トルコのムアッジンの誤りで一日追加の断食(アル・アハラーム紙)
2005年10月10日付 Al-Ahram 紙

■トルコのムアッジンの誤りで一日追加の断食

 トルコ南東のヒカリ県のムフティ(大法官)は、規定の時刻の2分前に日没のアザーンを行なってしまったアル=ハーッジ・サイード・フッラー・モスクのムアッジン(アザーンを唱える人)の事情聴取を決めた。彼の誤ったアザーンのため、住民は規定の時刻より前に断食後の食事をしてしまうこととなった。そのムアッジンは、自分の間違いに気づいた後、もう一度アザーンを唱えなおしたという。

 このことは断食中の人々を困惑させ、間違いを認識したムアッジンに対して急遽苦情を申し立てた。ヒカリの宗教局は、規定の時刻より前に食事を始めてしまった住民たちに、その日の代わりに別の日に追加でもう一日断食するように求めた。

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( 翻訳者:榮谷温子 )
( 記事ID:1129 )