シャロン首相、ヨルダン川西岸での撤退を否定(アル・アハラーム紙)
2005年09月30日付 Al-Ahram 紙

■シャロン首相、ヨルダン川西岸沿いでの撤退を否定

【ガザ:ムハンマド・ムスタファー】

 イスラエルのアルエル・シャロン首相はヨルダン川西岸沿いでは軍はいかなる撤退もしないと否定し、ロードマップは現時点では提起されている唯一の選択肢であると強調した。

 シャロン首相はテル・アビブで労働者を前に行った演説の中で、現在ロードマップに代わる計画を考えてはいないと述べた。これはシャロン首相の軍事顧問イーヤール・アズィドがヨルダン川西岸沿いからのイスラエル撤退について語ったコメントに言及してのことである。この間アル=ルワーイーン・ムスタファー・アル=ブハイリーとムハンマド・イブラヒームとが率いるエジプトの使節団はガザのパレスチナ各派の指導者らとの会談を続けた。これは鎮静状況を維持しパレスチナ人に対するイスラエル軍の軍事行動を停止させるためにエジプトが行っている取り組みの一環である。

Tweet
シェア


現地の新聞はこちらから

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:森本詩子 )
( 記事ID:1007 )