2005年11月29日付ハムシャフリー紙
【ファールス通信】保健省の開発・運営担当次官によると、「無視できない数の国立病院が予算不足のために薬剤を買うことができず、患者に処方箋を渡し、病院外で薬を買ってもらうようにしている」という。
ラフマトッラー・ハーフェズィー次官によると、通常、国立病院には、一定額の予算が割り当てられている。それに基づいて、薬剤メーカーは直接病院から現金を受けとる代わりに、予算額が許す範囲で薬剤を病院に預ける。そして後日、機をみてメーカーは売掛金を回収するのである。しかしもし病院の買掛金が予算の上限を超えると、薬剤メーカーは病院に薬剤を預けることを停止し、病院側は現金で取引をせざるを得なくなるという。
現地の新聞はこちらから
( 翻訳者:大石容子 )
( 記事ID:1407 )