汚職疑惑のチョルム市、AKPの判断に従い副市長ら辞職(Milliyet紙)
2005年11月26日付 Milliyet 紙
金庫に帳簿にない小切手を保管していたチョルム市のセヴェン副市長と賄賂の見返りに建物の増設許可を出したとの疑惑を持たれた開発委員会のユルドゥルム委員長が辞職した。
本紙がスクープした公正発展党(AKP)系のチョルム市役所でのスキャンダルは、(疑惑の渦中にあった)2人の辞職で決着した。金庫に帳簿にない小切手を保管していたセリム・セヴェン副市長と賄賂の見返りに建物の増設許可を出した疑いが持たれている市開発委員会のヌレッティン・ユルドゥルム委員長は、「これ以上党を腐敗させない」ために辞職させられた。エルドアン首相の「党を腐敗させる行為を許してはない。不正行為に対処せよ」という通達に基づいてスキャンダルを調査したAKP幹部は関係者と面談した。汚職のあったことを明らかにした幹部は、党がこれ以上事件の被害を受けないために関係者を処分するよう求めた。その結果セヴェン副市長とユルドゥルム委員長は昨日辞任した。
■「皆に警告した」
党地方自治体担当のニハト・エルギュン副委員長は、「その通りだ。仲間は告訴された。党にとっては良かった」と語った。2人の辞職を望み、辞職を勧告したというエルギュン氏は、「我々も辞職するのが当然だと言った。市長、県本部長と職員へ今後注意をするように告げた。『世間に誤解されるような行為をするな』と警告した」と話した。
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( 翻訳者:清水 葉月 )
( 記事ID:1386 )