カフカースの民の真髄はカルスに在り 第2回カフカース文化フェスティバル(Radikal紙)
2005年09月30日付 Radikal 紙

アメリカの大使御一行が、また日本人観光客が、そして最後にアメリカのマット・ブライザ外務次官補が観光プログラムに選んだカルスは、第2回カフカース文化フェスティバルの開催地である。

今日開幕する同フェスティバルにはトルコのほか、アゼルバイジャン、アルメニア、グルジア、そしてロシアからのグループが参加する。フェスティバルでは民俗舞踊、演劇、映画、音楽の公演が行われる。

カルス県主催による3日間のフェスティバルでは45公演が行われる。各公演が見られるようにとカルス大学の学生寮の門限は夜半に設定された。初日、各参加者は、松明を手に歴史ある(カルス)城砦までパレードし、同日夕刻には「アナドル・アテシ」(訳者註:「アナトリアの炎」の意)の有名な公演を鑑賞する予定。

「雪の結晶」コンサート・ツアー中のセゼン・アクスもカルスでのイベントを重視しフェスティバルに合流する。ミニク・セルチェはフェスティバルの第2日にカルス城(のステージ)で熱狂とともに迎えられるだろう。歴史的城砦が第3日に迎えるゲストは、アルメニア語やクルド語による曲で人気の「カルデシュ・トゥルキュレル」(訳者註:「兄弟のバラード」の意)となる。アルメニア民俗舞踊のメンバーも含んだゲスト・メンバーは、アルメニアにとって極めて重要なアニ古代都市遺跡で講演を行う予定。カルスではフェスティバル期間中カフカース映画も上映される。

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( 翻訳者:長岡大輔 )
( 記事ID:1061 )