イスラエル、ガザ地区北部に緩衝地帯を設置(アル・アハラーム紙)
2005年12月24日付 Al-Ahram 紙
■ イスラエル、パレスチナのロケット砲阻止のため、ガザ北部に緩衝地帯を設置
2005年12月24日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面
【ガザ、占領下エルサレム‐諸通信社】
イスラエルは、ガザ地区内への集中的な空爆の実施、および緩衝地帯を設置することに対し、ゴーサインを出した。この緩衝地帯は、パレスチナの抵抗運動がイスラエルの市町村に向けてロケット砲を発射するのを防ぐことを目的としている。
イスラエルの情報筋が述べたところによれば、イスラエル軍はガザ地区北部に軍の展開を伴わない緩衝地帯を設置する予定であるという。またイスラエルのモファズ国防相が、ロケット砲を発射している者たちを標的としてガザの内陸深くにまで一連の空襲を行う計画を承認したことについても指摘があった。
一方、イスラエルのズィーヴ・ボイム国防副大臣は、グリーンライン内部のイスラエル人居住区に向けて発射されるロケット砲に対する報復として、ガザ地区の住宅地に向けて空爆を行うと警告した。
現地の新聞はこちらから
( 翻訳者:勝畑冬実 )
( 記事ID:1578 )