昨日アンカラにおいて、隣国トルコとの「戦略的かつ確固たる」関係の構築を希望するとの立場を示した。トルコは先月、イラク北部に拠点を置くトルコのクルド人反政府勢力に対して軍事攻撃を開始した。一方、トルコのアブドゥッラー・ギュル大統領は「クルディスタン労働者党(PKK)」に武装放棄を 全文をよむ
■ ガザ地区攻撃への報復としてエルサレムで攻撃 7人が死亡、数十人が負傷 ■ 「自由ガリラヤ部隊・殉教者ムグニーヤおよびガザ地区殉教者グループ」 が実行声明を発表 ■ エジプトがガザ地区との国境に壁を建設 ■ イスラエル軍兵士1人が死亡、ガザ地区南部に対するイスラエル軍の空爆でイスラーム聖戦のメンバー4人が殉教 2008年03月07日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ガザ、ラーマッラー:本紙アシュラフ・アル=ハウル、ワリード・アワド】 パレ 全文をよむ
■ ムバーラク大統領とソラナEU上級代表との会談で、ガザ情勢の改善や国境の開放、レバノン危機が議題のトップに ■ ソラナEU上級代表:「ガザ地区は微妙な時期にあり、ヨーロッパは安定の実現に関心を寄せている」 ■ アブルゲイト外相:「アラブ提案こそがレバノン危機解決のために提起されている唯一の策」 2008年03月06日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 昨日5日のムバーラク大統領とハビエル・ソラナEU共通外交・安全保障政策上級代表との会談では、中東地域の焦眉の課 全文をよむ
■ ライス米国務長官の圧力の成果で交渉再開の約束、ガザ地区の状況は1967年以来最悪 2008年03月06日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【本紙、AFP、ロイター、MENA、UPI】 パレスチナ側とイスラエル側はコンドリーザ・ライス米国務長官の圧力に応じて、和平交渉再開に同意した。しかし交渉再開に達するかどうかは、引き続くイスラエルの脅威下における軍事行動の激化が停止されるかどうかにかかっているようだ。ライス長官は、デイヴィッド・ウェルチ国務次官補(中東 全文をよむ
■ 潘基文国連事務総長、エジプトからパレスチナ人に武器が渡っているとの疑いを撤回 2008年03月05日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ニューヨーク;ターリク・ファトヒー】 エジプト国境を越えてガザ地区のパレスチナ人に武器が密輸されているとの疑いを、潘基文国連事務総長が撤回した。国連事務総長の報道官をつとめるミシェル・モンタス氏は、国連のイスラエル代表部から渡された正確性の疑われる情報や新聞記事などに依拠して事務総長は報告を作成したのでは、との本紙の質 全文をよむ
■ パレスチナのロケット弾がイスラエル国内治安相宅近くに落下 2008年03月05日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 イスラエルの報道が明らかにしたところでは、ガザ地区北部から発射されたパレスチナのグラド型ロケット弾が、グリーンライン南方の都市アシュケロンにあるイスラエルのアヴィ・ディヒテル国内治安相の住居近くに落下した。 イディオット・アハロノート紙が昨日述べたところでは、ロケット弾はディヒテル国内治安相の家の近くにある個人所有の住居の1つに命中した 全文をよむ
■ イスラエル、撤退するがガザ地区への攻撃は止めず ■ ハマースが「勝利」を宣言、アッバース大統領は鎮静化を支持 2008年03月04日付アル=ナハール(レバノン)紙HP1面 【ラーマッラー:ムハンマド・ハウワーシュ、諸通信社】 【AFP、ロイター】 コンドリーザ・ライス米国務長官の中東再訪をひかえて、イスラエル軍は先週の水曜日からコードネーム「熱い冬」と称する軍事作戦の一環として侵攻していたガザ地区北部のジャバリヤから撤退した。 イスラエル政 全文をよむ
■ イスラエル、ロケット弾の発射が続くならガザ住民を“ホロコースト”にすると脅す ■ 対パレスチナ軍事作戦を言い表すのにナチの用語をイスラエル高官が使用し、騒動に 2008年03月01日付アル・アハラ-ム紙(エジプト)HP1面 【ガザ:アシュラフ・アブルホウル、東エルサレム:諸通信社】 イスラエルのマタン・ヴェルナイ国防副大臣は、もしイスラエル町村に対するパレスチナのロケット弾発射が続くなら、ガザ地区で“ホロコースト”を実行すると脅した。同じ頃、イスラエル軍は 全文をよむ
■ 国連:「イスラエルはガザを世界第三の人道問題にした」 ■ ガザ地区への攻撃でパレスチナ人11人死傷 ■ ハマースのロケット弾でイスラエル人1人が死亡 2008年02月28日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ニューヨーク:ターリク・ファトヒー、ガザ:アシュラフ・アブルホウル、諸通信社】 国連はガザ地区封鎖政策を理由にイスラエルを最大限に批判し、今の危機が続けばガザ地区の人道状況が悪化することになり、進行中のイスラエル-パレスチナ間和平会談に支障を 全文をよむ
■ ガザ地区の殺戮で子供3人を含むパレスチナ人12人が死亡 ■ 「カッサーム」ロケット弾によりイスラエル人1人死亡、オルメルト首相はハマース幹部殺害を警告 2008年02月27日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ガザ、ナブルス、ナザレ:本紙アシュラフ・アル=ホウル、、ワリード・アワド、ズハイル・アンドゥラウス記者】 イスラエルがガザ地区で新たなパレスチナ人虐殺を犯した。イスラエルは昨日一連の空爆でパレスチナ人11人を殺害した。またイスラエル特殊部隊 全文をよむ
■ 包囲に抗議し、ガザ地区北部で「人間の鎖」によるデモ ■ イスラエルはいかなる形の国境侵犯の試みも一掃すると警告 ■ ハマースがパレスチナ人に対し、法を尊重し国境を越えないよう要求 2008年02月26日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ:アシュラフ・アブルホウル、エルサレム:諸通信社】 イスラエル-ガザ国境が侵犯されるとの懸念がイスラエル国内に広まる中、ガザ地区では数千人のパレスチナ市民によって、ラファハからベイト・ハーヌーン通行所まで伸び 全文をよむ
■ ムバーラク大統領とアブドゥッラー国王、レバノン各勢力の合意の必要性を強調 ■ エジプトとサウジアラビア、アラブ諸国提案の実現に期待 2008年02月25日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター、MENA】 サウジアラビアのアブドゥッラー・ブン・アブドゥルアズィーズ国王とエジプトのホスニー・ムバーラク大統領は、昨日リヤドで、レバノン危機やその解決に向けたアラブ諸国の努力、パレスチナ人民に対する封鎖、イラク情勢について協議した。その後、ムバ 全文をよむ
■ エジプトとサウジアラビア、ダマスカスで開かれる次回のアラブ・サミットを前に調整 ■ リヤドでのムバーラク大統領とサウジアラビア国王との会談で、アラブ世界の諸問題に関するアラブの統一的立場を具体化 ■ レバノン新大統領選出に向けた努力を検討 ■ ファタハとハマースとの状況の進展ぶりを協議 ■ 両国間の投資協力計画を推進 2006年02月25日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【リヤド:イブラーヒーム・アル=バヒー】 昨日リヤドで行われたホ 全文をよむ
■ イスラエル放送:「エジプトがキャンプ・デービッド協定に違反してラファハ通行所に3個大隊を派遣」 2008年02月23日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ナザレ:本紙ズハイル・アンドラウス】 イスラエル政府高官筋は金曜夜、「パレスチナ人が数週間前にラファハ通行所へ突入した際、エジプト政府は事態の収拾と通行所の封鎖、パレスチナ人がエジプト領ラファハへ行き来することの阻止を目的として、同通行所付近に3個大隊を派遣していた」と明かした。 イスラ 全文をよむ
■ トルコ軍兵士1万人がイラク領内に侵攻 ■ サドル師が停戦期間を6ヶ月間延長、アメリカはこの決定を賞賛 2008年02月23日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【アンカラ:ウサーマ・アブドゥルアジーズ、バグダード、諸通信社】 突如としてトルコ軍はイラク北部で予期されていた軍事作戦の第一歩を踏み出し、1万人の兵士からなる軍隊がクルディスタン労働者党(PKK)の構成分子を掃討するため、イラク領内10キロ地点まで深く侵攻した。この陸上侵攻の前には、イラク北部 全文をよむ
■ トルコ軍、領内でPKKと戦闘、ダホークで5橋梁破壊 2008年02月23日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【アルビル:本紙】 トルコ軍が戦闘機、軍用ヘリ並びに重戦車に支援された陸軍を用いて複数地域に攻撃を仕掛けてから二日、クルド自治区及びトルコとの国境近辺の軍事的緊張は緩和された。攻撃の間クルド首脳部は自治区大統領声明を通じ、紛争拡大回避と休戦の意向を示してきた。同時に、もし自治区住民がトルコ軍により危険にさらされるような事があれば、「全面的に抵抗 全文をよむ
■ イスラエルがエルバラダイIAEA事務局長のイラン関連報告書を先制攻撃 ■ イラン核計画の重大さを甘く見ていると告発 2008年02月22日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP国際面 【エルサレム:諸通信社、ウィーン:ムスタファー・アブドゥッラー】 イラン核開発プログラムの進展状況に関する報告書が提出される数時間前に、イスラエルは今回の報告書もまた期待を裏切る内容になるだろうとして、IAEAのエルバラダイ事務局長を攻撃した。 イスラエルのダン・ギラー 全文をよむ
■ アッバース大統領、ガザ封鎖について明日オルメルト首相と会談 ■ ガザ地区に対するイスラエルの攻撃でパレスチナ人5名が殺害、14名が負傷 【ガザ:アシュラフ・アブルホウル、占領下エルサレム:諸通信社】 パレスチナのマフムード・アッバース大統領は、イスラエルのエフード・オルメルト首相と明日、エルサレムで会談し、ガザ地区に対するイスラエルの封鎖や、ヨルダン川西岸地区とガザ地区で同時相互停戦を実現する必要性といった、パレスチナ国民の関心事を議論する。 PLOのサ 全文をよむ
■ オルメルト首相、モサド長官の実績を評価して任期延長 2008年02月17日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【UPI、MENA】 ヒズブッラーの幹部であるイマード・ムグニーヤ氏が暗殺された数日後、イスラエルのエフード・オルメルト首相は、情報機関「モサド」のメイール・ダガン長官の任期を、「彼の実績を評価して」1年間延長することを決定した。「イディオット・アハロノート」紙は、「首相事務所の高官らはダガン長官の実績を評価しており、2009年まで任期を延長するこ 全文をよむ
■ エジプトからガザ地区を通りスーダン人難民123人がイスラエルに密入国 2008年02月16日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【占領下エルサレム:UPI】 イスラエル軍関係筋はスーダン人難民123人が今週の金曜日、エジプトからガザ地区を通ってイスラエルへ密入国したと明かし、管理が不十分なエジプト・ガザ境界線を通ってこうしたことが容易に行われることへの懸念を表明した。 イスラエルのハアレツ紙は金曜日、エシュコル地域議会議長であり軍報道官でも 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、和平実現とスーダンの経済開発に向けたエジプトの努力についてサルヴァ・キール副大統領と協議 ■ スーダン第一副大統領、ムバーラク大統領にダルフール問題の平和的解決策を要求 ■ キール副大統領、本紙との単独会見で:「スーダンの統一にはかなりの作業が必要であり、アブイェイ合意が遂行されていないことがその脅威となっている」 2008年02月14日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ホスニー・ムバーラク大統領は昨日、大統領官邸でスーダン共和国第一副大 全文をよむ
■ハニーヤ、緊張緩和の方途を探る用意 ■ハマース、イスラエルに改めて休戦を呼びかけ、幹部は空襲に備えオフィスを空に 2008年02月13日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【アル=ナーシラ:ザヒール・アンドラーウス(本紙)】 ハマース勢力は、その指導部を防御する治安措置として公表したとおり事務所を空にしている。その一方で彼らはイスラエルとの休戦の用意があることを表明した。 警官らは駐屯所を離れ、近隣の木陰などに臨時の場を設定した。ハマー 全文をよむ
■ ムバーラク大統領:「エジプトは外国からの圧力を拒否し、いかなる方面の言いなりにもならない」 ■ 大統領、UAEに向かう機内で新聞各紙編集長に:「シナイ半島開発はエジプト人に限定し、いかなる外国人の駐留も認めない」「アブダビとドバイの同胞たちとの会合は嬉しいものだ。UAEはエジプトへの最大の投資国の一つである」 2008年02月12日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【アブダビ:ウサーマ・サラーヤー】 ホスニー・ムバーラク大統領は昨日午後、2日間にわ 全文をよむ
■ オルメルト首相、ガザ地区の「ハマース」幹部を威嚇 バラク国防相は「秘密作戦」に言及 2008年02月11日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ラーマッラー:ムハンマド・ハウワーシュ】 イスラエルのガザ地区に対する軍事的圧力が続いている。ラファハ市では昨日パレスチナ人1人を殺害し、空爆によってパレスチナ人約15名が負傷した。またイスラエル右派勢力は、軍がガザ地区での大規模地上作戦を実施するよう政府に圧力をかけつづけている。そうしたなか、イスラエルのエフード 全文をよむ
■ パレスチナ政権:「今年中の和平合意はない」 ■ 「イスラエルの入植と掃討作戦が国家建設を妨げている」 ■ 米国務省:「人道状況を悪化させる政策を取ることは許されない」 2008年02月09日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ:アシュラフ・アブルホウル、占領下エルサレム、諸通信社】 パレスチナのサラーム・ファイヤード首相は、今年中にイスラエルとの恒久的な和平合意に到達する可能性を退けた。同じ頃イスラエルは、ハマース支配下のガザ地区への電力供 全文をよむ
■ 抵抗運動がイスラエルに対し17発のロケット弾を発射、一部は目標を誤りエジプト領内へ着弾 ■ ヨルダン、ハマースが支援物資を強奪したと非難 2008年02月09日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【アンマン:本紙、バッサーム・バダーリーン、アリーシュ:AFP】 金曜日、パレスチナの武装組織がガザ地区からイスラエルに向けて17発のロケット弾を発射したが、イスラエル軍事筋の伝えたところでは犠牲者は出なかった模様。 同じ筋によれば、現地で作られた 全文をよむ
■ カタールがレバノン南部からUNIFILの兵士205名を引き上げ 2008年02月08日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP】 カタールは昨日、国連レバノン暫定軍(UNIFIL)に所属する兵員205人からなる大隊を、任期の延長をしないことを決定した後、撤退させた。理由は明らかにされていない。 カタール通信社(QNA)によると、レバノンから帰還したカタール軍兵士たちをドーハ空港で迎えたカタール軍参謀長ハマド・ビン・アリー・アル=アティーヤ少 全文をよむ
■ ハマースとイスラーム聖戦、いかなる国際部隊であれ占領軍とみなして対応すると脅迫 ■ イスラエルがシナイ半島との国境にフェンスの建設を決定 ■ キャンプ・デーヴィッド合意を修正してエジプト軍を増強させることは否定 2008年02月07日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【エルサレム、ガザ:アシュラフ・アル=ハウル、ワリード・アワド本紙記者】 イスラエルは昨日水曜日、パレスチナ人活動家のイスラエル領内への侵入防止のために複数地区にフェンスを建設す 全文をよむ
■ エジプトとスペイン、両国関係をかつてないレベルへと高める友好条約に調印 ■ ムバーラク大統領とカルロス国王、地域の諸情勢やイスラエルのガザ地区封鎖を協議 ■ アブルゲイト外相:「エジプトはパレスチナ人に対する集団的懲罰に反対」「国境は不可侵であるべきことを確認」 ■ モラティノス外相:「スペインはラファハ通行所で起きた問題に関するエジプトの立場を支持する」 ■ エジプトのインフラ計画へ3億7500万ドルの融資協定 2008年02月06日付アハラーム紙(エジプト)HP 全文をよむ
■ 「エジプトはラファハ通行所事件の再発を許さない」「国境の保全は国の義務」 ■ ムバーラク大統領、国境問題を話し合うべく閣議を召集 ■ アウワード報道官:「2005年に調印されたラファハ通行所運行の取り決めにエジプト政府は関与していなかった」 ■ 「ガザ地区をシナイ半島の拡張地とするアイデアは形式的にも内容的にも受け入れ難い」 ■ 「事件の背景にあるのは封鎖だ。パレスチナ人の苦難がこれ以上続くことは許されない」 ■ 「エジプトの連絡協議が成功するかどうかは各方面の姿勢次第」 全文をよむ
■ ハマースがガザ地区国境の段階的な管理強化に関してエジプトとの協力を明言 2008年02月03日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター】 イスラーム抵抗運動「ハマース」は昨日、カイロでの協議を終えた代表団が帰国した後、ガザ地区・エジプト間の国境の段階的な管理強化について、エジプトの治安当局と協力することを明言した。国境では、パレスチナ人がラファハ通行所を通ってエジプト領内に流入する事態が2週間目に入ってもつづいている。 ハマースの 全文をよむ
■ イエメン政府、ドーハにてホーシー派との停戦合意に署名 2008年02月02日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【サヌア:本紙、ハーリド・アル=ハマーディー】 カタールの仲介によりイエメン政府は金曜、ドーハにて武装反乱勢力であるホーシー派との停戦合意に署名した。おりしも同日、軍事産業分野での協力を含むイエメン-パキスタン間合意の内容がサヌアで明らかにされた。 イエメンのアブドゥルマリク・サイード駐カタール大使は、イエメン政府が武装反乱勢力である 全文をよむ
■ ハマース代表団がカイロで協議を継続、ラファハ通行所の危機は解決策のないまま 2008年02月01日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 ガザ地区とエジプトの境界線の通行所に関する問題の解決策を模索するため、カイロではエジプト政府高官とイスラーム抵抗運動「ハマース」の内外の指導部からなる代表団の間で協議が続いているが、合意が早期に達成されうる徴候は現れていない カイロに派遣されたハマース代表団のメンバーであるマフムード・アル=ザッハール氏は、ラファハ通行所の 全文をよむ
■ ラファハのエジプト・パレスチナ国境、数時間のうちに閉鎖 ■ 治安情報筋:「パレスチナ人を飢えさせないというムバーラク大統領の約束は必ず守る」 ■ いま一度越境防止を徹底するため、国境の穴を塞ぐ ■ ラファハでの商取引額は12億エジプト・ポンドを超過 【ラファハ:アフマド・サリーム】 2008年02月01日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 いまだ〔エジプト側〕ラファハのサラーフッディーン国境ゲートに留まっているパレスチナ人に限って最終的な国境 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、パレスチナ情勢の進展についてアッバース大統領と協議、ガザ国境管理のため閣議を招集 ■ ムバーラク大統領との会談後にアッバース大統領:「我々と共にあるとするムバーラク大統領の姿勢は、全パレスチナ国民の尊敬を集めた」 ■ 「5者協定が実施されるならば、通行所を引き継ぐ準備はできている」 ■ 「我々はエジプト治安部隊への暴力行為を非難し、逸脱した行動を否定する」 ■ ザッハール氏がカイロを訪問、ハマースは政権への通行所引渡しを拒否 2008年01月31日 全文をよむ
■ パレスチナ人のガザ帰還の最終期日は週明けに ■ パレスチナ人メンバーによるテロ計画をエジプト領内で未然に摘発、タバで爆発物の付いたベルトを所持したパレスチナ人5人を逮捕 ■ 侵入防止のため、境界壁をより進化したタイプに交換 ■ ラファハでは日用品が想像を超える高値で競り売り 2008年01月30日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【カイロ:アフマド・ムーサー】 パレスチナ人数人がエジプト国内の複数の地点でのテロの実行を決意していたが、エジプ 全文をよむ
■ サッダームの取調官:「サッダームはクウェート首長が『イラク人女性を売春婦にする』と誓ったためクウェートに侵攻した」 ■ 「ビン・ラーディンを狂信者だとみなしていた」 ■ 「世界を恐れさせるために大量破壊兵器保有を装った」 2008年01月29日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ワシントン:UPI】 故サッダーム・フセイン元イラク大統領が米軍に拘束されている間に尋問した米連邦捜査局(FBI)のジョージ・ピロー捜査官は、「フセイン(元大統領)は 全文をよむ
■ エジプト、ガザ地区における状況悪化の責任はイスラエルにあるとして、パレスチナ人民への支援を明言 ■ アブルゲイト外相、ムバーラク大統領が招集した危機協議の後に:「ハマース、パレスチナ自治政府、EU、イスラエルと協力して早急に国境を掌握する措置をとる」 ■ パレスチナ側からの挑発により治安部隊に38名の負傷者が出ているものの、エジプト側は自制を守る 2008年01月27日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 エジプトはパレスチナ人民を支援し、その苦難を取り除く 全文をよむ
■ ガザ地区へ帰国のパレスチナ人:「ムバーラク大統領は我々を飢餓から救ってくれた」 ■ 覆面集団、国境フェンスに穴を開けるため治安部隊を襲撃 【アル=アリーシュ:アフマド・サリーム、世界各国の首都:諸通信社】 2008年01月26日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 食料品や薬といった生活必需品を購入するため、ガザの人々に対しエジプト国境を越えることを許可したホスニー・ムバーラク大統領の決定がアラブ・国際社会に歓迎される中、ラファハやアリーシュ、シャイフ・ 全文をよむ
■ 衝突によりエジプト軍兵士6人が負傷 ■ イスラエルの攻撃により7人が殉教、兵士1人が死亡 ■ ハマースがエジプトに挑戦、国境の壁に新しい穴を開ける 2008年01月26日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ガザ:アシュラフ・アル=ホウル】 ハマースは金曜日、エジプトがガザ地区との国境閉鎖を開始したのに挑戦して、ブルドーザーを使って新しい穴を開けた。 ハマースの活動家らがブルドーザーを使用して鉄鎖のついたコンクリートの壁を部分的に破 全文をよむ
■ 国境閉鎖ではなく、国境の規律化を 2008年01月26日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【アブドゥルバーリー・アトワーン:本紙(編集長)】 予測どおりエジプト当局は、金曜(25日)ガザとの国境を再封鎖しようとした。ガザ地区を無期限に、これまでの状態、電気、ガス、医薬品無しで150万人を捕えておく巨大な収容所にしておくためである。 多くが失念しているかもしれないが注目すべき事がある。困難な生活環境、激しい欲求不満にも関らず、封鎖され飢えたこれ 全文をよむ
■ ガザ地区住民が食糧、タバコ、家庭用品、電化製品の購入のために殺到 ■ ラファハの壁の爆破後、パレスチナ人数十万人がエジプトに流入 2008年01月24日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ラファハ:本紙アシュラフ・アル=ハウル】 昨日水曜日、イスラエルがガザ地区に対して行っている封鎖の結果不足した食料・燃料の購入と備蓄のため、数十万人のパレスチナ人が、活動家らの爆破した国境の壁を通ってガザ地区からエジプトへ流入した。ハミーダというファースト・ネー 全文をよむ
■ スルタノフ・ロシア副外相がダマスカス訪問、レバノン大統領選出問題およびガザ地区包囲について議論 2008年01月23日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、AP】 ファールーク・アル=シャラア・シリア副大統領は昨日、アレクサンダー・スルタノフ・ロシア副外相と、イスラエルがガザ地区に対して続けている包囲とレバノン大統領選出問題について議論した。 シリア・アラブ通信社「SANA」は、「シャラア副大統領とスルタノフ副外相は、地域情勢とくにガザ 全文をよむ
■ ムバーラク大統領がヨルダン国王およびイエメン大統領と連絡協議 ■ ガザ地区封鎖問題の収拾に向けたエジプトの集中的努力の一環として、安保理が緊急会合 ■ エジプトはイスラエルの非人道的措置を拒絶、米政府はアラブ諸国が提出した決議案を阻止し、再びイスラエルの自衛権を主張 ■ 燃料運搬トラックのガザ地区到着が始まる エジプトはパレスチナに向けて送電 2008年01月23日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 エジプトはガザ地区におけるパレスチナ人同胞の人道的危 全文をよむ
■ファフミー駐米大使:「エジプトはアメリカとの合意を恥じないし、意見の相違も恐れない」 2008年01月21日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン:本紙特派員】 ナビール・ファフミー駐米エジプト大使は、「アメリカとの関係は双方にとって重要な利益によって決定されるものであり、協調関係がいくつかの事柄に関する意見の相違をはるかに上回っている」と強調した。 またファフミー大使は、国際社会のリーダー格であるアメリカからの支援や両国の関係発展に対 全文をよむ
■ アメリカがガザ地区におけるイスラエルの作戦を自衛行為とみなす ■ 米国務長官:「イスラエルのオルメルト首相はパレスチナ大統領との政治解決に向けて100%献身している」 ■ 来週水曜にパレスチナでの状況をめぐり国連人権委員会の緊急会合 2008年1月20日アル=アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン:ホダー・タウフィーク、アースィム・アブド・ハーリク、ガザ:アシュラフ・アブルホウル、占領下エルサレム:諸通信社】 イスラエル占領軍は昨日に引き続きガザ 全文をよむ
■ ガザ地区、負傷者の救助のためエジプトに国境を開放するよう要求 2008年01月19日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 ハマースが運営する解任されたパレスチナ自治政府内閣はエジプトに対して、ガザ地区へのイスラエルの攻撃により生じた負傷者の運搬のため同地区との国境を開放するよう要求した。本紙がコピーを入手した声明の中でパレスチナ内閣は、「アラブ・イスラーム諸国は我々パレスチナ人民の戦略的後背地となっている。我々はこれらの国々に対し、各々責任をもってパレスチナ人民に 全文をよむ
■ エジプト外務省、欧州議会の決定への対応策を検討 ■ エジプト、ヨーロッパにおける移民やムスリムに対する差別の蔓延を憂慮 2007年01月19日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 一昨日の欧州議会でかろうじて過半数を得て採決された、エジプトでの人権状況を批判する内容の決議への複数の対応策を、エジプト外務省が検討し始めた。 外務省の公式報道官によると、決議には拘束力がなく、経済制裁も含まれないとはいえ、欧州議会側からエジプト内政問題への明白な干渉であり、 全文をよむ
■ シャルム・シェイフでのムバーラク-ブッシュ会談に大きな国際的関心 ■ ドイツ各紙:「ブッシュの政策、アラブ民衆の賛意を得られず」 2008年01月18日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ホスニー・ムバーラク大統領とジョージ・ブッシュ大統領が一昨日シャルム・シェイフで行ったエジプト-アメリカ首脳会談は、国際社会から大きな関心を集めた。海外およびアラブメディアは、「パレスチナ問題こそこの地域における紛争の核心」とムバーラク大統領が強調したことで、地域の他の問題以 全文をよむ
■ 軍事援助問題、政治犯の問題、ガザ地区への密輸用地下通路問題に言及せず ■ ブッシュ大統領の訪問でエジプト・米関係がさらに悪化 2008年01月17日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP 【ロンドン:本紙ハーリド・アル=シャーミー記者】 昨日のブッシュ大統領のシャルム・シェイフ訪問の失敗を受けて、エジプト・アメリカ関係は険悪化の様相を濃くしつつある。今回の訪問は、エジプト当局がガザ地区との境界線の密輸用地下通路の閉鎖のために十分な努力をしていないとのイスラ 全文をよむ
■ シャルム・シェイフで行われたエジプト・アメリカ首脳会談、戦略的パートナーシップと和平プロセスにおけるエジプトの役割の重要性を確認 ■ ブッシュ大統領、ムバーラク大統領の叡智と政治改革、経済開放、エジプト女性の役割を賞賛 ■ ムバーラク大統領:「ブッシュ大統領との会談は、戦略的対話の継続が共通の利益を生むということへの確信を明らかにした」 2008年01月17日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【シャルム・シェイフ:ムハンマド・アミーン・アル=ミスリー】 全文をよむ
■ イスラエルによる虐殺で、ザッハール氏の息子を含むパレスチナ人19人が死亡 ■ アッバース大統領がこの犯罪行為を非難、ハマースはゼネストを呼び掛ける 2008年01月16日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ:アシュラフ・アブルホウル】 イスラエル占領軍による卑劣な虐殺で、ハマースの指導者マフムード・アル=ザッハール氏の息子を含むパレスチナ人19人が殺害され、数十人が負傷、そのうち17人が重体。事件は120台以上の軍事車両からなるイスラエル軍部隊 全文をよむ
■ バグダードのライス、イラク首脳、バルザーニーらと会見 ■ さらなる国民和解努力、遅れている法案の制定を呼びかける 2008年01月16日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【バグダード:本紙】 ブッシュ米大統領の中東歴訪に随行していたライス国務長官は、大統領の指示により急遽サウジ訪問を切り上げてイラクを訪れ、マーリキー首相の後、タラバーニー大統領、バルザーニー・クルド自治区大統領らとも短い会談を行った。 AFPによれば、昨日火曜バグダード 全文をよむ
■ ブッシュ米大統領、石油価格高騰に対する懸念を表明 ■ エジプトで米大統領の訪問に抗議するデモ ■ 米大統領がサウジアラビアに到着、イランの「脅威」と軍備増強に対抗するための新たな武器取引を発表 2008年1月15日付クドゥス・アラビー(イギリス)HP1面 【リヤド、ワシントン、カイロ:本紙、諸通信社】 ジョージ・ブッシュ米大統領は昨日月曜、同国との大規模な武器取引契約の約束をたずさえ、イランの脅威の克服とイスラエル・パレスチナ間の和平プロセスの促進に向 全文をよむ
■ ブッシュ大統領、明日のエジプト訪問で中東歴訪を終える予定 ■ サウジアラビアでのイラン問題と和平問題に関するアメリカ大統領の交渉は難航 2008年01月15日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【リヤード:諸通信社、 アブダビ:アミーン・アウワード】 アメリカのブッシュ大統領は明日エジプトを訪問し、中東情勢の進展と将来の二国間関係についてホスニー・ムバーラク大統領と協議して中東歴訪を終える予定だ。 ブッシュ大統領は昨日、中東歴訪の湾岸地域で 全文をよむ
■ ブッシュ大統領、イランは世界の安全保障の脅威との見解:「イランはヒズブッラーへの武器供給を通してレバノン人の希望を妨げている」 2007年01月14日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【アブダビ:リタ・スファイル】 アメリカと同盟を結んでいるアラブ諸国への歴訪の一環としてアラブ首長国連邦入りしたアメリカのジョージ・ブッシュ大統領は、イランを「テロ支援国の筆頭であり、世界の全地域の安全を脅かしている」と激しく攻撃した。 ブッシュ大統領は、「(イ 全文をよむ
■ ブッシュ大統領:「アメリカには盟友を守る義務がある」 ■ 「イランの脅威に対抗するよう世界を結集させる」 ■ 「自由と公正を享受し、過激派を排除した中東で安定は実現する」 2008年01月14日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【アブダビ、諸通信社】 アメリカのジョージ・ブッシュ大統領は昨日、イラン批判をエスカレートさせ、イランは世界で最も危険なテロ支援国家だと述べた。 今回の中東歴訪における最も重要な演説でブッシュ大統領は、「イラ 全文をよむ
■ ブッシュ大統領、シリアとイランに繰り返し警告、バアス党根絶法の改正を歓迎 2008年01月13日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター、UPI、MENA】 イラク情勢とイランとの核問題をめぐる危機は、アメリカのジョージ・ブッシュ大統領が湾岸諸国歴訪の一環としてクウェートとバハレーンを訪れた際に、協議の中心的な議題になった。ブッシュ大統領はシリアに対してイラクへの「テロリストの流出をもっと制限するように」要求し、イランに対しては連合軍とイラク 全文をよむ
■ ブッシュ大統領が今年中に「占領」終結させるため4つの局面を構想 ■ パレスチナ難民への補償に関する国際的メカニズムの確立を提案 2008年01月11日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ラーマッラー:本紙、諸通信社】 ジョージ・ブッシュ米大統領は、エルサレムとラーマッラーで2日間にわたってパレスチナとイスラエルの高官との間で行われた協議を終え、4つの局面における進展実現の必要性を強調した。その4つとは、ロードマップにおいて決定された義務を双方が実行す 全文をよむ
■米大統領、ユダヤ人国家としてのイスラエル存続を約束、違法入植地の撤去を呼びかけ ■オルメルト首相:「ブッシュ大統領は新たな義務を要求しなかった…ガザからの攻撃停止なしに和平はない」 ■イスラエルTV:「ブッシュ大統領がガザ地区での軍事行動に同意、ペレツ国防相は米にイランとヒズブッラーとハマースの狂気を止めるよう要請」 2008年01月10日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【テルアビブ:諸通信社、ガザ:アシュラフ・アブルホウル】 アメリカのジョージ 全文をよむ
■ ナスルッラー書記長:「ブッシュの訪問はイスラーム教徒の歴史における不名誉な日である」 2008年01月10日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ベイルート:UPI】 ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長は、アメリカのジョージ・ブッシュ大統領が昨日水曜日に中東諸国歴訪の最初の訪問先としてイスラエルを訪問したことについて「暗黒の日」と評し、ブッシュ大統領が人々の目を欺こうとしていると非難した。また、抵抗運動の行動に賭ける意志を表明し、「アラブ諸国の人 全文をよむ
■ イスラエル北部へロケット弾2発、UNIFILへ攻撃 ■ バラク国防相:「現状を変えることを許可するつもりはない」 2007年01月09日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター、UPI、MENA、本紙】 ジョージ・ブッシュ・アメリカ大統領の中東歴訪をひかえて、フィノグラード委員会の最終報告書の発表日時が今月末に決定された直後、2007年6月以来初めて、レバノン南部からのロケット弾2発がイスラエル北部へ落下した。エフード・バラク・イスラエル 全文をよむ
■ イラン船5隻がアメリカ海軍の艦船3隻を挑発 ■ ホルムズ海峡で米艦船を爆破すると脅迫 ■ アメリカ政府はイランに対し、敵対的行為とそれが招く結果を警告 2008年01月08日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン:諸通信社】 アメリカとイランの対立が深まる中、米国防総省(ペンタゴン)の高官が、「昨晩、戦略拠点のホルムズ海峡において、イラン船籍の高速艇5隻がアメリカ海軍の艦船3隻に対して挑発行為を行い、同艦船を爆破すると脅迫した」と発表し 全文をよむ
■ ブッシュ大統領、「入植地は和平の障害」と語り、「訪問はイランの影響力抑制のため」と強調 2008年01月04日アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【本紙、ロイター、UPI、AFP、MENA】 ジョージ・ブッシュ米大統領は昨日、パレスチナ自治区とイスラエルへの初めての公式訪問に向けて、イスラエルによる入植地の拡大は和平努力成功の「障害」だと述べ、イスラエルに許可のない入植地を解体するという約束を実行するよう促した。また、今月の中東訪問の理由の一つは、中東地域に 全文をよむ
■ トルコ:キルクークの命運を玩ぶのは核爆弾で遊ぶようなもの 2008年01月04日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HPイラク情勢面 【アルビル:本紙】 トルコ外務省顧問アフマド・ダーウド・オガルは、キルクークの今後についての問題をおもちゃにするのは核爆弾で遊ぶようなものであり、その都市にかかるプレッシャーはいずれイラク全土に及ぶであろうと発言した。同氏がトルコCNNに述べたところによれば、キルクークの帰属に関する国民投票が昨年行われなかったのは良い事であった。 全文をよむ
■ アル=アアザミーヤで「覚醒」部隊イラン人3名を拘束 2008年01月01日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【バグダード:諸通信社】 アル=アアザミーヤの「覚醒」部隊は、イラク内務省発行の身分証を所持していたイラン人3名を米軍に引き渡した。イラク内務省は、それらの身分証が偽造である事を認めた。 アアザミーヤ「覚醒」指揮官リヤード・アル=サームラーニーがラジオ番組で述べたところによれば、「覚醒」の一部隊が、アアザミーヤのアンタル広場とサバーフ 全文をよむ
■ パキスタン人民党、ブット氏の後継者にその子息を選出 2007年12月31日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【イスラマバード:諸通信社】 野党パキスタン人民党は、ベーナズィール・ブット元首相の子息であるビラワル氏を同氏の後継者として党首に選出した。副総裁には夫のアースィフ・ザルダーリー氏が就任する。 ビラワル氏の選出は同党が昨日開催した会議の中で行われ、「息子がパキスタン人民党の党首になるべき」との母の遺言をビラワル氏が読み上げた。19歳に 全文をよむ
■ オルメルト首相が入植活動の凍結を拒否。イスラエル軍が活動家5人を殺害 2007年12月28日アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 イスラエルのエフード・オルメルト首相は昨日、入植活動の完全な凍結を拒否した。これはアメリカが支援する和平交渉の進展の実現にむけたパレスチナのマフムード・アッバース大統領の要求であった。しかし双方の政府高官は、イスラエル人の間ではハルホマの名で知られるエルサレム付近のジャバル・アブー・グネイム地区に新しい住宅数百棟を建設する計画をイスラエルが発 全文をよむ
■ パキスタンの野党指導者、ベーナズィール・ブット暗殺 ■ 首と胸への銃撃後、自爆攻撃で吹き飛ばされる 2007年12月28日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 昨日、パキスタンの元首相で野党指導者のベーナズィール・ブットが命を落とした。亡命先から帰還しておよそ2ヶ月後のことであった。ラワルピンディ市内で支持者に取り囲まれていたところを銃撃され、直後の自爆攻撃で体を吹き飛ばされた。ほかに数十名の死傷者が出ている。攻撃はブット元首相が選挙集会での演説を終え、防弾車両 全文をよむ
■ ガザへの兵器密輸をめぐってエジプト・イスラエル間が緊張 ■ バラク国防相、エジプト国境における兵力増強承認要求を拒絶 ■ ムバーラク・エジプト大統領がアサド・シリア大統領のメッセージをイスラエル国防相に伝えたとの情報 2007年12月27日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【シャルム・アル=シェイク、ナザレ、エルサレム:本紙ズハイル・アンドラウス、ワリード・アワド、アシュラフ・アル=ハウル記者】 イスラエル国防相の訪問は、ガザ地区への兵器密輸 全文をよむ
■ ガザ地区トンネル問題への対処に関し、エジプトはイスラエルのやり方を拒絶 ■ ガザ地区に新たな電力施設を提供 ■ エジプト外務省報道官:「トンネルに関するリブニ外相の発言は形式のうえでも内容のうえでも受け入れられない」「イスラエルは自らの関心をパレスチナ側との交渉に集中したほうがよいだろう」 2007年12月26日付アハラーム紙(エジプト)HP1面 ガザ地区とエジプトとの国境に掘られたトンネルの問題に関し、イスラエルのツィピ・リブニ外相がエジプトの対処姿勢について 全文をよむ
■ 交渉中にもイスラエル入植活動継続 2007年12月24日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 パレスチナ・イスラエルの両交渉団が今日、アナポリス会議以来2度目の会議を行う。昨日イスラエルが、東エルサレムのハルホマ(ジャバル・アブー・グネイム)ならびにエルサレム近郊のマアレアドミムの入植地に住宅750戸を建設するという内容の新入植計画を発表したこともあり、両者は現在緊迫した状態にある。 パレスチナ側の高官らは、イスラエルが入植活動を続ける限り最終地位交渉は無 全文をよむ
■ エジプト政府、「アメリカ下院が決定した援助金の一部差し止めにイスラエル・ロビーが関与」と非難 2007年12月22日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【カイロ:UPI】 エジプト外務省は金曜日、エジプトへの援助金の一部を差し止めるとのアメリカ議会の決定の背後にいわゆる「米国内のイスラエルとつながっているロビー」が関与していると非難した。アメリカのこの決定を受けたエジプト政府の第一の反応として、外務省のホサーム・ザキー報道官は「この問題がアメリカ下院で 全文をよむ
■ エジプトは2008年度の米支援計画に織り込まれた条件を全面拒否 2007年12月20日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 エジプトは、アメリカ下院が提出した2008年度対外財政支援法案の新たな文案に含まれている条件を拒否する意向を明らかにした。駐米エジプト大使であるナビール・ファフミー氏は、エジプトは大国からのものであれ、小国からのものであれ、国内問題に対するいかなる干渉も拒絶するとの声明を発表した。 続けてファフミー大使は、「以前の下院の文案と比べれば、 全文をよむ
■ イスラエルが「イスラーム聖戦」に痛恨の一撃、ブッシュ米大統領は和解促進へ中東訪問 2007年12月19日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【本紙、AFP、ロイター、中東通信社(MENA)】 イスラエル軍は、イスラエルへのロケット弾発射の多くに関与している「エルサレム部隊」のガザ地区総司令官マージド・アル=ハラーズィーンおよび活動家10人を殺害し、「パレスチナのイスラーム聖戦」運動に手痛い打撃を与えたほか、イスラーム抵抗運動「ハマース」の2人を殺害した。 全文をよむ
■ パレスチナ支援国会議、74億ドルの資金拠出を約束 ■ 入植地や検問所の問題に関して見解の相違 【パリ:本紙、諸通信社】 ベルナール・クシュネル仏外相は昨日月曜日、「パレスチナ支援国会議は今後3年間にわたりパレスチナに74億ドルを支払う約束をした」と述べた。丸一日続いた会議の後に行われた記者会見でクシュネル外相は、「我々の目標は56億ドルを集めることであったが、74億ドルが確保された」と付け加え、「支援諸国および諸機関は2008年だけでも29億ドルを拠出することを約束 全文をよむ
■ イギリス軍、イラク側にバスラの治安権限を移譲 ■ アル=カーイダとスンナ派部族が衝突、39人が死亡 2007年12月17日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【バグダード:ムハンマド・アル=アンワル、アンカラ:ウサーマ・アブドゥルアズィーズ】 昨日、バスラ県の治安権限が正式にイギリス軍からイラク政府へ移譲された。これにより、イギリスによる4年に及ぶイラク南部の支配に終止符が打たれることになる。バスラ空港内の英軍基地で権限移譲の式典が行われ、その際、イ 全文をよむ
■ イラク:技術的な問題によりアメリカ・イラン会談が延期に 2007年12月14日アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【バグダード:AFP、AP】 イラク外務省のラビード・アバーウィー次官は昨日、12月18日に開催が予定されているイラクの治安に関する専門家レベルでのアメリカとイランの会合を当面延期したと発表した。 アバーウィー次官は、「(アメリカとイラン)両国の高官の日程に関連した技術的な問題により会合は延期されたが、外務省は適切な日程の調整に努めてい 全文をよむ
■ アルジェリアで最大のテロ事件再発、死者68人、負傷者400人 ■ 憲法評議会、国連難民高等弁務官事務所を狙い、爆発物を搭載した乗用車2台が爆発 ■ 国連の建物が全壊、中にいた外国人10人が死亡 ■ アル=カーイダ組織が犯行声明を発表、アルジェリア政府が非常事態を厳重化 ■ 内務相は死亡者22人、国連の被害は負傷者3人のみ、と発表 2007年12月12日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【アルジェ、アシュラフ・アル=アシュリー】 アルジェ 全文をよむ
■ ブラウン英首相がバスラを訪問、2週間以内の権限委譲を発表 2007年12月10日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP】 昨日、イギリスのゴードン・ブラウン首相はバスラを緊急訪問し、イギリス軍はバスラ県における治安権限を2週間以内に完全にイラク政府に委譲すると発表した。 ブラウン首相がバスラ県のイギリス軍を前に述べたところによれば、イラクのヌーリー・アル=マーリキー首相が、「2週間以内に支配権限をバスラ県当局に委譲されること」を強く求めた 全文をよむ
■ 欧州・アフリカ各国の指導者、リスボン首脳会議でのムバーラク大統領の演説を賞賛 ■ 安全保障、開発、正しい統治のあり方に関し、欧州とアフリカとの関係を強化 2007年12月10日付アハラーム紙(エジプト)HP1面 【リスボン;ムフタール・シャイーブ;各通信社】 アフリカと欧州各国の指導者たちは第2回欧州・アフリカ首脳会議でホスニー・ムバーラク大統領が行った演説について、「演説は、アフリカ大陸が直面している優先課題や問題、困難についての見解を含む、包括的で深い 全文をよむ
■ ムアッリム外相、レバノン情勢について議論のためアンマンへ 2007年12月09日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【アンマン:本紙】 政府消息筋が本紙に伝えたところによると、シリアのワリード・アル=ムアッリム外相は、ヨルダンのサラーフ・アル=バシール外相の招きに応えて今日アンマンを訪れ、ヨルダン国王アブドゥッラー2世やヨルダン政府高官らと会談する予定である。 この訪問の後、来週半ばにはアブドゥッラー国王の訪仏が予定されており、国王はフランスの 全文をよむ
■ 米、イランと対立する湾岸諸国のためのミサイル「防衛傘」の構築を提唱 ■ ゲーツ米国防長官、イスラエルの核計画を擁護し、会議出席者の失笑を買う 2007年12月9日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【マナーマ、ワシントン:諸通信社】 ロバート・ゲーツ米国防長官は昨日、イランの湾岸諸国に対するミサイル攻撃を抑止するため、湾岸地域上空における「防衛傘」の構築を呼びかけた。 ゲーツ長官は、湾岸地域の安全保障に関する地域会合であるマナーマ対話フォーラ 全文をよむ
■ オルメルト首相とアッバース大統領がアナポリス会議後初めての会合を準備 2007年12月07アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【本紙、ロイター】 イスラエルのエフード・オルメルト首相は昨日、先週の公式和平交渉の開始以降初めてとなるパレスチナのマフムード・アッバース大統領との会合の準備のため、補佐官らと協議を行った。 アメリカが主催したアナポリス会議でオルメルト首相とアッバース大統領が、2008年末までにパレスチナ国家樹立に関する合意を目指すことで 全文をよむ
■ ゲイツ米国防長官が「安全で民主的なイラク」に楽観的な見通し示す 2007年12月06日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【バグダード、バスラ:本紙ディヤー・アル=サーマッラーイー記者、ハサン・アラーッディーン記者】 昨日バグダードを突然訪問したロバート・ゲイツ米国防長官は、「安定した民主的なイラクは近いうちに実現可能な目的になった」との考えを示した。しかし昨日、新たに米兵3人とイラク人23人以上が死亡する爆破事件が発生している。 またゲイ 全文をよむ
■ アフリカとEU諸国の外相、シャルム・シェイフで相互協力とパートナーシップの戦略を承認 2007年12月06日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【シャルム・シェイフ:マフムード・アル=ヌービー、マルワ・タウフィーク】 リスボンでの第2回欧州・アフリカ首脳会議に向けた準備会合に参加したアフリカとEU諸国の外相たちは、昨日シャルム・シェイフでの作業を終え、アフリカ・EU間の戦略的関係の重要性を確認した。外相らはリスボンで開かれる第2回目の首脳会議が、2000年 全文をよむ
■ 湾岸諸国首脳会議、レバノン国内の「合意」を支持 ■ 湾岸協力会議、通貨の米ドル連動性を維持 2007年12月05日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ドーハ:アリー・バルダー】 湾岸協力会議諸国の首脳は昨日、ドーハで行われた第28回首脳会議の閉会にあたり、一昨日テヘランへ出発した後も首脳会議の「スター」であり続けたイランのマフムード・アフマディーネジャード大統領の協力案を歓迎したものの、アラブ首長国連邦が要求している3島からの「撤退」と、イラン核開発 全文をよむ
■ 80カ国の外務大臣、今日シャルム・シェイフにて、第二回欧州・アフリカ首脳会議に向けた最終調整 2007年12月05日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 来る土・日曜日にポルトガルの首都リスボンで開催予定の第二回欧州・アフリカ首脳会議に向けた外相級の準備会合が、今日シャルム・シェイフで始まる。 アフマド・アブルゲイト外相は、「この外相会議がエジプトで開催されることは、アフリカ・EU間の対話の発展プロセスにエジプトが効果的に参加するとの約束を果たしてきたこ 全文をよむ
■ エジプトとギリシアが経済関係の発展で合意 ■ ムバーラク大統領とパプーリアス大統領、パレスチナ国家の建設およびシリア・レバノン和平交渉推進への努力継続の必要性を確認 ■ アレクサンドリア図書館再建への努力を称え、ムバーラク大統領にメダルを授与 ■ 本日ムバーラク大統領はギリシアのカラマンリス首相および野党党首と会談する予定 2007年12月04日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【アテネ:ウサーマ・サラーヤ記者】 エジプトとギリシアは両国間の 全文をよむ
■ ムバーラク大統領とギリシャ大統領、本日アテネで会談 ■ 二国間関係の強化、地域的諸問題の進展について話し合う 2007年12月03日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ホスニー・ムバーラク大統領は本日、アテネで行われるギリシャのカロロス・パプーリアス大統領との会談で、二国間関係の強化、ヨーロッパとの協力関係、ならびに通商や共同投資の交流拡大などを含む重要な諸問題について話し合う予定である。 また会談では、パレスチナ問題やアナポリス国際会議後の中東和 全文をよむ
■ 新たな攻撃でパレスチナ人6名が死亡 ■ アッバース大統領、保証を得られなかったことを明言 2007年12月02日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ラーマッラー、アンマン:本紙】 パレスチナのマフムード・アッバース大統領は、アナポリス会議においてパレスチナ国家樹立に向けた保証を得ることができなかったことを認めつつ、「(アメリカのジョージ・)ブッシュ大統領にせよ、ライス国務長官にせよアメリカ政府にせよ、真剣な姿勢は見られた」と述べた。 アッ 全文をよむ
■ カイロでエジプト-パレスチナ首脳会談 ■ 米国務長官がエジプト大統領にアナポリス会議の成果を伝える ■ パレスチナ大統領:「アメリカが安保理に提出した決議案を我々は見せられていない…決議案は関係諸方面の大半に受け入れられなかった」「ハマースはパレスチナ人民の一部であり、クーデターが終結すれば彼らとの対話を再開する」 2007年12月02日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 エジプトのホスニー・ムバーラク大統領とパレスチナのマフムード・アッバース大統領は、昨 全文をよむ
■ ロシア経由でシリア・イスラエル間の連絡、シリアはアナポリス会議を肯定的に評価 2007年11月30日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ラーマッラー:本紙、諸通信社】 イマード・ムスタファー駐米シリア大使が「アナポリス会議はシリア・米両国間の緊迫状態を取り除く役割を果たすだろう」との見通しを示し、シリア政府がアメリカに前向きな立場を伝える中、イスラエルの『マアリブ』紙は、「ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、シリア・イスラエル二国間の交渉再開に向けた 全文をよむ
■ 世界のテレビカメラが写さなかった興味深い矛盾 ■ サウジアラビアのファイサル外相はイスラエルのオルメルト首相に耳を貸さず ■ 会議開催の10分前に共同声明で合意 2007年11月29日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 14ヶ月以内にパレスチナ・イスラエル紛争の解決を公約することにより終わったアナポリス会議では、終始混乱が支配した。長時間にわたる集中的な議論の間、パレスチナ代表団はイスラエルの共同声明案を拒否していたが、最終的にはパレスチナ・イスラエル共 全文をよむ
■ ブッシュ大統領がパレスチナ国家樹立に関する交渉開始を発表、レバノンへの「干渉」を拒否 ■ 2008年の解決に期待、サウジアラビアはレバノン、シリア両トラックの活性化を呼びかけ 2007年11月28日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 ジョージ・ブッシュ・アメリカ大統領は昨日、アメリカのメリーランド州アナポリスにある海軍兵学校で国際会議を開催し、「中東地域が迎えるこの歴史的瞬間は、パレスチナ・イスラエル間の最終的解決のための交渉を開始するのに実に適切な時である」と 全文をよむ
■ 「ナイル川流域イニシアチブ」の枠組み合意に大統領が期待 2007年11月28日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ホスニー・ムバーラク大統領は昨日、タンザニアのアリ・モハメド・シェニ副大統領をヘリオポリスの大統領宮に迎え、「ナイル川流域イニシアチブ」(訳注:ナイル川の水資源の公平で有効な利用を目指す流域諸国間の協議の場)の枠組み合意をめぐって現在行われている交渉が決着することへの期待を表明した。 ムバーラク大統領はタンザニア副大統領とともに中東・アフリカ 全文をよむ
■ 今日のアナポリス会議を前にブッシュ大統領、アッバース大統領、オルメルト首相が三者会合 ■ ハドリー報道官:「ゴラン高原は議題に入っていないが、誰にでも好きな問題を語る権利がある」 ■ ライス長官同席のリブニ外相とクレイウ和平交渉担当官との第一回会談では共同文書作成に至らず ■ ハマースとジハード、アナポリス会議での決定はパレスチナの民衆の義務とはならず、何も実現しないだろうという点を確認 2007年11月27日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシン 全文をよむ
■ アナポリスでのアラブ諸国とイスラエルの会合に向けアメリカが圧力 ■ 最終的地位交渉、ワシントンで明日開始 ■ ファイサル外相、アナポリス会議を転換点と評価 2007年11月27日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ワシントン、ロンドン:本紙および各通信社】 中東における和平プロセスを促進するための国際会議を控えて、首都ワシントンに近いメリーランド州の小都市アナポリスでは、厳重な警備体制が敷かれた。 アナポリスは治安維持のためのバラ 全文をよむ
■ マーリキー、ブッシュ、基本文書に署名 ■ 米軍駐留については合意を延期、更なる検討を 2007年11月27日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【バグダード:イラクの声通信】 月曜(26日)バグダードで、マーリキー首相とブッシュ米大統領による基本文書への署名が公表された。首相顧問によれば、同文書は米イラク関係を調整するもので、イラク政府を支援し、如何なる外敵に対してもこれを阻止し安全を保障する事を義務付けている。 署名その他につき、サーデ 全文をよむ
■アナポリス和平会議の前夜、ブッシュ大統領はパレスチナ国家の建設をあらためて約束 ■シリア、ゴラン高原が議題に入ったことを受けて参加を決定 ■アッバース大統領:「パレスチナ人の夢の実現を期待」 ■ムーサー・アラブ連盟事務局長:「包括和平なしに関係正常化はない」 ■オルメルト首相:「包括的な交渉の開始を望む」 2007年11月26日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【メリーランド・ワシントン:各通信社、ニューヨーク:ターリク・ファトヒー】 ア 全文をよむ
■ アナポリス国際会議への限られた期待、シリアが参加を決定 ■ ブッシュ大統領、2国家共存案に「自ら責任」 2007年11月26日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター、AP、MENA】 シリア政府は、米メリーランド州アナポリスにある海軍兵学校で明日(27日)開催予定の中東和平国際会議に参加することに合意したと昨日発表した。しかし、会議に出席するのはファイサル・アル=ミクダード副外相であり、会議参加を決めた他のアラブ16カ国のように外相自身 全文をよむ
■ ライス米国務長官、解決をイスラエルに課することを拒否、「それは越えてはならない一線だ」と表現 ■ ブッシュ米大統領による開会演説、アナポリス会議後に焦点 ■ エジプト、信頼構築と入植の完全な停止に向けた真剣な措置を要求 2007年11月25日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン:ホダ・タウフィーク、アースィム・アブドゥルハーリク】 今日実施されると思われるパレスチナ側とイスラエル側との協議を前に、コンドリーザ・ライス米国務長官はイスラエ 全文をよむ
■ ハマースがアナポリス会議後の攻撃を警告、ワシントンは共同のフォローアップ委員会設置を提案 2007年11月25日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ラーマッラー:ムハンマド・ハウワーシュ、各国首都:諸通信社】 アナポリスでの中東和平国際会議開催を2日後に控えて、この会合を通してパレスチナ・トラックあるいはシリア・トラックにおいて前向きな結果を確実に生み出すために、国際社会の各方面間、国際社会とアラブ諸国間、国際社会とイスラエル間の連絡が密に行われた。 全文をよむ
■ 中東和平国際会議の共同文書に不合意、文書の名称から目標まで 2007年11月23日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP 【シャルム・シェイフ(エジプト)、エルサレム被占領地:本紙】 中東和平交渉の再生を目的としたアナポリス市で開催予定の国際会議を5日後に控えた昨日、イスラエル側とパレスチナ側は未だに共同文書に合意できないでいる。文書については何週間も前から双方が交渉しており、イスラエルのハアレツ紙は昨日初めて文書案の写しを公表し、両者の間の亀裂が明らかになっ 全文をよむ
■ オルメルト首相、「いかなるレベルでも」サウジアラビアのアナポリス会議への参加をムバーラク大統領に要求 2007年11月21日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【カイロ:ジャマール・ファフミー記者、各通信社】 アメリカのジョージ・ブッシュ大統領の呼びかけで、11月27日に開催されることになっているアナポリス中東和平国際会議が1週間後に迫った昨日、エジプトのホスニー・ムバーラク大統領はイスラエルのエフード・オルメルト首相と会談を行い、「国際会議を前にして、求 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、ガザ地区とヨルダン川西岸地区を含む一つのパレスチナ国家樹立の必要性を強調 ■ 「アナポリス会議の成功を願う…アラブ和平提案が無視されてはならない」 ■ オルメルト首相、ムバーラク大統領の和平推進努力を賞賛し、2008年内の解決を望む ■ エジプト、イスラエルとの国境にて186個のトンネルを破壊し、数トンの武器と弾薬を押収 2007年11月21日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【シャルム・シェイフ:ムハンマド・アミーン・アル=ミスリー 全文をよむ
■ シリアのムアッリム外相、今週イランを訪問 ■ イランのアフマディーネジャード大統領、「アメリカとイスラエルがレバノン人自身による解決を妨害している」と非難 ■ シリアとヨルダンが急遽首脳会談、レバノンでの「合意」を呼びかけ 2007年11月19日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【アンマン:ウマル・アッサーフ】 【各国首都:諸通信社】 シリアのバッシャール・アル=アサド大統領と、昨日急遽ダマスカスを訪問したヨルダンのアブドゥッラー2世国王は、 全文をよむ
■ オルメルト首相:「パレスチナとの交渉では根本的な諸問題を話し合うことに」 2007年11月19日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ、占領地エルサレム:諸通信社】 これからの2日間、米アナポリスで行われる国際和平会議への参加準備に向けた一連の会合や動きが続く見通しだ。しかしパレスチナ・イスラエルの双方はこの会議で提出するはずの共同文書の作成に到達しておらず、会議に対する期待や希望は後退しつつある。 イスラエルのエフード・オルメルト首相は、 全文をよむ
■ 原油保護のため、湾岸水域に米国が恒久的軍事基地を建設へ ■ ブレア前首相、戦争を回避するためブッシュ大統領を説得するようにとの補佐官からの懇願を無視したと認める 2007年11月18日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【アンカラ:ウサーマ・アブドゥルアズィーズ、ロンドン・ワシントン:諸通信社】 昨日イギリスの情報筋が明らかにしたところによれば、イラクからの原油積み出しの安全確保のため、アメリカ軍が湾岸水域のイラク油田のプラットホーム近くに恒久的な治 全文をよむ
■連邦捜査局:「ブラックウォーター社によるヌスール広場の殺害事件は故意だった」 ■米兵7人が死傷 ■戦闘機で250キロ爆弾2発を投下 2007年11月15日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン:アースィム・アブドゥルハーリク、バグダード:ムハンマド・アル=アンワル、諸通信社】 バグダードのヌスール広場で米の警備会社ブラックウォーター社の社員によって17人のイラク民間人が殺害された事件について、連邦捜査局(FBI)による調査が終わった。その結 全文をよむ
■ シリア・トラックがイスラエル国内で再度議論の的に ■ オルメルト首相からシリア政府への書簡についてイスラエル国内で報道 2007年11月14日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 イスラエルでは、アナポリスでの中東和平国際会議に関する国内における議論の激化に伴い、パレスチナ国家樹立のためにイスラエルが譲歩することに反対するイスラエル人の声が高まっている。イスラエルは[中東和平の]各トラックの当事者を弱体化させるための駆け引きに再び出ているようだ。その一環としてイス 全文をよむ
■ 「エジプトはイラクの和解と再安定化のためにあらゆる努力をしている」 ■ イラクのジャラール・タラバーニー大統領が本紙編集長と会見 ■ 「イラク北部へのトルコの空爆と全面攻撃は目前」 ■ ムバーラク大統領が両国間の関係推進のための上級委員会設立に合意 ■ エジプト政府、年末までにバグダードに大使を任命 2007年11月14日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 イラクのジャラール・タラバーニー大統領は、エジプトが現在イラクの和解、再安定化、アラブ諸国と 全文をよむ
■ 大統領、クルドとの関係強化を呼びかけるトルコの提案を歓迎 2007年11月14日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HPイラク情勢面 【バグダード:イラクの声通信】 アル=タラバーニー大統領は、クルドを「兄弟」と呼び関係強化を呼びかけた、トルコのデニズ・バイカル共和人民党(CHP)党首による各種の提案を歓迎し、肯定的に評した。 大統領府声明によれば、火曜(13日)夕、カイロのアラブ連盟本部訪問に続いて行われた、アムル・ムーサー連盟事務局長との共同記者会 全文をよむ
■ エジプトでアラブ4ヶ国首脳会談:「ロードマップは期限切れ」 2007年11月12日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【MENA】 エジプトのホスニー・ムバーラク大統領は昨日(11日)、スーダンのウマル・ハサン・アフマド・アル=バシール大統領、イラクのジャラール・タラバーニー大統領、イエメンのアリー・アブドゥッラー・サーリフ大統領と会談し、アラブ地域・国際社会における最近の発展と年内に予定されているアメリカのアナポリスでの中東和平国際会議に向けた準備につい 全文をよむ
■ エジプトのムバーラク大統領、イエメンのサーリフ大統領、スーダンのバシール大統領、イラクのタラバーニー大統領、カイロで四者会談に臨む ■ エジプト・サウジ会談が閉幕、現在の諸課題に対処すべく協議を継続 ■ 四者会談後にアウワード報道官:「スーダンの北部と南部の間の危機が収束に向かう兆候」 2007年11月12日アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ホスニー・ムバーラク大統領は昨日の午後、イエメンのアリー・アブドゥッラー・サーリフ大統領、スーダンのウマル・アル=バ 全文をよむ
■ エジプト・サウジアラビア首脳会談、パレスチナ情勢の進展と和平会議への米の呼びかけを協議 ■ 首脳会談後にスライマン・アウワード報道官:「サウジ国王は欧州とトルコ訪問の成果をムバーラク大統領に報告、イラク情勢およびリヤード会談での決定事項の履行をめぐり協議」 2007年11月11日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 昨日午後、エジプトのホスニー・ムバーラク大統領とサウジアラビアのアブドゥッラー・ブン・アブドゥルアジーズ国王は、ヘリオポリスのエジプト共和国大統領官邸 全文をよむ
■ イスラエル紙「アナポリス会議後のシリアとの交渉再開に関してライス長官が提案」 2007年11月09日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【UPI、AFP、MENA】 イスラエルの「イディオット・アハロノート」紙が昨日報じたところによると、アメリカのコンドリーザ・ライス国務長官は来週、アナポリスでの中東和平国際会議へのシリアの出席を奨励するため、国際会議後のシリアとの新しい交渉の再開に関して、イスラエルの高官と協議する予定である。 同紙は、「ア 全文をよむ
■ サウジアラビアが湾岸諸国軍にイランの脅威への対抗を呼びかけ 2007年11月08日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【リヤド:AFP】 サウジアラビアのアブドゥッラフマーン・ブン・アブドゥルアズィーズ副国防相は水曜日、湾岸協力会議機構6カ国に、中東地域を脅かす脅威に対峙するため、軍隊を強化することを呼びかけた。 アブドゥッラフマーン副国防相は、リヤドでの湾岸協力会議機構の国防相会議で、「我々が直面している脅威のもとで、地域的安定と石油資源 全文をよむ
■ EU、イスラーム主義テロリストを安全保障上の最大の危険とみなす 2007年11月07日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ローマ:ムスタファ・マフムード・アブドゥッラー、諸通信社】 EUの対テロリズム調整担当官であるジル・ド・ケルショフ氏(Gilles de Kerchove)は昨日、ムスリム・テロリストの危険こそヨーロッパが今日直面する最大の脅威であると警告し、未だに欧州諸国の安全にとっての最大の脅威であるアル=カーイダが、欧州諸国で新たな攻撃を仕掛 全文をよむ
■ アラブ諸国の原油輸出高の天文学的数値がイスラエルの不安を煽っている! 2007年11月06日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【占領地エルサレム:諸通信社】 国際通貨基金(IMF)の新たな報告で、11のアラブ・イスラーム諸国の原油輸出高が天文学的数値に上ることが分かった。このことは、中東の中心部に新たなパワーバランスが生じるとのイスラエル指導層の不安の原因となっている。そうなれば、イスラエルの生存自体が脅かされ、パレスチナとの平和合意への調印がこれら産 全文をよむ
■ イスラエル、ライス国務長官に「パレスチナ国家樹立以前にイスラエルの安全保障を」 2007年11月05日アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ラーマッラー:ムハンマド・ハウワーシュ、各通信社】 イスラエルのエフード・オルメルト首相は、新たな中東訪問を開始したアメリカのコンドリーザ・ライス国務長官を迎えて昨日、2009年にジョージ・ブッシュ大統領の任期が終わるまでに、パレスチナと和平合意を実現することが可能であるという見解を示した。 しかし、イスラエ 全文をよむ
■ イスタンブールでの外相級会議が国際社会によるレバノンへの「強力な」支援と「威嚇」の拒否を明言 ■ ライス国務長官:「ムアッリム外相に選挙介入を控えるよう厳しく求めるメッセージを伝えた」 2007年11月04日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 イスタンブールでのイラク安定化会議に伴い、2日間にわたり開かれた外相級の一連の会談は、シリアに対して条件付きの開放的な姿勢も見られたもののレバノン大統領選挙への介入を控えるよう圧力を高め、レバノンに対する「強力な支援」と、 全文をよむ
■ アブルゲイト外相も参加したイスタンブール会談、イラクの治安とトルコとの緊張関係を協議 2007年11月03日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【アンカラ:ウサーマ・アブドゥルアジーズ】 イラクにおいて厳しい治安措置がとられる中、昨日始まった拡大イラク近隣諸国会談はイラクにおける治安安定の実現方法と、クルド労働者党(PKK)の活動によって引き起こされたトルコ-イラク国境での緊張状態を協議した。 今日閉会する同会談にはエジプトのアフマド・アブルゲイ 全文をよむ
■ 日本、アフガニスタンの「対テロ戦争」におけるその任務を終了 2007年11月02日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HPアラブ情勢面 【東京:AFP】 木曜(1日)、日本はインド洋上の同国船舶に、「対テロ戦争」の枠組みの中で行っていた燃料補給任務を停止し帰国するよう指示した。この任務につき国内で反対があったためである。 日本の海上自衛隊は、2001年12月から、合衆国主導の連合国によるアフガニスタンでの対テロ戦争において、水や燃料補給のため船舶、航空 全文をよむ
■ムバーラク大統領、独外相および欧州委員会委員と国際和平会議をめぐり協議 ■シュタインマイヤー独外相:「会議の失敗はありえない」 ■米政府:「交渉のタイムテーブルは設けない」 2007年11月01日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 中東情勢安定の実現にむけたエジプトの取り組みの一環として、ホスニー・ムバーラク大統領は昨日、ドイツのフランク=ヴァルター・シュタインマイヤー外相と、欧州委員会のベニータ・フェレロ=ヴァルトナー対外関係担当委員を迎え、会談した。議題は 全文をよむ
■ エルドアン首相、クルド人反乱勢力対策の「ロードマップ」策定を対米関係改善の条件に 2007年10月31日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター、AP】 トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン首相がイラク北部に勢力を持つクルド人反乱勢力を一掃するために国境を越えて軍を派遣することは「避けられないこと」と強調するなか、トルコ軍の「コブラ」型ヘリコプターは、イラクとの国境に近いクルド人反乱勢力の拠点を爆撃した。またエルドアン首相は、来たる11 全文をよむ
■ ガザへの集団懲罰を国際社会が非難 イスラエル、「ハマースがエジプトから爆発物を持ち込んでいる」と非難 【ニューヨーク(国連)、エルサレム、ガザ:本紙アシュラフ・アル=ハウル、諸通信社】 イスラエル政府のメナヒム・マズーズ法律顧問は昨日月曜日に、「イスラエルはガザ地区に科した報復的経済制裁の一環として同地区の電力供給を停止することはできない」と声明の中で表明した。 AFP通信社が写しを受け取った声明には、「政府はガザ地区を敵対的地区と認定する決定に基づき、様々 全文をよむ
■エジプトの高レベル使節団、ダルフール問題協議を今後2ヶ月継続 2007年10月29日付アハラーム紙(エジプト)HP1面 アフマド・アブルゲイト外相は、リビア訪問の成果の詳細をホスニー・ムバーラク大統領に報告した。外相はスーダン政府とダルフールの反政府諸派との交渉の新ラウンドに参加したエジプト代表団を率い、同様にスーダン周辺諸国(エジプト、リビア、エリトリア、チャド)外相会議に参加して、その傍ら関係各方面との個別会合も行ったエジプト代表団の代表も務めていた。 アブ 全文をよむ
■ イスラエル軍、ガリラヤ地方で演習開始。オルメルト首相がトルコに謝罪 2007年10月29日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ラーマッラー:本紙、諸通信社】 イスラエル軍は昨日、昨年の戦争からの教訓を引き出すことを目的として、ガリラヤ地方のレバノン国境付近で大規模な演習を開始した。またイスラエルのエフード・オルメルト首相は、先月(9月)6日のイスラエルによるシリア空爆に関して初めて公の発言を行い、今回の空爆によりトルコが受けたかもしれないあらゆる損害につ 全文をよむ
■ カッザーフィー大佐、スルトでダルフール和平会議を開催 反乱勢力各派の欠席による失敗を認める 2007年10月28日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 リビアの指導者であるムアンマル・アル=カッザーフィー大佐は、リビアのスルトでダルフール問題の和平交渉を開催したが、地域の主な反乱勢力各派の欠席で交渉が失敗であることを最初から認める発言をした。しかし、スーダン大統領代理は協議の中で一方的に停戦を宣言した。 アフリカ連合のダルフール問題特別代表のサーリム・アフ 全文をよむ
■ 主要勢力不在のままダルフール協議がスタート ■ カッザーフィー大佐:「全当事者の出席なくして和平は確立しない」 ■ アブルゲイト外相:「和平の実現は困難な任務、全当事者に柔軟さが必要」 2007年10月28日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【スルト:ムハンマド・アブドゥルハーディー、サイード・アル=ガリーブ】 交渉を成功させようとする国際的な圧力と、主要勢力のボイコットの中、ダルフール情勢に関する交渉が昨日リビアのスルトで始まった。協議の開催に 全文をよむ
■ チャベス大統領、「ブッシュは精神病院に入るべき」と発言 2007年10月27日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【カラカス:AFP】 ベネズエラのウゴ・チャベス大統領は木曜、ヨーロッパはミサイル防衛システムを早急に取り入れるべきだとのアメリカのジョージ・ブッシュ大統領の声明に対し、ブッシュ大統領は精神病院に入るべきだとのコメントを発表した。 チャベス大統領はベネズエラの公共放送において、「今回ブッシュ大統領は原子力兵器による第3次世界大戦 全文をよむ
■ 米議員が「シリア制裁法」の拡大に向け運動 2007年10月26日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ワシントン:本紙】 アメリカのイレアナ・ロス=レーチネン下院議員(共和党)は、「2003年シリア制裁とレバノンの主権回復法」の修正と拡大および「シリア制裁・解放法」への名前の修正を目的とした法案を撤回した。これは、アメリカ下院外交委員会委員長のトム・ラントス下院議員(民主党)との間の対立が顕在化したためである。トム・ラントス議員の提案はシリア政府との外交 全文をよむ
■ トルコ政府、イラク北部への電力供給停止を警告 ■ トルコ軍部隊が国境を越えてクルド人反乱勢力の基地を攻撃 2007年10月25日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【バグダード:本紙ディヤー・アル=サーマッラーイー記者】 トルコはイラク北部への電力供給を停止すると警告した。一方、治安当局筋は昨日、「トルコ軍戦闘機および陸上部隊は今週イラク領内のクルド人反乱勢力を攻撃したが、外交努力に機会を与えるため、現時点では大規模な軍事攻撃はひかえている」と述べ 全文をよむ
■ 両大統領、具体的な成果を得られるよう和平会議に向けた十分な準備を要請 ■ ムバーラク大統領:「軍事行動ではクルド問題を解決できない。トルコとイラクに対し問題解決のための交渉を呼びかける」 2007年10月23日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ホスニー・ムバーラク大統領とオーストリアのハインツ・フィッシャー大統領は、昨日の協議を締めくくるに当たり、アメリカで開催予定の和平会議で望ましい結果を得るためには十分な準備が必要であると訴え、和平はこの地域の問題解決の 全文をよむ
■ トルコ政府、クルド人分離主義者に「激怒」するもイラク北部侵攻は「差し迫っていない」 2007年10月22日アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 トルコ議会が政府に対して、[イラク領]クルディスタン地区に拠点をおくトルコ国籍の「クルディスタン労働者党(PKK)」反乱勢力を追撃するためイラクとの国境を越えて部隊を派遣することを承認してから4日後、PKKの勢力がトルコ領内のイラク国境付近で待ち伏せ攻撃を仕掛け、トルコ軍兵士17人が死亡した。このためレジェップ・タイップ・エルド 全文をよむ
■ 米・国家安全保障担当補佐官が近日中に中東を訪問、ライス国務長官の和平努力を継続 ■ 米政府は今秋の和平会議に過大な期待をもたないよう呼びかけ、エジプトの姿勢を歓迎 ■ 潘基文国連事務総長、パレスチナ人の人道状況改善をイスラエルに要請 2007年10月21日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン:アースィム・アブドゥルハーリク、諸通信社 ダマスカス:アイマン・アル=マフディー】 ステファン・ハドレー米国家安全保障担当補佐官が近日中に中東地 全文をよむ
■ 故サッダーム・フセイン元大統領の遺書を本紙が入手「犠牲に身を捧げよう」 ■ バルザーニー大統領、対決の準備ができていると発表 アメリカは軍事介入を示唆 ■ マーリキー政権の副首相暗殺未遂 アメリカ軍兵士1人死亡、死者数の総計3822人に 2007年10月20日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【バグダード:本紙】 イラクのクルディスタン自治区大統領府は金曜、クルディスタン労働者党員を掃討するという口実でのトルコからのあらゆる攻撃に対し、自己防 全文をよむ
■ プーチン大統領はアメリカにイランとの対話を要求 ■ オルメルト首相にイラン訪問の結果を伝える 2007年10月19日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AP、ロイター、AFP、MENA、UPI】 イスラエルのエフード・オルメルト首相は昨日、訪問先のモスクワでロシアのウラジーミル・プーチン大統領と会談を行い、イランの核計画に対するイスラエルの懸念を伝えた。数日前まで、プーチン大統領はテヘランに滞在していた。プーチン大統領はあらためてアメリカを辛辣に非難 全文をよむ
■ トルコ:合意に至る余地はまだ残されている 2007年10月19日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【各国首都:諸通信社】 木曜(18日)、ロイターとのインタビューでフーシュヤール・ズィーバーリー外相は、イラク政府としては、水曜のトルコ国会票決を「安堵の眼差し」で見ることはできないと述べた。ワシントン他の同盟諸国政府は、北イラクへの攻撃は地域に混乱をもたらし、石油供給を脅かす、また、イラク国内で引続き発生している暴力事件を阻止しようというワシントンの努 全文をよむ
■ ライス国務長官、今秋の会議に向けてアッバース大統領に対しオルメルト首相の条件を了承させることに失敗 アル=カーイダの西岸地区・ガザ地区支配を警告 2007年10月18日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ナザレ、ラーマッラー:本紙ズハイル・アンドラウス、ワリード・アワド】 イスラエル・テレビの第2チャンネルは昨夕、イスラエル・パレスチナ間の交渉は、提起された諸問題においていかなる共通点を見出すこともなく失敗に終わったと報じた。 イスラエル 全文をよむ
■ ナスルッラー、捕虜交換に関して「前向きな進展」が見られると強調 オルメルト首相は兵士を取り戻すまでには「長い道のり」があるとの見方を示す 2007年10月17日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長は、国連の立会いの下で行われたイスラエル国民1人の遺体と、レバノン人捕虜1人の身柄とヒズブッラーのレジスタンス戦士2人の遺体との限定的な捕虜交換について、両者のさらなる捕虜交換へ向けた「前向きな進展」と評した。しかしイスラエルのエフー 全文をよむ
■ ムバーラク大統領とライス国務長官、秋の国際和平会議開催に向けた努力を協議 ■ 昨日の合同記者会見でアブルゲイト外相:「十分な準備を保証するために会議の延期もありうる」 ■ オルメルト首相はエルサレムの一部をパレスチナ側に譲り渡すと示唆 ■ ライス長官:「和平会議は11月か12月に開催」 ■ ドイツがヨーロッパの新たな中東構想を提案 2007年10月17日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 パレスチナーイスラエル間の和平プロセス前進に向けてエジプト、 全文をよむ
■ イスラエル軍幹部、シリア軍の能力を軽視しないよう警告「一日に1000発のミサイル発射が可能」 ■ シリアの脅威は第2次レバノン戦争でヘブライ国家が直面したものよりはるかに危険であると発言 2007年10月16日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ナザレ:本紙ズハイル・アンドラウス記者】 イスラエル政府高官らは昨日月曜日、ヘブライ国家はシリアの軍事能力を大いに侮っており、北部戦線の来たる脅威に対抗するイスラエル占領軍の準備態勢に悪影響を及ぼしている 全文をよむ
■ムバーラク大統領、本日ライス国務長官と和平会議の成功に向け協議 ■アブルゲイト外相:「欠かせない共同文書の発表を阻止しようとするイスラエル内の一部の試みが、会議の開催を遅らせる可能性がある」と発言 2007年10月16日付アハラーム紙(エジプト)HP1面 本日、ホスニー・ムバーラク大統領は、来月アメリカで開催される予定の中東和平会議の準備のために各国を訪問中のコンドリーザ・ライス米国務長官を迎えた。 アフマド・アブルゲイト外務大臣は、「ライス氏のエジプト訪 全文をよむ
■ エジプト、2008年中に和平の最終合意を実現するよう米政府に要請 ■ ライス国務長官、和平に向けた共同文書の起草を支援すべくテルアビブとラーマッラーを訪問 ■ リヴニ外相がイスラエル交渉団のトップに…オルメルト首相はタイムスケジュールの設定を拒否 2007年10月15日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン、ラーマッラー、占領下エルサレム:ホダ・タウフィーク、通信各社】 エジプトは、来月アメリカのメリーランド州で開催予定の和平会議によっ 全文をよむ
■ ライス米国務長官、アナポリス国際会議に向けた任務開始につまずき ■ オルメルト首相、譲歩による連立政権崩壊を恐れる 2007年10月15日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 イスラエル・パレスチナ訪問を開始したコンドリーザ・ライス米国務長官は昨日、アメリカのアナポリス市で来月開催予定の国際会議において大きな進展が得られる可能性は低いとの見方を示した。 パレスチナ・イスラエルの両交渉団は国際会議に先立ち、「主軸の諸問題」に関する共同文書を作成するため複 全文をよむ
■ イラクにおける「深刻な人道的危機」を示す国連報告 2007年10月13日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【ワシントン:イラクの声通信】 土曜付の米「サンフランシスコ・クロニクル」紙によれば、国連はイラクにおける「非常に深刻な人道的危機」の存在を示す報告を公表した。危機の内容としては、毎月数千人が住む家を追われている、また、イラクの刑務所では組織的な殺人並びに「日常的拷問」が継続されている点などを上げている。 先週木曜に発表されたその報告は 全文をよむ
■ アサド大統領、「近い将来に」レバノンが安定する可能性は低いとの見方 ■ 3月14日勢力は外国の支配計画とつながりがあると非難 2007年10月12日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 シリアのバッシャール・アル=アサド大統領は、「近い将来に」レバノンが安定しそうもないという見解を示した。その理由は、「レバノンの一部勢力が自らの運命を外国の意向に結びつけており」、「レバノンの運命を地域紛争の行方に結びつけている」ためだという。 アサド大統領は、レバノン 全文をよむ
■ ブッシュ大統領、アッバース大統領とオルメルト首相が出席ならば国際会議に出席 ■ アメリカ政府、シリアの参加拒否を希望 2007年10月10日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 アメリカ政府筋は、コンドリーザ・ライス国務長官がモスクワ訪問の後、今週末にイスラエルとパレスチナを訪問する予定である、と述べた。ライス長官は最終的地位問題について、来る11月にメリーランド州のアナポリスで開催予定の国際会議において討議するため、パレスチナ側とイスラエル側が詳細にわたる相互認 全文をよむ
■ ブラウン首相、イラクからのイギリス軍撤退を早める予定 ■ 来春に部隊の半数帰国へ 2008年内に全ての部隊を帰還させるとの見通し ■ バグダードとサーマッラーにおける自爆攻撃で警官3人を含む20人死亡 2007年10月09日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【バグダード、ロンドン:本紙記者】 イギリスのゴードン・ブラウン首相は昨日、来春にイラク駐留イギリス軍兵力の半数を撤退させるという決断を示した。すなわち、駐留を継続する兵士の数は約2500 全文をよむ
■ 日本で開催の科学・技術フォーラムでエジプト、途上国への代替エネルギー援助を要請 2007年10月09日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【スヘイル・ヘダーヤト記者】 エジプトは先進国が途上国に対し、太陽光や風力発電所を建設するなど代替エネルギーを提供し、またナノテクノロジーを利用できるよう、技術的・資金的援助を行う重要性を強調した。 一昨日、日本の京都市で福田首相の開会の辞で始まった「科学技術と人類の未来に関する国際フォーラム(STSフォー 全文をよむ
■ ババジャン・トルコ外相、イスラエル軍のシリア空爆について「説明」を要請「中東地域は危険で、非常に微妙な段階にある」 2007年10月08日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 トルコのアリー・ババジャン外相は、昨日ダマスカスからエルサレムに到着した直後、去る9月6日にイスラエル軍戦闘機がシリアを空爆したことについてイスラエル政府高官らの「説明」を待っているところであると明らかにするとともに、「中東地域の現在の情勢は、危険で非常に微妙である」と述べ、レバノンの「危険な現 全文をよむ
■ アラブ4ヶ国が総額14億ドルのアメリカ製兵器を購入予定 ■ イランに対抗するためアメリカは同盟国により多くの兵器を売ることを希望 2007年10月06日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ワシントン:AFP】 米国防総省(ペンタゴン)は米国議会に対し木曜、総額およそ14億ドルに上る中東4ヶ国への兵器売却計画を提出した。今回の取引計画では主にミサイル、装甲車、輸送機が扱われている。 国防総省によれば今回の取引計画での最大の取引相手と目さ 全文をよむ
■ 元アメリカ外交官が作成した文書「イスラエルへの難民の帰還は不可能」 2007年10月05日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AP、ロイター】 アメリカ国務省と国防省の元高官5人がコンドリーザ・ライス国務長官へ6ページにわたる報告書を提出した。高官らは報告書の中で、パレスチナとイスラエルがエルサレムを共通の首都として採用し、パレスチナ難民のイスラエルへ帰還する権利を撤廃することを提案している。 同様に、11月にアメリカのアナポリス市で開催が予 全文をよむ
■ オルメルト首相とアッバース大統領の間で溝が拡大 ■ アメリカは国際会議延期の意向 2007年10月04日クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ラーマッラー:本紙ワリード・アワド】 パレスチナの消息筋は昨日本紙に対して、今秋の中東和平国際会議によってパレスチナは、2000年9月28日のアル=アクサー・インティファーダ勃発以前の状況に逆戻りするであろうと語った。 パレスチナのマフムード・アッバース大統領とイスラエルのエフード・オルメルト首相が 全文をよむ
■ アッバース大統領とオルメルト首相、和平会議に向けた共同文書の草案作成に合意 2007年10月04日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【エルサレム:諸通信社】 パレスチナのアッバース大統領とイスラエルのオルメルト首相は昨日、エルサレムで会談し、来たる11月にワシントンで行われる中東和平のための国際会議に先立って、いくつかの基本的問題を前進させるよう試みた。 パレスチナの情報筋によると、アッバース大統領とオルメルト首相は、会談にも出席した両サイ 全文をよむ
■ ブラウン首相、バグダード電撃訪問でイギリス軍の一部削減を発表 ■ 生活状況の悪化に抗議して民衆が激しいデモ 2007年10月03日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ロンドン:アハラーム特派員、バグダード:諸通信社】 イギリスのゴードン・ブラウン首相は昨日、電撃的にバグダードを訪問した。首相に就任して以来初のイラク入りとなる。 ブラウン首相はイラクのマーリキー首相との会談後に行われた記者会見で、イラク南部に駐留するイギリス軍の一部削減を 全文をよむ
■ アラブ各紙が“ジハード”の名の下にイラクで戦闘に加わらないよう、若者達に警告 2007年10月03日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 サウジアラビア紙は水曜日、“ジハード”の名の下にイラクやレバノンで行われている戦闘に巻き込まれないよう、サウジの若者たちに警告した。またラアイ紙は米上院のイラク分割決議を批判する記事を掲載した。 『わが国の息子たちが他者の戦争の燃料にされている』と題した巻頭記事で、リヤドで発行されているジャズィーラ紙は、「“ジハー 全文をよむ
■ アッバース大統領とオルメルト首相が「共同宣言」作成のため近日中に会談 ■ パレスチナ、帰還難民の人数制限受け入れ 2007年10月01日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【カイロ:ジャマール・ファフミー、ラーマッラー:ムハンマド・ハウワーシュ、各通信社】 パレスチナのマフムード・アッバース大統領とイスラエルのエフード・オルメルト首相がそれぞれの交渉団を引き連れ今週水曜に会合する予定である。今年11月にアメリカのメリーランド州アナポリスで開催予定の国際 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、アッバース大統領と秋に開催の国際和平会議に向けた準備を協議 ■ アッバース大統領:「会議では基本問題や最終的地位に関する諸問題を取り上げるよう望んでいる」 2007年10月01日アハラーム紙(エジプト)HP1面 ホスニー・ムバーラク大統領の歓迎を受けたパレスチナのアッバース大統領は、「イスラエルのエフード・オルメルト首相との間で行われる予定の和平プロセスをめぐる協議における、パレスチナとアラブの立場の調整作業の開始についてムバーラク大統領と話し合っ 全文をよむ
■ 中東和平国際会議、アメリカの都市アナポリスで開催へ ■ アッバース大統領は6ヶ月後の和平条約締結に楽観的 2007年09月29日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AP、AFP、ロイター】 アメリカはメリーランド州の州都アナポリスを、ジョージ・ブッシュ米大統領が11月の開催を呼びかけた中東和平国際会議の開催地に選択した。一方、パレスチナのマフムード・アッバース大統領は会議開催から6ヶ月後にはイスラエルとの和平条約に到達する可能性を語った。 全文をよむ
■ 第二次インティファーダ7周年記念日のエルサレム、兵舎と化す 【占領下エルサレム、諸通信社】 2007年09月29日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 2000年9月28日にイスラエルのアリエル・シャロン前首相(当時国防相)がエルサレムにあるイスラームの聖地への入場を強行したことをきっかけに起きたアル=アクサー・インティファーダ(第二次インティファーダ)の7周年記念を翌日に控えた昨日、イスラエル当局は占領下東エルサレムに4000人の警察官を配備し、礼拝を行 全文をよむ
■ アル=カーイダに打撃 2007年09月29日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【バグダード:諸通信社】 イラク多国籍軍は土曜(29日)、バグダード南部の空爆により、外国人戦闘員を率いていたイラク・アル=カーイダ指揮官を殺害したと発表した。 ジャナーフ・ハムード多国籍軍広報調整官は概要を以下の通り述べた。 「米軍は、バグダード南部アル=ムシーブ地区で、アブー・ウサーマ・アル=トゥーニシーと呼ばれるアラブ国籍のアル=カーイダ指揮官の1 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、イラクの領土的一体性とその独立・アラブ性の護持を確認 ■ イラク副大統領、会談直後の声明で:「エジプトの企業と実業家のイラクでの活動に期待」「エジプト外交代表団のイラク復帰の可能性について協議」 2007年09月28日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 昨日、ホスニー・ムバーラク大統領は、イラクのアーディル・アブドゥルマフディー第一副大統領を迎え入れた。ヘリオポリスの大統領宮殿で開かれた会談では、イラクをめぐる最近の状況分析や、イラクの治安 全文をよむ
■ アフマディーネジャード大統領「イラン核問題は解決済み、国際原子力機関(IAEA)の管理下に」 ■ ブッシュ大統領とサルコジ大統領、レバノン支援の姿勢を強調 ■ 潘基文事務総長「懲罰を逃れられる時代は終わった」 2007年09月26日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 昨日(25日)始まった国連総会一般討論で、レバノン支援の確認がなされた。アメリカのジョージ・ブッシュ大統領は「レバノン、アフガニスタン、イラクの民衆は我々に支援を求めた。すべての文明国にはこれら 全文をよむ
■ ブッシュ大統領、シリア・イラン・北朝鮮を「野蛮な体制」だと述べる ■ 国連にて「パレスチナ国家の建設は可能」と断言 2007年09月26日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ニューヨーク:本紙特派員】 アメリカのジョージ・ブッシュ大統領をはじめとする世界各国の指導者が多数出席する中、パレスチナ問題、ダルフール問題、イラク情勢、イランの核開発計画など、国際的な最重要問題を議論するため、昨日ニューヨークにて国連総会が開幕した。 ブッシュ大統 全文をよむ
■ダルフール情勢と二国間関係についてムバーラク大統領とカッザーフィー国家元首がトリポリで会談 ■通商、投資、リビアにおけるエジプト人労働者問題が議題の中心に 2007年09月25日付アハラーム紙(エジプト)HP1面 【トリポリ:本紙サイード・アル=ガリーブ記者】 昨晩、ホスニー・ムバーラク大統領とリビアの革命指導者カッザーフィー大佐との首脳会談が閉幕した。会談は、カッザーフィー大佐がムバーラク大統領とその随行団を歓迎するために開催したイフタールの宴席を挟み、3時 全文をよむ
■ ムバーラク大統領「レバノンでの一連の暗殺事件の犯人は同一の人々」 2007年09月24付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【カイロ:MENA】 エジプトのホスニー・ムバーラク大統領は昨日、レバノンで起きている事について遺憾の意を表し、名指しにはしなかったが「一連の暗殺事件の犯人は同一の人物たちである」との見解を示した。 10月6日地区での複数の青年向け住宅地プロジェクトの落成式典に際して、アントワ―ン・ガーニム議員が殺害された後のレバノン情勢に 全文をよむ
■ アブルゲイト外相 国際和平会議での方針を検討 ■ エジプトは過度な期待はしないよう警告、全当事者の参加を重視 2007年09月24日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ニューヨーク:ターリク・ファトヒー】 ニューヨークでの中東和平4者(米・EU・国連・露)の会合を数時間後に控え、エジプトのアフマド・アブルゲイト外相はアラブ諸国8ヶ国の外相会議に出席し、11月に開催が予定されている国際和平会議でのアラブ諸国の行動方針や、アラブ和平構想を活性化する方策 全文をよむ
■ アメリカとフランスが警告「殺人者を打倒し、レバノンの憲政を保護する」 2007年09月22日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ワシントン:ヒシャーム・ムルヒム記者】 アメリカとフランスは、アントワーヌ・ガーニム議員の暗殺で明らかになったようにレバノンの憲政の機能を阻んでいる「殺人者たちを打倒」する決意を強調した。また、「レバノン憲法上の慣例と日程に従ったレバノン大統領選挙実施の重要性」を主張した。 これらの主張は、コンドリーザ・ライス米国務 全文をよむ
■ ブッシュが何を言おうと、マンデラはまだ生きている 2007年09月22日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ヨハネスブルグ:ロイター】 数々の失言で知られているアメリカのジョージ・ブッシュ大統領は、ワシントンで木曜に開かれた記者会見の席でイラクの宗派間暴力を説明する中で、南アフリカのネルソン・マンデラ前大統領の「死」を口にしたが、この困った失言に反してマンデラ前大統領はまだ生きている。 ブッシュ大統領の声明が世界に広まる中、ネルソン・マンデラ 全文をよむ
■ニューヨークでの閣僚級会合、ダルフール和平計画を協議 ■国際刑事裁判所:「スーダンの人道問題担当相の逮捕なくしてダルフール問題の解決なし」 2007年09月22日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ニューヨーク:ターリク・ファトヒー】 昨日ニューヨークで開かれた世界26ヶ国の拡大閣僚級会合に、エジプトのアフマド・アブルゲイト外相が参加した。会合では国連とアフリカ連合の合同ダルフール平和維持部隊の設立計画、同地域での戦闘による200万以上の避難民に向け 全文をよむ
■ オルメルト首相とペレス大統領はシリアと前提条件なしの協議の用意があると強調 ■ アメリカが秋に開催される予定の中東和平会議へのシリアの参加に反対 2007年09月20日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ラーマッラー、ナザレ:本紙ズハイル・アンドラウス記者】 イスラエルのハアレツ紙は昨日火曜日に発行された号において、イスラエルの研究者の話として「アメリカ政府高官は先週、アメリカは中東和平会議(あるいは中東地域会合)へのシリアの参加に反対すると語っ 全文をよむ
■ 潘基文国連事務総長「ビッリー国会議長を励ました」 2007年09月19日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ニューヨーク:シルヴィヤン・ザヒール】 潘基文国連事務総長は、昨日の第62回国連総会開幕前の記者会見で、シリアに対して中東の平和と安全のために建設的な役割を率先して担うように求めた。そしてレバノンにおいて2人の大統領と2つの政府が併立することへの不安を明らかにし、レバノンのナビーフ・ビッリー国会議長に国会議長としての役割を継続して遂行するように促し 全文をよむ
■米国防総省、イラクの安定化に失敗したことを認める ■サドル師、米警備会社の追放を要求 2007年09月19日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン、バグダード:諸通信社】 米国防総省(ペンタゴン)は、イラクでの現時点における治安の改善状態では、武装勢力を一掃するには不十分だとの警告を発した。 まだ同省はイラク情勢に関する議会への定例報告で、政策面で価値ある進展を得られていないという最近の失敗についても認めた。 しかし 全文をよむ
■ ゲーツ:「我々はシリアを厳しく監視している」 ■ シリア高官:「核兵器開発を行っているという嫌疑はばかげている」 2007年09月18日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ダマスカス:アイマン・アル=マフディー、占領下エルサレム、ワシントン:諸通信社】 シリアが北朝鮮との核開発協力の存在を全否定した。シリア公営放送は北朝鮮とイランの専門家が加わってシリアが武器開発を行っているというシリア政府に向けられた疑惑を、「何ら根拠の無いイスラエルのでっち上げ 全文をよむ
■ 蔵相、日本大使と二国間関係を協議 2007年09月18日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【バグダード:本紙】 バーキル・ジャブル・アル=ズバイディ蔵相は、門司健次郎駐イラク日本大使と会見、二国間の友好関係を両国民共通の利益に資するよう強化させる手段について協議した。 蔵相は、日本の借款がアル=アンバール、ディヤーラ、アル=モースル他の各県をカバーする必要性を確認し、資金の割当は人口に応じて公正になされると述べた。 また蔵相は、2 全文をよむ
■ イスラエル、「防衛体制の再構築」に言及 ■ アメリカ「シリアおよび北朝鮮を監視」 2007年09月17日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 イスラエル軍戦闘機が9月6日明け方、シリア国内の標的に対して行ったと言われている攻撃に関して、イスラエルは、軍情報局のアモス・ヤドリン長官にクネセトの外務・安全保障委員会においてはこの件について沈黙を守るよう指示し、秘密を厳守する姿勢を強めている。シリアは領空侵犯に対して報復するとの警告を発し、それについてイスラエルは「真 全文をよむ
■ イギリス、中東和平実現に向けた経済ロードマップを本日発表 ■ イスラエル軍、ガザに侵攻 ■ オルメルト首相、国際和平会議の重要性を低下させる発言 2007年09月17日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ロンドン:本紙特派員】 イギリスは世界・地域の各方面との協力の下、パレスチナ経済を立て直すためのロードマップといえる文書の作成を終えた。そして今日、「中東和平の経済的諸相」と題してミリバンド外相が発表する。 イギリスの情報筋によると 全文をよむ
■ アメリカの専門家「シリア空爆はウラン抽出施設を標的にしていた」 2007年09月16日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【UPI、MENA】 「ワシントンポスト」紙は昨日、アメリカの著名な中東問題専門家の話として、「先週のイスラエル軍によるシリア空爆は、トルコ国境近くのユーフラテス川沿いに位置する農業研究センターを標的としたもので、イスラエル政府高官らは同センターをシリアが北朝鮮の支援の下でウラン抽出のために使用していると考えている」と報じた。 全文をよむ
■イスラエル機によるシリア領空侵犯をトルコが支援していたと推測する声が増加 2007年09月16日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【アンカラ:通信各社】 トルコ紙の最新の報道によって先日のイスラエル機によるシリア領空侵犯にトルコ軍が加担していた可能性が指摘され、大きな反響を国内に巻き起こしている。 昨日トルコのイェニ・シャファック紙は、イスラエル機がトルコ領空を通過して燃料タンクをトルコ領内に投下したことに対するトルコ軍参謀本部の沈黙は、同機 全文をよむ
■ 先駆けて熱くなる国境付近 ■ コンクリート壁に閉じ込められるイラク 2007年09月14日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【バグダード:イラクの声通信】 数日前、トルコが我々との国境付近に全長470キロメートルの隔離壁を建設すると公表したが、イランも現在バスラ近くで壁を建造中であり、他方、サウジも以前クウェイトが一部建設したものを引き継いで安全用隔離壁を完成させる用意をしている。これらが完成すれば、イラクは、その出入国を制御する巨大な檻の中に入 全文をよむ
■ ユネスコ事務局長へのアラブ諸国からの候補者枠をめぐり、エジプトとモロッコの舞台裏の闘い 2007年09月13日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【カイロ:本紙フサーム・アブー・ターリブ】 カイロとカサブランカの外務省と文化省の舞台裏で、ユネスコの事務局長職をめぐる争いに決着をつけるため、密かな闘争が繰り広げられている。エジプトはファールーク・ホスニー文化相、モロッコは学者のアズィーザ・ブナーニー女史を擁立している。 アラブ諸国数ヶ国はエジ 全文をよむ
■ 就任から一年も経へずに日本の首相が辞任を表明 ■ 原因は一連の不正スキャンダル ■ 政府高官:「安部氏は病と闘っていた」 ■ 与党は今月19日に新総裁を選出へ 2007年09月13日付アル・アハラーム紙(エジプト)国際面 【東京:通信各社】 就任から一年も経へずに日本の安部晋三首相が複数の閣僚や政府高官がかかわったスキャンダルを受けて辞任した。一連のスキャンダルによって首相の支持率は最低レベルにまで落ち込み、7月の参院選での与党惨敗につながった。ま 全文をよむ
■ パレスチナ抵抗運動によるミサイルでイスラエル兵69人が負傷 ■ ガザ地区、イスラエルの報復に警戒して最高度の戦闘態勢 2007年09月12日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ:アシュラフ・アブルホウル、アシュケロン:諸通信社】 新たな軍事作戦が行われ、69人のイスラエル兵士が負傷、そのうち11人が重体である。パレスチナ抵抗運動は一昨日未明、イスラエル軍が兵員訓練のために使用しているアシュケロン市南のズィキム基地へ3発のミサイルを発射した。 全文をよむ
■ アメリカ政府「イスラエルはシリアの武器の積荷を狙っていた」 ■ シリア・サウジアラビア間の関係緊張、ムアッリム外相のサウジ訪問中止 2007年09月12日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター、AP、UPI、MENA】 先週水曜(5日)から木曜未明のイスラエル軍戦闘機によるシリア領空侵犯の真相が、徐々に明らかになってきた。イスラエル当局はコメントを控えていたが、米当局は、シリアに対するイスラエル軍戦闘機による空襲の目的は、レバノンのヒズ 全文をよむ
■ワシントンで開催予定の国際和平会議に対するムバーラク大統領の批判にアメリカの関心が集まる ■ワシントン・ポスト紙:「ムバーラク大統領の声明は会議の議事日程が不明確なことに対するアラブ諸国の懸念を反映している」 2007年09月11日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン:諸通信社】 一昨日ホスニー・ムバーラク大統領がソハーグ市の工業プロジェクトを視察した際に出した声明に、アメリカのメディアや新聞の関心が集まっている。アメリカ合衆国が来る11月 全文をよむ
■ ワシントン、イラン・イラク国境に軍事基地を計画 2007年09月11日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HPイラク情勢面 【バグダード:諸通信社】 米軍は、民兵に対する武器の「密輸」を取り締まるため、イラン・イラク国境付近に初の軍事基地を建設する予定である。リック・レンチ少将がウォールストリート・ジャーナルに述べたところによれば、基地は国境から6.4キロメートル地点に設置され兵員200名を収容の予定である。第三歩兵中隊指揮官によれば、合衆国の意図は、イランと首 全文をよむ
■ ムアッリム外相、アンカラを訪問 トルコはイスラエルに情報提出を要求 2007年09月10日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター、MENA、AP、UPI】 イスラエル軍戦闘機がシリア北東部のトルコ国境付近で領空を侵犯し、これに対して対空砲による反撃を行ったとシリア政府が発表してから4日後、シリアのワリード・アル=ムアッリム外相はアンカラを訪問した。イスラエルの領空侵犯について協議を行う予定である。一方トルコ政府は、シリア国境付近のトルコ領内 全文をよむ
■ 米高官の反イスラーム発言に反論してムーサー事務局長:「アメリカがアフガニスタンで過激派の種をまいた」 2007年09月10日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ミラノ:本紙特派員】 米共和党内のネオコンの中心的人物であるジョン・ネグロポンティ前国家情報長官に反論して、アラブ連盟のアムル・ムーサー事務局長が、過激派が育ったのは旧ソ連占領下のアフガニスタンでのことであり、その種をまいて後押ししたのは米国で、米国こそが文明の衝突を徹底して煽り、混乱した政治を 全文をよむ
■ ブッシュ大統領、自分がどのサミットに参加するのかわからず聴衆の笑いを買う 2007年09月09日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【シドニー:AFP】 シドニーでのAPEC(アジア太平洋経済協力会議)首脳会談に参加したアメリカのジョージ・ブッシュ大統領は金曜日、ホスト国に対して「OPEC」首脳会談の開催に対する謝辞を述べた。 ブッシュ大統領はオーストラリアのジョン・ハワード首相に対しOPEC、すなわち石油輸出国機構のホスト役を務めたことへの謝 全文をよむ
■ アメリカ連邦裁判所がレバノンでの海兵隊殺害でイランに26億ドルの賠償金を請求 2007年09月08月付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AP】 アメリカ連邦裁判所のロイス・C・ランバース判事は昨日ワシントンで、1983年にベイルートの海兵隊基地爆破により殺害されたアメリカ兵241名への賠償として、イランに26.5億ドルの支払いを求める判決を下した。 生存者や遺族の喜びの涙の中、ランバース判事はこの判決を、アメリカの裁判所で他の国家に対して下さ 全文をよむ
■ブッシュ大統領、イラクに大量破壊兵器はないという情報を隠蔽 ■サッダーム政権の外相がイラク攻撃前にCIAに機密情報を売っていた ■対イラク戦争の戦費は毎月120億ドル 【ワシントン:フダー・タウフィーク、アースィム・アブドゥルハーリク、バグダード:ムハンマド・アル=アンワル】 アメリカ中央情報局(CIA)の元大物諜報部員 2名が、ブッシュ大統領は戦争前にイラクに大量破壊兵器がないことを確実に知っていたと暴露したことで、ブッシュ政権がイラク侵攻を正当化するために一連 全文をよむ
■ ビン・ラーディン登場のビデオ、アメリカへ新たな攻撃を示唆 ■ 欧米情報機関の混乱、CIA、米国内の作戦を予測 2007年09月08日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ロンドン:本紙】 アル=カーイダ指導者、シェイク・ウサーマ・ビン・ラーディンが2004年11月以来初めてビデオに姿を現した。健康状態は良好そうで、丸みの出た顔は、潜伏生活により運動量が少ない事を示すものと見られる。あごひげからは白髪が消え、これまでのビデオテープで好んで着用されていた 全文をよむ
■ アブルゲイト外相、エジプト人のサッロームからのリビア入国禁止措置についてシャルカム外相と緊急連絡 ■ リビア側、新たな措置に関する説明のため本日カイロに代表団を派遣 2007年09月07日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 昨日エジプトのアフマド・アブルゲイト外相は、リビアのアブドゥッラフマーン・シャルカム外相と緊急電話会談を行い、サッローム国境からのエジプト人の入国を禁止する指示がリビア当局から出されたとされる件について話し合った。 リビア外相は 全文をよむ
■ 本日カイロにてアラブ連盟外相会議開催 ■ アラブ‐イスラエル紛争問題を筆頭に、26項目の議題 ■ イラク危機解決に向けてアラブ諸国の政治的見解を提起する“イラク決議”を議論 2007年09月05日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 5日午後、アルジェリアを議長国として第128回アラブ外相会議が開催される。高レベルな複数の外交筋によると、外相たちは会期を一日とするこの会議で、アラブ‐イスラエル紛争問題をはじめ、26以上の議題について話し合いを進める予定。議題 全文をよむ
■ 怒ったパレスチナ人らがアリーシュ空港のドアを破壊 ■ イスラエルのガザ地区侵攻に対してパレスチナ勢力が警告 2007年09月04日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ガザ:アシュラフ・アル=ハウル本紙記者、アリーシュ:ロイター】 シナイ半島北部のエジプトの治安関係者によれば、アリーシュ空港で足止めされているパレスチナ人旅行者らが、同空港の到着ロビーにある窓ガラスやドア、ベンチを叩き壊した。2ヶ月も足止めされていることに対する抗議であった。 全文をよむ
■ ブッシュ大統領がレバノンの「過激派に対する闘争」を支持 2007年09月01日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ワシントン:本紙】 ワシントン駐在の新レバノン大使であるアントワーン・シャディード大使は、アメリカのジョージ・ブッシュ大統領がレバノンに対する全面的な支援と「過激派に対する闘争」への支持を明言したと報告した。これはナフル・アル=バーリド難民キャンプの「ファタハ・アル=イスラーム」との闘争を指している。 シャディード大使は挨拶と兼ね 全文をよむ
■ マーリキー政権は米下院が定めた18目標のうち、15目標をクリアできず 2007年08月31日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン:諸通信社、バグダッド:ムハンマド・アル=アンワル】 米下院所属の政府説明責任局(GAO)が準備した報告書は、ジョージ・ブッシュ米大統領のイラク政策を修正すべく米下院が定めた18目標中、クリアできたのは3項目に過ぎなかったとして、イラク政府を批判した。 来週火曜日に公式に発表予定のこの報告書の草案によれ 全文をよむ
■ イスラエルがエルサレムを宗教的首都とする原則宣言を提案、難民帰還問題には触れず 2007年08月29日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ナザレ:本紙ズハイル・アンドゥラウス】 パレスチナ政府高官は、イスラエルのエフード・オルメルト首相とパレスチナのマフムード・アッバース大統領が昨日火曜、パレスチナ国家樹立に関する協議を行ったが、基本的な問題に関するごく一般的な形でのアプローチしかしなかったと述べた。アッバース大統領は11月に予定されているアメリカ主 全文をよむ
■ サルコジ大統領、イラクからの撤退日程の設定を要求 ■ ガザ地区での「ハマーススタン」建設には反対を表明 2007年08月28日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【パリ‐諸通信社】 フランスのサルコジ大統領は、就任以来初となる外交施政方針演説の中で、イラクからの外国軍の撤退スケジュールを明確にするよう呼びかけ、政治的な解決こそがイラクの危機を解決する唯一の道であると強調した。 同時に大統領は、6月半ばにハマースがガザ地区の支配権を握ったこ 全文をよむ
■ イスラエル、ガザ地区への攻撃を警告 ■ ダマスカスのハマース指導部から指令が下されていると示唆 2007年08月27日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AP、ロイター、AFP、UPI、MENA】 ガザ地区からイスラエル領土に対するロケット弾発射に対し、イスラエル政府の諸閣僚は強力な報復を求めた。同時にイスラエル公安局「シャバク」の責任者は、イスラエル国内での自爆攻撃の可能性について警告した。 昨日の週例閣僚会議の前、イスラエル政府のエリ 全文をよむ
■ エジプト、クウェイトへの抗議と断交を求め憤激が社会に拡大 ■ 原因は2人のエジプト人労働者に対するクウェイト警察の虐待 2007年08月27日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【カイロ:本紙、フサーム・アブー・ターリブ】 クウェイトの警察官によるエジプト人虐待事件を受け、エジプト社会に憤激が広まっている。すでに多くの野党議員がエジプト政府に対し、エジプト人に劣悪な待遇をしている国家により厳格な態度をとるよう要請した。 アブドッラー・アル= 全文をよむ
■ 国連レバノン暫定軍(UNIFIL)の任務延長を世界各国が歓迎 ■ 欧州連合(EU)、レバノン支援を呼びかけ 2007年08月26日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、MENA】 レバノン南部で活動中の国連レバノン暫定軍(UNIFIL)増強部隊の任務期間を2008年8月31日まで延長することを決めた国連安全保障理事会の決議は、アラブ諸国ならびに世界各国で大きく歓迎された。 欧州連合の議長国であるポルトガルはこの任務延長に満足の意を表 全文をよむ
■ イラク撤退をめぐり米政権内で激しい対立 ■ 拘留中のイラク人は2万4000人、そのうち85%がスンナ派 ■ 今年1月以降の避難民は100万人 2007年08月26日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン:アースィム・アブドゥルハーリク、バグダード:ムハンマド・アル=アンワル】 イラクからの軍撤退をめぐってアメリカの政治と軍事における分極化が進む中、国防総省の指導層と戦地の指揮官との間で兵力削減の速度と規模についての対立が激しさを増してい 全文をよむ
■ 国際連合がUNIFILに対する攻撃を行った容疑者2名の逮捕を歓迎 2007年08月24月付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ニューヨーク:シルヴィヤン・ザヒール】 国際連合は、7月16日に発生した国連レバノン暫定軍(UNIFIL)パトロール隊への攻撃の容疑者2名をレバノン当局が逮捕したことを歓迎した。一方で、安全保障理事会は2007年8月31日から1年間に及ぶUNIFILの任期延長を目的とした仏・英・米による決議案の採決を間近に控えている。 全文をよむ
■ マーリキー首相、シリアで武装勢力の侵入阻止および石油パイプライン再開について協議 2007年08月21日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 イラクのヌーリー・アル=マーリキー首相は昨日、初のシリア公式訪問を開始し、治安や国境問題、特にイラクへの武器および武装グループの流出、イラク難民のシリアへの流出問題について協議を始めた。 今回の訪問は3日間の予定で、その間マーリキー首相はシリアのバッシャール・アル=アサド大統領およびファールーク・アル=シャルウ副大統 全文をよむ
■フランスのドキュメンタリー番組、ムバーラク大統領の役割と業績、政治的立場を報道 ■エジプトの民主主義と経済の飛躍をムバーラク大統領が実現したと強調 【パリ:ナジャー・アブドゥンナイーム】 フランスのメディアでムバーラク大統領個人とその家族の生涯、彼の経歴、様々な問題に関する政治的立場、エジプトにおける経済や民主主義の成功などをテーマにした討論番組とドキュメンタリーとが放映された。 フランス国民議会に属する政治情報専門チャンネルが放映したこのドキュメンタリーは 全文をよむ
■ イスラエル紙の報道:「ロシアがシリアへ9億ドル相当のミサイル売却」 ■ 「アラブの2カ国がイスラエルに『シリアはイスラエルを攻撃しない』と伝える」 2007年08月20日付クドゥス・アラビー(イギリス)HP1面 【ナザレ:ズハイル・アンドゥラウス記者】 シリアとの戦争勃発の可能性がイスラエル国内で議論される中、イスラエル政府と友好関係にあるアラブの二カ国が、先週末イスラエル政府に向け書簡を送り、両国の推測ではシリアはイスラエルに対し戦争を仕掛けないだろうと伝 全文をよむ
■ サウジアラビアの各紙、シャルウ副大統領を非難 ■ シリア政府、遺憾の意を表明し論争を拒否 2007年08月19日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 サウジアラビアの各紙は昨日、サウジアラビア王国を批判したシリアのファールーク・アル=シャルウ副大統領に対して、激しい攻撃を行なった。そして彼の声明を「兄弟である両国民の間に敵意と分裂の精神を広めようとしている」とみなし、サウジアラビアの応答に遺憾の意を表明したシリアの同盟国イランの姿勢に疑念を表明した。 全文をよむ
■ 国連安保理がUNIFILの12ヶ月に及ぶ任期延長の協議を開始 2007年08月17月付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ニューヨーク:シルヴィヤン・ザヒール】 国連安全保障理事会は昨日、国連レバノン暫定軍(UNIFIL)の2008年8月31日までの12ヶ月間に及ぶ任期延長を協議するため、UNIFIL参加国の代表者が出席しての会合を行った。 協議では、国連平和維持活動(PKO)担当のヘディ・アンナビ事務次官補がレバノン南部の状況とUNIFILの 全文をよむ
■ 米政府、イラン革命防衛隊をテロ組織とみなす ■ 「イランへの攻撃は未決定」としつつ可能性は否定せず ■ イラン政府、「ミサイルで湾岸の船舶を撃沈可能」と警告 2007年08月16日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【テヘラン、ワシントン:クドゥス・アラビー、各通信社】 イラン革命防衛隊(バースダラーネ)司令官は昨日水曜日、イランのミサイルはアラビア湾とオマーン湾のあらゆる海域で活動している軍艦を攻撃できると述べた。これに先立ってアメリカ政府高 全文をよむ
■ スーダン政府、ダルフールの危機解決を妨害したとしてフランスを非難 2007年08月15日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ハルツーム:本紙】 スーダン政府は、ダルフール問題の平和的解決を阻害したとしてフランスを非難した。外務省のスィラージュッディーン・ハーミド平和人権局長によれば、フランスはアブドゥルワーヒド・ムハンマド・ヌールに対して、もしもアルーシャで他の組織との合意に向けた協議に参加したら、同氏に認めている政治亡命を取り消すと警告した。 全文をよむ
■ イスラエル国内報道「シリアが戦争に向けて空中防衛システムを強化」 2007年08月14日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ラーマッラー:ムハンマド・ハウワーシュ、各通信社】 イスラエルのエフード・オルメルト首相が「ダマスカスを攻撃する意図はない」との声明を発表しているにもかかわらず、イスラエルのメディアは、「シリアが将来起こるかもしれないイスラエルとの紛争に備えて軍事力を強化している」とのこの数週間で二度目の報道を行った。イスラエルのエフード・バラク国 全文をよむ
■ イスラエル政府、西岸地区の検問所に関して近く決定を下す見通し 2007年08月13日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ロイター、AFP】 イスラエルのエフード・オルメルト首相の官房は昨日、ヨルダン川西岸地区でパレスチナ人の移動を困難なものにしている道路上の検問所数百ヶ所を撤去するか否かの決定を近日中に行うと発表した。いっぽうイスラエル内閣は、730億ドルに達する記録的な予算案を承認した。 オルメルト首相官房のディヴィッド・ベーカー報道官は「 全文をよむ
■ イラクにおける国連の役割拡大 ■ イラクのマーリキー首相、8月20日にシリア訪問 2007年08月12日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター、AP】 国連安全保障理事会は金曜日(10日)、対立する宗派間の和解ならびに近隣諸国との対話の促進に向け、イラクにおける国連の政治的役割を拡大させる決議を採択した。イラクのヌーリー・アル=マーリキー首相はこのところ近隣諸国に対する訪問を相次いで行っており、トルコ、イランに始まり、今月20日にはシリ 全文をよむ
■ シリアやイランと周辺諸国はイラクの治安のための協力を誓約 2007年08月10月付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AP、ロイター、AFP、MENA、UPI】 イラクの周辺諸国は、イラクにおける武器と武装勢力の流入阻止や悪化した治安状態の改善のための「協力」と「機密情報の交換」を誓約した。シリアとイランは、両国が暴力を扇動しているとアメリカが非難していることについて、これを否定した。さらに、シリア諜報機関の政治治安部長であるムハンマド・マンスーラ少将は、 全文をよむ
■ アリーシュで足止めされたパレスチナ人の危機が終結 2007年08月10日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【アリーシュ:アフマド・サリーム】 シナイ半島北部のアリーシュに足止めされていたパレスチナ人たちのうち10番目となる最後の一団が昨日、シナイ半島中部のアウジャ通行所からイスラエルのエレツ通行所を経由してガザ地区に帰還した。 今回470人以上のパレスチナ人がガザ地区に戻ったことで、自宅に帰りついたパレスチナ人は計6530人となった。これは 全文をよむ
■ 合衆国、ダマスカス会合で外国人戦闘員のイラクへの流入を止めるよう要請 2007年08月10日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【ダマスカス:各国通信社】 木曜(9日)、イラクの治安情勢を巡るダマスカスでの会議の後、アメリカは、外国人戦闘員のイラクへの流入がより効果的に阻止される事を希望すると表明した。 会議は、シリア、イランも含むイラク近隣諸国が、イラク治安情勢改善のためバグダードに「協力」する事を誓約して終了した。ワシントンは、イラクにお 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、アッバース大統領と国際和平会議成功のチャンスについて討論 ■ アッバース:「われわれが欲しているのは実現可能な作業計画であって、新たな原則宣言ではない」 2007年08月09日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【アレキサンドリア:フセイン・サービト】 ホスニー・ムバーラク大統領は昨日、アレキサンドリアのラアス・ティーン宮にパレスチナのマフムード・アッバース大統領を迎え、二者協議を行った。その後、両国の随行団も会合に加わった。 全文をよむ
■ イスラエルの和平計画:難民の帰還権を否定し、入植地残存 ■ アラブあるいはパレスチナの旗をハラム・シャリーフに掲揚、アラブ系町村を48年の地域[※イスラエル領]からパレスチナ自治区に移管 ■ ハニーヤ首相、「国民合意の代償として」自らの辞任を提案 2007年08月08日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ナザレ、ガザ:本紙ズハイル・アンドゥラウス、アシュラフ・アル=ハウル】 イスラエルの消息筋によると、イスラエルは新和平計画を打ち出した。シモ 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、パレスチナ・イスラエル首脳会談の成果をアッバース大統領と明日協議 ■ オルメルト首相、独立パレスチナ国家樹立に向けた交渉開始への期待を表明 2007年08月07日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ:アシュラフ・アブルホウル】 エジプトのホスニー・ムバーラク大統領は明日、今日から二日間カイロを訪問するパレスチナのマフムード・アッバース大統領を迎え、昨日ヨルダン川西岸地区にあるエリコで行われたイスラエルのエフード・オルメルト首相と 全文をよむ
■ オルメルト首相、最終的な和平に関する交渉を希望するとアッバース大統領に強調 2007年08月07日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター、AP】 イスラエルのエフード・オルメルト首相は、昨日パレスチナのマフムード・アッバース大統領とエリコ市で3時間会談し、「近いうちに」パレスチナ国家の建設を目的とする交渉を開始することを希望した。これは最終的な和平合意の調印に対するこれまでで最も明確な言及である。 オルメルト首相は、7年前に第2 全文をよむ
■ エジプト、シナイ半島へのアル=カイーダ分子進出を阻止するためガザ国境への軍増派を希望 【ラーマッラー:ワリード・アワド本紙記者】 イスラエル当局は昨日エジプトのホスニー・ムバーラク大統領がイスラエル政府に対し、28年前に調印された両者間の平和協定に若干の修正を加えたいとの要望を伝えたことを明らかにした。その目的は、シナイ半島の砂漠地域でアル=カイーダ分子を追跡するため、エジプト軍を同地域に展開させるためであるという。 イスラエルのエフード・バラク国防大臣はエジ 全文をよむ
■ ゲーツ米国防長官「イラク情勢は期待外れ、戦略を見直す可能性も」 2007年08月06日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター、AP】 アメリカのロバート・ゲーツ国防長官はイラク政府が大きな進展を得られなかったことに対する失望を表明した。また同長官は、国民和解の実現を目指す法案の採決をイラク議会が行わない場合アメリカ政府は来たる9月半ばにイラクにおける戦略を見直す用意があると警告し、アメリカ軍が真夏の炎天下の中で奮闘している現在イラク議会が夏 全文をよむ
■ トルコ議会においてクルド人議員らと民族主義政党党首が歴史的な握手 2007年08月05日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、MENA】 昨日トルコの新しい議会は、7月22日に行われた議会選挙においてレジェップ・タイップ・エルドアン首相の率いる公正発展党が大勝利を収めてから初めての会合を開き、宣誓式を行った。会合ではクルド人と民族主義者の「歴史的な握手」が実現した。 今回は、クルド人の要求を支持する民主市民党の代表者たちにすべての注目が 全文をよむ
■ イスラエルのテレビ局がアル=カーイダのガザ地区での訓練映像を放送 2007年08月04日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ナザレ:ズハイル・アンドゥラウス記者】 イスラエル・テレビの第2チャンネルは金曜日夕方のニュースの中で、短いドキュメンタリー映像を放映した。同局はその映像が、アル=カーイダ組織の分子がガザ地区でトレーニングや訓練をしている最中に撮影されたものであると主張した。 同テレビ局のアラブ・パレスチナ問題担当のエフード・ヤアー 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、フランスとの軍事・経済協力の継続を確認 ■ フランス首相のエジプト訪問時に共同プロジェクトに調印することに ■ ムバーラク大統領、昨日フランソワ・フィヨン首相、ベルナール・クシュネール外相と会談 ■ フィヨン首相:「エジプトは中東和平の支援において重要な役割を果たす大国」 ■ クシュネール外相:「ムバーラク大統領との会談では様々な危機や火種の収拾策を話し合った」 2007年08月03日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【パリ:ウサ 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、米ライス国務長官・ゲイツ国防長官との会談で:「バグダードへの道はエルサレムを経由する」 ■ シャルム・シェイフ会議でイラクの平和、国土の統一と安定の必要を確認 ■「イスラエル・パレスチナ紛争の終結に向け、二国家共存の解決方針を堅持」 ■「湾岸のいかなる国であれ主権侵害の脅威に晒されれば確実に支援する」 ■イランに対し核不拡散条約の取り決めを遵守するよう要請 2007年08月01日付アハラーム紙(エジプト)HP1面 【シャルム・シェイフ:ム 全文をよむ
■ 穏健派同盟、イランが湾岸諸国に脅威を与えないよう警告 シリアは軍事支援を危険視 ■ ライス国務長官、シャルム・アル=シャイフで穏健派諸国外相と会談、イランの影響力拡大に対抗するため集中的支援 2007年08月01日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【シャルム・アル=シャイフ(エジプト):ロイター、AFP】 アメリカ合衆国、湾岸協力会議諸国およびエジプトの外相は、シャルム・アル=シャイフで昨日火曜日に行った会議の後、外国の脅威にさらされる湾岸の国家 全文をよむ
■ アラブ諸国外相、国際和平会議開催を呼びかけるブッシュ大統領への対応を議論 ■ 湾岸諸国、ヨルダン、アメリカの各国外相会議を本日シャルム・アル=シェイクで開催、エジプトが議長国に 2007年07月31日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 アラブ諸国外相たちは昨日臨時会合を開き、アラブ和平構想実現に向けての努力や9月に国際和平会議の開催を求めているアメリカへの対応、レバノン危機に関して議論を行った。 外相たちは先週イスラエルを訪問したエジプトのアフマド 全文をよむ
■ 米政府がイスラエルへの軍事支援を300億ドルに増額、質的優位を保証 2007年07月30日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター、AP】 アメリカ政府は、イスラエルへの軍事支援を10年間で300億ドル以上に増やすことを決めた一方で、この地域において拡大するイランの影響力に対抗する目的でアラブ湾岸諸国との巨額の軍事契約調印の準備を進めている。 イスラエルのエフード・オルメルト首相はエルサレムで行われた週例閣議で、「先日のアメリカ大 全文をよむ
■ アメリカは対サウジ関係が緊張状態にあることを否定し、大規模な武器取引が行われると公表 2007年07月29日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ワシントン:ポール・ハンドリー】 ホワイトハウスは金曜日、対テロ戦におけるサウジアラビア王国との関係の力強さをあらためて強調したが、これはサウジ政府がイラクにおいて果たしている役割に対し米政府が失望しているとのメディア報道を意識しての発言だった。 ニューヨーク・タイムズ紙は金曜日に、「アメリカ政 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、金永南氏とエジプト・北朝鮮の関係強化について協議 2007年07月27日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 昨日、ホスニー・ムバーラク大統領は朝鮮民主主義人民共和国の金永南・最高人民会議常任委員会委員長を迎え入れた。 今回の訪問は、様々な分野におけるエジプトと北朝鮮の協力関係強化をめざして行われるものであり、両国間の通商の拡大と活性化のほか、両国が共通の関心をもつ国際・地域問題について数多くの話しあいが行われる。 また会談 全文をよむ
■エジプト、ヨルダン両国外相 アラブ和平構想を伝えるためイスラエルを訪問 ■エジプトのアフマド・アブルゲイト外相:「イスラエル高官との協議は良好で前向きな姿勢がうかがえた」 ■イスラエルのシモン・ペレス大統領:「一、二回の会合で和平は実現されない」 2007年07月26日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【占領下エルサレム:マフムード・アル=ヌービー、通信各社】 4月18日にカイロでアラブ和平構想閣僚委員会が発表した声明を実行に移すべく、エジプトの 全文をよむ
■ サルコジ大統領はリビアとの関係を強化へ ■ ライス国務長官、リビアへの早期訪問を希望 2007年07月26日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AP、AFP、ロイター、MENA】 フランスのニコラ・サルコジ大統領は昨日、リビアの子どもたち数百人をエイズ(後天性免疫不全症候群)の原因となるHIVウイルスに感染させたとして起訴されていたパレスチナ人医師とブルガリア人看護師5人が釈放されたことを受けて、リビアの指導者ムアンマル・アル=カッザーフィー大佐と会 全文をよむ
■ イエメン人容疑者2名、サウジアラビアとクウェートがテロ分子をエジプトに派遣したという情報の提供を否認 2007年07月25日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【サナア:UPI】 イエメン人の容疑者2名は昨日、エジプトの情報機関と接触し、イエメン、サウジアラビア、クウェートが戦闘員の訓練を行い、テロ活動のためエジプトに送り込んだことを示す文書をサナアのエジプト大使館に提出したとの容疑を否定した。 アブドゥルアズィーズ・アル=ハトバーニー容疑 全文をよむ
■ ナスルッラー「ヒズブッラーのミサイル、イスラエル全土を射程内に」 ■ シリアはイスラエルの対レバノン戦争に介入する準備をしていた 2007年07月24日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ベイルート:本紙サアド・イリヤース】 ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長は、ヒズブッラーがイスラエル全土を攻撃可能な範囲とするロケット弾を所持していることを明らかにした。ナスルッラー師の声明は、昨夜(月曜日)、衛星テレビ局アル=ジャジーラのインタビュー番組 全文をよむ
■ トルコ総選挙:エルドアンに対する大きな信任 ■ 世俗主義支持者との緊張の増加も 2007年07月23日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 イスラーム主義的な起源をもつトルコ公正発展党(AKP)は、昨日行われた総選挙において世俗主義国家の理念の厳格な実施を支持する諸政党と対決し、圧倒的な勝利を達成した。これによって、実業界を支援する同与党は、経済改革と欧州連合加盟への努力の継続に対する信任を得たことになる。しかし、世俗主義的なエリート層との緊張は増大することになり 全文をよむ
■ サルコジ大統領とブラウン首相が協調姿勢 ダルフール訪問の意向を表明 2007年07月21日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 フランスのニコラ・サルコジ大統領とイギリスのゴードン・ブラウン首相は、就任後初となる会談で、前任者であるジャック・シラク前仏大統領とトニー・ブレア前英首相の関係に特にイラク戦争をめぐって見られた過去の対立に終止符を打ち、両国政府の確固たる協力の時代を築いていくことを約束した。また両首脳は、スーダン西部のダルフール地方への訪問をはじめとする一連 全文をよむ
■ 秋の会談、イスラエルとサウジアラビアの国交正常化を目指す ■ ハーリド・マシュアル政治局長、ブッシュ大統領とオルメルト首相に賭けることの危険性についてアッバース大統領に警告 ■ イスラエル、最終的地位の問題に関する協議を求めるブッシュ大統領の呼びかけを拒否 2007年07月18日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ロンドン:本紙】 外交筋は昨日、「アメリカのジョージ・ブッシュ大統領は、イスラエルと近隣諸国の参加する和平会議を今秋に開催するこ 全文をよむ
■ ブッシュ大統領がライス国務長官を議長とする国際和平会議を呼びかけ ■ パレスチナ人がハマースの側につくことに対して警告 ■ オルメルト首相は侵攻の中止を受け入れず アッバース大統領はハマースと交渉しないことを約束 2007年07月17日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ガザ、ラーマッラー:本紙アシュラフ・アル=ハウル記者、ワリード・アワド記者】 アメリカのジョージ・ブッシュ大統領は月曜日、中東和平プロセスを再生させるために、イスラエルとパレ 全文をよむ
■ 殉教を呼びかけるビン・ラーディンのテープ、古い日付のものか 2007年07月16日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【MENA、UPI、ロイター、AFP】 アメリカのCNNテレビは、イスラーム教徒に殉教を呼びかける「アル=カーイダ」組織の指導者ウサーマ・ビン・ラーディンが写されたビデオの一部を放送した。テープは新しいものと見られるが、最新の問題について触れられていないことから、撮影は古いと見られる。ウサーマ・ビン・ラーディンの写された最近のビデオテープは 全文をよむ
■ 赤新月社がイスラエル・エジプト国境に足止めされたパレスチナ人を援助 ■ ブッシュ大統領、パレスチナ・イスラエル二国樹立計画の履行をあらためて強調 2007年07月16日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 エジプト赤新月社は、アリーシュ空港に足止めされている108人のパレスチナ人に対し、暖かい食事の提供を含む食糧援助を行った。 エジプト赤新月社は総裁を務めるスザンヌ・ムバーラク大統領夫人からの指示に基づき、ラファハ通行所閉鎖の影響で同空港での足止めを余儀 全文をよむ
■ イランとバハレーン、外交的緊張をほぐすため外相会談 2007年07月15日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター、AP】 イランの「カイハーン」紙上において、バハレーンはイランの県でありイランに返還されなければならないとの社説が掲載された問題により外交的な緊張が懸念されていたが、昨日イラン政府とバハレーン政府は緊張の糸をほぐすため動き出した。 バハレーンを訪問中のイランのマヌーチェフル・モッタキー外相はバハレーンのハーリド・ビン 全文をよむ
■今月イラクで殺されたエジプト人の8遺体を発見 ■アメリカ、イラク軍とイラク警察の一部に宗派主義があると認める 2007年07月15日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【バグダード:ムハンマド・ムハンマド・アル=アンワル、諸通信社】 観測筋は武装民兵に殺害された身元不明者を含むエジプト人8人の遺体が今月になって発見されたことを確認した。 情報筋によると、遺体はバグダードの検死局に安置されており、そのうち三体の身元が判明している。二体はカーズィ 全文をよむ
■ヨルダン国王とオルメルト首相、アッバース大統領の支援策について秘密会談 ■イスラエル、ガザ空港制圧 ■ファイヤード首相、内閣総辞職へ 2007年07月14日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ:アシュラフ・アブルホウル】 イスラエルのエフード・オルメルト首相は先週の水曜日ヨルダンを内密に訪問し、アブドゥッラー2世ヨルダン国王と会談した。 イスラエルのハアレツ紙が報じたところによると会談では、6月15日のハマースによるガザ地区制圧の影響 全文をよむ
■米政府、エジプトへの援助に条件を課すことへの反対を表明 ■米議会議員たち、中東地域の安定化に果たすムバーラク大統領の重大な役割を賞賛 2007年07月12日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン:ホダー・タウフィーク、アースィム・アブドゥルハーリク】 ロバート・ゲーツ米国防長官は、対エジプト援助法案に米下院が挿入した諸条件を、政府として高官レベルで拒否すると断言した。 ゲーツ長官は昨日ワシントンで行われた会談でエジプトのアフマド・ 全文をよむ
■ 2000億ドルの援助と引き換えにしてもエジプトは国内問題への干渉を受け入れず ■ アブルゲイト外相:「チェイニー副大統領とライス国務長官はエジプトの立場を理解」「米議員たちも援助制限の可能性はないとしている」 ■ 「ガザで起きたことはハマースによる軍事クーデター、エジプトはパレスチナの合法政権を支持する」 2007年07月11日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン:アーシム・アブドゥルハーリク】 エジプトはアメリカから得ている援助につ 全文をよむ
■ アル=カーイダ、イランおよびイランと協力するアラブ諸国に対して攻撃の警告 ■ 一斉取り締まりでバグダードのサドル派指導者も逮捕 ■ 1週間でアメリカ軍兵士29人死亡 ■ 米軍司令官、戦争は数十年つづくと予測 2007年07月10日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【バグダード:ディヤーウ・アル=サーマッラーイー】 アル=カーイダ組織とつながりのあるイラク・イスラーム国家のアブー・ウマル・アル=バグダーディー指導者は、イランに対して、2ヶ月 全文をよむ
■ 日本、イラクでの航空自衛隊任期を1年延長 2007年07月10日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【東京:ロイター】 塩崎恭久内閣官房長官は、火曜、日本政府は、航空自衛隊がイラクで行っている支援任務を2008年7月31日まで延長する事を決定したと述べた。 昨年日本は、2年以上にわたりイラクでの非戦闘任務にあたってきた600名の陸上自衛隊を引き上げたが、航空自衛隊200名が、駐イラク米軍への輸送経路を提供するためクウェイトに残っていた。2年間 全文をよむ
■ ついにやつらが認めた…やはり石油だと 2007年07月08日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【アブドゥルバーリー・アトゥワーン編集長】 17年前我々が、アメリカが50万人以上の兵士をアラビア半島に派遣したのはクウェイトの解放を目的としたものではなく、クウェイトに埋蔵が確認されている原油や油井の支配を狙った行動であると強調した際、イラクの独裁体制とそれがクウェイトという弱小アラブ国家を占領したことを支持するものだとの批判を受けた。また4年前我々がアメリ 全文をよむ
■ イラクからの撤退を急ぐよう共和党内部からブッシュ大統領に圧力 2007年07月07日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ワシントン:ヒシャーム・ムルヒム】 アメリカ政府および議会の共和党員らは、イラク駐留米軍のデイヴィッド・ペトレイアス司令官が9月初めに提出する、部隊増強後の軍事情勢に関する第1回目の報告書を、募る不安を抱えながら待ち受けている。党内に動揺が広がり、イラク戦争に対するブッシュ大統領の政策への反抗まで起きるなか、大統領選挙のための第1回党内 全文をよむ
■ マアリブでの襲撃事件への関与が疑われるエジプト人がイエメンで殺害される 2007年07月06日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【サヌア:AFP(フランス通信)】 イエメン警察の情報筋は昨日、首都サヌアでエジプト人一名を殺害したと公表した。このエジプト人はサヌアの東方に位置するマアリブで月曜日に起きたスペイン人観光客を狙った襲撃事件への関与が疑われ、警察が逮捕しようと試みた際に殺害されたものである。また彼の自宅を急襲中、警官隊のうち2名が負傷した。 全文をよむ
■ リブニ外相、パリでモロッコ外相と会談「アラブ穏健派とイスラエルには共通の利害」 2007年07月05日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 イスラエルのツィピ・リブニ外相とモロッコのムハンマド・ベンイーサー外相が、パリのホテルで4年ぶりに会談した。リブニ外相は、「我々イスラエルとアラブ穏健派には共通の利害がある。我々は共通の懸念を抱いており、同じ脅威に直面している。それゆえに、共に前進することのできるようなプロセスを見出したいのだ」と述べた。 リブニ外相は 全文をよむ
■ BBCのアラン・ジョンストン記者が解放される ■ ガザで拘束されてから14週間 2007年07月05日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ‐アシュラフ・アブルホウル、レバノン‐アブドゥッラフマーン・アル=サイイド】 昨日、イギリスのBBC放送局のアラン・ジョンストン記者が、同氏を3月12日に拘束した武装集団「イスラーム軍」とハマースとの間で合意が成立した後、解放された。ジョンストン記者は拘束期間について詳しく述べ、最悪の14週間と表現し、「まる 全文をよむ
■ ムバーラク大統領:「アフリカ統一には正しい方法論と強固な基盤に則った共同作 業が求められる」 ■ 大統領、アクラでのAU首脳会談で:「エジプトはアフリカの将来はアフリカの人々の手の内にあると強く信じている。地域連合は我々の経済的な統一強化の出発点である」 ■ 「ダルフールやスーダンにおける和平の達成、そしてソマリアにおける和解への努力を継続する」 ■ 会談ではアフリカ連邦政府の設置、紛争問題、治安実現の方法について議論 2007年07月02日付ア 全文をよむ
■ イギリス国内で逮捕、家宅捜索 ■ ブラウン首相「アル=カーイダ」の関与を示唆 2007年07月02日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 ロンドンとグラスゴー空港で金曜と土曜に起きた3つの攻撃未遂事件に関する捜査は「極めて迅速に」行われているとロンドン警視庁テロリスト対策本部のピーター・クラーク部長が発表するなか、ロンドン警視庁は昨日、グラスゴー近郊のペイズリーの病院の付近で不審な乗用車を爆破した。同病院では、グラスゴー空港に対する乗用車による攻撃未遂事件の実行者 全文をよむ
■ グラスゴーでの「テロ」を受けイギリスは警戒度を最高レベルに 2007年07月01日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AP、ロイター、AFP、UPI】 「チェロキー」タイプのジープが炎上しながらスコットランドのグラスゴー空港の正門に突入するという「テロ事件」が発生した数時間後、イギリス当局は治安警戒レベルを近いうちに国内でテロ攻撃が発生する危険性を示す最高レベルの「危機的」に引き上げた。 問題のジープを運転していた2人は即座に逮捕されたが、う 全文をよむ
■ムバーラク大統領、明日のアクラ・サミットにてアフリカの諸紛争に対するエジプトの見解を提起 ■各国首脳、AU移行政府の組織と民主化について協議 2007年06月30日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 明日、ガーナの首都アクラでアフリカ連盟(AU)の第9回首脳会議が開幕する。首脳会議にはムバーラク大統領とアフリカの53か国の首脳や外相、高官にくわえ、アラブ連盟と国連の代表やその他の国際監視員らが出席する。 開会式後の第一セッションでムバーラク大統領は、アフ 全文をよむ
■ サウジ国王、エジプトの後ヨルダンを訪問 ■ 「レバノン人にとって対話は避けられない」 2007年06月28日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 エジプトとヨルダンのそれぞれで昨日協議を行ったサウジアラビア国王アブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズは、レバノンの諸勢力に会合と対話を呼びかけ、エジプト政府とサウジ政府は、レバノンとパレスチナの問題に関して話し合いを開始するための「政治的協議の体制」について合意した。 ■ 歴史的歓迎 サウジ国 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、サウジアラビア国王との協議を終え、イエメンと首脳会談 ■ エジプト大統領とイエメン大統領はともにパレスチナにおける和平回復を望む 2007年06月28日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ホスニー・ムバーラク大統領と、イエメンのアリー・アブドゥッラー・サーリフ大統領は昨日の協議で、パレスチナにおける和平回復を望む姿勢をはっきりと示し、パレスチナでの事態収拾のため、継続して協議と調整を行うことで合意した。 エジプト大統領府報道官のス 全文をよむ
■ シャルム・アル=シャイフのサミットで、和平プロセス再開の雰囲気醸成について検討 ■ ムバーラク大統領:「協議ではパレスチナ合法政権への支援およびガザ地区と西岸地区の領土的一体性について、見解の一致がみられた」 ■ ヨルダンのアブドゥッラー国王、アッバース大統領、オルメルト首相との4者会談を終えてムバーラク大統領:「話し合いを通じたパレスチナの立場の統一と双方の暴力行為の終結が必要だ」と発言 ■ 「中東和平への道を切り開いたエジプトは、今後も地域の安定に向けた努力を継続する」 全文をよむ
■ UNIFILに対する攻撃に各国が非難声明 ■ ライス国務長官、レバノンに対する「威嚇行為」をやめるようシリアに警告 【パリ:サミール・トゥワイニー】 【その他各国の首都:諸通信社】 アメリカ、フランス、イタリア、エジプト、シリア、イスラエルの各国政府は、スペイン部隊から6人の死者を出した、レバノン南部で昨日発生した国連レバノン暫定軍に対する攻撃を非難した。アメリカのコンドリーザ・ライス国務長官はシリアがレバノン国民に対する「威嚇」を継続することに対して警告を行っ 全文をよむ
■ パレスチナ自治評議会のハサン・フライシャ副議長に対しヨルダン政府が入国拒否 2007年06月24日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 ヨルダン政府は金曜、パレスチナ自治評議会のハサン・フライシャ副議長がアレンビー橋を通過しヨルダンに入国することを拒否した。 ハマースの支援を受けてパレスチナ自治評議会議員選挙に当選した同副議長は独立系のパレスチナ通信社「マアン」に対し、「私は欧州議会の会合に参加するためブリュッセルに向かうべくヨルダンに入ろうとしたのだが、 全文をよむ
■ ライス長官、セニョーラ首相とレバノンの改革やと過激主義との闘いについて協議へ 2007年06月23日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 米国務省のショーン・マコーマック報道官は、コンドリーザ・ライス国務省長官が今日、フランスのベルナール・クシュネル外相が呼びかけたスーダンのダルフール地方問題に関する国際会議に参加するためパリに向かうことを明らかにした。 パリに滞在中、ライス長官は月曜日にレバノンのフアード・アル=セニョーラ首相と会談する予定とのことである 全文をよむ
■ ハマースへの対抗とアッバース大統領支援のため、パレスチナ・イスラエル・ヨルダン・エジプトがシャルム・アル=シャイフで首脳会談 ■ ダフラーン氏、ガザ地区の異常事態に対処する決定を約束 ■ エジプトのムスリム同胞団はハマース非難を拒否 2007年06月22日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ラーマッラー、ガザ、ナザレ:本紙ズハイル・アンドラウス、ワリード・アワド、アシュラフ・アル=ハウル記者】 パレスチナのマフムード・アッバース大統領とイスラ 全文をよむ
■ エジプト、外交使節団の本部をガザからラーマッラーに移転 ■ ライス米国務長官:「パレスチナ国民の分断を拒否し、パレスチナ統一国家の建設を進める」 2007年06月20日付アハラーム紙(エジプト)HP1面 エジプトは駐パレスチナ・エジプト大使と外交使節団とをガザからラーマッラーに移動させ、エジプト代表部をラーマッラーに置くと決定した。アフマド・アブルゲイト外務大臣が昨日この決定を発表し、数日以内に実行に移される。 アブルゲイト外相はパレスチナ自治政府のサ 全文をよむ
■ EUおよびアメリカ、パレスチナ自治政府への援助再開 ■ ブッシュ大統領、米政府からアッバース大統領への支援を確認 ■ イスラエルのリヴニ外相も新政府へ6億ドルの援助を約束 ■ 非常事態政府が第一回閣議を開催、治安実現とガザ地区との一体化を約束 ■ オルメルト首相:「穏健なパレスチナ政府と協議に戻る」 2007年06月19日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ、ニューヨーク:通信各社】 EUは昨日、マフムード・アッバース大統領が発足させ 全文をよむ
■ アラブ諸国外相がアッバース大統領支援の手段を協議 2007年06月15日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 エジプトは14日木曜日、アラブ諸国の外相らが15日金曜日夜に緊急の会議を開き、パレスチナ自治政府とマフムード・アッバース大統領を支援する方法について協議を行う予定であると発表した。ガザ地区の主要な治安拠点がハマースの支配下に置かれたため、パレスチナにおいてアッバース大統領は困難な立場に立たされている。 エジプトのアフマド・アブルゲイト外相は、ア 全文をよむ
■ エジプトのスライマーン情報長官、抗争停止に向けアッバース大統領およびマシュアル政治局長と接触 ■ カイロで開かれる和解会談の全容、来週には具体化 2007年06月14日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 エジプトはガザ地区で続く内部抗争に歯止めをかけるため、パレスチナ諸勢力との集中的な連絡協議を継続すると同時に、カイロでパレスチナ国民和解のための包括的な会談を開催するに備え、残るパレスチナ諸派との個別協議も進めた。 責任ある筋が本紙のターリク・ハサ 全文をよむ
■ ムバーラク大統領とアブドゥッラー2世国王、パレスチナ人同士の戦闘の即時停止を求める ■ 激しい衝突でパレスチナ人128名が死傷、ファタハは政権からの離脱を警告 ■ パレスチナ大統領府はハマース指導部によるクーデター計画だと非難 ■ アブルゲイト外相とハティーブ外相はエジプト・ヨルダン首脳会談後に、イスラエルが支払いを凍結している財源をパレスチナ側が受け取る権利に応じるよう、イスラエルに要求 2007年06月13日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 昨日、 全文をよむ
■ クウェート「アメリカがイランを攻撃するためにクウェートの領土を使用することを許可せず」 2007年06月13日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【クウェート:ロイター】 クウェートは昨日月曜日、イラン政府の核開発プログラムをめぐる対立が高まった場合に、同盟国であるアメリカ合衆国が隣国イランを攻撃するためにクウェートの領土を使用することは認めないと述べた。この公式発表は、アメリカが指揮したイラク侵攻の発進基地となったクウェートの国内で、湾岸地域における 全文をよむ
■ イスラエル・アメリカ空軍が共同軍事演習 オルメルト首相、ガザ地区での軍事作戦を続行 2007年06月11日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ラーマッラー:ムハンマド・ハウワーシュ、諸通信社】 ガザ地区のキスフィム通行所にあるイスラエル軍拠点に対してパレスチナ人活動家らが突入し、イスラエル兵を捕虜にすることを試みたことを受けて、イスラエル軍戦闘機による空爆がガザ地内のこれら活動家の拠点数ヶ所に対して行われた。また、ネゲブ砂漠において、米国とイスラエルの空 全文をよむ
■ アメリカ、イラクへの長期駐留維持を検討 ■ バグダードとティクリートの暴力行為でイラク人26人が死亡、77人が負傷 2007年06月11日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【バグダード:ムハンマド・アル=アンワル、ワシントン:通信各社】 アメリカの「ワシントン・ポスト」紙は昨日、占領との印象を持たれないような米軍のイラク長期駐留の編成を現在アメリカが検討していると報じた。 同紙は米軍筋の情報として、イラク新戦略が来年の半ばまでに始められ、 全文をよむ
■ プーチン大統領がアメリカに対しトルコかイラクにミサイル迎撃システムを展開するよう提案 2007年06月10日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ハイリゲンダム(ドイツ):AFP】 ロシアのウラジミール・プーチン大統領は、アメリカはNATOの一員であるトルコ、またはイラクにミサイル迎撃システムを配備するよう検討するべきだと語った。 プーチン大統領は記者会見に際し、アメリカは上記2国における迎撃ミサイルの配備を検討するべきだと述べ、迎撃ミサイルを 全文をよむ
■ パレスチナ人活動家がガザ地区の境界線を越えてキスフィム通行所のイスラエル軍拠点に侵入 2007年06月10日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ロイター、AFP、UPI】 パレスチナ人の活動家らがガザ地区からイスラエル領土に潜入し、ガザ地区との境界線のキスフィム通行所にあるイスラエル軍の拠点に突入したことから戦闘が勃発し、攻撃したパレスチナ人側の1名が死亡した。パレスチナ人活動家によるこのような攻撃は、イスラエル軍兵士ギラード・シャリットが捕虜となった2 全文をよむ
■ イスラエル国内報道:オルメルト首相、和平の代わりにゴラン高原から撤退の意向 2007年06月09日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 イスラエルの政府およびメディアはこのところ日ごとに、イスラエルの政策において和平と戦争の両面でシリア問題の占める位置が重要になってきていることを明らかにしつつある。先週にはゴラン高原方面の前線で武力紛争が発生する可能性に備えて、司令部および実戦レベルでの包括的な軍事演習が行われ、アメリカ政府がイスラエル政府に対して地域レベルの問題に影 全文をよむ
■ ネタニヤフ元首相「シリアは和平会談でゴラン高原の一部を放棄した」 2007年06月08日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ダマスカス、占領地エルサレム:AFP】 イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ元首相は昨日木曜日、「90年代に行われた秘密和平会談で、シリアのハーフィズ・アル=アサド前大統領は占領下のゴラン高原の一部をイスラエルの支配下にとどめておく用意があると発言した」と語った。 ネタニヤフ元首相はイスラエルの民間ラジオ局100FMに 全文をよむ
■ オルメルト首相、ゴラン高原撤退の戦略的見返りを確認するためシリア政府と内密に連絡か 2007年06月06日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ナザレ:本紙ズハイル・アンドラウス】 イスラエルの政界筋は、「イスラエルとシリアが合意に達してイスラエルがゴラン高原から撤退した場合、シリアがイスラエルに与える戦略的な見返りについて、エフード・オルメルト首相は第三者を通して、シリア政府と内密に連絡をとっている」と述べた。またハアレツ紙は昨日、「イスラエル占領軍 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、占領地での事態悪化に歯止めをかけ、沈静化に向けたエジプトの努力に呼応するようイスラエルに要求 ■ アブルゲイト外相:「東エルサレムはパレスチナ国家の首都である」 ■ アッバース大統領、明日オルメルト首相と会談 ■ 今月中に中東和平4者会合 2007年06月06日付アル・アハラーム紙(エジプト) HP1面 ホスニー・ムバーラク大統領は、現在占領地で引き起こされている事態悪化に歯止めをかけ、沈静化に向けたエジプトの努力に呼応し、和平プロセスの停 全文をよむ
■ トルコ政府、イランとシリアに密輸武器の詳細情報を求める 2007年06月02日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【MENA】 トルコ外務省筋は昨日、イランとシリア両国に対する要求の覚書を準備中であると述べた。この要求は、5月25日にトルコ東部のビンギョル県においてテロ事件に遭遇した貨物輸送列車のコンテナの一つから押収された積荷の武器についての詳細情報を求めるものである。 トルコの「ミリイェト紙」によれば、まずコンテナの検査を行っていなかった関 全文をよむ
■ 40周年を控えペレス元首相:「イスラエルは6月戦争の結果を新たな戦争勃発の阻止に活用できず」 2007年06月01日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【テルアビブ:通信各社】 1967年の6月戦争(第三次中東戦争)40周年を間近に控え、イスラエルのシモン・ペレス元首相は、この戦争が中東全域に及ぶ過ちをもたらしたと告白した。ペレス元首相は、「もしもイスラエル政府が“勝利”と呼ばれたこの戦争の成果を活用して和平協定を締結できていたならば、この地域におけるそ 全文をよむ
ライス米国務長官、イランの核計画停止に向け、安全保障理事会によらない手段を講じるとしてテヘランを脅迫 シリアとの協議についてイスラエルにも警告、パレスチナ国家建設が必須であると断言 2007年05月31日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ポツダム、ワシントン:通信各社】 昨日、ドイツでのG8外相会議を数時間後に控えた米国務省のコンドリーザ・ライス長官は、イランの核計画停止に向け、安全保障理事会によらない何らかの手段を講じるとしてテヘランを脅迫 全文をよむ
■ ブッシュ大統領、スーダンに対する新たな制裁を発表 スーダン政府側は圧力には屈しないと強調 ■ エジプトは制裁を批判 中国は制裁がダルフール危機を一層複雑化させると警告 2007年05月30日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ハルトゥーム:カマール・バヒート】 アメリカのジョージ・ブッシュ大統領は昨日火曜日、ダルフール地域での暴力行為の継続を理由に、スーダンに対して新たな制裁を行うことを発表し、スーダン政府が所有する31企業との取引を禁止する経済 全文をよむ
■ アメリカはイラクから、そして中東全域から撤退するか? 2007年05月30日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【イサーム・ナアマーン博士】 27年の不和と断絶の後、アメリカ合衆国とイラン・イスラム共和国の代表がバグダードで会合を持った。アメリカが世界の超大国であるのに対し、イランは中東で少々重要な国に過ぎない。しかし、超大国が必ずしも最大の影響力を持つとは限らない。なぜなら、合衆国は世界各地で、経済的損失を伴う政治的、軍事的重荷を負っており、これらが合 全文をよむ
■ハマース代表団が本日カイロに到着 ■ファタハはエジプトに新たな和解合意の監視を訴える模様 ■エジプトのアブルゲイト外務大臣はイスラエルの対ガザ軍事行動を批判するとともに、パレスチナのミサイル発射の停止を要求 2007年05月29日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 本日、ムーサ・アブー・マルズーク政治局副局長率いるハマースの代表団がカイロに到着する。これはガザでの内乱終結の方策についてエジプトの担当者たちと話し合うため、エジプトがパレスチナの5グループを招待し 全文をよむ
■ アメリカとイランの歴史的協議が氷を溶かす 議題はイラク問題に限定 ■ ギーラーニー・モスク付近でトラック爆破、数十人が犠牲に 2007年05月29日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【バグダード:本紙】 イランとアメリカの直接公式協議が昨日、およそ30年ぶりにイラクのヌーリー・アル=マーリキー首相の官邸において、マーリキー首相の同席のもとで行われた。 双方は協議が前向きなものであったという点で一致し、1ヶ月以内に次回協議が開催される可 全文をよむ
■ アメリカのNGO報告:「米軍の侵攻がイラクをアフリカの最貧国レベルに失墜させた」 ■ 「囚人の数はサッダーム時代の6倍、年間2万人が失踪」 2007年05月28日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン:アースィム・アブドゥルハーリク、バグダード:通信各社】 アメリカのNGOによる特別報告はイラクにおける人権状況の暗黒面を描き出し、アメリカ軍のイラク侵攻以来、人権状況は深刻に悪化したと強調した。 イラク戦争反対派の複数の非政府組織が 全文をよむ
■ ダルフール平和維持部隊のエジプト人将校が殉職 ■ 武装勢力が自宅を襲撃し殺害 【ハルトゥーム:通信各社】 ダルフールに派遣されているアフリカ連盟(AU)の平和維持部隊に参加していたエジプト軍事監視団のイーハーブ・アフマド大佐が、北ダルフール州都ファーシルの自宅を武装集団に襲撃されて死亡した。 外務省の担当筋が明らかにしたところによると、国連とAUは昨日、在ハルトゥームのエジプト大使館にイーハーブ・アフマド大佐の殉職を報告し、事件の詳細とこの恥ずべきあから 全文をよむ
■ イスラエル内部からの証言:「67年戦争は非合法性だとする警告をイスラエルは無視した」 【ロンドン、通信各社】 1967年の6月戦争(第三次中東戦争)の40周年記念日が迫る中、イギリスの『インディペンデント』紙は、イスラエルは6月戦争が合法でないと知っており、またパレスチナの領土にイスラエルの入植地を建設することは国際法に抵触するという警告を戦後に受けとっていたことが確認できる秘密メモの存在を暴露した。 『インディペンデント』紙の記事は、メモの書き手で当時イスラエ 全文をよむ
■ イスラエルが西岸地区のハマース指導者33名を拘束 ■ ハニーヤ首相の顧問がカッサーム・ロケット弾発射の停止を要求 ■ 被拘束者の中には教育相や議員、自治体の首長も 2007年05月25日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ラーマッラー、ナザレ:本紙ズハイル・アンドラウス、ワリード・アワド】 パレスチナ自治政府のイスマーイール・ハニーヤ首相の政治顧問であるアフマド・ユースフ博士は木曜夜、パレスチナ抵抗運動側からヘブライ国家南部へのロケット弾発射 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、ソラナ代表とレバノン、パレスチナの情勢について協議 ■ ソラナ代表:「この会談は中東の最新情勢に関する明確なビジョンの形成に寄与した」 ■ パレスチナ・イスラエル双方からの要請にこたえ、ラファハ通行所のEUによる監視を続行 2007年05月24日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ホスニー・ムバーラク大統領は昨日、中東歴訪の一環としてカイロを訪問したハビエル・ソラナEU共通外交・安全保障政策上級代表を迎えた。会談後にソラナ代表は「ムバーラ 全文をよむ
■ レバノンとガザ地区の情勢、四者協議の主要な議題に 2007年05月24日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ベルリン:AFP】 ドイツ外務省のニース・ビットナー報道官によれば、中東での暴力行為が増大している今、中東問題の調停にあたっている四者(欧州連合、アメリカ合衆国、ロシア、国際連合)による会議が、5月30日にベルリンで開催される予定である。 ビットナー報道官は記者会見で、その四者協議に潘基文国連事務総長が参加すると述べた。さらに、ガザ地 全文をよむ
■ムバーラク大統領、エルサルバドル大統領と二国間関係の進展について協議 ■AUのコナリ代表、ムバーラク大統領との会談後:「AUはソマリアとダルフールの両危機が慢性化する事態を危惧する」 2007年05月22日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ホスニー・ムバーラク大統領は昨日午前、初めてエジプトを訪問し三日間滞在するエルサルバドルのエリアス・アントニオ・サカ大統領と会談した。パワー・ブレックファストをはさんで続けられた協議では、いくつもの地域問題や国際問題について 全文をよむ
■ エジプトの外交努力でハマース、ファタハ双方による計30人の拉致者が解放 ■ イスラエルのガザ空爆により11人死亡 ■ イスラエル政府は広範囲の陸上侵攻を当面は回避、しかし軍事作戦の強化を決定 2007年05月21日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ、占領下エルサレム:通信各社】 ファタハとハマース間の停戦合意を定着させるために合意内容の履行を監視する委員会を通じてエジプトが行ってきた外交努力が功を奏し、両組織が互いに拉致していた計30人の各 全文をよむ
■ ガザに4度の空爆 ■ ペレツ国防相、ハマースに対する軍事行動の継続を強調 ■ イスラエル政府、ミサイル発射地点に対する攻撃強化を検討 ■ ファタハとハマース、停戦及び武装勢力の街路からの撤退で五度目の合意 【ガザ、占領下エルサレム、通信各社】 昨日、イスラエルはガザ市に対する集中的な空爆と砲撃を行った。同じ頃、イスラエルのアミール・ペレツ国防相は、イスラエル各地に対するパレスチナのミサイル弾発射がたとえ停止されても、ガザのハマースやパレスチナ諸勢力に対する戦争 全文をよむ
■ イスラエルのガザ地区への攻撃は継続 ■ エジプトの仲介により内部衝突は沈静化 2007年05月20日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ラーマッラー:ムハンマド・ハウワーシュ】 ガザ地区においてイスラム抵抗運動ハマースとファタハの間の抗争が再発して以来最も真剣な一歩と評される動きとして、エジプトの治安当局代表団の後援の下でエジプト大使館において両勢力の会議が開かれ、この会議において両勢力の代表団は、午後3時までにはバリケードを撤去し武装者を撤退させ 全文をよむ
■ イスラエルがガザ地区への波状攻撃を準備 内部衝突に指導層の統制効かず 2007年05月19日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 イスラーム抵抗運動ハマースの拠点に対するイスラエル空軍の爆撃は昨日も続き、ガザ地区で12人の死者を出した。たびかさなる停戦への呼びかけや、マフムード・アッバース大統領、イスマーイール・ハニーヤ首相、ハマースのハーリド・マシュアル政治局長の間で行われている連絡協議にもかかわらず、ガザ地区ではハマースの支持者とファタハ系のパレスチナ治安部隊の間 全文をよむ
■ イスラエルへ密入国を試みたスーダン人が撃たれ負傷 2007年05月18日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【アル=アリーシュ(エジプト):AFP】 エジプトの治安筋によれば昨日、エジプトとガザ地区の境界線に配備されているエジプトの警察部隊の発砲により、スーダン人の青年が撃たれて負傷した。青年がイスラエルへの密入国を試みた際のことであった。 エジプト・イスラエル国境の治安関係者は、スーダン南部出身の青年フランコ・マルシェロ(26歳)が腕を撃 全文をよむ
■ 挙国一致内閣、ガザの交戦で分裂 ■ イスラエルは爆撃と扇動の油を注ぐ 2007年05月17日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 パレスチナの「合意」とメッカ合意から生まれた「挙国一致」内閣は「合意」と「一致」の当事者であるイスラーム抵抗運動ハマースとファタハの戦闘によって崩壊した。双方の支持者がガザ市の通りや民家や住宅を蹂躙し、住民の生命や苦しみを何ら気遣うことなく周囲を戦場と化さしめている。双方がメッカ合意によって決められたすべてのレッドラ 全文をよむ
■ ムバーラク大統領とチェイニー副大統領、和平プロセス推進と湾岸安全保障を協議 ■ ムバーラク大統領:「パレスチナ問題の膠着状態を打破することこそが、地域の諸危機を解決する鍵である」 2007年05月14日付 アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 エジプトのホスニー・ムバーラク大統領は昨日正午、アメリカのディック・チェイニー副大統領と和平プロセス推進への努力やイラク安定化の方法など、中東地域の諸課題について協議した。 会談は2者のみで行われ、それに続いたパワ 全文をよむ
■ 3つの進展が会談を並々ならないものとする ■ ヨルダン国王、本日パレスチナ大統領と会談 【ラーマッラー:ムハンマド・ハウワーシュ、アンマン:ウマル・アッサーフ】 会談の内容については沈黙を守る中で、ヨルダンのアブドゥッラー2世国王は本日ラーマッラーでパレスチナのマフムード・アッバース大統領と会談し、パレスチナ問題の進展、和平問題とパレスチナ政府に対する国際社会の封鎖の解除の可能性について話し合う。訪問は1時間半にわたり、国王がアンマンに向かう前には昼食会が予定されて 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、イスラエルのリヴニ外相とアラブ和平提案に対するイスラエルの立場を協議 ■ アブルゲイト外相:「アラブ諸国は関連各方面の代理としてイスラエルと交渉するつもりはない」 ■ リヴニ外相はエジプトの担う中心的役割を強調 ■ ヨルダンのハティーブ外相はパレスチナ国家の樹立が最終目標だと明言 2007年05月11日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ホスニー・ムバーラク大統領は昨日、イスラエルのリヴニ筆頭副首相兼外務大臣と中東和平プロセス再生の 全文をよむ
■ 今日カイロで和平努力推進のための会議にアブルゲイト・エジプト外相、ハティーブ・ヨルダン外相、リブニ・イスラエル外相が参加 2007年05月10日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 今日の午後、エジプト、ヨルダン、イスラエルの外務大臣が出席する和平プロセス推進に向けた努力を議論するための三者会談が、カイロで行われる。ヨルダン外相アブドゥルイラーハ・アル=ハティーブも出席するこの三者会談が開かれるのを前に、今朝カイロに到着するイスラエルのリブニ外相を、ホスニー・ムバー 全文をよむ
■ チェイニー副大統領、イラクを危険地帯とみなす ■ アルビルで爆発、クルディスタンの安全性にヒビ 2007年05月10日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 ディック・チェイニー米副大統領は中東歴訪の出発点として急遽バグダードに到着した。同氏はイラクが依然として危険地帯であることを確認した。首都バグダードのグリーンゾーンでは、チェイニー副大統領が滞在していた米大使館付近で迫撃砲弾が落下し、大使館の窓は激しく揺れた。またクルド自治区の首府アルビルの内務省庁舎前で爆弾を 全文をよむ
■ アメリカ政府、イラク駐留軍に兵士35,000人を増派 ■ クーファでの爆発、100名以上の死傷者を出す ■ 治安の理由からグリーン・ゾーンを閉鎖 30体の遺体発見 2007年05月09日付クドゥス・アラビー紙(ロンドン)HP1面 【バグダード:クドゥス・アラビー】 アメリカ国防総省は昨日、最近開始された治安計画を確実に実行するため、兵士35,000人からなる10個旅団に対して今年中にイラク国内に展開するよう命令を下したことを発表した。 アメ 全文をよむ
■ エジプト、リビア、チャドの首脳がダルフール問題解決に向けて三者会談 ■ エジプト大統領、スーダンにおける包括的な和解実現と緊張解消の必要性を強調 ■ 会談後に大統領府報道官:「スーダン大統領がダルフール危機解決に寄せる努力の真摯さと約束履行の姿勢をムバーラク大統領が保証」 ■ エジプト・リビア首脳会談では移民労働者問題と二国間関係が議題に 2007年05月09日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【トリポリ:サイード・アル=ガリーブ】 ダルフ 全文をよむ
■本日、トリポリにてエジプト・リビア首脳会談 ■ムバーラク大統領とカッザーフィー大佐、ダルフールおよびソマリアの状況と二国間関係について協議 2007年05月08日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【トリポリ:本紙特派員】 ホスニー・ムバーラク大統領は今日、リビア革命の指導者であるムアンマル・カッザーフィー大佐との会談のため、高官レベルの使節団を率いて、トリポリの地へ赴く。 本紙特派員が得た情報では、協議はアフリカの最新情勢を取り上げる予定で 全文をよむ
■ ムバーラク大統領とアリエフ大統領 エジプト=アゼルバイジャン関係強化で合意 ■ 9つの相互協力協定に調印 ■ エジプト輸出用のカザフスタン産小麦の貯蔵庫をアゼルバイジャンに建設 2007年05月07日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ムバーラク大統領はアゼルバイジャンのイルハーム・アリエフ大統領との二者会談を昨日大統領府で行った。会談内容は中東、中央アジア、そしてコーカサスの地域状況に関する相互の見解の交換に加え、様々な分野に関するエジプト=アゼルバイジャ 全文をよむ
■ フランス大統領選、本日決戦投票 ■ エリゼ宮殿の新世代 2007年05月06日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 勝敗の行方を決定づける今日のフランス本国での投票を控え、カナダ北東に浮かぶ2つの小さな島において昨日、右派のニコラ・サルコジ候補(52歳)と社会党のセゴレーヌ・ロワイヤル候補(53歳)の間でフランス大統領選決戦投票の第1回投票が行われた。 決選投票は時差を考慮して行われ、昨日から複数の海外領土やアメリカ大陸の諸国のフランス領事館で約100 全文をよむ
■ ハニーヤ首相、アラブ諸国に当然の支払いを要求:「我々は乞食ではない。あなた方の尊厳を守っているのだ」 【ガザ:本紙アシュラフ・アル=ホウル記者】 パレスチナのイスマーイール・ハニーヤ首相は金曜、「パレスチナ人民は玄関口に立つ乞食ではない」と、鋭い語気でパレスチナ自治政府への遅れている金銭の支払いをアラブ諸国に要求した。 封鎖を破り、パレスチナ側に立つよう呼びかけることをこれまで常としてきたハニーヤ首相が、アラブの各国や指導層にこうした強いメッセージを送るのは 全文をよむ
■ イラク国際会議、相反する要求の調整に尽力 ■ ライス長官とモッタキー外相の会談は「都合」つかず 2007年05月05日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【カイロ:ジャマール・ファフミー、諸通信社】 「イラクのための国際会議」という名前の下にアメリカ政府の後援によって開かれ、国際的なデモンストレーションの様相を呈した政治的「ウカーズ市場」[※訳注:イスラーム以前のアラビア半島で開かれていた市場。詩人たちが集まり腕を競ったと言われる。]は昨日幕を閉じた。 全文をよむ
■ パレスチナ自治政府閣僚、シェンゲン加盟地域から強制退去 2007年05月05日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ブリュッセル:AFP】 パレスチナのバースィム・ナイーム青年・スポーツ相は、ブリュッセル空港からのオランダ行きを禁じられたと発表した。ベルギー内務省の発表によれば、ナイーム大臣は既にヨーロッパのシェンゲン加盟地域から追放されたという。 ナイーム大臣はEUのテロ組織リストに名を連ねているイスラーム抵抗運動ハマースに所属している。大臣 全文をよむ
■ 米国務長官とシリア外相の会談に合わせ、シリア政府が原理主義者に対する作戦の存在を公表 ■ シリア政府、アル=カーイダ所属者を含む数十人を殺害したと発表 2007年05月04日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ダマスカス、シャルム・アル=シャイフ:ロイター、AFP】 シリア政府高官らは昨日木曜日、シリアの治安部隊がここ数週間強化している作戦行動において、イスラーム主義過激派であるとの容疑がかかる数十人を殺害し、そのなかにはイラク国内のアル=カーイ 全文をよむ
■ オルメルト首相、退任要求を拒否 ■ リブニ外相「辞職こそが正しい決定」 2007年05月03日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ラーマッラー:ムハンマド・ハウワーシュ、諸通信社】 ウィノグラード委員会の報告書はイスラエル政府内部の団結を激しく揺るがせた。昨年夏の第2次レバノン侵攻での失敗の責任がオルメルト首相にあるとの見解を委員会が表明したことを受けて、オルメルト首相辞職を求める声が連立政権を率いるカディマ党内からでさえ相次いで上がっている。 全文をよむ
■ ムバーラク大統領と安倍首相、中東和平問題・イラク情勢・イラン核問題を協議 ■ ムバーラク大統領、日本・エジプト科学技術大学および日本からの投資と観光客増大の重要性を強調 ■ 日本首相は中東危機に立ち向かうエジプトの役割への感謝の意を表明 2007年05月03日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ホスニー・ムバーラク大統領は昨日、ヘリオポリスの大統領府で日本の安倍晋三首相と会談した。協議の内容は中東和平問題、イラク情勢、イラン核問題および二国間の協力関係に及ん 全文をよむ
■ オルメルト首相、政界での「終わりの始まり」に近づく 2007年05月02日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ:アシュラフ・アブルホウル】 一般国民や公的立場にある人々の間から沸き起こった怒りがイスラエル国内で吹き荒れ、エフード・オルメルト首相の辞職を求める中、イスラエルのエイタン・カベル無任所大臣が昨日、オルメルト首相が率いる政府での職を拒否して辞職を表明した。同じ頃、占領下エルサレムとテルアビブでは、オルメルト首相とアミール・ペレツ国防相の辞任 全文をよむ
■ サウジアラビア、パレスチナ自治政府への2億5500万ドルの送金を可能にするためアッバース大統領にアメリカ政府との相互理解を要請 ■ パレスチナ自治政府副首相、3ヶ月以内に内閣が解散すると予測 2007年05月01日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ラーマッラー:ワリード・アワド(本紙)】 パレスチナの消息筋から本紙が昨日確認したところによると、サウジアラビアのアブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズ国王は、パレスチナのマフムード・アッバース大 全文をよむ
■ イランがシャルム・アル=シャイフ国際会議に参加を表明 ■ ライス長官、モッタキー外相との会談の可能性を否定せず 2007年04月30日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 今週の木曜と金曜にエジプトのシャルム・アル=シャイフで開催されるイラク国際会議への参加をめぐって数週間曖昧な態度をとり続けてきたイラン政府が昨日、マヌーチェフル・モッタキー外相を代表として同会議に参加すると表明した。アメリカのコンドリーザ・ライス国務長官は、今回の国際会議を機にモッタキー外相と会 全文をよむ
■ レバノン戦争の結果がオルメルト首相を包囲、辞任を迫る圧力が増大 2007年04月30日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ:アシュラフ・アブルホウル】 本日公開予定である、先のレバノン戦争における失敗に関するヴィノグラード委員会の調査結果の反響がすでに出始めている。イスラエルのエフード・オルメルト首相に対する政治的・政党的な圧力は激しさを増し、「委員会報告はオルメルト首相とペレツ国防相に対して厳しい批判を向けるだろう」とメディアが報じたことを受けて 全文をよむ
■ サウジで最大のテロ計画を阻止 ■ テロリストたち、軍基地・石油施設への航空機を使った攻撃を目論む ■ 国外に訓練キャンプ、隣国に混乱拡大のための組織 ■ 容疑者172人を逮捕、2000万リヤルを没収 ■ テロ組織メンバーはカアバ神殿でリーダーへの忠誠を誓っていた! 2007年04月28日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【リヤード:サーリフ・ハイリー、ジャミール・アフィーフィー】 サウジアラビア当局は、2001年にアメリカを襲った9.1 全文をよむ
■ オルメルト首相、ガザ地区からのロケット弾発射に対する厳しい報復をパレスチナ人に警告 2007年04月26日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター】 イスラエルのエフード・オルメルト首相は昨日、イスラエル領に対するガザ地区からのパレスチナ人のロケット弾発射に対し、厳しい報復をすると威嚇した。しかし一方で広範囲にわたる軍事作戦やガザ地区の一部に対する侵攻の可能性は否定した。 首相府の声明によれば、オルメルト首相はアミール・ペレツ国防 全文をよむ
■ アメリカ政府、アサド大統領がシリア国民の公正な選挙の権利を奪っていると非難 2007年04月24日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ワシントン:アル=ナハール紙】 シリアで一昨日から昨日にかけて行われた議会選挙について、アメリカ政府はバッシャール・アル=アサド大統領を批判し、アサド大統領が「全国民の参加する政治的空気のなかで開かれた透明性のある」選挙に「シリア国民が参加する権利を剥奪」し、反政府勢力を脅迫したと非難した。 アメリカ国務省は公 全文をよむ
■ ビシャーラ議員、クネセトヘ辞表提出 ■ カイロを一時的な避難場所として選択か 2007年04月23日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 アラブ系イスラエル人のアズミー・ビシャーラ議員は、アラブ諸国訪問や[各国の政府や指導者らとの]関係をめぐる嫌疑について刑事捜査が開始されたとのリーク報道がなされたことを受けて、同議員の議員特権剥奪を提議し「中傷と煽動のキャンペーン」を展開しようと望むイスラエル右派の「機会を失わせる」ため、イスラエルのクネセト[※国会]に辞表を提 全文をよむ
■ アブルゲイト外相が人民議会で捕虜殺害問題について発言:「イスラエルとの和平は我々の権利擁護の放棄を意味しない」 2007年04月23日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 エジプトのアフマド・アブルゲイト外相は、ホスニー・ムバーラク大統領がエジプト人捕虜の人権を守るため、外務省その他の当局に対し、第3次中東戦争の際にイスラエル軍に拘束されていたエジプト人捕虜が殺害された問題の法的と政治的、両面からの調査と、エジプト兵の人権を侵害したこの戦争犯罪の責任者に対する処罰を任 全文をよむ
■ アラブ連盟がイスラエルとの連絡を委任した作業グループについて、イスラエルが外交関係のないアラブ諸国を含めるよう要請 2007年04月20日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【本紙、AFP】 イスラエルのツィビ・リブニ外相は昨日アラブ連盟に対し、アラブ和平提案に関する対話の輪を拡大することによって「柔軟性を示す」ように促した。リブニ外相は、アラブ連盟がイスラエルとの連絡を委任した作業グループに、イスラエルと外交関係を結んでいるエジプトとヨルダンの二カ国しか 全文をよむ
■ ムバーラク大統領からバシール大統領への書簡、両国の協力方法について言及 ■ エジプト・スーダン最高委員会、14の協定への署名をもって作業を終了 2007年04月20日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ハルトゥーム:ウサーマ・アブドゥルカリーム】 昨日、スーダンのウマル・バシール大統領は、ホスニー・ムバーラク大統領からの書簡を受け取った。書簡は、政治・経済のあらゆる分野における両国関係、またダルフール危機を解決し、友邦スーダンにおける治安と安定を実 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、ウズベキスタン大統領と経済関係の拡大について協議 ■ 様々な分野における10の協定と相互理解のための覚書へ署名 ■ カリモフ大統領:「憲法改正は民主主義の大きな前進」 2007年04月19日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ホスニー・ムバーラク大統領は昨日、ウズベキスタンのイスラーム・カリモフ大統領との会談に臨み、中東や中央アジアその他の国際問題に関連する、両国が関心を持つ政治・経済問題を話し合った。 ムバーラク大統領とカリモフ 全文をよむ
■ アッバース大統領とオルメルト首相が「政治的展望」について協議 ■ イスラエルはアラブ和平提案について議論する構え 2007年04月16日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ラーマッラー:ムハンマド・ハウワーシュ】 昨日エルサレムにおいてパレスチナのマフムード・アッバース大統領とイスラエルのエフード・オルメルト首相の会談が行われたが何の進展も見られず、アメリカのコンドリーザ・ライス国務長官が呼びかけたように今後の交渉の基盤となりうる現実をかたちづくる政 全文をよむ
■ シリア政府、イスラエルとの和平に関するイブラヒーム・スライマーン氏の発言を否定 2007年04月15月付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ダマスカス:AFP】 シリア系アメリカ人のビジネスマンであるイブラヒーム・スライマーン氏が木曜日、シリアとイスラエルの間で秘密和平「交渉」が行われたと語ったことに関してシリア政府は昨日、「シリアの見解を反映していない」との見解を示し、スライマーン氏の発言を否定した。 シリア・アラブ国営通信「SANA」は外務 全文をよむ
■ オルメルト首相、アッバース大統領との会談を治安問題に限定、アラブ連盟作業グループとの話し合いを検討 2007年04月14日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 イスラエル政府は日曜日に行われる予定のエフード・オルメルト首相とパレスチナのアッバース大統領との会談に先立って、最終的地位交渉の主要な三つの問題、すなわちパレスチナ国家の国境画定、エルサレムの地位、難民の処遇については協議事項に含まないと発表した。またイスラエル政府は、イスラーム抵抗運動ハマースへ資金が渡らない 全文をよむ
■ マーリキー首相、「米軍残留は治安能力の向上次第」 2007年04月10日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)イラク情勢面 【バグダード:本紙】 昨日東京で、ヌーリー・アル=マーリキー首相は、あらゆる分野で日本との協力と協調を実現するに至り、日本政府はイラク国民に支援を供与する固い意志があると述べた。 また、昨日イラク国営衛星放送が東京から中継した記者会見においてマーリキー首相は、イラクがこれまでに達成してきた事として、公共サービス部門に130億ドルの予 全文をよむ
■ 潘事務総長、4月末にシリアを訪問へ 2007年04月08日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ダマスカス:MENA】 潘基文国連事務総長は、この4月末にシリアを訪問し、シリアのバッシャール・アル=アサド大統領および政府高官と会談を行う意向である。 ダマスカスの外交筋は、「潘事務総長がシリアの指導部と論議しようとしている議題は、レバノン・シリア国境を越えた武器の密輸を阻止するための国境の監視の問題と関係がある」と伝えた。これについてシリア政府は 全文をよむ
■ イスラエルの戦闘機がジャバリヤ東部に激しい攻撃 ■ エジプトはイスラエルの空爆を批判し、状況をさらに複雑化すると警告 2007年04月08月付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ:アシュラフ・アブルホウル、占領下エルサレム:諸通信社】 11月の停戦以来、最も激しいとされるイスラエル軍とパレスチナ抵抗勢力間の戦闘が起き、イスラエルの軍事ヘリコプター四機がガザ地区を空爆、ガザ地区北部に位置するジャバリヤ難民キャンプ東部でパレスチナ人群集に向けて4発の空 全文をよむ
■ ペロシ米下院議長、サウジ国王とアラブ和平提案やレバノン情勢について議論 2007年04月07日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AP、AFP】 アメリカのナンシー・ペロシ下院議長はサウジアラビアのアブドゥッラー・ビン・アブド・アル=アズィーズ国王とレバノン、シリア、イラク、パレスチナの情勢について議論し、国王が任命した諮問評議会を訪れ、サーリフ・ビン・アブドゥッラー・ビン・ハミード議長の座席に着席した。 ペロシ議長は記者たちに「アブドゥッラ 全文をよむ
■ ペロシ下院議長、テロとの戦いとイラクへの密入国禁止についてアサド大統領と協議 ■ シリア大統領はイスラエルとの和平協議に臨む姿勢を示す 2007年04月05日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ダマスカス:アイマン・マフディー、各通信社】 ナンシー・ペロシ米下院議長は、シリア政府にはイスラエルとの和平協議を再開する意欲があるとの確証をシリアのバッシャール・アル=アサド大統領から昨日の会談で得たと発表した。この発言は数年前から停止していた和平協議を進 全文をよむ
■ ホワイトハウス、ペロシ下院議長に返答「ダマスカスへの道はテロの犠牲に満ちている」 2007年04月05日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AP、ロイター、AFP、UPI、MENA】 アメリカのナンシー・ペロシ下院議長は、シリアのバッシャール・アル=アサド大統領との会談と、ダマスカスへの道は平和への道であるという発言で、ホワイトハウスの中東政策に挑戦状を突きつけた。一方ホワイトハウスは、ペロシ下院議長のダマスカス訪問に対し、テロの犠牲者たちの道を進んでい 全文をよむ
■ ペロシ下院議長のシリア訪問に対し、アメリカ政府が怒りを表わす 2007年04月01日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン:アースィム・アブドゥルハーリク、ダマスカス:アイマン・アル=マフディー】 アメリカのナンシー・ペロシ下院議長が数日中にダマスカスを訪問し、シリアのバッシャール・アル=アサド大統領に面会する決意であることを発表した直後、ジョージ・ブッシュ米政権内では怒りの声が沸き起こった。米政府はペロシ下院議長に対して公然と鋭い批判を向け、 全文をよむ
■ 88カ国の代表が出席した世界イスラーム会議が閉幕 ■ イスラエルに占領の終結とアル=アクサー・モスクへの侵害停止を求める 昨日閉幕したイスラーム問題最高評議会の第19回会議は、全ての国際的な組織や機構、中でも国連安保理と総会およびユネスコに対し、アル=アクサー・モスクに対するイスラエルの犯罪行為を阻止し、現在行われている破壊と改変の即時停止を求めた。また88カ国の代表が参加した同会議は、自由主義諸国と国際諸機関に対し、イスラエルによるパレスチナ領土の占領終結と、パレスチナ国民に 全文をよむ
■ オルメルト首相がサウジアラビアとの対話を要望 ■ イスラエル情報機関「レバノンとの戦争は惨劇だった」 2007年03月31日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 イスラエルの情報機関「モサド」のメイール・ダガン長官と公安部「シャバク」のユバル・ディスキン長官は、昨夏イスラエルがレバノンに対して行った戦争を「国民的惨劇」であったと表現した。一方、イスラエルのエフード・オルメルト首相は、5年以内にアラブとの和平が可能であるとの見解を示し、パレスチナ人との直接交渉を支 全文をよむ
■ オルメルト首相「アラブ諸国における『革命的な変化』」 ■ ワシントン、アブドゥッラー国王の発言について説明を要求 2007年03月30日付アル=ナハール紙(レバノン) 【AFP、ロイター】 イスラエルのエフード・オルメルト首相は、リヤドで開催されたアラブ・サミットの最後に発表された声明「リヤド宣言」は「アラブ諸国における世界認識の革命的な変化を表現するものである」との考えを示した。 オルメルト首相はエルサレムにおいて、自らを党首とするカディマ党 全文をよむ
■ ライス米国務長官「アラブ諸国はイスラエルに対して開かれた姿勢を見せなければならない」「最終地位交渉を行うには機が熟していない」 2007年03月28日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ラーマッラー:ムハンマド・ハウワーシュ、諸通信社】 アメリカのコンドリーザ・ライス国務長官は、記者会見を3月26日から昨日27日に延期した理由をイスラエルのオルメルト首相との意見の相違ではないと否定したものの、ライス長官が公表した内容は、発表する予定だった立場から長官が一 全文をよむ
■ 18ヶ国から国家元首が率いる代表団、リビアはボイコット、レバノンは二つの代表団を派遣 2007年03月28日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【リヤド:本紙】 水曜からサウジの首都リヤドで開催される第19回アラブサミットに、18ヶ国が国家元首率いる代表団を、3ヶ国が首相、副首相による代表団を派遣した。一方、22番目のアラブ国家リビアは、アブドゥッラフマーン外相によれば「手続的に誤っている」として、サミットのボイコットを表明しているが、カッザーフィー 全文をよむ
■ アラブ諸国外相、和平提案の再生を呼びかけ ■ サウジアラビアは発展に伴った変化を示唆 2007年03月27日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター、MENA、UPI、AP】 アラブ諸国の外務大臣たちが、水曜日と木曜日にリヤドでの開催が決定しているアラブ・サミットに向けた準備会合で、アラブ和平提案の再提案を行ったのにもかかわらず、サウジアラビアのサウード・アル=ファイサル外相は、2002年のベイルートでのサミットでアラブ和平提案が採択され 全文をよむ
■ アラブ・サミットの作業日程が決定 ■ トップは和平イニシアティブとイラク問題 2007年03月26日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【リヤド:本紙特派員】 今日、リヤドでのアラブ諸国外相会合でアラブ・サミットの作業日程が話し合われ、明後日には首脳たちに提案されることになる。イスラエルとの和平イニシアティブとイラク問題がトップに来る予定。 アラブ連盟の常任大使たちはすでに昨日リヤドにおいて、サミットの作業日程を決定していた。 全文をよむ
■ 西日本を地震が襲った 2007年03月26日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP】 昨日、マグニチュード6.9の激しい地震が日本の西海岸を襲い、1人が死亡、162人が負傷(うち12人は重傷)し、物的な被害が出た。 当局はこの公式に発表された被害はさらに拡大する可能性があるとしており、「現地時間9時42分(グリニッジ時間0時42分)に記録された地震は、多くの建物の崩壊、道路の損壊、地滑りにつながった」と述べた。 震源は、東京の 全文をよむ
■ アブルゲイト外相:「我々は内政への干渉を拒否する...たとえそれが友人からであろうと」 2007年03月25月付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 アフマド・アブルゲイト外相は、最近の憲法改正に関するアメリカのコンドリーザ・ライス国務長官の発言をエジプト内政への違法な干渉とみなし、強く批判した。また外相は■ アブルゲイト外相:「我々は内政への干渉を拒否する...たとえそれが友人からであろうと」 2007年03月25月付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 全文をよむ
■ ライス米国務長官、パレスチナ問題の解決にはアラブ・イスラエル間の「和解」進展が必要との見解を示す 2007年03月24日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ラーマッラー:ムハンマド・ハウワーシュ、アンマン:ウマル・アッサーフ、ワシントン:諸通信社】 昨日中東歴訪に向かったコンドリーザ・ライス米国務長官は、「アラブ諸国は、イスラエル・パレスチナ紛争の解決を実現するためには、和平プロセスの最後にではなく、和平プロセスの出来る限り早い時期に、アラブ・イスラエル 全文をよむ
■ ライス国務長官、アッバース大統領の直属部隊への支援削減 ■ 中東和平カルテット、和平への「明確な関与」を要請 2007年03月22日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【本紙、ロイター、AFP】 中東再歴訪出発の2日前に、アメリカのコンドリーザ・ライス国務長官は、パレスチナのマフムード・アッバース大統領に属する治安部隊にアメリカが拠出することになっていた支援の削減を決めた。ファタハとの挙国一致内閣の樹立を受けて、資金の一部がイスラーム抵抗運動「ハマース 全文をよむ
■ ズィーバーリー、新駐イラク日本大使の信任状受理 2007年03月21日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HPイラク情勢面 【バグダード:本紙】 火曜、フーシュヤール・ズィーバーリー外相は、新たにイラクに着任する門司健次郎日本大使の信任状を受理した。イラク外務省声明によれば、外相は門司大使にイラクにおける任務達成を期し、各分野での二国間関係の発展に貢献するためイラク外務省は他省庁と協調連絡の元、支援を惜しまないと述べた。また外相は、イラク駐留自衛隊、並びに数々の 全文をよむ
■ 久間防衛相、日本の支援確定のためイラクを訪問 2007年03月21日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HPイラク情勢面 【東京:各国通信社】 火曜、久間章生防衛相は、日本政府がイラクにおける兵站任務の延長を決定する前にイラクを訪問すると発表した。 米国によるイラク侵略を「間違い」と評した同相は、記者会見で、イラク訪問は日本が多国籍軍に提供している空輸支援の視察のためと述べた。この日本によるイラクでの任務は、7月31日をもって終了予定のところ、東京の政 全文をよむ
■ ターハー・ヤーシーン・ラマダーン元イラク副大統領に絞首刑を執行 ■ イラク戦争開始以来イラクで任務についた米兵の数は87万5000人 【バグダード:ムハンマド・アル=アンワル、ワシントン:諸通信社】 イラク政府は昨日早朝、フセイン政権で副大統領だったターハー・ヤーシーン・ラマダーンに対して絞首刑を執行した。元副大統領は80年代にドゥジャイル村でシーア派住民148人を殺害した事件で、有罪判決を受けていた。遺体はイラクのティクリート市にあるアウジャ村で、フセイン元大統領 全文をよむ
■ エジプトはリヤドで開催されるアラブサミットの成功を保証するよう努めると強調 ■ ムバーラク大統領、ムーサー事務局長とサミットの議題を検討 モロッコ国王からの書簡を受け取る ■ 大統領は来週ライス国務長官と会談予定 木曜と金曜にはトルコを訪問 2007年03月19日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 3月28日にリヤドで開催されるアラブサミットの準備のために集中的な連絡をとり、継続的な協議をする中で、ホスニー・ムバーラク大統領は、このサミットの成功の保証に努 全文をよむ
■ アメリカとイスラエル、ミサイル防衛システムの演習を予定 2007年03月19日付アル・ナハール紙(レバノン)HP1面 【AP、ロイター、AFP、UPI】 アメリカとイスラエルの高官たちは昨日、イランが核兵器や長距離ミサイルを保有している可能性があるとの警戒を強めるなかでアメリカとイスラエルはミサイル防衛の大規模な演習を行い両国のシステムの統合を目指す予定であると発表した。 「ジュニパー・コブラ」と名づけられたこの演習はイスラエル南部のネゲブ砂漠で行 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、ブッシュ大統領と電話会談、和平プロセス・イラク・レバノン問題について話し合う ■ ムバーラク大統領、来週木曜日にトルコを訪問、イランやその他の中東情勢について首脳会談の予定 2007年03月17日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ホスニー・ムバーラク大統領は、昨日ジョージ・ブッシュ米大統領と電話会談を行い、中東地域における最新の情勢や、和平プロセスの促進について話し合った。中東通信社(MENA)は、この電話会談では、最近のイラクやレバノン地 全文をよむ
■ アル=ハーシミー副大統領が訪日 2007年03月17日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【東京:クウェイト通信(KUNA)】 金曜、日本外務省は、ターリク・アル=ハーシミー副大統領が、来る3月21日から4日間東京を訪問すると発表した。アル=ハーシミー副大統領は、安部晋三首相と会見、両国が共有する懸案事項を協議の予定。また外務省は、3月25日に当地で開催予定の、イラク国民間の融和を討議する研究会に、約15名のイラク国会議員を招待する予定である。 全文をよむ
■ イラク問題に関する閣僚級会議、4月初めに開催 ■ アメリカ議会、民主党の勝利と敗北 2007年03月16日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 イラクでの戦争に対するアメリカの関与に終止符を打つことを目指す米議会の民主党議員らは昨日、キャピタル・ヒルの両翼においてジョージ・ブッシュ大統領の政策に挑戦した。下院歳出委員会では、2008年9月1日に米軍をイラクから撤退させる案が可決された。しかし上院においては120日以内にイラクからの撤退を始め、2008年の3月には米 全文をよむ
■ 9.11攻撃の立案者が自供:「私は9.11事件について1から10まで責任がある」 2007年03月16日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン:諸通信社】 米政府が9.11攻撃の立案者だとの嫌疑をかけているパキスタン国籍のハーリド・アル=シェイフ・ムハンマドが、2001年にアル=カーイダがハイジャックした航空機を使って実行し、ニューヨークとワシントンで約3000人もの死者を出した攻撃に関する全責任を認めた。 一昨日に米国防相が公開し 全文をよむ
■ 在ワシントン・エジプト大使館主催のフォーラムでアメリカ人専門家:「エジプトはアジア市場並の成長市場だ」 ■ 「エジプト経済はより躍動的かつより世界経済に溶け込んだものとなった」 2007年3月15日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン:本紙特派員】 アメリカ人専門家たちは、過去20年間にアジア市場がそうであったように、今やエジプトが中東における真の成長市場の代表例になりそうだと明言した。 また彼らは、エジプトで現在行われている 全文をよむ
■ アウワード報道官:「捕虜殺害は戦争犯罪であり、起こったことを忘れてはならない」 ■ アブルゲイト外相、イスラエルのリブニ外相宛に激しい口調の書簡、シャキード師団による犯罪の調査を求める ■ ドキュメンタリーフィルムが、軍事的口実のつけようがない過剰な武力行使があったことを証明 2007年03月14日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 スライマーン・アウワード大統領府報道官は、「1967年の6月戦争(第三次中東戦争)中のエジプト人捕虜問題によって現在引き起こ 全文をよむ
■ パレスチナ・イスラエル首脳会談に進展はなし ■ オルメルト首相「サウジアラビアのイニシアチブは関心に値する」 2007年03月12日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ラーマッラー:ムハンマド・ハウワーシュ】 パレスチナのマフムード・アッバース大統領とイスラエルのエフード・オルメルト首相は昨日エルサレムで会談を行ったが、封鎖についての立場、パレスチナ国家樹立とロードマップ履行に向けての交渉の再開、それに先立つガザ地区における沈静化のヨルダン川西岸地区 全文をよむ
■ アッバース大統領とオルメルト首相、エルサレムでの会談で停戦確立と攻撃の停止に合意 ■ イスラエル・テレビ、「アッバース大統領がオルメルト首相に来週中にもイスラエル兵捕虜ギラード・シャリットの解放が行われると伝達」と報道 ■ ハニーヤ首相は数日中にパレスチナ挙国一致内閣樹立を発表 2007年03月12日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ:アシュラフ・アブルホウル、占領下エルサレム:諸通信社】 昨晩、占領下エルサレムでパレスチナのマフムード・ア 全文をよむ
■ マーリキー首相:「イラクは自国がバグダード国際会議での政争や影響力行使の舞台になることを許さない」 ■ アメリカ政府がイランとシリアに警告、イラク首相は両者の仲介を提案 ■ 二発の迫撃砲弾がバクダード会議の開催場所に着弾、イラク人158人が死傷 2007年03月11月付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【バグダード:ムハンマド・アル=アンワル】 イラク治安・安定化国際会議の開会式で、イラクのヌーリー・アル=マーリキー首相は内政への不干渉を求め、イラ 全文をよむ
■ シリア・イラン共同生産の「シャーム」自動車 ■ シリア大統領「イラン政府との政治的協力は素晴らしく順調」 2007年03月09日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【UPI、AFP】 シリアのバッシャール・アル=アサド大統領は、シリア・イランの共同生産事業である「シャーム」自動車の生産第一段階の開業式にあたって、「シリアとイランの政治的協力は素晴らしく順調である」と述べ、「両者のそうした素晴らしい政治的関係の上にたって、経済・商業・工業上の関係を強化し 全文をよむ
■ エジプト、イスラエルに67年戦争における非武装エジプト人捕虜の虐殺に関する調査を要求 2007年03月07日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ブリュッセル:ディーナ・イブラヒーム・バクル、ガザ:アシュラフ・アブルホウル】 エジプトはイスラエルに対し、1967年の6月戦争(第三次中東戦争)において、現在イスラエルの社会基盤相を務めるベンヤミン・ベン・エリエゼルが率いていたイスラエルの一師団が、非武装のエジプト人捕虜を虐殺した事件に関する調査を要請すると 全文をよむ
■ レバノン各勢力、連絡協議にはずみを与える「前向きな兆候」が存在するとの点で合意 ■ サウジアラビアとイラン、宗派対立に歯止めをかけ「できるだけ早期に」レバノンの危機的な状況を解決することで合意 2007年03月04月付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【本紙、UPI、AFP、ロイター、MENA】 サウジアラビアのアブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズ国王とイランのマフムード・アフマディーネジャード大統領は、昨夜リヤドで開かれレバノンや中東地域や世界 全文をよむ
■ リブニ外相、アラブ和平提案における帰還権に関する項目の修正をリヤド・サミットに要求 2007年03月03日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ラーマッラー:ムハンマド・ハウワーシュ】 ヘブライ語新聞「ハアレツ」が昨日報じたところでは、イスラエルのツィビ・リブニ外相は今月末にリヤドで開催される予定のアラブ・サミットに対して、2002年のベイルート・サミットでサウジアラビアのアブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズ国王が提案したサウジアラビア・イニシアチブ 全文をよむ
■ 日本がナースィリーヤの油井に投資の意欲を示す 2007年02月28日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【ナースィリーヤ:本紙】 本紙が得た情報によると、日本がナースィリーヤ地方における油井への投資と、大規模な精油所の建設を行う意欲を示している。これは日本がイラクに約束した35億ドルに上る借款の活用法として構想されているものであり、日本側はこの借款を次期のイラク石油部門発展にあてると強調している。 石油省は日本からの借款について、油井 全文をよむ
■ 爆発で20人死亡 ■ チェイニー副大統領、アフガニスタンのバグラム米軍基地をねらった攻撃で命拾い 07年02月28日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【バグラム基地(アフガニスタン):諸通信社】 昨日アメリカのディック・チェイニー副大統領は、爆発物を載せた車によるアメリカ空軍基地をねらった自殺攻撃で命拾いした。この爆破は副大統領のアメリカ空軍基地訪問中に起こった。 アフガニスタン内務省は同攻撃によっておよそ20人が死亡し、多数が負傷したと 全文をよむ
■ ヴァルトナー欧州委員会対外関係・欧州近隣政策委員:「4年間でエジプトに5億5800万ユーロ」 ■ 欧州連合はエジプトの保健と教育を継続的に支援 2007年02月27日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 欧州連合は来る3月6日、新しい欧州近隣諸国政策についての特別作業計画を発表する。その目標は、欧州連合とエジプトを含む近隣諸国との協力関係の活性化と強化にある。 欧州委員会の対外関係・近隣政策を担当するベニータ・フェレロ=ヴァルトナー委員は、昨日ホスニー・ 全文をよむ
■ イランとの緊張激化に関してイスラーム諸国の懸念 ■ レバノンを援助するための「共同努力」を呼びかけ 2007年02月26日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、AP、MENA、ロイター】 国連安保理常任理事国5カ国にドイツを加えた諸国代表がイランに対する制裁強化に関して議論するロンドンでの会合を前にして、サウジアラビア、エジプト、ヨルダン、インドネシア、マレーシア、トルコ、パキスタンのイスラーム圏7カ国の外相は、この問題に関して「緊張が深刻に増 全文をよむ
■ 中東和平カルテットの原則遵守へアラブ諸国がパレスチナ内閣に圧力 2007年02月25日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター、UPI、MENA】 フランス政府がメッカ合意によって発足したパレスチナ内閣と条件付きで協力する意向を表明するなか、ヨルダン国王アブドゥッラー2世は、イスラエル・テレビの第2チャンネルが放映したインタビューの中で、樹立に向けた努力が行われている挙国一致内閣が中東和平カルテットの条件を遵守する必要性に関してアラブ諸国で広 全文をよむ
■ 3月蜂起三周年を記念して、シリアのクルドへの挨拶 2007年02月25日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 先週木曜午前、ダマスカスの軍法会議で50名のクルド人の裁判が行われる事となっていたが、それに関する情報は途絶えている。 シリアの人権団体が明らかにしたところによれば、この裁判は、2005年6月5日、カーミシリーの街で、マアシューク・アル=ハズナウィー氏が死亡した後に起きた平和行進を背景としている。(この人物の死について)シリア政府に疑いの目が向け 全文をよむ
■ 救急車160台が日本からイラクへ寄付 2007年02月25日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【バスラ:アムジャード・ナーシル・アル=ハジュール】 保健省は、日本からイラクの医療機関に対して行われる寄付の三回目として、救急車160台と車両用予備部品のコンテナ4箱を受け取った。バスラの保険局手術室長マスアブ・アブドッラティーフ博士によれば、これまでの日本の寄贈品と同様、クウェイトとの国境サフワーンの道路を通じて全車両の受け取りは完了し、うち救急車30台 全文をよむ
■ メルケル首相がアッバース大統領に対し、ハマースとともに新政府を樹立する可能性を閉ざす ■ ハマースのマシュアル政治局長「我々は中東和平カルテットにとって適切なものではなく、我々にとって適切なものを選択する」 2007年02月24日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター、MENA、UPI】 イスラーム抵抗運動「ハマース」のハーリド・マシュアル政治局長は昨日、パレスチナ人への支援再開のために中東和平カルテット[※米、国連、EU、露]が定めた 全文をよむ
■ マシュアル氏:「エジプトがいなければ、メッカ合意は実現しなかった」 ■ アブルゲイト外相はパレスチナ人に対し、誰か一者が決定を独占するような状況を許さないよう要求 2007年02月23日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 昨日、エジプトのアフマド・アブルゲイト外務大臣は、モスクワへ向かう途中でカイロに降り立ったハマースのハーリド・マシュアル政治局長を歓迎した。アブルゲイト外相はマシュアル氏と、挙国一致政府の樹立にむけたファタハとハマース間のメッカ合意をはじめとす 全文をよむ
■ エジプト-ルーマニア首脳会談、中東、イラク、アフガニスタン問題について協議 ■ エジプト大統領府報道官、ムバーラク-バセスク会談後にコメント:「エジプトとルーマニアは通商関係の進展に満足を表明」 ■ 実業家会議の役割を活性化することで同意、経済協力拡大のための3協定に署名 2007年2月22日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 昨日、ホスニー・ムバーラク大統領はヘリオポリスの共和国大統領府でルーマニアのトライアン・バセスク大統領と会談を持ち、中東の現状や、 全文をよむ
■ エジプト、アル=アクサー・モスクでのイスラエルによる発掘は国連決議に違反すると強調 2007年02月22日付アル・アハラーム紙(エジプト)HPアラブ世界面 昨日エジプト外務省で、ユネスコの執行委員会メンバー諸国の大使たちによる拡大会合が開催され、エジプトのユネスコ大使を務めるナーイラ・ジャバル国際機関担当外務大臣補佐官が議長を務めた。 会合後、ナーイラ大使はアル=アクサー・モスクでのイスラエルによる発掘はユネスコ憲章および、エルサレムの法的・政治的地位を「占 全文をよむ
■ シリア、イラク人の滞在許可制度を改正 2007年02月20日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【ダマスカス:クウェイト通信(KUNA)】 シリア政府筋によれば、「シリア政府はシリアにおけるイラク人の滞在許可認定の制度を改正し、これによりイラク人は今までより容易に合法的な滞在許可を取得できることになる」と述べた。また同筋は声明を発表し、「公式な発表や文書による宣言は出されていないものの、シリアは最近になってイラク人の滞在許可制度の改正に取り組んだ」と語 全文をよむ
■ アサド大統領、「敵による争乱煽動の試み」を警告 ■ ハーメネイー師「アメリカはこの地域で敗北するだろう」 2007年02月19日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 イランのマフムード・アフマディーネジャード大統領とシリアのバッシャール・アル=アサド大統領は昨日、アサド大統領のテヘラン訪問の締めくくりにあたって、「敵」がイスラーム諸国において争乱を引き起こそうと仕掛けた罠に対して警戒すべきであるとイスラーム教徒に対して呼びかけた。一方、イスラム共和国のアーヤトッラ 全文をよむ
■ アッバース大統領、本日のオルメルト首相も含めた三者会談に備え、メッカ合意についてライス国務長官と討議 2007年02月19日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ:アシュラフ・アブルホウル、占領下エルサレム:諸通信社】 アメリカのコンドリーザ・ライス国務長官は昨日、パレスチナのマフムード・アッバース大統領とラーマッラーで、イスラエルのエフード・オルメルト首相とエルサレムでそれぞれ会談し、今日エルサレムで行われることになっている三者会談に備えた。 全文をよむ
■ アフマディーネジャード大統領とアサド大統領がテヘランで会談 ■ 「ムスリム同士の紛争や抵抗運動の侵害に反対」 2007年02月18日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【UPI、MENA、AFP、ロイター、AP】 2000年のシリア大統領の就任から5度目であり、2005年にイランのアフマディーネジャード大統領が選出されてから2度目となるテヘラン訪問で、シリアのバッシャール・アル=アサド大統領とイラン大統領は、中東の状況、特にイラクとパレスチナとレバノン 全文をよむ
■ パレスチナ挙国一致内閣の樹立に向け、協議始まる ■ イスラエルのオルメルト首相は三者会談の開催を疑問視 2007年02月17日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ラーマッラー:ムハンマド・ハウワーシュ】 イスラエルの隣にパレスチナ国家を樹立するという[※いわゆる二国家共存方針の]マフムード・アッバース大統領のプログラムに則った挙国一致内閣を樹立するべく、パレスチナ内部では公式の協議が始まっている。一方、イスラエルのエフード・オルメルト首相は昨日、アッ 全文をよむ
■ イラン、革命防衛隊を乗せたバスの爆発で42人の死傷者 ■ 最高指導者ハーメネイー、核計画見直しの可能性を示唆 2007年02月15日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【テヘラン:諸通信社】 イランがイラクの武装組織を支援しているとの疑いをアメリカが強める中、イラン南東のアフガニスタン、パキスタンとの国境に近い都市ザーヘダーンで、革命防衛隊員を運んでいたバスの前で爆弾が仕掛けられた車が爆発し、隊員11人が死亡、31人が負傷した。 半ば公的なイラ 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、フランス-アフリカ・サミット参加のため本日パリへ ■ アブルゲイト外相:「大統領の出席はアフリカ大陸におけるエジプトの役割の重要性を反映している」 2007年02月13日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ムバーラク大統領は本日、第24回フランス-アフリカ・サミットに出席するためフランスに向かう。サミットは来る木曜日と金曜日の2日間、カンヌ市で行われる。 アフマド・アブルゲイト外相は、サミットの準備のために本日行われる閣僚級会合へ 全文をよむ
■ パレスチナ大統領はエジプトの役割をたたえ、メッカ合意は長続きしなければならないと発言 ■ パレスチナ大統領、ムバーラク大統領との会談後の記者会見で:「合意の実施は当事者達の善意にかかっている」 ■ ライス米国務長官の中東到着の直後に和平プロセス再開を論議する三者会談が開催予定 ■ 「新政府は合意文書の文言も精神もともに遵守しなければならない」 2007年02月12日付アハラーム紙(エジプト)HP1面 昨日、ムバーラク大統領とパレスチナのマフムード・アッバース 全文をよむ
■ メッカ合意の実行に向けたワークショップ ■ ダマスカスはメッカ合意がシリアとの同意によって実現したと強調 2007年02月11日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ラーマッラー:ムハンマド・ハウワーシュ】 【ダマスカス:シャアバーン・アッブード】 【各国首都:諸通信社】 エルサレムの聖域においてイスラエルが掘削作業を行い、アクサー・モスクの広場に侵入するという挑発行為によって、メッカでの統一合意の実現に対するパレスチナ人の喜びを奪った一方で、 全文をよむ
■ムバーラク大統領、アッバース大統領と本日パレスチナ情勢について協議予定 2007年02月11日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ホスニー・ムバーラク大統領は本日、パレスチナのマフムード・アッバース大統領を迎えて、アル=アクサー・モスクにおける事態の進展について協議を行う。またムバーラク大統領はこの会見で、パレスチナ挙国一致政府樹立をめぐる最新情勢についても情報を求める予定。 エジプトのアフマド・アブルゲイト外務大臣と行った昨夜の協議の直後、パレスチナ大 全文をよむ
■ ハマース、メッカ合意の数時間後に「今後もイスラエルを承認しない」 ■ アブルゲイト外務大臣:「エジプトはパレスチナ人同士の和解実現のため、努力を惜しまない」 2007年02月10日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ:本紙特派員】 挙国一致政府樹立に関するメッカ合意の署名から数時間後、ハマース幹部のニザール・ライヤーン氏はガザにおいて、「ハマースは今後もイスラエルを承認しない」と公言した。ライヤーン氏は、ハマースとファタハが署名した合意はパレス 全文をよむ
■ シリア内相:「イラク難民に対する我々の措置は、彼らの滞在を体系化するためのもの」 2007年02月10日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【ダマスカス:クウェイト通信(KUNA)】 シリア内相バッサーム・アブドゥルマジード准将は、昨日行われた国連難民高等弁務官アントニオ・グテレスとの会談において、シリア政府がイラク難民に対して取っている措置は、彼らの滞在を組織的に整える目的で行われていると述べた。両者の会談は、イラク難民の現状、並びに在シリアの高等弁 全文をよむ
■ オルメルト首相、アル=アクサー・モスク付近での発掘作業停止を拒否 ■ エジプト、イスラエル大使を呼び発掘作業を批判、即座の停止を求める ■ アラブ・イスラーム世界から怒りの声、アズハル総長は安保理の介入を要求 2007年02月09日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【メッカ:ハサン・アーシュール、ガザ:アシュラフ・アブルホウル】 昨日、イスラエルのエフード・オルメルト首相は、現在進行中のアル=アクサー・モスク周辺での発掘作業中止を拒否する姿勢を示 全文をよむ
■ エジプト、米政府に対しパレスチナ・イラク両問題解決のための包括的な見解を提示 ■ 1967年ライン内にエルサレムを首都としたパレスチナ独立国家を樹立するにいたる二段階合意を提示 ■ アブルゲイト外相:「エジプト―アメリカ関係は極めて良好」 2007年02月08日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン:フダー・タウフィーク、アースィム・アブドゥルハーリク】 エジプトはアメリカ合衆国に対し、包括的、最終的、恒久的なパレスチナ・イラク両問題の解 全文をよむ
■ バスラの水質改善に日本の融資 2007年02月06日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【バグダード:サーディク・アル=アズラキー】 イラクの自治体・公共事業省は、バスラの水質改善事業支援につき、日本の銀行の代表団と合意した。 同省プレスリリースによれば、アンマンで行われた協議で、日本の国際協力銀行による3億3800万ドルの借款供与に向け、第一段階の合意に達した。これは、同省が出資予定のバスラ県水質改善事業の主要部門の一つ、一時間に6000立 全文をよむ
■ ガザ地区で内戦、25名が死亡、240名が負傷 ■ ハマースとファタハ、即時かつ完全な停戦に合意 ■ 中東和平四者協議はアッバース-オルメルト会談を求めたライス案を支持 2007年02月03日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ:アシュラフ・アブルホウル、諸通信社】 ハマースとファタハは、昨夕開催された会合において、合意を実行に移すメカニズムを確定するための会合を今日開くことを条件に、ガザ地区で双方の武装戦闘員によって行われている攻撃を即時かつ 全文をよむ
■ アラブ内相会議の閉会に際しアーディリー内相:「現在提起されているテロ対策法は自由と矛盾しない」 ■ テロ組織に対抗するアラブ共同の計画を要請 2007年02月02日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【チュニス:アフマド・ムーサー】 アラブ諸国の内相たちは昨日、チュニジアの首都での会議を終え、テロリストが安全な隠れ家を得ることを防ぐために必要なあらゆる措置を講じ、各国間で情報交換するよう呼びかけた。 エジプトのハビーブ・アル=アーディリー内 全文をよむ
■ 米政府はレバノン人に対話を、「ヒズブッラー」に武器の放棄を呼びかける 2007年02月01日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ワシントン:ヒシャーム・ムルヒム】 米政府高官はイランとシリアが、イラクやレバノン、パレスチナにおいてマイナスの役割を果たしているとして、両国に対して厳しい批判を続けた。また、イラン政府およびシリア政府との直接かつ無条件の対話を繰り返し拒否した。コンドリーザ・ライス国務長官に次ぐ副長官に任命されたジョン・ネグロポンテ大使はシリア 全文をよむ
■ リビア、すべての国に対し再び入国ビザを発給 2007年02月01日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【チュニス:本紙特派員】 何の前触れも無く、リビア内務大臣であるサーリフ・ラジャブ准将は「我が国は例外なくすべての国に対して入国ビザを課すという以前のシステムに戻すことを決定した」と発表した。 アラブ各国の内務大臣を前にしたスピーチにおいて同内相は、「この措置は移民労働者の管理や、治安コントロール、密入国や不法移民、組織犯罪対策を目的としている 全文をよむ
■ 不法移民対策の一環としてリビアがエジプト人225人を送還 2007年01月31日付アル・アハラーム紙(エジプト)HPアラブ世界面 【トリポリ:サイード・アル=ガリーブ】 リビアがエジプト人225人を含む複数の国籍の外国人を送還する決定を下した。彼らは地中海の只中にあるハクル・アル=ブーリーおよびザワーラと呼ばれる海域で捕縛された。チュニジア国境に近いこれらの場所から不法にイタリアへ渡ろうとしていたと見られる。 在トリポリのアドハム・ヒラール領事が本 全文をよむ
■ 米大統領、イランとシリアとヒズブッラーに警告する 2007年01月30日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ワシントン:AFP、AP】 アメリカのジョージ・ブッシュ大統領は昨日、最近のレバノンでの暴力行為に対し遺憾の意を示し、イランとシリアとヒズブッラーがレバノンの安定を揺るがせようと画策していることに関して「制裁を受ける」べきだとの見解を示した。 ブッシュ大統領は声明の中で「レバノン国民が自由で主権を有し繁栄する国家の建設のためにレバノン政 全文をよむ
■ パリⅢ会議:支援に76億ドル拠出の約束 2007年01月26日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 レバノンは昨日、あらゆる予想を上回る前例のない収穫を得た。パリⅢ会議は、会議の開催と同時に起こったベイルートでの大きな混乱について知らせが次々に届いたにもかかわらず、76億ドルを超えるレバノン支援の割り当てを決定して終了した。 サウジアラビアが11億ドルに相当する援助の提供を約束して多額の援助リストのトップを占め、アメリカが7億7000万ドル、IMFと世界銀 全文をよむ
■ ビッリー、国軍への敵対行動に反対 アウン、レバノン軍団を非難 ナスルッラー、「民兵」を非難 ■ パリⅢ会議本日開催 広範な支援のため世界各国とアラブ諸国が集結 ■ セニョーラ「これで201回目だが、私は辞任を拒否する」「問題は路上では解決しない」 2007年01月25日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 昨日レバノン各地には通常の生活が戻ったが、そこで起こったストライキの一日と暴力行為と騒動のどんよりした痕跡と反響は覆い隠しえなかった。しかし今日、注目は国内 全文をよむ
■ ブッシュ、イラクでの最後のチャンスを求める ■ 民主党議員たち:「アメリカは人質になった」 ■ 上院外交委員会は計画を拒否 2007年1月25日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン:ホダー・タウフィーク、アースィム・アブドゥルハーリク】 ジョージ・ブッシュ大統領は一般教書演説で、イラクで成功するため新戦略にチャンスを与えるよう求め、失敗すれば結果は甚大なものとなり、イランに支援されたシーア派過激派とアル=カーイダに支援されたスンナ派過 全文をよむ
■ トルコとの共同水資源に関する協議のため専門使節団が出発 2007年01月24日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【バグダード:本紙】 イラク-トルコ間の共同水資源の現状を協議するため、水資源省の専門使節団が外務省と環境省の代表者と共にトルコへ派遣された。 アブドゥッラティーフ・ジャマール・ラシード水資源相は、「イラクの使節団がトルコで行う協議は、両国にまたがる水資源を公平に分配するため両国が行ってきた交渉を補完するものだ」と述べた。 全文をよむ
■パキスタン大統領、ウサーマ・サラーヤー本紙編集長との会見で:「エジプトはパキスタンにとって重要なパートナーだ」「ムバーラク大統領の意見を傾聴したい」 ■「南アジアでの軍拡競争を拒否する」「イランには信頼構築のための行動をとってほしい」 ■「パキスタンはイスラエルと独立パレスチナ国家との平和共存を支持する」 2007年01月23日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 パキスタンのムシャラフ大統領は、エジプトがパキスタンにとって評価と信頼に値する重要なパートナーであるとし、エジ 全文をよむ
■ シリア政府とイラン政府がイラクの「治安と安定」を確保するため地域レベルの会議開催に合意 2007年01月23日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、UPI、MENA】 イランのマヌーチェフル・モッタキー外相は昨日、イランとシリアはイラクの治安と安定を確保するために、バグダードで地域レベルの会議を開催することで合意したと発表した。 テヘラン訪問中のシリアのワリード・アル=ムアッリム外相との共同記者会見でモッタキー外相は「バグダードで外相会議を開くことをイ 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、リビアでのアラブ5カ国サミットに明日出席 ■ 5人の首脳はアラブ・アフリカが直面する課題に対する共通見解作りに向けて努力 2007年01月22日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【トリポリ:サイード・アル=ガリーブ】 ホスニー・ムバーラク大統領は、リビアのムアンマル・アル=カッザーフィー大佐が開催を呼びかけ、アルジェリアのアブドゥルアズィーズ・ブーテフリーカ大統領、スーダンのウマル・アル=バシール大統領、チュニジアのザイヌルアービディーン・ブン 全文をよむ
■ 民生目的の核開発計画を希望 ■ ヨルダン国王「レバノンでのイスラエルの敗北は中東地域における過激な思考にとっての危険な前例」 2007年01年20日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AP、AFP、UPI】 ヨルダン国王アブドゥッラー2世は、イスラエルの「ハアレツ」紙が昨日掲載したインタビューの中で、ヨルダンは民生目的の核計画の準備を望んでいると述べ、第二次レバノン戦争におけるイスラエルの敗北が、中東地域における過激思想にとっての「危険な前例」になる 全文をよむ
■ アメリカ政府、2003年にイラン政府からのヒズブッラーとハマースへの支援打ち切り提案を拒否 2007年01月19 日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AP、AFP、UPI】 アメリカ国務省の首席補佐官だったローレンス・ウィルカーソン氏は昨日、英国放送協会「BBC」に対して、アメリカ政府が、イラク安定化を援助しヒズブッラーやイスラーム抵抗運動「ハマース」への支援を停止するという内容のイラン政府からの提案を拒否していたことを伝えた。 ウィルカーソ 全文をよむ
■ エジプトとEU、2007年をパレスチナ・イスラエル間和平の年にするとの考えで一致 ■ ムバーラク大統領との会談後、ソラナ代表とアブルゲイト外相:「2月1日、ニューヨークでの4者会談で和平プロセスを協議」 ■ ライス国務長官は来月半ばに再び中東を訪問、アブルゲイト外相はワシントンを訪問 2007年01月19日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 エジプトとEUは「今年中」と期日を設けて、パレスチナ・イスラエル間の和平合意のための枠組みを作成することで合意した。 ア 全文をよむ
■ サウジ政府とエジプト政府はイラク問題に関する新戦略を支持 2007年01月17日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【各国の首都:諸通信社】 サウジアラビアのサウード・アル=ファイサル外相は昨日の火曜日、アメリカのブッシュ大統領が公表した対イラク新戦略の「目的」を支持すると発言したが、その戦略を実行に移す「方法」についてはより慎重に見受けられた。 中東歴訪中のライス米国務長官との合同記者会見の席でファイサル外相は、「イラクの状況は明確な狙いと目標を備え、 全文をよむ
■ 両国関係やパレスチナ国家をめぐり、ムバーラク大統領とライス米国務長官の間で前向きな議論 ■ アブルゲイト外相:「ブッシュ大統領の計画に満足している…我々はイラクの安定化のためにその計画が実行に移されることを期待する」 ■ 中東問題について協議するため、外相とウマル・スライマーン情報長官が二週間以内にワシントンへ 2007年01月16日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ルクソール、本紙特派員】 エジプトのホスニー・ムバーラク大統領とアメリカのコンドリーザ・ライ 全文をよむ
■ アッバース大統領、暫定的国境線による国家樹立の拒否を明言 2007年01月15日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ラーマッラー:ムハンマド・ハウワーシュ】 アメリカの中東地域に対する相も変らぬ新戦略が、ブッシュ大統領のイラク・中東戦略刷新の発表によってもたらされた損害を収拾するためのアメリカの努力と交錯するなかで、パレスチナのマフムード・アッバース大統領はヨルダン川西岸地区のラーマッラーにて昨日、アメリカのコンドリーザ・ライス国務長官と会談を行い、パレスチナ人民に 全文をよむ
■ アメリカのライス国務長官、中東歴訪をイスラエルから開始 ■ パレスチナのアッバース大統領は火曜にダマスカスへ ハマースのマシュアル政治局長と会談か 2007年01月13日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【本紙、AFP、UPI】 アメリカのコンドリーザ・ライス国務長官は、中東歴訪の最初の地イスラエルに本日到着する。今回の中東歴訪の目的は、イスラエルとパレスチナのマフムード・アッバース大統領との間で行われている和平努力を後押しすることであるが、さらには、イランとの対 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、ブッシュ大統領からの電話で和平プロセスとイラクの安定について協議 ■ 米国務長官、マーリキー政府への支援固めのため中東歴訪を開始 ■ 米議員:「ライス長官には子どもがいないから、代償を支払わずに済むのだ」「新戦略はきわめて愚かなものだ」 2007年01月13日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン:ホダー・タウフィーク、諸通信社】 昨日、ホスニー・ムバーラク大統領はジョージ・ブッシュ米大統領からの電話を受け、中東情勢全般、和平プロセス 全文をよむ
■ シラク大統領はパリⅢ会議に「楽観的」 ■ 準備会合は「とても前向き」 2007年01月12日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、AP、MENA】 フランスのジャック・シラク大統領は昨日、フランス大統領三期目に立候補する可能性を示唆した。そして1月25日にレバノン支援のために開かれるパリⅢ会議に「比較的楽観的」な姿勢を示し、成功のために「出来る限りの努力をするだろう」と述べた。 シラク大統領はエリゼ宮で行われたフランスおよび外国のジャーナリストの前で 全文をよむ
■ ブッシュ大統領、イラクでの「積極的な」戦略を採用 ■ 兵力増派、しかし米軍駐留は無期限ではない 2007年01月11日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ワシントン:ヒシャーム・ムルヒム】 アメリカ政府の有力な高官らによれば、ブッシュ大統領はアメリカ国民に向けての演説(ベイルート時間早朝4時)のなかでイラクへ兵員二万人を超える5個大隊を派遣することについての決定を発表し、追加の部隊の展開を行わなかったこれまでのイラク戦略は間違っていたと認め、しかし同時にアメリカの 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、“ルック・イースト”政策の下でアジア4カ国の首脳と会談予定 2007年01月08日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 カイロでは近々、エジプトの“ルック・イースト”政策の下で、アジア諸国との協力関係を推進するために、集中的な外交活動が行われる予定である。 その一環としてホスニー・ムバーラク大統領は、2月から3月にかけてエジプトを訪問するタジキスタン・カザフスタン・インドネシア・ウズベキスタンの各大統領およびニュージーランド首相に会見し、各国とのあ 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、流血沙汰を止めるよう、パレスチナの人々に向け緊急の呼びかけ ■ 大統領、MENAへの声明で「戦いを止め、パレスチナ全体の利益を何よりも優先せよ」 2007年01月07日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ホスニー・ムバーラク大統領は昨日、全てのパレスチナ人民に対して緊急の呼びかけをし、パレスチナ人の血の尊さを考えて、互いの戦闘を停止するよう求めた。 ムバーラク大統領は中東通信社(MENA)に寄せた声明の中で、パレスチナ人民とパレスチナ問題の公正な解 全文をよむ
■ 仏シラク大統領がレバノン人の団結を鼓舞、イラクにおけるアメリカの「冒険」を批判 2007年01月06日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター、AP】 フランスのジャック・シラク大統領は昨日、イラクにおけるアメリカの行為を「冒険」と称して批判し、この戦争が「テロに対して豊かな土壌を新たに提供した」との見解を述べた。またレバノン人に対し、フアード・アル=セニョーラ首相の「合法的政府のもとに」団結するようにと鼓舞し、レバノン支援のために今月25日に開かれるパ 全文をよむ
■ ガザの街路から武装集団が撤退 ■ エジプトの仲介を受け、対話委員会が結成 ■ ブッシュ大統領、中東和平カルテットの会合を呼びかけ ■ ライス国務長官の次の外遊ではパレスチナ和平が焦点に ■ アメリカ政府、パレスチナ大統領とパレスチナ治安部隊向けに支援金8千640万ドル 2007年01月06日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ:アシュラフ・アブルホウル、ワシントン:諸通信社】 現在、ガザ市に滞在中のエジプト治安対策訪問団が行った仲介と集中的な努力を受け 全文をよむ
■ ムバーラク大統領とオルメルト首相、パレスチナとの交渉再開と捕虜交換について協議 ■ ムバーラク大統領、イスラエルのラーマッラー攻撃に対するエジプトの拒絶と不快感をオルメルト首相に明言 2007年01月05日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【シャルムシェイフ:ムフタール・シャイーブ】 ホスニー・ムバーラク大統領は昨日午後、シャルムシェイフにイスラエル首相エフード・オルメルトを迎え、パレスチナ-イスラエル交渉再開の手段ならびに、アッバース大統領とオルメルト首相が先 全文をよむ
■ サッダーム・フセイン元大統領の録画テープに関してイラクで議論が展開 ■ ブッシュ大統領は映像を見なかった 戦略構想に専念 2007年01月04日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 アメリカ政府はイラクのサッダーム・フセイン元大統領の死刑執行とともに起こった困惑や緊張をめぐって相矛盾する姿勢を示している。ホワイトハウスは処刑に対する国際的な批判に加わることを拒んでいるが、アメリカ国務省とアメリカ軍は処刑に関して疑問を示している。イラクではサッダーム・フセイン元大統領の最期の 全文をよむ
■ 侵攻開始以来、イラク国内でのアメリカ人の死者は3000人、負傷者2万2000人 ■ サッダーム・フサイン処刑中の侮辱に対しワシントンとロンドンから怒りの声 2007年01月02日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン:諸通信社、バグダード、ムハンマド・アル=アンワル】 新年初日、アメリカ国民は、3年前の戦争開始以来のイラク国内におけるアメリカ人兵士の死者数が3000人に、同負傷者が2万2000人に達したという統計に目を見張った。 アメリカの情報筋 全文をよむ
■ サッダーム、夜明け前に外出禁止令下のティクリートで埋葬 ■ 25分間の葬儀への出席者はわずか100人 ■ バアス主義勢力はイッザト・イブラヒームを新大統領兼イラク軍最高指揮官に選出 2007年01月01日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【バグダード:ムハンマド・アル=アンワル、世界各国の首都:諸通信社】 イラク時間の昨日朝4時、外出禁止令が布かれた夜明け前のティクリートにおいて、イラクのサッダーム・フサイン元大統領の遺体が埋葬された。元大統領の故郷であるティ 全文をよむ
■ ムバーラク1月4日にオルメルトと会談 ■ アッバース大統領、イスラエルとの交渉の裏チャンネルを作るよう改めて呼びかけ ■ アッバース大統領、ムバーラク大統領との会談後:「ライス米国務長官は和平プロセスの膠着状態を動かすためエジプトと中東地域を訪れる」「オルメルト首相が約束どおりパレスチナ人囚を釈放するよう望む」 2006年12月28日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ホスニー・ムバーラク大統領が1月4日にシャルム・シェイフでイスラエルのエフード・オルメルト 全文をよむ
■ ハリーリー元首相暗殺事件に関する国際的な性格を有する法廷は「アメリカによるもの」との見方示す ■ ミクダード副外相「ワシントンはイスラエルのシリアとの交渉続行を妨げている」 2006年12月28日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【UPI】 シリアのファイサル・アル=ミクダード副外相はシリアの衛星チャンネルでのインタビューで、占領地ゴラン高原のシリアへの返還は遠くないと発表し、レバノンのラフィーク・アル=ハリーリー元首相暗殺事件に関する国際的な性格を有する法廷を「 全文をよむ
■ イラクの政治学者ら:「ベーカー=ハミルトン報告はイラクにおいてアメリカが抱えている問題の解決策に過ぎない」 2006年12月26日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【バグダード:ロイター】 ベーカー=ハミルトン委員会の報告書に対し、報告はイラクが直面する諸問題の解決ではなく、イラクにおいてアメリカ政府が抱えている問題の解決を図るものであるとして去る日曜、イラクの有識者たちが批判の声を上げた。 イラク高等教育省はバグダードにあるナハレーン大学構内で有識者会議 全文をよむ
■ スーダンとの問題解決に向けてチャドがムバーラク大統領に支援を要請 2006年12月24日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ホスニー・ムバーラク大統領は昨日、チャドのイドリース・デビー大統領より親書を受け取った。親書には、ダルフール問題に起因する諸問題および、チャド-スーダン間の治安情勢の平和的な解決に到達するために、ムバーラク大統領に対して支援を呼びかける内容が含まれていた。 チャドのアフマド・アラーミー外相は、スーダンとの関係について、昔からの隣国として友好的で経 全文をよむ
■ モスクワ訪問中のアサド大統領、武器購入に関心 ■ プーチン大統領は国際法廷が圧力をかけるためのものではないと強調 2006年12月19日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ロイター、UPI、AFP、サナ】 シリアのバッシャール・アル=アサド大統領は昨日、モスクワ訪問を開始した。この訪問中にアサド大統領は、中東で白熱している問題、特にレバノンのラフィーク・アル=ハリーリー元首相暗殺の容疑者を裁くために国連が組織する国際的な性格を有する法廷について、またシリア軍の近代 全文をよむ
■ アサド大統領、きょうプーチン大統領と国際法廷、パレスチナ、イラクについて協議 2006年12月18日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター、UPI】 シリアのバッシャール・アル=アサド大統領は今日モスクワへの公式訪問に出発し、ロシアのウラジミール・プーチン大統領と、レバノン・イラク・パレスチナ情勢に焦点を当てた協議を行なう予定である。モスクワは、アサド大統領が今回外遊を行なう中で、アラブ首長国連邦、イエメンに続く3ヵ国目の最終訪問地である。 ロ 全文をよむ
■ 西岸・ガザ地区で流血の衝突、内戦の危機 ■ ハマース、ラファハ通行所でハニーヤ首相を暗殺しようとしたのはファタハのダハラーン氏だと非難 ■ ハニーヤ首相の帰国を妨げたのはイスラエル ■ アッバース大統領は今日の演説でハマース政権の今後と次期大統領選について方針を示す 2006年12月16日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ:アシュラフ・アブルホウル、西岸地区:諸通信社】 一昨日の夜、ラファハ通行所からガザ地区に入国しようとしたパレスチナのハニーヤ首相が 全文をよむ
■ シャルウ副大統領、ジャアファリー氏に対しシリア政府はイラクでの安定と治安回復のための努力への支援の準備があると強調 2006年12月14日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ダマスカス:本紙】 シリアのファールーク・アル=シャルウ副大統領はイラク前首相でダアワ党党首であるイブラヒーム・アル=ジャアファリー氏との会談の直後、「シリア政府はイラクでの安定と治安の実現のためのあらゆる努力を支援する準備がある」との姿勢を新たに表明した。 シリア・アラブ国営放送「SA 全文をよむ
■ リヤド首脳会議、レバノンでの緊迫した情勢を乗り越えるために「対話の重視」を呼びかけ 2006年12月11日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 湾岸協力会議機構6ヶ国の指導者は昨日リヤドで首脳会議を開き、閉会にあたってイラクの民兵組織の解体と、レバノンでの現在の緊迫した情勢を乗り越えるために「対話を重視すること」を呼びかけた。そして同機構が平和的な核技術の入手を希望していることを明らかにした。 閉会の声明の中でリヤド首脳会議は、イラクの「民兵組織を即時解体すること」を 全文をよむ
■ 南部湿原再生に向け、特使団が日本を訪問 2006年12月10日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 日本で開かれるアフワール(訳注:イラク南部に広がるメソポタミア湿原。サッダーム政権時代に破壊された)再生に向けた支援国会議「イラク湿原に関する国際ワークショップ」にミーサーン県から代表団が参加する。 ミーサーン県のムーハーン・アブドゥッラー・アル=ジャービリー副知事は、「今回送られた特使団には、マイムーナ郡の郡議会議長であるアドゥナーン・ハラフ・ジャビル氏と、ミーサー 全文をよむ
■ 明日のムバーラク・メルケル会談では、中東問題と経済関係が協議の主要テーマに 2006年12月09日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ベルリン:マーズィン・ハッサーン】 ホスニー・ムバーラク大統領が今日、ドイツに到着する。今回の訪問には、大統領と協議し、パレスチナ情勢、レバノン問題、イラクやスーダンなど、中東地域で続くめまぐるしい展開についての大統領の政治的見解を傾聴することを切望するドイツの指導層から大きな関心が寄せられている。 ドイツ政府報道官は、ムバ 全文をよむ
■ ベーカー報告書:「イラクの状況は危険で悪化の一途を辿っている」 ■ ブッシュ大統領:「報告書は大変厳しいが、真剣に対処したい」 2006年12月7日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン:フダー・タウフィーク、バグダード:ムハンマド・アル=アンワル】 ベーカー=ハミルトン委員会による報告書は、イラクの状況は危険で悪化の一途を辿っており、ジョージ・ブッシュ大統領の前にイラク戦略を転換する容易な選択肢はない、と指摘した。 報告書は2008年初頭に米戦 全文をよむ
■ エルドアン首相、ベイルートに立ち寄らずにアサド大統領と会談 ■ シャルウ副大統領「我々はレバノンに介入しない。もし我々が介入を望んでいたなら早急に問題を終結させていただろう」 2006年12月07日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【MENA、AFP、ロイター、UPI】 シリアのファールーク・アル=シャルウ副大統領は昨日、シリアがレバノン問題に介入することを望んでいたなら、デモの第一日目からその問題を終わりに導くことができただろうと語った。一方でシリアのバッシャー 全文をよむ
■ マーリキー首相、日本政府から支援と支持を約束した書簡を受け取る 2006年12月04日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【バグダード:本紙】 イラクのヌーリー・カーメル・マーリキー首相は、日本政府が支援と支持を表明した書簡を、山口駐バグダード大使より受け取った。書簡はイラクにおける政治プロセスと、復興・再建および治安任務の完全移譲に向けたイラク軍の準備のための政府計画に対する全面的な支援を表明する内容だった。 またその書簡には、あらゆるレベルにおける包括 全文をよむ
■ イスラエル、ガジャル村へのUNIFIL展開に合意 ■ イスラエルはヒズブッラーのデモを警戒して軍を動員 2006年12月04日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ラーマッラー:ムハンマド・ハウワーシュ、諸通信社】 イスラエルは昨日、拡大国連レバノン暫定軍(UNIFIL)に対し、イスラエル軍が7月の戦争で占領した最後の場所であるレバノンのガジャル村に展開する青信号を出した。一方でレバノンの状況、特にフアード・アル=セニョーラ政権打倒の可能性が出てきたことに対して関心 全文をよむ
■ アッバース大統領はハマースとの連絡の停止を決定 ■ ハニーヤ首相ダマスカスへ ハマースは首相の辞職を拒否 2006年12月03日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ラーマッラー:ムハンマド・ハウワーシュ、ダマスカス:本紙】 パレスチナのマフムード・アッバース大統領は昨日、ヨーロッパ諸国およびEUの高官3人と個別に会談を行い、包囲を打開するための新しいパレスチナ内閣の樹立を目的としたイスラーム抵抗運動「ハマース」との対話が崩壊したことに対する遺憾の意を繰り返し表明し 全文をよむ
■ 米「イラク研究グループ」、シーア派とクルド人を満足させるためにスンナ派との対話を避けるよう提言 ■ ベーカー元国務長官と9人の委員、2008年初頭の大規模撤退を要求 2006年12月02日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン:ホダー・タウフィーク、アンマン:諸通信社】 イラク全土で内戦が激しさを増す中、アメリカの「イラク研究グループ(ISG)」は、ブッシュ政権に対し、スンナ派抵抗勢力と和解すべくアメリカが行ってきた努力を放棄してシーア派とクルドにのみ関心 全文をよむ
■ セニョーラ首相が辞任すればUNIFILは撤収させられる、とイスラエルが懸念 2006年12月02日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【テルアビブ:UPI】 ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長がレバノン政府の打倒を呼びかけていることに対し、イスラエルの国防省高官らは大きな懸念を表明し、フアード・セニョーラ首相が辞任を余儀なくされた場合にはレバノン南部の国連レバノン暫定軍(UNIFIL)が撤収させられる可能性がある、と警戒している。 「エルサレム・ポスト」 全文をよむ
■ アッバース大統領、パレスチナにおける包括的な宥和策についてライス長官と協議 ■ アッバース大統領、挙国一致内閣問題解決のため、新たな政治的選択肢を検討 2006年12月1日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ:アシュラフ・アブルホウル、諸通信社】 パレスチナのマフムード・アッバース大統領は、ファタハとハマースとの間でなされていた挙国一致内閣樹立に関する話し合いが行き詰りを見せたと明言した。 昨日西岸地区のエリコで開かれたアメリカのライス国務長官との共同記者会 全文をよむ
■ サウジアラビア、スンナ派保護のためのイラク干渉の可能性を表明 ■ サドル派、議会と政府への参加を一時停止 2006年11月30日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 バグダード周辺への再配置を目的としたアメリカ軍のアンバール県からの撤退計画に関してアメリカのメディアが報道し、これを米国防総省(ペンタゴン)が否定するなか、サウジアラビア国家治安改善プロジェクトのナウワーフ・ウバイド委員長はアメリカがアンバール県からの撤退を開始する場合、サウジアラビアはイラン支援下のシーア派民 全文をよむ
■ 中東和平再開に向け集中的な努力、ムバーラク大統領は今週土曜日にラブロフ露外相を迎える ■ ウマル・スライマーン情報長官、イスラエルのオルメルト首相とパレスチナ・イスラエル間の捕虜交換について協議 ■ ハニーヤ首相、イスラエルに3時間足止めされた後、カイロに到着 ■ ライス国務長官が明日エリコでアッバース大統領と会談、ガザ停戦への米政府の支援を確認 エジプトはこの数時間のうちにイスラエル・パレスチナ間の和平プロセス再開とパレスチナ人への封鎖解除に向けた集中的な外交活動を開始した。そ 全文をよむ
■ ガザ地区におけるパレスチナ・イスラエルの衝突緩和は和平交渉への扉を開くのか? 2006年11月27日付アル=ナハール紙(レバノン)HP一面 【AFP、AP】 ガザ地区での衝突が激化してから数ヵ月後、アメリカのジョージ・ブッシュ大統領がヨルダンに到着する2日前にあたる昨日の朝6時から、イスラエルとパレスチナ各派の衝突緩和合意が発効した。イスラエル軍はガザ地区北部から撤退し、エフード・オルメルト首相は合意の発効後にミサイル攻撃が行われているにも関わらず[反撃を]自制するよう命 全文をよむ
■ パレスチナ諸勢力とイスラエル間で停戦に合意 ■ オルメルト首相:「合意はパレスチナ人との真の交渉につながり得る」 ■ アブルゲイト外相は合意を歓迎、合意は「両者間の信頼を建設する大きな一歩」 ■ 2006年11月27日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 パレスチナの全勢力が停戦合意に至った数時間後、それに応じてイスラエルの都市や入植地に対するミサイル攻撃が止められる一方で、イスラエル軍はガザ地区の全地域でパレスチナ人民に対する軍事作戦を完全に終了させ、イスラエルを標的 全文をよむ
■ パレスチナ諸派、イスラエルの軍事作戦終結の見返りにロケット砲攻撃停止を提案 2006年11月25日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ:アシュラフ・アブルホウル】 パレスチナの複数のグループは、イスラエルがガザ地区・西岸地区への全攻撃・軍事作戦を停止すれば、イスラエルに対するロケット砲発射を停止する用意があると発表した。 ジハード運動リーダーのハディル・ハビーブ師は、「一昨日の夜、パレスチナの抵抗運動側がマフムード・アッバース大統領と合意した一時休戦は 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、スーダンの主席大統領代理歓迎の席で:「スーダンにおける平和と安定に分割はありえない」「南部での開発支援は“統一されたスーダン”を選択させるために欠かせない」「ダルフール問題の解決はスーダン全体に肯定的な影響をもたらすだろう」 2006年11月23日付アル・アハラ―ム紙(エジプト)HP1面 ホスニー・ムバーラク大統領は「ダルフール問題の緊急の平和的解決は、スーダン全体に肯定的な影響をもたらし、統一スーダン国民の安定と発展の実現に向けた努力を支えることにもつながる」 全文をよむ
■ イラクとシリアが治安と経済に関する合同委員会の設置に合意 2006年11月22日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【バグダード:諸通信社】 イラク政府のアリー・ダッバーグ報道官は、現在イラクを訪問中のワリード・アル=ムアッリム外相率いるシリア代表団との間で治安と経済に関する複数の委員会が設置されることを明らかにした。 記者会見においてダッバーグ報道官は「イラクとシリアは治安対策、両国間国境の取り締まり、情報交換などを行う治安関係の諸委員会を設けるという合意 全文をよむ
■ アサド大統領、土曜日のイラン・イラク首脳会議に参加か ■ ムアッリム外相はバグダッド訪問、国交回復へ 2006年11月21日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 テヘランで週末に行われるイラクのジャラール・タラバーニー大統領とイランのマフムード・アフマディーネジャード大統領の会談に、シリアのバッシャール・アル=アサド大統領が参加する可能性についての情報が昨夜錯綜するなかで、シリアのワリード・アル=ムアッリム外相がバグダッドを訪問している。このように地位の高いシリア要人のイラ 全文をよむ
■ エジプトのムバーラク大統領、イタリアのプロディ首相とパレスチナ・イスラエル間の和平プロセス再興を協議 ■ 金融・商業分野でのエジプトとイタリアの協力強化 ■ 中小規模産業の発展にむけて、地中海基金を創設 2006年11月21日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 エジプトのムバーラク大統領は昨晩、同日中にカイロに到着したイタリアのプロディ首相と重要な会談を行った。会談では、中東和平プロセスの推進やレバノン情勢、特に南レバノンの治安維持におけるイタリアの役割、さらにイラク情 全文をよむ
■ 今年に入ってからイラクで殺害・拘束された外国人戦闘員、千人を突破 2006年11月21日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【バグダード:クウェイト通信(KUNA)】 米軍のウィリアム・コードウィル報道官は、今年に入ってからイラク駐留治安部隊はイラクに潜入した外国人戦闘員千人以上の殺害・拘束を可能にしたと発表した。 コードウィル報道官は昨日の記者会見で、「治安部隊は425人の外国人戦闘員の殺害を可能にし、エジプト、シリア、サウジアラビア、スーダン国籍の者を 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、イタリアのコリエーレ・デッラ・セーラ紙に語る:「プロディ首相の訪問は両国の協力強化のチャンス」 2006年11月20日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ホスニー・ムバラク大統領は、今日から始まるイタリアのロマーノ・プロディ首相のエジプト訪問に際し、コリエーレ・デッラ・セーラ紙に談話を寄せ、地域レベルでのいくつかの最重要問題に言及した。 今日、掲載予定のその談話の中で大統領は、特に貿易、投資、技術移転の分野でのエジプトとイタリアの協力関係の重要性を 全文をよむ
■ アナン事務総長、アサド大統領とアフマディーネジャード大統領にレバノンの安定と統一の強化に向けた努力を求める 2006年11月19日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター】 コフィー・アナン国連事務総長は昨日、レバノン政府の閣僚6人の辞任を受けて、シリアとイランの両国にレバノンの安定の強化に向けた努力を求めた。 アナン事務総長の報道官であるステファン・ドジャレク氏によれば、アナン事務総長はイランのマフムード・アフマディーネジャード大統領およびシリ 全文をよむ
■ パレスチナ大統領、エジプト治安代表団の団員2名にエルサレム勲章授与 ■ アブー・マーズィン大統領:「エジプトはパレスチナ問題のために数千人の犠牲者を出してきた」 2006年11月17日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ:アシュラフ・アブルホウル】 パレスチナのマフムード・アッバース大統領は、パレスチナ自治区に駐在するエジプト治安代表団のラアファト・シャッハータ少将とムハンマド・イブラーヒーム少将の2名に、パレスチナ人民への奉仕における努力を評価し、エルサレム 全文をよむ
■ UNIFIL派兵諸大国が提案:休戦と捕虜交換と国際会議 2006年11月17日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 国連レバノン暫定軍(UNIFIL)増強部隊に最も多数の部隊を派遣して参加しているフランス、スペイン、イタリアは、中東和平のための提案を行った。この提案は全面的な停戦 と国際会議の開催、パレスチナ自治区における休戦を監視するための監視団の派遣の可能性に言及するものである。パレスチナ大統領府はこの提案を歓迎したが、イスラエルはただちにこれを拒否した。 スペイ 全文をよむ
■ 「エジプトの目的は和平プロセスの再開とパレスチナ市民に課せられている国際的孤立の打開にある」 ■ エジプト・パレスチナ首脳会談後に大統領府報道官:「ムバーラク大統領の尽力は兵士拉致問題にとどまらず、挙国一致政府樹立の支援にも及んでいる」「停戦と立場の均衡が和平プロセスの正常化につながる」 2006年11月16日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ムバーラク大統領は昨日のパレスチナのマフムード・アッバース大統領との話し合いにおいて、彼自身もエジプトもアッバース大統領をパレ 全文をよむ
■ パレスチナ政府、閣僚候補者名の確定を待つ ■ 本日カイロで中東和平カルテットが会合 2006年11月15日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 イスラーム抵抗運動ハマースとファタハは、樹立が予定されている挙国一致内閣において両組織およびその他の政治勢力が占める閣僚数について合意した。しかし、これらの閣僚ポストに就く候補者名については、今後2日間で完全な合意に達するのを待っている状態である。 パレスチナのマフムード・アル=ザッハール外相はテヘランにおいて、次期政権がイ 全文をよむ
■ アラブ諸国、パレスチナへの財政封鎖「即時打破」を決議 2006年11月13日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 アラブ諸国外相は昨日カイロで緊急会合を開き、今年3月にイスラーム抵抗運動「ハマース」が内閣を組織して以来、イスラエルと西洋諸国がパレスチナ自治政府に対して課している封鎖措置の「即時打破」を決定した。また、先週ガザ地区北部のバイト・ハーヌーンでイスラエルが犯した虐殺を糾弾する国連安保理決議案に対してアメリカ政府が拒否権を発動したことを非難した。 アラブ諸国が 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、フランス外相とスーダン・レバノン・イラク・パレスチナ問題を協議 ■ 会談後の共同記者会見にてアブルゲイト外相:「両国は共通の問題について見解が一致した」 ■ ドストブラジ仏外相:「フランスは市民を殺害するあらゆる軍事行動を非難する」 2006年11月13日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ホスニー・ムバーラク大統領は昨日フランスのフィリップ・ドストブラジ外相と1時間半以上にわたる重要な会談を行い、チャド・中央アフリカ問題に加えてスーダン・レバノン・ 全文をよむ
■ ブレア首相、イラクでの流血を止めるためシリアとイランに協力を要請 2006年11月12日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【アル=ナハール、AP、AFP、ロイター、UPI】 トニー・ブレア英首相官房は、イラクにおいて増加する暴力の抑制に向けてワシントンとロンドンが努力するなかで対イラク政策の見直しを行う共和党と民主党のメンバーを含むアメリカ国内の委員会に対して、ブレア首相が火曜日に発言を行うと発表した。一方、イラク国内で発生した爆発によってポーランドとスロヴァキアの 全文をよむ
■ 米「民主党ショック」でボルトン国連大使が辞任の危機に 2006年11月11日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン、諸通信社】 民主党が議会において絶対多数を勝ち取ったことによって、ここ数日間ワシントンを襲った政治的激震の余波は昨日になっても続いた。民主党指導部が、ジョン・ボルトン米国連大使の任期延長拒否を発表したのである。ワシントンの政治情報筋は、ブッシュ大統領が来る一月に開かれる新議会で、ボルトン大使の任期延長決議を通すのは難しいだろうと強調し、それは不 全文をよむ
■ ガザへの空襲でザッハール外相の娘婿が殉死 ■ 安保理はベイトハヌーンの虐殺を非難するアラブ提出の決議案を協議 2006年11月10日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 アラブ諸国歴訪の一環として現在エジプトを訪問中のパレスチナ外相マフムード・ザッハールは、一昨夜ガザで乗車していた車をイスラエルに空爆されて娘婿が殉死したというニュースを知らされた。 ザッハール外相は2003年にもイスラエルの空爆で息子を失っている。 一方、共和国大統領府報道官であるスライマーン 全文をよむ
■ トルコ当局が115人の密入国者をクルド治安機関に引き渡し 2006年11月08日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【ザホ:サバーフ・ジャディード】 昨日の火曜、ザホのある治安関係者は「トルコ政府はトルコに密入国した115人のイラク人をクルド治安機関に引き渡した」と明かした。またある匿名希望の関係筋の話では「トルコ各地で拘束されたこれらの人々のトルコ当局からの引き渡しは、一昨日の月曜に国境のイブラーヒーム・ハリール・ポイントで行われた」とのことである。 ま 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、カザフスタンのナザルバエフ大統領と和平プロセス推進の緊急の必要性と二国間関係の前進で合意 ■ エジプト―中国首脳会談、両国家間のバランスのとれた通商関係の発展と投資増大の実現を求める ■ ムバーラク大統領:「観光、投資、エネルギーの分野における協力の強化で合意した」 ■ ナザルバエフ大統領:「我々は30の協定に達した」 2006年11月08日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【アスタナ:ウサーマ・サラーヤ】 昨日、成功裏に終わったムバーラク 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、北京訪問を締めくくるエジプト・中国首脳会談 ■ ムバーラク大統領、中東和平プロセスの膠着状態を懸念 ■ 中国首脳団、ムバーラク大統領に経済開放と規律こそ急成長の秘密だと強調 2006年11月07日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【北京:ウサーマ・サラーヤ】 ホスニー・ムバーラク大統領の北京への公式訪問は、中国首脳部による熱烈な歓待を受け、昨日は中国のピラミッド型権力構造内のナンバーツーおよびナンバースリーとの会談が行われた。 歓迎の辞は両国 全文をよむ
■ ドゥジャイル事件公判でサッダーム、バルザーン、バンダルに絞首刑、ラマダーンに終身刑 2006年11月06日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【バグダード:諸通信社】 ドゥジャイル虐殺事件の裁判開始以来一年以上が経過した昨日、イラクの刑事裁判所は大統領職を剥奪されたサッダーム・フセインに絞首刑の判決を下した。またサッダームの異父弟であるバルザーン・アル=ティクリーティー、サッダーム政権下で革命裁判所長を務めたアワード・バンダルにも同様に、人道に反する罪により絞首刑を言 全文をよむ
■ エジプトはイスラエルの攻撃を強く非難し、即刻停止を要求 ■ ガザにおけるイスラエルの大虐殺の結果、パレスチナ人43人が死亡 2006年11月05日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 この三日間でパレスチナ人43人の死者を出したガザ地区北部ベイト・ハヌーンへのイスラエルによる攻撃を、エジプト政府は強く非難した。 アフマド・アブルゲイト外相は、ガザ地区およびパレスチナ全域におけるイスラエルの軍事作戦の即刻中止を昨日の公式声明で要求した。 またこの声明でアブルゲイト 全文をよむ
■ イスラエル、レバノン上空での偵察飛行の停止を求めたアメリカの要請を拒否 2006年11月04日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【UPI、AFP、ロイター、AP】 イスラエルは、アメリカの要請にも関わらず、レバノン上空での偵察飛行の停止を拒否し、現状では飛行を継続すると断言した。 イスラエル外務省のアミーラ・オレン報道官は「ユナイテッド・プレス・インターナショナル(UPI)」通信社に対し、「当面はレバノン領空における戦闘機の飛行を停止する可能性はないと考えて 全文をよむ
■ イスラエル占領軍、ガザと西岸地区で9人のパレスチナ人を殺害 ■ パレスチナのアル=ザハール外相、ハニーヤ首相のエジプト訪問希望を高官に伝達 2006年11月04日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ、西岸地区:諸通信社】 9人のパレスチナ人がイスラエル占領軍の攻撃によって死亡し、その中には5人のハマース活動家が含まれていた。イスラエルの戦闘機がガザ地区で彼らが乗っていた車に対し空対地ロケット砲を発射し、殺害した。 また、ベイト・ハーヌーンでは、二人のパ 全文をよむ
■ イスラエル軍文書「レバノン領空飛行の目的は国際社会への圧力」 2006年11月03日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 イスラエル国防省高官は昨日、議論の的になっているイスラエル空軍のレバノン領空飛行の目的の一部は、ヒズブッラーへの武器密輸阻止と2人のイスラエル兵捕虜の解放のために国際社会へ圧力をかけることだという内容のイスラエル国軍の内部文書が存在することを明らかにした。 この文書は、「イスラエル空軍のレバノン領空飛行は今年の夏にイスラエルと33日間にわたって交戦 全文をよむ
■ ベイト・ハーヌーン再占領 ■ イスラエル軍によるガザ地区への激しい攻撃でパレスチナ人4名死亡 2006年11月03日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ:諸通信社】 ガザ地区北部ベイト・ハーヌーンへのイスラエル占領軍による激しい攻撃が二日にわたって続く中、イスラエル軍は町全体を再占領し、出入口を封鎖、パレスチナ人4人が死亡した。 イスラエル政府は戦闘機や戦車を投入したこの攻撃はあくまでも、ガザ地区に近いイスラエルの町村に向けてパレスチナ抵抗勢力がミサイ 全文をよむ
■ イスラエル、捕虜交換への努力に言及することを拒絶 ■ レバノン上空での偵察飛行を継続 ■ 安保理決議第1701号遵守の姿勢を見直すと威嚇 2006年11月02日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター、AP、MENA、UPI】 イスラエルは昨日、国連とレバノン政府が非難しているにもかかわらず、レバノン上空での偵察飛行を継続することを強調し、国連安保理決議第1559号の履行監視担当であるテリー・ロード・ラーセン国連特使がヒズブッラーへの武器の密輸を続け 全文をよむ
■ モスクワでのムバーラク・プーチン首脳会談で今日、経済協力と中東問題を中心に協議 ■ エジプトにロシア工業地帯を設立する案を検討、核の平和利用への協力についても論議 2006年11月2日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【モスクワ:ウサーマ・サラーヤー】 ロシア、中国、カザフスタン歴訪の始めにホスニー・ムバーラク大統領は今日の正午、ロシアのプーチン大統領と一時間にわたる単独首脳会談を行い、その後随行団メンバーも参加しての協議に移り、両首脳による共同記者会見を行う予 全文をよむ
■ ハマース代表団のカイロ到着後、アブーマルズーク氏:「シャリット解放の見返りにパレスチナ人1400人を解放する案が焦点に」と発言 ハマース代表団は捕捉したイスラエル兵、ギラード・シャリット解放の代価としてイスラエルの刑務所にいるパレスチナ囚人を解放する案についての協議をカイロで行っている。 一昨晩にカイロに到着した代表団にはハマース・シリア代表部のイマード・イルミーとムハンマド・ナスィールも参加している。 ダマスカス在住のハマース政治局次長ムーサー・アブーマルズーク氏は「ハマー 全文をよむ
■ アブールデイナ顧問:「挙国一致内閣樹立の最終的決定は来週なされるだろう」 ■ エジプト-ガザ国境地帯で住民を守るための治安措置が発動 2006年10月30日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【北シナイ:本紙記者、ガザ:諸通信社】 北シナイ県は、エジプトとガザ地区の国境に位置するエジプト領ラファハの住民の生命を保障するため、住民をパレスチナとの国境から50メートル引き離すといった治安措置を講じた。 北シナイ県のアフマド・アブドゥルハミード知事は、「パレスチ 全文をよむ
■ ムクタダー・サドル師が内部抗争を禁止、サドルシティーの包囲は続く 2006年10月29日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【バグダード:諸通信社】 ムクタダー・サドル師は昨日、シーア派同士、またはシーア派とスンナ派の間の内部抗争に引きずり込まれないよう警告し、同時に無責任な反発を示したり、首都バグダードその他の諸都市で武装闘争に突入したりしないよう警告した。 メディア各局が伝えた声明の中でサドル師は、「シーア派同士やシーア派とスンナ派の間のみならず、イ 全文をよむ
■ 8000人のエチオピア軍兵士が、ソマリアの「イスラーム法廷」軍兵士との戦闘のために集結 2006年10月28日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン、モガディシオ:諸通信社】 ソマリアにおける治安情勢の緊迫は悪化する一方の地域の人道状況に暗い影を落とし、ソマリア住民のケニア北部への集団退避の波が発生している。 この動きを受けて国連の極秘報告書は、目下の紛争に外国が介入することによってソマリアは、暫定政府軍と「イスラーム法廷」軍の全面戦争に陥る可能性が 全文をよむ
■ エチオピア、ソマリア間で軍事対決の懸念 ■ エジプト、自己抑制を求める ■ イスラーム法廷派、エチオピア軍との戦闘準備を宣言 ■ エチオピア政府:「我々はソマリア民兵と対決する」 2005年10月16日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【モガディシオ、アディスアベバ:諸通信社】 ソマリアの国土の約半分を支配するイスラーム法廷派民兵組織とエチオピアの国境警備隊との軍事対決が懸念される。エチオピア側はソマリア国内に弱体な暫定政府支援のための軍事顧問団を送り込んでお 全文をよむ
■ イラク抵抗勢力とアメリカが秘密交渉 ■ イラク駐留アメリカ兵、ラマダーン中だけで86人死亡 ■ イラク軍にクズ兵器を納入し8億ドルを横領 2006年10月24日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ニューヨーク、バグダード:諸通信社】 イラクで次々に起こる事件が、アメリカを当初の目論見とは異なる結果に導く様相を見せている。特にラマダーンの一ヶ月だけでアメリカ軍兵士の死者が過去2年間で最悪の86人に上ったことを受けて、アメリカ当局はイラクのスンナ派抵抗組織との秘密交 全文をよむ
■ プーチン大統領、イラン問題とシリアの武器問題でオルメルト首相に保証を与えず 2006年10月19日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター、UPI】 イスラエルのエフード・オルメルト首相は、ソビエト連邦崩壊後のロシアとイスラエルの外交関係回復15周年の記念に、また7月のイスラエルの対レバノン戦争以来最初の外国歴訪の一環として、モスクワを訪問した。オルメルト首相は先ずロシアのウラジミール・プーチン大統領にイランの核兵器開発の阻止について支援を求めたが、その 全文をよむ
■ モラティノス外相「シリアは安保理決議第1701号の履行に向けて協力するだろう」 2006年10月16日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ダマスカス:ナハール紙】 スペインのミゲル・アンヘル・モラティノス外相は、ダマスカスへの訪問の終わりに、シリアのバッシャール・アル=アサド大統領および政府高官らとの会談に満足を表明し、シリアは中東における解決の一部であり、問題の一部ではないと述べた。 モラティノス外相は、帰国前にダマスカス国際空港で開かれた記者会見で、「私 全文をよむ
■ パレスチナ挙国一致内閣樹立問題でエジプト・シリア・パレスチナ諸勢力が連絡協議 ■ イスラエルはパレスチナの抵抗勢力に対する作戦拡大を警告 ■ オルメルト首相「アッバース大統領との会談開催の準備は中断された」 ■ 在米反イスラエル勢力が和平プロセス推進のために新組織設立を決定 2006年10月16日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ダマスカス:アイマン・アル=マフディ、占領エルサレム:諸通信社】 エジプトが和平プロセス、特にパレスチナにおけるその前進のための 全文をよむ
■ アサド大統領、ムバーラク大統領から書簡を受け取り、モラティノス外相と和平について協議 2006年10月15日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ダマスカス:シャアバーン・アッブード】 シリアのバッシャール・アル=アサド大統領はスペインのミゲル・アンヘル・モラティノス外相との会談において、地域の平和は「すべてのトラックについて公正かつ包括的」でなくてはならないと強調した。一方スペイン外相は、「和平プロセスおよび地域の安定実現におけるシリアの基本的な役割の重要性」を主張 全文をよむ
■ イスラエル、ハマース活動家7人をミサイルで殺害 ■ ファタハ幹部:「エジプトの介入が必要な状況だ」 2006年10月15日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 新たなイスラエルによる虐殺が起きた。ガザ地区のジャバリヤ難民キャンプ東地区に侵攻したイスラエル軍を阻止しようとしたパレスチナ人たちに、イスラエルの戦闘機が5発の空対地ミサイルを発射、ハマース軍事部門、イッズッディーン・カッサーム軍団の戦闘員7人が死亡、ほかに18人の負傷者が出た。 パレスチナ筋の情報によれば 全文をよむ
■ ハマースとファタハの間で戦闘員が衝突、20人が負傷 ■ マシャアル氏:「イスラエル承認から政治的に得るものはない」 2006年10月14日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ:アシュラフ・アブルホウル、ダマスクス:アイマン・アル=マフディー】 ガザ地区北部のベイトラヒヤで、パレスチナ内務省実働部隊とファタハ活動家の間で武力衝突が発生し、双方から20名の負傷者が出た。戦闘は、内務省部隊が一昨日のハマースの軍事部門であるイッズッディーン・カッサーム軍団幹部の暗殺 全文をよむ
■ パレスチナ高官、カタールによる調停失敗の原因を本紙に語る 2006年10月13日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ラーマッラー:ムハンマド・ハウワーシュ】 パレスチナのさる高官は本紙に対して、カタールのハマド・ビン・ジャースィム・ビン・ジャブル・アール・サーニー外相がドーハ、ダマスカス、ガザの間を巡回して行った調停の真相とその失敗へと導いた原因を明らかにした。 同高官によるとパレスチナのマフムード・アッバース大統領は約10日前にドーハを訪問し、カタールのハ 全文をよむ
■ ライス国務長官「パレスチナの状況を救済するためにエジプト、ヨルダン、ヨーロッパがイニシアチブをとる」 2006年10月13日付アル・アハラーム紙HP1面 【ワシントン:ホダー・タウフィーク】 コンドリーサ・ライス国務長官は、パレスチナの状況改善およびパレスチナ国家の土台構築を許す環境実現に向けたエジプト・ヨルダン・ヨーロッパによる新たなイニシアチブを公表した。 またライス国務長官は、民族的責任を担う国家建設に向けたパレスチナの努力をブッシュ大統領は支援し続けると約束し、 全文をよむ
■ 北朝鮮、核弾頭搭載ミサイルを発射すると威嚇 ■平壌、アメリカに現在の危機解決のため妥協を求める 【世界の各首都、諸通信社】 06年10月11日付アハラーム紙(エジプト)HP1面 最初の核実験実施から24時間を経て、北朝鮮は昨日、アメリカ合衆国が現在の核危機解決のために妥協を示さなければ、核弾頭を搭載したミサイルの発射実験を行うと威嚇した。 韓国の連合ニュース通信社は、「我々は核弾頭ミサイルが発射される前に解決に至ることを望む。事態はアメリカの反応にかかっている」 全文をよむ
■ 北朝鮮、初の核実験で世界を震撼させる 2006年10月10日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 北朝鮮は昨日、国際社会からの制止にも関わらず同国初の核実験を宣言し、世界を震撼させた。中国、ロシア、韓国、日本はアメリカとともに即座にこの共産主義体制を糾弾し、ヨーロッパ諸国も実験を非難した。NATOは加盟国に対し緊急会議の招集をかけた。規模の観測については見解が分かれているこの核実験に世界がほぼ一致して抗議する中、北朝鮮の核施設に対する軍事攻撃を呼びかけた国はなく、平壌への国際 全文をよむ
■ 「エジプトの存在は枢軸国の一つに納まるよりも大きい。非同盟政策を堅持する」 ■ アフマド・アブルゲイト外相、本紙と対談 ■「パレスチナ問題の解決なくしてテロの撲滅なし」 ■「ハマース指導者は責任を負わねばならない」 ■「我々はアメリカ政府にイラン核問題への柔軟な対応を求める」 ■「ダルフール危機はあろうともエジプトはスーダンの一体性維持を目指す」 2006年10月10日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 エジプトのアフマド・アブルゲイト外相は、カイロでアメリカ、エ 全文をよむ
■ カタールのハマド・ビン・ジャースィム外相、今日ダマスカスからガザへ ■ ハニーヤ首相「アラブ和平イニシアチブの問題点はイスラエル承認」 2006年10月09日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ラーマッラー:ムハンマド・ハウワーシュ、諸通信社】 イスラーム抵抗運動ハマースがイスラエルの承認を断固拒絶する一方、挙国一致内閣樹立に関しファタハとの合意が近く成立することが期待されている。パレスチナのマフムード・アッバース大統領は、ハマースの政治部門の指導者でダマスカス在 全文をよむ
■ ダルフールへの部隊派遣をやめるようアラブ・アフリカ諸国に警告したスーダンに対し、国際的圧力が強まる 2006年10月07日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン:ホダー・タウフィーク、ニューヨーク:諸通信社】 ダルフールへの国際部隊の展開受け入れをめぐって、スーダンに対する新たな国際的圧力が強まっている。 安保理のメンバーは数時間内に、ジョン・ボルトン米国連大使が提出した声明案を議論することになった。これはスーダンが、ダルフールにおける国際部隊への参加 全文をよむ
■ムバーラク大統領、記者会見での声明「我々は中東地域を穏健派と過激派という二つの機軸に分けることを拒否する」 ■ ヨルダン川西岸とガザ地区で新たな評議会選挙実施か 2006年10月6日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ホスニー・ムバーラク大統領は、中東地域において穏健派を含む新たな枢軸が形成されつつあるという考えは正しくないと強調し、最近エジプト、ヨルダン、湾岸協力会議諸国の外相と会談したコンドリーザ・ライス米国務長官がそもそもこの問題を提起したとの見方を否定した。 全文をよむ
■ 世界の要人135人が平和のための国際会議を呼びかけ 2006年10月05日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【アル=ナハール】 かつての大統領、首相、外相および国防相、国会内会派の代表や国際機関の長など世界中の要人135人がアラブ・イスラエル間における和平努力の活性化に向けた国際会議の開催を呼びかける声明に署名した。 ブリュッセルに本部を置く非政府組織「国際危機グループ(ICG)」によってまとめられたこの声明は、パレスチナのマフムード・アッバース大統領による 全文をよむ
■ アクサー殉教者軍団、ハマース幹部を処刑すると警告 ■ ベン・エリエゼル社会基盤相、ファタハのイスラーム主義者に対する勝利を希望 2006年10月04日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 パレスチナ自治区の治安状況が悪化する中で、事態を一層激化させかねない危険な動きがあった。「ファタハ」運動から派生した「アクサー殉教者軍団」の名による声明が発表され、イスラーム抵抗運動「ハマース」のハーリド・マシュアル政治局長とサイード・スィヤーム内相、マフムード・アル=ザッハール外相の兄弟 全文をよむ
■エジプト・アメリカ・ヨルダンと湾岸諸国の外相たちが今日、カイロで地域情勢を論議 ■ライス長官:「和平プロセス再開のために米国は地域の穏健派を頼りにしている」 ■米政府はサウジアラビアに対し、イラクの安定を支援し、スンナ派に政治プロセスへの参加を促すよう要請 2006年10月03日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 エジプトと合衆国、ヨルダン、そして湾岸協力会議加盟国の外相たちが、今晩カイロで和平プロセスの再生と中東の地域情勢を論議する会合を開く。 コンドリーザ・ライ 全文をよむ
■ エジプト・ヨルダン首脳会談にて、国際的に合法な決定に基づく和平交渉再開を要求 ■ ムバーラク大統領とアブドゥッラー2世はパレスチナ国家設立を強調、イスラエルにアラブの努力への同調を要求 2006年10月02日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 エジプト・ヨルダン首脳会談は中東和平カルテット(米・国連・EU・露)に対し、国際的に合法な決定とロードマップに基づいたパレスチナ・イスラエル和平交渉の再開を求め、エルサレムを首都とする独立パレスチナ国家の設立につながる和平プロセス 全文をよむ
■ イスラエルの威嚇「レバノンから出てガザに向かう」 2006年10月01日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ラーマッラー:ムハンマド・ハウワーシュ】 イスラエルはガザ地区を再び占領するとの威嚇を行ない、明日の贖いの祭りの終了の後、この目的のため大規模な軍事行動を行なう可能性をほのめかした。 イスラエル・テレビの第2チャンネルは「イスラエル軍は政府に対し、ガザ地区が新たなレバノン南部とならないために、同地区の再度占領を勧告した」と伝え、「イスラエル軍指導部はこ 全文をよむ
■ アッバース大統領:「イスラエル兵士解放にむけて、エジプトの努力が継続中」 ■ 挙国一致政府樹立が暗礁に乗り上げたにもかかわらず、現政府を解散させる考えはないと表明 2006年09月30日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ドーハ:アザブ・タイイブ・ターヒル、ガザ:アシュラフ・アブルホウル】 パレスチナのマフムード・アッバース大統領は、拉致されたイスラエル兵士、ギラード・シャリットの解放問題の解決に向けてエジプトの努力が続けられていると強調し、「話し合いは兵士解放の 全文をよむ
■ ライス国務長官、アラブ諸国の反イラン動員とハマース内部分裂を画策 2006年09月30日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ワシントン:ヒシャーム・ムルヒム】 アメリカ政府筋およびコンドリーザ・ライス国務長官の中東歴訪に関わるアラブ諸国の外交筋によれば、今回の歴訪には意欲的な目標がある。その一つは親米アラブ諸国を中東におけるイランの影響力の増大を阻止するために動員する試みであり、もう一つはパレスチナのイスラーム抵抗運動「ハマース」のダマスカスにある政治指導部とガザの 全文をよむ
■ ムバーラク大統領は火曜日、ライス国務長官を迎える。 ■ 和平プロセス後押しのため、カイロで米・アラブ外相会議 ■ オルメルト首相は数日中にアッバース大統領との会談を決意、シリアとの交渉は拒否 ■ イスラエル、入植地へのミサイル発射を停止しなければガザを掃討すると脅迫 2006年9月29日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン:ホダー・タウフィーク、ガザ:アシュラフ・アブーアルフール】 ホスニー・ムバーラク大統領は火曜日に米のライス国務長官を迎え、パレ 全文をよむ
■ タラバーニー大統領、「米軍の常駐は近隣の攻撃からイラクを守る」と発言 ■ スンナ派、シーア派双方からはイラク大統領に対し「無責任だ」と厳しい批判 ■ 「アメリカはもはや安全でない」と諜報機関が認めたことで、ワシントンに激震 2006年9月28日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【バグダード、ワシントン:諸通信社】 イラクのジャラール・タラバーニー大統領がアメリカ軍のイラク駐留を強い口調で擁護したのに対し、スンナ派、シーア派双方からは「彼の態度も声明の内容も無責 全文をよむ
■ サウジアラビア、イラクとの国境に防壁を建設 2006年09月28日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AP】 テロへの地域的な不安が拡大する徴候をみせるなか、サウジアラビアはテロリストの国内への侵入を阻止するため、およそ900kmにわたるイラクとの国境沿いに防壁を建設する計画に着手した。 サウジアラビア政府に治安対策の提言を行なう特別機関である「サウジアラビア国家治安改善プロジェクト」のナウワーフ・ウバイド委員長は、完成までに5年から6年を要するとされるこの 全文をよむ
■ イスラエル首相が「ゴラン高原はイスラエル国家の一部だ」と発言 ■ ライス国務長官:「米政府はシリアに厳しい制裁を課すよう尽力する」 2006年09月27日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【占領下エルサレム、ワシントン:諸通信社】 昨日、ライス国務長官がシリアを激しく攻撃し、国際的な厳しい制裁を加えるよう尽力すると威嚇する中、イスラエルのオルメルト首相は1967年以来イスラエルが占領しているシリアのゴラン高原は、欠かすことの出来ないイスラエル国家の一部であるとい 全文をよむ
■ アッバース大統領:ハマースとの会談を無益だとしてキャンセル ■ イスラエル:バルグーティー、サアダート両氏の釈放を拒否 2006年9月26日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ:アシュラフ・アブルホウル、占領パレスチナ:諸通信社】 パレスチナのマフムード・アッバース大統領は、挙国一致政府樹立の協議を再開する目的で本日ガザ地区で予定されていたハマースとの会談をキャンセルした。 大統領報道官のナビール・アブー=ルディーナ氏は、アッバース大統領が本日もしく 全文をよむ
■ アッバース大統領:「次期政権はイスラエルを承認することになるだろう」 ■ ハマースはイスラエル政府承認のかわりに10年間の停戦を提案 2006年09月23日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ:アシュラフ・アブルホウル、ニューヨーク:アラーウ・リヤード】 パレスチナのマフムード・アッバース大統領は、国連総会での演説の中で、パレスチナのどのような次期政権も、これまでPLOと自治政府が遵守してきた諸合意を履行することになるだろうと表明した。また、「これらの合意には 全文をよむ
■ アブルゲイト外相、和平プロセス再開のためアッバース大統領とライス長官に会う ■ パレスチナ大統領、シラク大統領およびブッシュ大統領と協議 2006年9月21日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ニューヨーク:アラーウ・リヤード】 中東和平プロセス再開のためのエジプトの動きの一環として、エジプトのアフマド・アブルゲイト外務大臣はニューヨークでの第61回国連総会に参加した複数の高官と一連の重要な会見を行った。 アブルゲイト外相はパレスチナのアッバース大統領と 全文をよむ
■ アズハル総長、ローマ法王からのエジプト訪問打診を拒否、謝罪するまでバチカンと対話を停止 ■ ベネディクト16世、アラブ・イスラーム事情通の枢機卿を事態収拾のため外務大臣に任命 2006年09月20日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 アズハルのムハンマド・サイイド・タンターウィー総長は、ローマ法王ベネディグド16世がアズハルを訪れ、自身の立場を説明する講演を行ないたいと打診があったのに対し、拒否の姿勢を示した。 このことはカイロ駐在バチカン大使館の書記官およびエジプト国 全文をよむ
■ ローマ法王は遺憾の意を表明、イスラーム教徒は不十分として謝罪を要求 2006年09月18日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 ローマ法王ベネディクト16世が先週火曜日にドイツのバイエルン州で行った講義においてイスラームやジハードについて引用した箇所をめぐっての論議が続く中、ローマ法王は毎週日曜日に行われる福音の礼拝で異例の行動をとった。彼は公の場で初めてこの問題について語り、引用は「どんな形であれ」彼の個人的な意見を反映したものではないということを強調して、引用が引き起こし 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、ジェッダでサウジ国王とパレスチナ問題の進展、イラク・レバノン・スーダンの状況について会談 ■ 南レバノンへのレバノン国軍再展開、和平プロセス前進のための努力についても協議 2006年09月18日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ジェッダ:ウサーマ・サラーヤー】 共通の関心事であるアラブ世界および地域的国際的問題の協議・調整の一環として、ホスニー・ムバーラク大統領はサウジのアブドゥッラー・ブン・アブドゥルアズィーズ国王と昨日ジェッダで会談し、ア 全文をよむ
■ ハマース、イスラエル兵解放交渉の成立を否定 ■ ハニーヤ首相:「挙国一致内閣では過去の和平合意を承認せず」 2006年09月17日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ:アシュラフ・アブルホウル、諸通信社】 パレスチナのアッバース大統領は、水曜日に国連総会に出席するかたわらブッシュ大統領と会談するに先駆けて、明日、ライス国務長官と会見する。 一方、ハニーヤ首相は「挙国一致内閣の政策は国民合意文書に依拠し、イスラエルとの間で調印された和平合意の承認は含ま 全文をよむ
■ ローマ法王のイスラーム中傷発言に、エジプトや世界から怒りの声 ■ エジプト、発言に対し説明を要求、文明の衝突の発火点となり、東洋と西洋の歩み寄りを揺るがすと警告 ■ アズハル総長:「発言はイスラームに対する明らかな無知を露呈」 ■ 人民議会のスルール議長、迅速な謝罪を要求 2006年09月16日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【世界主要都市:本紙特派員および諸通信社】 ローマ法王ベネディクト16世のイスラームについての発言は、イスラーム世界で怒りにみちた反 全文をよむ
■ ダマスカスのアメリカ大使館爆破を目的としたテロリストの攻撃を阻止 ■ テロ実行犯3名、シリア人警備員1名死亡、市民12人負傷、アメリカ側に被害なし ■ ホワイトハウス、シリアを賞賛、対テロ戦の同盟者となるよう希望 2006年09月13日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ダマスカス:アイマン・マフディー、ワシントン:諸通信社】 昨日朝、シリア治安部隊はダマスカスにあるアメリカ大使館の爆破を目的とした4人の武装テロリストの攻撃を阻止した。 その攻撃で少なくとも 全文をよむ
■ マーリキー首相、アフマディーネジャード大統領と政治・経済・治安協力合意に署名 2006年09月13日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【テヘラン:諸通信社】 昨日の火曜、初めてテヘランを公式訪問したイラクのマーリキー首相との会談後、イランはイラクにおける安定と治安実現への協力を提言した。 イラク駐留米軍を攻撃する戦闘員を支援しているとイランを非難する米政府を満足させるであろうメッセージとして、マーリキー首相はイラン高官らに対し、イラクの内政事情に介入し 全文をよむ
■ ダマスカス、プローディ首相によるレバノン国境へのヨーロッパ軍展開提案の受け入れを否定 2006年09月10日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 シリア当局は、バッシャール・アル=アサド大統領がイタリアのロマーノ・プローディ首相との電話会談で、ヒズブッラーの戦闘員に武器がわたるのを防ぐためにシリア・レバノン国境にヨーロッパ軍を展開させるとの提案に大筋で合意したというプローディ首相の談話を否定した。シリアの消息筋は、アサド大統領とプローディ首相の会談は、レバノンとの国境に展開し 全文をよむ
■カルバラーのイマーム・マフディー聖誕祭、300万人のシーア派ムスリムの安全確保のために1万1000人の兵を配備 2006年09月10日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【カルバラー、バグダード:諸通信社】 イマーム・マフディー聖誕祭のためカルバラーを訪れるおよそ300万人のシーア派ムスリムの安全を確保するため、イラク政府は1万1000人近いイラク人警察官と兵士をカルバラー市内に展開させた。 イラク当局によると、7000人のイラク人警察官と2000人のイラク軍 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、アナン事務総長とレバノン情勢について協議 ■ 事務総長、48時間内のイスラエルのレバノン封鎖解除を期待 ■ 共同記者会見でアナン事務総長:「レバノンでの停戦は脆弱」「ダルフールにおけるアフリカ連合軍の駐留拒否は前向きな決定とはいえない」 ■ アブルゲイト外相:「協議ではパレスチナ、イラク、イランの核開発問題が扱われた」 2006年09月06日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【アレキサンドリア:フセイン・サービト、ムハンマド・アミーン・ミスリー】 全文をよむ
■ エジプト、国連に「ダルフールへの部隊展開前にスーダンとの対話を」と訴える 2006年09月02日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 アフマド・アブルゲイト外務大臣は、ダルフールでの平和維持活動を国連に委ねることを決定した安保理決議1706号の採択を受けて、国際平和維持部隊の展開をめぐって前向きな返答をスーダン政府から確実に得られるよう、国連と安全保障理事会はスーダン政府との対話を継続するべきだと強調した。 アブルゲイト外務大臣は、スーダン領内に外国部隊が展開するこ 全文をよむ
■ ブッシュ大統領:「マフフーズ氏の作品はこれからもエジプトを世界に知らしめ続けることだろう」 ■ シラク大統領:「平和と寛容の人であった偉大な文学者が死によって失われた」 2006年08月31日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン:ハーリド・ダーウード】 米のブッシュ大統領は声明を発し、大作家ナギーブ・マフフーズの死去に哀悼の意を示した。 ホワイトハウスが発表した声明の中でブッシュ大統領は、この稀有な作家の残した長編小説や短編、戯曲や映画は、エジプト 全文をよむ
■ ハマース、ジャクソン牧師による捕虜交換の仲介を歓迎 2006年08月30日付アル・アハラーム紙(エジプト)HPアラブ世界面 【ダマスカス:諸通信社】 米の黒人指導者、ジェシー・ジャクソン牧師が一昨日ダマスカスでハマースのハーリド・マシュアル政治局長と会談し、パレスチナ側に捕らわれているイスラエル兵の解放を仲介するとの提案を行った。 昨日、ハマース政治局メンバーであるムハンマド・ニザール氏は、ジャクソン牧師がイスラエル兵解放を仲立ちしたいとの希望を提起し、マシュアル政治 全文をよむ
■ クウェイトとイラクの国境地帯での銃撃事件が収束 2006年08月29日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【クウェイト:諸通信社】 クウェイト内務省の特命次官であるアハマド・アル=ラジーブ少佐は、クウェイトとイラクは両国国境付近でクウェイトの治安巡視部隊の一つが銃撃を受けた事件を乗り越えたと強調し、この事件を「個人によるもので組織的なものではない」と評した。 ラジーブ少佐はクウェイトで発行されている“アル=ライイ・アル=アーンム”紙に対する声明の中で「我々は 全文をよむ
■ スーダン政府が拒否する中、安保理は今日ダルフールへの国際部隊派遣を検討 2006年8月28日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ニューヨーク:諸通信社、ハルツーム:アブドゥルワーヒド・ラビーニー】 ダルフール地区への国際部隊の展開をスーダン政府が公式に拒否する中、国連安保理は今日、来月9月30日に正式な任期が切れるアフリカ連合[AU]の部隊に代わって、17,000人の兵士および3,000人の警察官をダルフールに展開することを明記したイギリス-アメリカの決議案について 全文をよむ
■ 包括和平プロセス再開に向け、エジプトが尽力 ■ イスラエルとヒズブッラーおよびパレスチナの捕虜交換、3週間以内に実現か ■ 人道目的でラファハ通行所が再開、占領地の状況沈静化へ 2006年08月27日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 中東における包括和平プロセス再開に向けた空気を醸成するためにエジプトが払っている努力の一環としてエジプトがあらゆる当事者に対して行ってきた働きかけの成果が近いうちに具体化するだろうと、さる高レベルの情報筋が本紙に明かした。同筋によれば、 全文をよむ
■ エジプトの「アル=グムフーリーヤ」紙、シリアがレバノンで「虐殺」を犯したと非難 ■ アサド大統領、レバノン多数派勢力の各グループを区別「勝利はレバノンのもの。それを平和のために役立てなければならない」 2006年08月24日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 シリアのバッシャール・アル=アサド大統領は、今回レバノンで起こった出来事は「歴史的な節目」であり、その成果を生かすべきだと呼びかけた。また、抵抗運動の勝利はレバノンの勝利であり、「それを平和のために役立てなければなら 全文をよむ
■ シャルム・シェイフでエジプト―バハレーン首脳会談 ■ ムバーラク大統領とハマド国王、レバノン及びパレスチナ、イラクの危機的情勢について協議 2006年08月23日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【シャルム・シェイフ:ムフタール・シャイーブ】 ムバーラク大統領がアラブ首脳との間で行っているアラブ地域の危機的状況に関する継続的な対話の一環として、昨日午後、ムバーラク大統領はバハレーンのハマド国王とアラブ世界および中東地域、特にレバノン、パレスチナ、イラクにおける情勢 全文をよむ
■ 最初の証言者:サッダーム・フセインと旧政権がクルド人の村々に対し禁止武器を使用したとの訴え 2006年08月23日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【バグダード:諸通信社】 フランス通信記者が裁判所から伝えたところによれば、1980年代のクルド人民間人に対するアンファール作戦事件について、サッダーム・フセイン元大統領と責任者6人を裁く法廷が昨日火曜日に再開された。 二回目となる法廷は現地時間10時30分に開廷し、運営上の問題について10分間非公開の協議 全文をよむ
■ ムバーラク大統領とカタル首長、アラブの団結の強化とレバノン再建を協議 ■ 大統領、本日のクウェイト首長のエジプト公式訪問で地域の諸問題を議論する予定 ■ 大統領、サウジ国王の親書をサウジ外相より受け取る ■ バハレーン国王、明日よりシャルム・シェイフ訪問を開始、ムバーラク大統領と会談予定 2006年08月21日付アル・アハラ-ム紙(エジプト)HP1面 アラブ地域、特にレバノン、パレスチナ、イラクで勃発した状況を解消するためにエジプトが行っている集中的な努力と協議の一環と 全文をよむ
■ イスラエル、パレスチナ副首相を「テロ組織への所属」容疑で拘束 2006年08月20日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ヨルダン川西岸・占領下エルサレム:諸通信社】 イスラエル占領軍は昨日未明、パレスチナ副首相兼教育相のナースィル・シャーイル氏を、ヨルダン川西岸地区の自宅で拘束した。容疑はテロ組織への所属であり、ハマースとの闘いの一環だという。 ホダー・シャーイル夫人によると、夜明け前に西岸地区ラーマッラーの自宅を複数の軍事車両が包囲し、シャーイル氏を逮 全文をよむ
■ 連続するエジプト人の拉致・殺害 ■ 米政府、「イラクで民主主義に代わる制度を検討」との報道を否定 2006年08月19日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン:諸通信社、バグダード:ムハンマド・アル=アンワル】 昨日ホワイトハウスは、「当地での暴力をコントロールすることに失敗したことを受け、米当局がイラクで民主主義に代わる制度を導入することを検討している」とするマスコミの報道を否定した。ホワイトハウスのトニー・スノー報道官はこの失敗については認めた上で、 全文をよむ
■ アメリカ兵300名イラクへ再派遣、アマーラ駐留イギリス軍も大規模再配備 2006年08月16日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【各国首都:諸通信社】 アメリカ陸軍高官の月曜日の発表によれば、イラクでの任務を終えて合州国内の基地に帰還していたアメリカ兵約300名が、バグダードで暴力行為が続いていることを理由として、イラク再派遣の命令を受けた。この兵士らが所属するストライカー旅団第172大隊に対し、ドナルド・ラムズフェルド国防長官は先日イラク駐留の4ヶ月延長を命 全文をよむ
■ バルザーニー・クルド自治区議長、トルコ軍によるイラク国境付近の村落への砲撃を非難 2006年08月13日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【アルビル:国営クウェイト通信(KUNA)】 国営クウェイト通信によると、クルド自治政府議長のマスウード・アル=バルザーニーが、トルコ軍によるイラクのクルド人村落への砲撃を非難した。同様にトルコの軍勢がイラク-イラン-トルコ国境の三角地帯に集結していることも非難の対象とした。 さらにバルザーニー議長は「トルコ軍の砲撃と 全文をよむ
■ イラク軍がキルクーク、サラーフッディーン、ナースィリーヤの治安権限を担う 2006年08月10日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【バグダード:本紙記者】 ムワッファク・アル=ルバイイー国家安全保障顧問は、「サラーフッディーン県およびキルクーク県の治安任務がイラク軍に移管されたことは、イラク軍の能力が向上した証である」と述べた。 ルバイイー顧問はアメリカ軍101空挺師団からイラク軍第4師団への治安任務移管に立ち会った際に、「イラク軍第4師団はイラク軍の 全文をよむ
■ 世界各地でレバノンとの連帯を示すデモ ■ インドネシア政府、志願兵のベイルート渡航を禁止 2006年08月09日付アル・アハラーム紙(エジプト)HPアラブ世界面 【世界各国の首都:本紙特派員、諸通信社】 昨日、アラブ諸国および世界各国の首都で数多くのデモが行われ、イスラエルが継続中のレバノンへの野蛮な攻撃に抗議し、レバノン国民とその勇敢な抵抗への連帯を示した。 マレーシアのサイイド・ハミード・バーズ外相は昨日、ヒズブッラーへの武器供与という選択肢を考慮するよう、 全文をよむ
■エジプトとフランス、レバノンでの即時停戦を要求。アメリカは「数日内に」 ■ムバーラク大統領、アブルゲイト外相を緊急特使としてベイルートに派遣、困難にあるレバノンへのエジプトの支援を確認 2006年08月03日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ベイルート、テルアビブ、ニューヨーク:諸通信社】 エジプト、フランス両国は戦闘の即時停止を要求したが、一方でアメリカは数日内の停戦可能性を口にした。 ムバーラク大統領からレバノン大統領エミール・ラッフードへの書簡を届 全文をよむ
■ガザ北部でイスラエルの砲撃によりパレスチナ人6人が死傷 2006年08月02日付アル・アハラーム紙(エジプト)HPアラブ世界面 【ガザ:アシュラフ・アブルホウル、諸通信社】 イスラエルがガザ地区への攻撃を激化させる中、イスラエルの偵察機が昨日、ガザ北部のベイト・ラヒヤでパレスチナ人の群集を爆撃、若い男性と女性が死亡、4人が負傷した。 保健省の救急救命部長であるムアーウィヤ・ハサネイン氏によると、死亡したのはアーリフ・アフマド・アブーカーイダ(15歳)とメルバト・アブ 全文をよむ
■ ヨルダンの貧しい老婦人が卵ひと籠と鶏二羽をレバノンに寄付 2006年08月02日付アル・アハラーム紙(エジプト)HPアラブ世界面 【アンマン:諸通信社】 72歳になるヨルダンの貧しい老婦人が、ヨルダンテレビが放映した救援への呼びかけに応じ、レバノンとパレスチナの両民衆のため、鶏2羽とひと籠の卵を寄付しようと道を急いだ。 「この世で持っているものといったらこれが全て。同胞への寄付として提供したい」と言うハリーマおばあさんは、2羽の鶏と卵でいっぱいの小さな籠を手に、ザ 全文をよむ
■ ムバーラク大統領からアサド大統領へ、レバノン情勢について伝言 2006年07月31日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ダマスカス:アイマン・アル=マフディ】 シリアのバッシャール・アル=アサド大統領は、昨日アフマド・アブルゲイト外相をダマスカスのローダ宮に迎えたが、その際エジプト外相は、ホスニー・ムバーラク大統領からのメッセージを口頭で伝えた。 在シリア・エジプト大使館のハーズィム・ハイラト大使は、メッセージはレバノン情勢の進展および停戦のためのエジプトの努力に 全文をよむ
■ エジプト・サウジ首脳会談、レバノン停戦のための共通見解を協議 ■ ムバーラク大統領:「この地域で起こっている事は破壊のカオスであり、創造ではない。危機からの出口を協議する必要がある」 ■ ムバーラク大統領、サウジ訪問前に新聞記者らに対し:「(兵士拉致という)作戦にはまともな見通しがなかった。代償を支払っているのはレバノン国民だ」 2006年07月26日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ジッダ:ハサン・アーシュール、ジャミール・アフィーフィー、リヤード:サーリフ・ハイ 全文をよむ
■ マーリキー首相が9省庁に及ぶ大規模な内閣改造を決定 2006年07月26日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【バグダード:本紙記者】 内閣に近いある筋によれば、イラク情勢の混迷に対して奮闘中のヌーリー・アル=マーリキー首相は、政府に参加している諸派と協議した後、大規模な内閣改造を行うことを決定したという。 同筋は本紙に対し、更迭の対象となるのは求められている最低限の仕事を現在までに達成できていない閣僚9人であると述べた。 同筋は、この更迭が発表 全文をよむ
■ イスラエル軍がジャバリヤとナブルスへ侵攻 ハマース所属議員に対する公訴提起 2006年07月23日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 イスラエル軍は昨日、ガザ地区北部にあるジャバリヤの東部へ侵攻し、ナブルスへの爆撃でパレスチナ人1人を殺害した。いっぽうイスラエル司法当局は拘束中のイスラーム抵抗運動ハマースの閣僚および議員に対する統一の公訴提起を行った。 目撃者の証言によれば、イスラエル占領軍のブルドーザーおよび軍用車輌がジャバリヤ市の東部墓地付近の民有地に200メー 全文をよむ
■ アフマディーネジャード大統領がサウジ国王と協議 イスラーム諸国緊急首脳会議の開催を呼びかけ 2006年07月22日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【MENA、AFP】 イランのマフムード・アフマディーネジャード大統領はサウジアラビアのアブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズ国王をはじめとするイスラーム諸国およびアラブ諸国の指導者に連絡をとり、イスラエルのレバノンに対する侵略を食い止めるべく協議を行うためイスラーム諸国緊急首脳会議の開催を呼びかけた。 サウ 全文をよむ
■ サウジ政府、レバノンへの国際部隊派遣を支持 ■ エジプト政府は停戦を呼びかけ アサド大統領はロシアのサルタノフ副外相と会談 2006年07月21日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 サウジアラビア王国はイスラエルの「横暴」を非難し、イスラエルがレバノンを「破壊」していると非難し、停戦を求めるとともにユダヤ国家[イスラエル]が攻撃を継続することを許すことはできないと強調した。また、レバノンへの国際部隊派遣を支持した。 サウジアラビアのスルターン・ビン・アブドゥルアズ 全文をよむ
■小泉首相の特使:「日本は今の事態が中東和平の機会にもたらす悪い帰結に警告を発する」 2006年07月20日付アル・アハラーム紙(エジプト)アラブ世界面 【マンスール・アブーアズム記者】 日本国首相の特使(中東和平担当)である有馬龍夫氏は、日本は中東、なかでもレバノンとパレスチナの地で起きつつある危険な事態の推移を、多大な懸念をもって見守っていると述べた。 本紙記者との特別会見の場で有馬特使は、小泉首相が数日前にイスラエルのオルメルト首相と会談した際に、最大限の自制 全文をよむ
■イスラエル占領軍がナーブルスを包囲、ベイト・ハヌーンでは町の破壊後に撤退 2006年07月19日付アル・アハラーム紙(エジプト)HPアラブ世界面 【ガザ、占領下エルサレム:本紙特派員、諸通信社】 イスラエル占領軍は昨日朝、西岸地区のナーブルスを包囲した。一方同軍は、ガザ地区北部のベイト・ハヌーンからは撤退したが、侵攻と激しい砲撃によって町にはおびただしい破壊の跡が残された。 同じ頃、ハマースの軍事部門であるカッサーム軍団がネゲブにある入植地内のイスラエル将校住宅を砲 全文をよむ
■ モッタキ外相、ダマスカスから休戦と捕虜交換を呼びかけ ■ サウジアラビアは「独断専行による決定」に「陥っている」現状を非難 2006年07月18日付アル・ナハール紙(レバノン)HP1面 【ダマスカス:シャアバーン・アッブード】 【その他各国の首都:諸通信社】 イランのマヌーチェフル・モッタキ外相は昨日ダマスカスでシリアのバッシャール・アル=アサド大統領ならびにファールーク・アル=シャルウ副大統領、ワリード・アル=ムアッリム外相と協議を行い、レバノンとイスラエルの休戦と 全文をよむ
■ イラクの議員達はレバノンの情勢がイラクにも反映すると予測 2006年07月16日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【バクダード:イラクの声】 イラクの議員達はイスラエルのレバノンに対する攻撃の影響がイラクの現状に反映すると予測し、アラブ連盟の態度を弱腰だと評した。 昨日の日曜日、統一イラク連盟メンバーのアッバース・アル=バイヤーティ氏は“イラクの声”通信社に向けた声明の中で、「中東地域全体を脅かしているパレスチナとレバノンでの情勢に対し、(アラブ連盟が)よ 全文をよむ
■ アラブ・イスラーム世界各地でデモ、イスラエルによる攻撃を非難 2006年07月16日付アル・アハラーム紙(エジプト)アラブ世界面 【アラブ・イスラーム各国首都:本紙特派員、諸通信社】 イスラエルによるレバノン攻撃を非難し、レバノン抵抗運動への支援を呼びかける大規模なデモが、アラブ・イスラーム世界各地で行われた。 シリアの首都、ダマスカスではレバノン抵抗運動によるイスラエル艦船破壊に歓喜するパレードが行われ、抵抗運動への支援と、イスラエルが行っているテロ行為への批判 全文をよむ
■ イスラエル、陸・海・空からレバノンを包囲 ■ イスラエルの戦闘機がベイルート空港とレバノン南部を爆撃 ■ ヒズブッラーはミサイル砲60発をイスラエル北部に向けて発射 ■ 数十人のレバノン人が殺され、ヒズブッラーはハイファを攻撃すると脅し 2006年07月14日付アル・アハラーム紙(エジプト)アラブ世界面 【ベイルート:ファトヒー・マフムード、占領下エルサレム:諸通信社】 この24年で最大となる一連の空襲によって、将兵1人と一家族の11人を含む39人のレバノン人が殉死 全文をよむ
■イスラエルが女性、子供を含むパレスチナ人一家9人全員を殺害 ■アッバース大統領、ファタハ幹部と戦闘激化の影響について議論 2006年07月13日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ:アシュラフ・アブルホウル】 イスラエルのF-16型戦闘機はガザのイスラーム大学教授であるナビール・アブーサリーマ氏宅を爆撃した際、女性や子供を含むパレスチナ人一家9人を殺害した。 重さ1000キロもの爆弾によって三階建てだった家は倒壊し、遺体が瓦礫の下に散乱した。 パレス 全文をよむ
■ イギリス軍司令官「我々の軍はバスラを去らない」 2006年07月12日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【バスラ:「イラクの声」通信社】 バスラ駐留イギリス軍司令官は火曜日、同軍にはいまだ大きな課題があり、必要とされる治安上の条件が満たされ、バスラ住民を安心させるためのいくつかの計画が実施されるまでは、同軍はバスラを去らないと述べた。しかし司令官はこれらの計画については明らかにしなかった。 バスラ国際空港にあるイギリス軍基地で昨日行われた記者会見には、 全文をよむ
■ モガディシオで戦闘が再発、死者60人 ■ オワイス師、イスラーム法の適用に賛意 2006年07月11日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 ソマリアの首都モガディシオで昨日、敗北した内戦の司令官たちに忠誠を誓うソマリア人戦闘員とイスラーム法廷連合に所属するイスラーム主義民兵組織との間で再び戦闘が始まり、日曜日以降の死者は少なくとも60人にのぼった。 市内の病院の医療責任者アブドゥルカーディル・シャイフは、背後で迫撃砲の爆音と銃声が反響するなかロイター通信社に電話で状況 全文をよむ
2006年07月09日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 ■ オルメルト首相、ハニーヤ首相の停戦案を拒否 ■ イスラエル、予備役を召集し攻撃を拡大 イスラエルのエフード・オルメルト首相は昨日、パレスチナのイスマーイール・ハニーヤ首相が提案した停戦を拒否した。ハニーヤ首相は提案の中で、ガザ地区における交戦の停止と、捕虜になっているイスラエル軍兵士ジルアード・シャリットの問題の外交的手段による解決の模索を呼びかけた。これに対してオルメルト首相は兵士の解放とミサイル発射の停止を条件と 全文をよむ
■ イラク軍への治安権限完全移譲が初めてムサンナー県で行われる ■ エジプトは国民和解計画実施のためマーリキー首相に協力を表明 2006年07月09日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【バグダード:ムハンマド・アル=アンワル、ワシントン:諸通信社】 イラク軍は昨日、イラク南部ムサンナー県における治安権限の完全移譲を受けた。同じころ、米海兵隊の上級将校たちが、イラク市民を米海兵隊員が虐殺したとされる昨年のハディーサ事件の調査を怠ったことを確認する報道がアメリカで出 全文をよむ
■ イスラエル、ガザ地区で「夏の雨」作戦を続行、パレスチナ人8名を殺害 ■ 軍事車両60台がジェニーンに侵攻、兵士が葬儀会場を銃撃 ■ 攻撃停止を求め、エジプト・ヨーロッパ間で連絡 ■ イスラエル人の82パーセントがハマース幹部暗殺を支持 2006年07月08日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ:アシュラフ・アブルホウル、占領下エルサレム:諸通信社】 空爆とエスカレートする攻撃による血塗られた一日が明けた今日もなお、イスラエル軍はガザ地区における軍事行動と 全文をよむ
■ イスラエル、ガザの住宅地で全面戦争を展開:ベイト・ラヒヤとベイト・ハヌーンでパレスチナ人死者22人 2006年07月07日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 ガザ地区は昨日、イスラエルの地上侵攻開始以来、もっとも流血の惨事にみまわれた1日を過ごした。侵攻は6月28日、捕虜になっているイスラエル軍兵士を解放させるためのパレスチナ人活動家たちに対する圧力として開始され、ベイト・ラヒヤとベイト・ハヌーンの両都市の住宅地にイスラエルの戦車がヘリコプターによる支援を伴って侵攻している 全文をよむ
■ イスラエル、ガザ地区北部に侵攻 パレスチナはアシュケロンへミサイル発射 ■ リブニー外相がシリアに警告 ライス国務長官はシリアにハマースへの圧力を要求 2006年07月06日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ラーマッラー:ムハンマド・ハウワーシュ】 【ワシントン:ヒシャーム・ムルヒム】 【その他都市:諸通信社】 イスラエル軍は昨夜、ガザ地区北部のかつての入植地2ヶ所に侵攻した。これはイスラエルが現在展開している地上攻撃を拡大し、パレスチナの抵抗活動家によるイ 全文をよむ
■ イスラエルの大規模な軍事行動による恐怖の中、ガザ情勢が激化しないようアメリカとエジプトが尽力 2006年07月06日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン、ガザ:ホダ・タウフィーク、アシュラフ・アブルホウル】 ガザ地区その他の占領地域におけるイスラエル軍の攻撃がこれ以上激化しないよう、米国とエジプトの集中的な努力が続けられている。アメリカ国務省のアダム・エレリー報道官はエジプトと米国が努力を調整中であると強調し、外交的努力が失敗した場合、軍事攻撃が激化し、罪 全文をよむ
■ イラク軍がディヤーラ県の治安責任を担う 2006年07月05日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【バグダード:本紙記者】 イラク軍がディヤーラ県の治安責任を委任され、ハミース軍事基地では公式式典によって多国籍軍からの移管手続が行われた。 イラク軍第5師団が治安責任を完全委任された同県は、バグダード市の東端からイランとの国境まで、面積はおよそ7万平方マイル、およそ170万人が住む。 第5師団司令官は、この師団が様々な宗派のイラク国民から構成されて 全文をよむ
■ 拉致集団、イスラエル兵殺害の意図を否定 ■ 解放に向けた話し合いは凍結 2006年07月05日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ:アシュラフ・アブルホウル、占領下エルサレム:諸通信社】 イスラエルはガザ地区のパレスチナ人に対する敵対行為をさらにエスカレートさせると脅し、拉致したイスラエル兵に危害が及んだ場合、ハマースは壊滅的な打撃をこうむるだろうと発表した。 この発表は昨日朝、兵士拉致を行ったパレスチナの諸武装組織が兵士釈放の見返りを求めて設定して 全文をよむ
■ オルメルト首相、ガザ地区住民の誰一人として眠らせないよう命令「危機を解決する鍵はダマスカスにある」 2006年07月03日付アル=ナハール紙HP1面 イスラエルのエフード・オルメルト首相は昨日、パレスチナ政府に対する圧力を強めた。パレスチナ首相府爆撃の数時間後、捕虜となったイスラエル軍兵士ジルアード・シャリットの解放のため全力を尽くすよう国軍に命令し、先週のヨルダン川西岸地区に続き、イスラエルがガザ地区にいるイスラーム抵抗運動ハマースの指導者を逮捕するかも知れないと示唆した。ま 全文をよむ
■ マーリキー首相の湾岸諸国歴訪開始と同時にサドル・シティーで爆破事件、66人死亡 2006年07月02日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 イラクのヌーリー・アル=マーリキー首相が湾岸諸国への歴訪を開始し、イラク国民和解計画への支援をとりつけるためにジェッダでサウジアラビアのアブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズ国王と会談を行うなか、シーア派住民が多数を占めるバグダードのサドル・シティーではここ3ヶ月間で最も犠牲者の多い自爆事件が起きた。66人が死亡、98人が負傷し、犠牲 全文をよむ
■ レバノンのヒズブッラー部隊、イスラエルの敵対行為に反撃準備 2006年07月01日付アル・アハラーム紙(エジプト)アラブ世界面 【ベイルート:ファトヒー・マフムード】 イスラエル軍はレバノン国境に最高レベルの兵員配備を行うと発表、一方でヒズブッラー筋もまた、いかなる敵対行為にも反撃できるようその部隊に完璧な準備をとらせたと明言した。同時にレバノン南部に展開している合同治安部隊(訳注:イスラエル撤退後の南レバノンに配備されたレバノンの軍・警察4組織による合同部隊)の責任者 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、パレスチナ・イスラエル間の緊張増大の結果、中東地域に恐ろしい惨事が起こると警告 ■ ウサーマ・サラーヤー本紙編集長との会見で大統領:「エジプトは拙速な軍事行動による罪のないパレスチナ人たちの流血を回避する必要性をイスラエルに対し求めた」「イスラエルがパレスチナ政府および議会のメンバーを拘束した後、状況は益々危険な方向に向かいつつある」「イスラエル指導部は、危機の平和的解決へと到達するため猶予期間を与えるという約束をした。その約束が遵守されることを私は望む」「ハマースは拉致 全文をよむ
■ イスラエル、パレスチナ閣僚8人と議員21人を拘束 ■ 西岸とガザで爆撃・侵攻を継続 ■ 抵抗諸派はイスラエル兵拉致のための合同部隊を組織、入植者を殺害したと声明 2006年06月30日付アル・アハラーム紙(エジプト)アラブ世界 【ガザ:アシュラフ・アブルホウル、諸通信社】 捕虜にされたイスラエル兵士を解放するようパレスチナ抵抗勢力に圧力をかけるため、イスラエル占領軍はハマース所属の閣僚と議員を拘束する作戦を決行した。 拘束されたのは8人の閣僚と21人の議員で、さら 全文をよむ
■ダマスカスのハマース指導者への攻撃を警告した後、イスラエルの戦闘機がシリア大統領宮殿上空を旋回 ■ガザ地区への大規模侵攻で、イスラエルは主要発電所を破壊、空港を占拠 ■アル=アクサー殉教者軍団が三人目のイスラエル人を誘拐し、イスラエルの在外大使館を標的にすると脅迫 ■アッバース大統領とムバーラク大統領とが連絡協議 ■オルメルト首相は攻撃を強めると脅迫、ホワイトハウスはそれを正当化 2006年06月29日付アル・アハラーム紙HP1面 【ガザ:アシュラフ・アブルホウル、占領下エ 全文をよむ
■ サーマッーラーの両イマーム廟破壊にイラク人2人、サウジ人4人、チュニジア人1人が関与 2006年06月28日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【バグダード:本紙記者】 イラクのムワッファク・アル=ルバイイー国家安全保障顧問は昨日水曜日、今年2月にサーマッーラーにある2霊廟の爆破を実行したのは「イラクのアル=カーイダ機構」に属するイラク人2人、サウジ人4人、チュニジア人1人であると発表した。 ルバイイー氏は昨日バグダードにある会議会館での記者会見において 全文をよむ
■ イスラエル、未明にガザへ陸上攻撃を開始、アッバース大統領にガザからの脱出を禁止 ■ イスラエル政府、捕虜にされた兵士一人に対しハマース政府半数を拉致すると脅迫 ■ ラファハとケレム・シャロームの両通行所間の5キロを占領 ■ パレスチナ諸勢力、イスラエル生存を暗に認める捕虜憲章に合意 006年06月28日付アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ:アシュラフ・アブルホウル、エルサレム:諸通信社】 4度の空爆によってガザ地区を停電させた後、イスラエルは未明にガザ南部への陸 全文をよむ
■ ロシア政府、安保理緊急会合を要請、米政府はロシア人外交官の死に対し弔意を表す 2006年06月27日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【各国首都:諸通信社】 ロシアの複数の通信社は火曜日、イラクでロシア人外交官4人が処刑されたのを受けて、安保理の緊急会合を開催するようロシア政府が要請した、と報じた。 イタル・タス通信およびノボースチ通信社がニューヨークの国連本部筋の情報として伝えたところによれば、会合は火曜日にも開かれる可能性がある。ロシア政府は月曜 全文をよむ
■ アル=カーイダがイラクで4人のロシア人殺害を発表 ■ 和解イニシアチブ、スンナ派のいくつかの要求に応える 2006年06月26日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 イラクのヌーリー・アル=マーリキー首相は昨日、国民議会に対して、イラクの政治プロセスにおいて隅に追いやられていたグループ、特にアメリカ軍やイラク軍を狙った多くの攻撃に関して嫌疑をかけられているスンナ派の取り込みを目的とする国民和解イニシアチブを発表し、暴力を放棄しアメリカ人もイラク人も殺害しなかった武装勢力メン 全文をよむ
■ エジプトはガザ地区における状況の悪化を警告 ■ ムバーラク大統領、アッバース大統領とパレスチナ問題の進展について電話会談 ■ フェダーイーン作戦により、2人のイスラエル兵士が殺害、4人が負傷、1人が捕虜に 2006年06月26日付アル・アハラーム紙(HP1面) ホスニー・ムバーラク大統領がパレスチナのマフムード・アッバース大統領とパレスチナ問題の進展について電話会談を行なった昨日、アフマド・アブルゲイト外相は、ガザ地区でイスラエル側とパレスチナ側が相対している状況を受け、ガ 全文をよむ
■ ムサンナー県知事:「自衛隊はその任務を成功裏に成し遂げた。私はその撤退を喜んではいない」 2006年06月26日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【ムサンナー:イラクの声通信社】 ムサンナー県のムハンマド・アリー・アル=ハッサーニー県知事は、一昨日の土曜日、雇用の分野で大きな役割を果たしてくれた自衛隊のムサンナー県からの撤退を喜んではいないが、撤退の決定を下したのは日本政府だ、と述べた。 バグダードにおける多国籍軍の連絡・広報担当局長ルード将軍との共同 全文をよむ
■ イスラエル、ガザ地区へ最大規模の侵攻作戦 ■ パレスチナ各派間の合意、数時間内に署名へ 2006年06月25日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ:アシュラフ・アブルホウル】 昨年夏以来最大と称するガザ地区への侵攻作戦によって、二機のアパッチヘリによる空からの援護を受けたイスラエル特殊部隊は、ガザ南部ラファハの北東に位置するウンム・ナスル村を襲撃、パレスチナ人の兄弟二人を拘束し、その父親を激しく殴打した。 ハマース報道官のサーミー・アブーズフリーは、 全文をよむ
■ 日本軍、イラクという船から飛び降りる 2006年06月24日付アル・アハラーム紙(エジプト)特派員報告 【ムハンマド・イブラヒーム・アル=ドゥスーキー】 日本の小泉首相は兵員600名を擁する日本軍をイラクから撤退させるにあたり、賢明なタイミングを選択した。この決定によって小泉首相は、重要な歴史的瞬間において日本の面子を保ち、また第二次世界大戦後初の任務として、戦闘行為が行われている国に日本の兵士を派遣するという決定にこだわった結果失った、大衆的人気を取り戻すことが出来た。 全文をよむ
■ リヤードのナヒール地区で、半時間におよぶ戦闘 ■ テロリスト6名とサウジ警察1名が死亡 2006年06月24日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【リヤード:サーリフ・ハイリー】 昨日、サウジアラビア内務省は、リヤードで昨日未明に起きた戦闘によって、アル=カーイダ組織のメンバー6名とサウジ警察官1名が死亡したと発表した。 声明で内務省は、この戦闘によりアル=カーイダの7人目のメンバーも負傷した上で逮捕されたと付け加えた。この戦闘はリヤード北西部のナヒール地区で起 全文をよむ
■ 「イランとヒズブッラーはシーア派過激組織を訓練している」 ■ 米政府、イランとヒズブッラーがイラクでの攻撃の背後にいると非難 2006年06月23日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ワシントン:ヒシャーム・ムルヒム】 アメリカ政府高官は、イランがイラク・シーア派分子を武装化してイラン国内で秘密裡に訓練を施し、おそらくレバノンにおいてもイランの代理機関を通じて訓練が行われている、とヒズブッラーのことに暗に言及しつつ、イランに対する非難を新たにした。また、「これらの 全文をよむ
■ ザルカーウィー殺害後もヨルダン在留イラク人の多くは帰国を望まず 2006年06月21日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【アンマン:本紙記者】 「イラク・アル=カーイダ機構」のリーダーであるアブー・ムスアブ・アル=ザルカーウィーの殺害は、イラク国内のイラク人のみならず、イラク国外で暮らすイラク人にとっても、その多くがイラクでザルカーウィーの実行したテロによって安全と安定を求めて国外へ避難することになっただけに、反響が生まれている。ヨルダンにも多くのイラク人が集 全文をよむ
■ エジプト-ヨルダン会談はパレスチナ問題と党派間の衝突回避に集中 ■ ムバーラク大統領とアブドゥッラー国王の協議、アラブ共同の事業を妨げる対立にも言及 ■ アブルゲイト外相:「ヨルダン-シリア関係を妨げる問題は一切ない」 2006年06月19日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【シャルム・アル=シェイク:ウサーマ・アブドゥルアジーズ】 アラブ・中東地域の最新情勢を検討するために続けられている協議の一環として、シャルム・アル=シェイクで昨日、ホスニー・ムバーラク大統 全文をよむ
■ バグダードで自動車爆弾続出の一日 ■ ブッシュ、イラク情勢は深刻であると認める 2006年06月18日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 イラクの首都バグダードおよびその郊外で昨日、自爆攻撃者が運転する爆弾を仕掛けた車が10台以上爆発し、さらに市場や居住地区および交番を狙った爆弾による攻撃が3件あった。また通りや家屋が砲撃を受け、少なくとも50人が死亡、けが人は100人以上にのぼった。 バグダードのシーア派モスクへの自爆攻撃の翌日に起こったこれらの攻撃は、イラクの 全文をよむ
■ ラマーディでイラク軍の基地設営作戦 2006年06月18日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【バグダード:本紙】 注目すべき事態が起きている。軍と県の住民らからの締め付けが強まったために、アラブ人武装勢力がアンバール県を立ち去り、西のシリア国境を目指し始めたのだ。 アンバール県で影響力を持つ部族のある指導者(シェイフ・族長)は、「アラブ武装勢力が県に破壊をもたらし、その犯罪的行為によって我々の“国民的抵抗運動”に汚名を着せたため、アンバール県の部族の者 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、本日アッバース大統領と、明日ヨルダン国王と、火曜日にバッシャール大統領と会談 ■ 大統領、今日のアフバール紙編集長との会見で「いかなる憲法改正にも国民投票を行う」と発言 2006年06月17日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ムバーラク大統領は、エジプトは公正かつ包括的な和平を実現し、アラブ諸国の足並みを統一してアラブ共同の事業を妨げるような対立を解決すべく尽力していると語った。また本日、パレスチナのマフムード・アッバース大統領と会談し、アラブ占領地 全文をよむ
■ ハマース政府、イスラエルとの停戦を準備 ■ イスラエル当局、パレスチナ大統領警備隊に自動小銃960丁を引き渡し 2006年06月16日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ:アシュラフ・アブルホウル】 パレスチナ政府はイスラエルとの停戦を望んでおり、イスラエル側も意欲を示すのであれば、イスラエルに対するミサイル発射停止およびすべての軍事作戦の終結をガザのパレスチナ各派に呼びかけ、説得する用意があると、ハマース(イスラーム抵抗運動)が突然発表した。これは、昨日イ 全文をよむ
■今日、近隣諸国政策の行動計画をめぐりエジプト-ヨーロッパ間で交渉 ■エジプトは政治改革における独自の立場を貫きヨーロッパからの条件を拒否 ■移民問題、労働者問題、市場開放問題が行動計画合意への障害に 2006年06月13日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 今日ルクセンブルクでエジプト-ヨーロッパ間の共同会議が行われ、政治・経済協力合意の実行に関し、昨年の達成を評価するとともに阻害要因についての検討がなされる。また、2年前にEU欧州委員会代表部から提案された近隣諸国政策に 全文をよむ
■ バアクーバ北部:アメリカ軍の銃撃で一家の9人が犠牲に 2006年06月13日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【バアクーバ:サバーフ・ジャディード】 ザルカーウィーが先週その最期を迎えた町ヒブヒブの近く、バアクーバ北部のハーシミーヤート村で、民間人の一家の9人が犠牲となった。 悲劇に見舞われた一家の親族ムハンマド・アッバースは、次のように訴えた。 「一昨日の真夜中過ぎ、私たちは家の屋上で寝ていた。村の警備役の一人が、アメリカ軍のパトロールの歩兵隊を武 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、ラーリージャーニー氏とイランの核問題を協議 ■ スーダン大統領顧問とダルフール情勢を検討 ■ スーダンのバシール大統領よりソマリア・パレスチナ・イラク情勢に関する書簡 ■ 大統領、諸宗教の指導者に世界会議への参加を呼びかけ 2006年06月12日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ホスニー・ムバーラク大統領はヘリオポリスにある大統領宮殿に昨日、イランの国家安全保障最高評議会議長で核問題担当のアリー・ラーリージャーニー氏、スーダンのムスタファー・オス 全文をよむ
■ カッサーム軍団、17発のミサイル発射で停戦に終止符 ■ アッバース大統領は国民投票の期日を7月26日に設定 【ガザ:アシュラフ・アブルホウル】 カッサーム軍団は17発のミサイル砲をイスラエルに向けて発射し、イスラエルとの間で16ヶ月間続いていた停戦に終止符を打った。これはガザ市の海岸でパレスチナ人の死者15人、負傷者35人を出したイスラエルによる虐殺に対し、反撃するとの脅しを実行に移したものである。 パレスチナ政府はこのイスラエルによる虐殺についての国際調査委員会を組 全文をよむ
■ 米下院、エジプトへの支援額削減を否決 ■ 激しい論戦の後、わずか27票差で決着 ■ 議員はエジプトの戦略的役割・平和維持・段階的改革を賞賛 ■ ブライアン・ベアード議員:「エジプトへの対応は、尊厳と尊敬と評価をもっておこなわれるべき」 2006年06月10日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン:ホダー・タウフィーク】 米下院では、数時間にわたる激しい議論の後に、議員の過半数がエジプトへの経済支援削減に反対した。議会は援助計画に対する最も厳しい修正案 全文をよむ
■ バグダード検死所に5ヶ月間で約6000人の死体 ■ 米議会でハディーサ虐殺事件についてラムズフェルド国防長官の責任の調査を求める声 2006年06月08日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ロンドン、ワシントン:各国の通信社、バグダード:ムハンマド・アル=アンワル】 今年の始め以来、バグダード中央検死所に約6000人の死体が搬送され、死者のほとんどは宗派間暴力により命を落としたものであることが、イラクの公式な統計により確認された。 同じ頃、アメリカ上院は国防省( 全文をよむ
■ガザの街路でのハマースとファタハの新たな衝突で6人死亡 ■アッバース大統領はシリアとマシュアルの仲介を求めてクレイウ元首相をダマスカスに派遣 2006年06月06日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ:アシュラフ・アブルホウル、諸通信社】 昨日の夜明けごろ、ハーン・ユーニスとガザの二都市においてハマースが組織した治安部隊の一部とファタハの一部メンバーとの間に新たな衝突が勃発、6人の死亡者のほか、10人の負傷者を出した。 この衝突は、パレスチナのマフムード・アッ 全文をよむ
■ 諮問議会は、イスラエルに銃撃された2人のエジプト人兵士殺害を非難 ■ シハーブ大臣:「エジプトは事件を容易に終わらせない。国際委員会に報告を出すだろう」 2006年06月05日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 諮問議会は、サフワト・シェリーフが議長を務めた昨日の会合で、国境でイスラエルのパトロール部隊がエジプト人警官2名を射殺したことを強く非難した。 また議会はこの件を国家安全防衛委員会に送致し、論議することに全会一致で同意した。 ムフィード・シハーブ法律・ 全文をよむ
■ オルメルト首相、本日ムバーラク大統領に対して自案をPR ■ パレスチナ国民対話会議再開 合意の兆候なし ■ ファタハ特殊部隊にハマースが反発 2006年06月04日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ラーマッラー:ムハンマド・ハウワーシュ、諸通信社】 地域の情勢が緊迫の度を深める中、イスラエルのエフード・オルメルト首相はパレスチナ側との問題の一方的解決案を促進するとともに、それに代えて相互的解決案を採用するに場合の条件を提示するために今日、エジプトのホスニー・ム 全文をよむ
■ 米軍、イラクで新たな虐殺を犯す ■ 海兵隊、バグダード北部で子供5人と女性4人を含む11人の民間人を殺害 2006年06月03日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【バグダード:ムハンマド・アル=アンワル、諸通信社】 昨日BBCは、米軍が犯した新たな虐殺をあばくテープを放映した。この事件はバグダード北部のイスハーキーで起きたもので、5人の子供と4人の女性を含む11人の民間人が犠牲となった。米軍はすでに、海兵隊が起こした今回の事件の迅速な調査を開始すると表明している 全文をよむ
■ ムバーラク:「地域間協力はアフリカの統一実現の要」 ■ 大統領、トリポリの「沿岸・沙漠共同体」首脳会議で演説:「発展は我々の共通課題であり、治安の実現および諸紛争とテロへの対処が求められる」 ■ カッザーフィー大佐、アフリカ大陸発展の可能性への投資を呼びかける ■ ソマリアの状況悪化を監視する四者委員会 ■ エジプトは、スーダンとチャドの外相会合をセッティング 2006年06月02日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【トリポリ:マスウード・アル=ヘンナーウィ、ウサ 全文をよむ
■ ハマースにアラブ和平提案の承認を促す ■ ムバーラク大統領とサウジ国王、レバノン国民対話会議への支援で合意 2006年06月01日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 エジプトのホスニー・ムバーラク大統領とサウジアラビアのアブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズ国王はエジプトの保養地シャルム・アル=シャイフで昨日首脳会談を 行った。会談では主にパレスチナ問題について話し合われ、両首脳はパレスチナ政府を率いるイスラーム抵抗運動「ハマース」に対し、2002年にベイルート[のア 全文をよむ
■ ニューヨーク・タイムズ紙:ハディーサでの虐殺事件に関する調査で米海兵隊員が故意にイラク人を殺害したとの結論 ■ マーリキー首相、責任を特定するため虐殺事件の調査開始への固い意志を表明 2006年06月01日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン:ロイター、バグダード:ムハンマド・アル=アンワル】 ニューヨーク・タイムズ紙が伝えたところによると、米軍の行った調査は昨年イラクのハディーサで起きた虐殺の犠牲となった市民たちが、銃撃によって殺されたことを確認する結 全文をよむ
■ 3ヶ月間で17129世帯が居住地域から避難 2006年05月31日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 移民難民省の統計によれば、イラク国内で避難状態にある世帯の数は増加を続けており、これはテロ分子がイラク社会の団結を崩壊させるために行っている強制避難作戦の結果だという。以下はこの統計におけるイラク全県の数字である。(期間:2005年2月15日~2006年5月28日) バグダード県:3718世帯 アブー・グレイブ、ハスワ、マダーイン、アーミリーヤ、ハーン・ダー 全文をよむ
■ カブールで暴動 アメリカ軍トラックによる市民の殺傷が発端 2006年05月30日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 アフガニスタンの首都カブールでは2001年11月のタリバン体制崩壊以降最悪の暴力行為と暴動が発生し、アフガニスタン政府は市内での外出禁止を決定した。原因となったのは、アメリカ軍のトラックが関わる事件であった。 アフガニスタンのハミード・カルザイ大統領の官房が発表した声明によれば、そのトラックは12台の車輌に衝突し5人が死亡したとのことである。厚生省の責 全文をよむ
■ ハマース、10日間の期限を拒否 ■ ガザ市街で示威行動つづく 2006年05月28日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 パレスチナのマフムード・アッバース大統領はイスラエル承認を暗に呼びかける計画を受諾せねば国民投票にうったえるとしてその期限を定めているが、イスラーム抵抗運動ハマースは昨日、これを拒否した。[ハマース主導の内閣による]特別治安部隊の設置を背景としてパレスチナ国民対話に参加する各勢力の間の対立がつづき、街頭においても対立が高まるなかでのこの拒否によって、両者 全文をよむ
■ マーリキー首相:武装グループは国内における最大の脅威 2006年05月28日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【バクダード:本紙および諸通信社】 ヌーリー・マーリキー首相は近隣諸国の慈善団体に対し、イラク国内の反政府グループに資金援助を行っているとの疑惑を投げかけた。 マーリキー首相は「武装グループはイラク国内最大の脅威だ。現在問題となっているのは民兵それ自体ではない。我々が知っている民兵組織とは交渉可能であるし、簡単に問題を解決することが出来る」と述べた 全文をよむ
2006年05月28日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【シャルム・シェイフ:アイマン・マフディー】 米教育省のマーガレット・スプリングス長官は、米国政府はエジプト教育への特別援助を提供するにあたっていかなる条件も設けておらず、こうした援助がエジプトにおける教育カリキュラムの変更に結びつくことはないと明言した。 教育長官は「各国がそれぞれの政治的社会的状況に適した教育カリキュラムを設定する自由があると我々は信じている」と発言したうえで、「エジプトにおける教育改革の歩み 全文をよむ
■ ライス長官:「エジプトに対する支援を少しでも削減すれば、アメリカの利益を損なう」 2006年05月27日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン:ホダー・タウフィーク】 コンドリーザ・ライス米国務長官は、エジプトをアメリカの中東政策の要だと評し、エジプトに対するアメリカの支援を少しでも削減すれば、両国間関係のみならず、中東地域におけるアメリカの利益も損なわれるだろうと注意を促した。 ライス長官は一昨日、アメリカの外交予算案を審議中の米下院歳出小委員会 全文をよむ
■ ムバーラク大統領が数日中にイスラエルのオルメルト首相と会談予定 ■ アメリカは交渉によるパレスチナ-イスラエル紛争解決を望む 2006年05月25日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン:ハーリド・ダーウード、ホダー・タウフィーク】 アメリカのジョージ・ブッシュ大統領は、イスラエルのエフード・オルメルト首相の西岸地区からの一方的撤退計画を、中東和平プロセスの重要なステップであるとみなした。しかしながら大統領は、最終的地位交渉のいかなる当事者も他を差し置いて 全文をよむ
■ 英国首相のバグダード訪問に関する共同声明 2006年05月24日サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【バグダード:サバーフ・ジャディード】 ヌーリー・アル=マーリキー首相がイギリスのトニー・ブレア首相と会談を行った後、宗派の利益を追求したり暴力を行ったりする者たちにはイラク国内に居場所はないとの合意を含む共同声明が発表された。共同声明の内容は以下のとおりである。 「イギリスのトニー・ブレア首相は、挙国一致政府の樹立はイラクが民主的に統治される国家となるため 全文をよむ
■ ガザ地区の衝突抑制にエジプトが介入 ■ ブッシュ大統領は今日、オルメルト首相に「理解をもって」耳を傾ける 2006年05月23日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ワシントン:ヒシャーム・ムルヒム】 【ラーマッラー:ムハンマド・ハウワーシュ】 パレスチナ内部対話の始まる二日前、ガザ地区で「ファタハ」とイスラーム抵抗運動「ハマース」の武装グループの間で新たに衝突が起こり、パレスチナ駐在ヨルダン大使館の運転手1名が死亡、エジプト政府が事態の沈静化に介入した。パレスチ 全文をよむ
■ 最初のイラク恒久政府、テロ対策を誓約 ■ シーア派、クルドは歓迎 スンナ派は留保 アメリカは支援 2006年05月21日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 5ヶ月間にわたる議論と根深い対立の後、ヌーリー・アル=マーリキーを首班とするイラク挙国一致政府が就任の宣誓を行い、国民評議会の信任を得て、2003年3月20日のアメリカによるイラク攻撃以来最初のイラク恒久政府の最優先課題とみなされるテロ対策の実施を公約した。同政府の任期は4年間である。しかし未だにつづいている対立のため 全文をよむ
■ ガザでファタハとハマース、新たな衝突 ■ オルメルト首相:「私は毎朝、アメリカとブッシュ大統領、ライス長官が存在していることを神に感謝している」 2006年05月20日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン、ガザ、占領下エルサレム:諸通信社】 パレスチナのイスマーイール・ハニーヤ首相は特殊治安部隊(注:ハマース政権が導入を計画した新部隊。アッバース大統領は拒否権を発動)を解散しないと誓うことで、アッバース大統領に新たな挑戦をつきつけた。 この特殊治安部 全文をよむ
■通商、投資、テロとの対決といった分野におけるエジプト-イエメン間協力のため31の協定に署名 ■ イエメンは石油探査におけるエジプトの協力、医薬品・紡績・繊維製品の輸出の拡大、発電所の建設を要求 2006年05月18日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【サヌア:イサーム・アブドゥルカリーム、イブラーヒーム・アル=アシュマーウィー】 イエメンのアリー・アブドゥッラー・サーレフ大統領は昨日、ホデイダにてエジプトのアフマド・ナズィーフ首相を迎えた。会合の場で首相は、アラブ情 全文をよむ
■ イラク事情:内務省・国防省・米軍の刑務所に28700人のイラク人拘束者(サバーフ・ジャディード紙) 2006年05月17日サバーフ・ジャディード紙(イラク) 【バグダード:ハナー・アル=サーイディー】 ナルミーン・ウスマーン人権相は、米軍や内務・法務・国防各省の拘置所に28700人の拘束者がいることを明らかにした。 ウスマーン人権相は本紙に対する発表の中で「釈放や新たな拘留作戦で変化が生じているため、拘束者数は一定していない」と語り、上述の拘束者数の内訳は内務・法 全文をよむ
2006年05月17日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ■ ガマール・ムバーラク政治局長、ワシントンへの短期訪問でブッシュ大統領、チェイニー副大統領、ライス国防長官、ハドリー大統領補佐官と会見 ■ 国民民主党の政治・経済改革の方向性を説明 与党国民民主党のガマール・ムバーラク政治局長は、エジプトは長期にわたる民主化政策を堅持するとの考えを明確にした。ガマール氏は先週行った短期訪米の際、党は外部世界と連携することの重要性を認識しているとの立場から、エジプトの政治・経済・社会 全文をよむ
■ ブッシュ大統領、5月23日にオルメルト首相と「地域的・国際的問題」について協議 ■ プーチン大統領、アッバース大統領に対しパレスチナ支援の準備ありと強調 2005年05月16日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター】 黒海に面したソチの保養地で昨日パレスチナのマフムード・アッバース大統領を迎えたロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、イスラエルとアメリカおよびEUがイスラーム抵抗運動「ハマース」の率いるパレスチナ政府に対して経済封鎖を課したことで生じ 全文をよむ
■ ムバーラク大統領とムハンマド6世、中東情勢について会談、11の協定と覚書に署名 ■ 地域内外の問題に関するエジプトとモロッコのメッセージを世界に伝えるマラケシュ宣言 ■ 大統領、最新のイタリア訪問・ドイツ訪問・パレスチナ政府との連絡についてモロッコ国王に報告 ■ 移民・伝統工芸・貿易促進・住宅・開発・観光・環境分野の相互理解について6つの覚書 ■ 雇用・法務・職業訓練・議会交流・報道に関する5つの協定 ■ 両国間の貿易と移送の活性化のため定期航路を開くことで合意 2006年0 全文をよむ
■ イラン軍がイラク北部国境地帯に5km侵入、クルディスタン労働者党の拠点を爆撃(サバーフ・ジャディード紙) 2006年05月10日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【バグダード:諸通信社】 国防省によれば、イラン軍がイラク北部のハーッジュ・イムラーン地方の国境線から5km侵入し、クルディスタン労働者党の拠点を爆撃した。 スィフワ通信が日曜日に伝えた国防省の声明によれば、イラン軍はハーッジュ・イムラーン地方のルーラーン地区の国境付近にある拠点に重装砲弾18 全文をよむ
■ イタリア・ドイツ・モロッコ歴訪の途についたムバーラク大統領は今日、プローディ次期首相およびベルルスコーニ首相と地域問題・二国間関係について会談 2006年05月09日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ローマ-ムスタファー・アブドゥッラー、ベルリン-ウサーマ・アブドゥルアズィーズ】 ホスニー・ムバーラク大統領は今朝、5日間の外国訪問に出発した。訪問地はイタリア、ドイツ、モロッコで、経済・投資レベルにおけるエジプトと各国間の相互関係の強化方法に加え、共通の関心事である 全文をよむ
■ スーダン政府とダルフールの反政府グループ、アブジャ合意の実行機関設置へ 2006年05月08日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ハルツーム:本紙特派員、アブジャ・各国都市:諸通信社】 アブジャでの和平合意の実行機関を設置するため、国際仲介人の立会いのもとスーダン政府の使節とアブジャ合意に署名した武装組織の使節の会談が始まった。ナイジェリアでは署名を祝うため来週開かれる大規模な祝賀会の準備が行われており、アフリカの首脳の多くが出席する予定である。 時を同じく 全文をよむ
■エジプトとキプロスが投資・貿易・観光の規模拡大で合意 ■ムバーラク大統領とパパドプロス大統領が二国間関係強化・キプロス問題・地域情勢について論議 ■科学技術・電力・エネルギーの分野で五つの協定、輸送と救助に関する協定交渉 2005年05月05日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ムバーラク大統領は昨日、キプロスのパパドプロス大統領と首脳会談を開催し、貿易・投資・観光分野での二国間関係強化の方策、加えて中東の現状とキプロス問題を話し合った。 エジプト‐キプロス首脳会談は非 全文をよむ
■ イラン、フランス・イギリスによる国連安保理決議案で国連憲章第7章に直面 ■ ウラン濃縮の停止とエルバラダイIAEA事務局長の6月までの新報告書発表を要求 2006年05月04日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、AP、ロイター、UPI、MENA】 アメリカ、イギリス、フランスとドイツはイランに核活動の停止を強制する国連安保理決議についてロシアと中国の支持を得るための説得に失敗した。アメリカはこの2カ国抜きで動き出すことも示唆しており、それを具体化するかた 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、キプロス大統領パパドプロスと両国間の関係及び中東情勢について、明日会談 ■ 大統領、キプロス一の発行部数を誇る新聞に談話:「我々はあらゆる方面に対し、イスラエルとパレスチナの選挙によって生じた新しい現実に対応するよう呼びかける」 2006年05月03日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ホスニー・ムバーラク大統領とキプロス大統領、パパドプロスは明日首脳会談を行う。様々な分野における両国間の関係、中東情勢、中でも和平プロセスの進展、パレスチナ情勢とイラク 全文をよむ
■ サドル師:米ラムズフェルド長官・ライス長官のバグダード訪問をイラク国内問題への干渉であると発言 2006年04月29日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【バグダード-諸通信社】 イラク通信によれば、ムクタダー・アル=サドル師は、アメリカのコンドリーザ・ライス国務長官とドナルド・ラムズフェルド国防長官のバグダード訪問がイラクの国内問題への干渉であるとの認識を示した。 一昨日サドル師は、新首相に指名されたヌーリー・アル=マーリキー氏〔通称、ジャワード・アル= 全文をよむ
■ 今日、アカバでエジプト・ヨルダン首脳会談 ■ ムバーラク大統領、アブドゥッラー2世と地域の治安と安定、テロとの戦い、両国関係について会談 2006年04月29日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 本日、ヨルダンのアカバで、ホスニー・ムバーラク大統領とヨルダンのアブドゥッラー2世国王の首脳会談が開催される。大統領府首席報道官のスライマーン・アウワード大使が本紙特派員ムフタール・シュアイブに語ったところによると、首脳会談ではテロとの戦いにむけたアラブの努力、イラク統一保持の方 全文をよむ
■ダハブの爆破実行犯につながる重要な情報入手 ■観光地の保安強化、山岳地帯に初の偵察部隊 2006年04月28日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 治安当局は、ダハブの爆破テロ実行犯の人物像に迫る重要な情報を入手した。これまでに爆発現場で発見された三つの頭部が去る月曜日午後に起きた爆破の実行犯たちのものであることが分かっている。また取り調べによってタバおよびシャルム・エル=シェイクの爆破事件と今回のダハブの爆破実行犯たちの間に強い結びつきがあることも判明、犯罪研究所はダハブの 全文をよむ
■ シナイ半島北部で2人が国際部隊と警察の車両に対し自爆 ■ 山間部への逃走者を追跡するためカイロから9つの治安部隊を派遣 ■手配中の「タウヒード・ワ・ジハード」のメンバー二人が実行後に逃走 ■ 二人の身元確認のためベドウィン部族長たちに顔を公開 ■ ダハブの自爆犯たちの似顔絵が完成 ■ 事件の再発を恐れ、シナイ半島の警察が警戒態勢 ■ ラーディー報道官:北シナイでの2つの爆発は小規模であるが、ダハブでの爆発に関係がある 2006年04月27日付アル・アハラーム紙(エジプト)H 全文をよむ
■ ダハブの爆破は3人の自爆者が実行 ■ ムバーラク大統領、遺族に6万ポンド、負傷者に5千ポンドの支払いを命令、被害を受けた観光施設の所有者にも補償金 ■ 大統領:「この事件の実行犯はもちろん、民間人を脅かすいかなる者も容赦しない」 2006年04月26日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 治安機関は一昨日に観光リゾート地ダハブを襲ったテロ爆破の実行者である三人の自爆犯の身元特定に関する重要な手がかりを得たことを、昨日明らかにした。 同事件の被害は最終的な公式統計 全文をよむ
■ シナイ半島のリゾート地ダハブで3つの爆弾テロ ■ 30人死亡、153人が負傷。大多数はエジプト人 ■ 時限爆弾がピーク時に同時に爆発 ■ ダハブの出入りは閉鎖・・・犠牲者らは病院へ搬送 2006年04月25日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 昨夜7時15分、シナイ半島のアカバ湾に面した観光リゾート地ダハブで3つの爆発があった。当初の予想では、その爆発でおよそ30人が死亡、153人が負傷、そのほとんどがエジプト人と見られる。また、初期段階での報告によれば4人の外国人も 全文をよむ
■ ヨルダンにおける兵器備蓄の「明らかな証拠」 ■ ダマスカスでのマシュアル氏発言が原因で、パレスチナの街頭でファタハとハマス衝突 2006年04月23日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ラーマッラー:ムハンマド・ハウワーシュ】 【アンマン:ウマル・アッサーフ】 イスラエルや国際社会がパレスチナ自治政府に対して封鎖政策をとった結果政治的・経済的な危機が生じ、イスラーム抵抗運動ハマースのハーリド・マシュアル政治局長がダマスカスにおいて声明を発表し、パレスチナ自治政府 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、パレスチナ情勢についてアッバース大統領・オルメルト首相と会談 2006年04月22日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 昨日、ホスニー・ムバーラク大統領は、パレスチナ自治政府のマフムード・アッバース大統領と電話会談を行った。またイスラエルのオルメルト首相とも電話会談を行った。 大統領は会談において、パレスチナ・イスラエル両国で進行中の最新情勢や、パレスチナ人民の日々の生活状況の改善、和平プロセス促進の方法について話しあった。 エルサレムではAP 全文をよむ
■ ハマースがシリアから武器を密輸しているとヨルダンが嫌疑 2006年04月21日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ-アシュラフ・アブルホウル】 昨日ヨルダン国会においてイスラーム議員連合代表であるアッザーム・アル=フナイディー氏が、今週ヨルダン政府が国内で押収したことを明らかにした武器が、ハマースの運動員によってシリアから密輸されたものであったことを、ヨルダンのマアルーフ・アル=バヒート首相からの伝聞情報として公表した。アッザーム代表によれば、シリアから武器が 全文をよむ
■ エジプト-フランス首脳会談、投資・産業・石油の分野での協力と交易の強化を協議 ■ 今日、ムバーラク大統領とシラク大統領がフランス大学の開校式典に出席 ■ 3本目の地下鉄敷設のための協定に署名 ■ フランスからのエジプトの借款を投資に転換 ■ フランス大統領府報道官:エジプトは地域の主要国であり、イスラエルに対する姿勢を改めるようハマースを説得する事が可能 ■ 大プロジェクト締結の為、フランスの諸組織の幹部30人を含む派遣団がシラク大統領に同行 2006年04月20日付アル・ア 全文をよむ
■ アッバース大統領は「卑劣な行為」と非難 政府は弁護 ■ 「イスラーム聖戦」の自爆攻撃者がテルアビブで自爆、9人死亡 ■ オルメルト首相は「適切な報復」を予告、米政府はハマースに警告 2006年04月18日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ラーマッラー:ムハンマド・ハウワーシュ、諸通信社】 パレスチナ情勢はますます激化の方向へと向かっている。イスラーム抵抗運動「ハマース」政権に対して課されたイスラエルと西洋の経済封鎖の下で、イスラエルがガザ地区の活動家らに対して 全文をよむ
■ 殉教攻撃でイスラエル人の死者9人、負傷者60人 ■ イスラエルはナブルス掃討で報復 ■ ハマース:「攻撃は自衛だ」、アッバース大統領:「卑劣な行為だ」 ■ 新政権発足後初の作戦の実行をジハード運動が表明 2006年04月18日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ-アシュラフ・アブルホウル、テルアビブ-諸通信社】 昨日、テルアビブの旧中央バスターミナルで起きた殉教攻撃による大規模な爆発が市街を揺さぶった。この事件で実行犯1人とイスラエル人9人が死亡、60人 全文をよむ
■ イスラエル軍、ガザ地区を広範囲に掃討すると脅迫 ■ ワシントン、現在の攻撃停止を求める安保理議長声明採択を阻止 2006年04月15日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ-アシュラフ・アブルホウル】 イスラエル市街地へのロケット砲発射がさらに続く場合、大規模な地上戦でガザ地区を掃討すると、イスラエル軍参謀本部副部長のモシェ・カプリンスキー将軍が脅迫した。 また、南部方面司令部の高位の将校は、イスラエルの砲兵隊による集中爆撃が一日平均300発、ガザ地区に向 全文をよむ
■ 「エジプトはイラク人を区別しない、一つの国民であり一つの国家である」 ■ 「ムバーラク大統領は全派閥のイラク人に対し再建と平穏と安定を願っている」 ■ アウワード報道官:「大統領はイラクのシーア派のイランへの共感について発言しただけだ」 ■ 「大統領の発言は他のアラブ諸国に言及したものではない」 2006年04月13日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 エジプトのホスニー・ムバーラク大統領はサウジアラビアのサウード・アル=ファイサル外相とアラブの共同事業の強化方法を協 全文をよむ
■ パレスチナ・イスラエル二国家共存原則についてのハマースの立場をめぐって報道が錯綜 ■ ザハール外相、英タイムズ紙に談話:「イスラエル承認に関する国民投票の実施は可能」 2006年04月08日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ-アシュラフ・アブルホウル】 昨日、イスラエルとパレスチナの2国家共存原則に関し、パレスチナ新政府およびハマースの立場をめぐって報道が錯綜した。AP通信はハマース筋の話として、ハマースが2国家案への同意を準備中であり、イスマーイール・ハ 全文をよむ
■ エジプトのムバーラク大統領とスーダンのバシール大統領がハルツームで協議 ■ ダルフール問題はアラブ・アフリカ世界で解決し、国際問題化することは回避すべき ■ スーダン南部地域の分離独立を防ぐため、同地域でエジプトが進めてきたプロジェクトを終了させる問題が焦点に ■ バシール大統領:スーダン国内の部族間抗争を、国際監視団が政治運動に変容させた 2006年04月05日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 アラブ首脳との2者協議を進めるというエジプト主導の計画の一環として、 全文をよむ
■ ライス米国務長官とストロー英外相はイラクの指導者らへの圧力を強める「宗教的民兵組織の解体と首相指名を」 2006年4月4日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター、AP】 アメリカとイギリスはイラク指導者らに対して、新政府樹立や首相選出を妨げる政治的停滞状態をできるだけ早く打開し、内戦回避のため宗教的民兵組織を解体するよう圧力を強めた。 アメリカのコンドリーザ・ライス国務長官とイギリスのジャック・ストロー外相は、イラクへの電撃訪問の2日目にイラク 全文をよむ
■ 卓越した指導者の暗殺を受け、ファタハと抵抗委員会の間で衝突 2006年04月01日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ-アシュラフ・アブルホウル、占領下エルサレム-諸通信社】 昨日、抵抗委員会の武装グループとファタハとの間でガザ市中心部において発生した衝突により、5人のパレスチナ人が死亡、25人が負傷、その大半が一般市民だった。目撃者の証言によれば、衝突はガザ市中心部にある新聞社前で起きた。民衆抵抗委員会の報道補佐官であるアブー・アビール氏が、同委員会の指導者 全文をよむ
■ アメリカはイスラエルが独断で最終的な国境案を策定することを受け入れると約束 ■ 米政府はハマース政権との連絡を絶ち援助も停止 ■ ブッシュ大統領:「民主主義への支援は、選挙で選ばれた政府への支持を意味するわけではない」 2006年03月31日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ベルリン-諸通信社、ワシントン-ホダー・タウフィーク、モントリオール-ジャマール・ザーイダ】 パレスチナ-イスラエル紛争の最終的調停に向けたアメリカの立場が目覚しい変化を遂げつつある中、 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、エジプトはスーダンの統一とアラブ国家としてのイラクのアイデンティティ維持を望むと確言、アラブ首脳らに協議を要請 ■ ハルツーム宣言、パレスチナ自治政府への支援とシリア・レバノンとの団結を強調 2006年03月29日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ハルツーム-本紙特派員】 昨日スーダンの首都ハルツームでは、アラブ首脳13人が参加した第18回アラブ首脳会議が開催された。ホスニー・ムバーラク大統領は同会議での演説において、アラブの指導者同士が協 全文をよむ
■ 12人の首脳が参加するアラブサミットが今日ハルトゥームで開会 ■ ムバーラク大統領のサミットへの声明は、緊急の諸問題および地域の発展実現に関するエジプトのビジョンを含む 2006年03月28日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ハルツーム-アミーン・ムハンマド・アミーン、マスウード・アル=ヘンナーウィ】 およそ12人のアラブの指導者や大統領、国王が、今朝ハルトゥームで開幕した第18回通常アラブサミットに参加したことが確認された。 サミットでは、アラブの政治、 全文をよむ
■ムバーラク大統領とアッバース大統領が会談でパレスチナ政府の組閣やイスラエルの選挙、ハルツームでのアラブサミットについて議論 ■シャルム・アル=シェイフでの会談後にアッバース大統領:「イスラエルによる一方的措置は拒絶されるものであり、国際法や和平のロードマップに矛盾するものだ」 ■「オスロの時のような極秘協議を私はイスラエル側に提案した」 ■「我々はパレスチナ市民への経済的支援が継続するようハルツームでのアラブサミットに期待する」 【シャルム・アル=シェイフ-ウサーマ・アブドゥルアズ 全文をよむ
■ イラクに関する外相委員会、イラクの治安情勢・政治プロセスの進路を協議 2006年03月26日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【ハルツーム-諸通信社】 昨日スーダンの首都ハルツームにおいて、イラクに関する外相委員会の会合が開かれ、政治・治安上の展開とイラク再建のための取り組みや最新状況が協議された。これはアラブ連盟がイラクを政治的に支援するうえでアラブ諸国の戦略を整えるために構成した同委員会の取り組みの一環である。KUNA(クウェート通信社)の報道によれば、こ 全文をよむ
■ アッバース大統領:「イスラエルとの和平合意形成は一年以内に可能」 ■ オルメルト首相代行:ハニーヤ氏の暗殺は想定せず、テロに関与していないことは確実 2006年03月25日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【占領下エルサレム、ガザ-諸通信社】 来週火曜日に行われるイスラエル議会選挙実施期日を四日後に控え、パレスチナのマフムード・アッバース大統領は、一年以内にイスラエルとの和平合意形成は可能との考えを表明した。時を同じくしてイスラエルのオルメルト首相代行は、パレス 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、アラブ世界内の良好な雰囲気の醸成とハルツーム・サミット成功のため、たゆまぬ努力 ■ 大統領、セニョーラ、カッザーフ・アル=ダンム、シャルウと会談 ■ 現在の諸問題およびスーダンにおける和平構築の方策についてエジプト-リビア間で合意 ■ シリアのシャルウ副大統領:「シャバア農場はレバノンに帰属する。我々の国境画定の準備に対するレバノンの返答を待っている」 2006年03月24日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【シャルム・エル=シェイフ-ムフタール・ 全文をよむ
■ ナジャーフ・アル=アッタール氏がシリア副大統領に 2006年3月24日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ダマスカス:シャアバーン・アッブード】 シリア国家の歴史上、1963年のバアス党政権樹立以来初めて、シリア共和国副大統領の要職に女性が任命された。バッシャール・アル=アサド大統領は大統領令によりナジャーフ・アル=アッタール元文化相を副大統領に任命した。大統領の指示にもとづき文化政策を担当することになる。 アッタール氏は大統領の前で法律にのっとって宣誓を行 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、ダルフール問題およびスーダンにおける和平合意の履行について協議 ■ 大統領、スーダンのバシール大統領の手紙を国防相から受け取る ■ アブルゲイト外相:「アラブ諸国はアムル・ムーサーの再任を歓迎」 2006年03月20日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 今月28・29両日にスーダンの首都ハルトゥームでアラブサミットが開催される準備の枠組の中で、ホスニー・ムバーラク大統領は昨日スーダン国防相を務めるアブドゥッラヒーム・ムハンマド・フセイン上級大将を迎え 全文をよむ
■ 米、イラク情勢をめぐってイランと協議 ■ サーマッラーの武装勢力に対し、掃討作戦続行中 2006年03月18日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【バグダード、シドニー-諸通信社】 昨日アメリカ合衆国は、イランとの協議はイラク問題だけに限定されることをあらためて確認した。同じ頃、バグダードの北部サーマッラー地域にある武装勢力の拠点を根絶するべく、アメリカ軍・イラク軍の1500名の兵士が参加した掃討作戦が続けられた。イラク・アメリカ双方の責任者は、作戦によって、爆発 全文をよむ
■ジェニーンとガザをイスラエルが攻撃、イスラエル兵一名死亡、入植者二名が負傷 ■米公文書:「テロ放棄を条件に、ハマースにはイスラエルと和平を結ぶチャンスがある」 ■中東和平四者会議は今週、パレスチナ人民への援助について議論 ■ハマースは明日アッバース大統領に対し、新政府の組閣内容を提出 2006年03月17日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【占領下エルサレム、ワシントン-諸通信社】 イスラエル占領軍は昨日朝、ヨルダン川西岸北部のジェニーンに対し大規模な軍事行為 全文をよむ
■ イラク挙国一致政府樹立に道ひらく打開の兆し ■ シーア派宗教権威は民兵組織の戦争への突進を恐れる 2006年03月16日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 アメリカのコンドリーザ・ライス国務長官は、イラクが政治指導者たちの対立を解決し、民主主義を建設することが出来るとの世界の信用を得るには時間が必要であるとの見解を示した。一方、イラクが破壊的な内戦へとなだれ込む恐れが増している。シーア派の宗教権威に近い筋によれば、シーア派の精神的指導者たちの民兵組織を抑制する影響力が急速 全文をよむ
■ 安保理:サアダート議長拘束後に起きた暴力行為の責任はイスラエルにある ■ アッバース大統領:イギリスはエリコ刑務所から監督官を引き揚げると1週間前に通告していた ■ 事態収拾のためアメリカは各方面と連絡、3人の外国人ジャーナリスト解放 ■ ガザと西岸地区でストライキ 2006年03月16日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ニューヨーク、ガザ-諸通信社】 イスラエルが西岸地区のエリコ刑務所を襲撃し、パレスチナ解放人民戦線(PFLP)のアフマド・サアダート議長を 全文をよむ
■ イスラエルがエリコの刑務所に突入、PFLP議長が投降 ■ パレスチナ当局:責任はアメリカとイギリスにある ■ アメリカ政府:6日前に警護引き揚げをアッバース大統領に通知したと明言 2006年03月15日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ、エリコ‐諸通信社】 昨日イスラエル軍は、ヨルダン川西岸地区エリコの刑務所に突入した。イスラエルは、ヘリコプターの援護を受けたブルドーザーや装甲車で刑務所の壁を破壊した後、2001年のイスラエル観光相殺害事件の容疑者である 全文をよむ
■ ブッシュ大統領:イラク国内の爆弾製造に責任があるとしてイランを非難 ■ タラバーニー大統領:イラクの内乱化を警告 【ワシントン:ヒシャーム・ムルヒム】 【その他各国首都の諸通信社】 2006年03月14日アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 アメリカ合衆国のブッシュ大統領はイラク侵攻三周年を間近に控えて昨日、新たな大衆動員のキャンペーンを開始し、アメリカ国民に対して「たしかに、緊張と暴力と混乱と破壊は今現在収拾の見込みは少なく、イラクを内乱に陥れようとする企てもある。 全文をよむ
■ ムバーラク大統領のベルリン訪問、ドイツ大統領との良好で建設的な話し合いによって幕開け ■ 今日、ムバーラク・メルケルの首脳会談、パレスチナ、イラク、ダルフール、イランにおける最新の問題について議論 ■ ムバーラク・ケーラー会談の後、アウワード大使:「ムバーラク大統領は、イスラームへの中傷が繰り返されないことを保証すべく、必要な手段をとるべきだと強調」 ■ 共同合意より大きな意義を持つ、エジプト・EU間事業計画への到達は可能 ■ 対話こそ、イランとの望ましい問題解決へ至る唯一の手段 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、ローマでベルルスコーニ伊首相及びチャンピ大統領と拡大協議 ■ 新聞各紙編集長らに向けたムバーラク大統領の談話:「エジプトにおけるイタリアの工業生産と投資の強化のために新たな地域を割り当て」「エジプトは特定の基準にのっとった形でしか外国からの借款をしない…対外債務の投資型への切り替えを検討中だ」 2006年03月10日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ローマ-ウサーマ・サラーヤー】 ホスニー・ムバーラク大統領は、エジプト-ヨーロッパ諸国間の協力 全文をよむ
■ エジプト・韓国首脳会談、テクノロジー・投資における協力強化を確認 ■ ムバーラク大統領と盧武鉉大統領、地域の和平推進とイラクの平静回復の方策を協議 ■ 盧武鉉大統領:「両国間の投資は公式決定に従うわけではない。韓国人実業家への情報提供が必要」 2006年03月08日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ホスニー・ムバーラク大統領と韓国の盧武鉉大統領は、イスラエル・パレスチナ間における和平プロセスの推進、およびイラクにおける平静と安定の回復の必要性を確認した。 昨 全文をよむ
■ 今日、ムバーラク大統領と韓国大統領が協議 ■ 経済協力と投資の増加 ■ 協議は和平努力、テロとの戦い、国連改革にも及ぶ見通し 2006年03月07日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ムバーラク大統領は今日、4日間の公式訪問のため昨日カイロに到着した韓国の盧武鉉大統領を迎える。 両大統領の協議では、二国間関係の強化策、通商・経済・投資・観光・IT分野における両国間の関係強化、韓国の対エジプト投資の増加が話し合われる予定である。これは政府が実行してきた政治・経済 全文をよむ
■ 韓国の盧武鉉大統領、アハラーム紙に談話:「エジプトは経済発展を達成する大きな可能性を有する」「ムバーラク大統領の韓国訪問は、両国関係の発展の礎を築いた」 2006年03月06日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ソウル‐カマール・ガーバッラー】 韓国の盧武鉉大統領は、本日からのエジプト公式訪問にあたり本紙によせた談話の中で、エジプトと韓国は1995年の外交関係樹立以来、友好関係強化において急速かつ実のある進展を遂げてきたと述べ、1999年のムバーラク大統領の韓国訪 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、ロシアのプーチン大統領とパレスチナ情勢の展開について電話会談 ■ ラブロフ露外相:「政治政党に転換する以外、ハマースに未来はない」 2006年03月04日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン-ホダー・タウフィーク、モスクワ-諸通信社】 ホスニー・ムバーラク大統領は、ロシアのウラジミール・プーチン大統領との電話会談で、中東和平プロセス再開のための努力について協議した。 ロシア大統領からの電話連絡は、ロシア側の招待を受けたハーリド 全文をよむ
■ムバーラクとカッザーフィー、ダルフール問題解決のため、エジプト・リビア・スーダン3国と六者委員会との連絡を密にすることで合意 ■エジプト大統領府報道官、ミスラータでのエジプト・リビア首脳会談後の談話:「バランスの取れた決議の合意に至るため、ダルフール委員会の開催を3月10日に延期する。スーダン領の国連統治は過渡的な措置となろう」 2006年03月01日付アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ミスラータ-ウサーマ・サラーヤ】 ホスニー・ムバーラク大統領はリビアで昨日、リビア革 全文をよむ
■ ワシントン、パレスチナ人への人道支援の継続を決定 ■ ハマース、イスラエルを完全に承認する準備があるとハニーヤ氏が発言したとの報道を否定 2006年02月27日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン-ホダー・タウフィーク、ガザ-アシュラフ・アブルホウル】 アメリカの立場に新たな展開が見られる中、米国務省のアダム・エレリー報道官は本紙に対し、「たとえハマースのプレゼンスがあろうとも、ハマースがそれによって利益を得ないことを条件に、経済支援、インフラ整備、諸 全文をよむ
■ 「ドーハ・アピール」中傷や暴力ではなく対話を呼びかけ ■ 預言者を冒涜する風刺画めぐる危機、文明間の同盟のための会議において中心議題に 2006年2月27日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ドーハ:アリー・バルディ】 カタールの首都ドーハで昨日、「文明間の同盟のためのイニシアティヴ」の高官級会議の第2ラウンドが始まった。カタールのハマド・ビン・ハリーファ・アール・サーニー首長の夫人であるモーザ・ビント・ナーセル・アル=ムスニド女史の後援の下に、夫妻の出席を得て開 全文をよむ
■イラク政府、宗派間の暴力停止のため市街地への戦車配備を警告 ■新たな攻撃で死傷者73名 ■ジャーナリストのアトゥワール女史の葬儀は殺戮の場に変わった! 2006年02月26日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【バグダード‐ムハンマド・アル=アンワル、諸通信社】 イラクのサアドゥーン・アル=ドライミー国防相は昨日、暴力を停止させ治安を回復するために、イラク政府はイラクの諸都市に戦車を展開することをためらうものではないと発表した。このことはイラクの諸都市でここ数日の 全文をよむ
■ サウジアラビア、世界最大の油田地帯で石油プラントへのテロ攻撃を阻止 ■ 銃撃戦で実行犯4人が死亡、サウジ治安部隊の2名が負傷 2006年02月25日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【リヤド-サーリフ・ハイリー、諸通信社】 昨日、サウジ治安部隊は、同国東部のアブカイク地域にある石油精製プラントを狙ったテロ攻撃を阻止した。同地域にはサウジ、そして世界でも最大級の油田と石油精製プラントがある。 サウジ治安情報筋によれば、実行犯は爆発物を搭載した2台の車を使 全文をよむ
■ 本日、宗派間暴力を終結させるためバグダードと3県で封鎖措置 ■ スンナ派・シーア派間の信頼関係を構築し危機を終結させるため国際的な努力 2006年2月24日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター、APその他】 内戦の勃発を危惧する指導者らが冷静な行動を呼びかけているにもかかわらず、イラクの諸都市、特に首都バグダードとバスラでは宗派間での流血の事態が横行し、サーマッラーでのアリー・アル=ハーディー、アル=ハサン・アル=アスカリー両イマームの廟が爆破され 全文をよむ
■エジプトと米の強固な関係は見解の相違も許容する ■大統領府報道官:「わが国の決定は独自になされる。アメリカはエジプトが根本的な変化を遂げたと認めている」 ■ライス米国務長官:「ムバーラク大統領との会見は素晴らしかった。QIZ議定書に関する議論も良好だった」 2006年02月23日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 エジプトとアメリカは全ての課題において常に見解が一致するわけでないが、それが許容されるほどに強固で幅広い関係にあり、アメリカ側からいくつかの否定的な声明が出さ 全文をよむ
■ ハニーヤ氏、開かれた政府を編成すると約束 ■ イスラエルの反応は制裁と攻撃 2006年2月20日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ラーマッラー:ムハンマド・ハウワーシュ、諸通信社】 イスラム抵抗運動「ハマース」は、ガザ地区指導者の1人であるイスマーイール・ハニーヤ(42歳)を、首相職に擁立することを発表した。これと同時にイスラエルはパレスチナに経済制裁を課し、そのためにパレスチナ当局はマフムード・アッバース大統領の言葉を借りれば「深刻な財政難」に陥っている。アッ 全文をよむ
■ イスラエル、パレスチナ立法評議会開会に対して「自治政府は敵対的政体」と宣言 ■ ハマース、パレスチナ政界掌握へ最初の手がかり ■ アッバース大統領、ハマースに対し「対話路線」を遵守する政権の樹立を呼びかけ 2006年2月19日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ラーマッラー:ムハンマド・ハウワーシュ、諸通信社】 イスラーム抵抗運動「ハマース」が多数派を占めるパレスチナ立法評議会が開幕し、ハマースは正式にパレスチナ政界掌握への最初の手がかりを握った。議長にはアズィ 全文をよむ
■ ワシントン、シリア反体制運動への資金援助を初めて表明 ■ ライス国務長官「イラン・シリア・ヒズブッラー枢軸こそレバノン国民にとっての問題である」 2006年2月18日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ワシントン:ヒシャーム・ムルヒム】 コンドリーザ・ライス米国務長官は、中東地域におけるイランの「敵対的な」政策に対して強い態度を取るように、来週の中東訪問で会談予定のアラブ諸国首脳に促すつもりだと発表した。そして、これは「イランにテロリズムへの資金供給を停止させるた 全文をよむ
■ イスラエルはパレスチナ要人への移動優遇措置を廃止 ■ モファズ国防相:「評議会のハマース支配は、戦争への第一歩」 2006年02月18日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ-アシュラフ・アブルホウル】 昨日イスラエル政府は、パレスチナの要人が西岸地区とガザ地区の間を移動する際の優遇措置廃止を決定した。しかしながらパレスチナ人たちに対して新たな規制を課す件については、政府内でこの措置についての採択がなされる明日まで、エフード・オルメルト首相代行が決定を下すこと 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、預言者や宗教への中傷を禁止する国連決議の採択についてソラナEU共通外交上級代表と協議 ■ ソラナ上級代表:「宗教的信条を擁護するための国際的なメカニズムの構築に関して議論が行われた」 ■ アズハル総長:「聖なるものを軽視する者に対して罰を課す国際的な決議を要求する」 2006年02月15日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ホスニー・ムバーラク大統領は昨日、ハビエル・ソラナEU共通外交・安全保障上級代表をヘリオポリスの大統領府に迎えた。 会談後に 全文をよむ
■ 中東歴訪の最初の地、サウジアラビアを訪問中のソラナEU上級代表:「EUはイスラームに対する侮辱を意図したことはないし、今後もしない」 ■ アナン国連事務総長、ブッシュ米大統領と危機の収拾を協議、事態の肥大化を拒否 2006年02月14日付アル・アハラーム紙HP1面 欧州連合(EU)のハビエル・ソラナ共通外交・安全保障上級代表は昨日、中東地域歴訪の最初の訪問地であるサウジアラビアのジャッダで行なわれたイスラーム諸国会議機構のエクメレッディン・イフサンオール事務局長との会談の席で、 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、中東地域における最新情勢をソラナ上級代表と協議 2006年02月13日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ホスニー・ムバーラク大統領は明日、ソラナEU共通外交・安全保障上級代表を迎え地域の最新情勢、特にパレスチナ立法評議会選挙におけるイスラーム抵抗運動「ハマース」勝利後の和平プロセスの将来に関連する事柄を論議する予定である。 またソラナ上級代表は、アフマド・アブルゲイト外相とアラブ連盟のアムル・ムーサー事務局長の両者およびアズハル大学のムハンマド・サ 全文をよむ
■ ハマース、2月下旬までにモスクワへ ■ ロシア、ハマースのモスクワ訪問についてあらためて説明 2006年2月12日付アル=ナハール紙(レバノン)HP一面 【AFP、ロイター】 ロシア外務省は声明の中で、セルゲイ・ラブロフ外相が昨日、国連のコフィー・アナン事務総長、米国のコンドリーザ・ライス国務長官、欧州連合(EU)のハビエル・ソラナ共通外交・安全保障政策上級代表と電話連絡をし、イスラーム抵抗運動「ハマース」の代表者たちに今月下旬のモスクワ訪問を呼びかけていることに関して 全文をよむ
■スライマーン・アウワード大統領府報道官:「事件は幸運な解決を迎えたが、数々の疑問が残されている」 ■エジプト人外交官、ガザでの誘拐後48時間で解放 2006年02月12日アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ‐アシュラフ・アブルホウル】 パレスチナの武装集団は、在ガザのエジプト代表部の一員である外交官フサーム・アル=マウスィリー氏を誘拐から二日後の昨日、解放した。「自由の民旅団」と名乗る無名のパレスチナ人グループに所属する武装した一団は、マウスィリー氏をガザ市ザイ 全文をよむ
■ エジプト人外交官の解放をめざし、パレスチナで治安機関が人員召集 2006年02月11日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ-アシュラフ・アブルホウル】 パレスチナ治安機関は、ガザ市で正体不明の武装勢力に拉致されたエジプト人外交官、フサーム・アル=マウスィリー氏の捜索を強化した。 パレスチナ治安機関は、犯人を捜索し司法の場へ引き渡すことと、外交官の解放と無事の帰還をめざし、最大限の人員召集をかけるとともに、各機関の合同作戦室を設置した。 時を同じくして 全文をよむ
■ 宗教の尊重を呼びかける国際的声明 ■ 一方で、十字軍戦争を呼びかける軽率な発言も 2006年02月09日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【アラブ諸国その他各国首都-本紙特派員-諸通信社】 デンマークの新聞に掲載された預言者ムハンマド(彼に神の祈りと平安あれ)を中傷する風刺画が引き起こした危機を乗り越えようとする国際的な声明が昨日、次々と発表された。それに対し、イタリアの閣僚からは、イスラーム教徒に対する新たな十字軍を求める軽率な発言も聞かれた。 この危 全文をよむ
■ 諸政治勢力の要請に応えて、二つの地位の分離を確立 ■ クウェート首長、ナウワーフ・アル=アフマドを皇太子に推挙 ナースィル・アル=ムハンマドを首相に任命 2006年2月8日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【クウェート:バースィム・アル=ハーッジ】 クウェートのサバーフ・アル=アフマド・アル=ジャービル・アル=サバーフ首長は昨夜、異母弟のナウワーフ・アル=アフマド・アル=ジャービル・アル=サバーフ氏を皇太子の地位に推挙し、また甥のナースィル・アル=ムハンマド・アル 全文をよむ
■ アサド大統領とムクタダー・アル=サドル師がシリアとイラクに対する「圧力との対決」について討議 2006年2月7日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ダマスカス:シャアバーン・アッブード】 シリアのバッシャール・アル=アサド大統領は昨日、イラクのシーア派指導者であるムクタダー・アル=サドル氏と「イラク国内における状況、先に行なわれた選挙の結果、イラク政府組閣のために現在行なわれている協議」について話し合った。 アサド大統領は、「兄弟国であるイラクの平和と占領か 全文をよむ
■ マシュアル、ハニーヤ、ザハールら、カイロで新内閣の組閣を論議 2006年02月06日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ-アシュラフ・アブルホウル】 イスラーム抵抗運動「ハマース」の指導部代表団は昨日、新内閣の組閣についてエジプトの責任者たちと協議・討議を行うためカイロに到着した。代表団には、ハマース政治局長を務めるハーリド・マシュアル氏やハマース指導部のマフムード・アル=ザハール博士およびイスマーイール・ハニーヤ氏が含まれる。 協議終了後、代表団は国 全文をよむ
■ 紅海での大惨事により、乗船者1400人が沈む ■ エジプトのフェリー「サラーム98」が、サウジアラビア沿岸から65キロ地点で沈没 ■ 犠牲者の大半はエジプト人 ■ 今朝、ムバーラク大統領とサウジ国王が電話会談、捜索・救援に全力 ■ エジプト・サウジ海軍の10部隊が捜索・救援活動を継続 ■ 沈没の理由は不明、船底でボイラーかエアータンクが爆発した可能性 2006年02月04日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 一昨夜、エジプトのフェリー「サラーム98」が、紅海海域の 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、「イスラームに対する中傷キャンペーンは世界の安定にとって危険な連鎖反応を引き起こす」と警告 ■ 「表現の自由が神聖なるものや信条、宗教を貶める手段となってはならない」 ■ ヨーロッパ6カ国の新聞が中傷風刺画を転載、デンマークは自国製品のボイコットが広まることを懸念 ■ パレスチナ武装グループがデンマーク、ノルウェー、フランス市民を襲撃か ■ フランス・ソワール紙社主が風刺画を掲載した新聞の編集長を解任 2006年02月03日付アル・アハラーム紙(エジプト)H 全文をよむ
■ムバーラク大統領がパレスチナのアッバース大統領、イスラエルのツィピ・リヴニ外相と和平の今後について協議、ハマース政治局局長マシュアル氏も近々カイロに到着 ■アウワード大使:「ハマースの勝利は民主主義の結果だ 現状は長続きしないだろう」 ■リヴニ外相:「イスラエルは誰も罰しない 未来に向けた動きを模索する」 2006年02月02日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 先日の議会選挙におけるハマースの勝利を踏まえ、パレスチナ和平を推進すべく、昨日活発な政治活動がカイロで行われた 全文をよむ
■ アメリカが中東原油への「依存症」から脱却するよう呼びかけ ■ ブッシュ大統領、中東に民主主義を普及する決意を表明 ■ 「複雑に入り組んだ諸問題の挑戦に立ち向かうべき時代」における敗北主義に警告 2006年2月2日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ワシントン:ヒシャーム・ムルヒム】 ブッシュ米大統領は「連邦の現状」に関する一般教書演説で、「イスラム過激派」や「アル=カーイダ」の指導者ウサーマ・ビン・ラーディンに代表されるテロの打倒と、中東における民主主義と改革路 全文をよむ
■ ムバーラク大統領は今日、アッバース大統領およびイスラエル外相とハマース勝利の影響について会談 ■ 大統領府報道官:「エジプトはパレスチナとイスラエル双方と活発に連絡を取ることで和平努力を支援する」 ■ 四者委員会はイスラエル承認と暴力の停止に関してハマースに3ヶ月の猶予を与える ■ ホワイトハウス:「援助はアッバース大統領が政権にある限り続けられるだろう」 2006年02月01日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 パレスチナ立法評議会選挙におけるハマース勝利の直後、パ 全文をよむ
■ 四者委員会、ハマースがイスラエル承認と暴力の放棄を行わない場合はパレスチナ援助を見直すと警告 2006年1月31日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 米、露、EU、国連による中東和平四者委員会の協議が昨日ロンドンで行われ、イスラム抵抗運動ハマースは2つの選択の前に立たされている。その選択とは、イスラエルを承認し暴力を放棄するか、先週水曜日のパレスチナ立法評議会選挙で勝利したハマースによって組織される新政府に対する援助の中止という事態に晒されるか、というものである。それに対し 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、クウェート首長と同胞たるクウェート国民に祝辞 ■ サバーフ・アル=アフマド、クウェートの首長として憲法に宣誓 2006年01月30日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【クウェート‐ムハンマド・ユスリー・ムワーフィー】 サバーフ・アル=アフマド・アル=ジャービル・アル=サバーフは昨日、クウェート国民議会の前でクウェートの首長として憲法への宣誓を行った。 ホスニー・ムバーラク大統領はサバーフ・アル=アフマド氏と電話連絡を交わし、クウェート首 全文をよむ
■ ライス長官、ハマースに対するヨーロッパの断固たる姿勢に期待 ■ ザッハール「世界は我々を恐れてはいけない」 2006年1月30日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ラーマッラー:ムハンマド・ハウワーシュ、諸通信社】 イスラエルは、水曜日に実施されたパレスチナ立法評議会選挙で勝利したイスラム抵抗運動「ハマース」に対して、厳しい声明を行った。イスラエルのシャウール・モファズ国防相は、もしイスラエル領へ攻撃を再開したならば、ハマースのメンバーを「一掃」すると威嚇した。ま 全文をよむ
■ ファタハ支持者、評議会におしよせ、党中央委員会の辞任を要求 ■ アッバース大統領、新内閣の組織を要請するため、一両日中にハマース指導部との会談へ ■ マシュアル:「イスラエルを承認せず、抵抗の武器を捨てず」 2006年01月28日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ‐アシュラフ・アブルホウル】 パレスチナ評議会選挙でのハマース勝利の報が伝えられてから24時間も経たないうちに始まったファタハ支持者たちのデモは二日目も続けられた。彼らはファタハ指導部と中央委員 全文をよむ
■ハマースの勝利の激震 ■ハマースが76議席を獲得し、組閣を準備 ■43議席のファタハ、初の野党に ■ブッシュ大統領、暴力放棄とイスラエルの生存権承認をハマースに要求 2006年01月27日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ-アシュラフ・アブルホウル、ワシントン-ホダ・タウフィーク】 政治的激震と評される展開のなか、ハマースはパレスチナ評議会選挙で大勝利を実現し、初めて組閣を可能にした。 パレスチナ中央選挙委員会が昨日発表したところによれば、ハマー 全文をよむ
■ ブッシュ大統領、ライス国務長官:「選挙は公正に行われ、ファタハ旧世代へのメッセージである」との認識示す ■ ブッシュ大統領:アッバース大統領を支持、ハマースに対する姿勢を繰り返し表明 2006年1月27日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ワシントン:ヒシャーム・ムルヒム】 アメリカ政府は昨日、パレスチナの選挙は公正かつ自由な選挙であり、変化を望むパレスチナ人の気持ちを反映したものであったと賞賛する一方、選挙で勝利したイスラム抵抗運動「ハマース」に対するアメリカ政 全文をよむ
■ 10年ぶりの選挙でファタハとハマースのせめぎあい ■ アッバース大統領:「次のステップは組閣とイスラエルとの交渉だ」 ■ アッ=ザハール:「我々はハマース憲章の文言を変更するつもりはないし、政党に衣替えもしない」 2006年01月26日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ-アシュラフ・アブルホウル】 パレスチナの有権者たちは昨日、10年ぶりに立法評議会選挙の投票を行った。選挙では比例区と小選挙区合わせて728人の候補者の中から立法評議会の議員132人が選出 全文をよむ
■クウェート国民議会、サアド・アル=アブドゥッラー首長を廃位 ■内閣はサバーフ・アル=アハマド氏をクウェートの新首長に指名 ■体調悪化のサアド首長に退位を求める一族の仲裁はすべて失敗に終わる 2006年01月25日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【クウェート-ムハンマド・ユスリー・ムワーフィー、諸通信社】 ジャービル・アル=アフマド前首長が亡くなってから10日が経過し、クウェート国民議会は首長問題に関して、サアド・アル=アブドゥッラー・アル=サバーフ首長を健康状 全文をよむ
■ スーダンのアル=バシール大統領に対し、アフリカ連合議長への立候補を辞退するよう強い圧力 ■ ムバーラク大統領、「アフリカ大陸興隆の中心課題は科学研究と文化」とハルツームで強調 ■ スーダン大統領:「あらゆる課題におけるアラブ・アフリカ諸国の相互協力が必要」 2006年01月24日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ハルツーム‐ウサーマ・アブドゥルアズィーズ、イブラヒーム・アル=バヒー、アブドゥルワーヒド・ラビーニー】 アフリカ35カ国の元首・指導者の参加のもと 全文をよむ
■ クウェート政府、サアド・アル=アブドゥッラー首長の廃位に向け法的手続きを開始 ■ サアド首長はクウェート国民議会に対し憲法への宣誓の実施を要請 2006年01月22日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【クウェート-ムハンマド・ユスリー・ムワーフィー、マーディー・アル=ハミース】 クウェートを統治するサバーフ家の2分家、ジャービル家とサーリム家の間で巻き起こっている権力争いが激化する中、クウェート内閣はサバーフ・アル=アフマド・アル=ジャービル・アル=サバーフ首相を 全文をよむ
■ クウェート:首長の地位をめぐる政治上および憲法上の対立 2006年1月21日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【クウェート:アル=ナハール】 昨日、クウェート国内では首長の地位をめぐる政治上および憲法上の対立への展開が見られた。サバーフ首長家の族長とサーリム分家に属する「複数の主要な」一族の指導者は、ジャービルおよびサーリム両分家のメンバーの殆どがサバーフ・アル=アフマド首相の即位を認め忠誠を誓っていることに反対して昨夜、サーリム分家の出身であるサアド・アル=アブド 全文をよむ
■ シーグマン、本紙に談話:「アメリカ当局はエジプトの意見を重視」 2006年01月21日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 エジプト訪問中のアメリカ外交評議会のメンバーで、傑出した作家であるヘンリー・シーグマン氏は、多くの米当局者が、中東問題においてエジプトの意見に耳を傾けなければ、問題は非常に複雑な状況に至ると見なしていると強調した。またシーグマンは、本紙記者・ジャーナリストとの会見において、アメリカのジャーナリズムが展開しているエジプト国内政治への批判は、必ずしもその背 全文をよむ
■ アサド大統領とアフマディネジャード大統領、レバノン国内の安定を支持 ■ 「抵抗運動を支援し、問題の国際化を拒否」 2006年1月20日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ダマスカス:シャアバーン・アッブード】 シリアのバッシャール・アル=アサド大統領とイランのマフムード・アフマディネジャード大統領が昨日ダマスカスにおいて両国の関係、レバノン情勢、イラク情勢、パレスチナ情勢について詳細にわたる会談が行われた。 注目を引いたのは、アサド大統領がアフマディネジャ 全文をよむ
■ 暴力放棄を条件にハマースに政権参加の権利 ■ ムバーラク大統領に出迎えられたドイツ外相:「選挙の結果パレスチナ人にとって正統性を持つ政府が成立することを希望している」「ドイツおよびEUは、ガザ地区との国境監視におけるエジプトの尽力を歓迎している」 2006年01月20日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 昨日ホスニー・ムバーラク大統領は、ドイツ外相フランク・ヴァルター・シュタインマイヤーと中東情勢やイラク情勢、イランの核問題の展開を話し合った。 エジプト外相アフ 全文をよむ
■ ムバーラク大統領とザンビア大統領がアフリカ情勢および二国間関係について協議 ■ 協議後、スライマーン・アウワード大使談:「大統領はスーダンのアル=バシール大統領からの来週のハルツーム・サミットへの招待に応じる構え」 ■サミットではアフリカにおける教育、医療、若者、人的資源育成の問題に焦点 2006年01月19日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ホスニー・ムバーラク大統領は昨日午後、ヘリオポリスの大統領府にザンビアのレヴィー・パトリック・ムワナワサ大統領を迎えた。大統領 全文をよむ
■ ファタハとハマース、パレスチナ立法評議会の実施理念をめぐり論争 ■ ハニーヤ氏「オスロ合意は崩壊した」「交渉はあり得ない」 2006年1月17日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ラーマッラー:ムハンマド・ハウワーシュ、諸通信社】 パレスチナ立法評議会選挙を9日後にひかえ、他の政治団体の競合関係もさることながら、とりわけ「ファタハ」とイスラーム抵抗運動「ハマース」は争いの火花を散らしている。 ファタハはヨルダン川西岸やガザ地区での候補者集会の場や、パレスチ 全文をよむ
■10日間で3機目の墜落 ■武装集団、イラク北部で米軍機を撃墜したとの声明 ■バグダード、アル=ハウィージャ,バアクーバでの攻撃で、イラク人57名が死傷 2006年01月17日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【バグダッド‐ムハンマド・アル=アンワル、諸通信社】 昨日、アメリカ軍はバグダード北方にて同日、米軍所属のヘリコプター1機が墜落したと伝えたが、その理由については明確にしなかった。一方、サラーフッディーン・アル=アイユービー軍団と名乗る武装集団が攻撃の実行声 全文をよむ
■ シャロン首相、気管への入管手術を受ける予定 ■ イスラエル政府、パレスチナ選挙での投票を東エルサレム住民に許可 【ガザ‐アシュラフ・アブルホウル】 2006年01月16日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 エルサレムのハダッサ病院スポークスマンが発表したところによれば、イスラエルのシャロン首相は呼吸をスムーズにするために気管への入管手術を受け、人工呼吸器は取り外される予定である。 また同スポークスマンは、「シャロン首相の健康状態は未だ危険であるが安定してい 全文をよむ
■ イスラエルは東エルサレムでの選挙を容認 ■ ハマスは立候補を否認されたにも関わらず、選挙活動を継続 2006年01月16日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 イスラエルの閣僚会議は昨日、週例会議において、今月25日に実施される予定のパレスチナ立法評議会選挙に東エルサレム住民の参加を容認することを決定した。しかし、イスラム抵抗運動「ハマス」が同地区の選挙立候補者名簿に候補者名を記載することは許可しないと述べた。一方ハマスは、候補者および活動家10人が拘束され選挙事務所が閉鎖 全文をよむ
■ 石投げの儀式で起きた悲劇により、エジプト人巡礼者20名が死亡 ■ 巡礼者が一時に殺到し362名の犠牲者を出した背景には厳格なファトワー(宗教的見解) ■ エジプト巡礼団長:「多くの負傷者が出ているため、死者の数はさらに増えると予想される」 2006年01月14日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【メッカ━本紙特派員団】 およそ200万人の巡礼者を強い悲しみがおおう中、石投げの橋上で一昨日に起きた痛ましい悲劇的事件の原因をめぐって様々な説が飛び交っている。また 全文をよむ
■ブッシュ大統領:「イラクでの困難な日々が我々を待っている・・我々は反対勢力にも手を差し伸べる」 ■「国際社会は130億ドルの援助を約束したが、その約束は果たされていない」 ■ラムズフェルドは兵士50万人への増員要求を拒否 2006年01月11日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン━諸通信社】 米のブッシュ大統領は新年が米軍にとって困難な日々になるだろうと予測し、イラクでの試練や犠牲も増すだろうと語った。 ブッシュ大統領は昨日ワシントンで退役軍人らを 全文をよむ
■ 脳内で大量出血 ■ シャロン、新たな出血を止めるため、三度目の緊急手術 ■ 医療チームに健康管理を怠った強い疑い 2006年01月07日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【エルサレム‐諸通信社、ガザ‐アシュラフ・アブルホウル】 昨日、イスラエルのアリエル・シャロン首相は、エルサレムのハダッサ病院で、48時間に三度目となる緊急手術に臨んだ。この手術は断層検査の結果、脳の右部の新しい出血と、頭蓋内の血圧の上昇によって脳内に血液が充満していることが見つかったこと 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、オルメルト首相代行に連絡 ライス米国務長官はアジア歴訪を中止 ■ シャロン首相、再手術の後も依然深刻な容態 ■ カディマ党と労働党、ペレス元首相の支持獲得を競う 2006年1月7日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ラーマッラー:ムハンマド・ハウワーシュ、諸通信社】 イスラエルのシャロン首相はエルサレムのアイン・カーリムにあるハダーサ病院にて依然として昏睡状態が続いており、昨朝に首相を襲った新たな脳内出血を止めるための再手術が行われるなかで、エ 全文をよむ
■ 72時間後にシャロン首相の運命決まる 一命取り止めても職務復帰は不可能 ■ イスラエル、ポスト・シャロン段階に向けて準備 2006年1月6日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター、APなど】 イスラエルのアリエル・シャロン首相は、水曜日の夜に脳内の激しい出血に襲われ、危険な容態のためエルサレムのアイン・カーリムにあるハダーサ病院に入院中である。医師団の話では、麻酔による昏睡状態72時間が経過した後でなければシャロン首相の病状について判断することはでき 全文をよむ
■ムバーラク大統領、ラファハ通行所でのエジプト兵2名の殺害についてアッバース大統領から謝罪の電話を受ける ■エジプト軍が国境地帯を掌握、通行所は再開 2006年01月06日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ラファハ、ラーマッラー‐アフマド・サリーム、ムハンマド・ドゥンヤー、諸通信社】 一昨日エジプト・ガザ国境の防壁に穴が開けられ、武装したパレスチナ人らが発砲した銃弾によりエジプト兵2名が死亡、他33名以上が負傷した件について、パレスチナ当局はエジプト政府に対し遺憾 全文をよむ
■ シャロン首相、重度の脳出血に襲われ意識不明 ■ オルメルト副首相が職務代行 ネタニヤフはリクード所属閣僚の辞職を取り止め 2006年1月5日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター、AP】 イスラエルのアリエル・シャロン首相の容態が昨夜急変した。シャロン首相は激しい脳内出血を伴う脳内血栓に襲われ、すぐにエルサレムのハダーサ病院に搬送された。医師たちは夜に行われた手術で回復するかも知れないと説明しようとしていたが、首相は危険な状態にあり、意識不明のようだ 全文をよむ
■ 国連難民高等弁務官事務所は難民たちの排除措置に関する不明点への調査要請も非難も行わず ■ アーデル・イマーム:「スーダン難民は国連職員を殺害すると脅迫した」 2006年01月04日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の親善大使であるコメディアンのアーデル・イマームは、モハンデスィーン地区からの強制退去後に釈放されたスーダン難民の何人かは、国連と人道支援団体カリタスの職員を殺害すると脅迫しており、そのため難民を管轄していた当局が彼らとの 全文をよむ
■イスラエル、パレスチナ議会選でハマースが勝利した場合のロードマップ放棄を検討 ■ファタハ所属の武装グループ、ラファハ通行所に向かう街道を封鎖 2006年01月01日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ‐アシュラフ・アブルホウル】 イスラエル・ラジオは昨日、今月実施される予定のパレスチナ議会選挙でイスラーム主義を掲げるハマースが予想通りの勝利をおさめた場合の対策として、政府がロードマップを見直すこともあり得ると伝えた。 イスラエル・ラジオは、この問題に対 全文をよむ
■ 特別キャンプへの移送により、スーダン人難民危機は終結 ■ 圧死によりスーダン人難民に死者10名、警察官76名が負傷 2005年12月31日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 モハンデスィーン地区の国連難民高等弁務官事務所前で発生していたスーダン人難民危機は、一昨日の夜、警察部隊による説得の失敗を受け、いたましい悲劇によって幕を閉じた。 警察部隊は5時間にわたり、座り込みを解散し、退去するよう説得したが失敗に終わり、難民たちは治安部隊に向かって小型ガスボンベその他 全文をよむ
■ 「抵抗運動はロシア政府がシリア政府に渡したミサイルを所有している」 ■ イスラエル「ロケット弾発射の責任はレバノンとシリアにある」 2005年12月30日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ラーマッラー:ナハール紙、諸通信社】 イスラエル政府は昨日、火曜日にイスラエル北部の2つの入植地に対してカチューシャ・ロケットが発射された責任はシリア政府とレバノン政府にあるとし、ヒズブッラーはロシア政府がシリア政府に渡したロケット・ミサイルを所有していると述べた。 イ 全文をよむ
■アラブ議会閉幕後、各国外相がアラブ連盟での投票方式を論議 2005年12月29日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 カイロで開催されていた暫定アラブ議会は昨日、政治的な亀裂を回避する最終声明を発表して閉幕した。 今回の議会ではアラブ地域の諸問題を論議するには至らず、アラブ民衆の切なる期待に応えうるような、予定調和の形式的な決議ではない、実行力のある決議を採択することもできなかった。 またアラブ議会の議長ムハンマド・ジャースィム・アル=サクル氏は、議会の運営規則の制定 全文をよむ
■ ワシントン、イラク挙国一致政府樹立へ努力 2005年12月27日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター、AP】 イラク国内の主要な政治勢力は、スンナ派勢力と自由主義勢力がその結果に強く反対している先の国民議会選挙から生じた政治的危機を回避するための出口として、挙国一致政府の樹立を要求した。これらの勢力は今後民衆による抗議行動やデモを組織することを示唆しており、市民反乱を宣言することもあり得るとしている。 12月15日に行われた選挙の途中集計結果 全文をよむ
■ シャロン首相の新たなプラン:パレスチナ国家樹立を求める一方、帰還権は認めず ■ 「ユダヤ国家としてのイスラエルの存続は、トーラー(律法)が言及した国境線の放棄を伴う」 2005年12月27日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ‐アシュラフ・アブルホウル】 イスラエルのシャロン首相がリクード党からの離脱後に設立したカディマ党が、新たな政策プランを打ち出した。それは、独立国家樹立のためパレスチナ人にさらなる土地を与えるよう求めると共に、イスラエルがユダヤ人にとっ 全文をよむ
■ イスラエル、東エルサレムのパレスチナ住民に対する選挙参加禁止の決定から後退 ■ パレスチナ当局、アッバース大統領辞任意向の報道を否定 2005年12月26日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ‐アシュラフ・アブルホウル、占領下エルサレム‐諸通信社】 イスラエルは昨日、来月25日に実施予定の立法選挙への、東エルサレムのパレスチナ住民の参加禁止決定を修正した。 イスラエル政府首脳の1人は、「シャロン内閣としては、パレスチナ大統領に選挙延期の口実を与えるこ 全文をよむ
■ 核兵器捜索の口実の下、6都市でモスク、ムスリムの職場・住居の監視をするアメリカの極秘計画 2005年12月25日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン-諸通信社】 アメリカのUSニューズ・アンド・ワールド・リポート誌は、テロ活動に使用されることが予想される核兵器やその製造設備の捜索のため、少なくとも6都市のモスク、ムスリムの職場・住居の監視計画をアメリカ政府が秘密裏に進めていたことを暴露した。 同誌が明らかにしたところによれば、ムスリムがよく訪れるワ 全文をよむ
■ イスラエル、パレスチナのロケット砲阻止のため、ガザ北部に緩衝地帯を設置 2005年12月24日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ、占領下エルサレム‐諸通信社】 イスラエルは、ガザ地区内への集中的な空爆の実施、および緩衝地帯を設置することに対し、ゴーサインを出した。この緩衝地帯は、パレスチナの抵抗運動がイスラエルの市町村に向けてロケット砲を発射するのを防ぐことを目的としている。 イスラエルの情報筋が述べたところによれば、イスラエル軍はガザ地区北部に軍の 全文をよむ
■ ブッシュ大統領、イラクで米に甚大な損害をもたらすことなった諸決定に対する責任を認める ■ 米軍がサッダーム体制時代の旧高官25人を釈放 【ワシントン‐ホダー・タウフィーク、バグダード‐ムハンマド・アル=アンワル】 2005年12月20日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 一昨日ジョージ・ブッシュ大統領が米国民に向けて行った演説は、より現実的だとの評価を得た。演説の中で大統領は、対イラク戦争において依拠した諜報機関の情報が誤りであったことを改めて認めるとともに、イラ 全文をよむ
■ イラク法相、旧体制要人の釈放に反対 検事総長は再逮捕を要請 12月20日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【バグダード:諸通信社】 [イラクの]アブドゥルフセイン・シャンダル法務大臣は同盟軍が旧体制を象徴する要人複数を釈放したことについて、反対の意思を表明した。釈放された人物の多くは政治家ではなくテクノクラートである。 カタール通信社が伝えた「サワー」ラジオとのインタビューの中でシャンダル法務大臣は、「釈放は許容されるものではない。彼らに対する今後の取 全文をよむ
■ チェイニー、バグダードを電撃訪問、タラバーニー及びジャアファリーと会見 ■ ブッシュ: 「イラクからの早期撤退はテロリストの脅威を増大させるだろう」 2005年12月19日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン‐諸通信社、バグダード‐ムハンマド・アル=アンワル】 アメリカ大統領ジョージ・ブッシュは改めて、任務を遂行する前にイラクから米軍が即時撤退することはありえないとし、「この様な早期撤退はテロリストの脅威を増大させるだろう」と主張した。 今日未明ホ 全文をよむ
■ 安保理、メリス委員会にレバノンで起きたその他の暗殺事件についても調査権限を与える決議から後退 ■ ワリード・ジュンブラートと通信大臣を含む6人のレバノン著名人が新たな暗殺リストに載せられる 2005年12月16日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ベイルート‐ファトヒー・マフムード、ニューヨーク・ダマスカス‐諸通信社】 ロシア、中国、アルジェリアの反対を乗り越えるべく、国連安全保障理事会は、デトレヴ・メリス氏が委員長を務めるレバノンの故ラフィーク・ハリーリー首相 全文をよむ
■ エルバラダイ事務局長、ノーベル平和賞を受賞 ■ 賞金はエジプトの慈善活動に寄付 2005年12月11日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【オスロ―マルワ・タウフィーク】 世界の核兵器拡散を制限した役割が評価され、ムハンマド・アル=バラーダイー(エルバラダイ)国際原子力機関(IAEA)事務局長が昨日、オスロで開かれた大規模な祝典において、2005年度のノーベル平和賞をIAEAと同時受賞した。現在IAEAの理事会議長を務めている日本の天野之弥ウィーン代表部大使が、I 全文をよむ
■ シリア政府、イスラエルとの秘密交渉を否定 ■ イドリブ県で「タクフィール主義者」8人が殺害されたと発表 ■ シリア以外のアラブ人構成員を含むグループの存在が判明 2005年12月9日アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ダマスカス:シャアバーン・アッブード、諸通信社】 シリア・アラブ通信社(SANA)が配信した公式発表によれば、シリア北部のイドリブ県マアッラ・アル=ナアマーン市近郊のハーミディーヤ農場で、軍治安機関に属する対テロ部隊と「タクフィール主義」グループとの 全文をよむ
■ 国連とイラク駐留多国籍軍が治安協定を締結 2005年12月09日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 【国連、諸通信社】 クウェイトの通信社が伝えたところによれば、国連とイラク駐留多国籍軍は、多国籍軍がイラクで活動中の国連職員を保護し、彼らが任務を効果的に遂行できるよう安全を保障するという、治安上の協定に国連本部において調印した。 調印は、一昨日の夜、多国籍軍を代表してアメリカのジョン・ボルトン国連大使と、国連側を代表してイブラーヒーム・ガンバリー政治問題担当 全文をよむ
■ メッカのイスラーム・サミット開会式でサウジ国王:「イスラームの統一は流血によっては達成されない」 2005年12月08日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【メッカ-本紙特派員団】 聖地メッカで行われている臨時のイスラーム・サミット(イスラーム諸国会議機構首脳会談)の開会式で、二聖地の守護者であるサウジアラビアのアブドゥッラー・ブン・アブドゥルアズィーズ国王は、寛容と穏健と中庸の精神を根付かせるよう呼びかけ、「イスラームの統一は流血によっては達成されない。私は統一さ 全文をよむ
■ サッダーム、法廷に対し「私は死刑を恐れてはいない」 証人がドゥジェイルの虐殺について証言 2005年12月6日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AP、AFP、ロイター】 イラクのサッダーム・フセイン元大統領はイラク特別法廷に対し、自分は死刑を恐れてはおらず、自分にとって重要なことはアラブ民族が「不正に対し堂々と立ち向かいつづけること」だと語った。一方、証人1名が、人間を切り刻むために挽肉機まで使用されたというサッダーム時代の恐怖について語った。 法廷に出廷 全文をよむ
■ ネタニヤの市場で自爆、イスラエル人5人が死亡、40人が負傷 ■ イスラエルは報復作戦へ。家屋の破壊を再開 ■ イスラエルによる攻撃への報復だとして、イスラーム聖戦が実行表明 ■ エジプトのアブルゲイト外相:「攻撃はパレスチナ国家樹立の機会を損なう」 2005年12月06日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【占領地エルサレム-諸通信社】 来るパレスチナおよびイスラエルでの選挙を控え、政治情勢に緊迫の度を加える恐れあのある自爆攻撃が行われた。一人のパレスチナ人が 全文をよむ
■ イギリスのムスリム団体の特使が西洋人人質の解放を求めバグダードへ 2005年12月03日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面 イラクで拘束されたイギリス人、ノーマン・ケンバー氏ほか3人の西洋人の解放を仲介すべく、英ムスリム協議会および反戦運動の代表を務めるアナス・アル=ティクリーティー氏がバグダード入りした。 ロンドン放送が伝えたところによれば、ティクリーティー氏はムスリム・ウラマー協会 [*イスラム宗教者委員会]を含むイラクのスンナ派組織との会見を望んでおり、 全文をよむ
■ 「マアリブ」紙:シリアがレバノンの所有権を認めるならば、イスラエルはシャバア農場を返還する可能性がある ■ シャロン首相がヒズブッラーの武装解除を要求 「一方的撤退はない。入植地は維持する。」 2005年12月 2日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ラーマッラー:ムハンマド・ハウワーシュ】 世論調査によれば、2006年3月28日実施予定のイスラエル総選挙ではアリエル・シャロン首相の新党「カディマ」が勝利するだろうと見られている。そのシャロン首相は、首相に留任する 全文をよむ
■ ワシントン、イラクの反抗勢力との接触を試みる 「軍事的手段のみによる勝利はありえない」 2005年11月30日付けアル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター、AP】 米国のジョージ・ブッシュ大統領とドナルド・ラムズフェルド国防長官は、米国の戦略はイラク軍司令部の決定に基づいているとしながら、イラクからの米軍の即時撤退は「重大な」そして「恐ろしい」誤りとなるだろうと繰り返した。イラク駐在のザルマーイ・カリルザード米国大使は、米軍やイラク軍と戦っている反抗勢力の 全文をよむ
■ イラク情勢をめぐり、初めてイランと直接連絡を取るつもりであることを米が認める ■ カリルザード大使:「米国政府はアラブ諸国の支援を受けつつイラクの武装集団との交渉に向かう」 2005年11月30日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン-諸通信社、バグダード-ムハンマド・アル=アンワル】 米は1979年の国交断絶以来初めてイラク情勢をめぐってイランと高レベルでの直接連絡を取ることを認めた。ただしそれは両国間の関係改善を意味しないとして、その重要性については 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、欧州・地中海諸国間の協力関係の新たな推進と、和平プロセスへの欧州の支持を要求 ■ バルセロナで開催された欧州地中海サミットの議長声明で、テロ対策と移民問題についての名誉憲章を採択 ■ 援助と民主化をセットにする考えをめぐる意見の相違が最終声明の発表を困難に 2005年11月29日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【バルセロナ-ムハンマド・サーブリーン、ウサーマ・アブドゥルアズィーズ】 ホスニー・ムバーラク大統領は、対等、尊重、相互利益、互いの 全文をよむ
■ アッバース大統領、ラファハ通行所開通式のテープカット ハマースも式典に出席 ■ パレスチナ人130万人の世界への門 2005年11月26日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ラーマッラー:ムハンマド・ハウワーシュ】 パレスチナの主権確立に向けて意義のある第一歩が踏み出された。パレスチナのマフムード・アッバース大統領が昨日、ガザ地区南部のエジプトとの境界に設けられたラファハ通行所開通の儀式として赤いテープのカットを行った。通行所は今日から公式に市民の前に開かれ、イ 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、ラファハ陸路通行所の再開に関し、パレスチナ人民に祝意を伝える ■ アッバース大統領、「和平の停滞は暴発を招く」「我々は国家未満を受け入れない」 2005年11月26日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ-アシュラフ・アブルホウル】 昨日、エジプト情報局のウマル・スライマーン長官とアラブ内外の1200人の出席のもと、パレスチナのマフムード・アッバース・アブー・マーズィン大統領は、ガザ地区とエジプトを結ぶラファハ陸路国境通行所の開通式を行った。 全文をよむ
■ 来週月曜、バルセロナにおける欧州地中海サミットでムバーラク大統領が重要演説 2005年11月25日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【バルセロナ-ウサーマ・アブドゥルアズィーズ】 来る月曜日、地中海諸国の連帯の刷新と強化を目的としたバルセロナ・プロセスの開始10周年を記念してバルセロナで開かれる欧州地中海サミットの総会において、ホスニー・ムバーラク大統領が重要演説を行う。サミットのアラブ側議長として行なわれる演説は、この地域に関わる諸問題に対するアラブ側の観点や立 全文をよむ
■タラバーニー大統領:「2年の間にテロは終息し、米軍も撤退するだろう」 2005年11月21日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 イラクのジャラール・タラバーニー大統領は、一昨日のホスニー・ムバーラク大統領との会談で、首相レベルでのイラク・エジプト協議会を組織することで合意したことをうけ、政治・経済・通商・文化といった複数の分野におけるエジプトの恒常的なプレゼンスを数週間のうちに可能にするとムバーラク大統領が約束したことを確認した。またタラバーニー大統領は、エジプトとイラクの 全文をよむ
■ フセイニーヤ(シーア派モスク)2ヶ所で爆破 カイロにおけるイラク国民融和へのアラブ諸国の努力を脅かす ■ ハキームとサドル、イラク国民融和会議準備会合に出席せず バルザーニーはクルディスタンの独立を示唆 2005年11月19日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター、AP】 イラク国内の宗派主義的暴力とアラブ諸国連盟の主催による和解努力とが先を競い合うかのような現状が昨日、如実に示された。アラブ諸国連盟は本日、イラクのサッダーム・フセイン元大統領の政権 全文をよむ
■ 今日、イラク融和会議でムバーラク大統領が演説 ■ 和解の基盤確定と治安確保のため、非公開での作業部会が開催 2005年11月19日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 今日からアラブ連盟本部で、イラク国民融和会議の準備会合の作業が始まる。約70人のイラク人政治家が参加するこの会合は、イラクの異なる政治潮流が直接顔をあわせる初めての場であり、選挙の後イラクで開かれる融和会議に備えて、国民的和解と安定の実現に向けた共通認識と基盤の確定を目的としている。 アラブ内外の各 全文をよむ
■ 国際的に使用が禁止されている白燐弾をイラクで使用したとペンタゴンが認める ■ イラク人を “黒い檻”に収容した米兵に対する調査も行われる 2005年11月17日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン-諸通信社、バグダード-ムハンマド・アル=アンワル】 米国防総省は、昨年のファッルージャにおける武装勢力への軍事作戦中、国際的に使用が禁じられている白燐弾を米軍が使用したことを認めた。しかし先週、イタリアの報道機関が報じたような、この発火性物質の民間人への使用 全文をよむ
■ イラン外相、アサド大統領およびパレスチナ各派指導者と会談 ■ シリア当局、シリア治安機関将校に対する聴聞の実施場所をめぐる問題解決に努力していると強調 2005年11月15日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ダマスカス:シャアバーン・アッブード、諸通信社】 シリアの観測筋は、シリア当局と故ラフィーク・アル=ハリーリー元首相暗殺事件に関する国際調査委員会のデトレヴ・メリス委員長との間で、シリア人将校6人への聴聞を行う場所について今後数時間のうちに合意が実現されるか 全文をよむ
■ ラファハ通行所およびパレスチナ・イスラエル・ヨーロッパ共同管理の監視室について合意が間近に ■ ライス米国務長官、イスラエルへ遵守事項の尊重を要求すると共に、パレスチナ側に武装集団の解体を呼びかける ■ アメリカはイスラエルの入植活動をこれまでの約束に矛盾するとみなす 2005年11月15日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ガザ-アシュラフ・アブルホウル】 パレスチナ自治政府のマフムード・アッバース・アブー・マーズィン大統領は、ガザ地区とエジプトを結ぶラファ 全文をよむ
■爆破テロの立案者たちの逮捕をめざし、ヨルダンで広範囲な身柄拘束作戦 ■自爆者とその妻とが事件に関与 ■世界的映画監督ムスタファー・アルアッカード氏、負傷が原因で死去 2005年11月12日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【アンマン=諸通信社】 ヨルダンの治安当局は、広範な作戦行動を開始し、その一環として、自爆事件への関与が疑われる多数の人物の身柄を拘束した。水曜の夜、アンマンの3軒のホテルで発生したこの事件での死者は、世界的に知られるシリア人映画監督ムスタファ 全文をよむ
■ムバーラク大統領:エジプトのヨルダンに対する連帯を強調 ■アンマンでの爆破で映画監督、ムスタファー・アルアッカードの娘が死亡、カイロ大学医学部長は難を逃れる ■3人の自爆者が攻撃を実行、ザルカーウィー一派が実行声明 2005年11月11日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【アンマン=サリーム・アルマアーニー、諸通信社】 ヨルダン人のアブー・ムスアブ・アッザルカーウィー率いる「イラクのアルカーイダ」が、死者57人、負傷者300人に及んだアンマンでの自爆攻撃の実行声 全文をよむ
■ ヨルダンのホテル爆破事件にザルカーウィーの影 ■ 死者67人、負傷者300人、国境は封鎖 2005年11月10日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【アンマン:ウマル・アッサーフ、諸通信社】 イスラム原理主義組織「アル=カーイダ」の関与を窺わせる爆破事件が続発するなか、アンマンで昨夜、自爆攻撃者がホテル2ヶ所で自爆し、他のもう一つのホテルでは爆弾が仕掛けられた車が爆発した。この事件で67名が死亡、300名が負傷した。これはヨルダンで起きたテロ攻撃の中で最悪のもので 全文をよむ
■イスラエル-パレスチナ間の状況を打開するため米政府が介入 2005年11月3日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ワシントン=ホダー・タウフィーク、ガザ=アシュラフ・アブルホウル】 米外交筋によると、米政府はイスラエル・パレスチナ間の状況打開のために仲介に入った。米は双方に定められた義務の遂行を求め、また事態の悪化はガザ地区からの入植者の撤退後に与えられた和平の機会を無にするということを考慮に入れるよう要請した。 米国務省報道官は、ライス国務長官がパレスチナ自治政府 全文をよむ
■エルサレム近郊で自爆作戦、31人が死傷 ■イスラーム聖戦がサアディー氏暗殺への報復だとする犯行声明 【占領下エルサレム=各通信社】 昨夜、イスラエル北部の海岸沿いの都市、ハデラで起きた自爆作戦で5人が死亡、26人が負傷した。イスラエル警察は、パレスチナ人女性がハデラの市場で自爆を図ったと発表した。パレスチナ・イスラーム聖戦が実行声明を出し、同組織の軍事部門であるエルサレム部隊のトゥールカレム支部長、ルイ・サアディーがイスラエル占領軍に暗殺されたことへの報復だと述べた。パレスチナ自治 全文をよむ
■イラク国民、大多数の78%が新憲法を承認 ■スンニー派のニネベ州が状況を決定づけた 【バグダード 諸通信社】 イラク独立選挙管理委員会は、18あるイラクの州のうちスンニー派が多数を占めるアンバル州とサラフディン州の両州からの反対があったにも関わらず、イラク国民は、今月半ばに行われた国民投票で憲法草案を承認したと発表した。 イラク国民は、反対21%に対し、大多数の78%が新憲法を支持した。選挙管理委員会の発表によると、ニネベ州では55%の有権者が反対の票を投じたのだが、そ 全文をよむ
■アラブ連盟ムーサー事務局長:バグダードで困難な任務を開始 ■ムーサー事務局長:アラブ世界はイラクのセキュリティ・ネットである ■ジャアファリー首相が明言:イラクはアラブの家の礎石である ■バグダード北部で2件の爆発、アメリカ兵10人死傷 【バグダード マスウード・アル=ハナーウィー、諸通信社】 80台もの車両・戦車が参列する厳重警備のなか、昨日朝アラブ連盟アムル・ムーサー事務局長はイラク首都バグダードへの訪問を開始した。日程は4日間、目的はイラク社会の下にある全ての勢力が参 全文をよむ
■サッダーム、裁判長を挑発 ■この裁判の法的正当性を認めず、自分がイラクの大統領であるとなお主張 どうしようもないイラクの大統領サッダーム・フセインは馬鹿にしたように裁判官たちにこう尋ねた。「お前たちは誰だ。」クルド人のリズカール・ムハンマド・アミーン裁判長は「我々は最高刑事裁判所のものです。」と答えた。そして裁判長がサッダーム・フセインに身分を名乗るよう求めたとき、このイラクの元大統領はこう答えた。「お前たちの身分申告の要求には応じないし、これからもこの裁判所と名付けられたものに答え 全文をよむ
■三人のイスラエル人死亡の直後 パレスチナ当局との連絡の強化と西岸のパレスチナ人の移動に対する厳しい規制 【占領地エルサレム―諸通信社】 一昨日の夜に起こり、イスラエル人三人の死者、他五人の負傷者を出した二人のパレスチナ人による二つの攻撃の直後、イスラエルは、パレスチナ当局とのすべての連絡の強化を宣言し、西岸におけるパレスチナ人に対して一連のより一層の規制を課した。 イスラエル国防副大臣ザイーフ・バウイムはイスラエル放送の声明の中で、「現在の治安状況では、諸都市における 全文をよむ
■トリポリにてエジプト・リビア両国首脳会談 ■アラブ地域の発展問題と両国間の支援関係を協議 ■ムバーラク大統領とカダフィー元首、イラク、シリア、レバノンの諸問題を討議 ■在リビア・エジプト大使はアハラームへの声明の中で: ■両国間の経済通商的相互援助を討議 ■カダフィー元首、リビア諸機関にエジプトとの協力関係強化の旨を伝達 昨日の数時間に及ぶホスニー・ムバーラク大統領のリビア・アラブ共和国訪問の折、大統領はトリポリにて、リビア革命の指導者であるムアンマル・アル=カダフィー元首と 全文をよむ
■ 初期集計結果では憲法承認の見通し ■ ニヌワ州がサラーフッディーン州とアンバール州の期待を裏切り賛成へ 2005年10月17日付アル・ナハール紙(レバノン)HP1面 【AP、AFP、ロイター】 昨日、イラクの有権者はアメリカがその起草に貢献したイラクの新憲法草案を承認したことがほぼ確定したもようである。土曜に実施された国民投票において草案を否決に追い込むために、スンナ派アラブ人が多数投票に向かい、激しい反対の運動を展開したものの、賛成の動きがそれを上回った。さっそくジョ 全文をよむ
■イラク国民が投票参加を受け入れる タラバーニー・イラク大統領、憲法草案が 国連、武装勢力の有権者に対する投票妨害にも関わらず投票参加を受け入れたのは良いことであると評する 【バグダード:諸通信社】 昨日、イラク人の有権者は、スンナ派の多くの政党や会派が投票への不参加や反対票を投じることを呼び掛ける中、イラク新憲法の草案に対する投票を行うために投票所へ向かった。 国家選挙委員会の責任者達はほとんどの投票所で予定された時刻に扉が開かれ、数時間後には投票者が増えていったと発 全文をよむ
■ アブー・アル=ゲイト・エジプト外相「我々はシリアと西側の架け橋造りに努めていく」 ■ 『タイムズ』誌「アメリカがシリアとの関係改善へ向けた「カッザーフィー的取り引き」を提案」 2005年10月16日付アル・ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、タイムズオンライン】 イギリスの『タイムズ』紙は昨日、アメリカ政府がシリアのバッシャール・アル=アサド大統領に対し、レバノンの故ラフィーク・アル=ハリーリー元首相暗殺事件の国際捜査への全面協力、レバノンへの内政干渉とヒズブッラ 全文をよむ
■イラク国民、本日、憲法の行方を決定 ■イラク、国境を封鎖、人と車両の通行を全面禁止 ■6200箇所の投票所で1500万人の有権者の受け入れを準備 【バグダード:諸通信社 ワシントン:ホダー・タウフィーク】 イラク政府は今日、イラク憲法への歴史的な国民投票の準備として厳戒警備体制をしき、また隣国すべてとの国境を封鎖した。これによってイラクは外界から完全に隔絶された。また治安当局は、爆弾を仕掛けた車による自爆テロをおそれ、人と車両の通行禁止を発令した。 以上は選挙高等委員 全文をよむ
■サッダーム・フセイン元大統領の公判が来週水曜日に始まる ■アメリカは公判の様子をテレビで放映することを禁止 【ワシントン-ホダー・タウフィーク、ハーリド・ダーウド】 来週水曜日に予定通り開かれるイラク元大統領サッダーム・フセインの公判はアメリカとイラクそして世界の世論をわかせるものであり、その公判の開始までのカウントダウンにおいて、昨日アメリカ外務省の要人たちはサッダームが死刑判決を受ける可能性を示した。 そしてアメリカの要人たちは、もし死刑判決が出た場合、2年半前にバグダ 全文をよむ
■ムバラク大統領、地震の惨事にムシャラフ大統領へ弔意を表明 エジプトの軍事輸送機二機が人的資源、食糧、医薬品支援物資をイスラマバードへ空輸 昨日、パキスタン住民への支援物資と人的資源を乗せた二機のエジプトの軍事輸送機が、カイロを出発しイスラマバードへ向かった。これはホスニー・ムバラク大統領の指示を受けて、軍隊がエジプトの赤新月社と共に食糧、医療必要品、テント、毛布を含む支援物資の輸送を手配したものであり、この支援物資の輸送は、今後も引き続いて行われる見通しである。 イスラマバ 全文をよむ
■エジプト・ヨルダン・バーレーン首脳会談 ■イラク、スーダン、シリア、レバノン情勢について議論 ■ムバーラク、アブドゥッラー、ハマドはイスラエルのガザ撤退後のパレスチナにおける新たな課題について議論 ■3者による会談は公式の代表団の加わる前に非公開で行われる ■会談は偉大なる客人2人に敬意を表し、イフタール[※一日の断食終了後の食事]で終了 エジプトではアラブの国々との協議が休むことなく続いている。議題はアラブ諸国の共同体における人口増加、生活水準、地方分権制度や国際情勢など様々 全文をよむ
■ムバーラク大統領はワレシュ氏と中東や二国間関係の情勢について会談 大統領との会談後、アメリカ国務省補佐官: アメリカ大統領はパレスチナ人とイスラエル人との間で行なっている治安調整におけるエジプトの重要な役割を支援する 主権を享受し、すべての勢力が協力する統一されたイラクが好ましい 昨日ホスニー・ムバーラク大統領がヘリオポリスにある大統領官邸で歓迎した後、デーヴィッド・ワレシュ国務長官中近東問題補佐官は、スチュワート・ジョーンズ駐カイロ副特使も出席した会談で、現在この地域が直 全文をよむ
■ イギリス「イランがイラク国内で反乱勢力に爆発物 供給源はヒズブッラー」 ■ 憲法否決の条件厳格化から後退 2005年10月6日付アル・ナハール紙(レバノン)HP1面 アメリカのジョージ・ブッシュ大統領は昨日、イラク軍がイラク西部で現在行われている軍事作戦に参加したことを賞賛した。またイギリスは、イランの革命防衛隊がイラク国内のシーア派民兵組織にレバノンのヒズブッラーを出所とする武器を供給し、その武器がイギリス軍に対する攻撃に使用されたとして、革命防衛隊を非難した。 イ 全文をよむ
■イスラエル軍、ラマダーン月(断食月)一日にエルサレム包囲 マウファーズ:ガザでの出来事はハマースに対する当局の態度の急進的な変化を指すものではない 【ナブロス―諸通信社 ワシントン―ホダー・タウフィーク】 イスラエル軍は、ラマダーン月一日目に、パレスチナ人がアル=アクサーモスクに向かうのを禁止する為、厳戒保安包囲をしいた。占領されたエルサレムで、イスラエル防衛大臣シャーウール・マウファーズは次のように述べた:パレスチナ当局とハマースの間で起こったガザでの最近の出来事は、ハマースに 全文をよむ
■ イラク問題についてアメリカ・サウジアラビア間で協議 ■ 米海兵隊、イラク西部のアル=カーイダの侵入者たちへの攻撃を激化 2005年10月5日付アル・ナハール紙(レバノン)HP1面 イラク問題に関するアラブ特別委員会がアラブ連盟代表団をイラク派遣する旨の決定を下して2日後、アメリカ国務省イラク問題担当調整官ジェームス・ジェフリーは、サウジアラビア高官とジェッダで話し合いを行った。このことによりアメリカ政府は、10月15日の憲法に関する国民投票の期日が近づきつつある中、イラクでの 全文をよむ
■ジッダにおけるエジプト-サウジアラビア首脳会談でイラクやシリアとレバノン情勢の展開について話し合った 大統領にとってアブドゥラ国王が就任してから初のサウジアラビア訪問 ムバーラク大統領とアブドゥラ国王は様々な分野での二国間関係の強化について話し合った 両指導者はサウジアラビア-リビア間やその他のパレスチナ問題の進展などについて議論した 【ジッダ-ハサン=アーシュール ジャミール=アフィーフィ】 ホスニー・ムバーラク大統領と二大聖地の守護者アブドゥラ=ビン=アブドゥルア 全文をよむ
■年末前にカイロでパレスチナとの会談 アブー・エル=ゲイト:パレスチナ、イスラエル両国の状況の混乱を収めるために、我々は連絡を取り続けている パレスチナ自治政府が状況を掌握するのを援助し、イスラエルが自制をし、煽動をやめ、軍事行動を停止し、ヨルダン川西岸のパレスチナ人を煽りたてないように促すために、イスラエル、パレスチナ両サイドとエジプトとの連絡は続いていると、アフマド・アブー・エル=ゲイト外務大臣は確言した。そして昨日の発表の中では、エジプトの連絡がエジプト要人たちのイスラエルやパ 全文をよむ
■アメリカ、パレスチナに新たな国民協定を締結する機会を与える 第三次地方議会選挙で得票率53%のファタハが勝利 イスラエル、ガザ地区の再占領は行わない考え 【ガザ―ムハンマド・ムスタファー、ワシントン―諸通信社】 アメリカはパレスチナに新たな国民協定を結ぶ余地と、治安と安定の強化のためにパレスチナ自治政府が責任を遂行するために、民兵組織、武装組織の解体を行うことが必要であることを要求した。 アメリカのコンドリーザ・ライス国務長官は、ニュージャージー州のプリンストン大学で 全文をよむ
■24時間たたぬうちに111名のイラク人死亡 憲法をめぐる対立終結を目指すアラブ諸国の努力 2005年10月1日付アハラーム紙(エジプト)一面 【バグダード―諸通信社―スレイマーニーヤよりナビール・オマル】 住人の大多数がシーア派のアル=ハッラ市で、爆弾の仕掛けられた車が爆発した直後、12名のイラク人が昨日亡くなり、その他およそ47名が負傷した。イラクで爆発の犠牲になった人の数は24時間も経たないうちに111名に増えた。うち35名が女性、22名が子供である。爆発の標的は市 全文をよむ
■シャロン首相、ヨルダン川西岸沿いでの撤退を否定 【ガザ:ムハンマド・ムスタファー】 イスラエルのアルエル・シャロン首相はヨルダン川西岸沿いでは軍はいかなる撤退もしないと否定し、ロードマップは現時点では提起されている唯一の選択肢であると強調した。 シャロン首相はテル・アビブで労働者を前に行った演説の中で、現在ロードマップに代わる計画を考えてはいないと述べた。これはシャロン首相の軍事顧問イーヤール・アズィドがヨルダン川西岸沿いからのイスラエル撤退について語ったコメントに言及し 全文をよむ
■ アルジェリア人は国民投票で「平和と和解」を選択 2005年9月30日付アル・ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター、AP】 昨日、総数1800万人のアルジェリア人有権者が「平和と国民和解の憲章」への国民投票に票を投じた。この憲章はアルジェリア大統領アブドゥルアズィーズ・ブーテフリーカが提案したもので、1992年以来15万人の死者と数千人の行方不明者をもたらしたテロと暴力を過去のものにすることを目的としている。一方この国民投票に批判的な人々は、この憲章が過去の犯 全文をよむ
■パレスチナ政府、イスラエルによる軍事的緊張解消のためムバーラク大統領の介入を要請 アブルゲイト外相、エジプト・パレスチナ首脳会談後の談話で 「イスラエルはパレスチナ側の事態の沈静化に向けた歩みに歩調を合わせなければならない」 パレスチナ政府は、ムバーラク大統領がイスラエルとの間に介入し、パレスチナの領土に対する軍事的緊張の解消のために関係各方面に大統領の影響力を用いることを要請した。また、同政府は、パレスチナ領内で責任を持つことが出来るよう、全ての分野におけるエジプトの支援の継 全文をよむ
■エジプトはシリアに対する孤立化政策を拒否 ムバーラク大統領とバッシャール大統領はカイロでレバノンとパレスチナとイラクの問題の最近の進捗状況について議論 エジプト大統領報道官: 不安定な地域にこれ以上の緊張地点は必要ない パレスチナ問題に関してエジプトの連絡は途絶えることはない ガザ地区の人々は平和の回復を感じるに違いない ホスニー・ムバーラク大統領はシリアのバッシャール・アサド大統領と昨日カイロでアラブ世界における最近の動向、特にレバノン、パレスチナ、イラクの情勢に 全文をよむ
■ シリア政府、対レバノン関係と国際捜査フォローアップのため「危機対策集団」設置 ■ エジプト政府、シリア孤立化に反対 メリス捜査委への協力をシリアに勧告 2005年9月26日付アル・ナハール紙(レバノン)HP1面 【カイロ:ジャマール・ファフミー】 【ダマスカス:シャアバーン・アッブード】 シリアのバッシャール・アル=アサド大統領は昨日、カイロへわずか2時間の訪問を行い、エジプトのホスニー・ムバーラク大統領と会談した。エジプトの情報筋によると、ムバーラク大統領との会談の 全文をよむ
■イスラエル、戦闘機でガザ地区を攻撃、パレスチナ人4名を殺害 占領軍がパレスチナを包囲 ガザ地区北部に大砲を配備 エジプトはイスラエルの空爆を非難、緊張解消のため連絡 パレスチナ政府、四カ国委員会に緊急介入を要請 昨日、イスラエルがガザ地区に四名のパレスチナ人が殉教した一連の攻撃を行った後、パレスチナ情勢は危機的に緊張した。また、ハマースがイスラエル南部の都市、スデロットへパレスチナ産ロケットを発射した後、イスラエル軍はガザ地区北部の国境に大砲を配備し、ヨルダン川西岸地区とガ 全文をよむ
■ カッサーム・ミサイルがスディロートに落下 イスラエル、ガザ地区侵攻を準備 ■ アッバース議長がハマースを非難「ジャバリヤの爆発は無秩序と示威行動の結果」 2005年9月25日付アル・ナハール紙(レバノン)HP1面 【ラーマッラー:ムハンマド・ハウワーシュ、諸通信社】 パレスチナでは昨日、インティファーダ勃発5周年を前にして情勢が急激な展開をみせた。ガザ地区におけるイスラエル軍の大規模作戦の実施は、今や秒読み状態に入った。木曜日にイスラム抵抗運動ハマースの軍事パレードで軍 全文をよむ
■外相からムバーラク大統領へアメリカ訪問の結果報告 アブー・アル=ガイト外相:「議題は、イスラエルのガザ完全撤退について」 ホスニー・ムバーラク大統領は、アハマド・アブ・アル=ガイト外相より、最近の米国訪問と国連サミットでの活動や、コンドリーザ・ライス国務長官を初めとする米国高官らとの会見の結果報告を受けた。 アブー・アル=ガイト外相は昨朝カイロに戻った直後、「国際機構会議が開催されたことで、その協議により目的が達成され、世界の指導者間で協議するための大きな機会が与えられた」と述 全文をよむ
■ ガーディアン紙「国連はハリーリー元首相暗殺に関してシリア告発を準備」 2005年9月24日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 イギリスのガーディアン紙は昨日、国際面のページで「中東で高まる緊張感 国連が(殉教者ラフィーク・アル=)ハリーリー(元首相)暗殺でシリア訴追を準備」という見出しを掲げた。また、ドイツのデトレヴ・メリス裁判官が率いる国際捜査委員会の捜査によってもたらされた新たな情報についても触れた。 ユーエン・マッカスキル、ブライアン・ウィテイカー、および在ベ 全文をよむ
■米政府:エジプトはイスラエルのガザ撤退成功で役割を果たした ウォード氏:エジプトはパレスチナ治安軍のガザ地区展開に支援と装備を提供した ウォルシュ氏:西岸のイスラエル植民地拡大は停止しなければならない ムバーラク大統領のパレスチナ人支援とパレスチナ人団結強化への尽力に賞賛 【ワシントン:ホダー・タウフィーク、ハーリド・ダーウィド ガザ:ムハンマド・ムスタファー】 アメリカの関係高官はイスラエルのガザ撤退作戦の成功保障にエジプトが果たした役割は決定的だったと強調し、エジ 全文をよむ
■ イラクのジャアファリー首相、ロンドンでイギリス軍の駐留継続を主張 ■ イラク当局、抵抗勢力の治安部隊への浸透を懸念 2005年9月22日付アル・ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター、AP】 昨日、イラク警察はバスラに駐留するイギリス軍に対する怒りの抗議を行った。一方、イラクのイブラーヒーム・ジャアファリー首相とイギリスのジョン・リード国防相は、ロンドンでの会談後、イラク人民兵らによりイラク南部のバスラに監禁されていたイギリス軍兵士2名を救出するイギリス軍の 全文をよむ
■ 携帯電話回線会社の4人を情報隠匿と文書偽造の罪で逮捕 ■ ダマスカスの街角では不満の声、人々はドルに殺到 ■ メリス捜査委がザバダーニーで仕事を開始、夜にはレバノンへ帰還 2005年9月21日付アル・ナハール紙(レバノン)HP1面 殉教者ラフィーク・アル=ハリーリー元首相暗殺事件の国際捜査は、国際捜査委委員長デトレヴ・メリス裁判官がようやく昨日シリアに移動するとともに新たな段階が始まった。4人の治安機関高官の尋問が予定されており、3~4日かかる見込みである。この展開がメリス 全文をよむ
■エジプトとパレスチナ国境上のすべての突破口を閉鎖 アハラーム紙に寄せた声明でアブー・マーゼン(アッバース議長) ガザ地区でのエジプトの役割は政治面、治安面、経済面にわたる そしてムバーラク大統領はパレスチナ問題に取り組んでいる 選挙へのハマースの参加に反対するイスラエルの声明を我々は拒否する ガザ:ムハンマド・ムスタファー、アフマド・サリーム‐ハナー・マッカーウィー エジプト‐パレスチナ間の国境の平静と安定の回復とガザからのイスラエル軍撤退直後にガザ地区に広まって 全文をよむ
■ 本紙独自取材「アフガニスタン総選挙」 ■ アフガン国民は投票によって国の未来を決定する ■ 政党不在の中、民族的・宗派的要因が先行 2005年9月19日付アル・ナハール紙(レバノン)HP1面 【カブール:サウサン・アブー・ザフル】 厳戒治安体制の下で、各都市の入り口が土曜日の夜以来閉鎖され、6千人の国際監視員が見守るなか、衆議院の議員を選出するためにアフガニスタンの有権者たちは投票所へ向かった。それは30年間以来初めての一歩であり、ハミード・カルザイ大統領はこれを「ア 全文をよむ
■ムバーラク大統領とアル=バシール・スーダン大統領、スーダン移行政府設立について議論 両首脳、ダール・フールとスーダン東部の情勢と二国間関係について話し合う アワード・スーダン大使「共同高等委員会は11月に会合を開催する。…道路網が両国を結び付ける」 【アレキサンドリア―フサイン・サービト】 ホスニー・ムバーラク大統領と オマル・アル=バシール・スーダン大統領は、昨日正午にアレキサンドリアで行われた会談で、現在のスーダン情勢と両国の関係と協力の強化のための方策について話し合っ 全文をよむ
■ブッシュ大統領:ロードマップ実行再開への米政府の注視をシャロン首相に伝える シャロン首相:実験下の政府…ガザの状況が和平プロセスの未来を規定する アメリカ大統領:パレスチナ人に対イスラエル和平主義政府の樹立を呼びかけ エジプト:パレスチナ人の生活状態改善のため会議を招集 【ワシントン ハーリド・ダーウィド、 ガザ ムハンマド・ムスタファー】 アメリカ大統領ジョージ・ブッシュはイスラエル首相アリエル・シャロンに対し、合州国はイスラエルがガザ地区撤退完了後再びロードマ 全文をよむ
■ バグダードで新たに自殺攻撃、警官24名死亡 ■ シリアとの国境制圧のためアメリカ人がアル=カーイムへ 2005年9月16日付アル・ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター、AP】 タルアファルの町を攻撃したアメリカ軍の軍事作戦への報復として「メソポタミア聖戦アル=カーイダ機構」が実行声明を出した一連の自殺攻撃による流血の事態に引き続き、首都バグダードで自殺攻撃によってイラクの警官24名が死亡した。ヨルダン人過激派アブー・ムスアブ・アル=ザルカーウィーはこれに先 全文をよむ
■アル=ザルカーウィーによるテロでイラク人150人死亡 爆弾が仕掛けられたバスが求職者を犠牲に バグダード―ムハンマド・アル=アンワル イラクで起こっている一連の醜悪な虐殺で、昨日バグダードとその周辺を狙った攻撃が行われ、およそ150人が死亡、数十人が負傷した。この事件に関してイラクのアル=カーイダ組織が声明を出し、自爆攻撃を行ったのはイラク北部のタル・アファル市で現在武装勢力に対して行われている掃討作戦でのスンナ派への仕返しであると発表した。 昨日の一連の自爆攻撃は、バグ 全文をよむ
■ アッバース議長「国家樹立まで占領は終わらない」 ■ 「本日以降、我々は武装による無秩序状態に対して妥協しない」 2005年9月14日付アル・ナハール紙(レバノン)HP1面 【ラーマッラー:ムハンマド・ハウワーシュ、諸通信社】 パレスチナ自治政府のマフムード・アッバース議長は、イスラエルのガザ地区撤退後初の演説において、この日以降は武装闘争による無秩序な状態を容認しないと述べ、またパレスチナ国家の樹立までは占領は終わらないことを明言した。また議長は、パレスチナが最終的地位 全文をよむ
■ ガザ地区のシナゴーグ破壊への報復として、イスラエル側がモスク冒涜を警告 2005年9月14日付アル・ナハール紙(レバノン)HPアラブ・国際面 【AFP、ロイター】 イスラエル軍撤退後のガザ地区の入植地で、パレスチナ人の青年らがシナゴーグの破壊に乗り出した。このことがクネセト議員達の逆鱗に触れ、また、警察当局および東洋系ユダヤ人のラビ長シュローモ・アンマールは、ユダヤ人過激派がモスクに破壊行為を及ぼす恐れがあるとの警告を発した。 イスラエルの新聞の一面は、このガザに 全文をよむ
■日本の総選挙での早々の自民党歴史的勝利にも関わらず 小泉は首相を辞める 2006年9月に。 そして現行政体を保持する 与党が初めて過半数を獲得 この15年来で・・ 野党代表は辞任 【東京:カマール・ガーブッラー】 日本の首相小泉純一郎は、この前の日曜日に衆議院選挙で党が実現した大勝利にも関わらず、与党自由民主党の党首の任期の終わる2006年9月に彼の地位を退く決意を確言した。 また、小泉は、今月22日に開会が予想されている衆議院の臨時国会召集の際、現内閣を 全文をよむ
■投票後の投票者たちの意見に鑑み 小泉は日本の国会選挙での大勝利実現に向かって 【東京:カマール・ガーブッラー】 日本人の投票者たちの世論は、総選挙において自分たちの票で意思表示した後、小泉純一郎首相を党首とする自由民主党が大勝利への道を進んでいることを示した。 東京の放送機構は、衆議院で自民党が408[ママ]議席のうち307議席を勝ち取ると予想していると述べた。先月、小泉が議会を解散したとき、自民党は249議席であった。機構は野党民主党が105議席と予想した。これは1 全文をよむ
■ イスラエルの38年間にわたるガザ占領が終結 ■ ガザ地区の入植地にパレスチナの旗が昇る 2005年9月12日付アル・ナハール紙(レバノン)HP1面 【ラーマッラー:ムハンマド・ハウワーシュ、諸通信社】 38年間に及ぶイスラエルの占領から解放され、今日ガザは目覚める。この解放によって、1967年の戦争中にイスラエルが占領した土地の全域に自分たちの国家を樹立するという夢の実現にまた一歩近づくのだというパレスチナ人たちの希望は、また更に強まった。イスラエルのガザ地区占領最後の 全文をよむ
■ アラブ首脳会議、ラマダーン月の後に開催 ■ アラブ諸国外相、「イラクのアラブ性」を強調 2005年9月9日付アル・ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター、AP】 昨日カイロにおいてアラブ連盟閣僚級会議の定例会が開催され、開会式でアラブ諸国の外相は「イラクのアラブ性」を強調した。スーダンのムスタファー・ウスマーン・イスマーイール外相は、十分に準備するためエジプトが「ラマダーン月の後に」と提案した、アラブ首脳会議の臨時開催にアラブ諸国外相が合意したことを明らかに 全文をよむ
■ 本日エジプトで初の大統領選挙 ■ 最高裁が市民社会の監督を拒否 2005年9月7日付アル・ナハール紙(レバノン)HP1面 【カイロ:ジャマール・ファハミー】 本日エジプトで行われる初の複数候補者による大統領選挙では、ホスニー・ムバーラク大統領が5期目となる次の6年間もさらに政権に留まるべく活動を続けている。この選挙を円滑に実施するためにエジプトの最高行政裁判所は、選挙の延期につながる他の法廷の判決を無効とし、政治的「協調」を他のあらゆる配慮に優先せざるを得なかった。 全文をよむ
アブドッラー・ビン・アブドル=アズィーズ国王に代わって、聖メッカ地域のアミールであるアブドル=マジード・ビン・アブドル=アズィーズ親王が今日、聖カアバ神殿の洗浄を行なう。聖シャアバーン月の初め[訳注:今年9月5日はヒジュラ暦シャアバーン月1日にあたる]にあたるこの機会に、サウジ駐在のイスラーム諸国の外交官の一団のメンバーたちと、聖カアバ神殿の護衛たちがこれに参加する。 全文をよむ
■ ワフド党大統領候補、ムスリム同胞団指導者を訪問 ■ コプト教徒、ムバーラク大統領を支持 コプト教徒に「行動指針」あり 2005年9月1日付アル・ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター】 エジプトの野党ワフド党の大統領候補ヌウマーン・ジュムア氏が昨日、ムスリム同胞団の最高指導者ムハンマド・マフディー・アーキフ氏を訪問した。二人は会談の目的が選挙に関する取り引きのためであるという説を否定した。また、エジプト当局はムスリム同胞団幹部5人を懲役刑の執行期間が満了する 全文をよむ
■タラバーニ大統領はアラブ連盟でイラクの役割を果たしていくことを確認した アムル・ムーサ:イラク憲法草案は混乱を引き起こす(混乱の処方箋) バグダード-ムハンマド・アンワル-諸通信社: ジャラール・タラバーニ大統領はイラクがアラブ連盟から脱退することを否定した。 アラブニュースチャンネルの中の演説で、憲法中でアラブ国家としてイラクのアイデンティティを定めなかったのは、国内で様々なグループから構成されるイラクの性質を見極めたがためであると発言した。 タラバーニ大統 全文をよむ
■イスラエル政府は国境に750人のエジプト兵配置協定で合意 ビウル・サバアで10人以上のイスラエル人が負傷した事件をアブー・マーゼン(アッバース議長)が非難 【ガザ‐ムハンマド・ムスタファー‐占領下エルサレム‐諸通信社】 サラーフ・アル=ディーン・フィラデルフィア回廊地区のガザ地区とエジプトの国境に750人のエジプト兵を配置する協定に、イスラエル政府は18対2と圧倒的多数で合意した。そして明後日その協定に最終決定を下すためにイスラエルのクネセット(国会)が召集されることが決まって 全文をよむ
■ アメリカとイギリスはイラク憲法草案を称賛 ■ スンナ派は草案に反対、国民投票での草案否決を誓う 2005年8月29日付アル・ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター、AP】 イラク移行国民議会は、今月15日に草案の準備のための最初の期限の終了後、難しい調整が約二週間続いた後の昨日、イラク憲法草案作成を委任された委員会から憲法の最終草案を受理した。スンナ派アラブ人は草案に反対し、来たる10月15日に実施が決定している国民投票で憲法草案を否決に追い込むことを誓って 全文をよむ
■安保理、ハリーリー暗殺に関する捜査への全面協力をシリアに呼びかけ ダマスカス、協力を約束。関心が犯人らの調査にあることを発表。 【ニューヨーク―アラー・リヤード、諸通信社】 安全保障理事会はシリアに(はっきり名指ししたわけではないが)、去る2月14日のラフィーク・アル=ハリーリー前レバノン首相暗殺事件をめぐる国際的な捜査への全面協力を呼びかけた。 日本の大島賢三大使(今月の議長)は、「事件に関わるすべての関係者の調査を行っている国際捜査委員会への協力は、捜査の根幹に関わる 全文をよむ
■シーア派最大の2組織間の闘争、イラク5都市に広がる ムクタダー・アル=サドル:ナジャフの拠点攻撃への非難声明を要請 ファイルク・バドル:攻撃への関与を否定、マハディー軍を警戒体制に 相違点増す憲法草案は議決延期 【バグダード ムハンマド・アル=アンワル、ワシントン 諸通信社】 おとといの夜ナジャフにあるシーア派指導者ムクタダー・アル=サドル氏の事務所が攻撃された後、バグダード新市街、イマーラの町々、ナスリーヤ、南部ディワーニーヤでシーア派同士の抗争が勃発して、イラク危 全文をよむ
■ スンナ派、憲法草案をあくまで拒絶 世俗派に挫折感 ■ イラク駐留米軍増強 サドル派とハキーム派の間で衝突 2005年8月25日付アル・ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター、AP、その他通信社】 昨日、イラクのスンナ派はシーア派とクルド人が支持する新憲法草案に対する反対の立場に徹した。この憲法草案は、イラクのジャラール・タラバーニー大統領が特に連邦制の導入に反対しているスンナ派の要求に応じる必要性を説いているにも関わらず、移行国民議会で可決されると見られてい 全文をよむ
■ ジャアファリー首相、憲法草案修正の可能性低いとの観測 ■ ブッシュ大統領、スンナ派に平和な暮らしか暴力かの選択を迫る 2005年8月24日付アル・ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター、AP他】 イラク移行国民議会において今週承認される見通しの憲法草案について、イラク政府は、全国規模での連邦制の導入に対する少数派スンナ派の強い反対にもかかわらず、大きな修正が施される可能性は低いとの観測を示した。またアメリカのブッシュ大統領は草案上程の一歩に対してすぐさま歓迎 全文をよむ
■ヨルダンはイラクと共に国境の治安活動を強化 【アンマン-サリーム・エル=ムアーニー】 ヨルダン政府は、国境のチェックポイントでイラクとの待機状態を公表した。ヨルダン国境のカラーマ(地名)手前で厳重な治安体制を取り、先週の金曜日にアカバで発生した爆破事件でテロリストが使用したものと同種のロケット砲がイラク国内で発見された発見されたあと、次のおふれがあるまで、国境を越えてくるイラクの廃材の流入を止めた。 ヨルダン治安筋は、被告人の国籍を特定する公式発表と爆破の検証結果を公開す 全文をよむ
■イスラエル政府はガザからの撤退の最終段階に合意 【ガザ‐ムハンマド・ムスタファ‐占領下エルサレム‐諸通信社】 イスラエル政府はガザからの撤退の最終段階に昨日16票対4票と賛成多数で合意した。それは西岸北部の120の植民地から孤立した4つの入植地とガザ地区の21の入植地のうちの最後の残り3つの入植地からの撤退の段階である。同時に、ユダヤ教安息の日である土曜日の祭日の後撤去活動を再開するためにガザ地区のカティフとアツモナ入植地に何百ものイスラエル兵と警官が入植者の激しい抵抗の中昨日突 全文をよむ
■ 西岸地区北部の入植地2ヶ所、撤去の準備 右翼活動家が内部に立てこもり ■ ガザ地区最後の入植地ネッツァリームは今日撤去 2005年8月22日付アル・ナハール紙(レバノン)HP1面 【ロイター、AFP】 イスラエルは昨日、ガザ地区に残る入植者の強制退去作業を再開した。そして、最近退去の終わった入植地の家屋をブルドーザーで解体し始めた。また、ジェニーン地区の入植地4ヶ所の撤去をイスラエル内閣が週例閣議で承認した後、ヨルダン川西岸地区北部の入植地2ヶ所の退去作業を開始するため 全文をよむ
■ ローマ法王からイスラム教徒へのメッセージ「世界が新たな暗黒時代の中に沈んでしまうことのないようにテロリズムとの戦いを共に戦っていこう」 2005年8月21日付アル・ナハール紙(レバノン)HP1面 「世界青年の日」大会に参加するためケルンを訪問中のローマ法王ベネディクト16世は3日目の20日、イスラム教徒に向けていくつかのメッセージを発した。法王はイスラム教徒とキリスト教徒に「憎悪と他者への非寛容」を拒むことを訴え、イスラム教徒にテロリズムを非難するだけでなく、本当にテロリズムと 全文をよむ
■ヨルダンがアカバの米国軍艦攻撃犯人逮捕のため、同国史上最大の治安作戦を展開 多数の被疑者を拘束、未使用のミサイルを四発発見 米国、テロ攻撃を断罪・・・犯人逮捕へヨルダンとイスラエルとの協力を確言 【アンマン―サリーム・アル=マアーニー―諸通信社】 ヨルダン治安軍はアカバで、一昨日アカバ港とイスラエルのエイラートで起きたカチューシャロケット発射の被疑者の捜索作戦を開始した。この攻撃では主に、アカバ港の二隻の米国の戦艦が標的となった。今回の治安作戦はヨルダン史上最大のものであ 全文をよむ
■ガザ21の入植地のうち18と、ヨルダン川西岸北部の2つの入植地を明け渡し シャロン「ユダヤ教礼拝堂(シナゴーグ)立てこもりは犯罪行為である」 ライスさらなる撤退を要求 【ガザ:ムハンマド・ムスタファー、ワシントン:ホダー・タウフィーク、エルサレム:諸通信社】 イスラエル軍・警察部隊は昨日、ガザ地区で新たな撤退作業を終えた。これで、今まで明け渡された植民地の数はガザ地区で18に達し、ガザ地区21の植民地のおよそ80パーセントとなる。加えてヨルダン川西岸北部の4つの植民地中2 全文をよむ
■北日本をマグニチュード7.2の地震が襲う 局地的に津波が起こる 【東京:カマール・ジャーブッラー-アジア諸国の首都-諸通信社】 マグニチュード7.2の地震が日本の東北地方を襲ったが、死者は出なかった。恐怖の始まりは、揺れが地震が襲った地域の広い範囲で停電を、また列車の運休を、首都東京の諸空港の一時的閉鎖を引き起こしたあとのことだ。海からの弱い波(ツナミ)が、日本北部の海岸を襲ってきたあと、恐怖はさらに高まった。その津波が、学者や高官らの推測の眼前に、今後もっと強い津波が来る可 全文をよむ
■宗教・連邦制・資産配分でイラク憲法草案の合意が難航 【バグダード ムハンマド・アル=アヌール、 ワシントン ハディー・タウフィーク、ハーリド・ダーウィド】 イラク国民会議(国会)は憲法起草委員会に対し、新憲法草案の最終版提出を延長し8月22日まで遅らせる許可を承認せざるを得なかった。これに先立って諸政治団体のリーダーらが、憲法に関する最も重要な相違点、主に国家における宗教の役割・連邦制・イラク資産の分配について合意できなかったためである。このことに関してアメリカのコンドリーザ・ 全文をよむ
■ 深夜に入植者の半数がガザ地区から退去 ■ シャロン首相、撤退後のいかなる攻撃に対しても厳しい報復措置をとると威嚇 2005年8月16日付アル・ナハール紙(レバノン)HP1面 「パレスチナ分離」計画の枠組みに沿って、ガザ地区に残っている入植者に対し、イスラエル軍は今日の夜更けを期して強制退去を開始する予定である。同計画には、ヨルダン川西岸地区北部の孤立した4つの入植地を解体することも記されている。 ガザ地区の入植者に退去命令を伝達したイスラエル兵は、複数の入植地で退去拒否や 全文をよむ
■スルトにてムバーラク大統領、カダフィ大佐、ブーテフリカ大統領が会談を行った ガザからイスラエルの歴史的撤退 三ヶ国会議に伴い大統領が声明: いかなる緊張関係も危機もエジプトとアルジェリア間には存在せず、我々の関係は最良である エジプト-リビア協議は続く 二国間関係は兄弟のようである アラブ首脳会議の日程は大統領選挙後に決定される スレイマーン・ウッワード:エジプトとアルジェリア間にリビアの仲介はない スルトを発つ直前に大統領はカダフィ大佐とブーテフリカ大統領と抱き合 全文をよむ
■ 38年間の占領を経てイスラエルのガザ地区からの撤退開始 ■ 自ら立ち退く入植者、「ユダヤ人政府」樹立を宣言する人々 2005年8月11日付アル・ナハール紙(レバノン)HP1面 【ラーマッラー:ムハンマド・ハウワーシュ、諸通信社】 38年間を経て初めて、1967年6月5日の戦争以来イスラエルが占領してきた土地から入植者が立ち退く。日曜日の真夜中から、ガザ地区の21の入植地とヨルダン川西岸地区北部にある孤立した4つの入植地を解体するためにイスラエルのアリエル・シャロン首相が 全文をよむ
■ガザ撤退に抗議してイスラエル右派の大規模デモ イスラエル=パレスチナの協同体制 エジプト派遣団は平穏な撤退を希求 【ガザ ムハンマド・ムスタファー 諸通信社】 来週水曜日のガザからの撤退開始に向けたイスラエル=パレスチナの準備は昨日も続き、イスラエル治安軍は大規模なデモに警戒して、諸部隊の間で警戒体制をより高いレベルに引き上げた。この大規模デモは極右のユダヤ人と支援者らがテルアビブで数時間にわたって実施するもので、およそ10万人の植民者が参加すると予想される。 すでに 全文をよむ
■来週サラーフ・アル=ディーン回廊に関する了解覚書調印予定 イスラエル軍、入植者の武器回収を開始 ネタニヤフ前蔵相のリクード党首就任の可能性が高まる アッバース(アブー=マーゼン)パレスチナ大統領、パレスチナ諸会派のガザ撤退監督への参加を承認 アハラーム紙の政治分野の編集員は、エジプトとパレスチナ・ガザ地区の国境に横たわるサラーハ・アル=ディーン(フィラデルフィア)回廊に関する相互理解覚書の調印に関する会談が終了し、調印は来週中になされると見られるという情報を得た。また、国境 全文をよむ
■ アッバース大統領「立法評議会選挙は来年1月に」 ■ ガザ地区で最初の入植地撤去 2005年8月10日付アル・ナハール紙(レバノン)HP1面 【ラーマッラー:ムハンマド・ハウワーシュ、諸通信社】 パレスチナのガザ地区およびヨルダン川西岸地区における「分離」計画の実施期限が近づくなか、パレスチナのマフムード・アッバース大統領は、この8月17日に開始する予定のイスラエル軍撤退実行中にイスラエル人を攻撃することは、パレスチナ人の独立の機会を損なうものであるとして、これを控えるよ 全文をよむ
■小泉、議会解散と早期の総選挙を決める 郵政民営化法案否決の後で 【東京 カマール・ジャーブッラー】 日本の内閣は、世界で最大の私営金融機関を立てる準備として、政府が提出した日本郵政公社の民営化のための法案を、昨日参議院が否決したことを受けて、議会解散と来る9月11日の早期の総選挙への訴えを決めた。 参議院は既に法案を、昨日午後の会議において125票対108票で否決。与党自民党の22名の議員が改革法案に反対する投票で野党側についた。先週その法案についての衆議院での票差は 全文をよむ
― エジプトは6人のパキスタン人をシャルム・アル=シャイフの爆破容疑で追跡 ― シナイ半島の遊牧民と交戦 ― 治安当局高官の交代人事 2005年7月26日付アル・ナハール紙(レバノン)HP1面 【カイロ:ジャマール・ファハミー、その他各地通信社】 先週の土曜にシャルム・アル=シャイフを狙った爆破に関してエジプト治安機関が行っている捜査が進展するなかで、この一連の爆破の計画と実行に外国人が関与していたという仮説が有力になっている。エジプト内務省は、捜査活動によって6人のパキ 全文をよむ
シリア人民議会議長マハムード・アルアブラシュ氏は「在レバノン・シリア大使館開設の問題は、シリアにとっての政治的決定とレバノン側の同意による」と強調した。昨日付けのクウェートの新聞「アルラッユ・アルアーンム」紙に語った中で、「この問題は現在は議論されていないが、有り得ないことではないし、また開設か否かの決定でもない。この問題は現在に至るまで未決定であり、二者間の合意が必要とされる」。また、「レバノンのラフィーク・アルハリーリ前首相暗殺をシリアの治安組織の仕業とする嫌疑」に対しては、疑念を表明した。 全文をよむ
■アル=カーイダのテロリスト、イーハーブ・シャリーフ大使をバグダードで誘拐四日後に殺害 【バグダード―諸通信社】 残虐で醜悪である犯罪について、イラクのアルカーイダ組織のテロリストが、前の日曜日にバグダードの繁華街の一つから誘拐した後に、バグダードのエジプト大使イーハーブ・シャリーフ博士の殺害を公表した。 昨日インターネットのサイトでテロリストが流した声明につけられていたビデオテープにシャリーフ大使が白いTシャツに目隠しをされた姿で映っており、自身の名前とカイロのナセルシティ 全文をよむ
シリアの外交官によると、シリアの首都ダマスカスにあるアメリカ大使館は、昨日の独立記念日に例年行われていた式典を取り止めたことを明らかにした。また同筋によると、アメリカ大使館は、例年の招待客に対する手紙の中で、「非政府組織との活動」が式典の代わりとして行われると語った。シリアとアメリカの関係は、2003年のアメリカの対イラク戦争以来、最悪となっている。ワシントンは、レバノンの首都ベイルートでのラフィーク・アルハリーリー前首相の暗殺の数日後、「緊急会議実地のため」とし、2005年2月に在シリア大使マ 全文をよむ
■イスラエル政府がガザからの撤退延期議案を否決 西岸・エルサレムでの入植強化に関するシャロン首相の声明を パレスチナ当局が非難 占領エルサレムから諸通信社 昨日イスラエル閣僚会議は、来月から3ヶ月間に予定されているガザ地区からの撤退の開始を遅らせる案を否決した。 これが明後日のその計画についての、ドイツでの投票の前であるため、クネセト[イスラエル国会]は予定通りの撤退開始を決定するだろう。 全文をよむ
トルコのHurriyet紙が報じたところによれば、トルコは遂に、イスラエルから108機の戦闘機をパイロット抜きで購入した。購入価格は7600万ドル。同紙によれば、これらの戦闘機は、爆弾や軍事物資を運ぶことができる。指揮の拠点から特定の標的を狙い撃ちすることもでき、レーダーにも探知されないという。 このタイプの戦闘機は、以前、パレスチナの指導部殺害に使われ、その手始めがハマスの指導者アフマド・ヤースィーン師であったと同紙は指摘する。また同紙は、トルコは、より進歩した他のタイプの戦闘機を、イス 全文をよむ
■ムバーラク大統領、アル=バシール・スーダン大統領出席の下、 スーダン国内和平のカイロ合意の調印が行われた。 同合意は、カイロ和平文書への調印後に同合意の実施を監視する委員会を設置し、 緊急事態への対応と自由を縛る法律の解消を話し合うことを規定している。 ムバーラク大統領「和平合意実施をもたらしたのは調印各派の合意への意思である。」 アル=バシール大統領「7月9日に統一政府を組織」 ジョン・ガラン氏(スーダン人民解放運動代表)「復興を進め統合を保つために支援が必要。」 全文をよむ
散発的な攻撃でイラク人54名死亡、88名怪我、アメリカ兵3名死亡 (部分訳) Gallup機構が行なった世論調査では、アメリカ人の56%が「事態はイラクでの開戦を実行するほどではなかった」と考えており、米国のイラクからの完全撤退を支持する人の率は、17%から28%へと跳ね上がった。また、アメリカの徴収兵の下士官たちの死亡者数が1700名以上にのぼった後、ブッシュ大統領の所属する共和党のメンバーたちが、イラクからの米軍撤退の期限決定のアピールに参加した。おととい、ブッシュは、イラク大統領 全文をよむ
■今月末にダルフールの状況を議論する為安全保障理事会の特別会合が開かれる。 ハルツームはハーグの法廷の判決を調査するため外部との連絡を密にしている。 今月末にダルフールの状況を議論する為の特別会合を安全保障理事会が開催している時、国際司法裁判所がダルフールの取調べを決定した場合起こりうる事を調査する為にスーダン政府は安全保障理事会の参加国の大使達との連絡を密にしていた。 そしてそれはハルツームにてスーダンの野党が叫んでいる時に現実となり、国際司法裁判所からの全ての要求に対する 全文をよむ
フランス国民投票での“ノン”の投票後のヨーロッパでの衝撃 シラクは政治的地震を抑えることを目指す・・・ 近いうちの首相の辞任が期待される フランスのEU憲法の拒否はヨーロッパに大きなショックを引き起こした。それによりヨーロッパのリーダーたちは残りの国々で続いているEU憲法批准の手続きの確認をせざるをえなくなった。他方、首相の辞任への期待が高まる中、大統領であるジャック・シラク氏はこの危機を乗り切るため、首相のジャン・ピエール・ラフラーン氏と会談し、その後与党である国民運動連合のリ 全文をよむ
ラファで、イスラエル占領軍は、パレスチナ人の家々を破壊している。パレスチナ抵抗勢力はロケット弾をイスラエル入植地に撃ち込んだ。 イスラエル占領軍は、ヨルダン川西岸のカルキリヤという街に侵攻し、多数の家屋を破壊した。そしてパレスチナ人への攻撃を続けている。 パレスチナの広報官は、イスラエル占領軍は昨日の明け方、ガザ南部のラファでパレスチナ人の家屋を破壊し、多くの建物が破損したと語った。 その間、人民戦線の軍事部門であるアブー・アリー・ムスタファ団、ファタハ軍事部門のアルア 全文をよむ
昨日ニューヨークで行われたユダヤ人入植者の指導者らとの会合で、イスラエル首相アリエル・シャロンは、エルサレムに関して妥協することを拒否することを強調し、パレスチナ難民の帰還を許可しないことを約束した。 全文をよむ
昨夜、リビアのトリポリで六カ国会議が始まった。この会議は、ダルフール問題の包括的な解決を目指したもので、エジプト大統領ホセニ・ムバラク、リビア革命指導者ムアンマル・カダフィ、スーダン大統領オマル・バシール、ナイジェリア大統領オルジェグン・オバサンジョ、チャド大統領イドリース・デビ、エリトリア大統領イサイアス・アフォリキが参加した。 この会議の目的は、状況の調整とダルフールで資源やエネルギーが失われることを止め、中断しているスーダン政府とスーダン解放運動との間の交渉を再開、反目する両者 全文をよむ
イラクでの掃討作戦でイラク人19名とアメリカ兵2名が死亡 イラク内での暴力の連鎖が続く中、カーイム市で行われた軍事作戦中にイラク人19人が死亡、101人が負傷、またアメリカ軍の海兵隊員2人が死亡、14名が負傷した。バグダードでは爆発物を積んだ二台の車が爆発する凄惨な事態となり、15人が死亡、89人の負傷者が出た。 保安筋は、悪化する治安状況に対して、イラクの内務省が選挙中に採られた独自の方法に基づき23個に上る街の出口を全て封鎖することを含めバグダードでの新たな緊急事態計画の適用に着 全文をよむ
パレスチナ内務大臣、ウマル・スライマーンと治安問題を協議 パレスチナ内務大臣のナスル・ユースフ少将は一日にわたる訪問を開始するため、昨日カイロへ向かった。その間、治安問題と、決定済みの、ガザ地区の入植地および西岸の孤立した四つの入植地からのイスラエル撤退の問題とを協議するために、ウマル・スライマーン少将と会見する。 パレスチナの情報筋は、パレスチナ側は、アメリカ側のコーディネーター、ウィリアム・ウォルド将軍に、シャルム・エルシェイク合意の履行をイスラエルが遅らせているために、イス 全文をよむ