妻が夫を感電させて殺害 ハムシャフリー紙
2005年10月13日付 Hamshahri 紙

事件部:夫の粗暴な振る舞いに耐えかねた妻が、共犯者の男性とともに、夫の殺害に及んだと自供した。

報告によれば、エスファハーン第36警察署は、男性が感電死した通報を受け、現場へ急行した。初動の現場検証において、マルヤムという名の男性の妻に嫌疑がかけられ、事情を聞くためこの女性を署へ連行した。

続いて、感電死した若い男性の遺体は、死因の特定のために法医学鑑定に送られ、鑑識班は、男性が故意に殺害された疑いがあると発表した。彼らは、男性は初めに薬物によって意識を失わされ、その後で感電させられたのではないかという見解を示した。

そのため、妻のマルヤムは再度、科学捜査に基づいた取り調べを受け、共犯者とともに夫を殺害に及んだと自供した。マルヤムは、調べ官に対し「夫の粗暴さにほとほと疲れ果てていた。それで知り合って間もなかったジャヴァードという名の若い男性とともに夫を殺害することを決意した」と話した。

彼女はさらに、「ジャヴァードの立てた計画に沿って、意識を失わせる薬物を使って夫を眠らせ、それから感電死するまで電気を流した。夫を殺害した後、私たちは結婚するつもりだったが、警察に逮捕されてしまった。」と続けた。この女性の自供により、殺害事件の担当検事はジャヴァードの逮捕を指示し、彼とマルヤムをともにエスファハーン刑務所に収監させた。

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( 翻訳者:久野華代 )
( 記事ID:1106 )