オズキョク参謀本部長、「軍部の忍耐力を測っている」と批判勢力を非難(Milliyet紙)
2005年10月29日付 Milliyet 紙
ヒルミ・オズキョク参謀本部長は、いくつかの周辺勢力が軍の威信つぶしに躍起になっているとし、「これらの勢力にはトルコ軍の忍耐力を測っているものもある」と述べた。
オズキョク参謀本部長は、共和国記念日に向けたメッセージの中で、トルコ軍を標的とする批判勢力に厳しい警告を発した。最近になって特定の勢力がトルコ軍の権威を失墜させるキャンペーンを展開していることを明らかにするオズキョクは、以下のように述べた。
「こうした勢力は最近、特に社会を統合させる価値観や理念をないがしろにし、国民の尊厳を傷つけ、そして社会の調和がもたらす力を無くそうとする言論を行っており、これらの目的を達成するためにトルコ軍と国民の間に結ばれた紐帯を弱体化させ、軍の威信を低下させようと躍起になっている」。
■ 最も重要な組織
「さらにこれら勢力には武力で対抗することを旨とし、あたかもトルコ軍の忍耐力を測っているかのようなものもある。しかし忘れられるべきでないことは、治安が保たれずして社会の平安も自由も民主主義も新世代のために保障される未来もないということである。トルコ軍は、将来我々が持つべき自尊心を育み、我々の生活する(地勢上)困難な地域において単一国家を存立させていく最も重要な組織である」。
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( 翻訳者:藤巻 晋也 )
( 記事ID:1188 )