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共和人民党(CHP)のギュル・チフトチ副党首が、ユスフ・テキン国民教育大臣の「共和国と世俗主義に敵対」発言を刑事告訴すると発表。 ユスフ・テキン国民教育大臣は、出演したテレビ番組で世俗主義と共和国について「あなたは自分の妄想上の世俗主義を私に押しつけている。あなたの世俗主義の理解は、モスクの扉を施錠し、モスクを厩舎に変えてしまい、市民にコーランを学ぶことを禁じるというものだ」と発言した。今回、この件が標的とされている。 テキン大臣に対しては政治家や多くの市民が反発しており、ま 全文をよむ
元AKP(公正発展党)議員のシャミル・タイヤル氏は、AKP所属のレジェップ・タイイップ・エルドアンとMHP(民族主義者行動党)のバフチェリ党首の間で行われた会談の後声明を発表した。タイヤル氏は、両者が満足して会談を終えたと述べた。 AKPのエルドアン大統領は昨日、MHPのバフチェリ党首を迎えた。約1時間の会談の後、いかなる発表もなされていない。 会談について自身のSNSで声明を発した元AKP議員のタイヤル氏の言葉が注目を集めている。 タイヤル氏は、両者が満足して会談 全文をよむ
公正発展党の裏側では内閣改造が噂される中で、以前に閣僚を務めたベラト・アルバイラク氏が経済閣僚に復帰するのを望んでおり、最近ではこのために公正発展党のエルドアン大統領の手にキスをし、和解したと主張されている。 公正発展党の党首レジェプ・タイイプ・エルドアンの娘婿であるベラト・アルバイラク元国庫・財務大臣の名が現在話題になっている。 ペンジェレ紙のコラミストであるヌライ・ババジャン氏は、公正発展党の舞台裏で流れる内閣改造に関する噂を本日のコラムに取り上げた。 アメリカ 全文をよむ
トルコの管財人の通信簿は膨らんでいる...。共和人民党所属の市長が市政を握るエセンユルト区に続き、人民の平等と民主(DEM)党市政のマルディン広域市、バトマン市、ハルフェティ市に管財人が任命された。自治体首長達が解任された。さて、自治体への管財人の任命はいつから始まったのか。詳細はここで。 管財人の任命は、自治体首長が解任され後任に中央政府によって任命された行政管理者が任命される過程である。 ■1980年クーデター後の管財人の任命 2016年の非常事態特別政令(KH 全文をよむ
ハカン・フィダン外相は、トルコ―アフリカ・パートナーシップ第3回閣僚検討会議の合同記者会見で、「ネタニヤフ政権はグローバルレベルで脅威の根源になっている」と述べた。 ハカン・フィダン外相は、トルコ―アフリカ・パートナーシップ第3回閣僚検討会議に出席した。会議の後に行われた合同記者会見で話したフィダン外相は、ネタニヤフ政権が中東諸国だけでなくグローバルレベルで脅威の根源になっていると明言した。 フィダン外相は、イスラエルに武器を売ることはジェノサイドの仲間になるのと同じことだと 全文をよむ
逮捕されたイスタンブル・エセンユルト区長アフメト・オゼル氏の弁護士らは、逮捕の決定に抗議するため請願書を用意している。 イスタンブル・エセンユルトで共和人民党(CHP党)から区長に選出されたアフメト・オゼル博士は、昨日イスタンブル検事当局により「クルディスタン労働者党(PKK)/クルディスタン民主連合(KCK)テロ組織のメンバーや活動の特定を目的とした捜査の一環で」逮捕され、代わりに管財人が任じられた。 入手した情報によれば、オゼル氏の弁護士らは勾留状態に抗議するため請願書を 全文をよむ
共和人民党(CHP)オズギュル・オゼル党首は、イスタンブルのエセンユルト区アフメト・オゼル区長の逮捕と管財人任命に対し、16:00に全イスタンブル市民をエセンユルトへ誘った。オゼル党首はエセンユルトで市民へ呼びかけた。 CHP党首オズギュル・オゼルが16:00に行った呼びかけにより、エセンユルト区長アフメト・オゼルの逮捕と同区への管財人任命に対して、市民がエセンユルト共和国広場に集まった。 オズギュル・オゼル党首は、催されたエセンユルト集会で演説した。オゼル党首の演説の一部は 全文をよむ
国家諜報局(MIT)が過去の特別所蔵物に含まれる公式の諜報文書の一部を公開した。「特別収蔵物」に含まれ、一番古いものは1920年付であるところの文書計17点は、MITの公式ホームページで閲覧可能となった。一番古い文書の中には、新聞記者を装ったトルコ人諜報員が、第二次世界大戦の少し前にトルコへ来たドイツの国民啓蒙・宣伝大臣ヨーゼフ・ゲッベルス氏に接触して書いた報告書も含まれている。 MITが公開した文書の中には、アダナやメルスィンで1920年代に領事部と偽る組織の中で働く外国人について国 全文をよむ
ユルマズ・トゥンチ法相は、テロ捜査の一環として今朝逮捕されたエセンユルト区のアフメト・オゼル区長について説明を行った。 ユルマズ・トゥンチ法相は、公正発展党の会派会合の前に記者たちの質問に答えた。エセンユルト区のアフメト・オゼル区長[共和人民党所属]の逮捕に関する質問に対し、トゥンチ大臣は「イスタンブル共和国主席検察局が進めている捜査だ。この捜査の結果を待つ必要がある。この場で捜査資料内の証拠を知らずして、またその状況に関するいかなる情報を持つことなしに話すことはよくない。なので、外部 全文をよむ
シェンヤシャル家とユルドゥズ家は、和解した。ジェブデト・ユルマズ副大統領、公正発展党と人民の民主と平等(DEM)党の国会議員が参加して両家の和解式が行われた。 ■シェンヤシャル家とユルドゥズ家は和解 シャンルウルファ県のスルチで2018年6月14日に選挙活動で商店街の自営業者を訪問していたイブラヒム・ハリル・ユルドゥズ前公正発展党議員の護衛とシェンヤシャル家の間で起こった喧嘩は、武器を用いての衝突に変わった。選挙活動中に発生した喧嘩は、シェンヤシャル家のハジュ・エスヴェト(6 全文をよむ
ブルドゥル県知事交替に伴って同県の群代表8人が民族主義者行動党(MHP)から離党した。 MHP党員でブルドゥル県知事職を務めていたギュルテキン・オクタイ氏が健康上の理由で辞職し、ムスタファ・ギュン氏が新知事に任命された。 新知事任命後、MHPブルドゥル県中央郡代表のハカン・スバイ氏、アーラスン郡代表のムスタファ・アイユルドゥズ氏、チャヴドゥル郡代長のムスタファ・チャクマク氏、ギョルヒサル郡代表のアリ・イフサン・ヴラル氏、カラマンル郡代表のオメル・カラギョズ氏、ケメル郡代表のミ 全文をよむ
テロ首謀者のオジャランの国会招聘を提案するMHPのバフチェリ党首にCHPのオズギュル・オゼル党首が返答し「私たちは平和を支持するがオジャランは今いる場所から通信できる。被害者遺族たちの顔が見られないプロセスの中では、ありえない。」と述べた。 CHPのオズギュル・オゼル党首は25日、党本部で外交政策協議会と国家安全政策協議会の共同会議で議長を務めた。同党の発表によれば、21人からなる共同協議会ではTUSAŞ(トルコ航空宇宙産業社)に対するテロ攻撃とその後の進展について評価された。同会議に 全文をよむ
テロ組織FETOのリーダー、フェトフッラー・ギュレンの葬儀が、スカイランド野球場で行われ、アメリカの警察はトルコ人記者の撮影を妨害した。スタジアム周辺ではドローンも禁止された。 テロ組織FETOのリーダー、フェトフッラー・ギュレンが10月20日に亡くなったのち、アメリカのニュージャージー州にある5500人収容のスカイランド野球場で葬儀が行われた。アメリカの各州、また世界中から数千人のテロ組織メンバーが葬儀のために訪れ、アメリカの警察は地域で厳重な警備体制をひいた。テロ組織のメンバ 全文をよむ
フェトフッラー派テロ組織(FETÖ)指導者のフェトフッラー・ギュレンは木曜日、アメリカ合衆国のペンシルベニア州で組織本部とされているキャンプに埋葬されることになった。同時に、FETÖ指導者のフェトフッラー・ギュレンの死後、組織内における指導者対立が明るみになり、「Uzun Cevdet」というあだ名のジェヴデット・トゥルクヨルの富が組織で最大の問題として出てきた。 警察の情報筋によると、FETÖ指導者のフェトフッラー・ギュレンの物議を醸す葬儀に関連した詳細が明らかになり始めた。葬儀がい 全文をよむ
フェトフッラー主義運動の創設者でリーダーであるフェトフッラー・ギュレン氏が、83歳で亡くなった。1999年からアメリカ合衆国ペンシルベニア州で暮らしていたギュレンとはどんな人物か。 ■フェトフッラー・ギュレンは亡くなったのか ギュレン氏の死は、ヘルクル・ナーメという名のインターネットサイトのSNSのアカウントで発表された。発表の中で「人生の全ての瞬間を、イスラムを詳かにし人々に奉仕するために費やしたフェトフッラー・ギュレン尊師は、9月20日に魂が地平に歩まれた。葬儀の手続きに 全文をよむ
トルコ大国民議会に提出された大統領府の2025年予算案によると、AKPのレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の月給の30%増額が提案された。 2025 年中央政府予算案の各機関に関する詳細な小冊子がトルコ大国民議会に提出された。2025年の中央予算から169億2,814万6,000リラが大統領府に割り当てられた。 ■エルドアン大統領の給与が30%増 予算案では、大統領の給与を含む「大統領手当」には285万6千リラが割り当てられた。 これにより、エルドアン大統領の 全文をよむ
オズギュル・オゼル党首は、南東アナトリア地方への五日間の訪問日程を前に、セラハッティン・デミタルシュ氏のもとへ10月21日の月曜日に訪問する予定だ。 本紙が以前報道した、オゼル党首によるデミタルシュ氏への訪問がついに実現する。本紙のディヤルバクル代表者のフェリト・アスラン氏が手に入れた情報によると、共和人民党(CHP)のオゼル党首は約8年エディルネ刑務所に拘留中の元人民の民主主義党(HDP)共同代表であるセラハッティン・デミタルシュ氏を10月21日月曜日に訪問予定だ。 CHP 全文をよむ
前ディヤルバクル広域市市長のセルチュク・ムズラクル氏は、「武装テロ組織のメンバー」であった罪により下された9年4ヶ月15日の懲役刑が妥当とされた。 アドナン・セルチュク・ムズラクル氏は、2018年の地方総選挙で人民の民主主義党(HDP)の候補者としてディヤルバクル市長に選出され、在任中に逮捕され後任に管財人が任じられた。最高裁判所第3法廷は、同氏に「武装テロ集団のメンバー」であった罪により下された懲役9年4ヶ月15日を妥当と判断した。 同裁判所は、ディヤルバクル第9重罪裁判所 全文をよむ
世界有数の電気自動車メーカー、中国のBYDはマニサで約10億ドルを投資するとして、インフラ工事を開始した。メフメト・ファティフ・カジュル産業技術相は「マニサ公認工業地域での土地割当プロセスが完了した。」と述べ、施設の生産開始日程を公表した。 中国の自動車大手BYDはマニサに10億ドル分の投資を行うと決定し、マニサ公認工業地域でインフラ工事に着手した。マニサに建設される製造拠点および研究開発センターでは5千人、間接的には2万人分の雇用を創出することが期待される一方で、生産は2026年に開 全文をよむ
共和人民党の幹部は、トルコが大西洋条約機構(NATO)の一員であることに触れ、「細心の注意を払うべき事案が軽く扱われるべきではない。新たな永続的な問題を作り出す試みである。」と発言した。 レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、一昨日トルコ大国民議会における発言の中で、遅かれ早かれイスラエルが止められると強調しつつ、「『約束の地』という戯言で行動するイスラエル政府がパレスチナとレバノンの後に狙うのは我々の国であるだろう。」と述べた。共和人民党の外交政策及び国家安全保障部の幹部は、エルド 全文をよむ
イスラエルがパレスチナに次いでレバノンへ攻撃したことの反響が続いているなか、イランは昨夜、イスラエルにミサイル攻撃を行った。エルドアン大統領はイスラエルがトルコ領土を見据えていると述べ、民主主義者行動党(MHP)のバフチェリ党首は国家安全保障部門が警戒・用心すべきであると明らかにした。それでは今後、私たちに何が起きるのだろうか? 2023年10月8日以降、ヒズボラと抑止的に衝突を続けてきたイスラエル軍は、9月23日にレバノン南部の都市に加え、ベカー高原とバールベク地域に何百もの空撃を実 全文をよむ
朝方報じられた、最初の直接衝突の詳細は正午にかけて明らかになった。イスラエルのメディアは、ヒズボラが仕掛けた待ち伏せによって死傷者が出たと伝えた。イスラエル軍の地上攻撃が始まったレバノンでは、イスラエル軍兵士に死者が出たと報じられた。 レバノン南部からベカー高原、首都であるベイルートまでを8日間に渡って空爆を行ってきたイスラエル軍は、10月1日深夜に地上攻撃を開始したと発表した。 火曜日に地上攻撃を否定したヒズボラはというと、今朝イスラエル軍とメルジャユン地点で戦闘に突入した 全文をよむ
アリ・モスクでの金曜礼拝の後、記者らに向けて会見を行ったエルドアン大統領は、トルコが国連常任理事国となるべく努めていると明かし、重要なメッセージを発した。 エルドアン大統領は、ウスキュダルのアリ・モスクで行った金曜礼拝の後、記者らの質問に応じた。国連のあるべき構造について、どのように提言するか問われたエルドアン大統領は、次のように述べた。 「まず第一に、『世界は5カ国よりも広い』と言っているが、我々が主張し続けている問題は、5つの常任理事国に非常任理事国を加えた、ご存知の15カ国の 全文をよむ
ディルルバ・カイセリリオウル氏(33)は、イズミルで街頭インタビューの際の発言で勾留され釈放されるも、「国民を憎悪と敵意に駆り立てた」罪で告訴され、7か月と15日間の懲役刑が下されていた。今回は大統領侮辱罪により4年8か月の懲役が請求されて法廷に立つ。裁判審理では検察は被告人に、大統領侮辱による刑罰を請求した。裁判所は、同氏の司法監察判断を取り消し、被告弁護人が弁護準備を請求したことを受けて審理を延期した。 イズミルでの街頭インタビューでインスタグラムのアクセス制限と動物法を批判したデ 全文をよむ
1966年に4人を殺した罪で死刑判決を受けたが、何十年の時を経て釈放された。88歳の男性は、偽装証拠と拷問により自白したことが明らかとなった。 日本で死刑執行を待っていた死刑囚の袴田巌さん(88歳)は、不利な証拠が捏造であった事が判明し、無罪となった。加えて袴田さんは、拷問下で証言し無実であると主張していた。 56年間も死刑執行を待っていた袴田巌さんは、1968年に社長、その妻と2人の子どもたちを殺害した容疑で有罪判決を受けた。 ◾️死刑待ちが精神的ダメージに 全文をよむ
AKP党首のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は第79回国連総会参加のために訪米する前に、アタテュルク空港で記者会見を行った。シリア関係について話したエルドアン大統領は「アサド大統領との会談の準備がある。返事を待っている。」と述べた。 AKP党首のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は訪米前に、アタテュルク空港で記者の質問に返答し、トルコ・シリア間関係についても言及した。 エルドアン大統領は「トルコ・シリア間関係の正常化のために、バッシャール・アサド大統領との会談の要望を表明した 全文をよむ
アンカラ広域市長マンスール・ヤバシュ氏は、「共和人民党(CHP)から離党する」という説について声明を出した。 マンスール・ヤバシュ・アンカラ広域市長は、自身に関する説について、ハベル・テュルク(Habertürk)に語った。 ヤバシュ氏は次のように述べた。 「最近、裏情報だとして根拠のない報道、コラム、コメントで頻繁に私のことが話題になっているのを目にする。『ヤバシュは離党する。他党から立候補する。別の政党と接触している』というような、多くの根拠のない説の話題になっ 全文をよむ
大統領令により、多くの副大臣職で変化が生じるなか、ひそかに新たな変化の道が開けるのではといわれている。アンカラ周辺で話されていることは以下の通りである。 AKP党首のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の署名により発行された官報の決定によれば、一部の大臣職と副大臣職に変更が起きている。 この変更によりアンカラの舞台裏の動きが活発化している。 ガゼテペンジェレのコラムニストであるヌライ・ババジャンは、今日の記事で、副大臣に新たな変化を期待する人々の数は少なくないと述べ、AK 全文をよむ
陸軍学校の卒業式で少尉たちが卒業式の敷地の中央に集まり、「私達は、ムスタファ・ケマルの兵士である。」というスローガンを掲げた。この時、式にはエルドアン大統領も出席していた。少尉たちはこのスローガンに続いて、人々の称賛と批判を受けた。その場面の動画がSNSで拡散すると、政権に近い人々が少尉たちを標的にした。そして、起こったことごとは。 公正発展党党首でもあるエルドアン大統領は、8月30日国民防衛大学陸軍学校卒業証書授与および隊旗引き渡し式に出席した。 ■エルドアン大統領「最高司 全文をよむ
ジェヴデト・ユルマズ副大統領はいかなる民主的な政治判断においても、人々への暴言や公然とした侮辱を承認しないと述べ、誹謗中傷に対抗して政治団体が団結することが必要だと訴えた。 ユルマズ副大統領はSNSで、思想の自由というものは、誹謗中傷により幅広い社会層を侮辱する自由のことではないと指摘したうえで以下のように述べた。 「いかなる民主的政治判断も人々への暴言や公然とした侮辱を容認できない。誹謗中傷を思想の自由の名の下で擁護することは、本来の思想の自由に対する重大な攻撃である。民主 全文をよむ
エルズルム県知事のムスタファ・チフトゥチ氏は、アブドゥルハミド2世の即位148年記念をSMSアカウントで祝福した。「スルタン・アブドゥルハミド・ハンは、その強い意志、決断力、知恵、先見の明によって、我が民族の導き手となった。」と述べた。 エルズルムのチフトゥチ県知事は、オスマン帝国君主のアブドゥルハミド2世の即位148年を記念してメッセージを公開した。 チフトゥチ県知事は、「偉大な帝王としてその名を歴史に燦然と刻んだ」、「アブドゥルハミドはオスマン帝国史上はじめて議会を開設し 全文をよむ
トルコ空軍のアクロバット部隊「トルコの星」は、8月30日の戦勝記念日にアタテュルク廟上空で表敬飛行を行った。国防省は、「トルコの星」の表敬飛行時の無線交信を公開した。トルコ空軍のアクロバット部隊「ソロテュルク」も、8月30日の戦勝記念日のイベントの一つとしてイェニカプで航空ショーを行った。イェニカプ広場に集まった大勢の市民らが、航空ショーを見守った。 「トルコの星」は、8月30日の戦勝記念日のイベントの一環として、アンカラで8月28日に下見のため、29日にはリハーサル飛行を行った。 全文をよむ
政府は緊縮財政を理由に、8月30日の祝賀を中止した。CHP(共和人民党)・ハタイ県選出のセルヴェト・ムッラオール議員がCumhuriyet紙の取材に応じ、この件についてコメントした。 ハタイで8月30日に実施されている戦勝記念日の祝賀で伝統的に行われている、戦勝記念日競走やチェスや陸上などのスポーツエリアでの選手権が緊縮財政を理由に中止された。この決定はハタイ県青年スポーツ局から連盟の代表者に通知された。CHP・ハタイ県選出のセルヴェト・ムッラオール議員がこの決定についてコメントした。 全文をよむ
議会は昨日(16日)、服役中のジャン・アタライ氏の国会議員資格に関する憲法裁判所の判決に関して臨時に招集された。しかし、会合は緊張した空気の中で始まり、国会議員らによる殴る蹴るの喧嘩にまで発展した。 公正発展党(AKP)の国会議員たちは早朝から議会に集まっていたが、総会の開会中、出欠確認には参加しなかった。野党側の出席で十分な出席人数を満たし、外にいた公正発展党党員は集団で議場に入った。民族主義者行動党(MHP)の議員たちは出席しなかった。会合の進行において、共和人民党(CHP)のギュ 全文をよむ
パレスチナ自治政府のアッバース議長が国会の演壇から世界に向けて演説したこの会議には、注目すべき詳細が含まれていた。 パレスチナ自治政府のアッバース議長が国会の演壇から世界に向けて演説する臨時会議のため、トルコ大国民議会とその周辺では厳重な警備措置が講じられた。総会議場では警察犬による爆弾捜索が行われた。 トルコ大国民議会議長が特別に用意したパレスチナとトルコの国旗をあしらったスカーフが総会の全議員席に置かれた。殺害されたハマス指導者イスマーイール・ハニーヤ氏の写真は、赤いカ 全文をよむ
画像や動画の投稿プラットフォームであるインスタグラムにアクセス規制が実施された。この措置はカタログ犯罪(訳注:保護措置の対象となる一部犯罪)の範囲内で複数のコンテンツに関して違反した疑いがあるとして決定された。制限がいつ解除されるかはコンテンツ削除状況によると発表されている。 情報技術通信委員会(BTK)のサイト情報問い合わせページに今月2日以降インスタグラムへのアクセス規制が決定されたと掲載された。ミッリイェト紙の関係者から得た情報によれば、「麻薬への誘導」「児童性的虐待」「自殺教唆 全文をよむ
メフメト・シムシェキ国庫・財務大臣は、ブラジルで開催されたG20財務相・中央銀行総裁会議において、世界経済、税制政策、安定化・改革プログラムについて発言したと述べた。 シムシェキ大臣はソーシャルメディアアカウントへ会議に関する情報を投稿した。 シムシェキ氏は、ブラジルで開催されたG20財務相・中央銀行総裁会議で世界経済、税制政策、安定化・改革プログラムについて発言したことを明らかにし、次のように述べた。 「会議では、累進課税が所得と富の不平等を削減し、財政規律を強化 全文をよむ
シュルナク県は、7月27日から31日の間、市街地中心部の、スィロピ郡・ジズレ郡では公共の場所での集会、行進、記者会見などの活動が禁止されると発表した。 県の発表によると、7月27日0時1分から7月31日23時59分まで、市街地全体で公共の場所での集会、行進、記者会見などの活動が禁止されるということだ。県の発表は以下の通りだ。 「県と郡が適切と判断する活動、公的組織が実施するプログラム、公定の祭日・祝日、スポーツ活動、公的な儀式・祝祭、これらの組織が伝統・慣習に沿って実施するプ 全文をよむ
トルコ大国民議会で「安楽死」という名目で野良犬の殺処分を計画する法案の審議が継続することになろう。動物愛好家たちは、国内のたくさんの都市で抗議のデモを行い、法案の取り下げを望んでいる。 議論を呼ぶ「動物保護法の改正に関する法案」は、トルコ大国民議会の農業森林村務委員会で7月22日月曜日14時に審議が継続される予定である。 委員会で最初の3項目については承認された。法案は合計17項目から構成される。与野党の議員が最初の会議ではいわゆる舌戦となった。月曜日に行われる会議も緊張状態 全文をよむ
(前略) ■「外国人学生のついての法律」 エロル・オズヴァル高等教育機構長官は2024年から2028年までの期間を含む第12次発展計画による調整として、来学期に関する高等教育における国際化戦略文書の整備が始まったことを明かした。この分野において、関係省庁を始めとした公共・民間・非政府機関など全ての協力者と共に、協議プロセスを開始したことを述べたオズヴァル長官は「協議会議の初回会合を先週、24の異なる団体からの50名の参加者と共に行った。外国人学生の動向に対して強固な法律整備を 全文をよむ
自由主義党(Hüda Par)第5回通常大会は、「公正な制度と公正な配分」というスローガンを掲げ、北アンカラ会議文化センターで行われた。 ゼケリヤ・ヤプジュオール現党首は、会場に入る時に党員が起立して拍手しながら歓呼によって迎えられた。 会議議長の選出に続き、ゼケリヤ・ヤプジュオール現党首が、提案によって再び党首候補となった。 唯一の候補として会議に臨んだヤプジュオール氏は、会議に参加した党員と招待者に感謝をした。 ■「来てください。自分たちの憲法は自分た 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、当初の予定を延期しユーロ2024の準々決勝の試合で、トルコ代表チームを応援するためにドイツへ向かうことになっている。メリフ・デミラル選手はゴールの喜びでボズクルト・サインをしたことに関して、「ゴールを決めた喜びが頭にあり、そのジェスチャーをした。トルコ人であることに関係しているが、特別な意味は無い」と説明した。 ユーロ2024の16強の試合であるオーストラリア戦で決めたゴール後にボズクルト・サインをして喜んだメリフ・デミラル選手に対する欧州サッカ 全文をよむ
ヨーロッパサッカー・チャンピオンシップ2024(EURO2024)のラウンド16の試合となるトルコ-オーストリア戦でゴールを決めた後にボズクルト・サインをしたメリフ・デミラル選手に関して、欧州サッカー連盟(UEFA)による調査が始まった、と外務省が明かした。 外務省の声明では次のように説明された。 EURO2024にて、昨日(7月2日)トルコ代表チームとオーストリア代表チームの試合の後に、UEFAがトルコ代表選手のメリフ・デミラルに関し懲戒調査を開始したのは受け入れ難い。 全文をよむ
速報が入ってきた…。ディヤルバクル広域市消防局は、チュナルとマズダウ両郡間で発生した火災に関し、現地で開始した調査の末に事故発生報告書を完成した。 ディヤルバクル広域市消防局は、チュナルとマズダウ両郡間で発生した火災に関し、現地で開始した調査の末に事故発生報告書を完成した。 報告によると、火災が電線によって発生したという見解に達した。 被害確認委員会は[チュナル郡]キョクサラン地区で進めた包括的な調査の末に、火災が電柱から発生した火花が耕作地の上に落ちることで始まっ 全文をよむ
犠牲祭(バイラム)の休暇を終え、トルコ大国民議会が6月23日月曜日に再開される。 議会の主要な議題として第9次司法パッケージがある。このほか、市場法における暗号資産の規制対策、教職法、さらに輸送やジャーナリズムに関わる法案が議論されることになっている。 トルコ大国民議会(TBMM)の主要議題である第9次司法パッケージについて、公正発展党グループ代表議員ムハメト・エミン・アクバシュオール副議長は、同パッケージに「影響力のあるエージェント」などといった存在はいないと主張している。 全文をよむ
AKP(公正発展党)党首のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、トルコ・スペイン間第8回首脳会談で、スペインのジャーナリストがオスマン・カヴァラ氏、セラハッティン・デミルタシュ氏について尋ねた質問に立腹した。大統領は「報道に携わる人がテロリストをこのように弁護したことについて、我々はとても遺憾に思う」と述べた。 AKP党首のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、トルコ・スペイン間第8回首脳会談に参加するためにスペインの首都・マドリードへ向かった。エルドアン大統領は、スペインのペドロ 全文をよむ
インドで1ヶ月半にわたり続いた総選挙が終了し、結果が6月4日に発表された。ナレンドラ・モディ首相の率いるインド人民党(Bharatiya Janata Party, BJP)は、約36%の票を獲得して第一党となった一方、インドの創設政党であるインド国民会議派(Indian National Congress, INC)は21%の票を得て第二党となった。インドでの政治的な動きは実際にトルコにとっても非常に重要である。なぜなら、文化的には異なるが、この二国は政党政治、社会的亀裂の軸、経済構造などの面 全文をよむ
殺害された灰色の狼のリーダーであったスィナン・アテシュの妻アイシェ・アテシュさんは、共和人民党本部で共和人民党オズギュル・オゼル党首と面会した。共和人民党首脳部に感謝したアテシュさんは、「夫スィナンが友達と思っていた人は敵になり、敵だと思っていた人は親友になった。私たちは、このことをとてもつらい形で経験した。」と述べた。 殺害された灰色の狼の元リーダーであるスィナン・アテシュの妻アイシェ・アテシュさんは、アンカラにある共和人民党本部でオズギュル・オゼル党首と面会した。 約1時 全文をよむ
受験生300万人の運命を決める基礎能力試験の第一試験が昨日実施された。ビルフェン高校、各ウール学校、バフチェシェヒル専門学校の専門家や教育者のジハン・イェシルユルト氏が試験の出題を評価した。 ■サプライズはなかった 基礎能力試験のトルコ語の出題において文章題、文法、意味を問う設問の割合は前年と同じだった。設問のうち33問は意味が問われ、7問は文法知識が問われた。言語運用能力や分析力に関する設問も出題された。文章問題は実践的かつ科学的な文章が出題された。非常に選びにくい選択問題 全文をよむ
トルコ自治体連合の新たな委員を決定する会議がアンカラで開催された。 トルコ自治体連合会議において内務省によってハッキャリー市への管財人任命に関する議論が起こった。 トルコ自治体連合の新たな委員を決定する会議が、アンカラで開かれた。最年長の委員のマルディン広域市長であるアフメット・テュルク氏が議長職を行なった会議において評議会が発足した。アフメット・テュルク市長は、ハッキャリー市長のメフメト・スッドゥク・アクシュ氏が、内務省の決定によって新たに別の管財人が任命されたことにより、 全文をよむ
人民の平等と民主(DEM)党のハッキャーリ自治体共同首長のメフメト・スッドゥク・アクシュ氏は解任され、後任に管財人が任命された。当人は「テロ組織を指導した」罪で19年6ヶ月の懲役を言い渡された。 人民の平等と民主(DEM)党のハッキャーリ自治体共同首長のメフメト・スッドゥク・アクシュ氏は、解任され、後任に管財人が任命された。当人は「テロ組織を指導した」罪で19年6ヶ月の禁固刑を言い渡され、刑務所に送られた。 ハッキャーリ県新聞のゼキ・ダラ記者が伝えるところによると、判決の後、 全文をよむ
憲法裁判所は、非常事態特別政令(KHK)による大統領の大学学長任命に関する規定を廃止することを決定した。決定は12か月後に施行される。 官報によると、憲法裁判所は、『2018年第703号憲法改正への適応を目的とする法律と法令における変更に関する非常事態特別政令』を廃止することを決定したという。 憲法裁判所は、第703号非常事態特別政令にある大統領による大学学長任命に関する規定が違憲であるとして廃止を決定した。 変更前の規定では、国立大学の学長は、高等教育機構が選出 全文をよむ
人民の平等と民主党(DEM)は、警察がハッキャーリ市に強制捜査をかけ、メフメト・スドゥク・アクシュ共同首長がヴァンで拘束されたと報じた。ハッキャーリ県知事府は、県全域で「抗議活動による襲撃事件の防止」のため、デモ行進、集会、記者会見、座り込み行為といった全ての抗議活動を10日間禁止した。 人民の平等と民主党が3月31日の統一地方選挙で勝利したハッキャーリ市に、警察が強制捜査を仕掛けた。同党は、ハッキャーリ市のメフメト・スドゥク・アクシュ共同首長がヴァンで拘束されたと発表した。 全文をよむ
元HDP共同党首のセラハッティン・デミルタシュが「大統領への侮辱」容疑によって逮捕された裁判で、判決は下されなかった。デミルタシュが音声映像情報システムを利用して出席した裁判で、 (被告側の)要求を認めた法廷は、不足している書類の提出を持つため、審問を12月6日に延期した。 エディルネFタイプ重警備刑務所において2016年11月4日以降、欧州人権裁判所大法廷と欧州人権裁判所、および最高裁判所の決定にも関わらず拘留されている人民の民主主義党(以下HDP)の元共同党首セラハッティン・デミル 全文をよむ
アンカラ共和国首席検察庁は、イスラム国のコバーニーへの攻撃に対して2014年10月6日から8日かけて行われた抗議運動を理由として、5名の人民の民主主義党(HDP)の元国会議員を起訴した。告訴状が受理された場合、HDPの元国会議員のヒュダ・カヤ、セルピル=ケマルバイ・ペクギョゼギュ、ガロ・パイラン、ファトマ・クルトゥラン、ペロ・ドゥンダルに38倍終身刑が求刑されるだろう。 イスラム国の起こしたコバーニー事件に関して2014年10月6日から8日にかけて行われた抗議運動を理由に、HDP元国会 全文をよむ
共和人民党(CHP)7代目元党首のケマル・クルチダルオール氏は、オズギュル・オゼル氏がCHP党首に選出された定例党大会および統一地方選挙以後として初めて生放送に出演し、明日(5月28日)、人民の民主主義党(HDP)の元共同党首セラハッティン・デミルタシュ氏とディヤルバクル元広域市長のセルチュク・ムズラクル氏の訪問のため、エディルネのF型高等警備刑務所に向かうと明らかにした。 CHP7代目元党首のケマル・クルチダルオール氏は、オズギュル・オゼル氏が党首に選出された定例党大会および3月31 全文をよむ
NATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長は、EU軍の創設に反対すると述べ、「EUの防衛支出増加は歓迎するが、EUはNATOの代わりにはならない」と話した。 ストルテンベルグ事務総長は、EU軍の創設には反対であるとし、その理由として同盟の機能が重複するから、との考えを示した。 ストルテンベルグ事務総長は、「EUの防衛支出増加は歓迎するが、EUはNATOの代わりにはならない。欧州のNATOパートナー各国はNATO全体の防衛費の20%を負担している」と述べた。 同氏は 全文をよむ
ボル市は、共和人民党(CHP)タフシン・メルト・カラギョズ党県支部長と公正発展党(AKP)スアト・ギュネル党県支部長らに、タバコの吸い殻を地面に捨てたとしてそれぞれ578TLの行政罰金を課した。 ボル市経済警察の職員達は、公正発展党スアト・ギュネル党県支部長はある協会の開設の後に、共和人民党タフシン・メルト・カラギョズ党県支部長もボル市庁舎前の地面に、吸ったタバコの吸い殻を捨てていたのを確認した。両県支部長に 「たばこ製品の危害の予防及び管理に関する法律」に記載される「タバコ製品に関連 全文をよむ
人民の民主主義党(HDP)の元共同議長セラハッティン・デミルタシュ氏とフィゲン・ユクセクダー氏も裁判にかけられた、2014年10月6日から8日にかけて発生した街頭活動に関しての判決が発表された。 2014年コーバニーで発生した出来事を理由に挙げ行われた抗議活動に関する裁判が最終局面を迎えた。人民の民主主義党(HDP)の元共同議長セラハッティン・デミルタシュ氏とフィゲン・ユクセクダー氏を含む108人が罪に問われた裁判の判決が発表された。 コバーニーを理由にあげ2014年10月6 全文をよむ
日本の衆議院が自国内のテロ組織PKK資産凍結に関する法案を可決し、今後クルディスタン労働者党(PKK)の活動に対する措置を取るということが報道された。 日本の自由民主党松原仁議員は、テロ組織PKKの活動を衆議院で議題にした。国会で日本国内でPKKの資金調達をした人物や組織に関する重要な一歩が踏み出されたと報道された。 ジャーナリストの石井孝明氏も、政府がテロ組織PKKの資産凍結に関する法案を承認したと報じた。 日本の上川陽子外相は、「国際テロ組織が自国で行っている様 全文をよむ
エルドアン大統領とギリシャ首相ミツォタキス氏の間で行われる注目の会談のためカウントダウンがされる一方、隣国ギリシャの報道欄はアンカラでの会談に割かれている状況だ。タ・ネア紙はトルコ語での「ウィン-ウィン(kazan-kazan)」と言う見出しを出した一方、エルドアン大統領が発表したメッセージは隣国のニュース欄でトップに入った。 ギリシャ首相キリアコス・ミツォタキス氏は明日トルコを訪問する。 アンカラで行われる注目の会談は2カ国の関係を強化する点から大変重要である。会談まで数時 全文をよむ
ギリシャ政府報道官のパブロス・マリナキス氏は、政府は「何も言わない、また会談の開催を望まない野党と違い、トルコとの対話を重視する」と述べた。 ギリシャ政府報道官のパブロス・マリナキス氏は、ギリシャ首相キリヤコス・ミツォタキス氏が5月13日に予定しているトルコ訪問の前にこう解説した。 マリナキス氏は、エルドアン大統領とミツォタキス首相のサミットに言及し、政府は「何も言わない、また会談の開催を望まない野党と違い、トルコとの対話を重視する」と述べた。 「政府は3つの理由のため 全文をよむ
エルドアン大統領訪問に関して話した共和人民党(CHP)党首、オゼル氏は、「[両者の会談中に]空席があった問題はお返しの訪問によって解決した。」と述べた。 オゼルCHP党首は、人民の平等と民主主義(DEM)党共同党首のテュライ・ハティムオウラル氏、テュンジェル・バクルハン氏とCHP本部で集った。オゼル党首、ハティムオウラル氏、バクルハン氏は会談後、発表を行った。バクルハン氏は、選挙結果を分析したと話し、「有意義な会談となった。CHP側が地方選挙で出した結果を祝った。今日まで政治団体の間に 全文をよむ
金曜の礼拝後、記者らの質問に答えた公正発展党(以下AKP)のエルドアン大統領は、共和人民党(CHP)党首オズギュル・オゼル氏の訪問について、「トルコはこれを必要としている。できるだけ早くCHPを訪問し、トルコ政治の緊張緩和プロセスを開始したい」と述べた。エルドアン大統領は、イスラエルとの貿易を停止した決定についても語った。 AKP党首でもあるエルドアン大統領は、金曜礼拝後に会見を行った。 同氏は、CHP党首オズギュル・オゼル氏の訪問について、「トルコはこれを必要としている。できるだ 全文をよむ
共和人民党(CHP)のオズギュル・オゼル党首と公正発展党(AKP)のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は公正発展党(AKP)本部で会合した。エルドアン大統領とオゼル党首の会談は1時間35分に及んだ。オゼル党首は会談の後一切声明を出さないまま公正発展党(AKP)本部を後にした。 2016年以降今回が初めて公正発展党(AKP)と共和人民党(CHP)の党首同士が顔を合わせることになった。党首同士の会談の後声明は一切発表されなかった。 ■エレベーターの前で出迎えた 重要な 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領と共和人民党のオズギュル・オゼル党首との間の初めての対面はトルコ大国民議会開設104周年記念日と4月23日の「こどもの日」のため実施された国会の式典会場で行われた。 二人の党首はエルドアン大統領の招待によりトルコ大国民議会の大理石の間でお茶をした。対面に際しエルドアン大統領はオゼル氏に体調について質問し、オゼル氏は会談を要求したと明らかにした。エルドアン大統領は退席の際、オゼル氏と来週会談することを明らかにした。 トルコ大国民議会の開設10 全文をよむ
レジェプ=タイイプ=エルドアン大統領は4月23日が「国際主権・子どもの日」であることから、メッセージを発表した。エルドアン大統領は「私たちの未来の保証である子どもたちが毎日を祝祭の喜びのなかで過ごすことを願います。」と述べた。同大統領は、大統領官邸でテュルク諸国の子どもたちとTRT子ども祭りの招待客である子どもたちと面会した。 エルドアン大統領の発表は以下の通りである。 トルコ大国民議会が開かれて104周年目と私たちの光である子どもたちの4月23日「国民主権・子どもの日」を祝 全文をよむ
人民の平等と民主主義(DEM)党所属のディヤルバクル広域市アイシェ・セラ・ブジャック・キュチュク市長は、任期の初日に職員を出迎えた。キュチュク市長の着任により、2019年8月19日から現在まで続いた管財人を抜いた市政初日が始まった。 DEM党から立候補したディヤルバクル広域市アイシェ・セラ・ブジャック・キュチュク市長は、任期の初日を迎えた。 広域市庁舎で職員を出迎えたキュチュク市長は、職員たちに職務での成功を祈り、断食明けの祭を祝った。キュチュク市長[の着任]によってディヤル 全文をよむ
速報…高等選挙委員会は善良党が行った、オルドゥ県での選挙の取り消しと再選挙を求める申し立てを却下した。 高等選挙委員会(YSK)は3月31日地方自治体総選挙のなかで行われた異議申し立ての評価を続けている。 善良党は異議申し立てプロセスの枠組みで、オルドゥ県選挙に関する投票所委員長95名が公務員や政党員であり、多くの投票用紙に折り目がなかった、また二重封印票が大半であったと主張して、高等選挙委員会に異例の異議申し立てを行った。 12日15時に招集された委員会では善良党がオル 全文をよむ
前イスタンブル広域市(İBB)議会事務局長ブウラ・ギョクチェ氏は、統一地方選挙後の異議申し立て期間が終了した後に、İBB議会内での各政党の議席数について発表を行った。 3/31の地方選挙に関する異議申し立て期間が終了した。前イスタンブル広域市議会事務局長のブウラ・ギョクチェ氏は、イスタンブル広域市議会における各政党の議席数について発表を行った。 ギョクチェ氏はSNSのアカウントで以下のように説明した。 「イスタンブル広域市39区中の25区で議長と市議会のマジョリティ 全文をよむ
3月31日に地方選挙が終わり、高等選挙委員会が複数の異議申し立てについて評価した。同委員会は選挙結果に関する異議申し立てを検討する会合を開き、各政党からの異議申し立てに結論を出した。 地方選挙(県・郡)に関する異議申し立ての評価を目的として高等選挙委員会が招集された。 TRTニュース情報によれば、高等選挙委員会において以下の決定がなされた。 ・アドゥヤマン県ベスニ郡郡長選挙の撤回を求める共和人民党(CHP)の要求は否決 ・サムスン県サルパザル郡の郡長 全文をよむ
人口2千人のヒサル町では、18歳のサメト・コユン氏が、地方選挙で10人の他の立候補者を破って町長に選ばれた。 キュタヒヤ県ドマニチ郡ヒサル町での2024年3月31日の地方自治体総選挙で、現職のジャヒト・デミロズ町長は、再度立候補することはなかった。 代わりに2千人の町を治めるにあたり11人の候補者が現れた。選挙では160票で一位を取った高卒のサメト・コユン氏が新町長に選ばれた。 サメト・コユン氏は、候補者になった時、年齢が若いことから誰も自分を信用していなかったと話した。 全文をよむ
高等選挙委員会は、CHPのハタイのサマンダウ郡で投票の再集計と選挙のやり直しの要求を却下した。 高等選挙委員会(YSK)は、ハタイのサマンダウ郡で投票の再集計と選挙のやり直しの要求を却下した。 トルコ労働者党(TİP)は、カフラマンマラシュの震災の最も大きな打撃を受けた都市の一つであるハタイのサマンダウで47%以上の得票率を獲得した。 公式の結果によれば、TİP候補者のエムラフ・カラチャイ氏は3万337票を獲得した。カラチャイ氏に42.07%の得票率でCHP候補者スレイマン・バ 全文をよむ
ヴァン広域市長に選ばれた人民の平等と民主主義党(DEM)のアブドゥッラー・ゼイダン氏は、県選挙委員会に赴き、当選証書を受け取った。ゼイダン新市長は「法と正義に沿って高等選挙委員会が下したこの決定が、我々の国における法の支配、正義の確立、社会平和への希望、さらに自由で名誉ある生活を強固なものにした。私たちには平和の母がいる。私たちの地理と国には、もはや紛争や不法行為はいらない。」と述べた。 高等選挙委員会は、人民の平等と民主主義党(DEM)による異議申し立てを投票の過半数によって認めた。 全文をよむ
高等選挙委員会が昨日に人民の平等と民主主義党(DEM)の異議申し立てを多数決で受け入れ、ヴァンでアブドゥッラー・ゼイダン氏に当選確認証を授与する決定をした後に祝祭が行われ、今日は街頭で清掃活動が行われた。ヴァン建築技師会議所の呼びかけで始まった清掃活動を人々も支持した。 ヴァン広域市市長に選出された人民の平等と民主主義(DEM)党の候補者アブドゥッラー・ゼイダン氏の法的権利が選挙の二日前に法務省が行った異議申し立てにより剥奪された後、抗議は2日間続いた。昨晩高等選挙委員会は人民の平等と 全文をよむ
高等選挙委員会(YSK)は、過半数の票でDEM党の異議を受理し、ヴァンで当選証書をDEM党のアブドゥッラー・ゼイダン氏に渡すことを決定した。 ヴァンで行われた地方選挙の後、55.48%の票を獲得したDEM党のアブドゥッラー・ゼイダン氏が1位、27.15%の票を獲得した公正発展党のアブドゥラハット・アルバス氏が2位となった。しかし、ゼイダン氏がテロ組織を幇助し、組織のためにプロパガンダを行ったとして実刑判決が下されたことを理由に行われた異議申し立ての結果、ゼイダン氏の法的権利は剥奪された 全文をよむ
公正発展党の中央執行委員会は昨日エルドアン大統領を議長役として招集され、敗北原因を議題とした。 2019年の統一地方選挙ではしっかりとした評価が実施されなかった。今回の選挙の結果は単なる数として見てはならず、政治的な分析も行われるよう望む。 公正発展党の敗北について主たる3項目を以下のように挙げる。 1- 経済的困窮 2- 年金受給者たち 3- 候補者選定上の誤り ◾️投票棄権者たちは公正発展党支持者なのか 我が国の選挙の投票率は常に高い。平均 全文をよむ
ヴァンの選挙に勝利したDEM党候補に市長の当選証書を与えないということについて、公正発展党(AKP)の設立者の一人のヒュセイン・チェリキ氏が反応した。 公正発展党の設立者の一人でもあるヒュセイン・チェリキ元国民教育相は、DEM党のアブドゥッラー・ゼイダン氏に当選証書を与えないという決定について声明を発表した。ヒュセイン・チェリキ氏は、自身のソーシャルメディアアカウントで、次のように発言した。 なぜ彼が候補となることを許可したのですか? 私はヴァンで管財人政策に反対してき 全文をよむ
公正発展党のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は公正発展党本部で行われた中央執行委員会の会合で議長役を務めた。 議長役を務めた中央執行委員会の会合で発言した公正発展党のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、選挙結果が表した構図を評価した。 公正発展党関係者から得られた情報によれば、党として得票率が44.3%から35.5%に、民主同盟としては 51.6%から40.5%へと低下していることが注目された。 ◾️「支持者は投票に向かわなかった」 公正発展党が深 全文をよむ
速報―ヴァン県選挙委員会は、当選を無効とされたアブドュッラー・ゼイダン氏の代わりに、2番目に多くの票を獲得したAKPのアブドュラハット・アルヴァス氏に当選証書を授ける決定を下した。 人民の平等と民主主義(DEM)党は、ヴァン広域都市長候補のアブドュッラー・ゼイダン氏の公民権が、公的機関の閉庁時間の5分前に法務省が行った異議申し立てを受けて剥奪されたと発表した。 ヴァン県選挙委員会は、公正発展党(AKP)のヴァン市長候補であるアブドュラハット・アルヴァス氏の請求によって行った 全文をよむ
2024年3月31日に行われた地方選挙の非公式の結果によると、YRPは何パーセントの得票率を得て、いくつの自治体で首長の座を勝ち取ったかが明らかになった。 2024年3月31日(日)に行われた地方選挙は、トルコ全土で大きな興奮が見られた。有権者は、地方自治体の首長から県議会議員まで、地方の行政官を選出するために投票所へと向かった。 非公式の結果によると、この選挙でYRPが獲得した票数と自治体の首長も明らかになった。 未確定の結果によれば、地方選挙でYRPは合計 全文をよむ
選挙結果に関する発表を行った高等選挙委員会アフメト・イェネル委員長は、「投票率が78.11%であった。速報によると、広域市長選の投票率は78.11%を達成した。」と述べた。 高等選挙委員会アフメト・イェネル委員長は、3月31日の統一地方総選挙に関する発表を行った。 「投票率は78.11%であった。最終結果に至らない情報によると、広域市長選の投票率は78.11%を達成した。」と述べたイェネル委員長は、「最終結果に至らない情報によると、共和人民党が35、公正発展党が24、人民の平 全文をよむ
共和人民党の党首であるオズギュル・オゼル氏は、「今日、我々の党が第一党となりました。トルコ国営放送は確かにそう言っています。皆さんには次の国政選挙でアタテュルクの党を与党にすることをお約束します。」と述べた。 共和人民党のオズギュル・オゼル党首は、共和人民党総本部の前で会見した。 オゼル氏の説明で明らかになったことは以下の通りである。 「明かりを絶やさなかった我々の支持者に感謝します。 また、共和人民党の全活動過程で役割を全うした全ての関係者、ボランティアを心から称え 全文をよむ
CHP党首オズギュル・オゼルは、選挙結果につき発表を行った。オゼルは、「有権者はトルコに新しい政治を、といった」と述べた。 CHP党本部は、CHP党首のオズギュル・オゼルが3月31日の地方選挙の結果に関し、21時30分に発表を行うと公表した。開票がすすむなか、CHP党本部で最初の発表が行われた。発表の最終、オゼルの目には涙が浮かんでいた。 オゼル党首は次のように話した。 CHP組織に感謝する。選挙結果は、有権者がトルコに新しい政治を望んでいる。今日、有権者は、2 全文をよむ
人民の平等と民主主義(DEM)党のトゥンジェル・バクルハン共同党首は、3月31日にクルド系住民は政権にレッドカードを提示するとし「レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は言った、クルド人は我々のおかげで幸福と自由を手にした、と。だが22年間、我々は1日でも自由や安らぎを感じたか?あなたがいた22年間トルコ人も、クルド人も、幸せにはなりませんでした、エルドアンさん。あなたにレッドカードを提示する。束の間の幸福を噛み締めるのだ」と話した。 DEM党は最後の集会をヴァンのムサ・アンテル公園広場 全文をよむ
全国的に31日に実施される地方自治体議会選挙のために故郷で投票したい人々でバスターミナルが混雑する一方で、バス会社の関係者は需要に応えるため増便したと述べた。 ある会社の職員は全支社で同様の混雑が発生していると話し、「選挙のためにイスタンブルから出発する人もイスタンブルに到着する人も増え始めました。移動需要の高まりを受けて増便しました。」と語った。他の会社の職員も「(断食明けの)祭り前の混雑に.地方選挙の混雑が加わりました。現在弊社のバスは空席がありません。」と話した。 ■コ 全文をよむ
選挙棄権の罰則はどれくらいか、何TLなのか?トルコでは3月31日日曜日、地方自治体を決める選挙が行われる。選挙の前に心配されていることのひとつは、投票しないことで罰則があるのかどうかということだ。さて、選挙棄権に罰則はあるのだろうか、どれくらいか、何TLなのか?心配する人たちのために我々のニュースの中でその詳細を集めた。そこで2024年3月31日地方選挙で棄権した際の罰則についての詳細を載せよう… 選挙で棄権した際の罰則は何か?選挙棄権に罰則はあるのか3月31日の地方選挙の前にこれらの 全文をよむ
一昨日行った発表で、マンスール・ヤヴァシュ・アンカラ市長や共和人民党(CHP)のオズギュル・オゼル党首を厳しく批判した善良党のメラル・アクシェネル党首に対してソーシャルメディアで反発が殺到した。 善良党のメラル・アクシェネル党首は、昨夜行った発表で、一時副大統領[候補]となるのを望んでいたエクレム・イマムオール氏とマンスール・ヤヴァシュ氏を非難した。 アクシェネル党首は、さらにCHPのオズギュル・オゼル党首を厳しく批判した。 ◾️「マンスール・ヤヴァシュはCHP本部 全文をよむ
AKP(公正発展党)所属のディヤルバクル広域市長候補メフメト・ハリス・ビルデン氏がCNNトルコで自身のプロジェクトについて明かした。ビルデン氏は「ディヤルバクルに鉄道システムを導入する。資源はとても沢山ある。全てをディヤルバクルの市民とともに動かしていく」と述べた。詳細は以下の通りだ。 AKP(公正発展党)所属のディヤルバクル広域市長候補メフメト・ハリス・ビルデン氏がCNNトルコで自身のプロジェクトについて明かした。ビルデン氏は「いくつかの家々には障がいを持った人たちがいる。我々は母親 全文をよむ
AP通信は興味深い何十枚もの写真を特報として世界に提供し、中国の通信社は、「イスタンブルの地方選加熱」とのタイトルをつけた。BBCは、「トルコ選挙―イスタンブルの市政をめぐる戦いは国の将来の鍵となる」とし、一方、エコノミスト誌は、イスタンブルの選挙戦は最後の最後までわからないと予測した。 トルコの81県で日曜日に行われる地方選挙の結果は、アメリカから中国、イギリスからフランス、ギリシャまで、反響を呼びそうである。AP通信は、「投票により、ボスフォラス海峡の守護者であるイスタンブルの歴史 全文をよむ
約6100万の有権者の投票が見込まれる3月31日の統一地方選挙まで、残るところ4日となった。298号の選挙基本規定と有権者登録名簿に関する法律の第25条によれば、トルコ共和国では投票が義務付けられている。では、投票の棄権に罰則はあるのだろうか。以下詳細。 投票棄権の罰則は、トルコ統一地方選挙が間近となった目下の議題でも、最もよく論じられる話題の中に位置する。 投票受付は、2024年3月31日日曜日に東部の32県では午前7時に始まり、午後4時に終了する。他の県では午前8時から午 全文をよむ
ロシアサッカー連合の元最高責任者であるアレクサンドル・トゥクマノフ氏は、フェネルバフチェがロシアリーグに誘致されるのかどうかという点についての質問に、「これは絶対に実現しない。」と回答した。 ロシアサッカー連合の元最高責任者であるアレクサンドル・トゥクマノフ氏は、フェネルバフチェについて尋ねられた質問に答えた。 フェネルバフチェがリーグからの撤退を議論したことを思い出させ、黄色と紺のチームがロシアリーグに招待されるのかどうかという観点から尋ねられた質問について、トゥクマノフ氏は、「 全文をよむ
最高裁判所メフメト・アカルジャ長官の4年間の任期が満了となるため行われる選挙で、久方ぶりに初めて複数の候補者が選挙に参加すると言われている。 司法の上層での選挙が続いている。憲法裁判所に続き最高裁判所でも選挙が行われる。最高裁判所長官職に2020年3月24日に選出されたアカルジャ長官の4年間の任期が昨日満了した。4年間の任期を務める長官を決めるために高等裁判所の裁判官348名が今日投票する。現職のアカルジャ長官を含む全ての裁判官が候補者となることができる選挙では、過半数を満たした候補者 全文をよむ
地方統一選挙前、年金生活者に1万2000トルコリラ(約5万6430円)までの銀行の促進年金を支給すると述べた政権の公約は事実と相違した。年金受給者資格の年齢条件に引っかかった人々(EYT)(注)の条件改正によって4月に年金生活者になり銀行と3年の契約を行った国民は、計算によると[月]最大5000トルコリラ(約2万3512円)が得られるはずである。 政権は選挙以前、年金生活者に対し8000〜1万2000リラの促進年金を約束していたが多くの人の手に渡る金額はもっと低くなる。 前年 全文をよむ
バトマンにある10戸からなるヨルヴェレン村では3月31日に行われる統一地方選挙で、投票する予定の有権者37人のうち20人がドイツ在住である。2人の候補者が競い選出される村長は、村に戻る有権者の票次第で決まるだろう。 バトマンの県中心に属する、ヤズィーディー教徒が住むヨルヴェレン村で、35年間にわたって競合者なしで村長を務めたメフメト・アルジュ氏が昨年亡くなった。後任には指名を受けてある役人が村長として職務を始めた。10戸からなるその村では、3月31日に行われる地方選挙でジェンギン・クイ 全文をよむ
民族主義者行動党(MHP)は本日、第14回定例党大会を開催する。MHP現党首のバフチェリ氏は、再び唯一の候補者として党大会に出席する予定だ。 諸郡の大会を9月27日、諸県の大会を11月18日に終えたMHPは本日、アンカラスポーツホールで第14回定例党大会を開催する予定である。「我々は国のためにある、一つの理想に身を尽くした。」「国に愛を、理想に誓いを」というスローガンのもと行われる党大会では、党首、75名からなる中央運営委員会(MYK)及び9名からなる中央規律委員会(MDK)のメンバー 全文をよむ
与党民主同盟のパートナーである民主主義者行動党(MHP)は今回選挙に向け共和人民党(CHP)をテロ組織クルディスタン労働者党(PKK)と直接関連づけた。MHP副党首のイスマイル・オズデミル氏は、CHPに投じられる全ての票がテロ組織PKKの「息吹」になると主張した。 統一地方選挙を目前に、民主同盟のパートナーMHPによる野党を「テロ」を介して標的にする挑発的な発言は、イスマイル・オズデミル副党首の言葉により頂点に達した。 CHP及びCHPに投票する国民を標的にしたオズデミル副党 全文をよむ
大学入試センター(ÖSYM)のバイラム・アリ・エルソイ所長は、高等教育機関試験(2024年度YKS)に303万6945人が出願したと発表した。 ÖSYM所長のエルソイ所長は、書面による発表で6月8日、9日に予定されている2024年度YKSの出願に関する情報を公開した。エルソイ氏は、出願した全受験生が参加する6月8日土曜日の10時15分から行われる基礎習熟テスト(TYT)に303万6945人が出願したことを明かし、「6月9日日曜日10時15分からの第2試験の分野別習熟テスト(AYT)に 全文をよむ
SONAR研究所のハーカン・バイラクチュ所長は、選挙をひかえた地域では投票日前の15日間が非常に重要だと述べた。同氏によればそうした県にはイスタンブルとムーラも含まれ、「一点差で勝敗が決まることがあり得る。ある世論調査ではイマムオール候補と答えた人が多かったが、次点とのリードは10人だった。この15日間は非常に重要。何かが起こると、何もかもが変わる」と話した。 地方選まで残すところあと20日、SONAR研究所のハーカン・バイラクチュ所長がMillet紙の質問に答えた。特に選挙結果への影 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、3月31日の地方選挙に関連して、「法律に従い、私にとってこれが最後の選挙となる。しかし、結果は、私の後任への信頼の承継となるだろう。」と述べた。 公正発展党の党首でもあるエルドアン大統領は、トルコ青年財団(TÜGVA)がシナン・エルデム・スポーツ会館で開催した第7回青年ミーティングに先立って財団の県代表者81人とともに、一堂に会した。 エルドアン大統領は、スピーチを行い、「ご存じの通り、3月31日は、トルコの分岐点である。そして、全ての 全文をよむ
[大統領府]情報庁はメディア媒体やSNSでのフェイクのコンテンツを摘発し続けている。その中には、携帯電話に来た「選挙で、投票所が変わった」というメッセージもあった。発表の中では、高等選挙員会の、このような措置はないと触れられた。 地方選挙の直前に新たな詐欺システムが現れた。 何人かの携帯電話やEmailアドレスに、「選挙で、投票所が変わった」というようなメッセージが送信された。 情報庁のフェイクニュース対策センターは、これらのメッセージをフェイクとした。 全文をよむ
3月31日地方選挙までのカウントダウンが続いている。地方選挙の最終候補者リストは今日発表。このリストの発表をもって県の選挙管理委員会が一括投票用紙の印刷を開始する。 高等選挙委員会が発表した選挙カレンダーは順調に進行している、3月31日の地方選挙に出馬する候補者が今日確定する。 選挙に参加する34政党、広域市、県、郡の首長および各議会議員の候補者リストは2月20日に提出され、訂正や辞退、死亡といった理由によるリスト不備の追記期限は3月2日だった。 そして今日、選挙に参加す 全文をよむ
憲法裁判所は、ゲズィ公園事件の拘留者であるジャン・アタライ氏の国会議員資格剥奪を無効と確認するため、CHPの申請及びアタライ氏の弁護士による新たな申請について判断を下す必要はないとの判決を下した。 憲法裁判所は、今日の審議の中で「トルコ大国民議会本会議の中で、最高裁判所の第三刑事法廷の書類が読み上げられてアタライ氏の国会議員資格が剥奪されるのが無効であることを確認し、そうした行為の内規変更性を取り消す」よう求める共和人民党(CHP)の申請、及びアタライ氏の弁護士が行った新たな申請につい 全文をよむ
統一地方選挙まであと少しとなり、新しく選出される自治体首長と地区・村長の給与も興味の的となった。自治体首長の給与はもはや法律で定められており、勤務地の人口によって変動する。給与は、公務員の給与の上昇に伴い6ヶ月に一度上昇している。さて、新しい自治体首長、地区・村長、地方自治体議員の給与はどうなるのだろうか。 3月31日に行われる統一地方選挙後、新しい自治体首長と議会議員、地区・村長が明らかになる。 統一地方選挙では30の広域市、51の県都自治体、992の区で自治体首長、5万5 全文をよむ
人民解放党(HKP)のアリ・セルダル・チュング書記長は、3月31日の地方統一選挙でイスタンブル広域市長にエクレム・イマムオールを支持し、自党のロゴと候補者を掲げて20の区で選挙に参加すると発表した。 HKPのアリ・セルダル・チュング書記長は、イスタンブル内の区自治体首長の候補者も加わって、イスタンブル県組織で行われた記者会見で、3月31日に行われる地方統一選挙に関する発表を行った。 ■「投票を呼び掛ける」 チュング書記長は、3月31日の地方選挙でイスタンブル広域市長 全文をよむ
憲法裁判所長官のズフトゥ・アルスラン氏は、辞職前に行った挨拶で実行されていない最高裁判所の決定について話した。公正発展党のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が参加した式典で話したアルスラン氏は、「法治国家では、我々が参加しないとしてもこれらの決定に従うことは憲法上の義務である」と語った。 憲法裁判所長官のズフトゥ・アルスラン氏は、二度「権利の濫用」の判決が下されたにもかかわらず最高裁判所によって無いものにされていた「ジャン・アタライ」判決の後、公正発展党のレジェプ・タイイプ・エルドア 全文をよむ
緑の左派(DEM)党からイスタンブル広域市市長選に出馬するかどうか長い間議論がなされてきたバシャク・デミルタシュ氏が、書面で声明を発表した。デミルタシュ氏は出馬しないと発表し、「現段階で、イスタンブル広域市市長選へ出馬するとの表明を実行に移さないことに関して我々の党と合意に至った」と述べた。 エディルネ刑務所で収監中の人民の民主主義党の前共同党首のセラハッティン・デミルタシュ氏の妻であるバシャク・デミルタシュ氏が、イスタンブル広域市市長選に出馬しないことを明らかにした。 出馬 全文をよむ
エルドアン大統領はイスタンブルとアンカラに続いて、イズミルの各区の区長候補を一人一人発表した。 地方選挙の口火を切ったAKPはイスタンブルとアンカラに続いて、イズミルの各区の区長候補を発表した。AKPのイズミル広域市長候補にハムザ・ダー氏を擁立した一方で、ハルカプナル・スポーツホールで開催される発表会で、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は各区の候補を一人一人ステージに招いて紹介した。 ■イズミル県各郡の郡当局長候補は以下の通り。 ウルラ区候補:タルカン・バクルル氏 全文をよむ
AKP(公正発展党)所属のエルドアン大統領は、ハーグの国際司法裁判所の暫定措置に関して「国際司法裁判所がカザ地区での非人道的な攻撃に関して採択した暫定措置命令は価値あるものであり、満足して受け止めている」とコメントした。 ガザ地区への攻撃について、国連のジェノサイド条約への違反だとしてイスラエルがUAD(国際司法裁判所)に提訴された裁判で、暫定的な措置に関する命令が決定されたことが発表された。 国際司法裁判所は、イスラエルがジェノサイド条約で定められた責任のいくつかに違反して 全文をよむ
3月31日の地方選挙まで67日、アルトヴィン県のホパから興味深い「類似」についてのニュースが届いた。同じ県で選挙活動を続ける共和人民党(CHP)の候補と公正発展党(AKP)の候補者候補の中に、ホパ地区でウトゥク・ジハンという名前の2名の候補がいることが注目されている。選挙活動を続ける人々は、この「類似」についてMilliyet.com.trに話した。 トルコで3月31日に行われる地方選挙まで67日だ。この期間に政党で候補者選定が続いている。毎週81の県で新たな候補者が発表されている。各 全文をよむ
中央銀行ハフィゼ・ガイェ・エルカン総裁について出ているスキャンダルに新たなものが加わった。共和人民党ブルハネッティン・ブルト副党首は、エルカン総裁が200リラに行った署名とアメリカで使用していた署名の間に全く類似性がないと述べた。 トルコ中央銀行ハフィゼ・ガイェ・エルカン総裁とその家族に関するスキャンダルが世論を揺るがしている。 先週、トルコ中央銀行のエルカン総裁について、父親のエロル・エルカンが銀行職員を辞めさせ、中央銀行の福利施設を閉鎖しその職員たちを家族に奉仕させていた 全文をよむ
アヤソフィア・モスクにおいて文化観光省により公表された新ルールが1月15日付で適用された。歴史ある同モスクを文化的目的から訪れようとする外国人観光客の入場料は25ユーロとなった。新ルール適用後初の金曜日には、入場の混雑ぶりが減少した。 アヤソフィア・モスクで文化観光省により公表された新ルールが1月15日付で適用された。モスクに礼拝にやって来る人と文化的目的で訪れる人を区別し、入場の混雑を抑制することを目的に実施したルールにより、外国人観光客がこの歴史的建造物を訪れるのに必要な料金は25 全文をよむ
トルコ大国民議会総会で再び緊張が高まった。共和人民党(CHP)の会派がトルコ国旗を布切れと言うだろうと主張した公正発展党(AKP)会派副代表のレイラ・シャヒン・ウスタ議員に対し、共和人民党(CHP)会派副代表のアリ・マヒル・バシャルル議員は厳しい反応を示し、「たとえ話だとしてもトルコ国旗を『布切れ』だと呼べるわけがない!身の程を弁えなさい!」と述べた。 トルコ大国民議会では「宣言」と「布切れ」について論争が巻き起こった。 公正発展党(AKP)会派副代表レイラ・シャヒン・ウスタ議員は 全文をよむ
イスタンブル市長選の与党公正発展党(AKP)公認候補、トルコ議会イスタンブル選出のムラト・クルム国会議員は、イスタンブル新市街ベイオールのイスタンブル商工会議所を訪問し、会見で記者らの質問に答えた。記者から統一地方選挙の日程について問われたクルム候補は「今週土曜日(20日)14時に金角湾カンフェランスセンターで、エルドアン大統領も御同席の上、イスタンブルの区長選挙のAKP公認候補たちをイスタンブル市民に向けて公表する」と語った。クルム候補に対する現職のイマムオール市長の発言については「我々は論争 全文をよむ
マルディン広域市の共同首長選において、緑の左派党(DEM Parti)推薦候補者に立候補したアフメト・チュルク氏だったが、予備選挙で基準点を満たせなかったため立候補を取り下げると発表。また、積極的な政治活動からは離れることを明らかにした。 アフメト・チュルク氏は、マルディン広域市市共同首長選への、緑の左派党推薦候補者への出馬申請を断念することになった。 予備選挙の第一クールで選出されず出馬を断念したチュルク氏は、「クルド人として闘いはプラットフォームを移して続けていく」と述べ 全文をよむ
(次の)イスタンブル広域市長候補として、公正発展党(AKP)からはムラト・クルム氏が出ることが明らかにされた。また、この展開を受け、現職市長のエクレム・イマムオール氏は自身のSNSアカウントから注目の投稿がおこなわれた。 AKPのレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領がハリチ会議センターで発表することになる28人の自治体首長候補者(うち12人は広域市長候補者)のなかには次期イスタンブル広域市長候補者も含まれる。その候補者が、元環境都市整備大臣のムラト・クルム氏になるだろうということは水面 全文をよむ
最高裁判所長官のメフメト・アカルジャ氏は、拘留中のジャン・アタライ議員に対して憲法裁判所が下した「権利侵害」の決定に関して「これは先の事件によって表出した問題ではない。およそ5〜6年の間続いた告訴権に関する調査における解釈の食い違いと、憲法の解釈についての深刻な意見の違いがあった、これが事実だ」と述べた。 最高裁判所長官のメフメト・アカルジャ氏、最高裁判所共和国首席検事のベキル・シャヒン氏、副長官のエユプ・イェシル氏とアデム・アルバイラク氏、事務局長のフェヴズィ・ユルドゥルム氏、副事務 全文をよむ
最新ニュース...最高裁判所第3刑事小法廷は、「憲法裁判所の2度目の違憲判決には法的な価値がなく、決定に従わない」と決定した。 トルコ労働者党の国会議員ジャン・アタライ氏に関して、憲法裁判所が2度目の「違憲」の決定を下したことを受け、イスタンブル第13重罪刑事裁判所は本件を最高裁判所に差し戻すことを決めた。 最高裁判所第3刑事小法廷は今日この件に関する決定を下した。同法廷は、「憲法裁判所による2度の違憲判決は法的な価値がなく、[憲法裁判所の判決に関わる]憲法第153条第6項の 全文をよむ
市民らはアンカラで貧困に抗議した アンカラでは、市民たちが貧困と生活費の高騰に抗議するためにデモを行いました。デモに参加した人々は、「間接税を軽減し、特に食品にかかるものを廃止するべきだ」と述べました。 アンカラの人民の家のメンバーらは昨日、貧困と生活費の高騰に反対し街頭に立ちました。クズライで行われたデモで、トルコの人口の90%以上が飢餓と貧困のライン以下で生活していると指摘した消費者権利協会(THD)の会長であるトゥルハン・チャクル氏は、「特に農産物や食品などの間接税を軽減 全文をよむ
公正発展党のエルドアン大統領の娘婿であり、元国庫・財務大臣のベラト・アルバイラク氏が辞職してから初めてカメラの前に現れた。アルバイラク氏の隣には妻である、エスラ・アルバイラク氏も姿を見せた。 元国庫・財務大臣のベラト・アルバイラク氏は、数年ぶりに公の場に現れた。トルコ青少年ワクフの1月1日に行われる「パレスチナ支援」のデモ行進のために、ベラト氏とエスラ・アルバイラク氏は、人々にガラタ橋に集まるよう呼びかけた。 ■アルバイラク氏の辞職 政府に向けられた、そして自分に向 全文をよむ
トルコ大国民議会本会議における2024年予算審議の最終日、クルディスタン労働者党(PKK)のテロリストによる攻撃で12人の兵士が殉職したことに関する声明に4党は署名したにもかかわらず、共和人民党(CHP)が署名を拒否したことによって、大国民議会では口論が巻き起こった。 民族主義者行動党(MHP)のデヴレト・バフチェリ党首は、本会議で緑の左派党(DEM Parti)所属の議員らに発言の順番が回ってくるとすぐに民族主義者行動党の議員らとともに本会議場を後にした。記者たちは、予算審議の初日と 全文をよむ
市に対して行われた「贈収賄」と「入札談合」の捜査に関して話したゼイダン・カララル市長は、「私達の市で法律違反は決してない。」と述べた。市役所で勤務する女性職員に向け行われた扱いに対して反感を示したカララル市長は、「犯罪組織のアジトに来たかのように暴動鎮圧用装甲車(TOMA)で来たのは適切でなかった。」と述べた。 アダナ広域市に対して今朝、贈収賄で強制捜査が行われた。アダナ広域市長の顧問のうちの一人を含む多くの人が拘束された。強制捜査が地方選挙までわずかとなった際に行われたことは注意を引 全文をよむ
公正発展党(AKP)所属のエルドアン大統領は、「12月末に第1級広域都市の立候補者の発表を始める」とした。エルドアン大統領はアメリカのジョー・バイデン大統領と行った会談についても語った。 AKPのレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、金曜日の礼拝を終え外に出てきた際に、新聞社の現況に関する質問に回答した。 エルドアン大統領は党が自治体首長の候補者をいつ発表するかという質問に対してこう回答した。 「今週中にアンカラ、アダナ、イズミルなどの広域市の、国会議員や党組織と 全文をよむ
SNSでアタテュルクを侮辱する映像をシェアしたO.A.容疑者が警察に逮捕された。警察の手続きを経てO.A.容疑者は裁判所に送られ勾留された。 あるSNSで行われた生放送で、アタテュルクを批判したO.A.容疑者についてキュチュクチェクメジェ検察による捜査が開始された。検察による勾留決定を受け、警察は2日前に容疑者を逮捕した。警察での供述を終えた容疑者は昨日裁判所に送られた。検察による逮捕の要請を受け容疑者は裁判所に送られ、勾留された。 全文をよむ
イスタンブル広域市の12月定例議会の第三本会議において、AKP(公正発展党)会派広報担当のファールク・ギョクシュ氏は、CHP(共和人民党)のウムト・シェノル議員に向けて「ご本人の弁ではトルコ有数の大学を卒業されたそうだが。私が理解している限りでは、授陣は(抗議活動のため)立っているばかりで科学的な研究をしない者ばかりだ。おそらく彼は講義を受けられなかったのだろう」と発言した。 イスタンブル広域市の12月定例議会の第三本会議が本館の議場において行われた。第二副議長であるオメル・ファー 全文をよむ
イスラエル軍が、ガザ地区南部のハーン・ユーニスにあるパレスチナ赤新月社センター周辺を爆撃し、多数の死傷者が出ていることがわかった。 パレスチナ赤新月社がSNS上で公開した文書による声明によると、イスラエル戦闘機が1万4千人のパレスチナ人が避難するハーン・ユーニスの赤新月社センター周辺とエメル病院付近を爆撃した。 爆撃の間、赤新月社センターの扉や窓が壊された。この攻撃で、センターにいた数千人が大きなパニックに陥った。 イスラエルによる爆撃の後、多数の死傷者がエメル病院 全文をよむ
元人民の民主主義党(HDP)の共同党首セラハッティン・デミルタシュ被告が政府や国家機関を公然と侮辱した罪状で裁かれる裁判が始まった。裁判に音声画像情報システム(SEGIBS)で接続したデミルタシュ被告は、「私はクルド人で、クルド人の政治家だ、私が裁かれる理由はこれだ。私がトルコ人至上主義者だったら、捜査が行われることなど一度もなかっただろう。発言を撤回するつもりはない。」と述べた。 メルシン第14刑事第一審裁判所での審理に元HDPの共同党首のセラハッティン・デミルタシュ被告が、7年間拘 全文をよむ
イラン・メディアは、イラン大統領ライースィ氏がトルコに行うことを予定していた初めての公式訪問が延期されたと報じた。 イラン大統領エブラヒーム・ライースィ氏が今月末トルコに行うことを予定していた初めての公式訪問が延期されたが、延期の理由は明らかにされなかった。 イランの半公式通信社「タスニム」の報道で、『訪問は水曜日に予定されていたが後日に延期された』と報じられた。 大統領レジェプ・タイイプ・エルドアン氏は11月4日に行った発表の中で、ライースィ氏が今月末ガザ問題につ 全文をよむ
共和人民党(CHP)のオズギュル・オゼル党首と善良党のメラル・アクシェネル党首の会談が終了した。会談後に声明を行ったアクシェネル党首は「統一地方選挙への協力については我が党運営執行委員会で改めて議論する」と述べた。 共和人民党オゼル党首は善良党党首アクシェネル氏と善良党本部で一同に会した。 共和人民党のオゼル党首には同党のセリン・サイェク・ボケ事務局長、ギョクハン・ゼイベク副党首、ギュル・チフチ副党首、ギョクハン・ギュナイドゥン会派副代表が同行した。 ■オゼル党首か 全文をよむ
ファーティヒ・シャーヒン公正発展党(AKP)事務局長は「イスタンブルの39区で255名の区自治体首長候補者候補、広域市長候補者候補には6名の候補者が立候補を行った」と話した。 シャーヒンAKP事務局長は2024年3月31日の統一地方選挙に向けてAKPイスタンブル県支部によって開催された傾向調査の議長を務めた。 シャーヒン事務局長はこの場で新聞記者に発表を行い、トルコの81県で実施されている傾向調査の目的が、組織のメンバーの見解、考え、傾向を確かめて候補決定に当たりこうした見解 全文をよむ
独オラフ・ショルツ首相とレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が共同記者会見をおこなった。この会見でのエルドアン大統領の発言がドイツ国内で幅広い反響を呼んでいる。また、ドイツ政府関係者によれば、両国の首脳会談で5つのトピックに関する共同アプローチならびに目標が決定された。 エルドアン大統領は、約8時間に及ぶベルリン訪問のなかでショルツ首相との共同記者会見を実施した。会見の場でエルドアン大統領は、質問した記者に対して「報道関係者として我々を脅迫しないでもらいたい」と答え、このことが独マスコ 全文をよむ
アゴス新聞の総編集長フラント・ディンクを2007年1月19日に新聞社の建物の前で刃物を使った攻撃で殺害したオギュン・セマストは、2月に移送されたボルのF型刑務所より条件付き釈放の枠内で、夕刻釈放された。 アゴス新聞の総編集長、フラント・ディンクは、2007年1月19日、新聞社の建物の前で当時17歳だったオギュン・セマストによって暗殺された。 犯人であるとされるオギュン・セマストは、2007年1月20日にサムスンのバスターミナルで捕まった。2007年1月24日に拘留されたセマス 全文をよむ
最高裁判所第三刑事法廷による、憲法裁判所(AYM)のトルコ労働者党議員ジャン・アタライの釈放を求める権利の濫用ともいえる判決に従わないという決断を下し、権力の濫用まがいの判決を下した9人のAYM裁判官について告訴をすることが、司法と政治の舞台裏を騒がせた。 刑事法廷が憲法の範疇を超えて暴走したことで違憲としたAYM裁判官らが沈黙を守る一方で、政治家らから声明が発せられた。 ■「問題は法が解決する」 ユルマズ・トゥンチュ法務相は、「議会に背く形で声明を発することは極 全文をよむ
トルコ共和国建国の父で、偉大な指導者、ムスタファ・ケマル・アタチュルクが肉体的にこの世を去った日付、時刻の9時5分にトルコ全土で時が止まった。イスタンブルのエクレム・イマムオール広域市長はイスタンブルの地下鉄で今朝撮影された動画を投稿した。 永遠の最高司令官であり、偉大な指導者のムスタファ・ケマル・アタチュルクの他界から85年目の年、時刻が9時5分を指したとき、トルコ全土で時が止まった。 全国各地で9時5分に皆がその場でアタチュルクに黙祷をした。 ■イマムオールの投 全文をよむ
アブドゥラー・ギュル前大統領は憲法裁判所のアタライ判決に対する最高裁判所の判断を批評し、「民主主義と憲法の枠組みを十分理解して、この司法の混乱を速やかに解決する必要がある」と述べた。 アブドゥラー・ギュル前大統領は、[ゲズィ公園裁判で拘束中であるトルコ労働者党ハタイ選出国会議員である]ジャン・アタライ氏に対する憲法裁判所の判決を最高裁判所が認めずに、憲法裁判所の裁判官達に関し刑事告発を行ったことについて論評した。ギュル氏は[インターネット紙]T24紙のムラト・サブンジュ記者に語り、最高 全文をよむ
週末に行われた共和人民党第38回総会で新党首に選出されたオズギュル・オゼル氏は、党首の座を正式にケマル・クルチダルオール前党首から引き継いだ。非公開で行われた党首交代式の後、オゼル氏は、前CHP党首のケマル・クルチダルオール氏を、党本部から見送った。 共和人民党 (CHP)で2010年に行われた第33回当総会で党首として選出され、13年に渡って在職したケマル・クルチダルオール氏は、本日、その任をオズギュル・オゼル氏に明け渡した。 ■オゼル氏を、入り口で出迎え CHP 全文をよむ
速報...共和人民党(CHP)のオズギュル・オゼル新党首は、マニサで行った会見で、ケマル・クルチダルオール前党首の家を訪問する予定だと明かした。 CHPのオゼル党首は、8代目党首としての選出後に初となる訪問を故郷のマニサで実施している。 ■オゼル党首による会見の要点は以下の通り: 「このごろオズギュル・オゼルの半生の物語が巷で話されている。簡潔に説明しよう;(ある建物を指しながら)すべてはこのバルコニーで始まった。 2009年に私はこのように述べていた。『 全文をよむ
共和人民党(CHP)の第38回定例党大会で新党首に選出されたオズギュル・オゼル氏は、午前9時30分、党議会構成員の候補者を決定するために各県代表81名を集めた。その後、会見に臨んだオゼル新党首は、「これまでも県代表を務め、かつ、わが党の第7代党首、我々の正義の行進のリーダーでもあるケマル・クルチダルオール現党首に全員で拍手を送った。われわれは今後も彼の経験を生かしていく」と述べた。 CHP第38回定例党大会で、81県から集まった1367人の党大会代表は、共和国建国100周年、党創立10 全文をよむ
在テルアビブトルコ大使であるシャキル・オズカン・トゥルンラル大使は協議に出席するため、アンカラに召還された。 在テルアビブトルコ大使であるシャキル・オズカン・トゥルンラル大使は協議に出席するため、アンカラに召還された。外務省の発表によれば、イスラエルが停戦の呼びかけを受け入れずに一般市民に対して攻撃を続け、依然として人道支援を届けることを認めない。そのために、ガザで起きている人道危機を憂慮し、在テルアビブトルコ大使であるシャキル・オズカン・トゥルンラル大使は協議に出席するため、アンカラ 全文をよむ
アスタナでテュルク諸国機構第10回サミットに出席したエルドアン大統領は、カザフスタンのトカエフ大統領にトルコ国産自動車(TOGG)を贈った。 レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は今日、アスタナでカザフスタンのカシムジョマルト・トカエフ大統領と会談した。 会議には両国の閣僚からなる代表団も出席した。 ■トルコ車TOGGプレゼント エルドアン大統領はアスタナでカシムジョマルト・トカエフ大統領にトルコ車TOGGを贈った。 全文をよむ
公正発展党(AKP)所属のエルドアン大統領がアタテュルク廟を訪問した際、「すべてはタイイプ、すべてはエルドアン」というスローガンが投げかけられた。 AKPのレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領と野党諸政党のリーダー達、政府要人達は共和国の100周年記念にアタテュルク廟を訪問した。 エルドアン大統領と政府要人が国民協定の塔を通った時、アタテュルク廟の中庭に入れられ、規制線の後ろで待機していた一部の市民によって「若者達はあなたのおかげで誇りを持てる。すべてはタイイプ、すべてはエル 全文をよむ
至福党、未来党、自由思想党は、[イスタンブルの]マルテペで「自由パレスチナ・ミーティング」を開催した。イスタンブル広域市エクレム・イマームオール市長は、ミーティングにメッセージを送った。 イスラエル・パレスチナ間の衝突が続く中、イスラエルによるガザ地区に向けた攻撃の激化は、世界の多くの場所で反響を呼んでいる。トルコは、この反感が最も大きな国の一つである。昨日もマルテペでこの反感を中心に据えたミーティングが行われた。至福党、未来党、自由思想党(Hüda Par)の主導によって実現したミー 全文をよむ
カフラマンマラシュを震源とする二度の大地震により、ディヤルバクルで倒壊し100名が死亡したヒサミ・アパートの2人の請負業者と2人の土地所有者にそれぞれ22年6ヶ月の懲役が求刑される裁判が開かれた。 カフラマンマラシュを震源とする2月6日の地震の被害をうけたディヤルバクルで、1棟の空き建物を含む計7棟のビルが倒壊した。414人が死亡し、912人が重軽傷をおった。バーラル郡のメヴラーナ・ハリト地区にあったヒサミ・アパートの倒壊に関して逮捕された、建設請負業者のメフメト・アリ・K容疑者と、保 全文をよむ
オルタキョイで観光客に脅迫、詐欺行為を行った「オアシス」というナイトクラブで捜査が行われ、21名が拘束された。クラブでは注文していないにも関わらず客に絶えずアルコールが提供され、10万〜20万リラの支払いを強要していたと報じられた。 イスタンブルのオルタキョイのナイトクラブで観光客を騙して脅迫することで法外な金額を支払わせたとして、21名の容疑者が逮捕、拘束された。拘束された容疑者らの中に店の経営者もいたと伝えられた。 イスタンブル共和国主席検事庁テロ組織犯罪捜査局によって、ベシク 全文をよむ
共和人民党幹部会でケマル・クルチダルオール氏の行った冒頭演説の詳細が明らかになった。クルチダルオール氏は、第一に党の変革を呼びかけたイスタンブル広域市市長のエクレム・イマムオール氏を初めて公然と批判した。 共和人民党で一昨日開催された幹部会の詳細が明らかになりつつある。 昨日の幹部会では共和人民党党大会の日程が11月5日と発表され、共和人民党の党内規総会に関しては11月25、26日に行われる。 Halk TVのシェイマ・パシャイイト氏が党幹部会の詳細を伝えた。 全文をよむ
最新ニュース:公正発展党(AKP)のレジェプ・タイイプ・エルドアン共和国大統領は、アメリカ合衆国訪問に先立ち空港で会見に臨んだ。エルドアン大統領は、「EUがトルコと手を切ろうとしている」と述べ、EUと袂を分かつ可能性があると述べた。 AKPのレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、アメリカ合衆国への出発に先立ち、アタテュルク空港で記者会見を開いた。 会見で明らかとなった点は以下の通り。 「後ほど第78回国連総会に出席するためにニューヨークに向けて出発する。総会は、全 全文をよむ
共和人民党(CHP)の会派代表オズギュル・オゼルが、党本部においてCHP党首への立候補を発表した。オゼル氏は発表の中で、「これは過ちに目を向けない者の話だ。党体制の敗北の責任が果たされなかった」と述べた。オゼル氏は、「我が党の選出すべき候補者のうち39名の議員分を他党に譲ったことは、党の良心にも党史上でも忘れることのできない傷を残した。この動きは、いかなる党内議論、以前に取り決めていた党内規則、客観的評価基準に全く依拠することなく、党の内部監査にも伏せられて行われた」と述べた。イスタンブル広域市 全文をよむ
本紙は善良党の党運営委員会の舞台裏に達した。善良党党首のメラル・アクシェネル氏は「私たちは独自に道を進んでいく。最後に決定を下すのは国民である。私たちの目標は2028年に政権与党になることだ」と述べた。 党運営委員会はアクシェネル党首を議事進行役として招集され、「統一地方選挙には党独自の候補を立てて参加する」との決定を下した。 党運営委員会は、統一地方選挙に関し党の中核運営メンバーである党執行部会に「権限」を与え、党運営委員会メンバーの大半はアクシェネル党首に対し「公正発展党 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領と政府高官は、8月30日戦勝記念日のためにアタテュルク廟での式典に出席した。エルドアン大統領は、ライオン道を進んだ後、アタテュルクの霊廟へトルコ国旗をモチーフとした花輪をささげ、アタテュルク廟の訪問芳名録に署名した。エルドアン大統領は訪問芳名録に、「現代文明のレベルを超えるという我々の目標のシンボルである『トルコの世紀』ビジョンを、国と国民全体で手を取り合い、固い決意をもって実現している。」と記した。 トルコ全土が8月30日戦勝記念日の興奮に包まれて 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、民族主義者行動党(MHP)党首デヴレト・バフチェリ氏と一堂に会した。午後2時から始まり、約1時間続いた会談はバフチェリ氏がホストとなり実現した。 レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、MHP党首のデヴレト・バフチェリ氏と一堂に会した。エルドアン大統領はMHP党首のバフチェリ氏を訪問した。バフチェリ氏がチャンカヤ郡の家で開催した会談は、午後2時に始まった。 ■バフチェリ氏は、エルドアン大統領を家の入口で出迎えた。 バフチ 全文をよむ
8月30日まで数日を控え、8月30日の戦勝記念日が公的祝日であるのかどうかが人々の興味を引いている。「8月30日の戦勝記念日は公的祝日か」という問いが検索エンジンで最も多く問われる質問のうちの1つであった。では、8月30日は公的祝日なのか。8月30日は誰にとって公的祝日なのか。8月29日は半日休なのか。 8月30日の戦勝記念日の祝典準備が進む中、「8月30日の戦勝記念日は公的祝日か」という問いの答えが興味を引いている。休暇の計画を立てる人々が検索エンジンで8月30日が祝日であるかどうか 全文をよむ
人民の民主主義党(HDP)は、第4回臨時会議を行った。会議で行われた選挙によって、党の新しい共同党首はスルタン・オズジャン氏とジャヒト・クルカザク氏になった。 解党裁判中であり、活発な政治活動は緑の左派党(YSP)に引き渡すつもりだと説明した人民の民主主義党(HDP)は、アンカラの世界貿易センターで第4回臨時会議を行った。 904人の有権者のうち、十分な数である大多数が参加し選挙を行った会議で、票のすべてを得たスルタン・オズジャン氏とジャヒト・クルカザク氏が、HDPの共同党首に選ば 全文をよむ
去年拘束され一年近く刑務所にいた、公正発展党(AKP)のソーシャルメディア上の著名な人物の一人である、イスラム主義者の著述家ファーティフ・テズジャン氏が釈放された。テズジャン氏はソーシャルメディア上で発表を行い、「監察付き釈放」の恩恵を受けたと明らかにした。過日「ジャーナリズム」を行ったため刑務所に入った弊社コラミストのバルシュ・ペフリバン氏の「監察付き釈放」の要求は拒否された。 ムスタファ・ケマル・アタテュルク及び共和人民党(CHP)ケマル・クルチダルオール党首へ侮辱を行った、AKP 全文をよむ
イスタンブルのエクレム・イマムオール市長は、共和人民党(CHP)党首の候補になるのかどうかについての質問に、「イスタンブル(市長選)への道は、確実であり、非常に重要な道のりです。もちろん、党内でも思うところがあります」と返答した。 イスタンブル広域市のエクレム・イマムオール市長は、第60回国内、第34回国際ハジュ・ベクタシュ・ヴェリ記念式典・文化・芸術イベントに参加するため向かったネヴシェヒル県ハジュ・ベクタシュで、記者たちの質問に答えた。 ■「党内で思うところがある… 全文をよむ
アンカラのベシェヴレル地区で、アタテュルク廟から300メートルのところにある「教育地区」は、「祈りの区域」として認められた。法廷は公正発展党(AKP)所属のメリフ・ギョクチェクとムスタファ・トゥナ両氏のアンカラ市長任期中に行われた変革に「中止」を言い渡した。その場所には以前、ハジェテペ国立音楽学校と観光専門高校があった。決定はアンカラ広域市議会で満場一致で可決された。計画の建設エリアでは、モスクの高さに制限を設けていない。共和人民党(CHP)市議会議員らは、「モスク建設計画はCHP議員の間でも議 全文をよむ
最新ニュース…ジュムフリエット紙の記者バルシュ・ペフリヴァン氏が今日、「記者の仕事を行った」ために5度目の収監を受けたことに対して、共和人民党党首のクルチダルオール氏が反応を示した。クルチダルオール氏は、公正発展党へ強い言葉で非難し「偽の映像やモンタージュ映像に力を借りた与党は、独立した記者を脅迫し、メディアを検閲し続けている。」と述べた。 記者で作家のバルシュ・ペフリヴァン氏は、自身の執筆した記事に対して開かれた裁判の結果、8カ月の実刑が科され、本日イスタンブル、スィリヴリのマルマラ 全文をよむ
最新ニュース…イスタンブル商工会議所(İTO)は、議員総会でキログラム単位での価格が最大32.5リラを越さないという条件で200グラムのパンを6.5リラに値上げした。その前の値上げは今年のはじめに行われ、パンの値段は5リラに引き上げられた。 イスタンブルでİTOメンバーがパン屋のパンの価格表を決定するために、İTOの8月の議員総会で投票が行われた。 ■30%の値上げ 投票の結果、イスタンブルでは「1kgのパンの価格は最大32.5トルコリラを越さない条件で200グラム 全文をよむ
TASS通信は、ロシア政府が北キプロス・トルコ共和国に住む5万人以上のロシア人へ、近く領事サービスを始めると発表した。北キプロス・トルコ共和国当局者は、ロシア政府のこの措置は、ロシアが北キプロス・トルコ共和国を承認することを意味するものではないとしている。 TASS通信は、南キプロスのロシア大使館が、近く北キプロス・トルコ共和国で領事サービスを始めると発表した。TASS通信の記者は、大使館の代表者の話を元に報道した。 通信社は大使館の情報元が、「我々はごく近い将来、ニコシアの 全文をよむ
参謀総長に第2軍司令官メティン・ギュラク将軍が任命された。陸軍司令官には第二総参謀長のセルチュク・バイラクタルオール大将が移動し、空軍司令官には空軍戦闘隊司令官ズィヤ・ジェマル・カドゥオール大将が任命された。 トルコ国軍(TSK)では最高軍評議会(YAŞ)で昇進と任命について議論がなされ、第2軍司令官メティン・ギュラク将軍が参謀総長に任命された。 公正発展党(AKP)のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が議長を務める同会議で陸軍司令官に第2総参謀長セルチュク・バイラクタルオ 全文をよむ
イスタンブル広域市長エクレム・イマムオール氏が元共和人民党(CHP)党首らと会談を行った後、「兄方式」が政策の議題に挙がった。元社会民主人民党党首のムラト・カラヤルチュン氏は、CHP全体の合意が得られれば暫定党首就任を受け入れると明らかにした。 CHPで変革の動きを推し進めるイマムオール市長は過日、ヒクメト・チェティン、ムラト・カラヤルチュン、アルタン・オーメン氏らと会談した。会談が報道された後、CHPの変化には「兄方式」が求められていると述べられた。会談に参加したカラヤルチュン氏は、 全文をよむ
選挙後、共和人民党(CHP)で起こった「交代」の議論が続く中、イスタンブル広域市長エクレム・イマムオール氏が興味深い新たな発言をした。 イマムオール広域市長は、選挙後にCHPに起こった「交代」の議論について「政権獲得のための交代」というウェブサイトを開設したと発表した。イマムオール市長は、SNSで新たなメッセージを発信した。 イマムオール市長のSNSアカウントから行われた発表は以下の通り。 「7月4日に『CHPにおける交代、トルコにおける交代、政権獲得のための交代』 全文をよむ
ABF(アレヴィー・ベクタシー連合)は、アレヴィー・ベクタシー文化・ジェムエヴィ庁によって開催される聖ヒュンキャル・ハジュ・ベクタシー記念行事への参加のため文書が送られてきたことについて「我々アレヴィーを燃やし、切り刻み、殺戮するだけでは滅ぼせないことを知ったアブー・スフヤン一族は、まるでマルワーンのような陰険な策略によって我々の道を攻撃し、道に害を与えることを望んでいる。ヤズィードの食卓に我々の場所はない。」と意見表明した。 ABF(アレヴィー・ベクタシー連合)は、文化・観光省の下に 全文をよむ
以前男女共学が必須ではないと主張したテキン国民教育相の発言が大きな波紋を呼んだ。教育労働組合のオズバイ組合長は「男女共学に関する議論を行うことは、アタテュルクと彼の功績を全く理解していないということだ」と述べた。 国民教育省のユスフ・テキン大臣による、先日出演したテレビ番組での発言が波紋を呼んだ。以前男女共学は必須ではない主張したテキン大臣は、再び男女共学について「女の子を学校に通わせない家族がまず主張するのは『私は娘を男の子と同じ学校に通わせたくない』ということだ。保護者を説得するた 全文をよむ
予想されていた警察総局内人事が今夜始まった。最初の異動は人事担当局で行われ、人事局官のオギュン・ヴラル氏がアリ・イェリカヤ内務大臣の承認により罷免された。 ニュースサイトT24の報道によると、新内閣組閣に伴い、エスキシェヒル県知事のエロル・アイユルドゥズ氏が警察局長に任命されたのに続き、スレイマン・ソイル前内務大臣の一派に対する人事が今夜行われる。 アリ・イェリカヤ内務大臣は、エルドアン大統領を議長とする閣議後初となる罷免決定を承認した。 イェリカヤ大臣は、夕刻に警察組 全文をよむ
アンカラで詩人アフメト・テッリ氏に対して懲役10ヶ月が言い渡された。判決の発表は取り下げられた 詩人アフメト・テッリ(77)について、2017年にシリアでイスラム国のテロリスト対する闘争に加わり、そしてまたこの地で地雷に触れて命を落とした社会民主党の中央運営部のメンバーであるウラシュ・バイラクタルオール氏のためにアンカラで行われた記者会見における声明と、そこで詠んだ詩作のための追訴が始められた。 テッリ氏について、2022年10月4月に判決が言い渡されて、「テロ組織のプロパガ 全文をよむ
ロイター通信は、公正発展党(AKP)レジェップ・タイイプ・エルドアン大統領の息子ビラル・エルドアン氏の名が飛び出た汚職告発について、米国ならびにスウェーデンの検察当局による捜査が進められているとの自社の報道は、正しいものであると主張した。 英ロイター通信は、同社がエルドアン大統領の息子ビラル・エルドアン氏の名を出して報じた汚職捜査報道に対する反発・妨害を受け、初の声明を発表した。 ロイター通信の広報担当者は、米国営放送ボイス・オブ・アメリカへの文書による声明のなかで、「我々の 全文をよむ
トルコ政府の要求およびロシアの圧力により、アサド大統領は、国連のマーティン・グリフィス事務次長(人道問題担当)兼緊急援助調整官とダマスカスで会談した。会談では、トルコに避難しているシリア国民の帰国が議題となった。 シリアのバッシャール・アサド大統領は、選挙で野党側よりしばしば指摘される、シリア国民の帰還に関して、カザフスタンのアスタナで行われた和平協議での決議を行使するための一歩を踏み出した。 トルコおよびロシアの努力によって、シリア危機に解決の糸口を見つけ、停戦の継続と、母 全文をよむ
トルコのスウェーデンに関する問題への対応に世界の注目が集まっている。スウェーデンのNATO(北大西洋条約機構)加盟の望みがトルコの決定に左右されている中で、7月11日〜12日にリトアニアの首都ヴィリニュスで開催されるNATO首脳会議のカウントダウンが始まった。ブルームバーグ誌は、重要な首脳会議を前にトルコが出した要求について取り上げた。 スウェーデンとは対照的に、トルコの要求を受け入れたフィンランドはNATO加盟を果たしたという状況で、スウェーデンが態度を変え始めた。 スウェ 全文をよむ
3カ国協定に基づき設定された恒久的共同メカニズムの第4回会合が、トルコ、フィンランド、スウェーデン、NATOの代表者たちが参加して、アンカラで開催された。会合は約3時間続いた。 大統領首席補佐官のアキフ・チャータイ大使が議事進行を務めた、大統領府で開催された会合は約3時間、続いた。 会合にはNATO代表団の団長として事務総局の秘書室長スティアン・ヤンスン氏、スウェーデン代表団、団長として外務大臣政務官のヨン・クヌトソン氏、そしてフィンランド代表団、団長として外務省常任政務官の 全文をよむ
記者のムラト・アウレル氏は、共和人民党会派代表のオズギュル・オゼル氏が党首選に立候補することを報じた。アウレル氏は、「党首選の候補なのか」という質問をして、オゼル氏が「もちろん党首なら党首、自己犠牲なら自己犠牲、負け組のセンターフォワードになるなら、チャンピオンチームのあらゆるポジションの候補になる」と答えたと明らかにした。 アウレル氏はオゼル氏との会話を説明し、次のように述べた。 「私は本人に電話をし、特に話題を引き延ばしたり、そらすことなく質問した。彼は次のように述べた。 全文をよむ
速報…共和人民党党首(CHP)のケマル・クルチダルオール氏とアンカラで会談したエクレム・イマムオール氏が、イスタンブルに来た。イスタンブル空港で会談に関する記者たちの質問に答えたイマムオール氏は、「言わずもがな我々の党首とは常に会っている。全て良くなるだろう」と述べた。 イスタンブル広域市(İBB)のエクレム・イマムオール市長は、アンカラ県のチャンカヤ区にあるアフラトルベル社会施設で、CHP党首のケマル・クルチダルオール氏と会談した。 ■「全て良くなるだろう」 5月 全文をよむ
選挙で共和人民党(CHP)が期待していた結果を得られなかった後、党内で始まった「クルチダルオールは辞任するだろうか?」という論争が続く中、イスタンブル広域市(IBB)のエクレム・イマムオール市長からも注目の「変化」メッセージが届いた。 ジュムフリエットTVに語った政治学者のタンジュ・トスン教授は、イマムオール氏が変化を求めた発表から党首交代のメッセージを読み取れると述べた。 トスン教授は、CHPのこれまでの党首交代について説明し、「我々は、折り合いなき交代がCHPに害を与えて 全文をよむ
マルマラ海の日に因んでダイバーたちは「海底」掃除を行い、水中からテレビ、パソコン、携帯電話、自転車、ゴムタイヤ、ヘルメット、靴、かつら、椅子が出てきた。見物者の目に信じられない廃棄物が海岸で陳列された。 6月8日のマルマラ海の日と環境週間の一環で、イスタンブル広域市(İBB)職員たちは、カドゥキョイとオルタキョイで海の掃除をおこなった。 マルマラ海の上を覆うプランクトンについで、掲げられた事業プランが成果をもたらし始めた。しかし戦いは熱心に続いている。İBBの職員たちは、毎日 全文をよむ
7年ぶりにその座を譲ったスレイマン・ソイル氏が、後継の大臣にイェルリカヤ氏の名前が上がった時、アンカラとイスタンブルの諜報機関に彼の「テロ組織との関係」に関するファイルを用意させたという疑惑が政治関連議題に上がった。一方、イェルリカヤ氏がソイル氏の派の人間を更迭すると主張された。 公正発展党のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が発表した新内閣の反響が続いている。7年間内相を務めたスレイマン・ソイル氏は、エルドアン大統領の決定によりその座をアリ・イェルリカヤ氏に譲った。 長い 全文をよむ
新たな外務大臣はハカン・フィダン氏となった。職務をメブリュット・チャヴシュオール氏から引き継いだハカン・フィダン氏の就任後初の発言は注目を集めた。 トルコ国家情報機構長官から外務大臣へ迎えられたハカン・フィダン氏は、引継ぎ式とともにメブリュット・チャヴシュオール氏から役職を引き継いだ。 引継ぎ式後に声明を行ったチャヴシュオール氏は、フィダン新外相の成功を祈るとともに「引継ぎは国家政策における継続性を示すものだ。国家におけるリレーである。私もこのリレーに加わり、栄光なる国家と国民を 全文をよむ
共和人民党(CHP)の広報担当ファイク・オズトラク氏は、党中央執行委員会の会議の結果、本日をもって党大会の日程審議を開始することが決定されたと発表した。 CHPのケマル・クルチダルオール党首は新幹部と会合を行い、中央執行委員会の委員長を務めた。 党本部で行われた初会議には、オズギュル・オゼル会派代表や会派副代表らも参加した。 会議では、選挙結果と次期についての話し合いがなされた。また、クルチダルオール党首は会派幹部から国会での討議事項に関する情報説明を受けた。 全文をよむ
新内閣、発表 エルドアン大統領が新組閣を発表した。 (略) ■これが新組閣 ・ジェヴデト・ユルマズ 副大統領 1967年ビンギョル県生まれ。中東工科大学行政学部卒業。米国デンバー大学で修士課程、ビルケント大学で博士課程修了。トルコ第60次政権(内閣)で国務大臣を務めた。第61,62そして64次政権では開発大臣、第63次内閣では副首相を務めた。直近ではトルコ大国民議会の計画・予算委員会で委員長を務めた。 ・ユルマズ・トゥンチ 法務大臣 19 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、トルコ大国民議会(TBMM)における宣誓式の後、アタチュルク廟を訪問した。エルドアン大統領は、国民誓約の塔にてアタチュルク廟訪問芳名録に署名し、「向こう5年間、『トルコの世紀』のビジョンを実現させるために引き続き全力で職務にあたる。」と述べた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、TBMMで宣誓した後、アタチュルク廟を訪問した。エルドアン大統領は、関係者とともに、ライオン・ロードを通ってアタチュルクの霊廟に向かった。 同大統領は、ト 全文をよむ
トルコ海外経済評議会トルコ‐イラク・ビジネス評議会のハリト・アジャル委員長は、両国関係者間の会談ののち、トルコからイラクへ赴く企業家、ビジネスマン、投資家、労働者が出くわすビザ問題が解決に至ったと発表し、新たな適応に関して情報を開示した。 アジャル委員長は、イラク関係者がビザ適用を簡易化し、促進する新しいプロセスを開始したと発表し、「トルコ人ビジネスマンと労働者へ、長期間取り組んできた吉報を与えることを嬉しく思う。イラク関係者はビザ適応を簡易化し促進する新しいプロセスを開始した。イラク 全文をよむ
善良党副党首バハドゥル・エルデム氏は、国民同盟が選挙に際するものであり、選挙とともに同盟が解消されたことを明らかにした。 大統領選挙の決選投票の終了とともに国民同盟の今後も明確になってきた。 善良党副党首のバハドゥル・エルデム氏は党役員会において善良党党首メラル・アクシェネルは全ての役員の言葉に注意深く耳を傾けたと述べ、「トルコは苦しい時期に突入する。この困難な時期に善良党は党員とともに、提示した政策を実行し、国民への奉仕を続けていく。」と続けた。 国民同盟の今後の 全文をよむ
大統領選挙後に姿を見せた共和人民党のケマル・クルチダルオール党首は「辞任するかしないか」の問いに初めて返答した。 共和人民党のケマル・クルチダルオール党首は、大統領選挙後心配されていた問題に関して表明を行った。 ハルクTVのコラムニストであるフィクレトゥ・ビラ氏は、クルチダルオール氏に行ったインタビューを掲載した。 レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領を批判するクルチダルオール氏は、「政権の選挙活動は、嘘や中傷、合成テープに基づいて行われました。国民に向かって嘘を話 全文をよむ
共和人民党の名簿で選挙に参加した未来党のセルチュク・オズダー氏は、10人一緒に共和人民党本部へ辞任願を提出したと述べた。オズダー氏は、「宣誓式では、我々の未来党と共に宣誓する予定だ。」と述べた。 トルコ大国民議会の国会議員として選出された人々の登録手続きが続いている。共和人民党の名簿でムーラの国会議員として選出された未来党のセルチュク・オズダー氏は、国会議員の登録を行った後、報道陣へ声明を発表した。 オズダー氏は、「我々は今日、未来党として10人で共和人民党へ辞任願を提出した 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の名を冠した財団が設立された。財団はエルドアンの名前を冠する博物館と図書館の設立を目的としている。 官報に掲載された発表によれば、エルドアン大統領に贈呈された品々を展示するための博物館の建設と図書館の創設のため、レジェプ・タイイプ・エルドアン財団が設立された。財団の創設者にはヴェダト・デミロズ氏、ヒュセイン・アイドゥン氏、テブフィク・ギョクス氏、アフメト・オゼル氏、ヌリ・アクス氏に加えて、エルドアン大統領の子息であるビラル・エルドアン氏、 全文をよむ
セラハッティン・デミルタシュ元人民の民主主義党(HDP)共同党首は、ソーシャルメディアアカウントで政治活動から引退することを発表した。デミルタシュ氏は投稿中で、「私個人として、国民にふさわしい政策を打ち出すことができなかったことを心からお詫びする。実際に働きかけて改善することを約束する」と述べた。 2016年11月以来エディルネのFタイプ閉鎖刑務所で拘束されているデミルタシュ元HDP共同党首は、SNS投稿で「政治活動からこの段階で引退する」と発表した。 デミルタシュ氏は、明日 全文をよむ
イスタンブル征服570年記念で、市民に対してのメッセージを伝えたエクレム・イマムオール市長は「皆さん、不安に思われることはないように。すべては新たに始まります。 同じことを行っていては、異なる結果を期待することは決してできません。」と伝えた。 イスタンブル大都市(İBB)市長エクレム・イマムオール氏は、第二回大統領選挙ののちに、ソーシャルメディアのアカウントからシェアを行った。イマムオールはこの声明で、イスタンブル市民たちを今日20時にマルテペ広場で開催した、イスタンブル征服570 全文をよむ
最新ニュース…高等選挙管理委員会のアフメト・イェネル委員長は「暫定的結果によると、エルドアン氏が大統領として選ばれたとみられる。」と説明した。 高等選挙管理委員会(YSK)のアフメト・イェネル委員長は、投票の99.43パーセントが開票され、暫定的結果によると、選挙はタイイプ・エルドアン氏が勝利したと伝えた。 イェネル委員長の説明の要綱は次のとおりである。 国内では19万2214個の投票箱のうち、現時点で19万1758個を開票し、開票率は99.32パーセントである。国 全文をよむ
選挙に勝利した後、エルドアン大統領はアンカラのベシュテペで国民に呼びかけた。エルドアンは、「今日負けた者は誰もいない、8500万人全員が勝ったのだ。今こそ、国の目標、国の夢のもと団結し、一つになる時だ」と述べた。 大統領選挙決選投票後の非公式結果によると、選挙に勝利したエルドアン大統領はベシュテペで国民に呼びかけた。以下、エルドアンの演説:我々はトルコをとても愛している、この国が愛されないことがあるだろうか?我々は愛しているが、カンディルにいる者たちはそうではない、その関連団体もだ。し 全文をよむ
大統領決選投票の速報の後、人民の民主主義党(HDP)と「緑と左派の党」は声明を発表した。共同スポークスマンのイブラヒム・アクン氏は「議会でも、生活の全ての領域でも改革のために民主的な戦いを主導します。民主的な政治を育てます。この道から戻りません。社会を土台として一緒に戦います。私達は一緒に勝利するのです。」と話した。 人民の民主主義党(HDP)共同党首ミトハト・サンジャル氏と「緑と左派の党」共同スポークスマン チーデム・クルチギュン・ウチャル氏とイブラヒム・アクン氏は決戦投票に関して記 全文をよむ
5月28日、トルコ大統領選挙決選投票は、非公式速報によれば、レジェプ・タイイプ・エルドアン氏が得票率52.10%で勝利。選挙に敗れた国民同盟の大統領候補ケマル・クルダチルオール氏は共和人民党(CHP)本部で記者会見を行い、「私は闘い続けた。そしてこれからも闘い続ける。民主主義のために闘い続ける」と述べた。 ケマル・クルダチルオール氏の会見の要点は次のとおり。 「親愛なる国民の皆さん、私は皆さんの権利が奪われるのを許すことができなかった。目を閉じて見ないようにすることもできなか 全文をよむ
トルコは、今日初めて大統領選挙での決選投票を迎える。政治家たちも国民の義務を果たし、投票に行く。では、どのリーダーがどこで投票するのだろうか。 トルコでは、大統領選挙の決選投票が5月28日に行われる。では、エルドアン大統領と国民連合の大統領候補、共和人民党党首のケマル・クルチダルオール氏は、どこで投票するのか。 ■エルドアン大統領は、イスタンブルで投票する エルドアン大統領は、これまでの全ての選挙と同様に、イスタンブルのウスキュダルにあるサッフェト・チェビ中学校で投 全文をよむ
5月28日の第二回投票でどの大統領候補を支持するかが注目されている故国党の党首ムハッレム・インジェ氏は、決断を下した。インジェ党首を議事進行役として招集された中央実行評議会(MYK)では、2人の候補者を支持しないことを決めた。 故国党では中央実行評議会が招集された。5月28日の第二回投票で、故国党がどの候補者を支持するかに関する決定が明らかになった。 『ビルギュン』紙の報道によると、インジェ党首が会合で「我々が立候補を辞退した時点で、どのような立場にあったとしてもその場所にい 全文をよむ
トルコ国営放送(TRT)は、選挙期間中に民主同盟の大統領候補のレジェプ・タイイプ・エルドアン氏に48時間を割き、国民同盟の候補であるケマル・クルチダルオール氏には32分だけを割いた。共和人民党所属でラジオ・テレビ最高会議委員でもあるトゥンジャイ・ケセル氏は、ジュムフリイェット紙に「トルコ国営放送は責任を果たしていない一方で、機会均等の原則も侵しており、政権の宣伝基地と化している。」と語った。 国民の税金で放送を行っているトルコ国営放送は、選挙期間中の政権に偏った放送方針で反響を呼んだ。 全文をよむ
唯一の選択肢がエルドアンの交代であるというHDPのペルヴィン・ブルダン共同党首は、クルチダルオールの名前は出さずに5月28日の決選投票で暗にケマル・クルチダルオール支持を表明し、同党支持者に対し協力を求めた。 発表では、「5月14日にとった態度に変更はない。決戦投票でも、継続する」との表現が使われた。 訳者解説)国民連盟への右派民族主義政党・勝利党の参加を受け、クルド系政党であるHDP/YSPの対応が注目されていた。 全文をよむ
5月14日の選挙で左派緑の党からイスタンブルの国会議員に選出されたスッル・スレイヤ・オンデル氏より注目を引く発言があった。オンデル氏は自分達がケマル・クルチダルオール氏を支持するものと改めて表明した。 5月14日の選挙で左派緑の党からイスタンブルの国会議員に選出されたスッル・スレイヤ・オンデル氏は、国民同盟の大統領候補であるケマル・クルチダルオール氏が約束した一連のことがあると明かした。 オンデル氏は「クルチダルオール氏自身が約束した一連のことがあります。例えば、司法の独立で 全文をよむ
本日11時に国民同盟のクルチダルオール大統領候補との共同声明が待たれる勝利党党首のウミト・オズダー氏は、ソーシャルメディアのアカウントに興味深い投稿をした。オズダー氏は、「共和人民党青年部が壁に“シリア人は出ていく”と書いた」という見出しのニュースを引用し、「私は内務大臣としてシリア人を送還すると約束する」と述べた。 勝利党のウミト・オズダー党首は、大統領選挙の決選投票で誰を支持するかについての会談で、合意文を大統領候補のクルチダルオール氏に提示したことを明らかにし、この件に関する 全文をよむ
アタ同盟の大統領候補であったシナン・オアン氏は、大統領選挙の第二ラウンドでエルドアン氏を支持すると表明した。この決定により解消したアタ同盟の一員であるヴェジュデト・オズ氏は、オアン氏が民主同盟を支持するという決定の背後には、政権参画という目的があると述べた。同盟を解消させた会合ではオアン氏が、「我々の票のごく一部でも、彼らが再び政権を握ることを可能にする。私たちはそこで政権の一翼に連なるかもしれないし、ひいては政権内部にいるかもしれない」と発言したと明らかにした。 アタ同盟の大統領候補 全文をよむ
トルコ選挙管理委員会(YSK)は、大統領選の決選投票において、これまでにトルコの在外公館等で100万票以上が投じられたと発表した。 第13回大統領選挙が決選投票にもつれこんだことを受け、国外での投票が二日目も続いている。 トルコ選挙管理委員会(YSK)の情報報によれば、(5月21日)19時30分時点で合計100万38人が在外投票を行った。 ■5月24日まで在外公館等にて 在外公館等での投票は、5月24日まで、税関事務所等では5月28日17時まで実施される。 全文をよむ
善良党のメラル・アクシェネル党首は、5月14日の選挙結果が明らかになった後、初めてカメラの前に姿を現した。民主進歩党(DEVA)のアリ・ババジャン党首による「(両党が属する国民同盟は)民主同盟と協働する用意がある」という発言に応える形で、決選投票に関する今後の見通しについて述べた。 善良党のメラル・アクシェネル党首は、選挙の結果と、5月28日に行われる決選投票について発言した。アクシェネル党首は、党内の全部局がケマル・クルチダルオール候補を大統領に推すために9日間現場でサポートすることを表 全文をよむ
速報。大統領選に出馬した国民同盟候補のケマル・クルチダルオール氏と勝利党のウミット・オズダー党首が重要な会談を行った。会談ののち、2人の党首は勝利党の党本部前で会見を開き「手を取りあい、勝利しよう」とのスローガンを掲げた。 大統領選挙の第二回投票まで残り9日となった今月19日、国民同盟大統領候補のケマル・クルチダルオール氏と勝利党のウミット・オズダー党首はアンカラで会談を行った。 2人は午後1時32分に勝利党の党本部で顔を合わせた。ウミット・オズダー党首はクルチダルオール氏を 全文をよむ
大統領選挙の1回目の投票では投票率が過半数を超す候補者がおらず、公正発展党レジェプ・タイイプ・エルドアン党首が49.52%、共和人民党ケマル・クルチダルオール党首が44.88%の支持を得た。ATA同盟の候補であるスィナン・オーアン氏の得票が分配されると考えると、これが非常に重要になってくる。 選挙が決選投票となることと、候補者の得票率をほぼ正確に予測したソナル調査会社のオーナーであるハーカン・バイラクチュ氏は、2回目の投票について語った。 1回目の投票について、エルド 全文をよむ
アタ同盟の一員である正義党党首、ヴェジュデト・オズ氏は、大統領選の第二ラウンドでクルチダルオール氏を支持すると述べた。オズ氏は、「勝利党に代わって話すことはできないが、より悪くない選択肢ならば我々の心は国民連合を支持している」と述べた。 5月14日の大統領選が第二ラウンドに持ち越した後、キーパーソンとなったシナン・オアン氏が第二ラウンドで誰を支持するかが議論されている中、アタ同盟の一員である正義党は、国民連合代表のケマル・クルチダルオール氏への支持を表明した。 ■「抗議票は我 全文をよむ
5月14日に投票が行われ決選投票に持ち越しとなった大統領選挙、国会議員選挙の投票後、多くの投票所で不正が生じ、正しい選挙結果が高等選挙委員会のシステムに反映されていないという主張が指摘され続けている。セラハッティン・デミルタシュ元人民の民主主義党(HDP)共同党首は、ソーシャルメディア上で、(野党への)票が(与党によって)どのように盗まれたか、分かりやすく解説している。 トルコで5月14日に投票が行われ、決選投票に持ち越しとなった選挙後、多くの「不正」を指摘する声が上がり続いている。 全文をよむ
大統領選挙の決選投票を前に両候補の選挙戦略が明らかになった。トルコの人々は、大統領選挙のため、5月28日に再度投票所に足を運ぶことになる。第一回の投票結果が明らかになった後、両候補者の決選投票への戦略も変化している。 エルドアン大統領は地震の被災地への訪問を実行し、テレビ番組出演に集中する。国民同盟の大統領候補であるクルチダルオール氏は遊説を強化させる。 ■エルドアン氏の戦略 第一回投票で優勢であったエルドアン大統領は、この期間、特にテレビ番組出演に集中する予定だ。 全文をよむ
5月14日の選挙の結果で公正発展党(AKP)から48、共和人民党(CHP)から26、民族主義者行動党(MHP)から4、善良党から5、トルコ労働者党(TİP)から1人そして緑と左派党から30人の女性が国会議員としてトルコ大国民議会に入った。 議会の第28期に114人の女性議員が含まれることになる。5月14日選挙の結果としてAKPから48、CHPから26、MHPから4、善良党から5、TİPから一人、緑と左派党から30人の女性が国会議員としてトルコ大国民議会に入った。昨年度にAKPから53人 全文をよむ
先日の重要な選挙で、共和人民党(CHP)の選挙システムやデータフローに障害が発生したとして非難の的となったオヌルサル・アドゥギュゼルCHP情報コミュニケーション担当副党首が解任されたことが明らかになった。アドゥギュゼル氏は、SNSアカウントで以下のように語った。「選挙の夜、我々のシステムは正常に作動し、全く障害が発生していなかったが、ケマル・クルチダルオール党首の今後の選挙の選挙の足手まといにならないよう、辞任する。」 5月14日に実施された大統領選挙および第28期国会議員選挙に際し、 全文をよむ
国内投票分の開票が終了した。高等選挙委員会アフメト・イェネル委員長は、大統領選が決選投票にもちこまれたことを、公式に発表した。イェネル委員長は、「2023年5月28日日曜日に、決選投票が行われることが決まった」と述べた。イェネル院長は、候補者の投票用紙における名前の位置も発表した。 高等選挙委員会(YSK)アフメト・イェネル委員長は、5月14日の選挙ののち、5月15日月曜日の15時38分に新たな発表を行った。その場で、暫定的な結果を選挙結果を発表したイェネル委員長は、選挙が決選投票に進 全文をよむ
高等選挙委員会のデータによるとイスタンブルで大統領選挙の開票が全て終わった。発表されたデータによると、ケマル・クルチダルオール候補が48.55%で4,928,408票、レジェプ・タイイプ・エルドアン候補が46.69%で4,738,996票を獲得した。イスタンブルの1100万人の有権者の1000万人が投票した。 大統領選挙と第28期国会議員選挙の投票が昨日17 時で終了した。高等選挙委員会のデータによると、イスタンブルで大統領選挙の開票が終了した。 発表されたデータによると、国 全文をよむ
高等選挙委員会の定める選挙運動規制が解除されたことに伴い、ANKAおよびAAデータが公開され始めた。AAデータによると、国民同盟の統一大統領候補ケマル・クルチダルオールが最も多くの票を獲得した4県は次の通り。 6千万人のトルコの有権者が、第28回国会議員総選挙・大統領選挙のため投票に行った。今回の選挙では、トルコ全土973郡、1094の郡選挙管理委員会に19万1千個以上の投票箱が設置された。 投票は8時に開始した。国内の有権者6069万7843人が本日17時までに投票すること 全文をよむ
新福祉党のファーティ・エルバカン党首は、選挙結果についての会見の中で、「21年ぶりに”国民の視座”を国会に送りこんでくれた我が国民に心から感謝を表したい」と述べた。 ファーティ・エルバカン党首が新福祉党本部で記者会見を実施。同党首は、今日(5月14日)の選挙の投票率は90%を上回るとし、「21年ぶりに新福祉党を国会に復帰させてくれた我が国民に感謝している。これは(トルコの)歴史的な一歩への貢献だ。”国民の視座”が21年ぶりに国会へ代表を送る機会へと導いてくれたことに対し、一人一人に感謝 全文をよむ
選挙管理委員会は投票用紙前面に、背面に押された押印のインクの印影が染み付いている大統領投票用紙は、法律第298号の第98条と第101条において有効と考えられると発表した。 大統領選挙及び第28期国会議員選挙において、一部の投票所では大統領選投票用紙の前面に背面に押された押印のインクが付いているという苦情が党の代表者達から選挙管理委員会に報告された。苦情を調査した選挙管理委員会は全ての投票所の代表者達にメッセージを発信した。メッセージでは「選挙管理委員会に送られた情報によると、一部の投票 全文をよむ
日曜日の選挙に伴う選挙運動禁止期間に入る。 明日14日、大統領選挙及び第28期国会議員選挙がトルコで実施される。 選挙は、全国で午前8時に開始し、午後5時に終了する。朝の時間帯から選挙運動禁止事項が適用される。 ■一時的な酒類販売禁止 禁止事項によると、午前6時から深夜24時まで酒類販売禁止となる。投票日は、コーヒー店、喫茶店及びインターネットカフェ等の公衆の娯楽施設は休業日となる。 娯楽施設に当たるレストランでは、食事の提供のみが可能となる。結 全文をよむ
共和人民党(=CHP)、善良党、民主党、至福党、民主主義進歩党(=DEVA)、未来党の党首が集まった国民同盟の会議が行われた。およそ2時間続いた会議後の発表では「選挙の安全」が注目を集めた。 選挙が近づく中、国民同盟のリーダーが共和人民党本部に集まった。 共和人民党のケマル・クルチダルオール党首が主催した党本部での会議には、善良党メラル・アクシェネル党首、民主党ギュルテキン・ウイサル党首、民主主義進歩党アリ・ババジャン党首、至福党テメル・カラモッラオール党首、未来党アフメト・ 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は「眼の前にいかなる罠があろうとも、国家に尽くすことを諦めない。争いを企てる者たちや、我々の間に不和の種を撒こうとする者たちに屈しない我々の兄弟たちを守っていく」と述べた。 エルドアン大統領は自身のツイッターに次のようなメッセージを投稿した。 我々の愛と闘争は聖なる国家のためである。我々は自分たちの名のもとで誰とも争わず、国家について(我々以上に)考えている人間を誰も知らない。 全力を尽くし、愛する国家のために奔走するというのが我 全文をよむ
速報…。故国党党首ムハッレム・インジェ氏が大統領選を辞退した後、共和人民党党首で13代大統領候補のケマル・クルチダルオール氏はツイッターの投稿で注目を集めた。 故国党党首のインジェ氏は、党本部で午前中に執行部と会議を行い、次いで会見を行った。大統領選から辞退すると表明したインジェ氏は「これは祖国のために行うのである」と述べた。 ■クルチダルオールの初発言 政治的議題となったこの出来事の後、共和人民党党首で第13代大統領候補のケマル・クルチダルオール氏は自身のTwit 全文をよむ
母国党のムハッレム・インジェ党首は、大統領選からの撤退を表明した。インジェ候補は、「これで彼らの言い訳はなくなりますので。こうしなければ選挙に負けた時、国民同盟は選挙の翌朝にすべての罪を我々に着せるでしょう」と話した。 母国党党首で大統領選候補のムハッレム・インジェ氏は党本部で記者会見を行い、ここ45日で見てきたものはこの45年間見られなかったものだとして、次のように語った。 「偽の領収書、偽のジープ、存在しない義兄弟、存在しない映像、存在しない写真。イスラエルのポルノ 全文をよむ
5月14日に実施されるトルコ大統領選挙と第28期国会議員選挙に係り、国外に居住するトルコ国民が投票した投票用紙が、外交文書運搬者の随伴のもと、飛行機でイスタンブル国際空港に運ばれた。 大統領と国会議員選挙のための、在外公館における投票手続きが完了した。 厳重に管理された投票用紙とそれらを入れた袋は外交文書運搬者が随伴し、イスタンブルへの搬送が開始された。 ターキッシュエアラインズの定期運行便によって運ばれた投票用紙は、イスタンブル国際空港に設置された、扉に7つの 全文をよむ
世界中の多くの新聞社やテレビ局がトルコに注目している。2023年の最重要選挙を数日後に控え、アルジャジーラは印象的な選挙分析を行った。候補者を調査したアルジャジーラは、クルチダルオール氏の選挙報道をページに載せ、エルドアン氏については興味深いコメントをした。 世界はアンカラの動向を絶えず追っている。 2023年の最重要イベントのひとつとされる選挙を追う多くのテレビ局や新聞社が、その動向を絶えず読者や視聴者に伝えている。 トルコを調査しているアルジャジーラは、興味深い 全文をよむ
5月14日に行われる大統領選挙・国会議員選挙のため、67か国での投票が5月9日まで行われることが発表された。高等選挙委員会の発表によると、国外で計175万5570人が投票を行った。 大統領選挙・第28期国会議員一般選挙のため、4月27日に始まった国外の在外公館や国境税関で投票を行った人の数が高等選挙委員会によって更新された。 高等選挙委員会からの発表によると、5月14日に行われる大統領選挙・第28期国会議員選挙のために国外で166万2041人が、国境税関では12万3529人が 全文をよむ
大統領選および第28期総選挙での各党党首の投票場所が明らかになった。 5月14日に実施される選挙で、民主同盟(Cumhur İttifakı)が擁立する現職レジェップ・タイイプ・エルドアン大統領はイスタンブルで投票する予定だ。一方、国民同盟(Millet İttifakı)の統一候補で共和人民党(CHP)党首を務めるケマル・クルチダルオール氏は、アンカラのアルゼンチン小学校で投票する。故国党(Memleket Partisi)の党首ムハレム・インジェ大統領候補(注)と、父祖同盟(ATA 全文をよむ
善良党党首メラル・アクシェネル氏は、人民連合候補ケマル・クルチダルオール氏のための投票を求めた。アクシェネル氏は、「一票はケマル氏に、もう一票はメラルに」と述べた。 善良党党首メラル・アクシェネル氏は、アンカラ大都市プロジェクト紹介式典で話をした。 国内の人々に向けての声を上げたアクシェネル氏は、「もしもこの狂信者のシステムを続けることを望むのであれば、彼に一票を上げるのが良いでしょう。もしもこのシステムが変化するのを望むのであれば、その時には、人民連合に票を投じるのがよいで 全文をよむ
ブルサのモスクの壁に、AKPの大統領で民主同盟の大統領候補であるレジェプ・タイプ・エルドアン氏のポスターが貼られたことが物議を醸している。 5月14日の選挙の前に宗教的な場所や、礼拝所がプロパガンダとして使われることの新しい例がブルサのオスマンガーズィで見られた。 善良(İYİ)党のブルサ県支部長のメフメト・ハサノール氏が自身のSNSアカウントに投稿した写真によると、同郡のカイハン地区にあるアフメト・ダイモスクの壁に、民主同盟の大統領候補で、公正発展党の党首であるレジェプ・タ 全文をよむ
経済担当大臣を歴任した元共和人民党イスタンブル選出議員ケマル・デルヴィシュ氏が74歳で亡くなった。 NTVが報じた報道によると、デルヴィシュ氏はアメリカのワシントンで治療を続けていた。デルヴィシュ氏のパーキンソン病との闘病に関しても報じられた。ここ3月間は悪化する病気とその治療が続いていた。 ■ケマル・デルヴィシュとは誰か ケマル・デルヴィシュ氏は、1949年1月10日にイスタンブルで生まれた。父はトルコ人、母はドイツ人であった。デルヴィッシュ氏は、イギリスのロンド 全文をよむ
2014年以降、8回の選挙に携わった「票とその先協会」は、2023年5月14日に行われる大統領・国会議員選挙で、ボランティアとともに現地に臨む。 選挙まで残りわずかなところ、ジュムフリイェト紙の取材に応じた票とその先協会のエルティム・オルクン会長は、「5月13日夜までに合計20万人の研修を行うことを目指している」と述べた。 ■5万件の応募 5万件のボランティア応募があり、その数は日に日に増えていると話すオルクン氏は、次のように述べた。 「今もなお、多くの地 全文をよむ
国民連合の大統領候補であり、共和人民党党首のケマル・クルチダルオール氏は公約を列挙した。「地震の被災者のために僅かなお金も取らないで住宅を建てる。年金生活社の銀行口座に宗教的祭日に1万5000トルコリラ入金する。誰もが労働に見合った報酬を得る。お金を5人のギャング集団(注1)ではなく中小業者に分配する。言葉は撤回しない。」 国民連合の大統領候補であり、共和人民党党首のケマル・クルチダルオール氏とアンカラ広域市市長のマンスル・ヤヴァシュ氏は、メルシンで選挙集会を開いた。演壇にまずヤヴァシ 全文をよむ
ウクライナ代表団がロシア代表団に対し国旗を広げる抗議活動をした。これに対し、シェントプ国会議長は、「これはどういうことか?」と述べた。 黒海経済協力機構国会議員会議で、ウクライナ代表団がロシア代表団の背後で、ウクライナの国旗を開こうとしたことで発生した騒動に対し、トルコのムスタファ・シェントプ国会議長が止めにはいった。「許した覚えはない。これはどういうことだ?」と反対の意を表明した。 黒海経済協力機構国会議員会議の第30回記念会合において、ロシアの副議長オルガ・ティモフェヴァ 全文をよむ
5月14日の大統領選挙まで9日に迫る今月5日、公正発展党の集会が予定されているヴァン市では党首のレジェプ・タイイプ・エルドアン氏のポスターが同市にあるメフメトチュク・セレン中等教育学校の建物の壁にかけられた。 公正発展党党首レジェプ・タイイプ・エルドアン氏のポスターがヴァン市にある メフメトチュク・セレン中等教育学校の壁に掲示された。 エルドアン氏のポスターが学校に掲示されたことについて、ヴァンの教職員組合は ソーシャルメディアのアカウントで反応した。 ヴ 全文をよむ
BBCからエコノミスト紙、雑誌『フォーリン・ポリシー』から『ル・モンド』紙、ワシントンポストからファイナンシャル・タイムズに至るまで、ほぼ全てのメディアは反エルドアン・キャンペーンを開始した。 トルコの歴史的選挙に向けカウントダウンが行われる中、欧米メディアは公然と旗色を鮮明にし扇動的な表紙やニュースを報道している。BBCから『エコノミスト』紙、雑誌『フォーリン・ポリシー』から『ル・モンド』紙、ワシントンポストからファイナンシャル・タイムズに至るまで、ほぼ全てのメディアが反レジェプ・タ 全文をよむ
ギレスンで演説を行ったエルドアン大統領は、7月に労働者と年金受給者の給与で調整を行うと述べた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、ギレスンで開催された選挙集会で重要な発表を行った。 エルドアンの演説の要旨は次のとおりであった。 「私は皆さんに心からの気持ちと親愛をこめて挨拶いたします。私たちのギレスンとトルコへの熱い気持ちは私たちが息途絶えるまで続くでしょう。ギレスンが私たちとともにあれば、アッラーのお認めにより私たちはすべての障害を克服するでしょう。 全文をよむ
街頭インタビューでエルドアン大統領の支持を表明した女性が医師たちについて語った発言がSNSで物議を醸した。 5月14日の重要な選挙までわずかを残す中、街頭インタビューが注目を集め続けている。 「あなたはマイクの前に」というYouTube上のチャンネルは選挙に関するアンケートを行い、その中で語った女性の言葉がSNSで物議を醸した。 選択は「ずっと大統領」と語った女性は、医師への暴力を前面に出して「現在、私たちは医者たちを快く思わない。暴力を振るっている。それが安心だ」 全文をよむ
JPモーガンの経済専門家たちは最新の報告書の中で、トルコで選挙後に起こる可能性のあるシナリオについて論じた。戦略分析家たちは、オーソドックスな政策に全面的または部分的に戻る場合、米ドル/トルコリラの為替レートや株式に異なる価格設定がなされる可能性があると述べた。JPモーガンによる予測は以下の通りである…。 JPモーガンは、トルコの選挙後、オーソドックスな金融政策への「強力な」シナリオ、「穏やかな」シナリオに応じた米ドル/トルコリラに関する2つの予測を発表した。 ブルームバーグ 全文をよむ
全世界の注目がトルコに集まっている。世界中の多くの新聞社とテレビ局がこの過程においてその目をトルコに向けている状況だ。選挙までのカウントダウンが進み、ワシントンポスト紙は「2023年においてこの世界で最も重要な選挙まで残り10日となった。」と掲載した一方で、ドイツの新聞からは注目を引く、ある言及があった。 世界はアンカラの動向を注視している。 2023年の最も重要とされる出来事の一つとして見做されている選挙の全てをつかむ多くの新聞社とテレビ局は動向を刻々と読者と視聴者に伝えて 全文をよむ
イブラヒム・タトゥルセス氏は公正発展党から5回国会議員として出馬しようとしたが、候補に選ばれなかった。彼とペリハン・サバシュ氏の娘であるメレキ・ズベイデ・アッカスさんは、SNSのアカウントからケマル・クルチダルオール、エクレム・イマームオール、マンスル・ヤヴァシュの画像を共有した。アッカシュさんのこの共有はSNSで話題となった。 民謡歌手のイブラヒム・タトゥルセス氏は、公正発展党のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領に近しいことで知られ、今年も5回目の公正発展党から国会議員として出馬し 全文をよむ
トルコでの、5月14日の大統領選挙と第28期国会議員総選挙のために、北キプロス・トルコ共和国(KKTC)で在外投票が今日始まった。 トルコでの、5月14日の大統領選挙と第28期国会議員総選挙のために、北キプロス・トルコ共和国(KKTC)で在外投票が今日始まった。 14万111人の登録有権者が居住するKKTCでは、レフコシャとガズィマウサで在外投票は5月9日まで続く予定である。ギュゼルユルトでは4月29、30日、5月1日に投票が可能となる。 有権者は、レフコシャに16 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、ソーシャルメディア・アカウントから国外在住トルコ人向けに声明を発表した。 エルドアン大統領は、国外在住トルコ人向けに呼びかけを行った。同大統領は、着手予定の個々の政策を明かし、国外在住者に向けて5月14日に行われる選挙に関連する呼びかけも行った。同大統領によるメッセージは以下の通り。 「国外在住の敬愛なる我が国民たちよ…。以前の政権担当者たちは、何年もあなた方を顧みずに政治を行い、外貨の必要性に駆られた時でなければあなた方の存在を顧みる 全文をよむ
国民同盟の大統領候補で共和人民党(CHP)党首のケマル・クルチダルオール氏は、住民票がある街に行き、投票をしたい学生たちに対して、バスのチケットを支給するために開始した「民主主義のチケット」キャンペーンをSNSに投稿し、支援の呼びかけを行った。 共和人民党党首で国民同盟の大統領候補であるケマル・クルチダルオール氏は、ツイッター上で発信したメッセージによって民主主義のチケット適用に対して支持をするよう呼びかけをした。 クルチダルオール氏は、共和人民党青年支部のゲンチオスマン・キ 全文をよむ
国民の民主主義党(HDP)も加盟している労働自由連合は、大統領選挙でケマル・クルチダルオール氏を支持する決定を下したことを発表した。「この歴史的選挙において、トルコ国民へもう一度国会議員選挙では労働自由連合に、大統領選挙ではケマル・クルチダルオール氏に投票するよう呼び掛ける。」と発表した。HDP共同党首ミトハト・サンジャル氏は今日出した声明で「我々の目標は選挙を最初の投票で終えることだ。そのためにクルチダルオール氏を支持する決定を下した。」と語った。 HDP、緑と左派の党、トルコ労働者 全文をよむ
ファフレッティン・コジャ保健相は、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の健康状態について報告した。 ファフレッティン・コジャ保健相は今日、地元のコンヤ県を訪れた。コジャ保健相はまず実家のあるクル郡オメランリ地区で、デンマーク在住で現地で起きた交通事故により亡くなった父方の従兄弟フアト・チェリキ氏(51)の葬儀に参列した。その後、第9カラタイ70周年カラアスラン家族保健センターで開催された共同開所式に参加した。 エルドアン大統領の健康状態について発表したコジャ大臣は、全 全文をよむ
昨日の生放送中に体調を崩した公正発展党のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、自身のソーシャルメディア・アカウントからの投稿で、今日のプログラムがキャンセルになったと発表した。 公正発展党のエルドアン大統領は、昨日のウルケTVとチャンネル7との共同放送で質問に答えている際に体調を崩し、番組が中断された。 エルドアン氏は、自身のソーシャルメディア・アカウントで健康状態に関する発表をした。エルドアン氏は医師の勧めを受けて、今日は休養すると述べた。 エルドアン氏は、ツイ 全文をよむ
高等選挙委員会はスーダンではトルコ国民が投票するための投票箱の設置を中止した。 ■スーダンから退避する人々 スーダンにおいて正規軍と準軍事組織との間で続いた衝突の後、数多くの国々の国民と在外公館で公務を果たす職員たちの救出が続けられている。 スーダンから救出され、エチオピアの首都、アディスアベバに退避した301人のトルコ国民は今日、イスタンブルに帰国した。 全文をよむ
人民の民主主義党(HDP)元共同党首のセラハッティン・デミルタシュ氏はエルドアン大統領の『モスク演説』をシェアして「票のためには信仰も信心の利用も辞さない」と言及した。 公正発展党(AKP)党所属エルドアン大統領は、修復が完了したスルタンアフメト・モスクの開幕式に参加した。「5月14日まで昼夜活動します。そして彼らを政治的に終わりの状態にします。テロ組織と手を握り合っている者たちから他に何が期待できるでしょうか?」と話した。 エディルネ刑務所に収監中のデミルタシュHDP元共同 全文をよむ
大統領候補に関する政党のラジオとテレビで行われる宣伝に関する2つの別々の高等選挙委員会の決定が、官報の修正号において公布された。 大統領候補に関する高等選挙委員会の決定によると、5月14日に行われる大統領選挙において、投票用紙の順序にしたがって候補者のレジェップ・タイイプ・エルドアン、ムハッレム・インジェ、ケマル・クルチダルオール、シナン・オーアンは5月7日日曜日から5月13日土曜日の18:00までテレビ、ラジオでスピーチを行う。 選挙が決選投票に進んだ場合、5月24日水曜日 全文をよむ
選挙まで残りの日を数えるほどとなったが、高等選挙委員会は国内16県において(野党6党により成立する)「国民同盟」の名称の使用不可を決定した。 それに伴い共和人民党(CHP)及び善良党(İYİ Partisi)は、この16県においては「ファスナー方式」(訳者注:共和人民党及び善良党が連立で得票率向上を狙った選挙戦略。ある県では共和人民党候補を、ある県では善良党候補を、ファスナーのように互い違いに擁立する方式)を適用する合意を交わし、選挙戦を続行することを決定した。 トルコの運命が明らかに 全文をよむ
イスティクラル通りに面している歴史あるガラタサライ高校の正面玄関の柱にある歴史的な蛇の彫像のうちのひとつがなくなり、論争が巻き起こった。美術史協会会長のシェリフ・ヤシャル氏は、「1世紀半が経った。150年以上もここに立っていた像だが、残念なことにもうない。当局によると、3月8日にここに安全のために柵を設置した会社のスタッフが柵を取り付ける際に壊してしまったそうだ。」と語った。 イスタンブルのベイオールにあるガラタサライ高校の正面玄関、イスティクラル通りに面した場所に、歴史ある蛇の彫像の 全文をよむ
高等選挙委員会アフメト・イェネル氏は、5月14日の選挙を前に重要な発表を行った。有権者数は6411万3941人であると発表したイェネル委員長は、「大統領選挙、国会議員選挙、大統領選挙の決選投票となった場合に投票用紙の再印刷となるため、投票用紙印刷の入札金額は大それたものではないと思える。」と述べた。さらに、5月14日の選挙で各有権者が投票する投票所は電子政府を通じて発表された。 高等選挙委員会イェネル委員長は、大統領選挙と第28期国会議員選挙に関する発表を行った。有権者数を発表したイェ 全文をよむ
善良党党首のメラル・アクシェネル氏はサムスンで演説した。アクシェネル党首は「5月14日に開票が行われ、クルチダルオール氏が第13代大統領になり、国民同盟が政権を握るのです。エルドアン現大統領はお帰りいただくことになります」と述べた。 サムスンで有権者に演説を行った善良党のアクシェネル党首は「5月14日に開票が行われ、クルチダルオール氏が第13代大統領になり、国民同盟が政権を握るのです。エルドアン現大統領にはお帰りいただくことになります。クルチダルオール氏が歓迎を受けて座に着くのです」と 全文をよむ
大統領選挙まで33日を残し、世論調査の結果は強い関心を寄せられている。メトロポル・リサーチ代表のオゼル・サンジャル氏は、国民同盟の大統領候補である共和人民党党首のケマル・クルチダルオール氏の当選確率に関する調査結果を発表した。 トルコでは5月14日に行われる大統領・国民議会選挙が注目されている。大統領選では、国民同盟の候補者である共和人民党党首のケマル・クルチダルオール氏、民主同盟の候補者である公正発展党党首、現大統領のタイイプ・エルドアン氏、母国党の候補者であるムハッレム・インジェ、 全文をよむ
ジャーナリストのハサン・ジェマル氏は、緑の左派党から国会議員に立候補した。54年間ジャーナリストをやってきたジェマル氏が執筆した「人生での新たなスタート」という記事の中でジャーナリストを辞めたと発表した。 労働自由同盟傘下の政党である人民の民主主義党は、憲法裁判所で続いている解党訴訟が原因で、緑の左派党として選挙に参加する。54年間ジャーナリストをやってきたハサン・ジェマル氏は、緑の左派党から立候補した。 T24のコラミストであるジェマル氏は、本日執筆した「人生での新たなスタ 全文をよむ
高等選挙委員会(YSK)で行われたくじ引きによると、全政党の候補者を記した投票用紙では、民主同盟は8番目、労働自由同盟は9番目、国民同盟は18番目、父祖同盟は19番目に並んだ。 大統領及び第28会期国会議員選挙で使用される投票用紙で、政党間の同盟や各政党の記載場所を決定するために、YSKでくじ引きが行われた。2段階で行われたくじ引きでは、まず政党間の同盟が投票用紙上でどの順番で記されるかが決定された。 これによると、民主同盟が8番目、労働自由同盟が9番目、国民同盟が18番目、 全文をよむ
労働自由連盟に所属する6党のうち5党は、「緑と左派の党」共通候補リストから、(労働自由連盟に所属する)トルコ労働者党(TİP)に関しては49の県で独自の候補リストでもって選挙に臨む。 労働自由連盟の代表は、アンカラのアンカラ大学政治学部卒業生協会において記者会見を開き、選挙関連の政治的合意文を発表した。 緑と左派の党の共同スポークスマンの1人であるイブラヒム・アクン氏は、伝統ある選挙に挑む際に進めてきた取り組みが最終段階に到達したことを明かし、「労働自由連盟は、大統領選挙と同 全文をよむ
国民同盟は、39県で476名の議員を出し、最大の議席を獲得することを目標としている。この選挙戦略で、「30名の議員をさらに出す」と述べられている。善良党は、15県で共和人民党とともに「ジッパーリスト」を用意することが見込まれている。党員らは、「国民は統一リストを歓迎するだろう」と述べている。 改正選挙法にともない、「最も多く議員を輩出するために異なる計画を模索する」国民同盟は、各政党が別のリストで選挙に出る方法の代わりとして、統一リストを話題とした。国民同盟は、「議院内閣制への最速の 全文をよむ
元文化観光大臣・国務大臣のフィクリ・サーラル氏は、国民同盟の大統領候補であるケマル・クルチダルオール氏の情報を携えて、4月3日母国党本部でムハッレム・インジェ氏の説得会談を行ったと明らかにした。 国民同盟大統領候補で共和人民党(CHP)党首のケマル・クルチダルオールと母国党党首のムハッレム・インジェの会談の反響は続いている。元文化・国務大臣にしてビルギュン紙のコラミストであるフィクリ・サーラル氏は、4月3日、クルチダルオール氏の情報を携えて、母国党本部でインジェとの和解会議を実施したと 全文をよむ
刑務所に収監されている人民の民主主義党(HDP)のセラハッティン・デミルタシュ元共同党首は、英フィナンシャル・タイムズ紙のインタビューでクルド人を含む野党の団結が「独裁」を防ぐことができると述べた。 トルコの第13代大統領が決まる5月14日の選挙まで38日となり、2016年以降収監されているデミルタシュ氏はフィナンシャル・タイムズ紙に語った。 HDPの元共同党首であるデミルタシュ氏は、弁護士を通じ「トルコは権威主義体制へと一歩一歩近づいています。もしエルドアン氏がこの選挙に勝 全文をよむ
共和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首は、礼拝用絨毯の上に立っている写真がソーシャルメディアを騒がせたことを受け、声明を発表した。クルチダルオール氏は、「礼拝用絨毯に気づかず残念だ、誠に申し訳ない」と述べた。 公正発展党(AKP)のハムザ・ダー副党首は、CHP党首ならびに国民同盟の共同大統領候補のケマル・クルチダルオールが礼拝用絨毯の上に立っている写真をシェアして、「あなたが靴で踏んでいる所は、ムスリムがサジダ[注:額を地に付ける平伏叩頭姿勢]するときに使う礼拝用絨毯です」 全文をよむ
トルコ商工会議所連合(TOBB)と食事配達サービスを行う企業イェメキセペティ(Yemeksepti)が協定を結び、アドゥヤマンで生活を続ける被災者のためにラマザン月のあいだイフタール(断食明け)やバイラム(祝祭)の食事の配給をテントで実施する。 この事業のなかで、あわせて3万5000食分が地域で支援を必要とする人たちに届けられる。トルコ商工会議所はテントで食料支援をはじめ、ラマザンの期間続けられる。 トルコ商工会議所のM・リファト・ヒサルジュクゥオール会頭はラマザンのあいだ実 全文をよむ
フィンランド外務省は、トルコ大国民議会総会でNATO加盟プロトコルの批准に関する法案が可決されたことについてトルコ語で「ありがとう」とのメッセージを発した。 フィンランド外務省の公式Twitterでは、NATO加盟プロセスに関する投稿がなされた。 投稿には「ありがとう!フィンランドのNATO加盟プロトコルの批准に関する可決について、トルコ大国民議会に感謝している」と記されている。 フィンランドのペッカ・ホーヴィスト外務大臣も自身のTwitterで、加盟プロセスに関す 全文をよむ
共和人民党党首そして13代大統領候補のケマル・クルチダルオールは11代大統領アブドゥラー・ギュルとイスタンブルのオフィスで面会した。アヤズアー・カスルで行われた会談はおおむね1時間続いた。ギュル氏の広報部は、「11代大統領アブドゥラー・ギュルは、13代大統領候補で共和人民党党首のケマル・クルチダルオール氏と面会し、彼の勝利を祈った」と発表した。 共和人民党(CHP)党首で国民同盟が擁立する大統領候補のケマル・クルチダルオール氏が、11代大統領アブドゥラー・ギュル氏を訪問した。 全文をよむ
5月14日に実施される大統領選挙にYSP(緑の左派党)の傘下で参加することを決定したHDP(人民の民主主義党)は、"我々はここに在り、共に変革をもたらすのだ"とのスローガンのもと、選挙方針を発表した。 プログラムでは、開会のスピーチをHDP(人民の民主主義党)共同党首ミトハト・サンジャル氏とペルヴィン・ブルダン氏が行った。YSP(緑の左派党)共同報道部長チーデム・クルチギュン・ウチャル氏とイブラヒム・アクン氏も選挙方針を発表した。 マニフェストでは、イスタンブル運河プ 全文をよむ
公正発展党所属のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領による大統領選への再立候補の可否をめぐる問題に、トルコ大国民議会議長のムスタファ・シェントプ氏が返答した。シェントプ議長は、「エルドアンの立候補を巡る議論は政治的なものである、適法性に関する議論ではない。エルドアン大統領は2018年から、2回の立候補の権利がある。」と述べた。 公正発展党のエルドアン大統領が5月14日の選挙で再出馬することを巡る議論が続いている。トルコ大国民議会のシェントプ議長は、エルドアンによる3度目の出馬か否かに関 全文をよむ
政権の支持によって国家の重要なポジションに身を置いたメンズィル派は、アドゥヤマン県で「自治的な」暮らしを続けている。その地域には贅沢な大型ショッピングセンター、商店街、別荘、低層階のアパート、巨大な墓廟とモスクがある。運営は、自治体の代わりに教団のメンバーによって行われる。通りでは一人の女性に出会うこともない。 カフラマンマラシュ県を震源とする地震で被災した11県で約5万人が亡くなり、何十万人もが負傷した。政府機関が市民に対して必要な形で支援を行っていないということが、例の地域で最も目 全文をよむ
公正発展党(AKP)のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の「疑惑の大学卒業証書」に関する説明は止まる所を知らない。マルマラ大学学長室は、同大学の以前の発表で、誤って440-687号と発表されたが、同大学の記録では440-678号と登録されている仮卒業証書は、エルドアン大統領に渡され、後に卒業証書の交付時に返却された写しだと説明した。イブラヒム・カルン大統領府報道官は、出演した生放送で「こういった動きは政治のレベルを下げる」と述べた。 高等選挙委員会(YSK)が、大統領選挙候補に立候補 全文をよむ
5月14日に実施されるトルコ大統領選への立候補に向け、署名集め中のムハッレム・インジェ母国党党首が署名10万筆を達成し、立候補資格を得た。インジェ党首は第一声で、「10万筆完了。しかし気を抜かずに月曜の20時まで署名は続けてください」と呼びかけた。こうしてインジェ党首は大統領候補の資格を得た。 母国党のムハッレム・インジェ党首は、署名期間開始4日目に10万筆を集め、5月14日に実施される大統領選挙に設けられた条件をクリアした。 ■まっさきに10万筆を集めた候補者に! 全文をよむ
新福祉党は、公正発展党の党幹部級による訪問の後、民主連合へ参加した。 本日(3月34日)、新福祉党本部において行われた公正発展党党本部首脳による訪問は、好ましい結果をもたらした。新福祉党は、最後の会談の後に民主連合へ公式に参加したと延べられた。 本件に関して発表を行った新福祉党の政務担当副党首のバイラム・サカルテペ氏は、「我が党は、5月14日に行われる選挙において我が国と我が国民に利するため民主連合に参加しました」と述べた。 ■自由主義党も加わった 自由主 全文をよむ
AKP(公正発展党)とMHP(民族主義者行動党)が被災地から避難してきた有権者について行わせた調査の結果、130万人の被災者が選挙で投票できない可能性があることがデータで明らかになった。 両党の要請に応じて、YSK(高等選挙委員会)は住所を移しやすくする新たな決定をした。これによると、被災者らが移転先で投票できるようにするには、郡選挙委員会への申告は不要で、人口局へ住所変更の申告をすればよいことになる。 地震後に他県へ避難した被災者らが5月14日に投票できるよう、人口 全文をよむ
HDP(人民の民主主義党)のセラハッティン・デミルタシュ元共同党首は、「HDPは誰からも大臣職、国会議員職を要求しない。 HDPは、次期国会の主要野党候補だ」と述べた。 エディルネ刑務所で拘留されているHDPのセラハッティン・デミルタシュ元共同党首は、「HDPは、クルチダルオールに何を要求するだろうか?」と題する記事を書いた。 デミルタシュは、HDPは労働自由同盟の設立者の一員であり、自力で議会に加わるとして、「HDPに大臣職を要求する者はいない」と述べた。 全文をよむ
5万人の国民が命を落とした地震の後、エルドアン大統領は1年以内に20万棟の住宅が完成することになると明らかにした。同大統領は、イズミル地震の際にも5千棟の住宅を建設すると約束した。ところが、それから2年半が経過したにも関わらず、このうちわずか2500棟しか完成していない。 一方で、2月6日の地震では11万8千棟が全壊した。国民の「クレーン車と救助隊を送ってくれ」という叫びに対し政府が「すべての瓦礫のもとに私たちはいた」と答えた。政府が公表した数字からは、実際に重機が投入されたのは瓦礫1 全文をよむ
日本のYouTuberで国会議員の東谷義和氏が、国会への欠席を理由に罷免された。 日本の野党「政治家女子48党」の二人の代議士のうちの一人である東谷義和氏が、欠席を理由に国会議員職から除名された。 BBCによると、YouTubeでガーシーの名で知られる東谷氏は、一度も国会に出席せずに国会から除名された最初の国会議員となる。 国会規律委員会は、継続的な欠席を理由に、東谷氏の国会議員としての地位をはく奪した。 日本では、除名処分は1950年以降2回しか行われて 全文をよむ
地震被災地視察のためハタイ県を訪れたレジェップ・タイイプ・エルドアン大統領と民族主義者行動党(MHP)デヴレト・バフチェリ党首が会見。会見のなかでエルドアン大統領は、「我々は地震発生初日から、あらゆる機関と協働して現場にいる」と述べ、「決してハタイを孤立させない」とのメッセージを発信した。さらに「これまでに被災地に42万6千張のテントを設営した。二カ月以内には10万世帯分のコンテナ住宅を稼働させる計画だ」とした。被災者用に建設される、恒久的住居についても、「被災地に住宅・ロッジ65万軒の建設を見 全文をよむ
高等選挙機構(YSK)は、5月14日に行われる選挙に36の政党が参加する予定であると正式に発表した。また、投票時間が午前8時から午後5時までであることも明らかにされた。 昨日レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が選挙の実施宣言に署名をし、会見を行った後、本日午前10時にアフメト・イェネル氏を議長としてYSKが召集された。会議では、5月14日に行われる大統領選挙ならびに国会議員選挙への参加要件を満たす政党が確定した。 YSKアフメト・イェネル議長は、会議で下された決定に 全文をよむ
共和人民(CHP)のケマル・クルチダルオール党首は、大統領候補の発表の後「人民の民主主義党(HDP)と会談する予定はありますか?」という問いに答えた。 CHPのクルチダルオール党首が国民同盟の大統領候補として選出され、現在はHDPからの呼びかけに注目が集まっている。 HDP共同党首であるミトハト・サンジャル氏は、「クルチダルオール氏が我々と会談することを期待しています」と話した。CHPはこの呼びかけに応え、党派副代表のオズギュル・オゼル氏は「HDPへの訪問は可能です」と述べた。 全文をよむ
速報…内務省から地震被災者市民の住所手続きに関する発表が行われた。地震被災地域から他県へ移った被災者たちの住所変更、居住登録が電子政府(e-devlet)のウェブサイト・ページとnüfusmatikのシステム(注)で行うことが出来ると伝えられた。 カフラマンマラシュ地震で被災した11県から異なる都市への移住が続く中、地震被災者の投票方法が明らかになった。 地震被災地域から他県へ移った被災者たちの住所変更、居住登録がe-devletとnüfusmatikのシステムで行うことが出 全文をよむ
善良党のメラル・アクシェネル党首の手厳しい追求により危機に瀕している国民同盟(野党6党連合)の代表者らは、今日幸福党主催の会合で一堂に会した。アクシェネル党首は、イマムオール、ヤヴァシュ両氏を「権能ある副大統領」とすることで同盟への復帰を果たした。テメル・カラモッラオール幸福党党首は、同盟の「最年長指導者」であるという理由で、CHP(共和人民党)のケマル・クルチダルオール党首の立候補を発表する予定だ。野党6党会談が続く中、国民同盟を支持する数千人の市民が、本部前に集まった。 アンカ 全文をよむ
人民連合共和国大統領候補は、共和人民党(CHP)ケマル・クルチダルオール氏となった。共同声明の文書において「イスタンブルとアンカラ大都市府市長の共和国大統領に適しているという限りにおいて、そしてまた、全うした職務に対し、共和国大統領補佐官として任命される。」という表現が用いられた。 幸福党中央センターで約5時間に渡って続いた会合ののちに、CHP、善良党、未来党、DEVA党と幸福党のリーダーたちが外に出て、建物の前に集う群衆に手を振った。テメル・カラモラオール氏は、人民連合の候補を発表し 全文をよむ
メラル・アクシェネル善良党党首は同党所属の自治体首長らと面会した。アクシェネル党首は、首長らの「立候補してほしい」という誘いに「後で話そう」と答えた。 メラル・アクシェネル善良党党首は、昨日、党本部でまず同党所属の自治体首長らと、それから最高幹部会議メンバー、党首顧問メンバー、所属国会議員らと集まった。 本紙が入手した情報によると、アクシェネル党首は党員の見解を問うた。アクシェネル党首が「立候補してほしい」と誘ったマンスル・ヤバシュ市長やエクレム・イマムオール市長が「クルチダ 全文をよむ
善良党のメラル・アクシェネル党首が6野党連合から離脱した後に、昨晩(3月3日)、共和人民党所属の市長であるエクレム・イマムオール氏、マンスル・ヤヴァシュ氏、ゼイダル・カララル氏、トゥンチ・ソイエル氏、ヴァハプ・セチェル氏がアンカラで一同に会した。イマムオール市長とヤヴァシュ市長は、SNSのそれぞれのアカウントからの発信で、アクシェネル党首による(大統領)候補への立候補要請を拒否し、クルチダルオール党首への支援を表明した。本日(3月4日)、共和人民党の10名の広域市市長らが共和人民党ケマル・クルチ 全文をよむ
選挙の実施が官報で発表され、一連の選挙戦が公式に始まる。高等選挙委員会(YSK)は、[二回投票制のうちの]第1回選挙を5月14日に、第2回選挙(注1)を5月28日に実施すると決定し、選挙期日を告示する見通しだ。公職からの辞職(注2)は3月16日に始まり、候補者名簿は4月10日に告示される見通しだ。 タイイプ・エルドアン大統領は、3月10日に官報で選挙の実施を発表すると見られている。我が社は、その後に想定され得る選挙日程に迫った。 入手した情報によれば、エルドアン大統領が官報で 全文をよむ
【訳者注:アクシェネルのこの行動にもかかわrず、ヤバシュとイマムオールはクルチダルオール支持を表明し、アクシェネル自身も6者会談に復帰した】 善良党の執行委員会が終了した。会議の後、IYI党のメラル・アクシェネル党首が6者会談に関する決定事項を明らかにした。 善良党のメラル・アクシェネル党首は、党執行委員会メンバーとの会議の後記者会見を実施した。アクシェネル党首は、現時点で善良党が不当に扱われており、承服を余儀なくされているがこれには屈しないと述べた。 アクシェネル 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は地震の影響のあった11県と関係する居住地域で、大統領本人に対する侮辱に対して開始された捜査と審理の告訴を取り下げた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の弁護士ヒュセイン・アイドゥン氏はSNS のアカウントで、「大統領閣下は地震の影響のあった11県と関係のある居住地で、ご本人への侮辱に対し始められた捜査と審理の告訴を取り下げたことをここに広くお伝えする次第である」と説明した。 全文をよむ
最新ニュース、公正発展党のエルドアン大統領は党会合で声明を発表し、「選挙は延期されるのか」という論争に終止符を打ち、「この国は5月14日に必要なことを行う」と述べた。エルドアン大統領は、野党やAHBAP協会へテントを売ったことが本紙によって明らかにされた赤新月社を批判する人々を暗に脅し、「我々はすべての認識を記録している。将来ツケを払ってもらうために記録している。」と述べた。 大統領で公正発展党党首であるレジェプ・タイイプ・エルドアン氏は、トルコ大国民議会での毎週の党会合で、時事に関し 全文をよむ
カフラマンマラシュを中心とした地震のあと、被災地への支援が遅れた与党は、建設のために猛スピードで法令を発布した。工事現場は環境省が決める。住宅地には牧草地や森林を用いる。計画や開発の承認を待つことはない。決定に対して異議申し立てもない。 地震から20日目において多くの場所で被災者のためのテントすら未だ提供できていない政権与党は、専門家の警告を無視し、猛スピードで建設事業を始めている。 牧草地や森林のような地域で決められる一時的もしくは、恒久の場所が、急な土地収用をされようとし 全文をよむ
トルコの10県に甚大な被害をもたらし、3万9000人以上の命を奪ったカフラマンマラシュを震源とする地震に関する予備調査報告書を、イスタンブル工科大学(ITU)が作成した。報告書では、建造物が倒壊し瓦礫と化した事象には複数のパラメータが影響していると述べられ、倒壊の原因として確度の高いものがリストアップされている。 2月6日にカフラマンマラシュを震源に発生した二度の地震(それぞれマグニチュード7.7、マグニチュード7.6)は、カフラマンマラシュ、ガズィアンテプ、シャンルウルファ、ディヤル 全文をよむ
共和人民党(=CHP) ケマル・クルチダオール党首は選挙を6月18日に行うことを改めて強調し、「選挙までは4ヶ月ある。もっと早く行うのであれば、議会の解散が必要だ」と述べた。 カフラマンマラシュをはじめとする多くの地域で建物の倒壊を招いた地震は選挙日に関する議論を巻き起こした。 共和人民党のケマル・クルチダオール党首は、ハベルテュルク紙のビュレント・アイデミル記者のインタビューに対し、「選挙は6月18日に行われる。選挙までは4ヶ月あるが、もしこれよりも早い日程で行うのであれば 全文をよむ
公正発展党報道官のオメル・チェリク氏は、選挙の日付論争に関して発言し、「私たちは命を救うために必死に戦っている。選挙に関してどのようなことも話すのは大きな間違いであると思う」と述べた。 公正発展党報道官のオメル・チェリク氏は、選挙の日付論争に関して発言した。 チェリク報道官は次のように述べた。 「今、私たちは命を瓦礫の下から救う奮闘の最中である。今、私たちはけがをした人の傷を癒やすために懸命な努力をしている。私たちは命を救うために必死に戦っている。選挙に関してどのよ 全文をよむ
長年、エディルネFタイプ刑務所に拘留されている人民民主党(HDP)のセラハッティン・デミルタシュ元党首は、文書を公表した。デミルタシュ氏は文書で「エルドアンは、あらゆる権限を自らに集め、唯一の権力になったならば、やるべきことをすべきではなかったのか。今、我々がエルドアンに責任を追及せずして、誰を追求するというのだ。その唯一の権力がエルドアン自身であるから、すべての責任はエルドアンにある。国民に対してその清算をしなくてはならない。これは、遅かれ早かれ実現することだ」と述べた。 カフラマン 全文をよむ
貸与金及び寮協会(KYK)付属の学生寮を震災被災者らが利用できるようにするために大学の授業を遠隔授業に移行し、これにより再び教育が犠牲になることに対して、社会のあらゆる層が抵抗している。 震災被災者らに住居を提供する必要からKYK付属の学生寮を空けるため大学の授業を遠隔化する決定を下したことに、あらゆる点から批判が寄せられている。ある教育関係者は「この決定に関する論理的な説明が全くない。思い浮かぶとすれば、判断ミスに対して徐々に不満を募らせた学生らが団結して起こしうるデモを防ぐことであ 全文をよむ
2月6日地震は、トルコにとって重大な警告であると同時に、呼びかけでもある。私たちの国の組織とインフラ、都市を新たに作り直し、組織するために自然が与えた痛ましい呼びかけである。 恐ろしい苦しみを体験している。この文章を水曜日(2月8日)の朝に書いている。月曜日に震源をカフラマンマラシュ県のエルビスタン郡とパザルジュク郡とするふたつの大地震の後、トルコの南部諸県は大規模な崩壊に見舞われた。今でも、アダナからディヤルバクル、マラティヤからハタイまで、何千人もの兄弟たち、子供たち、老人たちが 全文をよむ
10県で倒壊の原因となったカフラマンマラシュ県を震源とする地震の後、選挙が5月14日に行われるかどうかが話題になった。舞台裏によると、選挙が6月18日まで延期される以外に他の可能性がまだある。 トルコは、カフラマンマラシュ県で発生したマグニチュード7.7と7.6の2つの破壊的な地震で揺れた。この地震の死亡者は、1999年8月17日の地震の死亡者数を超えた。 この地域で3カ月間の非常事態宣言が出される中、捜索救助活動も続いている。 ■舞台裏の選挙のシナリオ 全文をよむ
エディルネF型刑務所で勾留状態にある人民民主党(HDP)のセラハッティン・デミルタシュ元共同党首は、公正発展党のレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領の緊急事態宣言の決定を批判した。デミルタシュ氏は、「なんだってできるくせに、どうして非常事態が必要だというのか。野党は注意深く動向を見守る必要がある。他の計画があるのは間違いない」と述べた。 トルコ大国民議会総委員会は、被災した10県において3ヶ月間の緊急事態宣言に関する大統領の決定について審議した。大統領の緊急事態の決定は、公正発展党 全文をよむ
共和人民党のケマル・クルチダルオール党首が大統領候補者になり得ることに関し善良党の反対に日々新しいものが加えられている。善良党のウミット・オズラレ副党首は今一度発言を行い、クルチダルオールの立候補に反対するのではないと述べたが、発言を撤回しなかった。オズラレ副党首は「我々の党に向けて二重の基準がある。誰であれ、我々が良しとしないアプローチに、我々が沈黙するのを期待しないでほしい。」と述べた。 善良党のオズラレ副党首がインタビューに応えた中で、「本当に共和人民党が話し合いの場をケマル氏の 全文をよむ
公正取引委員会により、Alphabet、Google、Google International、Googleアイルランド法人、Google広告・マーケティング株式会社に対する調査が行われた。 Alphabet、Google、Google International、Googleアイルランド法人、Google広告・マーケティング株式会社からなるグループ企業が、一般検索サービス市場の中で支配的な地位を悪用することにより、法律第4054号の第6条に違反しているかどうかを判断するために実施され 全文をよむ
民主進歩党アリ・ババシャン党首は、国民連合の大統領候補者を2月13日に明らかにするつもりであると述べ、発表が1週間、あるいは10日間延びる可能性があると明らかにした。 民主進歩党のアリ・ババジャン党首は、ハルク・テレビのイスマイル・キュチュクカヤ氏の、「新たな朝」という番組にゲスト出演した。 国民連合が一昨日発表した合意書に関して説明を行ったババジャン氏は、6党がこの文書の全文に同意していると伝えた。ババジャン氏は「1党がたった1単語でも望まなければ、ここから抜いた。」と述べ 全文をよむ
ヒラヌル財団創設者のユスフ・ズィヤ・ギュムシェルが、娘のH.K.Gを6歳の際に弟子カディル・イステクリ(29歳)と宗教婚をさせたという理由で起訴された裁判が始まった。イスタンブルのカルタルにあるアナトリア第2重罪裁判所での第1回公判に拘留中のギュムシェル被告とイステクリ被告が出廷したが、未勾留の母親のファトゥマ被告は出廷しなかった。裁判前の公判場前では弁護士と警備担当職員との間で口論が起こった。裁判官団は、裁判への関与を求める弁護団と団体の要求を認めず、裁判は非公開とすると決定し、放送禁止となっ 全文をよむ
国民民主主義党(HDP)は、大統領候補に関して前HDP共同代表のセラハッティン・デミルタシュ氏と昨日話し合いを行ったと発表した。 HDPの一行は、2016年以降エディルネ刑務所で拘禁されているHDPのセラハッティン・デミルタシュ前共同代表と大統領候補に関して昨日話し合いを行ったと発表した。HDPによる発表ではデミルタシュ氏は一行に感謝を述べ、自身の法的地位が候補に適さないと明らかにしたのが伝えられた。 ■党による発表で以下のように述べられた。 「政治的な人質として拘 全文をよむ
トルコ大国民議会(TBMM)のムスタファ・シェントプ議長は、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が再び立候補することはできないとする議論について、「大統領選挙および立候補の手続きは、議論の対象ではなく、憲法上の問題だ。2018年以降、全国民に2度の被選挙権が与えられた。これは疑いのないことであり、法律上の問題はない。今は、敬うべき我らが大統領の第一期である。二度目の立候補は通常の手続きに照らして問題ない」と語った。 TBMMシェントプ議長は、アンカラで金曜礼拝後に記者らの質問に回答した 全文をよむ
速報・・・6つの政党の党首が、IYI党本部に集結した。会談の後の声明では「エルドアン大統領が、5月14日に実施される選挙に再度立候補することは不可能だ」と宣言された。 CHP(共和人民党)のケマル・クルチダルオール党首、IYI党のメラル・アクシェネル党首、未来党のアフメト・ダヴトオール党首、DEVA党のアリ・ババジャン党首、幸福党のテメル・カラモッラオール党首、民主党のギュルテキン・ウイサル党首から構成される11回目の6者会談が招集された。 IYI党のメラル・アクシェネル党首 全文をよむ
公正発展党と民族主義者行動党による、スカーフの使用を憲法上で保証し、家族のあり方を再調整する法案が、トルコ大国民議会憲法委員会で承認された。 アイシェギュル・カフヴェジオール記者(アンカラ) 憲法委員会は、先週全体に亘って議論した憲法改正草案の条文を審議するために、昨日再招集された。法案のスカーフに関する第一条について、共和人民党と善良党は共同で改正案を提出した。法案に記されている「いかなる女性も、宗教的信条を理由に頭を覆うこと、自ら選んだ服装を理由に教育・教授、労働、選挙、被選挙 全文をよむ
共和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首は「公正発展党のタイイプ・エルドアン大統領が示唆する5月14日という選挙日に関して、「我々にとっても何の問題もありません。5月14日になったとき、我々は『もうたくさんだ、言葉は国民のものである』と言いました。国民連合もすでにそう望んでいます。「もうたくさんだ、言葉は国民のものとなるでしょう」と話した。 トルコ企業経営者連合会(TÜRKONFED)を訪問したCHPのケマル・クルチダルオール党首は、会談のあと、報道陣の質問に答えた。 全文をよむ
公正発展党が調整を続けている選挙日程の詳細が明らかになり始めた。本紙が以前に述べた5月14日が、ほぼ確定した。もし野党の支援を得て議会で「選挙決定が」でなければ、エルドアン大統領は、3月8日に国会を解散することになる。 公正発展党では、大統領および国会議員の選挙作業が加速した。同党が「トルコが5月14日に選挙に向かうこと」に向けた「綿密な計算」が行われたのが分かった。 公正発展党の中央執行委員会は、一昨日にエルドアン大統領を議事進行役として招集された。 入手された情 全文をよむ
1月30日に行われる6野党党首会議の詳細が明らかになった。会議ではプロジェクトを明らかにし、選挙公約を発表することになる。 6野党党首会議の大統領選候補者は、1月30日に発表される9つの主題と73の副題から成る目標とプロジェクトを準備して選挙民の前に現れる事になる。 6野党党首会議には共和人民党、善良党、民主党、至福党、民主進歩党、未来党が出席することとなっている。「強化された議会システム」への移行過程ということで練られた基本政策部門では、数多くの項目から成る目標、プロジェク 全文をよむ
民族主義者行動党(MHP)のデヴレト・バフチェリ党首が、クズルジャハマムで開催された同党キャンプの演説で春の大統領選挙実施を明らかにした。 バフチェリ党首がクズルジャハマムの党キャンプで記者会見を開いた。 同党首は、大統領選の準備は整っていると表明し、「MHPは情熱とやる気の点で大統領選及び総選挙への準備が完全に整っている。印象操作は無駄だ。我々の勝利を確信している。選挙へのカウントダウンが始まった。来たる春シーズンは投票と選挙のシーズンでもある」と述べた。 バフチ 全文をよむ
エディルネF型刑務所に収監されている人民の民主主義党(HDP)の元共同党首であったセラハッティン・デミルタシュ氏は6野党会議に関し発表を行い、「[6野党会議が]結成された後、会議を代表して何も発されず、何ら会議を行っていなかったら、今彼らの投票は60%を超えていただろう。」と述べた。善良党のメラル・アクシェネル党首に宛ててデミルタシュ党首は『HDPが会議の場にいるなら席を立つ』という人をHDPの票で首相にするつもりなのか?」と述べた。 元HDP共同党首のセラハッティン・デミルタシュ氏は 全文をよむ
ボアジチ大学で弾圧が継続、退職しなければ解雇する レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領が学長を任命したことで話題の尽きないボアジチ大学で、教員たちへの弾圧が継続している。多くの管理部門の職員は解任されてほかの部署に配属され、年休と病休を使う許可も降りない。 ボアジチ大学で2021年にレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領によってメリフ・ブル教授が学長として任命されたことで始まり、ブル氏が解任され、後任に副学長で物理学科教員のナジ・インジ教授が任命されたことで加速した政治介入 全文をよむ
民族主義者行動党(MHP)デブレット・バフチェリ党首の顧問であるユルドゥライ・チチェキ氏は、スィナン・アテシュ殺害のヒットマンであるエライ・オズヤージュをバイクで犯行現場まで送ったヴェダト・バルカヤが共和人民党支持者であると主張した。クルチダルオール共和人民党党首に向けてチチェキ顧問は、「あるいは共和人民党支持者のヴェダト・バルカヤが使用したバイクのガソリンをあなたが満タンにしたのか。政治の弱者よ。」と述べた。 「理想の炉端」の元代表であるスィナン・アテシュ氏がアンカラで襲撃にあい死亡 全文をよむ
憲法裁判所(AYM)ズゥフチュ・アルスラン長官を含む7名は、最高裁判所共和国主席検事局が国民の民主主義党(HDP)無期限閉鎖決定を求めて開いた裁判において、国民の民主主義党に支払われた、または支払われる予定である政党助成金が入る銀行口座を差し押さえるという憲法裁判所の決定に対して、反対票を投じた。 最高裁判所共和国主席検事局が、国民の民主主義党の無期限閉鎖決定を要請して開いた裁判において、国民の民主主義党へ支払ったないしは支払う予定である国庫からの助成金が入る銀行口座の差し支えに関する 全文をよむ
公正発展党(AKP)のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、与党に近いことで知られる記者のアブドゥルカディル・セルヴィ氏への「コラムには必要なことを書くように」との発言を忘れて、報道の自由を主張した。 AKPのレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、第7回アナトリアメディアアワードの番組に出演した。「2月28日事件時代には、扇動的な報道をするメディア組織が存在した。私が詠んだ詩のせいで下された裁判の判決を、もう村長にすらなれないといった見出しで、まるで祝うように報道する新聞社があった 全文をよむ
バルシュ・ヤルカダシュ記者は出演した生放送において、注目の舞台裏情報を公開し、大統領府で会った公正発展党(AKP)党の党首レジェプ・タイイプ・エルドアンと民族主義者行動党(MHP)党首デヴレト・バフチェリが選挙日程を話し合い、2023年4月9日と話題に上ったと伝えた。 AKP党のエルドアン大統領は昨日、MHP党首デヴレト・バフチェリと大統領府において対面した。会談は約45分続いた。エルドアン大統領は、1月1日のバフチェリ党首の誕生日を、新月が3つ描かれたケーキで祝福した。 全文をよむ
イスタンブル広域市(IBB)のエクレム・イマムオール市長が「高等選挙委員会(YSK)のメンバーに対して侮辱」を行ったとして、政治活動の禁止と、2年7カ月の実刑判決が下された裁判において、検察は、判決の手続きと根拠の観点から、法に反するとして、上訴を申し立てた。 イスタンブル広域市のエクレム・イマムオール市長が「高等選挙委員会のメンバーに対して侮辱」を行ったとして開かれた裁判に新たな展開があった。イマムオール市長に対し、政治活動の禁止と2年7カ月15日の実刑判決が下された裁判のあと、共和 全文をよむ
共和人民党(CHP)の広域市市長11名は、コンヤで一堂に会した。会議後に共同宣言を発表した。 CHPの11名の広域市市長は、コンヤにおいて一堂に会した。会議の開式スピーチはCHPのセイト・トルン副党首とイスタンブル広域市のエクレム・イマムオール市長が行った。会議の後にCHPの市長の連名で共同宣言が発表された。共同宣言では、イスタンブル広域市のエクレム・イマムオール市長に対して下された禁錮刑と政治活動禁止に関する団結のメッセージが発せられた。 宣言の全文は次のとおりである。 全文をよむ
エルドアン大統領は、イマムオールに下された刑罰について、「これはある人物が裁判官を侮辱した容疑で受けた有罪判決からなるものだ。そこには政治的論争や思想の衝突はない。内輪の揉め事やビザンチン的な王位争いを私たちを通して行っている」と述べた。 エルドアン大統領は、マルディン・デリッキ平野灌漑、ミディヤト―ヌサイビン道路、オメルリ・ダルゲチト天然ガス供給、その他完了プロジェクトの大規模式典でスピーチを行い、次のように述べた。 ■政治的ではない、あるのは侮辱 「最近の判決を 全文をよむ
トルコ与党連合の大統一党 (BBP)ムスタファ・デスティジ党首は、民族主義者行動党(MHP)バフチェリ党首やエルドアン大統領の考えとは異なり、エクレム・イマムオールイスタンブル広域市長に科される可能性のある政治活動禁止判決が、「バランスを欠くもの」になりうるとした。「こうしたことが政治活動禁止につながることには終止符を打たねばならない。それが私の意見だ」と述べた。 イスタンブル広域市のエクレム・イマムオール市長が、高等選挙管理委員会 (YSK)委員らを侮辱したとして訴えられた裁判の第8 全文をよむ
懲役2年7カ月15日の実刑及び政治活動禁止の判決を受けたイスタンブル広域市のエクレム・イマムオールイ市長の大統領選候補に関しての可能性について、高等選挙委員会(YSK)のムハッレム・アッカヤ委員長は、「刑が確定したとしても、選挙には出れるが、(選挙に)勝ったとしても委任はできない」と発言した。 ハベルテュルクのコラムニスト、キュブラ・パル氏は、YSKのムハッレム・アッカヤ委員長に対して実刑に処され、刑が確定した状況において、政治活動が禁止となるイスタンブル広域市のエクレム・イマムオール 全文をよむ
警察は禁錮刑が下されたイスタンブル広域市のイマームオール市長を支援する大集会へ、2万5千人が参加したと発表した。これに対し、イスタンブル広域市は参加者が20万人であったと主張した。 和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首が主導する野党六者会議のリーダーらは、アナドル第7第一審刑事裁判所がエクレム・イマームオール・イスタンブル広域市市長に対して有罪判決を下したのを受けて、サラチハーネ広場に終結した。 警察を情報源としたアナドル通信の報道によると、この集会にはお 全文をよむ
AKP(公正発展党)のオメル・チェリキ報道官は、エクレム・イマモール氏に対する実刑と政治活動禁止の決定に関して「野党が未決定の公判プロセスについて議論する際に陰謀を企て、それを大統領やAKPと併置しようとするのはプロパガンダ政治だ」と述べた。 チェリキ報道官はSNSに次のように記載した。「AKPは政治の舞台にいる政党である。AKPは常に国民の意志と繋がった政党である。継続中の公判プロセスについて、野党は大統領やAKPに対してリンチ・キャンペーンを進めているように見える。野党が未決定の公 全文をよむ
エクレム・イマムオール・イスタンブル広域市市長に2年7か月15日の禁錮刑の判決がでた。今日、検察側は第七刑事裁判所に要請書を提出し、この判決には手続き、および法に反する点があるとして、判決を覆すため、上告するとした。 アナトリア第七刑事裁判所の審議で、エクレム・イマムオールが「組織としての務めを果たす公務員に対し、公務に関する侮辱」をしたとして、2年7か月15日の禁錮刑の判決がでた。 ■手続き、および法に反する 最終判決でたのち、今日、検察は、第七刑事裁判所に要請書 全文をよむ
ムラト・イェトキンの主張:『ヤヴァシュに対しても告訴がなされる可能性』 ジャーナリストのムラト・イェトキンは、エクレム・イマームオール(イスタンブル市長)に下された法廷による2年7か月の懲役刑と公民権剥奪決定に続いて、秘密裏にマンスル・ヤヴァシュ(アンカラ市長)に対しても告訴が行われることが検討されていると述べた。 エクレム・イマームオール・イスタンブル市長に対して、高等選挙委員会委員長と委員を侮辱したという主張によって告訴された『まぬけ』訴訟で、2年7か月の懲役刑と公民権剥奪が決 全文をよむ
[性的]虐待を受けた6歳のH.K.Gが2年前に被害届を出したことを受けて検察が父親のギュミュシェルとカディル・イステクリについて逮捕請求をした。しかし簡易刑事裁判所は容疑者を釈放し、検察がこの決定に異議を唱えたものの却下されたことがわかった。 イスマイル・アー教団に属するヒラヌル財団の創設者であるユスフ・ズィヤー・ギュミュシェルの娘であるH.K.Gが6歳で宗教婚を挙げられ、数年にわたって性的虐待にさらされていた件に関する捜査で、検察が容疑者を2年前に逮捕するよう[裁判所に]送致したが、 全文をよむ
速報…官報で発表された決定によると、公正発展党のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の首席補佐官に、前コジャエリ大学学長のサーデティン・ヒュラグ博士が就任した。 大統領首席補佐官に前コジャエリ大学学長のサーデティン・ヒュラグ博士が任命されたことに関する決定が官報で公布された。 サーデティン・ヒュラグ氏の学長としての任期は、12月9日に官報に掲載された決定で、ヌフ・ザフェル・ジャンテュルク博士が新たな学長に任命されたことによって終了した。 コ 全文をよむ
イスマイル・アー教団に関連するヒラヌール財団の創設者であるユスフ・ズィヤ・ギュムシェル氏が、自分の娘H.K.Gを6歳の際に宗教婚させ、長年性的虐待にさらしたことは、国内で話題となっている。 共和人民党のケマル・クルチダルオール党首は本日12日、虐待問題に「沈黙することを選んだ」法務省に向け行進を行った。法務省の前で演説を行ったクルチダルオール党首は、「2年間、この件を認知していたと彼らは言っている。二年間この件を知っておきながら、何をしたのだ?組織的な虐待があり、2年間それを認知してい 全文をよむ
ハルクTVの生放送にゲスト出演したイスタンブル広域市エクレム・イマームオール市長は、公正発展党のプロジェクトであるイスタンブル運河と2023年の選挙に関して、「イスタンブル運河を建設することはできないだろう。不可能である。彼等はいなくなるはずだ。今後、現政権はこの選挙では勝利できない。しかし、野党は敗れる。私たちは負ける。(注)」と述べた。イマームオール市長は、「候補者」論争にもとてもはっきりと回答した。 ハルクTVでイスマイル・キュチュクカヤ氏が司会を務める「新しい朝」という番組のゲ 全文をよむ
公正発展党のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、サムスンでの大々的なオープニングセレモニーにおいて演説した。演説において、共和人民党のクルチダルオール党首と6野党連合を標的にしたエルドアン大統領は「あなた方が彼らを打ち負かせるだろうと信じています」と述べた。また、最後の支援をいただきたいと述べたエルドアン大統領は「若者への道を切り開きます」と話した。 公正発展党のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、サムスンでの大規模なオープニングセレモニーにおいて演説を行った。 サム 全文をよむ
エミネ・エルドアンは、ウクライナからトルコにつれて来られた孤児と会った レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領の夫人、エミネ・エルドアンは、ウクライナのオデッサ・ソネチコ孤児施設からアンカラにつれて来られた孤児を訪問した。 エミネ・エルドアンは、家族社会福祉大臣のデルヤ・ヤヌクとともに、ウクライナから避難した、特別支援の必要のある子供たちを含む、最年少は生後10ヵ月の子供たちを訪問した。子供たち一人一人に対面し、おもちゃを与えたエルドアン夫人は、健康上の問題が見つかったひとりの子 全文をよむ
エルドアン大統領による「シリア」および「軍事作戦」に関する発言 公正発展党(AKP)のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、イスラム協力機構経済・商業協力常任委員会(İSEDAK)の会議において、シリアとイラク北部に対する作戦に関して発言した。エルドアン大統領は、「我々は、我が国並びにシリアとイラクの領土保全を脅かす、この組織を根絶やしにする決意である。」と述べた。 公正発展党のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、イスタンブル会議場にて、イスラム協力機構(İİT)経済・商業協 全文をよむ
国会では、予算についての話し合いの二日目で再び緊張が高まった。公正発展党ブルサ選出国会議員のザフェル・ウシュク氏と善良党トラブゾン選出議員である、ヒュセイン・オルス氏の間で殴り合いが起こった。発生した騒ぎで体調を崩した善良党のヒュセイン・オルス氏は病院に搬送されて、処置のため集中治療室に入れられた。トルコの国会議長であるムスタファ・シェントプ氏も、電話でお大事にというメッセージを送った。発生した騒ぎの後にトルコ大国民議会(TBMM)の内規によって議員には罰則が与えられた。 TBMM総会 全文をよむ
民族主義者行動党デブレット・バフチェリ党首の発言が原因でBİMと党との間に始まった緊張関係において興味深い光景が現れ続けている。ブルドゥル県で民族主義者行動党が市政を担うテフェンニ自治体は、郡内にあるBİMの店舗前にマーケットチェーンに関するバフチェリ党首の発言が書かれた看板を建てた。同市チャヴドゥル郡でも複数のBİM店舗前に穴が掘られていたのが目撃された。 民族主義者行動党バフチェリ党首は、直近の国会の会派会議で、生鮮食品の急騰はスーパーマーケットチェーンに責任があり、売っている商品 全文をよむ
勾留中の元人民の民主主義党(DHP)党首のセラハッティン・デミルタシュは、イムラル刑務所で収監されているテロ組織PKK(クルディスタン労働者党)のリーダーであるアブドゥッラ・オジャランとオンライン通信を通じて面会を要請して、法務省に嘆願書を提出した。 エディルネのF型刑務所に勾留中の元人民の民主主義党首のセラハッティン・デミルタシュは法務省へテロ組織PKKのリーダーであるアブドゥッラ・オジャランとオンライン通信を通じた面会を法務省に申請した。 デミルタシュ元党首は弁護士を通じ 全文をよむ
イスタンブル県のアリ・イェリカヤ知事は、ベイオールで起こった爆弾テロ攻撃後のイスティクラール通りで安心・安全・治安を守り、人の往来を促進する件で取るべき対策に関して「一般通達」を発表した。 イスタンブル県知事府の発表の中にはイェリカヤ知事によって公開された「一般通達」が含まれた。 一般通達では、歴史的、経済的、社会的、文化的、観光活動が最も盛んに行われるベイオール郡のイスティクラール通りで11月13日に爆弾テロ攻撃が行われ81人が負傷し、6人が死亡したことが触れられた。 全文をよむ
21世紀トルコ研究所テロリズム・テロ対策調査センター長ウナル・アタバイ退役参謀大佐は、「爪と剣作戦」においてトルコ軍がテロの標的をよく分析し、特に兵站の点で重要な場所が空爆されたことに注意を引いた。アリ・エル退役将軍は、軍事作戦が「メッセージ」という性質を帯びていることに注意を引いて、「次いで、遂行される陸上作戦の準備攻撃である。」との見解を述べた。 専門家たちは、トルコ軍が一昨日夜にシリアとイラクの北部に向けて始めた「爪と剣作戦」を本紙で論評した。アタバイ退役参謀大佐は、テロ組織が地 全文をよむ
共和人民党(CHP)イスタンブル選出国会議員のギュルセル・テキン議員は、ベイオール区イスティクラル通り爆破テロ事件後、科学技術・通信協会がトルコ全土でインターネット・アクセス制限の適用に踏み切ったことに関して、協会の会長と業務責任者たちについて告発予定であると発表した。 イスタンブルのベイオール区イスティクラル通りで発生したテロ事件後にトルコでのインターネットのプロバイダーによってSNSへのアクセスが制限された。科学技術・通信協会はこのSNSへのアクセスにおいてトルコ全土で「接続制限」 全文をよむ
エディルネで収監されているデミルタシュ人民の民主主義党(HDP)元共同党首は、父親が心臓発作を起こしたことを受けて、ディヤルバクルに移送された。デミルタシュのディヤルバクル移送は、弁護士や家族にも秘密にされたことがわかった。 エディルネ刑務所に収監中のセラハッティン・デミルタシュHDP元共同党首は、父親の急病により、昨日(11月12日)収監先の刑務所からディヤルバクルに移送された。デミルタシュは、父親と面会後、エディルネ刑務所に戻されたと述べられた。 「デミルタシュの弁護士」 全文をよむ
イスタンブル広域市(IBB)のエクレム・イマムオール市長が高等選挙委員会(YSK)の委員長とメンバーを侮辱したことに関する裁判の審理が開始された。カルタル郡知事府は、この審理により郡全土で集会の禁止を宣言した。裁判において裁判官は「誰に対しての言葉であったかは明らかだ。議論の余地がない。スレイマン・ソイル内相に対するものであることが明らかだ」と述べた。検察は求刑でイマムオール市長への実刑を求めた。 イスタンブル広域市のエクレム・イマムオール市長が、3月31日の選挙が中止された後 全文をよむ
公正発展党政権は、教育に平均5743ドルでメキシコ、コロンビアに続き、学生一人当たりにつき最も少ない支出を行なっている。高等教育以前の各段階で世帯当たりの教育支出は、OECD加盟国平均の2倍以上である。 トルコは、全ての教育段階で学生一人当たりの支出が最も少ないOECD加盟国にあたる。高等教育以前の諸段階における各世帯の教育費がOECD加盟国平均の2倍以上であるトルコは、一人の学生当たり6歳から15歳の間の義務教育につき約4万7000ドルの投資を行なっていて、コロンビアに次いで最も支出 全文をよむ
トルコ共和国が文字改革によって「思考を妨げている」と述べた公正発展党のマヒル・ウナル会派副代表は人々の反応を受けて副代表の職を辞した。辞職前の公正発展党中央執行委員会の会合での出来事が明らかになった。 「共和国は私たちの語彙、文字、言語、それが生み出す全ての思考一式を一掃した」という発言で反響を呼んだマヒル・ウナル議員は、公正発展党の会派副代表を辞職したと明らかにした。 ウナル氏が空けた会派副代表の地位は公正発展党のトカット選出の国会議員オズレム・ゼンギン氏に引き継がれた。 全文をよむ
ロシア政府大統領プーチンは、トルコの天然ガス基地を迅速に構築できるだろうと発表した。 ロシア大統領ウラジミール・プーチン氏は、トルコにおいて天然ガスセンターをかなり早くに建築できるだろうと述べながら、ヨーロッパにおける数多くの顧客たちの契約を締結するのを望むだろうと述べた。 プーチン氏は、北の流管が9月に爆発したため被害を受けたのちに、トルコにガスセンターを建築することを提案した。エルドアン大統領もまた、この考えをサポートした。 プーチン氏は、「これは実現可能な一つ 全文をよむ
最新情報 認知症の診断を受け、健康状態が悪化しているアイセル・トゥーラク元 HDP(人民の民主主義党) 議員が、コジャエリにあるカンドゥラ刑務所から釈放された。刑務所の前でトゥーラクを出迎えたHDPのイズミル議員・セルピル・ケマルベイは、「決定は非常に遅かったが、結果としてこのような決定が行われたことをうれしく思う」と述べた。 認知症の診断を受け、健康状態が悪化しているアイセル・トゥーラク元HDP議員は、コジャエリのカンドゥラ刑務所から釈放された。トゥーラクを出迎えたHDP 全文をよむ
ベキル・ボズダー法相は、スカーフ着用のために憲法24条が修正されると発表した。ボズダー法相は、「ついに結論に達した。24条だけの修正を行うことに決定した。それに則って修正を行う。」と述べた。 共和人民党ケマル・クルチダルオール党首がスカーフ着用の自由を「法的に保障」するよう呼びかけたのに続いて、共和人民党はこの問題について修正法案を大国民議会議長府に提出していた。 ベキル・ボズダー法相は、トルコ・ラジオ・テレビ協会のニュースの中で時事に関する見解を表明し、憲法24条を修正す 全文をよむ
ディヤルバクルでの一斉開所式で演説を行った公正発展党(AKP)のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、ディヤルバクル刑務所が法務省から文化観光省に移管されたことを述べた。エルドアンは、「私はディヤルバクル刑務所を文化センターにすると約束した。約束は果たした。ディヤルバクル刑務所は博物館になる」と話した。 AKPのレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、党集会と化したディヤルバクルでの一斉開所式で演説した。 エルドアンは、演説の中で特に1980年クーデター後に拷問や死で話題と 全文をよむ
AKP(公正発展党)のマヒル・ウナル議員が、「共和国(の改革)が我々の文字(アラビア文字)や、我々の言語、つまりあらゆるマインドセットを無にした。今日我々の話すトルコ語では思考を生み出すことは不可能だ」と述べた。一方歴史研究者らはこの発言を「アタテュルクの実績を認めない偏狭な考えだ」とコメントした。 AKP会派代表であるマヒル・ウナル議員は、昨日、第8回国際書籍文化フェアにおいて会議に出席し、トルコ共和国ならびに文字改革を標的にするような発言をおこなった。 ウナル議員は、(我 全文をよむ
YETEVのビラール・エルドアン理事長は、「教育に熱心な同僚とともに、教育技術を用いることで、さらなる効率化を進めることができることがわかりました」と話した。 新トルコ教育財団(Yeni Türkiye Eğitim Vakfı, YETEV)による「教育テクノロジーサミット」が開催された。財団付属のイェニドーウ学園のチェクメキョイキャンパスにおいて開かれたサミットは、新トルコ教育財団のビラール・エルドアン理事長も出席した。ビラール・エルドアン理事長は、講演で次のように話した。 全文をよむ
2023年の遅くとも6月に行われる予定の選挙に関する活動は依然として重要である。国民が、どの政党に投票するかに加えて、どの政党には“絶対に”投票しないかに関してアンケート調査が行われている。 イスタンブル経済研究所によって、2022年10月4~11日の間、トルコ全国の26の地域・2000人を対象に行われたアンケート調査において、参加者に対し、「次の日曜日が国政選挙だとしたら、どの政党には絶対に投票しないですか」という質問も投げかけられた。 Yeniçağ紙の報道によれば、国民 全文をよむ
「アジア相互信頼醸成措置会議(CICA)」にて会談を行ったエルドアン大統領は、「戦争での勝者は公平な平和であり、敗者は存在しないものである。」と話した。CICAへの出席のため、カザフスタンの首都アスタナを訪問したエルドアン大統領は、ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領、ベトナムのボー・ティ・アイン・スアン国家副主席などと会談した。 エルドアン大統領は、CICAにて会見を行った。 CICAの第6回首脳会談に出席したことを光栄だとしたエルドアン大統領は、「(カザフスタン 全文をよむ
共和人民党(CHP)ケマル・クルチダルオール氏が最初の署名者となったスカーフに関しての法案は、トルコ大国民議会(TBMM)府に提出されてから、6日後に憲法委員会にもたらされた。 CHP党首のケマル・クルチダルオール氏が伝えたところでは、CHPの「女性たちの職業枠組みにおけるドレスと装束を着用すること以外にいかなる強制からも逃れられることに関しての法案案」は、2022年10月4月にトルコ大国民議会に提出された。 世論において「スカーフ法」として知られている「2/4619」番の案 全文をよむ
公正発展党(AKP)のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が機内で行った「憲法改正」の発言に対し、共和人民党(CHP)の党首ケマル・クルチダルオールから厳しい反応が返ってきた。クルチダルオール党首は、自らに対する批判にも返答し、エルドアン大統領に対し「あなたは誠実ではない。賊である。私は国民がそれを目の当たりにするように望み、あなたはそうした」と話した。 AKP党首兼大統領のエルドアン氏は、CHPの「スカーフ決議」とそれに続く与党側から提案された憲法改正について語り、「家族などすべての 全文をよむ
第11代大統領のアブドゥッラー・ギュル氏は、共和人民党のスカーフ法案に関してコメントをした。ギュル元大統領は、「このような変革を主導しているケマルさんを称賛する必要がある」と述べた。 共和人民党のケマル・クルチダールオール党首が10月3日(月)の夜に動画で発表し、「政府の誠実さを測るリトマス紙となる」という言葉とともに明らかにした、「服装に関する法案」がトルコ大国民議会府に提出された。 クルチダールオール党首が初の署名者となった、「女性が従事する職業の範囲内以外においては、服 全文をよむ
イスマイル・チャタクル副内相は、自国に帰国したシリア人の数を発表した。 チャタクル副内相は、シリア人52万6932人が自国に帰国したと発表した。 チャタクル副内相兼省報道官は、省の9月の活動に関する記者会見を行った。 チャタクル副内相は以下のように話した。 「どの国も自国の安全、平和、国民を守ろうと努めている。我々はトルコとしてこの問題に最も取り組んでいる国の筆頭にあたるが、この取り組みを進める中で一切人間の尊厳に反する行動はしていない。我々は良心と法律の 全文をよむ
「強化された議会システム」約定のもと一堂に会した「国民統一」を構成する六野党による党首会談の第二ラウンドが、共和人民党(CHP)をホストとして始まった。CHPケマル・クルチダルオール党首は、他の五野党党首をCHP本部の中庭で迎えた。会談はCHP本部12階で開催されたことが明らかになっている。 「国民統一」を構成する六野党の会談第一ラウンドは、「強化された議会システム」約定のもと、2022年2月13日に始まり2022年8月21日に終了した。また、その際のホストは至福党が務めた。 全文をよむ
HDP(国民の民主主義党)共同党首のミトハト・サンジャル氏は、CHP(共和人民党)党首のケマル・クルチダルオール氏が大統領選の候補者となる可能性に関して、「ケマル氏のことは評価しており、彼の努力はとても重要なことだと考えている。ただ、誰を候補者として推すのかは、6 野党党首会談にて話し合うべきである。」と話した。 HDP共同党首のミトハト・サンジャル氏は、メルスィン警察署に対する攻撃を、「選挙前の混乱を目的とした計画の一部であるとみる必要がある。」とした。 サンジャル氏は、2 全文をよむ
飛行隊にフランスから新世代の戦闘機ラファールを導入し、短期のうちにトルコに対し航空優勢を確保する働きかけを行っているギリシャは、この程カタールの航空機がトルコに配備されることで懸念を抱くことになる。 カタール空軍所有のラファールを含む戦闘機は、トルコの戦闘機と合同で飛行する。トルコのパイロットは、ラファールの性能を実地で学び、重要な経験をすることになる。 ギリシャ空軍は6機のラファールF3R型機を備えている。ギリシャは、さらに18機をフランスに注文している。カタール空軍の編成 全文をよむ
世界的に有名なヴァン猫(片目が青、もう一方の目が琥珀色)の純血種保護を目的に運営されているヴァン県の猫保護飼育園で今年最後の出産が終わり、今年生まれた子猫の数は130匹に達した。 異なる両目の色と真っ白な毛並みをもち、国境を越えて人気のヴァン猫は、ヴァン県猫保護飼育園の職員によって丁寧に世話されている。毎シーズン、ヴァン猫を目当てに国内外から観光客が訪れるほど、猫たちは観光客から絶大な注目を集めている。 保護飼育下にあるヴァン猫の純血種保護に向けた取り組みも続けられている。3 全文をよむ
4月に行われたコンサートでのイマーム・ハティプ出身者に関する発言を映した映像が、政府系メディアによって標的となったのち、拘置されている歌手のギュルシェンの警察署での取り調べの様子が明らかとなった。取り調べのあと、本日、逮捕請求により、簡易刑事裁判所に送られたギュルシェンは逮捕された。また、バクルキョイの女性刑務所へと移送された。 最近のライブパフォーマンスと発言で、話題となっていた歌手のギュルシェンについての捜査が開始されていた。拘束され、検察へ供述をしていたギュルシェンの警察署での取 全文をよむ
メヴリュト・チャブシュオール外相は、シリア国民連合のリーダーであるサレム・アル=メスレット氏、交渉委員会のベドル・ジャムス氏、暫定政府のアブドゥッラフマン・ムスタファ首相と会談した。 チャブシュオール外相は自身のツイッターアカウントから行った投稿で、シリアの反政府系リーダーのメスレット氏、ジャムス氏、ムスタファ氏と会談したと明らかにした。 同外相は会談に関して、自身の投稿で次のように発言している。 「シリア国民連合のリーダーであるサレム・アル=メスレット氏、交渉委員 全文をよむ
2023年の選挙まであと一年を切った。昨日、本部で臨時会議が開かれ、AKP(公正発展党)の準備が正式に始まった。AKPのレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、党員に選挙声明を準備するよう指示した。 AKPのレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が議長を務める最初の臨時会議により、AKPは選挙準備を正式に開始した。 これに関連して、AKPは選挙声明及び選挙公約の内容について検討することになっている。 NTV(ネルギス・テレビ)の情報によると、声明で強調されるのは205 全文をよむ
ひび割れの発生したメレン・ダムに80億トルコリラ(TL)、失敗に終わったアンカパークに 8億100万ドル、利用客がほとんどなく飛行機の着陸もない空港へ何十億リラものお金がつぎ込まれた。 AKP(公正発展党)政権下で野心的なレトリックで実現が目指された多くのプロジェクトは、未完成のままになった。これらのプロジェクトでは、公的資金から企業に数十億リラが渡されたが、不適切な施工のために未完成となったか、法的手続きが完了していないことが理由で放置されている。起きていることは、大衆の数十億ドルが 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、党の中央執行委員会会議において公正発展党の2023年の選挙活動から外交政策の展開まで多くの項目について重要な検討を行った。会議ではエルドアン大統領は、経済については2月と3月を指示した。 間を41日置いた後、一昨日招集された公正発展党の中央執行委員会において、ハムザ・ダー広報メディア担当長がプレゼンテーションを行った。その中で、8月14日に行われる公正発展党設立21周年記念のプログラムを取り上げた。公正発展党が2023年の選挙に向かう中、使用する 全文をよむ
ウクライナ側の最新の発表では、オデッサ港へロシアによるミサイル攻撃が行われたことが公表された。昨日イスタンブルにて調印された協定ののちに行われた、穀物(輸出再開)合意のカギとみなされる地域への攻撃は、ウクライナの反発を引き起こした。ウクライナ外務省のオレグ・ニコレンコ報道官は「世界規模の食糧危機の深刻化の責任は全てロシアにある」と述べた。 ウクライナを起点とする穀物回廊の設置を目指し、イスタンブルで調印された重要な協定が成立してから1日も過ぎないうちにウクライナの港湾都市オデッサへ攻撃 全文をよむ
共和人民党(CHP)のジャナン・カフタンジュオールイスタンブル県連会長が政治活動禁止後に声明を発表した。カフタンジュオール県連会長は政治活動の禁止は公正発展党(AKP)がイスタンブル県地方選で敗北したためだと話した。 最高裁判所はCHPのジャナン・カフタンジュオールイスタンブル県連会長のCHP党員資格をはく奪し、その判決はCHP本部に伝えられたと報じられた。 CHPのジャナン・カフタンジュオールイスタンブル県連会長は最高裁判所より懲役4年11か月と判決が出され、スィリブリ刑務所に押 全文をよむ
トルコのスレイマン・ソイル内務大臣が、「我々は、共和国の2世紀目には自分らしく生き、トルコのさまざまな文明的価値観に基づき生きる。誰が何と言おうと国民の意思に従って生き、外から輸入された考え方によって未来を築くつもりはない」と発言した。 ソイル内務大臣は、トルコ首長相互協力プロジェクト閉幕プログラムにおいて講演を行った。同プログラムにはソイル内務大臣に加え、憲兵隊のアリフ・チェティン総司令官、沿岸警備隊のアフメト・ケンディル司令官、アンカラ知事のヴァシプ・シャーヒン氏、以下、多数の地域 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、日本の安倍晋三元首相が銃撃によって命を落とした後、メッセージを公開した。エルドアン大統領は、「大切な友人である安倍が銃撃の結果亡くなったことに大きな悲しみをおぼえる。この卑劣な襲撃を実行した者を非難する。」と述べた。 エルドアン大統領は、日本の安倍晋三元首相が奈良県で参加していた活動の際に銃撃に遭った結果亡くなったために、メッセージを公開した。 ■「この卑劣な襲撃を行った者を非難する」 エルドアン大統領はSNSアカウントを通じ 全文をよむ
ボズダー法務相は、スウェーデンとフィンランドにクルディスタン労働者党(PKK)とギュレン派テロ組織(FETÖ)に属するテロリストたちの送還に関する要求を想起させる文書が送られたと発表した。 ボズダー法務相は、あるテレビ番組に出演し、スウェーデンとフィンランドとの間で署名された合意について評価を行った。ボズダー法務相は、合意の範囲内で送還が求められたテロリストたちについて、この二ヵ国に要求を想起させる文書が送られたと述べた。 ボズダー法務相は、以前の声明においてフィンランドの6 全文をよむ
ロビーの情報によれば、野党6党は、過去のプロセスのための一つのプロトコルを用意する予定だ。最終の形態を党首がもたらすそのプロトコルが用意されて、署名されるまでは野党大統領候補は明らかにされることはない。 6つの野党が、主催をして行った会合の主要な議題のテーマの一つが、プロセスのために用意をする予定のプロトコルとなった。 野党が大統領選の戦いに勝利した場合に、強化された国会システムへと移行するまでの期間での施行、官僚制、公共の諸組織の機能そして以降のプロセスがどれほどの 全文をよむ
六野党の党首が一堂に会する第5回「野党党首会談」が始まった。 「議院内閣制強化」の覚書に署名した六野党の党首らによる第五回野党会談が、今日(7月3日)、を善良党のメラル・アクシェネル党首ホストのもとで始まった。 14時、善良党本部に一番に姿をあらわしたのは福祉党のテメル・カラモッラオール党首。カラモッラオール党首に続き、共和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首が善良党本部に到着。さらに民主進歩(DEVA)党のアリ・ババジャン党首、民主党のギュルテキン・ウイサル党首、 全文をよむ
数年前までにトルコの黄金そして宝石部門の最大の5つの会社の一つであったカラタシュ・アトランティスが倒産した。 カラカシュ・アトランティス貴金属宝石商株式会社に対しての事業解体手続きは、イスタンブル第二倒産局によって行われている。簡易業務解体メソッドが適用される会社から得られる割合は、30日以内で、破産の部署に申し込む必要がある。 ハルクTVのディンチェル・ギョクチェ氏が伝えるところによれば、現在のところの破産手続きが行われているカラタシュ・アトランティスの保有者は、アイドゥン 全文をよむ
アテナの夏の時期にアンカラでは起こりえる二つの動きが見込まれていると書いたカスリメリニ紙は、ロドス島とギリトの間を示唆した。トルコとギリシャでの可能性があり得る戦争もまた、分析のテーマとなった。 ギリシャ首相キリョコス・ミチョタキス氏がワシントンの訪問時に軌道を外れてしまったトルコーギリシャの諸関係における緊張が緩和しない。ギリシャ・メディアは、今日もう一度再び全くことなるニュースとともにトルコをそのトピックにおいて取り上げた。 ■トルコの二つの動き カスリメリニ紙 全文をよむ
共和人民党オズギュル・オゼル会派副代表は、ロシア・ウクライナ戦争が始まった後、他国で資産が凍結されたり、あるいは、資産が没収されたロシアのオリガルヒ達が、トルコを選び、この方法でトルコ国籍を取得したという噂をトルコ大国民議会で議題とした。オゼル会派副代表は、「住宅の取得あるいは別の方法でロシア・ウクライナ戦争が始まった2022年2月24日以降トルコ国籍を取得したロシア連邦国籍者の人数は何人か」と尋ねた。 共和人民党オズギュル・オゼル会派副代表は、世間で頻繁に話題になるトルコ国籍が25万 全文をよむ
アメリカ国務省はAKPのエルドアン大統領のスウェーデンとフィンランドのNATO加盟に関する声明に対し、「エルドアン大統領の声明についてはトルコ政府に聞いてほしい」と述べた。ホワイトハウスも「我々はこの件についてトルコの立場をはっきりさせようと努めている。我々はトルコとの協議を続けている。」と発表した。 AKPのレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領はスウェーデンとフィンランドのNATO加盟について、肯定しかねるとの見解を述べた。アメリカ国務省はこの件について「トルコは重要なNATOメン 全文をよむ
CHP(共和人民党)イスタンブル県支部長のジャナン・カフタンジュオール氏に対する3つの裁判で言い渡された判決を最高裁判所が承認した。カフタンジュオール氏には4年11ヶ月の懲役刑と政治活動の禁止が言い渡された。CHPのイスタンブル県選出のセズギン・タンルクル議員が、カフタンジュオール氏の公判のプロセスについて我々に明かした。 最高裁判所第3小法廷は、CHPイスタンブル県支部長のジャナン・カフタンジュオール氏に対してイスタンブル第37重犯罪裁判所での公判の後2019年に有罪が確定した判決に 全文をよむ
最高裁判所はCHPイスタンブル県支部長のジャナン・カフタンジュオール氏の3つの裁判で下された有罪判決を承認し、2つの判決については棄却した。CHPの副党首であるギュリザル・ビチェル・カラジャ氏は、SNSのTwitterからの投稿で「政治活動は禁止されたが、憲法裁判所への申請の権利はある。」と話した。カフタンジュオール氏は行った初めてのコメントでは、以下のように話した。「私たちは、権力における悪事を追放するまで、この国で私自身のためだけではなく、8400万人の国民のために法と法の優位を確実なものと 全文をよむ
共和人民党エスキシェヒル選出ウトゥク・チャクロゼル国会議員は、ゲズィ公園裁判で懲役となったムュジェラ・ヤプジュさん、チーデム・マテルさん、ミネ・オゼルデンさんとバクルキョイ女性刑務所で面会した後に、彼女たちのメッセージを伝えた。ヤプジュ被告は、チャクルロゼル議員を通して送ったメッセージの中で、「2014年に開かれた裁判では私たち5人を無罪とした。そしてその無罪判決が確定した。そのため古代ローマ以来の普遍的な原則である「一事不再理」により、同じ罪状で再び裁かれることはできない。大きな違法行為である 全文をよむ
AKP(公正発展党)のマヒル・ウナル会派副代表は「EUが合意したデジタルサービス法を我が国の法にも反映させる。欧州デジタルサービス法はインターネットにとって1つのターニングポイントだ。これは実生活で違法とされる行為がインターネット上でも違法とされる必要があるという原則に基づいたものである」と述べた。 AKP(公正発展党)のマヒル・ウナル会派副代表は、8か月間フェイクニュースに関する法整備を進めてきたことについて語った。ウナル氏は、このことについてEUと米国の規則を基にしたと明らかにし、 全文をよむ
サウジアラビアのサルマン・ブン・アブドゥルアジーズ・アル=サウード国王の招待で2日間の訪問のためにサウジアラビアを訪れたレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領はカーバへ行き小巡礼を行った。 エルドアン大統領は、2か国間で2018年から現在までの最も深刻な危機の一つが起こるきっかけにもなったジェマル・カシュクチュの訴訟がリヤドへ引き渡されることに次いで、サウジアラビアを2日間訪問した。 サウジアラビアのサルマン・ブン・アブドゥルアジーズ国王によってアッサラーム宮殿で公式式典により 全文をよむ
4月23日は、「国民主権と子どもの日」及びトルコ大国民議会(略称TBMM)の102周年が式典で祝われている。感染症のため2年間実施されなかった4月23日のレセプションが、正当な理由なしに今年のプログラムに盛り込まれなかったことは注目を集めた。 4月23日は、「国民主権と子どもの日」及びTBMMの開会102周年が式典で祝われている。祝典は、本日午前9時に議会のアタテュルク記念碑で始まった。 国会のムスタファ・シェントップ議長が導く国家の要人たちは、アスランル・ヨル道を歩いてアタ 全文をよむ
北キプロストルコ共和国の総辞職した内閣の首相であったファイズ・スジュオール前首相は、「組閣の義務は我々に与えられるだろう」とし、「大統領に憤りはなく、政策に不満もないが意見の違いがある。」と話した。 北キプロストルコ共和国ファイズ・スジュオール前首相が昨日閣僚の変更を行いスナトゥ・アトゥン財務大臣の解任を要求したことを受け危機が生じた。これにより、国民連帯党(UBP)、民主党(DP)、再生党(YDP)から成る連立政権の解体で幕を閉じることとなった。 スジュオール前首相は、北キ 全文をよむ
新聞記者のポール・ベンジャミン・オスターランド氏は、トルコにおけるアシュレの歴史や文化、アシュレが象徴するものを調査した。 ひよこ豆とインゲン豆は、一般的にあまり合わないと考えられているかもしれない。しかし、この二つは、世界で最も古い ―そして最も美味しいという人もいる― スイーツの最も重要な材料である。 1月、気温が低く霧雨が降るイスタンブルのクルトゥルッシュ地区にあるスイーツ屋さんで、私は何か気分が良くなるようなものを探していた。焼ライスプディングやミルクを用いたスイーツ 全文をよむ
作家のオルハン・パムクとアスル・アクヤヴァシュ氏が、今日結婚した。カップルは10年間連れ添っていた。 ノーベル文学賞をトルコで獲得した唯一の人物であるオルハン・パムクとアスル・アクヤヴァシュ氏は今日結婚をした。パンデミックの諸条件のために、結婚式は家族の間のみで行われた。 パムク氏は、今日の午後にベイオール区で執り行われた結婚式においてアスル・アクヤヴァシュ氏とともに結婚をした。ボアズィチ大学国際政治学部の卒業生であるアクヤヴァシュ氏は、健康業界においてトルコにおける「健康ツ 全文をよむ
アカル国防相は、住民や負傷者のマリウポリからの避難について発言し、海からの避難のため救助船を送ることは可能だと明かした。 フルスィ・アカル国防相は、ウクライナでの戦闘に関する最新状況について記者の質問に答えた。 最近ウクライナのオレクシー・レズニコフ国防相とロシアのセルゲイ・ショイグ国防相と行った電話会談に関して、アカル国防相は、当初からトルコはレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領のリーダーシップにより、積極的な外交交渉をすすめてきたと明かした。 自身もロシアとウク 全文をよむ
トルコ革命運動を象徴する人物であるマヒル・チャヤン氏とその同志らが、今から50年前の[トカト県ニクサル郡]クズルデレ村で虐殺されていた。クズルデレ村では10人の革命家らが殺されたが、トルコ社会史研究財団(TÜSTAV)は村にある家よりの写真を公開した。 トルコ革命運動を象徴する人物であるマヒル・チャヤン氏と、9人の同志らがトカトのクズルデレ村で虐殺された事件から50年が過ぎた。 本日30日、虐殺された10人の革命家を偲んで、彼らの墓があるアンカラのカルシュヤカ墓地をはじめとし 全文をよむ
ウクライナの交渉役が、ロシアとの会談のためにトルコを訪れたウクライナ代表団の「軍事的技術」協力を検討するために今日トルコ関係者と協議すると述べた。 ウクライナの交渉役デビッド・アラクハミア氏は、ロシアとの会談を実現するためにイスタンブルを訪れたウクライナ代表団が「軍事的技術」協力について論議するために今日トルコ関係者と協議する、と述べた。 トルコは、ロシアのウクライナ占領以来、二国間の調停を試みている。過去にロシアとエネルギー・貿易・防衛などの分野で協力していたトルコがバイラ 全文をよむ
メヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は、ロシア−ウクライナ和平協議代表団の会議ののちに、大統領府ドルマバフチェ事務所において発表を行った。チャヴシュオール外務大臣は、停戦協議において最も意味深い進展が今日起きたと明らかにしながら、印象的なメッセージを述べた。 メヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は、ロシア−ウクライナ停戦協議代表団がイスタンブルにおいて会談を行ったのちに、発表を行った。チャヴシュオール大臣が会見で述べた初めの言葉は以下の通り。「我々の大統領閣下が危機の当初から今日に至る 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は3月24日に開催されるNATO特別首脳会議に参加するためブリュッセルへ出発する。 NATOはロシア・ウクライナ戦争と周辺での展開を注視している。同盟の首脳陣はこの動きに関して検討を行うため、最初2月25日にビデオ会議方式で招集されたが、今回はブリュッセルで一堂に会する予定である。 エルドアン大統領は外交交渉において、NATO加盟国の首脳陣やイェンス・ストルテンベルグ事務総長と継続的に肘タッチを交わし、電話や対面で多くの会談を行ってきた 全文をよむ
主役をラーレ・マンスル氏とサリム・ケシゥシュ氏が分け合った『ミュジデ』のワールドプレミアが明日MUBIで行われる予定だ。 イスタンブル第74回とアトランティク映画製作者は、受賞歴のある監督アルファ・エシェリ氏が手掛けた短編映画作品は、シリア戦争の始まりによってその生活が変わってしまった二人の物語を描いている。 全文をよむ
2022年春の関係修繕外交枠組みの中で、トルコと問題を抱える一部の国々のうち、二つの歴史的隣国であるアルメニアとギリシャと共に重要な歩みが踏み出された。 アイドゥン・ハサン/アンカラ−トルコとギリシャの関係はしばしば冷え込んできたが、近年ではエーゲ海の両側にアタテュルクとヴェニゼロスが1930年代に築いたような雰囲気を作り出すために努力が行われている。トルコとギリシャの関係において、1999年以来協業と対話が第一とされる新たな時代が始まった。トルコの姿勢を象徴する訪問が2017年12月 全文をよむ
トルコのチャヴシュオール外相は、アンタリヤ外交フォーラムの閉会式で、マリウポリのモスクに取り残されているトルコ人に関して言及した。 メヴリュト・チャヴシュオール外相はアンタリヤ外交フォーラムの閉会式でスピーチを行い、「アンタリヤでは外交が脈打っている。そして外交に求められているものはこれまでになく大きい」と述べた。 またチャヴシュオール外相は、記者からの質問に答える形でウクライナのマリウポリのモスクに避難しているトルコ系住民に関する質問にも答えた。同外相のスピーチ中で特に注目 全文をよむ
ケマル・クルチダルオール共和人民党(CHP)党首は、自身がディヤルバクル訪問したことを批判したデヴレト・バフチェリ民族主義者行動党(MHP)党首に絵文字で返信をした。 デヴレト・バフチェリMHP党首はディヤルバクル訪問を行ったケマル・クルチダルオールCHP党首を批判した。 バフチェリはツイートで「クルチダルオールのディヤルバクル訪問はそこで起きた八百長、無節操な声明、広まった態度の悪さの暴露に止まらず、分離主義がいかにしてCHP内に広がっているかを記録し、描き出し、確認した」 全文をよむ
ウンカパヌ橋として知られるアタチュルク橋のジョイント部が外れ、交通が1時間遮断された。当局の調査の後、橋は再度通行可能となった。 1940年に開通し、ファーティヒとベイオウルを結び、ウンカパヌ橋としても知られるアタチュルク橋が、ジョイント部の分断により昨日一時通行止めとなった。 きょうもジョイント部が分断しているとの連絡で現場には公安と警察の部隊が派遣された。 橋は、1時間通行止めとなった。当局の調査の後、この分断の開きは通常範囲であるとされ、ウンカパヌ橋は再度通行 全文をよむ
クルド系の政治運動に新たな政党が加わる。「新たな始まり」を掲げて会合を続ける準備委員会は、「姿勢表明書」を発表した。この件について説明を行ったラマザン・トゥンジェル弁護士は、「他の政党の延長でもなければ代表組織でもありません」と述べた。 最高裁判所共和国首席検事府のデータによれば、トルコには123の政党が存在する。このうち、結党手続きを終え正式に登録された政党の中で最も新しいものが「決起党(Şahlanış Partisi)」だ。決起党をはじめ、これから次々に結党される諸新党が、来たる 全文をよむ
フルースィ・アカル防衛大臣は、ロシアの港に停泊している船に関して最新の発表を行った。アカル大臣は、「船はなるべく早くトルコへ来る。なるべく早く良い進展となることを望んでいる」と述べた。 アカル大臣は、トルコ大国民議会の公正発展党グループ会議の初めに報道陣の質問に答えた。セルゲイ・ショイグ露防衛大臣との会談が前向きで建設的なものであったと明らかにしたアカルは、「最初の議題は、停戦がすぐに行われることで、安定と安静を実現することである。トルコとしては、我々の航空機2機がそこにある。そして、 全文をよむ
行政裁判所は、イスタンブル新運河計画に関するハルカル–ウスパルタクレ間で行われる鉄道の入札を停止した。トルコ技術者及び建築家商工会連合(TMMOB)の建築家局イスタンブル広域都市支部支部長のエスィン・キョイメンが、この決定についてジュムフリエット紙で評価した。 公正発展党のレジェップ・タイイプ・エルドアン大統領が市民の反対にもかかわらず、「皆さんのために」と言いながら進める「イスタンブル新運河」計画に関して、裁判所から興味深い決定が下された。 行政裁判所第13法廷は、計画中の 全文をよむ
メヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は、アンタルヤで三者会談が行われることと、セルゲイ・ラヴロフ露外務大臣とクレバ宇外務大臣がアンタルヤで一堂に会することを発表した。 メヴリュト・チャヴシュオール外務大臣が重要な発表を行った。チャヴシュオールは「我々の目的は衝突を即時停戦させることにある。ロシアとウクライナの代表を一つの場所に連れてくることに我々は尽力した」と述べた。 「武力衝突が起きる前から我々は連絡を絶やさず続けてきた。開戦ののちはこの努力をさらに強化した」と語るチャヴシ 全文をよむ
ロシアによるウクライナに対する侵略が9日目になり、現地から新しいニュースが入り続けている。ウクライナの元指導者であるペトロ・ポロシェンコは、CNN Türkでインタビューを受けた。「プーチンに勝ち目はない」と語るポロシェンコは、「今日の終わりにNATOが我々に戦闘機を供給してくれればそれで事足りる」と述べた。 ペトロ・ポロシェンコの述べたところは以下の通りである。 特に今音が聞こえているでしょう。サイレンが鳴っている。ロシアのミサイルは再びウクライナの空から落ちている。ここでは戦況 全文をよむ
メラル・アクシェネル善良党党首は、「クリミアの同胞たちを筆頭にプーチンの圧政に喘ぐ人々の命を運命に委ねてしまってはいけない。プーチンは一線を超えた。今は空虚な言葉ではなく制裁の時である。躊躇せず圧政者に正面から立ち向かう時だ」 メラル・アクシェネル善良党党首は、トルコ大国民議会における党のグループ会議でのスピーチで、ロシアがウクライナに侵攻を開始したことは、歴史の転換点の一つであると述べた。世界にはロシアの拡大主義の問題が横たわっていると述べ、ロシアが国際法と国連の理念を理解していない 全文をよむ
ロシア・ウクライナ戦争に関して、CNN Türkのセルダル・コルジュに話したコンスタンティノープル総主教のヴァルソロメオス一世は、「罪の無い武器を持たない人々がこれほど悲劇的な死を遂げてほしくないと思っている。人々が平和と静けさの中で故郷で暮らせますよう」と語った。 ヴァルソロメオス一世は、「エルドアン大統領は、仲介役を戦争の前から買って出ていた。トルコは仲介役になるために常に努力している。連帯と協力を欲していると表明している。受け入れるものにとって得るものがある」と話した。 全文をよむ
メヴリュート・チャヴシュオール外相は、大国民議会でウクライナ危機に関し情報共有を行った。公正発展党(AKP)の提案により非公開で行われたセッションの内容は「国家機密」となる。 ジェラル・アダン議長代理のもと、大国民議会総会が招集された。アダン議長代理は、ウクライナで起きている情勢に関し、議会としての責任を果たすと述べた。 アダン議長代理は、議会の名のもとにメヴリュート・チャヴシュオール外相に20分間、議会に会派を持つ政党の代表にそれぞれ10分間、それ以外の議員に5分間の答弁を 全文をよむ
公正発展党(AKP)のオメル・チェリキ報道官はロシアとウクライナ間の戦闘に関して、モントルー条約が適用されると述べた。さらにチェリキ報道官は、トルコがこの危機において外交の観点からみて重要な国になるとし、「どんな不当な企みにも、我々は最後まで反対する」と話した。 チェリキ報道官は、AKP党首のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領と国会議員らの話し合いの後に報道陣に向けて会見を開いた。チェリキ氏は、話し合いには議員が50人参加し、エルドアン大統領はそこでロシアとウクライナの間の戦争に関 全文をよむ
ロシアのウクライナへの侵攻への反応は芸術界においても盛り上がっている。ロシア人芸術家たちは、占領に対してヴェネツィア・ビエンナーレから退いたと伝えた。ウクライナを代表する芸術家たちの作品もまた、一台の車の後部座席で国から安全に運び出された。 戦争は毎日の生活のあらゆることに影響を与えたように芸術へも影響をもたらしている。 象と芝生の関係で害を被っているのは一体誰になるのか、というのは十分はっきりとしていることだ。起こっている事件に対して芸術界からも声が上がり始めている。二年に一度、 全文をよむ
昨日〔2月28日〕、共和人民党(CHP)、善良党(İYİ)、至福党(SP)、未来党(GP)、民主党(DP)、民主進歩党(DEVA)が一堂に会したことは外国メディアの注目も集めた。英国のフィナンシャル・タイムズ紙は、アンカラで行われた「強化議会制プレゼンテーション集会」の詳細を報じながら分析を行った。 フィナンシャル・タイムズのローラ・パイテル特派員による「トルコ、エルドアン大統領に勝つため野党による『歴史的』合意」と題された記事は、「様々な立場からなる〔野党〕連合は、長年に渡って破壊さ 全文をよむ
共和人民党(CHP)ケマル・クルチダルオール党首、善良党(İYİ)メラル・アクシェネル党首、至福党(SP)テメル・カラモッラオール党首、民主党(DP)ギュルテキン・ウイサル党首、未来党アフメト・ダヴトール党首、民主進歩党(DEVA)アリ・ババジャン党首らが、「強化議会制」に関する合意に署名した。 「明日のトルコ」のスローガンのもとアンカラのビルケント・ホテルにて行われた署名式には、野党6党の党首のほか、各党の副党首や議員たちも参加した。CHPのムハッレム・エルケキ副党首、DEVA党のム 全文をよむ
ウクライナの首都キエフに住むトルコ人がバスでトルコへ避難を始めた。交通インフラ整備省は、ウクライナでの最新の状況を理由として、乗客が代替ルートからトルコへ帰国するために通過のための書類が流通局から渡されると発表した。 ロシアがウクライナに対して行った攻撃ののち、現地のトルコ人たちの退避が始められた。ウクライナの首都キエフにあるトルコ大使館は、トルコ国民が2台のバスで陸路を使ってトルコへ退避させられると明らかにした。トルコから出張目的でウクライナに渡航して被害に遭ったタイフン・アイドゥン 全文をよむ
公正発展党のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、金曜礼拝の後に会見を行った。ウクライナ・ロシア間の緊張状態に関して「NATOの態度に対する我々の態度は明確だ。従来のような非難の狂乱に戻るべきではない。より確固とした措置を講じる必要がある。」と述べた。 ロシアの侵攻の2日目、公正発展党のエルドアン大統領は記者らの質問に回答した。NATOの声明に関してエルドアン大統領は、「NATOはより確固とした措置を講じる必要がある。これに関して尊敬すべき事務総長と中身のある会談を行った。NATOは 全文をよむ
エルドアン大統領は、ロシアが国際法に違反して軍事侵攻を開始したことを、「地域の平和と安定に与えられた大きな衝撃である」と述べた。 アスルハン・アルタイ・カラタシュ−レジェップ・タイイプ・エルドアン大統領は、「ロシアがウクライナの国土に対して開始した軍事侵攻を受け入れることはできない」と述べ、「国際法に違反していると我々が考えているこの一歩は、地域の平和と安定に対して与えられた大きな衝撃である」と述べた エルドアンは、大統領官邸迎賓館に国際民主同盟会員たちを招いた。エルドアンが 全文をよむ
トルコに暮らすウクライナ人たち、クリミア・タタール人たちは、アンカラにあるウクライナ大使館の前でウクライナ人たちに対しての支援活動を行った。社会に対して短いスピーチを行ったウクライナのアンカラ大使ヴァスィル・ボドナル氏は、「私たちは共にあり、そして一つであるということを示す必要があります。トルコ当局に対して、トルコ当局に対してプロテストを行うために行動をしなければなりません。全てのことは秩序をもっておこなわれなければなりません。」と述べた。 1. トルコに暮らすウクライナ人たちそし 全文をよむ
善良党からロシアのウクライナに対する軍事侵攻に関して、「危機が収まるまでトルコ大国民議会で全党の代表が定期的に情報を共有し、必要であれば会合を行うために呼びかける」と述べた。 善良党党首メラル・アクシェネルは、ロシアがウクライナに軍事侵攻を行なったのちに理事会を開いた。会合ののちに行なった書面声明で「ウクライナとロシアの紛争が、独立して主権を持つ国家の一体性がどのような名目のもとにあるとしても損なわれ、国際法と規定に違反したのみならず、ヨーロッパの安全保障の屋台骨の基盤となるヘルシンキ 全文をよむ
トルコ大国民議会通常集会において、公正発展党、共和人民党、民族主義者行動党、善良党、人民民主党の副代表たちが、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が正しいものではなく、ウクライナ国土の一体性を保全する必要があると述べた。 通常国会がトルコ大国民議会議長代理のニーメットゥッラー・エルドームシュが議長となって開かれた。公正発展党、共和人民党、民族主義者行動党、善良党、人民民主党の副代表たちがロシアのウクライナへ対する軍事侵攻に関して声明を出した。ミュサヴァト・デルヴィシュオール善良党副党首は 全文をよむ
北キプロストルコ共和国において、国民統一党(UBP)のファイズ・スジュオール党首を首相とする新政権が発足した。 北キプロストルコ共和国では、国民統一党と民主党(DP)、再生党(YDP)からなり、UBPのファイズ・スジュオール党首を首相とする連立政権が成立した。 閣僚一覧をエルスィン・タタール大統領に提出したスジュオール党首は、リストが大統領によって承認されたと明らかにした。 スジュオール首相が示した閣僚リストでは、経済エネルギー担当大臣にクトル・エヴレン氏、外務大臣 全文をよむ
善良党党首のメラル・アクシェネルは、「すべての問題が解決されるために不正義や不法が終わらなければならない」と述べた。 メルスィン・ドアン通信 アクシェネルは、メルスィン遊説をエルデムリ郡から始めた。テュルベ通りの商工業者を訪問したアクシェネルは、問題や要望を聞いた。ここで商工業者たちを会話したアクシェネルは、その後通りで行われた演説会で人々に声をかけた。 1月20日から今日まで、商工業者たちを訪ねて回ったことを述べたアクシェネルは以下のように述べた。 「メルスィン遊説をエ 全文をよむ
最高裁によって判決が覆ったチャルシュ(注)裁判と控訴裁判所によって判決が覆ったゲズィ公園裁判の二つの裁判が統合された後、52人を裁く裁判の第四回公判が開始された。オスマン・カヴァラ釈放の呼びかけを繰り返したタクスィム連帯グループは、発表の中で「空想的な告発よって裁かれようとしている友人達に関する訴えを取り下げるべきである。」と述べた。 ゲズィ公園抗議運動に関して出た無罪判決が覆されたことに続き、オスマン・カヴァラを含む17人を裁く裁判の公判は、イスタンブル第30重犯罪刑事裁判所で再び始 全文をよむ
エルドアン大統領は「我が国の足元にあるすべての束縛のように、利子の束縛も為替レートの束縛も、インフレの束縛も打ち砕いて捨てる。次はインフレ率を再び一桁に下げる」と述べた。 アスルハン・アルタイ・カラタシュ/イスタンブル エルドアンは、バシュテペ国民議会・文化センターにおいて行われた2927人の障害を持つ公務員の任命式において以下のメッセージを伝えた。 ■心まで障がい者になることはない この任命が行われることで、国内の障がいを持つ公務員の数は6万6千人に達する。我々が政 全文をよむ
元AKP(公正発展党)所属・コンヤ選出の国会議員であるオメル・ウナル氏は、大統領選について「AKPが敗れれば、エルドアン大統領は党指導者の地位を放棄する」と述べた。 元AKP(公正発展党)所属・コンヤ選出の国会議員であるオメル・ウナル氏が、42チャンネルの番組「Sümen Altı」で発言した内容が注目を集めている。 ウナル氏は、AKPが政権与党から陥落した場合、エルドアン大統領は党を離れるだろうと言う。ウナル氏は「エルドアン大統領が最大野党のリーダーとして政治活動を続けると 全文をよむ
バルシュ・ペフリヴァン氏とムラト・アウレル氏は、リビアで戦死した国家諜報機構の関係者の葬儀を報道し、この中で個人情報を暴露したと裁判にかけられた。ペフリヴァンとアウレル両氏は、それぞれ3年9か月及び4年8か月の懲役刑の判決を受け、昼頃に刑の執行先である刑務所に送還され、夜には釈放された。 新聞記者のバルシュ・ペフリヴァンとムラト・アウレルは、今日確定した刑の執行手続きのために、チャアラヤンにあるイスタンブル裁判所へ来た。執行検察官による手続きが完了した2人の新聞記者は、昼頃に警察の護衛 全文をよむ
メヴリュト・チャヴシュオール外相が、コロナウイルス検査で陽性と診断されたことを、自身のソーシャルメディアアカウントから発信した。ファフレッティン・コジャ保健大臣は、「オミクロン期の症例の大多数のように、チャヴシュオール外相も軽症で済んでいる。今日の状況を皆で乗り越えられると信じている」とコメントした。 チャヴシュオール外相は、「今日受診したCovid-19の検査で陽性と診断された。幸い、軽症で済んでいる。職務を中断しないよう、しばらくの間自宅で継続しようと思う。神がすべての感染者たちを 全文をよむ
2020年5月1日にタクシムにおいて行進デモを計画したために最大3年の禁錮を求刑するために裁判にかけられたDİSK指導者層への聴聞会が4月26日に延期された。 革命的労働者組合連合(DİSK)会長のアルズ・チェルケズオールを含めた15人の組合指導者が2020年5月1日にタクシムで行進デモを計画したために最大3年の禁錮を求刑するために開かれた裁判は、事件の起きた日に撮影された映像を分析するために4月26日に延期された。 DİSK会長のアルズ・チェルケズオールと、組合指導者と構成 全文をよむ
第72回目の開催となったベルリン国際映画祭-ベルリナーレで金熊賞を争った『ラビエ・クルナズ vs ジョージW.ブッシ』というタイトルの映画の監督であるアンドレアス・ドレセン氏は、 ムラト・クルナズ氏が何年もの間、不当にグアンタナモのキャンプで囚われの身となったこと、このために政治家が謝罪をしなければならず、家族には補償が支払われる必要があると述べた。 映画では、2002-2006年の間でテロの容疑者という訴えでアメリカのキューバのグアンタナモの囚人キャンプに囚われの身となり、拷問を 全文をよむ
速報:共和人民党(CHP)ケマル・クルチダルオール党首の呼びかけを受けて、善良党メラル・アクシェネル党首、至福党テメル・カラモッラオール党首、民主党ギュルテキン・ウイサル党首、民主進歩(DEVA)党アリ・ババジャン党首ならびに未来党アフメト・ダヴトオール党首が本日(土曜日)初めて会食で一堂に会した。メラル・アクシェネルのメディアコンサルタントであるムラト・イデは「今夜以降今までとは何もかも変わるだろう」と言う一方、CHPイズミル選出のトゥンジャイ・オズカン国会議員は「トルコ政治人生で今までとは何 全文をよむ
新型コロナウイルス検査で陰性となったレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、金曜礼拝の帰りに報道陣の質問に答えた。健康状態について話したエルドアン大統領は「まずは皆さんに関心を持ってもらったことと心配してもらったことに感謝している。療養期間はとても平穏だったと言える。もちろん、ワクチン接種の恩恵は確実にあった。私は2回目の接種まではシノバック社、3回目はバイオエヌテック社のワクチン接種を受けた。これらのワクチンの効果のおかげで体調は悪化せず、短期間で治癒した。4~5日で陰性となった」と述べた。 全文をよむ
バフチェリは、クルチダルオールが値上げが撤回されるまで電気代を払わないと述べたことを「市民的不服従」であると評した。バフチェリは「この威嚇的な挑戦を見逃すことはできない。電気代を払わないなら電気を止めなければならない」と反論した。 民族主義者行動党党首のサユン・デヴレット・バフチェリは、SNSのアカウントから、共和人民党党首のケマル・クルチダルオールが値上げが撤回されるまで電気代を支払わないと決めたことに反論した。 バフチェリは以下のように述べた。「ケマル・クルチダルオール氏 全文をよむ
ムーラのミラス郡公正発展党理事会委員であるヴェリ・ウーラシュ氏が離党した。ウーラシュ氏は説明で「この値上げがある限り人々から票を集められない。最近の値上げを撤回しようという声明すら見たことがない」と述べた。 ムーラのミラス郡において、公正発展党の地区理事会委員の15年の政治生命を持ち妻と2人の子供を持つ51歳のヴェリ・ウーラシュ氏は公正発展党を離党することを表明した。 ウーラシュ氏は声明において「最近の値上げを人々のところに行って説明することが出来ない。説明できないために票を 全文をよむ
最新ニュースによれば、レジェップ・タイイプ・エルドアン大統領と妻のエミネ・エルドアンが共にコロナウイルス検査で陽性となった。エミネ・エルドアンも「できればすぐにこの病気から夫と回復したい。皆さんからのお祈りをお待ちしています」と述べた。 レジェップ・タイイプ・エルドアン大統領はSNS上で発表を行った。妻のエミネ・エルドアン夫人とともにコロナウイルス検査を受けたエルドアンは、陽性が発覚したことを明らかにした。 エルドアン大統領は「本日、軽い症状があったので妻と一緒に受けたCOV 全文をよむ
イズミルで2019年3月31日の地方選において公正発展党からボルノヴァ市長の候補となったチャムディビ商工会議所会長のレシャット・ゲンチテュルク氏は電気代の値上げに怒りをあらわにした。ゲンチテュルク氏は「電気代は残念ながら賃貸料を引き上げる状況である。我々は電気代を払えないし、どうにかして解決法を見つけなければならない。この電気代では夏場に誰もアイスクリームを買えないし、だれも冷凍庫に入れることはできない。残念ながら商工業者たちは冷蔵庫のコンセントを抜いている。明日彼らが天井やショーウインドウの電 全文をよむ
法相を解任されたアブドゥルハミト・ギュル氏の後任に、大統領官邸の判断に基づきベキル・ボズダー氏が収まった。公正発展党(AKP)内では、さらに4人が「解任されそう」だと囁かれている。 アブドゥルハミト・ギュル氏の解任であわただしくなったAKP内部では、この展開を「すでにわかっていたこと」とみなしている。法務省周辺では、最近、「ハキョル氏とメンズィルジ氏の名が取りざたされていて、ギュル法相もこのことに何も言わなかった」と囁かれており、ギュル法相による「司法というのは力で抑え込むことのできる 全文をよむ
1936年9月12日にヘイベリ島へ訪ねて来た作家ヒュセイン・オラクの子供たちについてイスメト・イノニュ[元大統領]が書いたメモが、86年という時を経て、ガーズィー大学中央図書館の18・19・20世紀初頭までの印刷書籍や手稿本からなる「稀覯本」コレクションの中から発見された。イノニュ氏が書いた「私は小さな旅人たちを祝福した。旅を愛することは国にとって非常に素晴らしいことであり、奨励されるべきものである。」というメモは、ヒュセイン・オラクの「トルコ・ガイド」という名の旅行ガイドの本の中から発見された 全文をよむ
通信省のファハレッティン・アルトゥン大臣は、ポピュリスト的な傾向が移民嫌悪を助長していると主張し、「移民は問題の根源ではなく、その被害者である」と述べた。 国際メディア情報協会主催の「移民とメディア・ワークショップ」のオープニングの式辞で、アルトゥン通信相は移民が諸問題の根源と捉える見方は間違っていると話した。アルトゥン通信相のスピーチの内容は要約すると以下の通りである。 ■自らの選択ではない 「特に2010年の後にこの地域で起きた出来事は、国の分断が露呈し、テロ行 全文をよむ
イスタンブルで二日に渡って雪による膠着状態が続く中、公正発展党員らは共和人民党の手中にあるイスタンブル広域市を標的にし続けている。昨日の晩明るみに出た一枚の写真を拡散した多くの公正発展党員は、イスタンブル広域市市長のエクレム・イマムオールが、降雪が続く最中にレストランで食事をしながら楽しんでいた、と述べた。一方イマムオール市長は、この話題に関してソーシャルメディア・アカウントから声明を発表した。 降雪がイスタンブルの生活に悪影響を与えている際に、多くの公正発展党員と彼らを支持する報道機 全文をよむ
巨大都市イスタンブルは昨日、激しい降雪にとらわれる中、交通は麻痺し、市民は数時間の間道路で立ち往生した。イスタンブル広域市市長のエクレム・イマムオールがこの間にサルイェルにある魚屋[兼レストラン]で食事をしていた際に撮影された画像が問題となった。市長は「私の1時間の食事休憩がなぜ問題になっているのかは明らかだ」と述べた。 イスタンブルで昨日ほとんど自由を奪った激しい降雪は、今日現在、状況管理下におかれ緩和している。しかし、対策が不十分であったことについての批判がソーシャルメディアの話題 全文をよむ
ケマル・クルチダルオール共和人民党党首は、共和人民党が行政運営を行うアンカラとイスタンブルの広域市当局が、全国に影響を与える豪雪の中、公正発展党の関係者や支持メディアによって表と企図されていることに厳しい反応を示した。その後アンカラ広域市市長のマンスール・ヤヴァシュも標的とされていることに関して証言をした。 豪雪は全国に対して悪影響を与えている一方で、共和人民党が行政運営を行なっているアンカラ広域市とイスタンブル広域市が公正発展党関係者や支持メディアによって標的とされ続けている。 全文をよむ
ゲーテ・インスティテュート、そしてオリエント‐インスティテュート・イスタンブルによる、『フィルム・フォーラム・イスタンブル:イラン・アット・ザ・クロスウェイズ』というタイトルのドキュメンタリー映画プログラムを開催する。1月20-22日の間に開催される予定のプログラムでは、オリエント・インスティテュート・イスタンブルの毎日の調査領域である音楽学、人間、医学そして社会と宗教のワークショップとともに、短編映画とドキュメンタリーのセレクションを一堂に会する。 イランにおいて、宗教といわれて最初 全文をよむ
公正発展党出身のエルドアン大統領に対して不適切な行為を行ったという理由で夜間に拘束されたセデフ・カバシュ記者が逮捕された。 公正発展党出身のレジェプ・タイイプ・エルドアン」大統領に対するものとされる、画面上で述べたチェルケズの諺のために拘束されたカバシュ氏は市裁判所へ移送された。検察側はカバシュ氏の逮捕請求のために簡易刑事裁判所へ送った。 カバシュ氏は、TELE1局のテレビ番組で「非常に有名な言葉があります。王冠を戴いた頭は賢くなる、という。しかし実際見てみると現実は違います 全文をよむ
レジェップ・タイイプ・エルドアン大統領はチャムルジャ・モスクのイスラーム文明博物館を訪れたのち声明を行った。ウクライナとロシアの間における緊張の高まりに関してエルドアンは、「いかなる占領行為に発展するような、もしくは戦闘行為が発生するようなことは地域の安定のために非常に深刻な背信行為を生むものである。ウクライナとロシアがこの地域の不安定さを生み出すことは、トルコとしても容認しない。ロシアとウクライナの間で和平が結ばれること、その和平が特に優勢になることに我々は仲介者となれる」と述べた。 全文をよむ
オメル・チェリキ公正発展党副党首兼党報道官は「南キプロス・ギリシャ行政府はPKK/YPDテロ組織に連絡事務局を開き、テロの共謀者という立場をとった。南キプロス行政府はこの立場をもって彼らの不法行為のリストに新たな項目を追加した」と述べた。 オメル・チェリキ公正発展党報道官は、南キプロス・ギリシャ行政府がPKK/YPDに連絡事務所を開くことを容認したことについて批判した。ソーシャルメディアのアカウントでの投稿で南キプロスを非難したチェリキは以下のように語った。 「南キプロス・ギリシャ 全文をよむ
交通インフラ整備省管轄下のインフラ投資総局から、イスタンブル広域都市当局による「セラキョイ–ベイリキデュズ−テュヤプ地下鉄が一年近くただ承認を待っている」という発表に関して「全ての事業でそうであるように、残念ながら約束を守らない者たちは仕事をするよりも耳目を集めたがる」という回答が出された。 交通インフラ整備省管轄下のインフラ投資総局から、イスタンブル広域都市当局の述べる「セラキョイ–ベイリキデュズ−テュヤプ地下鉄が一年近くただ承認を待っている」という発表に関して書面での説明が行われた 全文をよむ
政権に近いイェニ・アキト紙の作家であるアブドゥッラー・シャヌルダー氏は、国民の民主主義党(HDP)の問題に関連して公正発展党(AKP)に対して呼びかけを行った。そして「HDPが解党されることに対して沈黙を続けること、もしくは認めるかのように見受けられることは、2023年に行われる予定の選挙にとっては一つのリスクである。」と述べた。 AKPに近いことで知られるイェニ・アキト紙の執筆者であるアブドゥッラー・シャヌルダ―氏は、解党の裁判が行われているHDPに関してAKPに対して呼び掛けた。 全文をよむ
公正発展党副議員会長のメフメト・エミン・アクバシュオールは定年退職者対策のために「2022年中に我々が行うことの奇跡を共有したい」と発表した。アクバシュオールの発表を評した共和人民党スポークスパーソンのファーイク・オズトラクは「絶望的な状況の中で選挙の前に得票活動を行なっている」と述べた。 公正発展党副議員会長のメフメト・エミン・アクバシュオールは定年退職者対策を待ち望む数百万の人々のために発表を行った。 対策のために2022年を示してアクバシュオールは「定年退職者と呼ばれるカテゴ 全文をよむ
著名なアーティストで作詞家のセゼン・アクスは、音楽家ヤシャル・ガガと2017年にリリースした「素晴らしい生を生きる」という歌が原因で政権寄りのメディアによって批判された。ここ最近、宗務・ワクフ業務職員組合の標的となった。宗務・ワクフ業務職員組合ヴァン支部ヌルッラー・アルヴァス支部長は、アスクの「素晴らしい生を生きる」という名の歌にある「よろしく、あの無知なイブとアダム(Havva ile Adem)に」という歌詞を批判した。 公正発展党政権寄りで知られるイェニ・シャファク紙は、著名なア 全文をよむ
コジャ・ファフレッティン保健相より最新のワクチン接種予約に関する警告が出された。予約をして接種をしない人々に言及したコジャ大臣はワクチン接種を延期すべきではないと注意を促した。 ファフレッティン・コジャ保健相は、ソーシャルメディアのアカウントでワクチン接種予約に関する警告を行なった。予約を取ってワクチン接種を行わない人々に対して、コジャ大臣は「予約を取って接種しなかったワクチンはあなたたちを守りません。ワクチン接種を延期しないでください」と述べた。 ■1日の新規感染者数が6万 全文をよむ
CHP(共和人民党)所属のアダナ県支部長メフメト・チェレビ氏は、身柄を拘束されているHDP(国民の民主主義党)所属アイセル・トゥールク氏の釈放を求めた。 CHP(共和人民党)所属のアダナ県支部長メフメト・チェレビ氏は書面で声明を発表し、201年12月28日からコジャエリ第1F型刑務所に収監されており、コジャエリ大学医学部により「認知症」と診断されているHDPの元議員アイセル・トゥールク氏の健康状態を考慮し、身柄を釈放する必要があると述べた。 ■釈放されるべき チェレ 全文をよむ
「強化された議会制度」への取り組みに関して、ビュレント・カヤ至福党副党首は明らかにした。カヤ副党首は「再び大統領の下へと送るためには301票も必要ない。その日に議会に出席していている者たちの単純多数である184議員が賛成票を投じれば、賛成者が反対者よりも多ければ、再度提出することはないものとして、大統領に送ることになるだろう。」と述べた。 「強化された議会制度」に取り組んでいる野党6党は、用意した共同文書を公表する準備を進めている。「強力な[権限を持つ]首相」を強調する制度への取り組み 全文をよむ
2021年ノーベル文学賞を受賞したアブドゥルラザク・グルナ氏は、その各小説において、中心に据えた難民の時代そしてその後の崩壊を個人的に目撃し、そして生きた最も重要なアフリカ人作家の一人である。スウェーデン・アカデミーから行われた発表によればまた、 「:植民地主義のもたらした影響と、異なる文化と大陸の狭間に置かれた難民が辿った運命への、妥協のない、情熱の込もった洞察に対して、確かでかつ慈愛のこもった形で洞察をおこなった」ために受賞をしたと発表がされたグルナ氏は9作の小説、かなりの数の短編そし 全文をよむ
カザフスタンにおいて長年政策全般に携わり、現在も現役の要人が、本紙ムスタファ・バルバイ記者のインタビューに応じた。バルバイ記者は、今日付けの記事で、カザフスタン要人が同国での不平等について、「現実を見るならば、国民が大声で反対しうるような状況だ」と述べた。 カザフスタンのマンギスタウ州ジャナオゼン市と州都アクタウ市では、1月2日、液化石油ガス(LPG)の値上げに対して市民が始めた抗議行動が、政府の辞任にも関わらず暴動に発展し、同国内と同地域は新たな段階を迎えた。 カザフスタン 全文をよむ
アブドゥルハミト・ギュル法相は、CHP(共和人民党)会派副代表のオズギュル・オゼル氏のコーラン学校に関する発言に対して、以下のように述べた。 「一部の人々は、いまだ昔のトルコへの憧れの中にいるようだ。昔のトルコの伝統や慣習の復活を望む者、コーラン学校に対して「中世の考え方」と言ってその伝統や慣習の復活を望む者は、時代遅れの考え方と知るべきだ。あの時代からは何年も時が過ぎた。もはやトルコは昔のトルコではないのだ。」 ギュル法相は、情報公開審査委員会によってアンカラのホテルで開催された 全文をよむ
DEVA党ババジャン党首は、利上げを擁護する者を「ソロス派」と呼ぶエルドアン大統領に、「ソロスが『ある程度の金を持ってこよう』と言えば彼を式典でもてなすだろう」と答えた。 民主進歩(DEVA)党のアリ・ババジャン党首は、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の「利上げをしろと言う者はソロス派だ」とする発言に対し、大富豪の実業家ジョージ・ソロスと一緒に写っているエルドアンの写真をもって反発した。 ババジャンは、「アラブ首長国連邦が『金を持ってくる』と言って国家式典を催したのなら、 全文をよむ
CHPのクルチダルオール党首が予算案審議での演説で[性的表現とされる]握った左手を右手のひらで打つ動作を見せた問題を巡り、エルドアン大統領は同氏が「お咎めなし」となっていることに苛立ちを見せた。エルドアン大統領は、所属するAKPの院内会派役員らに対し「声が聞こえないぞ。こんな会派運営があるか」と話したという。 【セルダ・ギュネイス】最大野党共和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首が予算案審議の場での演説で[性的表現とされる]握った左手を右手のひらで打つ動作を見せた問題で、レジ 全文をよむ
フィナンシャル・タイムズ紙はトルコの最新概況を論議した包括的な分析を行った。同紙インタビューに答えた共和人民党(CHP)ケマル・クルチダルオール党首は、「危機的状況だ。皆為す術なく逃げ道を探している」と話した。 記録的な対外貨トルコリラ下落や景気の悪化、生活難により危機が深まるなか、英フィナンシャル・タイムズ紙は包括的な分析を出した。 CHPケマル・クルチダルオール党首のインタビュー文には「野党党首はエルドアンに挑戦するために並外れた同盟の形成に助力している」というタイトルが 全文をよむ
エルドアン大統領は、野党共和人民党(CHP)のクルチダルオール党首に対して起こした訴訟17件を取り下げた。これにより、エルドアン大統領は446万リラの賠償請求を放棄した。 レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、2016年7月15日のクーデター未遂後にCHPのケマル・クルチダルオール党首に対して起こした17件の訴えを取り下げた。賠償請求額の総計は446万リラだった。 16日火曜日の議会会派会議におけるスピーチでエルドアン大統領は、クルチダルオールCHP党首による手打ちの呼びか 全文をよむ
テロ組織PKK(クルディスタン労働者党:非合法)アブドゥッラー・オジャラン党首の弟オスマン・オジャランが、[北イラクの]エルビルの治療先の病院で死亡した。 ルダウ・メディア・ネットワークが入手した情報によると、オスマン・オジャランは長期間エルビルの病院で新型コロナウイルスの治療を受けていたと言われている。オスマン・オジャランは、午前4時半に亡くなったと伝えられた。 ■脳梗塞を発症 オスマン・オジャランは、7月に脳梗塞を発症したと言われていた。オスマン・オジャランの息 全文をよむ
独立トルコ党(BTP)は、11月10日にアヤソフィアジャーミーにおいて、ムスタファ・ケマル・アタテュルクの魂に対してメヴリトを詠む要請は、イスタンブル知事によって拒否された。 BTPがイスタンブル知事におこなった申請においては、「独立トルコ党は、イスタンブル県知事として、共和国建設者であるムスタファ・ケマル・アタテュルク、その軍友たちそして私たちのすべての犠牲者の魂のために2021年水曜日の夜の礼拝に続いて、アヤソフィア・モスクにおいてマウリディ・シェリフを行いたいと思っています。 全文をよむ
オランダのマルク・ルッテ首相は、10ヶ国の大使によって発せられたビジネスパーソンのオスマン・カヴァラ氏の解放に関する声明について、同国は後退しなかったと述べた。ルッテ首相は「今後も同様の警告を発し続ける」と述べた。 オランダのマルク・ルッテ首相は、10ヶ国の大使によって発せられたビジネスパーソンのオスマン・カヴァラ氏の解放に関する声明について、同国は後退しなかったと述べた。ルッテ首相は「今後も同様の警告を発し続ける」と述べた。 マルク・ルッテ首相は、日曜にローマで開催されたG 全文をよむ
ローマでのG20首脳会議の一環で行われたエルドアン大統領とバイデン米大統領の会談が終了した。20分と予定された会談はおおよそ1時間10分かかった。ホワイトハウスから会談に関する声明の第一報が出された。ホワイトハウスは「トルコと建設的な関係を継続していきたい」という表現を用いた。トルコ側からの声明では会談は良好な雰囲気で行われたと伝えられた。 サミットが開催されているヌーヴォラ・コンベンションセンターでの首脳間交流の枠組みで、エルドアン大統領の二国間会談が続いている。 これに際 全文をよむ
トルコの10人の大使に関しての姿勢が大きな関心をもって待たれる中、昨日大きな外交の交渉が行われた。閣議の招集が始まる中で、まずはアメリカ合衆国、そののちにその他の大使から「トルコの内政問題には関与しない」という方向の発表が来た。エルドアンもまた、その発表は「好意的に受け止めた」ということが強調された。 エルドアン大統領が議長を務めて昨日行われた、オスマン・カヴァラ氏が解放されることを望む10人の大使が「ペルソナ・ノン・グラータ」を宣言されたということもまた話し合われた閣議会合が続く中、 全文をよむ
公正発展党(AKP)のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が10か国の大使を「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)」に宣言するよう指示をしたとする発表の後、注目すべき主張が取り沙汰されている。 AKPのレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、拘束中の実業家オスマン・カヴァラ氏に関する10か国の大使の声明について「『この10大使をただちに好ましくない人物に宣言するように』と言った」と述べた。 エルドアン大統領は次のように続けた。 「一方は、寝ても覚めてもカヴ 全文をよむ
保健省のファフレッティン・コジャ大臣はコロナウィルス科学委員会の会議後、文書声明を発表した。65歳以上のためのインフルエンザ予防接種が認められたと述べ、学校の対面授業についても明確なメッセージを出した。 コロナウィルス科学委員会は、コジャ保健相を議長として、ビデオ会議で行われた。感染状況の経過、若年層の感染者数の割合、ワクチン計画の評価とインフルエンザが議題にとりあげられた。 コジャ保健相は会議後に文書声明を発表した。感染件数が一日3万件近いこと、感染者の平均年齢が下がってい 全文をよむ
公正発展党(AKP)が市政を握るイスタンブルのサンジャクテペ自治体は、区内でアルコールの販売を困難にするため新たな決定を行った。 公正発展党によって2013年の4250号「アルコール及びアルコール飲料専売法」が修正された。この修正によると、アルコールを提供する場所とアルコールを販売する場所が、正規教育機関、学生寮、礼拝所との間で入り口から入り口まで少なくとも100mの距離を取る必要がある。 この法律によると、酒類小売店を開店希望者、酒類の販売を希望するマーケットチェーン店、酒 全文をよむ
ブユクアダでTÜGVAが裁判所の判決に従わないことに対し、アダラル民主議会は、「ブユクアダ船着き場施設は島民の共有エリアである。島民に開かれるべきだ」と述べた。 ブユクアダ都市線の船着き場施設上にあり、AKP(公正発展党)政権時にイスタンブル広域市(İBB)により10年契約でトルコ青年財団(TÜGVA)に譲渡されたカフェテリアが裁判所の判決にも関わらず立ち退きしないことに反発が続いている。 アダラル民主議会による声明では、「ブユクアダ船着き場施設は島民の共有エリアである。島民 全文をよむ
会計検査院は、2015年以降の大統領宮殿の決算に関する監査報告書を発表した。報告書には大統領宮殿の収入支出が記された。 厨房、清掃、衣服、修繕など多くの項目で大統領宮殿の支出が増加した。 ソズジュ紙によると、2015年から2020年の間に12の項目で2億8070万4000リラ(約35億円)が使用された。 ■保健関係の支出が最大 同紙によるとこの6年間で、事務用品に1434万リラ(約1.8億円)、厨房に1877万リラ(約2.3億円)、医療資材と研究費用を含む 全文をよむ
公正発展党(AKP)寄りで知られるイェニシャファク紙のコラムニスト、イスマイル・クルチアルスラン氏は、AKP支持者が抱く3つの不満点を挙げた。 イスマイル・クルチアルスラン氏は、「水差しの柄を持つのは誰だ」と題した文でAKP支持者が抱く不満点を書き、野党が優位に立ったことを述べた。 同氏は「チャナッカレ大橋が紙コップ1つほどの関心を得られなかった」理由として「公正発展党支持者が政策にうんざりし、もはや巨大プロジェクトに対して盛り上がりを見せなくなった」と述べ、AKPの支持基盤 全文をよむ
マルマラ海における悪夢の粘液は、漁業関係者も直撃した。最近の40年に渡るデータが検討された際に今シーズンは、網が空のままだと語るムスタファ・サル教授は、「粘液は毎年そうであるように11月にもまた出現する可能性があります。すぐにでも、エコシステムに基づいた漁業へと移行する必要があります。」と語った。 11月にマルマラ海の18-25メートルの深さで見受けられ始めた粘液は、2021年の4月に表面を覆うようになった。粘液は9月1日の漁業シーズンが始まる前に表面からなくなったが、未だに海底で潜伏 全文をよむ
MEB(国民教育省)は、アンカラで宗教・文化・道徳科の教師と一部の生徒との間で発生したとされる事件に関する調査を開始した。この件についてAKP(公正発展党)副党首兼報道官のオメル・チェリキ氏がコメントを発表した。チェリキ氏は「アレヴィー派とスンニ派といった区別は決して容認しない。トルコ共和国の国籍は我々の基本的な枠組みである」と述べた。 国民教育省とAKP副党首兼報道官のオメル・チェリキ氏は、アンカラ県ママク区のシェヒット・アリ・イフサン・オカタン中学校に勤務する宗教・文化・道徳科の教 全文をよむ
第76回国連総会のためニューヨークに滞在するトルコのメヴリュト・チャブシュオウル外務大臣とアメリカのアントニー・ブリンケン国務長官は、アフガニスタン問題で協力していくことを確認した。 (アナトリア通信)チャブシュオウル外務大臣とブリンケン国務長官はニューヨークのホテルで対談を行う前に、報道陣に対して短い説明を行った。 ブリンケン国務長官と何度か電話会談を行ったと説明したチャブシュオウル外相は「アフガニスタンをはじめ他の分野における活動にとても感謝している。無論アフガニスタン問 全文をよむ
トルコ公正発展党(AKP)のレジェップ・タイイプ・エルドアン大統領のニューヨーク訪問を前に、アル=ジャジーラ紙が注目すべき分析をおこなった。 緊張の高まっているアンカラとワシントンの関係に進展があった。トルコ公正発展党(AKP)のレジェップ・タイイプ・エルドアン大統領が、ニューヨークで開催される国連総会に出席するのを前に、カタールを拠点とするメディア組織アル=ジャジーラが注目すべき分析をおこなった。 アル=ジャジーラの記事は、「バイデン大統領との意見不一致の中でエルドアン大統 全文をよむ
故国党のインジェ党首は、「クルチダロール氏、アクシェネル氏はそれぞれ立候補すべきだ。インジェも立候補すべきだ。国民民主主義党も候補者を出すべし。投票率は上がる。」と述べた。 故国党のムハッレム・インジェ党首は、昨日記者らとの朝食会に参加した。インジェ氏は以下のように述べた。 「(野党統一候補の擁立は)数学を知らない者たちのすることであり、正しくない。統一候補での選挙は投票率を下げる。絶対に沢山の候補者が必要だ。しかしこれらの候補者が二回目の投票に残った場合、誰が2番目だろうと 全文をよむ
チャタクル内務副大臣兼内務省広報官は、省で行われた記者会見で、8月11日の山火事がちょうど鎮火されようかという時に、カスタモヌ県、バルトゥン県、スィノップ県で発生した大雨が引き起こす洪水に対応していたと述べた。同副大臣は、「72時間以内にカスタモヌ県ボズクルト郡で1㎥あたり453Kg、バルトゥン県ウルス郡で1㎥あたり362Kg、スィノップ県アヤンジュク郡で1㎥あたり331Kgの雨が降った。真の意味で小さな終末と性格づけることのできるこの災害の結果、カスタモヌ県で71人、スィノップ県で10人、バル 全文をよむ
「ターリバーンは私たちにとって死を意味する。こうした心持ちで生きていけない。」と述べたサミーミーさんは、自由なアフガニスタンの懐かしさにつきアタテュルクを思い浮かべながら語った。ホサイニーさんはというと、「ターリバーンが来る前、私たち女性は働いていた。将来の計画もあった。私たちの命が危険になったため、ここ10日間家から出ていない。毎日涙を流している。」と述べた。 NATOとアメリカによる20年続いた占領後、撤兵によってテロ組織ターリバーンは、アフガニスタンを再び支配し始めた。厳格なイス 全文をよむ
トルコのレジェップ・タイイプ・エルドアン大統領はイスタンブル海軍工廠指令本部で行われた、パキスタン海軍向けに輸出するアダ級コルベット「ミルゲム」(MİLGEMプロジェクト)の第一号艦進水式ならびに領海巡視船計画の第一号艦テープカット式でスピーチを行った。特に、タリバンによるカブールでの政権奪取について、エルドアン大統領は、「現在、紛争が激化しているアフガニスタンに平和と安定をもたらすという意味においてパキスタンはきわめて重要な役目を負っている。増大する不安定要因が新たな難民の波を引き起こすという 全文をよむ
CHP報道官ファイク・オズトゥラク氏は、前大臣がメフメト・シムシェキ氏が、人民連合の大統領の候補になるであろうという主張に関して「私たちのトピックには現在のところこの問題は存在しない」と語った。 CHPファイク・オズトゥラク副党首・報道官ファイク・オズゥトゥラク氏は、政党のチョルル郡とエルゲネ郡郡長たちが開催した首長会食に参加をした。 メディア関係者の質問にも返答をしたオズトゥラク氏は、前大臣メフメト・シムシェキ氏が「人民連合」から大統領候補になるであろうという主張があると質 全文をよむ
アスガー・ファルファディ氏は自分のルーツへと帰還し、そしてまたよくやってのけたようである。3年間にスペインで、またハリウッドでスター俳優たちと撮影をしたあの味気がなく、私たちもすぐに忘れてしまった試みののちに、私たちが愛してそして恋焦がれたファルファディ氏をついに発見をしているのだ・・・ イラン映画界の、アッバス・キアロスターミから(1940-2016)ののちにやってきた最も重要な映画監督であるアスガー・ファルファディ氏(1972~)は、その文化ルーツへの帰還である『一人のヒーロー(邦 全文をよむ
ファフレッティン・コジャ保健相は、以前に「民法と世俗主義を標的とした発言」によって批判を浴びた保健科学大学ギュルハーネ教育研究病院(GATA)のアリ・エディゼル元副医院長が「警告30点で罰せられ」、懲戒報告の中でアンカラ・ギュルドゥル公立病院に異動となったと発表した。ホームドクターに対しては、 「報道機関に無許可で発言を行った」場合でさえ警告50点が科せられるだろうと述べた共和人民党アンカラ選出ムラト・エミル国会議員は、「あなたは、内容と関係なく、業務に関して発言を行った医者に対して、『私はあな 全文をよむ
労働者、公務員、退職者に密接な関心を抱かせる率、賃金、給料、月額に対して行われる値上げを明らかにするインフレ率が明示された。 トルコ統計機構によって発表されたインフレ率は、6月に1.94%となった。年間のインフレ率はというと、17.53%であった。6カ月のインフレ率は、8.45%と発表された。 ■公務員と公務員退職者に5.45%のインフレ補填 公務員仲裁機構は、第5次労働交渉で320万人の公務員と200万人程の公務員退職者のために2021年は3+3の値上げが決定され 全文をよむ
イスタンブル条約脱退の決定を差し止める請求が行政裁判所によって棄却され、これに政治家たちは反発を示した。 公正発展党所属のエルドアン大統領の決定によって、トルコが最初の署名国であったイスタンブル条約から脱退することは反発を生む原因となった。条約に関して共和人民党、善良党党首であるメラル・アクシェネル氏、女性団体、個々の市民らがそれぞれ行政裁判所へ行った200件を超える「執行差し止め及び決定の破棄」を求める請求に判決が出た。 行政裁判所第10法廷は、イスタンブル条約が大統領の決 全文をよむ
政権与党公正発展党(AKP)所属首長のチェクメキョイ自治体が行った割当が明らかになった。与党首長の自治体は、教団関係者の協会財団に賃貸の物件を割り当てた。反動的なスレイマンジュ教団にはというと、「社会文化施設地」という名目での土地の使用権が与えられた。 チェクメキョイ自治体の2020年活動報告書の「チェクメキョイ自治体による割当と移転」の中で、ミマール・スィナン地区にある「社会文化施設地」が、トルコ教育文化協会に割り当てられていたことが判明した。同協会は、割り当てられた土地を「ウウルラ 全文をよむ
マフィアのリーダーであるセダト・ペケルは公正発展党(AKP)地方執行部のコルクマズ・カラジャ副代表がセズギン・バラン・コルクマズの贈与した車を使用していたと明らかにした。 セダト・ペケルは、AKP地方執行部のコルクマズ・カラジャ副代表がセズギン・バラン・コルクマズが贈与した車を使用していたとし、スレイマン・ソイル内務大臣に訴えかけ、「この人物が諮問役の名の下で沢山の組織からお金を取ることは倫理的だと思いますか。もしも倫理的だとしたら、スタシュ社の社長を始めをはじめ数多くの企業の私的なこ 全文をよむ
人民連合は、エルドアン大統領が参加したNATOサミットと(MHPの)バフチェリ党首の発言を議論している。 レジェプ・タイイップ・エルドアン大統領が参加したNATOサミットの閉会直後に行った会見とMHPの党首デヴレト・バフチェリ氏の党集会における「NATO」への言及が、人民連合内で議論され始めた。 エルドアン大統領のNATOサミットにおけるジョー・バイデン米国大統領との会談、会談後のバイデン大統領の記者会見における「くつろいだ態度」が人民連合内で物議を醸している。 関係者の 全文をよむ
宗務庁とトルコ・ラジオ・テレビ協会(TRT)の間で「TRT宗務子供チャンネル」開設のために初めの一歩が踏み出された。 「TRT宗務子供チャンネル協定書調印式」は、宗務庁会議ホールで行われた。 宗務庁長官エルバシュは、式の中で行った話しの中で、「TRTと宗務庁の協力により、とても麗しく素晴らしい活動の礎を共に築いていく。私たちは、TRT宗務子供テレビを開設する。素晴らしいものができることを祈っている。」と述べた。 ■エルバシュ:イスラム世界にとって朗報 TR 全文をよむ
チャムルジャタワーの360タワーカフェ・レストランの経営権が、エルドアン大統領の親族ハサン・イェシルダーのものとなった。イェシルダー氏は、アクシャム、スター、チャンネル24を買収してメディア事業に進出しているが、エルドアン大統領がかつて収監されていた際に“仕える”ために刑務所に行ったこともある。 ハサン・イェシルダーの名前は、エルドアン大統領がイスタンブル市長として在職した時期に収監された際に、仕えるために軽度の犯罪を行い、プナルヒサル刑務所へと入った友人として、一般の人々に記憶されて 全文をよむ
善良党のメラル・アクシェネル党首は、アヤソフィアで催された式典での式辞が波紋を呼んでいるムスタファ・デミルカン氏を激しい言葉で非難した。 アクシェネル党首は、アヤソフィアでの式辞が大きな波紋を呼んでいる元イマームのムスタファ・デミルカン氏を非難する中、「聖職者と言われる人々が、神聖な礼拝の場で共和国の建国者を誹謗している。恥を知れ。」と述べた。アクシェネル党首は、党の国家議員との会議で要約すると以下のように述べた。 「モスクに中傷を持ち込む者たちへ、議題を変えようと建国の父を 全文をよむ
犯罪集団のリーダーであるセダト・ペケルは、「前首相ビナリ・ユルドゥルムの息子エルカン・ユルドゥルムが麻薬ルートを確立するためにヴェネズエラに行ったと主張」した。ビナリ・ユルドゥルムも、「私の息子はマスクと検査キットの支援を行った。」と述べた。本紙は、ユルドゥルムがヴェネズエラに行った期間の税関の記録を入手した。訪問前も含む3月間にトルコからヴェネズエラにマスクの送付がなかったことが明らかになった。同時期に行われた1500個の検査キットの送付もトルコとヴェネズエラの企業間の取引であることが判明にし 全文をよむ
ジュムフリイェト紙のバルシュ・テルクオール記者がスレイマン・ソイル内相とムスタファ・チャルシュカン警察副長官の間の長きにわたる対立の舞台裏を語る。 本紙のバルシュ・テルクオール記者が、スレイマン・ソイル内務大臣と警察総局のムスタファ・チャルシュカン副長官の間の長きにわたる対立の舞台裏を語った。 また、テルクオール記者は「犯罪組織の幹部や構成員になる」罪で捜査が始まったセダト・ペケル容疑者の主張に関して、興味深いコメントを残した。 ペケル容疑者の主張で始まった捜査で何 全文をよむ
エディルネで「時計台マドラサ」として知られ、3年間の改修工事を終えた後、昨年改築が開始されたファティヒ・スルタン・メフメト博物館の開館式典が行われた。ファティヒ(メフメト2世)が教育を受けたマドラサとして知られ、トルコで初めてのテーマ型博物館という特徴を持つこの博物館の開館式典にはファティヒ・スルタン・メフメト基金大学(FSMVU)の学長であるファティヒ・アンドゥ教授が出席し、教授は「ファティヒ・スルタン・メフメトの道徳的な人格に対して一部であれ敬意を表することができて満足している」 全文をよむ
エルドアン大統領が「テロ組織のような犯罪集団との闘いにおいて、我々は内務大臣と共にやってきた。今も今後も、共に歩む。」と表明した後、スレイマン・ ソイル内務大臣は初のコメントを行った。ソイル大臣は、「我々はタイイプ・エルドアン大統領の命令に従ってきた。今も今後も、彼の言葉に従う。」と述べた。 エルドアン大統領は、本日26日の公正発展党党会議において、ソイル内務大臣とビナリ・ユルドゥルム公正発展党党首補への支持を表明した。 大統領は、トルコでは攪乱する者がいるとし、ソイル内務大 全文をよむ
犯罪集団のリーダーであるセダト・ペケルは、YouTubeを通じて放映された第7のビデオで公正発展党党首補ビナリ・ユルドゥルムの息子エルカン・ユルドゥルムが、麻薬の貿易路を変更するためにヴェネズエラを訪れたと主張した。 ペケルは、ビデオの中で「4トン900キロのコカインが押収された後、新しいルートを開拓するためにヴェネズエラに誰が行った。元首相のビナリ・ユルドゥルムの息子エルカン・ユルドゥルム...。彼は、コカインが押収された後、今年の年明けと2月にヴェネズエラを訪れ、4日間滞在した。」 全文をよむ
アナトリア通信(AA)のムサブ・トゥラン記者がムスタファ・ヴァランク産業技術相とべキル・パクデミルリ農林相に対して、スレイマン・ソイル内相に関する質問を行なった。アナトリア通信社会長でゼネラルマネージャーのセルダル・カラギョズ会長はトゥラン記者について告発状が出されたと発表した。 アナトリア通信によってTwitterから行われた発表で、「ムサブ・トゥラン記者の雇用契約は破棄された。」と述べられた。発表では就労用パスポートと記者証が失効しているためとして、役員会に通知が届いたと述べられた 全文をよむ
未来党のダヴトオール党首が、何年も前に行ったFETÖ指導者フェトフッラー・ギュレン師との会見について語った。 アフメト・ダヴトオール党首はHalk TVのスアトゥ・トクタシュ編集長が企画した「特別インタビュー」と題する番組に出演した。そこで本紙のバルシュ・テルクオール記者と、Halk TVのスアトゥ・トクタシュ編集長、エミン・チャパ記者、Halk TVのニュース編集者ベンギュ・シャプ氏らの質問に答えた。 バルシュ・テルクオール記者は、ダヴトオール党首がアメリカのペンシルベニア 全文をよむ
共和人民党(CHP)から離脱したムハッレム・インジェ氏は、母国活動という名前で準備を進めていた新母国党を昨日発足させた。CHPの議会メンバーを辞任したガイェ・ウスルエール氏は新党の報道担当となる一方、以前にCHPから離脱していた3人の国会議員の参加により、党は議会で3議席を得ている。 党首にはムハッレム・インジェ氏が満場一致で選出された。ガイェ・ウスルエール氏は新母国党の副党首に、元イズミル選出国会議員のハック・アカルン氏は事務局長となった。党首補佐の職には、カラビュク選出国会議会議員 全文をよむ
【訳注:5月8日に、使用用途不明となった中央銀行の外貨準備金問題を非難するなどしたCHP幹部のキャラクターたちが、嘘製造センターで虚偽のスキャンダルを作り続けていると揶揄するアニメーションをAKPがオフィシャルアカウントから共有した】 公正発展党(AKP)が次々に消したビデオについて、一本のツイートを投稿した共和人民党(CHP)イスタンブル県知事ジャナン・カフタンジュオール氏は、「ビデオは気にするな。AKPは政治の舞台から消えるだろう」と返答をした。 文化観光庁がトルコ紹介の 全文をよむ
共和人民党副党首セイット・トルンは、自党[が市政を握る]すべての自治体が自分達の地域の貧困マップを作成する活動を始めたと述べた。トルン副党首は、「政権が隠している本当の貧困データを全面的に明らかにし、公共サービスに方向性を与える。」と述べた。 共和人民党のトルン副党首は、トルコの真の問題は、経済危機と増加する貧困であると述べて、「国民の最も身近なサービス機関である自治体が、人々が抱えている状況を適切に目にしている。最近、私たちの自治体への社会的援助申請が急増している。イスタンブル広域市 全文をよむ
AKP(公正発展党)会派代表ナジ・ボスタンジュ氏は、バフチェリ氏の新憲法の呼びかけののちにおこなった発表において、「敬愛なるバフチェリ氏の共和国100周年の100項目の新憲法の提案を、私たちは満足をもって受け入れています。私たちもまた、憲法の執筆プロセスを終えるところです。その詳細と共に、願わくば、バイラムの後の適切な時期に世論と共有されますように。」と語った。 AKPトルコ大国民議会(TBMM)会派代表のナジ・ボスタンジュ氏は、MHP(民族主義者行動党)党首デヴレット・バフチェリ氏 全文をよむ
ソーシャルメディア上で議論されている、酒類販売に関する規制が始まることに関する投稿に続き、内務省より発表が行われた。内務省のソーシャルメディアアカウントの投稿では、「ロックダウンの期間中、誤った情報を与えようとする意図的な行為に関しては必要な法的措置が開始されることになる。」と述べられた。 ソーシャルメディア上で議論されている、酒類販売に関する省からの発表では、「規制に関する我々の発表は、公的に我が省によるものであり、県衛生協議会の諸決定は各県知事府によって、関連機関と世論に伝えられて 全文をよむ
消毒事件(訳者註:省として、かなりの額のアルコール消毒を自身の関与する会社から買っていた)が取りざたされたルフサル・ペキジャン氏が、通商大臣を解任された後、初の投稿をした。 ペキジャン氏は、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領兼公正発展党党首の署名により発行された大統領令によって通商省での任務を解かれ、自身のSNSアカウントで発言した。 ペキジャン氏は投稿で、新大臣らの活躍を祈念する旨を述べたうえで、次のように書き込んだ。 「大統領、大統領制下の最初の内閣において、 全文をよむ
アメリカ人俳優アンジェリーナ・ジョリーは、タイム誌へ、エリフ・シャファクと共にイスタンブル条約から離脱するプロセスに関して語りあった。 国連難民高等弁務官事務所(BMMYK)の親善大使であるアメリカ人俳優アンジェリーナ・ジョリーは、作家のエリフ・シャファク氏と共にトルコがイスタンブル条約から離脱することに関連してのスピーチを行った。 ジョリー氏は、タイム誌において発表された談話においてシャファク氏に対して、政権がイスタンブル条約から離脱する決定がどのようなメッセージをもたらし 全文をよむ
エルドアン大統領は、8代目大統領トゥルグト・オザル氏の没後28周年を記念し、メッセージを寄せた。 エルドアン大統領のメッセージは次のようになっている。 「トルコ共和国第8代大統領であるトゥルグト・オザル元大統領は、先見の明ある政治家で、政治家としてのアイディア、行動そして成功により、トルコの政治生活に深い痕跡を残しました。『偉大なるトルコ』という目標に沿い、私たちの国のために数多くの改革を行った同氏は、彼の主導した民主化、開発政策に加え、その人並み外れた人格により、この国のすべての 全文をよむ
イスタンブル広域市長エクレム・イマムオールはイスタンブル運河計画に関する動画を公開した。イマムオールは「計画で自然環境が失われ、100万人以上の移住者がやってくるだろう。」と語った。 イスタンブル広域市長エクレム・イマムオールは国民の間で議論が続くイスタンブル運河計画に関して個人のツイッターアカウントで投稿を行った。 イマムオールは「イスタンブルを守ることは、故郷を守ることだ!コンクリート製の運河が破壊するイスタンブルの最も肥沃な農地と有益な貯水池を我々は設けた。運河計画でこ 全文をよむ
投資に少なくとも300億ドルが必要なイスタンブル新運河計画。この計画に非常に強い関心を寄せる中国の目的は、トルコの地理的位置を利用して、貿易上の障害を克服することにある。このエリアに多く土地を所有するカタールと中国は、長きにわたり接近してきた。 【ジャレ・オズゲンテュルク】トルコはパンデミックのさなか、最も深刻な貧困にさいなまれている。若者の失業率は30%に近づいた。短時間労働給付金の給付終了に伴い、雇用者の側からは5月に新たに失業の波が押し寄せるだろうと聞かれる。 企業やホ 全文をよむ
エセンユルト区議会に提案された「暴力被害女性への弁護士派遣協定案」が、AKP(公正発展党)、MHP(民族主義者行動党)の議員らの反対票により否決された。 エセンユルト区女性・家族福祉局とイスタンブル弁護士会女性の権利局の間で、暴力被害女性へ弁護士を派遣し、司法へのアクセスを確立するための協定案が整えられた。 用意された協定案はエセンユルト区議会へ持ち込まれたが、採決でAKP、MHP所属の議員が反対票を投じ、賛成18票、反対21票で否決された。AKPの議員らは反対理由として、イ 全文をよむ
イスタンブルで2017年にテロ組織ヒズブ・アッタフリールによって開催が計画されたが、県庁の介入により実現しなかったカリフ会議に関して審理中の裁判で4人へ懲役の判決が下された。裁判官・検察官連合の前会長オメル・ファルク・エミナーオールは、「テロ組織の構成員および指導者である」との罪状で起訴されたと述べて、「憲法を標的とした組織は、憲法を侵害したことで裁かれない。憲法を侵害したというような他の別次元も考慮して捜査が行われる必要がある。」 と述べた。 最高裁判所によってテロ組織と認定されたヒ 全文をよむ
103人の退役軍人のモントルー声明に関して大統領府通信庁ファフレッティン・アルトゥン長官が追加の発表を出した。 大統領府通信庁ファフレッティン・アルトゥン長官は103の退役軍人によるモントルー声明に関して新たな発表を出した。 アルトゥン長官はツイッター・アカウントで、アンカラ共和国主席検察庁が声明を準備した人物達及び関係者を特定し、法的措置を検討し、その実行を目的として独自に捜査を開始した、と指摘した。 アルトゥン長官は「署名した者だけではなく、彼らをそそのかした者 全文をよむ
退役将官103人から世論に向けた声明:「トルコ国民の中で育まれた、輝かしい過去を持つ海軍司令本部組織員がアタテュルク主義および革命のもとに育成されることは不可欠である」 退役将官103人は、昨今話題となっている「教団の海軍将官」や「モントルー条約が争点となったこと」、アタテュルク主義・革命について声明を出した。 世論に対する103人の署名付きの声明では以下のように述べられた。 「偉大なるトルコ国民へ 昨今イスタンブル新運河や国際条約の脱退権限に連なり、モン 全文をよむ
アンカラの共和国最高検察庁が、「モントルー宣言」を表明した退役将官らに対する取り調べを開始したと速報。 アンカラの共和国最高検察庁は、「2021年4月4日時点で複数のウェブサイトやソーシャルメディア、チャンネルで共有された、「将官103人からのモントルー宣言」という見出しの声明を準備した人物、関係が疑われる人物の特定および法的要請を考慮し遂行するために、職権により捜査が開始された」と発表した。 ■コミュニケーション庁長官から取り調べに関する発表 コミュニケーション庁 全文をよむ
コロナ流行後のオンライン教育をどう実施するかが明確になりつつある。カリキュラムの20%はオンラインになるように編成される。まず私立教育機関の外国語授業で実施され始める。 トルコ私学協会(TÖZOK)の「教員の良い姿、モチベーション」をテーマにした第10回基礎教育シンポジウムが昨日(3月27日)にオンラインで開催された。教員2500人が参加したシンポジウムではイスタンブル県国民教育局長のレヴェント・ヤズジュ氏が講演を行い、コロナ流行当初から国民教育省(MEB)は迅速にプロセスに適応したこ 全文をよむ
レジェプ・タイイップ・エルドアン大統領は王毅中華人民共和国外相を迎え入れた。 レジェプ・タイイップ・エルドアン大統領は王毅中華人民共和国外相を大統領宮殿で迎え入れた。 メディア非公開で行われた会見では、メヴリュト・チャヴシュオール外相も参加した。 全文をよむ
コロナ禍にもかかわらずアンカラで本日行われた、第7回公正発展党(AKP)党大会ではコロナウイルスの感染対策が無視されていた。マスク、距離、衛生に注意を払わずに、党員たちはバスで会議場に移動した。満杯になった会議場で画面に映された映像は、[一日当たりの陽性者が]2万6千人に増加する中、AKPのコロナ禍に対する見方がこのようであることを明らかにした。この時の状況をA Haberが生中継した。 第7回AKP党大会は、トルコで直近の24時間で2万6千人の感染者数を記録した日の翌日、アンカラの屋 全文をよむ
ゲズィ公園がイスタンブル広域市の手から奪われて「当初規定を失したワクフ」としてスルタン・ベヤズト・ハーン・ヴェリ(スルタン・バヤズィト2世のこと)の財団(ワクフ)に引き継がれたという情報の後、新たな情報が判明し始めた。 2018年以降に移転の混迷を続ける、保健省付属のシシリ・エトファル教育・研究病院が問題の年に、まさに今回のゲズィ公園同様に5737号ワクフ法に従って、スルタン・ベヤズト・ハーン・ヴェリ財団に引き継がれていたことがわかった。 ワクフ総局がこの件に関して行った説明 全文をよむ
ロシアのイタルタス通信社(TASS)は、「エルドアン、プーチンに向けたバイデンの声明は到底受け入れられないと発言」との見出しで記事を出し、エルドアン大統領の「プーチンはバイデンへ賢い返答をした」という発言も取り上げられた。 ロシア連邦のウラジミール・プーチン大統領とアメリカのジョー・バイデン大統領の関係悪化に関する、トルコのレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の声明をロシアメディアは大きく取り上げた。 ロシアメディアは、エルドアンがプーチンに対する発言を理由にバイデンを批判し 全文をよむ
共和人民党(CHP)の女性幹部および議員は、イスタンブル条約破棄に関し、「本決定は明らかにトルコ憲法から目を背けるものである。フェミサイド(女性を標的とした殺人)は政治に関わるものだ。我々は、エルドアンがトルコ大国民議会(TBMM)および法を無視して下したイスタンブル条約離脱決定を認めない、認めることはない」と述べた。 CHPの女性幹部や議員は、イスタンブル条約破棄に対しCHP本部で記者会見を開いた。まずCHP事務局長のセリン・サイェキ・ビョケ氏、次いで女性支部長のアイリン・ナズルアカ 全文をよむ
トルコは、官報での大統領令の公示をもってイスタンブル条約から離脱した。 レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が署名した大統領令の内容は、次のとおり。 「トルコ共和国の名において2011年5月11日に署名され、2012年2月10日に2012/2816号閣議決定において承認された、『女性に対する暴力及びドメスティック・バイオレンスの防止に関する欧州評議会条約』からのトルコ共和国の離脱を、大統領令第9号第3項に基づき、決定した。」 ■副大統領「よそを真似する必要はない」 全文をよむ
最高裁判所共和国主席検事のべキル・シャヒン氏は、人民の民主主義党(HDP)の解党を求めて、憲法裁判所へ提訴した。法律家はこの話題の最新の展開に関してCNNトルコで意見を述べた。ウムト・コジャサカル教授は、「HDPはHDPであるためではなく、憲法68条で禁止されている活動にフォーカスする形になったため解党する必要がある。HDPは今まで政党であったことはない」と述べた。 HDPになされた解党請求訴訟に関して、フルヤ・カルファ氏の番組で話したコジャサカル教授は、「HDPはHDPであるためでは 全文をよむ
作家のオルハン・パムク氏は、3月23日に出版予定の新作小説『ペストの夜』についての解説を12本の短いビデオでシェアをする予定だ。 ヤプ・クレディ出版社(YKY)の発表によれば、3月と4月の間にYKYのソーシャルメディアアカウントから間断を開けながら出版される予定のビデオの最初のものが3月12日に公開された。 このビデオでは、パムクが小説の執筆過程と重なり、パンデミックとそして小説における恐怖のテーマについて言及を行った。 最初のビデオにおいてパムク氏は、新作小説であ 全文をよむ
新型コロナウイルスの感染拡大によって深刻化した経済危機の影響で、トルコ南東部の県では与党、公正発展党(AKP)が支持を失う一方、野党が党員数を増やしている。共和人民党(CHP)バトマン県連のヒュセイン・ヤシャル会長は、ここ1年で党員数が3倍になったと語り、CHPディヤルバクル県連のギョニュル・オゼル会長は昨年3000人だった党員数が5500人に増えたこと明かした。 CHPバトマン県連の役員を務め、前回(第27回)国政選挙ではバトマン県選挙区のCHP公認候補だったビュンヤミン・ナイマン氏 全文をよむ
任命実施について、内務大臣スレイマン・ソイルが「青信号が灯した」訓練生ついて、共和人民党のエルギン・オズコチ副党首は、960人が「誤った非常事態特別政令の犠牲者」であると注意を引いた。 フェトフッラー派による2016年7月15日クーデター未遂後に、900人の下士官と60人の上級軍曹を含む陸軍司令本部下士官教育課程訓練生の任命が行われなかった。陸軍司令本部下士官教育課程訓練生は、2016年8月30日に下士官職に就く必要があったにもかかわらず、任命が行われず、休暇に出された。訓練生たちには 全文をよむ
トルコ‐アメリカ関係の推移の点で極めて重要なポジションである駐米トルコ大使へ、政治家出身の人物が任命された。 駐日トルコ大使、元公正発展党議員のハサン・ムラト・メルジャン氏が在米トルコ大使に任命された。レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の署名を受けて官報に公示された人事決定によって3人の大使が中央に戻された一方で、4ヵ国へ新たな大使が任命された。これによって、セルダル・クルチ駐米大使、タンジュ・ビルギチ在セルビア大使、レヴェント・ムラト・ブルハン在アイルランド大使が中央に引き戻された 全文をよむ
トルコ大国民議会(TBMM)で気候変動および干ばつの調査と解決提案に向けた研究委員会が設立される。 今週のトルコ大国民議会で、気候変動と干ばつに関する研究と解決提案に向けた研究委員会の設立が計画されている。これに関して公正発展党(AKP)と、会派内の他の党からの案が議論される見込みである。また、議会では各研究委員会からの報告についても議論が続けられる。例として、ダウン症、自閉症およびその他の発達障害、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、脊髄性筋萎縮症(SMA)、デュシェンヌ型筋ジストロフィー 全文をよむ
パラディグマ調査会社は、最近人々の会話によく上がる話題や、政党の党首達を除く最も話題になる政治家らに関する世論調査を実施した。1546回に及ぶ対面インタビューにより行われたアンケートにより興味深い結果が得られた。 アンケートでは、「政党の党首らを除いて、問題を明確化し、動向が追われている政治家は誰か」という問いに対する回答として、公正発展党(AKP)からスレイマン・ソイル、ファーレッティン・コジャ、ズィヤ・セルチュクら、共和人民党(CHP)からはファーイク・オズトラク、オズギュル・オゼ 全文をよむ
メラル・アクシェネル善良党党首は、公正発展党シワス選出議員であるイスメト・ユルマズが選挙期間中、最優先で捜索されていたオスマン・オジャランがトルコ・ラジオ・テレビ協会(TRT)に出演したことに関し「国家は必ずテロ組織関係者間の意見の相違や対立を利用する」と発言したことに、「国家とは誰のことか?オスマン・オジャランのTRTへの出演が誰の指示であろうが、あなた方は何事もなかったように済ませられはしない。」と見解を示した。 メラル・アクシェネル善良党党首は、アンカラのケチオレン区のスバイエブ 全文をよむ
新憲法から世俗主義条項を削除するよう呼びかけを行ったアヤソフィア・モスクの「筆頭イマーム」メフメト・ボイヌカルン氏が、大きな批判を呼んだSNS上の発言に関し「削除せよ」という指示を受け付けないと言われている。宗務庁の高官からの電話にも出ないとされるボイヌカルン氏は、アンカラの影響力を行使していると言われている。 「新憲法」論議にSNSのアカウントを通じて参戦したアヤソフィアの「筆頭イマーム」メフメト・ボイヌカルン氏の世俗主義へ挑む激しい発言は、公正発展党寄りのメディアとイスラム主義者を 全文をよむ
高等教育機構のデータによると、ボアジチ大学に新設される2つの学部(法学部とコミュニケーション学部)は、すでにトルコで84の法学部と64のコミュニケーション学部が存在している。法学部のうち29が、コミュニケーション学部のうち17がイスタンブルに存在している。 ■専門家たちはボアジチ大学へ向けた新たな攻撃と解釈 全教育専門家協会のスアブ・カラマン事務局長は、学部新設の決定が大統領令によって下されたということが根本的な最大の過ちであると強調し、「大統領令に よって、『思いついた新設 全文をよむ
FETÖの「2月7日国家諜報局謀略事件」から9年 FETÖが表立って実行した最初の計画とみなされ、国家諜報局(MİT)長官のフィダンを含む複数の公務員が証言に呼ばれた「国家諜報局謀略事件」に関する訴訟へ先月、検察庁は傍論(意見書)を提出した。 イスタンブル共和国最高検察庁が準備している起訴状で「フェトゥッラー派テロ組織(FETÖ)がトルコ共和国政府に対し、公然と実行した最初の計画」とみなされ国家諜報局長官ハカン・フィダンを含む複数の公務員の証言が求められた2012年2月7日の 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン公正発展党(AKP)党首・大統領は、閣僚会議でのスピーチにて憲法改正をほのめかした。ブルームバーグ紙は、エルドアン大統領の発言を「4年前にあった通りそれは政治的混乱を招いたが、野党は、エルドアンの意図は完全にそれだったと述べた」と考察した。 AKPのエルドアン大統領は、先日「おそらく今、トルコが憲法について再び議論する時が来たのだ」と言い、憲法改正に踏み出せると述べた。米メディアのブルームバーグ紙は憲法改正発言を俎上に載せた。 ブルームバーグ紙の 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は金曜礼拝の後、報道陣の質問に対応した。エルドアン大統領はボアジチ大学での事件について「このことは学生たちには関係ない」と述べた。エルドアン大統領は「この国には高等教育機構の権限の範囲があり、大統領の権限の範囲がある。以前私は2人の学長を任命した。この2人の任命も私がやったことだ。高等教育機構の推薦があり、私はそれを承認した。これは私がやったことだ。現在、メリヒ氏に関して9人の候補者がいた。そして、この9人のうちの1人であるメリヒ氏も同様に私が任命した」と述べ 全文をよむ
環境都市開発省は危険な建物について包括的な活動を開始した。破損や崩壊のリスクがある建物の家主のうち自分で住まずに賃貸に出しているものが特定された。同省のもと、建物の問題を解決するために猶予期間を与え、支障が無くなるまで建物は賃貸できなくなる。 最近連続して発生している地震によってある真実が浮かびあがった。複数の破損や崩壊のリスクがある建物を家主が自身で住まずに賃貸に出していると特定されたのだ。特にエラズー地震とその後に発生したイズミル地震災害の後に行われた調査で、問題ある建物の家主が引 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、COVID-19のワクチン接種を受けるためにアンカラ市立病院に来院した。エルドアン大統領は数日前、新型コロナウイルスの第1回予防接種を受けている。 エルドアン大統領は接種を終えた後、テレグラムに「私も接種を受けた」というメッセージを投稿した。 ■2500万〜3000万の初回ワクチンが到着予定 エルドアン大統領の予防接種は、社会に対して範を示すという点で非常に重要だと評価されている。 エルドアン大統領は病院から出る際、 全文をよむ
弁護士のトゥガイ・ベキ氏はソーシャルメディアでスレイマン・ソイル内相を「はげ」と言ったために捜査が行われるも不起訴処分となったが、今回は彼のクライアントに対し同一事由により捜査が開始された。 弁護士のトゥガイ・ベキ氏はソーシャルメディアでスレイマン・ソイル内相を「はげ」と言ったために捜査を受けるも不起訴処分となったが、今回は同一事由により彼のクライアントへの捜査が開始された。ベキ氏は捜査に反発する一方、「法律が変わったのか?」と聞いた。 弁護士のトゥガイ・ベキ氏は、ソーシャル 全文をよむ
最新情報によると、世間で「コバーニー事件」として知られ、2014年10月6日から8日にかけて全国で起こった一連の事件に関係して、人民の民主主義党(HDP)の共同党首であったセラハッティン・デミルタシュとフィゲン・ユクセキダーを含む27人が逮捕され、108人を被告とした起訴状が、アンカラ第22重罪裁判所によって受理された。すべての被告人を合わせると、29件の罪により、38の終身刑と19680年の禁固刑が求刑され、審議が行われる。 2014年10月6日から8日にかけて、いわゆるクルディスタ 全文をよむ
公正発展党のメリフ・ブルが、大統領令によりボアジチ大学の学長に任命されたことは学生らの反発を招いている。 レジェブ・タイイプ・エルドアン大統領は、5大学の学長を任命した。大統領府による任命決定は、官報に発表された。 これによるとボアジチ大にはメリフ・ブル博士、パクッカレ大学にはアフメト・クトゥルハン博士、アンタリア科学大学にはイスマイル・ユクセキ博士、ベイコズ大学にはメフメト・ドゥマン博士、チャー大学にはウナル・アイ博士が、それぞれ学長に任命された。 公正発展党で要 全文をよむ
毎日[発表される]新型コロナウイルス表にある、「回復した患者数」という表現[の項目]は「回復者数」に変更された。「回復者数」は、治療が終了した新形コロナウイルス感染者と隔離が終了した感染者も今後含むことになる。 これにより、表の中で45万8109人と発表された「回復した患者の合計数」は、「158万1565人の回復者合計数」と発表された。 イスタンブル医師会のオスマン・キュチュクオスマノウル事務局長は、「患者の回復の基準が何であるかを知らない。検査で陰性が出た者とすれば、多くは 全文をよむ
イスタンブル広域市長エクレム・イマームオウルは、公正発展党時代に関する不正問題を取り上げ始めた。 法廷に持ち込まれた最初の大きな案件は、2018年のイスタンブル広域市が自らの会社であるメディア株式会社に委託した告知業務に関して選択期間中に行われた支払いである。イスタンブル広域市情報管理局情報管理部によると、2018年10月30日に行われた「投資組織の告知及びメディア業務事業」の委託の中で協業業者と2018年11月26日に2658万5千リラの契約が交わされた。イマームオウル市長が当選証書 全文をよむ
共和人民党アダナ選出国会議員で、トルコ大国民議会農業森林農事委員会の委員であるアイハン・バルト議員は、カタールと調印した合意に関し農業森林大臣ベキル・パクデミルリに答弁を求める質問主意書をトルコ大国民議会に提出した。 バルト議員は、「生活に必要不可欠な資源である水の重要性は明白である。このため、我が国が支持する国際協定により、水と水資源が保護され、防衛され、正しく使用され、皆が利用可能な権利であることに関し、私たち全員に責任がある。残念ながら、我が国は、皆が思っているのとは反対に、水の 全文をよむ
紛争の運命を変えたシュシャからロイター通信が配信した写真の衝撃が、今日の発表でいっそう深まったことが速報で報じられた。アルメニアの外務大臣が辞任し、ロシアの指揮下による帰還プロセスが始まった。アゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領は、占領から解放されたフュズリとジャブライルの両都市を訪れ、「彼らはすべてを破壊していった」と述べた。また、アリエフ大統領がアゼルバイジャン国旗にキスをし、国旗を掲揚する画像はソーシャルメディアであっという間に拡散された。 ■写真1:ナゴルノ・カラバフ紛争 全文をよむ
ムスタファ・ケマル・アタテュルクの命日の9時 05分過ぎ、トルコ全土の生活は停止した。何千人もの人々が、アタテュルクが逝去したドルマバフチェ宮殿とアタテュルク廟に駆けつけた。全国で偉大なる指導者アタテュルクの追悼行事が催された。 ムスタファ・ケマル・アタテュルクの82回忌を敬意を込めて偲ぶべく、トルコ全土で式典が開催された。アタテュルクが逝去したドルマバフチェ宮殿のハレム部分にある71号室も訪問者で溢れかえった。アタテュルクの私物とトルコ国旗が置かれた寝床がある部屋を訪れた訪問者の中に 全文をよむ
内閣改造を準備するエルドアン大統領は、アルバイラク大臣が先日Instagram上で発表した辞任を承認した。エルドアン大統領はアルバイラク氏の辞任の形に「軽率だ」と不快感を示しており、家庭内でも危機が起きていると言われている。エルドアン大統領はアメリカの新時代にも注視しているという。 ベラト・アルバイラク財務大臣がInstagramのアカウント上で辞任を発表したことは、アルバイラク氏とエルドアン大統領の家族内での危機の原因にもなっていると言われている。 レジェプ・タイイプ・エル 全文をよむ
外国為替レートの高騰とともに中央銀行総裁ムラト・ウイサルが一昨日(7日)に解任されることにより、内閣改造の可能性に目が向けられる中、昨晩(8日)、ベラト・アルバイラク財務相が、SNS上で「辞任」を伝えた。 アルバイラク財務相の辞任を国庫及び財務省も認めたことが明らかにされる一方で、「アルバイラクのアカウントが乗っ取られた」とも言われている。しかし、大統領府と公正発展党周辺では、外国為替レートの高騰により、タイイプ・エルドアン大統領が財務省の作成した経済プログラムを再検討すると明らかにさ 全文をよむ
チャヴシュオール外相は、アメリカ大統領選挙に関する評価の中で「アメリカ国民がたとえ誰を選出しようとも、トルコとして私たちは、アメリカ政府と密接に連帯してことに当たり続ける準備があります。」と語った。 メヴリュト・チャヴシュオール外相は、アメリカ大統領選挙でどちらの候補が勝利すればトルコ-アメリカ両国関係にポジティブな影響を与えうるのか、との質問に返答をした。 同外相は、公正発展党(AKP)のシンクタンクである「政治経済社会調査財団(SETA)」の傘下で作成されているクリテル誌 全文をよむ
トルコ共和国97周年の祝典の一環として、タクシム広場の共和国記念碑に花輪が置かれた。 タクシム広場で公式式典が催された。式典には、イスタンブル県アリ・イェルリカヤ知事、第一軍及び駐屯司令部ムサ・アヴセヴェル大将、イスタンブル広域市ヒュセイン・アクス市長代理など軍民・文民が参列した。 13時にタクシム広場の共和国記念碑前で催された式典では、イェルリカヤ知事、アヴセヴェル大将、アクス広域市長代理が記念碑に花輪を捧げ、黙祷とトルコ国歌が歌われた。10月29日の共和国記念日へのレジェ 全文をよむ
イスタンブル広域市のイマムオール市長がコロナウイルス検査で陽性と判明した。最新の情報によると、病院で治療を開始しており、健康状態は良好だという。イマムオール市長は、「新型コロナウイルス検査で陽性とわかり、治療を開始しました。健康状態は今のところ良好です。ご心配いただいた皆様、ありがとうございました。皆様も体調と予防にくれぐれもお気を付けください、皆さんのことを思っています」とコメントを出した。 İBB(イスタンブル広域市)のエクレム・イマムオール市長がコロナウイルスに感染した。 全文をよむ
ロシアのプーチン大統領は、トルコ・ロシア共同のプロジェクトがエルドアン大統領の強い意志によって実現されたと指摘し、「エルドアン大統領は様々なプレッシャーがあるなかで、他国の影響に左右されない外交を遂行している」と述べた。 プーチン大統領はビデオ会議の形でヴァルダイ国際討論クラブの会議に参加し、様々な質問に答えた。大統領は、トルコ・フランス間の東地中海問題に関する対立に際しロシアは仲介役といった立場を担うのか否かについて質問を受け、ロシアはフランス・トルコ両国ともいい関係性を持っていると 全文をよむ
タクシム広場デザインコンペティションにおいて市タクシム広場の未来を決めるのはイスタンブル市民!―デザインコンペの投票スタート民の投票が今日スタートした。 イスタンブル広域市(İBB)とイスタンブル・プランニング・エージェント(İPA)の共同事業によってコンペティションに開かれたタクシムは、バクルキョイ広場そしてサラジャク沿岸一帯のデザイン賞を獲得したプロジェクトを実行に移すプロセスが今日からスタートした。 ※イスタンブル広域市(İBB)ニュースのツイート 投票がスタート! 全文をよむ
道路総局は7月15日殉難者橋とファティヒ・スルタン・メフメト橋の双方向で通行料金の徴収が開始されたと言われている件について発表を行った。 発表では「道路総局の管理下にある7月15日殉難者橋とファティヒ・スルタン・メフメト橋の通行料金はヨーロッパからアジア方面に向かう車両についてのみ徴収されている。これ以外の適用については問題となっていない。そのことを皆様にお伝えします」とされている。 全文をよむ
イスタンブル市営劇場で上演予定のダリオ・フォ氏の『顔なし(Yüzsüz)』という演劇のクルド語版への翻案が禁止となり、イスタンブル市長エクレム・イマム―ル氏の反発を買った。イマムオール市長は、「国際手配によって捜索されている、あるテロ組織のメンバーがテレビに出て発表を行うのは自由。クルド語を解する市民の皆様が来場して鑑賞できる演劇の上演するのは、禁止、罪であると。」と話した。 イスタンブル広域市市長は、コロナウイルスの大流行のために収入を絶たれた経営者たちを支援を与する目的で、市に属す 全文をよむ
保健省は、トルコがインフルエンザ・ワクチンを生産する会社にいつ、どれだけの量の発注したかというデータを「取り引き上の機密」ということで明らかにしなかった。 共和人民党アダナ選出の国会議員であるブルハネッティン・ブルトは、「どれだけの量を輸入するかという問いに対して、取り引き上の機密という理由で回答しないのは、社会で不信感を生む原因になる。プロセスが非公開で進められていることを示している」と述べた。 ブルト議員は、トルコに輸入されるインフルエンザ・ワクチンのうちどれだけの量がパ 全文をよむ
ムハッレム・インジェ氏は、ザマン紙のコラムニスト、ミュムタゼル・テュルクオネが釈放されたことに対し、批判を示しながら、バフチェリ氏の介入に注目した。 ムハッレム・インジェ氏は、MHP(民族主義者行動党)党首のデヴレト・バフチェリ氏が「再び裁判を」と唱えているザマン紙コラムニストのミュムタゼル・テュルクオネが釈放されたことに対し、厳しい言葉で批判した。 FETÖ(ギュレン派テロ組織)の訴訟で釈放となったミュムタゼル・テュルクオネが、バフチェリ氏の指示の結果、自由の身となったと主 全文をよむ
アンカラ共和国主席検事局は、勾留中の人民の民主主義党(HDP)のセラハッティン・デミルタシュ共同党首について、脅迫、テロとの闘争で職務を担った人々を標的にしたという罪状で起訴した。起訴状では、デミルタシュ共同党首がソーシャル・メディアのアカウントから発表した釈明においてアンカラ共和国主席検事長ユクセル・コジャマン氏を、テロ組織のメンバーに標的として提示した、とされている。 デミルタシュ共同党首は、アンカラ共和国主席検事長ユクセル・コジャマン氏を、テロ組織メンバーに対して標的として示した 全文をよむ
善良党の第2回党大会総会において、メラル・アクシェネル氏が1289票で党首に再選された。 善良党のメラル・アクシェネル氏が1289票を獲得して、再び党首となった。投票権を持つ代表者全員の得票を得ての勝利だった。党首選出の投票作業は総会会場であるアルトゥンパーク公園で行われ13時30分に完了。票の仕分けと集計を経て、地区選挙管理委員会の職員が結果を発表した。 この結果によれば、同選挙に単独出馬したアクシェネル氏は、投票権を持つ1289名のうち1289票を獲得して党首に再選した。 全文をよむ
民主主義の歴史に暗い影を落とした1980年9月12日のクーデターから40年になる。65万人の逮捕、21万件の訴訟、50件の死刑、規制、追放…。 TRTラジオにて9月12日の朝、国歌の後に陸軍軍学校歌が流され、ケナン・エブレン参謀総長(当時)が署名した国家安全保障評議会の「第一」通知が読み上げられ、民主主義向けられたクーデターが正式に宣言された。 クーデターの首謀者たちは、ケナン・エブレン参謀総長、ヌーレッティン・エルシン陸軍司令官、タフシン・シャヒンカヤ空軍司令官、ネジャ 全文をよむ
速報によると、人民の民主主義党(HDP)所属のレムズィエ・トスン国会議員が、ディヤルバクルで行われた裁判で「武装テロ組織に所属した」罪で懲役10年の判決を受けた。 HDP所属の国会議員・トスン氏は、5年前にディヤルバクルのスル区でテロ組織PKK(クルディスタン労働者党:非合法)に対して行われた軍事作戦で治安部隊に投降した。その後開始された捜査の中、起訴された裁判で氏に関して判決が下された。 ディヤルバクル第5重罪裁判所で行われた審理にはトスン氏は欠席し、弁護士が出席した。 全文をよむ
公正発展党(AKP)のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の「朗報」の発表のあと、この先何年もの間トルコの需要を満たす規模の天然ガス田が発見されたという話が再び話題となった。近年の歴史の中で、特に選挙の前に、多くの場所で天然ガス、石油、石炭のようなエネルギーが埋蔵されていることが確認されたというニュースをまとめた。 公正発展党(AKP)のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の「朗報」の発表のあと、この先何年もの間トルコの需要を満たす規模の天然ガス田が発見されたという話が再び話題となった 全文をよむ
トルコが、また世界が関心を持って見守った重大な吉報は、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の最新の声明により明らかになった。エルドアン大統領は、この大きな吉報をドルマバフチェ宮殿で開催された式典で伝え、トルコの歴史上最大の天然ガスが発見されたと述べた。エルドアン大統領は、黒海「Tuna-1」エリアのガス田地域において3,200億立方メートルの天然ガスが発見されたことを公式に発表した。これに加えて、大統領はソーシャルメディアのアカウントからも天然ガスの発見について最新の投稿を行った。 レ 全文をよむ
ヒュリイェト紙コラミストのアブデュルカーディル・セルヴィ氏は、「アブドゥッラー・ギュル氏をなぜこれほど恐れているのか」というケマル・クルチダルオール氏の発言の政治的な反響と次期大統領の予測を記した。 セルヴィ氏の記事内の関連部分は以下のとおりである。 ジュムフリイェト紙のイペキ・オズベイ氏は共和人民党(CHP)のクルチダルオール党首へ、「大統領候補としてアブドゥッラー・ギュル氏は全く思い浮かびませんでしたか」と尋ねた。クルチダルオール氏はもちろん、「全く思い浮かばなかった」と 全文をよむ
本日、タイイプ・エルドアン大統領が議事進行役を務め召集する閣議での最重要項目は、夏期休暇及び犠牲祭の影響により増加しているコロナウィルスへの新たな対策である。学校の開校日も話し合われる予定である。 私立の学校で来週から始まる補習授業を前に大統領府に集う閣議では、コロナウィルス感染症に対してトルコ全土で監視を強化し、感染者数が増加している県・郡・地区に対して厳しい措置の実施に向けた対策を検討する予定である。閣議では正規の授業が始まる前に専門家委員会の意見と今週の感染者数によって新たな検討 全文をよむ
イスタンブル協定は、もはや周知の様に、署名した諸国に、「女性に対する暴力を阻止し、暴力から保護し、暴力行為を調査し被害者を支援するメカニズムを構築する」責任をもたらす国際的な協定である。普遍的な価値を基礎に据えて、女性の人権を強化するものである。 2012年に調印され2012年8月1日に施行されたこの協定の正式名称は、「女性に対する暴力とDVの阻止と対策に関する欧州評議会協定」である。しか し、協定に最初に署名し国際会議の主催国であったトルコでは2019年から反動的な書き手や団体は、「 全文をよむ
共和人民党(CHP)党中枢会議メンバーであるイルハン・ジハネル氏が、週末に行われる第37回定期大会において党首選に立候補すると明らかにした。 CHPの第37回定期大会が、今週末ビルケント・オデオンで開催される。大会の初日に党首選が、二日目には60名の党中枢会議メンバー選挙が行われる。大会前に、ケマ ル・クルチダオール党首の他、前メルスィン選出国会議員のアイトゥウ・アトゥジュ氏が党首選に立候補することが判明した。 明日は、CHP党中枢会議メンバーであるイルハン・ジハネル氏が党本 全文をよむ
最新の報道によると、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、アヤソフィア・モスクで視察を行い、作業に関する情報を受け取ったという。エルドアン大統領は、アヤソフィア・モスクを訪問したあと、建設の続くタクスィム・モスクとアタテュルク文化センター(AKM)でも視察を行った。 アヤソフィア・モスクは86年ぶりに7月24日金曜日に礼拝に開放される。礼拝に開放されるアヤソフィア・モスクでの準備は大半が完了した。 一方、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領はアヤソフィア・モスクを訪れ視察を 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、ボタン川ベエンディク橋の開通式で演説し、かつてのトルコではもうないと語り、「トルコは、もはや、操り人形とではなく、操り人形を操る人々と直接、対話する時代に入った。納得するように仕向けられた、問題のある政治的な案件やその他の罠は、もはや、我々になんの効果をもたない。目標を達成するまで国民とともに進む」と述べた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、遠隔コンフェランス方式で参加した, ボタン川ベエンディク橋の開通式で演説した。エルドアン大統領の演 全文をよむ
トルコ初の無人の高速地下鉄であり、時速120kmの速度による運行が可能となる予定のイスタンブル空港地下鉄線の工事作業は、まるで巨大な地下都市を思い起こさせるものである。ガイレッテペ ー キャウトハーネ ー イスタンブル空港地下鉄区間のうちキャウトハーネ - 空港間は2021年の第二四半期において、ガイレッテペ - キャウトハーネ間が2021年末までに完成させられると計画されている。 交通インフラ省が建設を担ったイスタンブル空港への地下鉄路線の工事は、コロナウイルス(Covid-19)の 全文をよむ
過去に公正発展党のイスタンブル県支部長を務め、現在は未来党の副党首であるセリム・テムルジ氏が、ペリカングループに対して行った批判について説明した。 未来党のアフメト・ダヴトオール党首は、チャンネル1のテレビ番組で、エヴレン・オザルクシュ氏(キャスター)とメルダン・ヤナルダー氏(解説員)のゲストとなった。ダヴトオール氏は、セリム・テムルジ氏がペリカングループに対して行った批判が原因で説明を求められていることを明らかにした。ダヴトオール氏はペリカングループを”クーデター組織”に例えて、”7 全文をよむ
サバフ紙のコラミストであるハサン・バスリ・ヤルチュン氏は、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領後、公正発展党(AKP)の指導者候補者について、「ここにもたくさんいる。スレイマン・ソイル、ベラト・アルバイラクを挙げられる」と話した。 CNNトルコ局で7月8日放送された「アクル・チェムベリ」という番組では注目を浴びる議論が行われた。 番組でゲストとして出演した、政府寄りの「サバフ紙」のコラミストであるハサン・バスリ・ヤルチュン氏及びアタトゥルク批判で知られているニヤズィ・ビリンジ 全文をよむ
ダウトオール氏はエルドアン大統領に関連する発言で、「トルコの不正義、不法、禁圧性、抑圧性、悪政は、実際直接エルドアン大統領に責任がある。なぜなら周囲をこうした考えをもった人物で固めたのも本人だからである。」と述べた。 未来党(GP)党首のアフメト・ダウトオール氏は、エセンユルト区会議で行った政党の会見で次のように述べた。 「トルコの不正義、不法、禁圧性、抑圧性、悪政は、実際直接エルドアン大統領の責任である。なぜなら周囲をこうした考えをもった人物で固めたのも本人だからである。」 全文をよむ
トルコ大国民議会(TBMM)の司法委員会は弁護士法その他の法律の変更に関する法案の初めの5条を承認した。 AKP(公正発展党)とMHP(民主主義者行動党)の国会議員が署名した「弁護士法とその他いくつかの法律の変更に関する法案」の条項についての会議が続いている。 委員会の2日目の会議で、法案の5条項が承認された。承認された条項によれば、ある条件に当てはまる場合には同県に複数の弁護士会を作ることができるようになる。同県に複数の弁護士会がある場合に、弁護士会への入会申請はどれか一つ 全文をよむ
弁護士会の仕組みと選挙制度を変える政権の法的整備に対して、78の弁護士会の代表が新聞に声明を出し、国民に支援を求めた。「この国で暮らし、法治国家と人の尊厳を信じる全国民への歴史的な呼びかけである」という78の弁護士会は、「弁護士会を分割・分断すると、独立した弁護の代わりに、政治やその他の組織体に依拠し、声を上げられない、法衣が操作を受ける団体を作り上げることになる」との見解を表明した。 「複数の弁護士会」とシステムを変えようとすることに反対する78の弁護士会の代表は、共同声明を出し、新 全文をよむ
HDP共同党首ペルヴィン・ブルダン氏とミトハト・サンジャル氏による、エディルネ・ハッキャリからアンカラに向けて開始された「クーデタに対する民主主義の行進」の4日目が終わった。 ミトハト・サンジャル氏と彼に同行した代表団は、昨日、ディヤルバクル市のエルガニ地区、バラル地区、スル地区とイェニシェヒル地区で市民と合流し、ディヤバクル市弁護士会や平和を求める母親たちの会などいくつかの場所を訪問した後、シャンルウルファ市へ移動した。イスタンブルではHDPの会派副代表であるサフラン・オルチ氏を含め 全文をよむ
アディル・カライスマイルオール交通インフラ整備省大臣は、「国内線が運航を再開した6月1日から6月15日までの間にコロナウイルス対策が細心の注意が払った空港での離着陸飛行機数は、国内線が1万777便、国際線が2904便であり、合計1万3681便であった。」と明らかにした。 カライスマイルオール大臣は書面での発表で、制限付き通常化期間の開始と共に6月1日に再開した国内線と6月11日より段階的に再開された国際線のフライトに関する情報を公開した。同大臣は、コロナウイルス対策として全ての予防策が 全文をよむ
ÖSYM(大学入試センター)所長のハリス・アイギュン教授は、「YKS(高等教育入学試験)に出願した243万7119人のうち2万9603人の試験会場が受験者の要望に沿って変更された」と述べた。 アイギュン所長は、YKSと国立防衛大学学生候補選抜試験(2020-MSÜ)の応募者のうち、指定された試験会場がある県と異なる県に滞在せざるを得なくなった受験者と、この理由で試験会場の変更を希望した受験者の要望を、ÖSYMとして5月29日に受諾したことを説明した。 YSKに出願した受験生の 全文をよむ
フルスィ・アカル国防相は生放送で質問に答えた。アカル大臣は兵役への送別に関して会見で、「若者たちにふさわしくない光景を目にしている」と述べた。また、リビアにおける現状を評価したアカル氏は「確認が必要な情報によるとハフタル将軍はリビア国外に逃げた」と話した。 ■アカル大臣の発表からの抜粋 今までに5000万にものぼるサージカルマスクが生産された。製薬会社では消毒製品の生産が続けられている。 ■トルコ国軍におけるCOVID-19対策 今までに作戦地域で感染者は 全文をよむ
AKP(公正発展党)の会派副代表、メフメト・ムシュ議員が行った最新の発表で「早期選挙については我々の間では何の話題も上がっていない。選挙は2023年6月に実施される。それ以前に我々が選挙を行うといったような話はない。」と述べた。 AKPの会派副代表であるメフメト・ムシュ議員は「早期選挙については我々の間では何の話題も上がっていない。選挙まであと3年ある。選挙は2023年6月の適当な時分に実施される。」と述べた。 AKPの会派副代表、メフメト・ムシュ議員はトルコ大国民議会で行わ 全文をよむ
毎年6月にイスタンブルで開催されるドキュメンタリー映画祭であるドキュメンタリストは、今年のコロナの大流行のためにフェスティバルは一年の最後へと延期されて、今年はオンライン映画上映によって観客たちと邂逅する予定だ フェスティバルの運営者は、今年の第13回のドキュメンタリストを再び映画館において一堂に会して祝福することを願ったということを伝えて、今年の夏はただオンライン上映を開催するということを告知した。 『ホームメイド』ドキュメンタリストというタイトルによって、6月6-16日の期間に 全文をよむ
サウジアラビア政府は、新型コロナウイルス(COVID-19)への措置を緩和し、日常生活に戻るために、日曜日以降メッカで「二段階正常化案」を適用することを明らかにした。 内務省は文書で、日常生活に戻るために、メッカにおいて二段階で緩和措置をとると述べた。 第一段階は、5月31日日曜から始まり三週間続く予定だ。またこの段階で、メッカへの出入りと午前6時から午後3時の間の外出を許可するという。 ■礼拝は引き続き可能 同書簡によると、聖モスクでの金曜礼拝をはじめと 全文をよむ
CHP(共和人民党)所属のカラバーラル市議でCHP青年部イズミル県代表のディラ・コユルガ氏が、2013年時に首相であった現在のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領に関してソーシャルメディアで行った侮辱を含む投稿のため逮捕された。 地方選挙でカラバーラル市議に当選したディラ・コユルガ氏が2013年にレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領に関してソーシャルメディアで侮辱を含む投稿をしていたことが明らかになった。 コユルガ氏の投稿に対し、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の弁護士であるア 全文をよむ
ウルケTVでエスラ・エロニュ担当の「煉獄の問い」という番組で「死亡リスト」があると述べて近隣住民を脅迫したセヴダ・ノヤンの発言について議論が続いている。問題の脅迫についてラジオ・テレビ高等委員会が一歩も踏み出さない一方、ラジオ・テレビ高等員会エブベキル・シャヒン委員長は、ノヤンの「[クーデター未遂の]7月15日は思うようにならず、私たちが望んでいることをできなかった。私たち家族は50人を連れていく」との脅迫について、「あまり大きく取り上げる問題ではない」と発表した。 ラジオ・テレビ高等 全文をよむ
イスタンブル広域市の臨時議会において、市は賃借人である3,000の商店経営者や住宅から3カ月間、家賃を徴収しないことを決定した。 イスタンブル広域市議会議員であると同時に計画予算委員会のメンバーでもあるエディズ・ゼイレク氏は「我々議会は臨時で会議に招集された。この会議ではイスタンブル市民の緊急の問題に関わる経済的支援の保障に始まる重要な決定をしたかった。通常、私たちには2020年の予算で借入をする権利があった。AKP(公正発展党)とMHP(民族主義者行動党)の会派は全会一致で可決したこ 全文をよむ
共和人民党(CHP)のクルチダルオール党首は、様々な県や大学で学ぶ16大学の学生とビデオ会議を行った。新型コロナウイルスによって移行されたオンラインでの教育を受けられない学生たちに、高等教育機構(YÖK)が「金がないなら学ぶな」と言ったことが引用された一方で、クルチダルオール党首と新聞記者志望の学生の間での会話が注目を集めた。クルチダルオール党首は学生に、「君たちが新聞記者になるころには我々は与党となっているだろう。より自由な環境で報道できるチャンスがある」と述べた。 ケマル・クルチダ 全文をよむ
AKP(公正発展党)の党首に復帰して3周年を迎えるAKP党首のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、自身のソーシャルメディアアカウントで動画を共有した。 #BuYoldamDönmeyeceğiz(我々は後戻りしない)というハッシュタグとともにエルドアン大統領が共有したビデオには2017年5月2日の、彼がAKP党首に再び選ばれた党大会での演説の一部が取り上げられた。 エルドアン大統領は、CHP(共和人民党)のオズギュル・オゼル会派副代表による「宮殿政権の終焉は近い」と 全文をよむ
7月15日のクーデター未遂事件の責任者であるフェトフッラー系テロ組織(FETÖ)が、特に国外世論をトルコと敵対するように仕向けさせる目的で、1915年の様々な事件に関して酷いプロパガンダを行った事が明らかにされた。DHAの信頼の出来る情報源から得られた様々な情報によると、テロ組織は、ニュース、インターネット・サイト、ソーシャル・メディアのアカウントから1915年の事件を「蛮行」、「恥ずべき汚点」、「殺戮」、「民族浄化」といった表現で命名して、トルコがいわゆる真実と向かい合わなければならない、とい 全文をよむ
世界的な悪夢である新型コロナウイルスの流行が招いた変化とチャンスが、専門家26人の見解とともに本にまとめられた。外務省によって作られたこの本には、注目すべき分析が記されている。 外務省は、Covid-19の流行が招いた変化とチャンスを、専門家26人の見解とともに「Covid-19後のグローバル・システム:古い問題、新しいトレンド」というタイトルで出版した。戦術研究センターが作成したこの研究では、新型コロナウイルスによる世界規模の安全保障と国防への影響から流行後の新たな世界秩序まで、医学 全文をよむ
家族・労働・社会福祉省のゼフラ・ズムリュト・セルチュク大臣は、障害者・高齢者福祉総局が管轄する施設を新型コロナウイルスから守るために新たな対策が講じられていると述べた。その一部としてセルチュク大臣は(ケア施設では)個室は可能な限りシングル利用を想定し、それが難しい場合はベッド間隔を2メートル空けるとする説明を行った。 セルチュク大臣は、障害者・高齢者福祉総局管轄下の各施設における新型コロナウイルスに対する新たな対策について述べた。各施設宛ての『コロナウイルス情報ガイド2』が全県に送付さ 全文をよむ
アンカラ県知事府は、ある保安員がコロンヤを、「大統領からコロンヤの贈り物があります。それをお届けに来ました。」と言って届けている画像を共有した。 公正発展党(AKP)党首で共和国大統領のレジェプ・タイイプ・エルドアンの指令により、地区の保安員たちによって65歳以上の人々にコロンヤとマスクが配布されている。 アンカラ知事府のソーシャル・メディアのアカウントでシェアされたビデオではマスクとコロンヤが保安員たちによって「私たちの大統領からコロンヤの贈り物があります。そちらをお届け 全文をよむ
セラハッティン・デミルタシュ元HDP共同党首の弁護団のムフスィン・カフラマン弁護士は、弁護団が行ったデミルタシュ元党首釈放要請は理由もなく拒否されたと発表した。 セラハッティン・デミルタシュ元HDP共同党首は3年半収監されており、弁護団は4月初めごろに釈放の要請を行った。ムフスィン・カフラマン弁護士はソーシャルメディアのアカウント上で、別々に行った収監に対する異議申し立てと釈放要請は理由もなく却下されたと話した。 ムフスィン・カフラマン弁護士は以下のように述べた。 全文をよむ
最新の情報によると、内務省は回覧通達を出し、4月10日の0時以降、30の広域市とゾングルダクを適用範囲として、48時間外出禁止を実施すると宣言した。外出禁止宣言の後に、市民は情報調べを密に行なった。内務省によって公表された通達では、外出禁止に関して例外や詳細が明らかになった。さて、禁止が48時間の間に実施されるのは、以下の県である。 外出禁止について調査が続いている。現在65歳以上と20歳以下の人々は外出が禁止されている。先月中に、エルドアン大統領によって、30の広域市及びゾングル 全文をよむ
トルコでコロナウイルスへの取り組みがフルスピードで続いている。ある国内企業はコロナウイルス感染症治療に用いられる抗マラリア薬をトルコ国内で製造し保健省に無償で提供し始めた。現在、米トランプ大統領もこの薬剤の原材料(獲得)のために懸命に取り組んでいる。また、さらに期待が持てるような進展もあった。 アンカラ大学バイオテクノロジー研究所の所長であるアイクト・オズクル教授が新型コロナウイルス(covid-19)に対抗する血清および、ワクチン、治療薬の製造に向けた第一歩として「SARS-COV- 全文をよむ
共和人民党(CHP)党員で大学教員のウミト・コジャサカル氏とCHPの元国会議員メフメト・セヴィゲン氏が党から除名された。 CHP党員で弁護士のイレム・チチェキ氏は、CHPがボイコットの決定をしたトルコ版CNNチャンネルの報道に出演したことと、CHP規約を侵害したことから除名された。 イスマイール・サイマズ記者は、本日(4月2日)、CHP党員で大学教員のウミト・コジャサカル氏とCHPの元国会議員メフメト・セヴィゲン氏らも似たような理由から除名されたと記した。 サイマズ 全文をよむ
内務省は、81県に対してコロナウイルス対策として追加回覧通達を発した。これによって、キャバレー、ディスコ、バー、ナイトクラブが明日(16日)10時から一時的に営業休止となる。 各県に送られた追加回覧通達には、コロナウイルスは中国の武漢市で始まり、全世界を脅かし続けており、WHOによってパンデミックとして認定されたと記載があった。 ■一時的に活動休止 同通達では、コロナウイルスの流行から国民を守り、流行を防ぐために保健省と共に検討を行った中で、「公衆向けの娯楽・余暇施 全文をよむ
オダ・テレビ編集長バルシュ・ペフリヴァン、ニュース編集者のバルシュ・テルクオウルは、取材を理由に、再び拘束されシリブリ刑務所に送致された。妻と家族にとっては8年前と同様、再度、刑務所を訪れる事態になった。テルクオウル編集者と10年間生活を共にしてきた妻のオズゲ・テルクオウルは、この事態に対しとても気丈で冷静である。6歳の息子アリ・デルヤはというと、起こったことを知らない。夫とオダ・テレビ編集長バルシュ・ペフリヴァンが正しいとわかったことを書く記者であると述べたオズゲ・テルクオウルは、「トルコでこ 全文をよむ
チャナッカレ県のアイヴァジュク郡からギリシアのレスボス島を目指した違法移民の一団が、同国の沿岸警備隊によってボートのモーターと燃料を外され、海上のど真ん中で死の危機に晒された。トルコの浅瀬へ逃れて電話で救助を要請した移民らは、11時間後にトルコ沿岸警備隊によって救出された。アフガニスタン国籍のケビル・ムハンメディさんは、一部始終を携帯電話で記録した。 アイヴァジュク郡では、ヨーロッパ諸国に逃れようとした移民たちが、3日間続いた悪天候のために、待機し続けている。天候の回復を待つ移民らは、 全文をよむ
中国の武漢市で発生した「コロナウイルス」により世界で最も混雑している都市の一つであり、およそ2500万人もの人口を有する上海市では、隔離されていないにもかかわらず、通りがすっからかんになった。上海大学国際関係学部修士課程で教育を受けているネジャティ・デミルジャンさんは、買い物に行った店でも体温検査が行われていることを話し、「私たちに在留カードが与えられた。このカードは、私たちがこの地域で暮らしており、滞在する街を変えないことを示している。このカードを持っていれば、好きな時に出入りをすることができ 全文をよむ
CHP(共和人民党)のケマル・クルチダルオール党首は、クルド言語プラットフォームの代表者たちと一堂に会した会合において、トルコでの「クルド語協会」を設立する方向の要望を評価した。同党首は「クルド語のためのセンターを建設しよう。名前は「クルド語センター」などがよいだろう。我々が働きかけを行い、これを党内で討議する。」と述べたと報じられた。 伝えられた情報によれば、クルチダルオール党首は2月4日の議会の会派会議の後、クルド言語プラットフォームの代表者たちをTBMM (トルコ大国民議会)内の 全文をよむ
イスタンブルにて、インフルエンザに罹患したと説明し病院を受診した中国人の女性が、本国に送還された。 イスタンブルにて、数日前にトルコに来たことが分かった中国人の女性が、昨日の朝方にブユクチェクメジェ・ミマル・シナン国立病院の救急サービスを受診した。この中国人の女性は、武漢からトルコへ来たと判明すると、手続きが取られ、他の病院に隔離された。 “疑わしいケース”として診断された中国人の女性はその後、シュレイヤパシャ・教育・研究病院へと移送された。 この中国人の女性は、高 全文をよむ
レジェップ・タイイプ・エルドアン大統領は、リビア暫定政権であるリビア国民合意政府(UMH)のファイズ・サラージ首相を会談のためトルコに迎え入れた。会談ではリビア和平と軍事協力について議論された。 レジェップ・タイイプ・エルドアン大統領とリビア国民合意政府(UMH)のファイズ・サラージ首相評議会議長との会談が終了した。ドルマバフチェ大統領府の事務所で、マスコミ非公開で行われた会談はおよそ2時間30分続いた。 全文をよむ
アブデュルハミド・ギュル法務大臣は、「憲法裁判所が理由を説明した決定を公開したら、ウィキペディアも再びアクセスできるようになる」と述べた。 アブデュルハミド・ギュル法務大臣は、裁判官会館で新聞とテレビ局のアンカラの代表者たちと面会を行なった。ギュル大臣は、サロンの入口で記者たちに対し1月10日の「働く記者たちの日」に対して祝辞を述べ、記者メンバーたちにカーネーションを贈った。 ギュル法務大臣は、憲法裁判所によるウィキペディアに関する決定に関連して、「憲法裁判所の決定は、あ 全文をよむ
メッカへ巡礼へ行く83430人が、アンカラで229万8800人の中から行われたくじ引きで明らかになった。くじで名前が挙がった巡礼希望者は大きな喜びに包まれた。 2020年の巡礼抽選のため宗務庁においてセレモニーが行われた。セレモニーへ、宗務庁長官アリ・エルバシュ氏、多くの巡礼希望者とその近親者が参加した。 セレモニーにてエルバシュ宗務庁長官は、今年は、昨年と比較して抽選の当選者の割り当てが8万人から8万3430人へとなったことを明らかにした。エルバシュ氏は、以下の方法で発表を 全文をよむ
リビア派兵に関する大統領府の法案について、トルコ大国民議会(TBMM)総会で採決が取られ、可決された。法案は、反対184票に対して賛成325票で決議された。 トルコの、リビア派兵に関する大統領府の法案は、TBMM総会で325票の賛成でもって可決された。 リビア派兵に関する法案について議論するため、ムスタファ・シェントプ議長主宰のもと、TBMM総会が14時に開かれた。 善良党から登壇したイズミルのアイトゥン・チュライ国会議員は、法案の採決をとるに際して内閣から大臣が1 全文をよむ
トルコ大国民議会本会議は、ムスタファ・シェントプ国会議長がリビアへの軍派遣に関する大統領府提出の法案を審議するために招集され、明日緊急会合が開かれる。 本会議は、午後2時にシェントプ議長の議事進行の下で開かれる。 リビアへの軍派遣に関する大統領案は、本会議での唯一の議題となる。法案を読み上げるとともに始まる審議では各政党グループに20分の発言時間が与えられる。審議後、法案の決議投票が行われる。 レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の署名によりトルコ大国民議会議長へ送 全文をよむ
エルドアン大統領はクアラルンプールサミットで重要な会見を行った。大統領は自国通貨を用いた貿易に関するメッセージを出し、「用意がある」と言った。 エルドアン大統領の会見の中の重要項目は次のようであった。 自国通貨による貿易問題は緊急性をもった。皆とこの問題に関して作業する用意がある。 イスラーム金融問題を議論する必要がある。利子の代わりに生産、貿易を中心とするシステムにとってマレーシアは重要な位置を占めている。 無利子金融に関して我々の間で重要な協議が行われ 全文をよむ
トルコ大国民議会(TBMM)総会において、米上院議会による「アルメニア法案」の決定を非難し、抗議する決議が採択された。 TBMM総会では、ムスタファ・シェントプTBMM議長が署名した決議書が読み上げられた後、投票が行われた。公正発展党(AKP)や共和人民党(CHP)、善良党、及び民族主義者行動党(MHP)のグループは賛成票を投じ、人民の民主主義党(HDP)は反対票を投じた。 採択された決議書では、「米上院が歴史的な事実を歪曲することで国際法の基本原則を無視し、アルメニア人の虐殺が 全文をよむ
最新の情報によると、「未来党」という名の新党設立のためにアフメト・ダヴトオール氏のグループは内務省に行って嘆願書を提出した。 新党設立の申請は、アイハン・セフェル・ウストゥン氏、セルチュク・オズダウ氏、フェラムズ・ウストゥン氏、イゼッティン・キュチュク氏、イェシン・カラダウ氏そしてネディン・ヤマル氏から成る代表団によって内務省に行われた。 アイハン・セフェル・ウストゥン氏は内務省前での最新の会見で新党設立が完了したことを述べ、次のように語った。 「これから、以前にも 全文をよむ
交通省は、「イスタンブル運河」の日程を発表した。費用が総額750億リラとなるこのプロジェクトは、60%が2023年までに完成するとされている。 交通インフラ整備省は、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が「自分の夢」と呼び、エクレム・イマームオール・イスタンブル広域市長が「殺人プロジェクト」と呼ぶ「イスタンブル運河」の建設日程を、2019年~2023年の戦略計画の中で明らかにした。これによると、「ボスフォラス海峡の交通の負担を軽減する国際的な運河を作る」ために建設が計画されているイスタ 全文をよむ
フェトフッラー系テロ組織(FETÖ)による7月15日クーデター未遂事件において、イスタンブル水中機動部隊(SAT)及び救助水中司令部の元兵士らと、これらの元兵士が担当していた海軍組織内の「極秘イマーム」の件で立件された14人の民間人を含む計52人の被告に対して行われた裁判で判決が出された。 イスタンブル第23重罪裁判所により、スィリヴリ刑務所向かいのビルで行われた公判には、20人の被告と弁護士が出席した。国防省や大統領府、並びにレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の弁護士らも今回の公判に出 全文をよむ
バイカル社のセルチュク・バイラクタルCTOがソーシャルメディアで、「TİHAとは、すなわち情熱(Tutku)、信念(İnanç)、夢(Hayal)、決意(Azim)だ。我が社の無人航空機『バイラクタルAKINCI TİHA』は皆さんの祈りを得て、今日初飛行を行った」とのコメントとともに、AKINCI TİHAの初飛行の画像を投稿した。 バイカル社のセルチュク・バイラクタルCTOはソーシャルメディアのアカウントからAKINCI TİHAの初飛行の画像を投稿した。 セルチュク・バ 全文をよむ
メヴリュト・チャヴシュオール外相は、アンタルヤで会議に出席し、「イスタンブル運河で掘削を始める時、世界における海運と交通の観点から歴史を変える転換点となるだろう」と述べた。チャヴシュオール外相は、フランスは人権についてヨーロッパで最も遅れた国であると述べ、「マクロン大統領はリベラルを名乗って登場したが、サルコジ氏やルペン氏より悪い」と話した。 メヴリュト・チャヴシュオール外相は、アンタルヤ県アランヤ郡のホテルで行われた公正発展党(AKP)青年部地中海地方審議評価会議に出席した。チャヴシ 全文をよむ
テロ捜査において拘留されていたHDP(人民の民主主義党)党員で元マズダウ市長のナラン・オザイドゥン氏、元サヴル市長のギュリスタン・オンジュ氏、元デリキ市長ミュルキイェ・エスメズ氏が逮捕された。 マルディンでのテロ調査の中で拘留されていたHDPのナラン・オザイドゥン元マズダウ市長、ギュリスタン・オンジュ元サヴル市長、ミュルキイェ・エスメズ元デリキ市長が逮捕された。 ■HDP党員3名が逮捕 マルディン共和国検事総局によって行われているテロ捜査で拘留されていたオザイドゥン 全文をよむ
共和民主党(CHP)のクルチダルオール党首は、トルコの力強さと威厳を保つため、そして共和国が平等な条件の民主主義によって報われるように、政府に呼びかけを行ったと述べた。 CHPが81の県にある県庁と市庁に送る目的で製作したパンフレットで、クルチダルオール党首が寄せたメッセージが注目を集めている。「危機からの脱出と正常化のために緊要な5つの原則の呼びかけ」というタイトルで製作されたパンフレットには、クルチダルオール党首の以下の言葉が掲載されている。 「トルコは17年間統治されておらず 全文をよむ
メヴリュト・チャヴシュオール外相は、日本での折衝の一環で、アルゼンチン、チリ、インドネシア、ドイツの外相らと会談した。 G-20外相会合の一環で日本の名古屋市を訪れているチャヴシュオール大臣は、数か国の外相らと一堂に会したことを、ソーシャルメディア、ツイッターのアカウントで知らせた。 チャヴシュオール大臣はツイートで、アルゼンチンのホルヘ・フォリー外相、チリのテオドロ・リベラ外相、インドネシアのルトノ・マルスディ外相、ドイツのハイコ・マース外相と一堂に会したことを明らかにした 全文をよむ
テロ組織YPG/PKKの支援者が、シリア北部のアイン=アル・アラブ郡でトルコ軍兵士と合同でパトロールを行っていたロシア軍用車に向かって火炎瓶を投げつけ挑発した。 アナトリア通信によれば、アイン=アルアラブ郡でトルコ軍とロシア軍が合同でパトロールを行っている最中に、テロ組織の支援者たちが軍用車を妨害しようとした。 軍用車の前に出てきて石を投げつけてきたテロ組織の支援者たちは、車道にブロックなどの障害を置くなどして、パトロール隊に挑発してきた。 YPG/PKKの支援者に 全文をよむ
イスマイル・デミル防衛産業大臣は、国産戦闘機(MMU)プロジェクトが多国籍プロジェクトとなることを望んでいると述べ、「ロールス・ロイス社と再び話し合いを始めた。合意は近い」と述べた。デミル大臣は、S-400ミサイルについて、「『誰それに配慮するため使わない』というのは、とても正しいアプローチとは言えない」と述べた。 デミル大臣は、CNNトルコで質問に対し、要約すると以下のように答えた。 「(S-400の)最初のシステムの一部が到着したと話した。2つ目のシステムの到着も、 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は11月15日の北キプロス・トルコ共和国建国36周年に際して次のようなメッセージを出した。「特にキプロス・トルコ人らの東地中海で確認された炭化水素資源への権利がゆすられるようなことは、我々が絶対に許さない。過去に我々がキプロス・トルコ人の富を脅かすものを排除してきたたように、これから先も同様に彼らの権利と利益を守っていく決意だ。」 エルドアン大統領は11月15日の北キプロス・トルコ共和国(KKTC)建国36周年に合わせて声明を出し、KKTC独立のため 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領とアメリカのドナルド・トランプ大統領は、アメリカ上院議員らとともにアメリカ大統領執務室で一堂に会した。執務室では、アメリカ上院議員が「クルド人はアメリカとともに敵軍と戦った。トルコには彼ら(クルド人)への攻撃をしないでほしい」と述べたのに対し、エルドアン大統領は「私たちは次の2つを峻別する必要がある。クルド人とテロリストだ。クルド人は私の仲間である。私が当該地域に行っている投資を正しく見ているのなら理解できるはずだ。オバマ殿の(大統領だった)時期にコバーニーか 全文をよむ
フェトフッラー系テロ組織(FETÖ)が行ったメディア工作の「クーデターへの呼びかけ」裁判で「武装したテロ組織に対して故意に幇助した」との罪で10年と6か月の禁固刑を受け司法観察とされたアフメト・アルタン氏に関し、検察庁が上位の裁判所に異議申し立てを行い逮捕の決定が出された。アルタン氏の弁護士は、アルタン氏に関して、検察の異議申し立てを受けて再逮捕とした判決に対して抗議をした。裁判所における手続きを完了したアフメト・アルタン氏は逮捕された。 アフメト・アルタン氏は、FETÖの7月15日の 全文をよむ
ババジャン氏は12月末に、ダヴトオール氏は12月初めに新党を設立する。 党新設の準備を続けてきたアリ・ババジャン氏とアフメト・ダヴトオール氏は、党綱領と政綱作成の大部分を完了させた。ババジャン氏は政綱のために、経済、外交、教育、社会保障、健康を始めとする政策方針を規定するために、多数の委員会を設置し、これらの委員会が12月15日から20日までに作業を完了させ、政綱と綱領を形成すると言われている。ババジャン氏の党友に名を連ねるある政治家は、「政党の法人格は遅くとも12月の最終週に取得でき 全文をよむ
トルコ共和国建国の偉大な指導者ムスタファ・ケマル・アタテュルクの死去から81年を迎え、アタテュルク廟は、参列者で混雑している。布でくるんだ赤ん坊を連れてアタテュルク廟を訪れた家族もいれば、サポーターのグループ、学生や高齢者を含むあらゆる年代の市民が祈りをささげ、アタテュルクの棺に花を手向け、アタテュルク廟博物館を訪れた。 アタテュルク廟は、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の政府の高官が参加して式典が行われた後、訪れた人々に開放された。トルコの四方からアンカラにやってきた何千人もの市 全文をよむ
世界の二つの大陸間で行われる唯一のスポーツイベントであるボーダフォン第41回イスタンブルマラソンは、「イスタンブルはあなたのものだ。止まらずに走れ」というスローガンのもと実施された。 色とりどりの光景の舞台となったマラソンのスタートを執り行ったイスタンブル広域市長エクレム・イマームオールは、これにとどまらず選手たちとともに参加した。 アルトゥニザーデから7月15日殉職者橋のヨーロッパ入口まで、走ったり歩いたりしたイマームオール市長は、抱いた赤ちゃんを愛でたり、人々とホロンを踊 全文をよむ
HDP共同党首ペルヴィン・ブルダン氏とセザイ・テメッリ氏は、共和国が百周年に向かう一方民主的な共和国にすることは皆の責務であると述べた。 HDP共同党首ブルダン氏とテメッリ氏は、10月29日の共和国記念日にちなんで発表した共同宣言で、トルコが残した過去96年の遺産として今日とても重大な構造的危機に面していると主張した。 1920年国会の多元的な特徴や1921年憲法の民主主義の精神をないがしろにし、統一派の理念が一元統治の理解に狭められた結果が、今日より社会的、政治的そして経済 全文をよむ
トルコ外務省は、「平和の泉作戦を始めると同時に、PKK(クルディスタン労働者党:非合法)勢力が、特にヨーロッパ諸国で暴力行為を含んだ運動、デモを起こし続けるのを杞憂をもって注視している」と発表した。 外務省が書面で行った発表では、平和の泉作戦の開始と同時に、PKK勢力の暴力行為を含んだ運動及びデモが、関係諸国の関係部署に宛てたあらゆる注意喚起にもかかわらず、未だに続いていると強調され、以下のように書かれている。 「[国外にある]トルコ社会の職場や家、モスク、在外公館やそこで働 全文をよむ
国防省はシリア北部で10月9日16時に空爆を開始し、同日22時30分頃に地上戦も開始したことを発表した。 国防省から行われた発表では、「勇しきトルコ国軍とシリア国軍は、平和の泉作戦においてユーフラテス川東部へ向け地上作戦を始めた」と述べられた。 入手した情報によると、トルコ国軍(TSK)は3地点からユーフラテス川東部へと侵攻した。西側からカーミシュリーへ入り、ラアス・アインでは2か所から、タッル・アブヤドでは1か所から国境を超えた。 ■作戦本部から写真が共有された 全文をよむ
エルドアン大統領は、トルコが作戦によって人口統計学的な構造を変えるだろうという主張を否定し、「私たちは、望まない場所へ誰も無理矢理送り込むことはしない。クルド人との間に一切の問題はない」と述べた。 エルドアン大統領は、人口統計学的な構造を変えているのは民主統一党/人民防衛隊(PYD/YPG)であり、彼らは戦争犯罪を犯していて、このことはアムネスティ・インターナショナルやヒューマン・ライツ・ウォッチの報告書でも確認されていると述べた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、「 全文をよむ
ギュレン派捜査で逃亡状態であるエルグン・ババハンは、ツイッターで「トルコ国民は、バフチェリなき政治の時代に向けた準備をすべきである」とつぶやいた。一昨日にアメリカ大使館がこのツィートを「いいね」としたのを受けて、まずSNS上で大きな批判が巻き起こった。アメリカ大使館は、批判を受けてツィッター上で次のようにつぶやいた。「今日、我が大使館がツィッター上で無関係のツィートに誤って『いいね」押した。この誤りにより起こった混乱について謝罪する。」 ■民族主義者行動党のヤルチュン:あなた方により多 全文をよむ
スペインのヴィーゴからイスタンブルへ向かっていたアントノフ12型輸送機が、ウクライナのリヴィウで給油のために着陸しようとした際に墜落した。搭乗していた8人のうち5人の死亡が判明した。 リヴィウ空港の広報は、スペインのヴィーゴからイスタンブルへ向かっていたアントノフ12型輸送機が、給油のためウクライナのリヴィウ空港へ着陸しようとした際、現地時間06時45分に無線での交信を絶ったと発表した。 ウクライナ・インフラ省のウラディスラフ・クリクリー大臣は、アントノフ12型輸送機が燃料切 全文をよむ
イスタンブル第26重罪裁判所は、元HDPアンカラ選出国会議員のスッル・スュレイヤ・オンデル氏の釈放を決定した。スッル・スュレイヤ・オンデル氏はイスタンブル第26重罪裁判所の決定後、カンドゥラの刑務所から釈放された。 元HDP国会議員(アンカラ選出)のスッル・スュレイヤ・オンデル氏はイスタンブル第26重罪裁判所の決定後、カンドゥラの刑務所から釈放された。 表現の自由が侵害されたという憲法裁判所の判決を受けて改めて審理を行ったイスタンブル第26重罪裁判所がオンデル氏の釈放を決める 全文をよむ
元首相のアフメト・ダヴトオール氏がイスタンブルでの活動に向けE-5道路沿いにオフィスを設けた。ここが新たな党のイスタンブル県本部の建物となる計画だ。 公正発展党(AKP)を離党した元首相のアフメト・ダヴトオール氏は、新たな党の結成に向けた活動を加速した。11月に新党の看板を掲げようと準備するダヴトオール氏は、アンカラにおける活動をベイスケントに位置する建物で行っている。今回、イスタンブルでの活動のためにE-5道路沿いにオフィスを設けた。ここが新たな党のイスタンブル県本部の建物となること 全文をよむ
トルコの歴史上もっとも血が流れ、103人が死亡し、何百人もが負傷した2015年10月10日のアンカラ駅前爆破事件において、遺族と負傷者たちが、国家機関に過失があったとして内務省に対して賠償を求めた裁判の結果が出た。 行政司法は、「人々の感じた痛みと悲しみに対する」精神的な賠償について、請求された額よりかなり低額の金額で判決を下した。行政司法は、さらに、請求額と判決の下った額の差額を勘案して、法規定に沿って10月10日の爆破事件の犠牲者たちが内務省有利に訴訟費用を払うよう要求した。内務省 全文をよむ
CHPは善良党(İYİ Parti)の広報担当者から出された申し出に対して沈黙を貫いているが、党内では国民同盟の継続及び拡大の見方が主流となっている。 共和人民党(CHP)内では善良党の広報担当者がCHP批判を行ったことに対し当面の間は沈黙を貫く戦略であると見られる一方、国民同盟においては党首レベルでいかなる問題も起きておらず、継続的に談話が行われている状況であるとして、進展に対しては共通の認識であることがわかった。 CHPと善良党の間では、初めに2018年6月24日の総選挙で、その 全文をよむ
会計検査院の報告によると、大統領府の一日の支出は450万リラを超えた。2018年における大統領府への割り当ての2倍の額が費やされ、予算へは一年間で10億900万リラの追加が行われた。 会計検査院は、大統領府の2018年の支出に関しての監査報告書を発行した。最初の予算の割り当てが8億4500万リラである大統領府は出費を重ね公的な財源から一年間で16億4867万8000リラの予算を使った。報告書によれば大統領府は、一日で450万リラ以上の支出を行った。大統領府の人員のためには年間で1億81 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領はニューヨークで行われる第74回国連総会に参加するために9月21日〜25日にアメリカ合衆国を訪れる予定だ。 エルドアン大統領は総会のハイレベル会合の前に、2019年9月23日の国連事務総長主催で行われる国連気候行動サミットに参加する予定だ。「貧困の解消、質の良い教育、気候行動、包括性のための多角的努力推進」というテーマで実現される第74回国連総会の初日となる2019年9月24日に国連総会に参加し、またアントニオ・グテーレス国連事務総長と会談を行う予定 全文をよむ
アフメト・ダウトオール元首相の離党後に公正発展党(AKP)から離党した第26期コンヤ選出の国会議員であるオメル・ウナル氏は、新党結成の時期に関して発言した。ウナル議員は、「新党が11月中に宣言されるといえよう」と述べた。 アフメト・ダウトオール元首相に次いでAKPを離党した第26期コンヤ選出の国会議員であるオメル・ウナル氏は、設立されると言われている新党に関して発言した。地元紙で発表したウナル議員は、新党が11月に設立宣言をすると述べた。 元AKP党員のオメル・ウナル議員は、 全文をよむ
アフメト・ダヴトオール氏とアリ・ババジャン氏の新党結成の決定が、ロビーを盛り上げている。アンケート各社はそれぞれまったく別の見解を示している。新党がトルコを早期選挙に導きうると主張するものもあれば、新党について政治的地盤がないと述べるものもある。ある調査会社はダヴトオール氏の得票を3.5~4ポイントと見ているが、別の調査会社は結成される2党の得票は1.7%のみとなるだろうとしている。 公正発展党(AKP)からの除名の決定を受けて辞職したアフメト・ダヴトオール元首相が、新党結成に乗り出し 全文をよむ
AKP(公正発展党)の中央執行委員会(MYK)の決定によって懲戒処分されたAKP元党首 兼首相のアフメト・ダヴトオール氏と、彼を支援したアイハン・セフェル・ウストュン氏、セルチュク・オズダー氏、アブドゥッラー・バスチュ氏ら元議員の「追放」プロセスは、中央規律委員会(MDK)委員長のアフメト・アイドゥン氏がサインをした通達が、彼らの元に届いたことによって正式に開始した。 4人に対して、書面でのもしくは口頭での釈明を希望した場合にはこれを7日以内にMDKへと伝えることが必要であり、そうでな 全文をよむ
アンカラの共和国首席検事局は、アンカラ第19重罪裁判所において、HDP(人民の民主主義党)のセラハッティン・デミルタシュ元共同党首への釈放決定に異議申し立てを行った。異議は上級法廷で審議される。 アンカラ第19重罪裁判所は、デミルタシュへ142年の懲役が求刑された裁判で、昨日(9月2日)満場一致で釈放決定を下した。イスタンブルで行われた別の裁判において4年8ヶ月の懲役刑が決定しているデミルタシュ元党首は、すぐに釈放されなかった。弁護士団は、拘束されていた2年10ヶ月の期間が刑期から差し 全文をよむ
地方選挙においてAKP(公正発展党)が候補者を擁立しなかった市の市長と元県知事らの電話が鳴り始めた。 今から1か月前、ダヴトオールの協力者が電話で「あなたと協力したい」と言った。よい答えは得られなかった。電話をもらった彼らはエルドアン大統領と協力すると述べた。ここ最近は、同じような面々で、アブドゥッラー・ギュルとアリ・ババジャンの政党に関係した活動を行う「ビジネスマン」が電話を掛け、協力したいという旨を伝えた。ビジネスマンのグループがババジャンの名を出して接触したことは、あなたにとって 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、アンカラで行われた8月30日の「勝利の日」式典後に会見を開いた。首相職の任期についての意見と、近頃話題になっているダヴトオールについてはその名を出さずに話した。 エルドアン大統領の会見の要点は以下の通りだ。 イドリブに関する進展が、我々が求める段階にあるといえばこれは嘘になる。なぜなら、イドリブでは現在までにおよそ6万人の人が殺されたからだ。この他に、この1、2倍の移民がいる。彼らはもちろん北へ押し寄せ、我々の元へ来ているのだ。この問題につい 全文をよむ
人民の民主主義党(HDP)は、管財人への抗議の座り込み活動と管財人派遣(の是非)を、国際プラットフォームに持ち込むことを決めた。民主社会会議(DTK)は、クルド政治に向けて国家統一を呼び掛けた。 HDPは管財人に反対する9月1日以降のロードマップに関して、党中央議会で一連の決議を行った。これによると、9月1日にディヤルバクルで行われる会議後も、座り込み活動は継続される。HDPは管財人の派遣を外交レベルで取り上げるべく、欧州評議会、欧州議会、欧州評議会地方自治体会議の議員らとの会談を実現 全文をよむ
CHPのケマル・クルチダルオール党首は、バルケスィルで開催された第30回ブルハニエ・オレン文化芸術祭で市民に呼び掛けた。市長の解任を批判したクルチダルオール党首は、「世界で誰が有罪か否かを決めることができるのは、裁判官だけだ。たとえあなたが大統領であっても、誰かを有罪と判じることはできない。選挙で選ばれた人間を解任することは、法と民主主義に反する」と述べた。 共和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首は、バルケスィルで開催された第30回ブルハニエ・オレン文化芸術祭で市民に呼び掛けた 全文をよむ
アンカラで、管財人派遣の決定への反対表明が行われる予定だった記者会見が許可されなかった。拘束者のひとりである12歳のB.Aも、地面に押し付けられ、手錠がはめられた。 アンカラのママク・プラットホームのメンバーらは、トルコ東部のディヤルバクル、ヴァン、マルディンの広域市へ管財人が派遣されることに抗議するため、トゥズルチャユル広場で記者会見を行おうとしていた。しかし警察はこれを許可せず、グループを追い払おうとした。 座り込みを始めた抗議者らは、警察によって拘束された。警察は12歳 全文をよむ
一部の公正発展党(AKP)党員たちは、管財人に関する決定が国民によく説明されない場合、党は被害を被りかねないと考えている。 人民の民主主義党(HDP)系のディヤルバクル、ヴァン、マルディンの広域市長が職務を解任されて、その代わりに管財人が任命されたことの反応についてAKP党内でも検討されている。党では、この決定が妥当かつ公共心に適っているという方向で発表を行ったが、3月31日の地方選挙前でも議論と批判の対象であった管財人の任命が続けられたことに関する好・悪影響を断とうと努めている。 全文をよむ
ディヤルバクル、ヴァン、マルディンの人民の民主主義党(HDP)系広域市長たちは、内務省により自身らついて進められているテロ捜査により解任させられた。彼らの代わりに、それぞれの都市がある県の県知事が管財人に任命された。ヴァン広域市で管財人として任命されたメフメト・エミン・ビルメズの最初の仕事は、公正発展党(AKP)党のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の写真を吊るすこととなった。 ディヤルバクル、ヴァン、マルディンのHDP系広域市長たちは、内務省により自身らついて進められているテロ捜査 全文をよむ
カナダに本社を持つアラモス・ゴールド社が、カズダー(カズ山)で行っている鉱山事業の一環で、数万本の樹木を伐採することに対する抗議が続いている。イズミル弁護士協会が送った書簡に、カナダ首相府より返答が届いた。 カズ山での環境の虐殺は、カナダ首相府の注意も引いた。カナダ首相府は、イズミル弁護士協会が送った書簡に記された要望を、調査のためカー貿易大臣に伝えたと明らかにした。 イズミル弁護士協会は、カズ山でカナダのアラモス・ゴールド社によって続いている金鉱事業について、8月14日にカ 全文をよむ
政党を設立するという噂で話題に上るアフメト・ダヴトオール元首相の新党の本部になるといわれる建物がテレビで放映された。 新党の設立準備をしている元首相のアフメト・ダヴトオール氏の、アンカラのベイスケント地区にある3階建ての本部がFOXニュースで放映された。報道では、新党に一緒に加わる議員の氏名と併せて、ダヴトオール氏が10月に設立する予定の新党のために確保した建物で、内部向けの会合を行ったことも説明された。 ダヴトオール氏が、アンカラで借りたこの3階建ての建物へ2回行ったこと、 全文をよむ
イスタンブル広域市長のエクレム・イマムオールはベシクタシュで続いている地下鉄工事を視察した。イマムオール市長は地下鉄工事中に見つかった歴史的遺物を示す遺構について説明を受け、「ここでの発掘によりこの駅周辺での(工事)遅れが問題となっていますが、カバタシューマフムトベイ線の障害となっているのではありません。単にこの駅は遅れるかもしれないということです」と述べた。 ■タクスィム広場のための新路線 イマムオール市長は「「市広場」に関する会見で、タクスィム広場のために関係者はロード 全文をよむ
メヴリュト・チャヴシュオール外相は、ユーフラテス川の東側に向けた作戦に関して、「アフリーンから一掃されたように、ジャラーブルスからISが一掃されたように、ユーフラテスの東からもYPG・PKKを一掃する。どのようなコストがかかっても一掃する。我々の決意に変更は一切ない。アメリカがマンビジュのように引き延ばしのプロセスに入ることを、我々は許さない」と述べた。 チャヴシュオール外相は、犠牲祭に際して公正発展党(AKP)アンタルヤ県支部で行われたバイラムを祝う式典で、国外からやってくる脅威に対 全文をよむ
トルコでは犠牲祭を迎える準備が進んでおり、各政党の党首たちのバイラム*の予定も明らかになった。レジェプ・タイイプ・エルドアン公正発展党(AKP)党首・大統領は家族とともにアンカラ市外でバイラムを過ごす予定だ。ケマル・クルチダルオール共和人民党(CHP)党首はアンタルヤで、デヴレト・バフチェリ民族主義者行動党(MHP)党首はアンカラで、メラル・アクシェネリ善良党党首はイスタンブルでそれぞれバイラムを迎える予定である。 アナドル通信社の記者が入手した情報によると、AKP党首であり大統領のレ 全文をよむ
教育政策専門家エセルギュル・バルジュ教授が2018年に準備した報告書によると、トルコでは260万人が教団または宗教団体と関連がある。教団または宗教団体のメンバーであると述べる人の9%が「穏健派イスラーム」という表現を拒み、イスラームの核心は聖戦であると信じている。 バルジュ教授のフィールドワークによると、トルコでは30の教団とその支派が400ある。イスタンブルだけで活動している修道場の数は445である。 スィールト、ディヤルバクル、マルディン、アドゥヤマン、バトゥマン、ヴァン 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が議長を務める国家安全保障会議(MGK)が閉会した。大統領官邸で行われた本会議は6時間10分続いた。MGKは声明で、「和平回廊の建設についての決意が確認された」と記載した。 大統領官邸での国家安全保障会議(MGK)会合の後に発表された声明で、トルコの安全保障に密接に関連する重要な国内外の動向について議論されたことが明らかとなった。 トルコの国民の団結と連帯による生存を脅かしているPKK(クルディスタン労働者党・非合法組織)/民主統一党(PY 全文をよむ
党所属の市長たちと一堂に会したクルチダオールCHP党首は市長たちへ“一般政治”警告を行った。クルチダオール党首は「あなた方はマクロ政治を行うことはない。それは我々の仕事である。マクロ経済もあなた方の仕事ではない。皆自分の仕事を全うしてください。国民に近くあるよう。政治に関する発言を穏やかで肯定的にするよう。」とのメッセージを出した。 ケマル・クルチダオール党首はCHPの市長たちとのワークショップの締めくくりに行ったスピーチにおいて、注意を引くメッセージを発した。 与えられた情 全文をよむ
公正発展党(AKP)のレジェップ・タイイプ・エルドアン大統領は、県支部長らの会合で演説をした。大統領は、AKP党大会に向けたプロセスは秋に始まる予定だと発表し、AKPから離れて新党を結成に向けて行動を開始した人々に対して「彼らは高い代償を払うことになる。」と述べた。 エルドアン大統領は、県支部長らの会合で党大会に向けたプロセスを秋に始める予定だと発表した。大統領は、「我々は第七回通常党大会に向けたプロセスを秋に始める予定でいる。」と話した。 エルドアン氏は、新党結成に向けて動 全文をよむ
コンダ・アンケート調査会社代表ベキル・アウルドゥルは、アリ・ババジャンが公正発展党から「理性的にも感情的にも離脱」し、「新しい活動を始める」ために離党した後、起こりうる政治的なプロセスについて、インディペンデント紙トルコ語版のジャン・ブルサルに語った。 アウルドゥル代表は、与党と野党の間で51%と49%のバランスが作られていると述べて、ババジャンが党の2%の支持を獲得しているとしても、バランスは変わるだろうと述べた。アウルドゥル代表は、最新の調査で党が小さな得票上の変化が生じたが、この 全文をよむ
S-400航空防衛システムに関連する輸送のプロセスが、今日も続いている…。S-400システムの部品を輸送するロシア機が、ミュルテド空軍基地に着陸した。国防省も発表を行い、「S-400長距離地域上空・ミサイル防衛システムの設備の搬入が続いている。この一環で、第4便がミュルテド空軍基地に着陸した」と述べた。 国防省によって、S-400長距離地域上空・ミサイル防衛システムの設備の搬入が続いていることが発表された。 国防省が行った発表によると、S-400長距離地域航空ミサイル防衛システムの 全文をよむ
金継ぎは、500年続く日本の哲学から生まれた芸術である。 割れた花瓶の破片を金粉でつなぎ合わせ、見える場所に飾る芸術である。 ここでは、「生きているものの価値」が語られている。生きているものの価値を知ることに基づく生活芸術のシンボルが「金継ぎ」である。 人々に「生きているものの価値を知れ」と言っている。「恐らくある箇所が壊れた。ある箇所がやつれている。しかし、その価値を知りなさい。それを修理しなさい。金粉で修理しなさい、前より価値のあるものとなるようにと。目の前に置きなさ 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、名古屋文理大学の文化フォーラムで「トルコ社会との出会いプログラム」に参加した。 エルドアン大統領はここで行った演説で「あなた方のような価値のある兄弟とこのような意味のある出会いを実現でき、どれほど幸せであるか言葉では言い表せない。 私たちの将来の希望、愛すべき若者たちの目の前にしている。淑女、紳士とともにあなた達がこのように一堂に会し、とても幸せに思っている」と話した。 この出会いに参加できなかった日本にいるトルコ国民にもメッセージを送 全文をよむ
アティッラ・カルト元CHP議員は、刑務所のムーサ・カルト氏とスッル・スュレイヤ・オンデル氏を訪ねた。 アティッラ・カルト元共和人民党(CHP)議員は、カンドゥラ第1Fタイプ刑務所にいる本紙の元社員の1人で風刺画家のムーサ・カルト氏と人民の民主主義党(HDP)のスッル・スュレイヤ・オンデル氏を訪問した。アティッラ・カルト元議員は、刑務所前で記者会見を行う許可が得られず、非接触の面会による印象を説明した。 サバハッティン・ウシュクHDPコジャエリ県共同党首も、カルト元議員に同行し 全文をよむ
イスタンブル広域市選挙の取消反対に投票した高等選挙委員会(YSK)の委員の妻であるベテランの裁判官が、本人の希望なしに別の裁判所に転属された。 高等選挙管理委員会(YSK)は、3月31日のイスタンブル広域市選挙の結果取消しに反対したキュルサト・ハムルジュ委員の妻である、裁判官のシャヒゼル・ハムルジュ氏を、検察官・裁判官委員会(HSK)の夏の人事決定により、ウルラ裁判所から、イズミル地方司法裁判所に転属させた。 YSKは5月6日、イスタンブル広域市の選挙結果を4対7の票数で取消 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は日本の80の女子大を研究することでトルコでも女子教育を発展させていくと話した。 G20首脳会合に参加するため日本を訪れたエルドアン大統領に、武庫川女子大学から名誉博士号が与えられた。 武庫川女子大学で行われた授与式で講演を行ったエルドアン大統領は、大統領自身とその一行への歓待に対し大学側に感謝を示した。 エルドアン大統領は、名誉博士号を与えられたことに対して、武庫川女子大に、そして学長と理事会メンバーに心からの謝意を表しつつ、大 全文をよむ
6月23日選挙を圧倒的な大差で勝利をしたイスタンブル広域市長であるエクレム・イマムオール氏は、アメリカのニュース・チャンネルCNNに談話を行った。イマムオール氏は市行政に関連して明るみにされた贈収賄疑惑については、「最初の仕事」はこの主張を調査することだと話し、これは「国際的な経験を有する調査会社が調査する」ことによって行われると述べた。 イマムオール氏は、昨日の朝CNNのイスタンブル支局へと赴き、世界的に有名なアナウンサーであるクリスティアン・アマンプール氏の質問に答えた。 全文をよむ
イスタンブルの再選挙に関する党の中央執行委員会を招集したタイイプ・エルドアン大統領が、党の執行部メンバーに行なった最初の評価において、新組織の準備中である第11代大統領アブドゥッラー・ギュル氏とアフメト・ダウトオール元首相を意味しつつ「我々は背後から刺された」と述べたことが明らかにされた。新党設立を続けているアリ・ババジャン元副首相がエルドアン大統領と数日前に面会し、AKPから離党する旨を伝えたことが明らかにされた。 イスタンブルの再選挙に関する党の中央執行委員会を招集したタイイプ・エ 全文をよむ
政治には歴史的な画期の瞬間というものがある。これは、あるときは地方選挙で、あるときは国政選挙で起こる。あるいは、国民投票で起こるものだ。 1989年と1994年の地方選挙はまさにそのような選挙だった。 2002年11月3日の選挙は、公正発展党(AKP)時代の始まりとなった。1987年の国民投票では、スレイマン・デミレル、ネジメッティン・エルバカン、ビュレント・エジェヴィトの政治活動の禁止が解除され、彼らの復活につながったのであった。 6月23日の選挙も、そのように観 全文をよむ
イスタンブル広域市市長に当選したエクレム・イマムオール氏はどんな経歴の人物なのか、みなが関心を持っている。以下が、彼の人生と皆が注目する点だ! エクレム・イマムオールは、イスタンブル広域市長を25年間にわたって手中に収めてきた福祉党、幸福党、公正発展党というイスラム系保守派政党に対し、勝利を収めた始めた初の人物となった。 イマムオールは、アタチュルクと彼がつくった世俗的で民主的な共和国に対する絆を、常に強調している。オカン・バユルゲンがTV100で流れたプログラムで彼を次の言葉で紹 全文をよむ
イスタンブル広域市市長選の暫定結果により、CHPの候補エクレム・イマムオールが勝利した。イマムオールの得票率は54.03%、ユルドゥルムの得票率は45.09%。 イスタンブル広域市市長選では、10,570,222人の有権者のいるイスタンブルで、31,186の投票箱のうち、30,989が開票された。暫定的な結果によると、99.37%の開票率で、8,868,664の投票のうち、8,696,552が有効とされた。これによると、全体の投票率は、84.42%であった。 CHPのイスタン 全文をよむ
イスタンブルでは選挙前に、砂浜で混雑が起こらなかった。同様にリゾート地ボドルムでも砂浜は静かな様子が見られた。公正発展党(AKP)と共和人民党(CHP)はイスタンブルに戻っての投票を望む人々のためにバスを運行させている。 イスタンブル市民の有権者は今月23日、イスタンブル広域市長を決定するために投票を行う。高等選挙委員会による再選挙の決定後、イスタンブル市民の有権者の注目は投票に集まった。平年には混雑しているイスタンブル周辺の海岸は閑散となった。イスタンブルの混雑加減のために人気のアー 全文をよむ
公式の統計数値によると、イスタンブルには1,500万人が暮らしている。イスタンブルは人口の観点から、204カ国中131カ国を上回っている。 イスタンブルには11の国立大学を含む51の大学と、5つの職業高校がある。この都市で学ぶ学生数は、小国の人口に匹敵する。高等教育機関で学ぶ学生数は120万人で、この数字は初等教育と高校を含めると400万人に及ぶ。 イスタンブルでは、417万台以上の車両が登録されている。トルコ国内の20県の総人口は、イスタンブルの車両数とほぼ変わらない。メガシティは解決が待 全文をよむ
HDP(人民の民主主義党)第26期・ディヤルバクル選出のズィヤ・ピル議員は、アナトリア通信で報じられたオジャラン氏の発言を否定した。 AA(アナトリア通信)は「テロリストのトップであるアブドゥッラー・オジャラン氏が6月23日に発した声明」という見出しの速報ニュースを報じた。 このニュースについては、HDPのズィヤ・ピル議員が否定している。 ピル議員の主張は以下の通りだ。 「この程度の信憑性なのか…選挙に敗れるのを悟ってこのような嘘を報じている。誰もこのよう 全文をよむ
テロ組織首領のアブドゥッラー・オジャランは、HDP(人民の民主主義党)に対し、イスタンブル市長選挙を棄権するよう呼びかけた。 今日、イムラル島にてオジャランと面会したアリ・ケマル・オズジャン准教授は報道関係者に対して行った会見で、以下のように話した。 「アブドゥッラー・オジャランが、自身の2人の弁護士へ手書きの1ページにわたる文書を渡したということがわかった。今日、アブドゥッラー・オジャランとイムラル島の刑務所で長い面会を行った。面会中、その文書についての話題になると、彼はその内容 全文をよむ
ビナリ・ユルドゥルム氏とエクレム・イマムオール氏の討論を、トルコ全国が息を飲んで見届けた。両氏のパフォーマンスはどうだったのか、2人の候補による討論は、有権者の選択に影響したのか?そしてイスマイル・キュチュッカヤ氏の司会進行はどうだったのか?イスマイル・キュチュッカヤ氏はミスをしないことに集中していた。公正に進行を行うことに注意を払っていた。ストップウォッチを使用したのは適切な判断であり、番組を妨害しなかったことが良かった。民主主義に相応しい素晴らしい番組であったが、興奮には欠けていた。 全文をよむ
ムスリム同胞団と繋がりのあるムルスィー元エジプト大統領がスパイ行為で起訴された裁判において証言している時、体調悪化で死亡したことが明らかとなった。ムルスィー元大統領のため、ハジ・バイラム・ヴェリ・モスクにて追悼礼拝が執り行われた。 礼拝はアリ・エルバシュ宗務庁長官が執り行った。ムスタファ・シェントプ・トルコ大国民会議議長、アブデュルハミト・ギュル法務大臣、イブラヒム・カルン大統領府広報官、ビュレント・アルンチ大統領府高等諮問委員、エムルッラー・イシュレル公正発展党(AKP)所属アンカラ 全文をよむ
ファーティフ・ドンメズ・エネルギー天然資源大臣は、「2023年までに発電量における国産で再生可能な資源の割合を3分の2まで引き上げることを目標としている」と述べた。 ファーティフ・ドンメズ・エネルギー天然資源大臣は、日本の長野県軽井沢町で行われたG20環境エネルギー閣僚会合に出席した。 ドンメズ大臣は、会合の「エネルギーの未来」と題されたセッションでスピーチを行い、持続可能な未来のために、エネルギー効率や再生可能エネルギー、化石燃料、そして原子力技術を活用せざるを得ないと強調 全文をよむ
エルドアン大統領がタジキスタンのエモマリ・ラフモン大統領と大統領宮殿で会談を行った。 トルコのレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、タジキスタンのエモマリ・ラフモン大統領と大統領宮殿で会談した。 エルドアン大統領は、アジア相互協力信頼醸成措置会議(CICA)の第5回国家・政府首脳サミットに参加するため、タジキスタン共和国の首都ドゥシャンベを訪問した。 エルドアン大統領はサミット前、タジキスタンのラフモン大統領と大統領宮殿で面会した。会談は約30分にわたり行われた。 エル 全文をよむ
人民連合と国民連合のイスタンブル広域市長候補のビナリ・ユルドゥルム氏とエクレム・イマムオール氏は、再選挙の方向でYSK(高等選挙委員会)によって決定がなされたイスタンブル選挙の前に生放送のテレビ討論番組に参加する。それでは、ビナリ・ユルドゥルム氏と、エクレム・イマムオール氏の生放送討論番組はいつ放送がなされるのか?多くの国民が大きな関心をもって待ち望んでいた生放送テレビ討論に関する詳しい情報は以下の通りだ。 6月24日にイスタンブルで行われる予定の広域市長選挙前にビナル・ユルドゥルム氏 全文をよむ
イスタンブル再選挙はバイラムなどお構いなしだ。むしろ、バイラム明けにはその風はより強く吹き始めるだろう。 エクレム・イマムオール氏は黒海沿岸都市を訪問中であった。選挙はイスタンブルで行われるが、イマムオール氏はトラブゾンやギレスン、オルドゥにいた。3月31日の選挙で「黒海沿岸都市」の票を獲得することに成功したエクレム・イマムオール氏は、この訪問で黒海沿岸都市部からの得票を守るためにラストスパートをかけたのだ。トラブゾンやギレスン、オルドゥで見られた関心の高さは、イマムオール氏の戦略が間違い 全文をよむ
世界的に有名なパンク・ロックのスターであるイギー・ポップは、ガイ・ス・アクヨルの熱心なファンであるという事が伝えられた。 先週の英ラジオ「BBC Radio 6」の自身の担当番組である「イギー・コンフィデンタル」というタイトルの番組において、リスナーに向けてガイ・ス・アクヨルの“イスティクラル・ハヤル・ハキカッティル”のアルバム収録曲、「シャフメラン」という曲名の楽曲を流した。 ガイ・ス・アクヨルを「じゃじゃ馬なトルコ人」と表現したイギー・ポップは、非凡な才能を持つミュージシ 全文をよむ
投票委員会の不正があったとしてイスタンブル共和国検察によって取り調べを受けた区選挙委員会の会長や選挙監督官が、再選挙でも職務を継続するとする高等選挙委員会(YSK)の決定に対し、CHPが反発した。 高等選挙委員会(YSK)は、投票委員会が法に反して形成されたという理由でイスタンブル共和国検察により捜査を受けた区選挙委員会の委員長や選挙監督官たちが、再選挙でも仕事を担当し続けるという決定をした。 共和人民党(CHP)のスポークスマンであるファーイク・オズトゥラク氏は、YSKの新 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、「ここはイスタンブル、またの名をイスラムボルという。ここはコンスタンティノープルではない。しかしそのようにみなしたいと思う人々がいる。そのような人々に対して、我々にはあと22日(訳註:イスタンブル市長選再投票までの期間)ある」と述べた。 エルドアン大統領は、宗教庁とトルコ宗教財団によるイスタンブル征服566周年を記念して行われた「イェニカプでのエンデルーン・タラーウィー礼拝」後に、自身を待っていた観衆へ演説を行った。エルドアン大統領は、次のよ 全文をよむ
共和人民党(CHP)のアイクト・エルドードゥ副党首は、書面で発表を行い、起こり得る国内外のショックが生みだす不安を取り払い、国の信用と国際的な金融環境を継続するため、中央銀行の外貨準備がとても重要になると述べた。 中央銀行がすぐに使用できる外貨の準備はないと述べたエルドードゥ副党首は次のように述べた。 ■政権は、イスタンブルを手にするために中央銀行の外貨準備をなくした 「これは緊急時に中央銀行の手にある弾を減らすことを意味する。外貨準備は、対外支払を困難とする原因と 全文をよむ
イスタンブルアナトリア共和国検察局は、マルテペとカドゥキョイ、アタシェヒルの各地の地方選挙投票所において不正が行われていたという訴えに関して捜査を開始し、膨大な枚数に上る調査書類を3つの主要調書にとりまとめた。検察は捜査の一環として、各区の選挙管理委員会に3区の全投票所が保有している情報を要求した。区の選挙管理委員会は検察が求めた情報を、合計で26冊のファイルに纏めて提出した。検察は捜査で、3区の全投票所において、票集計とシステムへのログインで不正が行われたのかどうか、投票所で職務に当たった人物 全文をよむ
電話が鳴った時、そのような質問をされるとは予測していなかった。電話をかけてきた私の友人は、『転移』という本を読んだ。気になったことを、質問してきた。 「では、大統領はどの教団の出身か。」おそらく、この質問に答えることは、エクレム・イマームオールの当選証書を取り上げられた昨今では一層興味深いものとなった。 エルドアンの63回目の誕生日プレゼントを思い起こしてみよう。彼が愛する全ての人々、旧友、先生が一堂に会したビデオが作成された。ビデオの最後はというと、 白い顎髭のイマームが現れた。「ケ 全文をよむ
アフメト・ダヴトオール元首相は、イスタンブルでコンヤ出身の実業家らが企画したイフタール(断食明けの食事)の会に出席した。ダヴトオール氏は、そこでスピーチを行い、「その日がやってきて最後の審判の日の帳簿が開かれたとき、だれがその遺産の所有者であるかが明らかになり、だれが裏切ったかが明らかになる。誰がその遺産のため何を捨てたかを、そして誰がその遺産をほぼ捨てるような形で個人的な利益を追い求めたかが示される。神が我々の前途を開きますように」と述べた。 新党結成の活動を開始したと言われるアフメ 全文をよむ
各政党がイスタンブル市長選の再選挙に向けて腕まくりをしている。公正発展党(AKP)は、新たな戦略とともに選挙準備を進めている。 (AKPは)実際のところ、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が1994年にイスタンブル広域市の市長に当選したときに掲げていた「対面コミュニケーション」戦略へと回帰している。共和人民党(CHP)にも重要な刷新があるようだ。AKPはイスタンブル再選挙に関して、アリ・イフサン・ヤヴズ選挙対策委員長と、広報・メディア担当の責任者であるマヒル・ウナル副党首に権限を委任した 全文をよむ
高等選挙委員会(YSK)は6月23日に再び行われるイスタンブル広域市長選挙に関する方法と主要な点について明らかにした。 高等選挙委員会は、6月23日の選挙が、3月31日の選挙の再選挙であり、続きであるという性質をもつことを指摘した決定において「投票所スタッフが再び法に適切であるように構成される必要があると考える。」と述べた。 ■有権者リストは変更なし 高等選挙委員会が発表した選挙詳細の決定の要約は以下の通りである。 ・投票所の責任者らは、公務員によって決定 全文をよむ
エクレム・イマムオール氏とムハッレム・インジェ氏は金曜礼拝の際会見に応じた。イマムオール氏はユルドゥルム氏の「被害者」発言に、「立候補することで被害者になったのかもしれないな。」と返した。 イマムオール氏の会見の中で注目されるべき点は以下のようである。 -(ビナリ・ユルドゥルム氏の問いに対する回答で) もう一度対決するにあたり、問題は彼らが自身の発言を信じているかどうかだ。何の権利侵害だ?国民が見ているのだ。彼は自身のことすら信じていない。被害者問題だってそうで、立候補す 全文をよむ
昨年8月と今年3月31日の選挙の数日前、世界各地のいくつかの銀行、ファンド、メディア組織はトルコリラに対して攻撃をかけたが、3度目の攻撃が近づいているようだ。 経済評論家らによれば、特に中央銀行とBDDK(銀行業調整指導機関)によるスワップの動きが成功した後、その攻撃は日ごとに印象操作へと転じていった。それより前に国内でドルを買う動きを促すために、トルコリラへの不安を煽り、今回の動きが始まった。 ■中央銀行の動きがモラルを壊す 経済界の専門家は「YSK(高等選挙委員 全文をよむ
高等選挙委員会のイスタンブルの選挙を無効とする決定の後に始まった出来事に関連して、共和人民党の地方選挙キャンペーンのコーディネーターである、アテシュ・イリアス・バシュソイ氏から、党員に向け重要なメッセージが来た。アテシュ・イリアス・バシュソイ氏は、「何もかもがとても困難になるだろう」という出だしから始まるメッセージを共有し、イズミルを筆頭にトルコ各地から届いたエスプリの利いた団結のメッセージが誇張されていると批判した。 ソーシャルメディアのアカウントから、「何もかもがとても困難になるだ 全文をよむ
共和人民党(CHP)から最新の動向が届いた。 CHPは、イスタンブルの39の区の選挙と2018年6月24日の国政選挙及び大統領選挙結果の取り消しのため高等選挙委員会(YSK)に申請をおこなった。一方で善良党(İYİ Parti)も3月31日のイスタンブル市長選挙が「完全に無効化される」よう、完全な不法行為としてYSKに対して異議申し立てを行った。 CHPは、イスタンブルで2019年3月31日に行われた全区長選挙と昨年6月24日の大統領と第27期国会議員選挙結果の取り消しのため「完全な不 全文をよむ
高等選挙委員会がイスタンブル再選挙を決定する少し前に、イムラル島刑務所への弁護士派遣を論じたHDPは「AKP(公正発展党)と交渉する気はない。民主主義連合に決めている」とメッセージを出した。党幹部は、6月23日まで「イスタンブル連合」への投票を呼び掛ける。 現在イムラル刑務所で服役中のテロ組織の指導者アブドゥッラーオジャランが8年間弁護士と面会させられていないことに始まり、危機的段階にまで達したハンガーストライキを経て、弁護士との面会が許可された。この決定が新たなプロセスの始まりとなる 全文をよむ
新しく中道右派政党を設立する準備を行っている、「羊飼いの火運動」は23日に再び行われる予定の選挙に関し声明を発表し、エクレム・イマムオール氏を支持することを発表した。 しばらくの間トルコ各地を回り、新しい中道右派政党活動を続けてきた「羊飼いの火運動」は高等選挙委員会が発表した、イスタンブル広域市長選挙の再投票に反応した。 「羊飼いの火運動」は責任者のルファト・セルダルオール氏と運動の報道担当のムラット・ウイサル氏とギュルカン・チャクルオール氏のサインとともに声明を発表した。声明の 全文をよむ
イスタンブル県知事のアリ・イェルリカヤはイスタンブル広域市長代行業務を開始した。 アリ・イェルリカヤ県知事は、18時15分頃にサラチハーネにあるイスタンブル広域市庁舎に到着した。イスタンブル広域市ハイリ・バラチル事務局長、メヴリュト・ブルト事務局長補、イスタンブル上下水道総局長ファーティフ・トゥラン、エセンレル区長、公正発展党のテヴフィキ・ギョクス会派副代表が彼を迎え入れた。イェルリカヤ知事によるコメントはなかった。 ■イスタンブル広域市による発表 イスタンブル広域 全文をよむ
高等選挙委員会(YSK)のイスタンブル広域市長選再投票に関する決定により、在イスタンブルの1,560万963人の有権者が3万1124か所の投票所で6月23日日曜日に再投票することとなった。 高等選挙委員会は、公正発展党(AKP)のイスタンブル選挙結果に関する異議申し立てについて決定を下した。イスタンブル広域市長選の投票結果に対し、エクレム・イマムオウール氏の当選を無効だとしたのである。これにより、在イスタンブルの1560万963人の有権者は、3万1,124か所の投票所で6月23日に再投 全文をよむ
イスタンブル選挙の取り消しを議題に、共和人民党(CHP)議会が招集された。党議会では、ボイコットではなく再選挙へ臨むことが決定し、エクレム・イマムオール氏が再び候補として出馬することとなった。CHP議会は会見で、区選挙および議会選挙も再実施するべきであると述べた。 CHP議会および同党の国会議員らは、高等選挙委員会(YSK)がイスタンブル選挙の再実施を決定したのち、午前10時にケマル・クルチダルオール党首主宰のもと招集された。議会では、ボイコットではなく6月23日に再選挙へ臨むことが決 全文をよむ
国民教育省は、金曜日までにトルコ全土での校長と副校長人事のための申請を受け付けた。特に、アンカラの学校でどの先生が何点でどの学校に申し込んだかは秘密のまま申請を受け付けた。 オダTVのメルト・タシュチラルの報道によると、スキャンダルは申込期間延長によって明らかになった。申請の受付は、金曜日が最終日であった。しかし、国民教育省は、この期間を火曜日まで延長した。 教育者連盟組合(Eğitim-Bir-Sen)は、金曜日の申請受付期間がまだ終了せず、受付の延長が公表される前に、組合 全文をよむ
共和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首は、アンカラでCHP所属の自治体首長らに対して演説を行い、イスタンブル市長選の結果を取り消すためにあらゆる種の陰謀が画策されていると述べたうえで、高等選挙委員会(YSK)に対して呼びかけを行った。クルチダルオール党首は 「YSKは政権の圧力に屈するべきではない」と述べた。 CHPのケマル・クルチダルオール党首は、アンカラでCHP所属の自治体首長らに対して演説を行った。 クルチダルオール党首の演説の要旨は以下の通りだ。 全文をよむ
公正発展党から高等選挙委員会に加わっているレジェプ・オゼル氏は、イスタンブル地方選挙での結果に関する抗議に関し、イスタンブルの39区の全選挙委員会が、高等選挙委員会のだした中間報告に基づいた行動をとるのを待っていると述べた。 イスタンブル地方選挙の結果に関して行われた抗議に関し、その(審査の)結果が待たれているが、公正発展党から高等選挙委員会に加わっているレジェプ・オゼル氏は、昨日、そのプロセスについて発言した。高等選挙委員会が4月23日に下した決定により、イスタンブルの選挙で見られた 全文をよむ
セルカン・ウルガズは、ボル市が共和人民党の市政に移った後、役職を解かれ消防職へ復職となり、彼の妻も市職員として勤務しているが、彼の妹も市外に居住するが、市で勤務しているかのようにして給与を支給されていたという。 公正発展党ボル女性支部長アルズ・ギュレルが勤務していないにもかかわらず、ボル市から給料を受給していたことが発覚したことに続き、消防士の不祥事も明らかになった。 10年前に市の消防職に採用されたセルカン・ウルガズが6つの上級役職を兼務し、それぞれ別々の給料を受給していた 全文をよむ
イスタンブル広域市(İBB)のエクレム・イマムオール市長は昨日、トルコ革新労働組合連盟(DİSK)、公務員組合連盟(KESK)、トルコ技術者会議所連合(TMMOB)、トルコ医師連合(TTB)から成るメーデー委員会とMKEアンカラギュジュ(訳注: アンカラに本拠地を置くサッカークラブ)の経営陣をサラチハーネにある市長室でそれぞれ迎えた。イマムオール市長は、İBB職員の「5月1日の労働と団結の日」を4月30日に庭で祝う予定であり、全組合を招待する予定であると述べた。 イマムオール市長 全文をよむ
公正発展党(AKP)と民主主義者行動党(MHP)のイスタンブル選挙の取り消しについて行った申し入れのために高等選挙委員会(YSK)は調査を始め、今週決定を出すとみられている。 人民共和党(CHP)でもYSKに注目している。党幹部たちは「我々はマイナスの結果を期待しない」と述べ、プロセスは延長しすぎであり、すぐに終わらせるべきであると強調している。 AKPがYSKに9項からなるリストを渡して調査されることを望んだ。委員会はこの9項のうち8項を受け入れた。調査のための区選挙委員会 全文をよむ
公正発展党はイスタンブル県地方選挙における結果を受け、特に投票所スタッフの招集において不正行為があったとの声に対して、選挙法の変更に備えている。 政権よりだと言われているトゥルキイェ紙の、ユジェル・カヤオールの記事によれば、公正発展党内の、選挙法の専門家である国会議員が取り組んでいる改正の範囲内で、選挙規則における極端とも言える変更がなされそうだ。 ■有権者は長く住んできた都市から利益を得て… 公正発展党の改正案では、特に有権者の流出を防ぐために新たなルールをつくろ 全文をよむ
共和人民党党首ケマル・クルチダルオールは歩兵部隊の契約兵卒イェネル・クルクチュの葬儀で襲撃を受けた。その葬儀が行われた[アンカラ広域市のチュブク区]アククズル地区のハリル・キョクメン地区長は、クルチダルオールを殴打した人物は知っているが、グループの他のメンバーは知らないと述べた。キョクメン地区長は、「村を代表してケマル氏に謝罪をする。そして、これは挑発だと言いたい」と話した。村人のカヤ・キュチュクさんも、「クルチダルオールが受けたことは正しいことではない。 しかし、数人の挑発を行うものが現れて、 全文をよむ
3月31日の地方選挙において人民連合と公正発展党のイスタンブル広域市長候補であるビナリ・ユルドゥルム氏は、「イスタンブル選挙のプロセスが継続し、県選挙委員会は、当選証書をイマームオール氏に渡した。この決定が善きものとなることを願っている。民主主義と法が行われた。扇動された緊張が不要なものだったことは明らかだ。我が党は法的権利の行使を続けている。最終決定は高等選挙委員会(YSK)のものだ」と述べた。 3月31日に地方選挙で人民連合と公正発展党から、イスタンブル広域市市長候補戦に出馬した 全文をよむ
イスタンブル市長選挙の終わりが近づいている。 しかしながら一体何の終わりであるのかという事に私は確信がない。マルテペ区の選挙委員会における集計は今日終わることが見込まれている。AKP(公正発展党)の、更に以前に集計された400の選挙投票箱が選挙委員の監視の下で集計されなかったという訴えによって再び数えられるという方向で、申し立てがどのように評価されるのかという事は私たちには分からない。もしも承認されれば、400の投票箱は再び集計される、もしもされなければ論争は継続するだろう。 全文をよむ
高等選挙委員会は選挙結果を取り消したケスキン、ユスフェリ、ホナズの三郡での首長の当選を無効とする決定をした。デニズリ知事ハサン・カラハン氏は空席となってしまうホナズ自治体首長の職に6月2日までトゥラン・アトラマズ副知事を任命した。 高等選挙委員会は、クルクカレ県のケスキン郡で再選挙を決定したことで、当選者に与えられた当選証を無効とした。 情報によると、公正発展党(AKP)の高等選挙委員会代表レジェップ・オゼル氏は、高等選挙委員会に申請し、ケスキン自治体首長選挙の再投票を決定し 全文をよむ
公正発展党(AKP)は、イスタンブル広域市長選挙の取り消しと再選挙にむけ、高等選挙委員会(YSK)に特別抗告の請願書を提出した。AKPのアリ・イフサン・ヤヴズ副党首は、「イスタンブル広域市長選挙の取り消しおよび再選挙にむけて特別抗告をおこない、請願書とその補足資料をYSKに提出した」と述べた。「1万6884票がAKPに投じられるべきだったところが、他党に投じられていた」とするヤヴズ副党首は、「内情には完全に組織的な不正がある」と述べた。 AKPのアリ・イフサン・ヤヴズ選挙担当副党首は、 全文をよむ
高等選挙委員会(YSK)は、マルディン広域市市長に選出されていたHDPの候補アフメト・チュルク氏に当選確定書を交付することを決定した。 YSKは、AKPのマルディン広域市市長選挙に対する異議について協議していた。 YSKは、非公式の結果によると20万8,854票を得てマルディン広域市市長に選出されていたチュルク氏に当選確定書を交付することに決定した。 全文をよむ
ヒクメト・サミ・チュルク元法相は、選挙やり直しの可能性についてコメントした。皆が尋ねた「再選挙が行われた場合、(イスタンブル広域市内の)各区で何が起こるのか?という質問に答えた。 法律の専門家で元法務大臣のヒクメト・サミ・チュルク教授は、イスタンブルで選挙が無効となった場合、広域市だけでなく、39の区の区長とすべての市会議員とムフタールについても再選挙が行われる必要があると述べた。 チュルク氏は、ソズジュ紙からエミン・オズギョニュル氏に行った説明で、「選挙の影響範囲は県全体に 全文をよむ
非公式の結果ながらイスタンブル広域市長に当選したエクレム・イマムオール氏が会見を開いた。イマムオール氏は高等選挙委員会(YSK)に対し「YSKへ再び告ぐ。決断を下せ。選挙の正当性を議論するな」と述べた。 非公式な結果ながらイスタンブル広域市長に当選したエクレム・イマムオール氏は、公正発展党(AKP)と民族主義者行動党(MHP)が遅延行為を働いていると述べた後、高等選挙委員会(YSK)に対して措置を講じるよう呼び掛けた。「YSKへ再び告ぐ。決断を下せ。選挙の正当性を議論させるな。」 全文をよむ
ギュレン派捜査の中で監視下に置かれ、現在警察で尋問が続いているアリ・デミル元入試センター長官が3月19日に高等教育審議会へ答えた内容が公開された。 アンカラで行なわれているギュレン派捜査の中で監視下に置かれているデミル・センター長に関して、「入試センター法に反し、武装テロ組織のメンバーになった」との罪でカイセリ第二重罪裁判所で裁判が起こされた。審理が続く中、裁判所は昨年の9月に審議の中断を決め、デミル・センター長に関して高等教育審議会から尋問の請求を受けた。高等教育議会は尋問を開始し 全文をよむ
ムシュ県ブラヌク郡に属するリュシュテムゲディキ町で選挙に勝利したものの、前科があったCHPの候補に代わって、得票率二位だったHDPの候補が当選証書を受け取った。HDPはCHPの候補の代わりに当選証書を得た人物の除名を要請し、懲罰審問を起こした。 CHPのフィクレト・ハラマト候補は、タバコ密輸の前科があるとして、高等選挙委員会(YSK)によって二番目に多く票を獲得した候補に当選証書が与えられることが決定した。 CHPのフィクレト・ハラマト候補は選挙で41.99%(514票)を獲 全文をよむ
アンカラ新市長マンスル・ヤヴァシュ氏が、職務引き継ぎのあと発表した最初の指示で市によるあらゆる物品とサービスの購入を次の命令まで停止させた。さらに職員の休暇許可を取り消し休暇中のものを呼び戻した。 アナトリア通信から得た情報によると、マンスル・ヤヴァシュ氏は新市長に就任後初の指示を発表した。 広域市がアンカラ電気・ガス・バス総局(EGO)とアンカラ上下水道総局(ASKI)と関係会社を含めた全組織に発表した指示では、以下のように述べられた。 「2019年4月8日就任以 全文をよむ
投票箱の57.5%が再集計される中、共和人民党(CHP)のエクレム・イマムオール候補は、(ユルドゥルム候補との)差が1万7,719票であることを明らかにし、「結果は明らかだ。故意に引き延ばしてどうしたいのか?その後はなにをするつもりか?」と反発を示した。 イスタンブルで不正に高等選挙委員会(YSK)が下した再集計の決定は、トルコのエネルギー浪費以外の何物でもない。無効票の半数以上が再集計された。結果はまだ確定ではないが、イスタンブル広域市長に選ばれたエクレム・イマムオール氏は、「結果は 全文をよむ
AKP(公正発展党)副党首のアリ・イフサン・ヤヴズ氏は、イスタンブルでの選挙結果に異議を唱え、「物理的な間違いを訂正しようとしているが、終わったわけではない。38の区での全票数について、高等選挙委員会(YSK)へ問い合わせしている」と述べた。 AKP副党首のアリ・イフサン・ヤヴズ氏は、イスタンブルでの選挙に関して「組織的違反がある」と持論を展開し、イスタンブルのすべての区での全票を再度集計するよう、本日YSKへ要請すると語った。 ヤヴズ氏の発表の概要は以下の通りである。 全文をよむ
ボル市新市長で共和人民党(CHP)のタンジュ・オズジャン氏は、何千人もの人々の前で聖典コーランに手を置いて、国旗にキスした後、宣誓して職務を開始した。式典中に羊を犠牲にすると計画されていたが、タンジュ・オズジャン新市長の妻、メラル・オズジャン夫人の希望を受け屠殺は行われなかった。 3月31日地方選において国民連合の候補としてボル市長に当選したCHPのタンジュ・オズジャン氏は、市庁舎で開かれた引き継ぎ式典とともにボル市長職を引き継いだ。 ◼︎公正発展党(AKP)の前市長が 全文をよむ
3月31日統一地方選が終わり、イスタンブル、アンカラ、イズミル広域市議会の結果が明らかになってきた。広域市議会でイスタンブルとアンカラではAKP(公正発展党)及び人民連合が勝利をおさめ、一方イズミルでは国民連合が議席の最多数を占めることになる。 3月31日統一地方選の結果が確定したわけではないが、広域市議会はイスタンブルとアンカラでは人民連合が、イズミルでは国民連合が議席の最多数を占めるようだ。 未確定ではあるもののAA(アナトリア通信社)記者がまとめた3月31日選挙結果の情 全文をよむ
女性候補者支援協会(KA-DER)が、まだ公式に発表はされていない地方選挙の結果についての数値をソーシャルメディアで共有した。1389人の首長のうち、女性はたった37人である。 これは2.66%という割合だ。 一方、2014年の選挙ではこの割合は2.87%であった。 女性候補者支援協会がシェアしたデータによれば、世界の女性首長の割合は20.9%である。 これらの中には、パリ(アンヌ・イダルゴ市長)、メキシコシティ(クラウディア・シェインバウム市長)、バルセロナ(アダ・クラウ 全文をよむ
公正発展党副党首のアリ・イフサン・ヤヴズ氏は、選挙結果に対してなされた異議申立てについて重要な説明を行った。 アリ・イフサン・ヤヴズ氏は、公正発展党のイスタンブル県本部に置いて開かれた記者会見において、手続きが進行中であると明らかにした。 異議申し立ての結果、ある地方自治体においては、無効票の計算を、また別の地方自治体においては票の再計算を、さらに別の地方自治体においては異議申し立ての棄却に関係する決定が問題となっていると話したヤヴズ氏は、次のように述べた。 「私た 全文をよむ
共和人民党(CHP)は、イスタンブル市長選中13の区で選挙委員会が下した開票決定を覆すため、県選挙委員会に申し立てした。 CHPは、公正発展党(AKP)の異議を受けて、13の区で無効票を数えるとの決定が下されたことを覆すため不服を申し立てた。再開票決定が違法であると主張するCHPは、開票の停止を申し立てた。 イスタンブル広域市市長選の結果で不正が行われたとする主張に関し議論が続く中、諸党では様々な異議が唱えられている。AKPの異議を受けて、キュチュクチェクメジェ、バシャクシェ 全文をよむ
高等選挙委員会の委員長、サーディ・ギュヴェン氏は「私に届けられた情報によると、無効票の再開票が求められ、それについて決定したそうだ。今回が初めての決定ではない。以前の市・区の選挙でも、委員会は再開票することを決めており、この開票の決定に基づき、開票が再び始まり、ある場所ではこの開票は止められず、最後まで行う必要があると決定した。今イスタンブルで起きていることは、まさにこれだ。」と述べた。 ギュヴェン氏は、高等選挙委員会の建物の前で記者に向けて行われた発表で、選挙が終わった後、市・区と県 全文をよむ
イスタンブルで、共和人民党(CHP)が公正発展党(AKP)からキュチュクチェキメジェ区とエセンユルト区を勝ち取ったことは、CHPにとって大きな成功である。 CHPはアンタリヤ県で、一期ぶりにメンデレス・チュレル氏から市長の座を奪取した。オルドゥ広域市では、元エネルギー大臣のヒルミ・ギュレル氏が勝利し、19の区でも同じくAKPの候補が勝利した。地方行政を担当するセイト・トルンCHP副党首は、自身の選挙区に一切影響力を発揮できず、広域市長と二期の国会議員を務めたトルン副党首が故郷のウルベイ 全文をよむ
開票状況について何時間も沈黙していたアナトリア通信は、開票現場から情報が流れてこないと主張した。情報を仕入れられないアナトリア通信が、「地方選挙では、無効票に注目が集まる」と題するニュースを報じたことに注目が集まった。 何時間も沈黙していたアナトリア通信は、開票現場から情報が流れてこないと主張し、「アナトリア通信選挙速報システムに現場から情報が入っていません。開票場、または高等選挙委員会から情報が入り次第、結果を読者に伝えます。読者の皆様へ、謹んでご報告します」と発表した。 全文をよむ
投票所からは与党にも野党にも重要なメッセージが発信された。 有権者は安定を求めたが、与党にも警告を与えた。壷を壊すことなく発するべきメッセージを発信したことになった。 この選挙の衝撃はアンカラだった。しかし、イスタンブルは、息をきって見守る競り合いの場になった。与党は公正発展党(AKP)の周りに、野党は、共和人民党(CHP)の周りに集まった。しかし、この際、選挙協力から最も利益を得たのは民族主義者行動党(MHP)だった。当選した自治体首長の数は二倍となり、AKPの政治的主張に 全文をよむ
善良党のメラル・アクシェネル党首は、党本部で行われた記者会見で、話しを「オリーブの枝」軍事作戦で殉職した兵士へ神のご加護を祈って始めた。 選挙の結果が国と国民にとって良いものであるよう願うアクシェネル党首は、投票に行って意思表示をした全ての人々に感謝した。 アクシェネル党首は、投票が国民が意思を示す最も重要な場所であると強調し、「そしてこの場所は今日、今一度メッセージを与え与党を警告した」と述べた。 与党が国民の苦しみを忘れていると主張したアクシェネル党首は、次のよ 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、選挙結果に関する最初の会見を行った。エルドアン大統領は、さきほど行った会見で、「わが国を屈服させようとする者たちは再び失望に遭遇した。この誇るべき姿勢について、81県の全市民に感謝申し上げる」と述べた。 ■最新情報…エルドアン大統領の会見の概要 偉大な国民の皆様と重要なメディア関係者の方々、あなた方に心から挨拶申し上げる。 トルコは3月31の選挙を成熟した民主主義の中で完了した。国民は再びその意思を高い投票率によって投票箱に反映 全文をよむ
マラティヤ県ピョトゥルゲ郡で投票中に発生したけんかのため2名が銃に撃たれ死亡した。このけんかに関し公正発展党のスポークスマンであるオメル・チェリキ氏が会見を行った。チェリキ氏は、「警察と検察による合同捜査で、事件責任者特定のための捜査が進められる予定である。責任者が必ず罰を受けねばならない」と述べた。また、マラティヤ県のアイドゥン・バルシュ知事がこの銃撃に関連して4名が逮捕されたと発表した。 事件は10:30頃、ピョトゥルゲ郡ボリュンメズ地区で発生した。地方選挙のためボリュンメズ区小学 全文をよむ
シュルナクでの市長選挙は、非公式の結果によると「国民連合」の候補でAKP所属のメフメト・ヤルカ氏(56歳)が当選した。 既婚者で3人の子供の父親で、実業家のメフメト・ヤルカ氏は、非公式の結果によると、市の5万4,272票のうち大多数を獲得した。ヤルカ氏は、有効票の61%以上を獲得し、最有力ライバルのHDP(人民の民主主義党)候補ヒシャル・オサル氏の2倍以上の票を獲得したことになる。 メフメト・ヤルカ氏は、シュルナクスポルと商工会議所の会長の職にあり、2004年の選挙でAK 全文をよむ
理想の炉端のアテシ代表は、「理想主義的な若者の決定は明らかであり、トルコの未来を担うための闘いにおいては大衆の連合を支持する」と発言した。 理想の炉端の代表であり教育文化財団のスィナン・アテシ理事長は、「理想主義的な若者の決定は明らかである。理想主義的若者らはトルコの未来を担うための闘いにおいて、大衆の連合を支持する」と発言した。同氏は文書での発表において、3月31日の地方選挙まで残り数時間であると言及した。 未来の鍵はトルコの若者たちの手の中にあると述べたアテシ代表は、18歳から2 全文をよむ
明日(31日)行われる地方選に投票するために故郷に帰ろうとする乗客で、朝の時間帯から空港は大混雑となった。 地方選に投票するため故郷に帰ろうとする乗客で、アタテュルク空港は大混雑となった。 選挙に投票するため様々な都市に移動する国民らは、朝から国内線ターミナルに集まり始めた。 チケット手続きのため乗客が空港の航空会社のカウンターに列を作った。空港職員らはいかなる混乱も起きない よう一生懸命取り組み、乗客を各所に誘導していた。 ハタイ県に向かう乗客のメフメト・ケレシュさん 全文をよむ
エディルネ県エネズ郡で、ソーシャルメディアを通じてレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領を侮辱したとされるE・Ç (26)が、軍警察により逮捕・検挙された。 エネズ郡軍警察司令部所属部隊は、ソーシャルメディアを通じてレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領を侮辱した疑いで、同郡のチャタルテペ街区に住むE・Çを自宅で逮捕し、検挙した。軍警察は、さらにE・Çのパソコンおよび携帯電話を調査のために押収した。事件に関する捜査は継続中であることが明らかにされている。 全文をよむ
国民連合*のペンディキ区長候補、メフメト・サーリヒ・ウスタ氏は、選挙運動の開始から今日まで、街をまわってスカーフを配っている。スカーフを配布する共和人民党(CHP)所属の立候補者サーリヒ・ウスタ氏は「信仰の自由を最後まで守る」と述べた。 オダテレビの情報によれば、メフメト・サーリヒ・ウスタ氏は、ペンディキのガズィパシャ通りにある国民連合のCHPと善良党の選挙スタンドの前で女性たちへスカーフを自ら被せてプレゼントした。 ウスタ氏は、以下のように話した。「ペンディキには50万人を 全文をよむ
ニュージーランドのウィンストン・ピーターズ外務大臣は、クライストチャーチのモスクで起こった虐殺事件の映像を選挙運動に使用したとして、エルドアン大統領を非難した。 ニュージーランドのウィンストン・ピーターズ副首相兼外務大臣は、月曜日に行った会見において、虐殺がこのような形で政治化することは、「ニュージーランド国民の将来と安全を危険に晒している」と強調し、この状況は特に海外で暮らすニュージーランド国民にとって大きな権利の侵害だと述べた。 ピーターズ氏は今日の会見で、トルコの要請に 全文をよむ
43歳でこの世を去った歌手、アフメト・カヤの人生が映画化される計画が浮上した。このことに関して、アフメト・カヤの著作権を有するGam Musicは発表を行い、「アーティストの法律上の相続人と代理人とは全く関係ない」とした。 撮影がマラトヤ、イスタンブルとパリで実施されるであろう映画は、アフメト・カヤの死後19周年に27カ国で同時に公開されるだろう。 トルコ、ドイツ、スイスの共同制作となる「アフメド・イキ・ギョズム」の監督をイラン出身の監督アドナン・オスマン・シャマズ氏とアラフ 全文をよむ
イスタンブルには現在、図書館が22館ある。公正発展党(AKP)のイスタンブル広域市市長候補ビナル・ユルドゥルム氏は、全区に年中無休で24時間開館している図書館を開くことで、その数を39へと引き上げることを目指すと述べた。 公正発展党のイスタンブル広域市市長候補であるビナル・ユルドゥルム氏は、イスタンブルで22館という図書館の数を39へと引き上げることを述べた。ユルドゥルム氏は、「ラーミー駐屯地を改修して建てられるイスタンブル市営図書館は、広域市で最大規模のものになる。何十年ものあいだイ 全文をよむ
共和人民党(CHP)副党首のヴェリ・アーババは、「はっきり言う。我々は大統領の脅迫に反対する。メラル・アクシェネルの味方である、メラル・アクシェネルを擁護する」と述べた。 CHP副党首でありマラトヤ選出国会議員であるヴェリ・アーババは、同党からスィヴァス市長に立候補しているアリ・アクユルドゥズ候補の公約発表会に出席するため同地を訪問した。商工会議所のカンファレンス・サロンで開催された公約発表会には、CHPスィヴァス選出のウラシュ・カラス議員、サムスン選出のケマル・ゼイベキ議員、スィヴァ 全文をよむ
憲法裁判所は、テロ組織・クルディスタン労働者党(PKK)初代党首、アブドゥッラー・オジャランの獄友であるヴェイシ・アクタシュの電話での面会が1年にわたって制限されていたことについて、「通信の自由」に反するとした。高等裁判所はアクタシュに対して4000トルコリラの賠償金を支払う決定を下した。 憲法裁判所は、テロ組織PKK初代党首、アブドゥッラー・オジャランとともにイムラル島刑務所で受刑中の5人の受刑者のうちのひとりであるヴェイシ・アクタシュの個人的な申請を今回の決定へとつなげた。 全文をよむ
エルドアン大統領は、3月8日の国際女性デーに際してメッセージを公表した。エルドアン大統領は、「女性が生活のあらゆる場面において相応しい立場に立つために必要な措置を講じ、その可能性を保障した。その後も、私たちは、2023年を目処に着実に歩み、かけがえのない女性たちのあらゆる分野における将来を更に支えていく決意である。」と述べた。 エルドアン大統領は、メッセージでは次のように表明した。 「苦労そして愛に満ちた勇気、または献身によって、私たちの世界を美しいものに変え、より住みよい状況をも 全文をよむ
公正発展党のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は「メラル女史は昨日、デニズリで恥じることも臆することもなく、我がデニズリの兄弟たちに向け私が『テロリスト』といった、と述べた。恥を知れ!あなたはなんと礼儀知らずなのか!現在、私の弁護士達が動いている」と述べた。エルドアン大統領の発表の後、弁護士達はアクシェネルに関して訴えを申し立てた。 公正発展党の党首でもあるエルドアン大統領はマルディンで行ったミーティングで演説を行った。 メラル・アクシェネル善良党党首が昨日デニズリで用 全文をよむ
アランヤでHDP(人民の民主主義党)の選挙広告が掲げられた広告板に夜間に妨害活動が行われた。 アンタリヤ県のアランヤ市において、HDP(人民の民主主義党)市組織によって3月31日の地方選挙のために市の様々な場所に掲げられた広告板に夜間妨害活動が行われた。 メソポタミア通信社の情報によると、「さらなる地域民主主義、さらなる市議会」と「昨日我々は勝利した、今日も我々は勝利する」という表現がなされた広告が引き裂かれ、代わりにトルコの国旗が掲げられた。妨害活動を受け警察に通報したHD 全文をよむ
公正発展党(AKP)イスタンブル広域市の市長候補ビナリ・ユルドゥルムが、ペンディキのカバクプナルで催されたカバクプナル・ジェムエヴィの開所式に出席した ペンディキで選挙活動を続けるビナリ・ユルドゥルムがカバクプナル・ジェムエヴィ(アレヴィー教団の集会所)の開所式に出席。開所式にはユルドゥルムにペンディキ地区のサリフ・ケナン・シャーヒン区長も同行した。 ユルドゥルムは開所式でのスピーチで「共和国の国民が耳を傾ける必要があります。そして国家に苦しみを打ち明ける必要があります。絆を 全文をよむ
新党を立ち上げると噂されているダヴトオール元首相は、ツイッターで行なった2月28日の声明において、「トルコのために働くことは、何よりもまず2月28日に戦った人々や次の世代に対する義務である。」と述べた。 アフメト・ダヴトオール元首相は、不満を抱える公正発展党員と共に新党を結成すると言われているが、ソーシャルメディアで行なった“2月28日”への声明で公開したメッセージが注目を集めている。 ダヴトオール元首相は、ツイッターの公式アカウントで行った声明において、以下のような表明 全文をよむ
選挙の動きが活発化し始めた。 エルドアン大統領は20県で集会を開いた。共和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首はイズミル、ブルサ、アンタルヤにバトマン県に現れた。メラル・アクシェネル党首は依然として姿を見せていない。 エルドアン大統領と民族主義者行動党(MHP)のデヴレット・バフチェリ党首が3月17日にイズミル、23日にアンカラ、24日にはイスタンブルで合同集会を行うことが決まった。クルチダルオール党首とアクシェネル党首はというと3月6日にデニズリ、7日にアイドゥン 全文をよむ
歴史学者のイルベル・オルタイル教授は、「今日、未だに兄弟殺しを防ぐために講じられた措置を話し合っています。『人が兄弟に対して、一体なぜこんな仕打ちをできるのでしょうか?』と言っている。スルタンならばおこなうでしょう。これをあなた方の兄弟にもあてはめてしまってはなりません。兄弟殺しを理解する神経を私たちは持ち合わせてはいないのです」と述べた。 ファーティフ・スルタン・メフメト私立大学によって開催された「ある知識人の肖像:征服王」という題のカンファレンスに参加した歴史家のイルベル・オルタイ 全文をよむ
与党連合でエルドアン大統領と民族主義者行動党(MHP)党首バフチェリがアンカラ、イスタンブル、イズミルで共同政治集会を開催する予定だ。 MHPでは地方選挙に向けた準備がせわしなく進んでいる。明日、党の中央執行委員会と県代表たちが一堂に会す。その会議では選挙活動について詳細が議論される予定だ。 公正発展党(AKP)とMHPの共同政治集会の日程がかなり明らかになった。 エルドアン共和国大統領とMHPのバフチェリ党首が3月17日にイズミルで、3月23日にアンカラで、3月2 全文をよむ
公正発展党(AKP)と党幹部たちは頻繁に公共サービスにおける差別を行ってはいないと主張しているものの、その実態は隠しきれていない。交通省は、アンカラとイスタンブルのメトロに財源から予算を充てる予定だ。2019年にイスタンブルのメトロには32億リラ、アンカラには10億リラが提供されるが、一方でイズミルには3万リラとなり金額が大きく異なった。 2019年にイスタンブルのメトロには32億リラ、アンカラに対しては10億リラ、一方でイズミルに対しては3万リラの予算が充てられることとなった。 全文をよむ
速報!ビナリ・ユルドゥルム氏がトルコ大国民議会(TBMM)の議長職をジェラル・アダン氏に譲った TBMM議長職を辞職し、公正発展党(AKP)イスタンブル広域市の市長候補となったビナリ・ユルドゥルム氏は、議長職のポストを最年長の国会副議長ジェラル・アダン氏に明け渡した。一方でビナリ・ユルドゥルム氏は自身も署名する「動物の権利」と「テクノロジー依存」をテーマとする二つの調査計画をTBMM議長に提出したことを明らかにした。 ビナリ・ユルドゥルム氏は譲渡式で以下のように話した。 全文をよむ
コメンテーターのアリ・タラクチュ氏がAkit放送で、FETÖ(ギュレン派テロ組織)のリーダー、フェトフッラー・ギュレンが朝方トルコへ連行されると発言した。これに対してイブラヒム・カルン大統領府報道官は、「我々にはそのような情報は届いていない」と声明を出した。 イブラヒム・カルン大統領府報道官は声明で、次のように述べた。 「しかし、ご存知の通りFETÖとの闘争に関して、我々は断固たる決意をしている。世界のどこであろうと隅から隅まで、この背信的な組織に対する我々の闘争を敢然と続けていく 全文をよむ
高等選挙委員会(YSK)は、有権者名簿を昨日時点で確定した。YSKのサディ・ギュヴェン委員長が先週発表した5万4千人から、最終的に投票権を認められた有権者の数は9万1千人にまで増加した。有権者名簿の確定により、もはやこれまでの反対意見について検討されることはない見通しだ。権利譲渡や不正行為が認められた人々は、今回の選挙で投票することはできない。 ■偽有権者が村長に選出 (今回の選挙では)有権者の除名や空き家に有権者が登録されるなど、多くの指摘や苦情が検討された。ある人から興味深い例を 全文をよむ
マケドニア政府がフェトフッラー系テロ組織(FETÖ)と関係のある「ザマン・マケドニア紙」の発行を支援したことを受け、デモによる抗議活動が行われた。 在スコピエ・トルコ大使館の前での抗議には、トルコの在スコピエ・トルコ大使トゥリン・エルカル・カラ氏とマケドニアの海外投資担当国務大臣でトルコ系のエルヴィン・ハサン氏、トルコ活動党(THP)党首エネス・イブラヒム氏、トルコ民主党(TDP)の党首ベイジャン・イルヤス氏、トルコ民族団結運動(TMBH)会長エルドアン・サラチ氏、ローマ・カトリック完 全文をよむ
公正発展党(AKP)のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、選挙集会で演説した。エルドアン大統領は、「AKP及び共和連立として、我々は国民との心の結びつきが強まるにつれ、共和人民党(CHP)がますます周縁化し、政治勢力の中から消えると信じている。きっと次の選挙はCHPが機能停止状態となる記念日になるだろう」と述べた。 エルドアン大統領の演説で特に目立った発言は次の通りである。 ・CHPを知り、理解するために[72年前に]アルスランキョイ[で起こったこと]をよく知り、理解しな 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル元大統領とアフメト・ダウトオール元首相らのグループが一部の公正発展党(AKP)議員らとともに至福党へ入党するという噂が流れている。 『ドゥバル』紙に掲載されたニュースによれば、3月31日の地方選挙の結果を見越したシナリオがアンカラ政治ロビーで話し合われ始めている。 議会内にグループを持つ5党が選挙結果により左右されることになる。そしてそれと同時にアンカラでは、3月31日選挙の結果が新たな政治構造への扉を開く可能性について、長らく議論されている。前述の政治 全文をよむ
高等選挙委員会委員長のサーディ・ギュヴェン氏は、トルコにおいて現有権者数は5709万3985人であることを発表した。ギュヴェン氏は、「偽の有権者も幽霊有権者も存在しない。」と述べた。 高等選挙委員会委員長のギュヴェン氏は、以下のような説明を行った。 ・6月24日の選挙では736人だったが、今回の選挙期間で宣言された居住地に住んでいないために、登録が凍結されている有権者数は、5万6495人だった。 ・重複有権者も、偽の有権者も、幽霊有権者もいない。 ・有権者記録で、100歳 全文をよむ
ソズジュ紙の記者と編集者に対する、「FETÖを認識した上で支援した」罪による裁判が始まった。メティン・ユルマズ編集長は陳述で、「FETÖを最初にFETÖと呼んだのは我々だ。私はこれらの動きをどれも嫌悪していた。皆フェトフッラー(・ギュレン)を信じたが、我々は信じなかった」と述べた。 ソズジュ紙のコラムニスト、エミン・チョラシャン氏、ネジャティ・ドール氏、同編集長のメティン・ユルマズ氏、インターネット版の編集長ムスタファ・チェティン氏、インターネット版の情報コーディネーター、ユジェル・ア 全文をよむ
スレイマン・ソイル内務大臣は「投票権は、現在トルコ共和国国籍の権利を得たシリア人にとっては可能である。この合計数は、現時点ではトルコ全土で7万9820人である。この中から未成年を除いた上で、次回の選挙で選挙権をもつ人の数は5万3099人である。」と述べた。 ソイル大臣はマルディンのホテルで行われた「選挙地域安全会議」で、2019年3月31日に実施される地方選挙を平和と安全の中で行うためにとられる予防策を評価するために、軍警察総司令のアリフ・チェティン大将、エルハン・ギュルヴェレン警察副 全文をよむ
ガーズィアンテプ・イスラム科学技術大学の学長に就任したニハト・ハティプオール氏は、TV等で行っていた宗教番組でおなじみの人物である。「叔母の娘も叔父の娘も、従姉妹も又従姉妹もみな結婚できる」との発言で知られるハティプオール学長は、お風呂には裸で入らないよう提言している。同性愛を「流行り病」と断じる同学長は、映画「ロード・オブ・ザ・リング」は預言者ソロモンの人生が元になっていると主張していた。 学長就任に関する決定は、官報で発表された。ニハト・ハティプオール教授は、2日前に「イスラム」という 全文をよむ
ジャーナリストのナズル・ウルジャクへタイイプ・エルドアン大統領に対して侮辱を行った罪で1年2ヶ月の懲役が科せられた。 アナトリア第53刑事裁判所における訴訟において別の罪状で拘束されていたナズル・ウルジャクが音声画像情報システムを使って参加した。ウルジャクは罪に問われているツイートを他人への返信として書いたことを述べながら「平和プロセスを信じている一人としてセラハッティン・デミルタシュに対する『殺人者』という発言を理由に問題のツイートをした。実は殺人者であるのはアブドゥッラー・オジャ 全文をよむ
エルドアン大統領は、「彼らは代償を支払うことになるだろう」と述べ、標的であるコメディアンのメティン・アクプナルとミュジダト・ゲゼンを今回はラジオ・テレビ最高評議会(RTÜK)へ訴えた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の弁護士であるヒュセイン・アイドゥンは、コメディアンのミュジダト・ゲゼンとメティン・アクプナルが参加した番組で、ラジオ及びテレビ機関と放送サービスに関する法律規定に反する行為を行ったとして、ハルクテレビへ行政罰金を適応し、問題となっている番組は5回放送を休止するよう求 全文をよむ
トルコ大国民議会の総会において2019年の中央政府の予算会議が続けられている。共和人民党(CHP)のエンギン・アルタイ会派副代表と民族主義者行動党(MHP)のムハンマド・ラベント・ビュルビュル会派副代表の間で宣誓における「トルコ人であることはなんと幸せか」という言葉で討論がおきた。 国民の民主主義党(HDP)のファトマ・クルトゥラン会派副代表はトルコにおいて同化が行われたと主張したMHPのビュルビュル会派副代表はというと同化という表現を否定しながら「トルコ共和国が建国された段階におい 全文をよむ
CHPのアンカラ市長候補はマンスル・ヤヴァシュ氏になった。マンスル氏は、「首都アンカラの市長候補に私がふさわしいと思ってくださった国民連合の党首クルチダオール氏とアクシェネル氏、そして党幹部の皆に感謝している。選挙を勝ち抜き、成功を収めることでこの任務を全うする。我らに健闘あれ」と話した。 党大会での投票で12:45でマンスル・ヤヴァシュ氏が、CHPのアンカラ市長候補になった。投票では、1名棄権票を使用した。 決定後マンスル氏は、ツイッターでコメントを発表した。 「首都ア 全文をよむ
トルコ軍は、シリア国境付近に駐屯している部隊への軍事輸送を継続しており、ハタイ県のクルクハン郡を軍用車が通過した。 トルコ各地から送られてきた装甲車両と特殊部隊、そして軍警察機動部隊がハタイ県へ到着した。ハッサ郡から治安措置の下で通過する軍の車列はシリア国境に展開する部隊に向けて出発した。シリア国境の軍へ派遣された部隊は、戦力増強のために送られたことが分かった。 全文をよむ
イスタンブル県共和国検察局は、ゲズィ公園での抗議活動に対する捜査の結果、ジャン・デュンダル氏について、逮捕命令を出した。 アナトリア文化協会代表メフメト・オスマン・カヴァラ氏が逮捕拘留されている、ゲズィ公園での抗議活動に関する捜査の結果、抗議に積極的に参加した疑いでデュンダル氏に対する逮捕令状が出された。 検察局テロ・組織犯罪担当室によって行われたアナトリア文化協会代表オスマン・カラヴァ氏の逮捕拘留に続けてゲズィ公園での抗議活動についての捜査で新たな展開があった。 全文をよむ
公正発展党(AKP)周辺ではエルドアンとアルバイラク両氏の話し合いによりユルドゥルム元首相がイスタンブル市長選の候補に確定したと言われている。それにともない、ユルドゥルム元首相が国会議長職を辞任するのかどうかが話題となっている。 エルドアン大統領との会談でイスタンブルの危機は終わった。要請の通り、現在国会議長であるビナリ・ユルドゥルム氏が指名を受けた場合、議長の座を辞職するかどうか、そうなれば、後任にはいつ、誰が選ばれるのかについて大変話題となっている。 まずイスタンブルでの 全文をよむ
アブデュルハミト・ギュル法務大臣は、「FETÖ(ギュレン派テロ組織)逃亡者のアクン・イペキ、アリ・チェリキそしてタリプ・ビュユクの送還に関する我々の要求がイギリスに拒否されたことは、受け入れ難い決定である。」と述べた。 アブデュルハミト・ギュル法務大臣は、トルコのアクン・イペキ、アリ・チェリキ、そしてタリプ・ビュユクの送還に関する要求がイギリスに拒否されたことに関して次のように述べた。 「FETÖの逃亡者のアクン・イペキ、アリ・チェリキそしてタリプ・ビュユクの送還に関する我々 全文をよむ
トルコ全土で、昨日午前10時に同時に始まった投票では14万5千人の党員が、初めて81県で電子環境で票を党本部に送った。公正発展党に11月5日から16日に7180人が自治体首長の候補者となるために申し込みを行った。県議会議員と市議会議員のための申し込みはというと、12月3日19時まで可能である。 投票は、アンカラ体育館でトルコ全土で一斉に始まった。公正発展党党員は、3つに地域に作られた9つの受付所で登録を済ませた後、自分のために用意された記載所で電子投票を行った。 ■イズミルで 全文をよむ
共和人民党(CHP)は地方選へ向けた準備を加速させた。CHPのケマル・クルチダルオール党首が善良党との会談の後、至福党のテメル・カラモッラオール党首とも会談する予定だと判明している。クルチダルオール党首は連携を組織したうえで、4月16日の国民投票と似た結果を得るために努力を進めているという。一方、CHPと善良党の間では実務レベルでの会談が明日開催される予定だ。 驚きをもたらしたCHPとİYİ党の会談の後、目まぐるしい方向性の変化が起こっている。CHP党本部から得られた情報によると、クル 全文をよむ
中学校、高等学校の10-14歳の男子学生の20,2%が太りすぎ、13%が肥満、女子学生の19%が太りすぎ、7,8%が肥満と診断された。 保健省と国民教育省が共同し行った身体能力テストの実施に関する、Eスクールシステムに統合されたトルコ全国での最初のデータが報告された。保健省による報告では、10-14歳の男子学生の20,2%が太りすぎ、13%が肥満、女子学生についても19%が太りすぎ、7,8%が肥満だった。調査では15-18歳の男子学生の16,5%が太りすぎ、6,8%が肥満、女子学生の1 全文をよむ
宗務庁は、以前に廃止を求めて要求を行い、憲法裁判所が「世俗主義」を理由に退けた、イマームといった宗務職員達の政治活動禁止事項の撤廃を話題にあげた。入手した情報によると、1965年の法律によって守られている政治活動禁止は再定義されることとなろう。禁止事項が突破された場合、現在実施されている免職事項も指導規則によって改定され、こうして法律が憲法裁判所の監督から外れるということが次の問題となろう。 国家公務員法は、公務員が政党に所属すること、一定の政党の利益あるいは損害を目的として振る舞うこ 全文をよむ
獄中の国民の民主主義党(HDP)前共同党首のデミルタシュ氏は地方選挙に関する発表を行った。 国民の民主主義党(HDP)の前共同党首のデミルタシュ氏はメディア・ハベルの質問に答えた。地方選挙に関する話をしたデミルタシュ氏は、「次の地方選挙は公正発展党(AKP)政権の今後を決める重要な結果を生みえます。AKPが選挙で敗北すれば、国で早期選挙が話題に及ぶ可能性があります。」と述べた。 デミルタシュ氏はまた、「この意味で取り分けクルド系諸政党との連立の枠内で異なる政治の伝統からこのク 全文をよむ
エルドアン大統領はカショギの遺族に電話し、追悼の意を伝えた。 大統領府筋によると、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は今日カショギ遺族に電話した。 エルドアン大統領は、新聞記者カショギ殺人について深い悲しみを覚えると述べ、トルコが国を挙げてこの事件を追い続け、殺人の真実を明かすためには何でも行うと強調した。 息子であるアブドゥッラー・カショギや家族と話したエルドアン大統領は、故ジャマール・カショギへ神の御慈悲が、残された家族にお悔やみを述べたという。 全文をよむ
ヴァタン新聞のエリフ・アルトゥンの記事によると、有名なサッカー選手に関する捜査が、「フェトフッラー系テロ組織の一員であるか」、「組織の一員ではなくても、分かっていながら、望んで手助けしたか」という疑いから行われている。 サッカー選手について、組織に関係しているかどうか捜査されている。捜査を行う検事は、有名な人物から聴取を行うかどうかを決めることになる。ベロズオール、トゥラン、ブルクやコルクマズについての捜査は個別に行われている。 ■6人のサッカー選手が事件に関わっている 全文をよむ
国民に節約を求めた大統領府が、1日に180万リラを消費していることが話題となった。 タイイプ・エルドアン大統領が大統領府宮に引越した2015年以降、大統領府予算からの支出科目が大きく増加している。2015年から2017年にかけての大統領府の経費報告書を比較すると、3年間で大統領宮の1日の支出が50%、旅費交通費が40%、食費が49%、清掃費が69%、レセプションや宴会といった接待交際費が18%上昇したことが明らかになった。 会計検査院の報告によると、エルドアン大統領が大統領宮 全文をよむ
トルコ大国民議会は、「大統領制」のもとで長い会期が今日始まった。会期、活動の基本原則の構築、慣習の発展の点から議会の「ターニングプロセス」になるだろう。 議会は、6月24日の総選挙後に誓約式、非常事態宣言と兵役金納制に関する二つの必要な法是正をおこない、休会に入った。本会議は本日14時から議長ビナリ・ユルドゥルムを議事役としてに再開される。会期が大統領のあいさつによって開会されるという伝統は継続するだろう。ユルドゥルム議長の冒頭あいさつに続き、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が議会 全文をよむ
先週議論となった話題の1つに、ボル砂糖工場のディシュリ一族への売却がある。ディシュリ一族といえば、考える必要がある。ハサン・ディシュリは(1970年代後半の)MC政府の時代に村民の牧草地に「住み着いた」。アメリカとの関係を取り仕切ったシャバン・ディシュリは、AKP政権のあらゆる時期で無視できない人物となった。今はハーグ駐在の大使だ。その弟のメフメト・ディシュリ将軍は、FETÖ裁判で裁かれている。 メディアの先週最も多く議論された話題は、ボル砂糖工場が民営化から6ヶ月を待たずしてディシュ 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、トルコ人研究者に関する帰国支援運動を開始したことを明らかにし、「国際的なリーダーとなる研究者獲得計画によって世界各地の研究者を我が国で始まる躍進に招待する」と述べた。 トルコは近年で最大の躍進の1つを実現させるため行動に移った。レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、研究者らのトルコ帰国事業を開始したことを明らかにし、「金融、健康、エネルギー技術を国内および国民的なものとして発展させ、独立を確かなものにすることに努めている。研究者帰国事業を開始し 全文をよむ
イスタンブルで最近結婚した夫婦が家族での食事会に行った。卸売りをしている新婦の父親が、新郎の家族の家に贈り物としてジャガイモと玉ねぎを持っていくと大混乱になった。新郎の家族は「私たちを今日まで、あなた方が面倒を見てきたとでもいうのか」と反応を見せ、溝は深まった。結婚15日目の夫婦は裁判を起こした。 イスタンブルで暮らしていたİ.K氏とE.K氏の夫婦は2014年10月31日に結婚した。しかし新婚夫婦の幸せは15日間しか続かなかった。主張によると、慣習に従い、新婦の家族は新郎の家族の家に食 全文をよむ
エルドアン大統領は、ウォールストリートジャーナル誌(WSJ誌)に寄稿した記事で、「イドリブへの攻撃が迫る中、国際社会の全メンバーは自らの責任に気づかなければならない。必要な行動を取らないことの代価は、とても重くなるだろう」と述べた。 エルドアン大統領は、アメリカのWSJ誌に、シリアとイドリブ県に関する記事を書いた。 エルドアン大統領は、「イドリブは、橋に至る前の最後の出口だ。もし、ヨーロッパとアメリカを含む国際社会が今必要な行動を取らないならば、その代価は、シリアの罪なき人々 全文をよむ
国連は、(シリア)政府とロシアが空爆したシリアのイドリブで先週、3万人以上が移動し同市北部のトルコ国境周辺へ向かっていると発表した。 ステファン・ドゥジャリク国連事務総長報道官は定例記者会見で、衝突が激化しているイドリブに滞在する200万人の民間人の状況と安全についての懸念を表明した。 ドゥジャリク国連事務総長報道官は、シリア北西部に位置するイドリブと中部のハマで最近増加した空爆で多数の死者が出ていることに言及し、空爆がおこなわれた地域で9月1日から9日までの間に3万人以上が 全文をよむ
シリア北東部のハサカ県で、テロ組織YPG/PKKとバッシャール・アサド政府軍との間で昨日(7日)、激しい衝突が起こった。 ハサカ現地からの情報によると、昨朝、ハサカ県カーミシュリー市の数か所に姿を現したアサド政府に属する軍隊と、町を監視していたYPG/PKKのテロリストらとの間で緊張状態が発生し、衝突へと変わったという。戦闘が続き、政府軍の兵士11名とYPG/PKKのテロリスト7名が死亡したことが明らかにされた。さらに、YPG/PKKのテロリスト数名が負傷したという。 ■検問 全文をよむ
エルドアン大統領の、キルギスへの訪問においてトルコ使節団は、この国における13人のギュレン派(FETÖ)のまず召喚を求めた。 エルドアン大統領はキルギスへの訪問において、使節間の会談における最も重要な議題の項目をこの国においてギュレン派(FETÖ)が存在する事であるとした。キルギスにおいても政権を転覆させようとするクーデターのリスクが常に議論されている。この国において政治がどのように続くのかという事は、トルコにとって重要である。FETÖの中央アジアにおけるリーダーの多くはこの国に匿われ 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は8月30日の戦勝記念日にソーシャルメディアにメッセージを投稿した。 エルドアン大統領のメッセージは次の通り 「わたしは我がトルコにおける8月30日の戦勝記念日を祝いたいと思う。我々にこの勝利を与えた国民闘争の最高指揮官である『ガーズィ』ムスタファ・ケマル・アタテュルクと彼の指揮する軍隊のすべての戦士に対して、尊敬と哀悼を込めて感謝の意を表する。私は国民闘争の途上で倒れた戦士と退役軍人に祝福が訪れることを願うばかりである」 全文をよむ
共和人民党(CHP)ケマル・クルチダルオール党首は、緊急党大会の終了後、党議会で心中を吐露した。クルチダルオール党首は、ムハッレム・インジェ氏が以前メディアに語った夕食会について沈黙を破り、「インジェ氏を党首にと大統領候補に推薦しました。今もそのことを覚えています。しかしその後の件により不安になりました」と話したことが分かった。 クルチダルオール党首を議事進行役として、およそ8時間に及んだCHP党議会において6月24日選挙の結果について話し合うも激論となったことが判明した。 全文をよむ
人民の民主主義党(HDP)所属、コジャエリ出身のゲルゲルリオール議員は人々の感情が爆発しそうになっていると述べ、恩赦を要求した。 民族主義者行動党(MHP)党首デヴレト・バフチェリ氏が始めた恩赦に関する議論にAKPは距離をおいて対応しているにも関わらず、議会が開かれるとき、総会に恩赦に関する法案が提出されるのではないかということが話題になり始めた。恩赦の範囲に関して、さまざまな要求がなされている中、HDP上層部からは、「一般的な恩赦(大赦)」の呼びかけがなされた。 KRTニュ 全文をよむ
(1995年5月以来)行方不明となっている近親者を探している「土曜日の母たち」による、イスタンブルのガラタサライ広場での700回目の座り込みで、事件が起こった。警察が催涙ガスとプラスチック弾を使って介入し、多数の逮捕者が出た。 土曜日の母たちがガラタサライ広場で700回目の座り込みの準備をしていた際、警察は、ベイオール郡知事府が座り込みを禁止したことを通告した。警察は、アナウンスを行いつつ、集まった人々を解散させようとした。土曜日の母たちは警察の責任者らと話し合いを行ったが成果はなく、 全文をよむ
ドイツのビルド紙による取材で共和人民党(CHP)米国支部代表ユルテル・オズジャン氏は「タイイプ・エルドアン氏はギュレン氏が本当にトルコに帰国することを全く望んでいない」と発言した。 ドイツのビルド紙はCHPの米国代表ユルテル・オズジャン氏と面談した。 オズジャン氏は「エルドアン氏はギュレン氏が本当にトルコに帰国することを全く望んでいない」と発言した。 オダTVによる報道によれば、発言はインタビューの以下の部分である。 ビルド紙:オズジャンさん、タイイプ・エ 全文をよむ
ブランソン牧師に関する裁判は新たな法的展開を迎えている。 高等裁判所から司法コントロール条件が取り除かれるように、という要請が拒否されたブランソン牧師の弁護士イスマイル・ジェム・ハラヴルト氏は、「高等裁判所の否決が通知されたあと憲法裁判所に訴える予定だ。これにむけて準備を進めている。」と述べた。ブランソン牧師に関する要請についてはメフメット・アルタン氏に下された決定と同様の方法がとられるだろう。 憲法裁判所(AYM)はメフメット・アルタン氏の「人的安全と自由の権利、表現・報道 全文をよむ
F35の計画からトルコを排除することは120億ドルの追加費用をもたらす。F35の2つの主要部品の唯一の供給元がトルコ企業のアイェサシュ(AYESAŞ)である。テロ専門家のシャンツァー氏は「誰か我々に緊急事態計画があることを発言してください」と述べた。また、イスラエルは、F35の部品をトルコの代わりにイスラエル航空産業社、他の2社が生産準備にあると発言し、舞台裏で活動しているという。 米ワシントンに本拠を置くシンクタンクFDDの上級副所長であり、かつて一時期財務省でテロ専門家であったジョ 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、リゼで民衆にむけ演説を行った。エルドアン大統領は「いろいろ手が使われている。そんなことに耳を貸さないでほしい。彼らの手にドルがあるなら、我々には民がついている。神がついている。心配には及ばない。しっかり働いて、(トルコ共和国100周年の)2023年に向け違うトルコをつくっていく」と述べた。 エルドアン大統領は6月24日の選挙ののち、大統領政府の最初の「大統領」として、故郷のリゼのギュネイス郡を訪れた。郡への到着時に、中央モスクの前で車からおり歓迎 全文をよむ
Aチーム(訳注:中央執行委員会を指す)における改革への準備をしているCHP(共和人民党)のケマル・クルチダオール党首は、中央執行委員会の今日までの働きに感謝した。「党で新たな時代が始まる」と述べたクルチダオール氏の新たな中央執行委員会は、明日(8月9日)、あるいは金曜日(8月10日)に発表される。 CHP中央執行委員会の改革を準備をしているケマル・クルチダオール党首は、中央執行委員のメンバーに今日まで行ってきた働きに感謝した。 党本部でクルチダオール氏を議長に行われた中央執行 全文をよむ
新大統領府内閣による400のプロジェクトを含む100日行動計画を発表したエルドアン大統領は、「我々は、いま、経済戦争に直面している。心配はしないでもらいたい、この戦いには勝利する。枕の下の隠している外貨や金を、トルコ・リラに換金してもらいたい。トルコ的で、国民的な戦いを世界に向けて示そう」と述べた。エルドアン大統領の発表した施政プログラムでは、中国を大きな位置を占めた。これらの計画にあたり、中国からの借款が行われること、観光についても中国に特別な施策を行わる。輸出でも、重点は、中国、メキシコ、 全文をよむ
トルコの4党は米財務省の制裁決議に対する共同声明を発表した。 公正発展党メフメト・ムシュ会派副代表、共和人民党エンギン・アルタイ会派副代表、民族主義行動者党エルカン・アクチャイ会派副代表、善良党ヤヴズ・アウラリオール会派副代表は共同声明を出し、「米国の脅しに対し、国民相互の団結と決意をもって『いいえ』と抗議する」と声明を出した。 声明の中で、米国政府のここ暫くの態度は、トルコへの友好、同盟、共通のNATOメンバーであると同様に、国際関係が長年育んできた価値観の点で受け入れがた 全文をよむ
エルドアン大統領はプーチン首相と会談し、「あらゆる領域における両国の結束は、誰かを本当にやきもきさせている」と述べた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領はロシアのウラジミール・プーチン首相と共にヨハネスブルクを訪れ、会談を行った。大統領は会談で「ロシアとトルコの結束は誰かをやきもきさせている」と述べた。 公正発展党のエルドアン大統領とロシアのプーチン首相はBRICSサミットの一環として二国間会談を行った。会談は定刻より遅れ、トルコ時間19:55に始まった。南アフリカ共和国 全文をよむ
トルコ大国民議会総会で、兵役法などのいくつかの法令や、非常事態特別政令(KHK)の改正法案の第1から9条を含めた第一部が承認された。 法案は、医師や歯科医を退職したものに、年金に加え追加の支払いが行われ、開業医には約1500リラ、専門家には約2000リラまで年金が増やされるとみられている。 医師や歯科医の勤務医、開業医に基づく退職者で、通常障がい補償と労災障がい補償の月々の給付を受けており、月々の給付金とともに役員報酬が支払われる権利を得られなかった医師や歯科医から専門家には 全文をよむ
教育労組の幹部たちは教育相であるゼィヤ・セルチュクに報告書を提出した。 教育労組中央運営委員会メンバーたちは、教育省大臣のゼィヤ・セルチュク博士と面会した。教育労組の幹部たちはセルチュク大臣に教育と教師の問題に関係する提案と要求を含んだ文書を提出した。 会合と関係する情報を提供した教育労組のフェレイ・アイテキン・アイドアン委員長はセルチュク大臣による要望を以下のように羅列した。 ・職務評価令の実施に伴い、「教員戦略文書」の撤廃が発表されること、 ・10月5日の 全文をよむ
ギュレン派テロ組織(FETÖ)のスポンサーであったという理由で閉鎖されたキムセヨクム財団の職員に向け行われた捜査の結果、そのうち51人が身柄を拘束されている、57人の容疑者について準備され、裁判所に認められた訴状において、財団が集めた寄付がどのようにFETÖに送られたのかが具体的に明らかにされた。 イスタンブル県首席検事局テロ組織犯罪課によれば、FETÖのスポンサーであったという理由でKHK(非常事態特別政令)によって閉鎖されたキムセヨクム財団に向けたFETÖ/PDY(影の国家)捜査の 全文をよむ
エルドアン大統領は、人種差別的な攻撃のために、ドイツ代表チームをやめたことを説明したメスト・エジル選手を支持し、「メスト選手のこの説明、態度は民族的で、生来のものである。あらゆる称賛が彼に向けられている。私は敬意を示す」と述べた。またエルドアン大統領は、「金納制兵役における21日の期間についてソーシャルメディアはいまだに議論されている。この期間を短くする可能性はあるか?」という質問に対しては「議論されていても問題はない。21日未満に減ることはない」と答えた。 公正発展党(AKP)の集会 全文をよむ
国会へ提出された新法案により、2年間継続した戒厳令法(OHAL)に代わり3年間、非常事態期間が延長される。公務員の罷免は、所轄の大臣あるいは機関の代表が主導権を握ることとなる。以下は、戒厳令法を彷彿させる戒厳令法なき期間に関する新法の働きの要点だ。 クーデター勃発後に公布された非常事態令は17日、終了した。大統領宮殿が「非常事態令を解除する」として提出した新法には、戒厳令法(OHAL)、非常事態特別政令(KHK)にもない厳しい規制が含まれている。国会へ提出された法案によれば、もはや誰で 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、ミッレト・モスクでのコーラン終章詠唱儀式に出席し、クーデター未遂犠牲者のためにコーランを詠んだ。 7月15日の謀反クーデター未遂から2周年にあたり、犠牲者のために大統領府内のミッレト・モスクでコーラン終章の詠唱が行われた。 クーデター未遂により犠牲になった人々のためにミッレト・モスクでコーラン終章の詠唱が行われ、エルドアン大統領、トルコ大国民議会のビナリ・ユルドゥルム議長、各大臣、そして宗務庁のアリ・エルバシュ長官も、モスクで犠牲者のた 全文をよむ
大統領制とともに公共機関設立の原則が改正され、一部の機関は各省の管轄となり、一部は独立したものとなる。大統領府国家監査委員会(DDK)は、司法機関を除くすべての政府機関、公共資金団体、財団、協会、職業団体、組合を調査する広範な権限を委ねられた。DDKは、必要な場合はその団体の運営陣を罷免できる。 タイイプ・エルドアン大統領は、政府における制度改正の一環で、第4条から第10条の計7条の政令で、多くの公共機関の設立の原則を更新した。世界各国政府の間で緊張の続く話題となっている「レアアース元 全文をよむ
昨日(7月14日)に発表された7件の法令により、経済から芸術、市民生活から防衛に至るまで、様々な分野で刷新が行われている。国会議員でさえ、法令が発表されたのちに内容を知るという事態に、野党からは反発が起きている。 共和人民党(CHP)は、6月24日の選挙後始動した新システムと共に、次々に発表され、昨日まとめとして発表された7つの法令へ反応を示した。CHP関係者らの意見は以下の通りである。 ―CHPスポークスマン、ビュレント・テズジャン氏:エルドアンに全権を集中させた法令によ 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、新内閣を発表した。国民教育省(MEB)への人事はまったく予期しないもので、元教育委員会委員長のズィヤ・セルチュク教授が国民教育相に就任した。セルチュク氏は最初の所信表明で、「知識と知恵を以て、職員一体となって鋭意努力する」と述べた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、新内閣を発表した。国民教育相の座には、ある教育者が就任した。新しい大臣は、およそ20年に渡ってガーズィー大学初等教育学部で教員を務めたズィヤ・セルチュク教授である。これにより、 全文をよむ
トルコは先日より、長年採用していた議院内閣制から離脱し、新たな政治システムに移行した。正式な用語として、「大統領制」と呼ばれ、世界でも類を見ない新しいシステムである。これは、全ての国家権力が、一人の人間の支配、主導権に委ねられ、その人間が定める枠組みに沿って用いられることを意味している。社会は、選挙に参加し、有効な形で票を利用する人は、50%より1票多い票によって選ばれる人間にほとんどコントロールの効かない、統制されていない力の独占権を与えたのである。大変長い間施行されていた憲法にある国会議員の 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は9日の16時43分、トルコ大国民議会(TBMM)で宣誓し、大統領制が公式に始まった。エルドアン大統領は宣誓式典後におこなった初めての会見で、「国民を前にして、すべてが本当に素晴らしかった。神の意があるなら、今後も素晴らしいものとなるだろう」と述べた。記者らの「あなたに対し、なんと呼びかければよいでしょうか?共和国大統領(Cumhurbaşkanı)でしょうか?大統領(Başkan)でしょうか?との質問に対し、「大統領と呼ぶことができる」と答えた。レジェプ・タ 全文をよむ
大統領制度の最初の大統領であるエルドアン大統領は、新しい統治体制の最初の内閣を発表した。新しい内閣のメンバーは、本日午後3時に、トルコ大国民議会(TBMM)で宣誓する。新内閣に選抜されたメンバーは以下の通りである。 レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、昨日の宣誓と大統領府における就任式の後、夜に、バジェッテペで行われた記者会見で、カメラの前に姿を現し、16人の新しい閣僚を発表した。エルドアン大統領は、会見の後、大臣の名前を一人一人読み上げ、そばに呼んだ。午後9時30分に行われる予定 全文をよむ
タイイプ・エルドアン大統領の宣誓を経て公式に発足する新体制のために、官僚もベシュテペ(の大統領府)へ移る。 ベシュテペで働く官僚の一部は首相府から来た人々からなっている。官僚たちは、大部分はセキュリティチェックを完了し、オフィスや組織で職務に就く。第1段階として新システムへの移行が行われる。 大統領府で現在働いている人々と今後働く人々に対し、新システムの詳細や、組織、オフィス、職員間の協力がどのように確保されるか、また新体制における官僚の職務の詳細に関して始められた指導が続い 全文をよむ
トルコ大国民議会は昨日、興奮を呼ぶ、多彩で、2002年選挙以来の最多党からなる新しい雰囲気のなか、「見通し全く不明」な新体制への疑問符を伴いながら、第27次国会の幕を開けた。 トルコ大国民議会は昨日、興奮を呼ぶ、多彩で、2002年選挙以来の最多党からなる新しい雰囲気のなか、「見通し全く不明」な新体制への疑問符を伴いながら、第27次国会の幕を開けた。興奮さめやらぬ新議員らの家族や子息らも集まって、まるで学校の校庭の様相を呈したトルコ大国民議会では、大統一党と至福党も、長年の白を経て久方ぶ 全文をよむ
フェトフッラー・ギュレン派テロ組織(FETÖ)と関与したために解雇され、検察当局に対し情報提供者として非常に重要な情報を与えたF-16のパイロットは、組織の内側をヒュッリイェト紙に語った。 「何の疑いもなく組織に盲目的に従い、与えられたリストから結婚をしたパイロットはクーデターで役割を演じた」と話すパイロットの中尉S・Dは要約すると次のように話した。 「クーデター前に休暇をとり、アンカラ外にいた。部隊司令官が、10時00分頃すべてのメンバーに居場所を送信するよう求めた。4~5 全文をよむ
大統領制移行の日程が明らかになる。CNNトルコのムラト・パザルバシュ氏は、レジェプ・タイイプ・エルドアンが7月9日月曜日の16時に誓約し、大統領府で執り行われる式典の後に新制度に正式に移行する、と述べた。この式典の後に、エルドアン大統領は新内閣を発表する。 新制度移行の日程が明らかになる。高等選挙評議会が選挙の最終結果を今日発表した後、7日土曜日にトルコ大国民議会において閣僚が誓約する。エルドアン大統領は、9日月曜日の16時に誓約し、 正式に職務を開始する。 エルドアン大統領 全文をよむ
ムハッレム・インジェ氏が、クルチダルオール氏に対し名誉党首の職を提案する党大会で、自身を党首候補に指名することを求めたあと、クルチダルオール氏から初めて回答が得られた。クルチダルオール氏は、インジェ氏と行った会談に関して「特別な食事だった。文脈から分離することは政治的に不作法だ」と話した。共和人民党(CHP)党員のテズジャン氏も「党大会は問題ではない」と説明した。 CHPの大統領候補であったムハッレム・インジェ氏は、第26代国会議員となった。ムハッレム・インジェ氏は自身を待っていた新聞 全文をよむ
6月24日の総選挙後、国家の再構築の過程で政令の発布が待たれる中、官界では興奮が続いている。政令は廃止され、統合される機関の何千人もの職員の新しい職場が明らかにされる。 アンカラの舞台裏で6月24日の選挙結果の分析が行われる一方、大統領制に基づき作られる国家機構の中での人事が関心の的である。 特にアンカラのかなりの数の省庁、公的機関、高等委員会、大統領府と命名される政府機関で働く数千の公務員、官僚たちは新たな機関誕生を待っている。首相府といった廃止される機関で働く人の多くは大 全文をよむ
ビナリ・ユルドゥルム首相は、トルコ輸出議会(TIM)の総会で、別れの挨拶にも似た演説をし、「これまで我々がなしとげたこととできなかったことにより、国民に評価される。就任時に目標としたことのすべてを成し遂げたという安堵の気持ちで、国民の前に立っている」と述べた。 ビナリ・ユルドゥルム首相はTIMの第25回通常総会と、2017年輸出大賞授与式に参加した。首相の職が、新制度の導入により、なくなることにも言及し、この式で、あたかもお別れの挨拶にもした演説を行ったユルドゥルム首相は、「おそらく、 全文をよむ
ビラル・エルドアンが管理しているトルコ青年財団(TÜGVA)がゾングルダクにあるフェネル地区を要求したことが明らかになった。延期されていた判断は今後改めてなされる。 タイイップ・エルドアン大統領の息子ビラル・エルドアンが管理しているトルコ青少年財団はゾングルダク景観保護地域にあるフェネル地区を所望した。財団のトルコ石炭協会に対する接触は選挙の前に国民に反発されることを避け、6月24日以降に延期された。ビラル・エルドアンは12月17日不正捜査とともに話題となり続けるトルコ青年教育奉仕財団 全文をよむ
議会で長い間働いていた経験豊かな政治家が議会を去った。この人々のなかには、TBMM議長イスマイル・カフラマン、元TBMM議長ジェミル・チチェキ、メフメット・アリ・シャーヒン、元首相のアフメト・ダヴトオール、CHP大統領候補者ムハッレム・インジェや元HDP党首セラ八ティン・デミルタシュもいる。 TBMM議長イスマイル・カフラマンは第27期議会には在籍しない。23年前、第20期議会でイスタンブルの国会議員に選ばれたカフラマンは第54代政府で文化観光大臣を務めた。第26期議会でTBMM議長の 全文をよむ
CHP(共和人民党)エラズー県から選出されたギュルセル・エルオール国会議員は、「臨時大会が行われる」ため、党本部の前で行われた座り込みを諦めたことが発表した。 CHPエラズー県から選出されたギュルセル・エルオール国会議員は、「臨時大会が行われる」ため、党本部の前で行われた座り込みを諦めたことが発表した。 エルオール氏が、ツイッターアカウントを通じてシェアしたものによると、祖父の代より、今までCHP支持者であったこと、このように生きてきたこと、またこのように死ぬであろうことを述 全文をよむ
新システムの最初の大統領はタイイプ・エルドアン氏になった。議会の多数も「人民連合」が獲得した。アンケートにおいて結果に最も近い予想を行ったコンダ調査社の社長ベキル・アールドゥル氏と共に民族主義者行動党(MHP)の躍進、タイイプ・エルドアン大統領の成功について話した。ムハッレム・インジェ氏が選挙後に初めて公式の場に登場したところを共に視聴して評価をした。アールドゥル氏によれば、クルチダオール氏は党大会を経ずに党首の席をインジェ氏に明け渡す。 ■公正発展党(AKP)からMHPへの推移を誤っ 全文をよむ
大統領選挙と総選挙と同日に北キプロス・トルコ共和国では地方選挙が行われた。19万1千人の有権者が、28自治体の首長を選ぶために投票した。しかし、住民は、北キプロス・トルコ共和国での選挙よりも大きな興奮でトルコの選挙の結果に注目していた。 北キプロス・トルコ共和国のトルコ系住民は、自治体の首長のために投票する時でさえ、話題はトルコの選挙であった。北キプロス・トルコ共和国の19万1千人の有権者の大部分は、同時にトルコ共和国国民であり、国外有権者名簿に登録されている。北キプロス・トルコ共和国 全文をよむ
6月24日選挙に関して行われてきた中間報告は、人民の民主主義党(HDP)が、10%の最低得票ラインを突破過したことで、変化した。 議会でどの政党から何人の議員が議席を獲得するのか? HDPが得票10%という最低得票ラインを突破したことで、議席数の配分は大きく変化した。 以下が、最新データに基づいた議会内での議席配分。 公正発展党(AK Parti) 293議席 共和人民党(CHP) 146議席 民族主義者行動党(MHP) 49議席 人民の民主主義党 全文をよむ
選挙結果の発表が続いている。投票箱の99.72%が開票された。イスタンブル、アンカラ、イズミルの選挙結果が判明した。6月24日大統領及び第27期国会議員選挙の結果は随時、milliyet.com.trで。 トルコ全国で行われた大統領選挙では、63県でエルドアン大統領が、8県でムハッレム・インジェ氏が、10県でセラハッティン・デミルタシュが勝利した。 公正発展党(AKP)と民族主義者行動党(MHP)から形成された人民連合、共和人民党(CHP)、善良党、至福党による国民連合が獲得 全文をよむ
大統領選と、第27期国会議員選挙が行われ今日、皆が従わねばならない禁止条項がある。 (1)投票日にあたる6月24日の朝6時から24時の間、どのような形態でもアルコールの販売、アルコールサービスのある場所やその他の公共の場でのアルコール・サービスや、飲酒は禁止である。 (2)警察やその他の治安関係者を除き、5237号法の関係法により、村、町、都市部で武器の携帯は禁止。 (3)投票日の投票時間内には、コーヒーハウス、遊技場、インターネットカフェのような娯楽施設は閉鎖され 全文をよむ
拘束中の大統領候補セラハッティン·デミルタシュはドイツ国営放送ARDにこう答えた。「通常の条件下では人民の民主主義党(HDP)は足切りラインを越えるはずだが…」 HDPの大統領候補であるセラハッティン·デミルタシュは「第一回投票の結果についてどう予測しますか? HDPは10%の足切りラインを突破することができるでしょうか?」という質問に対し、「アンケート調査は我々の背中にナイフが当てられていることを示している。さらに非常事態宣言下であることを加味するとより注意深くならねばならない。通常 全文をよむ
エルドアン大統領はカフラマンマラシュで演説を行い、「会合を行っていた指導者らに対し攻撃をかけた。35名のテロリストを始末した」と述べてカンディルでの軍事作戦を総括した。 大統領かつ公正発展党(AKP)党首であるレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が、カンディル軍事作戦について話した。エルドアン大統領は「20機の軍用機でカンディルの10の重要拠点を攻撃し、テロ組織の指導者らが会合を行っていたところを捉えた。この指導者会議に出席していた35名の重要人物を現場で始末した。我々はあなたのように 全文をよむ
高等選挙委員会(YSK)は、2018年6月24日に行われる大統領と第27期国会議員選挙で、クラのチャイ・バフチェ(お茶屋)が投票日には閉店にならなければいけないことを決定した。各学校の食堂は投票日には開いている。 YSKの決定によれば(マニサ県)クラ郡の一人の商店主が経営するチャイ・バフチェ(お茶屋)ではチャイとトースト以外に何も売っていないが、このためにお茶屋を選挙の日に開店するかどうかという事に関してクラ郡選挙委員会の委員長に見解を求めた。郡の選挙委員会委員長も書面をYSKに送った 全文をよむ
人民の民主主義党(HDP)の共同党首であるセザイ・テメッリ氏は、エディルネ刑務所に投獄されている共和国大統領候補者セラハッティン・デミルタシュ氏の、昨日トルコテレビ・ラジオ協会(TRT)で放送された選挙放送の演説を論評する中、「デミルタシュが私たちを殺すぞと脅した」とする内務大臣スレイマン・ソイル氏に返答をした。テメッリ氏は、以下のように述べる。「彼ら全員に治療の必要性があります。彼ら用の病院を設け、すべてにMRを設置します。何が脅迫でしょう、国民を投票に呼びかけているだけです。礼儀をわきまえて 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、アンカラでの党大会で速報の会見を行った。エルドアン大統領は、「バーダト大通りを戦車が通過した際、誰かがその戦車に喝采を送っていた。これがアナトリアの子供たちであれば、戦車や航空機の前で殉教しただろう」と述べた。エルドアン大統領は、アンカラに吉報があると述べ、首都に新たなスタジアムや催事場、公園を作ると述べた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領兼公正発展党(AKP)党首は、6月24日の選挙を前に、アンカラ党大会で市民に呼びかけた。エルドアン大統 全文をよむ
カナルDアナウンサーのブケット・アイドゥン氏が司会を務める「選挙特別番組」にタイイプ・エルドアン大統領がゲストで呼ばれた。デミルオレン・メディアグループ会長でCNNトルコとカナルDの共同会長であるメフメト・ソスヤル氏とヒュッリイェト紙アンカラ支局長のハンデ・ソルドゥ氏が質問し、エルドアン大統領が応じた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が、昨晩アンカラの歴史的建造物である第2議会会館でカナルDとCNNトルコの共同生放送での質問に応じた。エルドアン大統領は、選挙後の非常事態令解除につ 全文をよむ
HDP(人民の民主主義党)の大統領候補であるセラハッティン・デミルタシュ候補は、TRTで放送予定の10分間の政見放送のため、エディルネ刑務所からアンカラへ2度移送される予定だ。インジェ候補は、TRTで10分間の政見放送を行う権利を行使しない。 YSK(高等選挙委員会)は、HDPの大統領候補であるセラハッティン・デミルタシュ候補を、政見放送のためにTRTアンカラ・スタジオへ移送することを決定した。エディルネ刑務所への外出申請が2回に分けて行われたため、2回に分けてアンカラへ赴くことになる 全文をよむ
公正発展党(AKP)の国会議員候補リストに記載されていない5閣僚に関することが暴露された。タイイプ・エルドアン大統領はあるテレビ番組で、メフメト・シムシェキ経済担当副首相、ナジ・アーバル財務相、ファルク・オズリュ科学技術産業相、ニハト・ゼイベクチ経済相、オメル・チェリキEU担当相に関して、「これは少なくとも友ら自身の選択だ。彼らにはそれぞれ別の考えがあるのだろう。『あなたは立候補しないでくれ』というような工作があったのではない」と語っていたが、これはリストの作成段階で起こったことに関する示唆を与 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、民放局での生放送に参加した後タクスィム広場へと移動し、アタテュルク文化センター(AKM)及びタクスィム・モスクの工事現場を視察した。エルドアン大統領は、タクスィムで市民らへ講話を行った。 夜になってからタクスィム広場に赴き工事中のモスク建設現場を視察し、さらにAKMへと足を運んだエルドアン大統領は、現地で市民らへ講話を行った。この間、市民らはエルドアン大統領を歓迎するとともに多くの写真撮影が行われた。 ■ある市民へAKPのロゼットを着用させた 全文をよむ
高等選挙委員会(YSK)は、HDPの大統領候補で、FOX TVへの出演を求めるセラハッティン・デミルタシュ氏の要請を却下した。決定を下す権限は法務省にあるとして要求を退けた決議に対し、異議を唱えるYSKの委員もいた。 高等選挙委員会(YSK)は、HDPの大統領候補セラハッティン・デミルタシュ氏のFOX TVへの出演申請を却下した。 HDPの大統領候補セラハッティン・デミルタシュ氏は、Fox TVで放送される「リーダーFox」の番組に、週に10分電話できる権利を利用し、刑務所内 全文をよむ
トルコ・ラジオ・テレビ協会 (TRT) は、公式アカウントを通じて、大統領候補者が同放送局を「偏向的」であるとする批判に対し返答を行った。声明ではTRTで公平・中立的な報道が行われているとする一方で、メラル・アクシェネル、セラハッティン・デミルタシュ、テメル・カラモッラーオール、ドウ・ペリンチェキ[といった大統領候補者]の名は言及されなかった。共和国大統領候補者のムハッレム・インジェは、TRTが出した声明の後にツイッタ―でつぶやいた。 トルコ・ラジオ・テレビ局は、大統領候補者であるハッ 全文をよむ
AKPは6月24日に行われる国政選挙(国会議員と大統領を選出)に先立って、トルコ全体としての政権15年の成績表を発表した。これによると、現在238万300デカール(1デカール=10アール)の森があるイスタンブルだが、2003年から2017年の間に27万1500デカールの土地に対する取り組みによって、イスタンブル全土で2100万本もの苗木が植えられた。 党中央部によってつくられたパンフレットによると、経済活性化政策ではイスタンブルの投資家と労働者がもっとも利益を得た。イスタンブルに対し合 全文をよむ
(2015年)6月7日と11月1日の選挙で初めてアンカラから国会議員を出したHDPは、(2018年)6月24日の選挙で複数候補の当選を目指す集中的なキャンペーンを行う。 人民の民主主義党(HDP)は、政党として参加した(2015年)6月7日の選挙で初めて国会議員を出したアンカラで、(2018年)6月24日にさらなる議席獲得を目指している。HDP内で最低3・4人の議員当選に向けたキャンペーンを主導するスッル・スュレイヤ・オンデル氏は、「私は以前、『ヴェリ・サチュルク氏の右腕』になると言っ 全文をよむ
米国の影響力のある雑誌の一つであるForeign Policy誌に、トルコ経済に対する大きな記事が掲載された。「エルドアン大統領は、「経済入門」の授業で落第点だ」と題された記事は、「トルコ大統領は、自身が正しく、世界の経済専門家が全員誤っているのだという前提の元で派手な賭けをした」という。 ボルゾウ・ダラガーヒー記者の署名記事では、タイイプ・エルドアン大統領がロンドンで世界的な投資家らと行った会合やその直後のブルームバーグ社への発言において行った金利や中央銀行の独立性についてのコ 全文をよむ
6月24日の選挙まであと少しだ。保守的な有権者、民族主義系有権者、クルド系有権者、女性有権者のようなカテゴリーが頻繁に議論される。しかし、たとえどれだけ候補者と政党がその重要性に気づいたとしても、その重要性よりはるかに少ししか語られないカテゴリーがさらにある。若者有権者だ。その結果が議論を呼んだ[2015年]6月7日の選挙以来、158万5千人が新たな有権者となった。この数値は、今日まで投票をしたことがなく、得票率において驚くべき結果をもたらすことができるほどの新しい有権者の数を意味する。この選挙 全文をよむ
歌手のイブラヒム・タトゥルセスが公正発展党(AKP)イズミル国会議員候補者リストで7位に位置づけられることを拒み、そのため候補者とならなかったといわれる。タトゥルセスはニュースを受けてインスタグラムのアカウントでコメントした。 AKPイズミル支部の国会議員候補者である有名な歌手、イブラヒム・タトゥルセスは、候補者リストの7番目と位置づけられたが、もっと上のランクではなかったために、これを拒み、このため候補者を辞退したといわれる。 漏れ伝わる所によると、イズミルのリストで上位に 全文をよむ
国会議員候補者リストに載る大臣らのうち一部が、公正発展党(AKP)が選挙で315以上の議員を出す場合、辞任させ再入閣する可能性があると明らかにされた。 AKP内で首相を含む22人の大臣が国会議員のリスト入りしたことは、そうした人物達が新議会期では大臣とならないと解釈される中、党幹部は例外があることを明らかにしている。AKP幹部によると、もしAKPが315議席以上の国会議員を出すことができれば、その一部は辞任し大臣職を続投することができる。しかし政党が315以下の国会議員を出した場合、す 全文をよむ
フェトフッラー・ギュレン派テロ組織(FETÖ)の頭目と写真に収まるAKPのイスタンブル選出国会議員エクレム・エルデム氏が会長を務める協会に、イスタンブル市が25年間の無料での敷地提供をしていたことが問題となっている。CHPは、「この写真に(我々は)傷ついた」と声明して提供の決定に反発し、AKPは「政治家が握手の際、目の前の人物の身元はわからないものだ」と擁護した。 『ソズジュ』紙のオズレム・ギュヴェムリ氏の報道によると、2008年に、AKPのイスタンブル選出国会議員エクレム・エルデ 全文をよむ
ザマン紙の元記者であるミュムタゼル・チュルクオネ被告やアリ・ブタチ被告を含む6名の被告並びに11名の被告人に関する裁判において、アリ・ブラチ被告及びメフメト・オズデミル被告の釈放が決定された。シャーヒン・アルパイ被告については、自宅での拘留が継続となった。 イスタンブル第13重罪裁判所における審議では、被告人らの弁護側による弁論が行われた。 被告人並びに弁護士らの弁論が行われた後、裁判官は暫定的決定を下した。 裁判官はこの暫定的決定において、被告人らの内イブラヒム・カライェーン 全文をよむ
民族主義行動者党(MHP)副党首セフェル・アイジャン氏は、党首のデヴレト・バフチェリ氏が解散総選挙を提案したことを舞台裏で説明し、「MHP総本部での総評議会は毎週月曜に開催される。その評議会でも我々の党首は、いつも国の諸問題を論評していた。直近の評議会で総選挙の日程についてとりあげ、「総選挙の前倒しを提案する」と話した。翌日、ご存知のように会派会議で総選挙の実施日を前倒しにする提案をした」と話した。 セフェル・アイジャン氏は、選挙区であるカフラマンマラシュ県で党のデュルカディオール郡本 全文をよむ
6月24日に行われる第27回国政選挙のための立候補候補の申請が締め切られた。公正発展党(AKP)からは7329人の立候補候補が申請し、過去最多の申請となった。 トルコは、6月24日の国政選挙に向け準備を始める中、各政党も忙しく動いている。AKP、共和人民党(CHP)、民族主義者行動党(MHP)、善良党の立候補候補の申請は締め切られた。先週を締め切りとしたAKPの立候補候補者数は過去最高を記録した。 AKPでは男性が5997人、女性が1332人、合計7329人が国政選挙の立候補 全文をよむ
人民の民主主義党(HDP)のペルヴィン・ブルダン共同党首は、6月24日に行われる大統領選挙の各党候補者に関し、「セラハッティン・デミルタシュ氏を、クルド市民並びにクルド政党の共同提案として候補者とすると公示した」と述べた。 ブルダンHDP共同党首は、ディヤルバクルのホテルで行われた党会議において、HDPの候補者がイスタンブル県出のセラハッティン・デミルタシュ国会議員であると発表し、以下のように発言した。「歴史上どの時代においても、どの過程においても、これほどまでに支配的な選挙の中で、トルコ 全文をよむ
6月24日に行われる早期選挙で、共和人民党(CHP)の大統領候補が誰になるのかという問いに答えが出された。非公開の党会議における投票の結果、ムハッレム・インジェ氏がCHPの大統領候補となることが決定した。クルチダルオール党首も、公式にインジェ氏の擁立を宣言した。 CHPの大国民議会グループは、大統領候補の擁立を公式に宣言するために、ケマル・クルチダルオール党首が議長となってトルコ弁護士会ゲストハウスで非公開の会議を行った。会議には国会議員110名が参加し、CHPの大統領候補にヤロヴァ県 全文をよむ
AKP(公正発展党)とMHP(民族主義者行動党)は、「人民の連合」に対する野党ブロックでも連合に関して合意がなされた。政党の連合のプロトコルを高等選挙評議会に提出する最終日である5月6日まであと少しを残しで、CHP(共和人民党)、善良党、SP(至福党)とDP(民主党)によって構成される連合のために原則として合意に至ったが、具体的には後日行われる会合によって決定される。現在まで入ってきた情報によるとCHPは明日11時に大統領候補に関し、政党の決定を出すために集まる予定だ。4政党からなる連合のプロト 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル元大統領が、野党間のコンセンサスを得られなかったという理由で大統領選に出馬しない意向を発表したことで、公正発展党、共和人民党、人民の民主主義党、大統一党から様々な反応が出ている。 アブデュルハミト・ギュル法務大臣は、アブドゥッラー・ギュル第11代共和国大統領の発表について自身のツイッターアカウントから次のように投稿し、「わが兄弟ギュルよ、同胞の法、忠誠、政治道徳は、「兄であるエルドアン」にこそふさわしい」という表現を用いた。 ■共和人民党(CHP):強調 全文をよむ
アブドゥルハミト・ギュル法務大臣は、アブドゥッラー・ギュル第11代大統領の発現に対してTwitterアカウントからメッセージを共有した。同法相は、「わが兄弟ギュルよ、同胞の法、忠誠、政治道徳は、「わが兄弟エルドアン」にこそふさわしい」と述べた。 ■「ギュルについてよくよく考えても・・・」 AKP(公正発展党)から自分に向けた批判に対し、「よくよく考えて発言を行ってほしい」という見解を示したアブドゥッラー・ギュル氏に党から回答が行われた。ハムザ・ダーAKP副党首は、「よくよく考 全文をよむ
6月24日選挙で大統領候補となると噂される第18代大統領アブドゥッラー・ギュル氏が何日も待ち望まれた発表をイスタンブルで行った。 ギュル元大統領はアヤズアー離宮(注:ギュル元大統領が事務所を置く屋敷)で記者たちの前に現れ、 「早期選挙と同時に至福党テメル・カラモッラオール党首が私の名前に言及する動きが、私の知らないところで起こっていた。広い支持が得られた場合には、自分に課せられたものからは逃げないと申し上げた。テメル氏が行った(野党間の)話し合いの結果、このような支持はなかったこと 全文をよむ
アンカラ管区行政裁判所の第12法廷は、「oynak」や「kötü yola düşmek」、「yollu」といった単語の俗語の意味をトルコ言語協会(TDK)発行の辞書から削除することに関する行政裁判所の判決を執行停止とした。 アンカラのTDKに申立てを行った人物が、 俗語の意味も掲載している「müsait」、「esnaf」、「teslim etmek」、「serbest」、「oynak」、「kötü yola düşmek」、「taze」、「yollu」、「boyalı」といった単語が 全文をよむ
デミルオレン·グループによるドアン·メディアグループの買収に伴って辞職が相次いでいるが、また1人新たに辞職する人が出た。フィクレト·ビラ氏が、ヒュッリイェト紙総編集長を辞任した。ビラ氏の辞職を受け、後任にはコラミストのヴァハプ·ムニヤル氏が任命された。 ドアン·メディアグループが3月21日にデミルオレン·グループに売却されて以降、もっとも重大な辞職が今日(4月27日)起こった。フィクレト·ビラ氏が、ヒュッリイェト紙総編集長を辞職した。 ビラ氏は、かつてミッリイェト紙の総編集長 全文をよむ
公正発展党(AKP)がおこなった2018年6月24日の国政選挙への立候補者募集に、3500人が応募した。 AKPからの立候補を希望する立候補者候補の申請プロセスが続いている。 立候補者候補は、党本部と並び、県の本部にも申請を行っている。 党に対しては、立候補候補として4日の間に合計3500人が申請した。 AKPでは立候補申請を週末も受け付ける。申請金を銀行に振り込んでいない候補者は、県の本部に直接、持ち込むこともできる。立候補候補に関し4月24日に始まった手続 全文をよむ
4月23日(国民主権とこどもの日で祝日)、我々は特別会合のために議会にいた。集まった目的は4月23日のためであるが、国会議員の関心は選挙にあった。そのため、議会は緊張を孕んだ舞台となっていた。 エルドアン大統領が口にした、「起こったことは醜聞だ亅との発言について言っているのだ。議会の空気を窺うと、選挙キャンペーンが簡単にはいかないことは理解できる。 本会議で議論が続く中、裏では大統領選挙について話し合いがされていた。与野党議員は、アブドゥッラー・ギュルの立候補について議論して 全文をよむ
大統領選出馬が持ち上がるアブドゥッラー・ギュル氏について、カイセリの親族らが静観する中、幸福党のカイセリの要人は、「CHPとSPは、ギュル氏を候補に擁立することで意見が一致している。我が党のアティク・アーダー副党首が対面交渉を続けている。しかしメラル氏(訳注:善良党メラル・アクシェネル党首)は共同候補の擁立を受け入れなかった」と述べた。 選挙が6月24日に早まるとともに、CHP(共和人民党)をはじめ、善良党、至福党(SP)の大統領候補者が誰になるかが注目を浴びている。連立を模索する中で 全文をよむ
この法案はAKP-MHPの選挙協力の利益のための改正しか含んでいない。 大統領選挙に関連する技術面での改正を含む調整一括法案が昨夜(21日)国会に提出された。国会では、会派を持つ各党の「会派の決定」が条件となった。さらに、ある党の会派が1人以上の人物を大統領候補とすることも却下した。一方で、第2回投票について候補者指名の条件も重視された。第1回投票で2位になった候補者が3位候補の支持に回るための猶予が24時間与えられた。公正発展党(AKP)のムスタファ・シェントプ議員と民族主義者行動党 全文をよむ
公正発展党(AKP) 並びに民族主義者行動党(MHP)による衝撃的な6月24日早期選挙開催決定が、世論で大きな期待を寄せられていた性犯罪への重罪化を目的とする性的虐待法案の制定を危うくしている。 トルコ大国民議会(TBMM)司法委員会が議題として提出した法案が、早期選挙期間の厳しいスケジュールのため次の会期に持ち越される可能性が出てきた。 ■会議は急遽中止に 先日、内閣の6大臣が会談を行った上で用意した法案を司法委員会で検討開始するために予定されていた会議が、早期選挙の決定を受 全文をよむ
認めよう、大統領選挙で難しいのは与党側ではなく、野党側だ。その理由は多数ある…与党側の候補は明らかになっている。 さらに大統領レジェプ・タイイプ・エルドアンが、民族主義者行動党(MHP)を味方につけたことによるリードをもち、ゲームプランへのオーナーのように登場している。 昨年の3月16日に実施された憲法国民投票で公正発展党(AKP)とMHPの連立により「Yes」票が51.41%のような大きい集合となったことに着目すると、エルドアン大統領が選挙の第一回投票での勝利するために必要な「5 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領兼公正発展党(AKP)党首は、総選挙を行うことを決定した。選挙は6月24日に実施される。現在の政党への支持率はどれほどだろうか。最新の世論調査の結果が公表されている。 民族主義行動者党(MHP)党首のデヴレト・バフチェリが昨日開催された党議員会合の発言後に、エルドアン大統領も本日、6月24日に総選挙を実施すると発表した。世論調査の動向は。 エルドアン大統領兼AKP党首は、世論調査の結果が気に入らなかったため、世論調査をすることを禁じたのが、 全文をよむ
今年初めて実施される高等教育機構試験(YKS)の日程が解散総選挙のために変更された。2018年のビジネスカレンダーを見ると、YKSは6月の23日から24日にかけて実施される予定であったが、選挙日とかちあってしまったために日程が再調整となった。生徒と少なくとも同様に緊張 している保護者達の「YKSはいつやるのか?」という問いの回答が高等教育機構(YÖK)より返ってきた。YKSの新日程はこちら! YKS試験日程はエルドアン大統領が4月18日水曜日に発表した解散総選挙告知後に変更された。通常 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、解散総選挙を提案したMHPのバフチェリ党首と会見したのち、大統領府で発表を行った。エルドアン大統領は、大統領、及び国会議員の総選挙を、2018年6月24日行うことを発表した。 アンカラでは緊張がはしった。MHPのデヴレト・バフチェリ党首が昨日、解散総選挙を提案すると、今日は、重要な1日となった。エルドアン大統領とMHP党首は、今日、13時30分に大統領府で、約30分間会見した。会見ののち、ユルドゥルム首相やAKPの中央高等委員会のメンバーと会合を 全文をよむ
ベキル・ボズダー副首相は、MHP(民族主義者行動党)のデブレト・バフチェリ党首の解散総選挙の呼びかけに関して、「バフチェリ氏の発言は、党の管轄機関で協議され、その協議の後に見解が発表される。現在、これを協議する前に返事をすることは不可能だ。党の管轄機関と、首相閣下、大統領閣下によって発言されるだろう」と述べた。 ベキル・ボズダー副首相は、AKP(公正発展党)の会派会合の前に、記者の質問に答えた。バフチェリ党首の8月26日の選挙の呼びかけに対する質問に、「私もあなた方のように、先ほど聞い 全文をよむ
善良党党首メラル・アクシェネルは、公正発展党所属のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領がガラタサライ対バシャクシェヒルの対戦に関して「客席をバシャクシェヒルの若者たちでいっぱいにする必要がある。若者よ、賛成か。チャンピオンになるためにプレイしているならば、客席をいっぱいにしなければならない」と発言したことを批判した。 善良党メラル・アクシェネル党首は、ガラタサライがメディポル・バシャクシェヒルを2対0と破った試合に関して、「ガラタサライ対レジェプ・タイイプ・エルドアンは、2対0」と述べ 全文をよむ
エルドアン大統領は、ロシアのプーチン大統領とシリア軍事行動について会談した。 大統領府の情報筋からの情報によると、この会談で、アメリカ、イギリス、フランスがシリア体制派に向けて整えた軍事行動についての意見が交された。 エルドアン大統領は会談で、トルコが化学兵器の使用を常に強く非難していることを指摘し、地域での緊張がこれ以上進展しないことが必要だと強調した。両首脳は、シリアの戦地での緊張を緩和し問題に政治的解決策を見つけるために共同の努力を続けるとの結論を断言し、二国間の問題に 全文をよむ
アシュカレ送還センターでの手続きが終了したアフガニスタン国籍の移民591名が、エルズルムからカーブルへ手配される“チャーター便”により、国外へ送還される。 アシュカレ送還センターでの手続きが終了したアフガニスタン国籍の移民591名が、エルズルムからカーブルへ手配される“チャーター便”により、国外へ送還されると内務省より発表があった。 同省は会見で、アフガニスタンでのテロ事件・経済事情を理由に、“若い男性”が大部分を構成するアフガニスタン国籍の移民らがイランを通りトルコやヨーロッパ各 全文をよむ
人民の民主主義党(HDP)の共同党首であるペルヴィン・ブルダン氏が代表を務める党代表団が、イラクのクルディスタン地域政府(IKBY)の元大統領でありクルド民主党(KDP)党首であるマスード・バルザーニー氏を訪問した。 HDP共同党首のペルヴィン・ブルダン氏と、フェレクナス・ウジャ議員、イマーム・タシュチュエル議員、オスマン・バイデミル議員が、今日4月7日イラク北部を訪れた。 HDP代表団はアルビルでクルディスタン地域政府(IKBY)の元大統領のマスード・バルザーニー氏を訪問し 全文をよむ
公正発展党と民族主義行動者党が動き、大統一党もそれを支持した連立に続き、トルコ政界では共和人民党のケマル・クルチダルオール党首が「我々は交渉中だ」との声明を発表した。善良党ー至福党、共和人民党ー民主左派党といった連立が話に上がっており、新しい連立の動きが進んでいる。 最新の法律是正により、連立することで重要なメリットが得られる。最大のメリットは国政政党として単独で獲得しなければならない10%の得票ラインを、連立することで得られるということだ。選挙ではこの法律のおかげで容易に投票ラインを 全文をよむ
共和人民党(CHP)党首は、グループ会合の後、国会で報道陣の質問に答えた際、EU・トルコ首脳会議に関して、「関税協定を新しくする、と彼らは言ったが実現されていない。我々のビザの権利はあるが、まだ与えられていない。トルコに対する懸念の声がされている。だがあの場では何もない。 ただ写真を撮っただけ、それだけだ」と述べた。 ケマル・クルチダルオールCHP党首は、公正発展党(AKP)-民族主義者行動党(MHP)が提携して投票を行おうとも、票が決して51%に達することはないと明言し、「51%とな 全文をよむ
ユルドゥルム首相は、イラク地方政府内にあるアルビルへの飛行禁止が解除されたことを発表した。金曜礼拝後に記者らの質問に答えたユルドゥルム首相は、要約すると以下のように発言した。 ■「ギュレン派との株取引」 (公正発展党所属のシャミル・タイヤル議員がギュレン派組織と株取引をしていたという主張について)「この件についてはハヤティ・ヤズジュ副党首が要点を発表した。シャミル議員とは、この件について十分に話を聞くことができた。トルコは国をあげて、母国の前に立ちはだかった最大の問題の1つであるギュ 全文をよむ
カドゥキョイでのコンサート中、エルドアン大統領を侮辱した容疑で4年8ヵ月の禁固刑を求刑されていた歌手のズハル・オルジャイに10ヵ月の実刑判決が下された。裁判所は、同氏が以前にも「公務員に対する侮辱」の罪で1万620リラの罰金を科されていたことを理由に、今回、執行猶予を与えなかった。 アナトリア第46初等刑事裁判所で行われた審理には、エルドアン大統領の弁護士団が参加した。エルドアンの弁護士は、審理の間CDを調べ、追加で他に容疑がないが、被告について苦情が続いており、罰するよう求刑した。裁 全文をよむ
裁判官・検察官委員会第2局は、身辺調査で問題が生じたことを受けて、再び調査を要求されていた弁護士から裁判官と検事に選出される候補者の承認手続きを完了した。以前に疑いのあった173人のうち何人が再度承認されたかは公表されなかったが、裁判官・検察官委員会が延期されたいた[任地選定のための]くじびきは、本日、 大統領府にあるベシュテペ国家会議文化センターで行われる。 裁判官・検察官委員会は、3月5日予定のくじびきを延期した。この理由は、1,300人の裁判官と検事の候補者のうち173人が身辺 全文をよむ
憲法裁判所総会は、ギュレン派裁判において身柄を拘束していたザマン紙のシャーヒン・アルパイ元記者に関し二度目の権利侵害を決定し、新たな動きとしてイスタンブル第13重罪裁判所に対してアルパイ氏の釈放を請求した。数時間後、第13重罪裁判所はアルパイ氏に「在宅拘留」による釈放を決定した。シャーヒン・アルパイ氏は、夜になってからスィリヴリ刑罰執行機関から釈放された。アルパイ氏は留置所の出口で、妻や子ども、孫らに出迎えられた。同氏は「家族に会えたことを非常に嬉しく思います。しかし、まだ自由の身になったとは言 全文をよむ
アブドゥルハミト・ギュル法相は「クーデター裁判に関して現在までで105件が結審し、半分以上が完了した。テロ裁判は大いにはかどっている」と述べた。 アブドゥルハミト・ギュル法相はTRTニュースの生放送で裁判に関してコメントするとともに質問に回答した。ギュル法相は選挙連合を提案した審議がトルコ大国民議会(TBMM)で遅くまで続いていることに対しての批判に「野党が意見するのではなく、妨害や議会をサボタージュすることに努めており、これを受けての政党の判断です」と答えた。議論が市民に隠すことなく 全文をよむ
本紙の記者と編集者の出版政策が告発され裁判にかけられていた訴訟の第6回公判で、裁判所は本紙のムラト・サブンジュ編集長とアフメト・シュク記者について釈放の判決を下した…。ムラト・サブンジュ氏は496日、アフメト・シュク氏は435日ぶりに、ジュムフリイェト紙に戻ってきた…。 本紙の記者と編集者の出版政策が告発され裁判にかけられていた訴訟の第6回公判で、裁判所は本紙のムラト・サブンジュ編集長とアフメト・シュク記者について釈放の判決を下した…。ムラト・サブンジュ氏は496日、アフメト・シュク氏 全文をよむ
ジュムフリイェト紙の裁判にかけられていた、本紙のアフメト・シュク記者とムラト・サブンジュ編集長が釈放された。シュク記者は釈放後も抗議を続けていくと表明し、「このマフィアのような支配が終わることを保証する」と発言した。 ジュムフリイェト紙裁判の第6回公判により本紙記者アフメト・シュクとムラト・サブンジュ編集長の釈放が決定された。釈放決定後の記者会見でアフメト・シュク記者は、未だ釈放が決まっていない最後の一人であるアクン・アタライ氏が釈放されるまでは喜べないと発言した。シュク記者の発言は下 全文をよむ
3月8日の「世界女性デー」に、イスティクラル通りに集まった数千人もの女性らが「我々は力を合わせると強い」と声をあげた。 イスティクラル通りに集まった数千人もの女性らは、3月8日の「世界女性デー」に、「我々は力を合わせると強い」と声をあげた。フランス文化センターの前から始まった行進では、様々な光景が見られた。 ■戒厳令法に激しい抗議 警察が厳戒態勢を敷く中行われた行進では、数千人もの女性らが「女性が自由になれば、世界を動かすことができる」、「我々は黙らない、恐れない、 全文をよむ
2019年にトルコの政治システムを根底から変えることになる大統領制のための作業が急ピッチで進められている。公正発展党(AKP)は、議員から見解と提案を求めた。新しいシステムで首相職が廃止されるため議会のシステムも根底から変わる。まず法から撤廃される予定の首相職は、そのあとには議会からも除かれて、その代わりに共和国大統領職がもたらされる。また議員の数が600に達するため本会議における座席位置も変えられ、大臣たちの座席場所も廃し、ロッジに新しい区画が設けられる。 連立の作業を完了して議会に 全文をよむ
アンタリアのマナヴガット郡で、子どもたちの親権を与えなかったとして、夫の兄に首を絞められ、殺されたキルギス出身でトルコ国民である女性の遺体が、キルギスへと運ばれた。 カテリーナ・Çさん(34)の遺体は、アンタリア法医学チームによる検死作業が6日前に完了したにもかかわらず、トルコの親類の誰も引き取りにこなかった。 義理の兄に殺害された女性の遺体は、今日故郷の家族の求めと、キルギス在アンタリア領事館の指示で、遺体サービス会社によって引き取られた。遺体はキルギスへと送られた。 全文をよむ
公正発展党(AKP)のスポークスマンでもあるマヒル・ユナル副党首は、文化観光相時代にスルタン・セリムの上衣を修復のためアメリカへ運ぶよう執拗に求められ、自身もこれには反対したと述べつつ「スルタン・セリムの上衣は、そもそも地位の高いカリフの象徴である。この上衣を、7月15日以降トルコを訪れる際に来てくるつもりだったらしい」と発言した。 マヒル・ユナル副党首は、カフラマンマラシュ県知事に選任されたお祝いにオメル・オルチ・ビラル・デブギジ氏のもとを訪れた。デブギジ氏並びに支援者らに祝福の言葉を伝 全文をよむ
スレイマン・ソイル内務大臣と関与して起こった辞職騒動は、AKP内で長い間あった「派閥化」の表面化とみられている。 AKPでおきた、スレイマン・ソイル内務大臣の辞職騒動が、特にタイイプ・エルドアンが大統領に選任された後党内で起こった権力闘争から起因する闘争が初めて表面化したものと分析されている。党内の上層部では、「ベラト・アルバイラク派」と「ビラル・エルドアン派」が主要な2つのグループとして存在し、下の方では、ソイル氏と元党首のアフメと・ダヴトオール氏に近い国会議員グループがある。アルバ 全文をよむ
トルコ教育財団がアフガニスタンでギュレン派の高校12校と予備校3校を接収した。 首都カーブルで政府メディア・インフォメーションセンターで行われた譲渡式に教育大臣のイスメット・ユルマズ氏、副大臣のオルハン・エルデム氏、高等教育および海外教育総局長のビュレント・チフチ氏、教育財団副会長のオスマン・ヌリ・ケバクテぺ氏、トルコの在カーブル大使のオーズハン・エルトゥールル氏、アフガニスタン教育大臣のムハンマド・イブラヒム・シンバリ氏、副大臣が参加した。 ■奨学金と寮施設 式典 全文をよむ
ヨーロッパに輸出品を運ぶTIR(長距離運輸用大型トレーラー)は、国境門で渋滞を引き起こしている。輸出品を運ぶ先の国々に間に合うよう出発したTIRの運転手たちは、ブルガリアが渋滞に対応できないため昨日(24日)から現在まで国境門で列をなしている。TIRの列はカプクレ国境門で22キロメートル、ハムザベイリ国境門で10キロメートルに達した。 カプクレ国境門の前では約880台、ハムザベイリ国境門の前では約400台のTIRが、出国のための手続き完了を待っている。 TIR運転手のアフメト 全文をよむ
ギュレン派テロ組織(FETÖ)による7.15クーデター未遂事件を以前から知っていたとして裁判を受けていたメフメト・アルタン、アフメト・アルタン、ナズル・ウルジャク、フェヴズィ・ヤズジュ、シュクリュ・トゥールル・オズシェンギュル、ヤクプ・シムシェキに対し、「虚偽と暴力によりトルコ共和国憲法が掲げる秩序を破壊、あるいは別の秩序をもたらそうとし、あるいは秩序の実効を妨げようとした」罪により、加重終身刑が言い渡された。減刑はなかった。一方でティベト・ムラト・サンルマンは無罪となった。 アル 全文をよむ
HDP党の元共同党首であるセラハッティン・デミルタシュが「テロ組織中心メンバー」の罪状を理由に15ヶ月間拘留されている裁判の昨日行われた2回目の審議で、デミルタシュ氏本人が、はじめて、裁判官の前にたった。 新たに選ばれた共同党首のペルビン・ブルダン氏とセザイ・テメリ氏を含む、30人に近いHDPの国会議員や、デミルタシュ氏の妻であるバシャック・デミルタシュ氏も審議を傍聴した。ドイツのアンカラ大使であるマルティン・エルドマン氏とPLO(パレスチナ解放機構)の象徴的な存在であるレイラ・ハ 全文をよむ
青少年活動は、各ムフティー事務所によって進められることになる。宗務庁青少年教育センターは、『魅力的なセンター』になる!すべての学校で個別の計画が行われる予定である。 宗教庁が作成した『青少年活動指導書』によると、宗教庁職員が学校を定期的に訪問し、『青少年とコミュニケーションをとることになる』。青少年活動は、各ムフティー事務所によって実施される。 教育労働組合フェライ・アイテキン・アイドアン委員長は、国民教育省が指導・心理カウンセリング業務指導書で変更を行った際にこうした危 全文をよむ
イブラヒム・カルン大統領府報道官は、「ヴァチカンがエルサレム問題について表明した明確且つ確定的態度は、ムスリム世界において肯定的に受け入れられるとともに、ムスリムと正教徒を互いに歩み寄らせた。ムスリムやキリスト教徒、ユダヤ教徒、その他の宗教の信徒、そしていかなる信仰も持たない人々が人種主義や排外主義、そして差別に対して力を合わせなければならない」と述べた。 イブラヒム・カルン大統領府報道官は、「ヴァチカンがエルサレム問題に関して示した明確且つ確定的な態度は、ムスリム世界において肯定的に受け 全文をよむ
ラーイクリキは、1937年の2月5日に行われた、ラーイクリキ原則への改変により、共和国の基幹をなす特質のひとつとして位置づけられた。 1937年の2月5日に、1924年憲法の改定がなされたことにより、ラーイクリキ原則が、共和国の基幹をなす特質の中に位置付けられてから、81周年である。 イスタンブル女性団体連盟(Istanbul Kadın Kuruluşları Birliği, IKKB)のコーディネーターである、弁護士のナザン・モロールは、文章を発表し、「ラーイクリキは、 全文をよむ
共和人民党(CHP)の党大会で、党首選に敗れたヤロヴァ県選出の国会議員ムハッレム・インジェ氏は「温情で、私へいわゆる『重複署名』分を引き渡した人は、署名を回してくれたものは、署名を得ていた291名の代表投票者の票を獲得できなかった。自分の党の議員から署名を得ていながら、票を獲得できないようで、国民からどのようにして票を獲得するのか?」と述べた。 CHPの第36回通常大会で、昨日行われた選挙でCHP党首ケマル・クルチダオール氏が790票を得て再選された。対抗馬のヤロヴァ県選出の国会 全文をよむ
共和人民党(CHP)の第36回定例大会においてケマル・クルチダルオール氏が、790票獲得し、今回で5度目となる党首選出となった。ムハッレム・インジェ氏は、447票獲得した。1266人の代表議員の中で、1253票が有効、残り16票は無効とされた。 クルチダルオール氏は勝利宣言後、登壇した演台でのスピーチで感謝を述べ、その中で戦没者たちを追悼した。 ■眠れなくなるものもいるだろう 「私が担うことになった任務の責任を十分に知っている。それはありふれた任務ではなく、非常に 全文をよむ
ムハッレム・インジェ議員が党首立候補のため集めた署名の中には、重複する名前があるとの報道が出た。同議員はこの報道を嘘であると主張する一方、共和人民党(CHP)のビュレント・テズジャン党スポークスマンは、ケマル・クルチダルオールCHP党首がインジェ議員を候補者とするため自身の代議員らの内49人をインジェ氏へ署名させるよう評議会へ申し出たと話した。クルチダルオール党首の参加後、ムハッレム・インジェ議員が正式に候補者となったことが明らかとなった。 CHPのムハッレム・インジェヤロヴァ県出国会議員 全文をよむ
タイイプ・エルドアン大統領はトルコで暮らすおよそ350万人のシリア人のために実現される新しいプロジェクトを国会議員に対する非公開の集会で明らかにした。 会議である議員が、過日コンテナの仮設住宅へ行ったとし、冬の訪れとともにコンテナ住宅がシリア難民にとって十分ではないと述べた。 ■ 「トルコ領域内で暮らす」 議員が、シリア難民のために官営住宅の建設を提案したことについてエルドアン大統領は「私たちは、官営住宅建設を超えたプロジェクトを計画している」と言った。 全文をよむ
トルコ大国民議会の産業・貿易・エネルギー・天然資源・情報・技術委員のズィヤ・アリュトゥンユルドゥズ委員長は、防衛産業の発展モデルが別の全ての部門にとって原動力になる必要があると述べた。委員会は、防衛産業次官と防衛会社が提供した情報を報告書にまとめた。報告書で目を引く情報は以下のとおりである。 ・16年前に80%を外国に依存していた防衛産業は、今日1000以上の会社、中小企業、研究機関と大学の参入によって国家の一大産業となった。 ・需要を国内で対応できる率は20%から60%に上 全文をよむ
トルコ軍は、クルディスタン労働者党(PKK)、クルド民主統一党(PYD)-クルド人民防衛隊(YPG)、イスラム国(IS)の構成員であるテロリストたちが影響力を行使できなくするために、アフリーンへ始めた「オリーブの枝」作戦の3日目。さて、これに至る経緯、結果、危険性とは何か。アメリカ、ロシア、トルコはシリアで何をしたいのか。次の一歩はどうしなければならないのか。第26代参謀総長を務めたイルケル・バシュブーは問いに答えた。 ―バシュブーさん、トルコは決意の程を見せて、アフリーンを攻撃した。 全文をよむ
トルコのアフリーン作戦前に、人々の目はアフリーンに注がれている。そもそもアフリーンの重要性とは何か?アフリーンには、どの位PKK/YPG構成員がいるのか?トルコが作戦に向けた準備を行うシリア北部の都市アフリーンは、2012年来テロ組織PKK/YPGの支配下にある。報告によると、アフリーンでは現在約8,000人の武装テロリストが存在する。このテロリスト達のうち、15%は、PKKの女性部隊YJA StarとPYD女性防衛隊であるYPJに所属する武装女性である。 ■アフリーンはどこにあり、ト 全文をよむ
国家安全保障会議(MGK)の後に閣僚会議が開かれ、ベキル・ボズダー第1副首相(報道担当)は「戒厳令法(OHAL)はさらに3か月延長される」と述べた。 閣僚会議は大統領宮殿でエルドアン大統領主催の下20時30分から開かれ、会議は1時間続いた。 会議後にベキル・ボズダー第1副首相は発表を行い、国家安全保障会議の勧告に沿って戒厳令法の3か月の延長を決定したと発表した。 ベキル・ボズダー第1副首相の声明は次の通りである。 「シリアで起きている出来事はトルコの領土保 全文をよむ
「リーダーであること」、「リーダーの遺伝子を持つこと」、「リーダーが生まれること」などの言葉や表現を、私は敬遠している。 しかし、それにもかかわらず、このことは安心して断言できる。 アブドゥッラー・ギュルからはリーダーシップが生まれないということ アブドゥッラー・ギュルはリーダーになりえないということ アブドゥッラー・ギュルはリーダーシップを示すことができないということ これらは、火を見るより明らかである。 * では、一体何があって… これらことが火を 全文をよむ
国民民主主義党(HDP)所属のレイラ・ザナ議員は欠席が理由で失職した。 HDP所属のレイラ・ザナの国会議員職は212日に渡る欠席が理由で失職した。 ■誓約は無効 2015年11月1日に行われた選挙の後の、2015年11月17日にトルコ大国民議会本会議で行った誓約式の際、ザナ氏の誓約は不十分な点があるとして、無効であるとみなされた。この文脈において、誓約をしなかったとの理由で、本会議および委員会の立法活動に参加できず、法案および質問主意書を提出をすることができなかった 全文をよむ
「エルドアンを支持」との決定をもって、支持基盤を再び固めようとしている。 デブレト・バフチェリ民族主義者行動党(MHP)党首は、「2019年の大統領選で、党がタイイプ・エルドアン大統領を支持する」とした発表で、公正発展党(AKP)の指揮層を満足させたとしても、AKP支持基盤の人々は、この声明を「疑わしい」ものと捉えている。バフチェリ党首は発表の後、 エルドアン大統領から「会談」に招かれた。バフチェリ党首とエルドアン大統領の会談は、今日16:00に、大統領府で行われる。会談では「連立モデ 全文をよむ
2013年6月3日のことだ。それはゲズィ公園事件がピークに達した日だった。 エルドアン首相(当時)は、抗議運動の裏では当選できなかった者たちがいると言い、「10ヵ月後に投票で国民はこの清算を求める」と述べた。 エルドアンに対し、同じ日にアブドゥッラー・ギュル大統領(当時)が返答した。ギュルは「民主主義において選挙がすべてというわけではない」と述べた。ゲズィ運動の参加者を歓喜させたこの言葉を受けて、私は6月8日にイェニ・シャファク紙で、「友好的民主主義」というタイトルの記事を書 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル前大統領が、直近の法律と同等の効力を持つ政令である非常事態特別政令(KHK)を批判した。これに対し、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領はギュル前大統領を非難した。金曜礼拝からの帰り際に記者の質問に答えたギュル前大統領は、エルドアン大統領の非難に反論した。「将来的に、この状況から責任を逃れる一部の人々が、みなを非常に悲しませる事件の引き金になる可能性がある。そのため、わずかな修正を加えることでこの状況を回避できると私は考えた。このことをあれやこれやと引っ張り続けることは無意 全文をよむ
エルドアン大統領は、11代目のアブドゥッラー・ギュル大統領の非常事態特別政令(KHK)に関する批判について答えた。 エルドアン大統領は、チャドからチュニジアへいく際、新聞記者の質問に答えた。 ■アブドゥッラー・ギュルから批判的な警告 エルドアン大統領は、11代目のアブドゥッラー・ギュル大統領が発した最近のKHK批判に対して、「7月15日に行われたクーデター未遂やテロ行為とこれらに連なる性質をもつ行為」というくだりにつき、将来に向け無制限な規模で解釈を下せばと言う形で 全文をよむ
非常事態法(OHAL)の一環で発令された696号の非常事態特別政令(KHK)による改定により、6,800人が乾燥ピーナッツ色、51,700人のグレーをはじめとして、計58,500人の受刑者と被告人は制服を着て裁判に参加する予定だ。 アナトリア通信社(AA)が入手した情報によれば、KHKに記される「単一の制服」は実際に何人の受刑者と被告人を含むのか明らかになった。新しい改正は、クーデター未遂に参加した者と並行してフェトゥフッラ―・テロ組織、(FETÖ), PKK(クルディスタン労働者党: 全文をよむ
アンカラのカフラマンカザン区の党会議に参加した公正発展党(AKP)本部女性部門地方執行部代表ベルマ・エルドアン氏は、「我々の大統領は、ここまで偉大な人物であり、神が遣わしたこの共同体の希望となる人物である」と述べた。 カフラマンカザンAKP本部女性部門代表第5通常会議は、広域市カフラマンカザン家族生活本部で行われた。会議にはAKP本部女性部門地方執行部代表ベルマ・エルドアン氏、カフラマンカザン区長ロクマン・エルテュルク、AKP区代表アリ・ユルドュズテペ及び多くのAKP党員が参加した。 全文をよむ
2月11日に予定さえている人民民主主義党(HDP)第3回党大会の準備が続くなか、党大会の開催場所も明らかになった。 HDPの第3回党大会はアンカラ・アレーナで開催される。これまで、HDPの党大会はアフメト・タネル・クシュラル記念スポーツサロンで開催されてきた。今回、アンカラ・アレーナで開催される党大会には党員数千名もの参加が予想される。エディルネ刑務所で服役中の、HDP共同党首であるセラハッティン・デミルタシュ氏の再選が予定されており、それと同時に、党大会へ大勢の参加により社会にアピー 全文をよむ
非常事態の一環で制定された695条および696条の新たな非常事態特別政令(KHK)2条が官報で発布された。合計2,756人が公職から追放され、115人が復職する。トルコ国軍(TSK)から退役させられた、または自分の意志で退役した、または他の理由で軍を離れた士官22人の階級が取り上げられた。協会7つ、財団7つ、新聞社2社、医療機関1つの計17の組織が閉鎖された一方、以前閉鎖された財団1つが再開され、海外で教育を受けている6人が学生の身分を取り上げられた。クーデターの被告人らへの「ユニフォーム」が来 全文をよむ
国会を実質1月9日まで休みとする公正発展党(AKP)の決議について投票した議員は、定足数である184人よりも少なかった。議論は、休暇決議の撤回案まで出る大混乱に陥った。 予算の最終審議のため演壇に立ったトルコ大議会のイスマイル・カフラマン議長の進行する審議で、AKPの休暇決議に関する集団提案が投票にかけられ、AKPは賛成、CHP(共和人民党)とHDP(人民民主党)は反対、MHP(民族主義者行動党)は投票を棄権した。カフラマン氏は最初投票の結果を「可決された」と宣言したが、CHPとHDP 全文をよむ
エルドアン大統領に対し、「人民防衛隊(YPG)に今後、武器は提供されない」と話したアメリカのトランプ大統領が、12月12日に国防総省がシリアの有志連合軍に送ることを前提として用意された総額39億3300万ドルに及ぶ武器リストを承認したことがわかった。防衛予算においてはシリア民主軍(SDG)にかわり、「調査の終わったシリアの反対勢力」という表現が記載され、アメリカは2018年にも再び何千もの重火器をシリアに供与することが判明した。 アメリカ国防総省の2018年度予算案におけるシリアへの重火器 全文をよむ
内務省によって罷免された共和人民党(CHP)所属のアタシェヒル区区長バッタル・イルゲズディ氏の後任の区長代理が、三度の投票の末に明らかになった。選出されたのは、CHP所属候補のイルハム・ユルマズ氏。一方、公正発展党(AKP)所属の候補であったムスタファ・ジェヴァト・アルズク氏の得票は勝利には不十分だった。 投票が行われたアタシェヒル区議事堂の外には大群衆が詰めかけていた。今回の選挙では、最初の2度の投票とも各候補が自身の所属する党からの得票を得ていた。なお、アタシェヒル区議会は、CHP 全文をよむ
メスト・ユルマズ元首相の長男、メフメト・ヤヴズ・ユルマズ氏(38)が、ベイコズの自宅で1発の銃弾で撃たれた状態で見つかった。はっきりとした死因と死亡時刻は、検死で明らかにされる。ヤヴズ・ユルマズ氏のそばには、父親メスト・ユルマズ氏が所持しているスミス・ウエッソン製の拳銃があった。至近距離で発砲し(故意に)死亡したと思われるヤヴズ・ユルマズ氏に自殺の可能性があると警察はみている。ヤヴズ・ユルマズ氏の死亡後、執行委員会メンバーであるイスタンブル・ケント大学の会見で、ここしばらく闘病中であったとし、 全文をよむ
フェトフッラー派テロ組織(FETO)メンバーと明らかにされたトルコ人33人が、エーゲ海コユン(イヌセス)島に逃亡し、政治的亡命を要求したという。ギリシャ・メディアによる報道では、この33人の弁で、トルコでは命の危険に晒されていたと述べるものがいたと報じられた。 イプサラ軍警察司令部は、違法手段でギリシャへ入国しようとする2人の人物を、連れていた子供2人と共に逮捕した。この人物たちが、フェトフッラー派テロ組織 (FETO)捜査の中で逮捕決定されていた、元エスキシェヒル情報局副局長エルカン 全文をよむ
歌手ズハル・オルジャイは、レジェプ・タイイプ・エルドアン共和国大統領を侮辱したという罪状で4年8ヶ月の禁固刑の求刑で告訴されるだろう。 アナトリア共和国検察メディア罪捜査局によって作成された起訴状によると、155番の警察緊急連絡に電話をしたある人物は、ズハル・オルジャイは、2016年8月5日にカドゥキョイのある場所で歌を歌った際、エルドアン大統領に対して侮辱を含むパフォーマンスをしたと主張した。 当告発がカドゥキョイ区警察局によってアナトリア共和国検察に送られたことを受けて、 全文をよむ
先日、私は「なぜ今、エルサレムなのか」という問いを投げかけドナルド・トランプ米大統領のエルサレムへの1歩を精査した。今回は、「なぜ今、ローザンヌなのか」という問いでタイイプ・エルドアン大統領のギリシャ訪問で起こったローザンヌ条約議論に焦点を当てようと思う。 事件を要約すると、エルドアン大統領は、65年を経てギリシャを訪れる初めてのトルコ人大統領として、訪問前にギリシャのメディアのインタビューに答え、ローザンヌ条約の改定が必要であると述べた。エルドアン大統領は、ギリシャとの接触を始めた後 全文をよむ
内務省は、バッタル・イルゲズディ共和人民党(CHP)所属アタシェヒル県知事が汚職並びに不正行為で取り調べを受けたことにより解任したと発表した。 イルゲズディ県知事解任に関して行われた会見では、以下のように述べられた。「この件に関し国家検査官らによって作成された報告書、及び司法当局が進める取り調べ並びに起訴状を理由に、憲法第127条が規定する権限に則って内務省により2017年12月6日に解任に至った。」 ■バッタル・イルゲズディアタシェヒル県知事解任に関する発表 バッタル・イルゲ 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、(ギリシャの)ギュムルジネで(コモティニ)トルコ系住民に向けて演説した。トルコ系住民に、ローザンヌ条約やEUの法、世界人権宣言のあらゆる権利を活用するよう望むと強調した。 「ギリシャで最も重大な問題の一つは、宗教指導者の問題だ。任命を受けたムフティーが就任している問題がある。このことはローザンヌ条約に無かった内容だ。我々の国ではこのような状況は存在しない。なぜ我々のムフティー長が、任命方式で職に就いているのか?」 レジェプ・タイイプ・エ 全文をよむ
13か月間拘留されている人民民主主義党(HDP)のデミルタシュ共同党首が憲法裁判所(AYM)に対し行った訴えが今日結審する。明日も、デミルタシュ氏は拘留中の裁判で、裁判官の前に立つ。 一年以上にわたりエディルネ刑務所に拘留されているHDPのセラハッティン・デミルタシュ共同党首は今日と明日、2つの重要な司法裁判を受ける。憲法裁判所は、今日デミルタシュ氏の個人的訴えに判決を下す。また明日は拘留中の裁判の一環としてアンカラで初めて裁判官の前に立つ。 憲法裁判所は、デミルタシュ氏の申 全文をよむ
アンカラからハンガリーに向かった16人の民族舞踊団グループのうち、11人が難民申請をした。逃亡劇はある組織を通じて準備されたが、 グループメンバーは1ヵ月前に資格を取得したことが明らかになった。グループメンバーは、民族舞踊ダンサーではないにもかかわらず資格が認められたことになる。 アンカラでイベント事業を企画するY.K.は、主張によると、都市の子供・若者民族舞踊団体青少年スポーツクラブ協会に申請した。Y.K.は、ハンガリーの首都ブダペストで行われる民族舞踊フェスティバルから特別な招待状 全文をよむ
KKTC(北キプロス・トルコ共和国)の国籍を取得し、キプロスの大学の理事会に入ったエゲメン・バウシュ氏は、トルコで数カ月前にパートナーとなった企業を通じてキプロスへ生徒を送り、トルコでは学校を開校する予定だ。 ソズジュ紙のボラ・エルディン記者が報じたところによると、北キプロス・トルコ共和国の建国34周年の記念日に、エゲメン・バウシュ元欧州連合担当相がKKTC国民となった。バウシュ氏は同時に、島にある国際アイドゥン大学の理事会の一員となった。教育分野に参入したバウシュ氏だが、今年4月にア 全文をよむ
あるアメリカの記者は「囚人服を着ていなければ、会社の最高経営責任者だと思えただろうか」と法廷から伝えた。レザ・ザッラーブはイラン政府のために働く密輸ネットワークをどのように組織し、その目的のためにトルコで公正発展党員をどうやって賄賂を用いて利用したかを説明するとき、それほどリラックスしていたという。 私はそれがどれほど中傷的かは判断付きかねるが、例えばザフェル・チャーラヤン元経済大臣に、彼に言われるまま4、5000万ユーロの金額を渡したと、他の金銭はそれ以外のどの口座にも振り込んでいな 全文をよむ
アンカラのアタテュルク森林農園の十字路にある恐竜像が昨日朝、アンカラ広域市によって撤去され、これに対し前市長のメリフ・ギョクチェキが声明を出した。 メリフ・ギョクチェキ前市長は自身のツイッターアカウントで、「アンカパークの計2万平方メートルの怪獣テントに国民の注目を引くためにアタテュルク森林公園に置いた恐竜『アベリサウルス』像が昨日アンカラ広域市によって撤去された」とのメッセージを公開した。 ギョクチェキ元市長は、恐竜の値段が860万リラではないと明らかにし、メディアの情報に 全文をよむ
共和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首が党会議のスピーチでレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領に関して述べたことに対し、エルドアン大統領の弁護士アフメト・オゼルは虚偽であると反論した。オゼル弁護士は書面による発表で、「ケマル・クルチダルオール氏が依頼人について主張していることは全て虚偽であり、同氏が提示した文書もすべて偽造である。クルチダルオール氏は、当該文書を業務時間内に直ちに共和国検察局へ提出し、刑事告発をしなければならない」と述べた。 アフメト・オゼル弁護士は、エルド 全文をよむ
NATO(北大西洋条約機構)のスキャンダルに関して、また1つ恥ずべき事実が発覚した。アタテュルクとエルドアン大統領を侮辱し、敵国の指導者であるかのように扱った責任者の1人が、未だ職務を続けていることがわかった。 ハベルチュルク紙のムラト・バルダクチュ記者による今日付けのコラムによると、アタチュルクの写真を敵国の指導者の写真として使ったハンガリー人プログラマーが、未だ職務を続けているという。バルダクチュ記者のコラムの、この問題に関する部分は次の通りだ。 「昨日、NATOがノルウェーで 全文をよむ
ノルウェーで行われたNATO軍事演習でスキャンダルが発覚したことによって沸き上がった反応の大きさを見ると、トルコのNATO加盟自体を問題とする程、反西側的な姿勢が急速に勢いを増しているように思われる。 しかし、今日NATOは、国際的な影響力に加えて、トルコのアイデンティティ、方向性、目標という点で重要な役割を果たしている。 NATOの機能を見る前にまず我々は次のことを確かめねばならない。現在の議論ではしばしばNATOは冷戦時代と同じように見られている。しかし冷戦時代の条件下で 全文をよむ
アンカラでは11月27日の(米国での)レザ・ザッラーブの裁判に向け緊張が高まっていたが、裁判所はレザ・ザッラーブの裁判を12月4日に延期した。理由は、審判団が構成されていなかったことである。これはよく起こる状況ではない、実際に裁判も通常の法的裁判とははるかに異なっている。 中央銀行のあらゆる努力に関わらず、延期決定により、アメリカドルの価値は少し下がった。これは一部の人によれば、両替不当利得者の仕業だそうだが、我々が考察するべきは、より政治的側面であり、経済にも影響しうるその諸結果であ 全文をよむ
ビナリ・ユルドゥルム首相は、訪米日程最終日に記者会見を行った。トルコの対米開戦が今後改善される見込みであると話した同首相は、ニューヨークの総領事館でトルコ共和国建国者であるムスタファ・ケマル・アタテュルクの没後79周年を記念する式典に参加した。ユルドゥルム首相はその後、金曜礼拝並びにトルコ人やムスリムの団体代表者らとの会合のため、ブルックリンにあるエユップ・スルタンモスクへ向かった。 プログラム終了後、記者らの質問に答えたユルドゥルム首相は以下のように話した。 ■努力を示すよう決定し 全文をよむ
アタテュルクの死から79年の日。いまだに何百万もの人々が黙祷やアタテュルク廟訪問や、SNSでのメッセージで追悼した。イルベル・オルタイル教授によれば、こうした関心が年を追うごとに高まり続けている秘密は、アタテュルクが世界でも稀な指導者だったことだ。オルタイル教授の視点よるアタテュルクと11月10日は次のようなものだ。 「アタテュルクは、オスマン帝国が最底辺の最も貧しい地域に押し込められるという危機から救い出し、さらには第一次世界大戦で荒廃した国から新しい共和国を建国した。産業を一新し 全文をよむ
国会で宣誓を行わなかったために立法行為への参加が認められていないHDP(国民の民主主義党)所属のレイラ・ザナ国会議員(アール県選出)に対する、「欠勤」による議員失職提議について、準備委員会が協議を終えた。AKP(公正発展党)とCHP(共和人民党)の委員らが議長評議会の提議した失職に賛成票を投じる一方で、HDPの委員はこれに対する反対意見書を提出した。 ドゥヴァル紙のネルギス・デミルカヤ記者の報道によると、TBMM議長評議会は、宣誓を行わなかったため国会への出席を認められなかったHDPレ 全文をよむ
ユルドゥルム首相は、「7.15クーデタは我々と国と、民主主義体制へ大きな打撃を与えたが、それと同時に、トルコ国軍の救済でもあった」と発言した。 ユルドゥルム首相はトルコ国防大学で行われた始業式典で7.15クーデタ後の政府の意思決定を強調するスピーチを行った。以下がその概要である。 「クーデタ後にとられた措置の1つが、トルコ国軍(TSK)と国防省の再編だった。我々が必要な措置を慎重に講じ、今日の始業式を迎えたこのトルコ国防大学もこれらの決定の一つである。ギュレン派(FETÖ)の裏切り 全文をよむ
ブルサで5人が組織を設立し、工事開始から7年で基礎工事を終えたニリュフェル貿易センターモスクは、1300万リラ(1リラは約30円)で売り出された。 ニリュフェル貿易センターモスク建設・維持協会ハリル・サーオル委員長は、工事を完成させるために330万リラが足りておらず、このこともあってモスクを売り出す、と話した。サーオル委員長は、「現在まで105人からの電話があった。彼らは、『モスクを売ることなんてできるのか?』と反発を示している。モスクを売ることはできる、皆さん。このモスクを購入した者 全文をよむ
テロ組織のメンバーでないにも関わらず組織の名前で犯罪を行ったとして4人が逮捕されているジュムフリイェト紙の社員と編集者が再び裁判官の前に立った。釈放請求を棄却した裁判所は、次回の審理で弁護側と検事側が裁判を広げる方向で要求を行わなければ、検察官の調書を望むことを決定した。次回の公判は12月25日に行われる。 フェトフッラーテロ組織/パラレル国家構造(FETÖ/PDY),、革命的人民解放党・戦線(DHKP/C)、クルディスタン労働者党/クルディスタン社会連合(PKK/KCK)といったテロ 全文をよむ
建築家会議所アンカラ支部は、アンカラ市長を辞任したメリフ・ギョクチェキ氏について告訴した。 建築家会議所アンカラ支部長であるテズジャン・カラクシュ・ジャンダン氏は、「始末をつけないまま去るなんてありえない」と話す一方、建築家会議所を支援し ているアンカラ国会議員アイリン・ナズルアカ氏はというと「私たちはここに無理を強いろといったのではなく、司法に基づいた刑を与えて欲しいと思ってきた」と話した。建築家会議所アンカラ支部と様々な市民団体は、ギョクチェキ氏は23年半の在任期間中にアンカラの街 全文をよむ
宗務庁から出された書面による発表では、宗務長官職がイスラームの信仰、義務、道徳の基本と関わる問題を扱い、宗教について社会を啓蒙し、義務(礼拝)を遂行する場所を管理するという職務を遂行していると述べて、次のように続けた。 「自身に関して進められている行政調査の中で、一職員の調査の安全性の点で休職となったことでソーシャルメディアや多くの報道機関で我が庁に向け侮辱と脅迫といえる報道を発表したことを、悲しみながら見ていた。この調査が理由で社会において大きな敬意を集め、国民の敬愛を受ける選ばれた 全文をよむ
アンカラ広域市市長の任を辞任したイブラヒム・メリフ・ギョクチェキ氏は「業績をあげていないとか疲れたというような理由ではない。あるいは、ほかの如何なる懸案によるものでもなく、ただ、トルコをリーダー国家に導くと私が信じているレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の要求を実現させたまでだ」と話した。このように、ギョクチェキ氏は、公正発展党(AKP)のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の命令を受けて辞任したのだと明言し、「命令は鉄さえも切る」とコメント。また同氏は、エルドアン大統領との距離を引き裂こう 全文をよむ
チャムルジャ・ジャーミイへの直通トンネル・プロジェクトの次は、ジャーミイへの直通地下鉄が建設される予定だ。 チャムルジャ・ジャーミイの建設について、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は「イスタンブルのあらゆる場所から見えるように」という指令を出しているが、ジャーミイへの直通トンネル・プロジェクトの後、今度はジャーミイへの直通地下鉄が建設される予定だ。直通路線は4駅からなり、アルトゥニザーデ駅とチャムルジャ・ジャーミイを結ぶ予定だ。環境都市整備省に提出されたプロジェクトの概要を示す文書 全文をよむ
メラル・アクシェネルの政党の名前が明らかになった。アクシェネルが結成する新しい政党の名前は「善良党」、スローガンは「トルコは良くなる」だ。アクシェネルは内務省へ請願書を提出した後、アンカラのナーズム・ヒクメト文化センターで「トルコは良くなる」というスローガンと共に新政党を市民に発表した。 メラル・アクシェネルは全会一致で善良党の党首に選出された。 トップにメラル・アクシェネルが就く新党にとっての最初の一歩が今日踏み出された。メラル・アクシェネル氏は、結成する政党の申請請願書を内務省 全文をよむ
「エルゲネコン」「バルヨズ」と「ポイラズキョイ」裁判の裁判検事に、3倍の終身刑が要求された。 フェトフッラー系テロ組織(FETO)が関係した裁判である「エルゲネコン」「バルヨズ」と「ポイラズキョイ」裁判の検察官のうちエルジャン・シャファクに対して、3倍の終身刑が要求された。用意された起訴状でシャファクがFETOの最高クラスであるとされる「特別権限をもつ、共和国検事、共和国次席検事として裁判所に送られた」と述べられた。 「エルゲネコン」「バルヨズ」と「ポイラズキョイ」裁判の裁判 全文をよむ
アンカラ広域市のメリフ・ギョクチェキ市長は、10月22日にベシュテペでエルドアン大統領と会談し、その後10月28日に辞任することを報告した。 公正発展党(AKP)によって辞任を求められた広域市市長らのうちの1人であるメリフ・ギョクチェキ アンカラ広域市市長は、10月22日にレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領とベシュテペで会談し、その後ソーシャルメディアを通じて10月28日に辞任すると発表した。10月の初頭以降その進退が議論されていたメリフ・ギョクチェキ市長は、エルドアン大統領に会談を 全文をよむ
CNNトルコの生放送番組に出演したヒュッリイェト紙のアブドゥルカーディル・セルヴィ記者は、辞任を求められた3人の知事間で合意が成立し、彼らが辞任しない方向であると伝えた。 CNNトルコの生放送番組に出演したアブドゥルカーディル・セルヴィ記者は、辞任を求められたアンカラ広域市のメリフ・ギョクチェキ市長、ブルサ県のレジェプ・アルテペ市長、そしてバルケシル広域市のアフメト・エディプ・ウール市長の3人が協働し、辞任しない方向で固まったとの情報を伝えた。 ヒュッリイェト紙のアブドゥルカーディル 全文をよむ
共和人民党(CHP)の元党首で、CHPのアンタリヤ選出国会議員であるデニズ・バイカル氏が、脳で起こった圧力のために、三回目の手術を受けた。バイカル氏は今朝も同じ理由で手術を受けた。感染のリスクのために病院への出入りは禁止された。 バイカル氏の健康状態に関して会見を行ったアンカラ大学学長教授イビシュ博士は以下のように話した。「私たちは、今この瞬間まで、より良い結果を目にできるよう希望をずっと抱き続けてきた。しかしながら、現状を見る限り、もちろん希望は常に持ち続けているが、いくつかのネガテ 全文をよむ
首都の情報筋の間で、ギョクチェキ市長が去った後のシナリオが噂される折、アンカラ広域市の市長候補者のなかにはアルトゥンダー区長のヴェイセル・ティルヤキ氏とケチオーレン区長のムスタファ・アク氏の名が浮かび上がっている。 アンカラ広域市のメリフ・ギョクチェキ市長に対する辞任のうわさは、タイイプ・エルドアン大統領がセルビアからの帰路で行った会見後、再びわき起こった。公正発展党(AKP)ー関係者の間でささやかれる「2ヵ月以内に(解任が)行われる。その際に解任される首長の数は10名にも上る」の情報 全文をよむ
AKPは、2019年3月に行われる地方選挙よりも前に、成功を収めない広域市長に関して始めた罷免計画を2か月以内に完了させる予定だ。計画は10名程度の首長を含んでいると伝えられている。この計画に対する世論の反応をはかるためにアンケートがとられている。 イスタンブル広域市市長のカーディル・トプバシュが辞任させられたこと、その後も最新の中央決定運営委員会で5つの県の首長の辞任が要求されるという噂の後、その流れが続いている。党執行部は県と郡の首長に関して実施される計画が年末までに完了し、この問 全文をよむ
メフメト・シムシェキ副首相がアメリカで会見を行い、「ヴィザ停止は一時的な問題で、速やかに収束するだろうと考えている」と述べた。 経済問題を担うメフメト・シムシェキ副首相は、トルコがアメリカの領事館職員の逮捕後に勃発したヴィザ危機に関する発表を行った。シムシェキ副首相は、「ヴィザ問題は誇張されている。領事館職員の逮捕は政治的なものではない」と話した。 シムシェキ副首相は、IMF(国際通貨基金)と世界銀行の年次会議に参加するためアメリカを訪問した。 シムシェキ副首相はアメリカ 全文をよむ
総領事館における二回目の逮捕の決定の裏にはエルゲネコンの陰謀に関しての衝撃的な詳細があることが明らかにされている。以下は総領事館捜査の驚くべき詳細である。 アメリカ合衆国とのヴィザ危機の原因となった総領事館の職員の拘束作戦における詳細が明らかになり始めた。拘束された総領事館の職員メティン・トプズの、アメリカ合衆国で暮らす、イラン出身の当時の協力者の身元が明らかにされた。総領事館における二回目の逮捕の決定の裏には、エルゲネコンの陰謀に関するショッキングな詳細があることが明らかにされている 全文をよむ
2017年度予算に対し、27.9%増の12億5500万リラ(約385億円)となった国会予算の重要な項目のひとつに、新しい投資がある。新しい庁舎に1億5200万リラ(約46億6千万円)が割かれる。今あるモスクの場所にも2本のミナレットが付いたモスクが建設される予定だ。 トルコ大国民議会庁は、2018年度予算から国会議員が利用する新たな庁舎の為に1億5200万リラを割いた。計画の枠組みの中には、トルコ大国民議会に2本のミナレットが付いたトルコ・イスラム文化を反映した新しいモスクの建設も含ま 全文をよむ
カーディル・トプバシュ氏は、先週イスタンブル広域市長職を引き継いだメヴリュト・ウイサル氏を表敬訪問し、スタンブル広域市(IBB)のメディア部門関係者や記者らと会見した。トプバシュ氏は、「そもそも1年半後には任期が来るものが、早まっただけだ」と述べ、次のように話した。 ■私とうまくいかない人は治療を受けた方がいい 「私は誰をも恨んでいない。寛容な精神を持っているつもりだ。私とうまくいかないような人は治療を受けた方がいい。なぜなら、私は誰とでもうまくやれる人間の一人だからだ。信仰 全文をよむ
辞職を求められたとの噂ののち沈黙を守っていたアンカラ広域市のメリフ・ギョクチェキ氏は、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が「今はそのようなことはないが、起こらないという意味ではない」と述べたのち、初めてミラト紙へ口を開いた。 メリフ・ギョクチェキ市長は、新聞社へおこなった説明で、「敵側の陰謀の試みには決して加わらない。このような雰囲気が広められ、すべての発言がある所へ持ち込まれ、印象操作がなされている。以下のことを言いたいが、レジェプ・タイイプ・エルドアン氏を支援をすることは共同体( 全文をよむ
共和国大統領兼公正発展党党首、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が、アンカラ、ブルサ、バルケスィル、ウシャク、ニーデ、ネヴシェヒルの市長の辞任を要求したという。 タイイプ・エルドアン大統領が、アンカラ市長メリフ・ギョクチェキを含む6市長の辞任を要求したという。この話が最新の中央決定運営委員会で上ったことが判明する中、ギョクチェキが反対したという。政府広報官ベキル・ボズダーは、その噂を否定も肯定もしなかった。ボズダー広報官は、「私は政府広報官である。党の広報官ではない。今この話題に関し 全文をよむ
イラク・クルド自治政府(IKBY)における住民投票の後、トルコがとった措置の中には、ハブル国境検問所の代わりとなる国境検問所がある。これらの措置は、同自治区の独立を巡る住民投票を決行し今後の動向が注目されるマスウード・バルザーニー首長に対するものであり、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が議長を務めて9時間の間行われた国家安全保障会議で検討された。 バルザーニー首長が決行した住民投票の結果を履行するか否か、そしてどのような行動をとるのかは未だ明らかでない。しかし、トルコの今後の行動と 全文をよむ
共和民主党(CHP)イスタンブル選出国会議員のバルシュ・ヤルカダシュ氏は、イスタンブル広域市長に立候補する意思を表明した公正発展党(AKP)のメヴリュト・ウイサル氏について「大統領府は従順な市長を求めた」とコメントした。 AKPは、カーディル・トプバシュ市長が辞めさせらた後、空席となるイスタンブル広域市長の次の候補が、バシャクシェヒル市長のメヴリュト・ウイサルであると発表した。 カーディル・トプバシュ氏の辞任の知らせと、その後任候補にメヴルト・ウイサルが挙がっていることを最初 全文をよむ
ジュムフリイェト裁判で、要求に関して意見を求められた検察官のハジュ・ハサン・ビョリュクバシュ氏は、アフメト・スク、ムラト・サブンジュ、カドゥリ・ギュルセルらを含む拘束されている被告6人の拘束延長の決定がなされたことを主張した。検察官の主張のあと、決定を発表した裁判委員会は、拘束されている被告人:アフメト・スク、ムラト・サブンジュ、アクン・アタライ、エムレ・イペル、アフメト・ケマル・アイドードゥの以上5名の拘束を続けることを決定した。カドゥリ・ギュルセルは、釈放されることが決められた。釈放後、会見 全文をよむ
独立を問う国民投票の要求を続けるイラク・クルド人自治政府のマスード・バルザーニー大統領に、国家安全保障協議会と閣議に続き、議会から最後の警告が行われた。政府が取り上げた介入方法のうち、「軍事的選択肢」の根拠となるイラク・シリア特別法が、昨日(23日)臨時に招集された議会を通過した。 独立を問う国民投票の要求を続けるイラク・クルド人自治政府のマスード・バルザーニー大統領に、議会から最後の警告が行われた。「分離主義的活動であり不当な既成事実」であると結論づけた国民投票を、「国防にとってのリ 全文をよむ
カーディル・トプバシュ市長の解任要求投票の際にAKPグループが用いた手法を、イスタンブル広域市議会のCHPグループの面々が明らかにした。 イスタンブル広域市カーディル・トプバシュ市長を辞任に追い込んだ「5つの都市計画」案がAKPグループにより提案通り承認された日、議会は信じられない出来事がおこっていた。議会内のCHPグループ代表であるエルトゥールル・ギュルセヴェル議員は、あの日、議会で「賛成票」を投じた者は156名いなければならず、このためにAKPグループが各扉を押さえていたとし、「に 全文をよむ
全ての子供が国外で学んでいるタイイプ・エルドアン大統領は、西側で教育を受けた者は、西側の自主的なスパイになると主張した。 アメリカ合衆国でチュルケン財団の組織で話した共和国大統領のタイイプ・エルドアン氏は、教育のために西側へ送られた者たちは、ほとんどの場合、西洋の文化のみを学び自己を失い、母国に戻ってくると話した。エルドアン大統領は、祖国救済措置の準備を期待する人物たちが西側の自主的なスパイとなっていると主張した。 このスピーチについて、ツイッターでは何百万人という人々が、エ 全文をよむ
第72回国連総会出席のためニューヨークにいるレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、新トルコ・センターの起工式に出席した。起工式でエルドアン大統領は、「我が国の国際外交を強化したいと思っている。このセンターは、外交における私たちの目的を実現する助けとなるだろう」と話し、国連の改革が必要であることにも言及した。 エルドアン大統領がアメリカのニューヨーク州に建設予定のトルコ・センターの起工式に出席した。大統領は、内部にニューヨーク総領事館と国連駐在事務所が設置される予定の新しいトルコ・セン 全文をよむ
トルコで新たな宗教的ファシスト体制建設の試みを目の当たりにし、そのことで落ち着かず、不安を憶えた者は、具体的な一歩を踏み出すことをためらってはなりません。実際、議会は実質(そして、基本的に公的に)通常の政府の部局、つまり官邸へ属する重要でない単位の状態へとされたこの時期に、社会的反対派が積極的な政治的主体の状態とするための条件はよく整っています。社会のあらゆる単位が基本的民主主義の原則における連携を準備し、それを公けに自らが行う中、政治的代表の地位にいるものがこの問題で不必要な懸念を抱いていると 全文をよむ
(トルコ政府の、国民に対するドイツへの)旅行注意にシュルツ氏から強い反発「アンカラ政府はやり過ぎている」 社会民主主義党の首相候補 マーティン・シュルツ氏はアンカラ政府を旅行注意のことについて、強い姿勢で批判した。ドイチェ・ヴェレ新聞によるとマインツにて行われた選挙活動で、シュルツ氏は、「アンカラ政府は行き過ぎである。ドイツとトルコ間の関係は、アンカラが組織的な形で向かわせようとしている形であるべきではない。」と述べた。 ■「トルコは、(ドイツを)侮辱した」 シュル 全文をよむ
中東工科大学(ODTÜ)のキャンパスを通過する計画になっており、アンカラ広域市と中東工科大学を対立させている新たな道路計画において、重要な進展があった。メリフ・ギョクチェキ市長とODTÜ のムスタファ・ヴェルシャン・キョク学長は、アンカラのエルジャン・トパジャ知事も参加した会議で、共同の協定に署名、合意した。 ヒュッリイェト紙ムラト・ユルマズ記者の情報によると、ビルケント総合健康キャンパスがある地区(市立病院)の交通を緩和する計画の実現に関するアンカラ広域市当局と中東工科大学の間の 全文をよむ
トルコ共和国の創設者ムスタファ・ケマル・アタテュルクが1881年にセラニキ(テッサロニキ)で生まれた家は、クルバン・バイラム休暇のためにギリシャ北部を選んだトルコ人旅行者の最初の訪問先の1つとなっている。博物館として使用されている「アタテュルクの家」に、大規模修復を経て2013年8月16日に再開されて以来、4年間で37万3000人が訪れた。 10日間のクルバン・バイラム休暇のためにギリシャ北部を選んだトルコ人旅行者たちがテッサロニキで訪れる最初の行き先の1つは、疑いなくアズイ・ディミト 全文をよむ
マルテペ刑務所で拘留されているCHP議員エニス・ベルベルオールを訪れたCHP党首ケマル・クルチダルオール氏は、「議員が逮捕されたことは納得できない。民主主義への侮辱だ」と話した。 CHP党首ケマル・クルチダルオール氏は、CHPイスタンブル市議エニス・ベルベルオール氏を訪れた後、会見で次のように話した。「エニス・ベルベルオール氏を訪れた。精神状態の面ではよい。次の点で残念だ。何も罪もない人を不公平な方法で逮捕したことはまったく納得できない。 司法が特定の人からの命令で決定を下した場合、そ 全文をよむ
8月30日の朝に行われた戦勝記念日の95周年を祝うアタテュルク廟での式典で、政治的緊張を高める論争につながる冷たい風が感じられた。タイイプ・エルドアン大統領と共和人民党(GHP)のケマル・クルチダルオール党首の両名は、式典のためにアタテュルク廟に来ていたが握手することのない一方、エルドアン大統領と民主主義者行動党(MHP)のデヴレト・バフチェリ党首と熱心に語っていたことが注目を集めた。 アタテュルク廟で午前中に行われた、エルドアン大統領主催の式典には、トルコ大国民議会のイスマイル・カフ 全文をよむ
8月2日に行われた高等軍事評議会(YAŞ)の少し前、37人の将軍・提督の退官に関するリストが準備された。このリストに掲載された人物は、ギュレン派テロ組織と関連があるという主張が問題となった。会議では、理由の一つとして、彼らが公衆電話を使って連絡を取っており、彼らの近しい人々の間ではByLockを使用していたという主張が共有された。 ■何人かは驚き 会議では、ギュレン派に関連した人数の多さがためらいを生んだ。2016年の高等軍事評議会後、将軍レベルでこれほどの人々がリストに掲載 全文をよむ
トルコ航空(THY)はVIPサービスに対応するために新しいエアバスACJ318を購入することを発表した。これにより、現在13機あるVIP専用機は14機に増える。 トルコ航空が最後に購入した航空機は、大統領専用機のA340-500型で、購入価格は7,700万ドルだった。トルコ航空(YHY)は今回、VIPサービスに対応するために新しいエアバスACJ318を購入することを発表した。13あるVIP機の数は新たに購入が加わって14機となり、THYは政府高官らが使用するVIP機の購入を実現させてい 全文をよむ
非常事態宣言の枠組みで作成された新非常事態特別政令(以下、KHK)693号、694号が、官報で公表された。官報で公表された693号KHKでは、公務員922人が免職され、57人が復職し、退役軍人13人が職位を解かれ、6の機構・協会が閉鎖された。 非常事態宣言の枠組みで新たにKHK693号、694号が本日付官報で公表された。693号では、海軍司令部の退役者3名、空軍司令部の退役者10名が職位を解かれた。 ■3つのメディア組織が閉鎖 さらに、マーヴィ協会、コーラン愛好者協 全文をよむ
メラル・アクシェネル氏とウミト・オズダー氏が主導して新政党を設立しようという動きが進んでおり、そこに3人の興味深い人物が浮上した。新政党は10月の設立が予定されているが、そこにはアリ・バルダクオール元宗務大臣、ハシム・クルチ元憲法裁判所裁判長、それにオスマン・パムクオール氏も参加すると言われている。バルダクオール氏はこれを否定した。 ソズジュ紙のゼイネプ・ギュルジャンル記者の報道では、メラル・アクシェネル氏とウミト・オズダー氏が主導して新政党を設立する動きが進んでおり、その水面下では興 全文をよむ
人民民主主義党(HDP)のセラハッティン・デミルタシュ共同党首は、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が自身について「テロリスト」という表現を用いたとして、大統領に6万リラの賠償を求める訴訟を起こした。 エディルネのF型刑務所に拘留中のセラハッティン・デミルタシュHDP党首は、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領がG20サミット終了後に開いた記者会議で、自身について「テロリスト」という表現を用いたと主張し、精神的苦痛による損害賠償を求めて大統領を起訴した。デミルタシュ党首の弁護士である 全文をよむ
グループ・ヨルムは、メンバーのスルタン・ギョクチェキ、フラト・クル、ディラン・ポリャズ、ベルギュン・ヴァラン、コーラス・メンバーのイリヤス・カザンとイディル人民劇場の役者アキフ・ウズンの釈放のため、ヌリイェとセミフの要求の承認を求め一か月間のハンガーストライキを開始した。 グループ・ヨルムによるハンガーストライキに関する発表でも不正が強調された。発表では、「公正発展党(AKP)政権は統治能力がない、治められないにつれ、民衆に襲い掛かる。命令によって検事たちに、裁判官たちに逮捕の決定を下 全文をよむ
7月15日のクーデタ計画の作戦本部であったアクンジュ基地に関する裁判で、とても興味深い事態が展開している。 アクンジュ基地のブラックボックスであるアクン・オズチュルクは、計画的にフルスィ・アカル参謀総長を狙っていた。 フルスィ・アカル参謀総長は、クーデタが始まったと報告したメフメト・ディシュリが「みな、あなたが委員会のトップになることを望んでいる」と話した時から、謀反人たちに敵対していた。 同様に、参謀総長が連れてこられたアクンジュ基地で、クーデタの中心メンバーであ 全文をよむ
ビナリ・ユルドゥルム首相は、公正発展党(AKP)の中央決定執行委員会(MKYK)の元メンバーであるアイハン・オアン氏の、「我々は新たな国家を作っている」という発言に関して、「誰が何を言おうと重要ではない。一部のテレビ番組作成者や解説者たちの言っている表現は、我々の党には関係ない」と述べた。 一般公開の式典のためスィヴァスを訪れたユルドゥルム首相は、県知事府訪問後新聞記者らのオアン氏に関する質問に答えた。 ユルドゥルム首相は、要約すると次のように述べた。 ■冗談ではない 全文をよむ
共和人民党(CHP)国会議員オルハン・サルバルは、シリヴリ刑務所のアクン・アタライ、カドリ・ギュルセル、ムラト・サブンジュ、アフメト・シュクの下を訪れた。アフメト・シュクは「我らは無実です。故に心を強く持てていますし、抵抗を続けていくつもりです」とのメッセージを送った。サルバル議員は新聞記者たちに「彼らは自分たちが無実だと信じています。全員がそのように考えていました。皆9月11日に釈放されるはずだと話しており、我々もまた同様に考えています」と述べた。 CHPのオルハン・サルバル議員は抑 全文をよむ
退職を希望し、宗務庁長官の座を辞任したメフメト・ギョルメズ元長官の新任務が決まったようだ。ギョルメズ氏は今後、2015年にTBMM(トルコ大国民議会)で設立法案が成立したトルコ国際イスラム・科学・技術大学の総長を務めることが判明した。設立準備が加速する大学の初代総長となるギョルメズ氏が、全学部及び職員構成の唯一の決定者となることも明らかになっている。一方でギョルメズ氏の辞任に関し多くの見解が示されているが、最も決定的な原因が、宗務庁を管轄するヌマン・クルトゥルムシュ大臣との確執であると囁かれてい 全文をよむ
金曜礼拝の出口で、新聞記者によるジュムフリイェト紙裁判についての質問に答えたアブドゥッラー・ギュル第11代大統領は「ジャーナリストは常に在宅で裁判にかけられることが正しいと私は言ってきた。今は、さらに、ジャーナリストの在宅での裁判がより正しいと考えている」と話した。 テロ組織のメンバーではないものの、組織の名をつかった犯罪」という容疑で逮捕された我々の新聞社の代表、コラムニスト、記者、弁護士についての裁判は、拘留された9か月後、起訴状提出後3か月後にようやく始まった。今日5回目の聴取 全文をよむ
ジュムフリイェト紙裁判で判決が出された。裁判所は、カドゥリ・ギュルセル、アクン・アタライ、アフメト・シュク、ムラト・サブンジュ、そしてケマル・アイドードゥの5人の拘留継続と、ビュレント・ウトゥク、ムスタファ・ケマル・ギュンギョル、ムサ・カルトゥ、ギュライ・オズ、トゥルハン・ギュナイ、オンデル・チェリキ、そしてハカン・カラの7人の釈放を決定した。 ジュムフリイェト紙裁判に対し、昨日(28日)イスタンブル第27重罪裁判所における第5回期日が開かれた。今回の期日には、拘留中の12人を含む19人の 全文をよむ
HDPのトゥーバ・エゼル、ファイサル・サルユルドゥズ両議員が議会欠席を理由に失職した。こうした決定からは、AKP-ギュレン派協同期のAKP議員、ハーカン・シュキュルのトルコ国民議会(TBMM)に関するレポートを想起させられる。 ヴァン選出のHDP議員、トゥーバ・ヘゼル議員と、シュルナク選出のファイサル・サルユルドゥズ議員は、TBMMでの投票により欠席を理由に失職した。国民議会欠席については前例となる人物の名も挙がっている。そのうちの一人はFETÖ関連容疑で逃亡中の元AKP議員で元サッカ 全文をよむ
外務省の夏季の決定によってさまざまな国と主要都市に任命された数人の外交官が明らかにされた。在クアラルンプール大使館にメルヴェ・カバクチュ氏が任命される予定である。 美徳党から1999年委選ばれ、初めてスカーフを着用する国会議員となったメルヴェ・カバクチュ氏が、トルコのクアラルンプール大使になる。反発を理由に議会で宣誓を行えず、不正にアメリカ合衆国で市民権を得たためにトルコ共和国の市民権を剥奪されたメルヴェ・カバクチュ氏は、議員資格も失っていた。 ■まず市民権 カバク 全文をよむ
「テロ組織のメンバーではないが、組織の名の元で罪を犯した」罪で逮捕された本紙の編集者、記者、特派員、そして弁護士に対する裁判は、彼らが逮捕されてから9か月後、起訴状が準備されてから3か月後に始まった。12名が拘留中で計19人が起訴された裁判の3日目、起訴の根拠として挙げられた寄木細工職人、ピデ屋、修理工、旅行業者との繋がりが否定された。 ジュムフリイェト紙の裁判2日目、ムラト・サブンジュ編集長は、本紙に関する中傷に対し答えた。報道関係者を脅すために裁判が開かれたと話したサブンジュ氏は、 全文をよむ
サカリヤ県のイルハン・バルカンルオール新知事が、イスマイル・アー教団メンバーからの「アッラーアクバル」の声を受けながら、県庁舎で知事の席についた。 イスマイル・アー教団と近しい官僚が増加している。その最新傾向がサカリヤ県知事にイルハン・バルカンルオール知事が就任したことで更新された。新知事は、同教団信者の歓迎を受けながら新知事が知事席についた。ジハードに向かうかのような「アッラーアクバル」の声が県庁舎に響いた。 バルカンオール知事は着任すると、7月15日のクーデター未遂の際に 全文をよむ
国民教育相(MEB)が発表した「宗教文化と道徳」の指導要領の草案によると、(普通校の)選択授業やイマーム・ハティプ校のカリキュラムに含まれていた「ジハード(聖戦)」の項目が、必修の宗教の授業として生徒たちに教えられる。ジハードは、「イスラム教における基本的な信仰」の章で教えられる。 1月13日に51の授業の指導要領が公開され、週の初めにカリキュラムの最終版が発表されたが、宗教の授業カリキュラムは欧州人権議会の決定を理由に先延ばしにされていた。生徒たちは6年生になると、「ムハンマドの生涯 全文をよむ
内閣改造は、新たな時期に経済が一層前面に出ることを示している。 ヌレッティン・ジャニクリ副首相の国防省入閣により、メフメト・シムシェキ副首相が経済の唯一のリーダーとなった。メフメト・シムシェキ氏は、国際市場から大いに注目されている人物である。 エルドアン大統領は、4月16日以降に行われた閣議で、ロードマップを描いていた。2017年を変化、2018年を実行、2019年は選挙の年と宣言していた。これらは実現に向かって一歩一歩進んでいる。党執行部[改造]の後は内閣改造が行われた。 全文をよむ
共和人民党(CHP)は、7.15クーデター未遂の後、2016年7月20日に発令された非常事態宣言(OHAL)から1年のレポートを公表した。 CHPのゼイネプ・アルトゥオク人権担当副党首は2種類のレポートを出し、この1年のOHALによる影響を詳細に記載した。 ■5万人を拘束 7.15流血クーデター未遂の結果、市民248人が死亡、2,194人が負傷した。クーデター未遂後の政府の公式発表と公表資料の情報では、169,013人に対し捜査が行われ、50,510人がクーデターに 全文をよむ
内閣改造によって6名の国会議員が初入閣した。 内閣では15名が続投、5名が任務変更となり、6名が初入閣を果たした。 ■新入閣の顔ぶれ ハーカン・チャヴシュオール副首相、アブデュルハミト・ギュル法務大臣、ジュリデ・サルエルオール労働社会保障大臣、アフメト・エシュレフ・ファクババ食糧農業畜産大臣、オスマン・アシュクン・バク青年スポーツ大臣、アフメト・デミルジャン保健大臣の6名だ。 ■役職変更のあった閣僚 ベキル・ボズダー元法務相とレジェプ・アクダー元 全文をよむ
エジプトで発行されているシシ大統領寄りのアルヤウム7紙へのインタビューに答えたフェトフッラー・ギュレンは「7月15日クーデータークーデターの試みが誰によって行われたと考えていますか?」という質問に関して、確実に一つの勢力に責任を負わせることはできないが、世俗者民族主義者の一派がこれを行った可能性があると述べた。 エジプトで発行されているシシ大統領寄りのアルヤウム7紙へのインタビューに答えたフェトフッラー・ギュレンは7月15日クーデターが原因で、自分たちに向けて行われている不正をヨーロッ 全文をよむ
ブュユク島で行われた集会の参加者10名が拘束され、逮捕令状が出された。 ブュユク島での集会で拘束された、アムネスティ・インターナショナル、ヘルシンキ市民集会、人権アジェンダ協会、平等権モニタリング協会の代表者を含む10人に逮捕令状が出され、裁判所へ送られた。容疑者らは、テロ組織の目的に従い、社会を混乱に陥れる事件を画策するために集会を開催したとされている。容疑者らが革命的人民解放党・戦線(DHKP-C)、フェトフッラー・テロ組織(FETÖ)、クルディスタン労働者党(PKK)の捜査で名前 全文をよむ
公正発展党(AKP)政府は、国家安全保障評議会の会議が続く中、急ぎ非常事態の梗概書を議会へ提出した。3カ月間の新たな延長とともに、トルコは非常事態が布かれてから2年を迎えた。 AKP政府は、国家安全保障評議会の会議が続く中、閣議の開始を待たずして署名された、非常事態の3カ月延長が盛り込まれた梗概書を昨日、トルコ大国民議会へ提出した。梗概書は、ジェット機のような速さでトルコ大国民議会を通過した。3カ月間の新たな延長とともに、トルコは非常事態が布かれてから2年を迎えた。 期間が7 全文をよむ
トルコ国民議会本会議は、約1カ月の休会ののち、再開する。7月15日の「民主主義と国家統一の日」のため、昨日、特別招集された本会議は、今週、明日から戒厳令の延長を含む3項目の大統領令の審議を行う。トルコ大国民議会の本会議では、本大統領令案がトルコ大国民議会議長府に送られた場合、戒厳令の7月19日水曜日の1時から3カ月延長の議案を審議する。 本会議では、国連特別軍としてレバノン暫定進駐軍にトルコ軍が参加する件で、トルコ国民議会の決定によって延長された許可期間を、2017年9月5日から201 全文をよむ
トルコ大国民議会の総務局が作成したクーデターの夜の国会の様子が収められた写真集にはCHPの議員を写した一枚の写真さえ含まれていなかった。 クーデター未遂の最初の記念日にあたり、トルコ大国民議会で開催された特別招集会議は、国会の歴史において、数多くの初めてのことがおきた催しとなった。トルコ大国民議会の歴史においては、これまでも4月23日の「独立およびこどもの日」のために夜間の催しが行われたことがある。今回、トルコ大国民議会では明け方、催しものを実施した。 ■アルバムにCHPな 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、大統領府前に建設された7月15日クーデター未遂事件殉教者慰霊碑の除幕式で挨拶を行った。エルドアン大統領はこの挨拶の中で、クーデター未遂事件の被告人らに対し、以下のように発言した。「そして今、みなさんはそれぞれの思いで、この事件の裁判を見ていることだろう。そこでは、このクーデターにおける犠牲者、物言わぬ殉教者らの家族に対し、彼らは傲慢な態度をとっているのだ。私は今日ここで、首相や法務相に告げた。被告人らに対してグアンタナモのように特別なシャツを着せて裁判所に 全文をよむ
ギュレン派テロ組織により実行された7月15日クーデタ未遂がなぜ防止できなかったかに関してはいまだ多くの謎が未解決のまま残されている。O.K陸軍少佐が国家諜報局を訪れてクーデタ情報を提供した時点からの各段階でサボタージュの疑いがあるが、十分に検証されていない。 2016年7月15日~16日にギュレン派テロ組織により実行されたクーデタ未遂から今日でちょうど1年。市民249人が命を落とし、2193人が負傷する結果を招いたクーデター未遂がなぜ防止できなかったかにおいて、サボタージュの疑いの多く 全文をよむ
共和人民党(CHP)の党首ケマル・クルチダルオール氏は、本日15日発行の週刊デア・ジュピーゲル誌に対して行ったコメントで、2019年の大統領選挙には出馬しないだろうと述べ、「私は諸政党を越えた候補者がほしい」と言った。 エルドアン氏に対しアブドゥッラ―・ギュル氏の立候補は賢い提案かという質問に対して、クルチダルオール党首は、「どうするつもりなのか、アブドゥッラー・ギュル氏本人が決める必要がある。しかし、私は今から、つまり選挙の2年前から1人の名前を挙げるような間違いはしない」と述べた。 全文をよむ
丸1年前、裏切り者であるクーデター企図者の戦車や武器から護るために通りへ出たトルコは、今日の民主主義への忠誠を今一度叫び、犠牲者を追悼するために、再び通りへ繰り出す。 クーデター未遂事件では合わせて250人が犠牲となり、2193人が負傷した。この事件の阻止から1年が経ち、トルコ各所で催しが行われる予定だ。クーデター企図者がミサイル攻撃の目標としたトルコ大国民議会では特別会議の中で、ユルドゥルム首相・クルチダルオール共和人民党(CHP)党首・バフチェリ民族主義者行動党(MHP)党首が演説 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、「フェトフッラー・テロ組織(FETÖ)の裁判は次第に形が見え始めてきた。PKK(クルディスタン労働者党; 非合法)との闘争でも重要な進展があった。したがってどれほど限られた領域で適応されているとしても、非常事態はそれほど遠くない将来に撤廃することは可能だ」と話した。 レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領はトルコ商工会議所連合(TOBB)のレセプションルームで開かれた7月15日関連行事の一環で、外資系投資家たちとの集会でスピーチをした。 全文をよむ
クーデター未遂一周年が近づき、ドイツのラジオ局NPRのロベルト・ジーゲルと話したフェトフッラー・ギュレンは、自身を訪れた人々として、第11代大統領アブドゥッラー・ギュルと元首相アフメト・ダウトオールの名前を初めて挙げた。 7月15日クーデター未遂一周年が近づき、ドイツのラジオ局NPRのロベルト・ジーゲルに話すフェトフッラー・ギュレンは、「何千人もの人々がここを訪れに来た。訪れた人の中には、50人の国会議員がおり、その中にはアブドゥッラー・ギュルとアフメト・ダウトオールもいた」と述べた。 全文をよむ
(正義の行進後の)集会が非常に混雑したことは事実である。 与野党共々この事実をよく読み解かなければならない。 エムレ・コンガル氏(※1)が当集会について記した「夢にも思わなかった」という認識はかなり重要である。 なぜ集会は夢にも思わなかったのか、なぜ集会は成功したのか? ■社会学的な基盤 我々の歴史では政治を定義する要因は、労働と資本の間における矛盾ではなく、中心と周縁の間における矛盾であった。共和人民党(CHP)は、中心、国家、権威に同一化した 全文をよむ
テロ関連捜査における3つの罪状で、HDP(国民の民主主義党)所属アール選出国会議員のレイラ・ザナ氏に8年から20年の禁固刑が求められた裁判で、無罪判決が下った。 ディヤルバクル第5重罪裁判所でおこなわれた裁判審理にザナ議員は参加せず、弁護士が出廷した。 共和国検事局は起訴事実として準備した陳述において、ザナ議員が処罰される方向で訴訟が開かれたにもかかわらず、被告が犯したとされる罪に関し有罪とするには嫌疑が不十分で、明確で信用できる証拠も存在しないとの理由により、各罪状で無罪判 全文をよむ
共和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首は、マルテペでの正義の集会で演説した。 クルチダルオール党首の演説の冒頭: 2017年6月15日朝にアンカラで始めた行進にマルテペでピリオドを打った。これは終わりではない、この行進は我々の最初の1歩である。 7月9日は新たな日の出である。アンカラから行進を始めた時、初日は10分間の休憩で終わった。道中ずっと我々を励ましてくれたアンカラ、カフラマンマラシュ、クズルジャハマム、ゲレデ、ボル、カイナシュル、デュズジェ、ヘン 全文をよむ
G20サミット後の会見でエルドアン大統領は、服役中のセラハッティン・デミルタシュ国民民主主義党(HDP)共同党首を指して、「名前を挙げた者(デミルタシュ共同党首)はテロリストだ。どのようなテロリストかというと、私のクルド人の兄弟らを扇動し、そして53人のクルド人をして、彼らの同族たるクルド人を殺害せしめたテロリストだ」と発言した。この発言を受け、HDP中央執行委員会から発表が行われた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、エディルネ第7種刑務所にて7ヵ月間の役務に服しているHDP共 全文をよむ
リゼのアイデル・ヤイラ(高原)で、5つの保護決定に反して不法建造物が建てられており、集合住宅局(TOKI)は都市開発プロジェクトの履行のために5つのヤイラ・モデルを用意している。履行されるモデルでは、最高でも3階建ての平坦な建造物が想定されている。 このことに関して、チャムルヘムシン市長のAKP(公正発展党)所属、オスマン・ハシムオール氏は、アイデル・ヤイラの開発計画を練り直すために、交通海事通信省、文化観光省、治水省、環境都市整備省、TOKI、リゼ県、チャムルヘルシン市が参加する議定 全文をよむ
オランダは、自国の国内選挙を考え、国民投票に関連する行事のためにファトマ・ベトゥル・サヤン・カヤ家族・社会政策相が入国するのを拒否した。にもかかわらず、カヤ家族・社会政策相がオランダ訪問を決行したため、2国間の対立が深まった。今回、トルコ政府は、同様の問題を発生させないため、トゥールル・チュルケシュ副首相のオランダ訪問を中止したことが判明した。 オランダ外務省が、トゥールル・チュルケシュ副首相、またはその他閣僚が7月15日に開催される記念プログラムへ参加することを望まないというの意向を 全文をよむ
拘束されている教育者のヌリイェ・ギュルメン氏とセミフ・オザクチャ氏のハンガーストライキは118日目に達した。ヌリイェ・ギュルメン氏が酷い腎臓痛に苦しむ一方、セミフ・オザクチャ氏は腎臓、筋肉と首の痛みが深刻になっている。 教育者たちの復職を要求してユクセル通りで会見を行おうとした支援者たちは、警官隊によって引きずり回され逮捕された。社会学者ヴェリ・サチュルク氏の 「ひどく腕を痛めている。私を離せ」という叫びが虚しく響いた。ハンガーストライキを43日間行っているエスラ・オザクチャ氏は、11 全文をよむ
7月15日(クーデター未遂事件)以後、TSK(トルコ国軍)でFETÖ(ギュレン派テロ組織)に属する軍人が占める割合について議論が起こっていたが、今回はTSK内のAKP(公正発展党)支持者が占める割合が問題となった。 レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領兼AKP党首の飛行機に乗った数少ない1人であるヒュッリイェト紙のヴェルダ・オゼル氏は、安全保障の専門家メティン・ギュルジャン氏の分析に依拠して、「TSKは、社会の大部分の政治的見解や価値観を反映していない」と述べた記事で、TSK内でAKP 全文をよむ
ケマル・クルチダルオール共和人民党(CHP)党首が開始して6月25日で12日目を終えた「イスタンブル行進」に関して重大な決定がなされた。 ケマル・クルチダルオールCHP党首は、ボル山でイスタンブル行進12日目を続行し、行進参加者と道を通行する運転手らの間に緊張関係が生じたことを受け、ボル山にあるキョルオール公共施設での休憩時にCHPは中央執行委員会(MYK)のメンバーと会議を行った。 6月25日に開かれた会議では、翌日以降作業着を着た25人の議員が行進列に配置されること、及び 全文をよむ
エルドアン大統領は、今朝、礼拝をしたモスクでしばらくの間、体調不良を訴えた。その後、会見を開いたエルドアン大統領は、「今日は、血糖値の関係で血圧に異常がでた。ありがたいことに短時間で改善した。今はいい状況だ」と述べた。 エルドアン大統領のイスタンブルにおける日程に同行していたヒュッリイェト紙のアズィズ・オゼンは、バイラム礼拝の前にモスクで起きたことは次のように述べている。 「大統領は、朝5時20分に、モスクにやってきた。市民とバイラムの祝福をしあったのち、モスクの中で待機していた。 全文をよむ
ラマザン・バイラムを記念してメッセージを発表したタイイプ・エルドアン大統領は「ひとつの国民、ひとつの国旗、ひとつの祖国、ひとつの国家の原則に基づき行っているこの闘いで勝利を得るまでは、我々は止まらない、休まない」と述べた。 エルドアン大統領のメッセージを要約すると、以下の通りである。 「心からラマザン・バイラムの祝福申し上げます。我々の国で続くテロ事件、中東で続く人道危機、さらに新たな人道危機が加わっている。それゆえ、このラマザン月を私たちは辛い気持ちで過ごした。しかし、我々の軍 全文をよむ
フェトフッラー・テロ組織(FETÖ)のメディア組織に対し行われた捜査で逮捕されたメフメト・アルタン氏とナズル・ウルジャク氏が初出廷した。拘留中のアフメト・アルタン容疑者は未だ出廷しようとしない。 7月15日のクーデタ未遂事件後FETÖのメディア組織に対し行われた捜査で逮捕されたナズル・ウルジャク氏、アフメト・アルタンとメフメト・アルタン兄弟を含む17人の容疑者の公判が始まった。イスタンブル第26重罪裁判所で行われた6月19日の公判で初めてナズル・ウルジャク氏は弁論を始めた。ウルジャク氏 全文をよむ
第11代大統領ギュル氏の相談役であり、ギュレン派捜査の一環で拘束された後、監視を条件に釈放され、上訴を受けて逮捕決定が出されたアイシェ・ユルマズ氏は、逮捕状が出た後16日に裁判所へ連行され、送致された。手続きの後、第5軽犯罪裁判所に引き出されたユルマズ氏は、逮捕されて刑務所へ送られた。 ビルケント大学国際関係学科を卒業したアイシェ・ユルマズ氏は、タイイプ・エルドアンの政治活動禁止時期である2002年に首相になったアブドゥッラー・ ギュル氏のAKPで相談役を務めていた。ギュル氏が共和国大 全文をよむ
フェトフッラー・テロ組織(FETÖ) の捜査の中で拘束されたカーディル・トプバシュの娘婿オメル・ファルク・カブルマジュの釈放に関する議論が続く中、ビュレント・アルンチの娘婿エクレム・イェテルも釈放され、公正発展党の支持者と支援メディアでも議論が始まった。 ■司法は国の婿である 一部の公正発展党支持の記者が「婿(用)の司法」と言って、この釈放について反感を示していることを批判したスター新聞の記者レスル・トスンは、司法の平等な適用を要求するこの呼びかけが誤っていると述べ、こうした 全文をよむ
ビュレント・アルンチ元トルコ大国民議会議長の義理の息子であるエキレム・イェテル氏がアンカラにある自宅で身柄を拘束された。逮捕要求を受け捜査判事のもとに送致されたイェテル氏に逮捕決定が出た。 ビュレント・アルンチ氏の義理の息子エキレム・イェテルはFETÖの捜査の枠組みでアンカラの自宅で身柄を拘束された。エキレム・イェテルはその後逮捕要求を受け裁判所へ送られた。 ■エキレム・イェテルに逮捕決定出る アルンチ氏の義理の息子、エキレム・イェテルの判事による取り調べが完了した 全文をよむ
2月28日過程の裁判でタンス・チルレル元首相が7月18日の審理に強制的に連れてこられ、供述を行うことが決定された。 アンカラ第5重罪裁判所は、2月28日過程の裁判で「被害者-証人」として名を連ねている、当時DYP党首で副首相だったタンス・チルレル氏が7月18日の聴取に強制的に連れてこられ、供述を行う決定を出した。 アンカラ 第5重罪裁判所で、2月28日過程に関する103人の被告に関する審理が続けられた。審理には被告、数名の告訴人、弁護人が参加した。ムスタファ・イートソイ裁判長は、「 全文をよむ
共和国大統領レジェプ・タイイプ・エルドアン氏が公正発展党党首復帰後、今週、中央執行委員会と内閣人事変更に注目が集まった。副首相と外務、国防、食糧農業、経済、環境、林業治水といった省の改革もあるといわれている。 公正発展党が「新たな前進の時代」と名付けた計画の第二段階として、中央執行委員会と内閣の改革が今週実行されるだろう。党の会派は明日召集され、ビナリ・ユルドゥルム氏が国会会派代表に選ばれるだろう。公正発展党において、党首に共和国大統領レジェプ・タイイプ・エルドアン氏が復帰後、二重構造 全文をよむ
公正発展党(AKP)の第3回臨時党大会は今日(21日)、アンカラで行われている。エルドアン大統領が998日ぶりに再び党首となる。党大会の議長はハヤティ・ヤズジュ氏となった。エルドアン大統領は、1370名の委員の署名によってAKPの唯一の候補として党首に指名された。AKPの新たな中央決定運営委員会(MKYK)候補者リストも読み上げられた。議場でのエルドアン大統領の支持表明のスローガンの後、感情に訴えかける瞬間が体験された。エルドアン大統領は演説で新たな時代の手がかりも与えた。11条からなる党則の改 全文をよむ
4月に死去した物理学者、歴史小説家そして旅行家であるジョン・フリーリー氏(91歳)は、個人の遺言により5月11日に彼が愛してやまなかったイスタンブルで、フェリキョイ・プロテスタント墓地に埋葬された。フリーリー氏は、イスタンブルに惚れ込んでいた。1960年にロバート・コレジで教育を行うため常に夢を見ていた都市、イスタンブルにやってきた。妻のドロレス、そして3人の子供モーリン、エイリーン、そしてブレンダンと共にボスフォラスで16年間を過ごした。40冊にも及ぶ書籍の大半はオスマン帝国史、トルコそして最 全文をよむ
4月16日の憲法改正によりメンバー数が22名から13名に、そして局数も3局から2局へ減数され、裁判官・検察官高等委員会(HSYK)から裁判官・検察官委員会で略称はHSKへと名称も変更されたHSKに対し、トルコ大国民議会(TBMM)が7名を選任した後、エルドアン大統領も4名のメンバーを選任した。エルドアン大統領はHSKに対し、HSYKのメンバーを任期満了したメフメト・ユルマズ氏とハリル・コチ氏、そしてアンカラ県のヒュセイン・シャーヒン共和国次席検事とイスタンブル県のメフメト・アキフ・エキンジ共和国 全文をよむ
HDPで行われる党大会か、あるいははその後に、世論に向けて発表される「和平計画」をデミルタシュ党首が準備するであろうこと、そしてPKKに重要な提案が行われるといわれている。 政権の周囲で、最近HDP(国民の民主主義党)の内部で行われる新しい解決過程が始められると述べられる一方で、HDP内でもセラハッティン・デミルタシュ共同党首が重要な発表を行う準備をしているといわれている。HDPが5月20日に開く党大会か、またはその後に発表される「民主化・和平計画」が直接デミルタシュ共同党首によって用 全文をよむ
ムニル・カラルオールアンタリヤ知事は中国安徽省の省都合肥市で伝統的衣装を着て金箔の玉座に座った撮った写真と「全中国に挨拶をし、アンタリヤにお越しくださいと伝えました」との投稿をツイッターのアカウントから削除した。カラルオール知事は話題となった投稿に関して、「(インスタグラムには、)昔から、思い出アルバムがありました。中国訪問では、この目的で開設したアルバムに私が撮影した写真を私のアカウントに投稿しました。しかし、沢山の奇妙な反応にさらされました。残念なことであり、恥です。私が投稿した写真は共感さ 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、中国でギリシャのチプラス首相と会談を行い、クーデター首謀軍人の問題について議論した。エルドアン大統領は、ギリシャへ逃亡したFETO派軍人についてギリシャ側に問いただし、この軍人らの送還を要請した。 レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、一帯一路国際協力サミットフォーラムに出席し、公式的な会談の場に参加するため中国の首都北京を訪問し、ギリシャのアレクシス・チプラス首相とも会談を行った。この会談はエルドアン大統領の宿泊したフォーシーズンズ・ホテルに 全文をよむ
アメリカ合衆国の国防長官マティス氏が、ビナリ・ユルドゥルム首相とロンドンで行った会談を、「誠実、透明、有益」と評価した。 マティス国防長官は、ロンドンでの会談の後、アメリカ合衆国の軍用機で記者に行った説明で、ユルドゥルム首相と、「誠実、透明、有益」な話し合いを行ったと明らかにした。国防長官は、アメリカ合衆国がテロ組織クルディスタン労働者党(PKK)/クルド民主統一党(PYD)へ武器供与を行ったことをトルコが憂慮しているのを認めているとし、トルコのPKKに対する戦いを援助していると訴えた 全文をよむ
共和人民党(CHP)は一週間で3つの危機に直面した。私は舞台裏で何が話し合われたのか調べた。初めて入手した情報を共有したい。 ■デニズ・バイカル危機 バイカル元CHP党首は4月25日、トルコについて議論される欧州評議会議員の総会のためストラスブールに滞在していた。彼は同月26日、ケマル・クルチダルオールCHP党首に電話し面会の約束を求めた。4月30日日曜日、二人は会った。会合はうまくいった。バイカル元党首による国民投票の結果に関する分析にクルチダルオール党首も満足していた。バ 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル第11代大統領が、金曜礼拝後のモスク出口で会見を行った。ギュル前大統領はデニズ・バイカル氏を暗にさし、「はっきり言って私は、私について言われていることをまじめに受け止めていない。なぜなら、(憲法改正により)367票(以上の賛成票が必要となる)諸問題がいかに表出したか、そしてトルコが現状までいかなる条件下でここに至ったのかを、私は以前から知っているからだ」と述べた。 アブドゥッラー・ギュル第11代大統領は、金曜礼拝のために午後1時頃にエセンユルトにあるセルハン・ティ 全文をよむ
大統領選挙に関連し、共和人民党(以下、CHP)のデニズ・バイカル国会議員による、国民投票で「NO」を選んだ49%を繋ぎ止めるため、民族主義者行動党(以下、MHP)から追放されたメラル・アクシェネル氏、前マルディン広域市市長(管財人が置かれている)のアフメト・チュルク氏も名を連ねる2つのモデル提案に対し、対応策をCHPでも準備していることが明らかになった。 CHP党本部で49%を繋ぎ止め、さらに拡充するために、そ3段階のロードマップに基づいた取組が行われていることが明かされた。 全文をよむ
共和人民党(CHP)のアンタルヤ選出議員デニズ・バイカル氏は、アフメト・ハカン氏の番組「中立地帯」に出演し、CHPが全党員と会議を開いて大統領候補を選出し、選出された者をCHP党首にするよう呼びかけた。 デニズ・バイカル氏は、クルチダルオールCHP党首と行った緊急会談に関して発言を行った。バイカル氏は、会談は自ら要求したと述べた。 バイカル氏の発言の冒頭部分 「要求は私からした。トルコとして私たちは新たなポイントにいる。政党としても新たなポイントにいる。私はこの過程 全文をよむ
「大統領制政府制度」に国民の賛意が示されて注目を集めるAKPは、5月21日に臨時党大会を開くことを決めた。タイイプ・エルドアン大統領が党員に戻り、再び党首に就任する見通しだ。5月2日には党中央決定執行委員会が開かれ、臨時党大会開催の決定がされる予定。同週の終わりにかけて内閣改造も行われるとみられている。 ■どのように進められるのか ビナリ・ユルドゥルム首相は、火曜日にタイイプ・エルドアン大統領と会談した後、臨時党大会開催への動きを加速させた。ユルドゥルム首相は昨日、一部の党 全文をよむ
第11代大統領アブドゥッラー・ギュル氏は、欧州評議会議員会議(AKPM)がトルコを監査プロセスに再び戻す決定を下したことに関し発表を行い、 「我が国の民主主義、法、人権の水準を国際標準に近づける包括的な改革プロセスに再び戻ることが必要であると心から信じている」と言った。 2003年の欧州評議会議員会議(AKPM)で当時の議長としてスピーチを行い、その期間、民主化の面で望ましい成果をあげ、2004年にトルコが監査プロセスから抜け出すことになる歩みの創始者の一人である第11代大統領アブドゥ 全文をよむ
アンタリヤ警察局の公式サイトで「アンタリヤで周囲を不快にさせるような、屋外での飲酒が県知事府の決定により禁止された」との見出しで掲載された通達は、深刻な議論を引き起こした アンタリヤ警察局によって発表された通達についてコメントしたアンタリヤ商工会議所の会長であるダヴト・チェティン氏は「通達の内容に関して明確な情報は得られなかった。親愛なるアンタリヤ県知事とこの問題を協議するつもりだ。もちろん、この種の議題はトルコの観光業に被害を与える。この通達を、観光業の競争相手によって外 全文をよむ
警察総局がフェトフッラー主義テロ組織(FETÖ)とつながりがあると判断し、解任とされた9103名の警察官のうち、大統領とその家族の警護や安全に携わる大統領護衛局に務める2人の局長と19名の警察官が含まれていた。以下、最新の進展の詳細である。 全トルコ81県で実施された「影のイマーム」作戦後、昨晩警察総局によってFETÖとかかわりがあるとの理由で9103名の警察官が解任されたと発表された。 解任された者らの中で最も目立つ点は、大統領護衛局及びにトルコ大国民議会(TBMM)護衛局 全文をよむ
フェトフッラー・テロ組織(FETÖ)の影のイマームに関し、今朝81の県で始まり現在まで1,120人が逮捕された一斉捜査は現在も続いている。本紙の情報によると、国家諜報機構(MIT)と警察の共同作戦でFETÖのトルコ全土の「影のイマーム」のリストが得られたという。拘束者リストには7千人の名前が挙がっている。作戦は継続され、目標とする拘束者の数は7000人に及ぶという。アンカラ検察局によって進められている捜査では、4,672人に関して手続きが行われ、このうち1448人は以前FETÖ派として逮捕されて 全文をよむ
大統領制を想定した憲法の改正案が国民投票で可決されたことを受けて、公正発展党(AKP)の今後のシナリオが話され始めた。 ビナリ・ユルドゥルム首相が政治的敬意を払って先週エルドアン大統領へ「党首」辞表を提出したといわれる。AKP通常大会が2018年に行われるとのユルドゥルム首相の発表にもかかわらず、空気は変わった。アンカラで語られる他の話題は、政党で新たな「ダヴトオール危機」、政党内に2人の党首が再び存在しないようにするために、AKPは5月20日~21日、臨時党大会を召集する。エルドアン 全文をよむ
エルドアン大統領は「『独裁者』と呼びたい者は好きなところにいけばいい、我々は暴君に対し声を上げる。この地域の四方で続々とムスリムが血を流す一方で権利を言わないのであれば、我々には責任がある」と述べた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、聖誕生週間活動で演説を行った。エルドアン大統領の演説の要点は以下の通り。 「大人が道を開いた戦争の精算をこどもたちに支払わせてはならない。シリアで殺害された100万人近い無辜の人々の声に耳を貸さないムスリムは、預言者の助言のうちどれに則し 全文をよむ
民族主義者からも、クルド人からも、世俗主義者からも、保守主義者からも票を得る力を持つ…そんな「スーパーマン」のような存在が求められている。 都市の住民、農村の住民、西部の住民、東部の住民、黒海沿岸の住民、スィイルトの住民…地中海へ伸びる雌馬の頭のような…「ダダルオール」のような存在が必要だ。 強硬かつ柔軟、強情かつ真っ直ぐ、敵を倒す一方で人を愛する…「スパイダーマン」のような存在が必要だ。 型に嵌らず、日焼けが魅力的で、格闘家のような見た目の…ボゾク高原を駆け抜けた 全文をよむ
デミレル、エジェヴィト、エルバカン、チュルケシといった、旧リーダーたちの政治活動禁止措置の廃止に関連する国民投票は、僅かな差で認められた。 賛成票の得票率は50.16%、反対票の得票率はというと49.84%であった。その差は75,066票だった。 デミレル[元大統領]は、禁止措置をなくすために賛成キャンペーンを実行した。そしてトゥルグト・オザル首相は反対を訴え、二人の間では激しい争いが生じていた。 国民投票では、禁止措置はほんの僅かの差で廃止となった。メフメト 全文をよむ
新たな統治制度をもたらす憲法法案の投票に関して、「未封の投票用紙と封筒」の議論が続く中、CHPは選挙後2日間で投票所の係員や地域から寄せられた報告に基づき、11もの不正を突き止めたことを明かした。CHPのエルダル・アクシュンゲル副党首兼選挙対策院長は、「これほど大規模な違反を確認したのは初めてだ」と述べた。 CHPがAGİT(OSCE欧州安保労働機構)に提出する報告書では、以下11の違反が主張されている。 ■未封の投票用紙と封筒:最も多かった違反は、未封の封筒と投票用紙が用い 全文をよむ
憲法改正を問う国民投票の暫定結果では、51.36%がイエス、48.64%がノーを投じた。この結果に最も近い予想をしたゲズィジ調査社のムラト・ゲズィジ社長は、最新のアンケートで、イエスを51.3%、ノーを48.7%と発表していた。 ■どの党が、どれだけ「党決定」以外の票をだしたか CNN Türkで、アフメト・ハーカン司会の「Tarafsız Bölge」番組に出演したゲズィジ社長は、行った調査の結果、どの政党の支持者のどれだけがイエスに投じたかを発表した。11月1日選挙の時に 全文をよむ
第12回「イスタンブル チューリップ祭り」のオープニングセレモニーでイスタンブル広域市長カーディル・トプバシュ氏がスピーチした。その中で「とても繊細なメッセージがある。思うに、全政治家たちと皆が読み取れるだろう。国民のこのバランスは本当に見事なものだ」という国民投票に関するコメントも見られた。 「イスタンブル、チューリップに会う」というスローガンのもと今年12回目となるチューリップ祭りのオープニングセレモニーは、エミルガン・コルスにあるベヤズ・キョシュク庭園で行われ、イスタンブル広域市 全文をよむ
国民投票で「賛成」が勝利した後、MHP党本部では、「2019年を決める鍵となる政党になる」という見解が支配的だ。党本部で、党内反主流派における新党(結成)という主張に関しては、「ムフスィン・ヤズジュオールが大統一党(BBP)を設立したプロセスでの得票率」が例として示され、「新党という反主流派の主張はどうなるか」という質問が向けられている。 民族主義者行動党(MHP)が国民投票の結果を分析するに当たって、党が得票を減らしたという主張を調査している党本部において、「MHPがいなければ国民投 全文をよむ
欧州安全保障協力機構(AGİT/OSCE)によると、トルコで行われた国民投票は「国際的基準で見ると公平」でなかった。 欧州安全保障協力機構(AGİT)の民主主義諸機関と人権部門によって構成された限定的国民投票監査委員会(SSGH)の主催する記者会見で話をした委員長、タナ=デ=ズルエッタ氏は、「国際標準を外れた舞台で演じられた」という国民投票では、賛成・反対派両者が「公平ではない条件の下」競っていたと強調した。 全文をよむ
HDP(国民の民主主義党)所属のアルタン・タン国会議員は、「タイイプ・エルドアン大統領が築いたMHP(民族主義者行動党)との連携は崩れました。そして興味深いことに、クルド人がタイイプ・エルドアン大統領閣下を救ったのです」と述べた。 HDP所属ディヤルバクル選出のアルタン・タン国会議員は、フラッシュTVの国民投票に関する特別番組の生放送で取材に応え、4月16日の国民投票に関し発言した。 オダTVの報道によれば、アルタン・タン議員は、「タイイプ・エルドアン大統領がMHPと築いた連 全文をよむ
4月16日の憲法改正の投票において、[カスタモヌ県]ジデ郡のベシェヴレルル村で投票された票は全て賛成票であった。75人の登録有権者がいる村で投票した64人全ての村人が賛成票を投じた。 ジデ郡でベシェヴレル村のみに生じた結果について話したハサン・アイコル村長は、賛成という決定を村人たちが下したと述べて、投票結果について、有権者に感謝した。 政府が国の将来のために投票に委ねた決定に対して、村人たちは当初から賛成していたと述べたアイコル村長は、「まず、私たちは大統領が下したすべての 全文をよむ
ヒュッリイェト紙のコラムニスト・エルトゥールル・オズキョクは国民投票の結果についてコメントした。「だれも、勝者や敗者といえる状況にはない」とするオズキョクは次の用に述べた。 「50%を取った方が、主導権をにぎる。今回の数字は、1987年にトルコで政治的禁止を廃止した国民投票をほぼ同じ結果だ。今回、大統領制に反対して地域のすべてで、あのときも、禁止廃止の方が勝利した。つまり、これらの地域では、より民主主義的なトルコに投票した。50.01%でもイエスがでれば、トルコでは、大統領制が始まる。 全文をよむ
MHPのデヴレト・バフチェリ党首は、大統領と首相の「州制度はない」という発表に関し、「これで十分だ。この発表ののち、もしこの議論を続けるなら、それは、CHPや「ノー」キャンペーン派がやることだ」と述べた。 MHPのデヴレト・バフチェリ党首が、ハベルチュルクとShow TVによる共同放送にて以下のように目下の問題についてコメントし、質問に回答した。 州制度議論に関するレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領とビナリ・ユルドゥルム首相の会見について言及し、「あの説明は十分だったと思い 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、国民投票の数時間前、初めてアンケート調査結果に関して話しをした。自分達の許に届いたアンケート調査のすべてで、「イエス」票がリードしていると話すエルドアン大統領は、「この割合が55%以下だと示す人もいれば、55%から60%の間だと示す人もいる」と述べた。 エルドアン大統領は昨日、トルコ国営放送局(TRT)の生放送で最近のトピックスに関する質問に答えた。新憲法によって、いかなる国民も穏やかに成功裡に歩むことができ、国民の意思の表出により明らかになった 全文をよむ
明日(16日)行われる大統領制国民投票のために、選挙に伴う各種規制が始まった。18時以降実施されるべき禁止事項が発表された。 大統領制国民投票に関する各政党の宣伝活動は18時で終了し、報道規制が開始された。 高等選挙委員会(YSK)の国民投票に関する投票日程によると、規制は下記の通り。 投票日の前日(2017年4月15日)18時以降に行われる報道において、選挙宣伝を意図した、また投票が完全に自由に行われることに影響を与えうる性質の報道、解説、コラムは禁止される。 全文をよむ
大統領制を前に見据えた18条からなる憲法改正案は、いよいよ明日国民投票にかけられる。国内にいる5531万9千282人の有権者は、16万7140か所の投票所で投票を行う予定だ。このうち、126万9千282人は投票日までに成人の18歳になる新しい有権者だ。高等選挙委員会(YSK)は有権者たちに注意喚起をした。 YSKは、国民投票に関する問い合わせをした全ての有権者に、投票上の注意のメッセージを送った。注意書きには、「有効‐無効の基準」の例も掲載されており、投票する際に注意すべきことや投票時 全文をよむ
ユーラシア世論調査センターは、最新の世論調査で得た発見をツイッター上で説明した。 以前「賛成多数なら、センターを閉める」と語っていたユーラシア世論調査センター(AKAM)は、最新の国民投票アンケートをSNS上で行った。 AKAM所長のケマル・オズキラズ氏は、国民投票アンケートに関するもので、最近以下のように述べた。「わたしたちAKAMは、賛成多数となれば、センターを閉鎖すると約束した。最初のデータは前のアンケート結果を裏付けている。この国民投票では必ずや明確な差で『不賛成』と 全文をよむ
公正発展党(AKP)副党首ハヤティ・ヤズジュは、バフチェリエブレルにあるエルズルム・バシュカレ・ビュユクゲチト村相互扶助・連帯協会を訪れた。ここで組織メンバーと話したヤズジュ副党首は、昨年7月15日のクーデター未遂が始まった最初の数時間、共和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首とともに同じ飛行機でアンカラからイスタンブルに向かっており、隣同士で座っていたと語った。 クーデター未遂を飛行機に乗っている時に知ったと話すヤズジュ副党首は、「私はその夜アンカラで行われた結婚式に出席し 全文をよむ
解任された元マルディン広域市市長アフメト・チュルク氏は「我々は世界中で、たった一人の人物が支配した多くの国々を知っている。サダム・フセインの支配したイラク、アサドの支配したシリア、カダフィーの支配したリビア、ムバラクの支配したエジプト。結果どうなったかと言えば、今日、多くの国民が非常に苦しい生活を余儀なくされている。 独裁という考え方のせいで悲劇がおきている。我々は、だから、独裁に反対する」と述べた。 国民の民主主義党(HDP)と民主地域党(DBP)が共同で行った、バトマンでの国民 全文をよむ
「ただ一人による体制」(=大統領制)をもたらす憲法改正を決める国民投票では、57か国、120駐在事務所での在外投票が終わりを迎えた。ドイツでの参加者は11月1日の選挙を超えた。投票数を率に換算すると、国民投票では0.6%の影響を及ぼすと予想されている。 トルコで4月16日に行われる憲法改正国民投票のため、ドイツでは3月27日に投票箱が設けられ、月曜日に締め切られた。ドイツで暮らすトルコ国民の国民投票への参加率が48%を超えたことが明らかになった。 ■11月1日総選挙を超えた 全文をよむ
テロ組織ISはトルコ国内の過激派に対し、4月に実施される、憲法改正に向けた国民投票において「全ての投票所に対して攻撃を行う」よう呼びかけた。 ISは、4月8日発行の月刊誌ルーミーヤ・トルコ語版8ページにおいて、「アッラーのほかに立法者を選ぶことは冒涜である」と主張し、上記の呼びかけを行った。 「国民投票において、賛成票を投じる者と反対票を投じる者のどちらも異端者となる。イスラム教徒は、どのような形であれ投票所に行くことなく遠ざかり、投票する者に対する敵意を表明すべきである。」 全文をよむ
トルコで4月16日に行われる憲法改正の国民投票のため、ヨーロッパ5か国では投票手続きが月曜日から続いている。最初の4日間で投じられた票数は皆を驚かせるものだった。 トルコで4月16日に行われる憲法改正のための国民投票には、国外在住の有権者が大きな関心を示している。3月27日月曜日に、税関と、ドイツ、デンマーク、ベルギー、スウェーデン、オーストリアで同時に投票箱が設置された。最初の4日間に、この5か国で投じられた票数は19万4,000票であった。ヒュッリイェト紙のアリ・バルル記者のニュー 全文をよむ
HDPの選挙宣伝ソング、『ベジン・ナ』はメルスィン第二簡易民事裁判所の判決で、トルコ全土で禁止された。 下された判決では、クルド語で「ノー、たった1つの国旗にノー、一つの民族にノー、一つの言語にノー」という表現が歌のなかでの使用が憲法に違反しているとされた。選挙宣伝ソングの禁止は、トルコ全土でHDPの県支部・郡支部へ文書で通達された。 ■判決はHDP本部に文書で発表通達された 裁判所が選挙宣伝ソング『ベジン・ナ』を禁止した判決は以下である。 「人民の民主主義党( 全文をよむ
裁判官・検察官高等委員会によってフェトフッラー派テロ組織・パラレル国家構造捜査の一環で、45人の裁判官と検察官たちが職務を追放された。フェトフッラー派テロ組織のメディアに関する裁判で、釈放を決定した裁判官二人が停職処分となった。この問題について発言をした法務大臣ベキル・ボズダー氏は「停職処分にするということは、職務を解くということだ。」と述べた。 裁判官・検察官高等委員会によって、フェトフッラー派のメディア組織に関してそのうち26人がすでに拘留されている、計29人の被告人が受けている裁 全文をよむ
共和人民党(CHP)党首であるケマル・クルチダルオール氏は、大統領制をもたらす新しい憲法に対する国民投票に関して、「ある有名な広告があった。それは、『コントロール下にない権力は、権力ではない』というものだ。コントロール下にない権力は、悲劇を生む。民主主義が存在する理由は、権力をコントロールすることにある」と述べた。 共和人民党のケマル・クルチダルオール党首は、シシュリでの第二地区区長らとの会談において、以下のように語った。 ■これは、一種のクーデタープロセスだ 「現行の憲 全文をよむ
ビナリ・ユルドゥルム首相は昨夜、CNNトルコとチャンネルDの共同放送で司会のハカン・チェリキ氏の質問に答えた。首相の回答は次のとおり。 ■ワンマン政治への懸念 「初の市民による憲法改正が行われようとしている。憲法改正自体は初めてではないが、統治システムの変更が国民の意思の手で行われるのだ。共和人民党(CHP)はワンマン政治を懸念し続けているが、過去の自分達の姿でも思い出しているのだろう。新システムはむしろワンマンに制限をかける。10年の上限があり、周りがどれほど望もうが、ある 全文をよむ
イスタンブル第25重罪裁判所が昨日(1日)16:30に釈放したアティッラ・タシュ氏とムラト・アクソイ氏を含む21人の記者が、釈放をする前に彼らに関し同日の夜1時に始められた取り調べにより再び逮捕された。この釈放決定は、政府よりのジャーナリスト、ジェム・キュチュクとファティーフ・テズジャン氏から目標を示された。ジェム・キュチュク氏はTwitterアカウントから、「名前が明らかなギュレン派のメンバーを釈放した検察官と裁判官は罷免されるべきだ」というメッセージを投稿した。 フェトフッラー・ギ 全文をよむ
ティラーソン国務長官と、エルドアン大統領、ユルドゥルム首相、チャヴシュオール外相との会談では、アメリカとクルド民主統一党(PYD)/ クルド人民防衛隊(YPG)間の提携に対するトルコ政府の反発が重要な位置を占めた。しかし、ティラーソン国務長官は、チャヴシュオール外相との共同記者会見で、 3度トルコ側がPYD問題が微妙な問題であること、同組織とPKK(クルディスタン労働者党;非合法)との類似に触れたにも関わらず、アメリカ政府はこの組織と連帯しないと約束するのを避けた。同長官は、この問題で重要な議論 全文をよむ
ブリュッセルでの在外投票が進む中、トルコ総領事館付近での投票を待つ人々の間で衝突が発生した。「イエス」への投票を訴えていた3人が、女性1人を含むHDP支持者3人を刺し、けがをした女性は重傷の模様だ。事件後、AKP支持者とクルド系トルコ人の間で緊張が高まった。 ベルギーの首都・ブリュッセルのトルコ総領事館の建物で行われた改憲国民投票の最中、建物の前で投票を待つ人々の間で衝突が発生した。速報によると、衝突で女性1人を含む3人が刃物で刺されけがをした。 ベルギーでは、これまでブリュッ 全文をよむ
新たに発表された非常事態特別政令(KHK)により、公務員416人が復職した。 官報の改訂版に掲載された非常事態特別政令688号により、416人が公務に復職した。 第688号のKHK(非常事態特別政令)が官報の改訂版に掲載され、施行された。KHKでもって、以前に公務から解任された416人が任務に復帰することになる。 KHKの追加リストによれば、内務省地方支部の局員90人、保健省83人、宗務庁76人、高等教育機構37人、警察総局と社会保障機構庁で各24人、法務省15人、 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル元大統領は、イラク・クルディスタン自治政府(IKBY)の旗掲揚に関しコメントを発表した。 第11代大統領だったアブドゥッラー・ギュル氏は、イラク・クルディスタン自治政府の旗が自治政府の州のすべての公的機関で、イラク国旗と共に掲揚されることに関し、公式サイトツイッターにトルコ語とアラビア語で「キルクーク市でイラク国旗の隣にイラク・クルディスタン自治政府の旗を掲揚することは、キルクーク市の国の統合性、ならびにトルクメン人、クルド人、アラブ人の一体感を脅かす」と述べた。 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が、サムスンで演説を行った。エルドアン大統領は、今朝サルイェルで、訪問した反対派テントでいかなる話しがあったのかを説明した。 ■エルドアン大統領の演説の概要は以下である。 エルドアン大統領は、サムスンに来る前、イスタンブルのサルイェルで国民投票のために開設された賛成派テントを訪問したのち、向かいにある反対派テントを訪問したと述べた。エルドアン大統領は反対派テントにいた者達と交わした会話を説明する際、以下のように述べた。 「まず開い 全文をよむ
ブルサの共和人民党(CHP)ニリュフェル郡支部が、学校で「アタテュルク語録」を配ろうとしたことは選挙での禁止事項に抵触するということになり、物議を醸した。 CHPの郡支部は、生徒たちへアタテュルクの演説を含む「アタテュルク語録」を配布するため、3月9日にニリュフェル郡知事府へ申請を行った。郡知事府は、3月21日にムスタファ・クルチ郡知事の署名入りで返答を行い、高等選挙委員会の決定を理由として、政党が2月16日~4月15日までの間、ちらし、広告用の党旗政党、ポスター、バナーもしくは音声・ 全文をよむ
多数の外国と、31か所の税関で、国民投票の投票が行われた。 4月16日に行われる憲法改正の国民投票に先立って、国外在住の有権者の一部が昨日から投票をはじめた。高等選挙委員会は、在外投票者リストに登録された約290万人の有権者のために、3月27日から4月9日の期間、57カ国の120選挙区と37の国境税関で投票箱の設置を決めた。在外トルコ人有権者が特に多く住むドイツ、デンマーク、スイス、フランス、ベルギーそしてオーストリアでは、昨日朝9時に投票箱が設置された。有権者は、自分の住んでいる国で 全文をよむ
■大統領制か、議会制か? この問題が解決される国民投票まで残された時間はわずかだ。 エルドアン大統領と公正発展党(AKP)の幹部は、まだどちらに投票するか決めかねている人々と支持層内の反対に投票するつもりの人々の票を「賛成」へと動かすために熱心に活動している。 AKPの戦略家たちは、国民投票の決め手となるのはイスタンブル、アンカラ、イズミル、ブルサ、アンタルヤのような大都市であると信じており、キャンペーンではマスコミュニケーション・ツールがさらに効果を持つだろうと考 全文をよむ
イスタンブルの交通渋滞を緩和するためにつくられたイスティンイェ-チュブクル間のフェリーの試運転が昨日始まった。試運転の開始とともに、フェリーの料金と、乗客はどのように使用できるのかということが注目された。この件について追加の説明が行われ、料金表に続き乗客に関する説明も発表された。では、イスティンイェ-チュブクル間のフェリー運航料金表と乗客に関するシステムとは。 イスタンブル広域市の都市ラインA.Ş.は、イスタンブル交通にとって重要な役割を果たすイスティンイェ-チュブクル間のフェリーの運 全文をよむ
共和人民党(CHP)党首ケマル・クルチダルオールは特定政党に属する大統領制を批判し「クーデター未遂に対し一致団結して我々は反対した。その後、親愛なる大統領は国の保険として全員を招き、各自の見解を聞いた」と述べた。クルチダルオール氏はコンヤ県セイディシェヒール市で要約して以下のように述べた。 ■7月15日の例 「選出される大統領が中立である理由は、国の保険となるためである。国で問題が起こったとき、政府や野党全てを招集し、解決策を模索する。一例を挙げましょう。7月15日クーデター 全文をよむ
タイイプ・エルドアン大統領は、チャナッカレ戦勝利102年記念のため催した式典で、憲法改正の国民投票のための「賛成」プロパガンダを行った。 エルドアン大統領は、3月18日殉教者追悼日とチャナッカレ海戦勝利の102年記念のために催された式典にて演説を行い、憲法改正がトルコのための 「歴史的好機」であると主張し、「クーデター、危機、混沌の原因である現行制度を、世界で最も先進的な国が利用している制度に変えようとしている。この名を『大統領制』とし、国民に提示した。この制度は輸入品ではなく、我々 全文をよむ
裁判所は、合計75人容疑者の「7月15日のクーデター未遂事件」での裁判で69人の空軍学校生の釈放を決定した。3名の司令官の拘留は依然継続される。 フェトフッラー・テロ組織(FETÖ)の7月15日にクーデター未遂に関して関係した空軍学校生も含む75名の裁判で、69人の空軍学校生の釈放が決定された。裁判所は、3名の司令官の拘留は継続すると決定を下した。 イスタンブル第24重罪裁判所がシリヴリで5の案件を扱った審理では、72人の拘留者を含む合計75人の容疑者が参列した。審理には容疑 全文をよむ
オズレム・ゼンギン大統領主席顧問は国民投票で憲法改正が承認されれば2019年11月3日選挙より前に2つの条項が施行になると述べ、「これらのうちの1つは、30日以内に裁判官及び検察官委員会が新たな方法で設立されること、もうひとつが要望があれば大統領が政党と繋がりを持つことを許可するものだ」と話した。 女性と民主主義協会(KADEM)により大統領府主席顧問オズレム・ゼンギン氏が講演者として参加した「大統領制度、民主主義、安定、発展及び監督のための新憲法」と銘打った会議が開かれた。 全文をよむ
移民管理総局は、トルコにいる295万7454人のシリア人が、バイオメトリックデータによって登録されたことを発表した。この数は、2012年には1万4237人であった。 移民管理総局の公式Twitterアカウントから、登録されているシリア人、保護申請をしているもの、不法入国で逮捕されたもの、滞在許可がおりているものの数が発表された。 これによると、トルコに住む158万866人の男性、137万6588人の女性、合計295万7454人のシリア人がバイオメトリックデータにより登録された 全文をよむ
共和人民党(CHP)デニズ・バイカル元党首が、独フィルダーシュタットで明日行われる予定だった「国民投票へノー」集会への出席を断念。 ベキル・ボズダー法務大臣、ニハト・ゼイベクチ財務大臣のドイツでのプログラムへの参加がキャンセルされた直後、デニズ・バイカル元党首がドイツで予定していたプログラムについてもニュースが入った。また、バイカル元党首は、「政府が被害者を装うことに利用されないよう」プログラムをキャンセルしたのだと明らかにした。 バイカル元党首は、3月5日日曜日14時にシュ 全文をよむ
ゼイベクチ経済相がドイツのフレッヒェンで参加予定の集会が、運営会社により中止されたことがわかった。 ニハト・ゼイベクチ経済相が、ノルトライン・ヴェストファーレン州のフレッヒェン市で講演者として参加予定であった国民投票に関する集会が中止されたことがわかった。 ニハト・ゼイベクチ経済相が、ケルンのポルツ区で計画されていた国民投票に対する集会に許可が出されなかったことを受け、ケルンに近いフレッヒェン市で予定されていた集会も中止となった。 ノルトライン・ヴェストファーレン州のレンルフト 全文をよむ
CHP (共和人民党)のギュルセル・エロル議員(トゥンジェリ県選出)は、国内の反民主主集団、「深層国家」は、過去にオスロでそうだったように、今日もPKKと極秘会合を行っており、PKKも国民投票に「賛成」の票を投じることが予想されると述べた。 党のトゥンジェリ県支部ビルで記者会見を行ったギュルセル・エロル議員は、「9月12日憲法ができたとき、選挙で最も「反対」票が多かったのはトゥンジェリ県だった。その前の憲法改正時の国民投票でもトゥンジェリでは「反対」票の割合が最も高かった。2017年4 全文をよむ
南東アナトリアで軍事作戦のため移住を強いられている国民らが国民投票で投票を行うことができるようにするため、人民の民主主義党(HDP)や民主地域党(DBP)、民主社会会議(DTK)、そして戦地からの解放活動(TJA)が行動を起こした。 憲法改正の是非を問うため4月16日に行われる国民投票に向け、有権者らのリストが出された。有権者の登録に関し最大の問題が、塹壕とバリケードによる軍事作戦と外出禁止令の発令後、大多数の住民が移住を余儀なくされているディヤルバクル県の中心部であるスル郡やマルディン県 全文をよむ
HDP (人民の民主主義党)の共同党首であるセラハッティン・デミルタシュ氏とフィゲン・ユクセキダー氏を釈放するよう、欧州人権裁判所(AİHM)に訴えが起こされた。 HDPが行った提訴では、デミルタシュ氏とユクセキダー氏を在宅起訴とし、選ばれた共同党首として両氏が国民投票で宣伝活動を行えるように、AİHMが本件を早急に取り上げるよう要求された。訴えでは、「トルコが、欧州人権条約(AİHS)の自由と安全保障に関する第5条、表現の自由に関する第10条、および自由選挙権を保障する第1追加議定書 全文をよむ
ビナリ・ユルドゥルム首相とアメリカのマイク・ペンス副大統領の間で行われた会談で、アメリカとの2国間およびNATOの枠組みでの軍事・安全保障関係が着手され、テロとの戦いにおいて考えの統一と共同の行動の重要性が確認されたと述べられた。 首相府報道センターによって行われた発表によると、ユルドゥルム首相は、軍事・安全保障の分野で重要な国際フォーラムの1つであるミュンペン安全保障会議の余白でアメリカのマイク・ペンス副大統領と会談した。 会談では、二国の政府間で最近増加している二者間接触にも指 全文をよむ
民族主義者行動党(MHP)の反主流派や新旧の国会議員、「理想の炉辺」元議長らで構成する「否決派」は、ポスターにムスタファ・ケマル・アタテュルクとMHPの創始者・アルプアルスラン・テュルケシの写真を掲げた。 「トルコ民族主義者はノーと言うためアンカラに集結し、全てのトルコ民族主義者たちをアンカラで待っている」と表記した。2種類目のポスターには、「我が国のため、我が国のためにノーを」とだけ表記した。 「否決派」は、国民投票での「ノー」キャンペーンを明日、アンカラで始める。イェ 全文をよむ
ノーベル賞作家オルハン・パムクは、ヒュッリイェト紙のジャンス・チャムルベルの行ったインタビューで、国民投票に対し「ノー」との考えを明らかにした。しかし、新聞社上層部は、この記事を公開しなかった。 ヒュッリイェト紙ワシントン支局長ジャンス・チャムルベルはノーベル賞作家オルハン・パムクのインタビューを公開しなかった。 T24のアリ・アスランギュルの報道によると、オルハン・パムクは月曜日に公開が予定されていたが、検閲を受けたインタビューで、憲法改正に対する考えを明らかにし、国民投票 全文をよむ
ヌマン・クルトゥルムシュ副首相は閣僚会議に関する記者会見で、憲法の国民投票に関する質問にも答えた。 クルトゥルムシュ副首相は、国民投票に関する世論調査について尋ねられ、次のように述べた。 「まだ始まったばかりだ。しかし始まったばかりにも関わらず、「イエス」派がかなり優勢のようだ。私個人のこれまでの政治的経験則から言うと、キャンペーンが進むにつれ、「イエス」キャンペーンがより真剣に支持され、高い確率で「イエス」が出てきてくれることを信じているし、それが現実になると見える。我が党は、キ 全文をよむ
人民の民主主義党(HDP)所属アール県議員のレイラ・ザナ氏は、アール共和国主席検察局が進める捜査の一環で今日シルヴァン郡からディヤルバクルに移動する際に、検問の際に逮捕された。レイラ・ザナ氏は、監察処分を請求し裁判所に送られた。裁判所はザナ氏をこの条件で釈放した。 ザナ議員は、トルコ大国民議会(TBMM)で行った宣誓を宣誓と見なされず、そのため、立法上の活動に参加できず、また諮問役らと秘書を引き連れ議会の部屋を空にし、何か月間もディヤルバクルのシルバン郡に属するある村で暮らしていた。同 全文をよむ
史上最も重大な日々を経ているトルコは、少しずつ国民投票へと向かっている。「反対」の票を投じようという者たちは標的にされ、路傍で「反対」のチラシを配る者たちは逮捕されるが、「賛成」キャンペーンの方はモスクにまで及んだ。 「賛成」キャンペーンはモスクにまで及んだ…。ウムラニイェ・モドコ・モスクのイマームであるヒュセイン・ギュレチは、2017年2月3日にウムラニイェ・イメス・サナーイー・モスクで行った金曜の説教で、「大統領制へ反対」を唱える者たちを不注意だと非難し、公正発展党(AKP)の活動 全文をよむ
マルディン広域市のアフメト・チュルク共同市長に対し、釈放の決定が出された。この決定は、アフメト・チュルク共同市長の弁護士が発表した。同市長は釈放後初の会見において、「釈放とはなったが、喜びはない」と語った。 マルディン県の共和国主席検察庁が進める捜査において、以前、市長職を解かれた後に逮捕されたマルディン広域市のアフメト・チュルク前共同市長が逮捕を無効と主張したことに対し、マルディン県簡易刑事裁判所は同氏の釈放を決定した。 健康上の問題から以前に逮捕保留の裁判のために出廷が命じられ、 全文をよむ
民族主義者行動党(MHP)党首に立候補した後、党から追放されたメラル・アクシェナル、ウミト・オズダー、コライ・アイドゥン、スィナン・オアンは、国民投票のプロセスで、「ノー」キャンペーンを推進する目的をもって集まった。このグループは、2月18日、アンカラで「トルコ民族主義者たちはノーと言っている」 をスローガンに掲げ、最初の集会を行うことを決定し、議会の憲法改正法案投票で「反対」に投票を入れたMHPの議員も参加することが明らかになった。 MHPの臨時党大会の際に党首に立候補し、その後党か 全文をよむ
HDP(人民の民主主義党)は、改憲投票に向け進める「ノー」戦略において、ポジティブな言葉を用い、ポジティブなメッセージを出そうと検討している。また、HDPでは、特に東・南東地方の住民が投票に行くことを奨励する手段や、投票の安全を確保するシステムの構築について議論している。 憲法改正の国民投票の過程でHDPが進めるキャンペーンでは、トルコ全81県で活動することを計画しており、キャンペーンで発信するメッセージの内容をポジティブにし、社会の分極化を増幅させないような言葉を用いることを目指して 全文をよむ
(サッカー解説者の)ルドヴァン・ディルメン氏が国民投票に向けてソーシャルメディアで始めた「イエス」キャンペーンに、ケマル・クルチダルオールCHP党首の弟、ジェラル・クルチダルオール氏も参加した。 ルドヴァン・ディルメン氏が国民投票のためにソーシャルメディアで映像をシェアし、「イエス」キャンペーンを始め、サッカー選手のアルダ・トゥラン氏やブラク・ユルマズ氏、歌手のムラト・ボズ氏の支持を集めている。 ソーシャルメディアで話題となっているこのキャンペーンに、ケマル・クルチダルオールCHP 全文をよむ
戒厳令の発令に際して、その犠牲となったと考えられる人物と団体の異議申し立てを審査するために組織されることが決定された7人から構成される「戒厳令委員会」の仕事量は重くなる。憲法裁判所から65000件に及ぶ、戒厳令のために発生した個別の申請が委員会へ送られてくることが予想されている。社会全体で9万人以上が更迭され、1万団体以上が閉鎖されるため件数は多くなるだろう。 政府の685番法令によって、戒厳令における更迭、閉鎖といった施行に伴い犠牲となったと考えられる人物や団体の異議申し立てを審査す 全文をよむ
ルゥドヴァン・ディルメン氏は国民投票についてSNSでビデオを公開し、「YES」キャンペーンを始めた。サッカー選手のアルダ・トゥラン氏とブラク・ユルマズ氏、歌手のムラト・ボズ氏がこのキャンペーンを支持している。その後エルスィン・ドゥゼン氏から支持のビデオが届いた。キャンペーンはSNSで大きな反響を呼んだ。批判するメッセージ、支持するメッセージが降り注いだ・・・ 以前、トルコサッカー連盟(TFF)会長に立候補を表明した往年の有名なサッカー選手であり解説者のルゥドヴァン・ディルメン氏が、SN 全文をよむ
公正発展党(AKP)と民族主義者行動党(MHP)の間で結ばれた、憲法にむけた協力関係が今後のプロセスでどのように続いていくのかということに関する新しいシナリオが話し合われた。両党の計画には、協力体制に関して、得票率制限から選挙制度にいたるまで一連の項目があると言われている。協力体制に関して、「国民投票キャンペーン、国民投票以後、2019年以後」からなる3つのシナリオについて言及されている。AKPの舞台裏で広まっている話によると、話し合われたシナリオは以下のとおりである。 1-国民投票の 全文をよむ
政府は、昨日、非常事態特別政令(KHK)を出してヨーロッパの懸念を軽減する方向に踏み切った。拘留期間を30日から7+7(14)日に減らし、5日間の弁護士面会制限も廃止された。以前のKHKによって被害を被った考える個人と組織の反論を調査するため、「非常事態措置調査委員会」が設立された。新しい規定は要約すると以下の通りである。 ■反論調査 非常事態特別政令第685号や直接KHKの規定に基づいて行われた処置に関する訴えを検討し、判断を下すために、「非常事態措置調査委員会」が設立され 全文をよむ
国民投票に委ねられる法案では、憲法の制度から「戒厳令」が除かれるが、これらに関する措置はより下部の段階である非常事態の中に組み込まれる。変更が国民投票によって認められれば、非常事態下では閣議決定に基づく政令を要したことを、もはや大統領の署名のみで実現できる。学長を大学教員が選ぶことを廃止したことと同様に、裁判官と検事が上位組織成員を投票で選ぶ権利も廃止される。裁判官・検察官高等委員会のメンバー22人のうち6人を任命している大統領は、新制度では13名中6名を選べる。残り7人は議会で投票がおこなわれ 全文をよむ
トルコ大国民議会(TBMM)総会で、憲法改正の法案が339票で可決され、成立した。この結果を受けて壇上にあがり感謝の演説を行ったビナリ・ユルドゥルム首相は、「ついに(憲法改正法の)決定は国民のものだ。国民の出す結論を、我々は喜んで受け入れる」と述べた。アイシェ・ヌル・バフチェカプルTBMM副議長が投票の結果を発表しユルドゥルム首相を壇上に招いた際、レヴェント・ギョクCHP会派副代表が発言を求めた。ユルドゥルム首相を壇上に呼んだバフチェカプル副議長に反発を示したCHPの議員らは、議場を後にした。C 全文をよむ
トルコのおよそ200年間の「議会制」の代わりとして現れた、世界に類のない「大統領制」に関する憲法改正の国民投票の日取りは、タイイプ・エルドアン大統領の承認によって決まる。 政府は、4月2日もしくは9日を考えている。TBMM(トルコ大国民議会)総会で、一連の憲法改正関連法案が339票を得て通過した。367票を獲得できなかったため、憲法の定めに従い、改正案は「必ず」国民投票に持ち込まれる。これにより、法案は来週、TBMMの法令・決定総局によって、最終読み上げが行われた後、エルドアン大統領に 全文をよむ
アンカラ選出の無党派議員であるアイリン・ナズルアカ議員が、トルコ大国民議会本会議の壇上に手錠をかけた後、緊張が走った。公正発展党(AKP)と国民の民主主義党(HDP)所属の女性議員らの間で議論が激化し、争いが生じた。AKPのギョクチェン・オズドアン・エンチ議員がHDPの議員を蹴ると、レイラ・ビルリキ議員、ブルジュ・チェリキ議員と髪を掴み合っての喧嘩となった。騒動では、共和人民党(CHP)のシャファク・パヴェイ議員が仰向けに倒れた。義手を落としたパヴェイ議員は、同じ党の議員らによって外へ運ばれた。 全文をよむ
国民議会で第2順の審議が行われていた改憲案第8項が承認された。本会議での無記名投票には国会議員483人が参加し、賛成339票、反対138票、無効3票、白票2票、棄権1票だった。 トルコ共和国憲法改正に関する法案・第8項をめぐり国会本会議では長く緊張が続いていたが、審議が始まり339票を得て承認された。本会議での無記名投票には国会議員483人が参加し、賛成339票、反対138票だった。また、無効3票、白票2票、棄権1票だった。 この項目は、憲法の「大統領の職務と権限」に関す 全文をよむ
大統領制に向けて『国家元首の資格』で新たな権限を与え、また国家を再構築する憲法改正案が、その最初の審議の場となるトルコ大国民議会(TBMM)憲法委員会を通過した。9日間に及び100時間を費やした審議では、計1,437ページに及ぶ審議録が作成された。委員会に提出された21条項は、18条項に訂正された。国会で2度にわたって行われる予定の審議ののち、2度目の審議で330票以上を獲得すれば、憲法改正案が国民投票にかけられることとなる。 TBMM憲法委員会で12月20日に始まった憲法改正案に関す 全文をよむ
公正発展党(AKP)創設メンバーのアブデュッラティフ・シェネル氏とエルトゥールル・ヤルチュンバユル氏が、同党の国会議員らに対して、憲法改正案の撤回あるいは「反対」票を投じるよう呼びかけた。 シェネル氏とヤルチュンバユル氏は、トルコはテロや経済危機をはじめとする多くの問題に取り組んでおり、これに大統領制の問題が加われば深刻な結果が生じると主張し、憲法改正案にサインしたAKPの議員らに「改正案を撤回し、トルコを安心させよ」と述べた。 T24(訳注:インターネット・ニュースサイトの 全文をよむ
新カリキュラムの草案において、ジハードの概念が出てきている。イマーム・ハティプ中学校のために準備された教育カリキュラムにおいて、 7年生では基本的な権利と自由および祖国愛といったテーマと共にジハードの概念にも重要性が強調されている。 8年生では、「神への奉仕と崇拝」という単元で、 「神の道での闘争:ジハード」というテーマを取り上げることが計画されている。アナドル・イマーム・ハティプ高校の職業授業の教育プログラムでは、ジハードは、友情の勇気、公正といった価値の中に含まれている。 全文をよむ
メヴリュト・チャヴシュオール外務大臣が以前共和人民党(CHP)のセズギン・タンルクル議員の質問に与えた答えは、ギュレン教団がどの時期に外務省にどれほど深く入り込んでいたかという点について、非常に明白な図を明らかにした。 チャヴシュオール外相は、7月15日クーデター後2016年7月16日から11月7日の間に公表された3つの法によって、フェトフッラー系テロ組織(FETÖ)と関係があることを理由として外務省から計408人の解雇を発表した。チャヴシュオール外相は、これらの職員のうち350人がキ 全文をよむ
カイセリで非番に出た兵士を狙ったテロ攻撃に関する調査において逮捕された23人が裁判所に送致された。容疑者達は後ろ手に手錠をかけられ、靴紐を取り除かれているのが目撃された。容疑者達の中には、攻撃の対象となった特殊旅団の兵士4人も含まれていることが判明している。この兵士4人はPKKのプロパガンダと、機密情報漏洩を行った可能性があると見られている。逮捕された23人が裁判所に送致された。 ■裁判所に送致された 12月17日に外出した兵士へ実行された爆弾テロ攻撃の後に、市バスの運転手を 全文をよむ
宗務庁が、昨年7月15日のクーデタ後に取り組み、史上初めて開催予定である「諸教団会合」を前に、30の教団と行った事前会議の内容が明らかになった。会議ではギュレン教団の組織構造、貿易関係、国家内での組織形成といった諸例を挙げた宗務庁関係者が、他の教団に「商いを行わず、政治に関与しないよう」伝えたという。 宗務庁は、ギュレン派テロ組織が「教団について作り出したマイナスイメージ」を是正し、今後これに似た組織形成がないよう諸教団と意見交換をする目的でイスタンブルで歴史上初めて「諸教団会合」を開 全文をよむ
HDP(国民の民主主義党)のセラハッティン・デミルタシュ共同党首は、拘置されているエディルネEタイプ刑務所において、ディヤルバクル県共和国首席検事局によって自身に対して行われている「大統領に対する侮辱罪」に関する取り調べの枠内で、SEGBİS(音声映像情報システム)を用いて供述した。デミルタシュ氏は、その演説に侮蔑的な要素はなく、平和的なものだったとして、「私がどうしてPKK(クルディスタン労働者党)の指導者、メンバー、スポークスマン、あるいはシンパであろうか」と述べた。 HDPのセラ 全文をよむ
ヌマン・クルトゥルムシュ副首相は「私は当初からシリア政策は間違いだらけだったと確信しているものの一人です。勿論アサド体制の、残虐者らを支持するつもりはありません。今はこの状況の修正に入っています」と語った。本紙アンカラ事務所の来賓となったクルトゥルムシュ副首相は「地域が再構築されようとしている」と強調する中、要約すると以下のようなことを述べた。 ■一組織と見なければならない 「(オルタキョイ襲撃)おそらくキルギスから来た人物によるものです。この種の襲撃を実行した者らを一組織と 全文をよむ
政府は、2つのスケジュールを発表した。非常事態令の、そして憲法草案の審議に関連した日程が明らかになった。2つのスケジュールは互いに密接に関係を及ぼしあっている。非常事態令が3か月延長されるという決定は、月曜日に国会本会議において審議が始まる憲法草案が非常事態令の最中に国民投票にふされる、という意味を持っている。 政府の、非常事態令の3か月の延長の提案が、議会において承諾された。7月15日のクーデター未遂の後である7月20日において宣言された非常事態令は、1月19日の1時以来、再び3か月 全文をよむ
弁護士のエルダル・クズ氏は、11月24日から現在までスィリヴリ刑務所に収監されているマルディン広域市市長アフメト・チュルク共同代表には心臓のペースメーカーが入れられているが、毎月行っていたコントロールチェックがされていないと話し、「生命の危険があると」話した。チュルク氏の健康状態が悪化しているとする共和人民党(CHP)のパヴェイ氏も「早急な決定の」ため呼びかけを行った。 弁護士エルダル・クズ氏とCHPイスタンブル選出国会議員シャファク・パヴェイ氏は、スィリヴリ刑務所に収監されいるマルデ 全文をよむ
大統領制に向けて『国家元首の資格』で新たな権限を与え、また国家を再構築する憲法改正案が、その最初の審議の場となるトルコ大国民議会(TBMM)憲法委員会を通過した。9日間に及び100時間を費やした審議では、計1,437ページに及ぶ審議録が作成された。委員会に提出された21条項は、18条項に訂正された。国会で2度にわたって行われる予定の審議ののち、2度目の審議で330票以上を獲得すれば、憲法改正案が国民投票にかけられることとなる。 TBMM憲法委員会で12月20日に始まった憲法改正案に関す 全文をよむ
記事やツイッター上で「テロ組織のプロパガンダを行い、」「トルコ共和国、司法機関、軍や警察組織を公に貶めた」容疑で先日拘留されたジャーナリストのアフメト・シュク氏が昨日、出廷させられた法廷の決定で逮捕された。 ジュムフリイェット紙の記者だったシュク氏は、メディア犯罪局のファフレティン・ケマル・イェルリ検察官に対し証言した。一方、イェルリ検察官はシュク氏に対し、シュク氏の11のツイートと新聞記事に関して質問をした。シュク氏は、出廷した非番刑事犯罪司法局により逮捕された。 政府 全文をよむ
アブデュルハミド2世の第5代にあたるニルハン・オスマンオール氏が、一家の一人が政界入りすると述べた。 エセンレル自治体文化事業局で行われた『子孫の伝えるキョセム・スルタン』というプログラムで、アブデュルハミド2世の第5代にあたるニルハン・オスマンオール氏が最近の話題に触れた。彼女はトルコや中東で発生している問題について自身の見解を、「君主の離宮」で発表した。 ニルハン・オスマンオール氏は、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が政治的に孤独を感じているのを最もなこととし、次のよ 全文をよむ
クルチダルオール共和人民党(CHP)党首は、委員会で審議されている憲法改正について「民主的体制から完全に乖離し独裁体制を作り出す。議会を墓場へ、民主主義を過去に葬ってしまう」と述べ、12月19日に行われた党の会派会議で「この憲法が通ればどうなるか」について語った。以下はその要約である。 ■権限のない議会 1.「この憲法改正により独裁者を生む。すべてに介入するが、何からも介入されない独裁君主が登場する。 2.民主体制より完全に乖離し、独裁体制が誕生する。 3 全文をよむ
ビナリ・ユルドゥルム首相は、議長を務めた最後の中央執行委員会(MYK)の会議において、大統領府官邸で行われた3党首会議についての詳細を公表した。ユルドゥルム首相は、民族主義者行動党(MHP)のデヴレト・バフチェリ党首が共和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首を多くの点で批判したことを明らかにし、「ありがたいことに、バフチェリ党首が私の代わりにすべてを言ってくれた」と発言した。 ビナリ・ユルドゥルム首相は、中央執行委員会(MYK)において各政党と一同に会した。ユルドゥルム首相は、イ 全文をよむ
アンタルヤ警察局テロ対策部(TEM)の部隊が朝にかけて行った作戦において、フェトフッラー系テロ組織(FETÖ)と並行国家(PDY)のメンバーであり、組織の教育機関における高位の役職で活動を進めていたM.Çという名の容疑者が身柄を拘束された。M.Çは身体検査を終え、捜査のためにテロ対策部へ移送された。フェトフッラー・ギュレン師の詩に作曲をした容疑をかけられている。 容疑者はフェトフッラー・ギュレン師の詩に作曲をし、この詩から「光を示せ」というアルバムを制作したということが述べられており、 全文をよむ
ビラル・エルドアンに関し行われていた『マネーロンダリング』捜査で、ボローニャ検察により提出された不起訴処分の決定が却下された。 BBCトルコの報道によると、イタリア・ボローニャにおいて『マネーロンダリング』の罪に問われているエルドアン大統領の息子、ビラル・エルドアン氏は、検察によって証拠不十分による不起訴処分が決定されていたが、その決定が裁判所により却下された。 イタリアの報道エージェントであるANSA通信によると、捜査を進めていた調査判事団(Gip)が、ボローニャ検察が今年 全文をよむ
国民民主主義党(HDP)共同党首セラハッティン・デミルタシュは三年前「ロジャヴァと団結行進」前に言い争った警察の訴えで逮捕されたエディルネ県の刑務所から音声・映像伝達システム(SEGBİS)を利用してシャンルウルファ県ヴィランシェヒル郡で共和国検察官に供述を行った。 シリア国境のジェイランプナル郡で2013年8月4日に閉鎖された平和民主党(BDP)と民主社会会議(DTK)が主導となってシリアのクルド人らへの支援を目的に計画されたものの、県知事府によって許可されなかった「ロジャヴァと団結 全文をよむ
AKPとMHPが憲法改正案で合意した。AKPは9日(金)の夜あるいは10日(土)に国会へ憲法改正案を提出する見通しだ。 CNNトルコ支局のハンデ・フラト代表は、AKPとMHPが憲法改正案で合意したと伝えた。AKPは9日(金)の夜か10日(土)にも国会へ 憲法改正案を 提出する見通しだ。 全文をよむ
国会テレビは、チャーラル・デミレル人民の民主主義党(HDP)会派副代表がトルコ大国民議会(TBMM) でおこなった発言を検閲し、議会場の演壇に逮捕された国会議員の写真を掲げたHDP党員をクローズアップして写真が画面に映らないようにした。 HDP所属国会議員による国会での発言の間、演壇に置いていた逮捕されたHDP所属議員の写真を国会テレビのカメラが検閲したことが物議を醸した。 この対応に抗議したチャーラル・デミレルHDP会派副代表は、「あなたが指示を出したのでしょうか?国会の映 全文をよむ
調査会社A&Gがトルコの42県でおこなった世論調査によれば、世論の45.7%は大統領制を支持している。一方でこの制度について、国民投票で「反対する」と回答した人の割合は41.6%。どちらともいえないと答えた人を除外すると、国民投票での制度改正を望む人は52%に上った。 調査会社A&Gは2016年11月26~27日にかけて、42県の3010名を対象に、対面インタビュー形式で憲法改正に関する調査を行った。この調査では、「制度改正に関して公正発展党(AKP)と民族主義者行動党(MHP)は合意 全文をよむ
テロ捜査においてエディルネFタイプ刑務所に身柄が留置されている国民民主主義党(HDP)のセラハッティン・デミルタシュ共同党首に対し、自身の要望を受けてサズ(楽器)が差し入れされた。 デミルタシュHDP共同党首は、弁護士の1人であるメティン・クラヴズ氏に対し、「刑務所内で多くの作曲をすることになるだろう。私に何か楽器を調達してもらえると嬉しい」と話した。刑務官らは、送られてきた4台のサズの内、1台をデミルタシュHDP共同党首に手渡した。また、デミルタシュHDP共同党首は、同じ刑務所内に留置さ 全文をよむ
民事・刑事司法、および行政司法裁判官と共和国検察官の任命に関する決定事項が、11月29日付の官報に掲載された。 官報に掲載された決定では、任命は、8月19日、9月7日、10月12日、そして11月8日、9日、15日に裁判官ならびに検察官高等委員会(HSYK)が行った抽選の結果により、第2802号の裁判官ならびに検察官法第13条に則って行われたことが報告された。 この決定には、新たに任命された3022人の民事・刑事司法裁判官と検察官、および918人の行政司法裁判官の名前が書かれた 全文をよむ
タイイプ・エルドアン大統領は、女性と民主主義協会(KADEM)が催した第2回国際女性と公正サミットでヨーロッパ諸国に対し「カプクレに5万人の難民が来た時、叫び出しましたね。トルコが国境を開いたらどうしようかと言い始めましたね。よく聞いてください。もしあなたたちが行き過ぎれば、この国境も開かれます。覚悟してください」と呼びかけた。エルドアン大統領はサミットの開会式で大まかに次のように語った。 ■あなたたち全員がイエスと言えばどうなるというのか 「もし難民問題がなければ、これらの 全文をよむ
国会総会に木曜日に提出され、社会で反発を受けている、性的暴行罪を犯した被告人の刑の執行の延期するという条項が撤回された。タイイプ・エルドアン大統領がアナトリア通信社を通じて一昨日晩に与えた「政府は、社会のさまざまな層から来ている批判と意見に配慮する」というメッセージにより、政府の方向性は変わった。まず委員会に差し戻された「暫定第1条」を、その後完全に撤回した。ベキル・ボズダー法務大臣も「その話は終わった」と述べた。 性的暴行罪を犯した被告人が被害者と結婚すれば、刑の執行の延期するという 全文をよむ
今日(19日)ビナリ・ユルドゥルム首相は、大きな論争を巻き起こした「性的暴行罪の審議」に関して、公正発展党(AKP)の提案グループに対し野党との協議を指示した。 AKPより提出されたこの審議案は、大きな論争を巻き起こした。共和人民党(CHP)や民族主義者行動党(MHP)、女性団体、そしてソーシャルメディアからも反発が出た。 (これを受けて)ビナリ・ユルドゥルム首相は、この「性的暴行罪審議」に関し、AKPの提案グループに野党との協議を命じた。 ■この審議案とは? 「トルコ大 全文をよむ
公正発展党(AKP)が民族主義者行動党(MHP)に提案した憲法草案によれば、大統領の宣誓文が変更される模様だ。 AKPがMHPに提案した憲法改正草案では、大統領の宣誓から執政部門の再編まで、非常に多くの変更が行われる見通しだ。 AKPの憲法改正条文では、大統領の宣誓を含む第103条の文章が短縮化された。宣誓文は、「人権、法の支配、民主主義を堅持し、国家の独立性、国家の完全性、国民の不変かつ無条件の主権を守ることを誓う」との形で調整された。 現在の宣誓文は以下の通り。 「大統 全文をよむ
午前、ヴァン広域市で作戦が実行され、広域市市長ベキル・カヤ氏が逮捕された。内務省は逮捕されたヴァン広域市長ベキル・カヤ氏を解任したことを発表した。ヴァン県知事イブラヒム・タシュヤパン氏がヴァン広域市市長代理として任命された。ヴァン以外にもマルディン、スィイルトそしてトゥンジェリ市市長らも解任され、代わりに新しい人物が任命された。 ヴァン広域市で作戦が実行された。DBP(民主地域党)所属広域市市長ベキル・カヤ氏が逮捕された。作戦中に市庁舎に捜査が入った。この間、スィイルト、ヴァン、トゥン 全文をよむ
MHPに提示された、憲法改正アウトラインの詳細が明らかになった。MHPに持ち込まれた案件は、「政府の権限が定められている」14の項目から成り立っている。その提案では、システムとして「大統領制」が薦められる一方、「大統領(başkan)」という表記は、「トルコにおける政治的状況との調和のため」、「大統領(cumhurbaşkanı)」に変更され、また内閣を大統領が組閣する。提案によれば、大統領の監督は、調査委員会が設置されることでなされる。トルコ大国民議会において、大統領に調査をするために367票 全文をよむ
トルコ共和国の建国者であるムスタファ・ケマル・アタテュルクが、没後78年の今年、トルコ各地で憧憬と敬意、そして感謝の気持ちとともに命日を追悼された。アタテュルク廟は、厳重な安全対策が敷かれた公式の追悼式典の後、市民に開放され、市民はアタテュルク廟に流れ込んだ。午前9時5分に廟内のトルコ国旗は半旗にされた。時計が9時5分を示すと、トルコ各地でサイレンが鳴り響くとともに人々は動きを止め、全国民がその場で黙祷を捧げた。イスタンブルの市民らは、アタテュルクが最期を迎えたドルマバフチェ宮殿に集った。アタテ 全文をよむ
ブルキナファソ外相とバイロックでコンタクトしたとして逮捕された国連国際司法裁判所の残余メカニズム(国際司法裁判所の大量虐殺に関わる裁判所)裁判官であるアイドゥン・セファ・アカイ氏の供述が明らかになった。アカイ氏は、自身はフリーメーソンだと述べ、ギュレン派(FETÖ)だとする疑いを否定する中、興味深い尋問が行われた。 「FETÖメンバーで、憲法の秩序を変更しようとし、殺人を行った」疑いにより拘束されたアカイ氏は、9月26日、アンカラ警察テロ対策支部で取り調べを受けた。7ページにわたる供 全文をよむ
メフメト・シムシェキ副首相は、アナトリア・アスランラル労働者連合(ASKON)が開催した「トルコ経済とこれまでの発展」がテーマの会議に出席し、会議の最後にASKONメンバーである労働者らの質問に答えた。シムシェキ副首相は、特にヨーロッパ連合(EU)とトルコの関係に関して重要な声明を行ったということだ。 シムシェキ副首相はEUに関して、「私がEU加盟を望もうが望むまいが、EUからトルコが離れれば、世界はトルコを第3世界として認識する。もしもEUとの交渉の前進が保障されたならば、イスラーム 全文をよむ
HDPの共同党首と国会議員に対する捜査の後、議会は停会を決定した。その後、今後のプロセスで起こりうることに注目が集まった。 1、議会の動きにどのように影響するだろうか? 59議席持っているHDPの立法上のボイコットは、法的な方面からは委員会と総会の働きを妨げない。しかし議会が全議席の10パーセントを占める政党不在の中開かれることは、政治的合法性と民主主義的慣習の観点から論争の的になりうる。 2、国会議員資格ははく奪されるのか? HDP議員は委任状や許可なく、総会に一ヶ 全文をよむ
速報…国民の民主主義党(HDP)に対する強制捜査により、HDPの共同党首であるセラハッティン・デミルタシュ氏とフィゲン・ユクセキダー氏が逮捕された。HDPに対する強制捜査では、共同党首であるセラハッティン・デミルタシュ氏とフィゲン・ユクセキダー氏をはじめとする12名の議員が身柄を拘束された。2人の共同党首の他に、HDP所属のイドリス・バルケン議員、ヌルセル・アイドアン議員、レイラ・ビルリキ議員、セルマ・ウルマク議員、ギュルセル・ユルドゥルム議員、フェルハト・エンジュ議員、アブドゥッラー・ゼイダン 全文をよむ
裁判官・検察官高等委員会委員殿、法務大臣殿 もし正しいならば。 バクルキョイ・共和国首席検事局の裁判官・検察官高等委員会調査局が行う第2016/1番起訴状では、登録番号”39746”のムラト・イナム・イスタンブル共和国検察官は第28号の容疑者です。この検察官は、フェトフッラー派テロ組織・パラレル国家(FETÖ/ PDY)容疑での処罰を求められ、刑事告発されました。彼は被告であり、裁判は続いています。 私たちは、大衆の耳目であり、市民の知る権利を実行し、この検察官についての訴状 全文をよむ
ディヤルバクル広域市共同市長のギュルタン・クシャナク氏とフラト・アンル氏が逮捕されたことを受け、内務省は、エティメスグトのジュマリ・アティラ郡知事を管財人に任命した。 アティラ郡知事が市庁舎に入る前、広域市市庁舎の建物内で爆弾が調べられる一方、クシャナク氏とアンル氏逮捕に抗議する一部職員らと市議会議員らが建物から追い出された。建物の捜査が終わった後、職員らは身元確認が行われ、再び建物に戻り始めた。管財人のジュマリ・アティラ氏も7時半ごろに広範囲の警戒態勢がとられる中、市庁舎に向かった。 全文をよむ
トルコ大国民議会総会では昨日もCHPとHDPの国会議員らが、ジュムフリイェト紙への捜査と記者の逮捕に対する抗議を続けた。総会で発言した議員らは以下のような見解を述べた。 レヴェント・ギョク議員(CHP会派副代表) セラーム・テヴヒドの調査の枠組みで関連する捜査ではFETÖメンバーであるとして裁判にかけられ、現在被告人の立場にある検察官のムラト・イナム氏が今回の捜査を実行したとニュースで知った。嘆かわしいことだ。 アティッラ・セルテル議員(CHP所属) ヒクメト・チェテ 全文をよむ
ジュムフリイェト紙への強制捜査で逮捕命令が出されたことについて反感を示した、共和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首は、同紙のアンカラ支局を訪問した。また、議員らがシシュリにある本社を訪問し、激励の意を伝えた。クルチダルオール党首は、「フェトフッラー派テロ組織(FETÖ)を撲滅しきれない者たちが未だ国のトップにいる中、懸命に働く新聞記者をFETÖ関連容疑で逮捕するなど、全くの無駄骨だ」とコメントした。 ジュムフリイェト紙の幹部および記者らが拘束されたことを受け、CHPのクルチ 全文をよむ
政府は、7月15日以後包括法案に追加しようと考え、野党の異議を受けて取り下げた、大学学長の大統領任命制に関する修正を非常事態(OHAL)政令によって行った。これにより、1992年以降大学教員の投票で行われていた学長候補の選定が終了した。国立大学の学長は、高等教育機構(YÖK)が決める3人の候補のなかから大統領が選ぶことになる。場合によっては、大統領が希望する個人を直接任命することも可能となる。 レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領のもとで10月3日に開かれた閣議で決定された事項に関して 全文をよむ
官報で発表され、施行された新たな法令によってスレイマン・ソイル内相は、防衛産業実施委員会と防衛産業高等調整委員会の会議に参加する権利を得た。 法令とともにトルコ軍から分離された貿易パイロットの免許、あるいは、輸送パイロットの免許を所有するものは、最低でも1,000時間の飛行を行ってほかの階級の士官からの推薦を受けた者は、再び士官の地位に就くことができる。 官報で昨夜発表されて施行された675号政令と676号法令において一連の法律が施行された。それらは次のとおりである。 被告人に 全文をよむ
公布された新法令によると、「テロ組織もしくはMGK(国家安全保障評議会)による政府の国家安全保障に対する活動を行ったとされた」10170人が公職を免職された。 非常事態の枠組みの中で定められ、官報に掲載され、施行された第675号法法令により、テロ組織、あるいはMGKによる国家安全に対して活動を行ったとされた構造、組織、グループのメンバー、関係者、つながりが確定している、1万人を超える公職者が免職された。また公にされることのないこの人々の階級と職がなくなった。この人々は再び公職に採用され 全文をよむ
雨天にもかかわらず、10月29日、共和国記念日のためアタテュルク廟は混み合った。 トルコ各地からやって来た人々が、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領をはじめとする政府高官らが列席した式典の後、参観客らに開放されたアタテュルク廟へと押し寄せた。 人々はアタテュルク廟前で様々な歌を歌い、共和国記念日の興奮を味わった。アタテュルクの霊廟に持っていたトルコ国旗や花を手向けた者もいた。子どもを連れて訪れた人々は、併設の博物館も見学した。アタテュルク廟の司令部に勤務する兵士による交代式 全文をよむ
トルコのビナリ・ユルドゥルム首相は、死刑復活に関するエルドアン大統領の発言を受けての「論点は準備状況ですか?」との質問に、「社会的に死刑が望まれているのはわかっている。7月15日クーデター未遂事件と同様に、忘れてはならないのは、死刑は公正発展党(AKP)単独で撤廃できたのではないということだ。つまり復活させるにも各党と連立する形でなければ達成できない状況だ」と見解を示した。 レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が、死刑について「もうそろそろです、心配しないでください。恐らくまもなくです 全文をよむ
公正発展党(AKP)、共和人民党(CHP)、民族主義者行動党(MHP)、人民の民主主義党(HDP)に所属する総勢125人の国会議員が、電話にByLockをインストールしていたことがわかった。アイドゥンルク紙の報道によると、電話にByLockをインストールしていた国会議員のうち、AKP所属の議員が82人と最も多かったという。残りの議員43人は、CHP、MHP、HDPの所属であると述べられている。 報道によると、情報提供者は、国会議員のリストは流出を阻止するために措置がとられたとし、「しか 全文をよむ
国民の民主主義党(HDP)議員らは国会にて「もう限界に達している」と声明を発表した。 HDP会派副代表のイドリス・バルケン議員は、ディヤルバクル市長のギュルタン・クシャナク逮捕に対し、「何と言えばいいのか言葉も見つからない。もう限界に達している」と怒りをあらわにした。バルケン議員は、クルド人市民は断続的な抵抗運動を行うと述べた。HDP議員らは、昨日(10月25日)国会にて行われた会見で、ディヤルバクル市長であるクシャナク市長およびフラット・アンル共同市長の逮捕に対し、強い怒りを示した。 全文をよむ
ディヤルバクルのギュルタン・クシャナク市長と市議員で共同市長のフラト・アンル氏が昨日テロ捜査により逮捕された。警察は、市庁舎、クシャナク市長とアンル氏の家で家宅捜査を行った。ディヤルバクル共和国主席検察局が行った発表では、クシャナク氏は「PKK/KCK(クルディスタン労働党/クルディスタン社会連合)武装テロ組織の一員である」、アンル氏は「国の支配にある土地のうちの一部を国政から分裂させようとした」という行為を理由に進められた捜査で逮捕された。ディヤルバクル県庁は、本日11時に市庁舎前での集会呼び 全文をよむ
ギリシャで連立政府のうちの小勢力であるポピュリスト・民主主義の政党「独立ギリシャ人」(ANEL)党首で国防大臣のパノス・カメノス氏は、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領のローザンヌ条約に関する言説と、長い年月を経てアヤソフィアのヒュンキャル・カルスに専属のイマームが任命されたことを受けて、昨日のイスタンブル訪問を土壇場でキャンセルした。 公式発表は行われないまま、バルトロメオス総主教のフェネル総主教着座25周年を理由としてフェネル総主教座で行われる儀式に参加するためイスタンブルに行く 全文をよむ
フェフミ・コル記者は、トルコ大国民議会(TBMM)におけるフェトフッラー派テロ組織(FETÖ)のクーデター未遂に関する調査委員会にて「90年代に外国への道が開かれた際、大統領、首相レベルで支援された。学校が開設された際、大統領はそれらに対して書簡を送った」と発言した。コル記者は12月17日~25日の汚職問題の際、当時のギュル大統領、当時のエルドアン首相、フェトフッラー・ギュレン師の間で行われた会談についても以下のように述べた。 ■国内の構造を国外へ この組織のもっとも重要な特 全文をよむ
共和人民党議員団が、収監中の新聞記者に面会するために法務省に行った申請に対する許可がついに下りた。共和人民党のシャファック・パヴェイ議員、セズギン・タンルクル議員、マフムト・タナル議員とウトゥク・チャクルオゼル議員からなる議員団は、収監中の新聞記者ナジミイェ・アルパイ、アスル・エルドアン、ナズル・ウルジャク、ブシュラ・エルダルとバクルキョイ女性刑務所で面会した。タナル議員は、長い間、回答が来なかった申請書を国会で会ったベキル・ボズダー法務相に、「許可しないということは、拷問があると告白しているよ 全文をよむ
ドイツメディアが、トルコ人外交官3名がドイツへ亡命申請していると報じた。同国の一部報道機関がドイツ外務省を情報源として報じたニュースによると、アイハン・ダール大使館付陸軍武官大佐を含む3名が亡命を申請しているという。 トルコの在ドイツ特命大使等で任務を行う3名の外交官が、ドイツに亡命するための申請を行っていることがわかった。 南ドイツ新聞と西ドイツ放送(WDR)、北ドイツ放送(NDR)の3社合同によるニュースによると、在ドイツの在外公館で働くトルコ人外交官8名が、フェトゥフッラー系テ 全文をよむ
バグダッドのイラク中央政府は、アンカラとの間にあるモースルの危機的状況を国際問題にすることに着手した。イラク中央政府は、バシカに駐留しているトルコ軍が国外へ撤退するようにと、国連安保理の緊急会議開催を呼びかけた。バルザーニー大統領率いる北イラク・クルド自治政府は「トルコ軍はイラク中央政府の了解を得てバシカに駐留している」という内容の声明を発した。 ビナリ・ユルドゥルム首相は、トルコ軍のバシカ駐留に関するイラク政府の反応について、「理解できない」物であり「よい意図」に基づいていないと主張 全文をよむ
フェトフッラー系テロ組織(FETÖ)によるクーデター未遂事件のあと発令された非常事態法(OHAL)の延長を、昨日の閣議は採択した。大統領府で行われた会議で、閣議は国家安全保障議会の提案に合わせて、非常事態法を10月19日から3カ月延長するとした。 7月15日のクーデター未遂事件のあと、5回目となる大統領府で行われた閣議は、国家安全保障議会で扱われた非常事態法を3カ月延長するという旨の提案を採択した。会議のあとの会見でヌマン・クルトゥルムシュ副首相は、非常事態法が90日延長されることを 全文をよむ
以下はTBMMの新たな会期に際し行われた開会式の注目点である。 トルコ大国民議会(TBMM)のイスマイル・カフラマン議長は、開会式で、「我が国の歴史上初めての、そして世界の歴史においてもまれに見る悲劇が起こった。トルコ国民のDNAには勇敢さと剛胆さ、勇気がある」と述べた。 7月15日以来修復が続いている国会本館の破損の痕跡は、開会式が可能な段階まで取り除かれた。 国会の入り口では、軽防空システムを備えた警察の装甲車や暴動鎮圧装甲車(TOMA)、特殊作戦チームが任に当 全文をよむ
バスクン・オラン博士は、1913年のアテネ条約により12の島がギリシャに譲渡されたことを指摘し、「エルドアン大統領は歴史的な知識に欠けている」と発言した。また歴史家のスィナン・メイダン氏は、ローザンヌ条約について議論をするということは、すなわちトルコ共和国について議論をすることであると述べた。 バスクン・オラン博士: エルドアン大統領は、非常事態法(OHAL)を出した。非常事態に基づく諸政令(KHK)により、彼は、想像もつかないほどの快適さを味わうこととなった。しかし今、小さな抵 全文をよむ
アフメト・アルスラン交通海事通信相は、「サプライズで、ユーラシアトンネルの着工日をエルドアン大統領の誕生日に設定した」と述べた。 アフメト・アルスラン交通海自通信相は、イスタンブルのアジア側・ヨーロッパ側を海底で結ぶ幹線道路チューブトンネル・プロジェクト・ユーラシアトンネルの開通が、12月20日になると述べた。本件は、建設産業企業主組合(İNTES)の会合で公表され、約12億ドルのプロジェクトの裏話も一緒に伝えられた。アルスラン交通相が述べた逸話は、国庫保証の一種である債務保証が、五年 全文をよむ
7月15日のクーデター未遂事件以降、アメリカからトルコへの返還を請求されているフェトゥフッラー・ギュレン氏が遺言を発表した。氏は遺言の中で、「アメリカで死去した場合、遺体をトルコへ運び母の隣に埋葬してほしい」と発言した。 ドイチェ・ヴェレのトルコ語放送局が報じたところによると、フェトゥフッラー・ギュレン氏は7月15日のクーデター未遂事件に関して、その責任はレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領にあると発言した。ギュレン氏は、ドイツのディー・ツァイト紙とスペインのエル・パイス紙とともに、ドイツ 全文をよむ
アリ・バイラムオール氏がイェニ・シャファク紙から離職した。アリ・バイラムオール氏の離職に関して「15年間私がコラム執筆者として続けてきたイェニ・シャファク紙は最近私の記事に関して不快感を覚え始めた」と表明した。 アリ・バイラムオール氏が2001年来執筆を続けてきたイェニ・シャファク紙から離れると伝えた。バイラムオール氏は「イェニ・シャファク紙は最近私の記事に関して不快感を覚え始めた」と述べ、「同紙のこれに向けた介入を受け入れ、そして期待に応えるといった次元の問題ではない。新聞と私との間 全文をよむ
エルドアン大統領は、国連総会で行った演説が、SNSで大きな反響を呼んだ。ツイッターのハッシュタグ#ErdoganVoiceofTheOppressed(虐げられたものの声 エルドアン)は短時間で多くのメッセージと共にトレンドトピックとなった アメリカニューヨークで行われている第71回国連総会で話したレジェップ・タイイプ・エルドアン共和国大統領は、重要なメッセージを発信した。エルドアン大統領は、シリアやイラクで非常に多くの人々が亡くなり続けていることに言及し、母国から離れることを余儀なく 全文をよむ
共和国首席検察局がクーデター未遂に関わった文民イマームに対して始めた調査で、105名に検察権による逮捕決議が出され、うち57名が捜査の末に逮捕されてアンカラに連行された。 テロ対策担当局では容疑者の尋問が続いており、容疑者らは今週中に裁判所に移送される予定となっている。尋問により、フェトフッラー系テロ組織(FETÖ)「文民イマーム」らは、5月からクーデターの準備を始めていたことが明らかになった。 こうしたフェトフッラー系テロ組織(FETÖ)の「文民イマーム」の多くは公的機関で 全文をよむ
テロ組織PKK(クルディスタン労働者党・非合法組織)リーダーであるオジャランの弟メフメット・オジャラン氏が、イムラル島を訪問後におこなった会見で以下のように語った。「兄アブッドッラー・オジャランは、「私たちのプロジェクトがある。以前の(和平)プロセスを私たちは失っていない。私たちは、6か月でこの問題を解決する。これは見えない戦争だ。この計画はこれ以上の流血、涙を止める。あなたはこのことをメディアに明らかにすることができる」と話した。 メフメト・オジャラン氏は、兄オジャランの身体について 全文をよむ
内務省は、PKK(クルディスタン労働者党)とKCK(クルディスタン社会連合)の共同組織とギュレン派テロ組織に援助と支援を行っているという理由で、彼らに対し遂行された捜査と取り調べのうち、罷免された28の市長の代わりに管財人に任命されたと発表した。 ■ 管財人に任命された28の地方自治体のうち3つはAKP(公正発展党)、1つはMHP(民主主義者行動党)、24の地方自治体はDBP(民主地域党) クーデター企て後に出された非常事態宣言の第674号法令にもとづき、28の地方自治体に 全文をよむ
バイラムを理由に家族との面会許可を与えられたことで、政治筋では「政府はアブドゥラフ・オジャランと和解を取り付けた」との解釈が生まれた。 クルド系政治活動諸組織は、アブドゥラフ・オジャランとの面会要請が認められないことでハンバーガーストライキが続けているが、法務省が犠牲祭を理由に家族との面会を許可したことにより、イムラル島刑務所からの(オジャランの)メッセージの内容に関して合意ができたという解釈がささやかれた。「(クルド問題)解決プロセス」決裂ののちに行われる最初のイムラル島での面会から 全文をよむ
次期MHP党首候補で、トルコ大国民議会の元副議長でもあるメラル・アクシェネル氏が党を除籍された。懲戒文書にはアクシェネル氏の様々な経歴についての報告、影の国家から受けた援助についても書かれている。アクシェネル氏は、この決定は法的効力を持たないと述べた。 MHP中央執行委員会(MDK)は昨日会議を行い、MHP党首候補のメラル・アクシェネル氏を党から除外することを発表した。中央執行委員会のハリル・オズトゥルク委員長は、「秘密投票の結果、アクシェネル氏を党から『除籍』処分とすることを満場一致 全文をよむ
クーデター未遂後始まった、フェトフッラー派テロ組織(ギュレン派)の捜査によって検挙中であるアッティラ・タシュ氏とムラト・アクソイ氏からのメッセージ。アッティラ氏は獄中、CHP(共和人民党)のアーババ氏に対して、「明らかに、『政府批判をするな、もし批判すればテロ組織を支援していることになるぞ』と彼らは言っている。」と話した。 CHP副党首と刑務所担当委員会報道官を兼任するヴェリ・アーババ氏は、昨日シリヴリ監獄でアッティラ・タシュ氏とムラト・アクソイ氏に会った。接見後、レポートをこしらえた 全文をよむ
トルコで91個目の政党がオスマン党という名前で設立された。 党のエンブレムには、三日月の上にアラビア語のアルファベットのアリフとワーウが書かれており、「リーダートルコ」というスローガンで政治活動を始めた。党の設立者であるイブラーヒム・ウニイェ氏は結党により注目を集めた。 オスマン党のエンブレムには、三日月の上にアラビア語のアルファベットのアリフとワーウが描かれている。オスマン党のイブラーヒム・ウニイェ党首がどのような人物であるか注目を集めた。 ■オスマン党の創設者はアルペ 全文をよむ
セラハッティン・デミルタシュHDP共同党首は、ドイツのジュートドイチャー新聞(南ドイツ新聞)のインタビューに応じ、HDPがPKKをテロ組織だとは考えていないことを明らかにした。 ドイツのジュートドイチャー新聞に対し語ったセラハッティン・デミルタシュHDP共同党首は、「我々はPKKをテロ組織だとは思っていません。しかし、市民を標的にした行為についてはテロとして認識しています」と述べた。「HDPにとって、PKKや暴力といったものから距離をとるのが、なぜこれ程までに難しいのでしょうか?」と 全文をよむ
非常事態による新法令にもとづき、多数の公的機関や官庁から追放が行われた。公職を追われた者のなかには知事24人も含まれている。3つの新法令により、裁判官・検察官職を自ら望んで退職した者、または復職を希望する者は、2か月以内に申請すれば復職が認められる。テロを支援する自治体の動産は接収される。また、外国にあるギュレン派テロ組織(FETÖ)の卒業証明と、外国で学ぶ158人について学生の身分が取り消された。FETÖの容疑者らの配偶者についてもパスポートが取り消された。 官報記載第672号法令 全文をよむ
エフカン・アラ内務大臣の辞職の理由となった出来事は、約2週間にわたって国のトップで問題となっていたことがわかった。2日前、ギュレン派捜査に対する怠慢とジズレの爆発事件に関して、エルドアン大統領とビナーリ・ユルドゥルム首相がアラ内相を批判し、見解の相違が生じたのが明らかにされた。 大統領府にて一昨日午後に行われた、タイイプ・エルドアン大統領とビナーリ・ユルドゥルム首相の会合が、その展開を知っていた幾人かを除き、内閣の小改造を目的としていたことを、誰も知らなかった。内務省の驚くべき変更に関 全文をよむ
昨夜アンカラで大きな動きがみられた。エフカン・アラ内務相が三年間務めた職務を辞職した。ビナリ・ユルドゥルム首相は、アラ内務相の代わりにスレイマン・ソイル労働社会保障大臣を、その後任に公正発展党(AKP)副党首でブルサ選出国会議員のメフメト・ミュエッズィンオール氏が任命したと伝えた。この内閣における交替は官報で報じられた。一方、辞職に関し舞台裏では様々な憶測がなされている。 タイイプ・エルドアン大統領とビナリ・ユルドゥルム首相が昨夜の緊急会談で驚くべき内閣改造の決定が出た。6年の首相顧問 全文をよむ
共和人民党マニサ選出のオズギュル・オゼル議員は、マニサでハッキャーリとシュルナクは郡にされようとしていることついて会見を行った。オゼル議員は、トルコ大国民議会が閉会を迎える前の最後の週に一連の法案があったことに触れた。 オゼル議員は次のよう述べた。「その法案の中で、全ての野党が反対を表明した項目があった。一つ目は、国営部門の売却を許可する民営化の法案である。二つ目は、大学学長の選出方法を大学教員たちが選ぶのに代えて、高等教育審議会が選んだ候補者を大統領が任命するという法案である。三つ目 全文をよむ
ロイター通信は、テロ組織PKKが、アルトゥヴィンで共和人民党(CHP)の指導者であるクルチダルオール氏の車列に攻撃が仕掛けられた事件と、今朝ジズレでおき警察官11名を殉職させ、警察官75名と民間人78名を負傷させた自爆テロへ犯行声明を出したと報道した。 テロ組織PKKは、先日CHPの指導者であるケマル・クルチダルオール氏の車列に対して攻撃を仕掛けて軍人1名を殉職させた事件と、今日のジズレでの自爆テロに犯行声明を出した。テロ組織は、アルトゥヴィンでの攻撃の標的はクルチダダルール氏ではなく 全文をよむ
7月15日のクーデター未遂事件後に逮捕状が出されたハーカン・シュクルが、自身の家族がギュレン派に反対していると述べた。 フェトフッラー派テロ組織(FETÖ)による7月15日のクーデター未遂事件の後に逮捕状が出され、またこの関連で父親が逮捕されたハーカン・シュクルが、SNSのアカウント上で声明を出した。 12月17日(2013年に起きた、ギュレン派が主導したとされる政府の不正や収賄を告発した事件の発生日)の前日に、それまで議員を務めていた公正発展党(AKP)を辞職し、事あるごと 全文をよむ
ガーズィアンテプで起きた襲撃で犠牲となった54人のうち、44人の遺体が埋葬された。犠牲者の29人は18歳以下であった。 ガーズィアンテプの中心地であるシャーヒンベイ郡のある地区で行われていた結婚式で発生した襲撃で犠牲となった人の数は54人となった。また、爆発で負傷した69人は病院で治療を受けている。 ガーズィアンテプでのクナ・ゲジェに対して仕掛けられた「自爆」攻撃で、命を奪われた5[4]人のうち、44人の身元の確認が行われ、埋葬されるなか、7人の検死および身元確認が続けら 全文をよむ
(逮捕された連中は)一方で夢のような話を次々に自白している…。もう一方で「だ」「である」といった断定的な発言をする我が国のテレビ・コメンテーター…。また未だ、国際的陰謀だと騒ぐ政治家たち…。これらの雑音から健全な解析を取り出すことは難しい。トルコでギュレンに関して出版されている客観的な学術研究の数は1つ、2つに満たない。世界で教団(ジェマート、ギュレン教団のこと)を最もよく研究している人物の一人であり、第一人者であるのが、ユタ大学政治情報学部のハーカン・ヤヴズ教授である…。ヤヴズ教授は、一時期、 全文をよむ
共和人民党(CHP)イズミル県選出のゼイネプ・アルトゥオク議員は、イスタンブル県選出のセリマ・ドアン議員、その他の同党所属国会議員は、イスタンブルからやってきたレズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー、インターセックス(以下、LGBTI)代表者と共に国会で記者会見を 行った。セリナ・ドアン氏は、会見でLGBTI個人に対して性的差別が行われてきたこと、それが原因で疎外されてきたことを述べ、「社会的性教育を初等学校で必須化しなければならない・・・ 子供は、性の平等に敏感な個人と 全文をよむ
ハッキャーリ県・シュルナク県に関する最新情報…。ハッキャーリ県・シュルナク県が「郡」になる計画が撤回された。これにより、ハッキャーリとシュルナクは「県」にとどまり、「県」への昇格が計画されて いたユクセキオヴァとジズレも「郡」にとどまる。また、ハッキャーリ県が「チョレメリキ」に、シュルナク県が「ヌフ」という名になるという内容を含んだ条文も、法案から削除された。 ハッキャーリとシュルナクが「県」の地位を脱するに伴い、テロの罪に問われて免職されている市長、副市長、自治体議員の代わりに、内務 全文をよむ
フェトフッラー・ギュレン派テロ組織は、共和国の原則と民主主義を壊滅させる目的で、7月15日クーデターを発生させた。トルコは、これに対するアメリカ合衆国やドイツのような一部の欧米諸国の態度への失望を、重要な国際組織の一つである欧州安全保障協力機構に向けて発言し、記録に残した。レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領、ビナリ・ユルドゥム首相、メブリュト・チャブシオール外相は、クーデター発生時の、一部の欧米諸国に関するトルコの失望を、欧州安全保障協力機構の委員たちに語った。 7月15日のクー 全文をよむ
アイクト・エルドアン(共和人民党(CHP)イスタンブル選出)議員はオズギュル・ギュンデムが発行停止されることに対して批判を示し、「オズギュル・ギュンデム紙を読まない…。しかし今日オズギュル・ギュンデムのことで黙ってしまったら、明日ヒュリエット紙、ジュンフリエット紙、ソズジュ紙にも発行停止が訪れても、沈黙することになってしまう」と書いた。 オズギュル・ギュンデム紙が「PKK(クルド労働者党:非合法)のプロパガンダを行った」という理由で、イスタンブル第8治安小法廷によって「一時的なものとし 全文をよむ
トルコ国軍内の一部の兵士による7月15日のクーデター未遂以降、トルコがアメリカ当局に身柄引渡しを要求しているフェトフッラー・ギュレン師がフランスのル・モンド紙に寄稿した。 トルコ国軍内の一部の兵士による7月15日のクーデター未遂以降、トルコがアメリカ当局に身柄引渡しを要求しているフェトフッラー・ギュレン師から新たなコメントが出た。ギュレン師の最新のコメントはフランスのル・モンド紙を通して発信された。 ■公正発展党に「協力」の呼びかけ ギュレン師は「トルコ政府に公けに 全文をよむ
レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、「(トルコ人に対するEU圏内の)ビザの免除と難民の(トルコへの)再入国はとても重要であり、進行中の問題だ。しかし、残念ながら、この関係で、欧州は約束を守らなかった。私たちは、この二つを同時に踏み出したいのだ。そうなるはずだったが、そうならなかった。欧州のみなさん、怒らないでくれ。私たちも難民の再入国は受け入れない」と述べた。 エルドアン大統領は、独RTLチャンネルとのインタビューで、フェトフッラー・ギュレン派テロ組織が7月15日に行ったクーデ 全文をよむ
政府は、法令(KHK)によりトルコ国軍(TSK)で行った改革を後退させている。軍の司令部は行政面で省庁に、軍事活動、計画と諜報の面で参謀本部に属する。 AKP政権は、批判と議論を受け、軍司令部の国防省に関する法令における改正をしようとしている。フィクリ・ウシュク国防大臣は、軍の司令部の軍事活動、計画と諜報の面で参謀本部に、人員とロジスティクスの面で国防省に属することに関する取り組みを行っていると話した。 トルコ大国民議会(TBMM)の国防委員会のメンバーは、前日にフルスィ・ア 全文をよむ
共和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首はタイイプ・エルドアン大統領からの2回目の招致に対し、ビナリ・ユルドゥルム首相や公正発展党(AKP)幹部らによる押しの強い態度を受けた結果、明日(7日)に行われるイェニカプ集会に参加することを決めた。昨日(5日)関係者らと行った会議において、クルチダルオールCHP党首がビナリ・ユルドゥルム首相に電話をし、「集会ではアタテュルクを強調する演出が行われること、政党の旗は掲げないこと、そしてドンブラの演奏が行われないこと」を条件に合意されたことがわかっ 全文をよむ
フィクリ・ウシュク国防大臣は、が先日CNNTÜRKの生放送で述べた、逃亡中の9名の将官が誰であるのかが明らかになった。捜索されている311名の兵士のうち、将官である9名は、トルコ軍において重要なポストに就いていた。 逃亡中のムスタファ・ゼキ・ウールル海軍少将、メフメト・ナイル・イイト准将、アリ・カルヨンジュ准将、アイハン・バイ少将、ナズミ・エキジ少将、イルファン・ アラバジュ少将、アリ・スアト・アクテュルク少将、ハイレティン・イムレン少将、メフメト・ゼキ・クラルプ准将は、7月27日付の 全文をよむ
司法省は、フェトフッラー・ギュレンを緊急に逮捕し、拘束してトルコへ召喚する件でアメリカ司法省へ二度目の要請をした。 アメリカが緊急逮捕する理由を尋ねたことに対し答えたこの二度目の要請状では、クーデターを実行しようとした兵士達とフルシ・アカル参謀総長が述べた供述が証拠として提出された。要請状ではギュレン氏が第三国へ逃亡する可能性に関し重要な情報があると伝えられた。ベキル・ボズダー司法長官は昨日国会で記者に対し要約すると以下のように述べた。 ■逃亡の可能性という情報 「 全文をよむ
駐トルコ英大使のリチャード・ムーアは、昨日、ヒュッリイェト紙の見出しにもなった発言で「政府がこのクーデターの背後にギュレン派がいるという発表を(我々が)受入れ入れるという点では、問題はない」と述べた。大使は、ギュレン派がクーデターに加わっていたことは認めるが、ここからわかることは、ギュレン自身がクーデターの背後にいたとは(現地時点では)考えていない、ということだ。アメリカも、同じ路線だ。西側諸国を、この点で説得するのは条件だ。なぜなら、ギュレン自身とそのグループのメンバーの召喚という問題がある。 全文をよむ
イスタンブル県共和国主席検事局によると、管財人が任命されたザマン紙の元執筆者らと編集者らに向けて行われた捜査の一環で、アリ・ブラチ氏とシャーヒン・アルパイ氏を含む6人が逮捕された。 フズリ・アイドードゥ・イスタンブル県共和国副主席検事によって行われた捜査の一貫で、管財人の任命以前に同紙で編集者であったり勤めたりしていた47人の容疑者について、「テロ組織FETÖ/PDY(フェトフッラー系テロ組織/影の国家)のメンバーであること」の罪で拘束の決定がくだされた。 この枠組で拘束され 全文をよむ
タイイプ・エルドアン大統領がこれまでに侮辱行為をはたらいた者を今回に限り赦免すると表明した。これは、現在進行中のおよそ1500の裁判と非常に多くの捜査に影響を及ぼすだろう。関係者によれば、大統領はこの表明をすぐに実行に移し、政治的指導者たちに対する損害賠償請求を取り下げるという。 タイイプ・エルドアン大統領は、一昨晩、大統領官邸で行われた殉職者追悼式典で、「国として、国民として、7月15日を重大な節目としないのは恥ずべきことです。これを契機として、私は、現在までに私へ不敬・侮辱行為をは 全文をよむ
クルチダルオール党首は大統領府を訪問することへの批判に対し中央執行委員会(MYK)の会議で返答した。共和人民党(CHP)のリーダーは逮捕や憲法改正について慎重に対応しなければならないと強調した。 クルチダルオールCHP党首は、大統領府への招待に応じることへの批判に関し、トルコ共和国をつくりあげた政党の党首であることの責任をもって行動していると述べた。同党首は「トルコがこのような状況にある中、過去に行われてきた不正に目をつぶってトルコのために尽くす」と話した。 CHP中央執行委 全文をよむ
フェトフッラー・テロ組織が起こしたクーデター未遂事件で捜索されていた元ザマン紙の女性記者、ナズル・ウルジャク氏が、ムーラ県ボドルム郡で逮捕された。 7月15日のクーデター未遂に関するイスタンブル検察当局の捜査において、ナズル・ウルジャク氏含む42人の逮捕決定が出された。 ■車両内で逮捕された MOBESEのカメラがとらえた映像によると、ナズル・ウルジャク氏は月曜の朝ボドルムに到着したが、休暇を家でゆっくり過ごすことはできなかった。警察は、ナズル・ウルジャク氏が今朝ボ 全文をよむ
エルドアン大統領は、先のクーデターを受けて昨日24日、大統領官邸にてユルドゥルム首相をはじめ有力野党のクルチダルオール [共和人民党(CHP)党首]、バフチェリ民族主義者行動党(MHP)党首と一堂に会した。会合に国民の民主主義党(HDP)は呼ばれなかった。エルドアン大統領は野党両党首から「ようこそ、そして先日はご愁傷様でした」と声をかけられたほか、2時間40分に及ぶ会合では「平行構造」を国家から一掃するプ ロセスについての提案を受けた。 先のクーデター未遂を受け、レジェプ・タイイプ・ 全文をよむ
アクン・オズチュルク空軍大将はアクンジュ基地で捕らえられ、拷問を受け、クーデター犯として逮捕された。参謀司令本部によって7月20日に行われた発表は混乱を引き起こした。 参謀司令本部はクーデターの企ての後に行った新たな発表で、特に空軍での進展を伝えた。発表では、MİT(国家諜報機構)の報告の後に、空軍に属する全ての航空機を停止させるようにとの指令が出されたこと、空軍作戦センターが一段階を経た後に機能停止となったことが明らかにされ、アクンジュ宿舎の地域にいたアクン・オズトゥルク空軍大将はク 全文をよむ
クルド労働党(PKK)が、7月15日に起きたクーデター未遂事件について、あらゆるクーデターに反対するとコメントを発表し、「クーデターのない、全ての問題を民主的な政治手法で解決する、民主的なトルコ国家を築く努力をすみやかに進めるべきだ」と呼び掛けた。 PKK指導委員会は、7月15日のクーデター未遂について見解を発表し、あらゆるクーデター行為ならびに政府のOHAL(非常事態宣言)に反対の立場を取るとして、「全ての民主的勢力が共同で一つのブロックを作り、一歩を踏み出す」ことを提案した。 全文をよむ
トルコ国軍の一部がクーデターを企てた夜、マルマリスにて休暇中だったエルドアン大統領とホテルのオーナーの間で、「ギリシアの島々」に関する会話があったという。 レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、トルコ国軍の一部が2016年7月15日夜にクーデターを企てた頃、ムーラ県マルマリス郡のホテルで家族と休暇中だった。 クーデター未遂が起こった時から6時間にわたって、エルドアン大統領の傍にいたホテルオーナーのセルカン・ヤズジュ氏が、ポスタ紙のルファト・アババイ記者の取材に応じ、あの夜に 全文をよむ
ベキル・ボズダー法務相は、クーデター計画関連の訴訟につき、「訴訟が、アンカラの裁判所で審理される可能性はない。法務省として対策を取っており、裁判はシンジャン郡境内にて行われる」と述べた。 ボズダー法務省は、CNNトルコの生放送番組に出演し、フェトフッラー系テロ組織(FETÖ)によるテロ未遂事件とその後の出来事に関してコメントした。 ボズダー法務相は、国民に慎重になるよう述べ、「恐ろしい秘密組織が存在する。見ての通り、国家情報機関次官に対する捜査が行われており、当該次官は自身に 全文をよむ
国会では、全土で3か月間の非常事態宣言を適用する法案が公正発展党(AKP)と民族主義者行動党(MHP)の賛成で可決された。国会議員461人が参加した投票は、賛成346、反対115だった。共和人民党(CHP)と人民の民主主義党(HDP)は、自由の制限やトルコ国民議会 (TBMM)の権限が政府へ移行することに反発した。CHPの党派会議と中央執行委員会では「トルコに必要なのは、非常事態宣言ではなく平常だ」とする決定があった。 CHPは党派会議と中央執行委員会を国会で招集した。会議では、非常 全文をよむ
エルドアンと参謀司令本部の発表は、人々を混乱させた。 7月15日のクーデター未遂について多くの不明な点が残る中、エルドアン大統領は、夕方16時から16時半ごろに花婿から(クーデターに関する)知らせを受けたとし、またユルドゥルム首相は「妻や友人、SPらから」情報を得たと発表したことは、諜報部門をはじめとし、国家組織の弱さが露呈したといえる。 ■電話をするも、連絡取れず 参謀司令本部が、午後4時に国家諜報機関(MİT)から司令部長官に情報が来たと発表した際には、MİTの 全文をよむ
国民教育省は、何千校もの私立学校を閉鎖し、何千人もの教師を解雇した。9月には何がおこるだろうか。 国民教育省はギュレン系学校や同機関の教師、職員、生徒に対する今後の措置のロードマップを明らかにした。この一環で892の教育機関が閉鎖された。同省からは地方機関に対し「疑いのある学校や学生寮があればすぐに知らせるように」との指令が下された。第一段階として閉鎖された学校の約14万人の生徒は公立学校に編入され、長期的にはこれらの学校の土地と建物の差押えが予定されているとされた。クーデター未遂の後 全文をよむ
フェトフッラー・ギュレン教団は1980年代中頃から士官学校に少しずつ浸透し始めた。まず初めに1986年に明らかとなった浸透に対し、トルコ軍(TSK)は対策を講じた。現状は、士官学校における浄化にも関わらず、ギュレン教団がトルコ軍内で強大化していったことを示している。今日、准将と大佐の階級にいる者たちの入学日は、ギュレン教団が軍事学校と士官学校に盛んに入っていったとされる日付と重なっている。 時は1986年。イスタンブル海軍高校にて。アル・ジャズィーラのイルファン・ボザンの記事[によれば 全文をよむ
トルコで 3ヶ月の非常事態OHALが宣言された。閣議の結果、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が国内で3ヶ月のOHALが宣言されたことを発表した。ではクーデタ未遂の後に宣言された非常事態OHALとは何なのか?OHALにおける措置はどのようなものになるのか? OHAL宣言がなされた後、多くの人々が「OHALとはなにか?OHAL宣言によって我々の生活で何が変わるのか?非常事態はどのように適用されるのか?」といった質問の回答に注目した。 ■OHALとは何か? 閣議の後、 全文をよむ
国民教育省は、トルコ国軍(TSK)内のグループが起こそうとしたクーデターの後、1万5200人の公務員の休職を発表した。国民教育省は1万5200人を解任した後、私立機関で働く2万1000人の教員の大学卒業資格も剥奪した。 国民教育省(MEB)は、1万5200人の公務員を休職にし、彼らの調査を始めたと明らかにした。 国民教育省の公式インターネットサイトで掲示された書面による発表では、「教団とつながりのある公務員」に対し包括的な調査を行うと明らかにし、以下のように述べた。 全文をよむ
閣議は、クーデターの試みの後、初めての会議で重要な決定を行った。「特別権限クーデター裁判所」の設立が扱われた会議では、クーデターを起こした者が3平方メートルの部屋で、他の囚人と同様の権利を与えられずに罰されるという見解が重きを占めた。 7月15日に起こったクーデターの試みのあと、初めての閣僚会議が昨日行われた。会議では、今日実施される重要な国家安全保障評議会で取り上げられたあとに決定が下さる一連の重要な話題が扱われた。この決定の一部は、トルコ大国民議会で出される緊急法により施行される一 全文をよむ
「フェトフッラー・テロ組織(FETÖ)ではないが、過激な世俗主義感情を持つ反政府的な将校たち:拘束された人物の中には、そして戒厳令のリストの中には「過激世俗派」「過激アタテュルク主義者」の将校たちがいることが見て取れる。」 [インターネット・ニュース・サイトの]T24のメティン・ギュルジャン記者は、7月15日に起きたクーデター未遂事件についての分析を行った。クーデターの弱点が陸軍司令部であったとするギュルジャン氏の分析は以下の通りだ。 ■クーデター未遂の解剖図 全文をよむ
アンカラ県共和国首席検事局によって用意されたギュレンとギュレン教団の告訴状には、教団のトルコ国軍への浸透は、1984年に加速し、公正発展党(AKP)政権期に完全に容易になったという。 教団がトルコ軍でクーデターの企てを行うほど組織化し、この状態にどのように至ったのかという質問の原因になる一方、人々の目はこの事件の政治的責任に向けられている。この質問の答えは、クーデターの少し前にアンカラ県共和国検察が裁判所に提出した660ページにおよぶ、主要教団の告訴状に書かれている。 告訴状による 全文をよむ
元参謀総長イルケル・バシュブー退役陸軍大将は、トルコ国軍(TSK)での軍事政権設立によって行われたクーデターに関して、「これらを行ったのはトルコ兵ではない、テロリストだ」との見解を述べた。 バシュブー元参謀総長は、「クーデターに関与した兵士たちは使われた」のだと主張し、「私は、兵士たちはこのクーデターの内部に関わり計画を立てた将校とは区別されるものと考えている。これらの兵士たちはおそらく騙されたのだろう。彼らは軍事演習などの理由によって兵舎の外に出されたと見られる」と話した。 全文をよむ
エルドアン大統領は、カフラマン国会議長、クルチダルオールCHP党首、バフチェリMHP党首に電話をかけ、感謝を述べた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領はCHP党首とMHP党首に、クーデターの企てを支持しなかったことについて感謝の意を述べた。 エルドアン大統領はまた、TBMM(トルコ大国民議会)のイスマイル・カフラマン議長にも電話をかけ、国会議員全員の英雄的な態度に対し感謝を述べた。 大統領府発表の情報によると、エルドアン大統領は7月15日のクーデターの企てに対し 全文をよむ
モスクのミナレからエザーンが読まれ、国民に通りにでようと呼びかけられた。 イスタンブルの各地でミナレから夜中、一定の時間をあけて、アザーンが詠みあがられた。そしてクーデター事件を起こした人々に反対の意思を示すため、警察の前に集まるように呼びかけた。セリミエ・モスクをはじめ、モスクでは、セラー(礼拝の呼びかけの祈り)が詠みあがられた。 宗務庁のメフメト・ギョルメズ長官は、秘密組織の暴徒らの試みに対し、宗務庁関係者に真夜中にメッセージを送った。ギョルメズ長官は、ミナレの灯をともし 全文をよむ
ギュレン派FETO組織の軍人らが、参謀本部の中枢を奪おうとした。警察は、この暴挙を行おうとした軍人らの逮捕にむけ、行動を始めた。 フェトフッラー・ギュレン派の組織FETOに属す下士官らが、クーデターを企てた。YeniSafak紙は、ギュレン派組織に属す軍人らの裏切り行為に関する重要な情報を入手した。 アメリカ(にいるギュレン師)からの指示を得ているとみられる下士官らが、トルコ共和国を手中におさめようと、暴挙にでた。警察は、この暴挙を行おうとした軍人らの逮捕に向け、行動を開始し 全文をよむ
トルコ軍を語りメディアに送付されたメールでは「国の統治を掌握した」と記されていた。フィクリ・ウシュク国防相は「これは、正規の発表ではない」と述べた。 トルコ軍からの発表は、トルコ軍のメールアドレスからメディアに送られた。その後、建物内に軍人がいるとされているTRTの放送では、「国内和平評議会」の名のもとに発表が放映され「全土に戒厳令が発表された」とされ、外出禁止令がだされた、と述べられた。 ■ウシュク国防相「正規の発表ではない」 フィクリ・ウシュク国防相は「これは正 全文をよむ
テズジャン副党首の指揮下で準備されている憲法草案は、最初の4条が維持される一方で、立法と行政の活動について強力な議会構造が盛り込まれている。 議会制民主主義の強化を図るCHPが憲法草案の作成を完了した。草案は党上層部の委員会で議論される。 憲法和解委員会が解散した後、CHPはビュレント・テズジャン副党首の指揮により憲法草案の準備を始めた。作成された憲法草案では、現行法の最初の4条が維持される一方で、立法と行政活動について強力な議会構造が盛り込まれている。 草案では大 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、ポーランドの首都ワルシャワで行われたNATOの首脳会談の後、重要な発言を行った。トルコへの帰国中に話したエルドアンは、シリア人に国籍を与えことについて次のように話した。「現在、私はこれをとても明らかに表明する。一部の政治家が国籍の問題について場所をわきまえずに話していることによって、わたしはとても悲しんでいる。つまり、一人の人間がどこかの国に国籍申請をするとして、それに対して『いいえ、わたしはあなたを受け入れません』という形でのアプローチで前もって反対する 全文をよむ
先日ドアン・サトムシュ編集顧問を退任させたことで話題となったジュムフリイェト紙で、大きな動きがあった。編集局長を務めるジャン・デュンダル氏が一時休職するという。デュンダル氏は「過酷なマラソンが終わったので一時休息させてもらいます。その後?戦いを続けます。仲間を悲しませるようなことはしませんし、敵を喜ばせるようなこともしません」と声明を出した。 メディアタヴァのニュースによると、2015年2月に編集局長に就任したジャン・デュンダル氏が一時休職した。デュンダル氏は社内向け告知で、職権を当面 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領はトルコ実業家協会(TÜMSİAD)の伝統的なイフタール(一日の断食明けの食事)・イベントに出席した。大統領はここでの挨拶でEUを厳しい言葉で責めた。 タイイプ・エルドアン大統領はトルコ実業家協会によってリュトフィ・クルダル会議センターで開催されたイフタールに参加した。エルドアン大統領は挨拶でイギリスのEU離脱の決定についても言及し、次のように語った。「民主主義や国民の意思への敬意を基本とする政治的見解を持つ者として、国民投票の結果がイギリス国民にと 全文をよむ
ロンドンに暮らすトルコ人の多くが、EU離脱の賛否を問うた国民投票の結果に懸念を示している。彼らは、外国人に対する敵対感情が増幅する恐れがあるとして、不安をあらわにしている。 長期にわたりロンドンでジャーナリストとして勤めているミフリサフ・サファ氏は、4か月に及んだ(EU残留を求める)キャンペーンの最後に出た今回の結果を残念に思っているとした上で、自身は移民であることから「残留」に投票したと述べた。サーファ氏は、「長いことイギリスで暮らす1人として、私もここでは外国人ですが、外国人が多く 全文をよむ
トルコが最大の代表団の一つであることで知られる欧州評議会議員会議(AKPM)で21日に採択される「トルコにおける民主主義制度の機能」という題目の報告書において、「懸念と批判」の箇所が非常に多くなっている。 欧州評議会議員会議(AKPM)の報告書では、表現と報道の自由に関する動向及び法の支配への浸食とテロとの闘いに関連する人権侵害の問題が、トルコにおける民主主義制度の機能とトルコが欧州評議会に向けた義務の観点から障害となっていることが指摘された。検証委員会のノルウェー・メンバーのインゲ 全文をよむ
人民の民主主義党(HDP)のセラハッティン・デミルタシュ共同党首ならびにアルタン・タン議員のあいだにある「世俗-宗教政党」議論が加熱する中、共和人民党(CHP)のエルドアン・トプラク主席顧問から興味深い発言が飛び出した。 トプラク主席顧問は、自身が用意した「クルド問題報告書」のなかで公正発展党(AKP)政権は、HDPを離れたイスラム系クルド人が参画する「クルド版AKP」を作ろうとしていると発言。トプラク主席顧問がCHPのケマル・クルチダルオール党首に提出した報告書の概略は次の通り。 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、イスタンブルに関連する書籍のプロモーション会で行ったスピーチで「我々は勇気を出し、タクスィムのゲズィ公園にかの歴史的建造物を建設するのだ。措置を講じ、すぐにでも進めていく」と述べた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領はジェマル・レシト・レイ・コンサートホールで開催された「古代から21世紀までの大イスタンブル歴史作品」のプロモーションプログラムで行ったスピーチで初めに、歴史意識に注意を引き、以下のように言葉を続けた。 「我々が経験し 全文をよむ
イギリスで6月23日に行われるEUに関する国民投票を前に、離脱派の元ロンドン市長のボリス・ジョンソン氏とゴーヴ司法大臣が首相に対しトルコのEU加盟阻止を保証するよう求めた。 イギリスで6月23日に行われるEU残留の是非を問う国民投票まで数日残し、議論の焦点はトルコとなった。EU離脱派は有権者たちに対し、トルコがEUに 加盟すれば何百万人ものトルコ人がイギリスに押し寄せると発信してきた。EU離脱キャンペーンの筆頭格である元ロンドン市長のボリス・ジョンソン氏とマイ ケル・ゴーヴ司法大臣は昨 全文をよむ
野党、教育学者の反発を生んでいる教育財団法案が国会総会の議案となっている。 教育財団法案第4条が、トルコ国会総会で承認された。同法案の承認条項では、イスタンブルに本部がある「トルコ教育財団」という財団が設立される。本財 団では、国外での学校前教育から大学教育まで教育すべての段階で奨学金を給付する;学校、教育機関・学生寮といった施設が開設される。国内も含め、本機構 で職を得る教員を育成する財団は、研究、開発を行い、出版、教育法の開発を行う。 教育財団は、必要な場合、その活動 全文をよむ
法務省はトルコ大国民議会から届いた国会議員の調査書のうち11通をアンカラ共和国検察局へ送った。これらのファイルが、ケマル・クルチダルオールCHP党首、セラハッティン・デミルタシュHDP共同党首、そしてレヴェント・ギョクCHP議員(アンカラ選出)についてであることがわかった。 この3人の政治家に関する捜査は、議員犯罪局ヒュセイン・シャーヒン副主席検察官が担当する。シャーヒン氏はクルチダルオール党首とデミルタシュ共同党首に問われている「大統領侮辱」の罪を、取調べで直接調査する。よって、シャ 全文をよむ
メフメト・ウチュム大統領首席補佐官は昨日、新憲法に関して、ブルームバーグニュースにコメントした。 ブルームバーグHTのインターネットサイトにある情報によれば、ウチュム大統領首席補佐官は、2016年の大部分を新憲法のための調査に充て、新憲法は12月に国会に提出されうると述べた。 ウチュム首席補佐官は、憲法法案では前提として、特定のイデオロギーが引用されないと述べつつ、ムスタファ・ケマル・アタテュルク・イデオロギーが引用されたいくつかの部分が除かれることになろうとした。 全文をよむ
イスタンブル男子高校の生徒たちが、卒業式でヒクメト・コナル校長の背中に背中を向けてプロテストを行ったことで始まった抗議運動は、ガラタサライ高校、カドゥキョイ・アナドル高校、ノートルダム・ド・シオン高校、チーリ科学高校、アンカラ・ガーズィー・アナドル高校に続いてペルテヴニヤル高校にも広まり、生徒らは「声を上げよう、導きの光となれ!」という見出しで声明書を作った。 ペルテヴニヤル高校の生徒たちは、145年の伝統ある高校が「プロジェクト校」という名目で支配されており、学校の運営陣が生徒たちの 全文をよむ
モハメド・アリさんの葬儀参加のためアメリカを訪れたタイイプ・エルドアン大統領は2日目の式典に参加せず、これはアリさんの命名権を取得したマーケティング会社の対応が原因となった。モハメド・アリさんの友人はエルドアン大統領の参加したイフタールで不手際について謝罪した。 アメリカのルイビルで行われた世界的に有名なボクサー、モハメド・アリさんの葬儀での最初の不手際が前の日の追悼の祈りの際にあったことがわかった。祈りの場所で整列がきちんとなされなかった。式典に参加したタイイプ・エルドアン大統領、ベ 全文をよむ
民族主義者行動党(MHP)のデヴレト・バフチェリ党首、共和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首、人民の民主主義党(HDP)の共同代表を務めるセラハッティン・デミルタシュ氏とフィゲン・ユクセキダー氏などを含んだ57名の国会議員に関する117の調書が、差し置かれていた法務省から、担当する検察側へと送られた。これら57名の国会議員に関しての裁判手続きが始まった。 ベキル・ボズダー法務大臣は、出演したテレビ番組で法務省で差し置かれていたHDP所属国会議員に関して94件の、CHP所属国 全文をよむ
イマーム・ハティプ学校の卒業生が大学に入学できなかった時代であったため、イマーム・ハティプ学校を修了した後、エユップ・リセを経由したと語るエルドアンは、その後アクサライ経済・商業高等専門学校で勉強を始めたことを、当時難しい条件がいくつかあって学校での勉学期間を延長したこと、1981年に卒業したこと、卒業してから一年後の1982年にその学校の名前がマルマラ大学に代わったということを説明した。 エルドアンはマルマラ大学の学長メフメト・エミン・アラト教授がクラスメートであることに言及し、マル 全文をよむ
この1週間で前首相アフメト・ダウトオールと新首相ビナリ・ユルドゥルムとの2つの大きな違いが明らかとなった。 ■一つめの違い ユルドゥルム新首相の一日は早く、予定の時刻よりも前には現れる。ダウトオール前首相は、およそ11時前には予定を入れなかったし、予定には遅れてやってきた。時には2時間近い遅刻もあったほどだ。ユルドゥルム新首相は早めの時間に予定を入れるという点で違いを生んだ。たとえば5月30日(月曜日)の閣議は9時に始められた。6月1日、キプロスに発ったのも9時。6月2日には 全文をよむ
MİT(国家諜報機構)のハーカン・フィダン事務次官が任を解かれ、東京トルコ大使に任命されるとの報道は間違いだった。フィダン事務次官は、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領のアフリカ訪問中にこの報道について答え、「私はまだ任務中だ」と述べた。 ソマリアで記者団に答えたフィダン事務次官は、いくつかのインターネットサイトやSNS上でめぐった説について質問され、「私はまだ任務中だ」と述べ、東京トルコ大使任命の噂については「日本食は嫌いだしね」と冗談を飛ばした。事務次官は大統領府スポークスマンの 全文をよむ
ここ最近、再び話題になったタイイプ・エルドアン大統領の「論争を呼ぶ卒業証書」について、マルマラ大学が書面で発表を行った。 大学は疑いについて「不当」かつ「根拠がない」と評価し、エルドアン大統領が同大経営学科の卒業生であることを明言した。 メフメト・エミン・アラト学長の署名が入った書面では、「2011年4月1日、大統領閣下に授与された『写し』について、卒業証書の『写し』の公的・法的効力が知られず、あるいは知られているにもかかわらず意図的に無視された主張が、『権利』と『法律』の関 全文をよむ
トルコは相互主義の原則に従い、今日からロシアの運転手に対してヴィザを義務化した。国際運輸協会(UND)のファーティフ・シェネル執行委員長はこの件について、「ロシアからトルコに入国するドライバーに対するヴィザの義務化は、相互主義に基づいたものだ。これによってロシアのドライバーが不便を被ることがあれば、ロシア国内で議論されることになるでしょう。我々は、再び元のヴィザが不要であった日々に戻ることを望んでいる」と話した。 UND執行委員会のシェネル委員長は、ロシア軍機が領空侵犯し、これをトルコ 全文をよむ
社会主義インターナショナル副議長でもあるCHP(共和人民党)のウムト・オラン議員は、AKP(公正発展党)がオスマン主義言説に度々言及することによって新たな史観の構築に手を染めたと指摘した。 オラン議員は以下のように語る。 「イスタンブル征服の祝賀も、この意味でまるでオスマン主義言説のような権威主義のカモフラージュだ。そうであれば、AKPによるプロパガンダのカモフラージュが、これ以降のステップの「敵」を可視化し、(社会の)両極化を加速すると予想できる。AKPの態度は、権威主義を覆い隠 全文をよむ
7月10日に選挙を伴う臨時党大会を行うというデヴレト・バフチェリMHP党首の結論を受けて、反対派も党大会の日程を明らかにした。 民族主義者行動党(MHP)では、党本部と反対派が臨時党大会をそれぞれの望む日程で開催させようと戦っている。最高裁の承認の後、MHPでは党則改正のためだけに「2つの党大会」が開催される可能性が取り沙汰された。 情報によると、MHPの招集委員会は、月曜日に行われる直近の会議で、党則改正のための党大会を自分たちが開催すること、日程としては6月19日を指定したこと 全文をよむ
タクスィム連帯プラットフォームは、ゲズィ抵抗運動から三年目を迎え、記者会見を開いた。 TMMOB(トルコ・エンジニア・建築家商工会議所)ビュユクケント支部で行われた会見に都市計画組合イスタンブル支部運営委員会の秘書、アキフ・ブラク・アトラル氏、TMMOBイスタンブル支部長のサーミ・ユルマズトゥルク氏、電気技師組合のベイザ・メティン氏、弁護士のジャン・アタライ氏が話し手として参加した。一方 CHP(共和人民党)のセズギン・タンルクル議員、HDP(平和民主党)のガロ・パイラン議員、ゲズィ公 全文をよむ
政府の施策方針内にアレヴィー問題が記載されなかったことに対するアレヴィー団体からの反発は、「驚くべきことではなかった!大統領制の改変に向けて、二極化の継続が必要だ」という見方となった。 アフメト・ダヴトオール前首相が発表した政府施策方針内では記載されていた「伝統的な信仰の継承の場とジェム・エヴィへの法的地位の付与」という文言が、ビナリ・ユルドゥルム首相率いる新体制下での施策方針から削除されたことを受け、アレヴィー団体は不快感を示した。アレヴィー問題に関して何度もダヴトオール前首相と会談を重 全文をよむ
ビナリ・ユルドュルム首相はテロ対策に関して、「逸れることなく、弛むことなく、テロとの戦いを続けていく」と述べた。 ビナリ・ユルドュルム首相は、ディクメン谷にある住居から離れる際に、新聞記者の質問に答えた。「ヴァン県で殉職者がでたという情報を得ました。あなたはしば しばテロとの戦いを強調しています。どうお答えになりますか?」という質問をうけて、ユルドュルム首相は殉職者にお悔やみを、負傷兵士に一刻も早い回復を願った。 ユルドュルム首相は、殉職者の痛ましい知らせに心を痛めているとし 全文をよむ
公正発展党(AKP)党首にして首相のビナリ・ユルドゥルムは、第65代内閣を昨日タイイプ・エルドアン大統領に提出した後、大臣らの名前を大統領府邸で発表した。「おめでとう。我々祖国に、我々市民に素晴らしい奉仕をすることを、神が与えてくれますよう。感謝します」と述べた。新内閣は最初の閣議を今日タイイプ・エルドアン大統領が議事進行役となり大統領府で行う予定だ。 イスタンブルで一昨日世界人道サミットの開催を行ったタイイプ・エルドアン大統領は夜の11時40分にアンカラに来てすぐにユルドゥルム首相と 全文をよむ
第65代内閣に入閣した人物の経歴。 ビナリ・ユルドゥルム(首相):1955年生まれ、エルズィンジャン出身。イスタンブル工科大学造船・海洋技術学部卒。4期運輸大臣に務めた。既婚、3児の父。 ヌレッティン・ジャニキリ(副首相):1960年生まれ、ギレスン出身。アンカラ大学政治学部経済学科卒。財務省に務める。第22期と23期の国会議員を務めた。既婚、4児の父。 メフメト・シムシェキ(副首相):1967年生まれ、バトマン出身。アンカラ大学政治学部卒。外国で経済専門家・ストラ 全文をよむ
公正発展党の党首候補者である、ビナリ・ユルドゥルム氏は、2015年11月1日の総選挙において、国会議員として選出してくれたイズミルは自分自身に党首そして、首相としての道を開いてくれた町であることを述べた。 ユルドゥルム氏は、『イェニ・アスル(新世紀)』に掲載されたインタビューにおいて、「11月1日に彼らの票でもって私を議会へ送ってくれた、我がイズミルの同胞たちに感謝しています。イズミルは、我が国の政治において、常に足跡を残してきた特別な町である。私たちに投票していようがいなかろうが、全 全文をよむ
第64代内閣総辞職を、本日大領領エルドアンに提出するとされるアフメト・ダウトオール首相は、身の回りの品々を片付ける一方で、同僚たちに別れを告げている。 ダウトオール首相は,約21か月の間自分を追いかけていた首相官邸付きの記者らに別れを告げた。新聞記者らと首相として最後の談笑をおこなったダウトオールは、感傷的な時を過ごし、想い出を分かち合った。ダウトオール首相が、「今日まであなた方を失望させたことがありましたか」と質問すると、記者たちが「覚えていません」と答え、笑いが起こった。 全文をよむ
公正発展党(AKP) 第3代党首候補で首相候補のビナリ・ユルドゥルム氏の妻セミハ・ユルドゥルムは新しいファーストレディーとなろう。彼女に関し予想されうるすべての質問の答えを皆様のために収集した。さあ、新ファーストレディーのセミハ・ユルドゥルムの知られざることとは... トルコ中が待ちかねている問題の答えが見つかった。AKP党首候補は運輸大臣でイズミル選出国会議員のビナリ・ユルドゥルム氏となった!さて、ビナリ・ユルドゥルム氏の妻セミハ・ユルドゥルムとはどのような人物だろうか?彼女に関する 全文をよむ
昨日行われた議員特権廃止法案の投票は、エルドアン大統領にとって新たな権力への挑戦であった。そしてそれは成功した。民族主義者行動党(MHP)は 2015年11月1日の選挙以降、公正発展党(AKP)政府に対し、選挙で後退した人民の民主主義党(HDP)議員が国会から追い出され、司法の手で裁かれるよう圧力をかけていた。 エルドアンはこれを目にして、[ディヤルバクルの]スル、ジズレ、スィロピといった場所のことを挙げて、HDP議員らに圧力をかけ始めた。テロリストを支援した者もまた、テロリストとみな 全文をよむ
国会議員に対する司法の干渉を認める議員特権の変更は共和人民党(CHP)の支持により、国民投票を必要とせずに376票で承認された。法務省は法の施行後に手続きに入る案件の数を787件、議員数は148名と発表した。しかしこのうち139人の議員の683の案件が国会に渡っている。案件は15日以内に約200人の検事の元へ渡る。CHPのケマル・クルチダルオール党首には41件、民族主義者行動党(MHP)のデヴレト・バフチェリ党首には9件、人民の民主主義党(HDP)のセラハッティン・デミルタシュ共同党首には75件 全文をよむ
現在、訴えられている国会議員の特権を、まとめて撤廃する憲法改正案の第2回目の投票において共和人民党(CHP)が驚くべき行動に出た。 第1回目の投票では『反対』に回ったCHPが、実質的に最後の投票になる第2回目の投票で賛成に回り、この改正案が強制的に国民投票にかけられる危険を避けることに貢献した。これには、クルチダルオールCHP党首が国民投票によって形成されうる勢力図の変化を避けようとしたこと、そして20名のCHP所属議員に『賛成』票を投じるよう望んだことが影響した。クルチダルオール党首は、 全文をよむ
北イラク・クルド人自治政府のバルザーニー(大統領)に近いとして知られているニュースサイトのRudawから、今朝注目すべきニュースがもたらされた。Rudawのニュースで「HDP(人民民主主義党)所属の議員であるファイサル・サルユルドゥズ氏とトゥーバ・ヘゼル氏の二人が、議員特権法廃止の可能性に直面し、トルコから亡命した」とされた。HDPのスポークスマンであるアイハン・ビルギン氏はこのニュースを否定した。サルユルドゥズ氏も「逃げていない、10日後に戻る」と話した。 北イラク・クルド人自治政府 全文をよむ
AKP(公正発展党)の党首として名が挙がった、ビナリ・ユルドゥルム交通海事通信大臣が、感極まっている様子が見られた。演説の前に短い逸話をはさみ、演説は5月19日を祝うことから始まった。初めに述べたことは、テロに関してだった。ユルドゥルム氏は「テロの問題がトルコの関心事ではなくなるようにする」と話した。 AKPのオメル・チェリキ広報は、ビナリ・ユルドゥルム交通海事通信大臣がAKP党首候補であると明らかにした。その名が挙がった後、ビナリ・ユルドゥルム氏が感極まっている様子が見られた。ユルド 全文をよむ
アフメト・ダウトオール首相の辞任プロセスにおいて決定的な役割を果たし、エルドアン大統領が下した粛清の決定の実行役であると言われているビナリ・ユルドゥルム氏が、公正発展党の新党首候補となった。さて、ビナリ・ユルドゥルム氏とはどんな人物なのか?答えは... 公正発展党党首候補で首相就任が予想されるビナリ・ユルドゥルム氏とはどんな人物なのか?「路を外れると、ボアジチ大学に進学しなかった」と言う同氏は、イスタンブル工科大学で造船学及び海洋科学を学んだ。エルドアン現大統領がイスタンブル広域市長に 全文をよむ
民族主義者行動党の非主流派が党大会を求めて危機が生じた首都アンカラで、同じ時間帯にダウア党の第二回党大会がアタテュルク・スポーツサロンで行われた。 コーランの朗唱とともに(アンカラのアタテュルク・スポーツサロンで)開幕した自由ダウア党第二回党大会でトルコ国歌は流れなかった。会場に巨大な額で飾られていたアタテュルクの肖像画は党の旗で覆われた。 演説の中で一部クルド語が使用された党大会では、クルド語のアナウンスが行われた。クルド語のプラカードも見受けられた。2014年10月6日か 全文をよむ
スメイヤ・エルドアンの結婚式の前に撮影された家族写真に、14年間メディアの前にその姿を現さなかったエルドアンの大統領の長男、アフメト・ブラク・エルドアン氏が写された。 スメイヤ・エルドアンとセルチュク・バイラクタルの結婚式前に上映された映像には、一族の集合写真も含まれていた。 ■集合写真を撮影 エルドアン家とバイラクタル家の一同が、スメイヤとセルチュクの婚約式で集合写真を撮影していたことが明らかになった。結婚式で白いスクリーンに映し出された映像に含まれていたある写真 全文をよむ
公正発展党(AKP)のメフメト・アリ・シャーヒン副党首は、「最高裁の舞台でジャン・デュンダル氏とエルダム・ギュル氏の訴訟が注意深く精査され無罪となることを望んでいる」と述べた。 AKPのメフメト・アリ・シャーヒン副党首は、カラビュク大学でトルコ新聞記者連盟(TGF)とカラビュク新聞記者・メディア関係者協会によって行われた「メディアと政治の関係」のパネル・ディスカッションに出席した。 そこでジャン・デュンダル氏とエルダム・ギュル氏に関して宣告された懲役刑についてコメントし、次のように 全文をよむ
エルドアン大統領の娘、スュメイイェ・エルドアンとセルチュク・バイラクタルの結婚式が数多くの招待客の前でとりおこなわれた。花嫁に結婚手帳を第11代大統領アブドゥッラー・ギュルが渡した。招待客は結婚式の前に2人の写真から構成されたムービーショーを観た。スュメイイェ・エルドアンとセルチュク・バイラクタルは招待客の前に、ジェム・カラジャの「(末永くあれ)(ブ・ソン・オルスン)」という楽曲をバックに登場した。 タイイプ・エルドアン大統領の娘スュメイイェ・エルドアンとセルチュク・バイラクタルの結 全文をよむ
アンカラで2015年10月10日に起こった自爆攻撃で亡くなった109名の方々のうちの一人、オスマン・トゥラン・ボザジュ氏のためにリゼで執り行われた葬式に参加した2人について、「泥棒で殺人者のエルドアン」というスローガンを掲げたことから、「エルドアン大統領」への侮辱のため11か月と20日の有罪判決が下された。 Sendika.Orgの情報によると、裁判官は10月12日にリゼに属するパザルでの葬式でスローガンを掲げたバフチェト・エルタシュ氏と人民の民主主義党(HDP)リゼ国会議員候補者のト 全文をよむ
公正発展党(AKP)の舞台裏が長期間これほど活動的なのは見たことがない。 確かに議題はたった1つだけ。皆「誰が首相になるだろうか」という問いへの答えを求めていた。単に党大会のみが話題にされなかった。新内閣に向けて舞台裏の動きはすでに始まっている。 どの候補が選ばれても、どの大臣が変わるか、新しい大臣は誰になるのか、誰の地位が変わるのか、といったコメントがなされた。AKPの舞台裏でどの候補が、どんな理由で首相になるといわれているのか、簡単に綴ってみた。 ■最有力候補は 全文をよむ
大統領主席顧問のシェレフ・マルコチ氏は、一部の国民が「大統領制」という考えを気に入っていないと述べ、「固有かつ国民的」とする制度の名前を「共和国大統領制」とすると発表した。 大統領主席顧問のシェレフ・マルコチ氏は、イスケンデルン工科大学で行われた「新憲法と2023年への見通し」という題の会議で演説した。 世論調査では1982年憲法の変更と新しい憲法の作成について、全体の90%が同じ見解でいるとしたマルコチ主席顧問は、一部の国民が「大統領制」という考えを気に入っていないとし、次 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の娘、スュメイイェ・エルドアンと実業家のオズデミル・バイラクタルの息子のセルチュク・バイ ラクタルの、5月14日、キュチュクチェクメジェのヤフヤ・ケマル・ベイアルトゥ・ショーセンターで行われる結婚式の招待状が明らかになった。6000人が招待された結婚式の招待客の中にはアフメト・ダヴトオール首相もいる。 シンプルな結婚式の招待状には、スュメイイェ・エルドアンとセルチュク・バイラクタル二人 の名前の頭文字「S」が2つのつるで作られていた。招待状には、花と 全文をよむ
ペリカン文書の反響が続いている。エルドアン大統領の支持者たちはソーシャルメディア上で再度攻撃を行った。ペリカン文書という名で、ツイッター上に現れたアカウントでは今回ダヴトオール首相チームが反撃して、「省にいるギュレン教団へ近い官僚らの中から大臣を無理に任命する書類が求められた」ということが述べられた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領とアフメト・ダヴトオール首相の間で起きた不和を明るみにし、ダヴトオール首相の辞意表明とともに終結した「ペリカン文書」の反響が続いている。エルドアン大統 全文をよむ
公正発展党臨時大会で首相を辞任する予定のアフメト・ダウトオール首相は、最後の公式訪問でボスニア・ヘルツェゴビナを訪れた。飛行機を降りる際、ダウトオールの右手に包帯が巻かれていたことが注目された。ダウトオールの手は、コンヤを訪問した際に握手をしすぎたために痛めていることが分かった。 ダウトオール首相は、ボスニア・ヘルツェゴビナの大統領評議会議長のベキル・イッゼトベゴヴィッチ氏も参加した式典で、その修復をトルコ協力開発機構(TIKA)が行ったバンヤ・ルカ市にあるフェルハディイェ(フェルハド 全文をよむ
アフメト・ダヴトオール首相が公正発展党の党首の座を、ひいては首相の座を降りる原因となった多くの対立が、世間で取り沙汰されている。 これに対し、アンカラの舞台裏では、大統領府と首相府の間の軋轢には、ずっと以前から表沙汰にならなかった、とてもデリケートな問題があったとされている。 御存じのように、2001年の通貨危機の後、厳格な財政規律が適用され、国庫による保証という考えは過去のものとなった。しかし、世界的な経済縮小の時代に、何十億ドルもの計画を担う企業が、融資や資金調達の面で困 全文をよむ
アフメト・ダヴトオール首相は公正発展党(AKP)の党会議で行った攻撃的な演説に対してタイイプ・エルドアン大統領の上級顧問であるムスタファ・アクシュ氏は回答をした。アクシュ氏は、ダヴトオール首相が話した際にツイッターで「トルコ=レジェプ・タイイプ・エルドアン=AKP」とか書かれたメモ用紙を共有し「右から読もうとも、左から読もうとも、これが現状だ」と投稿した。 アフメット・ダヴトオール首相は今日行ったスピーチで、タイイプ・エルドアン大統領との間にある深い亀裂を描いた「ペリカン文書」を書いた 全文をよむ
共和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首は、臨時党会議でダヴトオール首相が退任することについて声明を発表した。クルチダルオール党首は、臨時党会議をクーデターだと評し、「知識人、民主主義に共鳴する全ての人が、クーデターに抵抗する必要がある」と述べた。入手した情報によると、クルチダルオール党首は夕刻、ダヴトオール首相と電話会談を行った。 CHPのケマル・クルチダルオール党首は、公正発展党(AKP)で起こった臨時党会議の危機について声明を発表した。同党首は、首相退任の決定をクーデ 全文をよむ
アフメト・ダヴトオール首相は、党の決定・執行委員会での「クーデター」により党の任命権を剥奪された後、「ペリカン文書」が出現したことで、会派会議で辞任を示唆した。今日のエルドアン―ダヴトオール両氏のトップ会談後、公正発展党(AKP)の党大会開催とダヴトオール氏の不出馬が伝えられたことで、「ペリカン文書」が真実だったことが裏付けられた。 ダヴトオール首相はペリカン文書が明らかになった後「勇敢なるAKP党員諸君が悲しむことは決して許さない。今日は皆にとって試練の時だ。私は一部の人間が辞めない 全文をよむ
昨日トルコ政治において初めてのことをまた目にすることになった。 我が国の首相は辞任せずに与党を臨時党大会に導くと決定した。 首相は臨時党大会で[党首]候補者にならない可能性も高い。 状況がこうなら、他に初めて起こることもあるだろう。 初めて首相が国会で質疑応答、辞任、或は落選という方法ではなく、自身の党の内部の(クーデターとは言わない)攻撃の結果、この状況で職務を離れることになろう。 しかしある他の興味深い状況も昨日時点のトルコ政治には存在する。 全文をよむ
以前、トルコへ入国の許可が与えられなかったフリーライター、デイビット・レペスカ氏は、トルコで報道と表現の自由の現状を自身の経験に基づいて説明した。 「トルコ中は、弱い報道の自由から影響を受けないと考えていた。どれほど、間違いだったか」と語るレペスカ氏は、トルコへ入国の許可が与えられなかった後、経験をユーモアをまじえつつ、しかし本当の言葉で語った。 世界的に有名なフォーリン・ポリシー紙に載せられている記事でレペスカ氏は、トルコへ帰りたいとも語った。「トルコへの入国が妨げられてか 全文をよむ
アフメト・ダヴトオール首相は昨日、公正発展党党派会議にて注目のスピーチを行った。 というのもこれは4月29日に公正発展党中央決定運営委員会(MKYK)にて県・郡代表者の任命権が首相から委員会に移転することが決定して以来、首相が初めて行うスピーチであったからだ。 中央決定運営委員会の翌日には、SNSにダヴトオールとタイイプ・エルドアン大統領との間に深刻な溝が生じていることをうかがわせる文書が投稿され、政界のニュースの中で最大の関心事となっていた。 ダヴトオール首相は会場に向かう間 全文をよむ
国内のメディアの多くの新聞記者は裁判所の門を摩耗させ続けるよう。ついに外国人にもこの「自由」を共有している。先週、アメリカ人記者デヴィッド・レペスカ氏が入国の許可を与えられず、ギリシャ人カメラマンのリビア行きやロシア人記者のトルコ入国が禁止された。 色とりどりの世界地図を思い浮かべてください。白、黄色、赤、黒の国々……色が濃くなるにつれて自由が制限されている。色分けはこのような感じだ。トルコの色は赤、西部は黄色から白で、東部は黒から赤だ。 国境なき記者団(RSF)の今年の報道 全文をよむ
「我々が正当とみなさない勝利というものは存在しない」と語ったエルドアン大統領は、「私は、トルコ国民とトルコ文明の、何千年にも及ぶ歴史を、おおよそ1919年から始まったとする認識を認めない」と述べた。 (注: 1919年は、希土戦争が開始され、ムスタファ・ケマルがサムスンに上陸した年) レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、ルトフィー・クルダル国際会議・展示場において行われた、『忘れられた勝利:クートの戦い』と題されたプログラムに登壇した。イスマイル・カフラマン国会議長、アフメト・ 全文をよむ
大統領と首相の間には「黒猫」がいるのだろうか? 「プールメディア(訳者注:大統領寄りの御用メディア群)」では、エルドアン大統領に近い新聞記者らが公に「アフメト・ダヴトオール首相とは事が運ばない」などと述べている。 首相側もこうした意見を「公正発展党(AKP)を、メディアの介在で操作しようとする試みだ」と非難している。 私は、首相が大統領の意思に反した動きを試みているとは全く考えていない。なぜなら政治的にダヴトオールの力は、大統領のそれに匹敵する状況にはないか 全文をよむ
トルコ大国民議会で今日委員会が開かれ、議員特権法案が議論された。そしてトルコ大国民議会史上記憶に残る乱闘が起こった。国会議員らが喧嘩をしている一方で委員会の会合にいた女性議員らは乱闘をとめようと介入し、その努力が注目を集めた。 ■乱闘はなぜ起こったのか AKP(公正発展党)とHDP(国民の民主主義党)の国会議員らが互いに口喧嘩になった。カメラマンの退出が望まれたことに対し議論は激しさを増した。カメラマンが退出させられた後も特権の議論は続いた。 その間AKPとHDPの 全文をよむ
副大統領で国会議長のイスマイル・カフラマン氏は、「新憲法では、世俗主義に言及すべきではない」と述べた。カフラマン国会議長のこの発言に対し、ケマル・クルチダルオール共和人民党(CHP)党首が「国境を越えてロケット弾が降ってきているがあなたの唯一の懸念は世俗主義だ」と反発した。 カフラマン国会議長は、イスタンブル大学講堂でイスラム諸国学識者・作家協会(AYBİR)が開催した「新しいトルコと新憲法」との題目の会議で発言し、以下のように語った。 「(新)憲法が過大評価されることは大き 全文をよむ
■トルコでは誰もが以下の2つのことに同意 第一に、改正は複数回行われたものの、現憲法は軍部のクーデターで制定された憲法だということ、第二に、軍部によってつくられた憲法には文体の問題があるということだ。これまでに、憲法の内容、さもなければ文体の変更に関し、多くの取り組みが行われてきた。そのうちのひとつが、2012年にトルコ言語協会で実施されたものだ。当時首相だったタイイプ・エルドアン氏は、この会合で、著名な哲学者であり言語学者でもあったウィトゲンシュタインの「言語の限界は世界の限界である 全文をよむ
バルトゥン県のある学校に掲示されたアタテュルクのポスターが、「人相が悪く描かれた」という理由で、反発を集めた。住民たちが写真を撮ってソーシャルメディアで拡散した。県の国民教育局局長であるヤシャル・デミル氏は、学校の運営者と会ったことを明らかにし、「あのポスターは差替える必要がある。学校から撤去するよう指示した」と述べた。 4月23日の国民主権とこどもの日を記念して、バルトゥンのアナドル・イマーム・ハティプ高校に掲示されたアタテュルクのポスターが反感を集めた。 カラキョイ地区にあるイ 全文をよむ
スィナン・オアンの、民族主義者行動党(MHP)における党運営が変わったならば、大統一党(BBP)がMHPに加わるだろうとの発言を受けて、BBPから本人に速やかに反応があった。以前MHPの国会議員を務めていたスィナン・オアンは、現執行部がうまくいっていないために、立候補していると明らかにした。さて、スィナン・オアンとはいったい何者なのだろうか。 オアンは、オランダ・アゼルバイジャン・トルコ文化協会がオランダのハーグで主催した「トルコ世界ネヴルーズ祭」に参加した。プログラムのあと、記者会見 全文をよむ
23時頃キャウトハーネのストゥルジェにあるAKPイスタンブル県本部の裏で爆発事件が起こった。情報によると、数名が県本部裏手の空き地に破片型爆弾2個を投げた。爆弾は大きな音を立てて爆発した。犯人はまだ分かっていない。 これによる死傷者は出ておらず、建物にも損傷はなかった。 ■警察は警戒態勢に 爆発音を受けて建物の警備にあたっていた警察は、警戒態勢をとった。爆発音を聞いた周囲の人々もパニックになった。 爆発後、事件現場には武装した警察車両が派遣された。特殊班も建物の周辺を 全文をよむ
エジプトはイスラム協力機構の議長国ポストをトルコに譲渡、イスラムサミットではシュクリー外相が同国を代表した。外相は、自分の声明がシシ・エジプト大統領のものだと語り、声明の後トルコを離れた。 イスラム協力機構の議長国ポストをトルコに譲渡したエジプトのサミーヒ・シュクリー外相は、イスラムサミット開始時の譲渡式で各国代表者に挨拶した。話の冒頭、エジプト大統領のアブドゥルファッターフ・シシの声明を読み上げると述べた。 アル・ジャズィーラの報道によると、シュクリー外相は声明を読み上 全文をよむ
103名が死亡した襲撃に関わるとして捜索されていた人物がビトリス県で逮捕された。 アンカラ共和国検察局がアンカラ駅の前で起こった自爆攻撃に関して進めていた捜査で、逮捕を決定した「オメル・ハタップ」というコードネームがあるメフメディン・Bがビトリスで逮捕された。 ビトリス県テロ対策局の捜査陣が朝行ったた捜査で逮捕されたイスラム国(IS)メンバーのメフメディン・Bは検察に移送された。2015年10月10日にアンカラ駅前で発生した自爆攻撃では104名が死亡した。 ■裁判所 全文をよむ
共和人民党(以下、CHP)のケマル・クルチダルオール党首は、セマ・ラマザンオール家族相に向けた発言により、自身を「政治的異常」と言うエルドアン大統領に、「質問しているのだが、『ドルマバフチェに住み、カドゥキョイからやって来る船に乗船している女性、少女をじっと見ている』とは何事か?これを性的異常という」と述べた。トルコ医師協会を訪問したクルチダルオール党首は、下記の通り述べた: ■2分黙っててくれ 「政治本来の性質には批判がある、一言述べよう。政権与党側、首相、閣僚は批判を行い 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領とアフメト・ダヴトオール首相の間で対立が続いている。アフメト・ダウトオール首相はレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領に対して、初めて公に反発した。 アフメト・ダウトオール首相は先日、「PKKが2013年5月の状態に戻れば、全て話し合われるだろう」と発言した。エルドアン大統領はこの発言について、「彼らと交渉する、話し合うような議題などない」と述べ、ダヴトオール首相を否定した。 この否定がまだ話題に上がっている内に、エルドアン大統領はダヴトオー 全文をよむ
HDP議員らがオジャラン父母の墓地に参拝を行った。 テロ組織PKKのリーダーであるアブドゥッラー・オジャランの67歳の誕生日を前に、国民民主主義党(HDP)議員らがシャンルウルファ県ハルフェティ郡を訪れオジャランの父母の墓に参拝した。4月4日のオジャランの誕生日を祝うことは禁じられているにも関わらず祝賀が予定されていたという。 テロ組織PKKのリーダーであるアブドゥッラー・オジャランの67歳の誕生日を前に、知事府はあらゆるお祝いの催しを禁止した。これに反し、明日予定されてい 全文をよむ
アフメト・ダヴトオール首相は、激しい衝突と外出禁止令の後に再建プロジェクトが始まったディヤルバクルのスル郡(ディヤルバクル旧市街)において、「世界の見本となる街になる。 スルは我々の名誉であり、必ずや再建する」と述べた。ダヴトオール首相は、ウル・モスクで金曜礼拝を行い、その後モスク前に集まった人々に対し、歴史あるハサン・パシャ・ハンで会見を行った。 (上略) ■スル計画 アフメト・ダヴトオール首相は、10の条項からなるスル計画を以下のようにまとめた。 1. 全文をよむ
ホワイトハウスは、核安全保障サミットのためアメリカの首都ワシントンを訪れるレジェプ・タイイプ・エルドアントルコ共和国大統領とバラク・オバマアメリカ合衆国大統領との間で非公式の会談が行われることを明らかにした。 ホワイトハウス報道官ジョシュ・アーニスト氏は、報道陣に向けた会見で、「訪問によってオバマ大統領は、少なくとも今週中にエルドアン大統領と非公式の会談を実現することを考えている」と述べた。 オバマ大統領とエルドアン大統領の間に非公式会談が行われないということは、エルドアン大 全文をよむ
アフメト・ダウトオール首相は、平和を求める学者たちの投獄について反発した。ルザ・サラーフ氏がアメリカで逮捕されたことについても発言したダウトオール首相は、「すべてのマネーロンダリング活動者に対しても同様の一貫性をみたいものだ」と話した。 アフメト・ダウトオール首相は、南東部での衝突の終結を望んで平和のために学者らによって発表された「犯罪に加担しない」という趣旨書にサインした、学者のエスラ・ムンガン氏、クバンチ・エルソイ氏、ムザフエル・カヤ氏の逮捕について反発を示した。 ヒュリ 全文をよむ
ザマン紙で、MHPのオクタイ・オズトゥルク副党首の発言を「君には子供がいるのに、国民を搾取している」との見出しで報じたことを理由に、ザマン紙のエクレム・ドゥマンル元編集長について「大統領侮辱」罪により懲役4年の刑を求めて裁判が開かれた。 バクルキョイ共和国筆頭検事局により準備された起訴状では、2015年8月22日付け(発行)のザマン紙の14ページに掲載された「君には子供がいるのに、国民を搾取している」との見出しの記事内で、侮辱を含む発言がMHPのオクタイ・オズトゥルク副党首の発言が報 全文をよむ
EUのトルコ人に対する「ビザ免除」に向け制定が想定される整備のひとつ、「個人情報保護法案」が、「国民へのタグ付け」との批判にもかかわらず承認された。共和人民党(CHP)は撤回に向け憲法裁判所に提訴する。 トルコで「タグ付け」論争が巻き起こった個人情報保護法案が国会で承認された。野党の激しい抵抗で法制化に3週間を要したものの、国会総会の前夜、反対29、賛成254で可決された。 法の施行にともない、民間の病院、銀行、テレコムのような個人情報を扱う企業は、新たに設立される個人情 全文をよむ
イスラム国組織裁判で釈放されたハリス・ブユンジュクの、アタテュルク侮辱発言は捨て置きならない テロ組織イスラム国(IS)のトルコ国内での活動を審問するため、7名の逮捕者を含む96名の被告人に関する裁判において、その第4回目が開かれた。裁判所は、ISのトルコでのリーダーと主張されるハリス・ブユンジュクを含むすべての被告人らの釈放を決定した。非常に多くの議論を呼んだこの釈放の後、ハリス・ブユンジュクが以前にソーシャルメディア上でアタテュルクに関する発言をアップロードしていたことがメディアで大き 全文をよむ
新たに「一括法案」が国会議長に提出された。法案には、強制交通保険、65歳年金のほか、イスタンブル運河建設の法整備などが盛り込まれている。 強制交通保険、65歳年金、イスタンブル運河計画、テロ資金提供罪対策の新たな法整備を含む「一括法案」が国会議長に提出された。 ■65歳年金 国会議長に提出された「満65歳以上の貧困者、弱者、身寄りのないトルコ国民に対する定額年金法および複数の法・法令改正法案」で、高齢者定額年金に関連して行われる必要所得計算は、世帯一人当たりの平均収 全文をよむ
ダヴトオール首相が、国会における506の議員特権に関する資料について、憲法の1つの暫定条項を変更することにより、議員らの議員特権が廃止されるよう呼びかけを行って以来初の試みが、昨日(3月19日)行われた。 公正発展党(AKP)は、恐るべき速さで会談した共和人民党(CHP)、人民の民主主義党(HDP)、民族主義者行動党(MHP)の3党に「議員特権廃止」に関する提案を正式に伝えた。ダヴトオール首相が指名したAKP会派副代表ナーズィ・ボスタンジュ議員と副党首アイハン・セフェル・ウストゥン議員 全文をよむ
HDPバトマン県選出議員のメフメト・アリ・アスラン氏と、HDPスィイルト県選出議員のベスィメ・コンジャ氏について、昨日埋葬されたPKK党員のコードネーム「チヤゲル」ことジハト・テュルカンの葬儀に参加し、そこで行った演説のためにバトマン県共和国首席検事局が調査を始めた。 ディヤルバクル中心部のスル郡で、治安部隊との衝突で殺害されたコードネーム「チヤゲル」ことジハト・テュルカンは、PKKのスルにおける責任者であった。彼の遺体は昨日、故郷のバトマンで埋葬された。HDPスィイルト県選出議員のベ 全文をよむ
ビルギ大学クリス・ステファンソン教授は、人民の民主主義党(HDP)イスタンブル支部が出したネヴルーズの招待状を鞄の中から発見されたため、拘留され国外追放の決定を受け、「組織プロパガンダ」の罪で捜査が始められたことがわかった。ステファンソン教授は夕方ごろ国外追放された。 ビルギ大学教授でイギリス人研究者のクリス・ステファンソン氏は、「私たちはこの犯罪に加担しない」という見出しの通知状に署名したため逮捕された3人の研究者を支援するためにイスタンブル裁判所に向かい、その際にHDPのネヴルーズ 全文をよむ
ムーラ県マルマリス郡に位置し、「白い家」と名付けられた、第7代大統領の故ケナン・エヴレン氏の豪華な別荘が、イスタンブルのある実業家に90万リラで売却され、改築のために解体され始めた。エヴレン元大統領が植えた2本のミカンの木はそのまま残されることになり、戸棚のひとつからは隠された鉄の金庫が発見された。 エヴレン元大統領の、マルマリス郡アルムタラン地区にある贅を尽くした別荘は、先月イスタンブルのある実業家へ売却された。氏名非公表のこの新たな別荘所有者は、建築会社と契約し、2日前に解体作業を 全文をよむ
エフカン・アラ内務相は、「ユクセコバ、ヌサイビン、シュルナク中心部にもバリケードや塹壕がある。それら地域でも掃討を行う」と述べた。 エフカン・アラ内務相は対塹壕作戦について新聞記者らの質問に答えた。内務相は、ユクセコバ、ヌサイビン、シュルナク中心部で作戦を行うと声明し、次のように説明した。 「どこにバリケードがあろうと一掃する。準備が整い次第作戦を開始する。トルコはひとつの決断をしている最中にある。8つの郡で掃討が完了した。ユクセコバやシュルナク中心部、ヌサイビンでは未だい 全文をよむ
アフメト・ダヴトオール首相はギリシャのチプラス首相と共に報道陣の質問に対しコメントした。ダヴトオール首相は、EU圏へのビザ免除を6月に開始することを発表した。 イズミル首相官邸で行われたトルコ-ギリシャ第4回ハイレベル協力委員会での会議後、当事者間で署名式が行われた。式の後、ダヴトオール首相とギリシャのアレクシス・チプラス首相は、共同記者会見を開いた。会議におけるスピーチを、ギリシャ語で「ようこそ」という言葉とともに始めたダヴトオール首相は、スピーチのなかで、会談において大臣らによって 全文をよむ
1.ギュレン教団は、政治的権力、そして国家と結びつきが強すぎて、政治的権力・国家が背後から退くと、その敗北は避けられないものとなった。 2.トルコでは国家も政治権力も、誰ひとりとして自由にさせない。すべてのことに対して干渉するのである。このような国において宗教的教団が国家に寄り添いたいと願うことはある程度やむを得ない。しかし、ギュレン教団はこれをあまりにも拡張した。国家の近くにいることにとどまらず、奪おうと試みたのだ。 3.ギュレン教団は、他のどの宗教的教団もが足を踏み入れな 全文をよむ
タイイプ・エルドアン大統領の娘、スメイラー・エルドアン(31歳)と無人航空機(İHA)を製造するバイカル・マキナのオーナー、オズデミル・バイラクタルの息子のセルチュク・バイラクタル氏(36歳)が婚約した。 このニュースは、地域紙「サルイェル・タイムズ」によって「スメイラー・エルドアンがサルイェルへ結婚してやってくる」という題で報じた。近々婚約が行われるとも報じられた。 イスタンブル工科大学工学技師科卒のセルチュク・バイラクタル氏は、アメリカのペンシルベニア大学で無人航空機の修 全文をよむ
ザマン紙のウエブサイトは、ただいま更新作業中です。 一刻も早く、読者の皆さんに、より上質の、偏りのないサービスを提供する所存です。 全文をよむ
イスタンブル第6簡易刑事裁判所はザマン紙に管財人を置く決定を下した。ザマン紙のアブデュルハミト・ビリジ編集長は管財人設置が憲法停止を意味すると述べた。 イスタンブル第6簡易刑事裁判所はイスタンブル共和国検察局の要請を受けザマン紙に管財人を置く決定を下した。ザマン紙の前には人だかりができる一方、扉は施錠され、周辺には傘が捨てられた。 ■ビリジ:憲法が機能していない ザマン紙のアブデュルハミト・ビリジ編集長は憲法の保護下にある報道機関に管財人を置くことは憲法が機能してい 全文をよむ
イスタンブルの地下鉄メジディエキョイ駅で第三段階工事のため工事現場が交通を閉鎖する。3月5日土曜日の23時から開始され、410日間続く予定の工事によりイスタンブルの交通に悪影響が生じることが見込まれる。 イスタンブル広域市はカバタシュ-べシクタシュ-メジディエキョイ-マフムトベイ地下鉄路線の工事の為、メジディエキョイにおける交通のため新しい規制を行った。広域市により行われた発表によると地下鉄メジディエキョイ駅は第三段階工事のため工事現場での交通が閉鎖される。 メジディエキョイ 全文をよむ
マフムト・タナル氏が、エルドアン大統領の「憲法裁判所の決定を認めない」という発言を告発した。 CHPイスタンブル議員のマフムト・タナル氏は、憲法裁判所がジャン・デュンダル氏とエルデム・ギュル氏に関して決定を下した後に、レジェプ・タイイプ・ エルドアン大統領が発表したコメントを理由に、エルドアン大統領をアンカラ共和国検察局に告発した。タナル氏は、「大統領はこのような形で、憲法第105 条で保障される免責特権を受けることはできない。憲法裁判所と対立すること、またその決定に背くことは、トルコ 全文をよむ
CHP(共和人民党)のバイカル元党首は自身への批判に返答し、話題となっている事柄に関して説明した。 アンタルヤ県選出のCHP国会議員デニズ・バイカル氏が、ハベル・テュルクTVの番組「トルコの脈(Türkiye'nin Nabzı)」に出演した。 バイカル氏はシリア情勢について、こう語った。 「我が国はシリアと900Kmも国境を接しているが、それはとても変わりやすい国境だ。シリアは政治の主体性が消え、その風景は内戦へと変わり、内戦は宗派対立へ姿を変えた。残念なことに、トルコ 全文をよむ
エルドアン大統領は、コートジボワールへの公式訪問を前にアタテュルク空港で新聞記者の質問に答えた。大統領エルドアンは、拘束されている新聞記者ジャン・デュンダルとエルデム・ギュルに対して憲法裁判所が下した決定について、「憲法裁判所がこのような決定を下したかもしれない。私は憲法裁判所の決定について何も話さない。下された決定を適切とは思わない。尊重もしない」とも述べた。 エルドアン大統領は、西アフリカ訪問を前にアタテュルク空港の貴賓室で訪問について説明をした後、記者団の質問に答えた。新聞記者の 全文をよむ
第11代大統領のアブドゥッラー・ギュル氏が、「トルコは非常に大きな危険と対峙しています。これら全てを乗り越え、良識ある行動をとり、理性ある政治を行っていくことが出来るようにするためには、常にこういった相談、対話、協力が必要不可欠であると考えています」と述べた。 アブドゥッラー・ギュル元大統領は、アヤズアーにあるエヴヤプ・ハミディェ・モスクで金曜礼拝を行った。ギュル元大統領はモスクの出口で、昨今の事柄について報道陣らの質問に応じた。 ギュル元大統領は、アンカラで17日夕方発生し 全文をよむ
ビラル・エルドアン氏のイタリア人弁護士であるトロンビーニ氏は、ビラル氏に対するボローニャ検察局の捜査は、根拠のない告発に基づいていると述べた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の息子ビラル・エルドアン氏の弁護士であるジョバンニ・トロンビーニ氏は、ビラル氏に対する「裏金容疑」の告発はでっち上げであり、ビラル氏のあらゆる資産運用は透明かつ合法であると言明した。 トロンビーニ氏は、不正ならびに債務不履行により逮捕礼状が出された実業家のハカン・ウザン氏の出頭を受け、ボローニャ検察 全文をよむ
ジズレでの軍事攻撃と市民の犠牲に関して会見を行った国民の民主主義党(HDP)セラハッティン・デミルタシュ共同党首は、「政府はこれらすべての表面を覆い隠すことは容易だと考えている。しかし、それは違う。これらすべての出来事は必ず法の下で問われることになるだろう」と語った。 セラハッティン・デミルタシュHDP共同党首は、トルコ革新労働組合連盟(DİSK)の第15回通常総会で行った講演の後、記者団らの質問に答えた。デミルタシュ共同党首は、ジズレでの事件に言及し以下のように話した。 「ジズレ 全文をよむ
世界の若者の政治的傾向や政治に対する関心、政治に対する期待を調査した報告で、トルコの若者は政治に対して最も関心のある集団として浮かび上がった。ヨーロッパ進歩研究財団(FEPS)はトルコで15〜34歳の約1000人に行ったインタビューの結果を公表した。 ■映画や音楽、技術に関心 調査でトルコの若者の24%が政治に非常に関心があると述べる一方、38%はそこそこ関心がある、28%はあまり関心がない、10%は全く関心がないと明かした。「あなたが最も関心があることは何ですか」との質問に 全文をよむ
ハマムオニュとは…アンカラ県アルトゥンダー郡にて、この都市で初めに居住地となった場所であり、有名なアンカラ城の裾野に作られた歴史的地区である。その名はオウズ部族のバユンドゥル部指導者の一人、カラジャベイが作った1対のハマムから取られた。 タジェッディン・スルタン・モスク、ハジュ・イルヤス・モスク、ハジュ・ムーサ・モスク、サルカドゥ・モスク、メフメト・チェレビ・モスクといったモスクが礼拝の痕跡を、カミル・パシャ邸、ベイナムルザーデ邸、カバクチュ邸といった場所ではアンカラ商人の過去の痕跡 全文をよむ
テロ対策に関する10箇条のという指標をマルディン県で発表したアフメト・ダヴトオール首相は、ミドヤト市において市民に対し、「私たちは、平和のスポークスマンとなるのだ」と述べた。また、「手に武器を持つ者たちの声は聞き入れない。市民に愛が、テロリストには力が示される」と語った。アルトゥクル大学で行われた「兄弟集会」プログラムで話したダヴトオール首相は、テロ対策について以下のように説明した: 1. 人民集中政府 今期は、国民の良心と知識でもって、一致団結を目指します。分離主義による民族理解 全文をよむ
アフメト・ダヴトオール首相は、(芸術家の)マフスン・クルムズギュル氏が自身に向けた発言に返答した。ダヴトオール首相の最近の議題には、ディヤルバクル旧市街での軍事作戦もある。「ディヤルバクル旧市街をトレドのようにする」と述べた。 ダヴトオール首相は、サウジアラビア訪問中にマフスン・クルムズギュルがツイッターで自身について書いたことに返答した。 アフメト・ダヴトオール首相は、「私を標的としたいくつかの告発がありました。私たちの同情心については、世界が証人です。私たちの不正など誰も 全文をよむ
大統領官邸に近いスター紙の報道によれば、国会で設置された憲法委員会が(憲法改定で)合意に至らない場合、政権は10月に国民投票を行うことを計画している。 トルコ大国民議会の憲法制定委員会で検討作業が進められる中、大統領官邸で民間団体と大統領制を国民に説明するための作業が続けられている。 スター紙の報道によれば、(上記の)両者によって続けられているこれらの作業の結果、合意に至らない場合、10月に国民投票となる予定だという。 同紙は、国会の(憲法制定)委員会で合意に至らな 全文をよむ
共和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首は、同党の第35回通常党会議で、「第4の革命」と名付けた新たな政治路線を10項目からなるマニフェストで明らかにした。クルチダルオール党首は、発表した民主主義マニフェストをともに実現することをアフメト・ダヴトオール首相にも呼びかけた。 CHPの第35回通常党会議で選出された党議会(PM)は、最初の会議を昨日(22日)行った。クルチダルオール党首は、PMの開会スピーチで、トルコでは自由民主主義が形成されていないと述べ、「第4の革命、自由民 全文をよむ
HDP(民主主義党)のレイラ・ザナ氏がレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領に会談を要求したことについて、同党のセラハッティン・デミルタシュ共同党首は次のように述べた。「レイラ氏からの情報によると、7~8カ月前に会談を要請したそうだ。党の名は出しておらず、自身が個人的に取り組もうとしている。」 HDPのセラハッティン・デミルタシュ共同党首は、トルコ国内ならびに国際的な人権協会の代表団を党の応接室に迎えた。東部、南東部の情勢について語った後、ヨーロッパ・地中海人権ネットワークのミシェル・ト 全文をよむ
アンカラ・スポーツ競技場で行われたCHP(共和人民党)の第35回党会議で、ケマル・クルチダルオール氏が、990の有効票全てを得て、CHP党首に再選された。 24の投票箱の開票作業が、22時30分に終了した。アンカラ・スポーツ競技場で行われた共和人民党の第35回党会議で、ケマル・クルチダルオール氏が共和人民党の党首に再任した。1238人の代表が投票した党会議において、990の有効票全てを得て、任期2年の党首に再選された。248の無効票の大部分には、投票用紙にケマル・アタテュルク(初代大統 全文をよむ
今日、ある新聞に掲載されたセラハッティン・デミルタシュ氏がモスクワ訪問の際にロシアにPKKのためのミサイルの提供を要請した、という記事にHDP(国民の民主主義党)から厳しい抗議がなされた。「この報道に関する長い抗議文を書くこと、報道のモラルに言及することすら、私たちの報道の歴史において悲しいことである・・」 国民の民主主義党(HDP)報道部門は、今日ある新聞に掲載されたHDP共同党首セラハッティン・デミルタシュ氏がロシア訪問時に「PKKのためにロシアにミサイルを要求した」という方向 全文をよむ
ウシュン知事は、「クルド人には素晴らしい美徳がある。しかし、世界やトルコ国内でクルドは残忍だというイメージを形成している者がいる。彼らはクルド人にあだなす以外の何もなし得ていない。PKKの計画はクルド人を不信仰者にしようとしている」と述べた。 アール県ムーサ・ウシュン知事は、毎週末、各地区で市民と一堂に会し、様々な問題に耳を傾けている。今週末、ウシュン知事はトゥバ夫人とともにジュムフリイェト地区で市民と朝食をともにした。同知事は朝食の席でのスピーチで、PKKはクルド人を不信仰者にしよう 全文をよむ
ディヤルバクル共和国検察は民主社会議会(DTK)により週末に行われた「自治問題会議」に関連し、国民の民主主義党(HDP)セラハッティン・デミルタシュ共同党首や、スッル・スュレイヤ・オンデル、ハティブ・ディジレ、カムラン・ユクセキ、セルマ・ウルマク、セバハト・テュンジェルについての捜査を始めた。 民主社会議会により先週の土曜日と日曜日に行われた「自治問題会議」について共和国検察による捜査が始められた。検察当局は、会議で演説を行ったHDPのセラハッティン・デミルタシュ共同党首、HDPのスッ 全文をよむ
南東部での戦闘で民間人の犠牲者も出ている。次から次へ届く死亡者の情報に人々は心を痛めている。最近ジズレでミライちゃんという名の赤ちゃんとその祖父のラマザン・インジェさんが銃撃された。スィロピで亡くなったタイベト母さんの遺体は7日後に通りから運び出された。この悲惨な出来事に対して人は、 「悲しい出来事がたくさん起こっているジズレとスィロピから目を背けること、母の遺体を通りから運び出せずにいる孤児に背を向けることを神様がどうして許してくれるのか」と言わずにはいられない。 あなたは聞いたこと 全文をよむ
参謀本部は、シュルナクのジズレ郡で続いている作戦行動中に起こった武力衝突で一人の兵士が殉職したと発表した。 参謀本部は発表を行い、本日の作戦行動中にジズレで午前9時30分に武力衝突が起こり、この衝突で重傷を負い病院へ搬送された兵士が、懸命の処置にもかかわらず殉職したと発表した。 参謀本部のインターネットのホームページで公開された発表は次の通りである。 「2015年12月20日午前9時30分にシュルナク県のジズレ郡で行われた作戦行動中に分離主義テロ組織のメンバーによっ 全文をよむ
共和人民党(CHP)イズミル選出のオズジャン・プルチュ国会議員が、議会でロマの人々へも予算を振り分けることについて演説し、全ての政党から拍手喝さいを受けた。予算が与えられるかどうかが今後の懸念事項だ。 トルコ大国民議会(TBMM)の通常議会で、CHPのオズジャン・プルチュ議員が演説を行った際、議会は明るい笑いのさざめきに包まれた。ヒュッリイェト紙のセラハッティン・ソンメズ記者によると、トルコの初のロマ系議員であるオズジャン・プルチュ氏は、通常議会で暫定予算第2条について議論が行われてい 全文をよむ
アンカラ共和国検察局はフェトフッラー・ギュレン氏と同氏の教団に対する本格的な捜査に踏み切った。教団の「幹部」に対するものだとされた捜査の中で、73人の逮捕の決定が下された。AKP(公正発展党)を辞めた元国会議員のイフサン・イシュビレン氏も逮捕された。逮捕の決定が下された人物のうち43人が国外に脱出していることが判明する一方、5人が逮捕され、その他の人物は住所にも見つからなかった。 ■10の都市で家宅捜索 「フェトフッラー支持者テロ組織/影の国家 (FETÖ/PDY)に対する主 全文をよむ
政府はアレヴィー派融和政策における最も重要な表題である「ジェム・エヴィへの法的地位付与」を政策のスケジュールに加え、遅くとも2016年3月21日までの解決を約束した。 政策アクションプランにおいて、「伝統的な伝承文化の中心とジェム・エヴィに対して3ヶ月以内で法的地位を認め、これらの共用スペースが必要とするサービスに応える形で必要な立法上の施策が実施される」ことが発表された。(また同時に)ダヴトオール首相が、こうした取り組みを最終的な形にする前にアレヴィー派の協会代表や、世論指導者らと面会を 全文をよむ
レスリング元世界チャンピオンでオリンピック金メダリスト、ハムザ・イェルリカヤ氏が、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の筆頭顧問に就任した。 ハムザ・イェルリカヤ氏がレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の筆頭顧問に就任した。同氏はそのスポーツ人生での数々の成功で世紀のレスラーとして名を残し、公正発展党の元シヴァス選出国会議員、レスリング連盟会長を歴任した、金メダリスト、元世界・欧州チャンピオンである。 今日、大統領が法令に署名し、イェルリカヤは月曜から職務に就くと伝えられた。 全文をよむ
メフメト・シムシェキ副首相は、連邦準備制度が今月利率の引き上げを行う可能性があるとして、「世界的に利率の平常化時代が始まる。これは発展途上国にとって良い知らせではない」と述べた。シムシェキ副首相は、ロシアとの関係悪化の影響が90億ドル(約1千億円)に達し得るとも話した。 経済担当のメフメト・シムシェキ副首相は、アメリカの中央銀行に相当する連邦準備制度が今月利率を引き上げると見ていると話し、世界経済において、困難な時代が来ることを指摘した。シムシェキ副首相は、「最悪の場合、ロシアとの関係 全文をよむ
トルコ軍がモースル近郊に展開しているとのニュースの後、イラク政府から厳しい声明がもたらされている。イラク首相府からの声明で、トルコがすぐにイラク領土から撤退することを求めた。イラク議会安全委員会のハキーム・アル・ザミリ会長は戦闘機がトルコ軍を撃つために命令を待っていると語った。 イラク政府は、トルコがモースル近郊のバシカ地区に派遣した軍隊を撤退するよう求めた。イラク首相のアバディ氏は首相として声明をだし、トルコは、この一歩でイラクの主権を深刻な形で侵害していると述べた。 声明 全文をよむ
トルコに向けて適用されるプーチン大統領の対抗策6項目が、クレムリンの公式サイトで発表された。 ロシアのウラジミール・プーチン大統領は、ロシアの国の安全を確保するため、トルコに対して適用する特別経済制裁の適用に関する決定に署名した。決定は6項目で発表され、可決された。11月28日から適用される。 その6つの条項は、以下の通り。 第1条:ロシア連邦の政府諸機関、連邦国家の諸機関、地方行政諸機関、諸法人、ロシア連邦で設立されたロシア人の組織と国民の諸活動に、ロシア連邦において一 全文をよむ
ジュムフーリエット紙のジャン・デュンダル編集長と同紙アンカラ支局長のエルデム・ギュル氏が、移送されたイスタンブル第七簡易刑事裁判所の判事によって逮捕された。この措置に、新聞記者たちから批判の声が上がっている。 ジュムフーリエット紙のジャン・デュンダル編集長と同紙アンカラ支局長のエルデム・ギュル氏が、移送されたイスタンブル第七簡易刑事裁判所裁判官によって逮捕された。この決定をめぐり、同紙コラムニストのイスメト・バルカン氏は「こんな意味不明な司法の判断は予想不可能だ」と話している。 全文をよむ
第64期内閣で人々の好奇心の的となったベラト・アルバイラク氏がエネルギー大臣として入閣した。 アフメト・ダヴトオール首相が第64期内閣に入閣する大臣らの名前を発表し、新内閣に入閣するか否かが注目されたベラト・アルバイラク氏はエネルギー大臣となった。 ■ベラト・アルバイラク氏とは誰か ベラト・アルバイラク氏は、チャルクホールディングスのCEOを務める傍ら、イスタンブル第1選挙区で6位当選し、公正発展党(AKP)国会議員となった。イスタンブル大学英語学部を修了し、ニュー 全文をよむ
人民の民主主義党(HDP)のセラハッティン・デミルタシュ共同党首は、公用車に対する襲撃が行われたという報道に関して、ディヤルバクル共和国検察局に対して、「意図的な殺人未遂」という理由で、告発した。 デミルタシュ党首は、弁護士を通じて共和国検察局に対して告発状を提出した。それによると、2015年11月22日18時頃にディヤルバクルのカヤプナル郡で、身辺警護の警官が同乗する21EL114というナンバープレートの装甲車両内で要人座席がある右後方の座席の頭部部分に丸くまっすぐな線の入った一つの 全文をよむ
郡は郡民の要望に応え、外出禁止令を10時間解除した。この間に新たな訃報が届いた。シェリフ・アルパルさん(55)が爆弾の犠牲となり、死亡者数は8人になった。 マルディン県ヌサイビン郡で11月13日に布告された外出禁止令は9日目を迎えた。ヌサイビン郡は、電気や水、インフラの機能不全を解消し、郡民が食料等の生活必需品を賄えるよう、アブドゥルカーディルパシャ地区、フラト地区、イェニシェヒル地区、ディズレ地区を除いた地区で、昨日(20日)8時から16時まで外出禁止令を一時的に解除した。人々が市場 全文をよむ
24年後の宣誓の問題で再び議題に上ったレイラ・ザナ氏は、再度の宣誓を行わないことを明らかにした。レイラ・ザナ氏が宣誓行わない場合、トルコ議会では立法行為に加われないことを明らかにした関係者らは、総会では話すこと、投票すること、立法提案はできないが、自由権は保障されていることを強調した。 トルコ大国民議会の開会式において24年前に起こった宣誓事件と同様の事件が起こった。2011年の宣誓式で行われたように、国民の民主主義党(HDP) のアール県選出国会議員のレイラ・ザナ氏が宣誓の原稿を取り 全文をよむ
トルコは、中国製ミサイルの購入を中止した。ミサイルは、中国のライバル諸国からも購入しないだろう。なぜならば、入札自体の中止を決定したからである。 中国が落札したため、NATOとアメリカが強く反対することとなったミサイルの入札は、2年間過ぎてこのように終結した。 防衛産業執行委員会、つまり、首相と防衛大臣と参謀総長の署名によって、決定は正式なものとなり、公式な決定は来週中に明らかにされると見られている。 G20のサミットまであと2日までとなったこの日にアンカラ政府が採 全文をよむ
マベイン・キョシュクで日本の安倍晋三首相を出迎えたエルドアン大統領は、二者並びに代表団間の会談を終えた後、安倍首相とともに記者会見を行った。 レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、日本の安倍晋三首相による訪土が2つの国民間にある古くからの友情と連帯感という絆をより強固にすると確信していると話し、以下のように述べた。「特に日本との間ではマルマライ計画やイスタンブル・イズミル間のイズミト湾架橋工事が、現在、未来と今に印された共同の調印である。願わくば、ダーダネルス海峡の架橋工事も日本とともに 全文をよむ
ダウトオール首相は、就任以来安全保障と経済分野に適用してきた「特別メカニズム」を全ての重要分野に広げ、「小さな内閣」と特別会合を設ける方針だ。 アフメト・ダウトオール首相は就任以来、特に安全保障と解決プロセス、それに経済分野において適用してきた「特別メカニズム」モデルをあらゆる重要分野に拡大 する。「小内閣」と名付けられたモデルでは、ダウトオール首相は決まったテーマに応じて特別なワーキンググループを設ける予定だ。 ■合意形成 ダウトオール首相があるTV番組で発表した 全文をよむ
ギュル氏からの祝福の電話はダヴトオール首相及び関係者らを安堵させる一方で、今後の政治をギュル氏に託す者たちの希望をまた別の春まで先延ばす要因となった。 6月7日から11月1日まで公正発展党(AKP)内部及び外部の政治関係者の中でどう動くか最も関心を集めていた人物はアブドゥッラー・ギュル第11代大統領であった。単独政権が失われた後、AKP新執行部との不和を経験した、大半が第3期のAKP議員らはギュル氏の元へ通いつめるようになった。AKPとの関係が希薄化していた同党議員らのギュル氏に対する 全文をよむ
タイイプ・エルドアン大統領は、イスタンブルのユルドゥズ宮を、首相在任中に数々の会談を実現させたドルマバフチェオフィスと同じようなかたちで使用する準備を進めている。 ユルドゥズ宮が大統領官邸に充てられるのに続き、全体的な修復が行われることがわかった。エルドアン大統領がは来年以降ユルドゥズ宮を内務・外務の会談のために公的に用いると話した。エルドアン大統領は、イスタンブルでの公式の迎賓のためにユルドゥズ宮のマベイン・キョシュクとタラブヤのフバル・キョシュクを用いている。エルドアン大統領は、使 全文をよむ
シリアでの戦争から逃れ2011年以来トルコに移った難民の数は210万人となった。10県で25のキャンプが設置され、11月初頭までに26万人近いシリア人難民が避難しているとされている。 民主的な社会において国家予算の支出は透明なものだ。では、2011年から現在までに予算おける合計の難民に対する費用はどのくらいか我々は知っているだろうか? ダヴトオール首相が2014年3月に書面による議会質問に答えたところによると、この費用は25億ドルを超えているという。この6ヶ月後、支援機構を運営する 全文をよむ
アール自治体のスルル・サクク市長に関しツイートの一部共有が原因で始まった捜査の末、「テロ組織プロパガンダ罪」で1年半から7年半の懲役、公務就任、選挙・被選挙権、後見権の剥奪を巡って裁判が開始された。 国内の155の警察回線に「アール市長のスルル・サククのツイッターアカウントからテロ組織PKK(クルディスタン労働者党)とクルディスタン社会連合(KCK)のプロパガンダを行った」という通報を受けて、アールの共和国主席検事局が始めた調査が終了した。 検事局は、ツイートを調査し、事 全文をよむ
有権者が出した最も重要な結果は、与党の背後に集まる有権者の支持の高まりだ。 この新たな状況は、トルコの外交政策にどのような結果をもたらすのだろうか。与党はこの状況を、シリアのように外交問題に関して進める戦略に対する社会的な指示として捉えるだろうか。それとも、手に入れたこの新たな支持をもとに、この分野における新しい戦略の開発へとその身を投じていくのだろうか。 トルコの外交政策には、現在2つの根本的で重大な問題がある。その内の1つがシリア危機だ。しかし、この危機の内部にはイスラム国(IŞ 全文をよむ
クルディスタン社会連合(KCK)によって出された声明で、「公正発展党(AKP)の攻撃の後」停戦を終結したと発表された。 KCK執行委員会によっ て出された声明では、「AKPは選挙の後も戦争政府となることを明らかにしたのだ。間違いなく、人民の民主主義党(HDP)、トルコの一部勢力、またも 外国勢力は戦闘が起きない状態を欲している。この呼びかけに、いつも理解を示した。我々は、両者の停戦の用意があることをいつも主張してきた。 しかし、AKPの現在の政策の環境では、停戦を継続することは不可能な 全文をよむ
タイイプ・エルドアン大統領は、国の全コミュニティーに向けて「歩み寄り」のメッセージを送った。特に、テロとの戦いに関しては「これからは、言い争いや議論ではなく、成果を得る時だ。これに何か明確な名を与えるとすれば、『国民一体化プロセス』だろう」と述べた。エルドアン大統領は11月1日の総選挙の後、地区長や村長たちと会談し、次のように話した。 ■正しい評価 「国会に選出された政党の多くが6月7日の選挙結果について正しく評価できていないということを、目にした。『60%の政治ブロック』に 全文をよむ
ISは、キルクークのドゥブズ郡で郡知事府と警察署に2度の自爆テロを起こした。数時間にわたる衝突で、2人の自爆犯を含む6人のIS のメンバーが死亡したことが分かった。 > イラクのキルクークに属するドゥブズ郡に攻撃を仕掛けたISの戦闘員と治安部隊との間で衝突が起きた。キルクーク警察局局長セルハド・カーディル氏は、この事件で死傷者が出たと語った。 リュダウ社キルクーク特派員のヒワ・ヒュサメッティン記者は、攻撃とともにISのメンバーの一部が郡役所と警察の建物に侵入を始め、ISと 全文をよむ
AKPは6月7日に赤色(CHPが優勢な)の二県を含む地中海地域を全て自身の色であるオレンジ色に塗った。メルスィンをCHPから、デヴレト・バフチェリ氏が第一候補になったオスマニイェをMHPがら奪い返した。開票開始直後、オスマニイェではMHP党員達でさえ結果が信じられなかった。HDPは地中海地方での多くの票を失った。落選した3人の現職国会議員の1人はアダナからであった。HDPはアダナで1人の議員が残った。HDPの後退はアダナで7月20日~9 月30日の間に13人の兵士や警官が殉職したことが影響してい 全文をよむ
AKPは、6月7日に9%票を減らして失った2011年の総選挙時の状況を、5か月で9%得票を伸ばし、2015年11月1日に再び獲得した。では、どうして―私を含め―、だれもこれほどの回復を予測できなかったのか? (エルドアン大統領の息子である)ビラル・エルドアンは、選挙の勝利を、一説ではCHPの牙城ともいわれる(高級店の並ぶ)バグダード通りで祝うことを選択した。 手に、トルコとオスマン帝国の旗をもちパレードし、思う存分楽しんだ。 しかし、11月1日に有権者の49.5%がAKPを支持 全文をよむ
エルドアン大統領は感謝の祈りをスルタンらが帯刀の儀を実施したエユプ・スルタン・モスクで行った。 タイイプ・エルドアン大統領は、選挙結果後すぐにオスマン朝のスルタンらが即位前に帯刀の儀を行ったエユプ・スルタン・モスクで「感謝の祈り」を行う様子が注目された。モスク退出時に声明を発したエルドアン大統領は、「国民の意志は、『安定以外に活路はない』と伝えた。国民に対し私が最も望むことは我々が、一体とな り、偉大になり、同胞となる事である。またトルコが渾然一体となることである。私は『単一の国民、単 全文をよむ
AKP(公正発展党)が単独与党になった選挙の国外投票の結果が興味深い内容となっている。 トルコは、6月7日選挙に続いて11月1日に早期選挙を行った。確定ではない結果によればAKPが単独与党になった一方で、国外投票で興味深い結果が出た…。 国外での投票によれば、オランダでAKP、イランでCHP(共和人民党)、イギリスでHDP(国民の民主主義党)が最多得票政党となった。 税関 AKP 54.98% CHP 24.6% HDP 10.07% ドイツ AKP 59.7% HD 全文をよむ
アリ・オスマン・デミルタシュ氏(67)は、ブルサで昨日1日に行われた第26期総選挙へ無所属候補として出馬し、個人演説での聴衆は最多6人であったが、504票を得た。しかし、デミルタシュ氏が夫人と一緒に投票した投票箱から出た彼への票は、1票のみだった。 ブルサの暫定結果によると、6,014個の投票箱が設置され、208万2,908人の有権者のうち186万6,575人が投票に参加した。投票率は89.61%であり、公正発展党が99万5,756票で最多の票を得た。CHP (共和人民党)は48万8, 全文をよむ
エルドアン大統領は選挙結果について声明を発表し、「単独政権を獲得したAKPを、党首で首相であるアフメト・ダヴトオール氏を祝福する。投票によりその意思を明らかにし、トルコの未来、2023年の目標を守ってくれたすべて国民の一人一人に感謝をする」と述べた。 エルドアン大統領は11月1日選挙の暫定結果についての発表で、次のように述べた。 ** トルコは、複数政党制になって以来はじめての「やり直し選挙」という性格の11月1日早期選挙を、成熟した民主主義的環境のもとで完了した。 全文をよむ
AKPが総選挙で勝利し、多くのAKP支持者が国中で通りにあふれでた。イスタンブルをはじめ、バルケシル、ウシャク、ガーズィアンテプ、アンタリヤ、ヨズガとなどの町で、AKP支持者が、選挙の勝利を祝っている。 ■イスタンブル、支持者ら町にあふれる 選挙結果が明らかになりはじめるとともに、AKPの支持者らは、通りで車列を組んで、喜びのパレードを行った。(中略)路上をパレードする車列からは、(パレスチナ支持を表す、指を4本たてる)ラービア・サインや、(トルコ民族主義を表す、人さし指と小 全文をよむ
11月1日選挙で最大の打撃を受けたのはMHP(民族主義者行動党)である。(前回の選挙から)190万近い票を失ったMHPは、アルダハン県で得票数を1%伸ばした以外は、80県で後退し、議席数は41議席に落ち込んだ。この図からは、MHPの選挙基盤で、党首の “NO”政治に反応がなかったこと、それどころか、反感を引き起こしたことが見て取れる。 11月1日選挙ではMHPが最大幅の後退をみせた。MHPは6月7日の選挙では16.3%の得票を得たが、11月1日選挙の確定前速報では12%まで票を落とした 全文をよむ
6月7日選挙では、トルコ大国民議会での女性の議員数が最高に達した。97人の女性が議員として国会に入ることができたが、彼女たちのその栄光は短い間しか続かなかった。11月1日の選挙で国会へ入ることができた女性議員の数は82に留まった。 11月1日選挙で、公正発展党(AKP)から33人の女性議員が選出されたが、共和人民党(CHP)からは22人に留まった。人民の民主主義党(HDP)からは24人の女性議員が選ばれた。今回の選挙では、民族主義者行動党(MHP)からは女性議員が一人も選出されなかった 全文をよむ
6月7日に行われた国会議員選挙で1,886万4000票、40.86%を獲得していたAKPは、11月1日の選挙では大いに躍進し、獲得票数は2,320万票を越えた。目標は達成されなかったものの、6月7日に比べ得票を伸ばしたもう1つの政党はCHPとなった。CHPは6月7日に比べ得票を約45万票伸ばした。 11月1日国会議員選挙での最大のサプライズは、AKPからやってきた。6月7日に出された連立の絵図に反して、今回はAKPが楽々と単独政権を樹立する過半数に達した。6月7日と11月1日を比較する 全文をよむ
選挙への関心は、6月7日よりも高かった。専門家も世論調査会社の経営者達も11月1日の選挙の投票率は90%を超えるだろうと予測していた。これには達しなかったが、投票への関心は上がった。アナトリア通信が発表したデータによると、投票率は84.5%だった。 ■近年の選挙では投票率は常に上昇 高等選挙管理委員会のデータは、過去4回の選挙の投票率が徐々に上昇したのを示している。これによると、2002年11月3日の選挙の投票率は79.14%であった。2007年7月22日の選挙では84%に上 全文をよむ
11月1日に行われる選挙を直前にひかえ、AKPが単独で過半数をとれるのかが焦点となっている。選挙制度と拮抗する勢力争いゆえに、各党の得票率だけでなく、投票率、国外票、わずかな票差で勝敗の決まった選挙区、無効票、選挙権者の増のような要素も、重要性をました。前回の選挙で、18議席の不足のために単独政権をつくれなかったAKPは、僅差で失った18選挙区で18人当選させる努力をしている。 統計および選挙分析を専門とするフィリズ・アイドゥン・コチ氏は、5つの要素によりAKPが6月7日で得た票を0. 全文をよむ
ドゥズジェで、自由民主党(LDP)の国会議員イスマイル・チェレビー氏がアヌットパルクで開いた演説会場には聴衆がたったの3人であった。 LDP国会議員のイスマイル・チェレビー氏は都市の中心であるアヌトパルクで集会を開いた。県警察から警官が集会のために派遣され、アヌトパルク内に柵が設置された。 集会のためのすべての準備が整えられたあと、イスマイル・チェレビー氏は選挙カーで集会場に到着した。集会のため整備された場にたった3人の若者しかいないのを見たチェレビー氏は驚いた。3人の若者は選挙カ 全文をよむ
HDPのセラハッティン・デミルタシュ共同党首は、オズギュルラジオにゲストとして出演した。デミルタシュ党首は番組で、共和国記念日のエルドアン大統領の、話題となったバルコニーでの写真についてもコメントした。 エルドアン大統領が共和国記念日に人々から遠い場所で閑散とした広場に向かって手を振る姿が話題となった。HDPのデミルタシュ党首はこの写真に関してコ メントした。彼は以下のように述べている。「皆さん、あの写真をもう一度見てください。仕方なく一人でいるのは誰なのか、わかるでしょう。よく考えて 全文をよむ
共和国記念日が全国各地で盛大に祝われた。アンカラ競馬場で開催された式典には、今年は戦車が無かったことが注目された。式典にはメフテル(軍楽隊)が登場し、メフテルが演奏する間、大会場のモニターにはオスマン帝国の紋章が映し出され注目を集めた。 全文をよむ
ギュル元大統領の周辺に集まる公正発展党(以下、AKP)の党員が、総選挙後もタイイプ・エルドアン大統領が政治判断を続け、トルコの緊張・対立状況に変化が見られなければ、「新たな勢力」の形成に向かうと明らかにした。 ギュル元大統領の周囲に集まったAKPの党員は、総選挙後もタイイプ・エルドアン大統領が政治判断を続け、トルコの緊張・対立状況に変化が見られなければ、新たな勢力が出現すると強く主張する。選挙後、AKPが単独過半数の議席を獲得してもエルドアン大統領の干渉により党の不安定な状況が続くと主 全文をよむ
管財人が指名されたコザ・イぺキ放送グループのイスタンブルにあるビルの前が警察の催涙ガスによる介入の舞台となった。生放送ケーブルを遮断した警察は門の前にいた人々に催涙スプレーをかけ、鉄の門を切って内部に入った。管財人らは私服警官と共にビル内に入ったあと、カナルチュルクTVとブギュンTVの放送を中止させた。 コザ・イぺキ放送グループに属するカナルチュルクTV及びブギュンTVと共にブギュン新聞とミッレト新聞もあるメジディエキョイのビルで放送局で働く人びとと監視する人びとは朝まで見張り番をした 全文をよむ
ラジオ・テレビ高等機構(RTÜK)の国民の民主主義党党(HDP)の割り当て分から選出されたメンバーのエルスィン・オンゲル氏は、トルコテレビ・ラジオ協会(TRT)がこの25日間に関しエルドアン大統領と、それぞれの政党に割いた時間を明らかにした。 オンゲル氏が明らかにした統計によると、TRTの放送では公正発展党(AKP)に30時間、エルドアン大統領に29時間、共和人民党(CHP)に5時間、民族主義者行動党(MHP)に1時間10分、HDPには18分が割り与えられた。 TRTも含んだ 全文をよむ
CHP本部付近で銃声が聞こえたことを受け、事件現場に到着した警察は、周囲で安全対策をとった。 得られた情報によると、CHP本部付近で4、5発の拳銃の発砲音が聞こえたことについて、その地区へ警察部隊が派遣された。事件現場に到着した警察部隊は、党の建物の前へ規制線を引いた。その後、党本部へ到着したCHPのテキン・ビンギョル副党首は、事件を電話で知ったと話し、中で党幹部と会議をせずには何も話すことができないと語った。目撃者たちは、銃が黒い車から発砲されたことを証言した。 ■これが襲 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル第11代大統領が「どの程度政治の中にいるのか」または「今後何をするのか」という疑問は、退任後の過程において公正発展党(AKP)の舞台裏でもっとも多く取り上げられる話題となった。立て続けにやってくる2つの選挙期間に党内で起こっていること、アフメト・ダウトオール首相のパフォーマンス、そしてレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が党に行った介入は、ギュル前大統領の名前が忘れられないようにしている。 誰もが、ギュル前大統領がいつか行うと話されており積極的な予想の対象となっている、 全文をよむ
アフメト・ダヴトオール首相はヴァン県での集会で「公正発展党(AKP)が政権の座から退けばここでテロのギャング或はかつてのように白いトロス車が彷徨することになるだろう」と述べたことで始まった論争が続いている。 ■ケマル・クルチダルオール党首 ケマル・クルチダルオール党首はアイドゥンで話し、首相の言葉に触れた後、以下のように述べた。「非常に多くの未解決事件を明らかにするために国会に多数の調査依頼を提出した。望むべくはその依頼書がAKPの国会議員らによって承認されることである。政府 全文をよむ
平和大会での爆弾攻撃で最も多くの犠牲者を出したニ党、CHPとHDPの両党首が、国会議事堂内で会談を行った。 CHPのクルチダルオール党首は、アンカラで起きた自爆攻撃の後、MHP党首デヴレト・バフチェリ氏と、HDP共同党首デミルタシュ氏とユクセキダー氏に対し会談を求めたが、バフチェリ党首からは良い返事を得られなかった。 会談は、国会議事堂内にあるデミルタシュ共同党首の控え室において行われた。クルチダルオール党首は会談に会派副代表のレヴェント・ギョク氏オズギュル・オゼル氏とともに参加し 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は3〜4万人の難民受入れを表明した人たちがノーベル賞候補とされたと述べた。「トルコには250万人の難民がいるが、このことは誰も気に留めない。なぜならノーベル賞は政治的なものだからだ。ノーベル賞がどうやって授与されるか、多くの人は知っていることでしょう。ノーベル賞は注文に応じて与えられるものだ」と述べた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領はグランド・タラビヤホテルで開催されたW20サミットの開会式で演説した。シリア難民やノーベル賞、EUなど様々な話 全文をよむ
ジャン=クロード・ユンケル欧州委員会委員長は、ビザの自由化*¹を加速することでトルコと合意した、と発表した。 ユンケル委員長は、「トルコとEUとの間でビザの自由化を加速することでトルコと合意した。但しこれは、基本的要件を変更するということではなく、トルコのために別の要件を設けることではない。2016年春に進捗を取り扱う」と述べた。 難民危機を議題に集ったEU首脳サミットで、トルコと基本方針の合意に至った。これによると、ビザの自由化を加速させ、難民に対する財政支援が行われ、EU 全文をよむ
大統領と首相によって標的にされていると語ったデミルタシュ氏は次のように述べた。「私たちは対話に対して閉鎖的な人間ではない。この国の敵でも、テロリストでも、吸血鬼でも、分離主義者でもない。」 HDP(国民の民主主義党)の共同党首セラハッティン・デミルタシュ氏は、アンカラの自爆テロで亡くなった9歳のムハンマド・ヴェイセル君と父親のイブラ ヒム・アトゥラーン氏の、バトマンでの弔事に参加した。デミルタシュ氏は市民会館でアトゥラーン氏の遺族それぞれに弔意を告げ、以下のように述べた。「我らの家族と 全文をよむ
アンカラ第6簡易刑事裁判所の判決により、「捜査が完全に終わるまで、捜査内容について文書、映像、若しくはソーシャルメディア、インターネット環境での、あらゆる種類のニュース、ルポルタージュ、批評などの報道を禁止する」ことが明らかにされた。この判決に法律家らは反発している。 アンカラで起きたテロ・自爆事件に関する捜査がアンカラ共和国検事により続けられているが、これに関してアンカラ第6簡易裁判所は、捜査が完全に終わるまで捜査内容についての文書、映像、若しくはソーシャルメディア、インターネット環 全文をよむ
爆発が発生した地点で行われていたHDPのデモでは、スッル・シュレイヤ議員(アンカラ選出)、エルトゥールル・キュルチュ議員(イズミル選出)、セザイ・テメッリ議員(イスタンブル選出)、元開発省長官相、ムスリュム・ドアン議員(イズミル選出)も行進のなかにいた。 ドアン議員はその瞬間をMilliyet紙に次のように語った。 「私は爆発のすぐそばにいた。爆発の際、人々がわれわれに倒れかかり、私の体の上は遺体の破片で埋め尽くされた。腕が一本、空中を飛んでいくのが見えた。その直前までみんなでハラ 全文をよむ
アメリカとカナダで予定されていたセゼン・アクスのツアー公演が中止された。公演は、アクスの政治的発言に対する在米トルコ人からの非難が原因で中止されたと言われている。 トルコポップ音楽界の「小さなスズメ」と呼ばれるセゼン・アクスだが、彼女の政治的発言対して市民の一部が抗議行動を起こそうとしていたため、北米で予定されていた5公演の中止が決定した。 「セゼン・アクスUSAツアー2015」と題し、イベント会社「ミア・イベントカンパニー」とともに5公演を予定していたという。公演のチケット 全文をよむ
ドアン・グループの名誉会長であるアイドゥン・ドアン氏が「2月28日過程捜査」で捜査対象に含まれる可能性があるというニュースを受け、ドアン・グループ側が記者会見を開いた。この会見では、「こうした報道が再び話題にあがったことは、われわれのグループにとって新たな圧力が働きかけた結果として検討されるものである」と述べられた。 ドアン・グループのコーポレート・コミュニケーション部責任者であるアフテル・クタドグ副会長は、ここ数日一部の報道機関でドアン・グループのアイドゥン・ドアン名誉会長が「2月28日 全文をよむ
各政党は資源浪費と環境汚染防止及び景観破壊へと到らないための合意をした。これによると、選挙委員会が決めた場所以外のところに政党旗やポスターを掲げない予定だ。 アンカラ知事府が行った書面による発表で、メフメト・クルチラル知事が主催で第26回国会議員総選挙のため各政党の県のトップたちとの会合を実施したことが明らかにされた。 会合では関連する法令と高等選挙委員会の決定で定められた選挙キャンペーンにおける原則及び禁止事項に従うよう合意がなされた。加えて、資源浪費と環境汚染の防止、景観 全文をよむ
公正発展党(AKP)のマニフェストに都市に関する重要な公約が列挙された。「暮らしやすい都市、持続可能な環境」という表題の下に交通が集中する歴史的都市中心地では交通地下化が公約された。 歴史的都市の新興開発エリアで一人当たり10㎡ある緑地の条件が15㎡に引き上げられることが目標とされた。歴史的都市内のショッピングセンターに似た商業活動エリアに文化活動エリアを併設することも推進される予定である。 ■ 水力発電所(HES)に規制 都市では自治体や市民団体(STK)が建設し 全文をよむ
ジュムフーリイェト紙がイタリア当局とその情報源から確認させたところの情報によると、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の息子のビラル・エルドアン氏が、イタリアのボローニャに定住した。エルドアンがジョンズ・ホプキンス大学のボローニャキャンパスでかつて始め、今は凍結している博士課程を新たに始めたことが分かった。 タイイプ・エルドアン大統領の息子ビラル・エルドアン氏が、トルコから離れ、家族でイタリアのボローニャ周辺に定住したことが分かった。 ジュムフーリイェト紙のイルハン・タヌルと 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、ドナルド・トゥスク欧州理事会議長との会合の後におこなった会見で、 「私はEUと米国へはっきりと明確に語る。PYD(民主統一党)もPKK(クルディスタン労働者党・非合法組織)のようなテロ組織でともに活動している」 とのメッセージを発表した。 レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は公式的な折衝をおこなうために向かったブリュッセルで、欧州議会のマルティン・シュルツ議長、欧州委員会のジャン=クロード・ユンカー委員長と個別に会談した。 エルドアン 全文をよむ
人民民主党(HDP)のセラハッティン・デミルタシュ共同代表は、「人民民主党は、PKK(クルディスタン労働者党)の合法部門か」という問いに対し、「いいえ違います。我々はPKKの代表ではありません。また、PKKは我々の代表でもありません。これは、PKKの活動に関して我々にぬれ衣を着せようとする政権のプロパガンダです。我々はPKKを公正発展党(AKP)がしているように分類しません。HDPの有権者らもPKkをAKPと同じように見ていません」と返答した。 ドイツで国外有権者らと会ったデミルタシュ 全文をよむ
人民民主党(HDP)のセラハッティン・デミルタシュ党首は、デンマークの首都コペンハーゲンを訪問した。4時間の滞在中、議会を内設するクリスチャンスボー城前に集まった2千人に対して講演を行い、「6月7日も勝利した。われわれは11月1日の総選挙でも勝利する」と発言した。 デミルタシュHDP党首は、デンマークのクリスチャン・イエンセン外相と行う会談前に記者らの質問に答えた。 ■フェトゥフッラー・ギュレンテロ組織(FTÖ)など存在しない デミルタシュ党首は、HDPとしてすべて 全文をよむ
高等選挙委員会(YSK)は、共和人民党(CHP)の上院議員、マフムト・タナル氏の反対によって公正発展党の「Haydi Bismilah」という名の選挙ソングを今回の選挙で使用することを禁止した。高等選挙委員会に申し立てを行ったCHPのマフムト・タナル氏は、「自分のところには知らせはまだ来ていない」と述べた。 高等選挙委員会(YSK)は、共和人民党(CHP)上院議員、マフムト・タナル氏が、公正発展党の選挙ソングに関して行った申し出を協議し、昨晩禁止を宣言した。高等選挙委員会(YSK)は公 全文をよむ
選挙内閣に名を連ねていたHDP(国民の民主主義党)のEU担当大臣アリ・ハイダル議員と開発相ムスリュム・ドアン議員は、閣議において辞任を表明した。辞任の理由として、大臣らはジズレやワルトにおける混乱状況を挙げたことが明らかにされた。 共和国史上初の選挙内閣で大臣に任命されたHDPのアリ・ハイダルEU担当相、ムスリュム・ドアン開発相の二名は、選挙内閣発足からわずかにして、昨日 (21日)行われた第二回閣議において辞任した。選挙内閣は、連立交渉が失敗に終わったあと、エルドアン大統領による選挙 全文をよむ
公正発展党(AKP)はヒュッリイェト紙に対する襲撃を指揮したイスタンブル県出国会議員のアブドゥラーヒム・ボイヌカルン氏を候補者として提示せず、トゥールル・チュルケシュ氏を擁立した。民族主義者行動党(MHP)では、メラル・アクシェネル氏が候補者リストから外れた。共和人民党(CHP)では、今回もウムト・オラン氏の名前が無かった。 AKPでは3期目にあたる24名の候補者がリストで提示された。経済的参謀役であるアリ・ババジャン氏やメフメト・シムシェキ氏もこの中に含まれる。6月7日総選挙で当選し 全文をよむ
新たな50人を迎えたMKYK(中央決定運営委員会)が出来、AKPのベテランと評される31人に別れが告げられた。政党運営上にアブドゥッラー・ギュルに近しい人物はただ一人も残らず、アフメト・ダヴトオール首相派のメンバーからは誰もMKYKのメンバーリスト入りしなかった。メンバーリストには最も注目されている人物である、エルドアン大統領の女婿、ベラト・アルバイラクも入っていた。 AKP党大会にて、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の影響が最もはっきりと表れたのは、水面下で囁かれていた通り、政党 全文をよむ
内務省は、ジズレ市長のレイラ・イムレット氏を解任したことを表明した。 ジズレ市市長レイラ・イムレット氏について、「市民のトルコ共和国政府に対する武装暴動を扇動したことと、テロ組織の主義主張を宣伝し、市民に憎しみと敵意をもたらした」という疑惑でジズレ郡首席検事局から捜査が行われていた。 同市長は内務省から解任された。 全文をよむ
昨日、ジズレに行くためにディヤルバクルから出発した人民の民主主義党(HDP)議員達は一夜を過ごしたイディルからジズレへ向かおうとしたが警察の介入を受けた。警察の介入を免れなかった議員はイディルへ戻り、一時待機したのち目的地に又歩いていくことを決めた。議員の行進は郊外で行われたものの先ほど又も止められた。 昨日、ジズレへ行くためにディヤルバクルから出発したHDP議員は一夜を過ごしたイディルを早朝に出発することを求めた。イディルの出口には前方を警察と兵隊からなる大きなバリケートで仕切られた 全文をよむ
ダールジャからの悲報の後、トルコ国内の至る所で「対テロ反発」のデモ行進が行われた。デュズジェでは、ハッキャーリ県のダールジャでPKKテロ組織による攻撃で殉職者がいることを知った若者たちが町の中心で50台の車を使って車列をつくり、アタテュルク像の前に集まり、テロ行為への反発の意を示した。 デュズジェ郡アジジイェ地区に住む若者たちはダールジャで発生したテロ攻撃で殉職者がいることを知り、テロ行為への反発の意を示した。およそ50台の車列を作った若者たちはクラクションを鳴らしながら、記念公園の広 全文をよむ
副首相で民族主義者行動党(MHP)所属、アンカラ選出のトゥールル・チュルケシュ議員が、同党から除名された。チュルケシュ議員は、新内閣への入閣要請を受け入れ、副首相に任命されていた。MHPはこれを受けて、チュルケシュ氏の除名を求めて党紀委員会に送っていた。 MHP中央党紀委員会は、トゥールル・チュルケシュ議員の除名を決定した。投票は秘密投票で行われ、公開開票が行われた。トゥールル・チュルケシュ議員の同党からの除名は満場一致で可決された。また、チュルケシュ議員に弁解の機会は与えられないとい 全文をよむ
あの総領事が共和人民党から立候補! ―ISに101日間囚われていたモースル総領事オズテュルク・ユルマズ氏は、11月1日の総選挙で共和人民党から立候補するためにデュシャンベ大使館の職務を辞任した。 11月1日に行われる解散総選挙で共和人民党がサプライズを起こした。ISによるモースル総領事館襲撃の後、101日もの期間拘留されていた当時のモースル総領事オズテュルク・ユルマズ氏が、共和人民党から立候補するために、トルコのデュシャンベ(タジキスタン)大使館の職務から辞任したのだ。 全文をよむ
与党(公正発展党)は分岐点にいる。崩れた結成時の原則に立ち戻るか、あるいは自身も国家も窮乏に陥れる行動を続けてゆくかである。 公正発展党(AKP)の結党の原則は、長い与党期間で腐敗してしまったと語る党員がいた。現在、ダウトオール首相自らも語っている。 「国民は結党の原則に立ち戻れ、と言っている!」 この原則はどのように腐敗したのか?ダウトオール首相は挙げた例は以下の通りである。 「私たちの結成時の価値には、贅沢、虚飾は存在しなかった。生活水準を政治に持ち込んで変 全文をよむ
11月1日の選挙のためのカウントダウンが始まった。国会議員の立候補者になる予定の公務員たちの退職に関して認められる期間が今日で満了する。 しかし前回の選挙とは反対に、今回は政治とは非常に距離を置いている。退職した官僚の数はゼロに限りなく近いほど少ない。11月1日の選挙への無関心について最も重要な理由はというと、6月7日の総選挙で起こった悪夢である。6月7日の選挙で副大臣、事務次官、公的機関の長、総局長、大学学長を筆頭に何百人もの官僚が退職して、公正発展党から立候補した。しかし、政治のた 全文をよむ
アフメト・ダヴトオール首相は暫定選挙管理内閣での閣僚の人事において”地域的均衡と対テロ”を考慮に入れているという。 ダヴトオール首相率いる選挙内閣でクルド人4人、ザザ人一人の大臣が生まれる。新しい職業食糧農業大臣クトベッティン・アルズ氏、財務相メフメト・シムシェキ氏、そしてEU相アリ・ハイダル・コンジャ氏の三人がクルド系、副首相のェヴデト・ユルマズ氏はザザ系であり、また国民の民主主義党(HDP)所属の大臣ミュスリュム・ドアン氏はアレヴィー派のクルド人であることが知られている。 全文をよむ
ダヴトオール首相は、内閣を発表した。暫定内閣で、アリ・ルザ・アラボユン氏がエネルギー天然資源相に、(クルド系政党HDPの)ミュスリュム・ドアン氏が開発相に、(イスタンブル警察署長の)セラーミー・アルトゥノク氏が内務相に任命された。 ■エルドアン大統領、暫定内閣を承認 6月7日の総選挙の結果が、1つの党に単独政権をつくる可能性をもたらさなかったため、2か月にわたり組閣は実現しなかった。このため、トルコ政治史上はじめて、暫定選挙内閣がつくられざるを得なくなった。この任務を任された 全文をよむ
スルチ虐殺事件の犯人アブデュラフマン・アラギョズの兄が経営するイスラム茶店に通い始めた後、「イスラム国(IŞİD)」と連絡をとりシリアへ渡ったアドゥヤマンの若者は、その行路について語った。2月にイスラム国に加わり16~17日間滞在し、「1つの活動にも参加しなかった」と語る17歳の若者は釈放された。 スルチで33人の命を奪った自爆テロを引き起こしたシェイフ・アブデュラフマン・アラギョズの兄ユヌス・エムレ・アラギョズがアドゥヤマンで経営するイスラム茶店に通った後シリアへ渡りアドゥヤマンに戻 全文をよむ
アフメト・ダヴトオール首相は、暫定政府において国家安全保障会議に参加する閣僚のどれひとつにも人民の民主主義党(HDP)所属議員を登用しなかった。9月2日に行われる予定の国家安全保障評議会(MGK)の会議でHDPのメンバーは誰一人いないことになる。 レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は今日14時に国家安全保障評議会のセイフッラー・ハジュミュフトゥオール事務局長を迎え入れた。会合では9月2日に行われる予定の国家安全保障評議会の会議議題について議論した。 国家安全保障評議会の8月 全文をよむ
アフメト・ダヴトオール首相が組閣し、エルドアン大統領が承認した暫定内閣で共和国史上初めてのことが起こった。 家族社会政策相に就任したアイシェン・ギュルジャン氏が内閣初のスカーフ着用大臣となった。 イスタンブル商業大学で教員を務めるアイシェン・ギュルジャン教授は暫定選挙政府の初のスカーフ着用女性大臣となった。ギュルジャン氏は家族社会政策相に就任した。 全文をよむ
11月1日に行われる選挙までの間、トルコのかじ取りをする暫定的な内閣が今日、発足する。 憲法の規定により5日以内に発足が求められている暫定政府の成立期限が今日、終わる。エルドアン大統領により組閣を任されているアフメト・ダヴトオールが、今日、内閣名簿を大統領府に提出すると見られている。新内閣には、ダヴトオール首相以外には、11名のAKP議員、2名のHDP議員が入るほか、予想外の形で入閣提案を受け入れたトゥールル・チュルケシュが入る。CHPの5議員、MHPの2議員、HDPの1議員分の閣僚は 全文をよむ
MHPはAKPダヴトオール党首の「選挙内閣」で入閣を認めたトゥールル・トゥルケシュ副党首について「除名処分」の要求を受け懲戒委員会が動き出した。 では、ダヴトオールが党首の選挙内閣への入閣の要請を承諾したために懲戒委員会に送られたMHP副党首兼イスタンブル県選出議員のトゥールル・トゥルケシュ氏を党から除名することはできるのか? この問いにアンカラ大学法学部のハサン・イシュギュザル教授が答えた。イシュギュザル教授は「入閣することは懲戒処分の対象にはならない」と言う。イシュギュザ 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領から移行政府組閣の指示を受けたアフメト・ダヴトオール首相が入閣を要請した、共和人民党(CHP)の元党首でアンタルヤ県選出の国会議員であるデニズ・バイカル氏が、首相府に3ページに渡る書簡で入閣を断ったことが明らかになった。 バイカル氏がアフメト・ダヴトオール首相に送った書簡では次のように述べられた。 「あなた方が組閣する暫定政府で、私に大臣としての入閣を提案された書簡について、いくつかの指摘と評価を挙げたいと思います。 状況としては、6月7日の 全文をよむ
高等選挙委員会の決定により、11月1日の国会議員総選挙には29政党が参加出来る。 官報掲載の高等選挙委員会の決定によると、11月1日に行われる国会議員総選挙には、29政党が参加することが出来る。 本日付官報増刊号掲載の決定によると、第26期国会議員総選挙への参加要件を満たす政治政党は下記の通り: 1- 公正発展党(AKP) 2- アナトリア党(AP) 3- 独立トルコ党(BTP) 4- 大統一党(BBP) 5- 共和人民党(CHP) 6- 民主党 全文をよむ
ハッキャーリ県はユクセコヴァに外出禁止令を出した。 ハッキャーリ県はユクセコヴァ郡で23時30分から二度目の呼びかけまで外出禁止令を出した。 ハッキャーリ県から出された文書では以下のように述べられた: 我が県のユクセコヴァ郡で増加するテロ事件から国民の生命と財産を保護するため、崩壊した平穏で安全な環境を再びつくるため第5442号県行政法11/C条項に従い県のユクセコヴァ郡の中心部で2015年8月26日23時30分から二度目の呼びかけまで外出禁止令が出された。 全文をよむ
アフメト・ダヴトオール首相は暫定選挙内閣のために野党への閣僚打診において危険な選択をおこなった。人民の民主主義党(HDP)のうち最後に党所属となった3名を選んだ。共和人民党(CHP)と民族主義者行動党(MHP)所属の者は、ケマル・クルチダルオール党首とデヴレト・バフチェリ党首に近い幹部らの中から選んだ。驚くべきことは、提案を受け入れてMHP所属のアンカラ選出国会議員、トゥールル・チュルケシュがやったことである。 暫定選挙内閣で入閣を請われた人々に送られた手紙は、昨日正午頃に首相府の特別 全文をよむ
高等選挙管理委員会のサディ・ギュヴェン委員長は、第26期国会議員選出総選挙を2015年11月1日に行なうと発表した。 選管は、エルドアン大統領が再選挙を決定したことを受け選挙の投票日を決めるための会合を開いた。 選管は、エルドアン大統領が選挙を再度行うと決定したため、投票日の日付けを決める会合を開催した。会合後、会見を行ったギュヴェン選挙管理委員長は、 2015年6月7日に行われた総選挙のあと45日以内に組閣できなかったこと、エルドアン大統領が憲法104条および116条の規定 全文をよむ
選挙決定後に暫定選挙内閣における党配分が具体化した。首相府の情報筋によれば、首相を除き公正発展党(AKP)に11名、共和人民党(CHP)に5名,民族主義者行動党(MHP)及び国民の民主主義党(HDP)にそれぞれ3名ずつ閣僚が割り当てられる。 エルドアン大統領が選挙の実施を決定した後、トルコを選挙へと導く「暫定内閣」に視線が向けられた。エルドアン大統領とイスメト・ユルマズTBMM(トルコ大国民議会)議長の昨日の会談後に、暫定内閣が組閣されることに関する決定、現内閣が辞職し、暫定内閣が組閣 全文をよむ
2ヶ月前に解決プロセスの和平が議論されたトルコで今「戒厳令や内戦の危険、軍隊の介入の日々に後戻りする懸念」が起きている。 人民の民主主義(HDP)のセラハッティン・デミルタシュ共同党首はトルコが内戦の危険に直面していると述べた。デミルタシュ党首はイズミルで新聞記者らと集い 「彼らは『どれほど兵隊が死んでも自分たちの盗みは忘れ去られる』と考えている。しかし勘違いをしている」と述べた。 デミルタシュ共同党首は一元論的なものの考え方に反対して結成したHDPは様々な社会層の集ま 全文をよむ
CHP(共和人民党)の幹部たちは、AKP(公正発展党)と行っていた連立協議が芳しくない結果に終わったことについて、エルドアン大統領がダヴトオール首相に対して言った「彼らの意見を一致させなければ、自滅することにはならない」という発言が影響を及ぼしたとしている。 CHPの幹部たちは、6月7日の選挙後にAKPと開始した連立協議の席では、CHP側は終始前向きな姿勢でいたところを、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の「なんにせよ合意に至らなければ、自滅することにはならない」という8月12日の発 全文をよむ
ディヤルバクルでの「自治」発表後逮捕された者の間のうち、スル市とスィルヴァン市の共同市長らを含む7人が、警察での取り調べの後裁判所に送られた。 ディヤルバクルで「自治」を発表したとして、DBP所属で県の中心地スル市の共同市長であるセイド・ナリン氏とファトマ・シュク・バルト氏、スィルヴァン市共同市長のユクセル・ボダクチュ氏、DBPのスル市共同支部長アリ・ルザ・チチェキ氏、ギュネシ・オルメズ氏、アブドゥルネスィム・バラン氏、ハサン・ウルマク氏らが、先週水曜日(19日)逮捕された。警察での取 全文をよむ
第26回通常国会に向けた早期選挙が11月1日に行われる可能性が高まったことにより、選挙準備を開始した共和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首が、水曜日にエルドアン・トプラク筆頭顧問並びに6月7日選挙キャンペーンを進めたアメリカの戦略会社であるベネソンと会談を行ったことがわかった。 入手された情報によると、クルチダルオール党首には6月7日総選挙の後、世論においては最も一貫性のある政党としてCHPが見られていることが強調され、世論調査からその例が提示されたという。6月7日選挙キャンペ 全文をよむ
人民の民主主義党(HDP)と選挙管理内閣を組織せざるをえなくなった公正発展党(AKP)は、国家安全保障評議会(MGK)そして北イラクの臨時措置法に関しても問題が起きるだろう。 共和人民党(CHP)と民族主義者行動党(MHP)の抗議のため、AKPがHDPと組まざるを得ないであろう選挙管理内閣を、9月2日のMGK会合により期限が10月2日の終了となる北イラクとシリアへの派兵に関する臨時措置法について、問題が生じると予測されている。 選挙管理内閣を組織する前に、AKPとHDPの間で 全文をよむ
エルドアン大統領は組閣に関するプロセスについて協議を行うためにトルコ大国民議会のイスメト・ユルマズ議長を18時に大統領官邸に迎え入れた。会談は約2時間続いた。 6月7日の総選挙により第一党として選出された公正発展党(AKP)のアフメト・ダヴトオール党首は組閣できずに任務を返還すると、注目はレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領へと移った。エルドアン大統領は、大統領官邸で今日行われた地区長らとの面会の際、組閣の任務を選挙で第二党として選出された共和人民党(CHP)に委託するつもりはないと指 全文をよむ
公正発展党(AKP)と共和人民党(CHP)の間の連立政権会議が成果なしに終わった後、アフメト・ダヴトオール首相が早期選挙を口に出したので、民族主義者行動党(MHP)のデヴレト・バフチェリ党首に注目が移った。国会から選挙の決定がおりるために、MHPの協力が必要だ。これがなければ、タイイプ・エルドアン大統領が関わり早期選挙を行わせる。 ヒュッリエット紙のヌライ・ババジャン氏の記事によれば、政治が早期選挙のるつぼに入る中、全ての政党が「自分たちに都合いい時と状況で」選挙に入るように努力を払う 全文をよむ
高い確率で早期選挙が行われる可能性が表面化して以降、人々の関心は選挙の日程へと向けられている。見込みとしては公正発展党(AKP)を 筆頭にトルコが10月末~11月初頭にも選挙を迎えるのではないかと予測されている。投票日は10月25日もしくは、11月1~8日といった日程を考慮している。 民族主義者行動党(MHP)との連立を果たせない場合、経済指標や国内外の状況から生まれる先行き不透明さを一刻も早く一掃したいAKP政権は、選挙を10月末ないし11月初頭に行える可能性を考慮している。 全文をよむ
トルコで捜索され、身柄拘束が決定する12時間前に国外へ出たゼケリヤ・オズ元検事が、アルメニアのエレバン経由でドイツへ渡ったことが分かった。 エルゲネコン事件でトゥンジャイ・オズカン記者を弁護したアフメト・チョルトオール氏は「検事たちの逃亡を黙認した」と唱え、話題となっている。 エルゲネコン事件と[2013年]12月17日の一斉汚職捜査の検事、ゼケリヤ・オズとジェラル・カラは身柄拘束が決定する12時間前にグルジアへ行き、そこからアルメニアへ渡ったことが判明したのち、昨日、その 全文をよむ
6月7日総選挙で立候補できず、ジェミル・チチェキ氏やビュレント・アルンチ氏、オメル・チェリキ氏、そしてアリ・ババジャン氏などのような大物政治家らも含まれる「3期」の犠牲者ら70名が、早期選挙で再び候補者となる可能性が出てきた… アフメト・ダヴトオール首相が早期選挙の可能性が最も高いと発表した後、公正発展党(AKP)内では再び3期シンドロームが起きている。AKP党規定によると、党の候補者リストから選挙に参戦し3期連続で国会議員となった者は、空白期間を設けることなく再び候補者となることがで 全文をよむ
公正発展党(AKP)が早期の選挙で大統領制に関する国民投票に必要な330議席の獲得を計画している。 AKPが連立の代わりに早期の選挙を強く求める背景には単独政権の狙いに限らず、より大きな計画があるのではないかと言われ始めた。これによると、 早期の選挙で大統領制に関する国民投票に必要な330議席の獲得が計画されているという。アンケートによると、このあり得ない計画の基本は、衝突の中の選挙状況の中で人民の民主主義党(HDP)を常に司法に関わる「犯罪者」とし、被告側の党にすることにより最低得票 全文をよむ
シリア国内におけるイスラム国(IS)を標的としアメリカがトルコ領土から戦争を仕掛けたことにより、ISがトルコを攻撃 ―報復、あるいは制止といった目的で― 目標とする可能性がある。したがって、「安全上の優先」が「ISの脅威」に振り向けられることは絶対なのである。二つの戦局で戦争は戦えないのである…。 アメリカの戦闘機がインジルリキから飛び立ち、ISを標的として空爆を始めたことに伴い、トルコ政治は新たな段階に突入した。なぜなら、この「軍事作戦」が続けば -そしてアメリカにとって継続は100 全文をよむ
共和人民党(CHP)のクルチダルオール党首は、CHPが提案した14の原則に沿って、親密な形で連立政権を築こうと努力したとして、倫理的に考えればダヴトオール首相は辞職するべきだと述べた。 CHPのケマル・クルチダルオール党首は、公正発展党(AKP)との連立交渉が決裂した後、「これまで我々に連立政権の提案はなかった。ただ選挙のための政権の提案があったに過ぎない。3カ月間必要な事柄に共同で取り組み、その後議会で選挙を行おうと言われた。トルコは歴史的な好機を逃したと思っている」と打ち明けた。 全文をよむ
エルゲネコン事件と12月17日の一斉汚職捜査の元検事であるゼケリヤ・オズとジェラル・カラが身柄拘束の決定が出される12時間前にグルジアに行き、そこからアルメニアに渡ったことが分かった。彼らの引き渡しのため国際手配書(赤手配書)の準備が始まったが、これには裁判所の逮捕、もしくは有罪の判決が必要である。 裁判官・検察官高等委員会(HSYK)は、解雇された元検事のゼケリヤ・オズとジェラル・カラが、彼らに身柄拘束の決定が出される 12時間前にグルジアに渡ったことがわかったため、司法は動き出した 全文をよむ
セラハッティン・デミルタシュ人民の民主主義党(HDP)共同党首は、「手を引き金から降ろすべきである。明日、来週ではなく、今日、この時間に即刻、和平を望む。武器をすぐさまおさめ、休戦協定へと到る必要がある」と述べた。デミルタシュ党首は、諸問題を輪を解くかのように一歩一歩解決していきたいと説明し、「手始めに武器をおさめること。無慈悲な、容赦のない武器はおさめて、そして対話、議論のルートが開かれるべきである。武器をおさめ、双方休戦協定の状態に戻りなさい」と述べた。 HDPがマルディンで開いた 全文をよむ
アレヴィー・ベクタシー連盟のバキ・デュズギュン会長と妻のユルダヌル・デュズギュンさんと、アレヴィー文化協会のドアン・デミル会長は、アンカラ自動車道の途中で襲撃を受けた。 アレヴィー・ベクタシー連盟のバキ・デュズギュン会長と妻のユルダヌル・デュズギュンさんと、アレヴィー文化協会のドアン・デミル会長は、アンカラ自動車道の途中で襲撃を受けた。ドアン・デミル・アレヴィー文化協会会長は、アンカラでの「アレヴィーは平和を望む」というテーマの会合に参加するためバキ・デュズギュン氏と妻のユルダヌル・デ 全文をよむ
ヨーロッパ在住で、8月6日にブリュッセルへ赴いたHDPのセラハッティン・デミルタシュ共同党首と会談するKCK(クルディスタン社会連合)の運営委員で、解党されたDEP(民主主義党)の元国会議員、ズュベイル・アイダル氏は、和解プロセスは終わっておらず、今も2月28日に指示された武装解除に従う意思があることを述べた。 「アメリカの声」ラジオのクルド語版で語ったズベイル・アイダル氏は、和解プロセスが終わっておらず、5月にレジェプ・タイイプ・エルドアンが交渉の席をめちゃくちゃにしたと主張。同氏は 全文をよむ
6月7日総選挙とその後の状況は、AKP(公正発展党)とMHP(民族主義者行動党)との間の距離感を縮める空気を作り出した。一方で昨日4日に行われたCHP(共和人民党)とHDP(国民の民主主義党)の会談は、いったいどんな意味をもつのだろうか。 HDPの両共同党首を含めた代表団は4日、CHP本部にてケマル・クルチダルオールCHP党首率いる代表団と面会した。この面会は、6月7日総選挙以降、政治に現れた「変化」がCHP・HDP両党の関係にも影響を及ぼす可能性を示唆した。 ■裏口から見送 全文をよむ
トルコで昨今、政治関連で関心が寄せられている話題の筆頭に上っている「アブドゥッラー・ギュル氏が政界復帰するだろうか?」という疑問に対する答えが明確になってきている。 メイダン紙執筆者のアブドゥッラー・クルチ氏は、今日8月4日付のコラムで政治復帰に相応しい時期を待ち望むアブドゥッラー・ギュル11代大統領が目前に迫る歴史的な好機を今回は逃さずに、近々集会の場に姿を見せるであろうと伝えた。 以下がアブドゥッラー・クルチ記者の記事の関連箇所である: 「トルコ政治において不明 全文をよむ
トルコは、2009年以降様々な名のもとに実現させようとした解決プロセスにて危機的な日々を過ごしている。スルチで(爆弾テロにより)大虐殺があった2015年7月20日から続く進展と、タイイプ・エルドアン大統領が行った発言は、「プロセスは終了した」という解釈の要因となってしまった。では、ドルマバフチェ宮殿での会見の後初となるノールーズ、つまり2015年3月21日に「終わりに近づいた」という印象を与えたこのプロセスは今日どのような状況なのだろうか?主張されたように終わってしまったのか?それとも新たによみ 全文をよむ
トゥンジェリ県庁は、中心部の7カ所、オバジュク郡とホザト郡の2カ所、チェミシュゲゼキ郡とマズギルト郡とナジミイェ郡のそれぞれ1カ 所を含む合計14カ所が特別安全保障地域に指定したと夕方に書面で発表した。アール県庁は、アールとテンドゥレクの山岳地が、15日間「軍の暫定安全保障地域」と発表された。 トゥンジェリ県からの書面での発表によると、特別安全保障地域に指定された14の地域には、8月4日から19日までの間、一般市民の立ち入りを禁止した。 PKK(クルディスタン労働者党;非合法)によって 全文をよむ
共和人民党(CHP)のクルチダルオール党首は、公正発展党(AKP)との連立政権に向けた会談について、ヒュッリイェト紙に重要な発表を行った。ケマル・クルチダルオール党首は、以下のように話した。「われわれはトルコの利益のために、あらゆる譲歩をするつもりです。AKPとの連立政権が失敗すれば、非常に遺憾に思います。もし成立した連立政権がトルコを大きく飛躍させるとしたら、短期的な票の損失を経験することなど甘んじて受け入れます。」 クルチダルオール党首は、ヒュッリイェト紙によるこのテーマに関する質 全文をよむ
HDP(国民の民主主義党)のセラハッティン・デミルタシュ共同党首は「PKK(クルディスタン労働者党)の暴力を容認しない。我々はこの暴力とははっきりとした距離を置いた」と述べた。デミルタシュ党首はドイツのZDFチャンネルに対し、エルドアン大統領のHDPに関しての発言が厳しいものになっていることに言及しつつ、「彼らは我々を暴力を支持し、テロを支持する党であるとし、現在、13%に上昇した我々の得票率を下げようとしている」といった表現を用いた。デミルタシュ党首は、アフメト・ダヴトオール首相による「必要が 全文をよむ
共和人民党(以下、CHP)が国会の本会議を臨時招集し、議題にあげた「テロ事件調査委員会の設立」を提案したが、これを民族主義者行動党(MHP)が拒否した後、連立政権のシナリオの上で、公正発展党(以下、AKP)とMHPの接近が話題となった。 アフメト・ダウトオール首相は、CHPとの「調査」協議が続いているが、「連立交渉の段階」ではないと表明する一方、MHPとの交渉が続いているとも発表した。 ダウトオール首相は、7月13日にCHPケマル・クルチダルオール党首と、翌14日にはMHPデ 全文をよむ
スルチ、ジェイランプナル、アドゥヤマンにおける攻撃に対して共和人民党(CHP)の呼び掛けで臨時招集された国会は一日中緊張したセッションでもってテロに関して議論した。調査委員会設立要求が拒否された会議の後、議会は組閣まで再度休みに入った。ビュレント・アルンチ副首相は解決プロセスに関して「このプロセスが利用されるにつれCHPと民族主義者行動党(MHP)から批判があった。今日わかるように、この批判は確かに正しい。解決プロセスは関わる人物、条件は変わる可能性がある。しかし、トルコにとって最後の機会だ」と 全文をよむ
テロ事件に関連して臨時に召集されたトルコ大国民議会総会でビュレント・アルンチ副首相が国民の民主主義党(HDP)ディヤルバクル県選出のヌルセル・アイドアン議員に向けて放った「奥さん、お静かに。一人の女性として静かにしなさい」という発言が反発を呼んでいる。 ビュレント・アルンチ副首相がトルコ大国民議会総会でHDPのディヤルバクル選出ヌルセル・アイドアン議員に向けて放った「奥さん、お静かに。一人の女性と して静かにしなさい」という発言に対し、共和人民党(CHP)とHDPの国会議員が議会で会見 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、中国訪問に先立ちエセンボア空港で会見した。「国家の統一と絆を傷つけるものたちと、(クルド問題)解決プロセスを継続することは不可能だ」と述べたエルドアン大統領は、次のように述べた。 ■「解決プロセスの継続は不可能」 解決プロセスを始めたころを思い出し、今の状況を考えてもらいたい。解決プロセスは、政府からの真摯な呼びかけだった。それを快く思わない人々がいた。最近の選挙、3月30日の選挙の運動のなかでは解決プロセスが悪用されたのを目にした。解 全文をよむ
スルチで32人が亡くなった爆弾による攻撃で始まった緊張は、[イスタンブルの]ガーズィ地区でも危険な方向に向かっている。 スルチと治安部隊に向けられた攻撃後、イスラム国とPKK(クルド労働者党;非合法)、革命的人民解放党・戦線に向けた作戦において、バージュラルで警察との衝突で殺害されたギュナイ・オズアルスランの葬儀で事件は起きた。オズアルスランの遺体が移送されるガーズィ・ジェムエヴィ(アレヴィー派の集会場)の前で集まったグループに向けて警察が介入すると、地区は今一度戦場に戻ってしまった。 全文をよむ
大統領府広報センターは、ビラル・エルドアン、スュメイイェ・エルドアンとIS(イスラム国)との関係を疑う声を否定した。 大統領広報センターは、ビラル・エルドアン、スュメイイェ・エルドアンとISとの関係を疑う声を否定し、「レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領やそのご子息ビラル・エルドアン、ご息女スュメイイェ・エルドアンとISとの関係を疑わせるような主張も、また最近モラルもなく巷で囁かれている根拠のない主張も、いずれもトルコを貶めようとするキャンペーンの一部であり、全くのでたらめである」と 全文をよむ
スルチで起きたテロの後、HDPにより次々と行われた発表では、AKPがイスラム国を支援しており、イスラム国に機会を与えていたとされている。HDPのフラト議員によるAPKへの非難の一部はというと、エルドアン大統領がイスラム国に関して行った発表を根拠にし、エルドアン大統領に向けられたものであった。 HDPのフラト議員の発言は以下のとおり。 ■実のところ彼らは夢を見ている (AKPがイスラム国を支援しているというのは)フィクションであるという人々は、実のところ、彼らの方が夢 全文をよむ
女性が夫の姓を選択せず、婚姻前の姓を使用することを認める改正法案が提出された。 HDPイスタンブル県選出議員であり、フェミニストで弁護士のフィリズ・ケレステジオール氏は、既婚女性が婚姻前の姓の使用を可能とすることを求め民法改正法案を提出した。トルコでは、2005年来、女性たちは旧姓使用を可能とするために運動を行っている。 ケレステジオール氏は、憲法裁判所が、ネシェ・アスランベイ氏が旧姓使用を求めて行った提訴を正当なものと判断したため、4721号民法の改正関連法案を提出した。法 全文をよむ
連立政権についてダヴトオール首相に否定的な返答をしたMHPについて、今後のシナリオが予想されている。AKP-CHP政権が樹立しない場合、やり直し選挙へと向かう見方が強まっている。 MHPのデヴレト・バフチェリ党首がアフメト・ダヴトオール首相に連立政権について、「ない」という返答をしたことを受けて、今後どうなるかに注目が集まっている。MHPはAKPの会談続行という申し出を拒否しなかったが、しかし一方でこのための特別な委員会も設立していない。そして「必要に応じて、事前に約束を取り付けた上で 全文をよむ
6月7日選挙の結果が明らかになった瞬間から待っていた連立政権の設立に関連する政党間の折衝が今日始まる。共和人民党(CHP)本部でもダヴトオール氏の訪問を前に熱心な清掃活動が行われた。 連立ツアーの一環で、6月7日選挙で最も多くの議員を輩出し、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が政権確立の任務を与えた公正発展党(AKP)のアフメト・ダヴトオール首相が今日第2党の地位にあるCHPの門を叩く。 AKPとCHPの折衝は14時に設定され、CHP本部で実現する予定だ。ダヴトオール氏は連 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル第11代大統領は、エルドアン現大統領も出席したイフタールの席で、外交政策を批判した。ギュル前大統領は、「エジプトからリビアに至るまで、関係を進展させねばならない」と述べた。 アブドゥッラー・ギュル第11代大統領は、イスタンブルで行われたイフタールで演説を行った。ヒュッリイェト紙に掲載された報道によると、ギュル前大統領の座ったテーブルには側にレジェプ・タイイプ・エルドアン現大統領とその妻エミネ・エルドアン夫人も座っていた。ギュル前大統領は、イフタール後に演壇で話し、 全文をよむ
「私たちは最初から融和的な動きを取っている。早期解散選挙は何の利益ももたらさない。」 エスキシェヒル選出のガイェ・ウスルエルCHP議員は、「私たちは最初から選挙を延期させる動きを見つめている。早期解散選挙は何の利益ももたらさない」と述べた。 ウスルエル氏はエスキシェヒル新聞記者協会(EGC)訪問では、総選挙後、延期されたプロセスについてコメントした。 ウルスエル氏は、政府を成立させる仕事を、1995年から現在まで、こんなにも遅く至ったことを述べ、以下のように続けた。 全文をよむ
ウイグル人のためと銘を打ち、在イスタンブル領事館に抗議活動を行った者たちの襲撃を受け、として、タイ王国より衝撃的な決定がくだされた。タイ王国政府は、在トルコ大使館・領事館を一時的に閉鎖することを決めた。 タイ王国は、一昨日(7月8日)イスタンブルの名誉領事館への襲撃事件の後、大使館・領事館の一時的な閉鎖を決めた。 AFP通信によると、在アンカラ・タイ王国大使館と、在イスタンブル領事館が金曜日一時的に閉鎖された。 東トルキスタン教育協会に属する約200名のグループが、中国新 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、大統領宮殿で大使らに振舞われたイフタール(ラマザン明けの食事)で演説した。中国への外遊の前に起きたイスタンブルにおける東アジアの人々に対する嫌がらせは憂慮すべきものだとし、以下のように話した。「メディアを駆け巡っている、大部分は嘘か、もしくは中傷である。このニュースの後、イスタンブルで決して承認できないいくつかの事件が起きた。我が国へ旅行に、生活を楽しむために来る東アジアの人々は我々の親友である。彼らは我々の来客である。この事件は我々にそぐわない。扇動者に 全文をよむ
ダヴトオール首相は「おそらく大統領は今日私を組閣のために任命する」と述べた。 AKP以外の政党は大統領府の場所について異議を唱えようとしている。これを議論の的にはさせない。 大統領が「プロセスを遅らせた」と主張する者たちは、憲法を知らない者だ。 ダウトオール首相は最初の会合がバイラムの前に行われること、来週他政党を訪問することを述べた。 ダヴトオール首相のAKP党会議でのスピーチの始まりは以下の通り。 今日大臣会議が設立される。大統領はおそらく今日任命をする。大統 全文をよむ
早期解散選挙が実施されれば、国会議員は再び選挙費用を負担せざるを得ない。候補者たちは選挙の間、様々な費用を負担している。 政府が結成されないこと、あるいは11月に早期解散総選挙が行われることは、国会議員に多くの支出を強要する。選挙活動のために必要な旗、ポスター、レンタカー、選挙区回りなどの費用のために、少なくとも一人当たり10万リラ以上が必要だ。6月7日の選挙において30万リラを使った候補者もいれば、3、4百万リラを使った候補者もいることが分かった。6月7日選挙において指名候補者も含め 全文をよむ
45日以内に内閣が成立しなかった場合に設置される暫定内閣では、民族主義者行動党(MHP)と人民の民主主義党(HDP)にそれぞれ3名ずつ大臣職が割り当てられる。 「HDPと同じ文章の中で語られたくもない」と言って連立政権の扉を自ら閉ざしたMHPが、もし45日以内に組閣されなかった場合、憲法に基づき設置される暫定内閣でHDPと同じ内閣で大臣職を務めることになる。現状では公正発展党(AKP)に11名、共和人民党(CHP)に6名、そしてMHPとHDPに3名ずつ大臣職が割り当てられる。 全文をよむ
第26代国会議長はAKP所属のシヴァス選出国会議員、イスメト・ユルマズ氏となった。6月7日の総選挙後、最初の協力姿勢が試された野党3党だが、MHPが離脱した結果、過半数をAKPが獲得した。政権は、AKP自らの258票を得て、野党に2番手の追随を許さなかった。 議長選挙は組閣について明確なメッセージを出してはいないが、MHPのデヴレト・バフチェリ党首の態度は「AKPに間接的な支持、連立の扉を開いた」ものと見られている。トルコ大国民議会長として選ばれたイスメト・ユルマズ氏に、国会印を元議長のデニ 全文をよむ
スィヴァス選出のイスメト・ユルマズAKP議員がトルコ大国民議会の議長に選ばれた。イスメト・ユルマズ氏は、4回に渡った議長選出の投票において258票を獲得し、議長となった。CHPの対抗馬、デニズ・バイカル議員(アンタルヤ選出)は182票を獲得、29票が白紙投票、78票が無効となった。 イスメト・ユルマズ新議長は演壇に登り、当選演説において新憲法を皆で作り上げることが必要だと強調した。 レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は電話でユルマズ新議長の当選を祝福し、新議長の成功を祈った。 全文をよむ
連立政権の行方を示唆するものとして待ち望まれている国会議長選挙の最初の2回の投票が6月30日に行われた。国会に議席を持つ4政党から4人の候補者が競ったこの投票で、選出に必要な367票に届かなかったため、第26代国会議長の決定は7月1日の投票に持ち越された。4回目の投票で鍵を握る民族主義者行動党(MHP)と国民の民主主義党 (HDP)の2政党の党首からの声明によって投票はより重要な局面を迎えた。 6月30日に行われたトルコ大国民議会議長選挙の最初の2回の投票では全ての政党の会派が自党の候 全文をよむ
退役した参謀本部長イルケル・バシュブーは、ボドルムの本屋で、「どのようなトルコ」という著作のサイン会を行い、読者と顔を合わせた。 前参謀総長イルケル・バシュブーは、トルコで最も興味を引かれる話題は、シリア国境での情勢であると述べた。新聞記者の質問に答えたバシュブー氏は、次のよ うに述べた。 「トルコで最も興味を引かれる問題は、シリア国境での情勢である。国境に目をやると、残念なことに、3つに分割されている状態である。ほんの少しをシリア政府が統治している。ある地域は完全にイスラ 全文をよむ
エンサル財団は、ギュレン教団のオルタナティブとも言われている。6月総選挙結果をうけ、国会議長の選出、連立内閣交渉を前に、エルドアン大統領がこのエンサル財団の(断食月の夜の)イフタール・プログラムに出席するという行動は、アンカラの観測筋の注目を集めている。 この行動は、国会の各会派に対し、反ギュレン教団という面で大統領が一つのメッセージを送ったものと解釈されている。 国会議長選の最初の投票は、来週火曜日に行われる。国会の状況からみて、AKP、CHP、MHP、HDPの各議長候補は 全文をよむ
民主地域党(DBP)のカムラン・ユクセキ党首は、国民民主主義党(HDP)国会議員数名の離党とDBPへ移籍、そして議会において会派をつくり、公正発展党(AKP)を支持するという報道について、事実ではないと述べた。そして「同士を再び我が党へ呼び戻したり、そこで組織を作り上げたりといった考えはありません。彼らはこれからもHDPの中で政治活動をおこなっていくでしょう」と続けた。 HDP所属として選出された国会議員たちの一部が離党をしたのちにDBPに入党し、議会で会派を形成してAKPを支持すると 全文をよむ
TBMM(トルコ大国民議会)で新時代が始まった。デニズ・バイカルTBMM暫定議長の開会の辞の後に、第25期議会議員らが宣誓した。開会演説でバイカル暫定議長が「暫定党首として私が最初に宣誓致します」と述べると、TBMM総会の場で笑いが起きた。同暫定議長はその演説の中で、「国民が評価する和解を各政党が成し遂げねばならない。和解は当然ながら法、倫理及び愛国心を基本にする」と述べた。エルドアン大統領は、アンカラ選出議員の宣誓前に行われたアタテュルクへの1分間の黙祷後にTBMMを後にした。アブドゥッラー・ 全文をよむ
トルコ大国民議会が昨日、歴史的な瞬間を迎えた。ロマ、アルメニア系、シリア教徒、ヤズディー、クルド系、スカーフをかぶった女性、障がい者といった国会議員たちが宣誓を行い、早速仕事に取りかかった。このうちスカーフを着用する女性議員は、メルヴェ・カヴァクチュ元議員※以降初めてとなる21人が宣誓した。 (※訳注:メルヴェ・カヴァクチュは旧美徳党所属の元国会議員。1999年5月の国会宣誓式にスカーフを着て登場し、退席させられた。) トルコ大国民議会第25代議会の開会に際し、初めてアタテュ 全文をよむ
トルコ大国民議会総会の第25期第一立法年の開会式において、トルコ語でのスピーチが得意ではない平和民主党(HDP)所属のディヤルバクル選出国会議員のフェレクナス・ウジャ氏が宣誓式でトルコ語の発音に苦労しているようであった。 HDPのディヤルバクル選出国会議員のフェレクナス・ウジャ氏は国会の宣誓式で注目を浴びた一人となった。トルコ語をよく知らないHDP所属のフェレクナス・ウジャ氏は国会でどのように宣誓を行うかが人々の関心を集めた。 宣誓式のために何日もトルコ語の勉強を行ったウジャ 全文をよむ
デンマークで木曜日に行われた総選挙の結果、社会民主党の候補者で、トルコ系のユルドゥズ・アクドアン氏が当選した。 ユルドゥズ・アクドアン氏の夫、ジョナス・ホルム氏は彼女の当選をソーシャルネットワークサービスであるフェイスブックで知らせた。ジョナス氏は、ユルドゥズ氏に票を投じた人々に感謝しつつ、彼女の選挙活動がかなり難航していたことをつづった。アクドアン氏は、党役員との選挙結果の評価会合のためメディアに顔を出す時間を割けなかったが、3度目の当選に喜びを示しつつ票を投じたすべての人に感謝の意 全文をよむ
トルコ政治史の半世紀にわたり活躍した第9代共和国大統領スレイマン・デミレル氏が、最後の旅路を見送られた。 デミレル氏のための最初の葬儀は、ギュニズ通り沿いにある自宅前で行われた。ここでの葬儀の後、次はトルコ大国民議会(TBMM)において国葬が執り行われた。デミレル氏の遺体はその後葬列者に伴われて、コジャテペ・モスクに運ばれた。葬儀で目を引いたのは、デミレル氏の代名詞となったフェルト製の帽子が棺の上に置かれていたことだ。 金曜礼拝の後に捧げられた追悼礼拝を終え、エセンボア空港に 全文をよむ
YSK(高等選挙委員会)は2015年総選挙の最終結果を公表した。投票率は83%。 AKP、CHP、MHP、そしてHDPの獲得議席が確定した。 YSKのサディ・ギュヴェン委員長は、6月7日に行われた総選挙の最終結果を公表した。これによると、結果は以下のとおりである。 AKP(公正発展党):258議席 CHP(共和人民党):132議席 MHP(民族主義者行動党):80議席 HDP(国民の民主主義党):80議席 ギュヴェン委員長は、最終の異議申し立てに応じて開か 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル第11代大統領は、近頃物議を醸しているアフメト・セヴェル元秘書が執筆した『アブドゥッラー・ギュル大統領との12年』という本に関して初めて文書でコメントした。 ギュル大統領のコメントでは以下のように述べられている。 「歴代の大統領の側近が、退職後に回顧録などを出したことは知られている。長年秘書業務を行ってきたアフメト・セヴェル氏も同じように自身が見聞きしたことやそれに対する考えに基づいて本を書いたのだろう。 残念なことに、この本は本来のものとは違う方向 全文をよむ
政界からデミレル氏がいなくなった。過去50年のトルコの政治には、常に彼の存在があった。首相として、野党第一党の党首として、政党活動禁止時期は「真相を握る者」の一人として、そして大統領として…。記憶に残るその功績、今なお使われる独特の「デミレル節」、そしてまさにトルコの民主主義と自身のイメージを確固たるものにしたフェルト帽。ババ(訳注:トルコ語で「お父さん」)の愛称で親しまれ、帽子がトレードマークだった。91歳の彼を失ったことで、トルコはある意味頭を失った。 政界に、1962年、公正党執 全文をよむ
第11代共和国大統領アブドゥッラー・ギュル氏の最高顧問を務めたアフメト・セヴェル記者の『アブドゥッラー・ギュルとの12年間』という本がAKPを揺るがしている。 ガーズィアンテプ選出議員のシャミル・タイヤル氏は、議会で登録作業を完了させた後に行った会見で、この本が「善意」によるものではないと主張した。タイヤル氏は、本に書かれている重要な部分が間違っているとし、以下のように語った。 「人々をある方向に誘導する本であるという印象だ。例えばルシェン・チャクルとエルゲネコン事件について 全文をよむ
六月七日の総選挙での敗北後、ダヴトオール首相がエルドアン大統領の指示でバルコニー演説をおこなわざるを得なくなる中、公正発展党(AKP)の議員の間で混乱が起きた。ボディガードの助けによって当選3期目の議員が押し合いへし合いバルコニーへ向かう一方、新人には機会が与えられなかった。とある新人議員は「私たちは、ガードがいないからバルコニーに出られなかった」と反発を示した。 タラフ紙の報道によると、AKPがトルコの政界に加えたともいえるバルコニー演説だが、今回の総選挙では古参議員と新人議員間の争 全文をよむ
エーゲ海地方のイズミルを除く7つの県における(イズミルの選挙結果は、選挙分析シリーズの中の「3大都市」の部分で評価された)選挙結果はAKP(公正発展党)が敗北し、MHP(民族主義者行動党)が勝利し、CHP(共和人民党)とHDP(国民の民主主義党)は躍進したという見方を提示している。 AKPは地域全土で異なる割合で票を失った。この票の減少はAKPが地域にある5県(ウシャク、マニサ、デニズリ、アイドゥン、キュタヒヤ)で一人ずつ国会議員を失う原因となった。CHPのこの地域における得票は201 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領とアフメト・ダヴトオール首相の一時間の会談は終了した。エルドアン大統領は慣例に従いダヴトオール首相が提出した内閣総辞職を了承した。 レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領とアフメト・ダヴトオール首相の1時間の会談は終了した。大統領宮殿での会談でエルドアン大統領は、ダヴトオール首相が提出した内閣総辞職を認めた。 エルドアン大統領は新政権発足までダヴトオール首相の職務の継続を求めた。 ■書面による発表が行われた 大統領府より行われた 全文をよむ
総選挙から出た結果は、トルコの外交政策が、これからどのような進路をとるのかという疑問ももたらした。 Hurriyet.com.trへの談話を発表した専門家たちは、単独政党の政権を終わらせた選挙が、トルコの、とりわけシリア政策における転換の理由となりうると指摘している。 ・メンスル・アクギュン教授(イスタンブル文化大学教員) 「外交政策の問題において、政府と大統領の主張していることには、食い違いがあります。最終的に、政府の政策へ、大統領が言ったことを受けて、調整が行われました。しかし 全文をよむ
注目を集めていたエルドアン大統領は、選挙後、初のコメントを発表した。エルドアン大統領は、この選挙後新たなプロセスが始まったと述べ、安定を守るため、各政党に配慮を求めた。 エルドアン大統領は、昨日(7日)行われた総選挙とその結果を受けて会見を行った。同大統領は会見で、以下のように述べた。 「日曜日に実施された2015年総選挙の結果が、我が国や国民にとって有益であることを願います。」 「投票率の上昇は、自らの意志を選挙に反映させ、民主主義を守ろうとする親愛なる国民の皆さ 全文をよむ
トルコは、法と民主主義に配慮しない公正発展党に罰を下した。6月7日の総選挙の敗北したのは、明らかに公正発展党であった。政権与党以外で得票数を落とした政党はなかった。人民の民主主義党は初めて得票率制限を突破し、民族主義者行動党も目に見える躍進を遂げた。共和人民党も2011年得票率を保った。公正発展党はというと、前回の49.9%から40.6%に後退した。2011年と比べると10%、昨年3月30日の地方選挙と比べて も1.5%落ちた。 トルコは、6月7日の選挙で新たな時代に入った。国民は、公 全文をよむ
2015年国会議員選挙は、トルコ史上最も多様性をもつ国会の1つを作り上げた。初めて国会にロマの候補が選ばれるとともに、公正発展党(AKP)、共和人民党(CHP)、人民の民主主義党(HDP)からそれぞれ選ばれたアルメニア人候補らも新たなトルコ大国民議会(TBMM)の一員となる。 2015年6月7日の国会議員選挙の結果、新期のTBMMは4政党構造となった。 国会にはAKP、CHP、民族主義者行動党(MHP)、HDPが議席を有し、CHPのイズミル選出オズジャン・プルチュ氏が初めてのことを 全文をよむ
今日の選挙結果により、12年間続いたAKPの単独政権は終わった。6月7日の選挙結果により、どのような組閣が行われるかは、議会入りする政党数だけの可能性がある。アナトリア通信の数字によれば、AKPは260議員を当選させるが、安定多数は不可能だ。連立政権となるか、あるいは閣外協力により少数派の与党となるか・・・。 2011年の総選挙では、AKP(公正発展党)は49.95%をとり、327議員を獲得していた。CHP(共和人民党)は、25.93%で135議席、MHP(民族主義者行動党)は12.9 全文をよむ
人民の民主主義党(HDP)の共同党首セラハッティン・デミルタシュは、イスタンブル県組織が行った記者会見で、選挙結果について語った。デミルタシュは、「選挙活動を通じて広場で語ったことを実現する。HDPは、トルコの政党となった。トルコは、HDPであり、HDPはトルコだ。」 「公正な競争ではなかった選挙選を終えた」と述べたデミルタシュ共同党首は、次のように語った。 記者の皆さん、よくいらっしゃいました。皆さんを、また皆さんを通じ、我々の声のとどくすべての人へ、心から祝福を申し上げ 全文をよむ
2015年6月7日の選挙結果が明らかになり始め、各候補の当選落選も決まり始めた。エルドアン大統領の娘婿ベラト・アルバイラクは、現在のところ、当選の見込み。 イスタンブル第二区では、民族主義者行動党(MHP)から32015年6月7日の選挙結果が明らかになり始めた。エルドアン大統領の娘婿ベラト・アルバイラクは、現在のところ、当選の見込み。イスタンブル第二区では、MHPから3人が議会入りすると見られている。これにより、選挙名簿第一位のエクメレデエィン・イフサンオールは当選。CHPはというと、 全文をよむ
トルコ時間の19時15分現在、開票率は約半分に達した。それによると、公正発展党(AKP)の得票は42~45%、共和人民党(CHP)は24~26%、民族主義者行動党(MHP)は17~18%、人民の民主主義党(HDP)は10~12%を得る見込み。 開票は続いているが、注目は、HDPが10%の得票率下限を超えるかどうかに集まっていた。HDPが得票率下限を超えることは確実となり、大トルコ国民議会に4党が入るとみられている。 ■選挙は平穏に 今日行われた国政選挙は、概ね、平穏 全文をよむ
クリーンな選挙のため市民がしなければならないのは投票だけではない。以下のようなさまざまな業務が求められる。 ①高等選挙管理委員会は今年、各政党と投票結果を「即座に」共有することにした。 ②各政党には、得票集計リスト、個別の投票箱での得票数報告や合計得票数報告が伝えられる。 ③有権者は投票風景を見ることができ、得票数報告を携帯電話で撮影してもよい。 ④ 各政党は、投票箱の結果と高等選挙委員会の集計に齟齬があれば、政党のウェブサイトで撮影した写真を公開すること 全文をよむ
トルコ国家情報機構に関しての報道が原因で現在取り調べを受けているジュムフリイェト紙、その編集主幹のジャン・デュンダル氏を支援するために「我々国民」というタイトルの告知がおこなわれた。 アリ・ネスィン教授、ゲンチャイ・ギュルソイ教授、イルハン・テケリ教授、オスマン・カヤラ教授、そしてネルミン・アバダン・ウナト教授を含む400人もの有識者、法律専門家、作家、芸術家、そして人権活動家によってサインされた「我々国民」というタイトルの告示と署名のリストは次の通り。 「我々国民は、 全文をよむ
ダヴトオール首相は4日夕方、イスマイル・アー教団の指導者、マフムード師の自宅を訪問した。 4日夕方、アフメト・ダヴトオール首相は、一行と共にベイコズを訪れ、イスマイル・アー教団の精神的指導者、マフムード師の自宅へ訪問したという。 マフムード師はダヴトオール首相の選挙での成功を祈ったという。 ダヴトオール首相には公正発展党(AKP)イスタンブル県代表のセリム・テムルジ氏、イスタンブル広域市長カーディル・トプバシュ氏が同行した。一方、マフムード師の息子であるアフメト・ウ 全文をよむ
ジュムヒュリエット紙のアクン・アタライ社長が、ジャン・デュンダルに対するレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領による告訴状の内容を明らかにした。エルドアン大統領は、個人の刑事告訴において、デュンダル氏に再度の加重された終身刑、終身刑+42年の懲役を求めた。エルドアン大統領 は、国家情報機構(MİT)の大型トレーラー(TIR)の報道を理由としており、「諜報活動の内部に先の新聞社も入り込んだ。報道した代償は大きい」と語った。 エルドアン大統領はジャン・デュンダル氏について、氏が編集長を務める 全文をよむ
裁判官・検察官高等委員会事務局は、最高裁判所の要請を受け、裁判官と検察官のスカーフの着用を認めると通達した。高等委員会のムサ・カ ヌジュ副事務局長の署名入りの文書では、「服装に関する規則」において、「警察関係者、裁判官、検察官、軍関係機関で働く人々については、その機関独自の規則で規定された方法と原則に依る」という条文は、禁止とは解釈できないと述べられた。 通達において、法務省と最高裁判所、行政裁判所における服装の規則において、明らかな禁止項目がなく、公務員のために出された服装に関する規則に言 全文をよむ
イスタンブル征服562周年のため、イェニカプ集会広場で壮大な征服記念祭が開催された。 多くのイスタンブル市民の参加により実現した華やかな記念祭では初めてのことが多くあった。トルコで史上最大のステージとなった1800平方 メートルの舞台で562人の軍楽隊チームのコンサートが開催され、トルコ・スターズ(トルコ空軍アクロバット飛行チーム)のショーには人々は息を呑んだ。 記念祭は花火のショーで締めくくられた。 イスタンブル征服562周年の祝賀祭は、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領とトル 全文をよむ
HDPのイスタンブル・クルズチェシュメ集会では、PKKの旗、オジャランのポスター、トルコ国旗が同時に見られた。HDPのセラハッティン・デミルタシュ共同党首が会場で演説を行った。 HDPのイスタンブル本部によってクズルチェシュメで開催された「人権のための大集会」には、HDPのセラハッティン・デミルタシュ共同党首やHDPから出馬している国会議員候補らが参加し、イスタンブルの各地から人々が押し寄せた。 集会では、PKKの旗、オジャランのポスター、トルコ国旗が同時に見られた。人々の中 全文をよむ
残すところ4日間となった期日前投票を過去と比較すると、記録的な結果が出た。グルベティン投票プラットフォームのデータによると、国境の諸税関とともに国外で行使された票が67万5千票にのぼった。これは国外在住有権者の24%に届く数字だ。この数は今後4日間で100万票まで増える見込みだ。 6月7日の総選挙で最後の展開が近づく中、国外で暮らす有権者が投票へ向かう割合が今まで行われた選挙と比較して最も高い水準に達した。国外で5月31日まで続く投票期間の終了まで4日間となった。10カ国で設けられた1 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が明日の金曜礼拝をアヤソフィアで行うという噂を、大統領府は否定した。大統領府が出した声明では、「共和国大統領の予定にはアヤソフィアに関する事柄は一切ありません」と伝えられた。 アヤソフィアでの礼拝が可能になり、エルドアン大統領が明日の金曜礼拝をアヤソフィアで行うという噂は大統領府によって否定された。この噂に関して、大統領府が出した発表では「大統領のアヤソフィアで礼拝に関する噂は完全に噓です。共和国大統領の予定にはアヤソフィアに関する事柄は一切ありませ 全文をよむ
カティ・ピリ欧州議会トルコ担当官は、欧州議会がトルコにおける10%の得票率 制限について「危機的だ」と見ていることを述べ、「(HDP(国民 の民主主義党)が得票率制限(足切り得票率)を超えるか否かが トルコにおける解決プロセスと議会における民主主義の表れにとってどれほど重要なことであるかを観察しよう 」と話した。 カティ・ピリ欧州議会トルコ担当官は、欧州議会がトルコにおける10%の得票率制限 について「危機的だ」と見ていることを述べ、「(HDP(国民の民主主義党)が得票率制限(足切り得 全文をよむ
エヴレン元大統領の娘であるシェナイ・エヴレン・ギュルヴィトさんは、父の死に際して出した謝辞広告で9月12日クーデターを擁護し、父の有罪判決は不当であったと主張した。 ケナン・エヴレン元大統領の娘シェナイ・エヴレン・ギュルヴィトさんは、Hürriyet紙に謝辞広告を掲載。広告の中で父の主治医に感謝を示す一方で、9月12日クーデターを擁護した。 以下、その謝辞に関係する部分である。 「我々一家のプラタナスの大樹である父は、軍参謀総長だった時代に強引に内戦に引き込まれそう 全文をよむ
AKPがボルで選挙運動を進めていた際ある村で活動中に、雛がいるがちょうが党員(運動員)を追いかけた。運動員は追いかけてくるがちょうから逃げた。 AKPボル県及び郡支部は議員候補者と共に選挙運動を進める一方で、地域や村々にパンフレットを配った。 選挙活動の最中に、ある村で雛がいるがちょうが二人の運動員を追いかけた。運動員は、がちょうの側を通るさいに、追いかけてきたがちょうから逃げた。AKPボル郡支部長は写真や映像をフェイスブックのアカウントから共有(配信)する一方で、「われわれ 全文をよむ
国の内部から漏えいさせた機密情報で有名になったツイッターアカウント、フアト・アヴニの情報発信がほぼ止まった。 影の国家(ギュレン教団)から国の内部に入り込んだメンバーが流した情報をもとにツイートしていたフアト・アヴニというコードネームのアカウントが最近の2度の捜査を前もって予告できなかった。 フアト・アヴニは先週のツイートで「全県でUYAP(国家司法情報システム)の責任者全員が100%信頼できる政党所属の人物に代わった」と記したが、UYAPの職員が交代した後に行われた34人の 全文をよむ
財政破たん状態のギリシャのツィプラス首相は、ラトビアの首都リガへ貨物輸送機で行かざるを得なかった。 ツィプラス首相は、ラトビアのリガで開催されるEU首脳会議に参加するため、同地に向かおうとした。しかし首相府、外務省、防衛省所属の3機の専用機が整備中であったため、飛行機の手配ができなかった。 ギリシャのメディアにも、航空機に必要な部品が、財政破たんのために確保できない可能性があるとの情報が飛び交った。ギリシャの報道機関は首相府が特別機さえもチャーターできない状況になリうることを明らかにした 全文をよむ
コンヤを中心に活動する「パラレル組織」に関する捜査で、逮捕者の数は43人にまで増えた。この一斉捜査では、メヴラーナー大学の創立者であるバハッティン・アダム元学長も逮捕された。 早朝からコンヤを中心とする19の県で始められた一斉捜査で、逮捕劇は未だ続いている。逮捕後すぐにコンヤ教育研究病院で健康診断を受けた被疑者らは、その後県警の密輸・組織犯罪対策本部へと連行された。 現在までにこの一斉捜査で43名が逮捕されたと伝えられている。 ■元学長も逮捕 この一斉捜査 全文をよむ
考古学協会イスタンブル支部は、ウンカパヌにある歴史的なヴァレンス水道橋へ掛けられた大きな公正発展党(AKP)選挙垂れ幕のせいで、保護地域委員会、区選挙委員会、イスタンブル広域市へ苦情を申し立てた。 ウンカパヌにある歴史的なヴァレンス水道橋へ巨大なAKP選挙垂れ幕が掛けられた。考古学協会イスタンブル支部は、垂れ幕の除去のために保護地域委員会、区選挙委員会、イスタンブル広域市へ申し立てをした。 アクサライ・タクスィム間道の上にある歴史的なヴァレンス水道橋の全両側へ掛けられ、上にア 全文をよむ
共和人民党(CHP)が述べる巨大都市がどこに建設されるのか議論の的となっている。CHPは4年間にわたってこのプロジェクトに取り組んできたが、彼らは土地が「レント(投資や資産による収益)」をうみださないよう、プロジェクトはまだ明らかにされず、政権に返り咲いたのちに、国の関係機関と有識者が共同で検討した後に、予定地を決定すると明らかにした。 CHP党首ケマル・クルチダルオール氏が「世紀のプロジェクト」と名付けたプロジェクトが明らかとなった。CHP党首は商業機能が集約された新しい「巨大都市」をアナ 全文をよむ
ギリシャとアルバニアの間の係争地域で、石油探索をめぐる対立が勃発した。Greek Reporter紙によれば、ギリシャ政府が二国の国境を形成する係争地エピルスで石油探索を行う予定であることを明らかにしたのち、ギリシャ、アルバニア間で危機が生じた。アルバニア政府が自国領であると主張するこの地域で、石油探索を行うことを決定したギリシャに対し、アルバニア側は抗議を示していることが明らかとなった。 アルバニア側はさらに、ギリシャに対しその地域で行われる石油探索の「作業予定表」を提出するよう求めたとさ 全文をよむ
独・統一90緑の党は6月7日のトルコ総選挙で国民の民主主義党(HDP)を支援することに決めた。 統一90緑の党は支援決定を党のインターネットサイトでドイツ語、クルド語、トルコ語で宣言した。緑の党のジェム・オズデミル共同党首も声明を自身のTwitterアカウントで共有した。統一90緑の党が「自由、正義、持続可能性及び平和のため!」というタイトルで広めたメッセージにHDPの国会参加が、トルコの民主化、及び和平プロセスの観点から歴史的チャンスであるとした。統一90緑の党はトルコ国民の有権者ら 全文をよむ
高等選挙委員会(YSK)は、クルド語をはじめとするトルコ語以外の言語や方言での選挙期間中のプロパガンダ活動が禁止事項から除外されているにも関わらず、物議を醸す決定に署名してしまった。ある2名の有権者が、クルド語以外の言語を知らないために、トルコ語が使用された教育ビデオのクルド語版の制作と、テレビで候補者の紹介をクルド語で行うことを要求したが、これに対してYSKは、「我々がもしあなた方の要求を承認すれば、クルド語だけではなく他の言語も承認しないとならざるを得なくなります」として彼らの意見を退けた。 全文をよむ
アタテュルク廟でこの日、歴史に新たな1ページが綴られた。5月19日「アタテュルク追悼、若者とスポーツの日」のために数千人がアタテュルク廟へ駆けつけ、国旗やアタテュルクのポスターを手に持つ多くの人々で辺りは埋め尽くされた。またこれに関連して、アタテュルク廟で実に17年ぶりにコンサートが開催された。 5月19日の「アタテュルク追悼、若者とスポーツの日」を祝うため、市民はアタテュルク廟にどっと押し寄せた。現在もなお、アタテュルク廟中央広場には数千人が集まったままである。トルコ国旗やアタテュル 全文をよむ
サレ夫人の要請に基づき、ダヴトオール首相は遊説の際におしゃべりに加わらず、声を休めている。 得られた情報によると、サレ夫人はダヴトオール首相の声枯れについて、集会のために県から県へと飛び回っている際に、用いている飛行機やヘリコプターの中での、随行者らとのおしゃべりが影響していると、つまりその間、話したことが聞き取ってもらえるようにように、叫ばなければならないことが、影響していると考えた。 アフメト・ダヴトオール首相に、夫人から「会話禁止」令が下された。タイトな集会スケジュールのため 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領がイズミルで8日金曜日にアタトゥルクスタジアムで行った集会の反響が続いている。 集会の前に公正発展党(AKP)関係者が人びとがスタジアムにおさまらないと発言したにも関わらず、エルドアン大統領が客の入っていないガラガラのスタジアムで講演をしたことは、特にソーシャルメディア上で野党が空のスタジアムの画像を拡散したことでその日の話題となった。 この件に関してAKPのイズミル県党本部長から発表があった。AKPの県党本部長ビュレント・デリジャン氏 全文をよむ
9月12日クーデターに関する法廷で発言したケナン・エヴレンは、クーデターを擁護し次のように発言した。「今日[当時と同じ状況]であれば、再びクーデターを起こしただろう。」 [1980年]9月12日軍クーデタ―の存命中のクーデター指導者ケナン・エヴレンとタフスィン・シャヒンカヤは、クーデター罪で起訴を受けた法廷の場で次のように証言していた。そこではエヴレンはクーデターを擁護。書面にての抗弁では、「9月12日事件を起こした理由は文書でもってトルコ国民に通知していた」、また、 クーデターを起こ 全文をよむ
6月7日の国会議員総選挙のため、国外に住むトルコ人が投票を始めた。投票は5月31日まで続く。ドイツでは初日に約4800人が投票に訪れた。 ヨーロッパで第25回国会議員総選挙のための国外の有権者の投票が1日目を終えた。ドイツでは初日の投票数が約4800だったと発表された。投票用紙は袋に入れられ、総領事館のセキュリティールームに置かれた。 ■三重ロックシステム 選挙の初日、ベルリン、ハンブルグ、ハノーバー、ドゥッセルドルフ、エッセン、ミンスター、ケルン、フランクフルト、 全文をよむ
9月12日軍事クーデターの首謀者として知られる、第7代目大統領ケナン・エヴレン氏が死去した。エヴレン氏は享年98歳で、9月12日クーデター後裁判にかけられ終身刑を宣告された第17代目参謀総長として歴史に名を残した。 第7代大統領ケナン・エヴレン氏は、アンカラ・ギュルハーネ軍医学校(GATA)で治療を受けていたが、98歳で死去した。 エヴレン氏が大統領という身分故、全ての大統領に適応される公式の国家儀礼により国葬されることが予想される。エヴレン元大統領は、クーデターの刑罰が 全文をよむ
神学者でクルド学の研究を行うマルディン・アルトゥクル大学の元学長カドゥリ・ユルドゥルム人民の民主主義党(HDP)国会議員は、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が会議で提示したコーランのクルド語訳本が、かつてエンサル財団によって出版されていたこと、綴りや文法を校正するため宗務庁によって自身のもとに送られてきたこと、そしてその校正作業を進めている間にこの訳本が出版されたことを明かした。またユルドゥルム国会議員は、メフメト・ギョルメズ宗務庁長官が一時期クルディスタンのマドラサで宗教教育を受けており、 全文をよむ
トルコが世界で最も投票率の高い国の一つであるということが分かった。 ワシントンに本部を置くピュー調査会社が公表した直近の情報によると、トルコの投票率は2011年総選挙の84.4%という数字をもってOECD各国の中で2位であった。1位はベルギーで、その投票率は87.2%だった。3位は82.6%のスウェーデンで、トルコの後を追う形となった。 投票率が最も低かった国はスイスであった。アメリカはというと、OECD34か国の中で31位であった。アメリカにおける2012年の大統領選挙では 全文をよむ
5月末に投票が行われる欧州議会(AP)のトルコ・レポートを作成したカティ・ピリ議員は、昨日5月5日に欧州議会外務委員会の会議で文書に「ジェノサイド」という文言を加えようとする議員らの試みが断念されるよう求めた。 APのトルコ・レポートを作成したオランダ人のカティ・ピリ議員は、1915年の事件に関連した文書に「ジェノサイド」という文言を加えるよう取り組み続けている議員らに、彼らが提出した修正提案を撤回するよう呼びかけた。 欧州議会外務委員会(AFET)でトルコ・レポートが取り上 全文をよむ
ビトリス県のオルハン・オズチュルク知事は、県PRの場でイメージの重要性について語った際、ディヤルバクルを例に出し持論を唱えた。オズチュルク知事は「ディヤルバクルの名物といえばスイカやカダイフだ。しかしディヤルバクルと聞いて思い浮かべるのは?ディヤルバクル自治体は平和民主党(BDP)系であるから、クルディスタンの首都と認識されている」と述べた。 ビトリス県のネムルト火山湖が2010年度欧州「訪れたい観光地」リストに選出されたことで、文化観光省主催の報道陣ツアーに参加したジャーナリストらは 全文をよむ
政党間の選挙戦が過熱するなか、戦いは脇に置いて、互いに協力しあう2台の選挙カー運転手の「紳士的な」光景が見られた。 ベシクタシュ広場で総選挙のための宣伝を行っていたある政党の選挙カー運転手が、選挙戦を休止してバッテリーが上がった他政党の選挙カー運転手を手助けしたことが注目された。 広場で選挙に関連する宣伝活動を行っていた公正発展党の選挙カーのバッテリーが上がってしまった。車はうごかず、運転手はすぐさま向かいの共和人民党選挙カーの運転手に助けを求めた。選挙戦を一時休戦とした2党 全文をよむ
大統領の「向かい合って座る交渉のテーブルはない」との発言に対するイムラル派遣団からの返答が来た。HDP(国民の民主主義党)のオンデル議員は、「我々は、この理解をもって歩まれる道の、最後に来ている」と述べた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が和解プロセスに関して「向かい合う交渉のテーブルはない。クルド問題という言葉を使うのは差別になる。(話し合いの)テーブルは国家の崩壊を招く」という発言について、HDPから強硬な答えが帰ってきた。HDPのイムラル派遣団のスポークスマンであるスッル・ 全文をよむ
過去50年間の選挙の中で最も重要な選挙の結果を皆が見守っている。これは得票率から予測する、6月8日の朝、我々がどのように状況に直面するかについての4つのシナリオと、それによって起り得る4つの結果である。 ラディカル紙のムラト・イェトキン記者は「これが得票率による選挙後のシナリオ」という見出しで選挙のシナリオと結果を書いた。 以下はその記事の一部分である 選挙予想では、HDPが10%を超える確証はまだない。 しかし、インターネットで得られる票によって議席数を想定し、それ 全文をよむ
アメリカ合衆国で、アルメニア系住民たちがトルコ国旗を冒涜した際、サカルヤ県ヘンデキ郡出身の若者が国旗をデモ参加者たちから奪い、反対の意を示した。続いて国旗に行われた冒涜に「やめろ」と言った若者は、捕えられた。事件の様子を写したビデオは、SMSにおいて短期間の内に最も拡散されたビデオの一つとなった。 アメリカ合衆国で145トルコ系アメリカ人市民社会団体によって設立された運営委員会によって、ホワイトハウスの前から始められた「平和と団結」デモ行進に参加した約7000人が、午後からトルコの在ワ 全文をよむ
23年間トルコで暮らしている日本人のスミ・マサキは、「共和人民党(CHP)はもはや検討すべきで、そして人々のもとに降りなければならない」と言っている。 スミ・マサキは、23年間トルコで生活している日本人である。しかし彼は既に私たちの一員である。ファーティフ・スルタン・メフメト橋を建設する際に通訳としてトルコに渡った。橋の工事が終わった後、今度はアダパザルのトヨタ工場で働き始めた。昨年、定年を迎えた。私は彼を信愛なる友人であるヤズギュル・ アルドアンの紹介で知り合った。彼はヤズギュルとは 全文をよむ
ドイツには140万の有権者がいる。ドイツに住む有権者は5月8日から31日までの期間に、13か所に設けられる投票所で、トルコで6月7日に実施される総選挙の投票を行う。 国外では国内より早く投票が行われるため、各政党の党首はドイツで選挙戦のスタートを切っている。CHPのケマル・クルチダルオール党首が、この選挙において国外で集会を行った最初の党首となった。CHPのケマル・クルチダルオール党首は、デュッセルドルフのISSドームで集会を開いた。 ■かつてない盛況! 合計で1万 全文をよむ
強制移住命令が下された後、1915年に亡くなった人々を追悼し、クムカプにある聖母マリア教会でアルメニア総主教座による式典が行われた。この追悼式典にメッセージを送ったエルドアン大統領は、過去に生じた悲しみを「真摯に共有」していると述べた。 1915年の事件から100年、トルコ・アルメニア主教座で開かれた追悼式典では初めてのことがたくさんあった。初めて公式に参加が実現したEU担当相で首席交渉官のヴォルカン・ボズクル氏もこの式典を見守った。式典にメッセージを送ったレジェプ・タイイプ・エルドア 全文をよむ
トルコの「ドゥルデ(Dur De)」という名の人権団体と手を組んだアルメニア・ディアスポラの人々が、1915年の事件から100周年を迎え、イスタンブルに集結した。 スルタナフメト広場に集まった集団は、エミノニュ桟橋に向かって「ジェノサイドの行進」を行った。フランスやドイツ、ベルギー、そしてアメリカで暮らすディアスポラだけでなく、本国アルメニアからも集まったこれらのアルメニア人らと、トルコからも参加した人権活動家らは、最初にエルマダーに集合した。 この集団は10時に、国外追放に 全文をよむ
エルドアン大統領は、トルコによる史料公開を求めるEUに対し、「あらゆる会議において、史料公開の準備が出来ていると述べてきた。アルメニアも公開を行うように。我々は、軍部の史料も公開しよう」と呼びかけ、「当時、アルメニア人暴徒が一連の虐殺に加担した。」と言った。 同大統領は、チャナッカレの戦いから100年を記念し、イスタンブルのコンベンションセンターで催された平和サミットでスピーチを行った。 ■エルドアン大統領のスピーチの要旨は下記の通り: 「1915年の事件に関するア 全文をよむ
ダウトール首相は、1915年の出来事に関するメッセージで、「第一次世界大戦という状況下でこうした痛みを被った、様々なエスニック的宗教的ルーツを持つ人々の子孫として、かの出来事を理解し、命を落とした無実のオスマン・アルメニア人を追悼します。我々は、彼ら子孫に哀悼の意を表します」と話した。 ダウトールはメッセージにおいて、「オスマン・アルメニア人を追憶し、アルメニア文化遺産を守ることはトルコにとって歴史的人道的な責務である。このような理解において、今年の4月24日にイスタンブルのアルメニア 全文をよむ
ディヤルバクルで、自由ダウア党(HÜDAPAR)に近いといわれている預言者信奉プラットフォームによる聖生誕週祭でおこなわれた「比類なき預言者ムハンマド」の集会に女性が大半を占める数万人が参加した。祈りが捧げられ、預言者讃歌が詠われた同集会で、「ビジー、ヒズブッラー」(永遠なれ、ヒズブッラー)とのシュプレヒコールを叫んだ集団が主催者に警告された。 預言者信奉プラットフォームによる今年で第8回となる「比類なき預言者ムハンマド」との名称でおこなわれた聖生誕週祭の集会は、(ディヤルバクル)県中 全文をよむ
ギョクチェキ市長はアンカラ政府を当惑させた巨大ロボットの代わりに建てる恐竜の像を、ツイッターのフォロワーと決定した。今度は名前を募集している。 メリフ・ギョクチェキ・アンカラ広域市長が大統領宮殿の向かいにあるアタテュルク森林局交差点に建てたロボットの像は、大きな反発を招いた。ギョクチェキ市長は、中国から持ってこられたトランスフォーマーロボットの代わりに40メートルある恐竜の像を建てることを明らかにし、どの恐竜にするかをツイッターで決定した。 ギョクチェキ市長は7種類の恐竜の写 全文をよむ
MHP(民族主義者行動党)国会議員候補者のエクメレッディン・イフサンオール氏は、何度も試みたが、党のシンボル「灰色の狼」の指サイン(訳注:日本で言うところの《指で狐の形をつくること》。イフサンオール氏の場合、中指、薬指が親指の腹に巻き込まれてしまっている。詳しくは原文記事の動画を参照)をすることができなかった。 MHPイスタンブル第二区第一位の国会議員候補者エクメレッディン・イフサンオール氏は、MHPイスタンブル県支部での会見において「灰色の狼のサインをやっていただけますか?」と 全文をよむ
MHP(民族主義者行動党)は、選挙公約において、与党となった場合イムラル島に特別収容されているPKKリーダーであるオジャラン氏を一般の刑務所に移すとしている。その際、現在進行中である解決プロセスも白紙となる。 MHPは、「裏切りのプロセス」であると断ずるオジャラン氏との交渉を打ち切り、彼をイムラル島からF型刑務所に移送する考えを明らかにした。オジャラン氏のイムラル島での特別拘束措置を解除し、F型刑務所において完全な独房に置き、組織への指揮を妨げたいとしている。 デヴレト・バフ 全文をよむ
アブドゥッラー・オジャランの弟メフメト・オジャランは、HDP(人民の民主主義党)が姪にあたるディレキ・オジャランをシャンルウルファ県の候補に立てたことに対し、反発を示した。(メフメト・)オジャランは、「ディレキ・オジャランが候補者となることには反対です。ディレキはまず身を粉にして働き、その後にそれ相応の地位に就くべきです。私の兄はこのようなことは望んでいなかったし、今も望まないでしょう」と話した。 PKKの指導者アブドゥッラー・オジャランの弟メフメト・オジャランは、HDPが自身の姪にあ 全文をよむ
アール県ディヤディン郡チュテク村での植樹活動のため保安対策に当たっていた兵士たちに対しPKKが発砲し、その結果昨朝(10日)衝突が発生し、12時間に渡って続いた。軍警察特殊部隊とアールの治安旅団からの援軍がPKKの襲撃に反撃し、テロリスト5人を殺害した。参謀本部の発表によると、さらにテロリスト1人が負傷した状態で確保されたという。 衝突で中尉1人、上級軍曹3人の計4人が負傷した。将兵らはアール県国立病院に搬送され、重傷の中尉は手術を受けたものの、残る3人の兵士は軽傷で生命の危機はないと 全文をよむ
イェニ・シャファク紙の「イノニュが毒を盛ってアタテュルクを暗殺した」という新聞の見出しとコラムに関して裁判所から差し止め措置の決定が取られた。裁判所は新聞社が同様の報道をすることを妨げた。 イスメト・イノニュの娘オズデン・トケルさんは昨晩イェニ・シャファク紙が「イノニュが毒を盛ってアタテュルクを暗殺した」という記事に関して裁判所に申し立てをした。ヒュッリイェト紙のディンチェル・ギョクチェ記者の記事によるとメフメト・アリ・キョクサル弁護士を介して行われた発行差し止め請求の申し立てに、今朝 全文をよむ
デミルタシュHDP党首は「我々は候補者が、教養があって多様な見解を持ち、有権者に呼び掛けられるか、議会を動かす能力を持ち合わせている人物かどうかに着目した。人民の民主主義党(HDP)の候補者名簿は最も華やかな、トルコを代表する名簿となった」と述べた。 HDPのセラハッティン・デミルタシュ共同党首は高等選挙委員会(YSK)に提出された候補者名簿に関して初めて語り、「慌てる必要はない。最低得票率制限(足切り条項)を超えてみせる」と述べた。同党首は、党にとって足切り条項の問題が完全になくなっ 全文をよむ
公正発展党(AKP)の候補者候補らの間には多数の新聞記者もいた。公正発展党から立候補するために辞職した7人の学長のうち6人がリストからもれた。この人々が学長職に再び戻ることはできないだろう。 しかし、この新聞記者らのうちリストに載ったのは少数にとどまった。公正発展党から候補者となった新聞記者らの間でカバタシュ襲撃事件をソーシャルメディアから最初に伝えた人も、アナトリア通信社(AA)の元総局長も、公正発展党の設立者の一人である新聞記者もリストからもれた。 さて、以下がその名前だ 全文をよむ
公正発展党(AKP)が6月7日の選挙に向けて高等選挙委員会(YSK)に提出した候補者名簿には、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領に近しい人々が占めている。名簿にはエルドアンの首相時代と現在の大統領期における親しい同僚の名前の他に、彼らの親戚の名前が見受けられる。 以下はその候補者である。 ♦エルドアン大統領の婿、ベラート・アルバイラク レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の娘婿ベラート・アルバイラク氏はイスタンブル第1区6番目の候補者として公正発展党候補者名簿に登 全文をよむ
CHPが6月7日の総選挙候補を決定した。クルチダルオール党首は13時30分に全てのリストを公表する予定だ。裏から漏れた情報によると、シャファク・パヴェイ氏がイスタンブル1区で候補になった一方、何名かの重要な人物はリストに含まれなかった。 CHPで2015年総選挙国会議員リストが決定された。6月7日に行われる選挙のため362名の候補者を予備選挙で決定したCHPのケマル・クルチダルオール党首は党首室で会議を開いた。 中央執行委員会(MYK)の37人が特別割り当て枠の候補となるため、18 全文をよむ
イルケル・バシュブー元参謀総長はフェネルバフチェのバスに対して行われた武力攻撃に関して、「トルコは選挙プロセスに入った。まるで誰かがこのプロセスにおいてカオスな状況を作り出そうとしているようだ。」と述べた。バシュブー氏は先週発生した4つの重要な事件に触れ、「事件を見てみると、2つの事が浮かび上がってくる。情報と安全の脆弱性だ。」と述べ、批判した。 バシュブー氏はエディルネのあるショッピングセンターにて本のサイン会に参加。記者会見において、エディルネでサイン会が大きな関心を集めたことに喜 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は今日(4月3日)、トルコ政治史に記すべき、そして将来的にも議論の的となり得る法に署名をした。彼はトルコ大国民議会で大きな議論を巻き起こした国内治安に関する法を、即日承認した。 国内治安法案は、国会で大きな議論の的となり、また深刻な緊張をもたらしていた。この法案のために国会では2日間断続的な審議が続いた。与野党間で激しい口論に転じる緊張状態を生む中、共和人民党(CHP)、民族主義者行動党(MHP)、人民の民主主義党(HDP)といった野党はこの法案に真 全文をよむ
2010年の公務員試験での不正容疑に関する捜査で、最も強く容疑が掛けられているフェトフッラー・ギュレン氏に関する調書が、「二重国家」容疑に関する捜査調書とまとめられた。 公務員試験での不正容疑を捜査するユジェル・エルクマン共和国検事は、ギュレン氏に関する調書を分ける決定を取った。エルクマン検察官は、分けた(ギュレン氏に関する)調書を「二重国家」容疑に関し捜査を行うセルダル・ジョシュクン共和国検事に届けた。 ジョシュクン検察官は、(ギュレン氏の)調書を「二重国家」(に関する)調 全文をよむ
公正発展党(AKP)とエルドアン(主義)の方向性が分かれている。そもそもエルドアンは、党を自らの指導下に置くと決めた日、この分岐は始まった。その後行われた数々の選挙での大勝利は、エルドアンの個人的な考えが、ある種のイデオロギーに換わり、エルドアン主義が台頭する原因となった。このように、分離の最初の段階は、AKP精神からのエルドアンの分離であった。分岐の二番目の段階が起こっている現在では、両者の関係の側面は、AKPからエルドアン主義への転換である。この段階でAKPは、エルドアン主義という荷を捨てる 全文をよむ
人民の民主主義党(HDP)のセラハッティン・デミルタシュ共同党首は、ヨーロッパから衛星放送を行うMed Nuçe局の放送に中継で質問に答えた。 デミルタシュHDP共同党首の発言要旨は次の通り。 「エルドアン大統領が過去1週間に行った会見は、非常に意識的である。エルドアン大統領の発言は、彼の心の中にある考えが表明されたものだ。2015年の選挙では「我々はPKK(クルディスタン労働者党:非合法組織)に武器を捨てさせる」と[これを]既成事実として選挙に臨もうとしていた。何の措置も講じず武 全文をよむ
高等選挙委員会(YSK)は選挙規約や選挙カレンダーの改正、並びにトルコ全体で選挙管理委員会の委員長らを4つの政党に予め伝えられたリストから抽選で選ぶことを決定した。 共和人民党(CHP)のメフメト・ハディミ・ヤクプオールYSK代表は、公正発展党(AKP)が会合を開き自身に近い人物らを選挙管理委員会の委員長として選任していたこと、しかし直近の3回の選挙とは異なり、今回の選挙では初めて国内すべての選挙管理委員会の委員長が、4つの政党から提出されるリストから4月13日に抽選によって決定される 全文をよむ
ビラル・エルドアン氏がマルタで新しい会社を設立した。トルコ船籍の船に、外国国旗が掲げられた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の親族が所有するBMZグループ海運会社に属するチュルクテル造船に1800万ドルで建造させたトルコ船籍のM/Tメジド・アスラノヴァという名の河川用タンカーが、彼らがマルタで設立したオイルトランスポーテーション&シッピングに引き渡された。 レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の息子であるネジメッディン・ビラル・エルドアン氏と大統領の兄弟であるムスタファ 全文をよむ
共和人民党(CHP)のクルチダルオール代表はイスタンブル選挙区においてアルメニア系のタリン・ガゼル氏を候補者として擁立する見込みだ。本日5都市においてCHP党内意向確認のため投票が行われる。 6月7日の総選挙に向けCHPは今日、アダナ、カフラマンマラシュ、カイセリ、トラブゾン、ムーラで党内意向確認を行い、この5都市において政党割当枠を使用する6位外の候補者が明らかにされる。党は、裁判官監督の下行われる事前選挙を3月29日に終える予定である。 初めてマイノリティからの候補者を擁立する 全文をよむ
アブドゥッラー・オジャランの書簡が、ディヤルバクルのノールーズ祝賀で読み上げられた。その中でオジャランは、PKKに「新たな段階のための会議」を呼びかけた。オジャランは書簡で、議論を呼んだ「監査委員会」以外に「対面委員会」を強調しており、今回の書簡では2013年と2014年に同じくノールーズに読まれた2通のメッセージとは全く違う要素が見られる。 アブドゥッラー・オジャランはディヤルバクルのノールーズ祝賀で読まれた書簡の中で、PKKの手によって実行されてきた40年間の武装闘争について「もは 全文をよむ
アブドゥッラー・オジャランの歴史的発表が、平和民主党(BDP)所属国会議員ペルヴィン・ブルダン氏によってクルド語で、スッル・スュレイヤ・オンデル氏 によってトルコ語で読み上げられた。メッセージが読み上げられる際には、スクリーンにアブドゥッラー・オジャランの映像が映し出された。 アブドゥッラー・オジャランの発表の全文は以下の通り。 ■虐げられてきた人々の自由なノールーズに祝福あれ 平安あれ、この覚醒、活性化、復活の日たるノールーズを、広範な参加を得て、一体となって祝う 全文をよむ
ビュレント・アルンチ副首相は重大な発表をおこない、監視委員会に関するエルドアン大統領の言及に答えた。アルンチ副首相は「国家安全委員会の会議上か、あるいは大臣同志によっていつ命令が下ろうと、本人に情報が与えられている。スクリーンの前での発言は適切とは思えない」と述べた。大統領は「『解決プロセス』についての監視委員会の設立は正しいとは思えない」と発言していた。 アルンチ副首相の発表は以下のとおりだ。 ■大統領の言葉 「解決プロセスについて今日まで講じられた措置のひとつが 全文をよむ
政治活動から引退を決めた第11代共和国大統領アブドゥッラー・ギュル氏は、非政治的活動に一歩踏み出した。同氏は、イスラム協力機構が設立したイスラム開発銀行諮問委員会の顧問に就任する。 政治活動からの引退を決めた第11代共和国大統領アブドゥッラー・ギュル氏の次の職場が明らかになった。ギュル氏は、イスラム協力機構が設立したイスラム開発銀行諮問委員会の顧問に就任する。サウジアラビアのジッダに本部を構える同銀行には、トルコを含め56ヶ国が加盟している。 銀行の目的は、加盟国の経済発展、 全文をよむ
共和人民党(CHP) のコチュ副党首は、クルド問題についてエルドアン大統領は90年代の発言に回帰していると語った。コチュ副党首は、政府は同問題に対し最初から平和に焦点をあわせていない態度をとっていると主張した。 共和人民党(CHP) の副党首で同党広報担当者のハルク・コチュ氏は、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が「クルド問題はない」と発言したことを受け、「そのような問題がないなら、なぜ解決プロセスがあるのか」と語った。 コチュCHP副党首は、ケマル・クルチダルオールCHP 全文をよむ
選挙で南東部から議席を生み出そうと望む共和人民党(以下、CHP)のクルチダルオール党首の最も大きな不安は、推薦者[選択]の苦しみである。 6月7日の選挙で特に東部と南東部で得票数を増やしたいCHPは、30%のラインを越すために、広範な候補者を掲げて選挙に参加する。元大臣たちや外交官たちに加え、たくさんの新聞記者たちを候補者として申請したCHPでは、候補者候補はその数2千人を越えた。選挙期間のケマル・クルチダルオール党首の最も大きな不安は、自身のもつ39人の推薦者についてである。 全文をよむ
アリ・ババジャン・ウルダー副首相が経済サミットで説明を行った。ババジャン副首相はドルのレートの高騰に関して「今日ではドルの「トト」が行われている。我々自身の間での議論もレートの高騰に影響を与えている。しかし、この状況は我々に限った話ではない」と話した。ババジャン副首相は同時に、「我々が一流の民主主義国家になるために、法治国家であることは必要条件である」ともコメントした。 ■ババジャン副首相の説明の概要は以下のとおり 過去に比べてより良く機能する民主主義がある。2002年に比 全文をよむ
逮捕状撤回後、トルコへ帰国したベドレッティン・ダラン氏は、自身が創設したイェディテペ大学で掲げられていた自らの肖像を撤去させた。ダラン氏は学生に向けて行った演説で「自信に満ち国際的な、少なくとも1万名の青年を私は育てた。彼らは私の軍ではなく、トルコ共和国の軍であり、アタテュルクの軍である」と述べた。 エルゲネコン捜査の過程でトルコを離れたイェディテペ大学創設者ベドレッディン・ダラン氏は今日3月10日、自身が創設した大学の学生らに対し演説した。ダラン氏は講堂の学生らに対する演説で、「我が 全文をよむ
AKPの候補者立候補届け出を昨日(9日)取り下げたばかりのハーカン・フィダン氏が今日、MİT事務次官に再就任した。 国会議員の候補者候補になるため、公正発展党(AKP)に提出していた届け出を取り下げたフィダン氏が、国家諜報機構(MİT)の事務次官の職に今日から復帰したことが伝えられた。 アフメト・ダヴトオール首相は今日の会見で、「国会議員への候補者立候補が取りざたされた時に、フィダン氏にそのための許可を与えたのと同様、ご自身で立候補の取り下げを希望し、その決意に敬意を示した形 全文をよむ
第11代大統領アブドゥッラー・ギュル氏は、周辺に6月7日の選挙で国会議員に立候補しないことを明確に表明した。 ■周辺に言った 第11代大統領ギュル氏は2015年選挙で国会議員に立候補しない。先週エルドアン大統領の発表を受け世論で話題になったギュル氏の国会議員立候補に関して、周囲に明確に「立候補しない」と述べたことが明らかにされた。元々、ギュル氏がチャンカヤ(大統領官邸)から離れた後国会議員になるといった考えがなかったこと、立候補に関する議論は自身とは別のところで起きていること 全文をよむ
アフメト・ダヴトオール首相は、ニューヨークのリッツ・カールトンホテルを出る際、記者らの質問に応じた。 ダヴトオール首相は、アブドゥッラー・ギュル氏の[総選挙での]国会議員としての出馬による政界復帰に関し、「親愛なる元大統領が再び公正発展党(AKP)で重要な役割を担うこと、或いは党内で政治に携わることは我々にとって非常に誇らしい進展となる。したがって当然判断はご当人の下すものであり、こういった試みのために我々が招請する必要などは全くない」と答えた。また共和人民党(CHP)の解党に関する報 全文をよむ
総選挙まであと3ヶ月となり行われたアンケートでは、人民の民主主義党(HDP)に残念な結果が出た。 オプティマル調査会社によって実施された最新のアンケート調査では、公正発展党(AKP)が単独与党となることが予測される一方、HDPはしきい値を超えない可能性が出てきた。 前回、前々回の選挙で最も結果に近い予測を出した同社が、最新の調査で2015年6月の総選挙について詳細を発表した。26の県で3546人に直接アンケートする手法を用い、2つの分野で行われたこのアンケート調査では、AKP 全文をよむ
トルコのアフメト・ダヴトオール首相は、ニューヨークを訪問し、政府に近いトルコ系組織との会合の直前に何人かのグループによって抗議を受けた。そのため首相は裏口からホテルに入らざるを得なくなった。 T24.com.trのアリ・クペリ記者が伝えたニュースによると、ダヴトオール首相は同行団とともに水曜日の夜、ウォルドーフ・アストリア・ホテルにて政府に近い組織の幹部たちと面会した。しかしホテルの入り口3人のトルコ人たちによる抗議に遭い、裏口からホテルへと入ることとなった。 ダヴトオール首 全文をよむ
ヤルチュン・アクドアン副首相とエフカン・アラ内務相が、HDP(人民の民主主義党)会派副代表のペルヴィン・ブルダン氏、イドリス・バルケン氏、HDPイスタンブル選出国会議員のスッル・スュレイヤ・オンデル議員とともに行った会談は、ディヤルバクルで好意的に受け止められた。 ドルマバフチェの大統領オフィスで解決プロセスに関連して行われた会談をテレビで観ていた市民は、「会談の後行われた発表は解決プロセスに貢献する」と評価した。 市民のうち、イブラヒム・エルテキさんは、会談はプロセスの継続 全文をよむ
ヤルチュン・ドアン副首相は、クルド問題解決プロセスに関する進展を検討するため、首相府のドルマバフチェ・オフィスで、人民の民主主義党(HDP)の代表団と会見した。HDPのイスタンブル選出国会議員のスッル・スュレイヤ・オンデル氏は、アブドゥッラー・オジャランによる武力闘争停止の呼びかけを発表した。 スッル・スュレイヤ・オンデルは、オジャランが「この30年間の戦いを、恒久的な平和へと結びつけ、民主的な解決策に至ることが、我々の目的だ。最低限の協調が保たれているという条件で武装闘争を放棄すると 全文をよむ
検察当局は、エルドアン大統領の娘スメイイェ・エルドアンさんの暗殺計画のうわさを受けて、国家諜報機構(MİT)と警察に情報を請求した。警察は、新聞報道のみに基づく報告書を検察へ送った。 レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の娘であるスメイイェ・エルドアンさんの暗殺計画を巡る説について、アンカラ共和国検察庁はMİTとアンカラ警察に情報を求めた。警察の諜報担当局からは、新聞報道のみで構成した概況報告書が検察へ返送された。 アル・ジャズィーラの報道によると、アクシャム紙、ギュネシュ紙 全文をよむ
PKK執行委員会メンバーのムラト・カラユランは、スレイマン・シャー霊廟作戦を民主統一党(PYD)と人民防衛隊(YPG)の情報と承認の下で実行したと主張した。カラユランは作戦のために、「完全に話し合いが行われ、共通の計画に従い実現された行動である」と述べた。 スレイマン・シャー霊廟作戦に関してPKKと緊密な関係があることで知られるインターネットサイトで話したカラユランは、トルコが作戦の前にIS(イスラム国)とも合意していたことを話した。ムラト・カラユランは、作戦の間にイスラム国の勢力が後 全文をよむ
アメリカのマイアミで治療を受けた有名歌手のイブラヒム・タトゥルセス氏が、公正発展党(AKP)からの候補者候補に出願したことが明らかになった。 AKPシャンルウルファ県支部長であるゼイネル・アビディン・ベヤズギュル氏は、本紙に対し、「はい、我々の候補者候補リストに載っています」と話し、タトゥルセス氏が候補者候補となったことを認めた。シャンルウルファからは、アフメト・エシレフ・ファクババ前広域市長やイブラヒム・ハリル・チェリキ元広域市長もAKPからの候補者候補となっている。 全文をよむ
スター紙が今日(20日)報じたニュースで、エムレ・ウスル氏が管理する@fuatavni_fというアカウントと共和人民党(CHP)のウムト・オラン氏や@saslojalというアカウント名の利用者との間で交わされたメッセージにより明らかとなったと言われる「シュメイイェ・エルドアン女史暗殺計画」の真偽について、アンカラの共和国検察庁が動き始めた。 アンカラの共和国検察庁は、スター紙とアクシャム紙が報じた「レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の娘であるシュメイイェ・エルドアン女史の暗殺を企てた 全文をよむ
セラハッティン・デミルタシュ人民の民主主義党(HDP)党首は、PKK(クルディスタン労働者党:非合法)の3月武力解除説について「PKKが3月に山から下りようとも、これを否定しはしない。しかし現実的でないと分かっている。撤退についてもこうした行為があったので撤退が現実化しなかった」と話した。 デミルタシュ党首は昨日(20日)タクスィム・ヒル・ホテルで開催されたヨーロッパ左派政党第2回地中海会議の開会式に参加した。党首はこの会議の中の談話で、総選挙でのHDPの役割について言及し、「我々HD 全文をよむ
祖国党のアフメト・オザル党首は祖国党と権利公正党を、「権利公正祖国党」の名の下に合併することを発表した。 オザル党首はメルスィン県で殺された女子大生、オズゲジャン・アスランさんと遺族に哀悼の意を表し、女性に対する暴力の現状は、トルコに似つかわしいものではないと述べた。また、トルコ大国民議会の総会で起きた喧嘩の際、男性議員が女性議員を攻撃したことに言及し、「女性への暴力を話題にする一方、これが国会で起こるということは、極めて残念で、馬鹿げたことである。何があったとしても、議会で女性に手を 全文をよむ
政府とHDP(平和民主党)の間のクルド問題解決のプロセスは最も重要な局面を迎えた。スッル・スレヤー・オンデル氏とペルヴィン・ブルダン氏から成るHDP代表団はヤルチュン・アクドアン副首相との2日間に渡る会談で、オジャラン氏の「すでに調停済みの活動停止宣言」を明記する「共同宣言の原稿」を用意した。HDPはPKK(クルディスタン労働者党)側が勝手にふるまわないよう、原稿をカンディルへ送った。ラテンアメリカ訪問を予定より1日早く切り上げたタイイプ・エルドアン大統領も、共同宣言の原稿を発表前に見ることを希 全文をよむ
クルド人歌手シヴァン・ペルヴェル氏同様、トルコ国外で暮らす弟のメフメト・ペルヴェル氏がシャンルウルファで公正発展党(AKP)から国会議員候補選に立候補した。 ハベル・チュルク紙の報道によれば、クルド人アーティストのシヴァン・ペルヴェル氏と同様、国外で暮らしている弟のメフメト・ペルヴェル氏がAKPから国会議員候補選に立候補した。 ザイネル・アビデン・ベヤズギュル公正発展党シャンルウルファ県支部長は、立候補の申請が2月11日から始まることを明らかにし、メフメト・ペルヴェル氏の候補 全文をよむ
最高裁裁判長アリ・アルカンが退任することを受けて行われた選挙の結果が出た。最高裁の新長官としてイスマイル・リュシュトゥ・ジリトが選出された。ジリトは、ウスキュダル第二重罪裁判所長官時代にアクビル裁判において当時イスタンブル広域市市長だったエルドアン現大統領の釈放を決定した。 最高裁総会で、昨日定年のために退任することになったアリ・アルカンの後任の最高裁長官に関し選挙が行われた。 選挙では、第三刑事法廷部門代表エルダル・ギョクチェン、第二十民事法廷部門代表フェイジ・アルトゥノク 全文をよむ
国家諜報機構のハーカン・フィダン事務次官が、6月に行われる総選挙で国会議員の候補者候補となるために職を辞した。フィダン氏はアンカラから公正発展党の候補者となる予定だという。 国家諜報機構(MİT)のハーカン・フィダン事務次官が、2015年6月7日に行われる総選挙を前に、国会議員の候補者候補となるために職を辞した。 ■アンカラから出馬 ハーカン・フィダン氏はアンカラから国会議員候補となることがわかった。フィダン氏は、選挙までの間、イスマイル・ハック・ムサ事務次官補に代 全文をよむ
オジャランはイムラル派遣団との面会においてHDPが総選挙に政党として参加する決定を支持すると告げた。 HDP(人民の民主党)のセラハッティン・デミルタシュ共同党首はHDPが2015年6月7日の選挙に無所属の候補者を擁立する代わりに、政党として参加する決定を「81の県で550人の議員候補を擁立して選挙に挑む」と述べ、発表した。 世論ではHDPが10%の最低得票率の規定があるためにリスクを負ったこと、またこの決定を再び見直す可能性があることが議論されている。HDPの決定についてP 全文をよむ
2015年の総選挙が徐々に近づき、各政党の戦略が明らかになり始めた。以下が共和人民党(CHP)の選挙公約だ… 2015年総選挙まで3ヶ月半となり選挙レースが加速し始めた今日(6日)、各政党の有力候補者や戦略が連続的に明らかとなった。6月7日の総選挙に向けたCHPの選挙公約に関する取り組みは、最終局面を迎えている。以下がCHPの選挙公約である… アル・ジャズィーラがCHP関係筋から入手した情報によると、以前から選挙準備の取り組みの中で用意されていた「公正、自由、発展構想」と題さ 全文をよむ
国会議員立候補申請において第一党と予想される政権与党は申請の日程を発表した。国会議員候補は立候補のために男性は5000リラ、女性は2500リラが徴収される。 AKP(公正発展党)のMKYK(央決定執行委員会)は6月7日の選挙で国会議員立候補者を2月11-20日に募集することを決定し、男性候補には5000リラ(約23万円)、女性候補には2500リラ(約11万5千円)の申込金が課される。障害を持つ申込者からは申込金は徴収されない。 AKPのMKYは3日夕方、申込金を発表した。高等 全文をよむ
爆発は、エルドアン大統領の通過の30分前にチャンカヤで起こった。爆発はチャンカヤ大通りの4番地の建物の庭で起こった。当時、エルドアン大統領の通過のために建物の前で警備にあたっていた交通警察官は、爆発によってたじろいでしまった。警察官は建物の前にいた何人かの人に、爆発がどのように起こったかを尋ねた。周囲の人々は、最後の爆発の数時間前にも同じ場所で爆発が起こっていたことを述べた。これを受けて爆発があった庭に入った警察官は、事件現場で塩酸とアルミ箔に似た、爆発物質を目にした。不審に思った警察官は、爆弾 全文をよむ
イスタンブル選出のヌル・セルテル議員は、ギリシャの選挙で勝利したアレクシス・チプラス氏について「非常に活動的で、とてもハンサムだ。これはとても重要なことだ」と述べた。 ある記者が「共和人民党(CHP)にもこのように若く、活動的で、ハンサムなリーダーが必要なのですか?」と質問すると、セルテル議員は、「これは現実のひとつです。私は『CHPは美男コンテストを開催すべき』という意味で言っているのではありません。期待もしていなかったような横顔の人が社会にどのような衝撃を与えるか、強調するために言 全文をよむ
エルドアン大統領が大統領制を持ち出した後、公正発展党(以下、AKP)では大急ぎでモデル探しを始めた。AKPが考える「トルコ型」大統領制モデルでは、政党の党首は、大統領の権限に加え大臣の任命権を手中に収めることとなる。 タイイプ・エルドアン大統領が「今回の選挙の論点に含まれる」とした大統領制に関し、AKPでは準備やモデル探しを大急ぎで始めた。同党では、エルドアン党首が展開し「トルコ型」と名付けられ、大統領が党運営を行い大臣の任命権限も掌握する「政党所属の大統領」については調整がおこなわれ 全文をよむ
ギリシャで解散総選挙に勝利し、首相となったアレクシス・ツィプラス氏の祖父らはババエスキからギリシャへ渡ったという・・・ エディルネで発行されているHudut 新聞の報道によると、その勝利が全世界を驚かせた急進左派連合(SYRIZA)の党首アレクシス・ツィプラス(40)は、クルクラーレリ県ババエスキ郡の村から(ギリシャへ)移住した、ある一族の孫である。 新聞のインタビューに答えた自由団結党(ÖDP)エディルネ県支部長のネヴザット・チョラク氏は、SYRIZAと共同で実施したある活 全文をよむ
HDP(国民の民主主義党)ハッキャーリ県選出議員のアディル・ゾザニ氏は、「クルド語を学びたい」と発言したアフメト・ダヴトオール首相にクルド語児童書を送った。 TBMM(トルコ大国民議会)でのHDP会派会議にハッキャーリ県選出のアディル・ゾザニ議員は、クルド語で’Stranen Zaroka’という表題の児童書を持参した。会派会議後に同議員は記者らの同児童書に関する質問に回答した。 ゾザニ議員は、同図書が首相のクルド語を向上させると考えていると明言し「同図書が首相のクルド語を向 全文をよむ
アンカラ大学政治学部でアブドゥラー・オジャランのマニフェストを学生への試験問題にした教員バルシュ・ウンリュに知識人から支持の声があがった。 アブドゥラー・オジャランの1978年の『クルド革命の路 マニフェスト』を試験問題にしたため、ヴァフデト紙のターゲットとなったバルシュ・ウンリュを支持する「バルシュのための知識人による試み」は声明を発表し、「この種の抑圧や圧力は自由と民主主義に対する懸念を増していると繰り返す。我々はバルシュを支持し、バルシュを支援すると表明する」と述べた。 全文をよむ
スイス国内やチューリッヒに暮らすトルコ国民と一同に介したダヴトオール首相は、「イスラムはヨーロッパの主要宗教であり、これからもそうであり続ける」と語った。 トルコのアフメト・ダヴトオール首相は、スイスのバーデン・ボヴェリ・プラッツでスイス国内のトルコ人コミュニティとの交流会に出席し、スピーチを行った。ダヴトオール首相は、ベルリンで放火されたファーティヒ・モスクの現場に訪れたと述べ、「あの場所にかぎらずどこであろうが、我々はいかなるレイシズムにも反対の立場を堅持するというメッセージを発す 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領はアフリカの角の国々を含むアフリカ諸国を公式訪問し、最初の訪問国であるエチオピアでギュレン系学校の閉鎖を求め、代わりに国民教育省の公立学校を開校する用意があると述べた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領はアフリカの角の国々を含むアフリカ諸国を公式訪問し、最初の訪問国であるエチオピアで様々な人会談した。 エルドアン大統領は記者の「アフリカ諸国にある影の国家が運営する教育機関の状況が会談で話題にあがったかどうか」について、次のように答えた。 全文をよむ
元閣僚4人の収賄疑惑関連投票の結果により、公正発展党(AKP)内の対立が白日の下にさらされた。 トルコ大国民議会の元閣僚4人に関連するユジェ・ディヴァン投票において、党幹部の期待を裏切り、賛成票が50票に達した。これにはアフメト・ダヴトオール首相とタイイプ・エルドアン大統領、閣僚、党幹部らに対する多くのメッセージが含まれている。特にアブドゥッラー・ギュル前大統領傘下の議員らからの「ギュル氏と我々を政治の外に押しやるな」という、エルドアン大統領への申し立てだと考えられる。またダヴトオール首相は 全文をよむ
アフメト・ダヴトオール首相は、新聞記者のフラント・ディンクの命日に関する声明を行った。 ダヴトオール首相は、書面での声明においてアルメニア人に訴えながら、「トルコ共和国のオスマン帝国から引き継いだ重要な問題のうちのひとつを感情と思想をもって明らかにしようと努めたフラント・ディンク氏が私たちのもとを去って8年となりました。悲しみに暮れるディンク氏の家族やファンにお悔やみを申し上げます」と述べた。 ■貴重なアナトリアの知識人だった ダヴトオール首相は、さらに声明の中で、 全文をよむ
エルドアン大統領が議長となり招集された閣議において大統領府と政府の間で「柔軟な協力体制における活動」というテーマが第一のテーマとなった。 レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、昨日ベシテペにある大統領官邸で閣議を招集し、トルコ政治史における初の試みを再び実現した。閣議において解決プロセス、パリでの襲撃ののちに、ムスリムに対して増加した差別主義と襲撃、「影の国家」との闘争、シリアとパレスチナの問題、最新の政治の展開が取り上げられた。 会議に国家情報機関(MİT)次官ハカン・フ 全文をよむ
人民の民主主義党(HDP)シシュリ区支部は、1月19日に襲撃を受けて命を落としたアゴス新聞のフラント・ディンク編集長を追悼するために行進を行った。エルゲネコン通りという名称をフラント・ディンク通りに変更するために署名活動を始めた団体は、プラカードに「フラント・ディンク通り」と書かれたラベルを貼り付けた。 HDPシシュリ区支部は、2007年1月19日に受けた襲撃で亡くなったアゴス紙のフラント・ディンク編集長を追悼するために行進を行った。 ■通りの名称を変更 「フラント 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は新しい大統領宮殿の名が「大統領キュッリイェ(複合施設)」に変更されると明らかにし、宮殿に面した道路の名も変更された。 イェニマハッレ・ベシュテペの前を通る幅12メートルでアタテュルクの母親であるズベイデ・ハヌムの名を持つ「ズベイデ・ハヌム通り」が「大統領通り」と名称変更された。更にアンカラ広域市議会は、新しく開通した道路にそれぞれ「大統領大通り」、「イェニ・チフトリキ通り」、「アルパルスラン・チュルケシュ通り」と名づける決定を下した。 関 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、トルコ青年実業家連盟(TÜGİK)の会議で話し、シャルリー・エブド誌の最新号の抜粋を載せたジュムフリイェト紙に対して厳しい言葉を浴びせた。エルドアン大統領は「イスラーム教徒にとって神聖なものにだけでなく、他人にとって神聖なものにもこのような形で侮辱 してはならない。『警察が来てあれこれ捜査をしたらしい』『市民が来て騒ぎを起こしている』だって?こういったことをしている限りあなたたちは騒ぎを誘っ ている。あなたたちが扉を開いているのだ。残念ながらこの種の行為は 全文をよむ
エルドアン大統領とマフムード・アッバース大統領は、共同記者会見で発言した。エルドアン大統領は、イスラエルのネタニヤフ首相がパリでの行進に参加したことを批判し、「ガザで2500人の人々を殺す形で国家テロを実施したこの人物が手を振っているのを皆さんはどのように思うのですか?まるで観客席で人々が彼のことを興奮してそこで待っているかのように人々に手を振っています。どの面であそこへ行ったのか、それもまた当然理解しがたい」と話した。 レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、パレスチナ自治政府大統領 全文をよむ
リュトフィ・エルヴァン運輸・海運・通信相は、「メディア王」ルパート・マードック氏の、風刺新聞「シャルリー・エブド」の本社への襲撃事件に関するツイートについて、「これを投稿した人物は病的な精神状態であるに違いない」と発言した。 大臣は、「我々が公正発展党として、トルコとして、これまでテロに対し毅然とした態度を示してきたように、ヨーロッパ、世界各国もテロに対して断固立ち向かわなければならない。いま、これらの国々は我々に対する理解をより深めたことだろうと思う」と述べた。 フランスの 全文をよむ
タイイプ・エルドアン大統領が1月19日に閣議の議長を務めることに関しコメントをおこなったアルンチ副首相は、以前にオザル政権とデミレル政権時代に、こういった状況があったと述べて、憲法101条と104条では大統領が司法、立法、行政に関する職務と権限[に関する規定]があることを述べた。 ■この権限はある 大統領選挙から5ヶ月が過ぎたことに触れたアルンチ副首相は、「このような権限はある。エルドアン大統領が閣議を招集することは憲法に違反していない。当然、毎月することではない。私達は、毎 全文をよむ
セラハッティン・デミルタシュHDP党首は、昨日党本部にてMYK(職業基準機構)会合の前に記者らの質問に答えた。 デミルタシュ党首は以下のように述べた。 ■最低得票率を容易に超えるだろう なぜならこの最低得票率が設定された理由は私たちだからだ。そもそもこれは、我々が議会に入り込めないようにするため、軍事クーデター政権時代に下された決議だ。例外なくすべての政権があの日からこの最低得票率にしがみつき、国民の意思を強奪してきた。いま私たちは10%の最低得票率を簡単に超えるだ 全文をよむ
クルディスタン社会連合(KCK)の執行委員会代表で、PKK(クルディスタン労働者党・非合法組織)のカンディル地区(イラク北部)のリーダーのジェミル・バユク氏は、「絶対的な平和が訪れるのなら、私もトルコに戻る。トルコは美しい。和平がなったら、この地で何をするというのだ。私は政治活動を続け、PKKを離れない」と述べた。 ドイツのDie Zeit紙はインターネットサイトにカンディルでジェミル・バユクKCK代表とおこなったインタビューを掲載した。オヌル・ブルチャク・ベリ氏とオズレム・トプチュ氏 全文をよむ
人民の民主主義党(HDP)がスィナン・エルデム・体育館で行ったイスタンブル県支部会で2015年の選挙宣伝歌が3カ国語で歌われた。クルド語、トルコ語、アラビア語を含む歌は、クルド語のメロディー、ラップも使われている。歌のトルコ語部分で、「クルディスタン」という言葉が使われていることは、 注意を引かないはずがなかった。歌の中でトルコ語で歌われている部分で、「もし平等というならば、HDPは、女性の自由、若者たちの大きな希望、クルディスタンの国境とともに; HDPは、正直な政治、自由へのこの誘い、未来と 全文をよむ
会計監査院が作成した集合住宅局(TOKİ)監査報告書によれば、TOKİによる北アンカラ都市開発プロジェクトでは8億2500万リラ(約417億円)、アク・サライ大統領宮では4億900万リラ(約207億円)の未収金が残っていることが明らかとなった。 会計監査院の2013年TOKİ監査報告書では、駐留用地や軍事施設の契約において、「建設工事においては、必ずレディミクスコンクリートを使用すること」という規定がみられた。しかし一方で、会計監査院は、「ただし、警察施設の工事等、国境の建設が進められ 全文をよむ
本誌(ザマン紙)総編集長エクレム・ドゥマンルは逮捕とその後に経験したことをアメリカ合衆国の最有力紙、ワシントンポストに投稿した。昨日掲載された記事でドゥマンル氏は、自身と現在逮捕中のダイェト・カラジャ(社長)の唯一の罪は報道活動であり、「エルドアン政権」下では、不正に反対すればテロリストのレッテルを貼られると述べた。 アメリカ合衆国の世界的に有名な新聞、ワシントンポストはザマン紙総編集長エクレム・ドゥマンル氏のトルコにおける報道の自由と民主主義に関する記事を「オピニオン」のページに掲載 全文をよむ
国家安全保障委員会の報告書では、「影の国家組織と違法組織との戦いについて同委員会に情報を提供した。闘いは確固として続けられると強調された」という。 国家安全保障委員会(MKG)会議において、影の国家組織と違法組織に対して進められている戦いについて同委員会に情報が提供され、闘いは確固として続けられると伝えられた。 会議の後に行われた声明では、国家安全保障会員会が今年最後の会議を実施したと述べられた。 声明では、10月30日の会議以来2ヶ月ぶりに[会議を実施し]、終わり 全文をよむ
エルドアン大統領を侮辱した容疑で昨日逮捕されたM.E.Aという名の少年が釈放された。刑務所から出た後、すぐに彼を待ちわびていた母と抱擁を交わしたM.E.Aさんは、「僕たちはテロリストではありません。ムスタファ・ケマルの兵士だと言ったのです。ただそれだけで、僕は刑務所に入れられました。僕の居場所は刑務所ではなく、学校の教室です」と話した。 コンヤで行われた革命の殉教者であるムスタファ・フェフミ・クビライの追悼式の中で、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領を侮辱する演説を行った罪により逮捕 全文をよむ
「PKK青年部はオジャランが進める(クルド問題)解決プロセスに従い立場を決める」 (クルド問題)解決プロセスの会談で、国の交渉団とアブドゥッラー・オジャラン氏との交渉事項である「公共秩序」の維持につき、PKK (クルディスタン労働者党・非合法組織)で重要な決議が取られた。PKK青年部にあたる青年グループは、活動方針変更に関する決定を行ったと発表した。 国の交渉団と政府関係者が(クルド問題)解決プロセスの枠組みにおいて、イムラル島でオジャランに、またHDP(国民の民主主義党)代 全文をよむ
バスクン・オルハン教授と作家のキュルサト・ブミン氏に続き、歌手のオルハン・ゲンジェバイ氏もクルド問題解決有識者会議から脱退した。同氏は「国に今後も奉仕はし続けますが、クルド問題解決有識者会議の一員としてではなくです」と述べた。 クルド問題解決プロセスの枠組みで設置されたクルド問題解決有識者会議は縮小の一途を辿っている。歌手のオルハン・ゲンジェバイも同会議から脱退することを明らかにした。 ミッリイェト紙記者のアリ・エリュボウル氏に話したゲンジェバイ氏は、「ご存知の通り、私はクル 全文をよむ
公正発展党(AKP)出身の三人の元閣僚が、経済犯罪調査委員会(MASAK)の専門家の資産に関する専門家調書への返答として特別国会調査委員会へ三つ新たな申請を行った。 エルドアン・バイラクタル氏以外に、ムアンメル・ギュレル氏、ザフェル・チャーラヤン氏とエゲメン・バウシュ氏は専門家が「記録された収入と釣り合わない」とするいくつかの資産の資金源を明らかにした。 元閣僚は、自分と子供たちの会社の経理記録と収支表を送り会社の利益を収入源の一つとして示した。エゲメン・バウシュ氏はまた家族 全文をよむ
トルコ軍は、国家諜報機構同様に、一般裁判所での審理を請求するには特別許可を得ることが必要となる。軍事司法に携わる軍人は、調書・取り調べを受ける点で不逮捕特権をもつ。「軍裁判官法と一部の法の修正に関する法案」が含む変更点は以下のとおりである。 ■一般司法での裁判に要許可 軍人が任務を遂行するにあたり、任務の性格から起こる、あるいは、任務に関わる条件により、任務中に行ったとみられる罪が原因で通常司法の案件として調査を行う場合、参謀総長と軍司令官に関しては首相、軍警察総司令官と沿岸 全文をよむ
12月14日の捜査のなかで拘束され、数日後解放されたザマン紙のエクレム・ドゥマンル総編集長は、ザマン新聞社入口で同僚にカーネーション(の花束)を贈られ、熱烈に迎え入れられた。 昨日イスタンブル総合司法機関から出たエクレム・ドゥマンル編集長は本日ザマン紙で同僚たちに歓迎をうけ迎え入れられた。「エクレムさんよく戻ってきてくれました」「将軍でも宮殿の主でもない、ひとりの若きエクレムさん」「自由報道は屈しない」「ヒダヤット・カラジャよ、神に守られたまえ」などのスローガンの下で建物に入場した 全文をよむ
アフメト・ダヴトオール首相は、公正発展党リゼ県議会党大会後に、知事のもとを訪れ、短い間エルスィン・ヤズジュ知事と会合した。その後、ダヴトオール首相はレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の生まれ故郷であるギュネイス郡へ向かい、首相を歓迎する市民たちに挨拶をした。 ダヴトオール首相はドゥマンカヤ村へ入り、エルドアン大統領の祖父タイイプ・エルドアンとその兄ハサン・エルドアンのお墓参りをし、祈りを捧げた。 さらにその後、ダヴトオール首相はギュネイスのサッカー場へ来訪し、市民たちの熱狂 全文をよむ
エルドアン大統領は、12月14日の強制捜査に対するEUの批判に対し、「トルコに民主主義が何たるか教えてやろうしているらしいが、良かったらどうぞいらしてください、我々トルコが民主主義を教えましょう」と切り返した。 レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、逮捕されたエクレム・ドゥマンル氏(ザマン紙編集長)、ヒダイェト・カラジャ氏(サマンヨル社代表)に向け「私が彼らの置かれた立場になればよかった」と述べたフェトフッラー・ギュレン師に対し反発した。「報道では、自身のグループのために「私が彼らの 全文をよむ
フェトフッラー・ギュレン氏に向けた最初の捜査は1971年7月19日に行われた。[1971年]3月12日[の軍部による辞任強要の]覚書の後に刑務所に入った。[1980年]9月12日のクーデターに協力したにも拘らず、捜査対象から外されなかった。[1997年]2月28日の[過程の]諸々の決定の後、この件に関して告訴され、公正発展党(AKP)が政権を握るとともに、当初宥和が生じ、現在はかつてない最悪の日を過ごしている。 「タフシエジレル」という名の宗教団体をテロリストと主張する目的で、その居住 全文をよむ
ビルギュル・アイマン・ギュレルCHPイズミル県選出国会議員の「CHPがギュレン教団と手を組んだ」という発言は議論を呼んだ。ヴェリ・アーババ副党首はギュレル議員にこの発言の根拠を示すよう求めた。エンギル・アルタイ会派副代表はギュレル議員が党則違反を犯したことと懲戒処分を受ける必要があることを話した。 エンギン・アルタイCHP会派副代表は、ビルギュル・アイマン・ギュレルCHPイズミル県選出国会議員が党則違反をしたことと必要な措置がとられることを話した一方で、 ヴェリ・アーババ副党首はという 全文をよむ
一、情報の取り扱いがあまりにもお粗末であった・・・。「トルコではビュレント・アルンチ副首相すら知り得ないことをフアト・アヴニは知ることが出来る」という認識を、敵にも見方にも植え付けてしまった。 二、捜査も立ち入りも行わないという。なのに、まるでザマン紙やサマンヨルTVには立ち入り捜査を行っているというふうになってしまった。そして世界へ「トルコでは新聞やテレビが警察の権限で強制的に捜査されている」との印象を与えてしまった。 三、呼び出せば「即座に」やって来るであろう、エクレム・ 全文をよむ
警察は大勢の機動隊を引き連れて、ザマン紙のイェニボスナ地区にある本社に強制捜査に踏み切った。一部のドラマ制作者らも早朝、逮捕された。 今週日曜日の朝、トルコは新しい強制捜査のニュースとともに目を覚ました。フアト・アヴニというアカウント名のツイッターユーザーが数日前から告知していたが、一部の新聞記者および報道機関を対象にした捜査が今日の早朝始まった。警察は大勢の機動隊を引き連れザマン紙のイェニボスナ地区にある本社に強制捜査を行う中、エクレム・ドゥマンル編集長については逮捕が決定したことを 全文をよむ
フアト・アヴィニというツイッターアカウントユーザーのツイートが伝えた教団への捜査が昨日の朝実際に行われた。イスタンブル共和国検察が「国家主権を奪取するための組織化」という罪状で31人に出した逮捕状と捜索令状を受けて、ザマン紙代表取締役エクレム・ドゥマンルが生放送で、サマンヨルTVグループ会長ヒダイェト・カラジャ、元警察官僚、サマンヨルTVで放送されている『唯一のトルコ』と『シロハヤブサ』という名のドラマの制作者と脚本スタッフ含む12人が逮捕された。 ■新聞社の前で抗議 イスタ 全文をよむ
フェトゥフッラー・ギュレンとのインタビューが、ドイツの有力紙である南ドイツ新聞に掲載された。 ドイツの南ドイツ新聞のクリスティアン・シュロツァー(Christiane Schlötzer)記者が行ったインタビューで、ギュレン教団のリーダー、フェトゥフッラー・ギュレンは、「トルコは民主的、世俗的かつ社会的な法治国家であるよりも、一党支配国家、さらにはワンマン(一人の人間の)国家であるという印象をもたらしている」と述べた。また、「まだ抵抗を示している高等司法を別にすれば、トルコにおける権力 全文をよむ
政府はフアト・アヴニのアカウントを解析したとし、近いうちに公表するという。 投稿したツイートが議論の的となっている(ツイッターアカウントの)フアト・アヴニは、最近AKPの舞台裏でもっともよく言及される話題の1つとなっている。 ■AKPの舞台裏でも話している アンカ通信の報道によると、フアト・アヴニは、AKPの舞台裏で議員たちの間で最もよく問われ、また話される話題となった。フアト・アヴニは、AKPと政府に関して行われる予定のことを先んじてソーシャル・メディア上で発表し 全文をよむ
フアト・アヴニ氏がツイッターでザマン紙、ブギュン紙、タラフ紙勤務の数多くの人が逮捕されると主張した。このツイートの後、ザマン紙のイェニボスナにあるビルの前で支持のために集まった群衆へ、ザマン紙の主筆であるエクレム・ドゥマンル氏が説明を行った。 ツイッターの@fuatavnifuatというアカウントが、明日150近くの新聞記者をはじめ、400人が逮捕されると断言したことから、イスタンブルでザマン紙とジハン通信で働く人々を支持するために、数百名がこの二つの報道機関がグループとして属するフェ 全文をよむ
イスタンブルを中心とする機密文書保持に関する裁判で、8年2ヶ月の懲役刑を科されたナメル・チェティン中佐が憲法裁判所に対し行った申し立ての結果は、11ヶ月経った今も出されていない…。 バルヨズ、エルゲネコンをはじめとする様々な裁判で有罪判決を受けた、また勾留され裁判にかけられていた将校らが釈放された後、イズミルのスィリンイェル軍刑務所に唯一残った将校であるタメル・チェティン海軍中佐は、自由を得るため憲法裁判所の判決を待っている。 スィリンイェル軍刑務所から、初めてバルヨズ裁判逮 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の兄弟、ムスタファ・エルドアン氏、息子のネジメッティン・ビラル・エルドアン氏、そして義弟のズィヤ・イルゲン氏が共同で運営するBMZグループ海運会社のために建造された10隻のタンカーのうち2隻目が進水式を行った。タンカーは一隻につき4千万リラで、総額4億リラが支払われる予定である。 エルドアン大統領の兄弟であるムスタファ・エルドアン氏と、息子のネジメッティン・ビラル・エルドアン氏、そして義弟のズィヤ・イルゲン氏が共同で運営する BMZグループ海運会社の 全文をよむ
建築家協会アンカラ支部は、TOKİ(首相府集合住宅局)に対し、「アアクサライ大統領宮殿の建築費用に関し質問した。TOKİ側からは「当該費用の公表は国の経済利益に損失を及ぼす」との回答があった。 アタテュルク保護森林局(AOÇ)の敷地に建設される大統領宮殿(アクサライ宮殿)の建築費用に関する論争にTOKİも加わった。メフメト・シムシェキ財務相が 13億7000万リラ(約734億8265万円)と公表している同費用に関し建築家らは、TOKİへ質問した。TOKİからは、「当該費用の公表は国の経 全文をよむ
オジャランの「和平及び民主的交渉プロセスに関する草案」がアンカラ(トルコ政府)で検討される一方、「地域の公共秩序の確保、PKK(クルディスタン労働者党・非合法組織)メンバーのグループのトルコ出国、PKKのトルコに対する武装解除」のステップに「法的保証」の条件を付帯することに(政府から)不満が起きている。MİT(国家諜報機構)のハカン・フィダン事務次官がオジャランと草案の修正について話し合うといわれている。 アブドゥッラー・オジャランの土曜日(6日)に民主社会会議(DTK)のハティプ・デ 全文をよむ
ハシム・クルチ憲法裁判所長官は、選挙の[得票率が10%に満たない場合に議席を認めない]足きり条項に関し、申請が行われてから2,3週間以内に判断を下すと述べ、「足きりが権利の侵害」にあたるとの判断が出た場合、これが2015年の選挙に反映されると発表した。 トルコで2015年に行われる総選挙に向けて準備が進む中、年来トルコの民主主義において最も重要な議題の一つであった「10%の足きり」に関して、きわめて意味のある進展があった。ハシム・クルチ憲法裁判所長官は、足きりの廃止に向けて行われた申請 全文をよむ
(クルド問題の)解決プロセスで重要な進展があった。人民の民主主義党(HDP)のセラハッティン・デミルタシュ共同党首が、「交渉が順調に進めば、PKK(クルディスタン労働者党・非合法組織)は初春に武装解除を受け入れることができる」と語った。 人民の民主主義党(HDP)のセラハッティン・デミルタシュ共同党首から解決プロセスに関連する重大発表があった。デミルタシュ共同党首は、PKKの武装解除が検討されたことを明らかにし、以下のように語った。 「政府とおこなった会合におけるもっとも重要 全文をよむ
アレヴィー派のデデ[指導者]はダウトオール首相へトゥンジェリ・ジェムエヴィを訪問した際に12の要望からなる報告書を提出した。 報告書では「我々の権利は、判事、検事、政権が決定するものではなく人々が自然に勝ち取った権利である」と述べられた。「500年間続いている侮辱がなくなること」という題した要望で新しいボスフォラス海峡の橋を[アレヴィーを殺戮したと言われる]ヤヴズ・スルタン・セリムと名付けてはならず、仮に名付けられるとしてもボスフォラス海峡の名前は[サファヴィー朝の]「イスマーイール1 全文をよむ
アルダハン県選出のエンサル・オーウトCHP所属国会議員が、ケマル・クルチダルオール党首の血統について発言した:「彼は預言者の血をひいている。クレイシャン部族(トルコ南東部に暮らす、ザザ語を話す部族)出身である。宗教的に完璧であり、イスラム教をとてもよく理解している。お祈りを家で、アッラーに対して行っている。」 アルダハン県のエンサル・オーウトCHP所属国会議員は、同じくCHP議員のムハッレム・ウシュク氏、ハサン・アクギョル氏、CHP党議会メンバーのウムラン・キョクスズ氏、そしてCHPの 全文をよむ
黒海沿岸地域で暮らすチュルクメンのアレヴィー派住民やチェプニらは、「公正発展党(AKP)はヤヴズ・スルタン橋をギョヌル橋という名前にもせず、私たちの礼拝所を認めもせず、そして宗務庁を廃止せず、私たちのために何かしたなんて思ってほしくない」と話す。 2日間にわたりオルドゥ県の中心部や、オルドゥ県の背後にそびえる丘にあり、見渡す限りに広がるヘーゼルナッツ畑の真ん中にあるアレヴィー村や町中と、そしてファトゥサ県やファトゥサ県の背後に立つ丘のアレヴィー村とを4回も行き来している。アレヴィー協会 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は「イスラエルがアクサーモスクへ行った野蛮な襲撃を私たちも一緒に悲しんでいる。『私たちに何の関係がありますか?』などと言う事ができるだろうか?『パレスチナの問題は私たちの関心ごとではない」などとどうして言えるだろう。あの襲撃はトルコに対して行われた襲撃だ。なぜならアクサーモスクはパレスチナ人のものではなく、私たち全員の共同モスクであり、私たち皆の最も神聖な場所の一つだからだ。アクサーモスクへ入ることは、私たちのモスクへ穢れた軍靴で入るのと同じことだ」と話した。 全文をよむ
「アメリカはクリストファー・コロンブスではなく、1178年にムスリムによって発見された」と発言したレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、アンカラで行われた115研究施設の合同オープニングセレモニーにおいて、上記の発言は自身がしたものではないことを述べ、さらにこの発言が揶揄されていることに反発を示した。 エルドアン大統領は、イスラム教・宗教指導者サミットの閉会式において述べた「アメリカはクリストファー・コロンブスではなく、1178年にムスリムによって発見された」という発言を釈明した。 全文をよむ
アルメニア人が1915年事件のシンボルとしている「ガズィル絨毯」が、米国ホワイトハウスの応接間で展示され始めた。 「アルメニア孤児の絨毯」としても知られる「ガズィル絨毯」が、「アメリカ合衆国に感謝:国外におけるアメリカの寛大さに感謝の意を込め、首脳陣へ3品の贈り物」と題するホワイトハウス応接間での展示会で、他2品の芸術品と共に展示され始めた。米国在住のアルメニア人は展示会が開かれる応接間へ足を運び、絨毯と一緒に写真撮影を行った。この絨毯は11月23日まで展示される。 絨毯の展 全文をよむ
第11代大統領アブドゥッラー・ギュル氏の妻ハイリュニサ・ギュル夫人の尽力によって修復作業が済んだ絵画や壺、トルコ及び海外の画家の作品等のコレクションがチャンカヤ大統領府から新大統領宮殿に移管される。 得られた情報によると、保安上の理由で夕刻から始まった移管作業は、夜中まで続いている。壺と金属パーツが移された。昨晩、350点の絵画が新大統領宮殿に運ばれたことがわかった。残りの作品も今後輸送されることが計画されている。 大統領府の所蔵品目録にある絵画と額縁の修復と保護は、2012 全文をよむ
クルド問題解決に向けた取り組みが進む中、クルド人グループも政党の名の下活動を継続させるためのイニシアチブを発揮している。「クルディスタン」の名を冠した2番目の政党が、結党の申請を明日内務省に提出する。「パルティヤ・アザディヤ・クルディスタン(クルディスタン自由党、通称PAK)」の名が付けられた政党は、初の「分離派」政党だ。PAKの結成者の一人、ヴァヒト・アバ氏は、「クルド人の国家建設を訴えます。党の綱領には建国を最優先に押し出しています」と述べた。 ミッリイェト紙のナムク・ドゥルカン記 全文をよむ
トルコのアフメト・ダヴトオール首相がオーストラリアで開催されたG20サミットで米国バラク・オバマ大統領と会見を行った。会見ではシリア・イラク問題が取り上げられたことが明らかとなった。 首相府の情報筋から得られた情報によれば、サミットのためオーストラリアのブリスベンを訪問していたダヴトオール首相は、サミットに出席している各国首脳と二者協議を続けている。ダヴトオール首相は、米国オバマ大統領を含むG20サミットに出席中の各国首脳らと会見を行っている。 ■開催国の豪トニー・アボット首 全文をよむ
PTTは、世論を大きく賑わせている大統領宮殿の切手を発行した。 トルコ共和国建国91周年を記念してPTTより発行された記念切手には、アンカラ県のベシュテペに建設された大統領宮殿の写真が用いられている。切手は1.25リラ切手、2.5リラ切手、4リラ切手の3種類がある。 この記念切手は、『トルコ共和国の91年』記念切手集に含まれ、15リラより販売された。切手はトルコ語を含む4か国語で発行された。 大統領宮殿がデザインされたPTTの切手には、「共和国とは、その主権の根源が 全文をよむ
エミネ・ウルケル・タルハン氏は1963年11月29日にメルスィンのタルススで生まれた。アンカラ大学法学部を卒業。弁護士として活躍後、裁判官になった。2001-2011の間、最高裁の第4刑事小法廷で調査官としての任務に就いた。2006年に創設された裁判官・検察官協会(YARSAV)の創設メンバーであった。その後YARSAVの事務局長や会長の任務に就いた。国会議員立候補のため2011年に調査官とYARSAVの会長を辞任した。 2011年の総選挙で共和人民党(CHP)からトルコ大国民議会(T 全文をよむ
タンルクル共和人民党(CHP)副党首があるテレビ番組で、デルスィム虐殺事件に対しCHPの名のもと謝罪をしたことは党内の国家主義派から強い反発を招いた。 セズギン・タンルクルCHP副党首は、昨日デルスィム事件に関して「CHPの名のもと謝罪する」と発言したことは、党内の新たな論争の火種となった。(党内の)国家主義派は、タンルクル副党首の謝罪に強く反発し、ウシャク県出のディレキ・アカギュン・ユルマズ国会議員は「彼は(自身の発言と)関連のある場所へ行くべきであり、それはCHPではない」と話した 全文をよむ
トルコ大国民議会司法委員会が、司法改革法案を承認した。法案では、裁判官・検察官の報酬増加、正当な疑いに対する身体・家宅捜査、行政裁判所及び最高裁判所の人員・法廷数の増加が盛り込まれている。 トルコ大国民議会司法委員会は、「司法改革法案」として知られる「複数の法改正実施に関する法律案」を承認した。 これによると、閉鎖、開設、あるいは4級から3級に移行する公証役場が政府広報で通知される。現行では、公証役場は政府広報のほか、イスタンブル、アンカラ、その他法務省が適当と認める地域で発 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアンがイスラム国(IŞİD)の攻撃から逃げたヤズィーディーの人たちの代表を大統領府で迎え入れることは、千年以上の時の流れからみると象徴的な重要性を持つ。ヤズィーディーは、ルーツがメソポタミヤの宗教に基づく信仰ゆえに、1000年にわたって周縁的な存在とされ、軽蔑され、自らの信条を大きな問題を抱えて暮らしてきており、ここ最近もテロ組織IŞİDの残虐性にさらされている。その彼らを代表する委員会が、大統領府で饗されるとのことだ。この受け入れは、オスマン時代、更にはセルジューク時 全文をよむ
クルド問題解決プロセスにおいて、アンカラで人民の民主主義党(HDP)と政府の間の膠着状態が続く一方、イムラル島でアブドゥッラー・オジャランと政府代表団が合意した条項のうちいくつかを、公正発展党(AKP)が最近起こった事件と迫りつつある選挙のため熱をいれていないことに対し、イムラル島で「新たな常套手段の模索」が始まった。政府代表団がイムラル島での話し合いで出す予定の結論によると、HDP代表団のイムラル島訪問にビザが与えられるとされている。 政府とHDPの間で最近増している緊張の背後には、 全文をよむ
共和人民党(CHP)から、アレヴィ―派の要求をテーマとする意見や提案を含む10項目の「すべての人民のための信仰の自由」と題された報告書が発表された。この報告書を読み上げたシャファク・パヴェイCHP副党首は、「アレヴィ―派の人々の生活範囲が干渉されなければ、同化政策を展開させる必要性もなくなるだろう」と述べた。 ギュルセル・テキンCHP幹事長やシャファク・パヴェイ、セズギン・タンルクルCHP両副党首、そしてオウズ・カアン・サルジュCHPイスタンブル県会長らは、イスタンブル県の党支部で記者 全文をよむ
ヌマン・クルトゥルムシュ副首相はトルコに約160万人のシリア人がいることを明らかにし、次のように述べた。 「何か月後には出国するだろうとみられていたが、このままトルコに留まるように見受けられる。」 トルコ大国民会議の計画・予算委員会で首相府に属する諸組織の2015年度の予算の審議が続いている。 ヌマン・クルトゥルムシュ副首相はトルコ協力開発機構(TİKA)と在外トルコ人・家族コミュニティ庁の予算に関する質問に答え、「2012年度に、国際通貨基金(IMF)の財源増を話しあう会議で 全文をよむ
メフメト・ベカルオール氏が共和人民党(以下、CHP)副党首就任後に提案した礼拝所が、党本部ビル1階に開設された。党を訪問する礼拝希望者の要望に応えるべく礼拝所が開かれた。 ベカルオール氏が党副党首就任後、クルチダルオール党首に提案し、党中央執行委員会の承認を得た礼拝所設立プロジェクトは、最近正式に開設された。党本部の食堂がある1階で、過去に保健室として使われていた部屋に礼拝所が設けられた。礼拝所は党を訪問する礼拝希望者の要望に応えるべく設けられた。 ベカルオール氏による礼拝所 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は11月5日水曜日の「国家の日」(訳注:毎週木曜に開かれる閣僚・参謀総長謁見)の定例会議を、チャンカヤの大統領府ではなくベシュテペ地所の大統領宮殿で行う考えだ。 「政府の日」の定例会議が新しい場所で開かれることは、共和国史の中でも象徴的な意味を持つ。 ■宮殿の名称を国民に発表 レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の首相時代、アタテュルク森林農場の敷地内に新しい首相府とされる建物が建設されていたが、その後大統領府へ転用された。そのベシュテ 全文をよむ
アイシェヌル・イスラム家族社会保障相は「私たちが自身の子供たちを、トルコ共和国国民の子供たちを、他国の家族に里子もしくは親として出さないように、我々も他国民の子供たちを里子や親として引き受けはしない」と述べた。 アナトリア通信社編集デスクのゲストであるイスラム大臣は、トルコに避難したシリア人たちに関わる同省が行っている活動について話した。 ■「責任はトルコ人家族、トルコ人男性に」 「シリア人女性が2番目の妻としてトルコ人男性と結婚すること」に言及したイスラム大 全文をよむ
共和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首の誘いを受けて政界に入ったエミネ・ウルケル・タルハン氏は、わずか3年でクルチダルオール党首にとって最大の敵対者の一人となった。すべての選挙において見込みのある候補者であったが、どの選挙にも立候補することはできなかった。そして今日(31日)、同氏は政党の運営を非難し離党した。 ケマル・クルチダルオールCHP党首の誘いでCHPに入党し国会議員となったエミネ・ウルケル・タルハン氏は、2年で党内の反対勢力を束ねる旗手となった。近年では常に「候補 全文をよむ
カラマン県エルメネキで地下に閉じ込められた18人の鉱員らは、避難計画が立てられる前に坑道に下ろされていたことが明らかになった。「アシャウチャーラル番」として知られる炭鉱夫達のもとへ、昨日も到達できなかった。 ソマで301人の鉱員の命を奪った事故の後、悲しみに包まれたトルコは、昨日もまたエルメネキの炭鉱に閉じ込められたもの達のために泣いた。カラマン県エルメネッキの鉱山で浸水に遭った鉱員らが、坑道のの様々な場所からほぼ毎日水漏れがあったのにもかかわらず対策を講じずに、避難計画が立てられる前 全文をよむ
ハブル国境門から早朝5時45分頃に車列40台でもってトルコに入国したペシュメルゲ民兵は、数時間にわたる移動で、途中のシュルナク県シロピ郡とジズレ郡、マルディン県ヌサイビン郡とクズルテペ郡、シャンルウルファ県ヴィランシェヒル郡からスルチ郡まで到達した。 ペシュメルゲ民兵が通った道では、何千人もの市民の喜びの声が夜になっても続いた。特別機動隊が装甲車で同行したペシュメルゲ民兵はシャンルウルファのヴィランシェヒル郡についにたどりつき、盛大に迎えられた。 ■「ビジ・セロク・オバマ(オ 全文をよむ
アフメト・ダヴトオール首相は、英国放送協会BBCからの取材に「トルコ国境の向こうにシリア・アサド政権、İŞİD(イラク・シリア・イスラム国、ISIS)及びPKK(クルディスタン労働者党:非合法組織)を目にするのを望まない」と述べた。 アフメト・ダヴトオール首相は、世論を納得させるために、コバーニ-のみへの支援のための戦略を受け入れるつもりはないと伝え、「トルコ国境の向こうにシリア・アサド政権、İŞİD及び PKKを目にするのを望まない」と語った。 同首相は、以下のような声明を 全文をよむ
キュタフヤ県選出のイドリス・バル国会議員(無所属)は、新たに結成する政党に関し、ギュレン師からの指示があったという噂を否定した。 イドリス・バル議員は新党結成に関して、インターネットハベルのインタビューに答えた。「ギュレン教団の政党」という噂を否定したバル議員は、新党結成はかねてからの考えであったことを明らかにした。また、公正発展党(AKP)党員として活動していた時期に、新党結成を考えていたとし、新党にはAKPから加わる議員もでてくると述べた。 バル議員の発言は以下の通り: 全文をよむ
エルドアン大統領が、ラトビア大学での会議で発言し、イラクとシリアで起きている悲劇を現在まで直視しなかったEUとアメリカが、ことが石油に及ぶとどう行動したかを語った。 以下は、エルドアンの演説の概要である。 ■イスラム国はマーリキーの武器で強くなった あの地域の苦しみはここでも確かに感じられる。イラクは占領された後、安寧も安定も享受できなかった。ISISというテロ組織はどこから出てきたのか?起源はアルカイダだ。シリアへ渡り、伸長し、強大化した。ムスルの事件は非常に注意 全文をよむ
中部アナトリアとエーゲ地方の国会議員達と会合を行ったダヴトオール首相は「コバーニーの陥落は望まないが、兵を送って戦わせることはない」と話した。 アフメト・ダヴトオール首相は国会議員達へコバーニーへのペシュメルゲ通過のための回廊の開設を論評する中で、「この仕事は国際的なチェスだ。コバーニーの陥落は望んでいないが、兵を派遣して戦争をさせることはない」と話した。ダヴトオール首相は回廊作戦がコバーニーの陥落を妨げようと動く勢力への援助とみられるよう望んでいる。 ダヴトオール首相は国会 全文をよむ
アフメト・ダウトオール首相とドルマバフチェ宮殿の首相府執務室で三回会合した賢人使節団は、最近の状況進展に伴う(クルド問題解決)プロセスに関する不安や懸念に言及した提言をリスト化した。 賢人使節団は、プロセスに関する提言を10の項目にまとめ、あらゆる状況においても「停戦」を継続し続けることの必要性を強調した。同提言には、プロセスを監視するための三者機関を設立する必要がある強調された中には、オジャランとカンディル(PKK指導部)との会合も含まれていた。 ダウトオール首相は、賢人と 全文をよむ
エフカン・アーラー内務相は、オジャランの刑務所における待遇改善に関して、「解決策に寄与するのであれば、そして国民に反したものでなければ、着手しよう」と述べた。 エフカン・アーラー内務相は、イムラル島で寝起きするアブドゥッラー・オジャランの刑務所の待遇について、いかなる変更も現在のところ計画されていないと述べた。エフカン・アーラー内務相は、アマスヤで第2回県知事会議に出席し、非公開で行われた会議の後、町を訪れたアフメト・ダウトオール首相を迎えた。アーラー内務相は首相の会合について行った後 全文をよむ
裁判官・検察官高等委員会(HYSK)の新メンバー10名選出のため、約1万2000人の司法関係者が投票に向かった。HSYKに7名の枠を持つ民事・刑事司法では、政府に近いとされる司法統一プラットフォーム(YBP)の候補者7名が当選した。HSYKに3名の枠を持つ行政司法ではYBPから1名、無所属から2名の候補者が当選した。こうしてHSYKのバランスはほぼ政府側に有利となるかたちになった。 <後略> 全文をよむ
イスメト・ユルマズ国家防衛相は(イスラム国から)トルコへの攻撃があった場合は、地上部隊をトルコへ派遣するというNATOの発表について、「シリアに関する事件が生じた時から我々はNATOにあらゆる事態を想定したプランを策定することを要請してきた。NATOは様々な案を検討し、一つの計画を用意した」と述べた。 犠牲祭の3日目、陸路でアンカラからスィヴァスに来たイスメト・ユルマズ国家防衛相はスィヴァス商工会議所によって催された犠牲祭の祝典に参加した。式典にはユルマズ大臣の他、アリム・バルト県知事 全文をよむ
イスタンブルで行われたバイラムの祝賀式で話した民族主義行動党(MHP)のバフチェリ党首は、(越境攻撃を可能とする)特別法案を「トルコ国軍(TSK)を動きやすくする」ために支持したと話した。 MHPのデヴレト・バフチェリ党首は、MHPによってアブディ・イペキチ・スポーツサロンで行われたバイラムの祝賀式に参加した。バフチェリ党首は、式の前に壇上に上がり、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領をPKKに関して、アフメト・ダヴトオール首相をトルクメン人に関して、GHPのケマル・クルチ ダルオール 全文をよむ
国民の民主主義党(HDP)のシュルナク県選出国会議員である民主社会会議(DTK)のセルマ・ウルマク共同代表は会談したダヴトオール首相が対話に対しオープンであること、彼がコバーニーの住民らに無関心ではいられないだろうと話したことを述べ、「政府はシリアに対し政策を変更していると理解されている。我々はこれを非常に前向きな姿勢だと考えている。このはじめの一歩は民主統一党(PYD)の共同党首との会談であろう」と語った。 コバーニーでイスラム国の包囲と衝突が続く一方で、HDPのセラハッティン・デミ 全文をよむ
世界における報道の自由に関する分野で最も影響力を持つ権利擁護者らで構成される国際新聞編集者協会(IPI)と、ジャーナリスト保護委員会(CPJ)の代表者らがレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領並びにアフメト・ダヴトオール首相と面会した。 共通の目的を掲げる2つの組織と木曜日に90分間にわたって面会したエルドアン大統領は、CPJの会見によると「メディアに対しては、決して(国政を)侮辱するような発言の自由は認めない」ことを明言した一方、「ますますインターネットに反感を持ち始めている」とも語っ 全文をよむ
ダヴトオール首相は、スレイマン・シャーの墓廟(訳注:シリア内のトルコの飛び地領土にある)に関してあらゆる種類の措置を取ったと話し、「どのようなシナリオに対してもトルコは準備ができています。我々は国境を守ります。不必要な場所に対しては、いかなることにも干渉はしません」と語った。 アフメト・ダヴトオール首相は、トルコはこの地域の運命を、国際有志連合軍に委ねはしないと説明し、「我々は、『違います。それは正しくありません。このようにしなさい』と言います。『ともに行動しよう』と言われたなら、我々 全文をよむ
近年、ビジネス界によく登場するスメイラー・エルドアンとは誰か?彼女の年齢、出身は?学歴や職歴は? 1985年、イスタンブルで生まれたスメイラー・エルドアンは、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領とエミネ夫人の末っ子で4番目の子供である。彼女は、トラ ブゾン・アラクル・イマームハティプ高校を卒業し、米国の大学に進学した。2002年、レムズィ・ギュル奨学金を受給しインディアナ大学公共政策で政策学を専攻、2005年に卒業した。 ヨルダンでアラビア語教育を受けたスメイラー・エルドアン 全文をよむ
イラク・シリアのテロ組織がトルコに向けた攻撃を行うのを阻止することも目的のした首相府提出の特別法は、トルコ大国民議会本会議で承認された。 国会本会議は、シリア関連特別法とイラク関連特別法を一本化して投票するため、国会副議長アイシェヌール・バフチェカパルの主宰で集会した。3分で終わった電子投票の結果、298の賛成票で特別法は承認された。 特別法に関する審議が終了したのち、CHP国会議員団が提出した記名式で投票する提案が、与野党一致で承認された。その後、電子機器で行われた記名式投 全文をよむ
イラクおよびシリアにおける脅威の認識は互いに独立したものではないという理由で、単独の特別法として作成された条文には、トルコ軍が必要とする場合の、越境軍事行動および軍事介入のための海外派兵および、同じ目的を対象とする外国軍のトルコ駐留が含まれている。特別法は、国会議長府に提出された。 アフメト・ダヴトオール首相によって署名された、イラクおよびシリアに関し単独条文として作成された特別法の事由においては、次のように述べられている。「トルコの南部国境一帯において、国家安全保障に対するリスクおよ 全文をよむ
共和人民党のギュルセル・テキン総書記は、トルコ大国民議会議長局へ提出される予定のイラクとシリアに対する特別法に関して、「共和人民党として我々の態度を非常に明白にしている。我々は特別法を検討し、考えをはっきりとした形で表現するつもりでいる」と述べた。 共和人民党中央運営会議は党首ケマル・クルチダルオール党首を議長として召集された。 テキン総書記は会議が続いている最中に、報道陣に向け発表し質問に返答した。 テキン総書記は、トルコにおいて最近、外交問題の展開故に(政治家の)不正 全文をよむ
トルコからIŞİD(イスラム国、ISIS)への支援はあるか? 戦略・社会研究所(MetroPoll)が実施した調査に参加した人々のうち53%が、「イスラム国IŞİD」がトルコにおいて組織化していると考えている。また50%はこの組織がテロ行為を行う可能性があるとみていると明らかにした。 欧米諸国でもトルコ国内でも、世論ではトルコが「イスラム国(IŞİD)」に対し支援しているとの認識が存在する。特に欧米メディアでは近頃、トルコからIŞİDへの参加者が増加しているなどの声が頻繁に見 全文をよむ
共和人民党(CHP)所属ヤロヴァ選出のムハッレム・インジェ議員は、ISIS(イスラム国)に捕らえられた人質49人の救出は喜ばしいが、政府は救出することができなかったと述べ、「何を祝えというのか」と述べた。 インジェ議員はボドルム市役所を訪問し、次のように話した。「この国の大統領が言うには、大きな作戦が行われたらしい。人質49人も救出された。あなた方が泥棒であることはわかっていたが、うそつきであることも明らかになった。あなた方は何の作戦を騙り、誰を欺いているのか?ソーシャルメディアでこん 全文をよむ
大統領の職を移譲して以降初めてカイセリを訪れたアブドゥッラー・ギュル元前大統領は、新党結成の噂に関し、「これらの噂には何の根拠もありません」、と否定し、またレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領やダヴトオール首相を称賛した。 第11代アブドゥッラー・ギュル大統領は、8月28日の職務移譲以降初めての出身地であるカイセリへの訪問で、新たに結成される政党に参加するという噂をきっぱりと否定した。ギュル氏は、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領やアフメト・ダヴトオール首相への支持を表明する言葉を繰 全文をよむ
チャンカヤ官邸にて安全保障最高会議が開かれ、その主題はイスラム国(ISIS)となった。 レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領のもとで、チャンカヤ官邸で行われた安全保障最高会議は、3時間続いた。地図が机上に広げられた会議の主要な議題は、ISIS問題であった。 安全保障最高会議にはアフメト・ダヴトオール首相、ネジデト・オゼル参謀総長、メブリュト・チャヴシュオール外務大臣、エフカン・アラ内務大臣、イスメト・ユルマズ国防大臣、国家諜報機構(MİT)のハカン・フィダン事務次官、ヤシャル 全文をよむ
アフメト・ダヴトオール首相は、ディロヴァス視察の予定を変更し、イスタンブル・イズミル間の自動車による旅程を3時間半に短縮するゲブゼ・オルハンガーズィ・イズミル自動車道のもっとも重要な通過地点であるイズミト湾横断橋の最新の状況を視察した。首相を待っていたコジャエリの式典の参加者らは、船で湾に作られる橋の建設作業を視察した。 アフメト・ダヴトオール首相は、リュトフィ・エルヴァン交通海事通信相とユーラシアトンネル建設現場の視察を行った。 ダヴトオール首相は、正午ごろギョクチュルクの 全文をよむ
人民民主主義党(HDP)のセラハッティン・デミルタシュ共同党首は、「我々は、クルド人よトルコで軍をつくれとは言わなかった。この大地にてイラクとシリアのイスラム国(ISIS)に対する合同軍を設け、さらに防衛しろと述べたのだ」と語った。 HDPのセラハッティン・デミルタシュ共同党首、HDP共同党首のフィゲン・ユクセキダー氏、国会議員のエロール・ドラ氏、ナズミ・ギュル氏、セルマ・ウルマク氏、マルディンのアフメト・テュルク市長達は、平和民主党(BDP)のアルビール事務所にて党員と集結した。 全文をよむ
トルコ大国民議会で正午、アフメト・ダヴトオールを首相として組閣された第62代内閣の信任投票が行われた。第62代内閣は、306票の賛成で信任を得た。 ■民族主義者行動党の党員はすべて参加した アフメト・ダヴトオールを首相として組閣された第62代内閣の信任投票に、閣僚と公正発展党の議員全員が参加した。一方、野党の党首たちからは民族主義者行動党の党首デヴレト・バフチェリと所属議員たちが国会総会に参加した。 ■ダヴトオールの感謝の挨拶 内閣が信任を得た後、アフメト 全文をよむ
我々は今回、NATO首脳会議のために滞在していたウェールズからトルコへの帰路についたエルドアン大統領と話した。エルドアン大統領は、オバマ大統領との会談を終え空港へ来ていた。我々が(会談は)どうであったかと尋ねると、非常に満足していると答え、内容を説明した。ウクライナ、イラク、シリア、リビアの危機へどのように対処するか、ということがサミット同様、アメリカ大統領との二者会談での議題となったという。ガザに関しては自身で大統領へ口火を切った。「平行構造」問題では共同のロードマップを定めた。質疑応答の全て 全文をよむ
クルチダルオール党首:ラク宴席でトルコを救おうとする者たちを党から排除する。私はしっかりと働く者を必要としているのだ。ラク宴席で政治談議をする者ではない。 共和人民党(CHP)の総会で演説をしたクルチダルオール党首の「ラクとエリート主義者」発言はソーシャルメディアで大きな反響を呼んだ。 クルチダルオール党首は演説の中で次のように語った。「CHPはエリート主義者の政党だと言われる。エリートであることとエリート主義者であることは別だ。私はエリート、つまり選良者たちに対しては敬意を 全文をよむ
共和人民党(CHP)の第18回臨時党大会において、現職のケマル・クルチダルオール党首が再選された。クルチダルオール氏は(ライバルのムハッレム・インジェ氏が)415票獲得したのに対し、740票を集め議席を守った。177名の議員がインジェ氏への支持を表明していたため、インジェ氏は獲得票数に驚きを示した。 ケマル・クルチダルオール氏は、このようにして3度目のCHP党首に選ばれた。しかしムハッレム・インジェ氏が獲得した票数は波紋を呼んだ。なぜならCHPの党中央本部では、クルチダルオール氏が90 全文をよむ
アフメト・ダウトオール内閣における、クルド問題解決プロセスの実行メンバーが集められた。そこでは、新たなロードマップとテロ対策法改正の実現について話し合われた。 アフメト・ダウトオール内閣初のクルド問題解決プロセス会議がアンカラで開かれた。会議は首相府中央ビルでメディアに非公開で行われ、2時間半続いた。 会議にはビュレント・アルンチ副首相、アリ・ババジャン副首相、ヤルチュン・アクドアン副首相、ヌマン・クルトゥルムシュ副首相、ベキル・ボズダー法務大臣、エフカン・アラ内務大臣、マヒ 全文をよむ
国民の民主主義党(HDP)のセラハッティン・デミルタシュ共同党首は、İŞİD(ISIS、イラク・シリア・イスラム国家)を指し、「現地でより多くPKK(クルディスタン労働者党:非合法組織)が戦いを繰り広げている。トルコは、PKKが武器供与を要求した場合どう対応するのかを考えねばならない。和平を結ぶというのに、どうしてだめなのか。取るに足りない事のように聞こえるかもしれないが、İŞİDの蛮行に対してPKKは戦っている。トルコにとっても平和がもたらされ、PKKはトルコに対し武力放棄するのであれば、武器 全文をよむ
ディヤルバクルで行われた9月1日平和会議の祝賀会で、代読が期待されていたアブドゥッラー・オジャランのメッセージは読まれなかった。 DBPディヤルバクル県支部が主催する9月1日世界平和会議が駅の広場で行われた。会議にはHDP国会議員のアルタン・タン氏(ディヤルバクル選出)、メラル・ダヌシュ・ベシタシュHDP副党首、元DEP党所属の国会議員ハティプ・ディズレ氏、ディヤルバクル広域市ギュルタン・クシャナク市長とフアト・アンル副市長、ズベイデ・ズムルトDBP県支部長、その他およそ5千人が参加し 全文をよむ
大統領官邸での8月30日の歓迎会に参加した参謀総長ネジュデト・オゼルは、[クルド]解決のプロセスに関する重要な発表を行った。 解決のプロセスのロードマップを知らず、その策定に関しては携わっていないことを特に強調した。超えてはいけない一線は、国の一体性であると述べた。 歓迎会で、新聞記者たちの質問に答えた参謀総長オゼルは、超えてはいけない一線を越えたならば、するべきことをするし、言うべきことを言う。30年間、この闘いを私たちが進めてきた。政府には政策があり、その政策を進めている。私たちは 全文をよむ
先週木曜日(28日)に7年間の任期を終えたアブドゥッラー・ギュル前大統領の在任中には、多くの前例が作られた。大統領府での7年間を、10の項目にまとめてみよう。 興奮し、手を振っていた。彼の人生はまるで映画のフィルムのように目の前を通り過ぎていった。カイセリでの数年間、イスラム勧業銀行での勤務、ネジュデッティン・エルバカンやタイイプ・エルドアンと知り合ったばかりの日々、政界への一歩…。その少し後には、トルコ共和国史上に多くの衝突をもたらすこととなる危機の時代の最初の一歩を踏み出すこととな 全文をよむ
8月30日、エルドアン大統領は、チャンカヤの大統領府にて行われた戦勝記念日のレセプションに、「総指揮官」の肩書きで就任後初めて参加し、民謡「イエメンのトルコ人兵士」を歌った。レセプションはチャンカヤ大統領府の庭園で開催され、政治、経済、芸術、スポーツ界からの出席者が彩りを放っていた。レセプションには各界からは3500名近い招待客が集ったが、一方で野党代表らの不参加が目立った。 エルドアン大統領は妻のエミネ夫人とともにチャンカヤ大統領府でのレセプションで招待客らを迎えた。 ■一 全文をよむ
首相代理で公正発展党党首のアフメト・ダヴトオールは、新内閣の名簿をレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領に提出した。 ビュレント・アルンチ、ヤルチュン・アクドアン、ヌマン・クルトゥムシュ、アリ・ババジャンが副首相となり、ダヴトオールが外相から首相になったのにともない、ミヴリュト・チャヴシュオールが外相となった。ミヴリュト・チャヴシュオールの後任には、ヴォルカン・ボズクルがあてられた。 前内閣からはずれたのは3名:ベシル・アタライ副首相、エムルッラーフ・イシュレル副首相、ハターテ 全文をよむ
新内閣では副首相に公正発展党(AKP)のアンカラ県出国会議員であるヤルチュン・アクドアン氏が就任した。 リンク:2014年8月29日12:30/更新:2014年8月29日12:43/7,182 表示 フェイスブックにおいて共有 ヤルチュン・アクドアン氏によるエルドアン政権で開始された(クルド問題)解決策の新政権下での進行が期待される ■ヤルチュン・アクドアン氏とはどんな人物か ヤルチュン・アクドアン氏は1969年9月22日生まれのウスキュダル出身である。父親の名 全文をよむ
アフメト・ダヴトオール・トルコ共和国第26代首相は新内閣を発表した。第62代内閣では4人の新閣僚の入閣と5大臣の入れ替えがあった。 アフメト・ダヴトオール首相の後任としてメヴルト・チャヴシュオール氏が外相となる一方、チャヴシュオール氏が去ったEU担当相にはイスタンブル選出のヴォルカン・ボズクル議員が就いた。 アンカラ選出のヤルチュン・アクドアン議員、ギレスン選出のヌルエッティン・ジャニクリ議員、国会外から入閣したヌマン・クルトゥルムシュ氏が新たに閣僚となった。 第6 全文をよむ
CHP(共和人民党)のエンギン・アルタイ会派副代表は、TBMM(トルコ大国民議会)ジェミル・チチェキ議長が発言を認めないことを批判して、TBMMの内規が記された冊子を投げつけながら、近くのCHP議員たちと共に総会を去った。 第12代大統領に選出されたレジェプ・タイイプ・エルドアン氏が、議会の歓迎式典後、臨時総会に入る前に、CHPのエンギン・アルタイ会派副代表が、 TBMMのジェミル・チチェキ議長へ手続きの観点から反対があることを述べて発言を求めた。チチェキ議長がこれを認めなかったため、 全文をよむ
アンカラは、この夏一番暑さだ。公正発展党の臨時党大会が行われたアレーナ会場はさらに暑く、冷房は、会場内の人の多さにも、外の暑さにも、まった対応しきれていなかった。 まず、レジェプ・タイイプ・エルドアンが党に別れを告げた。エルドアンの演説は、センチメンタルで、これまでの歩みを想起させる演説だった。会場にいた多くの人とはちがい、私は、エルドアンの演説よりも、アフメト・ダヴトオールの演説を聞きたいと思っていた。エルドアンは、演説のかなで、将来に関係することでは、新憲法と(ギュレン教団による) 全文をよむ
トルコ第11代共和国大統領アブドゥッラー・ギュル氏は、トルコ国会で宣誓を行った第12代大統領レジェプ・タイイプ・エルドアン氏に大統領職を引き継いだ。 トルコ共和国第11代大統領ギュル氏は、トルコ国会で宣誓を行った第12代大統領エルドアン氏に大統領職を引き継いだ。引継ぎ式のため、大統領官邸で式典が催される。式典には、国外から90を越える来賓が参加する。式典には、15ヶ国の大統領/国家元首、6ヶ国の国会議長、12カ国の首相、3カ国の副大統領、7ヶ国の副首相、約40カ国の大臣、9つの国際組織 全文をよむ
第二62代内閣組閣に向け、最初の公式会合がはじまった。 今日、就任したレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、大統領官邸でのレセプションにつづき、首相代理で公正発展党党首のアフメト・ダヴトオール氏と官邸で会見した。 夜22時にはじまった会見で、エルドアン大統領は、ダヴトオール氏に組閣を要請する。ここで行われる検討ののち、明日11時に、新内閣案が大統領に提出されるとみられている。 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン12代大統領は任命状を、ジェミル・チチェキ議長から受け取った。宣誓を行ったエルドアン大統領は、それからアタテュルク廟へ向かい、訪問帳に署名した。またエルドアン大統領は、彼の後任として首相に就任するアフメト・ダヴトオール外相へ権限を移譲した。 今日宣誓を行い、任命状を受け取ったエルドアン大統領は、トルコ大国民議会議員の職を辞し、彼の後任として首相に就任するアフメト・ダヴトオール外相に権限を委譲した。エルドアン氏の大統領就任に伴い後任として首相に就任するアフメ 全文をよむ
公正発展党(AKP)で本日、ダヴトオール新党首の時代が幕開けした。ダヴトオールは党臨時大会で唯一の党首候補として挙げられ、立候補の申し出に対しまずエルドアン新大統領が署名をした。ダヴトオール首相は1382票を獲得して党首に選出され、無効票は6票だった。しかしダヴトオール党首の演説にて用いられた単語が大きな関心を集めた。皆がインターネット上の辞書や検索エンジンへ駆け込んだのだ… ■「エピステモロジー(epistemology)」はどのような意味? トルコ言語協会の哲学用語辞典で 全文をよむ
解決プロセスは新しい段階に入っている。政府が承認した計画によれば、人民民主主義党(HDP)とは法的な、カンディルとは武装放棄の問題を取り上げる。武装解除については、ロジャヴァの状況を理由にはっきりしていない…..。 解決プロセスにおいて、PKK(クルディスタン労働者党・非合法組織)及びイムラル島で行われた(オジャランとの)会合の結果、目指すべきロードマップに関する主要行程の明確化が始まった。同プロセスはすべての段階が公安治安庁主導で実施されるはずで、(今後)支障なく進めるため二つの異な 全文をよむ
ギュル大統領は離任メッセージを発表し、国民に別れを告げた。ギュル大統領は別れのメッセージにおいて、並行構造との闘争についても言及した。 任期が8月28日で満了するアブドッラー・ギュル大統領は、国民に向けて呼びかけた離任メッセージを発表した。ギュルのメッセージにおいては以下のことが述べられた。 ■7年の総決算 「トルコの第11代大統領としての任期が終わりに来ました。今日、皆様にお別れするにあたって過去7年の正直な総決算を、評価を行ってみたいと思います。 国民 全文をよむ
エルドアンが大統領、ダヴトオールが首相となる次期内閣では、この両者とともに政権を担う内閣メンバーに注目が集まっている。各大臣には、ヤルチュン・アクドアン氏、ヌマン・クルトゥルムシュ氏、ムスタファ・シェントプ氏、ヌレッティン・ジャニクリ氏らの名前が挙がっている。 アフメト・ダヴトオール外務大臣が新首相の座につくと明らかになり、今度は新内閣に注目が集まっている。大臣と目される人物としては、8月28日に大統領に就任するエルドアン氏の主席顧問でありアンカラ県選出議員のヤルチュン・アクドアン氏や 全文をよむ
共和人民党(CHP)の党首候補であるムハッレム・インジェ氏は、ケマル・クルチダルオール氏対する批判を続けた。公正発展党(AKP)の党首が背の高い人物である一方、我々の党首はそれよりも少々背が低かった。今、AKPのトップには背の低い人物がいる。CHPのトップには背の高い人物を据えてください。まずは2015年に背の低い人物をおろします。次に高い人物をおろしましょう。 CHP党首候補でありヤロヴァ県選出の国会議員であるムハッレム・インジェ氏は、CHPのイスタンブル県支部を訪問した。ヤロヴァ市 全文をよむ
大統領に選出されたエルドアン氏の就任式には、国家元首5人と大統領9人、首相8人からなる22カ国の首脳が参列する予定だ。 トルコの第12代大統領に選出されたレジェプ・タイイプ・エルドアン新大統領の宣誓と引き継ぎの式典には、国外から国家元首5人と大統領9人、首相8人からなる多数の来賓が参加する。首相府筋によって、エルドアン大統領の引き継ぎ式に参加する外国の代表団が明らかにされ始めた。 ■国家元首相当の参列者 式典には、国家元首レベルとしてトルクメニスタンのグルバングルィ 全文をよむ
ダウトオール首相は、ユヌス・エムレ賛詩とともに大きくなった、高校でドイツの、大学でアメリカ系列の学校で育った人物だ。当世の知識人たちとは逆に、東と西の問題を真摯に取り上げたダウトオール首相は、アブドゥッラー・ギュルにより政界へ一歩を踏み出した。 ダウトオールの人生の物語の断章は以下のようになっている。1959年2月26日に コンヤの、後に郡となるタシュケント・ナーヒイェ(郷)で生まれた。タシュケントは、昔はピルレルコンドゥといい、トルクメンが1071年のマラズギルトの戦いの前に、9 全文をよむ
ダヴトオールが首相になった場合、妻のサレ・ダヴトオールがトルコの“新たなファーストレディ”となる。産婦人科医のサレ・ダヴトオールが中絶反対の立場であることが多くの議論を生んだ。 アフメト・ダヴトオール外相が8月27日に行われる公正発展党大会で党首に選出され、首相の地位に就いた場合、妻のサレ・ダヴトオールさんがトルコの新たなファーストレディとなる。 今日まで閣僚の妻としてイスタンブルで人々の目から離れて暮らす産婦人科医のサレ・ダヴトオールの経歴はこうだ。女性の病と出産の専門医で 全文をよむ
8月10日の大統領選に勝利したレジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、公正発展党党首及び首相の座を引き継ぐ人物について、党の決定を発表した。 エルドアン首相が8月10日の大統領選に勝利した後、公正発展党党首、つまり第62代首相の座に誰がつくのか注目が集まっていた。この人物を確定させるため、本日(8月21日)の党中央執行員会で議長を務めたエルドアン首相は、注目を呼んでいた名前を発表した。 エルドアン首相は、発表を行う会場に共に来場したアフメト・ダウトオール外相を、次の首相だと発表 全文をよむ
ギュル大統領の不機嫌の根底には、自らが創立者である公正発展党が基本方針から外れているとの考えが横たわっている。ギュル大統領に近い筋は、ゲズィ運動から憲法裁判所に対する態度にいたるまで、政府と多くの点で思想的乖離が生じていると話している。争いの炎は2010年に任期の議論で高まった。 ギュル夫妻の反発の背後には、特にtwitterを通じて自分たちの関係者について解釈を行う一部の者が、タイイプ・エルドアン首相の諮問者と親しい関係にある「荒らし」、大統領職の後には「国会議員になりなさい。外相に 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領は送別の宴で重大な発表を行った。ここのところ議論の的となったエルドアン氏の後任は誰になるかという疑問を解消した。大統領はそのスピーチの中でダヴトオール氏が新首相となる予定だと示唆した。 更に以下の様に言葉を続けた。「私の見る限りでは、ダヴトオール氏が後任となるだろう。彼がうまくやってくれることを望む、公正発展党(AKP)党内で私に対し不遜な言動があった」と述べた。 ダヴトオール氏を政界に引き入れたのは自らだと明らかにしたギュル大統領は、AKPにいつ 全文をよむ
CHPヤロヴァ県議員のムハッレム・インジェ氏は政党における会派副代表職を辞任し、党首立候補の意思を示した。 CHPの大統領選敗北に始まった危機は党を党大会へと導いた。ケマル・クルチダルオール党首の最大のライバルは予想通り、ヤロヴァ県選出議員のムハッレム・インジェ氏となった。トルコ大国民議会において記者会見を開いたインジェ氏は「私がなぜ辞任するかはもちろんご存じのことと存じます。党大会の日付が決定しましたので、党首へ立候補いたします」と述べた。 クルチダルオール党首に対して厳し 全文をよむ
AKP(公正発展党)内で行われた、首相及び党首職についての意向調査で、ダヴトオール氏の名がはっきりと浮かび上がった。意向調査は封をした封筒で行われたが、一部の党員は公然とダヴトオールの名を書き、それを共有した。 エルドアン首相が第12代共和国大統領に選出されると同時に、AKP党首および首相職について党全体に向けた意向調査が行われ、アフメト・ダヴトオール外務大臣の名がはっきりと浮かび上がった。三期条項に異議を唱える一部の議員は当初難色を示し、ダヴトオール外務大臣への抵抗を示したが、「我々 全文をよむ
アブドゥッラー・オジャランは、8月10日の選挙を評して、「この結果によって人民民主主義党(HDP)が今日、民主主義で活動的な野党であり、今後も最も幅広い基盤をもった民主的与党となるだろう」と述べた。 人民民主主義党グループの会派副代表であるペルヴィン・ブルダン氏とイドリス・バルケン氏、またHDPのイスタンブル国会議員のスッル・スレッヤ・オンデル 議員は15日に、イムラル島にて終身刑に処されているアブドゥッラー・オジャランと面会した。一団は、面会後、発表を本日行い、オジャランがメッセー 全文をよむ
アンタルヤ広域市のサルス行楽場に、7万2000平方メートルの女性専用ビーチが開かれた。女性たちはワンピース水着やビキニを着て、あるいは上着を羽織って海へ入った。 アンタルヤ広域市のコンヤアルトゥにあるビーチのように無料で、さらには女性にのみサービスを提供するビーチが、サルスにある7万2000平方メートルの土地に開かれた。開場式には、アンタルヤ選出の国会議員であるヒュセイン・サマニ氏とギョクチェン・オズドアン・エンチ氏(いずれも公正発展党所属)、アンタルヤ広域市のメンデレス・トゥレル市長 全文をよむ
CHP(共和人民党)所属のエミネ・ウルケル・タルハン議員は、ヌル・セルテル議員、シュヘイル・バトゥム議員と共に国会で開いた記者会見の場で、大統領選期間中に同党執行部の姿勢を批判し、責任者であると指摘した党首の辞任を求めた。CHPのビュレント・テズジャン議員は、党大会開催の呼びかけに速やかに応答した:「CHP支持層は求めていない。586名の署名を集める事が出来たら、党大会の開催を要求してください。」 CHP所属のエミネ・ウルケル・タルハン議員は以下の様に述べた: ■ 真実ではな 全文をよむ
公正発展党(AKP)内で、エルドアン首相の後継の党首および首相のアンケートが行われた。中央決定執行委員会(MKYK)構成員に1人の名前が聞かれた。 エルドアン首相が大統領選に勝利した後、人々の目はAKPに、また新党首および新首相が誰になるかに向けられている。AKP中央決定執行委員会 (MKYK)は昨日(11日)集まり、新党首が選出される臨時党大会が8月27日に招集されることが決定された。党のトップに来る人物について、エルドアン首相は今後協議を行う予定だ。トゥルキイェ紙の報道によれば、A 全文をよむ
高等選挙委員会(YSK)の公表した暫定結果によると、大統領選挙においてレジェプ・タイイプ・エルドアン首相が51.79%、エクメ レッディン・イフサンオール氏が38.44%、セラハッティン・デミルタシュ氏が9.76%の得票率であった。投票率は74.12%であった。14,409,068人の有権者が投票しなかった。 YSKが大統領選挙の暫定結果を公表した。 暫定結果によると、55,692,841人の登録有権者のうち41,283,773票が投じられた。投じられた票のうち40,545, 全文をよむ
ギュル大統領:退任したのち間違いなく党に復帰する。これは自然な流れである。 8月28日に職務を、昨日おこなわれた大統領選挙で選ばれたレジェプ・タイイプ・エルドアン氏に引き継ぐアブドゥッラー・ギュル大統領は、選挙の翌日重要な発言をおこなった。 ギュル大統領:国民議会議長、首相、参謀司令部、高等司法組織そして国民議会に議席を持つ政党に対して行った別れの挨拶の訪問は、民族主義者行動党 (MHP)への訪問を除いて完了した。ギュル大統領は最初の投票でレジェプ・タイイプ・エルドアン氏が選 全文をよむ
81県と923郡と国外からの投票の速報は、分単位でアナトリア通信とジハン情報通信から提供されるデータを本紙で。 東部では16時に西部では17時に投票が終了し、開票が始まり、最初の速報が発表された。地方選と同様にアナトリア通信とジハン情報通信から最初に来た非公式の速報はそれぞれ異なっている。 大統領選挙において、開票が始まると同時に驚くべき結果が提供され続けている。アナトリア通信のデータによると、95%の開票が済んだという情報が提供された。 ■エルドアンが大きな差をつ 全文をよむ
大統領選挙まで24時間弱を残した3人の候補者が、選挙活動のために集めた献金額を公表した。これによれば、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、5526万778TL、統一候補のエクメレッディン・イフサンオール氏は、850万TL、国民の民主主義党(HDP)の共同党首であるセラハッティン・デミルタシュ氏は、121万3000TLを集めた。エルドアン首相は、コンヤで16時に行った集会において、献金額が5700万TLに達したことを述べた。 首相であり大統領候補であるレジェプ・タイイプ・エルドアン氏は 全文をよむ
トルコでは国民は明日10日、大統領選挙の第1回目の投票へのぞむ。アメリカ式の献金・支援活動が行われた選挙に関し、5289万4115人の有権者が8時から17時までの間に16万5108の投票箱で票を投じる。選挙のため国内外・税関それぞれのために、1800万枚以上余分に、7570万8180枚の共通投票用紙が印刷された。 ■判を確認 投票者には1枚の封筒と共通投票用紙が渡される。封筒と共通投票用紙に高等選挙委員会(YSK)の判があるか注意する必要がある。判がない票は無効票とみなされる 全文をよむ
8月28日に任期を終えるアブドゥッラー・ギュル第11代共和国大統領は、任期中に多くの初のことをおこなった。最も内遊・外遊を行った大統領であり、886の法案につき、拒否権を行使したのはたったの4回である。 ギュル大統領は歴代の大統領の中で最も内遊・外遊を行っており、法案全てを承認するとして議論が沸き起こった。時には、盟友であるエルドアン首相とも対立し、ギュル大統領の妻がスカーフを着用したことで生じたレセプションでの危機を、自分の方法で解決してきた。大統領官邸にテーブルを設け、様々な層から 全文をよむ
ナジ・コル外務副大臣は在外投票が滞りなく完了したと発表した。副大臣は情報連絡会議で在外投票について新聞記者らの質問に答えた。 副大臣は、在外投票実施のため2年間調整され、投票は高等選挙委員会(YSK)が定めた方法で4日間にわたり実施されたと話した。同副大臣は、全体で 2,643人の職員が従事した在外投票の終了後、23万2,586票がトルコ航空(THY)からリースした飛行機で、残りはクーリエでトルコに運ばれたと述べた。 全文をよむ
高等選挙委員会(YSK)のサディ・ギュヴェン委員長は、YSKによって計75,708,180の投票用紙が印刷され、これらの配布先は明らかであると述べ、「行き先のわからない票や、管理下にない投票用紙はない」と述べた。 ギュヴェン委員長は、「有権者数より1千800万枚多い数の投票用紙が印刷された」との主張に関する質問に答えた。 世間では大統領選に必要な票より多くの投票用紙が印刷され、責任の所在が誰にあるのか、印刷された投票用紙を数えたか否かということが話題となっているとしたギュベ 全文をよむ
高等選挙委員会(YSK)は多数決により、タイイプ・エルドアン首相が大統領選挙のために制作した宗教的価値や象徴が使用されているCMの放映を差し止めることを決定した。差し止めの理由として、CM中にアザーンの声やお祈り用の絨毯、お祈りが流されていることが挙げられた。 民族主義者行動党(MHP)代理弁護士のクルシャト・エルギュン氏は、公正発展党(AKP)大統領候補のエルドアン氏のために制作されたCMの放映禁止を求め、YSKに申し立てを行った。この異議申し立てでは、当該のCM中において宗教的価値 全文をよむ
ギュル大統領はエルドアン首相を別れの挨拶のために訪問した。 職務が8月28日に終了するアブドゥッラー・ギュル大統領は、トルコ大国民議会議長ジェミル・チチェキ氏の後にレジェプ・タイイプ・エルドアン首相にもお別れの訪問をした。 ギュル大統領は、首相府本館への入り口でエルドアン首相によって出迎えられた。ギュル大統領とエルドアン首相は、握手を交わし報道関係者に対してポーズをとった。メディアには非公開の訪問は40分続いた。 面会が終わるとエルドアン首相はギュル大統領を大統領専 全文をよむ
大統領選でエルドアン首相を応援するキャンペーンの一環で、公正発展党(AKP)コンヤ県支部が作成したショートフィルムが一晩で100万再生を達成した。AKPが政権を担う以前のトルコを描いたこのショートフィルムでは、ギュル大統領、エルドアン首相、アルンチ副首相、ダヴトオール外相の子ども時代の様子も登場する。 ショートフィルムのタイトルは「あなたは決して独りで歩いているのではない。ウズンアダム」(訳者註:ウズンアダムはエルドアン首相の愛称)である。このフィルムで最も注目されるシーンは、アブドゥ 全文をよむ
マルディンのミディヤト郡で、市議のメンバーである公正発展党党員ゼキ・チチェキの6歳の娘アズラ・チチェキがお小遣いから貯めていたという2023リラ(95,081円)をエルドアンの口座に加えた。 マルディンのミディヤット郡で公正発展党員らは、大統領候補レジェプ・タイイプ・エルドアンの大統領キャンペーンへ寄付をした。寄付を行った者たちの中には市議メンバーである公正発展党党員ゼキ・チチェキの6歳の娘アズラ・チチェキがおり、小遣いから貯めていたという2023リラをエルドアンの口座に加えた。 全文をよむ
大統領候補であり人民の民主主義党(HDP)党首であるセラハッティン・デミルタシュ氏は、ハッキャーリ県から平和の手が差し延べられていると明言し、「エディルネ、チョルム、イズミル、アンタリヤ、トラブゾンの同胞達は、今、ハッキャーリの民が差し延べている同胞愛の手が平和への手である事を理解すべきだ」と述べた。 デミルタシュ氏は、昨日7月29日にハッキャーリ市庁舎前で市民らと共にラマザン・バイラム(断食明けのお祭り)を祝った。市庁舎前に集結した市民らに呼び掛けた同氏は、以下の様に語った。 全文をよむ
7月22日におこなわれた捜査で、49人の警察官が勾留・逮捕請求により裁判所へ送られた。かれらへの裁判官の取り調べが続いている。22時の時点で、20人の容疑者の取り調べが終了した。 取り調べが継続する中、容疑者の弁護団はホールにいる警察官の数を減らし設営されたバリケードを撤去するよう、取り調べをおこなっているイスラム・ チチェキ裁判官に要請した。しかし、チチェッキ裁判官は「治安確保のためこれらの措置は必要」と返答した。これに対し、弁護団は「この条件の下では、我々はクライアントの取り調べに 全文をよむ
公正発展党(AKP)の創設者たちのうち、元副党首のデンギル・ミル・メフメト・フラト氏は、Facebook上で離党することを発表した。 公正発展党の創設メンバーであり、元副党首でもあるデンギル・ミル・メフメト・フラト氏は、Facebook上で離党することを発表した。 デンギル・ミル・メフメト・フラト氏は、行った発表で「今日まで公正発展党の党員であり続けたため、政治倫理に従っていくつかの事実を述べることを避けていた」と話し、以下のことを付け加えた:「しかし現状からそれが、精神的責 全文をよむ
大統領選挙を前にアドゥヤマン県ベスニ郡で共和人民党所属の4人の市議会議員を含む500人が、エルドアン首相を支持するため、公正発展党へ移籍した。 約2000人が参加した断食明けの食事には、AKPの党派副代表アフメト・アイドゥン、メフメト・エルドアン・アドゥヤマン県選出議員、アブゼル・ギョクス・アドゥヤマン県党副代表が参加した。この断食明けの食事には、ベスニ出身のNGOの代表者ら、町長、市民、党員らが参加した。 AKP側に移ったグループを代表して行われた共同声明では、次の表現が 全文をよむ
バシャクシェヒル・スタジアムの開所記念試合のフィールドに、ゼッケン12番つけたエルドアン首相(第12代大統領候補)が登場し、ハットトリックを決めた。エルドアン首相はトルコ代表のファーティフ・テリム監督にあるしぐさをしながら、同スタジアムに彼の名をつけたことを明らかした。 スポル・トト・スーパーリーグに加盟するチームの一つイスタンブル・バシャクシェヒルチームの本拠地となるバシャクシェヒル・スタジアムの開所式がエルドアン首相の参加のもと行われた。開所式には、トルコ・サンカー連盟(TFF)の 全文をよむ
「並列構造」一斉捜査においてイスタンブル県警察局で取り調べを受けていた、元イスタンブルテロ対策本部長のユルト・アタユン被告に関する調書作業が完了した。アタユン被告の身柄は、夜間にチャーラヤンにあるイスタンブル裁判所へと送られた。 ユルト・アタユン被告の取り調べは、朝方から弁護士の付き添いのもと始められた。アタユン被告の裁判所への送検により、この一斉捜査において逮捕されたすべての被疑者が裁判所に送検されたことになる。 ■「被疑者らはひどい取り調べを受けることはなかった」 全文をよむ
トルコ政府は、海岸法適用に関する条例で、重要な改正を行った。 条例改正に伴い、モスクをはじめとする礼拝所が、海岸部に設置される社会的・技術的インフラ施設の中に含まれた。これによると海岸部にモスクや教会といった、法律で礼拝所として定められている宗教的礼拝所が建設されることが確実になった。 海岸法適用に関する条例において、今日(7月26日)官報での発表が予定されている条例で、重要な改正がなされた。以前の条例の第4項は以下の通り。 社会的・技術的インフラ施設:海岸部に建設されな 全文をよむ
シリア国境で7月21日に起きた衝突にて3人の兵士が殉職した。県知事は密輸業者らを、参謀本部はPKK(クルディスタン労働党:非合法)の犯行と指摘した。PKKはその主張を否定した一方、地元関係者は襲撃したのはイラク・シリア・イスラム国(ISIS)のメンバーであるとしている。 シャンルウルファのジェイランプナル郡、アルトゥン村で亡くなった3兵士を誰が撃ったかが話題となっている。事件当日から今まで3つの異なる情報源からそれぞれ異なる説明がなされ、混乱を招いている。最初に会見を開いた県知事は密輸 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、「トルコはトゥルクメン人を助けていない」と発言したエクメレッディン・イフサンオール大統領候補を批判し、「我々のおかげで(イスラム協力機構の)事務総長の地位に就き、そこで働けた。それが今、おめおめと報道関係者を前にして虚言を吐いている。我々は兄弟のトゥルクメン人たちにあらゆる人道的支援を提供してきた」と述べた。 大統領候補である、レジェプ・タイプ・エルドアン首相は、アンカラ県会館で催されたイフタールの席で、殉職者の遺族たちと断食明けの食卓を囲んだ。家 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領は、トルコ在住のシリア人らとのイフタール(断食明け)の食事をした後、マラティヤ広域市市庁舎を訪問した。大統領が市庁舎から出てくると、マラティヤ市民らは「ギュル首相」というスローガンで出迎えた。 マラティヤ・ベイダー宿泊施設にてシリア人らとイフタールを共にしたギュル大統領は、その後マラティヤ広域市のアフメト・チャクル市長を訪問した。ギュル大統領が市にいることを知ったマラティヤ市民らは長時間外で待機していた。市長訪問は約半時間続き、市民らは市庁出口でギュル大統領 全文をよむ
クルド問題解決プロセスの枠組み法が議会を通過し、アブドゥッラー・ギュル大統領によって承認されたにも関わらず政府が解決プロセスに向けた一歩を踏み出さなかったことは平和民主党(HDP)を刺激した。 クルド問題解決プロセスの協議を行うために、ペルヴィン・ブルダン会派副代表とイドリス・バルケン氏を含むHDP代表団は、今日PKKカンディル本部へ向かう。代表団はカンディル本部からオジャラン氏が設置を求めた監視委員会について見通しを行う。HDPのペルヴィン・ブルダン会派副代表は、監視委員会の設立に関 全文をよむ
一昨日エルドアン首相は、ガザ攻撃を理由にイスラエルを非難したが、これに対し米国とエジプトから反発があがっている。 マスコミ向け説明会にて、ある新聞記者が「エルドアン首相が、イスラエルがガザで国家テロと虐殺を行っていると語った。これについてどう思うか?」との質問に、米国国防省広報担当ジェーン・プサキ氏は「まったくもって遺憾であり、誤った発言と捉えている。煽るような発言にメリットはない。停戦に向けた努力から目を逸らせるような発言だ。」と回答した。 エジプトのサミフ・シュクリ外務大 全文をよむ
イスタンブルのレヴェントにあるイスラエル領事館前は再びデモの舞台となった。領事館前が入ったビジネスセンターに集まった何百人もの人々は、イスラエルのガザ地区に対する地上部隊による作戦行動に抗議した。一部はイスラエル国旗を燃やし、一部の活動家は警察のバリケードを蹴って破った。 昼以降、イスラエル領事館があるビジネスセンター前に集まり始めた集団は、スローガンを叫びイスラエルに抗議した。一部は地面に布を広げ、午後の礼拝を通りの真ん中で行った。 イフタール(断食明け)の時間が来ると、デ 全文をよむ
共和民主党(CHP)のイスタンブル選出の国会議員イフサン・オズケスは、副首相のビュレント・アルンチの返答を求めて提示した質問主意書で「チャルムジャに作られるモスクの中庭にエルドアン首相の廟が作られる」という主張を議会に持ち込んだ。 質問主意書以下の通り。 タイイプ・エルドアンが逝去すると、チャルムジャの頂上に作られるモスクの中庭に埋葬されるようにと遺言したのは真実だろうか? こうした主張が真実なら、飢餓の限界線が1158リラ、貧困の限界線が3722リラの私たちの国で 全文をよむ
ギュル大統領は先日行った会見で、エルドアン首相の行動に対する不快感について、「設立者である私たちが党の外に取り残される状態に陥った」と説明した。エルドアン首相の行動に対する不快感はまた、「私たちはトルコの発展のためを考えて政治活動を始めた。たくさんの事をしてきたが、次第に私たち全員が考えたことではなく、一人が考えた事が実現されるようになった」と話した。 タイイプ・エルドアン首相が大統領候補になったことで、党の中枢から外れたと言われているアブドゥッラー・ギュル大統領だが、今後の動向につい 全文をよむ
大統領候補であり、人民の民主主義党(HDP)の共同党首であるセラハッティン・デミルタシュ氏は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が選挙演説の中で使用した、「一つの国には一つの言語」という発言を厳しく批判した。 大統領候補であり、またHDPの共同党首であるセラハッティン・デミルタシュ氏は、エルドアン首相が選挙演説で使用した言葉や態度を厳しく批判した。エルドアン首相の『一つの国には一つの言語』という発言に反発したデミルタシュ氏は、「そもそもものの考え方として、テロリストは首相の方だし、分離 全文をよむ
KCK(クルディスタン社会連合)の共同代表は声明を出し、イラク・シリア・イスラム国(ISIS, トルコ語ではIŞİD)のロジャヴァ(シリアのクルド人地域)に対する侵攻について、「我々はAKP(公正発展党)に警告する。AKP政権は、見ざる・聞かざる・言わざるの政治をやめるべきだ。(イラク)北部のクルド問題解決プロセスと、ロジャヴァにおけるISIS支援政策は同時進行できない」と述べた。 KCK共同代表は、イラク・シリア・イスラム国の侵攻に関し、書面で発表を行った。この発表はフラト通信社を通 全文をよむ
退任まで2ヵ月を切ったギュル大統領は、任期中の7年間で71ヵ国を公式訪問した ギュル大統領の第一回目の外遊はアゼルバイジャン、そして一番最近の外遊は、息子の卒業式に出席するために訪れた米国だった。ギュル大統領の71ヵ国115回におよぶ外遊のうち、訪問回数上位には米国、トゥルクメニスタン、エジプト、サウジアラビア、カザフスタン、フランス、ドイツ、アゼルバイジャン、クウェイト、キルギスが挙がった。米国、トゥルクメニスタン、エジプトは6回訪問しており、サウジアラビアとカザフスタン、フランスに 全文をよむ
エルドアン首相は、イスタンブルで大統領選ヴィジョン文書発表会を行った。(共和国100周年となる)2023年に向け4つの主要目標を提示し、大統領制、世俗主義、司法制度、新憲法についてメッセージを放った。 84ページからなる「新しいトルコの道のりにおいて」というタイトルの大統領選ヴィジョン文書の目次は、「民主主義、繁栄、先進国家」からなる。エルドアン首相は、新憲法、司法制度の再構築、大統領制への移行に向けたメッセージを述べ、政治変革の項目では国家と宗教の関係を特に強調した。大統領選が、憲法 全文をよむ
大統領選挙ビジョン構想が発表されたハリーチ会議センターでの集会は滞りなく準備された。招待客たちの座席が前もって「ホール座席計画」として発表される中、職員らはホールを訪れるゲストたちを座席まで誘導した。 座席計画:実業家、アーティスト、知識人、労働組合者、女性県組織関係者、国会議員、NGO関係者、各県代表、そして報道関係者というように、別々の区画で座席が分けられた。ビジョン構想が発表されたホールには、エルドアン首相の大型の 「国民の意思、国民の力」と書かれたポスターやトルコ国旗がかけられ 全文をよむ
HDP(人民民主主義党)のスッル・スュレイヤ・オンデル氏とディヤルバクル選出の無所属国会議員レイラ・ザナ氏が、昨日イムラル島へ赴きアブドゥッラー・オジャランと面会した。 夕方この面会に関してHDPが記者会見を行い、オジャランが、議会を通過した、クルド問題解決プロセスの法的枠組みに尽力した人たちへ謝意を示したことを明らかにし、「これは、大いなる平和を保障するプロセスへの、肯定的な取り掛かりとなるだろう」と述べたと報告した。会見では、オジャランの以下のような言葉が紹介された。 ■ 全文をよむ
大統領候補者の投票用紙で使われる写真にて、エルドアン首相、エクメレッディン・イフサンオール氏、セラハッティン・デミルタシュ氏はそれぞれこのように映っている。では、大統領候補者が選び、身に付けた色はどのような意味を持っているのであろうか。 大統領を選出するために初めて投票箱に向かう市民は、写真入りの投票用紙を受け取ることになる。 エルドアン首相、イフサンオール氏、デミルタシュ氏が、初決戦となる8月10日の選挙で用いられる証明写真を高等選挙委員会(YSK)に提出した。写真の掲載順 全文をよむ
北イラク・クルド自治政府(IKBY)のメスト・バルザーニー議長は「イラク・シリアのイスラム国」が強大化していく様をずっと以前から見てきており、これをバグダード政府にも伝えてきたことを明らかにした。 IKBYのメスト・バルザーニー議長が独紙「ヴェルト日曜版」に語り、ISISというテロ組織の脅威、イラクの分裂、クルド地域での諸問題、そして近隣諸国との関係について説明した。 ■「イラク政府の悪政」 バルザーニー議長は、ISISが北イラク・クルド地域にとってどれほど脅威であ 全文をよむ
■ムスタファ・ケマル・アタテュルク(1923年10月29日から1938年11月10日) トルコ共和国の宣言から死ぬまで 1923年9月29日、トルコ共和国が宣言された日の夜、20時45分に大統領選挙が行われた。287人定員の議会で、過半数は144人であった。投票に参加した158人全員の票を得てムスタファ・ケマルは、トルコ共和国の最初の大統領に選ばれた。この選挙は、1921年憲法に基づいて行われた。 第2回大統領選挙はというと、1927年の総選挙後の11月1日に行われた。議 全文をよむ
人民の民主主義党(HDP)の共同党首にして、同党所属の大統領候補セラハッティン・デミルタシュが、民族主義者行動党(MHP)のデヴレト・バフチェリ党首の会見に対する回答を示した。デミルタシュ候補は、「エクメレッディン・イフサンオール候補の会見を聞いてから、必要な回答を行う」と述べた。 HDPの共同党首にして、同党所属の大統領候補セラハッティン・デミルタシュはディヤルバクル広域市のウル・モスク前で行われたイフタール(断食明けの食事)に参加した。デミルタシュ候補は、イフタールが供されるテント 全文をよむ
トルコにおける初の女性政党が6月25日に設立された。設立者たちは、アンカラの内務省に申請書を提出した後、アタテュルク廟を訪問した。 政党の設立者の中には7人の女性の他に2人の男性も含まれていた。ミッリイェト紙のブルジュ・カラカシュの記事によると、男性の設立者の一人であるエンジニアのケマル・ムラト・ギュナイ氏(56)は、男性によるサポートの必要性を強調しつつ、次のように話した。 「私たちの社会は男性優位であります。これでは良くないと私は思うのです。社会のあらゆる場所で平等を手に 全文をよむ
7月11日(金)に大統領候補者確定リストが官報に公示され、選挙運動期間が始まる。新たに選ばれた大統領が職務に就くまで、任期を満了した大統領が職務を継続する。大統領に選出された者は、政党に属していれば離党し、トルコ大国民議会議員ではなくなる。 トルコは、史上初めて大統領を直接選ぶため、8月10日に投票が行われる。 アブドゥッラー・ギュル大統領の任期が2014年8月24日に満了するため、高等選挙委員会(YSK)は、大統領選の一次投票を2014年8月10日、二次投票に進んだ場合は8 全文をよむ
トルコ史上初めてのことがこの8月に起こる。初めて国民が大統領を選出するのだ。 大統領候補には議員20名の署名が必要であることから、トルコ大国民議会で会派を持つ各政党に注目が集まった。共和人民党(CHP)と民族主義者行動党(MHP))が共同の候補者を選出した。エクメレッディン・イフサンオールである。 トルコ大国民議会の最小政党である人民の民主主義者党(HDP)は、セラハッティン・デミルタシュ氏を大統領候補として昨日公式発表した。 大統領候補を最後に発表した政党は、与党 全文をよむ
エクメレッディン・イフサンオール氏を大統領候補とする「大合意」に署名した政党党首らは、計画されている共同声明を明日7月2日に発表する予定。 共和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首、民族主義者行動党(MHP)のデヴレト・バフチェリ党首、民主左派党(DSP)のマースム・チュルケル党首、独立トルコ党のハイダル・バシュ党首、民主党のギュルテキン・ウイサル党首及び正道党のチェティン・オザチュクギョズ党首は、明日7月2日午後3時にアンカラ・スイスホテルに集う予定である。同政党党首らは、 全文をよむ
皆は既に首相が大統領候補となることを予期していたが、エルドアン首相が「新たなトルコの独立戦争の指導者」というスローガンによって大統領候補者と発表されることで、アンカラ商工会議所(Ankara Ticaret Odası)のサロンに詰めかけた何千人ものゲストは、拍手とスローガンをあげて、すぐに立ち上がった。 声明を行ったメフメト・アリ・シャーヒン公正発展党副党首の声は興奮で震えていた。 エルドアン大統領は講壇に呼ばれた際にスピーチを長い祈りから始めた。 サロンはすぐに 全文をよむ
共和人民党(CHP)で野党の大統領候補として名前が挙がっているアンカラ選出国会議員のエミネ・ウルケル・タルハンは自分は候補ではないという会見を行った。 CHPでエクメレッディン・イフサンオールを大統領候補とする会見の後に、見解の相違が生じ、その最新の展開…。CHPで野党候補として名前があがったアンカラ国会議員のエミネ・ウルケル・タルハンが「私は候補ではない」という会見を行った。Hürriyet. com. Trに掲載された報道によれば、タルハン議員はこの会見をイフサンオールの候補願い 全文をよむ
内務省に続き最高裁判所共和国首席検事局もトルコ・クルディスタン民主党(T-KDP)の設立を認可し、地域(トルコ)で「クルディスタン」との名称を冠した団体の設立を望む者に希望をもたらした。県協会担当局への申請が「名称と規則が憲法違反」であるとして設立が認められなかったクルディスタン企業家・事業家協会は、この決定が前例となることに期待を寄せる一方、ある弁護士グループもクルディスタン法律家協会を設立するため正式に申請をおこなう準備をしている。 内務省に続き最高裁判所共和国首席検事局もトルコ・ 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領が一昨日承認し、昨日官報で発表されて施行となった第5次司法改革法案によって、最高裁判所は1カ月以内に再構築される。エルゲネコン裁判の再審調査を筆頭とした困難な裁判は、教団の影響下と言われ、バルヨズ裁判で罪を認めた最高裁判所第9刑事小法廷の手から別の法廷に移される。あるいは、裁判官が変更されるだろう。法律によってもたらされる是正内容は以下の通りである。 ■失業基金からの支払い ソマにおける鉱山事故が発生した2014年5月13日時点で、保険に加入してい 全文をよむ
KCK(クルディスタン社会連合)の本裁判で有罪とされた元民主主義党(DEP)所属国会議員、ハティプ・ディジレ氏が釈放された。ディジレ氏は、釈放の決定が下された後、ディヤルバクルD型刑務所から出所した。 KCK本裁判で勾留されたまま裁判にかけられた、解党されたDEPの元党首ハティプ・ディジレ氏および元バーラル市副市長ヒュサマッティン・チチェキ氏が釈放された。これによりKCK本裁判による勾留者の数は33人に減少した。 ■ペルヴィン・ブルダン氏がこの知らせを伝えた HDP 全文をよむ
アクシャム紙の「軍司令部に40人のパシャ」という見出しは、ギュル大統領とトルコ国軍(TSK)からの反発を呼んだのに続き、首相府からも反論を招いた。同紙に掲載された、この主張を調査するためエルドアン首相の指示で特別チームが編成されたという主張に反論が示された。 参謀本部司令部に、「40人の並行(ギュレン系)のパシャ」がいるという主張に対し、政府首脳から反発が続いている。昨日(28日)行われた会見で、ギュル大統領は「TSKに関する報道について慎重な行動」を要請する一方、参謀本部はアクシャム 全文をよむ
イスタンブル広域市当局の警官隊は、シシュリ・ビュユクデレ通り沿いのドウシュ・ハン地区にある看板の撤去作業を昨夜(27日)から今朝にかけて継続して行った。 警官隊は消防隊と協力して、夜中の2時にドウシュ・ハン地区にある3階建てのアナファン・デルスハーネ(予備校)の看板と、通りの末端にある他のオフィスビルの3階に入っている語学学校の看板を撤去した。酸素溶接機により分解し取り外された2枚の看板は、その後クレーン車により広域市当局の小型トラックに載せられた。警官隊による看板の撤去作業は今後も継 全文をよむ
フェトフッラー・ギュレン師がハッカ・ヒズメト(神への奉仕)党という名の政党を作り、政界に進出すると報じられた。 フェトフッラー・ギュレン師が、AKP(公正発展党)を離党した議員8名が加わる新たな政党の結成に向けて動き出したと報道された。 ゲルチェキ・ギュンデム社の報道によると、今週加速した政党結成の動きに、12月17日の一斉捜査前日にAKPを離党した無所属のハカン・シュキュル議員も参加しているという。 報道によるとギュレン教団はハッカ・ヒズメト(神への奉仕)党と名付 全文をよむ
アルンチ副首相は「7月1日火曜日、アッラーがお許しになれば、そして障害がなければ、親愛なる首相が大統領候補となることがともかく大々的に発表されることになります。私たちはそのように望みます。私たちが話し合い、意見を交換したすべての友人たち、親愛なる我が首相が相談していたあらゆる分野の人々は、エルドアン首相が立候補することに関する彼らの見解を伝えてくれました。一つだけ問題が残っているとしたら、それは親愛なる首相がこの件でどのようにお考えになっているかです」と述べた。 アルンチ氏は 全文をよむ
イラク・シリアのイスラム国(ISIS)は、モースルでシリア教徒がたくさんいるカラクシュ郡に迫撃砲で攻撃した。何千もの人びとが逃げる一方、キルクークにあるクルディスタン民主党(KDP)のビルの前で起きた自爆攻撃によって、4人が死亡した。 イラクのモースル市で、[キリスト教徒の]シリア教徒が多く住んでいるカラクシュ郡に、ISISが迫撃弾で攻撃した。8人のペシュメルゲ(クルド民兵)がけがを負った攻撃のあと、何千ものシリア教徒は、アルビルに移動を始めた。 イラクのモースル市に15キロ 全文をよむ
ベシル・アタライ副首相は、クルド問題解決プロセスを法的枠組みの中に織り込む法案が数日以内に国会に送られ得ると明らかにした。 ベシル・アタライ副首相は、クルド問題解決プロセスの枠組みを定める法律が作成される為に行われるている作業が完了したと述べた。同副大臣はまた「我々はその作業を現在完了させております。閣僚が署名する段階に入りました。私は近々の閣議でプレゼンテーションを行いました。決定が下され、1、2日以内に次に行われる国会へ我々はそれを提案として送ります」と語った。 アタライ 全文をよむ
マルディン広域市のアフメト・チュルク市長は、マルディン城に現存し、1950年代の科学技術であるレーダー基地の移動を問題提起し、軍及び国家諜報機構(MİT)が城塞から立ち退くよう要請した。マルディン広域市が観光都市である事に言及したチュルク市長は、「我々はもはや形骸化し、軍 とMİTに占領されている城塞を観光用にオープンしたい」と述べた。 在アンカラ・ドイツ大使館からの一行を迎え入れた無所属議員であるマルディン広域市のアフメト・チュルク市長は、市庁舎を多大な債務負担と共に引き継ぎ、 固定 全文をよむ
過去、CHP党員で国会議員や大臣を務めたことのある42人の政治家が、エクメレッディン・イフサンオール氏が大統領候補者とされていることに反対の意を示す声明を発表した。 大統領選の「統一候補」として推薦されているイフサンオール氏は、世俗主義、民主主義を掲げるトルコ共和国の基本的価値、アタテュルクの原則、また彼の改革に敏感な候補者でないことが述べられたこの声明には以下のようなことが書かれている。 ■この候補者をもって選挙に突入するのは歴史的な失敗となるだろう 「“候補者” 全文をよむ
バルヨズ裁判で有罪判決を受けた唯一の女性士官、ベルナ・ドンメズ退役大佐は、釈放後ヒュッリイェト紙に家の門を開いた。未だ面会の叶っていない母親との初めての電話での会話を、我々も目撃した。ドンメズ退役大佐は、自身に科せられた懲役16年の判決を聞いた日から「刑務所にいるのだ」と思いながら目覚めた昨日までの経験を、ヒュッリイェト紙に明かした…。 ■「16年」に崩れ落ちた あなたは検察から自由の身になり、逮捕されないまま裁判にかけられている。裁判所は弁護を行った後、「裁判所に来る必要は 全文をよむ
憲法裁判所が、「裁判における不備」を認める決定をしたのをうけ、アナドル重罪裁判所は、230人の受刑者を釈放した。裁判は改めて審議される。 憲法裁判所によるバルヨズ裁判の被告230人の権利が侵害されたとの「暫定決定」がイスタンブル・アナドル第四重罪裁判所に伝達されると、同裁判所は、受刑者らの釈放申請を検討した。ジャン・シュクル担当判事は、バルヨズ裁判で有罪判決を受けた230人について再審を認め、刑の執行の停止を申請した。検察のこの要請をうけ、裁判所は230人の釈放を決定した。民族主義者行 全文をよむ
エルドアン首相に抗議する集団と、エルドアン首相を見に来た集団の間に入ったオーストリアの警察がトルコ国旗を投げ捨てると、双方が団結して警察に抗議をした。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が昨日(6月19日)演説をしたオーストリア・トルコ民主主義者連合(UETD)の10周年祝賀イベントを見物していた民衆は、プログラムのあと解散した。エルドアン首相に抗議する集団とエルドアン首相の演説を見に来た集団の間に配備されたオーストリアの警察が2集団の接近を防いでいたところ、一人の警察官がある台のうえ 全文をよむ
共和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首は、チグリス社会調査センターが主催する「チグリス対話」会議のためにディヤルバクルを訪れた。 クルチダルオール党首は[クルド]問題解決のプロセスに関し、記者会見を行った。クルチダルオール党首は、CHPが解決プロセスを妨害しているとの主張に反論し、(解決に向けて)措置をとらないエルドアン首相を非難した。 クルチダルオール党首は、「私たちは21世紀のCHPを築き上げています。あなた方からの支持が欲しいのです」とクルド人たちに呼びかけ 全文をよむ
8月10日に最初の周遊演説が行われる予定の大統領選挙に向けて、国外でも準備が加速している。 高等選挙委員会(YSK)は今回の大統領選に40億トルコリラ近い予算を割り振った。275万4千人の投票者の内、135万人が滞在するドイツでは、ベルリン・オリンピックスタジアムが借り上げた。YSKはこのスタジアムとその他の投票地域のために、400万ユーロの使用料を支払った。国外居住者は7ヶ所の投票地域と代理投票制度により午前8時から午後5時までの間、ベルリンやハノーバー、デュッセルドルフ、エッセン、 全文をよむ
革命司令部を援助した罪で15年4カ月5日の実刑判決を受けたハネフィー・アヴジュ元警察署長は、彼に関する憲法裁判所の「違反」の判決とその後の最高裁判所第9刑事法廷による釈放の判決を受けて今夜刑務所を出た。20時50分に刑務所を出たハネフィー・アヴジュ氏を友人らが迎えた。 アヴジュ氏は記者会見で次のように語った。 「トルコでは現在、この司法が、公正を広めなければならない機関が不正の根源となっている。公正を広めなければならない組織が不正の根源となってしまった。私は私よりも前に不正を働いた 全文をよむ
憲法裁判所は、バルヨズ裁判の被告からの230件の申請を統一審査し、決定を下した。裁判所は、被告への権利侵害があったとの判決を下した。 憲法裁判所は、(クーデター計画とされる)バルヨズ裁判の被告が、デジタルの証拠や証人証言に関し、その権利が侵害されたと全員一致で決定した。侵害決定を覆すには、再裁判が必要となる。 ■今後の展開 憲法裁判所は、現在、暫定的な短い決定文を起草している。決定は、カルタル第四重罪裁判所または、アナドル司法局第四重罪法廷に送られる。そこで、(被告の)釈 全文をよむ
トルコにて、クーデター罪に対し初めて有罪判決が出された。1980年9月12日クーデターを起こしたという理由でもってエヴレン被告とシャーヒンカヤ被告に終身刑が宣告された。判決が最高裁判所によって承認されれば、二人の元大将は、全ての軍人階級を剥奪される。 ケナン・エヴレン元大統領の娘婿と弁護士は判決が出された後にエヴレン元大統領が何をしたか説明した…。弁護士は「彼はわたしの言っていることを理解できず『会議に参加したのか』と尋ねてきた」と語った。 何千もの人が逮捕され、何百人もが拷 全文をよむ
エルドアン首相の公用車及び執務室で発見された盗聴器に関する捜査を継続するドゥラン・チェティン検事は、一斉捜査の指示を出した。ゼキ・B首相府元護衛長官は家宅捜査後に逮捕された。 指示を受けギョルバシュ、ディヤルバクル、エルズルム、カラビュク、アンカラ及びイスタンブルにいた容疑者らの捜査・逮捕決定が下された。当該地域の裁判所から各容疑者らに関し決定が下された。 ■ 首相の元護衛長官も容疑者 在アンカラ・テロ対策局により「スパイ活動」の容疑で開始された同捜査作戦において首 全文をよむ
CHPイスタンブル県選出国会議員のヌル・セルテル氏は、CHP(共和人民党)とMHP(民族主義者行動党)が大統領職のために提示した共通候補のエクメレッディン・イフサンオール氏を拒否したことを明らかにし、「イフサンオール氏の名前は信じがたいものでした。それほどに驚きでした。驚き以上にショックでした。そのショックをやりすごしてしまうつもりはありません」と述べた。 セルテル氏は、イフサンオール氏の立候補に関するアナドル通信(AA)の記者の質問に回答した。 このような候補は拒否したと述 全文をよむ
共和人民党(CHP)のクルチダルオール党首と民族主義者行動党(MHP)のバフチェリ党首は昨日16日、「統一」候補としてエクメレッディン・イフサンオール教授を推すことを明らかとした。クルチダルオール党首が「皆に受け入れられうる候補者によって我々は民主主義の道を開く」と述べ、バフチェリ党首は「この提案は国民のためにとても有益なことだ」と話した。 CHPのケマル・クルチダルオール党首は、MHPのデヴレト・バフチェリ党首とともに共和国大統領統一候補として、元イスラム協議会(İKÖ)のエクメレッ 全文をよむ
エムルッラー・イシュレル副首相は、オーストリアのセバスチャン・クルツ外務大臣の発言に関し、「親愛なる我らがエルドアン首相は、どこで何を話すか、ご自身で判断している。誰も首相の発言を決める影響力は持ち合わせていないし、そのような制限もない」と述べた。 イシュレル副首相は、トルコ・カメルーン経済協力委員会会議の後、最近の出来事に関する新聞記者らの質問に応じた。 予定されているエルドアン首相のオーストリア訪問の前に、オーストリアのクルツ外務大臣が会見を行った。それに関しイシュレル副 全文をよむ
イラク・シリア・イスラム国家(ISIS:イラク武装勢力)がモースルにあるトルコ領事館を占拠し、49人を人質にとった。ISISはトルコ領事と人質を掌握したと声明を出した。 モースルにあるトルコ領事館がISISによって襲撃され、トルコ人外交官らが拘束された。ISISは最初に出した声明にて、当組織は拘束しているトルコ人外交官を解放しないと宣言した。 ■もしもISISに刃向かわなければ... この武力勢力の名前のツイッターアカウントで出された声明において、「トルコ人らは誘拐 全文をよむ
クルディスタン労働者党(以下PKK)執行委員会メンバーであるデュラン・カルカンは、平和民主党(以下BDP)もしくは人民の民主主義党(以下HDP)も彼らの代表ではなく、彼らの唯一の対話者はアブドゥッラー・オジャランであるということを、そしてオジャランとの直接的なコンタクトがないので、言われていることを信じないと述べた。 PKK執行委員会メンバーのデュラン・カルカンは、「(HDPが最近イムラルに送った)代表団と政府は異なった発表をしている。これは信頼が揺らぐことにつながる。ゆえにゲリラを誰 全文をよむ
テロ罪で有罪判決を受けた、PKK(クルディスタン労働者党・非合法組織)のリーダーのアブドゥッラー・オジャランは、最近の南東部で起きた出来事について重要なメッセージを出した。 アブドゥッラー・オジャランは、テロ罪で有罪判決を受けイムラル島の刑務所に収監されたが、トルコが公式に今もテロ組織として規定しているPKKのリー ダーの地位を、この状況にもかかわらず保っている。オジャランは9日、最近トルコ世論を揺さぶるような出来事について重要なメッセージを発した。オジャランはこれらのメッセージを9日 全文をよむ
以前イスタンブル、アンカラ、イズミルそしてアダナのような大都市で出され、「非常事態宣言」であるとの批判を受けていた警察へ大きな権限を与える決定と同種のものが、エルズルムにおいても出されたということが明らかになった。この決定をラディカル紙は入手した。 エルズルム第三簡易刑事裁判所によって、エルズルム全域と、エルズルム-エルズィンジャンを結ぶ道路において、警察にあらゆる種類の捜査権と拘束権限を与える決定がなされていたことが明らかになった。決定では、複数の理由が明らかにされた。すなわち「麻薬 全文をよむ
8月に行われる大統領選挙に向け国民の目が、各党が決定する候補に向けられている一方、CHPサイドでは慌ただしい日々が続いている。 他の党が大統領候補として誰の名を挙げるのかを待つCHPは、エルドアン首相が候補になり得るという可能性を踏まえ、最強の候補を立てたいと考えている。このため世論調査に重きを置く党関係者の間ではイルハン・ケセジ、ユルマズ・ブユケルシェン両氏の名が挙がっている。同党におけるナショナリスト派はブユケルシェン氏に決定する一方、選挙において右派の有権者の支持を得ることが必要 全文をよむ
平和民主党(BDP)の国会議員が移党し、6月に定期党大会が行われる国民の民主主義党(HDP)で党の新しい執行部が明らかになり始めた。説得されたBDPの共同党首のセラハッティン・デミルタシュ氏がHDPの共同党首になると言われており、さらにESP(非抑圧者社会主義党)の党首、フィゲン・ユクセクダー氏も共同党首になることが明らかにされた。ユクセクダー氏は、トルコで微笑む社会主義のスローガンとともに言及される、政治運動のシンボル的な存在の一人である。デミルタシュ氏も民主市民党(DTP)の党首在任中に好感 全文をよむ
ウウル・クルト氏が亡くなったオクメイダヌ地区の事件について強い口調で語ったエルドアン首相は、町が暴力の場と化していると主張し、「警察はどうして黙って見ていられるのか、私には理解できない」と述べた。 オクメイダヌ地区ではソマの鉱山事故とベルキン・エルヴァン君(ゲズィ運動の犠牲者)の追悼式が行われ、2名の死者が出る結果となったが、エルドアン首相はこのことについて強い口調で語った。エルドアン首相は昨日AKP(公正発展党)本部で行われた党の拡大県支部長会合で、ソマの事故からベルキン・エルヴァン 全文をよむ
何か月もの間催涙ガスを浴び、若者が拘束されたオクメイダヌ。ジェムエヴィ(アレヴィー礼拝所)にまでおよび、そして一人の若者の命を奪った当局の弾丸で、オクメイダヌは深い傷を負った。 オクメイダヌは、アレヴィー派が住民の多くを占めるイスタンブルの街区だ。ここではゲズィ運動以来「異常な」日々が続いている。合法・非合法の左翼グループが路地を支配し、前面に出てきているというのがその理由だ。家々の壁には聖アリ、路地の壁にはマーヒル・チャヤン、イブラヒム・カイパッカヤの名も。オクメイダヌには政治的な理 全文をよむ
近づく大統領選を前に、オスマン・バイデミル氏は彼らクルド系住民が取るべき態度について明言した。 オスマン・バイデミル元ディヤルバクル広域市市長はニューヨーク、ニュージャージー、ワシントン、サンフランシスコを含むアメリカ合衆国訪問の際に、ボイス・オブ・アメリカの質問に答えた。 自身はクルド人や党(BDP)を代表して語ることはできないとしながらも、大統領候補者らのクルド問題へのアプローチにクルド人有権者らは関心を寄せていると確信していると語った。 ■平和民主党(BDP) 全文をよむ
「炭鉱は閉鎖されるべきだ」と述べた労働社会保障相は、ソマの炭鉱にブルドーザーが投入されているという説明を受けたと述べた。 ファルク・チェリキ労働社会保障相は、ソマで301名の労働者が亡くなった大事故に関し、「誰がどの程度責任があるかは話し合われていいはずだ。炭鉱は私とは何の関係もない。炭鉱に関する労働社会保障省の任務は点検のみだ。炭鉱そのものや認可、運営は全てエネルギー天然資源省の管轄である」と述べ、エネルギー天然資源相のタネル・ユルドゥズを非難した。 ジュムフリイェト紙アン 全文をよむ
ヒュセイン・チェリキAKP報道官(党副党首)は、首相が市民を殴ったという主張に対し、「あのあなた方が映像だというものを私も見ました。ですがそのような映像はありません」と話した。 同報道官は、党中央本部で記者会見を開き質問に答えた。 チェリキ報道官は、エルドアン首相が市場でタネル・クルンジャという市民をなぐったという件について話し、「タネル・クルジャあるいは他の件について、一部の人が主張しています。が、それに関し確実な映像はありませんでした。あのあなた方が映像だというものを私も 全文をよむ
炭鉱事故に抗議する何百人もの人々がソマでデモ行進をはじめた。しかしながら警察は行進に許可を与えず、団体へ放水と催涙ガスを放った。7人が逮捕された。 炭鉱事故で命を落とした人たちの為にソマの広場で集まってデモ行進をしようとした市民達は、警察の放水車や催涙ガス、プラスチック弾を用いた介入によって解散させられた。ソマで数千人の人が悲劇に抗議するために反対運動を起こしたが、沢山の警察がこの地区へ送られた。警察はデモに許可は与えられていないというアナウンスを行った。警察はアナウンスで「本物のソマ 全文をよむ
ソマで起きた大惨事で最初に救出されたアリフ・ドゥドゥさんが、どのようにして助かったのか語った。瓦礫の中で8時間半もの時間を過ごした恐怖の記憶を語ったドゥドゥさんは、「遺体の上を這うように進んだ」と話した。 マニサ県ソマ郡における大惨事で瓦礫から抜け出し、今日(16日)治療を受けていた病院を退院した27歳のアリフ・ドゥドゥさんは、大量の煙で意識を失い地面に倒れて命を失った仕事仲間たちの上を這いながら8時間半かけて外に出ることができたと話した。搬送された私立病院を本日退院したアリフ・ドゥド 全文をよむ
首相補佐官のユスフ・イェルケル氏に関して、エルドアン首相の首席顧問でAKP(公正発展党)のアンカラ選出国会議員のヤルチュン・アクドアンから興味深い説明があった。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相とともにソマ訪問の際、ソマの住民を蹴った時に撮られた写真がソーシャルメディアでシェア数の記録をつくり、世界中のメディアに知れ渡った首相補佐官ユスフ・イェルケル氏に関して、エルドアン首相の首席顧問でAKPのアンカラ選出の国会議員であるヤルチュン・アクドアンから説明がなされた。 ■自分を 全文をよむ
キプロス平和軍事作戦について2001年にギリシャ側の要求を認めた欧州人権裁判所は、トルコに下した金銭的賠償額を明らかにした。欧州人権裁判所はトルコのキプロス軍事作戦に対し総額9000万ユーロの罰金を科した。 NTVの報道によると、欧州人権裁判所(AİHM)は、トルコが9000万ユーロの賠償金を払う判決を下した。欧州人権裁判所はキプロスで双方の間での議論の方向に影響を与えうる決定を下した。裁判所は、1974年キプロス軍事作戦を理由にトルコ政府が南キプロス・ギリシャ政府に9000万ユーロの 全文をよむ
トルコ弁護士会のフェイズィオール会長が、地震被災者に言及しエルドアン首相を激怒させた発言について、ヴァンの地震被災者から支持が起きている。アナトリア・コンテナ集落の代弁者アリ・アヒ氏は、「われわれは2日前にアンカラのフェイズィオール会長を訪問し、いまだ44世帯がコンテナ暮らしをしていると訴えました」と語った。 トルコ弁護士会のメティン・フェイズィオール会長が、地震被災者に関する発言でエルドアン首相を激怒させた会見に対し、ヴァン県のコンテナ集落で暮らす地震被災者らからの見解が寄せられた。 全文をよむ
エルドアン首相は、行政裁判所創設記念式典でメティン・フェイズィオール弁護士会会長が行った演説に対して強い反発を示し退席した。2人の間で口論が見られる場面もあった。 レジェップ・タイイプ・エルドアン首相は、行政裁判所創設146周年記念式典で演説を行ったメティン・フェイズィオール弁護士会会長に対し、強い反発を示した。 エルドアン首相が、フェイズィオール会長の演説を「行政裁判所長官が25分しか話していない中で、1時間も話している。失礼にもほどがある。しかも、最初から最後までずっと政 全文をよむ
大統領が座っている時、首相が立ち上がって出ていくのは、大統領の地位へ首相がどの程度敬意を示しているかを表すものである。大統領候補にとっては許され得ない行為である。 トルコ弁護士協会のメティン・フェイズィオール会長の演説が幾分長かったのは事実である。行政裁判所の式典のためにやって来た大統領と首相へ、30パラグラフもの(確認した、私は彼の演説内容を読んだ)演説をぶつのは、(政治的な)ショーに限りなく近い、危険なものである。 しかしながら、極めて注意深く書かれた、そして4つのパラグ 全文をよむ
アヤソフィアでの礼拝キャンペーンに入った[国家内の]並行組織(註:ギュレン教団のこと)の本当の目的が明らかになった。彼らは、アンカラ政府がアヤソフィアを礼拝のために開放するためにモザイクとフレスコ画を光で閉ざすといったことを話していることがを知り、このプロセスの主導権を握るという印象を与えること、世界の世論の反発を政府へ向けるということを目指している。 アヤソフィアが礼拝のために開かれることに関して、並行組織は、最近までネガティブな見方を喧伝していたが、ここ最近アヤソフィアへの熱望を 全文をよむ
ディヤルバクル県リジェ市のレザン・ズウルリ市長(25歳、BDP所属)は、不法デモに参加し、クルディズタン労働者党の名のもとに罪を犯したとして、4年2か月の禁固刑に処された。 3月30日の地方選挙でBDPからリジェ市長に選出され、トルコの最年少市長という称号を得たレザン・ズウルリ氏は、ディズジェ大学ラジオ・テレビプログラミング学部の学生でもある。彼女に対しては、2010年から2011年に3つのデモに参加した理由で2012年に捜査が始められていた。2012年5月15日付けで逮捕され、また1 全文をよむ
昨年の夏、「ゲズィ公園」デモによって大きな社会事件を招いたイスタンブル広域市の「タクスィム歩行者専用道路化計画」が行政裁判所により棄却された。イスタンブル広域市は、当判決が未だ届いていないと公表した。 行政裁判所は、タクスィム歩行者専用道路化計画を多数決で棄却した。以前、問題となった同計画は地方行政裁判所によっても棄却されている。一方、文化省及 びイスタンブル広域市は同判決に対し異議申立てを行った。同異議申立てを審議した行政裁判所第6法廷は、異議要求を不承認とした。こうしてタクスィム歩 全文をよむ
人民の民主主義党(HDP)のエルトゥールル・キュルクチュ共同党首は、フリーダムハウス(アメリカのNGO)レポートに関して「現実は彼らが明らかにしているよりもさらに厳しい。彼らは仕事から締め出されてしまった記者達には触れていない。直接的な商取引や銀行取引によるチックにも関心を持っていない」と言った。 人民の民主主義党(HDP)のエルトゥールル・キュルクチュ共同党首は、フリーダムハウスレポートに関して、「現実は彼らが明らかにしているよりもさらに厳しい。彼らは仕事から締め出されてしまった記者 全文をよむ
12月17日捜査の後、辞任したザフェル・チャーラヤン前経財相は、トルコ第大国民議会で調書に関する会議において話した。チャーラヤン前経財相は、70万リラの贈り物の時計について発言をした。チャーラヤン氏について提示された議論のなかで「結婚式のアクセサリー」論争も起きた。共和人民党のオズギュンドゥズ氏は、2013年に結婚した息子の結婚式にチャーラヤン前経財相が身に着けた260万ドル相当のアクセサリーがわいろで買われたことを主張した。チャーラヤン前経財相の返答は厳しい口調のものだった。「偽の贈り物の請求 全文をよむ
トルコ大国民議会(TBMM)総会で、元閣僚のザフェル・チャーラヤン氏、ムアンメル・ギュレル氏、エゲメン・バウシュ氏、エルドアン・バイラクタル氏に関する特別国会調査委員会を創設する法案は、反対9票に対し賛成453票で可決された。 トルコ大国民議会総会で、元閣僚のザフェル・チャーラヤン氏、ムアンメル・ギュレル氏、エゲメン・バウシュ氏、エルドアン・バイラクタル氏に関する特別国会調査委員会の創設が可決された。 公正発展党(AKP)の国会議員が提議した調査委員会創設法案に関する無記名投票では 全文をよむ
人民の民主主義党(HDP)サバハト・トゥンジェル共同代表は、アブドゥラー・オジャランとの直近の会談で、「さらに踏み込んだプロセス、さらなる交渉がなされるか、あるいは武力衝突がもたらされるかだ」という言葉を述べて、「交渉を続けるため、そしてもう一度この国で戦争を起こさないために、私達がしなければならないことがある。もはや私達の出番である。私達は自治クルディスタンを要求するのではなく、つくりあげる。トルコとともに民主化する。」と述べた。 ウルデレ郡での空爆で34人が亡くなったため、2年間開 全文をよむ
ギュル大統領は、エルドアン首相が大統領選立候補に関する協議を続けていることを明らかにした。ギュル大統領は、「我々二人の間で結論を出そうという話になった」と述べた。 アブドゥッラー・ギュル大統領は、大統領選に関連して、「首相と、どちらが立候補するかについて、我々二人の間で結論を出そうという話になった。しかし首相はまだ協議を続ける必要がある。いくつかの協議が行われているからだ」と述べた。ギュル大統領は、特別機でアンカラからゾングルダクへ向かい、ゾングルダク県庁を訪問して記者らの質問に答えた 全文をよむ
イスタンブルで、5月1日、270人が逮捕された。うち一部は釈放されたが、拘留期限が超過したにもかかわらず、昨日171人の検察尋問がおこなわれた。イスタンブル弁護士連合会所属の弁護士8名が報告書で状況を明らかにするなか、二度目の拘留期限延長に対しての抗議も却下された。拘留期間延長に対する抗議が裁判所により却下されたことを受け、弁護士らは共和人民党(CHP)のマフムト・タナル国会議員とともに座り込み抗議を開始。約20名の弁護士らが、逮捕されたデモ参加者が解放されるまで座り込み抗議を継続すると明らかに 全文をよむ
ディヤルバクル県スル市のセイト・ナリン共同市長の息子、アリ・ナリンさんがシリアのロジャワ地方で「戦死」した。 ディヤルバクルの中心都市であるスル市の市長で、平和民主党(BDP)所属のセイド・ナリン氏の息子であるアリ・ナリンさん(22)が、シリアのクルド人地域で「ロジャワ」として知られる地域で死亡した。クルディスタン労働者党(PKK)に近いインターネットサイトで、ナリンさんがアルカイダ勢力との衝突において殺害されたと報じられた。 ■ナリン市長「息子は3年間ゲリラだった」 全文をよむ
昨日(1日)MKYK(中央決定執行委員会)が採択した3期条項の維持決定により、AKP(公正発展党)の立候補できない70名の議員は以下の通り: 「タイイプ・エルドアン首相、ビュレント・アルンチ副首相、ベシル・アタライ副首相、ベキル・ボズダー法務相、アリ・ババジャン副首相、ヒュセイン・チェリキAKP報道官(党副党首)、トルコ大国民議会のジェミル・チチェキ議長、サドゥッラー・エルギン元法相、ニハト・エルギュン元科学産業技術相、ビナリ・ユルドゥルム元交通相、メフディ・エケル食糧農業畜産相、ハヤティ・ 全文をよむ
AKP(公正発展党)はMKYK(中央決定執行委員会)の会議で3期条項を維持し、2015年選挙には現行の選挙制度で臨むことを決定した。 AKPの中央決定執行委員会の会議が終了した。レジェプ・タイイプ・エルドアン首相を議長とし、約5時間続いた会議の後、副議長でスポークスマンのヒュセイン・チェリク氏が発表を行った。書面による発表でチェリク氏は、現在議論されている小選挙区・縮小選挙区制度についていかなる策も講じないことを決定したと語り、「現在、世論や党内の関係部会で議論されている小選挙区・縮小 全文をよむ
DİSK(トルコ革新労働組合連盟)のメンバーたちは、シシュリの本部へ集合し始めた。タクスィム広場へ続く道はすべて封鎖され、すべての公共交通機関の出入り口にはテープが張られた。ベシクタシュでCHP(共和人民党)のバスが撤去されたことに関して(CHPは)「クルチダルオール党首が来た時に使用するものだ」と抗議したが、バスは撤去された。2人が(撤去の)阻止を試みて、拘束された。09:00頃に警察が介入に乗り出し、その30分後には2回目の介入が行われた。ベシクタシュのオルタバフチェでは11人が拘束された。 全文をよむ
アメリカに住んでいるフェツフッラー・ギュレン氏の引き渡しの手続きを始めたというレジェプ・タイイプ・エルドアン首相の発表後、「ギュレンに関する調査はあるか?」という質問が、現在の話題になった。 アメリカとトルコ両国間には犯罪者の引き渡し協定がある。トルコは国際逮捕手配書(国際レベルでの捜査決定)に訴えかけることなく、この合意に依拠して、アメリカ側からギュレンの引き渡しを請求しうる。しかし上述の双方のことを行うには、当該人物に対する裁判所の決定が必要である。アンカラ首席検事局がギュレンにつ 全文をよむ
共和人民党(CHP)党首ケマル・クルチダルオール氏はメーデーのための祝辞を発表し、「メーデーは公式の祝日であり皆さんは好きな場所で、好きなように祝うのが当然の権利です」と話した。 CHP党首ケマル・クルチダルオール氏はメーデー、労働と団結の日のため発表した祝辞において起こり得る挑発に言及しながら、「私たちの願いと要求はメーデーで誰も傷つかず、その名にふさわしい形で祝日のように祝われる事であり、公正発展党(AKP)とその支持者たちの危険な挑発が行われない事である」と話した。 ク 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、フェトフッラー・ギュレン氏のトルコ返還のために法的手続きを開始したと述べた。 エルドアン首相は、党のトルコ大国民議会(TBMM)における会派会合の後、新聞記者の議題に関する質問に答えた。 エルドアン首相は、ある新聞記者の、「イスラエルに関して交わされる取り決めについて(首相は)発表をされました。大使の着任は問題となっていますか」という質問に対して、「今もなお交渉が続けられています。交渉が終わり、そのあとになります。交渉が終わった後に(関係 全文をよむ
アンカラを来訪中のドイツのヨアヒム・ガウク大統領はアブドゥッラー・ギュル大頭領と行った共同記者会見でトルコの「禁止事項」を批判した。ドイツのヨアヒム・ガウク大統領は司法への介入、ツイッターとユーチューブへのアクセス禁止と報道の自由の問題において政府批判を行った。ガウク大統領はこの問題に関する質問を、面会予定のレジェプ・タイイプ・エルドアン首相にも行うであろうと述べた。 ガウク大統領の批判はドイツの報道関係者にも波紋を与えた。 自身の発言の番が来たアブドゥッラー・ギュル大頭領は、ガウク大統 全文をよむ
ハシム・クルチ氏の発言は厳しいが、原則論的なものであった。授業で話すかのようによく準備された彼のリベラルな発言を、個人的論争で曇らせなければよかったのに。 ハシム・クルチ憲法裁判所長官は昨日(4月25日)、憲法裁判所設立52周年記念のスピーチで非常に厳しい発言をおこなった。 正直に言おう・・・ 彼の発言の本質的部分や普遍的法規を強調する姿勢、リベラルな見解は賞賛すべきものだった。しかし一点だけどうもひっかかる部分がある。 私がひっかかったのは、長官の発言の厳しさや、政府非難 全文をよむ
憲法裁判所のハーシム・クルチ氏は最近裁判所の判決に対する政府側からの批判について「挑発的な警告には答えないと決めている」と述べたが、名前を挙げずに批判に一つ一つ答えた。 裁判長は法の優位性と自由といった問題を強調し、「強く訴えた非公式のリストラは恐怖、不安、不確実性を生み、職業上の関係に大きな悪影響を与える原因となっている。司法が直面しているこの主張に名前をつければ、良心の欠陥だ」と述べた。 クルチ裁判長は憲法裁判所の設立記念式典での演説でレジェプ・タイイプ・エルドアン首相や 全文をよむ
憲法裁判所のハーシム・クルチ長官の厳しい発言に対して公正発展党(AKP)から厳しい反論があった。 ■発言は政治的なもの ベキル・ボズダー法務大臣の記者会見での発言の要約は以下の通り。 憲法裁判所(AYM)長官は、会議に招いた賓客の前で、裁判所の品位にもとるものだった。長官の発言はほとんど政治的議論で、裁判所の判決に対する批判を個人化しているのがわかる。長官の発言は法律的なものでなければならない。 長官の発言は政治的だ。最初から最後まで政治的議論に満ちていた。今 全文をよむ
■エルドアン首相の恩師が、ハラチオール氏の主張を嘘と宣言 エルドアン首相は学生時代、イスタンブル選出CHP(共和人民党)のアヤイドゥン議員の授業を受けていた。アヤイドゥン議員は、エルドアン首相が学んだ大学が3年制であったことを理由に大統領候補になれないとする主張は正しくなく、大学は4年制教育をしたと述べた。 経済経営アカデミーが3年制であることから、憲法の定めによりエルドアン首相は大統領候補になれないとするユスフ・ハラチオールMHP(民族主義者行動党)会派副代表の主張に関して 全文をよむ
1915年のアルメニア人虐殺事件に関するトルコの「歴史的姿勢」が昨日変化した。エルドアン首相はトルコから史上初めて事件に関し哀悼の念を述べ、(今までとは)打って変わった4月24日のメッセージを発表した:「火は接した場所を燃やすものである。公正な態度には人の苦しみを理解することが必要だ。安らかに眠りにつくことをお祈り申し上げる。」 エルドアン首相は、今年の4月24日に「1915年の事件」に関し、史上初めての内容を含む重要な声明を発表した。トルコを代表して歴史上初めて1915年の事件で亡く 全文をよむ
国民の民主主義党(HDP)の党員達は、彼らの開いた記者会見で5月1日のメーデーをタクスィム広場で祝う事を明らかにした。 シャミル・アルタンHDP県共同支部長は、「HDPとしてこのたびの5月1日を党員全員と全力を持って5月1日にタクスィム広場で祝うつもりであり、その準備が進んでいる」と言った。「すべての国民、労働者、勤労者、革命家や民主主義者にトルコで打ち立てられつつある新たな独裁主義体制に共に反対するように、そしてタクスィム広場で5月1日を共に祝うように呼びかけている」と語るアルタン共 全文をよむ
今年の4月23日のこどもの日の式典の一環として、ムアッゼズ・カラチャイ小学校の生徒であるギョクセル・イナン君が、首相の椅子に座った。我々は、エルドアン首相の説明後、「小さな首相」に質問をした。小学生のイナン君のした回答にエルドアン首相は笑顔を見せた。イナン君の「ツイッターは使いません」という答えにエルドアン首相は拍手を送った。 首相の椅子に座ったギョクセル・イナン君はスピーチを行い、以下のように述べた。 「この首相府の本来の所有者である、我らがレジェプ・タイイプ・エルドアン首 全文をよむ
北キプロス・トルコ共和国(KKTC)のデルヴィシュ・エルオール大統領はニューヨークで潘基文(パン・ギムン)国連事務総長と会談し、 キプロス問題は今年中に解決させることができると語った。 エルオール大統領は、(キプロス問題)解決を年内に達成するために自分たち同様にギリシャ系側も誠意をもって行動する必要があると強調し、「私たちは議題とした日程があり、頃合いのよい(問題解決のための)計画がある。発言したようにこれらが実現すれば、解決に至らないはずがない。重要なのは、誠意を持って交渉を続けて 全文をよむ
エミルスルタン共同墓地にある故ゼキ・ミュレン氏の父、カヤ・ミュレン氏の墓の青銅製のドームが盗まれた。ブルサ警察当局が調査に乗り出した一方、新聞記者を通じて事件を知った甥のオズレム・オルガチ・ギュネル氏は「以前も青銅製のドームは盗まれるところだった」と反発した。 トルコのサナト(芸術)音楽において「サナトの太陽」とされるゼキ・ミュレン氏の墓の隣に建てられた父親のカヤ・ミュレン氏の墓を覆う、重さ150キロの青銅製のドームが、何者かによって盗まれた。事件は共同墓地の職員らが19日朝に仕事を開 全文をよむ
クルチダルオール共和人民党(CHP)党首は、(CHPが右傾化しているかどうかについて)以下のように答えた。「しばしばこのような批判を受ける。『CHPは右傾化しているのか?』と。今日われわれが至った地点、そうそれは右か左かという具体的な事柄を超えてわれわれはこの地点に至った。共和国や民主主義といったこれらの事柄が議論される状況に至ったのだ。この国の共和国としての在り方や民主主義、世俗的なシステム、そして男女平等などを肯定し、われわれはすべての勢力を受け入れなければならない。民主主義は遠ざかっている 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、ソーシャルメディア上で自身と親族に対して行われている基本的人権の侵害をやめさせるようにと下された裁判所の決定が履行されていないとし、個人として憲法裁判所にソーシャルメディアを訴えた。 本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領は18日、キュタフヤでの発言で、政治的課題の方向性を一瞬にして変えてしまった。 エルドアン首相はこの発言に関する質問に対し、「親愛なるギュル大統領からの説明を聞かずには何も言えることはない。」と述べるにとどまった。ギュル大統領の発言の直後、アンカラではこの言葉の真相究明への取り組みがなされた。 ■「現段階」とは 大統領の発言の中で最も注目されるべきは、紛れもなく、「今後の政治活動は白紙」というものであった。しかしこの発言の前にギュル大統領 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大頭領は現段階では今後の政治活動は白紙であるとし、メドベージェフ・プーチン体制も民主主義に相応しいやり方だと思わないと述べた。 3月30日地方選の後、その大統領職のゆくえが議論の的となっているアブドゥッラー・ギュル大統領は、昨日のキュタヒヤ訪問の際、現段階では今後の政治活動は白紙であると明かした。ギュル大統領はキュタヒヤ県庁訪問の際、報道陣の質問に答え、地方選の後に大統領選が話題になるのは当然だと述べた。「今議論すべきはこれだ。話し合われるだろう」と述べた。ギュル 全文をよむ
イスタンブル市のカーディル・トプバシュ市長は、街中に多層駐車場を建設することと、利用したい人はこの駐車場の権利証書を入手できると述べた。 イスタンブル市長のカーディル・トプバシュ氏は、2013年度の活動報告のためイスタンブル議会に登壇した。 ■駐車場の権利証書 イスタンブルで行った活動について語るトプバシュ市長は、駐車場問題の解決について、全トルコのモデルとなる試みを始めたことを明かした。 市街地の駐車場混雑を緩和するため、まず一部の地区から始め、200平方メートル以 全文をよむ
米国で新しい時代の幕開けとなった9.11事件の後、ニューヨーク警察が「テロ脅威の可能性を突き止める」目的で行っている活動のうちの一つを中止した。ムスリム盗聴のために活動していた秘密組織が廃止された。 米国メディアの報道によると、9.11事件の後、ニューヨーク警察に属する私服警官はムスリムの会話を盗聴する任務を与えられていた。ムスリムが利用している建物についての情報が収集され始めていた。 ムスリムを監視するため構成され、人口統計または社会統計と名付けられた機関に対し2つの訴訟が 全文をよむ
ザマン紙のヒュセイン・ギュレルジェ記者が、大統領の座をめぐるチャンカヤのシナリオに関し印象的な主張を述べた。 (ギュレルジェ記者は)チャンカヤにおける大統領の座にエルドアン首相、首相の座にアブドゥッラー・ギュル大統領、公正発展党(AKP)の共同党首の座にヌマン・クルトゥルムシュ副党首が就くと予想している。 ザマン紙のヒュセイン・ギュレルジェ記者が、4ヵ月後の国のトップ人事に関し、「チャンカヤの階段」という見出しの記事で書き綴った。 教団と政権との間の折衷案を模索して 全文をよむ
高等選挙委員会は、大統領選の日程を発表した。8月10日に最初の投票が行われる。もし候補者の1人が多数を得られなければ、2回目の投票が8月24日に行われる。海外にいる有権者のために期日前投票が7月31日から8月3日にかけて行われ、2回目は8月の17日から20日にある。 第12代目の大統領を、8月10日に5年の任期で初めて国民投票で選ぶことになり、また海外に住んでいるトルコ国民も居住国で初めて投票できることになる。海外にいる有権者の調査で投票可能な国の数は約60か国になるとされた。高等選挙 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、アメリカ合衆国下院議長のジョン・ベイナー氏との会見で、1915年の事件に関するアルメニア側の主張は、トルコにとって慎重に対応すべき問題であり、「この問題が双方の関係に悪影響を与えるべきではない」と述べた。 首相府から得られた情報によると、エルドアン大統領はジョン・ベイナーアメリカ合衆国下院議長と、随伴の委員と共に今日15日に首相官邸で会談を行い、二国関係の他に地域的問題、国際的問題について話し合った。 エルドアン首相は、1915年の事件に関係す 全文をよむ
KKリーダーであるアブドゥッラー・オジャランが、2014年ノーベル平和賞候補となるための申請が受け付けられたという報道が真実ではないことが明らかになった。 本部がノルウェーにあるノーベル財団候補者委員会からドアン報道社に寄せられた発表で、「イスタンブルからある人物が我々に電話をかけてきて、アブドゥッラー・オジャランがなぜ候補に挙げられたのかを尋ねました。当該の人物に、我々はこのような案件に関して情報を与えることはできないということを話しました。つまり我々に誰であれ候補者申請でき、誰かを 全文をよむ
政権とギュレン教団の間に走る緊張は、今年宗教庁が催した預言者生誕週間の活動に異なる様相をもたらした。政府が教団と諸教団に対して宗務庁を前面に押し出す政策をとる中で、預言者生誕活動が政府トップの参加とともに祝われ始めた。アンカラ・アリーナ競技場での開会式には、アブドゥッラー・ ギュル大統領が参加した。ギュル大統領は開会式に2時間半以上も滞在し、式での演説で国内および中東で事が展開しているイスラム世界に向け、重要なメッセージを表明した。同大統領は「我々がお互いに誠意を示すこと、私たちの本質とことばが 全文をよむ
地方選挙において、アフメト・チュルク候補(無所属)が勝利したマルディン広域市市長戦を含め、10県55郡で合計103の首長職を勝ち取ったBDP(平和民主党)は、党会議プロセスに入った。 ギュルタイ・クシャナク共同党首がディヤルバクル広域市市長に選ばれ、もう一人の共同党首セラハッティン・デミルタシュ氏が党内不和を理由として党首の座から降りる様子を見せていることで「新しい共同党首はだれになるのか」という問題が出てきた。BDP内部によると「辞職」の動きを見せているにもかかわらず、デミルタシュ氏が同じ 全文をよむ
エルドアン首相は、クルチダルオール共和人民党(CHP)党首に対し、襲撃を聞いて心配しており、事件を強く非難すると共にこの種の事件は絶対に許されるものではないと述べた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、ケマル・クルチダルオールCHP党首に電話をかけ、おだいじにとの言葉を伝えた。 首相府筋から得た情報によれば、エルドアン首相は、トルコ大国民議会から公邸に向かうのに引き続きクルチダルオール氏と電話で話した。 エルドアン首相はクルチダルオール氏に対して、議会で殴られたことを聞いて 全文をよむ
議会で衝撃が走る!共和人民党(CHP)の党首、ケマル・クルチダルオール氏が議会で殴打された。同氏は2回にわたって顔を殴られた。同党首を殴った人物がオルハン・オベトであることが明らかになった。警察の説明によると、彼は札付きの犯罪者であり、脅迫、恐喝、傷害、 家宅侵入などの理由で26の前科が判明した。最初の供述で「私はクルチダルオール氏を嫌っている、彼を祖国に対する反逆者だとみなしている」と述べた。今日ここで何が起こったのか。 3月30日の地方選挙の結果、平和民主党(BDP)は最初の党集会 全文をよむ
アール市で6月1日に再投票が行われる。平和民主党(BDP)所属のサクク(市長)候補は、「(3月30日の選挙では、)1万2千人のアール市民が投票しなかった。かれらも今回は投票に行くだろう」と述べた。 アール市では、3月30日に実施された選挙が無効となり、6月1日に再投票することが決まった後、公正発展党(AKP)と平和民主党(BDP)から相互応酬の厳しい声明が届いた。BDP所属のスール・サクク市長候補は、「投票所毎に異議を唱えた、14回…。彼らが異議を唱えた投票箱が数えられた。最終的には、 全文をよむ
アゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領とトルコのレジェプ・タイイプ・エルドアン首相が、会談で「ヌルジュ」問題を取り上げたことが分かった。 「ロシアの声」が伝えた、アゼルバイジャンの通信社APAが信頼できる筋から得た情報によると、エルドアン首相はヌルジュが両国にとって脅威となるとの発言をしたという。エルドアン首相はヌルジュがアゼルバイジャンでネットワークを構築していることで、不安を感じていると語った。また信頼できる筋は、イルハム・アリエフ大統領にアゼルバイジャン在住のヌルジュに関する 全文をよむ
首都アンカラではメリフ・ギョクチェキが5度目の市長の座についたが、1994年3月27日の地方選挙で彼の最も強力なライバルであったコレル・ギョイメン教授が、20年後に本紙に語った。 ■左派は3つに分裂した -社会民主人民党の候補として1994年3月27日の選挙で期待に反して、あなたではなく、5000票差でメリフ・ギョクチェキが勝利しました。しかし、あなたはムラト・カラヤルチュンがアンカラ市長を辞め社会民主人民党党首となったすぐ後に社会民主人民党の[アンカラ市長]候補者として戦っ 全文をよむ
地方選挙が行われた3月30日、トルコの数多くの地域で停電が起こった。本紙は、この理由を調査した。電力供給会社の多くは、それらの地域で起こった停電は、悪天候と嵐が原因であると述べた。 地方選挙に関してもっとも議論されたテーマの一つが、全国規模で起こった停電である。停電に関する説明が待たれる中、エネルギー天然資源相であるタネル・ユルドゥズ大臣の「変圧器に猫が入った」という説明は世論に大きな反応を生んだ一方で、国民のこの問題への関心をそらす点において十分ではなかった。そこで本紙は、もはや民間 全文をよむ
(AKPの)アンカラ広域市長の候補者、メリフ・ギョクチェキ氏は記者会見を行い、地区選挙委員会へ行われた異議申し立ての結果を明らかにした。 ギョクチェキ氏は、以下のように述べた。「地区選挙委員会で異議申し立ての結果が出た。そして、公正発展党(AKP)が141万6千770票を獲得したことが確定された。CHPは138万5千38票の獲得を実現させた。こうして、地方地区選挙委員会で異議申し立ての結果が明らかとなった。この結果により大差で、神がお許しになるならアンカラ広域市長をAKPが勝ちとったこ 全文をよむ
エラズー県ケバン市のフェトヒイェ・アトゥルさん(51歳)は、1,715票を獲得し、二位に900票もの差をつけて市長に選ばれた。長年続けてきた政治闘争とともにその半生も注目を浴びている。 アトゥルさんによると、父親であるティムル・アトゥルさんも1977年に共和人民党から出馬しケバン市の市長を務めた。アトゥルさんは高卒でありながら財務省の試験を通り、財務省関連のさまざまな機関で勤務した。 アトゥルさんは、あちこちの町の財務省関連機関に勤めた後、1993年にケバン市へ配属となったと 全文をよむ
憲法裁判所はツイッター遮断解除を決定するにあたって表現の自由を憂慮したが、それがようやく実を結んだ。一方ツイッター側も、アクセス遮断が解除された後には公式アカウントから「トルコのユーザーのみなさん、おかえりなさい」という発表を行った。 本日4日の昼以降にテレコミュニケーション通信省のウェブサイトからはツイッター[遮断]に関する[行政裁判所の]禁止決定が取り除かれ、「テレコミュニケーション通信庁により実施された[ツイッター遮断に関する]決定はもはやない」という一文が加えられた。運輸省から 全文をよむ
共和人民党のケマル・クルチダルオール党首はウォール・ストリート・ジャーナル・トルコの取材に応じ、8月に実施される大統領選挙で野党として単独候補者を支持することへゴーサインを出したと述べた。 以下がクルチダルオール党首の、大統領選挙に関する質問への返答である。 大統領選挙が近く実施される。地方選挙で政党間で正式な協力が行われなかったにも関わらず、様々な選挙民が政党に関係なく強力な候補に票を集めました。大統領選挙で同じことを諸政党をベースにして連携しておこなう準備はありますか? 全文をよむ
ヤロヴァ市長選において1票差で公正発展党(AKP)が勝利したと発表された後、共和人民党(CHP)とAKPの異議申し立てを市の選挙管理委員会が認めた。124個の投票箱が再び数え直され、公式結果ではないものの、CHPの候補者であったヴェファ・サルマン氏が6票差で市長に当選したことが明らかになった。ヴェファ・サルマンCHP党員は涙をこらえることができなかった。 ヤロヴァ市長選にて、初日にはAKPの候補者であるヤクプ・コチャル氏が1票差で当選したと発表されていたが、CHPは第1137番の 全文をよむ
イスタンブル:カーディル・トプバシュ AKP(公正発展党) アンカラ:イブラヒム・メリフ・ギョクチェキ AKP イズミル:アズィズ・コジャオール CHP(共和人民党) アダナ:ヒュセイン・ソズリュ MHP(民族主義者行動党) アドゥヤマン:フェフミ・ヒュスレヴ・クトゥル AKP アフィヨン:ブルハネッティン・チョバン AKP アール:スッル・サキキ BDP(平和民主党) アマスィヤ:ジャーフェル・オズデミル AKP アンタリヤ:メンデレス・メフメト・テヴフィキ・ト 全文をよむ
全く本当の成功ではなかった。 結果から始めるのならば、先日行われた2014年地方選挙の完全な勝者は公正発展党(AKP)の党首レジェプ・タイイプ・エルドアンであるという事実をまず認めなければなるまい。 AKPは、4大臣の辞職を招いた贈収賄捜査や、連携を乱したテープ(訳注:盗聴音声の流出)という自身を取り巻くマイナス要素の全てを乗り越え、投票で安定の過半数を手にしてトルコの主要な政治的アクターであることを再度見せつけた形だ。一方で、AKPの成功が2011年の総選挙と比べ200万票余り少 全文をよむ
共和人民党(CHP)はアンカラで最後の瞬間まで競り合った広域市市長選の結果に対して大規模な運動を始めた。アンカラでは共和人民党員が高等選挙管理委員会(YSK)の前で抗議活動を行った。 CHPのアンカラ広域市市長選候補者のマンスール・ヤバシュ氏がソーシャルメディア上で始めた運動と共に、投票の調査結果を集計し高等選挙管理委員会に対して異議申し立てをする準備が整えられている。また、CHPの本部においても、高等選挙管理委員会がアンカラで明らかにした投票の結果と、投票委員会が行った報告とを比較し 全文をよむ
エルドアン首相が選挙当夜に行ったバルコニー演説の写真は、今まで起こったことと今後起こるだろうことを端的に表している。写真には、初めてエルドアン一家のほぼ全員が写っている。次にわかることは、行われている―より正確に言えば行われることができない―捜査において、不正の象徴になった2人の人物、ザフェル・チャーラヤン前経済相とエゲメン・バウシュ前EU担当相のことである。後者は必要以上に神聖な価値を嘲ったために殊更標的となっている。 エルドアン首相は、公正発展党本部のバルコニーでのこの写真でもって 全文をよむ
南東アナトリア地域で平和民主党(BDP)は得票率を下げたが、選出首長数については増えた。ディヤルバクルでギュルタン・クシャナク氏、マルディンではBDPが支持したアフメト・チュルク氏が選挙に勝利した。BDPはさらにバトマン、スィールト、シュルナクで、以前に獲得した与党の座を確保した。 BDPは、選挙プロパガンダを「クルド住民投票」と捉え勝利の結果を手にした場合に「民主的自治」の実践に移行することを宣言し、予想された爆発的勝利ではなかったが、申し分のない結果を手にした。BDPと民主主義党( 全文をよむ
トルコ各地で開票作業時に停電がおきた。シャンルウルファでは公正発展党(AKP)候補者が入っていった高校で、意図的に停電が起こされたと主張するおよそ500人が、校内への入構を求め、混乱が起こった。 平和民主党(BDP)と至福党(SP)の(選挙)管理人の指示によって、2時間後に事態は収まった。エスキシェヒル、イスタンブル、ガズィアンテプ、ハタイ、ヴァン、ビトリス、メルシンで停電がおきた。このため、投票場では騒ぎが起きたが、事件にまでは至らなかった。 開票作業の際、多くの県で停電が 全文をよむ
与党と野党が手を組み地方選挙が総選挙に一変した。 そして最終的に前回の総選挙に類似する投票率を獲得するに至っている。公表された選挙結果表を見て当然、「あの政治家が勝利した、この政治家は敗れた」と歓喜する者がいるだろうが、勝者、敗者共に驚くべき光景に我々は直面している。他者に敬意を示さず、更には一般にその存在さえ容認し得ない程に分断された国家! 首相及び政権与党は、展開したその選挙戦略の観点では成功を収めており、これに何ら疑いの余地はない。 一方、野党は謂わば政権与党が起こした突 全文をよむ
エルドアンの勝利、共和人民党の失望、民族主義者行動党の躍進。平和民主党は(クルド地域での)目標達成したが、自由民主党の試みは失敗に終わった。 緊張した雰囲気のなかで、あたかも総選挙のように分裂の様相を示した2014年の地方選挙は、タイイプ・エルドアン首相の勝利に終わった。現時点までに集計された票によると、公正発展党はトルコ全土で44%以上を得票し、イスタンブルとアンカラでは、有力候補を立てて臨んだライバルに(広域市)市長の座を奪われることはなかった。トルコ全土では、公正発展党の首長の数 全文をよむ
トルコでの歴史的な統一地方選挙を7万人という大人数で取材してきたジハン通信のインターネットのサイトに向けたサイバー攻撃が過激化を増している。大部分が国外からの何十万台ものパソコンから行われた「Dドス」攻撃の目的は、ジハン通信のデータ通信に打撃を与えることである。 予想される接続の問題に備えるために1社以上のプロバイダーと回線契約をしているにも関わらず、すべての回線に向けて行われる同時攻撃がますます過激化している。何十万台ものパソコン上から行われるサイバー攻撃は、同時に民主主義への侵害と 全文をよむ
ギュレン教団の指導者フェトゥフッラー・ギュレンの生まれ故郷であるエルズルムのパスィンレル郡コルジュク村では、民族主義者行動党(MHP)が公正発展党(AKP)から逃げ切った。 エルズルムのパスィンレル郡コルジュク村で1941年4月27日に生まれたフェトゥフッラー・ギュレンとレジェプ・タイイプ・エルドアン首相の間の確執は、票のゆくえに影響を与えた。地方選の前にMHPの旗がはためいていたコルジュク村では、パスィンレル郡の自治体長選で、MHPに194票、AKPに40票が入った。エルズルム広域市 全文をよむ
関心を持って待たれている地方選挙の最初の開票結果が、二つの通信社で相違していることが注意を引いた。 アナトリア通信とジハン通信が購読者に選挙結果を報道したが、テレビは概ねアナドル通信のデータを使った。インターネットでは多くのサイトがジハン通信のデータを使って読者に知らせている。 しかしこの二つの通信社が公表した最初の結果は、非常に大きな相違が目立っている。アナトリア通信のデータではより多くの投票箱が開けられたように見えるが、票の政党ごとの分布を見ると、投票箱の数の違いでは分か 全文をよむ
知性 常識 平和 自由 兄弟愛 良心 平安 笑顔 民主主義 友愛 スポーツマンシップ 正義 法 規制の開放 平穏 差別がないこと 平常化 安定 愛 理解 友愛 寛容 対立のないこと 挑発のないこと ■黒人公民権運動活動家マルコム・Xの言葉 銃弾を使うのであれ、票を投じるのであれ、人はよく狙いを定めるべきだ。人間はよい判断をすべきだ。 誰もあなたに自由を与てはくれない。もしあなたが本 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領は、アクセス遮断後にtwitterのアカウントからメッセージを発したが、今度はソーシャル共有サイトYouTubeに実施された禁止も突破した。 ギュル大統領は、トルコからのアクセスが遮断されているYouTubeのアカウントで、外務省盗聴事件に関して金曜日(28日)に行った会見のビデオを共有した。 ギュル大統領は、エルドアン首相の「ツイッターとかなんとかいうものを根絶する」という発言の後、プラットフォームが遮断されているにも関わらずツイートを投稿し、ツ 全文をよむ
インターネットに、ふたたび「盗聴テープ」がアップされた。 この最新のテープの声の主は、アフメト・ダヴトオール外相、国家諜報局ハーカン・フィダン政務次官、フェリドゥン・スィニリオール外務政務次官、ヤシャル・ギュレル参謀本部副本部長だといわれている。そこで、何が語られているかは、ここでは書かないでおこう。だいたい、これに興味をもった人々は、昨日のうちに、インターネットでテープを聞いただろう。一部の報道サイトでは、録音を文字おこしして、文章にして公開した。 ここでは、簡単にその概略 全文をよむ
ペガサス航空はインターネットで広まっている電球と「電球を消そう」というスローガンの広告について会見を行った。 ペガサス航空は複数のインターネットサイトとソーシャルメディアで広まっている広告について記者会見を行った。 ソーシャルメディアで使用している広告は、環境に配慮したキャンペーンのうちの一つであると述べ、次のように続けた。 「2014年3月27日以降、ソーシャルメディアやいくつかのインターネットサイトに掲載されているポスターは、2011年に我々が完全に社内向けに出した持 全文をよむ
公正発展党(AKP)を離党した議員らはエルトゥールル・ギュナイ元文化相が先週示唆した新党に向け地方選後に第一歩を踏み出す予定。 エルトゥールル・ギュナイ元文化観光相が先週示唆した新党の第一歩が始動する。AKPを離党した議員らは、地方選挙後に新党結成に向けて動き出す。 ギュナイ元文化観光相は先週、AKPを離党した無所属のエルダル・カルカン議員、イルハン・イシュビレン議員と共に催した会談で「トルコ社会は公正を求めている。諸政党がこれを満たさぬのであれば社会は新たな政治運動を創出す 全文をよむ
共和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首は、デニズリ県で市民に呼びかけた。クルチダルオール党首はエルドアン首相を批判し、「彼にお似合いの国を見つけた。それはオマル・アル=バシールの国スーダンだ」と述べた。 クルチダルオールCHP党首はチャルダク空港に到着後、チャルダク市とボズクルト市、ホナズ市のコジャバシュ町、カクルク町を訪れ市民に挨拶をした。午後1時に開始する予定のオザイ・ギョンリュム広場での集会に、各町への訪問のため1時間遅れでやって来た。集会前に降った雨が市民を困らせた 全文をよむ
有力政党の組織さえないハッキャーリで1982年に生まれたオズトゥンチ氏は、ジルキ部族に属し、自身の説明によると自身のアイデンティティーに誇りを感じるクルド人だ。女性であり、クルド人であり、ハッキャーリでMHP候補者であるというような、たがいに近い関係ににあるとは思えない三つの特徴を併せ持つオズトゥンチ氏に、ハッキャーリにある(彼女の)家族が所有するオフィスで我々は会った。オフィスの壁にはMHPの旗が掲げられていた。街の通りには BDP、CHPそしてAKPの旗だけが人目を引く。オズトゥンチ氏は自身 全文をよむ
イスタンブルは特別な日曜日を過ごすこととなる。(23日に)平和民主党(BDP)はカズルチェシュメでノールーズの祝賀を行い、公正発展党(AKP)はイェニカプで集会を行い、高等教育資格試験(YGS)も行われる。このため、数カ所の道路で交通規制が敷かれる。イスタンブル市民にとってはまるで悪夢となるだろう。 イスタンブル県庁では、明日(23日)10時から13時にかけて行われる高等教育資格試験(YGS)の順調な実施のため、必要な対策が取られることが明らかにされた。文書で行われた説明によって、明日 全文をよむ
エジプトで起きたクーデターによってムハンマド・ムルスィー元大統領が失脚したことを受けて、アンカラとカイロの間では緊張が続いている。エジプト側は在トルコ・エジプト大使を帰国させると同時にトルコ大使がカイロを出て行くことを望んでおり、さらに今回カイロで開催予定の国際会議におけるトルコの参加を拒否した。 ガルフ・ニュースの報道によると、来週カイロで開催予定のイスラム過激派に関する会議にはエジプトが拒否をしたためにトルコのみでなくカタールも招待されていない。会議には34カ国から専門家が参加予定 全文をよむ
ビュレント・アルンチ副首相は、「ツイッター側が裁判所決定に従えば、当局は、閉鎖を解く。お互いに了解すれば、今晩からツイッターは再開することになる。心配は無用だ」と述べた。 選挙キャンペーンでマニサを訪れているアルンチ副首相は、Medya TVに生放送に出演し、次のように述べた。 「ゲズィ事件のとき、どんなツイッターが流れたことやら・・。犯罪行為に対しては、各国は、それぞれ方策をとる。最近の案件で、3、4人の被害者が、裁判所に申し出た。一人は女性で主婦だ。『私の名前でツイッター 全文をよむ
フィクリ・ウシュク産業相は、「ツイッターが法的代表をおき、個々のアカウントに対するブロック措置を認めれば、ツイッター問題は解決する」と述べた。 ■大臣、条件を明らかに 情報産業技術省のフィクリ・ウシュク大臣は、イスタンブル商工会議所で行われた自動車産業協会総会ののち記者の質問に答えた。 ツイッターへのアクセス禁止に関する質問に答えたウシュク大臣は、「ツイッターへのアクセス禁止は、完全に法的な措置だ」と述べた。大臣は、次にようにつづけた。「ツイッター上での個人の権利や 全文をよむ
公正発展党(AKP)は、高等選挙委員会(YSK)が放送停止決定を下した、「トルコ国旗が入った」キャンペーンCMを変更した。 注目を集めている、先日より各テレビ局で放送が開始された、公正発展党のトルコ国旗が入ったキャンペーンCMを放映しないよう、何党かの政党が高等選挙委員会へ申し入れた。 申し入れについて同委員会は、トルコ国旗とアザーンの音声をいれたコマーシャルをプロパガンダ規制に基づいて審査し、当該政治広告のテレビ及びラジオ、インターネット放送を禁止し放送を停止する決定を下した。 全文をよむ
「私たちからスタジアムを借りられないし、屋内のスポーツサロンも借りられない。もう役割を終えたのだ。」 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相はエルズルムでの講演で、ギュレン教団が毎年行ってきたトルコ語オリンピックを廃止すると語った。 ■エルドアン首相の談話の主要部分 [ギュレンは]1999年に(アメリカに)逃げていきました。私は戻ってこいと言っています。私にとってトルコ語オリンピックは終わったのです。トルコ語オリンピックの実施は本当に素晴らしいことでした。しかし、その役 全文をよむ
トルコで、昨晩来、ツイッターに対するアクセス禁止が大きな話題となっている。皆の目が、ツイッターの積極的な利用者として知られるギュル大統領の発言に向けられた。ギュル大統領は、ツイッターへのアクセス禁止を潜り抜け、ツイッターからメッセージを発表した。「ソーシャル・メディアのプラットフォームを完全に閉鎖することは適切ではない」と述べた。 「そもそも、これまで何度も言っているように、通信技術が進んだ現状において、ツイッターのような世界中で使われているプラットフォームへのアクセスを完全に閉ざすこ 全文をよむ
高等選挙委員会(YSK)は、公正発展党(AKP)が昨日公開を始めたトルコ国旗のキャンペーン動画の差し止めを決定した。満場一致でとられた決議を実施するため、ラジオ・テレビ高等機構(RTÜK)と情報技術・通信機構(BTK)に対し文書が作成されることも取決められた。AKPのキャンペーン活動に関し、今後どのような道をたどることになるのか関心がもたれている。 高等選挙委員会(YSK)は、民族主義者行動党(MHP)のYSK代表者である弁護士のキュルシャト・エルギュン氏の申請に基づき、トルコ国旗、ア 全文をよむ
公正発展党(AKP)のイズミル市長候補であり、前交通大臣のビナリ・ユルドゥルム氏は、テキルダーではラク(トルコの蒸留酒)工場が2ヵ所から18ヵ所に増えたという話題を上げながら、「イズミル湾岸でラクを飲む市民が、湾の匂いに鼻をつまむことのないよう、湾をきれいに浄化します」と約束した。 AKPのイズミル市長候補ビナリ・ユルドゥルム氏はイズミル市民のライフスタイル向上に向け、湾岸浄化、交通の利便性を高めること、そして障害者を暮らしやすさ、に取り組むと述べた。同候補は、イズミル市民が鼻をつまむ 全文をよむ
ナヴィ・アヴジュ教育相は3月31日に学校が休校になることを明らかにした。アヴジュ大臣は出演していたテレビ番組で今般議論されているテーマについて意見を述べた。 アヴジュ大臣は3月30日の地方選挙の開票が遅い時間までかかるであろうことから、学校を3月31日に休校にすると説明した。同大臣は、選挙の後、[投票所として用いた]教室を片付けるのに丸一日は必要であることから、学校を一日休校にすることを決定したと述べた。 全文をよむ
刑務所から出所した平和民主党(BDP)所属の国会議員4名が、主催された式典で議員記章を着用し国民の民主主義党(HDP)に移籍した。キュルクジュHDP共同党首は以下のように話した。「3月30日に向けてより力強い形で体制を整えて進んでいる。今回加わったメンバーは、HDPの未来にある種の示唆をしている。彼らの貢献により、来月以降にHDPは大きな一歩を踏み出すだろう。」 刑務所から少し前に出所したBDP所属国会議員のファイサル・サルユルドゥズ議員とセルマ・ウルマク議員、イブラヒム・アイハン議員 全文をよむ
公正発展党(以下、AKP)のメフメト・アリ・シャーヒン副党首(カラビュク県選出)は、ベルキン・エレバン君の葬儀が政治ショウの場に変わったと述べ、「この国ではベルキン君だけが亡くなったのではなく、警官4人が殉職した。軍の兵士1名も地雷を踏みなくなった。この群集はどうして彼らの葬儀に行かないのか?彼らは同胞ではないのか?彼らにも両親がいるのではないのか?彼らには妻、子供がいるのではないのか?」と問いかけた。 AKPのメフメト・アリ・シャーヒン副党首は、カラビュクを訪問、アタテュルク地区の党 全文をよむ
昨日釈放要求を棄却されたヴェリ・キュチュク退役准将が上級裁判所に異議申し立てし、本日釈放された。 エルゲネコン裁判で拘置されていたヴェリ・キュチュク退役准将、レヴェント・エルソズ退役准尉、フアト・セルヴィ退役大佐、セルダル・オズテュルク弁護士の釈放決定が下った。 イスタンブル第3重罪裁判所は、被疑者であるキュチュク退役准将、エルソズ退役准尉、オズテュルク弁護士の釈放要求に対して5年間の勾留期間を満たしていないことを理由にこれを棄却する判決を下した。イスタンブル第4重罪裁判所は 全文をよむ
司法界は忙しない一日を送った。イスタンブル第13重罪裁判所の「釈放却下」決定の後、事態は大きく動いた。 イスタンブル第20、第21重罪裁判所は、トゥンジャイ・オズカン氏、セダト・ペケル氏、レヴェント・ギョクタシュ氏の釈放を決定した。 この3人に続いて、ケマル・ケリンチスィズ氏についても釈放の決定が下された。ケリンチスィズ氏に続いて、行政裁判所を襲撃したアルプアルスラン・アスラン氏とドゥルスン・チチェキ大佐も釈放された。しかしチチェキ氏はバルヨズ裁判の有罪判決を受けているため、引き続き拘置 全文をよむ
イムラル島でアブドゥッラー・オジャラン氏と面会した平和人民党(BDP)・国民の民主主義党(HDP)の訪問団が、面会に関して声明文を発表した。 訪問団は面会が3時間続いたと述べ、声明文では次のように発表された。 「オジャラン氏と行った約3時間の会合で、彼は政府代表団と行った最後の面会がいい形で終わったと述べた。対話の段階から交渉の段階まで未だに達していないとしても、オジャラン氏は今も希望を失っていないと言う。彼は国民にもこのようなアプローチを求めており、全プロセスに関する包括的 全文をよむ
シャーヒン・アルパイ氏は、自分の投票先を明らかにするのみにとどまらず、読者たちにも共和人民党(CHP)への投票を呼びかけた。 ザマン紙のコラムニスト、シャーヒン・アルパイ氏は、2つの地方選挙で公正発展党(AKP)に投票したが、3月30日に行われる地方選挙ではCHPに投票すると明言した。 同氏はこれに関連して、多くの金銭スキャンダルに関与しているとされる首相がこれ以上この国を統治しないことが必要だと記し、読者にもCHPへの投票を呼びかけた。アルパイ氏のコラムのうち、関連する箇所 全文をよむ
高等選挙委員会(YSK)が、大統領選挙に関する運営委員会を組織した。YSKは大統領選の第1回投票日を8月10日、第2回投票日を8月24日で計画している。 国外居住者は今回初めて大統領選で投票を行うことができる。国外の500人以上の有権者を持つ国々で暮らすトルコ国籍者は、大統領選のため7月31日から8月3日までの期間に投票を行うことになる。国外に住む有権者についての調査では、投票を行うことができる国の数は60カ国程度であることがわかった。 YSKは次の選挙期間において3~4回の選挙が行える 全文をよむ
エルゲネコン裁判で収監されていた元参謀総長退役大将のイルケル・バシュブーが釈放された。 イスタンブル第20重罪裁判所は、全員一致でバシュブーの釈放をきめたが、国外出国は禁じられた。 憲法裁判所がバシュブーに関し(その手続きに法律)違反があったとする判断を示したのをうけ、バシュブーの弁護士イルカイ・セゼルが釈放を求めた。この申請は、イスタンブル当番第20重罪裁判所により審議された。 その結果、法廷はバシュブーの釈放を決定した。 釈放の決定がでたのをうけ、シリ 全文をよむ
べキル・ボズダー法務相は、フェトフッラー・ギュレンに国際手配がなされたという噂に関し、法務省はそのような権限をもたないものの、検察は本件の手続きを踏むことができると述べた。 ボズダー法務相は、ギュレン氏の国際手配について沸き起こっている議論に釘を刺した。 ハベルテュルクの質疑応答に答えたボズダー法相は、政府に国際手配を行う権限はなく、本件では検察のみ手続きを踏めることを明らかにし、ギュレン氏の引き渡しについて(ギュレン氏の居住国である)米国から要請は受けていないと説明した。 全文をよむ
憲法裁判所は、エルゲネコン訴訟で終身刑になった26代目元参謀総長バシュブー氏の個人申請について審議した。憲法裁判所は、“人権と自由が侵害された”と述べた。 イルケル・バシュブー元参謀総長の弁護士は憲法裁判所の判決に基づき、第13重罪裁判所へ“釈放要請”の請願書を提出した。バシュブー氏からは、この判決に関するコメントがきた。 ■“人の自由が侵害された” 憲法裁判所は、元参謀総長のイルケル・バシュブー氏による“自由を奪われることは違法であるとの主張が、地方裁判所によって 全文をよむ
2年前にトルコの法制度に導入された「調停員」のおかげでイスタンブルのある被告が孤児30名に200TL(約9310円)総額のラフマージュン(トルコ風薄生地ピザ)とアイラン(塩味のヨーグルト飲料)を振る舞い、最高3年の懲役刑を求刑し起こされる予定であった訴訟を免れた。 訴訟事件で当事者らは今後「調停員」を利用し、判決無しで和解するようになる。この興味深い事例がイスタンブルで起こった。 某馬券販売店に勤務するエルジュメント・アクコユン氏と某企業の警備員であるエルダル・カラギョズ氏が 全文をよむ
キエフを訪問しているアフメト・ダヴトオール外相は、トルコがウクライナの領土の一体性が重要だとしていることを強調し、「クリミアの地位保全と、我々の兄弟民族のクリミアにおける基本的な存在の強化が我々にとって必要不可欠だ」と述べた。 キエフでオレクサンドル・トゥルチノフ大統領代行およびアルセニー・ヤツェニュク首相と会談したダヴトオール外相は、クリミア・タタール民族大会の元議長 で国会議員のムスタファ・アブデュルジェミル・クルムオール氏と、トルコの在キエフ公館で記者会見を行った。「我々の心と精 全文をよむ
「民主化法案」として知られている、基本的権利と自由の拡大を目的として様々な法律において修正を行う法案が、トルコ大国民議会で成立した。民主化法案を今朝まで続いた議論の結果成立させたトルコ国民議会は、地方選挙の準備のために選挙後まで休会となった。 「[今回の]法律によると、地方選挙および国会議員選挙において、あらゆる宣伝をトルコ語とともに別の言語、方言で行うことができる。」 「政党は、党則に記載し、2人までという条件では、共同代表の制度を運用できる。」 「政党は、ある郡 全文をよむ
裁判官・検察官高等委員会(HSYK)法の改正が昨夜(28日)官報で公表されるや否や、CHPは憲法裁判所(AYM)に向かった。CHPは文書で46条からなる同法の23の条項に関して、施行の中止と無効判決を求めたが、AYMは「様式に不備がある」としてこれを差し戻した。 CHPはHSYK法の「無効」を求めて提訴したが、3日以内に同法が「官報で公表されず」、申請期間が始まらなかったことを理由に棄却された。CHPは昨朝HSYK法の無効を求めてAYMへの二度目の提訴を行った。AYMは、CHPの二度目 全文をよむ
ロイター通信社は、タイイプ・エルドアン首相と息子のビラル・エルドアンとの間でなされたとされる会話録音の内容を世界中のニュース受信契約者に英語で報じた。 トルコを震撼させた最初の会話録音を思い出させることになったロイター社は、第二の録音でまたエルドアン首相の物とみられる音声が、ある実業家の持ってきた1000万ドルを快く思わず、息子のビラルであろうとされる人物に決して受け取らないようにと語っていると伝えている。首相は「我々に約束をしていることがあるのだから、持ってくるべきものはすべて持ってこさせ 全文をよむ
エルドアン首相はブルドゥル・ミーティングで市民に語りかけ、エトゥッラー・ギュレン師に呼びかけた。エルドアン首相は、1960年クーデター後にエスキシェヒルで市民に配られた、エスキシェヒル戒厳令司令本部の資料を見せた。 ブルドゥル・ミーティングにおいて市民に訴えかけたエルドアン首相は、ソーシャルメディアで広まっている録音音声に言及した。エルドアン首相は「あれらはでっちあげ、つまり合成だ。嘘つき者の蝋燭は日没後の礼拝までしか燃えない(訳注:嘘は長続きしない)。しかし、この者たちのろうそくはそ 全文をよむ
イスタンブル共和国検察は、ビラル・エルドアン氏の盗聴に関するいかなる裁判所の(許可)決定が存在しないと発表した。 テロ対策法第10条に基づき職務を遂行するイスタンブル共和国検察は2013年12月25日捜査を実施し、ビラル・エルドアン氏は供述を行った。この捜査の中で同氏に関するいかなる盗聴、追跡調査、通信傍受に関する裁判所の(許可)決定が存在しないことが明らかになった。 ビラル氏の弁護士であるアフメト・オゼル氏は、捜査を行う検察にビラル氏関連調書の中に盗聴、追跡調査、通信傍受に 全文をよむ
バフチェリMHP党首は、エルドアン首相とその息子ビラル・エルドアンとの会話であると主張されている問題の音声テープに関して、「首相の息子と家族がこの問題に関わっていないことを望む。」と述べた。 デヴレト・バフチェリMHP党首はレジェプ・タイイプ・エルドアン首相とその息子ビラル・エルドアンとの間で行われたとされる電話での密談に関して以下のように述べた。「もし本当ならば恥を知れ。トルコをこのような状態にする必要は全くなかった。『(死体を包む)白い布に金を入れるポケットでもあるというのか』と首 全文をよむ
エルドアン首相が、立場に執着するにつれに、新たなスキャンダルの発覚が問題となり、その地位が揺らごうとしている。 我々が本当に民主主義国家で暮らしていたならば、タイイプ・エルドアン首相が2月24日の晩に息子ビラル氏との間で行った2013年12月17日と18日の電話の録音テープが表に出た後、昨日の時点で辞職する必要があった。 そうならなかったこそ、エルドアン首相は与党にしがみついており、今後さらに強く執着することになるように窺える。2月24日の晩の後は全力でしがみつかなければなら 全文をよむ
トルコ中で昨晩(25日)にYouTUBEにアップされた録音テープが話題となっている。CHPのクルチダルオール党首は、このレジェプ・タイイプ・エルドアン首相と息子のビラル・エルドアンの間の会話とされるこの録音を、議会の会派会議で皆に聞かせた。その内容は・・・。 12月17日の不正・収賄捜査ののち、インターネット上に漏れてくる音声録音に新たなものが加わった。トルコに爆弾を落としたような騒ぎをもたらしているこの録音は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相と息子のビラル・エルドアンの間の会話だと 全文をよむ
エルドアン首相とその息子の間で行われたとされ、「家にある金をゼロにする」といった会話を含む録音が明るみに出て以来、録音の内容などの「信ぴょう性」も議論の的となっている。 不正・収賄捜査が始まり、3大臣の子息を含む多数の逮捕者を出した12月17日に、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相と息子ビラル・エルドアン氏の間で行われたとされる会話の録音が、昨日(2月24日)の夜、ソーシャルメディアを通じて国内ニュースに取り上げられたことが、反響を巻き起こしている。 エルドアン首相と息子ビラ 全文をよむ
ディヤルバクルの裁判所の判決により撤去されたテロ組織のPKK(クルディスタン労働者党・非合法組織)のリーダー、アブドゥッラー・オジャランのポスターの撤去に関する裁判所の判決が平和民主党(BDP)の県事務所に伝えられた。 裁判所の判決がBDPに伝えられたことを受けて会見を行ったズベイデ・ズムルト県共同代表は、「オジャラン・ポスターの撤去は、解決プロセスへの妨害活動です。私たちは、この判決を認めません。私たちは、市のあらゆる場所でオジャラン・ポスターを貼り続けます」と述べた。 B 全文をよむ
イェ二・シャファク紙とスター紙から衝撃の速報。二紙の報道によると、テロ対策法(TMK)担当検事のアデム・オズジャン氏とアダナン・チメン氏が、「セラーム・テロ組織」捜査の名目で裁判所から許可を得て、何千人もの人を盗聴したという。ショッキングな名前のリストが二紙に掲載された。報道を受け、タネル・ユルドゥズ・エネルギー天然資源大臣から衝撃的な発表がなされた。 イェニ・シャファクの報道によると、チャーラヤン裁判所から出た資料に従うと、エルドアン首相、側近、政治家、新聞記者、作家、市民団体(ST 全文をよむ
フェトゥッラー・ギュレンの弁護士ヌルッラー・アルバイラク氏は、報道されている7000人の電話が盗聴されたとの主張に関して会見を行った。 アルバイラク弁護士の行った会見は以下である。 「今日いくつかの新聞でイスタンブル県共和国主席検事によって実施された捜査内で政治家、官僚、新聞記者そして研究者から成る7000人以上の電話が盗聴されていたと主張され、それが不公平で不当な形で私の顧客のせいにしようとさせられた。それぞれ思想的な関連のない7000以上の人々が同じ捜査で盗聴されていたと 全文をよむ
特別教育機関法から、「デルスハーネ(塾・予備校)」の記述がなくなり、中等教育・高等教育に進むための入学試験や試験を含む授業の予習等を目的として塾・予備校を開講することに制限がかかる。 国庫帰属の不動産のうち、移行プログラムに該当するデスルハーネであれば、優先的に、無料で最長25年間の土地使用権が発生する。 また、所有権が国庫に帰属し、国民教育省に割り当てられた不動産にある学校建物は賃貸に出すことが可能となり、学生研究教育センターは、12歳以下の生徒を対象に運営されるようになる、というかた 全文をよむ
議会委員会はスィリヴリ刑務所で視察を行い興味深いものを観察して戻った。イルケル・バシュブー元参謀総長や他の元大将らが収監されている部屋の壁にかかる『グルグル』誌とザマン紙の表紙が国会議員らの注意を引いた。 イルケル・バシュブー元参謀総長や他の元大将らが収監されている部屋の壁にかかる『グルグル』誌の表紙が国会議員らの注意を引いた。 公正発展党(AKP)の国会議員のアイシェ・チュルクメンオール氏を長とし先週調査を行った下部委員会所属の共和人民党(CHP)の国会議員のヴェリ・アーババ氏は 全文をよむ
憲法裁判所の保釈決定により、エルゲネコン事件で逮捕された元イノニュ大学長ファティフ・ヒルミオール氏がシリビリ刑務所より出所した。 同氏は、出所後の記者会見で5年間拘束されていたこと、本日(2月20日)憲法裁判所の保釈決定が下りたことに触れた。 ヒルミオール氏は、「保釈決定を下した憲法裁判所長官及び裁判官に感謝の意を伝える。もし、私の保釈決定が長期間の拘束を理由として下されたものであれば、約5年に渡り拘束されており、私以上に長期間拘束されているものがいる、と言いたい。いや、もし 全文をよむ
エルドアン首相の娘であるエスラ・アルバイラク、シュメイイェ・エルドアン両氏は2月28日訴訟に加わるために申請をした。女性・民主主義協会(KADEM)のメンバーの呼びかけで、あるグループの女性が今日、カルタル裁判所を訪れ、2月28日訴訟に参加するために嘆願書を提出した。両氏の嘆願書は弁護士を通じてKADEMのメンバーと共に裁判所に届けられた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の娘であるエスラ・アルバイラク氏とシュメイイェ・エルドアン氏は、女性・民主主義協会メンバーの女性らと共に2月28 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領が、インターネット規制法を承認したと伝えられた。 ギュル大統領は、トルコ弁護士協会のメティン・フェイズィオール会長が大統領に手紙で議会に差し戻すよう求め、また諸政党も拒否を呼び掛けていたインターネットに検閲を設ける法律を、政府が(ギュル大統領)自身の警告を考慮して対策を講じた後、今晩(18日)承認した。ギュル大統領は、ハンガリー訪問からの帰国後アンカラに入りすぐにこの法案を承認したことで関心を集めている。夜間に法律を承認したことは、トルコ政府の歴史に特筆すべ 全文をよむ
公正発展党(AKP)を離党したエルトゥール・ギュナイ元文化観光大臣は、共和人民党(CHP)の不満分子が民主左派党(DSP)から出馬することに対し、イズミル選出無所属国会議員として(対AKPの)共闘を呼び掛けた。 公正発展党(AKP)を離党したエルトゥール・ギュナイ元文化観光大臣は、「このような状況で、政党が自身の内部問題による候補者を巡る論争や諍いで分裂への道を開く余裕はない。現在の私たちは、入り口でのこのような論争は先送りにし、政権の投票箱に警告を与えるために、すべての選挙区でもっと 全文をよむ
共和人民党(CHP)のファルク・ローオール副党首は、先日国会本会議で議論された裁判官・検察官高等委員会(HSYK)法案を批判し、この法律に関して憲法裁判所の判断を仰ぐと述べた。 ローオールCHP副党首は、トルコ大国民議会(TBMM)で行なわれた記者会見でこの法案による変化は大きいとし、次のように語った。 「法務大臣は並みはずれた権力を持つことになる。こうした条件下で法務大臣の立場や任務をどう説明できようか。これほどの権力を持った人間はただの大臣とは言えない。これからは法務大臣を『バ 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領は、共和国史上、トルコの政治文化の観点から、そしてトルコにおける女性の地位という観点から、象徴的で意義高い代行システムを承認した。 ギュル大統領の承認で共和国史上2度目となる女性議員の大統領代行が実現する。ギュル大統領の代行となるトルコ大国民議会副議長のアイシェ・ヌル・バフチェカプル氏は、社会民主運動プラットフォームで政治活動を行った後、2007年の選挙で公正発展党の国会議員に選出された。 ギュル大統領はハンガリー訪問のために今日ブタペストへ発った 全文をよむ
裁判官・検察官高等委員会(HSYK)の組織構造改革を見込む一部条項の改訂に関する法案がトルコ大国民議会で承認された。改訂法案提出時には議会で流血沙汰がみられ、殴り合いの末、共和人民党ゾングルダク選出のアリ・イフサン・キョクテュルク議員が鼻血を出して病院に運ばれた。 この法案は、トルコ司法アカデミーとHSYKの組織上の活動方法や原則に関する改訂を認める法案である。 法案は、職種ごとに研修・研究をおこなったり、講義・教育を受け、内外の奨学金を受ける裁判官・検察官の国外派遣に関する 全文をよむ
トルコを揺るがした増収賄捜査の12月25日に始まった第2次捜査に関する重要な情報が明らかになった。 第2次捜査での逮捕者に名前が挙がったレジェプ・タイイプ・エルドアン首相の息子、ビラル・エルドアン氏が供述をおこなったことが分かった。ビラル・エルドアン氏の弁護士、アフメト・オゼル氏の情報によると、エルドアン氏は捜査開始から42日経った2014年2月5日水曜日に自分の弁護士たちとチャーラヤンにあるイスタンブル裁判所を訪れた。そして捜査を指揮したイスマイル・ウチャル検察官、フズリ・アイドード 全文をよむ
ディヤルバクル県クルプ郡シェンヤイラ地区でPKKに誘拐され、19ヶ月後解放されたケナン・エレンオール郡知事候補と、40日間PKKに拘束された後逃走したアイクット・チェリキ兵卒に関する捜査が完了した。この事件の被疑者であるPKKのエシュレフ・ウシュク、ディレン・ヤシャに対し、それぞれ加重終身刑と懲役42年が求刑された。ケナン・エレンオール郡知事は声明で、分離主義組織の元で過ごした19ヵ月の詳細を語った。 2011年8月12日、ディヤルバクル県クルプ郡とムシュの間に位置するバディネキ渓谷デ 全文をよむ
トルコ大国民議会憲法委員会は、基本的人権と自由の発展を目的に、多数の法律にまたがって改正を行う法案を承認した。 法案によると、地方・国政を問わず全ての選挙運動において、トルコ語だけでなく様々な言語・方言の使用が可能になる。 政党は、党紀でさだめられ、かつ二人までという条件で、共同党首制度を導入できるようになる。 政党が地方の郡に組織を置くためにはその郡の町に支部を立てなければならない、という規則が廃止される。 政党が国から補助金を受けるために必要な国政選挙 全文をよむ
アフィヨンカラヒサル市イフサニイェ郡で、支援していた候補者が市長候補にならかったことへの抗議として、公正発展党(AKP)を離党した288名が共和人民党(CHP)に異動した。 CHPアフィヨンカラヒサル支部は、主催した式典でイフサニイェ群首長候補としてトゥナイ・トゥルクメンと、群内5地域の首長候補を発表した。イフサニイェ共和国広場で行われたこの式典では、CHPアフィヨンカラヒサル選出のアフメト・トプバシュ議員とヤルチュン・ギョルギョズ知事が各候補らを発表した。 式典の場で離党を明らか 全文をよむ
アブドゥッラー・オジャランの明るみに出たビデオカセットの2本目が、本日(7日)公開された。2回目の尋問でオジャランは「自分もPKKと戦った。政府よりもずっと一生懸命戦った」と話した。 労働者党はオジャランに関する2本目の映像を公開した。 アブドゥッラー・オジャランはテロ組織を指導したとして有罪判決を受けたPKKのリーダーであるが、15年前撮られた映像のうち、約7分に編集されたもう1本が今日メディアに配信された。労働者党のハサン・バスリー・オズベイ党首代行は、記者会見を行い、数日内に 全文をよむ
迫りくる地方選挙を前に、態度表明を求めるビニジル部族約5,000人が、エイユビエ街区の空き地に設営されたテントに集まった。 シャンルウルファ県では、アラブ系ビニジル部族5,000人が、動物の毛でこしらえたテントで共に食事を取り、選挙でどの政党を支持するかを決定した。 この集会には、公正発展党シャンルウルファ県選出議員のセイト・エイユプオール氏、同党シャンルウルファ市長候補ジェラレッティン・ギュベンチ氏も参加し、部族の有力者であるハジュ・アブト・アジャル氏は、「部族内部で検討を 全文をよむ
公正発展党(AKP)、共和民主党(CHP)、平和民主党(BDP)の議員から構成されているグループは、拘留中・受刑者となった議員のため憲法改正に関する会合を催した。 AKP、CHP、BDPの議員は、拘留中の議員の問題解決のために集まり、委員会で合意に達した。改正内容によると、仮条項で有罪とされている議員の状況は任期終了まで据え置き、継続中の捜査と裁判は一旦停止される。 会議にはAKP副党首兼イスタンブル選出議員のムスタファ・シェントプ氏、CHPコンヤ選出議員のアティッラ・カルト 全文をよむ
イスタンブルを中心に行われた収賄捜査に引き続き、各県警レベルでの人事異動が続いている。 コジャエリ県によって行われた説明において、最新の人事異動として 、合計で157人の警察局長、警視正、そして警察官の人事異動が行われたと発表された。 フルシ・チェリク・コジャエリ県警局長(本部長)に代わり、監察官であったレヴェント・ヤルメリ氏が県警局長に任命されると同時に、県警副局長、郡警察局長など多くの市や郡の警察局長職において引き続き人事異動が行われている。コジャエリ県も県警において行わ 全文をよむ
「インターネットが監視下におかれる」として批判を受けていた法律が、国会を通過した。これにより、司法の決定を得ずに「内容に有害なものを含む」インターネットサイトを4時間以内に閉鎖できる。TİB(テレコミュニケーション通信庁)に直接サイトへのアクセスを制限する権限が与えられた。また、サイトのプロバイダにインターネットトラフィックを2年間記録する義務が課せられた。 包括法案に含まれる、インターネット規制に関する新法が盛り込まれた部分が国会総会において承認された。 プライバシーの侵害 全文をよむ
フェトフッラー・ギュレンの弁護士、ヌルラフ・アルバイラク氏は、エルドアン首相が行なった複数回の演説が、国際条約やトルコ共和国憲法、法律によって保障されている依頼人の人権を侵害したとして、慰謝料10万TLを要求する裁判を開いた。 アルバイラク弁護士は、アンカラ第一審裁判所に提出した訴状で次のように主張している。「被告人である首相は、イスタンブル共和国検察庁によって行われた、『12月17日・25日収賄及び不正捜査』として知られる司法捜査の一環として、一部の大臣の近親と政府高官の逮捕や聴取等 全文をよむ
サバフ紙とタクヴィム紙はネガティヴキャンペーンにおいて他の追随を許さない。およそ2か月間、毎日行われた根拠のない報道は、コミュニケーション学部で教わる「どんな報道をしてはならないか」の極端な例である。先日の報道はといえば、その中でも最も恥ずべき例となった。 奉仕運動(ギュレン運動)のいかなる組織でも働いたことのない謎の人物の会話が、フェトゥフッラー・ギュレン師のモンタージュ音声記録と一緒に配信された。これらの新聞は、同師の音声記録には犯罪要素はないとして、謎の人物の言葉をギュレン師の写 全文をよむ
公正発展党副党首メフメト・アリ・シャーヒンは、党のカラビュク市長選候補者の紹介セレモニーに参加した。カラビュク中央体育館でのセレモニーで話したシャーヒン副党首は、トルコでは選挙を口実として国際的なプロジェクトが実施されており、公正発展党は選挙で後退することを期待されていると述べた。同副党首は、大統領選挙に向かう中、もし候補者となればレジェプ・タイイプ・エルドアン[の就任を]阻止しようという考えの下に一連の計画が進められていると述べて、「このことに気づいている。12月17日、12月25日の作戦の本 全文をよむ
ことが汚職に及んだ際に政治家たちが発した言葉は名言として歴史に残った。このうちのいくつかは以下の様なものだ。 スレイマン・デミレル:「渡したというのなら私が渡したのだ(İLKSAN(初等教育教育者厚生社会保障組合)事件にて)。」(バハドゥル・オズギュル編) トゥルグト・オザル「私の公務員たちは仕事を心得ている。」(記者らが、こんなにも低い給与で公務員がどう生活するかを問い、これが賄賂を増加させるという意見を述べたことに対して) ムラト・カラヤルチュン:「ピカピカの政 全文をよむ
コンダ調査会社による最新アンケートの割合が発表された。AKP(公正発展党)の得票率は・・・ 昨年10月にアンケートを実施したコンダ社はAKPの票が50%を越えたと発表した。またTV番組にゲストとして登場したANAR(アンカラ社会研究センター)のイブラヒム・ウスル会長は奥に12月17日過程についてコメントし、地方選挙前の政党と立候補者を分析して「AKPは40%を獲得すれば国民の支持を得られる」と述べた。 12月17日の一斉捜査とその後の出来事はAKPの得票率にどのような影響をも 全文をよむ
ディヤルバクルのリジェ地区で選挙活動中だったヒュダ―パル(HÜDA PAR)という政党と平和民主党(BDP)議員との間で乱闘が起き、16人が負傷した。 リジェ地区での選挙活動中だったヒュダ―パルとBDP議員との間に原因不明の口論が起きた。口論は最終的に2つの集団の乱闘に発展し、警官隊が衝突事件に介入した際には16人が病院へ運ばれた。けが人の病院搬送後、ヒュダ―パル側の4台の車両が、もう一方の集団によって石や棒によって破壊行為が行われ、放火が行われた。 ■知事の会見が開かれる 全文をよむ
ベキル・ボズダー法務大臣をはじめとして、ケナン・イペキ法務省次官、ムスタファ・トプラク・イズミル県知事、アリ・ビルカイ警察署長らがイズミルにおける汚職捜査に対して行った介入の記録が明るみに出た。 イズミル県共和国首席検事局特別捜査部によって、ベキル・ボズダー法務大臣について司法の独立を犯した罪で調書が準備された。1月14日に法務省に送られた調書では、港湾局の捜査で検事や警察に干渉が行われたこと、これが次官や大臣自らによって行われたこと、ボズダー大臣が「司法業務への干渉を意図した罪」を犯 全文をよむ
イムラル島に昨夜ディヤルバクル選出の無所属国会議員レイラ・ザナと共にアブドゥッラー・オジャランを訪問した人民民主党の副党首スッル・スュレイヤ・オンデルは、2時間半の会談の詳細を説明した。レイラ・ザナがオジャランとの会談を望んだと述べたオンデル副党首は、「オジャラン氏も問題のために会談を望んだ。両者が一堂に会し会談は実現した。定例の解決をめざす会談は続くだろう」と述べた。 会談でレイラ・ザナがアブドゥッラー・オジャランにイラクのクルド自治政府の議長マスード・バルザーニーの挨拶と礼儀正しい 全文をよむ
女優で司会者もつとめるイェリズ・イェシルメンは、地区の市場を一緒に歩いたMHP(民族主義者行動党)のチュクロヴァ市長候補で夫の、アリ・ウウル・アクバシュ氏への投票を呼び掛けた。 ケナン・エヴレン大通りにあるチュクロヴァ市に属するトロス・カパル地区市場に妻のイェリズ・イェシルマンと訪れたアクバシュ氏は、ここにいる女性たちの露店を一つ一つまわった。 アクバシュ氏は、「あらゆる街区に、この土地の産物を並べて売ることができる市場を作る。皆さんお仕事頑張ってください。子供たちのための保育所、 全文をよむ
タネル・ユルドゥズエネルギー天然資源大臣は、来たる選挙に向けて行われた公正発展党(AKP)カイセリ県候補者を紹介するための会合においてこう発言した。 「これほどまでの不快感(騙された感)を受けたことはない。この出来事は首相にとってもつらいものである。」 タネル・ユルドゥズエネルギー天然資源大臣は公正発展党(AKP)カイセリ県知事選挙に向けた候補者紹介のための会合に参加し、次のように述べた。 「6ヶ月ごとに我々の任期に関して余命宣告がなされ、『エルドアン首相は現職を離れることにな 全文をよむ
ネジメッティン・ビラル・エルドアン氏の弁護士であるアフメト・オゼル氏は、「私のクライアントが逃げも隠れもしておらず、検察局側による告発に対する証言の準備が整っているということを世間の皆様に申し上げたい」と述べた。 オゼル弁護士はAA(アナトリア通信)の記者に語り、イスタンブル共和国検事総長局による12月25日の捜査において、彼のクライアントであるビラル・エルドアン氏に対する喚問書類は一切ないと述べた。 オゼル弁護士は、これまでの捜査ファイルからはクライアントに関わる拘束や逮捕 全文をよむ
カラブュク県のサフランボル郡首長で公正発展党所属のネジュデット・アクソイは、党内に自分も含めて大臣にまで多数の人が教団と関係があると述べた。アクソイは、「物事がうまくいっている時はこの関係について誰も咎めない。しかし、現在の状況が変わると、この関係を理由に誰かが咎められたり、差別されるのは正しいことではないと考えている」と述べた。 首長のアクソイは、記者を集めて行った会見で質問に答えた。市長は、ある新聞記者が約3、4カ月前にアメリカへ渡りフェトゥフッラー・ギュレンを訪問したことに触れ、 全文をよむ
預金保険機構(TMSF)は、共和人民党(CHP)のイスタンブル広域市長候補ムスタファ・サルギュル氏の銀行口座と不動産を差し押さえた。 シシュリ区長でCHPのイスタンブル広域市長候補であるムスタファ・サルギュル氏に、TMSFから衝撃が。預金保険機構(TMSF)は、1998年にバンク・エクスプレスから受けた融資を理由として、サルギュル氏の銀行口座と不動産を差し押さえた。サルギュル氏が紛失したとする融資の債務証明書を、TMSFにバンク・エクスプレスの元会長で実業家コルクマズ・イイト氏が先日提 全文をよむ
裁判官・検察官高等委員会(HSYK)の司法決定により新たにイスタンブル共和国主席検事に就任したバクルキョイ共和国主席検事のハディ・サリフオール氏が、任命決定後、記者会見を行った。 サリフオール氏は、「我々が唯一腐心するのは、公正、中立を保持することだ。34年間この職務に当たってきており、今後も全うする覚悟だ」と述べた。 任命決定に関し、サリフオール氏はバクルキョイ裁判所で記者会見を行い、本決定が、トルコならびに氏自身と家族にとって善きものになることを祈念した。 同氏は、「 全文をよむ
デルスハーネ(予備校・私塾)の移行に関する法案がまとまった。ナビ・アヴジュ国民教育相は今週中に法案をレジェプ・タイイプ・エルドアン首相に提出する。NTVが入手した法案の内容において最も注意を引く事項は、「1-5-9方式」である。デルスハーネ移行プロセスにおいて、1年生、5年生、9年生となる全生徒の学費を国が負担する。 国民教育省は、デルスハーネの私学移行を奨励するために、1-5-9方式を採用した。 移行プロセスにおいて、トルコにおける全私学の1年生、5年生、9年生に登録する全 全文をよむ
CNNトルコで放送された5N1Kに出演したセラハッティン・デミルタシュ平和民主党(BDP)共同党首は最近の情勢に関し重要な見解を述べた。 デミルタシュ党首はパリでの殺人(註:2013年1月にPKKパリ事務所でPKK女性幹部3人が殺害された事件)について「首相が2012年11月に行った会見と一致する文書と録音が問題になっている。首相がその頃行った説明ではフランスにPKKの重要人物を引き渡すよう求めたが、フランスは回答しなかったと言っていた。 録音と文書でも10月、11月にサキネ・ジャンス 全文をよむ
スロベニア人記者が記者会見においてアブドゥッラー・ギュル大統領へ「大統領選のライバルはエルドアン首相ですか」と尋ねた。 ギュル大統領はこの質問に対し「この問題にお答えするのは時期尚早ですね。時が来れば、全て明らかになるでしょう」と答えた。 ■裁判官・検察官高等委員会(HSYK)問題についての動画メッセージ HSYKの仕組み変更を見込んだ法案について、大統領は、「司法に関して熱い議論が交わされているが、私はこれらの議論がトルコに害をもたらすことなく乗り越えられ、憲法改 全文をよむ
一斉収賄捜査において政府批判を行い、サバフ紙を解任されたナズル・ウルジャク女史の去就が明らかになった。 収賄捜査開始直後に政府を批判する論評を発表し、サバフ紙を後にしたナズル・ウルジャク女史が、かつてコラムを寄せていたブギュン紙で再出発を果たす。(独立系インターネットニュースサイト)T24の報道によると、ウルジャク女史は2月初め頃に同紙での掲載を始める。 エルドアン首相の娘婿に当たるベラト・アルバイラク氏がCEOを務めるチャルク・ホールディングス傘下のサバフ紙は、政府を批判し 全文をよむ
国会の司法委員会における裁判官・検察官高等委員会(HSYK)法案をめぐる会議で、12月17日の「一斉収賄」捜査及びHSYKの代表者たちが会議に招待されなかったことの影響が出るなか、公正発展党と共和人民党の議員の間で殴り合いのけんかが起こった。 ■復讐法案 HSYKの仕組みを変更する52条からなる法案の審議入りを阻止できなかった共和人民党の議員たちはスローガンを掲げ、法案について机を叩きながら抗議した。公正発展党 と共和人民党の議員たちは4時間半の緊張の後、殴り合いのけんかを始 全文をよむ
ビュレント・アルンチ副首相は、「政府によってギュレン系学生寮に強制捜査が行われると伝える報道は真実ではない」と述べた。アルンチ副首相は、「ギュレン系学生寮への捜査の話題は持ち上がっていない」とも述べた。 ビュレント・アルンチ副首相は、いくつかの新聞において「政府によるギュレン系学生寮強制捜査」という見出しと共に報じられたニュースについて明らかにした。アルンチ副首相は、「昨日以降、いくつかの紙面で驚くべき報道がなされた。特に、タラフ紙は事実を大きく歪曲した。この問題は“政府による ギュレ 全文をよむ
ウムラニエのゲジェコンドゥで27個の手榴弾が見つかったのを機に、2007年6月12日に始まったエルゲネコン捜査で、ゼケリヤ・オズの名はトルコ中に知れ渡った。 エルゲネコン捜査を開始させ、世論に衝撃を与えた重要な裁判の検事を務めたのがオズ氏である。そのオズ氏に2009年1月、エルドアン首相所有のメルセデス製の防弾装備のついた公用車があてがわれていた。オズ氏はバクルキョイ検察へ異動したが、彼の公用車は何か月も修理に出されたままであり、さらに彼の護衛の車も昨日警察により撤収されたことが分かっ 全文をよむ
収賄不正捜査の指揮を執ったイスタンブル共和国次席検事ゼケリヤ・オズ氏は、ドバイでの休暇の費用を自身が払わなかったとする疑惑に反論した。 T24TVの報道によると、オズ氏は近しい人や質問した司法関係者たちに、「この醜い中傷を言い出したものたちは、その疑惑を証明できなければ、辞任してほしいものです。証明されれば、私が辞任します」と話したことがわかった。オズ氏は、サバ紙とタクヴィーム紙をはじめとした様々な新聞で報じられた情報に関して、ドバイの休暇問題について証拠文書を含む文書を準備していると 全文をよむ
HSYK(裁判官・検察官高等委員会)第3法廷が昨日、「大規模収賄」捜査を行っていた共和国主席副検事のゼケリヤ・オズ氏に取り調べを行うことを決定し、HSYK第1法廷は同日急遽オズ検事をバクルキョイ裁判所に異動させた。DHA(ドアン通信社)に行ったコメントで異動を認めたオズ検事にあてがわれ、かつてエルドアン首相が所有していた防弾装備の公用車が5か月間修理にだされており、検事の護衛車も昨日警察により回収されたことが判明した。 HSYKによってイスタンブル県共和国次席検事からバクルキョイ区共和 全文をよむ
エルドアン首相が「かつては裁判官・検察官高等委員会(HSYK)を裁き、コントロールする仕組みがあった。法務省にあったこの権限を廃止してしまった、その点で我々は過ちを犯した。私に権限があれば、瞬時に彼らを裁いたものを・・」と発言したことを受けて、公正発展党(AKP)の議員らが、裁判官・検事官高等委員会(HSYK)とトルコ司法アカデミーについて厳しい改革案を提出した。 裁判官・検察官高等委員会(HYSK)の委員らについて服務規程審査にかけて[違反者に]処分を下し、また職務を通じた個人的犯罪 全文をよむ
アンカラ警察署でテロ対策担当局、治安担当局、諜報担当局、サイバー犯罪・密輸担当局、組織犯罪対策担当局において局長80人をはじめ警察官350人が異動を命じられた。 トルコを震撼させた12月17日の収賄汚職捜査の後、警察組織で始まった人事異動がさらに行われた。アンカラ警察署におけるテロ、公安、 組織、財政、密輸、サイバー犯罪対策担当局で現職の80人の局長や上層部を含む350人が異動を命じられた。異動させられた人物の代わりにまず250人が任命された。 今夜行われた移動によりアンカラ 全文をよむ
エルドアン首相は、日本で政界での将来について質問されると、自党(公正発展党)の「三期」の原則*に言及し、「死ぬまでここに留まろう、という考え方はふさわしくない」と答えた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は今日、極東三か国歴訪の最初の訪問国である日本の東京で、外交活動を始めた。まず国の迎賓館として用いられている赤坂離宮で、日本の安倍晋三首相による公式なレセプションによって迎えられた。 ■反対側に座ろうとした。 エルドアン首相は公式レセプション後、安倍首相によって見 全文をよむ
新聞社関係者や市民団体代表と会見したエルドアン首相は、12月17日捜査、ギュレン教団との対立、(軍関係者の)再審問題について、語った。以下は、この会合に参加したフィクレト・ビラ氏のコラムだ。 エルドアン首相は、ドルマバフチェにあるオフィスで、新聞社関係者や市民団体代表と、朝食付きの記者会見で、一同に会した。首相がプレゼンテーションで述べたように、会議の目的は、4人の閣僚の辞任につながった12月17日逮捕とその後の展開についての質疑に応じることだった。 エルドアン首相の演説、質 全文をよむ
エルドアン首相は昨日ドルマバフチェ宮殿での記者会見で、米国からの平和書簡について言及した。会見の後「平和書簡」の内容と差出人についての議論が湧きおこった。この書簡はエルドアン首相あるいはギュル大統領宛と諸説が錯綜している。数時間に及んだ議論に対し、フェトゥフッラー・ギュレンがHerkul.orgのウェブサイト上で声明を掲載した。昨日の話題を独占したその書簡とは…。 12月17日より開始された賄賂・汚職捜査の後、フェトゥフッラー・ギュレン師がギュル大統領へ宛てた書簡内容は、同師の発言など 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、12月17日捜査を「グローバルな(勢力による)攻撃」とコメントした。 首相は、新聞記者やコラムニストらとドルマバフチェ執務オフィスで行った朝食つき会合で一同に会した。会合の冒頭で演説したエルドアン首相は、ふたたび不正・収賄疑惑について語った。これまでの発言を繰り返したものの、今度は、「グローバルな(勢力による)攻撃」に直面していると主張した。そして、また司法を標的にした。「我々は選挙で選ばれた。あなた方は任命だ。トルコで、司法クーデターが計画された 全文をよむ
フェトゥフッラ―・ギュレン氏と親しい関係として知られるザマン紙のコラムニスト、ヒュセイン・ギュレルジェ氏は、大統領選までの間多くの国民が今まで経験したことのないような失望や心の移り変わりに構える必要性があると強調し、以下のように述べた。「ただじっと我慢している人々や、言葉の美しさを守っている人々が勝利する嵐の中へ私たちは入り込もうとしている。この嵐の中で友人が失われ、不愉快な人々が分けられ、そして不誠実な人々が溢れ出ることになるだろう。多くの国民が自身の場所を見つけることになるだろう。」 全文をよむ
憲法裁判所は、KCK訴訟の被告人でBDP議員のギュルセル・ユルドゥルム氏とイブラヒム・アイハン氏の勾留は妥当な期間を超えており、被選挙権も侵害されているという主張のもとに行われた申し立てを認めた。また、ユルドゥルム氏とアイハン氏へ3千リラのずつの損害賠償金が支払われることが決定した。個人的に申し立てを行った勾留中の他の3人の議員に関しては、申し立て書類が届いていなかったため、今回は審議の対象とされなかったことがわかった。 憲法裁判所は、KCK訴訟の被告人であるBDP国会議員のギュルセル 全文をよむ
イェニシャファク紙が、昨日(1月2日付)紙面で「泣く泣く辞任した」とした見出しが誤報であることが明らかになった。 同紙は、メフメト・アズィムリ氏の教授職就任が妨害されたことで(同氏)が無業状態となり、申請した7大学からジェマート(宗教団体)の圧力により拒否されたと主張した。しかし、ディジュレ大学で准教授となり、2013年1月15日に同大から離れ、数日後ヒッタイト大学で働きはじめたアズィムリ氏は、1 日たりとも無業状態にはなってないことが明らかとなった。アズィムリ氏の教授職就任が3年遅れ 全文をよむ
ブルハン・クズ氏は、警察の上級職、有識者、裁判官、検察官、マスコミ関係者など42県2000人の名前が報告書に記載されており、「魔女狩り」が阻止された、と述べた。 公正発展党(AKP)イスタンブル議員かつ国会憲法委員会委員長であるブルハン・クズ氏は、SNSのTwitterで行った発表において、レジェプ・タイイプ・ エルドアン首相に「国家内の国家建設」に関する情報を含んだ報告書を提出した。クズ氏は、報告書では警察の上級職、有識者、裁判官、検察官、マスコミ関係者、実業家を含む42県2000人 全文をよむ
アンカラでのもっぱらの話題は、メフメト・アリ・シャーヒン元法相が「最高裁に[ギュレン]教団のイマーム」いて、この人物が重要書類を、[ギュレンの住む]ペンシルベニアに送っているという内容を主張したことだ。野党は、「あなた方政府が、なすべきことをなすべきだ」とする一方、政権内部からは、「この発言は、司法の腐敗を語ったものだ」との発言もとびだした。 元法相で、現在、AKPの副党首をつとめるメフメト・アリ・シャーヒン氏が、「最高裁に[ギュレン]教団のイマーム」がいて、この人物がペンシルベニアに 全文をよむ
イスタンブル広域市市長トプバシュは、政府に向けたイスタンブルを中心とする捜査の一部として話題となっているエティレルの警察学校の土地が競売なしである私企業に売却され、国が10億ドルの損失を被ったとの主張を否定した。 エティレルの警察学校の土地が広域市に明け渡された後で、競売なしで都市開発組織(KİPTAŞ)に譲渡されたことに関するうわさについて、市長は広域市が内務省だけではなく多くの公共機関、組織と並行した交換協定、また評価査定の名の下に共同作業を行ってきたと述べた。同市長は学校の土地が 全文をよむ
12月17日に始まった収賄捜査とともに、トルコでは、ほとんど毎日、新しい事態がみられた。この目まぐるしい展開を復習するため、12日間の要約を作成した。 すべては、12月17日の朝にはじまった。イスタンブル共和国検察により「不正収賄捜査」と名付けられた強制捜査のスタートボタンが押された。それからあとは、トルコは毎日、新しい進展で大揺れだ。警察の人員が大幅にいれかわり、大臣が辞任した。内閣がかわった。AKPから離党者がでた。検事同士が、互いを(非難する)発表を行った。この後も自体は同じテン 全文をよむ
シャーヒン氏、「親愛なる師よ、あなたもお戻り下さい。」 公正発展党副党首のメフメト・アリ・シャーヒン氏はフェトフッラ―・ギュレンに呼びかけ、帰国を勧奨した。 シャーヒン氏はギュレン氏に帰国を勧奨するにあたり、詩人メフメト・アキフ・エルソイの言葉を引用した。 「メフメト・アキフ・エルソイも11年間エジプトに滞在しましたが、その後1936年6月にトルコに戻りました」と述べたシャーヒン氏は続けて、「エルソイ氏はこう言いました、『祖国に戻ってきて大変嬉しい。帰ってきてよかった。ト 全文をよむ
エルトゥール・ギュナイ元大臣は、公正発展党からの離党要請により規律委員会に送られ、その後除籍を待たずにトルコ大国民議会での会見で離党を明らかにした。その際に離党の裏で起こったことを説明し、汚職の捜査について論評した。 離党した際に使用した「高慢で高圧的」との論評を解説したギュナイ元大臣は、「全発言を命令と解し、自身に口答えせずに従うとの考えが首相とその周囲に醸成され始めたことを見たためこの表現を用いた。高慢で高圧的。つまり、自信過剰で他人を潰そうとすること。こうした弊害は、 2011年 全文をよむ
政府は12月17日から間違った道に入った AKP(公正発展党)から離党した議員の一人はハルク・オズダルガ議員であった。アンカラ県選出の国会議員であるオズダルガ議員は辞職を議会での記者会見で明らかにした。 オズダルガ議員は(自身の発言が)懲罰委員会にかけられたことが辞職の決断を早めたと述べた。そしてトルコでは国家と体制の問題が起きていると述べ、次のように警告した。 「トルコは12月17日から間違った道に入ってしまいました。警察機構はシュレッダーを通されています。司法警 全文をよむ
アンカラのトゥズルチャユルでも、今夜デモが行われ、サンタクロースの衣装でデモに参加する人もみられた。サンタに扮した参加者の写真は短時間のあいだにTwitter上で拡散され、大きな関心を呼んでいた。 ■ウルデレ事件と収賄に対するデモ(アンカラ) アンカラでの大規模汚職事件の捜査を受け、明らかになった収賄と、ウルデレで発生した殺人事件に対して抗議を行う団体が首都でデモを行った。19時にクズライ平和公園に集まった200名近くからなるグループは、「盗人がいる」という声明を掲げた。1時 全文をよむ
なぜ検事にとって「共和国検事」は正式な形容詞なのか? 「共和国首相、共和国大臣、共和国国会議員、共和国法廷弁護士、共和国県知事や郡知事、共和国警察庁長官」とは言わないのに、なぜ検事は「共和国検事」なのか? この質問に対する答えは、「法治国家の在り方を守る守護者だから」だ。 そのルーツは、アタテュルクの時代における「法律改革」の過程にまで遡る。 つまりこうだ。 法律改革の過程で新しい法律が生み出される中、この取り組みのトップに当時の法務大臣であるマフムト・エサト・ボズクル 全文をよむ
デルスハーネ(予備校・私塾)論争に端を発し、「収賄強制捜査」に続いた過程で、公正発展党の6人が離党した。 キュタヒヤ県選出イドリス・バル国会議員、イスタンブル県選出ハーカン・シュキュル国会議員、イドリス・ナーイム・シャーヒン元内相に続いてエルトゥールル・ギュナイ元文化観光相、イズミル県選出エルダル・カルカン国会議員とアンカラ県選出ハールク・オズダルガ国会議員も離党した。ギュナイ議員とオズダルガ議員はこの決定を記者会見で公表し、次のように述べた。 ■「道を別った」 エ 全文をよむ
司法界に衝撃を与えた政府の通達は、行政裁判所により棄却された。行政裁判所は、警官は上司の警視署長へ、検事は主席検事へ対し、調査に関する情報を即時報告しなくてはならないとした通達の執行を停止させた。[訳者注:12月17日に始まった収賄捜査を受け、政府は上記の通達を発していた。収賄捜査の妨害のためとみられている] 行政裁判所第10法廷は、「司法諸部通達」における、部門警視正は司法事件を財務部署長へ即時に報告し、共和国検事は、取り調べの内容を、共和国主席検事に報告しなくてはいけないとした条項 全文をよむ
ビラル・エルドアンを事情聴取する予定だった [イスタンブル主席共和国検事により、事件担当をはずされた]ムアンメル・アッカシュ検事は、汚職や賄賂の疑いで[12月17日に]始めた調査の一環として、レジェップ・タイイプ・エルドアン首相の息子であるビラル・エルドアン氏を逮捕すると決めていた。 ムアンメル・アッカシュ検事は、汚職や賄賂の疑いで始めた調査の一環として、レジェップ・タイイプ・エルドアン首相の息子であるビラル・エルドアン氏の逮捕を決めていた。アッカシュ検事が書いた「招聘状」は 全文をよむ
トゥラン・チョラックカドゥ・イスタンブル県共和国主席検事は、次々と新たに発生する収賄、不正、入札操作の捜査に介入した。 テロ対策法(TMK)10条担当のムアンメル・アッカシュ検事は、これまで著名実業家、高級官僚、エルドアン首相側近を含むとされる30人の逮捕命令を出してきたが、2012年3月来関わってきた捜査から離れることとなった。捜査資料では、約1億リラ相当の不正が確認されたとされている。アッカシュ検事の担当業務は、TMK担当イドリス・クルト検事に引き継がれる予定。その一方、捜査から外 全文をよむ
汚職・収賄捜査の「第二の波」と呼ばれ、検察の拘束、捜査、差し押さえ要求にも関わらず、警察がこの措置を実行しなかったため議論を生んだ捜査を担当したムアンメル・アッカシュ検事は、厳しい口調で会見を行い、「裁判所の決定を実行せず、警察署長らは罪を犯しました。容疑者たちが対策を講じ、逃亡し、証拠を隠蔽することを可能にしました」と述べた。アッカシュ検事は、書面の声明を16時頃に自ら裁判所の門まで持込み、記者たちに配布した。 ■チョラッカドゥ主席検事:彼らは知らせない アッカシュ検事の発 全文をよむ
BDP(平和民主党)は、ガーズィアンテプ、シェヒトキャーミル郡でムラト・カラユランの兄弟、ボザン・カラユランを候補に擁立した。 KCK(クルディスタン社会連合)のカンディルにおける幹部の中から、ムラト・カラユランの兄弟が市長候補となった。 BDPは、2014年3月30日に行われる予定の地方選挙で、ガーズィアンテプ、シェヒトキャーミル郡のために、ムラト・カラユランの兄弟であるボザン・カラユランを市長候補として擁立した。 全文をよむ
エルドアン首相はギュル大統領へリストを提出し、承認を得た後、新内閣を発表した。新内閣は以下の通り。 ■副首相はエムルッラー・イシュレル 副首相に任じられたアンカラ県選出の公正発展党(AKP)議員エムルッラー・イシュエル氏は1960年1月7日アンカラのクズルジャハム郡内クシュチュオレン村で生まれた。王立サウジ大学教育学部イスラム学科で学び、修士・博士課程はアンカラ大学社会学研究所イスラム基礎研究タフスィール研究専攻で修了した。また共和国大学神学部イスラム基礎研究学科タフスィール 全文をよむ
環境都市開発相を辞任したエルドアン・バイラクタル氏の「首相も退陣を」という発言はAKP(公正発展党)に衝撃を与えた。 NTV生放送中のこの発言は当初「失言」と見なされ、バイラクタル氏が発言を修正するかと思われていた。しかしエルドアン・バイラクタル氏は騒動後に面会したある将校に「あれは失言ではない」と話したと言われている。レジェプ・タイイプ・エルドアン首相がAKP県支部長会議に参加した時も、バイラクタル大臣からは発言を修正する声明は出なかった。バイラクタル氏の発言は側近の人々をも驚かせた 全文をよむ
今回の贈賄・収賄捜査で逮捕された実業家レザ・ザッラーブのイランにおけるパートナーと報じられたバーベク・ゼンジャーニ氏だが、彼がテヘラン市内で計画していた巨大複合商業施設建設プロジェクトが白紙に戻された。数百万ドル規模のプロジェクトの中止に異論を唱えるゼンジャーニ氏は「無謀な行為は誰であっても許せない」と話した。 トルコ全土を震撼させた贈収賄一斉捜査の目玉の一人が、レザ・ザッラーブの関係者で、「レイス氏」や「コント氏」などとして知られる「バーベク・ゼンジャーニ」であるとの報道を受けて、イ 全文をよむ
汚職捜査が閣僚にまで飛び火し、アンカラの舞台裏ではエルドアン首相が閣僚人事を大幅に変更するのではないかと囁かれている。 エルドアン首相は、(閣僚の)息子や、特別書記官、官僚らの逮捕によって汚職捜査が内閣にまで及んだことを受け、政権の力を用いた対策によりダメージを最小限に留める方法を模索している。エルドアン首相は、内閣、官僚、政党を対象に新たなオペレーションと整備を行なうことで、選挙への影響を抑えようとするだろう。 ジュムフリイェト紙にエルデム・ギュル氏の名前で掲載された記事によると 全文をよむ
CHPはアフヨンカラヒサル県のサンドゥクル郡のアクハルム区長候補として、スカーフを着用しているセビンチ・オズデミル氏を指名し、アフヨンカラヒサル市デイルメンアイバル区長候補としてスカーフを着用しているウムハン・オズプナル氏を指名した。6つの言語を知っているというオズプナル氏は「スカーフは私のシンボルではありませんし、(スカーフは)決して(私がかかげる)旗でもありません」と話した。 ■CHPで二人目のスカーフ着用候補 CHPアフヨンカラヒサル県支部はアフヨンカラヒサル市に属す諸 全文をよむ
長年逮捕者数が多い状況で、市からバス車両を借りていたイスタンブル警察に最新の捜査で、ショッキングな返答が来た。「もう車両は貸さない」 トルコを震撼させた不正と汚職の捜査は、イスタンブル広域市とイスタンブル県警察局との間に溝を作った。 ヒュッリイェト紙のチェティン・アイドゥン氏の伝える所によると、警察は今まで、車両不足のため機動隊員や社会的な事件での逮捕者を健康診断や裁判所に送る際に、イスタンブル広域市から借りた車両を使っていた。 しかし2013年12月17日の捜査は 全文をよむ
イスタンブル警察署長の職を解任され中央付き知事として任命されたヒュセイン・チャプクンは、「解任されたことについては想定内だった。活発に活動する者は他人と衝突する。私たちは誰かと衝突しなかったが、誰かを私たちにぶつけてきたのだ。疲れたが、現在、これは人知の及ばないところである。それに従う以外なにもない」と述べた。 ブルサで出されたエコメトレ紙の編集長ケナン・セルタルプは、今日の記事でブルサ警察署長を務めていた時期に知り合いになったチャプクン氏と解任について電話をしたと書いた。セルタルプ編 全文をよむ
エルドアン・バイラクタル環境都市整備相の息子であるアブドゥッラー・オウズ・バイラクタルさんも含まれる14名の被疑者が司法当局より釈放された。 一部閣僚の息子2名が逮捕された。 汚職収賄の容疑で司法当局に移送された閣僚の息子ら、カアン・チャーラヤンとバルシュ・ギュレル、そしてハルク・バンカス(人民銀行)のアスラン頭取、企業家のルザ・サッラフを含む16名が逮捕された。 汚職収賄の経路に関しては、現在も解明が続けられている。 昨日(20日)身柄拘束請求により司法当局に 全文をよむ
イスタンブルとアンカラでの汚職・収賄一斉捜査で建設会社社長3名が逮捕された。 アーオール社グループのアリ・アーオール社長は、朝方、イスタンブル警察署に連行された。まず事情聴取を受けると伝えられている同社長であるが、昼過ぎに逮捕決定が出された。有名映画監督、スィナン・チェティン氏と制作した広告映画で話題を集めたアーオール社長は、最近、集合住宅局(TOKİ)の協力で土地・住宅・不動産投資共働会社(Emlak Konut GYO)により実施され、セイランテペで建設が継続しているガラタサライ新 全文をよむ
組織犯罪捜査局及び経済犯罪捜査局によってイスタンブル市を中心に行われた大規模捜査の逮捕者数が52人に達した。 今回の捜査における逮捕者の警察による取り調べが続けられているほか、市外での逮捕者についてイスタンブル市へ移送が行われていることも発表された。 イスタンブル検察庁が進める贈賄・収賄に関する今回の大規模捜査で逮捕された中には、ギュレル内務相の子息バルシュ・ギュレル、バイラクタル環境都市整備相の子息アブドゥッラー・オウズ・バイラクタル、チャーラヤン経済相の子息カアン・チャー 全文をよむ
収賄捜査が政府と教団との間の緊張が引き金であるとの話を受けて、フェトゥフッラー・ギュレン教団の幹部の一人ヒュセイン・ギュレルジェ氏がツイッターで発言した。ギュレルジェ氏は捜査に教団が関係しているという主張を否定し、「ヒズメット運動(奉仕運動)に目を向けさせ、本来のターゲットから目をそらさせようとする意図がある」と述べた。 イスタンブルとアンカラで警察が行った収賄捜査は、ソーシャルメディアに衝撃を与えた。SNS上では、捜査の理由は政府と教団の間の緊張であるという見解がなされている。 全文をよむ
デルスハーネ(私塾)閉鎖問題をめぐって公正発展党で続く緊張は、ある衝撃的な離党とともに新たな段階に移った。タイイプ・エルドアン首相と親しいことで知られる国民的サッカー選手、ハーカン・シュキュルイスタンブル県選出議員が政権政策に対し強い批判を行い、公正発展党から離党した。 キュタフヤ県選出のイドリス・バル議員が懲戒処分をうけ離党したことにつづき、シュキュル氏の辞職(および離党)は公正発展党において2度目の議席減となった。国会で昨夜何時間にわたりドーピング検査委員会の任務に参加したシュキュ 全文をよむ
トルコ大国民議会本会議の予算審議において、カルス選出のミュルキイェ・ビルターネ平和民主党(BDP)所属議員とヴァン選出のオズダル・ウチェルBDP所属議員が、拘留中の国会議員のことを「クルディスタンの国会議員たち」と呼んだため、国会に緊迫した空気が流れた。 トルコ大国民議会本会議で行なわれた国防省と科学産業技術省の予算審議において、平和民主党会派を代表してスピーチを行なったビルターネ議員は、拘留されている国会議員たちが審議に出席できなかったことに触れ、民主的な政治参加が阻まれていると述べ 全文をよむ
共和人民党(CHP)内に不快感を生み出していると言われている「世俗国家と自由社会のための知識人の声明」においてウシャク国会議員のディレキ・アカギュン・ユルマズ氏、イズミル国会議員のビルギュル・アイマン・ギュレル氏、エスキシェヒル国会議員のシュヘイル・バトゥム氏、イズミル国会議員のムスタファ・バルバイを含む21人の国会議員が署名をした。 CHPの国家主義派において有力なユルマズ、ギュレル、バトゥムらが先導し行った「世俗国家と自由社会のための知識人の声明」を21人の国会議員を含む計199名 全文をよむ
公正発展党(AKP)ブルサ県選出のジャナン・ジャンデミル・チェリキ議員は、スカーフをした議員としては史上初めてトルコ国会で登壇した。 チェリキ議員は労働社会保障省・運輸省の予算審議中に発言し、その後、与党議員から暫く拍手喝采を浴びた。 全文をよむ
今年9月、ネヴシェヒル県のギョレメを自転車で観光中だった日本人観光客二名のうち、一人が死亡、もう一人が重傷を負った事件の裁判で、逮捕されたファーティフ・ウヤル被告には、加重終身刑及び懲役93年9カ月の判決が下された。 ネヴシェヒルのギョレメ町で今年9月、自転車でゼミ渓谷散策に向かった日本人観光客で、22歳の栗原舞さんを刃物で殺害し、また同じ22歳のTさんに怪我を負わせた事件の裁判で、逮捕された23歳のファーティフ・ウヤル被告に、加重終身刑と懲役93年9カ月の判決が言い渡された。 全文をよむ
昨日、シンジャン刑務所から保釈された共和人民党(CHP)のムスタファ・バルバイ議員は、今日国会入りし宣誓を行った。 憲法裁判所の出した判決後に出所したCHPのムスタファ・バルバイ議員(イズミル選出)は、4年と277日間に渡る刑務所生活を経て、今日初めて国会入りした。 バルバイ議員は、トルコ大国民議会(TBMM)で始まる予算審議前に議会壇上から宣誓し、正式に議員職を開始した。ジェミル・チチェキTBMM議長は、バルバイ議員の宣誓式が12月10日の世界人権の日に重なっていることは意義深い 全文をよむ
エルゲネコン訴訟に関連し4年と277日間拘束されていたムスタファ・バルバイ氏の釈放決定が出た。出国禁止とされたバルバイ氏は、刑務所の大部屋から出た後に妻ギュルシャ・バルバイさんとメフメト・ハベラル氏に出迎えられた。 イスタンブル第13重罪裁判所は、憲法裁判所によるムスタファ・バルバイ氏の勾留は妥当な期間を超えており、被選挙権も侵害されているとの判決を理由に、CHP(共和人民党)所属のイズミル選出国会議員のムスタファ・バルバイ氏の釈放を決定した。決定を聞き、刑務所前で喜びの声が高まった。 全文をよむ
地方選の結果を総選挙と混同しても何も分からないことは自明だ。 地方選では候補者の人間性から人口統計上の特徴まで非常に幅広い要因が結果につながっている。 しかしトルコのように選挙がいかなる条件においても指導者と政党名に深く結びつく国で、3月30日地方選の結果を検討する際には、全体の勝敗と合計得票率が基本とされる。このため、一部の県において投票の結果にかかわらず、最も大きな衝撃を受けるであろうと思われる政党がCHP(共和人民党)となることに疑いの余地はない。 ■CHPは遅れている 全文をよむ
民主化法案にもり込まれた驚くべき改正によると、テロ行為で有罪判決を受けたオジャランを始め、その他有罪判決を受けた人々や、今後山から投降するPKK(クルディスタン労働者党)メンバーなどに政治参加の道が開かれる。 今回政府が発表した「民主化法案」は、クルド問題解決プロセスのために非常に重要であるとされる一方、内容が不十分であると批判されている。この法案が昨日TBMM(トルコ大国民議会)に送られた。議長府に提出された17の項目から成る法案には、以下のような改正が含まれている。 ・ク 全文をよむ
北イラク・クルド自治政府のマスード・バルザーニー大統領とシリアで臨時政府を宣言したPKK(クルド労働者党、非合法組織)のシリア分派である民主統一党(PYD)の間で発生した危機において、ディヤルバクル県選出無所属議員であるレイラ・ザナ氏及びディヤルバクル広域市市長であり平和民主党(BDP)所属のオスマン・バイデミル氏が仲介に入ると報じられた。 北イラクで放送されている’Rudaw’というインターネットサイトのニュースによれば、北イラク・クルド自治政府のマスード・バルザーニー大統領は、本日 全文をよむ
ワシントン訪問で、ケマル・クルチダルオールCHP(共和人民党)党首にもっとも多く寄せられた質問は、対イスラエル関係と、ハマスに対する見解であった。クルチダルオール党首は、ハマスに関してCHPは(ハマスの)武装攻撃には賛同しないことを述べたが、ハマスをテロ組織と呼称することは避けた。CHP党首はフェトゥフッラー・ギュレン運動のアメリカ代表とも個人的に朝食の席を設けた。 クルチダルオール党首のワシントン訪問で最も多く寄せられた質問の一つは、イスラエルとの関係であった。月曜日の夕方、クルチダ 全文をよむ
アメリカを訪問中の共和人民党(CHP)党首、ケマル・クルチダルオールは、イスタンブル市長選の候補者がムスタファ・サルギュル氏になると話した。 ヴァタン紙イルハン・タヌル記者の記事によれば、共和人民党党首ケマル・クルチダルオールは日曜夜、共和人民党在ワシントン代表部が正式に開設されることを受け、代表部が開催したレセプションに参加した。彼はこのレセプションにおいて初めて、ムスタファ・サンギュルがイスタンブル市長になると話した。クルチダルオール党首は質問に「イスタンブル市長選の候補者は確定し 全文をよむ
デルスハーネ論争でエルドアン首相を弁護する記事を書き、話題になったイェニ・シャファク紙のアブデュルカーディル・セルヴィ氏は、ヌル・ジェマート(教団)に難問を突き付けた:閉じた扉の向こうで何を望んだのか? 我々は、彼らがバックヤードとして使用している報道機関で、2004年に国家安全保障評議会(MGK)が下した決定に関する記事を読んだ。当時の状況を考慮するよう呼びかける記事を書いた。しかし彼らは2004年にMGKで下された決定はジェマートを破滅させるためだと、ジェマート支持層に信じ込ませ 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の指示で2週間前にデルスハーネの経営者の意見も取り入れた「デルスハーネ閉鎖」法案の作成は終わりを迎えた。金曜日に国内デルスハーネ協会と最後の会議を行った官僚たちは、法案をまとめた。国民教育相ナビ・アヴジュは、今日修正した法案を閣議に提出する。 新しい法案によると、1月からデルスハーネの新たな申請を受け付けない。新しいデルスハーネは開くことができない。しかし現在のデルスハーネの活動は 2014年の6月まで継続できる。つまり今年の大学入試が終わるとデルスハ 全文をよむ
ムスタファ・カマラク至福党党首は、2004年度の国家安全保障評議会(MGK)の記録に関してコメントを行った。 党本部で知事らと11月定例会議に参加したカマラク党首は、国家安全保障評議会の決定に関する質問について、「記録の何について議論をしようというのですか?記録が正しいことは明らかですし、署名は明白です。容認できない状況です。きちんとした話ではありません」と述べた。 ムスタファ・カマラク党首は、デルスハーネに関する措置が2月28日の過程を彷彿とさせると述べ、次のように話した。 全文をよむ
日本のナショナルデーレセプションで興味深い口論が起きた。エルドアン首相の妻、エミネ・エルドアン夫人がスピーチをすることに反発した共和人民党(CHP)カメル・ゲンチ議員(トゥンジェリ選出)に対し、タネル・ユルドゥズ・エネルギー天然資源相が強い不快感をあらわにした。 ナショナルデーのレセプションは、日本の横井裕大使主催でアンカラにある日本大使館で開かれた。レセプションにはエミレ・エルドアン夫人の他、ユルドゥズ・エネルギー天然資源相、メフメト・シムシェキ財務相、公正発展党(AKP)外交担当の 全文をよむ
デルスハーネ(予備校/私塾)の閉鎖に反対するザマン紙の主筆エクレム・ドゥマンル氏は、エルドアン首相宛てに公開書簡を書いた。 ‐不当な扱いを受け抑圧された人々の呪いを受けてはなりません。今日のこの状態を市民に差し出した者たちは、明日には神にも差し出さざるをえなくなります。この問題をそこまで至らせずに解決することが不可欠です…。 ‐どうかあなたの周りの景色を正しい目で見て下さい。おべっか使いの同僚たちが、正義感から距離を置いたところであなたのあらゆる活動を手を叩いて誉めそやすこと 全文をよむ
公正発展党(AKP)のロビー活動において、ギュレン教団によって運営されるデルスハーネ(予備校・私塾)を巡る緊張状態の末、ついに票数論争が始まった。一般的な見方としては、「ギュレン教団の得票に関する影響は1%程度になる」と予想される。 デルスハーネを巡る事件の後、AKPとギュレン教団の関係の成り行きは関心の的となった。「いかなることも影響とはなり得ない」と言う者が大多数であるが、AKPのロビー活動においては「ギュレン教団の票は多くて3%」という言葉も耳から耳へ伝わっている。 エ 全文をよむ
11月16日土曜日にディヤルバクルで実現した歴史的集会に参加したシヴァン・ペルウェル氏が、自らを批判した政治指導者たちに反論した。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相がディヤルバクルで会談した北イラク・クルド自治政府のマスード・バルザーニー大統領の招待によって38年の年月を経てトルコに戻ったクルド人アーティストのシヴァン・ペルウェル氏は自身に向けられた批判を受け、書面による発表を行った。 ペルウェル氏は、38年の時を経てトルコに帰還したことに関する一部の政党指導者たちによる個 全文をよむ
ディヤルバクル訪問初日に「山にいるものは山を下り、刑務所には人がいなくなるのを目にするだろう」というメッセージを送ったレジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、二日目に人々に「これは始まりに過ぎない。和平プロセスによってたったの1年で私たちがこれほど変わったとしたら、数年内に起こることを予想して、あなたたちも夢見てください」と述べた。エルドアン首相は、ディヤルバクルのビスミル郡で行われた開所式で要約すると次のようなことを話した。 ■また「クルディスタン」という言葉を使った ディヤ 全文をよむ
オスマン・バイデミル・ディヤルバクル広域市市長を訪問した北イラクのクルド自治区のマスード・バルザーニー大統領は、和平プロ ジェクトを支援するためにディヤルバクルを訪れたといい、「クルディスタンの人びとは平和のため待ってください。アメド(※ディヤルバクルのクルド語での呼び名)は私たちの家ですが、アルビルもあなた方の家です」と述べた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の招待で16日、ディヤルバクルを訪問した北イラクのクルド自治区のマスード・バルザーニー大統領は17日、同行している著名クル 全文をよむ
タイイプ・エルドアン首相のディヤルバクルでの歴史的演説で、「山にいる人(ゲリラ)が山をおり、刑務所が空になるのを、我々は目にするだろう」と述べた。エルドアン首相のこの言葉は、恩赦のサインとの観測をよんでいる。 また、はじめて「クルディスタン」の語をつかい、「北イラク・クルディスタン地方のたいせつな友人たちへ、ここディヤルバクルから挨拶する」と述べた。エルドアンがクルディスタンという単語を使うだろうことを、ヒュッリイェト紙は演説の1時間前に報じていた。 集会での演説をトルコ語で 全文をよむ
エルドアン首相の「ディヤルバクル・プロセスが支持されたならば、山にいる者は山を下り、刑務所は空っぽとなる」という発言が波紋を呼んだディヤルバクル集会について、Radikal紙のコラムニストが同紙のサイト上で評価を行った。 北イラク・クルド自治政府のマスード・バルザーニ大統領がタイイプ・エルドアン首相の招待を受けディヤルバクルを訪問し、市内での集会に参加したことが大きな反響を呼んでいる。エルドアン首相の「ディヤルバクル・プロセスが支持されたならば、山にいる者は山を下り、刑務所は空っぽとな 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相とバルザーニー大統領がディヤルバクルを訪問している。集会会場にて、バルザーニー大統領はスピーチをクルド語で始め、トルコ語で締めくくった。バルザーニー大統領は、「私と全てのクルド人の望みはトルコ人のそれと同じです。どうか和平プロジェクトを支持してください。平和のための闘いというのは難しいものです。勇気のある人間でなければ平和のための闘いなんてできません。平和への道がどんなに遠くとも、戦争を1時間でもするよりはましでしょう」と述べた。 北イラク・クルド自治 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、バルザーニー北イラク大統領と(歌手でクルド活動家の)シヴァン・ペルヴェルとともにディヤルバクルを訪れ、市民に語りかけた。マスード・バルザーニー大統領の演説の後、エルドアン首相が壇上に登った。今日は多くの初めてのことが起こったが、最も注目を浴びたのは首相が演説で「クルディスタン」と発言したことだった。 エルドアン首相の演説の際、(クルド系の歌手)イブラヒム・タトゥルセスをはじめ、ビュレント・アルンチ副首相やエミネ・エルドアン夫人が涙を流しているのが見られた 全文をよむ
ギュレン師は私塾閉鎖問題について「いやはや、彼らは天国の扉さえも閉ざすことを望むかもしれない・・・肝要なことは、知らぬ間に降りかかった大災難には、歯を食いしばって我慢することだ」と述べた。 ヌルジュ系教団のリーダー、フェトフッラー・ギュレン師は私塾に関する規制について強い反発を示した。教団のインターネットサイト「Herkul.org」でのコメントによると、ギュレン師はザマン紙の「教育に対するクーデター計画」という見出しの記事に非常に悲しんでいると述べた。 ギュレン師の話の要旨 全文をよむ
公正発展党(AKP)は、ソーシャルメディア対応のため、6000人からなるチームを編成している。 Ar-Geを中心に行われる活動で、社会における使用及び影響力が次第に増大しているソーシャルメディアを、地方選活動で積極的に活用する予定だ。 この方針を受け、全県・郡支部でソーシャルメディア担当者が設けられ、彼らはAKP党本部で研修を受けることとなる。ソーシャルメディア担当者とは別に、主要都市で選出される支部組織メンバーも研修対象者となる。 現在まで、アンカラ、イズミル、イ 全文をよむ
ビュレント・アルンチ副首相は、リュトゥフィ・クルダル展示会議場で行われた第一回トルコ子供メディア会議の後、記者の質問に答えた。「政界で仲が悪い政治家はいますか?」との質問に「今はいません」と応えた。 アルンチ副首相は、「長年にわたり政治に関わっています。もう活発に政治活動をすることに終止符を打つべきだと感じています。私以外にこのようなことを言う政治家はいませんが、政治家は誰でも、活発な政治活動に終止符を打つか、しばらくの間政治から離れる必要があると考えています」と述べた。 ■ 全文をよむ
ディヤルバクル無党派議員レイラ・ザナ氏は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相に招かれた北イラククルド人自治区のマスード・バルザーニー大統領の今週土曜のディヤルバクル訪問は重要であり、和平プロセスにも役立つものであるとし、「誰もこの訪問を選挙対策と見てはならない」と述べた。 ディヤルバクル無党派議員レイラ・ザナ氏はドアン通信社(DHA)記者の質問に答え、マスード・バルザーニー大統領のディヤルバクル訪問を評価した。今回の訪問は歴史的重要性を持つものであり意義深く、価値のあるものであるとし、 全文をよむ
アタテュルクの命日である11月10日にサンジャクタル誌がイェニ・アキト紙に掲載した広告が議論を呼んでいる。同誌のオーナー、エユプ・ギョクハン・オズテキン氏は、アタテュルクがした事を他の人がしたら反対するだろうと発言した。 ジュネイト・オズデミル氏が企画と司会を行なっているCNNチュルクの番組「5N1K」に、イェニ・アキト紙に(アタテュルクの命日である)11月10日の広告を出し議論を呼んだサンジャクタル誌の所有者エユプ・ギョクハン・オズテキン氏と、昨日ムスタファ・ケマル・アタテュルクに向 全文をよむ
AKP所属の国会議員がスカーフを着用してトルコ大国民議会(TBMM)に登院した後、注目は閣議に集まった。AKP内部と国会では、今や最初のスカーフ着用大臣は誰になるか議論となっている。 タラフ紙のヒュセイン・オザイ記者の記事によると、アンカラ(政府)の舞台裏では、9月から10月中に行われる予定であった内閣刷新が「スカーフ着用の大臣計画」を理由に延期されているという。これによると、巡礼後にスカーフの着用を始めた4人の議員によりTBMMにおける「スカーフ危機」を解決したAKPは、スカーフ着用 全文をよむ
政府はクルド問題解決プロセスにおいて強い意思を持ち、重要な一歩を踏み出している。政党法の改正によって、投票の権利を持つ人々は政党の党員となることができるようになる。武装を放棄した人々、刑に服した人々は、政治的に自由になる。 イェニ・シャファク紙の報道によると、解決プロセスに向けたステップを踏み出していないと批判されている政府は、解決プロセスにおいて結果を出すため強い意思をもって臨んでいる。エルドアン首相は、外遊時に今後のステップを示唆した。閣議で署名された法改正が議会を通過することで、 全文をよむ
ビュレント・アルンチ副首相兼政府報道官は、セルビアの首都であるベオグラードで参加し、トルコ国営放送(TRT)チュルクにおいて放映された番組内で「戦友」と述べたエルドアン首相について話した。 ビュレント・アルンチ副首相は、ベオグラードから生放送されたTRTチュルクの特別対談番組の中で、今注目の話題に関して非常に重要な発言をした。 ビュレント・アルンチ副首相は以下のように発言した。「首相が子どもたちのことで言いたかったことは正しいと思うし、私はその意見に賛成だ。しかし、彼が『必要 全文をよむ
CHP(共和人民党)所属のムスタファ・サルギュル・シシュリ市長は、エルドアン首相について「エルドアンは世界のリーダー」と述べたことについて、「あれはユーモアのつもりだった、ジョークだ」と弁明した。サルギュル市長は11月9日が非常に楽しみだと述べ、「明日は野党としてのCHP、最後の日々の幕開けだ。明日はわが党が政権与党になるための第一歩となる」と述べた。 CHPに移ったムスタファ・サルギュル・シシュリ市長は以前、「私は14年半市長を務めており、長年AKP(公正発展党)と一緒に仕事をしてい 全文をよむ
アンゲラ・メルケル独首相はドイツで多大な支持によって再選し、第3次内閣を発足させた。その組閣にはトルコ系市民が鍵を握っている。大連立のパートナーとなるだろうドイツ社会民主党(SPD)は、組閣に際し譲歩できない唯一の条件は「移民に対する二重国籍保持を認めること」だと述べた。 ワタン紙の報道によれば、ドイツで9月22日アンゲラ・メルケル・ドイツキリスト教民主同盟(CDU)党首の大勝利で幕を閉じた総選挙の後、ドイツキリスト教民主同盟(CDU)・バイエルンキリスト教社会同盟(CSU)の統一会派 全文をよむ
美徳党から出馬して1999年に国会議員に選出されたが、トルコ大国民議会で宣誓する機会を与えられなかったメルヴェ・カヴァクチュ・イスラム氏は、(今回の国会でのスカーフ解禁をうけ)、「トルコにおけるスカーフ問題に関して、正義がここに現れ、誤った行いが過去のものとなった。」と語った。 カヴァクチュ氏は4人の国会議員がスカーフをしたままトルコ大国民議会の本会議に参加したことに関して、「このことはトルコの人権(向上)プロセスの観点における重要な一歩である」と話した。 同氏は「トルコでス 全文をよむ
公正発展党(AKP)の4名の女性国会議員がスカーフを着用して国会に登院したことで、昨日(10月31日)はトルコ大国民議会(TBMM)にとって歴史的な一日となった。本紙コラムニストがこの歴史的和解についてコメントした。 ■「共和人民党(CHP)は間違いを犯さなかった」 ヒュセイン・ギュレルジェ 公正発展党の4名の国会議員が昨日の国会にスカーフを着用して登院したが、予想された緊張や衝突はなかった。トルコ大国民議会はこのスカーフ事件に対して大人の対応をし、国会の尊厳は増した。共和人 全文をよむ
4名の公正発展党(AKP)議員がスカーフを着用してトルコ大国民議会本会議に出席したことについて、共和民主党(CHP)のディレキ・アカギュン・ユルマズ議員がTシャツを着て抗議した。ユルマズ議員は、トルコ国旗とアカチュルクの写真がプリントされたTシャツを着て本会議に出席した。 スカーフ着用のAKP議員が議会に登庁すると、議会前には女性団体が集まり、スカーフを着用しての議会出席に抗議した。AKP議員のスカーフ着用について、様々な市民団体の女性メンバーが議会のディキメン門前に集まり、抗議活動を 全文をよむ
国会にスカーフを被って登院することを明言したAKP(公正発展党)所属の4名の女性議員が、TBMM(トルコ大国民議会)本会議場に出席した。スカーフを着用した議員たちを、ほかのAKP所属の女性議員たちが抱擁しながら入口で出迎えた。 TBMM本会議にスカーフを着用して登院することを表明したAKP所属の4名の女性議員たちは、議場に入った。AKPのヌルジャン・ダルブダック議員、ギュルアイ・サマンジュ議員、セヴデ・ベヤズット・カチャル議員そしてギョニュル・シャフクルベイ議員は、TBMM内の活動にこ 全文をよむ
各党のスポークスマンは、トルコ大国民議会でスカーフを着用した国会議員に関して見解を述べた。しかしその日、女性議員が議会の演壇で行った演説は波紋を呼んだ。以下、自由を支持する女性議員の演説内容。 ・ミフリマ・ベルマ・サトゥル(AKP:公正発展党) 「女性はずっと付属物だった。」 本日、困難な環境にみんなで一緒に終止符を打ちます。スカーフを被った同僚たちは、今日ここにいます。みなさん、ようこそいらっしゃいました。女性は今までずっと付属物のように扱われてきました。スカーフや服装につい 全文をよむ
トルコ大国民議会本会議へ明日登院が予想される公正発展党(AKP)党員でスカーフをかぶった女性国会議員について、共和人民党(CHP)は党としての対応方針を固めた。 ■スカーフ着用の議員にはまったく関わらず、対応せず 今日、非公開で行われたCHPの党派会議で、スカーフをかぶった女性国会議員を、迎えるか否かの決定がされた。この決定においては、AKPが選挙を前にこの件を政治利用しようとしており、CHPはこの挑発にはのらないという見解が重きを占めた。 この決定を踏まえ、明日の 全文をよむ
ヒュッリイェト紙とそのウェブサイトは、世紀のプロジェクトと呼ばれ9年の工事をへて今日、開通するマルマライ海底トンネル線をこてんぱんにする記事を掲載し続けている。 歴史的なマルマライ鉄道開通式が世界でも大反響を呼ぶ中、トルコではヒュッリイェト紙及び同紙ウェブサイトの同プロジェクトを非難する報道が後を絶えない。週末日曜別冊号でヒュッリイェト紙は「選挙活動の一環で、マルマライ・プロジェクトは突貫工事で急がされた。電車内で乗客らはチューブトンネルを通過しているとは理解できないだろう。頭では分か 全文をよむ
タネル・ユルドゥズ・エネルギー天然資源大臣は、日本との間で結ばれる協定の枠組みで核燃料工場が建設されるが、工場での核燃料の生産はないと述べた。 タネル・ユルドゥズ大臣は、エルジェス山で第4回慈善家サミットに参加した後、記者の質問に答えた。日本の首相の訪問と署名される協定の内容に関する質問に対して説明を行ったユルドゥズ大臣は、「日本の首相と我が国の首相が共同声明を行うかは今のところ未定です。おそらく署名前に発表される話があるでしょう。ですからこれが確実に署名されるなどと私から述べることは 全文をよむ
トカト県のパザル市で24年ぶり、またレシャディエ市では35年ぶりにCHP(共和人民党)から市長候補が擁立された。 トカトで来たる地方選挙を前に、CHPはいくつかの市の候補者を発表した。この中には長い間候補者が出ていなかったパザル市とレシャディエ市の名前も挙がった。24年の時を経てパザルで選挙に参加するCHPは、ハリル・イブラヒム・ドアン氏を候補とし、1978年が最後の地方選挙出馬だったレシャディエではゼキ・チャルダク氏の名前を挙げた。 ■「ようやく準備が整った」 パ 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の娘シュメイイェさんは、トルコ―アラブ青年フォーラムの開会式で講演を行い、「トルコと若者の顔が西を向いても、その背中を決して東に向けることはありません」と語った。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の政治活動を支えるシュメイイェ・エルドアンさんは、昨日(25日)イスタンブル大都市青年会議が主催したトルコ-アラブ青年フォーラムの開会式で講演を行った。シュメイイェ・エルドアンさんは、トルコと若者の顔が西を向いていても、決して東に背を向けることはないと語り、 全文をよむ
「私は7歳でトルコ語を学んだ」と発言したことで、民族主義行動者党(MHP)党首の批判を受けた公正発展党(AKP)ヒュセイン・チェリキ副党首は、MHP党首に対して、ある証拠を示してこうやり返した。「私は今日まで、偉大なバフチェリ氏(MHP党首)がエコノミ(ekonomi)と言うのを聞いたことがない。いつも『エキョニョミ』と聞こえる」 AKPスポークスマンのヒュセイン・チェリキ副党首は、記者たちに会見を行っていた。ヒュセイン・チェリキ副党首の会見のトピックスは以下の通り。 「バフ 全文をよむ
スッル・シュレイヤ・オンデル氏、セバハト・トゥンジェル氏、エルトゥールル・キュルクチュ氏はHDP(国民の民主主義党)へ移るためBDP(平和民主党)を離れた。 今週末に行われる国民の民主主義党大会を前に、この党へ移る予定の3人のBDP国会議員が離党した。4人のCHP(共和人民党)国会議員もHDPへ移る方向で話し合いが行われていることが分かった。 地方選挙に東部の県ではBDP、西部の県ではHDPの名の元に挑むことが決定された後、国会でHDPを代表する予定の国会議員はBDPを離党し 全文をよむ
ヴァタン紙のコラムニスト、ルシェン・チャクル氏は、特にスッル・スュレイヤ・オンデル氏のイスタンブル市長選立候補に関して、ここしばらく続いている「同盟」論争を今日のコラムで取り上げた。 コラムニストのチャクル氏は、今日「BDPの支持者はAKPとCHPのどちらに近い?」の表題で次の内容のコラムを掲載した: ラディカル紙のコラムニスト、コライ・チャルシュカン氏が、スッル・スュレイヤ・オンデル氏がイスタンブル広域市市長選挙に平和民主党(BDP)/国民の民主主義党(HDP)から立候補す 全文をよむ
フェトゥフッラー・ギュレン師が心臓の不整脈のために12時間、病院にいた。師の健康状態は通常の状態に戻ったことが明らかにされた。エルドアン首相はその一報を聞いた後で、師に電話をかけて「お大事に」と病状の回復を祈った。 http://www.herkul.orgのインターネット・サイトと@Herkul_Nagmeのツイッター・アカウントでフェトゥフッラー・ギュレ ン師の健康状態に関する発表が行われた。発表では以下のような表現が用いられた。「フェトゥフッラー・ギュレン師は突発性の高血圧が原因 全文をよむ
エルドアン首相はバイラム礼拝後に会見を行い、そこである報道関係者によるバイラムの「お年玉」のお願いに応えた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相はバイラム礼拝の後、人びととバイラムを祝った。エルドアン首相は、バイラムを祝う記者の一人に「お年玉」を渡した。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、バイラム礼拝をアタシェヒルにあるミーマール・スィナン・モスクでおこなった。朝7時20分ごろ自宅を出て、カーディル・トプバシュ・イスタンブル広域市長、公正発展党(AKP)イスタンブル県支部 全文をよむ
CHP(共和人民党)の新国家主義の議員であるギュレル氏とユルマズ氏、アジャル氏は、「新国家主義などというものは存在しない」というエルドアン首相の発言が自身たちへ向けられた明らかな脅しであると述べた。 公的な場におけるスカーフ着用の自由に反対を表明したCHPの「新国家主義」国会議員たちは、まさに彼らを指して「もはや新国家主義などと言うものは存在しない」と発言したタイイプ・エルドアン首相に対し、「首相の目的は国民国家の分解だ。新国家主義は存在する。さらにこの思想はグローバルな植民地主義の時 全文をよむ
民族主義者行動党(MHP)所属、(ムーラ県)フェトヒイェ郡のバフチェト・サアッチュ市長が、「クルド語」と「トルコ語」の(混ざった)犠牲祭のメッセージを掲示したことにより、同党より厳しく除名を要求され、懲戒委員会に送られたことを受け、ユルキュ・オジャクラル(理想主義者の青年組織)のメンバーの一団が昨夜(11日)、フェトヒイェ市庁舎の前に黒い花輪を置いた。 ユルキュ・オジャクラルのメンバーらがフェトヒイェ市庁舎の前に黒い花輪を置くという情報に対し、警察は庁舎の前で何時間も前から警備を行った 全文をよむ
共和人民党(以下、CHP)ケマル・クルチダルオール党首は、犠牲獣の屠殺の代行をトルコ赤新月社に委託し、宗務勤務者組合代表団の訪問に対しても、「我々は宗務関係者の問題を国会に持ち込んだ。あなたたちを支持する」と述べた。 CHPケマル・クルチダルオール党首は、トルコ赤新月社に犠牲獣の屠殺の代行を委託した。CHPの書面発表によると、同党首は、党本部でトルコ赤新月社のアフメト・リュフティ・アカル代表以下代表団と会談を行った。クルチダルオール党首は、同社の活動の成功を祈念し、アカル代表が犠牲祭で 全文をよむ
バルヨズ裁判で最高裁は第9刑事小法廷の361人の被告人のうち237人の罪状をまとめ承認した。被告人の3人の女性のうち2人は無罪となった。罪が確定した237人の状態は拘置から受刑に移行した。被告の軍幹部らは宣告された罪の4分の3を受け入れる。そのため20年の刑期を言い渡された元第1軍司令官の退役将軍チェティン・ドアンは15年服役する。73歳のドアンは3年間拘留されたことが考慮され12年服役することとなり、85歳で釈放される。 バルヨズ裁判では最高裁は361人の被告人のうち237人の罪を確 全文をよむ
BDPは、マスコミが伝えた「党大会危機」騒動から一夜明けた今日、会派会合を中止した。一週間に一度の会派会合が開催される予定であった時刻に、デミルタシュ党首がディヤルバクルで記者会見を開くことに関心が集まる一方、舞台裏では危機に関するシナリオがささやかれ始めている。 BDP(平和民主党)のセラハッティン・デミルタシュ党首が地方選挙後に退任するという話しが出た後、さらに同党が、新たな立法年に開く予定であった最初の会派会合が中止されたことが「危機」と呼ばれる原因となった。デミルタシュ党首が、 全文をよむ
「全トルコを包み込み、兄弟愛を強化するレパートリーを私たちは準備しました」と話すムスタファ・クルト国立劇場代表は、クルド語を話す役者と監督を招集した。 国立劇場は来シーズン、「クルド語」演目の舞台化を準備している。 アクシャム紙のチュナル・ジョシュクンセルチェ記者の記事によると、国立劇場ムスタファ・クルト代表は、人材や装置の不備により今シーズンはクルド語の舞台を用意できなかった、と述べた。クルト代表は、「クルド語の舞台をやろうじゃありませんか。しかしこのためには、クルド語が堪 全文をよむ
ケマル・クルチダルオールCHP(共和人民党)党首は新憲法への取り組みに関し「議会において会派のある政党が59もしくは60、もしくは65 の条項において合意するならば、それを我々も受け入れましょう」と述べた。クルチダルオール氏は昨日TÜRMOB(トルコ公認会計士協会)の第21回通常総会に出席し、その後CHPアンカラ県支部主催の「投票箱が芽吹きだす」イベントに参加した。 クルチダルオール氏はエスキシェヒルのギュンギョル・アズィム・トゥナ県知事がイスマイル・サイマズ記者に送ったEメールに関し 全文をよむ
憲法調整委員会で、母語による教育や市民権の条項に続き、あるテーマをめぐって共和人民党(CHP)の委員たちの間で緊張がはしった。 民族主義者行動党(MHP)オクタイ・オズチュルク副党首が議長を務めた会議で、裁判官委員会に関する条項について話し合われた際、CHPの委員の意見が割れた。 MHP、平和民主党(BDP)と、CHPのアティッラ・カルト議員・ルザ・チュルメン議員は、裁判官委員会で、法務大臣が投票権をもたずに会議において議長を務めることで一致した。公正発展党(AKP)は大臣の投票権を主 全文をよむ
シリア問題に関して政府に与えられている権限を1年延長する許可が、トルコ大国民議会本会議で承認された。 トルコ軍がシリアやその他の外国へ越境することの許可が、公正発展党(AKP)と戦友の民族主義者行動党(MHP)の賛成多数で1年延長された。 AKP政府の外交政策を厳しく批判していたMHPが、「ただし」と言って本案に賛成を表明したことは注目を集めた。また、若者を死へ向かわせることになる本案の協議にAKP議員や大臣らがほとんど参加しなかったことが批判を浴びた。協議に参加しなかった議 全文をよむ
共和人民党(CHP)のクルチダルオール党首は、エルドアン首相の民主化法案では民主主義の不足を補っていないと述べた。 クルチダルオール党首は、タイイプ・エルドアン首相が発表した「民主化法案」について、トルコの民主主義の不足を埋める処方がない「独裁政権を完成させる法案」と位置づけた。クルチダルオール党首が民主化法案に寸評するため催した記者会見の檀上には、スィンジャン刑務所で拘束中の身で、有罪判決の下った本紙のムスタファ・バルバイ記者が同党首に贈った花が置かれていた。 クルチダルオ 全文をよむ
新立法年が始まった。ギュル大統領が国会に到着すると、初めて女性のトルコ大国民議会(TBMM)副議長が出迎えた。ギュル大統領の妻であるハイリュニサ・ギュル夫人も初めて議会へ現れた。同夫人は、TBMMの新立法年開会式に出席した。 ■ 花で歓迎 TBMMにおいて新立法年が始まる。総会議場の議員席に赤いカーネーションと白バラが置かれた。ギュル大統領の妻であるハイリュニサ・ギュル夫人も初めて議会へ現れた。同夫人は、TBMMの新立法年開会式に出席した。 ■ 欠席者の名前 全文をよむ
エルドアン首相が発表した「民主化法案」で労働者、団結の権利、テロ対策法、アレヴィー、女性と同性愛の権利についての前進は全くみられない。 民主化法案ではアレヴィー派市民の要望に関する改正が全く見られなかった。エルドアン首相はネブシェヒル大学の名前をハジュ・ベクタシュ・ヴェリ大学へと変更することを説明するだけで終わった。 法案でマイノリティに関して期待されていたにも関わらず、ヘイベリアダ神学校開校の件は議題にのばらなかった。その一方、モル・ガブリエル修道院の土地は財団に返還される 全文をよむ
エルドアン首相の新選挙制度に関する三つの提案の一つである、最低得票率が5%に定められた「縮小選挙区制度(daratılmış bölge sistemi)」の適用によって、平和民主党(BDP)は議席数を伸ばし、民族主義者行動党(MHP)は大きなダメージを受ける。 バフチェシェヒル大学経済・社会研究センターの所長であり、ラディカル紙で執筆しているセイフェッティン・ギュルセル氏は、今年の初めに「現行制度(MS)」と「最低得票率0%縮小選挙区混在制度(SBDBKS)」を比較する選挙シミュレー 全文をよむ
エルドアン首相は、首相府新ビルで民主化法案に関する記者会見を行った。その詳細は、以下のとおり。 <法整備を必要とする諸改革> ■選挙最低得票率制限に、3つの選択肢 新選挙法がどうなるべきかについては、一つだけの案を提案しているわけではなく、3つの異なる選択肢を議論にテーブルにのせた。その3つとは: ・現行どおり、10% ・低得票率を5%に引き下げ、5%台の場合は、そこにだけ「限定地域選挙法」を適応する。 ・第三の選択肢は、最低得票率制限の全廃。「限定地域 全文をよむ
MİT(国家諜報機構) の調整で、アブドゥッラー・オジャランと続けられた新しい交渉プロセスの重要な要件の一つである民主化法案は、オジャラン自身やPKK(クルディスタン労働者党・非合法組織)の幹部及びBDP(平和民主党)のスタッフが幾度も述べていた要求の大部分を含んでいない。 法案のどの項目がオジャラン、PKK、BDPの要求に直接対応しているのか、以下のように要約される。 ■選挙最低得票率制限とBDPの議席数 選挙最低得票率制限を5%に引き下げる、あるいは撤廃すること 全文をよむ
エルドアン首相は、1982年憲法改正の試みの際、多くのねじれたことが起こったと述べ、野党についても憲法改正の試みに一貫性を欠いていたとして批判した。 エルドアン首相は、パムッカレ大学で行われた、自身への名誉博士号授与式で演説を行った。 ■党内から3人が造反 エルドアン首相は、「多くのねじれたことが起こった、もちろん。政党の解党はできない。これに私は断固反対だ。26条に及ぶ憲法改正案パッケージのうちの1条も、政党解党条項の廃止だった。非常におもしろいことに、野党はみな 全文をよむ
KCK(クルディスタン社会連合)のジェミル・バユク共同代表は、解決プロセスにおいて政府は期待されていたように前進していないと主張し、合意がなければ、解決プロセスを終わらせるつもりだと述べた。 バユク共同代表は、「わたしたちは選択肢がないわけではない。トルコが前進しないのならば、解決プロセスを終わらせる」と発言した。北イラクで発行されているバスニュース紙は、バユク共同代表がプロセスの終了に関して、ロシア1テレビと行ったインタビューを掲載した。 インタビューで政府は期待されていた通りに 全文をよむ
共和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首は、アンタルヤ広域市の主催で行われた「平和が生み出す収益分野:観光」と題されたコンフェランスの後、ヒュッリイェト紙の地中海地方支社を訪問した。 デザイナーのバルバロス・シャンサル氏が、イスタンブルで起きた大鎌襲撃事件はCHPによって指揮された人物によって行われたと主張したことを受け、ケマル・クルチダルオール党首はまず同行したハルク・コチ副党首からシャンサル氏についての情報を得た。コチ副党首が、バルバロス・シャンサル氏は「活動家」として知 全文をよむ
ババジャン副首相は、「ゲズィ事件は、トルコへの評判やイメージに非常に悪い影響を与えた。この損害は、数ヶ月やそこらですぐに取り返されるものではないだろう。」と述べた。 アリ・ババジャン副首相は、ブルームバーグHT(メディア・サイト)で、最近の懸案事項について語った。ババジャン副首相は会見で、ゲズィ公園の環境への懸念から始まった抗議活動が後に全く異なる形をとり、多くの非合法組織がこれに加わったとし、これらを詳しく分析する必要があると主張した。 また、ババジャン副首相は「ゲズィ 全文をよむ
公正発展党は10月1日から始まる新年度の国会でスカーフの着用を望む国会議員の障害をなくす。以前ロビーでスカーフを着用していた公正発展党コンヤ選出のギュライ・サマンジュ議員とカフラマンマラシュ選出のセヴダ・ベヤズト・カチャル議員は、スカーフを着用して会議場に入る可能性があると言われている。公正発展党のヌレッティン・ジャニクリ会派副代表は「スカーフの着用を望む議員に対して、私たちが会派としてどうこう言う筋合いはない」と語った。 ジャニクリ副代表は国会内の会派室で記者数人と話した際、この件に 全文をよむ
イェニカプで51万8000㎡の海を埋め立て作る集会会場の建設は最終段階にさしかかった。広場の建設を2014年3月に行われる地方選挙の前に完了させるため、集中工事が行われている。 イスタンブルのサマティヤからイェニカプ港まで伸びる海岸部で海を埋め立ててつくられる集会場の建設が終わりにさしかかった。4月に工事が始まった10万人収容の広場の建設では、その95パーセントが終わった。「イスタンブル大都市集会場」という名前のつけられた巨大な集会場の建設であるが、数日前に埋め立て工事は終了した。海中 全文をよむ
ギュル大統領は、ゲズィ事件について「今回の事件の起こりについて、私ははっきり言って誇りに思う」と自身の見解を述べた。 アブドゥッラー・ギュル大統領は、アメリカでメリル・リンチ社主催の朝食会に出席し、スピーチを行ったあと出席者の質問に答えた。 参加者の「ゲズィ公園デモからAKP政権は何を学んだか?それをどのような形で解釈すべきと考えているか?」という質問に対し、ギュル大統領は次のように返答した。 ■私個人としては、この事件の起こりについて、はっきり言って誇りに思ってい 全文をよむ
新憲法(の条項作成)を複雑化させている「母語での教育」、「公用語」、「市民権」の問題には、公正発展党(AKP)も共和人民党(CHP)も党内分裂の原因となっている。 クルド問題の解決で注目される新憲法(条項作成)作業において対立している「母語での教育」、「市民権」、「公用語」に関する項目は、憲法調整委員会だけではなく、公正発展党(AKP)と共和人民党(CHP)の内部にも不和を生みだしている。民族主義者行動党(MHP)と平和民主党(BDP)に所属する議員は、これらの問題で党内での全員のコン 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が来週公表するとみられている「民主化法案」には、いくつかのサプライズが含まれている。社会の様々な層の人々の注目を集める法案の中には、新聞記者に関する項目も忘れられてはいない。思想、表現、組織化の自由を拡大することを目的とした法案の中で、「拘束された新聞記者」と密接に関係のある改正が含まれていることが分かった。国内外の世論に民主的なメッセージを発信したいと考えている政府は、トルコがEUへの加盟の過程でマイナスに影響する「拘束された新聞記者」の問題にメスを入れる決断 全文をよむ
BDP(平和民主党)の代表はFacebook社ヨーロッパ支部長のアラン氏とロンドンで会見し、閉鎖された党の公式ページの再開を要請した。 平和民主党(BDP)のフィリズ・コチャリ副党首は、Facebook本部がBDPの公式ページを「性的なコンテンツを含む」という理由で閉鎖しており、またBDPに関連し、180,000人がフォローしているFacebookの別のページも「Facebookの利用規約違反」のかどで閉鎖されていると述べた。さらに、「現在の措置では、我々の3つ目のページも理由なく閉鎖 全文をよむ
共和人民党(CHP)はケマル・クルチダルオールの党首就任によって党の得票が50%増えたことを明らかにした。 CHPによって行われた発表において次のように述べられた。 「2007年選挙において731万7808票であったCHPは2011年のクルチダルオールが党首に就任した最初の総選挙において1115万5972票 に達した。トルコ統計機構(TÜİK)が1950年以降行っている調査によれば、2007年選挙において731万7808票であったCHPは2011年ク ルチダルオールと共に行なった最 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、公正発展党(AKP)の郡支部代表と(党所属の)地方市長らの会議で演説した。首相は、抗議行動をする中東工科大の学生らに対し、「木がほしければ、森で暮らせ」と述べた。 以下が首相の談話の要旨。 我々は、2014年3月の選挙でこれまでやってきたこと、そしてこれから始めるプロジェクトを訴える。このアドヴァンテージを、人々に示さなければならない。もう皆がしっているからという構えではいけない。他の党は、「(AKPは)与党というだけだ。やったのは、道路 全文をよむ
BDP(平和民主党)会派副代表ブルダン氏は、オジャランが政府に向けて書いた手紙の中で明らかにした3つの提案について説明した。オジャランの提案のうち最も重要とされるのは「テロ法」改正だ。 アブドゥッラー・オジャランはBDP代表団との面会で、解決プロセスを進めるために政府、政権との話し合いを要求した。また「新フォーマット」と言われるプロセスの今後の段階について政府に送った手紙の中には、3つの緊急要求が含まれていた。去る日曜日にイムラル島でオジャランと面会したBDP会派副代表ペルヴィン・ブル 全文をよむ
6月の失業者は8.8パーセントになった。失業者数は250万人を超す一方で、被雇用者数も2630万人で、新記録となった。 トルコでの失業者数は、5月、6月、7月を含む6月期に、昨年度の同期と比べると29万9千人増加して252万5千人に届き、失業率は0.8ポイント増えて8.8パーセントになった。失業率は今年の5月に比べて変わっていない。トルコ統計庁(TÜİK)の発表した資料によると、農村部以外の失業率は同期に0.8ポイント上昇して11パーセント、15から24歳の若年者層の失業率は1.4ポイ 全文をよむ
公正発展党(AKP)では、地方選挙に向けた立候補の申請が10月21日から開始される。AKP党本部では今日(13日)に行われた中央執行委員会の会議において、地方の立候補者となる人々から寄せられる供託金の額も公表された。 AKPでは次の地方選挙に立候補の申請を行う人々に対して、申請プロセスを10月21日から開始することが発表された。 AKP中央執行委員会の会議が続く中、ツイッターのアカウントよりこの情報を共有したヒュセイン・チェリキAKP副党首兼政府報道官は、「中央執行委員会の会議にお 全文をよむ
MAKコンサルティング社が実施した最新の地方選挙アンケートの内、5つの特別市について顕著な結果が表れた。 このアンケートによると、イスタンブル、アンカラ、アンタリヤ、そしてコジャエリでは公正発展党が、イズミルではCHP(共和人民党)が僅差で一位となった。 アンケートによると、イスタンブルでは公正発展党の得票率は45%だった一方、CHPの得票率は9ポイント差の36%と記録されている。 また、MHP(民族主義者行動党)とBDP(平和民主党)は、5%の得票率を得ている。 ■ 全文をよむ
共和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首の「大統領候補の女性」という発言をめぐり、その人物とは誰なのかという議論がわきおこっている。クルチダルオール氏のほかに2~3人しか(それが誰かを)知らないといわれるその人物は「大きなサプライズ」であるという。 観測によれば、(右の写真の)エミネ・ウルケル・タルハン、ウミト・ボイネル、ギュルスン・ビルゲハン各氏は「除外が確実視された者たち」に入る… CHPのケマル・クルチダルオール党首は昨夜9月9日、出演したテレビ番組内で、「エ 全文をよむ
子供手当の詳細が明らかになった。用意された法案には、出産前後の長期間にわたる休暇、短縮勤務、政府による保険料の免除、現金手当と結婚手当が含まれている。 トルコ人口の高齢化防止に向けた法改正の詳細が明らかになった。レジェプ・タイイプ・エルドアン首相に提出された、子ども3人政策を推進する取り組みにより、女性は仕事と家庭において積極的な役割を果たせるようになる。スター紙、エルジャン・バイサル記者の記事によると、様々な選択肢を含んだ法案により、女性は柔軟な働き方が可能となる。また、出産前後の長 全文をよむ
KCK(クルディスタン社会連合)執行委員会は、(トルコ)政府の民主化とクルド問題解決に関し、必要なステップが進んでいないと主張し、5月8日に始めた(ゲリラ部隊の)国外退去の停止を発表した。声明では、アブドゥッラー・オジャランの計画に沿って、政府が一歩踏む出す機会を与えるため、停戦が継続されることを強調した。 (イラク北部の)カンディルにあるKCK執行委員会共同議長がおこなったとみられる声明の要約は以下の通りである: 「トルコの民主化を基本とし、クルド問題の解決を確実にする信念 全文をよむ
日本のエコノミスト、テツジ・タナカ(田中哲二)氏は、ジュムフリイェト紙アンカラ支局長のウトゥク・チャクルオゼルに対し、日本は60%の票をとると言っていた。チャクルオゼルは、それを記事にしていた。 中央アジアの首脳らに対し顧問役を務めている日本のエコノミスト・田中哲二氏は、ポーランドのクリニツァ村で行われた第23回国際経済フォーラムで、ジュムフリイェト紙アンカラ支局長のウトゥク・チャクルオゼルに対し、2020年夏季オリンピック・パラリンピックのための投票で日本が票の60%をとると語ってい 全文をよむ
国民教育省が1年以上かけて取り組んできた新中等教育機関規則が官報で公表された。 規則にある注目を引いた変更点は要約すると以下のとおりである。 ・規則の「要綱」の部分から「アタテュルクの原則と革命の精神を身につけた生徒の育成」という表現が削除された。 ・選択授業のクラスを開設するためには12人以上の生徒が授業を選択する必要があることが義務づけられた。しかしながら、条項には「年度内に生徒数が減ったとしてもその授業は継続される」という条文を盛り込んだ。 ・既婚 全文をよむ
民主平和党(BDP)を除く3党は、先週議会の憲法調整委員会で憲法の第3条に関し合意したが、その後決裂した。 先週委員会で行われた会議では、「国家の不可分な一体性と公用語」という条項が、公正発展党(AKP)、共和民主党(CHP)、民族主義者行動党(MHP)の合意の元、現行の憲法の通り記載されていた。先週の会議に出席し、「現行の憲法にある第3条」をそのまま受け入れたAKPのアフメト・イイマヤ議員は、昨日の会議で同条項においてこれを撤回し、AKPの最初の提案へ戻すことを求めたと述べた。委員会 全文をよむ
チャンカヤ大統領官邸でのレセプションで、ジョン・ケリー米国務長官の発言についてコメントしたエルドアン首相は、「ケリー氏の発言をみると、G20前にシリア軍事介入が始まりうる」と述べた。 首相は、限定的な介入は(トルコにとって)十分なものとはならないとし、コソヴォで行われたような介入が必要だとのべた。 エルドアン首相は、G20でオバマ大統領と会談を行う予定であるとし、「軍事介入は、1日2日、空爆してそれでおわり、というものではなく、政権の交代に至るものでなくてはならない」とのべた。 全文をよむ
トルコの様々人々が、大統領官邸の庭で一同に会した。ギュル大統領とハイリュンニサ夫人は、昨日、チャンカヤ官邸で8月30日戦勝記念日にちなんだレセプションを開催し、この会は、トルコの近代史、政治史に残る重要な変化の舞台となった。 これまでは、8月30日のレセプションは軍が開催し、スカーフ着用を理由に、ハイリュンニサ夫人は何年も招待さえされなかった。しかし、今年は、彼女がホストの側にまわった。 ■兵卒から下士官まで レセプションには、軍の司令官らと並んで、トルコ国軍のさま 全文をよむ
トルコ大国民議会(TBMM)の憲法協議委員会は、新憲法における「教育と学ぶ権利」の項目について討議した。平和民主党(BDP)が和平の重要な案件と見なし、[一方]エルドアン首相が「受け入れられない」と評した母語での教育については、合意に至らなかった。 TBMM憲法協議委員会は検討が必要とされる項目の中から「教育を受ける権利と自由」を取り上げた。委員会では「母語による教育と学習」について意見がぶつかり合った。新憲法草案にこれを折り込んでいない公正発展党(AKP)は、母語の学習は憲法ではなく 全文をよむ
シリアへの介入が行われた場合、トルコでの地方選挙が延期されるか否かが取り沙汰されている。与野党によれば「憲法にはそのような規定があるが、地方選挙の延期が必要となるような状況ではない」とのことだ。 憲法第78条『トルコ大国民議会選挙の延期及び中間選挙』では『戦争を理由に新たに選挙を行えない場合は、トルコ大国民議会は選挙を1年延期する決定を下すことができる』という記述がある。AKP(公正発展党)のブルハン・クズ氏はこの条文について「憲法には選挙に関しこのような規定がある。概括的に述べられて 全文をよむ
トルコ軍の司令官交替式が2013年8月22日から23日にかけて行われた。しかし前年までとはうってかわり、今年は交替式に記者が招待されなかった。式は軍司令本部によってひっそりと控えめに執り行われた。 参謀司令本部のホームページに掲載された発表によると、司令官交替式は8月22-23日に行われた。この中で、8月22日にベキル・カルヨンジュ大将がセルヴェト・ヨリュク大将へ軍警察総司令官職を引き渡した。式には参謀総長であるネジデト・オゼル大将とムアンメル・ギュレル内務相も出席した。 空 全文をよむ
新しい民主化法案には、ヘイベリアダ正教神学校の再開も含まれている。政府は学校を1971年以前の地位に戻すことでこの問題を解決する方針だ。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が今週、閣僚との席で最終段階に入ると述べた民主化法案の最重要課題の一つは、ヘイベリアダ正教神学校の再開である。「高等学校」とみなされ、特別教育委員会法の「私的な大学は開くことができない」という規則により、1971年1月12日の憲法裁判所の決定で閉校された学校は、問題の決定の前の地位を取り戻すことにより、教育を行うこと 全文をよむ
アンカラでエジプトにおける虐殺に反対する市民社会組織がスヒイェ広場において行った「エジプトのための抵抗、人道のための復興」集会において、シリアでの化学兵器攻撃に対する抗議も行われた。 公務員労働組合、トルコ真の労働組合連盟、人権・被抑圧者扶助協会、アナトリア青年協会が率いる数百人のデモ参加者が、手でラービア・サイン(4本指を立てるサイン)をしながら「ムスリムは圧政に黙ってはいられない」、「ムスリムよ眠るな、兄弟たちを守れ」といったスローガンを叫んだ。 デモの際血まみれの遺体を 全文をよむ
エジプトでの大虐殺に反対する市民社会組織がアンカラのスヒイェ広場で開催した「エジプトのための抵抗、人道のための復興」集会で、シリアでの化学兵器攻撃に対する抗議も行われた。 公務員労働組合、トルコ真の労働組合連盟、人権・被抑圧者扶助協会、アナトリア青年協会が先導する数百人のデモ参加者が、手でラービア・サイン(4本指を立てるサイン)を示しながら「ムスリムは圧政に黙ってはいられない」、「ムスリムたちよ眠るな、兄弟たちを守れ」とスローガンを叫んだ。 デモで、血の付いた遺体を包む布を身 全文をよむ
公益監督庁は、スカーフを着用して勤務したとして警告を受けた公務員の訴えを認め、公務員がスカーフを着用して勤務することを可能にする趣旨の提言をまとめた。 同庁は、スカーフの禁止が人権や平等の原則、宗教と信条の自由、職業と言論の自由、正義感、法と公正、健全な運営の原則に反し、また憲法や国際的な協定にも反していると述べ、スカーフ禁止を撤廃し人々が自由に公共機関で働くことを可能にするため、公共機関職員等の服装に関する規則の中の「職場では常にスカーフを身につけないこと」という文言を条文から削除す 全文をよむ
CHPガーズィアンテプ県選出議員のアリ・セリンダー氏は、サッカーフェネルバフチェのエムレ・ベロズオール選手とリゼスポーツのセルジャン・カヤ選手が ゴール後、”ラービア”のサイン(4本指を立てるサイン)をした事に触れ、青年スポーツ省のスアト・クルチ大臣へ、「このサインには政治的意味があるのではないか。あるとすれば、この2人の選手に対し調査を検討しているのか?」と質問した。 CHPのセリンダー議員は、クルチ大臣の回答を望むととともにトルコ大国民議会議長に提出した質問書において、「青年スポー 全文をよむ
ディヤルバクルで先週8名の死者を出した「土地争い」の衝突により家族を失った親族関係者らを集めた追悼の会に参加したセラハッティン・デミルタシュ平和民主党(BDP)党首は、「100年にわたる問題を平和的に解決しようと努力する中での家族間闘争は容認できない」と発言した。 平和民主党(BDP)のセラハッティン・デミルタシュ共同党首は、100年にわたるクルド問題を武力を用いない形で解決しようと努力する中で、家族が自身の問題を会話や対話ではなく武力で解決することは決して容認できることではないと述べ 全文をよむ
タイイプ・エルドアン首相は、ムスリム同胞団幹部のムハンマド・エル・ビルテジが、エジプトで殺害された娘エスマさんへ贈った詩の朗読を聞き、生放送中に涙を流した。首相は何分も泣き続け、自分の娘についての思い出を話す際には話が出来なくなり、番組は終了した。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、あるテレビ番組に出演し、時事問題について語った。シリア情勢について述べたエルドアンは、「アサドというこの人物は、彼の父親の時の3、4倍の弾圧を現時点で行っています。ハマ、フムスで彼の父は暴君として歴史に 全文をよむ
エルドアン首相は、エジプトで軍がムルスィー大統領に対して実行したクーデターの背後にはイスラエルがおり、世界的に有名な哲学者のベルナール=アンリ・レヴィ氏がある集会で述べた内容がこの証拠となったと述べた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、エジプトにおける事態の進展とクーデターの背後にはイスラエルがいると主張しながら、「エジプトで皆が言っている。『民主主義は投票ではないのである』。背後にどこの国がいるか?イスラエルだ。我々の手元にはその資料がある。2011年の選挙前にフランスで行われ 全文をよむ
国民のすべての地券記録が、国家諜報機構(MİT)に対し「オンライン」で公開されることが、バイラクタル環境大臣によって確認された。 国家諜報機構(MİT)が、トルコにおけるすべての公的機関のデータベースに入って、プライバシーを要するデータを、「オンライン」で許可なく入手できることに関する文書の存在が、初めて一人の大臣によって確認された。タラフ紙の情報で、エルドアン・バイラクタル環境都市整備大臣は、MİT の政務局と地券・不動産登記総局との間で結ばれた協力文書が、MİTに地券情報をオンライ 全文をよむ
国籍の定義はどうなる? AKP(公正発展党)とBDP(平和民主党)は、そのタイトルを「国籍」、MHP(民族主義者行動党)は「トルコ国籍」、CHP(共和人民党)は「国籍‐トルコ国籍」として提出した。 各党の国籍の定義に関する提案は以下の通りである; AKP: 国家に国籍を有する全ての人はトルコ共和国国民である。母または父がトルコ共和国国民(国籍保有者)である子供は、その誕生時点で国籍を獲得できるの。国籍は法の示す条件に基づいて獲得され、法に示された条件において失われる。 全文をよむ
イギリスのファイナンシャル・タイムス紙は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相がエジプト問題で調停者になりうると報じた。 ファイナンシャル・タイムス紙は、エジプト情勢についての解説記事で、エジプトにおいて両陣営を交渉の席につかせる努力が実を結ばなかったことを強調し、EUとアメリカ合衆国の外交的努力が8月14日の流血を止められず、事態の改善のためには、一層の外交努力の必要性が明らかになったと報じた。 記事は、米国のエジプトに対する毎年13億ドルの援助は現時点では凍結されていないと 全文をよむ
アブドゥッラー・オジャランのポスターと組織の旗が掲げられた集会で話すBDP(平和民主党)ディヤルバクル選出議員のヌルセル・アイドアンは、オジャランからのメッセージとし、「3月21日の歴史的なアメド(註:ディヤルバクルの別名)・ネヴルーズで始めた和平プロセスに対し、絶えず多大な支援をしてくれている皆様に感謝し、親愛と敬意を表します」と彼の言葉を代読した。BDPのディヤルバクル支部は、本日夜19時に駅前広場で行った集会でPKKが1984年8月15日にシェムデンリ町及びエルフ町で行った初めての武力闘争 全文をよむ
トルコのレジェプ・タイイプ・エルドアン首相とアフメト・ダヴトオール外務相は、エジプトにおける反クーデター運動への(軍事)介入について、強い関心をもって事態の推移を追っている。 ダヴトオール外相は、ツイッター上から発信したメッセージでカイロのエジプト政府に対し「介入をやめよ」との呼びかけをした。 西側諸国へも、呼びかけをしたダヴトオール外相は、「普遍的な良心を傷つけるこの沈黙に終止符を打つことが必要だ」とのべた。 ダヴトオール外相 は、この調停の一環として サウジアラビア、カター 全文をよむ
首相府は、昨日付のユルト紙にて報じられたタイイプ・エルドアン首相が断食月明け祝日(バイラム)を病院で過ごしたという噂を否定した。 首相府から出された書面発表の中で、噂はまったく虚偽であると明言された。同発表の中で、「親愛なるレジェプ・タイイプ・エルドアン首相の健康に関して一部周辺メディアによって意図的に捏造された主張は全て虚偽である。憶測に基づくこの類の根拠のない主張が報道を利用して提示されることが、報道倫理に相容れないことは明白である。首相がバイラム礼拝に出席した際に報道記者らが明言 全文をよむ
ナビ・アヴジュ国民教育大臣は会見の中で「国民はイマーム・ハティプ高校を必要としている」と発言した。さらに予備校教師たちの国民教育システムへの統合も明らかにした。アヴジュ大臣はこの会見で次のように語った。 「2月28日プロセスにおいて不当に扱われた教師たちが、再び働き始めることになる。人数はまだ明確ではない。どのような形であれ、その期間に不当に教職を解かれたと考えるあらゆる人々に応募する権利がある。包括改正法は不当に扱われている教師たちが戻るための基礎を作り上げた。」 ■高校登 全文をよむ
シュルナクのベイトゥッシェバプ郡の近くにあるカト山に登った何千人もの人が、1984年8月15日にPKK(クルド労働者党:非合法)が行った最初の武装行為を祝った。夜を山で過ごした参加者達は、たいまつで「APO」という文字を作りながら朝までお祝いを行った。 ベイトゥッシェバプ郡の近くにあるカト山に登った何千にもの人が、1984年8月15日にPKKがスィイルトのエルフ郡とハッキャリのシェムデンリ郡で行った最初の武力行為から29周年を祝った。30年の過程で武力衝突の舞台となったカト山に3日前に 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、先日(8日)のバイラム礼拝の後で記者らに「バイラム休暇の間はどこにいるのですか」と質問され、イスタンブルにはおらず故郷のリゼにもそれ以降の日にちで行くと話した。記者らは今日(9日)エルドアン首相のクスクルにある邸宅前で彼を待った。しかしエルドアン首相は金曜礼拝のため邸宅から出てくることはなかった。 エルドアン首相の邸宅周辺では静かな空気が漂っていた。エルドアン首相が家族とともに、昨夜イスタンブルの外へ出たことが推測されている。エルドアン首相が最後に 全文をよむ
共和人民党(CHP)刑務所調査委員会委員であるヴェリ・アーババ・マラティヤ県選出国会議員、オズギュル・オゼル・マニサ県選出国会議員は、昨朝、法務省に申請し、エルゲネコン訴訟で先日、刑宣告を受けたイルケル・バシュブー元大将、ハサン・ウースズ元大将、フルシト・トロン元大将、バルバイ・イズミル県選出国会議員、ファーティフ・ヒルミオール・イノニュ大学元学長、ケマル・アレムダルオール・イスタンブル大学元学長、新聞記者のトゥンジャイ・オズカン氏及び 犯罪組織首謀者であるセダト・ペケル氏との面会を要求した。 全文をよむ
共和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首が、エルゲネコン裁判の判決を論評した。 クルチダルオール党首は、エルゲネコン裁判の判決について「スィリヴリ裁判所は、非常事態(クーデター)時代の産物であり、この裁判所の決定は合法とは言えない」と評した。 クルチダルオール党首は、地方・地域テレビ委員会(YBTB)のシェイダ・アチュクコル会長や、YBTB所属の県代表らとの断食明けの夕食会に登場した。食事会のあとクルチダルオール党首は、新聞記者のインタビューに応じた。 同 全文をよむ
ビュレント・アルンチ(副首相兼)報道官は、タイイプ・エルドアン首相が以前口にした「イルケル・バシュブーをテロ組織のメンバー呼ばわりする者は、歴史が許すまい」という言葉について問われると、「ご覧のように、司法は我々の言葉に従うわけではない」と述べた。 アルンチ副首相兼報道官は、エルゲネコン裁判の判決について、「我々が判決を気に入るか気に入らないかということは問題ではない。これは司法の決定なのだ。我々は誰かが有罪になったり逮捕されたりすることを個人的に喜んだり手を叩いたりするような人間では 全文をよむ
エルゲネコン裁判の判決で、裁判官はCHP(共和人民党)のゾングルダク県選出国会議員のメフメト・ハベラル教授を含む17人に保釈の決定を下した。保釈されたハベラル教授を刑務所の前で報道陣が待ち受けた。ハベラル教授は、ここで短い会見を行い、「願わくば、すべての私の友人と一緒にここから出たかった」と述べた。一方、拘禁されていたセダト・オズエル被告、メフメト・ボラ・ペリンチェキ被告とイブラヒム・オズジャン被告は、エルゲネコン裁判が開廷されたイスタンブル第13重罪裁判所から保釈の決定を下され、スィリヴリ刑務 全文をよむ
エルゲネコン裁判の判決が言い渡された。国会議員の今後に注目が集まっている。 在宅起訴で審理にかけられたCHP(共和人民党)国会議員のスィナン・アイギュン(アンカラ選出)は懲役13年6ヵ月の刑を言い渡された。しかし法廷はアイギュン氏に逮捕判決を出さなかった。アイギュン議員は刑罰が与えられたにもかかわらず議員の仕事を続けて行く。訴訟の控訴段階が待たれることになり、最高裁判所が刑を承認すれば、アイギュン議員は刑務所に入り国会議員資格を剥奪される。 裁判所が懲役12年6ヵ月の刑に処し 全文をよむ
エルゲネコン裁判の今日の法廷で、判決がでた。裁判所は21人について、無罪決定をしたが、残りの被告には有罪判決をくだした。元参謀本部長バシュブー大将には無期懲役、共和人民党のハベラル議員には12年6か月、バルバイ議員には34年8か月の禁固刑が言い渡された。 イスタンブル第13重罪裁判所のシリヴリ刑務所管内に作られた法廷で行われた審議で、オズエセ裁判長は、被告に対し決定が下されたと述べた。オズエセ裁判長は 判決が二段階からなっているとし、第一段階が被告への判決、第二段階が被告の収監の状況と 全文をよむ
イスメト・ユルマズ防衛相は、軍部隊を大都市から人口の少ない県に移動すると述べた。 公正発展党県支部が企画したイフタール・プログラムに参加するために飛行機でカルスに来たイスメト・ユルマズ大臣を、空港でエユプ・テペ県知事、公正発展党所属のネヴザト・ボズクシュ首長、公正発展党所属でカルス県選出の国会議員アフメト・アルスラン氏、ユヌス・クルチ氏、軍と組織の要人が出迎えた。イス メト・ユルマズ大臣はまず知事の執務室に行き、エユプ・テペ知事から市の諸問題について説明を受けた。 ユルマズ大 全文をよむ
始まりは一本の通報の電話だった。ウムラニエにあるスラム街の家で押収された手榴弾によって始まったエルゲネコン裁判は、明日結審する。 イスタンブル第13重罪裁判所により、2008年11月20日にシリヴリ刑務所管内で第一回目の審議が行われて以来、23件の起訴状が1本化され、650回の審議が行われた。前参謀総長のイルケル・バシュブーら、拘束中の66人を含む278人の容疑者について、明日、判決が下される。これまでの歩みをたどってみよう。 イスタンブルのウムラニエ区チャクマク街区のゲジェ 全文をよむ
イスタンブル広域市長選挙に向け、世論は誰が候補者になるのか見定め始めている。公的に指名を得たものはまだいないが、たくさんの名前が飛び交っている。最有力候補はまたも現職のカーディル・トプバシュだ。しかし、ムスタファ・サルギュル氏がCHP(共和人民党)から候補者になるといわれており、選挙の波乱が予想される。他にもスッル・スュレイヤ・オンデル氏といった様々な名前が候補として挙がっている。 ■AKP:トプバシュ氏が最有力 AKP(公正発展党)では党規で定める三期条項にも押され、交通通 全文をよむ
CHP(共和人民党)党首のケマル・クルチダルオールは、ゲズィ・デモによりレジェプ・タイイプ・エルドアン首相が大統領になる機会を逸したと述べた。 日本の日経新聞のインタビューに答えたクルチダルオール党首は、CHPは、若者が行ったデモや、若者たちが直面している不当な扱い、法を逸脱した状況において、彼らをサポートすると主張した。「私たちの党への投票率も上昇していると考えている」と述べたクルチダルオール党首は、「我が党の青年部のメンバーを、多くの公園に集結させ、政治的対話をおこなうフォーラム( 全文をよむ
エルゲネコン裁判における判決公表を2日前にして、憲法裁判所が無効としたテロ行為並びに組織化の罪での拘束期間を10年間まで延長する法改正の実施が官報に掲載された。 この決定は8月2日付の官報に掲載されたため、政府に与えられた1年という期間での取り組みがスタートした。政府はテロ行為の罪で拘束される期間に関し、2014年8月2日までに改正を行うことになる。このように憲法裁判所が無効としたエルゲネコン裁判の判決が出る前に官報に掲載されたため、裁判所による無効判決を踏まえて取り消しを行うか否かも 全文をよむ
ムスタファ・シェントプ公正発展党(AKP)副党首は、「日程に関して明確な事は言えません。総選挙前では時間が足りません。2014年の大統領選挙後、議員選挙前に国民投票が実施され得ると考えられるでしょう。可能性として申し上げております」と述べた。 ムスタファ・シェントプAKP副党首兼憲法調整委員会委員は、AKPテキルダー県本部にて記者会見を開いた。記者会見には、アフメト・カムブル県支部長、オズカン・タシュクネル、シェネル・チェリカヤル、アフメト・アイギュン、アリ.ギュムシュ県副支部長、及び 全文をよむ
CHP(共和人民党) のイズミル市長候補において驚くべき名前が挙がった。 デニズ・バイカル元CHP党首に近いということで知られているジャナン・アルトマン元国会議員はCHPのイズミル市長候補に名乗り出た。 クルチダルオールCHP党首が約束を守り、CHPの候補者がプレ選挙で決められることを望むアルトマンさんは、「この都市で、女性はより進出していくべきです。イズミル市へ、そしてわが党へ約束します。私がCHPのイズミル市長候補となったら、イズミルで選挙に大勝することを100パーセント約束し 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、シュルナク・シェラフェッティン・エルチ空港の開港式で演説を行った。解決プロセスについて首相は、「今こそ、和解のとき」と語った。 エルドアン首相は、シュルナク・シェラフェッティン・エルチ空港の開港式で解決プロセスについてコメントした。解決プロセスについ て、「解決プロセスの目的は政治的なものではありません」と話し、タイムズ紙の広告について厳しい見解を示した。首相は、「署名した人たちは本当にごまかされていました。一体タイムズはこの[私宛の]手紙をいくら 全文をよむ
共和人民党(以下、CHP)カイセリ県支部長のサドゥク・アッティラ氏他、執行委員会委員10名が辞任した。 CHPカイセリ県支部長のサドゥク・アッティラ氏は、書面で執行委員24人中10人が辞任したと明かし、次の通り続けた: 「2012年6月3日の県支部総会で24人の執行委員と共に私は選ばれた。約13ヵ月 の間、円滑な職務遂行に努めてきたが、最後の2ヵ月間、県支部執行委員会で生じた問題の対応に追われ、党の活動プログラム実行に滞りが生じた。全力で取り組んできたが、解決には至ってい 全文をよむ
■デルヴィシュ・ゲンチ氏-ヤヴス・アケンギン氏、ジハン・アジャル氏、エダヌル・ウチェル氏―イスタンブル アレヴィー・スンナ友好会のイフタールで話したギュル大統領は、社会を構成する様々な要素に触れ、全ての人に共感を促した。宗教や良心の自由を強調したギュル大統領は、「アレヴィー派、ベクタシー教団の方たちの期待を考慮することも国家の、この国の全員の義務である」と述べた。 アナトリア・アレヴィー・ベクタシー連盟によって開催されたイフタールは、企業界、政治界、芸術界を、アフル・アル・バ 全文をよむ
BDP(平和民主党)党首セラハッティン・デミルタシュはクルド民族会議(註:Ulusal Kürt konferansı: 今年9月に北イラク・クルド自治政府の首府アルビルにて開かれる予定の会議で、トルコ、イラク、シリア、イラン各国からクルド関連団体が参加すると見込まれる)が、上記4各国でのクルド問題の解決を容易にするだろうとし、シリアの一体性を守る重責はトルコが担うことになると述べた。デミルタシュは「トルコは隣人としてアルカイダがいいのか、あるいはこの地で何千年も隣人であったクルド人がいいのか」 全文をよむ
トルコ最大のテクノロジープロジェクトのひとつとして話題に上ぼり、通称「ファーティフ・プロジェクト」としても知られる「チャンスを広 げる技術推進活動プロジェクト」。その企画本部室である国民教育省・最先端教育テクノロジー総局(YEĞİTEK)では、事業の必要性を貶める無駄遣いが行われている。 200万トルコリラで会議室4室を増設し、国民教育省専門の弁護士が21人在籍しているにもかかわらず外部の弁護士を雇い、半年で4 人の弁護士におよそ100万トルコリラが支払われたことがわかった。さらには国 全文をよむ
9月からトルコ国内では、地方選挙に向けた動きが本格化する。この選挙が他の選挙と最も大きく異なる点は、トルコで例を見ない「反乱」のシンボルとなった「ゲズィ公園抗議運動」の発生後、初めて行なわれる選挙であるということである。ゲズィ運動の中で「自由」の要求に耳を傾け、国会議員や党幹部らとともに「ゲズィの若者」を理解しようと努めてきた共和人民党(CHP)は、次の地方選挙の戦略もこの「ゲズィの精神」の上に築こうとしている。 共和人民党の「選挙対策本部長」の立場にあり、党の地方運営に責任を持つギョクハン 全文をよむ
シリアで最も少なく見積もっても10万人が犠牲となった内戦が続く中、シリア北部での勢力争いが加熱している。トルコの国境に接するラアス・アル=アインの町を手中に収めたPKK(クルド労働者党)のシリア組織民主統一党(PYD)は、少しずつ自治国家建設に向かっている。 ラアス・アル=アインが属している人口25万人のハセケ県のムフティーであるイブラヒム・ナクシベンディーは、バッシャール・アサド大統領が、トルコを困らせるためにPYDに武器を提供し、その地域に配したと述べた。「神はトルコに大きな祝福を 全文をよむ
エルドアン首相はカスタモヌ空港施設開所式セレモニーで演説し、あれこれすべてを政府に期待すべきではないとし、「隣人に迷惑をかけることは犯罪である。私ではなく、法がそう定めているのです。訴えを起こすべきです、裁判に訴え出ましょう」と語った。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、国民に鍋釜叩く(ゲズィ派の)隣人を告発するよう語った。首相は「鍋釜は、台所で使うのでなければ、それは犯罪でしょう。隣人に迷惑をかけることは犯罪です。私ではなく、法がそう定めているのです。鍋釜をたたく人に対しては躊躇 全文をよむ
調査会社ソナルは、ゲズィ事件後、初となる選挙調査結果を発表した。2011年総選挙の際、非常に高い精度で選挙結果を的中させたソナル社によれば、もしも今選挙があれば、AKP(公正発展党)は6ポイント失い44.1%の得票率をえるだろう。 調査結果によれば、CHP(共和人民党)は28.23%、MHP(民族主義者行動党)は16.3%の得票率を得る。AKPが票を失う一方でCHPとMHPの票が伸びる。BDP(平和民主党)は6.4%の得票率で第4位となる。至福党(SP)と労働者党(İP)の得票率は約2 全文をよむ
ケマル・クルチダルオール氏はCHP(共和人民党)のある会派会議において「ゲズィ運動から我々も学んだことがある」と述べた。私もこの言葉を受け「クルチダルオールがこのように話した。しかしCHPが何を学んだのかはいまだにわからない」と書いた。 昨日CHPの総本部へ行き、党幹部たちと話し状況を伺った。デモ運動の後、党内には希望的雰囲気と、それに伴い活力が生まれているようだ。彼らはAKP(公正発展党)は後退し、CHPは勢い付いたと信じている。しかしまだ十分に勢い付いたとは考えておらず、この流れを 全文をよむ
地方選挙まで8か月となり政党間での選挙協力が話題になり始めている。タラフ紙は昨日の記事で、CHP(共和人民党)とMHP(民族主義者行動党)がイスタンブル、アンカラ、イズミルで選挙協力をするするとの見方を示した。 イスタンブルとイズミルではCHPの候補者が、アンカラではMHPの候補者が支援を得ると見込まれている。昨日2政党のスポークスマンもこれに言及した。CHP副党首で党のスポークスマンであるハルク・コチ氏は2014年の地方選挙でMHPと選挙協力することに青信号を灯した。コチ氏は「国民の 全文をよむ
国家諜報機構(MİT)が内務省、参謀司令本部などを含む諸機関に送った文書の中で、PKKが今後シリアにGSM(第2世代携帯電話規格)ネットワーク網建設のための取り組みに着手することが明らかとなった。国家諜報機構は、このためにPKK上層部がこの地域に技術者を派遣することが確認されたとした。 本紙が入手した情報によると、PKKの最新の動向を監視している国家諜報機構は、先日内務省や参謀司令本部をはじめとするテロ対策に携わる諸機関へ重要文書を送付した。 ■当該地域へ技術者派遣 全文をよむ
ゲズィ公園問題関連で、7月6日に身柄を拘束され、出廷させられた裁判所にて逮捕された8人の容疑者の家族が、チャーラヤンのイスタンブル法廷前の広場に集まった。逮捕された旗売りを生業とするアリ・サルチチェキ氏の妻メルハメト・サルチチェキさんは、「いいでしょう、たしかに私の夫は組織を結成したかもしれません。(子どもを含めて)私たち(訳注:家族)7人だけの組織です。うちには子どもが5人います。そう、私たちは組織です。夫は(AKPの集会が行われた)カズルチェシュメでも旗を売りました。どうしてそこでは逮捕しな 全文をよむ
トルコ大国民議会は、第24期第3立法年を終えた。2013年10月1日まで国会は休みに入った。 トルコ大国民議会が最後に承認した法案は、汎ヨーロッパ・地中海優先基本法に関する地域協定承認の批准についての法案だった。法案に関して発言した共和人民党(CHP)所属トゥンジェリ県選出の国会議員カメル・ゲンチ氏は、自身が圧力を受けており、誰にもされないような侮辱が自身に向けてなされていると主張した。 ゲンチ氏は、「なぜなら私はこの国民の、団結と一体性の味方であり、不正や国民から略奪する者、裏切 全文をよむ
ナタを使って人を襲った犯人が釈放されるのを非難する際に、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の娘シュメイイェさんをひきあいにだし下品な表現を使ったアンタルヤ選出のユルドゥライ・サパンCHP議員に対し、同党からも批判が出ている。 CHPのアンタルヤ選出議員であるユルドゥライ・サパン氏はナタで人を襲った犯人が釈放されるのを非難する際、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の娘シュメイイェさんを引き合いにだし、下品な表現を使った。CHPのサパン氏はツイッターで、ゲズィ公園デモ参加者らをナタで襲い、 全文をよむ
トルコ大国民議会は、この10日間、夜も審議をつづけ80の法改正を含む「一括提案」を承認した。10万人の契約公務員採用や、インターネットを通じた賭け事への厳罰化などが含まれる。都市開発の全権限は省庁に属すことになる一方、(携帯電話の)チュルクセル社の役員人事権は公正取引委員会がにぎることになった。 トルコ大国民議会では、10日間にわたり対立や論争の中、国会議員に朝まで続く長時間作業を強いた一括法案が成立した。1日平均13時間の審議が行われ、約100件の案件に関し、80の法律に含まれる20 全文をよむ
エルドアン首相はゲズィ事件で起きた、市民への刀での暴行について語り、「刀を持った青年など見たくない」と大学生を批判。大学に警備員を配置することを発表した。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、イスタンブルのタリムハーネで、ある店主がゲズィ公園運動の参加者たちを刀で攻撃した事件を批判したが、この批判は刀を持った店主ではなく大学生に向けられたものだった。 エルドアン首相は「暴力を用いてはいけない。暴力を用いた瞬間、暴力を受けることになるのだ。火炎瓶や刀などを持って動き回る若者を 全文をよむ
ジェミル・チチェキ・トルコ大国民議会(TBMM)議長は今日7月9日、議会にて会派を持つ政党党首らと新憲法について会談を行った。議長はバフチェリ民族主義者行動党(MHP)党首を最初に訪問した。 ジェミル・チチェキ・トルコTBMM議長は、新憲法の取組の一環として開始した党首訪問の第一段階を終了した。チチェキ議長は、まず午後2時にデヴレト・バフチェリMHP党首を議会の執務室にて訪問した。午後3時に平和民主党(BDP)共同党首であるセラハッティン・デミルタシュ氏並びにギュルタン・クシャナク氏を 全文をよむ
エジプトでの出来事をなんと呼ぶべきか?この問題は、エジプトでも熱く議論されている。しかしながらおそらくもっとも熱心な議論は、西洋で、より正確にはヨーロッパとアメリカで行われている。 私はヨーロッパ滞在中である。数日前にドイツにやって来た。エジプトにおけるクーデターとその後の進展をここから追おうとしている。何十年もの間理解し、学んでいた「民主的」とされる諸紙の報道の言葉や説明に対して驚いている。この態度は新しいものではなく、私も初めて出会ったわけではないが、皮肉がこれほどに過剰で、私の手 全文をよむ
クルチダルオール氏は国会議員の選出されていない県についてさらに努力が行われることを望んだ。 共和人民党(CHP)のマスコミに非公開の部分で演説したケマル・クルチダルオール党首は、夏の間に選挙前に行われるべきことについて国会議員たちに提案をした。 入手した情報によると、クルチダルオール党首は国会議員の選出されていない県についてさらに努力が行われること、つまり当の県の責任者たちがそうした県へ赴くよう望んだ。同党首は、組織化を重視するよう求め、不足を埋めるよう説いた。 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相はタイのインラック・シナワトラ首相との会談後に共同記者会見を開いた。エルドアン首相はエジプトにおける事態の展開に関する質問に対し、「どんな政治にも間違いはあるし、私にも間違いはあうだろう」と答えた。 エルドアン首相が記者会見での質問に答えた回答の要旨は以下のとおり。 ■エジプトにおける事態の展開と衝突、並びにムルスィー前大統領のトルコ亡命の噂について 「今日は『国外在住トルコ人研究者会議』でこの件について広く語った。市民の意思を尊重 全文をよむ
昨日イラクのアルビルを訪問したBDP(平和民主党)共同党首のギュルタン・クシャナク氏とマルディン選出無所属議員でDTK(民主社会会議)共同党首であるアフメット・トゥルク氏は、BDP会派副代表ペルヴィン・ブルダン氏とイドリス・バルケン氏がカンディルに渡すため持ってくる予定だった(オジャランからの)書簡がBDP側に引き渡されなかったので、(手ぶらで)カンディルに向けて出発し、PKK指導部と面会後、アルビルへ戻った。 アブドゥッラー・オジャランがイムラルで書き、BDP会派副代表ペルヴィン・ブ 全文をよむ
ジェミル・チチェキ国会議長は、再選後、憲法調整委員会の面々と会議を行ったところ、「各党首めぐり」の決議が採られた。チチェキ議 長は、今後、委員会が行った作業を含む審議内容を各党首の元に持っていき、委員会メンバーは、党のレッドラインに端を発する障害を取り除くため、党首レベ ルで調整を図ることとなる。 トルコ国会憲法調整委員会は、ジェミル・チチェキ国会議長を長とする会議で、作業の「効果・効率」化に向けた話し合いを行った。同議長は、会議冒頭、憲法に関する作業進捗の要点を述べた。公正発展党(A 全文をよむ
憲法裁判所は、衝撃的な決定に署名した。国民の間で大きな議論を生んだ長期勾留期間が、テロや組織犯罪のような犯罪について、10年と規定していたテロ対策法第10項「...犯罪において、刑事訴訟法で決められた収監期間の2倍適応される」という条項を廃止したのだ。 刑事訴訟法第102条では、重罪裁判所の管轄に入るような犯罪を犯した容疑者は、2年以上勾留のまま裁判にかけられることはなく、この期間がさらに最大3年延長できると記載されている。テロ対策法の廃止された条項によると、重罪裁判のための長期収監は 全文をよむ
エジプトで発生した軍事クーデターをうけ、至福党メンバーのあるグループがエジプト領事館の前でデモを行った。セルマン・エスメレル至福党イスタンブル県代表は「グローバルパワーがエジプトや、エジプト国民に奴隷の役割を負わせた」と述べた。 ベシクタシュにあるエジプト領事館前で22時ごろ集合した約500人の至福党員は、クーデターに対しデモを行った。グループはムハンマド・ムルスィー・エジプト大統領への支持を叫び、「エジプトよ抵抗せよ、ウンマはあなたたちと共にある」、「シオニズムなんかくそくらえ!」、 全文をよむ
もし今選挙になったら、どの政党がいくらの得票率を得るだろうか?最新の選挙アンケート調査によるAKP(公正発展党)、CHP(共和人民党)、MHP(民族主義者行動党)、BDP(平和民主党)の得票率は果たして... 調査会社ORCが6月10~26日にかけて6万3750人を対象に行った選挙に関するアンケート調査の結果が公表された。アンケート調査の結果は次の通り。 ―もし今国政選挙になったらどの政党に投票する? 公正発展党:44.2% 共和人民党:30.1% 民族主義者行 全文をよむ
公正発展党(AKP)の副党首であり同党のスポークスマンでもありヒュセイン・チェリキ議員は、リジェで起きた事件に関して発言した。 リジェで起きた事件が悲劇的であったと話したチェリキ副党首は、以下のように述べた。「誰もが非常に悲しみました。リジェから私に連絡をくれた親戚の一人で、私が信頼をよせる人物が事件について説明してくれました。衝突の最中では火炎瓶が飛び交い、軍は空に向けて発砲したそうです。抗議運動を行った人々に神の慈悲をお祈りします。一部の人々が解決策を妨害しようとしています。解決策 全文をよむ
ビュレント・アルンチ副首相は、フェトフッラー・ギュレン氏がタクスィム広場ゲズィ公園抗議運動に関し「無法者やその類の事柄を、良い意味の形容として、誰にもあてはめてはならない」と発言したことを論評した。 昨晩(6月27日)サマンヨル・ハベルに出演したアルンチ副首相は、ギュレン氏が緊張緩和に向けた発言を行ったことについて、非常に適切な発言だと評価した。アルンチ副首相は、同氏が自分達の進むべき道を示し、目覚めさせてくれたと言い、「ギュレン氏の一挙手一投足に注目している。アッラーも喜ばれますよう 全文をよむ
BDP(平和民主党)のセラハッティン・デミルタシュ党首は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の「PKKの15%しか撤退していない為に、次の段階に進めない」という発言に対し、「現在我々が知る限りPKKの80%、おそらくはそれ以上が撤退し、国境へ向かっている」と反論した。 デミルタシュ党首はディヤルバクルで記者たちの質問に答え、PKKの15%しか撤退していないというエルドアン首相の見解について、次のように述べた。 「我々がいう第一段階とは、衝突の完全終了だ。以後死亡者が出ず、争い 全文をよむ
EU(欧州連合)外相理事会は、トルコとの加盟交渉において第22条項の交渉開始を承認した。交渉開始は10月に発表される「進捗報告書」次第となっている。 EU外相理事会は、ルクセンブルク会議でトルコとの加盟交渉において第22条項(地域政治と組織仲介調整)の交渉開始を承認する一方、正式な開始を10月とした。欧州委員会が改革と人権に関し10月9日に発表する「進捗報告書」により、EU主要国が交渉開始日程を決定する。 オーストリアのミヒャエル・シュピンデルエッガー外相は、表現の自由とデモ 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が主導する首相府執務事務所にて賢人委員会の最終会議が行われた。会議は14時頃開始され17時30分頃終了し、賢人委員会は首相に報告書を提出した。 賢人委員会東部アナトリアグループが公共政策安全庁を通じて首相に提出した報告書が発表された。 報告書によると委員会は、マラティア、エラズー、ハッキャーリ、ヴァン、トゥンジェリ、エルズィンジャン、ビンギョル、ビトリス、ムシュ、ウードゥル、カル ス、アルダハン、アール、エルズルムの14県、ユクセクオヴァ、タ 全文をよむ
AKP(公正発展党)のヒュセイン・チェリキ副党首は、ドルマバフチェ宮殿の首相官邸内オフィスで実施された賢人会議代表団との最終会議前に、クルド語で質問してきた報道陣に対し、クルド語で答えた。 AKPのヒュセイン・チェリキ副党首は、会議の途中で報道陣に情報を提供し、会見後に再び会議に戻った。オフィスに入る際にTRTシェシュ(トルコ国営放送6チャンネル・クルド語放送)と、北イラク・クルド自治政府の公式テレビチャンネルであるクルディスタンTVのレポーターらがクルド語で質問を向けると、チェリキ副 全文をよむ
エゲメン・バウシュEU担当大臣は、集まったEU加盟国の大使に「タクスィムデモ隊の暴挙」という報告書を提出した。バウシュ大臣は、治安部隊がヨーロッパで起きたデモに対して行った介入を、画像や写真を用いて説明し、ドルマバフチェ・モスクで飲酒をしているところの画像も各国大使に見せたと話した。 アフメト・ダヴトオール外務大臣が書いた「トルコ:抗議活動下にあっても我々は全ての国民を代表している」というというタイトルの文書も各国大使に提出された。ダヴトオール外相が書いたこの文書では、ゲズィ公園に関し 全文をよむ
ゲズィ事件の陰で続いていた(クルド問題の)解決プロセスの中で、大きな動きのあった1週間が過ぎ去ろうとしている。この1週間、BDPが「PKKは約束を守った、政府ももう具体的な行動に出るべきだ」という声明を出した後、舞台裏では「プロセスがうまくいっていないのでは」という心配の声が上がっている。しかながら、政府、BDPの周囲からの情報は、プロセスが悪化しているからというより、「悪化しないでほしい」という心配の声が、この声明を出すにいたった要因であるということを示している。 6回目のBDP代表団とア 全文をよむ
公正発展党(AKP)のメヴリュト・チャヴシュオール副党首は、イタリアのLa Repubblica紙が昨日(6月20日掲載した、首相兼AKP党首のレジェプ・タイイプ・エルドアンの娘で(彼の)諮問役を務めるシュメイヤ・エルドアンを中傷する記事について記者発表を行った。 チャヴシュオール副党首は、書面による声明で「『トルコの若者の敵、エルドアン(Erdogan il nemico dei giovani turchi)』という見出しのニュースでは、トルコの民衆と知識人を一括りにして、彼らが反 全文をよむ
ビュレント・アルンチ副首相は、「閣議でエルドアン首相と対立し辞表を提出したが、ギュル大統領に説得された」という報道をきっぱりと否定した。 アルンチ副首相は、「陰謀」と位置づけた今回の報道について、ゲズィ公園の事件に端を発するシナリオの続きであると述べた。「私が閣議を退席し、大臣を辞任して離党するだとか、周りの大臣が考え直すよう説得しただとか、最後は大統領が間に入って慰留したなどという話はまったく根拠のないものだ。」 昨日、広報担当官を通じて発表した書面による発表によると、閣 全文をよむ
ビュレント・アルンチ副首相は、ゲズィ公園に関しスタンディング抗議は意味のあるものだと述べた。暴力に訴えないこのデモは推奨されるべきであるとしたアルンチ副首相は、デモ隊は健康に気を付けるよう警告した。「健康に害が及ばないといいのですが。私は彼らのことが好きです。8時間ではなく8分間スタンディングすると良いでしょう。」 政府のスポークスマンでもあるビュレント・アルンチ副首相は、タクスィムで始まり多くの場所で続いている「立つ男」運動を理解をもって迎える必要があると述べた。暴力に訴えないこのデ 全文をよむ
公正発展党(AKP)のスポークスマンであるヒュセイン・チェリキ副党首は、党の中央決定執行委員会会議で下された決定を明らかにした。決定によると、兵舎プロジェクトは住民投票にかけられる。 AKPヒュセイン・チェリキ副党首は、兵舎プロジェクトについて想定されている住民投票がイスタンブルの区域内で行われるであろうと述べた。チェリキ副党首は、ゲズィ公園騒動がトルコに与えた損害はというと140兆リラ(約7169兆円)に達すると述べた。 首相であるAKPのレジェプ・タイイプ・エルドアン党首 全文をよむ
元文化観光相エルトゥールル・ギュナイはゲズィ公園のデモに関し公正発展党(AKP)の「公式見解」とは異なる発言をしたことで注目を集めたが、今回はエルドアン首相が批判した俳優のメフメト・アリー・アラボラ(註)に助け舟を出した。 ギュナイ元大臣は国会で記者会見を行い、デモ隊の要求を拒否したことや5月31日の出来事が人々の反感を買い「反乱」に繋がったと述べた。名前を出すことなくアラボラ氏の件に言及し、「間違いなく、国中のあちこちでデモに参加した人々は皆、あの公園のことも緑地のことも木をめぐる 全文をよむ
民族主義者行動党(MHP)のバフチェリ党首は、公正発展党(AKP)集会でMHPのシンボルである「3つの三日月」と「灰色の狼」のエンブレムが掲げられていたことに対して、「本日私たちはこの件に関して必要な法的措置を取り、どのように決着するとしても、我が党に対する無礼な振る舞いへの代償を、司法の場できちんと問いただす」と述べた。 MHPのバフチェリ党首は党集会で、エルドアン首相へ向けて、「MHPはまだ最後の言葉を発していない、とは我々はふざけてなどいないという意味だ。まだ何も終わっていない、 全文をよむ
公正発展党(AKP)副党首兼政府報道官であるヒュセイン・チェリキ氏は、タクスィムのゲズィ公園で行われたデモ隊排除の動きに関して、「申し訳ないが、この政府は治安を守る義務がある」と述べた。 チェリキ氏はあるテレビ局に対して、デモ隊がAKPに危害を加えることを目的としていると述べ、次のように語った。「人々がもしAKPに危害を加えるためにこのような事をしているとしたら、その人たちは自分達の国、そして自分達の子孫の未来に対してその行為を行っているということを知るべきだ。申し訳ないが、この政府は 全文をよむ
■陸路と海路でカズルチェシュメへ行った。 公正発展党がイスタンブルで行う「国民の意思への敬意」集会への参加を希望する市民が、陸路、海路でカズルチェシュメになだれこんでいる。多数の市民は、船やフェリーでカズルチェシュメへ移動する一方、集会会場につながる道路はほとんど封鎖された。車から降りて集会会場まで歩いた市民は、「集会がどこであろうと歩く。首相のために私たちは犠牲になる」と述べた。公正発展党がイスタンブルで催す「国民の意思への敬意」という集会に何十万もの人々が参加している。集会に参加し 全文をよむ
15日午後、アンカラのスィンジャンで開かれたAKPの集会で演説したエルドアン首相は、ゲズィ公園のデモ参加者にメッセージをおくり、「将来をともに築こうと皆に手を差し伸べたが、彼らは、我々に拳骨をのばしてきた。殴りかかってくるものと、握手はできるか?」と述べた。 タイイプ・エルドアン首相は、タクスィム・ゲズィ公園での抗議が続いている最中に開催をきめた「国民の意志へ敬意」集会の最初を、アンカラ・スィンジャンで開催した。スィンジャンからゲズィ公園に向けて、厳しいメッセージをおくったエルドアン首 全文をよむ
CHP(共和人民党)のケマル・クルチダルオール党首は、タクスィム広場およびゲズィ公園での抗議運動に対する警察の介入に関してスピーチを行った。 CHPのケマル・クルチダルオール党首は、イスタンブルでゲズィ公園での抗議運動に対して行われた警察の介入について批判しつつ、警官らに対して警告を発した。 クルチダルオールは「この国民を、私欲のためなら内戦にさえ巻き込むことを厭わないと思われる首相の、違法な命令を施行することは、国際的基準から見れば犯罪である」と述べた。CHP党首クルチダルオール 全文をよむ
06.15 08:15 タクスィム連帯プラットフォームが、トルコ建築家技術者会議所のビルで行っていた会議は終わった。タクスィム・ゲズィ公園の「決定の瞬間」は近づきつつある。 タクスィム連帯プラットフォームの代表者らと芸術家らが、昨日エルドアン首相と行った会見のあと、ゲズィ公園の7地点で集会が開かれた。117人からなる連帯プラットフォームは、このほかに、「トルコ中で通りにあふれた何百万の人々の意志を反映させるため、集会に参加できないがゲズィ問題でたたかった人々に、その考えを、トウィッ 全文をよむ
エルドアンは、「だれもかれも、私のせいにする。もう朝の3時だ。15時間もここにいる。まったく・・」といって、緊迫した会議を締めくくった。しかし、朝になると次の知らせがはいった。首相は、芸術家らの要請をうけいれ、警察が準備した、警察に対する17分の暴力ビデオの公開は見送られた。 信じられないような夜だった。昨日の夜中、タクスィムの真ん中で、アタテュルク像の下に置かれたピアノは、あたかも、ここまで長引いた問題のテーマ曲のように、たえることなくメロディーをかなで、周囲の若者らは踊りっている。 全文をよむ
昨晩(14日~15日未明)に首相が行った芸術家か市民団体の代表との3時半の会見ののち、今後のプロセスについて4段階の決定がなされた。 それによると、第一段階として政府はゲズィ公園については、裁判所の最終決定を待つ。もし裁判所が計画を否定する判決を出した場合は、計画は凍結される。肯定の場合は、住民投票(plebisit)が行われ、イスタンブル市民の意見が聞かれる。どのような結果がでても、その結果に従う。 第三段階としては、首相に面会した16人の代表が、デモ隊に対し「そろそろ解散のとき 全文をよむ
かなりの人が次のように言うことができる。:「昨日は知事と一晩過ごした。ムトゥルさんと夜中にドルマバフチェで会った。別れた時には朝だった。」 ほとんどが20代前半の150人近くの市民が昨日、自分の町の知事と一晩過ごした。少し変に聞こえる。携帯電話の番号をツイッターで知らせた後、イスタンブルのアヴニ・ムトゥル県知事の携帯電話はロックされたという。秘書はある時鳴っている携帯電話を開くと、4人の異なる人の声が聞こえたと言っていた。それ程だ・・・。ムトゥル県知事は時々牧歌的で、抒情的なメッセージ 全文をよむ
タクスィム連帯プラットフォームメンバーをはじめとし、芸術家らも参加した代表団が、タイイプ・エルドアン首相の求めに応じ、首相府公邸に入った。約4時間続いた会見のあと、政府は、ゲズィ公園の整備を、裁判所決定がでるまで延期すると発表した。 2週間来、トルコの唯一の問題となっているタクスィム・ゲズィ公園の解決のため、エルドアン首相と面会したのは、タクスィム連帯プラットフォームの代表と並んで、芸術家たちだった。彼らは、夜23時30分から、首相府公邸に入った。 ■司法判決が待たれる 全文をよむ
06.14 01:00 タイイプ・エルドアン首相は、タクスィム連帯プラットフォームの代表、芸術家たち、学術経験者からなるグループと、夜遅くに、会合をもった。会合は首相公邸で3時間半続いた。会合のあと、政府報道官のヒュセイン・チェリキは発表を行った。昨日の最初の面会のあと、住民投票という案を提示した政府から、次の一歩がふみだされた。タクスィム連帯プラットフォームのメンバーも加わった第二の代表団と面会したエルドアン首相の代わりに、チェリキ報道官が首相のメッセージを発表した。「裁判所決定や投票の結 全文をよむ
エルドアン首相によるゲズィ公園の処置を問う住民投票の実施は可能であるという発言は、国内で大きな反響を呼んだ。先日首相と面会を行った代表団のメンバーは、今後の動向に期待を寄せている。メンバーである有識者や俳優らは、以下にあるように、事態を収束させるべきという意見で一致している。 ■ハサン・カチャン氏(芸術家) 「互いに投げかけがなされたからには、ゲズィ公園の仲間たちにもこの投げかけに返答して欲しいと思う。「あんたには関係ない」という態度をとる者もいるかもしれない。結局私も一人の 全文をよむ
06.12/ 22:24 エルドアン首相と面会したゲズィ代表団のうち、イペキ・アクプナル氏は記者会見を行い、会見の内容と、住民投票の決定についてコメントした。 イスタンブル工科大学のイペキ・アクプナル講師は、「(代表団は)今日までの要望が何であるかをよくわかっています。ゲズィ公園が公園として残り、暴力が停止され、責任者が処分されることは不可欠であると考えています。暴力が完全になくなった状態で、参加型プロセスが継続することを希望しています。ゲズィ公園が、そのような形で、よき例となる 全文をよむ
大統領はリゼにおいてゲズィ公園運動について言及する中で、「エルドアン首相と対立していないこと」、「起きている事象を、中東と一括りにしないことが必要」というメッセージを伝えた。 アブドゥッラー・ギュル大統領は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相との一昨日に行ったゲズィ公園デモに関する会談について、「首相はもはや、あちらやこちらから、外からや遠くからといった形ではなく、一対一で、しっかりととした形で話を聞くことを望んでいる。これは素晴らしいことだ。当初から私が言ったことは何だったか。「一連 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、ゲズィ公園の代表者らを公正発展党本部に迎えた。 エルドアン首相は、挑発的行動が行われないことを条件として、ゲズィ公園に行くと述べた。 ■30分話し、4時間聴いた 得られた情報によれば、エルドアン首相は、4時間半の会談のうち30分間話した。エルドアン首相は、4時間あまり代表団のメンバーが何を要求し、なぜデモ行為に参加したのか、彼らの意見を聴いた。匿名の代表団メンバーは、エルドアン首相は友好的であったと述べた。参加メンバーは、エルドアン首 全文をよむ
首相が明日(12日)ゲズィ公園に関する対話を呼びかけた2名が、なおも続く警察力介入による深刻な事態に抗議してこの呼びかけに応じないことを発表した。 新聞記者のハイコ・バーダト氏とGreenpeace代表のヒラル・アトゥジュ氏は、エルドアン首相が明日開く予定だったゲズィ公園に関する対話を欠席することを明らかにした。 ハイコ・バーダト氏はツイッターで声明をだし、「『タクスィム連帯プラットフォーム』の意向に沿って、明日行われる首相府での対話に私は参加できない」と発表した。 全文をよむ
公正発展党(AKP)所属でイスタンブル選出のイブラヒム・イイト議員が、ゲズィ公園での一連の事件に関してエルドアン首相の対応を批判した。 農業・森林・村務委員会委員長を務めるAKPイスタンブル選出国会議員、イブラヒム・イイト氏が、ゲズィ公園の騒動に対するレジェプ・タイイプ・エルドアン首相の対応を批判した。 イイト議員は、ニューヨークに本社を置き、「在米トルコ人の声」という見出しで騒動を報じた『ポスタ212』紙に、「首相は事件と自身への批判を受けてしびれを切らしている。50%の得票率を 全文をよむ
BDP(平和民主党)のセラハッティン・デミルタシュ共同党首は「ならず者だといって軽視していては、この問題を説明することはできないし、切り抜けることもできない。また、たった一人のならず者によって統治されるよりは複数のならず者によって統治される方がよほど民主的である」と発言した。 BDPのセラハッティン・デミルタシュ共同党首は、党会派会議で事件に関する批評を行った。氏はゲズィ公園騒動に対する政府の反応を批判し、「政府は(デモに 参加するために)通りにいる人々が何をもとめているのか、なぜ通り 全文をよむ
06.11 13:19 タクスィム広場にまた集結したグループに対し、警官隊は介入した。アタテュルク文化センター前に待機していた警官隊は二手にわかれ、一方はタクスィム記念碑(アタテュルク像)の前にたって碑を警備しした。地下鉄の入り口近くに集まったグループに催涙ガスと装甲車で介入している。このグループがゲズィ公園内に入ったため、警官もゲズィ公園に入った。しかし、そこにいるデモ隊が抗議したため、10分後には警官隊は公園の外にでた。 タクスィム広場に集まったグループに介入した警官らは、13 全文をよむ
06.09 23:05 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、「金融ロビー、金融アナリストらは、イスタンブル市場が崩壊したという。イスタンブル市場が崩壊したなら、その被害をこうむるのはタイイプ・エルドアンではない。あなた方だ。あなた方は、これをIMFからの借金を返すときにもやったでしょう」、「私は、ここアンカラで、楽しんでいる人々に呼びかける。そろそろ、このデモにピリオドをうちなさい。しかし、イェニチェリ軍団のように、人を侮辱することをつづけるなら、それは申し訳ないがかなわない。この知事を 全文をよむ
06.07 14:59 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、マチカのスイス・ホテルで行われた「EU省主催、グローバルイシューに直面するトルコとEUの共通の未来」と題するコンフェランスに参加した。 以下はエルドアン首相の演説のなかの、主要な発言。 ■「恐ろしい情報の混乱」 昨今、タクスィム・ゲズィ公園の整備を理由にしておきた事件から、だれも、誤った考え、危惧をいだかないでもらいたい。なぜなら、そこには恐ろしい情報の混乱があるからだ。ソーシャルメディアを通じた、恐 全文をよむ
平和民主党(BDP)代表団は、アブドゥッラー・オジャランと面会するためにイムラル島に行った。BDPのセラハッティン・デミルタシュ共同党首とウードゥル選出のペルヴィン・ブルダン議員は、面会後、タクスィム広場ゲズィ公園運動に関するオジャランのメッセージを発表した。 クルド問題解決を目指して始まった解決プロセスの中で、これまでにイムラル島でアブドゥッラー・オジャランと5回にわたり面会してきたBDP代表団は、 6回目の面会を今日行った。BDPのセラハッティン・デミルタシュ共同党首とウードゥル選 全文をよむ
06.07 03:00 エルドアン首相は、北アフリカ訪問を終え、トルコに戻った。首相を出迎えるために何千もの人が空港を埋めた。首相はここで演説した。 エルドアン首相の演説のなかの主要な発言は以下のとおり。 ・このような深夜に、この素晴らしいイスタンブルの夜に、この幸せを味あわせてくれた皆さんに、感謝する。 ・ここから、イスタンブルに、サラエヴォに、ガザに、メッカに、メディナに挨拶する。 ・我々は、どんなときも人の心を傷づける側ではなく、人の心をつかむ 全文をよむ
06.06 15:14 チュニジアでの記者会見でエルドアン首相は、ゲズィ公園抗議運動に関して発言した。 トプチュ兵舎再建プロジェクトを断念しないと述べたエルドアン首相は、「謝罪はしますか」の問いに対し、「私の代理が必要な発表を行った。過剰に使われた催涙ガスの問題に関しては、必要な遺憾の念の表明を行った」と述べた。 エルドアン首相は、ゲズィ公園の運動は、環境派の人々の善意が悪意に利用されたものだと述べた。エルドアン首相は、ビュレント・アルンチ副首相の謝罪については、「必要 全文をよむ
ゲズィ公園の抗議活動から始まり全県に拡大したデモ行為は、日常生活に、社会生活に深く影響を与えた。現在、このデモが政治的結果を生み出すかどうかが焦点となっている。さて、AKP(公正発展党)はこの一連の事態をどう解釈しているのか?与党サイドは、ある論点において意見が一致している。 この一連の騒動の標的が、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相であると信じられている。彼らによれば、状況は以下のようである。 背後にこの事態を計画した、ある「意志」が存在する。「純粋な環境活動」として開始し 全文をよむ
06.05. 13:45 タクスィム連帯プラットフォームは、ビュレント・アルンチ副首相と面会した。今後、政府が対応をとるとの発表が行われた。タクスィム連帯プラットフォームは要望書をアルンチ副首相に書面で手渡した。 タクスィム連帯プラットフォーム代表は、アルンチ副首相との面会のあと、記者会見を行った。 社会運動がどのように展開しているかは、政府の今後の対応が決めることだとし、アルンチ副首相に、協働要望書を手渡したと述べた。 要望書の内容は、次の通り。 ( 全文をよむ
アルンチ副首相は、「首相代理」の肩書でギュル大統領と面会した。アルンチは、会見後に、「最初の事件で、環境問題への関心から行動していた人々に対し、(警官隊の)暴力的行為があったことを謝罪する」と述べた。 エルドアン首相が外国訪問中であるため、ビュレント・アルンチ副首相は首相代理の肩書でギュル大統領と会見をし、その後、首相代理としての発言であると明言し、注目すべき発表を行った。 アルンチ「首相代理」は、首相府新ビルで行った記者会見で、首相代理として話すとしたうえで、「政府として」 全文をよむ
06.03 12:43 ギュル大統領は、タクスィム・ゲズィ広場でのデモのあと、トルコ中に広まっているデモに関し、重要な発表を行った。民主主義は、単に選挙だけを意味するものではなくとしたギュル大統領は、「善意のメッセージはすべて受け取られた。少し時間をいただければ、必要なことは実現される」と述べた。 ■予定を変更 ギュル大統領は、前から発表されていた予定では、11時半にイズミル商工会議所代表団と面会するはずだった。この面会は、非公開で行われた。ギュル大統領は、今朝、ムスタ 全文をよむ
日曜日のトルコでは、タクスィム・ゲズィ公園運動を支援のため、アンカラ、イズミル、アダナで集まった人々に、警察隊が介入した。アンカラではデモ隊との衝突があり、100人以上が逮捕されアンカラ警察に連行された。CHP議員の一人も、デモ隊と一緒にバスにのり、アンカラ警察署に向かったという。 ■アンカラ タクスィム・ゲズィ公園運動を支援するため、昼頃にクズライに人々が集まりはじめた。デモ隊が車の交通を妨害したため、広場への道を警官隊が封鎖した。警察はデモ隊に介入し、今日も、500人以上 全文をよむ
ギュレル内相は、タクスィム・ゲズィ公園での事件にまつわり、昨夕までに48県で90件にも上るデモが行われ、939人が逮捕されたことを明らかにした。 ムアンメル・ギュレル内相は、タクスィム・ゲズィ公園での一連の事件を発端に、今日までに48県で90件にも上るデモ活動が行われ、939人が逮捕されたこと、その内、調書がとられた一部の人々はすでに釈放されたことを明らかにした。 ギュレル内相は「アンカラ5月19日スタジアム」で開催された第11回国際トルコ語オリンピックの式典に出席した際、記 全文をよむ
民主平和党(BDP)のデミルタシュ党首はイスタンブルのタクスィム・ゲズィ公園問題に関してコメントを発表し、「ゲズィ公園での事件が、クルド問題の平和的解決交渉への反対運動に発展することは許さない。BDPの支持層は、決して、差別主義者やファシストらと行動をともにしない」と述べた。 民主平和党(BDP)のデミルタシュ党首は、ディヤルバクル市カヤプナル区のCegerxwin文化センターで、解決プロセスとトルコの最近の出来事についての質問に答えた。タクスィム・ゲズィ広場での抗議が単なる木の伐採の 全文をよむ
平和民主党(BDP)イスタンブル選出のスッル・スュレイヤ・オンデル議員は、クルチダルオールCHP党首がゲズィ公園事件に便乗しているとのべ、「信用できない」と述べた。 ゲズィ公園で始まった抗議活動に最初から参加し、そこでの出来事で負傷し病院に担ぎ込まれたBDPイスタンブル選出のスッル・スュレイヤ・オンデル議員は、テクスィム広場でのデモでCHPが前の方に位置していたのを批判した。 病院を退院したのち再びタクスィム広場にきたオンデル議員は、警官隊が去ったのち、最初にタクスィム広場に 全文をよむ
6月1日夕方の報道 タクスィム・ゲズィ公園で月曜日にはじまり、5日間、徐々に大きくなっていった抗議行動に対し警官隊が使った暴力は、10月29日共和国祝典でそうであったように、ギュル大統領の介入により沈静化した。以下に、月曜日以来の出来事をまとめてみよう。 ■5月27日月曜:公園の壁が壊され、抗議の座り込みが始まった トプチュ兵舎再建建設で問題となっているタクスィム・ゲズィ公園のアスケル・オジャウ通りに面した壁の一部(3メートル)が、タクスィム歩道化工事を請け負って 全文をよむ
エルドアン首相はアーチェリー施設の開所式でスピーチを行い、『首相(たち)の中の王さまは、カスムパシャの人!』という歓声に対し、「私は王様ではない。国民の票により任務に就かせてもらった1人の首相に過ぎない。あなた方への奉仕者である」と述べた。 エルドアン首相はオクメイダヌ(「矢の広場」の意)を再び矢と寄り添わせたと説明し、「歴史においてそうだったように、今も将来もオクメイダヌがその名に相応しくアーチェリー界の中心地となることを願う」と述べた。 エルドアン首相はオクメイダヌ・ 全文をよむ
CHP(共和人民党)ケマル・クルチダルオール党首に続き、ブリュッセル滞在中のBDP(平和民主党)セラハッティン・デミルタシュ共同党首からも、着工されたイスタンブルのヤヴズ・スルタン・セリム橋の名称に対する反発の声が聞かれた。デミルタシュ党首は、橋の名称を「レジェプ・タイイプ・エルドアン橋」にすべきだと主張した。 EU当局との会合のため2日前よりブリュッセルに滞在中のBDPセラハッティン・デミルタシュ共同党首は、第3の橋の必要の是非を検討するべきだと述べた。デミルタシュ党首は、「名 全文をよむ
第9代大統領スレイマン・デミレル氏は、今晩、その困難な政治人生において常にそばにいた人生の伴侶である妻のナズミイェ・デミレルさんを失くした。ナズミイェ・デミレルさんは、約4年間治療を受けていたバシュケント病院で、今晩22時30分頃、息を引き取った。 トルコの政治における重要人物のうちの一人であるデミレル氏の、人生における活力の源であった妻のナズミイェ・デミレルさんが亡くなった。 ウスパルタ県の、バルカン移民が定住したイスラムキョイ市で生まれたデミレル氏は、1927年生まれのナズミイ 全文をよむ
51人が犠牲になった爆弾テロが発生したハタイ県レイハンル市のアタトゥルク通りでは、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の訪問に向けて清掃活動やペンキの塗り直し、道路工事などが進められている。 この作業はレイハンル選出の公正発展党議員ヒュセイン・シャンヴェルディ市長の指揮で進められており、県の作業員がテロで損傷した市庁舎や周辺の清掃、修復を行った。爆発の猛威で穴のあいた道路をアスファルトで舗装する作業が終日行われている。清掃活動とアスファルトの舗装が終わった後、ハタイ県県警察は市庁舎前の広 全文をよむ
共和人民党(CHP)は、トルコ大国民議会(TBMM)で審議されているアルコール販売制限法に強く反対していたが、その後批判を弱めた。 アキフ・ハムザチェビCHP会派副代表はアルコールの販売制限と広告禁止は道理にかなったものであると語り、多くの国々で同様の規制がなされていると指摘した。ハムザチェビ氏は「もちろんアルコール飲料の消費を奨励するわけではありません。あらゆる種類の対策を講じます」と話し、ただ政府は『私の人生観にアルコールはない。誰の人生にもあってはならない』という考えに基づき行動 全文をよむ
アルコールに関する法改正を含む「法律及び法令の変更手続きに関する法案」が、トルコ大国民議会の計画予算委員会で承認された。 法案では以下のことが記載されている。 ・アルコール入り飲料はその種類にかかわらず宣伝や消費者にむけた広告が禁止される。 ・アルコール飲料の摂取と販売を促進しようとする企業が、今後、(国内外の業界向けの展示会や業界のイベントを除き)プロモーション活動をすることが出来なくなる。 ・アルコール飲料を生産、輸入、販売業者は、今後一切のイベントにおいて(国内 全文をよむ
エルドアン首相は、サンフランシスコで娘のエスラ・アルバイラクさんのカリフォルニア大学バークレー校での博士号授与式に出席した。 首相はワシントンでの公式訪問の後カリフォルニア州へ向かい、情報科学の分野で最先端を行く企業が集まるシリコンバレーを視察した。首相はその前に娘のエスラ・アルバイラクさんのカリフォルニア大学バークレー校での博士号授与式に出席した。 エスラ・アルバイラクさんは子どもたちとともに出席 博士号を受け取るために壇上に登ったエスラ・アルバイラクさんの傍らに 全文をよむ
エルドアン首相は、ホワイトハウス訪問に関する詳細を説明する一方、解決プロセスを注視していると話した。来年、憲法の国民投票を含む3つの選挙が行われる可能性があると述べたエルドアン首相は、国民投票が今年行われるわれる可能性についても言及した。また首相は、ビュレント・アルンチ副首相が訪問初日にフェトゥフッラー・ギュレン氏と会談したことを述べた。エルドアン首相に向けられた質問と回答は次のとおりである。 ■オバマは決然としている。 「地域的な問題を最初から最後まで話すのは不可能である。 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、クルチダルオール共和人民党(CHP)党首にレイハンルで亡くなった50人以上の人々の「殺人者」と名指しされたことに対して、この説明責任は裁判所で果たしてもらうと述べた。 エルドアン首相は、アメリカ合衆国でこの問題に関して質問された際、次のように答えた:「大切な友人よ、ご覧ください。私は今アメリカで国益のために奮闘し、そのためにこの地を訪問しているのです。しかし最大野党の党首は、トルコ共和国首相に関し、信じられないような侮辱をしようと考えています。私は 全文をよむ
共和人民党(CHP)ケマル・クルチダルオール党首は「レイハンルで亡くなった51人の犯人はレジェプ・タイイプ・エルドアンである。その責任はレジェプ・タイイプ・エルドアンにある」と語った。 会談のためブリュッセルを訪問したクルチダルオール党首は、欧州議会社会民主進歩同盟(S&D)の会議に出席した。同党首は、会議の後ハンネス・スウォボダ代表と記者会見を行った。 クルチダルオール党首は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が昨日(5月16日)、バシャール・アル=アサド大統領を同党首が支 全文をよむ
国会解決委員会で公正発展党(AKP)のメフメト・メティネル議員と平和民主党(BDP)のヒュサメッティン・ゼンデルリオール議員の間 で「トルコ国旗」[呼称]論争が巻き起こっている。ゼンデルリオール議員は、服役していたことを説明する際に、次のように話した。「『お前はトルコ(人の)国旗の敵だ』と言われたことがある。『旗は肌身離さず持っている、もし敵なら持ち歩いたりせず捨てているだろう』と反論すると、メティネル 議員は『何がトルコ(人の)国旗か、トルコ(の)国旗である、全てをトルコ人化しようとしている』 全文をよむ
トルコは、PKKのテロがようやく終息したと深い息をつこうとしていた時に、近年で最大規模の襲撃の衝撃を受けた。40人以上が死亡し、数十人が重傷を負った。ショックを受けた国民、ぎすぎすした神経、しばしば理性を失わせる「ほら見たか、お前の支持する者たちがやったのだ、いや、(別の方向をみて)お前の支持する者たちがやったのだ」と言い続ける、国内の緊張した政治的グループ化の混乱…。現在まで誰もが明確に非難から除外しているのは、45人の死者のみだ。 ■それぞれにとっての「正しい」シナリオ 全文をよむ
民族主義者行動党(MHP)に続き、共和人民党(CHP)と平和民主党(BDP)も世論で議論されている「国会議員特権法」に署名することを撤回した。これに対し公正発展党(AKP)は「我々が行った署名が正しいと信じていますし、特権法の成立も正しいことであると信じております。我々はこの署名を是とします」と発表した。 MHP会派副代表のオクタイ・ヴラル議員は、世論が反発している国会議員の特権に関する法案において、AKPが表裏のある偽善的な政策を実行しようとしていると語り、法案成立のための署名を撤回 全文をよむ
共和人民党(CHP)の「民族派」に属していることで知られ、ヌル・セルテル議員を筆頭とした国会議員らが、「和平のための民主主義」声明に署名したCHP党員を批判した。 CHPイスタンブル選出国会議員であるヌル・セルテルは、一部CHP国会議員が「和平のための民主主義」という名の声明に署名したことを批判し、「この国会議員と党指導部が党の公式方針以外の模索に寄与したことが、CHPが採る政策の効果や信頼性を損なっている」と話した。 セルテル議員は同伴したCHPメルスィン県選出イサ・ギョク 全文をよむ
元・現国会議員に新たな特権をもたらすトルコ大国民議会(以下、TBMM)議員法案が国会に提出されてから2日後、計画-予算委員会での 審議を経てあっと言う間に可決された。ジェミル・チチェキ国会議長は委員会で同法成立を擁護し、「国会議員の身分保障が必要である。「特権」であるとのつくり話が付されている。私の警護を行う警官には身分保障がある一方、私にはそれがない」と述べた。公正発展党(以下、AKP)のメフメト・アリ・シャーヒン副党首は、党内5名の会派副代表の署名入り法案について、エルドアン首相は新聞で知っ 全文をよむ
トルコのイラン・イラクとの国境沿いにあり、何年間も激しい闘争の舞台となったシェムディンリ郡にいるPKK(クルド労働者党・非合法組織)グループが、本日明朝イラクへ渡ったと報告されている。 解決プロセスの一環として、PKKの国外撤退が、(PKKが)最初の攻撃を始めさせたハッキャーリのシェムディンリ郡から始まった。トルコのイラン・イラクとの国境沿いにあり、 何年間も激しい衝突の舞台となったシェムディンリ郡にいるPKKグループが、本日の朝からイラクへ撤退している。地元の情報筋によると、最初の撤 全文をよむ
BDP(平和民主党)イドリス・バルケン会派副代表は、撤退プロセスがテロ組織の行動様式や地域の地理条件を考慮すれば3~5カ月に及びうると述べた。バルケン副代表は、議会で開かれた記者会見で、今日(5月8日)が歴史的一日となったと表現し、「クルド問題解決およびトルコの民主化についての第一段階が実現されうる最も具体的なステップが踏み出された日に、まさに我々はいるのである。今日という日が、将来の平和と繁栄が築かれる始点に、節目になることを祈っている」と述べた。 デルスィムで発見された集団墓地に言 全文をよむ
ハッキャーリ郊外のPKK(クルディスタン労働者党; 非合法)構成員が午前3時以降、複数のグループに分かれ国境外へ撤退を開始したことが分かった。 ハッキャーリ郡のジロ-ブズル・サト山脈、アーチディビ村一帯、海抜3,600メートルのベルチェラン高原、ジェイランル村一帯、ハッキャーリ・シュルナク間にあるカト山、ハッキャーリ県チュクルジャ郡のカザン谷、ウシュクル村、カヴシャク村、ミンヤヌシュ村、ジェヴィズリ村、カヴシャク村とチュクルジャ郡のウズンデレ町に属する辺境地帯にいたとされるPKK構成員 全文をよむ
PKK(クルディスタン労働者党:非合法組織)は、妨げとなるような自然条件にもかかわらず、撤退が、ムラト・カラユランが以前発表した通り5月8日に始まると発表した。第一弾グループは一週間以内に北イラクへ撤退する。 ムラト・カラユランが4月25日にカンディル山で行った記者会見で宣言した5月8日の撤退に関し、PKK武装組織部門である人民防衛軍(HPG)からも発表があった。 5月8日に撤退を始めると伝えたHPGは、停戦の決定後にダム及び警察署の建設が急速化したことを批判する一方、頻繁な 全文をよむ
左派学生運動の中心人物であったデニズ・ゲズミシュ、ヒュセイン・イナン、ユスフ・アルスランの死後41年目の追悼が、彼らの処刑が可決されたトルコ大国民議会(TBMM)本会議にて行われた。 共和人民党(CHP)のアリ・リザ・オズチュルク議員は議会本会議で、デニズ・ゲズミシュ、ヒュセイン・イナンとユスフ・アスランが41年前(1972年)に処刑された件についての予定外のスピーチを行い、「当時この国会で行われた議論で、何名かの国会議員がこの事件を祖国解放運動ととらえ、デニズ・ゲズミシュ、ユスフ・ア 全文をよむ
春の使者として知られるフドゥレッレズの春祭りが、トルコ各地で楽しく陽気に祝われた。エディルネからクルシェヒルまで、多くの県で開催されたイベントでは、火が燃やされ、願いがかけられ、ダンスが行われた。 エディルネでのフドゥレッレズやカカヴァのお祭りに参加した人々は、ダヴル(太鼓)やズルナ(木管楽器の一種)の伴奏でダンスをしてフドゥレッレズの春祭りの熱狂を満喫した。人々は燃やされた火が燠火になったあと、その火の上を飛び越え、心ゆくまで楽しんでフズルッレイスの春祭りを祝った。お祭りではブルガリアのロ 全文をよむ
ツイッターで一時期クルド人活動家の活動を結びつけるハッシュタグ、#TwitterKurdsを作ったイギリス人マーク・キャンベル氏と、「和平プロセス」について話した。 ツイッターで一時期注目されたユーザーがいる。Hevalloだ。自身のページにある、140字で書かれた自己紹介によると、FED-BIRという略称でも知られるイギリス・クルド協会連合の広報・渉外の責任者だ。 Hevalloは、少し前につくり、すべてのツイートに使っている#TwitterKurdsのハッシュタグで、この 全文をよむ
クルチダルオール共和人民党(CHP)党首は、党内における「民族派」「左派」間の論争に言及し、「あなた方もこれらについて知っているだろう。これ以上この論争の道具となるなら、あなた方をCHP議員とは思わない」と述べた。 ケマル・クルチダルオールCHP党首は、党内の「民族派」と「左派」の間で起こっている論争に触れ、「あなたたちもこれらについて知っているだろう。これ以上この論争の道具となるなら、あなたたちをCHP議員とは思わない」と述べた。党会議の会合では、地方選挙準備に関して、早めのスタート 全文をよむ
共和人民党(CHP)に所属するトゥンジェリ県選出のヒュセイン・アイギュン議員は、トゥンジェリ県の名称を「デルスィム」に改称するための法案を提出した。 アイギュン議員は法案提出の理由を次のように述べた。「オスマン化政策あるいはトルコ化政策は、要するに、地名を改称された土地にすむ人々の同化という目的にかなうものであったのです。例えばオスマン帝国期には、デルスィムのクズルキリセ郡の名称が1911年5月1日に、デルスィムの郡長の申し出およびハルプート県のメフメト・アリ県知事の内務省あての意見書 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領は、和平プロセスにおいて、武装・テロ活動の放棄を条件に、テロ組織PKK(クルディスタン労働者党;非合法)と公式な話し合いを始める用意があるとのメッセージを出した。 大統領は、「PKKは、トルコにいる全クルド人を代表しているわけではなく、その一部を代表しているにすぎません。我々はこの国で平和と安定が保証されることを望んでいます。武装放棄し、テロ活動と距離をおくならば、彼らと同じテーブルで話し合いましょう。武器のある場所には平和はありえませんからね」 と語った。 全文をよむ
平和民主党(以下、BDP)のスュレイヤ・オンデル議員は、5月1日のメーデーに起こった騒乱に関し、トルコ革新労働組合連合(以下、 DİSK)の態度を批判し、「あなた方がタクスィム広場に結集し、DİSK本部に撤退し騒動を止めようとしなかった。騒動を止めるつもりであったなら、タク シム広場に集まらなかったはずだ」と述べた。 メーデーの騒乱で複数のデモ参加者が負傷したことを受け、人権協会(以下、İHD)イスタンブル支局はタクスィムで声明を発表し、抗議した。その場には、BDPイスタンブル県選出議 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領は、一般に「第4司法改正法案」として知られる、「人権及び言論の自由関連諸法の改正法案」を承認した。 今日、官報で発表される法律により、9月12日クーデター後逮捕され1991年に「条件付き釈放法」によって釈放されたものの、1993年に再逮捕されたターヒル・ジャーナン氏が、33年間の刑期を終える「希望の光」が生まれた。 新法により、拷問罪の時効が撤廃される。拘留中の学生については、この新制度が適用される者は一部に留まる。今日施行される法律により、レイラ 全文をよむ
PKK(クルディスタン労働者党:非合法)は5月8日に撤退することになっている。現在、撤退時のトルコ国軍(TSK)の対応が議論されている。考えられる対応はつぎの3つである。 1.軍駐屯地に待機 2.撤退行程を冷静に追跡 3.PKKとの軍事衝突 PKKのNo.2ムラト・カラユランがカンディル・キャンプで行った会見で、PKKは5月8より撤退をはじめると明言した後、撤退経路上に待機するTSKの動向に注目が集まっている ■PKK撤退に関する発表 軍部関係筋から得ら 全文をよむ
「テロとの闘いの中で放棄された4,000の村への帰村への力強い支援、村落防衛隊の新しい時代への適応プロジェクト、 そして罪を犯さずトルコに戻ってくるPKKメンバーのリハビリ」は、和平プロセスの重要な鼎である。公正発展党の執行部は、解決プロセスの「撤退後の段階」をリハ ビリとして捉えている。その会合で「社会的な一歩」として性格づけたこれらの取り組みは、次のような柱がある: ■50万人以上の移住者 テロとの闘いの時代に放棄され、また圧力を受けて村を棄てた人々は、大都市で移住者とし 全文をよむ
民族主義者行動党(MHP)のデヴレト・バフチェリ党首は、(クルド問題の)解決プロセスにおけるMHPの得票が21.7%に達したと発表した。公正発展党(AKP)が45%、共和人民党(CHP)が20.4%の得票率であったと述べたバフチェリ党首は、「AKPの得票はいまだ高い割合を示しているが、MHPも着々と票を伸ばしている。どうやらこの戦いはAKPとMHPの間で行われることになりそうだ」と話した。 バフチェリ党首は、非公開で行なわれたMHPの中央執行委員会の会合で解決プロセスについて自身の考え 全文をよむ
タラフ紙のオラル・チャルシュル編集長が辞任した。代わりにネシェ・デュゼル氏が就いたと発表された。タラフ紙の記者の一人、ユルドゥライ・オウル氏は「質問に対する包括的回答」と題したツイッターで、「彼らはタラフ紙を別の方向に導いている。私たちはその方向には行かない・・・」とつぶやいた。オラル・チャルシュル氏は自身のツイッターで次のようにつぶやいた: 私はタラフ紙を辞めたことについて皆さんに説明します。 私はタラフ紙を辞めた。 わがタラフ紙は「しかし」のない「平和の新聞」で 全文をよむ
ロイター通信をはじめとした世界を代表する多くの報道機関が、PKK(クルド労働者党:PKK)の撤退決定を速報として報じた。 国際的通信社ロイターは、トルコからの撤退決定を購読者に速報として報じた。報道では、何十年間武装闘争を行ったPKK戦闘員が5月5日にトルコから撤退すると明らかにした。PKKを代表して声明をおこなったムラト・カラユランの、以下のコメントが掲載された。 「撤退は、計画通りに少しづつ、グループ単位で、できるだけ短期間で完了され る。」 BBC:イギリスの 全文をよむ
PKK(クルディスタン労働党)は期待されている撤退のプロセスを明らかにし始めた。その説明は組織No.1のムラト・カラユランが行っている。カラユランは撤退を5月の第一週に開始すること、また撤退の際には武器を隠さず携えるつもりであることを明らかにした。 カラユランは、KCK(クルディスタン社会連合)の執行委員会のメンバーであるゼキ・シェンガリとクルディスタン人民会議・指導部会のメンバーであるハジェル・ザグロスと共に話し合いを始めた。 カラユランは、オジャランが米タイム誌によって「 全文をよむ
ムラト・カラユランが今日カンディルでの記者会見で明らかにしたPKKの撤退プロセスの中には、重要な要求も含まれている。 これらの要求の中で最も重要なのは、現在イムラル島で終身刑に服しているPKK首領のアブドゥッラ―・オジャランの釈放である。さらにカラユランは、会見の中でPKKの武装放棄をオジャラン釈放に結び付けている(釈放を条件にしている)。カラユランはPKK党員の武装放棄は、トルコから引き揚げるプロセスの中ではなく、オジャランが自由の身になる「正常化プロセスの中で」なされると言及した。 全文をよむ
トルコ大国民議会の議会開設記念日に開催された4月23日特別会合で、各政党党首が演説した。各党首はそれぞれ「国民主権と子どもの日」の意味と重要性について言及し、政治的メッセージを含んだ演説を行った。議会の重要性を指摘しながら、行間に自身の党の主張を込めた訴えを行った。 トルコ大国民議会本会議では、議会開設記念として4月23日「国民主権と子どもの日」に合わせて催された会合で、議会に会派を有する各党首による演説が実現された。公正発展党党首のエルドアン首相、共和人民党のクルチダルオール党首、民 全文をよむ
デヴレト・バフチェリ民族主義者行動党(MHP)党首は、イズミルで開催された集会でトルコ国旗をそれにふさわしい頂点に掲げ、トルコ国旗を見下し引き裂こうとする者たちにその機会を与えないと述べた。 MHP党首は賢人代表団を批判し、群衆から発された「死ねと言われれば死のう、撃てと言われれば撃とう」というシュプレヒコールに対し、「63人の賢明なる寄せ集めの人々は、この声を恐れるべきである」と答えた。 MHPがイズミルで開催した「国旗集会」のため、市民は数時間前からトルコ国旗を持ってギュ 全文をよむ
クルド問題解決プロセス賢人メンバーの一人であるドウ・エルギル教授は、このメンバーによる活動を評価する中で、「私たちがクルド問題の解決を望む中、トルコの問題を見つけた。他の誰も死なないよう、と語る殉職者の遺族をでさえも攻撃する少数派がいる」と述べた。 賢人委員会メンバーの一人であるドウ・エルギル教授は、活動の第一段階に関し、フラト通信社(ANF)に充てたドキュメンタリーで辛辣な言葉を放った。内陸アナトリア地方の活動に参加したエルギル教授は、賢人メンバーの問題と国民の反応を語った。解決プロ 全文をよむ
日の長い今日この頃、イスタンブルのスピリチュアルな地区の一つ、ファーティフを改めて散策してみるのはいかがですか?答えがイエスなら、ニュアンス・ツアーのガイド、アクン・ヤヴァシュさんとともに、歴史的半島を案内しましょう。メフメト2世廟からシェイフ・ヴェファー廟へ、ヤヴズ・セリム・モスクからカドゥンラル・バザールまで、楽しい旅があなたを待っているはず…。 ■朝食 9:00 城壁の真下、まるで島のようなカドゥンラル・バザール。売り子から買ったラヴァシュ、ピデ、チーズ、オリーヴの朝食 全文をよむ
イムラル島から送られた3通目の書簡によって撤退姿勢に入ったカンディル本部は、平和民主党(BDP)代表団を通じたアブドゥッラー・オジャランの呼びかけに応じた。 オジャランは、2日以内に6回目の面会を行うと予想されるBDP党代表団を通じて、武装グループへ「行動を開始しろ」との指令を与える予定であるのがわかった。 オジャランの書簡を昨日カンディルへ届けたBDP共同党首のギュルタン・クシャナク、会派副代表のペルヴィン・ブルダン、イスタンブル選出国会議員であるスッル・スュレイヤ・オンデ 全文をよむ
CHP副党首、ギュルセレン・オナンチ氏は、クルチダルオールCHP党首の求めに応じ、副党首職を辞任した。 ギュルセレン・オナンチCHP副党首が、党の中央執行委員会の会合後、ケマル・クルチダルオール党首と会談し、辞任の意思を伝えたことを明らかにした。オナンチ氏は、「CHPに投票したと述べる者の65%が、平和プロセスを支持している。これはとても大きな割合である。プロセスが何を含むのかは分からないのに、このプロセスが平和へと発展するに違いないと信じるCHP党員がいるのだ」と述べて注目を集めた。 全文をよむ
南東アナトリア地域担当の賢人会議代表団は、ディヤルバルクで「平和で、失うものはいない」という垂れ幕の掲げられたサロンで、この地域のオピニオンリーダーや宗教代表者らと集会をもった。 南東アナトリア地域担当の賢人会議代表団のディヤルバクルでの3日目には、カヤプナル町のCegerxwin(ジェゲリフヴィン) 文化センターで住民との会合が開かれた。「平和で失うものはいない」の垂れ幕の掲げられた会場には、この地域の代表的なオピニオンリーダーや宗教指導者が集まり代表団と会合した。その後、「民主女性 全文をよむ
ビンギョル県ソルハン郡において、共和人民党(CHP)の全ての郡組織の役員達が集団で離党した。離党したある役員はその理由について、「中央執行部が和平プロセスに対して十分な支持をしていないからだ」と述べた。 CHPにおいて「和平プロセス離党」ともいえる出来事が起こった。ビンギョル県ソルハン郡の党組織役員達が「(党の中央執行部が)和平プロセスを支持していない」との理由で集団離党した。 ビンギョル県ソルハン郡において、「CHPの中央執行部が和平プロセスに十分な支持をしていない」としてCHP 全文をよむ
PKK(クルディスタン労働者党・非合法組織)のカンディル・キャンプの首領、ムラト・カラユランは「なぜ我々の代表団をイムラル島へいかせないのか」と発言した。カラユランは停戦実現後、トルコに戻ってクルド人の権利拡大のために政治活動を希望していることも口にした。 カラユランは、海外メディアに向けて会見を行った。彼は停戦へのプロセスに関する質問に答え、撤退の決定はまだ出しておらず、イムラル島との連絡を重視していると語った。 カラユランは、(イムラル島の)オジャランと連絡をとる必要があ 全文をよむ
ジョン・ケリー米国務長官が、就任後二度目のトルコ訪問でイスタンブルを訪れる。 ケリー長官とアフメト・ダヴトオール外務大臣は今日、チュラーン宮殿で会見する。ケリー長官とダヴトオール外相の会合は、中東和平プロセスやシリアにおける展開について話されることが予想されている。 ■飛行機が故障 ケリー長官は、外務省の職務に任命されてから、ヨーロッパ各国を訪問した後、3月1日にトルコを公式訪問していた。ケリー長官を乗せた飛行機は技術的故障のため、計画より遅くワシントンを出発した。 全文をよむ
各政党は、トルコ大国民議会の協議委員会にそれぞれの新憲法提案を提出した。公正発展党は3つの条項に修正を加え、共和人民党は「トルコの人々Türkiye Ahalisi」と「トルコ国家Türk Ulusu」という言葉を使った。民族主義者行動党は、「兄弟愛」を主張し、平和民主党は「地域議会」を盛り込んだ。 ■公正発展党:序文に、「トルコ人Türk Milleti」の語 公正発展党は、新憲法用に1パラグラフからなる短い「序」を起草した。現行憲法にある「トルコ共和国の創設者、不滅のリー 全文をよむ
BDP(平和民主党)党員らがアブドゥッラー・オジャランを訪問し、オジャランの誕生日を前に、彼の「私は成すべきことをした」という手紙が公開された。 アブドゥッラー・オジャランはイムラル島でセラハッティン・デミルタシュBDP党首が代表をと務める訪問団と面会し、(オジャランの)誕生日を祝うためにシャンルウルファ県ハルフェティ郡に集まるPKKシンパらへ向けて、3ページにわたるメッセージを贈った。オジャランは、クルド語で書いた3ページのメッセージで、貧富、男女、老若関係なく皆がプロセスに従うこと 全文をよむ
共和民主党(CHP)と民主主義者行動党(MHP)は、公正発展党(AKP)の議員たちが設立を提案する解決委員会に参加しないと決定した。平和民主党(BDP)は委員会にメンバーを参加させるとした。 共和民主党会派副代表アキフ・ハムザチェ氏は、公正発展党がトルコ大国民会議府に送った[クルド問題]解決案に関する国会調査委員会の発足に関する提案が国会の規則と憲法に反すること、したがって委員会に参加することができないと述べた。民主主義者行動党会派副代表のオクタイ・ヴラル氏も解決案に関する国会調査委員 全文をよむ
エルドアン首相は、「この会場にいる人々は、単に識者というだけでなく、同時に勇敢である」と述べ、「過去の経験・蓄積があるにもかかわらず、協力しない者を許すことはできない」と話した。 また首相は解決プロセスの中で結成された賢人会議に関し、「ここに参加している人々の共通点は、苦痛に満ちた問題の解決にあたろうとしていることである。死や流血を招く問題の終結に取り組んでいることである。この会議の内外で発せられる言葉、提案、批判を傾聴しましょう。我々は耳を傾けています。そして、これからも素直に耳を傾けてい 全文をよむ
スィイルト県はスィイルト市議会によって採決された決定に則り、市関係の建物として建設予定である市民図書館に「ジェラーデト・アリ・ベディルハンBedirxan (Celadet Ali Bedirhan)」、そして毎年ネヴルーズ(nevruz)の祝典を実施する場所に「ネウローズnewroz」と名付けることを承認した。 スィイルト市議会は2013年4月の審議で、市に属するギュレス通りに開設される予定である市民図書館に「ジェラーデト・アリ・ベディル ハン」の名を、2012年3月における議会の 全文をよむ
イムラル島で加重された終身刑により服役中のアブドゥッラー・オジャランが書簡を公開した。 オジャランは誕生日のお祝いに対して感謝を述べ、和平プロセスに関して重要な発言をした。 ■アブドゥッラー・オジャランの手紙 (以下、オジャランの手紙の内容) 親愛なる友人、尊敬する人々、人生を日々新たに生み出す女性たち、心に闘いの炎を抱く若き仲間たち、あなた方に挨拶をする。 まず、アマラ(オメルリ)に来て、私の誕生日を祝ってくれる何千もの人々に大きな感謝と永遠の愛を送 全文をよむ
クルド問題解決プロセス・賢人会議メンバーと、地方ごとの作業グループが発表された。 首相府から発表された賢人会議メンバーは、9人ずつ7つの地方グループに分けられた。クルド問題解決プロセスのために働くことになる賢人会議メンバーは63人からなる。リファト・ヒサルジュオール氏、ジャン・パケル氏、タルハン・エルデム氏、ユルマズ・エンサルオール氏、アフメト・タシュゲティレン氏、デニズ・ユルケ・アルボアン氏、ユスフ・シェヴキ・ハクイェメズ氏が、地方グループ長を務める。 クルド問題解決プロセ 全文をよむ
ビュレント・アルンチ副首相は、AKP所属イスタンブル選挙区選出のハーカン・シュキュル議員について、トルコラジオテレビ協会(TRT)のニュース番組への出演料として、2008年12月4日から2012年12月4日にかけて週に1万4千TL(トルコリラ)が、また2011年1月に放送された別の番組では合計4万2千TLのギャラが支払われたことを明らかにした。 トルコ大国民議会の一般質問で、国会議員の質問に対しアルンチ副首相は次のように答弁した。 ■ギャラはスポンサーから支払われた 全文をよむ
トルコ大国民議会憲法審議委員会において、憲法裁判所の役割と機能に関する調整が、委員の間で議論を生んでいる。公正発展党と平和民主党の委員は、憲法裁判所が根本的に国民の意思に反しており、裁判所が憲法違反を監視する権限は不要であると述べた。提案は、委員会で王政と専制君主制の議論を生む原因となった。 新憲法の「司法の部」で憲法裁判所の役割、権限、選挙、機能、決定に関する条項が議論された審議委員会で、公正発展党と平和民主党の委員は、「憲法違反を、形式的にも実質的にも監視することはできない」という 全文をよむ
アフメト・ダヴトオール外相は、アフガニスタンで2年前、イスラム原理主義テロ組織タリバンによって誘拐された空調技術者セルタチ・ディキリタシュさん(29歳)が救出されたと明らかにした。 セルタチさんのアダナ県の自宅は歓喜につつまれた。 セイハン市アクカプ街区で暮らしていたセルタチ・ディキリタシュさんは、婚約の3日後(2010年12月18日)、空調システムを管理する会社の業務でアフガニスタンを訪れた。しかし、2011年1月9日、アフガニスタンでタリバン兵士らが作業現場を襲撃。セルタチさん 全文をよむ
エルドアン首相は、自宅軟禁は全く議題とならないと述べた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、チャンネルDとCNNトルコで放送された首相による特別番組内で、タハ・アクヨル、エニス・ベルベルオール、ハンデ・フラト、ハーカン・チェリキからの政治課題に関する質問に答えた。オジャランへの軟禁に関して「軟禁は議題にさえ上らない。危険を冒している『大統領制を取り下げるから、あれを譲歩しろ』など、断じてこういうことはない」と述べた。1500~2000人ほどのPKK党員が国外退去するのを待っていると 全文をよむ
ヴァン県でのクルディスタン社会連合(KCK)捜査により、テロ組織メンバーの疑いで告訴された8人の容疑者が、司法監視措置を条件に釈放された。この中には、ヴァン市の平和民主党(BDP)系市長ベキル・カヤ氏も含まれる。この決定ののち、ヴァン県のニュニル・カラルオール県知事は、トゥイッターでの発言で、「市長に対し、たいへんでしたね(geçmiş olsun)、とのメッセージを伝える」と書いた。 ヴァンFタイプ刑務所に294日間拘留されたBDP系ヴァン市ベキル・カヤ市長、BDPの元県代表チュネイ 全文をよむ
エルドアン首相は、現在進行中のクルド問題解決プロセスについてのアンケート結果を、党で発表した。それによると全体では64%の支持率。南東部では81%、東部では77%、内陸アナトリアとマラマラ地方では59%、地中海地方・エーゲ海地方では42~43%との結果がでた。 現在、公正発展党(AKP)では、地方支部との検討・評価作業が続いている。現在、5つの県の国会議員と面談したエルドアン首相は、昨日は地中海地方の国会議員や県支部長と会合をもった。会合では、解決プロセス問題や地方選挙が議題となった。 全文をよむ
テロ問題解決に向けたプロセスや(PKKの)停戦宣言によって、東南部は和やかな空気に包まれている。 およそ30年にわたり、バトマン市の共和国広場にあるアタテュルク像の土台部分にあった古びた「私はトルコ人と言えるものはなんと幸せなことか(Ne mutlu Türküm diyene)」の文言が外され、代わりに「国に平和、世界に平和(Yurtta sulh cihanda sulh)」の文言が掲げられた。これまで一部の文言は「民族性の強調や、排外的」な影響があるとして長い間批判されていた。文 全文をよむ
オジャランの「国外退去」指示を受けて、PKKは実質的な退去へ進んだ。ハッキャーリとシュルナクにいるPKK(クルド労働者党:非合法)メンバー100人が北イラクのザプとハクルクへと国境を越えた。F-16戦闘機はその経過を監視した。 イムラル島での会合から全てが始まったこの過程で、誘拐した公務員を釈放に次いで、PKKの第二弾の措置が始まった。PKKメンバーは、気候条件が適した国境付近の場所に結集しており、ディヤルバクルでネヴルーズの日にオジャランが呼びかけた「国外撤去」に従った。 全文をよむ
民主社会会議(DTK)共同代表のアイセル・トゥールク氏は、新プロセスに期待している。成功以外の選択肢はないとするトゥールク氏は、「我々は来るべき場所はここでした。もしも10-20年前にできていれば。我々は社会に謝罪しなければなりません」と述べた。 アブドゥッラー・オジャランの手紙の後、皆が見解を述べ始めた。大部分は肯定的なものであるが、反対の人もいる。DTK共同代表でヴァン県選出の国会議員アイセル・トゥールク氏も、本紙に向けてこの手紙への見解を述べた。トゥールク共同代表は今回、希望を抱 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が「メンバー候補者名簿ができ上がった」と述べた「有識者委員会」に、ヤシャル・ケマル、カーディル・イナヌル、ジュリデ・クラル、ミトハト・サンジャル各氏が含まれることが分かった。 政府がイムラルとの間で進めた話し合いの一環として、エルドアン首相が「メンバー候補者名簿が出来上がった」と述べた有識者委員会のために、最初の一歩が踏み出された。委員会の一部のメンバーは大方決定的で、有名な作家のヤシャル・ケマル、俳優のカーディル・イナヌル、新聞記者のハサン・ジェマル 全文をよむ
トルコ軍(TSK)は撤退プロセスを監視するのみで、軍事作戦等は行わない。1500名の武装構成員が北イラクやシリアへ撤退予定である。犯罪行為を犯していない組織関係者には、投降すれば(逮捕・拘束)などの措置はとられない。 アブドゥッラー・オジャランが、昨日(22日)ディヤルバクルで行った撤退宣言を受け、世間の目は(PKKの)トルコ国内にいる武装構成員らに向けられた。 組織には現在も1500名近くの武装ゲリラが存在する。また同様に、カンディルに約1500名、イラク北部の別のキャンプには2 全文をよむ
昨日ディヤルバクルでのネヴルーズのお祝いでオジャランの手紙が読み上げられ、PKKへ「国外撤退」の呼びかけのメッセージが伝えられたのち、カンディルにおけるPKKリーダーであるムラト・カラユランやデュラン・カルカンがPKKのゲリラへ無線で、今回のプロセスを支持するため「軍事行動停止」の指示を与えたことが明らかになった。 治安部隊が行った無線傍受の結果、昨日の朝方、PKKのメインキャンプがあるカンディル山でのPKKのトップであるムラト・カラユランと武装グループクルディスタン社会連合(KCK) 全文をよむ
PKKのカンディル・キャンプのリーダーの一人、ムラト・カラユランは、オジャランの呼びかけをうけ、「3月21日をもって停戦を宣言した」と発表した。PKKに近いインターネットサイトに掲載された発表によると、カラユランは「国会と政府が委員会をつくり、法的な準備が整えば、(国外へ)撤退する」と述べた。 PKKのカンディル・キャンプのリーダーの一人、ムラト・カラユランは、ディヤルバクルのネヴルーズ集会で読みあがられたオジャランの手紙への返答を、ドイツのボンで行われたネヴルーズ集会で発表した。集会 全文をよむ
民族主義者行動党(MHP)のデヴレト・バフチェリ党首は、トルコ全国の9ヶ所で行われる党集会の初回開催地となったブルサで、党員らに呼びかけた。集会の開始時刻が迫っても、ブルサ広場に集まった群衆の数は期待を下回った。オクタイ・ヴラル会派副代表は、政府が集会に人々が集まることを妨害したと主張した。 デヴレト・バフチェリMHP党首は、ブルサにある(スルタン)オスマン・ガーズィとオルハン・ガーズィの廟を訪れた。 バフチェリ党首は、同党によって行われる集会に参加するためブルサを訪れ、ブル 全文をよむ
ディヤルバクルでのネヴルーズの集会で、オジャランの5ページからなるメッセージを、平和民主党(BDP)のスッル・スュレイヤ・オンデルとペルヴィン・ブルダンが、トルコ語とクルド語で読み上げた。最初にクルド語で読み上げられたメッセージの中でオジャランは「PKKは停戦せよ、国外に退去せよ」との呼びかけを行った。オジャランのメッセージのなかで注目される別の点は、「過去に我々はMisak-ı Milli(国民の誓い)を結び、トルコ人とクルド人が力をあわせて独立戦争を戦った。今、それがさらに深まる科学現象が起 全文をよむ
アブドゥッラー・オジャランの歴史的呼びかけにより結実したクルド問題の解決プロセスは、[そもそも]エルドアン首相の命令によるハカン・フィダンのオスロ会談で始まった。 最初の会談は、国民の同胞・統合プロジェクトの一環で、エルドアン首相の命令により、当時の内閣参与ハカン・フィダン氏により行われた。会談は、ノルウェーの首都オスロで実現したが、その内容は明かされなかった。オスロ会談の録音が露見すると、エルドアン首相が説明を行い、解決プロセスを国民に知らせた。同首相の言葉を借りるならば、通信の上で 全文をよむ
PKK(クルド労働者党;非合法)の指導者アブドゥッラー・オジャラン氏のメッセージに関して、首相から評価の言葉が出た。「素直に私はこの声明を建設的な進展として捉えている。」 エルドアン首相はオランダ外遊に際して、オランダのマルク・ルッテ首相と会談をおこなった。二人の指導者は会談の後に共同記者会見を実施した。エルドアン首相はオジャラン氏の[戦闘員]撤退の呼びかけについて、「素直にこの声明を建設的な進展として捉えている。呼びかけを建設的な進展として見なしている。しかし本質的なことは、この呼び 全文をよむ
アブドゥッラー・オジャランがイムラル島を訪問した一団に託した手紙は、今日ディヤルバクルでネヴルーズを祝うために集まった民衆に対し、クルド語とトル コ語両方で代読された。オジャランは、手紙の要点として、「武器は手放し、民主的な政治プロセスを始めるように」と呼びかけた。 今後の進展について関心が寄せられる中、過去30年間クルド政治をフォローしてきたラディカル紙のジェンギズ・チャンダル記者は、NTVの番組でオジャランのメッセージを論評した。 ■独立クルディスタンを断念 メ 全文をよむ
アブドゥッラー・オジャランの歴史的発言が平和民主党(BDP)ペルヴィン・ブルダン氏によりクルド語で、スッル・スュレイヤ・オンデル氏によりトルコ語で読み上げられた。この間、画面にはアブドゥッラー・オジャランの画像も映し出された。 その全文は以下の通り。 *** 抑圧されたものにとっての、自由のノールーズ、おめでとう! この目覚め、息吹、再生の日であるノールーズに集い、共に祝う中東と中央アジアの人々に平安を! 新しい時代の誕生であり、日の光であるノールーズ 全文をよむ
■公正発展党(AKP)本部を攻撃した人物の様子が明らかになった! AKP本部ビルに行われた攻撃に関連し、現場から逃走する犯人らしき人物の様子が警備員らによって明らかになった。警察は、「犯人らしき人物は35歳くらい、身長は175センチくらい、痩せ型、髪は短め、濃い色のズボンを履きフード付きの黒い上着を着ていた」との情報を発表した。犯人とみられる人物は、ソーウトオズ地区の雑木林からアナドル大通りに向けて逃げ去ったと伝えられた。 21時50分頃、ソーウトオズ地区にあるAKP本部ビル 全文をよむ
イムラル島でオジャランと面会した第三次代表団がイスタンブルへ戻った。同代表団の一人、平和民主党(BDP)のセラハッティン・デミルタシュ共同代表が、オジャランからの書簡を読み上げた。 アブドゥッラー・オジャランと面会するため、第三次代表団が18日午前、イムラル島を訪問した。 この代表団には、平和民主党(BDP)のセラハッティン・デミルタシュ共同代表、BDPのスッル・スュレイヤ・オンデル国会議員(イスタンブル選出)とペルヴィン・ブルダンBDP会派代表が参加した。 イムラル訪問後、セ 全文をよむ
ビュレント・アルンチ副首相は出演した特別番組で、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の健康状態は非常に良好であると話した。 「TRTトルコ音楽作品紹介」そして'www.trtkulliyat.com'というインターネットサイトの特別番組に出演したビュレント・アルンチ副首相は、番組の最後に記者たちの質問に答えた。 アルンチ副首相は「レジェプ・タイイプ・エルドアン首相のお見舞いに行かれるのですか」という質問に、「首相とは電話で話をした。健康状態は非常に良好だそうだ。私は天候条件を心 全文をよむ
公正発展党マラティア選出のオメル・ファールク・オズ議員が国会の与党会議場の名前を「スルタン・スレイマン1世会議場」に変更する法案を提出した。 マラティア選出のオズ議員は、法に基づいた統治や公正に対する考え、法の整備者としての功績、定めた法律にちなんでスルタン・スレイマン1世が「立法帝」と称されていることを指摘し、彼がオスマン帝国の国土を最大領域にまで至らしめたことやその軍事的功績と同じくらい、公正な統治の確立のために行った取り組みについて強調した。 オズ氏はスルタン・スレイマ 全文をよむ
PKK(クルド労働者党)の人質となっていた、郡知事候補一人を含む8人の公務員が、11時に使節団に引き渡された。8人はザホで家族らと面会したあと、ハブル国境門からトルコに入国した。 PKKは、トルコで異なる時期に誘拐し、2年間人質に取っていた公務員ら8人を北イラクのアメディイェ地域で使節団も引き渡した。解放された人質はまずザホで家族らと面会し、その後ハブル国境門からトルコに入国した。彼らが何カ月も離れ離れでいた家族らと対面した瞬間は、感動的なひと時となった。 ■協定を適用 全文をよむ
平和民主党(BDP)党幹部のM・ラウフ・コジャマン氏とレスル・バイカラ氏が党幹部職を辞任し、党職員一名が解雇された。 待たれていた「漏えい」問題に関する回答が、BDP本部より文章で発表された。回答は以下の通り: ――――――――――――――――――――――――――― 周知の通り2013年2月23日、BDP代表団3名がイムラル島でオジャラン氏との会見を行った。我が党にとって重要なこの会見に関し、党上層部も内容を把握する必要があったため、会見を行った党員によって文章で記 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、「私たち夫婦は神の導きによって互いを愛しました。私はアラブの同胞も、トルコの同胞も愛しています。誰に対しても差別はしませ ん。全ての人に平等に接しています。もし差別をしていたら、どうしてスィイルト出身のアラブ人女性と結婚するでしょうか。しなかったでしょう。この事実が、私が人を差別しないという証拠です」と述べた。 エルドアン首相は、スィイルト郡で行ったスピーチに、団結のメッセージを込めた。エルドアン首相は、アフヨンカラヒサルで行ったスピーチで4つの見 全文をよむ
ディヤルバクル警察署長のレジェプ・ギュヴェンは、地元紙を通じトルコ語とクルド語のメッセージで3月8日の世界女性の日を祝福した。 レジェプ・ギュヴェン警察署長は、地区訪問で話をした市民に、しばしばクルド語の言葉で話しかけ、今回、3月8日の世界女性の日のために地元紙でトルコ語とクルド語でメッセージを贈った。 ギュヴェン警察署長は、メッセージで「生まれてから死ぬまで人生のあらゆる場面で、私たちがその存在を感じる女性たちのこの価値ある特別な日を心から祝福している」という表現を用いた。 全文をよむ
ギリシャの元首相であり社会主義インターナショナル議長を務めるゲオルギオス・パパンドレウ氏は、社会民主主義財団(SODEV)並びにトルコ社会経済政治研究財団(TÜSES)からの招きを受けてイスタンブルを訪れ、「社会民主主義の今日と将来の道程」という題目で講演を行った。 この講演には、セズギン・タンルクル議員とウムト・オラン議員の両共和人民党(CHP)副党首や、オウズ・カアン・サルジュCHPイスタンブル県支部代表も参加した。パパンドレウ議長は、会場から向けられた「クルド問題をどのように見て 全文をよむ
軍部は、2月28日過程で16の省庁と高等教育機構(YÖK)、宗務庁のような組織を、内偵していたことが実証された。参謀本部が、エルゲネコン事件の公判で法廷に提出したハードディスクに、興味深い詳細があった。これによると、軍部は、「反動的活動の中核をなしている」として4,226人を各省庁に通告し、彼らを処分したかどうかをチェックしていたらしい。 あれから16年がたったが、ポストモダンなクーデターが残した「つけ」が徐々に明らかになりつつある。あの暗い時代に、公務員が要注意人物としてマークされ処 全文をよむ
チャーラヤン経済相は、自身がクルド系であることを明らかにし、「私も長い間、自分がクルド人であると言えなかった一人です」と述べた。チャーラヤン経済相は、CHP(共和人民党)、MHP(民族主義者行動党)も、クルド問題の解決プロセスに貢献する必要があると強調した。 ジッデで新聞記者らの質問に答えたザフェル・チャーラヤン経済相は、トルコは非常に重要な地点を通過したと強調し、トルコに平和がもたらされることで、大きな経済的効果を得られるだろうと述べた。AKP(公正発展党)だけでなく、CHPやMHP 全文をよむ
本紙が報道したイムラル島におけるBDPの代表団とオジャランとの面会記録は、非常に大きな衝撃を与えた。各紙は競って本紙に掲載された文書の解釈を行った。 ミッリイェト紙においてナームク・ドゥルカンの署名によって報道された「イムラル島の面会記録」のニュースは、昨日刷られた各紙の一面を飾った。各紙のほとんどが面会記録とその内容に対する反応を見出しとした。各紙の論評でも、またそれを伝える紙面でもミッリイェト紙のスクープ記事から多数の引用がなされ、様々に解説された。面会記録は、各紙で以下のような見 全文をよむ
平和民主党(BDP)と民主市民党(DTK)の代表団は、PKK(クルド労働者党;非合法)カンディル本部と昨日面会した。カンディル本部は、オジャランが武装解除に向けた段階について説明した書簡を、BDPの仲介によって手にし、その返事をオジャランに届けてもらうよう、BDPの代表団へ託した。 イムラル島で、国家情報機関(MİT)とプロセスについて合意に達したとするアブドゥッラー・オジャランが武装解除に向けた段階について説明する書簡が、BDPの仲介によって届けられた。その書簡を受け取った[北イラク 全文をよむ
アブドゥッラー・オジャランは、平和民主党(BDP)の議員らに、「自分が責任者じゃない。もしこのプロセスが失敗したら、「もうアポは終わりだ」というだろうが、俺のせいじゃない。BDPとPKKに使われるのはごめんだ」と語った。 「2013年2月23日会見メモ」と題された会見の様子を記したメモは、オジャランの「歴史的な意味をもつ会見が今始まろうとしている。どういう風に進めようか?」という言葉ではじまっている。ハイレットが、「あなたのお好きなように」と返事をすると、オジャランは、クルド問題解決プ 全文をよむ
アンカラのトルコ政府はイムラル会談メモについて議論している。政府周辺は、会談の内容に関する情報漏えいはBDP(平和民主党)による悪意ある妨害工作であるとみなしている。 BDP所属の国会議員団がイムラル島刑務所でアブドゥッラ―・オジャランと会談したことに関するメモがメディアに漏れたことで、アンカラに激震が走った。「メモを誰がリークしたか」という点が大きな問題となっている。BDPは、メモのリークを「オスロ会談」のメモがリークされたことになぞらえる一方で、政府筋はBDPを非難している。刑務所 全文をよむ
元首相でミッリー・ギョリュシュ(国民の視座)の指導者であるネジメティン・エルバカンは死去2周年にコズル墓地にある墓の前で信奉者により祈りを捧げられた。ファティフ・エルバカン氏も父ネジメティン・エルバカンと母ネルミン・エルバカンの墓の前で共に祈りを捧げた。 墓で祈りを捧げた信奉者達の多くは涙を流しながら、エルバカンの死を決して忘れないと述べた。追悼式の後にエルバカンの墓のそばに立てられたテントではピラフとアイランが振舞われた。儀式のあと会見を行ったムスタファ・カマラク至福党党首は2月28 全文をよむ
PKK(クルディスタン労働者党:非合法組織)幹部であるドゥラン・カルカンは、政府とイムラル間で継続する協議後、アブドゥッラー・オジャランの声明に初めて返答した。 PKK幹部でありクルディスタン社会連合(KCK)執行委員メンバーであるドゥラン・カルカンは、KCK及びPKKがイムラル協議に対して抱く見解を説明した。彼は、イムラル訪問に関して「いくつかの物事が準備に入ったことは明らかだ。過去にもこの種の協議が行われている」と述べた。 カルカンは、「我々は解決、及び平和の骨組みを作っ 全文をよむ
デミルタシュBDP共同代表は、イムラル島での第二回会合後、オジャランが(和平プロセスに関する)草稿に取り組んでいると語り、「プロセス(の草案)は2、3週間以内に完成するだろう。全員が提案を示す必要がある。草稿は数日中に私たちの手元に届く予定だ」と述べた。 セラハッティン・デミルタシュ平和民主党(BDP)共同代表は、第二次BDP訪問団がイムラル島でアブドゥッラー・オジャランと面会し、彼が(和平プロセスに関する)草稿に取り組んでいることを明らかにした。「このプロセス(草案)は2,3週間以内 全文をよむ
イムラル島(のオジャラン)への土産として、数珠と万年筆を持っていった平和民主党(BDP)代表団は、「PKKに捕らえられている人々が一刻も早く家族と再会できるよう」というオジャランのメッセージを持ち帰った。 BDPのスッル・スュレイヤ・オンデル議員、ペルヴィン・ブルダン議員、アルタン・タン議員は、「平和プロセス」の一環としてテロ組織PKKの首領アブドゥッラー・オジャランと面会するため、イムラル島を訪れた。ペルヴィン・ブルダンBDP会派代表とスッル・スュレイヤ・オンデル議員、アルタン・タン 全文をよむ
「私はアルバニア人です。そういう意味ではトルコ人ではありません。しかしこのトルコの社会で暮らしています。」という表現で議論を呼んだ公正発展党(AKP)のハーカン・シュクル議員(元サッカー選手)は、「私の愛国心を尋問する権限は誰にもありません。トルコ国歌『独立行進曲』の詞を書いた、アルバニア系の国民的詩人メフメト・アーキフ・エルソイと同等に、私はトルコ人なのです。」と語った。 エルドアン首相も「トルコ・ナショナル・チームでシュクル議員より多くユニフォームを着た選手はいません。彼は、胸に星 全文をよむ
共和人民党(CHP)党首は、イムラル・プロセスで首相は自分勝手なことをしていると述べ、「私たちは憲法の冒頭部分に『トルコ国民Türk milleti』という言葉を入れたいのです。これは、この国家を高める概念であり、個人を貶める概念ではありません」と話した。 ケマル・クルチダルオール共和人民党(CHP)党首は昨晩、「政治の広場」という番組でトルコを取り巻く問題に関し、いくつかの論評を行った。共和人民党(CHP)党首は政府を強く批判し、要約すると、次のように話した。 イムラル・プ 全文をよむ
平和民主党(BDP) 党員のスッル・スュレイヤ・オンデル氏は、地元紙への声明が引き金となりスィノプで挑発行為の原因をつくったと非難したCHP(共和人民党)のバキ・エルギュル市長に関して、「我々の発言を撤回し、謝罪する」と述べた。 人民民主会議(HDK)の代表団がスィノプで巻き込まれた事件に関係しているとして、スィノプのバキ・エルギュル市長の責任を追及したBDPのスッル・スュレイヤ・オンデル議員は、「地元紙の報道に基づき、我々は市長を批判した」と述べ、謝罪した。黒海地方遊説をサムスンで( 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が、1993年から1994年にかけ貴金属商をしていたことが発覚した。イスタンブル貴金属商工会議所(İKO)に入会し、貴金属販売の資格も持っていたエルドアン首相は、入会から一年で退会し、「活動休止メンバー」となっていた。 イスタンブル貴金属商工会議所アラーッティン・カメルオール会長は、銀行に共和国金貨の売買権が与えられたことにより、(貴金属商は)仕事を奪われたと言い、エルドアン首相は過去に貴金属商をしており、そのため中小事業者の状況を理解してると語った。 全文をよむ
BDP(平和民主党)は、イムラル島訪問に向けて、ペルヴィン・ブルダン党派副会長、スッル・スュレイヤ・オンデル議員(イスタンブル選出)、アルタン・タン議員(ディヤルバクル選出)らの名を法務省に報告した。 セラハッティン・デミルタシュBDP党首とギュルタン・クシャナク副党首の署名入りで以下の発表がなされた。 「周知の通り、長い間BDPの2回目のイムラル島訪問が必要とされていた。この件についてオジャランはこれが重要なプロセスであり、共同党首らと会って議論することを望むと発言し、弟の 全文をよむ
シャンルウルファ県で平和民主党(BDP)主催の政治アカデミーに講演者として参加した、新聞記者で作家のヌライ・メルト氏は、PKKをテロ組織として見なすことは誰の利益にもならないと述べた。 「この会場に、間違いなく私服警官もいるだろう。これらの私服警官にも我々の話を聞いて頂きたい」と話した。 BDP主催のシャンルウルファ県政治アカデミーに講演者として参加した新聞記者のヌライ・メルト氏は、「PKKは、単なるテロ組織ではない。テロ組織だと見なしていては、問題は解決されない」と述べた。アブド 全文をよむ
CHPのケマル・クルチダルオール党首は、CNNトルコで放送されている番組「5N1K」へゲストとして出演し、ジュネイト・オズデミル記者からの、検討課題に関するいくつかの質問に答えた。 トルコ航空に勤務するスタッフの新たな制服のデザインに関して、クルチダルオール党首は「その写真のような服装はトルコのイメージを損ねる制服だ。」と批判した。レジェプ・タイイプ・エルドアン首相のエルギン・サイグン氏の訪問については、「この訪問が、心からの訪問であったとは思えない」と述べた。 ■「その写真 全文をよむ
AKP(公正発展党)による公務員のスカーフ着用の自由を認める提案はBDP(平和民主党)の支持と共に新憲法の条文に加えられた 「公務員及びその他の公的職員」という項目が取り上げられた昨日の憲法草案作成委員会で、この項目の趣旨文について最初の議論が起きた。 4党はこの項目の趣旨文について意見の一致をみず、一方でAKPは公務員と労働者の区別を取り除くために「被雇用者」という表現が条文に用いられることを望んだ。 また他の政党は公的職員の資質や昇進、職務と権限、権利、責任、被雇用者の権利 全文をよむ
ムアッメル・ギュレル内相は、マルディン県ヌサイビン郡に新たに設けられた国境施設のために、トルコはあらゆる犠牲を払ってきたと述べ、シリアですべてが正常に戻った後、シリア側の税関や道がつくられるであろうと話した。 メフメト・クルチラル警察総局長、マルディンのトゥルハン・アイヴァズ知事、公正発展党(AKP)アブゥドゥッラヒム・アクダー議員らと共にヘリコ プターでヌサイビンを訪問したムアッメル・ギュレル内相は、庁舎においてムラト・ギルギン郡知事と他の関係者によって迎えられた。郡について郡知事か 全文をよむ
エルドアン首相はイスタンブルで計画されているプロジェクトについて次のように説明した。 「世紀のプロジェクトとして知られる『マルマライ・プロジェクト』を10月29日に完成させるように尽力している。アンカラ-イスタンブル間を走行する高速電車路線も完成へ向けて進められている。おそらく9月から10月には完成するだろう。イスタンブルのヨーロッパ側とアナトリヤ側で2つの都市計画も進行中である。この計画で新しいイスタンブルを作る予定だ。二つを足して総人口は200万人になるだろう。 ■集会が 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が議員らと開催した最近の2回の会合で「子供は3人」という提案を行い、政府・政党レベルでの取り組みが始まることが確実となった。 首相の「子供は3人」提案は、2方面から支えられる。一方で、アリ・ババジャン副首相、メフメト・ミュエッズィンオール保健大臣、メフメト・シムシェキ財務大臣、家族社会政策省ファトマ・ シャーヒン大臣らが子供手当ての経済的負担を調査し、もう一方でトルコ大国民議会(TBMM)内で発足予定の委員会でも、社会への効果について検討されるかたちだ 全文をよむ
第28回アバント・プラットフォームの2日目で、EUとの交渉過程が議論された。会議の主な問いかけは、「トルコはまだEU加盟を望むのか?」であった。 約150人が参加した第28回アバント・プラットフォームの2日目は、雪の降る中開会した。最初のセッションの表題は「EU交渉過程―到達点」、議長はトゥデイズ・ザマン紙のコラムニスト、ニコール・ポープ氏であった。 トルコ・EU交渉過程において長年話し合われた議題は、トルコがEUにどうやって加入するのか、(加盟に向けトルコが)果たさなければならな 全文をよむ
ディヤルバクルのオスマン・バイデミル広域市市長は、「トルコ人がクルド人に、またクルド人がトルコ人に銃弾を撃ちこむことを止めましょう。この問題の責任は何よりもまずこの国を治めている人々にあるのです」と語った。 青年協議会が主催し、2日間にわたって開催される予定の社会平和シンポジウムが今日ディヤルバクルで始まった。 ディヤルバクルのオスマン・バイデミル市長は、70の県から青年達が参加するシンポジウムの開会の辞を述べ、平和を語るうえで最も理想的であり、正当性のある町の一つがディヤル 全文をよむ
公正発展党(AKP)ヒュセイン・チェリキ副党首は、フランシス・リチャルドーネ米国大使がエルゲネコンやバルヨズの裁判を例に挙げ、トルコの司法を批判したことに、強い反発を示した。チェリキ副党首は、大使が就任時にもこのような発言をしていたことを指摘し、リチャルドーネ氏は分をわきまえるということを学ばなかったようだ」と話した。 またチェリキ副党首は、出演したテレビ番組で、次のように述べた: ■そのような権利を誰が与えるのか 「米大使はトルコ語を知っているようである。にもかか 全文をよむ
エルズルム第4重罪法廷において、逮捕され審理中であり、コード名「チェム」としてPKK(クルド労働者党; 非合法)カラヤズ地域責任者と見られるヴェダト・エルクメン被告のクルド語弁論の要請が許可された。ヴェダト・エルクメン被告は、エルズルム裁判所で初めてクルド語で弁論をし、「私はPKKメンバーである。組織を代表してここにいる」と述べた。 エルズルムのカラヤズ郡地方責任者で「チェム」というコード名のヴェダト・エルクメン被告は、「ビュリュスク・アズマン」というコード名の18歳の A.A.と一緒 全文をよむ
PKK(クルド労働者党:非合法)の武装解除のため始められた新しいプロセスにおいて、イムラル島への平和民主党(BDP)党員の2回目の訪問に許可が下りた。[民主社会会議共同議長]アフメト・ チュルク、[平和民主党]アイラ・アカト、スッル・サククは、数日内にイムラル島へ派遣される。法務省は、党の幹部に「イムラル島に行く人々は、アンカラから離れないよう」というメッセージを送った。国家諜報機構(MİT)のフィダン事務次官は、アルビルへ向かう。 テロ組織PKKの武装解除に向けての交渉に関して、BD 全文をよむ
大トルコ国民議会本会議で公正発展党(AKP)、共和人民党(CHP)、平和民主党(BDP)国会議員の間で「人種差別」論争がおきた。 ディヤルバクル県で「セラハッディン・エイユビー大学」という名の私立大学の設立を見込んだ法案について発言をおこなったCHPのウスパルタ県選出国会議員アリ・ハイダル・オネルは、「皆は私達一人一人のためにあり、私達一人一人は皆のためにある。トルコ人とクルド人は兄弟です」と述べた。 すると公正発展党からは、「(差別発言をおこなったCHPの)ビルギュル・アイ 全文をよむ
アブドゥッラー・オジャランは、市民権を侵害されたという理由で憲法裁判所に請願書を提出し、その中で議論の過程について言及した。 イムラル島で収監されているアブドゥッラー・オジャランは、去年、印刷前に著書が回収されたとして、弁護士を介して個人的な申請を行った。その中で「トルコ共和国民」であることに触れて、権利を侵害されたと抗議した。請願書では「トルコ国内でクルド問題が政府側からも毎日議論されている今日において、この問題に関する書籍を回収するのは法に適っていない」と表現し、昨今の議論を暗に指 全文をよむ
PKK(クルド労働者党:非合法組織)との停戦協議に期待される結果が出れば、PKKは武装解除決定を、オジャランの呼掛け後の2月後半以降に発表する予定であると分かった。国家諜報機構(MİT)のハカン・フィダン事務次官が、近々、(イラクの)アルビールへ赴きPKK武装解除プロセスの継続に向けた重要な 一歩を踏み出すであろうと期待されている。 ■ プロセスに躊躇はない イムラル(オジャラン側)-アンカラ間で実施された協議交渉へのアルビールの参加並びにPKKの退去日程が明らかとなる。パリ 全文をよむ
共和人民党(CHP)のビルギュル・アイマン・ギュレル議員の、TBMM通常国会における「トルコ人とクルド人を同等に見なすことはできない」という発言は、TBMM憲法調整委員会でも議論を呼んだ。 平和民主党(BDP)のメラル・ダニシュ・ベシュタシュ顧問はギュレルCHP議員の発言を批判し、CHPのアッティラ・カルト議員もこの発言はCHPの意向を反映したものではないとし、「エスニック・アイデンティティは、人間の分かち得ない一部である。優劣はない」と述べた。 昨日開かれたTBMM憲法調整 全文をよむ
母語での法廷弁論を認める法案がTBMM(トルコ大国民議会)で承認され、法制化されたのち、ディヤルバクルで行われたKCK(クルディスタン社会連合)本裁判の今日の審問で、ネジデト・アタライ・バトマン市長が抗弁をクルド語で行った。 母語での法廷弁論に関する法律がTBMM(トルコ大国民議会)本会議で承認された後、ディヤルバクルで行われているKCK本裁判で、クルド語で抗弁することが認められた。 クルド語での証言は、ディヤルバクル第6重罪裁判所が行っている、勾留者108人を含む被告175 全文をよむ
■イスメト・ベルカン レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の内閣における4閣僚の交代はそれぞれ非常に重要である。しかしおそらく最も重要なことは、内務相のポストにマルディン県選出国会議員のムアッメル・ギュレル氏を据えたことである。皆ギュレル氏を「前のイスタンブル県知事」と記憶しているだろうが、彼の国会議員になる前の最後の公的役職は、公安・治安庁長官であった。彼は公安・治安庁の最初の長官だったのである。ギュレル氏をその役職につけたのはエルドアン首相だけではなかった。当時の内務大臣であったベシ 全文をよむ
エルドアン首相はかねてより予測されていた閣僚交替を、昨夕に行った。4名の閣僚交替という小規模な変更により、19か月内務大臣をつとめたイドリス・ナーイム・シャーヒン氏のかわりにムアッメル・ギュレル内務委員会委員長、3年半任にあったオメル・ディンチェル国民教育相のかわりにナビ・アヴジュ国会教育委員会委員長、11年間任にあったレジェプ・アクダー保健相のかわりにエディルネ選出国会議員のムフメト・ミュエッズィンオール氏、5年間任にあったエルトゥールル・ギュナイ文化観光相のかわりに、オメル・チェリキ公正発展 全文をよむ
母語による弁護と受刑者が刑務所内で伴侶と一緒に過ごすことを認める法案の審議は罵声と乱闘模様の応酬の後に可決された。 トルコ大国民議会(TBMM)本会議の場で、「母語による弁護」と受刑者たちが刑務所内で伴侶と一緒に過ごすことを可能とする法案の審議は、罵声と乱闘模様の応 酬の後に可決された。「刑事訴訟法と刑と安全措置の実施に関する法律における修正法案」は本会議において共和人民党(CHP)と民族主義者行動党(MHP)の強硬な反対にもかかわらず、238票の賛成をもって成立した。 全文をよむ
経済・外交政策センター(EDAM)がトルコ全土で行った世論調査は、対EU関係におけるトルコ世論の分裂を浮彫りにした。世論の3分の2はEU加盟を望んでいないという。 調査では、トルコ国内の18県1,509名を対象に、「この先5年間でトルコはEU加盟に関してどうすべきか」という質問が向けられた。これに対し、回答者の3分の1が加盟を強く主張すべきだと答える一方、残り3分の2は正式加盟を断念するという見解を示した。 この事から、世論では正式加盟を断念するという見解がより優勢であること 全文をよむ
トルコ大国民議会(TBMM)で2003年から今まで行われた28回の秘密会議では、ほとんどテロ問題とトルコ軍の国外活動に関する許可についての話し合いが行われた。 公正発展党所属でイスタンブル県選出の国会議員エロル・カヤ氏の質問書に答えたTBMMのメフメト・サーラム副議長は、TBMMによって、総会をはじめ、専門委員会、捜査・聴取委員会、執行委員会、議長の承認、諮問委員会、文化・芸術・出版委員会の会議に関する議事録の記録は行われたが、政党の会派会議の議事録は記録されなかったと話した。 全文をよむ
3人のPKKメンバーがパリで殺された件に関し2人の容疑者が逮捕されたが、フランス当局がトルコに通達した情報によると、事件は組織内の対立の結果起きたものだという。フランス当局は、組織内に対立があることを、しばらく前からつかんでいた。捜査の結果、重要な進展があるだろうと発表された。 フランスの諜報機関は、パリでのPKKメンバーである3人の女性の殺人事件に関しアンカラへ事前情報提供を行い、事件が組織内部の犯行であるとの推定を行った。殺人事件の捜査において、パリとアンカラの間での情報交換が諜報 全文をよむ
共和人民党(CHP)党首の中国訪問に同行した記者、実業家、党員らの過剰な買い物が復路便を危険にさらした。乗客107名のスーツケースのせいで、 航空機は最大積載重量の12.8トンを超過。搭載燃料を減らさざるを得なくなった機長のSOSに気象条件が助けの手をさしのべた。向かい風の風速が弱まると、航空機は燃料ギリギリでアンカラ空港に着陸した。 CHPクルチダルオール党首が、中国訪問を終えて帰国。しかし復路航空機の貨物がちょっとした危険の原因となってしまった。 クルチダルオール党首の中 全文をよむ
28年間続いた伝説の番組「第32日」でテレビの報道番組の大物となったメフメト・アリ・ビランド氏は、昨日(17日)72才で人生に別れを告げた。ビランド氏の葬儀は、土曜日の正午の礼拝後にテシュヴィキエ・モスクで行われる礼拝後、家族の墓地に埋葬される。 メフメト・アリ・ビランド氏は、1970年29才のときに、のちに妻となる当時の恋人ジェムレさんに書いた求婚と一種の「自己批判」の手紙に次のように書いたという。「恋人よ、ここ二日ばかり自分のこれまでを振りかえってみた。どこから来て、どこに行くのか 全文をよむ
パリで殺害されたPKKの女性ら3人のディヤルバクルでの葬儀では、平静が保たれ、挑発的行為は行われなかった。 バトゥケント広場でPKKの旗でくるまれた棺の前でBDP(平和民主党)デミルタシュ党首は、「今こそ平和の時だ」と述べた。3人の遺体はそれぞれ、サキネ・ジャンスズのものはトュンジェリへ、フィダン・ドアンはエルビスタンへ、レイラ・ソイレメズはメルシンへ運ばれた。 バトゥケント広場の群衆は悲しみにくれてはいたが、落ち着いていた。 思ったほどの数の参加者は集まらなかったと、B 全文をよむ
フランスの首都パリで殺害されたサキネ・ジャンスズ、フィダン・ドアン、レイラ・ソイレメズの葬儀にはディヤルバクルで何千人もの人が参加した。葬儀で演説を行った人々は平和のメッセージを呼びかけた。 パリで殺害されたPKK設立者の一人、サキネ・ジャンクズ、クルド民族会議(KNK)パリ代表のフィダン・ドアン、(PKKの)青年部のメンバーであったレイラ・ソイレメズの遺体はバーラル私立病院から10時に運び出された。 早朝から病院の前で待った大勢の人々は、黒地に白い文字が書かれたプラカードを 全文をよむ
平和民主党のギュルタン・クシャナク副党首はトルコ大国民議会(TBMM)で新聞記者数人との会話でパリでの殺人に関する重要な発表を行った。 マルディン選出国会議員アフメト・チュルク氏が事件の犯人を「イラン人であると推測」しているとした後、クシャナク氏も同じ意見であることを述べた。以前ヨー ロッパで起こった類似の殺人事件の背景にもイラン人がいたことを指摘し、この事件が解明される暁には、似たような構図が表に出ると考えていると述べた。 クシャナク氏は、「しかしフランスとトルコを無能とするのは正し 全文をよむ
クルド問題が、今日のトルコの最大かつ早急に解決が待たれる問題であることに疑いはない。この問題が、適切な期間内に正義にかなった解決されうるならば、この解決は、社会的な安定をもたらすという観点からだけでなく、人権や民主主義の観点からも、トルコに非常に大きなものを与えるだろう。残念なことに、トルコはこの問題で今日まで、非常に時間を浪費してきた。 ■テロ問題なのか? 公正発展党が政権をにぎるまで、クルド問題の解決に対し、まともな一歩はふみだされてこなったし、それができないでいた。この 全文をよむ
ビュレント・アルンチ副首相は閣議終了後に行った会見で、閣議では国内外の問題を包括的に扱っていると語った。 ある記者の、「パリで殺害されたPKKメンバーの葬儀が水曜日にトルコ国内で行われますが、新たに「ハブル国境門事件」のようなことが起こるのではとの懸念はありますか?」という質問にたいして、アルンチ副首相は今回の殺人事件が綿密に計画されたものであったと考えていると述べた。そして以下のように続けた。「フランスがこの事件を一刻も早く明らかにしてくれるのを望んでいる。遺体をトルコに運ぶのは人道 全文をよむ
ヒュセイン・チェリキ氏、例の噂を否定 AKP(公正発展党)副首相のヒュセイン・チェリキ氏はレジェプ・タイイプ・エルドアン首相の娘であるシュメイエ・エルドアンが「1クルシュさえもらっていない」と述べた。 チェリキ氏はTwitterアカウントを通しフォロワーヘ、最近論争の火種となっているシュメイエ・エルドアンが天文学的数値の給料をもらっていることに対し言及した。チェリキ氏は「首相の娘であるスメイメ・エルドアンさんが高い報酬を得て父のコンサルを行っているというのは全くの嘘である。シ 全文をよむ
憲法裁判所は、国家諜報機構(MİT)メンバーや一部の公務員に関する刑事捜査実施に首相による承認を必要とする法律に対する異議申立てに関し、1月17日に判決を出すと発表した。 MİTメンバーや一部の公務員に関する刑事捜査に新たに首相による承認を要するとして改正された、第6278号国家情報活動及び国家諜報機構法の一部の条項の撤廃を求めて憲法裁判所に行われた異議申立ては、1月17日に根本的に審議され判決が出されることとなった。 共和人民党(CHP)は、この法律の第1条と1983年11 全文をよむ
トルコ政府が長年取り組んできた司法改革第4法案で細かい箇所の修正が行われた。司法法案によって思想と表現の自由が拡大される。テロ犯罪という枠組みの中で判断されてきた曖昧な表現は取り除かれる一方、テロを助長しない、暴力を含まない思想は罪にならなくなる。来月、トルコ大国民議会により施行される予定のこの法案によって、クルディスタン社会連合(KCK)の1000人に近い逮捕者の釈放、5000件に近い訴訟の取り下げが見込まれる。法務省はここ数ヶ月間、ヨーロッパ人権裁判所がトルコに対して出していた(人権)侵害決 全文をよむ
タイイプ・エルドアン首相によって、アブドゥッラー・オジャランにテレビを与えることに関する指示が出された後、法務省に注目が集まった。 1999年からイムラル島の刑務所にいるオジャランは、ハンディラジオで、唯一TRT(トルコ・ラジオ・テレビ協会) FMのみを聞くことができる。法に基づき、テレビに関する許可は、イムラル島刑務所管理・監督委員会が与える予定だ。刑務所に関する規則によると、この委員会は、刑務所長の下で、監督と収容分類を担う第二所長、刑務官、刑務所勤務医、精神科医、カウンセラー、ケ 全文をよむ
平和民主党(BDP)のセラハッティン・デミルタシュ党首、同党のギュルタン・クシャナク副党首、ヴァン選出の無所属の国会議員であるアイセル・トゥールク氏の一行は、3人のPKK(クルディスタン労働者党、非合法組織)の女性幹部が殺害されたクルディスタン情報局の前に花を手向けた。 デミルタシュ党首とクシャナク副党首は、クルド系諸団体の代表者らから殺人に関する情報を集めた。 パリのクルディスタン情報局にて昨日武装襲撃事件が起き、その結果サキネ・ジャンスズ、フィダン・ドアン、そしてレイラ・ソイレメズ 全文をよむ
サキネ・ジャンスズは、PKKの創設メンバーであり、初期にオジャランと対立したメンバーのうちの1人だった。オジャランは当時この状況を「サキネの陰謀」と呼んでいた。 「1958年トゥンジェリ生まれ」と戸籍に登録されているジャンスズは、長い間ヨーロッパで生活していた。フィダン・ドアンは、現在ヨーロッパに住んでいる、解党した国民労働党(HEP)のヴァン選出議員であるレムジ・カルタルの秘書やアシスタントを務めていた。 夜中1時頃発生した殺人事件は、謎に包まれており、今後事件の解明が期待 全文をよむ
クルディスタン労働者党(PKK:非合法組織)に対する軍事的解決を擁護するフェトフッラー・ギュレン運動から公正発展党政権へ意外な支援があった。自身のサイトで「平和は善であり、善は平和においてある!」と話したギュレン師は、「安寧のためならば敬意を込めて手に口づけをすることもできるし、ご機嫌を取り結ぶこともできる」と述べた。 フェトフッラー・ギュレン師はkul.orgというサイト上で公開したビデオで平和という話題を強調した。ギュレン師は、イスラムにおいて平和は基礎であり「平和とはまさに善であ 全文をよむ
テロ対策法(TMK)第10項 に基づき担当するアンカラ共和国次席検事局のとりわけアブドゥッラー・オジャランの著作3冊を含む書籍13冊の「発禁継続」の要求は、裁判所により却下された。 「第3司法パケット」による法整備に伴い、2011年12月31日までにアンカラ裁判所あるいは閣議の決定により没収、発禁、配布と販売の禁止となった書籍453冊と645の新聞、雑誌、小冊子、プラカードに関する禁止処置が解除された。 テロ対策法(TMK)第10項 に基づき担当するアンカラ共和国次席検事局の 全文をよむ
正義・自由党(HAK-PAR)のケマル・ブルカイ党首は、イムラル島で行われた政府側とアブドゥッラー・オジャランとのPKK武装放棄に関する会談を、期待できるものであるとし、「オジャランがこの方向で行う決定は影響力のあるものになる。このプロセスを破壊することを望む一部の勢力が出てくるだろうから、政府、野党、そして平和民主党(BDP)は、この試みを阻止するために必要な行動をとる必要がある」と話した。 「Denge Azad」というサイトの情報によるとブルカイ党首は、国家諜報機構(MİT)とア 全文をよむ
共和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首は、イムラル島会談に関する話題で、「AKPに新たに信任を与えます。ですから問題を解決してください」と話した。 CHP党議会がクルチダルオール党首のもとで開かれた。クルチダルオール党首は党議会の開始に際し行ったスピーチで、トルコでここ10年来取り沙汰され、変わらぬ問題の一つにテロがあると語った。 クルチダルオール党首は軍の殉死者の報道に関し、冬という季節柄新たな殉死の報がないだけだと主張し、「テロが終わったなどと誰も思わないよう 全文をよむ
平和民主党では同党の幹部らは所属国会議員達に「今後の発言は交渉を妨害しかねない」と警告し、ハブル国境門事件の二の舞にならないよう注意を払っている。 民主社会会議の共同議長でマルディン県選出の国会議員アフメト・チュルク議員と平和民主党のバトマン県選出国会議員アイラ・アカト議員が、イムラル島の刑務所を訪れアブドゥラフ・オジャランと面会したことをうけて、平和民主党は活発に動き出した。(党から)平和民主党党員たちへはこの面会について「黙秘」するよう指示が下された一方で、ハブル国境門事件後のよう 全文をよむ
アフメト・チュルク民主社会会議(DTK)議長は「出血している傷がある。この傷口を開くのではなく、皆が軟膏を塗るべきである」と述べた。 昨日、イムラル島でアブドゥッラー・オジャランと面会したマルディン県選出の国会議員、アフメト・チュルクDTK議長が、細心の注意を要する時期を過ごしているとし、「問題を大きくする必要はないが、出血している傷がある。この傷口を開くのではなく、出血させるのではなく、皆が軟膏を塗るべきである」と述べた。 昨日、チュルクDTK議長は、アイラ・アカト平和民主 全文をよむ
クルド問題解決に向けて最も重要なステップの一つが昨日踏み出された。平和民主党(BDP)議員のアイラ・アカト・アタとアフメト・チュルクは、イムラル島へ出向いた。オジャランとの会談で最も重要な点は、「停戦に向け、世論の期待以上に迅速な結果がでる可能性がある」との印象を残したことである。 BDP議員のアイラ・アカト・アタとアフメト・チュルク民主社会会議(DTK)議長は昨日の朝、アタキョイ・マリナから出発した一隻の沿岸航行船で、アブドゥッラー・オジャランと面会するためイムラル島へ向け出発した。 全文をよむ
エルドアン首相は昨日、「子供は三人」の根拠を明らかにした。徐々に進む人口の高齢化を避ける必要性を強調し、「少なくとも三人の子供がいてはじめて強固な家族となる。一人では滅びる、二人でも滅びる、三人でようやく現状維持である」と述べた。 タイイプ・エルドアン首相は国際家族社会政策サミットで、家族や子供をテーマに次のように述べた。「女性は母親になって初めてその地位が高まると信じている。そのことを我々の格言では、天国は母親の足元にあり、父親の足元にではないと言う。よって、その足元にキスをしたくな 全文をよむ
CNNトルコで放送された番組、メディア・マハッレスィの中で司会者のアイシェヌル・アルスランが番組のコーナーの中で「フェトフッ ラー・ギュレン師はペンシルベニア州でどんな年金生活を過ごしているか質問しましょうか?」と発言していた。今日、その質問にフェトフッラー・ギュレ ン師から弁護士を介して返答がなされた。 ■質問への答え テレビ番組でアイシェヌル・アルスランによるフェトフッラー・ギュレン師がペンシルバニアでどんな年金生活を送っているのかという質問を受けてなされた報道に関連して 全文をよむ
民主社会会議(DTK)の議長でありマルディン県選出無所属国会議員であるアフメト・チュルク氏と、平和民主党(BDP)バトマン県選出議員アイラ・アカト・アタ氏が、今日イムラル島(の刑務所)でアブドゥッラー・オジャランと面会し、島から戻ったことが明らかになった。BDPは、チュルク、アカト両氏と面会した後に、オジャランとの会見について記者会見をするかしないかを決定するという。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相がイムラル島でオジャランとの(各種の)面会が続いていることを明らかにした後、BDPに 全文をよむ
PKK(クルディスタン労働党;非合法)の欧州支部関係者のレムジ・カルタルはイムラルでオジャランと続く折衝の内容が武装放棄であると述べた。カルタルは、「オジャランを説得しようと努めている」と述べた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相がイムラル島で(収監中の)アブドゥッラー・オジャランとの会合が続いていると述べる中、PKKの欧州担当者である元DEP(クルド系政党民主党)の元国会議員のレムジ・カルタルは会合が武装放棄のための説得に向けられたものであると述べた。 カルタルは、(PK 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領のメッセージ:新たな希望を胸に2013年を迎える。 中東で不透明な情勢が続く中、トルコは好調な経済のおかげで星のごとく輝いている。実現された諸改革は、トルコの今日だけでなく未来をも形づくるものである。その過程を支える土台の一つが、新しい憲法の制定である。憲法作成において社会通念をもって取り組み、そしてこの取り組みを国民の期待通りに速やかに完了させることは、政党と国会が背負う歴史的な責務であると述べておきたい。また、EU加盟は、これまで同様、我々の基本的な優先 全文をよむ
エルドアン首相自宅の下のオフィスで盗聴器が見つかった直後から、国家諜報機関が大規模な調査をしていたことが明らかになった。最初に盗聴器がオフィスで見つかったのをうけて行われた捜索でエルドアン首相の使用する部屋の三か所でほかの盗聴器が見つけられた。事件の冷静な解決を求めた首相は、安全保障上の不安が生じることを懸念し、この事件を内密に調査するよう求めた。 ヒュッリイェト紙のメテハン・デミル氏がこの事件の詳細を報じた。 先日、タイイプ・エルドアン首相が、仕事場で盗聴器が見つかったこと 全文をよむ
アンカラでしばらくの間ガン治療を受けていた参加民主党(KADEP)党首でディヤルバクル選出の議員であるシェラフェッティン・エルチ氏が、アンカラ・メディカーナ病院で死去した。 エルチ氏は1977年に初めてトルコ総選挙においてマルディン選出の議員として議会入りし、当時公共事業大臣を務めたが、(1980年)9月12日クーデター後に逮捕された。大臣の任期中に、「トルコにはクルド人がいる、私もクルド人だ」という発言をしたことで、アンカラ軍法委員会により2年3ヶ月の実刑判決を受けた。再度大臣に就任 全文をよむ
最高裁判所は、あるスピーチにおいてエルドアン首相に対し「不名誉なことをしている」と述べ、人格権を侵害したとして訴えられたMHP(民族主義者行動党)バフチェリ党首への提訴を退けた地方裁判所の判決を、取り消した。バフチェリ党首がエルドアン首相に払う損害賠償額は地方裁判所が決定を下す。 2010年11月28日にアンタリヤ県でバフチェリ党首が放った発言に対し、エルドアン首相の弁護士であるアリ・オズカヤ氏、ブルハネッティン・セヴェンジャン氏、ムアッメル・ジェマルオール氏が2万リラの損害賠償を求め 全文をよむ
ケマル・クルチダルオールCHP党首と妻のセルヴィ・クルチダルオール氏は、イェニ・アキト紙に対し10万リラ(約476万円)の精神的損害賠償訴訟を起こした。 CHP報道部による書面での説明によると、訴状はクルチダルオール家の名で、ジェラル・チェリキ弁護士を通じて、アンカラ当直第一審裁判所に提出された。訴状では、「イェニ・アキト紙が昨日と今日の紙面に虚偽、中傷に満ちた情報を掲載したとして、原告一人につき5万リラ、計10万リラの精神的損害賠償の支払いが命じられること、また、被告人による財産秘匿 全文をよむ
トルコ大国民議会(TBMM)の総会に2013年中央政府予算法案及び2011年中央政府予算法案が承認され、成立した。 2013年中央政府予算法によれば、来年の中央政府予算歳出は、国庫助成金と歳入割当を除き、4039億88百万リラ、歳入は3700億95百万リラと試算している。予算歳出は、対GDP (GSYH)比25.7%となるべく目標設定している。 2013年の赤字予算額は338億93百万リラとなり、プライマリーサープラスは191億7百万リラと試算している。 赤字予算は 全文をよむ
民族主義者行動党(MHP)党書記長のイスメト・ビュユクアタマン氏は、近頃アブドゥッラー・オジャランが礼拝を行っていることが話題になっていることに触れ、「そうかもしれないが、我々は公正発展党(AKP)政権において、一日に三度、午後の礼拝をした者たちが国家を奪っていったのを目の当たりにした。口では礼拝だとかコーランだとか言っているものが、孤児の権利を際限なく侵害するのを我々は目撃してきた」と述べた。ビュユクアタマン氏は、ビュレント・アルンチ氏が中心となって作り上げようとしている「無実のオジャラン」の 全文をよむ
ディヤルバクル広域市のオスマン・バイデミル市長は、2013年がディヤルバクル市壁の年と宣言されれば、その市壁が UNESCO世界文化遺産リストに入ると発表した。バイデミル市長は、市壁の周りは8ヶ月かけて洗浄されると述べ、新たな決定により塔周辺に市壁の高さを 超える建物は建設できないと話した。 バイデミル市長は、「2013年はディヤルバクル市壁の年」キャンペーンのために、記者とともにデデマンホテルに集まった。市長は、ディヤルバクル市壁は 8000年に渡りさまざまな文明の主となってきたと話 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、ヨスガトで工事が完了したムサベイリ・ダムに国会議長のジェミル・チチェキの名前を付けるよう命じた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、林業治水省によって完了された112の事業の開幕式をおこなった。式典の中で、トルコに貢献した人々の 名前をダムに付けると公表したエルドアン首相は、マラトヤの2つのダムに故トゥルグト・オザル大統領とレジャイ・クタンの名前が付けると述べ た。また式典の中サプライズを行ったエルドアン首相は、ヨスガトのダムも国会議長のジェ 全文をよむ
共和人民党(CHP)イスタンブル県選出のサバハト・アクキラズ議員は、アレヴィー派に関する広範囲に渡る調査を行った。 アクキラズ氏は、バフチェシェヒル大学の協力で、40県で行われたアンケート結果を元に作成した報告書を、近いうちに共和人民党のケマル・クルチダルオール党首に提出する。35ページに上る報告書では、トルコの総人口の15%がアレヴィーであると断言される一方で、彼らの75%が共和人民党に投票していると述べられている。アレヴィーから多くの票を集めている政党は、共和人民党、民族主義者行動 全文をよむ
憲法調整員会で、CHP(共和人民党)の提案した「芸術作品・芸術家を国家の干渉から保護」することを目的とした文言が、AKP(公正発展党)の反対により採択されなかった。CHPの国会議員の提案は、TVドラマ「華麗なる世紀」に関係する議論をうけて行われた。 立法者スルタン・スレイマン1世の生涯をヒントにつくられている「華麗なる世紀」ドラムに対し、タイイプ・エルドアン首相が厳しい批判をし、「関係者は何とかしろ」といったのをうけ、CHPは、新憲法で、芸術作品、芸術家を国家の干渉から守るための文言を 全文をよむ
ケマル・クルチダルオール 共和人民党(CHP)党首は、大統領選挙の候補者が2人、そしてそれがアブドゥッラー・ギュル大統領とレジェプ・タイイプ・エルドアン首相であるなら、ギュル大統領を支持するという意味合いを含む発言をした。 クルチダルオールCHP党首は、Star TVのトップニュースで大統領選挙について語った。 ―議員特権剥奪問題について、あなたが支持するのは平和民主党(BDP)党員ですか? 「いいえ、私たちは原則に準じる政党です。私以前も同様の原則が守られていた。私たち 全文をよむ
弁護士でもあるAKP(公正発展党)ディヤルバクル県支部のハリト・アドヴァン支部長が、アンカラで開かれた県支部長会議後に辞任した。辞任の引き金は、「宗教熱心なクルド人は平和民主党(BDP)に投票する」という発言である。 県支部長会議でレジェプ・タイイプ・エルドアン首相が「私はこのような県支部長を認めない」と批判したと言われるAKPディヤルバクル県支部のアドヴァン支部長が辞任した。ディヤルバクル選出のガーリプ・エンサリオール議員は、アドヴァン支部長が「やむを得ず」辞任したと述べた。 全文をよむ
「国会議員被選挙権」が、トルコ大国民議会(TBMM)憲法調整委員会で議論された。 被選挙権を持つ年齢を18歳に下げる提案が今回の委員会で話し合われた。この提案に関して公正発展党(AKP)は野党の支持を求めているが、思うような支持は得られていない。 公正発展党と平和民主党(BDP)は18歳で被選挙権を有することに賛成しているが、共和人民党(CHP)は「18歳では結婚もできないのに」と反対した。民族主義者行動党(MHP)の党員は「テロリスト達が国会に入リ込むことになる」と懸念し提 全文をよむ
トルコ商工会議所連合(TOBB)の傘下にある東部・南東部アナトリアの商工会議所代表団はテロ問題についてレジェプ・タイイプ・エルドアン首相を訪問した後、ケマル・クルチダルオール共和人民党(CHP)党首のもとを訪れた。クルチダルオール党首はTOBB会長のリファト・ヒサルジュクルオール氏と東部・南東部アナトリア地域から来た37名の商工会議所会長を迎えた。 情報によると、代表団はクルチダルオール党首に「流血を止めてほしい」、「議員特権はく奪を阻止してほしい」と伝えたという。それに対しクルチダル 全文をよむ
明日ドルマバフチェ宮殿で行われるロシアのプーチン大統領とエルドアン首相の首脳会談について、クレムリンは公式発表をしない意向である。ロシアの報道陣に話をした専門家は、「プーチンとエルドアンを、ドルマバフチェ宮殿でシリアについての難しいチェス・ゲームが待ち構えている」と コメントした。 ロシアのウラジミール・プーチン大統領は、今晩、首脳協力会談のためイスタンブル入りする。明日、ドルマバフチェ宮殿で、タイイプ・エルドアン首相と一対一で行 われる会談について、クレムリンは公式発表を行わない意向 全文をよむ
サキネ・オズ共和人民党(CHP)マニサ県出国会議員は、「決して公正発展党(AKP)所属のアレヴィー派などいませんし、アレヴィー派のAKP親派などもいません」と発言した。 アレヴィー文化協会マニサ県支部のハジュ・ベクタシ・ヴェリ・アナトリア文化財団マニサ県支部に属するジェム・エヴィにて行われた集会に、CHPマニサ県出国会議員のサキネ・オズ議員やオズギュル・オゼル議員とともに一部のCHP所属の県の首長らが参加した。サキネ・オズCHPマニサ県出国会議員が行った講演では、聖フサインや彼の傍にい 全文をよむ
平和民主党(BDP)党員と無所属の10議員の議員特権に関する摘要が国会に提出された。AKP(公正発展党)ディヤルバクル選出ガリプ・エンサリオール議員は、議員特権はく奪に反対する立場を明らかにしている。 BDP党員と無所属の10議員の議員特権はく奪に関する摘要が国会に提出された。AKPディヤルバクル選出のガリプ・エンサリオール議員は、議員特権はく奪には反対だと語った。 同議員は、自分の票の色ははっきりしていると語り、「この国が、いまだに1994年の苦い経験からくる混乱を一掃でき 全文をよむ
ギュル大統領は議員特権剥奪とクーデター委員会が提出した報告書に関して会見を行った。 ■BDP議員(の議員特権剥奪)に関する要旨 議員特権剥奪の議論は過去の経験から学ぶべきである。いろんな考えは議論すべきだが、テロ行為は承認されない。全国会議員に伝えたいのは、袋小路に入ってはならないということだ。 ■PKK PKK(クルド労働者党:非合法)テロ組織は、昨今ひどく弱体化しつつある。国は流血を停止するようつとめている。組織を非武装化する事は国の責任である。 全文をよむ
TBMM(トルコ大国民議会)司法委員会で議論されていた、母語での法廷弁論法案が承認された。法案では「趣旨を説明できる程度のトルコ語を知っている被告人」という表現が取り除かれた。 トルコ大国民議会司法委員会は、「母国語での法廷弁論」と受刑者の配偶者との面会を可能とする法案を変更を加えたうえで承認した。 刑事訴訟法と、刑罰治安対策の施行に関する法の改正法案によれば、被告人は起訴状朗読および論告を受けて、口頭弁論を自身についてよりよく説明できるとする他の言語で行うことができる。通訳 全文をよむ
共和人民党(CHP)のエミネ・ウルケル・タルハン会派副代表は、 「母語での法廷弁論」に関する法案の条文が 「脅迫的で強制的」であると主張し、「明日(将来)母語を理解する裁判官の要請がくるだろう」と話した。 トルコ大国民議会(TBMM)司法委員会において、一般に「母語での法廷弁論権」として知られる法案が憲法に違反しているか否かという議論が続いている。 野党は、法案は憲法違反であるとの考えに基づき、平和民主党(BDP)アダナ選出のムラト・ボズラク議員は、「この法案は憲法違反である 全文をよむ
プロテスト音楽グループ・ヨルムのメンバーであるエズギ・ディラン・バルジュ被告は、自宅軟禁中のため、26日に始まった裁判の法廷審理には出廷しなかった。 「(非合法)組織のメンバーであり、(非合法)組織のプロパガンダを行った」という罪状で逮捕されたグループ・ヨルムのメンバーを含む13人について裁判が起こされ、最初の法廷審理が開かれた。イスタンブル第15重罪法廷にて、拘束されていない13人の被告が審理される裁判に、11人の被告が出廷した。 ■自宅軟禁中のグループ・ヨルムのメンバーは 全文をよむ
共和人民党(CHP)会派代表のムハッレム・インジェ議員は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が最近、ドラマ「華麗なる世紀」に固執しているとし、「首相は、テレビの中の2人目のスルタンはいらないと思っている」と話した。 インジェ議員は、共和人民党エディルネ県支部で記者会見を開いた。 会見で首相を批判したインジェ議員は、テレビドラマに固執する首相は世界中でもトルコの首相しかいないだろうと話した。 インジェ議員は「スルタンは一人しかいらない、わたしがスルタンだと言っているの 全文をよむ
何日間も激しい戦闘が続いていた、シャンルウルファのジェイランプナル郡と接するシリアのハサカ県ラス・アル・アイン郡でPYD(民主統一党、シリア国内におけるPKK関連組織)軍と自由シリア軍に属する反体制派が合意に至ったと発表された。 トルコ国境に近い地点に対空装甲車で集まった反体制派はPYD軍と合意に至り、不安と共にトルコへ渡ったシリア人たちにラス・アル・アインへ戻るよう呼び掛けた。 国内の混乱が続くシリアで自由シリア軍に属する反体制派は11月8日、ジェイランプナルに接するハサカ 全文をよむ
ガラタサライ・スポーツクラブの前会長であり実業家であるアドゥナン・ポラト氏と、チャルク・ホールディングスのアフメト・チャルク会長 が主催した(ヒジュラ暦)ムハッラム月10日のアーシューラーの日を祝うリュトゥフィ・クルダル・コンベンションセンターでの食事会には、企業やメディア、政治、芸術、そ してスポーツ界から多くの著名人が参加した。 アナトリア・アレヴィー・ベクタシー連盟も協賛した「ムハッラムもラマザンもわれわれのもの」というスローガンにより主催されたイフタールの食事会では、 一体性と 全文をよむ
ディヤルバクル警察署長レジェプ・ギュベン氏の「山で亡くなったテロリストを嘆かない人は人間ではない」という言葉を受けて、スィイルト県知事アフメト・アイドゥン氏も同様の発言を行った。 スィイルト県のアイドゥン知事は、昨日11月24日の「教員の日」に際しアイドゥンラル郡において催された祝典で、次のように語った: 「アッラーのご加護がありますように。一人の子供が(PKKの拠点である)山に入る時、その罪を、我々は心で感じなければなりません。その子供に私が何か与えていたら、その子は山に入 全文をよむ
チャルク・ホールディングスのアフメト・チャルク会長とポラト・ホールディングスのアドナン・ポラト会長が、聖フサインのカルバラーでの殉教を悼み、リュトゥフィ・クルダル・コンベンションセンターで「ムハッレム月もラマザン月も我々のもの」というテーマの断食明けの食事会を開いた。 アブドゥッラー・ギュル大統領は、この夜に次のようなメッセージを送った。「カルバラーの痛みは皆の共通の痛みであり、その悲しみは皆の共通の嘆きである。この嘆きの日に、もう一度言おう。ムハッレム月もラマザン月も、我々にとって最 全文をよむ
エルズルム第二重罪裁判所で、「武装テロ組織のメンバーであった」という罪で5年から10年の禁固刑を求刑され、裁判にかけられているPJAK(イランのPKK関連組織)メンバーのアフメト・ギュレシュが、驚愕の証言をした。 北イラク・クルド自治政府とイランが同組織に与えてきた便宜について裁判で証言したアフメト・ギュレシュは、「イラン情報機関は一度に少なくとも200から300丁のカラシニコフ拳銃、ビクシー、カナス、ロケットランチャー、弾薬、手榴弾をフネル(Xıner)に10キロの距離にあるPKKの 全文をよむ
アタライ副首相は、クルド語や他の言語を母語として話す市民のため、行政サービスの利用を容易にする法整備を進めると明らかにした。 政府は「母語で証言する権利」の草案に次いで、AKPの2023年ヴィジョンにも記述のある、行政サービスにおけるクルド語を始めとする母語の使用について、法的基盤を構築すべく法整備を始めた。ベシル・アタライ副首相は、この件で作業がすすめられていることを明らかにした。 アタライ副首相は昨日、トルコ大国民議会(TBMM)で数名の記者との特別会談でこれを明らかにし 全文をよむ
ビナリ・ユルドゥルム交通海事通信大臣は、イスタンブル第三空港の建設予定地を発表した。同大臣は、予算編成委員会に交通海事通信省の予 算を提出する際、地元民の期待を集める第三空港がイスタンブル黒海沿岸に近接するイェニキョイ・アクプナル村間の旧炭鉱地に建設されると述べた。 ユルドゥルム大臣は、炭鉱地であるため窪地の埋め立てを行うと発表した。第三空港はイェニキョイ・アクプナル村間に建設され、敷地は9,000万㎡になるとのこと。 ■第三空港の建設地が明らかに 以前本件関係者が 全文をよむ
「拘留者と受刑者の家族の会(TUHAFED)」会長ズュベイデ・テケル氏は、各地の刑務所で67日前に始められたハンガーストライキが、アブドゥッラー・オジャランの呼び掛けを受けて、本日をもって終結したと述べた。呼び掛けは、イムラルで面会したオジャランの弟メフメト・オジャラン氏を通して行われた。 BDP(平和民主党)の共同党首ギュルタン・クシャナク氏は、医療チームがディヤルバクルの刑務所に入ったと述べた。 「拘留者と受刑者の家族の会(TUHAFED)」会長ズュベイデ・テケル氏は、オジャラ 全文をよむ
BDP(平和民主党)の呼びかけに応じ、森林公園で市民による(17日から)2日間のハンガーストライキ実施が計画されたが、許可されなかった。すべての大通りと交差点には装甲車による規制が敷かれ、町は1日緊張に包まれた。シュルナクではデモが行われ、デモ隊に対し警察はガス弾と高圧水で妨害した。デモ隊は消防車に上り周囲に放水した。 刑務所でのハンガーストライキを支持するため、ディヤルバクルの森林公園で実行が計画された2日間のハンガーストライキに、警察の許可が与えられなかった。警察は通りでアナウンス 全文をよむ
トルコ大国民議会の食堂で初めて行われたアレヴィー派のイフタールには、公正発展党と共和人民党の国会議員に加えトルコ大国民議会の職員らも参加し、本会議での議論に休憩が入れられた。肉と玉葱のなしの料理がふるまわれ、テーブルには水の代わりにアイランが供された。 トルコ大国民議会(TBMM)議長府が「ムハッラム月のイフタール」を行うことを決定し、TBMMの食堂で初めてアレヴィー派のイフタールが実現した。このアレヴィー派のイフタールには、公正発展党(AKP)と共和人民党(CHP)の国会議員に加え 全文をよむ
ディヤルバクル選出無所属国会議員のレイラ・ザナはトルコ大国民議会(TBMM)にある一室でハンガー・ストライキを起こした。 ディヤルバクル選出無所属国会議員のレイラ・ザナは、ハンガー・ストライキをディヤルバクルで続ける平和民主党(BDP)議員とは無関係に、刑務所で続けられている活動を支持するため、TBMMの一室で無期限・不退転のハンストを起こした。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相と行った会談の後BDP党グループと疎遠になったディヤルバクル選出無所属国会議員のザナは、党グルー 全文をよむ
平和民主党(BDP)のセラハッティン・デミルタシュ党首はマルディンで「我々はオジャランの像をこの広場に建てます」と語った。同党首のスピーチ後に警察は催涙ガスで介入した。 BDPのセラハッティン・デミルタシュ党首は、「要求が受け入れられれば、トルコを前進させる一歩となる。トルコは急いで手を打つべきである。一秒たりとも失われ てはならない」と述べた。同党首は、マズダー郡刑務所でのハンガーストライキを支援するために行進しようとしたBDP党員らに対する警察介入が行われた結果発生した事件で頭部を 全文をよむ
共和人民党(CHP)と民族主義者行動党(MHP)が反対する地方自治体法案が、本会議で可決され、法律として成立した。 トルコ大国民議会本会議で、13県を新たに広域都市として定める法案が成立した。 この法律により、人口75万人以上の県を広域都市に定めることが可能になる。 これによって、アイドゥン、バルケスィル、デニズリ、ハタイ、マラトゥヤ、マニサ、カフラマンマラシュ、マルディン、ムーラ、テキルダー、トラブゾン、シャンルウルファ、ヴァンが広域都市になる。 この法改正により、トルコ全土で 全文をよむ
「刑事裁判法と刑罰治安措置の施行に関する法の改正法案」がトルコ大国民議会(TBMM)議長に提出された。 母語による法廷弁論を可能とする「刑事裁判法と刑罰治安対策の施行に関する法の改正法案」がTBMM議長に提出された。 13項目からなる法案の事由は、「被告が口頭弁論を、自身についてより良く説明できるとする他の言語で行うことを」可能とするためとされた。 また法案では、閉鎖された刑務所に収容されている既婚の受刑者が、3か月に1回、3時間以上24時間以内として、刑務所職員の 全文をよむ
チルレル元首相は、「2月28日過程はクーデターだ。これは常識を覆すクーデターだ。戦車や銃によって行われたものではなかったが、クーデターが起こるという恐れは、意識のうえで支配的なものになった」と評した。 チルレル元首相は、「一連の誤った理解を防ぐ目的」で行った書面による発表で、「2月28日過程はクーデターである」と述べた。 2月28日クーデターが、「常識を覆すクーデター」であるとしたチルレル氏は、2月28日過程は戦車や銃によって行われたものではなかったが、クーデターが起こるという恐れ 全文をよむ
メッカ巡礼から帰ったファーティフ・エルバカン氏は昨日、ゼイティンブルヌにあるメルケズ・エフェンディ・モスクで昼の礼拝を行った後、父親の故ネジメッティン・エルバカン元首相と母親の故ネルミン・エルバカンさんのお墓参りをした。 以下、記者との質疑応答。 ―元人民の声党(HAS)党首ヌマン・クルトゥルムシュ氏の公正発展党(AKP)入党についてどう思われますか。 「ご自身が選ばれた道です。前にも申し上げました通り、思想・精神・考えを同じくするもの達が一堂に会するのはとても自然なことです。 全文をよむ
イスタンブルのシシュリ区に属していた中心地区を分離し、サルイェル区に統合させた夜中の動議と同様の事態が、アンカラでも起こった。 トルコ大国民議会本会議で夜中に提出された動議が承認されたことにより、アンカラ県で、イェニマハレ区に属していたドドゥルガ地区及びアラジャアトゥル地区の環状道路内の区域と、チャイヨル、アフメト・タネル・クシュラル、ウミト、コル、コヌトケント、そしてヤシャムケント地区が、チャンカヤ区に統合された。 議会本会議で昨日夜中にイドリス・ナイム・シャーヒン内務大臣 全文をよむ
平和民主党(BDP)のヴァン選出国会議員であるオズダル・ウチェルとディヤルバクル選出国会議員のエミネ・アイナ両氏は刑務所内で継続しているハンガーストライキを支持するために、ディヤルバクルにおいて無期限ハンガーストライキを開始したことを明かした。 民主社会会議(DTK)の建物の中で、昨日14人のDTK常任会議委員が開始した行動に今日からウチェル、アイナ両氏も参加することになった。 ディヤルバクルにあるDTK事務所の前にBDPのディヤルバクル選出国会議員のエミネ・アイナ氏と共同で 全文をよむ
テロ組織PKK(クルディスタン労働者党・非合法組織)の指示により刑務所で始められたハンストが問題になっている中、平和民主党(BDP)員もハンスト支持の準備を始めた。 平和民主党(BDP)の会派グループは4日、トルコ大国民議会(TBMM)で3時間を越える非公開の会合をおこなった。同会合で、政府が刑務所でのハンスト参加者の要求にそって24時間以内に行動をとらなかった場合、党会派としてハンストを始めることが決められた。BDP所属の国会議員は同会合で、「刑務所で始まったハンストの責務を私たち 全文をよむ
民主主義者行動党(MHP)定期党大会において、15年間党首を務めるバフチェリ氏が一巡目の投票で1214人の代表投票者から725票を集め、党首となった。バフチェリ氏の最大のライバルであったアイドゥン氏は441票、デルヴィシュオール氏は48票を獲得した。対抗勢力の得た票の割合は、「党本部の運営に関する不安や党内部の対抗勢力が強まっている」との見方をもたらした。 民主主義者行動党(MHP)の第10回定期党大会においてMHP党首にデヴレト・バフチェリ現党首が6回目の当選をはたした。3人の立候補 全文をよむ
フェイスブック上で実施されたアンケートによると、若者の89.8%が選挙にて投票しているという。また85.1%が政治など国を取り巻く話題に関心を持っていることもわかった。政治的諸問題をインターネットを利用してフォローしている若者たちは、インターネットのソーシャルサイト上で意見を共有しているが、外に出て声を上げることには消極的だ。 10月の最重要議題の一つは、選挙年齢の18歳への引き下げを見越した憲法改正法案を、トルコ大国民議会(TBMM)に提出することであった。この改正における目的は、先 全文をよむ
クルド系政治家で作家のケマル・ブルカイ氏は、テロ組織PKKの命令で始まり、平和民主党(BDP)も支持した、刑務所におけるハンストを終わらせることが必要だと話した。これを頑固に長時間続け、死の断食を行うことは、それを行う人たちの人生に深刻な影響を及ぼし、重い障害や死を引き起こすと指摘したブルカイ氏は、「武器を完全に捨て、PKKは山から下り、刑務所の政治犯は釈放し、国外に亡命した人は自由にトルコに戻らなければならない。」と述べた。 権利自由党(Hak-Par)は、「クルド問題の、平等を基本 全文をよむ
トルコ大国民議会のクーデター検証委員会は、昨日福祉党・正道党の連立政権の当時福祉党所属の元法相シェブケト・カザンを聴取した。民 族主義者行動党所属の委員であるオズジャン・イェニチェリは、カザンに福祉党・正道党連立政権時の(1997年の)「継続的な光のために一時的な暗闇」運動に向けて「蝋燭は消えた。弄んでいる」という言葉を持ち出して、「悪魔の目に親指を入れることはなかったか。あなた達もそそのかしていたでしょう」と述べた。カザンの回答は「そうだ」であった。 カザン元法相は、「自著で、福祉党 全文をよむ
作家のヤシャル・ケマル、ズリュフュ・リヴァネリ、ムラッタン・ムンガン、オズデミル・アクタン博士、メフメト・ベキャルオール博士、ゲンチャイ・ギュルソイ博士らが一堂に会し、刑務所で続けられているハンガーストライキに関する記者会見を開いた。 この集会に、妻であるアイシェ・セミハ・ババンと共に来場したヤシャル・ケマルは、以前行われたハンガーストライキに触れつつ、「以前のハンガーストライキは全ての関係者および政府の責任だった。今回も彼らの責任である。今日、ハンガーストライキを実行している者の息子 全文をよむ
ディヤルバクル広域市長で平和民主党(BDP)党員のオスマン・バイデミル氏は2000万人のクルド人が一つの民族であることから生まれる権利を行使し、自分たちの土地で自治をおこなうことを望んでいると述べた。バイデミル市長は「その目的は、トルコが強固な中央集権構造から非中央集権構造に移行することだ」と述べた。 地域情勢の調査のためにディヤルバクルを訪ねた議員・上院議員・市長らを含むフランス人の使節団は、オスマン・バイデミル市長のオフィスを訪ねた。ドミニク・アデノ使節団長は、トルコの政治的展開に 全文をよむ
トルコ大国民議会(TBMM)司法委員会は、欧州人権裁判所へ提訴を妨げるため、裁判期間短縮のための法案を成立させた。 公正発展党(AKP)アンカラ選出のアフメト・イイマヤ議員を委員長とする委員会で、「欧州人権裁判所への提訴を賠償金支払いにより解決する件に関する法案」が審議された。 法案を委員会に提出したサードゥッラー・エルギン法務大臣は、トルコが欧州人権裁判所に対し個人による提訴の権利が認められた1987年以来、提訴された件数がロシアに次いで2番目に多く、47カ国ある欧州評議会 全文をよむ
イズミルで15時に始まった共和国記念日行進の参加者が10万人に達したと発表された。 イズミルで公式の式典が開かれたあと、共和国記念日を祝福するために集まった20万のイズミル市民が行進した。 式典は共和国広場で10時半に開式、12時半に閉式した。続いて14時にまず共和民主党(CHP)支持者およそ5000人が同じ場所でもう一度非政府系の祝賀行事をし、記念碑に花輪を飾った。この集団はその後ギュンドードゥ広場に場所を移した。共和国記念日への非政府系の祝福には、ほかにも複数の政党の支持 全文をよむ
エルドアン首相は、大統領官邸で初めて「配偶者同伴」として催されたレセプションでスピーチを行ない、「今日まで私と妻を官邸に立ち入らせなかった者たちは恥じるべきだ」と述べた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、共和国建国89周年を祝う行進を行おうとした人々に警察が介入したことを弁護し、ケマル・クルチダルオール共和人民党(CHP)党首が行進に「非合法組織」と共に参加していたと非難した。 エルドアン首相は、大統領官邸で初めてスカーフ着用の禁止無しに、夫人同伴の形で共和国記念日レセプショ 全文をよむ
アンカラでおこなわれた10.29行進に対し警察が催涙弾と放水車で介入したことは、国外にも伝えられた。BBCは、「アンカラ県知事の禁止にも関わらず、数千人が参加した『10.29記念行進』に対し、警察がウルス広場周辺で介入した」と報道した。ワシントンポストの報道でも祝賀を禁止されたことに対し、数千人の世俗主義を支持する人びとがアンカラで共和国記念日を祝った、と伝えた。 イギリスの放送局BBCは、「アンカラでおこなわれた10.29行進に対し、警察は催涙弾と放水車で介入した」と報道した。この 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領は、国会の開会演説でもそうだったように、共和国記念日メッセージでも新憲法制定、EU加盟という目標を強調した。 経済からテロ、新憲法から外交まで、様々な分野に言及したギュル大統領は、「自由で、多元主義的で、民主主義的な新憲法の制定は、間違いなく民主化プロセスの最も重要な一歩となる」と述べ、EU加盟も戦略的な目標であるとした。 ギュル大統領は共和国記念日のメッセージで、共和国宣言はトルコ民族を現代文明の水準に到達させる最も重要な一歩であったと語った。ま 全文をよむ
多くのイスラム教徒が殺到する巡礼の季節、トルコの国会議員の参加者が過去最大の人数となった。 ビュレント・アルンチ副首相、ベキル・ボズダー副首相、ザフェル・チャーラヤン経済大臣、エゲメン・バウシュEU担当大臣、ヌマン・クルトュルムシュ公正発展党副党首、オメル・チェリキ公正発展党副党首らをはじめとして、約50名近くの国会議員がメッカ巡礼を行った。ハイリュンニサ・ギュル大統領夫人や、ヒュセイン・アヴニ・ムトゥル・イスタンブル県知事も巡礼に参加した。たくさんの政治家が例年巡礼しているが、今年は 全文をよむ
イスタンブル弁護士会の声明の中で、アンカラで予定されている行進を禁止する決定が違法であると明示され、「遺憾ながら、偉大なる指導者アタテュルクが共和国の建国者であるという原則及び価値を社会的記憶から抹消しようとする動きが加速している」と言及された。 イスタンブル弁護士会の書面による声明の中で、予定されている集会が、法から明確に理解される通り、第2911号法に規定される集会やデモ行進に含まれず、89年間の伝統に依拠する共和国記念式典であると言及された。 また同声明では、当該法第4 全文をよむ
エルドアン首相は、「(1999年の)マルマラ地震の一年後、人々はまだテント生活を強いられていた。しかし我々は(今回のヴァン)震災が起きたその年に、被災者たちに家を届けた。合計で17489棟を建設している」と話した。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相はエルジシュ市のヴァン湖の湖岸にあるカラタシュ地区で約15000人に向けてスピーチをし、次のメッセージを伝えた: 「我々は彼らの苦労を終わらせると約束した。現在までに3500兆リラを費やした。この数字はこの先、5500兆リラにまで増える 全文をよむ
ディヤルバクル選出の無所属国会議員レイラ・ザナ氏が、北イラククルド自治区のマスード・バルザーニー大統領を訪問した。 レイラ・ザナ議員は北イラクのセラハッディン市でマスード・バルザーニー大統領と会見し、クルド人にとって大統領は非常に重要な指導者であり、問題の解決において大きな役割を担っていると話した。 バルザーニー大統領は、「我々の生きる時代は、メディアと政治で戦う時代、問題を武力でなく対話で解決する時代である。国民はこの傾向を享受できるはずだ」と述べた。 レイ 全文をよむ
民族主義者行動党(MHP)の党首候補セイフィ・シャーヒンは、チョルム市で党員に向かって演説し、党首に選ばれた場合、最初の選挙でMHPを与党にすると語り、「私たちはアタテュルク廟の円柱の上にドーム(半球形の屋根)を取り付け、アタテュルクの墓にコーラン聖句を書きます」と述べた。 セイフィ・シャーヒンMHP党首候補は、11月4日におこなわれる総会の前にチョルム市を訪れ、党の県支部を訪問した。そこで、シャーヒン候補は党員を前に演説を行い、党首に選ばれた場合、最初の選挙でMHPを与党にすると語っ 全文をよむ
平和民主党(BDP)のセラハッティン・デミルタシュ党首は、「PKKを止められる軍隊はない。PKKを止められる唯一の勢力と人間は『オジャランだ』」と話した。 母語教育とオジャランの隔離措置撤廃を求め、43の刑務所で60が選ばれ433人の囚人が開始したハンガーストライキは今日で39日目に入った。刑務所でハンガーストライキを行う囚人と面会したBDP党員は、この出来事は冗談などではなく、囚人らの決意によることであることを述べ、一刻も早く大統領と首相が具体的な一歩を踏み出すことが待たれると話した 全文をよむ
公正発展党(AKP)はトルコのマンハッタンとして認識される「ショッピングセンター地区」であるマスラクとアヤズアーとフズル地区をシシュリ区からサルイェル区へ編入するため行動をおこした。それにしてもなぜ?概要は以下である。 トルコ大国民議会の内政委員会が行った昨晩の会合で承認された提案により、マスラク、アヤズアー、フズル地区がサルイェル区へ組み込まれた。この3つの地域には15000近くの住宅と、約8000のオフィスがある。2009年のデータによると、改変により、3万の票が、シシュリのためで 全文をよむ
クルド問題の解決プロセスがオスロ交渉の後停滞し、クルディスタン労働者党(PKK)がテロ活動を激化させた夏のプロセスの後に、問題を対話により解決しようという点で国が「最高レベルで」行動に移ったことがわかった。 アブドゥッラー・ギュル大統領はこれにおいて、平和民主党(BDP)のペルヴィン・ブルダン氏、スッル・スュレイヤ・オンデル氏、マルディン県選出で無所属議員のアフメト・チュルキュ氏を招き、チャンカヤ(大統領官邸)で話し合いを行った。 ギュル大統領は10月9日にBDP代表団を招き 全文をよむ
アブドゥッラ―・ギュル、トルコ共和国大統領は、平和民主党(BDP)の国会議員団と会ったという報道に関して、「この主張から特別な新たな状況を導きだすことは正しくないが、トルコの最も重要な問題がこういったトピックであることを覚えておいてもらいたい。この問題は放置しておけば、思いもよらぬ方向に、すなわち袋小路に入るだろう」と述べた。 ギュル大統領は「古都カイセリ紹介週間」活動に参加する目的でアンカラ商工会議所を訪れ、そこの会議場で記者たちの質問に答えた。 記者団は、大統領とBDPの 全文をよむ
平和民主党(BDP)の(臨時)党大会で民主的自治モデルの詳細が説明された。デミルタシュBDP共同議長は、ギュベン・ディヤルバクル県警本部長を擁護し、「亡くなったゲリラへも兵士へも私たちは涙を流すでしょう」と語った。 BDPは57人の同党所属の議員がクルディスタン社会連合(KCK)捜査で逮捕されたことを受け開催した第2回臨時党大会で、同党のセラハッティン・デミ ルタシュ共同議長は民主的自治プロジェクトを明らかにし、「私たちの自治モデルはエスニック性に基づくものではありません」と語った。 全文をよむ
公正発展党(以下、AKP)ヌマン・クルトゥルムシュ新副党首(人民の声党前党首)は、入党の経緯や話題になっていることの次第について発言した。「ミッリーギョリュシュからは脱却したのですか」との問いに答えた。 同副党首は、AKPへの入党経緯や話題になっていることの次第について意見を述べた。TV8アンカラ代表エルカン・タン氏制作の番組「エルカン・タンと首都アンカラより」に出演した同副党首は、「AKPと人民の声党(以下、HAS)の統合を望んだのは大多数の民意によるものだ」と述べた。 同 全文をよむ
トルコ大国民議会(TBMM)本会議で、越境軍事行動に関して、政府に与えられていた許可の1年間延長を求めた首相府の議案が、公正発展党(AKP)と共和人民党(CHP)、民族主義者行動党(MHP)所属の国会議員たちの票で承認された。 アンカラ― トルコ大国民議会(TBMM)本会議で、テロとの戦いの一環で、北イラクへの越境軍事行動に関して、政府に与えられていた許可を1年間延長する首相府の議案が承認された。 平和民主党(BDP)所属の国会議員らが反対票を投じたこの議案は、公正発展党(A 全文をよむ
テロ組織PKK(クルド労働者党:非合法)のメンバーであるとして8年9カ月の禁固刑判決が下された平和民主党(BDP)のセバハト・トゥンジェリ議員について、理由付判決がだされた。 その判決において、トゥンジェリ議員が山岳部に人員を送りこんでいること、火炎瓶による攻撃事件の命令を下したことが判明したと伝えている。PKKの北イラク 評議会にも出席したとされるトゥンジェリ議員は、国会議員に選出されたにも関わらず、裁判にかけられた罪の性質上、不逮捕特権の適応外であるとされた。 イスタンブ 全文をよむ
エルドアン首相の選択によって、公正発展党(AKP)の中央執行委員会(MYK)では、この11年間に類を見ないほど「国民の視座」と「中道右派」が重視され始めた。この人事は、2014年大統領選とその後を見越したものとなった。 タイイプ・エルドアン首相は、今後3年間に行われる3つの選挙で党を運営するAKPの新たな中央執行委員会(MYK)の人員を選出した。この人事は、2014年大統領選とその後を見越したものとなった。エルドアン首相の選択によって、AKPのMYKは、この11年間に類を見ないほど「国 全文をよむ
(政府が提出し、公正発展党と民族主義者行動党の賛成で可決された)「対シリア派兵許可」(tezkere) には、次のことが書かれている。 「シリアで続いている危機がもたらす、(中東)地域の安定と安全だけでなく、トルコ国内の安全に対する負の影響は、日々増している状況である。シリア・アラブ共和国の政府軍が行っている軍事行動のなかで、2012年9月20日以来、トルコに対しても攻撃の矛先が向けられ、我が国による度重なる警告、および外交的な努力にもかかわらず、この行動は続いている。我が国の国土に向 全文をよむ
平和民主党のセラハッティン・デミルタシュ党首はディヤルバクルで、国会の対シリア派兵許可決定を批判した。 デミルタシュ党首は、(政府の提出した「対シリア派兵許可」を国会が承認したののをうけ)以下のように述べた。「砲弾はシリアから飛んできたのかどうかにかかわらず、また彼らの死因はどんなものであれ、非難されるべき事件である。しかし、(これは)対シリア派兵許可決定の前に行われた事件ではない。その時点では「対シリア派兵許可」は問題になっていなかった。それゆえ(この事件は)、「対シリア戦闘許可」を 全文をよむ
お墓から回収されたトゥルグト・オザル第8代大統領の遺体の状態に関してある専門家は次のように述べた。 法医学の専門家であるセヴィル・アタソイ教授は、故トゥルグト・オザル第8代大統領の遺体の大部分が腐敗せず、ある種のミイラ化をしており、石鹸化のプロセスにあると述べた。サードゥッラー・エルギン法務大臣とアフメト・オザル氏、そして遺体に関して情報を持っている人々が行った会見で、トゥルグト・オザルの内臓まで、特に腰から下の体全体が腐敗から守られていることが分かった。Khaber.com.trは、 全文をよむ
死因の疑いにより、墓地から掘り起こされていたトゥルグト・オザル第8代大統領の遺体だが、明日10時から宗教的な公葬が執り行われ、トプカプにある墓地へ再度埋葬される。 死因の疑いによりアンカラ共和国弁護士会検察により捜査が行われていたが、法医学協会(ATK)は9月2日に墓地から掘り起こされていたオザル第8代大統領の検視遺体検死を終了した。 疑惑の死を解明するために必要な調査が行われた遺体の再埋葬に、多くの人が詰めかけると予想される。 法医学協会は、当日9時にオザル元大統 全文をよむ
トルコは1日おきにエルドアン首相とギュル大統領の演説を聴いた。2人の演説の間には5つの見解の違いが見られた。それはクルド問題における取組先、(不逮捕)特権、拘束中の議員、報道の自由、経済だ。 トルコは9月30日にタイイプ・エルドアン首相、10月1日にはアブドゥッラー・ギュル大統領から2つの重要な演説を聴くこととなった。首相は頻繁にギュル大統領との間に問題はないと言っていたが、2人のリーダーによる詳細な演説では、クルド問題の解決において取り組むべき相手、平和民主党(BDP)議員の特権、拘 全文をよむ
フェトフッラー・ギュレンに近い人物として知られているザマン紙のヒュセイン・ギュレルジェ記者は、公正発展党の第4回党大会とエルドアン首相のスピーチを批判した。 スカイテュルク360のヒルミ・ハジャルオール氏の番組に出演したギュレルジェ記者は、党大会における首相のスピーチは非常に仰々しいものであり、「首相は現在、スルタンより強い権力を持っている」と話した。また、大会に6紙が入室できなかったことを批判し、「振舞いにその為人が出るものだ」と表現した。 ■ギュレルジェ記者の説明 全文をよむ
国会の新しい会期がアブドゥッラー・ギュル大統領の開会演説で始まったが、ギュル大統領は予想通りの重要なメッセージを発した。そして、はっきりしたことがあった。明らかに、ギュル大統領は23ページの演説原稿を慎重に準備し、すべての言葉を「注意」して選択していた。 ギュル大統領は開会演説で協議事項として議論されているほぼすべてのトピックに言及する際に、基本的に政府と見解を異にした。ギュル大統領が特に、「選出されたものの、この会期に国会に参加できない国会議員は、本議場のなかの欠陥を示しているものと 全文をよむ
アンカラで公正発展党(AKP)党大会が行われたアリーナ体育館では、各ゲートが午前6時に開けられた。1時間後、7時には一般市民用の席が全て埋まった。エルドアン首相はサプライズとしてサロンに入る前に、屋外にいる党員に短い演説を行った。エルドアン首相が体育館に入る際、大きな熱狂が巻き起こった。首相は演説を、セザイ・カラコチの「追放の地から、首都の中の首都へ」という題の詩を読んでから始めた。詩が朗誦される間、体育館にいる人々の中には涙を流し続ける人がいる一方、エルドアン首相の目にも涙が浮かんでいた。 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン氏が、1421票で再び党首に選ばれた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、AKPの党大会での選挙の結果、1421票をえて再び党首に選ばれた。全投票数は1424票で、無効票3.この結果、1421票をエルドアン首相がえた。投票には、65の地区代表が投票した。 全文をよむ
公正発展党(AKP)の第4回党大会にて、政府は次期国会において実現させると公約した63箇条のリストを公表した。 このリストにて注目される条項の一部は以下のとおり。政党の解党の完全廃止、不逮捕特権の問題が新憲法の中で国際的な基準に則り改正されること、母語を用いた証言の適用、母語を用いた公共サービスの利用、クーデターの根拠となる法律条文の削除、クーデターにより記憶される人物を公共の場から排除、安全保障のため自由を犠牲にしない、法律における民族的差別を生み出すすべての条文の削除…。 全文をよむ
公正発展党(AKP)党大会で、北イラク・クルド自治政府のマスード・バルザーニー大統領が演壇に立つと、「トルコはあなたを誇りに思う」と喝采が起こった。バルザーニー大統領が「自由のために闘争するすべての勢力を我々は支持する」と発言すると会場に重い空気が流れたが、演説の続きでそれがシリアの人々のことを言っているのだということが明らかになった。 AKP党大会ではクルド語も話された。大会では北イラク・クルド自治政府のマスード・バルザーニー大統領がクルド語を使ったのだ。 レジェプ・タイイ 全文をよむ
公正発展党は、第4回党大会で党綱領の10箇所を変更した。 これによると、国会議員と自治体首長に対しては、連続して3期任期を務めた後は、最低でも1期は立候補をしてはいけないという条文を加えた。青年支部の会員の年齢の上限を29歳から30歳に引き上げた。 公正発展党のカラビュク選出のメフメト・アリ・シャーヒンが執行部に提出した綱領の変更案によると、公正発展党の党綱領の24条の最後の項「同一人物は、最長でも連続して3期まで町支部長となれるが、間を空ければ再度同じ職に就くことができる」 全文をよむ
AKP(公正発展党)は第4回定例党大会において複数の新聞やテレビを含むマスコミの参加を拒否した。現時点で分かっている情報ではジュムフリエト紙、アイドゥンルク紙、ソズジュ紙、ギョズジュ紙、エヴレンセル紙やビルギュン紙とともにİMCテレビ・アンカラ支局が、要請したにも関わらず党大会の取材が拒否されることが判明した。 トルコ新聞記者連合のアティッラ・セルタル会長は、明日(30日)にアンカラで行われるAKPの党大会にジュムフリエト紙、ソズジュ紙、ビルギュン紙、エヴレンセル紙、イェニチャー紙やア 全文をよむ
共和人民党(CHP)クルチダルオール党首は、自身がアルメニア人であるという侮辱を受けた、と主張し、名誉棄損で告訴していたが、裁判所から政治家としての立場を傷つけるものではない、との回答が示された。 先年の総選挙前に発売された「デルスィム生まれのアルメニア人、イェムシュ夫人の息子、技師ケマル」というタイトルの書籍についての判決が下された。アンカラ第2第一審刑事裁判所は、書籍中の記述はケマル・クルチダルオール党首の政治家としての立場を傷つけないと判断し、表現と思想の自由の範囲内と評価づけた 全文をよむ
イムラル刑務所で終身刑に服しているクルディスタン労働者党(PKK、非合法組織)の首領アブドゥッラー・オジャランと面会した彼の弟であるメフメト・オジャラン氏は、「最後に私たちが面会した日付を言うことは出来ませんが、兄は面会で問題解決のために誠意を期待していると語っていました。兄は、もし望まれるなら、彼が準備した和平プランによって、トルコ人とクルド人ともに踏みにじられることはなく、つまり両者が被害を受けることはないと語っていました」と述べた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が、オジャラ 全文をよむ
平和民主党(BDP)シュルナク県選出のハシプ・カプラン議員は、法務省からの許可を得て、他3名とイムラル島に行きアブドゥッラー・オジャランと面会することで、流血は阻止しうると述べた。カプラン議員は、オジャランが拘束され、トルコに移送される際に、オジャランと(オジャランの)弁護士という立場で行った面会の記録も自身の(ツイッター)アカウントで明らかにした。 BDPのハシプ・カプラン議員は、ツイッター上での説明において、法務省から出される許可を得て、イムラル島に収監されているアブドゥッラー・オ 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相はNTVとスターTVの共同放送番組に出演し、近々の話題に関連した質問に応じた。 選挙に関連し絶えず世論調査を実施したことを明らかにしたエルドアン首相は、最新のアンケートに関して公正発展党(AKP)が52.1%、共和人民党(CHP)が24.2%で、民族主義者行動党(MHP)も13.3%の割合で支持を獲得していると述べた。 来る天然ガスの価格値上げについては、10%から15%まで価格が引き上げられるだろうと述べた。エルドアン首相は、エルハン・エル 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、アイドゥンルク紙のいくつかのコラムにおいて、個人の権利を、攻撃的な内容で傷つけたとして、記事を書いたサバハッティン・オンキバル氏とメフメト・サブンジュCEO、アイドゥンルク紙に、30,000リラを求め、名誉棄損で告訴した。 エルドアン首相の弁護士であるアリ・オズカヤ氏とブルハネッティン・セヴェンジャン氏による訴状では、オンキバル氏が6月17日、7月18日、8月9日に書いた記事において「エルドアン首相の個人的な権利を攻撃する意図で、名誉を著しく傷つけ 全文をよむ
アタテュルクに関するあの禁止が解除となった。アタテュルクの妻であったラティフェさんの手紙が私生活について触れていないことがわかり、公開禁止解除になった。 最高裁判所はラティフェさんがアタテュルクにかいた手紙は私生活を侵害していないという結論に達し、法により守られるアタテュルクの記憶という範疇で評価づけなかった。 最高裁判所第12刑事小法廷はアタテュルクの妻であったラティフェ・ウシャクルギルさんのものとされる7通の手紙が新聞に掲載された後、家族による申し立てに関してくだされた、 全文をよむ
サードゥッラー・エルギン法務大臣はイムラル島にいるオジャランとの面会が可能であると述べ、「政府は直面する問題の解決のために手にしているあらゆる道具を使う」と話した。 サードゥッラー・エルギン法務大臣は、テロ問題を解決するための手段にアブドゥッラー・オジャランが含まれるかどうかは問題ではないと発言した。大臣はNTVアンカラのニルギュン・バルカチ特派員の質問に応じた。大臣はイムラルのオジャランが自分の弁護士たちとの面会を拒んでいると述べた上で「オジャランが家族とも会っていないという情報は誤 全文をよむ
9代目大統領スレイマン・デミレルは、上気道感染症で、昨晩、病院に搬送された。アンカラのギュベン病院で治療を受けているデミレルは会見を行い、インフルエンザ感染のため前から受けている治療の一環として、必要な検査を受けに病院に来たと述べた。デミレルは、健康状態に関して次のように話した。「健康管理のために病院に来た。異常はない。健康状態はいい。検査は今晩も続く」と話した。一時期デミレルと一緒に政治を行った公正発展党のキョクサル・トプタン議員も、デミレルの病室をお見舞いに訪れた。 全文をよむ
1.一連の出来事のきっかけは? タラフ紙は2010年1月20日に「バルヨズ治安行動計画」という名で報道をおこなった。同紙の主張によれば、クーデター計画は、公正発展党(CHP)が2002 年11月に与党となった際、当時の第一軍事司令官であるチェティン・ドアン大将の指導で準備が進められた。報道後、検察の捜査が始まり、タラフ紙のメフメト・バランス記者は2010年1月30日、所持していた書類をスーツケースに入れてイスタンブル裁判所に引き渡した。 2.文書はどんな内容だったのか? 全文をよむ
シリヴリの法廷で昨日歴史的な結審が下された。容疑者数が365名に上る「バルヨズ計画」裁判では、元軍大将3名に、「終身刑」が言い渡された。 214名の容疑者には16年、28名には13年4カ月の禁固刑が下された。 2010年12月16日に始まった逮捕者250名、容疑者365名におよぶ「バルヨズ計画」裁判の判決が、昨日シリヴリの法廷で下された。イスタンブル第10重罪裁判所は、元空軍大将ハリル・イブラヒム・フルトゥナ、元元海軍大将オズデン・オルネキ、そして元陸軍第一司令官チェティン・ドアン 全文をよむ
憲法裁判所は共和人民党(CHP)に2008年から2009年にかけて計2百69万1072リラ(約1億1647万5653円)の「不適切」な支出があったと断定した。 憲法裁判所は2008年から2009年にかけて共和人民党(CHP)の計2百69万1072リラの支出を「不適切」であるとした。不適切とされた支出の中にはデニズ・フェネリ裁判で前共和人民党(CHP)党首のデニズ・バイカル氏と共和人民党(CHP)議員のアリ・クルチ氏に対して行われた損害賠償請求訴訟での支出や、トルコ専売公社(TEKEL) 全文をよむ
HAS党は、臨時総会において165票で解党の決定をした。HAS党のヌマン・クルトゥルムシュ党首が週末にも、イスタンブルで公正発展党(AKP)の党員バッジをつけるとされている。 HAS党の解党の決定を下した臨時総会は党本部で行われた。臨時総会で演説したヌマン・クルトゥルムシュ党首は、党の設立から今日まで、創造的野党、リードする野党として活動してきたことを明らかにし、「我々は政治を個人的損得や利益の手段としてではなく、市民社会を再創造する一つの可能性としてみている。我々は、冨、権威、地位、 全文をよむ
財務犯罪調査委員会は、9月12日軍事クーデター裁判を行ったアンカラ第12重刑裁判所に重要な報告書を提出した。報告書によれば、裁判開始後まもなく元将軍のケナン・エヴレン氏とタフシン・シャーヒンカヤ氏の口座から多額の預金が引き出されていたことが明らかになった。仲介弁護士は、2名の被告が裁判所による財産差し押さえを懸念してこうした措置をとったと主張している。 9月12日軍事クーデター裁判の中で元将軍ケナン・エヴレン氏とタフシン・シャーヒンカヤ氏の財産に関して注目すべき出来事が起こった。 全文をよむ
アンカラ共和国首席検事局は、遺族をはじめとしてその死に関連して様々な疑惑が寄せられたのを受け、捜査を開始したが、トゥルグト・オザル第8代大統領の墓を掘り起こすことを決めた。検事局は、死から19年後に墓を掘り起こして、まず、毒物反応、骨折、殴打など死因に関連する証拠と痕跡を調べる。 捜査をすすめているケマル・チェティン共和国検事はオザル元大統領の墓を掘り起こすために、イスタンブル共和国主席検事局へ指示書を提出した。墓は、イスタンブル共和国検事局の立会いの下、掘り起こされる予定である。法医 全文をよむ
トルコ航空の地上サービス部門であるターキッシュ・グラウンド・サービス(TGS)において、女性スタッフがスカーフを着用できる時代が始まった。 トルコ航空とハヴァシュが共同で経営するターキッシュ・グラウンド・サービス(TGS)で、女性地上スタッフがスカーフを着用できる時代が正式に始まった。 スカーフをかぶった2人のTGS社員は、数日前から大手織物メーカーであるサブリ・オゼル製の制服を身にまといカウンター業務に当たっている。 ボンネットの上に黒いスカーフを巻き、仕事を始めた2人のTG 全文をよむ
BDP(平和民主党)国会議員であるトゥールク氏が(自身の)ルイ・ヴィトンのバッグは「偽物」であると述べたことを受け、会社側が行動に移った。この件について情報を求める会社経営陣は、「バッグがどこで購入されたのか」をトゥールク氏に問う予定だ。 BDP国会議員アイセル・トゥールク氏がルイ・ヴィトンのバッグを持っている姿をカメラに撮られた後に、彼女が行った説明は、「謝罪がより大きな罪を露呈させる」ものとなった。トゥールク氏は、バッグは3000リラもせず、ボドゥルムから60リラで購入した偽物であ 全文をよむ
革命労働組合連盟(DİSK)傘下の組合は、1980年の9月12日の軍事クーデターから32周年の日の前夜、ベイオール地区で松明を手に抗議デモを行った。 ガラタサライ高校の前に集結したデモ隊は、プラカードを広げ、松明を手に行進を始めた。様々なスローガンを打ち出した団体はイスティクラル通りで行進する間、拍手したり指笛を吹いたりした。タクスィムのトラムヴァイ停車駅の前で、グループを代表してDİSK事務局長のアドナン・セルダルオール氏が演説をし、「「9.12過程」はトルコの政治的・社会的・法的・ 全文をよむ
イスタンブルへの観光客数は爆発的に増加している。イスタンブル県文化観光局が発表した統計によれば、1~8月間にイスタンブル を訪れた観光客の数は、昨年の同じ期間に比べて17.8%増加し、614万8千人に上った。トルコ観光ホテル業者・企業経営者・投資家連合(TUROB) のティムル・バユンドゥル会長は、年末には観光客1千万人という目標に非常に近づくだろうと言う。 トルコの主要観光地のひとつであるアンタルヤでは今年は昨年より観光客が少なかったが、イスタンブルではその正反対となった。 全文をよむ
PKK(クルディスタン労働者党; 非合法)のカンディルの首領であるムラート・カラユランは、ハッキャーリ県はシェムディンリ郡で平和民主党(BDP)と独立系国会議員達が通行をコントロールするPKKの構成員達と抱擁したことにつき、国会議員達及びPKKの構成員達双方を批判した。 カラユランは、PKKと関係が近いことが知られているフラート通信の記者の取材に応じ、(前述の)遭遇においてBDP党員達が示した態度、クルド人達が積極的に出迎えたこと、彼らにとって重要なメッセージであると述べた。カラユラン 全文をよむ
ベイトゥッシェバプで起こったことは(前日のPKKの攻撃。10名の殉職者がでた)、いままで我々が知っていて、解釈し、そして何百回も目撃者となってきた攻撃の一つではなかった。 それはシェムディンリで起きている事柄と似たものであった。PKKがシェムディンリを獲得するための作戦であった。明らかなのは、PKKはこの試みを続けるということだ。目的は短期間で郡長のオフィスまたは警察詰所を押さえること。PKKの旗を立てること。その旗と共に自分たちで「クルドの春」を始めることを目指している。彼らが描き、実行に 全文をよむ
かつて「罰せられた町(訳者註:1920年独立戦争期にアタテュルクに反対し、チャパンオウルの蜂起が起こったことでこのように呼ばれる)」と呼ばれるヨズガトの「人口(nüfus)」は減っているが、「影響力(nüfuz)」は増している。トルコ大国民議会議長、憲法裁判所所長、副首相、エネルギー相、6人の県知事と2人の副大臣がヨズガト出身だ。 ヨズガトはアナトリアの地味な町だ。「アナトリアのトラ」と呼ばれる経済発展を果たした近隣のカイセリのような、勢いはない。成長率の順位は、全81県中65位だ。共 全文をよむ
8月23日から病院で治療を受けていたギュル大統領は、昨日(9月1日)退院した。ギュル大統領は、「(体調は)とても良好だ」と述べた。 アブドゥッラー・ギュル大統領は、内耳の不調のため10日間ハジェッテペ大学医学部附属病院で治療を受け、昨日(1日)退院した。ギュル大統領は、病院を出る際、入口で待っていた人々に手を振り、「とても良好だ」と述べた。 ギュル大統領は、キルギス訪問の際に内耳の不調が再発し、訪問を途中で切り上げてトルコに帰国した。ギュル大統領は8月23日にハジェッテペ大学医学部 全文をよむ
ノルウェー防衛省は、軍服に宗教的な服装を持ち込むことを認可する規定を公表した。 イスラム教徒の軍人が軍服と共にスカーフを着用することを許可する、と発表された。防衛省がイスラム教徒の軍人に対してスカーフ着用を許可することになった新たな服装規定の枠組みにおいて、ユダヤ教徒の男性軍人も、お祈りをするときに着用するキッパー(帽子)を軍服と共に着用できることになる。 ■極右政党から反発 クリスチャン・オヴェルリ防衛省スポークスマンは、「この新規定は、あらゆる集団がお互いにオー 全文をよむ
諸大学において「アタテュルクの諸原則」についての講義が廃止されるとの報道に対し、高等教育機構から書面での発表がなされた。それによって、YÖKの機構長がこのことに関する発表をしたことはないことが明らかにされた。 今日、タラフ紙にトゥーバ・テケレックの署名記事で掲載された「諸大学におけるYÖK革命: アタテュルクの諸原則および革命史講義は廃止される」との記事に対し、YÖKは声明をおこなった。(それによると)YÖKのチェティンサヤ機構長はこの様な発表をしていないとし、そして以下の様に説明した 全文をよむ
今年初めて大統領府主催で行われる予定だった8月30日の戦勝記念日のレセプションは、アブドゥッラー・ギュル大統領の耳の不調により中止となった。 中止の決定はギュル大統領の担当医の判断に基づいてなされた。アタテュルク廟とアタテュルク文化センターでの式典は予定通りに行われる。この式典にはギュル大統領の代わりにトルコ大国民議会のジェミル・チチェキ議長が参加する。同様にギュルハーネ軍医学校と陸・空・海軍学校の卒業式もチチェキ議長が参列する。 ギュル大統領は6日間の治療を受けたハジェテペ病院から昨日 全文をよむ
ハジェッテペ大学医学部付属病院に入院中のアブドゥッラー・ギュル大統領が、テロ対策サミットのため治療を一時中断した。 ギュル大統領は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相、ネジデト・オゼル参謀総長と大統領府で会談した後、22時20分に病院に戻った。大統領は耳の違和感のためキルギス訪問を切り上げてトルコに帰国したが、木曜日から治療を受けているハジェッテペ大学病院から昨日、一時退院した。ハジェッテペ大学医学部付属病院のムラト・トゥンジェル院長の文書発表によると、ギュル大統領は両耳の中耳に違和感 全文をよむ
デンギル・ミル・メフメト・フラト元公正発展党(AKP)副党首は、ガーズィアンテプにて市民が標的とされた襲撃事件の目的が「混乱」を引き起こすことであったことに注目し、市民の常識ある行動がこの事件を未然に防いだと述べた。 民放のある番組にて話したデンギル・ミル・メフメト・フラト元AKP副党首は、ここ最近で増加している暴力事件の本来の目的が、AKP政権を弱体化させることにあると述べた。フラト元AKP副党首は、「PKK(クルディスタン労働者党、非合法組織)や中東の陰謀が渦巻く国々は、『混乱』に 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領は、耳の不調のためハジェッテペ病院で治療を受けた。面会は禁止されており、読書をして過ごしているという。 ギュル大統領は、耳の不調のためキルギスへの公式訪問を途中で切り上げて帰国し、ハジェッテペ病院でエルギン・トゥラン医師よる治療を受けている。大統領の健康状態は概ね良好だという。情報によると、ギュル大統領に対して行われた薬物治療は効果を上げているという。ギュル大統領は面会謝絶となっており、入院中は読書をして過ごしている。ギュル大統領は木曜日(23日)の18時5 全文をよむ
アフメト・ダヴトオール外務大臣は、ここのところシリアとイランとの緊張状態と、PKK(クルディスタン労働者党)およびPYD(民主統一党。シリア国内におけるPKK関連組織)の攻撃に関連して、最も批判を浴びている人のうちのひとりとなった。 ダヴトオール外相は、全ての批判について、新聞とテレビを通じて応えた。今進められている政策が正しいこと、変わらないこと、そして「アラブの春」の始まりからシリアの内戦までひとつひとつを正しく見通してきたことを強調した。 ダヴトオール外相は質問に答える中で、トルコ 全文をよむ
クルド労働者党(PKK)に誘拐され、昨日解放された公正発展党(AKP)ギュルプナル郡支部長のハイルッラーフ・タヌシュ氏は、「適切な表現か分かりませんが、政治は手錠をかけられています。政治家を黙らせるなら、他に発言する者がいなくなります」と語った。 PKKの構成員らによって7月2日に誘拐されたAKPギュルプナル郡支部長のハイルッラーフ・タヌシュ氏は、解放された後、彼に付き添った親族達、「抑圧された人々のための人権・連帯機構(Mazlum-Der)」のヴァン支部長フアト・デエル氏、人権協会 全文をよむ
CHP(共和人民党)は、AKP(公正発展党)のイスタンブル県選出ハーカン・シュクル議員をガズィアンテプで爆撃のあった夜サッカー解説をしていたことを理由に批判した。 CHPのオウズ・カーン・サルジュ・イスタンブル県知事は、ガズィアンテプでテロ攻撃が起きた後、民放番組でサッカー解説をしていたAKPのイスタンブル県選出ハーカン・シュクル議員を批判し、「ハーカン・シュクル氏が爆撃の最中にサッカー解説をしていたなど馬鹿げている」と言った。 サルジュ県知事は、週末レシャディエ市とアルムス 全文をよむ
チャナッカレ18マルト大学学長のセダト・ラチネル教授は、平和民主党(BDP)議員がPKKのテロリストらと会ったことを、「BDPの議員たちの上層部との会談」と表現した。この行動によってBDPが、PKKを合法化しようとしていると述べた。 ラチネル教授はBDPがPKKの下部組織であると述べ、「この会談で、BDPはPKKを合法化しようとしている。PKKが下部組織(であるBDP)に命じて、下部組織の議員らも会談に行った。これは道路封鎖や誘拐をしようとしたのではない。議員らは、理解し、望んで行った 全文をよむ
ヴァン県共和国検察省がPKK(クルド労働者党、非合法)側によるシェムディンリ市での道路封鎖事件に関する調査を始めた。その一方で、BDPのギュルタン・クシャナク副党首と無所属のアイセル・トゥールク議員は、検察側の調査について、ユクセクオヴァでコメントを行った。 シェムディンリ訪問ののち、ユクセクオヴァ郡で一晩を過ごしたクシャナク副党首と複数の国会議員らは、自治体に所属する公園で市民社会団体の代表者らと会談した。その後、クシャナク副党首と国会議員らは、ユクセクオヴァ郡のダールジャ方面にむか 全文をよむ
PKK(クルディスタン労働者党、非合法組織)によって誘拐され48時間後に開放されたトゥンジェリ県選出のCHP(共和人民党)党員ヒュセイン・アイギュン議員を、コードネーム「アザド」を中心とした10人グループが誘拐したということが明らかになった。 アイギュン議員が誘拐された後、組織の首謀者の一人であるコードネーム「Dr.バホズ・エルダル」と名乗るフェイマン・ヒュセインが、いわばデルスィム県責任者ともいえるコードネーム「セイトハン」と名乗るセルダル・オズデミルと共に行った無線での会話内容が解 全文をよむ
トゥンジェリ県オヴァジュクでPKKによって誘拐され、48時間後に解放されたCHP(共和人民党)トゥンジェリ選出のヒュセイン・アイギュン議員は、「テロリストと取引したに違いない」という主張に反論した。 声を荒げないつもりだと述べたアイギュン氏は、「取引したに違いないと言う人たちは恥を知るべきだ」と述べた。アイギュン氏は公正発展党(AKP)のシャミル・タイヤル議員の発言について、「私は彼をウル・ディーワーンにゆだねています」と述べた。 PKKに誘拐され48時間後に解放されたCHP 全文をよむ
共和民主党(CHP)のヒュセイン・アイギュン議員が拉致から解放された後に、自身を拉致したテロリストに同情する発言をしたことで、世間からは疑問の声が上がった。CHPではというと、皆が当惑している。党員たちは、党執行部に膨大なメッセージを浴びせた。デニズ・バイカル氏は議員と会議を行う一方、クルチダルオール党首はアイギュンを急遽アンカラへ呼び寄せた。 テロリストグループPKK(クルド労働者党、非合法組織)により拉致され、48時間後に解放されたCHPトゥンジェリ選出議員ヒュセイン・アイギュン氏 全文をよむ
PKK(クルド労働者党;非合法)により拘束されていた共和人民党(CHP)のヒュセイン・アイギュン議員がオヴァジュクで解放された。トゥンジェリのムスタファ・タシュケセン知事は、CHPのヒュセイン・アイギュン議員がオヴァジュクで解放されたことを明かした。ヒュセイン・アイギュン議員の健康状態は良好であるとの情報が入っている。 PKKは、拘束したCHPトゥンジェリのヒュセイン・アイギュン議員を48時間の後にアシャウ・トルノヴァで解放した。オヴァジュク郡庁へ向かったアイギュン議員の妻と議員仲間た 全文をよむ
CHP(共和民主党)トゥンジェリ選出のヒュセイン・アイギュン議員がトゥンジェリで誘拐されたという情報を得たCHPのケマル・クルチダルオール党首と党中央執行委員会のメンバーが党本部に集まった。クルチダルオール党首はアイギュン議員が誘拐されとの報をうけた後、党本部に移り、党のスタッフたちと状況の分析を行った。会合の後、CHPのスポークスマン、ハルク・コチ氏は会見を行い、事態は困難なものであると述べた。 ■なぜヒュセインなのか CHPのケマル・クルチダルオール党首が誘拐の知らせを受 全文をよむ
タイイプ・エルドアン首相とヒラリー・クリントンアメリカ国務長官は1時間50分会見した。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、ドルマバフチェ宮殿の執務棟でヒラリー・クリントンアメリカ国務長官と1時間40分の会談を行っ た。クリントン-ダヴトオール外務大臣の会談が長引いたことにより50分遅れて始まり、エルドアン首相は、クリントン国務長官を執務棟のドアの前で出迎えた。会談では、シリアの紛争の早期停止、アサド大統領後のシリアの体制転換、シリアの安定と最近増しているPKKに対する協力体制を取り 全文をよむ
2012年ロンドンオリンピックでテコンドー男子68キロ級に出場したセルヴェト・ターゼギュル選手が準決勝でイギリスのマーティン・スタンパー選手を9対6で破り、決勝に進出した。決勝戦ではイランのモハメド・バーヘリ選手を負かし、トルコに金メダルをもたらした。セルヴェト・ターゼギュル選手は50日前に亡くなった母親に金メダルを捧げた。 23歳のセルヴェト・ターゼギュル選手は2008年北京オリンピックで銅メダルを取ったが、2012年ロンドンオリンピックではエクセル・アリーナで行われた決勝戦でイラン 全文をよむ
妊娠中絶やアレヴィー派に関する議論により距離が開いていたケマル・クルチダルオール共和人民党(CHP)党首とメフメト・ギョルメズ宗務庁長官が、イフタールの食事会にて和解した。 メフメト・ギョルメズ宗務庁長官は、妊娠中絶やアレヴィー派に関する発言により一時厳しい非難を自身に浴びせたケマル・クルチダルオールCHP党首と、イフタールの食事会へ招待することにより和解した。 ■招待はギョルメズ宗務庁長官から ギョルメズ宗務庁長官が宗務庁にて開いたイフタールの食事会には、クルチダ 全文をよむ
エルドアン首相はAニュースの生放送でここ数日増しているテロ事件について記者たちの質問に答えた。 エルドアン首相はハッキャーリで兵士6人と村落警備隊員2人が亡くなった後に発表した追悼コメントで述べた「外部勢力」について説明した。 エルドアン首相はこれに関して具体的な国名は挙げなかったが、多くのメディアのこの事件に対するアプローチを批判した。 エルドアン首相の話のポイントは次の通り: ■「メディアはPKK(クルド労働者党)のプロパガンダを行っている」 全文をよむ
共和人民党(CHP)クルクラーレリ選出のメフメト・S・ケスィムオール議員は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相に、シェムディンリで起こっている事件について訴えた。 ケスィムオールCHP議員は、シェムディンリで発生した衝突に関して、書面による説明を行った。ケスィムオール議員は、シェムディンリで14日間続いている衝突がまったく終息していないこと、テロ組織の無力化がなされていないこと、さらに致命的なことにはこの地域がPKKの支配地域となったと言われていることを述べ、次のような見解を示した。 全文をよむ
オスマン・バイデミル・ディヤルバクル市長は、クルド人は行政的・政治的地位を要求していると述べた。バイデミル市長は、「中東地域全体での唯一の行く末として、イラクのような又はそれに似たクルド自治区(クルディスタン)がイランにもできるでしょう。トルコにもシリアにも、クルド自治区ができるでしょう」と 言った。バイデミル市長は、国境を撤廃しEUのように通貨統一したいと話し、クルド自治区の首都はカミシリ、ディヤルバクル、アルビル、マハバードだと言った。 オスマン・バイデミル・ディヤルバクル広域市長 全文をよむ
国籍に関する法の改正を目指す公正発展党(AKP)が委員会に提出する草案では、現行憲法の「トルコ人国籍。トルコ国家に国民として結ぶ付く者はすべてトルコ人である。トルコ人の父と母の子はトルコ人である」という部分を削っている。 AKPが8月1日に再開される憲法改正委員会に提出する草案では「トルコ人国籍。トルコ国家に国民として結ぶ付く者はすべてトルコ人である。トルコ人の父と母の子はトルコ人である」という部分が取り除かれていることが予想される。委員会は8月1日に始まる取り組みで審議休止となってい 全文をよむ
ケマル・クルチダルオール氏が、共和人民党(CHP)の第34回総会で1164人の党員代表から票を得て党首に再選した。 CHPのケマル・クルチダルオール党首は、本日行われる党議会選挙の前に「2番手」としてデニズリ選出のアドナン・ケスキン国会議員を指名した。 アンカラ体育館で行われたCHP第34回総会において、1232の有効票のうち1164票を獲得したクルチダルオール氏が党首に再選された。 CHPのケマル・クルチダルオール党首は、「我々は、兄弟喧嘩のない、子どもたちがお腹を空か 全文をよむ
世論で「アレヴィーは宗教か否か」が議論される一方で、公正発展党(AKP)は、トルコ大国民議会(TBMM)憲法設置委員会に「宗教と良心の自由」と題する条項を提出した。この法案では、国家に父母の宗教的・哲学的信条に沿った教育を行う責任を科している。 この法案は、アレヴィーのような宗教的・哲学的信条を持つ家庭の子供たちに対して、それぞれの信仰や哲学に沿った教育が行われることを要望する権利を憲法で保障している。この法案ではさらに、現行憲法における「国家秩序の宗教的規則への依拠」の乱用を防ぐ憲法 全文をよむ
PKKテロの終息とクルド問題を巡る民主的解決策はタイイプ・エルドアン首相にかかっているということを公言し、その解決のために「我々全員が彼を支える必要がある」と述べたレイラ・ザナ女史を、クルド系知識人たちが支持した。 その中にはスィヴァン・パルウェル、ユルマズ・エルドアン、デンギル・ミール・メフメト・フラト、ベルチム・ビルギン・エルドアン、ムラト・ボズラク、セダト・ユルトダシュ、ニザメッティン・アリチュ、公正発展党ディヤルバクル選出国会議員であるガリプ・エンサリオールらが名を連ね、「どん 全文をよむ
新憲法で諸自由を拡大すると約束した公正発展党(AKP)は、憲法調整委員会に「報道の自由は、国民の安全、公秩序と一般道徳の保全、司法の独立の確保、犯罪防止のために規制されるように」との提案を行った。 AKPは、憲法調整委員会に対して「報道・放送の自由」と題した条項について、報道の自由を規制するという、議論を生む提案をおこなった。AKPは、出版社設立の際に許可と財務上の保証権が条件として求められないこと、報道手段を犯罪(と関わる)道具として、手をつけることが出来ないようにするといった重要な 全文をよむ
人民の声党(HAS)は中央執行委員会(MYK)の会議で、公正発展党(AKP)との統合について熱いメッセージを送った。 HASのヌマン・クルトゥルムシュ党首が議長となって行われた中央執行委員会(MYK)が終了した。 約2時間続いた会議の後、カズム・アルスラン幹事長の署名つきの文書が発表された。ヌマン・クルトゥルムシュ党首も党本部を後にする際、新聞記者に短いコメントを残した。 クルトゥルムシュ党首は党の決定を下すのは執行部であると話し、「今日、仲間と意見を交換しました。 全文をよむ
ザナ氏は欧州議会で「オジャランが隔離された状況に置かれていることはクルドとトルコ両方の魂を傷つけている」と述べた。 エルドアン首相との会談で注目を集めたディヤルバクル選出無所属国会議員のレイラ・ザナ氏は、クルド問題解決を社会は期待しており、またこれを迅速に進める必要が与党にはあることを述べた。欧州議会でザナ議員はアブドゥッラー・オジャランが「隔離されていること」に不満を漏らしながら「解決過程へ効果的に参加することが望ましい。この問題においてEUには必要なことをして欲しい」と訴えた。 全文をよむ
拘留中のイブラヒム・アイハンBDP議員の弁護士は、第三次司法改革法案(成立)を見越して、議員の釈放をディヤルバクル第5重罪裁判所に要求した。裁判所は、「保護観察になる状態に達していない」として要求を棄却した。 裁判所は申立書を詳しく調べ、アイハン容疑者が「シャンルウルファでのクルディスタン社会連合(KCK)に所属し県の組織運営の立場にあり、KCKの名で会合を催しており、KCKの県スポークスマンであり、テロリストの葬儀や埋葬の手配をし、死亡したテロリストの遺族の金銭面を援助し、KCKとし 全文をよむ
19の大学の学長を任命したギュル大統領は、16の大学には高等教育機構のリストで1番目に挙げられた候補者を学長に任命し、2つの大学には学長選挙で1位になったが、高等教育委機構のリストでは2番目に挙げられた候補者を任命した。ガーズィ大学には、学長選挙で5番目だったが、高等教育機構のリストでは3番目に挙げられた候補者を任命した。 アブドゥッラー・ギュル大統領は、高等教育機構が薦めた候補者の中から、19の大学の学長を任命した。高等教育機構が送ったリストで一番目に挙げられ た16人の候補者をその 全文をよむ
公正発展党(AKP)のヒュセイン・タンルヴェルディ副党首は、「村長に対し今まで以上に機会と権限を与え、村の発展を推進するという名目で新たな法改正を行おうと考えている」と述べた。 AKPのマニサ県出国会議員であり、地方自治体担当も務めるヒュセイン・タンルヴェルディ副党首は、マニサの中心地に近いティルキシュレイマイニイェ村にて公共施設のオープニングセレモニーを行なった。このオープニングセレモニーにはタンルベルディ副党首の他、ベルク・メルスィンリAKPマニサ市支部長やマニサ県議会のハイルッラ 全文をよむ
その2より続く ■特別権限法廷の廃止 テロ対策法(TMK)の10条が改正されたため、特別権限法廷の根拠となっている刑事裁判法(CMK)の250,251,252条は、その効力を失うこととなった。 ■継続中の訴訟は先送りにはならない (しかし)刑事裁判法(CMK)の、効力が失われた250条の第一パラグラフに基づき、裁判所で処理中の裁判は、最終判決がでるまで、当該裁判所で審議が続けられる。 これらの訴訟において、管轄外もしくは職務外という判決は与えられ 全文をよむ
その1より続く ■検察官は許可を得ることなく捜査を行うことができる トルコ刑法(TCK)の「国の統一性と一体性の侵害」「憲法違反」「立法機関に対する罪」「政府に対する罪」「トルコ共和国政府に対する武装反乱」 「武装集団」「武器支援」「犯罪合意」条項で改正された犯罪について、任務中または任務遂行のため仕方なく罪を犯したとしても、共和国検察により直接捜査が行われる。 国家情報組織と国家諜報機構法の第26条は非公開となる。第26条では、「国家諜報機構のメンバーまたは一定の 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領は、第6352号の「司法機能の活発化を目的とする、複数の法改正とメディア犯罪に関する裁判と処罰の延期についての法案」を承認した。 世論では「第3次司法改革法案」として知られる、「司法機能の活発化を目的とする、複数の法改正とメディア犯罪に関する裁判と処罰の延期についての法案」が、アブドゥッラー・ギュル大統領によって承認された。法案は施行のため首相府に送られた。 法案によれば、手続き通りに行われると補償が困難あるいは賠償不能な損害は発生するようという要 全文をよむ
タイイプ・エルドアン首相が激務につかの間の休息をもたらすため休暇へ出かけ、家族と共にボドルムへ向かったことが伝えられた。入手した情報によればエルドアン首相は実業家のフェッターフ・タミンジェ氏が所有するリクソスホテルに滞在する。 エルドアン首相は今夜のベラート・カンディル(灯明祭)の間にボドルムへ向かう。エルドアン首相は先週の土曜日、 第3次司法改革に向けてのマラソンを始めた国会議員へ国会の食堂で食事をふるまった。日曜には、党のカイセリ県大会に参加し、その後イスタンブルへ移動、ビナリ・ユ 全文をよむ
ディヤルバクルにあるティグリス・ユーフラテス対話グループのメンバーが声明を発表し、クルディスタン労働者党(PKK;非合法)の最近の「武力奨励」宣言を批判した。PKKの中で、子どもがおらず子ども(を失う)苦しみを知らない者は、和解に至ることは出来ない。 ティグリス・ユーフラテス対話グループのメンバーは、オフィスで行った記者会見において、トルコとイラク北部のクルド自治政府で使用されているクルド旗の前で、その地域における最近の活動に関する説明を報道陣に向けて行った。ティグリス・ユーフラテス対 全文をよむ
ディヤルバクル選出無所属国会議員のレイラ・ザナ氏は、エルドアン首相との会見のののち、トルコ大国民議会内で記者会見をひらいた。 ディヤルバクル選出無所属国会議員のレイラ・ザナ氏は、エルドアン首相と昨日(6/30)に行った会見が平和のためにいい結果を生むと信じているとのべ、会見でアブドゥッラー・オジャランの自宅監禁、オスロ―交渉の再開に必要性を伝えたと述べた。 ザナ氏は、トルコ大国民議会内でひらいた記者会見で、エルドアン首相との会見について語った。 エルドアン首相に伝え 全文をよむ
メフメト・シムシェキ財務相は、トルコとシリアの国民の間にはほんの小さな問題さえもないと言いながらも、「現在二国間関係は経済面においては凍結状態にあります」と述べた。トルコの対シリア輸出高は2010年には総額18億5千万ドルに達していた。シリアのトルコ企業は次から次へと撤退している。 シムシェキ財務相は、トルコ・アラブ経済フォーラムでの「経済協力関係の構築」という題目のパネルディスカッションの後、参加者の質問に答えた。 「シリアでの騒動前、トルコとシリアの経済関係はどのようだっ 全文をよむ
タイイプ・エルドアン首相は、ディヤルバクル選出無所属の国会議員レイラ・ザナと明日(30日)会見する。 首相府の発表によると、エルドアン首相とザナ議員の会見は明日(土曜日)午後3時に首相府公邸で行われる。 全文をよむ
エルドアン首相の側近は次のように述べた。「(あの時)エルドアン首相がトルコにいたら、許可をだし、トルコ軍機を打ち落としたシリアの対空砲を爆撃していただろう。」 『トゥルキイェ』紙の報道によると、シリアによるトルコ軍機撃墜に始まるプロセスにおいてレジェプ・タイイプ・エルドアン首相が幾度も行った会議での彼の演説の詳細が明らかになり始めた。エルドアン首相は襲撃時ブラジルにおり、そのせいでシリアへの反撃が行われなかったのだとアンカラの政治筋はいっている。 ■エルドアン首相がトルコにい 全文をよむ
エルドアン首相の指示により、「特別権限裁判所(ÖYM)」の廃止に関する取り決めが第3司法法案の中に盛り込まれた。法案は7月1日前に国会に提出される見込みだ。 以前その権限の制限が取り上げられたが、議論の後、しばらくの間保留されていた「特別権限裁判所」に関し、エルドアン首相から指示が出された。 首相は、この裁判所の廃止を第3司法法案の中に盛り込むよう指示を与えた。この動きはベキル・ボズダー副首相が委員長である委員会によって週末までに完了するだろう。 衝撃的な決定は閣議 全文をよむ
共和民主党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首はシリアが地中海でトルコ機を撃墜したことに関し、「飛行機はトルコのものだと分からずに誤って撃墜された、という弁解は現実的ではない。この攻撃がレジェプ・タイイプ・エルドアン首相率いる政府のシリア政策に対する報復であることは確実である」と語った。 共和民主党のケマル・クルチダルオール党首は、トルコ軍機がシリアに撃墜された後にエルドアン首相と行った会議について説明した。 クルチダルオール党首は党本部で行った記者会見で、トルコ共和国に 全文をよむ
2月28日過程の捜査で事情聴取のため検察局に招聘された高等教育機構(YÖK)のギュルズ元機構長が、トルコへ帰国した。帰国後に身柄を拘束されなかったギュルズ元YÖK機構長は、驚いた様子であった。 元YÖK機構長のケマル・ギュルズ教授は、アンカラ県特別権限共和国検察局によって進められている2月28日過程の捜査で供述が求められており、休暇から船 にて帰国したイズミルにて警察により身柄を拘束されなかったことに驚いた様子であった。自身について逮捕が決定していると想定していたケマル・ ギュルズ教授 全文をよむ
シリアによる戦闘機撃墜問題のために予定をキャンセルしてアンカラに留まったエルドアン首相は、国として一致した対応を取るために、今日野党の党首らに会談を打診した。エルドアン首相は、この問題をNATOの議題にすることに関しても折衝を始めた。 トルコ空軍の戦闘機をシリアが撃墜した問題で、国内では政党間で国レベルの一致した対応を取り、国外ではこの問題をNATOの議題にするために、行動が開始された。戦闘機の撃墜後二日間にわたって何度も会議を行い、トルコの方針を決めたエルドアン首相は、最新情勢につい 全文をよむ
BDPクシャナク共同党首は、「この飛行機は何の用務のために飛び立ち、どこに行く予定で、目的は何だったのか?トルコは軍事介入熱を冷ますべきです」と発言した。 トルコ空軍機がシリアによって撃墜されたことについて意見を述べたBDPギュルタン・クシャナク共同党首は、シリアでの紛争に関してトルコはここのところ介入する側に立っているような行動をしてきたと述べた。クシャナク共同党首は、「このことがどれほど危険でリスクのある政策か、昨日の事件で明らかになった。まずトルコは、この介入主義と、軍事介入派に 全文をよむ
総選挙前に行われた非常に的確な選挙予測でその名が知られるSONARが、最新の世論調査の結果を明らかにした。 ■共和人民党の落胆 最近の政界での白熱した展開後に公表されたアンケートでは、クルチダルオール党首率いる共和人民党が大きく支持を落としている一方、公正発展党の票の増加が見られた。民族主義者行動党の得票率の著しい上昇も見逃せない。 ■公正発展党の上昇 アンケートは無作為抽出で選ばれた3000人に取材して行われた。昨年6月12日の総選挙で49.83%の得 全文をよむ
ヴァタン紙のルシェン・チャクル記者は、「政権争い絵図」と題した記事において、この一週間のうちに続けざまに起きた5つの重要な出来事を分析している。エルドアン首相の招待、それに対するギュレンの返答、ギュル大統領の任期、レイラ・ザナ氏の発言、ムラト・カラユラン氏のインタ ビュー。立て続けに起きたこれらの出来事からどのような図が描けるだろうか。これに関するルシェン・チャクル氏の記事は次の通り・・・。 今日はこの数日間に起きた主要な5つの出来事に焦点を当て、トルコ政界の勢力図を明らかにしようと思 全文をよむ
ギュル大統領は、オーストリアのハインツ・フィッシャー大統領に昼食を振る舞った。ギュル大統領とハイリュニサ・ギュル大統領夫人は、フィッシャー大統領夫妻をユチュクユラル地区にあるボスフォラス・レストランに招待した。ギュル大統領は国民に手を振って挨拶した。 アブドゥッラー・ギュル大統領は、憲法裁判所が大統領選挙法に関して下した決定について、「私は原則として決めたことがある。それはこの議論には関わらないということだ。私にとって重要なことは、自分の責務をしっかりと遂行することだ」と述べた。 全文をよむ
エルドアン首相は、最近まで行われていたトルコ語オリンピックの閉会式でフェトフッラー・ギュレン氏に対して行った呼びかけに関し、「これに関しては、決めるのは当然本人だ。トルコ語オリンピックの前からこのような期待があることを知っていたため、その気持ちを閉会式に来たすべての同志と共有したいと思った」と語った。ヒュッリイェト紙のコラムニスト、アフメト・ハカン氏もギュレン氏が戻った場合に何が起こるかについて彼なりに記事にした。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相はメキシコ訪問の前にエセンボア空港で 全文をよむ
第8代大統領トゥルグト・オザル氏の死亡に関する国家監査委員会の報告書によると、オザル元大統領の死(訳註:1993年4月17日、12日間の海外歴訪の後亡くなった)が暗殺によるものだという疑いが強まった。第2次オザル政権で保健大臣を務めたビュレント・アカルジャル氏は、問題の報告書をジハン通信に検証するよう求めた。アカルジャル氏は、オザル元大統領の死の原因を知りたいのなら、実業家のニヤズィ・アドゥギュゼル氏と、オザル大統領を標的として行われた暗殺(訳註:オザル大統領が首相だった1988年6月18日、祖 全文をよむ
フェトフッラー・ギュレン師が、「トルコへ帰国を」というエルドアン首相の呼びかけに答えを出した。スピーチの最後に遺言を述べた。 「自分の国で死ぬこと、そして尊い母の足元に埋葬されたいと願っている。これは私の遺言だと思って下さい。」 ギュレン師は、「自分の国で死ぬこと、そして尊い母の足元に埋葬されることを望んでいます。これは私の遺言だと思ってください。しかし、これまでの私の行い、思想、計画、闘争において、国民や国にわずかでも害が及ぶことは承知できません。可能性が1パーセントでもあるな 全文をよむ
アルンチ副首相はオジャランの自宅軟禁に関して「組織が完全に武装解除し、軍事行動の停止を受け入れた場合、ありえる」と述べた。 ビュレント・アルンチ副首相はテレビ局のA Haberで(PKKに関する)協議事項について説明を行った。アルンチ副首相の説明は以下のようなものであった: ■BDP(平和民主党)は国民のスポークスマンではない 「テロ行為が停止されるために、武力という選択肢だけでなく、民主主義的な方法によっても、トルコに住む様々な民族グループに属し、様々な民族的背景 全文をよむ
憲法裁判所はギュル大統領の任期についての難しい決定を下した。これによればアブドゥッラー・ギュル大統領の任期は7年である。また、ギュル大統領は再任は可能であるが、その場合、任期は5年と決めた。 共和人民党(CHP)のエミネ・ユルケル・タルハン氏とアキフ・ハムザチェビ氏を含む115人の国会議員は、1月に「大統領選挙法」の無効を要求し憲法裁判所に申請していた。憲法裁判所調査官のアリ・ルザー・チョバン氏は、この訴訟(の審査)を任され、作報告書を作成し、その中でギュル大統領の任期は7年であると 全文をよむ
イスタンブルで開催されたトルコ語オリンピックにおいて、名前は出さなかったもののフェトフッラー・ギュレン氏に向けた帰国を呼びかけたエルドアン首相の発言は、政界においても反響があった。政治家達は、帰国の決断がギュレン師個人の意思にかかっていることを強調した。共和人民党のクルチダルオール党首はこの件に関し「私に不都合はない」と述べた。 CHPのクルチダルオール党首は、1999年以来健康上の理由でアメリカで生活しているギュレン氏に向けて行ったエルドアン首相の帰国への呼びかけに対 し、「私に不都 全文をよむ
クルド政治の重鎮の1人であるディヤルバクル選出無所属のレイラ・ザナ議員は、流血を止めるための提案を本紙に語った。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相について、「私は、彼がこの問題を解決してくれると信じています。このことに関して、希望や信頼を捨ててはいません。捨てたくないのです」と述べたザナ議員は、以下のように答えた。 ■分離する、しない。 -10年ほどの長期にわたり刑務所で過ごし、2004年に釈放されましたが、外の景色はどうでしたか? 2004年当 全文をよむ
エルドアン首相は、第10回トルコ語オリンピックで演説を行い、「我々は、祖国から遠く離れた地にいて、その祖国を思い、懐かしむ人々が、我々のもとに戻ることを望む」と話し、名前は明かさなかったが、フェトゥフッラー・ギュレン氏に(帰国を)呼びかけた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相とエミネ・エルドアン夫人は、国際言語教育協会TÜRKÇE-DERが主催し、チュルク・テレコム・アリーナで行われた第10回トルコ語オリンピックの閉会式に参加した。エルドアン首相には、トルコ語オリンピックの10周年特 全文をよむ
ギュル大統領はこれまでも訪問先の各国で、トルコ学校を訪れていた。そうした世界中のトルコ語学校で学ぶ、異なった言語、宗教、国の学生達が、(アンカラで)ギュル大統領を表敬訪問した。 第10回トルコ語オリンピックのためにトルコを訪れた学生たちは、カフラマンオール・メフメト・ベイ・トルコ語賞をギュル大統領へ贈るために、昨日、大統領官邸を訪問した。それぞれ色とりどりの光景をもった舞台となった式典では、一人のイラク人学生が(歌った)「エッレリニ・チェキ・ベンデン(私の手をとって)」で招待者達を包ん 全文をよむ
共和人民党クルチダルオール党首とエルドアン首相が、クルド問題解決と暴力の停止のために行った会談で、「賢人会議」が話題にのぼった。ラディカル紙のコラムニストにだれを推薦するかを聞いてみた。 コラムニストらは、「賢人akil adamlar」の「人」の語は、 adam (男)をやめて、人(insan) にした方がいいという。リストで目立つ名前は、(クルド系左派作家の)ヤシャル・ケマルだ。 ■ORAL ÇALIŞLAR 1- Yaşar Kemal 2- Adal 全文をよむ
憲法裁判所は、共和人民党が第6271 号の法律の一部条項の撤廃を要求して起こした訴訟を今週、根本的に決着をつける。高等裁判所が下す決定によって、アブドゥッラー・ギュル大統領の任期も明らかになる。 共和人民党アンカラ県選出の国会議員のエミネ・ユルケル・タルハン氏は、イスタンブル県選出の国会議員のM. アキフ・ハムザチェビ氏と115人の国会議員共に2012年1月19日付の第6271 号「大統領選挙法」の廃止を要求し、憲法裁判所に申請した。この訴訟に任じられた査読官は、報告書を完成させて憲法 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相と、ケマル・クルチダルオールCHP党首は、昨日、クルド問題の解決を目的として国会内外に2つの諮問委員会を設けるというCHPの提案を話し合うために、会談した。 政治的緊張が高まり、次から次へと殉職者の葬儀が行われたという状況のなかで実現したために、注目が集まったこの話し合いは、建設的でポジティブな雰囲気の中で行われた。首相は、国会に議席を持つ全政党が「社会協調委員会」を作るというCHPの提案はMHPなしに実現されることはないとし、MHPのデヴレト・バフチ 全文をよむ
エルドアン首相は特別権限法廷と刑事裁判法(CMK)の250条に関する発言を行った。 エルドアン首相は、捜査が及んだ国家諜報機構 ( MİT )を救ったと述べ、「逮捕するなら私を逮捕してください。私が彼らを動かしたのです。私はテロと戦っています。これほど大切な組織を不安に陥れるのなら、組織の人たちは安心して働くことなどできません」と話した。 同首相は、刑事裁判法の250番目の条項についても「この条項は国家内にもう一つ国家をつくるようなものだです」と表現し、未勾留で裁かれるべき人 全文をよむ
エルドアン首相と共和人民党(CHP)のクルチダルオール党首は公正発展党(AKP)党本部にてテロ問題を話し合うため会談し、会談は約1時間続いた。 AKP党首兼首相のレジェプ・タイイプ・エルドアンとCHP党首のケマル・クルチダルオールの会談は15時30分に開始した。AKP党本部での会談には、ベシル・アタライ副首相、オメル・チェリキ副党首、AKP会派副代表マヒル・ウナル、CHP会派副代表アキフ・ハムザチェビ、CHPのファルク・ローオール副党首とセズギン・タンルクル副党首が参加した。クルチダル 全文をよむ
民族主義者行動党(MHP)では11月4日に行われる総会を前に、代表戦が本格化している。 11月に行われるMHP総会は、多彩な内容となる模様だ。 未だどうなるのか明かされてはいないが、すでにバフチェリ党首の対抗馬に2名の候補者が出るという話が裏で進んでいる。 さて、今回の2人の有力候補とは誰なのか?タクヴィム紙は、MHP分析を行った記事の中で2つの重要な名前を挙げた。その記事によれば、そのうちの1人はコライ・アイドゥン氏である。アイドゥン氏がバフチェリ党首の対抗馬となるのは 全文をよむ
公正発展党(AKP)ディヤルバクル選出のオヤ・エロナト議員は、様々な妨害にも関わらずディヤルバクルで市民は圧力に屈しなかったことを皆に見せつけたと話した。 ■エロナト議員:我々がクルド人代表であることが示された エロナト議員は、「公正発展党がクルド人の代表であることが示された。伝説とは一度だけ記されるものだが、公正発展党はディヤルバクルで何度も伝説になるほどの偉業を遂げた」と話した。 公正発展党ディヤルバクル県支部が土曜日に行った第4回定例県党大会にはエルドアン首相も参加 全文をよむ
平和民主党(BDP)党首は、テロ組織の武装解除について政府からの要請があれば、PKK(クルディスタン労働者党、非合法組織)との間を仲介することができると話し、「どのような役割が与えられようが、私たちはそれを演ずる」と語った。 BDPのセラハッティン・デミルタシュ党首は、(PKKと)政府との間に対話や交渉の基盤がないことを指摘し、今後もし要請があれば、(BDPが)武装解除についてPKKと話し合うことができる、と語った。デミルタシュ党首は政府と過去におこなった会合で、「要請があれば、政府に 全文をよむ
ベキル・ボズダー副首相は、イェニ・シャファク紙のコラミストであるアリ・アケル氏を解雇したという内容の主張を否定した。 ベキル・ボズダー副首相は昨日、テレビ局カナルテュルクの番組に出演し、質問に答えた。副首相は、「特別権限法廷」に関する質問に対し、以下のように話した。 「国家安全保障法廷も、特別権限法廷も、普通の法治国家にはあってはならない法廷だ。特別権限重罪法廷は、トルコで長い間、真剣に議論されてきた。いくつかの決定が議論の原因だ。これらの裁判所に関してこれだけの問題が起こっ 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領は、様々な内容を含む4つの法律を承認した。 大統領閣広報センターの文書による発表によると、ギュル大統領は、第6318号「徴兵法、及び関連諸法の変更に関する法」、第6319号「IMF基本協約にある常任理事委員会改革に関して提案された変更点の承認に関する法」、第6320号「トルコ共和国政府とイランイスラム共和国政府によるエセンデレとセロの国境ゲート共同使用に関する条約の承認に関する法」、そして第6321号「諸法を変更することに関する法」の4つの法律を承認し、公表 全文をよむ
エルドアン首相が公正発展党(AKP)ディヤルバクル支部の第4回通常党大会と256のプロジェクトと39の機関のオープニングに出席するためディヤルバクルを訪れ、同市では厳重な安全対策がとられた。バーラルではシャッターを下ろした職場もあった。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相のディヤルバクル訪問予定による無許可デモの可能性に備え、警察は特別の対策をとった。約6000人の警官が警備にあたり、エルドアン首相がスピーチを行う体育館周辺では鳥さえ飛ばさせないほどの警戒が行われた。クルド語とトルコ語 全文をよむ
5月25日金曜日、イェニ・シャファク紙でエルドアン首相に批判的な記事を書いたとして、コラミストのアリ・アケル氏が解雇された。 5月25日金曜日、メディアタヴァは、イェニ・シャファク紙の記者のアリ・アケル氏のコラムに対し「ウルデレ襲撃について首相を最も強く批判した記事がイェニ・シャファク紙にのった。『もう黙れ』、と」と報じていた。 アリ・アケル氏がイェニ・シャファク紙に書いた記事は物議をかもした。エルドアン首相を強く批判したアリ・アケル氏がイェニ・シャファク紙をクビになるという 全文をよむ
レザン・イェシルバシュ監督の映画、「沈黙(Sessiz - Be Deng)」が、カンヌ国際映画祭で最優秀短編賞を受賞した。 第65回カンヌ国際映画祭の閉会式が始まった。初めてパルム・ドールが短編部門に与えられた。最優秀短編賞は、映画「沈黙」でレザン・イェシルバシュ監督が受賞した。 ベルチム・ビルギン氏とジェム・ベンデル氏が主演し、以前にアクバンク短編映画コンテストで最優秀賞に輝いたこの映画は、文化観光省映画局の支援のもと、ディヤルバクルで撮影された。この映画の海外公開は、N 全文をよむ
ウルデレでテロリストと誤認され殺された34人の村人について、内務大臣のイドリス・ナイム・シャーヒンが行った『生きて捕まっていても、密輸の罪で裁判にかけられることになっただろう。亡くなった34人の人々は、この事件の単なる端役である』という発言が公正発展党でも、激しい批判にあった。 ウルデレでテロリストと誤認され殺された34人の市民について、内務大臣のイドリス・ナイム・シャーヒンの行った『生きて捕まっていても、密輸の罪から裁判にかけられることになっただろう。密輸品を渡したのはPKKだった。 全文をよむ
イドリス・ナイム・シャーヒン内相がNTVで行ったウルデレ(事件への)評価は、エルドアン「仕事内閣」に影を落とした閣僚が「罷免される」時がきたのを示している。通常、これほどの「へま」をした大臣は、とうに罷免されることが必要であった。シャーヒン内相は、辞職を考える代わりにおかしな説明を続けている。 エルドアン首相は、パキスタン訪問時に、ウルデレ誤爆事件は後から知らされたと述べ、「間違いも起こりうる。誤りだと説明した。謝罪もした。我々の過失であったことを認めた。償うものは償おう」と述べ、34 全文をよむ
最高裁は、アブドゥッラー・オジャランに「さん」付けし、PKK(クルディスタン労働者党、非合法組織)のメンバーを「ゲリラ」と表現したハティプ・ディジュレ氏、セリム・サダク氏への懲役刑を無効とした。これらの表現は、トルコ憲法、欧州人権条約(AİHS)及び基本的自由の保障に関する条約における「表現の自由」に関する条項の範囲内にあたる、とした。 最高裁判所第9刑事小法廷は、これまで多数の政治家が懲役刑に科せられた理由である「アブドゥッラー・オジャランさん」との発言を許可した。最高裁は、この発言 全文をよむ
新憲法の中の二つの条項の条文を書き終えた憲法設置委員会で、「性的指向と社会的圧力」に関し議論が起こった。 トルコ大国民議会憲法設置委員会は、共和人民党のアティッラ・カルト氏が議長を務める会議で、「基本的権利と自由」の章の「基本的原則(ガイドライン)」に含まれる二つの条項の条文作成を終えた。これによると、新憲法で最初に起草された条項は、「人間の尊厳と名誉」と「基本的権利および自由の指標と網羅性」の2条になった。 二つの条項に関する議論では、特に民族主義者行動党により「人間の尊厳 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、「5月19日は、退屈な祝賀行事から開放され、若者を包み込み若者同士が包み込み合う、対話と議論のある、5月19日の意味に合った熱気のあるものになります」と述べた。 エルドアン首相は、アンカラ体育館で行われた第2回トルコ青年協議会でスピーチをし、1988年に初の青年協議会を行った当時の首相であった、故トゥルグト・オザル第8代大統領の冥福を祈った。 5月19日若者とスポーツの日がトルコ中で盛大に祝われていると話すエルドアン首相は、会場に訪れた若 全文をよむ
デルスィム虐殺事件の際に、その地域で勤務していた元警官:「アタテュルクはエラズーに来て、「セイト・ルザーの裁判は未だ終わってないのか」と質問した。一日で裁かれ、死刑にされた」 デルスィムの指導者セイト・ルザーが処刑されることになる日、アタテュルクがエラズーに来たという主張は、当時勤務中であった兵隊も証言した。 トルコ大国民議会(TBMM)委員会の中に設けられたデルスィム下部委員会は先週、コンヤに行き、デルスィム事件の際に、第4総監察官職を務めた103歳になるメフメト・アリ・ド 全文をよむ
バクルキョイ第5重罪裁判所は、外国籍の被告J.M.Aに麻薬密輸の罪で4年2ヶ月の禁固刑及び2000リラ(約86,000円)の罰金を課した。地裁の判決に対する控訴を受け、書類を精査した最高裁第10裁判所 は、地裁の判決を覆した。欧州人権条約及び刑事裁判法に基づき、被告人に法定代理人を付すことは必要とした判決で、地裁の決定には反し、法定代理人なしで裁判を行うことで、被告人は弁護する権利を制限されたと指摘した。第10裁判所の判決では、これが、判決を覆した理由とされた。 最高裁共和国検察局は、 全文をよむ
公正発展党(AKP)のヒュセイン・チェリキ副党首は、野党3党による、逮捕拘留中の国会議員らの釈放を目的とした、刑事裁判法(CMK)第100条の改正提案に関し、「5271号刑事裁判法第100条において、野党3党が提案するかたちで改正が行われれば、それにより、全く異なる、好ましくない法的問題が生じうる。またそのように法を整備すれば、法の悪用を広範囲に可能とする結果が引き出されてしまう」と述べた。 ヒュセイン・チェリキ副党首は、公正発展党の中央執行委員会(MYK)会議に関してアナトリア 全文をよむ
ある日曜日。場所はチュクルバルのとあるカフェ。民間乗用車の運転席から知った顔が降りてくる。そばにはSPも運転手もいない。やって来たのは参謀総長のネジュデト・オゼルとその妻である。 参謀総長と軍司令官の生活様式はお決まりのものである。人生の少なくとも40年は制服を着て、日々の大半を指令本部か兵舎で過ごす。とても厳重な警備の下で生活する。彼らが通過する通りは長い時間通行止めになる。あまりたくさん人々とは接しない。食事は宿舎あるいは自宅で食べる。制服と習慣により社会生活は制限される・・・。 全文をよむ
エルドアン首相は、国際刑事警察機構(インターポール)によって国際指名手配され、現在トルコに潜伏中のターリク・アル・ハーシミー・イラク副大統領について、治療が終わったらイラクへ帰国すると発言した。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相とイタリアのマリオ・モンティ首相は、首脳会談の昼食会後、協定及び条約の調印式に参加し、その後記者会見を開いた。 エルドアン首相は記者会見で記者の質疑に応答し、イラクのハーシミー副大統領のトルコ滞在に関し、ハーシミー氏は治療が完治したのちに帰国するもの 全文をよむ
国会憲法委員会委員長で公正発展党(AKP)のブルハン・クズ議員は、昨年7月にアンカラ大学で卵を投げての抗議行動を行った学生たちを許したと述べた。学生達を告訴しないとのべたクズ議員は、「学生の投げた卵で、頭に毛が生えてきたんだ」とジョークをとばした。 ブルハン・クズ議員は、イスタンブル大学経済学部によって行われた「経済サミット2012」会議に参加した。クズ議員は、会議の前に報道陣の質問に答えた。記者たちがプロサッカー規律委員会 (PFDK)の八百長問題への決定に関して質問すると、クズ議員 全文をよむ
参謀本部はトルコ国軍の教育機関で適用されている教育プログラムに関して発表を行った。 発表では、「教育のいかなる過程においてもクーデターや国家統治への介入といった内容を含む、もしくはこのような論評を招くような教育はなされていない」と表現された。 この発表は参謀本部のインターネットサイトで行われ、トルコ国軍における教育内容の変更に関する報道について言及された。問題の報道に対し、現在適用されている教育システムについての説明と時間割、軍の授業内容が2011年9月11日付で、インターネットサ 全文をよむ
エルドアン首相は、アダナ・ヌムネ病院を訪問した際、結腸癌治療を受けている女性患者に対し「同じ癌仲間ですね」と述べた。 ■首相、癌患者に対する「同じ癌仲間だ」発言! Ensonhaber社の報道によると、この時の映像は首相府のカメラが撮影したもので、首相府により公開された。アダナの病院でのこのやり取りは非常に重要だろう。首相の口から初めて、我々は彼の病気に関する情報を得ることになったからである。 エルドアン首相、レジェプ・アクダー保健相の両名とも医者の言葉を注意深く聞 全文をよむ
共和人民党(CHP)イスタンブル選出のギュルセル・テキン議員は、副党首辞任後初めて語った テキン議員は辞職の理由を明らかにし、人間とではなくシステムとの間に問題があり、対立は全体的な方向性にあると述べた。ケマル・クルチダルオールCHP党首への不満についても、「私は党首にも不満を感じているが、彼を否定しているわけではない」と述べた。 ギュルセル・テキン議員は昨日(5日)、アンカラからイスタンブルへ到着した。テキン議員はアタテュルク空港でメディア関係者の質問に答え、党に反発と不満 全文をよむ
劇場民営化議論の中心にいるエルドアン首相だが、1977年にある芝居の脚本、監督、主役を務めていたことが明らかとなった。 イスタンブル市立劇場の運営方法の変更を支持し、さらに一歩踏み込んで「劇場民営化」を発表して、議論を次の局面へ移そうとしているエルドアン首相が、1977年に自らも舞台裏での経験を持っていた。エルドアン首相は国民救済党青年部の委員長を務めていた23歳のとき、「Mas-kom-yah」という芝居の脚本を書き、監督を担当し、「良い子」という名の主役も務めていた。 ミ 全文をよむ
トルコ大国民議会(TBMM)のジェミル・チチェキ議長は、新憲法執筆プロセスの開始とその詳細を、月曜日に発表すると明らかにし た。チチェキ議長は新憲法の執筆が実施される予定の第二段階が早急かつ妥当な期間のうちに終了するために迅速な作業が行われていると述べ た。 TBMMのチチェキ議長は、議長府にある議事堂別館に招集したTBMM憲法設置委員会の会議を晩に終えた。会場の出口で新聞記者達との会見を開いたチチェキ議長は、今日第二段階作業の最初の会議を開いたと明らかにし、月曜日の18時30分、そし 全文をよむ
ギュルセル・テキン共和人民党(CHP)副党首が、昨日午前中、ケマル・クルチダルオールCHP党首に「辞表」を提出したことで、CHP内に激震が走った。 CHP関係者からの情報によると、クルチダルオール党首とテキン副党首は昨日、党首室で約1時間に及ぶ面会を行った。面会でテキン副党首は、何人かの中央執行委員会(MYK)委員と最近県議会で名前が上がっている何人かの党員を批判し、「わたしは自分が彼らと同じ中央執行委員会に属し、同じ政策を進めることは受け入れられない。」と述べ、クルチダルオール党首に 全文をよむ
アメリカ訪問をラディカル紙に語った平和民主党(BDP)のクシャナク氏は、「アメリカ人はクルド問題について非常によく理解した。母語、地方分権といった件を口にした」と述べた。 アメリカ訪問から帰国した平和民主党(BDP)のギュルタン・クシャナク氏は、アメリカ人関係者がトルコに「民主主義的な期待」をもっていると話した。クシャナク氏はアメリカ人関係者はトルコのシリア対応を不快に感じていると口にした。アメリカ国務省ヨーロッパ・ユーラシア大陸担当副大臣のフィリッ プ・ゴードン氏や数人のアメリカ人関 全文をよむ
「ジャーナリストへ自由を」プラットフォーム(GÖP)、トルコ新聞記者協会(TGC)と報道評議会は5月3日の「報道の自由の日」を前に声明を発表した。検閲(の撤廃)と編集の独立性が保たれていないことに言及し、100人に及ぶ新聞記者がその職務活動のために刑務所に囚われていることを指摘した。 ビアネットの報道によると、「ジャーナリストへ自由を」プラットフォーム(GÖP)、報道評議会とトルコ新聞記者協会(TGC)は5月3日の「報道の自由の日」を前に、この件に関する声明を出した。93の報道組織が 全文をよむ
ディヤルバクル弁護士会所属のストゥク・ズィラン弁護士は信仰篤いクルド人として、「クルディスタンイスラム政党」を結成するための諸作業が加速していることを明らかにした。ズィラン弁護士は、「6月に新党結成を世間に発表することを目標としている」と述べた。 ディヤルバクルにおける初のザザ語によるインターネットサイトの作成、書籍・新聞発行の先駆者で、敬虔なムスリムとして著名なディヤルバクル弁護士会所属のストゥク・ズィラン弁護士が「クルディスタンを基盤としたイスラム政党を結成する試みは最終的な段階 全文をよむ
「反資本主義ムスリム青年組織」は、メーデーにファーティフで死亡した労働者らのために礼拝を行い、タクスィムでの祭典に参加する。 ソーシャルネットワークで組織され、自らを「反資本主義イスラム教青年」と名乗る組織はタクスィムで行われるメーデーに参加すると述べた。コーランの文やハディースからの引用も入れた招集文をつくった青年たちは、メーデーにファーティフ・モスクで一堂に会す。ここでエセンユルトのショッピングセンターの建設現場で火事で死亡した労働者と、エルズルム県の池で溺死した労働者たちのために 全文をよむ
トルコ大国民議会(TBMM)のジェミル・チチェキ議長が、逮捕拘留中の国会議員に関して野党の会派副代表らと行った会談が終了し た。報道陣に対し非公開で行われた会議後の説明で、「問題が政治の材料とされることなく、4党の会派が折り合いをつけるかたちで法律に基づいて解決されるということで合意に達した」と述べられた。 トルコ大国民議会(TBMM)のチチェキ議長が野党の会派副代表らと行った会談の後、書面による説明が行われた。説明では次のように述べられた:「トルコ大国民議会(TBMM)のジェミル・チ 全文をよむ
カタールに本部を置くテレビ局のアル・ジャズィーラのインタビューを受け、タイイプ・エルドアン首相は今後起こり得る国境侵害についてシリアへ警告をした。 エルドアン首相のインタビューは、アラビア語で放送され、30分の放映時間中シリア問題のみが扱われ、およそ以下のようなことを語った。 「我々には強力な軍がある。この点で今まで慎重に対応してきたし、今後も同様の対応をはかるつもりである。しかしながらシリアが特に周知すべきは、国境侵害に関して、以前の過ちを再び繰り返す場合には、もちろんトル 全文をよむ
ススルルク裁判で2年の懲役が科されたメフメト・アアル旧内務大臣が、アイドゥン県のイェニパザル郡にある刑務所を選んだ。アアルは明日の出頭が待たれている。 ススルルク裁判で5年の懲役が科されたメフメト・アアル氏が、アイドゥン県のイェニパザル郡にあるK1タイプ刑務所に入所することが明らかになった。刑務所では改築が始まった。 警察庁長官および法務・内務大臣として職務にあたったアアル氏は、以前ある期間、正道党と民主党党首を担った。メフメト・アアルは党が2007年7月22日の選挙で(10 全文をよむ
平和民主党(BDP)は、トルコにおけるクルド問題を説明するための代表団をアメリカに派遣する。セラハッティン・デミルタシュ党首が代表団のプログラムについて語った。 BDPのセラハッティン・デミルタシュ党首、ギュルテン・クシャナク副党首、ナズミ・ギュル副党首、そして民主社会会議(DTK)のアフメト・チュルク議長から構成される代表団は、今日、アメリカへの出発に際し、代表団の公式プログラムを明らかにした。 BDPによって明らかにされたプログラムによれば、代表団は、まずワシントンで、北 全文をよむ
4月23日、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、国会で催された「国民主権とこどもの日」レセプションにエミネ夫人を同伴した。「以前は、様々な制約のために(夫人同伴は)適わなかったが、現在は、適切な環境が整い同伴するにいたった」と述べた。 首相夫妻が国会のレセプション会場に来場すると、ジェミル・チチェキ国会議長とギュルテン夫人が出迎えた。 「夫人同伴の参加は初めてですね」と報道陣が声を掛けると、エルドアン首相は「以前は、様々な制約があり(同伴は)適わなかったが、現在は、適切な環 全文をよむ
ディヤルバクルにて「預言者を愛するものたちのプラットフォーム」によって「聖誕週間」を祝うために開催された集会に、国外からの参加者も含め50万人が参加した。プログラムの一環としてマウリードが、トルコ語とクルド語の両方で詠まれ、講演はトルコ語とクルド語、そしてザザ語で行われた。 ディヤルバクルにて、ムスタザフ協会(Mustazaf Der)も参加する「預言者を愛するものたちのプラットフォーム」と名付けられたグループが、「聖誕週間」祝うイベントの一つとして駅前広場にて集会を開催した。この集会 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、首相在任10年目を3月15日に迎えた。首相在任記録を見ると、デミレル首相とオザル首相の記録を超えているエルドアン首相は、在任期間が2015年まで続いた場合、メンデレス首相やイノニュ首相の記録をも更新する。 エルドアン首相は、首相在任記録においてイノニュ首相やメンデレス首相、デミレル首相に次ぐ第4位にあたるが、連続在任記録としては第3位となる。エルドアン首相は、2015年まで首相を続投した場合、連続在任記録として13年3カ月を記録する。この場合、エル 全文をよむ
タイイプ・エルドアン首相の「PKK(クルド労働者党)が武装解除すれば軍事作戦は終了する」という発表に続き、北イラク・クルド自治政府のマスード・バルザーニー大統領からも同じようなメッセージが届いた。 バルザーニ大統領は、「これからの時代は武力で土地を獲得することはできません。PKKが武力を使えば、その責任は自分の身に降りかかるでしょう。私は PKKがイラクのクルディスタン地域で支配を続けることは許可しません」と語った。バルザーニ大統領は、アンカラでの会談の後に記者会見の場を設け、次のよう 全文をよむ
ドイツのハンブルクで、テロ組織であるPKK(クルディスタン労働者党、非合法組織)のリーダー、アブドゥッラー・オジャランの釈放を求めるPKKシンパがフェリーボードを乗っ取ろうとしたが未遂に終わった。PKKシンパは、ドイツ警察により逮捕された。 昨晩、9人からなるPKKシンパが、ドイツ ハンブルクを流れるエルベ川を航行していたフェリーボートを乗っ取ろうとした。4人の女性を含む9人のテロ組織シンパらは、60人の乗員乗客がいたフェリーボートに乗り込んだ後、船長を人質にとり、フェリーボートを奪お 全文をよむ
エルドアン首相の資産、首相官邸HP上で公開。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、資産情報を更新した。エルドアン首相が首相官邸HP上に公開した情報によると、2011年6月16日付けの銀行預金残高は、339万384トルコリラであった。2010年に公表された預金残高は、236万6109トルコリラであった。 トルコリラの預金の他にエルドアン首相は、25000ユーロ、11万9867米ドルを保有している。 資産公開によると、エルドアン首相は不動産資産として、ギュネイス-ドゥ 全文をよむ
北イラク・クルド自治政府のマスード・バルザーニー大統領がトルコを訪問した。バルザーニー・北イラク大統領は、エルドアン首相と、ここしばらくトルコに滞在しているイラクのタルク・アル=ハーシミー副大統領と会談する。 (イスタンブルの)アタテュルク空港に到着したマスード・バルザーニー大統領は、VIPサロンでしばらく待機し、その後、警護を伴って06ナンバーの古いメルセデスに乗って、中心部へ向かった。 ここしばらくトルコに滞在しているイラクのタルク・アル=ハーシミー副大統領は、今日(4/ 全文をよむ
公正発展党党首のレジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、「この国で、国民の意志を認めなかった者たちがいた。この国で、トルコ大国民議会の意志を認めなかった者たちがいた。『主権は無条件に国民のものだ』と言ったムスタファ・ケマルを認めなかった。国会議事堂には『主権は無条件に国民のものである』と記されている。その下にムスタファ・ケマルの署名もあるが、彼らは認めなかった。では彼らはなんと言ったか?『主権は我々のものだ』と言って、戦車を走らせたのだ」と述べた。 エルドアン首相がアタテュルク体育館で 全文をよむ
共和人民党(CHP)ケマル・クルチダルオール党首は、聖生誕週間行事開始のため開かれた式典に参加した。 スィナン・エルデム体育館で行われた式典で、クルチダルオールCHP党首は聖生誕週間を祝して演説をし、この行事を毎年通例行事として行っている宗教庁へ感謝の意を述べた。「トルコ国民の最も重要な特徴は、預言者ムハンマドに対する敬愛です。今日においてもこの恩恵と意義は大変大きなものです。なぜならば、ムハンマドは不滅の教育者であり永久に私たちを導いてくださるからです。ただ預言者としてだけではありま 全文をよむ
運命のいたずらを見てください…一人は(1980年クーデターから)30年後、もうもう一人は(1997年「2月28日過程」から)15年後に法廷に引きずり出された。憲法に「裁かれえない人々」という特別条項が設けられていたにもかかわらず。 言葉は過ぎ去った過去を説明するのに十分ではない。 時には一枚の写真、一つの単語がすべてを要約してくれる。 とても興味深い… 先日逮捕された「2月28日過程」当時の軍司令官チェヴィキ・ビル氏は、イスタンブルからアンカラへ移送される際、その飛行 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は「シリアの民主的変革プロセスが人々の要望に沿って一刻も早く容易に完了される必要がある」と述べた。 エルドアン首相は、サウジアラビア国王アブドッラー・ビン・アブドルアズィーズ・アル・サウードと行った会談に関し、記者らに会見を行った。 アブドッラー国王の招待を受けて実現した訪問で、両国関係と同時に両国が関心を抱く地域および国際関係の展開について意見交換が行われたことが明らかにされた 同国王が首相に特別な関心を寄せたとされる一方で、会談 全文をよむ
共和人民党(CHP)党首は、2月28日捜査について、「復讐のために正義の名を借りてはならない。復讐の気持ちでそれを行えば、正義ではなくなる」と述べた。アルンチ副首相からCHP党首への返答:「復讐のために正義の名を借りるべきではない」という言葉は政治家にふさわしくない。この発言は、捜査を矮小化するものだ。」 ■クルチダルオール党首:復讐のために正義の名を借りるべきではない ケマル・クルチダルオールCHP党首は、2月28日過程に対して行われている捜査に関して、「早朝に家宅捜査が行 全文をよむ
これまでに行った九つの演説がもとで起訴されていたディヤルバクル選出のレイラ・ザナ議員(無所属)に対し、検察は懲役55年を求刑した。 ディヤルバクル第5重罪裁判所で12月4日に「テロ組織の構成員」罪で10年の禁固刑が出され、その後被疑者の陳述が十分でなかったとの理由から最高裁判所9刑事小法廷が棄却した判決に続いて、新たに裁判が始まった。裁判には在宅起訴中のレイラ・ザナ国会議員は出席せず、弁護士のフェトヒ・ギュムシュ氏が臨んだ。 裁判所は、最高裁判所から形式的な用件の面で(手続き 全文をよむ
ドアン・メディアグループは、一部インターネットサイトで「2月28日過程」の捜査対象としてグループの名前も挙がったとされる報道は、全く根拠がないと説明した。 ドアン・メディアグループから世論啓発プラットフォーム(KAP)に送られた説明は次のとおりである。 「私たちのグループに関して報道されている内容は全く事実を反映していません。一部のインターネットサイトのコメントに『2月28日過程』捜査に関する報道の中で、私たちのグループの名前も見受けられます。件の報道は根拠がなく、まったく事 全文をよむ
特別権限アンカラ共和国主席裁判所が進めている1997年のいわゆる「2月28日過程」に関する調査の一環で逮捕令状の出されたイスタンブル在住者11人のうち、当時の第二参謀総長だった退役大佐チェヴィキ・ビル氏を含む9人が逮捕された。チェヴィキ・ビル氏のほか、退役准将であるイドリス・コラルプ氏、ウナル・アクブルト氏などを含むこれらの9人は、捜査対象となっている住宅や事務所で拘束されている。退所者らは、家宅捜査の終了後、健康診断をうけ、その後、飛行機でアンカラで移される予定となっている。 一方、 全文をよむ
平和民主党(BDP)セラハッティン・デミルタシュ共同党首は、「イラクが分割されれば独立クルディスタン国が成立するであろう。シリアでも、自治クルディスタンが成立しうる。イランにはもともとクルディスタン州がある。そうなれば、ウードゥルからハタイにかけて、トルコの南側国境の全ては完全にクルディスタンとなる」と述べた。 デミルタシュ党首がタラフ紙のネシェ・デュゼル記者に行った説明の続きは以下のようである。 イムラル島で終身刑に服しているPKKリーダーのアブドゥッラー・オジャランはどん 全文をよむ
「我々こそがトルコ共産党である」と口論をしていた二つのグループ間の緊張状態が、喧嘩へと発展した。この喧嘩で負傷者が発生した。 情報によると、ベイオールのキャーティプ・チェレビー街区ビッルルジュ通りにあるTKP(「トルコ共産党」1)の一時的な連絡事務所が入居しているビルの前に現れた 20人ほどのグループが、事務所に入ることを望んだ。しかし事務所にいた者たちがそれを認めなかったため、双方の間で口論が起こった。口論はすぐさま暴力沙汰の喧嘩となった。この喧嘩で2つのグループから合計13人が負傷 全文をよむ
国会本会議において、1万5千の受刑者の釈放を念頭に置く、「刑罰及び治安対策の施行に関する法と保護観察および支援センター並びに保護機関に関する法における変更に関する法案」が通過した。法案は記名投票形式で231名の議員が投票し、賛成229名、棄権2名で可決された。 法務大臣:刑務所を空にすることを目的としたものではない 議員の質問に対し法務大臣は、「本法案は、刑務所を空にする事を目的とした法律ではない。刑務所からの釈放はもたらされる一つの結果に過ぎない。約1万5千人の受刑者がこの法案の 全文をよむ
トルコ全体で、財務省に登録され納税している75,000台の商業タクシーが営業している。 トルコ運転手・車両保有者協会のフェヴィズ・アパイドゥン会長は、16,000台の登録タクシーが営業しているイスタンブルでは、それと同じ台数の違法タクシーが営業しているといい、「違法タクシーはあらゆる県と地方に存在するが、もっとも多くイスタンブルでみられる」と述べた。ジハン通信の記者による取材でアパイドゥン会長は、内務省と協会が共同で始めたプロジェクトにより違法タクシーと戦っていると明らかにし、以下のよ 全文をよむ
共和人民党(CHP)のクルチダルオール党首は、ガス料金と電気料金の値上げに反発を示し、4+4+4教育制度についても憲法裁判所に提訴すると発言した。 ケマル・クルチダオールCHP党首は、ガス料金と電気料金の値上げに関し、「値上げに頼り、値上げを解決策と見なして経済を舵取りするならば、負担の多くは国民にかかる」と述べた。 全文をよむ
政府の文化観光省再編計画が実現する。「観光広報省」の名称が旅行代理店に関する法案に盛り込まれたのだ。 新旅行代理店及び旅行代理店協会法案は、文化観光省オズギュル・オザルスラン事務次官を議長とする会議で取り上げられた。同会議には、トルコ旅行代理店協会幹部も出席した。 会議で提議された法案には、「文化観光省」・「観光広報省」両方の名称が使われた。文化観光省の再編は、近年の新省庁再編プロセスにおいても問題となっ た。タイイプ・エルドアン首相は、内閣刷新前に、「ことによると観光を文化 全文をよむ
トルコにて初めて、1980年9月12日に軍部によるクーデターを起こした首謀者らが4月4日の法廷に出廷する。 アンカラ第12重罪裁判所にて開廷される裁判では、当時の参謀総長やケナン・エヴレン元大統領、そして退役空軍司令官であるタフシン・シャーヒンカヤ空軍大将が、クーデターを起こした罪により審問される。(この裁判では)「被告人」として起訴状に記載されたエヴレン元大統領とシャーヒンカヤ退役司令官が、トルコ刑法第765条の「国軍に対する罪」の第146項と第80項に従い、「終身刑」を課されること 全文をよむ
エルドアン首相は、4+4+4の教育課程法案が、トルコ大国民議会(TBMM)を通過したことについて、「今日、再びあなた方は歴史を作りました。我々の民主主義の歴史に汚点として刻まれていた、2月28日の最後の痕跡を埃まみれの歴史の棚に送ったのです」と演説した。 一般に「4+4+4法」として知られ、義務教育課程を12年に引き上げる法案が、トルコ大国民議会(TBMM本会議で可決され、成立した。その後、国会議員との食事会が行われた。 エルドアン首相は食事会の終わりに議員らに対し、「あなた 全文をよむ
義務教育を12年とする法案が国会で承認された。 一般に「4+4+4」制と呼ばれる、義務教育を12年とする法案が、トルコ大国民議会(TBMM)本会議で可決された。 本会議において反対91票、棄権1票、賛成295票で可決された法案によると、義務教育の初等教育期間は6-14歳から6-13歳となる。この(義務教育)期間は、子供たちが満5歳の年の9月末に始まって、13から14歳にかわる年に終わる。 初等教育は、4年制の小学校とそれに続く4年制の中学校からなる(いずれも義務教育 全文をよむ
「コーランと預言者ムハンマドの生涯」が、中学校と高校で選択授業として教えられ、イマーム・ハーテイプ中等学校が新たに開設される。 トルコ大国民議会(TBMM)本会議での、義務教育を12年に延長した法案の第9条に関する審議で、公正発展党院内会派副会長らの署名により提出された。 可決された法案では初等教育機関が定義されており、「イマーム・ハーテイプ中等学校」も含まれる。 法案によると初等教育機関は、4年制の義務教育の小学校や、4年制の義務教育で様々なカリキュラムから生徒が 全文をよむ
教員労組は、4+4+4制義務教育法案の撤回をめざしトルコ全土でストライキを行った。(ストライキでは)この法案によって中等教育学校がイマーム・ハティプ高校に変えられてしまうと主張された。 労組は、トルコ大国民議会本会議で審議が始められた、4+4+4制義務教育法案の撤回のためにトルコ全土でストライキを行った。トルコ大国民議会前でデモを行った組合員らは法案によって、全ての中等教育学校がイマーム・ハティプ高校に変えられてしまうと主張した。 トルコ大国民議会ディキメン門前に集まった組合員らは 全文をよむ
サジト・カヤス元検事は、アタテュルクが死後50年目に開示すべく残した遺言を第7代ケナン・エヴレン大統領(及びクーデター当時の参謀総長)がなきものにしたと主張した。 80年クーデター関係者の訴状を作成したため解任されたサジト・カヤス元検事は、アタテュルクが死後50年目に開示すべく残した遺言をケナン・エヴレン元大統領がなきものにしたと主張した。同元検事は、エヴレン元大統領の起訴論争についても「クーデターを企てることが罪ならば、その実行はさらに重い罪である」と考えを述べた。 20 全文をよむ
エルドアン首相とソウルで会談したオバマ米大統領は、「死者(が発生する事態)に対し、なさねばならないことがあります。この会談でこの事態に向け行動に移る重要性が協議されました。また合法的な政権移行プロセスにおいて共同作業を続けていきます」と述べた。 バラク・オバマ米大統領が滞在していたホテルのグランド・ハイアット・ソウルでの会談は、予定時間を超えて約2時間15分間行われた。会談には、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相とともにアフメト・ダウトオール外務大臣、オメル・チェリック公正発展党(AK 全文をよむ
エルドアン首相は欧州サッカー連盟(UEFA)大会の開会式でスピーチした。個人的なサッカーの思い出に触れ、15年間サッカーをプレーしていたが、本当の試合はサッカーを嫌がり怒った父親としたと話した。 エルドアン首相は、八百長問題についても重要な説明をした。トルコが34年ぶりにホスト国となったUEFA大会は、イスタンブル・コングレセンターで開催された。大会の開会スピーチをFIFAのセップ・ブラッター会長、UEFAのミシェル・プラティニ会長、トルコサッカー連盟のユルドゥルム・デミロレン会長が行 全文をよむ
公正発展党(以下、AKP)ヒュセイン・チェリキ副党首は、「3月21日のノールーズの祝祭は、オジャランのために作られたものではない。春は、クルド人だけに来るのでも、トルコ人とかイギリス人とか、特定の人々のためにくるのではなく、皆に訪れるものである」と述べた。 チェリキ副党首は、中央決定執行委員会の会議後、記者会見で報道陣の質問に答えた。 同副党首は、ノールーズに関する質問に対し次の通り答えた:「(宗教にもとづく)犠牲祭、断食祭には其々然るべきお祝いを行おう。建国記念日も、然るべ 全文をよむ
クレイシャン部族であるフェヴズィイェ・ソイレメズさんとヒュセイン・アクギュンさんがトルコ大国民議会(TBMM)に対して行なった 「デルスィム事件」に関する請願では、家族がどのように処刑されたかが語られるとともに、書面による謝罪と差し押さえられた土地の返還が求められた。 共和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首の出身部族であるクレイシャン部族と出身を同じくするフェヴズィイェ・ソイレメズさんとヒュセイン・アクギュンさんの二人は、TBMMに対して「デルスィム事件」に関する請願を行な 全文をよむ
カドゥキョイでのサッカーダービー戦、開始15分のカナリヤ(フェネルバフチェ)の2点先制は、「これまでにない新たな勝利の扉を開いた」と思われた。その後、ペースを掴んだアスラン(ガラタサライ)がまずは同点に追いつき、さらに延長4分、バロシュ選手がシュートを放ったが、ボールはゴールポストにあたり、(カドゥキョイでのガラタサライの勝利という)新たな歴史を刻むことはできなかった。 ■バウシュ・エルテンの記録 かつてラディカル紙のスポーツ面を担当していたベンジャミン・ホーランド記者はつぎ 全文をよむ
エルドアン首相は、「スィヴァス裁判は時効になった」という見解に反論した。 エルドアン首相は、裁判所の最新の判決を(新聞が)論評する際に非常に重大な過ちが犯されたと述べ、時効対象は5人のみであるということを指摘した。エルドアン首相は、昨日(15日)この件に関する新聞記者らの質問に答え、「スィヴァス事件は時効になっていません。裁判において死刑が廃止されたため加重終身刑を宣告された33人の者がいます。これ以外にも何十人もが重い懲役刑に処されました。これらはすべて見逃されています、歪められてい 全文をよむ
共和人民党の科学・実戦・文化プラットフォームは、AKPの「義務教育12年化提案」に対する見解を発表し、独自の提案を行った。共和人民党(CHP)は1+8+4制のモデルを提案している。 このレポートでは、与党の提案する教育システムが、教育の機会均等を無視し、階層間の差異を拡大させ、貧困家庭の困窮をさらに増すものだと主張されている。 レポートは「教育システム論争」と題され、共和人民党の提案も盛り込まれている。共和人民党が「トルコが成功のため」に提案する教育改革提案の一部は次のとおり 全文をよむ
平和民主党(BDP)ムシュ選出スル・サクク国会議員と公正発展党(AKP)ビトリス選出ヴァヒト・キレル国会議員との間でトルコ大国民議会演壇で起こった喧嘩は、本会議へも影響を与えた。サクク議員が、ビトリスへ雪害被害のため行われた援助の分配に知事が介入し、AKPが優勢な自治体へ送ったとして非難した。一方でキレル議員はサクク議員へ「あなたはまだ山にいるつもりなのでしょう、おそらく」と言って反論した。 [訳者注:山にいる人とはPKKゲリラを指す。] トルコ大国民議会議長代理のギュルダル 全文をよむ
妻ヴェジデ・シェネルと共に生放送に出演した新聞記者ネディム・シェネル氏は、シリヴリ刑務所での体験を語るとき、思わず涙をこぼした。 オダTV訴訟の一環で376日間拘留された後釈放された新聞記者のネディム・シェネル氏は、妻のヴェジデ・シェネルと共にCNNトルコでアイシェヌル・アルスランが司会を務める「メディア地区」という番組に出演した。シェネル夫妻は刑務所での体験を事細かに説明した。時折涙をこらえ切れなくなりながらもネディム・シェネルと妻のヴェジデ・シェネルは次のように語った。 全文をよむ
公正発展党党首のレジェップ・タイイプ・エルドアン首相は、タラフ紙に昨日掲載された「アラトゥルカルック(トルコ流)」という題 のコラムが、(自身の)プライバシーを侵害性質をもち中傷したとして、コラムを執筆したタラフ紙の編集局長であるアフメト・アルタン氏と タラフ紙を相手取り、3万リラ(約150万円)の慰謝料を請求する訴えをおこした。 エルドアン首相の弁護士であるムアムメル・ジェマルオール氏とブルハネッティン・セヴェンジャン氏が告訴した訴訟の告発状では、アルタン編集局長が件のコラム で、「 全文をよむ
国民教育相ディンチェル大臣は、議会通過が見込まれる4+4+4教育制度について述べ、共和人民党(CHP)の妥協の要求に回答した:CHPが求めている「妥協」が意味することは、法案の撤回だ。 オメル・ディンチェル国民教育相は、新制度の導入により(批判されているような)義務教育が4年に後退することはありえず、(文字通り)義務教育は12年になるのだと述べた。そして、「トルコの義務教育を12年制にするうえで、12年間連続した教育制度では、運用が大変難しいことから、段階的な教育制度が採用されることに 全文をよむ
エルドアン首相は、クルド問題を解決し、そしてこの問題に最後の最後までまで取り組むと話した。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、昨日党の県支部長拡大会議で行った開会演説で、クルド問題を解決し、ウルデレ事件を解明すると述べた。アナトリア通信の昨日の報道によると、エルドアン首相は2010年に政府として始めた「国民連帯友愛計画」が2010年9月12日の国民投票そして2011年6月12日の選挙で国民から「承認」を得たと強調した。エルドアン首相は「何が起ころうとアッラーの承認、国民の支持そして 全文をよむ
トルコ・リラの新ロゴ発表 エルデム・バシュチュ中央銀行総裁が発表した新しいロゴは「半錨」の形でデザインされており、(ロゴは)信頼を象徴していると強調した。 バシュジュ総裁は、ロゴの入力は簡単なソフトをパソコンにインストールし、AltGr+Tというショートカットキーを押すことで可能になると述べた。 ロゴ発表会には、エルドアン首相も参加した。 全文をよむ
国家安全保障会議(MGK)がアブドゥッラー・ギュル大統領を議長として行われた。会議にはMGKのメンバーではないオメル・ディンチェル国民教育相も参加した。 国家安全保障会議(MGK)後に出された声明では、テロとの戦いの確固たる継続が述べられ、また、「テロ組織が濫用する資金源を枯渇させるための広範な活動が、民主主義、法治国家及び普遍的な価値に基づくものとして継続されることが今一度確認された」と述べられた。国家安全保障会議(MGK)はアブドゥッラー・ギュル大統領を議長として行われ、およそ5時 全文をよむ
社会問題検証協会が、2月25日から26日の二日間にわたってイスタンブルにて「公的イデオロギーを問う」と題したシンポジウムを開催し、ケマリズムを議題とした。タクスィム・ヒルホテルで開かれたシンポジウムで議論するテーマは、以下のよう。 司法の公的イデオロギー、政治と公的イデオロギーとしてのケマリズムと左翼政治、ケマリズムと右翼政治。メディアと公的イデ オロギー、クルド問題とケマリズム、スンナ派ムスリムとケマリズム、アレヴィー派とケマリズム、そしてマイノリティとケマリズム。二日間にわたるこの 全文をよむ
共和人民党(CHP)の党大会にはもう慣れた。 演説が行われ、投票が行われ・・・ 何度も規則が変更される。 では、今日行われた最新の党大会の核は何だったのだろうか。何が起こったのか。 結果は以下の通りだ。 ケマル・クルチダルオール党首は共和人民党におけるオンデル・サヴやデニズ・バイカル元党首の痕跡をもはや完全に消したのだ。 バイカル元党首と近いことで知られるイサ・ギョク議員が演説を許されなかったことはこの最も明確な例だ。 同様に、ギョク議員が無理やり会議場から追い出され 全文をよむ
レジェップ・タイイプ・エルドアン首相とリビアのアブドゥルラヒム・アル・キーブ首相(暫定首相)がイスタンブルで会談を行った。アル・キーブ首相は記者会見で、「私たちはトルコを手本と考えています」と述べた。 ベシクタシュの首相官邸にて実現した両国首相会談はおよそ1時間半におよび、報道陣には非公開とされた。両首相は、各種委員会への挨拶後、共同記者会見を開催。 この記者会見で、エルドアン首相は、アル・キーブ首相が2011年10月31日の首相就任以来、初の相互訪問をトルコとすると約束して 全文をよむ
ディンチェル国民教育相は、新しい教育制度に関する会見を行い、次のように語った: 「(新たな制度を)懸念する世論があります。そのいくつかはイデオロギー的な懸念です。この教育制度に技術的な懸念があれば、それらは考慮します。教育制度の柔軟化に関して広範囲の研究を行いました。世界中の教育制度を精査し、そのプロセスから得られた多くの成果、知識や能力に基づく教育制度の区分が適切であると判断しました。女子児童(への教育)に対する懸念があるとすれば、それはトルコが持つ経験から来るものだと私は考えます。 全文をよむ
教育省は、2013年以降の就学前教育義務化に向け作業を開始している一方で、公正発展党(AKP)の法案では「義務化」はないとしている。 教育省は、2013年以降の就学前教育義務化に向け作業を進めている一方、AKPにより準備された12年間の段階的教育制度の中では、「就学前」について言及されていないことが注目される。現在、71の県で学童が就学前教育を受けている一方、法案はこのために就学前教育普及の妨げとなっている。教育省関係者は、「就学前」に関する諸目標のうち変更はなされないと発表しており、 全文をよむ
国会議長ジェミル・チチェキが招集した国会会派代表者会議は満場一致で拘束中の8名の国会議員に関する一連の決定を下した。 この決定によれば拘束中の国会議員は、その他の国会議員同様に議員職から生じる全ての所与の権利から恩恵を受け、給与と手当てが支払われる。この国会議員の預金口座に貯蓄された給与は、それぞれにまとめて支払われる。また当の議員拘束状態は、国会議員職務の中断という点で正当な理由とされた。文書化された名分がある国会議員には、給与と手当は承認を必要とせずに支払われる。 現在エ 全文をよむ
バイデミル・ディヤルバクル市長の発言:私の子供たちは学校へ行き始めてから私とクルド語で話さなくなった。私がクルド語で質問すると、彼らはトルコ語で答える。彼らはトルコ語で質問し、私はクルド語で答える。はっきりと言おう。これは圧政だ。 オスマン・バイデミル・ディヤルバクル広域市長は、自身が会長を務める南東アナトリア自治連合(GABB)が用意した憲法草案について説明した。この草案ではトルコが6もしくは7地域に分けられており、「トルコ語は国の公用語であり続ける。そして例えばクルド自治州議会はト 全文をよむ
ギリシャ正教会バルトロメオス総主教は、二級市民であることを望んでいないと述べ、「残念なことに今日までマイノリティに対する不公平が存在していた。この不公平が徐々に正され、改善され、新たなトルコが生まれつつある」と述べた。 バルトロメオス総主教は、トルコ大国民議会(TBMM)憲法委員会の部会に対し、新憲法に関する提議を行った。委員会出席後の記者会見で、この場に呼ばれたことを画期的な出来事だと表明し、「共和国史上はじめて、マイノリティが公式に招待を受けたのだ」と述べた。 バルトロメ 全文をよむ
今日はイスタンブルのボスフォラス海峡を初めて繋いだボスフォラス第一橋の着工から42年目にあたる。 ヨーロッパをアジアと結びつけるボスフォラス第一橋はベイレルベイの架橋位置で、時のジェブデト・スナイ大統領によって1970年2月20日に着工式が執り行われた。 カバタシュとカドゥキョイから出発した2隻の市内定期フェリーは、トルコ各地からの来賓を乗せ、セレモニー会場に送り届けた。セレモニーは21発の祝砲が撃たれ開始された。 建設過程を経て、最終準備と点検が行われ、橋は197 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、2度目の手術後、初めて家から出た。エルドアン首相は、アブドゥッラー・ギュル大統領とイスタンブルのタラビヤの官邸で1時間半にわたって会談を行った。会談は報道陣には公開されずに行われた。 先の日曜日に退院し、ウスキュダルのクスクルにある自宅で静養に入ったエルドアン首相は、その8日後の今日、初めて外出した。先週、アブドゥッラー・ギュル大統領との1時間の定例会談を行うことができなかったエルドアン首相は、16時にタラブヤにあるフベル官邸に向かうため、家を出た 全文をよむ
長期間にわたる国外での生活の後トルコに帰国した作家のケマル・ブルカイが、政界に復帰した。 作家のケマル・ブルカイは、権利自由党の党員として政界復帰した。カドゥキョイ支部が主催した党員集会に参加したブルカイ氏は、PKK(クルディスタン労働者党、非合法組織)の一方的な武装解除が有益であると述べた。長期間にわたる国外生活の後にトルコへ帰国した作家のケマル・ブルカイ氏は、Hak-Parと略称される権利自由党の党員となった。 ブルカイ氏は、党員集会における議題に関して意見を述べた。 全文をよむ
メスート・バルザーニー・北イラク大統領は、平和民主党(BDP)党首と民主社会会議(DTK)議長も参加したマハバード共和国建国記念会議で、「ついにクルド人が権利を手にする時が来た」と話した。 イランで1946年に建国されるも、同年にイラン軍により消滅させられたマハバード共和国の建国記念のため、イラク北部のアルビールで会議が行われた。会議には、北イラクのメスート・バルザーニー大統領の他に、大統領の招待で平和民主党のセラハッティン・デミルタシュ党首、民主社会会議のアフメト・テュルク議長、無所 全文をよむ
国家諜報機構(MİT)職員の捜査に首相許可が必要となる法案が昨日(17日)議会を通過し、大統領府に送られた。ギュル大統領もこの法案を12時間で承認。 アブドゥッラー・ギュル大統領は、クルディスタン社会連合(KCK)捜査の一環で、供述を要請されたMİT事務次官ハーカン・フィダン氏と、かつて同職にあったエムレ・タネル氏、そして事務次官補のアフェト・ギュネシュ氏を庇護する法案改正を記録的な早さで承認した。改正法案は、議会承認後、約 12.5時間でギュル大統領の承認を得て、フィダン事務次官の強 全文をよむ
メフメト・シムシェキ財務大臣は、バトマン警察主催のヴァン学生支援の会で、婦人警官のバハル・ギョネンさんにクルド語で出迎えられた。婦人警官のバハル・ギョネンさんは、シムシェキ財務大臣と列席者に「Birez wezir u geli mevanen meyin heja.Hun bi xer hatin. (親愛なる大臣そしてご来賓の皆様、ようこそお越しくださいました。)」と挨拶した。 バトマン警察は、地域警備警官とともに、バトマンに滞在するヴァンの学生が準備した「揺れる私の心のために、さ 全文をよむ
エルドアン首相は、消化器系の手術後初めての公式会談をボスニアヘルツェゴビナの大統領評議会のメンバーであるバキル・イゼトベゴヴィッチ氏と行った。およそ1週間クスクルの自宅で休養した首相は、月曜日に通常公務に復帰するとみられる。 先の金曜日、消化器官の2度目の手術を受けたタイイプ・エルドアン首相は、最初の公式会談を昨日行った。ボスニアヘルツェゴビナの伝説のアリヤ・イゼトベゴヴィッチ大統領の息子で、ボスニアヘルツェゴビナ大統領評議会のボスニア人メンバーであるバキル・イゼトベゴヴィッチ議員は、 全文をよむ
ギリシャ国民が経済危機の状況下で苦しんでいるため、キプロス共和国(ギリシャ側)は援助を始めた。キプロスのいくつかの自治体は困窮した人々へ食糧援助を行っている。 アリシア紙によれば、アラディップ市はアテネに800キロの肉、牛乳、チーズを送った。 キプロス共和国(ギリシャ側)の中学校教師組合(OLMEK)は、学生支援の為に月給から10ユーロを差し引くことを決めた。 キプロス共和国(ギリシャ側)の教育大臣も通達書をだし、公立と私立の学校に対しギリシャの為の援助キャンペーン 全文をよむ
トルコ大国民議会(TBMM)本会議で、国家諜報業務と諜報機構法改正に関する法案第一項が承認された。 公正発展党が提出した改正案を受けて、法案の第一項の「国家諜報機構職員、及び首相によって特別な職務を遂行するよう任命された人物」という文言が、「国家諜報機構職員、または明確な職務を遂行するため公職に就く者から首相によって任命された人物」という形に変更された。 提案に沿って改正される条項は、国家諜報機構職員、及び首相によって特別な職務を遂行するよう任命された人物は、職務を遂行する過 全文をよむ
最近の事情聴取をめぐる問題で、再度脚光を浴びることとなった与党とギュレン教団の間の軋轢の問題に対し、エルドアン首相の相談役ヤシン・ドアン(ヤルチュン・アクドアン)氏が発言した。 「公正発展党とフェトフッラー・ギュレン教団との間に軋轢があるというのですか?」。MIT(国家諜報機構)のハーカン・フィダン事務次官が、特別検察によるKCK(クルディスタン社会連合トルコ議会)捜査の一環として事情聴取されたことで、この問いが再び脚光を浴びている。ヤルチュン・アクドアン氏は公正発展党の国会議員であり 全文をよむ
ヴァルトロメオス総主教が発言すると予想される共通要請事項の中には、神学校開設の他、非ムスリムの公務員採用を求める一方で、裁判官や検察官など高級官僚への門戸を開くことを求めている。 国会憲法委員会は、最終的な変更がなければ、2月20日にフェネルのギリシャ正教ヴァルトロメオス総主教の発言を聞くことになる。同総主教は新憲法における非ムスリム問題を説明し、非ムスリム学校の支援と神学校の開設を求めることがわかった。総主教は、アルメニア教徒とギリシャ正教徒について、教科書に書かれている「裏切り者」 全文をよむ
PKK(クルディスタン労働者党、非合法組織)の北イラクの幹部であり、KCK(クルディスタン社会連合)の指導者でもあるムラト・カラユラン氏は、PKKは、MİT(国家諜報機構)とではなく政府と面会し交渉したのだと述べた。 テロ組織PKK系列のホームページにインタビューを掲載したカラユラン氏は、(MİT幹部の)ハカン・フィダンを標的にした検察による捜査が「PKKとの対話を継続全面中止し、今後誰も、対話をしようなどと思わないように警告するための試み」だと主張した。 カラユラン氏は、政 全文をよむ
シュルナク県ウルデレ郡郊外で治安部隊による空からの支援を受けた軍事作戦で、治安部隊はPKK(クルディスタン労働者党、非合法組織)のテロリストと激しく交戦した。数時間続いた戦闘で軍警察所属のムラト・バイラム曹長とイブラヒム・クルト上級軍曹が殉職し、兵士4人が負傷した。軍事作戦でPKKのテロリスト10人が殺害され、戦闘はいくつかの場所で続いていることが明らかとなった。 シュルナク県ウルデレ郡のイラク国境と接する地域でPKKのあるグループが活動を準備しているとの情報を得た治安部隊は、テロリ 全文をよむ
フェトフッラー・ギュレン氏はコメントを発表し、2度目の手術を終えたエルドアン首相に早期の回復を願った。 ギュレン氏が自らのインターネットサイトで発表したコメントは以下の通り。 「毎日神に向きあい神の偉大なるテッケに向かう際、私はいつもレジェプ・タイイプ・エルドアン首相の健康を祈っている。その首相が2度目の手術を受けたと知った。最初の手術について聞いた際も非常に深く悲しみ、病気が少しでも早く治ることを願った。そのとき私は親しい友人に、『彼のあまりの活躍ゆえに、嫉妬の眼が災いをも 全文をよむ
国家の正義と安全の保障に関わる3つの機構がある―司法、国家諜報機構(MIT)、警察。 以前から、諜報と警察の間には、調整の不足や問題があったが、これほどの危機になったことはなかった。MITへの捜査令状は、これが単にノルウェーのオスロでMITとPKKが接触していたという件だけだったなら、ことはそれほど複雑とはいえなかっただろう。しかし、警察がKCK捜査で入手した資料によると、一部のMIT職員は、オジャランのテロ指令をPKK本部のあるカンディルにもっていくような考えられないような仕事もして 全文をよむ
ビュイェケジェリの原子力発電所建設に反対していた町長と元町長が、原子力発電支持者となった。 メルスィン県ギュルナル群のビュイェケジェリ町で建設が計画されるアククユ原子力発電所の仕事を請け負う原子力発電所株式会社(NGS A.Ş)は、地区での啓蒙活動の一環として会議を始めた。 直近の会議において、同町で20年間町長を務め、その任期の大部分において原発に反対していたことで知られるケマル・ギュデュル氏が原発推進派にまわり、現町長であるメフメト・カレ氏までがこれに賛同したことで混乱が起きて 全文をよむ
デミルタシュ平和民主党(BDP)党首は「国家諜報機構(MİT)に対するこの捜査はシリアへの干渉の事前準備である」と述べた。 セラハッティン・デミルタシュBDP党首は、MİTに対して行われた捜査は、実はシリアへの干渉の事前準備であると主張した。MİT捜査が組織間の闘争ではないと指摘するデミルタシュ党首は、「この件は、トルコの組織間の紛争、衝突のようなものにみせようとされている。しかし私たちはこれを認めない。これはトルコと公正発展党(AKP)の間の紛争ではない。AKPはすでに国自身である。 全文をよむ
予想されていたことだが、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が擁護攻撃を行った。国家諜報機構(MİT)の事務次官ならびに職員に対するテロ犯罪、組織犯罪容疑の捜査について、首相権限によって法改正案が議会に提出されたのだ。 こうしてエルドアン首相はまたもやハーカン・フィダン事務次官のバックに立った。首相は、必要ならば法律をつくる、しかしフィダン事務次官は渡さないと述べ、断固とした姿勢を示している。 特別検察はすでにフィダン事務次官や他のMİT職員の捜査を始めているが、この案が法制化したあかつき 全文をよむ
首相府は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が2度目で最後となる消化系の手術を受けたことを明らかにした。首相府の説明によると、「2011年11月26日に行われた首相の消化系手術の第2段階にして最後となる手術が行われ、約30分間で成功に終わった。当初の計画どおり、治療はこれで完了した。首相の健康状態は非常に良好である。首相は週内に日常業務を再開することを計画している」という。 ■バウシュ大臣:安心を、首相の健康に問題はない エゲメン・バウシュEU加盟交渉担当大臣は、レジェプ・タ 全文をよむ
ギュル大統領は、国家諜報機構(MİT)元職員への捜査令状の発行に対し、遺憾の意を表明した。 アブドゥラフ・ギュル大統領は、MİT事務次官のハーカン・フィダンと数名の元幹部らが、KCK捜査の一環で事情聴取を求められた件につ いて、「機構が法にのっとって遂行した任務の結果について罪を問うことは、大いに慎重になるべきです。この問題と一連の出来事はトルコにとって本当に不幸 で悲しいことです」と語った。 ギュル大統領は、カナダ大使ジョン・ホルムズ氏が信任状提出するため大統領を訪れる前に 全文をよむ
特捜検察は、KCK捜査の中で国家諜報機構(MİT)事務次官のハーカン・フィダン氏、元事務次官のエムレ・タネル氏、元事務次官補のアフェト・ ギュネシュ氏と2人の国家諜報機構関係者を事情聴取に呼び出した。国家謀反機構(MİT)関係者らが事情聴取に呼び出されたことでアンカラでも活発な動きがおこった。アブドゥッラー・ギュル大統領の呼びかけで、国家諜報機構事務次官のハーカン・フィダン氏は大統領府に行った一方、国家諜報機構は、検察に異議を申し立てた。同じころ、エルドアン首相も法務大臣のエルギン氏とオゼル参謀 全文をよむ
政府は、国家諜報機構(MIT)への捜査を許可するか、MITを庇護し警察や司法幹部を攻撃させるかの選択を迫られている。 目が回る展開・・・。 昨日(8日)アンカラ・イスタンブルでおきたことをうけ、ビュレト・アルンチ副首相は、「KCK組織のなかにこの3人が容疑者として含まれるなど、どうやっても説明できない」といった。副首相が説明できないようなことを、我々新聞記者が説明できるだろうか? おそらく、この3人の詳細と背後にあったことも・・・。 しかし、あたり一面、騒然としている! 全文をよむ
ギュル大統領が宗務庁を訪問し、メフメト・ギョルメズ長官と会談した。今回の訪問は、第6代大統領ファフリ・コルュテュルクが1979年5月5日に訪問して以来初の大統領の宗務庁訪問である。 宗務庁を訪問したギュル大統領は、宗務庁に到着すると、庁舎の入り口でメフメト・ギョルメズ宗務庁長官に出迎えられた。その後、庁舎の中にある礼拝所へ向かい、金曜礼拝をおこなった。ギョルメズ長官が導師を務めた礼拝の後、長官室に移動したギュル大統領は、芳名録に署名した。ここで短いスピーチをここなったギュル大統領は、宗 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領は、ラーイクリキ(世俗主義)の原則が憲法に規定されてから75周年を迎えるにあたり、国民と共和国がその他の特性とともに、この原則についても強い理解の一致をみていると述べた。 大統領府報道センターにて行なわれた発表によると、ギュル大統領は、ラーイクリキ(世俗主義)の原則がトルコ共和国憲法に規定されてから75周年を迎えるにあたり、メッセージを発表した。 このメッセージの中でギュル大統領は、「ラーイクリキ(世俗主義)の原則が憲法に規定されてから75周年を迎 全文をよむ
ジェミル・チチェキ国会議長は、ラーイクリキ(世俗主義)の原則は信仰や文化にかかわらず基本的人権を保障する不可欠の憲法の規定であると語った。 チチェキ議長はラーイクリキ(世俗主義)の原則が憲法に加わって75周年の記念に発表したコメントで、憲法にはトルコ共和国の基本的性質は民主主義で、(トルコは)世俗的で社会的な法治国家であると規定されていると述べた。 チチェキ議長は、共和国建国の14年後に憲法に加わったラーイクリキ(世俗主義)の原則は国民により非常に歓迎され、社会生活の基盤の一 全文をよむ
ラディカル紙のオメル・シャーヒン・アンカラ支部長が司会するカナルAでのTV番組「異論」に出演したヒュセイン・チェリキ公正発展党(AKP)副党首は、重要な発言をした。「私たちの誓い」や(アタテュルクの)「若者たちへの言葉」(を学校で義務として教育することは)廃止すべきだという議論を持ち出したチェリキ副党首は、「これらは、コーランの文句だとでもいうのか」と質した。チェリキ副党首は、アタテュルク保護法について、「誰も法律で人を好きにさせることはできない。アタテュルクのような共和国の建国者が法律で保護さ 全文をよむ
クルディスタン社会連合/トルコ議会(KCK/TM)の本裁判における夕方の審理で、レヴェント・カヤ検事は、問われている罪の特徴と本質、集められた証拠や全捜査書類、さらにこれまでの拘留期間を考慮し、証拠調べが行われた14名の内、セイトハン・シェン容疑者、ヴェイシ・アカル容疑者、イフサン・セヴィテク容疑者、アブドゥッラヒム・タンルヴェルディ容疑者の釈放、他の容疑者達の拘留の継続を要求した。 容疑者の弁護団と検察の釈放請求を検討するため、判事団は、審理を暫し休憩した。休憩後、判事団は5名が釈放 全文をよむ
ビュレント・アルンチ副首相は、ディヤルバクルでの記者会見で、母語での教育に関する政府計画はないと話した。 ディヤルバクルを訪れたビュレント・アルンチ副首相は、ディヤルバクルアルバムが紹介される予定のジャヒト・ストゥク・タランジュ博物館でのプログラムに到着した際に、記者らから投げ掛けられた質問に答えた。 母語での教育に関する質問についてアルンチ副首相は次のように答えた: 「母語での教育に関する政府計画はない。私は国会での答弁やその後の会議で、この国にクルド人が存在するとい 全文をよむ
ネジデト・オゼル参謀総長兼陸軍大将の指示で、(1980年)9月12日に接収された議会文書が返還されることが判明した。トルコ国軍は、議会文書の整理作業を開始した。文書は1ヶ月以内に議会に返還される。議会文書の中には、デルスィム事件関連資料も含まれている。 ■特別指示を出した 着任後、文民化に向けた動きで注目されているネジデト・オゼル参謀総長兼陸軍大将は、また新たな試みを開始した。オゼル陸軍大将は、9月12日のクーデターで接収された議会文書をトルコ国民議会(TBMM)へ返還するよ 全文をよむ
ディヤルバクルの発掘現場から出た人骨について、公正発展党ディヤルバクル選出のオヤ・エロナト議員が「あの地域で地滑りがあったのかもしれない」と述べたことに対し、平和民主党(BDP)党首のセラハッティン・デミルタシュ氏は「ええ、たぶん。でも(彼女が言う)紀元前1200年代に起こった地滑りで命を落としたのは、BDP支持者です」と皮肉を込めて反発した。 ディヤルバクル城内での修復発掘作業中、人間の頭蓋骨が発見され、引き続き23人分の頭蓋骨と骨の一部が見つかった。今日の発掘は悪天候のため行われな 全文をよむ
イラクのヌーリ・マーリキー首相は、レジェップ・タイプ・エルドアン首相がイラクに関して行った発言を「挑発的」だと形容した。 イラク首相官邸による書面発表で、マーリキー首相の「トルコ首相が最近イラクに関して行った発言は、イラク内政への再度の干渉である。全イラク国民にとって挑発的なものである。これは、当局の、特に首脳間の関係において通常のものではない」という言葉が現れた。 ■イラク人はいかなる他国にも従属しない マーリキー首相は、全イラク人が母国への結びつきに誇りを持って 全文をよむ
ブルカイ氏は祖国に再び社会主義者として、しかしどの政党にも属さずに戻ってきた。自らが生まれた地、デルスィムへむかった。まだ存命の親戚や友人を訪問した。イスタンブルやアンカラにいることが多いが、地中海地方もみてまわったそしてトルコの変化を目にした。 ケマル・ブルカイ氏の発言や姿は、新聞やテレビで目にすることが多い。平和のメッセージを送っている。民主化や民主的解決策を支持している。武器が使われなくなることを望んでおり、オジャランとPKK(クルド労働者党)を最も強く批判している。ブルカイ氏は 全文をよむ
トルコが欧州人権裁判所(AİHM)に提訴される原因となった宗教欄は、新しい身分証明書からは取りのぞかれる可能性があるとみなされている。 ミッリエット紙のメリチ・タフォラル記者の記事によれば、シナン・ウシュクさんが自分の身分証明書に宗教欄があるのは不当であるとしてトルコを欧州人権裁判所に提訴し、有罪判決をえた件が国会質疑の中で取り上げられた。イドリス・ナイム・シャーヒン内務大臣に対し、トルコが(改善の)履行義務をおっている「身分証明書の宗教欄に関し、いつ変更がなされる予定ですか?」という 全文をよむ
トルコ大国民議会(TBMM)で大統領選挙法案について議論された際、「クルド人」と「クルディスタン」論争が起こった。 ハシプ・カプランBDP(平和民主党)会派代表は、大統領選挙法案の第2章について発言した。同氏は、大統領免責特権について触れながら、「なぜ私たちを拒絶するのでしょうか。私たちを拒絶しても、どうにもなりません。私たちの目をみながら、「クルド人、クルディスタン」という言葉を禁止する、というのですか。是非ともやめていただきたい。私たちはあなたたちと共に運命共同体を築き上げてきてい 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、フラント・ディンク殺人事件の裁判の結果に関する決定が、世論の良心に不快感を与える原因となったとする一方、上訴の過程を見守る必要があると述べた。首相は事件から32時間後に実行犯が逮捕されたことに触れ、同事件に関し行政がなすべきことは全うしたと述べた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、新聞記者メフメト・アリ・ビランドの質問に答えた。ルポルタージュのディンク殺害訴訟に関する部分は、Kanal Dの主要ニュースにて放映された。ディンク殺害訴訟の結果を 全文をよむ
クルド人政治家ブルカイによると、オジャランがトルコに移送された後、エルゲネコンに関する捜査が始まったという。ブルカイは、PKK(クルド労働者党)が国家的策略であったと主張した。 クルド人政治家の筆頭であるケマル・ブルカイは、「PKK(クルド労働者党)は国家的策略」であったことを訴えた。ブルカイは、昨日、トルコ大国民議会人権調査委員会内で組織された、テロ・武力事件における生きる権利の侵害を検討する小委員会に赴き、意見した。ブルカイはPKKおよび国家の双方を批判した上で、アブドゥッラー・オ 全文をよむ
「反動との闘争計画」裁判における主張に関連して始められた捜査で、イルケル・バシュブー元参謀長官が逮捕された。これに対する異議申し立てが逮捕を行ったイスタンブル第12重罪裁判所の判事によって棄却されたが、この要求を審議するため、同裁判所の審議会に送られた。 先週、バシュブー元参謀長官の逮捕決定を下したイスタンブル第12重罪裁判所のヴェダト・ダルダ担当判事は、バシュブー氏の弁護士イルカイ・セゼル氏によって提出された、「バシュブー氏に出された逮捕判決の検証とバシュブー氏の釈放」要求を含む、2 全文をよむ
PKK(クルディスタン労働者党、非合法組織)の指導者ムラト・カラユラン氏は、2006年から、間接的折衝の2年を含め、5年間(トルコ)政府関係者と接触していると述べた。 オスロで開かれ、一部のメディアにリークされた会合の詳細について述べるのは差し控えたいとするカラユラン氏は、カンディルとマフムルのキャンプからトルコへ帰還した二つのグループは、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の要望に応じて送り出されたものであったと述べた。 カラユラン氏は、上記の件についてクルド人地域(イラク北 全文をよむ
北キプロス・トルコ共和国(KKTC)の近東大学(YDÜ)病院にて、金曜日の夜に亡くなった建国の父ラウフ・デンクタシュ元大統領が、首都レフコシャのトルコ・レジスタンス・グループ(TMT)の記念碑もある共和国公園に埋葬されることが明らかとなった。 KKTC首相府から出された書面による発表では、(埋葬場所に関して)以下のように述べられた。「閣議は、ご家族の意思も考慮して、建国の父であるラウフ・デンクタシュ元大統領のご遺体を共和国公園に埋葬することを決定した」 政府関係者とデンクタシ 全文をよむ
ディヤルバクル選出無所属議員レイラ・ザナ氏のアンカラの借家が、クルディスタン社会連合トルコ議会(KCK)捜査の一環として、昨日朝家宅捜索された。 昨日、平和民主党(BDP)議員らの一日は、KCK捜査によって始まった。アンカラで、ディヤルバクル選出無所属議員レイラ・ザナ氏、元BDP議員ファトマ・クルトゥラン氏、それに元民主人民党首兼BDP党議会メンバーのトゥンジェリ・バクルハン氏の家が家宅捜索された。クルトゥラン、バクルハン両氏は、事情聴取を受けた。警察がザナ氏の家を家宅捜索しているとき 全文をよむ
シュルナク県知事府はイラク国境での事件によって亡くなった市民は34名であったと発表した。 シュルナク県知事府広報渉外担当局は、書面による報告において2011年12月28日に起こった事件で亡くなった市民の数は34人であるとし、次のように述べた。 「命を失った市民に関し、以前には、別の犠牲者のものと思われていた遺体の一部が、家族の司法当局への申請にもとづき調べられた結果、埋葬済みの2名の市民のものであることが判明した。こうした最終的な情報の精査の結果、命を失った市民の数は34名で 全文をよむ
CHPのトルコ大国民議会(TBMM)会派代表は、ケマル・クルチダルオールCHP党首について始められた捜査に関し、以下の声明を発表した。 「これにおいて、お伝えしたいのはこういうことです。我々CHP党員は、民主主義と法の優越性への信頼と忠誠を力に、圧力や、反民主主義的な行為がなくなるまで抵抗する。この抵抗においては、民主主義の範囲内においてあらゆる方法を用いる。CHPは、一丸となって党首および彼の述べるすべての言葉を支持し、トルコにおける民主主義と自由のための闘いを自己犠牲の限りを尽くし 全文をよむ
イスタンブルの海峡にかかるボスフォラス第3大橋建設を含む全長414kmの北マルマラ高速道路建設の入札に対し、企業18社が条件文書を受領したが、全社が応札を見送った。一部の会社は交通省に「ヨーロッパの経済危機により資金調達が難しい、入札を半年延期させるべきだ」と呼び掛けた。(しかし交通省は)それに答えなかったため、企業側は応札を見送る選択肢を選んだ。 イスタンブルのボスフォラス第3大橋建設を含む北マルマラ高速道路建設の入札のため、国内・国外の企業18社が条件文書を受け取っていたにも関わら 全文をよむ
トルコ大国民議会(TBMM)憲法小委員会は、大統領選挙法案の一部改正を是認した。法案には、暫定条項として「第11代大統領の任期を7年とする」という表現が追加された。 公正発展党イスタンブル選出議員のムスタファ・シェントプ氏を委員長として開催された小委員会は、同法案の改正作業を終了した。委員会後、記者会見を行ったシェントプ氏は、改正事項に関する報告を行った。同氏は、前回の憲法委員会で是認された原文を元に一部改正を行ったと語った。 法案に、暫定条項が追加されたことを伝えたシェント 全文をよむ
スィリヴリ共和国検察局は、共和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首に関し、公正な裁判を妨害しようとした疑いで捜査を始めた。 ケマル・クルチダルオールCHP党首について、「国家機関で働く公務員への侮辱」、「公正な裁判の妨害」を行なった疑いで調書が作成された。 スィリヴリ共和国検察庁が独自に作成した4ページに及ぶ調書は、2011年11月9日、スィリヴリ刑務所に拘置中のCHP所属のメフメト・ハベラル議員とムスタファ・バルバイ議員との面会後にクルチダルオール党首が行なった会 全文をよむ
エルドアン首相はイルケル・バシュブー前参謀総長の逮捕について語り、「司法手続きが始まっており、私がコメントを出すのは好ましくないが、在宅起訴が望ましい」と述べた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、トルコを公式訪問したノルウェーのイェンス・ストルテンベルグ首相と歓迎式典で対面した。 首相府での式典の後、エルドアン首相と国賓のストルテンベルグ首相は記者会見を開いた。 会見で、イルケル・バシュブー前参謀総長が逮捕されたことについての質問に対し、エルドアン首相は以下のように答えた 全文をよむ
法律専門家の大半は「バシュブー元参謀総長は憲法裁判所弾劾法廷で裁かれるべきだ」と述べているが、憲法の「軍事司法権」に関する第145条は、軍人は「職務上の犯罪」については軍事裁判所において裁かれると規定している。軍事裁判所は今日まで「(今回の事件は)職務上の犯罪であり、インターネット覚書事件(注)の裁判は我々の職務範囲に入る」という主張は行っておらず、一般裁判所との見解の不一致に陥ることを避けてきた。これにより、一般裁判所が判決を下し、決定を最高裁判所に託す可能性が生まれている。 [訳者 全文をよむ
公正発展党は憲法より前に議会内規を改正するため、動いた。公正発展党が提出した「トルコ大国民議会内規の変更に関する内規案」が今週憲法委員会で取り上げられる。草案が法律となれば本会議の秩序と静粛を壊すポスターや横断幕、資料を持ちこんだ者は規則違反となる。草案では開会時間は現行の15時-19時から、14時-20時へと変更になる。 草案の変更は以下の通り。 ■会派提案(の趣旨説明)に議員一人に対し、5分間の発言権 本会議の会派案で提案した会派に属する議員一名が5分以内で提案 全文をよむ
東アナトリア地方や南東アナトリア地方で、子供や近親者がテロリストである家族が、裁判所の決定によって姓を変更している。 ここ25年間で2000近い家族が姓を変更した。近親者がテロ組織に加わったことで社会生活から除外され、非難されているとする家族は、自分たちもテロの被害にあっていると話す。公共サービスを利用する際、テロ組織に加わった近親者の「黒い影」を思い出し、このことも自分たちを不快にしているとする家族は、「テロリスト、裏切者の親族であることを不快に思う」と話している。 200 全文をよむ
国民教育省は、ヴァンで発生した地震による休校の埋め合わせとしてこの地区では中間休みのウィークデーには、教育を継続することを発表した。 国民教育省によって発表された文書によると、ヴァンで2011年10月23日と11月9日に発生した地震の為、ヴァン市とエルジシ郡で10週間、その他の地区で5週間休校になっており、その間、学生たちは教育を受けていないという。 国民教育省は、「初等教育組織規則」第50条と「中等教育組織進級・試験規則」第37条に基づき、一学年中に自然災害、伝染病や戒厳令 全文をよむ
ビュレント・アルンチ副首相は、イルケル・バシュブー前参謀総長の逮捕に関して、「正直に言って、だれも逮捕を喜ぶべきではない」と述べた。 ビュレント・アルンチ副首相は、公正発展党(AKP)イズミル青年会議に出席した後記者会見を行い、議題に関する評価を行った。記者らが、前日のイルケル・バシュブー前参謀総長逮捕に関して質問すると、アルンチ副首相はこの問題への見解を次のように述べた。 「これは非常に重要な事件だ。しかしこの事件によって、つまり逮捕されたことによって、正直かつ誠実に言って 全文をよむ
チャルクホールディング傘下にあるトゥルクヴァズメディアグループが所有するATV局とサバフ紙の売却につき、投資銀行であるゴールドマン・サックスが権限を獲得した。 情報筋がロイターに充てた情報によると、ATV局とサバフ紙に対する最初の(売却)提案は1月18日までになされる予定だという。ある情報筋は、関心を示しているグループとして、投資ファンドであるテキサス・パシフィック・グループ(TPG)やコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)、タイム・ワーナーグループ、そしてドイツのRTLテレビも挙 全文をよむ
ムムタゼル・チュルクオネ教授は、反発をうけ、アタテュルク文化言語歴史高等委員会の委員を辞任した。 委員会の委員に任命された後に「アタテュルク主義者と言われるのは侮辱」と発言したチュルクオネ教授は、辞任の理由をラディカル紙に説明した。 チュルクオネ教授は、「共和国大統領府と委員会の名誉をまもるために辞任が妥当と考えました」と述べた。民主主義の国々の自由主義的民主主義のもとでは、あらゆる意見が認められる必要があるというチュルクオネ教授は、「私のように考える人物が、この委員会におい 全文をよむ
バシュブー元参謀総長は、ベシクタシュにあるイスタンブル裁判所で取調べを続けるイスタンブル共和国検察官のジハン・カンスズ氏により「被疑者」の扱いで事情聴取を受け、その後逮捕が請求された。これを受けて、イスタンブル第12重罪裁判所に送致された同氏に関する事務手続きが終了した。裁判所は、イルケル・バシュブー元参謀総長を逮捕することを決定した。バシュブー元参謀総長は、裁判所を出るとき「トルコ共和国の第26代参謀総長がテロ組織をつくり、指導したという罪状で逮捕されたのだ。国民に判断をゆだねる」と話した。 全文をよむ
アンカラ共和国主席検察特別捜査局は、1980年9月12日の軍事クーデターに関する捜査を終了した。アンカラ共和国主席検事補のヒュセイン・ギョルシェン氏 は、昨日の朝受け取った起訴状を裁判所へ提出した。起訴状では、当時の参謀総長、第7代ケナン・エヴレン大統領、タフシン・シャヒーンカヤ空軍大将へ「終身刑」が求刑された。 1980年9クーデター首謀のエヴレン元大統領とシャヒーンカヤ空軍大将へ捜査担当検事は12の質問をした。昨日起訴状の電子ファイルが配信された。起訴状はアンカラにある二つの特別裁 全文をよむ
トルコ大国民議会のメフメト・サーラム副議長による閉会宣言後、多数の平和民主党(BDP) および無所属の国会議員が、22時10分まで座り込みのデモンストレーションを行い、その後本会議場を出て国会BDP会派室に入った。 国会の閉会まであとわずかという時、BDPのセラハッティン・デミルタシュ党首が、同ギュルタン・クシャナク副党首と共に多数のBDP所属の国会議員を率いて本会議場へ入った。メフメト・サーラム国会副議長が議事を終了させた後も、BDP議員たちは議場を離れなかった。 国会終了 全文をよむ
イスタンブル特任共和国検察は、「インターネット覚書(訳者註:2007年4月大統領選に絡み、軍参謀本部がインターネットを通じ警告を発したとされる事件)」裁判の一環としてイルケル・バシュブー前参謀総長の取り調べを開始した。同前参謀総長は、今後証言のため出頭を命じられる。問題となっているインターネットサイトがバシュブー前参謀総長の承認の下作成されたと主張されていた。 「インターネット覚書」裁判にからみ、前参謀総長のイルケル・バシュブー退役陸軍大将の取り調べが開始された。 「インター 全文をよむ
政府スポークスマンのビュレント・アルンチ副首相は、ウルデレ郡で35人が殺害されたことに関連し、(事件は)故意ではなかったと表現する一方、不手際があったかどうかについては調査を続け、そして、遺族には慰謝料が支払われることを明らかにした。 閣僚会議の会合が閉会した。閉会後に会見を開いたアルンチ副首相は、イラク国境周辺で起きた事件は断固として故意に起こされたものではないことを強調した。 アルンチ副首相は、(事件が)故意に起こされたものではないとして、過失および不手際の有無について調査を続 全文をよむ
トルコ軍の傷痍軍人(ガーズィー)で、今回の事件で17歳の息子を失ったアブデュルアズィズ・エンジュさんは、ヴァタン紙と会見し、こう抗議した。「政府は何もしてくれなかった。子供の棺桶の上にはPKKの旗がかけられていた。この光景を見て本当に辛くなった。私たちは捨てられたのだ。」 自ら志願してトルコ軍の村落警備隊に加わっていた時に足を失ったガーズィーのアブデュルアズィズ・エンジュさんは、今回の軍事行動で17歳の息子サリフさんを失った。サリフさんは通信制高校へ通っていて、夢は大学に行くことだっ 全文をよむ
ギュル大統領は、国会議員の退職年金の増額を含んだ法案への承認を拒否した。法案が社会通念に反しているためであると述べるギュル大統領は、法案を再び審議するため国会に差し戻した。 アブドゥッラー・ギュル大統領は、引退した国会議員への年金の増額を定めた法案をもう一度審議させるべく国会に差し戻した。ギュル大統領は拒否の理由について、当該の議員年金増額法案が社会通念に反しているためであると強調した。国会は15日内に法案を再審議する予定である。もし、同じ内容で法案が再び大統領に送られてきた場合、大統 全文をよむ
エルドアン首相は、ウルデレでの空爆は、10日前に入手した機密情報をもとに実行されたということを明らかにし、この空爆作戦に関する4時間に及ぶ映像記録が手元にあると話した。エルドアン首相は、ハンテペとゲディクテペでの攻撃を引き合いに出し、対応を評価した。 ウルデレ事件で35人の村人が死亡したことについて会見を開いたレジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、「諜報機関がおよそ10日前に提供した情報をもとに無人偵察機(İHA)のを飛行させた。İHAから情報を得てからすぐに、2機のF16戦闘機が攻撃 全文をよむ
メスート・ユルマズ元首相は、複数のメディアで報じられ自身のものとされる「国家機密、裏金、ススルルク報告書」に関する発言について、誤解をもとにして報道されたものだと弁解した。 ユルマズ元首相は、文章で次のようにコメントした: 「(自身の発言として取りざたされている一連の)問題はまったくの誤解から生じている。エンヴェル・アイセヴェル氏との電話インタビューで国家機密の概念はどの状況で有効であるのかという質問に対し、これは唯一外交問題に関する場合に有効である、例えば90年代にトルコの 全文をよむ
42万名が対象者となる金納兵役制度への応募が思うようにいっていない。現在までに4000人が応募したにすぎない。この水準が続けば7万名が利用するにとどまるだろう。金納額130億リラの納付が見込まれていたのに対し、20億リラに留まる見込みだ。 およそ42万人が対象になる金納兵役制度法への応募が思わしく行っていない。その法律が施行されてから今日までに、計4000名が応募した。応募がこのまま低迷すれば、対象者42万人のうち7万人しか制度を利用せず、およそ130億リラに上る納付見込みも20億リラ 全文をよむ
トルコ政治史でもはや伝説となった「メンデレス」の名は、処刑されたアドナン・メンデレス元首相の息子、アイドゥン・メンデレス氏の死により、美容外科医で42歳の孫、アドナン・メンデレス氏に引き継がれる。 1960年の軍事クーデター後に処刑されたアドナン・メンデレス元首相の妻、ベッリン・メンデレス夫人と3人の息子は苦難の人生を歩んできた。1961年の夫の処刑の苦しみを3人の息子に頼ることで和らげようとしたベッリン・メンデレス夫人だったが、1972年、長男ユクセル・メンデレスさんの自殺に再び揺れ 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領によってアタテュルク文化・言語・歴史高等機構の委員に指名されたミュムタゼル・チュルクオネ教授は、「アタテュルク主義者は偏狭」という趣旨の発言をベヤズTVの番組でも繰り返した。チュルクオネ教授は生放送で共和人民党(CHP)がアタテュルクを政治的利益のための道具としていると述べ、ウミト・ズィレリ氏と生放送で討論になった。ズィレリ氏がチュルクオネ教授に「非常に無礼だ」と反論すると、スタジオはにわかに緊迫した。 ■アタテュルクとアタテュルク主義 チュルクオ 全文をよむ
メリフ・ギョクチェキ・アンカラ広域市長は、アルメニア虐殺否定法が仏議会を通過したことを受け、在アンカラ・フランス大使館前に、アルジェリア圧政記念碑の建立を考えていると述べた。 ヒュッリイェト紙、デニズ・ギュレル記者のレポートによると、ギョクチェキ市長は次のように話した: 「我々は他国との不必要な衝突は避けたいと考えているが、衝突を相手国が望むのなら、国際世論に訴えることはより大きな効果があると思っている。この第一歩としてアンカラでは、フランス大使館前の3候補地のうち1か所に、 全文をよむ
ビュレント・アルンチ副首相は、クルド・アイデンティティが30年前にできたものではないとし、これは「千年来の真実である。これを否定するというのなら、80年前に戻ることになる。それぞれのアイデンティティを我々が承認している人びとには、全ての権利を与えるつもりだ」と語った。 トルコ大国民議会本会議で、2012年中央行政予算法案全体の審議が行われた。アルンチ副首相は、ジェミル・チチェキ議長が議長を務めた本会議で、政府を代表してスピーチをした。今日の予算審議はその進め方も内容も非常に水準が高かっ 全文をよむ
フランスは、1915年の事件に関してアルメニア側の主張を否定することを罪とみなす法案を再提出した。これに対し、タイイプ・エルドアン首相が強い遺憾の意を示した。 エルドアン首相は、一昨日、フランスのニコラ・サルコジ大統領に手紙を書き、「法案が通過すれば重大な結果を招く」と警告していたが、昨日の記者会見ではフランスがアフリカを植民地支配した過去に言及した。そして「(1915年事件を)虐殺だと考えたい人たちはわが身を振り返り、自身の血で汚れた歴史を見よ」と述べ、以下のように話した。「もしフラ 全文をよむ
2014年にタイイプ・エルドアンはチャンカヤ(大統領官邸)に入る。しかし、現行の大統領としてか、はたまた公選大統領としてか?トルコは公選大統領制になるのであろうか? タイイプ氏は、公選大統領制は大変意義のあるものだと信じていると語った。議論とともに公選制が良いものであると承知され、制度の移行がスムーズになればと望んでいる。 この方法ではいくつかの問題点と留意点がある。まず、大統領選挙は2012年か?2014年か?議会で承認されるであろうか?昨日、セダット・エルギ ンも書いたよ 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、ルーマニアのトライアン・バセスク大統領を歓待した。 エルドアン首相は、来賓のルーマニア大統領を午後2時30分にドルマバフチェの首相府執務室入口で迎えた。その後、二者会談へと移った。約30分続いた会談にエゲメン・バウシュEU加盟交渉担当相も出席した。首相府は、手術後初めてエルドアン首相が行ったこの公式レセプションの映像を配布した。首相が自宅療養期間中に実施された訪問では写真撮影のみ行われている。先週土曜日(10日)にしばし外出したエルドアン首相は、手 全文をよむ
PKK(クルディスタン労働者党、非合法組織)の都市部組織であると言われているKCK(クルディスタン社会連合トルコ議会)の裁判で、容疑者の拘留延長が決定され、審理は延期された。裁判では、匿名の証人「X」が、KCKと山岳地帯に拠点をおく(PKK)メンバーとに結び付く情報を提供している。 ディヤルバクル第6重罪裁判所における裁判の午後からの審理には、欠席の旨を連絡していた1人の拘留中の容疑者を除く、103名の拘留中の容疑者が出席した。 審理で弁論した容疑者の弁護士たちは、電話の聴取 全文をよむ
トルコ大国民議会(TBMM)で行なわれた予算審議にて、宗務庁予算に共和人民党(CHP)は反対票を投じた。その根拠を、エムレ・キョプリュリュCHPテキルダー県選出国会議員が明らかにした。 テキルダー県チョルル郡にてジェム財団チョルル支部によって主催された、アーシューラーとクルバーンの会に参加したキョプリュリュ議員は、宗務庁予算になぜ反対票を投じたのかについて以下のように話した:「先週、宗務庁の予算が国会に提出されました。宗務庁の予算が国会にて審議された際、私を含めすべての共和人民党議員が 全文をよむ
レジェプ・アクダー保健相は、(ポリープ手術を受けた)レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の健康状況について、「非常に良好であり、いかなる問題もない」と述べた。 アクダー保健相は、保健社会政策に関する新しい取り組みが紹介される「公共政策会議2011」に参加するため、ヒルトンホテルを訪れた。ここで、首相の健康状態に関する質問をうけ、次のように答えた。 「首相の健康状態はたいへんよい。いかなる問題もない。(手術後)どれくらいの期間、休養するかは、首相府かご自身で発表されるのがよいだろ 全文をよむ
被災地では、救急サービス用の電話番号112番へのいたずら電話に、隊員たちが悩まされ続けている。 ヴァンで起きた地震のあと、被災地で職務にあたっている他県から派遣された112番の救急隊員たちは、被災地での困難な状況にも関わらず市民にサービスを提供するため尽力している。 しかし救急隊員らは、市民の救助要請に迅速な形で応えようと努める中で、頻繁にかかってくるいたずら電話や間違い電話に不満を漏らしている。 ヴァン県救急サービスのフェルハン・アイデミル院長は、アナトリア通信( 全文をよむ
共和人民党ケマル・クルチダルオール党首は、違憲と判断された場合、兵役金納制に関する法案について憲法裁判所に提訴すると述べる一方、共和人民党会派副代表アキフ・ハムザチェビ氏は、「廃案のための提訴を行う準備はまだできていない」と話した。 共和人民党イズミル選出議員ルザー・トゥルメン氏は、兵役金納制に関する法案の廃案のために憲法裁判所に提訴することを考えており、調査していることを述べながら、「確実なことは言えない。これは、平等の原則を著しく侵すものである」と述べた。共和人民党ケマル・クルチダ 全文をよむ
ビュレント・アルンチ副首相は、「名前は言えないが、PKK(クルド労働者党、非合法)の幹部のうちの一人がイスタンブルで拘束された」と述べた。 アルンチ副首相は、ゲストとして出演したブルサの放送局ブルサTVの番組で、女性記者たちの質問に答えた。 「女性に選挙権・被選挙権が与えられた記念日のゲストとなりましたね。国会で、特にPKKの政治的シンボルである人たちが「さん」づけで呼ばれる事をどう思っていらっしゃるのかは存じ上げていますが、最近PKKが偽金を作っていた事が分かりました。これ 全文をよむ
セラハッティン・デミルタシュ平和民主党(BDP)党首は、駅前広場での党集会で演説を行い、この広場に集まった人々が政府に対して最も力強 いメッセージを与えていると述べた。デミルタシュ党首は、クルド民族が「平和と友好が訪れることを願ってこの地で80年間蜂起をしており、今日もそれを続けている」のだと言い、「豪雨のため一度集会が延期されました。イドリス・ナーイム・シャーヒン内務大臣は、『BDPはディヤルバクルで集会をできない状態 になった。集会に20人しか来なかったので、雨を言い訳にして集会を中止した』 全文をよむ
先週、『素晴らしい』知らせを得た。ビュシュラ・エルサンル教授が刑務所へ招待してくれたのだ。私は誇りに思い、名前を記帳してバクルキョイ女性少年刑務所を訪れた。一緒に行った2人の友人と、車を刑務所向かいの駐車場に止めた。私は初めて師を、同僚を刑務所に訪ねた。私たちは普通、大学で会っているのだ。 少し心が痛んだ。周りには逮捕者の親族たち…。彼らの顔は不安げだった。母親たち、父親たち、1人の小さな女の子…彼女はおばに会いに来たらしかった。6歳のメレキ(「天使」の意)、名前のごとく天使のようだ。 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が土曜日に消化器系の手術をおこなっていたことが明らかとなった。エルドアン首相の術後の状態は良好だという。首相府広報センターがおこなった発表によれば、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は11月26日土曜日、消火器系の手術をおこなった。腹腔鏡を使い、消化器系の手術を受けたという。手術はエルドアン首相のスケジュールを考慮し、11月26日におこなわれたと発表された。さらに、エルドアン首相の健康状態は安定しているとし、医師が必要だと判断する静養期間を経て公務を開始すると説 全文をよむ
イドリス・ナーイム・シャーヒン内務大臣は、「共和国は、党名に共和国という名称が付いている政党の専売物ではない(注)。我々も共和国の申し子だ」と述べた。 イドリス・ナーイム・シャーヒン内務大臣は、オルドゥでのスケジュールの最終日に、県特別行政局でメディアを遮断して行われた会議の後、自治体の結婚式場で行われた公正発展党の郡党集会に参加した。 党集会で演説を行ったシャーヒン大臣は、政党の仕組みがあいまいであると述べた。トルコの民主化のために最も重要な要素がこの点にあるとしたシャーヒ 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相のデルスィムの大量殺戮に対する謝罪は「10年間のAKP 政権において一番よい仕事だ」と評価するマルマラ大学のアフメト・デミレル教授曰く、「パンドラの箱は開けられた。」そして過去と対話するプロセスが始まった。 デミレル氏は、デイリーニュースとのインタビューで、首相の謝罪はその背後にある理由が何であろうと「好ましい一歩だ」と評価し、過去と対話するプロセスがもう後戻りできない形で始まったことを強調して、これはAKP が行ったことの中で「一番よい仕事」であると 全文をよむ
共和人民党(CHP)のクルチダルオール党首は、デルスィム事件に関するアレヴィー派の「謝罪」への期待には応えなかった。 国家として謝罪した首相に応えるよう仕向けられたクルチダルオール党首は、エルドアン首相がデルスィム大虐殺について公開した文書は初めて公開された文書ではないと主張した。デルスィム追放者らについて明らかにされることを望み、「亡命した家族らが奪われた土地も返還されなければならない」と述べた。 タイイップ・エルドアン首相は、一昨日、デルスィム事件について国として謝 全文をよむ
エルドアン首相は、昨日、「デルスィムの悲劇」(注1)に関し、謝罪した。次は、この謝罪をうけ、法的な措置がとられるかどうかが、関心の的となっている。 トルコ史上はじめて、社会的な悲劇に関する謝罪が行われた。レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、昨日、党の県代表会議での演説で、デルスィムでおきた事件に関し、「もし、国家の名の下に謝罪することが必要なら、そして、それに必要なだけの証拠書類があるなら、私が謝罪しよう。今、謝罪する」と述べた。しかし、これに続いて首相は、共和人民党(CHP)のクル 全文をよむ
トルコ人は、謝罪することを好まない。個人的にも、社会的にも。常に言い訳を考える。 「やったのは我々だが、彼らも刺した」「私が銃を引いたが、彼も(私を)傷つけた」のように。 いつでも、他人を責める口実を見つけることにおいて、我々の上を行く者はいない。 このためエルドアン首相が昨日デルスィム(での出来事)について党の会派会議で「もし、国家の名の下に謝罪することが必要なら、そして、それに必要なだけの証拠書類があるなら、私が謝罪しよう」と述べたことに私は拍手を送る。 デルスィムで1 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が今日発表したデルスィム関連の4点の公文書には、デルスィム(現トゥンジェリ)に関連する決定及び同地域へ行われた軍事掃討作戦の結果が記載されている。 エルドアン首相が今日発表した公文書は、軍警察総司令部により作成されたデルスィム報告書、1935年に制定されたトゥンジェリ県統治に関する法、内務省により作成されたトゥンジェリで1936年以降実行された掃討作戦の結果に関する報告書、掃討作戦の結果を示すリストと、トゥンジェリから1万1,683人が強制移住させられ 全文をよむ
エルドアン首相は公正発展党(AKP)の週の定例集会で、兵役金納制の詳細について語った。 兵役金納制に関する詳細を発表したエルドアン首相は、(金納制が)21日間の軍事基礎教育の免除および、30歳を過ぎた兵役対象者が支払う兵役金納制の額が 3万トルコリラとなると話した。首相は会見から約2時間後、兵役の代替としての兵役金納制に関連する調整を含めた「兵役法の改正に関する法案」を、トルコ大国民議会(TBMM)議長府に提出した。 以下は、エルドアン首相の演説の要約である。 ■兵 全文をよむ
1938年のデルスィム事件[デルスィムにおける虐殺事件]における共和人民党(CHP)の役割が議論されている。しかし、いまだ、何千人もの人々が死んだ事件に関する公的資料さえ公開されていない。実のところ、メディアのデルシィムへの関心は、そもそも「歴史と向き合う」というよりも、CHPとクルチダルオール党首を苦しめることを目的としている。だが、改めて、野党第一党(CHP)は、問題を複雑にすることなく、歴史のこの闇に関する議会委員会の設立を認めるべきだ。 政府に近い報道機関が一斉に「公的史観と向 全文をよむ
イスメト・ユルマズ国防相は、トルコの議題に「兵役の良心的拒否」は挙がっていないと述べ、予定されている改正は「兵役の良心的拒否を繰り返す度に服役が課されることが廃止され、合理的な一つの刑に落ちつかせる事」であると明らかにした。 様々な開会式や起工式に参加するため陸路でシヴァス県のユルドゥゼリ郡を訪れたユルマズ国防相は、ユルドゥゼリ郡警察の集会所を出た所で、報道陣の質問に答えた。 ユルマズ国防相は、代替兵役に関する質問には答えず、この事についてはレジェプ・タイイプ・エルドアン首相 全文をよむ
共和人民党(CHP)で勃発した「デルスィム論争」は、党内でしばらく前から密かにはじまっていた闘争を、表面化させた。「CHPで何がおきているのか」という問いに応えるには、6月の総選挙直後に立ち戻って考える必要がある。 CHPのトゥンジェリ選出の国会議員ヒュセイン・アイギュン氏が、デルスィム虐殺はCHPがやったことであり、アタテュルクも知っていたと発言したのをうけ、CHPで始まった論争は、党内で6月12日の選挙以後、密かに始まっていた闘争を、表面化させた。ある意味で、デルスィムは口実に過ぎ 全文をよむ
今週表紙を飾ったエルドアン首相に対しタイム紙は、「トルコを影響力のある国に変えたエルドアン首相は、アラブの春の救世主となりうるか」と述べている。 タイム誌は、アメリカで発行されている世界的に有名な雑誌であり、今週その表紙をエルドアン首相が飾った。「エルドアン流」というタイトルのもとに、「トルコの親イスラム的指導者は、(世俗主義、民主主義、西欧主義)を志向するトルコを、この地域の影響力のある国へと変えた」と評したタイム紙であるが、「彼のやり方はアラブの春の救世主となりうるか」と疑問を投げかけた 全文をよむ
兵役に従事することを拒む人々に対し、「良心的兵役拒否」の権利を認める法案が議論を呼んでいる。法案の制定に明確な期限を設けていない イスメト・ユルマズ国防大臣は、他国での例を精査すると述べた。「法務省の職員たちが現在調べている。今後(国防省と法務省の)共同で法案制定に取り組ん でいく」と話した。 国防大臣イスメト・ユルマズは、良心的拒否に関して他国での例を検討していると述べ、「法務省の職員たちが現在調べている。今後(国防省と法務省の)共同で法案制定に取り組んでいく」と話した。ユルマズ国防 全文をよむ
民族主義者行動党(MHP)会派副代表のオクタイ・ヴラル議員は、ヴァン地震の救援のため現地を訪れ、二度目の地震で命を落とした日本人についてトルコ政府は日本政府に謝罪するべきであるとの姿勢を示した。国会において記者会見を行ったヴラル氏は(首相に対し)「トルコ国民を助けようと来た人の命すら守れずに、何が政府だ」と語調を厳しくした。 「高潔な国の高潔な方に敬礼します」と述べたヴラル議員は、「何と申しましょう?1999年の大地震の際に、救援者が亡くなるなどということがあったでしょうか?亡くなった 全文をよむ
エゲメン・バウシュEU加盟交渉担当相は、ヨーロッパ最大の麻薬と人身売買のルートはPKK(クルディスタン労働党、非合法組織)の管理下にあると述べた。 バウシュ担当相は、欧州諸国はそろそろ自分たちにとって何が利益となるのかに気付き、麻薬ルート壊滅のためトルコと協力すべきであると述べた。 バウシュ担当相は、以下の通り続けた: 「法治国家の中に、別の国家機構の存在はありえません。米国も中国もEU加盟諸国もこれを承認してはいません。EU加盟諸国でPKK支持者が人々を脅し金銭を集めて 全文をよむ
BDP(平和民主党)とDTK(民主社会会議)の首脳らがイラクでジャラール・タラバーニー大統領と会談した。会談では、タラバーニー大統領に対しクルド問題解決についてイニシアチブをとることを求めた。 北イラクで働きかけを行ったBDP(平和民主党)の首脳部は、クルディスタン愛国同盟議長であるイラクのジャラール・タラバーニー大統領と会談した。 セラハッティン・デミルタシュBDP党首、ギュルテン・クシャナク同副党首、DTK(民主社会会議)アフメト・チュルク議長、アイセル・トゥールク同副議長が、 全文をよむ
エルドアン首相がドイツのメルケル首相との会見の際に言及した連邦憲法擁護機構2010年報告書は、PKKのドイツにおける活動を日の下にさらしている。報告書によると、PKKはドイツで数百万ユーロもの資金を調達し、11500人のコアメンバーがいるという。また、今後、ドイツでの活動を活発化させることを予定しているという。 ヒュッリイェト紙は、エルドアン首相が去る11月2日、ベルリンでメルケル首相との会見の際に言及した連邦憲法擁護機構2010年報告書の詳細を入手した。同報告書では、ドイツにとっての 全文をよむ
ハッキャーリ県チュクルジャ郡にて10月19日夜、兵士24名が殉職した襲撃に関する詳細が解明された。 ヴァン特別権限共和国主席検事の指示通達を受け郡部軍警察司令部により作成された捜査ファイルで明らかになった情報によると、同襲撃は約120-150名から成るグループによって行われた。 サバフ紙の報道によれば、スィイルト県で住民登録をしており「レシト・エルスィ」のコードネームを持つメフメト・ジャン・ギュルハンを含むクルド労働者党(PKK)党員5名が襲撃命令を出したことが明らかになって 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は北イラク・クルド自治政府のマスード・バルザーニー大統領と会談した。バルザーニー大統領はエルドアン首相を「勇敢な指導者」と評し、トルコにおけるクルド問題解決プロセスにおいて行われた活動がトルコ・クルドの友好を強化していると指摘した。バルザーニー大統領がイスタンブルを離れた時間帯にタールク・アル・ハーシミー・イラク副大統領がトルコを訪れたことが明らかにされた。 ベシクタシにある首相府事務局での面会はメディア非公開で行われた。会議は約2時間続いたという。 全文をよむ
アフメト・ダヴトオール外務大臣は、テロ組織PKKに対して皆が毅然とした態度で臨むのは当然のことであり、そうすべき責任があると述べ、北イラク・クルド自治政府からも、PKKに対して明確な態度と積極的な協力を期待していると述べた。 北イラク・クルド自治政府のマスード・バルザーニー大統領と会談したダヴトオール外相は、会談の最後にバルザーニー大統領と手短に記者会見を行った。ダヴトオール外相は、バルザーニー大統領とトルコで会えて光栄だと述べ、バルザーニー大統領はトルコを以前から頻繁に訪問しており、 全文をよむ
トルコ大国民議会(TBMM)のジェミル・チチェキ国会議長は、新憲法(作成の)指針を明らかにし、4月下旬まであらゆる意見や提案を聞き、2012年終わりにも新憲法を完成させると話した。 チチェキ国会議長は、自ら催した諸党間調整会議で新憲法作成工程の指針を明らかにした。4月下旬まであらゆる意見や提案を聞き、2012年終わりにも新憲法を作成させると話した。 チチェキ国会議長は、新憲法調整会議の後に、新指針に関する発表を行った。同議長は、下部委員会で重ねた会議の結果、「委員会の内規」と 全文をよむ
KCK捜査で送検された47名のうち、エミネ・ビュシャル・エルサンル教授とラグプ・ザラコル氏を含む44名が逮捕された。 クルディスタン社会連合トルコ議会(KCK)に対するイスタンブル共和国首席検察局の捜査の結果、ビュシュラ・エルサンル教授と出版社のオーナーであるラグプ・ザラコル氏を含む50人が昨日(10月31日)朝、ベシクタシュのイスタンブル裁判所へ送致された。検察局の取調べの後、47名の容疑者は逮捕状と共に裁判所へ送検られた。うち3名の容疑者は検察局により釈放された。 イスタ 全文をよむ
平和民主党(BDP)のセラハッティン・デミルタシュ党首は、テロ組織PKKへの軍事作戦とクルディスタン社会連合トルコ議会(KCK)に対する捜査を批判した。 デミルタシュ党首は、「頭を垂れるよりも焼けた二本の足になることを選ぶ若者たちは私たちの誇りだ。私たちは彼らを守る」と話した。メルスィン県のギュンドードゥ街区にあるシャフ結婚式場で行われたBDPメルスィン県党会議で党員らに呼びかけたデミルタシュ党首は、(クルドの旗の色である)黄赤緑の三色のスカーフを首にまき、演説を行った。会場を埋めた党 全文をよむ
時計が今日、朝4時に一時間戻された。この調整の廃止を望むエネルギー天然資源相タネル・ユルドゥズ氏は、「人々は今日以降太陽が昇っても無駄に一時間寝てしまうことになる。夏時間は続けるべき。日中の時間をより多く有効に使うべきである」と述べた。 ユルドゥズ氏は、省エネルギーのため引き続き夏時間の適用を行うべきと語った。 エネルギー省は引き続き夏時間を適用することに関し長い間検討を重ねてきた。夏時間適用が話題にのぼると、外務省は「ヨーロッパと時間の不調和が生じる」ことを理由に否定的な意見を述 全文をよむ
共和国記念日を祝う式典の中止に反発する約5000人のイズミル市民は、トルコ国旗を持ってギュンドードゥ広場から共和国広場まで行進して共和国の88周年を熱狂的に祝った。 首相府の通知によって全国同様イズミルでも、花輪贈呈と祝辞の受け入れのみの形で共和国88周年の祝賀が始まった。県庁ではジャヒト・クラチ・イズミル県知事、エーゲ軍司令官アブドゥッラー・アタイ大将、アズィズ・コジャオール・イズミル広域市長が参加して祝辞の受け入れが行われ、各党の代表、国会議員、各大学の学長、市民社会組織代表、行政 全文をよむ
トルコ政府は、ヴァン地震の被災地復興に諸外国からの支援を受け入れることに決めた。 トルコ側は初め必要がないとして、支援の申し入れに感謝をのべつつ、それらの国を書き留めるだけにとどめていた。しかし、被災地でテントやプレハブへの必要が高まったのをうけ、以前支援を申し出ていた30以上の国へトルコ政府はこの状況を伝えた。今までで10カ国がトルコの必要とするテントやプレハブ小屋を始めとして最低限必要な物資を届けることを発表した。その国とはドイツ、イギリス、フランス、日本、スイス、イスラエル、カザ 全文をよむ
トルコ軍が始めた(イラク北部のPKK関連施設に対する)空、陸からの攻撃で、トルコ軍の戦車部隊が国境を越え北イラクに侵入したとする報道に関して、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相とトルコ軍はこれを否定した。 ■エルドアン首相「これは誤報」 エルドアン首相はトルコ軍の戦車部隊が国境を越えて攻撃を行っていると報じられたのに対して、「戦車が国境を越えたという報道であるが、これは誤報である。実際にこのような出来事は起こっておらず、参謀本部にも確認が済んでいる。国境付近では通常の軍事演習 全文をよむ
チュクルジャでテロ攻撃が起こって後、トルコを訪問したイランのサーレヒ外相は、「トルコの問題は我々の問題でもある」と述べ、イランはテロとの闘いにおいてトルコの味方であるとのメッセージをおくった。ダウトオール外相もテロが完全に消滅されるまで共に協力していくことを述べた。 ハッキャーリでのテロ攻撃をうけて、盛んに外交交渉を行っているトルコ政府は、イラクのネチルヴァン・バルザーニ氏(イラク・クルディスタン民主党副党首)に引き続いてイランのアリー・アクバル・サーレヒ外相を迎えた。訪れたイラン外相 全文をよむ
アンカラの消息筋は、急増したPKKによる襲撃の背後にシリアのアサド政権の存在を噂している。トルコ政府と、北イラク・クルド自治政府はともに、シリアのバース党がPKKを煽動しているとみている。軍事作戦の目標は、シリア国籍のフェフマン・ヒュセインとの見方もある。 タラフ紙のヤーセミン・チョンガル氏は、消息筋の主張を、そのコラムに次のように列挙した。以下は引用である。 *********** PKKによるチュクルジャとユクセキオヴァでの襲撃をうけ、中央(アンカラ)の官僚や政 全文をよむ
スペインのテロ組織ETAはPKKと似た側面を持っていると主張する環境政治学センターのジェネラル・コーディネーターのタルク・チェレンク氏は、「もし解決に焦点をあてたやり方が追求されるなら、IRAとETAのたどった道はトルコにおいてPKKが武装解除するためのモデルとなりうる」と話した。チェレンク氏は、スペインで43年かかったETAの武装解除に最も影響を与えたのは市民団体であったと強調した。 分離主義のテロ組織であるETAが43年かけて武装解除したことを評価する経済政治学センターのジェネラル 全文をよむ
本日エルドアン首相は、ハッキャーリ県で24人の兵士が殉職した事を受け、新聞社、テレビ局の放送局長といったトップと会見を行った。しかし、その会見にジュムフリエット紙、ソズジュ紙、アイドゥンルク紙の三社が呼ばれなかった。 11時より首相官邸で会見が行われ、ビュレント・アルンチ副首相、ベシィル・アタライ副首相、ヒュセイン・チェリッキ公正発展党(AKP)副党首、オメル・チェリッキ公正発展党(AKP)副党首が参加した。会見では何社かが参加しておらず、その理由に関心が集まった。 ■会見に 全文をよむ
昨日トルコを揺さぶったニュースは、我々が放っておいたこの数ヵ月のひとつの結果である。決裂したと思っていた話し合いのプロセス、越境軍事作戦準備、大規模なKCK(クルディスタン社会連合トルコ会議)掃討作戦、そして大きな構図として、「クルド問題とPKKは別」というアプローチが支配的な雰囲気。昨日の襲撃が何を目的としていたかという問いに対する答えは、次のように要約される; 1.テロ組織が、アブドゥッラー・ギュル大統領の国境前線への訪問からわずか4日後に、訪問した地域から15km程のところで襲撃 全文をよむ
平和民主党(BDP)のセラハッティン・デミルタシュ党首は、ハッキャーリ県のチュクルジャ郡でクルド労働者党(PKK)により行われ、24人の兵士が殉職した襲撃について批評する中、「現時点で、私たちは崖っぷちにいるのではなく、崖っぷちから落ちている。軟着陸し、被害を少なくする方法を探さなければならない」と述べた。 デミルタシュ党首は、チュクルジャ郡での襲撃を「深刻で、不幸かつ悲惨な事件である」と述べ、事件直後のこの段階で何かを話すのは容易ではないと話した。また、ここのところの一連の事件がここ 全文をよむ
エゲメン・バウシュEU加盟交渉担当相(兼国務大臣)はハッキャーリで起きたPKKの襲撃に関し、「これを放っておくことはできない。今日はトルコにとって転機となった。もう何も以前と同じようにはいかない」と述べた。 バウシュEU担当相は、イラク北部での地上作戦実行は容易な決定ではないと明らかにし、「同地に派遣される1人1人が、親にとって大事な子供なのです。用意周到な準備をした上でないと、派遣することなど、ありえません。しかし、ここでは発表することのできませんが、長期間にわたり用意がされてきまし 全文をよむ
平和民主党(BDP)のデミルタシュ党首は、シリアのクルド指導者マシュアル・タンムー氏の殺害を認めたシリア政府に対し、その責任はアサド大統領にあると非難した。 BDPの共同党首であるセラハッティン・デミルタシュ氏は、昨日(14日)、ヒュッリエット・デイリーニュースに特別メッセージを寄せた。このメッセージで、デミルタシュ氏は、シリアのクルド指導者マシュアル・タンムー(トルコ語読みはメシャール・テモ)の暗殺を認めたシリア政権とアサド大統領を非難した。彼は、アサド大統領が、これを、シリアにおけ 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領は、ヴァン軍警察治安部隊司令部とハッキャーリに駐屯する国境部隊を慰問した。ギュル大統領は兵士達の献身を賞賛し、様々な贈り物を与え、彼らの任務成功を願った。ギュル大統領はハッキャーリ山特殊旅団司令部で一晩過ごした。ギュル大統領は、この地域の兵士達を激励する目的で実施された慰問に関する情報や写真そして映像を、大統領府のウェブサイトに掲載した。ギュル大統領は今日もチュクルジャとシュルナクへ向かった。 ギュル大統領の慰問に、参謀総長ネジュデット・オゼル大将、陸軍総司 全文をよむ
国会でトルコとイランの国境ゲートに関する法案が審議されている時に、国会議員の間で「テロリスト」や「卑劣だ」などという言葉が飛び交う口論が起きた。 国会の本会議でトルコのカプキョイとイランのラジカラ間にある国境ゲートの共同利用に関する合意書の批准法案審議において、国会議員同士で「テロリスト」や「卑劣だ」などという言葉が飛び交う口論が起きた。 本会議で、シュルナク県選出のハシプ・カプランBDP(平和民主党)党首が「シュルナク県の人々を代表して述べます、目を覚ましてください。私たちはこの 全文をよむ
ディヤルバクル選出無所属国会議員レイラ・ザナ氏と、ヴァン選出無所属国会議員アイセル・トゥールク氏、そして平和民主党(BDP)所属 のディヤルバクル選出国会議員ヌルセル・アイドアン氏は、6月12日の選挙前に行った演説で「テロ組織のプロパガンダを行った」という容疑で、最高の者は72年、最低の者も33年を求刑され、起訴された。 ヌルセル・アイドアン国会議員、レイラ・ザナ国会議員、アイセル・トゥールク国会議員は、選挙前の集会でPKKテロ組織のプロパガンダを行ったこと、組織のために犯罪を犯したこ 全文をよむ
オメル・チェリキ公正発展党(AKP)副党首は、平和民主党(BDP)訪問後におこなった会見で、新憲法作成のプロセスに関し、特別な条件なしに折衝委員会を設立することで合意したと語った。 AKPとBDPの会合は1時間20分で終了した。会合の後、BDP総本部前で会見をおこなったオメル・チェリキ公正発展党(AKP)副党首は、「折衝委員会を無条件で設立することについて全面的に合意した」と述べた。会合では新憲法作成プロセスに加えて他の問題にも触れたというチェリキAKP副党首は、会合で憲法改正プロセス 全文をよむ
EUが10月12日に発表する予定の、トルコの「必須事項」を記載した『戦略文書』を当紙は入手した。文書では「報道の自由」、「汚職」、「警察の一方的な暴力の行使」の項目が目を引く。 ヨーロッパ連合委員会によって毎年進捗報告書と一緒に発表され、またいくつかの点で(EU加盟)候補国のロードマップを描く『戦略文書』は、トルコの(EU加盟のための)宿題が未だ山積していることを示している。当紙が入手した文書では、(現状では)不十分だとされた課題の方が、講じた措置よりも多く記載されているのが問題である 全文をよむ
BDP(平和民主党)は、2009年4月14日から今日までに、同党の幹部と党員の7748人が拘束され、3895人が逮捕されたと発表した。 BDPのセラハッティン・デミルタシュ党首は「AKP(公正発展党)よ、次の言葉を忘れるな。今後、平和を追い求め、平和を実現せねばならないのはAKP自身なのだ。なぜなら、私たちは耐え忍び、この政治の場にいるからだ」と語った。 BDPのバージュラル区本部で行われる予定だったが、人が多すぎるという理由で建物の前で行われた記者会見で、デミルタシュ氏は 全文をよむ
シリアのアサド大統領は、「トルコから(シリア国内の)反対勢力に武器が供給されている。変わったのは私ではなくエルドアン首相だ。トルコは30年間憲法を改正できなかったのに、3カ月で民主主義を定着させることを私に求めている」と述べた。 ローオール共和人民党(CHP)副党首率いる代表団と会談したシリアのアサド大統領は「トルコとシリアの友好をアメリカは望んでいなかった。問題は民主主義ではない。本来の目的は、シリアの資源をコントロールしようとしているのだ」と述べたという。 ジュムフリエト 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の母、テンズィレ・エルドアンさんが亡くなった。 テンズィレ・エルドアンさんは胆嚢の手術を受け、約1週間、病院で治療を受けていた。エルドアン首相は悲しい知らせを受けて、ボディーガードを付けずに急いで自宅を離れ病院に向かった。首相は明日(8日)のブルサでの予定もキャンセルした。テンズィレ・エルドアンさんのため、明日、昼の礼拝の後にファーティフ・モスクで葬儀が行われる。その後、遺体はカラジャアフメト墓地に埋葬される予定である。 エルドアン首相は母親に対する愛情と尊 全文をよむ
テロ組織PKKの下部組織クルディスタン社会連合トルコ議会(KCK)に対する捜査で、押収された資料の指令内容は鳥肌がたつようなものだった。デモでは女性たちが前面に立ち、警察の装甲車の下にもぐって死ぬことを望んでいる。「逮捕を恐れるな。辺りを戦場に変えろ」との指令を下した組織は、支持者たちが国で混乱を引き起こすためのデモを増やすことも望んでいる。 PKKの下部組織であるKCKに対する捜査についての詳細が明らかとなってきた。警察が行った捜査では、(捜査対象が)組織が混乱を引き起こすために行っ 全文をよむ
トルコ大国民議会(TBMM)第24会期第2立法年は8人の国会議員の逮捕が陰を落とす中、いくつかの抗議行動と共に始まった。 平和民主党(BDP)の議員たちは、トルコ国会総会の議場に一斉に入り、逮捕された議員たちの名札を机に立て、「抗議行動」に出た。立法年最初の会議であるため、国会事務局により、議員たちの机に花束が置かれた。 ■軍関係者は全員参加 議場にはネジデト・オゼル参謀総長兼陸軍大将と軍司令官たちも全員参加した。アブドゥッラー・ギュル大統領が議場に入った際、共和人 全文をよむ
トルコ大国民議会ジェミル・チチェキ議長は、第24期第2立法期のため行われた特別開会式典の冒頭挨拶で、新憲法について言及した。 チチェキ議長は、国会議員及び政党には民主主義的な成熟を期待していると述べ、「今期、トルコ大国民議会は、95%という高い割合での「非死票率(有権者が投じた票の95%が議員選出に反映されたということ)」を達成しました。女性議員の数が増えたことは、皆にとって喜ばしいことです。このような議会構成は、我々に力を与え、効率性が高まり、議会運営もうまくいくと思っています」と話 全文をよむ
トルコ大国民議会(TBMM)第24会期第2立法年が始まった。宣誓を行った平和民主党(BDP)の議員達の中にレイラ・ザナ議員もいた。 国会でのアブドゥッラー・ギュル大統領の演説の後、平和民主党(BDP)の国会議員達が宣誓を行った。宣誓を行った議員達の中で、最も注目を浴びた人物はレイラ・ザナ議員であった。BDPの代議士であるザナ議員は、議員の宣誓(文)を誤って読んだと主張された。ザナ議員は、国会議員が宣誓を行う際に演壇で「チュルク・ミレッティ(トルコ人)」と言うべきところを「チュルキイェ・ 全文をよむ
去る7月の総選挙の前に平和民主党(BDP)の候補の被選挙権が無効とされことに抗議して行われてデモで1人の若者が死亡して以来、BDPは大統領府からの招待を拒否してきた。しかし、昨日、BDPは局面を打開する一歩を踏み出した。 10月1日に始まるトルコ大国民議会で宣誓をし議会に参加する決定をしたBDPのセラハッティン・デミルタシュ党首とギュルテン・クシャナク副党首は、昨日ギュル大統領と会見した。デミルタシュ党首は、約45分間の会談ののち声明を発表し、「親愛なる大統領は、我々の議会への参加決定 全文をよむ
ヘイベリアダ号とビュユクアダ号の進水式にあたって、アブドゥッラー・ギュル大統領は重要な演説を行った。 ギュル大統領は産業、科学、技術の分野で非常に先進的な国々においてモーターは有力な防衛産業であるとし、「平和を望み、法と権利を守る意志があるのなら、戦争への備えもまた必要なのです」と述べた。 国産自動車、飛行機ときて今度は国産軍艦の生産が話題となっている。アブドゥッラー・ギュル大統領は、以前は国外に依存して購入していた軍艦を、今日国内の技術者や専門家、労働者らとともに生産することに誇 全文をよむ
イギリスで出版されているニュー・ステーツマン誌の恒例「世界で最も影響力のある50人」調査において、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が第11位となった。 同誌には、リストへ初登場のエルドアン首相とトルコ政治に関して長い記事も掲載された。 ドイツのアンゲラ・メルケル首相が第1位を占めたリストでは、CIA長官であるアメリカのデイヴィッド・ペトレイアス陸軍大将が第2位に、中国の人権擁護者であるアイ・ウェイウェイ(艾未未)氏が第3位となった。アメリカのバラク・オバマ大統領は、第5位と 全文をよむ
トルコが北キプロス・トルコ共和国(KKTC)と共同で地中海において石油探査を行うことを可能とする、先日ニューヨークで調印された大陸棚の境界についての合意が、キプロス・ギリシャ側を不安にした。 キプロス島の新聞が合意に大きく紙面を割いている中、ギリシャ議会には、戦時に対応する新しい部署を設けることに関する法案が提出された。この部署の名は、緊急時市民計画(PSEA)部となっている。「戦時諸法」として名付けられた法を整備することによって、南キプロスが緊急時において(ギリシャが)どう行動するか 全文をよむ
エルドアン首相は、国連総会出席のためニューヨークに夜到着した。その後参加した「オープンガバメント・パートナーシップ(OGP)」発足式典では、過密スケジュールや、時差ぼけからか、疲れている様子が目に付いた。懸命にこらえていたが、メキシコのフェリペ・カルデロン大統領のスピーチの際に、しばしば居眠りをしてしまっていた。 全文をよむ
平和民主党(BDP)は、アンカラとスィイルトで市民が命を失った爆破武装テロを非難した。 平和民主党のセラハッティン・デミルタシュ党首とギュルタン・クシャナック副党首は共同声明を出し、次のように述べた。 「生きる権利に対するこのテロを激しく非難する。両事件を起こし、起こさせた者は一刻も早く明らかにされなければならない。いかなる疑問の余地も残さない形で、健全な調査が行われなければならないし、すべての情報が世間と共有されなければならない。」 デミルタシュ党首とクシャナック副 全文をよむ
国家諜報機構(MİT)とテロ組織PKK(クルディスタン労働者党、非合法組織)の間で行われていた交渉は、予期された反応を引き起こさなかった。批判は交渉の事実ではなく、その内容に向けられており、今後も議論は続くだろう。 国家諜報機構(MİT)のハカン・フィダン次官とテロ組織PKK(クルディスタン労働者党、非合法組織)の幹部達が行った交渉記録の存在は、一見トルコで予期された騒ぎを引き起こすことはなかった。漏えい内容よりも多くの時間が、誰がリークしたのかということに割かれており、共和人民党(C 全文をよむ
イランは、トルコとPKKの北イラク・カンディル・キャンプに対して共同で軍事作戦を行うのではないか、と言われていることについて言明した。 バフマン・ホセインプール駐アンカラ・イラン大使は、トルコが行うPKKとの闘いを支持することを明らかにし、「しかし、北イラクにおける共同軍事作戦の話は別である」と述べた。 バフマン・ホセインプール駐アンカラ・イラン大使は、ジェミル・チチェキ・トルコ大国民議会(TBMM)議長のもとを訪れた。対談の後、説明を行ったホセインプール大使は、二カ国の北イ 全文をよむ
エルドアン首相は、チュニジア暫定政府シブシ首相と会談後、共同記者会見にて、「我が国は民主的、世俗的、社会的な法治国家です。人は政教分離できませんが、国家は政教分離できます。ムスリムは、世俗国家を上手に運営できます」と話した。エルドアン首相は、チュニジアが真の民主主義への過渡期にあることを願っていると述べた。 タイイプ・エルドアン首相は、「アラブの春」歴訪の旅2番目の目的地であるチュニジアで、政教分離に関する重要なメッセージを発した。エルドアン首相は、「人は政教分離できないが、国家は政教 全文をよむ
トルコのお茶の間を揺り動かす新たな音声記録が流出した。今度は国家諜報機構(MIT)が爆発の現場となった。なぜなら、その記録が国家諜報機構、PKK、イムラル島に関する内容に触れているからだ。 ■サイトをハッキングし流出 音声テープの爆弾発言の内容と同じくらい、今回の音声記録の流出は不可解である。そのため、気づかないようハッキングされたと指摘されている。音声記録は9時37分に親PKK的として知られるディジュレ通信のホームページに掲載された。「対話の中身はエルドアンを炎上させる」の 全文をよむ
フェリドゥン・スィニルリオール外務次官率いる代表団はイラクの首都バグダッドを訪れ、公式な接触の一環でイラクのホーシヤール・ズィバーリー外務大臣とウサマ・アル・ヌジャイフィー国民議会議長と会談した。 スィニルリオール外務次官は代表団が行った会談について語り、イラク当局者とテロとの戦いについて包括的に概観しカンディルのPKKテロ組織の存在に対するトルコの遺憾の意に言及したと述べた。 「会談でテロとの戦いにおける決意を強調した」と述べたスィニルリオール外務次官は次のように話した。 全文をよむ
トルコ大国民議会ジェミル・チチェキ議長は、イスラエルのアビグドール・リーベルマン外相の対トルコ報復プランの主張に言及した。チチェキ議長は、「血や憎しみ、あるいは武力、テロ、残虐行為など人道から外れた方法や手段に訴える人々が、大臣や政治家として発言しているところをわれわれは目撃しているのです。落胆させられます」と語った。 第12回国際ベイパザル地域フェスティバルの開会式に出席したジェミル・チチェキ議長は、この3~5ヶ月間、トルコを取り巻く地域では地理的な枠組みで警戒し、注視すべき出来事が 全文をよむ
国家儀典に文民化の風が吹いている。かつてアタテュルク時代に定められていた「長の原則」に立ち戻って制定された新リストでは、宗務庁長官が上位10位以内に入る。 文民化の風は、公式名が「首都儀典順位リスト」である国家儀典にも及んだ。1980年クーデタの産物である現行の国家儀典リストが全面的に見直され、最大野党党首と裁判所長官が参謀総長より上位を占めることになる。新しい「順位リスト」の最も驚くべき点は、51番目であった宗務庁長官が軍司令官をおさえて上位10 位以内に入ることである。EU規定を基 全文をよむ
以前ビュレント・アルンチ副首相は、「カラユラン自らの肉声や映像のあるニュースは行われていない、あれには何かあるのだが、今はまだ説明できることもお見せできることもない。作戦の前後で我々にこのカラユランという人物に関する情報や発言や姿は目下発表されていない。」 この発言に対してカラユランは「ビュレント・アルンチもよくわかっているだろうが、我々はここにいてあなたがたに拘束されることはない」と答えた。 ケルンで昨日開催されたクルド・フェスティバルが、Roj TV によって生放送される 全文をよむ
ヴァン県選出の無所属国会議員、アイセル・トゥールク氏は感情的分離は最終的に政治的分離の原因になるとして、「これ程の死や痛み、怒りの感情と結びついた将来など約束され得ない。このまま続けば、今日、いや明日、いや、いつの日か、クルド人はこの国家とのつながりを切るだろうと確信していただきたい」と述べた。 平和民主党(BDP)と民主社会会議(DTK)は9月1日、世界平和の日を記念してヴァンで集会を開いた。集会でスピーチしたトゥールクDTK副代表は、戦争の最中に9月1日世界平和の日を祝うと述べ、政 全文をよむ
政治家たちの間で恒例となった政党間のバイラム訪問で、改めて政治について話された。公正発展党(AKP)と共和人民党(CHP)間のバイラム訪問では、新憲法と「和解」のメッセージが与えられた。 共和人民党のギョクハン・ギュナイドゥン副党首を代表とした代表団が、公正発展党を訪問した。ギュナイドゥン副党首は、「国民の希望に沿う共通の憲法を策定するという考えは、我々全員が持っている。これを、和解と社会的合意によって実現することは、我々全ての願いである」と述べた。ホストとして話した公正発展党のサリフ 全文をよむ
マーヴィ・マルマラ号の弾圧について、国連の最終的な立場を明示するパーマー報告書提出の前日、トルコ政府は警告をおこなった。報告書の提出日までイスラエルから別のアプローチがなければ、トルコはBプランを推進するつもりだ。 トルコは、マーヴィ・マルマラ号事件の謝罪を要求しているイスラエルに対し、堪忍袋の緒が切れる限界に来ている。トルコは、9名が死亡したマーヴィ・マルマラ号事件を調査している国連のパーマー委員会の報告書が明日以降9月前半には提出される見込みのため、対応を準備している。報告書提出の 全文をよむ
ギリシャの極右政党・国民正統派運動党のヴェロプロス国会議員が、トルコ人画家のハティジェ・クムバラジュ・ギュルソズ氏がナフプリオン・フェ スティバルに参加した際に配布した卓上カレンダーの絵のアタテュルク廟をアクロポリスと勘違いし、「アクロポリスの絵にトルコ国旗とアタテュルクのシル エットを描くのには賛成できない」と述べて物議をかもした。間違いに気づいた後も「同僚が誤ったことを伝えたのです」と弁明した。 ギリシャの極右政党・国民正統派運動党のテッサロニキ選出の国会議員、キリアコス・ヴェロプ 全文をよむ
アフメト・ダヴトオール外相は、9月1日にフランスで行われるリビアに関する会議へのトルコの参加に関し、最終的な決定は下されていないと述べた。 コソボの首都プリシュティナで会談を続けているダヴトオール外相は、昨日ある新聞で報じられた、エルドアン首相がニコラ・サルコジ仏大統領からのリビアに関する会議への招待を断り、会議へは外相級の参加となるという報道を否定した。ダヴトオール外相は、「この件に関し、首相と昨日話した。この件ではまだ明確な決定はない。参加状況や首相のバイラムの予定に合わせて判断す 全文をよむ
前参謀総長のウシュク・コシャネル退役陸軍大将は、ある国外のウェブサイトにおいて自身のものとされる録音テープが流出したことに関して、「(自身のものとして)述べられているものはすべて、国の委員会において政府高官と行った会談でも話したことであり、法に基づいて行われるよう、私が指示を出した事柄である。何者かにうっかり漏らしてしまったり、隠し立てをしたり、秘密にしていた事柄ではない」と述べた。 ウシュク・コシャネル前参謀総長が国外のウェブサイトで自身のものとされる録音テープが流出したことに関して 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領は、(大統領の)職務が全ての政党に対し平等な距離を保つ責任を課していると述べ、「この責任を果たす一方、否応なしに人は努力している」と述べた。 ギュル大統領はアナトリア通信に対し独占インタビューを行い、2007年8月28日に始まった大統領府での4年間とこの間の社会生活、大統領としてチャンカヤの官邸にもたらした革新と日常生活に関して心配されたことなどについて話した。 大統領府のイスタンブル・タラブヤのフベル官邸で行ったこと、ギュル大統領の現役政治家時代の気楽 全文をよむ
ディヤルバクル選出の無所属国会議員であるレイラ・ザナ氏は、この地域で最近起こっている事件とトルコによる北イラクのPKKのキャンプに対する空爆について、アブドゥッラー・ギュル大統領やアメリカのバラク・オバマ大統領をはじめとする世界各国のリーダーたちに手紙を送った。 ザナ氏は、「全世界の人々が注視する中、200年にわたる争いが続けられてきたこの地域は、平和を切望しています。クルディルタン地域が、第二のパレスチナになってはなりません。スリランカになぞらえるべきではありません。それは共同体の混 全文をよむ
分離主義組織の指示でイラク国境に人を集めようとした平和民主党(BDP)だったが、地域の人々からの反応を得られず、テロ組織は分裂の恐れに見舞われた。 テロ組織の命令でTSK(トルコ国軍)の北イラクにおける軍事行動を止めさせるため、(イラクとの)国境付近に人を集めようとしたBDPは、落胆した。暴力にうんざりし、それを追求する政治に反発を示していた北イラク国境付近の人々が、招集に応じなかったためだ。BDPは、越境攻撃を止めさせる目的でPKK(クルディスタン労働者党、非合法組織)のウェブサイト 全文をよむ
ウシュク・コシャネル前参謀総長のものとされる録音テープの第2弾がインターネットに流出した。テープの中で、コシャネル前参謀総長と思われる人物の「我々は間違いを犯した。法と規則を逸脱する行動をした。全てこのようになるだろうと思っていた」との発言が注目されている。 高等軍事評議会の前に退職を願い出たウシャク・コシャネル前参謀総長が、テロとの戦いに関して話し合うために何人かの将校と行った会議での録音テープがインターネットに流出した。 録音テープでは、テロとの戦いにおける間違いや怠慢、そして 全文をよむ
水曜日にハッキャーリ-チュクルジャ間の国道でPKKのテロリストらが軍の隊列に対して行った対戦車地雷とロケット砲による攻撃で殉職した兵士のうち、今日ヨズガトで行われる予定だったエルハン・アル上級軍曹の葬儀が延期された。ヨズガト県のネジャティ・シェンチュルク県知事は、DNA検査で、遺体がエルハン・アル上級軍曹のものではないと明らかになり、このため葬儀が中止されたと話した。 チュクルジャでの襲撃によって殉職したヤヴズ・バシャヤル少佐とエルハン・アル上級軍曹の遺体がDNA検査の後に土葬されるこ 全文をよむ
ベシル・アタライ副首相は、テロとの闘いにおいては全組織がかつてない程に連携して臨んだと述べ、問題解決において非合法的手段はとらないと言明した。 アラタイ副首相は、テロとの闘争について、NTVアンカラ特派員のニルギュン・バルカジの質問に答えた。 アラタイ副首相は、増加するテロ攻撃による殉職者の遺族に哀悼の意を表し、選挙後にテロ組織に急速な動きがあったと話した。「選挙の後、テロが始まりました」と述べ、「警察や軍の行動はなかった。(そうした時に)地雷埋め込みの罠が仕掛けられ、殉職者 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、訪問先のソマリアで「ソマリアから、母国トルコに向けて声を大にして言いたい。トルコには心ないことをいう人々がいる。つまり、『トルコにも、飢餓や貧困の問題があるというのに、首相はソマリアに行って何をするというのだ』というような陰口を叩く 人々のことである。私はそうゆう人々に、この地へ来てソマリアの人々がどう生活をしているのか実際に見てごらんなさいと言いたい」と語った。 首相のレジェプ・タイイプ・エルドアンは、訪問先のソマリアで「ソマリアから、母国トルコ 全文をよむ
民族主義者行動党(MHP)のデヴレト・バフチェリ党首は、12人が死亡し11人が負傷したハッキャーリ・チュクルヂャ郡のテロ事件について会見を行った。 党としてテロとの戦いで行うべきことを語ったバフチェリ党首は、「エルドアン首相がテロ組織PKKの卑劣な攻撃に粘り強く対応すると言ったのは、裏切りとはいかないまでも許されない怠慢として受け止めている」と話した。 ■「我々の痛みは甚大で、憎しみと怒りは計り知れない」 「トルコ国民は、新たな悲劇と非人道的な殺人者による暴力的な攻 全文をよむ
トルコ大国民議会(TBMM)のジェミル・チチェキ議長は、共和人民党(CHP)イスタンブル県選出で義足のシャファク・パヴェイ議員に対して、パンタロンを着用しての本会議への出席を許可するとCHP執行部に伝えた。 交通事故により左腕と左足を失ったパヴェイ議員は、現在、内規により本会議に出席する際にはスカートを着用することを強制されている。 パヴェイ議員が義足を見られることに関して不快に感じるであろうと考えた政府は、議会内規のある条項に変更を加えることを提案した。その提案とは、女性国 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、慣例となったドルマバフチェ宮殿での会議を開始した。以前、“民主的解決”が取り上げられたこの会議の今回の議題は、新憲法だ。 エルドアン首相は9月に初めて市民団体(STK)と会談を行う予定である。ドルマバフチェ会議を設定した公正発展党(AKP)のヒュセイン・チェリキ副党首は、「憲法に関してこれまでに取り組んできた市民団体と我が党首が一堂に会せば、ブレインストーミングができるだろう。首相が(市民団体からの)提案を受け入れた後、会談は具体化されていった。私 全文をよむ
かつては「ヨーロッパの病人」とみなされているトルコに対し、今や「ユーラシアの中国」というたとえが行われている。ウォールストリートジャーナル紙は、エルドアン首相に関し、「片手に数珠、片手にiPad」との表現を用いた。 アメリカで購読数の多い新聞の一つであるウォールストリートジャーナルの編集者委員マシュー・カミンスキー氏は、ムスタファ・アクヨル著『過激主義を超えるを超えるイスラーム』を紹介した「宗教と多元的存在」という記事のなかで、アクヨル氏の「自由民主主義は、ムスリムの土地でも発展しうる 全文をよむ
共和人民党(CHP)会派副代表のエミネ・ユルケル・タルハンは、昨日(9日)トルコ大国民議会で開かれた討論会で、アフメト・ダウトオール外相がシリアのダマスカスを訪問したことに言及し、「トルコはアメリカの中東におけるお使いか?伝令か?」と批判した。 ケマル・クルチダルオールCHP党首は、公正発展党(AP)の外交により、トルコは西洋列強のための中東のスポークスマンの立場になったと発言した。またレジェプ・タイイプ・ エルドアン首相がシリアについて「我慢の限界に達した」とコメントしたことに対して 全文をよむ
大統一党(BBP)のムスタファ・デスティジ党首は、軍の後見人体制の完全な廃止のために参謀本部を国防省に付属させる取り組みを後退させてはならないと述べた。 デスティジ党首は、党のデニズリ県支部で行った記者会見で、話題となっている諸問題について意見を述べた。高等軍事評議会(YAŞ)で起こったことが国民の成功だとしたデスティジ党首は、国民投票で改憲要求が示されなければ、参謀本部の国防省付属が実現しないとの見解を示した。新憲法制定への取り組みにいつでも協力する準備ができているとしたデスティジ党 全文をよむ
クーデターの根拠である「トルコ共和国の保全と防御」の条項に、議会システムに従うという条件が追加されることとなった。 クーデター及びクーデター計画の「法的隠れ蓑」と言われるトルコ国軍内務法第35条の改正に向け基礎調整に入った政府は、軍部より期待していた「肯定的サイン」を得た。(改正後の条項では)トルコ国軍の「トルコ共和国の保全と防御」という任務は維持されるが、これを実行する際は民主的議会システムに従うことが強調される。 昨年9月12日に行なわれた国民投票で、(1980年クーデタ 全文をよむ
バルヨズ裁判で拘留中の将校らの今後が、高等軍事評議会の最終日に明らかになった。ネジュデト・オゼル参謀総長代理(当時)の要請に基づき、エルドアン首相は、拘留中の将校らの昇級に関し、「今回だけ特別に」もう1年任務に就くことを許可した。 初めての事項が多く議論された高等軍事評議会が終了した。評議会での決定は、本日、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相からアブドゥッラー・ギュル大統領に提出され、11時に公表される。エルドアン首相が高等軍事評議会のトップであるのを明らかにした「会議テーブルで唯一の 全文をよむ
オゼル大将は昨年の高等軍事評議会で陸軍司令本部長へ推薦された。しかし、この職務へ任命されることで参謀総長への道が閉ざされるという理由で、この提案はギュル大統領により否認された。 参謀総長へ任命される見通しの陸軍司令本部大将ネジデット・オゼル氏と関係し、今日の事態を予測させる議論が昨年の高等軍事評議会にて行われた。オゼル氏は軍警察総指令本部長へ任命され、トルコ軍の慣例で2011年に陸軍司令本部長、2013年には参謀総長に任命されると期待されていた。しかし、昨年の高等軍事評議会において陸軍 全文をよむ
デヴレット・バフチェリ(民族主義者行動党(MHP)党首) トルコ国軍の伝統的な階層構造を崩そうとと決めつけている公正発展党(AKP)の考えが、現在の危機の主たる原因であることは明白です。最新の動向から、トルコ国軍が再構築されることが求められているとわかります。長い間トルコ国軍に所属した提督や将軍達が、エルゲネコン、バル ヨズ、インターネット覚書事件、のように名付けられたクーデーター疑惑に関連付けられたことが、現在話題となっている危機の根底をなしているのです。全く結論づけられない、常軌を 全文をよむ
月曜(8月1日)に始まる高等軍事評議会の前に、ウシュク・コシャネル参謀総長と3名の軍司令官が退職を願い出た。政府は司令官たちが起こした今回の危機を3者会談での決定によって処理し、陸軍司令官にネジュテト・オゼル陸軍大将を任命した。こうしてオゼル氏が参謀総長になる準備を整えたのだ。 参謀総長ウシュク・コシャネル陸軍大将と3名の軍司令官は高等軍事評議会の前に退職を申し出た。昨日(7月29日)の夕方に入った衝撃的なニュースは、世論の目には辞任として映った。しかしその後この件が辞任ではなく、依願 全文をよむ
参謀総長と3人の軍司令官が遂に辞任した。これまでも、バルヨズ裁判で163人の軍人が告訴されたとき、さらにバランル将軍が逮捕されたときにも、辞任が検討されてきた。 高等軍事評議会を前に、参謀総長のウシュク・コシャネル将軍、エルダル・ジェイァンオール陸軍将軍、エシュレフ・ウウル・イイト海軍将軍、ハサン・アクサイ空軍将軍は、アンカラで一週間来つづいてい「危機」が回避されないのを受け、辞任した。 昨年の高等軍事評議会でおきた「危機」を今年も繰り返さないようにと、今年は政府と参謀本部の 全文をよむ
参謀総長の職を辞したウシュク・コシャネル大将は辞任のメッセージを述べた。 参謀総長を辞職したウシュク・コシャネル大将は、「カラネット」と呼ばれる内部通信システムを通してこの決定に至った理由を軍の仲間に伝えた。 コシャネル参謀総長は辞任のメッセージの中で、辞任の理由を明確にし、以下のように語っている。 「(軍関係者の)取り調べと長期拘束の目的は、トルコ国軍(TSK)を継続的に話題にし、世論においてTSKが犯罪組織であるという印象を造り上げるということであり、これをチャ 全文をよむ
何日間も続いた会議の後、ギュル大統領とエルドアン首相が「問題はない」と発言したにも関わらず、トルコの歴史上最大の危機の一つに数えられる事件が起こった。 高等軍事評議会(YAŞ)での参謀総長と軍警察司令官を除く軍司令官への辞任要求を発端とするこの危機の前、アブドゥッラー・ギュル大統領とレジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、肯定的なメッセージを投げかけていた。 アブドゥッラー・ギュル大統領は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相、そして参謀総長のウシュク・コシャネル陸軍大将と午前中に会合 全文をよむ
憲法改正で積極的な役割を果たすため、トルコ大国民会議へのボイコットに終止符を打ち、宣誓を行うつもりであると語った平和民主党(BDP)は、新しい憲法に向けたロードマップを準備した。BDPは民主的自治が憲法で認められるよう公正発展党(AKP)からの支持を探る。 BDPがヴァンで行った集会で、憲法改正が議題として取り上げられ、党のロードマップが明らかにされた。これによれば、BDPは第一に、過日、民主社会会議(DTK)で宣言された民主的自治が憲法に盛り込まれることを望んでいる。BDPは民主的自 全文をよむ
ラマザン(断食期間)の開始を前に、共和人民党(CHP)議員の大多数は、大変だった選挙をやっと終えて多くの避暑地で姿を見せ始め た。休暇は万人の権利。文明国で8月は休暇の月。このため、ケマル・クルチダルオール氏は議員たちへ良く体を休めること、そして9月1日からはまた忙しい 日々が待っていることを伝えた。ラマザンはエネルギーを蓄える時。 しかし与党にとっては異なる。公正発展党イスタンブル支部のアズィズ・バブシュチュ支部長は、全く反対でラマザンは組織にとって、議員にとって、非常に多忙な政 全文をよむ
エルドアン首相はアゼルバイジャン訪問をした際、アルメニアのサルキシャン大統領に対し、「サルキシャン大統領は謝罪すべきだ」と述べた。エルドアン首相は、アゼルバイジャン・アルメニア間のナゴルノ・カラバフ問題に関し、アルメニアが占領していると同国を批判した。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、アゼルバイジャン訪問でアルメニアを厳しい言葉で批判し、トルコのアルメニア問題解決にブレーキをかけた。エルドアン首相とアゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領は約2時間に及ぶ個人会談の後、集団会談へ 全文をよむ
平和民主党(BDP)が支持し、ヴァン県で無所属国会議員に選出された民主社会会議(DTK)副代表のアイセル・トゥールク氏は、ディヤルバクルで開催されたトルコにおける集団墓地の真実会議で、(トルコ)政府がクルド人に対して冷酷な戦争を進めていると主張し、「平和をもたらせなかったことをクルドの人びとに謝りたい」と述べた。 ディヤルバクル人権協会、メソポタミア遺族者の集い(MEYADER)、遺族者の集い(YAKAY-DER)は、カヤブナル市立ジェゲルクウィン(※クルド系の詩人の名前)文化センタ 全文をよむ
平和民主党(BDP)執行部は、「民主的自治を撤回することは不可能だ」とのメッセージを表明した。党内では、クルディスタン社会連合(KCK)の収監中の国会議員達のために、和解を得られない状態であっても、国会の場で闘いを継続するという意見に重きがおかれた。 民主社会会議(DTK)の「民主的自治」宣言は、平和民主党(BDP)の国会議員達が集まったヴァン・キャンプでも主要協議事項であった。会議の初日には、民主的自治、クルド問題、新憲法、13名の兵士の殉職後に生じた緊張状態と全体的な政治展開につい 全文をよむ
公正発展党カラビュク選出の国会議員で元トルコ大国民議会議長のメフメト・アリ・シャーヒンが、「兵士たちをもっとよく育てていれば」と語った。 メフメト・アリ・シャーヒン元国会議長は、県調整会議のためカラビュク県を訪れ、シルヴァン郡(ディヤルバクル県)で殉職した13人の兵士について以下のようにコメントした: 「テロ組織のメンバーは山岳地帯で自身をより上手く育て上げている。こうしたテロ組織と闘う兵士たちは、彼らより格段によく訓練されていなければならない。この点で我々に落ち度があったと 全文をよむ
オジャランの平和的なメッセージに反し行なわれた平和民主党(BDP)の国会ボイコットや民主的自治区宣言は政治面において、スィルヴァンの銃撃戦は軍事面において、緊張が高まったことを表している。 ■誰が何を言ったか?何をしたか?何を意味するか? ・アンカラ イスタンブル、アンカラ、イズミル、メルシン、マイサ、コンヤ、デニズリ、アフヨン、ボル、カラビュク、チョルム、エルズルム、スィヴァス、クルッカレ、サムスン、マルマリス、エラズー、デュズジェ、カイセリで昨日開かれた集会において、 全文をよむ
スィルヴァン地区(ディヤルバクル県)での(トルコ兵)襲撃事件の後、エラズーで高まっている緊張に不満を抱く民族主義者行動党(MHP)と平和民主党(BDP)の間で最初の一歩が生れた。 二つの政党の県代表は共同声明に署名した。テロ攻撃の後、いくつかの県で挑発的な行動がとられようとしており、エラズーでもBDP県支部関連の建物に向かって抗議デモを行おうとしたグループと他のグループの間で一触即発の状態となった。これを受けて、同県の63の市民団体が加盟するエラズー市民団体組織プラットフォームは、頻 全文をよむ
ディヤルバクルのスィルヴァン郡で13人の兵士がPKK(クルディスタン労働者党、非合法組織)によって殺された事件によって、選挙に向かって形成されてきた雰囲気が振り出しに戻った。PKKは自分本意の行動を続けることを示した。選挙の前の脅しがうそでないことを証明しようとしている。 武装行動を継続する一方で、政治的な一歩も踏み出している。13人の兵士が殉職した日に、「自治」が宣言されたのが直近の例だ。 PKKがカンディルで出した声明と、平和民主党(BDP)と民主社会会議(DTK)が 全文をよむ
共和人民党(CHP)のアーキフ・ハムザチェビ会派代表は、ディヤルバクル県スィルヴァン郡において13人の兵士の殉職と、テロ組織が支持する民主社会会議の自治区宣言が同じ日に起こったことは偶然ではないと述べた。 ハムザチェビCHP会派代表は、トルコ大国民議会 (TBMM)で行われた記者会見で、ディヤルバクル県スィルヴァン郡で殉職した13人の兵士に神の慈悲を祈り、遺族とトルコ国軍、国民に対し哀悼の意を表した。 民主的自治区が承認されるようなことはないと述べ、トルコは単一の国民国家構造 全文をよむ
民主社会会議(DTK)は、ディヤルバクルで「民主的自治」を宣言した。宣言文を読みあげたのはアイセル・トゥールク氏。自治宣言がなされた日付(7月14日)が注目をひいた。 民主社会会議(DTK)の会合で採決された宣言文を読み上げた同会議共同代表のアイセル・トゥールク氏は、「民主的自治」宣言について、「国際人権規約の定義する諸権利に照らし合わせ、共通の祖国という理解に基づく領土保全および民主的国民という視点に基づいて、諸集団(民族)からなるトルコ国民としての一体性を固守しつつ、クルド人として 全文をよむ
朝方から始まった公正発展党(AKP)と共和人民党(CHP)の協議の結果、宣誓ボイコット問題に決着がついた。 代表議員らは協議の末作成された文書をまずケマル・クルチダルオールCHP党首とエルドアン首相に提出、二人の承認により宣誓問題は和解に至った。CHP議員らは、15時開始のトルコ大国民議会(TBMM)総会で宣誓を始めた。国会議長のアナウンスの後、一番目としてアリ・デミルチャルCHPアダナ選出議員が壇上に上がり宣誓を行なった。CHP議員の宣誓は今も続いている。 ■エルドアン首相 全文をよむ
原子力に反対する人々を会合に招待したザフェル・チャーラヤン経済相は、「私は原子力に反対だ(と君は言う)。ご意見は承った、では代わりに何を使うのかね。まさか家畜の糞からエネルギーを作り出すというのか」と述べ、反感を示した。 ザフェル・チャーラヤン経済相は、選挙区であるメルスィン県のイスケレ・マリナレストランにて新聞記者らと会合を開いた。チャーラヤン経済相はエネルギー問題を取り上げ、以前はエネルギー問題に関して外国に依存した政策が進められたとして、以下のように話した。 「物質的か 全文をよむ
イドリス・ナーイム・シャーヒン。第61期内閣の内務大臣だ。公正発展党(AKP)のブラックボックスとして知られていた。その口の堅さ、腹心、誠実さによって、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の最も近しい人物の一人となった。 党の事務総長として働いていたときはそれほどメディアの前には現れなかった。このため彼について多くのことは書かれなかった。イドリス・ナーイム・シャーヒン氏の人物像を知りたいものは、トルコ大国民議会(TBMM)の議員名簿に書かれた短く形式的な経歴を見なければならなかった。 全文をよむ
1985年4月16日にイラクで発生した武力衝突で命をおとしたメフメト・ラウフ・アクバイさんのために、ビトリス県タトヴァン市で、詩が詠唱されるイスラムの追悼会が行われた。しかしこれに参加した(被害者の母親である)102歳のラリハン・アクバイさんに対し、PKK(クルド労働者党・非合法組織)のプロバガンダを行った」容疑で捜査が開始された。 ニュースサイト「ビアネット」の情報によると、2011年4月14日タトヴァン県にある民主解決キャンプでアクバイさんの追悼会が開催された。これに母親のラリハン 全文をよむ
先週の水曜日(6日)に弁護士との定期的な面会を行ったテロリスト、アブドゥッラー・オジャランは、イムラル島で国の委員会と行った面会、国に提示した協定書、停戦に関する7月15日という日程、党、宣誓問題、停戦期間に関して説明した。 オジャランの説明は次の通りである: - 我々は合意に至った:委員会と和解評議会の設置に関して合意に至った。すでにこの状況は協定書で述べている。和解評議会の設置は最も重要で具体的な一歩である。和解評議会は、公式な国の機関ではなく、単なる民間の機関でもない。 全文をよむ
憲法裁判所は、高等選挙委員会(YSK)が、テロ組織のプロパガンダを行った容疑で同氏の禁固刑が確定しているとして、国会議員を資格を停止されたハティプ・ディジュレの異議申し立てを論拠不十分で却下した。 ハティプ・ディジュレの弁護士レヴェント・カナットは、「国会議員の資格停止処分が国会で決定された者は、資格停止決定後7日以内に憲法裁判所に『決定の無効』のために申し立てすることができ、憲法裁判所もこの申し立てを15日以内に確定させる」とされている憲法第85条に基づき、高等裁判所へ異議申し立てを 全文をよむ
ジェギズ・カプマズがイトハキ出版社から出版したオジャラン・ルポ本が何の根拠もなく回収された。 ジェンギズ・カプマズ記者がイトハキ出版社から出した「オジャランのイムラル島雑記」を、出版社・作者に法的通知なく、同書籍に関し回収、もしくはいかなる決定も行わずに、警察が書店から回収したことが明かされた。 Ntvmsnbcの報道によると、先月イスティクラル通りにあるインサン書店を訪れた警官らが何の文書も示さずに本の撤去を求めたことが分かった。出版社には回収が決定した書籍について調 全文をよむ
国民教育大臣 オメル・ディンチェル氏。 保健大臣 レジェプ・アクダー氏。1960年エルズルム生まれ。エルズルム・アタテュルク大学医学部卒業。同学部で子供の健康と疾病の分野で専門家となる。1年間、ロンドンで血液の病気に関して研究。1999年に大学教授となる。特に子供の健康や疾病の分野で100本ほどの論文・報告書を発表。1996年にイスタンブル医師会から「今年の論文」賞を受賞。22、23期エルズルムより国会議員に選出。第58、59代政府において保健大臣を務めた。第60代 全文をよむ
法務相:サドゥッラー・エルギン 1964年7月6日ハタイ県アンタキヤ生まれ。アンカラ大学法学部卒。ハタイ・ワクフ地方局で組織内弁護士として勤務。その後独立弁護士となり、様々な協会や団体などで幹部を歴任。公正発展党(AKP)の設立メンバーで、第22期および第23期ではハタイ県選出国会議員に。第60代新内閣にて法務大臣に就任。 青少年・スポーツ相:スアト・クルチ 1972年7月23日、サムスン生まれ。アンカラ大学法学部卒。ラジオ局であるDünya Radio、テレビ局で 全文をよむ
文化観光相:エルトゥールル・ギュナイ 1948年オルドゥで生まれ。1969年イスタンブル大学法学部卒。「政府の政党から人民の政党へ」と題した論文で、共和人民党本部創立50年記念に開催された投稿コンテストで「優勝」した。1997年の総選挙で最年少国会議員としてトルコ大国民議会議員に当選した。2007年選挙前に反民主主義傾向へ反対して公正発展党の党員となる。2007年7月22日の総選挙でイスタンブル選出国会議員に当選。第60代内閣で文化観光大臣を務めた。ギュナイ大臣は「ボスニアのための人道 全文をよむ
外務相:アフメト・ダウトオール 1959年にコンヤ県タシュケント郡生まれ。イスタンブル男子リセ卒。1983~84年にボアズィチ大学「経済学部」「政治学部」「国際関係学部」の3学部を同時専攻し(複数主専攻プログラムÇAPで)卒業。2009年5月1日にトルコ大国民議会(TBMM)外からトルコ共和国外務相として任命。第24期にコンヤ選出国会議員に。 交通相:ビナリ・ユルドゥルム 1955年12月20日エルズィンジャンのレファヒイェ生まれ。イスタンブル工科大学造船海洋 全文をよむ
首相:レジェプ・タイイプ・エルドアン 1954年2月26日イスタンブル生まれ。マルマラ大学経済経営学部卒。 民間企業のコンサルタント、経営責任者などを経てイスタンブル広域市長に就任。 公正発展党創設メンバーの一人で、初代党首に選ばれた。第22期にスィイルトから、第23期にはイスタンブルから国会議員に当選。第59代内閣で首相に就任し、第60代に2期目を務めた。 副首相:ビュレント・アルンチ 1948年5月25日ブルサ生まれ。アンカラ大学法学部卒。独立弁護士。 全文をよむ
トルコ大国民議会議長にジェミル・チチェキ氏が選ばれた。チチェキ氏は、公正発展党(AKP)政権の「変わらない」顔ぶれの一人である。チチェキ氏は同党で「トルコ・イスラム統合論」を唱えている。1980年以前は民族主義者行動党(MHP)と近しかったが、9月12日クーデターの後(トゥルグト・)オザルの祖国党に入った。(先頃亡くなった)エルバカン氏に対しエルドアン現首相とギュル現大統領が反旗を翻しAKPを結成した際にも積極的な役割を果たした。同党の「民族主義的保守」層や「国家」と決定的な繋がりを持つ面々の代 全文をよむ
トルコ大国民議会(TBMM)総会が、共和人民党(CHP)イスタンブル選出国会議員のオクタイ・エクシ臨時議長により召集された。 TBMM議長選挙の結果、ジェミル・チチェキ氏が322票を獲得してTBMM議長に選出され、チチェキ氏はTBMM第25代議長に就任した。 チチェキ氏は、民主主義者行動党(MHP)所属の候補者トゥンジャ・トスカイ氏と国会議長選挙で争い、1回目の投票で302票を獲得した。この投票でトゥンジャ氏は50票を獲得した。1回目の投票に参加したもう一人の公正発展党(AK 全文をよむ
エルドアン首相は、共和民主党(CHP)と平和民主党(BDP)の国会議員に次のように警告した。「あなたがたが(新国会の)宣誓を行わない限り、「出席不足」が問題になるだろう。しかし民族主義者行動党(MHP)とわたしたちが手を組めば、憲法に関して取り交わした合意を実行に移すことができるのだ。」 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、共和民主党議員らが宣誓を行わない決定を撤回していないことを批判し、「いまも国会は動いている、なのに宣誓をせず、国会を欠席し続けるのは問題だ。国会に出席することと新 全文をよむ
平和民主党(BDP)イスタンブル選出国会議員のトゥンジェル氏は、1996年にトゥンジェリで8人の兵士が殉死した最初の自爆テロを遂行した、爆弾自殺決行者の追悼セレモニーに参加した。トゥンジェル氏は「彼女の闘争は私たちの闘争そのものである」と述べた。 1996年、PKK(クルディスタン労働者党、非合法組織)テロリスト、ゼイネプ・クナジュがトゥンジェリ市の中心地で、兵士らが国旗を掲揚する中、体に巻きつけた爆弾を爆発させて8名の兵士を殉死させ、29名の兵士に怪我を負わせたという事件が起きたが、 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領はボイコット危機を解決するための仲介に入った。ギュル大統領は、この目的でケマル・クルチダルオールCHP党首やデブレット・バフチェリMHP党首、BDP系の無所属議員アフメト・トゥルク氏とシェラフェッティン・エルチ氏を官邸に招待した。 クルチダルオールCHP党首は、昨日大統領府に赴きギュル大統領と面会した。 トゥルク氏とエルチ氏とも今日会う予定だ。しかし、バフチェリMHP党首は、大統領の招待を断った。バフチェリMHP党首は昨日書面での回答を行い、ギュル 全文をよむ
この10年間、AKP(公正発展党)の集めた票数の上下は、経済の発展と収縮に対応している。 タイイプ・エルドアン首相は昨日、AKP国会議員の会派と党執行部に向けて話し、トルコが2011年最初の四半期、世界経済の中で最も急成長したこと(11%)を当然のこととして高く評価した。 隣国ギリシャではヨルゴ・パパンドレウ首相が国家を破綻から守るために、嫌気の差すような緊縮財政を国民に強いざるを得ないこの時期に、こうした成果を上げたことはより意味深い。 経済分野でのこの結果は、6 全文をよむ
フランシス・リチャルドーネ在アンカラ・アメリカ大使は、ガズィアンテプで絨毯を販売する商店の前を訪れ、アタテュルク、レジェプ・タイイプ・エルドアン、バッシャール・アサド、デニズ・ゲズミシュ、フェトフッラー・ギュレンの肖像を写した絨毯を見て、「ドウ・ペリンチェキの絨毯はないのか?」と尋ねた。 フランシス・リチャルドーネ在アンカラ・アメリカ大使は、ガズィアンテプを訪れアメリカン病院を訪問後、バクルジュラル市場を散策した。リチャルドーネ大使は、ある絨緞屋の前を通る際、アタテュルク、レジェプ・タ 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領の招待に応じて大統領官邸を訪問したCHPのケマル・クルチダルオール党首は、「我々は(国会の)危機について話し合った。大統領は、問題解決のために貢献すると述べた。また、(逮捕諸の)拘留が長く続くことに不快感を表した」と話した。 その後、一部の記者らに対して、エルドアン首相の会見についてコメントした。 「我々が不在の間に憲法に反して委員会を開くようなことがあれば、我々も憲法を無視し、本会議場に入る」。 CHPのケマル・クルチダルオール党首は、チャン 全文をよむ
CHP(共和人民党)による議会ボイコットの根本的な目的が論じられる中、党関係者よりこの議題にヒントを与える発言がなされた。CHP党員のイーサ・ギョク氏の「ハベラルやバルバイだけでなく、他のエルゲネコンの逮捕者の釈放も望んでいる」という発言を、法学者や知識人は「ボイコットの目的はエルゲネコン裁判を頓挫させることである」と論じた。 CHP所属メルスィン選出国会議員のイーサ・ギョク氏が生放送で「ムスタファ・バルバイやメフメト・ハベラルだけでなく、他のエルゲネコンの逮捕者の釈放も望んでいる」と 全文をよむ
平和民主党(BDP)系無所属国会議員25人がBDPに入党した。レイラ・ザナ氏、アフメト・チュルク氏、アイセル・トゥールク氏は政治活動を禁止されており、セラフェッティン・エルチ氏とレヴェント・テュゼル氏も、それぞれ参加民主党(KADEP)党首、労働党(EMEP)党首であるためBDPに入党することはなかった。 BDPの国会議員は明日、アブドゥッラー・ギュル大統領との公式会談の後、会派形成を議会に申請するつもりであることを明らかにした。 BDP系無所属国会議員は明日、チャンカヤ大統領官邸で行わ 全文をよむ
予想通り、アブドゥッラー・ギュル大統領はイスタンブル選出の国会議員であるエルドアン公正発展党党首に組閣を命じた。 大統領府広報センターによる発表によると、ギュル大統領は今日、AKP党首で、イスタンブル選出の国会議員であるエルドアン氏をチャンカヤ大統領官邸に招き、第61回共和国内閣の組閣を命じたという。 トルコ大国民議会(TBMM)の議長選挙が7月4日(月)に実施され、25代目の議長が選出されたあとは、新しい内閣を発足させるプロセスが始まる。 エルドアン首相は、新内閣 全文をよむ
共和人民党(CHP)の宣誓を行わないという決定を批評した研究者兼作家のタルハン・エルデム氏が述べた「公正発展党(AKP)は組閣をし、その後はさぁ解散総選挙だと言う。私はそのときCHP議員がどのような反応を示すのかに興味を持っている」という発言が裏で議論を巻き起こしている。政治学者はというとAKPがこのような選択をするという可能性は低いとの評価を下した。 CHPの決定をNTVで批評したエルデム氏は、CHPの決定は党にとって非常にリスクが高いものであると主張した。エルデム氏は以下のように述 全文をよむ
国会議員による宣誓式が終了した。この式は、約6.5時間続いた。このなかで、326人の公正発展党(AKP)議員、51人の民族主義者行動党(MHP)の議員が宣誓した。トルコ大国民議会の議長で、共和人民党(CHP)のイスタンブル選出の国会議員オクタイ・エクシ氏と、民族主義者行動党のイスタンブル名簿で当選し、その後、党を除名され無所属となったイスサン・バルッチュ氏も宣誓を行った。 CHPの議員134人は国会内には入ったものの、拘留中のイズミル選出のムスタファ・バルバイ氏と、ゾングルダク県選出の 全文をよむ
ディヤルバクルのBDP系無所属議員ハティプ・ディジュレ氏の当選取り消しに抗議して、また逮捕されている議員の釈放を求めて平和民主党(BDP)系議員らがボイコットを行っている。彼らは今後の行動についてディヤルバクルで発表した。 BDP系無所属議員らは、高等選挙委員会(YSK)によるハティプ・ディジュレ氏の当選取り消しとクルディスタン社会連合・トルコ議会(KCK/TM)裁判で逮捕されていた議員たちが保釈されないことを受け、トルコ大国民議会の宣誓式をボイコットする決定を下し、今日(28日)ディ 全文をよむ
AKP(公正発展党)のイスタンブル選出国会議員ムスタファ・シェントップ氏は、議員資格が無効とされたハティプ・ディジュレ氏のために「ハッキャーリ」案を提案した。 AKPの国会議員で法律家であるシェントップ氏は、ディジュレ氏の無資格状況が解消した場合、ひとつの案があるとし、「もし、ハッキャーリの国会議員全員が辞任すれば、そして国会でその辞任を承認し、その際、ひとつの県の国会議員全員が辞任すれば、その時は、その県で90日以内に選挙がおこなわれる。その選挙で、再び候補になることができる」と述べ 全文をよむ
国会議員らは、第24期目国会のため6月28日に国会で宣誓をする。平和民主党(BDP)は、ハティプ・ディジレ氏の当選無効の決定と、その後決まったクルディスタン社会連合(KCK)メンバーが釈放されないことに関して、具体的な措置がとられるまでトルコ大国民議会(TBMM)に抗議することを決定した。さて、共和人民党(CHP)と民族主義者行動党(MHP)は、ムスタファ・バルバイ氏、メフメト・ハベラル氏、エンギン・アラン氏に関してどのような態度を示すのだろうか?二人の党首は今日行った発表で、彼らが国会に登壇す 全文をよむ
ギュル大統領は、「司法が時とともに要望に応えない状態になっており、民意と一致しない結果を生みかねないということは、ひとつの事実です」と述べ、憲法改正のために共に取り組みたい意思を全党に呼びかけた。 アブドゥッラー・ギュル大統領は、ハーティプ・ディジュレ氏の当選が無効になったこと、および、国会議員として選出されたムスタファ・バルバイ氏、メフメト・ハベラル氏、エンギン・アラン氏が釈放されなかったことによって募った政治のテンションを落ち着かせるため、書面にて見解を示し、解決への取り組みを国会 全文をよむ
アフメト・チュルク議員は、CHPのシュヘイル・バトゥム議員に「あなたもボイコットしなさい」と提案した。 マルディン選出無所属のアフメト・チュルク議員は、共和人民党(CHP)副党首でエスキシェヒル選出のシュヘイル・バトゥム議員に「あなたも(国会を)ボイコットしなさい」と提案した。 平和民主党(BDP)が支持するマルディン選出無所属のアフメト・チュルク議員は、CHPのシュヘイル・バトゥム議員に、「あなたもボイコットしなさい」と提案した。ハベルチュルク紙に語ったチュルク議員は、冗談めかし 全文をよむ
高等選挙委員会(YSK)の決定と、与党のこの決定に対する「消極的な」態度が、この国に何をもたらすかを予測することはそんなに難しいことだろうか? 6月12日にトルコでは全世界を驚かす選挙が行われた。そして、この選挙で二つの政党が圧倒的勝利を収めたことに、ともあれほとんどの人が納得した。AKP(公正発展党)とBDP(平和民主党)である。 あれから11日が過ぎたが、トルコ大国民議会が開かれずに、6月23日に選挙の結果は無効とされてしまった。 BDPの支持を得て無所属で当選した議員らは、ディ 全文をよむ
PKK(クルディスタン労働者党)のリーダーで、クルディスタン社会連合(KCK) 執行部委員長ムラト・カラユランは、「民主社会会議(DTK)の呼びかけに配慮して、満場一致でおこなった(国会ボイコットの)決定は、とても正しく適切な決定だ。ほかの選択肢はありえなかった。さらに、高等選挙委員会(YSK)の反対決議は諍いの原因となりうる事態といえる」と語った。 PKKリーダーのカラユラン氏は、平和民主党(BDP)系の無所属議員の“国会ボイコット”を、 とても正しく適切な決定だと述べた。 全文をよむ
国会議員に当選した第2回エルゲネコン裁判のメフメト・ハベラル被告とムスタファ・バルバイ被告の保釈請求はイスタンブル第13重罪裁判所により、多数決の結果、却下された。棄却理由は、「請求には憲法に基づくいかなる根拠もなく、罪の疑いが払拭されない。」この決定に対し、キョクサル・シェンギュン裁判所長官は「被告の逃亡の可能性がない」という理由で反対票を投じた。 第24期議会への総選挙で当選した第2回エルゲネコン裁判の拘留中の被告である新聞記者ムスタファ・バルバイ氏と、メフメト・ハベラル博士の保釈 全文をよむ
BDPが支持する無所属議員たちは、高等選挙委員会(YSK)によるハティプ・ディジュレ氏の当選無効の決定に抗議するため議会をボイコットすることを決めた。 BDP(平和民主党)の支持でディヤルバクルから無所属の議員に選出されたハティプ・ディジュレ氏の議員権が高等選挙委員会によって無効にされたことを受けて、やはりBDPの支持を得て無所属で議員に選出された者たちは、今日6月23日、ディヤルバクルで緊急集会を開いた。集会ではトルコ大国民議会をボイコットするという決定がされた。メディアに非公開の集 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領は、国会開会を前に「きれいな始まり」を議員たちに呼びかけた。 大統領はそれの意味するところを次のように説明した。 まず全員が誓約をし、議員となり、その後様々な考えや地域の問題が議論されるということである。 ギュル大統領はこのような言葉で、平和民主党(BDP)が支援する無所属議員たちに対し1991年にレイラ・ザナ議員が起こしたような誓約騒動を起こしてはならないと呼びかけた。 合わせて、以下の忠告を付け加えることも忘れなかった。 「縁を切るような振る舞 全文をよむ
共和人民党(CHP)地方組織がクルチダルオール党首へ送った報告書に挙げられた5つの理由 1)票がMHPへ流れた 2)東部で軍人が投票しなかった 3)党内反対派が働かなかった 4)資金が十分でなかった 5)年配者が新しいCHPを理解しなかった 共和人民党(CHP)は6月12日の選挙での投票率は26%にとどまり、望んでいた30%のボーダーにはとどかなかった。各県から選挙の報告書が続々と党本部へ届いている。昨日来、党本部へ届いた約70県からの報告書に目を引く項目があった。 全文をよむ
高等選挙委員会トゥラン・カラカヤ委員長は、「テロ組織宣伝」行為を行ったとして服役が決まっているハティプ・ディジェレ氏の当選を満場一致で無効とする決議を発表した。ディジェレ氏は、ディヤルバクルから無所属で国会議員に選出された、KCK(クルディスタン社会連合)訴訟の逮捕者である。 カラカヤ委員長は、今日16時から約7時間にわたって行われた高等選挙委員会の会議後、会見を開き、新聞記者らに本件に関する決議を発表した。 カラカヤ委員長は、会議においてディジュレ候補に関する決定を下したと 全文をよむ
民主社会会議(DTK)の議長で、マルディン県選出の国会議員であるアフメト・チュルク氏は、国会議員に選ばれた、クルディスタン社会連合トルコ議会(KCK/TM)裁判で刑務所に収監されている6人の仲間の釈放がなされないなら、トルコ大国民議会(TBMM)に登壇しないと話した。 スィイルトでの選挙後祝賀会のときに起きた事件で負傷した党員を訪問するためにこの街を訪問したアフメト・チュルク氏と平和民主党(BDP)副党首のフィリズ・コチャリ氏は、スィイルト県選出で無所属の国会議員であるギュルタン・クシ 全文をよむ
イスタンブル弁護士協会の前会長であるユジェル・サイマン博士が、憲法改正に関して興味深い見解を発表した。 サイマン博士は、(憲法改正のためには)330名という国会議員数は必要ないと主張した。同氏は、現行の憲法の規定に拘束されたままでは新憲法制定のための作業は出来ないとし、以下のような見解を示した。「廃止しようとしている憲法の規定に縛られたまま、その憲法の条項を改正しようとしているかのように進めていては、新しい憲法をつくることはできない。別のやり方をしなければ、新憲法にはならない。以下のこ 全文をよむ
ケナン・エヴレン第7代大統領は(1980年)9月12日クーデターの取り調べの一環でヒュセイン・ギョリュシェン共和国検察官の事情聴取に応じ、当時の政治的状況とともに、現在の私生活に関する質問にも答えた。 エヴレン元大統領は体調の不調を理由に自宅でギョリュシェン検察官への事情聴取に応じた。傍らにはハイダル・カヌジュオール、オメル・ニハト・オズギュン両弁護士も同席し、事情聴取を始める前に、検察官がエヴレン氏に対し法的な権利を説明し、記録を残させた。エヴレン氏が、弁護士会から弁護士の派遣を望ま 全文をよむ
イムラル島でPKKのリーダーと面会した弁護士らは、オジャランがPKKは停戦状態を続けるべきだと指示したことを明らかにした。 PKKのリーダー、アブドゥッラー・オジャランは、PKKが民主的解決のお膳立てをするために約1年にわたり継続している停戦状態を今回も延長するべきだとの見解を示した。労働・民主主義・自由グループ、公正発展党(AKP)及び共和人民党(CHP)にクルド問題の民主的解決の責任があると強調したオジャランは、「交渉と曖昧な時間が過ぎれば過ぎるほど解決のチャンスは遠ざかっていく」 全文をよむ
共和人民党(CHP)のクルチダルオ―ル党首は、選挙後に新憲法、クルド問題、選挙結果についてハベル・テュルク紙で語った。 クルチダルオ―ル党首のインタビューのトピックスの一部は次の通り: 「我々は憲法の最初の3条項を除いて、トルコ人の定義を含んだあらゆる条項について議論の準備ができている。なぜトルコが分裂するというのだろうか。全く逆にトルコは民主化によって注目の的となっている。」 「私は民族アイデンティティーと信仰を通して政治を行うのを常に拒否した。私はアレヴィーだ。 全文をよむ
アフメト・ダヴトオール外相は、シリアの難民に門戸を閉ざすつもりはないと明らかにし、「受け入れを1万人で打ち切ることはない。しかし非常に大きな流れとなっており、もはや国際問題、地域問題に発展する可能性がある」と述べた。 ダヴトオール外相は、シリアからトルコに逃れてきた人々が暮らすキャンプを視察するため、ハタイを訪問。エセンボア空港でインタビューに応じた際、中東地域の将来に最大限貢献する政策を今後も、今まで通りの基本方針の中で継続していくと明らかにした。 トルコへの避難民の数について問 全文をよむ
首相にとって50%の得票率は不十分であったようだ。エルドアン首相は、なぜ得票率が低かったのかの原因に関するレポートを中央執行委員会から求め、「ウードゥル県から議員が出なかったことを残念に思う」と話した。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相を議長とし党本部にて前日行われた中央執行委員会、そして昨日開催された中央決定執行委員会会議において、選挙での50%の得票率を議題にした。 このなかで、エルドアン首相が「なぜより多くの票を獲得できなかったか、これに関する調査、分析がされるべき」という 全文をよむ
2011年選挙において最も成功を収めた2つの政党は間違いなくAKPとBDPである。BDPは36議席を勝ち取った。これらの議員の中には社会主義者もいれば右派もいる。これらの議員たちがBDPの特色をもたらすことが期待されている;現行の一枚岩の全体主義的構造を多元共存化することだ…。 彼らがこの力を示すことができれば…。私はこの件については残念ながら楽観的ではない。なぜなら、全体主義者らは運動の多様化を認めないものだからだ。 BDPの人々が選挙結果を祝うのは当然の権利だが、その祝いの場は 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が6月12日の選挙の後、疲れを癒すために6月20日まで休暇を取ると発表された。エルドアン首相は休暇のため例年通り、親友でリクソス・ホテルチェーンのオーナーであるフェターフ・タミンジェ氏がムーラのボドルム郡に所有するホテルにやってくると思われる。 エルドアン首相は16時に行われる閣議で内閣総辞職を告げた後、自宅に移るものとみられる。エルドアン首相は、自宅から直で私用車に乗って空港へ、そしてそこからミラス‐ボドルム空港に来ると思われる。エルドアン首相は、ミ 全文をよむ
(CHP副党首)トプラック氏は、共和人民党(CHP)は内紛をやめ、外に向かって闘いを継続する必要があると述べ、「誰も日和見主義的行動をとる権利などない。我党の成功を見計らって日和見主義的行動をとり、あたかも(選挙に)失敗したかのように見せることが、世論において大いなる反応を得ることになるとは思わない。(CHP党員の)全員がケマル・クルチダルオール氏の行ったパフォーマンスのせめて10分の一でも示していたのであれば、物申す権利はあっただろうに」と述べた。 ■党内の「ばか者ども」を一掃する 全文をよむ
5万人が参加した。平和民主党が支持し、ディヤルバクルで当選した無所属候補は、約5万人が参加する祝賀集会を催した。会場で演説した、シェラフェッティン・エルチ氏は、「リーダーたるアポ(オジャラン)も、山にいるゲリラの英雄たちも、顔をあげ、名誉ある形で我々のなかにもどってくる」とのべた。トルコとクルド人に感謝の言葉を述べたレイラ・ザナ氏は、クルド人は(トルコ共和国において)国家の一方の担い手となると述べた。 ■無所属候補らは、クルド人・トルコ人に感謝を述べた 平和民主党の呼びかけで 全文をよむ
共和人民党(CHP)シャンルウルファ県組織は、選挙活動の一環としてジェイランプナル郡エヴレンパシャ村を訪れ、村の寄合所にクーラーを寄贈した。しかしこの村での得票結果は期待に沿うものではなく、CHPは村へ贈ったクーラーを今日取り返した。 シャンルウルファで起きた興味深い出来事は、聞いた者を驚かせた。選挙前に選挙活動の一環として、シャンルウルファ県ジェイランプナル郡に属しアフガン系遊牧民が住みついたエヴレンパシャ村を訪れたCHP後援組織は、村の寄合所で村民たちにCHPへの投票を求めた。同組 全文をよむ
シャンルウルファで、その意向により選挙結果に影響を及ぼすという特徴で目立った存在である「部族」は、無所属候補者として出馬した選挙で失意の結果となった。町の最も強力な部族であるブジャック、イゾルとシェイハンルの代表が、国会議員選挙で大きな痛手を負う一方で、シャンルウルファの人々は選挙結果について、「敗れたのは部族だ」と口々に述べた。 中間結果によると、公正発展党(AKP)の10人、平和民主党(BDP)が支持した無所属の2人の候補者が勝利したシャンルウルファで、議会入りを計画し、無所属とし 全文をよむ
新しい国会では、550議席のうち、5分の1の議席を法曹出身の議員が占めることになる。 第24回総選挙では、107名の法曹出身者が議員となった。国会に最も多くの法曹出身者を送り出した選挙区は、イスタンブルの12名と、ブルサの7名である。 国会にはさらに技術者71名、医師37名、報道関係者10名が入った。ほかにも、新しい国会には、様々な職業を持つ人々が議員として選ばれた。その職種は主婦から作家、農業者、神学者にいたる幅広いものとなった。 新しい国会議員の前職は、教育関係 全文をよむ
平和民主党(BDP)が支持した無所属候補のうちヴァン県から国会議員に選出されたケマル・アクタシュ氏は、KCK(クルディスタン社会連合)訴訟で終身刑が求刑されており、2年間拘留された状態で裁判が続いている。彼は、それ以前に21年半服役していた。 BDPが支持した無所属の国会議員候補のうちもっとも注目を浴びた人物の一人は、ヴァン県から選出されたケマル・アクタシュ氏であった。現在、KCK裁判で終身刑が求刑されており、拘留されながら裁判を受けているアクタシュ氏は、ヴァン県から65,335票で国 全文をよむ
アスル・アイドゥンバシュは、次のように分析している。 ** 民族主義者行動党が10%の得票制限を越えること、与党の公正発展党がおおよそ2007年と同じくらいの勝利を収めることは、ほぼわかっていた。 だとすると、この選挙の注目点は、共和人民党が30%という目標に達するかどうかだった。 そして、共和人民党は、ケマル・クルチダルオール党首がトルコ中で走り回り集会を開いたにもかかわらず、26%にとどまった。 では、その理由は? まず、組織に問題がある 全文をよむ
CHP(共和人民党)党首ケマル・クルチダルオールは、6ヶ月という短い期間に新たに350万票を得たと述べ、「獲得議席数を増やした唯一の政党は、CHPだ」と言った。 ケマル・クルチダルオール党首は、選挙結果の発表ののちCHP本部の前にたちコメントを行った。 本部前に集まった大勢の党員はクルチダルオールを、「ケマル首相」「人民の希望、クルチダルオール」というシュプレヒコールで迎える一方で党中央委員会のメンバー全員も演壇の後ろで準備したことが注目された。クルチダルオール党首は、ここで行な 全文をよむ
サッカーのガラタサライとナショナルチームの前代表選手であり、公正発展党(AKP)から国会議員に立候補したハーカン・シュクリュ氏がフロリヤにて投票した。AKPのイスタンブル第3地区から立候補したハーカン・シュクリュ氏は、妻のベイダさんと娘のゼイネプさんとともに、フロリヤ・テヴフィク・エルジャンアナドル高校にて1363番の投票箱が設置してある教室へと入った。シュクリュ氏は、妻の後に続いてブースの中に入り投票した。 ■「私たちの国にとってよいものとなればいい」 ハーカン・シュクリュ 全文をよむ
選挙の途中結果を受け、公正発展党第3期の勝利宣言をしたエルドアン首相は、すでに慣例となったバルコニーで勝利演説を行った。公正発展党の党首は勝利演説をしたが、共和人民党のクルチダル―ル党首も、別の、バルコニー演説を行い、選挙民に対し「議席数をふやした」として、慰めの演説を行った。 公正発展党党首で首相のレジェプ・タイイプ・エルドアン氏は、「公正発展党に投票したとしてもしなかったとしても、全国民に以下のことを私の全誠意をもって言おう。2011年6月12日の選挙の勝者は全く何の疑いもなく、ト 全文をよむ
公式結果ではないが、ビデオテープスキャンダルや民族主義者行動党(MHP)からの除名処分にもかかわらず議員立候補を辞退しなかったイフサン・バルッチュ氏が議員に当選した。 バルッチュ氏は同じくビデオテープスキャンダルにより辞退したメフメト・タイタク氏の代わりに3位で当選した。 選挙前のビデオテープスキャンダルに揺らいだ民族主義者行動党(MHP)は、ビデオテープスキャンダルで名前が挙がったが断固立候補を辞退しなかったイフサン・バルッチュ氏の、イスタンブル第三区での3位当選という更なるショ 全文をよむ
一部都市での国会議員の定数削減と、一部都市での定数の増加は、共和人民党(CHP)に有利に働いた。公正発展党(AKP)は、前回の選挙に比べて得票数は増えたが、当選者数は減った。 2007年の総選挙で得票率が46.7%だった公正発展党は、合計で341議席を得た。今回はというと、開票がほぼ終了している段階で、得票率は50%だが、議席数は326にとどまる見込み。 2007年に21%の得票率で112議席を得た共和人民党は、今回、得票率は4%増えただけにもかかわらず、135議席を得ることになる 全文をよむ
6月12日の選挙の結果により、トルコ大国民議会では4つの党派が結成される。公正発展党、共和人民党、民族主義者行動党と、平和民主党が議会入りする。 選挙結果中間発表によると、公正発展党は、前回選挙よりも得票率を増やした。選挙で議席数を増やすもう一つの政党は、平和民主党となった。平和民主党系の無所属候補28人が議席を獲得した。共和人民党も、前回選挙に比べると投票率を増やした。 9人の党幹部が辞任に追い込まれたビデオ事件のせいで10%の得票率制限を下回る可能性がささやかれていた民族 全文をよむ
6月12日(日)にトルコ全国で行われる国会議員選挙で、5018万9930人の有権者が18万9207の投票箱に票を入れることとなる。さて、どこで投票するかというと・・? ■身分証明書番号が必要 有権者は、それぞれが指定された投票所に、住所システムによって登録住所に送付された有権者情報カードを持って向かうこととなります。有権者情報カードが届いていない、または紛失してしまった国民も、身分証明書番号の記載された身分証明書、または役所または納税事務所の捺印のある身分証明書、パスポート、 全文をよむ
ムーラ県のボドルム郡では、総選挙を理由に、この地で休暇をとっていた国内からの観光客の大部分がそれぞれの街に帰り、ビーチがからっぽになった。別荘地区やホテルのビーチが、すっかり人気のない光景につつまれる一方で、各バス会社は投票に向かう者達のために、臨時便を用意した。 総選挙を前に、(トルコの)人気観光地の一つであるボドルムやその周辺の街のビーチの大部分がからっぽになった。夏期休暇のためにボドルムに来ていた者達は、休暇を中断し、投票を行うためにそれぞれに街に帰った。各バス会社は、生じている 全文をよむ
2011年6月12日日曜日に国会議員総選挙が行われるため選挙活動が(11日)18時から禁止された。自治体の担当チームは選挙活動禁止の開始とともに各政党の選挙事務所や大通りにある政党旗やポスターなどを回収した。 高等選挙委員会(YSK)の決定によって選挙活動の禁止が(11日)18時から始まった。選挙活動禁止の開始とともに警察やアンカラ広域市の担当チームはすぐに行動を始めた。広域市の行政警察署に集められた車はアンカラを出発し周辺の市に派遣された。担当チームは政党の市町支部や選挙事務所に掲げ 全文をよむ
ケナン・エヴレンが検察官の問いに対して、「後悔はしていない。今日であってもまた行う」と答えたことが報じられた。 エヴレン将軍は「当時の状況が現在に存在していれば、私は再びクーデターを起こした」と述べ、1980年の9月12日クーデターを擁護している。「後悔していない」と述べている。さて、エヴレンが後悔していることは何一つないのか?もちろんある。 ■拷問の責任者 私は『司令官達の顔』という本の執筆中にエヴレンとも対談した。 ディヤルバクル刑務所をはじめとする刑務所で行われ 全文をよむ
タイイプ・エルドアン首相はテロ組織首謀者であるアブドゥッラー・オジャランはイマラル刑務所で服役を続けると述べた。エルドアン首相は、「テロリストの首謀者を刑務所から出所させてEタイプの刑務所に入れることを要求する人々がいるようだ。この計画には、民族主義者行動党党員も共和人民党員も加わっている」と述べた。 タイイプ・エルドアン首相は、テロ組織の首謀者であるオジャランが「(エルドアン首相は)クルド人に戦争をしかけた」と主張したとされることに対し、厳しい態度で返答した。 エルドアン首 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、新内閣の仕組みについて情報を公開した。内閣は首相を含む25人で構成される。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、「新閣議メンバーを、首相を含む25人で構成する。内閣の新体制には、4名の副大臣と20の行政機構の大臣が入る」と述べた。 エルドアン首相は、各省再編成について党本部で記者会見を行った。 首相は新内閣を首相を含む25人で構成すること、新体制には4名の副首相と20名の行政機構の大臣が入ると述べた。さらに首相は、家族社会政策省、E 全文をよむ
平和民主党(BDP)がディヤルバクルにて支持している無所属議員候補のレイラ・ザナ氏は、選挙後に政府がテロリストのアブドゥッラー・オジャランを解放することになると主張した。 選挙区のディヤルバクルで選挙活動をしているザナ氏は、ビスミル郡長で平和民主党系のジェミレ・エミノール氏と共に終日28ヶ所の村を訪れた。村を訪問した際、子供たちの顔に黄、赤、緑色で「アポ(オジャラン)とPKK(クルド労働者党)」の文字が書かれているのを目にする一方、ザナ氏は、勝利のVサインをした村の女性や男性たちに好意 全文をよむ
民族主義者行動党(MHP)は、16年ぶりにディヤルバクルで集会を開いた。11年ぶりにこの街を訪れたデヴレト・バフチェリ党首は、「連帯・共生」のメッセージを訴えた。 バフチェリ党首は、「あなた方はこの国の真の所有者のうちの一人だ。いかなる市民もこの国で黒人のような扱いを受けない」と述べ、母語問題について特異な見解を語った。「あなた方の母語が何であっても、それを話すことに我々は敬意を払う。しかし私たちの共通の問題は、失業や貧困、そして不正義である」と演説した。またMHP党首は次のような質問 全文をよむ
アンカラ共和国主席検事のフセイン・ギョルシェン氏は、1980年9月12日クーデターに関連する捜査において、当時参謀総長であったケナン・エヴレン元大統領の事情聴取を元大統領の自宅でおこなった。 エヴレン元大統領の健康問題を理由に事情聴取はアンカラ中央将校宿舎にある幹部宿舎でおこなわれた。午前中、エヴレン元大統領の自宅を訪れた弁護士のオメル・ニハト・オズグン氏もエヴレン元大統領が聴収される間、待機していた。 エヴレン元大統領が約3時間半の事情説明を行った後、ギョルシェン検察官はエ 全文をよむ
共和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首はイスラエルのマーヴィ・マルマラ号事件で亡くなったトルコ人9名の血は大地に残っていると述べ、「私たちはイスラエルを常に非難してきました。イスラエルは一方的な武力を行使しました。武器のない場所に武装した人間を送るのです。そこにいる私たちの子供を殺すのです。これを罪のない行為だと言えるでしょうか」と語った。 クルチダルオール党首は、TRT1の番組「選挙スペシャル」に参加した。 クルチダルオール党首は、エコノミスト紙の「共和人民党(CHP 全文をよむ
スッル・スュレイヤ・オンデル(BDP系無所属)の選挙演説での「秘訣」とは・・・。クルド人の痛み、怒り、そして恐怖を、トルコ人に伝えること、もちろん、トルコ人のもクルド人に。 彼は突然、映画人として現れた。誰も知らなかったし、認識していなかった。しかし、そう、彼は映画人であった。彼は突然、物書きとして現れた。誰も彼が物書きになるとは思はなかったし、認識していなかった。しかし、そう、彼は物書きでもあった。突然、彼が姿を現した政治の場で彼を追いかけるとき、私の頭にある問題の一つはこれ、すなわ 全文をよむ
選挙が日に日に近づくこの数日、活発に活動を行う党首たちの間では興奮が高まっているが、われわれは舵をほかの方向に取り、40年間トルコ民謡を歌い続けたサバハト・アッキラズ氏へゆっくりと向かっている。共和人民党(CHP)イスタンブル第3地区から立候補したアッキラズ氏には、芸術や女性、そしてアレヴィー信仰の3つの分野で実現させたい一連の改革がある。その勇気は何年もの間市民と密接な関係を作ってきたことから得たという。人生の大部分をドイツで過ごしたこの音楽家は、「敬意と民主主義によって」あらゆる物事が解決さ 全文をよむ
ディヤルバクル駅前広場でBDP系無所属候補の選挙集会が行われた。集会場所では無所属候補を代表しシェラフェッティン・エルチ氏と平和民主党(BDP)のフィリズ・コチャリ共同党首がスピーチを行った。コチャリ共同党首は「2つの地域からなる1つのトルコを受入よ。うち1地域はクルディスタン自治区となる」と述べた。 ディヤルバクルで無所属候補らが集会を行い、数千人が参加した。駅前広場で行われた集会では、会場の外で壁を作ってセキュリティ対策が取られた。集会の警備には戦車や装甲車も動員され、クルド語とト 全文をよむ
テキルダー県チョルル郡で、興味深い光景がみられる。公正発展党(AKP)、民族主義者行動(MHP)、共和人民党(CHP)の3党が、選挙用看板を設置するのに共和国広場の同じビルを選んだためだ。各党が同一ビルの2面に掲げた看板は、市民にAKP、CHP、MHPが6月12日の総選挙を前に「3党連立」を組んだと思わせるものとなった。チョルル共和国広場を見下ろすビル群の1棟は、2面が3政党の看板で装飾されている。同ビルの正面には上からMHP、中央にAKP、その下にCHPの看板が、またその側面には、上にAKP、 全文をよむ
この記事を書くために、昨日午後遅い時間までディヤルバクルで行われたタイイプ・エルドアン首相の集会演説が終わるのを待った。 しかし、大勢の人が集まり、熱狂的なこの集会を待たずとも、この記事を書くことはできたはずだった。というのも、公正発展党(AKP)幹部が話す内容を予想するのは、それほど困難なことではなかったからだ。 平和民主党(BDP)を締め出し、クルド労働者党(PKK)やオジャラン(Apo)に雷を落とし、共和人民党(CHP)やクルチダルオール党首を厳しく批判し、民族主義者行動党( 全文をよむ
エコノミスト誌は、トルコの国政選挙について多くの紙面を割き、選挙後の公正発展党(AKP)の一方的な憲法改正を阻止するため、トルコ有権者に共和人民党(CHP)への投票を呼びかけた。 同誌は、AKPが経済、外交政治、軍の政治からの排除というような分野で成功をおさめたとする。また、そのおかげで、トルコが近隣地域また世界で経済・政治で一定の強みを持つ存在になったと語る。そして、同誌は、こうした様相はAKPが2002年に引き継いだ廃墟の様相とは大いに異なっていることに注目する。 ■「エ 全文をよむ
共和人民党(CHP)のクルチダルオール党首は昨日、ディヤルバクルのイスタスヨン広場にいた。集会には多くの人が集まったのだろうか? いや、そうではなかった。 少ない参加者は、6月12日のディヤルバクルにおけるCHPの得票数を表していると考えることができる。それでは、これにクルチダルオール党首とCHP執行部は失望したのだろうか? そうは思わない。 CHPはバイカル元党首の時代に比べ今回の選挙で新しくさらにラディカルな言葉でクルド人有権者の前に登場したとしても、 全文をよむ
ディヤルバクルから無所属で出馬する国会議員候補、レイラ・ザナ氏は、出演したテレビ番組で、「今回はスカーフをして(国会に)行こうかしら」と、議会での人権侵害が撲滅される必要性を指摘した。 IMCテレビでエルトゥールル・マヴィオールがキャスターを務める番組「ギュンデム・ミュザケレ」に参加したザナ氏は、1991年11月6日に議員として選出された際にTBMM(トルコ大国民議会)における宣誓式の間つけていた黄・赤・緑色(訳注1)のバンダナが、クルド人である母親からプレゼントされたものであったこと 全文をよむ
アルトヴィン県ホパにおけるレジェプ・タイイプ・エルドアン首相による選挙集会で起きた事件は大きな影響を与えた。町は戦場と化し、この事件では警察が放った催涙ガスのために元教師メティン・ロクムジュ氏が死亡した。選挙集会後に(首相の)車列への投石により、護衛一名が車から落ちた。 エルドアン首相が選挙集会のために訪れたアルトヴィン県ホパにて、エルドアン首相の選挙集会に反対する左派グループら、及び市民と警察の間で衝突が生じた。情報によると、警察が催涙ガス爆弾を放ち、それを受けた54歳の元教師メティ 全文をよむ
ケマル・クルチダルオール共和人民党(CHP)党首は、「トルコはひとつだ、誰も分割を望んでいない。皆、兄弟姉妹のように平和のうちに暮らそう」と言い、「イズミルと、ディヤルバクルの状態を同じにする」と話した。選挙集会ではたくさんのトルコ国旗が掲げられた。 ケマル・クルチダルオールCHP党首は、党のディヤルバクルでの選挙集会で演説した。党首は演説の冒頭、妻のセヴィム・クルチダルオールさんと共にディヤルバクル市民に対し挨拶した。演説の内容はおよそ以下の通りである。 ■皆さんに牢屋では 全文をよむ
今なお続く1980年クーデターに関しての捜査の一環で、当時の国家安全委員会メンバーのうち、第7代トルコ共和国大統領のケナン・エヴレン、現職陸軍大将のタフスィン・シャヒーンカヤの両氏に対し電話で、検察当局から出頭要請が出された。 事情聴取のためにアンカラ裁判所へ出頭要請された両氏に、今週中には正式な書面での要請も送付される。80年クーデター捜査を非公開で継続することを決定した検察は、事情聴取も段階的に進めていくと話した。エヴレン元大統領とシャヒーンカヤ陸軍大将に対し検察官からは、クーデタ 全文をよむ
友人アスル・アイドゥンタシュバシュ氏へアフメト・チュルク氏が話した一言は、他の全ての発言に比べ重要だ。穏健派として知られるアフメト・チュルク氏がなぜ厳しい演説をおこなったのか質問したアスル氏へアフメト・チュルク氏は以下のように話した。 「過去、私は常にバランスを取って話した。しかし、その効用がなかった....。」 この発言は、平和民主党(BDP)の運動でもはや、だれも「バランス取れた」発言をしようと努力しないという表明である。 実際、新しいものではなく、アフメト・チュルク氏は2 全文をよむ
民族主義者行動党(MHP)の上層部に関する秘密映像を流した「異なる理想主義」という名のインターネットのサイトは、今回あるルポルタージュを流した。「リーダーたる理想主義者」によって作られたルポルタージュとして流された記事では、6月12日の選挙まで新しい映像を流さないことを宣言している。 宣言では「映像を撮り、流すことで私たちは喜び、幸せだったとは言えない。これは外科的手術のような対処法である。腫瘍のある部位にメスを入れた」という表現を使った。このサイトに書かれた、「本来の手術は6月12日の後に 全文をよむ
国政選挙まで2週間-7695人の候補が550人の議員の一人になるため競い、5000万人が投票する…。 2011年6月12日に行われる第24期国会議員選挙まであと2週間。選挙には15の政党が参加する。7492人は政党から、203人は無所属として出馬する合計7695人の候補が争う。 選挙では5018万9930人の有権者が、85の選挙区の19万9207箇所の投票所で投票する。 国外選挙台帳に登録されている256万8977人の有権者は、5月10日火曜日から、25の税関ゲート 全文をよむ
エルドアン首相はエスキシェヒルでの選挙集会で、「クルド問題解決の前の最も大きな障害は平和民主党(BDP)である。共和人民党(CHP)や民族主義者行動党(MHP)、各党党首をも残念ながらBDPが意のままに操り始めた」と話した。 公正発展党(AKP)党首であるレジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、同党がエスキシェヒルのオドゥンパザルで開いた集会で市民らに語りかけた。 エルドアン首相は最近、連続しているテロ事件に言及し、次のように述べた。 「先日もスィルヴァンである実業家が所 全文をよむ
CIA(アメリカ中央情報局)は、ギリシャが経済危機によって統制がきかなくなり、クーデターが生じる可能性があると警告した。 経済危機と闘っているギリシャは困難な日々を過ごしている。ほぼ毎日のように、この国の現状に関し、いろいろな意見が出されている。最新の主張はドイツのビルド紙のものである。ビルド紙によれば、ギリシャでクーデターが起こるかもしれないというのだ。 CIAレポートに基づくとされる情報によれば、アメリカの情報機関は、ギリシャにおいて暴動が起きる可能性が徐々に増大している 全文をよむ
エルドアン首相:私は「一つの言語」とも「一つの宗教」ともいっていない。そんなことはどこでもいっていない。彼らは嘘つきだ。その反対だ。私たちにあるのは、「一つの国民」だ。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相兼公正発展党(AKP)党首は、ケマル・クルチダルオール共和人民党(CHP)党首の非難とは逆に、「一つの言語」「一つの宗教」とは発言しておらず、その代わりに「一つの国民、一つの国家」と強調したと述べた。エルドアン首相が昨日ニーデとアクサライでおこなわれた選挙集会で発した興味深いメッセージ 全文をよむ
昨日(25日)の新聞各紙に、共和人民党におけるクルド問題解決案の写真付き解説が載った。平和民主党と共和人民党の間に設けられた、公正発展党に対する連合が写真と共に説明されていた。相互の利益による接近と見なすか、政治的な浮気と見なすかは、わからない。もはや何であれ、この関係性は十分な考察に値する。 事件は、この3日間にハッキャーリで起こっている。平和民主党党員達はエルドアン首相を出迎えるにあたって、ごみを収集せず、商店のシャッターを閉め、石や棒を使った抗議行為をおこなったが、クルチダルオー 全文をよむ
アナトリア南東部の多くの場所と同様、マルディンでも真の争いは、平和民主党(BDP)系の無所属候補たちと公正発展党(AKP)との間で行われている。しかし、共和人民党(CHP)から議員が1人出ることも驚きには値しない。 ある友人は、「マルディンの雰囲気を感じるために、ガビの店に寄れ」という。それで、マルディンで、ピカピカの真新しいマンションがそびえたつ街の近代的な地区を尻目に、歴史的なマルディンの街に向けて歩を進める。ガビは、ひょうきんで、とても元気な若者だ。あごひげをたくわえ、小さなイア 全文をよむ
キュタフヤで起きたマグニチュード5.9の地震により激しく揺れたスィマヴ郡で、トルコ新月社による救援物が、 AKP(公正発展党)議員の候補者用宣伝カーで配布されたことが分かった。多数の人がこれについて非難しており、新月社が共和国検察に送検されることとなった。この件に関する取調べはすでに開始されており、2人の証言がとられた。 地震の傷跡からの復旧に励んでいるスィマヴ郡では、大地震で被災した人たちがテント暮らしを続けており、新月社から提供された救援物資が自治体の車で配布される事態が続いている 全文をよむ
平和民主党(BDP)が支持するディヤルバクル県の無所属国会議員候補レイラ・ザナ氏に関し、選挙活動中に行った発言の中でテロ組織の宣伝を行った疑いがもちあがり、捜査が始まった。 情報によると、特別ディヤルバクル共和国検察は、ハズロ郡において選挙活動中であったザナ氏に関し、いくつかの新聞に掲載された演説内容を根拠に、捜査を始めた。検察側は、警察署に対し捜査の一環としてザナ氏が行った演説の分析を要請した。ザナ氏は村の広場で住民に向かって演説を行い、次のように述べたとされている。 「こ 全文をよむ
昨日5月23日にハッキャーリで共和人民党(CHP)と平和民主党(BDP)の選挙協力が、興味深い様相を見せている。エルドアン首相サイドの選挙集会への参加を阻止せんと、外出禁止令を発令したBDP党員らは、クルチダルオールCHP党首の選挙集会にVサインをしながら参加した。同党首は、各自治体の自治権を公約し、閉店抗議(店舗のシャッターを閉める形での抗議行動)に賛意を示した。 CHPは、ディヤルバクルの選挙事務所を閉め、BDP及びクルド労働者党(PKK)が閉店抗議を決定したことに賛意を示している 全文をよむ
「ビデオテープ陰謀」について共和人民党(CHP)と民主主義者行動党(MHP)の執行部がどのように考えているのか、我々は知っている。 支持層までもが同じように強く反発している。 彼らは与党を非難しているのだ。 では公正発展党(AKP)は何と言っているのだろう? 最近のエルドアン首相の見解は、この点で大変注目すべきものであった。 彼はこう述べた。「ある者たちがCHPに対して行なったように、次は、MHPを刷新したがっている!」 これは重要な発言であ 全文をよむ
公正発展党(AKP)青年部が今日(22日)ゲブゼにて開催し、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相も参加した青年祝賀会のため、郡や祝賀会が開催されたゲブゼ市立スタジアムでは広範囲にわたる警戒態勢がしかれた。(スタジアムの)入口では子どもたちでさえも身体検査が行われ、警官は立ち入り禁止区域に入った者に対しても厳しい態度をとった。 ゲブゼ市立スタジアムは正午から満席となった。イスタンブルを始めとして、少なくともそれぞれ異なる10県から訪れた多くのバスも注目を集めたゲブゼでは、多くの道路が封鎖さ 全文をよむ
イスタンブル第三区7番目の候補者であるアルズ・エルデムは、ドイツ生まれの異色の理想主義者。ビデオ映像スキャンダルであわや党を離脱するところであった。 ■なぜ民族主義者行動党から立候補したのですか 子供の頃から政治に関心がありました。2005年にこの夢をかなえようと決めました。しかしどの政党から?公正発展党(AKP)の最盛期でした。しかしこの政党には大きな欠点もあるという事が分かりました。個人の利益に目を向けていない事や、言葉に中身が無いという事が分かりました。共和人民党(CH 全文をよむ
民族主義者行動党(MHP)執行部の不適切な映像を掲載したウェブサイトは昨日、新しい録画映像を公開した。(サイトは)メフメト・エキジ氏の映像を公開し、6人の執行部メンバーの辞職を要求した。これを受けて、エキジ氏、副党首のデニズ・ボリュクバシュ氏、オスマン・チャクル氏、ユミト・シャファク氏、幹事長のジハン・パチャジュ氏、理事会メンバーのメフメト・タイタク氏が辞職した。そのためメンバーの半分以上を失ったMHP理事会は、採決を行うことができなくなった。 MHPは昨日、再びテープ・スキャンダルに 全文をよむ
ヴァンで開会式典、ハッキャーリとシャンルウルファで集会を行ったエルドアン首相は、「ハッキャーリの若者たちが現実をよくみて、(PKKやBDPの)暴力政策を問いただしてほしい。母親たちには、子供たちを(PKKキャンプのある)山から呼び戻してほしい」と述べた。 選挙遊説を続けるレジェプ・タイイプ・エルドアン首相は昨日(20日)東部・南東部で駆け足で遊説を行った。エルドアン首相は午前中ヴァンで公正発展党(AKP)ヴァン選出のカイハン・チュルクメンオール議員が経営するショッピングセンターで開会式 全文をよむ
参加民主主義党(KADAP)党シェラフェッティン・エルチ党首や、左派として知られるアルタン・タン氏(訳者注:クルド人作家、政治家)や右派として有名なケマル・ブルカイ氏(訳者注:クルド人作家、政治家)らは、暴力とは絶えず距離を置いていた。このため、メディアでも、「節度ある政治家」扱いされている。しかしながら、彼らのような人物の大半はアブドゥッラー・オジャランよりも熱狂的で極端な政治観の持ち主だ。特にケマル・ブルカイ氏など、オジャランのことを「トルコ人の国に売られた」と表現している。 その 全文をよむ
クルチダルオールは、テレビ番組「32.Gün」でクルド問題解決方法について説明した:「この問題は政府だけでなく、野党、市民団体、メディア、皆で解決しなければならない」 共和人民党(CHP)のケマル・クルチダオール党首は、最近次から次に明らかになるカセットスキャンダルで揺さぶられている民族主義者行動党(MHP)に対し、自らが主張することが必要と発言した。クルチダオールはクルド問題の解決には皆が協力できると話す一方、クルド労働者党(PKK)には無条件の武装解除を求めた。 CNNト 全文をよむ
エルギュン大臣「クルド人に対する『無視問題』は終了した。クルド人は存在する。また、不正な目にあってきた。過去においておそろしく粗野な方法が試みられたため、われわれはそれを解決できなかったのだ。」 ラディカル紙のアンカラ事務所を訪問した産業通商大臣でAKP(公正発展党)のコヂャエリ県候補として立候補しているニハト=エルギュン氏は、南東アナトリアで緊張を高めているいくつかの出来事について語った。氏は、自分たちが「クルド人無視問題」に終止符を打ったとのべ、「トルコでクルド人たちは『あなたがた 全文をよむ
エルドアン首相の第9代スレイマン・デミレル元大統領に対する発言に抗議するため、4つの党が共同し、ウスパルタで「デミレル氏を擁護」集会を開くことを決定した。 民主党i(DP)のヒュセイン・デデ県支部長は、首相のデミレル氏への発言は、侮辱の域に達しているとし、「デミレル氏を擁護」するようよびかけた。 この呼びかけをうけ、共和人民党、民族主義者行動党、大統一党から前向きな返答が得られた。民主党を中心にした4党は、NGOや一般参加者にも呼びかけ、5月25日に、「ウスパルタはデミレル氏を応援 全文をよむ
共和人民党(CHP)執行部は、テロ組織であるクルド労働者党(PKK)が殺害されたテロリスト12名を悼み喪に服す宣言を行ったのに準じて、同党の選挙事務所も休業したことに賛意を示した。 党本部の入り口で記者らの問い掛けに答えたセズギン・タンルクルCHP副党首は、目的はPKKの支持ではなく、安全を危ぶみ休業したのだと主張した。「ディヤルバクルの至る所、本当に至る所が、交番まで休業しており、銀行も全て休業していました」と述べた。同氏はCHPは死を遺憾に思っているとして、同党が選挙事務所休業に支 全文をよむ
シリアの情勢が刻々と悪化している中、西側の国々はこうした事態を絶望的と見ている。おそらく皆、この国で内戦が勃発すれば、この地域、そして世界の不安定さが増すことを知っている。宗派対立からイランとサウジアラビアの問題にまで、この機を利用しようとする過激派テロ組織の様々な動きから、中東地域全体を混乱に陥れるかもしれないイスラエルの干渉まで、シリア情勢には極めて危険な要素がぎっしり詰まっている。こうした事態は、いかなる形であれ、トルコに波及することはありえないが、これらの事態に対し国際社会のトルコへの期 全文をよむ
各党指導者らが選挙活動を本格化させたことで、政治論争が激しくなった。コンヤでは、政治の世界では非常にまれな現象が起きた。 共和人民党(CHP)のコンヤ選出議員候補のドゥルムシュ・アリ・カラムト氏は、外務大臣で公正発展党(AKP)のコンヤ第一区選出国会議員候補のアフメト・ダヴトオール氏のために有権者に投票を訴えた。 アキョレン郡チャトレン村で行なわれたお祭りで演説をしたアリ・カラムト氏は、コンヤはトルコにとってとても重要な都市であると述べた。カラムト氏は、トルコも危機的なプロセ 全文をよむ
選挙を前に演説活動を行なっている議員候補者たちに、専門家は留意すべき「10の黄金律」を示した。その内容は握手から服装、話し方から振る舞いといった細部にまでわたっている。 ライフコーチングを行ない、関連書籍も出版している自己啓発の専門家、オメル・チャム氏は、アナトリア通信の取材を通し、有権者から票を集めたいと望む候補者たちにアドバイスを行なった。 チャム氏によると、「10の黄金律」と名付けた提案の原則は「バランス」である。同氏は次のように語る。 「生活に不可欠なのはバ 全文をよむ
マルディンのミドヤト郡民族主義者行動党(MHP党)ソウトル町支部は、デヴレト・バフチェリ党首が最近行った発言に反感を示し、MHPを離党することを明らかにした。同支部は、公正発展党(AKP)に加わると述べられた。 MHPのアブドゥラズィム・アルアン町長は「全世界の国々で奉仕を行っているファトフッラー・ギュレン師に対し侮辱をするような言葉を使うことは、私を、そして町の(MHP)支部を悲しませ、我々はこの発言を残念に感じた。我々はMHPを離れ、組織的にギュレン師を支持する現在の政権与党、AK 全文をよむ
12人のPKKメンバー殺害は緊張を更に高めた一方、民族主義者行動党(MHP)の国会入りを危機的な状況にしている。 平和民主党(BDP)の支持する候補者を紹介するため数万人が参加する集会がディヤルバクルの駅前広場で行われ、その後参謀本部のインターネット・サイトである発表が行われた。 シュルナク県ウルデレ郡近郊でイラクからトルコへ入国しようとしたPKK過激派の一団と治安部隊の間で衝突が起こり12人のPKKメンバーが殺害された。PKKの広報組織フラト・ニュース・エージェンシーによる情報と 全文をよむ
スィイルト県から出馬するBDP支援の無所属候補ギュルタン・クシャナク氏は「エルドアン首相、367名でなく、400名だったとしても、我々の認めない憲法は作らせない。」(訳者注:367名は、憲法改正に必要な議員出席数) スィイルト県平和民主党(BDP)系国会議員候補で、前副党首でもあるギュルタン・クシャナク氏は、スィイルトでの集会で1万人近いの市民に向け次のように発言。 クシャナク氏は、今後の展開の中で、トルコで民主的な共和国家の建設、民主的憲法の策定、そして平和的かつ友好的な暮 全文をよむ
CNNトルコでアイシェヌル・アルスランが司会を務める「メディア・マハッレスィ」という番組に、30年間新聞記者を務め、18年間テレビで活躍し、そしてこの二回の総選挙でアンカラ選出の無所属国会議員候補となったフルキ・ジェビズオールが登場した。 ジェビズオールが、平和民主党(BDP)の支援をうけている「無所属」候補に関して発言した内容が、政界に二度目の波紋を引き起こそうとしている。Gazeteciler.comの記事によると、番組の性格上、「メディア・マハッレスィ」で、今までの総選挙で 全文をよむ
マラトヤ県、県国民教育局そしてNTストアグループの協賛で、マラトヤ・イノニュ・スタジアムにてある試みが行われ、最も多くの人々が同じ時間、同じ場所で同じ本を読むという世界記録を樹立した。参加したのは2万2千人の愛読家たちで、ヴィクトル・ユーゴーの有名な『レ・ミゼラブル』を読んだ。 最初は昨年、1万5,440人が参加し、メルシンで「同じ場所で同時に読書をする世界記録」への挑戦が行われたが、今年はギネスブック側からの要請で、マラトヤで「同じ場所で同時に同じ本を読む」記録として、ギネスブックに 全文をよむ
誰が何と言おうと、クルド人自治区の設置は、クルド問題を一体性および非中央集権の観点から考える上で重要な解決手段である。 クルド人自治区の設置は、クルド問題に関して、クルド人から出てきた初の政治的な具体的要求であり、共生の願望を強調する点から重要である。 しかし、それは、ある条件の下での話である。 クルド人自治区設置の議論や考えを悪用し、衝突を煽るような武力闘争に発展させないという条件だ。 今日我々が抱えている問題は、これに起因している。 という 全文をよむ
トルコサッカー連盟は、5月7日土曜日にブルサ・スポルとベシクタシュの試合前に起きた事件から、ブルサ・スポルを3-0の敗北処分とした。緑と白をテーマカラーとするブルサ・スポルには今後5試合のホーム開催禁止と観客動員禁止の罰が与えられ、また、ティムサフ遠征の3試合でもサポーターの入場は認められない。 今週試合が予定されている対カスムパシャ戦と、新シーズン始めの遠征2試合にはブルサのサポーターを動員しないという決定に加え、今シーズン最終週の対ゲンチレルビルリィ戦と、新シーズンでホーム戦となる 全文をよむ
その日のことはよく覚えている。ジュムフリイェト新聞社で花瓶が割れた日だったからだ。同じ日、議会は大混乱に陥っていた。 新選の国会議員の一人、レイラ・ザナが宣誓を行うために壇上に登場し、そこでクルド語を話したため大騒ぎになった。 あれから20年が経った。 レイラ・ザナは今日、平和民主党(BDP)の支援を受けて、ディヤルバクルから出馬する無所属の議員候補である。 20年前のことに関して彼女が言うには、 「今日と20年前に起きたことの間には多くの違いがあります。あの時代は、否定と破 全文をよむ
疑惑を取り沙汰された民族主義者行動党(MHP)の党執行部がさらに2名辞任した。 MHPのビュレント・ディディンメズ副党首とイフサン・バルトチュ前イスタンブル県支部長が辞任した。 情報によれば、一部のインターネットサイトにアップされた映像を受け、同党のイスタンブル第1選挙区議員候補2番手であるディディンメズ氏は副党首職並びに議員職を辞し、他方、イスタンブル第3選挙区議員候補4番手であるイフサン・バルトチュ氏は議員候補を辞退したという。 ■ 情報テクノロジーコミュニケー 全文をよむ
シュルナク県ジズレ郡に拠点を置くメマン族は、かつてPKKと激しい闘争を繰り広げていたが、3カ月前に自警団を総辞職し、ついにクルド系政党の平和民主党(BDP)の支持者へと立場を変えた。 シュルナク県のジズレ郡及びギュチリュコナク郡に居住し、およそ5,000人を抱えるメマン族は、過去幾年にも渡って対PKK軍事作戦において治安部隊と共に活動してきた。しかし婚礼に訪れたハスィプ・カプラン議員(シュルナク県選出無所属国会議員)のため、祝いの雰囲気の中、歓迎会の宴が設けられるなど、クルドとメマン族 全文をよむ
エルドアン首相は昨年12月から使い始めたiPadを大変気に入っている。 エルドアン首相は演説原稿や顧問らがよこしたメモを確認するためにいつもiPadを使っている。選挙遊説でもタブレット型コンピューター(iPad)をそばから離さない。 以前参加した集会では、顧問らが紙に書いたメモを渡す光景が見受けられたが、この5か月あまりこれらのメモはiPadを使って首相のもとへ届けられている。例えば、総会で行う予定の演説の直前、顧問から首相へのメモを確認するためにiPadが渡されたのだ。 ワタ 全文をよむ
トルコが「新憲法(案)」を巡って進めている6月12日の総選挙が近づくにつれ、いくつかの団体は見覚えのあるゲームを再び起こしている。 衝突がない状況であったにも関わらず、ここ1か月間で行われた軍事作戦により25人のPKK(クルド労働者党)メンバーが殺害された。彼らの葬儀の際には、東南アナトリアではデモが行われた。その後、カスタモヌ県で首相の護衛車両の1台が襲撃され、1人の警察官が犠牲となった。この図はトルコ西部で愛国主義の波を呼ぶことを目的とする一方で、東部や東南部では異なるゲームが繰り 全文をよむ
平和民主党(BDP)党員は不服従運動の一環として、ディヤルバクル県、バトマン県、マルディン県ヌサイビン市、シュルナク県ジズレ市、スィロピ市、ベイトゥシュシェバプ市、イディル市、その他多くの都市で、今日も街頭で金曜礼拝を実施した。 ディヤルバクル県ダーカプ地区の金曜礼拝は、名誉イマームによるクルド語でのフトゥバ(金曜礼拝の説教)で始まり、約1000人が集まった。礼拝では平和が呼びかけられ、その後参加者は何事もなく解散した。シュルナク県イディル市の平和公園に設置された「民主的解決テント」で 全文をよむ
TV 8でアンカラ局のエルカン・タン氏が司会を務め、ゲスト評論家のヒュセイン・コジャビュユク氏を迎えて放送された『ヴィジョ2023』の番組内で、公正発展党イズミル代表の国会議員候補ビナリ・ユルドゥルム前運輸相がゲストとなり、重要なことを話した。 ユルドゥルム前運輸相は、この驚異のプロジェクトがイスタンブル以外の都市には何の利益ももたらさないと考えられていることについて、次のように発言した。 「この計画について言われていることはどう考えても間違っている。この計画を私たちは通常予 全文をよむ
5月1日をこうした形で祝う人々を私は祝福する。何を言わんとしているかというと・・・(5月1日に)衝突がなく平和的であるということである・・・。 些細なことで押し合いへし合いする以外、社会を困惑させるような出来事は起こらなかった。 過去のメーデーで見られたような闘争、さらには流血沙汰の闘争に至るようなイデオロギー的な空気はなくなっており、今回はお祭りの様な雰囲気があった。 昨日(5月1日)のメーデーにおける最も重要な特徴はこれであった;衝突が起こらなかっただけでなく、衝突の文化が乗り越 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が選挙演説の場で、クルド人に関する新しい言い方をするのを我々は目撃している。 首相はあえて「クルド問題は存在しない。クルド同胞の問題が存在するのだ」と述べている。「クルド問題は存在しない」という言葉が言い間違いではないことを首相は、繰り返し行った演説で明確にした。トルコにおいて「クルド問題」はなく、「クルドの人々の問題」が存在するというエルドアン首相の発言は重要な変化と見なされるべきである。 ■「クルド問題が存在する」との発言 歴代 全文をよむ
ディヤルバクル県スィルヴァン郡で、政治的・軍事的攻撃の阻止を目的に開かれた政治集会において、平和民主党(BDP)が支援する無所属の国会議員候補レイラ・ザナは、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相を批判した。 ザナ氏は、「クルド人があなたに与えた信頼は尽きた」と叫んだ。ザナ氏は「破壊行為をやめなさい。望み次第であなたは歴史に名を金の文字で書かせることも、他の人々のように腐って消えることもできます。全てはあなたの手中にあります。戦車、警官を後退させなさい。クルド人たちは私の責任で石を投げつけ 全文をよむ
民族主義者行動党(MHP)デヴレット・バフチェリ党首は、いかなる衝突も起きず、静けさと同時に平和と友好的な呼びかけとともに、5月1日が祝われるようにと願った。 バフチェリ党首は、5月1日のメーデーのためのお祝いのメッセージで、今日は、労働によって暮らしを立てている人、努力により生活を確かなものとした人、そして国民が獲得した国民総所得に大きな貢献を果たした何百万人もの労働者が誇りを持つ意味ある日であることを述べて、「合法的に利益を獲得しようとし、努力して働くこと以外なにもできない我が同胞 全文をよむ
トルコ国境に近いシリアの村で暮らしており、国の弾圧からの救出を求めているあるグループが、ハタイのヤイラダー国境の金網を越えてトルコ側に入った。 情報筋によると、シリアのヤイラダー市に近いハラブジョズと周辺の複数の村で暮らしている女性や子どもを含むおよそ250人のグループが、国での騒乱や弾圧からの救出を求め、ギュヴェッチ村近くの2~3メートルの金網を登り、トルコ国境を越えたという。 またトルコ語で「トルコ人のように暮らしたい」、「民主主義を求める」、「エルドアン首相の保護を求め 全文をよむ
サルキシャン・アルメニア大統領は、4月24日の「アルメニア人虐殺」追悼日のために行った演説で「罪の痕跡を消そうという行動は、新しい罪である」と述べた。 サルキシャン・アルメニア大統領は、4月24日の「アルメニア人虐殺」追悼日のために行った演説で虐殺を世界に知らしめるための努力を続けると強調する一方、アルメニアがトルコとの平和のためにも努力をしていると述べた。今日のトルコにおいて「公正をかかげ声を上げたトルコの知識人」を称賛すると述べたサルキシャン大統領は、これに対してトルコが否定政策を 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、高等選挙委員会(YSK)の、12人中7人が平和民主党(BDP)党員である無所属候補者を最初に拒否し、後にそれを撤回したことについて生じた議論に関して、「問題があるのは明らかだ」と述べた。 エルドアン首相は、YSKに関する問題を、選挙後に開かれる第24期国会で重要な議題とすると述べた。エルドアン首相は、記者らのこのニュースに関連した質問に答えた。「YSKは数ヶ月前に在外投票に関する決定を下し、この決定は政府によって批判されていた。現在も、無所属議員に 全文をよむ
4月18日に平和民主党系無所属で立候補を予定していた7名の立候補を全員一致で却下した高等選挙委員会は、その決定を覆した。7名のうち、6名の異議申し立てを認めた高等選挙委員会は、前例にない、歴史的な決定を下した。 高等選挙委員会は4月18日に歴史的スキャンダルともいえる決定にもとづく棄却決定を、昨日、撤回した。6月12日の総選挙での立候補を却下されていた平和民主党系候補7名のうち、6名の異議申し立てをみとめた。 高等選挙委員会は、4月18日に立候補を認めないとしたレイラ・ザナ、 全文をよむ
平和民主党所属の政治家らは、高等選挙委員会が(レイナ・ザナらの)立候補を却下した決定を撤回する決定を下したことで、緊張は弱まるだろうと述べた。スッル・サクク副党首は、「この重い代償を支払う前に、この決定をすることができなかったのだろうか?この問題への対応に関し、トルコの人々に感謝する」と述べた。 高等選挙委員会が、平和民主党(BDP)が押す無所属の国会議員候補者、ギュルタン・クシャナク、ハティプ・ディジュレ、レイラ・ザナ、エルトゥールル・キュルクチュ、サバハト・トゥンジェル、サーリフ・ 全文をよむ
12名の無所属の国会議員立候補者に関する高等選挙委員会(YSK)の決定は、民族主義者行動党(MHP)以外の全政党の反発を招くこととなった。共和人民党(CHP)は、国会の緊急会議を召集して憲法改正を要求し、「人民の声」党(HAS)と至福党(SP)も、同様の態度を示した。大統一党(BBP)は、この決定は混乱を望む者に好機を与えると強調した。メフメト・アリ・シャーヒン・トルコ大国民議会議長シャーヒン国会議長も、「この決定は、国の民主主義の良心が許せる決定ではない」と述べた。 YSKが平和民主 全文をよむ
本日(4月18日)、記者のネディム・シェネル氏は係争中の裁判の公判に向け拘留中のシリヴリからバクルキョイ裁判所へ移送された。 過去の類似する状況では、アフメト・シュク記者から物的証拠が見つからなかったためベシクタシュ裁判所への移送は行われておらず、関連省庁もこの件に関する調査を開始している。 シェネル記者は、ハナフィー・アヴジュ元警察署長に関する捜査の守秘義務に反する記事を書いたため裁判にかけられており、バクルキョイ裁判所で公判に臨むこととなった。 同記者は、第二バ 全文をよむ
平和民主党(BDP)のセラハッティン・デミルタシュ元党首は、高等選挙委員会が無所属の候補者12名の立候補を却下したことに関し、「選挙への不参加や全立候補の撤回を含め、あらゆる代案を検討する」と述べた。 平和民主党(BDP)のセラハッティン・デミルタシュ元党首は、高等選挙委員会が無所属の候補者12名の立候補を却下したことに関し、「選挙への不参加や全立候補の撤回を含め、あらゆる代案を検討する」と述べた。 デミルタシュ元党首はアナトリア通信(AA)に対し、(高等選挙委員会の)決定に 全文をよむ
高等選挙委員会は、ハティプ・ディジュレ、レイラ・ザナ、セバハット・トゥンジェル、ギュルタン・クシャナクらを含む12名の無所属候補者を、国会議員の被選挙条件に影響を及ぼす経歴を理由としてその立候補を却下した。 高等選挙委員会が立候補の禁止を発表した候補者は他に、エルトゥールル・クルクチュ、ハルン・オゼレン、アブドゥッラー・クズライ、イサ・ギュルブズ、チチェキ・オトル、サーリフ・ユルドゥズ、シェラフェッティン・エルチ、ネズィル・スィンジャンらが挙げられた。 本紙の記者が入手した情 全文をよむ
第8代大統領だったトゥルグト・オザル氏の没後18年の行事が、イスタンブルのトプカプ門にある記念墓地での式典、およびアンカラのコジャテペ・モスクでのメグリト詠唱により、とり行われた。 トゥルグト・オザル氏の追悼行事には、妻のセムラー・オザルさん、息子のアフメトさん、エフェさん、嫁のスィネムさん、孫のメルヴェ・アタサグンさん・セッラー・オザルさん、ウウル・エクレンさん、トゥルグト・オザルさん、ナズ・オザルさんの他、大統領府を代表しヒュセイン・アヴニ・カルスルオール大使、ジェブデト・ユルマズ 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の妻、エミネ・エルドアン夫人は、公正発展党(AKP)に所属する78名の女性議員候補らと会食した。 AKP女性部が主催した会食は、AKP党本部にて行われた。会食のオープニングで挨拶を行ったファトマ・シャーヒンAKP女性部代表は、女性抜きの民主主義も政治もないと述べ、エルドアン首相の「女性に対する差別は、人種差別よりも悪質だ」という発言をスローガンとしたと発言した。同代表は、女性に対する暴力が2023年には完全に減少したトルコを望むと述べた。 エ 全文をよむ
トルコ・ギリシャ間の重要課題のひとつであるトルコ人学校だが、このたび半数以上がギリシャで進行中の深刻な経済危機により閉鎖されることとなった。 教育分野への支出を削減しながらも、より良い教育を実現する目的でスタートした学校統合の対象校に、西部トラキヤにあるトルコ人学校も含まれていることがあきらかになった。来年以降、57校の外国人学校のうち、35校が閉鎖される予定とされる。ギリシャでは教育費用を切り詰めるため、全国的に生徒数の少ない1933の学校を統合し、新たに877校が新設されることが決 全文をよむ
民主主義者労働党(MHP)のデヴレト・バフチェリ党首は、エルドアン首相の欧州評議会議員会議(AKPM)での演説について、「非常に乱暴な話し方を選ばれたようだ。これは本人にとってもトルコからしても損失です」と話した。 アンカラ県党本部を訪問し、市の支部長らとメディア非公開で会議したバフチェリ党首は、出口で記者らの質問に次のように答えた。「トルコ共和国首相の立場にあるレジェプ・タイイプ・エルドアン首相閣下の欧州評議会での演説は、トルコの基本的な問題をヨーロッパ、そして世界の世論と共に分かち 全文をよむ
シャンルウルファ選出の国会議員ズルフィカル・イゾル氏は、AKP候補者リストから外れるやAKPから離党し、無所属候補者となった。 (イゾル議員が属する)イゾル部族は東部と南東部の12県に分布し、人口100万人以上であるとされている。 6月12日に予定されている総選挙での(AKP)候補者リストから外れ、無所属候補者となったAKP(公正発展党)のシャンルウルファ選出の国会議員ズルフィカル・イゾル氏は、AKPを離党した。離党する旨を公証人を通じてAKP党本部に伝えたイゾル氏は、「町全体に対 全文をよむ
共和人民党ケマル・クルチダルオール党首は、党の国会議員候補者リストについての批判に対し、「われわれの候補者リストは改革を実現させたと言える。若者や女性がリストの中で重きをなしており、このことについては非常に満足している」と述べた。 「寄せられる批判も光栄であり、われわれ党のメンバーはポジティブに考えている。行った変革はトルコにおける、また共和人民党における将来への方向性の点からも非常に重要である」と述べた。 「変革の表明は、党大会で始まり、そしてこれを尊重してリストを発表した 全文をよむ
公正発展党(AKP)所属で、アンタリヤから国会議員候補を表明したスカーフ着用の教員、ギュルデレン・ギュルテキン氏は、国会議員に選ばれた場合、国会ではスカーフをとると述べた。 公正発展党候補者の中にスカーフを着用した候補者が含まれる。14人の候補者がいるアンタリヤで、ギュルデレン・ギュルテキン女史が13人目の候補者であることが明らかになった。 ギュルテキン氏は、74人の国会議員候補への立候補者について行われた傾向調査で17番目だった。1974年5月8日生まれのギュルデレン・ギ 全文をよむ
欠員により現在540名の議員が所属する国会(定数550)において、各党の指導者は、計267名の議員を今期トルコ大国民議会(TBMM)へ迎え入れないことを決定した。公正発展党(AKP)においては、20名の議員が出馬し、エルドアン首相は167名の議員を候補者リストから除外した。よってAKP院内会派に所属する333名の国会議員のうち187名がリスト外となった。共和人民党(CHP)は、101名の議員のうち64名をリストから除外。民族主義者行動党(MHP)は72名の議員のうち27名をリスト外とし、改編は他 全文をよむ
イスタンブルでテレビ番組終了後に銃撃事件に遭い、ドイツで治療を続けている歌手のイブラヒム・タトゥルセス氏は、弁護士を介してシャンルウルファから無所属で国会議員に立候補したことがわかった。 ドイツで治療を続け、選挙候補者に立候補したにも関わらず、公正発展党(AKP)からは候補者に選ばれなかったタトゥルセス氏は、今日アフメト・トゥルクメン弁護士を介して県選挙委員会へ無所属立候補の届けを出した。タトゥルセス氏に代わって無所属候補としての届けを提出したトゥルクメン弁護士は「イブラヒム氏の希望に 全文をよむ
ついに注目の各党の候補者リストが発表された。都市部で激突する候補者たちは以下のとおり。 国会議員選挙の各党の候補者リストが発表され、各候補者とその選挙区が明らかになった。次の注目は誰と誰が対決するかである。CHP(共和人民党)党首のクルチダルオール氏はチュブクチュ国民教育相と、エルドアン首相はCHPのナンバー2、ギュルセル・テキン氏と、そしてCHPのバイカル氏(前党首)はギョヌル国防相とそれぞれ対決する。こうした中、注目すべき選挙区は以下のとおり。 ■エルドアン首相とギュルセ 全文をよむ
共和人民党(CHP)に所属する101名の国会議員の内、27名のみが次期国会のため出馬予定。(現職の国会議員の内)59名は候補者リストに入らず、15名に関しては今日(10日)クルチダルオール党首が最終決定を下す。 CHP党執行部からの情報によると、現国会に在籍する101名のCHP所属議員の内27名が次期国会のための候補者となるが、59名は最早候補者リストに含まれず、また資格については問題ないが、2期あるいはそれ以上の会期で国会議員を務めたという理由で、15名の現職議員(の選出)に関する最 全文をよむ
平和民主党(BDP)が、6月12日に予定されている選挙で支持する無所属候補の数は64人に、擁立する候補者がいる県の数は41県に達した。 セラハッティン・デミルタシュ氏はハッキャーリ県、エミネ・アイナ氏はディヤルバクル県の無所属候補となった。レイラ・ザナ氏とハティプ・ディジレ氏もディヤルバクル県の候補者としてリストに載った。BDP党員である10人の国会議員も無所属候補として立候補した。発表されたリストによると、クルディスタン社会連合(KCK)裁判の結果刑務所に収監されているハティプ・ディ 全文をよむ
タイイプ・エルドアン首相は、公正発展党本部前で自身を何日も待ち受ける立候補希望者たちと、昨日「追いかけっこ」を演じた。 エルドアン首相は、金曜の礼拝は通常、本部ビルのすぐ向かいにあるベシヤズジュオール・モスクで行っているが、昨日は立候補希望者たちを避けて、以前一度も行ったことのないチュクルアンバル地区中心部にあるトゥーバ・アルトゥンオク・モスクを選んだ。エルドアン首相に会って、自分をアピールしようとベシヤズジュオール・モスクで待ち受けていた立候補希望者たちは失望した。しかし、ある一人の 全文をよむ
6月12日の総選挙を無所属候補を立てて迎える平和民主党(BDP)がレイラ・ザナ氏をヴァンから推薦することが明らかにされた。 インターネットサイトの情報によるとザナ氏とともにシェラフェッティン・エルチ氏も候補とされている。レイラ・ザナ氏は1991年の選挙で社会民主人民党(SHP)の候補者として国会議員となり、クルド語で宣誓を行って難局を招いた。ザナ氏と仲間のオルハン・ドアン氏、ハティプ・ディジレ氏、アフメト・チュルク氏、スッル・サクク氏、マフムト・アルナク氏らの免責特権は1994年3月3 全文をよむ
エルドアン首相が会派会合において頭を下げ、国会議員の大部分を新たに議員候補には指名しないつもりだというメッセージを伝えたことで、議会内のチャイジュ(お茶のサービスをする人)達は動き出した。チャイジュは受け取るべきお茶代を支払ってもらうために“臨戦体制”に入っている。 エルドアン首相が会派会合において国会議員に頭を下げ、非公開の会合では国会議員のほとんどを今回は候補として指名しないつもりだというメッセージを与えたことで、議会内のチャイジュ達は動き出した。 議会内のチャイジュ達とともに 全文をよむ
市民は陳情を聞かない議員への苦情を大臣らに訴えている。同地をBDP(平和民主党)に任せた格好の議員たちに対しては首相も不満を持っている。 公正発展党(AKP)政権下においてトルコでは大きな発展がもたらされた。この発展の当然の結果として、AKPにとって初選挙である2002年の選挙から今日に至るまで、AKPは常に票を重ねてきた。この支持を頼りに、共和国史上はじめて「クルド問題」の解決に大きな一歩が踏み出された。政府がこの根深い問題の解決に向けて対策を講じる一方、問題解決における牽引役が期待 全文をよむ
候補者選抜まで72時間を残す中、各党の本部にはあせりが見られる。エルドアン首相は新しい候補者名と今回は候補者には挙がらない政治家名を明らかにしようと努めている。 国会議長も他の公正発展党議員同様に公正発展党本部9階よりリストが公表されるのを待っている。 エルドアン首相は、アンケート結果や候補者のパフォーマンス、補欠候補者リストと自身が明らかにする新しい候補者名とにより(最終)候補者の作成を行おうとしている。 舞台裏での話しによれば、首相は新顔40名の候補者を提示する 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、公正発展党総本部でリビアに関する会見を開いた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、リビアでの事態に関してトルコが準備したロードマップの概要を明らかにし、「直ちに真の停戦を実現させ、カダフィ派の兵士は、いくつかの都市に対して行っている包囲攻撃をやめ、都市から撤退しなければならない」と述べた。 エルドアン首相は、区別なく、全てのリビア人に継続的な人道支援を行い、安全地帯を設定する必要があると述べ、リビア人の法的利益を考慮した包括的な民主的変化と 全文をよむ
平和民主党は6月12日に行われる総選挙へ無所属候補者として参加する準備を進める中、独自に活動をおこなうバイラム・ボズイェル正義・自由党(HAK-PAR)党首とシェラフェッティン・エルチ参加民主主義党(KADAP)党首をも候補者とし、支援することを決めたと明らかにした。 以前クルド問題解決とクルド労働者党問題で何度も対立してきた平和民主党、正義自由党、参加民主主義党の3党は、6月12日の選挙で協力することを明らかにした。選挙へ無所属候補者として参加することを決めた平和民主党は、アフメト・ 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領は北アフリカおよび中東地域について、国際社会で影響力をもつ国々がイスラム原理主義者による体制を懸念して現状を改革することを選んだと話した。 インドネシア訪問の最終日、ギュル大統領にはインドネシア大学から政治学名誉博士号が授与された。ギュル大統領は授与式が行われたサロンに大学評議員会のメンバーと共にマントと帽子を着用して現れ、その場にいた人々は拍手で迎えた。ギュル大統領は証書を授与されたあと、「イスラム世界の中心における歴史的転換」というテーマで英語の演説を行 全文をよむ
シリアのバッシャール・アル・アサド大統領が一昨日(31日)出した改革公約は数千人の人々を鎮静させることができず、昨日(1日)の金曜礼拝後再び道路に人々があふれ、4人が死亡したことが明らかにされた。 目撃者がAFP通信に語ったことによると、首都ダマスカス近辺のドゥーマーで行なわれたデモで警察が発砲し、デモ隊のイブラヒム・ムバイェドさん、アフメト・ラジャブさん、フアド・バッラフさん、ムハッメド・アラヤさんらが死亡したという。ダマスカス、バニヤース、ラタキア、ダルアーで行なわれたデモに参加し 全文をよむ
新憲法制定のため様々な試みを行っている共和人民党(CHP)のバトゥム副党首は、国家安全保障会議(MGK)が廃止され、首相が必要とした場合、文官および軍人らを招集することも可能となると語った。 バトゥム副党首は大学内でスカーフ着用可能となるための3つの条件を掲げ、「他人の権利と自由を侵害しない、世俗国家の原則に反しない、公共の秩序に反しないという条件で、頭を覆うことができます。つまりあえてだれも『私の宗教がこれを命じているのです』と言ってはいけないし、誰かに圧力をかけてもいけないのです」 全文をよむ
公正発展党(AKP)会派副代表ベキル・ボズダー氏は、エルゲネコン捜査を担当している検事ゼケリヤ・オズ氏が特別権限を取り上げられて、次席検事に任命されたことについて意見を述べた。 AKPのボズダー議員は、「本人の希望しないところで権限を取り上げるのは間違っています。新しい検事が訴訟を把握するのには時間がかかります。オズ氏はエルゲネコン訴訟を担当する必要がありました。もし彼がこれ以上関わらないとすれば、それは間違いです。訴訟期間はより長引くでしょう。これは(エルゲネコン訴訟過程への(司法当 全文をよむ
アブドゥッラー・オジャラン被告の誕生日である4月4日、支持者たちがシャンルウルファでデモを予定する一方、オジャラン被告の弟であるメフメト・オジャランさんは兄について「これまでに蟻一匹も殺したことがない」と語った。 イムラル刑務所に収監されている兄が自宅拘禁措置となることを希望しているメフメトさんは、「兄はこれまでの人生で誰かを殺したことはない。彼は乳児殺しなんかではない。私たちは家族として、彼が(マルマラ海の)海の真ん中に閉じ込められているのを望まない。刑罰を自宅拘禁措置に変えてもらい 全文をよむ
フェトフッラー・ギュレン氏は、エルゲネコンの強制捜査で拘束されたアフメト・シュク氏に関する本の原稿にまつわる議論で名前が取りざたされていることに関し、文書で回答した。 ギュレン氏は、弁護士を通しての説明で以下のように述べた。「今日まで、私に批判的な立場から多くの報道が行われ、何十という本が出版された。しかし私は、出版されてもいない本の妨害をしたことなどなかった。ただ、個人の権利を侵害し、私への根拠のない誹謗や中傷に対し、一人のトルコ国民として法律の範囲内で自分の権利を求めただけである。 全文をよむ
民主左派党(DSP)、独立共和国党(BCP)、人民向上党(HYP)は「選挙協力」を決定した。これにより、これらの政党は共同で国会議員候補者を決定することとなる。 民主左派党のハサン・エルチェレビ事務局長は、民主左派党、独立共和国党、人民向上党が「選挙協力」について合意したことを明らかにした。 エルチェレビ事務局長はアナトリア通信社の記者の取材に答え、民主左派党、独立共和国党、人民向上党の間で近づく総選挙における「民主的団結」の枠組みでの協力が決定されたことを明らかにした。 全文をよむ
国務大臣担当省廃止へ 政府は選挙が近づく中で驚くべき一歩を踏み出した。省庁の抜本的改革に向けてトルコ大国民議会(TBMM)に対し権限を要求したのである。 政府は、「スーパー権限」と名付けられた民法判例法(KHK)の発令権限を要求し、これにより国務大臣担当省を廃止に追い込もうとしている。これにより、現存8つある国務大臣担当省は姿を消すことになる。替わりに新しく執行権限を持つ省庁が設立される。新設される省庁の数は4もしくは5となる見込みで、候補となっている名称は、公安省、女性・ 全文をよむ
BBCはトルコのリビア政策を「Uターン、180度転換、寝返り」と報道した。 トルコはリビア地上戦に反対し続けており、このため、将来的には、カダフィ大佐の軍に対するフランス、イギリス、アメリカによる軍事攻撃は、「NATOとは無関係に行われる」ものとされる可能性があると述べられた。BBCは、トルコのリビア政策に関する分析において、「Uターン、180度転換、寝返り」などの言葉で表現した。 ジョナサン・ヘッド氏はBBCニュースに掲載された「リビアの指導者は『傭兵を雇っている』」という 全文をよむ
共和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首は、心不全のため滞在していた家の窓から落ちて死亡した82歳の義父アリ・フドゥル・オズダー氏のトゥンジェリで行われた葬儀に参加した。クルチダルオール党首はセヴィム・クルチダルオール夫人を抱きしめて慰めた。 ケマル・クルチダルオールCHP党首は、故郷のトゥンジェリで心不全になった後滞在していた家の窓から落ちて死亡したとされる義父のアリ・フドゥル・オズダー氏の葬儀に参加した。クルチダルオール党首はイスタンブルでの予定を中止してトゥンジェリへ向 全文をよむ
首相はサウジアラビアでリビアへメッセージを送った。「われわれは地中の富(鉱物)を求めているのではない。諸国の市民の側にいる。われわれは地域の平和のために努力している」 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相はサウジアラビアで開催されたジッダ経済フォーラムにて、リビアに対して行われた軍事行動に関する声明を発表した。首相の声明の要約は以下の通りである。 「リビア国民が不幸であるとき、われわれも幸福にはなれない。われわれは中東地域のすべての国家における領土の一体性と独立を尊重する。どの 全文をよむ
解党させられたDEP(民主主義党)の元議員レイラ・ザナは、BDP(平和民主党)のディヤルバクル県支部に総選挙への立候補を申し出、当該地域の適当な県から無所属で候補となる意向を示した。 6月12日に行なわれる総選挙に無所属で候補をたてて参加するBDPに、解党させられたDEPの元議員であるレイラ・ザナが合流、無所属で立候補する意向を示した。ザナ元議員は、今日BDPディヤルバクル県支部を訪れ、立候補の申込みを行なった。ザナ元議員は、どの県の候補者となるか決定には言及せず、BDPの決定に従うと 全文をよむ
公正発展党の選挙候補リストから漏れた者達の名前が明らかとなった。この者達の中には、メフメト・アイドゥン国務相とケマル・ウナクタン前財務相も含まれている。アイドゥン国務相は、これをエルドアン首相の選択に任せた。候補者から漏れた者達の中には、イスタンブル選出のオズレム・トュルキョネ議員も含まれている。またトュルキョネ議員の夫のミュムタズ・トュルキョネ氏が立候補することを公正発展党に申請した。ミュムタズ氏は先の選挙では自身への候補オファーを断り、妻を候補に立てていた。 6月12日の総選挙で、 全文をよむ
選挙管理委員会(YSK)は、6月12日に行われる総選挙に向け政党や立候補者がラジオ・テレビやその他マスメディアをとおして行う予定の選挙活動は、基本的にトルコ語で行うものとすると決定した。 選挙管理委員会(YSK)により、総選挙に関する予備選挙やテレビでの選挙演説規定に関する決定事項が出され、官報で発表された。決定事項では選挙運動が本日解禁となることが伝えられ、各地方自治体で3月18日に公示される選挙人名簿が、2011年3月31日には取り外されることを強調した。 選挙運動がどこまで許される 全文をよむ
タネル・ユルドゥズ・エネルギー天然資源大臣は、日本の福島第一原子力発電所で起きた放射能漏れを、トルコ原子力協会が常に注視しているとした上で、「現在、トルコへの悪影響はないことは確かである」と述べた。 ユルドゥズ大臣は、日本での地震・津波後に福島第一原発で起きた事故を受け、トルコ原子力協会が設置した対策本部を視察し、最新情報を得た。ユルドゥズ大臣の視察時には、スィノプに建設予定の第二原子力発電所に関する技術的協議のためトルコに滞在している日本代表団もいた。 ユルドゥズ大臣は視察 全文をよむ
公正発展党バルケスィル県女性部の元リーダー、フュルヤ・カムチュさんが、同政党から国会議員候補に立候補した。 カムチュさんは11歳の時からスカーフを着用していると話し、国民は国会でスカーフをかぶった国会議員を見たがっていると述べた。またカムチュさんは「国会議員に選ばれた後スカーフをとれと言われたらどうしますか?」との質問には「スカーフを取ることは考えていません。国会議員になるとしたら、この姿のままでなります」と回答した。 全文をよむ
CHPのケマル・クルチダルオール党首がレジェプ・タイイプ・エルドアン首相を批判する際に党集会(ミティング)で頻繁に使用していた「嘘をつくな」(直訳:「でたらめを言うなレジェプ、我らも同じムスリムだ」)、及び「レジェプさん」というフレーズをプロパガンダの道具として使うことが禁止された。政府に近いとされるYRDイスタンブル広告コンサルタント会社という企業はトルコ特許局に申請し、(6月12日実施予定の)総選挙が行われる前に、これらのフレーズの使用権を取得した。こうしてCHPは選挙戦の際に演説広場や選挙 全文をよむ
「捜査は司法が開始する」、「裁判には司法が関与する」、「司法にまかせよ」、「司法の決定を待て」…。このような新聞の大見出しを私は目にし、その解説を読んでいる。 この法則が有効だとすると、私は公正発展党について解党裁判開かれるとすぐにこれを批判したが間違っていたのだ!タイイプ・エルドアン首相について「国民に敵意と憎悪を煽った」ことから刑事裁判が開かれたときもすぐに批判したがこれも間違いだったようだ…。 よく知られているサビフ・カナドオール最高裁判所検事長への処置を批判したことも誤りだったの 全文をよむ
エルゲネコン捜査を進める特別共和国検事のゼケリヤ・オズ氏は、誰も報道・取材活動のために逮捕されたのではないと発表した。 オズ検事は、Oda TV捜査のあと検事らに向けられた批判に書面で返答し、一部の報道機関における報道や見解が、捜査内容と合っていないと述べた。発表では、「捜査は、一部報道関係者の取材や記事、見解とは関係ない」とされ、現段階では公表できない証拠を得て逮捕が行われたことが強調された。オズ検事は、「推定無罪」を少なくとも自身を批判した人たちと同じくらい考慮していると述べ、「み 全文をよむ
ギュル大統領はミッリイェト紙アンカラ支局長のフィクレト・ビラ氏に、エルゲネコン事件における直近の逮捕について見解を述べた。ギュル大統領は、この発言は司法、裁判官、検察の「仕事への介入」ということにはなり得ないと述べて、「しかし、事件を見ていくと私の印象は次のとおりである。世論の良心が受け入れられない進展がいくつかある。この状態は、トルコが歩んできた、皆に賞賛されてきたイメージを曇らせている。私はこれを憂慮している。」と述べた。 ギュル大統領は検察と裁判官に期待するものを述べ、「検察と裁 全文をよむ
クルチュダルオール氏の党首選出されてから重要な政治方針の転換を行っているCHP(共和人民党)は、政策内容をクルド系国民に彼らの母語(クルド語)で説明する用意をしている。 ヴァタン紙のハレ・ギョニュルタシュ氏の記事によれば、CHPはクルド系国民に声を届け、彼らを親CHP派にする目的で「母語」にもとづいた4つの重要な政策を打ち立てた。CHPの選挙公約として用意された「家族保険」プロジェクトはクルド語に翻訳された。 CHPはクルド語の広告や広報放送について、TRTクルド語チャンネルと合意 全文をよむ
平和民主党(BDP)所属シュルナク選出のハスィプ・カプラン議員は、「殉死者は我々の誇りである。27年間この戦いを続けている。シュルナク地域のすべての自治体がクルド系首長のもとにあり、私たちが国会でクルド語を使えるようになっているのは、それはこれらの犠牲のおかげである」と述べた。 1990年代に治安部隊との間で始まった衝突で殺害され、PKKが最近死亡を発表した4人のPKKメンバーのためにシュルナク県イディル郡で2ヶ所に追悼のためのテントが張られた。 シュルナク選出のハスィプ・カ 全文をよむ
トルコ、イラン、シリアで実施された(PKKに対する)効果的な掃討作戦によって新しい手段を模索しているPKK(クルド労働者党)が、リビアやエジプトのデモを例に挙げてイラク系クルド人たちに自治政府に対する蜂起をけしかけていることが明らかにされた。 イラクのスレイマニエで先週KDP(クルド民主党)とKYB(クルド愛国同盟)地方支部のビルが攻撃された事件で、事件を主導したとされるテロ組織幹部、ファイク・グルピが逮捕された。 ハラブジャ行政裁判所で公判が行われ逮捕が確定したグルピは、ス 全文をよむ
1926年以来トルコで初めてとなるアルメニア人国家公務員が誕生した。2009年に設立されたEU事務総局の専門試験に合格し、面接も通過したレオ・スレン・ハレプリさんに対する異議申し立ては行政裁判所により棄却された。リスボンへ向かう途中この重要な進展について語ったEU加盟交渉主席担当官兼国務大臣のエゲメン・バウシュ氏は、「行政裁判所は試験を中止しませんでした。ハレプリ氏は今日(1日)任命されました。彼は希望すれば国家機関で働き始めることができます」と述べた。 EU加盟交渉主席担当官兼国務大 全文をよむ
ドイツの新聞各紙は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相がデュッセルドルフでドイツ在住トルコ人に向けて行った演説を、概して批判的に伝えた。 ビルド紙は、「トルコ首相の酷い演説」という見出しの記事の中で、エルドアン首相が扇動的な演説を行ったと報じ、デュッセルドルフで選挙運動を行い、トルコ人のドイツ社会への統合を逆なでしたと伝えた。 同記事では、エルドアン首相がデュッセルドルフで行った演説において、首相の演説を聞きに来た1万人が「トルコはあなたを誇りに思う」と歓声を上げたと報じられ 全文をよむ
エルバカン氏を愛する人々も、彼のことを軽蔑する人々も、分かっているのは、エルバカン氏はイスラム学者ではなく、イスラムから政治モデルを抽出するために努力した輝かしいエンジニアだということである。 故人について悪く言うことは適切ではないとされる。これはイスラムだけではなく、どの宗教においても故人のことをあれやこれやと話すことは認められない。故人に対して失礼にあたったり、死への冒涜になったりするためだ。 85歳で亡くなったネジメッティン・エルバカン氏の葬儀は本日執り行われる予定である。 全文をよむ
アンカラで逝去した幸福党党首、ネジメッティン・エルバカン元首相の葬儀がファーティフ・モスクで挙行された。国葬を望まなかった故エルバカン元首相は、ファーティフ・モスクで葬儀が執り行われることと、メルケズ・エフェンディ墓地に眠る妻の側に埋葬されることを遺言で残した。何十万人もの人が参加した葬儀では国の要人も押し潰されんばかりであった。葬儀の後、エルバカン元首相の遺体はメルケズ・エフェンディ墓地へと運ばれた。数千人の人々は、棺搬送車の後に続き、約4キロ程離れた所にある墓地に向けて行進した。混雑のために 全文をよむ
昨日死去したネジメッティン・エルバカン氏は、その発言によって時に議論を巻き起こし、時に反発を招いた。さあこれがエルバカン氏の名言である。 ■カダユフが焦げたら エルバカン氏のトルコでの政治人生における最初の名言は、「カダユフ(訳注:小麦粉を細い麺状にしたものを用いた菓子の名)の底」であった。1960年後にスレイマン・デミレルのもとで組織された民族主義者戦線政権に加わったエルバカン氏は、政権への支援をいつ止めるのかということを、「カダユフによる喩え」を用いて説明した。エルバカン 全文をよむ
エルドアン首相はドイツで、1980年9月12日のクーデターの間に国外に亡命せざるを得なかった知識人に、「帰国のための扉は広く開け放たれている」と呼びかけた。エルドアン首相は、「望郷の念を抱いている芸術家や作家の方々を、トルコの変革のために、トルコで貢献していただくために私は呼びかけている」と述べた。 情報・通信技術の分野において、世界屈指のフェアであるジェビット情報フェアの開会式に参加するため、ドイツを訪問したレジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、デュッセルドルフ市でトルコ人同胞に向か 全文をよむ
エルドアン首相は、マルマライ工事に関連し、「考古学的遺物がどうとか、土器がどうしたとか(いって、工事が遅れている)」と述べたが、発掘現場からでた遺物は、「単なる土器」といったような代物ではない。専門家によると、発掘された遺物は、イスタンブルにとってだけでなく、考古学史上の画期となると見られている。この発掘では、港、35隻の漁船、9つの金貨や3万以上の小発掘物、何千という骨がでている。 マルマライ工事は、2004年5月9日に始まり、エルドアン氏により起工式が行われた。2009年4月の完成 全文をよむ
亡くなった至福党ネジメッティン・エルバカン党首は、死後自身のための公式葬儀は行わないという内容の遺書を家族に残していた事が分かった。エルバカン党首が亡くなったギュヴェン病院には至福党やその他の政党から政治家たちの訪問が続いている。至福党のオウズハン・アスィルチュルク副党首は会見で、遺族との話し合いでアンカラでは公式な葬儀は行われないと述べた。記者たちの「エルバカンの遺言に基づくのか」という質問にアスィルチュルク副党首は、エルバカン党首の遺言であり、しめやかな葬儀を望んでいたと答えた。 全文をよむ
1926年10月29日、ネジメッティン・エルバカンはスィノプにて生まれた。父親はアダナ県のコザン郡とサイムベイリ郡地域で暮らしていたコザンオール家の一人、メフメト・サブリ・エルバカンである。重罪裁判所の長官であった父親が多くの土地で任務に就いていたことにより、幼少期を様々な都市で過ごしたエルバカン元首相の母親もまた、スィノプの名家の娘、キャーメル・ハヌムである。ネジメッティン・エルバカンは、初等教育をカイセリ県共和国小学校にて受け始めたが、父親のトラブゾン県への異動に伴い初等教育をトラブゾンにて 全文をよむ
リビアの動乱はチュニジアやエジプトのように民衆運動の勝利といった形で決着がつくといった望みが、短期間で、つまり数日間で現実のものとなるとは思えない。カダフィー政権も遅かれ早かれ崩壊する。しかし、これがいつどのように実現するのか、現時点で推測することは不可能である。 この不透明性には3つの理由がある。 ―第一の理由:カダフィーのパーソナリティー。 カダフィー、つまり、世界における「独裁者の一人者」(42年間にわたる独裁は一つの記録となっている)は、自身を民衆の味方、また革命の指導 全文をよむ
シャンルウルファで、バスターミナルで(兵役に出発する)兵士の見送りの後村に戻ったある一家と、彼らと「血の復讐」の関係にある別の一家が鉢合わせし、喧嘩が起きた。狩猟ライフルを使っての騒動では、父親が1カ月前に殺された22歳のメフメト・アスランが死亡し、たまたま事件現場を通りがかった65歳のフェリデ・タシュ氏も体にあたった散弾銃の弾で負傷した。事件発生後、街の中心部は警察により、両家族が住んでいた村では軍警察によって広範囲な警戒措置がとられた。 アスラン家-デミルクル家とコチ家の間では、昨 全文をよむ
リビアにはトルコ人が何人いるか? 「5千人以上...」 「1万5千人くらい...」 「2万近く...」 数字はいつも適当だ。 揺れてばかりだ、なぜなら担当者も知らないから。 5日後。 首相がやっとこ言うには、 「少なくとも2万5千人…」 上は計り知れない。 (リビアから)戻ってきた人数さえ不明確だ、諸君。700人という説、少なくとも1100人という者…。 『トリポリで働いていたんですか?』 『いえ、私はエアバスのスチュワーデスよ』 全文をよむ
リビアでの残虐な事件により中東における不透明さが増す中、「トルコ・モデル」議論が今回は「民主主義における軍の位置」というタイトルで語られ始めた。 この議論を焚きつけた最も重要な要素は、エジプトの政権が現在軍部の手中にあるという事実であることは間違いない。 エジプトの軍部が国の民主化を保障すると約束したとしても、エジプト人はこのことに関する不安をやはり拭いきれないようだ。しかし、ホスニー・ムバーラクに対する蜂起が起こっている間、概して肯定的な役割を果たした軍が国民の目に尊敬の対象として映っ 全文をよむ
セラハッティン・デミルタシュ平和民主党(BDP)党首は、党の議員会派会議でのスピーチの最後をクルド語で締めくくった。TRTはデミルタシュ党首がクルド語で話し始めると、まず音声を中断し、1分後に音声入りの放送を再開した。2年前はアフメト・チュルク氏のスピーチ中継を打ち切った国会テレビだが、今回は放送を続けたことになる。 デミルタシュBDP党首は、昨年解党されたアフメト・チュルク市民社会党(DTP)元党首が、2月21日の国際母語デーに際し、会派会議でクルド語の演説を行ったことからTRTがそ 全文をよむ
BDPバトマン選出のベンギ・ユルドュズ議員、クルド人が現在まで騙されてきたと主張、「過去にはイスメト・イノニュ(トルコ共和国第2代大統領)とムスタファ(・ケマル・アタテュルク)に、現在はタイイプ・エルドアン首相とフェトフッラー・ギュレンに裏切られてきたのだ」と述べた。 ヴァン・ハッキャーリ両県では「国際母語デー」に合わせてクルディ・デル(Kurdi-Der)協会が様々な催しを行った。ヴァンでは国会議員が参加する集会が、ハッキャーリではデモ行進が行われた。集会では平和民主党(BDP)バト 全文をよむ
アフメト・ダヴトオール外相は、カダフィー子息の『リビアはイタリアにもトルコにも渡さない』発言についてコメントした。 アフメト・ダヴトオール外相は、ムアンマル・カダフィー氏の子息サイフルイスラーム・カダフィー氏がしたとされる『リビアはイタリアにもトルコにも渡さない』発言について、カダフィーが実際、このような表現を用いたと述べた。 ダヴトオール外相は「私たちはリビアをずっと友好国、兄弟国であると見てきました。この発言は、言葉を取り違えたか、もしくは間違った認識に基づくものだと考え 全文をよむ
平和民主党(BDP)は、選挙で各民族集団の代表を無所属候補にする。イスタンブルからアルメニア系候補が出馬する。 選挙に再び無所属候補で臨む準備を進めるBDPは、候補者リストにアルメニア系候補を含めることを計画している。去年の9月12日に行われた憲法改正の国民投票で、「不十分だが、賛成」活動を積極的に支持した一部の知識人らは、BDPのセラハッティン・デミルタシュ党首と会談し、イスタンブルの第二選挙区からのアルメニア系候補の擁立を望んだ。提案に興味を示したデミルタシュ党首は、この提案を党 全文をよむ
公正発展党(AKP)は来週(2月第4週)、選挙に関する案を国会に提出し、また、3月1日火曜日の総会で総選挙が6月12日に行われる旨の決定がなされる予定だ。総選挙の日程が決定したら、各政党の選挙戦は本格化することになる。各政党は選挙のマニフェスト作成と候補者確定にも取り組むことになる。 2月8日のAKP中央執行委員会(MYK)では、2011年の総選挙が6月12日に行われることに関しては3月1日に決定されるとし、また、総選挙に関する案は2月第4週の国会で発表される予定である。民族主義者行動 全文をよむ
トルコの人口が2007年に比べて100万人以上増え、憲法裁判所の選挙法が改正されたため、42の県で国会議員定数が見直された。2007年の総選挙では定数1の県はなかったが、2011年の選挙ではバイブルトが定数1となる。イスタンブルは15人増の定数85。エディルネでは人口が658人減少し、国会議員定数も1人減った。 県ごとの議員定数を決めるにあたっては、まず全ての県に1人の議員を分配する。81の県に1人ずつ分配すると、469人分の枠が余る。続いて、トルコの人口7372万2988をこの469 全文をよむ
ムラト・バルダクチュがヒュッリエット紙を辞職した後、彼が書いていた欄は白紙のままだった。 ムラトは毎週日曜日にそこで数々の傑作を作り出していた。 ヒュッリエット紙の彼の担当欄は、トルコの通俗的な歴史に対するひとつのエポックのようだった。 誰もが、私たちが彼の代わりに他の著名な歴史家を起用するだろうと予想していた。 しかし私は全くそう考えていなかった。ムラトの穴を埋めるのは不可能だったからだ。 誰を起用しても、皆ムラト・バルダクチュの書いたものと比較され、彼には敵わなかっ 全文をよむ
2011年6月12日に行われる第24回国会議員総選挙で、初めてトルコ語以外の言語による選挙活動が認められる。 高等選挙管理委員会(YSK)は、トルコ大国民議会(TBMM)で選挙が可決されれば選挙日程を公示し選挙準備に入る。 YSKが管理する選挙要項として、まず選挙に参加することのできる政党、選挙区、各選挙区の定数が公示される。法律上、立候補のために離職が必要となる人は、いつまでにその届けをすればよいのかもここで示される。選挙に関連する今後の業務、手続きはこの選挙要項に基づいて 全文をよむ
パリで金銭問題が原因で諍いが生じたとされるネディム、ジハン、アラン、セルカン・アラスという名の4人のトルコ人兄弟の喧嘩が銃、釘が打ち込まれた棒(釘バット)、斧を使った喧嘩へと発展し、2人が死亡、1人が重傷を負った。 事件は昨夜22時40分頃にパリのアニエール郊外で起こった。自治体の集合住宅に住んでいたセルカン・アラスは、金銭問題が原因で諍いが生じた兄弟のネディム、ジハン、アラン・アラスと家の近辺で口論となったとされる。口論が喧嘩に発展し兄弟が銃や斧で襲い掛かってくると、セルカン・アラス 全文をよむ
歌手のシヴァン・ペルヴェル氏はPKKの脅しに対して会見で厳しい返答をした:「一部の者たちは自分を君主だと考えている。指導者になる前にクルド語を学びなさい。それから私たちを非難しなさい。」 ビュレント・アルンチ国務相兼副首相と面会したことを理由に激しい批判を受けたクルド歌手のシヴァン・ペルヴェル氏はクルド語で行った会見で批判に対して返答した。ペルヴェル氏は「裏切り者がいれば、その裏切り者は、他の誰かを裏切り者と非難するだろう。シヴァン・ペルヴェルはどんな時も己の真実や信念を曲げない。私は 全文をよむ
共和人民党(CHP)が今週末、ヴァンで予定している2日間の視察内容が、党執行部を二分している。 ケマル・クルチダルオール党首及びギュルセル・テキン副党首は、同視察が、他県で行う視察と何ら変わりないものであると強調した。しかし、CHP所属のギュネシュ議員とタンルクル議員によれば、視察では「非公式で」クルド問題解決が議論される予定であるという。 2日間のヴァン視察で、商工業者や地域住民の意見に耳を傾ける予定のCHP執行部は、「捜査会議」も行う予定である。 グループワーク 全文をよむ
ハッキャーリ県で警察が、無許可でデモを行った、そのほとんどが子供たちからなるデモ隊に対して、「みんな、家に帰りなさい。ハッキャーリ県は今年も大学学生選抜試験(ÖSS)の県別ランキングで最下位でした。さっさと帰って勉強しなさい」とのアナウンスで警告した。 テロ組織クルド労働党(PKK)のリーダーであるアブドゥッラー・オジャラン受刑者のトルコ送還12年目を口実に、その大部分が子供たちのデモ隊が、様々な街区でそれぞれバリケードを築いて火を焚くなどのデモを行った。 事件現場に到着した 全文をよむ
法案によると、行政裁判所の法廷数は13から15となる。行政裁判所はそのうちの14を訴訟担当、1つを管理担当とする15の法廷から成ることになる。行政裁判所の裁判官数は95名から、61名増員され、計156名となる。 各法廷には裁判長一人と十分な数の裁判官が置かれる事になる。裁判官団は、裁判長一人と4人の裁判官が集まることで形成され、絶対多数により判決が下される。必要な人数を満たした時点で、一つ以上の裁判官団を構成する事が出来るようになる。この場合複数の裁判官団においては、裁判官団において最 全文をよむ
トルコも、北キプロス・トルコ共和国(KKTC)もそれなりに知っている記者として長い間不思議に思っていることは、これほど近いこの二国がお互いを何故これほどまでに理解しておらず、また、お互いを知らないのかということである。 市民の間にお互いについての偽りや誤り、不十分な情報が氾濫しているというだけではない。双方の政治家や官僚までもが、この無知のなかを浮遊している。残念なことに、いくつかの例外を除いて、新聞記者もこの無知なるもののカテゴリーに含まれる。トルコメディア各社のキプロス特派員たちは 全文をよむ
エルドアン首相は、エジプト軍に民主主義を呼びかけた。ムバーラク大統領から国務を引き継いだ軍に対し、権利を国民に譲渡するようメッセージを送った。 エルドアン首相は、ムバーラクエジプト大統領の辞任後、国家の運営を手にしたエジプト軍に呼びかけた。「今後エジプトでは、一刻も早く公平な自由選挙が行われるべきで、エジプトは憲法に則った民主主義を構築すべきです。エジプト国民の意見が、不足なく確実に、選挙に反映される必要があります」と言った。 エルドアン首相は、総合除幕式のために訪れたサカル 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相がバラク・オバマ米大統領と電話会談を行ったことが明らかにされた。 首相府広報センターのウェブサイト上の概況報告に以下のことが掲載された。 「今夜(12日)我が国の首相とバラク・オバマアメリカ合衆国大統領の間で電話による会談が行われた。 オバマ大統領が電話をかけたことで実現したこの会談で、エジプトをはじめとする周辺地域に関する問題に触れ、意見交換が行われた。」 全文をよむ
北キプロスでの抗議デモが発端となってはじまったKKTC(北キプロス・トルコ共和国)とトルコ政府との間の緊張関係に、新展開。大使が解任。後任には、北キプロス・トルコ系住民の抗議活動の原因となっている財政改革を主導した官僚、KKTC技術委員会ハリル・イブラヒム・アクチャ委員長が任命された。アクチャ委員長は、トルコで国家計画庁政務次官時代、KKTC担当に任命され、北キプロスの経済を軌道に乗せるため財政改革を率いた。(この改革は)最近、KKTCで特に労働組合の大反発を招いている。 ■ 舞台裏 全文をよむ
共和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首は、中東アラブ諸国の新聞記者らと会見を行った。 クルチダルオール党首は、CHP党本部で中東アラブ諸国の新聞記者らと朝食会を兼ねた会見を行った。会見にはイラン、カタール、レバノン、イラク、エジプト、クウェート、アラブ首長国連邦からの新聞記者、テレビ、通信関係の代表者が参加した。 情報によればクルチダルオール党首は会見で中東アラブ諸国の新聞記者の質問に答え、特にイラクの憲法、統治体制、国家構造を尊重していると強調した。 クルチ 全文をよむ
共和人民党(CHP)のスヘイル・バトゥーム氏は、エルゲネコン事件の被疑者を国会議員にしようと、先頭を切って働きかけを行っているが、トルコ国軍がクーデターを実行しなかったとして軍を侮辱した。バトゥーム氏は、「巨大な軍隊を倒したら、どうも張子の虎だったようだ。我々はこれを本物の軍隊だと思っていたらしい」と話した。政治家たちはバトゥーム氏に反発している。 アタテュルク思想協会(ADD)のゾングルダク支部を訪問したCHP副党首のスヘイル・バトゥーム氏は、軍がクーデターを実行しなかったとして軍部 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領は、警察機関で10年間勤務した警察官は兵役を行ったものとみなすとする兵役免除法を承認した。 大統領官邸広報センターの説明によれば、ギュル大統領は第6109号兵役法改正関連法を公布するため、同法を首相官邸へ提出した。 そのほかにもギュル大統領は、第6107号地方銀行株式会社関連法と第6108号兵役法及び予備役士官・予備役兵法改正関連法も承認した。 ■警察で10年間勤続した者は、兵役を行ったとみなされる 警察機関で10年間勤続した者は、兵 全文をよむ
アフメト・ダウトオール外相は、エジプトの安定と繁栄はトルコにとって戦略的な目標であり、トルコがエジプトに関心をもつことを(トルコのエジプトに対する)干渉とするのは間違いだと語った。 ダウトオール首相は、今日(2月4日)第47回ミュンヘン安全保障委員会に出席し、ウクライナ、ルーマニア、スイスの外相と二者会談を行った後、トルコのメディア関係者に対し記者会見を行った。エジプト外務省のスポークスマンが「トルコが(エジプトの)内政に干渉するな」と話している件に関しては、「エジプトは、我々にとって 全文をよむ
キルギスを訪問したエルドアン首相は、年末までに2国間のビザを完全に撤廃することを明らかにした。 タイイプ・レジェプ・エルドアン首相はキルギスの首都ビシュケクで、アルマズベク・アタムバエヴ首相に出迎えられて、歓迎式典に臨んだ。 エルドアン首相は、トルコ、キルギスとロシアの間で、キルギスへの投資に向けた3国協力体制が形成されるだろうと述べた。その第一段階として、現在の有効期限90日のビザ廃止条約に調印し、年末までにビザを完全撤廃する条項も条約に組み込んだことを述べた。 またエ 全文をよむ
エルドアン首相は、エジプトで8日間続き本日(2月1日)ピークに達した騒乱について初めて語った。 チュニジアやエジプトでの抗議運動を間近で追い、アラブの民衆を直接取材しているアル・ジャズィーラ・テレビは、レジェプ・タイイプ・エルドアンが本日トルコ大国民議会(TBMM)の公正発展党会派会合で行った演説を生放送した。 演説でエルドアン首相は、エジプトの動向に言及し、ホスニー・ムバーラク大統領に対して改革を呼びかけたが、その演説をアル・ジャズィーラ・テレビは、冒頭からアラビア語同時通 全文をよむ
セラハッティン・デミルタシュBDP(平和民主党)党首は「チュニジアとエジプトのように、もしも圧政者が国を支配しているとすれば、国民にはそれに抵抗する権利がある」と述べた。 ヴァン‐デミルタシュBDP(平和民主党)党首はヴァンにあるホテルで党のヴァン・ハッキャーリ県党支部によって行われた「団結の食事会」に参加した。 デミルタシュ党首はそこで行った演説で、(東部・南東部)地域で政治を行うことは有利な点もあるが同様に不利な点もあると述べ、この地域の住民は政治家と同じくらい知識があり、また 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領は、フラント・ディンク殺人に関して国家監査委員会に「事件の詳細な真相解明」を指示した。 大統領府のインターネット・サイトの声明によると、2007年1月19日にアゴス紙編集主幹フラント・ディンク氏が新聞社の前で射殺された、忌まわしい問題の事件の実行者が、近いうちに逮捕され、裁判が開始されると発表された。 前述の殺人事件の前や後に見られた(警察等)公的機関の職務怠慢に関するいくつかの疑惑が、世論やメディアで、絶えず取り上げられていることに言及した発表で 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領は、大統領公選制に関して「ためらいがあるのは間違いないが、公選制には利点も欠点もある」と発言し、アンカラで波紋が広がっている。 ■シャーヒン議長「大統領に同感だ」 トルコ大国民議会(TBMM)のメフメト・アリ・シャーヒン議長は、亡くなったヒュセイン・アトマジャ元議員のために議会で開催された式典に参加。式典のあとにインタビューを受けた際、記者の「大統領が『公選制はもっと議論を尽くすべき』と言っているが」という問いに対して以下のように答えた。「大統領が 全文をよむ
平和民主党(BDP)所属のセヴァーヒル・バユンドゥル議員が大腿骨を骨折した事件に関する内務省の報告書によれば、「標的は同議員ではなく、事件は不運な偶然だった。」 (デモ隊への)警察の介入でBDPのシュルナク選出国会議員のセヴァーヒル・バユンドゥル議員が大腿骨を骨折した事件に関する内務省の調査官による調査が終了した。報告書では、デモの最中に「太陽を正面に見たため視界が悪い状況で放水車が放水し、偶然バユンドゥル議員に水がかかった」との説明がされ、「不運な偶然の結果、シュルナク選出国会議員の 全文をよむ
ディヤルバクル共和国首席検事は、いくつかの居住区にあるクルド語の道路標識に関し、広域市幹部に対して開始した捜査において、「訴追の必要はない」との決定を下した。 ディヤルバクル共和国首席検事は、ディヤルバクル・シャンルウルファ間の幹線道路で、居住区を示す地名の道路標識が、トルコ語の下に括弧書きでクルド語表記されていることが、第1353号トルコ文字の承認と適用に関する法に違反しているとして開始していた捜査を完了した。 検察当局は、クルド語の道路標識に関する捜査で、市幹部については 全文をよむ
世論において論争を呼んだタバコ・酒類市場調整委員会(TAPDK)によるアルコール飲料に関する規約施行の停止と取り消し要求を受け行政裁判所にて訴訟が起こった。 アンカラ弁護士会は、タバコ製品とアルコール飲料の販売、提供の方法と規定に関する規約施行の停止、取り消しの要求のため行政裁判所にて訴訟を起こした。 行政裁判所に提出された訴状では、規約全体の取り消しが必要と強調され、規約が憲法、法律における法の基本原理と適用条件に反していると表現された。 規約が、行政に対し「無制限の 全文をよむ
宗教財団女性センター事業局長職離任でひと悶着あったアイシェ・スジュ氏が、民主党の執行部のメンバーに選ばれた。 昨日行われた党大会で党首に選ばれたナムク・ケマル・ゼイベキ氏の執行部のリストにアイセ・スジュ氏が名を連ねた。アイセ・スジュ氏は先の宗教財団女性センター事業部長解任過程で行った声明で話題となっていた。 民主党の執行部のメンバーの中には、サリフ・ウズン元祖国党党首、大臣経験者のアガフ・オクタイ・ギュネル氏といった名前もあった。ゼイベキ執行部のリストには以前に民族主義者行動 全文をよむ
アダナ、ガズィアンテプ、イズミル、メルスィンで一斉に始められたヒズブッラーに対する掃討作戦で、テロ組織に近い協会や、出版機関に警察の捜査が入った。 アダナ、メルスィン、ガズィアンテプ、イズミルでのテロ組織ヒズブッラーに対する掃討作戦では32人が逮捕された。 AA通信の得た情報によれば、アダナ県警テロ対策局の捜査員らは、アダナ県とメルスィン県タルスス郡において組織に近い協会や出版機関を捜査した。この捜査で20人がテロ組織メンバーとして組織支援の温床となっていたとして逮捕されたと伝えら 全文をよむ
民主党(DP)の第10回通常党大会での3度目の投票で、566票を獲得したナムク・ケマル・ゼイベキ氏が党首に選出された。 民主党(DP)の第10回通常党大会での党首選挙の最初の投票では、どの候補者も過半数を獲得できなかった。 アタテュルク・スポーツ・サロンで続けられた大会で、登録されている(党員代表)1325人中912人が投票した。そのうち905票が有効票、7票が無効票となった。 最初の投票では、どの候補者も必要数である663票を獲得できなかった。 各候補者 全文をよむ
共和国史上、最大の学生への特赦が、税制一括法の一部として国民議会の計画予算委員会を通過した。 大学を除籍となった人々も、対象となる年度が拡大された特赦法案の恩恵をうけることができることになった。しかしこれは、アンカラ大学政治学部を退学処分となっているアブドゥッラー・オジャランのようなテロ行為によって罰せられた人々には適用されない。士官学校や警察学校に在学し、医学専門教育課程、学部予備課程、学部課程在学中に退学となった者も、今回の改正により恩赦の恩恵をうけることになる。 全文をよむ
「エルゲネコン」裁判を担当しているイスタンブル第13重刑事裁判所は、逃亡中でイェディテペ大学の創立者であるベドレッティン・ダラン容疑者に対し国際指名手配する決定を行った。 イスタンブル第13重刑事裁判所での審理において、容疑者と弁護士の請求に関する中間決定が発表された。 これによると、裁判団は、法務省国際法・外交局の2010年12月27日付の文書を考慮し、ベドレッティン・ダランについて「武装テロ組織の設立と運営」、「トルコ共和国政府の転覆、もしくは妨害を企てた」罪により訴訟さ 全文をよむ
刑事裁判法第102条に基づく(注)(収監者の)釈放は、司法改革問題を改めて議題にあげることとなった。今日までの司法改革に対する努力は、最高裁判所、行政裁判所、裁判官・検察官協会(YARSAV)、及び共和人民党(CHP)により度々妨害されてきた。CHPは、「党派化と司法の分断である」として政府を非難し、最高裁判所は、「(司法改革により)混乱が生じる」として司法改革に反対してきた。 (注:2010年12月31日施行の刑事裁判法第102条における拘束期間改正に伴い、上告裁判中、あるいは長期に 全文をよむ
レジェプ・タイプ・エルドアン首相はサルカムシュ作戦の第96回追悼式典に参加するために飛行機でカルスを訪れ、そこからバスでサルカムシュに移動した。首相はカルス・ギュルアフメト・アイテミズ美術スポーツ高校の23人の学生が教師と一緒につくった犠牲者を模した雪像の除幕式を行った。 トプラクホテル前に運ばれたトラック7台分の雪を使って25㎡の敷地につくられた、2人のトルコ兵犠牲者と牛車の車輪を象った像の上にエルドアン首相が国旗を掲げ、エミネ夫人と共に赤バラを献花した。首相はその後犠牲者のために手 全文をよむ
アフメト・ダヴトオール外相は、前日にギリシャ首相ヨルゴ・パパンドレウが発言したその見解に関して、ギリシャの一般的な見解であると述べた。 アフメト・ダヴトオール外相は、エルズルムで開催された第3回大使会議の閉会セッションの後記者会見を行った。その際、パパンドレウ首相が「エーゲ海上空のギリシャ領域をトルコ空軍機が飛んだことや、キプロス、少数民族問題」について述べた見解に皆驚いた、とある新聞記者が触れると、外相は、隣国間ではこのような異なる見解や立場が有り得るものだと述べた。 ダヴ 全文をよむ
サドゥッラー・エルギン法相は、刑事裁判法(CMK)第102条における拘束期間改正(訳者註)の施行に伴い、釈放されることになる収監者の数にについて、その人数は日付ごとに異なると発表した。 本日時点で法のもと収監されている953人が今回の改正の恩恵を受けられると言うエルギン法相は、「第一審裁判所での(釈放対象者の)数字は280前後。全て合計すれば、1000~1200の案件(対象者)があり、4万というのは論外である」と話した。法相はNTVでこの件でのインタビューに回答した。 2011年よ 全文をよむ
共和人民党のクルクラーレ県選出トゥルグト・ディベク国会議員による、「首相は、小学校でのスカーフ着用を望んでいるのか?」という問いに答えたニーメト・チュブクチュ国民教育大臣は、「現在のトルコの教育組織には『小学校』という名の学校は存在しない(訳者注)」と述べた。同大臣は、通常規定内で学校における服装が規定されていることは周知の事実であるとし、「これに加えて特段の説明を行う必要があるような問題は存在しないと認識されている」と述べた。 ■「首相は、小学校でのスカーフ着用を望んでいるのか?」 全文をよむ
ギュル大統領は、ディヤルバクル訪問の初日クルド語で挨拶をすると期待されていたが、「わざとらしい」と思われるとの理由で、クルド語の単語を使わなかった。 アブドゥッラー・ギュル大統領は、ディヤルバクル訪問の初日、期待とは裏腹に、「わざとらしい」と思われるとの理由でクルド語の単語を使わなかった。ギュル大統領をディヤルバクル空港で出迎える際、ディヤルバクル広域市長オスマン・バイデミル氏は、第7軍団司令官サリヒ・ゼキ・チョラク中将よりも儀典上立場は下であるのにもかかわらず、チョラク中将よりも前に 全文をよむ
ギュル大統領は新年(注)をイスタンブルで迎える。エルドアン首相はというと、父親方の故郷であるリゼ県ギュネイス郡にいく。 第9代大統領だったスレイマン・デミレル氏は新年をアンカラで迎える。デミレル氏は、ギュニズ通りにある自宅にいるという。 共和人民党のケマル・クルチダルオール党首は、新年をマニア県ソマ郡の炭坑労働者とともに迎える。ソマ郡入りを計画しているクルチダルオール党首は、まず、共和人民党会館で党員と面会する。その後、炭坑労働者会館に向かい、そこで家族とともに大みそかのパー 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領は、ディヤルバクルで熱狂を引き起こした。10年ぶりとなる大統領訪問を受けたディヤルバクルで、人々はギュル大統領を熱狂的に迎えた。ギュル大統領は、初めてディヤルバクル県知事府を訪問し、「ディヤルバクルの問題のためここに来た」と語った。県知事府の訪問後、ギュル大統領はディヤルバクル広域市に立ち寄った。ギュル大統領を広域市オスマン・バイデミル市長が歓迎した。ギュル大統領とバイデミル市長は、大統領随員とともにレッド・カーペットから出て、新聞記者たちの撮影にポーズをとったりした 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領が議長を務める国家安全保障会議(MGK)が今年最後の会合を開いた。会議後の文書発表では、一つの国旗、一つの国家、一つの言語としてのトルコ語が強調された。「この現実を変えようとする動きは認めることができない。」 チャンカヤ大統領官邸での定例会は13時50分に始まり、約5時間かかった。終了後の発表は以下のとおり。「社会に怒りを生み出し、民主主義や個人の権利・自由の発展に、また社会平和や同胞意識に害を与える動きが回避され、我々全員が責任をもって行動することの重要性 全文をよむ
エルドアン首相は、トルコ大国民議会(TBMM)での公正発展党(AKP)会派の会合で演説を行い、自治と二言語の議論に対して非常に厳しい口調で非難した。平和民主党(BDP)に対して、12月27日が命日であるメフメト・アーキフ・エルソイの発言を引き合いに出した。またトルコ国歌を作曲したのはアルバニア人であるとも述べた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、自治と二言語の議論に対して再び強い反発を示し、「80年前にこの国民を分離し、亀裂を生じさせたがるものがいたのと同様に、今日もそのようなも 全文をよむ
エルドアン首相:この国で私は首相としてクルド問題を弁護している、これからも弁護し続けるつもりだ。だがクルド主義には反対だ。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、自治制要求と二言語制に関し沈黙していたことで批判されていたが、「私はこの国の首相としてクルド問題を弁護している、これからも弁護しようと努めるつもりだ。だがクルド主義には反対だ。誰であれトルコの領土を分断することは認めない。自治制議論は民主主義を受け入れることができない人々の醜い陰謀である」と述べた。またエルドアン首相は、陰謀の 全文をよむ
クルド言語教育運動(TZP-クルディ協会)がクルド語を教育言語にするために始めたキャンペーンを支持し、多くの機会に積極的にクルド語を採用している平和民主党(BDP)は、党の看板についても今後クルド語とトルコ語の併記に改めることを決定した。 平和民主党(BDP)ディヤルバクル県本部の党看板が、近日クルド語とトルコ語の併記に改められることが分かった。 BDP共同党首セラハッティン・デミルタシュ氏が「私たちはクルド語を使用するのに国が法律や憲法を変更するのを待たない。トルコ語、クルド語の 全文をよむ
ディヤルバクルのピール・スルタン・アブダル協会主催により、アシュレの日を祝う行事が行われた(訳注:ヒジュラ暦ムハッレム月10日。トルコでは豆や麦を入れた菓子を食べる。シーア派のアーシューラーに由来)。そこで挨拶をした弁護士のジャフェル・コルマン協会会長は、ディヤルバクル広域市市長を「アリ・オスマン・バイデミル」と紹介した。同会長は、平和民主党(BDP)所属のバイデミル市長に対し「アリ」という名前を与えたことを明らかにし、ジェムエヴィ建設を要請した。バイデミル市長もそれを受けて、「アリ・オスマンと 全文をよむ
ケマル・クルチダルオール共和人民党(CHP)党首は、デニズ・バイカル前党首に近い2人を新たな中央執行委員会 (MYK)のメンバーとした。これにより、デニズ・バイカル前党首に近いビフルン・タマイルギル氏とセナ・カネリ氏を新たなMYKメンバーとなった。 クルチダルオール党首は、第15会臨時党大会に続く党会議(PM)の最初の会合の前に、メディア関係者への説明を行った。そのなかでクルチダルオール党首は党大会の実施とPMメンバーの選出に触れ、PMを以前に比べより機能的なものにすると述べた。また、 全文をよむ
宗務庁の女性関連の活動でモダンなスタイルを提唱し、最近では(元パキスタン大統領の)ブット風のスカーフで注目を集めていたトルコ宗教財団婦人部中央局アイシェ・スジュ局長が解任された。 観測筋は、スジュ氏の解任を、スカーフ問題についての言動と、自身のスカーフのかぶり方に結び付けているが、宗務庁は、この解任を「組織改編」としている。この解任は、宗務庁長官にメフメト・ギョルメズ氏が任命された直後に行われた。婦人部中央局が創立さえて以来、14年間にわたってスジュ元局長と共に働いてきた人々はスジュ氏 全文をよむ
有名モダン・デザイナーのジェミル・イペキチ氏は油相撲の必需品である革パンツをイメージしたパンツのデザインを始めた。 イペキチ氏は会見で、クルクプナル(油相撲の全国大会)が、トルコ国民同様、自身にも強い関心を呼び起こしたと話した。同氏は、クルクプナル油相撲は力とライバルに対する敬意が全面に出る先祖伝来のスポーツであると述べ、次のように続けた。 「クルプナルは私にとって伝統を表している。誰にも害を与えずに男が広場で力を見せることのできる伝統スポーツである。現代ではキックボクシン 全文をよむ
平和民主党(BDP)と民主市民会議(DTK)は新憲法の草案の準備を開始した。平和民主党は「民主自治制」という概念を導入する一方、民主市民会議は「自治クルディスタン」を強調している。 ディヤルバクルで行われた民主市民会議(DTK)のワークショップでは、「自治クルディスタン」、独自の旗、シンボル、そして自衛力を強調する話し合いが続く一方、平和民主党も民主市民会議も総選挙の後に発表するため新憲法の草案の準備を始めた。平和民主党の憲法草案は、トルコという国家の枠組みの中での「民主自治制」を強調 全文をよむ
オメル・チェリキ公正発展党(AKP)副党首は、「2言語」と「自治制」を批判した。この考え方がトルコにおける民主化の歩みを傷つけるため利用されているとする同副党首は、「最近の自治制や公用語を2言語にするという論争を、私は、トルコにおける民主化の歩みや真に公正な社会の探求を葬り去る試みと思っている」と述べた。 チェリキ副党首は、AKPの中央執行委員会(MYK)前に、記者たちの質問に答えた。記者たちの質問は、ここ1週間議論されている平和民主党(BDP)の「2言語」要請や民主社会会議(DTK) 全文をよむ
検察当局は民主社会会議に関し検討を始めた。最高裁主席検事も「解党」条件への抵触がなかったか検討している。 民主社会会議(DTK)と平和民主党(BDP)が開催した民主自治制シンポジウムで議論された「自治制モデル」について、トルコ大国民議会(TBMM)のシャーヒン議長は最高裁判所共和国首席検事に検討を要請した。これをうけ、昨日(12月21日)、最高裁判所共和国首席検事が発言した。首席検事は、民主社会会議が特定の政党と結びついているか否かという点で検討を始めている。ディヤルバクル首席検事も民 全文をよむ
最近行われた「二言語」と「自治」の議論の後、セラハッティン・デミルタシュ平和民主党(BDP)党首は、トルコ大国民議会(TBMM)のメフメト・アリ・シャーヒン議長の元を訪ねた。 デミルタシュ党首は約40分間続いた会談の後に声明を発表し、「一連の問題を解決する場所はトルコ大国民議会である」と述べた。デミルタシュ党首は、「BDP所属の議員たちは国会本会議においてクルド語の使用に固執することはない。彼らは、この問題に注目を集めたいと思ったのだ。母語である(クルド語の)いくつかの単語を口にするこ 全文をよむ
週末に行われた「民主自治制」シンポジウムで討議され、民主社会会議(DTK)の提案に盛り込まれることになった「独自の旗をもつクルディスタン自治区」の要求を、トルコ大国民議会のメフメト・アリ・シャーヒン議長は強く批判した。シャーヒン議長の言及に対し、平和民主党(BDP)のデミルタシュ党首はすぐさま返答をした。議論が続くなか、シャーヒン議長とデミルタシュ党首は明日(12/21)トルコ大国民議会で面会することになった。 トルコ大国民議会のメフメト・アリ・シャーヒン議長は、民主社会会議の決議につ 全文をよむ
フサメッティン・ジンドルクDP(民主党)党首は、アンカラで今日(20日)、タンス・チルレル元首相と、チルレル氏の新党首就任に向けた話し合いを行う。 エスキシェヒル県選出議員で、同地在住のジンドルク党首は、エスキシェヒルで発行されているイスティクバル新聞を訪問した際に、興味深いコメントをした。 イスティクバル紙に掲載された報道によればジンドルク党首は、タンス・チルレル元首相と今日(20日)の夜、アンカラで直接会談を行う。ジンドルク党首は会談で、チルレル元首相にDP新党首就任を要 全文をよむ
DTK(民主社会会議)が開催した民主的自治制シンポジウムで、クルド問題の解決のために最も重要な将来設計、およびその目的は、民主的自治クルディスタンの確立であると明言された。 ディヤルバクルでDTK(民主社会会議)が開催した民主的自治制シンポジウムにおいて、クルド問題解決のために最も重要な計画として「民主的自治制モデル案」が提案された。この提案では、目標は「『民主的自治クルディスタン』の確立」と記されている。 提案では、「民主的な自治クルディスタン市民会議は、同じく民主的なト 全文をよむ
5月22日から23日にかけて行われた第33回定例党大会で発表された党議会メンバーのリスト(PMリスト)を受けて、以前に以下のことを書いた。「このPMリストは、多くのことを含んでいる。新たな臨時党大会開催という動きがみられたとしても驚くべきではない」。6ヶ月後に、その日が来た。そして、共和人民党(CHP)の第15回臨時党大会が開かれた。では、この臨時党大会から、政権獲得への歩みが始まったのか?この問いには2つのことから答えが引き出せよう。第一は、クルチダルオール党首の演説、そして第二は新しいPMリ 全文をよむ
親アルメニア派とされるアメリカ合衆国下院ナンシー・ペロシ下院議長が、議長の座を親トルコ派の共和党ジョン・ボーナー議員に交代するに先立ち「アルメニア人虐殺」法案を本会議の議題に上げるという情報がアンカラとワシントンを警戒させている。 2009年3月上旬にアメリカ合衆国下院外交委員会で1票差で承認された「アルメニア人虐殺」を承認する第252法案が、下院本会議で審議されることがわかった。 親アルメニア派として知られる米国下院の民主党ナンシー・ペロシ下院議長は、(外交委員会での)決議 全文をよむ
共和人民党(CHP)クルチダルオール党首は、党議会メンバーの選出において不満の声が上がっているが、これについては裁判所が判決を下すと述べた。また、(CHPの)ギュルセル・テキン副党首は、「(手続きには)全く問題はない」と話した。 CHPの第15回臨時党大会において、党議会メンバーが選出された。 アンカラ・スポーツサロンで行われた臨時党大会では、党議会メンバーの女性メンバーの割合の計算方法が問題となった。女性の割合は25%であるが、68人のブロックリスト(ブロックごとの党議会候 全文をよむ
ケマル・クルチダルオールCHP党首は、党会議(PM)選挙が行われた臨時党大会で党員たちに呼びかけた。クルチダルオール党首はスピーチで頻繁に「自由」という単語を使い、「臆病者は毎日死ぬが、勇敢な者たちは、一度だけ死ぬ」と述べた。 ■クルチダルオールからトルコへ41の公約 1-権利と自由を広め、保障する憲法の施行 2-軍事高等行政裁判所の廃止 3-国家治安裁判所(DGM)等に代えて設置された複数の特別権限裁判所を廃止する 4-トルコ言語協会とトルコ歴史協会をアタテュル 全文をよむ
参謀司令本部はインターネットサイトを通して、最近議論されている“2言語化”に関するする見解を明らかにした。平和民主党(BDP)の党首からはすぐさま反応があった。「政治上の保護を訴えるいかなる声明も、私どもの観点からすると、どれも民主的なアプローチではない。注目しているのは、『軍による保護を廃す』と言う政府はこの声明について何をいうつもりなのかということだ」と述べた。 参謀本部は、トルコ共和国憲法の改正不可規定中の第3条に、「トルコ国家は、国土と国民が不可分の一体性をもち、その言語はトル 全文をよむ
ギュル大統領は、平和民主党(BDP)が法改正を待たずに南東アナトリア地方での2言語化宣言をしたことに関して、「今は、全員がより責任を持ってより慎重に行動することで、我々の道は開けていくだろう」と話した。 ギュル大統領は、「以前は、私たちの間にある違いを恐れていたが、今、その違いを豊かさと捉えはじめている。この時代に、全員がより責任を持ちより慎重に行動することで我々の道は開けるだろう」と話した。 ギュル大統領は、アンカラ広域市市庁舎を訪問し、メリフ・ギョクチェキ市長から説明を受 全文をよむ
バルヨズ裁判の被告レジェプ・ユルドゥス大佐に誤った令状がだされ、被告の訴訟が取り下げられたことが明らかとなった。容疑者の数は196人から195人に減り、被告の弁護士は裁判官忌避要求をおこなった。裁判は12月28日に延期となった。 バルヨズ計画に関して、元空軍司令官で退役大将のハリル・イブラヒム・フルトゥナ、元海軍司令官で退役大将のオズデン・オルネキ、元第一軍司令官で退役大将のチェティン・ドアン、そしてドゥルスン・チチェキ大佐を含む、在宅起訴となっている196人の被告の裁判は、2010年 全文をよむ
軍事産業政策決定委員会の会合で、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相とウシュク・コシャネル参謀総長とヴェジディ・ギョニュル国防大臣が参加し、驚きの決定がなされた。 空軍指令本部は、2020年以降の国産戦闘機生産のために第一歩を踏み出した。初の国産戦闘機生産の為に、トルコ航空宇宙産業(TAI)との協定に署名することが決定された。ギョニュル国防大臣は、国産戦闘機はF4が任期を終えた後、F16およびF35とともに任務に着く予定であると述べた。 「韓国も戦闘機を作ろうとしている。共同で 全文をよむ
196名の容疑者に対するバルヨズ裁判初の審理が本日(16日)スィリヴリで行われる。この裁判審理ではイスタンブル第10重罪裁判所ザフェル・バシュクルト長官に代わり、イスタンブル第13重罪裁判所から48時間前に任命されたオメル・ディケン裁判官が裁判長を務める。 バルヨズ安全保障行動計画訴訟を担当していたイスタンブル第10重罪裁判所のザフェル・バシュクルト長官が自身に対する捜査を理由にゲブゼへと異動となった後、この重大な訴訟における初の審理が、本日行われる。一方容疑者のうちギュルブズ・カヤ少 全文をよむ
予算審議で議論を巻き起こしているカイセリでの不正疑惑を主張している共和人民党(CHP)カイセリ選出議員メフメト・シェヴキ・クルクルオール氏は、カイセリ広域市のメフメト・オズハセキ市長も関与しているこの事件が隠蔽されたと主張した。クルクルオール氏は捜査が再開しなければ告発するとし、「カイセリには司法機関・県庁・市の間に悪魔のトライアングルが存在している」と述べた。 予算審議で共和人民党のケマル・クルチダルオール党首とレジェプ・タイイプ・エルドアン首相の間で議論の的となっているカイセリのフ 全文をよむ
国会の本会議にて裁判官・検察官高等委員会(HSYK)の法案が検討される中、カメル・ゲンチ共和人民党(CHP)トゥンジェリ県選出議員が故アドゥナン・メンデレス首相を侮辱する発言を行なった。 ゲンチ議員は、タイイプ・エルドアン首相が故アドゥナン・メンデレス首相をお手本にしていると述べ、「メンデレスとは誰のことだ?イスタンブル県警察署長をビトリスに異動させ、その妻と関係を持った人物だ」と発言した。その座を取り仕切っていたメラル・アクシェネル副議長は、この発言を受けてマイクを切った。民族主義者 全文をよむ
トルコ大国民議会(TBMM)本会議で裁判官・検察官高等委員会(HSYK)法案提出の際に平和民主党(BDP)スルナク県選出のハスィプ・カプラン議員がクルド語の詩を朗読すると、国会テレビの音声が中断された。 メラル・アクシェネル副議長は、音声の中断は機械の故障によるものだと明らかにした。 カプラン議員は、裁判官・検察官高等委員会法案の審議の際に法案について発言していた。 カプラン議員は、演説で今日(10日)が世界人権宣言の日であることに触れ、昨日(9日)に行ったクルド語 全文をよむ
アブドゥッラー・オジャランが、フェトフゥッラー・ギュレンの運動に関し広範な評価を行い、彼のジェマートが中東の重要な市民社会組織であると述べたことによって始まった、両者の対話が続いている。オジャランの弁護士は、ザマン紙記者ヒュセイン・ギュレルジェと対談を行った。 オジャランは、弁護士らに以下のことを述べていた: 「私は、彼らをタリーカ(神秘主義教団)でも、ジェマート(宗教系の集団)でもないと考えている。私の意見では、それはむしろ、トルコと中東における市民社会組織である。彼らの役割は重 全文をよむ
ゾングルダクにあるカラエルマス大学シェヒル・キャンパスのコンサートホールで行なわれた講演会は、学生たちの強い関心を集めた。ゾングルダク県エクレム・アユランチ副知事や教員らが出席した講演会で、ドウ・エルギル教授は、国家機関が良い働きをするためには各機関の独立性が必要だと語った。エルギル教授は、ある組織が他の組織の仕事に口を出すべきではないと語り、そのためには独立性を確保することが必須であると述べた。 ■軍事行政裁判所ではない しかしエルギル博士は、いかなる国家機関も完全には独立 全文をよむ
イムラル島で終身刑に服するアブドゥッラー・オジャランが、自身のドキュメンタリー作成を知り合いの映画関係者や新聞記者などに依頼していることが、面会した弁護士らの発表から明らかになった。PKK(クルド労働者党)の停戦が撤回されるかということに関して誤解が生じていると言うオジャランは「停戦期間」は3月までではなく6月に訂正されていることを強調した。 悪天候により先週イムラルへ行かれなかったムハッレム・シャーヒン弁護士、メフメト・バイラクタル弁護士、ジェンギズ・チチェキ弁護士が、今週月曜にオジ 全文をよむ
ダヴトオール外相はイギリスが実施している連邦制の例を示しつつ、トルコもかつてオスマン帝国領だった地域にリーダーシップを発揮できるであろうと述べた。 アメリカのワシントン・ポスト紙の記者のジャクソン・ディエール氏は、先週ワシントンで取材したトルコのアフメト・ダヴトオール外相が、トルコがかつてオスマン帝国領であった諸国家にリーダーシップを発揮する夢を語ったことを記事にした。「ウィキリークスの情報は、21世紀のトルコをどのように映し出しているか」という分析記事を書いたディエール氏は、「トルコ 全文をよむ
民主市民会議(DTK)は、アブドュッラー・オジャランが提唱する「民主的自治」制度にもとづき、「自衛隊」のために南部および南東部地域において社会、政治、安全保障分野で組織化を進めることを決定した。 アフメト・チュルク共同議長とアイセル・トゥールク共同議長のもと民主市民会議(DTK)において、画期的な決定がなされた。12月11日から12日にかけて、本会議に先立って、アブドゥラー・オジャランが提唱した「民主的自治」制度の枠組みで、「自衛隊」のために南部および南東部地域において社会、政治、安全 全文をよむ
女性諸組織連合(Kadin Kuruluslari Birligi)は、イズミルにある共和国広場のアタテュルク記念碑の前に集い、トルコの女性への参政権及び被選挙権付与76周年を祝った。連合の代表で元イズミル選出CHP国会議員のルカン・ミチョオールラル氏が、CHP女性部会イズミル県支部のナーザン・チェティン支部長と「女性候補者支援と教育」組織(KADER)のイズミル支部メルテム・オライ会長を伴って行った演説を、AKP女性部会イズミル県支部のネルスィン・ウレマ支部長、県議会のAKP系女性議員、婦人団 全文をよむ
エルドアン首相はイマーム・ハティプ高校卒業であることを、人生を通じて誇り高き財産として胸に抱いていると話した。 イマーム・ハティプ高校卒業者・関係者協会(ÖNDER)により、ベイオール・アナドル・イマーム・ハティプ高校にて第6回イマーム・ハティプ関係者大会が行われた。そこで演説を行ったレジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、イマーム・ハティプ高校の創設に貢献し、身を投げ打って献身した当時の首相アドゥナン・メンデレスを始めとするすべての寄与者たちを、(彼らに)神のご慈悲があるようにと思い、 全文をよむ
クルド人の政治家でコラムニストのオルハン・ミルオール氏は、「トルコがその民主主義を発展させる国になっている、ということを、一部の(クルド人)政治活動家らも理解せねばならないのです。クルド人はこの過程からたくさん学ぶことがあります。私達のような人物が脅迫を受けることはこうした民主化の進展を妨げることとなります」と言った。 クルド人の政治家であり記者でもありコラムニストでもあるオルハン・ミルオール氏は、クルド労働者党(PKK)の武装組織部門であるHPGのインターネットサイト上(の声明)で殺 全文をよむ
ウィキリークス文書での自党と彼の同僚に関する内容に対応するため、タイイプ・エルドアン首相はアメリカ人外交官に対する法的プロセスについての委員会を設立した。 これらの外交官らに対してどこでどのように訴訟を起こすかを調査する委員会の長には、ウィキリークス文書で厳しい表現が用いられていた公正発展党(AKP)のアブデュルカーディル・アクス副党首が就任した。 ■エルドアンは警告 エルドアン首相は、党員に外国の外交官と会談には注意するよう警告し、「われわれの友人が誰と何について 全文をよむ
ウィキリークス漏えい資料で明らかとなった、フェリドゥン・スィニルリオール外務次官とアメリカ合衆国のウィリアム・バーンズ国務次官の会談が、デンマークのマスコミで注目の的となっている。会談では、トルコがアナス・フォー・ラスムセン氏のNATO事務総長就任に関しての異議を撤回する見返りに、デンマークもRoj TV閉鎖のための必要な手段を取ると約束したとして、メディアを2分させている。 アメリカ合衆国国務省から漏れた秘密資料のなかの2010年2月25日付けの報告書では、2月18日にアンカラでバー 全文をよむ
先週の国会を欠席し、エルドアン首相から注意を受けていた公正発展党(AKP)の国会議員達が、今夜の国会には出席した。何故なら、今回はエルドアン首相も出席したからである。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が、憲法改正論議後の最初のトルコ大国民議会本会議の審議に参加した。 先週の国会審議を、AKPの複数の国会議員が欠席したことを批判したエルドアン首相は、本日自ら本会議に出席した。エルドアン首相が審議中、座っているところに、AKP議員による人だかりができていたことが注意をひいた。 全文をよむ
世界規模で物議を醸しているウィキリークスで漏れた複数の文書において、首相府のある幹部が、在アンカラアメリカ大使館にレジェプ・タイイプ・エルドアン首相の人柄について情報を提供し、そこでエルドアン首相は「完璧主義者でワーカホリック(仕事中毒)、公正で慈悲の心のある人」と評されているという。 ウィキリークスで公開された2007年7月26日付けの在アンカラアメリカ大使館文書には、「首相府のある幹部」の情報として、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相に関する人物評が記されていた。 文書で 全文をよむ
ホームペイジサイト、ウィキリークスが公開した機密文書の中で、アンカラのアメリカ大使館が「CHP(共和人民党)は一握りの口うるさいエリートたち」という表現を用い、またCHPのデニズ・バイカル党首(当時)がレジェプ・タイイプ・エルドアン首相を批判したことに対しても「凡庸な不平屋」と述べていたことが分かった。 ホームペイジサイト、ウィキリークスが公開した、アンカラのアメリカ大使館によって2005年12月30日に「機密」として送られた「2年間の政権後のエルドアンとAKP(公正発展党)」という題 全文をよむ
ウィキリークスのインターネットサイトは、アメリカの反対にも関らず新しい文書を様々な報道機関を通じて発表した。機密文書は興味深い詳細な情報を含んでいる。 アメリカの元アンカラ大使ジェームス・ジェフリーが書いた2010年1月20日の「トルコの新しい外交政策の背景は何か?」と題された文書で「アメリカにとって潜在的に最も大きな戦略的問題は、バルカン半島と中東地域におけるトルコの、新たなオスマン的態度である」と述べられている。 文書には次の記述がある。 「この『復古』の動きは 全文をよむ
ウィキリークスが公表したアメリカの機密文書には、公正発展党(AKP)の解党裁判に関する記述もあった。 注目すべきことに、「AKP解党の結果と我々の姿勢」という表題で「極秘」と記された2008年11月4日付の文書には、まず始めに「AKPの解党裁判はこの国の未来への打撃である」と書かれていた。 ロス・ウィルソン駐アンカラ米大使が作成したこの文書では、解党裁判は「トルコや、国家や、民主主義の拡大と社会における宗教の役割といった問題の本質に関わる未解決の対立を反映している」との見解が 全文をよむ
ウィキリークスで公開された資料には、エルゲネコン問題について「エルドアン首相率いるイスラム寄りの政府に向けたクーデター計画のニュースは、2007年から今日にかけてトルコのメディアの格好のネタになっていた。トルコの最高ランクの将校はこうした報道は根拠がないと抗議するのに対し、人々の大部分はしだいに、少なくとも軍の一部は公正発展党(AKP)の転覆または弱体化を企んでいると信じ始めている」というものがある。 日曜夕方発信され始めたウィキリークスの資料には、トルコについて交わされた公電で、トル 全文をよむ
ヌマン・クルトゥルムシュ党首「われわれは右派でも左派でも保守派でもない。政治的扇動を拒否します」 人民の声(HAS)党のヌマン・クルトゥルムシュ党首は、最初の党大会にて行った演説にて、「人民の声党」を結党した理由やその目的を語り、HAS党の定義も行った。同党首は野党の党首たちを厳しい言葉で批判し、以下のように述べた。「われわれは右派や左派、保守派といった政党にはなりません。われわれは市民の政党になります。われわれは政治的扇動に反対します。」 政治の中心となるために歩み始めたH 全文をよむ
共和人民党(CHP)は、アルンチ副首相の姪の死がAA(アナトリア通信)でニュースとして扱われたことをTBMM(トルコ大国民議会)で取りあげた。 共和人民党(CHP)のメルシン選出議員アリ・ルザー・オズチュルク氏は、ビュレント・アルンチ副首相のいとこの死亡がアナトリア通信によって報道されたことを批判。「ビュレント・アルンチ氏とつながりのあるアナトリア通信は、トルコ全国民の死亡と埋葬を報道するというのか」と問いかけている。 同氏はトルコ大国民議会議長あてに、アルンチ副首相に対する回答要 全文をよむ
テロ組織PKKの指導者アブドゥッラー・オジャランは弁護士らとの前回の接見で、ディヤルバクル広域市長オスマン・バイデミルの「武装闘争は時代遅れ」という発言を厳しく批判し、彼を辞任に追い込もうとしたが、今週の接見では、彼に「民主的自治のための憲法を準備せよ」と、新たな任務を与えたとされている。オジャランは、政府側との交渉によって2011年3月1日までに結果を出せなかった場合、「戦いは泥沼化する」と語り、PKKの武装解除プロセスを白紙撤回させると脅した。 イムラル島で刑が加重され終身刑で服役 全文をよむ
クルディスタン社会連合トルコ議会(KCK/TM)は、昨日(25日)行われた声明において、「批判される必要のあるものは批判されるし、自己批判が必要なものは自己批判することになる」と述べた。 ディヤルバクルのオスマン・バイデミル市長は自身の「武装闘争は時代遅れ」という発言で、彼を批判したオジャラン氏に弁護士を通してメッセージを送ったとされている。ドアン通信(DHA)の昨日(25日)の報道によると、バイデミル市長はアスルン法律事務所所属の弁護士に一昨日会い、「もう立候補しない、自己批判をする 全文をよむ
先の高等軍事評議会で、バルヨズ捜査の容疑者であるため昇進出来ていなかった陸軍少将二人と海軍准将一人が解職された。 ベシル・アタライ内務大臣は、バルヨズ捜査で名前が挙がっている軍警察陸軍少将ハリル・ヘルヴァジュオール容疑者を解職した。ヴェジディ・ギョヌル国防大臣も、先週月曜日にギュルブズ・カヤ陸軍少将とアヴドゥッラー・ガヴラレムオール海軍准将が解職されていたことを発表した。 ■アタライ内相、ヘルヴァジュオール陸軍少将を解職 スター紙のジェヴヘリ・ギュヴェン記者の記事に 全文をよむ
平和民主党(BDP)は、アブドゥッラー・オジャランが非常に厳しい口調で批判を行い、辞任を求めていたディヤルバクル市長であるバイデミル氏を擁護した。 BDPのギュルタン・クシャナク共同党首は、同党のトルコ大国民議会(TBMM)会派の会談を終えて出てきたところで、ディヤルバクル広域市のオスマン・バイデミル市長の辞任を巡る議論に関する質問に応じた。 クシャナク共同党首は、「オスマン・バイデミル氏は、我々の党に所属する広域市長である。彼はいまその任務をきちんと果たしている。この党の共同党首 全文をよむ
スィヴァス事件(訳者注)が起きたマドゥマク・ホテルの国有化が争点となっている裁判が結審した。 1993年7月2日、37人の死者を出したマドゥマク事件の舞台であるマドゥマク・ホテルの国営化において双方が金額面で合意に至らなかったことを受け、第2第一審裁判所にて開かれた裁判が結審した。 ホテル所有者らの弁護士であるオクタイ・オズベルク氏、ナズィフ・アジャルル氏及び県特別行政局のマクブーレ・ウナルバシュ弁護士が同裁判に参加した。以前より不動産鑑定評価報告書にて発表されていた560万 全文をよむ
エルドアン首相は、北大西洋条約機構(NATO)のミサイル防衛(MD)計画がイランを念頭に置いていると示唆したニコラ・サルコジ仏大統領の発言に返答した。 エルドアン首相は、リクソスホテルで行なわれたファーティフ・プロジェクトの調印式後に報道関係者らの質問に答え、イスラエル軍に近いインターネットサイトに掲載された「トルコがミサイル防衛(MD)計画を指揮する」とする報道についてコメントした。エルドアン首相は「今のところMD計画に関して協議・発表された事柄は周知のとおりだ。一つは、防衛を目的と 全文をよむ
ミッリー・ギョルシュ運動から生まれ出た、最後の政治運動である「人民の声党(HAS)」は、様々な政治的見解を持つ人々をその組織の中に集めることとなった。 人民の声党のヌマン・クルトゥルムシュ党首が集めた人材の中で、一際際立つのはゼキ・クルチアスラン氏である。クルチアスランはトルコ統一労働者党の党首時代にクルトゥルムシュ氏と出会い、共に政治活動を行っていこうという申し入れを受け入れた。胸部疾患について研究する大学教授でもあるクルチアスラン氏は、幼少期にコーラン学校へ通ったが、後に信仰心は薄 全文をよむ
ケマル・クルチダルオール共和人民党(CHP)党首は、党首に選出されて以降初めてディヤルバクルを訪れた。県支部の前で演説をしたクルチダルオール党首は、「CHPを皆さんに開かれた党にします」と述べ、皆がCHPに参加するように呼びかけた。スピーチの後ディヤルバクルの市中を視察したクルチダルオール党首は、バックギャモンに興じ市民と対話した。クルチダルオール党首は、ディヤルバクルからウルファへ向かう際、政党のミニバスで新聞記者の質問にも答えた。クルチダルオール党首は、ある新聞記者の「クルド人との友愛が再び 全文をよむ
平和民主党(BDP)のセラハッティン・デミルタシュ党首は、バイラムの挨拶訪問で共和人民党(CHP)に「左派ブロック」の結成を提案した。その提案をCHPのスヘイル・バトゥム事務局長が歓迎したことで、最大野党であるCHP内に混乱が広がっている。 オンデル・サヴ氏(前CHP事務局長)に近いシャーヒン・メンギュ氏は、インターネットサイトのテュルク・タイムに発表したコメントで、バトゥム氏の行動はCHPの伝統に反していることを強調した。彼はバトゥム氏が、CHPをまとめて代表するような形で発表を行っ 全文をよむ
共和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首一行は、今日パリにあるユルマズ・ギュネイとアフメト・カヤの墓を訪問した。 クルチダルオール党首はペール・ラシェーズ墓地を訪問し、同墓地にあるユルマズ・ギュネイとアフメト・カヤの墓にカーネーションを供えた。 社会主義インターナショナルの会議への参加と、フランス社会党首脳陣との会談のためパリを訪れていたクルチダルオール党首は、トルコ・フランス友好団体会長のジャック・ブラン上院議員と会談後、帰国予定である。 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領が、犠牲祭のメッセージとして国民に交通ルールを守るように呼びかけた。大統領は、「私は市内を移動する際も、空港への行き来の際も、後部座席に座っているが、シートベルトは締めている。皆さんにも勧めます。必ずシートベルトはしめてください」と語った。またギュル大統領は制限速度を守るようにと呼びかけもおこなった。 ギュル大統領は、犠牲祭のためのメッセージを述べた。国内外の全国民の犠牲祭を祝い、犠牲祭がトルコ、イスラム世界、そしてすべての人々にとって素晴らしきものとなりま 全文をよむ
ギュル大統領は、スカーフ問題に関して「この問題を議論するのはもううんざり」と話した。 アブドゥッラー・ギュル大統領は、スカーフ議論に関して、「もういいかげん自由にしてあげましょう。だれでも、言いたいことを言い、書きたいことを書き、着たいものを着るればいいのです。そもそもこの問題は、大学生のスカーフ着用の問題です。大学以外に関しては、何の議論もないのです。何度何度も書きたてるほどのことではないでしょう」と述べた。 ギュル大統領は、トルクメニスタンからの帰還に際し、エセンボア空港 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、G20首脳会議で会したバラク・オバマ米大統領に、トルコがNATOのミサイル防衛システムについて慎重であることを伝えた、と述べた。 エルドアン首相はオバマ大統領との会談後、ソウルで記者会見を行い、アメリカ合衆国大統領と行った2者会談で、NATOがトルコでの配備を計画しているミサイル防衛システムが話題に上がったことを明らかにした。 G20首脳会議が行われた複合施設COEXで実現し、およそ30分続いたこの会談で、エルドアン首相はオバマ大統領に 全文をよむ
ケマル・クルチダルオールCHP党首は、サリフ・メメジャンによって描かれた党首自身をベリーダンサーとして描いた風刺画についてコメントした。 クルチダルオールCHP党首は、「全ての作家や画家には、侮辱を含まない限りにおいて、批判を行う権利がある。私は、批判については、常にその価値を認めてきた。けれども、侮辱されたとしても、訴えたことはないし、これからも訴えたりはしない。侮辱を行う作家や画家の裁きは、国民の良心の判断に任せます」と述べた。 全文をよむ
テロ組織PKKの都市部組織とされている、クルディスタン社会連合トルコ議会(KCK/TM)に関する裁判において、被告の仮釈は見送られる判決が下された。 第6重罪裁判所で開かれた法廷の午後の公判で、メンデレス・ユルマズ裁判長は、被告に対し、午前中の公判でも述べた「トルコ語で弁論を行う人はいませんか?」という言葉を繰り返した。被告側が無言を続けると、ユルマズ裁判長は、「これ(この沈黙)を、「決定延期の要請」と解釈します」と述べた。 被告弁護団の一人メフメト・エミン・アクタル弁護士 全文をよむ
トルコ大国民議会(TBMM)のメフメト・アリ・シャーヒン議長は、国会内での平和民主党(BDP)の会派集会においてトルコ語以外の言語が使用されたことは、政党法第81条に反すると述べ、「我が国の全政党およびその責任者らは、この法を順守する必要があることを、トルコ大国民議長として忠告する。これに反した場合、法律でこうした振る舞いに何らかの処分が下しうるなら、それに沿った措置が取られることになる」と語った。 シャーヒン議長は、アンタリヤ商工会議所会頭のチェティン・オスマン・ブダック氏およびその 全文をよむ
共和人民党(CHP)事務局長職を10年間務めてきたオンデル・サヴ氏は、引き継ぎ式でその役職をシュヘイル・バトゥム氏に引き継いだ。 オンデル・サヴ氏は、10年間務めてきたCHP事務局長職をシュヘイル・バトゥム氏に引き継いだ。バトゥム氏は、引き継ぎ式の前に、党本部に来たサヴ氏を本部前で出迎えた。その後、両氏は引き継ぎ式が執り行われる事務局長執務室のある党本部10階へと向かった。 サヴ氏は、ここで行ったスピーチの中で、本日が最も誇らしく、また有意義な日であると述べ、10年と28日間 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領は、ロンドンのチャタム・ハウス(王立国際問題研究所)で行った講演において、「オスマン主義を持ち出すことは現実的ではない」と述べた。 ギュル大統領は、ロンドンのチャタム・ハウス(王立国際問題研究所)で講演を行った。ギュル大統領は、講演で「トルコが、現在の外交によってオスマン主義を復活させようとしているのでは」との質問を受け、次のように述べた。 「かつて、これほど広大な地域の責任を背負ったトルコが、現代の地政学上の立場 を利用することはごく普通のことで 全文をよむ
ハイリュンニサ・ギュル夫人はロンドンで若者の質問に答えた。ある質問に対して小学校でのスカーフ着用問題に言及し、「この件について誤った考えが行き渡っているようなら、これを訂正していきます。小学生が自分で望んでスカーフを被るようなことがありましょうか。(スカーフをするかどうかは)一定の年齢に達してから本人が決めることです」と述べた。 ロンドンで公式行事に参加したアブドュッラー・ギュル大統領のハイリュンニサ・ギュル夫人は、宿泊しているマンダリンホテルでイギリスに暮らしそこで教育を受けているト 全文をよむ
トルコ国軍と中国人民解放軍、両軍の陸軍コマンド部隊間で1週間にわたり行われる共同訓練の開始が報じられた。 中国国際放送(対外向けラジオ放送)は、「これはトルコ・中国両国軍の間で行われる初の共同訓練」だと報じた。これによると、トルコの特殊部隊学校で始まった共同訓練は、山岳部におけるコマンド部隊の戦闘技術の向上、戦術の共有、共同軍事演習の実施を含むものだという。 また、同放送によると、「今回の共同訓練は、トルコ・中国両国軍間の相互理解と信頼を深めること、具体的な協力体制を強化する 全文をよむ
テロリストのアブドゥッラー・オジャランが、「我々は対話の段階にある」と発言したことにより加速した(クルド問題解決に向けての)動きを受け、BDPと民主社会会議(DTK)が動き出した。 オジャランが、停戦後の組織(PKK)の武器放棄に向けたロードマップを作成したことが明らかになった。ロードマップでは、民主社会会議が重要な役割を担うとされており、今後はオジャランに代わって政府と協議を行うこととなる。一方で平和民主党(BDP)は、問題解決において政治的側面を担うこととなる。和平プロセスを促進し 全文をよむ
元首相の1人、ビュレント・エジェヴィト氏の4回忌が営まれた。追悼式は、彼が長年党首を務めた共和人民党(CHP)総本部で行われた。最近、深刻な内部闘争が起きているCHPで行われた式典には、ケマル・クルチダルオール党首とともに、オンデル・サヴ元事務局長も参加した。式典では(エジェヴィト氏の妻)ラフシャン・エジェヴィト氏とクルチダルオール党首、サヴ元事務局長が並んで座った。 ラフシャン・エジェビト氏は式典会場に着くと、ウムト・オラン副党首、イッゼト・チェティン副党首と、スュヘイル・バトゥム新 全文をよむ
裁判長が「クルド語と思われる、不明な言語」と言うと、被告人は反発を露わにした。 ディヤルバクルで行われている、クルド人労働者党(PKK)の秘密都市組織、クルディスタン社会連合トルコ議会(KCK/TM)の本裁判において、クルド語をめぐる混乱が生じた。解党された民主市民党(DTP)元副党首のバイラム・アルトゥン被告がクルド語で被告人弁論を行うと、ユルマズ裁判長は、「クルド語と思われる不明な言語を使い、弁論を続けているように見受けられる」と述べ、マイクロフォンを取り上げるように命じた。これに 全文をよむ
ギュル大統領は、ハタイにおいてモスクとシナゴーグを訪問した。 アブドゥッラー・ギュル大統領は、トルコにおいて様々な信仰を抱く国民が団結して生活していると述べ、「皆の宗教、信仰は異なるかもしれないが我々は互いに敬意と愛そして連帯の下、国家をより良くするために努めている」と話した。 ギュル大統領はハタイにおいて、守備隊司令部を訪問した後、市庁舎へと移動した。ここで国民に対し演説を行ったギュル大統領は、ハタイを大統領として初めて訪問いたことに大きな喜びを感じると述べた。ハタイでは人々 全文をよむ
デニズ・バイカル氏が共和人民党党首を辞任したのち、突然、方針転換をしケマル・クルチダルオール支持を表明したオンデル・サヴ氏は、クルチダルオール氏の党首選出に重要な役割を演じた。 しかし、5月にはじまった共和人民党オンデル・サヴ事務局長とクルチダルオ―ル新党首の協調体制は、そう長くは続かなかった。この6カ月の間に、しばしば対立が表明化していたが、今日(3日)、党の指導部は完全に分裂した。クルチダルオ―ル党首は、サヴ氏の反対を押し切って13人の新しい副党首を任命し、サヴ氏を排除した。サヴ氏 全文をよむ
最高裁判所共和国主席検事局の「新党規約を適応せよ」という文書をめぐり、共和人民党でケマル・クルチダルオール党首とオンデル・サヴ事務局長の間で亀裂が炸裂した。 最高裁判所共和国主席検事局は10月26日に共和人民党に文書を送り、2008年12月に承認された新党規約が現行の「規則」であるとして、適切な処置を求めた。 そもそも、昨夕には双方が党執行部メンバー選出の件で同意したという情報があった。しかし、これはどうやら事実ではなかったようだ。クルチダルオール党首の召集により14:30に 全文をよむ
イスタンブルのタクスィム広場での自爆テロ実行犯の写真がメディアに公開された。32人を負傷させた自爆犯の身元は明らかにされなかった。 情報によると、自爆犯はタルラバシュ大通りにある花屋の横からタクスィム広場にやってきた。犯人はタクスィム広場をしばし歩き回ったあと、停車中の機動隊用バスのそばにやってきた。バスに乗り込もうとしたが、バスを警護する警官に気づかれ、追い出されそうになった。強く抵抗したため小競り合いが生じ、パニックになった犯人はウエストポーチにしのばせたA4型爆弾を爆発させた。リ 全文をよむ
ヒュリイェト紙で36年間主筆を務めたオクタイ・エクシ氏は、木曜日のコラムで用いた表現が批判を浴びると昨日辞職を決意した。 エクシ氏は、10月28日木曜日のコラムにおいて、公正発展党が黒海での水力発電所の建設を断固として主張していることについて、「(彼らは)生みの親すら裏切りかねない」という表現を用いた。批判を受けてオクタイ・エクシ氏は、昨日ヒュリイェト紙のトップコラムで「筆を滑らせてしまったようだ」と記し、謝罪した。 しかし、この28日のコラムによっても批判は収まらなかった。 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領夫妻が大統領官邸にて行なったレセプションに参加した人々は、ハイリュンニサー・ギュル夫人の服装と彼女のもてなしぶりに最大の関心を寄せていた。「参加者」の目から見たその夜の印象は・・・ 10月29日のレセプションでハイリュンニサー・ギュル夫人は、国外では「ハカーン」というブランド名で有名なハカン・ユルドゥルム氏デザインのボルドー色のドレスを着用した。今年、パリモード界最高の賞であるアンダム賞の受賞が噂されているハカン・ユルドゥルム氏は、ギュル夫人に用意した単色の 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領が10月29日の共和国記念日に行ったレセプションに軍関係者は参加しなかった。代わりのレセプションを中央軍人会館(Ordu Evi)で行うという伝統を続けたトルコ国軍(TSK)指揮官階級に対し、ギュル大統領とエルドアン首相は反発を示した。 ギュル大統領は自身が主催したレセプションについて「トルコのあらゆる真実はここにある。これがトルコの今の顔である」と述べた。レセプションの招待状に19時30分と明記されていた開始時刻は20分遅れ、「軍関係者を待っていたため開始 全文をよむ
PKK(クルド労働者党)のトルコ国外におけるNO.1の地位にあるカラユランは、市民を殺したPKKの作戦について、「あれは間違いだった。申し訳ない」と述べた。カラユランは、こうした自己批判につづき、「今後、市民に犠牲をださないよう、我々の兵に再教育をしている。もう二度と繰り返さない」という。 ■アコヤン渓谷からカンディルへの道 PKKの北イラクにあるキャンディル・キャンプに着いて以来、ついつい、カン・ディルを別々に発音して口にでる次の言葉があった。「カン(血)が流れ、ディル(言 全文をよむ
クルチダルオール共和人民党(CHP)党首は、大統領官邸で明日開催予定の共和国記念日レセプションへの不参加を表明した。 クルチダルオール党首は、カナルD(テレビ局)で放映された「32日目」という番組での発言で、10月29日共和国記念日を一般国民と一緒に祝いたいと述べた。 クルチダルール党首は、自分のレセプションへの参加の有無が「国を挙げての問題のように扱われていること」を不快に思っているとし、党として「欠席する方向で決定したわけではない」と強調した。また同レセプションへの欠席が 全文をよむ
明日(29日)の共和国記念日を前に、参謀本部は例年通り、ポスターを作成した。ポスターには、例年とは異なり、物憂げなアタテュルクの写真が使われているのが目をひく。 赤地を基調としたポスターの上部には「共和国とともに、明るい未来へ」の文章、中段には、トルコ国旗をもった学生たちと、アタテュルクの写真を掲げた少女、さらにアタテュルク自身の写真がのっている。下段には、「強き国軍、強きトルコ」の文字がある。 全文をよむ
新しい裁判官検察官高等委員会(HSYK)で、サドゥッラー・エルギン法務大臣が委員長を兼務し、22人の本委員、12人の予備委員が参加した最初の会議が開かれた。会議では、暫定新副委員長に行政裁判所裁判官で、トルコ法律アカデミー(TAA)学院長のアフメト・ハムシジ氏が選出された。ハムシジ氏は調整法が出されるまでの暫定的な期間のみ副委員長を務める。委員会は火曜日と木曜日に召集される予定となっている。 憲法改定に伴い委員の数が本委員22人、予備委員12人の合計34人となった新らしい裁判官検察官高 全文をよむ
クルド権利自由党(HAK‐PAR)の第四回通常党大会が、建築技師会議所の会議ホールで開催された。 クルド系の権利自由党(HAK‐PAR)のバイラム・ボズイェル党首は、トルコ社会の多元的構造にふさわしく最も現実的な解決策は連邦制であると述べ、またクルド語による教育を求めた。またボズイェル党首はPKKを間接的に批判し、武力による闘争を終結させるよう求めた。党大会には公正発展党のサリフ・カプスズ副党首、ディヤルバクル選出のイフサン・アルスラン議員及びアブドゥッラフマン・クルト議員も出席した。 全文をよむ
議員の資格をはく奪されていた元民主市民党(DTP)のアフメト・チュルク元党首とアイセル・トゥールク元議員は、9月12日に承認された改正憲法にもとづき、明日(25日)、トルコ大国民議会議長に被選挙権の回復を要求する。 憲法裁判所は、2009年12月11日に民主市民党(DTP)を解党し、同日付でDTP党首を務めていたマルディン県選出アフメト・チュルク元議員とディヤルバクル選出のアイセル・トゥールク元議員を罷免した。しかし、9月12日に承認された改正憲法により、チュルク元党首とトゥールク元議 全文をよむ
ディヤルバクル広域市のオスマン・バイデミル市長は、「KCK(クルディスタン社会連合)はPKK(クルド労働者党)そのものであり、指導者はムラト・カラユラン」であると述べた。 バイデミル市長は、ハベル・チュルクのディデム・ユルマズ・アスラン氏が司会を務める「トルコの動向」という報道特別番組で質問に答え、「KCK執行部のトップは、カラユラン氏本人です。では、執行部のトップがカラユラン氏なら、私はどうしてKCKのメンバーになるのですか。私に向けられた中傷はどれも説得力のないものです。私は組織と 全文をよむ
宗教関係者たちが、ディヤルバクルで行われた「宗教関係者たちのクルド問題に対する視座」という会議にて一堂に会した。 この会議では、テロ組織であるクルド労働者党(PKK)の襲撃によって犠牲となったハッキャーリ在任のイマームであるアズィズ・タンの殺害が再度非難された。バーラル自治体の会議場にて行われたこの会議で、開会の挨拶を行なったトルコ宗務・ワクフ総局職員組合ディヤルバクル支部のオメル・エヴセン支部長は、「ハッキャーリにて犠牲となった同朋であるアズィズ・タンに、神からの慈悲を祈っている」と 全文をよむ
マルディンでテロ組織PKKのテロ活動での使用を目的として用意された爆発物と3つの手榴弾を所持していたとして逮捕され、15年の懲役に処された平和民主党(BDP)の議会メンバーが結審で行ったクルド語による証言を、裁判所は「(PKKによる)組織的行動」と判断した。トルコ語での証言を行った女性被告人への刑罰については12.5年に減刑した裁判所は、クルド語で証言を行う者については「被告にとって有利な決定が適用されないという面において、良心に基づく判断に至った」との見解を示した。 マルディンで昨年 全文をよむ
平和民主党(BDP)のセラハッティン・デミルタシュ党首は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相を批判し、「首相はこの国の中での『スルタン制』に慣れてしまった。(彼は)この国の首相としていかなる制約も受けないことを望んでおり、それに非常に満足している」と語った。「クルド人がもし独立計画を放棄するとすれば、その最大の理由は、民主主義に対する信頼です。なぜなら政府イコール、民主主義ではありません。その政府がクルド政府であったとしても、(自動的には)民主主義はもたらされないでしょう。」 GAP( 全文をよむ
トルコ大国民議会のメフメト・アリ・シャーヒン議長は、共和国主席検事が「通達」を通じてトルコ大国民議会に指示を試みたとし、「この通達を至急撤回し、トルコ国民とその代表であるトルコ大国民議会に謝罪をしてもらいたい」と述べた。 日本へ公式訪問中のシャーヒン議長は、この通達をどう思うかという新聞記者の質問を受けて、共和国主席検事が通達を通して、「トルコ大国民議会にあたかも警告しようと試みた」と述べ、「これは許容しがたい事態である」と述べた。こうした行為を何人も、そしていかなる機関も行えないとす 全文をよむ
クルド労働者党(PKK)の都市部組織であるクルディスタン社会連合トルコ議会(KCK/TM)の裁判2日目に、被告人らは第1回公判でクルド語での弁論を要求したが、全会一致により却下された。裁判所は訴状の要旨を読み上げることを決定した。(審理での)身元確認の際には興味深いやりとりが行われ、審理は本日(20日)に延期された。 PKKの都市部組織であるKCK/TMの裁判が昨日(19日)ディヤルバクル県第6重罪裁判所で開かれ、この審理には104名の拘束者を含む124名の被告人が出廷した。被告人らは 全文をよむ
ドイツのクリスティアン・ウルフ大統領は、トルコ大国民議会で演説を行った。彼は演説の中で、アタテュルクについて言及する一方で、演説をアタテュルクの言葉である「国内に平和を、世界に平和を」というトルコ語で締めくくった。 トルコ大国民議会総会で演説を行ったウルフ大統領は、ドイツがイスラエルに対しても特別な責任を負っていると述べた。 「ドイツ人にとって、イスラエルの生存権とその安全は、どんな形であれ議論できうるものではない」と述べたウルフ大統領は、しかし、長期的視点でイスラエルの安全 全文をよむ
ドイツのクリスティアン・ウルフ大統領のために大統領公邸で行われた公式の式典に、アブドゥッラー・ギュル大統領の妻ハイリュンニサ・ギュル夫人も参加した。レッドカーペットの上を初めて歩いたハイリュンニサ夫人は居並ぶ兵士達に挨拶をした。 5日間の予定でアンカラ訪問中のドイツのクリスティアン・ウルフ大統領とベッティナ夫人のため、チャンカヤの大統領公邸で公式の式典が執り行われた。 チャンカヤの大統領公邸へと越してきた2007年以来、アブドゥッラー・ギュル大統領の妻ハイリュンニサ夫人は初め 全文をよむ
クルディスタン社会連合(KCK)の本裁判が始まり、ディヤルバクル共和国検察庁の指令をうけ8県で行なわれた捜索で検挙された151名が審理にかけられた。 クルディスタン社会連合(KCK: Kowa Ciwaken Kürdistan)の成員であるとして起訴された被疑者らは、ディヤルバクル第6重罪裁判所において初めて裁判官の前に立った。 逮捕された103名の被疑者全員が、新しく建設された法廷に現れた。ディヤルバクル広域市のオスマン・バイデミル市長を含む在宅訴処分を受けた被疑者のうち37名 全文をよむ
サヴ事務局長が、クルチダルオール党首の意向を無視して、ムハッレム・インジェ会派副代表に「我々はギュル大統領夫妻主催の祝宴には参加する予定はない」との発表を行わせたとの噂が、共和人民党(CHP)内部を混乱させている。 CHP内で、ケマル・クルチダルオール党首が大学におけるスカーフ問題の解決に賛成する声明を出したことで始まったスカーフ議論は、アブドゥッラー・ギュル大統領が10月29日に行う祝宴の件に参加するかしないかを党が表明する段階で、ついに、大問題に発展した。CHPのムハッレム・インジ 全文をよむ
大学受験者は、学部への追加割り振りの結果を大学入試センターの(ÖSYM)のインターネットサイトから見ることができるようになる。 大学入試センター(ÖSYM)の発表によると、当初の学部割り振りの結果、国立大学で88,568人、私立大学では39,350人、キプロスの大学では14,578人、他の公立大学で470人の合計142,966人の定員未充足があった。 NTVの報道によると、追加割り振りにより72685人が入学することとなった。この結果、2010年大学入試センターの追加割り振り 全文をよむ
政府の越境攻撃権限を1年延長する首相府法案が、国会本会議で賛成428票、反対18票で承認された。 トルコ大国民議会本会議(TBMM)において、越境攻撃に際して政府に与えられた権限の1年延長に関する首相府法案が、非公開審議で承認された。 トルコ大国民議会のネヴザト・パクディル副議長が長を務めた非公開審議は、約3時間15分行われた。 投票には451人の国会議員が参加した。投票で賛成が428票、反対が18票投じられ、棄権票は1票あった。 非公開審議では、ベシル・ 全文をよむ
公正発展党(AKP)党首のレジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、裁判官・検察官高等委員会(HSYK)委員らの辞任は、「完全なる茶番劇」だとし、「遅きにすら失した」と述べた。 エルドアン首相は、組織に問題はなく、どのような支障もきたしておらず、(辞任による)空席は埋められると説明した。 エルドアン首相は、AKP党会派の会合での演説で、(10月11日)月曜日にアイドゥン県で実施された同県施設の合同開会式に言及し、開設された諸施設に関する印象等について話した。 式典には3 全文をよむ
法務省は、裁判官・検察官高等委員会(HSYK)のカーディル・オズベク副委員長及び6名の委員の辞職を、裁判官・検察官高等委員会、最高裁判所、行政裁判所の再編成に向けたものであると説明した。 法務省は裁判官・検察官高等委員会(HSYK)委員長及び委員の辞職に関して「一部の委員の任期満了まで残りわずかの段階で発表されたこの辞職は、2010年10月17日に行なわれるHSYKの委員選出に影響を与えること、また最高裁判所と行政裁判所の行く末に関する辞職者自らの思惑を実現させることを狙いとしていると 全文をよむ
民主市民会議(DTK)議長であるアフメト・チュルク氏の「チュルク部族」と「テメッリ部族」との間で26年間続いていた「血の復讐」に終止符を打つため、2週間前にテメッリ部族主催にて和解の食事会が行われた。そして今回、アフメト・チュルク議長のカスル・カンジョという名の由緒ある別荘にて2度目の食事会が行われた。築140年の邸宅にて行われた村の和解食事会には約15000人が参加し、招待された人々のために1000頭の家畜が屠られ、それらの肉によって食事が用意された。カスル・カンジョには早朝から、車で訪れた招 全文をよむ
スカーフ論争がトルコで話題の中心となっているなか、ボドルムではAKP(公正発展党)に入党する女性たちののミニスカート姿やシックな服装が目立った。 エルトゥールル・ギュナイ文化観光相は昨晩(8日)、公正発展党女性部ムーラ支部に新党員として加入する女性らに、党員バッジを与えるため、ボドルムのトゥルグットレイス地区にやってきた。このセレモニーにはムーラ県のギュルテキン・アクチャ知事や、公正発展党女性部ムーラ県代表であるイェルダ・エルオール・ギョクジャン氏、そしてボドルム市長であるユルマズ・ア 全文をよむ
セラハッティン・デミルタシュ平和民主党(BDP)党首は、「狼の谷」も含む4テレビの連続ドラマをクルド人に敵対するものであるとして糾弾した。デミルタシュ氏は、問題の連続ドラマの件で、ラジオ・テレビ高等機構(RTÜK)の責任を追及している。 セラハッティン・デミルタシュBDP党首は、連続ドラマである「サカルヤ川とユーフラテス川」、「不滅の戦士たち」、「単一たるトルコ」及び、「狼の谷」が「同胞文化に悪影響を及ぼす」と主張した。 同党首は、これら番組の制作において、虚偽の表現及び敵対 全文をよむ
ヌマン・クルトゥルシュ氏は、「文明政治運動」と名付けた団体で活動を続ける。 至福党から離党したヌマン・クルトゥルシュ議員は、党結成前にメンバーと立ちあげた政治団体を、「文明政治運動」と命名したと明らかにした。金曜日(1日)に至福党から離党したクルトゥルシュ議員を、今日(5日)支持者らがイスタンブルで出迎える。アンカラからイスタンブルに来る予定のクルトゥルシュ議員は、ここで彼を支持する市民らと対面する。 全文をよむ
日曜(3日)午後に、シリアのラタキアからアンカラに向け出発したトルコ航空のボーイング機(サフランボル号)は満席だった。トルコ政府の約半分の閣僚である12人の大臣が同機に搭乗していた。第一印象はといえば、「満面の笑顔で、上機嫌」である。 こうした上機嫌の理由について、外務大臣アフメト・ダウトオールは機内で次のように話した。 「私はシリアにはキルギスから向かい、昨夜(3日)22時30分にラタキアで飛行機を降りました。市街への入り口は大変混雑していて、その暗闇の中で人々は起きて待っ 全文をよむ
レジエップ・タイイプ・エルドアン首相は2011年の総選挙が6月の第一週に行われることを明らかにした。 同首相は、2011年の総選挙の前の議会において新憲法を議題としないと述べた。 同首相は、政府がテロとの闘いを続行すると明らかにする一方、この件について進めている交渉に関して議会には、非公開会議を通じて伝えると述べた。 同首相は、ブルガリアを訪問する前にアンカラのエセンボア空港での会見に現れ、記者の質問に答えた。 同首相はテロとの闘いに関する政府の活 全文をよむ
エシュレフ・ビトリス軍警察総司令官が命を失った飛行機事故(1993年)の事故調査の専門家であるアフメト・ヌーリ・ユクセル教授は、「非常に分かりやすい破壊工作であった」と発言した。同教授は、40秒から50秒程で爆発した飛行機のエンジンが、爆弾装置とともに機体から抜け落ちたと主張した。 クルド問題解決のために今日踏み出されたような歩みを擁護したことで知られる、エシュレフ・ビトリス前軍警察総司令官の飛行機事故に関する捜査で、裁判所から事故調査専門家として任命されたアフメト・ヌーリ・ユクセル教 全文をよむ
イスタンブル共和国検察の進めている革命司令部捜査において「組織を援助」したとして逮捕されたハナフィー・アヴジュ元警察署長の、エスキシェヒルにある未だ明け渡されていない宿舎で捜索が行われ、そこで押収された別名で発行された身分証明書とパスポートが、23年にわたる秘密を明らかにした。 アヴジュは、政府のアーカイブに記録があるというこの身分証明書とパスポートを、テロ組織に対する軍事行動のために2度、シリアに行く時に使ったという。 エスキシェヒル警察署長在任中に書いた著書、『金角湾に住 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領が新法制年度のために行った演説を平和民主党(BDP)は「トルコ共和国の大統領が今日までに行った中で最も勇気ある演説」と述べた。 共和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首は、アブドゥッラー・ギュル大統領がトルコ大国民議会の第23議会期の第5法制年度の開会式で行った演説に関する評価は後で行うと述べた。クルチダルオール党首は、大統領の演説の後にトルコ大国民議会の舞台裏で新聞記者らにコメントを求められると、「後で行います。今はコメントしません」と答えた。 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相とケマル・クルチダルオールCHP党首は、昨日(27日)突然の会談を行なった。数人の大臣とCHP幹部も参加したこの10分間の会談で、エルドアン首相は「あなたはスカーフ(バシュオルトゥス)問題についてたえず言及しています。それなら今すぐ一緒に行動を起こしましょう」とのべた。クルチダルオールCHP党首は、自分は他の問題にも言及しているとしながらも、「我々も解決を望んでいる。すぐに委員会を設立しましょう」と述べた。この会談は、委員会設置に関する決定はされないまま終了した 全文をよむ
ハナフィー・アヴジュ元エスキシェヒル警察署長は、28日朝アンカラで拘束され、イスタンブルに移送された。アヴジュ元署長は検察への供述を拒否し、身柄を移された裁判所で逮捕された。アヴジュ元署長は9月25日に行った会見で、「私が知る事柄や真実など、全てを9月30日の記者会見で説明する」と述べていた。 アヴジュ元署長は著書『金角湾に巣食うシモンたち』の中で暴露を行った後、エスキシェヒル警察署長の職を辞して自身の望みで一線を退いたが、イスタンブルで行われているテロ組織「革命主義者グループ」の裁判 全文をよむ
クルド問題が歴史的転機を迎えている。国民投票が実施された9月12日直後から連日行われている(クルド問題の)民主的解決策に関する様々な会談が世論の反響を呼んでいる。全ての会談がそれぞれに重要な交渉であった。しかし、諸会談を次々に並べてみると、本質的な姿が現れる。 わずか10日の間に実施された会談だけを見ても、「4局面からの(民主的)解決のための交渉」が姿を現す。2人の人物、国家諜報機構(MİT)事務次官のハーカン・フィダン氏と内務大臣ベシル・アタライ氏の最近の交渉は最も重要な意味を持つ。 全文をよむ
新聞に新規採用情報を掲載した国家諜報機構は、トルコの近年の外交政策において重要な役割を果している国々の言葉を重視した。採用リストには、クルド語方言の一つであるソラニー語も含まれており、国家諜報機構はこのようにこれによりトルコは地域の重要な国々との諜報活動に重きをおく。職員の採用条件は以下の通り。 トルコ国民であること 法律第657号国家公務員法第48条の規程を満たしていること 最終学歴が、高校やそれに相当する学校以上であること(学部卒が望ましい) 1975年1月1日以降の 全文をよむ
人権・自由・人道支援財団会長ビュレント・ユルドゥルムは、イスラエルのマーヴィ・マルマラ号攻撃に関する国連の報告書を、「この報告書によってイスラエルの本当の顔が明らかになった」として評価した。 イスラエルが攻撃したマーヴィ・マルマラ号の被害者たちは、人権・自由・人道支援財団の本部で、国連と国際調査委員会の最終的な報告書に関する記者会見を行った。ビュレント・ユルドゥルム氏は、出された報告書でガザ地区の封鎖が違法であること、ガザに送られた船と乗組員は単に人道的な支援目的で行っていること 全文をよむ
公正発展党(AKP)-平和民主党(BDP)の会談によって焦点となった新憲法の議論の中に「母語を用いた教育」がある。AKP所属のボズダー議員が「母語を用いた教育は決して受け入れられない」と言うと、BDPから「これを謳わない憲法は戦闘を停めはしない」との反応を示した。 共和人民党(CHP)はクルド語について「社会の合意」を見守る予定だ。 政府とBDPの間で実現した会談後、両者の新憲法議論は「合意不可能」のメッセージで始まった。政府とBDPの会談で始まった新憲法議論は、この政党(BDP)の要 全文をよむ
民族主義行動党(MHP)は、強い圧力の結果、支部撤退を余儀なくされたトゥンジェリで、11年ぶりに党支部の看板を掲げた。MHPのトゥンジェリ県支部長オスマン・ギュル氏は、今までのところ、特段の反対は受けていないと述べた。 テロ組織(であるPKK)と民からの反発のため、1999年に支部撤退を余儀なくされた民族主義行動党(MHP)はトゥンジェリで再び組織活動を開始し、党支部を再び開設した。 エラズー在住のオスマン・ギュル氏は、MHPがトゥンジェリで組織をもっていないことを知り、21 全文をよむ
政府と平和民主党(BDP)は、先週行われることになっていたが、ハッキャーリで9人が亡くなったミニバスへの地雷攻撃により延期されていた会談を行った。緊迫したトップ会談は1時間40分続いた。政府のスポークスマンであるジェミル・チチェキ副首相は、会談では新憲法が話題とされたと述べた。 会談には、政府側からはジェミル・チチェキ国務大臣兼副首相、サードゥッラー・エルギン法相、BDPからはというとセラハッティン・デミルタシュ党首、ギュルタン・クシャナク副党首、BDPシュルナク県選出のハシプ・カプラ 全文をよむ
イスタンブル共和国検事ハカン・カラアリは、故人であるトゥルグト・オザル元大統領に対し1988年6月18日に行われた暗殺未遂に関連し、昨日(21日)ある新聞にて掲載された「オザル暗殺の背後に国家安全保障委員会の元事務局長」と題された記事の情報を受け捜査を開始した。 捜査の中でトゥルグト・オザル元大統領の主張を口にする息子のアフメト・オザルに供述を求める予定と明らかになった。 アナトリア通信の通信員が得た情報によると、昨日ある新聞に掲載されたルポルタージュにおける「トゥルグト 全文をよむ
イスタンブルのファーティフ区自治体は、スルクレのロマ(ジプシー)の土地を1平方メートル当たり500~800リラ(約28,000円~45,000円)で接収し国有化したが、国が所有する土地が購入価格の5倍で一般競争入札にかけられた。 イスタンブル地方財務局は、スルクレとして知られているハティジェ・スルタン地区にある264平方メートルの国有地を66万7,000リラ(約3,790万円)で売却した。1平方メートルあたり2,552リラ(約14万5,000円)の価格がつけられた。ある不動産会社 全文をよむ
共和人民党スィヴァス県選出国会議員のメリク・オズデミル氏は、ハネフィー・アヴジュの本で暴露されているギュレン教団に関する主張に関し、法務大臣サドゥッラー・エルギン氏と内務大臣ベシル・アタライ氏に質問状を送った。 オズデミル議員はトルコ大国民議会議長に提出した代表質問案により、エスキシェヒル警察署元署長ハネフィー・アヴジュ氏の『金角湾に住むシモンたち―昨日は国家、今日は教団』という題名の本に載っている主張を、議会の議題に持ち込んだ。 オズデミル議員は、アタライ内務大臣とエルギン 全文をよむ
クルド労働者党(PKK)は、昨日(20日)で期限切れとなる「停戦」を、来週の声明発表まで延長すると発表した。 テロリストのアブドゥッラー・オジャランの呼びかけに応じたテロ組織PKKは、8月13日から昨日(20日)までとしていた「停戦」を、来週実施する声明発表まで延長したと発表した。 平和民主党(BDP)は、ハッキャーリでのテロ攻撃を理由に政府が延期した会談がまだ実施できずにいる一方、民主市民会議(DTK)共同議長でディヤルバクル選出の元国会議員アイセル・トゥールック氏は、オジャラン 全文をよむ
ドイツ社会民主党SPDからの招待でドイツの首都ベルリンに滞在する共和人民党CHPのケマル・クルチダルオール党首は、日程の二日目にSPDのシグマー・ガブリエル党首と会談した。 メディアに非公開の協議をおこなった両党首は、その後メディアの前に現れた。ガブリエル党首は、ブリュッセルに続きベルリンで社会民主党からの支持を求めたクルチダルオール党首を励ました。ガブリエル党首はCHPの改革を、喜びを持って支持するとし、次のように述べた。「CHP内部の論争の一部は、SPDに不信感を与えていた。昔は、 全文をよむ
ハッキャーリで起きた爆発事件の視察中のデミルタシュ平和民主党(BDP)党首は、ジェミル・チチェキ副首相と行われる予定だったが爆発攻撃のためキャンセルされた会談で停戦について議論される予定だったことを明らかにした。 BDPのセラハッティン・デミルタシュ党首は、ジェミル・チチェキ副首相と行われる予定だったものの、ハッキャーリで9人が死亡した地雷攻撃のため中止された会談に関して、「和平交渉と停戦について話し合う予定だった」と述べ、攻撃されたゲチトゥリ村で捜査を行った。デミルタシュ党首とギュル 全文をよむ
1980年9月12日クーデターに関する最初の審判がはじまった。アンカラ県特任共和国検察は、「人権協会」(İHD)の告発をうけ、当時の参謀総長ケナン・エヴレン、海軍総司令官ネジャト・トゥメル、空軍総司令官タフスィン・シャーヒンカヤの尋問にむけ、2010/605番の仮登録をし、公式に審査を始めた。 アンカラ県特任共和国検察局は、1980年9月12日クーデターから30年をへて、最初の審判を開始した。、人権協会が、9月13日付で行った告発を受け、当時の参謀総長ケナン・エヴレン、海軍総司令官ネジ 全文をよむ
共和人民党(CHP)のオンデル・サヴ事務局長は、デニズ・バイカル元党首の(党首選出のための)党大会招集の要求について「空想的で個人的な野心によるもの」とコメントした。バイカル氏はサヴ氏について、自身の立場が脅かされることを恐れていると非難した。 サヴ氏は、コンイェヴィ・エトリ・エキメキ・サロンで昼食を取ったのち、報道関係者による政策に関する質問に回答した。サヴ氏は、国民投票キャンペーンが成功に終わったことや党の全ての機関が機械の一部分のように一貫性のある働きをして将来に向けた準備に従事してい 全文をよむ
「国民投票によってトルコ共和国は2つに分断される」と言われていたが、結果58%が賛成票を投じた。この結果、スイカの比喩(スイカのように真っ二つ)は、忘れ去られた。しかし、「賛成」と「反対」の間に実際に50-50で分断されたところがあるのだ。そして「賛成」が特に多かった地方、「反対」が特に多かった地方もあった・・・ 国民投票の結果についてを議論しているし、議論を続けよう。もちろん、結果がでた今となっては、政治的な分析に重点が置かれる。公正発展党(AKP)の投票結果における勝利、平和民主党 全文をよむ
9月12日18時42分に放映されたCNN-Türkで、A&Gリサーチ社社長のアディル・ギュル氏は、改憲国民投票出口アンケートの結果を「投票率77.5%、賛成57.8%、反対42.2%」と公表したが、同社は、Hürriyet紙のために、同じ有権者達へ投票後に、「なぜ“賛成”したのですか、なぜ“反対”したのですか」と質問し、その結果を発表した。 ■エルドアン首相のため(46.8%) 国民投票において賛成票を投じた人の大半(58.2%)が、トルコがより自由になると考えて憲法改正を支 全文をよむ
憲法改正に関する国民投票において、投票所に行かなかった1,116万4千人に、もし(棄権者罰金徴収の)法律が適用されたなら、一人当たり22トルコ・リラずつ罰金が徴収されるだろう。その場合、2億4,200万トルコ・リラが徴収される。またこの数字から1億5,500万トルコ・リラという国民投票にかかった費用を差し引いても、国は利益を得る。 アンカラ発―約2ヶ月間に渡って、政治の舞台で新憲法案に関する「賛成」と「反対」の選挙戦を展開した国民投票の前に、高等選挙委員会(YSK)は投票棄権者達に適用 全文をよむ
共和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首の投票権がないことは、党の重要人物には知らされていたが、「我々が何とかする」と言いつつも誰も対処しなかった。 この件を(9月12日憲法改正のための国民投票)2日前に知ったクルチダルオール党首は関係者に責任を問うものと見られている。 ケマル・クルチダルオール党首が国民投票に際し投票権がないことは、党内で深刻な問題となった。党員がこの問題を40日前に把握していたにも関わらず、それぞれに任せて解決しなかったこと、及びクルチダルオール 全文をよむ
カーディル・オズベク裁判官・検察官高等委員会(HSYK)委員長は、国民投票で58%が賛成するとは予想していなかったと述べた。同氏は、国民の大部分の選択はこうであったのだとし、それ以上言えることは何も無いと述べた。 オズベク委員長はHSYKの入り口で記者たちの質問に答え、法的整備が自分達と法治国家に関係する事柄であるため頑なにならざるをえなかったと語った。この時期に、たいへん深刻で、時々大変無情なキャンペーン期間を過ごしてきたと述べた同氏は、この期間に行われる必要があることは、何であれ行 全文をよむ
選挙結果を自宅にて見守っていたエルドアン首相が、公正発展党(AKP)県支部にて(選挙後)初の会見を行った。 エルドアン首相が会見の一部にて、「大洋の向こう側にて支援してくれた友たちに感謝している」と述べ、フェトゥフッラ・ギュレン氏へメッセージを送ったことが注目された。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、国民投票の結果に関して行った総合評価にて「トルコはラマザン・バイラムについで、そして民主主義の祝祭をも立派に終えた」と述べた。 ■エルドアン首相による(選挙後)初 全文をよむ
ディヤルバクルでは改憲国民投票ののち、平和民主党本部の建物にPKKの旗がかかげられ、PKKの歌が流され、花火が打ち上げられた。セラハッティン・デミルタシュ平和民主党党首は、「我々の市民(=クルド系市民)を祝福する。この勝利を民主的な自治権で飾るその日まで、戦い続ける」と述べた。ギュルタン・クシュナク平和民主党副党首は、人々は民主的なクルド自治区を求めていることを表明した、と述べた。 ディヤルバクルでは、投票終了後、約5000人が平和民主党の建物の前に集まり、輪になっておどり、アブドゥッ 全文をよむ
投票率が77%に達した今回の国民投票で、「賛成」を投じた人は58%、「反対」を投じた人は42%だった。63県で賛成票が、18件では反対票が上回った。 国民投票の結果はほぼ確定し、賛成票が最も多かった県、反対票が最も多かった県もはっきりした。国民投票でもっとも賛成率が高かったのは、95・63%でアール県である。それに、95.15%のビンギョル県、95.06%のスィイルト県、94.66%のバトマン県、94.48%のシャンル・ウルファ県が続く。反対票が最も多かったのは、共和人民党党首クルチダ 全文をよむ
共和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首が、有権者登録がなかったために、9月12日の国民投票で投票できないことが判明した。 昨日、最後の反対票集会をイスタンブルで行ったクルチダルオール党首は、そこで投票ができないことがわかると、国会議員として投票できるという考えでアンカラに向かった。しかしアンカラでも有権者登録がなかったため、現在まで投票できていないことが明らかになった。共和人民党執行部は、この件に関して、高等選挙委員会(YSK)と懸命な折衝を行っており、国民投票で反対票を投じるよ 全文をよむ
高等選挙委員会は、自由に関する憲法改正の国民投票において、直前なって自由を制限する決定を下した。高等選挙委員会は投票が始める僅か数時間前、投票所を「公共の場所」とし、頭にスカーフを被った状態で職務に就くことを禁止した。同委員会が2010年9月11日に賛成多数により決定した第 744号決定事項では、「投票所を公共の場とし、選挙管理委員会で職務に就く者もサービスを提供するという観点により、政党側から名前が知らされた選挙管理委員会職員は、法律と拘束力のある決定でもって定められたドレスコードに従わなけれ 全文をよむ
トルコでは、明日、憲法における1980年クーデターの痕跡を過去のものとする諸変更への賛否を決するため、投票が行われる。経験豊富な政治家たちは「投票を」と呼び掛けている。専門家たちは、前回の国民投票で無効票が多かったことから、「票を無駄にせず、あなたの意思を投票に反映させるよう、よく注意してほしい」という呼びかけを行った。 トルコでは明日(13日)、憲法改正法案への賛否を決するため投票が行われる。歴史的な国民投票まで残り数時間となり、「賛成」票と「反対」票の割合が議論される一方、選挙法の 全文をよむ
1980年9月12日にクーデターを起こし、武器によって民主的秩序を破壊した者たちが作成した憲法を改正するため、明日(2010年9月12日)、トルコで国民投票が行われる。 それでは、国民投票ではどのように投票が行われるのだろうか? どんな書類を持っていけばいいのだろうか? 投票用紙を折るとき、何に注意しなければならないのだろうか? 投票方法を詳細に説明しよう。 1.投票時間 投票は、シヴァス以東の県では朝7時に開始し、16時に終了する。トルコ西部では、朝8時に開 全文をよむ
共和人民党(CHP)のクルチダルオール党首は、アメリカ合衆国在住のギュレン教団のリーダーであるフェトフッラー・ギュレン氏の「国民投票においてお墓で眠っている者も立ち上がり『賛成票』を入れればよい」という主旨の発言を疑問に感じると述べた。NTVの生放送に出演したCHP党首は、「政治家以外の人によるこのような発言は正しくないと思う。親愛なるギュレン氏を政治家だとは捉えていない」と述べた。 ルシェン・チャクル氏の「では彼が自分自身をそのように捉えていたら」という質問に対して、クルチダルオール 全文をよむ
最初の国民投票はどこでいつ行われたのか? トルコにおける国民投票の伝統はどのように発展したのか? 世界の他の場所では国民投票はどのようなものなのか? 国民投票について皆さんが関心のある全てのことをお教えしましょう… ■レフェランダムとは何か レフェダンダムという言葉は、ラテン語の「相談する、申し出る」という意味に相当する「referre」という動詞から派生した。直接民主主義のもっとも明確な例のひとつであるレフェランダムでは、国民がある問題について承認または拒否の 全文をよむ
裁判官・検察官高等委員会と、憲法裁判所の構造がかわる。免職された裁判官と軍人に、復職の道が開かれる。司法に対し、「公益」を理由にした判決が禁じられる。 明日(12日)実施される国民投票により、26項目からなる憲法改正の可否が決まり、トルコは、司法をはじめとする諸点で大きな変更をするかどうかを決定する。法案のもっとも具体的な項目は、裁判官・検察官高等委員会と憲法裁判所の構造変革、「公益」を理由にした判決の禁止、軍を免職された軍人と同じく免職された裁判官や検察官に対し復職の道を開くことの3 全文をよむ
ラマザンバイラムの初日、政治リーダーたちは市民と交流した。レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、バイラムの礼拝の後に、イスタンブルのあらゆる場所を訪ね、国民投票で「イエス」の票を投じるよう国民に呼びかけた。共和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首はというと、アタテュルク廟を訪れ、アタテュルクとイスメト・イノニュの墓に花輪を供えた。 ラマザンバイラムの初日は、アブドゥッラー・ギュル大統領と政治リーダーたちにとって非常に忙しい日となった。ギュル大統領は、バイラムの礼拝をエミルガン 全文をよむ
高等選挙委員会は、改憲法案に関連し9月12日に行われる国民投票において、投票を棄権した国民に対し22トルコリラ(約1200円)の罰金を科すことを決定した。 選挙法によると国民投票において投票を棄権した者に対する罰金は12リラ50クルシュだ(約680円)。しかし2010年1月29日付の「財務省罰金限度および比率関する一般告示」に基づき、この額は22リラへと引き上げられた。 告示によると、追跡調査のために費やされる金額は、徴収額以下にはなり得ない。「国民が投票用紙を携帯電話で 全文をよむ
大学入試センター(ÖSYM)は、2010年に実施予定である公務員試験(KPSS)と医師試験(TUS)を含む12の試験問題を新たに作成し、試験日も変更すると発表した。「試験問題(データ)の入ったパソコンに、手が加えられたため試験の機密性が失われた」と説明し、試験委員会も刷新されると発表した。 高等教育機構(YÖK)及び大学入試センター(ÖSYM)は、公務員試験(KPSS)、大学入試一次試験(YGS)、通信制大学(放送大学)試験で、次々と起こった不正スキャンダルにより、本年中に実施予定の12の試 全文をよむ
公正発展党(AKP)は、国民投票のために2000万リラ~2500万リラ(約11億円~14億円)を費やしたと発表した。 AKP副党首アフメト・エディップ・ウウルは、共和人民党(CHP)からの批判に対しコメントを出し、「CHPは(私たちの資金について)『どこからでているのか?』と批判している。もちろん、国庫補助金である。これまで国民投票のために2000万リラ~2500万リラ(約11億円~14億円)が費やされた。支出合計は地方選で3200万リラ(約18億円)であった」と話した。また、AKPで 全文をよむ
共和人民党所属のアヴジュラル区長ムスタファ・デイルメンジが印刷させたことが明らかになった「ムスリムの女性が修道女のように覆うことへ、賛成」という表現を含むポスターは、共和人民党の悩みの種となっている。改憲集会で「スカーフ問題は私が解決する」としながら、この問題で後退した姿勢を示しているクルチダルオール党首に、デイルメンジ区長が電話をかけ、「このポスター作成の責任は、イスタンブル県と区にある」と述べたと伝えられている。アヴジュラル区議会議員のオメル・ゼンギン氏は、党に衝撃をあたえたこのポスターに反 全文をよむ
ディヤルバクルの市民団体の代表者たちは、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相がディヤルバクルEタイプ刑務所の「博物館化構想」に前向きな姿勢を見せていることを明らかにした。ディヤルバクルのエミン・アクタル弁護士会会長は、エルドアン首相が昨日の駅前広場での集会で、ディヤルバクル刑務所を取り壊すと話していたことに言及した。 アクタル氏は、ディヤルバクル刑務所の取り壊しは、9月12日(1980年9月12日クーデター)後におこった残虐行為の記憶を消し去ることだと話し、次のように続けた。 「この 全文をよむ
キプロスのトルコ人が、天啓の夜をギリシャ側にある「ハラ・スルタンの修道場(テッケ)」で祝おうという計画が危機に瀕している 北キプロス政府は、今夜開催が計画されているイフタールと天啓の夜のプログラムを準備するユスフ・スイチメズ宗務長官を解任した。突然の解任に驚き今日集団でレフコシャからラルナカに向かう準備をしていた600人に近いキプロス国民は当局からの説明を待っている。ムハンマドの実のおばであるウンミュ・ハラムの墓があるハラ・スルタン修道場はムスリムの人々にとって格別の重要性を持っている 全文をよむ
作家アダレート・アーオール氏とオスマン・ジャン教授も参加した「消極的賛成」派集会に集まった14人が、「学生連合」と言う名のグループのメンバーから卵を投げられ、罵声を浴びせられた。 タクスィム・スクエア・ホテルでの集会で、参加者たちが話し合いを行っている時、「学生連合」のメンバー8人が、立ち上がり、発言を求めた。サロンの責任者が、彼らに後で発言の機会を与えるというと、場が緊張した。罵声を浴びせていたグループのメンバーのうち何人かは、持ってきた卵を参加者に投げつけた。卵のうち一つは壁に、も 全文をよむ
ディヤルバクル広域市のオスマン・バイデミル市長が、「9月12日の国民投票でディヤルバクルにおけるボイコットの割合が51パーセント以下ならば、ボイコット・キャンペーンを実施するBDP党員であり市長でもある自身の正当性が争点となるだろう」と発言した。 ディヤルバクル広域市が文書で行った説明によれば、バイデミル市長はニジャド・ヤルクBDPディヤルバクル県支部長とともに食品卸市場をを見学したという。 文書では卸業者らに国民投票で、「ボイコット」の呼びかけを行ったとされるバイデミル市長 全文をよむ
タイイプ・エルドアン首相は、ディヤルバクル・ミーティングで、この地域の悲劇的な出来事を例に挙げながら「みなさんの痛みはよくわかります。我々の祈りは共通のものであり、同じ方向を向いています。民主主義の闘争(の勝利)を、アラー(の存在)と同様に信じて疑いません、この闘争が無駄になることはありません」と語った。 平和民主党(BDP)のボイコットの効果が期待される都市で、エルドアンは「脅しに屈せず」投票所へ行き「(憲法改正に)賛成」票を投じることを訴えた。そして「9月12日の国民投票は友好関係 全文をよむ
クルチダルオールは、「ムスリムの女性が修道女のような身なりをすることに対して、Evet(Yes)」というポスターは自分たちの政党のものではないと述べ、これをつくった人物を明らかにしなければ、その責任は政府にあることになる」と話した。 ケマル・クルチダルオール共和人民党(CHP)党首は、エルドアン首相の共和人民党に対する発言を批判し、「テロリストであるアブドゥッラー・オジャランに対する恩赦を含んだ法案にある署名が首相のものでないなら、明日、私は党首を辞任します。このポスター(「ムスリムの 全文をよむ
YAŞ(高等軍事評議会)での緊張状態は、イルケル・バシュブー参謀総長の離任にも反映した。ここ12年間の慣例を破り、コシャネル大将に任務を引き継いだバシュブー大将には「国家名誉メダル」が授与されなかった。 イルケル・バシュブー大将は、式典で参謀総長の任務をウシュク・コシャネル大将に引き継いだ。参謀本部で執り行われた離職式ではイルケル・バシュブー大将に「国家名誉メダル」が授与されないという衝撃的な事件があった。ここ最近の4人の参謀総長に「国家名誉メダル」が授与されているにも関わらず、昨日 全文をよむ
政府は、何百件もの裁判が開かれ禁固刑が課されてきた新聞記者へのこの不当な扱いを防ぐため、行動を起こした。 報道広告協会のメフメト・アタライ会長は、報道に関する禁止の撤廃を含めた草案を用意し、ビュレント・アルンチ副首相とトルコ大国民議会(TBMM)のメフメト・アリ・シャーヒン議長に提出した。アタライ会長は、「法改正は国民投票の後に、国会で議題となるだろう」と述べた。 報道の自由の拡大と、記事に関し新聞記者が頻繁に取調べを受けたり、収監されたりする問題の撤廃を目指して続いてきた 全文をよむ
国務相ザフェル・チャーラヤンは、平和民主党(BDP)の(クルド人地区の)民主的自治への要請が分離主義的であることを主張し、「私はこの土地の人間です。私は誰からも『お前はクルド人だから、閣僚にはなれない』とは言われたことはありませんでした」と語った。 8月26日のマラズギルト戦勝記念式典に参列するため、ムシュ県を訪れたチャーラヤン氏は、自治要請に関し、以下のような意見を述べた: ■ クルド人であるために、一体どのような損をするというのか 「私はこの土地の人間です。ここ 全文をよむ
ノーベル文学賞作家のオルハン・パムクは、改憲国民投票で賛成票を投じると発表した。 憲法改正法案の承認をとう9月12日の国民投票が近づくなか、多くの知識人が、どちらに票を投じるかに関し発言をはじめた。 議論の的となっている憲法改正にどういう態度をとるかが注目されている人々のうちの一人である世界的に著名な作家、オルハン・パムク氏は、この問題について、NTVのバヌー・ギュヴェンによるインタービューで答えた。ノーベル文学賞作家のオルハン・パムク氏は、80年クーデターから30年になる日 全文をよむ
ヴァン県で約200人が参加した集会で、警官1500人が警護に当たった。 共和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首は、同党のヴァン県支部が主催した集会で市民の大きな反発を受けた。 ヴァン県ベシュヨルで開催された集会の最中、県庁の前に集まった集団は演説しているクルチダルオール党首に野次を浴びせた。しばらくの間「くたばれCHP」と書かれたスローガンを掲げた集団は、警察の介入を受け解散した。時々Vサインをかざしていた集団は、再三の警告にもかかわらず解散しなかったため、警察は 全文をよむ
ハサン・ウースズ陸軍大将は参謀司令本部で非合法なインターネットサイト開設に関与した問題で告発されており、一昨日、第一軍司令官の任務から離れ、昨日、私服にて裁判所で供述を行った。 一昨日、第一軍司令部の任務をエーゲ軍司令部ハイリ・クヴルクオール大将に引き継ぎ、8月30日に退役するハサン・ウースズ大将は、昨日(24日)「非合法インターネットサイト」捜査に関して4時間にわたり供述を行った。ウースズ大将の供述に際し、イスタンブル県共和国次席検事トゥラン・チョラックカドゥ氏も同席した。 ゼケ 全文をよむ
参謀本部は、「エルゲネコン」に関与して行動した罪に問われている元第3軍司令官サルドゥライ・ベルク将軍についての報告書を完成した。報告書では、「主張はいかなる文書(物的証拠)にも依拠しない個人的かつ仮説的評価」とされている。 付録書類と合わせて500ページに上る報告書には陸軍司令官に任じられたエルダル・ジェイランオウルのサインがあった。 報告書の主題は、時の第3軍司令官サルドゥライ・ベルク将軍がエルズルムとエルジンジャンで「エルゲネコン」テロ組織に関与して行動したという主張だ。 全文をよむ
平和民主党(BDP)はエルドアン首相の顧問の一人であるアクドアン氏の発言を歓迎した。平和民主党のビニジ議員は「政府とオジャランの対話は有意義」と述べた。 政府がテロリストであるアブドゥッラー・オジャランと接触を行なったという説は、公正発展党(AKP)によって強く否定されているが、テロ組織PKK及び平和民主党関係者らはオジャランとの接触が存在したとの主張を続けている。シャンルウルファ選出のイブラヒム・ビニジ平和民主党議員は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の顧問ヤルチュン・アクドアン氏 全文をよむ
デニズリ市議会の民族主義者行動党議員のセルマ・エルカンは、9月12日に行われる国民投票で「賛成」票を入れると述べたため、民族主義者行動党県支部によって規律委員会に送られた。民族主義者行動党県支部長ザフェル・カプランは、「太洋の向こうからやってきた命令のデニズリ縁辺部の影響下に止まり、一時として理解できなかった民族主義と仲間に対し間違いを犯した。誰かの声の代弁者は切り捨て、忘れ去られることは不可避である」と述べた。 市議会の7人の民族主義者行動党の唯一の女性であるセルマ・エルカンは、デニ 全文をよむ
■イフタールの食事会で内紛 至福党内では騒動が終わらない。任意会議から続く緊張が昨日(8月20日)再び高まった。 党が主催したイフタールで騒ぎを引き起こしたのはエルバカン派であった。 至福党のイフタールで、ミッリー・ギョルシュ(国民的視座)の主導者ネジメッティン・エルバカンの支持者らが騒ぎを起こした。 事件は、イスタンブル・ウォウ・ホテルでの至福党主催のイフタールでおこった。 情報によれば、党主催のイフタール開始前、ホテル正面に集合したグループが「ヌマン(現 全文をよむ
会見では、ヘロンの映像にも関わらず、ハンテペへ援軍を送らなかったという主張に関して、「映像は攻撃の46分後に関するものである。コブラ(攻撃用ヘリコプター)は霧のために引き返さざるを得なかった。」との説明があった。 参謀本部は、ハンテペへのテロリストの攻撃に関することとして報道機関が報じた、(軍の司令部が)無人偵察機ヘロンから、(テロリストの)攻撃前の映像を得ていたにも関わらず、軍の基地に援軍を送らなかったとする主張について、何日も待ち望まれていた会見を、昨日行った。 参謀本部は、報 全文をよむ
アルメニア・テロ問題がひと段落し、今やクルド労働者党(PKK)テロ問題に目が向けられていると話すジェミル・チチェキ副首相は、「テロリストの一部が『割礼の儀式を受けていない』(ムスリムでない)ことは多くを語っています」と述べた。 ジェミル・チチェキ副首相は、ザフェル・チャーラヤン国務相と共に、オスティム工業団地の管理ビルで実業家たちと一堂に会した。 チチェキ副首相はそこで見解を述べる中で、トルコ南東部アナトリア・プロジェクトについて触れ、このプロジェクトをもって300万8000 全文をよむ
MHPデヴレト・バフチェリ党首は、バルトゥン県の市営社会施設で行なわれたイフタール(断食明けの食事)での演説でレジェプ・タイイプ・エルドアン首相を厳しく非難した。 バフチェリ党首は演説で、「(クルド問題)民主的解決策」をAKPによる「PKKへの歩み寄り策」だとし、現在の改憲プロセスが、憲法の基礎を憲法の改訂にによって覆そうとするものだと主張した。これがいかに危険であるかと強調するバフチェリ党首は、「(AKPによる)『クルド問題解決』というバカげたことに、憲法による根底を与えないために、 全文をよむ
高等選挙委員会の「中立的立場にあることに注意を払わなければ、法的措置がとられるだろう」という警告の後に、アンカラ県共和国報道担当検事がトルコ・ラジオ・テレビ協会(TRT)のイブラヒム・シャーヒン会長と5名の幹部について、9月12日の国民投票に関する偏向放送を行ったとの訴えにもとづき取り調べを始めた。 TRTは2010年7月15, 16, 17, 20日付のニュース番組、「Medya Müfettişi」「Enine Boyuna」「Haber Tadında」という番組とTRT 6で放 全文をよむ
8月30日をもって退役する参謀総長イルケル・バシュブー大将が参加する最後の国家安全保障会議が、昨日(8月19日)、ギュル大統領の主催により、イスタンブルで開催された。同会議は5時間つづき、8月11日に、アッティラ・ウシュク大将にかわり軍警察司令官に任命されたネジデト・オゼル大将は、今回はじめて出席した。会議では、南東アナトリアでのテロとの戦いのほか、最新の中東情勢、イランの核開発問題、ガザへの人道支援物資運搬入中に襲撃されたマーヴィ・マルマラ号問題に関する進展、パキスタンの水害支援などが話し合わ 全文をよむ
9月12日に行われる国民投票は、まるで総選挙のようなある種の雰囲気を醸し出している。国際通信社であるロイターは、3種の結果がもたらす今後のシナリオを予測した。 ロイターは、国民投票の結果が公正発展党(AKP)の改革に対する評価や支持率を示すという点で非常に重要であると分析。軍事政権下で制定された憲法を改定することについて、トルコ世論の合意が成立し、それによって浮動票が賛成に回ると見ている。 投票結果による3つのシナリオは以下の内容である。 1.賛成多数の場合 2 全文をよむ
平和民主党(BDP)のセラハッティン・デミルタシュ党首は、ディヤルバクルの中心地カヤプナル区で自治体により行われた公園の着工式で、国民投票に対しそれまでとっていたボイコットの決定に関し意見を述べた。 デミルタシュ党首は、エルドアン首相が今ある(衝突の無い)状態を維持するために、政治的な勇敢さを示す必要があると明らかにし、次のように述べた。「我々から政府に対する要求がある。つまりクルド労働者党(PKK)が休戦の決定を下したからといって、私たちはボイコット活動をやめるわけではない。政府が我 全文をよむ
タイイプ・エルドアン首相は「頂点にいるときに自分でその地位からおりなければ、だれかがやってきてひきずりおろす」と述べた。 あるテレビ番組に出演したエルドアン首相は、憲法における真の大きな改正を2011年の選挙後に行うことを述べた。エルドアン首相は以下のように続けた。「トルコは次の ことに目を向ける必要である。すなわち、ある地位にあるものは、まるで未来永劫その地位にあるようにその座にいるべきではない。時には策略で、また時には民主的なルールによって、誰かがやってきて、あなたを引きずり下ろす 全文をよむ
ハジュ・ベクタシュ・ヴェリ追悼式典でファルク・チェリキ国務相、エルトゥールル・ギュナイ文化観光相は一部の人々の抗議を受けた。アブドゥッラー・ギュル大統領のメッセージにはブーイングが起こった。反発の声が広まったため共和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首は聴衆を静めようと努めた。 国内では第47回目、国際的には第21回目のハジュ・ベクタシュ・ヴェリ追悼式典は多くの抗議の声に包まれた。追悼式典には政府を代表してビナリ・ユルドゥルム交通相、エルトゥールル・ギュナイ文化観光相、ファル 全文をよむ
BDP(平和民主党)のヴァン選出議員オズダル・ウチェル氏は、クルド語に関するスピーチにおいて、ウチェル議員を壇上に呼ぶ際にトルコ語を用いた司会者をも批判した。 ウチェル議員は、「母語で教育を受け、自身の文化を経験する権利は、最も基本的な権利であり、そのため私たちはクルド語で通す必要がある。今後、私たちの子どもたちは私たち自身の言語で教育する。クルディスタンにクルド語教育を受けられる学校を設立する」と述べた。設立式が行われた協会の建物には「万歳、民主的自治のクルディスタン」という言葉が掲 全文をよむ
2010年3月1日づけで発表されたタイイプ・エルドアン首相の資産報告によると、株券の売却益、退職金、年金と国会議員の給料からなり、(前回発表では)1,803,854トルコリラだった銀行預金は、566,255トルコリラ増額し、2,366,190.95トルコリラに増加した。 2007年9月12日の報告では312,500トルコリラだった貸付金も、500,000トルコリラに増加した。エルドアン首相の以前の財政報告に記載されていた9,890ユーロの預金は最新の財政報告には含まれなかった。2007 全文をよむ
テロ組織PKKの指導部は、8月13日から9月20日の間、一方的休戦を決定した。4か条からなるこの計画がアブドゥッラー・オジャランの許可を得ていることが強調された。 テロ組織PKKの指導部は、一般のクルド人からの「ラマザン月に血を流すな」という圧力に抵抗しきれず、8月13日から9月20日までの期間、一方的な休戦を決定した。組織により行われたこの決定はオジャランの許可を得ていると強調された。4か条で発表された「平和計画」では、刑務所にいる1700人の平和民主党(BDP)の幹部と党員らの解放、アブ 全文をよむ
AKP(公正発展党)は昨日、アンカラにいる諸外国の大使たちを党本部で開かれたイフタールの宴に招待した。宴には、ガザ支援船への襲撃を行ったイスラエルのレヴィ大使は招かれなかった。レヴィ大使は昨年、このイフタールに招待されていた。 AKP(公正発展党)は、アンカラで昨晩、大使たちが招かれたイフタールの宴に、パレスチナへの支援船マーヴィ・マルマラ号を襲撃したイスラエルを招待しなかった。AKPオメル・チェリキ副党首は、イスラエル政府がマーヴィ・マルマラ号に対して行った襲撃を理由に大使を招かな 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は(名前の頭文字)RTEの商標登録をトルコ特許協会に申請した。保護される商標は、広報活動、雑誌や書籍の出版、テレビ番組の制作に利用されることになる。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相はRTEマークの特許を取得するために、トルコ特許協会(TPE)に申請を行った。申請を2010/36101の管理番号で受け付けたトルコ特許協会は、首相に対し2010年6月1日付でRTEマークの特許申請を認めた。 さらに、青地にRTEの文字が書かれたかたちも商 全文をよむ
共和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首とレジェプ・タイイプ・エルドアン首相の間で始まり、アンカラ広域市長メリフ・ギョクチェキの発言により火がついたプール付き別荘論争で、バルケスィルのブルハーニイェ市にあるペリトキョイの海岸へと関心が集まった。クルチダルオール党首のペリトキョイにある不動産はギョクチェキ市長が主張したような「プール付き別荘」ではなく、2階建で延べ面積110平方メートルの、協同組合によって建てられた別荘であることが明らかになった。別荘の価格は15万~17万リラで私有のプー 全文をよむ
ハッキャーリ市中心部とシェムディンリ郡において平和民主党によって組織された「民主的自治区を作ろうDemokratik Özerkliği Sahiplenme」デモ行進で事件が起きた。ユクセコヴァ郡において朝から続いていた緊張状態のためデモ行進が中止させられ、デモ隊が警察と衝突した。 ディヤルバクルで2日間続き、民主的自治区も議題になった「民主社会会議Demokratik Toplum Kongresi 」のあと、昨日ハッキャーリ市中心部とシェムディンリ郡で午後行われた「民主的自治区を 全文をよむ
トルコ国軍(TSK)で起きた人事問題が解決した。陸軍指令官に、第1軍司官に命じられたと伝えられていたエルダル・ジェイランオール陸軍大将が任命された。 新たな陸軍司令官は、8月4日の記者会見で第1軍司令官に命じられたと伝えられていたエルダル・ジェイランオール陸軍大将に決定した。ネジデト・オゼル陸軍大将は、軍警察総司令官として留任した。 現状では、ジェイランオール陸軍大将は1年間陸軍に留まった後、退役となる。オゼル陸軍大将も軍警察から陸軍司令本部に移ることになると予想される。その 全文をよむ
平和民主党(BDP)の全メンバーは民主市民会議(DTK)に参加した。ディヤルバクルで2日間「自治区」制度について議論する。 平和民主党が民主市民党(DTP)として活動していた時期に(議論の)プラットフォームとして組織した民主社会会議が、「民主的自治」について議論する、2日間開催予定の定例会議が今日ディヤルバクルで始まった。 平和民主党県本部のヴェダット・アイドゥン会議場において行われた会議に来場した党員たちは、2ヶ所に分かれた入口で綿密な調査と身元確認を受けた。セラハッティン 全文をよむ
エルドアン首相は、自身を「レジェプ・ベイ(レジェプさん)」と呼んだ共和人民党(CHP)党首・ケマル・クルチダルオールに対し、「お役人のケマル・エフェンディ(ケマルさん)」と呼んで対抗した。エルドアン首相は、CHP党首・ケマル・クルチダルオールを次のような厳しい言葉で非難した。 「誰と誰が手を結び、ビデオ映像のスキャンダルが明るみになりましたか?スキャンダルの後、誰が党首になりましたか?」 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、自身の所属する公正発展党(AKP)がウスパルタで開いた会 全文をよむ
バシュブーは事態を収拾できず クーデターの容疑やテロとの闘争における軍部の怠慢、また、「インターネット情報」などが取りざたされている中で行われた歴史的な高等軍事会議(YAŞ)で、バシュブー参謀総長は今後の軍事体制ヒエラルキーを整えようと試みたが、それが混乱を引き起こした。バシュブー参謀総長は、解決のために十分に尽力せず、彼の最後の重要な任務においても、非合法活動をしたとして事情聴取に召喚された将校らを守ったことは、普通なら高等軍事会議の通常会合の中で問題なく行われるはずの人事を混乱に陥 全文をよむ
政府が、「インターネット・サイト」問題に関して法廷に呼び出されたウースズ大将を陸軍司令官に任命しなかったことによって事態は混乱した。政府がこの任務につかせようとしていたウシュク大将が辞退すると、ギュル大統領は、参謀総長にと考えられていたコシャネルを大統領官邸に召喚し、和解を求めた。 エルゲネコン捜査の検察官であるゼカリヤ・オズ氏が高等軍事評議会(YAŞ)の開催中、「インターネット・サイト」問題に関して法廷に呼び出した元第1軍司令官のハサン・ウースズ大将を、政府が陸軍司令官(KKK)に任 全文をよむ
アンタリヤ広域市の掲示板に様々な問題を訴えるポスターが貼られ、それぞれのポスターの下の部分に大きく「ノー(ハユル)」と書かれていることで、論争を巻き起こしている。 公正発展党(AKP)は、それぞれのポスターが国民投票を連想させると主張し、回収するよう県の選挙管理委員会に申しでた。広域市は、小さな文字で「暴力に」、「環境汚染に」、「交通機関へのテロに」、「自然破壊に」、「水質汚染に」、「大気汚染に」、「山火事に」という文字が書かれているポスターの下の部分に、大きな文字、大きなフォントで「 全文をよむ
高等軍会議は4日間の緊迫した話し合いの後、終了した。ウースズの陸軍総司令官への就任が否決されたため、トルコ国軍(TSK)の高等司令官の後任者も決定されなかった。 軍高等会議が続いている間、エルゲネコン捜査を担当したイスタンブル特別共和国検察事ゼケリヤ・オズが、「インターネット情報」に関する捜査で「疑わしい」と表したハサン・ウースズ大将は、アブドゥッラー・ギュル大統領、タイイプ・エルドアン首相が阻んだことにより、陸軍総司令官には任命されなかった。それに対し参謀本部は新しい名前を提示せず、 全文をよむ
バルヨズ・クーデター計画の裁判で最初の逮捕者が確定した。アフヨンで身柄を拘束され移送されてきた元大佐のアフメト・シェントゥルク容疑者は、今日逮捕状を発行したイスタンブル第10重罪裁判所のスタップにより逮捕され、拘置書へ送られた。 「バルヨズ」裁判では、逮捕が決まった元大佐のシェントゥルク容疑者が拘置所へ送られた。第10重罪裁判所はシェントゥルク容疑者の弁護側が求めた決定の撤回を棄却した。 2010年7月26日にシェントゥルク容疑者を含む102人の容疑者に対し身柄を拘束すること 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領は、日中行われた緊急会談後に「特別なことは何もない」との声明を発表した。アブドゥッラー・ギュル大統領は、ガンビア大使のギブリル・ジョーフ氏の信任状を出した後に報道陣の質問に応じた。ギュル大統領は、高等軍事評議会(YAŞ)に対する懸念を先日イルケル・バシュブー参謀総長に伝えたのか、またこのために問題が起こったのかどうかという質問に対し、「それらを一括りにはできない。高等軍事評議会(YAŞ)の通常会議が行われており、我々は本日(3日)最終的な総括を、参謀総長と首相との間で 全文をよむ
ハタイで市民に語りかけたレジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、「テロ組織がレシャディイェから、シェムディンリから、チュクルジャから、ドルトゥヨルから攻撃しているとき、野党もそれに呼応してアンカラから動き出している」と述べた。 ハタイで市民に語りかけたレジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、演説の中でハタイのドルトゥヨル郡における攻撃に言及した。エルドアン首相は、以下のように話した。 「ハタイでは、最近、いくつかの不穏な動きが現れつつあります。テロは、今日に至るまで、いかなる野望をも実 全文をよむ
■「小さい」のはアルンチ副首相の頭脳 ケマル・クルチダルオール共和人民党党首は、自身について「あんなに小さい背しかないくせに、とやかく言っている」と述べたビュレント・アルンチ国務大臣兼副首相に関し以下のように話した。「私は以前の説で、(マンガ風刺雑誌の)レマン誌とペンギン誌でも読めばいいと申し上げました。問題を身長の話にしてしまうこと、こんあ馬鹿なことをいうとは、身長が高い人の頭脳が小さいことを示しているようなものです。アルンチ氏にはよく考えてもらいたい。彼の身長が私より高いことは、私 全文をよむ
共和人民党(CHP)党首ケマル・クルチダルオールは「ビュユクアヌク元参謀総長は被告となる」と発言すると共に、クルチダルオール党首との不仲が取りざたされているCHP議会メンバーのギュルセル・テキン氏が、8月4日をもってMYK(中央執行委員会)のメンバーになるとも話した。 あるラジオ局の放送で、「ハディ・オズシュクと語るトルコ」という番組に参加したケマル・クルチダルオールCHP党首は、今日の政治状況についてコメントした。 ハディ・オズシュク氏の質問を受けたクルチダルオールCHP党 全文をよむ
マスード・バルザーニー・クルド自治区大統領は、アルビルで開催予定のクルド・コンフェランスに難色を示した。 イラク北部にあるクルド自治区のマスード・バルザーニー大統領は、トルコ、イラン、シリア、そしてイラクのクルド政党とクルド人組織が参加し、4か国での解決を目指しアルビルで開催予定のクルド・コンフェランスに対し難色を示した。バルザーニー大統領は、会談した解党された民主市民党(DTP)のアフメト・チュルク党首率いる平和民主党(BDP)代表団に間接的に警告し、「クルド問題は武力では解決できま 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が開いたビンギョル会議に参加し、国民投票で「賛成」票を投じると明言している共和人民党(CHP)のイェディス市長、メフメト・シェリフ・メミオール氏は、自身について党が決定した処遇を尊重すると言い「離党は考えていない。が、たとえ離党したとしてもCHP支持者であることは変わりない」と話した。 エルドアン首相によるビンギョル会議に「イエス」と書かれた帽子を被って参加し、9月12日の国民投票で「賛成」票を投じると明言するメミオール氏は、 DHA記者による電話での 全文をよむ
平和民主党(BDP)のイスタンブル選出のセバハト・トゥンジェル議員が9月12日に行われる国民投票について、アダパザルにあるサカリヤ県本部で記者会見の最中、近くの建物から大音量でトルコ軍楽隊音楽が流され、ベランダにはトルコ国旗が吊るされた。 トゥンジェル議員は一部の党員と共にアダパザルへ行き、党の建物で記者会見を行った。トゥンジェル議員はそこで、政府は自分たちとは議論を行わなかったと述べ、反感を示した。 トゥンジェル議員は、100人程の党員が見守る中行った記者会見で、9月12日 全文をよむ
高等選挙委員会(YSK)は会見を実施し、「トルコ国営放送TRTは国民投票の過程で中立性を保つべきであり、これに反すれば法的処置を行う」と述べた。 高等選挙委員会(YSK)による発表では、次のように述べられた。 「トルコ国営放送が、国民投票の過程で政党間において機会の均等性を提供しておらず、偏った、一方を支持する放送を行っている件について発表する。 トルコ国営放送は、選挙期間が始まった2010年5月31日以降、 1、憲法改正に関して、偏った、一方を支持する放 全文をよむ
イスタンブル法務局で「逮捕命令への異議申し立て」が行われている。「バルヨズ・クーデター計画」裁判で102人に逮捕命令が出されたが、出頭したものはゼロであった。 約60人の被疑者側弁護士は、逮捕命令に対し異議申し立てをした。この異議申し立ての中で20人の被疑者側弁護士は、逮捕命令を出した第10重罪裁判所に関し「中立性を失っている」として棄却請求を行った。 ベシクタシュにあるイスタンブル法務局で、逮捕命令に対し異議申し立ての表明がなされた。法務局を訪れた約60人の被疑者側弁護士は 全文をよむ
タルカンのニューアルバム「君の心に僕の名前を」が、7月29日に発売されることになった。 新曲はこちら↓ http://webtv.hurriyet.com.tr/3/8370/0/1/iste-tarkan-in-yeni-sarkilari.aspx 全文をよむ
エゲメン・バウシュEU加盟交渉責任者は、9月12日はトルコにとってターニングポイントとなる日であると語り(訳者注:1980年の9月12日にクーデターがおこり、この結果現憲法が制定された。また今年の9月12日にはその憲法改正の是非を問う国民投票が行われる)、「こんどの9月12日が、最後の9月12日になるだろう。トルコはその日、自由に向かって道が開かれることになる。軍が作った憲法を保持したままで、EU加盟をなしえる国などありえない」と述べた。 国務大臣兼加盟交渉責任者であるエゲメン・バウシ 全文をよむ
国民投票に向け、初の街頭演説を行ったエルドアン首相は、自身に対してトルコ国軍(TSK)内務法35条を改正しましょう、との提案を行った共和人民党(CHP)のクルチダルオール党首に対して「やれるものならどうぞ」と述べた。「この喚起は、我々をとても喜ばせました。やってください、(ただ)ここには本心があるのでしょうか?」クルチダルオール党首の返答は、「改正案を出してください、すぐに支援しましょう」 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、9月12日の憲法改正国民投票前の初めての街頭演説を、昨日ビ 全文をよむ
アクチュチュン襲撃に参加したPKKメンバーのテロリストが自供し、アクチュチュン警備所に行なった襲撃について説明した。 2008年10月に17人の兵士が犠牲となったアクチュチュン襲撃の際、奇襲を計画したPKK系グループのメンバーで、襲撃の実行犯として逮捕されたフェスィフ・タシュの証言により、テロリストが国境をどのように通過したかが明らかとなった! スター紙は、「ファルキン・ピロ」というコードネームを持つ、1987年生まれのビスミル出身のフェスィフ・タシュの、2009年8月26日 全文をよむ
イスタンブル第10重罪裁判所は、「バルヨズ計画」裁判に関係したとして、102人の被疑者の逮捕命令を発する決定を下した。 共和国検事のメフメト・エルギュル氏、ムラト・ヨンデル氏、アリ・ハイダル氏、そしてスレイマン・ペフリヴァン氏によって用意された論告文において、退役軍人であるオズデン・オルネキ元海軍大将、チェティン・ドアン元陸軍大将、そしてイブラヒム・フルトゥナ元海軍大将を含めた196名の在宅被疑者に対し、「政府を転覆させようと無謀な企てを試みた」として禁固15年から20年を求刑する裁判が始ま 全文をよむ
元特別軍連隊司令官ミトハト・ウシュク氏は、PKKによる襲撃の主な目的は、ハッキャーリと(イラクの)カンディル‐ハクルクとの間の交通路を手中におさめることであると明かした。ウシュク氏は、戦闘はすべてPKK側からしかけられており、連隊はそれに対し応戦せざるをえなかったと述べた。 近年増加しているテロ攻撃は総じてハッキャーリ県の中で激化している。 クルディスタン労働者党(PKK)は、イラク国境から進入し、ハッキャーリ県のシェムディンリとチュクルジャ地区で多くの襲撃を行った。 全文をよむ
この法案は、集会やデモ行進に法律で定められた武器や道具などを所持して参加した者たちに課せられる刑罰を減刑するものである。銃、爆発性の物質、さまざまな種類のカッター、鋭い刃物、石、こん棒、鉄製やゴム製の棒などのような武器や道具を所持して集会やデモ行進に参加した者に課せられる懲役が、2年から5年から6カ月から3年までに引き下げられる。 トルコ国民大議会(TBMM)本議会で「重要な法」として協議された、「テロ対策法(TMK)一部改正法案」の第一部が可決された。 法案の第1項から第7項にあ 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が党所属の国会議員の会議で涙を見せたことに野党から「本物(の涙)ではない」「ワニの涙(ウソ泣き)」という批判が起こり、それに対し公正発展党(AKP)側は強い反発を示した。 ビュレント・アルンチ国務相兼副首相は「不適当で失礼である」と批判する一方で、メルスィン選出議員のキュルシャト・トュズメンは「低俗である」と批判した。公正発展党のオメル・チェリキ副党首は「このような解釈をする者たちが行うのはワニの(偽の)政治であってそれ以外の何ものでもない」と述べた。 全文をよむ
共和人民党副党首でサムスン県選出国会議員のハールク・コチを団長とし、マルディンやシュルナクで調査にあたった共和人民党の調査団は、21年前に発表されたクルド・レポートを更新するため、シュルナクで活動を開始した。 共和人民党の調査団が、この地域(東部、南東部)の25の県で行う視察・調査は、3カ月続く。コチ副党首は、「この地域と、再び理解しあい、近づきたいと切望している。この地域の人々を、(BDPと、AKPという)2つの政治的な牙の間におきざりにおきたくはない」と述べた。この調査団は、ハール 全文をよむ
トルコ経済社会研究財団(TESEV)は、クルド問題の「永久的」で「民主的な方法」による解決のために作成した報告書で、17の法律と憲法におけるいくつかの抜本的な改正を提案した。 トルコ経済社会研究財団が作成した報告書では、クルド問題の永久的・民主的解決のためには憲法とその他17の法律にいくつかの抜本的な改正が必要だとされた。報告書では、憲法とその他の法律がトルコの多民族構造に即して改正されるべきと強調され、「社会生活の様々な分野を規定する多くの法律は、トルコ人の民族的アイデンティティを推 全文をよむ
クルド問題の民主的解決の一環として、イラクのカンディル、マフムルからトルコへ投降したことで大きな議論を巻き起こしていた投降グループのメンバーが、イラクに帰還する。帰還の理由は次々に行われたメンバーの逮捕である。クルド労働者党(PKK)に近いインターネットサイトに掲載された記事によると、この帰還では、逮捕者以外のメンバーがマフムルに戻る。 2009年10月19日、カンディルやマフムルから34人(うち4人は子ども)が投降し、スィロピのハブル国境門からトルコに越境したことで物議を醸した。PK 全文をよむ
首都アンカラの県警本部長に、ブルサ県警本部長ゼキ・チャタルカヤ氏が任命された。長年テロ対策部門で働いてきたチャタルカヤ氏は、ディヤルバクルでも5年間勤務していた。 「入札に関わる汚職」の容疑で逮捕されたアンカラ県警本部長オルハン・オズデミルにかわって、ブルサ県警本部長ゼキ・チャタルカヤがアンカラ県本部長に任命された。職を解かれたオズデミルは、県警の管理下に置かれた。長年テロ対策部門で働いてきたチャタルカヤ氏は、ブルサの前にはディヤルバクル県警でも勤務していた。ブルサで5年間勤務していた 全文をよむ
参謀総長は、死亡したテロリストについては、医師が遺体を整え、葬式に出せる状態で家族に引き渡すようにとの指示を出した。 テロが頻発する時期には、遺体より政治スタイルに興味が向けられる。しかし平和民主党(BDP)はこれをまったく異なる様相にもってきた。BDPは軍事作戦や戦闘で死亡したPKKメンバーの幾人かに拷問が行われ、顔が判別できない状態にされていたと主張した。また、これは兵士が行ったことであると主張し、現在も主張を続けている。 BDP所属ディヤルバクル選出のアクン・ビルダル議員が、 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、テロについて、CHPのケマル・クルチダルオール党首と会談を行なった。 大国民議会-エルドアン首相とCHPのケマル・クルチダルオール党首との間で、長い討論の結果実現した会見が終了した。約一時間半続いた会談に続き、CHPクルチダルオール党首は、記者会見を行なった。 クルチダルオール党首は、首相が党首にテロについての情報を提供し、講じた対策について説明を行い、それに関する(クルチダルオールの)見解を質問したことを述べた。更にクルチダルオールも問 全文をよむ
エルドアン首相はテロ問題への共闘体制を訴え各党の党首と面談を開始し、最初に面談した民主左派党(DSP)、至福党(SP)と大統一党(BBP)では首相へのおもてなし競争が起こった。 ■ 始めの訪問は民主左派党 エルドアン首相がテロ問題の共闘体制を訴えるために始めた面談は、昨日行われたマースム・チュルケル民主左派党党首とのものが最初だった。エルドアン首相は、チュルケル党首を初めて訪問した。民主左派党本部では、首相にクッキー類、チャイ、コーヒーや水でもてなした。 ■ 至福党では一 全文をよむ
トルコ-セルビア間のヴィザ廃止の条約が調印された。 トルコのレジェプ・タイイプ・エルドアン首相とセルビアのミルコ・ツベトコヴィッチ首相が会談をし、条約には、トルコを代表してアフメト・ダヴトオール外相が署名した。 トルコ-セルビア間で調印されたヴィザ廃止の協定によって、トルコに対しヴィザを廃止している国の数が62に増加した。 全文をよむ
9月12日日曜日に、トルコ国民が久しく切望し変更を望んでいる憲法改正法案の投票が行なわれる。 今日までに5回の国民投票を行なったトルコ国民は、今回の6回目の国民投票にあたり、長年批判してきた9月12日(クーデター後の)憲法について改正が行なわれるべきか否かについて態度を決める。憲法改正を認めるときは『賛成』票を、認めないときは『反対』票を入れることになる。 主要野党の共和人民党と民族主義者行動党は、すでに旗色を鮮明にし、憲法改正については『反対』票を入れると宣言した。この一方 全文をよむ
共和人民党(CHP)のクルチダルオール党首は、9月12日の憲法改正国民投票で反対票を投じると表明した。 クルチダルオール党首は、共和人民党本部で党組織と市長らに向けて演説を行い「9月12日に私たちは反対票を投じます。国民の皆さんにも私たちとともに反対していただきたいと思っています」と述べた。また党首は憲法裁判所が党による取り消し要請を棄却し憲法改正案を国民投票にかけるべきであると判断したことに関し、司法の独立が失われると主張し、法が与党の支配下に置かれてしまうと訴えた。クルチダルオー 全文をよむ
憲法裁判所の決議の後、9月12日に行われる国民投票では、以下の改正案について賛否が問われることになる。 ■高等裁判所に関する条項 ―憲法裁判所の改編が行われる。現在、憲法裁判所は11人の正規裁判官と4人の予備裁判官で構成されているが、改正後は17人の正規裁判官によって構成される。トルコ大国民議会(TBMM)は、裁判官のうち2人を会計検査院が挙げる3人ずつの候補者から、また1人は弁護士会が挙げる弁護士の3人の候補者の中から、無記名投票によって選出する。大統領は、3人の裁判官を最 全文をよむ
公正発展党(AKP)党派副代表スアト・クルチは、憲法裁判所による憲法改正案に関する決定に対し「憲法裁判所は議会の憲法改正の権限に干渉した」と述べた。 公正発展党(AKP)会派副代表スアト・クルチは、憲法裁判所による憲法改正案に関する決定に対し「憲法裁判所はこの決定によりトルコ大国民議会(TBMM)の憲法改正の権限に明らかに干渉している」と述べた。クルチ副代表は「早期選挙は絶対にありません。トルコはもう小さなことを気にするような国ではないのです。選挙は予定通り2011年7月に行われます」 全文をよむ
憲法裁判所は、第5982号トルコ共和国憲法の部分的改正に関する法律の取消訴訟で、憲法裁判所と裁判官・検察官高等委員会(HSYK)に関する条項の一部棄却を決定した。決定は賛成7票に対し反対4票で下される一方、一部棄却された条項以外の憲法法案は国民投票にかけられる。 憲法裁判所ハシム・クルチュ長官は、憲法改正法案の取消と効力停止に関する裁判に関する高等裁判所が下した判決を、記者会見において説明し、質問に返答した。 クルチュ長官は、憲法の部分的改正に関する法律の取消訴訟と効力停止を 全文をよむ
アブドゥッラー・オジャランは、現在の問題の解決のための5つの条件を提案した。 PKK(クルド労働者党)との関係で知られるANF通信社の報道によると、オジャランは弁護士と面会し、「解決が進展しなければ、戦争を好機と見る人々が事態に介入し、コントロールのきかないプロセスが始まってしまう」と述べた。そして、最近のPKKによる攻撃について論評し、解決に向けて考えを述べた。 オジャランは以下のように述べている。 「この最近の襲撃や銃撃戦は、クルド問題が根本的な問題として、諸問題の中 全文をよむ
CHP党首ケマル・クルチダルオールは、スィイルト県ペルヴァリで殉職者を出したサルヤプラク軍事基地とドアン村を訪れ、トルコとイラクの国境におけるゼロ地帯(衝突の最も多い地帯)の視察を行った。オンデル・サヴ事務局長、イルケル・バシュブー参謀総長、ウシュク・コシャネル陸軍総司令官と第二陸軍司令官のネジデト・オゼルもクルチダルオールに同行した。クルチダルオールは国境前哨基地の視察を行う一方、地域住民の元にも訪れ、彼らの問題に耳を傾けた。クルチダルオールは、行った会見の中で、「今回のこの視察で、我々は軍、 全文をよむ
食品安全の項目において交渉が開始された。トルコのEU加盟交渉において開始された項目数は13となった。 ■ブリュッセル トルコのEU加盟交渉において新たな項目が開始された。「食品安全、獣医学、植物衛生」項目は、アフメト・ダヴトオール外務大臣、エゲメン・バウシュ国務大臣・EU加盟交渉担当官、メフディ・エケル農業村務大臣が参加し、EU評議会において開かれた政府間会議により交渉が開始された。 トルコのEU交渉において大臣レベルでは9回目となる政府間加盟会議には、EU側としてスペインのミ 全文をよむ
参謀本部は、昨年世間に発表した「強い軍隊、強いトルコ」というスローガンを断念した。陸軍指令本部の創設記念で準備されたポスターには、「強いトルコ、強い軍隊」というスローガンが掲げられた。 参謀本部は、昨年の8月30日の戦勝記念祭のために「強い軍隊、強いトルコ」というポスターを準備した。このスローガンは、世間で議論をもたらした。「強いトルコと強い軍隊ではどちらが先なのか。」と言う論争が起こった。参謀本部は、批判を受けて、新しい措置を講じた。今回、空軍司令部は創立2219周年というポスターを 全文をよむ
サードゥッラー・エルギン法相は、元大統領トゥルグト・オザル氏の死に疑惑があり、「オザル氏が初の民間出身の大統領であったことが、闇組織を不快にした。」と述べた。 サードゥッラー・エルギン法相はアバント・プラットフォーム主催の「統制と民主主義」というテーマの会合で演説を行った。エルギン法相は1960,1970,1980年に起こったクーデター事件の真相が今日においてさえ明らかにされておらず、特に民間出身者が大統領に選ばれたことが闇組織を不快にしたのだと述べた。 エルギン法相は以下の 全文をよむ
サドゥッラー・エルギン法務大臣は「非常事態を宣言することは、PKKの目的に暗に資することを意味する」と述べた。 ボル-アバント・プラットホーム主催の「後見と民主主義」を議題とする今年の会議がボルのアバント・パレス・ホテルで始まった。 会議で発言したエルギン法相は、最近起きているテロ事件から哀悼の意を告げ、この問題解決のため政府として全力を挙げて努力すると述べた。エルギン法相は次のように語った。「我々が民主主義を強めようと努力する時はいつもこの国ではテロ行為が増す。しかし彼らは 全文をよむ
■トルコ国軍より写真への説明(訳者注) 首相と参謀総長がハッキャーリー県のゲディクテペを視察した際、砲座で身をかがめたことに関し軍からの説明が行われた。 参謀司令本部総書記のフェリト・ギュレル少将は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相と司令官らがゲディクテペ訪問の際に砲座で身をかがめたことに関して、「砲座でトルコ共和国首相と司令官らが襲撃に無防備な形で立っていることは適切な行動とはいえない。簡潔に言えば、これは軍事的に必要だった」と述べた。 ギュレル少将は参謀司令本 全文をよむ
民族主義者行動党(MHP)のデヴレト・バフチェリ党首は、近年増加しているテロ攻撃や挑発をうけて党諸組織に文書を送付し「良識」を呼びかけた。 バフチェリ党首は、けんかと衝突によって今後、起こりうる紛争の両極化や組織化を回避することを支持者に求めた。また党首は、テロ防止の基礎と方法は決して街角での抗争ではないと強調し、党員に次のように呼びかけた。「今日における私たちの一番の義務は、民族対立をあおる策略を妨げ、どれほどの犠牲を払おうと(トルコ人とクルド人という)兄弟間の対立を避けることです。 全文をよむ
トルコ改革運動(TDH)リーダーで、シシュリのムスタファ・サルギュル市長が、政党発足を断念した。ケマル・クルチダルオール氏にチャンスを与えるべきだとして、共和人民党(CHP)への支持を明らかにした。これに対しクルチダルオール氏は「大変うれしい」と述べた。 リュトゥフィ・クルダル・コンベンションセンターで記者会見を行ったサルギュル氏は、(テロでの)犠牲者たちの冥福を祈ったあとに話を始めた。トルコは厳しい状況の中にあり、時代の転換期、分岐点にいると話し、政府が約束したことを実現できていない 全文をよむ
ハッキャーリ県シェムディンリ郡の国境部隊に対する攻撃により殉職した兵士11人のために、ヴァン県で葬儀が執り行われた。葬儀には国家の首脳も出席した。参謀総長のイルケル・バシュブー陸軍大将は、襲撃を行ったのは250人ではなく23人からなるPKK(クルド労働者党)の一グループであると述べた。 タイイプ・エルドアン首相、参謀総長のイルケル・バシュブー陸軍大将、及びその随行者は、葬儀の後ヘリコプターで国境地帯に向けて発ち、非常に厳戒な警備体制の下およそ45分後にシェムディンリ郡から14km離れた 全文をよむ
ハッキャーリにて10人の兵士が犠牲となった地域で、かつて任務に就いていたネジャティ・オズゲン退役大将は、アメリカが情報提供しなかった可能性があると述べた。同大将は、以下のように発言した。「(直接)衝突はなかったようです。おそらくテロリストたちはロケット弾を使ったのでしょう」 シェムディンリ地域にて早朝8人の兵士が犠牲となったことに関して、NTVのインタビューをうけたネジャティ・オズゲン退役大将は、(クルドへの)民主的解決策とテロは異なる問題であると述べた。同大将は以下のように述べた。「 全文をよむ
テロとの戦いは、政治的な意志と責任の問題である。しかし、トルコにおいては、かねてから異なる習慣がある。テロとの戦いにおいて、軍事的手法が幅を利かせてきた。トルコ軍は、この問題において主導権を共有するようなそぶりはみせなかった。政府が、テロを政治的な方法で解決に向かう動きを始めると、大きな障害に直面した。「民主的解決策」について語られているこの一年で起こったことは、この最も顕著な例である。この状態は、興味深いゆがみを更に目の前に提示している。テロとの戦いにおいて、トルコ軍は、唯一の責任者であるかの 全文をよむ
「アメリカ空軍兵士・家族の生活水準向上計画」の一環でインジルリキ米軍基地で100戸の一戸建てが建設され、600の家が改修された。 アダナにあるインジルリキ基地はトルコ・アメリカ間で問題が起こるたびに「閉鎖せよ」との議論が巻き起こり、基地内に保持されている核弾頭が話題となっている。その基地が技術面からではないものの、基地で働く人々の快適さという観点から改善されようとしている。 「アメリカ空軍兵士・家族の生活水準向上計画」の一環として、インジルリキ基地は完全に改修された。1954 全文をよむ
ベンギ・ユルドゥズ平和民主党(BDP)会派代表代理は、ハッキャーリ県シェムディンリ郡で8人の兵士が殉職し14人の兵士が負傷したPKKのテロリストによる襲撃について述べる際、興味深い説明を行った。 ユルドゥズ会派代表代理は、「1万人、2万人、10万人の人間をさらに殺し、1万人の人間をさらに刑務所に送り、1人の国会議員ではなくBDPの20人の議員を殺し、あらゆる自治体の長を殺して刑務所に送ったとしても、この問題を、武力行使や、圧力、迫害によって解決することはできないだろう」と述べた。 全文をよむ
この20年間、教育システムと入試制度が「改革」の名のもとで、変えられてきた。特に1999年から現在に至るまでの10年間は毎年、何らかのシステムが新たに導入された。 1991年に、初めて受験生を出したストゥ家の七人兄弟も、このシステム変動に翻弄されてきた。彼らのエピソードはジグソーパズルゲームと化した教育システムと入試制度の悲劇を物語っている。 何百万人もの学生たちが、今日、大学に進学するために心血を注いでいる。三段階に分かれて行われる入学試験は受験生を非常に悩ませることになる。入 全文をよむ
大統領選挙制度とその根幹を改変する「大統領選挙法案」が憲法委員会から下部の委員会に提出された。委員会の法案によると、現職首相は辞任をせずに大統領立候補者になれる。 法案に関し意見を述べたタイフン・イチリ議員は、その条項の内容に関し、「これは現状に適合したものではありません」と批判した。民族主義者行動党(MHP)議員ファルク・バルはというと、「電子メールによる警告に反対の意を示すのであれば、電子メール発信者がイスタンブルで(何事もなく)動き回っており、そのことを批判し、裁けばよい」と述べ 全文をよむ
今日まで、多くの法律の「執行停止または廃止」の要求を憲法裁判所に提出してきた共和人民党(CHP)は、始めて大学(設立棄却)に関する提訴の準備をしている。 昨日CHPは非公開の院内会合で、ファーティフ・スルタン・メフメト大学とベズミ・アレム大学の設立を目指す法に異議申し立てをするため憲法裁判所に提訴する目的で、国会議員から署名を集めた。レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は週末リゼで、「可能性として、彼らは決定を引き出し、14万3000ある教室と70の新しい大学をも閉鎖するつもりだ。なぜな 全文をよむ
憲法裁判所は、共和人民党の申請を受けて、新しいワクフ法の無効と施行の停止を審理する。共和人民党は、第5737号ワクフ法案の第9条の無効と施行の停止を訴え憲法裁判所で裁判を起こした。 共和人民党のケマル・クルチダルオール党首を筆頭にアンカラのハク・スハ・オカイ議員とイズミルのK・ケマル・アナドル議員が行った訴訟は、憲法裁判所によって6月17日木曜日9時30分判決が下される。共和人民党は、2008年2月20日付け第5737号ワクフ法案の第5条の第3項、第6条の第3項、第 11条の最終文、第 全文をよむ
テロ組織「クルディスタン社会連合トルコ議会(KCK/TM)」の組織体制について進められている調査の中で作成された訴状が、ディヤルバクル第6重罪裁判所に提出された。 ディヤルバクル検察庁が103人の逮捕者と151人の容疑者について作成した7578ページにわたる訴状には、興味深い内容が書かれている。 訴状には、ディヤルバクル広域都市オスマン・バイデミル市長が、2008年の「オジャラン様」運動に寄与しなかったことから、懲罰が課されたことが明記されている。バイデミル市長が、上記の事件 全文をよむ
公正発展党(AKP)所属のエクメン議員が議会に提出した法案で、その中の「未成年者らに与えられる刑事処分は、『未成年者のための保護措置』という形で実施される」という文言が議論をよんでいる。この改正は、子供が家族から隔離されるという意味になるとの声がある一方、エクメン議員は、これは間違った解釈だとしている。 AKPが準備した法案は、投石した子供たちを「犯罪に引き込まれた未成年」とみなす一方で、初めて罪を犯した者に対して適用されることが予想される、『未成年者のための保護措置』の中には、激しい 全文をよむ
共和人民党(CHP)党議会メンバーのギュルセル・テキンが党中央執行委員会メンバーに選出されなかったことに端を発する混乱が続いている。 クルチダルオール党首と面会したテキンは、イスタンブル県支部長に戻るかどうかに関する明らかな見解を述べなかった。今日(11日)8名の委員の辞任によって、CHPイスタンブル県支部執行委員会が解散したとみなすべきかどうかという点ので矛盾する発表が続いている。 CHP党大会の後、中央執行委員会(MYK)のメンバー、そして副党首への就任が期待されたテキン 全文をよむ
インターネットの検索、動画共有サイトであるGoogleとYoutubeがトルコで全面的、または一部禁止とされたことに関して、アブドゥッラー・ギュル大統領が行動を起こしたことが分かった。 ギュル大統領は大臣らに接触し、この禁止の原因である法的根拠の撤廃に向けて、必要ならばこれに関係する法律をを改正するよう求めた。ギュル大統領はソーシャルネットワークサイトであるTwitterにメッセージを投稿し、そこでも「YoutubeとGoogoleについて、非常に多くの苦情があると知っています。これ 全文をよむ
長年の友好関係をもつトルコとアメリカに新たに対立が起きた; 今回の件はイランについて。アメリカがイランに新たな制裁決議を主張している中で、トルコはイランとのウラン交換合意というサプライズを行い、国連安全保障理事会でアメリカ政府が支持した制裁決議に対しては、「反対である」と投票した。これに加えて、トルコとイスラエル間の緊張と、アメリカがこの緊張下でイスラエル支持を示したことも含まれる。 では、これからどうなるのか? アンカラとワシントンの関係は「修復不可能」なほど傷ついたのか?さもなけ 全文をよむ
トルコとロシアは原子力発電所に関する合意に調印した。ロシアの指導者であるプーチン首相はイスラエルを非難した。 トルコ・ロシア間の原子力発電所に関する協力を含む、原子力技術供与や監督に関する合意に、両国のエネルギー大臣が調印した。アジア相互協力信頼醸成措置会議第3回政府首脳会合に参加するためにイスタンブルを訪れたロシア連邦のウラジーミル・プーチン首相は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相と本日(8日)直接会談を行った。会談後ロシアとトルコは、(トルコで)建設予定の原子力発電所に関する協力 全文をよむ
タルカンについての本の出版社社長のオズジャン・サパン氏の訴えを協議した欧州人権裁判所は、「トルコは、欧州人権憲章の『表現の自由』に関する第10条に反している」との判決を下した。 トルコはこの判決により出版社社長に合計3000ユーロの賠償金を支払う。 「タルカン―スターの真実」という名の博士論文からスタートし、2001年に出版された本の第一章ではタルカンのスターとしてのデビュー、第二章では歌手人生について書かれている。 この本ではメディアに出たときのタルカンに関する3 全文をよむ
アフメト・ダヴトオール外務大臣は「イスラエルとの軍事協定は今後のイスラエルの態度しだい」と述べた。公正発展党のオメル・チェリキ副党首は次のように明言した。「軍事協定を含め、全て破棄される。」 ダヴトオール外務大臣は、イスラエルの(ガザ支援船にたいする)攻撃に関する記者からの質問に答え、「国際世論は今大きな試練に挑んでいる。NATOはイスラエルを非難し、国連は調査団を設置することを決定した。トルコは国際社会全体を動かした」と述べた。 ダヴトオール外務大臣は、「トルコはこの問題に 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、ガザ支援船に乗船した活動家らに対するイスラエル軍の攻撃に関して、「トルコの他に32カ国の人々を巻き込み、世界中の世論に大きな憤りをもたらしたこの恐ろしい事件を、我々は改めて強く非難した」と述べた。 エルドアン首相とシリアのバッシャール・アサド大統領は、チュラーン宮殿で行った会談の後、共同記者会見を開いた。 エルドアン首相は、アサド大統領と再びイスタンブルの自宅で面会し彼をもてなすことができて喜んでいると語った。 またエルドアン首 全文をよむ
イスラエルのガザに人道支援物資を運ぼうとした船に関するフェトゥフッラー・ギュレン氏の発言に対して政権内で二つの異なる意見がでている。 ビュレント・アルンチ副首相は、ギュレン氏の発言に関する新聞記者たちの質問に答え、襲撃事件の結果はまだでたばかりであるとし、以下のように述べた。「行なわれたことは、虐殺であり、不平等であり、あの素晴らしい人々の命を奪った殺人である。これは、海賊行為である。我々の外務大臣は、国連の安全保障会議であらん限りの力でこれが略奪行為であることを述べた。さて、この事件 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相による「殺してはならない」という発言に対し、イスラエルのアヴィグドール・リーベルマン外務大臣は、「イランは、革命以前、イスラエルの友好国であった。」と述べ、さらに、「トルコも同じ道へ進んでいる。」と続けた。 イスラエルのアヴィグドール・リーベルマン外務大臣は、アイルランドの援助船が「検査なしに」ガザの港へ入港することを、イスラエルは許可しないと強調した。リーベルマン外相は国営放送にて、「私は、この船(レイチェル・コリー)が、事前の検査を受けずには、 全文をよむ
平和民主党会派副代表のベンギ・ユルドゥズ議員は、イスラエルがパレスチナに対して行ったことは国家テロであるとのエルドアン首相の発言に触れ、「その通りです。トルコもクルド人に対して国家テロをおこなっています」と話した。ユルドゥズ議員は、スィロピとシュルナクでの事件が(首相が召集した)治安対策会議の1日後に発生したことは疑念を抱かせるものであると述べ、「まるで新たな考え方が始まったようだ。治安対策会議ではこのような事件は受け入れられず、厳しく抑えるよう命じられた」と語った。 平和民主党会派副 全文をよむ
1-エルドアンとトルコ人は地に落ちた アメリカのウォールストリートジャーナル紙の編集長ロバート・L・ポロック氏は、イスラエルの支援船攻撃についてのコラムで、トルコとエルドアン首相に対して強い批判を表明した。 イラク戦争時にトルコ人は、「アメリカ軍によるとする実体のない大虐殺に関し、あれこれと話を吹き込まれた」と主張するポロックは、「エルドアン首相とトルコ人が地に落ちた」という見出しの記事で、「トルコの近年の発言を追ってみると、この国が狂人の魔手にかかっているのがわかる。エルドアン首 全文をよむ
エルドアン首相は、国連安全保障理事会が示したロードマップに基づきイスラエルが拿捕した船の返還及び捕虜たちの至急解放を要求した。トルコは国連、NATO、EU,イスラム諸国会議機構及びアラブ連盟が求める国際法のあらゆる要件を満たしていると述べる首相は、採択された非難決議は支持されるべきだと主張した。今後の過程はイスラエルの行動が鍵となることに注目した。「我慢の限界を試すようなまねは止したほうがいいでしょう。トルコというのは、味方につければとても貴重ですが、敵にまわすととても厄介ですから。」 全文をよむ
南アメリカへの訪問から15時間をかけて戻ったエルドアン首相は、その足ですぐに空港で小規模なトップ会談を開いた。30分間の休憩後に首相府で安全問題に関するトップ会談を行った。その後、党の院内会合に参加した。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、イスラエルのガザへの支援船に対する襲撃とイスケンデルンで6人の兵士が殉職したテロ攻撃のため、15時間をかけてチリから戻ったその足で会談につぐ会談を行った。 エルドアン首相は昨日チリからトルコへの帰路、飛行機がアンカラのエセンボア空港に着陸する 全文をよむ
今回イスラエルに襲撃された、ガザへの支援物資を乗せた船に乗っていたドイツの連邦議会議員らが、国境を無事越えた後、ベルリンで記者会見を行なった。 左翼党のアネット・グロート連邦議会議員は、「我々は、蛮行を目撃しました。おそらく事前に計画されたと思われる殺りく行為でした」と語り、この件を国際世界に広く知らせ、ガザ封鎖を解くことに義務感を持っていると述べた。グロート議員は、「ガザで忘れられている戦争を思い出してもらうために、これほどの人間の死が必要になってしまったのです。私たちは今、戦争を終 全文をよむ
平和民主党(BDP)の支持者たちは、議員2人も参加して、PKKに対して行われた作戦に対し、イズミルで抗議活動を行った。 平和民主党(BDP)は、イズミルで実施したデモを通し、テロ組織に対して行われた越境軍事作戦を抗議した。約500人のデモ隊が、県庁の与えた許可に反する行動を取ろうとしたため、緊張が走った。2時間に亘る面会の後、BDPのスルル・サクク氏とヌリ・ヤマン氏がいたグループは、500メートルだけ歩き、デモの後、事件を起こさずに解散した。デモによって、いくつかの道路が封鎖され、町で 全文をよむ
週刊エコノミスト誌は、トルコで先週末に最大野党の共和人民党(CHP)党首に選ばれたケマル・クルチダルオールに関する人物評を掲載した。 CHPの新党首はケマル・クルチダルオールである。エコノミスト誌はクルチダルオール党首がトルコの野党に新しい希望をもたらしたと述べ、この記事には「新しいケマル」という見出しが用いられた: 記事の一部の要約は以下の通り: 「CHPの党首が交替した。よし、新党首は本当に党を変えることができるだろうか?これは今日トルコで議論好きな人たちが最も 全文をよむ
共和人民党のクルチダルオール党首は、議会でなぜクルド人だと言わなかったのかを、ミリイェット紙のフィクレト・ビヤに説明した。 「クーデターはいつも共和人民党が政権に近い時期に起こったが、いつもそのツケは共和人民党に回ってきた。軍事クーデターを擁護することは絶対にできない。今私たちは、軍による監督ではなく、文民独裁という考えに怯えている。クルドという言葉を使うことが一つのテクニックであるなら、使ってもよい。私はクルド人であると言わなかったが、トルコ人であるとも言わなかったし、コーカサス人で 全文をよむ
共和人民党(CHP)アンカラ選出国会議員のネスリン・バイトク議員は、CHP元党首デニズ・バイカル氏と一緒に写っているとされるビデオが騒動をまきおこしていることについて、何も話したくないと語っている。 バイトク議員は、問題のビデオの存在が明らかになって初めて国会へ出席し、幾人かのCHP議員から「お帰り」と迎えられた。総会で、しばらくの間協同組合法案の審議に参加していたバイトク議員に対し、野党控え室や、記者用出入り口にいた新聞記者らは強い関心を示していた。新聞記者の厳しい質問に対し、バイト 全文をよむ
アヤソフィアにあるスルタンの墓の修復作業中に見つかった棺用の覆い、神聖なるカーバ神殿の内部の布、神聖なるローブ、預言者の墓の覆い、何百年もの間アヤソフィアの説教壇に掛けられ、博物館の倉庫に保管されていた征服のシンボルである歴史的な旗などが、はじめてイスタンブル征服557周年が祝われる5月29日に歴史愛好家らにお披露目される。 アヤソフィア博物館のハルク・ドゥルスン館長はアナトリア通信社の記者らに行った会見で、イスタンブル県特別行政局の協力で修復されたアヤソフィアの諸スルタンの墓が、 全文をよむ
キルギス暫定政府は、解任されたクルマンベキ・バキーエフ元大統領はトルコに潜伏中であると発表した。キルギス政府は、「無実の市民の大量虐殺の責任を負うバキーエフ元大統領は遅かれ早かれ逮捕されるでしょう」と述べた。トルコ外務省は、「私たちにバキーエフ元大統領がトルコにいるということに関する情報は入ってきていません」との会見を行った。 キルギス暫定政府のアズィムベキ・ベキナザロフ副大統領は、「バキーエフ元大統領はベラルーシのミンスクを離れ、検察庁から入手した情報によると現在はトルコに潜伏し 全文をよむ
ケマル・クルチダルオール共和人民党(CHP)党首は、党大会に着て行った「Etro」のシャツが批判されていることについて、「あのY シャツは、私が稼いだお金で支払ったのです。あのYシャツがブランド物だということは新聞で知りました。ブランドに興味を持っていません」と弁解した。 クルチダルオール党首は、昨日の午後にCHP本部に向かい、「高級Yシャツ」に関する質問に答えた。クルチダルオール党首は、「私は、政治に身を置いている間は、どんなことについても真実を話します。あのYシャツは、初めてこのブ 全文をよむ
ギュル大統領はカザフスタンへ向かう中、トルコの一番重要な問題はクルド問題であると発言した。 大統領は、(昨年)クルド問題解決政策が開始される直前、プラハから帰国した際に機内で「歴史的チャンスを逃すことはできない」と述べていた。それから一年経った今、再びクルド問題に重点を置くことに言及した。大統領は機中で、トルコの最重要課題は「クルド問題」であると述べた。 そして、この問題が「成熟した手法で解決され、またテロが無くなるが必要である。」とも述べた。 「民主的基準に到達すること 全文をよむ
CHP(共和人民党)党議会の新しい顔触れが発表されると、議場全体から刷新支持派の喜びの声が上がった。一方執行部から外されたバイカル派の党員たちは不満と反発を表した。 CHP元スポークスマン、ムスタファ・オズユレキ氏:(新執行部メンバーの)リストに私の名前が載らなかったのは驚くことではない。私はメディアにおけるCHPの顔であった。今期は新しい顔が必要になったので、このような展開は自然なことだと受け止めている。党首が執行部を編成するのは当然の権利だ。リストではこの党において長年労をとった人 全文をよむ
共和人民党のクルチダルオール新党首が党大会で行った演説は全く選挙の街頭演説のようだった。会場の感じと雰囲気は新党首の方針を示していた。 ケマル・クルチダルオール新党首が共和人民党(CHP)の党大会で行った演説は、党大会の演説ではなく、選挙の街頭演説であった。ケマル・クルチダルオール氏の立候補はCHPの組織内と幅広い社会層の両方において強力な旋風を巻き起こし、代表者たちの総意により新党首候補者となった。そのため、実際クルチダルオール新党首にとってこのような初演説は不可決であった。 全文をよむ
共和人民党(CHP)党議会と高等規律委員会(YDK)の候補者リストが公表された。 CHPの第33回定例党大会にて公表された党議会の候補者リストには、22名の前メンバーの名前が挙がっている。 党大会にて本日(23日)行われる投票により選出される80名の党議会のメンバーの内、12名は科学・文化・芸術委員会の候補者から選出される。このメンバー以外の68名の候補者リストには、以前の党議会メンバーである22名がその地位を守った。 デニズ・バイカル前党首体制下でスポークスマン兼 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、26カ国の首脳にイランとのウラン搬出合意に関する書簡を送った。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、イランの核計画に関して26カ国の首脳に書簡を送った。国連安全保障理事会の常任理事国と非常任理事国、トルコの近隣諸国および地域諸国に送った書簡で、エルドアン首相はトルコ、ブラジルとイラン間で行われた合意について説明した。 エルドアン首相は書簡で、トルコが核兵器に基本的に反対していること、この地域一帯からこの類の兵器が完全に無くなる必要がある 全文をよむ
共和人民党(CHP)イスタンブル選出議員ケマル・クルチダルオールは、CHP事務局長オンデル・サヴ他1200人の署名により党首候補となった。候補者応募期間の締め切りが近づく中、クルチダルオールの他に候補者は出なかった。 党大会が行われたアタテュルク・スポーツセンターで、クルチダルオールは10周年行進曲と「ようこそ静かなる力」「ようこそ国民の候補」というアナウンスで迎えられた。 民主左派人民党(DSHP)党首のラフシャン・エジェヴィトが党大会の行われた会場に入るとき、間違ったアナ 全文をよむ
CHP(共和人民党)第33回党大会で、イスタンブル選出のケマル・クルチダルオール議員が党首に選ばれた。 クルチダルオール氏は、アタテュルク・スポーツセンターで行われた党大会で、有効票1189票全てを獲得し、CHPの第7代党首になった。 党大会では、8票が無効票と看做された。 ■投票しなかった4名 デニズ・バイカル前CHP党首と、アンカラ選出のネスリン・バイトク議員は、党大会会場に来なかったため、投票しなかった。イズミル選出のビュレント・バラタル議員は、事故のため 全文をよむ
バイカルCHP(共和人民党)元党首は、「週末に行われる予定の定期党大会ではと再出馬しない」と発表した。 バイカル元党首は、彼のものだとされる映像に関して、弁護士及び国家犯罪局が行った記者会見の後、声明文を発表し、「再出馬は論外だ」と述べた。 バイカル元党首は、同声明文で、ムザフェル・ユルマズ弁護士と国家犯罪局が行った判断および明らかにした詳細をみれば、これが政治的な策略であり、騒ぎを引き起こそうとする非道徳的な陰謀だということがわかると述べた。 全文をよむ
5月22日~23日に行われる共和人民党党大会の前に県支部長らは党本部の招集を受け一堂に会した。会議では党大会のやり方が検討され、その中で「ケマル・クルチダルオール」という名前があがった。 共和人民党の県支部長たちの会議で、ケマル・クルチダルオール氏への支持決定が出た。意見を表明した81名の県支部長のうち77名は「デニズ・バイカル氏」が候補者となることにを不適切とし、立候補を表明したクルチダロール氏を支持した。現在入手している情報によると、イズミル、サムスン、アール、アンタリヤの県支部長 全文をよむ
共和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール会派副代表は、5月22~23日に開かれる定例党大会において党首に立候補することを表明した。またクルチダルオール氏は、バイカル元党首もその意志があれば立候補しうると述べた。 デニズ・バイカル氏のCHP党首辞任以来、次期党首候補として取り沙汰されていたケマル・クルチダルオールCHP会派副代表が、一週間置いた今日、党首に立候補すると表明した。 クルチダルオール氏は党本部での記者会見で、バイカル氏の辞任から一週間が経過し党大会に向けてカウ 全文をよむ
80年クーデターの実行者達に対し司法の道を開くことになる憲法改正は、クーデターの30周年記念日に国民投票にふされる。共和人民党は、改正中止をもとめ今日憲法裁判所に提訴する。 高等選挙委員会(YSK)は、政府がかろうじてトルコ国民議会を通過させた憲法改正法案の国民投票日時を2010年9月12日日曜日にすると発表した。憲法の暫定15条を変更し、80年クーデター(1980.9.12)の実行者達に対し司法の道をひらくことになるこの憲法改正は、80年クーデターの30周年記念日に国民投票に付される 全文をよむ
デニズ・バイカル氏が共和人民党(CHP)党首を辞任し、党執行部から復帰を求められていることに対し、イスタンブル選出国会議員であるアリ・トプズ議員がCHP内部から初めて批判した。トプズ議員はバイカル氏が辞任した事に触れ、現在バイカル氏を復帰させる道が模索されているが、もしも彼が復帰したならば党に害を与えることになるだろうと語った。 トプズ議員は、デニズ・バイカル氏が党首に復帰することは党に害を与えることになるだろうと話し、辞任は素晴らしい判断だったが、のちに復帰を模索し始めたと説明した。 全文をよむ
共和人民党(CHP)は、アブドッラ・ギュル大統領が承認した、憲法改正案を国民投票(に諮る件)に不服があるとして、本日(5/14)憲法裁判所を訪れる。 憲法改正案に反対する第一野党は、民主左派党(DSP)を筆頭に、七名の無所属議員、民主党(DP)党員のメスット・ユルマズの賛同も得て111名分の署名を集めた。CHPのハック・スハ・オカイ会派副代表は(この署名でもって)改正案の廃止を求めることが出来ると発言した。 97名の国会議員を擁するCHPは、憲法裁判所に提訴するために必要な( 全文をよむ
高等選挙委員会(YSK)は、憲法改正国民投票の期日を最終決定した。YSKは、9月12日憲法の改正が国民投票にかけられることになったため、2010年9月12日日曜日に決定した。 公正発展党の憲法改正を含み、昨日アブドゥッラー・ギュル大統領が承認した法案に関する国民投票の期日が明らかになった。YSKの会議後の決定をクルダル・オズソイル副委員長が発表した。 オズソイル副委員長は決議が満場一致であったことを述べ、「当日までの日数を120日から60日に短縮するには投票日の1年前までには 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領は、先週国会を通過した憲法改正法案を承認した。 法案を6日間検討したギュル大統領は、15日間の期限満了を待たずして、改正を国民投票にかけるため首相府へと送った。本日(13日)官報に掲載される予定の改正法案の取り消しのため共和人民党も行動へと移った。大統領府での承認後に会見を行ったムスタファ・オズユレキ共和人民党スポークスマンは、本日か明日にも110名の署名と共に裁判所へと申請を行う予定だと述べた。高等選挙委員会のアリ・エム委員長は、法案が官報に掲載された後 全文をよむ
共和人民党(CHP)元党首であるバイカル氏に暗殺予告を行ったŞ.K.は、彼が実行犯として名指しした人物の親族であったことが判明した。Ş.K.は証言の中で、送ったメールはでっち上げであったことを語った。 デニズ・バイカル氏の暗殺計画に関する捜査で、暗殺予告を行ったとされるŞ.K.は、身柄を拘束され裁判所に送られたが、拘束なしとの決定を受けて釈放された。Ş.K.の弁護士ファールク・チェレン氏は、シシュリ裁判所の出口で会見を行った。 チェレン弁護士は、Ş.K.が拘束されず、今回のことは世 全文をよむ
4機の飛行機を連ねてアンカラにやってくるロシアのメドヴェージェフ大統領は、2日間のトルコ滞在中に、2国間の通商、原子力エネルギー、ヴィザ免除などの12項目で合意書に調印する予定である。 ロシア連邦のメドヴェージェフ大統領は、公式訪問のため、昨晩アンカラに到着した。メドヴェージェフ大統領とスヴェトラナ夫人、随行員をのせた特別機は17時50分頃にエセンボア空港に到着した。メドヴェージェフ大統領の出迎えには、テネル・ユルドゥズ・エネルギー資源相、ケマル・オナル・アンカラ知事らの高官が参加した 全文をよむ
共和人民党の党首を辞任したデニズ・バイカル氏に対する暗殺計画に関して行われた捜査で、13人がイスタンブルで逮捕された。 この計画をイスタンブル県警察署の組織犯罪対策局が追跡捜査を行い、いくつかの住居に突入した。13人が逮捕されたことを明らかにした。密告で名前が出たミトハト・Y、eメールを送信したとされるシェレフ・K、インターネットカフェのオーナーでシシュリ副区長のオスマン・Aらを含む13人はヴァタン通りの警察署へ連行された。また、逮捕されたうちの何人かは組織犯罪局の記録に残っている(前 全文をよむ
共和人民党(CHP)党首を辞任したデニズ・バイカル元党首は、彼を辞任に追い込むことになった映像の出所は、アンカラのネスリン・バイトク議員の夫であるジャン・バイトク氏ではないか、と噂されていることに強い反発を示した。 バイカル元党首は、「これは、政府が、説明責任を逃れようとして行なったことです。全く(ジャン氏とは)関係ありません。実際、私と彼は、毎日2,3回話し合いをしております。彼も噂の出所を探しています。私もです」と語った。 バイカル元党首は、ミッリエト紙の「ジャン・バイト 全文をよむ
フェトフッラー・ギュレン氏はジハン通信社にコメントを発表し、CHP(共和人民党)のデニズ・バイカル(前)党首に関するビデオ映像スキャンダルをニュース速報で知り、人として誠に残念に思っていると述べた。フェトフッラー・ギュレン氏によると、この心情を傍にいた友人たちと共有したところ、ギュレン氏を訪ねていたある友人が、この言葉をバイカル氏に伝えたという。しかし、それ以上の、メディアで伝えられている「我々の仲間に尋ねたが、我々とは関係ない。政権与党に聞くがいい」というような引用のカギ括弧つきで報じられた内 全文をよむ
先日記者会見で辞任の意志を表明したデニズ・バイカル共和人民党(CHP)元党首は、(今回のスキャンダルは)政治的陰謀であると主張し、AKP(公正発展党)政権が「犯人」だとした。またバイカル元党首が会見で「アメリカ合衆国のペンシルベニア州から受け取った支援のメッセージには真心がこもっていると考えていると申し述べておきたい」と述べたことが目を引いた。 この発言において、バイカル元党首はAKP政権に責任があるとしつつも、今回の問題にフェトフッラー・ギュレン教団は関わっていないというメッセージを 全文をよむ
共和人民党(CHP)会計責任者で党のスポークスマンを務めるムスタファ・オズユレキ氏は、CHP党首職を辞任するデニズ・バイカル氏にたいするエルドアン首相の発言に反論した。 共和人民党(CHP)スポークスマンのムスタファ・オズユレキ氏は、デニズ・バイカルCHP党首が午前の会議で「犯人は名乗り出ろ」と述べたと明らかにする一方、会見でエルドアン首相が犯人であると示唆したと話した。また、オズユレキ氏は、バイカル党首がフェトフッラー・ギュレン氏と電話で会談し、ギュレン氏がバイカル党首に対し「私たち 全文をよむ
これが、バイカル氏の経歴! 共和人民党(CHP)の党首を辞職したデニズ・バイカル氏は、1999年4月22日に選挙の結果の責任をとって党首を辞職し、約15ヶ月後に臨時党大会で再び党首に返り咲いた。その後の定期党大会と臨時党大会において党首に選ばれている。 本日5月10日に党首を辞職したデニズ・バイカル氏の経歴は以下のとおりである。 バイカル氏は1938年にアンタリヤで生まれた。アンカラ大学法学部を卒業し、1960年には政治学部の助手になった。博士号を修得した後2年間ア 全文をよむ
共和人民党(CHP)党首デニズ・バイカルの辞任に関して、「驚いている」と話した。エルドアン首相は、隠し撮りされた映像がインターネット上に公開された後(映像の流出を)食い止めるよう交通相に指示を出したと述べた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、CHP党首デニズ・バイカルが党を辞任することに関して、「みんな驚いている。野党第一党であるCHPの党首に関する進展を全トルコ国民のように本当に私も不安と驚きをもって見守っている」 当初から基本的な立場を誠実に明らかにしてきたとする同 全文をよむ
共和人民党のデニズ・バイカル党首の辞任により、5月22~23日に開かれる党大会はより一層重要なものとなった。 デニズ・バイカル党首の辞任により空いた共和人民党の党首のポストは、ジェヴデト・セルヴィ氏が代行を務める。セルヴィ氏は党大会までの間、党を代理でまとめる。共和人民党の会計責任者で、党のスポークスマンでもあるムスタファ・オズユレキ氏は党運営委員会の会議の後、会見を行った。オズユレキ氏は次のように語った。 「党運営委員会として我々はジェヴデト・セルヴィ氏が党首代行を務めるこ 全文をよむ
共和人民党(CHP)党首デニズ・バイカルと、同じく共和人民党のアンカラ選出国会議員ネスリン・バイトクの不適切な姿が映っているといわれるビデオ映像がインターネットで流れたことを発端とする衝撃は、なおつづいている。バイカル党首は、記者会見をひらき、CHP党首の辞任を発表した。 バイカル党首は、その辞任会見で、問題の映像は2週間前に「製造」されたものであり、このような陰謀が政府の知らないところでおこなわれているはずはない、と述べた。「この汚れたキャンペーンに降伏することはありえない。この違法 全文をよむ
デニズ・バイカル党首を暗殺するため、国外から暗殺者が来るという告発が共和人民党(CHP)中央執行部(MYK)を揺るがした。会議の後、CHPのオンデル・サヴ事務局長が、この件に関して行った発表に対して、ムスタファ・サルギュル・シシュリ区長が、記者会見を行った。 ■ 「バイカル氏の健康は、私にとってとても重要である」 ムスタファ・サルギュル氏は、「オンデル・サヴ氏が驚かせるために行った発表に対して、回答しましょう。政治的モラルにそぐわない手段によって、デニズ・バイカル氏に対して計 全文をよむ
公正発展党(AKP)の憲法改正案は、国民投票のボーダーラインを薄氷の票差で超えて可決され、今後、大統領府 、憲法裁判所、高等選挙委員会(YSK)、そして国民と、順番に注目が集まることになる。 4月19日に議会で始まった憲法改正に向けた長い投票のマラソンは、5月7日、真夜中の2時に終わりを迎えた。憲法改正案全体は、賛成336票、反対72票で可決された。国民投票のボーダーラインである330票を超え、今や今後の法律的手続きに目が向けられている。 ■ギュル大統領:「決定を下すのにそん 全文をよむ
共和人民党(CHP)のデニズ・バイカル党首とCHPの女性議員が映っているとされる、隠しカメラで撮られた映像を含むビデオがインターネットの動画共有サイトで公開された。公開された映像は、個人のプライバシーや人権を侵害している。ビデオには、バイカル党首だとされている人物が、CHPのN.B議員と一緒にいる映像がおさめられている。一方、ヒュリエット紙は、デニズ・バイカル党首が関係者に「告訴する」と述べたと報じた。 ■検察当局による映像の捜査 アンカラ県検察当局は、CHPのデニズ・バイカ 全文をよむ
憲法裁判所と裁判官・検察官高等委員会(HSYK)の構造改革が見込まれる憲法改正案の全ては、3週間の長距離レースを経て昨夜、反対72票に対し、賛成336票で可決された。 大統領の承認後、改正案は7月中旬に国民投票にかけられる。しかし共和人民党(CHP)が110人分の署名を集めて提訴した場合、改正案は国民投票の前に第2の試練を憲法裁判所でくぐることになる。 CHPは、憲法裁判所とHSYKの構造改革を見込んだ条項について憲法違反であると主張している。 ■最終本会議は緊張の中行われた 全文をよむ
トルコ大国民議会(TBMM)で継続している憲法改正法案審議で、昨日、危機を乗り越えた。裁判官・検察官高等委員会(HSYK)の仕組みを再編する第23項は、334票で可決された。こうして、激しく議論された3項中2項が承認されることとなった。 国会本会議での一連の憲法改正審議は、昨日、6項目において引き続き行われた。憲法裁判所裁判員の任期を12年とする第18項は、反対71票に対し、賛成337票で可決された。同項は第1巡投票で、反対70票、無効1票に対し、335票で可決されていた。 全文をよむ
トルコ大国民議会(TBMM)で審議されている憲法改正案に関し、憲法裁判所の構造を規定する改正案第17条が可決された。エルドアン首相および公正発展党(AKP)執行部が「造反者」をマークした結果、337票の賛で可決され、AKP党員らは拍手で結果を迎えた。 AKPは一昨日、政党の解散権の議会への付与を織り込んだ改正案第8条が否決され、ショックを受けていた。改正案第17条が337の賛成票で可決され、やっと胸をなでおろした。第1巡投票では331票を獲得し、今回の投票の前にはエルドアン首相を初めA 全文をよむ
ウルキュジュ(民族主義者行動党の思想を支持する民族主義的な人々)の若者を街頭でのけんかから遠ざけるため、「武器ではなくコンピュータを使いなさい」と呼びかけを行った民族主義者行動党のデヴレト・バフチェリ党首は、この問題において新たな一歩を踏み出した。バフチェリ党首は、ウルキュジュの若者のために、「チュルクギュジュ・ウルキュスポル」という名のスポーツクラブを創設させた。 バフチェリ党首は、ウルキュジュの若者がスポーツという舞台に立つだろうと、そして自身らが創設するスポーツクラブの名がチ 全文をよむ
「ここにお集まりになっている三政党(共和人民党(CHP)、民族主義者行動党(MHP)、平和民主党(BDP))が、我々の政党 (公正発展党(AKP))同様に、国会議員に、全ての国会議員の自由意思に敬意を示していれば、また友人たちに圧力をかけていなければ、このような結果にはならなかった、と確信しています。評価は、高尚なる国会で下されるのです。(それがわかっていれば)我々に、議題に、結果に同意することになったでしょう。他に言うべきことはありません。国民は、審判の日に、この一部始終についてそれに相応しい 全文をよむ
政党の解党訴訟に議会の承認を必要とする(憲法改正案)第8項に対する賛成票は327票に留まり、否決された。議場で投票の様子を見守っていたエルドアン首相は、結果が出ると閣僚らを招集した。AKP(公正発展党)の中では失望感が広がっている。 トルコ大国民議会(TBMM)において憲法改正に関する(国会議員による)第二巡投票が行われ、解党を難化させる内容である改正案第8項は、賛成票327票をもって否決された。本会議での無記名投票には410人の国会議員が投票し、賛成票327票に対して反対票は76票だ 全文をよむ
憲法改正案の中にある3つの条項とそれに付随する11条項の削除を望む共和人民党(CHP)は、(法案が)トルコ大国民議会(TBMM)を通過した場合、憲法裁判所に提訴するつもりである。CHPは、憲法改正に関し憲法裁判所に提訴することを決めている。CHP関係者から得た情報によると、本案が2回目の審議で(通過した)のちアブドゥッラー・ギュル大統領が承認すれば、この問題を憲法裁判所提訴するとされている。その際、今回の審議過程で問題となっている一部条項のみではなく、全草案を憲法裁判所の判断に任せるつもりである 全文をよむ
民主左派人民党(DSHP)のラフシャン・エジェヴィット党首がタクスィム広場でのメーデー集会で、「もし夫がまだ生きていたら彼もここにいたはずです。大きな幸せを感じながら一緒に行進していたでしょう。彼の魂がここにいることを信じています。」と述べた。 ラフシャン・エジェヴィットDSHP党首は、夫で今は亡きビュレント・エジェヴィット氏の名前と写真入りの花輪を手に、トルコ労働組合連合のムスタファ・クムル会長も参加するトルコ労働組合の代表団と一緒にタクスィム広場にやってきた。 ここで新聞 全文をよむ
●トルコ共和国史上初めて、首相夫人が欧州議会に呼びかけた レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の妻、エミネ・エルドアン夫人は昨日、欧州議会において「女性とEU加盟プロセス」と題したスピーチを行い、EUのこれまでの業績を称える一方で、慣習の犠牲となった女性にのみ焦点が当てられていることを批判した。公開討論会には、エルドアン首相と共にエゲメン・バウシュEU加盟筆頭交渉担当官、ステファン・フューレ欧州委員会拡大担当委員、トルコ・EU共同議会委員会のエレーヌ・フロートゥル共同議長、そしてトルコ労働者実 全文をよむ
国会人権委員会のメンバーは、最近も発生したといわれる初等教育学校生徒への性的暴行事件の調査のためにスィイルトを訪問し、調査を開始した。 国会人権委員会の委員長であるザーフェル・ウスキュル教授と元国務大臣のギュルダル・アクシット氏からなる委員会のメンバーは、裁判所を訪問し、ムスタファ・カルムク共和国検事長と会談した。 ウスキュル委員長は裁判所で会見を行い、「我々はスィイルトでの暴行事件の調査のために来ました。この事件に関し、いかなる形であれ関係する責任者すべてと面会する予定です 全文をよむ
タクスィム広場で開催される5月1日のメーデーに備え、イスタンブルには全国から飛行機で特別警官隊が到着する。 入手した情報によれば、明日タクスィム広場で行われるメーデー(5月1日労働と団結の日)の安全対策として、トルコ各地からイスタンブルへ警察官が増員される。今晩深夜1時から、イスタンブル警察の応援にマラトゥヤ、エルズルム、アンタリヤ、アダナ、シャンルウルファ、トラブゾン、ガズィアンテプの警官と、アンタリヤの機動警察隊の警官たちが、8機の飛行機でアタテュルク国際空港へ到着する予定だ。 全文をよむ
タイム誌は、世界をリードする指導者、芸術家、実業家の中で今年最も影響力のある100人のランキングを発表した。レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が今年の最も影響力のあるリーダーの17位にランクインした。 タイム誌恒例の、話題をまきおこすランキングが今年も発表された。2010年の最も影響力のある人として、世界中の人々がランクインした。政治家、芸術家、実業家のうち世界をリードする人々が含まれるこのランキングの17位にエルドアン首相がランクインした。 ブラジルのルイス・イナシオ・ルー 全文をよむ
憲法改正案への第1巡投票の最終日に「投票総数」の議論が続いた。 トルコ大国民議会(TBMM)憲法委員会のブルハン・クズ委員長は、集団で投票せず、良心に従って投票するようにと議員に警告した。昨日のTBMMの総会で解党を困難にさせる規定を、憲法裁判所で目下審議中の裁判と、国民投票が行われるまでの間に起こされた裁判まで適用することを盛り込んだ第26項暫定18条が338票で可決された。投票には408人の議員が参加し70人が反対票を投じた。トゥンジェリ選出議員で無所属のカメル・ゲンチは「この条項 全文をよむ
解党した民主市民党(DTP)アフメト・チュルク元党首は、今日(27日)起訴された5つの別々の裁判で証言した。同氏は、裁判官が自身に投げかけた、クルド労働者党(PKK)は軍事テロ組織であるのか、という二つの質問に対し頭を悩ませた。 解党した民主市民党(DTP)アフメト・チュルク元党首は、「テロ組織の宣伝をした」「罪と罪人をほめた」との主張で起訴された5つの裁判での審理に参加し、証言を行った。裁判が行われたアンカラ第12重罪裁判所での審理にアフメト・チュルク氏と弁護士のメフメト・ヌリ・オズ 全文をよむ
1982年憲法作成に関与したアッバス・ギョクチェ元裁判官は、暫定15条はクーデター政権によって憲法に持ち込まれたと証言した。 1981年当時高等選挙委員会の委員であったギョクチェ氏は、「この条項は我々が議会で議論の末、提出したものではなかった。憲法を作成して委員会に提案したのち、再編纂され、国民投票にかけられた。国民の92%の賛成票によって承認された」と述べた。ギョクチェ氏は、今議会で議論されている憲法改正案のうち、司法に関連する3条項に反対の立場を取り、一方で他の条項はトルコの民主化にとっ 全文をよむ
イズミルで連続殺人の恐怖 イズミルのバルチョヴァ郡で、一昨日の夜、銀行員の女性が殺害されたすぐ近くの通りでまたもや女性の殺人事件が起きた。 2つの殺人事件は犯行現場が近かったこと、犯行の手口がよく似ていることから連続殺人の疑いが持たれた。情報によると、タイフン通りで午前0時頃にイズミル経済大学に通うアイシェ・セレン・アイラさん(22)は銃で頭を撃たれ殺害された。犯人は事件現場から逃げた。一昨日の晩もこの通りのすぐそばのチャーダシュ通りで、銀行員のエスラ・ヤシャルさん(27)が同じよ 全文をよむ
トルコ大国民議会の総会で、憲法改正案第20項に338人が賛成票を、70人が反対票を投じた。 総会での無記名投票には408人の国会議員が参加した。投票結果は賛成が338票、反対が70票だった。改正案第20項により、憲法裁判所の活動と裁判のシステムを規定する第149条が変更されることになる。これによると、憲法裁判所は2つの小法廷と大法廷という体制となる。 投票の終盤、与党議員たちはメフメト・アリ・シャーヒン国会議長に、公正発展党イスタンブル選出のエディベ・ソゼン議員が投票していな 全文をよむ
21歳のエスラ・カヤさんが、恋人である男性と駆け落ちしたために、弟であるフェルハト・エキンジによって刺されて殺害された。エスラさんは日記に、殺人者となった弟が「サプライズ」で訪れてくれたことをとても嬉しいと書いていたことが分かった。エスラ・カヤさんは、日記に「来てくれてとても嬉しい。家族の中で私を最も理解してくれる兄弟はフェルハト。私にこう言ってくれた。『不運を理解できるのは不運に陥った人』と。フェルハトもとても愛しているからこそ私のことを理解してくれる。ああ、胸が締めつけられる思い」と書いてい 全文をよむ
兵役の任務期間が「12ヶ月の兵卒」に統一されることが議論されている。テロ問題に関して大きな進展が見られた場合、この案は数年のうちに実現するだろう。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相と参謀総長イルケル・バシュブー大将との会見が一昨日行われた。切迫した雰囲気の会見の結果、約10万人が待望する「兵役金納制」については実施の条件が整っていないとの理由で先延ばしとなった。しかしその一方で兵役制度の再編成に関してはその調整を急ぐことが決定された。 エルドアン首相とバシュブー大将の 全文をよむ
逮捕状が出された第一軍司令部チェティン・ドアン元将軍は、昨日(22日)の昼ベシクタシュのイスタンブル裁判所に出頭し、身柄を引き渡した。 バルヨズというコード名のクーデター計画を準備した罪状で立件されたドアン元将軍が、再度逮捕されスィリヴリの拘置所に送られた。ドアン元将軍は、逮捕される前に裁判所の前で行った会見で、自身に帰せられた全ての罪状とクーデター計画を否定した。病気について(の問いかけ)には、スィリヴリにいる(拘留中の)友人らを放っておけず治療を受けなかったと述べた。「(軍の)ギュ 全文をよむ
首相府広報センターの発表では、「参謀総長の報告では、年内に兵役に服する義務のある者の数が、軍が必要とする人数に満たず、またテロとの戦いに対してマイナスの影響が懸念される、とのことです。よって兵役金納制を導入するには、まだ条件が整っていないという結論にいたりました」とされた。 発表では、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相と参謀総長イルケル・バシュブー陸軍大将が毎週行っている定例会合で、テロとの戦いを始めとして、様々な治安問題と、昨今国内で議論の高まっている兵役金納制が取り上げられたとされ 全文をよむ
憲法改正案を審議中の国会本会議で、最も議論を呼んだ解党を定める第8項が5人の平和民主党(BDP)党員の賛成により337票で可決された。昨日も、BDP党員とトルコ大国民議会(TBMM) 議長の間には張りつめた空気が流れた。 憲法改正案の中で最も議論を呼んだ第8項が、昨日の明け方近くに337票で可決された。この項に関しては5人のBDP党員も賛成に回った。 毎日何時間にも及ぶ法案の審議において、昨日も一触即発の状態であった。TBMMのメフメト・アリ・シャーヒン議長とBDP党員との間で、一 全文をよむ
議会本議会での憲法改正案についての審議2日目、議論は白熱した。平和民主党(BDP)イスタンブル選出議員のセバハト・トゥンジェル氏が「トルコで戦争は起こっている。戦争を支持しているものが、この議会で発言していることを恥ずかしく思う」と発言すると、議会は混乱した。 議長のメフメト・アリ・シャーヒン氏は、トゥンジェル議員に彼の発言を訂正することを求めた。平和民主党会派副代表のベンギ・ユルドゥズ議員は、公正発展党(AKP)のギョクハン・サルチャム議員に歩み寄った。公正発展党議員は次々と「非常識 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は憲法改正の件に関連して、「今後行われるべきことは、議会において本当の意味で、誠実かつ偽りのない態度で、その投票に参加することだ」と述べた。 エルドアン首相はATVでの生放送において、記者たちの質問に答えた。 首相は以下のような質問を受けた。「ビュレント・アルンチ国務大臣兼副首相の次のような発言がありました。『もし共和人民党(CHP)が憲法裁判所にこの件を持ち込まない保障が与えられたとしたら、歩み寄りへの門が開かれることとなるだろう』と。CH 全文をよむ
《エルドアン首相、大統領を肯定的にみている (1)の続き》 ■「大統領制への移行への練習」 エルドアン首相は、「大統領を国民投票で決めるというやり方は、現在の憲法や議会のあり方からみて、近未来的には、緊張や対立、不和を生む原因となるとは思わないか」という質問に対し、次のように答えた。 「そもそも、現状は、例の「半大統領制」であり、その点では変化はありません。ただ、議会での選出がかわるだけです。私たちは、現時点でも、大統領制への移行の練習をしているのです。 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、ATVの「首相との討論」という番組で、大統領制の是非がトルコでも問われうるし、首相自身は大統領制に肯定的であると述べた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は大統領制の是非が再び問われうるだろうと述べ、「新しい憲法によって、国民が我々にこの権限を与えて下されば、大統領制は協議対象になり得、議論され得る」と語った。 エルドアン首相は、ATVの生放送で、新聞記者達から当面の課題についての質問に答えた。 新聞記者達は、1982年憲法が軍人主導の下で作ら 全文をよむ
タイイプ・エルドアン首相は、憲法改正に関する主導権が今後はギュル共和国大統領の手にあることを明言し、「3項については、国民投票が行われることを(ギュル大統領は)望まれるかもしれません。大統領のご意向によります」と述べた。エルドアン首相は、3項目の問題を総選挙後に先送りはしないと言った。 タイイプ・エルドアン首相は、憲法改正に関する主導権が、今後はギュル共和国大統領に託されていると明言し、「大統領はこの3項目について、国民投票が行われることをお望みになるかもしれません。大統領のご意向次第 全文をよむ
エルドアン首相は、「民主的解決」を説明するため、この度、作家や詩人たちと集った。文学者たちに詩を詠み、引用を披露したエルドアン首相は、話の中で、殺されたサバハッティン・アリ氏とフラント・ディンク氏にふれた。 エルドアン首相は、会議に招待したが参加しなかった作家たちに対して、以下のように非難した。-「私は公正発展党に反対です。参加できません」と言うならば、傷つきます。この朝食会に居合わせて何がありましょう。取って食う訳ではありません。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、民主 全文をよむ
首都東京で41年ぶりの降雪を記録した。 日本の気象庁は、この記録を北からの寒波によるものと発表。 また気象庁は、明け方にかけての細かい雪で、北日本と東日本の多くの地域で高速道路や特急電車などの交通機関に支障が出ており、通行止めが起きたことを発表した。 首都はもちろん、すでに開花した桜の木にも降り積もった雪は日の出とともに姿を消した。気象庁によれば、1969年にも4月17日に降雪が記録されている。 悪天候にもかかわらず、日本の鳩山由起夫首相は毎年恒例の「桜を見る会 全文をよむ
(クルド問題に関する)「民主的解決」のために、カンディル山を下って来たグループの一員であるリュトゥフ・タシュが10ヶ月の禁固刑に処せられた。 アブドゥッラー・オジャランの呼びかけを受けて、カンディル山から下って来たグループの一員で、57歳のリュトゥフ・タシュが、オジャランに「さん」という敬称を使ったため、テロ幇助の罪状で10ヶ月の禁固刑に処せられた。 政府が始めた「(クルド問題の)民主的解決」の一環として、昨年の10月19日、北イラクのカンディル山とマフムルキャンプからト 全文をよむ
2009年3月29日の地方選挙で選出された女性市長の割合は0.9%にとどまる一方、地方行政における女性当選者の割合は1.23%という結果になった。 トルコでは政治全般において女性の代表が少ないことが議論されているが、地方自治においてもこの実状に相違がないことが判明した。トルコの地方行政における女性の割合は2007年に国会が達した9%の代表率にも達しなかった。ベシル・アタライ内務大臣は、共和人民党アダナ選出の国会議員ネヴィン・ガーイェ・エルバトゥル氏の文書による質問書に回答して、2009 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、昨日アメリカから帰国し記者会見を開いた。エルドアン首相は、「憲法改正について共和人民党の提案は話題に上っています。3つの条項に関連する提案です、実際には11項にかかわってくます。これらの解決を次期政権に繰り越そうとの提案です。対案はありますか」という問いに対し、次にように答えた。 「私達は対案をつくる立場にはない。この過程に突入してから、全ての政党、NGOに情報を提供してきた。しかし彼らから肯定的な反応は得られなかった。それどころか、提案の表紙を読 全文をよむ
解党した民主市民党(DTP)の元党首アフメト・チュルクは、サムスンで殴打された後に運ばれた病院から退院した。病院から出る時に会見をしたチュルク元党首は、襲われた後トルコ各地から「お大事に」というメッセージが届いたと述べ、「国民はこの事件を心と頭に刻んだことでしょう」と語った。 チュルク元党首は襲撃に関する説明はしたくないとし、トルコ各地で事件に対する抗議が起こり、各地の人々から電話で早く良くなるようお見舞いをいただいたと話し、「このようなこと、まさに平和、民主主義、国民の友好に対するこ 全文をよむ
解党した民主市民党(DTP)アフメト・チュルク元党首への殴打襲撃に対し非難のデモを行う何千もの人がトルコの多くの町でデモ運動を行った。ハッキャーリでは警察との間で衝突が起こる一方、デモで掲げられた「復讐」というスローガンが注目を浴びた。 解党した民主市民党(DTP)元党首、元マルディン県選出議員であったアフメト・チュルク氏がサムスンで受けた殴打襲撃に抗議する5000人がデモ行進を行った。記者会見の後、あるグループがゲンチリック通りで待機していた警備隊の前でスローガンを掲げ始めると、警察 全文をよむ
エルドアン首相は、共和人民党(CHP)デニズ・バイカル党首の「我々は、憲法改正案の3つの項目については反対しているが、他の項目には賛成である」という発言に賛意を示した。そして昨日、共和人民党(CHP)と公正発展党(AKP)間で長い間行われていなかった合意に向けた協議が行われた。 共和人民党(CHP)会派副代表のケマル・アナドル、ハク・スハ・オカイ、ケマル・クルチダルオール議員らは、バイカル党首と共に金曜日に下された決定に沿って、昨日憲法改正案に関する話し合いのため、公正発展党(AKP) 全文をよむ
ジュムフリエト紙発行人兼主筆であるイルハン・セルチュク氏は、エルゲネコン担当検察官に対し、私生活に関する情報が起訴状に記載されたとして、裁判を起こしていたが、勝訴を勝ち取った。検察官らは、私生活に関する情報を起訴状に記載したとして有罪とされた。 イルハン・セルチュク氏は、エルゲネコン起訴状で個人の権利を侵害され、個人的な会話が悪意を持って起訴状に取り上げられたと語り、検察官らに苦情を申し立てた。シルケジの第5第一審裁判所で行われた審理で検察官らは、私生活に関する情報を起訴状に記載 全文をよむ
平和民主党(BDP)ムシュ県選出のスッル・サクック議員は、アフメト・チュルク議員が(同日の裁判傍聴後に起きた殴打事件のため)ハヴザ国立病院で治療を受けている間、マスコミに向けて会見を行った。サクック議員は、この拳での殴打事件をサムスン市民のせいにしてはならないと話し、次のように述べた。「過激派のファシストはトルコにはどこにでもいる。市民らを仲違いさせることを意図している者たちがいる。私たちはこうした者たちを分かっている。しかし、あの現場では、警備の警官が、警備する立場でありながら傍観者として留ま 全文をよむ
アフメト・チュルク氏が記者会見中に殴打された。 アフメト・チュルク氏は、ムシュ県ブラヌク郡で2人が死亡し4人が負傷した事件を巡って、治安上の理由によりサムスンで開かれた裁判を傍聴した。裁判終了後に記者会見を行ったが、その最中1人の市民に殴打され負傷した。 2009年12月15日ムシュ県のブラヌク県で、DTP(民主市民党)の解党命令に対し1000人もの群衆がデモを行い、商店街を襲撃した。その際シャッターを下ろしていなかったために襲撃に遭った商店主のトゥラン・B(43)が、認可さ 全文をよむ
軍事裁判官であるアフメト・ゼキ・ウチョク大佐自身も逮捕された偽造報告書の捜査は、起訴状が書かれる段階に至った。 捜査範囲において「証拠隠滅」の容疑で供述調書の作成が求められている者の中には、参謀本部法律部門長であるフフズ・チュブクル准将もいた。尋問は捜査検察官ではなく、トゥラン・チョラッカドゥ次席検事によって行われることが発表された。イスタンブル県共和国次席検事であるトゥラン・チョラッカドゥ氏も3日前に (行った会見で)、「首席検事は数日前から本省の通達に従い、現役将軍たちの捜査を次席 全文をよむ
バシュブー参謀総長はフェヴジ・チャクマク元帥の追悼式典で「トルコ国軍の士気、規律そして団結は誰も揺るがすことはできない」と語った。 共和国の初代参謀総長のフェヴジ・チャクマク元帥の没後60周年記念のため参謀本部で開催された式典で重要なメッセージが出された。イルケル・バシュブー参謀総長は多数の来賓が参加したこの式典に妻とともに出席し、フェヴジ・チュクマク元帥の時代の難しい状況に言及した。イルケル・バシュブー参謀総長は式典で行った話の中で、アタテュルク、イノニュ、チャクマクを独立闘争の中核 全文をよむ
25の将官と78の現役軍人からの事情聴取が行われないままとなっているバルヨズ捜査であるが、今後も捜査は引き続き行われるとイスタンブル次席検事が明らかにした。現役軍人たちの聴取は次席検事が行う。 「バルヨズ行動計画」に関する尋問の際に、担当した2人の検察官が「名簿から消され」、後任のものが任命され、それと同時に「第三波」の捜査も滞った。トゥラン・チョラッカドゥ・イスタンブル次席検事は、「尋問が中断されていない」ことを強調しつつ、拘留者名簿に載っている軍人の事情聴取が行われ、それがいつ行わ 全文をよむ
公正発展党のベキル・ボズダー会派副代表は265人の国会議員の署名により、トルコ大国民議会議長に提出された憲法改正案は、「新しい改正案である」と述べた。 ボズダー会派副代表は国会で行った会見で、憲法のいくつかの条項の修正に向けた改正案が、公正発展党党首、首相、イスタンブル県選出のレジェプ・タイイプ・エルドアン議員と264人の国会議員の署名、改正案の起案理由書及び各条項の改正理由書と共に国会議長に提出されたと述べた。 ボズダー会派副代表は「この改正案は新しい改正案だ」と語り、改正 全文をよむ
50人以上の公正発展党(AKP)議員が憲法改正案から署名を取り下げた。これによって署名は184を下回り、再び署名を募ることになった。 イェニ・シャファク紙インターネット版 公正発展党は、トルコ大国民議会議長に223名の議員の署名と共に提出した憲法改正に関する提案を撤回した。公正発展党のスアト・クルチ会派代表代理によると、50人以上の議員が国会議長に請願書を出し署名を取り下げたという。公正発展党会派による改正案は再び署名を募ることとなった。 クルチ氏は国会で会見し、公 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は憲法改正問題における高等司法機関や野党を非難した。 エルドアン首相は「司法は声を張り上げています。ご覧下さい、我々よりもさらに政治家らしいじゃありませんか。司法は政治化したということだったでしょうか。司法は政治化したのではなく、政治を行おうとしているのです」と語った。 独立実業家協会(MUSAID)第19回通常総会がストゥルジェ会議場で開催された。コーラン詠唱から始まった総会はトルコ国家『独立行進曲』とMUSIADの歴史を説明するスクリーン上映と 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、アメリカ訪問についての決意を表明した。エルドアン首相は「私はワシントンへ行く。話し合われるべきことが数多くある」と述べ、「私が行く前に大使を派遣する」と発表した。ナームク・タン大使は月曜日にアメリカへ戻る。 エルドアン首相は金曜礼拝を行ったバシュヤズジュ・モスクを出る際に、記者らの質問に答えた。 「アメリカへ行かれるのですか?」という記者の質問に対し、エルドアン首相は「アメリカ訪問については友人たちと検討した。この訪問は、皆さんご存じのように、 全文をよむ
アンカラ弁護士会代表のヴェダト・アフセン・ジョシャル氏は、政府の憲法改正案が実施されれば、司法のもつ監督・調整の機能が大幅に失われると主張し、「国の制度は司法の保証を失い、法治国家は名ばかりのものとなる」と語った。 ジョシャル氏は、アンカラ弁護士会理事会メンバーとともに記者会見を行い、憲法改正案に対する理事会の見解を明らかにした。ジョシャル氏によると、政府の改正案は、特に司法の中立性・独立性について現状を後退させており、その意味で、改正案は司法の中立性・独立性と権力の分離という原則に反 全文をよむ
警察は、ズィヤ・ギョカルプ大通りでトルコ専売公社(TEKEL)の労働者への支援を望む公務員組合連盟(KESK)のメンバーを妨害した。トルコ労働組合連盟のクムル会長が知事や内相とともに行った会談では解決には至らなかった。TEKEL労働者はサカルヤ大通りに入り座り込みを始めた。警察は、退去しない場合介入するとTEKEL労働者に警告を発し、通りにあるバーの経営者に向けて、シャッターを下ろすようにと呼び掛けた。これを受けてバーのオーナーたちは店を閉め始めた。 トルコタバコ・アルコール・穀物労働 全文をよむ
共和人民党(CHP)会派代表代理のケマル・クルチダルオール議員の双子の兄弟であり、コジャエリ在住でセカ(セルロース・紙工場)会社を定年退職したアディル・クルチダルオール氏は、CHPを離党し、民主党(DP)へ入党した。 アディル・クルチダルオール氏は、1948年12月17日に自分より2時間前に生まれたケマル・クルチダルオールを「お兄さん」と呼んでいる。 ■ 「弟に確認していない」 クルチダルオール議員は、弟であるアディル・クルチダルオール氏がCHPを離党し、DPへ入党 全文をよむ
民主党(DP)と祖国党の合体後、両党の党員の間で不具合が生じている。以前イスタンブルとイズミルで発覚した「分裂」は、今回トラブゾンでも発生した。オフで民主党と祖国党の支部長らが殴りあいになった事件の反響が続く中、今日も民主党県青年部のギョルケム・チョラク代表がその他複数のメンバーとともに辞職した。 チョラク氏は、黒海地方東部で起こったトラブルの原因がメスト・ユルマズ氏にあると主張。1年半近く民主党の県青年部の代表を務めてきたことに触れ、「党合体後、約2ヶ月前にユルドゥズ氏が地区代表に任 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領は大統領府での食事会で歓待を受けた専門家たちの憲法改正案に対する批判と意見を聞いた。 入手した情報によると、ギュル大統領は食事の始めに自身には憲法改正の件で2つ基準があると話し、これらをEU基準と公共の良心というふうに列挙した。ギュル大統領はその後、ゲストの話に耳を傾けた。ギュル大統領は昨日、憲法法律学者エルグン・オズブドゥン氏、ヒクメト・サーミ・チュルク元法務大臣、ムスタファ・ブミン元憲法裁判所長官、オスマン・アルスラン前最高裁判所長官、研究者のタルハン 全文をよむ
バウシュ国務大臣は、「(トルコには)1万1千人の裁判官と検察官がいる。アンケートが行われたら、一体このうちの何人が現在の裁判官・検察官高等委員会(HSYK)に満足していると思うか。ほとんどの人が満足していない」と話した。 エゲメン・バウシュ国務大臣兼EU加盟交渉担当は、アンゲラ・メルケル独首相が(EU加盟について)トルコに対して(正会員であるフルメンバーシップではなく)特権的パートナーシップ(同盟関係)を提案したことについて、EUにはそんな基盤はないと述べ、「EU27ヶ国のうちの一部が 全文をよむ
アダナ広域市長アイタッチ・ドゥラクは、不労所得について行なわれた捜査の公平性のため、内務省により、解任された。アダナ県知事のイルハン・アトゥシュは、解任という決定は、捜査が健全に行なわれるための措置であると述べた。アイタッチ・ドゥラクはというと、「2ヶ月間の強制的な休暇」として受け止めており、「選挙で目的を果たせなかった人々が、今、溜飲を下げようとしている」と述べた。 内務省が解任したアダナ広域市長アイタッチ・ドゥラクへ省の決定が通知された。県特別秘書官セムラ・サカル、県広報副局長、県防衛部 全文をよむ
カラマンを視察中のニハト・エルギュン産業通産相は、選挙得票率制限の引き下げに関しに関して、「今日までのところ、得票率制限の制度において、改正に向けた取り組みはない。ただ、これは、全くあり得ないという意味ではない」と述べた。 エルギュン大臣は、以下のように話した:「選挙制度とは、一方では公正を、他方では代表における公正を保障するものでなければならない。得票率制限制度は政治の安定をもたらすと考えられている。なぜなら、低得票率による制限は、政治的安定の創出において困難をもたらすからである。こ 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、アルメニア人協会代表ベドロス・シリンオール氏とアルメニア病院副理事長のヘルマン・バルヨン氏を接見した。面会後に会見を行ったシリンオール氏は、1915年の事件を「非常に親密な2人の友人同士の喧嘩」と位置づけた。シリンオール氏が身に付けたオスマン朝スルタン・マフムート2世の描かれたカフスボタンが注意を引いた。 首相官邸での接見後に会見を行ったシリンオール氏は、1915年の出来事について、「非常に親密な2人の友人関係が損なわれた。彼らの間に不信が生まれた 全文をよむ
(公正発展党(AKP)の憲法改正案に対して)共和人民党(CHP)が用意した6項目の修正提案は、来週にも公表される。提案書のタイトルは「現代トルコに必要な変革」。 修正提案では、国会議員の特権が議場に限定されるほか、裁判官・検察官高等委員会(HSYK)の委員長は委員会自ら選ぶとしている。また、「憲法は世界的な法基準に適うものとなること」とも書かれている。この提案は公正発展党(AKP)には提出されず、市民団体に説明される予定だ。入手された情報によれば、修正提案に示された内容は次のようなもの 全文をよむ
平和民主党(BDP)が、公正発展党の憲法改正案に対して用意した「修正提案」がまとまった。憲法における「トルコ国籍者(Türk vatandaşlığı)」という表現が「トルコ国・国籍者(Türkiye vatandaşı)」に修正されることを望む平和民主党は、公正発展党の改正案における裁判官・検察官高等委員会(HSYK)と憲法裁判所の憲法改正に対する変更についても反対した。 平和人民党は、裁判官・検察官高等委員会会長が新たに作られる委員会によって選出されること、大統領に与えられているメ 全文をよむ
トルコ大国民議会小委員会で、選挙期間に、「国家の分割されざる一体性に抵触しないこと」を条件に、地域的言語や方言で街頭宣伝活動を行うことが承認された。 公正発展党のハルク・イペキ副党首は、選挙法の改正を目論む法案において、トルコ大国民議会小委員会で根本的な改正が行われた。これによると、選挙期間中に「国家の分割されざる一体性に抵触しないこと」を条件に地域的言語や方言での街頭宣伝活動が可能となる。共和人民党メルシン選出のイサ・ギョク国会議員が、「法のシステムに反する」として反対したが、公 全文をよむ
民族主義者行動党(MHP)のバフチェリ党首の「合流の呼びかけ」にトゥールル・テュルケシュ氏が応じ、彼が立ち上げた啓発トルコ党(ATP)は正式に解党した。啓発トルコ党(ATP)の幹事長のイルファン・トプチュ氏は、党は正式に解散し、今後のことは民族主義者行動党(MHP)のバフチェリ党首の招請にかかっていると語った。 民族主義者行動党(MHP)のバフチェリ党首が「合流の呼びかけ」と共に啓発トルコ党(ATP)本部を訪れ、オクタイ・オズトゥルク党首と会談を行い、政党は解散した。バフチェリ党首が統 全文をよむ
政府が長年にわたって取り組んでいる憲法改正案の詳細が確定しつつある。改正案は26項目あり、うち3項目は暫定案となっている。 憲法改正提案の草案は、施行に関する1項目を除いて22項目からなる。この他、3項目の暫定項目があり、そのため草案は計26項目となった。改正草案では、憲法の10条、20条、23条、41条、53条、69条、74条、84条、94条、125条、128条、129条、144条、145条、146条、147条、148条、149条、156条、159条について改正を予定している。改正草 全文をよむ
政府は用意した憲法改正案を今日野党に提示する。これに関する最終調整が昨日公正発展党本部で行われた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相と公正発展党の法律専門家たちが集まり、「憲法改正案」に関する最終調整を行った。公正発展党執行部は今日、憲法改正案を野党の幹部に提示する。公正発展党を代表して、サードゥッラー・エルギン法務大臣とベキル・ボズダー会派代表、ジェミル・チチェキ副首相がまず10時に共和人民党会派のもとを訪れる。国会での会合は12時に平和民主党、続いて13時30分に民族主義者行動党 全文をよむ
トルコには新憲法が必要であると主張する200人を越える知識人たちは、改憲は対話や歩み寄り、広範囲にわたる相互理解に基づいて行なわれるべきであると呼びかけた。 学者や新聞記者、作家、労働組合、女性団体、またその他の市民社会組織の代表者を含む200人を越える署名者たちは、憲法の改正が「対話と歩み寄りの中で広範囲にわたる相互理解に基づいて行なわれるべき」と呼びかけた。署名者たちは文書による声明でこのように述べた。 「我々はトルコに新しい憲法が必要であると確信しています。全ての政党や大学、 全文をよむ
クルド政治運動の新しいリーダー、セラハッティン・デミルタシュ氏は、BDP(平和民主党)の党首に選ばれて以来、協調性のある人柄で注目されている。我々は、(彼の)これまでの生涯に関する初めてのインタビューを、(特にクルド系の人々が祝う)ノールーズ(3/21:春分の日)にちなみ、今回掲載する。 「兄弟4人、同じ小学校で学びました。注目されていました。全員とても勤勉で、清い心を持っていました。先生、校長先生、皆が私たちを大変好いていました。先生たちの愛情を失くさないために、努力しました。今もそ 全文をよむ
不逮捕特権が消滅した、閉鎖された民主市民党(DTP)のアフメト・チュルク元党首とディヤルバクル選出のアイセル・トゥールク議員について、「過去に行った19回の講演で、テロ組織のプロパガンダを行ったとし、テロ組織の一員ではないにもかかわらず、組織に代わって罪を犯した」として裁判が起こされた。 ディヤルバクル共和国検察局は、憲法裁判所の判決に基づき、不逮捕特権が消滅した、閉鎖されたDTPのチュルク元党首とトゥールク・ディヤルバクル選出議員に、それぞれ起訴状を出した。 アフメト・チュ 全文をよむ
憲法改正に取りかかった与党が準備した憲法改正案は最終段階に入った。昨日レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は法律家らを集め草案に関する最後の修正を行った。 ビュレント・アルンチ副首相とジェミル・チチェキ副首相が参加した4時間にわたる会議の後、ベキル・ボズダー会派副会長は、憲法改正に関する取り組みは完成したと発表した。サドゥッラー・エルギン法務大臣は近日中に野党の支持を得るため野党を訪問する。訪問の約束を取り付ける前に憲法改正案が野党に送られる。与党は3月末までに憲法改正案を議会に提出する 全文をよむ
歴史家のジェズミ・ユルトゥセヴェル氏は、アルメニア公文書館から入手した一枚の写真が、1915年にアダナからアレッポへ移住してきたアルメニア人たちが音楽隊を伴う歓迎を受けたことを示していると発言した。同氏は、この写真をアルメニア人虐殺の主張に「イエス」と言う人々が見たならばきっと恥じ入るだろうと述べた。 ユルトゥセヴェル氏は以下のように発言した。「アダナを離れアレッポに移住してきた人々は、まず音楽隊によって歓迎されます。その後すでに用意されていたテントに移る人々もいれば、オスマン軍の兵舎 全文をよむ
ユーロビジョンに、トルコが再度英語の楽曲で参加することが政治の世界で議論されている。最も衝撃的な提案は、民族主義者行動党(MHP)のヤルチュン議員による、「トルコは、このコンテストに"Beyaz Giyme"、"İn Dereye Dereye"、または"Makber"で出場すべきだ」というものである。 Mangaが、ユーロビジョン・ソング・コンテストに"We Could Be The Same"という英語の楽曲で出場することが、民族主義者行動党の反発の原因となった。民族主義者行動党の 全文をよむ
トルコ大国民議会(TBMM)の本会議にて、カスピ海沿岸地域・中央アジアの天然ガスをパイプラインによりヨーロッパへ供給する予定のナブッコ・プロジェクトの計画が是認された。 オーストリア共和国、ブルガリア共和国、ハンガリー共和国、ルーマニア、そしてトルコ共和国の間でナブッコ・プロジェクトに関する合意の承認を適切とする法案が、審議終了後に是認された。 同法によれば、ナブッコ・プロジェクトで、トルコの東部・南部国境から流入する天然ガスを、トルコ、ブルガリア、ルーマニア、ハンガリ 全文をよむ
憲法改正の是非を国民投票に付託するまでに要する期間を120日間から60日間に短縮する法案が、トルコ大国民議会本会議で承認され法制化された。 憲法改正の国民投票への付託法の改正に関する法案によると、憲法改正に関する国民投票の期間が120日間から60日間に短縮される。国外に住むトルコ人の投票期間は40日間から20日間になる。 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領は、トルコ大国民議会にて会派を形成する政党のリーダーらと一名ずつ会談を行う予定だ。この枠組みで、ギュル大統領は第一回目の会談を第一野党のリーダー、共和人民党デニズ・バイカル党首と行った。 大統領府によりマスコミに配布された会談に関する映像では、ギュル大統領が、バイカル党首を執務室のドアで迎えている。映像では、バイカル党首からの「私が最後に来た時、部屋はこのような形でしたっけ」という言葉を受け、ギュル大統領が「こういう形でした。時間はかなり過ぎたのですね」と 全文をよむ
セラハッティン・デミルタシュ平和民主党(BDP)党首は、現在10パーセントに規定されている得票率下限規定を更に下げることや、国庫補助金の再整備といった改正が行われなければ、憲法改正法案に賛成の投票をしないと述べた。 デミルタシュ党首は昨日の党会合で次のように話した。 「我々は彼らの民主主義の定義を恐れているため、我々に今後何が起こるか想像できる。大統領はコラムニスト達を店の従業員達と同等と見なしている。このような言論の自由を手にしている大統領が、我々にどのような憲法改正案を提示する 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、先週の国会の党会議で新聞記者を非難したため、新聞コラミストは抗議文を(ウェブサイトに)掲載し、署名活動を始めた。常時更新されている抗議文には、ジュネイ・ユルセヴェル、タハ・アクヨル、ナズル・ウルジャク、ヤーセミン・チョンガル、アブドゥッラフマン・ディリパク、ハディ・ウルエンギンといった人々の署名もみられる。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が先週の国会の党会議で新聞記者に対し批判を行ったため、新聞コラミストは抗議文を(ウェブサイトに)掲載し、 全文をよむ
トルコ大国民議会(TBMM)議長メフメト・アリ・シャーヒンは、憲法改正の提案について、今後トルコにおける民主主義をより進化させ、国民に対して経済的及び社会的貢献を果たすことになるあらゆる試みを歓迎すると話した。 シャーヒン議長は、記者たちからの憲法改正法案に関する質問に答えた。 シャーヒン議長は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相による「今後、憲法改正法案が3月末日までに議会に提出される」旨の発言に触れ、「今後トルコにおける民主主義をより進化させ、国民に対して経済的及び社会的貢献を 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、2010年3月1日時点の資産を公開した。 首相府報道センターがインターネットサイトに掲載された資産報告によると、エルドアン首相は40,000トルコリラ(TL)(約237万円)相当であるアルナヴトキョイのボルルジャ村の土地376㎡、10,000TL(約59万円)相当であるギュネイスのドゥマンカヤ村の土地2000㎡の不動産資産を所有している。 エルドアン首相の銀行資産については、2,366,109.95TL(約1億3993万円)(株式の売却収 全文をよむ
エルドアン首相は、司法改革を含む憲法改正案を3月末までにトルコ大国民議会に提出することを述べた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、トルコの民主主義、法の優位性、そして人権という問題において大きな前進の実現を継続させるため、憲法をはじめとした関連法規にたいする必要な改正を迅速に行うことが非常に重要であることを明らかにし、「これらを実現させる憲法改正案は早急に、また他の分野での法改正も含む改革案を、3月末までにトルコ大国民議会(TBMM)に提出する予定です」と話した。 エル 全文をよむ
ベシル・アタライ内務大臣に関して行われる公聴会の前に国会が緊張した。平和民主党(BDP)のスッル・サククの発言は共和人民党(CHP)員たちを激怒させた。 トルコ大国民議会本会議で、ベシル・アタライ内務大臣に関して共和人民党が提出した公聴会(請求)の提案の審議が始まった。本会議では、協議事項ではない議題のあと、アタライ内相についての公聴会(請求)の提案を協議に上げるかどうかについての議論に移った。提案では、「民主的解決と名付けられたプロジェクトで、テロ組織メンバーたちの司法的扱いに影響を 全文をよむ
大統領官邸で行なわれた三者会談は合意に至った。さて「解決」を強調した発表と会見はどんな意味をもっているのだろうか。アンカラで政治を見守る三名の評論家がCNNトルコでハンデ・フラトに意見を述べた。 ■Hurriyet紙インターネット版編集長ファーティフ・チェキルゲ:文書をめぐる戦いがあるとは思わない 最近では最も重要な会談だ。この会談を、バルヨズ計画に関して続いている司法面に影響する会談として捉えるのは間違いになる。つまり、この会談の結果、そこでえられる決定が、司法的過程の中で 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相とイルケル・バシュブー参謀総長と大統領官邸で面会した。 バルヨズ計画の捜査における逮捕によって政府と軍の間に起こった危機は、大統領官邸での三者会談に持ち込まれた。アブドゥッラー・ギュル大統領は、タイイプ・エルドアン大統領とイルケル・バシュブー参謀総長とともに会談を行った。この会談は、ギュル大統領が毎週木曜日に個別に行っている通常の会談を、同時に行いたいと希望したことにより実現した。ギュル大統領がエルドアン首相とバシュブー 全文をよむ
退役将校であるイブラヒム・フルトゥナ元空軍大将、エルギン・サイグン元第一陸軍大将、そしてオズジャン・オルネキ元海軍司令官は検察の取り調べを受けた後、釈放された。釈放されたフルトゥナ元空軍大将は「バルヨズ計画が誤解されている。法的な間違いを取り除くために私はここにいる。私は(既に退官しており)民間人なのですから」と述べた。 「バルヨズ計画」に関する捜査の一環として拘留された、イブラヒム・フルトゥナ元空軍大将、エルギン・サイグン元第一陸軍大将、そしてオズジャン・オルネキ元海軍司令官(いず 全文をよむ
クーデターの罪を問われて、警察の監視下に置かれていた元第一軍司令官であるチェティン・ドアン陸軍大将が、逃亡を計画していたとする容疑に対し、妻のドアン夫人が答えた。ニルギュル・ドアン夫人は、火曜の早朝メキシコへ発つべくヴィザと航空券の手配を行なっていたことを認めた。しかし、目的は逃亡ではなく、単に訪問であると釈明した。 退役したチェティン・ドアン元陸軍大将が「メキシコ出発を企てていた」というニュースで「国外逃亡を謀った」とうわさされたため、将軍の妻であるニルギュル夫人は我慢できずに釈明を 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領は、エルドアン首相とバシュブー参謀総長をチャンカヤの大統領公邸に召集し、三者会談を行う。 今日(24日)午前11時、アブドゥッラー・ギュル大統領は、タイイプ・エルドアン首相とイルケル・バシュブー参謀総長を召集し、政府、司法、軍部の三者間で起きている危機に関し、三者会談を行う。三者会談では、バルヨズ安全保障行動計画が発覚した後、複数の将校が拘留・逮捕されたことへの検討や、司法改革が主な議題となるとみられている。 エルズィンジャン共和国主席検事イルハン 全文をよむ
参謀本部でトルコ国軍の陸・海軍の大将らも出席し、バルヨズ行動計画に関連して逮捕された人々について、(軍として)意見をまとめるために会議を開いた。 参謀本部のウェブサイトでの発表は以下の通り。「イスタンブル検事局によってすすめられた捜査でもたらされた深刻な事態にたいし、(軍として)意見をまとめるため、本日参謀本部司令部においてトルコ国軍の陸・海軍の全大将が出席して会議を開いた。みなさまに敬意を持ってお知らせいたします」 全文をよむ
「村や小村落、夏営地を含む(現在)市民の立ち入りが禁止されているすべての場所を、今年市民に開放します」とミュニル・カラルオール・ヴァン県知事は伝えた。 トルコ・地区村長協会チャルドゥラン支部のアデム・チュナルバイ支部長を団長とする、25人からなる地区村長団が、ヴァンのカラルオール知事を訪問した。 知事室にて地区村長らと面談したカラルオール知事に対し、郡の中心部や村落で起きている問題について情報を提供したチュナルバイ氏は、チャルドゥラン郡が人口の点からヴァン県で2番目に大きな郡 全文をよむ
ディヤルバクル・共和国検察は、マルディンのヌサイビン郡で70の街路にクルド語の名前が付けられたことに関し調査を開始した。 情報によると、検察は、ヌサイビン市議会の決定により、ヌサイビンの7つの地区の70の街路にクルド語の名前がつけられたというメディアのニュースを受けて調査を開始した。 市長のアイシェ・ギョクハンは、2月18日に行なった会見で、市議会で議決された決定により、ヌサイビンの7地区の70の街路にトルコ語とクルド語の名前をつける予定であり、議会の決定を郡が承認するのを待っていると述 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル 大統領は、司法をめぐる議論に決着をつけるため、EUの基準に適うよう司法制度を改革していくことを表明した。 この発言をうけ、EUが刊行したトルコ・レポートに注目が集まった。過去数年間に刊行されたレポートのほぼ全てが、裁判官・検察官高等委員会(HSYK)に対し、批判的である。HSYKの独立性・中立性に対する疑いを論じ、この組織が早急に改編されることを求めている。 2007年当時、外務大臣を務めていたアブドゥッラー・ギュルが大統領に立候補ししたときにおこった 全文をよむ
エルズィンジャン県共和国検事長であるイルハン・ジハネルが逮捕され、この逮捕を指示した検事らの権限を裁判官・検察官高等委員会(HSYK)が剥奪したことで騒動を引き起こした捜査資料が、権限の剥奪についての決定がエルズルムに知らされる直前になって、イスタンブルに送られていたことが明らかになった。今後はエルゲネコン裁判を担当している特別権限検事らが捜査を進めることになる。第三軍司令部のサルドゥライ・ベルク大将の供述も、彼らエルゲネコン担当検事がとる。ジハネル氏の弁護士であるトゥルグト・カザン氏は、検事ら 全文をよむ
メフメト・アリ・シャーヒン国会議長は、「裁判官と検察官は任期中に解雇されることがあってはならない 」と述べた。 トルコ大国民議会(TBMM)のアリ・シャーヒン議長は、トルコには必ず司法の改革が必要であると語った。メフメト・アリ・シャーヒン議長は、「裁判官と検察官は任期中に解雇されることがあってはならない」と述べた。 シャーヒン議長はタンザニアのジャカヤ・ムリショ・キクウェテ大統領との面会 時に(記者団に)話し、エルズルム共和国検事の罷免について「いかなる権力も法的機関に対して 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領のインド・バングラデシュ訪問は1億5千万ドルの投資への扉を開いた。イスタンブル、そしてムンバイで行われる予定の文化的催しについても公的組織が合意に署名を行った。 アブドゥッラー・ギュル大統領がインド・バングラデシュで行った公式訪問の間に、3つの直接投資のコラボレーションが構築され、これによりトルコにインドから約1億5千万ドルの投資が行われることが期待されている。外国経済関係協会の書面での発表によると、5カ国で合計28か所の五つ星ホテルにより事業を行うオベロ 全文をよむ
エルズィンジャンでイスマイル・アー教団を捜査していたイルハン・ジハネル・エルズィンジャン共和国主席検事の裁判所内のオフィスと自宅で、家宅捜査が行われた。家宅捜査終了後、エルズルムに移送されたジバネル氏は、そこで逮捕された。 事務所と自宅の捜査ののち拘束され、エルズルムに移送されたエルズィンジャン共和国主席検事のイルハン・ジハネル氏は、朝まで続いた取り調べののち、エルズルム特別権限第2重罪裁判所に出廷し、そこでの決定に従い逮捕され、エルズルムHタイプ刑務所に収監された。ジハネル氏は、エル 全文をよむ
アブドゥッラー・オジャランがケニヤで逮捕されてトルコに送還された時期にあたり、シュルナクのジズレ郡で非合法のデモが行なわれた。ジズレ-イディル間を封鎖したデモ隊に向けて警官隊の装甲車から、トルコ語と共に初めてクルド語のアナウンスにより様々な警告がされた。 今日お昼頃ジズレ-イディル間を封鎖したデモ隊は、様々なスローガンを掲げながら、警官隊と衝突した。ジュディ地区とヌル地区の路地で集合した後イディル通りに出た50人ほどのデモ隊に対して、警官隊はすぐに干渉した。警官隊は、石で道にバリケード 全文をよむ
地方選挙前に、知事の権限を、特定の政党を支援するために利用したとして、元トゥンジェリ知事ムスタファ・ヤマン氏を禁固7カ月と公職追放に処分することが判決された。ヤマン氏の処罰は延期され、最高裁判所は、ヤマン知事についての判決理由を付した判決文の発表を延期した。ムスタファ・ヤマン知事が過去5年間において同様の罪を犯していないなら、刑は撤回されることになる。ヤマン氏は現在、ギレスン県知事として任務についている。 ギレスン県知事職に任命された元トゥンジェリ県知事ムスタファ・ヤマン氏に対して、3 全文をよむ
アルメニアのサルキシアン大統領は議定書を議会に提出するよう指示したが、まずトルコ大国民議会(TBMM)での承認が先であると述べた。 セルジ・サルキシアン大統領は、トルコとアルメニアの間で調印された議定書を批准段階に進めるため、今日アルメニア議会に提出すると明らかにした。しかし「トルコがアルメニアより先に審議を行い承認するべきだ」と話した。 サルキシアン大統領はイギリスの王立国際問題研究所(チャタム・ハウス)で「南カフカスの重要性と治安」をテーマに講演を行った。そこでトルコとの 全文をよむ
工事がまったく終わらず、絶えず問題に見舞われているセイランテペ計画に関し、行政裁判所から悪い知らせが届いた。 ガラタサライがセイランテペで行っている新スタジアム計画が行政裁判所により中止された。 ガラタサライ・スポーツクラブはセイランテペ計画が中止されたことを受けて行った発表で、このような状況はないと明らかにした。 スポーツクラブのインターネット公式サイトでの発表では、メディアで取り沙汰されているこの報道は、2009年12月8日付での行政裁判所の決定に依拠したもので 全文をよむ
歴史家でトプカプ宮殿博物館館長のイルベル・オルタイル教授の、「民主社会とクーデターに関する発言は、今週もっとも議論をよぶことだろう。 イルベル・オルタイル教授は、「軍国主義的民族」であることがトルコ人の最も重要な特徴であると述べ、「トルコ社会が軍国主義であることが、ベルギー、スイスにどんな関係があるのか。軍国主義という特徴を失ったヨーロッパは、私達トルコ人にあるこの特徴も無くなることを望んでいる。」と述べた。オルタイル教授は、民族主義者行動党の「政治的リーダシップ教育」活動の一環として 全文をよむ
共和人民党(CHP)会派代表代理のケマル・クルチダルオール氏は、「私たちは政府を非常に容易に揺さぶることができる。私たちがあなたがたに期待しているのはわずかな支持である。しかしながら、もはや私たちが揺さぶる必要もなくなった。政府はもはや崩壊し始めた」と述べた。 クルチダルオール氏は、ドゥズジェ県ギョルヤカ郡のハジ・ベクタシュ・ヴェリ協会を訪問し、市民たちと意見を交わした。 クルチダルオール氏は民衆が政治家と政党を審査することが必要であると述べ、審査した市民は投票箱を前にして理 全文をよむ
2009年に、クレジットカード債務を支払えない人の数は前年比91.1パーセント、個人債務を支払えない人の数は、195.5パーセント増加した。 中央銀行のデータによると、2009年に、前年と比較して、クレジットカード債務を支払えない人の数が35万1668人から67万2038人に、銀行の個人債務を支払えない人の数は、15万4972人から45万7947人に増加した。2008年には、個人債務とクレジットカード債務を支払えない人は合計で50万6640人だったが、この数が2009年には112万99 全文をよむ
平和民主党(BDP) は今週初め臨時執行部会議を行い、党の運営だけでなく、党則・政策綱領を一新させた。新綱領で注目すべき点は以下の通り: *BDPは良心に基づく拒否権を認め、この権利が法的に保障されるよう制度を見直す。 *個人の性的志向による差別に関して、法律に見られるそうした高圧的・差別的な条項をなくす。 *政治政党がその政治目標を理由として解党される事態を終わらせる。 *政治家の不逮捕特権を、政治活動に伴う不逮捕特権に限定する。 *刑務所の待遇を人間が生きられるもの 全文をよむ
ビュレント・アルンチ副首相は「デニズ・バイカルCHP(共和人民党)党首が数日前にジュッベリ・アフメト・ホジャに電話をかけ、「お大事に」と回復を願った。我々がホジャと一緒に写った写真をみせたなら、我々にとって、どれだけの騒ぎになることか」と述べ、バイカル党首がアフメト・ホジャと電話で話したことを確認した。アルンチ副首相はNTVの生放送で次のように述べた。「信じていただけないと思うが、バイカル党首が数日前にジュッベリ・アフメト・ホジャに電話をかけ「お大事に」と伝えたことを私は新聞で知った。ジュッベ 全文をよむ
内務省と参謀本部は両者の了解の下、「警察治安プロトコール」を廃止した。国家安全保障政策基本文書の「内部の敵」という言葉に注目があつまっている。 軍第一司令部が2003年に行った軍事計画セミナーで作製されたといわれる「バルヨズ行動計画」が明らかになり、それと共に再び議論となったf、「2月28日 プロセス」の中で作られた警察治安 (EMASYA)プロトコールが廃止となった。 1997年に参謀庁と内務省間で調印され、軍に都市で起こった社会的な問題への直接介入を認めるプロトコール 全文をよむ
NATO防衛大臣非公式会議が、今日イスタンブルで開催される。会議の議題はアフガニスタンが中心となる。会議の諸会合で取り上げられるとみられるこのこのほかの話題は、トルコも参加するヨーロッパ最大のプロジェクトであるA400軍事輸送機の将来になるだろう。 防衛大臣ヴェジディ・ギョニュルがホストを務めるこの会議のため、アナス・フォー・ラスムセンNATO事務総長とアメリカ国防長官ロバート・ゲイツが、今日イスタンブルに到着した。会議は、以前、IMF世界銀行サミットの会場であったイスタンブル会議セン 全文をよむ
昨日国会で、民族主義者行動党(MHP)を代表して発言したクルッカレ選出のオスマン・ドゥルムシュ議員は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の妻であるエミネ・エルドアン夫人が舞台俳優のネジャト・ウイグル氏のお見舞いをしようとした際、スカーフが原因で、彼のいるGATA(ギュルハネ軍医学校)への入構許可が下りなかったという出来事を、(訳者註:からかいながら)とりあげた。ドゥルムシュ議員は(GATAの軍人または医師に向かって)「君たちは、預言者として認められている(訳者註:あるAKP支持者がエルドアンを第 全文をよむ
BDP(平和民主党)の第1回臨時党大会で党首に選出されたデミルタシュ氏は、クルド人に対し母語使用、そしてクルド人の母親らに子供を軍に送らないよう求めて、市民としての抵抗を呼びかけた。 平和民主党(BDP)は、「トルコに対する民主的解決策」会議と位置付けられた第1回臨時党大会をアフメト・タネル・クシュラル体育館で開催した。289人の代表のうち288人の票を獲得して党首に選出されたディヤルバクル選出国会議員のセラハッティン・デミルタシュ氏は、クルド人に母語使用、そしてクルド人の母親に子供を 全文をよむ
共和人民党議員クルチダルオール氏の「左派は国民から離れた」とういう発言に対して「労働と資本との関係が継続しているかぎり左派はなくならない」という考えでコメントがおこなわれた。 共和人民党議員で、同党会派代表代理のケマル・クルチダルオール氏の「トルコでは左派の問題がある。左派は国民と労働組合から離れた。トルコで共和人民党以外左派は無くなった」という発言は、「批判はそのサロンにいた68年の(学生の反乱)世代に向けられた」と解釈された。同氏は、一昨日の中東工科大学卒業者協会において同校出身者 全文をよむ
「バルヨズ・クーデター計画」を暴露したタラフ紙は、(1980年の)9月12日クーデターに関する資料を報道し始めた。二つの計画の間にある類似点が注目される。 この資料は、「バルヨズ計画」を準備した人々が9月12日クーデターを参考としたことを示している。(その文書によれば)1980年に計画されたクーデタでは、まず7月11日の実施が予定されていた。しかし政府が国会で承認されたために、クーデターは延期される。計画の名前は「デヴ・クルト(=偉大な狼)」、つまり「デヴレティ・クルタルマ(=国家救済 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相がトルコ語放送を始めたばかりのEuroニュースに出演した。エルドアン首相はそこで、イスラエルとフランスのサルコジ大統領を批判する発言を行った。 エルドアン首相は、「イスラエル-トルコ間の将来をどのようにお考えですか、また現時点で、トルコがイスラエルとアラブ諸国、そしてイスラエル‐シリア間における仲介者役を担うことが可能であるとお思いになられますか?」という質問に対し、「トルコのような友好国を失うことは、おそらくイスラエルにとって、彼らが考えなくてはなら 全文をよむ
トルコ大国民議会憲法委員会委員長ブルハン・クズ教授は「憲法は簡潔な条文からなるべきだ。こまごまとした部分は法律にゆずり、文の始めと終わりが見渡せる程度の長さであるべきだ 。」と話した。 クズ教授はマルディン・アルトゥクル大学アタテュルク文化センターで開かれた「トルコの新しい憲法を模索する―その思想・手法・内容」というテーマのパネルディスカッションで、憲法は共生を考える上で最重要であり、この最良の例がマルディン県で見られる話した。 トルコがいまだ憲法を模索し、政治システムも完全とは 全文をよむ
世界中で2億9千万戸の家庭に配信されているニュースチャンネル・Euronewsは、放送言語としてトルコ語を加えることになった。 この話はトルコ・テレビ・ラジオ協会(TRT)はEuronewsの17%の株を獲得して提携を始めたことからはじまり、今後は、トルコ人新聞記者が作成したニュースが世界151ヶ国で放送されることになる。TRT代表取締役イブラヒム・シャーヒン氏はドルマバフチェ宮殿で行われた提携式典で、Euronewsで放送されるトルコに関するニュースの数が増え、且つ中立的な立場で提供 全文をよむ
南部・南東部の知事たちはアタライ内務大臣に対し、民主的解決策が当該地域の民衆の間に生み出した大きな期待が失望に変わっていると警告した。 トルコ南部・南東部の知事たちは、ベシル・アタライ内務大臣に対し「解決策に関する警告」をおこなった。知事たちは、政府の「民主的解決」の試みによってこれらの地域で「期待と興奮が頂点に達した」とし、この民主的解決の中味が世論に説明されたのち、今度は深刻な「失望」が起こったと述べた。知事たちは、市民が政府に「より具体的なステップ」を期待していると強調した。 全文をよむ
(2008年の解党裁判で)「世俗主義に反する行動の拠点となったが、解党の必要はない」との決定が下された公正発展党に対して、不法に電話を盗聴していたという理由で新たに調査を開始させたアブドゥッラフマーン・ヤルチュンカヤ共和国行政裁判所検察長官は、 この調査の結果新たな解党裁判が開かれるか開かれないか、ということに関する質問に対し、明確に回答した 。 ヤルチュンカヤ長官は、不法盗聴していたという理由で開始させた調査が続けられていることを明らかにし、「すべての党に対して解党裁判が開かれるか開 全文をよむ
特別権限をもつイスタンブル第12重罪法廷は、憲法裁判所が軍人を一般裁判所で審議するとした判断の棄却理由に目を通した後、ポイラズキョイ起訴状を受理した。 ■これが起訴状の全文である 軍人17名(現海軍将官レヴェント・ギョルゲチを含む内5名は勾留中)は、一般裁判所で審議される。初公判は4月9日に行われる。 ポイラズキョイの起訴状は、特別権限をもつイスタンブル第12重罪法廷に受理された。同法廷は,憲法裁判所が軍人を一般裁判所で審議するとした法改定の理由の審査を望み、官報に 全文をよむ
参謀総長のイルケル・バシュブー将軍は、戦争で「神よ」と言って突撃する軍隊がモスクを爆破する計画が、「心無いこと」であると述べた。 「バルヨズ・クーデター計画」の報道に強い反発を示したバシュブー参謀総長は、「クーデター計画(疑惑)に恥ずかしさを感じている。トルコ国軍にも我慢の限界がある」と警告した。 バシュブー参謀総長は、アタテュルクに対するイズミルでの暗殺未遂事件で裁判にかけられたが無罪となった解放戦争の司令官の一人である、キャーズム・カラベキルを追悼するために昨日(25日)参謀本 全文をよむ
エルドアン首相:「アンカラの暗いトンネルには入らなかったし、入らないし、入るつもりもない。我々の足をトンネルの中へと引っ張ろうとしている。」 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、(さまざまなクーデター疑惑が話題にのぼるなか)直近では、バルヨズ計画により問題となっているクーデター議論について厳しい態度を示し、「これらの汚れた企み全てに、違法行為に、我々は屈さなかったし、これからも屈しない。民主主義では、あらゆる政権は選挙によって選ばれ、選挙によって失われるものだ」と述べた。 エルド 全文をよむ
タラフ誌で報じられた「バルヨズ行動計画」において、クーデター政府の首相になる予定であったとされたトルコ会議所・商品取引所連合(TOBB)会長のリファト・ヒサルジュクルオール氏は、この疑惑報道に対して怒りをあらわにした。ヒサルジュクルオール氏は、これまでは政府よりの人物だといわれ、今度はクーデター計画に関する疑惑報道にさらされているとし、「この汚い計画に、私の名を加えられたことに、驚愕している。神よ、皆に正気を与えたまえ」と述べた。 TOBB会長のリファト・ヒサルジュクルオール氏は、クー 全文をよむ
AKP(公正発展党)が憲法改正に向けて始めた国民投票案件について、日に日にその姿が明らかとなってきている。 部分的な憲法改正を決めているAKPはCHP(共和人民党)とMHP(民族主義者行動党)の支持が得られなかったため、国民投票という選択肢に期待をかけている。国民投票案件の中には、クーデターを計画した軍人が一般法廷で裁かれるべきか、といったものもある。このために、CMK(刑事訴訟法)第250条が改正された。憲法裁判所が無効の決定を行った理由が注目されるなか、憲法第145条が改正される予 全文をよむ
参謀本部は、タラフ新聞が報道した「バルヨズ計画」について、これは、「2003年の計画演習授業で使われた、高まる緊張の時代に適応するための授業用シナリオだ」と説明した。 参謀本部の発表では、クーデターへの準備としての、モスクの爆破や、飛行機の撃墜、クーデターに反対する20万人の人をスタジアムに集めるといった新聞の報道に対しては、はっきりとした回答がされなかった。タラフ紙が2日間にわたってニュースを報道した後、参謀本部が昨日(21日)インターネットサイトに載せたこの話題に関する発表は次の通 全文をよむ
民族主義者行動党(MHP)デヴレト・バフチェリ党首が、(刑期を終え釈放された)メフメト・アリ・アージャの件について党員に警告していたことがわかった。 バフチェリ党首は、アージャが関わった事件はMHPとは関係がないことを強調した上で、「この人物が関わった事件を、MHPに敵対する目的で利用するものが、無節操にもでてくるかもしれない」と警告した。 アージャの件は、月曜日に行われた(MHPの)党首会議で議論された。MHP党員はアージャとその仲間たちに近寄らないよう命じられた。 全文をよむ
共和人民党(CHP)の国会議員らは、同政党の「砦」といわれるイズミルで週末にサルギュル氏が開いた(「変革への行動」と題する)集会についてコメントした。 共和人民党の国会議員らは、左派の新党設立のために活動している(イスタンブルの)シシュリ区長、ムスタファ・サルギュル氏の試みを、「共和人民党」の発展を阻もうとした、アメリカが糸をひく 、AKP(公正発展党)を支援する動きだと特徴付けた。共和人民党イズミル選出の国会議員らは、サルギュル区長が「共和人民党の砦」といわれるイズミルで週末に開いた 全文をよむ
フルキ・ジェヴィズオール氏が辞職したことにより、ラフシャン・エジェヴィト氏が民主左派人民党の党首に任命された。 民主左派党(DSP)の創設者であるラフシャン・エジェヴィト氏が、25年の歳月を経て再び党首となった。同氏は、先日フルキ・ジェヴィズオール氏の辞職により空席となった民主左派人民党(DSHP)の党首職に就任した。 かつての首相の一人であるビュレント・エジェヴィト氏の妻であるラフシャン・エジェヴィト氏は、マフスン・トゥルケル氏が党首に選ばれた後、DSPがエジェヴィト氏の路 全文をよむ
イスラエルのエフード・バラク防衛相が、トルコの在イスラエル大使に対して行われた行為が誤ったものであったことを述べた。 トルコのヴェジディ・ギョニュル国防大臣の召致で、今日17日にアンカラに着いたイスラエル防衛相エフード・バラク氏が国防省を訪れた。 ヴェジディ・ギョニュル国防大臣はバラク大臣を公的な式典で迎えた。バラク大臣は閲兵式で号令をかけ、「軍のみなさん、こんにちは」と声をかけた 。バラク大臣とギョニュル大臣は国防省にある専用の帳簿へ署名をした。両大臣はそこで握手をし、報道 全文をよむ
テロリストであるアブドゥッラー・オジャランは、イムラル刑務所に収監された5人の受刑者とともに、(刑務所の)待遇に対して抗議するため、「面会に出向かないとの決定」をし、「今後、この状況が改善されるまで、もはや面会に出向くことはないだろう」と話した。 弁護士たちと週ごとの面会を行ったオジャランは、以下のことを述べた。 「新しい場所は、意図的に、そして綿密な計画によってつくられたようだ。まるで自分が15メートルの深さの井戸の底にいるように感じている。息も詰まり、眠ることもできない。(牢の 全文をよむ
参謀本部は、第二次エルゲネコン裁判の起訴状にある、サルクズ(金髪の子)、アイ・ウシュウ(月光)、エルディヴェン(手袋)、ヤカモズ(燐光)という名のクーデター計画について裁判所へ文書を提出し、これらの計画に関する書類や情報が発見されなかったことを通知した。 第二次エルゲネコン裁判の被告人、「新党」党首で新聞記者のトゥンジャイ・オズカンの請求に基づき、参謀本部は、エルゲネコン裁判が行われるイスタンブル第13重罪法廷へ上申書を提出した。これによると、2000年から2009年の間、トルコ国軍内 全文をよむ
イスラエルのダニィ・アヤロン外務副大臣から、二通目の謝罪文書が届いた。トルコ外務省は、この書簡が謝罪の意味をもつものである、と発表した。 イスラエル政府は、トルコに対し公式に謝罪した。イスラエル首相府と外務省によって作成された書簡は、トルコの在テルアヴィヴ大使オウズ・チェリキコルを通じてアンカラに伝えられた。トルコ外務省は、イスラエルからの待望の謝罪が、「外務副大臣ダニィ・アヤロンの、オウズ・チェキリコル大使への謝罪の書簡」としてトルコ側に伝えれたと発表した。 外務省は、書簡 全文をよむ
イムラル島で科された終身刑に服するアブドゥッラー・オジャランは、イタリアで共産党系の最も重要な日刊機関紙の1つ「Il Manifesto」 紙でコラムの執筆を始めた。 オジャランの今日(9日)の最初のコラムは「我々クルド人求めるのは平和だけ」というタイトルで発表された。同紙が丸1ページを割いたオジャランの文章はイタリアに対する特別な関心について触れ、次のように始まっている。「イタリアは私にとって特別な意味を持つ国である。これはただ1998年11月にローマでクルド問題に民主的解決が模索さ 全文をよむ
●組織間の対立構造がなくなる ●より健全な歩みの為には、今以上に情報交換が必要 ●軍警察(ジャンダルマ)と警察が完全に相互協力を行う タイイプ・エルドアン首相は、ベシル・アタライ内相、サドゥッラ・エルギン法相と共に、イルケル・バシュブー参謀総長と週に一度の定例会議を、初めて参謀本部において実現させた。ハサン・ウースズ参謀副総長も参加したトップ会談では、組織間の対立構造解消に同意が示された。エルドアン首相は、特別軍の動員地域本部の捜査を受けて、この非常に重要な参謀本部での会談に向 全文をよむ
公正発展党のベキル・ボズダー会派副会長は、憲法改正案を国民投票にかけるために必要とされる120日という期間を、45日に短縮するための法案を準備した。 ボズダー会派副会長は、憲法改正案を国民投票にかけることに関する法の改正についての法案を、トルコ大国民議会(TBMM)の議長に提出した。その法案では、憲法改正を国民投票に諮るために必要とされる120日の期間を45日に、外国で暮らすトルコ国民に関しては40日前から開始される期日前投票の期間を15日前開始に短縮することを予定している。 全文をよむ
国会の本会議で初騒動が生じた。アフメト・チュルク氏とアイセル・トゥールク氏の国会議員職を剥奪とする憲法裁判所の判断が読み上げられた際だった。平和民主党(BDP)の議員たちも、民主市民党(DTP)が解党してから初参加となる本会議で憲法裁判所の判断が読み上げられるのを聞いた後に、立ち上がり手を叩いて抗議した。シュルナク選出のBDP議員ハシプ・カプラン氏は「アフメト・チュルク氏がこの議会にまだ戻ってくるのを目にするでしょう!」と叫んだ。 国会の本会議は、ギュルダル・ムムジュ国会議長の下で召集 全文をよむ
クルド問題の民主的解決プロセスが期待された段階に達していないことで、政府は動きだした。公正発展党(AKP)はまず党内の不協和音を排除するために、このプロセスに反対する議員たちの示す解決のための提言を採用することになる。 党内でも特に祖国党(ANAP)出身のムラト・バシュエスギオール氏、ウルク・ギョカルプ・ギュネイ氏、ヴァヒト・エルデム氏らは、クズルジャハマム・キャンプのハブル国境門での(34人のPKK党員投降時およびその後)光景から感じ取った不満について述べていたが、これらの批判の後、 全文をよむ
昨晩(2009年12月31日)、DTP(民主市民党)の解党措置の理由が官報に掲載された後、国会議員としての身分を失い、国会議員としての不逮捕特権をも失ったアフメト・チュルク元DTP党首とディヤルバクル選出のアイセル・トゥールク元議員は、昨日(2009年12月31日)の朝出廷し、自身の訴訟に関して供述を行った。 PKK(クルド労働者党)に対し、休戦の呼びかけをしたとして罪に問われている(注)チュルク元党首は、平和のための呼びかけをしたと話した。チュルク党首は、「銃撃を止めさせようとするこ 全文をよむ
ディジュレ大学での無許可集会に参加した罪で裁判を受けていた、解党命令をうけた民主市民党アフメト・チュルク元党首の孫ルケン・チュルク氏が、9年7ヶ月の懲役刑の有罪判決を受けた。 ディヤルバクル第5重刑法廷所で行われた裁判審理に拘留なしでかけられていたルケン・チュルク容疑者が参加せず、弁護士のレフシャン・バタライ氏が出廷した。裁判では、容疑者の弁護士であるバタライ氏が依頼人について無罪判決を要求した。法廷での短い休憩ののち、チュルク容疑者はトルコ刑法の「テロ組織メンバーになり、組織の名のも 全文をよむ
デニズ・バイカル共和人民党党首は次のように述べた。「もし不安定な状況を作り出そうとするなら、この二つの組織(政府と国軍)を対立させたい人々は、いつでもそこに混乱を引き起こすことができるのだ」 バイカル党首は、スターテレビで今日(28日)放送予定の番組「アレナ」の収録を行った。 番組で語った内容の一部は「スターテレビニュース」でも放送され、そこでバイカル党首はビュレント・アルンチ副首相の暗殺が二将校によって計画されたという主張を受けて、以下のようにコメントした。 「ここで問題なの 全文をよむ
民主市民党(DTP)の解党とともに平和民主党(BDP)に移籍した国会議員から相次いで爆弾発言がなされた。ヴァン県選出国会議員オズダル・ウチェルは、クルド労働者党(PKK)員とアブドゥッラー・オジャランを待望すると述べ、バトゥマン県選出国会議員ベンギ・ユルドゥズは、「我々はもはや、「懐柔できないクルド人」だ。国会には「覚悟あるもの」として戻る」と述べた。 ヴァン県でテロ組織PKKを支援する一般市民の秘密組織、クルディスタン社会連合(KCK)に対する強制調査の結果、拘束され昨日(27日)裁 全文をよむ
特別軍関係の動員地域本部において、昨夜(26日)から始まり約27時間半続いた捜査が終了した。 内務大臣と副首相を兼ねるビュレント・アルンチ氏を監視していたといわれる二人の将校が任務を行っていた特別軍傘下の戦争遂行研究機関本部において、二回目の家宅捜査が昨夜21時半頃に始まった。絶え間なく続いた捜査は約27時間半も続いた。 捜査には、共和国検察官のシェムセッティン・オズジャン氏やムスタファ・ビルギリ氏とともに、通信室捜査の決定を下した第11刑事裁判所の当番裁判官であるカーディル 全文をよむ
1952年からたくさんの名の下に活動を続けてきた戦争遂行研究機関局(STKB)は、韓国への派兵、9月6日事件さらにはキプロスでのトルコ抵抗軍の組織化といった多くの重要な事件と共に、その名前が思い出される。 平時においては当該地域における敵の占領に対して抵抗し、反乱の組織化を図ることを任務とする戦争遂行研究機関は、階級的には特殊部隊、それも参謀副総長の直属である。戦争遂行研究機関(STK)は、アメリカで教育を受けたダニシュ・カラベレン准将によって当時の国家安全保障評議会である高等防衛会議の決定 全文をよむ
ディヤルバクルでクルド労働者党(PKK)の都市部組織 クルディスタン社会連合 (KCK)に対して実施された捜査で市長7人を含む23人が逮捕されたこと対し抗議するため、平和民主党 (BDP)所属議員たちも参加した座り込みが行われ、昨夜(25日)から現在(26日)まで続いている。 ディヤルバクルで緊張した対峙状態が続く一方、ハッキャーリのユクセコヴァ郡とシュルナクのジズレ郡でも事件が起きた。KCKに向けられた掃討作戦に抗議するグループが警察に投石し、警察はデモを行った人々に軍事介入した。このデモ 全文をよむ
公正発展党(AKP)の各県支部での集団辞職が目に付く。トラブゾン県党支部長、コンヤ県党支部長、そしてイズミルでも30人の郡支部長のうち17人が辞職している。 公正発展党のコンヤ、トラブゾン各県党支部で集団辞職が起きている。先週月曜日(21日) 、党本部に召喚され辞職したムスタファ・チェビキ前コンヤ県党支部長は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相に敵対していたにもかわらず7月の県党会議で県党支部長に選出されていた。またチェビキ前支部長の辞職に続いて、副支部長が4名に次席候補を含めた15名 全文をよむ
解党決定を受けた民主市民党(DTP)所属の(議員活動停止処分を受けていない)国会議員が参加している平和民主党(BDP)は、国会において会派を形成するため、昨日(12/24)、議長へ申請書を提出した。 無所属でイスタンブル地区から選出された議員、ウファク・ウラスも参加したBDPは、本日(12/25)本会議において(会派申請が)読み上げられたのち、国会での政治活動を開始する。BDPは、同会派の初会合を2010年の1月5日に行う予定である。BDP党首デミル・チェリキの署名の下、国会で議長へ提 全文をよむ
最近学校や通りの名前からはずされるとの問題で議論されている第7代大統領ケナン・エヴレンは、彼がムーラのマルマリス郡アルムタランで所有する別荘は買い手を待っている。97万5000ユーロ(約1億3000万円)で売りに出され、約900平方メートルの土地に建てられた豪華別荘の買い手は2年間現れていない。 第7代大統領ケナン・エヴレンは、1986年に1平方メートルあたり35リラを支払って、マルマリスのアルムタランで海と森の見える約900平方メートルの土地を購入した。その後、この土地に別荘を建てる 全文をよむ
ディヤルバクル共和国検察は、PKKのトルコ支部組織ともいえるクルディスタン社会連合に対して掃討作戦を実施したが、その一環として、警察は8県で同時に作戦を実行した。この作戦では、民主市民党(DTP)の解党の後無所属になり、昨日平和民主党(BDP)に移った市長たちを含む多数が逮捕された。テロ組織PKKのトルコ支部組織ともいえるクルディスタン社会連合(KCK)に対して行われた捜査の一環として、今朝ディヤルバクル県警テロ対策チームが、8県で同時に作戦を開始した。 作戦において、DTPの解党の後 全文をよむ
共同記者会見で語ったシリアのバッシャール・アサド大統領は、「トルコは冷静であり、イスラエルの望んでいない点がこれだ。トルコには、シリア―レバノンが友好関係を築く上でも役割がある」と話した。 シリアのバッシャール・アサド大統領は、シリア―イスラエル間の間接会談におけるトルコの仲介者としての役割に関連し、「トルコは偏向的にふるまった」とイスラエルが語ったことを批判し、トルコが客観的で冷静であり、イスラエルの気に入らなかった点がこれであったと述べた。 アサド大統領は、レジェプ・ 全文をよむ
憲法裁判所により解党させられた民主市民党(DTP)系の91人の自治体首長と9人の県議会議長は、平和民主党(BDP)への移籍に関する請願書を提出する前に開催された式典で、同党のバッチを付けた。 開催された式典で演説をした平和民主党のデミル・チェリキ党首は、クルド人不在の、そしてクルド人の主張に耳を貸さない解決法が無理やり押し付けられようとしたと主張し、「我々は今も関係良好化の努力を続けている。少なくとも、我々の言語を憲法の下に保障された公式な言語とすべきである。我々の文化を憲法により保障 全文をよむ
フェネル・ギリシャ正教会バルトロメオス総主教がアメリカ合衆国のとあるテレビ番組のインタヴューで述べた、「トルコでは十字架に磔にされてきた」という発言を批判する外務省大臣アフメト・ダヴトオール氏は、「(主教は)うっかり口を滑らせたのだ」と語った。 フェネル・ギリシャ正教会バルトロメオス総主教が外国のテレビ番組のインタヴューで、「私たちはトルコで磔にされているようなものだ」と発言したことに対し、厳しい反発を示す外務省大臣アフメト・ダヴトオール氏は、「(総主教が)うっかり口を滑らせたのだと思 全文をよむ
解党された民主市民党(DTP)の国会議員は国会に残るという決定に対し、与野党は肯定的に歩み寄った。政治活動継続の決定は南東アナトリア地域で肯定的に受け入れられた。 公正発展党(AKP)所属のブルハン・クズ・トルコ大国民議会(TBMM)憲法委員会議長は、「解党された政党の議員が平和民主党(BDP)で活動を継続することには賛成する。このことが通常化プロセスに寄与することを望んでいる。新政党はPKKおよび(PKKの指導者アブドゥラー・オジャランが収容されている)イムラルとの間に距離をおく必要 全文をよむ
解党決定の出された民主市民党(DTP)のアフメト・チュルク元党首は、人々、NGO、オジャランが国会議員は攻防の場を議会という舞台で継続することが必要との意向をもっていると語り、辞任の意志を撤回すると明らかにした。元DTPの19名の党員は、今後BDPの党員として活動を行う予定である。 解党決定の出されたDTPの元党首であるアフメト・チュルクは、記者会見において(党関係の)無所属国会議員が辞職する意志を撤回したと発表した。こうした国会議員は、平和民主党 (BDP)党員として議会における活動 全文をよむ
行政裁判所が実施停止の決定を下した係数について自身の解決案を策定した。 高等教育機構(YÖK)総会は、大学入試試験において、(受験者が)自身の専門分野である学科を選択すれば内申点の係数を0.15、他の学科を選択した場合には係数を0.13とすることを決定した。 2010年から行なわれる新しい試験方法では、足きりの点数を短大と通信制大学の学科においては最低140点、4年制大学を選択するには最低180点と決定された。 2010年から行なわれる新しい試験方法では、一次試験と 全文をよむ
中央銀行の発表によると、金融政策委員会が本日行った今年最後の会合で、同銀行の銀行間金融市場及びイスタンブル証券取引所・現金担保付債券貸借(レポ)市場で適用されている短期金利レートを変更しなかった。 これによると、翌日物借入金利は6.5%、翌日物貸付金利は9.0%で据え置くこととなった。 営業時間終了直前に各銀行が中央銀行から上限なしで行われる借入貸付業務の枠組みにおいて、銀行間金融取引市場における翌日物として適用される中央銀行借入金利は2.5%、貸付金利は12%とされる 全文をよむ
解党された民主市民党(DTP)の国会議員は、議員を辞職するという決定をした。アフメト・チュルク元党首は、国会から撤退の決定を下したことを明らかにした。党と他の議員を代表して会見を行ったDTP元党首アフメト・チュルク氏は、まもなく辞職届を議長に提出すると述べた。 ■「国会は我々を消化できなかった」 解党されたDTPのアフメト・チュルク元党首は、ディヤルバクルで会議の後、会見をひらき、辞職届を議長に提出すると述べた。チュルク氏は、「我々の仲間一人にでも危害が加えられれば、我々が国 全文をよむ
シュルナク県スィロピ郡で、解党した民主市民党(DTP)の看板が下ろされ、代わりに平和民主党(BDP)の看板が掛けられた。 憲法裁判所によって解党命令がなされた民主市民党(DTP)の、スィロピ郡本部の政党看板が、担当者らによって下ろされた。DTPの看板の代わりに、元郡本部の建物には平和民主党(BDP)の看板が掛けられた。 平和民主党(BDP)は、設立代表者をムスタファ・アイズィットが務め、2009年5月3日付けで内務省に設立請願書が提出されていた。BDPの看板は黄色地に緑のカシの木を 全文をよむ
エジプトのホスニ・ムバーラク大統領は、28年間の任期中においては5度目、今年に入ってからは2度目のアンカラ訪問を行う。トルコが中東における役割を急速に増大させたまさにその時期に実現したこの訪問では、両国関係が多面的に再協議されるものと期待されている。フランス訪問の後にトルコを訪れる予定のムバーラク大統領は、アブドゥッラー・ギュル大統領とレジェプ・タイイプ・エルドアン首相との会見を予定している。 トルコとイランに続き、(中東)地域の3番目に影響力を持つ国であり、地域的なアクターとして認識 全文をよむ
民主市民会議(DTK)が終了した。 会議の広報担当者であるハティプ・ディジレ氏が、解党を命じられた民主市民党(DTP)のディヤルバクル県本部で、昨日(12日)始まり、今日13日に終了した民主市民会議の声明発表を行った。 ディジレ氏は、トルコ国民が共和人民党(CHP)と民族主義者行動党(MHP)によるクルド人に対する集団暴行キャンペーンにより敵対関係となるよう仕向けられているとし、この汚いゲームを暴くのは、トルコの人民、政治家、知識人、芸術家らの歴史的な責務となっていると語った 全文をよむ
ムーラ県のフェティヒイェ郡で、あるグループが、民主市民党の解党後、トルコ国旗を持って通りに出て喜びを表した。 約30台の車列をつくったグループは、車でフェィヒイェ市内の通りをクラクションを鳴らして回った。「消えろPKK。消えろDTP」とスローガンを叫んだ。同グループはそのバス発着所に行き、徴兵に行く若者を見送った。太鼓や笛の演奏とともに、肩車をした。グループのなかのイルヤス・ウラシュ氏は、「トルコの血の流れる傷であるDTPの解党を喜びたかった。自分たちの考えで集まった、私たちは特定の政 全文をよむ
憲法裁判所による(DTP(民主市民党)の)解党決定について、各国の通信社は、速報で伝えた。 英国ロイター通信社は、今回の決定が「PKK(クルド労働者党)」との衝突をやめる努力を無にするものだと報道。またEUが、民主市民党の解党はクルド人の権利を侵害することになると警告していたことも報じている。 アメリカのAP通信は、「民主市民党はPKKとの繋がりのせいで解党させられた。今回の決定により、政府がクルド人との間ですすめている、PKKテロ撲滅のための融和への努力がより困難になるだろ 全文をよむ
南東アナトリア地域のNGO諸団体は解党判決を批判し、民主市民党(DTP)所属議員たちに議会の屋根の下で活動を続けるよう要請した。 南東アナトリア地域のNGO諸団体は、解党されたDTP所属の国会議員がトルコ大国民議会(TBMM)の屋根の下で政治活動を続けることを望んでいる。ディヤルバクル商工会議所(DTSO)のガリプ・エンサリオール会頭は、同党の解党がトルコの今日の構造に適しておらず、DTP解党がクルド問題の民主的解決のプロセスにも害を及ぼすと主張した。トルコのおいて、政治は自由でなくて 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領は、原則として政党の解党命令に対して反対であるとしつつ、DTP指導者たちが、政党を(解党から)救うために必要な処置をとらなかったと述べた。ギュル大統領は、「憲法裁判所にどうしろというのか。憲法と法令は明確だ」と述べた。 ギュル共和国大統領は、カラダーで記者たちのこの件に関する質問に回答した。ギュル大統領は、解党命令が裁判官の全員一致で決定されたことに触れ、「この決定に敬意を表すること、そして決定が実行されることを待つ必要がある。党の指導者たちが、党を救うため 全文をよむ
憲法裁判所が民主市民党(DTP)の解党命令を出したのと同時に政治活動禁止処分が下されたアフメト・チュルク党首は、クルド政治家の中で最も経験がある穏健な政治家として知られている。チュルク党首は国会議員を5期勤め、クルド政治家の中にあって平和的な政治でで注目を集める人物の一人であった。 アフメト・チュルクは1942年7月2日にマルディンに生まれた。南東の部族のカンジョ家の出である。チュルクは1954年に父親のハジュ・シナンを亡くしたのだが、彼の活発な政治生命は国会議員であった兄のアブデュッ 全文をよむ
DTP党首アフメト・チュルクは、憲法裁判所の解党決定に関して談話を発表した。 解党が決定したDTP党首アフメト・チュルクは「トルコは単に政党を解党しただけではこの問題を解決することは出来ません。トルコは共通の見識、対話、思考様式を形成することによってこの問題を解決することが出来るのです」と述べた。DTP党員のハスィプ・カプランも、解党に関して「トルコ政治の恥だ。皆に良識的に振舞うよう求める」と語った。 チュルクは党本部前で、報道陣に向けて行った会見で、トルコは苦しい時期に差し 全文をよむ
公正発展党(AKP)の会派代表エリタシュ氏:政党は国民の支持で生まれ、国民の支持を失えば、その役割を終える。解党命令は民主主義と法的国家の基準を高める効果を生まず、逆に弊害を与えた。 公正発展党会派代表のムスタファ・エリタシュ氏は政党が解党される「場所」が国民でなければならないと述べ、「政党は国民の支持で生まれ、再び国民の支持を失った状態で解党される」といった。 民主市民党(DTP)の解党に関する記者らの質問に答えたエリタシュ氏は、「公正発展党は、原則として、政党が解党される 全文をよむ
民主市民党(DTP)の国会議員が解党命令に抗議して議員を辞職するなら、総選挙となるだろう。 憲法裁判所の命令が出てから、衆目は「党が解散させられれば我々は選挙に訴える」と発言したDTPに向けられた。解党命令に抗議するため、19人のDTP国会議員が辞職すれば、トルコ大国民議会(TBMM)の空席は27席に増える。憲法によると、国会議員が28人不在となった場合には、3ヶ月以内に選挙を行わなければならない。 憲法第84条によると、国会議員が辞職する場合、TBMM議長団会議が開かれ、署 全文をよむ
憲法裁判所ハーシム・クルチ長官は記者会見をし、「民主市民党(DTP)に対し、『完全解党』の決定がなされた」と発表した。 DTPの指導陣には、「政治活動禁止」の措置がとられる。対象となる政治家は5年間、政治活動が行えない。アフメト・チュルク議員とアイセル・トゥールク議員の、議席ははく奪される。この結果、DTPは、議会での「会派」の地位を失う。 ハーシム・クルチ長官は、同決定が、全員一致で採択されたことを発表した。 憲法裁判所における、DTP解党裁判は、第4回審議ののち 全文をよむ
エルドアン首相は、イスラエルがイランの偵察目的で、トルコ領空に侵入したといううわさを否定した。これに対しエルドアン首相は、そんなことがあれば、イスラエルは「地震」のようなリアクションに見舞われることになる」と警告した。 エルドアン首相は、著名なエジプト人新聞記者フェフミ・フワイディとのインタビューで、イスラエルがスパイ目的でトルコ領空に侵入したといううわさを否定し、イスラエルが同目的でトルコ領空に侵入した事実はないと話すエルドアン首相は、仮にそのようなことがあれば、深刻な問題が起こると述べた 全文をよむ
民主市民党のアフメト・チュルク党首は、解党裁判が、トルコの民主主義という点から見ると、試金石のような性質を持っていると述べ、「解党決定が出れば、これは政治的な打撃となる。手詰まりに陥ることになろう」と語った。チュルク党首は、昨日(12月8日)の院内会合での演説において幾度か目に涙を浮かべ、声を震わせた。 ■民主市民党のクシャナク副会長は「政府が行なった」と主張した 民主市民党のギュルテン・クシャナク院内会派副会長は、兵士7人の殉死を受けて、「これらは偶然ではない。イムラル(P 全文をよむ
北キプロスと南キプロスの間に現在 猫紛争が発生している。大きさ、美しさと穏やかな性格で知られるキプロスのアフロディーテ猫は、島の二つの住民集団の対立の原因となったいる。イギリスのガーディアン 紙が伝えた情報によれと、トルコとギリシャの国民がアフロディーテ猫を自分たちのものだといおうと、奮闘している。 アフロディーテ猫を「国の猫」として登録する準備している南キプロス猫財団が、トルコ側(北キプロス)が、アフロディーテをトルコにいる他の猫の種類と交配し雑種を作り「トルコ猫」として登録しようと目指し 全文をよむ
■民主市民党(DTP)の代わりに平和民主党(BDP) 憲法裁判所で明日(8日)、民主市民党(DTP)の解党裁判が行われる。民主市民党が解党させられた場合、同党の活動は平和民主党(BDP)として継続される予定である。 平和民主党は2008年の5月2日に設立されている。設立の申請書は、初代党首となったムスタファ・アイズィト弁護士から、内務省に提出された。平和民主党の標章には、黄色地に緑のオークの木が描かれている。党の設立メンバーには、民主市民党の弁護を務めるマフムト・タンジ弁護 全文をよむ
イムラル島で終身刑に服しているPKKリーダーのアブドゥッラー・オジャランに対する刑務所での待遇に抗議をするためにディヤルバクルでの会談に訪れたDTP(民主市民党)党員の97人の自治体長と9人の県議会議長は、共同声明を発表した。 声明を読み上げたディヤルバクル広域都市市長のオスマン・バイデミル氏は次のように述べた。 ■我々を騙した 「社会と民主的世論は騙された。どんな刑務所でも行われていない、非人道的な隔離収監が11年来イムラル島で続けられている。新しく作られた条件は、隔離と孤立 全文をよむ
法務省は、多くの県で抗議の原因となっているPKKの首謀者アブドゥッラー・オジャランのイムラル刑務所の新監獄の写真を昨日(3日)メディアに公開した。 法務省は刑務所に関して次のように情報公開した:「イムラル島で先月竣工し使用を開始した監獄です。国連被拘禁者処遇最低基準規則と欧州監獄規則に則っています。オジャランが収監されていた前の収容部屋は11.98平方メートルでしたが、言及しているこの新監獄の収容部屋は11.81平方メートルです。囚人は6-7平方メートルの部屋に収監されており、通気窓が 全文をよむ
民主市民党(DTP)が今日(12月3日)に開いた会合で事件が起きた。(山をおり)投降したクルディスタン労働党(PKK)の代表としてハッキャーリで講演したエリフ・ウルダー氏は、トルコ政府は山にいるPKKメンバーをだますことはできない、と話した。 イラクのカンディル山とマフムル・キャンプから投降した34人のPKKメンバーのうち6人は、ハッキャーリのチュクルジャ郡でDTPによって開かれた会合に参加した。PKKメンバーの代表として、会場に集まった500人の集団に向けて講演したエリフ・ウルダー氏 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、犠牲祭の初日、エイルップ・スルタンモスクで犠牲祭の礼拝を行った後、自身の父親の墓を訪れ、首相のもとに訪れた親戚らと互いに祝った。その後夕方4時45分頃に家の後方の出入り口から民間のナンバープレートをつけた車で出て行き姿を消したという。 さらに「エルドアン首相をアナトリア行きの飛行機で見た」あるいは「首相の専用ヘリコプターはサパンジャ上空を飛んでいる」といった噂までもささやかれ始めていた。首相が家族とともに休暇を過ごし、その場所をかたくなに隠している 全文をよむ
バイラム休暇をハタイで過ごす公正発展党の大臣たちは、サマンダー郡のアルメニア系住民が住むワクフル村を訪問した。 ジェミル・チチェキ副首相、サドゥッラー・エルギン法務大臣、ベジディ・ギョニュル国防大臣、公正発展党アブデュルカーディル・アクス副党首は、ワクフル村の聖母マリア教会を見学した。議員大臣たちは、街区長のベリチ・カルトゥン氏としばし歓談した。 全文をよむ
タイイプ・エルドアン首相は、バイラム休日2日目を家族と共に、我々の知らないどこかで過ごした。 エルドアン首相は、前夜、(イスタンブル・ウシュクダルの)クスクルにある家の裏口から一般車に乗って出発し、それにはボディーガードも随行したと見られている。休暇を過ごすため、家をでるだろうと見られていたエルドアン首相を追い新聞記者たちは、昨日、日がな一日家の前で(首相が出てくるのを)待っていたが、本人を目にすることはできなかった。エルドアン首相の家の周りでは、警備員が仕事についており、近隣の警護を 全文をよむ
トプカプ宮殿敷地内にあった、一般の高校と病院は昨年一年の間に撤退した。(しかし)立ち退きが待たれている、軍の国内補給司令部により使用されている建物については、進展は見られていない。 トプカプ宮殿総敷地「救済」プロジェクトにより、博物館以外の目的及び他の団体によって使用されている宮殿付属の多くの建物が撤退させられた。しかし、軍の倉庫はまだ撤退していない・・・ 「イスタンブル2010年欧州文化首都」プロジェクトの最も重要な柱のひとつであるトプカプ宮殿の修復工事が、昨年一年間で大部 全文をよむ
政治リーダーたちはバイラムのメッセージで「問題解決」いついて指摘した。ギュル大統領は政治リーダーたちに感情をこめて丁寧に呼びかけながら「議論する際は非建設的であってはなりません」と語った。一方で、デニズ・バイカル氏のメッセージはマーティン・ルーサー・キングの有名な「私には夢がある」というスピーチを思い起こさせた。 アブドゥッラー・ギュル大統領: トルコは偉大な国家でありトルコ国民も偉大な国民です。この偉大さの中に多様性があります。しかし、トルコが持つこの多様性は決して分裂要因として見て 全文をよむ
リゼ県イキズデレ郡で今朝(23日)関係者らを通報し,アンゼル高原で身動きがとれなくなっている人達を救助しに出かけた4名の近親者と連絡がつかなくなっているとしたラティフェ・カン氏の主張が、嘘であったことが明らかになった。 ナディム・アクメシェ郡長は、アンゼル高原で身動きがとれなくなったされたジェヴァト・カン氏とその親戚らがチチェクリ村にいたこと、そして山道を除雪してもらうために嘘をついたことを明らかにし、必要な法的手続きを始めると話した。 今朝(23日)、電話で憲兵を呼んだラテ 全文をよむ
トゥンジェリで、CHP(共和人民党)オヌル・オイメン副党首の『デルスィム蜂起』に関する発言に反発し、地方自治体の長3人を含む約300人の党員がCHPから離党した。離党は共和国広場で約1000人が参加した記者会見の場で発表された。離党する一人であるオヴァジュク郡長のムスタファ・サルギュル氏によって離党声明文は読み上げられた。 ■トゥンジェリで集団離党 CHPからの集団離党のため、共和国広場で約1000人が参加する記者会見が行われた。発表を読み上げたオヴァジュク郡長のムスタファ・サルギ 全文をよむ
共和人民党(CHP)のイスタンブル選出議員で会派代表のケマル・クルチダルオール氏は、「オイメン副党首の発言のうち、適切な部分には拍手をした。拍手しなかった箇所もありオイメン副党首の発言のその部分については私たちのだれも拍手しなかった」と述べた。 クルチダルオール会派代表は、ミュンヘンでノイファーン・アレヴィー文化センターとトルコ・ドイツ友好連盟の企画した「政治における変革」に関するパネル・ディスカッションに参加した。レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、議会で行われた「(クルド問題の) 全文をよむ
内務省の計画では、中部、東、南東アナトリアの広汎な経済成長実現のための各種プロジェクトの早急な完成が目論まれている。内務省広報局によって準備された「民主的解決策の試みの必要性・方法・目的」という題名の報告書では、本プロセスにおける経済面での重要な具体策が示された。 中部、東、南東アナトリアにおける広汎な経済成長の実現のため、諸プロジェクトの早急な完成が予定されている。この枠組みでは、「社会復興と友愛計画」と名付けられた267億リラの地域発展行動計画の実施が、「(クルド問題)解決策」の 全文をよむ
アブドゥッラー・オジャランは、イムラリ島のオジャラン用の独房から11月17日に高等保安局のFタイプ刑務所に移送されたが新刑務所に不満を抱いた。 アスルン法律事務所は書面で発表した。発表での新刑務所に関するオジャランの不満は次の通り。 「この移送措置を状況の改善として示したいのでしょうが、隔離がひどくなってしまいました。ここでは私の条件をさらにひどくして迎え入れようと望んでいます。昔いた所はまだ風通しが良かったです。私の独房は6平米ほどです。前いた独房の約半分くらいです。通気孔 全文をよむ
大統領選挙に関して確定していなかった諸点が解消される。解決策は、アメリカで何年も採用されている公選制である。 これによると、大統領候補者は、国民から集める寄付で選挙資金を賄える。各候補者の「選挙口座」が設けられ、(国民は)領収書と引き換えに資金援助することができる。選挙期間中、候補者の全収入および支出は記録される。候補者は、外国政府、国際機関、法人およびトルコ国籍を有しない者から資金援助を受けることはできない。近日中にTBMM(トルコ大国民議会)に提出される予定の同法案は、26条から 全文をよむ
イスタンブル広域市当局は、メトロバスの乗車券の値上げに関する批判が不当であると述べた。アヴジュラル—トプカプ間、トプカプ—ジィンジルリクユ間、ジィンジルリクユ—ソーウトルチェシュメ間を運行するメトロバス路線は約42キロであり、そしてイスタンブル市営交通局(İETT)のバスでアヴジュラルからソーウトルチェシュメまで行く乗客は4.5リラ(約270円)払っている事を強調した。 イスタンブル広域市当局によって行われた会見で、「メトロバスの路線に適用された新しい料金表に関する意見は、非現実的であ 全文をよむ
デルスィムに関する発言に関し、共和人民党オヌル・オイメン副党首に辞任を呼びかけたケマル・クルチダルオール会派代表は、昨日(17日)の会派会議でデニズ・バイカル党首がオヌル・オイメン副党首を擁護すると、発言をトーンダウンさせた。 昨日の会議には疲労のため参加しなかっというクルチダルオール会派代表は、「私は辞任しない」と話した。 共和人民党の昨日の会派会議では二つのシーンが見逃せないものだった。一つは、デニズ・バイカル党首が横にオヌル・オイメン副党首を連れサロンへと入った光景。 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領は、トルコのEU加盟プロセスで特別待遇(譲歩)は期待しないし、交渉プロセスを成功裏に終えさせるために、「邪魔をしてもらいたくない」と述べた。ギュル大統領は、「必要もないのに邪魔をしたりあるいは必要もないのに問題を引き起こすなど、法的根拠のないことであることを、私は皆さんに思い起こさせたい。ベルリンの壁を崩壊させたヨーロッパは、ヨーロッパの別の場所に新たなベルリンの壁を作ろうとでも言うのだろうか。これは率直に言って考え方がおかしい」と語った。 トルコを公式訪問したイ 全文をよむ
国会での発言が批判の的になっている共和人民党(CHP)オヌル・オイメン副党首は、「デルスィム蜂起を抑圧したのは私だというのか。私がファシストであるならアタテュルクは何なのだ」と話した。 共和人民党(CHP)オヌル・オイメン副党首は、トルコ大国民議会(TBMM)での、(クルド問題に関する)民主的解決策に関する事前審議で発言し批判の的となっている「デルスィム蜂起」への言及について、ミッリエト紙の取材に答えた。 オイメン副党首は、(国会において)「公正発展党(AKP)は、『アタテュ 全文をよむ
CHP(共和人民党)会派代表代理のケマル・クルチダルオール氏は、副党首オヌル・オイメン氏がデルスィムに関して行った会見に対し、「必要なことを行ってください」とコメントした。オヌル・オイメン氏も、すばやく返答し「最も喜んで喝采を送っているのはあなたがただったでしょう」と述べた。 CHPのケマル・クルチダルオール氏は、88歳だった母親のイェムシュ・クルチダルオールさんの葬式に参列するためトゥンジェリを訪れた。そして同氏は、デルスィム発言で波紋を引き起こしたオヌル・オイメン氏に関して言及した 全文をよむ
2003年11月15日の、(イスタンブルの)ふたつのシナゴーグに対するテロで命を失った人々への追悼式典が行われた。 イスタンブルにおいて2003年11月15日に、2か所のシナゴーグへの爆弾襲撃で命を失った人々のことが、催された式典により追憶された。 クレディビにあるネヴェ・シャロム・シナゴーグのそばの平和記念碑の前で行われた式典は、爆弾襲撃で命を失った人々のために1分間の黙祷とトルコ国歌によって始まった。 式典で演説したアフメト・ミスバフ・デミルジャン・ベイオール区長は、 全文をよむ
共和人民党(CHP)のバイカル党首は、(13日に行なわれたクルド問題に関する本会議での)審議で、政府がクルド労働者党(PKK)と協力関係にあると再度主張した。バイカル党首は演説の中で、クルド人について次のような興味深い表現を用いた。「ここに暮らすクルド人は、トルコ国家のクルド人Türk milletinin Kürdüです。」 CHPデニズ・バイカル党首は、国会本会議で、(クルド問題の)「民主的解決」策について行った演説の中で、以前の主張を繰り返した。バイカル党首は、クルド人についても 全文をよむ
オヌル・オイメン共和人民党(CHP)副党首が、国会における「クルド問題の民主的解決」に関する審議で使用した言葉に対し、アレヴィー派信徒の反発が増加し続けている。11月13日、共和人民党本部の前で抗議活動をしたアレヴィー派信徒は、今度は抗議文をインターネット上に掲載した。 ■死刑執行人を賞賛する時代はもう終わった イスタンブルには、約8万人のトゥンジェリ出身者が暮らしている。この8万人のうち9割が3月29日の選挙で共和人民党へ投票するため選挙会場へ向かった。なぜなら、共和人民党 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は「民主的解決」に関する国会審議で、政府を代表する形で答弁した。 エルドアン首相の答弁は以下の通り。 「この国会は89年前に後戻りすることはできないのです。この国会は全国民の議会として存続してきました。トルコの最も重要な問題は国会で討議されなければなりません。野党と政府が、あらゆる問題で一致に至ることを期待することはできません。民主主義の基本条件は妥協案を模索することです。国民にとっての国会のスタイルは皆にとって模範であらねばなりません。自国 全文をよむ
民主市民党(DTP)党首アフメト・チュ ルクは国会の総会議において、(クルド問題に関する)「民主的解決策」 について所見を述べた。チュルク党首 の演説は以下の通り。 クルド問題のような問題が国会の議本会議において、話し合われること自体、重要なことであると感じています。この問題を国際的なつながりからきり離して考えることは不可能です。私たちは、今日までの共和国の歴史のなかで、もっとも劇的な課題をここで討論しています。国家が過ちと向き合うことが重要なのです。 我々はこのような問いに 全文をよむ
トルコ大国民議会の本会議で(クルド問題に関する)「民主的解決策」の特別審議が行なわれた。最初にアタライ内務大臣が登壇した。アタライ内相は、中期および長期にとられる対策について説明した。アタライ内相に続いて、民主市民党(DHP)のアフメト・チュルク党首が壇上に登った。チュルク党首は、この問題が、国家の失策の結果、起きたことを主張した。チュルク党首に続いて民族主義者行動党(MHP)のバフチェリ党首が演説した。バフチェリ氏は、解決策が延期されること、そして(MHPの)4項目の提案が実行されることを求め 全文をよむ
中期的計画を発表したアタライ内務大臣:民主的解決のスローガンは、皆にとっての更なる自由だ。 「民主的問題解決」について、トルコ大国民議会(TBMM)本会議で説明したベシル・アタライ内務大臣は、クルド人居住地が旧名に戻されること、異なる様々な言語について各大学で研究が行われること、宗教的サービスの提供において言語の障害が撤去されることを述べた。アタライ氏は、「分離主義との闘争委員会」と治安部隊についての苦情を追跡するため、「治安部隊苦情機構」が設置されること、通行の取締まりが削減され、夏 全文をよむ
エルゲネコン捜査開始以来、国家内で、水面下で進行していた衝突が、イスタンブル共和国検事総長アイクト・ジェンギズ・エンギンと最高裁の代表電話が盗聴されていたことが明らかになったことで表面化し、一触即発の状態となった。現在、電話傍受の決定(合法的盗聴)を下した側と盗聴されたとする側が、「法」ぎりぎりのところでお互いを攻撃しあっている。 最初の攻撃は、最高裁所長ハサン・ゲルチェケルからのものであった。ゲルチェケルは、最高裁の電話が傍受されるためには、最高裁第一管理委員会の決定が必要なはずだと 全文をよむ
電気通信情報局長フェトヒ・シムシェキは、最高裁での盗聴事件について興味深い説明をし、事件を新たな段階に導いた。 シムシェキ氏は、「6年間、司法の決定なしに首相は盗聴されていた。いかなる司法の決定もなしに、この国の首相は6年間も盗聴され、(このことで)誰も動かない一方で、裁判所と司法の決定で傍受された電話に対し巻き起こされそうになっている嵐は、明らかにダブルスタンダードであるということをはっきりさせたい」と話した。シムシェキ氏はまた、最高裁判所のいかなる電話も盗聴されていないと説明した 全文をよむ
「民主的問題解決」を支援するために山を下りて、トルコへやってきた8人のPKKメンバーの他に、今日新たな投降に関するニュースが伝えられた。ロイター通信の情報によると、8人のPKKメンバーが治安部隊に投降した。しかし彼らの投降理由は、解決策への支援ではなく、テロ組織からの離脱だった。 国際ロイター通信社は、8人のPKKメンバーが北イラクにあるPKKのキャンプ地から逃亡し、シュルナクのスィロピ郡で投降したことを明らかにした。 ロイター通信が法廷関係者から得た情報で、スィロピ郡で投降 全文をよむ
エルドアン首相は共和人民党(CHP)が国会で掲げた批判ポスターに対し激怒した。エルドアン首相とシャーヒン国会議長の間で以下のような対話がなされた。 批判ポスターを受けて、トルコ大国民議会(TBMM)のシャーヒン議長は国会を中断し、そのためエルドアン首相は国会を去った。 舞台裏での主張によると、エルドアン首相は国会を去らずに、総会の大広間の裏にある部屋で会派代表者たちと会議を行った。その際、シャーヒン議長とも面会し、両者の間で厳しい対話がなされた。 エルドアン首相:あ 全文をよむ
「反動との闘争計画」と銘打った文書正本に署名を行ったと主張されているドゥルスン・チチェキ海軍大佐は、エルゲネコン捜査を進める検察官らに供述を行うため10時15分にベシクタシュのイスタンブル裁判所を訪れた。チチェキ大佐が連行されたミニバスではほか5名が(乗車し)裁判所に来た。これらの人物は、ポイラズキョイで押収された兵器に関する捜査の一環で裁判所へ搬送されたとされた。捜査を進める検察官の一人であるゼケリヤ・オズ氏は、チチェキ大佐の「強制連行」を望んだが本人が応じなかったと発表し、チチェキ大佐の弁 全文をよむ
アタテュルクの命日行事に民主市民党系自治体首長らも全員参加し、ディヤルバクル広域市長のバイデミル氏から県知事へクルド語による謝辞が述べられた。バイデミル市長は「zor sıpas(ありがとう)」とクルド語で述べた。 トルコ共和国建国の父であるムタファ・ケマル・アタテュルクの没後71年記念式典がディヤルバクルで行われ、市内の民主市民党系自治体首長らも全員参加した。アタテュルク記念碑に花輪をそなえたディヤルバクル広域市長オスマン・バイデミル氏は、治安警察官らと共に偉大な指導者を表敬したあと 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が署名しトルコ大国民議会(TBMM)議長府に提出された「クルド問題解決策」に関する一般討論の事前審議が、本日(10日)トルコ大国民議会(TBMM)本会議で行われる。この予備審議がアタテュルクの亡くなった日である11月10日にはじめられるという点でも、議論の的となっていた。 予備審議では、政府としてこの件に関する取り組みを進めているベシル・アタライ内務大臣が「クルド問題解決策」についての説明をしたのち、政党の各会派もそれぞれの見解を述べる。予備審議では、 全文をよむ
クルド労働者党(PKK)メンバーの北イラクからトルコへの帰還において見られたお祭り騒ぎが原因で、政府は次の帰還を一旦見合わせていたが、来週「環境が整えば」、再開することになる。 クルド労働者党(PKK)メンバーの北イラクからトルコへの帰還において見られた、お祭り騒ぎが原因で、政府は次の帰還を一旦見合わせていたが、来週、「環境が整えば」、再び帰還が行われる。政府は、今回は「静かに」帰還させるとしており、クルド問題解決策の枠組みにおいて進められる具体的な行程も明らかになりつつある。この枠組みにお 全文をよむ
トルコ大国民議会(TBMM)の国家予算委員会は、(昨日)首相府管轄の諸組織の予算が話しあったが、会議は「クルド人人口」問題で紛糾した。 民主市民党(DTP)のハシプ・カプラン議員は、トルコにいるクルド人人口が2千万であり、しかし正確な数字が明確にされる必要があると述べた。(この発言に対し)公正発展党の席からは「ここはクルド国家ではない」と反発が高まった。すると、(DTPの)イスタンブル選出議員のアラアッティン・ビュユクカヤ氏は、「そんなものじゃない。2千5百万から3千万人はいる。それど 全文をよむ
ジェミル・チチェキ副首相はクルド問題解決策に関して、「我々はこの問題を来週中にも国会で議題として取り上げるつもりである。政府としてはこのように要望する」と述べた。 ジェミル・チチェキ副首相は、政府が約2ヶ月に渡って進めてきた(クルド問題の)民主的解決の取り組みについて、11月10日にトルコ大国民議会(TBMM)で議論する予定だと明らかにした。 6時間続いた閣議の後に会見を行ったチチェキ副首相は、閣議で民主的解決策のプロセスも議題にのぼったと述べつつ、以下のように語った。 「この 全文をよむ
トルコ大国民議会(TBMM)計画予算委員会においてTBMM、会計検査院、大統領府、ラジオ・テレビ高等評議会の2010年予算が話し合われる中、公正発展党(AKP)国会議員であるゼキ・エルゲゼン氏から批判がとびだした。 ビトゥリス県選出のゼキ・エルゲゼン議員は、国会議員たちの勤務状況を批判しつつ委員会メンバーに以下のように説明した。同議員によれば議事堂にいる時、携帯電話に「総会に出席を」という内容のメッセージが届くという。「メッセージが来るやいなや、駆け足で総会に向かいます。(野党議員に向 全文をよむ
民主市民党(DTP)副総裁エミネ・アイナは、民主的解決のプロセスにおいて語られている「“様々な感情”に配慮すべき」という主張に反発を示した。「“様々な感情”に配慮するように」との要求はやめるよう主張する同氏は、「公定イデオロギーによってもたらされる“様々な感情”に我々は反対である」と述べた。 アイナ氏は、民主市民党がディヤバクルで行った会合で発言した。「公定イデオロギーによってもたらされる“様々な感情”に配慮するよう」誰に対しても期待する必要などないと述べながら、「我々はもともと公定イデオロ 全文をよむ
アタテュルク・スポーツセンターで開催された第10回祖国党定例党大会で行なわれた無記名投票の結果、祖国党の法人格を消滅させ、民主党の傘の下に入ることが決定された。 採択されたこの決定は、同センターで開催中の民主党第6回特別党大会で代表らの議決に付された。 この案は挙手により承認され、1983年5月20日に結成された祖国党は、民主党との統合という方向で党の法人格を消滅させることとなった。この統合により、祖国党がトルコ共和国の法律にもとづき所有する動産・不動産の資産、諸権利、債権お 全文をよむ
あるテレビ番組で話したベシル・アタライ内相は、「基本は山からの帰還である」と述べ、ヨーロッパから帰還する人々を優先して考えていないと述べた。 ベシル・アタライ内相は、トルコへの帰還が延期されているヨーロッパのPKK党員たちに関し、何ら対処はしていないことを明らかにし、「私はヨーロッパから来る者たちを最優先事項だとは思っていない。基本は北イラクの山間部から武器を放棄して帰還することである。北イラクからの帰還は近日中に行われうる。イラク北部のマフムール・キャンプからの帰還になる。ヨーロッパ 全文をよむ
イスタンブル県のムアッメル・ギュレル県知事は、第86回共和国建国記念日を祝してドルマバフチェ宮殿のハスバフチェでレセプションを開いた。ケーキの中から出てきたアタテュルクが、レセプションで一番の話題となった。 レセプションには、イスタンブル県のムアッメル・ギュレル県知事とネヴァル夫人、第一軍司令官のハサン・ウースズ将軍とアイシェ夫人、イスタンブル広域市のカーディル・トプバシュ市長、アタテュルクの養女ウルキュ・アダテペさん、イスタンブル県警察のヒュセイン・チャプクン本部長、イスタンブル共和 全文をよむ
(クルド問題に関する)「民主的解決策」と、「反動との戦い行動計画」についての論争が緊張化していることが、共和国記念式典にも反映した。大国民議会でアブドゥッラー・ギュル大統領が政党リーダーらと謁見した際、党首たちが互いに距離をおいて立っていたのが目についた。タイイプ・エルドアン首相と政党党首たちはお互いに握手しなかったのに対し、参謀本部長イルケル・バシュブー大将は、バイカル党首とだけ握手した。DTP党首のアフメト・チュルクは体調不良でこの式典を欠席したが、DTPの代表者たちは、この日を「Cumhu 全文をよむ
民主主義党(DEP)のディヤルバクル選出元国会議員レイラ・ザナ氏は、民主市民党(DTP)を含めた全ての政党に声明を出し、「平和はおそらくこれまでにない程すぐそこにあります」と語った。 解散したDEPのディヤルバクル選出元国会議員レイラ・ザナ氏は、DTPも含めた全ての政党に声明を出し、「おそらく平和はこれまでにない程すぐそこにあります。この段階で最も必要なものは、勇気、正しい判断、常識です。諸政党は、目先の選挙結果や投票結果を優先するあまり、平和への希望を安売りしてはいけません。なぜなら 全文をよむ
公正発展党(AKP)と(フェトゥフッラー・)ギュレン団体を消滅させる計画の、生々しい正本が発見されたことが伝えられた。パキスタンへ向かう途中で新聞記者たちと話したエルドアン首相は、「トルコ国軍はこの汚点を受け入れられまい」と述べた。軍部も怒り心頭で「真っ先にメディアに流れたことは憂慮するものである」と述べた。 “公正発展党とギュレン団体の閉鎖計画”と名付けられた書類の正本が、検察局に密告の手紙とともに届いたという情報が政府を熱気に包んだ。エルドアン首相はパキスタンへの道中で新聞記者たち 全文をよむ
民主市民党(DTP)は、10月28日にヨーロッパからイスタンブルへ入国が予定されていた15人のテロリストのために歓迎行事が行われると明らかにしていたが、ギュレル知事は、「このようなグループが来る予定はない。行事にも許可は与えない」と言った。エルドアン首相も、「10月28日などという日取りは不可能だ」と話した。 DTPは、10月28日にヨーロッパからイスタンブルに入国し投降することが予定されている15人のテロリストグループを集団で迎え、歓迎行事を行なうと発表した。これを受け、イスタンブル 全文をよむ
テロ組織PKKから投降した34人が英雄のように歓迎されたことが、世論の大きな反発を招いた。その映像は、戦死者遺族を怒らせた。昨日(22日)、エディルネカプ戦死者記念碑に集まった、「トルコ戦争負傷者・殉職者、戦死者遺族・孤児協会」会員の一部は、サラチハーネにあるイスタンブル広域都市市役所まで行進した。 道路を封鎖した50人からなるデモ隊は、「PKKに罰を!」、「戦死者たちはここだ、市民はどこだ?」などのスローガンを掲げた。 市役所の前で(機動警察隊の)バリケードがつくっているの 全文をよむ
トルコ大国民議会の本会議でトルコ、アルメニア間で調印された(国交正常化への)合意文書に関する審議が行われ、反対の声と議論がまきおこった。アフメト・ダヴトオール外相は「合意文書が歴史を形作るであろう」と述べた。野党は合意文書が国会へ持ち込まれることを「不幸なことだ」、「軽率だ」と表現した。 公正発展党と民族主義者行動党(の党員)は、各会派を代表して行われた演説の最中に相互の演説をきかず、本会議場から退席した。 ダヴトオール外相が合意書について昨日トルコ大国民議会本会議で報告した際、民 全文をよむ
最高裁判所共和国主席検事は、PKK(クルド労働者党)メンバーが投降した際に公表された映像を理由にDTP(民主市民党)の取調べを始めた。 ディヤルバクルで「平和グループ」を10万人が出迎えた 北イラクからトルコに到着した34名のPKKメンバーが迎えられた際の映像が議論になった。PKKメンバーは、DTPのバスから市民に挨拶をした。 ■DTPトゥールク議員:理解できない アブドゥッラフマーン・ヤルチュンカヤ最高裁判所共和国主席検事が、カンディルから入国した8名、 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領は、テロ組織メンバーの投降に伴った騒ぎが「挑発的」であるとし、「一方(トルコ政府)が、平和を、血を流すのを止めようとしているのに、もう一方がその意味を理解せず、この種の示威行動、この種の限度をこえた行動に及ぶことを、受け入れることはできない」と述べた。 ギュル大統領は、カザフスタンのヌールスルタン・ナザルバエフ大統領と共に大統領官邸で行なわれた会合の後に行なわれた記者会見で、新聞記者の問いに答えた。 テロ組織メンバーの投降に伴い起こった騒動に関した 全文をよむ
タイイプ・エルドアン首相は9名の大臣と共にイラクを訪問し、教育・安全保障・保健・環境・エネルギー・交通・農業など多くの点で、両国の今後の協力を保証する48の合意文書に署名した。 タイイプ・エルドアン首相は、9名の大臣に加え、多くの官僚、財界人とともにイラクを訪問し、2国間の協力強化を保証する48の合意文書に署名した。これらの署名により、両国は保健・エネルギー・環境・交通・農業など、多くの点で今後、協力していくことになる。 エルドアン首相は昨日(10月15日)、大人数の代表団と 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は「 アナトリアの鷲」軍事演習 について、人々の意見を尊重したと述べた。 アル・アラビーヤ・テレビの質問に応じたエルドアン首相は、「アナトリアの鷲」軍事演習へのイスラエルの不参加に関する質問にこたえ、「トルコ国民はこの問題についてさまざまな意見を持っており、また外交的にも微妙な問題であることを考慮した」と述べた。エルドアン首相は国民の良心を代弁したと述べ、軍事演習にイスラエルが参加することを国民が望んでおらず、このため国際演習部分を延期したと述べた。 全文をよむ
欧州委員会は、明日(14日)発表する予定の(トルコの加盟に関する)進捗報告書の中で、トルコには表現の自由を抑圧する多くの法が存在するとしている。 進捗報告書の草案では、「トルコの法律は表現の自由を十分には保障することを実現しておらず、この結果、検察官や裁判官が多くの場合、制限を加える方向で解釈をしがちである」と言及されている。草案は、表現の自由を抑圧する法律の一つとして、アタテュルク保護法にも触れている。 変革が行われたにもかかわらず、トルコ刑法(TCK)第301条に基づいて 全文をよむ
フランスは政治亡命の申請を認めた。今後はフランスで暮らす。 青年党のジェム・ウザン党首は、今後フランスで暮らす。フランスはウザン氏に政治亡命を認めた。 ウザン氏の弁護士のこの件に関する発表は以下の通り: 「ジェム・ウザンは2003年の6月に始まり、今日に至るまでずっと続いている政治的リンチ運動のため、大きな困難に遭っている。政治的圧迫や強制で長年、自分と小さな子供たちに対する誤った訴訟に携わざるを得なくなった。 ジェム・ウザンはまったく不当に自身に降りかかったこ 全文をよむ
エルドアン首相がCHP(共和人民党)バイカル党首に向けて書いた民主的解決に関する手紙が、バイカル党首のもとに届いた。 タイイプ・エルドアン首相は、CHPデニズ・バイカル党首にクルド問題解決に関する情報提供と支持獲得のため、手紙を書いた。首相府筋は手紙がCHPへ送られたことを明らかにした。そして夕方頃、バイカル党首は手紙を受け取った。 エルドアン首相は「バイラムが終わったらバイカル党首に手紙を書こうと思っている。受け入れるなら受け入れるだろうし、受け入れないならそれは彼次第だ。 全文をよむ
民族主義者行動党(MHP)の会派代表代理オクタイ・ヴラル氏は、トルコはモザイクでなく「大理石」だと述べ、「首相に尋ねる必要がある。それではあなたはどこの首相なのか。『モザイキスタン』首相か。となると首相のこの発言はもはや上辺だけのものだ」と話した。 ヴラル氏は議会で記者からの質問に答えた。レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が議会で行ったスピーチで挙げた人物と、トルコがモザイク国家だとの発言に関する質問を受けてヴラル氏は、「モザイクだと捉えるなら、豊かなものとして把握できない。豊かな一体 全文をよむ
第三回民主市民党臨時党大会で党首および党執行部の選挙が行われた。セリム・スッル・タルヂャンスポーツ講堂で行われた同大会では演説後に議案・規約変更委員会が開かれた。 活動報告書が読み上げられた後、規約変更項目について協議が行われた。規約には必要に迫られて変更がなされたことが明記された。規約変更は民主市民党のハッキャーリのハミト・ゲイラニ国会議員によって提案された。 規約のいくつかの項目の変更案が認められ、党議会の定員は80人から90人に引き上げられた。党大会の後、党首、党議会・ 全文をよむ
トルコ中で、何百万もの子供たちが新入学し、学校生活をはじめる。また何百万もの子供たちが進級したり、新しい学校に進んだりするが、現在トルコを動かしている、この国の将来を決まる立場にある政治家たちも、この国のいろいろな場所で、今とはとても違った条件のもとで、しかし、現代の子供たちと同じようにドキドキしながら、初めて学校の椅子にすわったことがあったのだ。 アブドゥッラー・ギュル大統領は、初等・中等教育をカイセリで修了した。同大統領は、当時の名前で言うと、1962年にガージパシャ小学校を、19 全文をよむ
イスタンブル選出のレジェプ・タイイプ・エルドアン議員は、1362票を獲得して再び党首に選出された。 公正発展党(AKP)の党首に、イスタンブル選出のレジェプ・タイイプ・エルドアン議員が再び選出された。 ASKİ(アンカラ水道局)スポーツセンターで行われた公正発展党の第3回通常党大会では、党首選挙のため1463人の党地方組織代表のうち1363人が投票した。有効票の1362全票を獲得したエルドアン議員が党首に選出された。 ビュレント・アルンチ議長は、エルドアン党首がイスタンブルで国 全文をよむ
共和人民党(CHP)党首のデニズ・バイカル氏は、アブドゥッラー・ギュル大統領が国会本会議で行なった演説について、「大統領の演説は、「この問題を我々が解決できなければ、彼らがやってきて、我々の変わりに解決するだろう」という意味にも取れる、大統領の言葉としてふさわしくなく、容認できず、考えられないもので、それを大統領の口から聞いたときには、心底、傷ついた」という形で批判した。 バイカル党首は議会で新聞記者へ向けた会見において、ギュル大統領が話したいくつかの部分は、トルコに大きな緊張をまねき 全文をよむ
ドイツで昨日(28日)行われた総選挙で、5人のトルコ系候補者が連邦議会に当選した。 以下が連邦議会に当選したトルコ系議員である: アイダン・オズオウズ―社会民主党(SPD) エキン・デリギョズ―緑の党 メメト・クルチュ―緑の党 セヴィム・ダアデレン―社会党 セルカン・トレン―自由民主党(FDP) ■メメト・クルチュ氏当選 緑の党のバーデン=ヴュルテンベルク州の候補者名簿での候補である弁護士のメメト・クルチュ氏は、連邦議会に初当選した。 全文をよむ
法務省は、死の床にあるギュレル・ゼレ服役囚の釈放のための手続きを始め、共和国大統領府も書類が大統領府に提出されれば、許可されるだろうと説明したことが明らかになった。 法務省は、エルビスタン刑務所で癌を患い死の床にいるギュレル・ゼレ(37)のために「特別恩赦措置」手続きを開始した。国民議会人権調査委員会のメンバーで共和人民党のマリク・エジュデル・オズデミル議員は、2009年9月7日付で恩赦を求める手紙へ大統領府におくり、それには有名な詩人であるジェマル・スルヤが『すべての死は早死にである 全文をよむ
共和人民党(CHP)バイカル党首は、EU諸国の大使らと会談した。バイカル党首は、EUとの関係は見直しの時期に来たと話した。 CHPデニズ・バイカル党首は、「EUとの関係をリセットする必要がある」と述べ、このことが、多岐に渡りより適切な解決策を生み出すことに繋がると主張した。EU議長国スウェーデンの在トルコ大使館主催で行われた、バイカル党首のEU諸国の大使らとの会談では、トルコ-EU関係、トルコ-アルメニア関係、「(クルド問題の)民主的解決策」および一般的な政治が話題に上ったようだ。 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、「21世紀には、戦争ではなく平和、恐怖ではなく信頼、不正義ではなく正義、テロや暴力ではなく安寧、飢餓や貧困ではなく繁栄が広がる世界を私たちはつくることができるはずだ」と述べた。 エルドアン首相は、第64回国連総会一般討論で演説した。 演説を、第64代総会議長に選ばれたアブドゥサラーム・トレキ氏を心から祝福するとの言葉から始めたエルドアン首相は、「また、第63代議長職を巧みに、また明快に運営されたブロクマン氏にも賞賛と感謝を申し上げます」と 全文をよむ
■エルドアン首相:「分列主義者とは言わせない」 公正発展党の人々とバイラムを祝ったエルドアン首相は、「野党は『あなたがたはトルコを分裂させている』と口ぐちに言うが、そういう表現をする人たちこそトルコを分裂させている。公正発展党に分断主義者のレッテルを貼ることは誰にもできない」と述べた。 エルドアン首相はバイラム初日をイスタンブルで過ごし、ファーティフ地区にあるシェフザデバシュ・モスクでバイラムの礼拝を行った。首相は集まった人々とバイラムの握手をしたあと、モスク出口で記者団と会 全文をよむ
列に並びスィミットを買った…トゥルケシュの墓を訪ねた…ダヴトオール氏とクルトゥルムシュ氏はモスクで… ■ 列に並びスィミットを買った 共和自民党(CHP)のデニズ・バイカル党首は、バイラムの礼拝を孫たちとともにウミトキョイ・ナズミ・ベエン・モスクでおこなった。バイカル氏はその後ウミトキョイにあるスィミット屋に行き、順番を待つ列に入りしばらくそこで待った。同氏はスィミットを購入後自宅に戻った。 ■ トゥルケシュの墓を訪れた 民族主義者行動党(MHP)のデヴレ 全文をよむ
民主市民党(DHP)の(主催する)クルド語の権利を求める会議の招待状が反響を呼んでいる。民主市民党は、10月4日に「平等で自由な共生のための民主的解決」のスローガンのもと行われる第3回臨時大会への招待状をトルコ語とクルド語で作成した。 (同党は)レジェプ・レジェプ・エルドアン首相とデニズ・バイカル共和人民党(CHP)党首へトルコ語とクルド語で表記された会議の招待状を送った。エルドアン首相に送られた招待状では、「首相」の代わりに「公正発展党党首」の表現が使われた。民族主義者行動党(MHP 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、午前中家を出て床屋へ向かった。通りがかりの床屋に入ったところ、理髪師は店を空けていて、その帰りをしばらく待つことになってしまった。首相は髭剃り・散髪が終わると支払いをしようとしたが、若い理髪師はそれを受け取ろうとしなかった。 エルドアン首相はバイラムの前に髪を整えようと、ウスキュダルのクスクルにある自宅を出て、一番近いところにある床屋へ行った。ファーストクラスという名の床屋に入ったエルドアン首相は、理容師が店内にいなかったため暫く待つことになった。 全文をよむ
ミュネッヴェル・カラブルトさん殺害で容疑をかけられているジェム・ガリプオールが、警察の取り調べの中で、海外には出ておらず、見知らぬ場所に見知らぬ人物によって連れて行かれたと話した。警察によれば、犯行に対しためらいはない。身柄を拘束された時、ジェムの精神状態は錯乱しており、悲しそうな様子で震えていたが、身につけていた衣服は新品ではないが清潔だった。ジェムの身柄を拘束したあと「来なさい。私たちに身を委ねなさい」と発言したとされる警官によれば、事件は悪魔崇拝との関係はない。 「後悔しています 全文をよむ
イズミルのブジャで、高さ42mというトルコで最も大きく、世界でも10番目に大きい彫像プロジェクトが、3年で完成した。 アタテュルク像は先週、CHP(共和人民党)党首デニズ・バイカルのイズミル訪問中に公開されると言われていたが、ブジャ市長エルジャン・タトゥに反対する市議会議員たちの圧力によって、除幕が延期されていた。アタテュルク像は、昨日、CHP(共和人民党)イズミル選出議員アフメト・エルシンとイズミル広域市長のアズィズ・コジャオールが参加した除幕式で公開された。420万トルコ・リラとい 全文をよむ
イスタンブルで新しくオープンするホテルが求人を行う。約1000人を募集すると明らかにしたホテルであるが、どの職種であれ、喫煙者は採用しない方針である。 グリーンパークホテル&リゾート広報担当部からの文書による発表で、半年以内にオープンすることが計画されている「グリーンパーク・ペンディックホテル&コンヴェンションセンター」で、時期に応じて約750から1000人が雇用される予定であり、どの職種であれ喫煙者は採用しない方針であることが明らかにされた。 発表では、採用申し込みをする人 全文をよむ
民間放送局による複数の言語を用いた24時間放送への認可について、共和人民党(CHP)は「時機を得た」「遅すぎたくらいだ」との見方を表した。一方で民族主義者行動党(MHP)は「分離に導く第一歩だ」と位置づけた。 ラジオ・テレビ高等委員会(RTÜK)が民間放送局で24時間複数の言語と地域方言で放送ができるよう取り組みを始めたことについて、野党からは様々な反応が寄せられた。 共和人民党(CHP)はこの取り組みについて「時機を得た」「遅すぎるくらい」の一歩として評価した。 民主市民党( 全文をよむ
集合住宅局(TOKİ)によりカヤバシュ地区で計画されている6万戸のうち1万110戸の建設が始められた。 集合住宅局(TOKİ)総裁ヤルドゥムヂュ・エルヂャン・トゥラシュは記者らに対してカヤバシュ計画に関して説明した際、カイバシュ地区はアタテュルク空港まで17キロ、ボスフォラス橋まで24キロの位置にあり、オリンピックスタジアムとバシャクシェヒルに隣接した場所にあると述べた。トゥラシュ氏は6万戸のうち4万戸は集合住宅局(TOKİ)により建設され、1万110戸の建設がすでに開始し、この先3か 全文をよむ
スピーチ中2回「クルド語」で話したアルンチ氏、「公正発展党(AKP)は4月27日の軍からの命令に「はい」とは言いませんでした」 国務大臣兼副首相のビュレント・アルンチ氏は、党のマニサ県本部が主催した断食明けの夕食に参加した。アルンチ氏は(クルド問題に対する)「民主的解決策」を国民の50パーセントが支持していると述べた。会話中に2こと、クルド語を使ったアルンチ氏は、クルド語を話したからといって、この世の終わりがくるわけではない、と述べた。同氏は自分たちが国民の代表であると述べ、「『誰か( 全文をよむ
サドゥッラー・エルギン法務大臣は、昨日(5日)にイスタンブルの法曹会館に集まった報道管理者や記者らに対し、“司法改革戦略実行計画”について説明した。 エルギン法相は、裁判官・検察官高等委員会(HSYK)の仕組みの変更を見込んだ調整がEU加盟交渉の過程の必須項目として出ているとし、ヨーロッパでは裁判官・検察官高等委員会に類似する委員会のメンバー選出の過程に対し、立法府が積極的な形で関与していることに注意を向けた。議会と高等司法のほかに、地方裁判所における1万2千人の裁判官と検察官らも、( 全文をよむ
政府のクルド政策に反対する共和人民党(CHP)は、9年前に今よりも大胆な提案を行っていたという話が出てきた。アルタン・オイメン氏が総裁を務めていた時期にディヤルバクルで開かれた会議で、「CHPはクルド問題解決にもっとも近い政党だった。なぜ協力するのか。公正発展党(AKP)に聞いてみなければならない。政策の基盤がしっかり用意されているとは思えない」と発言していのだ(訳注:原文ママ)。これに関してCNNトルコの質問に答えたオイメン氏は、CHPがクルド問題に他の政党よりも早く取り組んだことを強調した。 全文をよむ
文化観光省のエルトゥールル・ギュナイ大臣は、8月30日の戦勝記念日にちなみ参謀長本部によって至る所に張り出されているポスターの「強い軍、強いトルコ」というスローガンが正しいとは思わないと述べた。 「このスローガンの文言は逆でなくてはならないと」話すギュナイ文化観光相は以下のように述べた。「前後が逆になっている。全てを含んでいるのが、「トルコ」だ。トルコが強くあれば、軍、国、政府、国会、政府、すべてが強くなる。「強い軍」は、弱い国民を、(国の)指導者を、(国の)システムを守ることはできな 全文をよむ
民主市民党(DTP)がディヤルバクルで開催した平和集会に際して演説したオスマン・バイデミル・ディヤルバクル広域市長は、ハッキャーリで4人の兵士が殉職したことに関連して「クルド人の一人に生れたものとして私は宣言します。兵士に対して向けられた銃弾を、今後私に向けなさい、と。しかし、そのかわり、トルコの知識人やトルコの政治家にも言ってもらわなくてならない。今後はゲリラ兵に対して向けられた銃弾を自分に向けよ、と」と述べた。 ディヤルバクルでDTPが開催した平和集会で演説したDTPのディヤルバク 全文をよむ
民主市民党(DTP)党首アフメト・チュルク氏は、ベシル・アタライ内相の報告に「山ねずみすら生み出さない(何の解決にもならない)」と批判した。 チュルク氏は、ベシル・アタライ内相の「民主的解決策」の報告に関しコメントし、民主的解決策のため憲法改正が何としても必要だと述べた。 民主市民党のチュルク党首は、ベシル・アタライ内相の記者会見をディヤルバクルで生放送で見た。記者会見が終わったところで、記者たちの質問に対し「私たちはこの件についての考えを明日(1日)行う会見で発表します」と 全文をよむ
内務大臣ベシル・アタライは、(クルド問題の)「民主的な解決策」の作業の一環として行った会談を総括し、「問題の解決が必要だという点で、社会の中に、明確で強固な合意のあることがわかった」と述べた。 アタライ内相は内務省会議場で行われた記者会見において、「民主的な解決策」の作業の一環として行った(ここ1月の)折衝の内容について説明をした。 アタライ内相は記者会見の冒頭で、シェムディンリにおいて殉職した4人の兵士の葬儀と埋葬が今日(31日)執り行われることを発表し、哀悼の意を表した。 全文をよむ
(クルド問題に関する)「民主的解決策」の議論が続く中、8月30日の戦勝記念日に寄せるメッセージも、「解決策一色」となった。 共和国大統領 アブドゥッラー・ギュル: 「我々は、千年もの間この土地で平和に暮らしてきたひとつの民族である。この連帯を、いかなるものを脅かすことはでかいない。自分たち自身を信じ、この道を歩み続けよう。」 トルコ大国民議会議長 メフメト・アリー・シャーヒン: 「民主主義を強化すること、国民の自由をより確固なものにすることは、我々皆の共通の責任であ 全文をよむ
オジャランが、刑務所で書いた「ロード・マップ」の名づけられたた160ページの手書きのメモのうちの一部が明らかになった。 「私をここに連れてきたものは誰か、どれくらい拘束するのか、明らかではない。私がどうなるのかわからない」という。 クルド問題の解決策に関する、2冊のノートからなる160ページのロード・マップを準備したテロリスト、アブドゥッラー・オジャランは、弁護士たちと行った直近の面会で、「共通の祖国はトルコとクルディスタンである」と述べた。 クルド労働者党(PKK)との近い 全文をよむ
テロリストであるアブドゥッラー・オジャランは、クルド人問題の解決に向けて準備したロードマップを、8月20日にイムラル刑務所管理組織に手渡したことを明らかにした。弁護団は、オジャランの解決案(ロードマップ)を得るため、ゲムリッキ検察に申し出を行うとした。 オジャランと毎週行われる定例面会のため、昨日の朝方にゲムリッキへ向かった「世紀の法律事務所」の弁護士、オメル・ギュネシュ氏、フアト・ジョシャジャック氏、ムハレム・シャーヒン氏、シャキル・デミル氏は、ゲムリッキ軍警察(ジャンダルマ)本部で 全文をよむ
YATAS会長のユルマズ・オズタシュクンはレジェプ・タイイプ・エルドアン首相が新たに引っ越したチャムルジャ・クスクル・サクルバフチェ・ヴィラの隣家を1000万ドルで売り出した。 1階が商店向けで、2階には3つのメゾネットタイプの住居(アパートメントハウス)が入っている邸宅は、首相の別邸に近いという理由から、最も安全な場所のひとつという特徴も持つ。超豪華な邸宅の中には、エレベーターすらある。 首相が引っ越した邸宅の、クスクル通りに面した側に建つその邸宅は新築であると述べるユルマ 全文をよむ
エスキシェヒルーハイダルパシャ間を結ぶジュムフリイェト・エクスプレスは、本日夕方ボズユック付近で線路複線化工事の最中、滑りながら線路に倒れこんできた工事用クレーンと衝突した。機関車両は転覆し、客車5車両のうち1車両が横転したこの列車事故で5名が死亡、21名が負傷した。 事故は17時30分前後にエスキシェヒルーイスタンブル線のボズユック付近のカラキョイ-アイヴァル区間で発生した。エスキシェヒルから11,023名の乗客を乗せたジュムフリイェト・エクスプレスはボズユック駅を通過した5分後に 全文をよむ
1921年に承認された独立行進曲に代わる国歌の選考会の資料が初めて公開された。古びた資料は、復元される。 コンヤ手稿・写本図書館のベキル・シャーヒン館長は、手稿・写本に関心がある教師が過去6~7年で100点以上の資料を手に入れ、最近提出された57点の資料には、1925年に開催された独立行進曲選考会に関する審査基準、申請願、および、多数の詩といった重要な資料が含まれていると述べた。セルチュク大学コミュニケーション学部新聞学科ジャネル・アラバジュ講師も、共和国時代に新国歌作成のための選考会 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、「集権体制についてはどんな憶測をも許すことはできません。なぜならこの集権体制をつくりあげるために何年もの歳月を費やして必死の努力をしてきました。このため、その源は24年はおろかトルコ独立戦争まで遡る程であり、それ相応の代償を払ってきたのです」と述べた。 エルドアン首相は、首相府センタービルで、トルコ戦傷者・殉職者遺族・遺児協会タネル・ウラン会長と共に協会役員を迎え入れた。 出迎えにあたり意義深い日に同席できて光栄であると述べ、次のように続 全文をよむ
「クルド問題解決策」がアメリカの策略であるという主張に関し議論がおこっているのを受け、声明を発表した在トルコ・アメリカ合衆国大使は、「トルコの民主主義を私たちは支持しています。けれども、この解決策はトルコ政府によるプランです。」と述べた。 アメリカ大使館のスポークスマンは、クルド問題解決策が「アメリカの策略」であるとした主張について、「トルコの民主主義は支持していますが、この解決策はトルコ政府によるプランです。これは、トルコによって解決されるべき問題であり、また解決されつつあるトルコ国 全文をよむ
参謀総長のバシュブー陸軍大将は、クルド問題に関する活発な議論が交わされている昨今においてトルコ国軍の態度を明確に表した。バシュブー参謀総長は、戦勝記念週間のメッセージで(憲法で謳われる)「トルコ国家は、領土と国民が不可分の一体性をもち、その言語はトルコ語である」と述べた。 イルケル・バシュブー参謀総長が戦勝記念週間メッセージで注意を引いた発言の詳細は、以下のようなものである。 「憲法改正提案さえおこなえない第3条に謳われている通り、『トルコ国家は、領土と国民が不可分の一体性を 全文をよむ
共和人民党党首のバイカルは、国家安全保障評議会(MGK)が政府のクルド問題解決策を支持するとした声明に対して反発した。 民族主義者行動党(MHP)党首デヴレト・ベフチェリに続いて、共和人民党のデニズ・バイカル党首は、国家安全保障評議会(MGK)が政府の(クルド問題の)民主主義的解決策に支持を示したことを批判した。 党会合でバイカルは、「この計画がこれ以降も進められ続けば、トルコの平和が本当の意味で壊されるだろう。こうしたプロセスの最後に待ち受けるのは衝突である。首相はトルコ国 全文をよむ
「『一方的停戦』を9月1日に終了する」としたクルド労働者党(PKK)の決定を受け、PKKがトゥンジェリで攻撃準備に入ったことが確認された。このため、テロリストを無力化するため、治安部隊は、空からの援護も受けた包括的作戦を始めた。 トゥンジェリの治安部隊は、クルド労働者党(PKK)の「『一方的停戦』を9月1日に終了する」とした決定を受け、テロリストたちが活動準備を始めたことを確認した。軍警察(ジャンダルマ))トゥンジェリ地区司令部隊、第4特殊部隊旅団司令部隊、ホザート郡第51機動歩兵旅団 全文をよむ
クルド問題解決策について話されている昨今、興味深い進展が見られる。1981年の9月12日クーデター後、そこでの拷問や数々の事件が議論されてきたディヤルバクル刑務所が、移転する。農業農村省メフディ・エケル大臣が会見を行った。現在の刑務所は移転され、そこに学校が建設される予定だ。 ディヤルバクルEタイプ刑務所は、まるで9月12日軍事クーデターの象徴のようであった。そこでの拷問や、ハンガーストライキ、数々の事件が議論になった。1981年から1984年の間に、同刑務所で34人が亡くなり、何十人 全文をよむ
セゼン・アクスがタイイプ・エルドアン首相に電話をかけ、政府の「クルド問題解決」についての対策を支持していることが明らかになり、これが芸能界で議論を引き起こした。 社会問題への関心の高さでも知られるトルコポップ・ミュージックのアーティスト、セゼン・アクスが、タイイプ・エルドアン首相の秘書に電話して政府の「クルド問題解決」において講じられた対策を支持していることが明らかになり、これが芸能界で議論を引き起こした。イブラヒム・タトゥルセス、アジダ・ペッカン、そしてシベル・ジャンといったアーテ 全文をよむ
イスタンブル広域市長のカーディル・トプバシュは、イスタンブルのボスフォラス海峡に建設予定の第三架橋はタラビヤ・ベイコズ間にほぼ決定されたと明らかにした。 トプパシュ市長はイスタンブル広域市庁舎で、共和人民党(CHP)イスタンブル県支部長ギュルセル・テキン氏により説明された第三架橋の経路に関し、記者団の質問に答えた。 トプバシュ市長は「テキン氏は時折『どうすれば自分が話題になれるか』と、勇み足をやってしまう」と主張し、「彼の話の中で『市長殿、橋の経路については、私に聞いてくださ 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領は、外交レセプションでとある記者が行った質問を途中で遮り、「イムラルだか何だかは忘れ去りなさい。違う質問をしなさい。彼らは対話の相手ではない」と述べた。 アブドゥッラー・ギュル大統領は、クルドとの融和(クルド問題の解決)においてテロ組織の指導者であるアブドゥッラー・オジャランは対話の相手ではないと明言した。ギュル大統領は「イムラルだか何だかは忘れなさい。彼らは対話の相手ではない」と述べた。 ギュル大統領は、エルトゥールル・アパカン外務省事務次官がトルコの 全文をよむ
イムラル島に収監中のオジャランは、弁護士に、「連邦制というなら、それは受け入れられない。私の解決策は、『国家があり、その一方で民主的なクルド民族がある。クルド人は国家の存在を承認し、受け入れる。国家も、クルド人が民主的な民族として自立する権利を認める』というものだ」と語った。 テロ犯罪者としてイムラル島に収監中のアブドゥッラー・オジャランは、クルド問題の解決に関しロードマップの発表を準備しており、最近の弁護士との接見で、これに関する示唆的発言をした。ムフタファ・ケマルが共和国をつくって 全文をよむ
ベシル・アタライ内相は、クルド問題への解決策を求めて始まった「民主的解決策」プロジェクトの一環として、昨日(16日)戦死者遺族と会見した。 アタライ内相は(PKKとの戦闘の)戦死者遺族の心情を聞いたと述べ、テロ問題を終わらせることを目標にしていると語った。 同氏は昨日アンカラ警察規律教育センターで、戦死者と兵士の家族協会の代表者からなる2つの異なるグループと昼食を共にした。アタライ内相は、10つの団体の代表者からなる2つのグループと面会した後、会見でトルコには265の戦死者遺 全文をよむ
ビュユクアダ島で、各宗教代表者たちと会食を行ったエルドアン首相は、(クルド問題についての)「民主的解決策」のための闘いを行っていることを強調した。エルドアン首相は、「ペルシア語には次のような言葉があります。『座り、語り、(そして何の成果もあげずに)別れた』と。しかし我々は成功させ、結果を出す必要があります」と述べた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、アダラル財団と各宗教代表者たちの招待を受けて、4人の閣僚や補佐官、さらに多くの随行者を伴ってビュユクアダ島へ赴いた。宗教コミュニティ 全文をよむ
天候不良により水曜日(12日)にアブドゥッラー・オジャランとの接見に行くことができなかった弁護士たちが昨日(14日)、イムラル島に向かった。イムラル島から帰った弁護士たちはオジャランが8月15日に公表予定と言われていたロードマップを間に合わせることが出来なかったと述べた。 オジャランの弁護士アスヤ・ウルケル氏、オメル・ギュネシュ氏、セルケン・アクバシュ氏、アイドゥン・オルチ氏は、昨日の朝イムラルへ向かった。弁護士たちは、軍警察による身元確認とボディチェックの後ゲムポート港に出発した。イ 全文をよむ
MHP(民族主義者行動党)のデヴレト・バフチェリ党首は、政府の「クルド問題解決策」に厳しい反応を示し続けている。 バフチェリ党首は記者会見の場で「AKP(公正発展党)は、彼らの本心では、一度も本気で取り組んだことのなかったテロとの戦いを、まずテロとの停戦、次にテロとの対話、そして、今度は、テロへの降伏にすりかえてしまった」と発言。さらに「悪人と善良なもの、殺人犯と被害者、殉教者と殺人者が同じ天秤にかけられ、"解決策"と名づけられたこの腐敗状態は、テロへの降伏を最も明白に示している」と述べ、「 全文をよむ
タイイプ・エルドアン首相は政府の(クルド問題に関する)「民主的解決策」の実現への決意を明確に語った。トルコに住む全ての民族集団の共通の文化やシンボルに言及した首相は、「政治的にどんな結果を生もうとも、我々はこの問題を解決するつもりだ」と述べた。エルドアン首相のマニフェストに似た演説の次のような表現は、一部の国会議員の涙を誘った。 「独立行進曲(İstiklal Marşı)を耳にするとき、我々の胸が高鳴らないことがあろうか。「イェメンの唄Yemen Türküsü」(注1)を耳にして、 全文をよむ
ベシール・アタライ内務大臣は、クルド問題解決策について、今週各政党党首らに会談を依頼したことがわかった。 同内務大臣は、クルド問題の解決策に関して意見交換するために各党党首と会談する予定なのが分かった。首相府筋の情報によれば、同内務大臣は今週中に行動をおこすことを計画している。 ■MHPはなし 同内務大臣がクルド問題解決策に関して野党から援助を求める会談をおこなうと決定を下したことに民族主義者行動党(MHP)のヴラルが一番に反発を示した。同氏は「戯言を述べて敢えてわ 全文をよむ
トゥンジェリでは、最近の前向きな展開の結果、長年続いたテロや暴力事件が影をひそめ、平和と安定が生れている。頻繁なテロと暴力事件に悩まされてきたトゥンジェリの人々は、郊外にある自然の美しさを満喫し始めた。 国外やトゥンジェリ以外からやって来るトゥンジェリ出身の人々が泳ぐムンズル川とピュルミュル川の水辺では、週末に場所を見つけるのはほぼ不可能な状況になっている。トゥンジェリの人々は、ボドルム、マルマリス、アンタリヤの海岸を必要としないほど、ムンズル川とピュルミュル川の水に入り、さわやかな空 全文をよむ
マスターカード社がおこなったマスターインデックス調査によれば、トルコ国民の64パーセントが今年夏休みを取った、あるいは取る予定である。 マスターカード社がトルコの都市部人口を代表する11県の県都において1000人を対象に7月におこなったマスターインデックス調査のデータによれば、夏休みを取った人たちが優先的に選択したのは、親類あるいは知人の許に行くこと、あるいは家で過ごすこと、であった。 報告書では、休暇のショッピングのため、優先的に訪れたショッピングセンターは地域のバザールと 全文をよむ
トルコ大国民議会新議長のメフメト・アリー・シャーヒンは、パン屋のアブドゥッラー親方の息子。 一時チャンクル県に属し、現在はカラビュク県に属しているオバジュク郡のエキンジキ村出身。イマーム・ハティプ高校を卒業し、村でイマームとなる。タイイプ・エルドアンとの道は、国民救済党(MSP)若手支部で交わり始めた。その後、一度も離れたことはない。 「私は野心的な人間ではない。あるポストに到達するために努力し、そのために燃える性格ではない。(あるポストには)求める人ではなく、求められる人が 全文をよむ
受理された第三訴状では以前の訴状と同じように多くの有名人の名が被疑者として挙げられている。 第三訴状では元国家安全保障評議会(MGK)議長トゥンジェル・クルンチュ、元高等教育機構(YÖK)理事長ケマル・ギュルズ、バシケント大学学長メフメト・ハベラル、ジャーナリスト/コラムニストのヤルチュン・キュチュクも被疑者として挙げられた。元トルコ金属組合会長ムスタファ・オズベキ、元特殊部隊局副局長イブラヒム・シャーヒン、元19マユス大学学長ルザー・フェリト・ベルナイ、元参謀本部司法顧問ムヒッティン 全文をよむ
公正発展党(AKP)所属でアンタリヤ選出のメフメト・アリ・シャーヒン議員が、トルコ大国民議会(TBMM)の第24代議長となった。 TBMM総会で行われた第3回投票には518名の議員が参加し、338票を獲得したシャーヒン氏が議長に選出された。その他の候補者では、共和人民党(CHP)所属イスタンブル選出のイルハン・ケシジ氏が103票、民族主義者行動党(MHP)サカリヤ選出のミュニル・クトゥルアタ氏が66票、無所属でトゥンジェリ選出のカメル・ゲンチ氏が1票を獲得。9票が白紙で、1票が無効であ 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相と民主市民党アフメト・チュルク党首は、政府のクルド人融和策の枠組みで1時間に渡り会談を行った。エルドアン首相は、会談を「党首」の肩書で行った。会談ではアブドゥッラー・オジャランの名が議題に上らなかったと明らかになった。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相と民主市民党アフメト・チュルク党首は、政府のクルド人融和策の枠組みで1時間に渡り会談を行った。エルドアン首相は、会談を「党首」の肩書で行った。 会談後会見をおこなった民主市民党のアフメト・ 全文をよむ
トルコ大国民議会の議長選挙のため、現在のキョクサル・トプタン議長の続投を望んでいた共和人民党(CHP)と民族主義者行動党(MHP)は、期待が裏切られると予想外の候補名を示した。 最大野党(共和人民党)はオヌル・オイメン副党首を候補とするはずであったが、中道右派政党から共和人民党に移籍した元祖国党(ANAP)のイルハン・ケスィジ国会議員を候補者として選んだ。トプタン氏の名を挙げながら、与党に圧力をかけようとしたCHPは、公正発展(AK)党がメフメト・アリ・シャーヒン氏の名前を挙げたのに対 全文をよむ
与党公正発展党(AKP)はトルコ大国民議会(TBMM)議長にメフメト・アリ・シャーヒン前法務大臣を候補に立てることを決定した。この他、.共和人民党イスタンブル選出のイルハン・ケスィジ議員、民族主義者行動党サカリヤ選出のミュニル・クトゥルアタ議員、民主市民党シュルナク選出のハスィプ・カプラン議員、さらに、無所属のトゥンジェリ選出ケメル・ゲンチ議員が立候補した。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、現議長のキョクサル・トプタンを続投させず、前法務大臣メフメト・アリ・シャーヒンをトルコ大国 全文をよむ
第7代大統領のケナン・エヴレン氏がボドルムのヤルカヴァクの別荘で体調をくずし、病院に運ばれた。 ケナン・エヴレン氏は、19時15分にヤルカヴァクから救急車でユニバーサルホスピタル・ボドルム病院に運ばれた。病院長のユスフ・ババイイト医師は、エヴレン氏の綿密な検査と調査は続いており、おそらく腸の出血に関係した不調があったのだろうと述べた。 ■集中治療室で治療中 ケナン・エヴレン氏はヤルカヴァクの別荘で倒れた際に、一時、呼吸が止まったことがわかった。エヴレン氏に最初の手当 全文をよむ
トルコ大国民議会(TBMM)現議長のキョクサル・トプタン氏の2年の任期が8月9日に満了するため、国会は休会半ばの8月4日に召集される予定である。国会議長選出の第一回と第二回投票が8月4日火曜日に、議長が第一回と第二回投票で選出されない場合には、第三回、第四回の投票については8月5日水曜日の会議で行われる予定だ。 TBMM議長の選挙は秘密投票で行われる。議長に選ばれるためには第一回、第二回投票で全議員数の三分の二の得票(367票)、第三回投票で過半数の得票(276票)が求められる。第三回 全文をよむ
クルド問題解決の枠組みで企画された第3回ワークショップが昨日警察学校で行われた。 新聞記者やコラムニストらが参加したこのワークショップで、「解決過程で行われるべきこと:方法と管理」「民主化総合政策に含まれるべきものは何か?」と題する2つのセッションが企画された。 ベシル・アタライ内務大臣が世論に公表した政府のクルド問題解決の枠組みで企画されたワークショップの第3回が、昨日新聞記者やコラムニストが参加する中、警察学校で開かれた。 ■警察が司会 ベシル・アタラ 全文をよむ
公公正発展党(AKP)副党首のアブデュルカーディル・アクス議員(イスタンブル選出)は、民族主義者行動党(MHP)バフチェリ党首の「(AKPによる)クルド問題解決政策」批判に対し、厳しく反論した。 アクス議員は、バフチェリ党首が昨日(7月30日)行った批判を「トルコ政治史に刻まれるほどの汚点」と書面でコメントした。アクス議員はまた、自らの思想で国民の支持を得られない者たちが、侮辱的な言動や嘘によって注目を集めようとしているのだと説明し、「バフチェリ党首は、近頃では頭に浮かんだことをいうの 全文をよむ
トルコの反対の後、議論の中でNATO事務総長に選ばれたアナス・フォー・ラスムセン元デンマーク首相は、トルコ人が「NATO賢人委員会」のメンバーになることを承認した。その人物は、退任した大使のウミト・パミル氏であることが判明した。パミル氏の任務は公式に8月3日に表明される。 昨日(29日)ブリュッセルで開催された式典で任務を公式に終えたヤープ・デ・ホープ・スヘッフェル事務総長は、先月トルコに別れの訪問をした際にこの方向で提案をした。外務省も「NATO賢人委員会」にパミル氏を推薦した。 全文をよむ
民主市民党のアフメト・チュルク党首は、テロ組織の指導者であるアブドゥッラー・オジャランが示すロードマップに大きな関心が寄せられていると言い「これほど興味を持たれているのだから、当然彼の役割や重要性も出てくるだろう。このことから目を逸らすことはできない。我々は現実的になる必要がある」と話した。 トルコ実業家協会(TÜSİAD)のアルズハン・ドアン・ヤルチュンダー会長の一団は、チュルク党首をトルコ大国民議会の執務室で訪問した。チュルク党首は約30分の面会のあと記者団の質問に下記のように話し 全文をよむ
民主市民党(DTP)ディヤルバクル県選出のアクン・ビルダル議員は、いくつかの刑務所で容態が悪化しているとされる17人の病気の受刑囚の恩赦をアブドゥッラー・ギュル大統領に嘆願した。 アクン・ビルダル議員は文書による声明で、刑務所にいる逮捕書と受刑者の数が11万2千人に達し、これはトルコ共和国の歴史において最大数に近いことを嘆願書に明示した、と述べた。ビルダル議員は「刑務所では、人権に配慮した措置がなされておらず、(刑務所の悪条件が)受刑囚にとって第二の刑罰となっており、精神的身体的健康を 全文をよむ
法務省は、エルゲネコン捜査担当の判事や検事に関する批判38項のうち10項について調査が開始されたと明らかにした。 裁判官・検察官高等委員会(HSYK)は、「(法務省に)質問したが返答がなく、要求した書類も送って来なかった」と報告。エルギン法相の反対により、HSYKの決定は法務省としての決定にはならなかった。HSYKの5人の正規委員と5人の予備委員は昨夜「エルゲネコン捜査担当の裁判官について、我々はいかなる指名も推薦も行わなかった 」との報告を発表した。 HSYKは、エルゲネコ 全文をよむ
元民主主義党(DEP)の国会議員レイラ・ザナ被告に対し、ロンドン大学東洋・アフリカ研究学院(SOAS)で行った講演を理由とし、1年3ヶ月の実刑判決が下された。 元民主主義党の国会議員レイラ・ザナ被告は、イギリスのロンドン大学東洋・アフリカ研究学院で行った講演のなかで、「テロ組織のプロパガンダを行った」という罪で起訴された。同被告に対し、1年3ヶ月の懲役刑が科せられた。 ディヤルバクルの第4重罪裁判所で行われた裁判に、未拘束のレイラ・ザナ被告は出席せず、弁護団のジェッバル・レイ 全文をよむ
トルコ内務省のベシル・アタライ大臣は、トルコ・アメリカ・イラクの各関係者が、7月28日火曜日に、テロについての話し合う、と述べた。会議では、政府がクルド問題の解決に関して進めてきた新しい政策についても話し合われることになっている。 ベシル・アタライ内務大臣は、テロとの闘争という名目で編成された3ヵ国による組織が、7月28日火曜日、トルコで会議を開く、と述べた。アタライ内相は、公正発展党(AKP)協議会終了後、新聞記者の「クルド問題解決のための解決策は、どの段階ですか?」という質問に対し 全文をよむ
オジャランは、8月15日に予定されているクルド問題解決のためのロードマップ発表の前に、様々な市民団体からも援助を求めた。それと共にオジャランは弁護士の仲介の下、民主市民党からも見解を求めた。民主市民党はロードマップを数日後に提示する予定だ。この件を、院内会派副代表セラハッティン・デミルタシュとギュルタン・クシャナックが担当することになった。民主市民党は、PKK(クルド労働者党)に対し戦闘行為の中止と共に、(トルコ国軍による)掃討作戦の停止を求めている。PKK兵士の社会生活への参加をも提案する民 全文をよむ
オジャランの「問題解決へのロードマップ」について、公正発展党(AKP)のクルド系議員たちは、ダヴトオール大臣と異なる見解をもっている。クルト議員「オジャランと民主市民党を無視してはならない」、アルスラン議員「解決につながる考えは、受け入れるべき」、アルル議員「全ての人は、全ての人の意見を聞かなくてならない」、オズベキ議員「前向きな貢献は大事にしなくてはならない」。 クルド人問題の解決に向け、テロリストのアブドゥッラー・オジャラン容疑者が発表するロードマップを前に、政府に対しても改革とい 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、水曜日(22日)朝、シリアのアレッポに行く予定である。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、アレッポ大学で演説を行ったのち、名誉教授としての称号を得る予定である。大学の行事のあと、エルドアン首相は、シリアのバッシャール・アサド大統領と会合する。 エルドアン首相のシリア訪問には、アフメト・ダヴトオール外務大臣も同行する。会合では、地域の問題、シリア・イスラエル間の対話の再開などについて話し合う見込みである。 エルドアン首相は、ア 全文をよむ
エルゲネコン事件の第二の訴状に名前が掲載される人物たちの罪状を決める公判が今日20日始められる。拘留中の被疑者、その近親者、弁護士らがシリヴリ刑務所に向かい始めた。 事件の被告人のうちの一人、元陸軍大将のフルシト・トロンが審理場にやってきた。イスタンブル第13刑事裁判所により、2008年10月21日シリヴリ刑務所と執行機関の構内で行われた公判の第二幕が開かれる。第二の起訴状に関わる公判で、「栗毛の牛」「月光」「リン光」「手袋」という名のクーデターの試みに関わったとされる人物が裁かれる。 全文をよむ
アフメト・ダヴトオール外相は、中東政策に重点を置くことを、“公正発展党(AKP)政府の新オスマン主義計画”として評価することに対して、「私は“新オスマン主義”という表現を決して用いなかったし、用いることが正しいとも思っていない。国家間の兄弟関係も存在していない。我々は誰かから命令されることも、誰かに命令することも望まない。共に一つの世界を作るのである」と返答した。 ダヴトオール外相は、一昨晩にトルコ公営放送(TRT)の“エニネボユナ”という番組に出演し、現政策課題に関連する質問に答えた 全文をよむ
トルコで海洋史を研究するイドリス・ボスタン教授は、海洋帝国であったオスマン帝国の、この分野における豊かさと発展を紹介する海洋博物館がないことに不満を抱いている。ボスタン教授は、UNESCOが宣言した「2009年キャーティプ・チェレビー年」においてもまだ具体的な計画がないと語る。 オスマン朝は大陸帝国であると同時に巨大な海軍力を保持していた。ヨーロッパ、マグリブ、インドのそれぞれの海で艦隊を進めたスルタンらは、「2つの陸地と2つの海のスルタン」 といわれていた。オスマン朝が海洋を重視した 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、コンヤ・アンカラ新高速鉄道の最初のレール敷設式典で、レールに初の溶接を行った。エルドアン首相は、ここで行った演説で、「信じることは不可能を可能にする」とのべた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、コンヤ・アンカラ高速鉄道の最初のレール敷設式典で、レールに初の溶接を行った。11時45分に空路でコンヤへ来たエルドアン首相に、ニメト・チュブクチュ国民教育相、ビナリ・ユルドゥルム運輸相、オメル・ディンチェル労働社会保障相、ジェヴデト・ユルマズ国務大臣が 全文をよむ
外務省は、アフメト・ダヴトオール氏が家賃2万ドル(約187万円)もする豪邸を賃貸したという報道について記者発表を行なった。記者発表によると、この住宅は現役外務大臣であるため必要であるとしている。 外務大臣公邸は、元外務大臣たアリ・ババジャンの時代も大統領アブドゥッラー・ギュルによって使用されていた。建物の使用権は、最近行われた申し合わせにより大統領府に委譲された。 外務省が行なった記者発表では、外務大臣公邸が、晩餐会、要人へのもてなしや招待といった国を代表する外交活動の最も重 全文をよむ
EU改革の観点で刑事法に対して行われた改正を、共和人民党(CHP)が憲法裁判所へ提訴したことに関し、トルコ国内の左派政治家や知識人層に続き、欧州からも批判が届いた。 ドイツ「緑の党」の2名の党首のうちの一人、ジェム・オズデミル党首は、共和人民党のこの対応が、民主主義の原則やコペンハーゲン基準に合致しない述べた。同党首は、共和人民党の民主主義や改革への取り組みをみて自分は「絶望と困惑の間」で行き来したと述べ、「政治的見解の違いはあるにしても、特定の問題についてはトルコ全体で基本合意をする 全文をよむ
高等教育機構のユスフ・ズィヤ・オズジャン理事長は、学生選抜試験での係数の格差が廃止されると明らかにした。 高等教育機構のユスフ・ズィヤ・オズジャン理事長は、職業高校に対する係数の格差が廃止されることになるだろうと述べ、中等教育の成績が持つ、学生選抜試験への影響を最小に抑えようと望んでいると話した。 高等教育機構にて新聞記者らの質問に回答したオズジャン理事長は、高校における大学入学資格のシステムが有益になると信じているとし、「こういった試験が設けられれば、高校での教育はより意味 全文をよむ
2009~2012年に実施される政府の新ヘーゼルナッツ戦略プランを発表するため、5人の大臣がメディアの前に並んだ。計画の詳細を、メフディ・エケル農相が説明した。 禁止されているにも関わらずヘーゼルナッツを生産している無許可の23万6千ドヌム(約217平方キロメートル)の作付けが制限される。政府はもはやヘーゼルナッツを買い上げず、許可されている生産者には1アールにつき150トルコリラ(約9200円)の支援金が与えられる。無許可の農地における生産は3年以内に完全に禁止される見通しだ。 全文をよむ
民主市民党(DTP)の国会議員であるアイセル・トゥールク氏は、平和プロセスの進展のためにDTPに対する停戦期間を延長するよう呼びかけた。 民主市民党は7月15日にディヤルバクルで行われる予定の平和の行進を前に記者会見を行った。ディヤルバクル・シュメール公園で行われた会見には、DTPの国会議員のアイセル・トゥールク氏とDTP所属の複数の首長が参加した。 行われた会見上でDTPのアイセル・トゥールク議員は、平和プロセスの進展のためにDTPに停戦期間の延長を呼びかけた一方、政府に対 全文をよむ
エルトゥールル・ギュナイ文化観光相は、政府機関の間に対立があると言われることに反発を示した。 政府は、司法や軍と一度も組織的な対立はなかったと述べたギュナイは、「しかしこれらの機関も、少なくとも政府と同じくらいに国民の意思に敬意を払うことを期待している。このことは、共和国と民主主義にたいする信頼の一部である」と述べた。公正発展党のウスパルタでの第3回定期会合に参加したギュナイは、トルコの60年間の政治の歴史には、落とし穴がたくさんあったことを述べた。この落とし穴にはまらないために、法的な、そ 全文をよむ
タイイプ・エルドアン首相は(公正発展党の)エルズルム県党大会で中国に対し呼びかけを行い、「この同化策で得るものは何一つない。これらをやめなさい」と語った。またエルドアン首相は、ジェマル・ギュルセル体育館での会合で次のように述べた。 虐殺、人権侵害、罪のない一般市民の権利剥奪をしておきながら、どんな国家、どんな社会も平和や安定、信頼にたどり着くことはあり得ない。このような同化策をしようとする中国政府に我々は言う、この同化策で得るものは何一つない。これらをやめなさい。我々が中国政府に要求す 全文をよむ
公正発展党(AKP)のレジェプ・タイイプ・エルドアン党首は、世界ウイグル会議の代表者であるラビア・カーディル女史が2006年にトルコに入国していないことを明らかにした。 AKPアンタリヤ県支部第3回通常会合において話をしたエルドアン首相は、今日(12日)にいくつかの新聞で、「世界ウイグル会議代表のラビア・カーディルは、2006年にトルコへ入国していた、そして、ヤロヴァでの演説によってトルコへの入国を禁止されていた」という内容の記事について言及した。 新聞名を挙げながら話したエルドア 全文をよむ
エルドアン首相は、トルコに特権的パートナーシップの提案をしたことから時に非難してきたフランスのサルコジ大統領とは食品安全について、ドイツのメルケル首相とは経済危機について話したことを明らかにした。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、G8サミットにおいて、トルコのEU加盟に反対しているフランスのサルコジ大統領とは、食品安全についてしか話をせず、ドイツのメルケル首相とは経済発展について話したと述べた。 エルドアン首相は、G8サミットの後、トルコの記者団に向けて会見をした。記者 全文をよむ
軍人を一般法廷が裁く道を開く法が大統領の承認を得てのち、最初の請求は、ヴァン軍事裁判所で8人の兵士が裁かれているダールジャ襲撃の訴訟におけるものになった。終身刑を科された兵士ラマザン・ユジェの弁護士ディンチェル・アスラン氏は、管轄変更の判断が下されるよう裁判所に申請を行った。 アスラン弁護士は、依頼人が「国家の統一性と一体性を乱す罪の幇助」を行ったとして裁かれているとし、ユジェに着せられた罪が刑事裁判法(CMK)250条に従って重罪裁判所の管轄に入ると述べた。アスラン弁護士は、法律が「 全文をよむ
チャナッカレ県議会の議員で共和人民党のヒルミ・バイダルは、議会に提出した議案の中で、ギョクチェアダ地区にあるケナン・エヴレン初等教育学校の改名のために、勧告決議がなされることを要請した。しかし議案は、公正発展党と民族主義者行動党の議員が支持しなかったため承認されなかった。 バイダル県議会議員は軍のクーデターが社会に多くの苦痛をもたらしたと述べ、新世代を育てる教育組織がクーデター首謀の軍人の名前で覚えられているのは間違っていると話した。このため、ケナン・エヴレン初等教育学校の改名の必要性 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領に会合の要求を行っている民主市民党(DTP)の自治体首長らが、どういった要求や期待を行う予定であるかに関し、詳細が明らかになりつつある。 民主市民党の自治体首長らはクルド問題に関し、7条からなる提案リストを作成した。それによると、民主的自治制と州制を要求する一方で、トルコ語が公用語であることを受け入れている。提案の中にはクルド労働者党の首謀者であるアブドゥッラー・オジャランとの面会の解禁もある。 民主市民党の自治体首長らがアンカラを訪れギュル大統領 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領は、軍人を一般法廷で裁く法を承認した。しかし、追加修正を要請し、「少しの問題があってはならない」と述べた。共和人民党(CHP)は、憲法裁判所へ提訴の予定だ。 ギュル大統領は軍人を一般法廷で裁く法を承認したが、追加修正を望んだ。本日文書で発表された大統領の所見は以下の通り。 「第5918番『トルコ刑法といくつかの法における変更に関する法』は、大統領により承認され、憲法第89条と104条に基づき、施行にうつされるべく、首相府に送られた。この件につき首相 全文をよむ
トルコ大国民議会(TBMM)は、欧州議会で「トルコで女性割礼が存在すること」につき質問趣意書を提出したイギリスのシルク議員に宛て「非難」の手紙を、トルコを「擁護しなかった」ということでEUの拡大担当委員であるレーン氏に宛てても「不満」の手紙を送った。 トルコ大国民議会(TBMM)は、欧州議会で「トルコで女性割礼が存在する」との質問趣意書で議題に挙げたイギリスのロバート・キルロイ・シルク議員に宛て「非難」の手紙を、EUのオッリ・レーン拡大担当委員に宛てても「トルコを擁護しなかった」ために 全文をよむ
2年間に渡るフラント・ディンク氏の殺害訴訟は、国民やその遺族の弁護団を納得させるものではなかった。事件に関与した41人の公職者のうちたった7人の軍警察(ジャンダルマ)の関係者に対する尋問しか許可されず、警察官については尋問対象外とされた。 フラント・ディンク氏の殺害訴訟がはじまり、2年がたった。しかし9回の審議の間に、国民を納得させる進捗はもたらされなかった。 ディンク氏が2007年1月19日に殺害された件で、同年7月2日に行われた初回の審議で19人だった被告人の数は、第8回 全文をよむ
テロリストのアブドゥッラー・オジャランは、民主市民党を、「地域のサッカーチームすらうまくつくれないでいる」と批判した。 弁護士たちと毎週の定期面会を行ったオジャランのコメントがフラト通信社で公開された。以前の面会で、テロ組織のクルド労働者党(PKK)と民主市民党(DTP)を「自分が言ったことを実践できていない、私のことを理解していない」と批判したオジャランは、「公正発展党でさえ私の考えを利用している」と述べた。オジャランは、「公正発展党は経済的パワーを持っている、政治的パワーもあるが、 全文をよむ
A&G社がおこなった世論調査によれば、2008年8月に「エルゲネコン組織の存在を信じる」という人の割合は74.7パーセントあったが、この割合は2009年6月には53.8パーセントに下落した。 A&G社がおこなった世論調査によれば、この10ヶ月でエルゲネコン組織の存在を信じる人の割合は明らかに少なくなった。 2008年8月に「エルゲネコン組織の存在を信じる」という人の割合は、74.7パーセントであったが、今年1月には61.7パーセントへ、6月には53.8パーセントへ下落した。(捜査) 全文をよむ
3月29日の地方選挙の前には、(各県ごとに)タイイプ・エルドアン首相が示した一人づつの(党の県代表)候補者を掲げて県党大会を行った公正発展党(AKP)県組織であったが、最近、2人目の候補者をめぐる騒動が続いている。ディヤルバクル県とイスタンブル県での党大会の紛糾につづき、ウシャク県とアンカラ県の党大会も、「一人の候補者」に関して合意に達しないことから、延期された。 アンカラ県党大会は、7月19日に開催される予定である。しかし、ウシャクの党大会の日程はまだ明らかになっていない。延期の要望 全文をよむ
「政治反動との闘争計画(いわゆる「AKPとギュレン運動撲滅計画)」文書に署名があるといわれ、一昨日逮捕されたドゥルスン・チチェキ大佐は、第14重罪刑事裁判所への異議申し立て後、昨日釈放された。 「エルゲネコン」捜査の一環で「同組織のメンバーである」という疑いで昨日逮捕された海軍ドゥルスン・チチェキ大佐は、異議申し立て後、釈放された。昨日朝、ベシクタシュにあるイスタンブル司法裁判所に現れたチチェキ大佐の弁護士は、7日間の異議申し立て期間を待たずに異議申立書を提出した。エルカン・ジャナック 全文をよむ
いわゆる「革命戦死者」への黙祷の際、郡知事のシェフィク・ギュルディビは起立しなかった。 ビトゥリス県タトヴァン郡で、タトヴァン郡と民主市民党(DTP)知事が市長をつとめる市当局が主催する第41回タトヴァン東アナトリア祭で「黙祷」事件が起こった。 開会式で、ムシュ県選出の民主市民党スッル・サクク議員、M. ヌーリー・ヤマン議員、ビトゥリス県選出の同党ネジル・カラバシュ議員と党員らは、いわゆる「革命戦死者」への1分間の黙祷で起立したが、郡知事のオルハン・シェフィク・ギュルディビや 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の息子ビラル・エルドアンは、21日間の短期兵役を行うためブルドゥルの第58歩兵教育部隊に、昨日17時ガードマンを伴い入隊した。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の二男で、ワシントンの世界銀行に勤める29歳のビラル・エルドアンは、国民の義務を、ブルドゥルの第58歩兵教育隊に短期入隊することで果たすため、昨日17時に「名誉少佐兵舎」にやってきた。ビラル・エルドアンは、ブルドゥル県選出の公正発展党国会議員バイラム・オズチェリキ、家族ぐるみの親友ムスタファ 全文をよむ
議会は、6月26日の深夜に可決した法により、軍人を一般法廷で裁く道を開いた。法によれば、軍人が犯した「憲法の規定する秩序に反する罪」と、「テロ」及び「犯罪組織」罪は、直接、特別な権限を持つ一般検察庁によって捜査される。 トルコ大国民議会で承認された「トルコ刑法といくつかの法における変更に関する法」により、軍事裁判の法的権限に重大な制限がもたらされた。変更によって、軍人が仲間内でクーデターを企てること、軍事政府や、政府に反抗する活動計画をたてるなどの罪における法的権限は、一般法廷に引き渡 全文をよむ
トゥンジェリ選出のカメル・ゲンチ議員(無所属)は、ケナン・エブレン元大統領が「もし人々が、私の裁判を望むのであれば、私は裁判を待たずに自殺する」と発言したことに対し、NTVテレビにコメントした。 「最新ニュース」という番組で報じられた彼の発言は以下の通り: 「9.12クーデターは、世俗国家トルコ共和国の一体性の維持という課題に対し、非常に大きな打撃を与えました。民主主義は棚上げにされました。この出来事は、多くの罪のない人々を死に追いやり、拷問にかけ、彼らから仕事と生活の糧を奪 全文をよむ
「1980年クーデターを裁こう」という共和人民党バイカル党首の発言に、「ご冗談でしょ」と論評したエルドアン首相に対し、バイカル党首が緊急対応!バイカル党首は、憲法改正のため、党の委員会に指示をだした。2党の幹部が会見し、その後、バイカル党首は記者団の前に姿を現した。 参謀本部が作成したといわれている「AKPとギュレン運動撲滅計画」に関して、首相のタイプ・エルドアンの会見を批判したCHP党首のデニズ・バイカル氏は「ほんとうに本気なら、1980年クーデターの首謀者たちを裁く道を開け」と話し 全文をよむ
健康問題が原因でアテネ行きをキャンセルしたエルドアン首相は、トルコ国民議会における公正発展党(AKP)会派集会も延期した。 アンカラ発―6月25日から27日にかけて実施されるアルバニアとベルギーの訪問を前に、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の安静と回復のために、各種プログラムが縮小される。 海外でのプログラムの前に、同首相の安静と回復のため、プログラムが簡略化させられた。その枠組みにもとづき、明日23日に行われることが計画されていたAKPの国民議会会派集会が延期される一方、 全文をよむ
アルトゥマン共和人民党(CHP)議員は、「6千万ドルで地雷を撤去することもできないわが政府が、大使館の横にモスクがあるにもかかわらず、2千5百万ドルの費用を要するモスクを新たに建設する予定であることを知りました」と述べた。 アメリカ合衆国に赴いた共和人民党イズミル県選出議員のジャナン・アルトゥマン女史は、以下の様に述べた。「政府が、ワシントンに2千5百万ドルの費用でモスクを建設する予定であることを知りました。土地などの買収はすでに行われたそうです」 同女史は、5月27日から6 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領はクルド問題の解決に向けて「国家はその問題をどのように解決するか、日夜知恵を絞っている。しかし人々が死んだり、爆弾が爆発するたびに解決は難しくなっていく」と述べた。 ギュル大統領はディヤルバクル商工会議所のメフメト・ガリップ・エンサリオール会長率いる、ディヤルバクル市民団体の代表団を接見した。エンサリオール会長は接見では次のような見解を述べたと説明した。「解決の問題において、我々は、PKK全体に耳を傾けるようにという見解を申し上げました。恩赦・特赦を考えるこ 全文をよむ
ディヤルバクル共和国検察局がトルコ国内15県で先日実施した捜査に、新たな進展がみられた。ディヤルバクル及びマルディンでテロ組織PKKの都市部組織KCKトルコ議会(KCK/TM)組織に向けた捜査で、18人が拘束された。 容疑者のうちA.T.は、第2空軍司令部で任務を行っていた際に、ディヤルバクルを離陸する戦闘機について、テロ組織のカンディルにいる責任者に情報提供していたことが明らかになった。A.T.は、運転手を務めていた第2空軍司令部を離れた後、市役所で働いていたことが分かった。拘束され 全文をよむ
タイイプ・エルドアン首相は「公正発展党(AKP)とギュレン運動撲滅計画」文書問題について何を信じているのだろうか。文書が本物かまたは偽造されたものであることをなのか。もしくはこの問題の捜査の終結を待つことにあるのか。 このことを理解するのは至難の技だ。なぜならエルドアン首相は相反する2つの態度を示しているからだ。昨日(16日)の公正発展党会議では「AKPとギュレン運動撲滅計画」文書が偽物である可能性が議論されたが、今日(17日)のエルドアン首相はそれを無視する次のような発言をした。 全文をよむ
公正発展党(AKP)首脳部は、参謀本部作戦本部によって準備されたと言われている「反動との闘争における行動計画」をめぐり、アンカラ共和国検事総局に提訴した。 AKPのイドリス・ナイム・シャーヒン書記長とベキル・ボズダー会派代表議員は、アンカラ裁判所に赴き、ヒュセイン・ボイラズオール共和国検事総長のもとを訪れた。シャーヒン書記長とボスダー行会派代表は、用意した告訴状を共和国検事総長に提出した。 AKP首脳部がアンカラ共和国検事総長に提出した告訴状では次のように述べられている。「法 全文をよむ
タイイプ・エルドアン首相とイルケル・バシュブー参謀本部長の昨日(16日)の会見には、参謀本部作戦部で準備されたと言われ、タラフ紙が「AKPとフェトフッラー・ギュレン運動撲滅計画」という見出しで報じた記事が強い影響を及ぼした。 エルドアン首相とイルケル・バシュブー参謀本部長は、昨日(16日)1時間20分に渡って会見を行った。首相府にまずエルドアン首相が到着した。緊張した様子の首相は、階段を足早に上り建物に入っていった。首相が到着して10分後、バシュブー参謀本部長が到着した。バシュブー参謀 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領は第5903号『トルコ共和国政府とシリア・アラブ共和国政府間国境における地雷撤去活動および委託業務関連法案』を承認した。 ギュル大統領はトルコ・シリア国境沿いで行われる予定の地雷撤去活動に関する法案を承認した。大統領領府報道センターからの書面発表によると、第5903号『トルコ共和国政府・シリアアラブ共和国政府間国境における地雷撤去活動および委託業務関連法案』は公表に向け首相府に送られた。 『トルコ共和国政府・シリアアラブ共和国政府間国境における 全文をよむ
参謀本部より出された書面による声明で、「トルコ軍は、以前も述べられた通り、民主主義と法治国家の原則と相容れない行為と思想を有する職員を、その組織で保護しない」と述べられた。 参謀本部より出された書面による声明では、2009年6月12日付けのある新聞で、参謀本部情報支援室が作成したと見られるある計画についての情報が掲載されたことに触れられた。 かかる問題が真剣に捉えられていることを受け、同日ただちに参謀本部軍検察に事件の全容に渡る調査が命令されたとする同声明では、以下のように述 全文をよむ
参謀本部軍事裁判所は、タラフ紙の6月13日付けの紙面に掲載された、「AKPとギュレン運動撲滅計画」という見出しの記事で触れられている文書の内容に関し、掲載禁止の措置を取ること、弁護団が調査書類の内容を調べ、文書をコピーする権利を制限することを決定した。 参謀本部軍事裁判所は、タラフ紙の6月13日付けの紙面に掲載されたある記事で触れられている文書の内容に関して、掲載禁止をする決定を下した。 参謀本部軍検察庁の申し出を受けて軍事裁判所で下した決定では、6月13日付けのタラフ紙に掲 全文をよむ
レーン欧州委員会拡大担当委員を始めとするEUの担当官らは、年末に加盟交渉が停止することがないよう、トルコが改革を、速やか、かつ完全に実行する必要があり、条件を変更させる値引き交渉の余地はないとのべた。 トルコとの交渉プロセスを2009年末に再検討するとしているEUは、トルコには、改革プロセスやその中身に関してブリュッセルと値引き交渉する余地はなく、要求された改革を速やか、かつ完全に実行する必要があるとしている。欧州委員会のオッリ・レーン拡大担当委員は、「EU加盟プロセスのスピードと程度 全文をよむ
国民議会本会議において、民主市民党の「東・南東アナトリア地域の旱魃の影響」についての調査を含む会派提案が棄却された。 本会議においてはまず、民主市民党の、旱魃が酪農家や農家について与える影響を明らかにするために議会調査委員会の設立に関する会派提案を今日の審議にとりあげるようにという会派提案が審議された。同党の提案に関して発言した民主市民党のムシュ選出スッル・サクク議員は、地球温暖化のために対策を進めることが必要だとし、2030年にはトルコの気温が2-3度上昇するとのべた。サクク議員は、地球温 全文をよむ
ディヤルバクル県庁が開設した電話相談センターが、住民の強い関心を呼んでいる。あらゆる公的機関と連携し、要求や苦情を短期間で解決する電話相談センターは、寄せられると思われる問題を一から解決している。センターには、トルコ語が話せない住民のためにクルド語とザザ語を話す職員も控えている。 国家の最重要課題であるクルド問題解決に向け、ディヤルバクル県庁は重要な一歩を踏み出し、実行に移されたプロジェクトによって問題の改善を支援してきている。公的機関のサービスの質をあげることを目的として設立されたデ 全文をよむ
トルコ平和議会によって組織された「解決のために対話を」という会議は、(イスタンブルの)ビルギ大学のドラップデレキャンパスで開かれた。会議に参加した民主市民党党首のアフメト・チュルクは、参謀総長のイルケル・バシュブーがクルド問題の解決に向けてアメリカで行なった会見についてコメントした。新聞記者の質問に関してチュルク党首は、以下のように述べた。 「参謀総長は外国で行なった会見によって、トルコにおける軍隊の姿勢を明らかにした。ここでは私たちは政治家を対話当事者としており、政治家と議論をするこ 全文をよむ
国民教育省初の女性大臣ニメト・チュブクチュは、女性が教師の半数以上を構成するにもかかわらず、教育行政において発言力がないことについて不満を訴え、「これからは要職により多くの女性管理職を登用する」と述べた。 チュブクチュ国民教育相は、就任するとすぐにイズミル工業高校校長ヒュルヤ・エルチュルク・コチをサムスン県国民教育委員長に任命した。チュブクチュは、国務大臣時の筆頭秘書官プナル・ジェンギズと報道・広報顧問ルキイェ・セルトタシュも国民教育省へ起用し、省における女性管理職の数を3に増やした。 全文をよむ
5県で40箇所へ手入れが行なわれ、20人の逮捕者が出たことが明らかになった。この逮捕者のうち10人が現役の将校であったことが明らかになった。 エルゲネコン捜査において、イスタンブル・ポイラズキョイでの武器弾薬に関して5県40箇所で捜索が行なわれた;10人は現役の将校であることが明らかになっている。海軍の軍人宅でも捜索が行なわれている。 今回の逮捕は、エルゲネコン捜査の新たな展開を示すものではなく、既に発見されている武器弾薬に関して行われたものであるという。 ■アンカ 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、政党名の短縮形が“アク党(AK Parti)”であると述べ、“AKP”と呼ぶ人たちを無礼であると非難したが、そのAKPが、閉党裁判の時に憲法裁判所に送った回答書の一部に“AKP”を使用していたことがわかった。 問題の回答書上の「一方で、起訴状では、コンヤのAKP所属のセイディシェヒル市長イブラヒム・ハルジュが『すべての学校がイマーム・ハティプ高校になってくれれば』と発言したと書かれている」との文章が注目を集めている。 ■言語協会の見解 全文をよむ
エルドアン首相は、長い間首相にアポを求めている民主市民党(DTP)アフメト・チュルク党首に対し会わない理由を厳しい表現で発表した。DTPもすぐに首相の発表に返答した。DTPは、エルドアン首相が自身の発表を米国でのイルケル・バシュブー参謀総長の発表に隠れて行ったと主張した。 新雇用促進法案に関する記者会見後に、記者から、なぜチュルク党首と会わないのかとの質問があった。国会に議席を持つような政党の党首が、両者に武器を置くように呼びかけたと語るエルドアン首相は、「この問題で両者というのはあり 全文をよむ
ビュレント・エジェヴィト元首相の夫人であり、民主左派党(DSP)創設者であるルーシェン・エジェヴィト代表はDSPを離党した。彼女の発表によると、「現行のDSP執行部が退き、エジェヴィト路線に忠実な執行部が登場するまで、自らが創設し代表であるDSPから離党いたします」と話した。 ■更に2人離党 DSPではルーシェン・エジェヴィト代表の離党後、エジェヴィトの側近として知られる議員たちも、一人また一人と辞めている。アンカラ議員のエムレハン・ハルジェも離党し、DSPアンカラ議員のミュ 全文をよむ
公正発展党(AKP)党首であり首相のレジェプ・タイイプ・エルドアンは党の略称がAKPではなく、このように呼ぶ者は倫理的な決まりごとに従っていないと述べた。 エルドアン首相はアルトゥンパーク・アンファで行われたAKP都市市長会議での演説で、公正発展党の略称が「アク(白)党」であり「アーケーペー(AKP)」ではないと述べた。エルドアン首相は、「AKP」と呼ぶ者は残念ながら民主主義の観点で倫理的決まりごとに従っておらず、政治倫理を重要視せず、非礼にもこのようなことを言っているのだと述べ、次 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、自党の院内会合の報道陣に公開の部で地雷掃討に関する法案に反感を示す諸野党に向けての厳しい批判を続ける一方、報道陣に非公開の部では自党の議員らに怒った。 エルドアン首相は、院内会合の報道陣に非公開で、約3時間続いた部で、自党の議員らの中で議会本会議に規則正しく参加しなかった議員に対し大声で叫ぶようにして反感を示し、「議会に出席していない人たちは何をしているのかね?教えてもらおうではないか」と述べた。 エルドアン首相は、野党が地雷掃討に関する法案を 全文をよむ
共和人民党(CHP)のデニズ・バイカル党首は、コーカサス協会の主催した夕べの集いで、アブハジアから来たコーカサスの一団の芸を鑑賞した。 父方がチェルケス人であるバイカル党首は、コーカサスからの移民が上陸した現在のコジャエリ県ケフケン地区が、移住記念の地として整備され、トラブゾンからソフムまでの交通の便が整備されることを希望した。交通の問題を解消するために、アフメト・ダヴトオール外相にこの問題を伝えたとするバイカル党首は、「コーカサスに対する禁輸措置はもはや終わらせられるべきである」と述 全文をよむ
トルコ大国民議会は昨日(5月28日)、新トルコ国籍法を承認した。新法で最も重要なのは、兵役を行わない者、許可なく他国の国籍を取得した者についての条項である。 新法では、兵役に行かない者、許可なく外国籍を取得した者が、トルコ国籍を失う規定が廃止されている。しかしトルコ国民であっても、許可なく他国政府のもとで志願兵として兵役についた者は、閣議によってトルコ国籍を剥奪される可能性がある。 新法の「トルコ国籍」取得または「国籍剥奪」の条件は次の通り: ■新生児がトルコ国籍を 全文をよむ
ハッキャーリ発―イラクと国境を接しているチュクルジャ郡から30キロのウズンデレ村付近で作戦行動を行っていたトルコ軍の兵士が移動しているとき、PKKのテロリストが仕掛けた罠の地雷が爆発し、6名の兵が殉職、8名が負傷した(訳者注:死者は後に7名にふえた)。 攻撃は昨日(27日)の23:30頃に起こった。その地域で行なわれていた作戦行動へ兵を運んでいた軍の車両が、テロリストたちが道に埋め、リモコンによって操作された地雷により爆破された。爆発により軍の車両に乗っていた6名が殉職、8名が負傷した 全文をよむ
デニズ・バイカル共和人民党(CHP)党首は、タイイプ・エルドアン首相の「異なった民族アイデンティティを有している人々がわが国から追放された、これは元来、ファシズム的傾向の結果だった」という発言に対し厳しい反応を示し、「トルコを咎めることは受容し難い、首相はトルコを貶めようと躍起になっている」と述べた。バイカル党首は、昨日のグループ会議で以下のように述べた: ■少数民族論争 我々は時折、国民に不信感をいだかせる首相の発言を目の当たりにしています。「少数民族が移住せざるをえなくな 全文をよむ
■「トルコはクルド地方議会の設立を許可すべきだ」 テロ組織であるクルディスタン労働者党(PKK)の指導者ムラト・カラユランは、ついに「解決策という言葉から、何を思い描いているのか」を明確に述べた。カラユランはカンディル山でイギリスのタイムズ紙のアンソニー・ロイド記者に対して語ったインタビューの際に、「トルコはクルド地方議会の設立を許可すべきだ」と述べた。 ■「我々は一つの転換点に立っている」と述べるカラユランは、以下のように述べた。 「クルド人は戦争を続けたいとは思 全文をよむ
エルドアン首相が「我々の国から、長年、異なる民族のアイデンティティを持った人々が追放されてきた。実際これは(社会の)ファシズム的傾向の結果であった」という趣旨の発言を行ったのをうけ、民族主義者行動党の会派代表代理オクタイ・ヴラル氏は、強い反発を示した。 民族主義者行動党の会派代表代理オクタイ・ヴラル氏は、エルドアン首相の「我々の国から、長年、異なる民族のアイデンティティを持った人々が追放されてきた。実際これはファシズム的傾向の結果だった」という趣旨の発言に反発を示した。ヴラル氏は、トル 全文をよむ
昨日、野党党首と会合したアフメト・ダヴトオール外相は、民主市民党のチュルク党首との会談で、クルド問題はトルコの外交に悪影響を与えていると述べたことが明らかになった。 ダヴトオール外相は会談でトルコが近隣諸国との問題を望んでいないと述べ、コーカサスや中東、イラクでの問題が対話によって解決されることを望んでいると述べた。また、チュルク党首が話題にしたことを受けて、クルド問題に関する短いコメントを述べた。ダヴトオール外相は、クルド問題が対話により解決されることを望むとし、この問題はトルコの外 全文をよむ
トルコとシリアの国境の地雷敷設地の(地雷)除去に関する論争が続いている。政府は、地雷原を入札によって外国企業に委託する除去活動を計画している。参謀本部は、NATO整備・補給組織(NAMSA)がその作業を行なうことを望んでいる。 1956年にシリアと結ばれた協定により、2国間に緩衝地域が創設された。トルコ側はマルディンから地中海に至るすべての国境に鉄条網が張った。しかし、シリアは鉄条網を張らなかったばかりか、無人地帯も設置しなかった。シリアが国境無人地帯を創設しなかったことは、シリアの農 全文をよむ
民主市民党(DTP)のアフメト・チュルク党首は、クルド問題解決において、共和人民党(CHP)と民族主義者行動党(MHP)に歴史的な任務が課されていると話した。チュルク党首は、共和人民党の見解を重視するとし、まずはトルコ大国民議会で対話の環境ができることが必要だと強調した。タイイプ・エルドアン首相に申し入れた会談に対し前向きな回答を得たいと話すチュルク党首は、7100万人の敏感な気持ちをくむ解決策に賛成の意を表した。 トルコ大国民議会でこの問題に関わる記者からの質問に答えたチュルク党首は 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領の歴史的な好機を得た旨の発言によって、クルド問題の解決というテーマが最優先課題に据えられる中、5月19日の「アタテュルク記念、若者とスポーツの日」の一貫としてアタテュルク廟で開かれた式典で、民主市民党(DTP)のアフメト・チュルク党首がサプライズを起こした。アタテュルク廟で行われる式典に例年は参加しない姿勢をとってきたチュルク党首が、5月19日の式典に出席した。 アンカラでの最初の式典は、ギュル大統領付の政府高官のアタテュルク廟への訪問で始まった。式典にはレ 全文をよむ
スィンジャン重罪裁判所は、ギュル大統領は「1兆リラ紛失」訴訟に関連し、書類への虚偽記載の罪で裁かれる必要があるとの決定を下した。大統領官邸は裁判所のこの決定に対し、声明を発表した。 「1兆リラ紛失」訴訟では、アブドゥッラー・ギュルついての告訴状が作成されたが、国会議員に選出されたため、告訴手続きはとられなかった。ギュル氏は、国会議員として8年間法律上、免責とされた。しかし大統領に選出された後議論が起こった。「ギュル大統領についての書類はどうなるのか?」といったものであった。 全文をよむ
村名をクルド語に戻す話が進む一方で、カヤプナル区役所が付けた「ロジダ」「ロシュナ」「シラン」という公園名を郡庁は許可しなかった。 同区役所の実施停止要求も拒否された。 ディヤルバクルのカヤプナルで民主市民党(DTP)所属者が区長の同区役所は、昨年新設された3つの公園に「ロシュナ(明かり)」「シラン(野バラ)」「ロジダ(太陽)」と名づけた。しかしこれらの名前をカヤプナル郡庁は承認しなかった。これに対し同区役所は、ディヤルバクル第27地方行政裁判所に申請し、実施停止を請求した。請求を評 全文をよむ
ベシル・アタライ内務相は、エルドアン首相の「名前を変えられたクルド人の村を以前の名前に戻す」という言葉に対し、「地元の人々の要求があるのならいいと思う。なぜだめなことがあろうか」と述べた。 アタライ内務相は、エルドアン首相の「名前を変えられたクルド人の村を以前の名前に戻す」という言葉に対し、「すぐに、どうこうということではないが、これは以前から議論されてきたことだ。地元の人々の要求があるのならいいと思う。だめということはないだろう。」と述べた。 アタライは、テロ問題に対し永続 全文をよむ
クルド人問題解決のため政府トップから出された声明を検討したクルド系知識人たちも「聡明な人物」の方策に好意的な反応を示している。合意の基礎を築くため、まずは非公開の会談が提案されている。 アブドゥッラー・ギュル大統領とレジェプ・タイイプ・エルドアン首相のクルド人問題解決に向けた声明は、「武力に依らない」解決を望むクルド系知識人たちやオピニオンリーダーたちを沸き立たせた。知識人たちはこの状況を「解決のための扉が一部開かれた」と表現し、次の一歩は解決の具体的策を明示する会談になるとしている。 全文をよむ
政府が取り組んでいるクルド問題の新改善策の中で、「クルド語の発展と普及」に向けたステップが踏み出された。 政府筋によれば、検討されている政策は以下のとおりである。 ■ クルド学研究所の設置 特にディヤルバクル・チグリス大学やマルディン・アルトゥクル大学にクルド学の研究所を設置し、クルド語の発展への道筋を開くことが計画されている。 ■ 地方のテレビ局に対する制限を緩和する TRT6は現在クルド語の放送を行っている。しかし東部や南東部におけるテレビ・ラジオ局での 全文をよむ
3月にイランを訪問した際、「クルド問題の解決において、いいことがあるだろう」と語ったアブドゥッラー・ギュル大統領は、プラハからの帰りにも重大なメッセージを発した。「テロ、アナトリア(トルコ東南部)、クルド問題と。これらは、トルコの最大の問題であり、解決する必要がある」と述べた。 チェコ共和国のプラハ・サミットからの帰路の飛行機内で、ムラト・イェトキン記者も含む記者団と会見したギュル大統領は以下のように語った。 「良い方に進展する必要がありますし、あり得ることです。すべての人が 全文をよむ
ギュル大統領は、トルコ大国民議会(TBMM)で会派を持つ政党の党首と行った会合の一環として、民主市民党(DTP)のアフメト・チュルク党首も受け入れた。 チャンカヤの大統領公邸で、メディアには非公開で約1時間にわたり行われた会談後、記者向けの会見を行ったチュルク党首は、憲法改正、テロとの闘い、外交及びマルディンで起こった襲撃事件について話し合ったと述べた。 チュルク党首は、憲法改正における問題の民主的な解決法について意見を伝えたと述べ、「我々が経験してきた苦しみや過程がより民主 全文をよむ
副首相でありテロ対策高等委員会委員長であるジェミル・チチェキは、自警兵制度について見直しを行うと述べた。 マルディンでの44名がなくなった事件ののち、この惨劇が自警兵の武器によって行なわれたことが明らかになり、村の自警兵制度についての論争が起こっている。 チチェキ副首相は新聞記者の質問に対し以下のように答えた。「自警兵制度については改善の余地がある。廃止もあるえるだろう・・。しかし短絡的な決定をしないことが必要だ。政府はあらゆる面においてよく検討したうえで、自警兵制度を導入し 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領は、マルディン惨劇に関して次のように述べた。「このような原始的で人々の良心に深い傷を負わせるような蛮行は、いかようにも説明しがたい。我々の時代に古い習慣や敵討ち、憎しみといった考えが人々の命を断つことは社会全体として皆が真剣に考え、問うべきテーマである。」 ギュル大統領は書面での発表において、マルディンで起きた惨劇で子供を含む44人の国民が情け容赦なく殺害されたという事実は人々を根底から揺さぶるものであると述べ、以下のように続けている。 「我々は国 全文をよむ
■オジャラン、イムラル島で手術 ブルサの主要地方紙の一つ、「ブルサ主権」紙の報道によれば、1999年からイムラル島で服役中のアブドゥッラー・オジャラン(旧クルド労働党党首)が、頭部にできた三か所の腫瘍のために治療を申請し、診断結果をうけて専門医師が内密にブルサから島にわたり、手術を受けていたことが明らかになった。 一般には知らされずに行われたこの手術は成功し、アブドゥッラー・オジャランの健康状態は良好であるという。オジャランの心臓の右弁の過去の疾病による問題も、派遣医師団に加 全文をよむ
地方選挙の終了後、協議事項となった内閣改造が5月1日、行なわれた。レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は夕方に新閣僚名簿を発表した。大臣8人が任を解かれ、9人が新たに入閣した。 大臣7人も異動した。ナーズム・エルケン副首相、ヒュセイン・チェリキ国民教育大臣、メフメト・アリ・シャーヒン法務大臣、ケマル・ウナクタン財政大臣、エネルギー省大臣のヒルミ・ギュネル、国務大臣のキュルシャド・トゥズメン氏、サイード・ヤズジュオール氏、ムラト・バシェスギオール氏らは新内閣に入らなかった。エルドアン首相は 全文をよむ
北キプロスにあるレフカ・ヨーロッパ大学(LAÜ)で、対立する学生たちの間で始まった口論が、しばらくすると殺傷事件に発展し、警察や機動隊が介入した。 目撃者たちの証言によれば、大学の中の、ある理想主義者的なグループの学生と、同じ大学で勉強しているクルド人の学生の学生らとの間で、昨日の昼に食堂で喧嘩が始まり、しばらくするとキャンパス中に波及した。 さらに目撃者らによれば、二つのグループは互いにナイフをとりだし、学生たちが互いに所持していたナイフで傷つけあったとされた。警察の最初の説明によれば 全文をよむ
イルケル・バシュブー参謀総長が定例会議で、エルゲネコン捜査の一環で地中から発見された銃などの武器は、トルコ軍の所有するものではないと主張した。1998年に地中に保管していた武器はすべて武器庫リストに登録したと語り、大量の武器が発見されたベイコズの土地も軍は使用していないと強調した。 法と裁判所に最大の敬意を表すると明言するバシュブー総長は、「司法プロセスは継続中であり、我々は結果を待つしかない」と話した。また、トルコ軍には反民主主義的な活動を行なう者の居場所などないと指摘した。 バ 全文をよむ
民族主義者行動党(MHP)のカラマン選出の国会議員ハサン・チャルシュ氏が、昨日提出した有償兵役免除法案を民族主義者行動党・党首のデヴレト・バフチェリ氏の指示に従い撤回した。 チャルシュ議員の書面での発表によると、トルコ軍および経済支援を目的として昨日発表した法案を、撤回することを明らかにした。 同議員は、「トルコ大国民議会議長に提出した有償兵役免除法案ですが、敬愛なるデヴレト・バフチェリ党首の指示に従い撤回しました」と話した。 全文をよむ
民族主義者行動党(MHP)のデヴレト・バフチェリ党首は、新居の入口にこのような言葉を掲げた。 バフチェリ・MHP党首は数日のうちに、アンカラに建てた新居へ引っ越す予定である。 アンカラのチャイヨル地区は、共和人民党(CHP)デニズ・バイカル党首を含め、政治家の住居が林立する人気の地区である。バフチェリ党首もチャイヨルに自分の家を建て、久方ぶりに住所を変える。長年の間、タンドアンのマンションに住んでいたバフチェリ氏は、別荘風につくられた新しい家に引っ越す予定である。 全文をよむ
エルゲネコン捜査でその行方が探され、アメリカにいるのが明らかとなったベドレッティン・ダラン氏がトップを務めるイステッキ財団の所有地で、巨大な武器庫が見つかった。 エルゲネコン捜査の一環として、イステッキ財団所有のポイラズキョイで、捜査のため地面の掘り起こし作業が始まった。 イスタンブル県警テロ対策本部のチームの主導により始まったこの掘り起こし作業は、通報に基づいて行われているという。 エルゲネコン捜査の一環として、ベイコズ・ケチリ地区にあるベドレッティン・ダラン 全文をよむ
エルドアン首相は、公正発展党(AKP)の党会議で演説した。多くの話題にふれた演説は、一部の党員を大いに喜ばせたが、一部の党員はというと、目をあけているのに非常に苦労していた。 エルドアン首相は、最近のエルゲネコン捜査により逮捕された人々に関し、はじめて言及した。エルドアンは、エルゲネコン捜査に関し、厳しい非難が行われていると語り、「実際に、非常に醜い非難が行われている。司法に任せなさい。法に委ねなさい。きちんと、白、黒つけさせなさい。検察や裁判官を脅すようなものは、どんな結果も得ること 全文をよむ
トルコ国民(Turkiye halki)の意味するところを深い部分で探る必要はない。イルケル・バシュブー参謀長官が行った先の火曜日の会見の後に、我々が議論した問題は、共和国の歴史を通して存在し、(そして今もなお)存在し続けている「二つの言語、ひとつの鞄であること」の物語の根拠についてのものなのだ。バシュブー参謀長官の言う『トルコ共和国』を築いたのは誰なのか。 「答えは、トルコ国民である」という発言に関して、明白な現実と向きあうために、毎年恒例のトルコ軍の総括会議を始めから最後まで聞くや 全文をよむ
元陸軍司令官のアイタチ・ヤマン退役大将のものであると報じられる録音の声が、インターネット上に流れた。バシュブー参謀総長の「トルコの人々(国民)」発言と符合する見解を示す録音の声は、「士官学校では、クルド人が、私はクルド人だ、アレヴィー派の人が、私はアレヴィーだ、と言えない。このような抑圧の中でうまくいくわけがない」と述べている。 元陸軍司令官のアイタチ・ヤルマン氏のものであると報じられる録音の声が、昨日18日インターネット上に流れた。バシュブー参謀総長と会談したと語る録音の声は、トルコ 全文をよむ
エルゲネコン捜査の最近の動きの中で、バシュケント大学のメフメト・ハベラル学長と教員たちが逮捕されたことに対し、アタチュュルク廟で抗議活動が行われた。 バシュケント大学のメフメト・ハベラル学長が「エルゲネコン」捜査の中で逮捕された後、バシュケント大学の教員と学生がアタテュルク廟を訪れた。 この訪問には共和人民党(CHP)のハック・シュハ・オカイ会派代表代理、検事協会(YARSAV)のオメル・ファルク・エミナーオール会長、チャンカヤのビュレント・タヌク市長、元大臣のうちエサト・クラトゥ 全文をよむ
エルゲネコン捜査で抑留されたバシュケント大学のメフメト・ハベラル学長は、心臓発作をおこし搬送先のハセキ病院の心臓科で集中治療を受けていると伝えられた。 ANKA通信がメフメト・ハベラル教授の弁護士から入手した情報によれば、ハベラル教授は月曜日(13日)から今日(17日)まで拘留されており、15時間の警察の尋問と同時に検察局で5時間の審問に答えていた。教授には疲労の様子が見られ、朝、裁判所で体調が悪化した。 このため弁護士らは裁判所から何度も救急車を要請した。裁判所に到着した救 全文をよむ
イルケル・バシュブー参謀総長の「クルド人アイデンティティー」に関する定義は公正発展党(AKP)党によって、歓迎された。AKPは、参謀総長が「トルコの国民(Türkiye halkı)」を強調したことは、エルドアン首相の「上位のアイデンティティー、下位のアイデンティティー」論を批判した野党にも返答したものだと考えている。参謀総長は、一昨日、士官学校で行った演説で、クルド問題に関し、「第2の文化的アイデンティティーを個人レベルで保持・発展させることはかまわないが、、新たな上位アイデンティティーを創設 全文をよむ
アンカラ・共和国検事局は、「民主市民党(DTP)党首のアフメト・チュルクと会派副代表のセラハッティン・デミルタシュがトルコ大国民議会の2009年2月24日の会合において、クルド語を話し、政党法に違反した」として非難されて始まった捜査で不起訴の決定を下した。 マルテペ第一L型刑罰執行局で有罪とされていたムラト・アテシ氏を含む4名は、チュルク氏とデミルタシュ氏が会派の会合で、クルド語を話し、政党法の「政党の会合において、公開または非公開の会議場での会合で、ミーティング(集会)でまたは宣伝活 全文をよむ
民主市民党(DTP)党首アフメト・チュルクは、民主市民党(DTP)に対する捜査を、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が地方選挙の後行った民主市民党を標的とした発言が引き金となったと強調し、「こうした攻撃は我々の党を民主政治の外へ引き出そうとする考えの一部である。いかなる力もDTPを屈服させることはできない」と述べた。 チュルク党首は民主市民党会派会合で、事の成り行きを真剣に心配していることを明らかにした。チュルクは次のように述べた。 「トルコで4番目に大きい党に対するこの捜査は違法 全文をよむ
警察庁が13県90ヵ所で一斉に行った捜査の結果、テロ組織PKKに大きな打撃が与えられた。 警察庁が13地域90ヵ所で一斉に行った捜査が、テロ組織PKKに大きな打撃を与えた。DTP(民主市民党)幹部やテロ組織リーダーであるアブドゥッラー・オジャランの弁護士を含む70人が逮捕された。テロ組織に対する捜査により、都市部で活動を行っている組織の政治部門も瓦解させられたことが明らかになった。 民主市民党の副党首も逮捕 民主市民党の副党首であるカムラン・ユクセキ氏とセルマ・ウルマ 全文をよむ
共和人民党(CHP)イズミル選出の国会議員であるジャナン・アルトマン氏は、エルゲネコン捜査の一環でおこなわれた第12波の捜査に厳しい反発を示した。 共和人民党イズミル選出の国会議員であるジャナン・アルトマン氏は、エルゲネコン捜査の一環でおこなわれた第12波の捜査に厳しい反応を示した。アルトマン氏は、エルゲネコン捜査の詭弁は、完全にアタテュルク主義、世俗主義、現代主義、祖国愛の人々、共和国のミーティングを行った人々、また公正発展党(AKP)の反対派を罰する手段に変わった」と述べた。 全文をよむ
米ニューヨークタイムズ紙は、バラク・オバマ米大統領のトルコ訪問により、「悪意ある文明の衝突神話」が遠ざかったと評した。 アメリカ大統領バラク・オバマが先週行ったトルコ訪問の際に、イスラム世界に対し発したメッセージで「文明の衝突神話の終焉」がもたらされたという記事が掲載された。アメリカのニューヨークタイムズ紙は、社説において、 「オバマ大統領はトルコ訪問の際に、アメリカとイスラム世界との関係を再構築する重要な前進を成した。ポスト9.11は、悪意ある文明の衝突神話から遠ざかった」という 全文をよむ
エルゲネコン疑惑による第12回目の捜査は、アンカラ、イスタンブル、ディヤルバクル、サムソン、ウルファ、ブルサ、トラブゾン、アンタリヤ、メルスィン、ヴァン、イズミル、ギレソン、カルス、アダナで続いている。捜査の対象には、生活近代化支援協会、教育近代化協会と元大学学長たちが含まれている。バシュケント大学の現学長メフメト・ハベルアル教授と、ギレソン大学現学長オスマン・メテイン・オズチュルク教授、さらに三人の元学長が逮捕された。 生活近代化支援協会会長のトゥカン・サイランの家が家宅捜査された。エロル 全文をよむ
メフディ・タンルクル氏は、アフメト・チュルク民主市民党(DTP)共同党首はトルコ大国民議会(TBMM)でクルド語による演説を行おうとして止められたが、オバマ米大統領は自分の母語で話すことを許可されたことを明らかにし、ダブル・スタンダードであるとして責任者たちを告発した。 メフディ・タンルクル氏はバトゥマンの共和国検察庁に2009年4月9日、クルド語で書かれた嘆願書によって告発をおこなったとし、トルコで長い間クルド語に対するダブル・スタンダードが行われてきており、この直近の例がTBMMで 全文をよむ
政治活動禁止が解かれたばかりのネジュメッティン・エルバカン元首相が至福党本部で記者会見を行った。 「国民の視点」運動のリーダー、ネジュメッティン・エルバカンが政界に復帰する。アンカラの至福党本部でカメラの前に現れたエルバカン氏は、11年の政治活動禁止期間が終わり、もはや自由な国民となったことを明らかにしたうえで、すでに政治活動を行っていると述べた。ただ、エルバカン氏の会見中、至福党の党首ヌマン・クルトゥルムシュ氏の姿は会場になかった。 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は地方選挙と海外訪問の多忙な日々を終え、エミネ夫人と娘のスメイイェさんと共に休暇のためにハタイの温泉ホテルを訪れた。極秘のうちに夜の便でアンタキヤに到着したエルドアン首相一家は、あらゆる備品がそろっている380平米の最高級インペリアル・スイートに宿泊した。ハタイはトルコのエーゲ海・地中海エリアの中で公正発展党(AKP)が唯一選挙に勝利した地域であることから注目を集めている。 ■突然の休暇 地方選挙のためにトルコ中を隈なく訪れ、そのすぐ 全文をよむ
民主市民党チュルク党首は、ロジテレビ(RojTV)とラジオのヴォイス・オブ・アメリカに対し、「(オバマ大統領は)クルド人が民主的に闘うことに賛意すると話してくれた」と語った。 民主市民党のアフメト・チュルク党首は、トルコ大国民議会(TBMM)で行ったアメリカ合衆国のバラク・オバマ大統領との会談について、クルド労働者党(PKK)の報道機関RojTVに語った。 チュルク党首はRojTVに対し、オバマ大統領が自身を知っていたと明らかにする一方、ヴォイス・オブ・アメリカに対しても、オ 全文をよむ
地方選挙が終わり、政治の争点は憲法改正である。レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が3月29日までに行うと明言していた憲法改正に向け、AKP(公正発展党)が本格的に動き出した。 今回の改定では「市民憲法」の草案にあったような根本的な内容には踏み込まれない。憲法の変更不可条項及び、世間で大きな議論を呼ぶような項目には触れず、そのかわり、政党の立場をより安定させ、司法の独立と中立、及び民主化を進めるための環境を整える。今回の憲法改正の優先事項は政党解散をより難しくするということ(政党解散要件 全文をよむ
アンカラ訪問の枠組みにおいて、バラク・オバマ米大統領とギュル大統領が大統領官邸でのワーキング・ランチを行った。 ギュル大統領によるオバマ大統領を歓迎したワーキング・ランチのメニューには豪華なトルコ料理が並んだ。 カイセリ出身のギュル大統領がオバマ氏のために用意したメニューには、カイセリ独自の料理もあった。ワーキング・ランチでのワインは2006年もののコルヴス・テネイア(白)とドルジャ・サラフィン・カベルネ・ソーヴィニヨンがふるまわれた。ギュル大統領のオバマ大統領メニューは以下の 全文をよむ
大統一党のハサン・ヒュセイン・ボゾック・アンカラ県支部長は8つの死亡事故を逃れてきたムフシン・ヤズジュオール氏が綿密に計画された暗殺の犠牲になったと主張した。ボゾック支部長によると、ヤズジュオール氏の死は事故によるものではなく、暗殺であることを示す一連の出来事とは以下の通りだという。 ヤズジュオール氏の自宅2階の書斎にあるラップトップPCが事件の前に盗まれた。PCは庭に放置されていた。このPCからヤズジュオール党首に関する情報がアクセスされていた。 事件の直後、カイセリ 全文をよむ
アンタリヤ市のケメル区で、ハサン・シェケル前区長は彫刻家のザフェル・サル氏に男性が全裸女性の腰をつかみ持ち上げている姿をかたどった像を制作させた。だが、 民族主義者行動党(MHP)党員のムスタファ・ギュル新区長はその像を昨日撤去させた。彼は、「観光客と市民はこの像を認めなかったため、その要望に応えて撤去しました」と述べた。 ■MHP党員の新区長、愛の像を撤去 ケメル市のムスタファ・ギュル新市長(MHP党員)の最初の仕事は、2004年にCHPから選出され、その後AKPに移籍した 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、アンタリヤ広域市市長職が共和人民党(CHP)へ奪われたのを受け、「事業開会式のため28回も訪問した」と語ったが、その背景には2004年から今までアンタリヤに行った70億リラ(4060億円)の投資があることが明らかとなった。選挙に負けたメンデレス・トゥレル氏は、「私は10億リラ(580億円)のプロジェクトを実現させた。政府も60億リラ(3480億円)の投資をしたのに・・・」と話した。 エルドアン首相は、「アンタリヤでの結果は異常なことです。結果は尊重 全文をよむ
AKP(公正発展党)の選挙結果が、あらゆる方面で新たな議論や批判を生み出している。 親AKPで知られる新聞各紙においても、このような議論に加わるコラムニストの姿が見られる。AKP支持のYeni Şafak紙のコラムニストであるアキフ・エムレ氏が31日付で発表したコラムは、エルドアン首相とAKPに対する政治的支持者からの最も痛烈な批判となった。 「権力の傲慢に対するエリート主義のガンジー」と題したエムレ氏のコラムは以下のような内容である。 選挙後に言われうる言葉や行われうる解釈の 全文をよむ
3月29日の地方選挙は小さな驚きとともに終わった。政党の順位が変わらなかったが、政党間格差が広がったこと、そしてイスタンブル、アンカラ、イズミルやディヤルバクルでは市長が変わらなかったことにより、勝利か敗北か明確に論評できないでいる。 公正発展党は、得票率を初めて落としたがそれでも政権を担う唯一最強の政党である。民族主義者行動党(MHP)や至福党(SP)には、与党から票が流れた。共和人民党(CHP)の得票率には若干の変動がみられるものの、2002年、2004年や2007年に近い選挙結果となっ 全文をよむ
3月29日選挙結果を、1.5%以内の誤差で公正発展党が39.8%を獲得すると予想していたA&G調査会社のオーナーであるギュル氏は、公正発展党の後退の理由として、次の3つを挙げた。すなわち、経済危機、候補者選びの失敗、南東部での政策の3つである。 地方選挙を前に行われた世論調査で公正発展党の票の下落を事前に予想し、選挙結果に最も近い予測をしたA&G調査会社オーナーのアディル・ギュル氏は、「みなと異なることをわが社が言っていたために、調査の成功が注目を集めた」と述べた。 直近(2 全文をよむ
この記事を書いているときには、まだ最終的な結果は発表されていなかったが、概ね次のような状況であることは明らかであった:公正発展党(AKP)は得票数を減らしたが、そこまで減少したというわけでもない。この点は重要である。 選挙の歴史が示すように、与党が選挙で多かれ少なかれ票を減らしたとすると、その後の選挙でもこの減少は続くのだ!昨日(29日)の選挙はこの点から、公正発展党にとって警告でもあり2011年の総選挙に向けた警鐘でもある!公正発展党にとって(世界経済)危機が非常に大きな打撃となった。危機 全文をよむ
共和人民党(CHP)は、地方選挙で一時は彼らの「牙城」とされていた「沿岸部の都市」でも再び第1党になった。 共和人民党(CHP)は黒海とエーゲ海沿岸に位置する県をほとんど制した。2004年の選挙で負けたアナトリアとアイドゥンとともに、チャナッカレ、ムーラ、イズミルとトラキヤの全ての県で勝利した。また、バルケスィル県におけるエーゲ海沿岸の全ての郡も制した。共和人民党は2004年の選挙でくじ引きによって負けたスィノプとゾングルダク、そしてアルトヴィン、ギレスンの各県でも首長選を制した。地方 全文をよむ
最初の選挙速報によると、地方選挙での民主市民党(DTP)の得票率は6.3パーセントであった。解散した民主人民党(DEHAP:DTPの前身政党)の、社会民主人民党(SHP)と選挙協力を行った2004年の選挙での得票率は5.1パーセントであった。 民主人民党の後身政党である民主市民党は、7月22日の選挙にも無所属の候補者を擁立して参加した。民主市民党の7月22日の選挙での得票率は約4パーセントであろうと予想されていた。3月29日の選挙ですべての県で候補者を立てた民主市民党は、「牙城」と称し 全文をよむ
7時に32の県で始まった地方選挙の投票が終了した。高等選挙委員会の決定によると、アドゥヤマン、アール、ビンギョル、ビトゥリス、ディヤルバクル、エラズー、エルズィンジャン、エルズルム、ガズィアンテプ、ギレスン、ハッキャーリ、カルス、マラトゥヤ、カフラマンマラシュ、マルディン、ムシュ、オルドゥ、リゼ、スィイルト、スィヴァス、トラブゾン、トゥンジェリ、シャンルウルファ、ヴァン、バイブルト、バトゥマン、シュルナク、アルダハン、ウードゥル、キリスで有権者は、7時から投票を始めた。 これらの県での投票手 全文をよむ
開票がはじまり最初に出た結果は、公正発展党(AKP)党本部における沈黙の要因となった。前回の選挙では、(開票が始まって)すぐから結果を歓喜のなかで見守ったAKPだったが、(今回の選挙では)いくつかの重要な県での得票数の減少や、全体的な得票率の低下が、党員たちを意気消沈させた。 エルドアン首相は、昨日(28日)、エミネ・エルドアン夫人とともに夕方4時半にAKP党本部に到着し、オフィスでスタッフたちとともに結果を追った。8階にある同氏のオフィスルームには、選挙結果を毎分(速報で)見るため 全文をよむ
■クルチダルオールの頑張りもイスタンブル征服には足らず イスタンブルは、ここ数年で最も白熱した地区選挙の舞台となった。公正発展党(AKP)と共和人民党(CHP)の候補者たちは、随分と活発で濃い選挙期間を過ごした。不正が暴き出され、候補者たちはズボンの裾をまくりあげて泥道を歩き回り、イスタンブルを知っているものも知らないものも論争に参加し、既成の枠組みの打破が行われた…。競争が激しかったのは広域市長選だけではない。イスタンブルの各々の区では、AKPとCHPの間の戦いは激しく、人々を疲労困 全文をよむ
高等選挙委員会は投票中、投票用紙を携帯電話あるいはカメラような装置を使って撮影した場合、選挙委員会委員長注意をし、警告をおこなうと発表した。委員会は、警告に従わない場合、問題の人物を投票所から連れ出し、状況を記録したのち、(追って)共和国最高検察局へ告発が行われるよう措置する、としている。 高等選挙委員会からの告知文書は、携帯電話を持って投票所へ入れるかどうかについて、(各地の)選挙委員会が異なる内容の決定をおこなっていたことが高等選挙委員会に提出された申し出により明らかとなったため、 全文をよむ
3月29日、4800万6650人の有権者が、17万7050の投票所で投票する。 広域都市に住んでいる有権者らは、県議会議員、広域都市の市長・区長、市議会議員、地区長に投票する。 県、市、そして町に住んでいる人々は、県議会議員、自治体の首長、町議会議員、地区長らに、一方村に住んでいる有権者は、県議会議員と村長の選挙だけのために、投票する。 ■ どの票がどの投票箱に 統合投票用紙は、行われる全ての選挙対象、区分毎に個別に準備された。 オレンジ色の投票用紙は県議会 全文をよむ
民間防衛隊は、行方不明になっていた6名の遺体を確認した。いっぽう軍人のチームは6人が亡くなった場所へたどり着いた。 ヘリコプターの残骸がケシ山で発見されたという情報を得るや否や、そこへ最も近いエルズルム民間防衛隊がすぐに派遣され、続いてほぼ軍人で占められる50人の特別チームが現場に送られた。またカフラマンマラシュからギョクスンへ来た検事3人と司法医1人も、クズリョズ村から残骸が発見されたケシ山のふもと、カンルチュクル地区へ向かった。 その地区では2メートルの雪に覆われている箇 全文をよむ
大統一党(BBP)党首ムフスィン・ヤズジュオールの生涯 カフラマンマルシュからヨズガトへ向かうヘリコプターが起こした事故で死亡した大統一党党首のムフスィン・ヤズジュオール氏の人生は、政治闘争に明け暮れたものだった。ヤズジュオール氏は、事故の直前に行われた集会で、3月29日の選挙運動のため、「我々は国から援助を受けず、初めてヘリコプターを賃貸した」と話していた。 ヤズジュオール氏の政治闘争に満ちた人生の物語 ムフスィン・ヤズジュオール氏は、1954年にスィヴァス 全文をよむ
ヘリコプター墜落事故を受けて全政党が集会を中止した。エルドアン首相はカフラマンマラシュに赴く予定である。トルコ大国民議会(TBMM)のキョクサル・トプタン議長はチュニジアへの公式訪問を切り上げ帰国する。 ■ エルドアン首相はカフラマンマラシュに向かった レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が特別機で12時にイスタンブルからカフラマンマラシュに向かうのをアタテュルク空港のVIPルームから公正発展党(AKP)党員のアジズ・バブシュチュ・イスタンブル県党代表とその他関係者達が見送っ 全文をよむ
大統一党党首であるムフスィン・ヤズジュオール氏がカフラマンマラシュからヨズガトに向かう際搭乗し、昨日15:55に墜落したとの情報は、警察当局に届いたヘリコプターの携帯電話の信号より16:22に受信され墜落地域が特定された。 昨日15:55にヘリコプター墜落の情報が当局に届いた。これを受けて運輸省内の捜索・救援センターが活動を開始し、場所を特定する航空機用救命無線装置(ELT)と受信を試みた。しかし、装置の故障、ヘリコプターでの未搭載、激しい衝突故の破損といった理由で信号を受信できなかっ 全文をよむ
イスタンブル共和国検察局により進められているエルゲネコン訴訟の第二訴状には、「トルコ国軍の大規模な行動計画」というタイトルの章の中に、「公正発展党を政権から追うために、「ヒルミ・オズキョク元参謀総長を辞職させ、その代わりにアイタチ・ヤルマンを就任させる」という(動きがあったとする)情報が記載されている。 訴状では、陸軍司令官アイタチ・ヤルマン大将、海軍司令官オズデン・オルネキ大将、空軍司令官イブラヒム・フルトゥナ大将、フルシト・トロン将軍、フェヴズィ・トゥルケリ、アドナン・オクタル、チェ 全文をよむ
サバフ紙が野党候補者批判を続ける昨今、同紙がいくつかの県で、無料で配布されている。まずアンカラで、民族主義者行動党(MHP)のヤヴァシュ氏を批判した号が無料となった。その後、民主左派党(DSP)のブユケルシェン氏の拠点であるエスキシェヒルでも同様のことが行われた。タクヴィム紙もサバフ紙同様のことを行っている。 地方選挙まであと数日となり、いくつかの県でサバフ紙が無料配布されている。先月アンカラで民族主義者行動党(MHP)の広域市長候補マンスル・ヤヴァシュ氏の批判報道を含む新聞が、アンカ 全文をよむ
イラクを33年振りに公式訪問したギュル大統領は、もう一つの「原則」に踏み出した。ギュル大統領は飛行機で記者たちに向けて話をした時に、初めて「クルディスタン地域政府」という表現を使った。クルド問題に起因するテロがもはや終わる必要があると述べつつ、各方面から支援を望んでいるギュル大統領は、「流血を止める必要がある。この問題が終わるように」と話した。 アブドゥッラー・ギュル大統領は、イラクに向かう際に飛行機で「北イラク政府」の代わりに初めて「クルディスタン地域政府」との表現を使った。ギュル大 全文をよむ
エルドアン首相は、各地の集会で行った演説で「人権を侵害した」として、民族主義者行動党のデヴレト・バフチェリ党首に対し、25万トルコリラ(約1470万円)の慰謝料を求め、訴訟を起こした。 エルドアン首相の弁護士を務めるムアッメル・ジェマルオール氏とファーティフ・シャーヒン氏によっておこされた訴訟の訴状では、バフチェリ党首が3月14日にカイセリでの集会で行った演説と3月18日にネヴシェヒルでの集会で行った演説が取り上げられた。訴状では、「バフチェリ党首がエルドアン首相を;『すべての選挙期間におい 全文をよむ
入手した情報によると、アクキョプル地区で白物家電の運送トラックを見た一部の民主市民党(DTP)党員が車両を停止させた。DTPの党員達は、市街地にある白物家電販売店のトラックの周りを取り囲み、運転手と同乗のスタッフを車両から降ろし、車両を燃やそうとした。周辺住民がDTP幹部及び警察に状況を通報し、それを受けて現場に向かったDTPヴァン県中央地区支部長のセラハッティン・エンダクチ氏が党員たちを宥め、現場から遠ざけた。警察は然るべき調査を行うため、車両を警察署に搬送した。調査の結果、車両に積まれていた 全文をよむ
イスタンブルでは、地方選挙をまえに最後の日曜日、6つの集会が行われた。公正発展党(AKP)はカズルチェシュメで集会を行い、一方で共和人民党(CHP)、至福党(SP)、大統一党(BBP)はチャーラヤン広場、民主党(DP)はガーズィーオスマンパシャ広場、労働者党(İP)はスィリブリ広場でそれぞれ集会を催した。 公正発展党(AKP)と共和人民党(CHP)の集会への参加者は、情報筋ごとにかなりの違いが出た。警察は公正発展党の集会に、まず10万人が参加したと語った。(党の)公式記録では20万人と 全文をよむ
2年前の共和国集会の舞台となったタンドアン広場は、昨日(21日)手に6本の矢が描かれた党旗を持って訪れた共和人民党(CHP)支持者たちで埋め尽くされた。広場の名前の由来であるネヴザト・タンドアン氏は、単独政党時代にアンカラ知事と市長を17年間務めた。「この国に共産主義が訪れるとしたら、それをもたらすのもわれわれである」と述べたのは、彼であった。 デニズ・バイカル共和人民党党首は、この2つの逸話から想起される広場での演説において、これまでの選挙とは逆に、体制についても世俗主義についても言 全文をよむ
高等選挙委員会(YSK)は、選挙に先立って議論されるさまざまな問題に結論をだしている。高等選挙委員会は国民番号(のついたID)を提示したうえで投票することを義務付けたが、今度は各政党の投票所立会人に対するスカーフ禁止を決めた。各政党が各投票所の監視委員会で働く立会人の氏名を公表したのち、高等選挙委員会のムアッメル・アイドゥン委員長がサインをした回状が送られてきたことが注目をひく。 土壇場の決定に各政党は反発している。議会憲法委員会のブルハン・クズ委員長が、投票立会人はいわゆる普通の役人 全文をよむ
IDカードを更新することを求め、人々が住民登録局に殺到している。トルコ全体で一日に約4万のIDカードを付与した住民登録局に、昨日(17日)更新数が12万を超えた。 一日に5千のIDカードが発行されているイスタンブルでは、これまでに1万7867人がIDカードを更新した。コンヤでは6311人が新しいIDカードを手にした。トカトでは、3万5000人がIDカード更新のため順番待ちをしていることが明らかになっている。 高等選挙委員会(YSK)が選挙の2週間前にインターネットサイトに掲示 全文をよむ
「チャナッカレ戦勝94周年」と「3月18日戦死者の日」である今日は、様々な催し物によって祝われる。 参謀本部は「3月18日戦死者の日」のため、ポスターを印刷して発行した。ポスターでは、「我々は戦死者に感謝している、彼らは後退することなど決して考えなかった、国民としての誇り、時代そして国を背負い、語り尽くせないほど悲惨な場所で」というスローガンが掲げられ、参謀本部のインターネット公式サイトに載せられた。 ポスターでは祖国解放戦争、アタテュルクとトルコ国軍(TSK)の写真も載せられた。 全文をよむ
TVスターのメフメト・アリ・エルビルが、16日夜にFoxTVで生放送された番組「チャルクフェレキ」でAKP公正発展党(AKP)を批判した。 以下、番組での彼の発言である。 「週末のことを話させてもらうと…ブルサへ行ってウル・ダー(山)に登ったよ。そして、例のあれ…高速フェリーイスタンブル海上バス(İDO)に乗ったんだ。İDOは与党(AKP)が持ってるから、船内で与党寄りのチャンネル24しか流してないんだ。それもちゃっかりと流す機会を得てるわけさ、有り得ない!チャンネル24だけなん 全文をよむ
プラカードでチンギス汗・アタテュルク・エルドアンの写真が横に並んで載せられた。 エルドアン首相がイズミルを訪れる前に、大半がイズミルの郡や周辺の県からのものである何百ものバス、ミニバスそしてミニバスでやって来る何千もの人々が、集会の場所であるギュンドードゥ広場を埋め尽くした。 首相がその場に来る前に、第一警戒線にあたるギュンドードゥ広場に面したいくつかの家に掛けられた、共和人民党(CHP)の現イズミル広域市長兼次期候補者のアジズ・コジャオール氏のポスターを、大衆を扇動しないよ 全文をよむ
選挙をにらんだ情勢にあるトルコ。そのトルコで昨日15日、新たな展開が持ち上がり、議論を呼んだ。タイイプ・エルドアン首相は、ヤロヴァで開かれたミーティングでの演説で、「ID番号」で失敗することになると注意を呼び掛けた。 投票するためには「トルコ共和国国民番号(以下国民番号と記す)のあるID」が必要であると強調したエルドアン首相は、「失敗しないように、気を付けてください」と述べた。この忠告のすぐ後に、内務省が行動を起こした。ベシル・アタライ内務大臣は、全国81の県庁へ送った回状で、高等選挙 全文をよむ
民主市民党(DTP)のエミネ・アイナ副党首はシュルナク県イディル郡で党が行った集会でスピーチを行い、ついにクルド人たちが民族的に結束する時がきたこと、DTPが東南地方以外の、1人でもクルドがいるあらゆる場所に行ったと述べた。 アイナ副党首は、「30年を経て、クルド人の自由を求める運動がこの段階に到達してから、誰かがどこかの政治活動(政党)に加わり、『私はクルド人だ』といって票を求めてはいけない。なぜならクルド人であることの基準はもはやDTPであるからである。クルド人たちは政治舞台のゴミ 全文をよむ
5年前に4千箇所の人権侵害が見つかった教科書教科書が、新カリキュラム実施後、再び調査された。その中にまた「あのものの見方」が見られた。 父親が家族を養い、テクノロジーとの唯一の繋がりは掃除機である母親が家を掃除し、おいしい料理を作り、妹は塵を払う。軍人として生まれたトルコ人は常に戦争に備え、誰よりも優れている、シンナー中毒者は離婚した父母の子供たち…。歴史財団はちょうど5年前、「教科書における人権プロジェクト」で、190冊の本を調べ、4千箇所の人権侵害を指摘した。それから5年が過ぎて 全文をよむ
エルゲネコン捜査において新たに提出された第二の起訴状では、12名がテロ組織幹部として告訴されている。容疑の中には、「強制力や暴力を用いてトルコ大国民議会および政府を転覆しようと計画した罪」も含まれている。 ウムラニエのゲジェコンドゥ(違法に建築された家屋)から手榴弾が回収された事件を発端としたエルゲネコン捜査において、第二起訴状が準備され、イスタンブル第13重要犯罪裁判所に提出された。 イスタンブル共和国検察局の発表では容疑者の名前は公表されなかったが、第二起訴状では拘束されていな 全文をよむ
ターイップ・エルドアン首相は、「公正発展党が52%の票を獲得すれば(選挙が)成功とみなされる」と述べた共和人民党のデニズ・バイカル党首に対し「公正発展党がいかほど得るかについてなぜ語っているのか、あなた自身がどれくらいか、それを考えなさい」と述べた。カフランマルシュ県のエルビスタン郡およびマラトゥヤで行われた党集会で演説したエルドアン首相は、野党の党首らに政界引退の最後通告をした。 エルドアン首相は、共和人民党のバイカル党首が「公正発展党が52%を獲得すれば成功とみなされる」との言葉に 全文をよむ
イスタンブル自由市場で、1ドル1.7980トルコリラ、1ユーロ2.2800トルコリラの始値がついた。 カパルチャルシュではドルの買値は1.7829トルコリラ、売値は1.7980トルコリラ、ユーロの買値は2.2600トルコリラ、売値は2.2800トルコリラとなっている。 自由市場の昨日の終値ではドルの売値が1.8020トルコリラ、ユーロの売値が2.2760トルコリラであった。 全文をよむ
公正発展党(AKP)のアダナ集会では、会場を飾り付けるための風船膨らまし作業が、郵便局のアダナ本局で行われた。紐で繋がれた風船は、公正発展党系のセイハン市役所の公用車によって広場に吊された。 1 集会のために公的支援 公正発展党がアダナで行う集会の会場を飾り付ける風船は、郵便局内で膨らまされた後、同局の庭で、紐で結ばれた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相がアダナで行う集会を前にして、集会会場を飾り付けるための熱烈な準備作業が始められた。 ■誕生日の準備 全文をよむ
共和人民党のペンディキ市長候補のメフメト・サーリフ・ウスタ氏は、ペンディキの路地を歩いて、市民にスカーフや様々な贈答品を配った。 メフメト・サーリフ・ウスタ市長候補は、市民と融合するためにスカーフを配ったと述べ、「スカーフは我々の現実なのです。宗教を信じてスカーフを被る女性の皆さんに、スカーフを贈っています。票集めのためにやっているわけではありません」と話した。 ウスタ氏長候補は、5万枚のスカーフを配ることを目標にしていると述べた。 全文をよむ
現イスタンブル広域市長であり公正発展党(AKP)の市長候補のカーディル・トプバシュは、地方選挙で獲得する票が50%を超えるだろうと述べた。 トプバシュ氏は昨日アルナヴトゥキョイ区での選挙活動に参加し、エルドアン首相に向けられた「最後のオスマン・スルタン、レジェプ・タイイプ・エルドアン」と書かれた横断幕に関し、「すべての時代にはそれぞれの美しさがあります。スルタンの時代は終わりました。われわれは今や民主主義の時代を生きているのです」と話した。ある新聞記者の、「そのような時代になることを望 全文をよむ
欧州人権裁判所は、アフヨンコジャテペ大学でクルド語を選択科目として開設するよう要求し、これを理由に学校を停学とされた18名の生徒が起こした訴訟に対し、トルコが教育の権利を侵害しているとの決定を下した。しかしこの決定は、「クルド語に青信号」として解釈されうる形のものでない。裁判所は、この種の要求に対して学生に与えられた懲罰が不適当であることからこの決定を下したのである。欧州人権裁判所が昨日(3日)明らかにした判決は、同様の性質をもつ数十の裁判にとって判例を形成しよう。 2002年にアフヨ 全文をよむ
バージュラルで共和人民党(CHP)のバスから降ろされ、手荒く扱われ、ひどい目にあった65歳のクイメット・オズギュルさんは、「私は共和人民党のスカーフ解禁政策(門戸開放政策)の本質をみなに示したかった」と話した。殴られたことで身体をあざだらけにしたオズギュルさんは、デニズ・バイカルCHP党首を(融和政策)は、選挙での票を計算してのことであると非難した。 65歳のクイメット・オズギュルさんは、共和人民党イスタンブル広域市長候補であるケマル・クルチダルオール氏がバージュラルを訪問した際に、ス 全文をよむ
共和人民党(CHP)は、地方選挙マニュフェストを発表した。都市インフラをはじめ再生がうたわれたマニュフェストでは、全市民に仕事と食料が与えられること、都市では生活の質を向上させること、生活をより楽で快適なものにすること、という公約が盛り込まれた。 このマニュフェストは、共和人民党の副党首であり地方選挙対策担当委員会の委員長であるビフルン・タマイルギル氏の調整によって、準備されたことが明らかになった。 共和人民党の公約の一部は以下のようなものである。 ―ホームレスを一人残ら 全文をよむ
エルドアン首相が今日(27日)ヴァンで行う集会を前に、クルド語で’TRT Şeş Be Xer Be’(TRT 6万歳)と書かれた横断幕にカムフラージュ(消去処理)が施された。 政党法により選挙活動でトルコ語以外の言語を使うことが禁止されていることが改めて言及され、マスコミで取り上げられている中、昨晩横断幕についていた公正発展党(AKP)のロゴが白塗りにされ消された。民主市民党(DTP)のヴァン市長候補になっているベキル・カヤ氏が2009年1月28日に同市を訪れた際、民主市民党が「W」 全文をよむ
25日、オランダのアムステルダムで大惨事となったトルコ航空機「テキルダー」のコックピットにいたパイロット達の死因が明らかになった。 トルコ航空のボーイング737-800型旅客機は、乗客125名、乗務員7名を乗せてオランダのスキポール空港に着陸体制に入った際、まだ特定されていない理由で大惨事を引き起こした。 大惨事を起こしたのはTK1951便で、3名のパイロットを含む9名の死亡が発表されていた。また入手された情報によると、機体からパイロットらを運び出したことで、死亡原因も明らか 全文をよむ
野党は、エルドアン首相が選挙の遊説を、首相公用の飛行機やヘリコプター、自動車等を使用して、つまり公費で行っていると非難した。公正発展党(AKP)はそれに対し、「エルドアン首相は同時に、開会式に出席しているのだ」と擁護した。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が、AKPの選挙集会に参加する際、首相公用のヘリコプターや飛行機を使用していたことが議論の的となった。AKPは、エルドアン首相の遊説を、「首相は訪れた県で集会を行い、また開会の挨拶をしているのである。選挙の十日前までこのようにするだ 全文をよむ
エルドアン首相はディヤルバクルでの演説で、イデオロギーの二極化から大きな苦しみが生じていると述べ、「アンカラの運命とディヤルバクルの運命はひとつです」と述べた。エルドアン首相は、「さあいらっしゃい、心をひとつにしましょう」と話し、団結を呼びかけた。 タイイプ・エルドアン首相は、ディヤルバクル集会で以下のように呼びかけた。 「子どもたちを祖国防衛のために兵役へ送り出した母親達は涙に暮れました。母親イデオロギーは、わけへだてすることはありません。私たちは、母親達が悲しまないように、涙を 全文をよむ
ある土地売却に関連し、112万5千ドル相当の協定書にサインして、仲介者となっていたことが明らかになった共和人民党(CHP)副幹事長セヴィゲン氏が職を辞任した ある土地取引の仲介者となっていた共和人民党(CHP)副幹事長メフメト・セヴィゲンは、「集中攻撃しないでくれ」と述べ、彼を庇ったものの「正しいと思わない」といって批判したデニズ・バイカル党首の勧告を受けて、党の役職を離れた。 党内の反対派と並んで、ケマル・クルチダルオール氏は「然るべき対応をとるべきだ」、CHP中央執行委員 全文をよむ
地方選挙を前に、スカーフを着用した女性を党員とし、続いてコーラン教室、宗教教団、聖者廟などに関する門戸開放政策で注目を集めていた共和人民党が、アンカラ県ナッルハン町でスカーフ着用者を首長候補に指名した。現在、町議会の議員であるメルイェム・ブチュクジュ氏は、今度はデニズ・バイカル党首の承認を得て、町長候補に指名された。 タラフ紙の報道によると、ブチュクジュ氏は、「デニズ氏と二度スカーフを着用したまま面会しました。候補者になりましたが、誰も私にスカーフについて質問してきません。けれども当選した暁 全文をよむ
3月29日に行われる地方選挙のため、トルコ大国民議会は3月5日(木)から15日間休会する。 トルコ大国民議会は本会議で承認された諮問委員会の提議により、2月24日(火)は午後3時より午後8時まで、25日(水)および26日(木)は午後2時より午後8時まで開会することとなった。本会議での決議により、3月5日より15日間休会する。 全文をよむ
ケマル・クルチダルオールは、メフメト・セヴィゲンについてミッリエト紙に述べたコメントに関し、「もし本当に(証拠となる)カセットテープや資料があるのなら、セヴィゲン氏は然るべき対応をとるだろうと考え、そのように述べた」と話した。 共和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール・イスタンブル広域市長候補は、同党のメフメト・セヴィゲン副幹事長について昨日ミッリエト紙に対し行った「然るべき対応をとるべきである」旨のコメントに関し、「自分の考えを述べたのだ。もし本当に(証拠となる)カセットテープ 全文をよむ
3月29日に行われる地方選挙に参加する各政党は、候補者リストを昨日(17日)、県と郡の選挙委員会に提出した。選挙に無所属で出馬する候補者の届け出は、17時に終了した。各政党は、候補者リストの不備を2月19日木曜日までに修正することができる。 2月20日金曜日の8時から暫定候補者リストが選挙委員会によって選挙区に貼り出される。暫定的に公表される候補者リストに対する異議申し立ては、2月21 日土曜日に終了する。異議申し立ては2月23日に採否が決定される。 候補者は、選挙委員会から 全文をよむ
1990年代に殺害された被害者の一部がシュルナクのスィロピ郡にある井戸に投げ込まれたという主張に関して、スィロピ共和国検事長のアティッラ・オズチュルク氏、ヌシルヴァン・エルチ弁護士会会長、そして弁護士7人で行った調査が終了した。 スィロピ共和国検察本部が1990年代に殺害された被害者たちがスィロピにあるボタシュ社の井戸に投げ込まれたという主張を解明するために、オズチュルク検事長、エルチ弁護士会会長、そして弁護士会所属のナーザン・ビルリキ弁護士、アズィズ・トカイ弁護士、カミル・オズデミル 全文をよむ
ドイツにあるデニズフェネリ協会訴訟で問題となっている捜査報告書には、ラジオテレビ高等機構(RTÜK)ザヒド・アクマン理事長に関し7頁の記載があった。同報告書では、「アクマン氏が公正発展党によりラジオテレビ高等機構理事長に任命されたこと」が注目されている。 フランクフルト地方裁判所は、ドイツ史上最大の寄付金横領事件であるデニズフェネリ協会訴訟に関わったとされるザヒド・アクマンラジオテレビ高等機構理事長の追及を継続している。ミッリエト紙が入手した捜査報告書には、7頁にわたってアクマン氏に関 全文をよむ
キュタフヤ県のスィマヴ郡で2月17日朝、震度5の地震があり、1人が心臓麻痺で死亡、2人が負傷した。郡内では何百もの建物でヒビが入った。 キュタフヤ県のスィマヴ郡で17日朝、震度5の地震があった。地震で、いくつかの建物の壁が割れたほか、窓ガラスが砕け、煙突が倒れた。このパニックで2人が負傷した。また、心臓麻痺を起こした1人の女性が亡くなった。郡内の小中学校はこの日休校となった。余震が続くこの地域は第1級の地震帯に位置しているとする専門家は、住民に注意するよう求めた。 ボアズィチ大学カ 全文をよむ
キャーミル・コチ株式会社取締役副社長であり、共和人民党ブルサ市長候補のセナ・カレリ氏が、資産を公開した。 カレリ氏は会社の株を除き、約200万トルコリラ(約1億1千万円)の資産を持ち、(資産公開という)新たな試みを行ったことを明らかにした。 カレリ氏はブルサ植物園内のイスケンデル・コナックで記者会見を行い、次のように述べた。「透明な運営方針をここに示します。他の候補者らも同じように誠意を見せてほしいと思います」 カレリ氏は蓄財の一部を選挙活動に充てると述べた。会社の株を除いた資 全文をよむ
イムラル刑務所において服役中の、テロ組織クルド労働者党(PKK)のリーダーであるアブドゥッラー・オジャランは、弁護士団を通じて識者たちに書簡を送った。 オジャランは書簡のなかで、クルド問題の解決のために、識者と作家達が結集して、「ひとつ屋根の政党」を設立することを提案した。 オジャランの弁護を務めるアスルン法律事務所が16日、メディアに対して送った2009年2月11日付の文書には、「識者たちへ私からの手紙」 という見出しがついている。書簡でオジャランは、エルゲネゴン組織が迷宮 全文をよむ
アダナのセイハン市のアジム・オズチュルク現市長は、来期当選した場合、結婚を望むのに金銭的理由で実現できない若者のために花婿衣装と花嫁衣装を準備し、披露宴会場を無料で貸し出すと述べた。 オズチュルク氏はアナトリア通信社の通信員との会見で、セイハンでの任期中は市民に役立つ企画をたて、それが実現することの幸福を味わったと語った。 企画は人々に焦点をあてたものだと述べたオズチュルク氏は、「我々の企画がそれを必要とする人々に合ったものとなるよう努力をしています」と述べた。選挙期間中に、結婚を 全文をよむ
2月21日、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、公正発展党がディヤルバクルで開催するミーティング(集会)に参加する予定だ。 2月16~22日に、エルドアン首相が参加予定のミーティングの詳細が明らかになった。首相は今日16日、ネヴシェヒルでミーティングに参加し、その後、全体開会式を行う予定だ。 明日17日には、クルッカレで開催されるミーティングで街頭演説を行い、水曜日をアンカラで過した後、2月19日、アクサライでミーティングに参加する予定だ。2月20日金曜日には、サカリヤで聴衆の前 全文をよむ
エルドアン首相は、共和人民党(CHP)を支持するメディアの誹謗中傷キャンペーンにさらされているとし、「イスタンブル、アンカラ、イズミルでは互いに協力しあっています。しかし、彼らの灯は燃え上がらないでしょう。3月29日の地方選挙で、この灯は消えるでしょう。なぜなら我々は、国民が創りあげた政党だからです」と述べた。 タイイプ・エルドアン首相は、共和人民党支持のメディアが、同首相について「村長にも値しない」という見出しを掲げたことに言及し、「しかし、我が国民は、エルドアンに村長であることを放 全文をよむ
分離主義組織であるPKK組織のリーダー、アブドゥッラー・オジャランが逮捕された日を記念して、民主市民党(DTP)の議員を含むグループが、バトゥマン県のサナット通りをデモ行進し、記者会見を行おうとした。しかし警察がデモの許可を出さずに大騒ぎとなり、15人のデモ参加者が逮捕された。 バトゥマン県の民主市民党員たちは、アブドゥッラー・オジャランの逮捕から10年を記念して、サナット通りで記者会見を行おうとした。参加者の中にはバトゥマン選出の民主市民党国会議員アイラ・アカット・アタとベンギ・ユル 全文をよむ
共和人民党(CHP)のハルク・コチ議員は、選挙前の候補者決定過程と「門戸解放」として提示された党の取り組みに対する不快感を記した5ページからなる書簡をバイカルCHP党首に送った。 情報によれば、コチ議員は書簡で、最近の党の状況の推移に対する懸念をバイカル党首に伝えた。 地方選挙の候補者決定過程において、政党組織が蚊帳の外に置かれ、身近な人々の推薦が重視されたと主張するコチ議員は、共和人民党の支持層は、メディアでも報道されているような様々な問題により(党の現状を)憂えていると伝 全文をよむ
イスタンブルのカーディル・トプバシュ広域市長は、共和人民党(CHP)の門戸開放政策について批判し「どのような方向を目指すのかがあいまいだ。開放というが、どのように開放するのか。彼らはもともと開放することに好意的だ。知ってのとおりバイカル氏はロードス島まで泳いでいくとまで言った。彼らはこのように開放し、開かれた状態になり、各方面にアピールしようとしている。しかし我々が望むのは、心に余裕を持ってほしいということだ。国民の気持ちに寄り添ってほしい。これを選挙材料として、選挙期間だけとりあげるのではなく 全文をよむ
欧州議会が作成したトルコレポートで、インターネット禁止や報道機関への規制が批判される中、首相はカスタモヌで再び市民らにメディアボイコットをするよう訴えた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は市民らに「嘘や間違いだらけのニュースを流し、中傷をするメディアとの関係を断ってください」という呼びかけを新たにし、「嘘や間違いを書いているメディアには、「ノー」を突きつけてやるべきです」と述べた。 ナスルッラー広場で約七千人に対し演説を行ったエルドアン首相は、トルコの経済規模が世界で17番目、 全文をよむ
エジプトのホスニー・ムバーラク大統領、アブドゥッラー・ギュル大統領とレジェプ・タイイプ・エルドアン首相が出席し、イスタンブルで行われたガザ・サミットの後、2ヵ国の大統領は共同記者会見を行ったがハマスについて全く言及しなかった。ムバーラク大統領はパレスチナ解放機構がパレスチナ国民を代表する唯一の合法機関であると述べた。同大統領はパリでの交渉の後、昨日イスタンブルを訪れ、まずギュル大統領と会談した。会談はチュラーン宮殿で約1時間続き、2ヵ国の代表団も参加した。メディア非公開の会談にはギュル大統領と共 全文をよむ
エルドアン首相は、社会的援助・相互扶助基金を介してトゥンジェリで貧しい家庭に援助品を配布したムスタファ・ヤマン知事を擁護した。 エルドアン首相は、野党、ならびに一部のメディアが、これを「選挙対策」というかたちで示し、反政府キャンペーンにしている、と述べた。 [後略] 全文をよむ
トルコ大国民議会(TBMM)のキョクサル・トプタン議長とヌリ・ヤマン民主市民党議員との間で、『クルド地方』議論が起きた。トプタン議長は6日に、北キプロス・トルコ共和国議会のファトマ・エケンオール議長とその代表団の訪問を受けていた。 ヤマン議員は北キプロス代表団に対し「クルド地方から北キプロスへ行った人々は、非常に大変な思いをしたと述べていた」と発言した。メフメト・ジェイランル(北キプロス)共和トルコ党(CTP)議員は「我々は彼らの不満を取り除いてきました」と反論。トプタン議長とヤマン議員のやり取 全文をよむ
フルシト・トルン氏の弁護士団が、保釈のために当番裁判所に対し申請を行った。第12重罪裁判所の裁判官は、トルン容疑者も出てくるエルゲネコン証拠書類に関して、国家諜報機構による「機密ではなかった」という記述に注目した。しかしこの件における最終決定は、最高裁判所が下す予定だ。 エルゲネコン捜査の枠組みで、「武装テロ集団の組織と運営、反政府活動、ならびに職務遂行の妨害未遂」罪で逮捕された退役大将フルシト・トルン容疑者の保釈決定が議論を呼んでいる。トロン容疑者の保釈は、弁護士団が当番裁判所に対し 全文をよむ
高等選挙委員会のムアッメル・アイドゥン委員長は、(政党による)援助品配布について検事たちが然るべき対応をとるだろうと述べた。 「選挙前に行なわれる援助についてどういった対応をとっているのか」という記者からの質問に対して、「私達はこの問題について決定を下した。然るべき措置がとられるだろう。今後、本件に関わる検事たちが然るべき対応をとるだろう」と答えた。 全文をよむ
3月29日に行われる地方選挙では、4800万人の有権者が投票所へ行く。このうち200万人は、新に18歳を満たした若者たちだ。高等選挙委員会は、この選挙で初めて投票する若者たちが、国民の義務を果たすことを簡易化する決定を下した。同委員会は、大学生が地元故郷に帰ることなく、就学している都市で投票することを可能にした。 学生たちが就学しているところで選挙委員会に申請すれば十分であると発表された。 有権者全体の5%を占める若い有権者層に、政党側も意欲を膨らませている。候補者たちは、増 全文をよむ
高等選挙委員会(YSK)は、公正発展党(AKP)がトゥンジェリ県で家庭用電化製品を配布していることが「投票に影響を与えて」おり、法に反すると指摘し、違反者については法律で定められた懲役刑が適用されることを強調した。 高等選挙委員会は、トゥンジェリ県庁と一部の郡役所が地方選挙を前に、「すべての家庭に電化製品を」キャンペーンの一環で配布した支援物資について、トゥンジェリ検察本部に告発する決定を下した。また同委員会は、民族主義者行動党(MHP)が提案した選挙で(不正防止用に)指にインクを塗る 全文をよむ
フルシト・トロン氏が保釈された。国外に出ることは許されず、在宅で起訴されることになる。 エルゲネコン・テロ組織(ETÖ)捜査の6回目の逮捕劇で拘束されたフルシト・トロン退役大将が保釈された。トロン氏は2008年7月1日に逮捕され、7ヶ月間拘留された。 トロン氏は、カンドゥラF型刑務所(Kandıra F Tipi Cezaevi)で一緒だったシェネル・エルイグル退役大将が健康問題のために保釈された後、拘留中のほとんどの時間を病院で診断書を受け取って過ごした。2009年1月 全文をよむ
サイド・ヤズジュオール宗務担当国務大臣は、CHP(共和人民党)のコーラン教室開設に関し「これはデリケートな問題であり、現実的に考える必要があります。信仰心のない人々もこの国で安心して暮らせなければなりません」と述べ、以下のように続けた。 ■新たに求める必要はない 「ある地域で15人の学生からコーランと宗教について学びたいとの申し出があれば、その要望は検討されます。全てのコーラン教室は宗教教団(タリーカ)の手中にあり、反共和国的な教育が行われているという主張は、現実とはまったく 全文をよむ
民族主義者行動党は、党設立40周年を記念して一連の記念行事を開催する。明日、アナトリアギョステリ広場において「トルコ政界における民族主義者行動党」をテーマにパネルディスカッションを催す予定。2月8日の日曜日には党の各県支部長らが、デヴレト・バフチェリ党首を筆頭に党本部に集まることになっている。会合では、3月29日に行なわれる地方選挙に関して最終調整がなされる。 土曜日には、再度アナトリアギョステリ広場において40周年記念式典が行なわれる。同日、アタテュルク廟とアルプアルスラン・トュルケ 全文をよむ
エディルネとアルトヴィンに続き、公正発展党(AKP)ダッチャ郡支部が開催した市長候補お披露目のためのカクテル・パーティーでも、招待客らにアルコール飲料がふるまわれた。 一晩中、パーティー出席者らの手からラクの入ったグラスが離れることはなかった。市長候補のムスタファ・ソイトク氏は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相がダッチャに対しマリーナや漁港、病院を改善することを約束したと話した。公正発展党(AKP)郡支部が教員宿舎で開いた候補者お披露目カクテル・パーティーで、招待客らにラク、ウォッカ 全文をよむ
アンカラ広域市が公園やピクニック場での飲酒禁止を定めた決定に司法が「待った」をかけた。 ケマル・ヴラルドアン弁護士は、アンカラ広域市が定めた数箇所の公園・ピクニック場における飲酒禁止令の撤回を求めて市に申し入れを行った。市当局より回答を得られなかったヴラルドアン氏は、これは申し入れの棄却を意味すると述べ、同禁止令の撤回を求めてアンカラ市を提訴した。 ヴラルドアン氏は、申立書に自治体法や広域市法で定められている自治体活動の基本原則にはこの種の禁止令を発令する権限がないことを指摘 全文をよむ
スカーフ着用の女性は3ヶ月間共和人民党(CHP)に所属できるはずだった。しかし彼女たちは昨日「だまされた」と言って6つの矢のシンボルがついたCHPの党章バッジを返却した。CHPは「チャルシャフ(長衣)解禁」をイスタンブルのエユプ地区で開始していた。最初の「裏切り」もここで起こった。エユプでの集会を主催したエミン・アトマジャ女史は、CHPのデニズ・バイカル党首から党章バッジを付けてもらった女性たちとともに、昨日記者会見を開いた。アトマジャ女史は、CHPの副書記長であるメフメト・セヴィゲン氏から「到 全文をよむ
トゥンジェリ県庁社会援助・相互扶助基金が3300家庭に配布予定の家庭用電化製品が、6台のトレーラーにより運ばれ、体育館に保管された。 配布は共和人民党のケマル・クルチダルオール議員、そして無所属のカメル・ゲンチ議員の故郷であるナズィミイェ郡から始まった。共和人民党議員と援助を受けられなかった市民は、「これは間違いなく選挙対策です」と述べる一方、ヤマン県知事は助けを必要としている人々に援助は続けられる、と述べた。 トゥンジェリで先週、「選挙の賄賂はいりません」というプラカードを 全文をよむ
共和人民党(CHP)のデニズ・バイカル党首は、共和人民党のコジャエリ市長候補であるセファ・スィルメン氏が市長に選出されたら全ての街区にコーラン学校を開設するというプロジェクトを支持した。 バイカル党首は、スィルメン候補の「コーラン学校開設という『門戸開放政策』を正しい姿勢である」と評価した。 共和人民党のバイカル党首は、大学で女子学生がスカーフを着用して教育を受けられるようにすることに関してはいかなる取り組みを行っていないが、地方選挙を前に、まずチャルシャフ(長衣)やスカーフ 全文をよむ
エルゲネコン捜査の一環として、逮捕され自宅で手榴弾が押収された退役大佐のアリフ・ドーアン氏が、シュルナク県スィロピ郡で軍警察諜報テロ対策局司令官を努めた1989年に、発砲事故で亡くなったとされるイスマイル・オズトプラク大尉の調査が再び開始された。 イスタンブルでのエルゲネコン捜査の一環として、オズトプラク大尉の死に関する資料と文書が軍検察局によって請求された。ディヤルバクルで行われている軍警察諜報テロ対策局の11名の被告の裁判で、オズトプラク大尉の死に関して、ドーアン氏の責任が追及され 全文をよむ
エルゲネコン捜査に対する批判のため反発を買っている共和人民党のデニズ・バイカル党首はグループ会議でも同様の姿勢を続けた。バイカル党首は、エルゲネコン捜査で逮捕された人々について、グアンタナモで収容されている人々と同様であると述べ、次のように語った。 「ある人達を逮捕しに行く際、手元に証拠がないのに家の呼び鈴をならす権利があると、どうして考えられるのでしょうか。誰かに、それらの人々を逮捕しなさい、と言われ、あなたがたはそこへ行き、逮捕するのです。11か月拘束した後で釈放するのです。なぜ逮捕され 全文をよむ
トルコ大国民議会の前議長ビュレント・アルンチ氏は、地方選挙において2000万票を目標にしていると話した。 マニサ体育館で行なわれた立候補者紹介の集会に参加したアルンチ前議長は、公正発展党の得票数の目標を明らかにした。アルンチ前議長は、政治は息の長い仕事であると述べ、「私にとっては正しいことでもあなたにとっては間違っていることもありえるのです。絶対的に正しいことは神が知っているのです。電話をかけて、この候補を推薦しないのであれば私たちは支援しません、という人々に出くわすことがあります。支 全文をよむ
民主市民党が40パーセントのクォータ制のため、2県15郡で女性の自治体長候補を推薦したことが、党内の支持基盤の反発となっている。女性候補者が推薦された数多くの地域から、党総本部および国会議員に対し、「女性は票を集められない」という反発のファックスが送られた。特に、シャンルウルファのヴィランシェヒル郡とハッキャーリのユクセッキコヴァ郡では、女性候補者に対する反発の声が高まっている。街区長や地元でイニシアチブを握る諸団体が、女性候補者はこの地域で求められていないと述べ、変更を求めた。 一方 全文をよむ
今週アクション誌は、テロ組織エルゲネコンと行政裁判所殺人事件との重要なつながりを示すドウシュ・ファクタリング事件における麻薬―殺人―マネーロンダリング関係を表紙にもってきた。最高裁判所が「行政裁判所とエルゲネコンの訴訟を同じものとするように」という決定をおこなったことで、人々の関心はアンカラ第11重罪裁判所に注がれている。 裁判所は3月23日に判決を下す。しかし行政裁判所訴訟の事案に含まれ、また殺人事件の鍵となる人物アルプアルスラン・アルスランが弁護をし、さらにムザッフェル・テキンが一 全文をよむ
共和人民党(CHP)のイスタンブル広域市長候補ケマル・クルチダルオール氏は、最初のメッセージを公正発展党(AKP)の候補カーディル・トプバシュ氏に向けて、「親愛なるトプバシュさん、あなたに関するファイルを精査して矛盾をもうすぐ公表します」と語った。 クルチダルオール候補は、15年分のファイルを対象とすると述べ、イスタンブル広域市の詐欺師を玉座から引き降ろすと強調した。 共和人民党のイスタンブル広域市長候補で「証拠書類を突き出して論破する反対勢力のリーダー」であるケマル・クルチダルオ 全文をよむ
ゲナルによって行われた調査で、各政党の7月22日の選挙での得票率が変化していないことがわかった。アンケートでは、公正発展党(AKP)は47.5%、共和人民党(CHP)は23%、民族主義者行動党(MHP)は13.7%の票を獲得することが予想されている。地方選挙で公正発展党と共和人民党が票を増やす一方、民族主義者行動党をはじめとする他の政党は得票率に若干の低下が見られた。調査によれば、EUへの支持は増加した。 ゲナル調査会社によって行われた調査で、7月22日の選挙以来、国民の政治的傾向に大 全文をよむ
ギュル大統領は、立法・行政・司法それぞれの長を招集した食事会においてエルゲネコン事件について話し合われた旨の報道に対し、「審議中の裁判についてあの場で話し合うと思いますか?」と述べて反発を示した。 アブドゥッラー・ギュル大統領は立法・行政・司法それぞれの長官を招集した一昨日(21日)の夕食会でエルゲネコン事件の話題は出ていないとし、「いくつかの記事の見出しを見ましたが、正直なところ驚愕しております。審議中の裁判をあの場で話題に出来ると思いますか?裁判所長官、大統領、首相、国会議長が 全文をよむ
メフメト・アリ・シャーヒン法務大臣は、議会にエルゲネコン捜査に関する調査委員会の設立を求めた共和人民党(CHP)に対し、憲法の第138条を提示した。 メフメト・アリ・シャーヒン法務大臣は、エルゲネコン捜査に関する調査委員会の設立を求める共和人民党を厳しく批判し、「でたらめなことを言わないでほしい」と述べた。 オランダ法務大臣の招待でオランダを訪問したシャーヒン法相は、出発前にアタテュルク国際空港で記者団の質問に答えた。 シャーヒン法相は、議会にエルゲネコン捜査に関す 全文をよむ
政府と参謀本部は、双方が協調し行動を共にするために、週に一度、会談をすることで合意した。 この枠組みで、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相とイルケル・バシュブー参謀総長が毎週木曜に面会することになる。初回の会合は今日の16時半から行われる予定だ。 全文をよむ
元首相でリゼ県選出の無所属議員メスト・ユルマズは、祖国党(ANAP)党首に新たに選出されるといった目標はもっていないと述べた。 ユルマズ議員とネスリン・ナス元党首は21日、祖国党のサーリフ・ウズン党首を応援訪問した。 ユルマズ議員は、12年間党首を務めた祖国党を6年ぶりに訪れたと述べ、「地方選挙の後、祖国党は代替勢力の形成において主導的立場にたつ必要があり、これに万全の態勢でのぞむ必要があります」と話した。 またユルマズ議員は、ススルルク事件とエルゲネコン捜査の一環 全文をよむ
参謀本部のインターネットサイトに掲載された声明では、「権限をもつ責任官庁が、発言ではなく、必要な措置をとる時期にあります」と述べられた。 クルジャ元ジャンダルマ大佐の葬儀の前に参謀本部が発表した厳しい内容の声明では、罪に陥れるような記事を掲載した報道機関を警告し、「権限をもつ責任官庁が、発言ではなく必要な措置をとる時期にあります」と述べられた。 参謀本部はインターネットサイトで一昨日、クルジャに関し、一部の新聞に掲載された報道に関して、短い覚書きを載せた。 2つの項 全文をよむ
日本の読売新聞のインタビューに答えたノーベル賞作家オルハン・パムクは、トルコ軍を批判した。 パムクは1日1千万部の発行部数により、世界で最も売れている読売新聞の質問に答えた。 パムクは、「我々は10年に一度、軍事クーデターに直面しています。幸福にも、ここ10年はこのようなクーデターは起こっていません」と話し、以下のように続けた。 「しかし毎日、軍部は『これはそうするな、あれはそうやるな』と言っています。私はこれが良いことだとは思っていません。しかしこういった意見をもつことがイス 全文をよむ
エルゲネコン・テロ組織に対する捜査の一環で逮捕されたムスタファ・ドンメズ中佐の手帳から、タイイプ・エルドアン首相の暗殺計画が出てきた。ドンメズ中佐は、エルゲネコン事件の容疑者として逃亡中に、アンカラ中央司令部に自首した。同容疑者のサカリヤにある家で発見された手帳から新しい図面と地図が見つかった。 多数の武器と爆弾が発見された別荘で押収された手帳の表紙に、特別な仕切りで隠された状態で発見された図面には、アンカラのケチオレンにあるエルドアン首相の私邸の詳しい住所が書かれていた。 衛星写 全文をよむ
ラジオテレビ高等機構のシャーバン・セヴィンチ委員、ヒュリヤ・アルプ委員、メフメト・ダダク委員は、一昨日の14日夜、トゥンジャイ・ギュネイの証言がトルコ・テレビ・ラジオ協会TRTで放送されたことに反発した。 セヴィンチ委員、アルプ委員そしてダダク委員は、共同で出した声明で、トルコ・テレビ・ラジオ協会TRTで最近、トルコの民主的な法体制に反した、挑発的な一部の映像が放映されたと主張した。声明では、トルコ・テレビ・ラジオ協会TRTの放送には、憲法裁判所、トルコ国軍そして野党が標的にされ始 全文をよむ
エルゲネコン捜査の鍵となる人物と言われるトゥンジャイ・ギュネイが、2001年に逮捕され、イスタンブル県警察で行った「インタビュー」証言の映像記録は、昨日14日にイスタンブル第13重罪裁判所により被告側弁護人に配られた。ギュネイが、エルゲネコンと初めて口にし、また拷問を受けたと主張している拘束中に、とても気楽な表現を用いて、様々な問題について特筆すべき主張を並べていたことが注意を引いた。 エルゲネコン捜査を開始させることになったギュネイの証言は、被告と弁護士の強い要請の結果、訴訟を審理す 全文をよむ
アンカラを訪れたイスタンブル検事長のエンギン氏は、裁判官・検察官高等委員会メンバーにエルゲネコン捜査について説明した。 エルゲネコン捜査に対して批判的な進展があった週の後、イスタンブル検事長のアイクト・ジェンギズ・エンギンと、エルゲネコン捜査を陣頭指揮するゼケリヤ・オズ検察官の上司であるイスタンブル検事長補のトゥラン・チョラッカドゥが、アンカラを訪れ、裁判官・検察官高等委員会(HSYK)のメンバーと会合した。最高裁判所委員会がエルゲネコン捜査に関連して積極的な役割を果たすことを期待する 全文をよむ
副首相ジェミル・チチェキ氏は閣議後、イスラエル・パレスチナ間の衝突に関する説明を行った。 チチェキ副首相は、ガザでの攻撃で負傷したパレスチナの人々を、治療のためトルコへ搬送するための飛行機を当該地域に送ると述べた。 チチェキ副首相は、イスラエルのガザ攻撃の拡大を検討する閣議で、パレスチナ・イスラエル間の合意が廃止され、人道支援がきちんとガザにとどくためトルコが当初から努力を続けてきたことを述べ、次のように述べた。「現在我が国の首相の名代として、アフメト・ダヴトオール氏を長とする交渉 全文をよむ
裁判官・検察官協会オメル・ファルク・エミナオール会長は、ゼケルヤ・オズを初めとするエルゲネコン捜査の検察関係者の捜査権限停止のために裁判官・検察官高等委員会に申請をおこなった。申請を受けてイスタンブル検察アイクト・ジェンギズ検事長と検事長補トゥラン・チョラクカドゥは、本日アンカラに呼ばれた。エルゲネコン捜査を行う検察官への圧力は尽きない。野党の共和人民党党首デニズ・バイカルがこの捜査に圧力をかける一方、他の方面からも検察官に対して圧力がかけられている。裁判官・検察官協会もエルゲネコン捜査の検察官 全文をよむ
最高裁判所長官のハサン・ゲルチェケル氏は、アンカラ法曹教育センターで行われた第一回国際スポーツ法会議のオープニングセレモニーに出席した際、記者たちの質問に答えた。 最高裁判所委員会の会議の後、新聞で報道された一部ニュースが話題とされたことを受け、同氏は、この件について文書で(意見の)公表を行ったと明らかにした。 (記者による)「あなたは長年検察官をしてきました。エルゲネコン捜査におけるあなたが考える方法上の過ちとは何でしょうか」という質問に対し、同氏は以下のように答えた。「( 全文をよむ
37人の逮捕に始まり、アンカラ・ギョルバシュに隠されていた武器が明るみに出たことで続いているエルゲネコン捜査では、現在訴訟手続きが進められている。 逮捕された人々が検察官による尋問の後、裁きにかけられる一方、裁判所から最初の逮捕拘留の決定も出始めた。ジェンギズ・キョイリュ大佐、ムスタファ・コチ大佐、タイラン・オズギュル・クルムズ中尉、ムハッメド・サルカヤ中尉は、「エルゲネコン・テロ組織のメンバーであること」を理由に当番裁判所であるイスタンブル第9重罪裁判所によって刑務所に送られた。 全文をよむ
元特別機動隊副隊長で、ススルルク裁判被告でもあるイブラヒム・シャーヒンの家から見取り図が押収され、それに示された場所で発掘を伴う現場検証が行われた。 アンカラのギョルバシュ通りの外れにある森林地帯に掘られた穴から、箱2つとビニール袋1つが見つかり、中には製造番号の消された拳銃2丁と590グラムのプラスティック爆弾、手榴弾1つ、手榴弾ピン10本、一部がウズィ社製を含む拳銃用の銃弾約500個、合図用の実弾2個が収められていた。 エルゲネコン事件で逮捕された、元特別機動隊副隊長でス 全文をよむ
アンカラ共和国検察本部は識者らが主催する「アルメニア人に対する謝罪」キャンペーンに関して、「トルコ国家侮辱罪」に値するとして捜査を開始した。 アンカラ在住のハサン・ヒュセイン・サトゥル、サバハト・オズギュル、メフメト・イナル・コルブラン、ヒュセイン・エルドアン、セルダル・オルハネル、キュルシャット・カラジャベイは、共同申請にて、「アルメニア人に対する謝罪」キャンペーンの主催者、そしてキャンペーン通知書ヘの署名者がトルコ刑法301条に定められた国家侮辱罪を犯したとして処罰を求めて告 全文をよむ
米国国務省報道官のひとりホラデイ氏は、エルゲネコン捜査の枠組みで実施された10回目の逮捕劇について評価付けを行い、「訴訟を懸念とともに見守っている」と話した。 ホラデイ報道官はミッリエト紙に対し、以下のように話した。 「拘束された人たちは、目下、法的な段階にあります。この時点で、解釈や推測をするのはまだ早すぎます。我々はこの訴訟を懸念して見守っています。トルコがもつ民主主義的な価値観の中で解決されることを期待しています」 ■EUは今回も慎重 エルゲネコン訴訟の当 全文をよむ
テロ組織エルゲネコンに関する調査の一環で行われた最大の逮捕劇のひとつが、昨日(7日)、7つの県で同時に行われた。37人が逮捕され、24の手榴弾や暗殺用に用意された武器が押収された。 広範な捜査は、イスタンブル共和国裁判所が請求し、イスタンブル第9重罪裁判所の決定によって行われた。これにより、ヤルチュン・キュチュク教授、元高等教育機構(YÖK)理事長ケマル・ギュルズ、退役軍人のトゥンジェル・クルンチ大将、ケマル・ヤヴズ大将、エルダル・シェネル大将を含む37人が逮捕された。容疑者のうち12 全文をよむ
憲法裁判所長官は、娘婿に関して主張されていることについて見解を述べ、このことは「醜悪さと下劣さが極みに達していることを示しています」と述べた。 ハシム・クルチ憲法裁判所長官は、娘婿のムスタファ・チュブック氏とその共同経営者であるビュレント・ヴルグン氏が、自治体と不動産で勘定を清算したという主張に対し、強い調子でコメントし、反論した。 クルチ憲法裁判所長官は、「私の娘婿を含め他人の商業活動を監視することは、私の職務とはなりえません」と述べ、この問題が解党訴訟と関連付けられたこと 全文をよむ
文化観光省のエルトゥールル・ギュナイ大臣は、ナーズム・ヒクメトのトルコ国籍についての決議の後に、「ユルマズ・ギュネイ映画監督のトルコ国籍(のはく奪)についても問題があれば見直したい。首相はタブーをこわし、禁制を取り除く強い決意がある。ギュネイ監督の立場もこれに含まれている」と述べた。 ユルマズ・ギュネイ映画監督は、脱獄した後にフランスに定住し、帰国命令に従わなかったために1983年にトルコ国籍をはく奪された。1984年にパリで亡くなったギュネイ監督はペール・ ラシェーズ墓地に埋葬された 全文をよむ
詩人ナーズムが1951年に国籍を剥奪された決議を取り消す政府決定は、閣議で署名され、決議された。チチェキ政府報道官は「我々は正しいことをしたと考えている」と述べた。 政府報道官兼副首相のジェミル・チチェキ氏は、1951年に閣議の決議により国籍を剥奪された詩人ナーズム・ヒクメト・ランの国籍を再び取り戻す目的で、この決議を取り消す新しい閣議決定を準備したことを明らかにした。こうして、長年国外追放されていたナーズム・ヒクメトは、没後45年して、トルコ共和国の国籍を取り戻すことになる。 全文をよむ
(レジェプ・)タイイプ・エルドアン首相は、ガザで地上戦を始めたイスラエルに対して、激しい反発を示した。アンタリヤで、参列した開会式で語った首相は、イスラエルが圧倒的な力を行使し、非人道的惨劇を開始したと強調した。 「あの爆弾の下で亡くなった子供たちの、無抵抗な女性たちの、母たちの嘆きと涙はその場にとどまらないだろう。不正を行なった者は、その涙で溺れ死ぬだろう」と述べたエルドアン首相は、中東での動向を今日5日に大統領府で議題とすると話した。昨日4日、大統領府でもガザでの惨劇を止めるため、 全文をよむ
参謀本部は、テロとの闘争において戦死した者の兄弟に対し、兵役免除をもたらす法案を作成した。 参謀本部は、トルコ軍と国民の間の結びつきを強化するための新たな第一歩とともに新年を迎えた。参謀本部は、テロとの戦いで戦死者を出した家族の、次に兵役につく予定の息子にのみ兵役免除権を認めていたが、今回「全ての息子」を含む形で拡大するための試みを行った。兵役へ送り出した2番目の息子が戦死したが、存命中のただ一人の息子が、兵役についている「長男」であるため、法により退役させることができず、そしてこの 全文をよむ
法務省は、法制局に規則の変更を指示した。クルド語使用の禁止が撤廃に。 トルコ・テレビ・ラジオ協会(TRT)によるクルド語放送解禁やトルコ語アルファベットには存在しない “x, q, w”の文字が自由化されたのに続き、法務省もクルド語禁止を撤廃するために一歩前進した。 メフメト・アリー・シャーヒン法務大臣は、受刑者が家族と電話する際にクルド語使用を禁じた規則を変更するよう法制局に指示した。 法務省はヨーロッパ拷問防止委員会の報告書に沿った形で、イムラル刑務所に収容さ 全文をよむ
公正発展党(AKP)は、アンカラ広域市長選出に向けて行われたアンケート調査において圧倒的大差で首位に出たメリフ・ギョクチェキ氏を再び候補者として推薦する。 公正発展党はアンカラ広域市長候補者をメリフ・ギョクチェキ氏続投とする決定をした。3月29日に行われる地方選挙での公正発展党アンカラ広域市長候補者が、本日(1月1日)正式に発表される。公正発展党が下したメリフ・ギョクチェキ氏続投の決定には、中央執行委員会(MYK)の会合での意向が反映されていることは明らかである。本日午前11時、エルド 全文をよむ
高等選挙委員会(YSK)は選挙規約を明らかにした。高等選挙委員会の公報で発表された選挙規約によると、宣伝のために使われるパンフレットやその他の印刷物に、トルコ国旗を掲載したり宗教的な表現を用いたりすることはできない。トルコ語以外の言語は認められない。一般の住居や職場に、支持する政党や候補者に関係する党旗やポスター、写真、ペナントなどを飾ってはいけない。スピーカーを使用しての選挙運動は、3月28日(金)の18時まで、周辺住民の生活を妨害しない限り行うことができる。屋外での活動は、日没から日の出まで 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、(人口が一定数以下のため)地方自治体の資格をはく奪された自治体に関する決定(地方選挙に参加できるかどうか)に絡み批判し、さらに憲法裁判所とも対立している行政裁判所に遠回しのメッセージを送った。「国民への呼びかけ」と題した演説で、エルドアン首相は以下のように話した「時おり私たちの間で起こる議論が、あなたがた国民に誤解を与えないといいのですが。我らが共和国の全ての組織は、国民への貢献のために存在しているということを忘れずに、互いにライバルになるのではなく、またそ 全文をよむ
ギュル大統領とエルドアン首相は、1月1日にクルド語の放送を開始するトルコ公営放送TRT6に対し挨拶を述べた。 アブドゥッラー・ギュル大統領とレジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、1月1日に正式に放送を開始するトルコ公営放送のクルド語チャンネルTRT6に行った特別な挨拶で、統一と団結を呼びかけた。 エルドアン首相は、一昨日首相官邸にて「国民への呼びかけ」と題したスピーチの撮影の後、TRT6に挨拶のメッセージを送った。エルドアン首相はTRT6放送開始のために開催される式典には参加しない 全文をよむ
高等選挙委員会は2009年3月29日実施予定の地方選挙に関する日程を発表した。昨日官報で公表された選挙日程によると、選挙日程の開始は1月1日である。各党の候補者の締切日は2月17日である。 有権者名簿は、1月5日から1月30日まで掲示される。最終的な候補者名簿は、郡選挙委員会と広域都市長には県選挙委員会により3月1日に公表される。日程は無所属の候補者も同様である。 3月19日に選挙活動と選挙法適用が始まり、3月28日に終る。高等選挙委員会が2009年3月29日に実施予定の地方 全文をよむ
消費者協会連盟(TÜDEF)は、アンカラの天然ガス利用者から不当に多額の金を受け取っていたとし、アンカラ広域市長であるメリフ・ギョクチェキ氏と、都市天然ガス供給社の代表であるヴェイセル・カラニ・デミル氏を、アンカラ共和国検察本部に告発した。 消費者協会連盟会長であるアリ・チェティン氏は、裁判所の建物の前で行った記者会見において、都市天然ガス供給社が、アンカラにおける全てのガス利用者から約2億ドル(約181億円)以上の金を多く徴収したと述べた。チェティン氏は、首都天然ガス供給社が利用者か 全文をよむ
アラト議員(共和人民党)は共和民主党(CHP)の国会議員らに送った新年のカードにチャルシャフ(黒衣)を題材にした18の風刺画をのせた。アラト議員は本紙の質問に、「カードにはいつものようにお祝いのメッセージを書きました。メッセージに関連していくつかの風刺画のせ議員の友人らに送りました。芸術家の目でチャルシャフが今までどのように評価されてきたのか、考えてもらいたい思って。しかしこれを聞いて誤解した人たちから、「そのカードを私たちも欲しい」という電話も来ています」と述べた。 ■皆も私と同じよ 全文をよむ
エルドアン首相はグローバル経済危機について、トルコ国内の姿勢を批判し、「トルコで起こっていることは心理的なものです。トルコでは意図的に、そして心理的に、この危機を仕向けようとする人たちがいます」と述べた。 エルドアン首相は、中東工科大学・テュビタク宇宙衛星テクノロジー研究所で実施された、科学技術高等機構の会議で次のように述べた。 「この歴史的危機をチャンスにしなければなりません。グローバル経済は後退しており、食料や株式の値段が上昇し、多くの国々でインフレが悪化している環境の中で、グ 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、地方選挙関連の調整で、一部の県の国会議員との面談を今日も続行する。 エルドアン首相は、国会議員からの意見聴取を22日、本部で始め、16県の国会議員から意見を聴取した。エルドアン首相は、地方自治体の長の候補者に関して、23日も、30県の国会議員に助言を求める。 エルドアン首相は、アドゥヤマン県、アフヨンカラヒサル県、アウル県、アクサライ県、アマスヤ県、バルケスィル県、バイブルト県、 ビレジキ県、ビンギョル県、ビトゥリス県、ブルドゥル県、ボル 全文をよむ
エルドアン首相は、地方選挙でイスタンブルではカーディル・トプバシュ氏が、コジャエリではイブラヒム・カラオスマンオール氏が再び党の広域市長候補となったと発表した。 AKP(公正発展党)の党首であるレジェプ・タイプ・エルドアン首相は2009年3月29日に行われる地方選挙において、イスタンブルではカーディル・トプバシュ氏が、コジャエリではイブラヒム・カラオスマンオール氏が再び、党の広域市長候補になったと発表した。 エルドアン首相は昨日AKPのイスタンブル県連本部で行った記者会見でイ 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル共和国大統領は、共和人民党(CHP)のイズミル選出の国会議員であるジャナン・アルットゥマン氏が話題にした、民族的な出自に関連した主張に対し、書面による声明で返答した。 ギュル大統領は以下のように述べた。「カイセリを地元とする母方のサトウル家と、父方のギュル(ギュルキマーム)家の血筋からなる我が家系は、何世紀にもわたり記録に記されたムスリムでありトルコ人である。このことについては、我が家族の昔から現在まで(続く)、綿密に書かれた家系図と、現存する正式な出生記録簿、そ 全文をよむ
ミッリエト紙記者のジャン・デュンダル氏(監督)は、アタテュルクの生涯を描いた「ムスタファ」というタイトルのドキュメンタリーに関連して行なわれている一連の捜査において、検察局に説明をおこなった。 アンカラ共和国首席検察局は、ミッリエト紙記者のジャン・デュンダル氏について、アタテュルクの生涯を詳細に描いた「ムスタファ」というタイトルのドキュメンタリー映画を理由に、捜査を始めた。 デュンダル氏に関する捜査プロセスは、3人の異なる告発により始められた。 禁煙協会創設メンバー 全文をよむ
共和人民党のデ二ズ・バイカル党首は、イズミル選出のジャナン・アルトマン議員のアブドゥッラー・ギュル大統領の民族的出自に関する発言に対して怒りを表明した。バイカル党首は、「この発言を非常に残念に思いました。不適切なやり方です。こうしたやり方は何よりもまず恥ずべきものです」と語った。共和人民党執行部はアルトマン議員を懲罰委員会に諮るために調査を開始し、アルトマン議員に「当分、発言を控え、イズミルに戻って謹慎するよう」伝えたことが分かった。 アルトマン議員が「ギュル大統領は母親がアルメニア人 全文をよむ
民族主義者行動党(MHP)デヴレト・バフチェリ党首は、ある知識人のグループが「アルメニア人に謝罪をする」キャンペーンを始めたことに対し、「この人たちを恥ずかしく思う」と反感を示した。バフチェリ党首は、18日、一部の新聞社やテレビ局の代表と行った談話会で、以下のメッセージを発信した。 ■ジェノサイドへの謝罪 彼らは頑なにキャンペーンを行っている。このキャンペーンを始めた人たちを恥ずかしく思っていると申し上げたい。トルコ国民としてこのような行動に出る人たちを恥じなければならない。 全文をよむ
地方選挙を前に、首長候補への立候補者の人選でもめている公正発展党(AKP)で、アンカラ市長候補決めが難航している。 一昨日(16日)行われた中央執行委員会(MYK)の会合で、現職のメリフ・ギョクチェッキ氏続投か、ケチオーレン市長トゥルグト・アルトゥノック氏をアンカラ広域都市市長候補として選出するかが議論される中、アンケート調査が続行中であり、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相とアンカラ選出国会議員らとの協議の後、確定されることが明らかになった。 公正発展党(AKP)が現職首長 全文をよむ
エルドアン首相は16日夜に官邸で行われた公正発展党中央執行委員会(MYK)の会合において、広域都市首長の最初の候補者らを明らかにした。イスタンブル広域市長にはカーディル・トプバシュ氏が再び候補者に指名された。なお会合では首長候補者たちが順番に発表されることが決定された。エルドアン首相は本日(17日)のコンヤ遊説の際に、主要3県の公正発展党の首長候補者を発表する予定。コンヤ広域市長にはターヒル・アクユレキ氏、カイセリ広域市長にはメフメト・オズハセキ氏、アンタリヤ広域市長にはメンデレス・テュレル氏が 全文をよむ
トルコ大国民議会本会議での2009年度予算審議は、「政治的な仕返し」の舞台となった。共和人民党のデ二ズ・バイカル党首は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相に対し4項目で質問を投げかけ、返答を求めた。 バイカル党首は最初に、トゥルクテレコム売却が明らかになっていないと述べ、次のように続けた。「ハリーリ家に売却され、その後、彼らは別の人たちに譲渡し、誰が購入したのか明らかでない。暗黒の売却、はっきりしない市場占有率・・・。付加価値税の引き下げでハリーリ家に、または共同出資者が誰かは分からな 全文をよむ
今週末に実施が予定されていたアブドゥッラー・ギュル大統領のイラク訪問が、耳の違和感のために延期された。ギュル大統領は、ロシア、イスラエル、パレスチナ訪問も延期した。 16日に実施予定の関連の検査結果をみて(症状が)はっきりする見込みだ。ギュル大統領は耳の違和感のため、医師の診察を受ける予定であることが公表されていた。 全文をよむ
政府によるアレヴィー派への門戸解放に関する議論が起こっている中、宗務庁は大きな一歩を踏み出す。アレヴィー諸派の指導者たちを宗務庁で採用することに反対する同庁は、ジャーファル派のイマームを採用する。 東部アナトリア地方をはじめとしたトルコ全土で、有志としてその務めを行うジャーファル派のイマームを採用するため、12月17-26日の間、試験が行われる。年齢制限を50歳とするこの試験では、現在政府から給与を受け取り、その職務を負っている者の受験は認められない。160人を採用する試験のため、11 全文をよむ
トルコで活動するデニズフェネリ協会に対して行われた寄付が昨年に比べ70%減少したことが明らかになった。 協会の関係者はこの寄付金減少をドイツでのデニズフェネリ協会訴訟とこの問題についてトルコで行われた報道に関連付けた。 本部がイスタンブルのファーティフにあるデニズフェネリ協会のメディア関係責任者ベキル・カプラン氏は、デニズ・フェネリに対し行われた犠牲祭の寄付が去年に比べ70%減少したことを明らかにし、「ドイツの協会と私たちは関係がないことをあくまでも強調したにも関わらず、報道 全文をよむ
共和人民党はイスタンブルで22、アンカラで12の区といくつかの県での首長候補者を定めたと発表した。共和人民党は、エスキシェヒルの候補者に関して民主左派党のユルマズ・ビュユクケルシェンの決定を待っている。 (来年)3月29日の地方選挙の準備を進めている共和人民党執行部は、12月21日に行われる総会の内規(決定)の後、自治体候補者を発表する予定である。 共和人民党中央執行委員会がイスタンブルで22、アンカラで12の区といくつかの県での首長候補者を決定したことが報じられた。イスタン 全文をよむ
自由で安全な大学構想をラディカル紙に語ったユスフ・ズィヤ・オズジャン高等教育機構(YÖK) 委員長は、「自由で安全な大学プロジェクト」をさらに促進している。プロジェクトについてラディカル紙に語ったオズジャンYÖK委員長は、大学で起こっている事件の解決を対話に見出そうとしているとし、「我々は大学構内に警察が立ち入ることを望まない」と言った。オズジャンは、プロジェクトについて次のように語った: ■警察は立ち入らないだろう: プロジェクトで大学への警察官の立ち入りを防ぎたいと我々 全文をよむ
民主市民党(DTP)のアフメト・チュルク党首は、元民主主義党(DEP)の国会議員だったレイラ・ザナ被告が10年の懲役判決を受けたことについて、「思想が原因で、組織に属していたと処罰を受けることは本当に受け入れられるようなことではない。これは政治的決定であり、法的な決定ではない」と話した。アフメト・チュルク党首は、シャンルウルファでザナ被告が受けた罰について記者団にコメントし、現代社会ではすでに思想が犯罪にはならなくなっていると主張した。 チュルク党首は、レイラ・ザナ被告が「考えを明瞭に 全文をよむ
解党された民主主義党のレイラ・ザナ元国会議員は、9件のスピーチにより10年の実刑判決が下された裁判で、選挙権と被選挙権も失った。 解党された民主主義党のレイラ・ザナ元国会議員は、異なる日に開催された会議、デモ、集会での9件のスピーチにより10年の懲役刑を受けた。 裁判所はさらにザナ元国会議員の選挙権と被選挙権も剥奪するとし、他の政治的権利も剥奪する決定をした。ザナ元国会議員の名前は、民主市民党のバトゥマン市長選挙の候補者の一人として挙げられていた。 ■9つのスピーチ 全文をよむ
ヴァン警察は犠牲獣を売る市民が不当な扱いを受けないよう、偽札に関して販売者に注意を促した。警察の密輸・組織犯罪対策局支部は、犠牲祭前に市場に多くの偽札が出回っていることが確認されたことを受けて、犠牲獣が売られるヴァン-オザルプ道路沿いにある犠牲獣販売所を訪問し、犠牲獣を売る市民にトルコ共和国中央銀行作成のパンフレットを配布した。アフメト・アティラ警察署長は、売買の際、偽札をどのように区別すべきかについて人々に説明し、犠牲祭をチャンスと考えている偽造者が特に犠牲獣販売所で市場へ偽札を流通させようと 全文をよむ
ギュル大統領は犠牲祭の初日、ディヤルバクルを訪問する。大統領はウル・モスクでの礼拝後、市民と犠牲祭を祝う予定である。ギュル大統領はディヤルバクルを含む南東アナトリアに就任後初の国内視察を行った経緯がある。 アブドゥッラー・ギュル大統領は犠牲祭の初日、ディヤルバクルを訪れ、市民と一緒に犠牲祭の礼拝を行う。犠牲祭の初日である12月8日月曜日ディヤルバクル訪問を計画しているギュル大統領は、犠牲祭用の特別礼拝をウル・モスクで行う予定である。ギュル大統領のスケジュールには市民と犠牲祭を祝福する時 全文をよむ
大統領府文化芸術大賞が今日、チャンカヤの大統領官邸で行われる式典で受賞者に授与される。 ギュル大統領は、文学部門からヤシャル・ケマル氏、建築部門からトゥルグト・ジャンセヴェル氏、音楽部門からアラエッティン・ヤヴァシュチャ博士が大賞授与に値すると判断していた。 世界で「アー・ハン[アガ・カーン]建築賞」を3回受賞したことのある唯一の建築家、トゥルグト・ジャンセヴェル氏(88)は健康上の問題があり自宅療養中であることから、授賞式には出席することができない。ジャンセヴェル氏の賞を、 全文をよむ
民族主義者行動党のデヴレト・バフチェリ党首は、首相が空想のような光景を思い描いていると主張し、『首相は他の惑星に住んで、トルコを宇宙から眺めている』と述べた。 民族主義者行動党のデヴレト・バフチェリ党首は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が空想のような光景を思い描いていると非難し、「ほかの惑星に住んでいる。政治的近眼が盲目になった目で、宇宙からトルコを眺めている」と述べた。 バフチェリ党首は、昨日(2日)祖国党と民主党から多くの人が民族主義者行動党に入党したグループ会談で、公正発 全文をよむ
イスタンブル広域市警察がアヴジュラルでチューリップの球根を配布しようとしたところ、共和人民党(CHP)系のアヴジュラル地区警察が差し止めた。 チューリップの球根を配布しようとした公正発展党(AKP)系のイスタンブル広域市警察と、これを許すまじとする共和人民党系のアヴジュラル地区警察の間で争いがおこった。この喧嘩では無線機まで使われ、三人がけがをした。緊張は最高潮に達し、両地区の代表が「チューリップの球根をともに配布すること」で合意し、争い事は終結した。 チューリップ配布の間、アヴジ 全文をよむ
民族主義者行動党(MHP)バフチェリ党首は、地方選挙でベシクタシュ区長にアレヴィー派のジェンネト・スゼル・テケル氏を候補者として指名したことで、「アレヴィー派融和(解禁)」の第一歩を踏み出した。 民族主義者行動党バフチェリ党首は、地方選挙のためイスタンブルのベシクタシュ区長にアレヴィー派のジェンネト・スゼル・テケル氏を候補者として指名することを明らかにした。何人かの官僚も地方選挙で公正発展党(AKP)の候補者に立候補するため、それぞれの職務を辞任した。 民族主義者行動党のデヴレト・ 全文をよむ
公正発展党党首のレジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、「この(国の)国民は、一袋の石炭、一袋の小麦粉でごまかされないほど、威厳があり、誇り高い。だから、ある人々が計算していないことは、このことである」と述べた。 エルドアン首相は、「国民の洞察力、見識、主権、決定とよりよい選択を貶め中傷している。かの連中は『おもねる人たちが投票する、公正発展党に』と述べる。また『この国の黒人たちが票を入れている』と語る。しかし、国民はこれらの発言を鵜呑みにはしないし、しっぺ返しし、投票を行う」と話した。 全文をよむ
インドで開催された化学見本市に訪れた元財務大臣で元大使のズィヤ・ミュエッズィンオール氏の息子、セイフィさんと妻のメルテムさん夫妻は、宿泊先のトラインデント・オベロイ・ホテルでテロリストに人質にとられた。 ムスリムであるためテロリストに部屋に戻るよういわれ、客室でドアに鍵をかけ待つことを強いられた夫妻は、何時間かたった後に救出された。トルコ外海競技クラブのメンバー、セイフィ・ミュエッズィンオールさんと製薬会社の経営者で妻のメルテム・ミュエッズィンオールさんは化学見本市のために火曜日に 全文をよむ
2009年3月29日実施予定の地方選挙のための有権者名簿が街区長事務所において掲示された。名簿は、12月5日金曜日の17時に掲示がはずされる。掲示された街区の名簿に記載される有権者のうち記載内容に誤りあるいは不足があった者は、関係する住民管理局から取得する公式文書を持参して該当地域の担当者あるいは郡の選挙委員会に申請する。掲示された名簿で個人情報と住所についての記載に間違いや不足があった者や内容に変更があった者は、街区長事務所に赴き変更を行う。 全文をよむ
政治研究者戦略開発センターによって行われたアンケートによると、共和人民党支持者を筆頭に、共和人民党のデニズ・バイカル党首がチャルシャフ着用の女性に共和人民党の徽章を付けたことを、好意的にとらえていることが判明した。 共和人民党デニズ・バイカル党首は新しく郡に昇格したスルタンガージーにあるハムザ・イェルリカヤ・スポーツサロンで、党員のために開かれた式典でチャルシャフ着用の女性に徽章を付けたことで批判を受けたが、政治研究者戦略開発センターが行った「政治問題に関する調査」アンケートでは、「徽章」に 全文をよむ
アルメニアのナルバンジャン外相をボスフォラス海峡でもてなしたババジャン外相の、「このプロセスを最大限に利用しましょう」という提案は、相手側からも良い反応を得られた。アルメニアは国境の開放、トルコはナゴルノ・カラバフ問題解決を強く主張した会食の席で、アンカラ・エレバン・バクー間の三者会談を12月上旬にヘルシンキで行うことが決定された。 アリ・ババジャン外相が一昨日の24日、イスタンブルでアルメニアのエドワルド・ナルバンジャン外相と行った会談で、トルコ・アゼルバイジャン・アルメニアの三者会 全文をよむ
共和人民党(CHP)イスタンブル女性県連は「本人、その配偶者、子ども、あるいは兄弟が無職で食料に困っている女性は、スカーフ着用の有無に関わらず、総じて共和人民党を希望として見ている。共和人民党がすべきは、この希望に応えることである」と話した。 書面による発表で、共和人民党イスタンブル女性県連は、トルコ人女性が教育を受け、職を持ち、現代的で自由な一人の人間としての存在にたどり着くための社会活動に暫し取り組んできたと明らかにした。 発表では「1年半の間続けてきたこうした活動を通じ 全文をよむ
共和人民党がスカーフを身につけている女性党員にも門戸を開くとしたことによって、発言が注目されているトルコ大国民議会議長補で共和人民党所属イズミル選出のギュルダル・ムムジュ議員は、国会での受け入れに際し教師に以下のように呼びかけた。「振り返ってみて、『指導者(アタテュルク)の言うように、世俗国家に相応しい、頭の中も外も覆われていない作品を作り上げた』と言うことができれば、職務を適切に行ったということです。」 トルコ大国民議会議長補で共和人民党所属のイズミル選出のギュルダル・ムムジュ議員は 全文をよむ
共和人民党で「チャルシャフ(黒色長衣)着用の党員」に関する議論が急速に進む一方、新たな展開が生まれた。共和人民党の元国会議員候補でありスルタン・アフメト・モスクの元イマーム、オスマン・ヌリ・ベディル氏が共和人民党のイスタンブル、スルタンベイリ区長候補に擁立されることがほぼ確実となった。 アクシャム紙の情報によるとオスマン・ヌリ・ベディル氏は、近親者もチャルシャフやスカーフを着用していると述べ、「これは、選挙材料ではなく、地方選挙にも関係はない。共和人民党がそれまでの自らの誤解、誤認識に対し 全文をよむ
メフメト・アリ・シャーヒン法相は、テロリストのアブドゥッラー・オジャランがただ一人の受刑者として収容されているイムラル島に、5、6人の囚人が収容できる新しい収容房の建設が計画されていることを明らかにした。 ヨーロッパ拷問防止委員会が発表した「テロリストのアブドゥッラー・オジャランがイムラル高等刑務所に1999年以来一人だけで収容されている事実とその生活条件は「孤独刑」の性質を帯びている」という内容の報告書は、「オジャランが拷問を受けている」という疑惑を呼び、その結果、トルコ各地で投石事 全文をよむ
エルドアン首相は、チャドル(長衣)やイスラーム風スカーフを着用した女性たちが、共和人民党(CHP)に参加することに関連して、「トルコですばらしい進展がある。この進展過程が同じように展開していくことを願っています。しかし起こらないでおいてくれたらと思うこともあります、それはスカーフ女性たちが利用されることです」 エルドアン首相は、20日、インド訪問の前にエセンボア空港(アンカラ)で行った記者会見で、チャドル(長衣)をまとった女性の共和人民党参加に関する質問に答えた。 「ここ数日でチャ 全文をよむ
共和人民党のデニズ・バイカル党首がイスタンブルでチャルシャフ(黒色長衣)着用の女性に党バッチを付け、彼女らもCHP側で政治行動を起こすだろうと明らかにしたことは、保守的なメディアに様々な反応を引き起こした。一部のコラムニストはCHPを機会主義的で矛盾していると非難する一方で、コラムニストの大部分はこれを支持した。この問題に関するいくつかの見解は次の通り: ムスタファ・カラアリオール−バイカルを支持している: こうしてバッチを付けたり、軽く抱きしめたりすることはCHPへ票を獲得させな 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、宗務庁に対して、集合住宅局と共にアメリカ合衆国の首都ワシントンにモスクを建設するよう望んでいる。その宗務庁は以前にもワシントンに宗教センターを建設しようと計画していたことが分かった。 アリ・バルダクオール宗務庁長官が、預言者ムハンマド生誕祭週間のためのアメリカ訪問中に発言した、「イスラーム文化センター」にはモスクも含まれることがわかった。ワシントンでモスクを建設するというエルドアン首相の指示が、18日、メディアに報じられた。 ニュースによ 全文をよむ
共和人民党のデニズ・バイカル党首は、週末イスタンブルで共和人民党に入党した人の中にスカーフや長衣を着用した女性がいたことで始まった議論の中で自分に向けられた批判に対し、次のように返答した。 「政治のレベルを引き上げましょう。いかなる人も服装によって判断することはやめましょう。皆、平等なのです。あなたのようにリベラルになるよりも、国を愛する彼女のように頑なになりなさい。 こういった事を乗り越えるのです。文化的保守主義と、政治上の選択を区別するのです」 共和人民党のグループ会議で語ったバ 全文をよむ
地方選に向けた活動を開始した民主市民党(DTP)は、地方自治体の首長選への立候補者に関する基準を明らかにした。 現在有する53の首長職を100以上奪取することを目標としている民主市民党(DTP)は、複数の妻をもつ者の立候補の途を閉ざした。また、立候補者が党内候補者選挙に出るのに要する費用は、県知事候補選では1500トルコリラ(約8.7万円)、郡長候補選で1000トルコリラ(約5.8万円)、市町村長候補選で750トルコリラ(約4.3万円)となることが決められた。 地方選に先立ち 全文をよむ
最高裁刑罰委員会は、PKKの呼びかけによって行われた集会に参加した人々を「テロ組織のメンバー」とみなすという決定をくだした。子供や女性もこの中に含まれる。 最高裁刑罰委員会は、PKKの呼びかけによって行われたあらゆる集会に参加した人々を「組織のメンバー」と同様に処罰することが必要であるとの決定を下した。サバフ紙によると、最高裁が多くの議論を呼ぶであろうこの決定を下した原因となったのは、2006年3月にディヤルバクルで起こった事件である。PKKメンバーの葬式で77人が逮捕された。このうち 全文をよむ
ドゥズジェ県アクチャコジャ市の改装された公園に、メリフ・ギョクチェキの義父オスマン・ギュレンの名がつけられた。 アンカラ広域市長メリフ・ギョクチェキの妻の故郷であるドゥズジェ県アクチャコジャ市で、ガーリプ・オズチュルク大尉の名がつけられた歩道沿いの新しい公園に、ここで鍛冶職人として暮らし4年前に亡くなったメリフ・ギョクチェキの義父のオスマン・ギュレンの名がつけられた。公園の開所式は明日行われる。アクチャコジャ出身のネヴィン・ギョクチェキを妻にもつメリフ・ギョクチェキ・アンカラ広域市長は 全文をよむ
首相府監察室が作成したフラント・ディンク殺害事件に関する報告書は、通達指示のためエルドアン首相に提出される。エルドアン首相が通達すれば、事件で任務を怠っていた者は調査される。 首相府監察室(BTK)が作成したフラント・ディンク殺害事件に関する報告書により、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は難しい決断を迫られている。エルドアン首相は、報告書のテーマである警官及び軍警官に関し「必要な対処をする」という通達を出せば、今日まで起訴されなかった多くの警官及び軍警官が、ディンク殺害事件前の職務怠 全文をよむ
メディア各社は、首相府が記者7人の取材許可証を取り消したことは「軍事制下にさえも見られなかった」対応であると述べ、その決定を「報道の自由に対する一撃」と位置付けた。 首相府が一部の記者の取材許可証を更新しないことに対し、メディア各社の反発が続いている。 メディアは、7人の新聞記者の取材許可証が取り消されたことについて、「メディア各社をクラス分けし、気に入らない記事を書いた新聞記者の職務遂行を禁止しようとする企てであり、報道組織に対する攻撃である」とコメントした。 トルコ新 全文をよむ
憲法裁判所を強い口調で批判しているオスマン・ジャン査読官は、「憲法裁判所には民主的合法性の問題がある」と話した。 ビルケント大学とドイツ国際司法連合会が主催した「各国憲法における不可変(修正不可能)原則」に関するシンポジウムで発言したオスマン・ジャン憲法裁判所査読官は、トルコにおいては百年以上もの間、1924年憲法を除いて、「勅令憲法」が効力を持っていたと語った。ジャン査読官は、トルコ共和国憲法における「不可変原則」は、他の国の憲法のそれと比べても、論拠が極めて希薄だと述べた。 全文をよむ
メフメト・アリ・シャーヒン法相は、最高裁判所共和国首席検事局が「デニズ・フェネリ訴訟」に関する書類の一部を要求したことについて、何も懸念すべきことはなく、公正発展党(AKP)が海外から何らかの援助を得ることは問題外であると話した。トルコ大国民議会でこの問題に関する質問に答えたシャーヒン法相は、首席検事局の主張を検証するとしたうえで「これも通常の手順通りのことと考えています」と話した。また「公正発展党に関わる問題が生じるでしょうか?」との質問には「いいえ。そのような懸念は全くありません。海外から援 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領は「コーカサス地方の問題にわれわれは一丸となって勇敢に立ち向かい始めている」と述べた。 ギュル大統領は、トルコへ公式訪問したアゼルバイジャンのイルハム・アアリエフ大統領と二者会談と代表団会談の後、大統領官邸で共同記者会見を行った。コーカサス地方は今、重要な時期にあると述べたギュル大統領は、「コーカサス地方の問題にわれわれは一丸となって勇敢に立ち向かい始めています。これらを解決するという決意を、全てのコーカサスの指導者が様々なプラットフォームで示しています。ト 全文をよむ
エルドアン首相は、2038年にはトルコは現在のドイツと同じ人口問題に直面すると強調し、議論の的になっている推奨策に改めて触れ、「現在の状態を維持するためには各家庭に3人の子供が必要」と話した。 ひとつの家庭に少なくとも3人の子供を、という提言によって物議を醸したレジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、昨日もこの意見を改めて公言した。エルドアン首相は「人口コントロール」「家族計画」という名の下に『子供を生むな』と勧めている人々がいると言い、「このままでは2038年以降のトルコの人口は現在の 全文をよむ
民族主義者行動党(MHP)のバフチェリ党首は、最近高まっている民主市民党(DTP)-公正発展党(AKP)を軸とした緊張に注意を引き、両政党は分離主義の軸線上で行っている争いで、地方選挙を政治的国民投票に変容させようとしていると述べた。 民族主義者行動党のデヴレト・バフチェリ党首は、タイイプ・エルドアン首相が南東部遊説での突然の強い意見表明を「八百長相撲」と定義し、「選挙と票田を懸念して、民主市民党と分離主義について競い、PKK(クルド労働者党)について民主市民党に仲裁を呼びかけている」 全文をよむ
社会民主人民党(SHP)の党首であるムラト・カラヤルチュン氏が、SHPからでも、無所属としてでもなく、共和人民党(CHP)からアンカラ広域都市市長の候補となることが確定した。 ムラト・カラヤルチュンSHP党首が、SHPからでも、無所属としてでもなくCHPから出馬し、アンカラ広域都市市長(候補者)となることが確定した。(デニズ・)バイカルCHP党首はカラヤルチュン氏が自身の党から離党することを明らかにする一方で、カラヤルチュン氏は「何をする必要があっても、いかなる決定を下すべきであっても 全文をよむ
憲法裁判長官ハシム・クルチは、自治体閉鎖に関する法律に対する訴えが話し合われる会議に元来のメンバーであるネジュミ・オズレルが短期兵役(を終えた)息子会いに行くために参加しなかった、と述べた。 地方選挙に密接に関わり、自治体の閉鎖をおこなう決定は、さる金曜日(31日)に反対5票、賛成6票で採決された。その難しい会議に憲法裁判所の元来のメンバーであるネジュミ・オズレルは、兵役(を終えた)息子に会いに行っていたので参加しなかった。代わりに補足メンバーとしのムスタファ・ユルドゥルムが入った。ユ 全文をよむ
通りで激しい抗議運動が起こる中、スピーチしたエルドアン首相は、DTP(民主市民党)とテロ組織PKK(クルド労働者党)を厳しく批判し、「人間を脅威でもってうごかすことはできない。そのため民主主義の必要性に従い、話し合おうと言っているのだ。さあ、ここに来て話し合おう。武器を置いて」と述べた。 タイイプ・エルドアン首相は昨日(11月1日)、民主市民党の呼びかけによる激しい抗議運動の中、ヴァンを訪れた。ヴァンでは「民主主義を語るならばまず武器を捨てなさい。人々を脅威でもって動かすことはできない 全文をよむ
憲法裁判所は、43ヵ所の区の新設と、283ヵ所の最小規模自治体の閉鎖に関する法律の無効を求めた訴えを、賛成5票に対し反対6票で退けた。同裁判所は、862ヵ所の町役所を村に格下げする法整備については無効とした。 憲法裁判所は、人口2千人未満に減少した862ヵ所の町役所と283ヵ所の最小規模自治体の法人格を廃止し、43区の新設する法律の無効訴えて開かれた裁判を結審した。 同裁判所は賛成5票に対して反対6票で、イスタンブルのエミニョニュ、バフチェシェヒルといった自治体を街区に格下げし、他 全文をよむ
共和人民党(CHP)のデニズ・バイカル党首は、アタテュルクが大変重要な人物であることを強調し、このような人物はすべての面に目が向けられることは自然なことだと述べた。 映画「ムスタファ」について評価付けを行ったバイカル党首は、「アタテュルクは1930年代モデルの独裁者と定義されてはならない」と話した。同党首は、アタテュルクが、複数政党制という考え方を受け入れ、一党制をいかなる時も理想とはしていなかったと述べた。 共和人民党バイカル党首は、同党の党議会開始前に、不正、テロとの闘い 全文をよむ
全国で祝われている10月29日の共和国記念日の式典に一部の民主市民党所属の自治体の長らは参加しなかったのが見受けられた。バトゥマン市長ヒュセイン・カルカンは式典へ抗議し参加しなかった一方、トゥンジェリ市長ソンギュル・エロル・アブディルも共和国記念日式典には参加しなかった市長らの内の一人である。ハッキャーリ県ユクセコヴァ市長M.サーリフ・ユルドゥズ、シュルナク県イディル市長レスル・サダク、ディヤルバクル県エルガーニー市長ナディル・ビンギョル、シャンルウルファ県スルチ市長エテム・シャーヒン、ハッキャ 全文をよむ
ギュル大統領は、トルコ実業家協会(TÜSİAD)の高等教育報告の発表会見で話をし、大学学長の任命権を大統領に委ねることは国に害を与え深い傷を残したと述べた。ギュル大統領は「私はきっぱりとした形でこの種の権限をしっかりとした機関に移譲する準備をしている」と語った。 アブドゥッラー・ギュル大統領は、大学学長の任命権を大統領に委ねることは国に害を与え、非常に深い傷を残したと主張した。ギュル大統領は大学学長任命権限を別の機関に移譲する準備をしていると明らかにした。トルコ実業家協会の「トルコの高 全文をよむ
公正発展党は、憲法裁判所の国庫補助金半減判決を欧州人権裁判所に上訴しないことを決定した。 公正発展党は憲法裁判所の国庫補助金半減判決を欧州人権裁判所に上訴しないことを決定した。 憲法裁判所が議論の余地のない、明確な決定を出したことに引き続いて、公正発展党は欧州人権裁判所に上訴するための手続きを取り始めていた。しかしながら公正発展党は、この決定を欧州人権裁判所に上訴しない予定だ。公正発展党が政権与党であるため、トルコを、上訴を願い出る立場に貶めたくないためであることが明らかとなってい 全文をよむ
祖国党は、25日、エルカン・ムムジュ氏が党首辞任に続き行われた特別党大会をどうにか成立させることができた。 祖国党のエルカン・ムムジュ前党首は、別れのスピーチで「私はあなたたちの間から離れるが、仕事を他の仲間に引き継ぎ、あなたたちの間に再び加わります。運命はこれまでのようです。皆さんにお任せします」と述べた。アンカラのアフメト・タネル・クシュラル体育館では、1047人の代表者のうち必要な600人でなんとか過半数に達することががきた。このため10時の予定だった党大会の開会は13時にずれこ 全文をよむ
ヴァンで開催された民主市民党(DTP)主催の集会に約5千人が参加した。集会終了とともに始まった混乱で、7人の警察官が負傷し、7人の参加者が逮捕された。 ヴァンで、民主市民党(DTP)の県支部主催の「エルゲネコンも公正発展党(AKP)も民主的共和国体制においては解決策とはならない」という集会が開催された。集会に参加した約5000人は、親アブドゥッラー・オジャラン的なスローガンを叫んでいたが、アポ(オジャランの別称)のポスターといわゆるクルドの旗が広げられないよう監視されていた。広範に治安 全文をよむ
大学でのスカーフ着用自由化を目的とした憲法改正につき、憲法裁判所が発表した棄却理由を批判する法律家らは「憲法裁判所が犯した間違いは、誰が訂正するのか」と疑問の声をあげた。 ●フェル・ボズベイリ(トルコ大国民議会元議長) 憲法裁判所は非常に間違った決定を下した。議会が憲法に反する決定をした場合、憲法裁判所に判断が委ねられる。憲法裁判所が憲法に反する決定をした場合、誰に判断が委ねられるのか。このことに非常に興味がある。 ●ケズハン・ハテミ(弁護士) 憲法裁判所は(法案の) 全文をよむ
憲法裁判所によるイスラム風スカーフに関する判決理由は、タイイプ・エルドアン首相を憤慨させた。 エルドアン首相は高等裁判所に対し、「憲法裁判所が憲法より上位ということはありません。国民の意思を解説することは好ましくありません。国民の意思を超えた意思を我々は認めません」と反発を示した。 ある新聞記者がエルドアン首相に対し、公正発展党解党訴訟とイスラム風スカーフ訴訟に関する憲法裁判所の判決理由について見解をたずねると、首相は次のように答えた。 「700ページを超える判決理 全文をよむ
憲法裁判所は、公正発展党(AKP)の政党助成金の半分削減に関する判決理由を公表するため、官報に送った。同裁判所は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相を始めとする公正発展党員の発言や声明が「世俗主義」の原則に反していると判断した。 ■政権を悪用しなかった 公正発展党が反世俗的活動の焦点を形成していると主張されたにも関わらず、「暴力を扇動する」政党ではないことに注目が注がれた。判決では、こう述べられている。 「大学でのスカーフ着用解禁を目的とし、トルコ大国民議会(TBMM)代 全文をよむ
民主市民党は、アブドゥッラー・オジャランに身体的暴力が振るわれたと主張されて実施されたデモが、国と政府の不当で誤った対応に対して示された、民主的な反発である主張した。 民主市民党は、共和人民党のデニズ・バイカル党首が、当該地域でのデモを5月1日のデモと比較したことを「恥ずべきこと」であると強調した。 民主市民党アフメト・チュルク党首とエミネ・アイナ副党首が署名し、22日に行われた文書による発表では、民主的な権利を行使したい市民らに対し、治安部隊により行き過ぎた軍事力が使われたため、 全文をよむ
メフメト・アリ・シャーヒン法相は、憲法裁判所が出した、大学でのスカーフ着用解禁のための憲法改正を無効とした理由が今後、多くの議論をよぶだろうと述べた。 シャーヒン法相は、議会で本件に関するマスコミ関係者の質問に答えた。 シャーヒン法相は、憲法裁判所が、憲法の他の条項に反しているとして憲法改正を無効と判断したことは新たな問題であることを明らかにし、「問題となりますか?一部の法律家はこれが問題であると評価付けしています。私は法務大臣として高等裁判所と論争したいとは思っていません。判決を 全文をよむ
バシュブー参謀本部長を支持するとのエルドアン首相の発言は、一日前に参謀本部長に罪を負わせた、政府寄りの新聞各紙を一瞬にして後退させる要因となった。 アクチュチュン(警備所)の攻撃における指令部の弱腰を指摘するタラフ紙の報道に対し、(レジェプ・)タイイプ・エルドアン首相によるバシュブー参謀本部長支持発言を、政府寄りの新聞各紙は見て見ぬ振りをした。 タラフ紙の報道があった日の翌日に、政府寄りの新聞各紙は、「アクチュチュンは公然と待ち伏せを食らった」、「タラフ紙の声高な主張」、「返 全文をよむ
エンギン・チェベル氏が殴られるのを目撃した受刑者たちは次のように説明した。「彼らは、頭を扉と鉄の換気口に何度もぶつけた。エンギン氏は床で小さくなり、いびきのような声をだしていた。」 エンギン・チェベル氏がメトリス刑務所で死亡する前に収容されていたT2監房での拷問に満ちた2日間も明るみに出た。10月9日に「私たちは何も見なかった」と述べた5人の受刑者は供述を変え、チェベル氏を死に追いやった虐待とその日のことを説明した。「4人の職員がエンギン氏を5-6分間殴った。首筋をひどく叩き、頭を監房 全文をよむ
2008年6月12日に開始されたエルゲネコン捜査で、脅迫と武力を用いてトルコ共和国政府を転覆しようとしたとして告発され逮捕された、あるいは未拘束の容疑者らが1年4ヶ月と8日を経て法廷で裁かれる。 訴訟はスィリヴリ矯正局構内の司法サロンで厳重警備の中、明日(10月20日)開始される予定である。 国民を暴動に向かわせ、脅迫と武力を用いてトルコ共和国政府を転覆しようとしたとされるテロ・グループ、エルゲネコンに関する裁判が、明日スィリヴリ矯正局構内の司法サロンにおいて厳重警備の中開始 全文をよむ
今年度の国民教育省の一般予算は、21.7%増の278億YTL(約1兆8,603億円)に達する予定だ。 学校の校舎の耐震性を強化するため、昨年度は2,000万YTL(約13億円)が計上されていたが、今年度は予算2倍になる予定だ。これにより地震対策費として確保された4,500万YTL(約30億円)は、イスタンブルを初めとするリスクがある地域の校舎の耐震性を強化するために用いられる。 全文をよむ
エンギン・ジェベルという名の国民が刑務所で虐待のため死亡した問題で、トルコ大国民議会が動き出した。 トルコ大国民議会人権委員会は、ジェベル事件とともに刑務所と交番に赴き、「虐待および不適切な扱い」に関する主張を調査する予定だ。委員会は、今後、イスタンブルにある一部の交番と、イスタンブル(メトリス)、ディヤルバクル、バンドゥルマおよびスィンジャンの刑務所で調査を行う予定。 人権委員会は昨日(16日)の会議で、エンギン・ジェベルさんが虐待の末、死亡した事件を審議した。法務省がジェ 全文をよむ
アンカラ広域都市市長のメリフ・ギョクチェキは、共和人民党(CHP)のデニズ・バイカル党首と社会民主人民党(SHP)のムラト・カラヤルチュン党首にある呼びかけを行った。 ギョクチェキは、「アンカラ市長選に負けた者はだれであれ、政界から引退してもらいたい」と述べた。公正発展党(AKP)本部の政策研究会で講義を行う前に声明を述べたギョクチェキは、バイカル、カラヤルチュンに圧力をかけた。ギョクチェキは、「共和人民党系の地方自治体は、公正発展党系の地方自治体を真似ているだけだ」と述べ、以前彼が述べた「 全文をよむ
公正発展党のグループ副代表ムスタファ・エリタシュ氏は、民族主義行動者党グループ会議で公正発展党に関して、「彼らの汚れた考え方は少なくともPKKと同じくらい卑劣だ。テロの主人は公正発展党だ」と述べた民族主義者行動党デヴレト・バフチェリ党首に反発を示した。 エリタシュ副代表は、「バフチェリ党首がトルコ大国民議会総会で披露した慎み深い行動と彼が行った演説の関係性を考えると、バフチェリ党首が書かれた講演文を始めて演台で読んだか、またはバフチェリ党首が二重人格で偽善者であると結論づけざるをえない 全文をよむ
フェトフッラー・ギュレン派と親密な関係にあることで知られるファーティフ大学の始業式で、エルドアン首相に名誉博士号が授与された。式では、禁止されているのにもかかわらず、多数の女子学生がスカーフを身に着けていたことが目を引いた。 フェトフッラー・ギュレン派と親密な関係にあることで知られるファーティフ大学の始業式に15日、参加したエルドアン首相に名誉博士号が授与された。始業式では、禁止にもかかわらず、多数の女子学生がスカーフを身に着けていたことが目を引いた。首相は、名誉博士の長衣を身にまとっ 全文をよむ
民主市民党(DTP)のアフメト・チュルク党首は、同党の解党訴訟の結審が近づきつつある憲法裁判所へ間接的なメッセージを送った。 チュルク党首は、市民の平和的要求を実現させるため、あらゆる支持をおこなう準備は整っていると述べ、「DTPはひとつのかけ橋である。この橋の崩壊は、トルコを禍へと導くだろう。DTPが自らの役割を果たすよう支持が得られたなら、我々は多くのことをしてゆく」と続けた。 チュルク党首はトルコ大国民議会の会派会議内でのDTPの日々の活動を評価し、トルコが抱える最重要課題はクルド 全文をよむ
民族主義者行動党(MHP)のバフチェリ党首は、テロとの闘いにおいての「メモ(指針)」を失くした公正発展党(AKP)が、武装テロリストの庇護者と外交取引を行うことが明らかにされたと発言した。その上で公正発展党がテロとの闘いにおいてクルド労働者党(PKK)とバルザーニ(北イラク・クルド自治政府議長)と同一線上にあると主張した。 同党首は「このような汚い精神は、少なくともPKKと同様に分離主義的であり、低俗かつ不道徳である。テロの頭脳はバルザーニであり、かじ取りは(北イラクの)カンディル山にあり、その 全文をよむ
エルドアン首相は、北イラクに緩衝地帯を設ける必要がないとコメントした。エルドアン首相は、「参謀総長もそう言っている。ここに緩衝地帯は必要ない。(緩衝地帯については)部外者が話しているのだ」と述べた。 エルドアン首相は、「第11回貿易週間」開幕式典の後、報道陣の質問に答えた。エルドアン首相はテロとの闘いについて長期戦に入っていると述べ、「この戦闘で必要なものがあれば何であれ実行する、実行しようと努力している段階にある。この件に関して、国民は不安にならないように。しかしながら誰かが言ったよ 全文をよむ
(メリフ・)ギョクチェキ(現アンカラ広域都市市長)は、「カラヤルチュン(社会民主人民党党首)が共和人民党(CHP)からアンカラ市長に立候補して、新たな未来のリーダーとなるだろう。」と述べた。 アンカラ広域都市庁舎で記者会見を行ったギョクチェキ市長によると、主要野党のリーダー、デニズ・バイカルは(政治的)窮状の中におり、地方選挙で国政選挙よりも獲得得票が少なくなったら、共和人民党のリーダーにはとどまれる見込みがない。このため、自陣営を強くするためにカラヤルチュンを立候補者としなければなら 全文をよむ
首相の主催のもとで行われたトップ会議でテロ対策の新ロードマップが明らかにされた。特別地域指定の提案と緩衝地帯の提議が重んじられない中、会議は10月14日(火)に持ち越す。 ハッキャーリ県シェムディンリ郡のアクチュチュン警備所に向けた、17名の兵士が犠牲となった襲撃の後、国家の要人はテロ対策のために一同に会した。レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の主催のもとで行われた昨日(10月9日)のテロ対策会議では、テロリストとテロへの総合的な対策ロードマップが議題となった。首相府本部で13時に 全文をよむ
越境攻撃許可の1年延長を可能にする改正法案が、国会総会において国会議員497票でもって承認された。 トルコ国軍が北イラクへの越境攻撃を実行することを想定する法案が、トルコ大国民議会で賛成多数で承認された。公正発展党(AKP)、共和人民党(CHP)、民族主義者行動党(MHP)党員らがこの案を支持した一方、民主市民党(DTP)党員は反対を示した。国会で承認された法案は期限終了の10月17日を前に、許可を1年延長した。 議事録によると国会議員515名が投票し、497名が賛成票 全文をよむ
ギュル大統領はヘルシンキへの公式訪問を行い、フィンランドのタルヤ・ハロネン大統領との共同記者会見を行った。ギュル大統領は、法案(越境軍事攻撃)の期間延長がトルコ大国民議会(TBMM)により話し合われたことを指摘したフィンランドの新聞記者が「トルコにとってクルド問題が重要なのですか、それともEUが重要なのですか」と問いかけたのに対し、「議会でこのような決定(期間延長)がなされたとしても、それはクルド人を攻撃するためではない」と答えた。 ギュル大統領は、クルド人もトルコ人の一部であると強調 全文をよむ
メフメト・アリ・シャーヒン法相は、「非常事態」に関する政府の態度を明らかにした。 シャーヒンは、「われわれはトルコの民主的な権利および自由を拡大させるために講じられた対策において、いかなる後退をも政府として考えていない。これと同様の要求がくるとしても断固としてわれわれは法改正を行うつもりはない」との声明を出した。本紙(ザマン紙)に語ったメフメト・アリ・シャーヒンは、テロ攻撃を受けた後、失敗に終わった理由として「法的不備」が指摘されていることに反発を示した。テロ対策において現行法の改正が成功の 全文をよむ
民族主義者行動党(MHP)党首デヴレト・バフチェリ氏は、テロリストがトルコへ侵入するのを防ぐために、トルコ国軍は北イラクに「緩衝地帯」を設けるべきだと訴えた。 民族主義者行動党・党首デヴレト・バフチェリ氏は、政府はただちにテロリストを殲滅することも視野に入れた、より深部での作戦のための政治的な指令を発令すべきだと訴えた。党内の党派会議で発言したバフチェリ党首は、北イラクに緩衝地帯を設けることを望むと語った。同党首は、政府はテロリストを殲滅することも含めた、深部での作戦のための政治的な指 全文をよむ
ハッキャーリ県シェムディンリ郡のアクチュチュン国境警備所が5度の襲撃に遇い、15人の兵士が殉職したことは、メディアで議論の的となっている。 1985年から現在まで国境警備所に繰り返し行われた襲撃からなぜ学ばなかったのか、と問うコラムニストたちは、いくつかの点を明らかにすることを求めた。各新聞社が答えを求めた質問のいくつかは以下のものである: クルド労働党(PKK)の350人のテロリストが来たのがなぜ目撃されなかったのか? テロリストが地域へ運んだ重火器、攻撃の準備は 全文をよむ
アクチュチュン国境警備隊への襲撃で15人の兵士が殉職した後、越境軍事行動許可を一年延長する法案が明日トルコ大国民議会で記録的な賛成を得て承認されるとみられる。 公正発展党(AKP)、共和人民党(CHP)、民族主義者行動党(MHP)は党を挙げて法案を支持する一方、民主市民党は「反対」票を投じる予定。民主市民党はクルド系の議員たちにも「法案には反対を」との呼びかけを行うことを決定した。 共和人民党会派代表代理であるハック・スハ・オカイ氏も、グループ決定は下さなかったが、南東部出身の国会 全文をよむ
ハッキャーリにおける反逆的なの急襲の後、テロ対策高等委員会が臨時に招集された。トルクメニスタンに滞在していたエルドアン首相は、訪問日程をキャンセルしアンカラに戻った。悲報をトルクメニスタンの首都アシガバットで受けたエルドアン首相は、「我々の戦いは、変わらぬ決意を持って今後も継続する。これに対する別の手段には何があるのか、それを検討している」と述べた。 ハッキャーリのシェムディン郡アクチュチュン国境警備隊に行なわれた反逆的な攻撃は、アンカラに非常事態体制をとらせた。 エルドアン 全文をよむ
イラク北部のザップ・キャンプからアクチュチュン国境警備隊に対し350名のグループで攻撃を行ったクルド労働者党(PKK)のテロリストらは、15名のトルコ兵を殉職させた。 2名の下士官が行方不明となり、22名の兵士が負傷した。(人的)損失の大部分は、アクチュチュンへ4kmの地点にあるバイラクテペの分遣隊で生じた。5時間続いた戦闘ではPKKのテロリスト23名が殺害された。砲兵隊の攻撃により死亡したテロリストの人数は明らかになっていない。 断食月明けの休暇の終盤に、ハッキャーリ 全文をよむ
国務大臣兼副首相のジェミル・チチェキは、ハッキャーリ県シェムディンリ郡の国境警備詰所にしかけられた攻撃のタイミングが、越境軍事行動許可が議会で審議される日程と重なったことに意味があると語った。 ギュルテン夫人とともに休暇をサカリヤ県サパンジャ郡にあるギュラル・サパンジャ・ウェルネス・パーク・ホテルで過ごしたチチェキ大臣は、テロ対策高等委員会の会議のため、アンカラへ向かった。 チチェキ大臣は、サカリヤ県知事ヒュセイン・アタクと、サカリヤ広域市長アズィズ・ドゥランに見送られた。チ 全文をよむ
トルコ中央銀行は通貨の単位から6ケタ「0」を取り去り、YTL(新トルコリラ)を発行したが、このたび1月1日以降流通し始めるトルコ・リラ(TL)紙幣と(補助通貨の)クルシュ硬貨を公開した。 YTLで最も高額の通貨単位が100であったのに対し、TLでは200となる。YTLで最も少額の硬貨であった1YTLは廃止され、1TLが唯一の硬貨として発行される。 新しいトルコ・リラ紙幣にはユヌス・エムレのような、現行とは異なる図柄が採用される。紙幣の長さも縮まる。視覚障害者がそれぞれの紙幣を 全文をよむ
エルドアン首相は今日(3日)、トルクメニスタンとモンゴルを含む中央アジア歴訪に出発する。首相は、グルバングルイ・ベルディムハメドフ大統領からの招待を受けてトルクメニスタンへ、そしてサンジャーギーン・バヤル首相の招待で明日(4日)と6日にモンゴルへの公式訪問を実現する。トルクメニスタン訪問時に行われる首脳会談および訪問団の会談では、トルコ-トルクメニスタン関係で検討課題とされている諸問題や、両国共通の関心事である地域的・国際的発展がとりあげられる。 ■モンゴルで開通、開館行事開催 全文をよむ
ヨーロッパが出した廃棄物、ドナウ川経由でマルマラ海へ イスタンブル市民にとって悪い知らせだ。ヨーロッパの家庭ごみや産業廃棄物がドナウ河から黒海へ入り、イスタンブルのボスフォラスを通ってマルマラ海へと流れてきていることがわかった。 チャナッカレ3月18日大学(COMU)水産学部教養学科の教員であるムハンメット・チュルクオール助教授がアナトリア通信記者に語った話では、ボスフォラス海峡一帯の汚れの多くが中央ヨーロッパからの産業廃棄物や家庭ごみによるものだという。 チュルクオール 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領、キョクサル・トプタン国会議長、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相、民族主義者行動党のデヴレト・バフチェリ党首は、有意義な訪問を行った。一方、民主市民党は死亡したテロリストの家に行き、議論を呼びうるバイラムの訪問を行った。 ■ 国民は拍手で祝福 アブドゥッラー・ギュル大統領は、(アンカラの)コジャテペ・モスクでバイラム(断食月明けの祝祭)の礼拝を行った。早朝にモスクを訪れたギュルのために厳重な警備態勢がとられた。礼拝の後国民とお祝いし合った大統領は 全文をよむ
共和人民党(CHP)党首のデニズ・バイカル氏は祖父がイマームを務めたアンタリヤのパシャモスクでバイラム(祝祭日)の礼拝を行い、出口で合同会見を行った。イスラムの価値、原則、真髄を確認し、そして重要な人物を思い起こす必要があると述べたバイカル氏は、母国、国民にとって良い日々がやってくるのは期待できると語った。 バイラムを故郷のアンタリヤで迎えた共和人民党党首のバイカル氏は、祖父がイマームを務めたモスクで礼拝後、出口で国民たちと祝福しあった。その後報道関係者に短い会見を行った。イスラム世界 全文をよむ
公正発展党(AKP)副党首デンギル・ミル・メフメト・フラト氏と共和人民党(CHP)会派代表代理ケマル・クルチダルオール議員の発言の応酬が火花を散らしている。 木曜日(25日)議会で議論を交わした両議員が昨日(27日)再びマスコミに登場した。まずフラト副党首が公正発展党党本部においてプレス向け会見を行い、クルチダルオール議員が公式文書で事実を捻じ曲げたとして非難した。 クルチダルオール議員は、文書をメナス社をレッドライン検査から免れさせるものとして提示したが、文書ではこのよう 全文をよむ
共和人民党会派代表代理のクルチダルオール氏は、同党党首バイカル氏の財産に関する主張を進める公正発展党のフラト氏が「罪からあせっている」とし、「君はここから身を引け。党首同士が議論を行えば良い」と話した。クルチダルオール氏は、バイカル党首とエルドアン首相が、再びウウル・デュンダル氏の仲介で(彼の討論番組で)相見える可能性があると強調した。 共和人民党会派代表代理のケマル・クルチダルオール氏は、「共和人民党のデニズ・バイカル党首の財産」に関する主張を進める公正発展党のデンギル・ミル・メ 全文をよむ
共和人民党(CHP)中央執行部(MYK)アリ・クルチ議員は、ラジオテレビ高等機構(RTÜK)ザヒド・アクマン理事長に関してドイツの公的機関が出した 「姿を現したら即刻逮捕」という文書があると述べた。クルチ議員は、アクマン理事長が2005年までドイツで滞在許可書とビザを保持していたと述べ、警察外国人支部の「ザヒド・アクマンを見たら即刻逮捕」という命令文書をマスコミ関係者に配布した。クルチ議員は、「アクマン理事長は、ドイツに姿を現したら即刻逮捕するよう要請されている。これらすべての文書にアクマン理事 全文をよむ
エルゲネコン捜査の枠組みで一作日拘束された名の知れた人物たちの尋問は続いている。弁護士は、トゥンジャイ・オズカンがテロ組織の一員である疑いをかけられていると発表した。 エルゲネコン捜査の第9弾として拘束された新聞記者のトゥンジャイ・オズカン、元組織犯罪対策支部長アディル・セルダル・サチャンと元エセンユルト市長でジュムフリイェト紙株主のギュルビュズ・チャパン含む17人の尋問がイスタンブル警察で続けられている。 アディル・セルダル・サチャンは、自分が創設した組織犯罪対策支部ではな 全文をよむ
共和人民党のケマル・クルチダルオール氏は、ドイツにおけるデニズ・フェネリ裁判での有罪者メフメト・ギュルハン氏がチャンネル7理事会のゼケリヤ・カラマン会長に「トルコでの全仕事を委ねた」ことを示す証拠書類を発表した。 共和人民会派代表代理のケマル・クルチダルオール氏は、ドイツでのデニズフェネリ協会裁判での有罪者メフメト・ギュルハン氏がチャンネル7理事会のゼケリヤ・カラマン会長を「トルコでの全仕事を委ねたことに関する」2007年作成の証拠書類を発表した。 クルチダルオール氏は、トル 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領は、ドイツで結審したデニズ・フェネリ裁判(寄付金横領)における告発に関連し、トルコで必要な捜査が行われることを明らかにし、「いかなる人も突然、罪を着せられてはならない」と述べた。 アブドゥッラー・ギュル大統領は、ドイツで結審したデニズ・フェネリ裁判における告発に関連して、トルコで必要な捜査を行うことを明らかにし、「トルコは法治国家である。トルコには検察官がおり、裁判所がある。これらに関連するすべての疑惑が晴らされるだろう。必要な法的調査、捜査が行われる予定だ 全文をよむ
デニズフェネリ裁判と(レジェプ・)タイイプ・エルドアン首相のドアン・メディア・グループに向けた態度はヨーロッパのメディアにも取り上げられた。権威あるイギリスの雑誌、エコノミスト誌は「AKPの誠実さのイメージが汚された」と説明する一方、「首相のドアン・グループに対する興奮した態度に困惑した」ヨーロッパのある大使の「断食が頭に混乱を来したのか?」という見解を掲載した。タイムズ紙はAKPが「1年以下の期間で2度目の解党訴訟に直面しうる」と主張した。 エコノミスト誌の「もはや純白ではない?」と 全文をよむ
トルコ国民議会議長のキョクサル・トプタン氏は、昨日(18日)結審したデニズ・フェネリ裁判に関して下された判決について、トルコはこれを無視できないと述べた。トプタン議長はこの件について、検察官に調査を開始させたと述べたうえで対応を加速させる必要があるとし、次のように述べた。 「なぜなら、この種の事件では、その展開において、どのような組織が関わっていようと、こうした判決、法規制、行政的処分が有り得るのであり、だれが関わっているかで、迅速な行動も早急な結論も導き出すこともできないとするなら、 全文をよむ
イスタンブルのトプカプで、処刑されたアドナン・メンデレス元首相と二人の大臣の47回忌が行われた。 黙祷と国歌の演奏で始まった式典ではコーランが詠まれ祈りが捧げられた。参列者の中には堪えきれず涙を流す人々がいた。式典で挨拶を行った民主党のスレイマン・ソイル党首は「(1997年)2月28日は穢れた歴史の一過程である。1980年クーデター、1971年の書簡によるクーデターもそうである。1960年クーデターは過渡期のはじまりだった。これはいまだに継続している。2月28日を穢れた歴史だと認めない 全文をよむ
参謀総長イルケル・バシュブー大将は、「誰にもトルコ国軍を引き合いに出して政治を行ってもらいたくない」と述べた。「さらに殉職者を引き合いに出して政治を行ってもらいたくない」と述べたバシュブーは、軍を日々の論争の中に引き込まないよう求めた。 バシュブー参謀総長は各新聞社の総編集長およびアンカラ支局長らと会合をもった。基準認定の問題での制約の範囲が狭められることになった会合で、バシュブーは3時間41分にわたりテロ闘争から地域問題まで重要な発言を行った。トルコ国軍が日常の事件の中に引き込まれないよう 全文をよむ
チュルク党首は、民主市民党(DTP)に対する解党請求裁判で行った口頭弁論で、「憲法における上位アイデンティティーは『トルコ共和国人』であるべき」と述べた。民主市民党にはPKK (クルド労働者党)との組織的関与はないと述るチュルク党首は、オジャランの発したメッセージについては分離主義的ではなく平和主義的なものであると主張した。 アブドゥッラフマーン・ヤルチュンカヤ最高裁判所検事長が民主市民党の解党を求めて起こした訴訟で、昨日(16日)、アフメト・チュルク民主市民党党首は口頭弁論を行った。 全文をよむ
47年前の今日9月17日、「5月27日クーデター(1960年クーデター)」によって政権の座を追われたアダナ・メンデレス元首相が処刑された。彼の側近であるファティン・リュシュトゥ・ゾルル外務大臣とハサン・ポラトカン財政大臣もメンデレス元首相の前日に処刑された。 民主主義の歴史に「暗黒のページ」として刻まれたこの処刑は、国民の良心をも傷つけた。彼らの処刑を受け入れられない人々は、このことを忘れないよう子供たちに彼らの名前をつけた。このうちの一人がアダナのニハト・バシュ氏である。同氏は2人の 全文をよむ
民主市民党は、解党請求裁判に関する口頭弁論を今日行う。民主市民党の口頭弁論は、党首のアフメト・チュルク氏、バトゥマン選出国会議員のベンギ・ユルドゥズ氏、シュルナク選出国会議員のハシプ・カプラン氏、弁護士のバフリ・ベレル氏とメブセ・テカイ氏が行う。チュルク氏の口頭弁論では、クルド問題の解決における民主市民党の必要性を説き、解党されればクルド問題は厳しい情況に追いやられると強調する模様。 最高裁判所共和国検事総長のアブドュッラフマン・ヤルチュンカヤ氏は、民主市民党が「国家と国民の不可分な一 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領は、エルトゥールル・ガズィー第727回追悼式典とソーウト祭典に参加するため、本日(9月14日)ビレジキのソーウト郡を訪問する。 アブドゥッラー・ギュル大統領は、(オスマン朝の創始者オスマンの父)エルトゥールル・ガズィー第727回追悼式典とソーウト祭典に参加するため、本日(9月14日)ビレジキのソーウト郡に向かう。大統領官邸広報センターからの13日付プレスリリースによれば、ギュル大統領は、初めてソーウトでエルトゥールル・ガズィーの墓廟と遊牧民のテントを訪問する 全文をよむ
ドアン・メディア・グループに向けた批判を続けるエルドアン首相は、ドアン・ホールディング代表取締役のアイドゥン・ドアン氏が首相に送った手紙に言及し、「ドアンは、実業家の立場と出版社の立場を混同している」と述べた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、ドアン・メディア・グループに向けた批判を昨日(13日)も続けた。エルドアン首相は、ドアン・ホールディングス代表取締役のアイドゥン・ドアン氏から送られた手紙に言及し、「手紙には、実業家と出版社という2つの異なる立場があると書かれている。実業家 全文をよむ
元民主党(DP)党首、メフメト・アアル氏に続いて、祖国党(ANAP)党首のエルカン・ムムジュ氏も、中道右派の統合プロセスが大失敗に終わったあと、第一線を退かざるをえなくなった。ムムジュ氏は、9月18日の臨時党大会で党首には立候補しないであろう。 祖国党と民主党の統合の希望が潰えると、ムムジュ氏は党を2009年の地方選挙に向け率いていくという目標を諦め、先週の水曜日に行われた党中央執行委員会(MKYK)の会合で、党大会では党首には立候補せず、また、第一線を退くと述べた。大会では、アフメト 全文をよむ
国連総会を契機にアリ・ババジャン外相、アルメニアのエドワード・ナルバンディヤン外相、アゼルバイジャンのエルマル・メメディヤロフ外相の3者会談実現が確実となった。 ババジャン外相は、アルメニアとの関係について、「これからは外交面でも、政治的なレベルでも対話がより頻繁に行われるでしょう。われわれは今このような展開の中にあいます」と述べた。 ババジャン外相は、昨日NTVに行った発表の中で、エレバンへの訪問でナルバンディヤン外相と詳細に話し合ったと述べた。「アルメニアとアゼルバイジャ 全文をよむ
共和人民党(CHP)のバイカル党首は、エルドアン首相が「面識がありません」としたデニズ・フェネリ裁判の被告の一人であるメフメト・ギュルハンと共に写っている写真を示し、「ギュルハン氏と面識がありますか?ありませか?」と質問した。首相がドアンホールディングス理事長のアイドゥン・ドアン氏を脅迫していたことを明らかにしたバイカル氏は、「これは法律では脅迫とされています。トルコ刑法107条で1年-3年の懲役です。脅迫行為は首相に相応しいことですか?」と述べた。 共和人民党のデニズ・バイカル党首は 全文をよむ
公正発展党が9月16日に、アンカラに駐在する大使達をもてなすイフタール(断食明けの夕食会)では、アンタキヤ文明合唱団が来賓にアルメニア語、トルコ語、アラビア語、ラテン語、ヘブライ語で神への賛美の言葉を歌う予定だ。 公正発展党の外交局が主催、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の支援で実施される、伝統的なイフタール夕食会のプログラムに、トルコに駐在している大使、外国代表部の長の他、内閣及び外務省儀典部も招待された。イフタール夕食会の前に来賓に対し、タンタキヤ諸文明合唱団により、トルコ語、ア 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領は、アルメニアとの試合を前にとても緊張していた選手たちを、「いつもの試合に肉体的・精神的に準備しているとおり、この試合にも同じように準備しなさい。スポーツに政治を混同させることは本当に好ましくありません」と言って選手たちをリラックスさせた。 アブドゥッラー・ギュル大統領が、アルメニアのセルジ・サルグシャン大統領の招待を受けてエレリバンに行く決断と共にその週ずっと続いていた政治的緊張は、ナショナルチームの選手をもかなり緊張させた。 ファーティフ・テリ 全文をよむ
ドアンメディアホールディングのアイドゥン・ドアン代表取締役社長は、「知っていることを公開しますよ」とドアン氏を脅す首相に対して、「何か知っているならすぐに公開しなさい」と呼びかけた。ドアン氏は、「エルドアン首相は自分の支持者でないメディアを黙らせたいようだが、我々のメディアグループには首相を上位に認める文化は無い」と述べた。 ドアンメディアホールディングのアイドゥン・ドアン代表取締役社長は、エルドアン首相の主張について行った声明で、「総理は、『私は公開するつもりだ』と言っている。私の意 全文をよむ
ドイツ国内のトルコ系国会議員たちは、エルドアン首相がデニズフェネリ協会の報道を理由にドアン・グループに反発していることを批判した。そして「首相の発言はトルコにとって懸念となるものだ。詐欺師たちを守っている」と述べた。 ドイツにおけるトルコ系国会議員たちは、デニズフェネリ協会が寄付金横領をしたという主張について、ドイツ司法と同様にトルコ司法も行動に出ることが必要であると述べ、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相のドアン・グループに向けた声明は理解できないと表明した。 国会議員らは 全文をよむ
トルコーアルメニア関係にとって、昨日(9月6日)は歴史的な一日となった。初めて、トルコ大統領がエレバンにある大統領官邸へ行き、アルメニア大統領を訪問したのだ。ギュル大統領が通過した道では日常生活が停止する中、サルキシャン大統領は、「我々の招待を受け入れてくれた。私たちの差し出した手をにぎってくれた。うれしさで一杯です。私はすべてのアルメニア国民を代表し、感謝の意を表します」と述べた。 アルメニアの首都エレバンにある大統領宮殿は昨日、歴史上初めて公式的な身分で、トルコ大統領を歓待した。ア 全文をよむ
アルメニア訪問に対し、歴史学者も支持を表明した。 ■ユスフ・ハラチオール教授 「私は訪問に本来反対ではない。確実に対話がなされることに賛成だ。しかし、サッカーの試合を口実として会うことに、国家という観点で厳粛さに欠けていると思う。問題は両者ともがテーブルについて解決するものだ。 アルメニアは未だにカルス協定を認めておらず、国境をないものと考えている。このことでは彼らは狂信的だ。アゼルバイジャンから承認を取る必要があった。アゼルバイジャンが我々の土地を占領した国を訪問したなら、 全文をよむ
退役少将オスマン・パムクオールが党首を務める「正義と平等党(HEPAR)」という名の新政党が設立された。同党首が委員長を務める設立委員会のメンバーは、政党の設立に関わる請願書を内務省に提出した後、アタテュルク廟を訪れた。パムクオール党首はアタテュルクの棺に花輪を備えた後「国民の協定」の塔に向かい、来賓録に次のように記した。 「偉大なる指導者よ、やり残したことがあってはなりません。トルコの男性、女性を問わず、国民を、あなたが望んだ水準へと高めます。今日は私たちにとって、(亡くなられた)1 全文をよむ
ギュル大統領が予定しているエレバンへの歴史的訪問はトルコ国内のアルメニア人社会に期待感をもたらした。タクスィムスポーツのガロ・ハマジヤン代表は「フラズダン・スタジアムで我が国の応援席に座り、我が国の国旗を手に応援するつもりだ」と述べ、シシュリ・スポーツのガザロス・ウナン代表も、「皆が待ち望んでいた光景が現実となるだろう」と付け加えた。 アブドゥッラー・ギュル大統領が、アルメニアのサルキシャン大統領からのアルメニア対トルコのサッカー試合を一緒に観戦しようという誘いを承諾したことは、トル 全文をよむ
9月1日夜に開かれた公正発展党の中央執行委員会(MYK)は、同党国会議員が9月6日にエレバンで行われるサッカーのトルコ・アルメニア戦に行くべきではないと判断した。 共和人民党のデニズ・バイカル党首と民族主義者行動党のデヴレト・バフチェリ党首は、アブドゥッラー・ギュル大統領に対し、トルコ・アルメニアのサッカー対抗試合のためエレバンに行かないように厳しい警告を発したが、その後、この問題は公正発展党内でも議論を引き起こした。レジェプ・タイイプ・エルドアン首相を議長として一昨晩9月1日に開かれ 全文をよむ
最高裁判所は、名誉殺人罪が「家族会議による決定」により犯されたことを証明する条件を付した。これが証明されなければ、容疑者は「名誉殺人」による処罰を受けず、そして罪は軽くなる。この決定は、「名誉殺人を決定させた者を無罪にする」として批判されている。 最高裁判所第一刑事法廷は、名誉殺人罪(の判断)にあたり、「 家族会議による決定」が得られていることを条件とすることにした。最高裁のこの決定により 「家族会議」で下した決定後に殺人が起きたことが証明されなければ、容疑者は「名誉(殺人)」罪には問 全文をよむ
民主市民党(DTP)のエミネ・アイナ副党首は、「PKKを話し合いに加えてほしい」と発言したことで反感を買っているが、自分が正しいと思うことは発言し続けると述べている。 アイナ副党首は、爆弾事件を「戦争の一部」と位置づけた。 ■「血の復讐に姿を変えた」 自らの発言が世論で、そして民主市民党内で議論の的となったアイナ副党首は、トルコ軍のPKKとの戦いが血の復讐に姿を変えたと主張した。アイナ副党首は、トルコではこれまでクルド人による多くの反乱が問題となったが、これらの反乱が抑圧 全文をよむ
トルコ参謀本部ヤシャル・ビュユクアヌト参謀総長は、グルジアに人道的支援をおこなう外国艦船がボスフォラス海峡を通過することは、モントルー条約に適っていると述べた。 ビュユクアヌト参謀総長は、陸軍の引継式典で海峡を通過したアメリカの艦船に関する質問に答え、「一部の者はモントルー条約を読んでいないが、(そのことを)書いている。どうか、読んでみたまえ。今滞っている、なんだかわからんが。条約は文字通り履行されている。今現在、黒海は条約に反した状態にはなく、かくも簡単なことだ」と語った。「条約に不 全文をよむ
民族主義者行動党のデヴレト・バフチェリ党首は、憲法裁判所の権限を制限することを可能とし、解党を困難にする、憲法改正努力を支持するだろうと発表した。 民族主義者行動党のデヴレト・バフチェリ党首は、憲法裁判所がもつ権限を制限することを含む憲法改正努力を支持することを明らかにした。 バフチェリ氏は、憲法裁判所が下したスカーフ問題、そして公正発展党(AKP)解党訴訟に関する結審の後、正常化の過程に移れない状態にあるとし、新たな緊張を生む可能性があり、「衰退期」に突入したと主張した。彼はまた 全文をよむ
参謀総長ヤシャル・ビュユクアヌト陸軍大将は、北イラクに対して行われた陸からの軍事作戦が、最も寒い時期に行われたと述べ、「雪の下に埋もれた爆弾を爆発させられないため、犠牲を出さずに済んだ。もし夏に侵攻を行っていたら、われわれの犠牲者はより多くなっていただろう」と話した。ビュユクアヌト参謀総長は、トルコ・フォトジャーナリズム協会と報道プロカメラマン協会の代表の訪問を受け入れた。 来賓と歓談したビュユクアヌト参謀総長は、先般、北イラクに対して実行した陸からの侵攻作戦について評価付けをした。作 全文をよむ
アタテュルクの要望で撮影されたが、1969年11月10日にトルコラジオテレビ局(TRT)で放映されていた夜、予期せぬ訪問により放映を打ち切られたドキュメンタリー『トルコの心臓、アンカラ』が、大統領府のインターネットサイトで配信されている。 スターテレビ局の報道によると、大統領府の新たに更新されたインターネットサイト(www.cankaya.gov.tr)において、アタテュルク特別セクションの「ビデオ映像」というタイトルの下に、1934年付のソビエト連邦の作品、『トルコの心臓、アンカラ』 全文をよむ
イズミルで木曜日(21日)、警官と軍の車両を標的にし、18人が負傷した事件で、爆破攻撃を計画した8人が逮捕された。 爆発後、入手した証拠を検分したイズミル警察は、イスタンブルで盗難にあった車がイスタンブルからイズミルへ向かったとし、途中のガソリンスタンドの防犯カメラをチェックし、車を運転していた人物を特定した。イズミルでの悲惨な事件後さまざまな捜査が行われたが、人物を特定したことで、解決への重要な一歩となった。 ■ディヤルバクルで確認 防犯カメラの映像から撮った何枚 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領の恩赦後、初めて別荘から出てきたエルバカンは歩くのも困難な様子だった。しっかりとした歩調で現れた。 「1兆トルコリラ紛失」裁判で下された2年4ヶ月の懲役刑は、断続的な体調不良のため自宅での服役刑に変更されていたネジメッティン・エルバカン氏は、この 罪がアブドゥッラー・ギュル大統領によって恩赦とされたため、約3ヶ月ぶりにバルケスィルのアルトゥノルク町にある別荘から出て、金曜礼拝を行った。エルバカンはギュル大統領が成熟したところを見せた述べ、「間違いは訂正された 全文をよむ
電子通信法案の4条項について拒否権を発動したアブドゥッラー・ギュル大統領は、一方で、銀行、健康保険料、教育に関する3法案には承認をした。 電子通信委員会の委員7人の給料が首相府政務次官の給与金額に固定され、退職者にも2年間は同額が支払われる仕組みとなっている法案は、アブドゥッラー・ギュル大統領によって棄却された。 ギュル大統領は、「電子通信法案」を再考の余地ありとして議会に差し戻した。第5803号「電子通信法案」を、59条・60条・66条・67条について再考するべきとしてトルコ国民議会議 全文をよむ
バフチェリ民族主義者行動党党首は、トルコにおける民主主義および憲法に関する議論を終える必要があると述べ、この議論が他の問題を覆い隠している、と語った。 民族主義者行動党のデヴレト・バフチェリ党首は、「トルコは民主主義と憲法の論争をもう終えるべきだ」と述べた。トラキヤ遊説の一環として、テキルダー商工会議所を訪問した際に話をしたバフチェリは、いつも同じ問題が議論される状況では、出てくる別の諸問題の解決が遅れると述べ、「憲法論争と民主主義論争が重なって継続すると、他の問題をどのような条件下で 全文をよむ
オランダで癌により死亡した、テロ組織の革命的人民解放党・戦線のリーダーであるドゥルスン・カラタシュの亡骸は、ガーズィー墓地に埋葬された。 カラタシュのためにガーズィー・ジェムエヴィで式典が行われた。式典の際、ジェムエヴィの前にある情報セキュリティシステム(MOBESE)のカメラは赤い布で覆われた。カラタシュの亡骸は、ガーズィー街区にあるイェシル・モスクに運ばれ、葬送の祈りが捧げられた。拍手と共にジェムエヴィの霊柩車へと安置された亡骸は、革命的人民解放党・戦線ビルの前へ運ばれた。カラタシ 全文をよむ
トルコ大国民議会人権委員会のザフェル・ウスキュル委員長は、新憲法制定には共和人民党(CHP)との調整が不可欠だと述べた。 出演したNTBのある番組で、新憲法に関する活動について説明をしたウスキュル会長は、現時点では新憲法制定のチャンスが弱まっているとの見解を示した。しかし民主化のための重要な改革は実施可能であるとし、このために共和人民党との調整が不可欠であると話した。 「新憲法を制定することができなくても、もっとも問題が多発する部分の修正が必要であることは明らかだ。議会制度がよりよ 全文をよむ
共和人民党デニズ・バイカル党首は、参謀総長ビュユクアヌト陸軍大将の訪問が関心を呼んだことに驚いているとし、「そこに緊張関係があったとする見方があるが、一部で深刻にとらえられているように思われる。いかなる形であれ共和人民党がトルコ国軍と緊張関係にあるなど、まったく問題外である」と述べた。バイカル党首は、「ビュユクアヌト氏を、任務を終えた参謀総長として敬意をもってお見送りします」と述べた。 全文をよむ
共和人民党首デニズ・バイカル氏はヤシャル・ビュユクアヌト参謀総長に関し、先のトルコ国軍の高等軍事審議会で退官の決定がなされず、また退官後豪華な公用車があてがわれることを問題視し、公正発展党政府と参謀総長の間に強い絆が結ばれたとして反発を示したが、ビュユクアヌト参謀総長はそのデニズ・バイカル氏へも離任の挨拶に訪れる予定である。 ヤシャル・ビュユクアヌト参謀総長は、トプタン・トルコ大国民議会(TBMM)議長に離任の挨拶をした。 8月30日に退官予定のビュユクアヌトは、離任の挨拶の一環と 全文をよむ
民族主義者行動党は、エルドアン首相が発表したコーカサス同盟に期待していないことを表明した。 民族主義者行動党オクタイ・ヴラル党派副代表は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の「コーカサス同盟」を良いこととはおもっていないと明かした。ヴラル氏は、トルコ大国民議会で新聞記者と行った懇談会で、「首相が提案したコーカサス同盟(案)は、内容が空虚であり、精査されていない提案です。この同盟は、アメリカ、EU、ロシアをも取り込んでおり、これはどういった同盟なのでしょうか」と述べた。 アメリ 全文をよむ
国民教育省で働く多くの職員は「アレヴィー、クズルバシュ(アナトリアのアレヴィー)、共産主義者、極左、サバタイ派、アレヴィー組織員、女たらし」といった表現で分類されていた。 エルゲネコンの起訴状の添付ファイルの中にあったある書類によると、国民教育省(MEB)が本部と地方の部署で働く多くの職員を分類していたことが明らかになった。分類された職員たちに関して、「アレヴィー、クズルバシュ、共産主義者、極左、サバタイ派、アレヴィー組織員、女たらし」といった表現が用いられている。 エルゲネコン訴 全文をよむ
公正発展党(AKP)副党首で、イスタンブル選出のエディベ・ソゼン議員は、「青少年保護法案」提出を無期限に延期することを明らかにした。 ソゼン議員は公表した声明文で、草案が「個人的な成果であった」と説明した。また同氏は、総計46条から成り、「社会的な国家の青少年に関する課題」 についての草案を、世論が議論するよう公開し、最終的なかたちに整えることを目的としていたと述べ、以下のように語った。 「この三日間、メディアに反映した、46条からなるこの法案に関して生じた誤解をこれ以上継続させな 全文をよむ
ジェミル・チチェキ副首相は、国家組織の最も基本的な組織であるトルコ国軍は、国内安全保障において唯一の担保であると述べ、「トルコ国軍は、あらゆる政治思想の外に位置し、超越した存在とされる必要があります」と語った。 「エルゲネコン」捜査に関連してメディア報道されたニュースに関して、民主左派党イスタンブル選出のスレイマン・ヤヴズ国会議員が提出した質問書に、チチェキ副首相が回答した。 チチェキ副首相は、トルコ共和国は諸組織と諸規定を備えた国家であるとし、この諸組織と諸規定は、社会や政治の 全文をよむ
公正発展党のエディベ・ソゼン副党首は、「青少年保護法」に盛り込んだ、小学校を含む全ての学校での礼拝室設置に関する法案について、ドイツの事例から着想を得た、と述べた。 ドイツで4年前に施行された青少年保護を目的としたメディア法を参考にしたというソゼン副党首は、「EU加盟国のドイツでは、多宗教が基本なのです」と触れ、ヒュッリイェト紙の取材には、「多数派以外の宗教信仰者にも、信教の自由を広げようと努力されています。EU加盟交渉プロセスにおいて、自由についての基準に適合させるという意味がありま 全文をよむ
共和人民党(CHP)から学長任命に関し強い反発が起こった。共和人民党会派代表代理のクルチダルオール氏はギュル大統領が行った学長任命に反発を示し、「学長任命でスカーフ問題のリベンジがなされることが期待されている」と語った。 共和人民党会派代表代理のケマル・クルチダルオール氏は、ギュル大統領がおこなった学長任命に対する反発を次のような言葉で表現した。「トルコは明らかにギュル大統領の政治的野心のとりことなってしまっている。ギュル大統領は公正発展党(AKP)を喜ばせることになる最初の関門を、高 全文をよむ
憲法裁判所の決定のすぐ後、参謀総長職にイルケル・バシュブー陸軍大将が任命されたことに海外メディアが大きな関心を示した。 海外の新聞は、バシュブー陸軍大将に対し「トルコは、反イスラム主義者の軍司令官を任命した」、「世俗国家を守ることにおいて前任者同様厳しい姿勢が待たれている」、「政府との緊張関係が緩和されることが期待されている」「世俗主義の多大なる擁護者が、軍のトップになった」のような見解を示した。 ガーディアン紙:ガーディアンは「トルコは、反イスラム主義者の軍司令官を任命した 全文をよむ
ヴァタン紙とジュムフリイェト紙で報道され、アクシャム紙でセルデル・アキナン氏がコラムに取り上げた「ギュル大統領とエルドアン首相がチュクルアンバル地区でおこなった密会に憲法裁判所のメンバーも参加していた」といった主張に対し同裁判所が反論した。 憲法裁判所が行った説明では、「敬愛する首相と大統領がチュクルアンバル地区のある家で密会し、憲法裁判所の裁判長として私、もしくはメンバーがこの密会に参加したとの報道・主張、さらにはこれに類する別の主張と関わる中傷、戯言、モラルを欠く報道・説明を嫌悪を 全文をよむ
入手した情報によると、昨日閉会した高等軍事評議会の3日目の会議の末、8月30日をもって退役するヤシャル・ビュユクアヌト参謀総長にかわって、陸軍総司令官であるイルケル・バシュブー大将が後任とされた。ウシュク・コシャネル軍警察総司令官は、陸軍総司令官となることとなった。海軍と空軍の司令官人事については、今年の高等軍事評議会では話し合われなかったため、両軍の司令官に変化はなかった。 ●ウシュク氏が憲兵総司令官に コシャネル大将が後にする憲兵総司令官には、陸軍幕僚長であるアティッラ・ 全文をよむ
2008年度予算から公正発展党 (AKP)に対して4560万新トルコリラ(約43億円)の政党助成金が交付されていたが、裁判所の決定によれば同党は2280万新トルコリラ(約21億円)を国庫へ返還する予定だ。 公正発展党解党に関する裁判で、憲法裁判所が下した、解党のかわりに政党助成金の半分を削減するという決定は、同党に2280万新トルコリラの損失となる。 2008年度、国家予算から公正発展党には4560万新トルコリラの政党助成金が割り当てられた。1月にこの助成金全額が公正発展党に 全文をよむ
憲法裁判所は、福祉党(RP)と美徳党(FP)を過去に解党し、昨年7月22日の選挙の前に行われた、議会内での大統領選出投票の定足数の訴え(最低367名出席して投票決議)を認め、大学でのイスラム風スカーフの禁止を廃止するという憲法改正を賛成2票、反対9票で棄却してきた。このため「公正発展党(AKP)は賛成9票、反対2票で解党する」との解釈が醸成されていたが、逆の判決を下した。 アフメト・ネジュデト・セゼル第10代元大統領によって(憲法裁判所)裁判官団に任命された3人の裁判官がAKPの解党に 全文をよむ
トルコ実業家協会(TÜSİAD)は、行われた声明発表の中で、憲法裁判所の公正発展党解党請求に対する判決に関して、「トルコの民主主義は、成熟度を測る試験にパスした」という評価付けを行った。 トルコ実業家協会からなされた発表では、「これまでのすべての緊張、社会の二極化を助長し、政治的対立の基盤となってきた展開に対し、トルコの民主主義は、重要な成熟度試験を見事に成し遂げた」と表現された。 声明では、トルコ実業家協会理事会として、裁判が起こされた日からずっと、民主主義においては政党の 全文をよむ
トルコで58番目の政党が、正義と真実の党(HAK Parti)として設立された。 2月28日過程(1997年)ののち、詩人および作家活動を始めていたことを明らかにしたドゥルスン・ギュネシュが設立した政党は、公正発展党が設立されたためその活動を遅らせていた。「十字軍はイスラーム文化を取り去ろうとしたのに、公正発展党はその十字軍(欧米)のそばに寄ったので、われわれはこの政党を設立した」と述べたギュネシュ氏。かれの部屋にあるファーティフ・スルタン・メフメトの絵が注意を引いた。 政党設立に関する 全文をよむ
民族主義者行動党(MHP)のカラマン選出国会議員であるハサン・チャルシュ氏は、ベシル・アタライ内務大臣に、ギュンギョレンでの爆発事件はエルゲネコン事件と関連があるのかたずねた。 チャルシュ氏はアラタイ大臣からの返答を要求するとともに、トルコ大国民議会議長に提出した質疑書において、イラク北部での空爆でかなり窮地に陥ったPKKが、街を標的とした行動をおこすことが予想されるとした。 「なぜ必要な行動をとらなかったのですか」と述べたチャルシュ氏は、事前に警察に対して情報提供がなされた 全文をよむ
ギュル大統領、故郷からメッセージ アブドゥッラー・ギュル大統領は、故郷のカイセリから希望に満ちたメッセージを送った。父親のぶどう園を報道関係者に公開したギュル大統領は、エルゲネコンと公正発展党の解党訴訟問題について裁判所が務めを果たすだろうと語った。 新聞記者たちに「あなた方にお話ししたいことがあります」と話したギュル大統領は、国の前途がとても輝かしいとした。大統領は、「将来、さらに良くなるだろう。ある事の美しさを理解するためには過去と比較する必要がある。トルコはあらゆる観点からと 全文をよむ
憲法裁判所は、公正発展党(AKP)の解党請求によって開かれた訴訟の協議を、今日(28日)始める。この協議は、採決されるまで継続される。公正発展党解党訴訟の経緯は、最高裁判所共和国検事長であるアブドゥッラフマーン・ヤルチュンカヤ氏が、2008年3月14日に憲法裁判所に提出した起訴状から始まった。 この起訴状では、公正発展党の解党請求とともにアブドゥッラー・ギュル大統領やレジェプ・タイイプ・エルドアン首相、ビュレント・アルンチ前議長を含む71名の政治活動禁止が請求された。公正発展党は、いか 全文をよむ
エルゲネコン起訴状の中心をなす行政裁判所襲撃とジュムフリイェト紙への爆破襲撃におけるキーマンであるオスマン・ユルドゥルムがオズ検事に暗殺リストを渡した。 追加起訴状の「キーマン」退役陸軍大将シェネル・エルイグルも暗殺者リストに名が載っている。 行政裁判所、そしてジュムフリイェト紙への襲撃に関わったとされているオスマン・ユルドゥルムが、ゼケリヤ・オズ検事へ、エルゲネコンが襲撃を計画している人物の名を明かした。リストには元大統領のスレイマン・デミレル、アフメト・ネジュデト・セゼル 全文をよむ
エルドアン首相は昨日(7月26日)ショッピングセンターでの演説の後、質問に答えた。 首相は「エルゲネコン捜査が公正発展党(AKP)に対する解党訴訟の仕返しであると言われているが?」という質問に対し「決してそのようなことはない。それとこれとは別の話だ。その種の陰湿な噂話に信憑性はない。それぞれがまったく別の問題なのだ」と答えた。また首相は「エルゲネコン訴訟についての起訴状の内容をどうお考えですか?」という質問には「うまくいくように願っている。」と述べた。 全文をよむ
チチェキ大臣は、高等選挙委員会(YSK)の委員長の「総選挙の準備が整っています」との発言に関して、「委員長は、理論上は(日程的には)可能であると発言されたのです。総選挙の予定はありません」と語った。 総選挙の予定はない チチェキ大臣は、公正発展党カルス県代表の政治アカデミーの修了式に参列し修了証明書を授与した。 トルコ大国民議会で、新聞記者たちが高等選挙委員会(YSK)のムアッメル・アイドゥン委員長の「総選挙の準備が整っています」との発言に関して質問すると、チチェキ大臣は 全文をよむ
エルゲネコンの起訴状では、ジュムフリイェト新聞主筆のイルハン・セルチュク、元イスタンブル大学学長で教授のケマル・アレムダルオール、労働者党党首のドウ・ペリンチェキ、退役准将のヴェリ・キュチュク、トルコ正教総主教座の報道官セヴギ・エレノル、民族独立運動協会フィキリ・カラダー、そして退役大尉のムザッフェル・テキンが、武装組織を設立し、運営したことで罪に問われた。 エルゲネコン捜査の中で作成された起訴状は、昨日(25日)、イスタンブル第13重罪裁判所によって受理された。同裁判所は、最初の公判 全文をよむ
スカーフ解禁宣言に署名したカヤル教授、オズチュルク教授、アカン教授、ケレシュ教授…。高等教育機構の次期学長候補リストには、公正発展党(AKP)の新憲法草案を準備するエルデム教授や議員選挙でAKP公認の候補に挙がったサラチ教授も含まれている。 高等教育機構(YÖK)は21の大学で8月に任期を終える学長の後継を選ぶため、アブドゥッラー・ギュル大統領に候補者リストを送付したが、そのリストにはAKPの公認候補に挙がった研究者や「大学でのスカーフ賛成」を謳う人々が記載されている。 YÖ 全文をよむ
公正発展党(AKP)に対する解党請求裁判を2008年3月14日に開始した憲法裁判所は、この訴訟の審議を7月28日に始める予定だ。同裁判所は、福祉党(RP)の解党請求裁判では裁判を起こしてから今回と同じ段階に至るまでに7ケ月と25日間かかった経緯がある。 憲法裁判所は、公正発展党解党請求訴訟の審議を、7月28日に始める予定だ。 共和国史上初となる、単独政権を握る政党に対して起こされた解党訴訟は、記録的な短期間で審議段階に至った。最高裁判所検察本部は、公正発展党に対する解党訴訟を200 全文をよむ
ジェミル・チチェキ副首相は、民族的テロ、クルド労働者党(PKK)のテロが過去25年でトルコへ与えた損害は3000億ドル以上になると発表した。また、南東アナトリア・プロジェクト(GAP)による支出も320億ドルになると明らかにした。チチェキ副首相は、閣議後に行った記者会見で、会議ではキプロスについて話し合われたと語り、またタイイプ・エルドアン首相が北キプロス・トルコ共和国(KKTC)におけるキプロス平和活動記念年の式典に参加したことに触れた。 北キプロス・トルコ共和国の政府とあらゆるレベ 全文をよむ
民主市民党、第2回定期党大会において、アフメト・チュルクが党首に選出された。党大会では、反政府組織のリーダー、アブドゥッラー・オジャランを支持するシュプレヒコールが叫ばれた。 ■民主市民党大会の概要 党大会のため、特に東部および南東部アナトリア地方から訪れた多くの党員は、早朝から大会の開催されるアタテュルク体育館を埋め始めた。体育館の内外でクルド語の音楽が演奏される一方で、観客席は大会の開会に1時間を残して、完全に埋め尽くされた。会場では多くのプラカードと共に、トルコ国旗が注目 全文をよむ
憲法裁判所は、公正発展党(AKP)解党請求裁判の判決を下すため、7月25日(金)、8月1日(金)、8月8日(金)のいずれかの金曜日に集会する予定である。 ハシム・クルチュ憲法裁判所長官は、公正発展党の解党請求裁判について、他の裁判官の意見を聞いた後、最終判決の日程を決定すると話した。 クルチュ長官は、一昨日の夜(16日)、裁判所を離れる際、記者たちの質問に答えた。ある記者の「例の裁判の判決はどうするのですか?裁判官と話し合ってからですか?それとも、ご自分である程度の期間を設定 全文をよむ
トルコ史上初めてクーデター計画が議会で取り上げられる。自由団結党(ODP)のウフク・ウラス党首はクーデター計画が議会で審議されるために動議書を作成した。ウラスによって作成され、23名の国会議員が署名した動議は本日(16日)議会で取り上げられる。元海軍司令官のオズデン・オルネクの日記は、最初ノクタ誌で問題とされ、それがマスコミにリークされたことで「金色の牛」と「月光」クーデター計画が明らかとなったが、その調査のためウフク・ウラスは審議動議を作成した。ウラスが準備した提案は本日議論される。ウラスの審 全文をよむ
共和人民党(CHP)議員たちは、イスタンブル市が所有する施設での飲酒禁止を廃止する提案を出したが、それが議論を呼んでいる。公正発展党(AKP)の議員たちはその提案に反対している。 イスタンブル広域市の共和人民党市議会議員ヒュセイン・サー氏は、市が所有する施設での飲酒禁止を廃止する動議を議会に提出したが、共和人民党のケマル・アカル会派副代表が支持する一方で、公正発展党のヒュセイン・エヴリヤオール会派副代表は、国民はこのような要求をしていないと述べた。 これに関し、エヴリヤオール 全文をよむ
憲法裁判所査読調査官であるオスマン・ジャン氏が、公正発展党(AKP)に対して開かれた解党請求裁判についての最終報告書をまとめたと主張されている。ジャン査読調査官が報告書を明日(16日)、裁判所に提出するとみられている。 内容はまだ明確にされていないその報告書は裁判所へ回付後、裁判員に配布される予定だ。憲法裁判所のハシム・クルチ長官が指定する日に、この訴訟は基本から審議され、判決へと至る予定だ。公正発展党の解党を可能にするには、裁判員11人のうち最低でも7人の票が必要となる。 全文をよむ
トルコが13ヶ月の間息をひそめ見守っていたエルゲネコン捜査で起訴状が明らかにされた。起訴状には流血の惨事となった行政裁判所襲撃と、ジュムフリイェト紙の爆破がエルゲネコンによって指示されたことが記されている。 トルコが13ヶ月間息をひそめ見守ってきたエルゲネコン捜査の起訴状が昨日(14日)裁判所へ提出された。カメラの前に現れたイスタンブル共和国検事総長のアイクト・ゼンギズ・エンギン氏は、エルゲネコンテロ組織の調査で86名の被告について「テロ組織の結成および指揮」「武力を用いて立憲体制を変 全文をよむ
護衛されたエルドアン首相は、ウルス近くで警察からの無線連絡で爆弾犯の存在を告げられたために、経路を変更した。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が首相府本部ビルに向かう際、ウルスでの爆弾犯の存在を警告され経路を変更した。火薬のみいれて銃弾が入ってない小型のピストル一丁を携帯する、民間警備会社に勤務するとされる人物が拘束された。 本紙が入手した情報によると、エルドアン首相は昨日の朝にスケジュールにより、ケチオレンにある家から出発しウルス・チャンクル通りから赤新月社に移動した。閣 全文をよむ
アブデュッラティフ・シェネル氏は、公正発展党からの離党がトルコの政治史上類を見ない出来事であると言い、この出来事によって、結束と協力を保障する役割を担う政治は礼儀を踏まえてどう執り行われるべきなのかが示された、と述べた。 コンヤ電気業者協会が主催し「経済発展とその反映」という題名の会議でスピーチをしたシェネル氏は、離党届を提出した党の中央執行委員会の会議について、次のように述べた。 「トルコでは組織と政党の間で、争いと不和がある。全てのこの争いが問題の解決を妨げている。問題の解決を 全文をよむ
テンポ誌が2008年7月10日号で、新聞記者や学者もその中に含まれる20人の審査員に『トルコを誰が動かしていますか?』と質問した。テンポ誌の20人の審査員が示した「政界、経済界、社会を直接、あるいは間接的に動かしている人たちの名前」は以下のとおり。 - R・タイイプ・エルドアン(首相):行政府のトップとして国を治めている。トルコの運命をその手に握っている。 - ヤシャル・ビュユクアヌト(参謀総長):ギュルが大統領候補になった時、とった行動が「世俗」派の望みとなった。 - アブド 全文をよむ
アブデュッラティフ・シェネル氏が、新政党設立の準備に入り、公正発展党から離党した。 公正発展党の中央執行委員会の昨日(11日)の会議に参加したシェネル氏は、離党願いを中央執行委員会に提出した。 出口で記者らの質問に答えたシェネル氏は、「離党は文明的な解決方法です。首相は大変紳士的に振舞われ、お話をされました。また、私もお別れのスピーチをしました。お別れの挨拶をして、別れました」と語った。 シェネル氏により空席となった中央執行委員会委員には、予備メンバーのバルクケスィ 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領は昨日(10日)、チャンカヤの大統領官邸でヒルミ・オズキョク元参謀総長大将と昼食会談を行った。会談では、公正発展党(AKP)解党裁判とエルゲネコン捜査に関連して生まれた緊張を、いかにして和らげるかについて話し合いがもたれたのが明らかになった。オズキョク大将は「私は学者ではない。意見の一部をお話ししたが、判断は政府の仕事だ」と語った。2時間半におよぶ会談中、オズキョク大将は勧められたワインに手をつけなかったという。 ■ミッリエト紙記者によるインタビュー 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領は、公正発展党(AKP)の解党訴訟とエルゲネコン捜査における最近の逮捕劇によって生じている政治的および社会的緊張を解くために、賢明な人物が仲介者として介入してくれるよう呼び掛けていた元参謀総長のヒルミ・オズキョク退役陸軍大将と今日(7月10日)にチャンカヤ・キョスク(大統領府)で臨時の会合を行う予定である。 オズキョク元参謀総長は会合の前に「公けの立場にある役者は、手遅れにならないうちに出てきて、皆に対して正しい行動をとる必要がある」と発言したが、その 全文をよむ
トルコ全体が関心をもって待っていたエルゲネコンの起訴状が完成した。48人の逮捕者を含む85人の容疑者に関する起訴状には、エルゲネコン組織の行政裁判所襲撃事件との関係についても、60ページを割いて説明された。起訴状には迷宮入りした多くの暗殺事件と、この組織との関係がとりあげられている。 トルコ中が関心をもって待っていた『エルゲネコン』起訴状の書類作成段階が完了した。同起訴状では、流血の惨事となった行政裁判所襲撃について60ページが割かれた。書類作成段階を終え、そして金曜日に公開される見込 全文をよむ
学校は夏休みに入ったが、トルコ大国民議会(TBMM)では待たれている夏休みにどうしたものかなかなか入れないため、国会議員が子どもたちを議会へ連れて来はじめている。 議員たちは、エルドアン首相の党派演説を、バカンスに連れて行けない子どもたちと一緒に聞いた。同党派ではギュルダル・アクシト議員と甥、マルディン選出のギョニュル・シャフクルベイ議員と12歳の娘ヌルスィマさんが注目を集めた。ブルサ選出のアリ・クル議員も息子マクスト・ヌルくんを党派の会議に連れてきた。 全文をよむ
憲法裁判所は民主市民党(DTP)と公正発展党(AKP)の解党訴訟で判断を下す期日が迫っている。民主市民党の解党訴訟では、アブドゥッラフマーン・ヤルチュンカヤ最高裁判所検事長は同党の解党に対する請求を繰り返した。 公正発展党の解党訴訟で、約一時間半口頭陳述を行った検事長と約七時間口頭弁論を行ったジェミル・チチェキ国務大臣兼副首相に憲法裁判所の委員は質問しなかったとわかった。それは、憲法裁判所の委員が自分たちの意向(訴訟結果)を明らかにしたくないためと判明した。 憲法裁判所の委員 全文をよむ
(昨年の)7月22日の総選挙において公正発展党から立候補はせず、新組織へ向けその名がしばしば挙がるアブデュッラティフ・シェネル氏が、トルコは新たな政治組織を必要としていると述べ、政党を設立する予定であると発表した。 シェネル氏は、党名、党章については明かさなかった。スターTVにてムラト・チェリキ・アンカラ支局長の質問に回答したシェネル氏は、約1年間彼が身を置いたあらゆる環境で新たな政治活動への必要性があるという要求に直面したと話した。こういった必要性に応えるため力を尽くさざるを得な 全文をよむ
憲法裁判所での解党訴訟の過程の中で自党について「解党されないと信じている」とメッセージを発信したレジェプ・タイイプ・エルドアン首相は昨日(4日)、初めて「解党の可能性」について強く主張した。 エルドアン首相は、拡大県連代表会議で政党組織と自治体長らと解党訴訟を検討し、次のように述べた。 「解党されても、されなくても、我々は我が道を進むだけです。このキャラバンは歩みを進めます。どなたも心配されませんように、気力を高く持ってください。地方選挙に向かって活動をしてください」 エ 全文をよむ
エルドアン首相は、「あごひげや口ひげをはやす人を絶対に職場に採用しない」と述べたコチ・ホールディングのラフミー・コチ名誉会長に反発を示し、「『職場にあごひげや口ひげをはやす人を絶対に採用しない』と言う人たちに賛成したことはありません。これらは差別主義以外の何ものでもありません。今日、世界のどこにこのような原始的な認識があるのでしょうか」と述べた。 エルドアン首相は、公正発展党(AKP)拡大県連代表会議で行った演説で、先日、行ったあるインタビューで問題の表現を使ったコチを、名前を挙げずに 全文をよむ
エルゲネコン捜査で、拘束されたトロン・パシャ(フルシト・トロン)容疑者が、ドアをノックされるのを聞いて共和人民党(CHP)のメンギュ議員に電話していたことが判明した。 元第一軍司令官フルシト・トロンが拘束される前に、法律家で共和人民党マニサ選出のシャーヒン・メンギュ議員に電話をかけていたことが判明した。トロン容疑者は、拘束されないようにメンギュ議員に助けを求めたが、すべてが合法的なのでメンギュ議員はトロン容疑者をどうすることもできなかったことが分かった。エルゲネコン捜査で拘束されたトロ 全文をよむ
トルコの思想界に方向性を示し、現在起こっている様々な問題に対する解決策を提案するアバント会議(アバント・プラットフォーム)が「クルド問題‐平和と未来を共に探る」というテーマで開会した。会期中に行われる会議や討論会の様子はwww.mehtap.tvから生中継で視聴できる。 7月4日(金)-6日(日)の期間中に開催される17の会議では、クルド問題が多方面から議論される。このうち「クルド問題:歴史背景、共有財産と未来展望」と「世界の実例:比較とモデル、過去の思案、模索と解決策」をテーマにした 全文をよむ
公正発展党(AKP)は口頭弁論で、同党の政教分離の解釈は憲法上の解釈に沿っていると明言した。口頭弁論では、カナドオール前最高裁判所検事長の憲法学準教授の息子の「起訴後、さらなる起訴状がなければ、新たな証拠は提出されない」との見解が論拠とされ、ヤルチュンカヤ最高裁判所検事長の口頭陳述で出されたフラト氏の「トラウマ」発言が起訴状に盛り込まれないようとの要望が出された。 最高裁判所最高検察庁が公正発展党の解党を要求して始まったこの起訴で、憲法裁判所判事団に口頭弁論を行った公正発展党は、サビ 全文をよむ
6月24日にエルドアン首相と行った会談で最近の拘束者らについての情報交換がなされたとの見方について、バシュブー陸軍大将はこれを否定し「会談でこの件は議題に上らなかった。話題となるはずのないことだ」と話した。 イルケル・バシュブー陸軍大将は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相と行った会談でエルゲネコン捜査に関する最近の拘束者について話会いがなされたとする見方や評価について強い反発を示した。「トルコ全体として困難な日々を過ごしている。全ての人が良識と冷静さを保ち、より注意深く責任ある行動を 全文をよむ
首相府は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相と陸軍司令官イルケル・バシュブー陸軍大将が行った会談で、エルゲネコン捜査の一環として一昨日(7月1日)に実行された拘束について、話し合われた事実はないとともに、拘束について話し合われたとする「空想のシナリオ」が流布されていると述べた。 首相府報道局は、バシュブー陸軍大将が会談に関し昨日(7月2日)の午前中におこなった会見の数時間後に、文書で声明を出した。文書には次のように書かれている。 「いくつかのメディアでは、昨日(2008年7月1日) 全文をよむ
トルコは1日の朝、衝撃的な展開で目を覚ました。シェネル・エルイグル、フルシト・トロン、スィナン・アイギュン、およびムスタファ・バルバイを含む20名が、エルゲネコン・テロ組織に関する捜査の一環で拘束された。トゥルハン・チョメズとレヴェント・エルソズは指名手配されている。 ウムラニエにあるゲジェコンドゥ(不法住宅)で手榴弾27個とトリニトロトルエン火薬型が押収され、2007年6月12日に始まったエルゲネンコン・テロ組織捜査が昨日(1日)、新たな局面を迎えた。イスタンブル共和国検察本部が実施 全文をよむ
オンデル・サヴ幹事長が盗聴されたと主張したことに続き、共和人民党(CHP)がレジェプ・タイイプ・エルドアン首相とベシル・アタライ内務大臣の「盗聴」を主張し提出した証人喚問請求は、今日、トルコ大国民議会総会で審議される。 議会による証人喚問を実施するか否かについての審議では、承認喚問請求を提出した議員らを代表して国会議員ひとりと、個人を代表して国会議員3人に続き、アタライ内務大臣が答弁をする予定だ。議会審議後、承認喚問を開くか否かについて総会で無記名投票が行われる予定だ。 証人 全文をよむ
公正発展党(AKP)は、6年間の成果を説明し、イスラーム風スカーフ[解禁の法的]整備が無効となった後に、解党訴訟の根拠がないと主張する予定である。 公正発展党は、解党訴訟の一環で7月3日木曜日に憲法裁判所にて行われる予定の口頭弁論の準備をし、弁論の主な骨子を作成した。弁論では、憲法裁判所がイスラーム風スカーフの決定を無効にしたことにより、訴訟の基本的な根拠がなくなったと主張する予定である。また政権の成果にも詳細に言及する予定だ。 アブドゥッラフマーン・ヤルチュンカヤ最高裁判所 全文をよむ
憲法裁判所の行った会計監査の結果、カナルチュルク事件の疑いが晴れた共和人民党(CHP)は、規則違反の支払いと記載のために93万YTL(約8050万円)の支払いを命じられた。憲法裁判所長官のハシム・クルチュは「今回の規則違反が解党の理由にはならない」と語った。 共和人民党は、トゥンジャイ・オズカンがオーナーだった時期のカナルチュルク・テレビジョンに300万ドル(3億2000万円)の寄付を行い、その見返りとして40%の株式を担保としていたことが明らかになり、解党裁判が開かれる可能性がささや 全文をよむ
エルドアン首相の招待を受けて、総理官邸で実現した会談は2時間続いた。エルドアン・バシュブー会談は、首相府報道センターから出された書面発表により世間に報じられた。 発表では、「総理は今晩、総理官邸で陸軍司令官イルケル・バシュブー大将と会談を行った。総理の招待により実現したこの会談では、分離独立テロ組織との戦いにおいて次期に想定される展開ならびに対策、そして最近議題となっているいくつかの問題が取り上げられ、検討された」と述べられている。 イルケル・バシュブー陸軍大将は最近、一部のニュー 全文をよむ
公正発展党(AKP)副党首のデンギル・ミル・メフメト・フラト氏がアタテュルクの諸改革に対して述べた「トルコ社会にトラウマを残した。一晩で服装や言葉を変えさせた」という発言は、公正発展党党員を含め多くの人々の反感を買った。 公正発展党副党首のデンギル・ミル・メフメト・フラト氏がニューヨークタイムズ紙に対しておこなった、アタテュルクの諸改革は「トルコ社会にトラウマを残した。一晩のうちに服装や言葉を変えることを望んだ。宗教的な慣習が排除された」という発言は、アンカラで「トラウマ」を生み出す一 全文をよむ
トルコでトルコ語とクルド語を一緒に使う唯一のポップ歌手ロジンは、4枚目のアルバムである「デク(タトゥー)」で音楽マーケットでの地位を確立した。ロジンは、彼女が子どもの頃、自分の母親の体に施されており、灰、ミルク、針を用いて行われ、特にウルファ、マルディン地方でよくみられる伝統的な刺青から着想を得て、4枚目のアルバムに「デク」というタイトルをつけた。ウルファやマルディンでは、顔や腕に「デク」を施した女性を現在でも見ることができる。しかしロジンがこのアルバムのタイトル名にもした曲をテレビで視聴するこ 全文をよむ
2005年の首相府支出は3500万新トルコリラ(約31億円)、2006年には2億4950万リラ(約220億円)、そして2007年には2億9070万リラ(約256億円)であった。共和人民党(CHP)は支出が何に使われたのか、と質問した。しかし政府は回答しなかった。エルドアン首相はこれらの質問に強い苛立ちを示した。 2005年に3500万新トルコリラ(約31億円)だった首相府官房局の支出が、2006年と2007年に信じられないほど増加したことが議員達を混乱させている。首相府官房局の2006 全文をよむ
2007年1月19日にアゴス新聞編集主幹フラント・ディンク氏が殺害された事件で危険を看過したとの理由で6ヶ月から2年の懲役を求刑され、現在釈放中の被告、オカン・シムシェキ軍警察下士官およびヴェイサル・シャーヒン上級曹長の公判が行われた。 トラブゾン第2治安裁判所の公判には、釈放中の2名の被告人は出席しなかった。証人として、軍警察のヒュセイン・ユルマズ下士官とハジュ・オメル・ウナルル上級曹長が出廷した。 ■ディンクの名前はGoogleで確認しました ユルマズ下士官は、 全文をよむ
あるテレビ番組で「もし息子がいれば兵役にはやらない」と述べたビュレント・エルソイの発言について、「人々の兵役に対する意欲をそがせる」との罪により開かれた裁判の初公判が行われた。 エルソイは「以前からの予定通りコンサートを行うためにボドルムに滞在していた」ため、公判には姿を現さなかった。原告団の一人、障害者のハカン・オズギュルは、車椅子の後ろにつるしたトルコ国旗とともに法廷の左側に場所をとった。オズギュルは、軍法とトルコ刑法の兵役に関する条項を説明する中、裁判官はオズギュルに「われわれは 全文をよむ
共和人民党(CHP)のバイカル党首は、中央執行部会で、「公正発展党(AKP)が解党になれば、早期選挙は避けられない。選挙がいつ行われてもいいように準備しておきなさい」と話していたことが明らかになった。共和人民党員のオズユレキ氏も、「選挙があるとすれば秋にある。我々はこの可能性を前提に動く」と話した。 大学でのスカーフ着用を自由にする憲法改正が、憲法裁判所により無効と判決されたこと、及び、公正発展党の解党を求めて開かれた訴訟が終わるまで、トルコ大国民議会(TBMM)が継続されると決定され 全文をよむ
新しいトルコ・テレビラジオ機構(TRT)についての法案が、トルコ大国民議会(TBMM)の総会で可決された。同法によると、クルド語を含むほかの言語や方言での放送が可能になる。 TRT法とラジオ・テレビ組織と放送に関する法についての改正法案が、TBMMの総会で可決された。 同法によると、TRTはトルコ語のほか、クルド語を含むほかの言語や方言による放送が可能になる。法律によってTRTの仕組みが変わり、7つの地方局が閉鎖されることになる。地方局の代わりには本部直属の局と報道課が設立さ 全文をよむ
民族主義者行動党(MHP)のデヴレト・バフチェリ党首は、公正発展党に対して行われている解党裁判で名が挙がっていない国会議員により新しい政党の設立や組閣を提案し、「私の懸念はエルドアンが犠牲となることではない、体制が救われることにある」と述べた。 民族主義者行動党(MHP)のバフチェリ党首は、「共和人民党を筆頭にすべての政党は、今の政治体制が崩壊するなら、自分たちもその下にいることを忘れてはならない。今日まで揺れ動く政治の両端に位置する公正発展党(AKP)と共和人民党(CHP)は、少なく 全文をよむ
憲法裁判所が議会の立法権を制限する決定をしたことへの反発として、「異議申し立てをしない」かどうかを議論していた公正発展党(AKP)は最終決定を下した。 タイイプ・エルドアン首相は、先ほど「異議申し立て」を憲法裁判所に提出するため、党内の法律専門家に通達したことがわかった。公正発展党への解党訴訟をおこした最高裁判所共和国検事長アブドゥッラフマーン・ヤルチュンカヤは、大体の意見を5月31日に憲法裁判所に提出した。公正発展党もこの意見に対し、文書での「異議申し立て」を遅くても10日以内に憲法裁判所 全文をよむ
大学におけるスカーフ着用解禁を見込んだ憲法改正を憲法裁判所が無効と決定したことに続き、民主化政策について検討している公正発展党(AKP)は、期待していた支持をトルコ大国民議会のキョクサル・トプタン議長から得ることができなかった。トプタン議長は、公正発展党が期待していたような憲法裁判所の権限を制限する改正法案パケットの代わりに、上院制度という議論を始めた。 公正発展党が長い期間をかけて準備してきたものの議題にはしてこなかった改革パケットが、憲法裁判所のスカーフに関する決定が出された後、6 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領は、訪日3日目に日本の衆議院議長を務める河野洋平氏と会談した。 大統領は、東京にあるトルコ式モスクで金曜礼拝を行い、日本の公共放送NHKでインタビューに答えた。昨日、6月6日に行われたギュル・河野会談はおよそ30分に及んだ。 トルコ日本友好議員連盟の議員達と面会したギュル氏は、その後、東京で唯一のモスクであるトルコ式モスク(東京モスク)で金曜礼拝を行った。さらにその後、日本の公共放送NHKのインタビューに答えた。その際、ある質問に対して、EU加盟に関する 全文をよむ
高等裁判所が[大学におけるスカーフ解禁に関する]憲法改正を無効にしたことが、公正発展党(AKP)に対する解党請求訴訟にどのような影響を及ぼすかが議論されている。 これには二つの見解がある。 第一の見解によれば無効の決定は、最高裁判所の共和国検事長の訴状にある「世俗主義に反対する活動が中心になっている」という告訴理由の最も重要な根拠を取り除いたことになる。 第二の見解を支持する人たちは、「解党」へのシグナルが出されたという解釈をしている。 議論は、民族主義者行動党(MH 全文をよむ
憲法裁判所は、大学でのスカーフ着用解禁に関する憲法改正を無効と判決し、その効力を停止させた。評決は2対9で「無効」とされ、憲法裁判所ハシム・クルチュ裁判長及びサジット・アダル判事が「有効」に票を投じたことが分かっている。その他9人は、「無効」に票を投じた。 大学教育の機会均等をもたらす憲法改正に対し、憲法裁判所は、憲法第2条「世俗主義」、同第148条「憲法裁判所の任務」、及び、同第4条「憲法第1、2、3条は改正不可能であり、改正の発議も行うことができない」という条項に基づき、無効とする 全文をよむ
憲法裁判所の判決は法律専門家の間で議論を呼んだ。 エルグン・オズブドゥン教授:憲法裁判所は立法機関の立場となる判決を下した。今後トルコ大国民議会が憲法を変更する権限はないが、欧州でこのようなケースは考えられない。この件については大きな議論が生じるだろう。 ■「深部に向かうプロセス」 エルシン・カライジュオール教授:憲法裁判所は政治の一部である。憲法裁判所がスカーフを政教分離と簡単に切り離せない状態にした。政治において非常に深部にまで向かうプロセスが始まった。スカ 全文をよむ
憲法裁判所は、大学でのスカーフ着用を解禁する憲法改正に対し、「取り消しまたは無効承認、そして施行停止」を求めた訴訟を5日、審議する予定だ。訴えは根本から審議され、その決定は5日中に出されるとみられている。 共和人民党(CHP)と民主左派党(DSP)は、大学でのスカーフ着用を解禁する第5735号「トルコ共和国憲法の一部条項改正に関する法律第1条および2条に対する取り消し、または無効承認、そして訴訟の結果が出るまでの施行停止」を求め、憲法裁判所で訴えを起こしていた。 高等裁判所の 全文をよむ
電話盗聴被害疑惑の緊張はトルコ大国民議会での激論に現れた。議員たちが罵詈雑言を吐きながら互いに攻撃しあった審議では、調査委員会の設立が受諾された。 共和人民党のオンデル・サヴ事務局長の電話盗聴被害疑惑を受けて、公正発展党が提出した調査動議について、トルコ大国民議会総会の討議は激論の場となった。議員たちが罵詈雑言を吐きながら互いに攻撃し合った審議では、調査委員会の設立が受諾された。 党首たちが欠席した総会では、まず最初に、調査動議に関する公正発展党のグループ提案が論戦の端緒とな 全文をよむ
マフムト・アルナク元民主市民党(DTP)カルス県連代表は、公正発展党(AKP)政権を打倒するため、民主市民党の党首選に立候補すると発表した。アルナク氏は党首に選ばれたのなら、民主市民党と政府とのやりとりの文書をクルド語とトルコ語で作成すること、政府および国家執行部に対し対話による政治ではなく危機感を持った政治を行うこと、党活動においてクルド語とトルコ語、2言語でのインターナショナル・マーチが歌われるようにするとした。立候補声明を書面で行ったアルナク氏は、「政府および国家に対し対話による政治ではな 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、盗聴スキャンダルで彼の政党を狙った共和人民党(CHP)のデニズ・バイカル党首のことを「狼少年」だと述べ、スキャンダルへの端緒となったCHPのオンデル・サヴ事務局長とアリ・セリンダー中央知事の間の会話でバイカル党首も「話題とされている」とほのめかした。エルドアン首相は、公正発展党(AKP)第12回諮問・評価会議の開会スピーチで次のように述べた。 「法律の名のもと語る者、使用期限の切れた者たちは『国民の意思は法律にない』というように残念ながらぶつぶつ言 全文をよむ
民族主義者行動党のデヴレト・バフチェリ党首は、共和人民党のオンデル・サヴ幹事長が盗聴されたと主張したことが、大変深刻な政治的、法的な結果となると述べ、公正発展党に対し、「議会調査を率先して行うよう」に呼びかけた。 「5月20日に行ったグループ会議でこの問題について申し上げた心配が、残念ながら本当のことになってしまいました」と述べたバフチェリ党首は、次のように続けた。 「公正発展党が恐怖独裁政治体制を築こうとしていることを示す具体的な兆候が最近、強くなっています。そして政治的な 全文をよむ
タイイプ・エルドアン首相は、出演したあるテレビ番組で使われた言葉により「個人の権利を攻撃された」という理由で精神的苦痛を受けたとして、エルハン・ギョクセル氏に対して5万YTL(約440万円)の損害賠償請求裁判を起こした。 エルドアン首相の弁護士ファーティフ・シャーヒン氏とムアッメル・ジェマルオール氏により始められた裁判ではその訴状の中で、「憲法裁判所のオスマン・パクスュト副長官が盗聴されていた」という主張について、ギョクセル氏がエルドアン首相に対し様々な非難をしたと説明されている。 全文をよむ
祖国党(ANAP)党首候補のアフメト・オザル氏はイズミル出身の代表である母親セムラ・オザル氏と共に選挙活動をする予定だ。 イズミル県のスレイマン・シャムル県連代表は、オザル氏のイズミル来訪に関連して、「イズミル出身の51人の代表が正しく振る舞うこと、そして現党首を再選すると信じています。ムムジュ党首は、民主党(DP)との統合過程で大きな犠牲を払いました。国民に好かれるリーダーです。この国は彼を必要としています」と話した。 6月初旬には母親のセムラ・オザル氏と共にイズミルを訪れ 全文をよむ
大統領府は、ドルマバフチェ宮殿からの移動を求めた歴史的美術品に関して文書声明をだした。声明では、移動がこれまでも行われてきた広く知られた利用であるにもかかわらず、あたかも初めて行われるかのように示されていることは、無責任な理解の仕方であると述べられた。 大統領府は、ドルマバフチェ宮殿所蔵の35点の歴史的美術品の大統領府へ移動が求められたことに関するニュースを明確に説明した。大統領府報道センターにより行われた説明では、豊かな文化遺産を所有する多くの国々で行われているように、トルコででも文 全文をよむ
公正発展党(AKP)の解党を求める起訴状の添付資料の中に、興味深い文書があることがわかった。憲法裁判所へ送られる17のファイルは、解党の根拠として新聞記事の切り抜きが大きな比重を占めている。ただ、この切抜きのうちの1つは、起訴状への回答を用意するために文書を調査したAKP上層部を驚かせた。記事の裏には裁判官・検事協会(YARSAV)が同僚へ送った通達があったのだ。 切抜きのコピーは通達の紙の裏にとられていた。裁判書類に関係ないこの事態は困惑を招き、紙の節約のためになされたのか、あるいは 全文をよむ
ここ1年間に、憲法裁判所のメンバーらに影響を及ぼすよう通知による攻撃が行われ、メンバーらは尾行された。裁判官らは、「噂にならないように」と隠遁生活を送り始めた。 1961年7月9日に国民投票にかけられて承認された新憲法の第145条に基づいて設置された憲法裁判所は、ここ1年間に行ったいくつかの危機的訴訟のために常に脅威の下に晒された。時には政治から、時には軍と警察から、そして時にはメディアから圧力を受けた憲法裁判所は、最後の一撃を同職者から受けた。最高裁判所からの通知で、同裁判所のメンバ 全文をよむ
パリに本部を置くクルド研究所及び民主市民党(DTP)の国会議員が、クルド問題解決のためにルモンド紙とヘラルド・トリビューン紙に掲載した広告に対し、トルコ外務省は強く反発した。 トルコ外務省が行った発表では、トルコにおいて正当で合法的な基盤にたって民主的活動をするのではなく、テロリストの発言や戦術に賛同する、とるに足らないグループによって国際紙に掲載された広告に、トルコに関連する一方的で非現実的な表現があったことが明らかにされた。トルコのさらなる自由拡大のために繰り広げられている改革に対 全文をよむ
喫煙禁止を決定したトルコ大国民議会において、禁煙が重要な討議事項となっている。たばこ中毒の国会議員たちは、禁煙を守ることを強いられる一方で、庭では興味深い光景 が起こっている。キョクサル・トプタン議長には、21日、たばこ中毒の国会議員達から「議長、会議を庭で招集しましょう」という提案があった。 屋内での喫煙禁止は、たばこ中毒の国会議員たちに禁煙を強いる一方で、それぞれ興味深い提案があがってきている。公正発展党(AKP)の議員たちは、「部屋で隠れて喫煙している」と管理統括官のヒュスレヴ・ 全文をよむ
オーストリアのフィッシャー大統領にチュラーン宮殿ホテルにて迎えられたエルドアン首相は、医師のアドバイスに従いメガネをかけて会見に臨んだ。 アブドゥッラー・ギュル大統領の国賓としてトルコに滞在中のオーストリアのハインツ・フィッシャー大統領は、チュラーン宮殿ホテルでエルドアン首相と会談した。 約5分の会談だったが、エルドアン首相は医師のアドバイスを受けてメガネを着用した。フィッシャー大統領とエルドアン首相はその後、海外経済関係委員会(DEİK)とトルコ-オーストリア労働委員会の会議の中 全文をよむ
統合が確実になっていたが、総裁の人事と新たな骨組みの問題について合意に至らなかったために、連立政権の幕を白紙に戻していた民主党(DP)と祖国党(ANAP)が、再び動き出した。 タンス・チルレル元首相は民主党からの会談の要請を受諾した。チルレル元首相は、23日の金曜日にDP党首理事会のメンバーであるトゥラン・ギュヴェン氏、ネヴザト・ジェイラン氏、エルドアン・セズギン氏、ハルン・アクン氏、ネジャティ・ヨンダル氏と執行委員会(GİK)のメンバーであるメリケ・エリタシュ氏とムスタファ・エラスラ 全文をよむ
「スカーフ」は、公正発展党が政権に就いた2002年からこれまで、さまざまな危機の要因となってきた。このスカーフが初めて、アタテュルク廟の式典に入った。 オーストリアのハインツ・フィッシャー大統領は、アブドゥッラー・ギュル大統領の国賓としてアンカラで会談日程をこなしている。ハインツ・フィッシャー大統領によるアタテュルク廟訪問時、彼に同行したエネルギー・自然資源大臣のヒルミ・ギュレル氏とイスラーム風スカーフを着用したメフタプ・ギュレル夫人も「獅子の道」を歩き、霊廟に花輪を捧げる際に同行した 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、目にみられる症状ため、医者の勧めを受けて明日、5月19日に行われるアタテュルク追悼、青少年スポーツ祭典の催しに参加できないことが明らかになった。 首相官邸の記者センターから出された声明は次のとおり。 「目にみられる症状により医師から休養を強く勧められたため、総理は明日のプログラムに参加できなくなりました。 5月19日のアタテュルク追悼、青少年スポーツ祭典の催しには、ジェミル・チチェキ国務大臣兼副首相が首相の代理を務める予定です」 全文をよむ
オスマン・ジャン氏は、大学でのスカーフ解禁を認める憲法改正の取消と施行停止を訴えた裁判に関する報告書を作成し、昨日(16日)憲法裁判所へ提出した。 憲法裁判所の査読報告書作成担当であるオスマン・ジャン氏は、大学でのスカーフ解禁を認める憲法改正の取消と施行停止を求めて開かれた裁判に関する根拠について報告書を作成し、昨日完成させた。憲法裁判所長官のハーシム・クルチュ氏へ昨日提出され、その後全メンバーに配られた報告書には、提訴の棄却を要望する旨が書かれていた。 共和人民党(CH 全文をよむ
4年半外務大臣を務めたギュル大統領は、大統領府においても外交を重視している。様々なゲストをもてなし、また海外との交流で際立った活動をしているギュル大統領は、大統領府に外交面での新アドバイザーを登用した。 キルクーク生まれのテュルクメン系エルシャト・ヒュルミュズル氏は、「中東政策」においてアブドゥッラー・ギュル大統領のアドバイザーとなる。トルコで詩人としても知られている同氏は、1943年にテュルクメンの母と父の息子としてイラクのキルクークで生まれた。小中学教育をキルクークで受け、1963 全文をよむ
民主市民党シュルナク選出のハスィプ・カプラン議員が、クーデターを阻止する目的でトルコ国軍内部規正法の改正に関する法案をトルコ大国民議会(TBMM)議長府に提出した。 カプラン議員は昨日(15日)トルコ大国民議会で行った記者会見で、5月15日が複数政党制へ移行した日であることに触れ、トルコでそれ以降(1960年)5月27日、(1971年) 3月12日、(1980年)9月12日にクーデターが発生し、その後もネットワーク上でのクーデターが起こったと述べた。 カプラン議員はさらに、ト 全文をよむ
ギュル大統領がエリザベス女王を歓迎し大統領公邸で催した晩さん会では、詳細を伏せていたサプライズがふたつあった。 ギュル大統領が女王からの贈り物として襟につけた、「バス勲章のナイト・グランド・クロス」が、「クロス(十字架)がついていないもの」であったこと、そして晩さん会会場にある「軍服姿」のアタテュルクの肖像画の代わりに、「タキシード姿の」 肖像画が飾られたことだ。 ギュル大統領は、女王を歓迎するために主催した晩餐会で、女王が贈った「バス勲章のナイト・グランド・クロス」をつけた。一方 全文をよむ
公正発展党および民主市民党の解党訴訟、大学でのスカーフ禁止撤廃に関する憲法改正の無効訴訟のため注目されている憲法裁判所のオスマン・パクスュト副長官が明らかにした発言は首都アンカラを混乱させた。 パクスュト副長官は、夫人と食事に行った際、車両が追跡され、盗聴されているとの疑惑を持ち、警官の助けを求めた。警官は、車両が警察車両であることを述べたため、パクスュト副長官はアンカラ県警エルジュメント・ユルマズ本部長に届けた。現場に赴いたユルマズ本部長は、車両が警察のものであること、しかし盗聴や追 全文をよむ
アクダー保健大臣は、公的病院で働くスカーフ着用の医療関係者に次のように警告した。 「私たちはこの問題について非常に明確な立場をとっている」 レジェプ・アクダー保健相は、保健機関で働くスカーフ着用の医療関係者の問題について、次のように話した。この問題は、公正発展党(AKP)に対して起こされた解党請求裁判の起訴状にも「根拠」として使われている。 「公共でのルールがあるのであれば、皆、このルールに従わなければなりません。(従わない場合は)相応の行政上措置がとられましたし、今後もそうい 全文をよむ
2007年12月6日に憲法裁判所長官の職を退官したテュライ・トゥージュ氏に続き、行政裁判所のスムル・チョルトゥオール長官も、13日、定年により職務を離れる。また、行政裁判所の最高検事長を務めるタンセル・ギョラシャン氏も、今年の9月11日に定年退官する。ギョラシャン氏の他に、副検事長のギョヌル・オズビルギン氏は今月26日に任期が切れる。 行政裁判所は、新しい長官を決定するため5月20日に選挙を行う。長官候補のうちのひとりは、2006年5月17日に起こった行政裁判所襲撃事件で重症を負っ 全文をよむ
イランに逃亡したPKKのナンバー2、ジェミル・バユクに関し情報を与えた。イラン当局は「追跡している。結果が分かればアンカラに情報を送る」という説明を行なった。 参謀本部は、クルド労働者党PKKのナンバー2、ジェミル・バユクがイランに逃亡したという情報をイラン当局者に伝えた。イラン側も「情報を得た、追跡している」と述べ、バユクとその仲間に向けた作戦を認めた。 ■ どうなったかは明らかではない 参謀本部は一昨晩行なった説明で、200人ほどのPKKのメンバーがカンディルに 全文をよむ
共和人民党(CHP)のデニズ・バイカル党首は、党の女性政策担当に「スカーフ着用女性は二級市民である」と発言したイスタンブル選出、ヌル・セルテル議員をあてた。 イスタンブル大学学長補佐の時代に、スカーフ着用の女子学生を「説得のための特別ルーム」で説得していたセルテル議員は、クーデター計画で罪に問われた元軍警察司令官シェネル・エルイグルが会長を務める「アタテュルク思想協会(ADD)」の副会長を務めている。CHP中央執行部(MYK)の二人の女性のうちの一人であるセルテル議員は、バイカル党首の 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、新任知事に助言・忠言した。同首相は、知事に加え、首相、大臣、市長らが、日頃の仕事を進め現状維持するだけではだめだと述べた。同首相は、地元と住民の将来に貢献しなければ、成功を収め信用を受けることにならず、赴任地を魅力的な場所にせねばならないと強調した。 行政サービスを行うときに、県民を抑圧せず、無理強いせず、文明的な関係に基づき行動しなければならないと話すエルドアン首相は、経済に関して知事に以下の忠言をした。「国家が生産と雇用から手を引き、規則を定め 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領は、2つの法案を承認し、1つをトルコ大国民議会に差し戻した。 大統領官邸の広報部が行った発表によると、ギュル大統領は、社会保障法の改革に関する法案第5754号および刑法第31条の変更を予定した法案第5759号を承認した。しかし、ギュル大統領は、独立会計士法の変更を予定した法案第5760号については暫定法案の第10条を再び審議するよう、トルコ大国民議会に差し戻した。 ■ グリーンカードは廃止される ギュル大統領が承認した社会保障法と国民保険 全文をよむ
EU委員会拡大問題担当のオッリ・レーンは、昨日アンカラで実現した会談の後、トルコでの政治動向について重要な発言をした。レーンは、政府が秘密裏の計画をしているとの主張に関して、「公正発展党がシャリーア法(の導入)を主張していないことは誰でも知っている」と述べる一方、EUはトルコのどれかの政党を支持するものではなく、欧州の価値、民主主義、法の優越性を支持する姿勢をとっていることを述べた。オッリ・レーンは訴訟に関して懸念を抱いていることを強調し、「疑いなく懸念しています。しかし、私はいかなるときも法の 全文をよむ
これまでの外遊でアブドゥッラー・ギュル大統領は、訪問国でフェトフッラー・ギュレンの教団が経営する学校訪問を欠かすことはなかった。ギュル大統領は、直近のマケドニア訪問の際、ストゥルガ、マナストゥル、ウスキュプにギュレン系の学校が3校あった。しかし大統領は、教団が支える私立ヤフヤ・ケマル高校を、熱心な招待にも関らず訪問日程に組み入れなかった。 外遊に同行した本紙特派員のユルドゥズ・ヤズジュオールの取材によれば、ギュル大統領への招待状に大統領のために特別な出し物の準備をしていると書かれてい 全文をよむ
憲法裁判所において解党訴訟を起こされている民主市民党は弁論の中で、「PKK(クルド労働党)は、テロ組織ではない」と述べ、アブドゥッラー・オジャランがクルド人問題の解決において重要な役割を果たすことができると強調する予定であることが分った。 民主市民党は、最高裁判所の共和国検事長アブドゥッラフマーン・ヤルチュンカヤ氏が作成した起訴状に対する反対弁論の基本路線を明らかにした。5月12日、高等裁判所への提出が計画されている反対弁論は、最終確認中である。 反対弁論の政党に関わる箇所では、民 全文をよむ
米国国際宗教の自由委員会(USIRFC)の「宗教の自由に関する報告書」は、大学でのスカーフ解禁のための取り組みの後、公正発展党解党(請求)裁判が起こされたことに警鐘を鳴らしている。 米国国際宗教の自由委員会(USIRFC)は、米国が1998年に施行した宗教の自由法の範囲内で、世界における宗教の自由の諸条件を観察し、そしてこの枠組みの中で米国大統領、国務長官、米国議会に助言する役割を担う非政府組織である。同委員会は、2008年、世界における宗教の自由報告書を公開した。 同報告書 全文をよむ
トルコ国軍(TSK)のテロとの戦いにおいて、改革の一環としてとられた決定が静かに実施に移され、兵役における新時代が始まった。今後は予備役の士官は特殊部隊に任命されない。2009年末以降には、兵長と一般兵は特殊部隊兵として兵役をすることはなくなる。2010年から特殊部隊旅団では、士官、下士官、専任軍曹から成る専門軍人が任務を行うことになる。 陸軍司令官イルケル・バシュブー大将は、去年、エーイルディル・ダー(山)と特殊部隊学校への訪問で、専門軍人から成る軍隊への移行に最初のシグナルを示し 全文をよむ
共和人民党(CHP)のデニズ・バイカル党首は、イスタンブルで5月1日に起きた事が、労働と労働の組織化に対するレジェプ・タイイプ・エルドアン首相と公正発展党(AKP)政府の見解という観点から、ひとつの教訓、そして崩壊点であることを述べた。バイカル党首は、「5月1日をタクスィムで平和裏に祝うことを妨げるのは、労働者と彼らの労働組合ではなく、AKP政府と首相の性向である」と述べた。 ■ AKPの挑発 バイカル党首は昨日行った文書声明で、5月1日にイスタンブルで起きた事件のため、エル 全文をよむ
民族主義者行動党(MHP)は政党の閉鎖が困難化されることを注視し、与党の提案を待っているところだ。この件におけるデヴレト・バフチェリMHP党首の展開を支援するMHPイスタンブル選出のミトハト・メレン議員は、問題解決の場は議会であると語った。 メレン議員は、「法と民主主義に信があるならば、我々は政党の閉鎖を新制度につなげなくてはなりません。これを、憲法改正に始まり、政党法や個人的犯罪におよぶ新実施事項の内に入れ込む必要があります。この件では我々にも用意があります。犯罪は個人毎になるか裁判 全文をよむ
ヒュセイン・チェリキ国民教育相は、小学校での学力試験を批判し、「子どもたちを試験づけにするこのシステムは正しいものではない。我々の子どもたちは、馬車の御者があやつる馬ではない」と述べた。 ヒュセイン・チェリキ国民教育相は、学力試験を批判し、「子どもたちを試験づけにするこのシステムは正しいものではない。我々の子どもたちは、馬車の御者があやつる馬ではない。」と述べた。 ヒュセイン・チェリキ大臣と同行した(教育)委員会は、ドュズジェ県のギョルヤカ郡にあるホテルで、県の教育問題を話し 全文をよむ
共和人民党第32回定期党大会に唯一の候補として参加したデニズ・バイカル氏は、1021票を獲得し10度目の党首に選出された。バイカル党首は謝辞において「今大会は我々皆に教訓を与えた。政党員としての教訓を、そして政治の教訓を」と述べた。 共和人民党の対立立候補党員ハルク・コチ氏、ウムト・オラン氏、アイハン・ヤルチュンカヤ氏は推薦の必要数を満たすことができなかった。ハルク・コチ氏は168名、実業家のウムト・オラン氏は15名、党中央のメンバーのアイハン・ヤルチュンカヤ氏はわずか1名の推薦の 全文をよむ
共和人民党(CHP)第32回党大会のため、アタテュルク・スポーツサロンに代表者が集まり始めた。ときおり、党員の間で緊張が起こった。 2日間続く共和人民党の32回党大会が始まった。大会が行われるアタテュルク屋内スポーツサロンに、朝早い時間から党員や代表者が集まり始めた。厳重な警備体制が敷かれたサロン周辺では党員や代表者がそれぞれチェックポイント通って中へと入っていった。サロンは党員と代表者でいっぱいになり、彼らは音楽に合わせてテンポをとり、反政府のスローガンを叫んでいる。白熱した様相を呈しはじ 全文をよむ
ギュル大統領は、「トルコは地域の安定のために間接的に協力している。しかしある国の国旗を露骨にもし踏みつけたり、これをただ静観している者がいるならば、それはただその国にとって恥ずべきことです」と語った。 アブドゥッラー・ギュル大統領は、トルコによるジェノサイドを主張するために行われたアルメニアでの式典で、トルコ国旗が踏みつけられた光景に関し、「今回の件は、彼らにとって恥ずべきことです。この行為を行った人々にとって、その国にとって恥ずべきことです。この出来事を世界中が注視しています」と語っ 全文をよむ
トルコ大国民議会の人権調査委員会内に設置されたフラント・ディンク殺害事件調査下部委員会が情報収集のために二度召喚したトラブゾンの憲兵が今回議会を訪れた。しかしながら委員会に何の情報も提供しなかった。 ディンク殺害委員会で委員長を務めるブルサ選出の公正発展党国会議員、メフメト・オジャクタン氏は、書面による発表で、フラント・ディンク氏殺害時にトラブゾン県憲兵指揮官であったオズ大佐と憲兵トラブゾン情報局元局長のメティン・ユルドゥズ大尉が昨日行われた公聴会に参加していたことを伝えた。オズ大 全文をよむ
憲法学者ムスタファ・カマラク教授とシェレフ・マルコチ氏は、2000年に美徳党を救済するため議会に提出された憲法改正案を最もよく知る人物だ。 この二人の法学者ともに、確定した有罪判決を前提とする[憲法改正]法案が通れば、公正発展党(AKP)解党訴訟が棄却されると見ている。同法学者は、公正発展党に対する起訴状には、確定した有罪判決を論拠にした議論がないことに注目を促している。 マルコチ氏は、憲法および法律の改正は、施行された瞬間から適用される必要があると強調し、こう述べた。 全文をよむ
教職員組合のユスフ・タンルヴェルディ総代表は、「共和人民党(CHP)の第32回党大会のために作成されたポスターが世俗主義の原則を無視している」という理由で、最高裁判所の最高検察庁に請願書を提出した。 タンルヴェルディ総代表は、「共和人民党による反世俗主義的なポスターに関して、憲法ならびに政党法の関連条項にのっとって、同党に対し警告、または告訴することが誰にでも可能なのかどうかについて、教えて欲しい」という要望を含む請願書を最高検察庁に提出した。 タンルヴェルディ総代表はその後 全文をよむ
タイイプ・エルドアン首相は、公正発展党の議会会派で行ったスピーチで、共和人民党デニズ・バイカル党首を痛烈に批判した。「バイカル氏が感じている懸念は非現実的なものです。彼の不安は、頭を混乱させ、きれいな水に毒を注ぎ込むようなこと。我々には他の手段はなく、まわりまわって結局はあなた方を騙そうとしているでしょうか?」と述べた。国民主権の考え方や議会民主主義は必須条件であるし、放棄されてはならないものであることを述べたエルドアンは、この真実を最も端的にあらわすのが、アタテュルクの「主権は無条件に国民のも 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領は、4月23日「国民主権と子供の日」に大統領公邸で党首たちを招いた食事会を開いた。食事会には、トルコ大国民議会(TBMM)のキョクサル・トプタン議長、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相、デヴレト・バフチェリ民族主義者行動党(MHP)党首、アフメト・チュルク民主市民党(DTP)党首、ゼキ・セゼル民主左派党(DSP)党首、ウフク・ウラス自由団結党(ÖDP)党首、ムフスィン・ヤズジュオール大統一党(BBP)党首が参加した。食事会にはヤズジュオール氏と一緒に、共和人民党(CH 全文をよむ
憲法裁判所長官ハーシム・クルチの娘で会計検査院監査官のアイシェ・トゥバ・クルチと実業家のムスタファ・チュブクのシェラトン・ホテルでの披露宴はAKP解党訴訟の影を帯びて執り行われた。 結婚披露宴には提訴した共和国検事総長アブドゥッラフマーン・ヤルチュンカヤも起訴状で政治的に禁止を望まれている招待客たちも参加しなかった。訴訟のためにアブドッゥラー・ギュル大統領と(レジェプ・)タイイプ・エルドアン首相も結婚披露宴に出席しなかった。ギュル大統領はクルチ憲法裁判所長官に電話をかけ、「出席したかっ 全文をよむ
トルコ刑法第301条と305条の改正案は、トルコ大国民議会司法委員会を通過した。 委員会は、出された諸提案のなかで、刑法第305条のなかで改正を予定している第2項を廃棄した。この項目で予定されている「捜査の許可は大統領によって与えられる」という条文は、第301条に「この犯罪に関する取調べは、法務大臣の許可による」という形で付け加えられた。 メフメト・アリ・シャーヒン法相は委員会での会見で、刑法301条と305条に関する改正がEU向けのものだとしても、改正に対する要求はトルコ国内のダイナミ 全文をよむ
トルコで盛んに議論の対象になっている条項の一つ、トルコ刑法の第301条が遂に改正される。議会の議題となった改正により「トルコ性」ではなく「トルコ国民」という概念がもたらされる。 新しい概念は公正発展党(AKP)と民族主義者行動党(MHP)を対立させた。MHPはこの試みが「トルコ性」への侮辱につながると主張し、より包括的であるためこの表現に手をつけないよう望んでいる。AKPはというと、「トルコ国民」という表現が包含的であると見なしている。 ニハト・エルギュンAKP会派代表代理は 全文をよむ
祖国党創設党首、元首相、第8代大統領を務めたトゥルグト・オザルは、彼の死後15年目にさまざまな活動で追憶される。 オザルのために明朝(17日)、霊廟で国家が催す追悼式典が行われる。祖国党イスタンブル県支部局が行う計画にも祖国党員らは明朝霊廟で一堂に会す。 祖国党イスタンブル支部局によって同日正午の礼拝のあと、エユプ・スルタン・モスクでメブリットが詠まれる。 祖国党本部でもオザル追悼プログラムが組まれている。議場のプログラムで、祖国党エルカン・ムムジュ党首、ニヤズィー 全文をよむ
トルコ大国民議会において、「子どもは3人」発言に関する議論が生じた。トルコの人口統計学的構造や今後の予測について、予定外ではありながら、イズミル選出の共和人民党所属ジャナン・アルトゥマン議員は、トルコでは毎年140万人の子どもが誕生していると述べた。 アルトゥマン議員は、トルコ統計機構のデータを基になされた、合計特殊出生率が現在の2.1人で変わらないままいくと2057年にトルコの人口が9,650万人になる、という予測を正しいものとした上で、これが3人という状況になれば、2057年にはト 全文をよむ
トルコ刑法第301条に反対するポスターの掲載を公正発展党(AKP)の自治体によって妨害されたことに対して、民族主義者行動者党は、公正発展党に対してビラ、テレビCM、インターネットサイトで闘争をはじめた。 トルコ大国民議会法務委員会に送られたトルコ刑法第301条に関して、公正発展党と民族主義者行動党の間で激しい論争が生じている。民族主義者行動党は、第301条に関するポスターを屋外掲示板に掲載することを妨害した公正発展党を、ビラ、テレビCM、インターネットサイトで追い込む予定だ。 全文をよむ
共和人民党(CHP)イズミル選出のジャナン・アルツマン議員は、先週トルコ大国民議会における演説で「イスラーム風スカーフを被るかどうかは、それぞれの女性がそれぞれの信仰に従ってなすべき判断です」と語ったジョゼ・マヌエル・バローゾ欧州委員会委員長へ非難の手紙を送付した。アルツマン議員は、イスラーム風スカーフは個人の選択ではないと主張し、「イスラーム風スカーフは女性に向けられた暴力であり、女性の人権侵害であり、ある種の強要であり、圧力の要素があり、女性を二次的な地位に貶める方策です」と非難した。 全文をよむ
メフメト・アリー・シャーヒン法相は、裁判官・検事の任官候補の件に関して訴訟をおこした裁判官・検事協会を、司法から望むような決定を引き出したことで非難し、「行政裁判所へ赴き、次の日には決定を手にしている」と話した。 カナル24テレビの生放送に出演したシャーヒン法相は、トルコ刑法第301条における修正に関する質問に、「条文では現在8度目の修正をおこなっています。これが最後になると良いのですが。修正案は今週トルコ大国民議会の委員会で議論されます」と話した。シャーヒン法相は、修正案における「こ 全文をよむ
ドイツにおける二つの有名なサッカーチームのユニフォームを着ているトルコ代表サッカー選手のハミトとハリルのアルトゥントプ兄弟が、銀行口座の預金を盗まれた。 バイエルン・ミュンヘンとシャルケ04というチームでサッカーをしている二人の選手が、トルコ代表として試合で得た報酬を預けたミレニウム銀行のエティレル支店の口座から、見知らぬ人物に何度も預金が引き落としされたことが明らかとなった。2005年に開設し、今まで得た報酬のすべてを預けた二人の兄弟の口座から、100万新トルコリラ(約7,695万円 全文をよむ
民主市民党(DTP)議員の出した提案にある「newroz」という表現が法律に反しているにも関わらず処理された。 クルド語が、法的に禁止されているにも関わらず、トルコ大国民議会の文書で公的に処理された。民主市民党(DTP)の議員が提出した調査案でnevruz(新年の最初の日;春分の日に当る)という単語が、クルド語で使われる形で「ノールーズnewroz」と書かれた。トルコ大国民議会の職員は差し戻すことが必要な提案を、公的な処理に置いた。提案はトルコ大国民議会の総会で読み上げられた。 全文をよむ
メトロポリス(大都市)戦略・社会調査センターの行った世論調査によると、全体の71パーセントが公正発展党(AKP)の解党に反対している。調査回答者の56パーセントが裁判は政治的であると考え、49パーセントは司法への信頼が損なわれたと答えた。 メトロポリス戦略・社会調査センターの行った世論調査によると、全体の71パーセントがAKPの解党に反対している。調査回答者の過半数を占める56パーセントの人々が、解党裁判を「政治的な裁判」とみなしていると答えた。解党裁判で(その違法性を、AKP党員であ 全文をよむ
昨年、ディヤルバクルで行われた第6回文化芸術フェスティバル用にクルド語の招待状を印刷したとして起訴されたディヤルバクル広域市のオスマン・バイデミル市長の裁判が始まった。 ディヤルバクル第5初級刑事裁判所で行われた初回の公判には、バイデミル被告と弁護士のムハッレム・エルベイ氏が参加した。ディヤルバクル共和国検察局によって作成された起訴状が読み上げられた後、口頭弁論を行ったバイデミル被告は、クルド語が他の諸言語と同様に国の豊かさであると述べた。バイデミル被告は、文化芸術フェスティバルのため 全文をよむ
大統領職の透明性に向けた施策により、大統領府をインターネットで散策することが可能となった。サイトでは、アタテュルクの部屋や備品を、好んで聴いていたレコードにのせて閲覧することができる。 大統領府で、大統領のオフィスを含むすべての建物、各部屋がインターネット利用者によって散策することが可能になる。大統領職の一般への公開と透明性に向けた施策の一環として用意された仮想ツアー事業が完成した際には、大統領府とともにイスタンブルのフベル・キョシュクと、マルマリスのオクルク湾にある大統領府の別荘もイ 全文をよむ
(レジェプ・タイイプ・)エルドアン首相は、「民主的、世俗的で社会的な法治国家である共和国の最も基本的な諸組織の中の高等司法組織の1つが軍法裁判所である」と述べた。首相官邸の報道センターで行われた会見によると、エルドアン首相は軍事裁判所の創設記念のためにメッセージを出した。エルドアン首相は、メッセージで以下のように述べた。 「基本事項を憲法で明記された軍法裁判所は、法の優越性と司法の独立の原則に従い法律によって定められた任務の中、成功裏に職務遂行を続けている。わが国が法治国家として高まる 全文をよむ
スレイマン・デミレル第9代大統領は、ジュムフリイェト紙の主筆イルハン・セルチュクが治療中のアメリカン病院を訪問して、「早期の回復を」願った。ビジネスマンのイナン・クラチも同行した訪問は、約25分間続いた。 デミレル元大統領は、出口で記者の質問に、セルチュクの健康状態は良好であると述べ、「早く健康になることを望んでいます。現在は、療養されています。元気そうでした。一日も早く全快することを望みます」と語った。 セルチュクの退院時期に関する記者の質問に対しデミレル元大統領は、「あと 全文をよむ
ヤシャル・ビュユクアヌト参謀総長は、「宗教の問題はトルコ共和国の建国から今日まで、一部の団体や組織から利用されてきた。反動勢力は、世俗主義に反対する行動を、ワクフ、協会などの名の下で一連の法的な装いを用いて国内外で行い続けている」と述べた。 ビュユクアヌト参謀総長は、『防衛・航空誌』の4月号に掲載されたルポルタージュで、イラクでの軍事作戦が原因である負の要素から、最も影響を被ったのはトルコであることを述べつつ、次のように語った: ■ 『クルド労働者党(PKK)は北イラクを基地 全文をよむ
公正発展党(AKP)は、憲法改正問題を解党訴訟から逃れるために持ち出したが、批判を受けてより広範な民主化法案に変更し、来る月曜日に召集される中央決議執行委員会(MKYK)において決断する予定である。タイイプ・エルドアン首相はこの件に関する質問に、「検討を行っています。[結論が]出るか否か、それは別問題です」と答えた。 エルドアン首相は昨日、予定にはなかったにもかかわらず、トルコ大国民議会(TBMM)議長のキョクサル・トプタン氏と会談を行った。会談後エルドアン首相は議会内のモスクで礼拝を 全文をよむ
民族主義者行動党(MHP)を設立者であり党首でもあったアルプアルスラン・テュルケシュのことが没後11周年に墓所で催される式典で追慕されるだろう。 アルプアルスラン・テュルケシュのための式典は明日10時30分に、MHPのデヴレト・バフチェリ党首と党幹部が参加して墓廟にて行われる。 霊廟で行われる式典の後、テュルケシュの名の下で準備された「アルプアルスラン・テュルケシュ大賞」という名称の研究・調査と論文コンテストに対する受賞式典がおこなわれる運びとなった。授賞式典はバフチェリ党首 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は党首をつとめる公正発展党への解党要求裁判が始まったことで、「代替政党」という処方箋を準備していると主張されている。 エルドアン首相は、政党を閉鎖し、公正発展党に参加することを考えている強健トルコ党のトゥナ・ベキレヴィチ党首と週末エディルネで会い、同じヘリコプターでイスタンブルへ向かった。同首相は現状評価をし、ベキレヴィチ党首に政党を廃止しないよう説得したことが分かった。 ■ベキレヴィチのエディルネ訪問 エルドアン首相は、土曜日に公 全文をよむ
憲法裁判所は、満場一致で公正発展党(AKP)解党に関する起訴状を「受理可」と判断した。起訴状は、大統領に関わる部分を考慮した上でも、多数決で受理が承認された。こうして、公正発展党に対する審理プロセスが始まった。 憲法裁判所は、皆が15日間心待ちにしていた決定を下し、公正発展党の解党を要求する起訴状を満場一致で「受理可」と判断した。裁判官のうち4名は、起訴状にはアブドゥッラー・ギュル大統領の政治活動禁止が要求されているため、この点において差し戻すべきだという見解を明らかにした。しかしこの 全文をよむ
労働者党首は疑惑を総じて「CIAの陰謀」であると返答した。ペリンチェキ党首は、「私は、キュチュクとある集会で知り合った。オズチュルクは偽の身分証明書を携帯していた。ギュラルタイについては、私の暗殺をねらっているとの情報で電話をした」と語った。 エルゲネコン捜査において、拘留されている労働者党党首ドウ・ペリンチェキに対する警察の尋問事項は以下の通りである。昨今カナダにあるシナゴークで働いているトゥンジャイ・ギュネイの2001年時点における供述、作家のユミット・オウズタンから手に入れた「エ 全文をよむ
EU(ヨーロッパ連合)拡大問題担当相オッリ・レーンはAKP(公正発展党)解党訴訟に関して、大変懸念される問題であると述べた。そして裁判官らが、トルコの長期的利点を視野に入れながら決定を下すことを望んでいると明らかにした。 EU本年度理事国であるスロベニア主催のもと、ブルド市にて昨日行われた非公式のEU外相会議の後の記者会見で、レーン氏は「EU加盟基準違反の場合」、ブリュッセルの交渉プロセスを精査すべきかもしれないと述べた。 この問題は、トルコの憲法上の枠組みにおいて、変更を必要とし 全文をよむ
ギュル大統領は、ジュムフリイェト紙主筆イルハン・セルチュク氏と新聞社に対して起こした50,000YTL(3,850,000円)の賠償訴訟を取り下げた。ギュル大統領が起こした賠償訴訟の停止手続きは、昨日アンカラ第25裁判所で行われた。 ■「私の立場により」と発言 ギュル大統領の陳述書には以下のように述べられている。 「ご存知の通り、2007年4月1日及び5月29日付けのジュムフリイェトの新聞記事により私個人の権利が侵害され、責任者らに対し賠償訴訟が起こされた。問題とな 全文をよむ
ジェミル・チチェキ副首相は、7つの市民団体が行った「分別ある行動の呼びかけ」を肯定的に受け止める姿勢を明らかにした。掲げられたメッセージが正しいものであるとしたうえで、「緊張状態にある両者とも、落ち着いて考えるべきだ。物事がなぜ、どうしてそうなったのか結論付ける必要がある。そうすればきっと誰もが手立てに納得するだろう。皆が自分の役割を果たすようになる」と話した。 全文をよむ
民族主義者行動党のデヴレト・バフチェリ党首は、解党を難しくする憲法改正について、必要であれば国民投票も辞さないと表明した公正発展党を、「政治的な賭けだ」と警告した。バフチェリ党首は昨日(25日)の民族主義者行動党のグループ会議で次のようなメッセージを発した。 ■民主主義をおびやかす 2007年7月22日総選挙における公正発展党に対するトルコ国民の支持は、憲法から逸脱することへの許可や承諾と受けとられてはならない。これに異を唱えることは、国民の意思を盾に独裁への熱き想いを宣言している 全文をよむ
エルゲネコン組織のメンバーであるという理由で拘束された者たちは、自分たちが裁判所で行った供述で容疑を否認した。元イスタンブル大学学長ケマル・アレムダルオールが黙秘権を行使する一方で、逮捕されたフェリト・イルセヴェル、セルハン・ボルク、アドナン・アクフラトは、自分たちが組織のメンバーであるという容疑は策略であると主張した。 ■ アレムダルオール「私は黙秘する」 ケマル・アレムダルオールは、法廷において「私は自分の権利を知っている。警察と検察において私に向けられた容疑に関する、隠 全文をよむ
首相府スポークスマンのアーキフ・ベキは、(レジェプ・)タイイプ・エルドアン首相が警視庁と捜査を実施している検察官からエルゲネコンについての事情説明を受けたとの情報を否定した。 昨日(23日)ジュムフリイェト紙にジュネイト・アルジャユレックが明らかにした主張に関して会見をおこなったベキ報道官は、「我が首相は2月25日に警視庁を訪れてもいないし、ブリーフィングを受けてもいない」と話した。 ベキ報道官は、イルハン・セルチュクが拘束された金曜日、ジュムフリイェト紙編集長のイブラヒム・ 全文をよむ
ウムラニエで押収された爆発物に関し、詳細な捜査を進めているイスタンブル共和国検事ゼケリヤ・オズ氏に対する圧力が、最後の逮捕者らが出たことで高まってきている。 ついにイスタンブル弁護士会会長キャーズム・コルジュオール氏が、捜査はただちに終結され、裁判が始められるべきだと主張した。最初に労働者党が捜査を進めているゼケリヤ・オズ氏に関し、「犯罪や犯人をねつ造しようとしている」そして「職権を悪用している」として告発した。一昨日実施された「あかつき作戦」で、ドーウ・ペリンチェキ、イルハン・セルチ 全文をよむ
エルゲネコン捜査の中で、ウムラニエのゲジェコンドゥ(不法建築住宅)で見つかった手榴弾の保持容疑で逮捕されたメフメト・ゼケリヤ・オズチュルク退役少佐が、行政裁判所襲撃後の供述で、一昨日拘束された労働者党総裁ドーウ・ペリンチェキを、関係者だとうったえていることが明らかになった。 ある時期ペリンチェキ党首の相談役をつとめていたことを説明したオズチュルクは、「労働者党とペリンチェキは、既存の地下組織に関係のある組織構成員らとともに活動や計画することができる、そして計画と活動を支援することさえで 全文をよむ
ジュムフリイェト紙の社主にして主筆である、83歳のイルハン・セルチュク氏が早朝4時半に自宅へと押し入られ家宅捜索を受けたこと、そして瞬く間に拘束されたことが、大統領官邸をも不快にさせることとなった。アブドゥッラー・ギュル大統領とメフメト・アリ・シャーヒン法務大臣はジュムフリイェト紙アンカラ支局ムスタファ・バルバイ局長に電話で、この事件から感じた悲しみを伝える一方で、エルトゥールル・ギュナイ文化観光大臣は「トルコにおける新聞記者の第一人者の一人が自宅から連行され拘束されたことに遺憾の意を表明した 全文をよむ
(21日)金曜日の午前4時30分に、自宅で捕らえられたイルハン・セルチュク氏(83)は、40時間の拘束うち4時間尋問された。疲労し消耗したセルチュク氏は、弁護士を通して支持者たちにメッセージを送り、「3月12日よりも厳しくされた」と述べた。イルハン・セルチュク記者は明け方釈放された。 エルゲネコンの組織の一員であるとして金曜日の4時30分に捕まり、40時間拘束されたイルハン・セルチュク氏は、約4時間半尋問された後、明け方に釈放された。セルチュク氏に渡航禁止命令が出された。セルチュク氏は 全文をよむ
エルゲネコン捜査は、昨日(21日)驚きの拘束とともに(事件の)「規模」を変えた。ジュムフリイェト紙の主筆で社主のイルハン・セルチュク、労働者党党首ドーウ・ペリンチェキ、元イスタンブル大学学長のケマル・アレムダルオールを含む12名は未明に自宅や職場に行われた「暁」作戦により拘束された。労働者党、アイドゥンルク誌、ウルサル局のコンピュータ、書類は押収された。 2007年12月13日にウムラニエのとある家で発見された手榴弾とともに開始したエルエネコン捜査は、拡大し続けている。以前に39人を拘 全文をよむ
エルゲネコン・テロ組織についての調査により拘束されたイルハン・セルチュクは、1925年にアイドゥンで生まれた。1950年にイスタンブル大学法学部を卒業した。弁護士、印刷業、雑誌・新聞の編集者といった職に就き、1952年に「41半」という名前のユーモア雑誌で最初の記事を書いた。セルチュク氏は1963年から最近まで、ジュムフリイェト紙で月曜日を除く週に6日「窓」というコーナーで記事を書いている。セルチュク氏は同時に新聞の編集長も務めている。 セルチュク氏は「3月12日書簡(1971年)」の後に拘 全文をよむ
エルドアン首相は全国知事会議において、報道陣をシャットアウトした中で、ジュムフリイェト紙編集長イルハン・セルチュクも含まれていた今回の逮捕について論評した。情報によると首相は、グラディオの一掃という決着をもたらしたイタリアの「清潔な手」作戦を挙げて、トルコもマフィアや地下組織に対して、同様の闘争をしていると述べた。エルドアン首相は、「早晩トルコに地下組織やマフィアはいなくなるだろう、我々はこの問題について固い決意でいる」と述べた。 タイイプ・エルドアン首相は、地下組織との闘争について、 全文をよむ
エルドアン首相は提訴された解党訴訟が、地下組織との闘争を不快に思う連中とつながりがあるかどうか知りたいという姿勢を示した。 エルドアン首相は「多くの地下組織が我々の政権下で打ち負かされてきました。エルゲネコン地下組織に対する取り締まりがなされました。これらが誰かを不快な思いにさせるというのでしょうか?」と述べた。 エルドアン首相は、臨時党会議で行った演説で、提訴された解党訴訟が、公正発展党(AKP)の地下組織との闘争を不快に思う連中とつながりがあるかどうかということを知りたいという 全文をよむ
公正発展党(AKP)の解党問題に関しての裁判に続いて始まった議論にハサン・ゲルチェケル最高裁判所裁判長も発言を行った。 書面での説明を行ったゲルチェケル裁判長は、裁判に関して、侮辱的言動にならないように批判はおこないうると述べた。ゲルチェケル裁判長は、批判の境界線に圧力をかけ、侮辱的言動を与えるニュースや説明が正しくないことを強調した。ゲルチェケル裁判長の説明は以下の通りである。 「共和国最高裁判所検事長は、憲法と法律が自身に与える職務、権限、責任の範囲で行動し、法的判断を行 全文をよむ
公正発展党に関する公判手続は、起訴状が今日憲法裁判所のメンバーに配布されることによって公式に始まる。憲法裁判所長官ハーシム・クルチは、「現在まで手続きは一切行なわれなかった。月曜日に起訴状が増刷され、メンバーに配布されるだろう」と述べた。 解党裁判は、刑事裁判の手続きに則る。起訴状のメンバーへの配布に続いて、査読報告役が最初に点検を行い、裁判文書の様式の点で不足がないかどうかを確認する。 裁判所は報告書が作成されたのち決められた期日に集まり、起訴状を認めるかどうかという点につ 全文をよむ
公正発展党(AKP)は、アブドゥッラフマーン・ヤルチュンカヤ最高裁判所検事長が同党の解散に向けて起訴したことを受け、政党解散を困難にするための行動を起こしている。今後、解党裁判を開くためには議会の許可が必要になる見込みだ。AKPの法律顧問団は、解党をより困難にするための憲法改正案の取り組みを開始した。アメリカ合衆国ならびにイギリスでは解党制度は無く、いくつかの国ではすでにより困難な方式に変更されている。そんな中で顧問団が思い描いているモデルは日本の憲法だ。日本では裁判所が解党について憲法判断を下 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領は、解党訴訟がトルコの威信を揺るがすだろうと述べた。2007年を不要な議論で失ったことに言及した同大統領は、「同じ事態を経験することは正しいことではない」と話した。 大統領は、イスラム会議機構首脳会議のため訪れたセネガルから帰国する飛行機内で新聞記者らの質問に回答した。ギュル大統領は、解党訴訟に関するある質問を受け次のように述べた。 「トルコのイメージ、トルコに向けられた信頼の継続、トルコが辿り着いた民主主義路線という観点から、そしてEU論争においてよ 全文をよむ
公正発展党(AKP)の隠された計画があるのか?トルコを内緒で少しずつ宗教的な社会に変えることを狙っていたのか?世俗主義を破壊することを狙っていたのか? 疑いなく、このように考えるAKPの議員たちはいた。一部がまだこのように考えていることは疑いない。「スカーフを公共の場所で解禁する」と述べたヒュスニュ・トゥナ氏とファトマ・シャーヒン氏の存在は、「隠された計画」について疑いを持つ人たちの恐れを増さずして何であろう? 「共和国のイスラム化」を書き、この考えを変えていないと述べるオメ 全文をよむ
世界の主要な報道機関は、裁判を「政権政党の非合法化に対する着手」として位置づけた。各メディアは、公正発展党(AKP)の最近のスカーフに関し追及した政策に注目し、政教分離支持者と〔AKPが〕この問題でより一層対立したとの説明をした。 フィナンシャル・タイムズ 予期しない行動 トルコでの憲法体制の支柱である法曹界、軍部、共和国主義者の野党は、源流が政治的イスラームにまでつらなる公正発展党に不信感を抱いていた。 1990年代に裁判によって解党させられた政党の、そして政治的イスラームに 全文をよむ
AKP(公正発展党)解党の最初の訴訟は、元最高裁判所検事長サビフ・カナドオールが2002年の総選挙前に起こしたものである。憲法裁判所は、エルドアン首相がAKP党首であることに関し、党籍離脱しているため、(党首にはなれないと)警告したが、しかしエルドアン首相は6ヶ月の間、党首の座を離れず、ただ党籍を離脱していた。 これに対し2002年10月22日にカナドオール元検事長は、エルドアン首相は党首を続投することはできないとし、AKPの解散を要求し憲法裁判所に訴え、エルドアンが党首に就くことをも阻止す 全文をよむ
最高裁判所検事局は、与党の公正発展党(AKP)について、「世俗主義に反する活動の拠点となっている」罪で解党を請求し訴訟を起こした。検事局はAKPの設立者として知られるアブドゥッラー・ギュル大統領、タイイプ・エルドアン首相、ビュレント・アルンチ元国会議長を含む、71名のAKP指導者と党員に対して「政治活動の禁止」を求めた。憲法裁判所のハシム・クルチ裁判長は、訴訟の請求が昨日(3月14日)の16時30分に行われたため、この件に関する業務は行われていないと述べ、「月曜に手続きを始めます」と語った。16 全文をよむ
最高裁判所検事長が公正発展党(AKP)に対し解党の訴訟を起こしたのと同時に、エルドアン首相は参謀らと党本部で会合を開いた。会合で用意された声明文をAKP副党首デンギル・ミル・メフメト・フラトが読みあげた。声明では、解党要求が標的にしているのはAKPではなく、「トルコの民主主義」と「国民の意志」であるとし、国民に次のように呼びかけた。「心配しないでください。われわれ国民が長い年月をかけ、多くの代償を払いながら必死に勝ち取った民主主義と経済的成功が、たった一つの書面で消し去られ、水泡に帰することを、 全文をよむ
勤労者の社会保険及び国民健康保険法案を引き下げることを目的として行われた2時間に渡るストライキに関し、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、「今日何か起こっているが、あれは一体何だ?仕事をボイコットしている。こういうことは違法行為だし、二度としてはならない。法律にこれを許可するような条項はない」と話した。 エルドアン首相は、この法案で「獲得された権利が何であれ、そのすべてが同様に保障されている」ことに触れながら、「私はこのように主張する人たちが間違っている、嘘をついていると述べてきた。 全文をよむ
ノールーズ(Nevruz:ネヴルズ、春を祝うトルコの祝日)が近づくなか、民主市民党(DTP)がこの祝日の名前を記述する際に使用した「W」を認める判決がトゥンジェリで出された。トゥンジェリ下級刑事裁判所は、昨年のノールーズ前に「Newroz」と記載したチラシを配布したことで「トルコ語以外の言語による宣伝行為」の罪で起訴されていたDTPのフドゥル・アイタチ県支部代表と労働党の(EMEP)ヒュセイン・トゥンチュ県支部代表について「本件では有罪の条件が満たされていない」として無罪判決を下した。 全文をよむ
(レジェプ・)タイイプ・エルドアン首相は政府の東部・南東部に関する「解決策」を垣間見せた。 同首相は、ニューヨークタイムズにたいし、テロ組織への支援を断つために、人々の生活水準を向上させると述べた。首相は2つの大きなダム、灌漑用の運河、そして道路を建設し、シリアとの国境の地雷敷設地を農地に変えるつもりだと述べた。さらに、雇用されれば若者はクルド労働者党PKKに加担しないであろうとした。そして、投資に関して具体的な金額を打ち出した。「12億ドルが投資されるだろう」と。エルドアン首相は、テ 全文をよむ
行政裁判所第8法廷はユスフ・ジヤ・オズジャン高等教育機構理事長が各大学の学長に送った「スカーフ着用の学生を授業に参加させるように」との指示を「不当な命令」と判断し、執行を停止させた。これによって高等教育機構総会の決定のまえに、オズジャンの指示の法的根拠が示され、スカーフを着用した学生の入校が認められなくなる。 全教職員組合、ガージ大学教職員組合、中東工科大学教職員組合の諸組合が、高等教育機構オズジャン理事長による学長への指示が不法であるとして、起こした訴訟の第一段階が終わった。 第 全文をよむ
デンマークの複数の政党に属する33人の市長がレジェプ・タイイプ・エルドアン首相に書簡を送った。書簡は、民主市民党所属の〔トルコの〕56人の市長に対する起訴の撤回をエルドアン首相に求めたものである。この56人の市長は、ロジTVの閉鎖取り止めを求めてデンマークのアナス・フォー・ラスムセン首相に書簡を送り、この件で訴訟を起こされている。 「国民が選んだ市長に思想の自由を」と題された書簡は、民主市民党所属の市長たちが思想の自由のもとにロジTV閉鎖の取り止めを求めてデンマークのラスムセン首相 全文をよむ
宗務庁長官アリ・バルダクオールは、欧州人権裁判所(AIHM)および行政裁判所による宗教科目必修化に関する決定に対し「間違った決定である。事前に宗務庁に相談するべきだった」と反対意見を示して批判を浴びたことで、(本紙に向け)自らの正当性を主張した。同長官はあらゆる国民は裁判所の決定を批判する権利があると述べ、「私はイスラム国家のウラマーでもなければオスマン時代のシェイヒュル・イスラム(国家制度上のウラマー層のトップ)でもない」と発言した。さらに、宗教文化および道徳知識の本ではイスラムについて十分な 全文をよむ
アフメト・オザルは、父の担当医ジェンギズ・アスランの息子の葬儀会場で、関係者として名前が挙がっているエディルネでの収賄事件のため、「政治的謀略だ。信じるな」と語った後、逮捕された。 エディルネ県警が捜査している収賄事件で名前が挙がったトゥルグト・オザル第8代大統領の息子アフメト・オザルは8日、トゥルグト・オザルの担当医ジェンギズ・アスランの息子アルプ・ネジヒ・アスランの葬儀に参列した。 ファーティフ・モスクの中庭でアスラン一家に哀悼の意を伝えたアフメト・オザルは、ジャーナリス 全文をよむ
オズジャン氏は、「高卒は15ヶ月、大卒は6ヶ月の兵役、ということにはならないだろう」と語った。 高等教育機構(YÖK)理事長のユスフ・ズィヤ・オズジャン教授は、兵役問題に関し、「誰に対しても同じ期間にすることが検討されている」と述べた。オズジャン教授は8日、ヨズガトのボゾク大学の学部と付属専門学校を訪問した。職業専門学校で記者会見を行ったオズジャン教授は、次のように語った。 ■ 「拒否はされていない」 「新聞各紙に記事が出ています。高等教育機構理事長が参謀総長を訪ねて、拒 全文をよむ
憲法裁判所は、共和民主党(CHP)と民主左派党(DSP)による大学でのスカーフ着用解禁の憲法改正差し止め請求を、「裁判を開く条件を満たしている」と判断した。 憲法第148条によると、憲法改定に関する誤解釈の訴えが審議されるためには、トルコ大国民議会全議員の5分の1、つまり110名の国会議員の署名が必要となる。誤解釈の裁判は、法律が発布されてから10日以内に開始される必要がある。 憲法裁判所側は、3月6日(昨日)に行った会合で、請求申請がこの条件を満たしているとの判断を下した。 全文をよむ
民族主義者行動党(MHP)のデヴレト・バフチェリ党首は、反対勢力を標的にした参謀本部の厳しい声明に対し、同じように強硬姿勢で応酬した。 「どんな立場の人にも、民族主義者行動党を売国奴よりも国に有害な組織と言う権利はありません」 バフチェリ党首は、4日(一昨日)に行った批判に対し、参謀本部が「このような攻撃は、テロとの戦いに対する強固なる意志に対し、売国奴よりももっと有害である」と返答したことに続き、5日、党の参謀と会議を開いた。 バフチェリ党首は、会議の後、文書で声明を発表した 全文をよむ
民主市民党系の自治体であるイェニシェヒル市は、以前印刷したクルド語のポスターと招待状が調査の対象となり訴訟が行われたことに対する反発として、3月8日国際女性デー用にトルコ語-クルド語および中国語のポスターを準備した。イェニシェヒル市は3月8日国際女性デーのためにトルコ語-クルド語、中国語で用意したポスターを町中いたるところの掲示板に掲示した。以前トルコ語、クルド語、アラビア語、英語、フランス語のような言語でポスターや招待状を印刷した民主市民党の自治体は始めて中国語を採用した。 ポスター 全文をよむ
副首相兼政府報道官のジェミル・チチェキは、公正発展党が政権掌握後行った仕事の相当部分がテロ問題を解決するためのものであることを説明する中、「テロリストを山岳地帯から降ろすという名目での特別プログラムの発表を期待しないでください。そうでなければテロ組織は『もし自分がいなければ、この調整はなされなかっただろう、この方策はなされなかっただろう』と述べるでしょう」と述べた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の首相府で招集された閣議の後、チチェキ副大臣は次のように述べた。 「トルコは今日ま 全文をよむ
人口が2000人未満に減少した自治体が村に変更され、また43の新しい郡が設立されることを盛り込んだ法案が今週、議会総会で議論される予定だ。 法案がこの状態で成立すれば、1146の自治体首長が椅子を失うことになる。しかし村長になりたくない自治体首長は、この変更を妨げる方法を探っている。一部はアンカラに陳情に訪れ、まるで議会にテントを張っているようだ。 自治体首長たちは、大臣と国会議員に対し「オールコートでプレスディフェンス」を実施し、苦悩を説明しようとしている。人口調査で数人不 全文をよむ
宗務庁長官アリ・バルダクオール氏は、宗務庁として、かれら(ウラマー)が実施している活動は「イスラームの改革」と性質付けられるものではないことを明らかにして、「イスラームの改革というものはテーマになりえない。実施されていることは、ハディース(ムハンマドの言行)をより良く実践することなのだ」と述べた。バルダクオールは、数紙に「イスラームの改革」という形の記事が出ていることを説明して、特に海外メディアの興味本位によるこの種の記事を、「嘘で誤った内容」と語った。 全文をよむ
トルコ大国民議会内務委員会で承認された人口2千人以下の863の町と283の下位自治体の公的法人格を廃し、43の新しい区を創設することを目論んだ法律の原案は与野党間に緊張感を生じさせた。公正発展党が発言や対案を提出する権限を制限したため、共和人民党、民族主義者行動党、民主社会党は委員会を放棄する中、そうした適用についてトルコ大国民議会のキョクサル・トプタン議長に反対意見を訴えた。同議長は内規を破ることは出来ないと述べ、公正発展党の適用を調査し、必要な対応を行うと話した。 共和人民党会 全文をよむ
民主市民党(DTP)は越境作戦に対し、ディヤルバクルで抗議を行った。集会では元民主党員のザナ氏が読み上げた声明文では「クルド問題はただ民主的な自治領クルディスタンの建設によってのみ解決される」と述べられた。 トルコ軍が北イラクで始めた地上作戦に反対する民主市民党が、ディヤルバクルで組織したデモには約1万人が参加した。民主市民党の国会議員であるアイセル・トゥールク、セラハッティン・デミルタシュ、ギュルタン・クシャナク、そしてディヤルバクル広域市長のオスマン・バイデミルがデモに参加した。デ 全文をよむ
ボアズィチ大学社会学部教授ファルク・ビルテクは、スカーフを大学で自由に着用できるようにした憲法の改正を憲法裁判所に持ち込む決定を下した共和人民党(CHP)を批判し、「CHPはきわめて後進的に見える。CHPはアタテュルク主義者でも、共和主義者でもない。アタテュルクは女性の服装について干渉しなかったらしい。だからここにひとつの事実がある。CHP党員は社会の平安を望んでいるのではない」と述べた。 「スカーフをつけた学生が大学へ入れないというのはどういうことなのだろうか」と問うたビルテク教授は 全文をよむ
大学におけるスカーフ禁止を撤廃する憲法改正が官報で報じられ施行されたにもかかわらず、一部の学長たちはこの改正に異を唱えている。 学部の門に書き付けを掲げ「スカーフをした学生はキャンパスに受け入れられぬ」と訴えたマルマラ大学は、興味深い理由をあげた。憲法改正を重視していない同校の理事会は「法の優位性に対する敬意と社会的平和のために」禁止を実行し続けることを明らかにした。通信教育学部の講義に参加しようとしたスカーフ着用の学生は、昨日入校を許されなかった。 門に掲げられた2月15日 全文をよむ
憲法改定承認後初めての授業が今日、行われる。高等教育機構オズジャン理事長は、「スカーフ着用者をキャンパスに受け入れるように」と発言した。 アブドゥッラー・ギュル大統領がスカーフ解禁を承認したことに続き、今日、新学期を迎える大学では混乱が予想されている。法律家に相談して下した決定に沿って学長側が明確にした「大学でのスカーフ着用に、憲法改定だけでは不十分である。法律が整備される必要がある」という見解に対して、高等教育機構理事長のユスフ・オズジャン教授は、大学でのイスラーム風スカーフ着用が自 全文をよむ
ギュル大統領が憲法改定を承認したにも関らず、学長側は大学でスカーフ解禁するためには高等教育機構法補則第17条の変更も必要であるという見解で一致した。 学長側は、ギュル大統領が憲法第10条および第42条に施された変更を承認したことだけでは、「大学でスカーフを解禁することにはならない」と主張した。そして法的プロセスが続けられる必要があることを明らかにし、高等教育機構法補則第17条も変更の必要があるという点で一致した。 ■学長側の評価は下記のとおり。 大学間連合代表、アク 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領は大学でのスカーフ禁止条項を撤廃する憲法改正案を承認した。 ギュル大統領は承認に至った理由を長々と述べた上で、この重要な決断を行った。そしてこの改正が、国の最高法規である憲法の基本的理念に反しないと宣言した。改正案は議会で411の賛成票により承認され、ギュル大統領は、これが国民投票で80パーセントを獲得したのに等しいと強調した。だが一方で、一部の国民が抱えている不安を取り除くための様々な整備が実現されるよう要望した。また、権利と自由を強化するための改革も急い 全文をよむ
●トルコ軍は、12月以降空から攻撃していた標的であるテロリストに、今回突然の地上攻撃を行った。一昨日、日没と共に1万の兵を動員して始まった作戦で、北イラクの20キロ内部に入った。 ●ヘリコプターがこの地域に降下させた奇襲部隊がPKKと戦闘を開始し、軍用機が兵士を空から援護した。参謀本部は、「トルコ軍(TSK)は目的を達したら直ちに国内に戻るだろう」と表明した。 トルコ国軍(TSK)は、標的である北イラクのPKKを「極寒の急襲作戦」で攻撃した。大統領官邸で一昨日夜、作戦計画が説明され 全文をよむ
宗務庁長官アリ・バルダクオールは、世俗主義と宗教が対立構造に置かれることに対し反感を示した。政治が宗教論議に介入すべきでないと述べる同長官は、「世俗主義と宗教の議論は自らの足に銃弾を撃ち込むようなものだ」と語った。 バルダクオール長官はまた、「コーランにはスカーフについての記述はない」という主張に対し反論した。同長官は、イスラム教徒は1400年間、宗教的義務であるためにスカーフを被っていると注意を促し、「一部の人間が正しい知識に飽き足らず、自らに合った法的解釈を求めることは間違って 全文をよむ
42の新しい区を設立するという公正発展党の決定が反発を呼んでいる。共和人民党のエルスィン議員は、「票獲得を踏まえた作戦」と述べた。民族主義者行動党のタンルクル議員は、「善意をもって考えられた取り組みではない」と述べた。 公正発展党政権が42の新しい区を設立すると発表したことに対し、共和人民党と民族主義者行動党は反発を示した。閣議で署名の段階に入った草案によると、イスタンブルのカドゥキョイ区やイズミルのコナック区の分割が検討議題とされる一方で、新しい区が設立される県は、アダナ、アンカラ 全文をよむ
公正発展党と共和人民党の間における「世俗主義」論争が法廷へもちこまれた。 エルドアン首相は、「世俗主義というものは、エルドアンの小さな脳には入りきらないほど広い概念だ」と述べた共和人民党のオンデル・サヴ事務局長を相手取り、30,000新トルコリラの賠償金請求裁判を起こした。 エルドアン首相は、人権侵害とひどい侮辱がなされたとして、昨日(18日)、サヴ事務局長に対し、弁護士を通じ裁判所に訴えを起こした。サヴ事務局長は、先週行った会見で、世俗主義に対する姿勢のためにエルドアン首相 全文をよむ
エミニョニュ、ファーティフに属する予定である。アルナヴトキョイ、スルタンガーズィ、アタシェヒル、チェクメキョイ、バシャクシェヒル、エセンレル、ベイリッキドゥズ、エセンユルト、サンジャクテペが区となる予定だ。アンカラにもプルサクラルという新しい区ができる予定である。 政府は、住所に基づく人口登録システムの結果の発表に続いて、人口が2000人以下の地方自治体を廃止し、42の新しい区を設けることを決定した。これによると、イスタンブルに8つ、イズミルに2つ、アンカラに1つの新しい区が設立される 全文をよむ
ジズレで、オジャラン逮捕から9年になるのをうけデモが行なわれたが、そのデモで命を落としたヤフヤ・メネクシェの葬式でPKK支持者が暴力行為にでた。暴徒はトルコ国旗を引きずり降ろし、アタテュルク像に石を投げ、自分たちの職場をも破壊した。 シュルナク県のジズレ郡で一昨日(15日)、アブドゥッラー・オジャランがケニアで捕まりトルコに移送されてから9年になるのをうけ、違法デモが行なわれた。そのデモで頭に石があたって死亡したヤフヤ・メネクシェ(15)の葬式が昨日(16日)行なわれ、その葬式でPKK 全文をよむ
共和人民党(CHP)はエルドアンに対して、「ふさわしい答えを出す」ことに決めた。最初の声明はサブ(事務局長)が出した。世俗主義はエルドアン首相の小さな脳に入りきらないほど広い概念である。 CHP中央執行部は会議で(レジェプ・)タイイプ・エルドアン首相の最近の発言を評価した。会議後にオンデル・サブ事務局長は、エルドアン首相の発表に対して「黙っていない」、「ふさわしい答えを出す」ことに決めたと述べ、「世俗主義はあんなレジェプ・タイイプ・エルドアン首相の小さな脳には入りきらないほど広い概念で 全文をよむ
大学入試センター(ÖSYM )長のユナル・ヤルマアン教授は、3月14日(木)に予定されている高等教育機構(YÖK)総会で大学学生選抜テスト (ÖSS) の指針が討議され承認される場合、大学学生選抜テストの受験申請は3月3日(月)に開始予定であると報じた。 ヤルマアン教授は、「大学でイスラーム風スカーフ着用が自由となれば、大学学生選抜テストでも着用自由となります。しかし私は安全面で懸念を抱いています。まずカンニング行為があります。」と述べた。 また同教授は、憲法改正が承認され、官報で 全文をよむ
最高裁判所名誉検事長サビフ・カナドオールは、歴史に学ばない者達は同じ出来事を経験するだろうと発言し、 「ふたつの政党が宗教を政治に利用し、世俗主義に反対の立場をとったため、そしてイスラーム風スカーフを擁護したために閉鎖されたことは近い過去に起こったことだ。諸政党は、 憲法と法律の決めごとの範囲内で、活動しなければならない。この義務を隅に追いやり、世俗主義の原則に反した活動をするのでしたら、閉鎖されて当然です」と述べた。 カナオールは、アタテュルク思想協会カドゥキョイ支部によって 全文をよむ
スカーフについての議論は、トルコの民主主義の観点から見て重要な一里塚となった。 この議論が交わされる中、一部の政治家やコラムニストたちは、5月27日クーデターで処刑されたアドナン・メンデレス氏を想起させて議会を脅かそうとつとめた。 「混沌、不明瞭」という見出しが躍った。こうした記事へ最も厳しい見方を示したのは、メンデレス氏の息子アイドゥン・メンデレス氏であった。メンデレス氏は「アッラーよ、二度とあんなことは。こういうことを言っている人たちは軽率である」と述べた。 全文をよむ
共和人民党(CHP)が、大学でスカーフ着用禁止撤廃に関する憲法改正に反対し、異議を申し立てた憲法裁判所は、昨年の大統領選においてギュル氏が大統領となることを妨害した「大統領選の定足数367は必須である」との決定を下している。 大学でのスカーフ着用禁止撤廃に関する憲法改正案がトルコ大国民議会(TBMM)を通過し、共和人民党がこの憲法改正の是非を憲法裁判所に持ち込むことが明らかになり、注目は再び上級裁判所(憲法裁判所)に向けられることとなった。7月22日の総選挙前に「大統領選の定足数367 全文をよむ
エルドアン首相は、「自由が行き渡るという点で、あらゆる障害を取り除き、トルコがより民主的な仕組みを手にするよう、確固とした歩みを続けている」と述べた。 ケルンアリーナでドイツ在住のトルコ人たちに行った講演の中で、ヨーロッパの地で暮らすトルコ人たちが、この地域で働く一方で、自身のアイデンティティ、文化、伝統を守る闘いを行っていると述べた。 ■禁止派が理解できない エルドアン首相は、スカーフを着用した学生たちが大学に入学できないことに触れ、「何千人ものトルコ人学生は、一 全文をよむ
スカーフ自由化のために行なわれた憲法改正が、学術関係者を「スカーフに賛成」を唱える派と「反対」を唱える派の二つに分ける中、三番目の声が上がった。一部の学者たちは、「スカーフへの見解による分極化に対して民主主義と自由を普及させよう」という見出しの宣言を出し、インターネットで署名を求め、個人の自由を守る一方で、世俗主義と民主主義の仕組みを傷つけるアプローチに対して協調を呼びかけた。フアト・ケイマン教授、アフメト・インセル教授、メフメト・アルタン教授、ファトマギュル・ベルクタイ教授を含む著名な学者たち 全文をよむ
アンカラ、スヒイェ広場で行われたデモへの参加者たちは、トルコ国旗だけを掲げた。 演説者は政権を批判する一方、デモに参加した国民は政権への批判と世俗主義擁護を訴えて国会に圧力をかけた。 トルコ大国民議会において、大学でのスカーフ着用解禁のための憲法改正案に最終投票が行われるなか、1キロメートルほど離れたスヒイェ広場では抗議デモが行われていた。 ほとんどが女性団体である76の市民団体によって計画された「自立と世俗主義集会」には何万人もの人が参加した。デモ参加者の多くは女性と子供で、 全文をよむ
大学でのスカーフ禁止を撤廃する憲法改正法案が、昨日(9日)、国会の総会で411という記録的な票で承認された。投票に参加した518名の国会議員のおよそ80%が憲法改正法案に「承認」との票を投じた。 国会の総会は、憲法改正法案の第2回投票を行うために11時に召集された。各条項毎に検討が行われず、改正提案について提案者に発言の機会が与えられた。憲法改正の投票に参加した約80%がスカーフ解禁に賛成と述べた。公正発展党と民族主義者行動党議員は憲法改正法案に賛成票を投じたが、不参加の15名を出した 全文をよむ
公正発展党と民族主義者行動党による、高等教育機関でのスカーフ解禁を盛り込んだ憲法改正草案が、国民議会の総会にて411票で可決された。共和人民党議員たちはこの決定を「トルコの暗黒革命」と位置付けた。 公正発展党(AKP)と民族主義者行動党(MHP)の「高等教育機関でのイスラーム風スカーフ解禁」に関係する憲法改正案が、議会総会にて411票で可決された。この改正案は司法、大学管理側をはじめ社会の様々な方面から反発をうけ、何日もの間、トルコの重要な政治課題のひとつとなっている。 トル 全文をよむ
公正発展党は、ソウトズにある新しい党本部に2万5千冊の本を所蔵する大規模図書館を設立している。図書館は今年5月の開館が待たれている。 党本部の4階部分すべてが図書館となる予定だ。図書館は大学生と党員が利用するために開設され、あらゆる分野に関連した本が置かれる。公正発展党党首レジェプ・タイイプ・エルドアンは、特に政治に関するあらゆる本が集められることを希望した。図書館計画は公正発展党政策調査会の責任者で副党首のレハ・デネメチ氏が中心となって推し進めている。 デネメチ氏は「公正発展党は他の政 全文をよむ
高校卒業後、女子が進学しない理由の1番は「入学試験に合格できなかった」で29パーセント。続いて14パーセントが「結婚」、10パーセントが「働かざるを得ない」で、「スカーフが禁止されているから」はたったの1パーセントだった。 トルコは何週間もスカーフ問題でもちきりだが、ボアスィチ大学ビンナズ・トプラク教授とサバンジュ大学のエルシン・カライジュオール教授が行った調査では、高校を卒表した女子のうちスカーフ規制のせいで大学に行けなかったのはたったの1パーセントにすぎないことがわかった。 全文をよむ
30近いアレヴィー信徒の団体は、公正発展党が民族主義者行動党の協力を得て、大学でのスカーフ着用解禁を目指す憲法改正に対し、反発する声明を発表した。その声明で、スカーフ着用解禁の試みを断念するよう、さもなければあらゆる民主主義的デモンストレーション、反対行動をおこなう権利を行使すると明らかにした。 声明では、大学でスカーフ着用解禁を認める試みは、「宗教に仕える国家」を形成しようとする挑発行為であると主張した。また、(その試みがもたらす)世俗主義の排除は、社会の仕組みを宗教的シンボルに則し 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領は、高等教育機構(YÖK)で空席となっていた5名の委員のうち4名を指名した。ギュル大統領が選んだ委員の中には「スカーフ着用の自由」という意見書に署名したドゥルムシュ・ギュナイ教授の名前があった一方、トルコ大学機構(ÜAK)によりYÖK委員に提示されたジェラル・シェンギョル教授の名前が大統領官邸に伝えられなかったことが明らかになった。 この任命により閣議とギュル大統領によりYÖK委員に指名された委員の数は11名に上った。シェンギョル教授は、ユスフ・ズィヤ・オズジャン教授 全文をよむ
憲法草案によると、国は宗教文化と宗教教育の両方を実施する予定だ。 公正発展党(AKP)は、アレヴィー信徒の学生が裁判所の決定により(宗教科目を)免除された後、新たに議論の的となった必修の宗教科目について後退をせず、新憲法草案においても宗教の授業を必修とした。さらに要請があれば、二つ目の宗教科目も行われる。 公正発展党の新憲法草案は、大学におけるイスラーム風スカーフ解禁の取り組みのために公表日程が未定となっているが、これに盛り込まれる予定の宗教指導・教育に関する改定が最終的なか 全文をよむ
PKK(トルコ労働者党)がダールジャを襲撃した後に連れ去られ、その後解放された8人の兵士は、昨日、釈放判決のもと自由の身となった。兵士の家族は「トルコ軍万歳」というスローガンを掲げた。 PKKがダールジャの歩兵大隊を襲撃した後に連れ去られ、北イラクの軍事基地で拘束、その後解放されるに至った8人の兵士は、拘留されていたヴァン軍警察治安部隊司令部において昨日行われた軍事裁判審理の結果、釈放処分となり解放された。判決後、兵士の家族は「トルコ軍万歳」というスローガンを掲げた。 ハッキャーリ 全文をよむ
アマスヤで、断食をしない生徒に食事が出されなかった事件について、トルコ大国民議会人権委員会は「断食をしない生徒らが断食をしている生徒らを尊重した」ものであるとの見解を示したが、これに対しヒュセイン・チェリキ国民教育相が校長らを有罪とした。同大臣は、断食をしない生徒に食事を出さなかったとして3人の学校幹部を懲戒処分とし、同事件をマスコミに知らせた教師にも戒告処分を与え異動させた。また、アマスヤ中央女子職業訓練校で4名の女子生徒が宗教的圧力の結果退学したとする主張についての、アンタリヤ県選出共和人民 全文をよむ
共和人民党CHPは、政治ブロックとしてスカーフ解禁に反対する唯一の政党である。デニズ・バイカル党首は、昨日の党の中央運営委員会の会合で、この問題についてかなりの時間を割いた。 バイカル党首は、改定案になぜ反対するのかを説明する中で興味深い意見を述べた。入手した情報によれば、スカーフ着用の学生たちを「反世俗主義運動やトルコを宗教国家にしようとする人々の犠牲」と位置づけ、「我々はスカーフを着用する女子学生たちを保護する。彼女たちには何の問題もなく、問題なのはトルコをこのような状態にしている 全文をよむ
スレイマン・デミレル第9代大統領は、「今年の記憶に残る政治家」賞を授与された。共和国設立84周年のため一昨日の晩にバシュケント・グループによって主催された「2007年、金色に輝いた人物」賞が、受賞者に送られた。 授賞式で賞を受け取ったデミレル元大統領は、市民社会組織が様々な分野間でコミュニケーションを確立し、民主主義のために重要な仕事をしていると述べた。授賞式では、「今年のテレビ関係者、新聞記者」の部門でも、賞が授与された。 防衛産業次官ムラド・バヤル氏も、「今年の次官」賞を元内務 全文をよむ
イスラーム風スカーフに関する「あごの下で結ぶ」という表現が、議論の的となっている。チチェキ首相補佐官は「アナトリア風です」と言い、民族主義者行動党のバル議員は蝶結びであると説明し、パチャジュ議員はこの点で曖昧さがあると述べた。 公正発展党(AKP)と民族主義者行動党(MHP)が、高等教育機構法規の追加条項、第17条で「あごの下で結ぶ」と表したスカーフの被り方には曖昧さが生じている。 スカーフをあごの下で蝶結びにするかどうかがはっきりしない一方で、公正発展党のグループ長代理ベキル・ボ 全文をよむ
民主市民党カプラン議員は、「大学でのスカーフ解禁が計画されているが、教育現場でのクルド語使用は再び禁止とされるだろう」と述べた。 民主市民党のシュルナク選出国会議員であるハスィプ・カプラン氏は、公正発展党政権がトルコの政治課題を変えようとしていること、そして「大学に自由を」と言って、スカーフ解禁を行う一方で、クルド語教育を新たに禁止する意向であると主張した。 カプラン議員は、ロジ・テレビで一昨日の晩に放送された「セラ・ソル」という討論番組に出演し、「ケマリストはもはや何も声を 全文をよむ
イスラム主義者の書き手たちから出された「スカーフが高等教育機関のみで解禁されるということは、公的機関でのスカーフ禁止が憲法で保障されるとことを意味してしまう」という批判は、公正発展党(AKP)の検討議題となった。 公正発展党が民族主義者行動党と共に行っているスカーフ禁止撤廃に向けた取り組みが、最も重要な段階で「小休止」することが、疑問視されることになった。スカーフが高等教育機関に限定して解禁されるということは、他の公的機関でのスカーフ禁止を憲法で保障することになる、というイスラム主義者 全文をよむ
公正発展党と民族主義者行動党が高等教育機関でのスカーフ解禁を達成させるために協力し、憲法改正で合意を形成させようと努める一方で、高校ではスカーフ(解禁)のためのスイッチが押された。トルコのいたるところで、政治の対処法がまだなされる前に、スカーフ姿の学生が通信制高校の試験を受け始めた。スカーフを取ることを望まない女子学生がより受験選択する通信制高校では、多くの教師があらゆる異議を唱えたにもかかわらず、スカーフをとらずに試験を受けた。コンヤでは女性学生の一人は、ベールさえもとらなかった。 全文をよむ
憲法女性プラットフォームは、服装問題に関して憲法に「一般的な道徳基準」が導入されるとのニュースに懸念を表明している。 200の女性団体からなる「憲法女性プラットフォーム」から昨日(25日)出された発表において、大学における服装規定が新たに整備されることに関連する憲法改正の動きについて評価がなされた。 特に憲法第42条に、「外見と服装が刑法と一般的道徳、慣習に反していないという条件によって」という表現が追記されるとのニュースが発表されたことに着目し、これは強硬な反対を引き起こすだろうと指摘 全文をよむ
大学院で高等教育を受けるため海外に派遣される学生に対し講話を行ったタイイプ・エルドアン首相は「私たちは西洋の知や芸術を取り入れてはきませんでした。残念なことに、非道徳的なものを取り入れてしまったのです」と話した。 昨日(24日)エルドアン首相は、ヒュセイン・チェリキ国民教育相、ユスフ・ズィヤ・オズジャン高等教育機構(YÖK)委員長とともに、国民教育省のホールで行われた学生の壮行会に参加した。スカーフを被った女子学生も含む学生らに向かって講話を行った首相は、トルコ共和国の発展、繁栄、先進 全文をよむ
政府は、地方選挙が近づくにあたり、自治体に関して急進的な行動に踏み切った。最近の調査で人口が2千人を下った地方自治体は閉鎖される見通しだ。 こうして、自治体のうち約30パーセントが消えることになる。閉鎖される自治体の数は899になると発表された。それらの自治体は、県の特定行政地区になり、その運営は地区長に移管される。 サービスの利用で不都合が生じないよう、県の特定行政体の枠組みの中で財政措置がおこなわれる。公正発展党(AKP)代表代理のベキリ・ニハト・エルギュンは、この措置は 全文をよむ
スカーフ解禁問題で、民族主義者行動党の提案は不十分と判断された。公正発展党は、民族主義者行動党に対し、22日、第10条と第42条の両方に変更を加えるという提案をする予定だ。 スカーフ解禁について、公正発展党と民族主義者行動党の間で調整作業が続いている。公正発展党は、禁止を解くための提案を22日、民族主義者行動党に伝える予定だ。民族主義者行動党は、スカーフ解禁のため、憲法の第10条の変更を提案している。エルドアン首相は、党の法律家らにこの提案について作業を行うよう命じた。 ■二 全文をよむ
大学でスカーフを解禁する試みに対し厳しい反発を示した最高裁判所と行政裁判所に対し、今度はレジェプ・タイイプ・エルドアン首相から同様の反発があった。「この国でもし権力の分立があるなら、この国で立法、行政および司法の力が互いに干渉してはならないならば、みな立場を、その位置づけをよく知るべきである。誰であれ自分を立法や行政機関より上であると考えてはいけないし、そうであってはならない。特に、だれも暗示的なものの言い方をしてはならない。司法の立場は暗示でものをいうための立場ではない。彼らもまた自らの任務を 全文をよむ
大統一党(BBP)党首であり、スィヴァス選出の国会議員であるムフスィン・ヤズジュオール氏は、憲法の不変の原則以外に、(条項の)調整を行うよう望んだ政党は閉鎖されるべきとは法律上の認識がないものだと述べた。ムフスィン・ヤズジュオール氏は書面による声明で、共和国検察長官アブドゥッラフマーン・ヤルチュンカヤ氏のスカーフについての見解に反論した。 同党首は、どんな組織もトルコ大国民議会の上に立つことはないと指摘し、「憲法上改変不可能で、改正提案も許容され得ない条項は明白だ。このほかに、調整を望 全文をよむ
政党の政治活動禁止に関する訴訟に唯一権限を持つ最高裁判所の共和国検察長官、アブドゥッラフマーン・ヤルチュンカヤ氏は、福祉党と美徳党が現実に解散させられた理由について言及し、またスカーフ禁止撤回の問題において2回目の警告を発した。この警告は、「スカーフ容認の様々な試みを禁止する訴訟にまで発展するのでは」との見方が広まっている。 ヤルチュンカヤ氏は、公正発展党(AKP)に対して9月19日にも警告を出した。彼は9月19日の初めての警告で行ったように、一昨日(1月17日)行った2回目の警告で、 全文をよむ
トルコ国営放送(TRT)のイブラヒム・シャーヒン社長は、トルコ国軍によるテロ組織への武力闘争を支援するため、周辺諸国の人々に向けたクルド語放送を行うと発表した。 昨日(17日)、シャーヒン社長はアンカラ駐在の記者を集め会見を開いた。同社長は、TRT所属の芸能人に対しTRT外部で働く道を開くためガイドラインの発行準備をしている。就任後はじめてとなった記者会見には、TRTの芸能人も参加した。シャーヒン社長が推奨した形式に沿って、同芸能人が外部でのプロジェクトに関わった場合、一定の額がTRT 全文をよむ
AKP副党首エゲメン・バウシュは、スペインのEFE通信社のインタビューに答え、ヨーロッパでトルコ政府について、「イスラム原理主義者」、「イスラム支持者」や「穏健イスラム」のような表現が使われていることを不快に感じていると述べた。 バウシュは、「我々がイスラム原理主義者ではないことを証明するために、十字軍でも作る必要があるのでしょうか?我々は我々自身を、保守的な民主主義者として定義しています。」と言った。バウシュは、EUに関する質問に対しては、「我々は2014年というような加入年が提示されたこ 全文をよむ
公正発展党(AKP)の主催した夕食会に参加したアレヴィー信徒は、夕食会を「共和国の歴史において始めて我々に光がかざされた」と評価した。参加しなかったアレヴィー信徒たちはというと、「見せつけのための夕食会は失敗だった」との評価だった。 AKPの主催した(ヒジュラ暦の)ムハッレム月断食後の夕食会が、アレヴィー信徒の間で論争を引き起こすこととなった。夕食会に参加したいくつかの組織の評価は以下のようである: ・ アブダル・ムサ文化研究・保護協会、アリ・トレン会長:共和国の歴史において 全文をよむ
ディヤルバクルにおける爆撃によって(PKK)組織の内部対立が明るみに出た。組織の実行協議会本部は、「ディヤルバクル攻撃の混乱」という見出しのもと、声明を出した。一方、(PKK)軍司令部は軍事行動を実行したディヤルバクル部隊を北イラクに呼び戻した。 組織の軍事部門であるHPG(人民防衛隊)と、ムラト・カラユラン、ジェミル・バユク、ドゥラン・カルカン、ムスタファ・カラスをはじめとする協議会本部との間で、激しい議論がなされたことが分かった。攻撃を実行したディヤルバクル班が北イラクに呼び戻され、事態 全文をよむ
エルドアン首相は「政府はEU加盟問題に対し無気力」という批判にとてもがっかりしたと述べた。 タイイプ・エルドアン首相は、政府がEU加盟交渉に無気力になっているという批判に怒りを露にした。同首相は「無気力になっているということはありません。トルコ国内にはEU加盟プロセスを奇妙な目で見る人もいますし、そういう見方もあります。しかしこの問題は、口笛で合図したらすぐに成し遂げられるというものではないのです」と話した。 エルドアン首相は第60代内閣の行動計画書を公表する際、次のよ 全文をよむ
6人の死亡者(うち5人が学生)と67人の負傷者が出た爆弾事件で、主要な役割を担ったとされるもう一人の人物が逮捕された。爆弾を積んだ自動車を爆発させたことが明らかになっているE.P.は、供述の中でカンディル山から指示を受けたと話した。 月曜の夜に行われた突入で拘束された「ディヤルバクル爆弾犯」のE.P.の尋問で、犯行を「ルズガル」「アメド」というコードネームを持つクルド労働者党PKK党員と共に実行したと供述していることが明らかになった。3ヶ月前に非都市部にあるフズル警察センターを爆破する 全文をよむ
ブッシュ大統領:トルコおよび米国の同盟国は、共通の敵であるPKKに対しても行動を共にする。 2003年3月のイラク占領以降崩れていた関係がここ2ヶ月半で修復される中で、8日(昨日)、アブドゥッラー・ギュル大統領は、ホワイトハウスで米国大統領ジョージ・W・ブッシュのゲストとなった。11月5日に「アルメニア人ジェノサイド」法案が米国議会で棚上げされた一方で、タイイプ・エルドアン首相がホワイトハウスでブッシュ大統領と会談し、PKKとの闘いにおける機密情報の共有の約束を取りつけた。これに続きギ 全文をよむ
法務大臣メフメト・アリ・シャーヒンは、表現の自由の観点から非難されている刑法301条の改正に関する提案が、今週中にトルコ国民議会に提出されるだろう、と発言した。 法務大臣メフメト・アリ・シャーヒンは、表現の自由を阻害する、という理由でしばしば非難されている刑法301条に関係し、閣僚会議へ提出される提案の準備が整った、と述べた。シャーヒンは、昨日行われた記者会見で、提案、または改正案そのものがが今週中にトルコ国民議会に提出される予定だ、と語った。 改正点 シャーヒンは、改正 全文をよむ
海外在住のトルコ国民の投票率を高めるため、海外選挙事務所の設立に関する法案が閣議で承認され、議会へ提出された。 この法案によれば、海外在住のトルコ国民は、郵送、電子投票(インターネット)、そして国境のほか、投票所での投票が可能となる。同じ人が繰返し投票することを防ぐため、投票人の指にインクを塗布する制度は、この法案により終了することになる。副首相兼政府報道官のジェミル・チチェキ氏が伝えたところによると、アンカラで県選挙委員会に付属する「海外選挙委員会」が組織される予定である。海外在住者 全文をよむ
共和人民党(CHP)中央執行部はクルド報告を作成した。:クルド語のテレビ放送、ラジオ番組を私設し、新聞を出版するように。プライベートスクールでクルド語教育を行うように、と。 CHP中央執行部が作成したクルド報告は、党議会会議でメンバーに配布された。その中で、トルコ南東部における問題が「職と食」の問題であると主張された。しかし、解決策としてクルド語のテレビ放送、ラジオ番組の開設、新聞の発行、プライベートスクールでクルド語教育を施すことが要請された。 報告では、南東部で全ての分野 全文をよむ
ダールジャでPKK(トルコ労働者党)に連れ去さられ、起訴された兵士の家族が抗議している。 終身刑を求刑された兵士ユジェの母親は「クルド語を話したためにこのような災難が降りかかった」と語った。 PKKがダールジャを襲撃した後に連れ去られ、トルコへ戻った後に逮捕された8人の兵士に対する懲役刑の求刑に、兵士の家族が反発した。マルディン出身のラマザン・ユジェの母親ファトマ・アイドゥンさんは、検察局が終身刑を求刑したことを「差別」とみなした。 軍事検察官が作成した起訴状では、8人の 全文をよむ
ディヤルバクルで起こった爆発テロは海外メディアで広く取り上げられた。複数の海外メディアが、テロは最近トルコ国軍によって行われた、北イラクへの越境作戦に対する報復としてPKKによって行われたものであるとする見解を示した。 ・The Times(英):10月からこれまでの間に、トルコ国内で起こった最も死傷者の多いテロであり、爆発の結果、子供の死者もでた。このテロはトルコ国軍の越境作戦をきっかけにこれまで国の南東地区で加速していた緊張関係のひとつの結果とも言える。 ・The Gu 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、ディヤルバクルでの爆弾攻撃に関して、「これは特にディヤルバクルの人々を狙った行動だ」と述べた。今日行うはずだったカルスとサルカムシュ訪問をキャンセルしたエルドアン首相は、今日ディヤルバクルに向かう。 写真展「アフガニスタン:歴史を意識した協働への確実な歩み」を開会したエルドアン首相は、次のように語った。 「今回起こった事件は、近年の我々の結束、協調、団結を犯そうとする一歩です。南東部の国民を狙った行動であり、特にディヤルバクルの兄弟たちに向けら 全文をよむ
昨日(1/3)、禁煙を拡大する法案が可決・承認された。トルコ国会の総会で承認されたタバコ製品の害悪防止に関する法の変更に関する提案により、公的機関の建物や廊下を含めあらゆる教育、健康、商業、社会、文化、スポーツ、バー、カフェ、娯楽または同様の目的の私的法人に属する建物の閉鎖空間内での喫煙が出来なくなる。 タクシーを含めた、陸路、鉄道、海路、空路全ての輸送手段において、禁煙となる。タバコ製品の税を、今後は歳出税として記載できなくなる。しかし、同法効力が生ずるまでには、レストラン、カフェ及 全文をよむ
ディヤルバクルで再びテロが起こった。街で最もにぎわう通りの一つに仕掛けられた爆発物を積んだ車両が、兵士を乗せた民営バスが通ると同時に爆発した。この事件で2人の学生を含む5人が死亡。30人の兵士を含む67人が負傷した。もし爆発が5分遅ければ、700人の学生がいる学習塾の前で大規模な殺戮が起こるところだった。 3日16時55分、ディヤルバクルのイェニシェヒル地区にあるセラハッティン・ヤズジュオール通りで大きな爆発が起こった。同通りは市庁舎と裁判所のすぐ裏にあり、街で最もにぎわう通りの一つ。 全文をよむ
至福党クタン党首は、2007年をトルコとイスラーム地域に対して「喪失の年」と特徴づけた。クタン党首は、新年に際して行った文書での会見で、「占領下でのイラクにおける虐殺は今年も続く、イスラエル占領下のパレスチナでは罪なき市民が日々新たな悲劇に直面させられている、アフガニスタンやパキスタンのようなイスラームを信仰する国々でも同様の不穏な企てや実際の運用の犠牲になり続ける」と主張した。クタン党首は、「係数付加制度(*訳注)の不当性とスカーフ問題をはじめとする」基本的人権に関しても少しも改善が見られなか 全文をよむ
新時代のトレンドのひとつは、明らかになっているように、アブドゥッラー・ギュル大統領が新聞記者らと共に食す特別料理と朝食であろう。 ハイリュニサ・ギュル夫人がカイセリから取り寄せた特別なパストラミを供した(イスタンブルの)フベル官邸での朝食は、おそらく新時代の重要な象徴のひとつとなると今から予想されている。 マスコミに向けての招待の開始はそもそも2週間ほど前の外務省公邸でおこなった夕食会であり、ギュル大統領は、一群の新聞記者をもてなした。 ■ 第三の催しの招待者は? 全文をよむ
ギリシャの資料から、仏大統領サルコジ氏の大叔父がトルコガラタサライ高校出身で、オスマン帝国下で「国家反逆罪」を求刑されていたことが明らかになった。 ギリシャ外務省資料室の文書が仏首相ニコラ・サルコジの過去に光をあてている。ミッリエト紙が同資料室で発見した文書によると、サルコジ大統領の祖先はサロニカ出身のユダヤ人で、彼のガラタサライ高校出身の大叔父が、オスマン帝国によって「国家反逆罪」容疑で死刑を求刑されていたことが明らかになった。 ギリシャ外務資料の、ギリシャのユダヤ人の歴史 全文をよむ
民主市民党ヴァン選出のオズダル・ウチェル議員はトルコ大国民議会の総会でクルド語の答弁をしようと計画している。同議員は国会でクルド語にて答弁することは民主的権利であると主張し、「イスラエルのシモン・ペレス大統領が国会でヘブライ語で話しをするのに、何故私がクルド語の答弁をすることが出来ないのだ」と述べた。 ウチェル議員はトルコ大国民議会総会の演壇上でクルド語答弁を思案中であると明かした。同議員は国会議員に答弁に使用する言語について制限すべきではないと主張し、「シモン・ペレス大統領がトル 全文をよむ
兄弟国パキスタンを代表する指導者の一人であるベナジル・ブット元首相が暗殺により死亡したことをトルコは「深い悲しみ」とともに受け止めた。アブドゥッラー・ギュル大統領は、今月上旬「第二次クーデター」後パキスタンを訪れた初めての外国人指導者であり、ブット元首相とも会談を行ったが、(事件を)「非常に遺憾」と話しこれ以上血の流されることがないよう望んだ。(レジェプ・)タイイプ・エルドアン首相はパルヴェーズ・ムシャラフ大統領に電話で哀悼の意を述べた。 ■ ギュル大統領は将来を不安に感じている 全文をよむ
情報共有の見返りとしてアメリカと非公式な取引が交わされているという声にエルドアン首相が激しく反発している。「このような見方は極めて低俗。トルコ共和国首相は何かを与える見返りにそのような取引をするほど恥知らずではない」 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、テロとの戦いにおいて実行されている国境外作戦のため、「協力体制の見返りにトルコがアメリカに対して便宜を図るのでは」という批判に答えながら「このような見方は全くナンセンスで、非常に醜く低俗だ。トルコ共和国首相はそこまで恥知らずではない」 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領は、高等教育機構によって一ヶ月前に彼に送られた学長候補者のうちから4人を任命した。ビレジキ大学に高等教育機構のリストにおいて第二位候補の位置にあったアズミ・オズジャン教授を任命したギュル氏は、カラビュク大学については学長の任命をしなかった。ハジェッテペ大学、ガラタサライ大学、セルチュク大学に対しては第一位候補者を学長として任命した。 大統領府からの公表によるとギュル大統領は、高等教育機構の推薦した候補者らのうちセルチュク大学学長には新たにスレイマン・オクダン 全文をよむ
参謀本部は、12月16日、22日に北イラクに対し実施した越境攻撃で、隠れ家や避難場所を除いて、150人から175人のPKK(クルド労働者党)メンバーが殺害されたと公表した。また参謀本部は、200以上の標的が爆撃されたことを明らかにした。 参謀本部は、PKK(クルド労働者党)の北イラクにある拠点に対し12月16日、22日に実施した軍事作戦について、最初の結果報告を発表した。その発表によると、北イラクのメティナ、ザップ、アヴァシン、ハルクーク地域の22ヶ所、カンディルの11ヶ所を含む33の 全文をよむ
タイイプ・エルドアン首相に続きアブドゥッラー・ギュル大統領もキリスト教信者である国民のクリスマスのお祝いを祝った。ギュル大統領は発表したメッセージで、どのような宗教、宗派を信仰するにせよ、すべての国民の幸福、安寧、そして安全が、連帯感や一体感、同胞意識の基本であり続けるであろうと述べた。 ギュル大統領は、クリスマスに寄せてのメッセージで次のように述べた:「長い歴史の中で、われわれを互いに固く結びつけてきた連帯感や一体感、そして我々の寛容の精神と同胞愛は、わが国民を力強くする美徳なのであ 全文をよむ
DTPヴァン県選出議員のオズダル・ウチェルはアール県党本部ビルでクルド語で会見を行った後、「トルコ語で話してください」といった新聞記者たちに対し「クルド語の通訳をそっちで用意しなさい」と提案した。 ウチェルはバイラムのお祝いの席で党員にクルド語で話した後、新聞記者たちがトルコ語での会見を望んだのを受けて、「私はトルコ語で会見はやりません。マスコミに属する皆さんに次のことを望みます。私は言うべき事は私自身の言葉で話しています。あなたたちもそれぞれクルド語の通訳を用意されれば、何の問題もないと思 全文をよむ
アダナのジェイハン地区に住む27歳のヒダイェット・デフシェトは自宅から電話でロジTVの女性番組に参加し、PKKに向けて賞賛のことばをつぎつぎと発言した容疑で逮捕された。1月6日地区で暮らすデフシェトは、11月25日にPKKの放送機関であるロジTVの『女性たちに自由を』という番組を見ていたとき、電話で生放送中の番組に参加した。番組で、テロ組織であるPKKに所属する女性たちを褒め讃え、宣伝活動をおこなったデフシェトは、前日ジェイハン警察署員によって家から連行された。監視下におかれた容疑者の家から多く 全文をよむ
犠牲祭に際し、政府首脳や政治リーダーがコメントを発表した。主な内容は下記。 ・ アブドゥッラー・ギュル大統領:「我々は社会全体に、我が国と民主主義のさらなる邁進のために誠意ある協力を期待する。」 ・ キョクサル・トプタントルコ大国民議会議長:「様々なちがいを対立や抗争のもととしてではなく、豊かさの源として受け止めなくてはならない。」 ・ レジェプ・タイイプ・エルドアン首相:「今日我々が直面している困難を乗り越えれば、ガーズィ・ムスタファ・ケマル・アタテュルクが示した 全文をよむ
大統領アブドゥッラー・ギュルは、トルコ国軍の北イラクに向けての越境作戦について論評し、「成すべきことをしたまで。全世界がそれを見たように、トルコに裏の意図はない。トルコは戦っている。皆さんが十分に理解されているように、この戦いにおいてトルコは正しい。」と言った。 ギュル大統領はコンヤ知事を訪問した際に、トルコがテロとの戦いを毅然とした態度で実行すると述べ、「この問題については、以前より、トルコの全ての組織の間で協議、協力、計画が行われてきました。実行されたことは、実行される必要があったことで 全文をよむ
参謀本部は、北イラクのPKKを標的として、暗視システム搭載の戦闘機で行った空爆の映像を、米国国防総省ペンタゴンのようにマスコミへ公開した。 トルコ軍は、12月15日0時30分から12月16日早朝、北イラクに越境作戦を実施した。その作戦行動には、トルコの軍事行動では重要な初めての経験が含まれている。いくつかの点で今回の越境作戦は米国が行う軍事行動を連想させるものであり、注目される点は次のとおり。 ・ トルコ空軍は、米国の第一次湾岸戦争、第二次湾岸戦争のような夜間の作戦行動を初め 全文をよむ
欧州連合の外交官周辺は、トルコ国軍が北イラクで行った越境作戦について、「柔らかな」な態度を見せている。欧州連合のある外交官幹部も、「クルド労働者党(PKK)との戦闘の問題は、トルコ政府の問題である、そしてトルコ政府は、この問題にアメリカと協同して取り組んでいる。欧州連合は、トルコの内部状況を良く把握している」と述べた。 (中略) アンカラ在留の欧州連合の外交官周辺は、トルコ国軍が日曜日(16日)に行った軍事作戦の問題を注視している。これらの外交官周辺は、作戦に関して「柔らかな 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領は、テロ対策不十分と非難され、辞職を求められている参謀総長のビュユクアヌト陸軍大将に対し、「皆が任務を遂行している。そのようなことは問題ではない。軍が国内の治安維持のための作戦を担っている。大きな犠牲が払われているのだ。これらは一日で解決されるというような問題ではない」という言葉で支持した。 ギュル大統領は、14日にカザフスタンで行われた記者たちとの会見で、「PKK(クルド労働者党)のテロ組織に加わっているが、武装闘争には参加していない者たちへの恩赦」と「ビュユク 全文をよむ
11日に職務を引き継いだ高等教育機構(YÖK)理事長ユスフ・ズィヤ・オズジャン教授が、昨日(12/12)アブドゥッラー・ギュル大統領とレジェプ・タイイプ・エルドアン首相を訪問した。ギュル大統領はYÖK理事長に任命されたオズジャン氏を承認した。大統領官邸でメディアに公開されることなく行われた承認式は、約30分続いた。オズジャン新理事長はその後、首相官邸を訪問しエルドアン首相とも会談。メディアの撮影が短時間許可されたこの会談は、およそ45分続いた。 全文をよむ
1934年、帽子革命(トルコ帽着用禁止)がまだ始まったばかりの頃、シェン・シャブカ(楽しい帽子)店を開店し、ビジネス界に躍り出たVakkoブランドの創設者のヴィタリ・ハッコ氏が、94歳で人生に別れを告げた。 Vakko創設者のヴィタリ・ハッコ氏は、イスタンブルで亡くなった。一昨日の夕方、具合が悪くなったハッコ氏は、移送先のアメリカン病院で行われたあらゆる処置にもかかわらず、命を取り留めることはできなかった。94歳のヴィタリ・ハッコ氏の死は、Vakkoのインターネット・サイトで、黒の背景 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領は、任期を終えたエルドアン・テジチ教授の高等教育機構理事長のポストに中東工科大学出身のユスフ・ズィヤ・オズジャン教授を任命した。ギュル大統領のこの人事は、教育界で驚きとして評された。 高等教育機構テジチ理事長の任期が終る少し前には同職候補者には多くの名前が挙がっていた。ビルケント大学学長のアリー・ドーラマジュ教授、公正発展党の高等教育機構メンバーのイッゼット・オズゲンチ教授、ハリス・アイハン教授とエンヴェル・ハサンオール教授の名前が挙がっていた。 全文をよむ
民主市民党エルズィンジャン県支部長のヒュセイン・ベクタシュオール氏は、PKK(クルド労働者党)のメンバーであるという罪にとわれ、7年半の懲役刑に処された。 ベクタシュオール支部長は、抗争で死亡したPKKメンバーの葬儀の際に行われた記者会見で、「トルコにおいて、尊敬すべきオジャラン氏は250万人のクルド人の決意なのです」と述べたために起訴され、懲役7年6ヶ月の有罪判決を受けた。 全文をよむ
昨日の議会は、“文化”論争の場となった。公正発展党(AKP)のアヴニ・ドアン議員が、「私たちの文化はただ一つ。名前はトルコ-イスラム文化だ」と述べたのに対し、民主市民党(DTP)のサバハト・トゥンジェル議員はクルド文化の存在を指摘した。 昨日(6日)大国民議会本会議で行われた、文化観光省の予算についての話し合いで、政府に対し反対意見が出され、“文化研究”論争が起こった。AKPのカフラマンマラシュ選出アヴニ・ドアン議員は、最近トルコで“文化地図作成”の動きがあると主張し「トルコの文化色は 全文をよむ
自由団ウフック・ウラス党首は、国会で女優らとともに政府に対し、「京都議定書の署名と温室効果ガス排出の緊急削減プロジェクトを宣言する」ことを呼びかけた。 ウラス党首は、女優のペリン・バトュさん、歌手のゼイネプ・ジャザリニさん、地球行動グループのメンバーらとともにトルコ大国民議会(TBMM)ディキメン門で記者会見をおこなった。 ウラス党首は、インドネシアのバリ島で京都議定書に関連して「国連気候変動」会議が始まったことに触れ、この会議でトルコも京都議定書に署名する必要があると主張し 全文をよむ
クズ憲法審議会委員長は、「今後、スカーフを着用している女子学生が大学で学ぶことの目下の障害を取り除くために、新憲法に明確な用意があります」と述べた。 トルコ大国民議会の憲法審議会委員長であり、公正発展党(AKP)のイスタンブル選出議員であるブルハン・クズ教授は、「『スカーフを着用した女性たちが政治に携わることの障害を取り除きます』とは言えませんが、スカーフをした女子学生が大学で学ぶことの目下の障害を取り除くために、新憲法に明確な用意があります」と述べた。 クズ氏は、昨日(3日 全文をよむ
トルコがPKKに対して最初の越境攻撃を行ったことに関するニュースが、世界で反響を呼んでいる。アメリカからは、「トルコには自衛権がある」、「PKKに対し、より協働していくよう努めている」との声明があった。イランの外務省は、「トルコとイラクの間で起こっている問題が、北イラクで緊張状態に至らないように解決されなくてはならない」と述べた。 ■「決定はトルコが下す」 アメリカ国防総省ペンタゴンの報道官、アルマラ・ベルク中佐は、昨日の会見で、「トルコは、テロリストに対して自衛権がある」と 全文をよむ
首相がトルコ国軍に11月28日より越境作戦の権限を与えたと明らかにしたのに続き、参謀本部は、北イラクでの作戦によって50-60人のPKKグループに損害を与えたことを明らかにした。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が、11月28日より参謀本部に越境作戦の権限が与えられたことを明らかにしたことに続き、PKKに向けた最初の作戦が昨日(12月1日)実行された。参謀本部は昨日公式インターネットサイト上で越境作戦に関連して2つの別々の声明を行った。最初の声明では、諜報活動中ハッキャーリチュクルジ 全文をよむ
ウィルソン米大使の朝食会に招待されなかった民主市民党(DTP)は反発を示した:「クルド問題の解決する場は議会である」「トルコは侮辱されている。」。招待されたクルド正義・自由党(HAK-PAR)と参加民主党(KADEP)へのDTPの非難:「新たに政治的模索がなされているのだ」。「テロを否定する政党は力を得てくるだろう」。 ウィルソン米大使が、民主市民党を除くクルド系の政治家らと一堂に会したことは、「アメリカがクルド問題解決に、従来とは異なる路線を取り始めた」との憶測を呼んだ。アメリカ議会 全文をよむ
国連開発計画(UNDP)の2007-2008年人間開発報告書が、ブラジルと同時にトルコでも発表された。3500億ドルの対外貿易額を有し、GDP世界第17位の経済力を誇るトルコは、人間開発指数では177カ国中84位となった。 経済力の世界17位とは矛盾する「人間開発指数で84位」という結果は、トルコがこの分野でまだ先に長い道のりがあることを非常に明白に表している。 ■アルメニアよりも低順位 この5~6年に示した経済実績により、トルコが人間開発指標で92位から84位に上 全文をよむ
大統領選挙の行き詰まりによって始まった国民投票プロセスに関する議論に終止符が打たれた。憲法裁判所は、共和人民党(CHP)と民主左派党(DSP)が10月21日実施の国民投票の無効を求めた請求を否決した。 こうして7ヶ月間、政治日程を込み合わせた議論は終了することになった。裁判所は、反対多数により無効請求を否決した。投票では、9人の裁判官が否決、2人が承認の票を投じた。この決定は、興味深い結果を生じさせることになった。裁判所は、第11代大統領選挙の過程では定足数を367議席とすることを主張 全文をよむ
ディヤルバクル検察本部は、一昨日(25日)、民主市民党がディヤルバクルで実施し、PKKとテロリストのアブドゥッラー・オジャランのポスターが掲げられるハプニングが起こった集会に関して調査を開始した。集会で演説を行った民主市民党マルディン選出のエミネ・アイナ議員の「親愛なるオジャラン」という発言も調査対象とされていることが明らかになった。 ディヤルバクル警察本部は、7人が拘束され1人が負傷したこの集会を、10台以上のカメラで監視する一方で、写真や映像の中でPKKを象徴する旗と、オジャランの 全文をよむ
トゥンジェリ市長のソンギュル・エロル・アブディル氏は、1996年に兵士7名を巻き込み自爆した殉職させたゼイネプ・クナジュと、PKK党首オジャランの為に焼身自殺を図ったセマ・ユジェを女性解放闘争の先駆者として紹介した。 民主市民党(DTP)所属のトゥンジェリ市長ソンギュル・エロル・アブディル氏は、1996年にトゥンジェリ市で自爆し兵士7名を殉職させ、兵士33名を負傷させたPKKの「ジラン」というコードを持つゼイネプ・クナジュが「女性解放闘争の先駆者」であると述べた。 アブディル 全文をよむ
エルドアン首相は、1982年制定の憲法が今日、不十分となっていると述べ、そしてこの憲法が全機関の貢献を受けて一新されると語った。エルドアン首相は、「議会で国民の65%の支持を得た政権が憲法を改正せずして誰が改正するのか?」と問いかけた。 公正発展党がクズルジャハマムで実施している会議では、国会議員に対し、憲法草案が年明けを待たず12月15日に世論に公開されるという情報が与えられた。タイイプ・エルドアン首相も、『文民憲法』についての決意を、「国民は我々に支持率65%という力を与えたのです 全文をよむ
政府はアレヴィー信徒のために3段階の改革を準備中だ。エルドアン首相へ提出された報告書には、短期間のうちにジェムエヴィへあらゆる援助を保証すると書かれている。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相に提出された「アレヴィーに関する報告書」によると、公正発展党(AKP)政府は、アレヴィー信徒のために3段階の改革を準備している。報告書によれば、 第1段階:ジェムエヴィへあらゆる種類の物質的・精神的援助を行う。 第2段階:ジェムエヴィに法的地位を与え、モスクと同様に、水道光熱費を政府が負担 全文をよむ
アレヴィー派諸団体は、ムハッラム月(ヒジュラ暦第一月)に哀悼の断食を行うアレヴィー派のイフタール(断食中の夕食会)にエルドアン首相が参加することを「政治ショー」の一言で片付けた。 ・アレヴィー・ベクタシ連盟トゥラン・エセル会長 我々も報道を通じて知った。まず、アレヴィー問題に対する公正発展党の解決策が何であるのかを知りたい。解決策を明らかにせずにイフタールに参加することは、政治ショー以外の何物でもない。公正発展党は(アレヴィー信徒である)チャムルオール議員を通して、自身のコントロー 全文をよむ
タイイプ・エルドアン首相は、ムハッレム月(イスラム暦1月)にアレヴィー信徒の代表者らをアンカラでのイフタールに招待する。公正発展党イスタンブル選出のレハ・チャムルオール議員は、政府がアレヴィー信徒と抱擁を交わすために一連の計画を準備したことを明らかにした。チャムルオール氏は「彼らはアレヴィー信徒であるために公正発展党(AKP)と対立しているといったような誤った印象があるが、これがアレヴィー信徒とAKPどちらの立場からも間違っていることを示すつもりだ。相互の信頼と親愛関係を保証し、抱擁を交わすため 全文をよむ
副首相兼政府報道官のジェミル・チチェキは、タイイプ・エルドアン首相の「手に武器をもち、山岳地帯を動き回ることになるか、あるいは山から降りて政治を行うことになる」との発言が、「民主的な権利を探求する方法」を示していると述べた。 昨日の閣議の後チチェキは、「このような確実な方法があるのに、武器を持って山へ行くというのは賢くもないし、正しくもない。首相がおっしゃっているのもこういうことである。特別な計画をこれに結びつけるのは正しくない」と述べた。 恩赦に関しても、「恩赦はない」と述べたチ 全文をよむ
クルド語の文字Q、X、Wへの、トルコの検察官らの異常なまでの嫌悪感が、言語禁止にまで発展した。アルナク氏が2か所で訴えられることになった「クルド語の請願書」は、民主市民党(DTP)解党の論告にも引き合いに出されている。 マフムト・アルナク民主市民党元カルス県支部長が、タイイプ・エルドアン首相にあてたクルド語の請願書は3つの裁判を引き起こすことになった。アルナク氏については、1928年の文字改革の結果できた法律に反したという理由によりアンカラで、また政党法違反という理由によりカルスで起訴 全文をよむ
参謀本部は、(国境拠点の)治安特殊旅団で任務に当たる特殊隊員と将校の任命が行われる際、独身者が優先的に配属されるよう要望している。 参謀本部関係筋は、国境警備隊での任務を行う軍人は、独身であることが条件となるよう、法的な働きかけを始めたことを明らかにした。 テロ攻撃の増加によって、テロとの戦いに臨む「特別軍」構想が明らかになりつつあることを、初めて陸軍大将イルケル・バシュブーが語った。バシュブー大将はエーイルディル山特殊部隊学校で行われたマスコミ会見で、陸軍司令本部と治安隊本 全文をよむ
最高裁判所検事局は、「民主主義システムが想定した以上に、民主市民党(DTP)は分離主義テロ組織とそのリーダーの影響を受けており、すべての綱領でテロ組織の目的を支援する構造」になっているという理由から、DTPに解散を求める裁判を起こした。党が解散されなければトルコ国内で衝突が起こりうるという警告を出した検事局は、DTP党首ヌレッティン・デミルタシュ氏ならびに、国会議員のアフメト・チュルク氏、アイセル・トゥール氏、ファトマ・クルトゥラン氏、サバハト・トゥンジェル氏、オスマン・オズチェリキ氏、イブラヒ 全文をよむ
民主市民党(DTP)が行った集会に参加したあるグループが、シュプレヒコールをあげながら行進したことで事件となった。 民主市民党がヴァンで行った集会へ参加したあるグループが、シュプレヒコールをあげて行進したことで、警官が介入した。民主市民党が消防署広場で開催した集会の際に、参加者の一部がテロ組織の首謀者のポスターを開こうとした。警官がポスターの提示を許可せず、この人物を逮捕する一方で、警官と参加者の間に緊張が走った。 集会終了時に、拘束された人たちが解放されないことに反発し、テ 全文をよむ
公正発展党は新憲法案を完成させた。今後議論が開始される新憲法案では義務となっていた「宗教文化と道徳」の授業がそのまま残され、第42条に「如何なる人も外見や装いを理由に教育を受ける権利を侵害されてはならない」との条文が盛り込まれている。 公正発展党は新憲法の草案を完成させた。作成されたこの文民憲法草案については近々明らかにされ、今後議論が行われる。新憲法には大学でのスカーフ着用禁止の撤廃に向けた規定が盛り込まれる。公正発展党のエルグン・オズブドゥン教授が委員長を務める専門委員会が作成 全文をよむ
イラクのフセイン・アル=シャフラスターニー石油相は、クルド地域政府が北イラクの石油に関して西側企業と契約したことを非難し、これらの企業にはイラク政府との取引を禁止すると表明した。 シャフラスターニー石油相は、サウジアラビアの首都リヤドで開催されている石油輸出国機構(OPEC)首脳会議の際、メディアに声明を発表し、「イラク連邦政府の承認なしに契約に署名した企業は、イラク連邦政府との取引の機会をなくすことになり、将来、イラクでビジネスを行う可能性をリスクにさらすことになる」と話した。 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領が、第5706号「イスタンブル2010年欧州文化首都関連法案」を承認した。この法案によると、「イスタンブル2010年欧州文化首都プロジェクト」のもと、イスタンブルを2010年までに「欧州文化首都」となるよう準備を整え、2010年に行われる関連行事の計画、運営をし、公的団体および組織がこれに向けて行う活動を仲介するための「イスタンブル2010年欧州文化首都事務局」が設置される。 イスタンブルで設置されるこの事務局は、特別措置法の取り決めに従い文化観光庁の関連法人によ 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領が外務大臣だった2005年に尽力して開始した「アンカラ・フォーラム」がついに合意に至った。ギュル大統領はこの枠組みで、今月末にアナポリスで開かれる和平会議前に、イスラエルとパレスチナ代表団をチャンカヤの大統領公邸で引き合わせた。 大統領公邸で行われた署名式典には、3人の大統領の他に、アリ・ババジャン外務大臣、ベシル・アタライ内務大臣、ヴェジディ・ギョニュル国防相、トルコ商工会議所連盟(TOBB)ルファト・ヒサルジュクルオール会長も参加した。 ■繁栄 全文をよむ
トルコへ公式訪問中のパレスチナ自治政府のマフムード・アッバース大統領は、アブドゥッラー・ギュル大統領によりチャンカヤ大統領公邸での公式式典で迎えられた。 式典では、両国の国歌が演奏され、21発の大砲がならされた。国歌演奏後、マフムード・アッバース大統領は、式典部隊に対しトルコ語で、「Merhaba asker (こんにちは、兵士の皆さん)」と挨拶した。 式典には、トルコ大国民議会のキョクサル・トプタン議長、ベシル・アタライ内務大臣、アリ・ババジャン外務大臣、そしてその他の高官が臨席 全文をよむ
ユクセコヴァでPKKに拘束され、その後、北イラクで民主市民党(DTP)議員に引き渡された8名のトルコ軍兵士が逮捕された。軍事裁判所は逮捕理由として、軍規を乱したこと、命令違反、そして無許可に他国の領土に入ったことを示した。 ユクセコヴァのダウルジャ地域でテロ組織PKKとの間で戦闘が発生し、誘拐された8人の兵士は、出廷を求められたヴァン軍事裁判所により次の理由で逮捕された。「罪状は、軍規をいちじるしく乱したこと、大きな損害を生じた命令違反が繰り返し犯されたことを示す明確な証拠があること、 全文をよむ
今日は偉大なる指導者、アタテュルクの69回目の命日である。今日、11ヶ月で1200万人が訪れたアタテュルク廟での式典とともに、国を挙げての様々なイベントによってアタテュルクは追悼される。11月10日、今日のために出された声明は次の通りである。 ■ アブドゥッラー・ギュル大統領 アタテュルクは、その思想、業績、作品、彼が掲げた原理そして革命によって、彼自身の生きた時代を超え、いつの時代においても通用する偉大なリーダーであります。トルコ国民は、アタテュルクの思想から、彼の原理そして革 全文をよむ
ディヤルバクルで10月26日から28日まで行われた民主市民党・党大会でタカ派の影響を受け下された決定が、昨日アンカラで行われた民主市民党(DTP)の第2回臨時会議で施行されることとなった。DTP会議はパルク・ホテルで行われた。アンカラでの会議は、テロ組織のリーダー、アブドゥッラー・オジャランが「クルド人のリーダー」であるとして明記されたディヤルバクル会議と並行して、「唯一の党首候補」という状況の中で行われた。そして「民主的な自治」への要求を含んだ政治姿勢概要が党の綱領に入れられた。 ■ 全文をよむ
PKK (クルド労働者党)から8人のトルコ軍兵士の引渡しを受けた民主市民党(DTP)のファトマ・クルトゥラン議員の夫で、「ピロ」というコードネームをもつサルマン・クルトゥランが、新婚4日目にPKKの山岳部隊に参加していたことがわかった。親族は、ファトマ・クルトゥラン議員が国会議員になるまでは北イラクに夫を訪ねていたと話した。 民主市民党のファトマ・クルトゥラン議員が離婚し、何年も音信不通であると主張する元夫、サルマン・クルトゥランは、1962年12月20日 にカフラマンマラシュ県パザル 全文をよむ
「もはや外交官同士ではなく、軍人同士でしか解決できない問題であるという決定を下しました。トルコ主導で行動し続けます。」 今後どのような作戦で進められるかについて、政府の意見は一致している 「首相ははっきりとした意志を持って行った」 ギュル大統領は、エルドアン首相がアメリカのブッシュ大統領に会いに行く前に、PKKとの戦いは、もはや「軍人同士」でしか解決できない段階に達したと述べている。ギュル大統領は、「首相は、はっきりとした意志を持ってむこう(アメリカ)へ行った」と述べた。 全文をよむ
ケナン・エヴレン元大統領は、ミッリイェト紙の記事で、9月12日軍事クーデターでの誤りの一つとしてクルド語を禁止したことを挙げ、次のように語った。 「クルド語を話すことを禁止しました。こんなふうにです。講演や集会、あちらこちらでクルド語が使用されないようにと。学校等でクルド語で授業が行われないようにと言いました。なぜ言ったのか(説明しましょう)。私は大統領職にあった時、ある村の小学校を訪問しました。三年生か、四年生、学年はよく覚えていませんが、ある教室にはいりました。私は教科書を広げて、 全文をよむ
エルドアン首相とブッシュ米大統領のホワイトハウスでの1時間半に及ぶ会談の後、「PKK(クルド労働者党)は米国・トルコ共通の敵である」というメッセージが出された。会談では、トルコと米国の参謀本部の間で実効性のある構造を作り上げ、機密情報ホットラインを設けることが話し合われた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相とブッシュ米大統領がホワイトハウスで行った一時間半に及ぶ会談では、イラク北部に拠点を置くPKKのテロ行為を阻止することに関して、2つの重要な決定が下された。両者の会談では北イラクに 全文をよむ
ビュレント・エジェヴィト元首相の一周忌を迎え、国立墓地で追悼式が営まれた。多数の国民が参加した追悼式では、DSP(民主左派党)のゼキ・セゼル党首が、党内の役員らと共にエジェヴィト元首相の墓へ赤と白のカーネーションで作られた花輪を手向けた。 セゼル党首は、「私達は彼が居ないことを本当に寂しく思っています。以前私達は頭を悩ませるたびに、『エジェヴィト首相に相談しよう』と言っていたものです。今は彼が言っていたことを参考にしています。」と述べた。セゼル党首は、ラフシャン・エジェヴィト夫人が追悼 全文をよむ
イスタンブルで行われる「拡大イラク隣国諸国会談」に参加する米国務長官コンドリーザ・ライス、イラク外相ホシャール・ズィバーリー、トルコ外相アリ・ババジャンは、クルド労働者党(PKK)について三者外相会談を実施し、会談ではトルコの不快を取り去るような具体的な成果を得られなかった。トルコが計画している軍事攻撃について三者の姿勢は変わっていないことが明確にされた。軍事作戦について最終決定は11月5日にアメリカで実施するブッシュ・エルドアン会談後になされることが予想される。 イラク首相ヌーリー・ 全文をよむ
テロ組織PKK(クルド労働者党)による10月21日のダールジャ奇襲攻撃の後、連絡を絶っていた8人の兵士が、今朝方北イラクに向かった民主市民党(DTP)議員に引き渡された。アルビルから兵士たちを乗せた飛行機は、ディヤルバクルに13時頃到着した。 ハッキャーリ県ユクセコヴァ郡のイラク国境に位置するダールジャ地方において、歩兵大隊を援護する部隊に対しPKKのテロリストらが10月21日に行った攻撃で、12人の兵士が捕虜となり、16人の兵士が負傷、8人の兵士が行方不明となった。行方不明となった兵 全文をよむ
アメリカのコンドリーザ・ライス国務長官は「共通の敵」と語ったPKKに対し、トルコとアメリカが共闘を「さらに推し進める」と保証した。 アメリカのコンドリーザ・ライス国務長官は、昨日(2日)アンカラでアブドゥッラー・ギュル大統領、(レジェプ・タイイプ・)エルドアン首相、そしてアリ・ババジャン外務大臣と会談した。ライス国務大臣は5時間にも及んだ会談のあと、ババジャン外務大臣と共同記者会見を行い、次のように語った。 ■ 共通の敵 クルド労働者党PKKは、トルコの安全保障だけ 全文をよむ
エルダル・イノニュ元社会民主人民党(SHP)党首はアメリカ・テキサス州のヒューストンで癌の治療を受けていたが、昨日の朝亡くなった。 トルコ政治史上、重要かつ輝かしい業績を持つ人物であるエルダル・イノニュ元SHP党首が、昨日の朝、癌治療を受けていたアメリカ・テキサス州のヒューストンで亡くなった。イノニュ氏はセヴィンチ・イノニュ夫人にみとられて息を引き取った。 エルダル・イノニュ氏は、特有の政治手腕と政治認識、そして特有のユーモアでもってトルコ政治にその名を刻んだ人物であり、国際 全文をよむ
どのようなものであれ自党が〔衝動的な〕扇動をすることはないと述べる民族主義者行動党のバフチェリ党首は、今回の危機的状況の中にあっては政府を支持することが国民的責務だとした。 民族主義者行動党のデヴレト・バフチェリ党首は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は成果を挙げられるという確証なしにアメリカに行くべきではないと述べた。 バフチェリ氏は「首相よ、ライス外相は来土する。ブッシュもその足元に来させよ」と述べ、政府を支持することが「国民的責務」だと話している。自党の議会会派会合で演 全文をよむ
テロ組織クルド労働者党PKKへの反対について、中東諸国で支持を求めるトルコ政府は、イラン政府から「あなた方の戦いに理解を示し対応する」というメッセージを得た。 中東歴訪の最後として、昨日(28日)イランを訪れたアリ・ババジャン外相は、クルド労働者党に対して、武力行使という選択肢もありうると今一度強調した。クルド労働者党のテロ行為が即刻停止される必要があると述べたイラン政府は、協力する用意があると伝えた。会談では、越境攻撃問題は直接には話題に上らず、イラン政府はこの問題におけるはっきりと 全文をよむ
ハッキャーリ県ダールジャで12名の兵士が殉職したことを受けて始まった「テロを怨嗟する活動」はある場所では「テロのテロ」という状態となった。ダールジャで殉教者をだしたブルサで生じていることは危険な状況を呈している。 トルコの豊かで近代的な都市であるブルサにやってきた人を、市中心部で「聖職者が亡くなった。人々はキリスト教徒になった。フラント(・ディンク)が亡くなった、人々はアルメニア人となった。10日で40名をわれわれは失った。人々はトルコ人になれなかった。われわれみなトルコ人である、われ 全文をよむ
高等選挙委員会のムアメル・アイドゥン委員長は、10月21日に実施された国民投票で認められた憲法改正法案に含まれているいくつかの改正箇所がどのように適用されるかは決まっていないと述べた。 アイドゥンは、「法案が混乱の原因になりうると以前から予想していた。アブドゥッラー・ギュ大統領の任期は決まっていない。5年後に決めるつもりだ。法案ではこのことに関して仮条項とする必要があった」と述べた。 ■議論は終わらない 国民投票の後、この改正がどのように適用されるのか、ギュル大統領の任期は7年 全文をよむ
民主市民党(DTP)党首であり、マルディン選出の国会議員であるアフメト・チュルク氏は、キョクサル・トプタントルコ国民議会議長が彼らにテロ組織PKKを明白な言葉で糾弾することを望むという発言に対し、「その時は、我々は彼の地の人々との関係を断つことになる」と返答した。 議会議長がNTVの生放送に出演した際、「残念ながら申し上げる必要があるのですが、わが友人らは(クルド系議員)テロを呪い、テロに反発する発言をしていますが、テロ組織に関しては明白な発言を今日まで行っておりません。」と述べた。 全文をよむ
トルコ大国民議会のキョクサル・トプタン議長はテロに対する反発が、トルコ・クルド間の闘争の原因となるだろうとの懸念に触れられると、「おそらくテロ組織の目的がこれなのです。(彼らの目的は)トルコ国内で争う環境をつくり、人々をお互いに、少なくとも対立状態にもってくることです」と述べた。 トプタン議長は議会記者クラブの記者らと朝食ミーティングで一堂に会し、国民投票の後、アブドゥッラー・ギュル大統領の任期がどのくらいになるのかについての質問に対し、「私見ですが、国会議員の任期は4年間に短縮され 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、テロ組織PKKとの闘争で現在まで具体的な措置に踏み出さないイラクに対して、経済制裁を実施しうると述べた。 エルドアン首相は初めて明確に制裁に言及し、「トルコとして、わが国のイラクに向けたいくつかの輸出業務において今後制裁を実施しうる」と発表した。首相は、トルコはもはや堪忍袋の緒が切れたと述べ、「トルコ国会が承認した越境軍事行動権限はいつ何時でも行使することができる」と警告した。 イギリスを訪問したエルドアン首相は、昨日(23日)イギリスの 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領は、大統領府で会談した民主市民党(DTP)党首アフメト・チュルクとディヤルバクル選出議員アイセル・トゥールックに「テロに反対する立場を打ち出す」よう求めた。 他の会談と同様30分と予定されていた会談は、約1時間続いた。ギュル大統領は、会談の中で両民主市民党議員の話をじっくり聞いた。入手した情報によると、両議員はクルド問題の外交的手段による解決を理想的として議員となったと指摘し、ここのところの出来事が、多いに自分たちの計画を壊すことになっていると主張した。チュ 全文をよむ
大統領を国民が選挙することも見越した憲法改正関連事項は、21日に行われた国民投票で「賛成」票が68.92%で承認された。投票率67%の今回の国民投票では、「反対」票は31.08%にとどまった。東部諸県では午前7時に、その他の地域では午前8時に開始された国民投票は、全国で無事に完了した。 高等選挙委員会(YSK)のムアメル・アイドゥン委員長は、国民投票の投票率は約67%であったと述べた。高等選挙委員会が21日夜に発表した非公式の投票結果によれば、トルコ総人口のうち選挙登録を済ませた426 全文をよむ
7月22日共和国史においてもっとも重大な総選挙のひとつがあったため、投票に向かった4200万を超える有権者は、本日も議会制度の観点から大きな重要性を帯びことになる修正の運命を明示するだろう。 公正発展党が7月22日以前に法案化させた憲法改正法案の国民投票が本日実施される。 ■ 4つの内容 有権者は4つの異なる内容が修正される法案パッケージのすべてに「賛成」か「反対」と答える。投票箱にいかないという選択を行った有権者は、財務省が国民投票後に見解を変えない限り、19新ト 全文をよむ
テロ組織はもう武器を手放す必要があると話すエルドアン首相:このことに成功したとき、地域にも安定が訪れるだろう。やるべきことがあるなら国会に来てやればいい。 タイイプ・エルドアン首相は、昨日イラク政府、アメリカとテロ組織に向けて重要なメッセージを送った。エルドアンはイラクに、クルド労働者党(PKK)の訓練キャンプの解散と、指導者の引き渡しを求めた。アメリカに対して「(アルメニア)虐殺法案は両国の関係を悪化させている」というメッセージを送ったエルドアンは、PKKに対しても「武器を捨てて国会 全文をよむ
憲法学者ジェム・エロウル氏は、「国民投票にかけられる(憲法の)条項文は変更不可能であるのに、議会は権限を逸脱した」と主張した。また同氏は、「ある条項文を国民投票にかける権限は大統領にしかない。ギュル氏はこの権限を行使しなかった」と語った。 トルコ議会制度の限界を圧迫するだろう憲法改正の国民投票実施に一日を残し、法に関する大論争が始まった。 アンカラ大学政治学部の憲法学者ジェム・エロウル教授は、憲法には「国民投票にかけられる条項文が(後になって)変更されることに関していかなる規定もな 全文をよむ
エルドアン首相は、トルコの決議案と越境軍事作戦に関するイラク側の声明について解説した。首相は、「これらは遅い発表です。我々は既にプロセスを始めさせました」と話し、イラクに対して2つの条件を提示した。すなわちPKKキャンプの閉鎖とテロ組織の首謀者の引渡しである。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、北イラクにあるテロ訓練キャンプの閉鎖と、この地域のテロリストのリーダーの引渡し、そしてPKKがともかくそこで一掃されればトルコに安堵感を与えるだろうと語った。エルドアン首相は、シリア共和国の 全文をよむ
アルメニア総主教であるメスローブ・ムタフヤン氏は、アメリカ下院の外交委員会において承認されたアルメニアに関する決議に反対していることを述べる一方、「決議はトルコにおける我々の関係を壊すものである」と話した。 ムタフヤンは昨日、トルコ大国民議会議長キョクサル・トプタン氏と、大統領アブドゥッラー・ギュル氏を訪問した。トプタン氏に議長就任のお祝いの言葉を述べ、会談を行った後、新聞記者たちの質問に返答したムタフヤンは、アルメニア問題に関する決議に反対の意を示し、「なぜならトルコにおける我々の関 全文をよむ
イラク北部への軍事行動を可能にする決議案が昨日政府によって議会へ提出された。一年間の時限の軍事行動決議案は明日、総会で審議される。チチェキ副首相は、「最も望ましいことはこの決議案(の内容)が行使される可能性がないということだ。必要ないことを願う」と述べた。 閣議は、昨日五時間半に及んだ討議の後、イラク北部に軍事行動実行の可能性を生む決議案をトルコ大国民議会(TBMM)に提出した。一年間の「越境作戦」決議案では、対象を「イラク北部地域とその隣接域」として提出されたことは、「クルド労働者党 全文をよむ
憲法改正関連事項が問われる10月21日の前の、政党の宣伝期間が始まる。トルコ・テレビ・ラジオ協会(TRT)から放送される演説の最後の回を、ギュル大統領が行う。 大統領が国民によって選挙されることをも予定する憲法改正関連事項が、10月21日に国民投票に諮られるために、今日からラジオとテレビで宣伝演説が開始される。 アブドゥッラー・ギュル大統領は、ラジオとテレビの演説を、10月20日土曜日の18時まで行う。ギュル大統領は10分間演説する。トルコ大国民議会で会派を形成する個々の政党 全文をよむ
イスラエルの代表的な新聞のうちのひとつ、エルサレム・ポスト紙に掲載されたある記事で、いわゆるアルメニア人虐殺を認めた決議案がアメリカ合衆国下院の外交委員会で承認された後、緊迫したトルコ・アメリカ関係がイスラエルをも危惧させていることが明らかにされた。 エルサレム・ポスト紙は、決議案が承認された時にユダヤ・ロビーがはっきりとした態度をとらなかったことが影響したことに注目し、トルコ政府がこの理由によってイスラエルを非難する可能性がイスラエル政府を悩ませていることを明らかにした。 新聞は、決議 全文をよむ
アメリカでのアルメニア人虐殺議案承認に対してアンカラの反応は厳しいものとなった。在ワシントン・トルコ大使であるナビ・シェンソイ氏にトルコへの召還を命じ、外務省もアメリカ大使に警告を発した。 一連のトルコ側からの警告にも関わらず、アルメニアの主張を酌んだ議案がアメリカ合衆国下院外交委員会において承認され、トルコ側は激しく反発した。この承認を「無責任」と性格づけ、遺憾の意と共に非難した外務省及びトルコ政府は、この他にもアメリカのロス・ウィルソン駐在トルコ大使を呼びつけて激しく警告を行った 全文をよむ
対テロ闘争高等委員会(TMYK)は、「関係機関・組織に越境作戦も含む全ての措置のために必要な命令が出された」と発表した。エルドアン首相は「国会から権限を得ます」と述べた。 テロ組織、クルド労働者党(PKK)の最近の攻撃を受けて、政府は北イラクへ越境作戦のために行動を開始した。レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が長を務める対テロ闘争高等委員会の会合で、越境作戦のためにトルコ大国民議会(TBMM)に決議案を提出することを始めとして、法的、政治的、経済的措置を講じる命令が出された。 全文をよむ
トルコ中の話題がテロ問題に集中する中、民主市民党(DTP)の首脳陣は活発に活動した。 民主市民党グループのアフメト・チュルク党首は、トルコ大国民議会でジャーナリストらに対し、16人の兵士が殉職したことに関する質問に答え、紛争が起きている場所では、社会的、共同体的、そして精神的なあらゆる措置を講じる必要があると述べた。 「問題をただ軍事的方法で解決することをめざす論理が、いかなる時にも成功を収めないことを我々は見てきた。我々は、否定や軍事的論理によってのみ諸問題の解決に努めてい 全文をよむ
欧州委員会は、学校で創造論が教えられることについて、「人権への脅威になり得る」として反対した。欧州委員会議員会議(AKPM)が11月4日(訳者注:原文ママー10月4日の間違いと思われる)に行った会議においては、「教育における創造論の危険性」という表題のレポートと、関連案件が取り上げられた。会議で行われた投票で、「創造論が学校で科学の一分野として教えられること」に反対する決定が、反対25票に棄権3票、賛成48票で可決された。 トルコ代表メンバーである共和人民党のアブデュルカーディル・アテシ議員 全文をよむ
ブリティッシュ・カウンシル、欧州改革センターおよびトルコ社会経済研究財団が開催した第4回ボアズィチ(ボスフォラス)会議で(現在改正を準備している)市民憲法が話題となった。 アリ・ババジャン外相は、トルコ国家侮辱罪を含む刑法第301条が、ステータスコード404のようにトルコにまとわりついていると批判する一方、この条項の改正が問題を解決するものではないことを述べた。ババジャン外相は、新憲法の作成作業がこの理由で始められたと明らかにした。 会議に参加したスウェーデン外相カール・ビル 全文をよむ
エルドアン首相は、イフタール(断食月中の夕食)に参加した女子学生寮でスカーフに関する質問に対し、「このために努力しています。しかしすぐには解決できないのです」と述べた。 タイイプ・エルドアン首相は、一昨日(5日)の夜、高等教育を受けている学生たちが住むアンカラのメフメト・アキフ女子学生寮でイフタール(断食月中の夕食)に参加した。得られた情報によると、寮で生活している学生の大半がスカーフを着用する学生であるため、首相にはスカーフ問題に関する質問が最も多く問いかけられた。エルドアン首相は、 全文をよむ
公正発展党副党首でイスタンブル選出議員のエゲメン・バウシュ、共和人民党(CHP)選出議員のシュクリュ・エレクダウ、民族主義者行動党(MHP)選出議員のギュンドゥズ・アクタンからなるトルコ大国民議会(TBMM)のアメリカ派遣団は、アメリカ議会に提出されたアルメニア法案に対して、トルコで進められている努力の一環としてアメリカに状況説明のために訪問することが明らかとなった。 トルコの駐ワシントン大使館のメディア担当官の情報によれば、10月8-11日に予定される訪問で、トルコ大国民議会の派遣団 全文をよむ
公正発展党(AKP)が10月21日に行われる国民投票の準備を始めた。「はい」という賛成票の割合を高めたい公正発展党は、トルコ全土の81県においてキャンペーンを行う予定だ。 トルコ全土で国民投票をアピールするポスターが貼られ、トルコ大国民議会でさえも国民投票までは活動を休止する。 国民による大統領選出や、選挙が4年に一度行われるといった根本的な調整を含む憲法改正案が10月21日(日)国民投票にかけられる。(レジェプ・)タイイプ・エルドアン首相は、昨日(3日)党の議員集会で、国民 全文をよむ
ラディカル紙はクーデター直後の1982年9月12日に設立された軍事政権の、ある文書を入手。「アルメニア人を見つけ監視せよ・・・」 ■記録文書には1982年9月8日の日付が記されている 「郡内及び郡に属する村において、アルメニア人及びアルメニア国籍保持者が存在しないことは、私の行った内外の秘密調査により明らかであり、上記の報告が今後の調査の基盤となるよう、私がここに署名を記す。」 この行の「アルメニア人」という表現を「ユダヤ人」に代えたなら、ヒットラー率いるドイツがホロコースト以 全文をよむ
トルコ大国民議会キョクサル・トプタン議長は、23議会期の第二立法年の開始ゆえにレセプションを開催した。ビュレント・アルンチ前議長のスカーフを着用した妻ミュネッヴェルさんがホスト役を務めることができなかった5年間ののち、伝統的開会レセプションが夫婦同伴で再開された。 一部の国会議員がスカーフをかぶった妻を同伴した夜会で、議長夫婦は招待客を出迎えた。レセプションに共和人民党デニズ・バイカル党首が不参加の中、民族主義者行動党デヴレト・バフチェリ党首、大統一党ムフスィン・ヤズジュオール党首、自 全文をよむ
トルコ大国民議会の第23議会期が今日始まる。3ヶ月の休会期に改選され、その後、第11代大統領を選出した新議会は、憲法議論とともに開会する。 アブドゥッラー・ギュル大統領は、トルコ大国民議会の新立法年のために、特別に召集される総会で、国会議員に演説する。今日まで大統領参加公式行事をボイコットしていた共和人民党(CHP)も、ギュル大統領の開会スピーチを聞く予定だ。式典の後に、国会議員は、5年ぶりに夫人同伴でのトルコ大国民議会の開会レセプションに参加する。 7月22日の総選挙で改選 全文をよむ
「トルコはマレーシアになるのか?」との質問が、ついにマレーシア首相にまで向けられた。アメリカのニューヨークでエルドアン首相と一緒になったマレーシア首相アブドゥッラー・アフメト・バタウィに対し、そこに居合わせたトルコ人新聞記者が、「トルコはマレーシアになるのか?」との問いを向けた。しかし、バタウィ首相は質問の意味がわからず、マレーシアの経済成長が質問されたと考え、違う返答をした。さらに、トルコ記者陣の執拗な関心に対し困惑したバタウィ首相は、「マレーシアは世俗国家、それともイスラーム国家ですか?」と 全文をよむ
4月に死亡した元大国民議会議員代表代理にして、ブルサ選出の国会議員アリ・ディンチェルの名を冠して、アンカラ広域都市のバトゥケント地区に建設された公園の開園式がおこなわれた。 開園式にはデニズ・バイカル共和人民党党首、党事務局長オンデル・サヴ、幾人かの共和人民党国会議員、アンカラ広域都市メリフ・ギョクチェキ市長、チャンカヤ区長のムザッフェル・エルユルマズ、故ディンチェル氏のユルドゥズ・イブラヒモヴァ夫人と娘、故人の兄弟ターヒル・ディンチェルが参加した。 アリ・ディンチェル公園の 全文をよむ
国会は10月1日の月曜日に、アブドゥッラー・ギュル大統領の15時の開会演説を以て、新立法年を開始する。ギュル大統領の選出に抗議している共和人民党(CHP)も含む、すべての政党が開会式に出席し、ギュル氏の演説を聞くことが期待されている。 しかし、国会議員宣誓式に出席しなかったヤシャル・ブュユクアヌト参謀総長と軍司令官らが、開会のために国会へ来るかどうかに関心が持たれている。過去においては、参謀総長と軍事司令官らは、新たな立法年の開会に出席している。 10月1日の15時に、議会総 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領とハイリュンニサ・ギュル大統領夫人は昨日(28日)夕方、殉職者の家族とガーズィーたちに大統領府でイフタールを供した。第9代大統領スレイマン・デミレルと第8代大統領トゥルグト・オザルの時代のイフタールと同じように、断食の終了時にアザーンが流れるよう準備されていたが、(今回は)拡声器からの「アンカラでイフタールの時間です」というアナウンスが選択された。 ギュルは、ヤフヤ・ケマルの「旗は、旗を創った者に流れる血である。土地は、そのために死ぬ者がいるからこそ国となりうる」 全文をよむ
憲法裁判所は新しい長官を26日(昨日)も選出できなかった。憲法裁判所で行われた長官選挙は4回目の投票でも結果が出なかった。 憲法裁判所でテュライ・トゥージュ氏が定年退官したことで空席となった長官職選挙の4回目の投票が26日(昨日)、行われた。しかし、憲法裁判所のハシム・クルチ副長官とフルヤ・カンタルジュオール裁判官、アフメト・アクヤルチュン裁判官、メフメト・エルテン裁判官が戦っている選挙の4 回目の投票においても、先の3回の投票と同様に、いずれの候補者も当選に必要な6票に届かなかった。 全文をよむ
大統領選挙前に、当選したらチャンカヤ・キョシュク(=大統領府)を一般公開すると約束していたアブドゥッラー・ギュル氏は、キョシュクを取材陣らに公開した。チャンカヤ・キョシュクの報道最高顧問であるアフメト・セヴェル氏、報道センター部長フィゲン・チュルクヴァン氏、社会部長ブルハン・エルユルマズ氏は、全100名の取材陣に対し、キョシュクが今日まで公開されなかった部分も案内した。 アンカラの南に位置するチャンカヤ・イェルレシュケシは、短く「キョシュク」と言われているが、様々な歴史の中で建設された数多く 全文をよむ
文民的憲法論議にトルコ言語協会も参加した。同協会シュクリュ・ハールク・アカルン会長は、大統領選挙で生じた議論は、憲法の当該条項が明快な言葉で記されていないためとし、こうした問題を除くため協力することが可能であると述べた。 アカルン会長は、憲法の言葉は、明快で分かりやすくてはならないとし、「言語協会として新憲法の作成作業に参加したい」と語った。 同会長は、法律の言葉を平易とするには言語協会の出番であるとし、次のように話した。 「現代の法律では、『知らなかった、法律を理 全文をよむ
欧州連合の国々につづき、日本も公正発展党(AKP)に「スカーフ」について質問した。在トルコ日本大使は公正発展党所属のフラト氏と会見したが、スカーフの自由化についてはっきりとした答えを得ることはできなかった。 公正発展党(AKP)の文民憲法作成作業に対し、欧州連合加盟国につづきに日本も強い関心を持った。日本は、公正発展党に大学でスカーフ着用の自由化が実現されるかどうかについて尋ねた。阿部知之在トルコ日本大使は、同党の「文民憲法委員会委員長」であるデンギル・ミル・メフメト・フラト副党首を訪 全文をよむ
ブドゥッラー・ギュル大統領は、青年時代にその運動に加わっていた国民トルコ学生連合(MTTB)の後継組織的性格を持ち、ミッリー・ギョルシュ(国民的視座)と近い関係があるとされるMTTB財団の運営を、大統領府で承認した。 福祉党(RP)国会議員時代に文部大臣も務めたイスマイル・カフラマン氏が会長を務める、財団運営執行部とギュル氏との会談は45分に渡った。会談後、財団運営執行部は、会見を行わずに大統領府を離れた。1970年にブルハネッティン・カイハン氏が会長となってから、イスラム主義青年運動の組織 全文をよむ
アンカラ駐屯司令官アスラン・ギュネル陸軍中将は、北キプロス・トルコ共和国から帰国したギュル大統領出迎えの際、ハイリュンニサ夫人を見ると儀礼を無視。「誤解しないで欲しい」と話すが、北キプロスでも大統領夫妻を見送った軍関係者はいなかった。 「ファースト・レディ」ハイリュンニサ・ギュル大統領夫人が国の儀式に参加することに対してトルコ軍がもつ反発は、アブドゥッラー・ギュル大統領が北キプロスから帰国した際に露骨に明らかになった。アンカラ駐屯司令官および第4師団司令官であるアスラン・ギュネル陸軍中 全文をよむ
初めての公式海外訪問先として北キプロス・トルコ共和国(KKTC;以下、北キプロス共和国)を訪れるアブドゥッラー・ギュル大統領に同行するハイリュンニサ・ギュル大統領夫人は、現地での行事にも参加する。スカーフを被っているという理由から、今日までギュル氏が大統領の肩書きで参加する全ての行事に姿を見せなかったハイリュンニサ夫人が、北キプロス共和国で公式行事に参加することとなる。 ギュル大統領が北キプロス共和国で行う2日間の公式訪問は今日始まる。ギュル大統領は、ハイリュンニサ夫人と同行使節団と共 全文をよむ
公正発展党(AKP)の幹部と法律家らは、文民的憲法の草案を討議するためにサパンジャ(トルコ北西部の都市)で会合を持ち、議論の多い問題のひとつである「トルコ人たることの定義」で合意に達した。 1924年憲法に記された「トルコ共和国に国籍の紐帯によって結び付く全ての者は、宗教、民族の違いを問わず、トルコ人と呼ばれる」という表現は、そのまま新憲法に採られる予定である。 学校における宗教の授業問題でも合意に達した。欧州人権裁判所の判決を考慮した委員会は、関連条項を次のように取り決めた 全文をよむ
民主市民党ディヤルバクル選出国会議員であり、議会憲法委員会のメンバーであるアイセル・トゥールクは、公正発展党が作成した新憲法草案について民主市民党としての見解を表明した。 トゥールクは次のことを強調した。 憲法改正案で、「クルド人」という表現を用いず、また異なる民族および文化的アイデンティティの権利を保証してくれなければ、党として支持しない。 憲法において、トルコ語が公式言語であること、そして異なる言語での教育の権利、政治的プロパガンダおよび組織化の権利も保証される 全文をよむ
ラジオテレビ高等機構(RTÜK))は、高等選挙委員会によるカナルチュルクへの6日間の放映停止処分は「要請によって」なされたものだと述べた。 ラジオテレビ高等機構は、カナルチュルクに対してのみでなく、様々なテレビ局に対し、計39の法的処分が下されたことを強調した。カナルチュルクは、選挙違反に対する処分はラジオテレビ高等機構によって行われたと主張していた。しかし、同委員会が行った書面の説明によると、「上述の放送機関に対しては、同委員会ではなく高等選挙委員会の2007年8月22日付の第813 全文をよむ
憲法草案において高等教育協議会(YÖK)は現状のまま残されるが、協議会の持つ「監督、管理、調整及び指導」のための権限が奪われ、「まとめ役」といった役割が割り当てられている。現行の改正案で、高等教育協議会は21人であったメンバーの数が11人に減らされ、7人の大統領任命分がなくなっている。草案には、財団が「営利目的の」大学を開校することはできないという方向での改正も、見当たらない。 草案では高等教育協議会の組織の目的を明記しているが、その目的は「調整と教員養成のための計画」という表現で十分である 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領は東部・南東部訪問の三日目にスィイルト県を訪れ、大統領が通る道々には1万本のギュル(バラの花)がまかれ迎えられた。スィイルト県への大統領による訪問はケナン・エブレン元大統領に続いて25年ぶりだ。 厳戒態勢の中、県庁を訪れたギュル大統領は建物から100メートル離れた場所で車を降り、声援の中を歩いた。同大統領は県庁の会議室で市民団体の代表者らと対談した際に、断食中であることを忘れ、前もってテーブルの上におかれたグラスに入った水を二度飲んでしまった。その後、断 全文をよむ
1980年9月12日に起きた軍事クーデターに対し、様々な活動やメディアによる抗議運動が行われた。 ハルビイェのTRTイスタンブルラジオの前に、昨日12時半に集まった「イスタンブル78年世代公正・団結連合」のメンバーおよそ30人が、様々なスローガンを掲げながら「クーデター関係者は国民に対し責任を取るべきだ」と訴えた。またタクスィム郵便局前で集まった「78年世代トルコの試み」のメンバーらも、9月12日クーデターおよび新憲法に関する要求を盛り込んだ文書を、大統領、首相、トルコ大国民議会(TBMM) 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領はヴァン県バシュカレ郡、ハッキャーリ県ユクセコヴァ郡を訪問し、何万本ものバラの花で歓迎された。ユクセコヴァで演説を行った同大統領は、「我々が友好の情を強めれば、何もかもがよりよくなるでしょう。何年も続いた無関心の時代はもうすぐ終わるのです。」と語った。 ギュル大統領は、東・南東アナトリア訪問の二日目にバシュカレ郡、そしてユクセコヴァ郡を訪れ、市民の厚い歓迎を受けた。同大統領の訪問中、市民は歓迎や親愛を示した。ギュル大統領を大量の「バラ(ギュル)のシャワー」で 全文をよむ
アンカラ、災難回避! 2001年9月11日の米国でのテロと1980年9月12日のクーデターにあわせてアンカラ警察が特別警戒態勢をとる中、クルトゥルシュの立体駐車場で580kgの爆発物を積んだミニバスを発見した。 警察は、2001年9月11日の米国でのテロと1980年9月12日のクーデターにあわせてアンカラで警戒態勢を強める中、首都の大災難を回避した。爆発物探知犬のロッキーとマスケの手柄により、クルトゥルシュの立体駐車場で行われた捜索で、硝酸ナトリウム、硝酸アンモニウムとTNT 全文をよむ
憲法改正に関する国民投票の不在者投票の手続きが9月11日に始まる。これは、公正発展党が7月22日の選挙の前に提案したものである。 公正発展党政府が、ギュル大統領の選出以前に提案した法案には、大統領公選制のほかに、大統領は再任は1回限り、任期は5年(現行7年)、総選挙は、5年に1回(現行4年)、トルコ大国民議会の議場定足数は184人という変更点も含まれる。 そもそも、今回、総選挙が行われたのは、法案へのサインを拒否した10代目の大統領アフメト・ネジュデト・セゼルが、公正発展党が法案に変更を 全文をよむ
昨年なくなったビュレント・エジェヴィト元首相の妻であるラフシャン・エジェヴィトがサバフ紙に語ったところによると、エジェヴィト元首相の墓を家族の墓に移すことを計画している。 ■60年共に過ごした、死して離れるのか? ラフシャン・エジェヴィトは、「ビュレントを国立墓地から家族の墓に移すつもりです。60年共に私たちは生きてきました、死後、私に離れろというのですか?」 ■家族の墓をつくる 「夫の遺体が国立墓地に埋葬されていることに不本意だったのですか?」 私にとって予想外 全文をよむ
ギュル大統領の最初の国内視察地が南東部であることは、この地の人々にとって喜ばしいことであった。市民団体と実業家たちはこの訪問を、「国民の国家への信頼を高める」と評価した。 AKP(公正発展党)が6月16日に開いたビンギョル県とムシュ県での会議に、外相として参加したギュル現大統領に対しては、大いに関心が寄せられていた。ギュルは両県で「これぞ共和国、これぞ大統領」というスローガンで迎え入れられていた。 ギュル大統領のこの地域での最初の訪問先はヴァンになる予定だ。ヴァンでは熱心な受 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領は、新しく準備される憲法で、大統領の権限が制限されることを不快に思っていないと話した。ギュル氏は、2回目の公式記者会見に実業界、市民団体、マイノリティの各リーダー、そしてメディアの代表者をチャンカヤの大統領官邸に招き入れ、新聞記者の質問に答えた。憲法の改正に関する質問にギュル氏は、「広範囲の人々が参加する形で、明快で透明性ある、トルコを未来に導いていく憲法が作られなければならない。私にとって重要なのは、この作業に建設的に参加することだ」と語った。「憲法で、大統領の権限 全文をよむ
2006年のノーベル文学賞作家であるオルハン・パムクは、イタリアのトリノでの記者会見で、「ヨーロッパ人の見解とは逆に、トルコの自由民主主義は大きく進歩しています」と語った。 パムクは、ヨーロッパ人はトルコが西洋化を後退させているとみなしているが、こうした見解は現実を反映していない、と述べた。そして、「私の理解する限りでは、ヨーロッパメディアは今日のトルコの細部にあまり満足しておらず、私の国をムスリムが生活するイスラム国とみています。その結果として、ムスリムは酷く、世俗派が良いものである 全文をよむ
オメル・ディンチェルが退いた内閣府事務次官に、地域住民との密接な対話を構築したディヤルバクル県知事のエフカン・アラが就任する。アラ氏の任命決議書は、承認を得るために大統領官邸へと送られた。 内閣府事務次官にディヤルバクル県知事のエフカン・アラが就任する。同氏の内閣府事務次官への任命に関する決議書が作成され、承認のためアブドゥッラー・ギュル大統領へ提出されたことが判明した。 オメル・ディンチェル氏が7月22日の選挙で国会議員となり、空席となった同事務次官の職務を現在メフメ 全文をよむ
ギュル大統領が官邸で行った初めての公式レセプションは非常に華々しいものとなった。出席したのはスィンジャンで戦車を指揮するエルダル・ジェイランオール陸軍大将と17の将官たち。政党としては唯一共和人民党(CHP)が欠けていた。 アブドゥッラー・ギュル大統領は、初めて開催したレセプションで35分もの間立ったまま招待客と握手を交わした。ヤシャル・ビュユクアヌト参謀総長や軍の司令官らは大統領の出身地カイセリで軍事訓練中であるため、トルコ国軍を代表したのは、(アンカラの)スィンジャンで戦車を指 全文をよむ
バイデミルの報告書:8件の大型プロジェクトが妨害された ディヤルバクル市長バイデミルは、2005年にエルドアン首相に提出した報告書で妨害されたプロジェクトを列挙した 「ディヤルバクルに対して宣戦布告されるのであれば、率直に、明瞭にお話します。ディヤルバクル市民と私、そして私の友人たちは、宣戦布告された戦いから決して逃げません。もしも宣戦布告されるのであれば、我々はここにいます。ディヤルバクル市民はここにいます。市長らはここにいます。我々は良い時も辛い時も、いつも市民の側にいま 全文をよむ
野党は公正発展党(AKP)が憲法改正案を世論に耳を傾けず、内々で検討していると批判した。憲法改正案の準備プロセスに関し、野党側の意見は以下の通りである。 共和人民党(CHP)党首補佐ジェブデト・セルビ氏。「まだ国会議員が誓いさえたてず、国会が成立しないうちに、憲法に関しての議論を始め、世論を誤った方向に向かわせ始めた。これはAKPのいつもの世論を困惑させ、だます手口である。国民不在の憲法議論が行われている。憲法改正は大変重要なことであるが、世論は間違った方向へと向かわせられている。変更 全文をよむ
公正発展党(AKP)が準備を進めている文民化された憲法改正案に、社会のあらゆる分野の人間が携わっている。 改正案の草案を準備している人々の中にはリベラリスト、社会民主主義者、そして保守派の人々が位置を占めている。市民のための憲法改正案には女性も重要な働きをした。 ■学者陣営が作業開始 AKPの憲法改正案を準備している学術的なグループではリベラリストの名前が注意を引いている。大学教授のエルグン・オズブドゥン、レヴェント・キョケル、そしてズュフトュ・アスラン氏らの名前はリベラルな考 全文をよむ
第60代内閣の施政方針は、票を投じた47%の国民の期待を反映していない。経済に関しても、EU加盟に関しても、具体的な目標など1つもない。 第60代内閣の施政方針は金曜日(31日)、エルドアン首相によって国会で読み上げられた。明らかなことは、施政方針が「無味乾燥」だったということだ。「国会で施政方針を読み上げなければならない。何でもいいから何か書いて読んでおこう」といった種類のものだった。新たに始まるこの5年間に対する熱意も感じられず、それよりもむしろ「今までの成果」の発表のような施政方 全文をよむ
民主左派党ゼキ・セゼル党首は、アブドゥッラー・ギュル大統領が、共和国および世俗主義に関して慎重に振る舞えば、トルコにとって好機となりうることを述べた。 セゼルは行った声明で、ギュルが大統領に選出されたため彼を「不承認」とするわけではないものの、いくつかの懸念も存在すると明らかにした。懸念を感じている案件を間近で観察していくと述べたセゼルは、次のように続けた。 「ギュルのこれら案件に関する声明は、自身に向けられた懸念に対する説明である。今後、実際に述べたように行動するのであれば問題は 全文をよむ
国会議員たちは、今後トルコ大国民議会の本会議場で携帯電話を使って話すことができなくなる。 トルコ大国民議会議長府は、議員たちが前会期に本会議場でしばしば携帯電話で話していたことと、この光景がメディアに映し出されたことに対して動き始めた。この光景は、本会議を運営する国会議員代表たちが警告する一因となり、トルコ大国民議会議長のキョクサル・トプタン氏は、ある指示をだした。同氏の指示により、今後本会議場で携帯電話を使うことはできなくなる。電話による通話をできなくするため、情報事業センターは臨時 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュルの第11代大統領選出後、10月21日に国民投票実施の有無または憲法改正案に修正がなされるかどうかについての議論に、公正発展党がついに終止符を打った。 公正発展党の会派代表代理サドゥッラー・エルギン議員は、いかなる修正も行わずに、改正案のすべてを国民投票に諮るであろうと明らかにした。エルギン議員は、国民投票に問う改正案から仮の第19条項が除かれるために10月21日以前に憲法改正が行われるべきだとする主張に対し、「現行の改正案は議会を通過したままの形で国民投票を行いま 全文をよむ
ジャーナリストのムラト・バルダクチュ氏は、政権への参加を望むナクシュバンディー教団のハリディーエ支部が、大統領選挙に当選したギュル氏の出身地で影響力を持っていると主張した。 ジャーナリストのムラト・バルダクチュ氏は、アブドゥッラー・ギュル氏が大統領に選ばれたことが、ナクシュバンディー教団にとってある意味勝利であると書いている。 バルダクチュ氏はジュムフリイェト紙に昨日(31日)掲載された記事で、ナクシュバンディー教団のハリディーエ支部は政権を支配下におこうとしているとの考えを 全文をよむ
大統領に選出されたアブドゥッラー・ギュル氏の公式ホームページが、大統領選後に写真などを追加しリニューアルされた。「市民民主主義」というスローガンを掲げ30日公開されたwww.abdullahgul.comというアドレスのインターネットサイトでは、ギュル大統領に対して「ワキット紙の購読をやめてください」「偏見に凝り固まった軍人批判を行う公正発展党を非難してください」といった呼びかけがなされた。 ギュル大統領の公式サイト(www.abdullahgul.gen.tr)には、数点の変更が施された。 全文をよむ
ギュル大統領、エルドアン首相、ビュユクアヌト参謀総長の三者が熱い対談を行った。参謀総長はギュル大統領を見送る際、ギュル氏の方を向き、「大統領、お待ち下さい。是非私にお見送りをさせて下さい。お見送りをせずにお帰しでもしたら、明日いろいろ噂されますから」 ■参謀総長の妻から首相に予期せぬ「もてなし」 ・エルドアン首相は貴賓席にやってくると、記者らと暫く話した。その際にフィリズ・ビュユクアヌト参謀総長夫人が傍に来て、「首相、どうぞお座りになってくつろいでください」と述べた。エルド 全文をよむ
8月30日の戦勝記念を祝う今年最初の式典は、アタテュルク廟で開かれた。ビュユクアヌト参謀総長は、アタテュルクの墓石に“トルコ軍”と書かれた、赤と白のカーネーションで作られた花輪を供えた。 式典のあと、公開されたアタテュルク廟には、何千人もの人が集まった。ビュユクアヌト参謀総長がトルコ国軍の名の下に供えた花輪の上には、集まった人たちからさらに花が添えられた。 午前中に行われた式典でビュユクアヌト参謀総長は、花輪を供えたあと、国民の塔にあるアタテュルク廟ノートに署名をし、そこに書かれた内容を 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュルが大統領に選出されたことは、公正発展党と関係の深い新聞において喜びをもって報じられた。「チャンカヤでギュルの時代が始まった」と大見出しをかかげた保守派の新聞は、10代大統領アフメト・ネジュデト・セゼルについても「ついに出て行った」と報じた。以下は公正発展党と関係の深い新聞に掲載された記事である。 ヴァキト紙:「チャンカヤでギュルの時代が始まった」という見出しよりも大きな活字で、「共和制は、それにふさわしい長をえた」と書いたヴァキト紙は、記事で「7年3ヵ月と11日の間 全文をよむ
ギュル大統領が、夫人主催による盛大なレセプションを行い、宣誓式に出席しなかった軍関係者やバイカル氏(共和人民党党首)を夫人同伴でチャンカヤ官邸へ招待することが明らかになった。 「簡素な」宣誓式で大統領職を引き継いだアブドゥッラー・ギュル氏は、チャンカヤの大統領官邸で盛大なレセプションを開く予定であることがわかった。レセプションには政府関係者を招待し、宣誓式に出席しなかったヤシャル・ビュユクアヌト幕僚総長や軍司令官などと共に、第一野党CHP(共和人民党)のデニズ・バイカル党首をも官邸へ迎 全文をよむ
第60代内閣の8人の新大臣 ■宗務庁から政界へ ムスタファ・サイド・ヤズジュオール:トルコ共和国の第14代宗務庁長官であるムスタファ・サイド・ヤズジュオール教授は、1949年2月22日にトラブゾンのシュルメネ郡で生まれた。アンカラ大学神学部を卒業。約1年間宗務庁本庁で働いた後、1972年に国民教育省の名のもと博士課程教育のためフランスに派遣された。博士号を取得して帰国。アンカラ大学神学部に就職し、1983年に准教授、1988年には教授となった。1987年6月17日から1992年1月 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル氏を大統領へ導いた道は、民族主義者行動党の大統領選挙投票への参加決定によって開かれた。第10代目大統領アフメト・ネジュデト・セゼルの通常任期が5月16日をもって満期になるということで大統領候補者の出願期間は4月16日に始まった。4月24日に公正発展党の候補者として名前のあがったギュル氏は、唯一の候補者であり、361人の議員が参加した初投票で357票を獲得した。 憲法裁判所は、共和民主党の元最高裁判所長サビフ・カナドオール氏に従って行った提訴をうけ、「会議の定足数367の 全文をよむ
トルコの第11代大統領がアブドゥッラー・ギュル氏に決定したことは、世界のメディアに大きくとりあげられた。世界の主要なメディアのギュル大統領評は以下の通り トルコの第11代大統領にアブドゥッラー・ギュル氏が就任したことは、世界のメディアに大きくとりあげられた。イギリスからアメリカ、マレーシアからカタールまで世界の主要な出版メディアやテレビは、ギュル氏の大統領就任と選挙プロセスに大きな紙面と時間を割いた。これらのメディアの一部を取り上げると、 『スコッツマン』:ギュル氏の選出はイ 全文をよむ
ギュル大統領閣下、この宣誓を決して忘れないで下さい。 「(トルコ共和国)大統領の資格において、国家の存在と独立、祖国と国民の非分離の一体性、不文律かつ無条件の国民主権を護ること、憲法、法の優越性、民主主義、アタテュルクの原則と革命、世俗的な共和国の原則に則ること、国民の安寧と繁栄、国民の団結と正義の理解のもとに全国民が人権と基本的な自由を享受しうるとの理想より違わないこと、トルコ共和国の名声と尊厳を護り、高め、拝命した職務を不偏不党で遂行するため全力を尽くすことを、全トルコ国民と歴史を 全文をよむ
トルコ共和国第11代大統領に選出されたアブドゥッラー・ギュルは、宣誓ため訪れたトルコ大国民議会で儀仗兵に迎えられた。宣誓後、正式に大統領の職務を開始した。 ギュルは、17:45分に大統領旗を掲げていない公用車で議会に入った。同氏を、最年長の国会議員エユプ・ジェナプ・ギュルプナル議員が公式の儀礼で迎え入れた。儀仗兵を伴って儀礼団に会釈したギュルにたいし、ギュルプナル議員には外務省儀典局オヤ・トゥズジュオール局長、大国民議会アリ・オスマン・コジャ事務局長、大統領主席補佐官メティン・オズベキ 全文をよむ
政治の世界をこの4カ月間揺るがしてきた大統領選挙が今日終了する。 外務大臣アブドゥッラー・ギュル氏は今日大統領に選出され、7年間の任期を務めることになる。『ギュル大統領』の初仕事は新内閣を承認することである。今日第3回目の投票が行われる大統領選挙では、1人の候補者が選ばれるためには、少なくともトルコ大国民議会全体の過半数である276の得票数が必要である。選挙の第3回目投票は15時から総会で行われる。 ■引き継ぎ式は翌日にという提案が ギュル氏が今日行われる第3回目の選挙で第11 全文をよむ
(ヤシャル・)ビュユクアヌト参謀総長は、「トルコ民族の一体と統一性、トルコ共和国の世俗的・民主的基盤を崩し、現代的摂取物を取り除く目的で遂行される油断ならない計画が、残念ながら日増しに異なる形であらわれてきている」と述べた。 参謀総長は、8月30日戦勝記念日のコメントを、3日前に公表した。例年は8月29日に公表するコメントを、今年はアブドゥッラー・ギュル氏の当選が確実なものとされていた大統領選挙の3回目の投票の前に公表したことが注目された。ビュユクアヌト参謀総長は以下のように語った。 全文をよむ
行った発言で議論を呼び起こしたトルコ歴史協会会長ユスフ・ハラチオールを、大統一党(BBP)党首ムフシン・ヤズジュオールが擁護した。 ヤズジュオール党首は、オルハン・パムクやエリフ・シャファクのような作家がトルコ刑法第301条により提訴されていることに言及し、「(一部の連中は)トルコ史を侮辱する者、蔑む者を法廷の手からさえも救おうとし、ふたりのために特別な法さえ制定させようと努めている。しかし他方では知識に依拠した歴史的事実が明らかにされる際に、こうした全員が憤然と立ち上がり、ハラチオー 全文をよむ
長年、羊飼いをしていたレビー・コジャビュユクさんは通信教育で中学、高校、そして大学の公共政策学科を修了した。37歳のコジャビュユクさんの夢は「郡知事になること」。 チャナッカレのシャーヒンレル村の貧しい家庭に生まれたコジャビュユクさんは、兵役まで羊飼いをして生活した。兵役から戻って一時は、ラプセキ市当局の暖房担当(カロリフェル担当)として働いた。その後「卒業証書がなくては何も始まらない」と、通信教育で中学、高校、さらにアナドル大学の通信教育学部・公共政策学科を修了した。この間、市当局の 全文をよむ
大統領選が決着をみせようとするなか、チャンカヤで「引継ぎの式典」が行われることが明らかとなった。チャンカヤへと上った10人の大統領のうち、トゥルガト・オザルとアフメト・ネジュデト・セゼルのみが式典によって(大統領職を)引き継いだ。 第2代大統領イスメト・イノニュは、アタテュルクの死後チャンカヤの大統領府へ上った。 イノニュは大統領職を1950年に、トルコ初の文民大統領であるジェラル・バヤルヘ引き渡した。しかしこの引継ぎは、式典なしで行われた。 ■ ギュルセルは病に倒れた 1 全文をよむ
昨年、アメリカ合衆国で白血病の治療を受けたエルダル・イノニュ元副首相(81)は、高熱のため搬送された病院で処置がとられた。 メトロポリタン・フローレンス・ナイチンゲール病院の発表によれば、イノニュ元副首相は8月20日月曜日、高熱のために病院に搬送されたことが明らかになった。病院関係者は、肺炎と診断されたイノニュ元副首相が1週間から10日以内に退院の見通しであると語った。 イノニュ元副首相の入院にはセヴィンチ・イノニュ夫人も付き添っている。元副首相は退院後、以前白血病の治療を受 全文をよむ
大統領選挙の2回目の投票が昨日(24日)、トルコ大国民議会の総会で行われた。公正発展党(AKP)の候補、アブドゥッラー・ギュル氏は、今回の得票数が337票に留まったので、大統領府をめざし3回目の投票に向けて待機を始めた。 446名の国会議員が臨席した総会会議場では、民族主義者行動党(MHP)の候補、サバハッティン・チャクマクオール氏が71票、民主左派党(DSP)のタイフン・イチリ候補は14票を獲得した。共和人民党(CHP)は、これまでの全ての投票と同様に会場に姿を見せなかった。1回目の 全文をよむ
公正発展党(AKP)が学者らに用意させた憲法草案で、大学でのスカーフ着用禁止を解くことが盛り込まれていることがわかった。この問題については複数の選択肢が用意されており、最終決定はタイイプ・エルドアン首相とAKP執行部が行う。草案では、大統領について、個人的な犯罪に対する「不逮捕条項」を用意することも計画されている。これは、1924年憲法を例にしている。 AKPがビルケント大学のエルグン・オズブドゥン教授を中心とした学者グループに用意させた新憲法草案には、緊張を生み出すことが予想される問題が含 全文をよむ
ヒュッリイェト紙のコラムニスト、ベキル・ジョシュクンが「ギュルは私の大統領ではない」と述べたことに対し、エルドアン首相は「それならトルコ国籍から離脱しろ」といった返答をした。今回、ジョシュクンはこれに応えて談話を発表した。ジョシュクンは「『抱きとめる』とはこういうことなのだろうか? 首相がしようとしていることは、サウジに行く私のためにラクダを送ってよこすようなことだ」と話した。 ジョシュクンは、「選挙に圧勝してからエルドアンはギュルに戻った。彼自身も火遊びをしていることはわかって 全文をよむ
大統領選挙の1回目の投票では、アブドゥッラー・ギュル候補が341票、サバハッティン・チャクマクオール候補が70票、タイフン・イチリ候補が13票を獲得した。 第11代大統領選挙の1回目の投票が国会本会議で実施された。本会議での投票に公正発展党(AKP)の議員のほかに、民族主義者行動党(MHP)、民主市民党(DTP)、民主左派党(DSP)の国会議員と、無所属議員らも出席した。共和人民党(CHP)のデニズ・バイカル党首と同党の議員たちの席は空席となった。トルコ大国民議会のキョクサル・トプタン 全文をよむ
医師たちが、赴任することを望まず、また、赴任した者の大部分が短い期間で辞職し、医師不足の進んでいたハッキャーリで、義務的赴任制度が効果を発揮した。 任命の結果、12人の専門医が60人へ、56人いる開業医が74人へ増えた。 郡の保健所長、Drハリル・ヘキムオールは「脳外科医、産婦人科医、生化学の専門家が任命されたら、もう問題はなくなる」と述べた。 ヘキムオールは、次のようにも語っている。 「2002年までは、175人の看護婦と助産婦しかいなかった我が郡で、その数は29 全文をよむ
7月22日に定足数367議席を満たせなかったため、大統領選挙を行えなかった議会は、本日15時、第1回投票のために召集される。最有力候補のアブドゥッラー・ギュル氏は、所属政党以外から27票を得る必要がある。 7月22日の総選挙で一新されたトルコ大国民議会は、第11代大統領の選出のために4ヶ月ぶりに本日(20日)、活動をはじめる。 総選挙前に議会を行き詰らせた定足数367議席をめぐる重大局面は、今日は起こらない見込みだ。民族主義者行動党(MHP)が投票への出席を表明した後、20議 全文をよむ
大統領への立候補期間は、今日(19日)の0時で締め切られる。トルコ大国民議会で、第11代大統領のための最初の投票が明日(20日)行われる。 大統領には、今までに2人の候補者が立候補している。公正発展党(AKP)からアブドュッラー・ギュル氏、民族主義者行動党(MHP)からはサバハッティン・チャクマクオール氏。どちらの候補者もカイセ選出議員である。 明日大統領を選出することができなかった場合、2回目の投票は8月24日、3回目の投票は8月28日、4回目の投票は9月1日に行われる。 全文をよむ
民主市民党(DTP)の「ウルスダムの建設を許さない」という声明は、テロリスト(PKK)のリーダー、アブドゥッラー・オジャランの指示で行ったとされた。 DTPのヌレッティン・デミルタシュ党首代理は、先日、必要ならば何百万人もの人々を町に動員し、ダム建設に反対するつもりであることを明らかにした。ダム建設に反対する背景には、PKK(クルド労働者党)が活動のため利用する道路が閉ざされるという懸念があるからだと明らかにされた。2007年2月22日に開かれた対テロ闘争高等委員会では、テロ組織は彼ら 全文をよむ
ギュル外相はトルコ実業家協会(TÜSİAD)の後に独立実業家協会(MÜSİAD)を訪問し、オメル・ボラト会長と理事会と面談した。外相はここでの面談にも非常に満足して帰途に着いた。 ギュル外相は会談後に記者会見し、自分が大統領に選出された場合、どのような大統領になるかについて独立実業家協会の理事会に説明したと述べた。また同外相は、外務省ならびに内閣府で得た経験やこれまで積み重ねてきたものを、大統領職においてもトルコの国益のために最大限利用していくと強調した。 ギュル外相は次のように語 全文をよむ
トルコ実業家協会会長アルズハン・ドーアン・ヤルチュンダーは、大統領選挙期間中に行った合意の呼びかけは、アブドゥッラー・ギュル氏の立候補を意図したものではないと述べた。 NTVとCNBC-eとの共同放送番組に出演したヤルチュンダー会長は、トルコが大統領選挙のために危機的状況に陥ることを望まぬこと、それゆえ合意を望んだことを強調した。ヤルンチダー会長は以下の様に述べた。「ギュル氏は見事に外務大臣職を果たしていました。彼が確かなバランスと感性を心掛ければ、よき大統領の時代が訪れうる。だが、我 全文をよむ
アフメト・ネジュデト・セゼル大統領は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が昨日(16日)、提出した新内閣の組閣名簿にまったく目を通さなかった。そして「新大統領に提出するのが適 切」と述べ、承認しなかった。これにより、新内閣の組閣は、セゼル大統領が第11代大統領に任務を引き継いだ後に持ち越されることとなった。 エルドアン首相は大統領官邸で直面した驚くべき応対について、「セゼル大統領が次期大統領に配慮を示した」という見方を示した。大統領官邸筋も詳細の説明を避け、「首相は週1度の通常面談の約 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル大統領候補の妻、ハイリュニサ夫人がスカーフを被っていることから、チャンカヤの大統領邸でスカーフ問題による緊迫が起きるとの声があがっている。それに対しレジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、アタテュルクの母親ズベイデ夫人と妻ラティフェ夫人を例に挙げ反論した。首相は「アタテュルク夫人と母上をごらんなさい。彼女らを見ればあなた方もわかるでしょう」と語った。 同首相は昨日の公正発展党(AKP)中央執行委員会(MYK)会議ののち、予定外の記者会見を開いた。7月22日の選挙から 全文をよむ
外務大臣アブドゥッラー・ギュルは、昨日、トルコにおける外国記者たちと会見した。 「あなたの奥さんのスカーフに関する問題は今後どのように解決されるのか。」という質問に対し、ギュルは、「これは問題ではない。妻がスカーフをかぶっているのは、個人の選択だ。ここに違法性はない。私が当選したら、私が大統領になるのであって、妻ではない。」と答えた。 「あなたが最高司令官となる軍があなたに距離をおくことが、不安ではないか。」という質問においてギュルは、「もちろん、心配していない。トルコは法治国家だ。憲法 全文をよむ
ユルマズ・エスメル教授の指揮の下、56県で対面式のアンケート調査が行われた。それによれば、有権者にとって大統領にはギュル外相が最も望ましく、一番信頼できる指導者はエルドアン首相であることが明らかになった。 バフチェシェヒル大学のユルマズ・エスメル教授は、7月22日の総選挙における有権者の行動を分析するため調査を行った。エスメル教授が指揮する調査チームは56県で1,398人にアンケート調査を行った。同調査は、「公正発展党(AKP)に投票した有権者の半数にのぼる人々はどのようなメッセージを 全文をよむ
アンカラでは昨日(13日)、重大な局面をむかえた。まず閣議、引き続き公正発展党(AKP)の中央執行委員会(MYK)が召集された。中央執行委員会では大統領選挙が議題とされ、アブドゥッラー・ギュル外相の立候補が確定した。今日(14日)、野党と面談する予定のギュル外相は、最初のアポイントメントを民族主義者行動党(MHP)からとりつけた。 大統領選挙に関する未確定な状況が昨日(13日)、終息した。閣議に引き続き、夕刻に召集された公正発展党中央執行委員会にて、アブドゥッラー・ギュル外相の立候補が 全文をよむ
国民教育省のチェリキ大臣は、トルコ大国民議会(TBMM)が自らにふさわしい品格をもって、大統領を選出するだろうと述べた。チェリキ国民教育相は、チャンネル7の「政治アジェンダ」という番組に出演し、最近の問題について質問に答えた。 チェリキ大臣は、大統領選出投票が始まる8月20日から命運をかけた一週間に突入すると述べ、次のように語った。 「国会が自らにふさわしい品格をもってふるまい、大統領を選出するだろうと思います。国会は大統領を選出しなければならないのです。選出できるのでしょうか? 全文をよむ
民主市民党のイスタンブル選出議員のセバハット・トゥンジェルは「クルド問題はアンカラの問題だ。この問題はトルコの中心にある」と言った。 ディヤルバクル選出議員のギュルタン・クシャナックはというと、公正発展党と民族主義者行動党が東部と南東部における選挙運動をクルド語で行ったことを主張し、「農務大臣メフディ・エケルは、大臣でありながら喫茶店でクルド語(宣伝)選挙運動を行った」と述べた。 クシャナックは、「選挙宣伝を現実にはクルド語で行わなければならないのなら、大臣として、議会や政治 全文をよむ
エルドアン首相が大統領選では「複数の候補者」が出る可能性があると発言したことに続き、公正発展党の大統領選戦略が明らかになった。アブドゥッラー・ギュル外相が大統領候補となることに加え、公正発展党からヴェジディ・ギョニュル氏、ムラト・バシェシイオール氏が候補者となる予定だ。 第11代大統領選の候補者受付期間は8月19日で終了する。8月20日には1回目の投票が行われる予定だ。 公正発展党は大統領選プロセスのなかで、新たな戦略をとる。 大統領候補としてアブドゥッラー・ギュル外相の 全文をよむ
民族主義者行動党(MHP)党首デヴレト・バフチェリ氏は過激な決断をした。トルコ系諸族総会に続き、18年もの間、民族主義者行動党と理想主義者たちのものとされてきたエルジエスのテキル高原で行われるザフェル・クルルタイ(勝利総会)への参加を辞退した。 民族主義者行動党を結党し、党首をつとめたアルプアルスラン・テュルケシュがカイセリ県エルジエス郡、テキル高原ではじめた総会は、国内外から何万人もの理想主義者を集結させる会合と位置づけられていた。この総会で民族主義者行動党は17年ぶりに党首レベルの 全文をよむ
宗務庁長官アリ・バルダックオール氏は今夏の水不足について、金曜日に行われた雨乞いのための特別礼拝に対して、手を天に広げ、アッラーの助けを必要としていることを語った。バルダックオール氏は「特別礼拝によって祈りが届くことはなく、また祈りのために特別礼拝が行われることもない。これらはお互いに代替策にはならない。」と述べた。 ヴィランシェヒルの街にある、ミラチ.カンディリプログラムのためにシャンルウルファを訪問した宗務庁長官は、バリ.ユスフ.ヤバシュジャン氏を訪れた際、記者達の水不足に関する質問に答 全文をよむ
大統領選の過程で生じた危機により再編された議会は、第11代大統領の選挙に関する日程を明らかにした。大統領への立候補の受付最終日は8月19日となる。公正発展党(AKP)の要望により、トルコ大国民議会(TBMM)が急いで取り決めた日程によると、大統領選が決着することが期待される第3回目の投票は8月28日に行われる。 トルコ大国民議会の本会議は昨日(10日)新しい議長キョクサル・トプタン氏のもとで初の会合を行った。会議では、前夜に政党間で合意した枠組みのもと、割り当てられている議長評議会メンバーの 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、アブドゥッラー・ギュル外相との会談後、大統領選に公正発展党(AKP)から複数の候補が立つ可能性があるというメッセージを出した。 エルドアン首相は大統領選候補について、また驚くべき発表を行った。ギュル外相が大統領選候補になる可能性に焦点があてられ議論されている最中に、同首相は公正発展党が複数の候補を擁立する可能性を示唆した。首相は、野党党首らとの会談予定の有無についての質問に対し、「今のところ、私か、もしくは我々の大統領候補者たちが会談するか、その辺 全文をよむ
ゾングルダク選出の公正発展党(AKP)議員、キョクサル・トプタン氏が、第1回の投票で記録的な票を得てトルコ大国民議会議長に選ばれた。トプタン議員は450 票を獲得。民族主義者行動党(MHP)の候補トゥンジャ・トスカイ議員には民族主義者行動党以外からも4名の議員が票を入れ、74票を獲得した。白票は7票。4票が無効となった。 投票を前に野党を回ったトプタン氏は、先ず13人の議員を擁する民主左派党(DSP)を訪ねた。ゼキ・セゼル党首は「トプタン氏は、合意と対話の重要性を認識した上で、適切なふるまい 全文をよむ
トルコ首相レジェプ・タイイプ・エルドアンとイラク首相ヌーリー・アル=マーリキーが一昨日(7日)、対クルド労働者党(PKK)闘争に関する「同意外交覚書」に調印したことが様々な論議を呼んでいる。 ザマン紙に対しコメントした外交筋は、「新たな段階に到達した。対テロ闘争の法的基盤がつくられたのだ。イラク・トルコ間でこの文書において初めて、PKKがテロ組織として言及されている。文書はイラク全体を包括している」と話している。 専門家らは、イラクの現状とバランスを考慮した際、イラク政府が具 全文をよむ
*ギュル外相の娘キュブラは全ての準備が整っているにも関わらず、政治の不確定要素のせいで結婚できないでいる。 アブドゥッラー・ギュル外相の娘キュブラは全ての準備を終わらせていたにも関わらず、選挙のためにまったく婚約式の日程を確定できなかった。 大統領選挙が話題にも上っていなかった頃に娘の結婚のために7月22日を選んだギュルの家族が婚約式の招待状を準備しようとしていた時、一大問題が持ち上がった。まずギュルの大統領就任が話題になり、父親が大統領になったら婚約式は大統領官邸で行われるか否か 全文をよむ
公正発展党のイスタンブル選出議員ヌルスナ・メメジャン氏は、女性議員のパンツスタイルを解禁する必要があると述べた。メメジャン議員は、女性議員がもっと楽に動けるようにするためには、パンツスタイルが適していると主張し、「女性議員たちがこの件で一致すれば、内規を変えることもできます」と述べた。 共和人民党のアイドゥン選出議員オズレム・ゲルチオール氏は、「議会には重みのようなものがあります。内規に書いてあるとおり継続すべきです」という見方を示した。 公正発展党のバルケスィル選出議員、ア 全文をよむ
タイイプ・エルドアン首相が新内閣の名簿をいつ大統領官邸へ提出するかが注目されている。エルドアンが「憲法上の日程をもちいる」と強調したことは、議論を白熱させた。公正発展党内では、党派代表議員であるサリフ・カプスズ、サドゥッラー・エルギンと数人の大臣をも含む数人が、政府の閣僚名簿リストは新大統領へ提出されるよう求めている。 その理由は、セゼル大統領が拒否するのが確実な何人かの大臣候補者に、初めから気分を落ち込ませてしまうのではという懸念からである。セゼル大統領の最近の職務について指摘するサ 全文をよむ
テロリストであるアブドゥッラー・オジャランが、クルド労働党に指示を与えたとしてイムラル刑務所関係者によって独房刑に処せられたという主張がされている。 弁護士と三週間ぶりに定期面談を行ったオジャランは、刑務所当局が自分に独房刑を与えたと主張した。ディジュレ通信社の情報によると、オジャランは選挙後に活動を開始させるためクルド労働党に指示を与え、分裂工作を行ったと疑われた。 報道によるとオジャランは弁護士に「新しい独房刑は与えたが、まだ(彼らは)実行していない」と語った。 全文をよむ
大統領を国民が選出することを盛り込んだ憲法改正パッケージの是非が問われる10月21日国民投票用の選挙人名簿が明朝(6日)、各街区(村)の役場に掲示される。名簿は、8月19日日曜日まで掲示される予定だ。 高等選挙委員会(YSK)が明らかにした日程によると、明朝8時に掲示される名簿は、7月22日の国会議員総選挙の名簿から作成されたものとなる。そして8月19日まで、コンピューターによる選挙人登録システム(SECSIS)によって更新される。 街区(村)役場の管轄地域の掲示名簿、またはそれ以 全文をよむ
7月22日総選挙の結果で構成された第23期大国民議会が、昨日(4日)国会議員の宣誓式典によって開かれた。関心の的となっている民主市民党(DTP)党員らは緊張の懸念を取り去った。元DTP党首アフメト・チュルクと4名の議員は、民族主義者行動党(MHP)党首デヴレト・バフチェリのそばに行き手を握り、アタテュルク記念碑に花輪をかざる式典に全員で参加した。また、国会議員宣誓をクルド語で読み上げようとはしなかった。バフチェリも、トルコ語で宣誓を行ったDTP党員らを歓迎した。 ■独立行進曲に関する質 全文をよむ
クルディスタン愛国連合(KYB)の公式インターネットサイトは「トルコ軍が越境した」と発表した。公式サイトはトルコ軍が国境地帯各地を爆撃し、350人からなるトルコ特殊部隊が北イラクへ侵入したと主張した。 クルディスタン愛国連合のサイトは、この地域の「クルド治安部隊の情報」に基づき、「トルコ軍がクルディスタンに越境」と題したニュースで、トルコ軍が「クルディスタン地域に対し越境軍事作戦を開始するため」国境地帯各地を爆撃したと主張した。同サイトが伝えるほかのニュースでは「トルコ軍が越境した」と 全文をよむ
デニズ・バイカル共和人民党(CHP)党首は4日、数時間におよんだ宣誓式典の際に、時折、会場の外に出てきて、記者たちと談笑した。バイカル党首はアンカラの水不足問題に言及し、選挙期間中に議論をよんだ「ロードス島まで泳ぐ」発言について話題にした。 バイカル党首は、ある記者に「(総選挙で)もし悪い結果を出したら、ロードス島まで泳ぐ」と機知に富んだことを言ったつもりだったが、これが真剣な主張として新聞の一面を飾ったことを明らかにした。同党首は選挙後にあらゆる場所でこのことを言われるといい、「ロー 全文をよむ
ベルリンにあるペルガモン美術館で展示されているヒッタイト時代の作品、ボアズキョイスフィンクスがドイツとトルコの間で政治的な緊張をひき起こした。 “ドイツラジオ 文化―アンカラ”は、スフィンクスのトルコ返還を求めて、ドイツの考古学者たちへ与えられていた発掘の許可がキャンセルされたと報じた。ラジオの同番組は、ドイツの数度にわたる熱心な外交姿勢に答えて、トルコ側が30人の発掘チームのうち28人に改めて許可を与えたことを伝えた。 ベルリン小アジア美術館副館長のラルフ・ベルンハルド・ 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル外相は、外務省近くのハシェムオール・モスクで金曜礼拝を行った。市民ともに出口で外相を待っていたヒュッリイェト紙の記者が、「大統領候補として続投ですか?」と質問すると、「続けますよ」と返答した。 アブドゥッラー・ギュル外相は、総選挙後に外務省で行われた記者会見の場で、大統領選への立候補を公に表明しなかった。しかし金曜礼拝のあとモスク出口で、ギュル外相に市民と勘違いされた記者が「大統領候補として続投ですか?」と聞くと、「続けますよ」と答えた。 ギュル外相は、 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、「過去の過ちから教訓を引き出し、新しいページをひらきましょう」と和解のメッセージを出す一方で、すべての政党に門戸を開いている、と述べた。 エルドアン首相は、事実上の得票率が55.4%であったと主張し、「国民の意志に反する、いかなる措置も講じないだろう」という言葉で、大統領選挙へ向けたメッセージを出した。 エルドアン首相は、昨日(3日)に第23議会期選出の公正発展党(AKP)議員と共に党本部に集まり、アブドゥッラー・ギュル外相と共に応接室へ 全文をよむ
民主市民党が無所属の候補をトルコ大国民議会に送り込み、国会で会派をつくれる数に達したけれど、選挙では大きな成功をおさめることができず、支持者の多くを公正発展党へもぎとられたことは、テロ組織PKKの民主市民党に対する反発へと発展した。 PKKは民主市民党を「既成政党と異ならなかった」とし、民主市民党の党員は「選挙で落第した」と述べた。 「反省のとき」という見出しの記事では、公正発展党がとった選挙戦略に対し、対応策をとらなかったとされた民主市民党に関する次のような見解を載せた。 「大差で 全文をよむ
アフメト・ネジュデト・セゼル大統領は、明日(4日)行われる第23期国会議員の宣誓式典に参加しない。ヤシャル・ビュユクアヌト参謀総長、軍司令官らも高等軍事委員会の会合を理由に式典に不参加となることが伝えられている。 第9代大統領スレイマン・デミレルは、第21期国会議員宣誓式典に参加した。セゼル大統領は、2002年11月14日に行われた第22期国会議員の宣誓式典にも参加しなかった。同式典には、ヒルミ・オズキョク参謀総長も北キプロス・トルコ共和国の訪問を理由に参加しなかったが、軍司令官らは出 全文をよむ
民族主義者行動党寄りのメディアとして知られるオルタドーウ紙は、1999年に国会に登院したネスリン・ウナル議員がスカーフを外したことを批判し、公正発展党のギュルシェン・オルハン氏が同様のことをした際には沈黙した右派メディアを激しく非難した。 民族主義者行動党寄りのメディアとして知られるオルタドーウ紙は、1999年の選挙の後、ネスリン・ウナル議員が登院する際にスカーフを外したことを非難した右派メディアが、ヴァン選出の公正発展党議員、ギュルシェン・オルハン氏がスカーフを外した際には沈黙した 全文をよむ
エルドアン首相、ギュル外相、アルンチ議長による3者会談の内容がアンカラ政界に漏れてきた。ギュル外相は大統領に立候補する主張を繰り返したが、さらに3人の候補者の名も挙がっているという。CHP(共和人民党)とMHP(民族主義者行動党)に対して、まずギュル氏が推薦されるとみられる。アルンチ氏は、ギュル氏が選ばれた場合に内閣のナンバー2となることを希望している。 大統領候補、TBMM(トルコ大国民議会)議長、そして新内閣について話し合われた3者会談(出席者はタイイプ・エルドアン首相、アブ 全文をよむ
公正発展党の首脳陣である、タイイプ・エルドアン首相、トルコ大国民議会議長ビュレント・アルンチそして外相であるアブドュッラー・ギュルの三氏が、昨日(7月31日)会談を行った。首相官邸で行われた会談は3時間40分続いた。 会談ではギュル氏の大統領選立候補に関する問題が議題に上がったことが明らかにされている。エルドアン首相とギュル氏は会談ののち、党本部で再び会した。休暇を取っていたアンタリヤから前の晩戻ったばかりのエルドアン首相は、今日行われる予定の高等軍事評議会の前に集中的に話し合いをおこ 全文をよむ
7月22日総選挙での投票率第1位はビレジキ県。ビレジキ県の有権者の92.7%が総選挙で投票し、トルコ全体で最高の投票率を達成した。 高等選挙委員会が発表した選挙結果によれば、ビレジキ県の有権者12万7,000人ののうち11万8,000人が投票した。県別の投票率では、第1位のビレジキ県にブルドゥル県とキュタフヤ県が続いた。ブルドゥル県では有権者の92.17%、キュタフヤ県では92.12%が投票した。 ウシャク県、チャナッカレ県、マニサ県、デニズリ県、クルクラーレリ県、ドゥズジェ県とア 全文をよむ
選挙の後始めて語ったヤシャル・ビュユクアヌト参謀総長は、新しい大統領が「共和国に表面的ではなく本質的に値する人物である必要がある」というトルコ国軍(TSK)の見解に全く変わりはないことを明らかにした。 ビュユクアヌト将軍は、北キプロス・トルコ共和国(KKTC)国軍記念日により昨晩アンカラでの国軍本部で催された歓迎会に参加した。ビュユクアヌト将軍は、歓迎会で7月22日の総選挙と大統領選挙に関する2つの質問に答えた。 1つ目は「4月27日に参謀本部のインターネットサイトに通達が掲 全文をよむ
■1983年の後 (この作業は、本紙の要望により選挙統計を利用してデータ調査株式会社により実施された。記事の中で使用された選挙統計は、トルコ共和国統計研究所(現在のトルコ統計協会)より購入された選挙区別選挙統計であり、今日の行政的編成(の変化)に合わせて調整したものである。データ調査株式会社により、スィナン・ゼイネルオール博士とともに実施された新たな行政的編成への調整作業は、1983年の選挙から2002年の総選挙までの国会議員選挙を含んでおり、(それにより)81県の分布を比較調査するこ 全文をよむ
選挙の傾向についての調査は、トルコで右派、左派の区別が過去のものになったことを示している。調査によると、公正発展党(AKP)に投票した人の41.3%、共和人民党(CHP)に投票した人の32.3%、民族主義者行動党(MHP) に投票した人の31.9%が、自分が右派や左派だとは認識していない。公正発展党がポールマーク社に依頼したアンケートによると、公正発展党に投票した人の48.4%は自分が右派であるとし、41.3%は、右派でも左派でもないとした。7.5%は「どちらかというと右派」、2.8%は「左派」 全文をよむ
トルコ唯一のアルメニア村落で、7月22日の選挙の結果選ばれたのは公正発展党(AKP)だった。 ハタイ県サマンダー地区のワクフル村での選挙の結果は、公正発展党31票、共和人民党25票、民主市民党(DTP)が支援した無所属の議員候補ベルカト・カラ12票、民族主義者行動党(MHP)9票、民主党(DP)1票であった。ムーサー山のふもとワクフル村のベルチ・カルトゥン村長は、公正発展党の村での勝利を評価するにあたり、サービス性を重要視した。「我々の村には、外国から旅行者としてたくさんの訪問客が来る 全文をよむ
デヴレト・バフチェリ民族主義者行動党(MHP)党首は、大統領選出の際トルコ大国民議会本会議に出席すると発表し、公正発展党(AKP)に和解を強いた367票問題の鍵を開けた。再度大統領候補になるとメッセージを出したアブドゥッラー・ギュル外相は同党首と昨日(27日)初めて隣に並んだ。メフメト・ジハット・オゾンデル博士は、民族主義者行動党からイスタンブル選出の国会議員に選ばれたが、当選証書を受け取るためイスタンブルに向かう際に生じた交通事故で亡くなり、昨日埋葬された。(訳注:アンカラの)コジャテペ・モス 全文をよむ
CHP(共和人民党)のデニズ・バイカル党首は、「大統領選での妥協点を模索しよう」と話したタイイプ・エルドアン首相の訪問を待っていると述べ、「共に誰かを大統領候補に立てることで妥協できれば、我々も議会へ出向き、投票できるだろう」と語った。デニズ・バイカルは、アンカラ商工会議所会頭と運営委員会のメンバーとの会談後、新聞記者らの質問に答えた。バイカルのメッセージは以下の通りである: 困難はないだろう: 以前の大統領選挙の際、議会では非常に深刻な緊張事態が起こった。その背後には、妥協する必 全文をよむ
大統領選挙における本会議での定足数は367であるとの憲法裁判所の決定がでたことで、公正発展党(AKP)は今回367議席に達しなかったため、トルコ大国民議会(TBMM)で他党からの協力を模索していたが、民族主義者行動党(MHP)の党首デヴレト・バフチェリが本紙に対し「本会議に参加するつもりである」と発言したことで、胸をなでおろした。 大統領選挙に突入するためには、公正発展党はさらに26議席獲得せねばならなかったが、大部分が民主市民党系の議員からなる無所属議員の支持を頼りにする必要はなくなった。 全文をよむ
選挙の疲れを癒すため、妻のエミネ・エルドアンと昨晩アンタリヤへ休暇に出かけたレジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、休暇初日は外出せずに過ごした。リキソス・プレミアム・ホテル(Rixos Premium Hotel)のプライベート・ヴィラに滞在しているエルドアン夫妻を、ホテルのオーナー、フェタ・タミンジェ氏が挨拶に訪れた。 エルドアン首相がかつて訪れた時にも利用した1100平方メートル3階建ての豪華なプライベート・ヴィラに、今回も滞在しており、プライベートな滞在であるとされている。 全文をよむ
外務大臣アブドゥッラー・ギュル氏は、トルコ大国民議会(TBMM)の女性国会議員の数が、世界で22位に上がったことを「誇らしい進歩」であると述べた。7月25日に行われた記者会見で総選挙の結果を総括したギュル外相は、「今回の選挙では、トルコで女性に被選挙権が認められて以来、最も多くの女性が議員に選ばれた。世界の議会の中で、女性国会議員の数ではトルコが22位に上がった」と話した。 全文をよむ
共和人民党(CHP)の中央執行委員会(訳者註:党協議会により選出される党の決定機関)の委員19名が辞任した。党首デニズ・バイカルは彼らの職務の継続を望んだ。8月2日に開催される党協議会(訳者註:党大会により選出される。党の政策立案等を行う機関)の後、書記長オンデル・サブが辞職するかもしれないことが明らかになった。 CHPの中央執行委員会の委員19名は、党首デニズ・バイカルに辞表を提出した。その前日、総選挙の結果を理由とする辞任は考えていないことを表明したバイカルは党幹部達が「この段 全文をよむ
選挙結果が明らかになった後、2日間家に閉じこもっていたCHPのデニズ・バイカル党首は、昨日(24日)マスコミの前に姿を現し、辞任しないと述べた。 CHP 総本部での発表で、「AKPを祝福します。国民の決定に敬意を表します」と話し始めたバイカル党首のメッセージは次の通り。 ■辞任要求はありません: CHP内部からは、私の辞任に向けた動きはないように思います。一部の、CHPでさえない様々なグループにおいてこのような動きがあることは知っています。トルコのメディアでも、熱狂的にこれを 全文をよむ
在野の研究者であるタルハン・エルデム氏は、アンケートによって選挙結果をほぼ正確に予想した。このアンケートを快く思わない層は強く反発した。一部のコラムニストたちは、無礼な言動までして反感を示した。 ヴァタン紙のコラムニスト、ミネ・クルクカナト氏は、アンケートを見て「やめてよ」と声を上げたという。一方、同紙のメイン・コラムニストのギュンギョル・メンギ氏は、「タルハン・エルデム氏は数を数えることもできなければ、殴られたこともないようだ」との見方を示した。 タルハン・エルデム氏は、こ 全文をよむ
エルドアン首相は、セゼル大統領の故郷であるアフィヨン・カラヒサルで演説し、セゼル大統領へのブーイングを制止した。エルドアン首相は「我々の大統領に対するこのようなブーイングを、私は正しいとは思わない。皆さんは、そのブーイングを、ご自身の心の中に留めてください。私に賛成していただければ、あなた方に心から感謝します。」と述べた。8千人が参加した政治集会において民族主義者行動党党首バフチェリにも言及したエルドアン首相は、また、「民衆に向けて絞首刑用の縄を投げれば、人々は彼を、薄汚い下着とともにその縄に吊 全文をよむ
大統領選挙で「不当な扱いを受けた」役割を演じ有権者の支持を得た公正発展党は、トルコの全選挙区において投票率を伸ばし、8県を除くすべての県で第一政党となった。大統領選での態度によって党運営に反発した民主党(DP)と祖国党支持者が公正発展党へと向かうのが見受けられる一方、若い投票者は投票選択を公正発展党や民族主義者行動党とした。 7月22日の選挙で、中道右派がまさに「大敗北」となる一方、左派も行き詰まりをみせたことが注目を集めた。共和人民党は票を必死で守る一方で、前回の選挙で国会議員を輩出 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、選挙後の決まり事である新たなる組閣をスムーズに行うため、第59代内閣を総辞職することをアフメト・ネジュデト・セゼル大統領へ伝えた。エルドアンは、セゼル大統領と会談を行う前に閣僚であるアブドゥッラー・ギュル外相、ジェミル・チチェキ元法相、ベシル・アタライ国務大臣、ヴェジディ・ギョヌル国家防衛相と会談を行い、辞職に関しての見解を話し合った。決まり事である辞職の必要性について同意を得ると、大統領官邸から約束を取り付け、会見を実現させた。セゼル大統領も、新たな内閣が 全文をよむ
大統領選挙の過程で生じた展開ののち、息を詰めて待ち望んでいた7月22日の総選挙は、政権党の公正発展党(AKP)が得票を増やし、明確な差をつけて第一党となる結果となった。 4253万7305人の有権者が登録された選挙で、「共和国集会の」意気込みで選挙に臨んだ共和人民党(CHP)、単独政権を形成するとの主張を唱えた民族主義者行動党(MHP)、得票率の足切りを越えるのは問題ないとした民主党(DP)、無所属候補を合わせた全投票率は、公正発展党のそれに達することができなかった。 世俗主 全文をよむ
各世論調査会社は、公正発展党が7月22日に相当な躍進をすることを予測したものの、46.7%の得票結果までは予測できなかった。選挙調査の多くが公正発展党の得票率を40-42%前後だと示した一方で、ただタルハン・エルデム氏が運営するコンダだけは、公正発展党が47%の得票率を越えるだろうと伝えた。 ■ コンダは批判の的になった エルデム氏は、前共和人民党の事務局長であったために、共和人民党に近い陣営から「反デニズ・バイカル活動をしている」や「ありもしない調査を行った」として非難され 全文をよむ
1999年の選挙実施日のラディカル紙の見出しは私のお気に入りだ。「政治は汚れもの、選挙で清められるもの」という。 私は1964年生まれだ。覚えている限りで一番初めの選挙は1973年のものだった。とんでもない条件の中、とてつもない争点でもってなされた選挙であった。 その後は1977年の選挙である。毎日10人以上の人が死んでいった状況下で、血のメーデー事件(5月1日)のすぐ後に行われ、これまたとてつもない議論を呼んだ選挙であった。 その後9月12日のクーデター、そして実 全文をよむ
夏休みのため、選挙への参加の低下が予想されていたが、現実にはならなかった。有権者は投票箱に殺到した。国民は、休暇村と故郷から選挙のために登録されている中心都市に帰り、そのためバスと飛行機で混雑が見られた。イスタンブルの空港やバスターミナル、チャナッカレ埠頭をはじめとして、交通の発着場で長い列ができた。 旅行会社によると、国内の旅行者は選挙に関心を払って座席の予約をしており、本当の休暇は明日始まるという。観光ホテル経営者・投資者協会会長、ティムル・バユンドゥル氏は、皆が投票するために休暇 全文をよむ
■投票の際の必要書類 ・投票者情報カード ・有効な身分証明書 ■注意 ・投票者情報カードが届いていない国民も投票可能 ・国民に、トルコ共和国身分証明書番号は問われない ■有効な身分証明書とは? ・住民票 ・公的または財政機関からの、打ち出し印を押された身分証明書 ・パスポート ・運転免許証 ・婚姻手帳 ■どの候補者に投票するか決めていない場合は ・www.ysk.gov.tr インターネットサイトを参考にすること ■ 全文をよむ
公正発展党の党首であり首相であるレジェプ・タイイプ・エルドアンは、最近(註:クルド地域の)分離に関する発言を行ったレイラ・ザナ氏に反発を示しながら、「検察は動くべきである」と述べた。 エルドアン首相は、リゼ県ギュネイス郡にある家から生放送されたチャンネル7の「埠頭の旗」という番組で質問に答え、「民主市民党所属および無所属の者たちから今日に至るまで語られることのなかった新しい発言があり、レイラ・ザナ氏が『トルコは連邦体制により分割される時がきた』という表現をした」と述べた。「ではこのように述べ 全文をよむ
(解党させられた)民主党(Demokrasi Partisi(DEP))の元国会議員レイラ・ザナは、「クルディスタン州がつくられるべき」と訴えた。民主市民党(DTP)が支持している無所属国会議員候補のペルヴィン・ブルダンのためにウードゥルで開かれた集会に参加したザナは、「何年間も、民衆の問題を何一つ解決してこなかった者たちが、いま私たちの意志を受け取ろうと試みている。彼らは、私たちが自分のしたことを後悔するよう望んでいます。1991年に私は国会での議員宣誓をクルド語で行い、酷い目にあった。これが 全文をよむ
共和人民党の選挙事務所にまるで爆弾のように細工された小包が投入されたと通報があった。 寄せられた情報によれば、ウスキュダル・エサトパシャ地区にある選挙事務所で、共和人民党第一区議員候補者らが同事務所内にいる際に後方の窓から袋に入った小包が投入された。共和人民党の党員らはすぐに小包に気付いて外に捨て、小包はエサト・パシャ公園のゴミ箱に置かれた。 この時、共和人民党の選挙事務所にいた地区の代表者アブドゥッラー・デル氏は即座に警察に通報した。すぐに事件現場に到着した専門家チー 全文をよむ
財務省が10YTL(約980円)以下の罰金を科さないことを決定したのを受け、選挙で投票に参加しない有権者に対する5YTL(約490円)の罰金も科されないことになった。 高等選挙委員会(YSK)のムアメル・アイドゥン委員長は、「法律では5YTKと定められている。しかし、財務省の決定を受け、この法は適用しないものとする。投票は有権者の国民としての義務だ。投票率が高いものとなることを期待している。」と話した。 2002年11月3日に行われた総選挙では、投票に行かなかった有権者は80 全文をよむ
イスタンブル1区選出をめざすウフク・ウラス議員候補者の選挙広報カーに同乗していた4人が、クルド語で広報活動を行ったとして警察に連行された。 高等選挙委員会が定める「トルコ語以外の言語での選挙活動禁止」という条項に違反したことが明らかになった4人は、裁判所へ送られた。 入手した情報によると、アブドュルラフマン・ガーズィ地区でクルド語のスローガンと歌を用いた広報活動が行われているという知らせを受けたスルタンベイリ郡警察署の署員たちは、ファーティフ通りでイスタンブル1区から立候補している 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル外相が明らかにしたところによると、PKKの告発者によって語られた「アメリカが我々に武器を供与している」との主張に対し、アメリカ政府は「我々はテロ組織には武器供与していない。しかし、イラク軍に供与した武器が、金銭的、民族的、もしくはイデオロギー的な理由によって管理不能な形でPKKの手に渡った可能性はある。今後、この件を厳しく追跡するつもりである」と回答したとのことだ。 ■「テロリストに渡った」 ギュル外相は、アンカラ県各郡において選挙キャンペーンを行っていたが、 全文をよむ
野党が選挙前に票を集めるため住民に援助物資を配ったとして非難していた公正発展党系の自治体は、今日までにイスタンブルやアンカラを始めトルコ全土で記録的数の援助物資を配給していた。自治体から食料、家具、衣料品、奨学金、文房具、石炭など様々な物資を受け取った家族は、2006年以降今日まで200万軒にも達した。食糧援助のみを受け取っていた家庭の数は110万を超えた。アンカラ広域市長メリフ・ギョクチェキ氏が特に重点を置いている貧困層への援助という枠内において、毎年13万から15万の食料袋が配給されている。 全文をよむ
共和人民党党首デニズ・バイカルは、昨日エルズルムでの「政権獲得へ向けて」という集会で、卵を投げつけられるという抗議行動を受けた。エルズルム出身のアーティスト、イブラヒム・エルカルのコンサートの後に市民らに選挙演説を行おうと演壇に現れたバイカルは、演説を始めるや予期せぬハプニングに見舞われた。聴衆の中にいた二人の男が「われわれはフェトフッラー・ギュレンの子供たちだ」、「お前はフェトフッラー・ギュレンの故郷にいるんだ、バイカル、出て行け!」、「バイカル、お前をトランクの中に埋めてやる」と書かれた段ボ 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、「大統領候補に関して、ギュル氏の名前はまだ挙がっているのですか?」という質問に対し、「もちろんだ。しかしそれは彼の意思次第だ」と答えた。 エルドアン首相は、カナル24のテレビ生放送の「アンカラ支局」という名の番組で、新聞記者の質問に答えた。 外国人に対する不動産売買に触れたエルドアン首相は、地券・地籍簿総局の公式の数字に基づき、自党の政権期とそれ以前に実行された売買に関する情報を伝えた。エルドアン首相は、外国への不動産売買が、自党の時期 全文をよむ
選挙で無所属候補を推すことを決めた民主市民党(DTP)は、アドゥヤマンで行った集会で無所属候補アフメト・イナンへの支持を訴えた。集会でクルド語を話したレイラ・ザナは「自尊心のない平和というものはない」と述べる一方、ディヤルバクル広域市長オスマン・バイデミルは「共和人民党(CHP)は『6本の矢』のひとつをクルド人に向けているのだ」と述べた。 サカリヤ広場で行われた民主市民党集会におよそ1万人が参加した。バイデミルは集会でアドヤマン市民に「古代文明の代表者」と呼びかける一方で、ディヤルバク 全文をよむ
「マフムト・ホジャ」として知られている「イスマイルアー教団」のシャイフであるマフムト・ウスタオスマンオールは、アフスカル・ハイダル・エフェンディとザヒド・コトクの弟子である。マフムト・ホジャは、彼の師であるザヒド・コトク(マドラサの修了証書を彼から授けられた)の葬儀の祈祷をも取り仕切った。その後、今やタリーカの様相を呈する教団を立ち上げ始めたマフムト・ホジャは、ファーティフに『イスラム地区』のようなものを作り上げていった。 急進的教団として知られるイスマイルアー教団の弟子らは、ローブとターバ 全文をよむ
選挙が近づく中、街頭での選挙活動も激しくなってきた。各政党の「街頭での闘い」の武器は、水、シャンプー、新聞、ライター、紐だ。 選挙を7月22日に控え、イスタンブルの広場の多くは各政党の宣伝や選挙活動の場となっている。選挙カーから流されるいろいろな歌や民謡、国歌が混ざりあう中、有権者獲得競争が繰り広げられ、一部の政党は飲食物を提供したり、物品を配ったりし、国民の心と一票を獲得しようとしている。同じ広場に政党が隣りあわせでスタンドを開設すると、飲食物のサービスがある方により関心が集まってい 全文をよむ
共和人民党(CHP)のデニズ・バイカル党首は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相による大統領選挙に関わる和解に向けての呼びかけに対して、まず支持する姿勢を示し、その後「大統領は国会議員以外で」と条件を設けたことで、メディア上で「強要」、「民主主義に対する侮辱」との評価を受けた。 サバフ紙の執筆者エルグン・ババハンは、共和人民党が与党公正発展党(AKP)が大統領の名前を明らかにすることにも耐えられず、(与党に対し)ひどい扱いを行っていると述べた。 バタン紙の執筆者オカイ・ギョネ 全文をよむ
フラント・ディンク氏の殺害事件後、アゴス紙編集主幹の任を担っているエトイェン・マフチュプヤン氏が、テンポ誌に語った。 マフチュプヤン氏は、今日までミッリー・ギョルシュ(註;「国民の視座」)路線を全く支持していなかったトルコ在住のアルメニア系の人々が、今回の選挙では与党公正発展党(AKP)に投票することになろう、と述べた。同氏は、トルコにおいて公正発展党が唯一現実的政党である述べ、以下のように語った。 「公正発展党は他の政党に比べ大変異なっています。少数派の問題に関して、妥当な 全文をよむ
選挙で使用される重複投票防止用インク購買のための国家資材局(訳注:以下、DMOと略す)の入札にアンカラ、イズミル、イスタンブルから計3社が参加した。7月22日に実施予定の選挙で使用されるインクの配布がはじまった。 合計18万個の選挙用インクの入札に対し、81万YTL(付加価値税は含まず)(訳注:約7,700万円)を提示したBmカラー社が落札した。Bmカラー社のアスルハン・エルドアンさんはアナトリア通信の特派員に対し、生産した18万個の選挙用インクのDMOへの納品を完了した、と語った。 全文をよむ
ディヤルバクルのオスマン・バイデミル市長と元議員ハティップ・ディジレ氏は昨夜、分離主義テロ組織の報道機関ロジテレビにゲスト出演した。番組には人権協会の元理事長ユスフ・アタラシュ氏とジェンギズ・ギュレッチ教授も参加した。 バイデミル市長は、PKKを『武装したクルド系野党』と表現し、「明らかに1999年以降、2度の大きな展開がありました。『武装したクルド系野党』は戦略を変更し、武装という手段を止め、更に活動家たちをトルコ国外に追放しました。これは新たな一歩として我々が認めうるプロセスなので 全文をよむ
7月22日の国会議員総選挙に関連して、選挙宣伝と禁止事項の適用が今週開始される。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、公正発展党の選挙行脚に、首相府の飛行機、ヘリコプター、公用車を用いて回ることを批判された。首相は7月12日以降、専用機と首相府専用バスを用いることができない。首相は、選挙集会に転じる(可能性がある)ため、集合住宅局TOKİの鍵の手渡し及び開会式でも演説することができない。 今週、さらに政党のラジオ・テレビ番組における演説時間を決定するために、抽選も行われる。 全文をよむ
大統領公選制を含めた憲法改正は無効だとする訴えを、憲法裁判所が棄却したことは海外メディアを当惑させた。「意外な結末」とコメントした海外メディアは、憲法裁判所がセゼル大統領と公正発展党(AKP)の争いにピリオドを打ったと述べた。 ルモンド紙(フランス):トルコで、背後に世俗主義を抱えた政治闘争が発生している。憲法裁判所の『意外な』決定は、4月からこれまでセゼル大統領とエルドアン首相のAKPとの対立をもたらしていた政治闘争にピリオドを打った。 エル・パイス紙 (スペイン):意外 全文をよむ
憲法裁判所は、大統領を国民が選ぶことを想定した法案の無効を求めて行われた異議申し立てが6対5の多数で拒否された。このようにして国民投票へのプロセスが始まった。 大統領職に就く人物が国民によって選出されるか否かについて国民が判断を下すことになる。国民投票にかけられる諸事項には、国会議員を選ぶ総選挙が 4年に一度行われることの是非も含まれている。法律に従い、国民投票は2007年10月21日の日曜日に行われる。しかし、アフメト・ネジュデト・セゼル現大統領から任務を受け継ぐ第11代大統領は 全文をよむ
公正発展党(AKP)と民族主義者行動党(MHP)は選挙公約で、女性を「家族」という概念の中でとらえた。共和人民党(CHP)と民主党(DP)は、「不平等が終わる」と述べている。 公正発展党と民族主義者行動党に「独身女性」の名はない。―両政党は選挙公約において、社会のもっとも弱者集団のひとつとされる女性らの状況を、別々に位置づけるのではなく、「家族の概念」の中でとらえた。このため、公約においても独身女性たちは忘れられてしまった。一方、共和人民党と民主党は、女性政策の基本に、女性に対する差別 全文をよむ
選挙広報の場が、インターネット上の動画共有サイトであるユーチューブに移された。5月3日に選挙の日程が明らかにされて以降、ユーチューブに投稿された政治的宣伝を内容とする動画は1万近くにのぼり、コンピューターのディスプレイから何百万回もの回数視聴されている。 多くの政党の党首の演説や、特別に用意された宣伝用映像、宣伝ソングおよび選挙公約が、それらの映像の中には含まれている。 ■筆頭は共和人民党 ユーチューブを政治宣伝目的で使用した政党のうち、筆頭に来ているのは共和人民党だ。同サイト 全文をよむ
(解党させられた福祉党の党首であった)ネジメッティン・エルバカン元首相は、「以前の選挙ではさらに良い方向に向けるか、さらにまずい方向に向けるかという選挙だった。この選挙は、存亡をかけた選挙である」と語った。 エルバカン氏は、フラッシュテレビの選挙クラブという番組に出演し、質問に答え、次のような自説を唱えた。 「1990年代に20世紀の十字軍戦役が開始され、もはや左右の価値はなくなり、『国民の視座の持ち主』か、民族主義的帝国主義の協力者か、という区分が重要となった。」 全文をよむ
イラク占領とアフガン戦争が原因となって、トルコをはじめとするイスラム国におけるイメージが混迷したアメリカは、この状態を改善するために国際世論に対し新しいお化粧で現れようという計画を始動している。フランス新聞通信社の報道によると、アメリカ政府はイメージを改善する試みの一環として、国際舞台に新しい顔ぶれを並べようとすると同時にあらゆる革新的な発想を利用するつもりだ。正しい選択かどうかという点についての議論があるとしても、アメリカはそのイメージを改善する試みと、影響と活動を増大させる試みの枠組みにおけ 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相に「テロリスト、アブドゥッラー・オジャランを死刑にしなかったことで」批判されている民族主義者行動党首デヴレト・バフチェリは、エルドアン首相に対しエルズルムから激しく返答した。バフチェリは、「受け取れ、お前にひもを渡してやる、受け取ってそしてつるせ」といい、警備員が渡したひもを集会の最中に投げ出した。 駅前広場でおよそ1万人に呼びかけたバフチェリは、「首相がキュフタヤ、ヨズガト、トカトで、つまり民族主義者が優勢である地域で、聴衆を惑わせ民族主義者行動党が 全文をよむ
(目下の)協議事項は総選挙だ。しかし、公正発展党の執行部は全ての発言において大統領選挙に関して必ず言及している 7月22日の総選挙まで残り僅かとなった一方、公正発展党の重要な議題の一つは「大統領選挙」である。首相レジェプ・タイイプ・エルドアンは、選挙集会で行う演説の全てにおいて大統領選挙について言及する一方、国会議長ビュレント・アルンチの、大統領候補を辞退せざるを得なかった外相アブドッゥラーフ・ギュルに関係する発言が興味を引いた。 党執行部においては、ギュルが再び大統領候補とな 全文をよむ
大統領選に関する決定を3日以内に行った憲法裁判所であるが、大統領公選制に関する決定はいまだ下せないでいる。憲法裁判所が7月22日までに決定を下さない場合、大統領選に関し混乱が起きるだろう。大統領公選制に関して行われる憲法改正にたいし、アフメト・ネジュデト・セゼル大統領と共に共和民主党(CHP)も憲法裁判所に訴えた。 ■報告されなかった 憲法裁判所ハシム・クルチ副長官は、憲法改正法案に関して報告者の報告を待っていることを明らかにした。クルチは、「報告者が報告を提出した後に議題にするこ 全文をよむ
トルコ国軍(TSK)は、テロとの闘いにおいて“継続性”のために戦略を変え、プロフェッショナル化の方向で最大の措置を講じる。来年以降特殊部隊に予備役の士官、下士官、一般兵卒を採用しないことになる。 トルコ国軍(TSK)は テロとの闘いにおいて改革の性質を帯びる決定を採用し、特殊部隊に士官、下士官、特務軍曹のみから構成される職業軍人が任務に就くことを自ら決定した。 陸軍司令部イルケル・バシュブー将軍は、現在の6特殊部隊をすべてプロフェッショナル化すること、この部隊で2008年3月 全文をよむ
参謀総長ビュユクアヌト大将は、「北イラクに入ってクルド労働者党(PKK)を終結させたとは言えません。しかし他に何をしたらよいのでしょうか?以前に我々がしていたように一撃を加えるのです」と語った。 参謀総長ヤシャル・ビュユクアヌト大将は、PKKに対し北イラクで行われる越境作戦が有益であることを繰り返し、大きな利益が得られると述べた。 ビュユクアヌト大将はウスパルタ県将校クラブで開かれた記者会見で、「山の中でテロリストが動き回るためには、山のふもとに10人弱の人間が必要です。彼らは敵の 全文をよむ
シュルナク県ジズレ郡では摂氏50度に達した暑さにより、店で働く店員の大部分が12時から16時までの間店を閉めて家へ戻っている。 およそ7万人が暮らすこの郡では夜でも摂氏30度を下回ることがなく、日中の暑さは摂氏60度近くなる。午後0時から店を閉めて家へ戻る多くの店員は、暑さがやわらぎ始める16時を過ぎると店に戻る。ジズレの住民は、必要なとき意外は外へ出ないようにしている。店員が店を閉めたため、街の中心部は静けさに包まれている。多くの住民も涼しさを求めてガバル山、キリセ山脈、ディジュレ川 全文をよむ
民主党(DP)メフメト・アアル党首は、「公共の場でスカーフについて声を上げていた者達は、今日ではスカーフやイマーム・ハティプ高校について声明書にすら書けないのです」と述べた。アフヨンカラヒサルでの党大会において3000人の人々へ訴えたアアル党首は、もはや政府が公共の場で述べる言葉はないと強調し、「この政府がどの権力に服従して国を導いてきたのか、我々はよく知っています」と話した。「2002年には公共の場でスカーフ問題について声を上げていました。今日では声明文にすら書けないのです。当時3万人のイマー 全文をよむ
国会議員総選挙まであと一ヶ月となった。2007年7月22日に実施される選挙には、14の政党が参加する。85選挙区で、無所属候補726人を含む7395人の候補者が競い合い、42,533,041人の有権者が158,700ヶ所の投票所で投票する。 高等選挙委員会(YSK)によって公表された国会議員の最終候補者名簿には、726名の無所属候補を含む合計7395人の候補者が示されている。最終候補者名簿によると、候補者のうち4086人が大卒あるいは高等専門学校卒、2369人が中卒あるいは高卒、940 全文をよむ
7月22日の選挙後、トルコは大統領選の危機に直面することになると述べたエルドアン首相は、これを乗り越えるためには公正発展党から367人の国会議員が必要であると国民に訴えた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、昨日バトゥマンとエルズィンジャンで選挙遊説を続けた。エルドアンはバトゥマン遊説で7月22日の選挙の後に控えている大統領選挙を指摘し、「トルコはこの選挙の後、大統領選挙の危機に直面するのである。こうした事態を招いた責任者らは、歴史に対してこのことを説明できないはずだ」と述べた。 全文をよむ
参謀本部は、米国ハドソン研究所でのトルコに関するシナリオについて声明を発表した。報道されてから5日後にようやく出された声明では、「議論を警戒し注視している」と述べられた。 トルコ参謀本部は、ワシントンのハドソン研究所で行われ、トルコに関して議論の原因となっているシナリオが討論された会議で発言されたとされる「イラク北部のクルド労働者党のリーダーがトルコに引き渡されれば、公正発展党(AKP)に利する」という評価は絵空事である、と明らかにした。声明において、トルコ国軍の代表者は参謀本部の許可 全文をよむ
国民投票までの期間を120日から45日に短縮する法案に拒否権を行使したセゼル大統領は、「法案における不透明さが社会に適さないし法治国家の原則にそぐわない」と述べた。 アフメト・ネジュデト・セゼル大統領は、大統領の国民公選制に関連する憲法改正のために、実施される国民投票までの期間を120日から45日に短縮する法案にも拒否権を行使した。大統領の国民公選制に関する憲法改正によってもたらされようとしている制度が、国家の中に作り出す深刻な問題を食い止めるために、このことがよく議論される必要がある 全文をよむ
選挙遊説を南東部から開始したレジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、政界に向けて重要なメッセージを伝えた。 首相は、諸政党が、トルコ全土で組織を設け、全国民を包含する政策を追求すべきと主張し、「公正発展党以外にこのような政党があるとは思えない」と述べた。また、自党と民主市民党(DTP)を除く政党の、南東部における組織の脆弱さを批判する中、次のように喚起した。 「他党もこの南東部で勢力をもっていれば。あらゆる都市で集会を催すことができれば。この地域の住民から票を獲得できるよう務め 全文をよむ
公正発展党(AKP)は、投票日とその前後に、研修を受けた160万人の監視人に選挙を監視させ、、投票の状況を追跡させる。監視人は、お年寄りや病人、会場に出向けない人を家まで迎えに行き、投票できるようにする。 様々な予想がされているが、本当の選挙結果は投票後に初めて明らかになることを党員全員が心得ていると強調する公正発展党ネジャーティ・チェティンカヤ副党首は、「選挙当日、それぞれの投票箱に9人ずつ選挙監視人を配置します。主要メンバーは、若者と女性のグループから3人ずつ選ばれ、彼らが投票箱の責 全文をよむ
トルコでは激しい選挙戦が続いている。公正発展党(AKP)はこの選挙戦で包括的な一歩を踏み出し、国会議員候補者リストに様々な社会層の代表者も組み入れた。こうした受け入れは、民主主義的プロジェクトなのか、それとも見てくれの一新の活動なのか?私たちは同様の質問をアレヴィー派の作家であるレハ・チャムルオールに向けた。 ・記者「あなたご自身を、アレヴィー派の中でどのように位置づけていますか?」 ・チャムルオール:「歴史上の異端とバーバーイ派」という本を出版しました。しかしこの本はアレヴ 全文をよむ
行政裁判所は、「行政サービスにおける多言語行政の決定」を理由として、ディヤルバクルのスル市のアブドゥッラー・デミルバシュ市長の市長職の解任と議会の解散を決定したが、それに反対を示した民主市民党の54人の市長が共同声明を発表した。 市長たちはダーカプ広場から行進を始め、スル市役所の前に集まった群集によって「アメド(ディヤルバクル)はあなたたちを誇りに思う」というスローガンで歓迎された。ディヤルバクル広域市のオスマン・バイデミル市長は、共同声明をトルコ語とクルド語で読み、「トルコの公用語で 全文をよむ
選挙広報において遠まわしに北イラクへの越境軍事作戦を約束したMHPは、警官及び教師に月230新トルコリラの加給、学生には生徒選抜試験(ÖSS,日本におけるセンター試験のようなもの)の廃止を約束した。 MHP党首デヴレト・バフチェリは投票に際してトルコの名誉の守護者として行動するよう求めた。「民族の停滞と暗黒の記録‐唯一MHPに」というタイトルの選挙広報を説明したバフチェリは、この来るべき総選挙はトルコの運命を決める選挙となるであろうことを述べた。バフチェリはトルコを2023年までに 全文をよむ
アフメト・ネジュデト・セゼル大統領は、国民の直接投票による大統領選出および4年に1度の選挙実施を盛り込んだ憲法改正草案を、国民投票にかけるため首相府に送った。 大統領府報道センターはこれについて、次のように説明した。「アフメト・ネジュデト・セゼル大統領は5678号『トルコ共和国憲法一部改正に関する法律』を、憲法第175条にのっとり国民投票にかける目的で広く知らせるため、首相府に送った。」 大統領は、憲法裁判所に訴訟を起こすことになるとも述べた。「セゼル大統領がトルコ大国民議会 全文をよむ
最近頻発する分離主義者のテロを取り上げた安全保障サミットは、社会に醸成されつつあった緊張した空気を和らげた。 一昨日(12日)アンカラで文民と軍民の代表が集合したサミットで、問題が民主主義的な地平で解決されることに注目が集められる中、政府と参謀本部がまったく調和した関係にあることが強調された。会議の結果を評価したテロの専門家、学識者、戦略問題専門家は、結果が(関係が)正常化する過程の始まりとして捉えている。 国際戦略調査協会代表セダット・ラチネルは、政府が問題を最も詳細なこと 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、公正発展党(AKP)の新本部の披露式典において、「北イラクには500人のテロリストがいる。しかしトルコには 5000人ものテロリストが山岳地帯に存在している。国内で5000人のテロリストとの闘争を終えることなく、北イラクのテロリストと戦うというのか?」と語った。 エルドアン首相は対テロ闘争に関し、政府と軍部の見解は同じであると主張。しかし、トルコ軍によるイラクへの越境活動が有益な結果を生むという参謀本部の主張には賛同しかねると述べた。また同首相は、 全文をよむ
総選挙で国会議員に立候補しないことを明らかにした国務大臣アブドゥラティフ・シェネルはアンカラにあるTOBB(トルコ会議所・商品取引所連合)経済技術大学またはハジェッテペ大学で教授として任にあたることが報じられた。 以前、「政治から離れ、大学に戻る決断をしたことを私は発表した。この発表にもかかわらず、すぐにどの大学からもオファーがなかった。私に『私たちのところにきて、授業をしてほしい』といってきた大学はなかった」と述べたシェネルに対し、トルコ会議所・商品取引所連合のリファト・ヒサルジュク 全文をよむ
シュルナクで殉職したラマザン・アルムチュオール少佐の葬儀が(アンカラの)コジャテペ・モスクで行われ、公正発展党(AKP)所属の大臣たちが非難される一方で、「内閣総辞職」のスローガンが掲げられた。拍手を受けたのはアブドゥッラティフ・シェネル大臣のみだった。 シュルナクで遠隔操作による地雷が爆発したために殉職したラマザン・アルムチュオール少佐の、コジャテペ・モスクで行われた葬儀は、政府への激しい抗議の舞台となった。公正発展党(AKP)所属の大臣たちが非難される一方で、「内閣総辞職」や「くた 全文をよむ
アフメト・ネジデド・セゼル大統領は、トルコ共和国がテロとの戦いが要する措置をためらいなく講じ、反逆的な行為を試みたものたちに当然の報いとなる回答が与えられよう、と強調した。大統領はさらに、シュルナク県グチルコナック郡での行為で、トルコ国軍の3人が殉職したため、(ヤシャル・)ブュユクアヌト参謀総長に電報で哀悼の意を伝えた。 セゼル大統領は、昨日10日、さらに書面による発表を行い、「シュルナク県のグチルコナック郡で、テロリストによって配備された遠隔操作爆弾が爆発した結果、中佐1名、少佐1名 全文をよむ
ヤシャル・ビュユクアヌト参謀総長は、国境を越えた軍事行動を行う意欲を明らかにしながら、このために政治的決意が必要であると表明し、さらに参謀本部が人々にテロに対して一丸となって反対を示すよう望んだことに、各市民団体、有識者そして政治家らから反応があった。ビュユクアヌトを支持すると最初に明言したのはCHP(共和人民党)であった。さらにこうした発言へのもう一つの支持は、祖国党からもたらされた。 ■狙いが明らかとなった ヘルシンキ同胞協会、人権協会、人権・被抑圧者扶助協会(Mazlu 全文をよむ
各政党が総選挙のために掲げたリストでも非ムスリムは再び少数派となった。マルディンのミドヤトで銀加工職を営む宝石商のゲブロ・トクギョズは、CHP(共和人民党)のリストでマルディンの第5候補に登録された。この登録順位で当選するのは困難であるが、リストに名が挙げられたことに満足しているトクギョズは、「共和人民党へ票を集められると信じている。議員に選ばれなくとも、第一歩を踏み出したのだ」と述べた。 プロテスタントの信徒集団からはハビブ・エクレム・チェリキがトルコに暮らすキリスト教徒を代表する目 全文をよむ
高等選挙委員会(YSK)は、イスタンブルでは青年党から、またシャンルウルファでは無所属として立候補しているタトルセスの立候補資格を調査する予定だ。 2つの地区から国会議員に立候補している有名歌手イブラヒム・タトルセスが、国会議員になる可能性が危うくなった。高等選挙委員会(YSK)は、国会議員選挙に、イスタンブルでは青年党から、またシャンルウルファでは無所属として立候補しているタトルセスの立候補資格を調査する予定だ。 高等選挙委員会関係者は2地区から同時に候補者にはなれないことを述べ 全文をよむ
性転換手術で女性になり、ブルサの「トランスヴェスタイト、トランスセクシャル、ゲイ、レズビアンの保護、助け合いと文化的活動改善団体(ギョククシャウ・デルネイ〔虹協会の意〕)」の代表を務めるオイキュ・エヴレンさんが国会議員に立候補した。オイキュ・エヴレンさんはブルサ選出の無所属候補の申請をし、「浮動票に期待します」と語った。 ギョククシャウ・デルネイの創立者で代表者のオイキュ・エヴレンさん(36)は、オルハンガーズィ郡でイマーム・ハティプ高校へ通学中、性的アイデンティティの問題で中退した。 全文をよむ
諸政党による国会議員候補者名簿の高等選挙委員会(YSK)提出とともに、7月22日の選挙へのカウントダウンが始まった。投票箱からどんな結果が飛び出すのか誰もが興味津々だ。大統領選挙の際の騒動が今回の投票結果にどう影響するのかが、中でも最も注目されるところだ。 ジハン資料収集・調査サービスが本紙のために行った調査では、トルコ全国の26県とその市町において総勢1万1926名の有権者に対し、政治動向をどのように受け止めているかが問われた。 世論調査は5月21日から27日にか 全文をよむ
スレイマン・デミレルの最近の発表とその周囲が注目を集めている。デニズ・バイカルがデミレルを「長老」と評していることは、かつて最も熾烈なライバルであった2人が接近したことを示している。政治の表舞台で3度のクーデターとともに名を知らしめたデミレルは、80歳をすぎたにも関わらず未だ政治の重要な役どころにいることで新たな称号を得た。「ゼニスの時計のように元気なスレイマン…。」 この称号はバイカルのデミレル訪問の後に明らかになった。 アンカラの関係筋によるとバイカルは、デミレルに共和人民党の 全文をよむ
公正発展党が高等選挙委員会に提出した国会議員候補者名簿には、多くのサプライズがあった。エルドアン首相は参謀とともに5日間家に閉じこもり、作成された名簿では352名の国会議員から156名が削除されていた。 ■アリ・ジョシュクンは名簿外 エルドアン首相作成名簿には、産業・貿易大臣のアリ・ジョシュクンは載っていなかった。ガズィアンテプ選出国会議員で国務大臣のキュルシャド・トゥズメンはメルスィン選挙区に、イスタンブル選出国会議員で財務大臣のケマル・ウナクタンはエスキシェヒル選挙区に、イスタ 全文をよむ
「世界エフリ・ベイト(預言者の一族)財団」のフェルマニ・アルトゥン会長の子息であるオズギュル・アルトゥン氏が公正発展党の国会議員候補者に立候補した。 オーストラリアのシドニー大学大学院で観光経済学を学び、3ヶ国語に堪能な34歳のアルトゥン氏は、トルコの人口の1/4を占めるアレヴィー教徒を、各政党が狙っていると語った。公正発展党もアレヴィー教徒の有権者の票を獲得しようとしている組織であると語るアルトゥン氏は、次のように話した。「我々が公正発展党に近かったため、我々を批判したり、信用が置け 全文をよむ
デニズ・バイカル共和人民党党首は昨日、第9代共和国大統領のスレイマン・デミレルと政治の裏舞台を活発化させるような会談を行なった。会談が、民主党と祖国党の合併に関する衝撃のすぐ後に行なわれたことに注目が集まる一方、バイカル党首は「トルコが抱えている状況を評価検討した」と語った。 バイカル党首は、昨日11時に、ギュニズ通りにあるデミレル邸を訪れた。この訪問はバイカル党首の要望で行なわれたことが明らかにされた。バイカル党首は、新聞記者たちの質問に対して「親愛なるデミレル氏、我々皆が尊敬し評価 全文をよむ
大統領が国民により選ばれることを含む憲法改正案を、アフメト・ネジュデト・セゼル大統領が国民投票に持ち込む場合の必要日数が、現法の120日間から45日間に短縮されることを含んだ法案が憲法委員会で承認された。 大統領直接選挙制で実施される国民投票に関連して、法律で定められている必要日数を120日から45日に短縮することを盛り込んだ『国民投票による憲法改正関連法の改正法案』が憲法委員会に1日、承認された。改正案は今日、総会に持ち込まれ、討議が待たれる。 この一方で、共和人民党(CH 全文をよむ
アメリカのアンカラ駐土大使であるロス・ウィルソンは6月1日、イスタンブルでおこなわれた記者団とのインタビューで、アメリカは北イラクに軍事拠点を築いているPKK(クルド労働者党)に対し、トルコが軍事作戦に出ることに賛成ではないこと、代わりにトルコが「道理にかなった、そして思慮ある」適切なアプローチを推し進めることを望んでいると述べた。 ウィルソン大使は、イラクに駐留するアメリカ軍の軍事力、警戒そして時間をバグダッドでの治安維持の問題にさらに費やしたと述べ、トルコの国境近くに軍事拠点を置くPKK 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル外務大臣は、大統領選挙の過程で起きた出来事が非常に残念なことであり、世界に今日のトルコについて誤ったイメージを与えることになったと述べた。アタテュルクの遺産を、彼が示した目標を達成しながら、守り続けていると弁護するギュル大臣は、「あなたの妻のスカーフが、“アタテュルクの遺産”にとって問題となったのか?」との問いに、「どうしてなるだろう、彼の妻もスカーフを被っていたのだ」と答えた。ギュルは、世俗主義の番人は軍隊ではなく、民衆であると語った。 ギュルはタイム紙との特別対談で 全文をよむ
米国史上最も重要な政治家のうちの一人、ヘンリー・キッシンジャー元国務長官は、トルコはEU加盟に向けた交渉・改革を続行すべきだと述べ、「EUへの加盟が失敗に終わった場合には、米国がトルコと親密な同盟関係を築くべきだ。」と話した。 キッシンジャー氏は昨日、アクバンク銀行グループの招待で、サバンジュ・センターにおいて、「世界的発展とトルコ―過去からの教訓、未来への理解」というタイトルのシンポジウムを行った。同氏はトルコが世界の様々な潮流が交差する地点で「最前線」に位置することを強調し、「よ 全文をよむ
アフメト・ネジュデト・セゼル大統領が、“議会制から逸脱する”との理由で拒否権を発動した憲法改正案が、370名の国会議員の賛成票により承認された。セゼル大統領は、法案を承認し40日後に新しい大統領選出のための国民による直接投票(国民による大統領選挙)を行うか、国民の総意を問う国民投票を行うことになる。 憲法草案がセゼル大統領に送られるためには少なくとも367票が必要であった。そのため、昨日(5月30日)の朝から公正発展党(AKP)と祖国党の間で様々な交渉が行われた。祖国党から「草案を支持 全文をよむ
「(軍の)ネットによる通達」や共和人民党(デニズ・)バイカル党首の威嚇的な声明の背後で、定足数367に関して憲法裁判所が採った決定に向けた(レジェプ・タイイプ・)エルドアン首相の批判に対し、テュライ・トゥージュ憲法裁判所長官は、然るべき措置に訴えるつもり、と述べた。 30日に開かれた記者会見で、いまだ理由が公表されていない(無効の)決定を弁護し、裁判所による決定は「法に適い、不偏不党なもの」であった、と述べた。 エルドアン首相は一昨日29日に、あるテレビ局(NTV)で定足数3 全文をよむ
共和人民党党首は、憲法裁判所が下した定足数367に関する決定を受け「恥ずべきこと」と発言したエルドアン首相をひどく批判した。 テュライ・テュウジュ憲法裁判所長官が記者会見を行うことが発表された時、当社はデニズ・バイカル共和人民党(CHP)党首と同じ話題について電話で議論を交わしていた。タイイプ・エルドアン首相が29日夕方NTV放送でムラト・アクギュンの定足数367についての質問に対し、「まだ終わっていない。もっと議論が行われるだろう。これは司法にとって不幸なことであり、恥ずべきことであ 全文をよむ
トルコ大国民議会(TBMM)の総会で一昨日(28日)発生した乱闘騒ぎの両当事者は、殴打はなかったと主張した。拳骨で殴っているところを写真に撮られた共和人民党(CHP)のオルドゥ選出国会議員サミ・タンドウドゥが「私には殴る心得などありません。手を振っただけです」と述べる一方、公正発展党(AKP)ウシャク選出国会議員アリム・トゥンチは、「分かりませんでした。写真にあるように強力な殴打ではありませんでした」と話した。 トゥンチは、事件に関する質問に対し本紙に返答し、拳骨で殴られてはいないと話 全文をよむ
ストラスブールでトルコ人記者団と会見した欧州議会議員は、トルコでの最近の動向の影響について意見を述べた。誰もが口にした点は、世俗派集会でのメッセージがトルコの未来に希望をもたらすということだった。 ■トルコは第二のイランにはならない トルコ・EU 共同議会委員会のヨースト・ラゲンディック共同議長は、最近の政治的動向から、欧州世論がトルコについて「第二のイランになる、または軍事クーデターがすぐそこまできている」といった二つの異なった認識にあると述べ、次のように語った。「この二つ 全文をよむ
統一投票名簿上の政党の順番が明らかになった。高等選挙委員会の監督下で行われたくじ引きにより、名簿の一番上にはトゥールル・トゥルケシュが設立した啓発トルコ党、一番下にはトルコ共産党の名がある。 公正発展党(AKP)は 13番目、共和人民党(CHP)は5番目に名を連ねている。正道党(DYP)と祖国党(ANAP)が統合して選挙に臨む予定であるが、(統合名となる)民主党(DP)の名はまだ名簿にはない。正道党 (DYP)は9番目、祖国党(ANAP)は15番目を引き当てた。昨日の党臨時集会で民主党 全文をよむ
トルコ大国民議会憲法委員会は、アフメト・ネジュデト・セゼル大統領が「体制にとって多方面で危険をもたらす」という理由で拒否権を行使した、大統領公選制(5年任期で2回に限り国民投票で選出可)を盛り込んだ憲法改正法案をそのまま承認した。 委員会では、最初にセゼル大統領の法案を拒否した理由が読みあげられた。続いて、公正発展党サルカヤ選出のアイハン・セフェル・ウステュン議員が、セゼル大統領の拒否理由のなかでは、現在の議会の代表性が十分であるか否か、が問題にされていると、発言した。ウステュン議員は、「代 全文をよむ
大統領を国民が選ぶとする憲法改正案を拒否したセゼルの理由に、誰もが驚いた。国民が選ぶ大統領は中立的ではありえず、政党の影響下にはいると述べたセゼルだが、(そうした発言は)自身の7年間の執政を想起させた。 大統領が国民に選出され、5年の任期を2期に務めることを可能とする憲法改正法案は、大統領官邸からつき返された。セゼル大統領が新傾向に倣ってインターネット上で発表した拒否の理由は、誰もを驚かせた。セゼルは、議会には国民の代表としての正義が存在していないと主張する一方で、大統領が国民によって 全文をよむ
公正発展党(AKP)は、憲法改正案を水曜日までに国会を通過させるよう目論んでいる。セゼル大統領が、重要な変更点を含んだ改正案に拒否権を発動してから、AKP会派は、AKPの全ての国会議員へ士気を鼓舞するメッセージを送った。 携帯電話に送られたメッセージで、「憲法改正案は拒否された。皆さんは6月3日までアンカラから離れないように」と伝えられた。憲法改正案は初めに憲法委員会で取り扱われる。AKP会派代表イルファン・ギュンドゥズは、改正案はどのような変更もなされないまま、送り出されるだろうとメ 全文をよむ
アフメト・ネジュデト・セゼル大統領は、大統領を国民の直接投票によって選ぶことを見込んだ憲法改正案を、「体制にとって多くの欠陥を生み出す」という理由のため、トルコ大国民議会(TBMM)に差し戻した。 同大統領は、大統領の2期選出への改正に関して反対し、国民による選出が与える精神的力により大統領が政治システム上で優越的要素となりうる、と強調した。また大統領の任期が7年から5年へと減年し、総選挙が5年から4年に一度へと変更する2点の憲法改正については拒否の理由に際して触れずに、「この調整は適 全文をよむ
メスト・ユルマズ元首相は、民主党(DP)からの推薦がなければ故郷のリゼから無所属議員として立候補する構えを示している。ユルマズ元首相は、自身の立候補を有権者が求めているとし、「EU加盟からキプロス問題にいたるまで、外交政策は極めて重要な問題を抱えており、行き詰まっています。このような時期に私が議会に参加することは有益であると判断しました」と話した。 連立政権期、2002年の選挙で5.13%の得票率で議席を逃した祖国党(ANAP)の党首だったメスト・ユルマズ氏は、立候補について今日故郷の 全文をよむ
19名の国防大臣、ビュユクアヌト参謀総長と5名の参謀総長が爆弾が爆発した道路を通る予定だった。少なくとも90名が負傷した。 首都最大の繁華街の一つウルスで昨日(22日)夕方ごろ自爆テロが発生した。この事件で6名が死亡、パキスタン人8名を含む少なくとも90名が負傷した。テロは、ヤシャル・ビュユクアヌト参謀総長と多数の来賓の国防大臣と参謀総長がIDEFの2007年軍需産業見本市のレセプションへ出向くための礼式で実行されるよう計画された暗殺事件の疑いがある。 テロはちょうど終業時間 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、トルコ実業家協会(TÜSİAD)が各党党首と行う会談の第一回目で講演した。その中でアフメト・ネジュデト・セゼル大統領が国民投票による大統領選出を見込んだ憲法改正案に対し、決定を遅らせているとして批判した。 エルドアン首相は、大統領選挙の過程において起きた事を国民が全て目の当たりにしてきたこと、また国民は最も正しい審判として、これら全てを評価することのできる民主的な重みを持っていることを述べた。 首相は次のように語った。「民主主義の存続に 全文をよむ
総選挙活動のため各政党は予算を割いた。公正発展党は5千万新トルコリラ(およそ45億円相当)、共和人民党は8千万新トルコリラ(73億円)、正道党は4千万新トルコリラ(37億円)となっている。集会の会場設営から旗、パンフレット、国際道路輸送協定車両の賃貸料、党章や長旗にいたるまで何百万新トルコリラが政党の会計部から、支出される。国会議員候補はさらに支出が伴う。 公正発展党副党首ビュレント・ゲディクリは、選挙のための国庫補助の30%が組織に送られうること、党本部が行う活動も加えると総額5千万 全文をよむ
7月22日の総選挙で投票権を持つ者の名簿が、今日5時にそれぞれの登録地区での掲示から外されることになっている なんらかの理由で有権者名簿に記名されていない者、1989年7月22日以前に生まれた者、住民登録が別の地区にあるが常時居住目的で現在移転した登録地区で投票を行いたい者、IDの記載に誤りや不足がある者や特にトルコ共和国ID番号のない者、兵役より除隊した者のうち有権者名簿に名前の記載がない者、過失による罪により有罪判決を受けた者あるいは勾留中の者の内で勾留者名簿に名前の記載がない者は 全文をよむ
アレヴィーたちは、左派で幅広い協力関係を築こうと望む一方、 公正発展党(AKP)、正道党(DYP)、祖国党(ANAP)、民族主義者行動党(MHP)の国会議員候補者候補となった人物たちを、「アレヴィーたることから逸脱した」と見なした。 アレヴィー・ベクタシ連盟(ABF)と欧州アレヴィー統一連合(AABK)が催したアレヴィー・ベクタシュ会議は、ハッジ・ベクタシュ・ヴェリー・アナトリア文化財団で2日間に渡って行われた。会議報告の要点として、以下のことが挙げられている。 ■アレ 全文をよむ
早期の総選挙の決定のあとで、諸政党は選挙活動を始めた。選挙活動のために、公正発展党(AKP)は5千万新トルコリラ(45億9千万円相当)、共和人民党(CHP)は8千万新トルコリラ(73億5千万円相当)、正道党(DYP)は4千万新トルコリラ(36億7千万円相当)の予算を割いた。 選挙に参加する政党の金庫の中から、会議場の設置から旗とパンフレットまで、国際道路輸送協定の車両の賃借からバッジやペナントまで、何百万新トルコリラも出費する。国会議員の立候補者にも、この選挙で選ばれるように、これから 全文をよむ
西洋のメディアはここ最近の事態の進展の見地からトルコに(紙面の)広いスペースを割き続けている。米ニューヨークタイムズ紙は「アタテュルク廟で喧騒が聞こえる」という見出しの記事で、トルコにおける世俗派-公正発展党(AKP)の衝突を分析する一方、英オブザーバー紙はこの緊張が悪い結果を生じさせるかもしれないという懸念を紙面で表明した。 AKPが政権に就いた2002年がトルコにとって「転換点」となった:ニューヨークタイムズ紙は「アタテュルク廟で喧騒が聞こえる」という見出しの記事で、2002年の( 全文をよむ
5月19日、「アタテュルク・青年・スポーツ記念日」が、悪天候と猛暑にも関らず、各地で熱狂的に祝われた。一方、エルズルムでは国旗掲揚問題が持ち上がっていた。 第9軍団司令官のネジャト・ベク中将は、エルズルムでは、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が1週間前に行った集会の開会式のため、AKP(公正発展党)寄りのエルズルム広域都市当局は大小の通りを国旗で飾ったのに、今回は祭日に際し十分に国旗が掲げられていないとして反発を示した。 ベク氏は、エルズルム選出のAKP議員ムスタファ・ウルジャル氏と共 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、祖国党と正道党の連合と、共和人民党と民主左派党の選挙協力を、「腐った卵をいくつ集めても、良質な卵にはならない」という言葉で評価した。 昨日、ヴァンで行われた総合開幕式典に参加したエルドアン首相の演説の際に、諸野党は絶えずブーイングを行った。ブーイングや、「うてうて呻け、バイカル(共和人民党党首)、聞いてろよ」(注)といったスローガンを意に介さず、首相は次のように語った: 彼らは結集している: 共和人民党、民族主義者行動党、祖国党、民主 全文をよむ
国民教育省は、先の参謀本部の声明で、名指しこそされなかったものの反動的な行動を理由に批判されたため、5月19日アタテュルク記念、青年・スポーツの日の式典に関してより敏感となった。同省は、管轄組織すべてに対し、5月19日の式典をもっと豪華にするよう指示した。 参謀本部は、4月23日こどもの日に、「預言者降誕祭週」のためいくつかの県でスカーフを被った小学校の子どもたちが行事に参加、また校長が「降誕祭」への出席を義務づける、といった出来事に反発して4月27日に声明を出し、同省を困難な状況に陥 全文をよむ
民主左派党(DSP)の内紛のため、困難な状況に陥っていた共和人民党(CHP)と民主左派党の選挙協力は、民主左派党創設者で元党首ラフシャン・エジェヴィトの仲裁で実現することとなった。 民主左派党内で、マスム・チュルケルが中心となっているグループからの抵抗と、ムスタファ・サルギュル派による介入で希望が断たれていた「左派連合」が、昨日ついにまとまった。デニズ・バイカル共和人民党党首とゼキ・セゼル民主左派党党首は、前日に行った会談では話を進展させることができなかった。これをうけ、民主左派党内で民主左 全文をよむ
公正発展党(AKP)は国会議員候補者を、「下から上まで」様々な層から選出することを決定した。党中央決定・執行委員会(MKYK)の一人のメンバーが一つの県の責任者となる。また県ごとに10人ずつの委員会が設立される。候補者は、ポップスター選抜のように、委員会に対し3分間自己アピールを行うことになる。その後、検討され順番を付けられた候補者リストが総本部とエルドアン首相に渡される。 AKPは候補者選出の前に4千を超える候補者の審査をするために、前回の選出時のように「下から上まで」幅広く候補者を 全文をよむ
(トルコ国民)議会の下した早期選挙の決定を受けて(選挙に向けた)活動を本格化させた各政党は、目玉候補探しを続けている。7月22日の審判でよい結果が出ることを望んでいる各党は、世間に馴染み深い人物に関心を寄せた。 候補者に次ぐ候補者の襲来に見舞われている公正発展党(AKP)は、「中枢(政党)」のイメージを強化することを目指している。アンカラ産業会議所のザフェル・チャーラヤン会頭と共和人民党(CHP)の元総書記であるエルトゥールル・ギュナイの出馬に向けた話し合いが大きく前進した。アレヴィ派 全文をよむ
トルコでの最近の政治危機を取り上げたアメリカのニューヨーク・タイムズ紙は、トルコの近代化に関しては、公正発展党(AKP)を厳しく批判する世俗主義派より宗教的な人々のほうが近代的、と述べた。 同紙はトルコでの最近の危機に関してコンヤにおける変化を取り上げている。かつてコンヤでは特に女性に対して権利を制限する施策が行われていたことに言及し、最近のデモで訴えられた懸念とは反対に、エルドアン政権は都市で穏健的な影響を及ぼし、閉鎖的な社会を開放するため、より柔軟な状態にすることを手助けしたと強調 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、国際新聞編集者協会(IPI、本部ウィーン)による総会の会期最終日に参加。首相はある質問に対し、「軍はトルコの一機関にすぎず、参謀本部は私の下にある」と述べた。 エルドアン首相は「宗教と政治が区別されるのと同様に、世俗主義と政治も区別されるべきである。世俗主義国家を擁護するという意味では私は世俗主義の立場をとる。しかし、それがイスラームに対するものとして存在するならば、支持することはできない。」と発言した。同首相は世界最高峰のメディア機関の編集者 全文をよむ
憲法裁判所長官トゥーライ・トゥージュは、国民投票に関する発言が間違って解釈されていると述べた。憲法上での正式な手続きを説明したことを明らかにしたトゥージュは、大統領が(憲法)改正を、必ずしも国民投票にかけるというわけではないと表明したのだと述べた。 トゥージュは、バクーで行われた記者会見で憲法改正(法案)が国民投票に付されないだろうということを明らかにし、「なぜなら、367票以上で承認されたからだ。セゼル大統領は発表すべき状況にある。彼は拒否権を1度は行使しうる、2度はない。」との表現 全文をよむ
民主党(DP)という名称を既のところで、政治的ライバルに奪われた正道党DYPと祖国党ANAPは、合同予定の党名を「新民主党」とすることを明らかにした。 選挙に民主党(DP)として統合した形で臨もうとした正道党と祖国党は、法的な課題に立ち向かっている。祖国党は、「民主党」の名を持つ権利が自分たちにあるとし、その名称で政党を設立しようとする試みの復活を請求して、共和国最高裁判所検事長局と内務省に申請した。陳情書では、30名が「民主党」の名称で政党を設立する企ての復活を望んだ。 ■ 全文をよむ
9代目の大統領を務めたスレイマン・デミレル元大統領は、バフチェシェヒル大学ベシクタシュ・キャンパスで開催された「グローバル・リーダー・フォーラム」にて講話を行った。 そこで、講話の後に参加者の質問に答えた際に、「『大統領の地位はその性質上、直接選挙のような誤った方法で選ばれたなら、政治を全うに行うことができなくなる』、という意見があるが、これは、国民を信頼していないということである。私はこのような意見に反対である。トルコ国民の見識や成熟度を信頼していないということになる。また、『主権は 全文をよむ
手元にあるいくつかの選挙調査結果をながめている。まだこれから橋の下にたくさんの水が流れるように、情勢はどんどん変わるだろうし、でてくる結果ももちろん変わる可能性がある。 しかし、これらの調査結果は早くも現時点から一部の人たちの間で警鐘をならすことになりかねない。 選挙の後、どうなるのだろうか? そして憲法改正案に関する投票で大多数の人たちが新大統領を国民の直接投票で選ぶと判断するならば・・・。 行き着くところはいつも同じ疑問である。 警告を出した人々(軍部)は何をするだ 全文をよむ
大統領が国民投票によって選ばれることを見込んだ憲法改正案がセゼル大統領に提出された。改正は「早急である」とのメッセージを伝えたセゼル大統領が拒否権を発動することが見込まれる。 トルコ大国民議会(TBMM)で一昨日(10日)議決された憲法改正案は、承認のため、昨日(11日)大統領官邸に送られた。大統領が国民投票によって選ばれることを始め、急進的な改正項目を含む憲法改正について、「早急である」と述べたアフメト・ネジュデト・セゼル大統領に今や注目が移った。 国会議員総選挙が4年 全文をよむ
陸軍総司令官のバシュブー大将は、PKKと戦っている全ての兵士の目に決死の覚悟を見てとると述べた。バシュブー陸軍大将は、「我々はPKKに対し、圧力をかけている。テロリストたちは、この圧力が1994-98年の期間と同様の厳しさだと認めている」と語った。 陸軍総司令官イルケル・バシュブー大将は、シュルナクおよびイラク国境に駐屯する隊を指揮している。同大将は、2006‐07年度、トルコ国軍がPKKに対して、1994‐98年と同程度の厳しさで圧力をかけていると語った。そしてこの事実を軍が盗聴した 全文をよむ
行政裁判所のスムル・チョルトオール院長は、行政裁判所設立記念日におこなった演説で、「アタテュルクの原則と改革に反する行為は、いかなるものも反動行為だ」と述べた。同院長は、死傷者を出した行政裁判所への圧力について強調し、「トルコに脅威となる反動はない」との主張をする人々(政府をさしている)がこの事件の責任を負っていると述べた。 行政裁判所の139周念を祝し式典が行われ、参加したアフメト・ネジュデト・セゼル大統領は列席者に拍手で迎えられた。共和人民党デニズ・バイカル党首、高等裁判所の裁判 全文をよむ
(国会議員被選挙権を25歳に引き下げる憲法改正およびその施行が、今度の総選挙には間に合わないことを踏まえて)公正発展党は、25歳の公務員が、立候補期間が過ぎてしまったため(立候補の)権利を失ったとして裁判所に提訴する可能性があり、またこのことが総選挙の日程を変えさせる可能性があるという理由で、この25歳(に被選挙権を引き下げる)という憲法改正案を棚上げした。 公正発展党の会派代表イルファン・ギュンデュズは、7月22日に行われる予定の総選挙では、国会議員の被選挙権を25歳以上とする憲法改 全文をよむ
民主左派党のゼキ・セゼル党首による連立の呼びかけに対して、「民主左派党を解党した上で、我が党に参加して欲しい」と発言していたバイカル党首は、7日、「民主左派党が解党しなくても共同で選挙協力体制を構築できる」と述べ、歴史的な一歩を踏み出した。 共和人民党と民主左派党は、前倒し総選挙の決定の後、中道右派で実現した統合や、ここ最近次々に行われた大集会での「統合せよ」という呼びかけに後押しされ一堂に介した。両政党間での連立への模索は、重大な段階に至った。共和人民党のデニズ・バイカル党首は、7日 全文をよむ
ワクフ週間のために企画された活動に参加したトルコ大国民議会TBMMのビュレント・アルンチ議長は、ここ一ヶ月の政治日程を占めた議論を批判した。 議長は次のように述べた。 「信じていることは、ワクフをテーマとした今後の活動が、ここ一ヶ月の活動よりも重要だということだ。不可欠ということだ。あの議論をとりまとめても、その杯を満たせもしないほど取るに足らないものだ。だがワクフをテーマとするあらゆることは、とても重要なことなのだ。」 「2007年ワクフ文明環境年」の一環でTOBB(ト 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル外務大臣は、大統領候補から退いた。トルコ大国民議会で記者会見を開いたギュル外相は、正道党や祖国党が以前の発言とは逆に、憲法裁判所が(大統領選挙の投票には)367議員の参加が必要条件であると決定を下したにもかかわらず、トルコ大国民議会に姿を現さなかった、と述べた。ギュル外相は、この先行われる予定の投票が無意味なものになるであろうと強調し、以下のように語った。 「トルコ大国民議会の尊重と政治の名誉を考えた結果、次回の投票が無意味なものであると信じています。これらの苦い 全文をよむ
大統領候補のギュル外相は、英国のフィナンシャル・タイムズ紙に語ったインタビューのなかで、「最初からずっと二人の候補者しかいなかった。エルドアン首相と私だった。他の名前が候補者として話題になることは全くなかった」と述べた。 大統領候補のアブドゥッラー・ギュル外相は、ギュル外相を取材した英国フィナンシャル・タイムズ紙のトルコ特派員、ヴィンセント・ボーランド記者に対し、公正発展党はレジェプ・タイイプ・エルドアン首相とギュル外相以外に大統領選候補を示す考えは無かったと述べた。 ボーラ 全文をよむ
チャナッカレで開催された、アタテュルク思想主義協会(ADD)による「共和国をたすけよう」というスローガンの政治集会は、多くの県から街へとやってきた1万5千人の参加者によって、共和国の祝宴へと姿を変えた。 朝の10時から、街に集まり始めた参加者たちは、集会の開かれる共和国広場へと7つの別の入り口から入れられた。人々が手にしたトルコ国旗によって、花畑の様になった共和国広場が群衆であふれると、付近のデミルジオル通りの一部も、車の往来が止められた。 広場に集まった人々は、 全文をよむ
祖国党と正道党間の合同協議がついに合意に達した。民主党という政党名で合同が決まったこの2つの政党は、1つの選挙名簿で選挙に臨むこととなる。この合同の結果、9月12日(1980年の軍事クーデターをさす)以降存続する最後の政党である祖国党も、その歴史に幕を下ろすこととなる。 祖国党と正道党は、「民主党」という政党名の下で合同することに関する協議を、一昨晩遅くまで続いた会議の後に終了した。合同議定書も、昨日デデマン・ホテルで祖国党エルカン・ムムジュ党首と正道党メフメト・アアル党首によって「ト 全文をよむ
副首相兼外相のアブドゥッラー・ギュルは、“チャンカヤの新たな主人”(大統領)を国民が指名するのであれば、立候補するだろうと語った。ギュルは英語版フィナンシャル・タイムズ紙に語り、政府は憲法を改正し、大統領を国民に選んでもらおうとしていると述べ、自らがAKPの大統領候補になるだろうと語った。ギュルは「私の支持率は70パーセントである。だから、国民に託すことを決めた。第1回投票で圧倒的多数の票を獲得します。」と話した。同紙はこの状況では政府と世俗主義者らの溝がさらに深まるだろうと解説している。 全文をよむ
一昨日の4日、イスタンブルでエルドアン首相とヤシャル・ビュユクアヌト参謀総長の会談が行われたが、その後参謀本部のインターネット・サイトから警告ともいうべき問題の声明が削除された。参謀本部関係者は、この削除の理由として、サイト上の「メディア向け発表」と「メディア向け会見」という項目がいっぱいになったからである、と説明した。 ■イスタンブルで会談 エルドアン首相とビュユクアヌト参謀総長は、ドルマバフチェで2時間15分に及ぶ会談を行った。その後、昨日5日に興味深い進展があった。参謀 全文をよむ
共和人民党(CHP)と民主左派党(DSP)との距離は昨日少しまた広がった。DSPの解党を主張し、(その代わりに)党のシンボルとして(DSPのシンボルである)ハトの絵柄を入れた6本の矢を用いることを提案したバイカルは、「残念ながら統合に向けた望みを持てなかった」と話した。セゼルはといえば、現段階では協力関係を望んだ:「まず婚約して、お互いをよく知ろうではないか」。 CHPのデニズ・バイカル党首は、DSPとCHPが同じ組織の下に統合する案を強く主張する一方で、党のエンブレムを「ハトの絵柄の 全文をよむ
タイイプ・エルドアン首相は、4月27日深夜の警告後、首相が電話をかけ、ヤシャル・ビュユクアヌト参謀総長と昨日(4日)会談した。 驚きの会談はドルマバフチェ宮殿にある首相府のオフィスで実現した。エルドアン首相は、イスタンブルでの交流の一環として昨日の午前ジェイラン・ホテルで行われた第22回ヨーロッパ文部大臣常設会議の後で、ドルマバフチェ・モスクで金曜礼拝をした。エルドアンは礼拝後、オフィスに移動した。ビュユクアヌト参謀総長は16:50、首相府のオフィスに入った。ビュユクアヌトの滞在は2時 全文をよむ
トルコ大国民議会は、大統領が国民により、「任期5年再選可」の方向で選ばれることを計画した憲法改正案への一歩を踏み出した。改正案が48時間以内に憲法委員会で取り上げられるようにとの公正発展党(AKP)の提議は、議会で認められた。 憲法委員会で審議され始める案では、大統領選挙を差し止め、「定足数と決議に要する数」を取り決めた憲法第96条が、「大国民議会の全ての会議と選挙は、構成員の総数の少なくとも3分の1を以て実施される」という形に変えられている。改正案では大統領選挙は国民によって行われることを 全文をよむ
「選挙まで大統領を誰が代行するのか」という論争に、アフメト・ネジュデト・セゼル現大統領は次期大統領が選出されるまで職務を継続するとのメッセージを送った。 イスタンブル弁護士協会のキャーズム・コルジュオール代表と委員会メンバーらは、昨日3日、大統領官邸を訪れた。コルジュオール代表は40分間の会談を終えて、官邸を離れる際に記者らの質問に答えた。同代表は任期満了のため、大統領とは事前に約束を交わしていたと述べ、次のように続けた。 「恐らく1,2ヶ月は職務にとどまるであろう、とわかっ 全文をよむ
官報の発表で、トルコ大国民議会の決議が明らかになった。それによれば、繰り上げ選挙日は7月22となる。この期間、夏季休暇に出かける大勢の有権者や、帰省するか夏季講義のため学校のある土地に残る学生にとっては、投票が難しくなる。 共和人民党は、30年ぶりに行われる夏季選挙について「有権者の意思を完全に議席数に反映できる日取りではない」と述べている。一方レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は「夏季の選挙は今回がはじめてではない」との回答をした。 ■30年ぶり 議会制民主主義を 全文をよむ
首相は、大統領選の第一回投票を無効にするという憲法裁判所の決定を尊重していることを述べ、その後次のように付け加えた。選挙が議会で行われることが阻止されてしまった。このことは民主主義に銃弾が打ち込まれたといえる。 タイイプ・エルドアン首相は、憲法裁判所が大統領選の第一回投票を無効すると決定した過程を評価する一方、「大統領が議会で選ばれることが阻止されてしまった。このことは民主主義に銃弾が打ち込まれたといえる」と述べた。首相は「我々はスカーフを被るかどうかということで、どんな差別もしなかっ 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、公正発展党としては憲法裁判所の大統領選挙無効判決後の新しい局面について、国民の意見を聞くことが必要と見ている旨発言し、「そのためにすぐに明日の朝から、なによりもまず総選挙の日程を前倒しするためにトルコ大国民議会に申しでる予定だ」と語った。エルドアン首相は、「われわれが予定している選挙日は、可能な限り早い日という観点から、6月24日あるいは7月1日になりうる」と述べた。 昨晩首相は公正発展党中央執行委員会の会議の後、党本部で行った発表のなかで、中央 全文をよむ
憲法裁判所は昨日(1日)歴史的決定に署名し、大統領選の第1回投票の定足数367は必要条件であると決定し、第1回投票を無効にした。 憲法裁判所は歴史的判決に署名し、大統領選出の国会は、国会議員の出席が決議に求められる定足数に達しない場合は開始されない、との判断を下した。同様に、大統領選の最初の2回の投票では、トルコ大国民議会の総会に最低367名の国会議員の出席が必要であると決め、アブドゥッラー・ギュル外相が単独候補として参加した第1回投票は、この定足数に達しなかったため無効とした。憲法裁 全文をよむ
憲法裁判所のハシム・クルチ副長官は、共和人民党の異議申し立てについて、裁判所の決定を明らかにした。同裁判所は共和人民党の無効請求を認めた。 憲法裁判所は、深い関心をもって待たれていた決定を18:10に発表した。ハシム・クルチ憲法裁判所副長官は、「第11代大統領選挙に関連して、トルコ大国民議会で実施された投票に対する異議申し立てを審議し、同選挙に関連する手続きを停止した」と述べた。 クルチ副長官は、次のように続けた。 「第11代大統領選挙に関連して、132名の国会議員がトルコ大国 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュルが、(後に)解党させられた福祉党(RP)副党首を務めていたころ、『ガーディアン』紙に掲載されたあるニュースで、(トルコの)世俗主義体制と共和制について語った発言が、またもや議論の的となっている。同ニュースを執筆したジャーナリストは、ギュルが「我々が世俗主義を変えていくつもりだ」と語ったのだ、と述べた。 1995年11月27日、イギリスの一般紙のひとつ『ガーディアン』は、「トルコのイスラーム主義勢力、政権奪取をめざす」との見出しで、福祉党が総選挙で一種の「緑の革命」を起こ 全文をよむ
共和人民党党首デニズ・バイカルは「憲法裁判所が367名の国会議員の出席なしに大統領を選出しうるとの決定を下したなら、トルコは危険な衝突といった状況に引きずり込まれる」と述べた。バイカルは、大統領選挙の過程のなかで生まれたこの問題は、早期総選挙の決定によって解決されうることを主張した。共和人民党の党本部での記者会見を行ったバイカルの発言と質問に対する返答にこめられたメッセージは、おおよそ以下のようである。 ■社会に向けて発言する。 ・大統領をこの議会が選択し得ないことは残念ながら証明 全文をよむ
カマル調査会社により行われた世論調査で、公正発展党が前回の選挙での獲得票数を維持する一方、国会には2つの党しか入れないことが明らかになっている。イスタンブル、アンカラ、ディヤルバクル、エルズルム、そしてトラブゾンで3356人を対象に行われた対面式アンケートでは、公正発展党に38.4%の人が票を投じることが明らかとなった。浮動票を含めない場合、共和人民党以外の党は最低得票ライン(10% 註)に届かず、共和人民党はといえば16.6%の票を獲得することが明らかとなった。カマル調査会社の今回の世論調査は 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、28日午後、ヤシャル・ビュユクアヌト参謀総長に電話をかけた。エルドアン首相は、ビュユクアヌト参謀総長に対し、発言の真意をたずねた。 ビュユクアヌト参謀総長は、エルドアン首相に対して反政府行動ではないと伝えた。そして世俗主義に関連する批判をうけて、この問題を発言する必要があると感じたと伝えた。ジェミル・チチェキ政府報道官は会見で、エルドアン首相とビュユクアヌト参謀総長の電話会談は非常に有意義であったと述べた。 首相官邸では28日、大きな動き 全文をよむ
深夜、エルドアン首相は重要スタッフらとの会談を開き、最新の状況について協議した。エルドアン首相は国家諜報機構のエムレ・タネル事務次官から事実関係の報告を受け、その後ビュユクアヌト参謀総長と電話会談を行った。 政府は昨日の進展について協議し、以下のような方針をとった:ギュル外相は立候補の取り下げを行わず、司法判断にゆだねられる。憲法裁判所が「367議員の投票参加が必要」との判断をした場合には、第2回投票が行われず、総選挙に進む。 (レジェプ・)タイイプ・エルドアン首相は、参謀総 全文をよむ
参謀本部が発表した「真夜中の警告」により、各政党の党首をはじめとして政治家たちは眠れない夜を過ごした。 ■政治とは調整である 共和人民党デニズ・バイカル党首 トルコの民主主義と共和制は、調和のなかでともに生かされるべきものなのです。政治を行っているのです。政治とは相談することであり、協議することであり、調整して合意にいたることです。「自分の意見だけを述べて、人の意見に耳を傾けたり、妥協したりしない姿勢」は、政治、民主主義、共和制に対して有益ではありません。 ■選挙に行 全文をよむ
ミッリイェト紙のコラムニストのハサン・ジェマルは、軍部の政治介入は民主主義に反するものであると述べ、「真夜中の軍部の声明にはたった一言、NO!」と語った。 ハサン・ジェマルはCNNトルコの番組に出演し、次のように述べた:「民主主義社会において、軍部の政治介入は民主主義に反するものであるため拒否されるのです。トルコは様々な経験を経て、多くの血と涙を流し、そしていくつもの分断を経験したのだから、ゆっくりと、選挙の結果に自らを合わせていかなければなりません。文民政治を選択したのであるなら、 全文をよむ
昨夜行った声明で、参謀本部は、共和国の根本的価値が犯され、反動的行動が強まっているとし、トルコ国軍は世俗主義に賛同するものである、と伝えた。参謀本部は、文民指導者の一部が、反動的行動を防ぐ代わりにこれらに許可を与えるのは深刻な問題と注目し、法が国軍に与えた権限を行使する決意であると強調した。 参謀本部は、初回投票が実施された5時間後に発表した声明で、世俗主義に反対する活動が増していることに注目した。インターネットサイト(www.tsk.mil.tr)で23時20分に発表した声明で、参謀 全文をよむ
昨年7月に決裂した核問題交渉の再開を目指し、イランとEUは準備協議の継続を決断した。トルコが仲裁役を務め、25日・26日にアンカラで会談を果たしたイラン国家安全保障評議会のアリー・ラリージャーニー事務局長とEU共通外交担当のハビエル・ソラナ代表は、「共通見解を見出す進展があった」と述べ、二週間以内に再度会談することを表明した。 この展開は、国連安保理の常任理事国5ヶ国とドイツが交渉開始に向けて、イランのウラン濃縮活動停止に譲歩する主張がなされた後に生じた。一昨夜の会食で顔を合わせたソラ 全文をよむ
今日行われる大統領選の第1回投票で、「367の問題」に決着がつくことになる。議会で367の賛成票が得られれば、ギュル外相の大統領就任が決定する。賛成票が367に達しなければ共和人民党(CHP)憲法裁判所に訴える。 トルコ共和国第11代大統領選出の第1回投票が今日15時、トルコ大国民議会総会で行われる。憲法に則り党決定なしに行われる投票の裏には、政府野党間での激しい議論が影を潜める。 総会では、公正発展党(AKP)カイセリ選出のアブドゥッラー・ギュル外相と、同じくAKPアンカラ 全文をよむ
国家のナンバー2(=首相)であるレジェプ・タイイプ・エルドアンは、2007年4月24日に公正発展党(AKP)の党派会議で行った演説の後、国家ナンバー1の人物(=大統領)がアブドゥッラー・ギュルになるだろうと宣言した。 ヨーロッパアタテュルク主義思想協会連合として、我々は我が国における全ての正しい、現実的な歩みを支援する組織である。我々は、アタテュルク主義の倫理の枠組みにおいて、我が国を国外で代表することを非常に重要な任務とみなし、帝国主義-植民地主義国家によってトルコに向けられて行われ 全文をよむ
公正発展党の大統領候補となったアブドゥッラー・ギュル副首相兼外相が、当選したあかつきには「どのような大統領」となるのかを本紙に語った。 ギュル外相は、何よりもまず大きな責務を負ったのを認識しているとし、大統領になったら「団結と包容」に力を注ぐことを明らかにした。ギュル外相は、全党と会談して対話し意見に耳を傾けるのが大切であり、このことがトルコにとって真に必要であると述べた。 また、「国民の価値観を擁護し、同化して、そして共和国の原則に導かれて、トルコを現代的文明に導かねばなり 全文をよむ
大統領選出の第一回投票での367票をめぐって緊張が生まれている。正道党(DYP)と祖国党:早期総選挙が実施され、新しい議会が大統領を選出してほしい。トルコ大国民議会議長のアルンチ氏:184人の出席で議会を開く。 何ヶ月にも渡る、誰が大統領候補者になるのかという議論の後、今回「はたして367人の国会議員がトルコ大国民議会での選挙に出席するだろうか」という“花占い”が始められた。 高等教育機構長官エルドアン・テジチ氏暗殺未遂が明らかになり、大統領選挙で「共同歩調をとる」という原則を定め 全文をよむ
4月25日14時30分ごろ、高等教育機構(YÖK)で挑発的なテロ事件が発生した。犯人は建物の前にある警備室へ発砲し、逃亡したことが明らかになった。14時30分に発生したテロ事件の知らせは、発生から3時間後にメディアに届いた。 犯人は14時30分ごろに、YÖKのビルのガレージから中へ入り、武器を見せて門番の係員を脅し、警備室にある電話のプラグを抜いて無線機を奪い議長室の場所を尋ねたという。 犯人はガレージからビルに入ろうとしたが、武装した警備員を見ると逃亡した。 2、3回発砲して 全文をよむ
カイセリのハスベキッチ地区でアドヴィエ夫人は1950年10月29日に初めての子どもを授かった。アドヴィエ夫人とアフメト・ハムディ・ギュル氏のあいだの3人兄弟の長男に、祖父のハイルラッフ・ギュル氏は、父の名前を与えた。それが、アブドゥッラーである。 しかし、共和国記念日に出産したため家族は数年にわたり息子をアブドゥッラー・ジュムフル(共和国の意味)と呼んでいた。2歳の頃撮った縞のセーターを着たアブドゥッラーの写真の裏に、アフメト・ハムディ・ギュルの手で書かれた註にこうある。「1952年1 全文をよむ
「アブドゥッラーさん(ギュル外相)と初めて会ったのはカイセリで行われたある結婚式で、私は彼を本当に好きになってしまいました。その日は私のいとこと彼のいとこの結婚式で、私はチェンベルリタシュ女子高校の学生でした。当時は彼も政治に従事しておらず、大学で助手として働き、サカリヤとイスタンブルの間を行き来していました。婚約期間が1年あったため、お互いを知る機会にも恵まれました。1980年8月21日に結婚しました。私が若く見えるので、子供たちの母が私でないと考える人もいます。あなたがたにはっきりと言いま 全文をよむ
タイイプ・エルドアン首相は公正発展党の党集会で、党としての大統領候補を明らかにし、この問題にようやく決着がついた: 外相アブドゥッラー・ギュル・・・ エルドアン首相は、ギュル氏で、候補者はすでに決まっていたことを示唆し、「このような候補者決定の過程で、私が批判の矢面に立つのも悪いことではないと思っていました」と述べた。 続いて、「検討を重ねる中で、ただ一人の人物の名前が挙がったのです。それは、アブドゥッラー・ギュル氏です」と述べ、公正発展党の候補がギュル氏であることを発表した。 全文をよむ
トルコ大国民議会の決定により制作された「独立行進曲」記念碑除幕式が、トルコ大国民議会議長ビュレント・アルンチ、首相レジェプ・タイイプ・エルドアン、正道党党首メフメト・アアルにより執り行われた。 除幕式典には副首相兼外相のアブドュッラー・ギュル、同じく副首相兼国務大臣のアブデュッラティフ・シェネル、国務大臣のベシル・アタライ、同じくキュルシャド・トゥズメン、財務大臣ケマル・ウナクタン、通商産業大臣アリ・チョシュクン、法務大臣ジェミル・チチェキ、トルコ国民議会各会派代表議員、正道党党首メフ 全文をよむ
公正発展党員たちは党首が大統領になることを望んでいない。 オザク大臣は「国民はエルドアンが首相にとどまることを望んでいる。」と発言した一方で、ディシリ公正発展党副党首は「エルドアンは国民とともにいたがっている」と発言した。 公正発展党の中央委員会から、首相であるレジェプ・タイイプ・エルドアン首相の大統領候補問題について最近行われた発表は政界に議論を巻き起こした。 公正発展党員たちから「彼が大統領になることを我々は望んでいない」とのメッセージが届いた。 建設大臣であるフルク・ 全文をよむ
「皆を驚かせることになろう」という首相の口からふともれ出た言葉に、「首相が考えている驚きの(大統領)候補者はエディベ・ソゼン教授ですか」との質問がなされ、議論を巻き起こしている。ソゼン教授は公正発展党中央執行委員会の唯一の非国会議員メンバーであり、党本部で報道と広報担当の副局長の任務を行っている。イスタンブル大学情報学部の教員でもあるソゼン教授は、情報社会学者である。ソゼン教授はエルドアン首相が(イスタンブル)市長の時代に首相と知り合い、党顧問の役職を担っており、エミネ・エルドアンとも親しい仲と 全文をよむ
トルコ大国民議会のビュレント・アルンチ議長は、大統領への立候補に関する問いに対し、「すべてはとても順調で、明白だ。私のこの言葉に注意してください」と返答した。 昨日(20日)(レジェプ・)タイイプ・エルドアン首相が「(アルンチと)日曜日以降に会談しよう」と述べてからすぐ後に、アルンチ議長は、アブドゥッラー・ギュル外務大臣と突然の会談を行った。 ギュル外相は、17時にアルンチ議長の執務室を訪問した。報道記者らの質問を受けた同外相は、「一体どうしたのか、何か会談でもあるのか」と冗 全文をよむ
2006年12月22日に肝臓移植を受けたトルコ大国民議会会派代表で、共和人民党ブルサ選出議員であったアリ・ディンチェル氏が昨日亡くなった。彼は金曜日(13日)から集中治療室で治療を受けていた。今日(19日)コジャテペ・モスクの葬儀の後アンカラで埋葬されることになっている。 トルコ大国民議会議員で共和人民党ブルサ選出のアリ・ディンチェル氏は、治療を受けていたイブニ・シーナ病院で昨日(18日)11時50分亡くなった。金曜日(13日)高熱のためイブニ・シーナ病院に運ばれ、集中治療室で治 全文をよむ
エルドアン首相は、大統領選で、トルコ大国民議会に国会議員367人の出席の確約を求めていたが、ムムジュとアアル両党首からは支持を得られなかった。アアル:無条件の支持は与えられない。ムムジュ:現段階では支持しない レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、大統領選の一環として、昨日(17日)正道党(DYP)のメフメト・アアル党首と祖国党のエルカン・ムムジュ党首と会談を行ったが、首相が期待していた支持は得られなかった。両党首は会談後それぞれ会見を行い、エルドアン首相を支持するかしないかの決定の前 全文をよむ
トルコ大国民議会ビュレント・アルンチ議長の「文民で、敬虔かつ、民主的大統領が選ばれよう」という発言に対し、CHP(共和人民党)党員らが強い反発を示した。共和人民党会派代表アリ・トプズ氏は、「議長は、AKP(公正発展党)内の、信仰面の急進派の闘士です。限度を超える発言をしています。誰が敬虔な大統領なのか、どうやってわかると言うんです。アッラーの代理人ですか?」という言葉でアルンチ議長を批判した。トプズ氏は昨日(16日)、議会での意見交換の会合で以下のような批評を行った。 ■掴めるのはマニ 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が大統領に選出される可能性に抗議を行うため、何十万人もの人がアンカラのタンドアン広場で行った「共和国大集会」に対し、公正発展党員の一部が反発を示す一方、副首相のアブドゥラティフ・シェネルは反応をとても異にしていた。人々の大集会に敬意をもって向き合う必要性を説いたシェネル大臣は、「この事象で群集が何を望んでいるかを考えるべきである」と述べた。 イスタンブルのギュネシュリ地区所在の私立ジハンギル学校が開催した「第1回職業生活と職業紹介デー」の開会式に参加し 全文をよむ
歴代8人目の大統領トゥルグト・オザル氏の14回忌のため、アンカラのコジャテペ・モスクで行われた追悼集会に、市民は深い関心を示した。正午の礼拝の前に始まった追悼集会は2時間に亘った。 トゥルグト・オザル思想推進協会が主催した追悼集会に、トルコ全土から何万人もの市民が参加した。コジャテペ・モスクの中庭は、朝早くから参加者で混雑した。アンカラで最大のモスクであるコジャテペ・モスクの建物内と中庭が完全に人で埋まる一方で、市民の一部は追悼集会をモスクの外から注視していた。参加者が予想以上に多かっ 全文をよむ
昨日(15日)ビュレント・アルンチ国会議長は、体制が危険にさらされているとの見解を主張するアフメト・ネヂデト・セゼル大統領に対し、返答した。同議長は、体制が危険にさらされているようなことはなく、むしろ、現状維持者こそ危険にさらされているのである、と述べた。 アルンチ議長は、「トゥルグト・オザル思想推進協会」が議会に対して授けた「民主主義賞」を(代表して)受け取り、トルコ会議所・商品取引所連合大学で催された授賞式では、来たる大統領選に関して重要な発表をおこなった。 同議長は、故 全文をよむ
大統領府は広範囲にわたる権限をもつために、行政機関の中で重要な位置を占める。このため、過去の大統領選は数回を除いて常に苦痛をともなうものだった。首相や党首らが脅迫される一方で、国民議会はまるで閉会になったように機能不全に陥った。 アリ・フアット・バシュギルのときにあったように、ふさわしくない候補者たちは武力で脅かされ、断念させられたのだ。この戦いは「チャンカヤ戦争」としてトルコ政治史に刻まれてきた。しかし、84年という歳月の中で、選挙が時を経てより民主的になったこともまた事実だ。トルコ 全文をよむ
クルド地域政府のネルヴァチン・バルザーニ首相は、自分たちはPKKから被害を受けており、400もの村々への支援活動が妨害されていると語った。またトルコは一度も国境侵犯をしたことはないとも述べた。 クルド地域政府のネルヴァチン・バルザーニ首相は、テロ組織であるPKKの活動が自分たちにとっても問題であるが、平和的な方法による問題解決を支持すると述べた。バルザーニ首相はPKK問題についてトルコ政府と直接、あるいはバグダッドの中央政府を通じて、会談を行う準備があるとも語った。 アルビル 全文をよむ
(レジェプ・)タイイプ・エルドアン首相は、アフメト・ネジュデト・セゼル共和国大統領の「体制が危険にさらされている」という考え方を、人びとの大部分は支持していないと語った。 経済的・政治的観点からみて、トルコは最も堅実な時代を迎えていると話したエルドアン首相は、「いったいなぜ、体制が危険にさらされているのか?」と尋ねた。 エルドアン首相は昨日(14日)ドイツへ発つ前に、アタテュルク国際空港で新聞記者たちの質問に答えた。セゼル大統領が士官学校で話したことについて質問を受けた同首相 全文をよむ
アフメト・ネジュデト・セゼル大統領は、トルコの政治体制が、共和国の建国以来今日ほど危険に直面したことはなかったと述べた。セゼルは「大統領とは共和国の諸原則と憲法の内容を支持する存在である。この共和国の諸原則は、トルコ共和国にとって譲ることのできない最低ラインである。憲法の諸規則が警告を発したなら、この憲法に誓いを立てている議員を始めとして、すべての国民もこの原則に従うべきである」と述べた。 セゼルは、士官学校司令部で昨日行われた「離任の挨拶」ともいうべき演説の中で、建国から今日まで共和国を“ 全文をよむ
「大統領への立候補表明を我々は4月26日まで待つことになるのですか?」という質問に対してエルドアンは以下の様に応じた。「もちろんそうです。立候補の最終申請はご存知の通り4月25日24時なのですから。」 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、大統領候補者が明らかにされるのに、4月26日まで待たなければならないのかどうか尋ねられて、こう回答した。「そうです、待つことになります。候補者の最終申請は4月25日24時です。」エルドアンはまた、「最後の最後まで待つのですか?」という質問に対して、「 全文をよむ
・今まで大統領選について、どんな形であれ、誰とも全く話してこなかった。選出される大統領はトルコ国軍の総司令官でもある。であれば、国軍にも密接に関心を抱かせるものである。 ・一国民として、また国軍の一員として、表面的ではなく本質的に共和国に値する人物が選ばれるよう願っている。これ以上について言及する立場にない。 ビュユクアヌト参謀総長は、トルコ国軍の総司令官を兼任する大統領の選出について沈黙を破った。参謀本部で行われた会見で同参謀総長は、「表面的ではなく本質的に共和国に値する人物が 全文をよむ
大統領選挙の第一回目が4月26日(木)または5月3日(木)に行われることが決まった。トルコ大国民議会のビュレント・アルンチ議長は、公正発展党会派代表であるイルファン・ギュンドゥズ議員と共和人民党会派代表であるハルク・コチ議員と共に大統領選の日程を調整した。議長は、選挙期間が公正かつ無事に終了するよう、政党側の配慮を各会派代表に求めた。アルンチ議長は、「この問題には政党だけでなくトルコ全体が関心を寄せている。議会の威信や信頼、尊厳にふさわしい姿勢で臨んでくれることを信じている。国民はこの時期、緊 全文をよむ
エルドアン首相は公正発展党(AKP)党員らに弁明: 「大統領選挙に関し野党とも対話を行う予定であったが、共和人民党(CHP)バイカル党首、民族主義者行動党(MHP)バフチェリ党首、祖国党(ANAP)ムムジュ党首が私の妻を引き合いに出したことにより断念した。」 AKP所属の国会議員らと誰が大統領として適任かを議論したエルドアン首相は、大統領選挙期間中諸野党との会談を考えていたにもかかわらず、これを断念したことを発表した。 首相は大統領選挙に向け、AKP議員の見解を集約するた 全文をよむ
20年間にわたり内部を見てきた政界観察者は、「もしレジェプ・タイイプ・エルドアン首相でなければ、アブドゥッラー・ギュル外相が大統領になる。なぜならエルドアンに次いで国家の内情を見てきた人物は、ギュルであるからだ」と述べた。「アフメト・ネジュデト・セゼル現大統領に票を投じて、なんと大きな間違いを犯したかが、後になってわかった。今回は同じ過ちを犯さない。次期大統領は、絶対に国会内部の、とてもよく知る人物となろう。」 トルコ大国民議会の議長ビュレント・アルンチは、数ヶ月前の個人的な談話の中で 全文をよむ
首都アンカラで4月14日に「共和国ミーティング」の名の下で集会をおこない、大統領戦に影響力を行使しようと準備しているアタテュルク主義者思想協会に対し、大統領府から15万新トルコリラYTL(約1303万円)の献金が行われていたのが判明した。 同協会は、アンカラで「共和国ミーティング」の名で4月14日に大規模な集会を催す準備の最中にあるが、同協会の名称「アタテュルク」を不法に使用していることも判明した。内務省の監察官による調査により、1月末の臨時総会では(昨年7月に)会長に退役将軍のシェネ 全文をよむ
タイイプ・エルドアン首相は、全長542キロメートルの黒海沿岸道路を首相府のバスで横切る一方、道中ではしばしば立ち止まらざるを得なかった。 ほとんど全ての町や村の中心で足止めされたエルドアンと彼の同郷人との間には興味深い対話がなされた。沿岸道の開通後、午後1時に故郷リゼに到着することができた首相は、ここで大きな人だかりに出くわした。街の入口の3カ所で足止めされたエルドアンを地元住民はホロン(※黒海地方の伝統舞踊)の踊りに招いた。首相は、朝の10時半から立ちっぱなしだからと言って申し出を断 全文をよむ
昨日(8日)メディア史上初のことが起こった。トルコ国軍の大統領選挙に関する見解が、ヒュッリイェト紙の執筆者エミン・チョラシャン氏によって公表されたのだ。 「軍は大統領選出をどのように考えているのか」という見出しで筆を執ったチョラシャン氏は、記事を「まずあることを明確にしておこう。トルコで今後、軍隊がクーデターを起こすことは、まずありえない」と始めた。 チョラシャン氏は、「大統領選挙を前に、軍は何をしているのだ」、「軍はどうしてこの問題に密接に関与しないのか、発言しないのか、そ 全文をよむ
アナトリア通信社は、大統領職に関連して昨日昼に配信した調査(結果の記事)を夕方になって「誤って配信した」として回収した。 同社が配信を取り止めたのは次の記事だった:27県在住の8350人が参加した(=回答した)調査で、回答者の58.1パーセントが大統領は住民が(直接)選ぶべきという考えを示したことが判明した(※)。調査はコンヤの調査会社が行ったもので、アダナ、イスタンブル、イズミル、ブルサ、アンカラ、トラブゾン、ヴァン、コンヤを含む27県の8350人と直接面会し、国家的な協議事項につい 全文をよむ
高等教育機構(YÖK)のエルドアン・テズィチ理事長により、大学学長会の共同決定として発表された決定事項に、大学のすべてが同意しなかったことが明らかとなった。 サバンジュ大学学長であるトスン・テルズィオール教授は、学長会の会議に参加しなかったことを述べつつ、「我々大学が特定の政治勢力に肩入れしているようにみられ、政治論争の中に引き込まれることは、歴史の例からも分かるように、誰にとっても有益ではない」と語った。テルズィオール教授は、同大学の教職員や学生のみが見ることのできる学内のインターネットサ 全文をよむ
エルドアン首相は、大統領選立候補者の決定に関し、国会議員および市民団体との話し合いを昨日から始めた。首相はまず、トルコ労働組合連盟と会合を開き、続いて30人の国会議員に対し意見の聞き取りを行った。首相公邸でエルドアンと面会した30人の国会議員は、苗字のアルファベット順に招き入れられた。 トルコ労働組合連盟が15日前に出した要求を受けて実現した会合で、エルドアン首相は、労働者問題ならびに大統領選立候補についても話し合った。だが、首相自身の名前を含め、候補者の名前については明言しなかった。 全文をよむ
テュルケシュ追悼の目的でアンカラへ向かっていた民族主義者行動党のバスが、(イスタンブルの)アヴジュラル区で銃撃を受けた。 (民族主義者行動党の元党首)アルプアルスラン・テュルケシュの10周忌のため、アンカラに向かおうとしていた民族主義者行動党員乗車のバスが銃撃を受けた。バスの窓が銃弾を遮ったため、死傷者は出なかった。 事件は、メルケズ地区レシィットパシャ通りで一昨晩(3日)の23時15分頃起きた。民族主義者行動党の一団は、テュルケシュの墓参りをするためアンカラに向かおうと望 全文をよむ
ノクタ〔「点」の意〕誌が取り上げた、退役海軍司令官オズデン・オルネッキのものとされる日誌に関し、バクルキョイ共和国検察局が捜査を開始した。 先週ノクタ誌に掲載され、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が捜査を要求したクーデター報道だが、バクルキョイ共和国検察局が報道の当日から捜査に踏み込んだことが明らかとなった。 記事を書いた記者と編集責任者に対するバクルキョイ共和国検察局の捜査の結果、明らかとなる証拠がこの報道を裏付けた場合、捜査網は退役海軍司令官であるオズデン・オルネッキを含む形 全文をよむ
エルドアン首相は4月16日にはじまる大統領選挙に関して、党候補者は「候補者告示が始まるときに(4月16日)」明かされるだろうことを述べた。〔シリアの〕アレッポへ向かう前に、エセンボア空港で新聞記者の質問に答えた首相は、大統領選挙に関する会談予定の日程について次のように話した。 「現在は一つ一つの市民社会組織と会談を行っている。私の組織に関する調査は終わらせた。現在評価が行われている。国会議員の同僚らと考えていることだが、来週から会談をはじめ、最後の会談(4月18日に集まる予定)は中央法 全文をよむ
大統領選挙を前にして大学生が運動をおこさないことを批判し、「中東工科大の学生たちはどこへいったのだ?」と発言したスレイマン・デミレル第9代大統領が、興味深い抗議を受けた。 元大統領の発言に怒った中東工科大生たちは、デミレル元大統領の自宅があるギュニズ通りに集まった。しかし警備隊が広範囲に警備網をはり、抗議の学生たちを自宅に近づかせなかった。約150人もの集団の行動は、この種のことに不慣れな住民たちの関心を引いた。「スレイマン・デミレル元大統領に中東工科大学生からレクチャーを。」というプ 全文をよむ
トルコ大国民議会ビュレント・アルンチ議長は、大統領選出馬についての明言を避けた。今週はじめ、訪問中のローマでイタリア国営放送RAIの番組”Tempi Dispari''に出演したアルンチ議長は、司会者からの「トルコの次期大統領についてうかがってもよろしいでしょうか?」との質問に、「いいえ。」と答えた。 アルンチ議長は、公式訪問したポルトガルではさらに含みのある発言を行っていた。ポルトガルの『パブリカ』紙の総編集長であるテレサ・デ・ソーサ氏から、「あなたは大統領選で名前が上がっている最も 全文をよむ
トルコ大国民議会は昨日(3月29日)帽子をかぶった女性に国会への入場を認めた。世界女性労働者デーに因んで3月7日に行われた特別会合への、帽子をかぶった女性の入場が禁止されたことが世論に強く批判されると、議会本部は昨日総会を傍聴する女性にたいし、規制しない方針をとった。アンカラの「チャイヨル・プラットフォーム団体」、チャイヨルの「CHP(共和人民党)支部」、「中東工科大学同窓会」、そして大統領府内の「社会協調運動」の代表としてやってきた女性たちは、大部分が着帽していたが、トルコ大国民議会総会の傍聴 全文をよむ
組織内の粛清の結果、3月10日の晩にディヤルバクルのクルプ郊外にある洞窟で、寝袋の中にいた7人の仲間を銃で乱射し殺害した後、憲兵に降伏したPKK(クルド労働党)のG.E.の自白によって、検察はアブドゥッラー・オジャランの弁護士であるマフムト・シャカルとイルファン・デュンダルについての取調べを開始した。 テロリストE.は供述において、オジャランの指示がどのような方法で組織に伝達されているのかを説明した。 G.E.はオジャランの指示が大規模な無線で、回状として、暗号化されて伝えられていること 全文をよむ
トルコ大国民議会(TBMM)の国家宮殿局が管轄する宮殿と離宮で、警備を担当するトルコ国軍(TSK)は「軍本来の職務へ戻る」ということを実現すべく、この職務から離れ始めている。 軍参謀本部とトルコ大国民議会の間でかわされた合意の中で、初期段階としてユルドゥズ宮、シャーレ・キョシュクそしてマスラク・カスルで職務に当たっている軍が3月1日以降撤退することが決められた。軍が警備を担当しているドルマバフチェ宮殿やベイレルベイ宮殿についても同様の処置がとられることが明らかとなった。この史跡の警備は 全文をよむ
エルドアン首相はトルコ共和国がただ世俗主義にだけ基礎を置いているという言い回しは間違っているとし、「ヒトラーのドイツも世俗的だった。われわれは民主的、世俗的、社会的な法治国家だ」と語った。首相は、昨日〔3月27日〕エミネ夫人とともに公正発展党の今年3回目の「地方行政における女性評議会」に参加した。 首相は演説で世俗主義に関して、議論が生じそうな表現を用いた。世俗主義的国家であるだけでは充分ではないと述べる首相は、次のように語った。 「トルコ共和国は民主的、世俗的、社会的な法治国家だ 全文をよむ
大統領を国民投票で選ぶことに固執している祖国党のエルカン・ムムジュ党首は、大統領官邸に女性を送り込もうとしている。 ムムジュ党首が女性候補のいくつかの特徴について言及したにもかかわらず、機密事項のように隠していたその人物の身元が明らかになった。大学教授のデニズ・ウルケ・アルボアン博士だ。国家諜報機構の元職員(現在は退職)であるマヒル・カイナク博士の娘アルボアン教授は、現在バフチェシェヒル大学で講義している。同教授は市民社会活動や新聞でのコラム執筆も行っている。夫は、〔バスケットボールチ 全文をよむ
アフメト・ネジュデト・セゼル大統領は、大統領に就任した2000年5月16日から2007年3月23日までの間に、彼の元に寄せられた270人の犯罪者の恩赦に関する決定のうち260件を承認した。セゼル大統領が恩赦を承認した犯罪者の多くが、刑務所でハンガーストライキを行った後「ウェルニッケ・コルサコフ症候群(ビタミンB1欠乏症により特定の脳機能の喪失をもたらす脳疾患―校閲者註)」を発症した者である。元大統領のケナン・エヴレン氏は27人、スレイマン・デミレル氏は100人の犯罪者の恩赦を承認していた。トゥル 全文をよむ
アンカラ検察局は、タイイプ・エルドアン首相に関して、「オジャランさん」という表現を用い罪を犯したかどうかを明らかにするため調査を始めた。告訴に関して5年の時効が成立し、発言が「犯罪者を賞賛する」目的でなされたのかを証明するのが難しいという理由により、首相に関する略式裁判が行われる可能性は低い。 エルドアンは2000年にオーストリアのあるラジオ番組で行った談話で、PKK指導者アブドゥッラー・オジャランについて2度「さん」付けしたことが明るみになった。「オジャランさん」という表現を用いたた 全文をよむ
宗務庁は、モスクや礼拝所での礼拝指導者需要に対応するために、500人の任期付きイマーム・ハティーブを採用する。11ヶ月間の任期で契約がなされることになっているイマーム・ハティーブは、657号の公務員法4-C条項に則して(臨時職員として)働くことになる。宗務庁は、契約を結ぶイマーム・ハティーブ(応募者)の条件として、イマーム・ハティーブ資格免許状(の所持)、2004~2006年の間のいずれかの年の公務員採用試験を受けていること、男性であること、非年金受給者であることが前提となっている。 全文をよむ
4月に行われる予定の大統領選挙で初の候補者となったのは、新聞記者のメティン・ウジャ氏であった。同氏は、110人の国会議員から票を得る点に関し希望的観測をもっているとした。大統領選のため十分な資金準備をしたとし、資金調達のためにアンカラの自宅も売りに出したと明らかにした。 イスタンブルで昨日(22日)記者会見を行ったウジャ氏は、大統領が「知恵を集め、意見調整を行って」選ばれることが必要であると述べた。また大統領という職が、ブラックユーモアでもって語られることさえもできないほど重要であると 全文をよむ
アフメト・ネジュデト・セゼル大統領は、昨日(21日)大統領府で、上位の司令官たちとその妻たちに夕食を振る舞った。 セゼル大統領とその妻セムラ主催の晩餐会に、参謀本部総長ヤシャル・ビュユクアヌト将軍、陸軍総司令官イルケル・バシュブー将軍、海軍総司令官イェネル・カラハンオール提督、空軍総司令官ファルク・ジョメルト将軍、軍警察総司令官ウシュク・コシャネル将軍、参謀本部副総長エルギン・サイグン将軍、陸軍教育・理論司令官オルハン・ヨネイ将軍、陸軍参謀長アティラ・ウシュク将軍、そしてその妻たちが 全文をよむ
アブドュッラー・ギュル外相兼副首相は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相がテロ組織の(元)リーダーであるアブドュッラー・オジャランを「sayin(=さん、様)」という敬称を付けて呼んだという主張は事実ではないと述べた。 ギュル外相は今日日帰りでマケドニアを訪問。出発前に(アンカラの)エセンボア空港で記者団の質問に答えたギュルに対し、「共和人民党(CHP)のデニズ・バイカル党首が、エルドアンがオジャランを“さん付け”で呼んだとしており、これに関する資料も手元にあると言っているが?」という 全文をよむ
チャナッカレ戦勝記念式典は、政治色のあるものとなった。レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、10名の大臣と共にチャナッカレでの式典に出席し、国民の統一と正義を訴えた。共和人民党(CHP)のデニズ・バイカル党首は、祝電で政府に対し、「分裂や保守反動の脅威から、我々がトルコを守ります。」というメッセージを伝えた。 チャナッカレ海戦勝利の92周年を祝うための式典は、市営スタジアムで開かれた。式典には、エルドアン首相に加え、ジェミル・チチェキ法務大臣、ヴェジディ・ギョニュル国防大臣、ヒルミ・ギ 全文をよむ
大統領選に向けた立候補(公示)期間を1ヶ月後に控え、アブドゥッラー・ギュル外相兼副首相は、(レジェプ・)タイイプ・エルドアン首相が大統領選に立候補するかについては、まだ決定していないと述べた。さらに同氏は、エルドアン首相が各方面の人物と公に、または内密に会合を行っていると述べ、この「調査期間」のすえに最終日より前に党機関が決断を下すと述べた。ギュル外相は、首相を候補とする決定となるのかとの問いに対し、「私たちの政党は1人や2人の人間で構成されるものではない。党機関と話し合う」と返答した。 全文をよむ
「女性が選挙や人材登用によってもたらされる全ての意思決定メカニズムや政治の舞台において一刻も早く影響力のある役割を果たせるようにするような、また(国会での)男女比を徐々に等しくするような女性議員を誕生させる」ことを目的として、1997年以来の活動で成功を収めている女性候補支援・教育協会(KA-DER)は、(今年の総)選挙を前に全く新しいキャンペーンに着手した。 「議員になるのに男性であることは条件か?」と問う4人の著名な女性、すなわち女性実業家でトルコ実業家協会(TÜSİAD)評議委員 全文をよむ
公正発展党(AKP)地方支部に送られたアンケートによって初めて、大統領候補者の名が明らかとなった。最初の質問は、「エルドアン首相が大統領候補となることをどう考えるか」というものだった。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相と公正発展党(AKP)執行部は、大統領選挙候補者選定に関し党地方幹部の見解を集め始めた。AKP本部が全支部の主要な幹部たちに送ったアンケートでは、始めに「エルドアン首相が大統領候補となることをどう考えるか」が問われた。エルドアンが候補とならない場合、代わりとなる人物とし 全文をよむ
正道党のメフメト・アアル党首は、議論を呼んだ発言に加え、新たに「私はディヤルバクルを与えるのではなく、モースルを取るため尽力しているのです」と述べた。アアル党首は、「ヨズガトとモースルの命運は一体のものとなることでしょう」という、発言の意図を誰も決して理解できなかった前回の発言の謎も解明した。 アアル党首は、議論を呼んだ最初の発言を2006年10月訪問先のトルコ南東部で行った。PKK(クルド労働者党)に関し、「山岳地帯で武力行使をする代わりに平原で政治を行わせなさい」と発言し、政府に対 全文をよむ
首相に就任して以来2度腰痛により治療を受け予定をキャンセルしたレジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、昨日も同様の問題に突き当たった。腰痛により閣議に3時間遅れで出席したエルドアンは、その後トルコ大国民議会(TBMM)での「独立行進曲86周年記念式典」に参加した。どうにか立っていられるという状態ながら、ハーフィズ(コーラン暗唱者)が朗誦するチャナッカレ・カシーデ(頌詩)に耳を傾け、TBMM議長ビュレント・アルンチと共に感激の涙を流した。エルドアンが時間に間に合わなかったため閣議は、外務大臣アブドゥ 全文をよむ
参謀軍事裁判所が提出した、法律家の資格のない将校は軍事法廷に参加しないようにとの申し入れが、議論を巻き起こした。現状維持派は、「将校は兵舎生活を知っているのだから(軍事法廷に)とどまるべきだ」と述べている。 参謀軍事裁判所は憲法裁判所に訴訟をおこし、「軍事法廷組織および裁判法」と「軍人裁判官法」に定められている3つの重大条項の取り消しを請求したが、これが軍事法廷の独立論争を生み出した。 請求の第一では、「軍事法廷組織および裁判法」第2条に記載されている「軍事法廷は2人の軍人裁 全文をよむ
テヴフィック・イレリ氏は、アドナン・メンデレス政権の下、教育、開発、運輸、国務大臣、副首相を務め、閉鎖されたイマーム・ハティーブ学校を1950年に再開設した大臣として知られているが、彼の名前が、国民教育省内のサロンに付与された。 イレリ氏は(1960年)5月27日のクーデターののち、ヤッスアダで死刑判決を受けたが、のちに無期刑となった。留置場で病にかかったイレリ氏は、49歳で亡くなった。 サロンの開設に、副首相で外務大臣のアブドゥッラー・ギュル氏、テヴフィック・イレリ氏の甥で 全文をよむ
世界アゼルバイジャン・トルコ祖地離散機構フォーラムで演説したエルドアン首相は、アルメニア人を次のように批判した:彼らは無関係な国々でロビー集団を作り上げている。各国の国会からひったくり(のような人の不意を襲った)決議を出している。いわゆるアルメニア人大虐殺についてだ... こうした行為についてトルコは黙っておかない。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、全世界で「アルメニア人大虐殺キャンペーン」が行われているとし、「(アルメニア人は)無関係な国々でロビー集団を作り上げている。(議会か 全文をよむ
首相府報道センターが新聞と新聞記者らについてそれぞれ調査し、彼らの政府に対する距離を明らかにしたことに続いて、公正発展党(AKP)本部の建物内への記者らの自由な出入りが禁止された。先週行われたAKPの中央執行委員会(MKYK)の会合の際、建物のいくつかの階に新聞記者がいるのを目にしたレジェプ・タイイプ・エルドアン首相が「なぜこの者たちが廊下を歩き回り、自由に振舞っているのか?私は廊下で記者を見たくはない」と発言したことが、今回の禁止に結びついた。 首相府報道センターは、どの新聞および 全文をよむ
アタテュルクを侮辱するギリシャのビデオを流したユーチューブ(ビデオシェアリング・ウエブサイト)に、トルコがアクセス禁止措置をとったことが、ヨーロッパとアメリカの主要新聞で報道された。『デイリーテレグラフ』紙では、アクセス禁止措置は、EU加盟をめざす国にとって矛盾であると伝えた。 アタテュルクを侮辱しているビデオが流されたことを受けて、ユーチューブが裁判所によってアクセス禁止になったことは、世界でも話題となった。ヨーロッパとアメリカの主要な新聞は昨日の紙面でこの問題を扱った。「トルコ人とギリシ 全文をよむ
トルコ大国民議会の本会議で、出国税と関わる法とその他数多くの法律の改正案が承認され、法制化された。改正案によれば、トルコ共和国のパスポートで出国する者から、一回の出国につき15YTL(約1240円)が徴収される。 出国時に海外居住権を取得済みの者と7年未満の者、ならびに商業目的で出国する陸・海・空・鉄道路線の大量輸送・貨物輸送に携わる職員からは出国税を徴収しない。出国税の徴収責任を負う自然人あるいは法人は、徴収額を所得税または法人税別に関連税務機関に説明書きを添えて申告し、3日以内に支 全文をよむ
テロリストのアブドゥッラー・オジャランを、ある特集記事で 「さん」付けで呼んだことから起訴されていた、クルド系政党民主人民党(DEHAP)の県支部長ベドリ・フアトに10ヶ月の禁固刑と、438イェニ・トルコ・リラの罰金刑が言い渡された。 フアトは、「メフメト」と名乗った記者も同じ呼称を用いていたことを強調し、「我々は記者を名乗った人物とは再び接触できなかった。彼は起訴されていない。私はこの判決が最高裁において覆ることを確信している」と話した。 全文をよむ
東部と南東部の多くの県で国会議員を輩出できない共和人民党(CHP)は、この地域から何故票を得られないのかを調査するための委員会を作った。10の県で調査を行った後、アンカラに戻った委員会は、作成した報告書を党首デニズ・バイカルに提出した。 「東部と南東部の問題」と題した報告書で、CHPが住民に不人気な原因として、この地域の民族的構造と宗教性が指摘されている。住民はCHPを「宗教性が薄い」と考えていることが注目される中、ある政党は宗教的側面から、またある政党は民族的な側面から住民の支持を獲得し 全文をよむ
トルコ大国民議会(TBMM)本会議場において、3月8日の国際女性デーのために行われた特別集会を傍聴しに来た女性たちが、「帽子を取ってください」「拍手はしないでください」という警告に抗議した。本会議場で国際女性デーのための特別集会の最中、一部の女性は退出した。 女性たちの一人スナ・ゲルマンは、「帽子を被っていたことから本会議場に入れなかった。拍手をするなとも警告された。こんなことを禁止するなんておかしい。私は現代的トルコ人女性なのに」と話した。女性たちは国会の庭に出されると、共和人民党( 全文をよむ
ファストフードの食べ過ぎによるものと考えられる肥満の問題のため、イギリスでは学食での炭酸飲料やファストフードが禁止された。世界では一般に、学食では一定の管理下でファストフードは提供されている。ファストフードは社会の中や生活において否定的な見方をされるが、その一つの反応として、1999年3月に新聞記者であるウミット・スィナン・トプチュオールとカラキョイ・ギュルリュオール社社長であり有名なバクラヴァ職人でもあるM・ナーディル・ギュルルュにより始められた一つの試みがある。当初この試みはイタリアに本部を 全文をよむ
元参謀総長であり、元正道党国会議員のドアン・ギュレシュは、レジェプ・タイイプ・エルドアンが大統領に選出されるべきではないと述べた。 ハベルチュルクで一昨日の晩放送された「記者クラブ」という番組に出演したギュレシュは、前参謀総長陸軍大将ヒルミ・オズキョクが大統領選に名前が挙がっていることに関連した質問に、「彼は民主的であり、ちゃんと教育を受けている。なぜ就任がないことがあろうか」と答えた。ギュレシュは、要約すれば以下の点を語った。 ・ 公正発展党へ警告: 世俗主義はとても重 全文をよむ
アブドゥッラー・オジャランが毒を盛られたという訴えを受け、3人の専門医から成る委員会が検査を行うべくイムラル島へ派遣された。 法務大臣で政府報道官のジェミル・チチェキ氏は5日の閣議の後オジャランについての質問に解答した。「オジャランは少しずつ毒を盛られている」という訴えや「オジャランの容態を明らかにするために独立委員会を」といった要求が提示されるとチチェキ氏は以下のように話した。 「オジャランの裁判の件はもはや欧州評議会の閣僚委員会における議題から外れた。トルコは大きな成功を勝ち取っ 全文をよむ
トルコでは現在、二つの大きな選挙に向かって準備がなされているところだが、政治に関しての重要な試みもちょうど行われているところである。 科学・芸術・哲学学院は、以前、ロンドンのキャベンディッシュ大学、映画・テレビ学校、及びイェニ・シャファク紙と共同で「新聞学教室」を開校した。それに引き続き、5ヵ月間のコースである「政治教室」を開校する。 アッティラ・ヤイラ教授の顧問の元、3月10日から開校される教室の初回授業は、トルコ大国民議会議長のビュルンチ・アルンチ氏が行う予定である。他にも、ハサン・ 全文をよむ
ムーラ県共和国検察庁は、ケナン・エヴレン第7代元大統領の発言に関する調査を始めた。元大統領は州(eyalet)制度を提案したが、「連邦(fedrasyon)制」として書かれたことを明らかにした。 エヴレン元大統領は、自身の発言に法に抵触する部分がないと述べ、次のように語った:私は大統領在任中、トルコで8つの知事管轄地方行政区を作れば、周囲の県はそれぞれの行政区に組み込まれ、行政サービスが非常に簡素化される。また、20-30年、おそらく50年後、知事管轄地方行政区はそれぞれ州になりうる、 全文をよむ
アメリカのライス国務長官は「クルディスタン」という表現を使い、トルコに波紋を引き起こしたが、アメリカ外務省は、ライス長官は地理的領域を示したかったこと、そして国境線はあくまでもトルコとイラクの間にある、と認識していると弁明した。 ライス国務長官は、前日上院外務委員会において行った会見で質問に返答する際、PKK(クルド労働者党)を「トルコとクルディスタンの間の国境地域で活動するテロ組織」として表現した。 米外務省スポークスマンであるショーン・マコーマック氏は、ライス長官が「クル 全文をよむ
1995年総選挙で第1党として選出された、ネジメッティン・エルバカンを党首とする福祉党は、3ヶ月の祖国党・正道党(ANAYOL)の少数与党政権に引き続き、タンス・チルレルを党首とする正道党と、福祉党・正道党(REFAHYOL)連立政権を組んだ。 エルバカンの(就任後)最初の外遊先が、リビアをも含むイスラーム諸国であったこと、リビア国家元首であるムアンマル・アル・カダフィがトルコを批判した演説に、エルバカンが沈黙したままだったこと、首相官邸で開かれたイフタール(断食明けの食事)、宗教関係 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル外相は昨日(27日)、アフガニスタンからトルコへ向う機内で大統領選立候補に関する質問に答え、アブデュラティフ・シェネル副首相の発言〔訳注:「最もよいのはタイイプ〔・エルドアン現首相〕氏が大統領、アブドゥッラー氏が首相になることだ」〕に関して次のように述べた。 ■発言には時期尚早 「我々は我々の間できちんと話し合っています。正しいことは何であろうと一緒に行います。首相候補について発言するにはあまりに時期尚早です。まず大統領選を一緒に行いましょう。次に党、我々の組 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は「キルクークはイラクの縮図であり、決して特定の民族のものではない」という談話を行った。 公正発展党中央執行委員会が党中央本部で開かれ、公正発展党党首のエルドアン首相は、閣議の後に同委員会に出席した。 会議室の入り口で新聞記者らが「バルザーニ氏が『キルクークはクルド人の都市である』と発言しましたが、これをどのように評価されますか」という質問をエルドアン首相に投げかけると、「このような事が今後話題になってはいけないし、彼が言ったことは間違っている」と話し、 全文をよむ
2月28日過程の最中、軍参謀本部から、憲法裁判所、最高裁判所、行政裁判所の各々の長官やメンバーに反動勢力(宗教勢力。具体的には当時連立政権の一翼を担っていた福祉党)の脅威についての状況報告がなされた。何台かのバスに押し込まれた高等裁判所長官とそのメンバーは軍参謀本部での軍の状況報告に加わった。参謀本部での報告に加わらなかった前最高裁判所共和国検事のアフメト・ギュンデルは「2月28日の(軍の)介入とその状況報告において、司法関係者とトルコ国民が蔑ろにされ、名誉を傷つけられた」と述べた。ギュンデルは 全文をよむ
二重投票を阻止する目的で選挙で使用されている「落ちない特殊なインク」は、今年行われる総選挙でも使われる。 高等選挙機構(YSK)は、今年11月4日に行われると発表された選挙で、二重投票や投票人のすり替えといった問題を防ぐ目的で「コンピュータアシスト有権者台帳システム」プロジェクトを進めてきた。 トルコ全体の4300万人の有権者(の情報)をコンピュータ上に記録するプロジェクトで、有権者は中央人口管理システム(MERNIS)との照合の上、国の身元確認番号に従ってシステムに登録された。 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル外相兼副首相は、トルコ刑法第301条が数週間以内に改定されうるだろうと述べた。 ギュル外相は、EUオブザーバー・インターネットサイトに出した声明で、第301条がトルコの改革プロセスに影響をあたえていると述べ、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相ともども、この条項は改定される必要があるという見解にあると述べた。 同外相は、トルコ刑法が2年前、すでに表現の自由という点では問題にならないように全面的に改定されたことに触れ、表現の自由は当然のことであるということがはっきりして 全文をよむ
国家安全保障評議会(MGK)でクルド労働者党(PKK)とイラクのクルド人勢力との関係を収めた映像記録が流され、イラクと政治・外交努力に一層つとめることが有益とされた。 北イラクからトルコに向けたテロの危険とキルクークの地位に関する見解の相違がイラクで生んでいる不安定と緊張を克服するため、MGKの会議では、イラクと政治・外交努力に一層つとめることを有益とする見解に達した。 アフメト・ネジュデト・セゼル大統領を長とした5時間半に及んだ会議で、PKKとの闘争、これに関連して北イラク 全文をよむ
民主市民党(DTP)ディヤクバクル県本部代表ヒルミ・アイドードゥが「キルクークへの攻撃は、ディヤルバクルに対するものと受け止める」と発言したことを受け、「国民の憎悪感情および敵意を煽った」罪で逮捕された。 民主市民党ディヤルバクル県本部代表ヒルミ・アイドードゥは、同氏がマスコミに発表したキルクークに関する発言を理由に23日正午ごろ、身柄を拘束された。ディヤルバクル弁護士会主催の『真実、正義、平和のために過去と向き合う』という会議に参加していたアイドードゥ代表は、ディヤルバクル共和国高等 全文をよむ
総選挙の前倒し議論が進む中、選挙の雰囲気に入っている議員たちの一部が、トルコ大国民議会(TBMM)を欠席するようになった。公正発展党(AKP)のメヴリュト・アクギュンは、昨日(2月21日)この問題に対処するためある取り組みに着手した。 トルコ大国民議会議長に申し出たアクギュンは、特に共和人民党(CHP)の議員の議会への登庁記録簿の提出を求めた。議会内部規則の135条と138条によれば、「特別な理由や許可無く、1ヶ月のうちに合計で5回議会開催日に出席しない議員は除名される」となってい 全文をよむ
第9代大統領スレイマン・デミレルがアクシヨン誌に行った発表は、先週一週間を通してアンカラに反響を巻き起こした。元首相ネジメッティン・エルバカンは、「一晩で白髪にされた」という表現で直ちに反応した。 イラン・イスラム革命の記念行事により、2月12日の晩アンカラのシェラトンホテルで行われたレセプションに参加したエルバカンは、イブラヒム・ドアンが差し出したアクシヨン誌を慎重に吟味した。 新聞記者らには、髪が白くなったということは人間の成長や成熟、そして新しい物事を学ぶということを意 全文をよむ
メフメト・アルトゥンソイ元国務大臣の葬儀に政治家達が集まった。レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、葬儀の祈りに参加したネジメッティン・エルバカン元首相と握手をして言葉を交わした。トルコ大国民議会ビュレント・アルンチ議長や大臣らも会釈をしてエルバカン元首相と握手をした。 ネジメッティン・エルバカンの首相在任中の福祉党・正道党連立政権下で国務大臣を務めた元アンカラ広域都市市長メフメト・アルトゥンソイの葬儀には、多くの政治家が集まった。エルドアン首相は、閣議を中断し、数多くの大臣らと共にコ 全文をよむ
外務大臣であり、副首相を務めるアブドゥッラー・ギュルは、「政治家がするべき仕事を行えば、軍人は自らの職務を行うことはない」と語った。ギュル外務大臣は、中東で最近起こっている展開をサウジアラビアのアブドゥッラー国王とともに評価するため、同国に向かった。 ギュル大臣は、渡航前にエセンボア空港で会見を行い、まずイラク、パレスチナ、レバノンでの(事態の)展開を評価するため、そしてトルコの見解を示すため、とサウジアラビア訪問の目的を明らかにした。また、サウジアラビアが最近パレスチナの諸派を集め、 全文をよむ
ブュユクアヌト参謀総長は、エルドアン首相の「北イラクとの関係は発展させうる」という発言に対し、アメリカから返答した。「政治的理由で、誰が会おうとかまわない。しかし軍人として、私は会わない・・・」 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、北イラクのクルド政権との関係は発展させうるとの声明をだしたが、これに対しブュユクアヌト参謀総長はアメリカから返答した。タラバーニー勢力とバルザーニ勢力を熟知していると語る参謀総長は、「両勢力はテロ組織を援助しています。私は誰の決断であれ、それに担保を差し出すこと 全文をよむ
欧州評議会の決定機関である閣僚委員会は、オジャランの再審請求に関して、トルコは責任を果したと判断し、違反もなかったと結論付けた。欧州人権裁判所はアブドゥッラー・オジャランに関する決議を2003年に採択し、2005年に承認しているが、今回閣僚委員会事務局が準備した資料のなかで、その決議の適用について、審査の必要性はないという見解が強調された。 事務局は、オジャランの再審請求を棄却することを提案し、提案書を欧州評議会閣僚委員会に送った。閣僚たちは昨日行われた会議で、事務局の提案を受け入れつつ、ト 全文をよむ
エユプ区が出した、ピエール・ロティの丘をエユプ・スルタンの丘という名称に変更するという提案は、昨日(14日)イスタンブル広域都市議会で満場一致で否決された。ピエール・ロティの丘で一昨日(13日)行われた記者会見では提案を訴えていたエユプ区長アフメト・ゲンチは、投票で反対票を投じなかった。 地理委員会と教育・文化・青年及びスポーツ委員会が共同で行った会見では、「我々委員会は、エユプ郡の中心地区にある市の公共施設やロープウェイの終点にある丘に、エユプ・スルタンの丘という名称を付けることを 全文をよむ
いわゆるアルメニア人虐殺(否定処罰)法案がアメリカ議会を通過しないよう、トルコは多大な努力を行っている。外務委員会は後日ロビー活動をおこなうためにアメリカへ渡る予定だ。 米国議会議員ら一人一人と会う予定の訪米団の中に興味深い名もある;エルズルム選出の議員であるムザッフェル・ギュルユルト教授である。彼の父はアルメニア人による残虐行為を直接体験していた。彼の父が体験した苦難をまず上院議員に説明しようと計画している公正発展党議員は、(このことが)効果的であると考えている。ギュルユルト氏の父で 全文をよむ
公正発展党所属のアフメト・ゲンチ氏が区長を務めるエユプ区は、約100年使われてきたピエール・ロティの丘という名称を「エユプ・スルタンの丘」に変更するという提案をイスタンブル市議会に提出した。提案が関連する委員会に送られると、共和人民党議員からピエール・ロティという名称廃止の要望は「狂信的」として批判された。 ピエール・ロティの丘に「エユプ・スルタンの丘」という名称を与える事に関して、エユプ区議会によって承認された決議案は、昨日イスタンブル市議会に提出された。提案の冒頭には、「エユプ地区の社会 全文をよむ
国会議員選挙における10パーセントの国全体での最低得票率は長い間論争の的になっている。この論争は、欧州人権裁判所が今年1月30日付で下した判決により新たな局面を迎えた。 この裁判は、2002年の総選挙で(南東アナトリアの)シュルナク選挙区で(クルド系の)民主人民党(DEHAP)の立候補者名簿に名前が記載され、同党が同選挙区で45.05パーセントの得票を得たにもかかわらず、国全体では10パーセントの最低得票率に達しなかったことから当選に至らなかったメフメト・ユマックとレスル・サダックが起 全文をよむ
ギュル外相が先週アメリカへ交渉に赴いたのに続き、ヤシャル・ビュユクアヌト参謀総長も昨日アメリカを訪問した。 アメリカ軍統合参謀本部議長ペーター・ペイス氏の公式訪問者として迎えられ入国したビュユクアヌト参謀総長は、ディック・チェイニー副大統領とも面会する予定である。ビュユクアヌト参謀総長はワシントンで、両国の軍事問題と同時に、イラク問題、テロ組織PKK(クルド労働者党)、中東問題、アルメニア人虐殺否定処罰法案について等の交渉を行うと見込まれている。 ギュル外相は先週の訪問でアメ 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル外務大臣は、「アルメニア人虐殺の主張を含む法案が承認されないように、ブッシュ大統領が議会へ書簡を書き、ライス国務長官も議会のリーダーたちを訪ねることとなろう」と話した。 ギュル外務大臣は、アメリカ訪問を終えアンカラへ戻った。昨日(10日)記者会見を開き、訪米についての評価を行った。ギュル外相は、要約すれば以下のことを述べた。 ■アルメニア人虐殺の主張は、アメリカの問題ではない アルメニア人虐殺問題は、アメリカの政治問題ではない。一般市民は、こ 全文をよむ
トルコ歴史協会(TTK)会長のユスフ・ハラチオール氏は、ヌザイビンのクル村にある、アルメニア人のものとされる集団墓地を掘り起こすため、研究者に立ち会っていただきたいとの提言を行っていたが、スウェーデンから返答が来たことを明らかにした。 2006年12月11日、TTKが、ヌザイビンにあるとされる集団墓地を、西洋の歴史家やアルメニアからの研究者の立会いのもと掘り起こすとの通知を出していたことを、あらためて述べたハラチオール氏は、「スウェーデン・ソデルトーンズ大学のデビッド・ガウント教授から、1月 全文をよむ
ビュクアヌト参謀総長は、トルコ軍全部隊に対しトルコ語を正しく使用すること、および外来語の使用を控えることを命じ、軍規律にも「トルコ語を正しく使うこと」が加わった。 CNNトルコの報道によれば、大尉、中尉、少尉の階級にある将校と、下士官および先任伍長は今後トルコ語テストを受けることになり、獲得した点数は記録される。 ■テストを実施 参謀本部組織内の規律委員会は、ビュクアヌト参謀総長からの命を受け、定期的に行っている規律検査時に兵士のトルコ語テストも行うことになる。特に 全文をよむ
5つ星ホテル並みの快適さを提供する「レジデンス(邸宅)」文化がいまや老人ホームにまで進出している。ダルシュシャファカ協会が設立した老人ホームには、プールにジャグジー、娯楽スペースにフィットネスジムまで併設されている。 ダルシュシャファカ協会は、協会の所有施設で高齢者や病人向けに5つ星ホテル並みの設備を備えた老人ホームのサービスを開始した。新しいシステムでは、協会に20~40万ドルの寄付を行った人は生涯に渡り、居住サービスの範囲で、特別なサービスを受けることが出来る。協会の設立した老人ホ 全文をよむ
イスタンブル(県警の)情報・ネット犯罪部局は、フラント・ディンク氏に殺害前送信されたメールと同じアドレスから、トルコ・アルメニア総主教メスローブ2世に対しても脅迫メールが送信されたことを明らかにした。 トルコ・アルメニア総主教メスローブ2世は、「脅迫メールが届いたかどうか」という質問に答え、殺害、脅迫、侮辱、軽蔑など様々な内容を含むメールを受け取ったと述べた。総主教は、こうしたメールに関し警察に通報したと述べ、「私に届いたメールの一部はフラント・ディンク氏のパソコンに届いたものと同じだ 全文をよむ
市民社会組織の提案では、「Türklüğü(トルコ人であることを)」という表現はそのまま残された。誤った解釈を導いている「aşağılama(侮辱)」という表現の代わりに、明らかな侮蔑行為を指し示す「tahkirとtezyif(※どちらも日本語では侮辱)」という表現を用いることが提案された。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相に「トルコ人であることを侮辱すること」という題目のついた刑法301条についての改正の提案を求められていた市民社会組織は、6度目の会合で共通の条文案について合意に達 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の夫人エミネ・エルドアン氏の人生をテーマにし、「エミネ・エルドアン―政権へと導いた女」と題された書籍が発売された。新聞記者のアイラ・オズジャン氏が執筆し、エミネ・エルドアン氏の人生を、彼女の身内や彼女と親交の深い人物に取材し描いたこの書籍は、ビルハルフ出版より出版された。 この書籍の中で、ある身内のものは「彼女は、29年前に着用したウェディングドレスさえも身寄りのない人たちに与えたのです」と語り、彼女がいかに慈悲深い女性であるかを示している。また真ん 全文をよむ
アフメト・ネジュデト・セゼル大統領は、憲法と憲法裁判所の判決において、世俗主義が明確に定義された中、(条文上の)具体的根拠を問題として世俗主義を(再)定義しようとする営為、あるいは「根拠上の定義を自己流に解釈すること」は全く有効ではないとし、この取り組みは憲法にそぐわないと強調した。 セゼル大統領は、世俗主義原則が憲法に盛り込まれた70周年を機に、声明を発表した。 同大統領は、現代世界の概念と諸価値を基礎に据え、文明のあらゆる可能性を国民に提示する目的で、崇高なアタテュルク 全文をよむ
国会議員選出への被選挙権が25歳に下げられた憲法上の改正を受け、これから早期に選挙があれば、その際これを適用するか否かが議論されている。 国会の憲法委員会のブルハン・クズ委員長は、この「25歳改正」が早期に実施される選挙で適用されるだろう、と述べた。また、憲法において、「選挙まで一年以内の時期におこなわれた選挙法上の改正は、その後最初に行われる選挙では適用されない」という法律があるとし、これは(時の)政権が選挙法を頻繁に変えることを防ぐ意味があるという。 しかし、今回の場合、 全文をよむ
タイイプ・エルドアン首相は、「深層国家」問題に関連した発言を続けている。しかしこの試みから成果を挙げるためには、包括的な対策が必要であるという声が挙がっている。 情報局のビュレント・オラクオール元副局長は、国家の内部で法を逸脱している集団を抑え込もうとするときに、政治的な意志の伝達だけでは十分でなく「官僚的な通達が必要だ」と話した。オルタン・スングルル元法相は、国家内部での不正行為を防ぐために法律を作ったが、成果を挙げられなかったと述べる一方で、世論の支持が条件であると語った。トルコ大 全文をよむ
イスタンブルの共和国検事長であるエンギン氏は、ディンク殺害容疑者のサマストが、バイラムパシャ刑務所の2人用監房に1人で収容されていると話した。エンギン氏は、「サマストは自殺を図る可能性があるため、彼にはシーツすら与えていない」と話した。 イスタンブルの共和国検事長であるアイクト・ジェンギス・エンギン氏は、フラント・ディンク殺害容疑者のオギュン・サマストが、バイラムパシャ刑務所で他の囚人と異なる待遇を受けているという疑惑を否定した。 本紙は3日、「サマストはバイラムパシャ刑務所 全文をよむ
フラント・ディンク殺害事件の容疑者であるサマストがアタテュルクの言葉をバックにして撮影された写真は、サムスンのバスターミナル内にある軍警察(ジャンダルマ)署において楽しそうに撮影されたものだった。 全ては、1月21日の日曜日、ドーアン通信社によって各報道機関に配布された一枚の写真から始まった。写真はドーアン通信社の記者イスマイル・テミズが撮影し、その写真の下にはただ次のように書かれてあった。「オギュン・サマスト、サムスンにおいて逮捕された」。この簡単な但し書きで報道機関にばら撒かれた写 全文をよむ
法相ジェミル・チチェキは、トルコ刑法第301条が「トルコの恥」と特徴づけられているとし、「これがトルコの恥だというのなら、このような恥を抱える国はたくさんある。特にEU諸国にだ」と述べた。 チチェキ法相はアンカラ商工会議所の会議に参加し、会議所の会員達に刑法第301条について説明した。同法相は、メディアに公開された開会の辞で、情報公開法によって全国民には知る権利があり、政をおこなう立場にある者は情報公開する義務がある、と指摘した。 ■第301条は政治的問題ではない。法的問題で 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、国民投票でキルクークに一つの既成事実が存続するという状況では、この地域が内紛に巻き込まれることになると指摘した。 湾岸戦争の時代にバグダッドの大使であったネジャティ・ウトカンはさらに一歩すすんで、こうした条件ではトルコがイラクに干渉すべきだ、とのべた。ザマン紙の取材を許可した元外交官は、イラクの現状と将来に関わる重要な発言を行った。「イラクではいかなるものも、もう昔のようにはならない」と言う元大使は、キルクークを爆発準備された爆弾のようなものであると 全文をよむ
ジェミル・チチェキ法相兼政府報道官は、トルコ刑法の301条についていかなるときも「改正できない」という認識を持ったことはないと述べた。 条項の内容は1936年以来7、8回改定されたと説明したチチェキは、「最後の2回は我々が改正した。必要ならば再度変更する」と述べた。301条の改正を求める人々に政府に提案を伝えるよう求めたチチェキは、「(提案の)どれを持って来ようと自由だか、他のものの要求は叶えられない」と注意を促した。 公正発展党アンカラ県支部のコジャテペ文化センターで開かれ 全文をよむ
アゴス新聞総発行人のフラント・ディンクが殺害された。彼が標的にされる原因をつくったのが「トルコ人に対する侮辱(国家侮辱)」罪であるといえる。彼の死をもってさえも、この罪をつくりだしているトルコ刑法第301条改正のために、政治を動かすことはできなかった。アンカラの政治の舞台裏では、各政党が国会において、近づく総選挙で民族主義者の票を失いたくないため、301条に関連し働きかけることを放棄していると語られている。政権与党である公正発展党は改正への第一歩をしるすことを望んでいないように見える一方で、共和 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル外相は、刑法第301条のためにいくつかの問題が起こっていることに触れ、法律改正の必要性があると考えると話した。 ギュル外相は、レバノン支援会議への出席のためパリへ出発する際、エセンボア空港で記者会見を行った。質問に答える中で、ある考えの背後に強要や強い教唆がないなら、こうした考えが国中で自由に議論されるのを望むと述べ、「最近、刑法第301条によるいくつかの問題が起こっている。法律を一部改正する必要性があると我々も考えている」と話した。 全文をよむ
国連がテロ組織に資金を提供した人物と見なしているうちの1人、ヤーシン・エル=カドゥに関する捜査を行い、その際所属部署が変更となった財務検査官ハムザ・カチャルが、所得管理局の情報処理センターに違法に侵入し、政府の上層部における人物たちの資産・納税情報を引き出したとして告発されている。 財務省は、大統領、首相、参謀総長、政党の党首、官僚、新聞の運営者などについての資産・納税情報が違法に調査されたことを認めた。カチャルと、税務課長2名、課長補佐1名、及びコンピューター専門職員1名が解雇された 全文をよむ
元外相イスマイル・ジェムは、がん治療のため入院していたイスタンブル大学外科病院で人生の幕を閉じた。 イスマイル・ジェムは、肺の感染症のため2006年12月26日にイスタンブル大学外科病院に入院したが、今朝(24日)9時50分に亡くなった。 2007年1月15日、ジェム元外相の容態が悪いという報道に対し、娘のイペック・ジェム・タハさんと息子のイフサン・ケリム・ジェムさんは、父親の状態は悪くなく、化学療法を受けるため、入院して医師の指導に基づき治療を受けていると病院でメディア関係者に 全文をよむ
第七代大統領ケナン・エヴレンは、アルメニア系の新聞記者フラント・ディンク氏殺害の背後には、ある組織が関わっている可能性があることを明らかにしながら、「この殺人は一人の少年、またはそばにいた友人らの犯行ではない、トラブゾンにとぐろを巻いている輩たちがいる。17歳の少年は、特別に選ばれ、教育を施された」と述べた。 ケナン・エヴレン氏は、マルマリス県のアルムットアラン区ベヤズ・エヴ通りにある住居で、DHA特派員の質問に答え、オギュン・サマストの犯行によって殺害が実行されたことを解説した。この 全文をよむ
クズルジャハマムで行われた公正発展党(AKP)の会議で、アルメニアの歌として知られている「ブロンドの花嫁(サル・ゲリン)」が流された。エルドアン首相は「神が我々の統一と友情を傷つけようとする者たちにチャンスをお与えになりませんように」と述べた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、フラント・ディンク氏の殺害に関して「我々は裏切り者の挑発に直面している。何よりもまず、公正発展党政権としての我々の責任は重大であり、これを認識している」と述べた。「神が我々の統一と友情を傷つけようとする者 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、アゴス紙の総編集長フラント・ディンクが殺害されたことを、「忌わしい襲撃であり、血に染まった挑発」と位置付けた。エルドアン首相は、この襲撃により自由な思想と民主主義に弾丸が発射されたと語った。 閣議を予定の半分で中止し会見を行ったエルドアン首相は、ディンク氏が忌わしい殺人の犠牲になったと述べ、次のように語った:「暗殺の手は、再び反逆の野望を叶えるために、なんと残念なことに我々の国を選んだのだ。明言しよう、ディンク氏個人の身上で起きたこの襲撃は、国民として 全文をよむ
イラクとキルクークに関する論争に、民族主義者行動党(MHP)党首デヴレト・バフチェリも加わった。MHPによる解決案を明らかにしたバフチェリは、北イラクに対する経済封鎖を提案した。 北イラクの目的を阻止するため、トルコの持つ力を行使することを望むバフチェリは、戦略として次のことを列挙した。 「ハブル国境ゲートの閉鎖、キルクーク・ユムルタルック間パイプラインの活動休止、北イラクに対する食料その他支援物資の供給停止、北イラクで業務活動を予定する外国企業のトルコ上空通過の禁止、シリア、イラクとの貿易 全文をよむ
共和人民党(CHP)デニズ・バイカル党首によるタイ視察中止要請に反し、CHPイズミル選出のムハッレム・トプラク議員と同党48人の議員を含む223人の一団はタイ視察に向かった。この行動に党は混乱している。 CHPイズミル支部長のセルチュク・アイハン議員は「党本部の忠告が党会議で取り上げられた。その後何人かを説得したが、タイに向かう議員は多数になってしまった。視察に向かった者らは間違っている」と語った。今回のタイ視察は、イズミル市役所が2015年に開催される国際博覧会をイズミルに招致するためロ 全文をよむ
共和人民党党首デニズ・バイカルの「政府が、イラク問題において権限が欲しいのであれば我々も手助けしよう」という発言の波紋が続く中、政府は、イラクでの進展を大国民議会の特別部会で取り上げることを決定した。 タイイプ・エルドアン首相が首相府で昨日(1月15日)行った閣議では、イラクでの進展が議題に取り上げられた。外務大臣アブドゥッラー・ギュルは、イラクでの進展に関心を寄せる大臣らに情報を伝える一方、エルドアン首相も一人一人大臣らの見解を聞いた。 ■国民議会での動議 エルドアン首相は、イラ 全文をよむ
トルコの外交において優先事項の1つとなっているキルクークの未来について議論するため、イラクからさまざまな政党の代表を招いた会議がアンカラで開催された。 国際戦略協会が開催し「キルクーク2007」と題された会議では、「キルクークはイラクの都市である」というメッセージが掲げられた。パネルディスカッションに参加したイラクの政治家たちは、キルクークの現状が明らかにされるためにも、今年計画されている国民投票には、全イラク国民の参加が必要だと述べた。会議はトルコがキルクークに対して干渉する可能性があると 全文をよむ
ムスタファ・アクンジュ:北キプロス・トルコ共和国元副首相、平和民主運動党党首 ■トルコ共和国が直面している難問の一つがキプロス問題です。しかし、なぜかこの問題には、支離滅裂な側面もあります。まず、北キプロス・トルコ共和国(以下、北キプロスと略記)の公式な立場をお伺いしましょう。北キプロスとは、何ですか? 北キプロスは、名目上は国家ですが、国家の機能を備えていない存在です。これは、トルコ共和国(以下、単にトルコという場合、トルコ共和国の意)の統制下にある、ある種の組織です。北キプロスは 全文をよむ
公正発展党(AKP)党首の、「大統領選と国会議員選挙に勝たなければならない。政治家にとって休むことは不可能だ」という発言は次のように解釈された ― 大統領選に出馬せず。 大統領選挙が近づくにつれ、タイイプ・エルドアン首相が候補になるか否かの議論が白熱している。新聞記者からあらゆる表現で同じ問いを受けつつも顔色ひとつ変えないエルドアンは、昨晩出演したテレビ番組での発言により(世間を)混乱させた。アンカラは昨日一日中「もしかしたらエルドアンは大統領職を考えていないのではないか?」という問いでも 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は最近のレバノン視察においてUNIFIL(国連レバノン暫定駐留軍)に参加しているトルコ軍部隊で、同じテーブルで食事をしたジェブライル・ダール隊員とアディル・オズカン隊員の様子を家族に伝えた。 エルドアン首相は、部隊で食事をしたガズィアンテプ出身のジェブライル・ダール隊員の母親エミネ・ダールさんとカフラマンマラシュ出身のアディル・オズカン隊員の母親エリフ・オズカンさんに土曜日の夕方電話をかけ、彼女らの息子の様子を伝えた。トルコ軍部隊を訪問し、食卓に招いた兵士 全文をよむ
1989年にブルガリアでの圧政から逃れた際に、土地と財産を没収されたトルコ系移民が、不当な扱いが撤回されないと非難した。70万人の移民は、キプロスのロイジドウ裁判を例に出して、必要とあれば、欧州人権裁判所に裁判も起こしうるとの見解を示している。 ブルガリアが2007年1月1日にEUに完全加盟したことを受けて、1989年にブルガリアからトルコに移住せざるを得なかった凡そ70万人のトルコ系移民にとって、新たな展開が話題となった。1989年にトルコ-ブルガリア間にいかなる相互移民協定も結ばれな 全文をよむ
トルコも政治と記憶に深い傷を残した死刑の舞台となった。 初めての合法的野党であった民主党を設立し、1950~60年にかけて首相を務めたアドナン・メンデレスは、1960年5月27日の軍事クーデターの後に、仲間たちとともに軍事法廷で裁かれた。メンデレス、ジェラル・バヤル、ハサン・ポルトカン、ファティン・リュシュトゥ・ ゾルルが憲法違反の罪で死刑判決を受けた。バヤルの刑は彼が高齢であったため終身刑に変更された。世界各国の指導者をはじめ、ジェマル・ギュルセル国務大臣、イスメト・イノニュ首相の恩赦の要請 全文をよむ
宗務庁がトルコ人視聴者に向け、「宗教テレビ」の2007年放映を準備している。 宗務庁は、このプロジェクトのなかで2007年度の財務予算から160万YTL(1億3500万円程度)の経費を計上した。このテレビ放送では布教活動のほか、衛星放送によって国外に住むトルコ人も視聴可能となる予定だ。また宗務庁は、「宗教テレビ」に加え、「宗教ラジオ」の放送も予定している。また放送方針については、アリ・バルダクオール長官がしばしば強調している「トルコのイスラーム」という概念の枠組みの中で定めていく予定だ。テ 全文をよむ
ディヤルバクル・スル市議会は、行政サービスにトルコ語以外の地方語の使用を認める決議をした。この決議に対し、内務省が即座に調査を開始させたとしても、現地で生活する人々の大半がトルコ語以外の言語を使用しており、この事実は議論が罪と罰という概念の外側でとりあげられるに値する。 もともとこの問題に関する最初の本格的な動きは、2年前、ヨーロッパ社会フォーラムに文書を送ったディヤルバクル・スル市のアブドゥッラー・デミルバシュ市長から出たものだった。デミルバシュ市長は、「多言語の観点から市政運営と地方行 全文をよむ
エルドアン首相は、中東和平が世界平和の鍵になると述べ、「中東諸国が望むならトルコが調停役になる。」と語った。 日帰りで訪問するため、特別機でレバノンを訪れたエルドアン首相はセニョーラ首相と会談し、トルコ軍を訪問した。エルドアン首相はセニョーラ首相との記者会見で次のように語った。 「世界平和の鍵」 我々は中東和平を、世界平和のための鍵と位置づけている。局所的、地域的そして地球規模ですべての関係者が中東和平のために建設的な貢献をすることを特にお願いしたい。 「既存の構造を守 全文をよむ
エルドアン首相は、失脚させられたイラクの元国家元首サッダーム・フセインが処刑されたことに関して次のように述べた。「現在のイラクはトルコにとってEU加盟交渉プロセスよりももっと優先順位の高い問題となった。」 エルドアン首相は、自宅のあるウスキュダル・エムニエト街区にあるアカベ・モスクで犠牲祭の礼拝を行った。 ■内戦がある エルドアン首相は、礼拝後に記者たちの質問に答えた。「サッダーム・フセインが犠牲祭前日に処刑されました。これについてどうお考えですか?」というある記者の質問に対し 全文をよむ
公正発展党がおこなった一番最近のアンケートによると、2002年11月3日には34.2%の支持を受けて与党となった公正発展党の支持率は30%に、共和人民党の支持率は14.5%に、無党派層は30%となった。 11月にトルコ全土2500人を対象におこなわれたアンケートによれば、公正発展党と共和人民党の支持票だけが足切り得票率(*訳者注 政党が議席を獲得するための最低得票率)を超える可能性がある。国民の半数が政府の政策が成功していると答え、半数が政策は失敗していると答えた。レジェプ・タイイプ・エル 全文をよむ
ビュレント・アルンチ大国民議会議長は、国会議員367名が本会議に出席しなければ大統領選挙は実施不可能とするサビフ・カナドオール元検事長の主張に対し、「憲法ならびに大国民議会の内規に反している」と述べた。アルンチ議長は、「国会議員以外の人が選ばれる可能性は100万分の1以下である。大統領には現役の政治家が就任すべきでないと言うのであれば、答えは明白だ。」とコメントし、自分自身のことを明示した。憲法によればアルンチ議長は、大国民議会で現在、政治活動を行っていない唯一の人物で、投票する権利すら持たな 全文をよむ
今日まで「大統領を、自分たちの中から、この国会が選ぶだろう」と述べていたエルドアン首相は、初めて「国会議員以外からも大統領になりうる」と発言を修正した。 昨晩(22日)ATVで放送されたTeke Tekという番組でファーティフ・アルタイル氏の質問に答えたエルドアン首相は、大統領選挙に関しても自身の考えを述べた。アルタイルの「党が多くの候補者をたてる可能性はありますか」との質問に、エルドアン首相は次のように答えた。 「可能性はあるでしょう。党が選ばない候補者、つまり、国会議員全員は(候 全文をよむ
トルコは審査手続きを完了した4つの分野で同時に交渉が開始されることを期待している。一方EUは、1分野のみ交渉を開始するとしている。 関税同盟追加議定書で求められている港湾の開放を行っていないという理由で、欧州評議会はトルコに対し8分野での交渉凍結、24分野については南キプロス(ギリシャ系)の拒否権行使という脅威が存続するかたちで交渉継続が決定されたが、小さくても前に進むよう努力している。トルコは、欧州委員会が審査プロセスが完了し、交渉開始の準備が整ったとした4つの分野(教育・文化、財政管理 全文をよむ
イギリスのトニー・ブレア首相は、「イギリスとして北キプロス・トルコ共和国への直接飛行について、我々が支援することは議論に値する。今は、はっきりとした事を申し上げられないが、継続して検討している」と話した。 昨晩(16日)アンカラへ到着したブレア首相は、エルドアン首相と会談した。首脳会談の後に、2人はカメラの前に姿を現した。 ブレア首相は話の中で、北キプロス・トルコ共和国に関し好意的シグナルを示した。そして次のように語った。「北キプロス・トルコ共和国への直接飛行について我々が支援するこ 全文をよむ
首相は、「北キプロス・トルコ共和国(KKTC)に対する経済制裁解除の約束を実行しないEUは、港湾問題で不当な行為を働いている」と語った。ギュル外相は「この問題はEU側のビジョンの欠落を示している」。 タイイプ・エルドアン首相は、トルコのEU加盟交渉についてのEU外相理事会での決定を、「不当である」とコメントした。「この決定は、トルコーEU関係が到達したこれまでの合意とは合致しないものだ。EUと共に決めた改革目標にも矛盾する」と語り、改革は断固として継続することを強調した。エルドアン首相は 全文をよむ
EUは、トルコが関税同盟追加議定書に応じて港を南キプロス側に開港していないことについて、トルコ政府を怒らせないよう配慮した決定を下した。欧州委員会の勧告に応じて期間議長国のフィンランドが提案したトルコについての決定は、昨日(11日)の外相会議でキプロス共和国、ギリシャ、オーストリアそしてオランダの反対によって9時間の交渉がなされた結果承認された。 ■決定の概要は以下の通り 35の交渉項目のうち8項目の交渉を凍結すること、準備が整っている項目については交渉を続け議定書の履行完了まで中止しな 全文をよむ
公正発展党(AKP)の国会議員のメヴリュト・アクギュンはタイイプ・エルドアン首相も支持している「65歳以上の者は政治に参加するな」という提言の発案者である。この提言はAKPを二分した。選挙が近づく中、65歳以上のAKP議員は、自分達を罠にかけたアクギュンに対する策略を練った。 策略の立案者は法務大臣のジェミル・チチェキだ。アクギュンが長年、年齢制限の65歳に近づいた国会議員の自らへの批判に対抗すべく努力を重ねる中、チチェキは興味深い提言をした。チチェキは高齢のAKP国会議員に対し「メヴリュ 全文をよむ
トルコ政府は、1港と1空港をキプロス共和国が使用できるよう開港するという件をEU委員会に提案した。ヤシャル・ビュユクアヌト参謀総長が、この件について知らされていなかったと明らかにしたことで、(この問題に関して)対立が激化した。 ビュユクアヌト参謀総長が「テレビで知った」と話したこの提案を、アフメト・ネジュデト・セゼル大統領もマスコミを通じて知ったことが明らかになった。セゼル大統領は、「私に直接的にも、間接的にも知らせてこなかった」と話した。 参謀総長がヒュッリイェト紙に対して行なった 全文をよむ
キプロスに関する提案に関し「知らなかった」という発言に反論したエルドアンは、「口頭の協議事項について大統領府にいちいち了承を求めない、書面上になればもちろん話は別だが」と述べた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、(南)キプロスに港や空港をトルコが開港するという提案に関しおこなわれた批判に激しく反論した。エルドアン首相は次のように述べた。 「我々は単なる口頭協議に関しても大統領府に了承を求めるのか、あるいは関連組織に了承を求めるべきなのか?悪く思わないでほしいが、トルコ共和国政 全文をよむ
共和人民党(CHP)のデニズ・バイカル党首は、政府のキプロス政策がロンドン・チューリッヒ条約の終結をもたらすことになると主張し、たとえこの代償を支払ってもトルコのEU加盟は実現しないであろうと話した。 バイカル氏はヒュッリイェト紙に以下のように語った。 軍部を維持できなくなる 「政府の今の方針ではロンドン条約もチューリッヒ条約も維持できなくなる。これらの基はすべてなくなり、ただギリシャ側のキプロスが認知されるだけとなる。軍部の維持も困難になるであろう。政府のこの方針はアンカラ議定書 全文をよむ
ビュユクアヌト参謀総長は、1港と1空港を(南)キプロスにたいし開港するという提案について、「我々の意見としては、この提案は政府の公式見解からの逸脱を意味する」と述べた。 ヤシャル・ビュユクアヌト参謀総長は、政府が1港と1空港を(南)キプロスへ開港するという提案を自身らに意見を求めずにおこなったこと、その事実をテレビの報道で知ったと語った。参謀総長は、出された提案が政府の公式見解からの逸脱を意味すると述べた。 ヒュッリイェト紙へのコメントで、「次のことをはっきり言おう。オフレコじゃない 全文をよむ
エルドアン首相は電話会談で、一連のEU問題についてドイツのメルケル首相に警告を発した。エルドアン首相は党会議での談話で「このプロセスで感情的な対応をすべきではない、たとえ相手が感情的になってもだ。われわれは理性に従って堅実に行動しなければならない。遅かれ早かれ理性的行動が勝利する。トルコが失うものはない、失うものがあるのはEUのほうだ」と語った。 ■重要な10日間 エルドアン首相はEU加盟プロセスで向こう10日が極めて重要であることを指摘した上で、「トルコのEU加盟はグローバルなヴ 全文をよむ
法務相兼政府報道官のジェミル・チチェキ氏は、「トルコはEUの荷物ではない、数多の恩恵を生む国である」と述べた。 昨日(4日)の閣議の後の会見においてチチェキ氏は、「トルコの港を(南)キプロス側に開放しなければ、8項目における交渉が開始されないこと」を提示した欧州委員会の勧告に対し、「客観的、公正ではなく、認められるものではないこと」を述べた。 チチェキ氏は、EUに加盟を果たした、または加盟しうる諸国より、多くの分野でトルコは進んでいると主張し、委員会の勧告がより厳しくなるよう提案した 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、テヘランに向かう中新聞記者との談話で、「米軍が北イラクに横滑りするのは個人的には誤っていると思う。そこにはなにも問題がないじゃないか、軍事的に問題があるところにとどまればいい」と警告を行った。 首相は、EU委員会が交渉を8項目で棚上げとするという決定に対して次のように述べた; 「イタリアのロマーノ・プローディ首相と面会した時、『うろたえる必要はない。好都合でさえあった』、と述べた。彼は経験のある、委員会の長をやった人物だ。」 (また)エルド 全文をよむ
トルコが関税同盟の追加議定書通りに南キプロスに対し開港していないことに対して、欧州委員会は35加盟交渉議論事項のうち、8項目の交渉凍結を通告した一方、いくつかのEU加盟国はこの程度で甘んじてはいない。EUがトルコに対して、態度を硬化させることを最も望んでいるドイツ首相のアンゲラ・メルケルは、交渉を継続させるための共同決定を望んでいることが明らかとなった。しかし同委員会は、交渉項目がすべて凍結されることを通告してはおらず、同議定書を実行させるための期限も設置しなかった。 シュピーゲル誌によれ 全文をよむ
宗務庁長官がローマ法王を非常に丁重にもてなしローマ法王のひどい発言をうまく批判したこと、イスタンブルのムフティーがスルタン・アフメト・モスク(通称ブルーモスク)でイニシアチブをとってローマ法王を祈りに招いたことが評価された。 ローマ法王ベネディクト16世をもてなしたトルコのイスラム宗教指導者たちの厳粛な態度と親切なもてなしは多大な評価を集めた。宗務庁長官アリ・バルダクオールがローマ法王を非常に丁重に接待する一方、イスラームに関してローマ法王が語ったひどい発言をうまく批判したことは賞賛を得た 全文をよむ
リガ(ラトヴィア)から帰国する機中でエルドアン首相は、最近報道された世論調査の結果に関連して、「大統領夫人の頭はスカーフで覆われるべきでない」に対する見解を新聞記者たちに尋ねられると、次のように述べた。 「私たちはこの道に妻とともに入りました。アッラーがそのようなことを我々に示されることが決してないようにと願うのですが、一部の人々が『奥さんの頭のスカーフを取りなさい』といって、私たちにアイデンティティーを変えるよう要求してきます。これは政治的アイデンティティーが弱いことを意味しています。私 全文をよむ
ローマ法王は、ドイツでのイスラムに向けた批判を含めた談話の「謝罪」として受け入れられうるコメントをした。 ローマ法王は、「イスラム教は平和の宗教です。真の知性と学問によって練り上げられました。全ての宗教のように、イスラム教も平和をもたらしました。その教義は知性と平和の上に作られました」と述べ、次のように語った。 ■光栄です 「私にとってここにいることや、トルコの方々の創造力を目の当たりにできることは大変に光栄なことです。みなさんの宗教の歴史を理解することは私に喜びをもたらしてくれま 全文をよむ
アタテュルク廟を訪問したローマ法王・ベネディクト16世は、赤と白の花を供えたアタテュルクの廟の前で長い黙祷を捧げた。法王はアタテュルク廟の来館帳に “あなたの言葉を自分の言葉のように言うことに幸せを感じます”という言葉とともにアタテュルクの“内に平和、外に平和”という言葉を記した。 法王は、アンカラでの会談前にアタテュルク廟を訪問した。200もの報道陣が随行した訪問の際、法王ベネディクト16世と同行者は、“法王ベネディクト16世”と記された赤と白のカーネーションからなる花輪を携えた二人の兵 全文をよむ
共和人民党のイズミル選出ジャーナン・アルトマン国会議員は、イズミルで生後17ヶ月のN.N.B.ちゃんに対するレイプで頂点に達した乳児に対する搾取行為について、量刑を重くした終身刑を科すための法案を作成した。 アルトマン氏は、「人々がこれほど下劣になれるとは誰も思わなかった」ため、この行為に対して法が整備されていないことを強調した。同氏の法案は共和人民党党派も承認済みであり、トルコ刑法の第103条に次のパラグラフを付け加えることを見込んでいる。 「生殖器の発達を終えていないこどもに対し 全文をよむ
ローマ法王ベネディクト16世のトルコ訪問に抗議しようと、至福党(SP)が100万人参加を目標に主導したデモにおよそ3万人が参加した。このデモの様子を国内外あわせて235人の記者が取材した。またプロジェクターの大画面に映し出されたネジメッティン・エルバカン元首相は「教皇はビザンツを再興させようとしているのだ」と語った。 イスタンブルのチャーラヤン地区で昨日開催された「十字軍連合にノー、教皇は来ないでほしい」と題されたデモで、参加者に大声で語りかけたエルバカン氏は、教皇は一生イスラムに敵対する人 全文をよむ
宗務庁長官のアリ・バルダクオールは、ローマ法王ベネディクト16世とおよそ40分ほど続くであろう非公開の会談で議題となりうることを、本紙に明らかにした。 バルダクオール長官は、法王がドイツのレーゲンスブルク大学で、東ローマ(ビザンツ)帝国のマヌエル2世パライオロゴスの言葉から引用した「ムハンマドは説いた信仰を剣の力で広めようとしたこと以外に新たに何をもたらしたのか」という言葉に触れ次のように語った。 「宗務庁として、イスラムの信仰と我々の国民的・精神的価値観に関して間違った見解が唱えら 全文をよむ
人口管理法の適用に関する法律が、本日刊行の官報に掲載され、施行された。 法律によると、婚姻期間中もしくはどんな形であれ婚姻解消後(離婚、死別など)300日以内に、トルコ人の父または母から生まれた子供は、出生時からトルコ国籍を取得することができる。 この子供は父親の姓を継ぎ、住民台帳(戸籍)では父親側の欄に籍を置くこととなる。 健康に誕生した子供は、出生後、トルコ国内では30日以内に出生地あるいは任意の人口管理局に、国外の場合は60日以内にトルコの在外公館に、出生を届け出ることが 全文をよむ
公正発展党主催の公開討論会で「ケマリズムは進歩というより後退といえる」と発言したガーズィー大学経済・経営学部のアッティラ・ヤイラ教授に対し、授業禁止処分が下された。 ヤイラ教授に関し、まず検察局の取調べが行われた後、所属先大学による調査が始まった。ヤイラ教授は「捜査の健全性」のため授業を禁止された。カドリ・ヤマチ学長は諸大学がアタテュルクによって創設されたことに言及し、大学が共和国の本質と深いつながりを持っていること、現行の大学当局もこうした見解のもとに教育を行ってきたことを述べた。そして 全文をよむ
政治の舞台裏は、MHP(民族主義者行動党)―CHP(共和人民党)の連立の噂でもちきりだ。MHP幹部のシャンドゥルは、「CHPのような党との共通項が増した」。アクシェネルも「かつての緊張関係はない」と述べた。 MHP のデヴレト・バフチェリ党首がCHPのデニズ・バイカル党首から賛辞を受けたことで、選挙後の連立の可能性が、政治の舞台裏で取りざたされるようになった。バフチェリ党首は、党大会の演説でAKP(公正発展党)とDYP(正道党)に対し反発を表明し、他方で、批判しなかったCHPとの連立に前向 全文をよむ
ローマ法王ベネディクト16世は、11月28日から12月1日までのトルコへの公式訪問の際に、文明間の融和という問題を主導する閣僚らとは会えないだろう。法王訪問の一週間前にして、アフメト・ネジュデト・セゼル大統領と会う以外に政府のどの要人と会見するかは依然未定である。 ローマからアンカラへ11月28日に訪れる予定の法王は、セゼル大統領による公式式典で歓迎されるだろう。アタテュルク廟も訪問する予定の法王は、その後宗務庁長官アリ・バルダクオールとも公式に会う予定である。 ■首相も外相もいない 全文をよむ
エルドアン首相は、「イスラム会議機構加盟国の社会的発展における女性の役割」というテーマで行われたイスラム会議機構の首脳会議に出席した。イスタンブルのデデマンホテルで開催されたこの会議で演説したエルドアン首相は、女性に対する差別は人種差別と同じくらい非常に危険なことであると述べた。イスラム社会には女性をめぐる問題があることについて認めるエルドアン首相は、「しかし、一般的に考えられているのとは反対に、問題なのは宗教ではなく、宗教的なものと思われている慣習なのです。」と述べた。慣習的殺人について言及し 全文をよむ
元首相であるビュレント・エジェヴィトの墓を移転する要求にアンカラ市と社会倫理協会から否定的な答えが返ってきた。 ラフシャン・エジェヴィトは、(夫である)故元首相の墓をギョルバシュに購入した土地に移転すると発表し、それに対しアンカラ広域都市市長であるメリフ・ギョクチェキが反対の意を表明した。 ギョクチェキ市長は、墓の移転の決定権は広域都市議会にあると述べ、「議会が移転を許す決議をするとは思わない」と述べた。 ■議会は承認しないだろう ビュレント・エジェヴィトが国家墓地に葬ら 全文をよむ
公正発展党に近い存在として知られているイェニ・シャファク紙の依頼でANAR社が実施したアンケートによると、「大統領には誰がなるべきか?」という問いに対して、「レジェプ・タイイプ・エルドアン」と答えた人は回答者のわずか12.9%だった。 「エルドアン首相に大統領になって欲しいか?」と言う質問に「いいえ」と答えた人は39.6%になり、「はい」と答えた人は29.7%にとどまった。アンケートによると、公正発展党に投票すると応えた人の割合は29%に下がった。 創設者ならびに元社長のなかに国務大臣 全文をよむ
グリーンピースメンバーのある一団は、「原子力発電所の建設及び稼動によるエネルギー販売に関する法案」に抗議するべく昨日トルコ大国民議会前でデモを行った。デモによって21名が逮捕された。 トルコ大国民議会の内務省に面した通りで午前中から集合したグリーンピースのメンバーは、「核エネルギーは死をもたらす」と書かれた垂れ幕を広げた。核エネルギーのシンボルと思われる黒いマントを着用し顔を白く塗ったデモ参加者たちは地面に寝転がり「死んだふり」をした。ある参加者は寝転がったメンバーの周りをチョークで囲った 全文をよむ
ラフシャン・エジェヴィト夫人は、NTVで放送された「理由」という番組の司会者ジャン・デュンダル氏に、夫の葬儀である結束がうまれたと明らかにした。 ラフシャン・エジェヴィト夫人は、ビュレント・エジェヴィト元首相の国立墓地埋葬の考えは自らのものではなく、ただそのように言われたので、そして緊急に解決しなければならなかったためにそこに埋葬したと述べ、次のように続けた。「ある土地を購入する予定です。夫が好きだった場所にしたいと思っています。ギョルバシュのある場所を購入し、そこに安置する予定です。」 全文をよむ
トルコの英雄、ビュレント・エジェヴィト元首相の葬儀が昨日盛大に催された。葬儀には政府高官や市民も駆けつけ、彼の冥福が祈られた。5人の大統領、元首相ら、軍関係者が最後のお別れのため葬儀に参加した。トルコ各地から集まった市民らも、エジェヴィトの亡骸にカーネーションの花を投げかけ、スローガンを叫びながら、最後の旅立ちに向けて、彼のそばに集まった。 エジェヴィトが結成し、名誉党首を務める民主左派党中央本部より100羽の白い鳩が放たれ、彼の棺は党員たちの涙とともに見送られた。 GATA病院より 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、12日、ビュレント・エジェヴィト元首相の葬儀で叫ばれた「トルコは世俗国家であり、世俗国家であり続ける。」というスローガンについて、公正発展党党大会で次のように応えた。「アタテュルクの原則を政治に利用することは見苦しいと思います。」 エルドアン首相は、81人の県連代表ならびに353人の国会議員の提議をうけ、総裁候補とされ、1330票を獲得し党総裁に再選された。その際、2票の無効票があった。 エルドアン首相は党大会での演説で、アタテュルクの原則を政治に利用する 全文をよむ
公正発展党(AKP)は、突然の党規変更で「党首」選に「規制策」を導入する。AKPの現在の党規では誰でもが党首候補者となれるが、今度の変更で、党首選においては20パーセントの代表党員の推薦を得ることが必要となり、この変更は将来のエルドアンの「大統領官邸」入りを目論んでのことではとの憶測を呼んだ。 Hurriyet紙が入手した情報によると、タイイプ・エルドアン首相は今日の会議を前に昨夜、臨時会合に招集したAKP選出国会議員らに、この党規変更を次のように明らかにした。 ■有名になりたがるタ 全文をよむ
警察はエジェヴィト元首相の葬儀に10万人の参列を見込み、垂幕の禁止はコジャテペ・モスクの中庭に限定した。葬儀には警察官1万人、民主左派党員5千人が動員される。 ビュレント・エジェヴィト元首相のために今日(11日)行われる葬儀での垂幕やスローガンの持込の禁止が緩和された。昨日(10日)警察に対してなされた最終の対策評価会議で、コジャテペ・モスクの中庭の入口に“検問所”が設置され、そこを通る際、参列者はチェックされることが決められた。垂幕について、雑踏の中では検査できないことから、当局者らはコ 全文をよむ
ムスタファ・ケマル・アタテュルクは、逝去から68年目の今日、トルコ全国で行われる式典やイベントで追悼される。アフメト・ネジュデト・セゼル大統領とタイイプ・エルドアン首相は、発表したメッセージのなかで共和制と世俗主義を強調した。リーダー達の11月10日の声明は次のとおり。 セゼル大統領:崇高なるアタテュルクは、我々の国家と同一視される存在であり、その精神に我々が到達することはとてもできない不死の指導者です。必死の努力と近代化への挑戦でもって他の国々の見本ともなったアタテュルクは、彼のもつ理想 全文をよむ
トルコ大国民議会の特別国会で故エジェヴィト元首相への追悼の辞が述べられた。スカーフ着用のメルヴェ・カヴァクチュ議員の国会追放を唱えた故エジェヴィト元首相に対し、公正発展党議員からも讃美に満ちた言葉が聞かれた。 政府を代表して発言したメフメト・アリー・シャーヒン副首相は、「50年にわたり政治の最前線で闘ってきた故人の軌跡は、われわれみなにとって価値ある手本だ。トルコはひとりの政治家を、そしておそらく最も大切な、大いなる経験を失ってしまった」と語った。 シャーヒン副首相は、次のように続け 全文をよむ
ビュレント・エジェヴィト元首相が、昨夜ギュルハーネ軍事医学校病院で亡くなった。ミュジャヒト・ペフリバン医師が、彼の死亡を報告した。5月18日に脳内出血で病院に運ばれたエジェヴィト元首相は、長期間に渡る治療の後、呼吸不全のため循環機能が停止し、22時40分に息を引き取った。 トルコの政界で「英雄」として知られ、「第三の男」に似つかわしいとされたエジェヴィトは、ここ半世紀のトルコ政治において名を印した象徴的人物の一人だった。トルコ政治に「白い鳩」や「青シャツ」現象をもたらした彼は、「詩人」とし 全文をよむ
集会で講演を行なった元ジャンダルマ総司令官で退役将官のシェネル・エルイグルは、共和国の価値を貶めようとする動きに注意を払い、以下のように述べた。 「共和国で演じられている計略、起こっている出来事を見て見ぬ振りをするのは、もうやめよ。トルコにとってアタテュルク主義の他に取るべき道は無い。トルコを占領する計画や、反トルコ国軍のプロパガンダが行なわれているのが、認められる。反アタテュルク世代が育ってきている。貧困や不正が日に日に増してきている。社会的国家たることを離れ、放棄している。そして政府は 全文をよむ
参謀総長のヤシャル・ビュユクアヌト陸軍大将は、ギリシャの参謀総長であるパナヨティス・ヒノフォティス海軍中将と行った会談で、「NATOの枠組み内で平和支援作戦へ参加するために、合同の作戦連合軍を組織すること」、ならびに「必要だと判断された場合には、NATO即応部隊(NRF)の軍事行動に参加するために合同の陸軍部隊を組織すること」がとりあげられた。 参謀本部からの発表では、会談で議題となった事項が次のとおりまとめられた。 ・ 前もって合意に達している安全向上対策の軍事に関連する部分を検討し、 全文をよむ
55カ国から500人近くのジャーナリスト関係者が参加した“ニュースエクスチェンジ2006”会議で、エルドアン首相はあるアルメニア人新聞記者の主張に対し「あえて申し上げます。我々は古文書館を開放しました。アルメニアも開放して下さい」と語った。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、EU加盟は、それが持つ意味の観点から、樹立83年の共和国建国の理想であると話し、「加盟プロセスが難航せずに進んでいる点で、EUの態度は非常に大きな重要性を持っています。我々の最近の歩みが示しているように、一部の者が 全文をよむ
シュメール学者ムアッゼズ・イルミイェ・チュー氏と出版元は、著書『一国民としての私の反論』が原因で裁判にかられていたが、初公判で無罪判決を言い渡された。92歳になるチュー氏は、裁判所の出口で応援してくれた人々に対し「この国が滅びることはないだろう。」と言い、謝意を表した。 トルコ初のシュメール学者の1人である92歳のムアッゼズ・イルミイェ・チュー氏は、『一国民としての私の反論』という著書の中で「人の悪意と敵意を挑発した罪ならびに侮辱罪」を犯したとされ公判中だった裁判で、無罪判決を言い渡され 全文をよむ
政府報道官のジェミル・チチェキ法相は、トルコ刑法第301条に関して、直接名前は挙げなかったものの、ノーベル文学賞を受賞した作家のオルハン・パムク氏とイタリアから賞を授与されたエリフ・シャファック氏について言及し、「第301条は受賞に貢献した」と述べた。チチェキ法相はタイイプ・エルドアン首相が召集した閣議終了後に会見を行った。 ■論争の道具にされている 第301条改正を求める者は頭が混乱していると述べたチチェキ法相は、この問題が法の枠組みでは取り上げられていないと批判した。チチェキ法相は「 全文をよむ
至福党党首のレジャイ・クタンが議長を務めた、経済・社会研究センター主催の「国際国民の視座シンポジウム」は、ネジメッティン・エルバカン元首相が参加して始まった。シンポジウムでは、クタンがマスコミに公開して語った一方、エルバカンはマスコミを閉め出して語った。 デデマン・ホテルで行われたシンポジウムには、アフガニスタンのブルハーヌッディーン・ラバニ元共和国大統領、モロッコの公正発展党党首のサアデッディーン・オスマーニ、マレーシアのイスラム党党首のハーディー・アワンなど非常に多くの国から参加者があ 全文をよむ
与党AKP党イスタンブル議員ギュルセレン・トプズとAKP党イスタンブル議員ギュルダル・アクシットは、女性専用公園が作られたことを批判した。一方、AKPイスタンブル議員ゼイネプ・カラハン・ウスルは女性公園を支持している。 ミッリイェト紙が昨日見出しに載せた「イスタンブルに女性公園」という記事がAKPの女性議員を2つのグループに分けた。AKPイスタンブル議員ギュルセレン・トプズとギュルダル・アクシットは女性専用の公園が作られたことを認めず、ゼイネプ・カラハン・ウスルは支持している。 AK 全文をよむ
副首相兼外務大臣のアブドゥッラー・ギュル氏は、ジュッペリ・アフメト・ホジャの映像について「行き過ぎである」とコメントした。 ―ジュッペリ・アフメト・ホジャの映像が話題になりました。外相のご意見は? 首相が訪米を終えて帰国したときに、あなた方に説明したとおりです。率直に言えば行き過ぎだと思います。この種の度を越えた状況は一部の国々ではより少ないのですが、わが国では広く行き渡っています。透明性があり、オープンな社会原則が確立されているところでは、この種の行き過ぎが世論にさらされるたびに 全文をよむ
A&Gリサーチ社が行った調査によると、EU加盟を望む人の数はこの1年で急速に減少した。調査結果によると、「トルコがEUに絶対加盟すべきだ」と答えた人の割合は2002年には56.5%、2004年では67.5%、2005年では57.4%、今年は32.2%であった。 この調査は、9月23-24日に32県で2408人に対面形式で行われた。「EUへ絶対加盟すべきだ」と答える人の割合が減少する一方、「EUへ絶対加盟すべきでない」と答えた人の割合は増加した。2002年にEU加盟を望まない人の割合は17.9% 全文をよむ
アルメニア人「虐殺」に関する主張を2004年の議会の議決を受けて認めているカナダが、驚くべき一歩を踏み出した。カナダはトルコが提唱する、歴史家たちによる調査委員会の発足を支持することを明らかにした。 オタワにあるトルコ大使館で行われたトルコ・カナダ友好団体の集会にはカナダのピーター・マッケイ外相も出席した。そこで1915年の出来事に触れながら、「東アナトリアのアルメニア人たちが受けた苦しみは、人類の歴史における悲劇の一部である。二度とこのようなことが起こらないように、記憶にとどめておくこと 全文をよむ
イスケンデル号とセルダル号は、レバノンで任務にあたるトルコ兵をベイルートに搬送する。両船艇が接岸する予定のレバノン港では、レバノンで任務を行うトルコ兵をあらゆる攻撃の可能性から守るため、広範囲にわたり警備体制がしかれた。腕のよい狙撃兵が港に面する要所を監視する一方で、港内ではM-16型の自動小銃を手にしたレバノン兵がパトロールをした。ベイルート港には、まず海軍に属するセルダル号が碇を下ろした。セルダル号の背後には、巨大なイスケンデルン号が接岸した。この時ベイルートに雨が降った。数分前まで晴れてい 全文をよむ
国連レバノン暫定駐留軍(UNIFIL)に参加するトルコ部隊はメルスィン港で行われた出発式典で見送られた。 地中海地方駐屯本部で行われた式典には、メルスィン県のヒュセイン・アクソイ知事、共和人民党のマジット・オズジャン市長、地中海地方駐屯本部のヴェイセル・キョセレ准将、そして士官やレバノンに駐留する兵士の家族らが参加した。司令官の演説が終わると、工兵部隊の兵士95名が「TCGイスケンデルン号」に乗船した。 トルコ人部隊のレバノン到着で、護衛警備艦隊コモドロに属する工兵部隊の民間人24名含む 全文をよむ
ラジオ・テレビ高等機構 (RTÜK)は、ラジオならびにテレビ局に対し、フランス製作の番組・映画等を放送しないことが望ましいと発表した。ラジオ・テレビ高等機構が出した声明文書は次のとおり。 「アルメニア人虐殺を否定する者の処罰を盛り込んだ法案は、トルコ人の歴史に対して非常に不当なものである。この法案が完全に議題から取り除かれない限り、トルコで放送を行うラジオならびにテレビ局がフランス製作の番組・映画等を放映しないことが望ましいと満場一致で決められた。」 ラジオ・テレビ高等機構のシャーバ 全文をよむ
祖国党(ANAP)は、イスタンブル県本部があるビルを売却し、銀行に約40億YTL(新トルコリラ、約3200億円)の借金を返済した。同党は資金的な問題から、アンカラにある党総本部の建物さえ一時売却しようとしたことがある。 国の予算から80億YTL(約6400億円)の補助金を受けている祖国党は、経費節減のためイスタンブル県本部ビルを売却することになった。祖国党が1983年以来利用してきたベイオール区にある5階建てのビルは、先日、約300万USドルでガランティ銀行に売却された。 祖国 全文をよむ
断食と疲労から血糖値が低下したエルドアン首相は、公用車の中で具合が悪くなった。5分後に病院へ運ばれたが、前代未聞の失態によって車の中に「閉じ込め」られてしまった。車の中で朦朧とした状態で倒れてしまった首相は、ボディガードが車の防弾ガラスを標識、鉄の棒、金槌で割ったのち病院に運ばれた。空腹と疲労から血糖値が低下したことが判明したが、9時間半後には退院した。 首相はボディガードのハリト・オズギュルとアダナ選出議員のオメル・チェリキ補佐官が同乗していた公用車で、昨日11時にトルコ大国民議会のチ 全文をよむ
チチェキ法相はトルコ大国民議会の法務委員会会議に来たところで、トルコ刑法第301条に関する記者らの質問に答えた。 ある記者が「アブドゥッラー・ギュル外相兼副首相は、第301条は改正することが可能であると発言しました。政府にこのような動きはあるのでしょうか。こういった改正はいつになるのでしょうか。」と質問したことに対しチチェキ法相は、ギュル外相の発言をメディアで知ったと述べた。 チチェキ法相は、議論が当初から「第301条は改正されるべき、または改正されるべきでない」という不適切な観点で 全文をよむ
エルドアン・テズィチ高等教育機構理事長は、アルメニア人虐殺否定処罰法案がフランス国民議会で承認されたことに反発を示し、世界で少数の人にしか与えられないレジオンドヌール勲章を返還した。 高等教育機構が昨日行った発表で、テズィチ理事長が2004年9月17日に授与された勲章をフランスへ返還したことが伝えられた。発表内容は次のとおり。 「アルメニア人虐殺を否定する者たちを処罰することをもりこんだ法案をフランス国民議会が可決したことに抗議として、レジオンドヌール勲章を与えられたトルコで唯一の受賞者 全文をよむ
デルヤ・サザク:フランス国民議会で可決された「アルメニア人虐殺否定処罰」法案について、トルコのアルメニア教会総主教として反対されました。こうした試みを、トルコ・アルメニア社会の「対話へ」の痛手と位置づけられましたね。フランスは、なぜこのようなことをするのでしょうか? メスローブ2世:ここ最近憂えているのは、アルメニア・トルコ間の対話がなくなってしまったことです。問題は、アルメニア共和国だけのものではないのです。ディアスポラ(離散者)がありますよね。ディアスポラがアルメニアの人びとに影響を及 全文をよむ
エルドアン首相はフランス国民議会のアルメニア人虐殺否定処罰法案を受けてフランスとヨーロッパに対し反発を示した。首相は、法案によって中世の暗黒時代に戻ることを〔フランスは〕望んでいると述べ、「中傷と虚言を吐くような者は、自国の歴史を見てみるがいい。自国の歴史を省みる勇気があるなら、公正に人間性を追求すべきだ。わが国の歴史に宗教裁判はなかった」と語った。首相は昨日行われた公正発展党党会合で次のように述べた。 ・理性の堕落:今日、フランスで内政の具としてトルコに対してなされたばかげた主張は真実に 全文をよむ
欧州委員会のEU拡大担当委員であるオッリ・レーン氏は、フランスがアルメニア人大虐殺を否定する者を処罰しようと準備している法案を非難した。同氏は、法案が可決されればEU-トルコ関係に深刻な悪影響を及ぼすと述べ、フランス国民議会が責任のある振る舞いをするよう次のように呼びかけた。「この法案が成立したらどうなるかを熟考してくださるよう要請する。」 レーン拡大担当委員は、法案がフランスとフランス国会議員の問題であると述べた上で次のように続けた。「フランス国民議会がこの法案を承認した場合、このことが 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、反動という概念の定義をめぐる議論が行われている最中に、「完璧な国家」とはどのようなものであるべきかを定義した。 エルドアン首相の定義によれは、完璧な国家に必要な要素は、民主主義、世俗主義、社会福祉主義、法治主義である。同首相は、そのうちの1つでも欠ければ、完璧な国家とはいえないと述べた。エルドアン首相は、ある私立大学の始業式で講演し、次のように語った。 「民主的、世俗的、そして社会福祉を充実させた法治国家であること。この4つの概念を我々はよく理解する 全文をよむ
EU委員会副委員長ギュンター・フェアホイゲンは、EUの対トルコ政策を強く批判した。フェアホイゲンは、本日発行されるビルト・アム・ゾンターク紙で次のようにコメントしている。「ヨーロッパはトルコに対して後ろ向きな姿勢しかみせていない。我々は、トルコの変革に目を向けようとせず、トルコの弱点だけを気にかけている。我々の望む改革実施に関し、トルコが無関心なのはこのためだ」 フェアホイゲンは、改革に対するトルコの無関心が、ヨーロッパにおけるトルコの改革成功否定論を形成していると強調し、「これは、結果として、 全文をよむ
メルケル首相は、トルコの改革を評価するとともにその継続を望み、党として特権的パートナーシップを提唱してきたのに反して、正式な同盟国とする約束を守ることを明言し、喝采を受けた。 ドイツ首相アンゲラ・メルケルは、キリスト教民主同盟の党首(の立場)としては、トルコをEUの「特権的パートナーシップ」とするとの提唱に賛同しているが、「合意は拘束する」の原則に則り、トルコとの約束は守られるであろう、と述べた。メルケル首相のこの言葉は、拍手喝采で迎えられた。 昨日、トルコ会議所・商品取引所連合とト 全文をよむ
ナームク・タン外務省広報官は定例記者会見で質問に答え、トルコ軍がレバノンに派兵を始めたとの報道を概ね事実と述べた。 タン外務省広報官は、国連レバノン暫定軍で海軍部隊の任務につくため、ガズィアンテプのフリゲート艦が今日(10/6)アクサズ基地からレバノンに出発すると話した。また、陸軍部隊で任務を遂行する一隊が、来週メルスィン港およびアクサズ基地からレバノンに2回に分けて派遣される計画があることも明らかにした。 同広報官は、この問題に関する活動は続行中であると述べた上で、先週までの間に 全文をよむ
公正発展党、共和人民党、祖国党は国会議員の被選挙権年齢を30歳から25歳に引き下げることで合意した。また、無所属候補者用の投票用紙は「悪用を防ぐ」ため廃止が決定された。 公正発展党、共和人民党、祖国党は国会議員の被選挙権年齢を30歳から25歳に引き下げる方向で憲法改正案に合意した。トルコ大国民議会で議席を有する諸政党は、南東部・東部で無所属や民主トルコ党の候補者が選出されるのを制限する目的で、投票用紙の変更についても合意した。 昨夜トルコ大国民議会にてエルドアン首相と公正発展党の会 全文をよむ
フランスのル・フィガロ紙は、欧州連合(EU)拡大担当オッリ・レーンが、アンカラで冷ややかな形で迎えられたことを明らかにし、「この原因は、欧州に対し攻撃を仕掛ける軍部である」と解説した。 フランスのル・フィガロ紙は、欧州委員会の拡大担当であるオッリ・レーンがアンカラで「冷ややかに」迎えられた、と伝えた。同紙は、レーンのトルコ訪問と最近(トルコ)軍部によるEUへの対立姿勢との(関連性を)評して、「レーンは、欧州に関しトルコ政界内で疑問が増していることと、EUが要求している改革に対ししだいに反 全文をよむ
脱走兵ハカン・エキンジはティラナ発イスタンブル行きのトルコ航空機をギリシャ上空でハイジャックした。犯人はパイロットらと兵役について話し、法王にメッセージを伝えることを要求。4時間半後に投降した。 ティラナ-イスタンブル間を運行するトルコ航空機「チャナッカレ」号は、脱走兵ハカン・エキンジによってギリシャ領空でハイジャックされた。戦闘機に伴われてイタリアのブリンディシ軍事空港に着陸させられたハイジャック犯エキンジは良心的徴兵忌避者といわれ、政治亡命を要求し投降した。ローマ法王ベネディクト1 全文をよむ
参謀総長ヤシャル・ビュユクアヌト氏は最近注目を集めていた会見の中で、EU、トルコ経済社会研究財団(TESEV)、前民主党議員ら、クルド労働者党(PKK)、反動といった諸問題に関する厳しい声明を発表した。ビュユクアヌト氏は、個人名の明言は避けつつ、トルコ大国民議会議長ビュレント・アルンチ氏の発言「世俗主義の再定義」の呼びかけをトルコにおける反動のひとつの証拠として示した。 ビュユクアヌト氏は、先週士官学校の2006年―2007年度開会式典でのスピーチで、反動に関する陸軍大将発言に同感の意 全文をよむ
イムラル島で終身刑に服している、分離主義者の指導者アブドゥッラー・オジャランとクルド系民主市民党が停戦を勧めたことで、KKKに名称を変更したPKK/KONGRAGELは、今後の「停戦」を表明した。この決定を、テロ組織のリーダーの一人ムラト・カラユランは北イラクのカンディール山でおこなった記者会見で発表した。 カラユランは、イラクとトルコにおける諸組織が停戦に従うと発表し、「トルコ軍がPKK撃滅作戦をしない限り」停戦を続けていくと表明した。同氏は、トルコ政府が停戦ではなく戦闘放棄を要求してき 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、「世俗主義」に関する発言に対し、「世俗的、民主的、法治国家の中で、もはや後退はできない」という言葉で賛同する一方、「スカーフ」問題では忍耐を求めた。同首相は、新カリキュラムについて、「世俗的な枠組み」であることを強調し、一昨晩サマンヨル(銀河)TVで次のような見解を述べた。 世俗主義を強調:わが国は、世俗的、民主的な法治国家である。そうした国家の中で、我々はもはや後退はできない。日々前進しなくてはならない。民主化の過程にあるトルコが、こうした枠組みを失 全文をよむ
欧州議会で欧州議会議員ジェム・オズデミル氏の尽力により承認されたトルコレポートに、はじめて「スカーフ問題」が入った。レポートでは、特に大学でのスカーフ問題が解決されなければならないことが強調され、これにより欧州議会の注目は高等教育機構(YÖK)に向けられることとなった。第2547号の高等教育法にはスカーフ禁止項目が存在しないにもかかわらず、高等教育機構は憲法裁判所および行政裁判所の決定に基づきスカーフを禁止している。 ■大学で勉強すべき 一昨日欧州議会で承認されたトルコレポートでは、 全文をよむ
共和人民党は、ワクフ法案によってアヤソフィアまでもが非ムスリムたちの手に渡ろうとしていると主張した。一方ワクフの責任者である国務大臣兼副首相メフメト・アリ・シャーヒンは、アヤソフィアの土地権利書を示しながらその主張を否定した。シャーヒンは、“アヤソフィアは我々のものである。誰に渡すというのだ”と述べた。シャーヒンの説明によると、アヤソフィアの土地権利書の記載では、アヤソフィアは‘征服者メフメトのワクフ’とある。アヤソフィアが征服者メフメトの名義で登記されているので、誰もアヤソフィアを返還請求でき 全文をよむ
陸軍大将イルケル・バシュブー氏は、「反動的脅威」が懸念すべき域に及んでいると警告した。同大将は、「シビリアンコントロールに服さず、権力を行使した」とトルコ国軍(TSK)を非難した駐トルコ代表ハンス・ヨルグ・クレッチマー欧州委員に対して、「(その判断は)大きな過ちである。トルコ国軍は、国家の民族性、一元性、世俗主義(原則)を堅持するために何時も尽力してきた、これからも尽力していく」と返答した。 バシュブー陸軍大将は昨日、陸軍学校の2006年-2007年における教育年度開始式典で、簡潔に次のような 全文をよむ
ババジャン国務相(EU加盟交渉担当)に続きギュル外相も301条問題解決に道を開くことを受け入れ「修正しうる」と発言した。チチェキ法務大臣とシャーヒン副首相は「司法の一定見解を待たなければならない」と述べ、EU関係者は「懸念している」と語った。 トルコ大国民議会(TBMM)は、欧州共同体(EU)への加盟を目的とした改革パッケージを議論するため臨時召集されたが、政府の懸案事項でありEUが最も強く要求する「トルコ刑法第301条の廃止、もしくは修正」問題で混乱した。 アブドゥッラー・ギュル外相と 全文をよむ
国家安全保障評議会は、オスマン帝国時代の地券文書(土地証文)群をトルコ語に翻訳して、コンピューターに入力する「地券文書の電子化プロジェクト」を「民族的かつ政治的な悪用への材料」になりうるという理由で反対した。国家安全保障評議会は、地券及び地籍簿総局に送った「極秘」文書において、こうした情報の利用制限を求めた。 同総局は、オスマン帝国時代の地券をトルコ語に翻訳し「国立文書館」に移管して公開への布石を敷く電子化プロジェクトに関して、諸機関に見解を尋ねた。 ■准将は答えた ニハト・シャー 全文をよむ
行政裁判所のスムル・チョルトオール長官に次いで、行政裁判所の検事長にも女性裁判官が選ばれた。ザフェル・カンタルジュオールが定年退職することにより空席となった検事長職に、行政裁判所副長官であるタンセル・チョラシャンが就任した。 行政裁判所では、空席となった検事長職について昨日選挙が行なわれた。選挙にはタンセル・チョラシャンのほか、行政裁判所襲撃事件で負傷したムスタファ・ビルデン、ギュンギョル・デミルカン、アリ・ギュベンとイルハン・ディンチが立候補した。95人のメンバーから48票を獲得したタン 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、アカデミズムの中で論議を生むであろう発言をおこない、オスマン帝国からトルコ共和国への移行期に知識人中には、自身のアイデンティティや価値観に疎くなる者もいた、と述べた。エルドアン首相は、昨日第15回トルコ歴史会議でおこなったスピーチで次のように述べた。 ■自らの文化に立ち返る人物 「何世紀にもわたるこの大きな経験は、今日衝突によって暗くなっている世界にとっても重要な手本であり、啓示の源である。こうした啓示は誰にも増して、トルコ知識人、トルコ科学者、ト 全文をよむ
9・11同時多発テロから丸5年を迎え、アイゼンハワー・フェローシップがイスタンブルで開いた会議は、東西間の認識の違いを解消するためにトルコが果たすべき役割は非常に重要であるという結論に達した。トルコの(EU)加盟がEUを強化するのと同様に、中東諸国にとっても良い刺激材料となるという意見が表明される一方、トルコ政府が表現の自由や少数民族の宗教の自由といった領域で事態を進展させることが重要との意見も出された。 アイゼンハワー・フェローシップが主催した「変化のためのネットワーク構築:ヨーロッパと 全文をよむ
PKK問題担当に任命されたトルコとアメリカの元軍司令官が水曜日の会合で顔を合わせる。会合の結果は、ブッシュ大統領とエルドアン首相の決定に影響を及ぼすであろう。 PKK問題担当に任命されたトルコとアメリカの「コーディネーター」が水曜日の初会合で対面する。アメリカ側のコーディネーター、ジョセフ・ラルストン退役大将が対談する相手は、トルコの「テロ対策高等評議会代表」として任命が決まったエディップ・バシェル退役大将となる。トルコ側は、PKKとの対話を連想させることを懸念して、「PKKコーディネータ 全文をよむ
トルコは大学での服装の規定から脱する努力をする一方で、なんでも禁止したがる者の思考は、今回はモスクに礼拝にいく者の服装に規定を求めた。 イスマイル・アー・モスクで行われた犯罪のあと、イスタンブルのムフティーであるムスタファ・チャールジュは、数人の新聞記者からこのこと(服装の規定)について質問を受けたことを認め、「残念なことに、新聞記者の一部が仮定のうえで質問した事柄だった」と語った。チャールジュ氏は本紙に対して、モスクが国家の公的機関のように扱われることはありえないと語り、「モスクへ来る人 全文をよむ
タリバンとの戦いのためアフガニスタンへトルコ軍を派遣してほしいというNATOの要請に対し、参謀総長であるビュユクアヌトは反対の意を表した:「テロとの戦争のためにただひとりの軍人でさえ行かせる訳には行かない」 レバノンに軍隊を派遣したことに関して論争が起こっている時期に、アフガニスタンにおけるタリバンとの戦いのために兵力の要請があることについて、参謀総長であるヤシャル・ビュユクアヌト大将は論争に終止符を打った。兵力の要望があるのは事実だとするビュユクアヌト参謀総長は、「テロとの戦争のためなら 全文をよむ
レバノンへの派兵法案が国会で激しい論争の末、承認された。340対192の賛成多数で承認された同法案により、トルコ軍は400年間支配し1920年に撤退したレバノンへ86年ぶりに戻る。 イスラエルによる攻撃後、徹底的に破壊されたレバノンに配備される国連軍へのトルコ軍参加に関する政府案は、昨日(5日)本国会で承認された。533人の議員が参加した投票では340人の議員が賛成した一方、192人は派兵へ反対票を投じた。1人は棄権した。国会が採択した歴史的決議により、トルコ軍は86年ぶりにレバノンに戻る 全文をよむ
レバノンへの派兵決議(内容)の線引きについてエルドアン首相とギュル外相に質問を浴びせかけた公正発展党所属の国会議員らは、とりわけ軍の派遣地域での任務とヒズブッラーの非武装化に対して懸念を示した。 議員らは次のような質問をおこなった。 ・レバノンへはアメリカとイスラエルの利益を守るために派兵するのか? ・トルコ軍の任務とは具体的に何をすることなのか?ヒズブッラーを非武装化させるような極秘任務もあるのか? ・国連平和維持軍の中立性はいかに確保されるのか?予想される武力衝突にあたって決定権 全文をよむ
共和人民党のバイカル党首は、レバノン情勢の主導権はイランとイスラエルが握っており、このことがトルコにとって非常に危険な分裂の糸口になりうる、と述べた。 バイカルは「トルコの7000万人の国民は、レバノンで衝突があった場合一方の側につくことになる。皆一緒になってイスラエルを嫌うか、ヒズブッラーの側につくことになる」と述べた。バイカルは、共和人民党はレバノン派兵に反対すると述べ、アンタリヤのローカル放送局であるARTテレビの「デリン・ダルガ」という番組で、次のように語った: ■「緊張が高 全文をよむ
国連は、レバノンのために組織される平和軍の活動に関する規則を確定した。この規則によると、トルコ軍は必要な場合、上官の命令を受けて実戦に参加、加えて銃剣を使用し直接相手と突き合うことになる。 トルコがレバノンに派遣する予定の、国連平和軍の指揮下において任務を行う部隊は、必要に応じて「銃剣戦争」も行う可能性があることが明らかになった。レバノンにおいて任務を行う国連平和軍の任務と権限を明らかにしている「戦闘規則」原案によると、使用する予定の武器の中には銃砲及び銃剣も挙げられている。 ■権限 全文をよむ
アフメト・ネジュデト・セゼル大統領は、「(1922年)8月30日の勝利は、新しいトルコ国家が沈むことのない太陽のように昇ることを知らせる吉報だった」と述べた。 セゼル大統領は、8月30日の戦勝記念日(ザフェルバイラム)に寄せた声明で、独立戦争勝利の重要な要因は、言語、宗教、民族の区別なく、全同胞が(1つの)国民を構成するという意識を持って一体となったことであったと述べた。 さらに大統領は「こうした事柄を区別して、我々の統一と不可分な一体性を犠牲にしてはならない。区別を生み出そうとする者に 全文をよむ
アンタリヤで前日に起きた、3人の死者を出した爆発事件のこん跡を消そうと、商店主、市当局と市民が一致団結した。警察は一人の容疑者の行方を追っている。 商店主、観光業者、市当局と国の機関は、アンタリヤの繁華街のひとつ、ドネルジレル通りの近くで前日に起きた爆発事件の後、心を一つに結束し、テロの跡を一刻も早く消し去るための共同作業を行った。自分たちの店の前に旗を掲げた商店主は朝まで店を、市の清掃部隊は通りを掃除した。 シュルナク出身のバキル・アイクルト(54)、同じくシュルナク出身のイムラン 全文をよむ
参謀総長職をヒルミ・オズギョク将軍から引き継ぐヤシャル・ビュユクアヌト将軍は、共和国の諸価値、世俗主義と国家の一体性を維持することはトルコ国軍の職務であり、これは内政干渉に当たらないと強調した。 統合参謀本部で昨日行われた引き継ぎ式でビュユクアヌト氏は、次のような要旨のメッセージを伝えた。 ・共和国の基本理念:国外の出来事に加えて、国内情勢の変化もトルコに影響を与えている。安全保障と憲法の第1,2,3条項に明記されているトルコ共和国の基本理念の観点から、分離独立運動と反動活動がこの時代に 全文をよむ
アンタリヤのカレカプス(城塞門)広場で起こった爆発によって、4人が死亡し、14人の外国人観光客を含む87人が負傷した。負傷者が近くの病院で治療を受ける一方、市庁舎の前に駐車された多数のオートバイのうちの1台に仕掛けられた約2キロのA-4型爆弾が、携帯電話からの遠隔操作で爆発させられたことが原因であると発表された。 アンタリヤでもっとも活気のある場所の1つであるカレカプス広場におけるドネルジレル市場の向かいにある市庁舎前で、16時45分に大きな爆発が起こった。この爆発によって、ウムラン・ 全文をよむ
政府は、レバノンへの軍隊派遣を決定した。アフメト・ネジュデト・セゼル大統領の派兵に反対するコメントから2日と置かずに召集された閣議では、トルコ大国民議会を今週あるいは遅くとも来週初めに臨時に召集し、派兵を決議にかけることを確認した。 内閣が昨日行った3時間半の閣議の後、政府報道官のジェミル・チチェキが会見を行った。中東情勢(への対応)について話し合ったことを明らかにしたチチェキは、「トルコは中東の国である。そぐそばで起こっているあらゆる出来事がトルコに様々な観点から影響を与えている。したが 全文をよむ
アフメト・ネジュデト・セゼル大統領は、陸軍司令部で行われた任期引き継ぎ式典の後に開かれたレセプションで、トルコが現在の条件下でレバノンに軍隊を派遣することは適当でないと述べた。 ■国家安全保障評議会でも言明 世界の大国のいくつかはレバノンに軍隊を派遣しないのに、トルコは派兵のために背中を押されたと語ったセゼルは、トルコの国益にかなわないためレバノンに軍隊を送ることは望ましくないという見解を示した。 セゼル大統領は、国連安全保障理事会がレバノンの停戦に関して採択した第1701 全文をよむ
トルコ・カザフ国際ホジャ・アフメト・イエセヴィ大学理事長にチェティン・ドアン元陸軍大将が選任されると、学長には元陸軍大佐のウウル・オラル教授が任命された。その後同大学はスカーフを着用した学生の受け入れを初めて停止するよう決定した。 スカーフを着用しているがために学校へ行けないトルコの女学生らにとって、カザフスタンの国際ホジャ・アフメト・イェセヴィ大学は望みの綱となっているが、同大学は今年初めてスカーフ着用の学生の受け入れ停止を決定した。大学の創立綱領に従いカザフスタン人とトルコ人両方の 全文をよむ
イランは、スカーフ着用を理由に教育を受けられないトルコの学生に対し奨学金を与えると発表し、これに伴い5人の学生に対し入学の優遇措置をとったことを明らかにした。 この発表をうけ、「高等教育協議会(YÖK)は、イランの大学学士号を認めるのか」という議論が持ち上がった。高等教育協議会幹部らは、これまでにイランで取得した学士号の承認申請を受けたことがなく、そのため承認の可否については明確な説明をすることができないとの考えを表明。 イラン政府は、中東での活動を教育の分野でも広げようとしている。同国 全文をよむ
行政裁判所が自身のイスラーム風スカーフの問題に関して下した判決が、アルパッサン・アスラン被告による行政裁判所襲撃を引き起こしたとされた。トルコでは(裁判の当事者の)アイタッチ・クルンチさんが学校の外でイスラーム風スカーフをかぶってもよいのか否かが何カ月にもわたって議論された。政治家、法学者、メディアはみなこの件について書き、議論した。今度はアイタッチ・クルンチさんが自分の意見を明らかにした。 行政裁判所第2局が自身について下した、学校の外でイスラーム風スカーフを身に着けることは法律違反であ 全文をよむ
民族主義者行動党のデヴレト・バフチェリ党首は、レバノンへ派兵するよりも(イラク国境地帯にあるクルド地域の)カンディル山でテロの根源を断つべきだと述べた。 バフチェリ党首は昨日発表した文書声明のなかで、「政府のレバノン派兵計画は、公正発展党政権の時代に顕著な、無責任で先見性のない無軌道な外交理念の、嘆かわしい新たな一例である」と述べた。 そして、公正発展党政府がEUとアメリカには卑屈な下請け根性たっぷりの態度を示し、テロに対しては(国民への)裏切りに値するほどの無能振りを示してい 全文をよむ
バイカル・共和人民党(CHP)党首は、トルコが国連平和軍に参加して、レバノンでの紛争の当事者となることは、重大な結果を招きかねないとの見解を示した。 同党イスタンブル県支部で昨日記者会見を行ったバイカル党首は、国連決議はレバノンでの停戦と合意を前提とはしていないと主張し、次のように語った: 「国連1701号決議は、ただ紛争を止めることを意味しているに過ぎない。我々も決議文を読んだ。英語の決議文には‘cessation of conflict’と書かれている。これは『紛争の停止』という意味 全文をよむ
国会議長アルンチが出席した開会式でスカーフで頭を覆った民族舞踊団が、ユルドゥル大臣のとった行動に対してスカーフをかぶらない状態でのデモを行った。 トルコ国会議長ビュレント・アルンチが出席した7月8日の開会式で頭部をスカーフで覆ったまま国民舞踊を踊らされた共和国小学校の民族舞踊団は、運輸大臣ビナリ・ユルドゥルムに対してスカーフを着用せずに現れた。 ユルドゥルム大臣は、昨日トゥンジェリのジュムフリイェト地区でトゥルクテレコムによって設立され、1,000万新トルコリラを費やした10の教室を持つ 全文をよむ
公正発展党設立5周年を迎え、ネジャーティ・チェティンカヤ副党首を長とする代表団がアタテュルク廟を訪問した。 アブドゥラティフ・シェネル、メフメト・アリー・シャーヒンの両副首相、エネルギー相のヒルミ・ギュレル氏と国会議員数人から成る一団は、代表団としてアタテュルクの霊廟に献花し、黙とうした。アタテュルク廟特別名簿に記帳したチェティンカヤ氏は、「われわれの偉大な建国者よ、あなたの残した最大の作品である共和国を守り抜くため、われわれは闘い続けます」と書いた。 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が今日、ヒルミ・オズキョク参謀総長と、8月30日から参謀総長に就任するヤシャル・ビュユクアヌト陸軍司令官との間で行う会談で、レバノンへ派遣されるトルコ兵の人数について話し合われる見通しだ。 軍関係筋は、レバノンで任務に就く1万5000人の兵士から成る国連駐留軍において、トルコ兵の数は800人から1200人ほどになると想定されていると話した。 ■戦闘ではなく防衛 トルコ軍がレバノンに派遣された場合、「平和構築」のための戦闘任務には就かない代わりに 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル外相は、宗教とテロを混同するのは間違いだと述べた。 イギリスで起こったテロ未遂事件以降、テロがイスラム教を連想させないようにすべきだと話すギュルは、「テロは、疑いなく我々全員が闘っていくべき問題である。テロは様々な人物や庇護者の名前の下で行われている。アルカイダのように自らを宗教的な主張と一体化させながらテロを行う組織もある」と語った。 全文をよむ
憲法裁判所は、15の新設大学の学長任命において、YÖK(高等教育機構)をらち外に置く規定を無効にする理由を明らかにした:権限はYÖKにあるべきだ。 憲法裁判所は、15の新設大学の学長の選考と任命を想定した規定を無効とする理由付の判決で、YÖKを除外し、国民教育大臣と首相に権限が与えられることを批判した。裁判所は、高等教育に関する事項で、YÖKが学長候補者の決定プロセスから除外されることは不当であるとの見解を示した。 アフメト・ネジュデト・セゼル大統領とCHP(共和人民党)議員の起こし 全文をよむ
高等軍事評議会の開催を前に、“ジェット機並みのスピード”承認により8月30日に参謀本部長への就任が決まったヤシャル・ビュユクアヌト陸軍大将は、「軍の2014計画」の中で、陸軍を来年以降30%縮小すると表明した。 『防衛と航空』誌の新刊で、陸軍の将来と現状に関するインタビューに答えたビュユクアヌトは、陸軍の将来が「軍の2014」という名の(行動)計画の枠組みで具体化されるだろうと述べた。30%の縮小は職員と軍の機構の両方を対象に計画していると語ったビュユクアヌトは、(この計画による)改革点を 全文をよむ
公正発展党から大統領候補が挙がらない場合、最高裁判所のオスマン・アスラン長官が次期大統領候補に推薦されうるかに関する報道について、最高裁判所から見解が示された。 最高裁判所のギュルセル・カスム副長官は、大統領選挙の方法と原則は憲法とトルコ大国民議会の内部法規で定められており、これらによれば選挙の10日前までに(候補者となり得る)人物が候補者となるか、また候補者として推挙されることになっていると述べた。しかしカスム氏は、大統領選挙まで9カ月あることに留意して、この件に関してコメントするには時 全文をよむ
政府報道官兼法務大臣のジェミル・チチェキは、テロ組織PKK対策に着手したことを明らかにしたアメリカとイラクに「取り組みのスピードを速めるように」と要請した。 チチェキは、昨日約7時間続いた閣議後の会見で、テロが外部との繋がりを持っており、単にトルコだけの問題でなく、地域の、そして世界の問題でもあると述べた。チチェキは、「分離主義を掲げるテロに関連して我々が交渉している2つの国がある。それらはアメリカとイラクである。以前にこの問題について非常に包括的な話し合いが行われた。アメリカがこの問題に 全文をよむ
祖国党党首エルカン・ムムジュ氏は、元党首メスト・ユルマズ氏の復党が話題とならなかったと述べた。ムムジュ氏は、カシュでおこなわれた遊牧民祭で、ユルマズ氏の政界復帰の要望と関わる声明が誤解されていると述べた。 ムムジュ氏は「ユルマズ氏は実質上、これ以降政界で全く立場や地位を求めることはしないと明言した。氏自身が役職の請求が問題ではないと言っているように、いかなる役職就任も話題とはならなかった。ユルマズ氏と会見をおこなった、(ただ)私は裁判後に氏に「お気の毒です」というつもりで訪ねた。この時、私 全文をよむ
エルバカン元首相は、イスラエルの攻撃に対し非難決議さえ出すことのできない国連や政府を一喝した。 昨晩フェスハーネで至福党イスタンブル支部により開かれた式典「スターたちの出会い:キプロス平和作戦32周年、至福党設立5周年記念」に参加した同氏は、国連を最も厳しく非難した。国連がイスラエルに対しわずかな非難決議さえ出せなかったことに言及し、「我々ミッリー・ギョルシュ(ムスリム共同体の視座)が政権に就いていたなら、トルコはすぐさま国連から脱退し、イスラム諸国の側に立って組織を設立しただろう」と述べ 全文をよむ
まるで党首であるかのように迎えられたメスト・ユルマズは、ANAP(祖国党)に復帰することを明らかにし、ANAPのエルカン・ムムジュ党首とあらゆる点で合意したと語った。 メスト・ユルマズ元首相は、リゼで開いた集会で、政界に復帰することを明らかにし、「ANAP以外で政治をすることは私には似合わない」と語った。地元(有権者)へ「つぶれちゃいない。まだ健在だ」ということを伝えに来たと述べたユルマズは、自身にかけられた不正行為の容疑により弾劾裁判所に提訴され、潔白が証明されたことに言及し、AKP( 全文をよむ
アフメト・ネジュデト・セゼル大統領は、新テロ対策法の一部項目について、削除を求めて憲法裁判所に提訴した。大統領は、テロを支援する内容の文書を出版することにより、出版・放送機関の所有者と出版・放送責任者に罰金刑を科すことを定める条項について、罰則の主体性に関する原則になじまず、知る自由や報道の自由を妨げるという理由で削除を求めた。 セゼル大統領は先月17日に新テロ対策法を承認したが、いくつかの条項については削除を求め憲法裁判所に提訴する意向を示していた。出版・放送機関に関する第5条、第7条の 全文をよむ
陸軍のヤシャル・ビュユクアヌト大将が参謀総長に任命されたことについて、海外でも反響が起こっている。メディアは「タカ派で歯に衣着せぬ」人物であると評し、PKK(クルド労働者党)や世俗主義堅持問題についてより強硬な態度をとることが予想されると伝えた。 英フィナンシャルタイムズ紙は記事に「新しい総長はトルコの政治エリートにとって試金石となるだろう」という見出しを掲げた。 同紙は、トルコが「政治的に先行き不透明な時期」に直面する中、今回の任命はまさにぴったりだったとしたうえで、「前任のオズキョ 全文をよむ
トルコ・イスラエル議会間友好グループのメンバー263人のうち、26人が(イスラエルのレバノン攻撃に)抗議して脱退する一方、共和人民党(CHP)のアルトマン国会議員はグループの解散も含めた提案を行った。 イスラエルのレバノンへの攻撃、特に子どもを死に至らしめた攻撃に対する反発は、トルコ・イスラエル間の友好関係にも影響を与えている。 トルコ・イスラエル議会間友好グループのメンバーでCHPイズミル選出のジャーナン・アルトマン議員は、同グループ会長で公正発展党(AKP)アダナ選出のヴァヒト・キリ 全文をよむ
保健相に必要以上にMRI(磁気共鳴画像)を撮りすぎていると指摘されたハジェッテペ大学では、学長が強い反発を示した。オズゲン学長は「人間の命に関わることをコストの面からとらえる考え方には反対だ」と反論した。 レジェプ・アクダー保健相が「先日『ハジェッテペ大学では患者100人に8人の割合でMRIを撮っている』と聞いた。医師の先生方はもっと慎重にMRIを利用するべきだ」と発言したことに対して、ハジェッテペ大学学長のトゥンチャルプ・オズゲン教授は強く反発した。「技術者が橋を作れば、その上を何万人、 全文をよむ
ウスパルタ県のシェムセッティン・ウズン知事は、県庁の執務室に通じる階段に敷かせた赤じゅうたんを、許可した以外の者が使用しないよう専属の職員を配置した。職員は、赤じゅうたんの敷かれた階段を使おうとする人を注意し、脇の階段を使うよう求めている。 去年の1月から現職に就いているウズン知事は、県庁の執務室に通じる階段に赤じゅうたんを敷かせ、許可した以外の者がこの階段を通ることを禁止した。この階段を上ろうとする者を注意する警備員は、脇にある階段を使うよう求めている。 ウズン知事は、階段の下に警 全文をよむ
8月30日をもって退任することになっているヒルミ・オズギョク参謀総長の後任に陸軍司令官ヤシャル・ビュユクアヌト大将を任命する決定が、事前の発表なしに突如今日から始まる高等軍事評議会の会合前に下された。 政府は、ビュユクアヌト氏に関する憶測に終止符を打つ目的で、「慣例にそぐわない形で」規範文書に調印した。高等軍事評議会の決定より前に準備されていた閣議決定が、アフメト・ネジュデト・セゼル大統領によって異例のスピードで署名された。ビュユクアヌト氏は、トルコ共和国第25代参謀総長として2年間の任務 全文をよむ
国連のコフィ・アナン事務総長は、週明けにニューヨークでレバノンに派遣される多国籍軍に軍隊を派遣する国々が参加して行われる会議にトルコも招待し、トルコもこの呼び掛けを応諾した。 外務省の関係者から得られた情報によると、アナン事務総長は昨日、トルコを含むいくつかの国々に書簡を送り、来週の月曜にニューヨークの国連ビルで開く会議に招待した。アナンは招待状で、「多国籍軍に加わることをお考えなら、あなた方を会議に招待します」というメッセージを送った。 同省関係者は、トルコが会議に参加することを明 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の「NATOがとまれアフガニスタンでテロに対する共同戦線に参加したなら、北イラクでも同じ任務を遂行できよう」という要請は現実味がなかった。北イラクがアメリカの統制下にあることを指摘した、元大使でありハタイ選出のCHP(共和人民党)所属の議員であるイナル・バトゥは、首相は外交上の発言をもっと慎重におこなうべきだと述べた。この件に関する諸議員の評価は以下の通り。 イナル・バトゥ:アフガニスタンではテロ活動を現実化させた時代遅れの体制があった。イラクの事情はこれ 全文をよむ
ローマで行われた国際会議では、停戦についても平和維持軍の派遣についても合意に達しなかった。レバノンのシニョーラ首相:「我々は別々の神から生まれたというのか。イスラエル人の涙はレバノン人の血よりも価値があるというのか」 イスラエルのレバノン攻撃をアメリカが支持したことについて、ライス米国務長官は「新しい中東の時代がきた」との説明を加えた。その一方で、昨日行われた国際会議では停戦合意にも達しなければ、今後の具体的な対応策も決まらなかった。会議で「我々は別の神から生まれたのか」と反発したレバノン 全文をよむ
公正発展党コンヤ選出のハリル・ウリュン議員は「どこでも好きなところへ訴えろ、誰も私を逮捕することなど出来ない」と言い、妻のエスマ・ウリュンさんを殴ったとされている。この件でウリュン議員が「(不逮捕特権を)意図的に利用した」との理由で、不逮捕特権剥奪を要求するアンカラ検察局は調書を作成し、トルコ大国民議会に提出した。新国会会期において、トルコ大国民議会ではじめて妻を殴った国会議員の不逮捕特権の剥奪が議論される。ウリュン議員の不逮捕特権が剥奪されることになると検察の調査が始まる。不逮捕特権が重刑にあ 全文をよむ
アフメト・ネジュデト・セゼル大統領は、ローザンヌ講和条約によって、トルコ人の生存権を否認するセーヴル条約は、再び議題に上がらないよう破棄されたと述べた。 (1923年7月24日の)ローザンヌ条約締結から83年目を迎えたのを受け、声明を出したセゼルは「忘れてはならないことは、(どちらも)講和条約として知られているにも関わらず、セーヴル条約ではトルコ人に生存権が認められず、国の分割が想定された一方で、ローザンヌ条約ではセーヴル条約の内容を実現させることなく、崇高なアタテュルクの先導で、トルコの 全文をよむ
中東紛争終結に向けて、今週水曜にローマで行われる国際会議の議題は、停戦と平和維持軍についてとなりそうだ。会議にはギュル外相の出席も予定されている。 中東紛争終結のためイタリアとアメリカの主導で水曜日に開かれるローマ会議には、トルコも招待された。イタリアのカルロ・マルシル在トルコ大使は、今回の会議にギュル外相の出席が予定されていると述べ、また、取り上げられる予定の議題が「停戦条件、人道的支援の回廊の設置、イスラエル・レバノン国境への多国籍軍配備」であることを明らかにした。 この危機を収 全文をよむ
エルドアン首相は昨日(21日)、自身に電話をしてきたイランのマフムード・アフマディネジャード大統領に対し、「紛争を終結させるためにはイランとシリアの協力が必要だ」と語った。 イランのマフムード・アフマディネジャード大統領は昨日、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相との電話会談の中でイスラエルを非難した。アフマディネジャード大統領は、イスラエルのパレスチナに向けた攻撃に対し、国際社会が傍観していることを批判した。エルドアン首相は、「紛争を終結させるためにはイランとシリアの協力が必要だ」と話した 全文をよむ
アメリカのヒューストンで4月5日以来治療を受けていたエルダル・イノニュ氏が、トルコに帰国した。 病気のためM.D.アンダーソン病院で治療を受けていたエルダル・イノニュは、セヴィンチ夫人とともに昨日イスタンブルに戻った。エルダル氏は、3月28日に貧血関係の症状が出たことから精密検査を受け、骨髄のサンプルを調べた結果、「急性赤白血病(血液がん)」と診断された。 エルダル氏には、病院でトルコではまだ利用されていない治療法が使われた。イノニュ夫妻は、空港での写真撮影を許可しなかった。 全文をよむ
レバノンからの(外国人の)国外退去が続いている。昨日は1万人以上の外国人がレバノンから避難し、さらに5万7000人が避難を望んで待っている。 これまでにレバノンから避難したトルコ人は1000人以上に上り、さらに30人の避難活動が続いている。3回のバス便で外国人17人を含む101人をトルコに退去させたトルコの在ベイルート大使館は、50人のトルコ人に移動用の車を確保し避難を手助けした。 スウェーデンは昨日水運搬用フェリーで子どもを含む188人をトルコのメルスィンに避難させた。スウェーデン 全文をよむ
アメリカの駐トルコ大使ロス・ウィルソンの「トルコは、一方的な越境攻撃をすべきではない」という発言に反感を示した首相レジェプ・タイイプ・エルドアンは、「このような事項の決定を大使が下すことはできない。この決定は、トルコ共和国政府の担当各機関が下すものだ」と述べた。 海外経済関係委員会(DEİK)の総会(於・ジェイランホテル)に参加したエルドアン首相は、質問に対して、ウィルソンの発言を新聞で読んだと述べ、「詳細は知りえないが、もし本当なら、非常に間違った発言だ。私達の決定は私たちが下して私たち 全文をよむ
共和人民党副代表オズユレキ氏は「大統領にもっともふさわしい候補はトゥージュである。パーソナリティの面からも、女性であることからもこの職に適している」と述べた。 共和人民党副代表ムスタファ・オズユレキは憲法裁判所長官トゥライ・トゥージュを次期大統領候補に推す可能性があると述べた。 共和人民党では2007年の大統領選挙に際して、現大統領のアフメト・ネジュデト・セゼル同様、元憲法裁判所長官であるトゥージュが有力であるという。 『ビルギュン』紙の記事によれば、オズユレキ氏は大統領は合議 全文をよむ
政府は、最近になってPKKによる攻撃が勢いを増し、殉職する治安維持要員の数が増えたことから、PKKのテロに対し新たな対策をとる準備を進めている。エルドアン首相は、今日のテロ対策高等委員会と閣僚会議がテロ対策に関して「多くの事柄にとって重要」であると述べる一方、「テロ対策について我々は忍耐強くやってきた。民主的な路線での解決を望んできた。しかし最近の攻撃は放っておくことのできるものではない」と話した。 エルドアン首相は、昨日行われたAKP(公正発展党)のアール県とウードゥル県での党大会で、2 全文をよむ
メフメト・アリー・シャーヒン副首相は、AKP(公正発展党)政権の樹立以来、宗務庁から他の機関に転籍したイマーム・ハティプ高校出身者の数は1107人であることを明らかにした。 CHP(共和人民党)ディヤルバクル選出のメスト・デエル議員の質問に答えたシャーヒン副首相が明かした情報によれば、国民教育省に605人のイマームが転籍し、126人が転籍した公共事業・住宅省、100人の内務省がこれに続いた。転籍先の内訳は次の通り:首相官邸2人、官公庁46人、法務省9人、財務省3人、保健省56人、エネルギー 全文をよむ
外務省は、トルコ国民に、紛争地となっているレバノンへの渡航を警告した。 外務省高官からの情報によれば、ベイルートをイスラエルが攻撃したために足止めを食らっているトルコ国民は、今朝、大使館をたずねトルコへの脱出に協力を求めた。このため本省と連絡をとった在レバノン大使館は、トルコへの脱出を望む同胞にバスを用意した。大使館前から16:30に出発するバスは、希望者をシリア経由でヤイラダーの国境入口まで運ぶであろう。 外務省は、書面による発表で、「レバノン旅行を計画している国民に、昨今生じ 全文をよむ
行政裁判所のスムル・チョルトオール院長が使用する公用車の運転手席のドアにつけられた液体が「血液」であることが分かった。 警察は、この血液が人間のものなのか、それとも動物のものなのかを調査している。その一方で、チョルトオールならびに行政裁判所第二部局に対する襲撃後、強化された警備体制の見直し作業が行われている。行政裁判所は新たな「脅迫」に不安を募らせている。 チョルトオールの娘が結婚した7月8日の晩、行政裁判所の建物の前に駐車していた公用車に赤い液体がつけられているのが発見され、警察が 全文をよむ
公式訪問のために昨日モスクワ入りした大国民議会議長ビュレント・アルンチは、ロシア連邦議会国家院(Duma)議長ボリス・グルィズロフと午前中に会談した後、クレムリンの前にある無名兵士の慰霊碑に『トルコ大国民議会議長』の名で献花をした。20世紀史に影響を残したロシア革命のリーダー、ウラジミール・レーニンの霊廟見学者の長い列ができており、アルンチと彼に同行した使節団は行列の人々の注目を浴びていた。その後アルンチらは大使館の担当者の案内で赤の広場の視察を始めた。 アルンチは「大規模なデモが行われた 全文をよむ
今回のアバント会議(アバント・プラットフォーム)では、中東の未来について話し合われる。第11回アバント会議は、7月14日、15日に「グローバル政策と中東の未来」というテーマでアバント・パレス・ホテルで行われる。 オープニング・スピーチは、アラブ連盟のアムル・ムーサ事務総長、イスラム会議機構(İKÖ)のエクメレッディン・イフサンオール事務総長、アブドゥッラー・ギュル外相、そしてヒルミ・ギュレル・エネルギー・天然資源相が行う予定だ。 この会議にはトルコと中東諸国をはじめ、多くの国から次のよう 全文をよむ
PKK(クルド労働者党)とDTP(民主市民党)を批判し、DTPに対立して「クルド自由グループ」を設立したシェラフェッティン・エルチ氏は、トルコが連邦となることを打ち出している。「PKKはテロリストとみなされ、DTPもPKKと距離を置くことができなかった」 1970年代に「クルド問題」という概念を政界で初めて使ったシェラフェッティン・エルチ元公共事業大臣は、DTPへの対抗組織の設立に乗り出した。エルチ氏が1997年に結成した民主大衆党は、その綱領が分離主義的であったため解党に追い込まれた。し 全文をよむ
ヌーリー・オク行政裁判所検事総長は、行政裁判所への攻撃について、「急進的なグループが挑発されたとき、そして自分たちが庇護されているという感情が与えられたときに、何に対して無遠慮になるかということの最も新しい例である」と述べた。 トルコ弁護士協会の主催した国際シンポジウムで演説した同氏は、「行政裁判所に対するファシスト的蛮行は、忘れられるような事件ではない」と語った。オク氏は次のように続けた: 「特にターゲットを示した者や挑発した者、また限度知らずの無責任な、怒りに任せた反応を示した者たち 全文をよむ
北キプロス・トルコ共和国のラウフ・デンクタシュ初代大統領は、1974年のキプロス侵攻を立役者、ビュレント・エジェヴィト元首相を見舞った。デンクタシュ元大統領は、ラフシャン・エジェヴィト夫人そして民主左派党(DSP)のムスタファ・ヴラル事務局長補佐と面会した。 デンクタシュ元大統領は、エジェヴィトのためにもうけられたノートに感じていること、考えていることを記した。元大統領はキプロスのトルコ人達はエジェヴィトに対し恩義があり、毎日彼のために祈りを捧げていると述べ、次のようなメッセージを記した。 全文をよむ
法務省が作成した司法機関に関する政令案では1600人の裁判官と検察官の移動が計画されている。 同省の人事総局は司法機関に関する政令案(夏期)を完成させた。草案は今日(4日)、裁判官・検察官高等委員会に提出された。これを受けて同委員会が検討を開始した。 草案には司法機関で勤務するおよそ1600人の裁判官と検察官の勤務地の移動が盛り込まれており、その移動の大半は現在の勤務地での任務期間が満了した裁判官と検察官に関するものであることが分かった。さらに草案のなかで特別な事情や懲戒による移動の 全文をよむ
エルドアン首相は、国会議員被選挙年齢が25歳とことに賛成の意を表明し「選挙前に他の政党にも再び提案しよう。もしこの変更に彼らも賛成ならば、我々は25歳を認める」と語った。 エルドアン首相は、昨夜公正発展党イスタンブル支部が主催した「若者が集い未来を語る」会の閉会式に参加した。そこで行った演説で、トルコには「政治に無関心な若者」を政治に向かわせるような努力がなされていることを仄めかした。 ■25歳に賛成 エルドアン首相は、「選挙権は18歳であるが、被選挙権は30歳で与える。一方で自 全文をよむ
ラフシャン・エジェヴィト氏は、第9代大統領スレイマン・デミレル氏を訪問し、「右派と左派の連合」のために諸政党に働きかけを始めた。デミレル元大統領は、「政治家に古いも新しいもない。」と話した。 26日、アンカラはトルコ政治史の歴史に1ページを刻む重要な会談の舞台となった。ビュレント・エジェヴィト元首相の夫人ラフシャン・エジェヴィト氏は、中道右派と中道左派の連合を目指すという枠組みのなかで、まずは第9代大統領スレイマン・デミレル氏を訪問した。 ギュニズ通りにあるデミレル元大統領の自宅 全文をよむ
トルコ銀行入札事件により弾劾裁判所で裁判にかけられたユルマズ元首相とタネル元国務大臣の判決は、条件付釈放法の範囲内に適用され延期された。無罪判決を望んでいる3人の裁判官は抗議した。 弾劾裁判所は、メスト・ユルマズ元首相とギュネシュ・タネル元国務大臣についてトルコ銀行入札に関し不正を行ったという容疑により開かれた裁判の判決を延期した。ユルマズが副首相を務めていた民主左派党-民族主義者行動党-祖国党連立政権時代に成立し、世論で「ラフシャン・エジェヴィトの恩赦」として知られている条件付釈放法の範 全文をよむ
最高裁判所にて審議中の事件を起こし、解党させられた福祉党の元党首であったネジメッティン・エルバカンのために施行された「自宅服役」法が初めてイズミルで実施された。 ボルノヴァに住んでいる55歳のエミネ・スナという女性は、1999年の傷害事件で、証拠を隠滅したために裁判にかけられ、2ヶ月間禁固刑の判決を受けた。その禁固刑を先週火曜日(13日)から自宅で服役を開始した。 警察と裁判所の担当者たちは、初日にスナ受刑者の自宅へ赴き、確認作業を行った。そしてスナ受刑者に何をすべきかについて説明し 全文をよむ
トルコ大国民議会の内務委員会は、トルコ国籍の取得・喪失に関する方法や原則を整備するトルコ国籍法案を採択した。委員会では共和人民党の党員はナーズム・ヒクメトのトルコ国籍剥奪に関する1951年の閣議決定を廃棄する旨の提案を行った。イズミル選出の共和人民党議員ハック・ウルキュは、詩人ネジップ・ファズル・クサキュレックに適用した寛容な措置をナーズム・ヒクメトにも適用すべきだと述べた。 ■「3万5千人が恩恵を受ける」 実務者委員会議長であるヤロヴァ選出の公正発展党議員シュクリュ・オンデルも、ナ 全文をよむ
コンヤ選出の公正発展党ハリル・ウリュン議員は、妻を殴ったことで起訴の準備がされている。そのハリル議員を起訴から守ろうとする法案は、公正発展党の女性議員から待ったがかかり変更された。 トルコ大国民議会司法委員会は昨日、司法制度に新たに加えられた「仲裁」制度を整備する一方、家庭内暴力に対する区別を設けなかった。 公正発展党議員らは、仲裁の結果、捜査と訴訟の対象から外す罪状に「傷害罪」も含めるとし、同じく公正発展党の3人の議員からの「家庭内における傷害罪を例外とする」提案を拒否した。 全文をよむ
トルコにあるEU事務総局は、断水や人材不足等、さまざまな問題を解決するため政府の支援を待っている。EU事務総局は、1999年のヘルシンキ欧州理事会でトルコがEU加盟候補国に承認されてから設置された。つづく加盟交渉開始期日の決定過程では歴史的ミッションを果たし、2005年10月3日に始まった加盟交渉の調整においても中枢機関の筆頭にくる組織だ。 ■翻訳部門設立の遅れ 2002年のコペンハーゲン欧州理事会、ならびに2004年12月17日の欧州理事会で、EU事務総局はトルコに良い結果をも 全文をよむ
エルドアン首相は、北キプロス・トルコ共和国へ適用されている孤立政策が撤廃されない限り、空港・港湾の開放問題で譲歩することはないだろうと述べ、「EU加盟交渉がストップしてもやむを得ない。キプロスで必要なことはやった」と話した。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、EU加盟交渉に際して「トルコ側はキプロスで港湾や空港を開放するだろう」との批判に反発し、「空港についても港湾についても、孤立状態が解消されない限り我々は絶対に譲歩しない。これをみんなにこのように知ってほしい。このことをお見知りおき 全文をよむ
トルコ・EU共同議会のために準備された共同行動計画書の中で、キプロス、クルド人、PKKが問題となった。トルコ側はこれらに関して、文書中の5箇所を修正するよう求めた。 トルコは、ルクセンブルクにて開催予定のトルコ・EU共同議会会議のためにEUが準備した共同行動計画書について、PKKに武装放棄するよう呼びかけること、クルド人を少数民族のように表現すること、キプロス問題についてトルコ側のみに要求すること、トルコの港湾をギリシャ系(キプロス共和国)に開放することを「合意事項に基づく責務」という形で 全文をよむ
トルコ刑法301条が作家や新聞記者の頭を痛め続けている。小説『父と私生児』の著者エリフ・シャファクとメティス出版社社長セミフ・ショクメンは、作中人物の会話が原因でベイオール出版検察局の審問を受けた。 301条により裁判にかけられた作家オルハン・パムクや新聞記者との諸審理で緊張を生み出し話題になったケマル・ケリンチシズ弁護士は、今度は『父と私生児』でトルコ人を侮蔑したとの理由から、著者エリフ・シャファクとメティス出版社出版責任者セミフ・ショクメンについて検察局へ告発状を提出した。 ケリ 全文をよむ
社会民主主義人民党カラヤルチュン党首は、「大統領は国民投票で選ぼう 君の署名が必要だ」キャンペーンにイズミルで参加した。集まった署名は6月12日に国会に提出される。 社会民主主義人民党ムラト・カラヤルチュン党首は、6月1日に全国で開始された「大統領は国民投票で選ぼう 君の署名が必要だ」キャンペーンに強い関心が寄せられていると語った。コナック広場に設けられた署名所を訪れ署名を行ったカラヤルチュン氏は、ドイツ在住のトルコ人もキャンペーンを援助したと述べた。署名所は6月11日の夕方まで設置され 全文をよむ
トルコ実業家協会(TÜSİAD)高等評議会で再び政府を批判したオメル・サバンジュ会長は、今日までにTÜSİADが行ってきたあらゆる批判が「政府に対して仕掛けられた陰謀」として受け止められていると述べた。世俗主義の問題に触れたサバンジュは、エルドアン首相の言葉を引用しながら「味方とそうでない者」の境界線が日々少しずつ明確化されていると指摘した。 トルコ実業家協会の今年最初の高等評議会会議では、政府が再び批判の的となった。オメル・サバンジュ会長は、彼らが行ったあらゆる批判が「政府に対して仕掛 全文をよむ
アフメト・ネジュデト・セゼル大統領とセムラ・セゼル夫人は、スウェーデンのカール16世グスタフ国王とシルヴィア王妃を大統領官邸で開催された公式の式典で迎えた。 セゼル大統領と夫人は今回の訪問の前に、1934年10月3日に同じ場所でカール16世グスタフ国王の祖父である当時のスウェーデン皇太子グスタフ6世アドルフとルイーズ皇太子妃を迎えた晩餐会のメニューを用意することを望んだ。72年前にアタテュルク大統領が主催した晩餐会のメニューが書かれた招待状をそっくりそのまま印刷させたセゼル大統領は、昨日カール 全文をよむ
エジェヴィト元首相の「昏睡」状態に変化はない。元首相は痛みの刺激に対して反応を示しているが、高熱は下がっていない。 元首相で民主左派党名誉総裁のエジェヴィト氏は、ギュルハネ軍事病院(GATA)で11日間生死をさまよい続けており、29日(昨日)も「昏睡」状態に変化は見られなかった。元首相は痛みの刺激に対して反応を示していると発表されたが、高熱は下がっていない。民主左派党のアフメト・タン事務局長は、「エジェヴィト元首相の死が隠されている。」という旨の主張を否定し、「ギュルハネ軍事病院側はあら 全文をよむ
国民教育財団の総会で、高等教育機構の元理事長イフサン・ドーラマジュ氏が25年間継続してきた委任先を変更し、チェリキ大臣を支持したことがわかった。チェリキ大臣は、国民教育財団総会で希望どおりの候補が当選するよう、自ら水面下で働きかけを行った。ドーラマジュ氏は、およそ25年間、ウイグル・ターゼバイ氏に投票権を委任してきたが、今年の総会では委任先を変更した。今年、同氏はターゼバイ氏に代わって国民教育省事務次官補佐レジェプ・ウシュク氏に投票権を委任した。 財団の経営管理委員会で2年間、副委員長を務 全文をよむ
■インジルリクにアメリカの90基の核兵器があるとレイポルド博士は言う。「これらの核兵器がバルケスィルからアダナに運ばれる際、全く誰にも通告がなかった」 〈デリヤ・サザク:環境問題はますます人に脅威を及ぼすものになってきました。環境問題はすでにグローバルな安全保障問題として挙げられます。グリーンピースは無報酬で活動を行い続けていますね。あなた方の環境保護活動は現在どのような局面にありますか?〉 ゲルト・レイポルド:持続可能な環境は完全に安全保障問題です。地球温暖化のような問題にも解決の 全文をよむ
アタテュルク国際空港内のシステム・ロジスティック社の貨物部門にあった現金1400万ドル、および5000万新トルコリラ相当の黄金が、予想に反して火災の被害を受けていないことがわかった。火災で溶けた400kgの銀は、作業担当者らによって保護下に確保された。また放射能漏れに関する主張は正しくないことが明らかになった。 28日(昨日)、捜査を担当するバクルキョイ共和国検察局のオメル・ギュネル・サザク検察官が総括する専門委員会、警察、貨物会社の担当者が見守る中、チェレビ・システム・ロジスティック社の 全文をよむ
トルコのEU加盟について、以前、「特権的パートナーシップ」を提案したドイツのメルケル首相は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相との会談の後で行われた記者会見で、この提案については全く触れずに次のように語った。「EUならびに現在の国際問題について、我々の見解は全て一致しています。EU加盟については、欧州憲法条約に従うことになります。」 ■『欧州憲法条約にしたがう』 エルドアン首相とメルケル首相は、26日、ベルリンの首相官邸にて1時間の直接会談を行った。両リーダーは会談の後に開かれた 全文をよむ
風刺漫画家ムサ・カルトゥがレジェプ・タイイプ・エルドアン首相を、イマーム・ハティプ高校に見立てた毛玉で遊ぶ猫の姿に描いて5000リラ(約41万円)の賠償請求裁判を起こされた問題について、最高裁第4法廷は「侮蔑の道具として、かわいらしい存在である猫を使っているわけではない」との判決を下した。 カルトゥに賠償支払い命令を出したアンカラ第8軽犯罪裁判所の決定をくつがえした最高裁は、棄却理由を次のように明らかにした。 ■ 「批判もオープンに受け止めるべき」 カルトゥがイマーム・ハティプ学校問 全文をよむ
エーゲ海で何年も続いていた空中戦は昨日悲劇をもたらした。トルコとギリシャのF16戦闘機が衝突したのである。トルコのパイロットオズデミル中尉は、飛行機から飛び出して助かったが、ギリシャのパイロットは死亡した。 トルコ、ギリシャ両空軍のF16は、ロードス島の35マイル南で空中戦をしているうちに衝突して墜落した。この事故で、トルコ人パイロットのハリル・イブラヒム・オズデミル中尉は、彼を救助に来たギリシャに対して、その地域がトルコの捜索‐救助地域であるという理由で許可を与えなかった。 ■1 全文をよむ
国立大学の学長を大統領官邸でもてなしたアフメト・ネジュデト・セゼル大統領は、行政裁判所への襲撃後、国民が「自発的に反発を示し、共和制を守る」ために起こした行動に満足していると述べたことが分かった。 高等教育機構(YÖK)の代表らも参加し、1時間15分にわたったレセプションで学長達は、6~7人用のテーブルのそばに立った。セゼル大統領は各テーブルを個々に訪れては3~5分間歓談し、学長達がかかえている問題に耳を傾けた。セゼル大統領は、学長達に対し、「大学を社会と一体化させること」を求めた。また同 全文をよむ
イギリスで出版されているフィナンシャル・タイムズ紙ならびにガーディアン紙は、22日、EUに対してトルコに関する警告を発する記事を掲載した。 22日付フィナンシャル・タイムズ紙は、論説のなかで「トルコは生みの苦しみを味わっており、EUはこのように困難な時期にあるトルコに対して助けの手を差し伸ばすべき」と論じた。論説記事は、「先週、行政裁判所のメンバーが殺害された事件が、トルコ政府と世俗主義者層の間に緊張をもたらしている」と述べ、次のように解説している。「EUがトルコを遠ざけている態度がこの二 全文をよむ
行政裁判所襲撃事件を扇動したとして取り調べを受けているムザッフェル・テキンが、ススルルク事件(*1)のイブラヒム・シャーヒン、ヴェリ・キュチュクと電話で連絡を取り合っていたことが判明した。シャーヒンが釈放されたとき、腕を組んでいたのはテキンだった・・・ 「クズレルマ」から「サウナ」マフィア、愛国軍統一運動からトルコ人抵抗協会に至るまで多くの「民族主義」組織との関連が明らかになった行政裁判所事件の犯人の仕掛けた最後の“爆弾”はススルルク事件だった・・・ ジュムフリイェト新聞社と行政裁判所へ 全文をよむ
公正発展党の大臣たちは、行政裁判所襲撃事件後、政府に向けられた反発への反論を続けた。政府閣僚の発言内容は次の通り。 ヒュセイン・チェリキ国民教育相:検事の葬儀を口実として、長年我が党に対する憎しみや嫌悪を内側にため込んだ一部の政治的な敵対勢力やイデオロギー組織が、コジャテペ・モスクの中庭で憎しみや嫌悪感を噴出させた。トルコの統一と協調に対して撃ち込まれたこれらの弾丸を、我々に反対するために利用する者の熱意は中途で打ち砕かれるだろう。 アブドュラー・ギュル外相:トルコは、次のような国に 全文をよむ
民主左派党のゼキ・セゼル党首は、ビュレント・エジェヴィト前首相の容態に悪化の兆候はないことを明らかにし、次のように続けた。「21日の朝、48時間の睡眠期が終了した後に医師らが状況を判断する予定だ。ご承知のように、この睡眠期は体の回復を助ける効果がある。」 ■検査結果は悪くない セゼル党首は、20日13時に行ったエジェヴィト元首相の容態に関する会見で、精密検査の結果、エジェヴィト元首相の容態は回復に向かっていると説明した。セゼル党首は「医師団の説明によれば、容態が悪化しているということ 全文をよむ
高等司法制度の三つの重要な柱である憲法裁判所、最高裁判所、そし行政裁判所は、行政裁判所第二部局メンバーへの銃撃に対し、アタテュルク廟でのデモ行進で抗議した。このデモ行進には、何万人もの国民も参加し支持を示した。司法関連機関の全ての代表が参加したデモ行進に、ジェミル・チチェキ法相はじめ政府の代表は参加しなかった。 ■政府からの参加者はなし アタテュルク廟のライオン・ストリートで18日11時に始まったデモ行進には、憲法裁判所のトゥライ・トゥージュ長官、行政裁判所スムル・チョルトオール 全文をよむ
トルコ政界の重鎮で元首相、民主左派党の名誉総裁でもあるビュレント・エジェヴィト氏(81)が高血圧による脳内出血のためギュルハネ軍事病院に搬送された。すぐに手術が始められたエジェヴィト元首相の容態は、重篤であることが分かった。右半身が麻痺した元首相は、蘇生ユニットで生命維持装置につながれた。 エジェヴィト元首相は、18日にコジャテペ・モスクで行われた行政裁判所第2部局襲撃事件で死亡したユジェル・オズビルギン氏の葬儀にラフシャン夫人とともに参列した。そして夜8時頃、オル・アン住宅区にある自宅で突然 全文をよむ
バルダクオール大臣は、公正発展党(AKP)系の自治体で、イスラム法を称え、ユダヤ教とキリスト教を中傷する冊子が出版されたことについて、「自治体が監修なしで作成させた冊子類が問題を起こしている。」と非難した。 宗務大臣アリ・バルダクオールは、イスタンブルのエユプ、トゥズラ、アンカラのアルトゥンダーなどで、シャリーア(イスラム法)を称え、ユダヤ教を中傷する冊子が出版されたことに反発を示した。 バルダクオール大臣は、「このような状況はわが国のあるべき姿ではありません。法律および憲法は宗教に関す 全文をよむ
テロリスト・リーダー、アブドゥッラー・オジャランがアンカラ第11重罪裁判所に再審請求が棄却されたことを受けて、欧州人権裁判所への告訴を準備しているという。13日付のウルケデ・オズギュル・ギュンデム新聞の「暴力では解決できない」という見出しの記事(*1)のなかで、オジャランと弁護士が行った最新の面会の詳細が明らかにされた。 ■オジャランの反論 オジャランがイタリアにいた時に接見した弁護士は、「(オジャランが)武器を用いたどんな活動にも参加していないことから、組織員関連の刑法条項は適 全文をよむ
妻を殴ったハリル・ウリュン国会議員について、公正発展党(AKP)党内では懲罰機構を発動させる指示は出されなかった。AKPと共和人民党(CHP)の一部の女性議員からは、「ウリュンは絶対に罰せられるべき」との声が上がっている。 浮気をめぐって口論となった妻のエスマ・ウリュンを「私には不逮捕特権がある、どこでも好きなところへ訴えろ」と言いながら殴ったAKPコンヤ選出のハリル・ウリュン議員に対し、女性国会議員が反発した。ニメト・チュブクチュ女性・家族問題担当国務相も、「世間で衆目を集める人物がこの 全文をよむ
行政裁判所の新院長スムル・チョルトゥオールは、世俗主義に新定義を求めるトルコ大国民議会(TBMM)ビュレント・アルンチ議長に対し、現行の世俗主義に強い愛着を示すメッセージでもって答える一方、アフメト・ネジュデト・セゼル大統領を支持した。 行政裁判所の設立138周年記念式典には、セゼル大統領、エルドアン首相など大臣のほかに高等裁判所関係者の姿もあった。 先週、行政裁判所院長に選ばれたチョルトゥオールは、演説の中で次のように述べた。 ●エルドアンへの答え:(エルドアンの、裁 全文をよむ
エルドアン首相は、前回の訪問では聴衆の数が小人数に留まったディヤルバクルで今回は2万人の大群衆を前に演説し、リベンジを果たした。 ディヤルバクルでは、PKK(クルド労働者党)がロジ・テレビを通じて「誰も出迎えず、店はシャッターをおろしておくように」と警告し、DTP(民主市民党)もテロ対策法案(への反発)を理由にエルドアン首相(の訪問)を(批判の)標的にしていたが、そのディヤルバクルで昨日、(AKPは)スタジアムで党大会を開催し、センセーショナルなデモンストレーションを行った。 ディヤ 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、「クルド問題は存在する」と発言した(2005年8月の知識人グループとの会談)後のディヤルバクル訪問で参加者が少なかったことに落胆した。公正発展党(AKP)執行部は今日開かれる党大会への参加者を増やすべく、奔走している。ディヤルバクル党支部も、昨日一日中バスを街で巡回させ、エルドアン首相の演説を聞きに来るよう市民に呼び掛けた。党大会の開催は、町の至るところにある掲示板でも宣伝された。AKPは、党大会前のステージに民謡歌手を登場させる。 エルドアン首相はデ 全文をよむ
新設される15大学の初代学長任命プロセスから高等教育機構(YÖK)をはずす法律が、憲法裁判所に却下された。同裁判所は、初代学長の2年間の任期について、国民教育大臣と総理大臣が推薦する3名の中から大統領が任命するとした法律の成立を認めず、法の効力を停止させた。 アフメト・ネジュデト・セゼル大統領は法律の施行を中止させようと、憲法裁判所に訴えをおこしていた。この判決により、15校の新設大学の学長を政府ではなく高等教育機構(YÖK)が決定することになる。 高等教育機構(YÖK)は学長の任命 全文をよむ
オジャランの釈放を可能にするテロ対策法案の改正について、参謀本部、保安隊と警察庁は、「我々はそんなことは望んでいなかった。」と述べた。チチェキ法相は、秘密会議を提案した。 テロ対策法案が論議されているトルコ大国民議会の司法委員会において、同法案の中にテロリストのアブドゥッラー・オジャランが将来釈放される可能性に言及している項目があり、それがどの段階で、誰の要望によって付け足されたのか激しく討論されている。昨日の委員会の会議において、参謀本部のオルハン・キョプリュ准将は、「8月に我々が発表し 全文をよむ
デミレル前大統領は、「憲法(改正)ではスカーフ問題は解決しない。スカーフを着用していても学べる場所に、例えばアラブに行くがいい。これはスカーフ着用の自由という問題ではない」と述べた。これに対して公正発展党(AKP)から直ちに抗議が起こった。AKP会派副代表のファルク・チェリキ議員は、デミレル前大統領を厳しく批判した。 政府は陸軍司令官のヤシャル・ビュユクアヌト大将が参謀本部長に任命されるのを妨害できないだろうと話すスレイマン・デミレル第9代大統領は、「権限はあるので、任命しないこともできる 全文をよむ
クルド系政党、民主市民党(DTP)のチュルク共同代表は、軍事的手段が問題解決の方法にはなり得ないと述べ、「(テロリストたちが隠れている)山岳地帯に爆弾を落とすことで解決を図ろうとする姿勢は捨てなければならない」と話した。 DTPのアフメト・チュルク共同代表は、ディヤルバクルで3月28日以降起こった騒動で、治安部隊が圧倒的な武力を行使したと主張した。チュルクは「山岳地帯に爆弾を落とすことで解決を図ろうとする姿勢は捨てなければならない。何十万人もの軍人を配置しても解決の手段にはなり得ない」と話 全文をよむ
テキルダーで公正発展党(AKP)の党大会に出席したエルドアン首相は、反動主義者を批判し、「彼らは篤信家などではない。宗教原理主義者だ。宗教を利用した商人だ。彼らと篤信家を一緒にすることは宗教に対し失礼だ」と述べた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、AKPの批判勢力を「近代的な文明水準への到達」というアタテュルクの打ち立てた目標の実現に向けて足並みを揃えることのできない「復古主義者、反動主義者」である、と述べた。反動主義者や狂信者に対しても異議を唱えたエルドアンは、「彼らは篤信家などで 全文をよむ
28日、護衛車列に侵入したミニバスが、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の公用車に衝突した。エルドアン首相はイスタンブルで公務中だった。護衛が瞬時に事故に対処し、ミニバスを自らの車と衝突させて遠ざけた。 エルドアン首相は、バクルキョイ赤新月社医療センターの開所式に続き、正午頃、土地権利書の授与式典に参加するためギイムケントに向かって出発した。 護衛車列がO-2高速道路からテキスティルケント・インターへ進んだそのとき、右車線を走っていたバイラム・アラクシュ(25)運転のミニバス(ナンバ 全文をよむ
エミネ・エルドアン:憲法は性差別に反対しているが、平等の実生活への反映という面では問題がある。問題の根源まで遡り、良心を開放する必要がある。 タイイプ・エルドアン首相の妻エミネ・エルドアンは、女児の教育が(生活上、社会通念上の)禁止事項により阻害されていると指摘し、「残念ながら、良心を傷つける(こうした)禁止事項により(女性の)権利と自由が奪われている」と話した。 トルコ女性実業家協会(TIKAP)の主催でイスタンブルで開かれた「世界女性実業家サミット」で講演したエミネ夫人は、名前を挙げ 全文をよむ
国立図書館は「クルド語出版物禁止」でないことを証明する際に、トルコ国会図書館にクルド語出版物が所蔵されてることが引き合いに出された。 EUの要求によりトルコ内の図書館にクルド語出版物を所蔵させる方針に向かってる一方、司書は充分な予算が与えられれば全言語で本棚に蔵書できるだろうと述べた。 文化観光大臣のEUの要求により国家図書館にクルド語出版物を所蔵させるという主張が「クルド語出版物の蔵書が禁止であるかどうか」という問題を議事に織り込む際、図書館側は本来の問題が「クルド語」でなく「予算 全文をよむ
アメリカのコンドリーザ・ライス国務長官がアンカラを訪問した。今回の訪問では、米・トルコ間の不信感払拭のため、二国間で基準概念となる『戦略構想文書』の作成が決められた。ライス長官は、「米・トルコ関係には大きな信頼をよせている。トルコは我々にとって戦略のキーパートナーだ。」と述べた。しかし北イラクのPKKに対する軍事介入をトルコ政府が求めたことについては具体的な回答をしなかった。 アテネ訪問につづきアンカラを訪れたライス国務長官は、セゼル大統領、エルドアン首相、そしてギュル外相それぞれと会談を 全文をよむ
火曜日にアンカラを訪問する予定のアメリカのライス国務長官にとって、最重要課題はイラン問題である。一方アブドゥッラー・ギュル外相はというと、まずPKK(クルド労働者党)問題を取り上げ、「我々の我慢の限界を超えている。アメリカが対策を講じなければ、あらゆる選択肢を考慮する」と述べる予定だ。 アメリカのコンドリーザ・ライス国務長官が火曜日にアンカラを日帰りで訪れる際、まずイラン問題を協議事項とすることが分かった。アブドゥッラー・ギュル外相はというと、ライス国務長官に対し「テロ組織はすでに政府にお 全文をよむ
執行委員会内で生じている、カラユランとバユク間の主導権争いが引き起こした問題を解決するため、PKK(クルド労働者党)は臨時党大会を開催することとなった。カラユランが勢力を拡大するものとみられる。 PKKの執行委員会を構成するグループ内で生じた主導権争いが、2つの勢力に分かれて党を運営する状況を生み出したため、党は臨時党大会を開くこととなった。ムラト・カラユランとジェミル・バユクとの間で生じた問題のため、党大会の開催が余儀なくされた。 実権を握るカラユランを、党の軍事部門である人民防衛 全文をよむ
裁判・検察官高等委員会は、サルカヤ検察官の罷免を決定した。同検察官は弁護士職につくことも不可能となった。 裁判・検察官高等委員会はシェムディンリ事件の起訴状を作成し、法務省から警告処分を受けたヴァン県のフェルハット・サルカヤ検察官に対して「職務の名誉と誇り、公務員の影響力、尊厳を壊す行為を行った」として同検察官の罷免を決定した。決定が確定するまでの間については同委員会によって停職処分が施されることが決定した。同委員会はまた、参謀本部の尋問対象拡大の要求を受け入れる形で、法務省の反対にも関 全文をよむ
4月23日、国民主権と子どもの祭典の催しの一環として、世界中から集まった子どもたちは、トルコの子供たちと親善試合を行う。 国民教育省とダノン社からトルコと各国の子供達へのプレゼントである「4月23日微笑みある未来のサッカー祭典」では、10~12歳で構成された各国代表チームとトルコ代表チーム間で予定されている、国際試合のキックオフをエルドアン首相が務める。 国際試合は4月23日、日曜日の12時から! 全文をよむ
テロ対策法の改正で、旧8条の悪夢が再来する。報道関係者の投獄が復活し、検察官は出版を差し止めることができる。治安部隊の武器使用の権限が増強される。 テロ対策法改正案は、表現と報道の自由を制限し、罰則を強化している。改正案により、多くの行為が初めてテロ犯罪の範ちゅうに組み入れられる。18カ条から成る改正案のうち、大部分の規定は政府の「自由と安全のバランスに留意する」という約束の実効性が問われかねない内容だ。改正案がもたらす新たな規定は以下の通り。 ■報道機関を標的 法改正で最も影響を 全文をよむ
セゼル大統領は4月7日、アリ・ババジャン国務大臣により提出されたドゥルムシュ・ユルマズ氏の中央銀行総裁任命の決定を承認した。ユルマズ氏は承認後すぐに行った記者会見で、政府の「雇用と経済成長政策の支えとなる」と述べた。 知られているように、政府はセルデンゲチティ前総裁を公定歩合を迅速に引き下げなかったことや、このことが経済成長や投資を妨げとなったことで批判していた。 ■政府に近い人物 セゼル大統領が、アブドゥッラー・ギュル副首相兼外務大臣の大学院時代の級友であるユルマズ氏の任命を承認する 全文をよむ
テロ対策法の改正案は、議会への提出段階に入った。子どもをテロ活動に送り出した両親は懲役刑に処される。デモ中にテロ組織のポスターを掲げた者に最高で15年の懲役が科せられる。 民主化の歩みに逆行するとの反対意見により数多くの議論が展開されたテロ対策法の改正案。改正案により、子どもの暴力活動への参加を助長する親に対し初めて投獄の処罰を下すことができるようになる。テロ組織のポスターを持つ者、スローガンを叫ぶ者、そして顔を覆い隠す者にも15年以内の懲役刑を科すことが可能になる。テロの資金提供者に対し 全文をよむ
独立実業家協会(MÜSİAD)の常任委員会でエルドアン首相は、誰の発言と言及は避けたが、アフメト・ネジュデト・セゼル大統領が士官学校で行った演説を示唆して、何を根拠にトルコで世俗主義が危険にさらされていると発言したのか理解に苦しむと述べた。エルドアン首相は「敬虔な人々を政治から遠ざけるためにこのような発言をしているのであれば、国民は容赦しない。反動主義の危険性があるなどと言ってもらわなくて結構だ。」と述べ、次のように続けた。 ■適切に判断する 我々はテロ問題に直面しており、これに対し対 全文をよむ
エルドアン首相は、「クルド系の人々は国家に協力しなければならい。いかなる民族もそれぞれに問題を抱えているのと同様、我が国のクルド系の人々が抱えている問題もある。唯一の国旗はトルコ国旗であり、唯一の国民はトルコ国民である。」と述べた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、昨日公正発展党の県大会のために訪れたトゥンジェリで、「我々はクルド労働者党に屈服せずにこの問題を解決するだろう。」と言った。民主市民党(DTP)のソンギュル・アブディルトゥンジェリ市長の「我々を訪問して欲しい」との招待に否定的 全文をよむ
ディヤルバクル市のバイデミル市長について調査が行われ、検査官らが調査結果を報告書の形にまとめた。報告書ではディヤルバクルで騒乱が起こっているさなかにバイデミル市長が活動家らと会談していたとして離職が求められた。 ディヤルバクルのオスマン・バイデミル市長について、検査官らは同市長が市内で発生した騒乱のさなかに活動家らと会談していたとして調査を実施し、報告書を作成した。検査官らはバイデミル市長について「善良な目的での行為ではない」という見解に達し、同市長の「離職」を要求した。 バイデミル 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、保険料の支払いいかんにかかわらず、子どもが18歳になるまで医療費を国が負担することになると述べた。首相は「この件で『ノー』と言ったら、国民への背信となる。『政府が損をする』と思って計算してみたら、損ではなく、かえって得をするだろう」と話した。 昨日、首相は公正発展党の党派会議で行った演説で、社会保障分野の改革のために実施する一連の政策全てが「選挙対策」と見なされていることに反発し、「国の抱える問題のために奔走し、その解決策を見出すために必ずしも選挙は必 全文をよむ
トルコ政治史における重要かつバラエティに富んだ顔ぶれのひとりで、社会民主人民党(SHP)元党首のエルダル・イノニュ教授は、がん治療のためアメリカのヒューストンに行く前に出国禁止の憂き目にあった パスポート申請をしたイノニュは出国禁止令が裁判所から解かれていたにもかかわらず、その記録が取り消されていなかったということを知った。これを受け、SHP党首であり家族ぐるみの友人であるムラト・カラヤルチュン氏が問題の解決に乗り出した。 ■カラヤルチュン氏の説明 カラヤルチュンはイノニュのパスポ 全文をよむ
最高裁判所は、解党された福祉党(RP)に対する1997年の政党助成金である100万(新)リラを返還せずに使ったように見せかけた容疑について開かれた「紛失1兆リラ裁判」で、公文書偽造の罪で懲役2年4カ月を求刑されたネジメッティン・エルバカン元首相の刑の執行延期に向けた要求を、新トルコ刑法に則した判断により棄却した地方裁判所の決定を無効とした。 これにより刑の執行が停止されたエルバカン元首相は、地方裁判所で再度裁かれることになる。この決定は、舞台裏ではエルバカンが刑罰を自宅で受けることができる 全文をよむ
ヌーリ・オク最高裁判所長官は、長官就任15周年記念に行った演説で、政府、議会および法務省を‘司法に干渉している’として非難した。 本紙に対し「そろそろ、イスラム法官の格好をさせられそうだ。」と述べたオク氏は、まず司法に関わる人々と連携体制を作り、司法独立のため率先的役割を果たしていこうと呼びかけた。オク氏の演説は、まとめると以下の通りである。 ■取調べの許可なし 公式の取調べのため各省庁に送付された質問項目は58だ。そのうち53項目は各大臣から許可を得られなかった。残り5項目につい 全文をよむ
(1980年)9月12日の軍事クーデターの指導者である、第7代大統領ケナン・エヴレンに対し、軍事介入から26年を経て初めて検察の取り調べが始まった。ムーラ検察局が開始させた取り調べでは、エヴレンはクーデターを起こしたためではなく、クーデターを賛美したという理由で容疑者の立場に立たされた。 チャンネルDで放送されている「アッバス・ギュチリュと青年の見方」という番組に出演したエヴレンは、軍事クーデターを後悔するか否かという問いに対して、「9月12日クーデターを、私はいささかも後悔していない。も 全文をよむ
共和人民党のバイカル党首は、PKKのシンパがヌサイビンでアタテュルクの胸像を破壊し、橋から吊るしたと話した。 PKKのシンパがマルディンのヌサイビン郡で日曜日に行った違法デモの最中、ある学校の校庭にあったアタテュルクの胸像を破壊し、橋から吊るしていたことが明らかになった。共和人民党のデニズ・バイカル党首は今日、国会でテロ問題について話し合った際にこの事件を取り上げた。 先週ディヤルバクルで4人のPKKテロリストの葬儀を口実にシンパが展開し、都市を戦場へと豹変させたデモを支援する目的で 全文をよむ
元福祉党副党首であり法務大臣であったカザンは、著書の中で、エルバカン元首相が(1997年の)「2月28日過程」(訳注)の圧力に苦悩したため、メッカ巡礼を行ったことを明らかにした。 福祉党・正道党連立政権の法務大臣だったシェヴケト・カザンは、福祉党が閉鎖された際に重要な役割を演じたジェマート(宗教的グループ)のリーダーたちに、首相官邸でのイフタール(断食明けの食事)への出席を9年後の今年許可した。カザンは新刊の『福祉党の真実4』という著書で、1997年のイフタールに、数にして10名を超えない 全文をよむ
エルドアン首相はスーダン訪問後、突然の決定でサウジアラビアを訪れ、イスラム会議機構を訪問、その後はメッカにカーバ神殿を訪ねる予定だ。エルドアン首相のスーダンの首都ハルツームの訪問に随行する予定のエミネ夫人は明日のスーダン西部・ダルフール訪問には参加せず、木曜日に行われるカタール首長の子息の結婚式に参加するためカタールを訪れる予定であることが判明した。 ■直前の決定 エルドアン首相は昨日、スーダン訪問に出発する朝の直前の時間になって、訪問日程にサウジアラビアを付け加えた。イスラム会議機構の 全文をよむ
AKP(公正発展党)のエルジン議員が以前、病院の建設入札権を与えようとしていた人物が、他の競争入札でも落札していたことが判明した。ハタイでの入札をAKP関係者が獲得した疑いが持たれている。 ハタイ・アンタキヤ産科医院の入札権を党員に与えたとの疑惑を持たれている国会AKP会派のサドゥッラー・エルジン副代表が書いたとされ、今回の疑惑を呼ぶ元となった手書きのメモに名前の記されていた実業家が、他の入札も落札していたことが分かった。市の公共工事の多くをAKP関係者が獲得していたことが判明、ハタイ共 全文をよむ
国家安全保障評議会政策文書(MGSB)の枠組みで2002年に作成され、近い将来内容が若干修正される予定の国内安全保障戦略文書が、サウナ業を営むマフィアに対する捜査により押収された。警察が行った作戦で、マフィアのボスであるカスム・ゼンギンから押収された2枚のCDに入っていた文書の中から見つかった。CD内の2000にも及ぶ文書のうち、最も注目を浴びたのが国家安全保障戦略文書であった。 同文書は国家のトップだけが持つべき、国の将来を決める最高機密。10月に行われた国家安全保障評議会の会議で取り上 全文をよむ
■ノールーズ祭開始、イスタンブルでは…(ノールーズとは春分の日にあたる) 様々な市民社会組織が催す集会への参加者たちは、厳重な態勢を敷く警察の検問でボディチェックを受けた後、ゼイティンブルヌ・カズルチェシュメ広場に集まった。集会場所に集まり、「戦争反対」「祝ノールーズ」と書かれたポスターを掲げたグループは、テロ組織リーダーであるアブドゥッラー・オジャランを讃えるスローガンまで叫んだ。10時に開始予定であった集会は、約2時間遅れで始まった。 イスタンブルのバージュラルに昨晩集まったグループは 全文をよむ
エルバカン元首相が2年4ヶ月を住居で服役するために出された法案が大統領から差し戻された。拒否権を行使した理由として、「公共の利益がなく、損害がある」ことが指摘された。公正発展党は法案を再び提出する意向である。 アフメト・ネジュデト・セゼル大統領は、ネジメッティン・エルバカン元首相が「紛失一兆問題」で有罪判決をうけ2年4ヶ月を住居で服役するために出された法案に拒否権を行使した。 エルバカン元首相の刑務所への入所を妨げるために、執行法典の第110条「住居での服役」は公正発展党政権に 全文をよむ
陸軍司令官ヤシャル・ビュユクアヌト大将の名も起訴状に並べられたシェムディンリ事件の問題で会見を行った参謀本部は、検察官の名前すら口に出さずに経過を説明した。 参謀本部は、法界の外部で非難が出ているシェムディンリ事件の起訴状に関して行った会見において、将官が裁判にかけられていることに関して、法的観点から指摘を行うにとどまった。起訴状を作成し、陸軍司令官ヤシャル・ビュユクアヌト大将を「裁判への干渉を意図、犯罪組織形成、書類偽造、任務の悪用」などの罪で起訴したフェルハット・サルカヤ検察官の名前 全文をよむ
エルドアン首相は、軍の任命問題において、政府は自らの役割を熟知しており、軍のヒエラルキー構造を十分考慮し、緊張関係は生み出さないと述べた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、ヴァン検察庁のフェルハト・サルカヤ検事がシェムデンリ事件に関して準備した起訴状を発端として沸き起こった、「(政府は)陸軍司令部長官のヤシャル・ビュユッカヌト大将が参謀長官職に留まることを阻止したがっている」という見方を否定した。 「軍の任命問題における役割を熟知している政府は、組織内のヒエラルキーを考慮することが 全文をよむ
イラクのイブラヒム・ジャファリ首相の訪問を前に開かれた閣議で、イラクで最近発生している宗派間闘争が議題に上った。政府報道官のジェミル・チチェキ氏は、ニューヨーク・タイムズ紙の「トルコは北イラクに軍事活動を展開する可能性がある」との主張に対し、「そうした事態を考慮しなくても済むように努力している」とコメントしたことが注目を集めた。 6時間にも及ぶ閣議の席上、アブドゥッラー・ギュル外相はイラクでの事態の進展に関して報告を行った。閣議後の会見でチチェキ氏は、イラクでの展開は暴力や残忍さを増してお 全文をよむ
ギュル外相の、「トルコのジャーナリズムは隠密行動や外交上の駆け引きを暴露していると思う。」という発言に、トルコ新聞記者協会は反発を示した。 ■「責任転嫁せず情報を伝えよ」 トルコ新聞記者協会(TGC)の見解: 失政や論争を巻き起こすような政策を前にし、ジャーナリズムに罪を罪を被せて保身を図る伝統は残念ながら尽きることがない。そのような態度の最新例が、現在問題となっている責任転嫁の問題だ。ジャーナリズムが、一側面からの情報や解釈だけに重きを置くことへの願望を反映したこの責任転嫁は、 全文をよむ
福祉党(RP)元党首のエルバカンが数兆リラにものぼる不明金に関する裁判で2年4ヶ月の懲役刑を課されたが、この服役刑を住居で受けることを可能にする法律が昨日、2月23日に可決された。セゼル大統領がこの法を容認するならばエルバカンは刑務所へは入らないこととなる。 この法律が「特定の個人に限る」ものであるのかどうか、特赦の性質を帯びたものであるかどうかという問題はセゼル大統領の判断にゆだねられる。 公正発展党(AKP)幹部によって提出されたこの法案は、エルバカン元党首がエドレミット検事総長 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル外相:メディアは常に我々を非難している。我々は批判から間違いなく教訓を得ている。トルコのメディアは外国の省庁と外交官の印象操作にやすやすと乗せられてしまった。 アブドゥッラー・ギュル外相は、ハマスに関する報道について、トルコのメディアは「外国の省庁と外交官の印象操作」に乗せられたと主張した。昨夜サマンヨルTVに出演し、ハマスのリーダー、ハリド・メシャル氏のアンカラ訪問についての見解を示したギュル外相は、トルコは一つの歴史的な責務を果たしたと述べ、ハマス一行の訪問を許可 全文をよむ
トルコ大国民議会(TBMM)内務委員会は、EU基準への適合という観点から出されていた「18歳以上の国会議員の子弟子女は、両親の赤色のパスポートの特権を行使しないように」という外務省の要求を却下した。 TBMM内政委員会は、組織間の対立で何カ月もの間結論が出ていなかったパスポート法改正に関して、外交(赤色)パスポートの適用範囲を広げることで合意に達した。 委員会のメンバーは、EU基準への適合という観点から出されていた「18歳以上の国会議員の子弟子女は、両親の赤色のパスポートの特権を行使せず 全文をよむ
外務省は、ハマス代表団がトルコを訪問したことについて経過を説明するためにイスラエル大使と昨日の朝に会談する約束を取り付けたが、アヴィヴィ大使は「ハマスがどのような組織かは分かっている」と述べ、最終的に招待を拒否した。 イスラエルのピンハス・アヴィヴィ大使は、ハマス関係者がアンカラを訪れたことについてトルコ外務省による経緯説明の申し出を最終的に拒否した。アヴィヴィ大使は、イスラエル本国からの通達により会談には出席しないと伝え、ハマス代表団訪問でぎくしゃくしたトルコ・イスラエル関係の安定 全文をよむ
神学部出身のAKP所属議員メフメト・チチェキは、通勤時にスカーフをかぶっていた教師が、任命されていた幼稚園の園長職を解任されたことについて、世俗主義に照らして妥当であると表明した行政裁判所(※1)を批判した。その際に、かつてイスラーム主義者たちが強く主張していた複数法社会を想起させるような発言をし、注目を集めている。 チチェキはイスラームを人生のあらゆる局面で生かすべきであるとし、「裁判官も、決定を下す前にまずは『宗教上はどうなのか』とコーランの文章を参照すべきだ」と述べた。 村の 全文をよむ
メルスィンでエルドアン首相へ卵を投げつけた5人の青年に有罪判決が出た。この判決は、かつて政党党首に対する抗議目的でトマトを投げて無罪となった最高裁判決や、イスタンブルの思想犯裁判で被告へ卵を投げつけた者を「捜査しない」決定と矛盾する。 5 人の青年の逮捕は三つの点で問題となっている。一つ目は、この逮捕決定が適法かどうかという問題である。実は適法ではない。なぜなら、刑事法廷で最終判決を下す立場にある最高裁は、メルスィンの裁判所とは逆に、幹部への抗議を理由とした食物の投げつけを有罪と見なさ 全文をよむ
マイノリティーの権利についての報告書を書いたオラン教授とカブオール教授に対して開かれた裁判は世界から批判の的になっている。各国から約700人の研究者がエルドアン首相に抗議の手紙を送り首相の権限の行使を求めた。 トルコは、新刑法301条の「国家侮辱罪」について、最終的には取り下げられた作家オルハン・パムクの裁判に続き、世界の世論の反発を招く新しい裁判によって世界中の批判の的になっている。 憲法において「トルコ人であること(Türklük)」の代わりに「トルコ国民であること(Türkiyel 全文をよむ
ヨーロッパ各紙の預言者ムハンドを描いた風刺漫画が引き起こした反発が収まらないなか、昨日約7時間半にわたり行われた閣議でも風刺漫画をめぐる危機的状況が取り上げられた。閣議の後レジェプ・タイイプ・エルドアン首相はこの危機的状況について世界の指導者らに書簡を出すつもりであると述べた。トルコは、ヨーロッパ連合(EU)とイスラム会議機構(İKÖ)の会合をとりもつ先導的役割を新たに果たすべく活動を開始した。 ■「最後までフォローする」 閣議終了後、公正発展党執行本部会議に向かう途中質問に答えたエ 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、昨日、シレ屋内競技場で行われた公正発展党、郡連合の第2回通常総会で演説をし、自らの個人資産に関する論争に触れた。 エルドアン首相は、「公開していない個人資産はない。私の個人資産は既に公開済みだ。2003年、個人資産に関する裁判が行われた際に公開されたのだ。」と話し、共和人民党デニズ・バイカル党首にも矛先を向けた。 ■「農地が用地に」 首相エルドアンは次のように述べた。 「一部の人間が『個人資産』を公開せよと求めた。これに対して開示を 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル外相は、デンマークを発端に数カ国で発行された預言者ムハンマドの風刺漫画について「無責任で挑発的」との考えを示した。 ギュル外相は、大きな問題を引き起こしている預言者ムハンマドの風刺漫画に関して、文明の融和や宗教間の対話に取り組んでいる現代にこうした行為を行うことは無責任、と述べた。 ■「意識的もしくは無意識の挑発」 問題の風刺漫画は「意識的もしくは無意識の挑発」だとしたギュルは、歴史的に見てもこうした行為には前例があることや、書かれた小説のせいで多くの人々 全文をよむ
共和人民党党首デニズ・バイカルは資産を公開し、共同住宅の4部屋(うち2部屋は共同所有)、4千平方メートルの土地、2件の共同経営権、12万5千YTL〔注:約1100万円〕と2万6千ユーロのキャッシュを所有していることを明らかにした。 指導者たちの間で個人資産の論争が続く中、共和人民党党首のデニズ・バイカルは、個人資産を昨日このミッリイェトに明らかにした。バイカルは昨日の我々との会見において、1973年からから現在まで続いている政治家人生のなかで、個人資産を増やすことに特別な努力はしていな 全文をよむ
エルドアン首相の未公開資産が5年前にアンカラ第7下級刑事裁判所に提出された資産報告書に掲載されていた。エルドアン首相は2001年9月10日に公正発展党代表として第7下級刑事裁判所に資産報告書を提出していた。この文書によれば、長男アフメト・ブラク・エルドアンが首相への借金を返済した後、首相自身は4300億リラ〔注:約3200万円〕の富を手にしている。 ■「大きな変化はない」 エルドアン首相は野党から「資産を公開せよ」という圧力をかけられていると側近に明かし、「5年前に不正蓄財を疑われて裁 全文をよむ
ロサンゼルス・タイムズ紙は、「イスラーム世界で民主主義を根付かせるためには、各国にアタテュルクのような西欧化を進める力のある人間が必要だ」と記した。 ロサンゼルス・タイムズ紙は、イスラームの世界にはアタテュルクのような力のある人間が不足しているように感じると言う。ハマスが選挙で勝利したことが国際社会で反響を呼ぶ中、代表的米紙であるロサンゼルス・タイムズ紙が、イスラーム世界で民主主義を根付かせるためには、アタテュルクのような人間が必要だと思われると記した。 マックス・ブート氏は署名記 全文をよむ
ネジメッティン・エルバカン元首相は、「損失1兆リラの訴訟」で受けた懲役2年4カ月の有罪判決に関して、1100万リラに上る国庫への損害を支払うことなく自宅で刑に服するための法案が施行された場合、刑期満了まで自宅の外へ無許可で出ることはできず、庭の散歩ができるだけとなる。元首相は刑期をアンカラのバルガトにある自宅や、(エーゲ海沿岸の)アルトゥノルクにある別荘、あるいは息子のファーティフ・エルバカンら家族も時折過ごす、イスタンブル・カンルジャのいとこの別荘で務めることができる。 トルコ大国民議会 全文をよむ
バルダクオール長官「モスクで婦人達に場所を譲る前に、まず我々自身が婦人達に心を開くことが必要である。婦人達は暗くじめじめした場所でなく、男性たちと同じように礼拝できることが必要なのだ。」 宗務庁長官のアリ・バルダクオール教授はアンカラのハジュ・バイラム・ヴェリ・モスクでモスク内に入れない女性達が雪の上で金曜礼拝を行ったことに対して「例外的な事件である」と意見を述べた。また、「外で礼拝することになる人がでるなら、男性や若者が代わりに犠牲になるべきだ。モスクで婦人達に場所を譲る前に、まず我 全文をよむ
鳥インフルエンザで深刻な打撃を受けた鶏肉生産者を支援する目的で、国会で“鶏肉を好きにさせよう”キャンペーンが始まった。トルコ大国民議会農業委員会は安全な鶏肉の消費をもり立てるため、ビュレント・アルンチ議長のお墨付きを得て「鶏肉レセプション」を開く。 トルコ大国民議会で1月31日に開催されるレセプションへは、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の参加も予定されている。鶏肉セクターの抱える問題への注意を喚起し支援する目的で開かれるレセプションの参加者には鶏肉の料理が振舞われる。このようにして世論 全文をよむ
解散を余儀なくされた福祉党の最後の党首、ネジメッティン・エルバカン氏が刑を自宅で務められるようにする法案が、2月1日水曜日にトルコ大国民議会の法務委員会で審議される予定だ。 法案は、一週間以内に成立する見込みだ。公正発展党(AKP)グループ長のサドゥッラフ・エルギン氏による法案は、「国民に対する賠償金支払いが法律で保証されることを条件に」、エルバカン福祉党(RP)元党首が自宅で刑を受けることを可能にしている。この法案によって、刑罰・治安措置の執行に関する法律第110条は以下のように変更され 全文をよむ
エルドアン首相に「EUへの切り札」と評された憲法裁判所のトゥージュ長官は、欧州人権裁判所で2006年のオープニングスピーチを行い、大成功を収めた。 憲法裁判所初の女性長官であるトゥライ・トゥージュ長官は、欧州人権裁判所(AİHM)でオープニングスピーチを行った、最初のトルコ人となった。 長官選出時、エルドアン首相に「EUへの切り札」と評されたトゥージュ長官は、欧州人権裁判所のヴィルトハーバー長官の招待を受け、1月20日に欧州人権裁判所の新年度オープニングスピーチを行った。トゥージュ長官 全文をよむ
参謀本部は、国民の強い要望を受けて、陸軍司令本部の紋章から一度は取り除かれた“コジャテペのアタテュルク”のシンボルを復活させることを決定した。陸軍司令本部の見解も参考にしながら参謀本部が準備した新しい紋章案は、以前のものよりも単純化され現代風にアレンジされたアタテュルクの姿がデザインされており、このほど一般に公開された。 ■間違いから戻り このように『人民の軍隊は、本来軍隊の所有者である人民から出た反発を受け』、民主性と人民参加の原則を尊重して、『誤り』の認められた決定を人々の希望に沿う 全文をよむ
トルコとEUの関係に緊張をもたらすこととなった作家オルハン・パムクの「国家侮辱」裁判が取り下げられた。 スイスの『ターゲス・アンツァイガー紙』(2005年2月6日付)に掲載されたルポルタージュの中でパムクは、「この土地で3万人のクルド人と百万人のアルメニア人が殺された。私のほかに誰もこのことに言及する勇気がなかった。」と述べたのだ。これがトルコ刑法第301条に違反するとして、この作家は「国家侮辱」のかどで起訴された。禁固3年が求刑されたパムク氏は、検察調書のなかで「私はトルコ人である。 全文をよむ
公正発展党の幹部は、「政治は司法に干渉すべきでない」などと発言する一方で、司法による最終判決がすでに出されているネジメティン・エルバカンを刑務所から救出するために「特別恩赦」に向けた準備を進めている。 メフメト・アリ・アージャの釈放に関する批判に対して、公正発展党は「政治は司法に干渉すべきでない。人によって対応が変わるようなことがあってはならない」と応じてきた。にもかかわらず、司法によってすでに最終判決が出ているネジメッティン・エルバカン元首相を刑務所から救い出すために「特別恩赦」に向 全文をよむ
早期解散総選挙をするつもりはないと話すエルドアン首相は「トルコには連立政権の文化が根付いていない。過去の連立政権時代は退化の時代だった」と語った。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、今年中に早期解散と総選挙が行われるのではとの観測について、「早期選挙など心待ちにしないでほしい。我々は母国を裏切る者にチャンスを与えはしない」と答えた。 エルドアン首相は昨日、アンカラ商工会議所の表彰式でのあいさつで、トルコの政治、民主主義、権利、自由についてと同様に、経済や産業の面でも今の状況から悪 全文をよむ
ムーラ県オルタジャ郡ダルヤン町のアスト・トゥファン町長は、アカウミガメの産卵で有名なイズトゥズ・ビーチの経営権を町に移管する議論を7年間続けた末、所属政党を与党に鞍替えして勝ち取った。正道党(DYP)に所属していたトゥファン氏は、同町に近いリゾート地アクヤカ(ギョコヴァ)で年始休暇を過ごすエルドアン首相と面会し、与党の公正発展党(AKP)に鞍替えした2週間後にイズトゥズ・ビーチの経営権を獲得した。イズトゥズ・ビーチは、年間30万リラ(約2400万円)を支払う条件で町に移管された。 トゥファン氏 全文をよむ
トルコ大国民議会(TBMM=トルコ国会)では、漁業問題から未解決事件、外交使節問題に至るまで、273件の調査議題が本会議での審議を待っている。調査の結果は審議されないまま、ほこりの積もる戸棚に山積みとなっている。 TBMMで多大な時間を費やして続けられている調査委員会の活動は、ほこりが積もる戸棚に、新たに報告書の山を作り上げるだけという状態に陥っている。多くの場合「選挙民向けの宣伝」が目的となっている調査委員会活動の成果について調べている公正発展党ブルサ選出国会議員のエルトゥールル・ヤルチ 全文をよむ
新聞記者アブディ・イペックチの殺人犯メフメト・アリ・アージャが、裁判所の判決により犠牲祭中に釈放された。共和人民党党首デニズ・バイカルは、このことやアージャを英雄に仕立て上げようとする者、また口をつぐむ首相エルドアンそしてその政府に反発を強めている。バイカルは、「とても受け入れられない」アージャ釈放をもとに、すでにトルコの最大問題となっていることが明らかな司法に介入し、広範な司法改革をする時が来たと信じている。昨日、アンタリヤからアンカラへ戻る際、バイカルは我々に次のように語った。 ●ア 全文をよむ
ジェミル・チチェキ法務大臣は、メフメト・アリ・アージャ元服役囚の釈放が再調査される予定であると述べ、調査命令書を出し、本件を最高裁判所に送り調査させることを明らかにした。チチェキ法相は、法律に間違いは起こりうるとし、次のように述べた。「我々が望むのは、トルコでこのようなことが二度と起こらないようにすることだ。しかし残念ながらわが国では、外国の国益のために働く者や、無実の人々の命を奪う殺人者が出ているのだ。」 チチェキ法相は、アタテュルク空港で行った記者会見で「本件をもう一度調査することにつ 全文をよむ
小泉首相は1985年のイラン・イラク戦争時にテヘランに取り残された日本人をトルコに連れ帰った元機長のオズデミルと面会する。 トルコを訪れている小泉首相は、1985年のイラン・イラク戦争時にテヘランに取り残された日本人を救出したトルコ航空元機長のアリ・オズデミルと、今日面会する。オズデミル機長とコライ・ギョクベルク副機長の英雄伝は、昨年、日本の公共放送であるNHKの「プロジェクトX」という番組で取り上げられた。1985年、日本企業のビジネスマン、技術者、そしてその家族など450人以上の日本人 全文をよむ
イスタンブル広域市のカーディル・トプバシュ市長は、イスタンブルが2010年に“欧州文化首都”となるよう欧州委員会に申し出た。しかし同市長は、「イスタンブルを文化と芸術の中心地として国際社会に紹介する」ことを目的にイスタンブル文化芸術財団(IKSV)との間で署名した「議定書」を公正発展党議員団に承認させることができなかった。議定書を支持する共和人民党議員団のチェティン・ソイサル議員は、「彼らは議定書に不備があるからではなく、本当のところジャズフェスティバルやダンスフェスティバルを開きたくないので反 全文をよむ
日本の小泉純一郎首相は、日本の首相として15年ぶりにトルコを訪問し、今夜アンカラに到着する。 イスラエルのアリエル・シャロン首相の入院によって、パレスチナとイスラエルへの訪問を取り消した小泉首相のアンカラ訪問では、二国間の経済関係が主な話題となる見込み。小泉首相は、二国間関係の新たなページを開くだろうと期待されている今回の訪問で、経済に関する書類を携えてアンカラを訪れる。会談でトルコ政府は、トルコ側の輸入超過となっている不均衡な貿易関係に言及することが明らかになった。 ■日本からの投 全文をよむ
トルコ大国民議会(TBMM)調査委員会は、内務省調査委員会捜査官によるシェムディンリ事件報告書の提出を求めた。(これをうけて)内務省がトルコ大国民議会に送った「検閲済み」の書類が論争の原因となった。国会議員たちは、16ページからなるオリジナルの報告書ではなく、最初と最後のページのみ(p.1とp.16)が送られてきたことに反発し、「我々をからかっているのか。」と述べた。 二名の主席捜査官が作成した報告書について、内務省はトルコ大国民議会にその内容をまだ報告してはいない。しかし11月9日の 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、鳥インフルエンザ対策のためイマーム(集団礼拝の指導者)に助けを求める予定であることを明らかにした。 公正発展党総本部を訪れた際、エルドアン首相は鳥インフルエンザに関する質問に答え、次のように述べた。 「(鳥インフルエンザは)純然たる意識の問題であり、迅速にこれを乗り越える必要がある。金曜礼拝で市民を啓発するためにイマームやハティプ(フトバを行う説教師)らから助けを求める予定だ。我々は必要な措置を講じている。この問題において市民は決して不公平な扱いを受 全文をよむ
女性として初めて憲法裁判所長官に選出され、エルドアン首相に「EUへの切り札」と評されたテュライ・トゥージュ長官が、欧州人権裁判所の2006年のオープニング・スピーチを行う予定だ。トゥージュ長官は、「代表をつとめている組織(憲法裁判所のこと)の重要性」と「女性であり、そして法律家であること」を兼ね備えている。このため、欧州人権裁判所のヴィルトハーバー長官から「単独スピーカー」として招待された。式典には、同僚のオスマン・パクスュト裁判官とともに参加する予定だ。 ■ヴィルトハーバー長官からの招待 全文をよむ
アフメト・ネジュデト・セゼル大統領は、新年の挨拶の中でレジェプ・タイイプ・エルドアン首相が始めたアイデンティティについての議論で取り上げられた見解を批判しながら「国民のアイデンティティは独立国家の存在を保証するものである。トルコ国民は政治的なひとつのまとまりである」と話した。 また、「共和国の根本的な構造に関する不毛な議論から議論の種作り出そうとするのではなく、真の問題に取り組むべきだ」といった政府に対するコメントを発表した。 政府向けのメッセージを含むセゼル大統領の年頭演説の内容は以 全文をよむ
民主市民党に所属するトルコ南東部の56市長がデンマーク首相アナス・フォー・ラスムセンに書簡を出し、PKK寄りの放送を行うデンマークのTV局ロジ・テレビを閉鎖しないよう訴えた。書簡はディヤルバクル市長オスマン・バイデミルよりラスムセン首相に送られた。市長たちは書簡で、「トルコ政府がロジ・テレビについて反民主的な行動をとるのではと心配している」と述べているという。書簡は10日前に市長らによって共同で書かれた。ディヤルバクル市長バイデミルは次のように述べた。 ■「重要な放送局」 「クルド語 全文をよむ
エルドアン首相は、予算が不足していると不満を漏らしている大学側に対し、大学はEUからの2億ユーロの資金のわずか6%しか使わなかったと批判した。 首相府EU青年教育プログラム中央委員会が開催した「ヨーロッパと活動意識」という会議に出席したエルドアン首相は、EUがトルコの学術調査のために2億ユーロ以上の予算を割り当てたと述べた。 エルドアン首相は「トルコの研究者は2億ユーロの内のわずか6%しか使わず、残りはEUの予算に戻された。この代償を私が払わなければならないのか?重要なのは経営者感覚を 全文をよむ
ラジオ・テレビ高等機構(RTÜK)は、コミュニティ放送や地域放送を行っている放送局のうち2局に、クルド語を含む母語での放送を行う許可を与える決定を下した。 以前、民間の全国放送局に母語での放送許可を与えたRTÜKは、地域放送局にも許可を与えた。技術革新の結果、母語での放送規則に改変の必要はないという決定が下された。書類を揃え、クルド語での放送許可を申請したディヤルバクルのソズ・テレビ社と、クルド語とアラビア語での放送を申請したシャンルウルファのメディア・FM社の2社に、1月から許可が降りる。放 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相と共和人民党(CHP)デニズ・バイカル党首は、トルコ大国民議会で行われた2006年度の予算審議で舌戦を繰り広げた。 バイカル党首の「どのレジェプ・タイイプ・エルドアンですか。ヒクメトヤルの前でひざまずいているエルドアンですか。アタテュルク廟で敬礼するエルドアンですか。」という言葉に対して首相は、「私も変わったのです。変わりながら成長したのです。30年前のままではありません。なぜなら私は時代についていこうと努力しているからです。」と答えた。 トルコ大国 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル外務大臣兼副首相は、オルハン・パムク、フラント・ディンク(訳者註:アルメニア系トルコ人ジャーナリスト)、ジョースト・ラゲンデュジク(訳者註:トルコ・欧州共同国会議員の欧州側委員長)といった人々に対する捜査の根拠となっている刑法301条に関して、必要があれば法を改正すると述べた。 ギュル外相はNTVの生放送番組の中で、301条に関して「これらは触れてはならない(変えてはならない)法であるとは言っていない。改革監視委員会として301条を注視している。必要があれば改正する。 全文をよむ
作家オルハン・パムクがトルコ刑法の「表現の自由」を制限する第301条に抵触したとして告訴された問題で、ヨーロッパに続きアメリカからも異論が寄せられた。アメリカのロス・ウィルソン駐トルコ大使は「表現の自由の制限はトルコの利益にかなわない」と述べた。 ウィルソン大使は昨晩出席した歓迎会でパムク裁判に関する記者陣の質問に答えた。アメリカが「表現の自由」の原則に基づいて建国されたことを強調する同氏は「アメリカだけでなく世界中で我々が最も注力してきたのが表現の自由である。民主主義の観点からないがしろ 全文をよむ
革命の犠牲者クビライ少尉の追悼式典には5000人が参加した。民族主義者行動党からも県支部長が参加した式典には、(同じく右派の)理想の炉辺からの参加者の姿もあった。 イズミルのメネメン郡でハサン・フェフミ・クビライ少尉の死後75周年を機に開かれた追悼式典へ約5000人の人々が参加し、故人をしのんだ。 駐屯軍指令本部、メネメン郡長、メネメン市長の共催で開かれた式典には、共和人民党のデニズ・バイカル党首のほか、オウズ・カアン・キョクサル知事、エーゲ軍司令官のフェトフィ・レムズィ・トルンジェル陸 全文をよむ
欧州人権裁判所(AİHM)は、ギリシャ系キプロス住民が提訴している複数の裁判の方向性を変えうる判決を下した。欧州人権裁判所は、所有権の申し立てを含むケニデス・アレスティス氏の裁判でトルコに賠償金命令を下さなかったが、その一方でトルコに対して複数の類似裁判の規範となる解決策を3ヶ月以内に見つけるよう求めた。 裁判所のこの決定は、欧州人権条約に批准していると明示された場合、北キプロス・トルコ共和国側がこの問題に対して国内法の整備で対処できることを示唆しており、重要である。 裁判は、 全文をよむ
教育省は来年、試験で学生選抜を行う国立学校、そして私立学校を除いた国立の小・中学校の入学登録の際、保護者から住所を自己申告させる予定だ。 「一番近い学校が、一番良い学校である」というスローガンの下で開始されるこの活動では、子供を家から遠い学校に登録するために「嘘の(住所を記載した)書類」を提出した保護者を、新トルコ刑法に従い3ヶ月から2年以下の禁固刑、または罰金刑に処する。 ヒュセイン・チェリキ国民教育大臣は、昨日、「グリーン・ボックス・トルコ(yeşil kutu Türki 全文をよむ
選挙の足切り率を下げるべき 共和国大統領セゼルは、来賓として参加したトルコ実業家協会の会合で、サバンジュ氏の「10%の足切り条項は高い」との見解に対し、「7、8%になり得る。しかし決定権は議会にある」と支持した。 トルコ実業家協会のアンカラ会議初の名誉来賓は大統領アフメト・ネジュデト・セゼルであった。会議では法改正の衝撃まで走った。セゼル大統領が来賓として参加したトルコ実業家協会の役員審議会には首相エルドアンも閣僚も参加しなかった。トルコ実業家協会の会長オメル・サバンジュは、問題に関 全文をよむ
トルコ実業家協会は、政府を激しく非難した。協会の高等審議会のアンカラ会議は、イマーム・ハティプ校の卒業生の大学入学条件の変更から大学におけるターバンの着用に至るまで、また、ユジェル・アシュクン教授とオルハン・パムクについて問題の裁判から、EUプロセスの遅延に至るまで、選挙の足切りラインの低下から、新たな法制定への模索に至るまで政府に対してなされた一連の非難の舞台となった。 実業家協会の会長オメル・サバンジュは、金利格差と失業と地域格差を最も重要な3つの問題として列挙した。「金利格差を生む構 全文をよむ
NATOのデホープスヘッフェル事務総長は、NATO全加盟国がPKKをテロ組織と認定する一方で、PKKに対する攻撃はヤシャル・ビュユクアヌト・トルコ陸軍大将の求めるような、北大西洋条約第5条の集団的自衛権の行使の規定の範ちゅうには入らないことを明らかにした。 アンカラで昨日レジェプ・タイイプ・エルドアン首相、アブドゥッラー・ギュル外相、ヴェジディ・ギョニュル国防相との会談後、本誌に話したデホープスヘッフェル氏は次のように述べた。 ■PKKについてNATOの認識は? 私の見解でも加盟国の見 全文をよむ
アリ・ババジャン国務相(EU加盟交渉担当)は、作家オルハン・パムク裁判が原因でトルコにとって悲しむべき進展があったとし、トルコ刑法第301条の修正の必要性を訴えた。ジェミル・チチェキ法務大臣はババジャンのこの発言に対し、「法律は法律の専門家に、経済は経済の専門家に聞くべきだ。」と反論した。 昨日CNNトルコの「ヘッドライン」という番組に出演したババジャン国務相は、オルハン・パムク裁判について「先週はトルコにとって悲しむべき一週間であり、またトルコが何かを失った一週間であった。」と語った。 全文をよむ
作家のオルハン・パムク氏に対し「国家侮辱罪」で三年未満の禁固刑を求めて起こされた裁判は、昨日世界中のメディアの注目の的となった。裁判に関連した事件について各紙はそろって生卵を使った抗議活動をとりあげた。 ・ガーディアン紙(イギリス):裁判官はパムク氏の命運を政府に委ねた。極左、極右の人々がそれぞれパムク氏とその支持者を糾弾し、車両を破壊し人権監督官に暴力を振るった。デモ隊がパムク氏に嫌がらせをし、人権監督官ともみ合う一方で、警察は騒動を治めるために十分な措置は取らなかった。 ・タイムズ紙 全文をよむ
作家オルハン・パムクの発言をめぐる裁判に関して、EUから批判の声が上がっている。レジェプ・タイイプ・エルドアン首相はこれに対し、欧州人権裁判所がレイラ・シャーヒン事件で公共機関でのイスラム式スカーフ着用禁止を承認する決定を下したことへの怒りを込めた反発を示した。エルドアンは「欧州人権裁判所も同じことをしているではないか。彼らも人権と法を踏みにじっている」と述べ、初めて同裁判所をはっきりと批判した。 ■私も被害者だ パムク裁判に関連してコンヤで記者の質問に答えたエルドアン首相は「思想の自由 全文をよむ
EU今期議長国:アシュクン学長の裁判を注意深く見守っている。公正かつ円滑な判断を期待している。 ヴァン百周年大学のユジェル・アシュクン学長が逮捕されたことに対し、作家オルハン・パムク氏の裁判ほどの関心を示さなかったためトルコの知識人から批判されていたEUから、事件に関する初めての見解が昨日EU今期議長国イギリスの在トルコ大使館を通して示された。 逮捕以来アシュクン学長に関する初の考えを示したEU今期議長国は、「EUはヴァン百周年大学長に対する裁判を注意深く見守っている。議長国は12月14 全文をよむ
米国公式訪問を終えて記者らにコメントしたヤシャル・ビュユクアヌト陸軍大将は、NATO上層部がクルド労働者党をテロ組織と宣言するよう、トルコが働きかけていると強調した。 ビュユクアヌト大将はこの問題を米国で取り上げた理由について、「テロに関するダブル・スタンダードを指摘するため」と明らかにした。また、メディアが今回の米国訪問に政治的意図があるとし、さらにはCIAのポーター・ゴス長官のアンカラ訪問とビュユクアヌト大将の訪米が同時期であったことを「計画的タイミング」と報道していることに対し批判し 全文をよむ
作家オルハン・パムク裁判に関連して、EUの様々な機関から反発が寄せられているが、これに欧州委員会も加わった。欧州委員会のオッリ・レーン拡大担当委員は「裁判官の前にたつのはオルハン・パムク氏ではなくトルコだ。」と発言した。レーン委員は、この裁判をトルコにとってのリトマス試験と位置づけ、次のように述べた。「裁きを受けるのはパムクではなく、トルコだ。この裁判は、トルコにおける法の至上性、そして全国民が恩恵を受ける表現の自由、そして改革に全力で取り組んでいるかどうかの尺度となる。」 レーン委員 全文をよむ
首相は宗教を『上位に位置づくアイデンティティ』とは言っていないと明言した。「宗教は国をまとめ、基盤となるものだと私は言ったのである。アタテュルクもこのことを言っている」と述べた。 オーストラリアとニュージーランドでの交渉を終えて昨日帰国したタイイプ・エルドアン首相は、宗教が国をまとめる要素であると言った自身の発言に関して明白にしたい点を述べた。エセンボア空港で会見したエルドアンは、「『トルコにいる複数のエスニック集団をまとめる主要な要素は宗教である』とあなたが述べたとある新聞にあります 全文をよむ
AKPのアンケートによれば、政府は5つの項目で失敗とされた。汚職対策では回答者の34.9%が政府は成功していると答えた一方、57.6%の人は不成功と評価した。貧困対策では不成功と答えた人の割合は71.5%に上った。 AKPのアフヨン選出国会議員マフムト・コチャックが委員長を務める政治センターが行ったアンケート調査の結果、「政府への支持が低下している」ことが明らかになった。その後AKP政権も初めて行った調査の結果を発表した。政府は8つの経済に関する項目中5項目で成功していないという結果の出た 全文をよむ
公正発展党(AKP)は、アルコールを提供する場所および飲酒目的の客を隔離する目的で、売春宿が集まるヨーロッパの「赤い通り(歓楽街)」をモデルに、この度外国人旅行客も含めたある計画を進めている。年間90億ドルの収入を得ている観光地アンタリヤで、「アルコール隔離」計画に着手したのである。 本紙は一面で問題の公示について報じたが、その後、内務省のその公示文が、アンタリヤの8つの主要な郡の知事により「飲酒地区」導入の批准を受けるため県議会に送られた。議会前夜の会合で、この議題が話に上ると共和人 全文をよむ
バグダッド駐在のザルマイ・ハリルザード米大使とイラクのスンナ派はイスタンブルで合意に達した。これにより、12月15日の国民議会選挙後に発足する新政府に入るシーア派、クルド人とスンナ派代表の勢力バランスが図られ、(クルド人の)分離要求が退けられる結果となることが期待されている。 極秘で行われた会談の出席者からの情報によれば、イラクの全ての勢力が選挙に参加することが望ましいと考えるトルコは、2週間前にスンナ派指導者をイスタンブルに集めた。第一回の会談に続き、12月2日にスンナ派指導者を再度イス 全文をよむ
イスラム会議機構首脳会議にアルンチ大国民議会議長が特別招待者として出席する。ギュル外相が政府代表として出席するが、別の会議のため途中までの参加となる。 ビュレント・アルンチ大国民議会議長はサウジアラビアのメッカで行なわれるイスラム会議機構(İKÖ)の首脳会議に「エクメレッディン・イフサンオールİKÖ事務局長の特別招待者」として出席する予定だ。 アフメト・ネジュデト・セゼル大統領とレジェプ・タイイプ・エルドアン首相が欠席するこの会議では、トルコからギュル外相の出席が議論された。し 全文をよむ
「高等教育機構のテズィチ理事長が『ギリシャの学校は我々、高等教育機構の管轄ではない。昔のように国民教育省(文部省)の管轄下にある。よって政府が望めば明日の朝にでも開校できる』と言った。ただし聖職者養成学校は職業高等学校として開校され得る。」 デルヤ・サザック(インタビュアー):聖職者養成学校が1971年に閉鎖された理由は何ですか? ギリシャ正教会総主教バルトロメオス氏:私たちの聖職者養成学校は少数民族の職業校であり、大学に相当するものではなかった。国民教育省により発行された卒業証書 全文をよむ
イスタンブル県による報告書は「ストリートチルドレンの79.3%が15歳以下である。子供および、暴力や不当な扱いを受けた女性への支援は全く不十分」と指摘している。 「名誉の殺人」とならんで、女性や子供に対する暴力は、非常に重大な社会問題の一つになっている。報告書では、暴力や不当な扱いのためにイスタンブルに避難してくる女性に対して必要な支援を行えないこと、このためイスタンブルへの移住を止める必要があることが明らかにされている。イスタンブル県は障害があったり売春の被害に遭った女性専用の保護施 全文をよむ
元外務次官で正道党副党首のニュズヘット・カンデミルは、イスラム会議機構がサウジアラビアで開く予定の大統領・首相サミットで、アフメト・ネジュデト・セゼル大統領とレジェプ・タイイプ・エルドアン首相の代わりにビュレント・アルンチ大国民議会議長がトルコを代表することは法的に不可能であり、前例がないと述べた。カンデミルは、立法機関の長であるアルンチがサミットの決定事項を行政機関の代わりに調印することはできないだろうと述べた。 カンデミルは、立法機関の長であるアルンチはサミットの決定事項に調印することはで 全文をよむ
ヒルミ・オズキョク参謀本部長大将は、「トルコが他国と対等な立場でEUに加盟するまで、撤回できない譲歩をすべきでない」と述べた。トルコ退役士官協会の広報誌「ビルリキ」のインタビューに応じたオズキョクは、次のように話した。 ■EUへの譲歩 トルコはEUに対しどれほど高い代償を支払ってもよいというのでなく、トルコにとってふさわしい、威厳のある対等な立場での加盟に賛成する。キプロス問題ではギリシャ人が歩み寄るべきだ。 ■民主主義とテロ 社会の一部には「人権や民主化で遅れをとらないように」 全文をよむ
公正発展党グループ副代表サーリフ・カプスズ氏は15校の新規大学開校のほかに、さらに10県で大学設立を働きかけていくと発表した。 公正発展党(AKP)グループ副代表サーリフ・カプスズ氏は、トルコ大国民議会国民教育委員会で木曜日に草案が検討される15校の新しい大学のほかに、さらに10校を開設するための活動を始めたことを明らかにした。国民教育省が高等教育機構からの見解を求めたと述べたカプスズ氏によれば、対象となるのはキリス、カラマン、カラビュク、チャンクル、ネヴシェヒル、スィイルト、アール、ビレ 全文をよむ
金庫に帳簿にない小切手を保管していたチョルム市のセヴェン副市長と賄賂の見返りに建物の増設許可を出したとの疑惑を持たれた開発委員会のユルドゥルム委員長が辞職した。 本紙がスクープした公正発展党(AKP)系のチョルム市役所でのスキャンダルは、(疑惑の渦中にあった)2人の辞職で決着した。金庫に帳簿にない小切手を保管していたセリム・セヴェン副市長と賄賂の見返りに建物の増設許可を出した疑いが持たれている市開発委員会のヌレッティン・ユルドゥルム委員長は、「これ以上党を腐敗させない」ために辞職させられた 全文をよむ
参謀本部長官ヒルミ・オズキョク大将は、任期が1年延長される見込みであるとか、大統領職をめぐる駆引きを政府と行っている、という見方や憶測をはっきりと否定した。参謀本部事務局が行った説明は、下記の4点のとおり。 「最近、参謀長官(の今後)についてマスコミが意味不明の見解を主張している。これらのマスコミの見方に対する返答として、世論に以下の声明を知らしめたい。 ■疑いの余地はない 大統領となる見込みがあるのかという件について、参謀本部長官は2004年4月13日の記者会見において疑いの余地 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が昨日シェムディンリ住民に行った演説で、「トルコ人は『私はトルコ人です』と言い、クルド人は『私はクルド人です』と言い、ラズ人は『私はラズ人です』と言い、ボスニア人は『私はボスニア人です』と言うだろう。しかし我々みんなの一体性を持った上部アイデンティティはトルコ共和国国民なのである」と述べたことに対し、共和人民党党首デニズ・バイカルは反論する。バイカルは「トルコ共和国国民」という上部アイデンティティは存在しないと述べ、「トルコ共和国国民であることはトルコ人であるこ 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、シェムディンリで爆発したウムット書店を訪れた。書店は旧クルド労働者党(PKK)党員で服役中のセフェリ・ユルマズが所有している。この訪問で首相は、一部の軍部関係者も関わった一連の事件を「放ってはおかない」と語った。 首相は「混乱した空気を好む者がいる。この空気に欺かれてはならない。我々は民主的権利の優越性を浸透させる。この怒りや憎しみを取り払おうではないか」と語り、裁判の公正な判決への期待を述べた。 ■爆破された通り ヴァンからヘリコプター 全文をよむ
エルドアン首相が後日言い過ぎを認めた「スカーフ問題について言及する権利はウラマーにある」という発言によって始まった議論で、「トルコのウラマー」として知られる宗務高等機構(DİYK)メンバーに俄然注目が集まった。普段世間の前に出てくることなく宗教的な問題を解釈している機構のメンバーは、哲学・言語学・宗教学の分野における権威ある学校を卒業し、少なくとも3ヶ国語に通じている人々である。 ■ファトワー(イスラム法に基づく意見・決定)機構 宗務庁の最終決定・諮問機関であり、16人のメンバーから 全文をよむ
イスマイル・トゥンジャイ・ウスル元大学教授は、ナクシュバンディー教団長メフメト・ザヒド・コトク氏が夢のなかで言ったというメッセージを、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相に手紙で伝えた。ウスル元大学教授に対する最初の返書は、高等教育機構から送られてきた。 ウスル元大学教授の手紙は、首相府で「公式文書」として受理され、「適切に対処されるために」文部省へ、さらにそこから高等教育機構へと送られた。この手紙に対するエルドアン・テズィチ高等教育機構理事長の返答は辛らつなものとなった。理事長のサインが入 全文をよむ
米国は、デンマークにPKK系の放送を行うロジ・テレビを閉鎖するよう、書簡で求めた。また、トルコ首相エルドアンの訪問で問題となったこのテレビの財源調査も求められた。 米国がデンマークに送った外交書簡において、PKK系の放送を行うロジ・テレビの閉鎖と、その財源調査が求められていることが明らかになった。デンマークの主要紙 Berlingske Tidende紙のトップで報じられたニュースでは、エルドアンのコペンハーゲン訪問で問題となったロジ・テレビについて、米国がトルコ側に味方したと述べられ 全文をよむ
アブドュッラー・ギュル外相は、ドイツでゲルハルト・シュレーダー氏に代わり次期首相に就任するキリスト民主同盟党首アンゲラ・メルケル氏と会談した。ギュル外相は、会談で特権的パートナーシップや特権的関係といった話題は言及されなかったことを語った。 約1時間の会談の後、記者団に対して行われた会見で、ギュル外相はメルケル氏に感謝の意を示し会見に応じた。ギュル外相は、「まさに連立協定に公式に署名するというこんなにも重要な日に私の訪問を受けて下さいました。ドイツとトルコの関係は非常に特別であり、我々の望 全文をよむ
宗務庁長官のアリ・バルダクオール氏は、「宗務高等機構が見解を発表したからと言って、法律がその見解に基づいて制定されれば、世俗主義原則の本質に反する。」と述べた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、欧州人権裁判所がスカーフ禁止令を合法とした判決に対して、「裁判所に宗教的見解を表明する権利はない、それはウラマー(宗教有識者)の役目である。」と批判した。この首相の発言についての議論の中で、最も重要な発言をしたのは宗務庁長官のアリ・バルダクオール氏であった。 バルダックオール氏は「宗務 全文をよむ
メフメト・ヌリ・ユルマズは、「宗教有識者の見解が取り入れられるべきであった」と述べたエルドアンに「宗教有識者の決定はそもそもあった。それを聞いて、果たしてAIHMに対する弁護内容に付け足したりしただろうか?」と疑問を呈した。 元宗務庁長官メフメト・ヌリ・ユルマズは、エルドアンの会見に対し、「宗教有識者の決定はそもそもあった。それを聞いてAIHM(欧州人権裁判所)に対する弁護内容に加えたりしただろうか? しなかったではないか」と反発した。ミッリイェト紙の質問に答えたユルマズは、宗教有識者 全文をよむ
トルコ首相府人権諮問委員会委員任期中に「マイノリティ・レポート」を執筆したバスクン・オラン教授とイブラヒム・カボウル教授に対する訴訟が起こされ、それぞれ懲役5年が求刑された。 思想に対する刑罰がEUからの激しい批判にさらされている中、アンカラ検察庁は「トルコ国人性」を上部アイデンティティと位置づける「マイノリティ・レポート」を理由としてバスクン・オラン教授と前トルコ首相府人権諮問委員会委員長のイブラヒム・カボウル教授に対する訴訟を起こした。検察庁はトルコ刑法第216条(旧トルコ刑法第3 全文をよむ
エルドアン首相は、デンマークでスカーフ禁止議論に関し、厳しい批判を行った。首相は「トルコでは、8年間大学における宗教、良心および教育の自由が無視され、スカーフ着用の自由が奪われている。この議論に関し、裁判所が口を挟む権利はない。ウラマーに問うことこそが必要だ。ウラマーがいかなる結論を出しても、それに従うべきだ」と語った。また、憲法裁判所および行政裁判所の決定と、この決定を支持した欧州人権裁判所の判決に対し、「最終的な決定には宗教有識者の参加が必要である」と批判した。首相は、コペンハーゲンで行わ 全文をよむ
公正発展党のアフメト・アイギュン、テキルダー市長は、市の占領解放83周年を記念し開催したレセプションで、アルコール飲料を提供しなかった。 市文化センターで昨日(14日)夜にレセプションを開いたアイギュン市長とゼフラ夫人は、入口で来場者を一人一人出迎えた。レセプションにはテキルダー県のアフメト・オズユルト知事とアイシェ夫人、第8機甲部隊メフメト・ダイサル准将とジャナン夫人、共和人民党のエニス・トゥトゥンジュ、ヌーリ・サイグン両議員も出席した。しかしレセプション中アルコール飲料が振舞われなかっ 全文をよむ
チョルム市で賄賂疑惑の発端となった小切手が返還された。事件を調査した公正発展党(AKP)の国会議員は「違法な行為はあったが、賄賂の授受はなかった。ラマザン(断食月)の援助を受け取る際に思慮を欠いた行為があったようだ」と述べた。 本紙がスクープした「AKP県支部長」と書かれた封筒の中で見つかった小切手をめぐるスキャンダルは、チョルム市役所に衝撃を与えた。未使用の小切手と使用相当分のお金が提供者に返還される一方、AKPの調査団が準備した報告書から「市の担当者は賄賂目的ではなく寄付目的で、思慮を 全文をよむ
スレイマニイェ・モスクの庭に埋葬されているナクシュバンディー教団長メフメト・ザヒド・コトクが「夢をとおして」レジェプ・タイイプ・エルドアン首相にメッセージを送ったと主張するある学者が首相府宛に手紙を書いた。その学者とはイスマイル・トゥンジャイ・ウスル教授で、彼は夢の中で話をしたコトクが高等教育機構と厚生省を批判したと主張し手紙を書いた。その手紙は、首相府で公式文書として扱われた。首相府が対処するため手紙を文部省と高等教育機構(YÖK)へ送ったことが、共和人民党員(CHP)に大きな反感を買った。 全文をよむ
共和人民党(以下CHP)のエサト・ジャナンが存在を明らかにした、105名の「死のリスト」には80人が「要注意」、25人が 「民兵」として名を連ねている。さらに民主市民党(以下DTP)の18人の党員の写真と「親国家派」を記したリストもある。 ハッキャーリのシェムディンリ郡ウムット書店爆破事件後、市民によって破壊された軍警察の車両(ナンバー:30 AK 933 車種:ルノー19)のトランクから発見された書類の中に105人分の名前が掲載されたリストが見つかった。その「要注意」と記された名簿の他、 全文をよむ
共和人民党(以下CHP)党首バイカル:ススルルク症候群があるようだ。身内を擁護することも断罪することもしない。 ハッキャーリ県シェムディンリ郡で11月9日に起きた書店爆破事件で、車に武器や爆弾を所持していた疑いで逮捕された人物が軍警察の隊員であったことは、政府を揺さぶった。タイイプ・エルドアン首相とアブドゥッラー・ギュル外相が事件について「“最後まで調査がなされる”、“犯人が誰であれその代償は払わされるだろう”、“どこが関わっていようとも容赦はしない”等と述べたことに対し、参謀本部から興 全文をよむ
欧州人権裁判所(AIHM)の判決に異議を唱えたエルドアン首相とギュル外相は、初めて明確に見解を示した。「我々は必ず解決する」。 レイラ・シャーヒンが大学在学中に行った申し立てに関し、トルコの高等教育機関に適用されているスカーフ着用の禁止を民主的な措置とみなしたAIHMの判決に、公正発展党員からの反発が相次いでいる。タイイプ・エルドアン首相は、スカーフ着用の禁止を人権侵害だと見なさないAIHMの判決に対し、昨日次のようにコメントした。「何よりもまず、私はこの問題を宗教と信教の自由の問題であ 全文をよむ
アフメト・ネジュデト・セゼル大統領は、アタテュルク文化言語歴史高等協会によって開催され、国賓が一堂に会した「アタテュルク記念」会議で重要なメッセージを送った。セゼルは、いまだに共和国を受容できない者たちが見受けられることに注意を促し、カリフ制を共和国の目の前に立ちはだかる障害と見なしていたアタテュルクは、大統領制度すら肯定的にはとらえていなかったことを強調した。 会議には、セゼル大統領、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相、ビュレント・アルンチ大国民議会議長、ヒルミ・オズキョク参謀総長と諸軍 全文をよむ
共和人民党(CHP)のアリ・トプズは、セゼル大統領のスカーフ問題に対する態度を批判したトルコ大国民議会議長アルンチに対し、「アルンチは、イスラム主義者勢力のリーダーになろうとしている」と批判した。 CHPのデニズ・バイカル党首は、大国民議会のビュレント・アルンチ議長がスカーフは現代的な衣服であると発言したことに関連して、「誰であろうと、自分の考えを現代的であると公衆に認めさせようとするのは正しいことではない」と批判した。 同党会派の副会長であるアリ・トプズも、大国民議会で行った記者会見で 全文をよむ
エルドアン首相がフランスの暴動をスカーフ禁止問題と関連付けたことに対して激しい反発が起きた。 フランスで発生している暴動は移民の同化政策に関連しており、学校でのスカーフ禁止が誘発要因のひとつであると述べたエルドアン首相に対して、野党から激しい反発が起こった。 ■「エルドアン首相はフランス暴動を教訓にすべき。」 民主左派党(DSP)ゼキ・セゼル党首:エルドアン首相は、トルコ国民に内在する否定的な見方に気付いていないかのように「学校でのスカーフ禁止の影響」について発言した。このことで首 全文をよむ
トルコの最重要議論事項の一つであるスカーフ問題は進捗レポートで取り上げられなかった。その理由とされたのはスカーフ禁止を承認する欧州人権裁判所の決定である。 トルコの最重要議論事項の一つであるスカーフ問題に関してEU委員会が伝統的な姿勢を崩すことはなかった。以前のレポートでの姿勢を貫き、今回の進捗レポートでは、またもスカーフ禁止問題が取り上げられなかった。スカーフ禁止問題を「トルコにおける宗教的自由を侵す要素」としてEUが取り上げない背後には、重要な2つの要因がある。その第一の要因とはE 全文をよむ
エルドアン首相は、アブドゥッラー・ギュル外相の指示で国家諜報機構が作成した国家安全保障政策文書(MGSB)を報道機関にリークした人物が国家安全保障評議会(MGK)事務局の職員だと思われる、と述べた。 ■名前は出さなかった。 昨日、エルドアン首相を議長として開催されたMYKの会議で、MGSBについての議論が行われた。出席者から、リークに関する質問を受けたエルドアンは、漏洩がMGKで起きた可能性はないと述べた。文書準備の段階で、リークされた可能性があると述べたエルドアンは「漏洩がおきた場所と 全文をよむ
イスラエルのシャローム外相は、ギュル外相に宛てた親書のなかでアフマディネジャード・イラン大統領の発言に対する不快感を伝えた。イスラエルはトルコに対して、イランの発言に反発するよう求めている。 イスラエルのシルヴァン・シャローム外相が、トルコのアブドゥッラー・ギュル外相に親書を送り、イランのアフマディネジャード大統領の「イスラエルを地図から消し去るべきだ」という発言からうけた不快感を伝えたことがわかった。イスラエルの当局者は、エルドアン首相と外務省スポークスマンのナームク・タン氏によっ 全文をよむ
参謀本部長官ヒルミ・オズギョクは、自分の地位を「とても困難」であるとして、「今の状況と時勢の中でこのような地位にいることは簡単じゃない。この4年間のために胃を犠牲にした」と述べた。 参謀本部長官ヒルミ・オズキョクは、自分の地位を「とても困難」であるとして、「私はこの4年間のために胃を犠牲にした。責任感をもって振舞いたい。事実も述べたい」と話した。共和国創立82周年のために大統領のアフメト・ネジュデト・セゼルのチャンカヤ別邸においてなされたレセプションに参加したオズキョクは記者団の質問に 全文をよむ
セゼル大統領「HSYKの運営に司法が介在すべきでない」。オズキョク参謀本部長「必要に迫られれば司令官はコメントする」。ビュユクアヌト陸軍司令官「政策文書漏えいの犯人は最も詳しい情報を載せた新聞を見れば分かる」。 ■セゼル大統領:身分不可侵権は撤廃すべき アフメト・ネジュデト・セゼル大統領は、百周年大学のユジェル・アシュクン学長が逮捕されて以来高まっている司法の独立に関する議論について意見を述べた。法務大臣と事務次官がHSYK(Hakimler ve Savcılar Yüksek K 全文をよむ
エルドアン首相は、「宗教と良心の自由は、それがいかなるものであれ保障されなくてはならない。これが、国民の多くがキリスト教徒である国で保障されているとすれば、その多くがムスリムであるトルコでも国民の総意に基づき保障されなければならない」と述べた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、スカーフ問題で、宗教と良心の自由の必要性はそれがいかなるものであれ保障されなければならないという見解を示した。エルドアン首相は、LSE(ロンドン大学政治経済学院)での講演の後、参加者の質問に答えた。イギリスは国 全文をよむ
ヒルミ・オズキョク参謀本部長は、いくつかの周辺勢力が軍の威信つぶしに躍起になっているとし、「これらの勢力にはトルコ軍の忍耐力を測っているものもある」と述べた。 オズキョク参謀本部長は、共和国記念日に向けたメッセージの中で、トルコ軍を標的とする批判勢力に厳しい警告を発した。最近になって特定の勢力がトルコ軍の権威を失墜させるキャンペーンを展開していることを明らかにするオズキョクは、以下のように述べた。 「こうした勢力は最近、特に社会を統合させる価値観や理念をないがしろにし、国民の尊厳を傷つけ、そ 全文をよむ
ヴァンで調査に当たった調査団は「ヴァンを支配しているのは『公共の秩序や法律』ではなく、『ダルトン兄弟(マフィア)の秩序』である」と報告した。 共和人民党アンカラ選出国会議員のユルマズ・アテッシュ氏が団長を務め、ヴァンで調査を行った同党調査団の報告書で、ヴァンが「マフィア‐宗教教団‐分離主義組織」の脅威にさらされていることが強調され、「県知事をはじめ県内のすべての公的機関の指導者や担当者がこれらの勢力の影響を受けているということは、ヴァンの人々全ての周知するところである。ヴァンを支配している 全文をよむ
イエメンを訪問したエルドアン首相と政府代表団は、オスマン帝国時代の歴史的遺産の残る首都サナアの市内をサフル(断食月の夜明け前の食事)までの間散策し、トルコ人の造ったイエメン門を訪れた。 エルドアン首相とエミネ夫人は、昨夜イエメンでサフルまでの時間、市中を散策して過ごした。700年の歴史を持ち、オスマン帝国時代の多くの歴史遺産が残るサナアで午前2時まで過ごしたエルドアン夫妻は、イエメンの民謡の演奏に耳を傾けた。 世界でもっとも裕福な国のひとつであるクウェートから、もっとも貧しい国のひとつで 全文をよむ
世界で最も権威ある大学のひとつ、ロンドン大学政治経済学院(LSE)に現代トルコ研究コースが開設され、今日エルドアン首相も出席して記念式典が行われる。式典には本紙代表取締役のハンザーデ・ドアンも出席する。 コースの開設には中央銀行、トルコ商工会議所連合(TOBB)、トルコ輸出業者会議(TİM)、さらにアイドゥン・ドアン基金も資金を提供した。本コースでは主に社会科学や政治、経済分野での研究が行われる。 ■政府もバックアップ コース設置のには、LSE当局と並んでトルコ外務省や在英トルコ 全文をよむ
エルドアン首相はクウェートを訪れ、「外国人も国内の実業家と同じ条件で活動できる。GAP(南東アナトリア・プロジェクト)もあなた方と実現させたい」と述べて投資を呼び掛けた。 ドバイの王位継承者、アル・マクトゥム王子との間でトルコに対する50億ドルの投資について合意に達したレジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、今度はクウェートのサバフ・ジャビル・アル・アフメト・アル・サバフ首相とクウェート人実業家に投資を呼び掛けた。それに対しアル・サバフ首相は、自身がトルコを訪問予定であり、また11月には財務 全文をよむ
ハリル・イナルジュク教授曰く「ヨーロッパにおける商業や資本主義の誕生は、16世紀のオスマン朝との商業によって起きたものだ。ヨーロッパにおける資本主義の誕生に対する我々の貢献は大きい。ヨーロッパの世論はこうしたことを知らない。トルコ人を野蛮だとしか思っていない。」 インタビュアー(デルヤ・サザク、以下DS):イナルジュク先生は現代における最も重要な歴史家の一人でいらっしゃいますが、10月3日に始まったトルコのEU加盟交渉をどのようにご覧になっていますか。タンズィマート後の200年にわたる「 全文をよむ
セゼル大統領は、就任以来初めて行われる10月29日の共和国記念日のレセプションに77大学の学長を配偶者とともに招待した。アシュクン教授の妻であるオヤ・アシュクン助教授も招待することが明らかになった。 ヴァン百周年大学長ユジェル・アシュクン教授の拘留と、首相府補佐官のオメル・ディンチェルが高等教育機構の決定によって教授職を剥奪されることから始まった政府と学長らの間の緊張は、新しい局面を迎えた。アフメト・ネジュデト・セゼル大統領は、就任以来初めて行われる10月29日の共和国記念日のレセプシ 全文をよむ
エルドアン首相は批判の集中砲火を浴びせた。高等教育機構(YÖK)へ「ディンチェル事務次官に関する決定は報復目的で下されたにすぎず、私の足かせにはならない」。学長たちへ「己の仕事を全うしてほしい。政府と議論しないでほしい」。弁護士連合へ「私が投獄されたときはあなた方はどこにいたのか?」。CHPへ「批判集団」。 エルドアン首相は、百周年大学のユジェル・アシュクン学長を支援するために昨日ヴァンへ向かったYÖKのエルドアン・テジッチ理事長を筆頭とする学長に対し、「われわれは外国に仕事に行っていると 全文をよむ
ヴァンの百周年大学長ユジェル・アシュクンの逮捕を受けて高等教育機構(YÖK)学長協議会は、逮捕は陰謀であったという結論に至り、「ユジェル・アシュクン氏を守ることは共和国を守ることと同様である」という声明を発表した。 YÖK学長協議会は、武装勢力に属して不正行為を行った容疑で逮捕された百周年大学長ユジェル・アシュクンに対し、「彼の逮捕は陰謀だ」という決定を下した。声明では「ユジェル・アシュクンを守ることは共和国を守ることと同様である」と述べられていた。彼の逮捕について4時間に渡る会議で討 全文をよむ
小学校のころ興味を持って聴いていたラジオの一つが有名な「我らのラジオ」だった。ソ連のプロパガンダラジオ局だ。何曲か歌や民謡を流した後に始まるニュースでは、ほとんど全部のニュースが「村の電化」「村に道路が開通」「新しく建設された工場」といったことに言及して終わるのである。 「電気が来た村の数はここまで増えた…」といった具合に。 大学時代には(『方向』のような)左翼思想の出版物にも似たような特徴が見られた。ソヴィエト連邦共和国やその他の社会主義国家がどれだけ速いスピードで発展したか、近代化を 全文をよむ
欧州議会の左派グループは共和人民党(以下CHP)に期待を見出せずに終わった。CHPは社会主義インターナショナルへ参加するため甚大な努力をしてきたが、排除される見通しだ。 CHPが切望してきた社会主義インターナショナルへの参加について、来月から討論が始まる予定である。この議論は同時にヨーロッパ社会主義政党の出発点となりうる。欧州議会の社会主義派、すなわちヨーロッパ社会主義(以下PES)は、2006年11月にトルコに関しての決議を下すため報告書を準備中である。この報告書に関連して、先週PESの 全文をよむ
トルコ全土で行われた「EU」についてのアンケートの結果、トルコがEUの正式な加盟国になると考えている人(39.6%)は、正式な加盟国にはならないと考えている人(46.9%)よりも少ないことが分かった。 コンセンサス調査がトルコ全土の1002人を対象に行った「EU」についてのアンケートで、興味深い結果が出た。「EUはあなたに何をイメージさせますか」という問いについて、67.3%を占める大多数の人が「文化的多様性」と返答する一方、19.4%は「失業の継続」という選択肢を選んだ。トルコが正式な加 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の筆頭政治顧問であり、アダナ選出の国会議員であるオメル・チェリキは、『世界』誌に掲載されたインタビューで、世俗主義は「トルコの中核パワー」であると定義した。チェリキは、エルドアン首相については「国家の基本政策では譲歩せず、他の事項では極めて迅速な決断のできる、実務に通じた人柄」であると述べた。 チェリキは、トルコが周辺諸国の慢性的な政治危機や社会的混乱の影響を回避できていることの背景には、世俗主義(ラーイクリキ)の原則があることを強調し、次のように述べた: 全文をよむ
EU加盟交渉の先頭に立つババジャン国務大臣が動き出した。加盟交渉を担当する交渉委員会は5つの組織から構成された。EU事務局の新代表にはオウズ・デミラルプ前EU常任代表大使が選ばれた。 EU加盟交渉は、10月20日に科学技術に関する交渉でスタートをきる。そのEU加盟交渉で先頭に立つババジャン国務大臣は、昨日記者会見を開き、交渉委員会及びその構造、プロセスを発表した。EU事務局、外務省、国家計画機構、首相府、EU常任代表の5つの組織が交渉を担当する、と述べたババジャン国務大臣は、「しかし、 全文をよむ
トルコの若年層はヨーロッパで今後起こるであろう労働力不足を埋める要員となりうる。ただし知識と専門性の向上が課題であり、このためには教育システムの改革が不可欠である。 EUは国家の上部機関である。これはEU加盟国がいくつかの政治的領域で自国の主権をEUに譲り渡しているということを意味する。従って、例えば通商政策面で、加盟国がもはや自国の独立した政策を実行することはできない。フランスがメキシコと独自に通商協定を結ぶことは不可能なのだ。これに対して財政などの面ではまったく逆のことが起きてい 全文をよむ
欧州委員会EU拡大担当オッリ・レーン氏は、追加議定書の承認のために政府から約束を取り付けたことを明らかにし、「親愛なる同胞たちよ、議定書を国会で通過させよう」と語った。 欧州委員会EU拡大担当のオッリ・レーン氏は、関税同盟条約加盟国をキプロス共和国(ギリシャ系キプロス)を含む10カ国に拡大することを盛り込んだ追加議定書のトルコ大国民議会での承認に関し、政府閣僚から保証を取り付けたことを明らかにした。エルドアン首相は「急を要するものでもないし、必要性もない」と答えたが、レーン氏は追加議定書は「承 全文をよむ
新聞記者のフラント・ディンクは記事の中で“トルコ主義を破壊、侮蔑”したかどで6ヶ月の懲役に処せられることになった。専門委員会の見解は「罪ではない」。 アルメニア語とトルコ語で発行されているアゴス新聞の編集長フラント・ディンクは、ある記事において‘トルコ主義を破壊、侮蔑’したことで訴えられ、専門家委員会の反対にも関わらず6ヶ月の懲役に処せられることになった。ディンクへの刑の執行は「将来重犯罪をおかす可能性がないと予測される」という理由から猶予が与えられ、裁判所はもう1人の容疑者で編集責任者で 全文をよむ
ヒュセイン・チェリキ文相はEUスタンダードへの適合問題で質問に答えた:「高等教育法はEUスタンダードに合わせて改正する。高等教育機構(YÖK)の構造改革も行う。神学校の開設は必要で、24時間で開設する」。 チェリキ文相は、EUスタンダードへの適合問題で本紙の質問に答えた。 「交渉枠組み文書の第4項に『マイノリティの権利と信仰の自由』の項目があるが、神学校の開設は議論されるのか」という問いに対し、同氏は次のように答えた。 「メフメト2世はアルメニア人の総主教ジョアキムを招聘して総主教座を 全文をよむ
国会が新会期を向かえ、国家首脳は厳しいメッセージを送った。セゼル大統領:トルコはEU加盟プロセスを誇りを持って遂行する。アルンチ議長:トルコ国民の歴史に汚点を残してはならない。 国家首脳陣は、欧州議会がアルメニア虐殺の事実を受け入れることをトルコのEU加盟の前提条件だと認めることで始まり、加盟交渉枠組み文書の承認の延期によって頂点に達した“10月3日危機”について、トルコ大国民議会から厳しいメッセージを送った。 アフメト・ネジュデト・セゼル大統領はEUに対し「追加条件を設けないよう」呼び 全文をよむ
A&G調査社は、国民の意識調査を行った。調査結果によると、トルコのEU加盟は必ず必要だと考える人の割合は昨年より10%低下した。しかし、加盟を望む人が依然大多数を占めている。 EU加盟交渉のためのブリュッセルからの知らせに釘付けになっているトルコ世論は、再度加盟賛成の態度を示した。昨今の否定的な情勢を受けてヨーロッパ入りの熱意に陰りが見られるトルコ国民だが、大多数は依然としてEUへの加盟を支持している。 A&G調査社がトルコ国民のEU加盟に対する意識を調査した。調査結果か 全文をよむ
イスタンブル大学でアルメニア学術会議が開催される。会議では、ビルギ大学での会議とは反対に、あらゆる見解の人が招かれる。 ビルギ大学でこれまでの公式見解に批判的な人々が参加したアルメニア学術会議が開かれたが、イスタンブル大学は、今回は、イスタンブル大学で「学術的」な会議を開催すると発表した。 イスタンブル大学で2006年3月に行われる会議へは、親トルコ派として知られるアメリカ人歴史家ジャスティン・マッカーシーや、アルメニア人虐殺は実際にあったという見解のハリル・ベルクタイ助教授まで、異なる 全文をよむ
士官学校の生徒を前に講演をしたビュユクアヌト陸軍司令官は、「アタテュルクの肖像画を役所の壁から取り外せと言うほど厚顔無恥な者がいる。こうした発言は、共和国を目覚めさせるための警鐘だと思っている」と語った。 ヤシャル・ビュユクアヌト陸軍司令官は、EUとの加盟交渉プロセスが始まる10月3日まで一週間を残して、ヨーロッパで表明されたいくつかの見解に厳しい言葉を投げかけた。ビュユクアヌト氏は士官学校の生徒に「眠るな」と呼び掛けた。陸軍学校の新年始業式で演説をしたビュユクアヌト陸軍司令官は次のような 全文をよむ
行政裁判所の中止決定のために、一日遅れで始まったビルギ大学でのアルメニア会議では、フラント・ディンクが語った記憶に、講演者も聴衆らも涙した。 行政裁判所の中止決定のために一日遅れで始まった「オスマン帝国末期におけるオスマン朝のアルメニア人:科学的責任と民主主義の問題に関する会議」(於・ビルギ大学)は抗議や議論や興味深い発表で幕を閉じた。会議でフラント・ディンクが語ったスィヴァスで亡くなったあるアルメニア人女性についての記憶は、たくさんの人の涙を誘った。一方で、イルハン・チュハダルオール 全文をよむ
オスマン帝国崩壊期におけるアルメニア人(大虐殺)をテーマとする会議は、2回中止決定が下された挙句、昨日の朝、会場をボアズィチ大学からビルギ大学にかえて開始された。アメリカから中国に至る様々な海外メディアが、その会議の成り行きに注目した。 AP通信は、昨日のニュース記事のなかで、トルコ人がアルメニア人に対する虐殺について発言することが、単に国策に反する行為というだけではく、取り調べが始められる理由になってしまうことがあると記した。 英国のインディペンデント紙は、最も厳しく批判し、 全文をよむ
トルコでアルメニア人のみが居住する唯一の村であるハタイのサマンダー郡ワクフル村で亡くなったヒルダ・チャパル氏(70)の葬儀に3つの宗教から同胞たちが集まった。人口200人のワクフル村での葬儀に参列したサマンダー・キリスト協会のマヒル・ヒレンオール会長(40)は、集まった異なる宗教の人々が“文明の出会い”の最も素晴らしいお手本となっていると話し、次のように語った。 「ハタイで暮らすキリスト教徒、ムスリム、ユダヤ教徒は互いに寄り添って暮らしており、信仰や文化ゆえの問題は一切起こらない。我々は異なる 全文をよむ
エルドアンは「官僚が変化への抵抗を示している」と述べ、ババジャンは「10月3日」の前であることに注意を喚起した。しかしジェミル・チチェキの姿勢には微妙な差異があり、「10月3日」に結びつけるのは誤りであるとした。 「オスマン帝国崩壊期におけるオスマン朝のアルメニア人:科学的責任と民主主義の問題に関する会議」が、司法判断のもとで中止された件に関し、政府が行った種々の説明に微妙なずれがあることが指摘されている。タイイプ・エルドアン首相およびアブドゥッラー・ギュル外相、そしてEU加盟交渉担当 全文をよむ
ボアズィチ大学とサバンジュ大学が主催するアルメニア学術会議を、今度は裁判官が中止させた。イスタンブル第4地方行政裁判所が賛成2、反対1の評決で開催中止の決定をしたことに波紋が広がっている。 ボスフォラス大とサバンジュ大が主催する「帝国崩壊期におけるオスマン朝のアルメニア人:学問上の責務と民主主義の諸問題」という会議は、開催直前になって裁判官の妨害に遭った。 法律家連合基金所属の弁護士の申し立てにより、イスタンブル第4地方行政裁判所は賛成2、反対1の評決で開催中止の決定を下した。決定を受け 全文をよむ
アメリカのダニエル・フリード副外相は、イラクにいるPKKに対して「劇的な行動をしたりすぐに軍事攻撃を始めるような状況ではない」と明らかにした。しかし、フリード氏は「すべきことについて取り組んだし、PKKへの圧力を強化することを決めた」と強調した。 ニューヨークでギュル外相とライス国務長官との会見に同席した後、ミッリイェト紙のインタビューに応じたフリード氏は、「テロリストの逃げ場とならないようなイラクを望んでいる」と語った。フリード氏の発言の要旨は以下の通り。 ■ テロ組織 問:アメリ 全文をよむ
30歳のセヴィム・ダーデレン氏は、ウエートレスやトイレ掃除の仕事も経験した。その頃まず労働組合活動に、次いで政治の世界に足を踏み入れた。そして若くしてドイツの国会議員となった。 ドイツの連邦議会議員選挙で左派党から初当選した30歳のセヴィム・ダーデレン氏は、博覧会やカフェでウエートレスをしたり、トイレ掃除の経験もあると語った。初出馬で当選を果たし、一方でケルン大学法学部の学生でもあるダーデレン氏は、16歳から今までずっと働きながら勉学を続けてきたことや、6人兄弟の中で唯一大学教育を受けたこ 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、(ドイツ連邦議会総選挙で)ゲアハルト・シュレーダー首相は素晴らしい選挙キャンペーンを展開したと語り、「ドイツを国外から見守っていた人々にとって予想外のこの結果を、政治家たちは重く受け止めなければならない」と述べた。 アンカラのエセンボア空港でドイツ総選挙を総括したエルドアン首相は、「世論調査の結果に反して、ゲアハルト・シュレーダー首相の選挙キャンペーンがかなり受け入れられたことが判明した」と語った。「EU加盟交渉にとっても良い結果が出た」と話すエルドア 全文をよむ
ギリシャ正教会とアルメニア正教会は、必要とされる宗教家の育成に関して意見が分かれた。 ギリシャ正教会は、ヘイベリ島神学校を独立させるとともに、高等専門学校と同格ながらどの大学からも独立した教育を行うことを求めている。一方アルメニア正教会は、イスタンブルにある国立大のうちの1校の付属機関であるべきだと主張している。 アゴス新聞は今週号で、ギリシャ正教会のバルソロメオス総大司教とトルコ・アルメニア正教会総大司教のメスロブ2世が今月10日に会い、この件に関して話し合ったと報道した。会談後、2人 全文をよむ
トルコ-EU共同議会委員会副委員長で、欧州議会議員でもあるアンドリュー・ダフ氏は、作家のオルハン・パムク氏について開かれた裁判と、“増加している”対PKK作戦は、10月3日のトルコのEU加盟交渉開始を妨げることを意図した挑発であると主張した。「10月3日の交渉開始を楽観視していない」と話すダフ氏は、ディヤルバクルなどの地域に“自治権”が与えられるべきだと提案した。アタテュルクについては、「この古きリーダーの肖像画は、公共の建物から外されるべき」と述べた。 トルコと欧州委員会トルコ代表が開い 全文をよむ
PKK幹部は、「アメリカは北イラクでPKKを標的にした作戦を準備している。アメリカは我々を(議論の場に)呼ぶべきだ。組織の指導者の暗殺計画を企てたり、拉致することは承服できない」と語った。 北イラクに拠点を構えるPKKに対する姿勢を、トルコ側の期待に沿った形に変える兆しを見せ始めたアメリカ指導部のメッセージは、PKKにとって脅威となった。PKK幹部のムラト・カラユラン氏は、アメリカが北イラクでPKKを標的にした作戦を準備していると述べる一方、北イラクを支配下に置くメスード・バルザーニ氏を党 全文をよむ
米PBSテレビの番組にゲスト出演したエルドアン首相は、イラクの治安維持部隊が十分な力をつけないうちにアメリカ軍が撤退するのは好ましくないと述べた。 ニューヨークでの国連首脳会議に出席したエルドアン首相は、PBSテレビのチャーリー・ローズ氏が司会を務めるトーク番組に1時間にわたってゲスト出演した。以下は、エルドアン首相の様々なテーマについての発言を要約したものである。 ・EU/キプロス問題:10月3日に加盟交渉が始まることについて私は不安を抱いていない。コペンハーゲン基準での政治的条件 全文をよむ
ヨーロッパの政治家たちは、フランスのル・モンド紙に「トルコの平和と対話のための呼び掛け」という見出しで意見広告を載せた。 イタリアのマッシモ・ダレーマ元首相やフランスのフランソワ・ミッテラン元大統領夫妻をはじめとする多くのヨーロッパの政治家や記者、研究者は、「クルド問題の平和的解決」に向けた呼び掛けを行った。 ■今日発行された 「トルコの平和と対話のための呼び掛け」という見出しの意見広告が、昨日の午後に発行された9月14日付ル・モンド紙に掲載された。広告の要旨は以下のとおり: 「 全文をよむ
トルコ政府がトルコへの訪問を希望している新ローマ法王に正式な回答ができないことへの背景には、“エキュメニカル”論争が巻き起こることへの懸念があるようだ。 政府は、11月にトルコを訪問する意向を1カ月も前から表明しているローマ法王ベネディクト16世に対し、返答に窮している。 ローマ法王はトルコを訪問中、アヤソフィアでミサを開くことを希望し、そのため正式な招待には政治的な判断が必要だとする考えを表明したのに対し、外務省はそのような主張には根拠がないという見解を明らかにした。 ■「ローマ 全文をよむ
首相レジェプ・タイイプ・エルドアンは、トルコが近い将来には技術立国にになると述べた。研究開発の最大の投資は、自分の政権中に行われることを述べたたエルドアンは、研究調査に当てられる割合は、まず2%、その後ヨーロッパの基準のように3%出すになるという目標を示した。エルドアンはオルハンエリ交差点の開会式の最中にタマゴ攻撃に遭った。タマゴは首相には当たらなかった。 首相エルドアンは、妻エミネ・エルドアン、財政大臣ケマル・ウンアクタンと共に開会式と着工式に参加し、党の準備した「県知事集会」に参加するため 全文をよむ
政府は、EU加盟交渉過程で支持を得るために50の市民団体と会談を行った。エルドアン首相は、「EU加盟交渉の進行はあなたたちなくしてはあり得ない」と語った。 政府は10月3日に開始されるEU加盟交渉の前に、スカーフの自由を主張する、人権と人権侵害被害者協会や、拷問反対活動をしている人権協会(İHD)、ドイツのためにスパイ行為をしているという嫌疑で訴えられたトルコ民主主義ワクフ、イスラム主義路線のエンサール・ワクフといったあらゆる主義主張をもった50の市民団体と一同に会した。女性団体に対し 全文をよむ
デニズリで、公正発展党員のゼイベクチ市長は「酒を飲む者はペスト患者(のように隔離されるべき)ではない」との発言にも関わらず、「飲酒可能地域創設」の決定を下した。 公正発展党員が首長を務めるデニズリで興味深い“飲酒”議論が起こった。前日に開かれた市議会で、総務委員会の提案した「飲酒可能地域の明確化」が討議された。飲酒できる地域を「郊外へ移転させる」ことを目的とした計画に関連した提案を議論する中で、ニハト・ゼイベクチ市長は酒を提供する許可を得るために名ばかりの組織が作られることには反対だとし、 全文をよむ
アイドゥン国務大臣は“テロといえば「イスラム」といわれてしまうのなら、我々は自分たち自身をよく観察する必要がある。我々が改めてイスラムを十分に説明出来なかったということである。未だに賞味期限の切れたような古い情報が出回っている”と述べている。 トルコとスペインがまとめ役を務めた文明間統一プロジェクトの“知識人グループ”のリーダー、メフメト・アイドゥン国務大臣は“プロジェクトは異なる文明の共通の価値観から出発し、共生の可能性を示す取り組み”であると述べた。 アイドゥン氏は“時代遅れの 全文をよむ
テロ対策法の改正案がエルドアン首相に提出された。改正により、テロ組織の合法性を訴えるプロパガンダや組織のスローガンを掲げる者に対し懲役刑が科されることになる。 計画されているテロ対策法の改正により、テロ組織が合法的な目的のために活動したり、その行動が正当とみなされるための根拠づくりを目的としたプロパガンダを流布させたり、組織を支持するスローガンを掲げる者にも懲役刑が科される見通しとなった。 ■本紙が草案を入手 ジェミル・チチェキ法相はテロ対策法の改正に関連して、“選択肢1”と書 全文をよむ
外務省はこの秋、大混乱の事態に陥った。理由は大使の辞令が閣議で否決されたため凍結されたからである。 通常であれば辞令は夏の間に確定し、公になってから秋の初めに次々と新しい任地に赴くものである。特に外交官には子どもたちの就学という観点からこうした慣例は必要であった。 実際、今年もそうなるはずであった。5月初めには人事異動の素案は出来上がり、初めて大使に昇格する外交官には新たな任地が耳打ちされ、準備を始めるよう伝えられていた。 見解の相違は、ファルク・ローオール駐米大使を端緒に起こった。4 全文をよむ
EUにおいてトルコに関する議論が続く中、トルコがEUから加盟拒否された場合「深刻な」結末をもたらし得るという警告がなされた。イギリスの前国防相ミッシェル・ポーティロは、トルコが加盟拒否された結果原理主義に向かえば、それは戦略的観点から「深刻な打撃」となることを述べ、「あの国(トルコ)では世俗主義が必ずしも万全ではない」という表現を用いた。 ミッシェル・ポーティロは日曜発行の「The Sunday Times」紙のコラムにおいて、トルコがEU加盟のために取っている策略について注意を促した。ト 全文をよむ
パキスタンは、イスラエルのガザ地区撤退に続いて、イスラエルと歴史上初めての外交的接触をイスタンブルでもった。パキスタンのカスリ外相は、会談がイスラエル国家を「承認する」ものではないことを強調した。 パキスタンとイスラエルは、歴史上初めてイスタンブルで一堂に会した。スルタン・アフメト・フォー・シーズンズ・ホテルで行われた会談に、パキスタンのフルシード・マフムト・カスリ外相とイスラエルのシルヴァン・シャローム外相が代表団とともに参加した。レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の代理として、メフ 全文をよむ
首相が電話をかけた相手の国民は、「エルドアン首相ですって?まさか、からかっているんでしょう?」と驚きを見せた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、新たな活動を開始した。国民の意向を把握するため毎日3人の国民に電話をかけているのだ。しかしエルドアン首相は、話した相手に電話をかけているのが首相自身であると信じてもらうのに苦労している。 首相は、イスタンブル市長時代にも市民に電話をかけていた。今でも封書や口頭で問題を訴えてくる国民と電話で話をしている。 側近からの情報によれば、エルドアン 全文をよむ
公正発展党のゲチェン国会議員は、ハタイで行われる文明間対話に対して、「平和の名のものに、ハタイがバチカン化されようとしている。キリスト教の鐘の音や、ユダヤ教、イスラーム、それぞれの祈りの声が同じ場所にあつまるのだという。平和、対話というがこれらは我々に害を及ぼしている。」と発言した。 9月25-30日、ハタイで宗教間対話をテーマとする文明間対話会議が行われる。レジェプ・タッイプ・エルドアン首相が支持するにもかかわらず、公正発展党の中からは反発の声があがった。首相が極めて重要と位置づける会議 全文をよむ
法務大臣チチェキがラディカルのインタビュー次のように語った。一方で強制措置を取る必要性があり、もう一方で権利と自由がある。バランスを保たなければならない。細い線上を歩いているようなものだ。さらにイギリスの要請も調査している。 一方で強制措置の必要性、もう一方で権利と自由。一方で施行したい法律、もう一方では施行した現行の法。この両者のバランスを取らなければならない。細い線上を歩いて曲芸をしているようなものだ。困難である。 法務大臣ジェミール・チチェキは、テロ対策法の改案における最終調整 全文をよむ
治安維持組織が個別に無秩序に行っていた電話傍受による情報収集活動をやめさせ、代わりに一本化して行う組織の長にフェトヒ・シムシェキ検察官が任命された。 警察、国家諜報機構(MİT)、保安隊の電話傍受による情報収集活動を一本化するため設立される電気通信庁(Telekomünikasyon İletişim Başkanlığı)の初代長官に、エルドアン首相からアンカラの共和国検察官であるフェトヒ・シムシェキ氏が指名された。顧問や専門スタッフも所属する組織は、まもなくトルコにおけるすべての通 全文をよむ
内務省は、ディヤルバクル市のオスマン・バイデミル市長、ユスフ・アクギュン副市長、アフメト・ズィレキ助役と5人の局長に対する事情聴取を許可した。 調査官は、殺されたクルド労働者党(PKK)メンバーのために救急車を出動させたことや、アブドゥッラー・オジャランの誕生日に木を植栽した民主人民党(DEHAP)員にバスを出したこと、公務員の代わりに一般の労働者を働かせたことに関する告発を調査し、内務省に報告書を提出した。同省も事情聴取の許可を出した。同市幹部は行政裁判所に許可の取り消しを求めた。 ズィレ 全文をよむ
PKKに批判的なクルド人グループが2派に分かれて活動を始めた。フラート氏が率いる活動グループは9月4日に集会を開く。元大臣のエルチ氏と元国会議員のグループも新党結成に向け準備を進めている。 反PKKの立場をとり、DEHAP(民主人民党)に属さず政治活動をしているクルド人グループが、2派に分かれて活動を開始した。HAK-PARのアブデュルメリク・フラート党首率いるグループがアンカラで決起集会を開くことを決めた一方、シェラフェッティン・エルチ氏をリーダーとするもう1つのグループも新党としての活 全文をよむ
延期されていた「アルメニア人大量虐殺会議」が10月3日のEU交渉の前に再度実施されることをエルドアン首相が希望していることがソイサル学長により明かされた。 ボアズィチ大学で今年5月に予定されていたが反対により延期されたアルメニア人大量虐殺に関し新たな見解を議論するための会議が9月22日から25日に実施される予定であることが発表されたが、この裏では興味深いことが起こっていた。延期に対しヨーロッパから批判が向けられた会議は、EU加盟交渉が開始される10月3日前に実行されることが有益であろうと 全文をよむ
大部分が閣僚からなる国家安全保障評議会で、「政府の優先任務は憲法に記された目標である」との発言があった。 エルドアン首相が“クルド問題”と定義した知識人グループとの会談、および「政府は過去に過ちや地域差別を行った」と発言したディヤルバクル会談に続いて開かれた国家安全保障評議会(MGK)で、メンバーの大部分を占める政府に対し、“憲法上の任務”への留意が促された。MGKの声明では、「政府の優先任務は、憲法に記された目標である」との文言が目を引いた。MGKは昨日、セゼル大統領を議長に開かれた。4 全文をよむ
注目が今日のMGKに集まる。会議の自由部門でテロ対策法の変更が取り上げられる予定である。 ■従来は任期を終える司令官の退官式である8月の国家安全保障評議会の定例会が、トルコの内政の状況によって「危機的」な様相を帯びてきた。この会議は、EUとの交渉が始まる10月3日から数えれば最後の、そして「クルド問題」と「テロ対策」議論が持ち出されてからは最初の会議となる。議題には出ていないが、会議の自由部門ではテロ対策法における改案が話題となることが予測される。テロ対策法を、昨日の閣僚会議ではなく、9月 全文をよむ
エルドアン首相は、知識人との会談や、その後に行ったディヤルバクル訪問についての感想を閣僚会議で発表した。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、知識人との会談とそれに続くディヤルバクル訪問、および(東南部での)問題を“クルド問題”と呼ぶことで生じた政局について、昨日の閣僚会議で言及した。 国家安全保障評議会(MGK)の開催を前に、テロ問題について協議した会議で、エルドアン首相は知識人との会談やディヤルバクル訪問の感想を述べた。 “クルド問題”発言後の論争について触れたエルドアン首相は、 全文をよむ
PKKは、8月20日から9月20日の間「作戦停止」を決定し、この間に事態の新展開を期待すると表明した。また「軍事体制を積極的防御から受動的防御へとシフトさせる」と述べた。 テロ組織PKK(クルド労働者党)/KONGRA-GEL(クルド人民会議:現在の正式名称)による暴力を終結させるための声明を発表し、エルドアン首相との会談後「PKKに告げます。首相から保証を得ました。軍事行動を即刻、無条件で停止しなくてはなりません」との呼び掛けた知識人グループの働きかけは無に帰した。旧民主党(DEP:クル 全文をよむ
外務大臣がインターネット上で放送している「ギュル・テレビ」では、大臣の演説の記録のほか、懇談や試合を見ている姿なども視聴できる。 アブドゥッラー・ギュル外相は、日ごろの問題に関する考えを国民に伝えるインターネットサイトで、自らが出演する番組の放送を始めた。サイトのトップページにあるテレビスクリーンの下には「ギュル・テレビ」と書かれている。ギュル外相は、http://www.abdullahgul.gen.trというURLで開設したギュル・テレビで、議会やテレビ局で行った演説を録画して放送し 全文をよむ
エルドアン首相の「クルド問題」発言は、公正発展党で議論を巻き起こした。首相に対する批判は、「犠牲者やその家族を傷つけた。トルコ問題が発生する。地域の闘争を不安定にしている」という点に集中した。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が知識人グループと行った会談で用いた「クルド問題」という表現やその後のディヤルバクル視察について、公正発展党内部から議論が巻き起こった。 フアト・ゲチェン(ハタイ選出):心配している。「クルド人」のようなアイデンティティの定義を提示したことは我々に問題をも 全文をよむ
CHP(共和人民党)のバイカル党首は、エルドアン首相の「クルド問題」発言を批判したが、CHPの7年前の東部・東南部報告書では、首相と類似した表現を用いて「クルド問題」という定義が用いられていた。 CHPのデニズ・バイカル党首は、エルドアン首相がディヤルバクル訪問中に「クルド問題」という言葉を用いて言及した見解に対し、「トルコを二元化している」と反発した。バイカル党首は、「クルド問題は存在するのか?」との質問にも、「それならグルジア問題、ラズ問題、チェルケス問題もある」と答えていた。しかし、 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、次の内容を主とする声明を発表した:「過去には差別政策が採られた。クルド問題は1つの国旗のもとで解決する。民主的なプロセスが逆戻りすることは許されない」。 エルドアン首相は、何日も前から注目されていたディヤルバクルでの演説において、トルコは過去の過ちを直視できるほどの大国になったと述べ、「クルド問題は1つの国、1つの国民、1つの国旗の原則のもとに」解決されると述べた。 ディヤルバクルでの集合住宅引き渡しの式典の中で声明を発表したエルドアン首相は、 全文をよむ
エルドアン首相は、今日知識人たちと会談し、明日ユニバーシアードが開かれるイズミルで、戦死者の家族と集まる。明後日懸案のディヤルバクル訪問を実現させる予定。 エルドアン首相は、ここ3日間にトルコの3大都市で、重要な会談が予定されている。 エルドアン首相は、まず今日の13時にPKK(クルド労働者党)の武装勢力に無条件降伏するように呼びかける知識人の代表団と面会する。代表団のスポークスマンを務めるゲンチャイ・ギュルソイは、150人の署名を集めたレポートの主要な点についてコメントする予定。12人 全文をよむ
アメリカ国務省のマーク・グロスマン国務次官は、アブドゥッラー・オジャランが拘束されたことについて「我々は捕まえるために大変努力をした。まず最初に言いたいのは、オジャランを拘束したのはアメリカではなくトルコだ。トルコはオジャランを拘束したことへの誇りや、自分たちの持つ能力の素晴らしさを理解しなくてはならない。自分たちではなくアメリカがやったと考えるのは正しくない」と述べた。 ―米軍がクルド労働者党(PKK)を掃討しないのは完全に軍備上の理由であり、(イラク戦争時に米軍の基地利用を許可しなかっ 全文をよむ
EU加盟交渉開始へ向けた重要文書に調印したEU代表部のムラト・スンガル事務局長が辞任した。関係者によると、スンガル氏は“EU加盟問題がはっきりしない状態にある”ことに不満であったという。 トルコのEU正式加盟交渉の開始に向けた困難なプロセスに関わる人物の中でトップに位置する、EU代表部のムラト・スンガル事務局長が辞任した。スンガル氏は外務省に辞任願を提出し、EU加盟交渉開始日の10月3日の3日前にあたる9月30日に職務から退くことを公式に発表した。 ■退職も望んだ 1942年生 全文をよむ
北イラクとイランにあるPKK(クルド労働者党)の活動拠点の様子が報告書によって明らかにされた。9つのメーンキャンプで自家発電をしており、外来患者診療所で診察が行われている。武器や食糧の確保から財政面まで全ての領域をカバーする組織がある。 参謀本部のイルケル・バシュブー副長官とエルドアン首相が「必要があれば越境作戦も辞さない」との発言でターゲットに据えた北イラクのPKKの活動拠点の詳細な情報が、国家首脳に提出された報告書により明らかになった。警察のまとめた報告書で、PKKが9つのキャンプで約 全文をよむ
フェネルのギリシャ正教会総主教座は会見で、副首相シャーヒンの「総主教の権限を逸脱している」という発言についてバルトロメオス総主教が深く憂慮していることを明らかにした。 フェネルのギリシャ総主教バルトロメオスに対して行った副首相メフメト・アリー・シャーヒンの「総主教の権限を逸脱している。法に基づいた活動を行うべきだ」という発言についてギリシャ総主教座は、「とても重大なこの発表は極めて遺憾だ。我々の発言には罪にあたるような箇所はない」との返答を行った。 クナル島のキリスト修道院のワクフ財 全文をよむ
テロリスト、アブドゥッラー・オジャランへのインタビューでオジャランを「さん」付けで呼んだことで裁判にかけられたDEHAP(民主人民党)(エルズルム)県支部長ベドリ・フラート氏に禁固10カ月と438トルコリラの罰金の刑が課せられた。「メフメト」という名前の記者も同じ表現を使ったと主張したフラート氏は「自分を記者だと言った人物にはどうしても会えなかった。彼は裁かれなかった。(今回の)判決が最高裁判所で覆されることを信じている」と述べた。 全文をよむ
エルドアン首相がロンドンで会見したイギリスのブレア首相は、追加議定書へのサインは、ギリシャ系住民(キプロス共和国)を承認する意味にはならないと述べ、「トルコは自らが望む説明をすることができる」と語った。 イギリスのトニー・ブレア首相と、ロンドンへの24時間の公式訪問を行ったレジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、昨日ダウニング・ストリート10番街での朝食を交えた1時間15分の会談の後に開いた共同記者会見で、議題に上った「関税同盟の追加議定書」のサインについて、足並みを揃えた発言をした。 ブ 全文をよむ
憲法裁判所長官に初めて女性の裁判官が選ばれた。新長官のトゥライ・トゥージュは「憲法裁判所は、アタテュルク革命や世俗的法治国家と結びついた活動を続けていく」と語った。 世俗主義を始めとする体制の基本的性質に関し、絶対的な基準や解釈を含む決定事項に署名し、政党の活動や支出を監視し、弾劾裁判所(Yüce Divanı)で国家の指導者を裁く憲法裁判所の長官に、初めて女性の裁判官が選ばれた。 ハシム・クルッチュ、フルヤ・カンタルジュオール、トゥライ・トゥージュ、メフメト・エルテン、そしてアフメト・ 全文をよむ
バイカル氏は、ローザンヌ講和条約82年記念式典で、「近代的、世俗的、そして独立した国家というアイデンティティに対する脅威と威嚇は残念ながら存続している」と話した。 共和人民党党首デニズ・バイカルは、「近代的、世俗的、そして独立した国家というアイデンティティに対する脅威と威嚇は、残念ながら共和国建国当時と同様に存在している」と話した。 共和人民党はローザンヌ講和条約82年記念式典のためにアタテュルク廟へデモ行進を行った。獅子の道を「トルコよローザンヌ講和条約の守り手となれ」というプラ 全文をよむ
「憲法に基づく体制を武力で変革しようとした」かどで終身刑の判決を受けた、「イスラーム共同体連合/アナトリア連邦イスラーム国家」の指導者メティン・カプランが、アルカイダの指導者オサーマ・ビン・ラディンと関わりを持ち、共謀計画を立てていたことが明らかになった。 イスタンブル第14高等裁判所は、カプラン裁判の訴状をまとめた。207ページに及ぶ判決文の中で、カプランからビン・ラディンまでつながる国外関係が注意を引く。判決文には、同組織の“ムハンマドのウンマ”という刊行物から引用がなされている。 「 全文をよむ
最後のオスマン帝国皇帝ワヒデッティン(メフメト6世)に対する名誉回復措置について首相府は終止符を打った。 オスマン帝国の最後の皇帝ワヒデッティンに対する名誉回復についての議論は、ビュレント・エジェヴィト元首相によって政治的な懸案事項となった。エジェヴィト元首相は「解放戦争では、目に見えるような形ではないにしても、支えになっていたのは確かである。皇帝は多くの金や現金を所有していたが、イスタンブルを離れるときにはほんの少ししか持って行かなかった。尊敬に値する振る舞いだ」と述べ、議論はここから始 全文をよむ
報道陣に「テロとの戦い」についてブリーフィングを行った参謀本部のバシュブー副長官は、イラクへの越境作戦について「トルコは正当防衛の権利がある」と述べた。 参謀本部副長官イルケル・バシュブー将軍は、国境を越えてトルコを標的としたテロ攻撃を準備しているPKK(クルド労働者党)に対し、イラクが対策を講じていないため、トルコに「正当防衛」の権利が発生していると説明した。バシュブー副長官のの会見が、同日開かれた、エルドアン首相とナムック・タン外務省スポークスマンが同様の見解を示した会見の後に行われた 全文をよむ
コンヤ県知事アフメト・カイハンは、生徒達がぴったりした服を着た教師から(性的)挑発をうけたと言う 県国民教育庁長官補佐(il Milli Egitim Mudur Vekili) メフメト・オゼルについて捜査を行うことに許可をおろさなかった。 オゼルは、2003年にカラタイ・イマーム・ハティプ高校で、学校理事長達が参加した集会で、スリット入りのスカートとスカーフを比べ、「生徒が15歳で、目の前に体のラインがはっきり見える女性。私には、教師が生徒を挑発しているように見える。スカーフしないな 全文をよむ
首相府の報道官、アキフ・ベキは、今月末にシリアのアサド大統領が、エルドアン首相の私的招待客として非公式にトルコを訪問することを明かした。ベキ報道官はトルコとシリアの接近がアメリカを懸念させるのではという質問に対し、「首相はこのことについて全く不安に思っていない」と返答した。ベキ報道官は以下のように述べた。 ■「訪問は私的日程である」 「トルコは地域の安定と繁栄を重要視している。また、恒久的な平和の実現や平和な地域の拡大も重要課題に据えている。今回の訪問はこれらの努力の延長として考えていた 全文をよむ
福祉党−正道党政権時代のスキャンダル「エルサレムの夜」とそれに伴って、メインストリートを戦車が蹂躙し「バランス調整」として話題となったスィンジャンのラーレ広場で、アタテュルク像がペンキがかけられるという襲撃に見舞われた。 スィンジャン市長エルタン・ユクセルは襲撃を「挑発的でスィンジャンのイメージを悪くする事件」とした。CHPのスィンジャン支部長ケマル・バシュティムールもラーレ広場に姿を見せ襲撃に対して抗議した。過去にも悪いイメージを持たれているスィンジャンで、再びこのような事件が起きたこと 全文をよむ
スカーフ問題解決のために憲法改正を望むムムジュは、面会を申し入れたにもかかわらず、首相エルドアンが返答をしないのを受けて、提案を手紙で繰り返した。 首相から面会を望み、特にスカーフ問題の解決策と大統領の国民選挙について憲法改正を行うことに関する提案を公表した祖国党党首エルカン・ムムジュは、エルドアンが返事をしないことを受けて、提案を8枚の手紙に書いて繰り返した。ムムジュは、手紙の解決策提案を次のように羅列した。 ●「社会的一致」のような意味のはっきりしない概念の代わりに、解決策を可能 全文をよむ
「政教分離は非常に重要」 サンバレーで、実業家やメディアの社長たちを前に講演したエルドアン首相は、政教分離が非常に重要であることを説明し、「宗教に基づく政治は、人間に対する侮辱である。」と述べた。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、政教分離が「非常に重要で、社会の平和の根幹」であると説明し、「宗教に基づく政治を行うことは、民主主義と人間性に対して「暗殺」を企てるのと変わらない」と述べた。 エルドアン首相は、アメリカのサンバレーで、世界的に有力な実業家やメディアの社長達を前に 全文をよむ
先ごろ、最高裁判所は政府による裁判官と検察官の任命により司法の政治化や寡占化へ向かうのではとの考えを示したが、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相はこれに反論している。エルドアン首相は昨日、サンバレー会議出席のための渡米直前にエセンボア空港で行った会見で、司法の政治化という意図は持っていないことを明らかにした。エルドアンは記者らに「司法の政治化に関する司法関係者の会見がなされたが、それで気分を害した」ことを明かし、次のように述べた。 ■「法整備に際して意見は求めた」 「このようなことは 全文をよむ
高等教育機構理事長テズィチ:欧州人権裁判所のスカーフに関する判決は、トルコで立法者と高等教育機構の両方を「束縛する」 高等教育機構理事長エルドアン・テズィチは、「スカーフに関する新しい法整備が欧州人権裁判所の判決に関わる可能性があると述べた。CNNトルコで放送された「アンカラの舞台裏」という番組で、フィクレト・ビラ、ムラト・イェトキンとヌル・バトゥルの質問に答えたテズィチは、イェトキンの「大学において頭を覆うことを野放しにするのか?」という問いに次のように述べた: 「私は自分の見解を通用 全文をよむ
アール県のドウベヤズィット郡タシュルチャイ地区で、PKKが埋めた地雷が破裂し2人の兵士が死亡したことを受け、夏営地への立ち入り禁止令が出た。この禁止令によって20万頭の家畜が飢餓状態にある。 アール県のドウベヤズィット郡タシュルチャイ地区で、6月22日に兵士二人が死亡した地雷爆発事件は村人達に重い代償となった。1990年代に適用され、牧畜業を廃業するまでに追いやった夏営地立ち入り禁止令が再び施行されたのである。同地区ではこの数年、牧畜業は少しずつ上向きになっていていたが、再び後退の危機に瀕 全文をよむ
得票率制限(訳注:トルコの選挙法では、得票率が10%を超えない政党の議員は議席を獲得できないことを定めている)の廃止はEU加盟の条件ではない」と述べた首相に反論が持ち上がった。欧州安全保障・協力機構(OSCE)は最新の2つの報告書でとりあげ、欧州人権裁判所は有罪判決を出すおそれがある。 10%の得票を得なければ政党が議席を得られないトルコの選挙システムの撤廃要求に対し、「得票率制限は政局の安定確保のために必要である。得票率制限撤廃などというEU基準はない」と語るレジェプ・タイイプ・エルドア 全文をよむ
賃上げを直接要求することを遠慮し、トカト選出国会議員AKP(公正発展党)トスンは、スイスの同業者を例に挙げ、「彼らは住宅手当を受けている。車の燃料費も議会が支払っている。」と語った。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の要求に応じ11月3日の選挙後に官舎を立ち退くAKP議員は、賃金の値上げか、スイスで行われているような、電話、官舎、交通機関などといった社会的権利への改善措置を求めた。 賃金吊り上げ要求について議会で発言したトカト選出国会議員レスル・トスンは、「スイスの例に見る人権と国会議 全文をよむ
ハタイ出身の正道党議員メフメト・エラスランは、ラジオ・テレビ高等機構(RTÜK)の委員選出に関する憲法改定を支持する共和人民党を「公正発展党と寝たのではないか」と非難した。これを受けてトルコ大国民議会本部では、激しい論争が起こり、女性議員の反感を買った。アイドゥン県選出の公正発展党セミハ・オユシュ議員は「正道党の議員は一瞬自分を見失ったと思った。彼の口から出た言葉は私の耳に入らなかった。」と述べた。 『女性たちには自制心がある』 セミハ・オユシュは次のように述べた。 「じつはその場に 全文をよむ
欧州委員会は、トルコとのEU加盟交渉の枠組みを示した文書を6月29日に公表する。来週水曜日に加盟25カ国により内容が確定した後、評議会に提出される。文書では、財政的な理由により加盟の2014年以前の加盟実現は不可能であることが明記される見込み。 文書は、2004年12月17日の決定をもとに作成される予定。外交筋は、欧州委員会から評議会へ送られる段階では、トルコ政府を懸念させるような要素は含まれていないとしている。 この件についてある上級の外交官は「トルコが望むことは、文書の内容が20 全文をよむ
MHP(民族主義者行動党)の党首候補として名前が挙がっているラミズ・オングンは、バフチェリの「我々は、民族主義を血統と家系に基づくものにはしない」との言葉を、「賞賛を得るためにスローガンを利用している」と痛烈に批判した。 MHP内の反対勢力を支持し、党首候補として名前が挙がっているラミズ・オングンは、同党党首デヴレト・バフチェリの唱える「新しい民族主義」を批判し、「バフチェリは、トゥルグト・オザル(元大統領)やDEHAP(民主人民党)が行った国民の定義を繰り返した」と述べた。 オングンは、バ 全文をよむ
アブドゥッラー・ギュル外相は、ドイツ連邦議会の「アルメニア人虐殺追悼決議」に「ドイツにもユダヤ人虐殺の罪がある。(これは)自分たちの同罪者探しだ」と反発した。 ザマン紙の質問に答えたギュル外相は、ドイツ議会が承服できない決定を下したと述べた。ドイツ人の「アルメニア問題とは何か」という質問に対して「彼らが何にも知らないことだ」と述べたギュル外相は次のように続けた。 「決議は誤りだ。国連のこの件に関する判断に言及しているが、国際組織の判断はない。(確証があるのなら)示してくれと言っているが、 全文をよむ
アメリカ政府はトルコの世俗体制を変えようとする意図は全く無いと言うEdelmanは、“トルコについてどのようなときもモデル国家としての枠組みを当てはめなかった”と言う アンカラで任務を勤めている期間、アメリカがトルコへ“穏健イスラム”モデルを定着させようと、そしてこの目的のために共和国の世俗主義体制を緩和させようとしていることで激しい論争の舞台となった。この件でアメリカに向けられた批判をどういう風にお考えになりますか。 EDELMAN:ここでは間違った解釈が行われていて、そしてこれはとても広 全文をよむ
我が国でスカーフ論議がありったけの早さで進んでいる。気をつけて欲しいのだか、この論議はトルコ女性の伝統的な被り物ではなくて、トゥルバンと言われる全く別のものなのだ。 まるで制服だ。首から踵まで包み込むコートと、その上に髪を完璧に覆う、後ろでしょい前では首から腰まで垂らした布。さらに額のバンド。 そう、ある種の制服なのだ。アラブやイランから近年取り入れた事象だ。何年も前のことを考えてもらいたい、ムスリムトル我コ女性はこんな格好をしていただろうか? 悲しいことに、確かな人物や政治家は神聖な 全文をよむ
フランスとオランダのEU憲法否決を受けて、イギリスとアメリカのマスコミでは「トルコのEUへの希望は弱まり、西洋から遠ざかってしまった」と解釈されている。国民投票の「NO」の結果は、国民の中に拡大に対する反発があることや、この結果の最大の犠牲が「EUの拡大」であることを示している。 EU拡大にかんして重要な位置を占め、10月3日にEUへの加盟交渉を始めるトルコは、7千万人に達する人口と中東地域に延びる国境線のため、EU内部で最も論議を呼ぶ加盟候補国の一つという立場にある。EU加盟諸国はEUがこれ 全文をよむ
アメリカのライス国務長官は、EUがトルコとの完全加盟交渉を10月3日に始めるとした約束を守ることを願うと述べた。 アメリカの放送局PBSに声明を出したライスは、フランスとオランダの国民投票の結果がトルコの加盟の可能性を小さくするかどうかという問いに答える際、「ヨーロッパ諸国は、トルコとの加盟交渉を始めると約束した。この約束が守られることを願っている。なぜならトルコがヨーロッパと統合する日は、ヨーロッパがユダヤ・キリスト教徒とイスラム教徒の間の分断を生じさせ得る感情を超える、とてもいい日になるか 全文をよむ
セゼルは、ラジオ・テレビ高等機構(RTÜK)の委員選出方法に関する憲法改正法案を拒否した。理由は高等機構は独立機関であるべきで、国会による委員選出は与党有利の放送につながるという懸念からである。 大統領アフメト・ネジュデト・セゼルは、公正発展党と共和人民党が提出した、「ラジオ・テレビ高等機構メンバーは議席を持つ政党が選出する候補者から選出される」という憲法改正案に対し拒否権を発動した。 セゼルは法案差し戻しの理由として、秩序を維持し管轄する高等組織は自治、独立、中立を維持すべきである 全文をよむ
ボアズィチ大学の後、アンカラ大学のアルメニア問題パネルディスカッションの企画も頓挫した。参加者達の「我々はボアズィチ大学のパネルディスカッションが行われる前に他の討論会には参加しない」と返答したため中止された。 ボアズィチ大学とサバンジュ大学の支援で行われることが計画されたが、法務大臣ジェミル・チチェキによる厳しい批判の後に延期された『オスマン朝のアルメニア人』という会議の後、アンカラ大学でも同じテーマで2つの観点を代表する人々が参加するパネルディスカッションの開催が計画されたが、またして 全文をよむ
ニューヨークで国連事務総長と会見したエルドアンは、国連が信頼を失い始めていると述べ、「北キプロス・トルコ共和国が報われるべき時はすでに来ている。」と話した。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、アメリカでのコンタクトの2番目の場所であるニューヨークでコフィ・アナン国連事務総長と会談し、キプロス問題に抗議した。国連が信頼性を失いはじめている、とエルドアンは語り、「一年間、あなたのレポートがなぜ承認されなかったのか分からない。北キプロス・トルコ共和国が報われるべき時はもう来ている。」と話 全文をよむ
エルドアン首相とアメリカのブッシュ大統領との会談はアメリカのマスコミで幅広い反応を巻き起こした。PKKへの対抗に対する援助を得るという望みは受け容れられなかったと伝えた。 ■親密な同盟国 ワシントンポスト:ブッシュがトルコを中東での親密で民主的な同盟国だと賞賛する一方、エルドアンがPKK制圧のための一層の支援の援助の要求は受け入れられなかったと伝えた。エルドアンはワシントンへPKKへの対抗援助を得るため赴いたのだと書いた同紙は、この数ヶ月間にPKKに殺害されたトルコ兵の数が、イラクで同じ 全文をよむ
■■アメリカとの新時代 アメリカのブッシュ大統領とトルコのエルドアン首相との首脳会談で、トルコ―アメリカ間の関係の戦略的な重要性が強調された。大中東計画(GOP)での協調を確認した二人の指導者の間で、唯一の差し支えがシリア問題だった。 エルドアンとブッシュは昨日ホワイトハウスで、トルコ―アメリカ間の「戦略的協力」の重要性を互いに示しつつ、GOPで民主主義の改革のために共に活動することを望んでいると述べた。 ブッシュは大統領執務室での記者会見で、「多くの問題について包括的な話し合いを 全文をよむ
エルドアンはブッシュに3つの願いを携えて会いに行く。北キプロス・トルコ共和国-アメリカ間直行便の就航開始、カブールの復興事業をトルコが担うこと、北イラクからのPKK(クルド労働者党)の浸透に対し共同で対処することである。 アメリカに向け政府専用機に搭乗した首相タイイプ・エルドアンに、アメリカ大統領ジョージ・ブッシュとの会談で最優先課題は何になるかを尋ねた。首相はためらいなく「キプロスだ、一番重要な問題は」と答え、次のように説明した。 「なぜなら、ブッシュ氏とはこの問題でいろいろと話し合っ 全文をよむ
■エルドアンへ詩についての質問 ワシントンにおける初日、米国のオピニオンリーダーや種々のプレスの代表者と面談したエルドアン首相は、投獄の原因であった詩について説明した。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相に、昨日ワシントンにおける会見中に、1997年にスィイルトにて朗読したために刑に処せられた詩に関する質問が向けられた。 国立公共ラジオ局(NPR)のロバート・シーゲルのインタヴューに応じたエルドアンは、「あなたは詩を読んだために投獄されました。トルコではその詩を別の人が読んだら、投獄さ 全文をよむ
アメリカ政府は、「政府高官による宣教活動を批判する一方で、キリスト教も批判していることに不快を感じていること」、またヘイベリ島神学校を議題にする予定。 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相とアブドゥッラー・ギュル外相は、今日始まるワシントン訪問で、アメリカ大統領ジョージ・ブッシュと他の閣僚らと首脳会談を行う。イラク、EU、中央アジア、キプロスについて「共通の見解」を持つことが期待される一方、アメリカ政府はイラン、シリア、トルコにおける非イスラム教徒の信仰の自由に関する問題を議題に据えることも 全文をよむ
アンカラのオランダ大使ショード・ゴッセスは、DEHAP(民主人民党)党員のディヤルバクル大市長オスマン・バイデミルに「PKK(クルド労働者党)と距離を置きなさい。分離主義者から離れなさい」と忠告した。 EUの議長国であるルクセンブルクをトルコで代表するゴッセスは、南東アナトリアへの訪問で、地元の行政関係者らに対し「封建制を廃止しなさい。まず、トルコ語を習得しなさい」と述べた。ゴッセスは、5月の3週目にこの地方で行った調査で得た印象を他のEU諸国の大使たちに伝えた。 <封建制が最大の障害 全文をよむ
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、アフメト・ネジュデト・セゼル共和国大統領の「非合法コーランコース」に対する拒否権の発動、および代理人の役職就任にかんする苦言を受け、「代理人をして役職に就く者を、全くの外部から選任しているのではない」と述べた。 エルドアンは非合法コーランコースの開講者に科せられる刑罰を排除するトルコ刑法の改正案を拒否し、代理人という方法で政府が行った役職就任者問題に関して苦言を呈する書簡を送ったセゼルに対して、昨日厳しい口調で反発した。 『全くの外部から選任して 全文をよむ
国民教育省:「アンカラの3つの学校で行われた宗教についてのアンケートに与えた許可が、悪いことに使われた。家族一緒にアンケートをされることは許可しなかった。質問は後から付け加えられたらしい」 国民教育省はアンカラの幾つかの小学校で 生徒と保護者の宗教的信仰に関するアンケートを許可しなかったと明らかにした。共和人民党はこれを国会の協議事項にした。 アンカラの3つの学校で行われた宗教についてのアンケートが存在が明らかになってから、昨日の朝に国民教育大臣ヒュセイン・チェリックは、ミュステシャル・ 全文をよむ
非合法コースに対する認可を拒否 共和国大統領セゼルはタリーカ(教団)や非合法のコーランコースに与えられる罰則を軽減したトルコ刑法の改案を拒否した。セゼルは法案の2項目を拒否し、38項目を保留した。 共和国大統領アフメト・ネジュデト・セゼルは6月1日施行予定だったトルコ刑法の改案のうち、2項目を不認定とした。セゼルは法案を再審議のため議会へ突き返した。セゼルは非合法の教育組織に対する罰則に関する第29条を理由に拒否権を発動し、その理由を以下のように説明した。 <広報活動への警戒> 全文をよむ
農林大臣サミ・ギュチュル、国務大臣ギュルダル・アクシット、そして公共事業大臣ゼキ・エルゲゼンは首相の意向により辞職する。ギュチュルの代わりにはメフメト・メフディ・エケルが、エルゲゼンの代わりにファルク・ナフィズ・オザク、アクシットの代わりにはニメト・チュブクチュが職を得た。 首相のレジェプ・タイイプ・エルドアンは待望され「時が来れば行なう」と自ら話していた内閣改造を昨日実行した。解任が予想されていたギュルダル・アクシット、サミ・ギュチュル、ゼキ・エルゲゼンはエルドアンの意向により大臣職を辞 全文をよむ
政府は批判にもかかわらず出版・報道の自由を制限するトルコ刑法の条項を改正しなかった。もはやギャングや不正行為の事件は報道されず、政府の政策に反する見解は発表できなくなる。(ユルダギュル・シムシェク) トルコは本日から刑法制度の根本的な変化を迎える。トルコ刑法は2004年12月17日のEUサミット直前に「大至急」当初の形で施行された。法律は報道をはじめ、社会の多くの分野に対するネガティヴな内容を含んでいる。このネガティヴさを解消するため政府は改正案を出したが、これも大統領官邸で止められてい 全文をよむ
デニズ・バイカル共和人民党党首は、違法なコーラン・コースでアタテュルクが救世主の敵と宣告されたり、ヒズブッラーがこのような教育機関から生まれたことを挙げ、「あるいはこういうことが望まれているのか?」と話した。 バイカルは昨日、共和人民党の党会議で、刑法においてヒット・エンド・ラン的な方法で、違法な教育機関が罰せられることを妨げる改正が行われたことに言及し、「政府は違法な教育機関を推奨するとは。これでは違法だと言いながら、開設を阻止することはできない。AKP(公正発展党)は憲法を我が物のよう 全文をよむ
公正発展党:非合法のコーランコースを開設した者に対して懲役ではなく罰金刑が課せられる。コースも一種の職場であり、不均衡が解消されるはずだ。 共和人民党:宗務庁管轄下の教育は 問題ない。しかし目的はタリーカ(教団)の経営する学校を守っている。 6月1日に施行される新トルコ刑法(TCK)における変更で、非合法のコーランコースを閉鎖することなく、開設者に罰金刑だけを科すことにした法案が論議を呼んでいる。本来非合法の教育コースを開設した者には3年の懲役刑が課せられることになっていたが、政府改案の 全文をよむ
エルドアン:国民の99%がムスリムである。コーランを学ぶのを妨害してはいけない。 バイカル:コーランを学ぶのは万人の権利であるが、問題は(宗教)組織の活動を抑制である レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は非合法のコーランコースに対する処罰を軽減することに反発した共和人民党党首デニズ・バイカルに対し、彼がアクサ礼拝所で礼拝したことを指摘しながら返答した。エルドアンは「国民の大多数がムスリムである。当然コーラン学ぶであろう。その後宗教が失われると非難する意味がどこにあるのだ。宣教師が国を侵略 全文をよむ
イスラム主義と目されるメディアに掲載された法務大臣ジェミル・チチェキに関する記事にある、新しい刑法で宗教教育とイマームに関する罰則を残したことは2007年の大統領に選ばれる為に他勢力に迎合したギミックだという批判に対し、公正発展党は沈黙を保っている。まもなくトルコ刑法が成立する今、イスラム主義メディアではチチェキに対する批判が巻き起こった。刑法のなかで特に「在職中の宗教活動悪用」を禁じた219条、「法に反する宗教教育を行った者は罰せられる」と明記した第2条、「正式な婚姻なく宗教婚を行った者を罰 全文をよむ
親イスラム勢力に大きな波紋を投げかけ、法務大臣ジェミル・チチェキがイスラム系メディアのやり玉に挙げられる事態に至った新トルコ刑法の「不法な教育機関を開設し運営する者に対する3年以下の懲役刑」が激しい論争の末、改正された。チチェキが嫌々ながら賛成票を投じた改正案によると、無許可のコーラン・コースの開設者や運営者に対し3ヶ月以上1年以下の懲役刑、または罰金刑が科される。懲役刑は罰金刑に代えることができる。法改正を望む圧力は目的を達したと言える。 新トルコ刑法の改正に向けた発議は昨日トルコ大 全文をよむ
エルドアン首相は、今日までにアルメニア人「虐殺」の存在を議会が認めた国が15カ国になったこと、またこれらの国々の中には、(自分たち自身も歴史のなかで)虐殺を行ったことあることが文書類によって確認がされているような国が入っている、と述べた。エルドアンはこれらの国が、虐殺を行ったことを文書類に依拠してトルコ大国民議会へ送り、類似した決定を下すつもりだと述べた。 そして、トルコ史上虐殺は行われていないということを確認し、オスマン帝国がアルメニア人系国民を移住させなければならない状況にあったことを 全文をよむ
欧州人権法廷裁判所は長い間、審議されていたテロ組織のリーダー、アブドゥッラー・オジャランに関する判決を下した。欧州人権法廷裁判所の控訴審議所である大法廷は、オジャランの弁護士らの申し立てに対し「公正裁判権の違反にあたる」という理由でこれを認めた。 欧州人権法廷裁判所協定の違反に当たるとする条項は次の通りである。 第6条:公正な裁判を受ける権利 第5条:身体的自由及び安全の権利 第3条:拷問・非人道的な取り扱い・処罰等の禁止 この議論は46ヶ国の大使からなるストラスブ 全文をよむ
欧州人権裁判所の控訴審議所である大法廷は明日、テロ組織のリーダー、アブドゥッラー・オジャランに関する判決を下すことになっている。 この度の訴訟は、以前下された判決が「公平裁判権の違反にあたる」という理由で上告されたことをうけ起こったもので、欧州人権法廷裁判所の判決を監査する欧州評議会の決定機関、閣僚委員会の議題になっている。オジャランの弁護士の一部はストラスブールへ出発したが、出廷することは出来ない。 <記者会見> 判決が出た後、欧州評議会においてオジャランの弁護士らは記者会見 全文をよむ
法務省は、アブドゥッラー・オジャランのために一日あたり2百万の食費以外の支出はされていないことを報告した。 法務省調査裁判官のアフメト・タシュクンは、刑務所に関する報道において出ている情報を集めて『報道における刑務所と真実』というタイトルの本を出版した。 法務省のジェミル・チチェックも序文を執筆した書籍において、報道されているアブドラ・オジャランがイムラル島で快適に暮らしていることに関する批判を始めた。アブドラ・オジャランがイムラル島で単独で拘束されていることが「他の受刑者や囚人 全文をよむ
「ただアメリカから会談の約束を取り付けるためにイスラエルを訪問した」と批判されたエルドアン首相は、「義務であり、必要からだ」と弁解した。 エルドアンは、昨日行われたAKPの党会合の際に、この批判に対して「この訪問は最近計画されたものではない。しかし、メディアは、聞く耳を持たず、でっちあげたかのような評価をしている。見苦しく、恥ずべきやり方だ。この訪問は他を望んでのことではない。歴史的、民族的、人道的そして地域的な義務として行われたもの。このことをみなさんに分かっていただきたい。」と発言。 全文をよむ
ディヤルバクル第4重罪裁判所は、1994年にビンギョルでのスピーチのために懲役刑が言い渡れていた福祉党の幹部ネジメッティン・エルバカンの有罪判決が最終判決によって取り去ることを決定した。エルバカンの弁護人は依頼人らの有罪判決の記録が削除されていたために行った申し立てに関するディヤルバクル第4重罪裁判所で行われた訴訟にエルバカンの弁護人ムスタファ・カマラックが参加した。 エルバカンは、ビンギョルで1994年に行ったスピーチのためにトルコ刑法の312/2条に定めた「宗教、言語、人種の相違によっ 全文をよむ