戸籍登録庁長官:「今年上半期は結婚、離婚がそれぞれ16%、8%増加」 ハムシャフリー紙
2005年11月30日付 Hamshahri 紙
【社会部】イランの戸籍登録庁長官セイエド・ムハンマド=レザー・アーヤトッラーヒー氏は、「今年の上半期(2005年3月21日~9月20日)の期間中、国内において408,409件の結婚届けが出された。この届け出数は、353,171件であった去年同時期と比べて15.64%増加している」と発表した。
同氏は加えて次のように述べた。「今年上半期に出された結婚届け出総数のうち、290,405件は都市部、118,004件は農村部からであった。これは去年の都市部263,800件、農村部89,371件と比較すると、それぞれ10.09%、32.04%増加している」
ISNAの報道によると、アーヤトッラーヒー氏は上半期の離婚届出数についても触れ、「今年始めからシャフリーヴァル月(イラン暦で6カ月目)終わりまでに、国内において40,804件の離婚届けが出された。これは昨年同時期の38,022件に比べ7.317%増加している」と語った。
同氏は、「全体の離婚数のうち、33,980件が都市部、6,824件が農村部からの届けであり、昨年の都市部33,056件、農村部4,966件に比べ、それぞれ2.8%、37.41%の増加を見せている」と説明した。
同氏はまた、今年始めから現在までの国内出生率についてISNAに次のように語った。「同期間中、615,006件の出生届が出されたが、これは584,970件であった去年と比べ5.13%増加している」。同氏によると、出生届け出数のうち411,602件は都市部、203,386件は農村部であった。
戸籍登録庁長官は、次のように指摘した。「イランでの今年上半期の出生統計総数のうち、314,90件が男児、300,103件が女児となっている。男児が298,898件、女児が286,072件であった去年同時期に比べ、それぞれ5.35%、4.9%増加している」。同大臣補佐は、「つまり今年上半期は、男児の出生数が女児より14,800人多かったことになる」と語った。
■死亡率は1%減
アーヤトッラーヒー氏は、今年上半期の死亡率についても次のように言及した。「同期間中、173,560人が亡くなっており、昨年の175,331人に比べ1.01%減少した」
同氏によると、このうち117,035人が都市部、56,526人が農村部の死亡者であり、101,455人が男性、72,106人が女性であった。去年同時期の数値は男性99,240人、女性82,095人であり、それぞれ2.23%増加、12.17%減少していることになる。
戸籍登録庁長官は、「このように、今年上半期は3.5人の出生に対し1人が亡くなっている。昨年は3.3人の出生に対して1人の死亡であった」と発表した。
アーヤトッラーヒー氏はまた次のように述べた。「女性の死亡率は12.17%減少したのに対し、男性の死亡率は2.23%増加した」。
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( 翻訳者:大石容子 )
( 記事ID:1422 )