2005年12月19日付ハムシャフリー紙
【事件部】ここ2ヶ月で、14090缶、1235瓶、304ℓ、20パックのアルコール飲料が国内の治安警察によって発見・押収され、処分された。
本紙記者の報告によると、アリープール司令官は昨日(12月18日)、テヘラン首都一般治安警察のここ2ヶ月間の活動実績、及び押収物に関する報告書を提示し、「これらのアルコール類の流通には、3つのネットワークで活動していた計14名のディーラーが関わっていた。これらはさまざまな地方からテヘランに持ち込まれ、売買された」と述べた。
テヘラン首都一般治安警察の長官は、テヘランには3種類の犯罪者が存在すると言及し、「その3種類とは、《不良分子》、《ごろつき》、そして《風紀紊乱者》であり、これらが逮捕者上位3種類を構成している」と述べた。
長官はまた、「これらの人々は、3台の自家用車でアルコールを運搬し、郊外の倉庫に積み荷を降ろしていた」とし、さらに「これらのアルコールの大部分は衛生上問題があり、飲用者を精神錯乱に陥れていた」と述べた。
アリープール司令官は、衛星放送装置の違法売買でも逮捕者が出ており、「レシーバー164機、衛星受信用アンテナ416機と400機のLMB、スイッチャー1418機が12人のディーラーから発見・押収された」と付け加えた。司令官によると、アルコール売買で逮捕された者と衛星放送装置で逮捕された者には、何らかのつながりが存在するという。つまり、アルコール売買で逮捕された40%の者は、自らの悪しき目的を達成させるために、衛星放送装置も取り扱っていたことを認めているという。
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( 翻訳者:大石容子 )
( 記事ID:1559 )